――――199X年。世界は核の炎に包まれた
海は枯れ、地は裂け、あらゆる生命体が絶滅したかに見えた
だが
人類は死滅していなかった!!!!
――時は世紀末。大国同士の核戦争によって
世界は荒廃していた
文明は衰退し、人々は僅かな食料と水を求めて争う日々を送っている
弱者は泣き悪魔が微笑む、暴力が支配するまさに不毛の乱世
そんな世に、一子相伝の暗殺拳である『北斗神拳』を伝承する
世紀末救世主が現れる――しかしそれは、まだ少し先の話である……
「ヒャッハー!!徴税の時間だぜぇ!!」
「ひぃいっ!!お、お情けを!お金なら!お金ならありますから!!」
「ああん?ヒャハハハハ!おいおい、そんなもん今じゃ糞拭く紙にもなりゃあしねぇよ!!
おら、さっさと食料を出しやがれぇ!!!!」
荒野の中の一角に、荒廃したビル郡があった
そこは元は都市の一つであったのであろう
だが、現在はどの建物も無残に崩れ、風化し、とてもじゃないが人が住む環境では無くなっている。
しかし――現在、その人の住む環境ではない廃墟には、多くの人々が往来していた。
ボロを着た老人や、筋骨隆々の禿頭の男、娼婦の様な女
彼等はそれぞれに、物資の獲得や略奪といった生活の糧を求めて此処に集っているのだ
そう、人の住む環境ではないが、荒廃した世紀末の今、ここは紛れも無く都市だった
――――闘技都市「キングダム」
街の中央に爆弾によって生まれたクレーターを持つこの街は、現在そう呼ばれている。
街……といっても、文明が栄えていた頃の様に政治家が支配するような場所ではない
圧倒的な暴力を持つ者が、恐怖によって悪党を統べ、統治している、言わば監獄の様な街だ
この街を統べる王は、南斗黒鴈拳伝承者「ナナイタ」
徒手空拳で鋼鉄をも切断するという、人間を外部から破壊する事に特化した
「南斗聖拳108派」の伝承者である
ナナイタは、核戦争で世界が無法地帯となったと見るや、その圧倒的な戦闘力で
悪党共を統べ、この街を作り上げたのだ
そして、そのナナイタが謳うこの街でのルールが「強さ」だった
弱者は強者に死ぬまで搾取され続けるというのがこの街の掟なのだ
その象徴というべきものが、この街の中央にあるクレーターを利用し作られたコロッセオである
この街では、女子供老人問わず週に一度決闘を仕掛ける事が出来る。その決闘はコロッセオで行われ、
その決闘で殺した人数により、この街における地位が向上するのである
勿論、そこで負けた者は勝者に奴隷として扱われるのだが、逆に勝てば安定した生活を得る事が出来る
ここは、腕に覚えの有るならず者達にとって、理想郷であった
そして、「キングダム」は世紀末において水が豊富な土地であったため、
搾取される事が判っていても、無力な人々にとっては訪れざるをえない地獄であった
そして今日も、この地を訪れる者が一人――――
【基本ルール】
・ここは北斗の拳の世界観「核戦争により荒廃した世界」を舞台に
オリキャラ達が争ったり、談話をしたり、ヒャッハーしたり、悪人共を粛清するスレだぜぇ!!
拳法家や、ならず者、一般市民となって世紀末の世界観を満喫するんだよぉ!!ヒャッハー!!
・オリキャラの戦闘力は南斗六聖拳よりも格下で頼むぜ〜?
山のフドウよりは弱いのがデフォルトだとよぉ!
・ああん?版権キャラがやりたいなら自分でスレ立ててそのスレでやりやがれぇ!!
・ヒヒヒヒ。原作キャラも扱いがめんどいから基本的に禁止しちゃうぞぉ?オリキャラオンリーだぁ!!!
【テンプレ】
名前:
年齢:
性別:
職業:(無法者/旅人/一般人 等)
使用拳法:(無しも有り)
使用武器:(この世界の銃火気は超貴重品です)
好き:
嫌い:
設定:
ヒャッハー!!それじゃあ早速はじめようぜぇ!!
4 :
ガルフ:2012/01/12(木) 17:33:33.93 O
名前: ガルフ・イージー(通称:ガルフ)
年齢:38
性別:♂男
職業:旅人
使用拳法:コマンド・アーツ(軍隊格闘技)
使用武器:カランビット(特殊な鎌状のナイフ。柄の部分が環になっており、手に装着して使う)&各所に隠しナイフ
好き:景色/チョイス(特殊なハーレーダビットソン(燃料は気にしなくていいぜ))
嫌い:大佐/双頭の蛇/過去話
設定:髪はシルバー。目はグレイ。狼を感じさせる鋭くも悲しげな風貌の白人。過去に苦い経験があるが黙して語らない。
USJを探して大型ハーレーで旅をしているらしいがテーマパークでは無さそうだ。軍隊格闘技、特にナイフの扱いに長けている。
5 :
ガルフ:2012/01/12(木) 17:46:09.15 O
ドッドッドッドッ
凄まじい爆音をたてて砂漠の中を疾走する大型バイク。このモノの無い時代には珍しいハーレーダヴィットソンだ。
鏡のように磨きあげられたこの車体も今や砂まみれ。普通のバイクならマフラーに砂が詰まって動けなくなるだろう。いや、それ以前にこの時代には燃料すらまともにない筈なのだ。なのに一体、何故バイクで旅をしているのだろうか?全ては謎に包まれている!
6 :
ガルフ:2012/01/12(木) 18:07:25.73 O
ごっ機嫌なくらいcrazyだぜ!
俺は同心円状に陥没した巨大なクレーターの淵に相棒であるハーレーダヴィットソン、通称[チョイス]を寄せて片足地面につきながらその光景を見下ろした。そこには狂ったように巨大なビル群が立ち並んでいたのだ!
チョイスのカーナビによると、ここはこの国の首都だった場所だ。なので当然と思うだろうがそうではない。
ここにはかつて戦時中にとてつもなく巨大な大陸間弾道ミサイルが打ち込まれたのだ。しかし、ここの住人はそこまで知るまい。ただただ巨大な爆弾が落とされたとしか思っちゃいないだろう。
俺がそこまで知ってるのはその大陸間弾道ミサイルを発射した国の軍人だったからに過ぎない。
そこまで思いを馳せ、俺は視線の矛先を変えた。
7 :
ガルフ:2012/01/12(木) 18:43:20.17 O
都市の中心部まで視線を這わせた後、今度は逆に上を見上げた。
何故なら街の中心部にはとてつもなく巨大なビルがそびえ立っていたからだ。他のビルとは明らかに違う豪奢な建造物だ。
恐らくあれがこのCITYの…中心部…そして…
その足下に並び立つ、鈍く光る超巨大なドーム場の建造物。
あれこそが…!?
8 :
ガルフ:2012/01/12(木) 22:30:15.22 O
そう、あれこそが…
南斗黒鴈拳伝承者
「ナナイタ」
が暴力で造り上げ恐怖で支配する街
−キングダム−
そしてこのすり鉢状の巨大な蟻地獄の底の中心部にあるドーム状の建造物こそが巨大な爆弾の爆芯地に建てられたと言われている殺しあいを見世物とする狂気のドーム、それが、
コロッセオ!
そして、その横目にそびえ立つまるでバベルの塔の如きひときわ天高くそびえ立ったビルこそが
この街の支配者の居城
キングキャッスル!
足下には賑わいを見せる雑多な繁華街、
町外れにはごみ溜めに造ったと噂されるスラム街などがある。
9 :
ガルフ:2012/01/12(木) 23:06:20.61 O
俺は無意識のうちに煙草を喰わえていた。このマルボロはヘヴィスモーカーだった俺が大事に取っておいた最後の一本…
迷わずジッポーで火を点けた。マルボロの煙が息を吸い込むと同時に五臓六腑に染み込てくる。
俺は目をつむり煙草の味に酔いしれた。
フゥ〜ッ!
一服し終わった俺はいつもの癖で途中までしか吸ってないにも関わらず煙草を背後に投げ捨ててしまった。ちと後悔。
だが、今日という日が来るのを待ち望んでいた俺はすぐさま狂気にも似た凄絶な笑みを顔に浮かべた。ついに、足掛かりを見つけた。後は手掛かりを見つけるのみだ!
その為にもキングダムに潜入しなければならない。恐らくコロッセオにも行かねばなるまい。ここで死ぬ事はある意味覚悟している。
だがその前に己れの悔いある過去を絶たねばなるまい。それまでは死ねない。死ぬわけにいかない。
その為にも、力を貸してくれよ?相棒!
ドッドッドッドッ
ガルフの問い掛けにまるでわかってるよと言わんばかりにマフラーから爆音を轟かすハーレー。
ドッドッドッドッドッ
ドルンドルンドルン
ドガゴォォォンォォォン!
ギャギャギャギャギャ・ガッ・ギュルッ
ギャギャギャギャギャ・ガッ・ドルン〜ッ!!
ドッドッドッドッドッドッドッド・・・
ガゴォォォwWン!
吠えろ!チョイス!
ブロォォンブロォォォン!ドルンッ!ザッパァ!
そして適当な位置から角度約40度はあろうかという砂漠の中の蟻地獄にダイブ!ハーレーはすり鉢状の断崖絶壁を滑るように飛び込んだ!
11 :
ガルフ:2012/01/15(日) 09:19:43.50 O
墜落するかの如く凄まじい加速で急な坂をかけ降りていくハーレーダヴィットソン。
イヤッ ハー!
こいつぁ ミスったら地獄行きのコースだぜぇ!今日は我が儘お嬢様もご機嫌だ!何せ絶叫マシ〜ンにただ乗りだからな!なぁチョイスお嬢様よ!
ハーレーに語りかけるガルフ。
愛を 取り戻せ
唄:クリスタルキング
作曲:山下三智夫
作詞:中村公晴
YouはShock 愛で空が落ちてくる
13 :
ガルフ:2012/01/15(日) 09:30:52.16 O
加速の果て
ドルンッ
ズザザザザザ
ドッギャアァァ〜ン!
一瞬 宙を舞うバイク。
落下する
YouはShock 俺の胸に落ちてくる
15 :
ガルフ:2012/01/15(日) 09:35:49.15 O
…かと思われた次の瞬間なんとか着地に成功。だが、速度は弛まず そのまま光の矢の如く滑走する!やがて足下に長大なる壁が見えて来た!
あれぞ 万里の長城と双璧を為すとされる 千里の壁!このままでは激突必死!?
熱い心 クサリでつないでも 今は無駄だよ
【千里の壁・見張り台】
モヒカン男A:退屈だな
モヒカン男B:こんなとこ誰も来るもんか
モヒカン男A:何だあの音?凄ぇ音だな!まるでバイクのような…
モヒカン男B:バカヤロ
この世界にバイクが走ってるわけないだろ!
モヒカン男A:でもほらバイクが降ってくる
モヒカン男B:嘘つけ!
あ ホントだ
モヒカン男A:停めなきゃマズイんじゃないか?
モヒカン男B:バカだな
放っときゃいいんだよ この壁は越えられる高さじゃねぇよ
モヒカン男A:じゃあ 俺壁にぶつかる方にかける
モヒカン男B:バカ その前に堕ちて死ぬわ
邪魔する奴は 指先ひとつでダウンさ
20 :
ガルフ:2012/01/15(日) 10:46:42.56 O
地面に激突する!?と思った瞬間 膝を曲げて腕を突っ張り気味にしてフロントタイヤがわずかな地面の隆起部分にさしかかると同時にアクセルを開けた
ドッゴォォォォォォン!
一際大きな爆音と共に
前につんのめるモーションが相殺され前転せずに空中へ飛び出すハーレー
モヒカン男A:馬鹿な!飛び越えやがっただと!?
モヒカン男B:こ…こんなことバレたら 俺達責任とらされっぞ!
モヒカン男A:バカ 上には黙っとけ
モヒカン男B:いいのか?お仕置きされねーか?
モヒカン男A:ここにいるのは幸い俺達だけだ
モヒカン男B:そ…そだな 口は災いのもとだ。
22 :
ガルフ:2012/01/15(日) 11:28:57.66 O
ブォォォォォォォォン!
宙を舞い壁を見下ろす
刻が一瞬止まった
だが
ダムッ
ドスンッ
ブォン
ギャリギャリギャリ
キキキwwwwWッ!
ドルンッ
ドッドッドッドッドッ
着地の衝撃が時間感覚を呼び戻す
YouはShock 愛で鼓動早くなる
24 :
ガルフ:2012/01/15(日) 11:48:28.83 O
今越えてきたばかりの壁をに振り返る事無く走り抜けるハーレー
ブォオォォォン!
ここは既に街の中だが
この街外れに過ぎない。もっと街の中心部に近いところに向かいたいところだ。
行くぜ 相棒!
どの建物も無残に崩れ、風化し、とてもじゃないが人が住む環境では無くなっているビル群が広がる通称スラム街。
ボロを着た老人や、筋骨隆々の禿頭の男、娼婦の様な女がたむろする中、野良犬のような身なりの子供たちが逞しく駆け回っている。その大半はストリートチルドレン。だがこの街の人々は彼らに冷たかった。
男A:おい今日の収穫どうだった?あの行き倒れのじいさん何か持ってたか?
男B:ああ…いい物仕入れたぜそらドラッグの詰まったカバンだ。後、久々の肉だ!
男A:へへへ怖ぇなぁ…なんの肉だよ?
男B:文句いうならわけてやんねーぞ
語り合う二人の男を廃墟のビル陰から見守る無数の小さな姿。喰うや喰わずのストリートチルドレンたちが徒党をくんで待ち伏せしていたのだ。子供たちは二人の男が近づいて来るのを今か今かと待ち伏せていた。そしてリーダー格の男の子がタイミングを計らい指示を出した。
今だ、かかれ
男たちが話ながら曲がり角に差しかかった時、まるで雪崩のように無数の子供たちが歓声を挙げながらワッと駆け抜けて行った
男A:わっ!?何だこの餓鬼ども!アブねぇだろが
男B:あ〜お前 カバンはどうした!?肉も無ぇ!
男A:糞餓鬼どもだな!待ちやがれ!
子供たちのリーダー:へへへ…今日はちょろかったな!みんな!後でC地点で合流だ!
子供たち:おk!
子供たち:(^o^ゞラジャ!
男たちは子供たちを探していた。
男B:畜生!ガキどもどこ行きやがった?
男A:遠くには行ってない筈だ 探せ!
そこへパンク風の男が仲間を引き連れ現れた
パンク男:人ン家の縄張りで何やってやがる?
パンク男は二人の男たちを部下たちに捕まえさせ周りを囲ませた
パンク男:お前らここが俺らの縄張りって知ってる筈だよな?あァン?
男A:し…知らなかった
パンク男:嘘をつけ!悪い子にはお仕置きだ
男Aにいきなりチェーンを降りかぶるパンク男
チェーンは男Aの首にジャラジャラと巻き付き締め上げた
男A:糞@MI猝!?
ジャラッジャラジャラジャラ!パンク男が男Aの首にチェーンを巻き付け引きずり倒す
パンク男:おい!お前らこいつを吊るせ!
部下たちに指示するパンク男。
男A:@MI¶%うが…
男B:や、やめてくれ!俺たちが何したと言うんだ!
パンク男:お前が代わる?いいよ俺どっちでも
男B:いや、それはヤ
パンク男:んッン〜!?
男Bの顔を間近で覗き込むパンク男。
パンク男:お前俺に逆らう悪い子?
男B:い…いえ違います
首を必死にに横に振って否定する男B。
パンク男:そっか〜ッ!!!
そりゃよかった〜ッ!
パーッと顔を輝かすパンク男。男B追従の愛想笑い
パンク男:お前が良い子 でよかったよ。俺、人間不信になりそうだったからな。
ホッと溜め息をつく男B。これでなんとか自分の命だけは助かりそうだ、と思った次の瞬間、
パンク男:じゃあよゐこはお友達を助けなきゃね
男B:はいー?
ギョッとした。
何が何だかわからず視点が定まらない男B。
パンク男:う〜ン!感動だねぇ!これぞ麗しい友情の絆ってヤツ!?
男B:あの〜これは何?
パンク男:君が言い出したんじゃないか!改心したいって!良い子になるには試練が必要なのさ
本来嘘つきはよゐこじゃ無いんだけど特別にチャンスをやろうってのさ!
ぶひひひ
女はどごだぁ
38 :
名無しになりきれ:2012/02/08(水) 23:14:44.05 O
何だと!?この壁に開いてる穴ぼこはなんだぁ?
むむっ!?何か書いてあるぞ?
女は
>>37かぁ?
…と穴に首を突っ込み向こう側を覗いてみる…
すると!
39 :
名無しになりきれ:2012/02/08(水) 23:24:16.46 O
男Bは自分の真後ろを振り返った。後方には何故かサッカーのゴールポストが…?
そして、男Aは首にワイヤー巻かれたままゴールポストの中心地に爪先立ち状態で軽く吊るされてじたばたしている。
男A「何でサッカー?」
パンク男「いい質問だ。じゃあ軽く自己紹介といこうか?」
40 :
メッシュ:2012/02/18(土) 13:52:47.30 O
これが俺様のプロフだ、ヒャッハー!
名前:メッシュ
年齢:? 性別:男
職業:無法者
使用拳法:泰山蹴球拳
使用武器:?
好き:グリコスポロガム(おまけ付き)
嫌い:梅干し
設定:サッカーファンのフーリガン。
…ちょっとどころじゃなく、テンプレ使いにくいな。それが過疎の一番の原因じゃねぇか?
ヒャッハー!
↓に俺様の考えた新テンプレ載せとくから有効利用してくれ。
ヒャッハー!
41 :
新テンプレ:2012/02/18(土) 14:10:23.72 O
【テンプレ】
■名前:
■性別:♂男/♀女
■職業:(伝承者/無法者/旅人/一般人etc.)
■使用拳法:(なし/泰山/華山/南斗etc.)
■装備:(イワユル表標示)
■設定:(キャラのプロフ&長所&弱点etc.)
42 :
アッシュ:2012/02/18(土) 14:24:00.89 O
俺様の新しいテンプレだ。よろしくな(笑)!
■名前:アッシュ
■性別:♂男
■職業:無法者
■使用拳法:泰山蹴球拳
■装備:青龍刀
■設定:グリコジョイントロボガムが大好物。癖はおまけを抜き取りガムだけ棄てること。
サッカー部だったがJリーグがまだない時代なので釜本さんの大ファン。
パンクな格好をしてるのは女にモテたいがため。
実は楽譜が読めないどころか、ミッキー・カーチスと、三木のり平の違いすら知らない。
名前が変わってるぞ?
44 :
アッシュ:2012/03/01(木) 11:10:46.08 O
男B「な、何をさせる気だ!?」
アッシュ「ヒャッハー!決まってンだろーが!ゴールポストにこの俺様エースストライカーのアッシュさまが向かってるということはサッカーだよ!サッカー!」
男B「え?え?サッカー…って?」
男A「まぁ、サッカーといえどお前らへのちょっとした罰ゲームのようなもんだから俺様からの一方的なシュートばかりのPK戦だがな。
三本勝負だ。
もしお前が三本止められたら俺の負けを素直に認めよう。
だが俺が勝ったらお友達の命は無ぇ。
言ってる意味は解るな?」
アッシュはゴールポストのど真ん中に吊るされてる男Aを指差した。
45 :
アッシュ:2012/03/01(木) 11:28:03.19 O
男B「ボ…ボールはないぞ?どーする気だ?!」
アッシュ「そー心配すんなよ。
心配性な奴だな。
ヘイ、ヤローども!
ボール持ってこいや!」
アッシュがパチンと指を鳴らすと
「ヘイ!アッシュさま!!すぐ用意してめーりやす!」
と声を放ち、アッシュの十人の部下が壁に向かって駆け出した。
>>38 男が穴の中に首を突っ込むとその先にはゴールポストとそこに向き合う二人の男。
男「女なんてどこにいやがる?」
その時不意に横から人の気配を感じ目玉をギョロリと動かすと横っちょか何かを振りかぶりながらモヒカン男が駆けよってきた。
男「え?なに?男?それともごっつい女?」
モヒカンが男に斧をふり下ろす。
男「あ、斧だ?」
ぶしゃっ!
とド派手に血しぶきが吹き出し、
男「おなべっ!?」
という絶叫と供に男の首が胴体から切り離されコロコロと転がった。
男「…糞っ!男じゃねぇか!?まんまと騙された!…ガクッ」
…男は死んだ。
47 :
アッシュ:2012/03/01(木) 11:54:40.13 O
手下のモヒカン「ボール用意出来ました」
アッシュ「よし、ご苦労さん。な、すぐに用意出来たろう?」
男B「ひ…ヒィーッ!
そ…それって…まさか!?」
アッシュ「ああ、出来立てホヤホヤのボールだからな。
ちと固いが、転がり具合も蹴り具合もFIFA公認のより良いぜ?
蹴ったら服が汚れ血舞うかもしんねーがな?
ギッシッシッ!」
48 :
名無しになりきれ:2012/03/04(日) 19:06:30.88 0
武論尊は北斗の拳の原作者だが
史村翔の別名で、ファントム無頼も書いている事を知って目ん玉飛び出たw
49 :
男A:2012/03/05(月) 00:30:44.23 O
>>48 ムッ!ムグックーモガモガッ!
(ナルホド!だが俺はそれどころじゃねーモガモガッ!)
モガッ!モガモガムグーッ!
(モガッ!あの生首受けたら俺の目ン玉飛びでらぁーっ!)
50 :
男B:2012/03/05(月) 00:51:20.37 O
男A「モガッ」
男B「ちょっといーですか?」
アッシュ「何だよ?いったいよー!?集中したとこなのによー」
男B「俺が…この生首受けるんですか?」
アッシュ「しらけさせんなよー。生首ちげーよ!サッカーボールだよぉ」
男B「は?」
アッシュ「おめーら、これってサッカーボールだよなー?」
テンリトルモヒカンボーイズ略して、tenモボズ 『♪ヒャッハー!そーでーす』
アッシュ「な?まちげぇねーだろ?」
男B「……。」
男A「モガモガーッ!」
51 :
アッシュ:2012/03/05(月) 01:11:20.50 O
アッシュ「ではいくぞーっ!
覚悟はいーかーっ!?」
男A「いえ」
アッシュ「どゆことー?」
男A「…ちょっと冷静になって考えてみたんですが…俺、帰っちゃってもいーですかね?」
アッシュ「ナニイッチャッテンノー?」
男A「ボール受けたら俺たぶんただじゃすみそーにないんですわ。痛そうだし。それにそもそもそれって、ボールじゃないじゃん」
アッシュ「イマソレ、ユーカナ?仕方がねーだろ!
だってこの世紀末の時代にボールなんて贅沢品、滅多に手に入らんもんよー」
52 :
男A:2012/03/08(木) 11:09:03.89 O
…モゴモゴ モモゴモゴ
(なんだあれは?真っ昼間なのに北斗七星が見える!しかも、その横っちょに普段見たことのない青い星が見えるぞ!?)
53 :
アッシュ:2012/03/08(木) 11:21:10.68 O
アッシュ「ちょっと待てーーい!?」
男A「はぁ?なにか…」
アッシュ「さっきから妙に描写がおかしかねぇか?
お前、縛られて吊るされてた方のヤツだろ?
なんで普通に俺とくっちゃべってんだ?
猿ぐつわ噛ましてロープで縛り付けといた筈だろーがっ!?」
男A「違います。ポール・ギャグに拘束衣です」
アッシュ「…んな設定だったっけか?まぁ、それはいーとしてだ…男Bはどーした?」
54 :
男A:2012/03/08(木) 11:35:43.65 O
男A「いや、気のせいでしょう?ここには最初っから私ひとりですよ?」
ゴゴゴゴゴ…
アッシュ「な…何だと!?んなバカな。
どーいう訳だ…」
ゴゴゴゴゴ…
男A「ええ、ここには最初っからこのわたししかいませんでしたわよ」
ゴゴゴゴゴ!
アッシュ「…ちょっと待て…お前まさか…貴様の正体は…」
55 :
男A:2012/03/20(火) 00:51:33.39 O
男A「そうです。私の正体は…」
アッシュ「ま…まさか、お前は身堂竜馬?!あの早乙女門土と共にエルドラドに至ったといわれる伝説の漢!?」
男A「誰、それ?」
アッシュ「え、違うの?」
男A「そうです。私の正体は…」
56 :
アッシュ:2012/03/20(火) 01:00:33.16 O
アッシュ「そうか!わかったぞ!?お前の正体が!!」
男A「そうです。私の正体は…」
アッシュ「新手のスタンド遣いだろう」
ズコーッ!
男A「なんで新手なんですか?スタンド遣い自体出てないのに。違いますよ。私の正体は…」
57 :
男A:
男A「北斗神拳の真の伝承者トキです」