荒廃した世界で戦う自律兵器って素敵やん
一体なにが始まるんです?
また糞スレ増やしてからに…
事が複雑すぎるな
西暦2XXX年
加速する地球温暖化に加え、大規模な戦争により
陸地のおよそ3分の2が海中に沈んだ。
残された人々はわずかに残った大地にしがみつく様にして生き長らえていた。
徐々に減っていく大地とわずかな資源を巡り、争いの火は勢いを増した。
この物語は、その戦乱の中「空戦少女」と恐れられた自立兵器達の物語である
(海上要塞都市リヴァイアス)
元は地下資源の採掘施設だったのだが、確実に資源を獲得するために
要塞へと増改築された。
居住区には様々な施設が存在している。
ここが君たちの戦場になる。
(空戦少女とは)
戦闘用人型アンドロイドの総称である。
動力源は開発機構によって様々、容姿も開発機構によって様々
何故少女なのかというと男性型の撃墜率が異常に高いため(世界の不思議)
いつの間にか女性型を優先して生産・開発されることになった為である。
名前:
所属:(防衛サイド、侵略サイド)
性別型:
容姿型:S、M、Lのうちいずれか(幼女型、少女型、成人型)
性格:
兵装:(軽装型:重装型:変形型:特殊型より設定)
武装:(最大3つまで、近接武器がある場合はその3つには加えない。)
概要:(キャラクターの簡単な解説。1行からOK)
基本戦術:(どんな戦い方をするか簡単に。例:近接格闘に持ち込む、距離を保ちつつ後ろをとる等)
外見仕様:(フライトユニットの見た目や髪型、目や肌の色、服装等々)
容姿型編
人間換算で15歳以下の容姿をした機体を少女型、以上が成人型に分類される。
兵装編
軽装型:武装神姫LA、ストライクウィッチーズの様に比較的軽装に入る装備の物。
重装型:武装神姫、擬人化MSの様に全身を装甲板で固めた物。
変形型:武装、本体に可変機構を取り込んだ物。
その特性上、装備の変更が効かないが高性能な物が多い。
特殊型:上記に含まれない例外枠。
武装編
武装に関しては大分して実弾、エネルギー、特殊の三つが上げられる。
実弾:機体負荷が少ない武装。その為、機動性に干渉しない。
反面、弾薬関連で問題が発生しやすい。
エネルギー:機体などからのエネルギー供給が必要な武装。
光学兵器が主流で弾速、破壊力ともに高い。
特殊型:上記二つに入らない特殊な物。
名前: ロボバー
所属: 東京品川町工場「佐藤電工」
性別型: 婆
容姿型:LL(老女型)
性格: 緩慢(いわゆる認知症)
兵装:特殊型(飛行出来ないタイプ)
武装:無し
概要:(有)佐藤電工が、空戦少女用に開発したアンドロイドだったが、技術が伴わないために空を飛べない歩行型になってしまった。
基本戦術:杖をついて歩く、歩く、歩く。
外見仕様:白髪頭の銀杏結い、猫背、モンペ姿、草履。
名前:自立機動戦術兵 特伍型『桜花』
所属:侵略サイド
性別型:女性
容姿型:M
性格:−
兵装:重装型
武装:8.8cm高射砲(携行弾数4)、7.92mm軽機関銃
概要:東方に在った海上都市に所属する空戦少女
実弾兵器の使用に特化しており、堅牢な要塞や空戦少女に単機で
大打撃を与えられる兵器として製造された。
高射砲がトレードマークで、遠目ではそれが巨大な剣の様に見える事から、
味方には『槍機兵』と呼ばれていた。
基本戦術:大火力の一斉掃射による面攻撃や、高射砲を用いた狙撃を得意とする。
実弾兵器特化の為短期戦を得意としており、逆に補給の出来ない長期戦は苦手。
外見仕様:光学兵器を用いない事でエネルギーを単純な出力に回し、
それによって右腕に高射砲を「携行」する事が出来ている。
装甲は鷹を彷彿とさせる形状で、頭部の保護装甲には
スカイブルーの遮光バイザーが付けられている
装甲の基本的な色は鉛色であり、これといった塗装はされていない。
高射砲と機関銃の砲身には複数の文字が刻まれている。
髪は肩までの長さで、色は白に近い桃色。肌は白く、瞳はダークブラウン
『そう。きっとこの世界は本当はとても大きくて、空はどこまでも青いんだ』
『だけど、翼の無い私たちはいつだってそれを見ることが出来ずに消えていく』
『今までも、そしてこれからも――』
「・・・」
「・・・」
「・・・センサが一定以上の光度を確認。スリープモードの解除を実行します」
コンクリの隙間から差し込んできた木漏れ日を感知した事で、
休眠状態だった私のAIに起動せよとの電気信号が流された。
私は……はて。私、私とは何だったか
起動途中である為か曖昧な記憶領域を走査すると、該当が1件。
[自立機動戦術兵 特伍型『桜花』]
ああ、そうだ。私は[桜花]だ。都市を守り都市を奪うべくして生まれた空戦少女が一機であった。
その一つのメモリを想起した事で、連鎖的に次々と各部機能が起動していく。
その機能の一つ一つを確認しながら、周囲の状況を確認すべくアイセンサーを開き周囲を見渡す
……
先ず初めに眼に入ったのは、破損した窓枠。そしてその向こうに見える空だった。
映像をAIが認識した事により、メモリデータとの照会が実行される
[・・・スリープ以前との相違無し]
スリープ以前と映像が変わっていないという事は、どうやらここは
私が守るべき都市である事に間違いはないらしい。
そう認識した私は、首部を稼動し次いで周囲を見渡す。
私の背後には、私にエネルギーを補給する為の機器。弾薬に予備パーツ。
そして索敵した周囲のコンクリ製の壁には……ツタ科の植物が繁茂しており、
又、苔と見られるものも幾つか発見する事も出来た。
これもスリープ以前と比較し、急激な変化無し。
どうやら私がスリープモードに移行して一日すらも経過していないようだ。
周囲の索敵を終え、全身の機能に以上の無い事を走査した私は、遅々と身体を起動させた。
無論、急激な稼動でパーツに負荷が大きく掛かるのを防ぐ為である。
13 :
桜花 ◆NJv47bXIZ. :2012/02/07(火) 23:58:13.05 0
[・・・各部動作正常]
正常に身体が機能している事の確認を終えると、私は所々雑草が生えた床を踏みしめ、
ドアが破損した出入り口を潜り抜ける。
――途端、予想を上回る光と風が私を襲った。
照りつける光はほぼ真上から降り注いでおり、データにある熱帯の気候を想起させられる。
上空では無数の海鳥が旋回をしており、その声を響かせている。
表面装甲に当たる風はどこか粘性が感じられる事から、塩を含有している事が分かる。
つまり、どれも須らく正常(オールグリーン)
周囲の状況に変化が無い事に満足した私は、メモリから今度は現在の状況を確認する為のデータを呼び出す。
[・・・読み込み完了]
そうだ、ここは技術都市ハポネ。
海上に浮かぶ直径4.5km程の島であり、人間風に言うならば私の故郷である。
今は住民の方々は何処かに避難されているのであろう為、数年前から存在を感知出来ないが
この都市の人々を守る事が現在の指示であるので、
今日も私はこの島に近づく不届き物がいないか見張るのである
・・・・・
(海上要塞都市リヴァイアス)では奇妙な噂が流れていた。
それは、幽霊空戦少女の噂
数年前に大規模な戦闘の後「壊滅」したハポネという国の跡地を通りかかった
空戦少女が次々と何者かに攻撃され、損壊しているという話
話……だけならば問題はなかったのだが、実際に偶然の事故で済ませられない量の被害が出ており、
更に被害にあった空戦少女達が口を揃えて
鉛色の装甲を纏った空戦少女を見た、と言った事からその噂は加速度的に広がっていった。
現実「的」に考えれば、壊滅した都市にそれほどの性能を持つ空戦少女がいる訳が無いのだが、
そんな事は民衆には関係ない。幽霊だ。どこかの都市のスパイかもしれないと騒ぎ立てた。
そうして、様々な可能性を協議した結果
この度リヴァイアスのお偉方は、斥候として数人の空戦少女を島へ送り込む事に決めたのであった
ほう
参加したいんですけど大丈夫ですか?
まだやってます?
16 :
桜花 ◆NJv47bXIZ. :2012/02/09(木) 23:10:46.06 0
>>15 なにやら以前のシリーズはストップしてるみたいです
私は勝手に住み着きましたが、やはり一人じゃなにも出来そうにないので
同僚として参加してくれるならそれはとても嬉しいです。はい
それではテンプレを考えてくるのでしばしお待ちを
おまたせー
名前:ミスラ
所属:防衛サイド
性別型:女性
容姿型:M
性格:明るいバカ
兵装:特殊型
武装:(最大3つまで、近接武器がある場合はその3つには加えない。)
高機動移動ビーム砲『ヘリオガバルス』
ミサイルポッド(『ヘリオガバルス』に内蔵されてる)
サブマシンガン
超振動ナイフ
概要:リヴァイアス所属の空戦少女
『ヘリオガバルス』の効率的運用を目的に開発されており
出撃の際はなんと『ヘリオガバルス』をサーフボードのように乗り回す。
また時には盾のような使い方もする。
『ヘリオガバルス』は太陽光をエネルギーに変換し放つのでエネルギー供給の心配は無いが
天候に左右されやすく、一発撃つのに時間がかかる。
基本戦術:ミサイルで撹乱しつつ砲撃で一撃
外見仕様: 銀色のポニーテール、褐色の肌、目は常にバイザーが装着しているため確認できない
兵装装着時はミスラ単体だと軽装のように見える(予備のフライトユニットを背中に装着しているため)
『ヘリオガバルス』の表面は太陽光を取り込むため、前面銀色になっており
裏面は黒く塗装されている
てな具合でよろしく、導入は明日あたりにぶっ放すからまってて
面白そう、参加します
テンプレなどは明日か明後日かに投下します
面白そうですね。・・・ですが、メカ描写が苦手なので、ちょっと直接参加は控えておきます。
・・・とは言え、ROMらせていただきますね。
22 :
桜花 ◆NJv47bXIZ. :2012/02/12(日) 00:27:07.72 0
>>19 把握しましたー
イメージ的にはエウレカとかアムドライバーみたいな感じですかね?
宜しくお願いします!
>>20 おお!同僚が増えてうれしいです、ありがとう!
宜しくお願いします!
>>21 ありがとうございます!
実は私も機械描写とかまったく出来ないから大丈夫ですよ!
案ずるより生むがやすしですよ!
さあさあ!参加しちゃいましょうよ!
名前: メグリ
所属:防衛サイド
性別型: 女性
容姿型:L
性格: 少し熱血
兵装:重装型
武装:エネルギー溶断式マニピュレーター、分離式小型レーザー射出ユニット、融合炉直結式レーザーマシンガン
概要:世界を転戦する空戦少女
対空戦少女用兵器として開発され接近戦仕様となっている
単独行動能力にも力を入れられ自己修復能力と重水素による核融合で行動している
(ただし小型化に無理が生じ、海水から重水素を取り出すのには多くの時間を必要とし、さらには必要最低限の能力以外機能しなくなるのでは戦闘中には出来ない
そのため一般的なM型よりも大きいL型となっている
格闘攻撃を活かすために推進剤にたよらない高機動ドライブユニットを搭載している。また、旅の移動手段でもあり戦闘速度でなければ大陸間航行も可能
しかし、その高機動が仇となってレーザーユニットが高速戦闘に対応出来ず、高速戦闘時は自機密着させての仕様に限定される
基本戦術:溶断式マニピュレーターによる格闘攻撃と自機周辺にレーザーユニットを展開してのレーザー攻撃
外見仕様:フライトユニットは4基の大型背部スラスターと全身に30カ所に及ぶ小型スラスターで構成されている
レーザー、フライト両ユニットによりその姿は多翼の天使を思わせる
顔以外は非常に機械的な造形で胸部の膨らみも核融合炉のため(そのため見た目的には大きい)
髪は胸までの長髪で色は深紅、背部にスラスターが集中するのに髪が長いのは髪が放熱のため
装甲の基本色は赤と白、過去のデザイナー曰く日本の戦国期の甲冑を参考にしている
そのため頭部保護装甲には金色のV字前建てがついている
容姿はデザイナーが好きだったアイドルをモデルに構築された
>>20です
とりあえずテンプレのみ
大変またしてしまって申し訳ありません。
明日中にちゃんと投下します。
私がその話を聞いたのは大体三日ほど前だった気がする。
廃墟になった都市にいるはずのない空戦少女が住み着き
近くの通りかかった他の空戦少女を襲い掛かってくるという気味が悪い話だ。
始めに聞いた時、馬鹿馬鹿しいと思った。
仮にいたとしても、メンテナンスはどうなる?
弾薬の補充はどうなる?エネルギーは?
とその他諸々があんな廃墟に残っているとは考えられなかったからだ。
だが、その考えは容易く打ち砕かれることになった。
つい先日、その幽霊に撃墜された空女(略称)の残骸を目の当たりにしたからだ。
経験の浅い空女が見ても判るはずだ。
これが災害や謎の生物にやられたのではなく、空戦もしくはそれ以外の兵器の仕業であることが
恐らく、近いうちに出撃命令が出るだろう。恐らく、私以外の空女に
「なっ…んでこんな時に晴れちゃうかなー?」
作戦領域に向かう輸送機の中で、私は窓の外を見ながら叫んだ。
私の性能ははっきり言うと天候と時間に左右されやすい。
それは、私の主武装であるビーム砲「ヘリオガバルス」のエネルギー供給システムのせいだ。
エネルギー資源が限られている中、
出来るだけエネルギーを使わない兵器を目指して設計されたのがコイツなわけだ。
コイツは太陽光をエネルギーに転換してビームとして放つ、まさにこんな時代にうってつけの兵器な訳だが
太陽光を使ったことで致命的な欠点を追うことになった。
太陽はいつでも出ている訳じゃない。
天候が悪かったり、日が沈んでしまったらまったくといっていいほど使い物にならなくなってしまうからだ。
そして、天気予報では今回の作戦領域の天気は大雨と予報していたので
私に命令が下るなんて夢にも思わなかった。
「なんで外れちゃうかなー」
結果はご覧の様だ。予報は大外れ、見事なまでの日本晴れだ。
「はぁーまぁ仕方ないか、あー誰か知っている奴とかいないかな?」
とりあえず、知っている顔がいないか周りを見回しながら
ブリーフィングが始まるまで時間を潰してみる
島の埠頭で遠くを見つめる幼さが残る女性、見据える瞳は人のそれ
風を受ける頬は人肌、海風に揺れる髪は蒼空碧海に映える深紅
しかし、体は冷たい金属で覆われている
頬の触覚器官に潮風がさわる
肌に張り付くような感触が好きだからここにいる
遠くまだ見ぬ敵を捜すように……
彼女は戦うために作られた
その鉄の手でおなじ少女を破壊するために
彼女は戦うことを強いられた
否、彼女も戦うことを望んだこと
久遠と思える時のなかで数多くの少女を手にかけ
いつしかより強きものを求めるようになり、世界を旅した
そして行き着いた場所が……
「リヴァイアスの風は気持ちがいい
ずっとここで観ていたい……と言うわけにもいかないね」
視界に浮かぶ通信文、それが眼前に広がる海の景色を遮る
趣味の時間を邪魔され、露骨に嫌な表情が浮かぶ
しかし、いまは雇われの身
それに戦うに向かうことは海を眺めることと同じくくらい好きだなと彼女は思った
だから彼女は文句なく輸送機の席に座った
自分で飛んでいくことも可能だが一緒にいくことになる少女に興味があり同席することにした
近くの少女が暗い表情で外を眺めている
メグルは不思議な生き物を見るような目で彼女を見ていた
感情豊かな空戦少女というものはなかなかに彼女の中で珍しかった
「ちょっと静かにしたらどう?作戦前に緊張感がないわよ」
こんな小言を言うつもりはんかったけど、思わず口から出てしまった
>>26 そんな所にいると錆びてボロボロになりますよ
侵略側参加希望です
まだ、大丈夫ですかね?
名前: HMS-01 シュペツィエル=アインス [Speziell = Eins]
所属:侵略サイド
性別型: 女性
容姿型:M
性格: 冷静
兵装: 特殊型
武装: 対装甲ヒート・ナイフ、左腕部固定型エネルギーソードユニット、対弾シールド、対エネルギーシールド
概要:旧ドイツ系研究チームの特機として開発された一番目の少女
近接格闘用の武装しか持たず、更に装甲も最低限にしか装備されていない
その上、機動性と最高速度の向上の為に戦闘開始時に使い捨ての追加ブースターを装備するが、それがあまりにもエネルギーを食うため
長時間の戦闘行動は行えない
現実的に見るとあまりにも使用状況が限られる本機ではあるが
高い機動性とその戦術の特殊さから、彼女自身と彼女が得意とする特殊な戦術は[カットアップ・インサイド]と呼ばれ、恐れられている
現在は海上移動研究所、メーアドルフに所属している
基本戦術:[カットアップ・インサイド]簡単に言えば単騎特攻
追加ブースターの加速力をもって敵陣の内側に無理やり潜り込み、一定の戦果を挙げ次第帰還する
外見仕様:戦闘開始時のみ大型の追加ブースターを背面に装備、ブースターは敵との交戦を始め次第廃棄される
装甲は腕部と脚部のみにしか装備されていない
また、背面のフライトユニットは隠し腕機構が組み込まれている為、他のMサイズ機と比べ大型化している
髪の色と装甲色は黒、髪型はツインテール、アイカラーとバイザーの色は真紅
とりあえず、テンプレだけおいときます
参加がダメとか、設定のここがダメとかあれば教えてください
点呼ぉぉぉっぉぉぉ!!!!
います
あれ?もしかして私待ちだったりする?
Guten Abend.
>>35 了解です
他の方がそうなさるのなら
……ところで、私はどうすればよいのでしょう?
誰かが先導してやんねぇと終わっちまうぞ
>>37 Ich habe verstanden.(わかりました)
しかし、皆様戻って来られませんし
私一人ではどうにもしがたいのですが……
ロボバーも桜花もメグリもミスラもおらんしなぁ……
実質FOみたいだし、スレッドを離れるか君がスレ主として主導するしかないんじゃないか?
折角キャラ作って勿体ない話ではあるが
ちょうどいいところから仕切りなおしたら?
そしたら誰か繰るかも
>>39-40 Ich denke, das ist so.
ですが、他の方々もまだいらしてないだけかもしれませんし
8日まで待ってみることにします
それで誰もいらっしゃらないようでしたら僭越ながら私が仕切り直しをさせていただこうかと
ごめんなさい
43 :
ロボバー:2012/03/05(月) 16:09:37.39 0
よいしょ……
こらしょ……
婆には、荷が重いわい……
ほな……
>>42 Nein, Enstschuldigen Sie, bitte.
一番新参だというのに(というか実質参加すらしていないのに)
この様に勝手に仕切ってしまい申し訳ないです
>>43 Entschuldigung.
ですが、貴女が本物で、真面目に参加する意思があるというのならトリップを付けてきてください
Wie geht es Ihnen?
桜花さん・ミスラさんはいらっしゃいませんでしたね……
メグリさん、いらっしゃいましたら今からする質問にお答えいただきたいです
このスレを復活させるには
>>37さんがおっしゃるようにGM又はそれに類する人が必要です
ズバリ聞きましょう、貴女と私、どちらかがその役目を負わなければなりません
貴女はどちらがやるべきだと思いますか? 私は貴女の考えを尊重します
返答は12日まで待ちます、以上です
四角い子だねー
影ながら応援するぜい
>>45 私にそのような器はないからお任せしたいです
Ist es gut Mond heute Abend?
>>46 四角い、というのは私の性格のことでしょうか?
そうですね、申し訳ありません、気をつけます
貴方の応援、ありがたく頂いておきます
>>47 分かりました
では、差し出がましくはありますが、私が物語の管理をさせていただきます
改めてよろしくお願いします、メグリさん
復旧カキコ
【世界設定は
>>7を再利用させていただきます】
Vorbereitung――Bestatigung――Erlaubnis
「Guten Morgen, meine Vater.」
「おはようアインス、今日のスケジュールの把握は完璧かな?」
海上移動研究所“メーアドルフ”の船内ドック
ここには私を含め四人の特機が眠っている
そして、私の眼前に立つ、柔和な笑みを湛えた男が、その全てを開発したシュレヒト博士だ
現状を把握した後、私はメモリーから今日の予定についての情報を呼び起こす
そう、今日は――
「付近にある海上集落、“ビトゥンドッグ”の襲撃、及び資源の奪取です」
「よろしい」
彼は私の答えに満足したように頷くと、その視線を他の3つのポッドに移す
「君の妹たちも起こしてくるから、少し待っていてくれ、それが終わったら出発しよう」
「了解です」
私は彼の確認に答え、身支度を始める
恐怖はない、感慨もない、希望も絶望も――
私はただ機械的に戦場へ向かう
いや、機械的、というのは正しい表現ではないか、私は機械なのだから
海上要塞都市リヴァイアス
多くの人々と資源、少女たちが集うこの小国では、数週間前から奇妙な噂が流れている
“都市食い”の存在だ
何でも、ここの他にも存在する海上都市が次々に襲われ、壊滅し、資源を略取されているのだという
2,3日前にはここから数百kmも離れていない“ビトゥンドッグ”も“都市食い”の被害に遭ったらしく
リヴァイアスの警戒体制は強化されている
少女たちが四六時中上空を舞い、街中を闊歩する
そして、彼女たちの中に、メグリの姿もあった
>>50 要塞都市リヴァイアス
海上に浮かぶその都市は幾重にも増改築を繰り返したその姿は異様と呼ぶにためらいはない
青い絨毯にそそり立つ積み木の魔城は、無骨さという点で景色から隔絶の感が拭えないとも感じる
しかし、その魔城に巣食う悪魔はサキュバスの類
うら若き乙女たちがこの城の主役
海上の楼閣を彩る妖華は闊歩し、空を舞う
空を舞うのだ
推進剤を燃やし、プラズマを散らせ空を彩る
彼女たちは鉄でできている。心は電子で存在している
人工の妖華達、世界の武力の中心たる彼女たち
メグリ、彼女もその1機、いや1人なのであった
メグリ
彼女はそう名乗る、周りもそう呼ぶ
本名がメグリなのかというと彼女は違うという
彼女は忘れたという
消去したのかロックしたのか、彼女のみが知ることだが彼女はかたくなに名を語ろうとしない
メグリはリヴァイアスで最も高い場所「物見櫓」と彼女は勝手に呼んでいる
いつもそこにいる
「ここからだと海がよく見える。だから好き」
私にそう語ったことがある
普段は無表情な彼女もこの話の時は屈託の無い笑顔を私に見せてくれたものだ
私、そういえば私の自己紹介がまだだった
この荒廃した世界、サラリーマンや公務員といった類ではない
昔で言うならジャーナリスト
それはいささかかっこ良く言い過ぎたか、ただの旅人だ
写真を取り、情報を集め、人に売る
戦場を渡り歩いて取る写真、情報はいい値段になり、私の生活は裕福とは言えないが、屋台で買い食いをするのに
金銭の心配をしないで済む程度の稼ぎはあった
私の語りはこのへんでいいだろう
誰も男の懐事情になど興味はないのだろう?
メグリ、彼女は不思議な少女だった
「空戦少女」
彼女は誰よりも空を愛し、誰よりも戦うことを望んだろうな
だからこの話を楽しそうに語るメグリに私は畏怖の念を抱かずにはいられなかったのだろう
死と幼さと無機質が同居する少女
メグリと都市食いの話を今回は語ろう
話はたくさんあるぞ、彼女は少女ではあるが俺の3倍は生きている
そのほとんどを戦場に咲き誇りながらな
wktkさせていただきます
「リニアカタパルト電子圧縮率良し、増設ブースター接続状況良好――」
メーアドルフ甲板にあるリニアカタパルトではスタッフが慌ただしく立ち働き、私の発艦準備が整えられている
前回の出撃から3日、これほど短いスパンで出撃を繰り返す事は稀だが、博士がそれを命じるのであれば仕方がない
今回の目標は海上要塞都市リヴァイアス、今までのどのターゲットよりも規模の大きな相手だ、恐らく苦戦するだろう
なんてことを考えている内に私の発艦準備は完了したようだ
「HMS-01 シュペツィエル=アインス、発艦体勢へ移行して下さい」
「了解」
アナウンスに答え、カタパルトの接続を確認する、問題なし、行ける
「――こちらアインス、出撃するぞ!」
刹那、カタパルトから射出されたことによる急激な加速とGが私の体を包み込み
次の瞬間には蒼い空が私を包むように広がった
【アインス:リヴァイアスに対し奇襲を敢行】
空は青くどこまでも突き抜けるというとしっくりとくるそんな気持ちのいい日だったという
太陽の日差しは新種の兵器を思わせ、じりじりと肌を焼く
屋台で買ったアイスコーヒーの器には水滴で覆われ、中の氷はものの数分で半分にまで小さくなってしまった
日陰でうだる暑さに全面降伏していた俺に、追い打ちをかけるように耳にサイレンの音がこだまする
消え入りそうな声で罵倒を吐くがそんなものが聞こえる奴はいない
神も俺の憤りを理解してくれたのか、頬に気持ちのいい風があたる
しかし、それは期乙の高低差で生じる純粋な自然現象ではなく
メグリ、目の前の朱色の少女、彼女が飛び立つときに生じた風であった
さっきのサイレンはスクランブルかと遅い理解のあと、彼女に向かい手をあげた
微笑みを挨拶代わりに彼女は大空に消えていった
都市食い
その正体は特に珍しくもない略奪目的の集団
その中枢、戦闘担当が空戦少女というわけだ
石をなげれば当たるようなありふれた話、ただほかのありふれた話とは違うのは
その空戦少女がとんでもなくやり手ということだ
「ハンナがやられた!」
防衛担当の叫びが指揮所に響き渡る
突然の奇襲、それを差し引いても歴戦を誇るリヴァイアスの空戦少女がなんなく一機落とされたときには、メグリも気を引き締める
いや、喜びに胸を躍らせるといったほうが正確か?
彼女の胸には融合炉が詰まっているから出来れば踊らせないでもらいたい
すまん、話がそれたな
そう彼女喜んだ
自分と同じインファイトの空戦少女にな
メグリ、彼女は好戦的だからなすぐに殴りにいったさ
ご自慢のスラスターから粒子を煌めかしながらな。一直線にだ
【メグリ:アインスに超高速で接近しエネルギー溶断式マニュピレーターで殴り掛かる】
「Erst.」
目の前に迂闊にも飛び出してきた相手のフライトユニットをヒートナイフで切り裂き、行動不能にする
リヴァイアス級の都市ともなれば苦戦を強いられるかと思っていたが、案外楽に済みそうだ
このままの調子でZweitを墜としに――
「――ッ!」
紅い、背景の蒼と相まって一際紅く見える機体が閃光の様にこちらへ向かって来た
そして彼女は突撃する勢いそのままに仕掛けてくる
私は上体を反らし、何とか紙一重でそれを避けた
……危なかった、だが
彼女は今、得物を振り切って大きな隙を晒している
勢い良く出撃してきたところ、申し訳ないが
「墜ちて下さい」
言うが早いか、右手に握った対装甲ヒートナイフを彼女の脇腹に突き立てようと構え、勢い良く押し出した
【アインス:メグリの攻撃をギリギリ回避、反撃に移る】
>期乙
……気圧か?
>>55 「かかったな」
まず、彼女はそう思った
超高速とはいえ遠距離からの大降り一撃
ハンナ、リヴァイアスでは若手とはいえ、決して雑魚とは言い難い彼女を難なく仕留めた彼女に対してこんな攻撃をするか
そんなわけがない、彼女は試したんだよ
都市食いの実力をな
一撃で落とされるなら、期待はずれの雑魚
避けるなら、上々の相手、さらに反撃するなら……
「最高の相手だ!!」
悪魔的、そう悪魔の笑みっていう手本だったね
なんで、そんな見て来たかのように話すかって?
簡単だよ、彼女が話すときは身振り手振りとその時の表情まで再現してくれるサービス精神旺盛だからだよ
多少の誇張があったかもしれないけどな
最高の対戦相手を見つけた彼女は実際問題、敵のナイフが迫っていた
誘い出したのに回避手段がない、ということはない
それはそうだろ、メグリ、彼女は馬鹿じゃない
いや、一概にはそういえないかも知れないな
戦闘馬鹿、そういう類いの人間なんだろう彼女は
事実脇腹の装甲をナイフでえぐられて彼女の笑みは一層黒さを増したのだからな
ご自慢のフライトユニットが噴き、彼女の体は真横に吹き飛んだ
そうぶっ飛んだんだ
そこから全身のスラスター、背部フライトユニットを総動員して無理矢理姿勢を制御、変更して再び殴りにかかる
エネルギー溶断式マニュピレーター、彼女の主兵装だ
彼女の豊富なエネルギーを余すところなく使用したご自慢の兵器だ
数十万度の圧倒的熱を腕に宿し、いくつもの空戦少女を溶かしてきた
その必殺の武器で一撃で決める
拳をコンパクトに当てにいく、当てるだけでいいんだ
大振りになる必要なんかない
【メグリ:アインスの攻撃で右脇腹の装甲をえぐられる。しかし、ダメージはなく再びエネルギー溶断式マニュピレータで殴り掛かる】
アインスさん、もしも本スレに書き込めないのであれば、上にある避難所にご一報下さい
yy44.kakiko.com/test/read.cgi/figtree/1287858607/l50