1 :
石田 龍:
いつも、ゾンビが発生したのを前提ではじまるので、今回は最初からやりましょう!
下をコピペして、キャラ紹介してくれ(必要に応じて変えてもよし)
[名前]
[年齢]
[持ち物・武器]
[職業]
[紹介]
[名前] 石田 龍
[年齢] 16歳
[持ち物・武器] バット、鉄パイプ
[職業] 高校一年生
[紹介] ただの高校一年生。ゾンビ発生後、学校の教室に立てこもる。
3 :
名無しになりきれ:2011/09/06(火) 00:52:51.14 O
[名前] 永咲 晴(えいしょう はる)
[年齢] 20歳
[持ち物・武器] ボールペン、ペンライト、メリケンサック
[職業] サラリーマン
[紹介] ノッポなリーマン。護身用にメリケンを懐に隠しているが使ったことは一度もない。一応格闘経験はあるらしい。
いつもと同じ授業、先生、クラスメイト。
県内で一番のエリート学校に入ったものの、面接でいい顔しただけで、ぶっちゃけ自分と不釣り合いな学校だった。
ふと、欠伸をしながらグラウンドを見る。
いつも通り体育をしている生徒がいた。
今日もまた普通に一日が終わる----------
----かに思えた。
グラウンドにはいつもと同じく生徒と体育教官がいた....が、校門から土気色の人間が4、5人入ってきた。
それに気付いた体育教官は近寄っていく。
次の瞬間、土気色の男性が教官の首に噛み付いた。
目を見開いて急に席を立った俺を皆が嘲笑する。
だが、グラウンドでの出来事を見た俺の前の生徒が騒ぎだし、それに気付いた生徒たちがパニックになる。
古典教師は状態把握するため、職員室に戻る。
クラスの半分の生徒が非常階段へ走っていく---俺もいこうとし、ふと再びグラウンドを見た。さっき噛まれて倒れた体育教官が生徒を襲っていた。
唖然とした......と、そこで気付いた。
教室にだれもいない。逃げ遅れた。
非常階段を見てみるが、外からドアが開かないようにしてあり、他の教室にもだれもいなかった。
----すると、昇降口に通じる階段のしたから、うめき声が聞こえた。
本能的にヤバイと感じた俺は、教室棟と階段、特別棟を封鎖する防火扉を閉めた。
[三階・教室棟]
「ゾンビか、テンプレとしては中枢神経の破壊だな。何か武器になりそうなものは.....お、野球部の奴らのバットがあるな。一本いただこう。誰か生存者がいればいいんだが..........」
>>3よろしく。
あと、基本sageでお願いします。
[名前]久遠 (くおん)
[年齢]35才
[職業]傭兵
[武器]マチェット、IMIジェリコ941 (CAAタクティカル ロニ-)
[経歴]SAT狙撃手→フランス外人部隊→傭兵
[持ち物]モスバーグM590 バレットM82 トカレフ P90
[紹介]腕利きの傭兵。大柄で大量の武器を所持するため『人間兵器』と呼ばれている。
ゾンビも生存者も無差別に殺す。
取り敢えず、こんなときは落ち着いて現状確認だ。
ここは、教室が三部屋ある教室棟の二階。
下に行くための階段は、今防火扉で遮った。非常階段が廊下の端にあることはあるが、外からつっかえがしてある。
それに、恐らく階段はどちらもゾンビと出くわす可能性がほぼ100%だ。
武器的なものは、バットと護身用のサバイバルナイフ。食料は、3クラス分のお弁当があるはずなので、しばらくは困らない。
--------
「どうすりゃいいんだよ........」
ふと外を見る.....
背が高く、若いサラリーマンが走っていた
------
8 :
吉田:2011/09/11(日) 15:37:28.28 0
>[名前]吉田義男(ゾンビ)
>
>[年齢]93(ゾンビになって老化が止まったので、外見は20代に見える)
>
>[持ち物・武器]チェーンソー、猟銃、斧、農具、トラクター、軽トラ、鉈
>[職業]農家、猟師、自警団長
>[経歴]農家→軍→生体実験被験者→農家
>[紹介]
先の大戦中に行われた不死身の兵士を作り出そうとした極秘実験「黄泉知らず」の被験者。戦中の数々の勲功から、終戦直後は多くの組織からオファーが来たが、面倒なので実家の農林業を受け継ぐ。
現在は数十年間の現役農林業経験を活用して開発した農法が広く知られてそれなりの有名人。
そして、未だにしつこくやって来るいろんな組織の者を追い返したり、フルボッコしたりもしている。
生体実験の結果、殆ど不死身と言って良い存在になっている。
「神よ、我の罪をお許しください。」
首に掛けた十字架のネックレスを握りしめるとMG42をぶっぱなした。
警察署の周囲にいたゾンビは肉片となり崩れ落ちる。
バリケードをマチェットで斬り裂くと中にいた警官を刺し殺す。
(日本の警察は雑魚しかいないな。)
モスバーグを取り出すと飛びつこうとした警官の頭を撃ち抜く。
警官は一斉に拳銃を構えるが、マチェットで斬り裂いた。
後の数人はマシンガンの餌食となる。
「応援を頼む!!!二丁目の中学だ!!!」
(二丁目...)
サラリーマンに向かって叫ぶ
「おーい!助けてくれ!」
あげ
13 :
吉田:2011/09/14(水) 01:34:10.55 0
>>9 こちらこそよろしく
「ホームセンターは楽しいなあ」
吉田は2丁目のホームセンターに来ていた。
目当ての物(新しい鉈とハンマー)を買って店を出ると、何やら通りを警察官が大人数で移動していて騒々しい。
「ん?警察が一杯いるな。何だ?事件か?」
野次馬根性に突き動かされ、警察の行く方に着いていく。
14 :
名無しになりきれ:2011/09/16(金) 22:27:30.22 0
名前:明智暉羅(あけちきら)
性別:男
年:24
職業:大企業の御曹司
得意な事:狩猟
持ち物:自宅から執事が何でも送ってくれる為何も無し
武器:ショットガン
日本で面白い事があると聞きアメリカの別荘から日本に来た。
という形で参加していいすか?
どうぞ。
16 :
名無しになりきれ:2011/09/17(土) 06:33:40.03 0
バナナはゾンビになれますか?
300
円までなら。
19 :
明智暉羅:2011/09/17(土) 16:02:46.62 0
バタバタバタバタ…
道路の上に一台のヘリコプターが止まった。
「暉羅様…危険ですのでやめた方が」
暉羅「心配するな、荷物は頼んだらすぐ持ってこいよ」
「はい…分かりました」
カチャ…
暉羅「入る弾は20発…今入っている弾は20発…予備の弾は100発か大丈夫だな」
適当にぶらぶらするか
20 :
明智暉羅:2011/09/17(土) 22:42:51.48 0
銃を持ちながらも鼻歌混じりで散歩気分で歩く…
暉羅「うぅん?あれがゾンビかマジきめぇwwてかここは高校か…おっ少年に、サラリーマン…」
やばい!
暉羅「おいっ!そこのリーマン後ろ!」
暉羅「聞いちゃいねぇか…仕方ねぇかヘッドショットできめる」
バンッ…
ゾンビの頭を貫きサラリーマンの耳の横を通り過ぎた
遥か上空からパンっと乾いた音が鳴ると、
先程のリーマンの後ろにいたゾンビが倒れた。
「なっ?!救助か?
おーい!ここだ〜!」
両手を振ってみせる
22 :
明智暉羅:2011/09/18(日) 11:39:35.28 0
暉羅「うん?あの少年か…高校の中入ってみるか」
(少年は二階か…)
暉羅は校庭を走り階段を目指した…
かなりの生徒がゾンビになっている光景は地獄の様だった
学校にたどり着くと生存者を確認できた。
バレットにサイレンサーをつけるとスコープを覗く。
(ヘリが上空に...陸自か?)
生徒と思わしき少年に照準を合わせる。
ふと、遠くの街を眺めた。
街には、大量のゾンビが徘徊していた。
ちょうどその時、トラックがゾンビの群れに突っ込み、引いているのが見えた。
何かゾッとする感覚を覚え、目を反らす。
この感覚は、前にも経験していた。
----龍には、昔双子の兄がいた。
兄はある日、居眠り運転のトラックに跳ねられて死んだ。
-----1998年 栗谷市 18:36-----
僕たちは、横断歩道で信号が変わるのを待っていた。
「ねえ、お兄ちゃん!今日の晩御飯何かな?」
兄は笑顔で答えた。
「何だろね?スパゲティーかな?」
「やったー!
僕スパゲティーだーいすき!」
運命の信号が青に変わる.....
「さあ、渡るぞ!」
次の瞬間、辺りにクラクションが響き、
鮮血が飛んだ。
えっ.....そ....うそだ............
数メートル先に飛んでいった兄のもとに走っていった。
兄はまだ笑顔でいた。
「お兄ちゃ、お兄ちゃん!」
兄が血に塗れたまま声をしぼりだす
「り...龍.......
ごめんな...一緒にいられなくて....」
「お兄ちゃん?死んじゃうの?
嫌だよ?僕、嫌だよ!!」
「ずっと...見守ってるからな...」
集まってきた人たちの中心で、兄はこときれた。」
残された弟は、ただ叫ぶことしかできなかった。
突然、一瞬意識が飛んだ。
それから身体が熱くなり、それが数秒続いたかと思うと、何かが身体の中で変化していることに気が付いた。意識して感じると、身体の細胞の一つ一つに含まれる遺伝子が動いているのを感じることができた。
人間離れしていると思われるかもしれないが、はっきりと感じるのだ。
「何なんだよ?どうしちまったんだ?
ゾンビになるのか?まだ噛まれてもいないのに!」
激痛がはしり、意識を失った。
27 :
吉田:2011/09/18(日) 19:01:21.53 0
ホームセンターから出た吉田が着いた先は学校だった。
来る途中に土気色の顔をした連中に襲われたが、かつての帝国軍人の敵では無かった。
学校に着いた吉田は上を見上げる。そこには学校には不釣り合いなヘリコプターがいた。
(なんだありゃ。周りに人が居ないからテレビ局じゃねえな。警察か?)
そんな事を考えながらまた土気色の連中の相手をする。
連中を片付けた頃、上から銃声が聞こえた。
(狙撃兵か!?)
思わず伏せる。しかし自分を狙っものでは無いようだ。それを確かめると吉田は学校に入っていった。
28 :
明智暉羅:2011/09/18(日) 19:15:44.52 0
暉羅は銃を構えた…
「仕方ねぇ…」
暉羅は罪悪感を感じながら弾を放った
ゾンビは次から次へと倒れていく
そして二階に着こうとすると扉が閉まっている
「おい少年君開けてくれ!」
だが全然開かない、
「そうだ!ここは高校だ理科室に薬品か何かあるだろ…」
29 :
明智暉羅:2011/09/18(日) 22:32:52.26 0
ダダダダダ…理科室を目指し走る
途中でゾンビが出てくるが百発百中と言っていいほど
ヘッドショットをきめていく、
「ここか…薬品は硫酸あればいいが…あったあった、他に何かないかな…ライター、バック、ぐらいか…」
それらを持ち去りもう一度少年のもと
へ急いだ…
30 :
明智暉羅:2011/09/18(日) 23:38:55.00 0
そして扉に硫酸をかけた、
防火扉は溶けていく…
ガスに気をつけ一度離れる。
「火気には気をつけないとな…」
すると警察が校庭に入ってき、
こちらに銃を向けて来た。
暉羅の後ろには硫酸が扉溶かし、ガスが発生してる。
このまま避ければ引火し、爆発するかもしれない…
「あの少年が危ない…警察は何を…」
仕方無く警察を撃っていった
「よし、何を考えているか知らないが、まずはあの少年だ…」
「ん?ここ....どこだ?」
前に1人、大学生くらいの男が立っていた
誰.....だ?
「龍.....龍。」
ま、まさか!
「兄ちゃん?兄ちゃんなのか?」
男は頷く
「そうだ。」
涙が溢れそうになる。
「兄ちゃん、お、俺.....」
話を遮られた。
「待て、時間がない。今、俺は何故かお前の魂と共鳴している。もうすぐ夢から覚めると思うが、俺を心の中で感じたら受け入れてくれ。頼ん.......」
息を切らせながら夢から覚めた。徐々に意識が覚醒していく。
「兄ちゃんを.....感じる?
訳が分からない!」
と、突然、近くで銃声が聞こえた。
さっきの男か?教室のドアを開け、廊下に飛び出すと、防火扉は溶けていて、
1人の男がたっていた。
32 :
明智暉羅:2011/09/19(月) 10:20:13.76 0
「おっいたいた…大丈夫か?」
[名前]吉良吉影
[職業]サラリーマン
[武器]スタンド(キラークイーン)
[紹介]
平和に暮らしたい殺人鬼。
サラリーマンとして働いていたところゾンビの襲撃に合う。
そこでゾンビを殺したら同僚に英雄視された事をキッカケに、「相手がゾンビならば平和に殺戮ができるッ?」という事に気づいてゾンビ殺しを楽しみ始める。
そして高校付近で主人公と出会う。
「だ、大丈夫だ。」
いや、頭が混乱している。全然大丈夫じゃない。
「あんたは?」
37 :
明智暉羅:2011/09/19(月) 17:24:23.67 0
「俺は明智暉羅…キラって呼んでくれ」
暉羅はポケットにあったスマートフォンで執事に電話をかけた、
「ショットガンの弾、手榴弾を十個、ハンドガン二丁、頼む」
そう言い、通話を止めた
「君の名前は?武器が届き次第ハンドガンを一丁預けておくから…」
...........キラ
なにそれこわい新世界の神みたい。
しかも、なんか電話で銃頼んじゃってるし.....なにもの?え?あっ、自己紹介......
「俺は、石田 龍。って銃?銃っていった?」
39 :
明智暉羅:2011/09/19(月) 19:40:21.06 0
「石田君ね…ハンドガンは預けとくよ単独行動になったら危ないし…名前は気にしないでくれ、変なノートは使わないからww」
すると執事の乗ったヘリコプターが着いた
「ありがとな、えーと…よし頼んだ通りだな」
ハンドガンを手に取り試し撃ちをし、
「これね預けとくから」
40 :
吉良吉影:2011/09/19(月) 20:07:15.62 0
携帯で電話をしていた男ともう一人の若い男、その二人の男の会話を、この男、吉良吉影は静かに聞いていた……?
(あの二人、なかなか使えそうな人材だ…! とくにあの若い男。あいつは何か計り知れない物を持っているッ……??)
この男はそう頭の中で考えると、静かにその場を立ち去った。。。
「ふっ…。『今は』まだ行動を共にする時ではないか……。」
この男の正体と真の目的を、まだ、誰も知らない……!!
「あ、ありがとう.....」
こんなの使う時がありませんように!
「こ、これからどうしたらいいんだよ!」
42 :
吉田:2011/09/19(月) 21:14:48.71 0
校内に入った吉田は銃を持った人間を見つけた。
「なんだありゃ」
マチェーテやショットガン等、およそ民間人が持っている筈の無い物を持った男はまだこちらに気付いていない。
(触らぬ神に祟りなしってな。)
得体の知れない相手を避けるべく、吉田はその場を立ち去った。
******
校庭に行った吉田はサラリーマンを見つけた。
近くには頭が砕けた状態で横たわるゾンビ。
(あそこで転がってんのはあのサラリーマンにやられたのか。)
変な勘違いをしながら吉田はそのサラリーマンに近づいていった。
43 :
吉良吉影:2011/09/19(月) 21:54:52.12 0
二人の男の会話を聞き終わった吉良吉影は静かに振り返る。
そこにはゾンビがいた。
(く、接近に気づかないとは。。。)
ゾンビの接近に気づかない吉良は無防備だった。
そしてゾンビは口を開き吉良の手に噛み付いた。 ドンッ!
だが噛みつけ無かった……!
正確に言えば噛みついたはずのゾンビの頭がなくなっていたのだ……!
いったい何が起こったのか…!
後に残ったのは弾け飛んだゾンビの頭の残骸と、 ゾンビの体、そして……不気味に吉良の手の上に乗る一枚の『コイン』だけだった……!
吉良吉影は……無傷だった!
吉良はそっと手についた血を拭き取った。
「ゾンビの接近は分かりにくい。この程度のゾンビ、私の『キラークイーン』さえあれば取るに足らないが、万が一という事もある。以後気をつけよう。」
そして吉良は立ち去ろうとした。
その時、背後から気配がした!視線を感じた!
吉良は静かに、だが素早く後ろを振り返るッ……?
44 :
吉良吉影:2011/09/19(月) 21:56:38.88 0
すまないw
>>43 の最後は
振り返る……?
じゃなくて
振り返る……!
でよろしくw
45 :
明智暉羅:2011/09/19(月) 22:13:48.02 0
「まぁまぁ…そうカッカすんな、まずは拠点と食料かなあ」
「ここらで安全で食料が確保出来る場所は無いか?少年君」
突然、意識が飛んだ。
何かが身体に流れこんでくる感覚に襲われる。クッ........やば....
一分後に意識が戻った。
額から流れる汗をふこうと右手を動かす
が、動かせない。数秒遅れて汗を左手でふく。助けてと叫ぼうとするがこえがでないし口も動かない。数秒遅れて口が動いた。
よし!これで彼に伝わる...はずが、
口からでたのは信じられない言葉だった。
「こんにちは。ちょっと弟に身体を借りて
警告する。この事件には何か黒いものが裏で回ってる。気をつけろ。
あと、弟を守ってやってくれ。」
兄ちゃん??!!
47 :
明智暉羅:2011/09/19(月) 22:59:08.10 0
「うん…分かった…この子の兄ちゃんか、ゾンビが現れるぐらいだから非現実的な事が起こっても信じる…」
…
おい!おい!大丈夫か?
ナイジェリア、アフガン、コソボ。どの紛争地帯にもない興奮がここにある。
胸の高鳴りは収まることを知りやしない。
無表情で校門の前のゾンビを斬首すると窓に生存者を確認した。
中に数名の男。バカみたいに携帯を使って嫌がる。
狙撃して殺しても面白くない。この手で斬り殺す。
泣く家族も死んでいるだろうし、法執行機関も機能してないしな。
窓を突き破ると中にそのまま飛び込む。
(今誰かに見られた…。)
49 :
明智暉羅:2011/09/19(月) 23:25:55.85 0
暉羅は顔は少年に向けたまま、持っていたショットガンを後ろに向け弾を一発放った…
弾は武装している男の前に着弾した…
「てめぇは馬鹿か、隠れもせず殺気満々で来やがって、熊かてめぇは」
執事のヘリで脱出だぜ!
馬鹿とか熊とか動物園か?
早く執事のヘリ呼べよ。脱出するから。
52 :
吉良吉影:2011/09/20(火) 07:16:48.33 0
吉良が振り返った先には、吉良の想像を遥かに越えるモノが立っていた。
それはまるで20代の男の様だったが……。何かが違うッ!視線は感じるが生気が感じられない。
しかもこの状況ですごく落ち着き払っている。
それは『ゾンビ』だった……!
先ほどのゾンビの時は視線を感じ無かったがために接近を許してしまった。
だが今回のゾンビは違う……!
(何が得体の知れない力でもあるのか?)
吉良は警戒しながら、『コイン』に触れた…!
なんの意味があるか分からないが、
吉良は『コイン』に触れたのだ……!
そして静かに『ゾンビ』の接近を待つ。
だがそのゾンビはやはり普通では無かった。。。
言葉を発したのだ……!
53 :
吉良吉影:2011/09/20(火) 10:33:17.69 i
そのゾンビは吉良に話しかけながら近づいてきた。
ある距離まで接近すると吉良はゾンビにコインを投げた。
コインはゾンビに当たった。
それだけだ。当たっただけ。
(?? 何かがおかしいぞッ?)
吉良は困惑する。だがそれと共に閃いた。
吉良は自分の近くで爆発を起こし、少しの間気絶した……!
気絶から覚めたとき。
ゾンビは…。居なかった。
(幻覚……か?)
「この事件には、何か大きな力が働いているはずだ。」
吉良はそっと校庭を見ると、
サラリーマンにゾンビが近づいていた……!
いきなり撃たれた?
回避することに精一杯だ。
散弾した弾が、肩を掠め肉にめり込むながらスピンする。
(ようやく骨のあるガキが出てきたな。)
二人いるが目当ては散弾銃の男。面白さがある。
だから、ガキには黙って貰う。
軽々と机の山を飛び越えると大きくマチェットを振りかぶる。
55 :
明智暉羅:2011/09/20(火) 18:14:28.15 0
(誰だあいつ…)
「なっ…」
暉羅は少年を抱え少し後ろに退いた、
「てめぇは何を考えてんだよ」
その時、銃声が聞こえたかと思うと、
ものすごい爆発音が聞こえた…
「まさかっ!」
執事が乗っていたヘリコプターはもう無かった。
何かが爆発する音で目が覚めた。
「ん.....ここは......はぁ!」
俺は男に抱きかかえられていた。
その男の前にも銃を構えた男がいる。
さっきのことを思い出した。
兄ちゃん?
兄はもう俺の中から消えていた。
「ちょ....どうなって.....」
57 :
明智暉羅:2011/09/20(火) 21:25:04.93 0
「起きたか…おい、歩けるか?走って校舎に逃げろ…ゾンビに出会ったら持ってる銃で撃て」
暉羅は石田君を肩から降ろした。
無我夢中で走った。
少し走って気が付いた。
今、俺、階段登ったっけ?
後ろを振り向くと、下へと続く階段が
あった。やはり、登って来ている。
俺は、三階まで登ってきた。
しかし、体感時間は数秒だった。
身体に異変が起きているのは何となく分かっていたが、まさかここまでとは.....
爆音?
耳に響いた爆発のうめき声に興奮は最高に達した。
ヘリは墜落し体育館は玩具のように潰れていく。
マチェットを構えると表情を崩し、声を発する。
「主よ、彼を天へと召したまえ…。」
60 :
明智暉羅:2011/09/20(火) 23:16:19.60 0
「仕方無いな…」
(遠距離なら勝てる…!)
暉羅は走り、武装した人間から距離をとりショットガンの弾を放った。
(逃げないとはな…おもしろい…掛かってこい。)
ショットガンを構える動作は簡単に見分けれた。
マチェットで散弾を弾く。
(どうした?この程度の奴なら、雑魚と変わらないぞ…)
左にマチェット、右にP90を構えると、ゆっくりと引き金を引く。
62 :
吉田:2011/09/21(水) 08:37:44.01 0
「さっきの奴はなんだったんだ?小銭なんか投げつけて。」
先程、話しかけようとした自分にコインを投げつけて勝手に気絶した人物を思い出す。
校庭に出た吉田はそこにいたサラリーマンに声を掛けた。
しかし、サラリーマンは黙っている。
へんじがない ただのサラリーマンのようだ
サラリーマンにゾンビがこない事を祈りつつ吉田はその場を去った。
63 :
明智暉羅:2011/09/21(水) 12:26:58.52 0
「なっ!やばい…」
暉羅は避けようとしたが、避けきれなかった
弾丸は暉羅の腕を掠った、そこから血が滲み出ている
「う…向こうも銃を持っていたか」
ショットガンの弾を放った、
(まさか…負ける事は無いよな…)
ヌルみてーな奴がいる
65 :
吉良吉影:2011/09/21(水) 14:07:01.43 0
吉良吉影は校庭を見ていた。
ゾンビはサラリーマンに話しかけたが
すぐにその場から離れた。
(あれは確かさっきのゾンビ男じゃないか……!)
なぜコインを投げても爆発しなかったのか。
もしかしたら能力がかかっていなかった?
そんなはずはない。
吉良は疑問を浮かべながらも、その疑問を解決するべく
そのゾンビへの接触を試みる……!
「おい! お前の正体はいったいなんだ?」
吉良はゾンビの返答を待つ。。。
66 :
久遠:2011/09/21(水) 18:03:16.79 0
>>64 ヌルってより、
無口な「XMEN」のデッドプールとジャクソン二等兵のつもり。
ギリギリ回避すると跳弾し蛍光灯が破裂する。
(根性と腕は、その辺の警官よりはあるな…。)
「神よ…我に勝利を分け与えたまえ…」
マチェットとP90を床に置いた。
トカレフとカスタムされたジェリコを二挺拳銃にし遮蔽物から飛び出す。
ふと、廊下に掛かっている鏡が目に入った。
そのまま通り過ぎようとしたのだが、
信じられないものが鏡に映っていた。
----鏡には俺の顔が映っている。真正面をむいた俺の顔が。俺は廊下に沿って歩いていたので、横を向いている。
----そう、鏡の中の俺は、対象になっていないのだ。しかも、なんか勝手に動いている。
こわい!
鏡の俺が話しかけてきた。
「俺は、石田 騎士。お前の兄だ。
時間がないので、この事件のことを端的に説明する。俺たちは、生まれてすぐに
ある生物研究の実験台にされた。
内容は、俺たち兄弟をシンクロさせ、二重人格にしようというものだった。
先に俺の身体を処分し、お前の身体に移す予定だったが、ある組織がこの騒動をおこすときいたそいつらは、この時を待って
いた。そして今日、実行された。
もともと、お前の中に入れられていた俺を、特殊な電波を使ってお前の意識と
共存させようとしている。
じきに出来るから、少しの間頭痛を我慢してくれ。今は、お前の神経に話しかけている。大分上達しただろ。」
兄は、そう言ってわらってみせた。
70 :
明智暉羅 :2011/09/21(水) 19:58:48.47 0
(これは本当にヤバい…)
「ああぁぁ!こうなりゃヤケクソだ!」
近くにあった鉄パイプを手に取り殴り掛かろうとした…
すると暉羅が見ていた風景が変わった。
なにかが燃えている、
周りには、かなりの人数の人がいる、
燃えているのは寺か何か、
(ここは?)
周りの人間は甲冑を身に纏っている。
ただ変わらないのは燃え盛る向こうに武装した人間がいる
身体が勝手に動く、
色々な感情が交差している
忠誠、恨み、期待、憎しみ、
その感情が一点に集まり
戦う
という気持ちに変わった
その瞬間!視界が元に戻った
武装した人間がかなり目の前にいた
(うわっ!ヤケクソ!!)
おもいっきり殴ってみた
72 :
吉田:2011/09/21(水) 20:20:29.82 0
サラリーマンの元を去った吉田はさっき自分にコインを投げつけてきた男に問いかけられた。
「お前は何者か」と。
だから返答した。
「俺は只の農家だ。」と。
色々と省略しているが嘘は言ってない。
73 :
吉良吉影:2011/09/21(水) 20:35:35.57 0
吉良の問いかけにゾンビは「俺は只の農家だ。」とだけ答えた。
彼は深くは語らなかった。
(なぜさっき『キラークイーン』が発動しなかったのか?不発?それとも能力をかけていなかったのか?)
そんな疑問もあったが、
(まあ悪い奴ではなさそうだ。)
(さっきはてっきり幻覚か何かだと思って自爆したが、あれじゃ俺がただのバカみたいに見られたかもしらんな……汗)
吉良はそんな羞恥心を感じながらも学校の異変に気付いた……!
さっきはヘリがいきなり墜落したが、こんどはなんだ?
銃声に、さきほど見かけた武装の男。何が起きている?
中が気になる。さっき見かけた二人の男の一人の若い方。
彼はまるで気配が二つあるように感じた……!
何かの間違えか?それを確かめるためにも、吉良は校舎へ入る事を決心する。
「今日はいろいろな事があったからな。
あまり詮索はしない。また後でゆっくりと身の上話をしようじゃないか。
一緒に行動しないか?校内で異変があったようだ。こちらも仲間がいた方が心強い」
吉良は少し急ぎながらも、冷静にそう告げた……!
74 :
吉田:2011/09/21(水) 22:03:18.34 0
さっきの男に「一緒に行動しないか」と誘われた。
断る理由も無いし、仲間は多い方が心強い。
吉田は誘いを受け入れた。
(それにしてもヘリが墜落したり銃撃戦やったりってここはゲームかって)
避けれない。
唐突であり得なさすぎるからだ。
(弱いながらも素手でくるとはな…想定外だ…。)
鈍い音がしたが頬には痛みはこなかった。
勝負は平等でフェアで公平にしないと面白くはない。
武器をしまうと、青年の腹部を蹴りあげた。
76 :
吉良吉影:2011/09/21(水) 22:27:55.91 0
吉良はゾンビ男と行動する事になった。
(身の上話もほどほどに。だな。)
「俺の名前は吉良吉影。さっきはコインを投げつけてしまってすまない。それについては後でじっくり説明しよう」
「それより、今は大変な事が起こっている。一刻も早く見つけたい男がいる。急いで校内に入ろう。」
「まず初めに君の名前を教えてくれないか?」
吉良は一呼吸置いてそう言った。
77 :
明智暉羅:2011/09/21(水) 22:34:24.78 0
「うっ…」
腹を蹴られた、
(いや…今はかなり近づいてる、チャンスだ!)
ポケットのハンドガンを突きつけた。
(頭を使ってきたな…。)
銃口はこちらを向いている。これは面白い状況だ。
「本当に…お前…撃てるか…躊躇わずに…
一人の命を奪う…その尊さを知らない…引き金を引け…
そして神に悔いろ…人生を奪うことに…」
(抵抗するつもりはない。さあ、どう動くつもりだ?)
これで撃てば"こっち側"の人間。撃たなければいずれ餌食になる。
「神は…どちらを…味方するかな…」
79 :
明智暉羅:2011/09/21(水) 23:33:22.30 0
「だりぃ話はやめだ…」
暉羅は引き金を引いた、
だが相手から血は出ていない。
「安心しろ…空砲だ、撃とうとしたらこっちはショットガン使うからな…」
リロードされているショットガンを一応構えた、
80 :
吉田:2011/09/21(水) 23:35:09.44 0
「吉田だ。さっきも言ったように只の農家だ。あんたは?」
吉田は答える。
(こいつは何かを知っているな。協力すれば何か分かるかもしれない。)
全員能力者なのか?
82 :
吉良吉影:2011/09/22(木) 06:28:19.61 0
「そうか、吉田が。」
「俺の名前は吉良吉影。『ちょっと変わり者』のサラリーマンだよ。」
吉良がそう告げたとき、、、、、パンッ??
「また銃声だな?こんどは空砲か。身の上話は後でしよう。まずは校舎へ急ごう!」
吉良はゾンビと共に走り出した。
(空砲…?)
「面白い…ガキだ…。また…会おうじゃないか…」
葉巻に火をつけると、初めて敵に背を向け、見逃した。
ゆっくりとその場から去る。
(コイツが生き残るか見物だな…)
ゾンビと死骸ばかりの廊下をただ歩く。
84 :
明智暉羅:2011/09/22(木) 17:53:33.96 0
「はぁ…終わったか、」
暉羅は少年を捜しにに校舎の中を走る
86 :
久遠:2011/09/23(金) 11:38:38.45 0
石田と明智は一般人っぽい。後は、ジョジョとゾンビだね。
本当はただの傭兵にするつもりだったんだが…
虐殺しておいて何を今更
>>1 >[名前]石田 騎士(いしだ ないと)
>[年齢]21
>[紹介]幼い頃、ある組織から実験台にされ、事故に見せかけた殺害をされたあと、
龍の身体にとどまっていた。
ゾンビ発生後、特殊な電波によって
2人の意識がシンクロされたはずだったのだが.....
さっきから頭痛が酷く、吐き気をもよおすような気持ち悪い感覚に襲われている。
だんだんと、兄が身体の中にいるのが分かってきた。
鏡から離れ、おっさんを待つ。
90 :
明智暉羅:2011/09/23(金) 20:05:20.47 0
「おっ!いたいた!何も無かったか?」
「な...なにもなかった。」
とりあえず、兄のことは伏せておく。
「これからどうするんだ?」
92 :
明智暉羅:2011/09/23(金) 20:55:44.57 0
「そうだな…ちょっと待てよ」
暉羅はスマートフォン出し、自宅に電話をかけた、
プルルルル…
だが全然掛からない、
ガチャッ
(掛かった)
そう思った瞬間、電話の向こうからうめき声が聞こえた。
気持ち悪くなりすぐに切った、
「くそっ…、少年君…この辺りで食料が有り、拠点になりそうな所は無いか?」
この辺り....
「あ!近くにデパートがある。
そこなら、中のゾンビを排除すれば...あるいは.....」
94 :
明智暉羅:2011/09/23(金) 23:10:44.11 0
「なるほど…よし行くか」
暉羅は校舎を後にし
学校の職員の物であろう車に乗る
「少年君こっちだ!」
暉羅は手を振る
明智さんの所へ向かう
「デパートは、あの角を曲がって少しいった所です。大きいから分かると思います」
96 :
明智暉羅 ◆tRtVzmo/AI :2011/09/24(土) 00:07:46.34 0
「よしっ分かった!スピード出すからしっかり掴まれよ」
かなりスピードを出す、
途中ゾンビがいたが着いて来れないか、引いていく
そしてハンドルを切る。
「あそこか」
そしてデパートの駐車場に車を止めた
そこにはかなりのゾンビがいた
たしか.....
「大型のものを搬入するエレベーターが
あります。そこならここよりゾンビの数が
少ないはずです。」
98 :
明智暉羅 ◆tRtVzmo/AI :2011/09/24(土) 13:42:57.90 0
なるほど…
「よし行こう!」
そして少年と向かったが
さっきの所よりゾンビは少ないが、まぁまぁの数はいた
「少年君下がっておけ」
弾は節約しないと…
暉羅は近くの鉄パイプを取り
ゾンビを殴っていく
99 :
吉田:2011/09/25(日) 13:23:48.03 0
「なあアンタ、これからどうするよ。ここでボサッとしててもゾンビが来るだけだぞ。」
ゾンビと◯×ゲームをしながら吉田は質問した。
明智さんが戦っている間に、エレベーターに転がり込む。
「早く!下がってください!」
101 :
吉良吉影:2011/09/25(日) 18:58:46.53 0
さっきから校内の様子がおかしいな。
いきなり静かになった。
……おかしいと言えば、となりでゾンビが○×ゲームをしているのもおかしいな。
「……。とりあえず校舎中に入るか。・・・ッ?」
校舎に入ろうと決心した時だった。
校舎から誰かが出て来た。
最初はあの少年か、携帯の男かと思ったが、すぐにその考えは打ち砕かれた!
「なんなんだッ!あの禍々しい気配わ……?」
ゾンビが発生してから、吉良は初めて恐怖した。
それは武装した男だった。
(もうこの距離なら逃げられないか…クッ!)
吉良は吉田と◯×ゲームをしているゾンビにコインを投げ、爆発させて、こう言った。
「吉田よ。じつは最初に会った時に、お前がゾンビで不死身だと気づいていた。
だがッ!今回は、不死身のお前でも、少々危ないかもしれんな!」
ポケットの中から大量のコインを取り出した吉良は、臨戦体制に入った。
102 :
明智暉羅 ◆tRtVzmo/AI :2011/09/25(日) 19:24:52.73 0
「よし!分かった!」
最後にゾンビを一回殴り、エレベーターに入った
閉ボタンを連打する
やばい入ってくる…
と思いピストルを構える。
がギリギリやつらは入って来なかった、
さっと胸をなで下ろす
「たぶん、これは、搬入口のある食品売り場に通じていると思います。」
104 :
明智暉羅 ◆tRtVzmo/AI :2011/09/25(日) 20:46:34.05 0
なるほど…
「分かった、扉が開いたらこの鉄パイプを持って身構えとけよ」
暉羅は石田君に鉄パイプを渡した
チーン…
「着いたか、気を付けろよ」
ゆっくりと扉が開く
105 :
吉田:2011/09/25(日) 22:12:39.51 0
「うおっ!?」
一緒に◯×ゲームをしていたゾンビが爆発した。どうやら吉良のコインが原因のようだ。
吉田は吉良に抗議しようとしたが、吉田に言われて校舎の方を見た。
そして、校舎から出て来た男を見て抗議しようという考えは吹き飛んだ。
男からはまるで荒れる津軽海峡の暴風のような強い殺気を感じる。
上野発の夜行列車で逃げたいが、もう逃げる事は不可能だろう。
(またとんでもない奴に出会っちまったな…。)
嘗ての大戦の英雄もあの男には戦慄を覚えた。
臨戦体制に入った吉良を見て、吉田は先程散ったゾンビに黙祷した後、ホームセンターで買った鉈を構えた。
ゾンビとサラリーマン?
奇妙なコンビだが、襲われている様子は伺えない。
ボン!!!
爆発?
(奴は…人殺しの臭いがある…。血にまみれた…。)
「我は…主を信じます…。」
十字架に愛撫するとマチェットを抜く。
107 :
吉良吉影:2011/09/26(月) 07:17:16.69 0
吉良は迷わずコインを投げた。
そのコインは武装の男の少し前方で爆発。
男はマチェットを構える。
(まずいな・・・)
「吉田。勝てる気がしないんだが……」
(さて、戦闘中も、どうやって逃げるか、を考えながら戦おう。。。
『そんな暇があれば』だがな・・・。)
吉良は5枚のコインを、同時に投げた。
むっ…コイン?血迷ったか…?
ズドン!!!
五枚のコインが爆発し机を吹き飛ぶ。
破片が飛び散り、視界が悪くなる。
「面白い…。」
残骸の間を駆け抜けながら、マチェットを振りかぶる。
109 :
吉良吉影:2011/09/26(月) 19:29:22.24 0
5枚のコインによる爆発で弾幕をはった。
(いまなら逃げられるか?)
吉田の手を掴もうとしたとき、ちょうど吉田と吉良の手の間にマチェットが通り過ぎた。
(やはりすぐには逃げられないか…。)
武装の男から逃げる時間かせぎを考えていた吉良はあるものを思い浮かべた。
「しかたない。『第二の爆弾』を使うしかないかな?」
吉良は不敵な笑みを浮かべた。
なんでコインが爆発するん?
ジョジョ読め。ジョジョ。
112 :
吉田:2011/09/26(月) 21:12:16.36 0
猛然と襲って来た男に対して、吉良がコインで弾幕を張った。
「この隙に逃げるか…わっ!」
この機に乗じて吉良と撤退しようとした矢先、二人の間にマチェットが振り下ろされた。
「こえぇ〜」
ためらいのない斬撃に吉田も恐怖を覚えた。
(こりゃあ、苦戦するな。退いた方がいいが…タイミングをミスったら…)
吉田はとりあえず吉良に合わせようとして吉良の方を見た。
(こ…こいつ、笑ってやがる…)
吉良は不敵な笑みを浮かべていた。
…まあ恐怖にガクブルしているよりかは心強いんだけど…なんか嫌な予感がしてきた。
「“第二の爆弾”…?」
(ただ者ではなさそなのは確かだな…。)
P90とIMIジェリコ941を向ける。
「貴様らに…神に…祈る間をやろう…。」
ドアが....あいた。
が、何もいなかった。
「よし!直ぐに店中のシャッターとドアを閉めよう!」
できるだけ、中のゾンビも排除しなければ。
115 :
吉良吉影:2011/09/26(月) 22:44:51.13 0
武装の男が「神への祈りの間をあたえる」と言った。
神への祈りか……!フッ!
「祈りの時間はまたこんどいただくよ。」
吉良の後ろに、薄っすらとだが、異様なビジョンが浮かんだ!
『シアー•ハート•アタック!!!』
その瞬間、吉良の足元に丸い物体が現れた。
小型の“戦車”の様な物体だった。
「さぁ吉田よ。早く逃げるぞ!」
吉田が戸惑っているなか、吉良は敵に背中を向けた。。。
116 :
明智暉羅 ◆tRtVzmo/AI :2011/09/26(月) 22:53:00.32 0
「分かった。俺はゾンビを倒すから、少年君はシャッターとドアを閉めてくれ。」
暉羅はハンドガンを構える
まず試しで遠くのゾンビを撃ってみる。
どうやら頭に当たった
しかし、音で気付かれた様だった。
ゾンビが一斉にこちらを向いた、
「ぁっ…」
こういう時こそ冷静に…
暉羅は精神を研ぎすませ、確実にヘッドショットを決めて行った。
「危なかった〜、少年君シャッターを頼む」
次々とゾンビたちがなぎ倒されていく。
すごい。
「わかりました。援護よろしくお願いします。」
店内計5ヶ所にある出入り口へむかう。
118 :
明智暉羅 ◆tRtVzmo/AI :2011/09/27(火) 18:09:26.81 0
「分かった、案内は頼む」
戦車…引っ張ってきたか…
コイツ…面白い…
「貴様らを知っている…吉良吉影…そして吉田…。」
バレットM82を片手で持つと狙いを定める。
躊躇わず引き金を引く。
「…爆弾狂…英雄とは…面白いセットだな…」
120 :
吉良吉影:2011/09/28(水) 17:16:28.81 0
武装の男は躊躇なく引き金を引いた。
だが弾丸は吉良に届かない……!
弾丸が空中で爆発したのだ!
「その戦車は熱に反応して襲いかかり爆発する。
弾丸は俺に届く前に爆発する。」
吉良の謎が少しずつ解けていく!
「それはただの時間稼ぎだ。
逃げる前にお前の名前を教えろ。」
まずは、一階、西側入り口だ。
「こっちだ。今日は、平日だから、人は少ないはずなんだが。」
名前?…名前???
気が付けば、偽名を使い傭兵をして暮らしてきた。
「名前など…無い…。」
弾丸が無理なら刃物で殺せ。
熱に吊られるなら…
「貴様らは…尺に障る…!!!」
薬夾を蹴り跳ばすと、折りたたみナイフを投げつける。
123 :
吉良吉影:2011/09/28(水) 19:00:40.36 0
奴は名前などないと言った。
それと同時に薬莢を蹴飛ばしナイフを投げる。
シアーハートアタックは薬莢に飛び付いた。
ナイフはガラ空きである。
「俺のコインを忘れているのか?」
吉良は一直線に飛んでくるナイフにコインをぶつけた。
その瞬間ナイフは爆発する。
「これは俺の『キラークイーン』の能力、仮に第一の爆弾と呼んでいる。
触れたものを爆弾に変えることができる。」
今後、こいつとはまた一戦交えるに違いない。
その相手には自分の能力を全て話し、次はフルパワー同士で戦いたい。
「偽名でもいい。とにかくお前の今の名前を教えてくれ。」
そして深く深呼吸をして吉良はこう言った。
「俺は吉良吉影!ただの『サラリーマン』さ。」
124 :
明智暉羅 ◆tRtVzmo/AI :2011/09/28(水) 22:07:03.88 0
「うーん…」
暉羅は辺りを見回した
「少ない…てかいないかな」
暉羅は辺りをもう一度見回した
やはりいないかった
「よし…シャッターを頼む」
引っかかったな…。
「名など…聞くから…貴様はフェイクに引っかかる…。」
吉田の首にマチェットを向けている。
奴の攻撃は爆発。攻撃後、怯むのは当たり前。
そのタイムラグを使い、間合いを詰めた。
「仲間ごと…敵を…爆殺するのか…?」
126 :
吉良吉影:2011/09/28(水) 22:21:12.35 0
囮か……!
さすがに殺しの天才なだけあるな。
まあ俺の腕が鈍ったのかも知れないがね。
「シアーハートアタックは解除する。」
その瞬間、小型の戦車が消えた。
吉良は何も待ってなく、爆弾がない事を武装の男に示しながら近づいた。
そして男の体に触れてからこう言った。
「私の負けだ。」
そして吉良は吉田にこう言った。
「吉田。すまないな。私に付き合わせたばかりにお前を死なせてしまう。
だが最後に、お前を殺す者の名前を知って起きたくはないか?
私は殺人鬼で、恐らくこいつにも嫌われているだろう。
お前から、こいつの名前を聞いてくれ。」
死ぬ間際に、吉田に最初で最後のお願いをした。
ガラガラガラガラッ
はい、やっちまいました。音にゾンビどもがよってきました。
「あ、やばい。」
「ううん?何か寄ってきた」
暉羅はかなり動揺した
今までいなかったゾンビが目の前にかなりいる。
「音に敏感なんだな…」
ハンドガンを構えたが、弾数節約の為に、ポケットに戻した
ぐちゃぐちゃになった店内に落ちていた木(?)の棒を手に取りゾンビに向かおうとした時
暉羅は気付いた、ゾンビの内一匹が制服を着ている
警察か何か
しかもピストルを腰にさげている。
暉羅はまず制服のゾンビを倒すことにした。
暉羅はおもいっきり殴った、
頭を
これがクリーンヒット!
制服のゾンビはことごとく倒れた。
暉羅はピストルを頂戴した。
そのピストルで他のゾンビを撃った。
(それにしても、警察か何か雑魚いな…)
ピストルを奪って戦う明智を見ていて気づかなかった。後ろから、すぐそこまでゾンビがきていた。
突然、何かが身体を支配し、トランス状態になった。
意識せずとも、身体が動いて行く。
右足.....左手......裏拳...
と、リズムよくゾンビどもを素手で殺していく。
意識が戻ると、後ろにいたゾンビどもは、
肉の塊と化していた。
(手を...洗わなきゃ。)
130 :
吉田:2011/09/29(木) 04:28:34.82 0
大ピンチだ。
相手にはマチェットを向けられ、味方からは「お前は死ぬんだ。」と言われた。
吉田は戦争の時を思い出した。
前線の必死の攻防の中で、司令部から受けた唯一の命令「玉砕」
多くの戦友はその命令の下に散り、自分は何の因果か生き延びてしまった。
きっとあの時が死すべき時だった筈なのに。
死すべき時が今に来ただけだと、吉田は覚悟を決めた。
そして、目の前でマチェットを構える男に問うた。
「お前の名前は?」
と。
131 :
吉良吉影:2011/09/29(木) 06:59:34.48 0
吉田は吉良に言われた通り男に名前を聞いた。
まだ問いの答えは帰ってこない。
だが最後に、これだけはしなければならない……!
これが成功すれば、この男に勝つことができる。
吉良は薄っすらと笑みを浮かべた…!
実は吉良は、武装の男を目撃し戦闘を始める前に、吉田にこんな事をそっと耳打ちしていた。
「いいか吉田。俺の名前は知っているだろう。
そして俺の正体は、殺人鬼であり、『スタンド使い』だ。
まあ超能力があると思ってくれ。
そして、ここからが重要だ。」
吉良が深く呼吸をした。
「いいか?もし、俺たちが負けそうになったとき、お前にある事をして欲しい。
ちゃんと合図は送る。そーだな……。『名前を聞いてくれ』を合図にしよう。
そして、いいか?そのして欲しい事は、意味がわからないと思が絶対にやってほしい。
いいか? ……あの男から『俺の情報を聞き出せ!』いいか!なんでもいい。吉良の正体はなんだ!とか吉良の能力はなんだ!とかなんでもいい!とにかく俺の情報を!俺の正体を聞き出せ!」
吉田は戸惑っていたが、強引に承諾させた。
そんなやり取りをした後に吉良と吉田は男の元へ向かっていたのだ。
これが決まれば、発動する!
俺の第三の爆弾『バイツァダスト』がッ!!
名前を何故必要以上に聞く?
コイツらは、馴れ合いをするつもなのか?
「…知っている…と…言ったはずだ…吉良…。」
手は打ってある。
「C4を…持っている…もし爆殺すれば誘爆し…死ぬ…」
“上”から貰ったデータ通り。吉良は頭が良い。
「さて…自分と共に…私を殺すのか…?」
最初から、もっと気を付けるべきだった。
“上”が三番目に警戒する男とデータがほぼない男。
近距離から、吉良に銃を突きつけた。
133 :
明智暉羅 ◆tRtVzmo/AI :2011/09/29(木) 18:03:10.35 0
「よし…倒した、」
暉羅はふと少年の方を見た、そこにはゾンビが倒れている
しかも少年君の方から銃声は聞こえてない
「まっまさか…素手で」
暉羅はかなり驚いた
134 :
吉良吉影:2011/09/29(木) 19:13:54.26 0
武装の男に銃を突きつけられた。
だが吉良の決意は変わらない。
「お前を殺して俺も死ぬ?残念だが、
誰も死なないさ。まあ正解には死ぬがね。『1人だけ』な。」
吉良は吉田の方を向いて言った。
「覚えているな?『名前を聞くんだ』吉田。早くしたまえ。」
吉田は約束を忘れてはいないはずだ。
吉良は吉田を信用している。
「貴様だけは…尺に触る奴だ…。」
怒りの余り、引き金に指の力を入れようとした時…
どこか厭な予感を感じた。
「早く…ここから…去れ…“奴”が来る…。」
マチェットとトカレフを下ろすとMG42を構えた。
136 :
吉田:2011/09/29(木) 20:41:08.99 0
「!」
吉田は吉良との約束を思い出した。
そしてそれに応えることにした。
「なあ、アンタ。この調子でいくと、俺はどう頑張っても人生終了だ、アンタに殺されるか、コイツの時間稼ぎにされるだけだ。
だから、その前に知っておきたいんだ。
俺は何故死に追いやられるのかを、アンタとコイツは何者なのかを。
だが、アンタの素性なんてどうせ判らんし、コイツも素性なんて自分から話さない。
だから、アンタからコイツのことを、コイツからアンタのことを聞く事にした。
諜報で何か知ってるんだろ?
頼む。死にゆく者の最後の頼みだ。教えてくれ、コイツは何者なのか。」
(アンタ=久遠、コイツ=吉良)
137 :
吉良吉影:2011/09/29(木) 20:49:14.98 0
ついにきた!
この瞬間が!
「男よ!お前の失敗は、自分でC4を持っていた事だ!お前を爆発させたらC4も爆発する。だが!爆発するのが『吉田』ならどうだ?」
『バイツァダスト!!!(負けて死ね!)の発動だぁ!』
その瞬間、吉田が爆発した。
「残念だがお前の記憶は残ったままだ。
また会おうじゃないか!」
ヒュン!
辺りを見回す。
そこには1人の男、いや、1人のゾンビが立っていた。
その男はこう言った。
「吉田だ。さっきも言ったが只の農家だ。あんたは?」
能力は無事に発動したようだ…!
ここは、1時間前ッ!
138 :
吉良吉影:2011/09/29(木) 20:55:27.77 0
パンッ!
校舎から空砲が聞こえた。
吉良は吉田に自分の名前を教えた後に、もし誰かに殺されそうになったら自分の正体を聞けと約束をした。
(バイツァダストをしかけた武装の男の記憶は残ったままだ。奴がくる前に若い男2人を探さなければ!)
その時、校舎の裏から2人の男が出てきて、学校の車に乗るのが見えた。
「吉田!あの車を追いかけるぞ!」
吉良は吉田の手を引き、素早く車を追いかけた。
車の方向と、対ゾンビ用の建物を考えると、思いつくのは、、、デパートか!
吉良は吉田とデパートに向かって走る。
校舎から逃げるように……。
「あぁ。やったみたい。」
なんだろうか、この能力は....
(仲間を…殺して消えた…?)
何が起きているのかわからない。
ただ、“奴”が来る。
吉良でさえも“奴”を殺せない。
アイツらは逃げれたのだろうか?
「共に…神の御加護を…。」
(“奴”が…来る前に…逃げるか…。)
捨てられたバイクに跨ると、ヘリでの回収地点のデパートへ向かう。
141 :
明智暉羅 ◆tRtVzmo/AI :2011/09/29(木) 21:50:48.22 0
「おっおう…すげぇな…」
かなり驚いた、
「まぁ、次に行こうか」
暉羅はとぼとぼ歩き出す、
142 :
吉良吉影:2011/09/29(木) 22:04:25.93 0
吉良と吉田はデパートについた。
「疲れたな。どこから入ろう。
たしか、入り口が5カ所あったはずだ!」
吉良と吉田は、1番近い入り口へ向かう。
業務用のエレベーターや、商品搬入口の反対側、正面の入り口から堂々とデパートへ入った。
ゾンビはたくさんいるが、私の能力と、吉田の経験や実力をフルに使えば問題はない。
吉良は自分から1番遠くにいるゾンビへめがけてコインを投げた。
他のゾンビがその音に集中している間に、近くのゾンビを倒していく。
「××巡査部長を懲戒免職処分とする。 以上。」
何度も頭に付くその言葉。その後SATを辞めされられた。
長年、尽くしてきたつもりだ。
外人部隊を辞めそして、傭兵となり“上”に雇われた。
“上”からの命令は生存者を殺すこと。
バイクを乗り捨てると、シャッターを突き破る。
シャッターを全て閉め終わり、中のゾンビもある程度倒したので、ちょっと一息...
と本屋にいる。
「なあ、[ゾンビ対策の全て]とかいうのが
あるぞ。読んどくか?」
145 :
吉良吉影:2011/09/30(金) 07:18:26.45 0
トイレに隠れていた吉良と吉田。
そう言えば朝ご飯以外食べてなかったな。
「腹がへったな……。」
吉良は案内ボードでフードコートの場所を探した。
近くに本屋があったので、目印に本屋を目指す事にした。
146 :
明智暉羅 ◆tRtVzmo/AI :2011/09/30(金) 14:46:46.64 0
少年と暉羅は一息つくため本屋に来た。
「ん?ゾンビ?この本書いた人は本当にゾンビが出るとは思ってもみなかったんだろうな…」
パラパラとめくってみる。
中身はゾンビ映画、ゲーム等のゾンビの生態、
本当に会った時してはいけない事
が書いてあり
その中には「火は使うな」や、感傷的になってはいけない等と書いてあった。
中身は案外真面目だった、
「面白いなこれ…」
本を棚に戻した
(うん?)
なにかの気配を感じた、
「少年君、逃げるぞ…何かがくる」
147 :
名無しになりきれ:2011/09/30(金) 15:09:07.42 0
強くなる条件⇒さとりを開く事⇒丸い物体を動かす能力(テコの原理)
サンドバッグを叩きまくる!喧嘩の経験が豊富
以上です。サンドバッグを殴りながら、さとりを開きましょう!
なまりの玉(鉄の玉を)背中に置いて
四つんばいになり2時間くらい身動き取れない状態にする
というくらいの意気込みが必要かもしれません
先生が言っていました 。『ワシに足場を与えてくれさえすれば
このデッカイ地球でも動かせるで!』と
円ならいかなるものも動かせるという事でしょうか。
タコではありませんよ。テコです。
そしてもう一つ・・パンチ力やキック力を強化するうえで重要な事が
もう一つあります。実はパワーを強化するというのは腕力を上げる事だけではありません。
さとりを開く事も重要です!
かつてインドにこんな人がいたんです。実話です。
山に籠もって修業するあるインド人がおりました。
彼は山に籠もってひたすら『さとりを開こうとしたわけです』
本当の強さというのはサンドバッグを殴る事、ケンカに勝てるくらいの強さ、
以外にもう一つ、さとりを開く、そしてテコの原理
さとりを開きさえすれば例えガリガリの細い身体になってもゴツイ大男でも倒せるんだ!
止まっているエスカレーターを上る。
何故か、ゾンビは全滅していた。
本屋を出て少しの所にいた。
最重要ターゲット石田龍。ただのガキにしか見えない。
M82のスコープを覗き、引き金に力を入れた。
「我の指に…希望を…分けたまえ…。」
150 :
吉良吉影:2011/09/30(金) 19:55:38.30 0
もう少しで本屋だ!
吉良は吉田を連れて走っていた。
その時だった!
「な!あいつ・・・。結局あいつか。」
そこには銃の引き金に指をかけた武装の
男がいた。
そしてその先には例の少年。
「少年を見殺しにするわけにはいかない。」
吉良はシアーハートアタックを発動させて待機した。
それにしても……。
「それにしても奴が言っていた『上』とはなんなんだ……?」
?くる?なにが....
「なにが来るんだ?」
私だ
名前:ネメシス『追跡者』
武器:ガドリング ロケラン
任務:石田、吉良の抹殺。及び久遠排除。
紹介:寄生型のBOW。戦闘向けにプログラムされたゾンビ。
人間の数倍の巨体と知能が少しある。
全身を防弾、対爆コートに身を包み馬鹿力を使った体術で戦う。
ある条件を加えると進化する。
154 :
ネメシス:2011/09/30(金) 20:36:40.50 0
高校には誰もいない。
あるのは死体だけで、石田も吉良も久遠もいない。
外の道路には、タイヤ痕。続いているのはデパート。
『武装している一般人を排除しろ。』
そう、脳に伝達が届く。
155 :
明智暉羅 ◆tRtVzmo/AI :2011/09/30(金) 20:39:41.41 0
「いいから早く、体勢を低くして…走るぞ」
暉羅は石田君の手を取り、走った。
外したか…
早くしないと、“奴”が来てしまう。
「神よ…我を…死の淵から…お救いください…。」
スナイパーライフルをしまう。
まったく…運のいいガキだ…。
拳銃を構えると石田を追跡する。
157 :
吉良吉影:2011/09/30(金) 21:15:44.30 0
武装の男が銃を撃った。
だが間一髪のところで少年は弾をよけた。
もう一人の男のおかげだろう。
2人は走り出し、武装の男はその後を追った。
吉良は吉田とそれを追いかけようとした。
その時だった。
殺人鬼の本能が疼く!何かが近づいて来るのがわかる。
吉良は見えない何かに恐怖しながら、その場を逃げるように、吉田の手を引いて2人と武装の後を追う。
158 :
吉田:2011/09/30(金) 22:07:10.30 0
……!
何だこの丸腰で敵陣の真ん中を歩くような感じは。
自分に向いて来る多数の殺意。嘗て味わった刺されるような感覚を吉田は感じていた。
きっと吉良も同じなのだろう。自分を掴む手が心無しか震えている。無理も無い話だ。
吉良に連れられるようにして吉田も走り出した。
吉良と移動している途中に窓があった。吉田はチラリと下を見た。何だあれは。
ゾンビの群れの中に明らかに人一人分は抜きん出た大きさのゾンビが居た。
(きっとあれが…)
吉田は移動するのを速めた。
159 :
明智暉羅 ◆tRtVzmo/AI :2011/09/30(金) 23:44:53.69 0
「やばいな…」
ふと、振り返った。
高校で戦った武装した男がいた。
「少年君急ごう!」
フッと意識が飛んだ。まただ。騎士がくる。身体は勝手に動くのに、中には自分がいるという、違和感のある感覚に慣れていない。
騎士は、目が開くと同時に男の方へ走っていった。
愚かな奴だ…丸腰なのに…立ち向かうとは…
“上”がこんな馬鹿を何故警戒し、殺したがる?
ジェリコの銃口を石田に向ける。
だが、何故か引き金を引く力が出てこないのだ。
マチェットに持ち変えるが、立ち向かおうとする勇気がない。
「神よ…我に…力を…。」
アイスピックを握ると、身構える。
162 :
吉良吉影:2011/10/01(土) 08:56:34.63 0
吉良は吉田に言われて窓の外を見た。
「な!なんだあれわ!」
外には、とても巨大なゾンビがいた。
しかもあれは何だ?
武器を持っているではないか!
吉良はある事に気づいた。
(俺の方を向いている?)
次の瞬間だった。
奴は吉良に向かってガトリングを向けてきやがった!
(くそ!いけるか!?)
吉良はシアーハートアタックを発動させてガトリングの弾を爆発させた。
数弾を爆破しそこねたが、当たりはしなかった。
通路を見ると、少年が武装の男に向かって走っていた。
吉良は吉田に耳打ちした。
「約束は覚えているな?私達が負けそうになったら、武装の男から俺の情報を引き出すんだぞ?合図は『名前をきいてくれ』だ。」
そう言うと、吉良は少年と武装の男に向かって叫んだ!
「やめろ!いまは戦っている時ではない!
いいから外を見ろ!早く!外を見るんだ!」
華麗に、しかしすばやく男が振り下ろす
アイスピックをかわした。
男はまさかかわされるとは思ってなかったらしく、一瞬動きが止まった。
その一瞬を騎士は見逃さなかった。
男の後ろに周り、頭を蹴り上げる。
男は一時的に気絶した。明智に軽く礼をし、龍の身体から離れた。
身体の支配者が一瞬いなくなったことで、
身体は崩れ落ちた。
「撃ちな…そして悔いろ。人を殺すことになァ…。」
男は同僚のSAT隊員を盾に私に銃口を向けている。
男は前科三犯で人を喫茶店で三人殺し、そこに籠城した。
怖くて、引き金は引けない。
「××巡査部長…こいつを射殺するんだ!!!」
「撃てない。撃ったらあなたに当たって、死ぬ。」
「お前は生きろ。撃って、生きて、人を救え。」
覚悟を決めて、そのとき引き金を引く。
バン!!!
目をゆっくりと開ける。
石田が倒れ、高校にいた青年が石田に駆け寄っている。
石田龍を殺さない限りヘリに回収して貰えない。
徐々にヘリのプロペラ音が聞こえてくる。
力を振り絞り、立ち上がった。
165 :
吉良吉影:2011/10/01(土) 22:47:00.36 0
くっ!戦いに集中していて俺の話が聞こえていないな!
仕方ない。
吉良は少年と武装の男の間にコインを投げ、小さな爆発を起こした。
そして言った。
「戦いは後だ!とりあえず外を見ろ!」
166 :
明智暉羅 ◆tRtVzmo/AI :2011/10/01(土) 23:02:45.19 0
暉羅は愕然とした、
石田君の兄貴がなんらかで龍君に入ったのは分かる
そうじゃなくて運動能力の高さに愕然とした。
暉羅は運動能力は高いほうだが武装の男には劣っていた。
なのに龍君の兄貴は蹴りで武装した男を気絶さした。
石田君の中の兄貴が礼をしてきたので、少し戸惑いながら礼を返した。
石田君の中から石田君の兄貴が抜けたんだろう
はっと我に返り
倒れそうになった身体を支える。
「凄かった…」
そうポソッと言い
石田君を抱え上げ
武装した男の前に立ち
ピストルを構える
すると下の方から声がした
(うん?窓の外?)
言われた通り外を見た。
そこには見た事のないゾンビがいた
明智に抱きかかえられつつ、目を開ける。
窓の外には、ゾンビなのだろうか?ロケットランチャーを背負った奴がいた。
兄貴の記憶がシンクロする。
「ネ..メ...シス.....」
168 :
吉良吉影:2011/10/01(土) 23:38:28.75 0
吉良と吉田は少年ともう一人の男に合流した。
「大丈夫か!?」
倒れていた(正確には倒した)男が立ち上がろうとする。
「あ、明智さん!後ろ!」
吉良の声が聞こえた。
そして“奴”はもうすぐそこに来ている。
このままでは、確実に殺されてしまう。
《イキテ、ヒトヲスクエ。》
だが、その言葉を無視する。
高校にいた青年の顔面を殴る。
「…石田…龍…だな…来て貰う…。」
首を絞め、石田を気絶させると、担ぎ上げると屋上へと向かう。
ヘリは、もうデパート上空を飛んでいる。
171 :
吉良吉影:2011/10/02(日) 00:13:25.09 0
「明智?お前は明智というのか!」
そんな事を言った時だった。
武装が少年を気絶させて抱えた。
上空にはヘリ!
「連れ去られる!」
コインを投げたがかわされた!
ならば残る手段は一つ!
「ヘリを爆破する!」
だが大丈夫か?ヘリを爆破したらここから逃げる方法がなくなる、屋上であのデカいゾンビと出くわしたら?
考えたくもない。。。
吉良は武装よりも早く屋上へ行くために走り出した!
殴られ、気を失った。
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
「ん...はっ!兄ちゃん!」
周りの白い背景の中心に、兄はいた。
「もう...気づいついるかもしれないが、
ついさっきシンクロが完全完了した。」
「やったじゃん!じゃあ、俺た........」
そこで兄に遮られた。
「だが、シンクロは、本来ならば、一つの身体に同時に入り、お互いのパワーを
融合できるんだ。しかし、俺たちは一人はいるともう一人は沈む。俺は怪力になったが、お前は普通だ。すぐに入れ替わる練習をしないと、お前は死ぬ。」
兄から、死ぬという言葉を初めて聞き、
一瞬、とまどった。
「じ、じゃあ、俺はただの二重人格になったのかよ?」
兄が、いや、と付け足す。
「正確には、精神だけじゃなく身体もだから二重人格ではない。
奴らは、この能力のことを
[ダブル・セル]と呼んでいた。」
ダブル・セル....二つの細胞..
「おっと、もうそろそろだな。じゃあな!」
忘れていた。あの男に連れ去られてるんだ。俺はどうなるんだろうか?
屋上にたどり着くと、石田を地面に置いた。
とりあえずヘリを確認する。
回収のヘリ?
いや…これは…コブラ。攻撃ヘリ。
かろうじて機銃掃射をかわす。
(私ごと…口を封じる気か…。)
コブラから発射されたミサイルは、駐車してあった車に着弾する。
石田をかつぎ上げると、階段へ向かう。
174 :
明智暉羅 ◆tRtVzmo/AI :2011/10/02(日) 09:04:53.74 0
なっ…
武装した男に殴られ
気を失った
(クソっ石田君が…)
175 :
吉田:2011/10/02(日) 09:42:48.13 0
屋上からヘリのプロペラ音が聞こえる。警察かマスコミがヘリを持ってきたのだろう。
機銃の音も聞こえる。ミサイルの発射音も聞こえる。
屋上にゾンビが群れてるのか。と最初は思ったが、吉田は違和感に気付いた。
屋上にゾンビが群れてるのなら、上の方からゾンビがこっちに向かってきても良いのに、ゾンビは下から来るものばかり。
つまり、上にはそんなにゾンビは居ない筈。
するとヘリは何と戦っているのか。
176 :
明智暉羅 ◆tRtVzmo/AI :2011/10/02(日) 12:52:24.18 0
目が覚めた、
まだデパートの中だった…
「石田君…」
上の方からヘリの音がする。
暉羅は屋上へ向かった
辺りを見回す
石田君は武装した男に抱えられていた、
「石田君!」
声を出した事でヘリに気付かれた
(やばい…!!)
機関銃の弾が飛んでくる、暉羅はブロック塀の裏に隠れた
突然、フッと目が開き、男の肩から飛び上がった。同時に、男の両腰に差さっていた
散弾銃を抜く。
「伏せろ!」
男が伏せるのを確認すると、ヘリに向かって銃を構えたまま走り出す。
ヘリから放たれるミサイルを全てかわし、
近くの壁を利用してヘリに飛び乗った。
飛び乗った衝撃でヘリが大きく傾いた。
中には....誰もいない。
「だ、誰も乗ってない?!
ということは遠隔操作か.....
そこで、あることに気づき、目をつむる。
「ネメシス.....!」
エンジンを破壊し、ヘリから飛び降りる。
「皆、走れ!」
ヘリは、武装男の上を通って屋上から落ち、隣のビルにぶつかった。
鋭い破壊音と共に破片が飛び散る。
「ここは危険だ!ネメシスから逃げるぞ!」
179 :
明智暉羅 ◆tRtVzmo/AI :2011/10/02(日) 14:54:50.12 0
ネメシス?
暉羅は危険というワードですぐにあのゾンビだと分かった
走りながら言う
「少年君!!大丈夫か?これから何処へ逃げる?」
「ここから数キロ西に大きなアメリカ軍基地がある。」銃をリロードしながら言う。
「そこまで行けば核シェルターがある。
そこなら奴も手を出せないだろう。」
181 :
吉良吉影:2011/10/02(日) 19:28:56.21 i
武装の男はネメシスと言った。
そして少年はアメリカ軍基地と言った。
「何が起こっているんだ……!」
もともとイレギュラーだった私にも理解出来ない事がたくさん起こっている。
とりあえず武装の男の後を追って隣のビルへ逃げた。
対立していたイレギュラーな5人が、少しずつ近づいて来ていると、吉良は感じた。
「分かった!!」
(ネメシスには…ハンドガンでは勝てないな、ショットガンを使うか)
「どうやって、ここからその基地までどうやって行く?」
背中に担いでたショットガンを構え、言う
「(撃て撃て撃て!!!ガキでも女でも構わず殺せ!!!)」
「(中尉。軍法規約違反じゃ…。)」
「(うるせぇぞ、久遠。事故に見せかけて殺してやってもいいんだぜ。)」
知らないイラクの土地で初めて一般人を撃った。
ボーとしていた。
幸い石田に攻撃意識がない。
ヘリを一人で墜落させたというのか?
コイツは怪物か?
石田はシェルターの話をし出す。
「どう…あがいても…無駄だ…死ぬ…。
スリーマイル島…チェルノブイリ…ラクーンシティー…
…シェルターには…行かない方がいい…」
久遠の言葉に、いや、と返す。
「奴は俺と同じ時期に作られた兵器で、
アンブレラの本部で操作されている。
そこを乗っ取れば勝算はある。」
ショットガンを構える明智にいった。
「奴はそんなものじゃびくともしないぞ。
ランチャーでやっとかすり傷だ。」
185 :
吉田:2011/10/02(日) 21:02:50.44 0
ゾンビは出るわヘリは出るは、最早何が何だか。
そう思いながら、吉田は吉良に続く。
嫌な気配を感じ、吉田はふと後ろを振り返った。
ネメシスと呼ばれていたデカイゾンビと眼が合った。
しかし人外である吉田を敵でないと思ったのか、ネメシスはまた敵を探し始めた。
「お前…みたいなガキが…兵器…だと…?」
見た目は、生意気なガキ。
日本のどこにでもいそうな、ただのガキ。
だが、身体能力からすると言葉を信じるしかない。
ライターの火を煙草に近づけ、煙を吸う。
「なるほどな…。では…貴様の…知っていることを…全て吐け…。
あと…ショットガンは…返してくれ…。」
「ほらよ!」ショットガンを投げる。
「この身体は弟のものだ。俺がシンクロすることで強くなる。」
188 :
明智暉羅 ◆tRtVzmo/AI :2011/10/02(日) 22:25:55.53 0
石田君の話を聞き、ネメシスの存在がかなり厄介だと確信した。
ランチャーで掠り傷か…
「まぁ…一応な、持っておく」
「石田君!案内をお願いする!!」
189 :
吉良吉影:2011/10/02(日) 22:37:49.92 i
なんてことだ!
ネメシスはそんなに強いのか!?
だが・・・・・。
(私の能力で直接ネメシスを爆破すれば…?)
だがそんな考えはすぐに消えた。
たぶん奴に触れる事は不可能だろう。
触れるどころか接近すら不可能だ。
吉良は少年と武装の男に着いていく事を決めた。
「私も同行していいか?いや、着いていく!」
190 :
名無しになりきれ:2011/10/03(月) 14:49:23.20 O
ふと一人の少年が道を遮る
兵士「おい、ガキ、邪魔だ退け!!」
少年の目が朱く光を放つと周囲の気流が突如乱れ竜巻が発生した
兵士「うわっ!!何だ!?」
次の瞬間、目を覆う程の夥しい光と身を焦がす熱線が一面を焦がす
意図もたやすく一師団がそこから消えた…
「お前達は償うべきなのだ」
少年は小さな声で呟いた
「…罪…償う…。」
数年前の籠城事件。
私は引き金を引く。
ショートリコイルした銃弾は、同僚であるSAT隊員の胸部を貫通する。
弾は犯人の太股に着弾した。
「××巡査部長…犯人を…捕まえろ…犯人が殺したことにしろ…」
「谷垣巡査!!!しっかりして!!!」
「生きて…■■■■…。」
「イヤ。そんな事、出来はずない。」
そう叫ぶが、巡査の返答はない。彼は息をしていない。
うあああああああああああああああああああああああああ
ああああああああああああああああああああああああああ
ああああああああああああああああああああああああああ
「××、認めろ。銃を奪い栗原が谷垣を射殺して逃走。お前は、何もしていない。」
「私は、罪を償います。」
「××、決定に逆らうのか?」
私は、生きてはいけない。罪を償わないとならない。
自分の頭に散弾銃を向ける。
「神よ…我が命…絶つこと…我が罪をお許し下さい…」
「もちろんだ。今ここにいる全員連れて行く。ただし...少し協力してもらうぞ。」
ドンという大きな音と共に地面が揺れる。
「なっ、なんだ!」
その直後に下からマシンガンの弾が連発される。
「ネメシスだ!皆、一旦デパート内に引くぞ!」
193 :
吉良吉影:2011/10/03(月) 20:48:28.57 0
少年、石田龍。正解にはその体に入っている兄の騎士から同行の許可をもらう。
「もちろん。少しどころではなく、たくさん協力しよう。」
吉良は騎士の後を追いデパート内に入る。
「少年君!先に行っててくれ…すぐにそっちに向かうから…」
暉羅は武装した男に駆け寄り手を差し伸べる。
「おいっ!早く逃げるぞ」
武装した男が持っていた散弾銃を蹴飛ばす。
散弾銃は武装した男の手から離れる
「ほら…早く逃げるぞ!」
195 :
吉良吉影:2011/10/03(月) 22:16:43.82 0
吉良は騎士の後を追いながら質問した。
「いったいあのデカいゾンビはなんなんだ?」
「奴は、ネメシス。アンブレラ社で、
強化型T-ウイルスの実験台にされた男だ。ゾンビよりも丈夫な身体の上に、
特殊な防弾服を何重にも着ている。
武器は身体中に装備され、そのため、コードネームは「アームウォーカー」と呼ばれている。俺の実験が始まったときにちょうど開発途中だったT-ウイルスを大量に打ち込まれ、突然変異したため、事故を恐れ
たアンブレラは奴を冷凍保存していたんだが、このバイオハザードという事故を利用して、街に放たれたと推測できる。」
そこまでいうと、騎士は、あるチラシに目を付け、金属アート展覧会が開かれていた会場へ足を運んだ。
(また…この青年に助けられるとはな…。)
とりあえず今すべきことを考えろ。
“上”に裏切られ憎くないのか?
復讐し、それから死ね。
まずは、アンブレラを潰してから、“上”も潰す。
そのためには石田についていこう。
「石田…何故…ここに…来た?」
後ろがここにきた理由を尋ねてきたので、
近くに展示されていた刃がついた棒を
持ち上げた。
「これは戈だ。ネメシスは殺せないが、
移動するには、大量のゾンビを排除する
必要がある。ここには、戈を始めとした
様々な金属の武器がある。銃を使ってもいいが、ネメシスを足止めするためにできるだけ弾の消費は抑えたい。」
戈を明智に放り投げ、日本刀を握る。
「各自、扱いやすい得物を選ぼう。」
気色の悪い奴。
高校で見かけた時はただのガキと間違え逃がしてやった。
なのに今は、普通に話す石田に威圧感を感じる。
彼は銃の引き金を引かせず、戦意を無くさせる。
“上”が恐れる、アンブレラ社の兵器。
「お前…“上”とは…どういう関係だ…?」
200 :
吉田:2011/10/04(火) 18:25:48.77 0
四人に続いて展覧会場に入った吉田はある物を見つけた。
「あっ軍刀じゃんこれ。うわぁ懐かしい。あっ、銃剣もあるぞ。」
水を得た魚の様に元気になった吉田は懐かしい得物を使う事にした。
201 :
吉良吉影:2011/10/04(火) 18:34:32.44 0
私は武器と言うよりも小型の金属片をかき集めた。
(これで爆弾が増えるな)
吉良の準備はすぐに終わった
【やばい、リアルの学校でちょいとやらかしてしまった!
携帯が没収される。
このまま物語の終わりまで出来るか心配だ。】
石田君に矛を渡された。
「有り難っ…う…」
暉羅はいきなり激しい頭痛にみまわれた。
暉羅はそのまま倒れた
倒れたかと思うと、
夢?の中にいた
暑い…
また、あの光景だ。
寺か何かが燃えている。
そして徐々に視界が消えて行った。
久遠がいう"上"とは、一体なんなのか?
「上...というと?」
「…知らないなら…いい…。」
こいつは“上”とは無関係のようだな。
血塗れになり切れ味の悪くなったマチェットを置く。
(それにしても…何故…ここまで…都合良く…?)
考えることは止めた。
タバコを吸おうとしたが、タバコを切らしていた。
警備員らしきの手首を拾い上げる。
「そうか...」
思い当たらないでもないが...まさか...な。
そんなわけない。あの組織が今回の一件に絡んでいるはずがない。
「皆、いい得物は見つかったか?早いとこ
おいとまするぞ。ネメシスに追われているんだ。屋内で戦うのは生存率が一気に下がる。」
日本刀を二本腰と背中に差し、出口を探す。
起きたていた…立った記憶が無い。
しかも持っていた武器が矛じゃない、刀だった
しかも、身体のいうことがきかない。
だが目の前には少年も武装した男もいる。
しかもちゃんと着いて行ってる。
刀を持つ手に気合いが入る。
「少年君!出口はあそこだ」
出口を指さす。
明智がさした出口...それは、従業員用の
裏口だった。
「あそこなら...車も拝借できそうだしな。
よし!あそこからでるぞ!」
手首の死体に火薬を仕込むと、窓の外に投げる。
こんな小規模な田舎町に、シェルターがあるとは…
P90を構える。
警戒する心は最大に達した。
(…さっきから…ゾンビが…いない…?)
あるのは死体ばかりで、死体爆弾の反応もない。
「…気をつけろ…厭な…予感が…する…。」
なんか滅茶苦茶のハチャメチャだなw
「なにが....あったんだ?」
ゾンビの姿はなく、すんなり外へでられた
ネメシスの姿もない。
「気をつけろ....近くにいるかもしれないぞ....」
数分後、ネメシスはおろか、ゾンビさえも
出てこなかった。
「っち!どうなってんだよ!」
すると、突然、街の方から何かが爆発したような音と、黒い煙が立ち上った。
あげ
新しい参加者募集中
213 :
有坂:2011/10/06(木) 19:59:54.72 0
新しい人
名前 有坂清美
年齢24
性別 女
職業 元自衛官 今は機動隊員
武器、持ち物 サバイバルナイフ、MP5、SIG226、グレネード、フラッシュバン、盾、警棒
紹介 最強の歩兵になることが将来の夢の人に憧れて自衛隊に入る。
久遠とゾンビの攻撃で所属していた署が壊滅し、やむなく単独行動中。
生存者を捜索しつつ、他の勢力との合流を目指す。
ゾンビが溢れる市街地を一人の女が進む。
ゾンビ達が女に気付いた。そして女に寄ってくるゾンビ達。
「あー、キリが無いわ。」女はため息をつくとゾンビをナイフで倒していった。
そしてまた、生存者を探して街中を進んでいった。
煙の上がった方へ急いで行くと、
数台の車が積み重ねられ、爆発していた。
「ネメシス....組織の目的は何なんだ!」
と、そこに1人の軍人らしき女性が来た。
「だれだ!」
日本刀を構えて叫んだ。
215 :
有坂:2011/10/06(木) 21:16:52.56 0
!
生存者! 有坂は生存者に近付いた。
すると有坂に気付いた少年は日本刀を構えて自分の素性を聞いてきた。
(!)
少年が自分を警戒していることを察知した有坂はSIGを抜きながら、日本刀の間合いに入らないように少し距離を取った。
そして、少年が自分に襲いかかってきたらいつでも撃てるように構えて、少年の質問に答えた。
「貴方達を襲うつもりは無いわ。
私は有坂清美。警察官よ。貴方達は?」
しばらく間をおき、女性が敵ではないと
確信して日本刀を鞘にしまい、名乗った。
「すまない。俺は石田.....」
(この場合、龍と騎士、どちらを名乗るべきなのか?)
「...龍だ。彼らは生存仲間だ。」
217 :
明智暉羅 ◆tRtVzmo/AI :2011/10/06(木) 22:52:48.02 0
いま目の前に来た、女性。
名前は有坂、警察官らしい
「俺は明智暉羅…」
218 :
吉良吉影:2011/10/07(金) 17:48:28.39 0
吉良はあまり最初は自分の個人情報を言わないように警戒しながら
「吉良吉影だ」
とだけ言った。
219 :
吉田:2011/10/07(金) 18:03:49.01 0
吉田は親しげに自己紹介した。
「俺は吉田義男。言っとくが俺はその辺のゾンビとは違うからな。間違えて撃つなよ。」
220 :
名無しになりきれ:2011/10/07(金) 18:42:22.10 0
名前 一之宮坂城 宗之助
性別 男
身長 180センチ
体重 55キロ
年齢 22歳
職業 モデル
趣味 ゲーム(FPS)
特技 バスケ
免許 普通免許 中型二輪
彼女 無し
好きなタイプの女性 スザンヌ ローラ
好きな食べ物 たこ焼き パスタ
好きな音楽 Jpop レゲエ
好きな言葉 友情
好きなTV番組 ヘキサゴン
好きな動物 犬 猫 猿 亀
好きなバイク WR(オフロード)
好きな車 ハマー(軍用車の一般向けバージョン)
好きな惑星 土星
好きなブランド ナイキ
好きな季節 春
好きなスポーツ バスケ
参加します。
持ち物はL96A1(スナイパー銃) command(アサルトライフル) M1911(ハンドガン)
ナイフ フラグ
ハマーには食料や他の銃や弾丸が載っていて、車の後ろにWRを搭載している。
>>218おかえり。
久遠は柄にもなく、たじたじしている。
「...これから、俺たちが生き残るために、
策戦をたてようとおもうんだが、
どうするべきなんだろうか?
.....ネメシスとの接触は避けたいので、
それは前提でお願いしたい。」
222 :
ネメシス:2011/10/07(金) 21:00:38.12 0
金属アート展覧会の会場に入る。
もちろん誰もいない。
そして、ゾンビもいない。
あるのは、血塗れのマチェットのみ。
ネメシスはまだ追跡を続ける。
コイツ…どこかでみたことがある…。
警戒し敢えて、自己紹介をしない。
まさか…。
とりあえずネメシスから逃げることが先だ。
「…二手に分かれよう…」
分かれる.....ネメシスから多くを逃がすにはそれがいいかもな...
225 :
ゾンビ:2011/10/08(土) 20:23:33.96 O
奴らをガン見している。どうやら意識があるようだ
226 :
有坂:2011/10/10(月) 21:19:29.94 0
街で出会った一団と自己紹介。
(学生が石田、こっちが明智、こっちが吉良、んでこのゾンビ?が吉田ね。
あと一人は…!
この男…まさか!)
有坂の脳裏に少し前の記憶が蘇る。
「警察署の前に暴徒が現れた。応援を求む。」
その報せに応じて警察署に向かった有坂の部隊は丁度久遠が警察を攻撃する所に出くわした。
幾人かは久遠の攻撃の前に倒れ、また幾人かは銃声に反応したゾンビに攻撃されてしまった。
(まさか…この男が…)
有坂は動揺を隠そうとしたが、それはとても隠し切れるものでは無かった。
227 :
吉良吉影:2011/10/15(土) 10:51:21.73 0
有坂と言う女は久遠を見て明らかに動揺していた・・・。
(まぁいいか、あまり詮索するのはよそう。
しかし、二手に別れるとなると、どちらかがネメシスの攻撃を受ける可能性があるな・・・。)
この女はどう動くのだろうか?
錯乱したかのように、鉛玉で撃ち殺されるか。
首を絞められて、苦しみながら窒息死するのか。
運命など気まぐれなのだ。
ここで死ぬのであれば、罪を償える。
だが、神はそんな自分を許すか?
不思議と死ぬことは怖くない。
恐怖などとっくの前に消された。
「神の…運命に…我は身を…任せます…。」
ここで殺されても、それは神が定めた罰だから怖くない。
にょーん(笑)
230 :
吉田:2011/10/16(日) 18:48:27.44 0
有坂と名乗った女は久遠を見て明らかに動揺していた。自分達のように久遠に襲われたことでもあったのか。
一方久遠は見た感じは落ち着いていた。
彼にとっては敵討ちの対象となることなど慣れっこなのだろうか。
いや、彼の落ち着きは慣れからくる落ち着きではなかった。
寧ろ、達観したというか諦めたというか、そういう何かを受け入れるような感じを吉田は受けた。
ところで、ゾンビがめっちゃこっち見てるんだけど…
231 :
吉良吉影:2011/10/18(火) 19:23:23.74 0
吉田がいきなり耳打ちをしてきた。
なんなんだと思ったが吉田の話に耳を傾ける。
そして吉良は視線を吉田から外す。
(本当だー!ゾンビめっちゃこっち見とるやん・・・)
232 :
名無しになりきれ:2011/10/19(水) 17:10:05.47 0
ジョジョの参加ありならワンピとか、けいおんとか参加ありだよね。
233 :
ゾンビ:2011/10/20(木) 07:50:41.59 0
(吉田をガン見する。)
A:おい、あそこに仲間いるっぽくね?
B:マジだ。
A:ちょっと話し掛けてみようずw
>>232 いいけどワンピはともかく、けいおんは弱いぞ。
北斗の拳とかガンダムの方がオススメ
名前:京楽春水
性別:男
職業:護廷十三隊八番隊隊長
武器:花天狂骨
死神だが、これってありかな?
>>232 ギターで殴っていいのはフリクリだけなんだからね!
237 :
吉田:2011/10/20(木) 21:57:30.36 0
>>1参加しても宜しいですか?
【名前】高瀬 玲奈
【性別】女
【年齢】23
【持ち物】警察拳銃(0) 救急セット(3)
【職業】スーパーマーケットのレジ店員
【その他】体力は低め、運動神経はいいとはいえない。
ただし、集中力が誰にも負けず、反射神経は常人を逸脱する。
普段はスーパーマーケットのレジ打ちをしていたが、騒動に巻き込まれ店はパニック。
逃げ遅れてしまう。
逃げる途中、警官の死体から銃を手に入れるが、初めて使ったので当たらず、
役立たずのまま持っている。
239 :
吉田:2011/10/21(金) 00:03:11.76 0
>>239 弾切れなんで撃てないですけど…w
ソロでも行けますけど、合流した方が良いですか?
241 :
吉良吉影:2011/10/21(金) 21:27:48.13 i
高瀬さんよろしくですm(_ _)m
刀を二刀、腰に指し笠を被り、着物を着た死神。
八番隊隊長である京楽春水。
(おや?誰かいるみたいだね。)
見たその先にいたのはゾンビと他の人間。
「どうやら間が悪いようだねェ。」
凄い。
セリフが大塚明夫にちゃんと聞こえてくるwww
「せっかく銃を手に入れたのに…。
使えないんじゃ意味がないわ…。」
ここは大通りの外れの裏路地。
大通りはゾンビたちでいっぱい。
通るなんて無理。
私は細い路地を通り抜け、このまま脱出しようと思っていた。
だが、現実は都合のいいほうへなど転がる筈もなく、
逆にゾンビたちとの遭遇にこんなにも怯えながら歩かなければならなかった。
それに、裏路地などほとんど入らないもので、
迷路のような道を右往左往しながら進んでいくことになった。
と、一人物寂しく回想にふける余裕も持ち合わせながら、
同じような路地を右に曲がった。
「ありゃ…?行き止まり…。さっきのとこ、左に行ってみようかな。」
「……うわぁ……。」
さっきの別れ道には戻ってきたものの、
左に進むと確実にゾンビとの遭遇が避けられないようだ…。
どうしよう……。
このまま強行突破…?…いや、ダメ。
少なくとも無傷じゃ済まされない。
じゃあもうひとつ前の別れ道まで戻ってみる…?
うん、多分それで大丈夫なはず。
ひとつ前という別れ道まではそれほどかからなかったけども、
なんだかさっきと違うような気が…?
あれ…とうとう迷った……!?
いやまだ大丈夫。どちらにしろ出られればいい。
こういうときは楽観的になるが勝ちよ。
よぉし、進もう。
で、結果として町の中心部までほど近いところまで出てきたのは自分の責任なの…?
247 :
名無しになりきれ:2011/10/30(日) 14:32:45.61 O
自演しろ
にご
249 :
吉良吉影:2011/11/01(火) 19:37:00.65 0
出番がないなw
酉は付けた方がいいのか?
250 :
吉田:2011/11/02(水) 07:26:19.18 0
>>250 だねーw
じゃーつけようかしら!
ありがとう!
「ところでみなさん。ここで立ち止まっていてもネメシスが近づいてきてしまう。
二手に別れるなら別れる、別れないなら別れないで早くしましょう」
「そうだな、もうすぐ奴もここへ来る。
その前にどうするか決めないと.....」
シェルターまでもう少しだが、ネメシスも向かっているだろう。
A「何か会議してるぞあいつら。」
B「俺達から溢れ出る圧倒的存在感に気がついたようだな。」
C「気付かれたら俺らやられるんじゃね?」
A「あっネメシスさんがこっちに来てる。」
C「えっマジ?巻き添えになる前に隠れようぜ」
B「フン、ネメシスの攻撃なんぞに俺らが巻き込まれるわけなかろう。(後ろを見る)
…あ、ネメシスさん本当に来てる。
…か、隠れようぜ」
255 :
吉良吉影:2011/11/07(月) 20:18:27.55 0
「二手に別れるのならどちらかに接触する可能性が充分にあり得る。
まあ別れない方が人数は多いが、多すぎても身動きに困るだろう
なるべく戦闘力が均等になるように別れるべきだ」
256 :
高瀬 ◆Hw9uLI1t8mRO :2011/11/24(木) 17:56:31.35 0
一ヶ月放置してました……すみません。
目の前には、なんの変哲もない小さな小屋がある。
皆は、小屋に疑問を抱いているようだったが、ここがシェルターだ。
石田に案内された小屋に入ると、小屋の中には食料や飲料水、薬品やその度諸々の道具が置いてあった。
「こんなところ本当にあるんだ。都市伝説の中の事かと思ってたぜ。ところで、ここにある物って勝手に持ってっちゃって良いの?」
皆は小屋の中にある水や食糧をしげしげと眺めている。
「いや、これはフェイクだ。」
俺は壁に貼ってあるポスターを剥がし、隠してあったレバーを引いた。
すると、小屋の中心にあったテーブルが起き上がり、その下の床が二つに別れて階段があらわになった。
「ここが旧軍対核用シェルターだ。」
すみません。二手に別れるとか完璧に無視でした。
261 :
◆JwKmRx0RHU :2011/11/28(月) 21:40:26.91 0
記念真紀子( ´,_ゝ`)プッ
262 :
少佐:2011/12/02(金) 05:14:42.76 0
新参加
佐藤 充
歳 27歳
職業 陸自狙撃手(二等陸曹)
装備 89式小銃+スコ―プ
9mm拳銃
性格 冷静沈着
詳細
ソンビ撃滅作戦に参加していたが、
自分以外ほぼ全滅。
司令部も壊滅したので今は単独行動中。
現在地 ビル屋上
18;00
「横に2ミル修正」佐藤はそう言いながら
スコ―プのつまみを少し回した。
そしてスコ―プ内のゾンビに照準を合わせた。
そして引き金を引いた。照準内のゾンビは倒れて動かなくなった。
彼は照準から目を離し、近くに置いてあったカロリ―メイトを口に入れた。
今日狙撃したゾンビは8体。うち1体は子供のゾンビだった。しかし、容赦はしなかった。
狙撃手は躊躇した瞬間殺される・・・。彼はそう考えていた。
彼は今後の予定を考えた。弾薬はまだあるが、食料は少ししかなかった。
それに、ゾンビが徐々に増えている気がする。この場所も今日が潮時と考え、
腰のポケットから地図を取り出した。目的地を探すためだ。
地図を眺めていると3Km西のところにス―パ―マ―ケットがある。
佐藤は、あしたの朝にここを発とうと考えた。彼は地図をしまい、
ゴロンと横になった。少しは寝ないと集中力が鈍る。
そして彼はまぶたを閉じた。(続く)
264 :
少佐:2011/12/04(日) 05:13:24.40 0
>>262の続き
05:40
日が出る前にに佐藤は目を開けた。
そして起きるとき手が何か柔らかいものに触れた。
佐藤は「何だこれ?」と思い少し押してみた。程よい弾力があった。
と同時に「あんっ!」と声が聞こえた。
佐藤は思考が一瞬停止した。
が、佐藤の中である計算式が弾き出された。
やわらかい+弾力がある+ムニムニするとあえぐ =♀
佐藤は鼻血を出しそうになったが、何とか堪えた。
と同時に佐藤が過って触った物を所持している人物が起き上がった。
佐藤は取りあえず様子を見ようと思い立った。
しかし次の瞬間左の頬に強力な痛覚が走った。
どうやら相手に張り手打ちされたらしい。すぐさま佐藤は言った。
「ごめんなさい!」
すると相手は「ふぁ〜。」とあくびをした。
「へっ?」佐藤はまた思考停止しそうになった。
・・・なぜ怒らない?・・・。佐藤はそう思った。
すると相手が言った「あらっ、もしかして張り手しちゃった?」
佐藤は答えた。「い、一発食らいました」
すると彼女はいきなり言った。
「ごめんなさい!」彼女が続けて言う。
「私寝相が悪くていろいろしちゃうんです!
さっきも夢の中でゾンビに胸もまれて・・・。」
聞いてる内に佐藤は思った。
「アンタ誰?」(続く)
軍の核シェルター…だと?そんなもんが本当にあったとは。
まあ、こんだけ食糧が近くにあったら暫くは不自由しなさそうだな。
(シェルターの中に入って行く。)
待てよ、先客が居るかもしれない。慎重に行こう。
(軍刀を構えて中に進んで行く。)
どっかに銃落ちてないかなあ…
266 :
少佐:2011/12/05(月) 03:39:57.72 0
>>264の続き
06:00 ビル屋上
佐藤は彼女と自己紹介し次のことを理解した。
*名前は黒野 鈴(くろの れい)
*26歳
*独身
*武器はトカレフと短刀(道端で死んでたやくざが持っていた)
*目がいい(両目2.0)
*地味に胸でかい(Dカップ)
*職業はOL
*ここに来た理由は俺がここにいることを知り来てみたが、
あいにく俺は寝ていたので起きるまで待つつもりがいつのまにか寝ていた
とゆう事だった。そして彼は問うた。
「俺はこれからスーパーマーケットに行くが、一緒に来るか?」
「えぇ、これも何かの縁でしょうし。」
二人は、ビルを後にした・・・。
付け足し 二人の格好と持ち物入れ
佐藤 迷彩帽+迷彩服+軍用ザック
黒野 女性用スーツ+ショルダーバック
07:00 スーパーマーケット駐車場
二人は駐車場に来た。
所々に車があるがガソリンはすべて抜かれていた
(道路自体ボロボロだからあっても意味がない)
佐藤はここまで来るのあたって不思議な出来事があった。
外を歩くのだからゾンビの2体や3体に見つかると思っていたのだが、
まったく現れなかったのだ。まあ無事に着けたのでいいのだが。
「じゃあ、さっそく入りましょうか!」
と言って入ろうとする黒野を佐藤が止めた。
「待てっ!入ったら中を捜索してゾンビ
が居ないか確かめるから俺の後ろを歩け」
そう言うと佐藤は腰のホルスターから9mm拳銃
を取り出し黒野の前に出て店内に入っていった。
そして黒野が後を付いていった・・・。(続く)
武器を構え、警戒しながら言った。
「俺もよく知らないのだが、昔自衛隊に所属していた祖父が言っていた。軍は必ずいつかは訪れるであろう核戦争に備え、当時それ程発展していなかったこの地域にこいつを作ったんだそうだ。まあ、お偉いさんの趣味で作ったとかいう噂だがな。」
268 :
少佐:2011/12/07(水) 04:26:01.56 0
>>266の続き
07:20 店内
二人は商品棚を一つずつ確認した。
そして5番目の通路を見たとき異変に気付いた。
通路の奥に誰か立っている。
しかし、腕がありえない形状だった・・・・。
二の腕のところから骨折していたのだ。
二人は銃を構える。と、同時にそいつがこちらに向かって走ってきた。
黒野のトカレフから放たれた弾丸は外れて、ポテチの袋を粉砕した。
佐藤が撃った弾丸はゾンビの右方を貫いた。しかしまだ走ってきている。
佐藤は落ち着いて二発目を撃った。今度はゾンビの脳天を直撃した。
ゾンビは膝を降り倒れ込んだ。佐藤と黒野は警戒しながら近寄った。
「佐藤さん、このゾンビ・・・。」
「・・・あぁ・・・。」佐藤は言葉を続けた。
「警察のSATの奴らしい」驚くことにゾンビの着ていた服は黒い突入服だった。
右方には穴が開いたSATのエンブレムが付いていた。
「5日前、この地区のゾンビ掃討作戦に参加していたんだろう。その時に・・・。」
「・・・・・。」
黒野は無言だった。
佐藤はゾンビの腰に付いていたホルスターからP38を取った。
佐藤「おいっ」
黒野「はい?」
佐藤「あんたはこの銃を使え。トカレフは初心者には無理だ。」
そう言うと佐藤は黒野にP38を手渡した。
「それと」佐藤が続ける
「そこに衣料品コーナーがある。そこで動きやすい服に着替えてくれ」
「そうですね、ヒ―ルじゃ走りづらいだろうし。」
佐藤は衣料品を物色しすぐに着替えて戻ってきた。
ジ―ンズに黒いハイネックでその肩にはリュックサックをしょっていた。
靴もヒ―ルではなくスニ―カ―だ。
佐藤はすでに店内の食べ物を確保していた。パン、おにぎりなどだ。
二人は食料をそれぞれのバックに入れてその場を立ち去った。(続く)
269 :
少佐:
>>267の続き
11:00市外
二人は国道を歩いていた 次の目的地へ行くために。
「佐藤さん、目的地まで後どれくらいですか?」
「あと8Kmぐらいだ」
「そうですか」二人が向かっている目的地。それは・・・
陸上自衛隊 機甲科師団 駐屯地
佐藤はここに来れれば、何とかなると思っていた。
機甲科は戦車や装甲車を専門にしている。そこならまだ人が居るはずだ。
しかし・・・。佐藤は思った、何故ゾンビに遭遇しない?
今日倒したのはゾンビになったSATのみ。
いくらなんでも少なすぎる。ゾンビ共はどこに行った?
しかしそれを確かめる術はなかった。今はいち早く駐屯地に着くのが先決だ。
二人は国道をもくもくと歩いていった。(続く)