さてさて、やってきました。私立聖我知芸学園高等部の入学式。ここは特殊なアルター能力者と呼ばれる人間の為に作られた学校だ
在籍している生徒はなにかしらの能力を持っている奴がばかり、たまには能力者じゃないのにやってくるクレイジーな奴がいるみたいだぜ
でもほとんどは能力者、先生も能力者、生徒も能力者、はては学食のおばちゃんまでも能力者という構成だ
さらにこいつら特殊性癖者……ありたいていに言えば変態ばっかりって奴だ
それから、学園のルールの説明をしよう
其の1、入学式、卒業式では騒がない!騒いだら退学な
其の2、殺人罪などの重罪以外は法律が適用されない、でも窃盗は駄目だからね!
其の3、この学園は強い奴が正義ってわけじゃない!尊敬されるのは紳士だ!
其の4、核兵器の持ち込みは禁止
其の5、青春を謳歌しろ!!以上!!
校長(12歳女性)の入学式の挨拶より抜粋
ので、物語は入学式が終わって生徒達が各々の教室でのHRから始まる
え?入学式からじゃないのかって?
だってめんどくさいし
このスレはノリがすべてです
このスレでは、決定リール、後手キャンセル採用しています。
決定リールとは、他コテに対する自分の行動の結果までを、自分の裁量で決定し書けるというものです。
後手キャンセルとは、決定リールで行動を制限されたキャラが、自分のターンの時に
「前の人に指定された自分の未来」を変えることが出来るというシステムです。
例:AがBに殴りかかった。
その行動の結果(Bに命中・ガード・回避など)をAが書く事が可能です。
これを実行すると、話のテンポが早くなるし、大胆な展開が可能となります。
その反面、相手の行動を制限してしまう事にもなるので、後からレスを書く人は、「前の人に指定された行動結果」
つまり決定リールをキャンセル(後手キャンセル)する事が出来ます。
先の例に当てはめると、
AがBに殴りかかった→Bはまともに喰らって受けては吹き飛んだ。
と決定リールで書いてしまっても、受け手(B)が自分の行動の時に、
「Bはまともに喰らったように見えたが紙一重で避けていた」
と書けば、先に書いたレスの決定書き(BはAの拳をまともに受けては吹き飛んだ。)をキャンセル出来るのです。
ただし、操作する人の存在するキャラを、相手の許可無く決定リールで喋らせるのは歓迎されません。要注意です。
名無し参加歓迎 爆笑ネタを期待している
版権キャラ歓迎 カモン
途中参加歓迎 いついかなる時の挑戦をまっている
特別ルールFOしたキャラは強制的にNPC化
やめるとき、休止するときは一言いうように
参考スレ
なりきりネタなんでもあり板 TRPまとめwiki キャラ作成や上手なリールの参考にどうぞ
http://www43.atwiki.jp/narikiriitatrpg/pages/56.html アルター能力について このスレを考えるときにスクライドがいいと言った人用
http://wiki.aniota.info/1301579881/
2 :
名無しになりきれ:2011/04/03(日) 16:46:24.19 O
おっぱいもみもみもみもみもみもみもみもみもみもみもみもみもみもみもみもみもみもみ
お尻さわさわさわさわさわさわさわさわさわさわさわさわさわさわさわさわさわさわさわさわさわさわさわさわさわさわさわさわ
キャラ用テンプレ&テンプレ記入例
名前:
性別:
所属:
身長;
体重:
体格:
容姿:
性格:
能力:
能力名:
属性:
備考
記入例
名前:賀地田 六治(キャラの名前だよ)
性別:男(男や女など、自由)
所属:1年B組 クラス担任 体育教師(生徒の場合は学年、組、出席番号、クラスの役職など)
身長:185cm(人間なら人間の範囲内でね、巨人とか微生物はちょっと無理かも)
体重:110kg(床が抜けない程度、風で飛ばない程度)
体格:ガチムチ(自由)
容姿:角刈りでタンクトップとジャージを心から愛する(自由)
性格:熱血(自由)
能力:筋肉をパンプアップさせて身体能力をあげる(あってもなくてもいいよ。強すぎる能力は駄目なんだからね!)
能力名:筋肉爆発(マッスルボンバー)(厨2ぽいのが望ましい)
属性:ゲイ(性癖※必須)
備考 (キャラの説明)
先生 NPCとして登録するね
ロボットが出したい場合は言ってね
テンプレ用意するから、でも……自分で用意してくれたら嬉しい……かな
聞きたいことがあったら聞いてね
あと、雑談所にも呼んでくれたらいくから
>>2 「まったくとんだ早漏野郎だぜ
こんなんじゃ先が思いやられるぜ」
そういうと
>>2のズボンをゆっくりと下ろし陰部を下着越しに触りだす
その手つきは熟練の畜産業者が牛の乳を優しくしぼるがごとくだった
「女なんてすぐに忘れさせてやるぜ、さ、行こうぜ……新しい世界に」
5 :
2:2011/04/03(日) 16:54:41.52 O
お前男か!!ゲロゲロゲロゲロゲロゲロゲロゲロゲロゲロゲロゲロゲロゲロゲロゲロゲロゲロゲロ
どうせしゃぶるなら、女の子が良いぜ
ゲロゲロゲロゲロゲロゲロゲロゲロゲロゲロゲロゲロゲロゲロゲロゲロゲロゲロゲロ
ゲロゲロゲロゲロゲロゲロゲロゲロゲロゲロゲロゲロゲロゲロゲロゲロゲロゲロゲロ
ゲロゲロゲロゲロゲロゲロゲロゲロゲロゲロゲロゲロゲロゲロゲロゲロゲロゲロゲロ
ゲロゲロゲロゲロゲロゲロゲロゲロゲロゲロゲロゲロゲロゲロゲロゲロゲロゲロゲロ
ゲロゲロゲロゲロゲロゲロゲロゲロゲロゲロゲロゲロゲロゲロゲロゲロゲロゲロゲロ
ゲロゲロゲロゲロゲロゲロゲロゲロゲロゲロゲロゲロゲロゲロゲロゲロゲロゲロゲロ
6 :
名無しになりきれ:2011/04/03(日) 16:59:01.23 O
女の子とヤらせんカーイ
おんなのこおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお
おおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお
おおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお
おおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお
おおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお
おんなのこおおどこだあああああああああああああああああああああいあ
名前:伊集院 影羅
性別: 女?
所属: 表向きは1年B組の生徒
身長; 172
体重: 54
体格: 長身細身
容姿: 左手の甲に常に包帯を巻いている 全体的に厨二病かっこいいファッションだがよく見るとズボンがパンツっぽく見える
性格: 厨二病
能力: 融合装着型アルター”ツインマーキュリー”(見た目は水鉄砲)の使い手
能力名:激流操作【アクアマスター】
属性: 厨二病
備考 普段は一応女のようだが水を被ると……
影羅・イルマラル・ユーティライネン
キャラ用テンプレ&テンプレキャラ用テンプレ&テンプレ記入例
名前:虎徹・アズナブール
性別:男
所属:1年B組 出席番号1番
身長;173cm
体重:60kg
体格:引き締まった筋肉質な体
容姿:絶世の美少年
性格:馬鹿
能力:氷を操る
能力名:氷結天国(コキュートス)
属性:妹&ロリコン
備考
日夜、自分の妹になってくれる人物を探している漢
基本的に自分に性的な欲求を求めてくる女は嫌い
顔が格好がいいので女がよってくる、それを氷漬けにするのが彼の日常だ
今日はキャラ投下だけ
10 :
影羅:2011/04/03(日) 22:37:04.25 0
ゴゴゴゴゴ……
「ここが私立聖我知芸学園……!」
私立聖我知学園は圧倒的な存在感を持って聳え立っていた。
《組織》が極秘に入手した情報によると、巷で有名な変態が集う学園というのは仮の姿。
真実は、来るべき大破滅《カタストロフ》の日のためにエージェントを養成する特殊機関なのだ……!
我は《組織》からの密命により、この学園に生徒として入学する!
人生二度目の高校生活ヒャッハー!……など言っている場合ではない。
《奴ら》はすでに動き出している。一時も気を抜けない。
そこかしこに刺客が潜んでいるかもしれないのだ。
>2
入学式が終わったホームルーム。
一人の男子生徒が奇声をあげながら、ガチムチ教師の大胸筋を揉みしだき始めた。
「なんてことだ……邪霊派の影響がすでにここまで……」
>4
新しい……《世界》!? 新しい《世界》に連れて行くだと!?
もしや《忘れ去られし新世界》へのゲートを開く大魔術を使えるというのか!?
この教師、只者ではないな。何者だ!?
>5-6
可哀想に、彼らはもう手遅れだ。
>8
微かなつぶやきが聞こえた。
「貴様、なぜ我が《真名》を知っている……!?
……まあいい、それは我が数ある《真名》の内の一つだ」
名前:チェルノ・ブイリ
性別:妖精
所属:3年B組
身長;かなり低い
体重:とても軽い
容姿:黒い髪に黒い目、頭に黒いリボン
性格:頭が悪い(ハッキリ言わないと分からない)
能力:プルトニウムを操る程度の能力
能力名:メルトダウン
属性:東方っぽい何か
備考:問題児だけが集まる3年B組の生徒
3年B組には年齢を問わず問題児が集められます。
チェルノも問題児なので3年B組に配属されました。
教壇では金髪先生が唾を飛ばしながら、入という字は人に似ていると教えています。
本当を言うとここは1年B組なのですが、チェルノはまだ気付きません。
「あたいったらさいきょーね。まるで1年の門だいじゃない」
広げた教科書は1年の問題なのが分かるだけで、内容までは分かりません。
あっ、語るべき文が尽きてしまいました。
チェルノは頭が悪いので、地の文込みで9行までしか行動や会話が出来ないのです。
空白やアンカーは含みませんけどね。
13 :
チンチン:2011/04/04(月) 00:09:15.13 O
俺はチンチンだ
海賊王におれはなる
>>13 突然、気の触れた生徒が海賊を目指し始めました。
現実と虚構の区別が付かなくなるのは、この学園ではよくある事です。
偉い都知事によると、2chをやり過ぎるとこうなっちゃうとか。
でも海上保安庁は優秀ですから、国内で海賊になるのは諦めましょう。
とりあえず、ソマリア沖なんかがおススメですよ?
「おまえ、チンチンってゆ〜のか?ヘンな名まえ〜」
二人は、さっそく仲良しになりました。
さて、チェルノとチンチンがふざけあってるので、教室はだんだん騒がしくなってきました。
そろそろチョークが飛んでくるかもしれません。
15 :
チンチン:2011/04/04(月) 01:37:25.30 O
チンチンは女の子にしゃぶしゃぶしてほしいのだ
キャラ用テンプレ
名前:広島 印子(ひろしまいんこ)
性別:ヒロインだから当然少女
所属:1年B組 生徒
身長;158cm
体重:47kg
体格:抱き締めると意外と華奢。乳は大きさは並だが美乳
容姿:金髪のポニーテール。顔が『ヒロイン』の文字で構成されている
性格:マヨネーズ思考
能力:マヨネーズボトルを虚空から出し、対象をマヨネーズだらけにする
相手は不快なばかりである
能力名:華麗なる快楽(ヒロイン・オブ・マヨネーゼ)
属性:新ジャンルマヨネーズヒロイン
備考:マヨネーズとしか喋られない
名前:白岩類子(しろいわ るいこ)
性別:女
所属:2年A組/9番/クラス委員
身長:169cm
体重:57kg
体格:性欲を駆り立てるような肉感的な体型
容姿:肩に垂らしたおさげ/眼鏡
性格:クラス委員として表向きは真面目/面倒見が良い
能力:千里眼(普段は特別な眼鏡を掛けてその力を抑制している)
能力名:天使の双眼《エンジェラン・オペラグラシオ》
属性:覗き趣味
備考
変態が多い聖我知芸学園では珍しく真面目で普通な女子。
と思いきや、その実態は千里眼を使って校内の男子生徒の様々な生活を覗き見て快感を得ているド変態。
他人を愛玩動物のようなに存在としか捉えることが出来ず、本気で人を想った事がない。
■2年A組の教室にて
「起立、――礼。着席」
号令を掛けたのはクラス委員、それは私です。
私の名前は、白岩類子。このクラスの委員長をしています。
「皆さん、おはようございます」
この聖我知芸学園はとても可笑しな学園です。見渡す限り変態ばかりです。
「それでは、これよりHRを始めます」
そんな生徒達に囲まれながら、私は真面目なクラス委員長として頑張っています。
――でも、それは仮の姿。
本当の私を知る者は誰もいない。……今の所は。
HRが終わると、私は女子トイレに直行しました。別に催していたわけではありません。
私には日課にしている事があるからです。
個室トイレに駆け込み、後ろ手にドアを閉めると慣れた手付きで鍵を掛けた。
瞼を閉じ、流れるような動作で眼鏡を外すと、カッと目を見開く。
瞳が様々な色彩を帯びて煌めいている。
私の特殊能力、『天使の双眼《エンジェラン・オペラグラシオ》』を発動させたからです。
この力は、私を中心として広範囲の人間の行動や物事を見通すことが可能です。
まるでそれが実際に目の前で起こっているかのように。
――つまり、女子トイレに隣接して作られている男子トイレを盗み見ることも容易。
「…あ…っ、嘘っ、○○君って体の割にポークビッツ!だがそれが良いッッ!!!」
「やっ…ん、あの二人また連れションなんてしてぇ…。はぁんっ…、わ、わたし知ってるんだからあ。
△×君は…っ、□○君のアレが見たくて一緒におしっこしに来てるんだってえェェ…!!
だって…!△×君ったらっ!男子更衣室で□○君のジャージの匂いを嗅ぎながらっ!!ひっ…一人で、一人でえぇぇ…!!!ンアアァァッッ」
一通りの部屋を覗き終えると、スッキリしたような表情で個室を出ました。
あぁ、癒された。この楽しみがあるから、私は聖我知芸学園が大好きです。
……けど、そろそろ新しい刺激が欲しい。私の最奥を抉り貫くような、そんな衝撃的な覗きがしたい。
何故なら私はもはや覗きに関しては玄人。クラスの男子全員の自慰行為ぐらいは観察済みで当たり前ですから。
ピンク板でやれよ
悪乗りもすぎると見苦しい
マヨネーズ!(投下するね!)
【新ジャンルマヨネーズヒロイン、始動!】
ここは変態が集う、聖我知芸学園。の、特に問題児ばかりが集う1年B組の教室。
先生が語るHRの最中、一人、可憐にマヨネーズを啜る少女が居た。
「マヨネーズ…(やっぱり速弁のマヨネーズは味の○のこく○まに限るわ…)」
彼女の名は広島印子。
顔を構成するヒロインの文字を体現するため、今日も華麗に最強に、マヨネーズを啜る美少女だ。
窓の外を眺めながらマヨネーズを吸っていると、いつの間にか自己紹介の時間になっていた。
あっという間に他の紹介は流れ、印子の番になる。
「マぁヨネーズ! マヨネーズマヨネーズ! マヨマヨマヨネーズ!
ママヨ、マヨネージマヨネーズ。
マヨネーズ、マヨネーズ、マヨネーズママヨマ、マァヨネェーズ! …マヨネーズ! マママヨネーズ!
(ハイハーイ! 私は広島印子! 乙女中学から来たの!
ただの人間には興味が有りません。
マヨネーズ能力者、マヨネーズ未来人、マヨネーズ星人が居たらすぐ私の所に来なさい! …なんてね! みんな、仲良くしてね!)」
聞いている人間は、何故か印子の言葉が分かってしまうのだろう。
しかし、それも運命。何故ならば、彼女はマヨネーズヒロインだからだ!
名前:野呂宮和馬
性別:男
所属:1年B組 ごみ係
身長:170p
体重:59s
体格:標準
容姿:ツラは中の上
性格:臆病でヘタレ
能力:自立稼動型アルター。外観はスーツのような装甲を纏った女性
能力名:碧玉(ジャスパー)
属性:女性恐怖症
備考
惚れた女の子に告白する度に罵倒されながらフラれた結果
女性を直視することすらできなくなった悲しい男(アルター除く)
蔑称ウスノロ宮。15歳の頃怪談でガチ泣きした伝説を持つ
ちなみにアルターからも嫌われている。現実は非情である
ここは聖我知芸学園。変態紳士とガチホモが集うイカれた学園だけど、個性的で楽しいところです☆
ガチムチ教師のHRの中、いきなり先生の大胸筋をもみしだく男子、邪気眼な女子。
そして前の席ではマヨネーズをしれっとした顔で啜る子がいた。
クーガー兄貴が最速で逃げてしまうような混沌とした中で
野呂宮はマヨネーズをまるでジュースのようにちゅーちゅーしている姿をみて少し吐き気を催しそうになった。
自分の自己紹介を終えて、次は例のマヨネーズ少女の番だった。
>「マぁヨネーズ! マヨネーズマヨネーズ! マヨマヨマヨネーズ!
>ママヨ、マヨネージマヨネーズ。
>マヨネーズ、マヨネーズ、マヨネーズママヨマ、マァヨネェーズ! …マヨネーズ! マママヨネーズ!
>(ハイハーイ! 私は広島印子! 乙女中学から来たの!
>ただの人間には興味が有りません。
>マヨネーズ能力者、マヨネーズ未来人、マヨネーズ星人が居たらすぐ私の所に来なさい! …なんてね! みんな、仲良くしてね!)」
所謂美少女に分類されるような女生徒が放った台詞は、素直に心療内科いけと奨められる類のモノだった。
ただ、妙だったのは『マヨネーズ』というワードしか言っていないのにその意味がなんとなく理解できることだ。
それが逆に恐ろしいと言えるのかクラスはしん、と静まりかえってしまった。
「う、う、うわあああああああぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!」
まさに未知との遭遇、いいかんじでイカれてるのと女性恐怖症との二重(ダブル)ショックで野呂宮は思わず椅子から転げ落ちた。
その拍子に尻餅をついてしまったので臀部がじんじんと痛かった。
「に…逃げちゃ駄目だ逃げちゃ駄目だ逃げちゃ駄目だ…いや、別に逃げてもよくない?」
彼は既に戦意を喪失していた。
聖我知芸学園……能力者が集まる高校、というよりは変態の巣窟といったほうがしっくりくると言うもの
能力者って奴は精神まで異常になってしまうのだろうか……
HRが始まるとすぐに暴走する生徒が一人、すぐに先生の肉奴隷にされてしまう
このやり取りだけでこの学園の異常な雰囲気がわかってもらえるだろう
それに動じる人間の数が少ないこともこの常軌を逸した空間を理解してもらう良い材料だろう
そして、なにごともなかったように話は自己紹介へと移っていく
思春期特有の重い漆黒の病を持つ堕天使、妖精のような小さい子、マヨラーと挨拶は続く
そこで驚く1人の生徒
>「う、う、うわあああああああぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!」
「おいおい、どうしたんだぜ、野々宮もうママのおっぱいが恋しくなったのかい?
それより、俺の胸に飛び込んでこないか?」
優しく微笑む男性教師、その野性味溢れる笑顔は世の男性を虜にする魔性のグッドルッキングガイ・フェイス
>「に…逃げちゃ駄目だ逃げちゃ駄目だ逃げちゃ駄目だ…いや、別に逃げてもよくない?」
「ああ、逃げてもいいんだぜ、俺の元にな!」
さらにシャインウィンクで悩殺しようとする
「あと俺はNPCだから好きに使ってもいいんだぜ」
画面に向かってサムズアップ!
俺の名前は虎徹・アズナブール
絶世の美少年だ、金髪と容姿からラインハルト様と言われる
そんな俺も能力者の一人だ。今日も言い寄ってくるストーカーを氷漬けにしてやった
今日からこの学園に通うことになるがここはやっぱり異常者ばかりだ!この変態共め!
各々が自己紹介をしている出席番号とか関係なく好きずきにだ
なんとも我が強い強い奴らだ……俺も負けてらんねぇ!
マヨネーズの挨拶あと俺は颯爽と立ち上がる
しかし!ジャストタイミングで転げ落ちる男子生徒、なんと間の悪い!!
男は黙って強行突破よ!
「俺の名前は虎徹・アズナブールだ!俺の妹になってくれる奴はすぐに俺のもとにきてくれよな」
自慢の金髪をふわさっとなびかせる、おちろん流し目も忘れない
これで妹ゲットだぜ
それだけ言うと自分の席に座る
>「おいおい、どうしたんだぜ、野々宮もうママのおっぱいが恋しくなったのかい?
>それより、俺の胸に飛び込んでこないか?」
「あががががががががが!!!ヒデェ!地獄絵図だ!!
人の名前を平気で間違える教師がいていいのか!?」
>「ああ、逃げてもいいんだぜ、俺の元にな!」
「うるせぇぇぇぇぇぇぇぇえーーーーーーッ!!今度は男性恐怖症になるわ!」
>「俺の名前は虎徹・アズナブールだ!俺の妹になってくれる奴はすぐに俺のもとにきてくれよな」
と野呂宮のことなど眼中にないのか自己紹介を済ませつつとんでもないことをカミングアウトしている。
恐らく妹萌えというヤツなのだろう。このようにこの学校はドのとく変態揃いなのである。
「もう我慢の限界だ!!へたれにはへたれの意志があるんだっ!
俺の青春を妨げることは例えこの世界でもできない!───────碧玉!!」
野呂宮の叫びと同時に、床、壁、虎徹の机や椅子が抉れたように消えてなくなる。
───否。別のものへと『再構築』される。
様々な色彩が混じったような粒子が野呂宮の前に集まり現れたのは、女性。
青いラインの入ったスーツとスカートのような装甲を纏い、膝から下も流線型の装甲に覆われている。
頭には帽子のようなものを被っている。
「これが俺の自立稼動型アルター碧玉!スタイルいいだろうが!
よし、ガチムチ教師をはっ倒して逃げるぞ!ランナウェイ!だっ!!」
「敬語使ってください。セクハラもやめてください。気持ち悪いです」
「は、はい……………ずみ゛ま゛せ゛んでじだ…………」
泣き顔になりながら謝る野呂宮の姿はどちらが主人なのか見る者に混乱を与えたかも知れない。
碧玉が動く。それは常人では捉えることのできないスピードだった。
音速の如き速さで放たれた蹴りは寸分違わず虎徹の顔にクリティカル・ヒットする。
「いやいやいやいやいやいやいや何やってんのっっっっ!?あ、何やってるんですかっ!?」
「クールぶってる癖に変態なところが腹立って。さあ混乱している内に逃げましょう」
「良くないでしょ!?あれじゃイケメンが台無しじゃないか!怒られるだろ!」
「ヘイ野々宮っちゃん集中力切れてんかい!?」
雄たけびを上げながらルパンダイブを行うガチムチ教師に対して碧玉っちゃんが守りに入ってくれる様子はない。
野呂宮は仕方なく自分で回避するが椅子に躓き壮大に転げる。
「誰か助けてくれ!!この教師をッ!!止めてくれ!止めてくれたら何でもするからァーーーッ!!
つーか碧玉っちゃん───まさか ス タ ミ ナ 切 れ ! ?」
「面倒くさいので他の人に助けてもらってください」
「そんな殺生な!!」
理性を失ったガチムチ教師が野呂宮にのしのしと迫る。誰か助けてやってください。
名前:鈴木平助
性別:男
所属:1年B組 掲示係
身長:173p
体重:63s
体格:標準
容姿:標準
性格:何事にも全く動揺しない鋼の精神力を持つ
能力:どこからとも無く破壊不能の盾やガスマスク等を出現させ、攻撃から身を守る、それでも駄目なら超加速して逃げる
能力名:しぶといその他大勢
属性:とらえどころの無い奴
備考:先生のいう事には基本的に従う
人が大勢行くイベントには参加してる
特に中のいい友達はいない
特に悩み事は無い
特に欲しい物は無い
将来の夢は風呂屋を開いて番台になる事と大変普通
成績はクラス内で中の中、はまってるゲームはファンタシースターポータブル2∞
基本的に何かに恐れを抱く事は無く、誰にでも平等に接する
>>15 「しゃぶしゃぶ?よーしわかった!おゆをわかせばいいんだなー」
チェルノは「おーっす!あたいチェルノ!」と自己紹介もそこそこに教室を飛び出します。
何をするか、もうお分かりですね?
どうやらプールの水をプルトニウムで沸かして、校内みんなでしゃぶしゃぶ祭りをするつもりのようです。
えっ、そんな奇天烈なこと分かるはずが無い?……ですよねー。
>>18 ずどーん!チェルノは突然トイレから出て来たおさげの子にぶつかって、逆に弾き飛ばされてしまいました。
こらっ、廊下は走っちゃいけません。
「あいててー……そこのお下げきょにゅー、あたいとぶつかって、むきずなんてなかなかできるな!
あたいは足をくじいたから、わるいけどプールにいくのに手をかしてよ!」
自分の挨拶が終わって、少したった時
僕から少し離れた席に座る野呂宮君が、何か女の姿をした妙な物を出して暴れだしたので、皆が騒ぎ出しました
あの女の姿をした何かは、藤田先生の「からくりサーカス」と言う漫画に登場する、「マリオネット」と呼ばれる物にちょっと似ています
もしかしたら本当にマリオネットかなぁと思いましたが、糸らしい物が無いので、どうもからくりサーカスのマリオネットとは違う物のようです
そういえばマリオネットを入れているかばんも見当たりません
漫画の中の物が現実に出てきたのかと思いちょっと期待したのですが、ただの能力のようです
やっぱり、漫画やアニメみたいな事は早々起こらないんですね、ちょっと残念
と、思っていたら、その人形を操っている彼がこっちの方へ転がって来ました
彼には先生が今何かしろ体罰の様な物を行っています
平和ですね
僕は椅子からたつと、そっと…彼等から5m程距離を取りました
椅子から授業中に立ち上がるのは余りいいことではありませんが、怪我をしたらいけませんし、もう割りと皆席を立っていますし、中には教室から逃げ去った人もいます
だから多分、問題ないでしょう
先生と野呂宮君達が揉めるのを僕は他の皆と距離を置いて見つめながら、これからの学園生活の事を考えました
高等部を出たら、社会に出なければなりません
僕には風呂屋の番台になって女性の裸を毎日見るという平凡ですが大事な夢があります
これからの学校生活、目標に向かって勉強にスポーツに戦闘、その他に頑張るぞ
僕は心の中でそう思い、ファイトを燃やしました
印子は驚いていた。まさか、自己紹介で腰を抜かす程喜んでくれる人間が居るとは…。
「マヨヨ、マヨネーズ?(あなた、大丈夫?)」
しかしその少年は、他の変態に迫られている。印子は身を案じ、救いの手を差し伸べようとするが…
> 「もう我慢の限界だ!!へたれにはへたれの意志があるんだっ!
> 俺の青春を妨げることは例えこの世界でもできない!───────碧玉!!」
そうして現れたのは、美しい女性。
きっと、彼女が何とかするのだろう。しかし、印子のプライドは傷付いた。
手を差し伸べれば必ずその手は取られ、救い出し、相手に愛される。
それが当たり前だった印子に取って、役立たずのレッテルは―――
しかし、神は彼女の心を見捨てはしなかった。
> 「誰か助けてくれ!!この教師をッ!!止めてくれ!止めてくれたら何でもするからァーーーッ!!
> つーか碧玉っちゃん───まさか ス タ ミ ナ 切 れ ! ?」
> 「面倒くさいので他の人に助けてもらってください」
> 「そんな殺生な!!」
「マヨネーズ…(全くもぅ…)」
「ヒ」「ロ」で構成された目に涙を湛えながら、印子は溜め息を吐く。
そして、彼女は能力を発動した。
「マヨネーズ! マヨヌ、マァーヨネェーズ!!!(行くわよ! 必殺、『象牙色の天使』!)」
印子が叫んだ瞬間、彼女の背後から無数のマヨネーズボトルが生まれた。
それは印子の背中で翼として構成され、少女は宙に浮かぶ。
印子の腕に合わせ、全てのボトルのその先端、絞り口から一斉に…マヨビーム。
それは担任を、少年を、…ついでにその近くに居た人々全てに降り注いだ。
「全く、マヨネーズだらけにしやがって…ん? 待てよ、おおう、イエス!
良い感じに仕上がったな、野々村」
しかし、担任はびくともしない。
寧ろ、欲望により強化されているのか…ギラギラした目を少年に向ける。
「頂きマンモース!」
そして、担任は少年に襲い掛かった。
絶体絶命のピンチ!しかし、印子は黙っていなかった!
「マヨネーズ!(吹き飛びなさい!)」
印子の意を決した体当たり。
それは見事に当たり、担任は倒れる。
そこに先ほど降り注いだマヨネーズが潤滑油となり、教室の端まで滑った。
もうもうと立ち込める煙の中で、印子はフラグを立てる。
「マ…マヨ、ネーズ?(や、や…った?)」
>>27 「きゃ…っ!?」
恍惚に浸りつつトイレから出た所で、誰かにぶつかってしまった。
でもそこまで衝撃はありませんでした、何故でしょうか?
見るとそこには小さな女の子が座り込んでいました。
どうやら私が逆に弾き飛ばしてしまったようです。
「ご、ごめんなさい…!私ったら…。大丈夫ですか?」
>「あいててー……そこのお下げきょにゅー、あたいとぶつかって、むきずなんてなかなかできるな!
「お、おさげ…きょにゅー…?あ、あの…っ、私の体なんて…そんな…!えと、えっと…!」
>あたいは足をくじいたから、わるいけどプールにいくのに手をかしてよ!」
「あっ…はい。分かりました、それじゃあ…えっと」
どうしよう、肩を貸すにはこの子の体はあまりに小さすぎる…。
少し考えた後、女の子の前に背を向けてしゃがむ。
「あの、良ければおんぶしますから、遠慮なさらずに乗って下さい。
…というか私のせいですから、どうか手を貸させて下さい!」
>>30 白岩さんがおんぶを申し出てくれました。
変態の割にとっても親切です。
でも、概してロリコンほど自分はロリコンでは無いと強調するものですから油断は禁物です。
彼女も表と裏を見事に使い分けているようですしね。
「おー、ありがとー。あたいチェルノ!よろしくなー」
チェルノは何の警戒心も無く白岩さんの背中に乗ります。
プール横のシャワー室には間もなく戦いを終えたマヨネーズまみれたちが、やってくるかもしれません。
さすがにマヨを落とさないで、授業を始めるなんてないですよねー。
もっとも、教室内でエンドレスバトルが始まっちゃったらそうなりそうですけれど。
「ウマい」
オレはピッコロのせいで学校なんてものに行くことになった。
行かなければサタンが悲しむなんて言われたら、行くしかなかった。
ピッコロから常識を散々に嫌な程に教えられたが、サタンのためだから頑張れた。
オレは家でお菓子を食べれたら良かったけど、こんなにオモシロい所なら、学校に入って良かった。
退屈はしないですみそうだ。
今度はサタンも連れてこよう。
「カーカッカッカ! オレ、ブウ」
オレは立ち上がって触角を黒板に向けて、お菓子光線を放った。
「お菓子食いたくなったら、オレに言え」
黒板は大きな板チョコに変わった。
後で食う。
名前:魔人ブウ
性別:男
所属:1年B組
身長;高い
体重:重い
体格:引き締まってる
容姿:ピンク色の半裸、頭に触角がある
性格:怒りっぽい
能力:物質をお菓子に変える、他にも多数ある
能力名:お菓子光線
属性:人外
備考
可愛らしくない背の高い魔人ブウ(悪)
チョコは大好きクソミソ大嫌い
33 :
影羅:2011/04/04(月) 22:00:45.85 0
>20-23
自らの《世界》の言葉で自己紹介をするマヨネーズの《使徒》。
念声によるものか、その意味が脳内に直接響き渡る。
「くっ、すごいプレッシャーだ……!」
>「う、う、うわあああああああぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!」
その人知を超えた威圧感に耐え兼ね、一人の男子生徒が絶叫しながら椅子から転げ落ちる。
>「に…逃げちゃ駄目だ逃げちゃ駄目だ逃げちゃ駄目だ…いや、別に逃げてもよくない?」
「それが世界の選択ならば、退くもまた勇気……!」
>「ああ、逃げてもいいんだぜ、俺の元にな!」
>「あと俺はNPCだから好きに使ってもいいんだぜ」
苦難の男子生徒の前に、新たな刺客が立ちはだかる!
>24
>「俺の名前は虎徹・アズナブールだ!俺の妹になってくれる奴はすぐに俺のもとにきてくれよな」
「悪いがそれはできない。姉妹《スール》の契りは女性同士だけに許された聖なる契約だ」
ガチムチ教師と女性型スタンドとマヨネーズの使徒が激闘を繰り広げる中、自己紹介をする。
「我が名は伊集院 影羅、もっとも仮の名だがここではそう呼ぶがいい。
表向きは1年B組の生徒、真の顔はとある《組織》のエージェントだ。
《組織》の密命によってこの学園に潜入している。
この事は誰にも言わぬことだ。さもなくば……」
おっと、激闘に決着がついたようだ。
>「マ…マヨ、ネーズ?(や、や…った?)」
「まずい……! それはやってないフラグだ……!」
案の定、ガチムチ教師から暗黒のオーラが漂い始めた。
「やはりこの者……皆気を付けろ、来るぞ!!」
「生意気な生徒共め、よくも私をここまで怒らせたな……。
断固として教育的指導を施す! 《筋肉爆発》マッスルボンバー!!」
ガチムチ教師を中心に、凄まじい衝撃派が爆散する!
次の瞬間、そこにいたのは、もはや人間とは思えない筋肉の巨人だった。
意味の無いマッスルポーズと無駄に飛び散る汗!
「や ら な い か !!」
「こちらアルファリーダー……。
間も無く目標、件の学園に到達する。オーヴァー」
「了解した。降下後、速やかにターゲットを確保、帰投せよ。
なお確保の妨げになる、と判断する要素は適宜排除してかまわない」
「ラージャ。火力制圧も辞さないとは大盤振る舞いだな。
……しかし本当にこんな何の変哲もない所にVIPが居るのかね」
<<200秒後に降下地点に到着します!>>
「……オーケイ。さて、バンジーの準備は出来てるな?
行くぞ野郎共、仕事の時間だ。
Cry Havoc! and let slip the dogs of war!!」
「パンツヒーローさん、出番ですよー」
「だから、パンツじゃないわよ!何回目よ!?」
「スイマセンwww パンダヒーローさん、出番ですよー」
「ハァーイ!!!とうっ!!!」
突如、1年B組のドアをぶち破ってある人物が入って来た。
その名はパンダヒーロー(本名:熊谷秀幸)。
この学園の平和を守る愛の戦士(自称)である!!
名前:パンダヒーロー(本名:熊谷秀幸)
性別:オカマ
所属:3年B組
身長:182cm
体重:74kg
体格:結構ムキムキ
容姿:必ず頭にマスクを被っている
性格:正義を愛する乙女
能力:無限のHP
属性:オカマ、ヒーロー
備考:学園の名物生徒。
学園のどこかで事件が起きると、すぐに駆けつける。(その際、後輩が一人必ずついてくる)
美男子を愛し、美少女を憎む。(無条件で)
その為、どさくさに紛れて美少女に攻撃することが多い。
ガチムチは嫌いらしい。
マスクの下はおっさん顔。
>>31 >「おー、ありがとー。あたいチェルノ!よろしくなー」
そう言って、女の子もといチェルノちゃんは私におぶさる。
「私は2年A組の白岩類子といいます、こちらこそ宜しくお願いしますね」
チェルノちゃんの体はそのサイズに比例して、とても軽い。
早速プールに向かって歩き出す。…でもチェルノちゃんは何故プールに行こうとしていたのだろう?
まだまだ肌寒さの残るこの季節、プール授業などあるはずもない。
ここは思いきって聞いてみよう、と口を開く。
「…そういえばチェルノちゃんはプールにどんな用事があるんですか?もしかして次の授業はプール……なんて、そんなはずないですよね?」
問い詰める言い方にならないように、柔らかい口調で問い掛ける。
そうこう話している内にプールに備え付けられているシャワー室を通り過ぎた。
ここまで来ればプールはもう目と鼻の先だ。
さて、教室では未だに何やら騒がしく戦いが続いていますが
僕は数名のクラスメート共にその時既に近くの喫茶店へ退避していました
ここから先はもう、特に皆さん興味ないことと存知ますので、カットさせていただきます
ちなみに、吉田君と杉本君と言うお友達ができました
吉田君は女性にモテモテで、ウェイトレスさんをトイレに連れ込んで何やらし始め
杉本君は途中から下を向いてぶつぶつと何か唱えるばかりで要領を得なくなってしまいました
仕方ないので僕は二人に断って、一人で帰る事にしました
変わった事のない平和な学校でよかったです
>>36 さて、プールに着くとホワイトロックさんが何でプール?と当然の疑問をぶつけてきました。
……やっぱり、白岩さんの方が良いでしょうか?こっちの方が短いし。
うぅん、ナレーション風だとこんな脱線をしがちですね。
ちなみにナレーションの声は、新井里美さんでの脳内再生をお願いします。
「ん?今日のおひるは、プールでしゃぶしゃぶ大かいだよ?」
チェルノも当然の様に返しました。
>>33-34 パリーン!ガチムチな先生の衝撃で校舎の窓ガラスが割れ、さらにヘリからテロリスト達が降下してきます。
なんてカオスなんでしょ!白岩類子は委員長っぽく混乱を鎮めに行っても良いし、鈴木君の様にスルーしても良い……なんちゃって。
「ありがとなー、るいこ。あたいはこれからおゆをわかして、おいしいランチをつくるよ!」
>>38 >さて、プールに着くとホワイトロックさんが何でプール?と当然の疑問をぶつけてきました。
>……やっぱり、白岩さんの方が良いでしょうか?こっちの方が短いし。
何だろう、今とても妙な呼び名を付けられそうになっていた気がする。
気がするだけだから、気のせいだというにしておく。新井里美声のナレーションなんて聞こえていませんよ。
>「ん?今日のおひるは、プールでしゃぶしゃぶ大かいだよ?」
ちょっと何言ってるか分からない。チェルノちゃん、もしかしてさっきぶつかった時に頭を強く打ったのでは…。
プールでしゃぶしゃぶをするというのは、あくまでも場所のことを指しているのだろうか。
プールという場所で、しゃぶしゃぶをするというだけで。
……それなら何とか問題は無いはず。
むしろ聖我知芸学園は変態だらけなのだから、これぐらいの行為はもはや序の口、可愛い物だ。
「そうなんですか。でしたら私も是非参加したいです
…あ、そうだ。どうせなら他の方もお呼びしませんか?しゃぶしゃぶは大勢でした方が楽しいですよ!」
そうチェルノちゃんに提案してみる。これは我ながら名案だと思う。
今日のお昼は賑やかになりそう、としゃぶしゃぶパーティーに想いを巡らせていた時だった。
>>33-34 突如何かの衝撃で校舎の窓ガラスが砕け散った、かと思えば今度はテロリストが学園に降下してくる。
あまりの怒涛の展開に脳の処理が追い付かない。思考回路はショート寸前。
>「ありがとなー、るいこ。あたいはこれからおゆをわかして、おいしいランチをつくるよ!」
そんな私の錯乱状態をよそに、お礼を言って笑うチェルノちゃん。
でもそのおかげで何とか我に返る事が出来た。
「いえ、どういたしまして…。しゃぶしゃぶ、期待してますね?
それよりも、私…少し様子を見てきます!チェルノちゃん、もし危ない人が来たらすぐに逃げなくては駄目ですからね…?」
そう言い残し、チェルノちゃんに向かって手を振りながらプールを後にする。
眼鏡を外し、天使の双眼《エンジェラン・オペラグラシオ》を発動させる。
さっきの窓ガラスを破壊する程の衝撃を起こした者の正体と、テロリストの居場所を探る為だ。
……この力をこんな真面目な事に使ったのは生まれて初めてだった。
自分に近い場所から順に教室を探っていく。
何度かの無駄足の後、ようやく1年B組の教室に辿り着いた。
そこには鋼のような筋肉を纏った賀地田先生の姿があった。
他に見えるのは、それと対峙する生徒数人と、聖我知芸学園の名物生徒(悪い意味でだろうか?)パンダヒーローだった。
何故か大半の生徒にマヨネーズがぶっかけられている。……マヨプレイ?
思わずいやらしい妄想が脳内を駆け巡ると、途端にその光景が性的な物に思えてきてしまう。
「ぁ……っ」
だ、駄目…!今は覗き趣味に興じている場合じゃない…!
乱れた息を整えてから、次にテロリストの居所を探り始める。
もう学園内に侵入しているのだろうか…?
>>25>>32>>33>>34 すぐそばで先生に迫られる野呂宮という奴
このままほったらかしでは貞操の危機だし、初日からとんでもない濡れ場を拝むことになる
そいつはいただけねぇってもんだ
助けタイタニックでも出してやろうと思ったが
>「もう我慢の限界だ!!へたれにはへたれの意志があるんだっ!
俺の青春を妨げることは例えこの世界でもできない!───────碧玉!!」
こいつの自律稼働型アルターが発動した
せっかくの俺のタイタニックが台無しになっちまったぜ
お手並み拝見させてもらいましょうか……
>「敬語使ってください。セクハラもやめてください。気持ち悪いです」
「なんで、自分の能力にふりまわ……ゲボラァ!シュ!ケツ……ネツ!」
まず、鈴木の机に一発、広島の机、最後に教室の窓ガラスから盛大に飛び出しちまった!
いきなり殴られちまったぜ、俺のタイタニックが無惨に氷山に激突
視界には黒板がチョコに変わる決定的瞬間が映し出される
ふ、俺の頭がついにバグッたのか
窓の先には突入しようとする怪しげな男達がいた
べつにぶつかることなく、俺は地面と熱いキスを交わしそうになる
そうはイカの塩辛よ!!
俺は衝突の瞬間、装着型アルター能力「氷結天国」を発動!
地面を穿ち、両手に装着するは白銀の鎧!パウダースノーでクッション制作!
ふんわり着地に成功した
「このままやられっぱなしで終われるかよ!男の子がぁ!!」
>>33>>35>>41 >「生意気な生徒共め、よくも私をここまで怒らせたな……。
>断固として教育的指導を施す! 《筋肉爆発》マッスルボンバー!!」
>「や ら な い か !!」
>「ハァーイ!!!とうっ!!!」
「カッカッカッ」
ブウは面白がって不気味に笑っている。
>「このままやられっぱなしで終われるかよ!男の子がぁ!!」
「オイ、マズいぞ」
ブウは虎徹の生み出した雪を手を伸ばして食べたようだ。
ブウは怒ってしまった。
ピンク色の肌に空いている穴からモクモクと煙が出て、教室全体の視界を悪くさせる。
ブウは頭の触角を伸ばして、筋肉もりもりな教師の首を絞めて持ち上げて、虎徹目掛けて教師を振り下ろした。
野呂宮の悲痛な叫び『ヘルプミー』を華麗にスルーしながら
その場から立ち去ろうとする鈴木に野呂宮は逆ギレした。
「こいつ……こいつは違う!明らかに現状に対して見なかったフリをしている──!!
勝負しろ鈴木!今ここで!!お前を倒す!!!」
野呂宮の自分勝手な演説虚しく周りの皆と同じようにすぃーと逃げていかれた。
それどころか男子生徒数人と何処かへ行ってしまった。救世主(メシア)などいないのか…
>「我が名は伊集院 影羅、もっとも仮の名だがここではそう呼ぶがいい。
>表向きは1年B組の生徒、真の顔はとある《組織》のエージェントだ。
>《組織》の密命によってこの学園に潜入している。
>この事は誰にも言わぬことだ。さもなくば……」
「人がガチムチに犯されそうな状況で悠長に自己紹介してんじゃあねえええええええええーーーーッ!!!
後ほいほい《組織》とかなんとかバラすなよ!!俺も昔はそうだったけど!くっ、やめろ、俺の邪気眼が目覚める…!!」
そうこうしている内に野呂宮はあっという間に追い詰められ、最早逃げる術をなくしていた。
いや、あるにはあるのだがアルターが言う事を聞かない状況ではどうしようもなかった。
>「マヨネーズ! マヨヌ、マァーヨネェーズ!!!(行くわよ! 必殺、『象牙色の天使』!)」
無数のマヨネーズボトルから放たれるマヨが教室、廊下に驟雨の如く降り注ぐ。
もちろん敵味方お構いなしに──そしてそれは必然的にヒロイン子の最も近くにいる野呂宮にたくさん命中した。
教室中がマヨネーズの匂いで溢れ、野呂宮は誰得な濃いマヨネーズでどろどろだった。
「はっ、碧玉っちゃん、大丈夫か!?って、何で自分だけ傘さしてんの!?俺はぁ!?」
「距離的に遠かったんで」
「ケチィーーーーーバカァァァァァ!」
>「全く、マヨネーズだらけにしやがって…ん? 待てよ、おおう、イエス!
>良い感じに仕上がったな、野々村」
「野々村真じゃねーーーよッ!!あんたもう人の名前ちゃんと言う気ないだろ!」
>「頂きマンモース!」
>「マヨネーズ!(吹き飛びなさい!)」
本能剥き出しのガチムチおっさんの魔の手が伸びる。
死を決した野呂宮だったが、不意をついたヒロイン子の体当たりで担任は吹き飛び
教室の端までスケートのようにつるつると滑っていった。
「か、かきくけくかきくきこきくかきくけこかきかかーー。ぎゃははははーーー
さよなライオーーーーンっ!魔法の言葉でぽぽぽぽーーーーーん!!
グッジョブマヨっちゃん!!アンタ俺の女神様や!これじゃマヨラーになっちまう!」
喜びのあまり訳の分からない台詞を二行ほど綴った後にヒロイン子の方を振り向き、感謝する。
瞬間、顔が茹でダコのように赤くなってしまった。別に惚れた訳でなく女性恐怖症が発症しただけである。
顔が熱湯のように熱くなり野呂宮は恥ずかしいで少し俯いた。ここら辺でやっとかないと中の人が設定を忘れちまうのである。
>「マ…マヨ、ネーズ?(や、や…った?)」
「こ…この歳で無自覚にフラグを立てるだと……!こっちは電子顕微鏡並みの精度で担任にとどめをさそうとしてんだ。
とても『やってないフラグ』に割ける余力なんざ残ってねぇぞ………!!
しかも普通の高校生如きがフラグを操れる訳がねえ。もしかしなくても大暴投確定じゃねえか!」
>「まずい……! それはやってないフラグだ……!」
>「やはりこの者……皆気を付けろ、来るぞ!!」
「やはりあんたも気付いていたか……!くっ…中三の頃封印した邪気眼が疼く……!」
>「生意気な生徒共め、よくも私をここまで怒らせたな……。
>断固として教育的指導を施す! 《筋肉爆発》マッスルボンバー!!」
>「や ら な い か !!」
凄まじい衝撃波が放たれ、野呂宮は壁に思い切り叩きつけられる。背中が痛い。
近くにいたヒロイン子は碧玉が衝撃波から守ってくれたようだが俺は助けてくれないのか、と僅かな怒りを滲ませる。
そして現れたのは最早人間と定義するには些か疑問の残る担任の成れの果て。その姿に野呂宮は絶句した。
無駄に飛び散る汗がすごく無駄に暑苦しい。極めつけのマッスルポーズがその暑苦しさを加速させていた。
余談だがこんな巨人のマグナムでピーーッされたら野呂宮は死んでしまうだろう。
「いかん、この教師“アルター使い”だ!碧玉っちゃんいい加減戦ってよ!」
「でも断る」
「何でっ!?」
「キン肉マンならともかくあんな汚くて暑苦しい肉塊に触れたくありません」
「オーッノォーーーーーッそんなとこで潔癖してんじゃあないよバカァァァァ!」
>「パンツヒーローさん、出番ですよー」
>「だから、パンツじゃないわよ!何回目よ!?」
>「スイマセンwww パンダヒーローさん、出番ですよー」
>「ハァーイ!!!とうっ!!!」
豪快に窓をぶち破って現れたのは可愛らしいパンダのマスクを被った男?だった。
ネクタイの色が違うので恐らく先輩だと野呂宮は推測した。
「きた!パンt…パンダヒーローさんきた!これでかつる!!」
ただし野呂宮は美男子ではないので助けてくれるかは甚だ疑問である。
とにかくどうにかして教師を止めなければこのバカげた騒動は終わらない。
野呂宮が大人しくアッーされれば終わる気もするが。
>「このままやられっぱなしで終われるかよ!男の子がぁ!!」
「一人で誰と戦ってるのっ!?」←ある意味こいつが原因
>「オイ、マズいぞ」
桃色の体色に頭部から生える一本の触角。その姿はお馴染みのあの『漫画』のキャラクターだった。
肌にあいた気孔のような部分から機関車の如く湧き出る湯気のような煙が教室の視界を悪くする。
鈴木さん、漫画のような出来事が今まさに起こっています。
「あばばばばばばばばばばばばば何で魔導士ビビディもブルって封印した魔人さんがいるんだよ!
しかもアレ悪い方じゃねえか!太ってる愛嬌のある方が登場するのがスジじゃないのか!?」
あのスジなのかこのスジなのかは野呂宮にも判然としなかったが
下手をすれば後光さえ射しそうなチキン野郎はすぐさま廊下へ逃げた。
そして野呂宮は逃げる際にはっきりと見てしまった。ブウさんが巨人担任を軽々と持ち上げ虎徹に振り下ろしたのを……
(虎徹っちゃん…………死ぬなよ)
あの様子ではとりあえずデウスエクスマキナ的にブウさんが全て片付けて終了だろうとタカをくくる野呂宮。
しかし現実はいつも非常だ。廊下に出た瞬間銃口をつきつけられ、ぞくりと凍る。
「おっす俺らテロリスト。この学校に超金持ちのVIPちゃんがいるって聞いてやってきた。
火力制圧……まあようするに邪魔者は排除してもいいらしいから大人しくしとけよ」
突然現れた物騒な来訪者に、野呂宮はこう言わずにはいられなかった。
「………何でやねん」
「……なんか、疲れきってるな少年。それにマヨネーズだらけだ……
まあどうでもいいか。おいお前ら!さっき聞いた通り『VIP』が何処にいるか知らねえか?」
>>40 「ふふーん!あたいはさいきょーだから、あぶないやつはやっつけてやんよ!」
さて、学年を違えた白岩さんも無事に現場へと向かっていきます。
となると、次のターゲットは校外に逃げおおせた鈴木君ですよね?
上手いことシドろうったって、そうはいくものですか。
学校のプールからは近くの喫茶店が見え、喫茶店からもプールが見えます。
夏の間はおじさんたちの人気スポ〜ットな喫茶店から、涼やかな顔の鈴木君が出てきました。
「……はっ!おゆをわかしてもおにくがない!うぅ〜……ん?」
チェルノが鈴木君を発見してしまったようです。
「おまえなにしてんだ、かね……き?サボりはいけないんだぞー」
46 :
影羅:2011/04/05(火) 22:45:27.44 0
我は激しい戦いを尻目に黒板チョコレートを食べていた。
「千年に一度だけ咲く世界樹の花の蜜のごとき味わい……なかなかのものだ」
>43-44
ヘタレ担当に早くもまさかの覚醒の兆し!
「お前はっ……遥か古の世に禁忌を侵し記憶を消して追放されたという伝説のエージェントではないか……!?
封印された記憶が目覚めかけている……!」
>「……なんか、疲れきってるな少年。それにマヨネーズだらけだ……
まあどうでもいいか。おいお前ら!さっき聞いた通り『VIP』が何処にいるか知らねえか?」
「VIP……それはいついかなる時も敵の刺客に命を狙われる定めの物語の《鍵》となる人物!
そのような人物が序盤からいかにもな設定を搭載しているだろうか。断じて否!
木を隠すなら森。見るからにその他大勢臭いありふれた名前を名乗っているに違いない! 例えば佐藤とか鈴木……」
>>41-44 「無視すんなゴラアァァァァァァァァ!!!」
(一部の連中に)無視られて急にキレたパンダヒーローは虎徹とブウとガチムチ教師に
強烈なドロップキックをぶちかました。
ぶちかまされた連中は廊下側の壁をぶち破って、さらに野呂宮、影羅、テロリストを巻き込んで、
高ーい校舎から落下していった。
そして、煙がはれたとき、周りにはパンダヒーローとヒロイン子しか残っていなかった。
「まったく、何よ!せっかく人が助けに来てあげたのに…って、あら」
ヒロイン子の姿を見るなり、このパンダは明らかに物騒な物を取り出した。
「廃材にパイプで叩かれたら痛いわよね。」
>「や ら な い か !!」
「マ、マヨネーズ!?マヨネーズ!?(な、何!?何なの!?)」
怒りに満ちた担任から放たれる衝撃波。吹き飛ぶと思って居たのだが、印子は無事であった。
先程少年が召喚していた、碧玉という女性に助けられたのだ。これぞ、ヒロインパワー。
「マ、マヨネーズ…マヨネーズ?(あ、ありがとう…アナタのご主人様は?)」
碧玉に礼を告げ、微笑む。女性の影からその主人、野呂宮を探して…見つけた。
> 「いかん、この教師“アルター使い”だ!碧玉っちゃんいい加減戦ってよ!」
「でも断る」
「何でっ!?」
「キン肉マンならともかくあんな汚くて暑苦しい肉塊に触れたくありません」
「オーッノォーーーーーッそんなとこで潔癖してんじゃあないよバカァァァァ!」
碧玉と漫才を繰り広げていた。
その後も着々と状況は進んでいく。
黒板をチョコレートに変えた不良男子は筋肉の鉄槌(注:担任)を虎徹にお見舞いした。
しかし、突如として現れたパンダヒーロー(注:!?)がそれにドロップキックをブチかまし、
邪魔者どころかクラスメートたちでさえぶっ飛ばす。
そうして煙の中から現れたパンダヒーローは、こう言った。
「廃材にパイプで叩かれたら痛いわよね。」
「マヨネーズ。マァヨ、マヨマァヨマヨネーズ?(痛いですね。何故言ったの、そして何故そんな物騒な物持ってるの?)」
印子はヒーローの言葉を肯定した。続けてその意図を問い掛ける。
虚空から一つ、マヨネーズのビンを取り出す。捻ると「かぽっ」という音と共に、蓋が開いた。
そして、蓋の開いたビンを振りかざし、
「マヨネーズ!(暴力は良くない、良くないわ!)」
ぶっかけた。
自分もつい先ほど担任を突進で吹き飛ばした癖に、調子の良い言葉である。
最も、彼女はそれが許される。何故ならば、ヒロインだからだ。
>>44>>46-47 ブウが虎徹に教師を叩きつけた次の瞬間、ブウは吹き飛ばされて、虎徹や教師を巻き込んで廊下に突撃。
さらに廊下に居た者達まで巻き込んで、校舎の外に落ちてしまった。
喧嘩はOKでも、人殺しはサタンが悲しむと考えたブウは、自分の左腕を千切り取って、地面に投げつけた。
ブウの左腕は地面に当たると大きく膨らんで、落ちてくる全員を受け止めるクッションとなった。
ブウと教師が腕のクッションに落ち、他の者達も腕のクッションに受け止められる。
怪我人はブウが見る限りはいない。
「大丈夫カ?」
ブウの左腕が元の大きさにまで戻り、千切れた部分にくっつくと、ブウは構えた。
「ケンカの続きするゾ」
ブウはただ喧嘩して遊びたいだけのようだ。
>>42>>47>>44 華麗に教室に舞い戻って嬉しいなとことが運べばどれほどよかったか
着地した俺を待っていたのはピンク色のナイスガイ!その触覚で担任を締め上げていた
「おい、待て触覚ってなんだ!どこぞのコテか!おい!」
なぜかは知らないが怒り狂ったピンクマッスルガイは俺に向かって担任の賀地田先生を振り下ろした
あまりの出来事に身動きを取ることが出来なかった
案の定、唇と唇が出会って乙女の歓声が聞こえてきそうな展開とあいなった
キスの味はみかんの味だった
そのあと俺の国宝級のビューティフルフェイスにドロップキックが炸☆裂
再び吹き飛ばされる俺、変人に 吹き飛ばされた 災難だ 今日からこの日 ぶっ飛び記念日
俵万智もびっくりだっぜ
皇帝までぶっ飛ばされたが心優しき魔人がクッションを作ってくれたから、怪我はなかったぜ
>「ケンカの続きするゾ」
まさかのバトルロイヤル勃発だぁ!ジャンプ漫画でよくある人気なくなって来たからの黄金のテコ入れだぁぁぁぁ!
まだ始まってそんな時間が経ってないと思ったが世間はきびっしいぜ!
「おっしゃ!受けて立つぜ!!やろうぜ!野々宮!」
どうやら今度は、校舎でテロリストとアルター使いのバトルロイヤルが始まりそうです。
異能バトルが続くと、変態性の発揮が難しくならないか心配ですよね?
では、別の場に普通(笑)の変態さんを集めることを考えましょう。
バトル→日常→バトルではなく、バトルと日常の同時進行です。
アルター使いに任せれば、学校の平和は守られるでしょうから心配する必要はありません。
我々は安心して平和な世界の裏で生きていきましょう。
「ん?だれかくる?」
がやがやとマヨまみれになった生徒たちが、マヨを落としにプール脇のシャワー室へ大挙してやってきました。
同性とシャワーを浴びたいだけの不届きな連中も交じっているようですけどね。
53 :
影羅:2011/04/06(水) 23:17:09.72 0
>47
>「無視すんなゴラアァァァァァァァァ!!!」
「うああああああああああああッ!!」
罪を冒し天界から追放された堕天使のごとく、我は下界へと堕ちていく。
>49
固い地面に叩きつけられると思われた我らに差し伸べられた救いの手。
羽根のように柔らかい何かが抱き留める。
>「大丈夫カ?」
「覚えていたのか、幾世にもわたる遥か前世よりの約束……」
>「ケンカの続きするゾ」
>「おっしゃ!受けて立つぜ!!やろうぜ!野々宮!」
「戦う定めだというなら……受けてたとう! それが世界の選択ならば!」
VIPを探すシティアドベンチャー展開? そんなものはすでに忘却の彼方へと消え去った。
「清水の乙女よ、激流の精よ、我が《眼》の誓約のもとに、形を成せ!!」
特殊能力【アクアマスター】を発動する。
両手に現れしは、特殊な魔導銃!! 俗にいうウォーターガンのような姿をしている。
パンツのようなズボンと靴を残して、我がセンスのいい服が分解再構成され、水で形作られた変幻自在の戦闘装束と化す!
そして不敵な笑みを虎徹に向けた。
「ククク……残念だがお前の妹にはなれない。弟にならなってもいいぞ!!」
能力発動時に必然的に水を被ったため、我は美少年化しているのだ。水を被ると性転換するなんて大して珍しい事ではない。
背景に、どこからともなく太鼓とバチを持った褌マッチョ軍団が現れた。
「我は思う。変態と異能バトルは必ずや両立できると……! 我々でそれを証明してみせようではないか!
その時我らは歴史に名を刻むだろう!」
さあ、変態漢祭りの始まりだ!
>「VIP……それはいついかなる時も敵の刺客に命を狙われる定めの物語の《鍵》となる人物!
>そのような人物が序盤からいかにもな設定を搭載しているだろうか。断じて否!
>木を隠すなら森。見るからにその他大勢臭いありふれた名前を名乗っているに違いない! 例えば佐藤とか鈴木……」
「やった!つまりあの鈴木君をテロリストにプレゼントすりゃいいんだな!お安い御用だ!」
一人早合点しほくそ笑む野呂宮。厄介事を他人に押し付ける時ほど楽しいものはないのだ。
彼は絶対に物語の主人公になれないタイプだろう。
>「無視すんなゴラアァァァァァァァァ!!!」
唐突にキレたパンダヒーローのドロップキックによって廊下の壁までぶち壊れ
ほとんどのメンバーが高い高い校舎から落ちていく。
「死ぬ死ぬ死ぬ死ぬ!!!誰か!誰か助けてくれええええええええ!!!」
しかしそこでブウさんがあのおなじみの腕をブチッてやる奴でクッションを作ってくれた。
羽毛のように柔らかく肌触りも意外といい。
「ブウさんアンタ実は良い人だね!飴ちゃん後であげるよ!!」
マヨネーズまみれのヘタレは自分の命があることにただ感謝した。
どうやら他のクラスメートもブウさんによって助かっていたようだが
奇跡的にテロリストと担任はコンクリートとモロにキスしてしまったらしい。
「やった!運は俺に味方しているぞ!!これは神からの啓示だ!ご都合主義万歳!!!」
>「ケンカの続きするゾ」
>「おっしゃ!受けて立つぜ!!やろうぜ!野々宮!」
この後に及んでバトルをおっぱじめる気マンマンの二人に野呂宮は辟易した。
彼からすれば死ぬことは勿論痛いことなど論外なのだ。貞操の危機はともかく
喧嘩が勃発しそうになると必殺DOGEZAでことを済ませようとするほどなのである。つまり
「アホーー!!んなことやってられっかよ!!!お前ら戦闘民族か!?後野・呂・宮な!俺の名前!!!」
>「清水の乙女よ、激流の精よ、我が《眼》の誓約のもとに、形を成せ!!」
「んなアホな!バトルマニアとかどこのサイヤ人だよ!オラワクワクしねえぞ!?
もしくはアレか!カズマさんか!スクライドなのか!?確かに俺もカズマだけども!!」
「すいません私もバトっていいですか」
「何でこのタイミングでウズウズしてんの碧玉っちゃん!?」
「戦闘民族としての血が騒ぎます、和馬」
「君アルターだよね!純粋な混じりっ気なしのアルターだよね!!〜〜〜〜えぇいもう勝手にしろ!
俺はこのマヨネーズまみれの体を洗ってくる!!」
一人泣きながら走り出す野呂宮を尻目に碧玉は構える。
所詮奴はただのヘタレ成長も進化もない漫画で言うならエキストラ以下の存在。
彼がいなくても物語は苦もなく進むのだ。
>「ククク……残念だがお前の妹にはなれない。弟にならなってもいいぞ!!」
>能力発動時に必然的に水を被ったため、我は美少年化しているのだ。水を被ると性転換するなんて大して珍しい事ではない。
>背景に、どこからともなく太鼓とバチを持った褌マッチョ軍団が現れた。
>「我は思う。変態と異能バトルは必ずや両立できると……! 我々でそれを証明してみせようではないか!
>その時我らは歴史に名を刻むだろう!」
「フッ、いいでしょう。私の蹴りでその綺麗な顔を蜂の巣にしてあげます」
一方その頃野呂宮は服を脱がずにシャワーを浴びる快感で新境地に到達していた。
(よろしくって解釈でいいのかな)
名前: 草加雅人
性別: 男
所属: 正義のヒーロー
身長;180cm程度
体重: 不明
体格: 8頭身
容姿: 容姿端麗、甘いマスクメロン
性格: 爽やか過ぎるほど爽やか
能力: カイザギアを自在に扱える程度の能力
詳しくはウィキぺディアの仮面ライダーファイズの項目を参照
能力名:カイザギア
属性:毒
備考:爽やかな笑顔の転校生
>>54 野呂宮君が、とりわけ複雑な顔でシャワーを浴びています。
「おまえ、むずかしいかおしてるなー」
男子シャワー室のドアをバンッと開け放ったチェルノが、野呂宮君に声をかけました。
チェルノは彼の悩みを解決してあげようと思い立ち、笑顔でアドバイスしてあげます。
「アリンコをバンバンふむとストレスかいしょうできるよ!」
虐げられたものが、さらなる弱者に暴力を向ける……いわゆる負の連鎖っ!
「? みんなシャワーあびてるなー。あたいがプールをあっためたほうがいい?」
チェルノはシャワーの順番待ちをしてる人を見て、プールを温水にすれば全員が一緒に入れると思い立ちます。
もちろん当初の目的は、ところてん式に忘れ去りました。
>>50>>53>>54 >「我は思う。変態と異能バトルは必ずや両立できると……! 我々でそれを証明してみせようではないか!
>その時我らは歴史に名を刻むだろう!」
「イヤだ。 オレはヘンタイじゃない」
ブウは影羅の背景に触角を向けて、ピンク色の光線を放つと、背景の男達は可愛らしい幼い女の子に早変わり。
テロリストや教師も幼い女の子に変わって、背景の女の子達と共に楽しく踊りながら笛を吹き始めた。
ブウ達の居る場所もメルヘンチックなお花畑に変化する。
>「おっしゃ!受けて立つぜ!!やろうぜ!野々宮!」
>「フッ、いいでしょう。私の蹴りでその綺麗な顔を蜂の巣にしてあげます」
一人は逃げ出してしまったが、他の者達はやる気満々である。
ブウはヘッヘッヘと笑うと、体の穴からピーっと笛のような音と一緒に煙を吹き出す。
お花畑の喧嘩が始まる。
一番先に動いたのはブウであった。
ブウは頭の触角を大きく伸ばすと、全員の足下を払うように振り回した。
58 :
影羅:2011/04/07(木) 22:38:28.00 0
>54 >57
>「イヤだ。 オレはヘンタイじゃない」
「何を言う? 我らは変態だ。変態と言う名の紳士だ!」
背景のマッチョ男達が幼女に代わった。
「まさか貴様は露璃昏【ロリコン】か……!? 真の勇者となるべき者が持つ素質だ!
やはりお前も変態の中の変態、変態紳士なのだよ!」
「一体触角とは何なのだ、そんなコテは断じて知らない!
そもそも触角は2本あるのは最新鋭のイケてるファッションだが一本ではせいぜい電波受信のアンテナにしか見えないぞ!」
「はあっ!」
我は触角に捕まり、そのままぶん回される!
「必・殺!! 空中ブランコタダ乗り!!」
遊園地に行かずに空中ブランコにタダ乗りし、相手に精神的ダメージを与えるという恐ろしい技だ……!
>「おまえ、むずかしいかおしてるなー」
>「アリンコをバンバンふむとストレスかいしょうできるよ!」
「は、はあ………でも俺アリンコ踏んで一回で潰せたことねーんだよな」
マヨネーズを粗方洗い流し、シャワーから出る。
ここはマヨネーズを浴びたB組生徒で溢れていてそれが少し鬱陶しかった。
「そっちの方が逆に腹立つんだよね。アリさんには身勝手な意見で悪いけど」
ふと下を見るとアリが足元のアスファルトをてくてく歩いている。
ばん、と一度踏んづけてみたがアリはしなず平然と歩き続けた。
やっぱりなと再確認したところでカバンを取りにいくべく教室へ足を進める。
野呂宮は既に今日の晩飯のメニューを考えていた。平和である。
>「? みんなシャワーあびてるなー。あたいがプールをあっためたほうがいい?」
「ゲ……プールの水ってもしも用に放置してるから腐ってんじゃないの?汚くないかな?」
それだけ言い残してさっさと教室へ向かった。
>「マヨネーズ!(暴力は良くない、良くないわ!)」
「うわっ、あぶねえ!!」
教室前廊下ではヒロイン子がまたもやマヨネーズを発射していた。
しかも廃材やらパイプを所持したヤバそうなパンダ野郎に。
それはともかくして拡散するマヨネーズに今度はふっとんだ廊下の壁の一部で防ぐことに成功。
同じテツは二度踏まない。流石野呂宮学園イチのヘタレ。
「ふう、驚かせやがって………いやいや何やってんすかパンツヒーローさんと広島さん」
そういえばカバンもマヨネーズまみれかも知れないとふと思った。
>「イヤだ。 オレはヘンタイじゃない」
そう強く否定するとピンク色の光線が汚らしい野郎共を女の子に変えていく。
年齢が幼いのはブウさんの趣味なのだろうか。
ガチホモ教師もテロリストも楽しく踊って笛を吹いている。メルヘンチックだ。
>「まさか貴様は露璃昏【ロリコン】か……!? 真の勇者となるべき者が持つ素質だ!
>やはりお前も変態の中の変態、変態紳士なのだよ!」
「ロリコンならそこにも腐れハンサムがいますよ」
碧玉は親切に情報を提供してあげた。
>「一体触角とは何なのだ、そんなコテは断じて知らない!
>そもそも触角は2本あるのは最新鋭のイケてるファッションだが一本ではせいぜい電波受信のアンテナにしか見えないぞ!」
「ピッコロですね」
そうツッコんだ瞬間、ブウの触角が足元を払うように動く。
体勢を崩すいやらしい攻撃である。もちろん碧玉はジャンプして回避したが……
>「はあっ!」
>「必・殺!! 空中ブランコタダ乗り!!」
「なるほどその手があったか……」
不覚にも感心してしまう碧玉。何故なら昔こういう一節を耳にしたからだ。
『何?ジョジョ ダニーがおもちゃをくわえて放さない? 逆に考えるんだ “あげちゃってもいいや” と考えるんだ』
「ならば…タダ乗りを強制的にやめてもらうことで逆に精神的ダメージを与えられるはず!」
頭でなく心で理解した碧玉は触角に蹴りを放つ……と見せかけて虎徹の顔面に蹴りを放った!!
>>59 チェルノは野呂宮君の答えを聞くと、唐突にプールサイドへ走り始めました。
「んー、おゆで、しょうどくすればだいじょうぶかなー。メルトダウン!」
チェルノがプルトニウムを操ります。
プールの中に発生したプルトニウムは爆発して、一瞬にして水を沸騰させました。
もちろんプルトニウムは残留していませんよ?プルトニウムを操れば除去できますからね。
「おーい、みんなー、おふろがわいたぞー」
チェルノは何事かと集まった生徒たちを次々にプールへ突き落としていきます。
「えんりょはいらないからなー、そーれーっ!」
ざぶーん!どぼーん!……少し澱んだ熱湯にしゃぶしゃぶの具材たちが浮かびました。
>>53 >「ククク……残念だがお前の妹にはなれない。弟にならなってもいいぞ!!」
「じゃあ、女の時だけ妹な!!俺の妹帝国<<シスターエンパイア>>の一員にくわえてやるぞ」
片手で顔面を隠しながら高笑い、いわゆるルルーシュ笑いってやつだ
「俺は妹が大好きだ!可愛い年下の女の子は全部まるっと俺の妹だ!!
今日は妹帝国の建国記念日だ!!喜べ!!!!!宴の始まりだァァァァァァァァァァァァァ」
なんかテンション上がって来た
>「我は思う。変態と異能バトルは必ずや両立できると……! 我々でそれを証明してみせようではないか!
その時我らは歴史に名を刻むだろう!」
「人格と能力に関係性はない!!俺の妹帝国の版図拡大のためにも戦闘は必要だぜ!!最終的にはスターウォーズだ!!」
なんかテンション上がってきた、あ、大切なことなんで2回言ったぜ!
>>55 「おいてめぇ!そんなとこでなにすかしてんだよ!!こっちきて一緒にバトろうぜ!!」
爽やかイケメンを呼ぶ
でも、俺のほうが爽やかでイケメンだけどな!!
>>57 >ブウは頭の触角を大きく伸ばすと、全員の足下を払うように振り回した。
>>58 「何を言う? 我らは変態だ。変態と言う名の紳士だ!」
「必・殺!! 空中ブランコタダ乗り!!」
「ああ、俺たちは紳士だ!!だから無理に妹になれと強要するつもりはない!もちろん誘拐なんて言語道断だ!
だから俺は俺の生き様で妹を見つけてやる!!」
影羅の腰の上に飛び乗り、向かい合わせに座るカップル座りの態勢になる
歓喜の構図が完成!腐女子の歓声!俺たちの感性!yo!!
>頭でなく心で理解した碧玉は触角に蹴りを放つ……と見せかけて虎徹の顔面に蹴りを放った!!
「なんでやねん!!」
とっさにトラップカード『ツッコミ』を発動した
このカードは相手の攻撃宣言時に発動出来る
相手の攻撃を1ターンに一回無効に出来る
「俺のターン!ドロー!」
俺の装着型アルターはデュエルディスクに見えなくもない
普通は横の出っ張りで攻撃してくると思うかそうはイカのきん玉よ!
そこから茶色の渦渦したカードが出てくる
俺は指2本でつまんでカードを遠くからチラッと除いた!
「俺はこのカード手札抹殺を使って手札をすべて墓地に送り、デッキから同数のカードをドロー!!
そして、俺は適当な4☆モンスターを召還、手札を一枚デッキに戻し墓地からゾンビキャリアを召還!
シンクロ召還!氷結龍ブリューナクを召還!
効果発動!手札を捨てた枚数だけフィールドのカードを破壊する!!
俺は手札を1枚捨ててお前(碧玉)の服(装備カード)を破壊する!!
そしてお前は俺の妹だ!!」
残念ながら碧玉の服は消えずコントローラーの野呂宮の服が破壊された
>>48 「とうっ!!」
ぶっかけられたマヨネーズを簡単に避ける。
ヒロインがこんなのでいいのだろうか。このパンダが言えたことではないが。
下から叫び声が聞こえてくる。
再び騒ぎを起こし始めたようだ。
「あーもー!!あんたみたいなメス豚にかまっている暇はないのよ!」
かまってきたのはお前だ。
「さっさと潰してやるわ!金属ぞうさぁぁぁぁぁん!!!」
パンダが指を鳴らすと、なんとワームホールが開いた。
そのワームホームから金属の象が出てきた。
頭だけが象で残りが非常口に描かれているあれで構成されている象が。
「…、うわぁ」
呼び出した本人ですらびっくりである。
だが…
校舎が急に傾く。
この象。見た目に反して異常に重たかった。
校舎が轟音を立てて崩れていく。
「え!?ちょっ!?」
パンダたちは中庭に落ちていく。
校舎の残骸がが虎徹と影羅を生き埋めにし、パンダは見事に中庭に頭から突き刺さった。
>>58>>59>>61>>62 >「必・殺!! 空中ブランコタダ乗り!!」
>「ああ、俺たちは紳士だ!!だから無理に妹になれと強要するつもりはない!もちろん誘拐なんて言語道断だ!
>だから俺は俺の生き様で妹を見つけてやる!!」
碧玉の方は普通に避けてくれたのだが、残りの二人はブウの触角の上に乗って変態行為をしている。
これにはブウも冷や汗をかいた。
ブウは変態二人を、伸ばした触角を勢いよく縮めることで振り下ろす。
>「ならば…タダ乗りを強制的にやめてもらうことで逆に精神的ダメージを与えられるはず!」
「ソーナノカー」
ブウは棒読みしながら、内心でそんなことは無いだろうと考えて、次の行動に移る。
実際に変態的な虎徹はピンピンして、碧玉の攻撃を防いで次の行動に移っていたのだから。
ブウは虎徹の召喚した氷の龍をお菓子の龍に変えようとすると、校舎が壊れて崩れ落ちた。
「オ、オレの学校がコワレチャッター!?」
入学早々崩れていく学校。
生き埋めになった虎徹と影羅。
ブウはこの状況ならサタンはどうするかと考えて、ブウは行動に移った。
「ケンカは少しヤメ! 埋もれた奴ら助けるゾ!」
ブウは碧玉にそう言って、崩れた校舎に触角を向けて光線を放った。
「綿飴にナレ!」
崩れた校舎は形を変え、巨大な綿飴になり、綿飴の中に虎徹と影羅が埋もれている。
「ワタアメ食べて、助けるゾ!」
ブウは助けると言う名目で、綿飴を美味しくいただいている。
>「なんでやねん!!」
>「俺のターン!ドロー!」
唐突に遊戯王の真似事をはじめだす虎徹に碧玉は軽く“引いて”しまう。
くだらない茶番劇に付き合わずさっさと人が死ぬくらいの握力で首でも絞めればよかったのだが
どうでもよくなったのでとりあえずその様子を見守る事にした。
>俺は手札を1枚捨ててお前(碧玉)の服(装備カード)を破壊する!!
>そしてお前は俺の妹だ!!」
「残念でしたね私は(能力的に考えて)和馬の娘ですので兄は必要ないです。母がいるので」
アルターを妹にする変態と言葉など交わしたくなかったが仕方なしに対応する。
一方で野呂宮には服が破れるという呪いがふりかかった!
「うわああああああああああああ!!なんでやねん!」
音もなく突然破れる制服(新品)下着が破れなかったのがせめてもの救いだろう
また誰得展開へと陥った野呂宮。外野の野次が凄まじそうだ。
>「あーもー!!あんたみたいなメス豚にかまっている暇はないのよ!」
「さり気なく俺のことを無視したぞこのパンツさん!!」
パンツ一丁で叫ぶがこの姿では変態にしか見えない。
周囲はドン引き勿論野呂宮自身も恥ずかしいので教室にさっと隠れる。
>「さっさと潰してやるわ!金属ぞうさぁぁぁぁぁん!!!」
>「…、うわぁ」
「金属じゃねええええええええええええええええええええええええええ!!!!
もう純然たる非常口じゃねえか!!つーか突然謎の力使ったアンタ自身がひくなや!!」
妙な気色悪さで背筋をぞっとさせる力を秘めた象さんに耐え切れず教室から飛び出し叫んでしまう。
召喚した本人自身驚いているのだからそれを見せられた他の者の衝撃は相当である。
ちなみに非常口そのものと非常口への通路を表す二種類のマークが非常口にはあるのだがこれはどっちなのだろう?
瞬間校舎が傾く。まるで破戒録カイジのようだがこれはそれを更に上回った。
崩れる。あの大きさの建物が一瞬にして瓦礫の山だった。もちろん野呂宮も巻き込まれてます。
>「オ、オレの学校がコワレチャッター!?」
目を丸くして驚くブウさん。
ついでに虎徹と影羅は建物の倒壊に巻き込まれて生き埋め状態だ。
>「ケンカは少しヤメ! 埋もれた奴ら助けるゾ!」
>「綿飴にナレ!」
周囲の人間が変態すぎるのと悪のブウさんが普通にヒーローなのと相まって
もうブウさんが主人公の学園コメディでいいんじゃねーかなとか思ったり。
>「ワタアメ食べて、助けるゾ!」
普通に瓦礫をどければいい気がするのだが敢えて何も言わなかった。
折角なので一つ食してみる。甘くて普通のわたあめだがサタンはブウの飴を吐いていた気がする。
股間に入れていたのが原因なのだろうか。
一方空気ヘタレはヒロイン子の下敷きになってリアルに重症だった。
瓦礫がわたあめのお陰で死には至らなかったが……ちなみにヒロイン子は無傷である。
「ぐふっ……だ…大丈夫だよな?ギャグだから…死なないよな?な?」
うわ言のように呟くが追い討ちをかけるように吐血した。そうだ彼は女性恐怖症なのだ。
「お…俺はもう無理かも知れないから最後に言っておく……女性恐怖症じゃなけりゃカワイイ女の子と付き合いたかっ…」
残念行数が足りなかった!!
そろそろ皆さんウワーッて叫びながら、頭を掻き毟ってたりするんでしょうか?
余計なお世話?はい、そうですよねー。
>>63 「すごいおとだ!」
ガラガラと崩れた校舎は、なんとブウさんの力で綿飴になってしまいました。
残った生徒たちは、みんな体育館に避難していきます。
倒壊の恐れの無い体育館は、こんな世界でも避難所になるんですね。
常識的に考えると今日の授業はお開きですが、これからどうなるんでしょう?
「もぐもぐ……あんま〜い!」
とりあえず、チェルノちゃんはごきげんで綿飴を食べ始めたようですけれどね。
66 :
影羅:2011/04/10(日) 09:49:46.54 0
>59 >61
>「ああ、俺たちは紳士だ!!だから無理に妹になれと強要するつもりはない!もちろん誘拐なんて言語道断だ!
だから俺は俺の生き様で妹を見つけてやる!!」
今ここにカップルすわりをする美少年と美少年という構図が完成した!
「これはっ……姉妹帝国<<シスターエンパイア>>の誓い……!
選ばれしものだけが知る魔法の儀式! これより姉妹《スール》の契りを結びそなたの妹となろう!」
ちなみに、英語のシスターとは妹だけではなく姉も妹も意味する。
ここに認識の齟齬がある可能性は無きにしも非ずだがまあ細かい事は気にしなくていいだろう。
碧玉の蹴りが虎徹の顔面に入る。
「姉上ッ!」
>「なんでやねん!!」
「見事な切り返し……流石は我が姉といったところか!」
>62-64
>「うわああああああああああああ!!なんでやねん!」
「さっきから流行っているそのツッコミ……もしやここはこの手の物語に定番のトーキョーメガロポロスではなく
日本の中にありながら独立帝政を敷いて独自の文化を築くオーサカ帝国かッ!! なんでやねん!」
>「さっさと潰してやるわ!金属ぞうさぁぁぁぁぁん!!!」
「待て! 学園ものなのに開始直後に校舎をぶっ壊してどうする!
もっとも我としてはオーサカ帝国がボケとツッコミで全世界を支配すべく世界に侵攻を始める大戦記ものに転向しても一行に構わないぞ!!」
我は膨大な綿あめの海の中に埋もれた。
「姉上……! 無事か!?」
右も左も上も下もない不思議な感覚。どれぐらいの時が経過したのか、それすらも分からなくなる。
謎のテロップが流れてきた。
―― 【謎の】聖我知芸学園物語【TRPGスレ】 ――
分かったぞ、これはよくゲームなどでオープニング時に出てくる題名だ。
つまり今まではオープニングで、これからが本編ということだ。
学園物語とあるのに学園が破壊される所から始まるとは……なんたる逆説。なんという二律背反。
「そうか……、これは自分探しの旅の物語なのか!?」
そう。我知芸とは我を知る芸と書く。
そして人が集い、笑って泣いて色々な事を学ぶならば、校舎がなくてもそれは学園足りえるのではないだろうか!?
> 「あーもー!!あんたみたいなメス豚にかまっている暇はないのよ!」
振り掛けたマヨネーズは避けられてしまう。印子はちょっと凹んだ。
マヨネーズは美容に良いのに…。
そんな印子は置いてくとして、パンダは叫ぶ。
> 「さっさと潰してやるわ!金属ぞうさぁぁぁぁぁん!!!」
出て来たのは、頭が象の非常口だった。
> 「…、うわぁ」
> 「金属じゃねええええええええええええええええええええええええええ!!!!
> もう純然たる非常口じゃねえか!!つーか突然謎の力使ったアンタ自身がひくなや!!」
「マヨネーズ!(わーい、象さんだ!)」
野呂宮がツッコミを入れる最中、印子はジャンプしてその象頭に乗る。
動物とすぐ仲良くなれるのも、ヒロインの特権だ。
「マヨネーズ!?(きゃっ!?)」
急に校舎が傾く。
轟音が鳴り響く。
そして、この我知芸学園の校舎は―――
> 「オ、オレの学校がコワレチャッター!?」
瓦礫の山と化した校舎の上に、野呂宮に乗った状態で印子が居た。
何故無事なのかと言うならば、ヒロインだからである。
> 「ワタアメ食べて、助けるゾ!」
瓦礫をピンク色の綿飴に変えた魔神ブウは、そう言って食べ始めた。
一方その頃野呂宮といえば、遺言を吐いていた。
> 「お…俺はもう無理かも知れないから最後に言っておく……女性恐怖症じゃなけりゃカワイイ女の子と付き合いたかっ…」「マヨネーズ(そうですか)」
そんな野呂宮を置いといて、印子は周りの綿飴にマヨネーズをぶっかける。
そうそう、マヨネーズは何にでも掛けられる魔法のソースなのだ。
綿飴をヒロイン仕様にしたあとで、印子はそれを食べ始める。
「マーヨネーズ!(おーいしーい!)」
そして、近くに居たブウの綿飴にもマヨネーズを掛ける。
これぞヒロインの優しさだ。
「マヨマヨネーズ!(お一つどうぞ!)」
>>67 「こらー!やめろー!そんなへんなのかけたら、わたあめがたべられないよ」
チェルノは綿飴にマヨをかけるヒロイン子におかんむりのようです。
マヨネーズは重さと、モニョモニョした感じが好きではありませんので。
そのまま飲むなんて悪魔や宇宙人や香取慎吾の所業です。
……マヨちゃんに宇宙人や悪魔や香取慎吾の可能性が出てきてしまいました。
さて文句を言ってやろうとしてチェルノがヒロイン子に近づくと、とーってもビックリしました。
「へのへのもへじ だ!」
だってあーた、顔がヒロインの文字で構成されてるんですよ?
好奇心を刺激されたチェルノは、さっそくヒロイン子の顔にぺたぺた触ろうと手を伸ばしてみます。
>校舎の残骸がが虎徹と影羅を生き埋めにし、パンダは見事に中庭に頭から突き刺さった。
轟音とともに崩壊する校舎
「なんだなんだ!地精霊の復讐劇か!!まさかこんなところでか!
俺別に悪くないのに……!」
俺はほんとうになんの関係もありません!本当です!信じてください!
ああ、神は無情だ……俺の上には瓦礫が、俺の人生はここで終わりのようだぜ!みんな!元気でな
と、そこはご都合主義全開のギャグスレ、瓦礫は俺をするすると避けて落ちる
よかった、よかった
でもいつ崩れてくるかわからない、2次災害が一番怖いのだ
だけど、瓦礫はいつのまにか綿飴に変わっていた、甘くておいしいぜ!!
ベタベタして来たけど
この虎徹アズナブールに綿飴から外に出るなんて造作もありません
>>「姉上……! 無事か!?」
「大丈夫だ!妹よ!早く女の子に戻れよ!」
どうやな影羅も無事のようだ、妹が死ぬのは鉄板だがそれには少々速すぎる
だが校舎はバラバラだ……死者ゼロは当然!なぜならギャグだから!
>「そうか……、これは自分探しの旅の物語なのか!?」
我が妹が何やら気付いたようだ
「どういうことだ!雷電!もとい……影羅!」
校舎がなくなってしまった!今後我知芸学園はどうなってしまうのか?
そろそろ褌マッチョダンディがいっぱい出て来てもいいような?
「おい!あれはなんだ!」
俺が指差した方向は空だ、そこは4月の爽やかな青空ではなく黒い渦のようなものが渦巻いていた
「な、なんだ!あの馬鹿でけぇ気は!こいつはどえらい奴がやってくるぜ!」
なにが出てくるのか……!神のみぞ知る!
朦朧とした意識の中で何かが落ちてきた。これは…テロップだろうか。
―― 【謎の】聖我知芸学園物語【TRPGスレ】 ――
「えっ……な………なんで今更!?」
なんだって死にかけている時にタイトルを拝まねばならないのだ。
もしかして自分はプロローグの時点で死んでしまうモブキャラAだったのか。
>「マヨネーズ(そうですか)」
「反応冷たすぎるだろおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!!」
パンツ一丁の男が復活した。
傷ついた心が、野呂宮の奥底で流れる不屈属性を呼び起こしたのだ。
「何!?救急車で今にも運ばれそうな人間の遺言に対する台詞が「そうですか」!?黙祷くれーしてくれよっ!!
あれか、ギャグだからか!ギャグだからなのか!!いやそれはどうでもいいよ何でテロップ流れてるんだよ!!
ゲームのプロローグで出てくるやられ役だったんですかァ俺は! 畜生(ファック)! 畜生(ファック)!」
どこのヘルシングなのか今にもバレンタイン兄弟にでもなりそうな勢いである。
>「マーヨネーズ!(おーいしーい!)」
「おぇぇええっ!!食べちゃ駄目だブウさん!それは最早豚の餌に成り下がってるぞ!!」
>「こらー!やめろー!そんなへんなのかけたら、わたあめがたべられないよ」
「やった常識人がいてくれて助かった!あのマヨラーに言ってくれマヨネーズは野菜とゴハン専門だと!!」
所謂マヨネーズ丼である。宇治金時丼でも構いわないが。
「パンツ一丁で何やってるんですか」
「碧玉っちゃんいつの間に!?」
「わたあめ食べてたら変態を見つけたので」
わたあめをちまちま食べているマイペースな碧玉に心底辟易したが敢えて何も言わなかった。
近くに男子ロッカーの残骸があったので野呂宮はそこから制服を取り出し着替える。サイズは少しあってない。
>「そうか……、これは自分探しの旅の物語なのか!?」
「な、何だってーーー!?なら今すぐ鎧を着こなしたりして旅に出た方がいいのか!?
校舎なんかいらんかったんや!しかしどうするんだこのままではプロローグのオチがつかん!!」
>「おい!あれはなんだ!」
>「な、なんだ!あの馬鹿でけぇ気は!こいつはどえらい奴がやってくるぜ!」
「あ……あの渦は!!!」
「知ってるんですか」
野呂宮はあの渦をしっている!あの黒い次元の穴を知っている!!
そう、あの渦はつい先ほど我知芸学園をぶっ壊した……
「 金 属 ぞ う さ ん ! ! ! 」
いや、それでも。野呂宮は先ほどのぞうさんとの違いは明々白々だった。
「あの金属ぞうさんを構成する非常口のマークの“アレ”一つ一つが『生きている』ッ!!
『向こう側の世界』からの来訪者、邪悪な金属生命体…いや、非常口で構成されたいわば『アルター結晶体』!!」
「まだ奥になんかいるみたいですよ」
どこのSFだとツッコミたくなるほどの超展開だが、まだ奥に何かがいるようだッ!もう何がいても変ではない!
→To Be Continued...
>>69-70 野呂宮君がマヨラーになんか言ってやれ、とお願いしてきました。
常識人のチェルノはマヨネーズ語に対抗しようと、独自言語で言ってやります。
「あいすきゃんでー!ちょこみるく!ぱんけーき!ぱんけーき!」
チェルノに翻訳系の能力は無いので、言葉のニュアンスは相手に委ねるしかありません。
これで何かが伝わると良いんですけどね。
おや?……少し目を離した隙に、空から金属ぞうさんが現れてしまいました。
地上に降りた金属ぞうさんは、邪悪な金属生命体らしくさっそく邪悪な事を始めます。
中学の頃に野呂宮君が書いたまま、誰にも渡さなかったラブレターを読み上げたりといった……とっても邪悪ですね。
金属ぞうさんからは、まだ他にも悪事を働きそうな気配がぷんぷんしてきます。
ブウがマヨネーズ付きの綿飴を不味そうに食べていると、全員の無事が確認されたようです。
ブウがみんなに一言。
「綿飴にマヨネーズがかかっても、学校が壊れても、オレ達なら大丈夫!」
みんなに対しての励ましの言葉のようです。
>「な、なんだ!あの馬鹿でけぇ気は!こいつはどえらい奴がやってくるぜ!」
ブウも虎徹の指差した方を見ます。
確かに巨大な気をブウさんも感じました。
ブウさんは楽しそうに笑いました。
>「 金 属 ぞ う さ ん ! ! ! 」
ブウが感じた気はあれ一つではありませんでした。
>「あの金属ぞうさんを構成する非常口のマークの“アレ”一つ一つが『生きている』ッ!!
>『向こう側の世界』からの来訪者、邪悪な金属生命体…いや、非常口で構成されたいわば『アルター結晶体』!!」
>「まだ奥になんかいるみたいですよ」
『金属生命体って言われてやって来ました!!!!!!』×1000
なんと、黒い渦の中から1000体のメタルクウラがこの世界にやって来ました。
でも大丈夫。
彼らには邪悪な意思は感じられません。
やることは世界中を回って、メタルクウラ×某炎の賢者のカップリングを広めるだけです。
金属ぞうさんも野呂宮のラブレターを読んでるだけで、無害に見えます。
ちなみに、碧玉へのラブレターだったようです。
「オレ、ドーシヨー」
喧嘩する気もなくなったブウは、帰るかどうか考えています。
おや?突然ピーピーガーガーと放送用スピーカーの音がなりました。
ふむふむ……この声は校長先生(12才)のようですね。
どうやら校長先生によると、これから生徒会役員を決める選挙を行うようです。
初日からこんな混乱では、誰かが強いリーダーシップを取らないと先が思いやられますものね。
>>72 「よーし、あたいがいちばんになってまとめてやんよ!あんた、あたいにいっぴょういれてね」
チェルノは、さっそくブウさん相手に選挙活動を始めました。
やる気満々なのは、生徒会役員になって権力を手にすれば、全世界を支配することも可能だからです。嘘ですけど。
それでも新しい校則を作るぐらいの権力は持てるかもしれません。
もしも、邪悪な人間に権力を渡してしまったらどうなることやら。
74 :
影羅:2011/04/12(火) 01:11:03.30 0
>69-70
>「な、なんだ!あの馬鹿でけぇ気は!こいつはどえらい奴がやってくるぜ!」
>「 金 属 ぞ う さ ん ! ! ! 」
>「あの金属ぞうさんを構成する非常口のマークの“アレ”一つ一つが『生きている』ッ!!
『向こう側の世界』からの来訪者、邪悪な金属生命体…いや、非常口で構成されたいわば『アルター結晶体』!!」
「……姉上には悪いがまだ妹に戻る訳にはいかないようだ。」
水を被ってると男になるという設定上の都合で異能バトルをしている限り美少年!
妹は日常パート限定!
>72
>『金属生命体って言われてやって来ました!!!!!!』×1000
「フフフ、板、もとい世界の壁を越えてまでホモカップリングの普及にやってくるとはご苦労な事だ……!」
>73
そして始まる生徒会役員選挙。
生徒会役員。それは絶対的な権力を握り、やりたい放題ができるらしい。
>「よーし、あたいがいちばんになってまとめてやんよ!あんた、あたいにいっぴょういれてね」
「この戦い……いかにしてメタルクウラ票を得るかにかかっている!!」
なにしろ1000体いるのだ。
仮にこの学園がマンモス校だったとしても流石に1000人はいないだろう。
「我が生徒会役員になった暁にはメタルクウラ×某炎の賢者の薄い本限定の読書の時間を作るぞ! どうだ!?」
75 :
レビル:2011/04/12(火) 18:05:59.93 0
>>73-74 (豊かな髭と白髪がわたあめで更にボリュームアップした老人が登場)
レビル「生徒会役員選挙か。 彼らの命運を決する戦いだな…」
秘書「将軍は立候補なさらないのですか」
レビル「世界の行く末は若者に委ねられるべきだ。私のような老兵の、出る幕ではなかろう」
>「よーし、あたいがいちばんになってまとめてやんよ!あんた、あたいにいっぴょういれてね」
>「我が生徒会役員になった暁にはメタルクウラ×某炎の賢者の薄い本限定の読書の時間を作るぞ! どうだ!?」
レビル「なるほど…。では私はチェルノ君に一票を投じるとしよう」
秘書「将軍。あのチェルノという人物の言動はいくらなんでも無軌道過ぎます。
まさかボケてしまったのですか」
レビル「いや、型にとらわれない行動というのは時として閉塞を打ち破るものだ。
あのホワイトベースの少年少女たちのようにな…」
名前:Johann Ibrahim Revil
性別:男
所属:1年F組
身長;一般的な成人男性並み
体重:一般的な成人男性並み
体格:年齢の割には良い
容姿:じじい
http://blog.so-net.ne.jp/_images/blog/_59f/bekohara/4421467.jpg 性格:タカ派将校
能力:(元)地球連邦軍最高指揮官
能力名:地球連邦軍総軍を動かす事ができた。(過去形)
現在は「どこでも誰にでも通信ウィンドウが開く」「どこでも秘書があらわれる」しか使えない。
なお、この能力は戦時においてのみ有効であり、
平時においては連邦議会および大統領のシビリアン・コントロールを受ける。
属性:退役軍人
備考
生涯学習のため入学していた老人。
>>74-75 「へー。あんた、あたいみたいな小さい子にふまれて、こんなにかたくなっちゃうんだ」
チェルノが選挙活動の一環として、寝っ転がったメタルクウラを素足で踏んづけています。
喜びのあまり、硬〜くなってる個体もいるようですね。
まあ金属生命体ですから、最初っから硬いんですけど。
そんな中、悠々自適に年金生活を送っていそうなお爺さんがチェルノに一票入れてくれました。
「やったー!おれいにあんたも、ふんづけてあげるよ。てやっ、てややっ」
チェルノは笑顔でレビル元将軍をぱんぱん踏みつけます。
元将軍はお歳の様ですが、硬いんでしょうかねえ……?
あらやだっ、私ったら。硬いとか柔らかいとか、いったい何の事かしらねえ?
>「 金 属 ぞ う さ ん ! ! ! 」
そこから出てくる金属生命体!メタルクウラ!!
どこかの凄い機械とクウラの脳が融合した奴が操る戦闘機械だったはず、倒したら前よりも格段に強くなって帰ってくるという性質
強さはスーパサイヤ人1以上という存在だ!『ドラゴンボールZ 激突!!100億パワーの戦士たち』の記憶より抜粋
子供のころに見たドラゴンボールの映画に登場したフリーザの兄貴ことクウラ様の登場だぜ!!
「おいおい、軽く1000体はいそうだけど、どうなってんだよ!」
俺も強さには自信があるがメタルクウラに勝てる気はしない
>「オレ、ドーシヨー」
あ、魔人ブウいるから大丈夫か、こいつはスーパサイヤ人3悟空ぐらい強いから大丈夫だな
それにメタルクウラは>メタルクウラ×某炎の賢者のカップリングを広めたいだけみたいだしな
意味はわかんないけどな!!
>>73で突如始まる生徒会選挙、現生徒会は綿飴食べ過ぎて倒れたらしい
「え〜めんどくさいから俺パスな!女子生徒は全部俺の妹っていう公約してくれる奴に投票するぜ!」
自分ででないのかって?めんどくせぇ!
>「……姉上には悪いがまだ妹に戻る訳にはいかないようだ。」
「それは残念だ。妹よ……なら生徒会長になって俺の夢を叶えてくれ!!」
>>75 「お〜い、そこのソーラレイでグレートデギンごと消されそうなじいさ〜ん
じいさんは生徒会選挙に出ないのか?ぽいのに」
このじいさんは名将の予感がする
「で、野々宮よ……さすがに能力にラブレターは変態すぎるだろ!気持ち悪い」
オレの名前は一色 黒。…テメエで言うのもなんだが、不良だ。
オレが不良になった理由は……特にねえ。気づいたらこうなっちまってた。
「…とりあえず学校でも行ってみっか」
正直に言やあ今日はフケちまうつもりだった、面倒だからな。
…だがいきなり“アイツ”の顔が見たくなった。愛しいアイツの顔が、な。
クソッ…『狂犬ブラックアウト』と呼ばれたオレが…恋なんざ…。
「……野呂宮」
――“野呂宮和馬”。その名前を呟くだけでオレの心臓がドクドク暴れ出す。うるせえ鎮まれオレの心臓、殺すぞッ。
オレは男でアイツも男なのに、どういうわけか一目惚れしちまった。
当然一度も話しかけた事は無え。ヘタレのアイツには、オレのツラは刺激が強すぎるからな。
…オレはただアイツを陰ながら見守っていられりゃそれで良い。
その日常が続いてくれたら、それだけで良い。
……はずだったんだが。
「なっ…!?なんじゃこりゃあ……」
オレの目に飛び込んできたのはただの瓦礫の山と化した校舎のなれの果てだった。
しかもあっちこっちで生徒がバテてやがる、…っつーか死んでねえだろうな?
…それよりもあの千人ぐらいワラワラいやがるヤツらはなんだ。
と、とにかく今ここが普通じゃねえ状態ってことは分かったが。
「とりあえずブン殴ってテキトーにのしとくか!オラアッ!!」
金属製のブキミな連中の一人に右ストレートの一撃を喰らわせる。
こちとら場数は踏んでンだ、負けてられっかよ!
名前:一色 黒(いしき・くろ)
性別:男
所属:1年B組 不良
身長;188cm
体重:72kg
体格:ガッシリ筋肉質
容姿:凶器的なまでに逆立てた髪・つり目に常時眉間に皺と人相悪し
性格:気性が荒い
能力:他者のキズを治す回復能力
能力名:宇瑠登羅慰椰死(ウルトラいやし)
属性:同性愛者
備考
密かに野呂宮に恋する不良の乙漢。
その気持ちを隠しながらも「野呂宮は自分が守ってやらなくては」と一方的な愛情と劣情を抱いている。
どうやら生徒会役員を決める選挙が行われるようです。
>「よーし、あたいがいちばんになってまとめてやんよ!あんた、あたいにいっぴょういれてね」
「イヤだ」
>「この戦い……いかにしてメタルクウラ票を得るかにかかっている!!」
しかし、メタルクウラ達はまだ小学生です。
メタルクウラ達は夢に溢れた小学校生活を期待しています。
彼らの小学校生活の目標は、スポーツの各分野で全国制覇することなのです。
ですので、この学校の高等部の選挙には参加できません。
それに、もうこの学園の小学部の児童会は満場一致で全員メタルクウラに決まっているのです。
>「とりあえずブン殴ってテキトーにのしとくか!オラアッ!!」
「オイ! 小さい子、イジメるの良くない!」
ブウは怒りました。
殴られたメタルクウラは泣いています。
突然怖いお兄さんに殴られたのです。
小学生のメタルクウラが泣いてしまうのも仕方がありません。
ブウは決めました。
「オレ、こんな治安の悪い学校を変える!
オレ、生徒会長に立候補スル!」
> 「あいすきゃんでー!ちょこみるく!ぱんけーき!ぱんけーき!」
「マヨネーズ!(香取慎吾じゃ無いもん!)」
小さい女の子にそう言われ、印子は激しく否定する。
小さい少女はちょっと引いている。
> 「 金 属 ぞ う さ ん ! ! ! 」
> 『金属生命体って言われてやって来ました!!!!!!』×1000
そんなところにやってくる金属象さんとメタルクウラ。もうワケが分からない。
しかし印子は冷静に対応する。流石はヒロイン。
「マヨマヨ、マヨネーズ(これを食べて元気出してね!)」
一体のメタルクウラの頭を撫でていると、印子の携帯が鳴る。
着信は慎吾ママかと思いきや、普通の黒電話だ。
「マァヨネーズ?(もしもし〜?)」
そして電話に出たが、その内容に衝撃が走った。
「マヨネーズ!?(何ですって!?)」
なんと、メタルクウラや金属象さんを召喚した衝撃、
担任を倒してしまった因果関係で時空の歪みが発生してしまったらしい。
そこまでは良いのだが、そのせいで怪獣が大暴れしてしまっているらしいのだ。
それを止める為に、印子のマヨネーズパワーが必要らしい。
「マヨネーズ…(そんな事言われたって…)」
印子は後ろを振り返る。
生徒会長を決める選挙が行われようとしていた。
今、一番学園が盛り上がろうとしていた…。
それでも…いや、それだからこそ。
「マヨネーズ…マヨネーズマァヨ!(分かった…この学園を守るために、私行くわ!)」
そして印子は、電話を繋げたまま、メタルクウラに告げる。
「マヨネーズ、マヨネーズマヨマヨネーズ。マヨネーズ?
(私、世界を守るために行かなくちゃいけないの。だから伝えてくれる?)」
微笑みながら、羽根に包まれるが如くマヨネーズにまみれる印子。
その姿、まさに―――ヒロイン。
「マヨネーズ、ママヨマヨ、マヨネーズ。マヨネーズマヨマ(短い間だったけど、この学園に居れて楽しかったって。落ち着いたら戻って来るって)」
「そして、サヨナラ…って」
そうして幻聴を残し、印子は消えた。
因みに、生徒会長選挙は魔神ブウに居れたらしい。
>>77-80 虎徹君は自分は出ないが、全女生徒を自分の妹にすれば一票入れると、まるでモンスター有権者のようです。
なのでチェルノも思わず言ってやりました。
「あんたみたいに、せいじにむかんしんなわかものが、いしはらやアグネスをたいとうさせるんだよ」
そして、ブウさんはチェルノに票を入れてないどころか、乱暴な一色君を見て立候補を表明してしまいます。
小さい子を守ると言うブウさんに感動して、思わずチェルノは言ってしまいました。
「おまえいいやつだなー。あたいのいっぴょうを入れてあげるよ!」
マヨネーズさんはマヨネーズさんで、電話に出るや、マヨマヨ言いながら噴出するマヨネーズに包まれ消えてしまいます。
「なんだとー!マヨネーズっていうほーがマヨネーズなんだぞ!」
なかなかキャラが立っていただけに退場が惜しまれる所です。また会う日までごきげんよう〜♪
82 :
レビル:2011/04/14(木) 18:09:29.75 0
>>76 >「やったー!おれいにあんたも、ふんづけてあげるよ。てやっ、てややっ」
レビル「うむ、最近背中が少々固くなっていたところだ。こうして若者がツボを踏んでくれるのは、ありがたいものだな…」
(レビル元将軍の背中が少し柔らかくなった!)
秘書 「将軍! ティターンズのジャミトフ・ハイマンから通信です!」
ジャミトフ「幼女に踏まれて喜んでいるような下劣極まりない男に、地球の命運を委ねるわけにはいかん。
我々ティターンズはレビル将軍に対し、宣戦を布告するものである!」
秘書 「なお将軍は既に退役している身のため、話の流れに全く影響しないイベントとなります」
>>77 レビル「赤い彗星のシャアか… こうして直接対峙するのは、私がサイド3から脱出した時以来だな。
しかし、あれほどの男までもが生涯学習を目指していたとは… 辛い時代だな…」
秘書 「将軍。名前欄に虎徹と書いてあるではありませんか。まさか老眼も悪化してしまったのですか」
(いきなり虎徹の目の前に『通信ウィンドウ』が現れた!)
秘書 「開発部より、新兵器の開発プランが提出されました。ご覧になりますか?」
****
《プラン01 虎徹専用モビルアーマーの開発》 必要ターン数:1
ジオンから入手した大気圏内用モビルアーマーの技術を流用し、
『我知芸学園の氷結貴公子』虎徹・アズナブール専用機の開発を行う。
YES NO
****
>>78-79 レビル「黒い三連星か… かつて私を捕虜にした戦士達だ。手ごわいぞ、これは!」
秘書 「将軍。彼は黒いですが、3年生ですらありません。耳まで遠くなってしまったのですか」
(レビルの近くに居るメタルクウラ達は何故か隊列を組んでいる。どうやら汎用ユニットの指揮範囲内に入ったらしい…)
>>80-81 秘書 「将軍、緊急事態です! 巨大生物が突如出現、市街地の破壊行為を行っているようです!」
レビル「そうか。こうしてまた、若者を戦場に送りださねばならないとは。辛い戦いだな…。
ああチェルノ君。ツボ踏みご苦労だった、お小遣いをあげよう」
(チェルノは【資源5000】を手に入れた!
どう使えばいいのか? そもそも何の資源なのか? それは分からない…)
+ ☆ + __i.\_/!_ ☆ + ★
★ + ゝ, "´⌒`ヽ + +
+ ノ.ノノメノハノ〉〉 ★
+ ☆|\リ,k^ ヮ゚ノ! + キラッ☆
+ \ kヽ`H¶c) ミ☆ +
★ .∠ ,く// i ゝ
.^`リ"ヽ)´+
>>82 「ありがとー、じーちゃん!だれかにいじめられたら、あたいがまもってあげるよ!」
チェルノはレビルお爺ちゃんから、ツボ踏みのお小遣いとして資源5000を貰いました。
資源は貴重ですから、大事に使わくなちゃいけませんね。
もしも漂流教室みたいな展開になったら、資源はと〜っても役に立つでしょうし。
えっ?不吉な事言うな?はい、これは学園ものですからねー。
>>83 「なんだ、おまえそんなにキラキラして?それにあたいににてるなー?はっ、これはあたい!」
妖精っぽい子がチェルノの前に現れます。むむむっ、いったい何が起こったのやら?
チェルノが分裂でもしてしまったのでしょうかねえ?
プルトニウム…分裂…なんとなく嫌なワードが頭に浮かびますが、この学園は核禁止ですので…まっ、だいじょうぶでしょ。
86 :
影羅:2011/04/16(土) 08:22:47.13 0
>>77 >「それは残念だ。妹よ……なら生徒会長になって俺の夢を叶えてくれ!!」
「承知した! 姉上の頼みとなれば必ずや……!」
>78-79
>「とりあえずブン殴ってテキトーにのしとくか!オラアッ!!」
>「オイ! 小さい子、イジメるの良くない!」
「小さい子じゃないやん、どう見てもメタルボディのおっさんやん
……って泣いてるぅううううううううう!?」
>80
「短い間だったが楽しかったぞ……。また会おう、時空の狭間、夢と現実の出会う場所で……」
>83
「何だ!? 妖精が見える……!」
頭の中に不思議な声が響く。
―― 少年よ、 マックが欲しいか?
「欲しい!!」
―― マックが欲しいなら……くれてやりゅ!!
ゴゴゴゴゴ……
「何だ!?」
轟音を立てながら、プールから巨大な何かが姿を現す!
それは、某世界的ハンバーガー店のマスコットの姿をしていた。
「これは……伝説の彼方に消え去った史上最強のロボ、超時空戦艦マックロス……!
通称ドナルド! この学園のプールに封印されていたのか!」
我は導かれるように飛び乗った。
「喜べ姉上、ドナルドの力をもってすれば全生徒……いや、全世界の票を得る事だって可能だ!」
今の我なら何でもできる、そんな気がした。ドナルドの辞書に不可能などない!
「ランランルー!」
ランランルーと言う名の凄まじい洗脳光線、もとい愛の波動が世界を蹂躙する!
http://www.youtube.com/watch?v=WX-dtXwTWMk
>>80 >「そして、サヨナラ…って」
「サヨナラするのか?
じゃあ、また明日ダナ」
ブウはマヨネーズの人にさよならをしました。
後日行われる生徒会選挙でブウに投票してくれたので、また会えることは確実でしょう。
>>81-82>>84 >「おまえいいやつだなー。あたいのいっぴょうを入れてあげるよ!」
「票くれるのか? オマエもイイ奴だな」
チェルノから票を貰う約束をしたブウは、チェルノが貰った資源が気になりました。
「ナァナァ、オレも何かすればクレルのか?」
ブウはレビルに聞きました。
>>83>>85-86 妖精がブウにも見えました。
あの妖精に似た妖精をブウは見たことがあります。
それは隣にいるチェルノでした。
ブウがチェルノに似ている妖精を見ている間にも、プールから巨大なドナルドが出現します。
胸にMが着いているということは……
ドナルドが世界中に洗脳光線を放ちました。
新任教師の
>>85にも、幼子に変身させられた担任教師やテロリストにも、額にMの文字が着いてしまいます。
洗脳光線を浴びたら額にMが着いてしまうようです。
洗脳された担任教師達が言いました。
『生徒会選挙には!魔人ブウに清き一票を!
生徒会選挙には!魔人ブウに清き一票を!』
あぁ、やはり胸にMマークが着いているということは、ドナルドも魔人ブウを支援するバビディの一味だったようです。
ブウは手を高らかに掲げると、世界中の人間に何かを放ちました。
それは即席でブウが作った生徒会選挙用の魔人ブウのポスターです。
流星のように世界中の人間に魔人ブウのポスターが届くことでしょう。
>>85-87 影羅さん、もしくは影羅くんがプールから現れた巨大戦艦に飛び乗るや、みょうちきりんな光線を放ちました。
「ふーんだ、さいきょーのあたいにそんなのきかないよ!」
残念っ!光を浴びたチェルノも、みんなと同じく額にMマークが浮かび始めます。
「うわー、あたまがグルグルするよ。
えむ、えむむむ……まみむめめもまも……マシンマンたすけてー!」
チェルノは洗脳される直前に変身ヒーローの一人、星雲仮面マシンマンを呼びました。
何やら胸にMマークが輝いてるヒーローらしいですよ。
無垢な子供が助けを呼んでいるんですから、ヒーローなら必ず来てくれるはずです。
ひょっとしたら、似た感じの仮面ライダーっぽい人が来てしまうかもしれませんけどね。
>>80〜
「は、なにかいままでで最長に間が空いた気がしたぜ!
ちょっと某超奇人大戦をやりすぎた……」
それじゃあ、変な奴がいっぱい出る話だろ……
あ、ここの話か!
>「マヨネーズ、ママヨマヨ、マヨネーズ。マヨネーズマヨマ(短い間だったけど、この学園に居れて楽しかったって。落ち着いたら戻って来るって)」
「マヨネェェェェェェェェェェェェズ!!!
虎徹の叫びが澄み渡る蒼穹に吸い込まれていった
春の日差しが爽やかに照る行程、風が吹くと緑の匂いがすんっと鼻腔を刺激する
いい気分だ……春は出会いと別れの季節……これは避けられないことだ
酢と卵黄の申し子が聖我知芸学園から更なる大舞台へと羽ばたいていったのだ
ありがとう!広島印子!元気で広島印子!また会う日まで〜
>「あんたみたいに、せいじにむかんしんなわかものが、いしはらやアグネスをたいとうさせるんだよ」
選挙権は満20歳から与えられます
「政治の関心ね〜二十歳になったら考えるぜwそんなことより、妹にならないか?」
ちなみに俺みたいな奴のことを無政治的態度って言うだぜ!勉強になったな!
>秘書 「開発部より、新兵器の開発プランが提出されました。ご覧になりますか?」
と、いきなり目の前の空間にパソコンのウィンドウのような物が現れた
眼鏡の官僚風のあんちゃんが淡々と話す
どうせらなもうひとつの勢力のエロエロ秘書様のほうがよかったぜ!
>《プラン01 虎徹専用モビルアーマーの開発》 必要ターン数:1
ジオンから入手した大気圏内用モビルアーマーの技術を流用し、
『我知芸学園の氷結貴公子』虎徹・アズナブール専用機の開発を行う。
YES NO
「………………」
なんだろうこれ……なんの野望ですか?信○?ギ○ン?いや、さっきの秘書はギ○ンか……
「ちょっとまて開発ターン1ってどんな糞MAだよ!ボールか赤いボールでも用意してくれるのか!?
アッザムでも4ターンかかるぞ!あと『我知芸学園の氷結貴公子』ってなんだめちゃめちゃカッコいいじゃねぇか!」
>>83 「キラッ☆じゃねぇよ!どこの超時空シンデレラだ!そもそもなにもんだ!」
>>84 「承知した! 姉上の頼みとなれば必ずや……!」
妹帝国の建国も近い!!
その後、プールから巨大戦艦が!
「マクロの空〜切り裂いて〜?ってあほか!どこのマクロスやねん登場の仕方がマジンガーってなんでやねん!
あれかこのカオスから旅立つのか!さらなる世界にフォールド!ってか?」
だがこの機体、どうやら我が妹の物らしい……
>「喜べ姉上、ドナルドの力をもってすれば全生徒……いや、全世界の票を得る事だって可能だ!」
今の我なら何でもできる、そんな気がした。ドナルドの辞書に不可能などない! 」
「な、なんだってー!」
これで俺の妹帝国は盤石!
そして、世界は洗脳光線に曝される
俺のせいで世界がやばい!
いやまてよ……
「世界中のの美少女よ!俺の妹になれぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇえぇぇぇぇぇぇ!」
俺も戦艦に飛び乗り自分の思いも乗せる
歌でも歌えば世界に俺の思いは伝わるかも知れない……いや、伝わる!!
「俺の歌をきけぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!」
世界中に突撃ラブ?だ!
でも洗脳したらどうやら額にMの文字が浮かび上がって魔人ブウの配下に!
そうはイカン崎ってやつだ!
俺の歌で洗脳をといてやるぜ!
虎徹君がチェルノへ妹にならないかと聞いてきます。
まったく……妹を増やすなんてのは、ご両親にお願いすることですよねー。
「ふっ、あたいはあんたなんかよりずっとおとななんだよ。よぶならあねさんってよびな」
姉さんですと?私の空耳でしょうか。
さて、虎徹君は戦艦に乗ると気持ちよさそうに歌い始めました。
「うぎゃー!」
歌を聞くと突然チェルノがばったり倒れて……あら大変、呼吸が停止してしまったようです。
放っておいて死んでもいけませんから、ここは他の天の意思たちに助けを求めてみましょうか。
先生助けてっ!チェルノちゃんが息をしてないのっっ!!
91 :
レビル:2011/04/18(月) 18:19:12.12 0
>>83-86 秘書 「将軍! 巨大なピエロ型戦艦が突如出現、洗脳光線を発射しています!」
ウラキ「額にMだと!? キサマぁー、このベジータ様をバカにしているのか!」
秘書 「連邦軍の兵士にも洗脳光線の影響が出ています! 将軍、あれを放置しては危険です!」
レビル「いや。かつて大艦巨砲主義は航空機に敗れたのだ。いかに強力な戦艦とて、そういつまでも保ちはすまい」
>「ナァナァ、オレも何かすればクレルのか?」
レビル「うむ。戦艦を『解体』すれば、多くの資源が手に入ることだろう。
ちょうど近くに巨大戦艦がある事だ、ひとつ試してみてはどうかね」
>>88-90 >「ちょっとまて開発ターン1ってどんな糞MAだよ!ボールか赤いボールでも用意してくれるのか!?
(戦艦の通信ウィンドウにメガネ秘書が現れた!)
秘書 「開発部より、新兵器の開発が終了したと報告がありました。ご覧になりますか?」
****
終了:《虎徹専用モビルアーマーの開発》
http://stat001.ameba.jp/user_images/dc/9b/10010766270.jpg ジオンの簡易モビルスーツ『サク』の技術を使用することにより、
モビルアーマー『ボール』を上回る生産性と汎用性を併せ持つ簡易モビルスーツが完成した。
しかし、生産性を重視し過ぎた結果、戦闘能力に問題を抱えてしまっている。
****
(『虎徹専用シム』が虎徹の自宅に配備されたようだ)
>「世界中のの美少女よ!俺の妹になれぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇえぇぇぇぇぇぇ!」
永井一郎「そのとき、ひときわ強力な洗脳光線が巨大ドナルド戦艦から放たれた。
だが、虎徹が微妙にセリフを噛んだ事により音声入力に不具合が発生。
総人口の半数が『妹キャラ』へと変化する結果になった。
人々は、自らの行為に恐怖した…」
>先生助けてっ!チェルノちゃんが息をしてないのっっ!!
レビル「いかん、これは危険な状態だな。この豆を、チェルノ君の口に押し込んでおくとしよう」
秘書 「将軍、行動が支離滅裂過ぎます。やはりボケてしまったのですか」
レビル「いや。世界には、どのような病気や怪我もたちどころに治してしまう豆があるという。
あのピンク色の太った生物を見ていると、そのような噂も真実ではないかと思えるのだ」
92 :
影羅:2011/04/18(月) 22:26:48.66 0
>87
>『生徒会選挙には!魔人ブウに清き一票を!
生徒会選挙には!魔人ブウに清き一票を!』
「さりげなく便乗するとは……。貴様っ、なかなかやるな!」
だがッ! これは生徒会長選挙ではなく生徒会役員選挙である。つまり当選者は一人ではない!
そして敵に回すと厄介な者とは手を組むに限る!
「魔人ブウ、我は貴様が気に入った……! 生徒会役員に当選した暁には共に究極にして至高の学校を作り上げるのだ!」
>89
>「世界中のの美少女よ!俺の妹になれぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇえぇぇぇぇぇぇ!」
>「俺の歌をきけぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!」
「共に歌おう!」
曲名は”性感飛行”! 歌のかなりの部分が諸事情によりピー音で消された美しきデュエットが響き渡る!
>90
>「ふっ、あたいはあんたなんかよりずっとおとななんだよ。よぶならあねさんってよびな」
「フフフ、年上だから妹ではない、か。まだまだ甘いな……」
忘れがちだが我は高校に潜入した組織のエージェントだ。
更に言うなら、そもそも高校は義務教育ではないのでどんな年齢でもおかしくはないのである。
が、妹とは年上も年下も関係ない。一般的に使われているより遥かに深遠な意味を持つ高度な概念なのだ。
たとえ年上であっても妹は妹なのである。が、それを説明するのは大変だ。
「姉上、昔何かの話でお妹様と書いておねえさまと呼ばれていたキャラがいた。
この際妹さんと書いてあねさんと呼ぶのはどうだろうか」
>91
永井一郎「そのとき、ひときわ強力な洗脳光線が巨大ドナルド戦艦から放たれた。
だが、虎徹が微妙にセリフを噛んだ事により音声入力に不具合が発生。
総人口の半数が『妹キャラ』へと変化する結果になった。
人々は、自らの行為に恐怖した…」
その時歴史が動いた。そう、妹帝国≪シスターエンパイア≫の建国である……!!
「姉上、我々はとんでもない事をしてしまったのかもしれない……!」
>「魔人ブウ、我は貴様が気に入った……! 生徒会役員に当選した暁には共に究極にして至高の学校を作り上げるのだ!」
「オー!オレ達、いい学校を作るぞ!」
>「うむ。戦艦を『解体』すれば、多くの資源が手に入ることだろう。
>ちょうど近くに巨大戦艦がある事だ、ひとつ試してみてはどうかね」
ブウは巨大戦艦ドナルドを見ました。
ブウのために洗脳光線を発射し続けています。
そこへ虎徹が乗り込んで歌を歌い始めました。
虎徹の歌と洗脳光線が絶妙に絡み合い、チェルノの息が途絶え、世界の人口の半分は虎徹の妹となり、その証として額にMの字を付けて、ブウの選挙活動を手伝い始めたのです。
>「姉上、我々はとんでもない事をしてしまったのかもしれない……!」
ブウもチェルノが大変な自体になったことで、これは危ないと思いました。
「アレ、壊すぞ。
そしたら資源がいっぱい貰える。
それで、学校を直すぞ!」
ブウは巨大戦艦に向かって、口からピンク色の破壊エネルギーの砲弾を吐きました。
砲弾は流星のような軌跡を描き、戦艦に超スピードで迫ります。
この当たれば爆発する砲弾がどうなるかは、戦艦に乗っている虎徹が決めてくれるでしょう。
>>91 なんのつもりなのか、レビルお爺ちゃんがチェルノの口に豆を押し込め始めます。
「んんっ……おまめ、らめぇ」
あっ、豆が効いたのかチェルノが息を吹き返しました。
豆の影響というより、口を開けさせたことによる気道確保が大きいのかもしれませんけど。
まあとにかく、単純な構造の体をしていて良かったですね。
>>93 ブウさんの砲弾が虎徹君に向かっていきます。
それを見たチェルノは、洗脳光線で兄と思い込まされている虎徹君に言いました。
「ばかアニキー、けちょんけちょんになっちゃえー」
どうやら兄と思いこまされても、愛情までは生まれないようですね。
>86-94
灰白色の壁で囲われた保健室が私の職場だった。廊下の突き当たりには守衛室と記されたドアがあって、
男の人がスチール椅子に長身を押し込んで二十四時間退屈そうにテレビを眺めている。
私が集団検診の記録を整理しているとき、どこからか大きな音が聞こえてきた。
とりわけ神経に障るわけではなかったが好奇心に負けた私は白衣の裾をひるがえし
リノリウムの冷たい床をコツコツと踏んで外に出る。
>「ランランルー!」
さらりとした陽射しがさしこんでいる板張りの廊下から私はプールに立っている赤毛の巨人を見上げていた。
なんていうイタズラっ子だろう。
私は喉の渇きを感じながらプールへと向う。
理屈で感じたわけではない。だけどただただ嫌な予感しかしない。
屋外プールの水面は、ちょうど私の胸の高さ。
夏期以外は、万が一でも生徒が誤って落ちることのないよう、フェンスは厳重に施錠され
出入り口にはブロックが積まれていた。
フェンスの錆びた金網越しに私が再びドナルドを見上げると
病葉と淀んだ水の匂いを含んだ冷たい風が吹きつけてくる。
「こら」両手を白衣の腰にあて、わたしはドナルドをにらむふりをした。
「授業中ですよ」
ドナルドは私の注意を無視して洗脳光線を世界中の人に浴びせ始める。
棒立ちになる私。額に浮かび上がるMの文字。私は人生で初めて死にたいと思った。
名前:壁井ゆき
性別:女
所属:保健の先生
身長:161cm
体重:42kg
体格:細身
容姿:白衣
性格:温和
能力:特になし
属性:同上
備考:ただの保健の先生
【よろしくです】
>>95 初登場の壁井先生が、さっそくドナルドの光線を浴びて額にMマークを浮かべます。
能力無しとありますが、貴重な常識人枠なんでしょうかね。
「せんせーも、あたいとおそろいだね。でも、あたいのエムのほうがおっきいよ」
チェルノは壁井先生のMマークを見て、とても小さい張り合いを始めます。
……えっ?今は砲弾が凄まじい勢いで飛んで、まだ着弾して無いから、こんなやり取りはできないはずですって?
はい、とりあえずそれは置いておきましょう。
しかし壁井先生、なにやら死を望んでる顔をしていますねえ?
「せんせー、くらいかおしてんなー。おいしゃにいったほうがいいんじゃないの?
そうだ、あたいがほけんしつにつれてったげようか?」
>96
私とドナルドの視線が陽射しの下でぶつかりあった。
でも私は今までの私ではない。肉体という入れ物をそっくりそのまま残し
洗脳されてしまった壁井ゆきが、ここにいる。
>「せんせーも、あたいとおそろいだね。でも、あたいのエムのほうがおっきいよ」
「へぇー。おそろい。すてきねぇ…。って!おそろい!?」
わたしは校舎側の窓ガラスで自分の額を確かめた。映った顔を見ると確かに額にエムの文字。
私は振り返ってチェルノのエムを見る。
女性は同姓を観察する技に長けているものだ。男性は美人に敏感だというけれど、実際には、
女性の方がはるかに繊細なアンテナを隠し持っていて、接近遭遇する「美」をキャッチするものなのだ。
たしかにチェルノのエムのほうが遥かに大きく美しい。
>「せんせー、くらいかおしてんなー。おいしゃにいったほうがいいんじゃないの?
そうだ、あたいがほけんしつにつれてったげようか?」
「心配してくれてありがとう。そうね。少し休んだほうがいいかもね」
言葉とは裏腹に、私は内心、歯噛みしたい思いだった。
チェルノの額の美しいエムに狂おしいほどの嫉妬を覚える。
「動かないで。動いたら切れるよ」
気がつけば、私はチェルノの額にカッターナイフの刃をあて囁いていた。
>>97 瞳に冷たい光を宿した壁井先生が、チェルノの首にカッターナイフを当てます。
なんということでしょう。初っ端から先生も"こちら側"に来てしまったんでしょうか?
「おー、わかった。あたいは、だるまさんがころんだ、でもさいきょーなんだぞ」
チェルノは動きをピタッと止めましたが、5秒くらいでモゾモゾしてきます。
動くなというと、急に体が痒くなってきたりして、動きたくなってくるものですからねー。
体もグラグラして来て、もう限界のようです。まったく我慢が足りませんこと。
「……ぅわっぷっぷ!」
はい、転びましたー。転びながら掴んだ先は、なんと壁井先生のスカートです。
さぁて……ただでさえ怒らせたらいけなさそうな所にスカート降ろしなんてしたら、どうなるんでしょうねえ?
両肩の上にばっさりとおろしている髪が風でなびく。
私は、かさかさに乾いて紅の気もなくなったくちびるを舌で湿らしながら
チェルノの白い首筋に、カッターの冷たい刃を押し当てていた。
>「おー、わかった。あたいは、だるまさんがころんだ、でもさいきょーなんだぞ」
人形のように動きを止める少女の無節操な行動は私の感情を逆撫でにする。
それに止まると言っておきながら、たったの五秒で蠢動を始めるチェルノに私の怒りは頂点に達していた。
二度とだるまさんがころんだなんてしてもらいたくない。二度と額のエムの自慢なんてしてほしくない。
>「……ぅわっぷっぷ!」
「ふざけないで!」
私がカッターを振り上げると、チェルノは私のスカートを道連れに転倒する。
留め金が壊れ、地に下ろされるスカート。あらわになる下着。
「きゃあっ」
カッターを投げ捨てると、私はスカートを引っ張りあげた。
涙がにじんできた。膝から力が抜け切歯扼腕する思いで私はその場に座り込んだ。
「あなた、ぜったい許さないから!!」
私は指に力をこめて、チェルノのほっぺたをおもいっきりつねる。
「しになさい!チェルノ!ほっぺたちぎれてしになさいなっ!」
私の指はチェルノのほっぺたに食い込み、やわらかい肉をねじっていた。
>>99 ほっぺを引っ張られたチェルノが悲鳴を上げます。
「い゛て゛て゛て゛て゛ー!……むぐぐー、ぷひゅっ!」
おや、壁井先生の顔に生温かい液体がかかりました。バッチイ!
んと、これは唾、じゃなくて……血のようですね。
しかし、ほっぺを引っ張られたぐらいで血が出るものでしょうかねえ?
少し視線を下げてみましょうか……んまっ!チェルノのお腹にカッターナイフが深々〜と刺さっていますよ。
さっき先生が投げ捨てたカッターナイフは、こんなところに突き刺さったんですね。
もし、このまま外科処置や異能での治療、最低でも応急の止血が行われなければ、チェルノは後3ターンで死ぬでしょう。
幸いにも皆は砲弾に目を奪われているのか行動が途絶えてますので、目撃される前にチェルノを処理すれば完全犯罪も可能かも知れません。
101 :
レビル:2011/04/22(金) 17:29:06.00 0
>>92-100 >「アレ、壊すぞ。
>そしたら資源がいっぱい貰える。
>それで、学校を直すぞ!」
レビル「うむ。資源さえあれば、校舎再建のための資金の調達も容易になるだろう。
だが理事会のモグラ共を黙らせるためには、生徒会の権限も強化せねばならんな…」
>少し視線を下げてみましょうか……んまっ!チェルノのお腹にカッターナイフが深々〜と刺さっていますよ。
レビル「いかん、またしても危険な状態だな。この豆を… グオッ」
秘書 「将軍!! ボケをかましている場合ではありません、すぐに応急処置を行います!!」
(レビルを突き飛ばしてチェルノに駆け寄るメガネ秘書)
秘書 「穿通物には触らないように!
壁井先生。貴女のその白衣は、命を救うという誓いを己に立てる為の物であると信じています。
ですから今は私情を捨て、この少女の命を救う為に力を尽くして頂きたい!」
レビル「うむ。応急処置の方法など、士官学校時代に学んだきり忘れてしまったようだ。年を重ねるというのは辛いものだな…」
>100-101
>「い゛て゛て゛て゛て゛ー!……むぐぐー、ぷひゅっ!」
「ぷひゅって…。もうっ!ふざけないでって言ってるでしょ!!」
眉根を寄せ、私がチェルノを睨みつけると頬に生暖かい液体がかかる。
不思議に思い、視線をおとすとチェルノの足元には不規則な形の血溜まり。
「いやああああ!」
私は悪しきものからでも避けるようにチェルノから離れた。
きっとこれは悪夢。そう信じたかった。
>秘書 「穿通物には触らないように!
壁井先生。貴女のその白衣は、命を救うという誓いを己に立てる為の物であると信じています。
ですから今は私情を捨て、この少女の命を救う為に力を尽くして頂きたい!」
「…え?……私情を捨て…」
現実から逃避しかけた意識が、駆け寄ってきた秘書の言葉によって現実に引き戻される。
秘書には、私とチェルノのいがみあいを見られていたらしい。
涙があふれてとまらない。私は罪に問われるのだ。
>レビル「うむ。応急処置の方法など、士官学校時代に学んだきり忘れてしまったようだ。年を重ねるというのは辛いものだな…」
「応急処置ですか?それなら保健室を使って下さってもよろしいですよ…。消毒液や清潔な布くらいならありますから…」
レビルの言葉に私は淡々と力なく答える。今はチェルノが助かることを祈るしかない。
私は守衛を呼び、チェルノを担架に乗せて保健室へと運んでもらうと、ベッドに寝かせ血塗れの衣服を鋏で切り取った。
よく見るとカッターナイフはチェルノの右わき腹に垂直に突き刺さっている。
何かがおかしいと思った私はあることに気がつき秘書に話しかけた。
「…私は右利きです。なのにカッターナイフは、この子の右わき腹に刺さっています。
上から投げ捨てたカッターナイフがこのように垂直に右わき腹に刺さるのは
どう考えても角度的におかしいし、こんなに深く刺さりっこはないはずです。
この子が自分で刺したか、それとも他の誰かが私をおとし入れようとして罠をはった。
そうとしか考えられません…」
保健室は静まり帰った。
皆それぞれの顔を暗い鏡にして、お互いの不安を映しあいながら黙っていた。
>>90 >「ふっ、あたいはあんたなんかよりずっとおとななんだよ。よぶならあねさんってよびな」
チェルノのが言う、私は姉だと……まったく持ってわかっていない!
「年上の妹多いに結構!ここに新たな扉が!新しい世界の始まりだぜ!!やはり<<妹帝国>>は盤石!!もはや世界は俺のものだぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」
ここに世界の半分は虎徹のものになった
>>91 「シムじゃねえか!シムってあれだろ?サクに対抗して作った数だけのゴミMSじゃねぇか!どこぞのゲームみたいに改造したら最強になるのか?
でも結局狙撃ビームないから無用の長物のあれだろ?馬鹿野郎!!改造資金よこしやがれ!!」
>>92 「共に歌おう!」
曲名は”性感飛行”! 歌のかなりの部分が諸事情によりピー音で消された美しきデュエットが響き渡る!
「ピーにま〜た〜がって、二人でピーピーピーピー」
もはや、何を歌っているのかわからない
が、歌っている本人達は気持ちよくなって『裸淫音』など一通り歌ったあと
妹がとある提案をしてきた
>「姉上、昔何かの話でお妹様と書いておねえさまと呼ばれていたキャラがいた。
この際妹さんと書いてあねさんと呼ぶのはどうだろうか」
「グッドアイディアだぜ、マイリトルシスター」
影羅の頭をいいこいいこしてあげる
>「アレ、壊すぞ。
そしたら資源がいっぱい貰える。
それで、学校を直すぞ!」
祇園精舎の鐘の声、諸行無常の響きあり〜
妹帝国 皇帝、虎徹・アズナブールはピンクのエネルギー弾が近づいて来たが反応することは出来なかった
なぜなら、虎徹の戦闘力はよくて1000程度、戦闘力10億以上ありそうな魔人ブウでは勝負にもならない
一瞬でぶっ飛ばされた
死ななかったのは魔人ブウの優しさだったのかもしれない
虎徹は保健室に運ばれた
>>101-102 ばったり倒れたチェルノは、担架で保健室に運ばれてベッドに寝かされました。
ちなみに保健室の出入り口は廊下に面したドアの一つだけで、パッと見た感じでは全ての窓が施錠されています。
教室のある棟とは別棟だったので、どうやら校舎崩壊の影響も無いようですね。
チェルノの服をハサミで切り取った壁井先生は、カッターの角度を見て刺したのは自分では無いと述べました。
「あたい……じぶんでさしたりなんかしないよ……」
朦朧とした様子でチェルノが答えます。
語り手としては、チェルノが自傷してないとは安易に言い切れませんけれども。
「ぅうん……っ」
おや、何でしょう?気が遠くなったのか、チェルノが握りしめていた手を開くと床に何かが落ちました
ブウのエネルギー弾は虎徹の乗っていたドナルド型の戦艦を、物の見事に破壊しました。
落ちてきた虎徹をブウはキャッチして、保健室に運びます。
「オイ。 怪我人を連れて来た。
オマエら、何かあったカ?」
保健室は暗く静まり返っていました。
そして、ベッドに寝かされた血に濡れたチェルノを見てしまいました。
ブウは驚きました。
自分達のせいで、チェルノがこんな一大事になっていると思ってしまったからです。
その時、チェルノの手から何かがこぼれ落ちました。
ブウは虎徹を空いているベッドに放り投げ、落ちた物を拾います。
「コレ……何だ?」
チェルノが落としたのは、豆でした。
ブウは豆を食べました。
ブウのお腹が膨れて、体の穴から煙が吹き出して、保健室の内部を埋め尽くします。
視界がとても悪くなりました。
106 :
影羅:2011/04/24(日) 08:30:59.33 0
>93 >103
>「アレ、壊すぞ。 そしたら資源がいっぱい貰える。 それで、学校を直すぞ!」
「え、ちょ、おま! 姉上避けろおおおおお!」
どーん!
我は、どこからともなく現れた褌マッチョの軍団によって担架に乗せられて保健室に運ばれた。
褌マッチョはこのために潜伏しでいる《組織》の隊員である。
保健室はまさかのサスペンス展開になっていた。
バトルシーンはひとまず終了のようなので通常形態(女バージョン)に戻っておこう。
>105
>「コレ……何だ?」
煙がたちこめ、何も見えなくなる。
「まずい! この状況でそんな事をしたら第二の犠牲者が……!」
>103>104>105>106
屋外プールの方向で、誰かが大きな声をあげるのが聞こえ
次の瞬間、足元からずしんという衝撃音と衝撃が襲ってきた。
あとのことはよく覚えていない。すべてはあっという間だった。
爆発音と破壊音、叫び声、そして私の体はふわりと宙に浮き、一瞬気が遠くなった。
気がついたら私は保健室の壁にもたれかかり、床に座り込んでいた。
施錠されていた窓はすべて吹き飛び、室内には無数のガラスの破片が散らばっている。
爆発したのだ。ドナルド型の戦艦が。
石綿の埃が舞い上がる保健室で私が激しく咳き込んでいると桃色の男が現われこう言った。
>「オイ。 怪我人を連れて来た。
>オマエら、何かあったカ?」
(なにかって…爆発が…)
爆発で無数に亀裂が入った室内を再び支配する沈黙。
それを突き破るかのようにベッドに放り投げられる虎徹の影。
続いて褌マッチョの軍団によって担架で運ばれて来る影羅。
凄惨極まる保健室でチェルノは力なく私に答える。
>「あたい……じぶんでさしたりなんかしないよ……」
「じゃあ、いったい誰が犯人なの?」
>「ぅうん……っ」
小さな呻き声のあと、少女の手から豆が落ちた。
>「コレ……何だ?」
魔人が豆を拾い上げ、口に入れると煙が穴から溢れ出し保健室にたちこめる。
>「まずい! この状況でそんな事をしたら第二の犠牲者が……!」
影羅が叫ぶと同時に爆発の衝撃で半壊していた天井が崩れ落ち、私は目の前の光景に息を呑むことになる。
煙のなかに見え隠れしているのは首から下がコンクリートの下敷きになっている虎徹。
右手だけがかろうじて外へ出ている。大きな鉄筋が胸の上を横切るようにしてのっている。
顔は蒼白で、片方の口の端から血が滴っていた。(どうなるかは虎徹さんが決めてくれますか?)
私は震える指で携帯を弄るとレスキュー隊と救急車を呼んだ。
レビルや秘書には悪いけど虎徹の怪我は応急処置で済むレベルではないだろう。
他に良い方法があればよいのだけれど…。
「みんな、ここは危険よ。外に出ましょう」
私がそう言った直後、煙る保健室内に人影が走り、
誰かの頭を殴りつけドアから逃げ去った。
「誰!?」
私は保健室のドアを開け飛び出すと辺りを見回す。
外では褌マッチョ軍団が戦艦を破壊した資金で学園を再建していた。
なんて仕事が早いのだろう。流石は褌マッチョ軍団。
それはさておき。
きっと、煙が晴れたらわかるだろう。叩かれた者が誰か。逃走した者が何者かが…。
>>105-108 保健室では戦艦爆発の影響で天井が壊れて、虎徹くんは生き埋めになってしまいました。
しばらくして充満する煙が晴れると……なんと、レビルお爺ちゃんの頭に殴られたようなタンコブが!
それにチェルノの姿も保健室から消えています。
大ケガしてるはずなのに、いったいどこ行ったんでしょうね?
ここは、ドアの外に居た褌マッチョ軍団に聞いてみましょうか。
えっ?"保健室のドアから小さな女の子は出てこなかった"ですって?
じゃあ、小さな女の子の外見をしているはずのチェルノは保健室のドアから出てこなかったんでしょう。
う〜ん、なら窓から逃げた……って、それも無いですね。
だって犯人は"ドアから逃げ去った"って明言されてるんですもの。
煙が晴れた時には、ブウは保健室にいませんでした。
煙が充満している中、保健室のドアから急いで出て行き、トイレに駆け込んだのです。
その時に何かを殴ってしまいましたが、豆のせいで急にお腹が痛くなったので、気にする暇がありませんでした。
ブウはトイレの個室で出す物を出している最中です。
出し終えたらまた保健室に戻るつもりです。
帝国建国の夢は潰えた
『諦めるな……諦めたらすべては終る立ち上がれ、勇者よ!まだ希望の火は消えてはいない!』
声が聞こえる、なにも見えないのに声だけは聞こえてくる
そうだまだなにも終ってはいない!
俺が生きている限り、戦いは終らない
「そうだ!俺は皇帝だ!俺は……」
体になにか乗ってる、重い、動けない……
目を開けると俺は瓦礫に埋まってた
あとなんか、血だらけもうカッターで指切ったとかじゃない
もうびっちゃびちゃ、出過ぎて気持ち悪い叫んだから口からゴバって血が吹き出た
「あ、俺死ぬわ〜これ絶対死ぬわ〜」
ちらちらとみんなのほうを見る
「死ぬ前にみんな俺の妹にならないかな〜」
112 :
影羅:2011/04/25(月) 01:01:53.80 0
>107-111
>「死ぬ前にみんな俺の妹にならないかな〜」
「ダメだ姉…お兄ちゃん……死ぬ前になんて言わないで!!」
「そうだ、我の情報網が正しければこのクラスには回復魔法を使う美少女がいたはず!
まだいるかどうか怪しいが……この可能性に賭けるしかない!!」
我は
>>78に向かって呼びかけた。
「待たせたな……出番だああああああああ!!
この美少年を残酷な運命(さだめ)から救ってやってくれ……!」
なにしろこの混乱だ。
>>78がすでにいなかったらどうするかって? その時考えるに決まっているではないか。
113 :
レビル:2011/04/25(月) 17:17:44.53 P
>>102-112 レビル「グォッ」
(爆発の煙幕の中で何者かに殴られるレビル元将軍)
>しばらくして充満する煙が晴れると……なんと、レビルお爺ちゃんの頭に殴られたようなタンコブが!
レビル「うむ。一時の油断と理解したいが、負けは負けだな…」
(フショウチュウになったレビルは、何時の間にか連邦軍の制服に着替えていたマッチョ軍団によって何処かに運ばれていった)
(現場にはチェーンの付いたトゲつき鉄球が残されている)
>『諦めるな……諦めたらすべては終る立ち上がれ、勇者よ!まだ希望の火は消えてはいない!』
>「そうだ!俺は皇帝だ!俺は……」
>「あ、俺死ぬわ〜これ絶対死ぬわ〜」
『勇者よ、死ぬことは許されない… お前には、まだ返済すべき負債が残されているのだ!』
(死に掛けの虎徹の脳裏に尊大な声な声が響く、と同時にヒラヒラと一枚の請求書が降って来た)
(先程の『虎徹専用シム』開発資金の請求だ。日本円にして5000万円ほどである)
保健室の煙が晴れ、室内に残された者たちを確認すると全部で四人。
レビルと秘書。虎徹と影羅。
逆に室内にいない者はチェルノと魔人ブウの二人。
チェルノは重傷だった。何者かが連れ去ったのだろうか?
私がグラウンドに目を移せば、そこにはバケツにチェルノを入れた魔人ブウらしき者が立っていた。
魔人は、ぐるぐるとバケツを回して遊んでいる。勿論、遠心力でチェルノはバケツから落ちない。
グラウンドに立っている魔人ブウの正体は、魔人ブウの煙から生まれた魔人ブウ。
彼がチェルノをさらったのだ。
「ブー!」
魔人は叫んでいた。
114は自分です。トリまちがいました。
自分のレスが遅かったら、遠慮なく順番を飛ばして下さいね。
>>114 新しく出現した魔人ブウによって、チェルノはバケツの中で回されています。
「なにすんだやめろー!うわー、でるー!」
何が出るんでしょうね?変なものじゃないといいですけど。
一方、チェルノが寝ていた保健室のベッドには何かが残っています。
これは……壁井先生のお父さんが写ってる写真のようですね。
赤ん坊を抱いた女性も一緒に写っていますけど、こっちは壁井先生のお母さんではないようです。
さて、ここでチェルノの行動を整理してみましょうか。
保健室のベッド→煙発生→ロッカーのドアを開ける→中のバケツに隠れる→ブウにバケツごとグラウンドへ連れ去られる。
えっ、なんでチェルノがロッカーの中に隠れたのかですって?そんな細かいことは気にしちゃダメッ!シワが増えますよ。
>>113 >『勇者よ、死ぬことは許されない… お前には、まだ返済すべき負債が残されているのだ!』
目の前にヒラヒラと紙が……どうやら、請求書?みたいだ
虎徹専用シム、¥50,000,000と書かれていた
「よ……し……く………う…り…ん…ぐ……おふぅ!」
最後のオフの部分に吐血が重なる
ああ、ときが見える
>>112 「うん、俺待ってるぜ……妹の頼みとあっちゃまだ……死ねねぇよ」
なんかしらんけどさっきよりしゃべれる
虎徹は死んだ
>>113 >『勇者よ、死ぬことは許されない… お前には、まだ返済すべき負債が残されているのだ!』
目の前にヒラヒラと紙が……どうやら、請求書?みたいだ
虎徹専用シム、¥50,000,000と書かれていた
「よ……し……く………う…り…ん…ぐ……おふぅ!」
最後のオフの部分に吐血が重なる
ああ、ときが見える
>>112 「うん、俺待ってるぜ……妹の頼みとあっちゃまだ……死ねねぇよ」
なんかしらんけどさっきよりしゃべれる
虎徹は死んだ
鳥ミスったな〜すまぬ
>>117-119 おや、死んだ影響でしょうか?虎徹君の姿が一瞬ブレましたね。
ここは肥えだめが設置された学校菜園の様子を見てみましょうか。
……ぶらぶら、まほまほという掛け声が聞こえるだけで、こちらには波及しなさそうですね。安心です。
しばらく時間が経った所で、ようやく壁井先生の呼んだ救急も到着しました。
ところで、人間は心臓停止から3分以内に蘇生させないと脳に影響が出るそうですよ。
蘇生が遅れれば遅れるほど、彼の性癖や人格、または能力に何らかの影響が出るかもしれません。
うって変わってバケツで回されているチェルノはと言うと……。
「んっきゃあああ、う、うまれるー」
ピーチ姫気分で、気楽に助けを待っているようですね。
「ウゴゴ……」
ブウはまだお腹が痛くてトイレで頑張っています。
ですので、校庭でチェルノを振り回しているブウと接触できるようになるのは、まだまだ先でしょう。
チェルノを振り回しているブウは、元のブウから独立してしまいました。
NPCとして好き勝手に動くんでしょうね。
あのふとっちょのブウは。
>118
虎徹は逝ってしまった。
きっと虎徹は英霊として祀られることだろう。
褌マッチョ軍団は虎徹を抱え上げると、学園の肥溜めに埋葬する。
さよらな虎徹、また会う日まで……。
>116>121
>「ウゴゴ……」
ブウが鎮座している便器には謎の液体がついている。
それはほんの少し前までにこの便器の支配者だった者が誤って落したものだった。
謎の液体の正体はTウイルス。あのバイOハザードの死体をゾンビにするやつである。
学園に肥溜めがあると言うのなら、恐るべしことにトイレは古いタイプの汲み取り式なのだろう。
「今日は肥汲みの日や〜。実〜一つ残さんと汲んだったるで〜」
女子生徒たちがバケツに肥えを汲み、肥溜めに運んでいる。
「あれ?花ちゃん!生クソの匂いがすんで!便所に誰か入っとるんやないの〜」
生クソと言う言葉があるかどうかは調べていないのでわからないが、ようするに捻りたての生きた大便のことである。
「誰やねん!肥え汲みしてる真っ最中にババ垂れ流しとるやつ!常識はずれにもほどがあるやろ!」
花と呼ばれた生徒が外から柄杓で、魔人の座る個室の壁をカンカンと叩く。
「ちょ!あれ見てみい!グラウンドにバケツ持ってサボってるやつおんで!
こっちこーい!おまえもババ運べやっ!!」
呼ばれたのでNPCの魔人ブウがチェルノをバケツに入れたまま花たちに近づくと
「なに入っとんねんっ!!おまえはポニョか!」
花はバケツに入っているチェルノを怒った。
肥溜めに混じったTウイルスはまずいことを起こすかもしれないし起こさないかもしれない。
【第1891話。ここはゾンビアイランド!?一滴残らず飲み干せババ汁!!】
さて、チェルノはバケツの中に入ったまま花ちゃんの前に連れて来られると、なぜか怒られてしまいました。
「ポニョってカッパでしょ?あたいはポニョじゃなくてチェルノだよ!」
お腹から臓器が多少はみでたチェルノが花ちゃんに名乗ります。
臓器がお腹からはみ出てるっていうのに、あんまり痛くなさそうですねえ。
それに顔も紫色をしていて、とっても悪そうです……紫色!?これはっ!
どうやら肥えだめと混じって、変な煙を出すゾンビ菌を吸って感染してしまったようですね。
「あんた、とってもおいしそうだから、あたいがたべてやってもいいよ。いただきまーす!がぶ」
チェルノがガブリと花ちゃんの首筋に噛みついて、噛まれた花ちゃんはNPCブウに噛みつきます。
え〜と……グラウンドに居る人たちは、みんなゾンビになってしまったようですね。
>「ポニョってカッパでしょ?あたいはポニョじゃなくてチェルノだよ!」
「ポニョはカッパやないッ!」
>「あんた、とってもおいしそうだから、あたいがたべてやってもいいよ。いただきまーす!がぶ」
「ギャッ!!痛い!!」
花はたまらずチェルノに腹パンをした。
するとお腹からはみ出ているチェルノの内臓がものの見事に引っ込んだ。
しかしその代わりに、お尻から腸がブリュッと飛び出した。
――数分後。
ゾンビになった花は、校庭にいるすべての人たちをゾンビに変えてしまう。
その被害者の中には壁井ゆきもいた。
他の人たちは、ゾンビ化した褌マッチョに襲われ中かもしれない。
○月○日
街は政府によって、半径数十キロに渡り外界と隔離された。
しかし、ゾンビになった者たちには快適な生活が待っているような気もする。
「チェルノぉー。死なないって最高や〜」
花は屋上から飛び降りてグシャっとなっても、自分が死なないので
ヒモなしバンジーを楽しんでいた。もうアホになっていた。
>>124 ねんがんのサバイバルスレをてにいれたぞ!な状況でしょうかねえ?
ちょっと目を離した隙に、すっかり町がゾンビに席巻されてしまいました。
町は完全に封鎖されて電気な水やガスなどのライフラインが止まりましたし、食料の供給もありません。
政府が張った対アルター能力者用の緊急特別防護壁で、町からの脱出も困難でしょう。
「あうあうあー」
チェルノはというと、ただでさえ残念なレベルの知能が、もう目も当てられないことになっていますねえ。
1歳児ぐらいってとこでしょうか……えっ、1歳児に失礼?はい、すみません。
視覚は生きているようで、人間を見つければ、あうあう言いながら歩くぐらいの速度で追って来ます。
影羅やレビル、ブウや他の人たちが生存していれば、きっと彼らも仲間にするべく襲いかかるでしょう。
「オレ、困ったぞ……」
ブウがトイレで頑張っている間にバイオハザードな展開になってしまいました。
ブウもウィルスに感染してしまいましたが、そこは天下の魔人ブウ。
ウィルスが逆にブウの体の悪い空気の中で死滅してしまいました。
しかし、ブウの念願の学校生活はとてもではないができそうにありません。
「オレ、帰る……」
ブウは家に帰りました。
【失礼だけど、まだやる気ある人いる?】
俺は目を覚ますとゾンビになっていた
「これはチャンスだぜ!」
俺は周辺のゾンビを集めてスリラーごっこをして遊ぶことにした
【私の力不足で勢いがなくなって来たと思うのでそろそろ潮時とは思います】
>>126-127 緊急の電波が聞こえて来たので、ちょっと受信してみましょう。
ふぅむふむ……参加者の継続意思ですか。
とりあえず常に9行の私は、どんな方向に流れて行っても付いていけますよ。
夢オチで学校生活を仕切り直しても、バイオでも、校舎が色々な世界に漂流するTRPGTRPGでも、宇宙怪獣が襲って来る感じでも。
……ウケミン?はい、そうです。
まあスレルール自体の変更があった場合は、付いていくのが難しくなってしまう可能性もありますけどね。
とは言っても、虎徹君が潮時との判断ならその辺りの変更や停止なども止む無しでしょうか。
ついでにチェルノにも聞いてみましょう。
「あたいはさいきょーだから、へーきだよ……あうあうあー」
129 :
影羅:2011/04/28(木) 21:51:04.42 0
>118
回復魔法を使い美少女はついに現れず、虎鉄は死んだ。
「お兄ちゃーん!!」
>126-127
「すまない、我が来るはずのない待ち人を待っていたばかりにこんな事態を招いてしまった……」
美少女を待っている間に街はゾンビだらけになった。
「我は姉上の判断に従うぞ。なにしろ妹だからな。
しかし毎日レスがあるこのペースで勢いが無くなってきたとは到底思えないな。
だとしたら某スレや某スレ等はとっくに死んでいる事になる
参考までに丁度1スレ使い切るあたりで完結を目安にやるという手法もあるぞ。
我がネタスレをやる時によく使う手法だ」
家に帰ったブウはテレビを見ながら、学校で生まれたふとっちょのブウと一緒にお菓子を食べています。
テレビはゾンビの蔓延る町を映しています。
何かが起こっても、ブウはテレビを見てるだけでしょう。
>>127 【虎徹さんが死んだと書かれていたから、てっきりこのスレを放棄してしまったと思ってしまいましたw
それで、まだまだ参加者も多いのですが、本当にもうそろそろ終わりにしますか?
もう、終わりにしたいのならば、私もこれで終わりにします。
続けるのならば、また別のキャラで参加させてもらいます】
「よ〜し、お兄ちゃんはまだまだ行くよ!」
スリラーからWe are the worldをゾンビ達と合唱してたらやる気がでてきた
「お兄ちゃんは規制されたけど、まだまだ頑張っていける」
虎徹はやる気を取り戻した
【みなさんごめんなさい】
>>125 >「あうあうあー」
「らんらんるー☆」
保健係りのユウナはゾンビになったチェルノたちに聖水をふりかけています
カーズの効果はこれでなくなるはずです。
それと知事の判断でゾンビのいる各家庭に聖水とポーションが無料配布されました。
「ゆめだけど、ゆめじゃなかった!」
夢であって欲しい。きっと誰もがそう思っていることでしょー。
【流れとかノリをつかめませんでした。ほんとにごめんなさい。
次からは生徒として参加させてくださいませ】
名前:ユウナ
性別:女
所属:三年A組 保健係
身長:161cm
体重:ひみつ
体格:自信あり
容姿:アイドル並…かも
性格:明るくて隠し事ができません
能力:魔法の力で色々なお仕事の人に変身します
能力名:ドレスアップ【変身】
属性:二重人格
備考
先生の前では優等生を演じています。
でも裏では不良軍団「かもめ団」の一員です。
夜は飛行艇セルシウスに乗って空を駆け巡っています
133 :
レビル:2011/04/29(金) 16:10:35.43 0
(フショウチュウ 残り2ターン)
>>114-132 >知事の判断でゾンビのいる各家庭に聖水とポーションが無料配布されました。
(ランボーみたいな格好のメガネ秘書がバリケードから出てくる。どうやら生存者達は裏でこっそりゾンビと戦っていたらしい…)
秘書 「これがワクチン… ゾンビとなった人間を、果たして治療できるのだろうか?」
生存者A「何でもいいからはやく寄越してくれ! 娘がゾンビになってしまう!」
(こうして町じゅうにポーションと聖水が行き渡った。アンデットに投与すればダメージを与えそうなものだが、どうなるかは分からない…)
>>132 適当にうろうろしてたチェルノは、保健係のユウナさんに聖水をふりかけられてしまいます。
FF仕様と思われる聖水で、悪かった頭と顔色が元に戻り、ゾンビ状態も治ったようですね。
「ふっかーつ!これで、よーやくあたいのターンね。おかわり!」
チェルノは腰に片手を当てて、そこら辺に残ってる聖水をゴクゴク飲みます。
良い飲みっぷりですけど……それ、誰の分の聖水なんでしょうねえ?
「あんたがなおしてくれたの?じゃあ、おれいにあたいがおごってあげるよ!」
ちょっとちょっと、チェルノがユウナさんに学食を奢るとか言い始めました。お金は?お金は持ってるんでしょうね?
ともあれ褌マッチョが建築工事に励んでいたので、すでに学食ぐらいは復活しています。
混乱でお昼時間は取れてませんでしたし、一息つくために、ちょっとそっちに行ってみましょうか。
135 :
知事:2011/04/29(金) 18:13:29.16 O
ふっふっふ。
配られた聖水が私や職員達の下からだすた聖水とは、誰もが気づかないだろう。
体の中からアンモニアパワーで、民衆を支配して国家を支配する計画なのだ!
学食には生徒達でいっぱい。
空いている席はありません。
今、命と同じテーブルに相席していたグループが、食事を終えて席を立ちました。
命はそのグループを見ることもなく、ゆっくりとしたペースで、携帯で創作発表板を見ながら、カレーを食べています。
名前:天津 命
性別:女
所属:1年B組
身長;約130cm
体重:約30kg
体格:小さめ
容姿:青い髪のショート。制服着用。
性格:おとなしい
能力:剣と認識したならばどんな形の剣にもなる変幻自在の剣を生み出す
能力名:剣型アルター「ヴィクトリア」
属性:ノーマル
備考:ゲーム、漫画、物語好きの一般的なアルター持ちの学生
どこからか、聖水が尿から作られていると言う噂が聞こえてきますね。、
尿は基本的に飲んでも問題ありませんけど、女性の尿は男性が飲むと女性化するホルモンが多量に含まれてるとか。
……ウィキペディアに書かれてましたけど、本当なんでしょうかね?
>>136 「あっ、あそこがあいてるよ」
チェルノは食堂で席が開いたテーブルを見つけて、そちらに向かいました。
携帯をいじってる子がいますけど……この子は、何て読みなんでしょ?あまつみことさんでしょうかね?
「たべながらけいたいみるなんて、おまえ、ぎょうぎわるいなー」
いつになく強気なチェルノがヒョイと天津さんの携帯を取り上げます。
きっと自分と同じぐらいの背丈だからでしょうね。
138 :
文月 詠:2011/05/01(日) 05:34:36.47 0
そんなこんなでゾンビ騒動は収束したらしい。
私はふう、と一息付くと、緊張に昂ぶっていた心を落ち着ける。
右手に握られていた蒼い水晶状の物質で構成された槍が、虚空へ消えるように消滅していく。
>「これがワクチン… ゾンビとなった人間を、果たして治療できるのだろうか?」
「分かりませんが、なんにせよ私たちは生き延びた。それで良しとするべきかも知れませんね」
知性派らしい顔に似合わず、映画の主人公のような獅子奮迅の戦いぶりを見せた眼鏡の軍人さんに答える。
幼い頃から『マレビト』と呼ばれる怪異と戦ってきた私だが、今回の敵は勝手が違いすぎた。
彼の援護が無ければ、私も動く死体の仲間入りをしていたかも知れない。
「さてさて、お腹がすきました。お昼でもご一緒しませんか?」
共に死線を乗り越えた同士ということで気の緩みがあったのだろう。
後になって考えてみればみっともない事だが、私はちょっと浮かれた笑顔で彼を食事に誘っていた。
名前:文月 詠
性別:女
所属:1年E組
身長;152cm
体重:48kg
体格:着やせするタイプ
容姿:ありがちな黒髪ロング。プライベートでも制服を着ています。
性格:わりと強情
能力:『怪異』の存在を察知したり、どこからともなく槍を出したりしまったり。槍は怪物は斬れるけどコンクリートは斬れない程度。
能力名:「蒼月の槍」
属性:伝奇モノ?
備考
「人知れず怪異と戦っている」という割とありがちな設定の少女のようです。
>>134 >「あんたがなおしてくれたの?じゃあ、おれいにあたいがおごってあげるよ!」
「えーほんと?ありがとー」
にこにこ顔でチェルノに答えるユウナでした。
>>135 「ふーん。そーなんだー」
妖しい天の声に、ユウナは不思議そうに首をかしげています。
>>136>>137>>138 学食は生徒でいっぱい。チェルノもユウナもきょろきょろしています。
「すごーい。大繁盛ー!あいてる席…ある?」
>「あっ、あそこがあいてるよ」
「うん」
空いている席をチェルノが見つけてくれました。
席に座ると天津命という名の少女がカレーを食べています。
テーブルの上にはコップに入った水。
「カレー…。おいしそうだね。私はなににしよーかな。
えっと、カレーにしようかな?チェルノは何をたのむの?
私。お弁当派なの。だから学食って始めてなんだ」
――食堂のなかを渦巻く学生たちの雑談。
混合された言霊はうねり狂い、尾ひれ背びれを肥大させ怪魚のような「噂」となります。
後ろの席の学生たちが知事のことについて話をしていました。
「ねー。知ってる?知事の噂…」
学生(NPC)たちは噂をしていました。果たしてそれは真実なのでしょうか?
それとも学生たちが作り上げた単なる虚構なのでしょうか?
「あのね…」
それは怪異の影が静かに、ひっそりと日常へ忍び込む瞬間でした。
そういえば、この学園には七不思議がありましたね。
なに、初耳ですって?……あるんですよ。その一つが"友達の友達の友達"です。
起きて欲しい事を噂として広めて、それが"友達の友達の友達"と呼ばれる生徒に伝われば……なんと!
その生徒は噂を真実にするべく動いて、ありえないようなことでも現実に起こしてくれるんだそうです。
危険な噂も実行するとなると、ちょっと怖いですねえ……。まあ怪談ですから実在するかはわかりませんけれど。
>>139 さぁて、ユウナさんに何を頼むか聞かれたチェルノは、マジックテープの財布を取り出しながら言いました。
「ユウナはカレーか。あたいはケーキとアイスだよ。しはらいは、まかせろー」
チェルノは天津さんから奪ったまま失念してるのか、携帯片手にダッシュで食券機の前に行くと三つのボタンを同時押しします。
これぞ!運が良ければ、一つ分の料金で複数の食券が出るという裏技っ。
>137>139
>「たべながらけいたいみるなんて、おまえ、ぎょうぎわるいなー」
「あっ……」
携帯を横から取り上げられ、『命(みこと)』は否応無しに取り上げた人物達に注目することになる。
数人のグループのようだ。
『命』の携帯を取り上げたのは、一番小さな妖精のような人物。
彼女達は他に行くところが無いのか、『命』と同じテーブルに相席することになる。
周囲の様子を見ても、食堂は満員状態で他に空いている席も少ない。
少なくともグループ単位で座れる席は、『命』の座っているここぐらいだ。
>「カレー…。おいしそうだね。私はなににしよーかな。
>えっと、カレーにしようかな?チェルノは何をたのむの?
>私。お弁当派なの。だから学食って始めてなんだ」
携帯を取り上げた妖精のような人物はチェルノと言う名らしい。
石棺の中に閉じ込めておきたくなるような名だ。
「返して」
『命』はそう言って、チェルノから携帯を返してもらい、スカートのポケットの中に入れる。
食べている途中のカレーはまだ半分以上は残っている。
携帯を見ながらの食事だったので、食べるペースは非常に遅かった。
先に出て行ったグループよりも早くから食堂に居たのに、まだこうして食べているくらいだ。
まだまだ面倒そうな輩と一緒に席を共にすることになりそうな事実に、『命』はため息をついた。
>「ねー。知ってる?知事の噂…」
後ろのテーブルに着いている生徒達の話が耳に入ってくる。
知事の噂。それは『命』も知っている。
知事がこの地にしか発生しないアルター能力者を率いて、国家を支配しようとしていると言う噂だ。
この世界の向こう側の世界の一つとこの地が繋がってしまい、この地の子供達はアルター能力に目覚めた。
しかし、向こう側の世界と繋がっているのは、この地だけではない。
世界中で向こう側の世界と繋がってしまい、人々は魔法やら超能力やらに目覚めてしまった。
ただ、この地で目覚める能力が、偶然アルター能力だったに過ぎない。
『命』は知事の噂はただのくだらないデマだと思っていた。
少なくともこの時までは。
>>141 チェルノが奪ったまま失念していた携帯は、すでに一分差で無事に天津さんのポケットに戻っていました。
何を言ってるか分からないと思いますが、催眠術とか高速移動なんてチャチなもんじゃありませんよ。
もっと恐ろしいものの片鱗によってです。
食券機からは、なぜかカレーの券が三枚出て来たので、三つのカレー皿を手にチェルノがテーブルに戻って来ました。
「きょうはカレーデーだったよ……。きっとあんたのカレーパワーのせいだね。えーと、あんただれだったっけ?」
チェルノはスプーンを握りしめてカレーを食べながら、理不尽なことを言いつつ馴れ馴れしく天津さんに話しかけ始めます。
しばらくそんな平和なお食事シーンが続いてましたが、背後で膨らむ噂がチェルノの耳にも入りました。
「ちじが、せかいせーふく!?」
素っ頓狂なチェルノの声を合図に、言ってはいけない事を口にしたとでも言うかのように、ざわついていた食堂が静まり返って行きます。
143 :
影羅:2011/05/01(日) 14:37:44.26 0
>135
「貴様……ッ! いくらここが変態の城だからってやっていいネタと悪いネタがあるだろう!」
>132
>「ゆめだけど、ゆめじゃなかった!」
「素敵だね!」
>131
「ところで姉上! 我の聖水をくらえ!」
姉上に聖水を振りかける。
誤解されそうな表現だが、我が持っている聖水という意味であって多分他意はない。
「正気に戻ったか姉上。そろそろ昼休憩の時間だ。共に学食へ行こうではないか」
>141
学食はすでに席がいっぱいだった。
「隣失礼するぞ」
携帯電話を見ている少女の隣に座る。
>139-140
「なるほど、知事がそんな陰謀を……」
真偽を確かめるには、知事をこの場に引っ張り出せば話は早い。
ここは友達の友達の友達の都市伝説を試してみることにした。
「今日知事がこの学校に来るらしいな!」
大きい声で言ってみた。
もちろん根も葉もないウソだが、友達の友達の友達まで伝われば本当になるだろうか。
ゾンビたちとの合唱でやる気が出てきた虎徹はさらにオペラ「魔笛」を熱演していた
虎徹はパパゲーノ役を好演し、今年のゾンビオペラ大賞を受賞した
観客がスタンディングオーベーションで応えている
>131
「ところで姉上! 我の聖水をくらえ!」
その観客(ゾンビがポーションをかけられてから聖水をかけられている)
そこら中にけが人が!!
無視して自分は妹の期待に応えるべく、食堂に手をつないで向かった
学食に仲良く到着し、妹が席を取ってくれていたので座ることにした
「じゃあ、お兄ちゃんおごっちゃうぞー」
虎徹はなかなかにご機嫌だ
>>140 「な、なんだってー!」
驚愕の新事実!虎徹は迷わず行動に出た
「この学校には虎徹・アズナブール君の妹がたくさんいるらしいよ〜」
ぶれない!さすが虎徹!ぶれない!
>144は偽虎徹だ!
こいつが知事だ!
>>140 >「ユウナはカレーか。あたいはケーキとアイスだよ。しはらいは、まかせろー」
「ほんとにだいじょうぶ?ギルなら私もってるよ」
>>141 なぜかみんなカレーでした。よく見るとまわりの人たちもカレーです。
チェルノの言うことには何故かカレーが出てきたということでした。
それにしてもとても辛いカレーでした。喉がカラカラになるので水を飲みたくなります。
――しばらくすると天津がため息をつき呆けていました。お皿のカレーはまだ半分ほど残っています。
「どうしたの?お腹いたいの?まさか、恋わずらいだったりして?」
>>142 後ろの席からは知事が国家を支配しようとしているという怖い噂が聞こえます。
>「ちじが、せかいせーふく!?」
チェルノが飛び上がって大声をあげると食堂が静まり返りました。
「しーっ!お行儀が悪いわよチェルノ」
まわりの生徒たちの様子は少し変でした。
>>143 知事の悪い噂を知った影羅は都市伝説で知事を呼び、ことの真相を問うつもりです。
>「今日知事がこの学校に来るらしいな!」
すると、知事がコップに水を持ってやってきました。
「辛いでしょうな。このカレー。
聖…すぃ。げふんげふんッ。水ならたくさんあるから、
たらふく飲んでくれよ。安全なんだからさ」とメガネをクイッ
知事の第一の陰謀。それは聖水で洗脳した生徒たちを操り、噂を流すことでした。
その噂の内容は『知事が国家を支配するッ!』
彼は学園に伝わる友達の友達の友達の都市伝説を利用するつもりなのです。
聖水の洗脳効果の上限を超え汚染された生徒たちは、
なんと食堂で、知事が国家を支配するという噂をループ会話していたのでした。
しかし
>>144 >「この学校には虎徹・アズナブール君の妹がたくさんいるらしいよ〜」
虎徹の妹の噂によって国家支配の噂は相殺され妹が増え始めました。
>>145 「えーッ!?」
風潮被害が拡大中です
>142-146
>「どうしたの?お腹いたいの?まさか、恋わずらいだったりして?」
「いえ……変なのに巻き込まれてしまったなと思っただけです」
『命』と共に相席する者達を見れば一目瞭然。
他の生徒達とは、言うならばオーラが違う。
>「きょうはカレーデーだったよ……。きっとあんたのカレーパワーのせいだね。えーと、あんただれだったっけ?」
「さぁ?誰でしょうね。
きっとカレーパワーなんて持ってない普通の生徒だとは思いますが」
>「今日知事がこの学校に来るらしいな!」
>「この学校には虎徹・アズナブール君の妹がたくさんいるらしいよ〜」
『命』は眉をしかめて、叫んでいる者達を見た。
周囲の雑音を意識の外に外して、物語を見ながら食事をしてたのに、チェルノのせいで台無しになった。
また携帯でスレを見ようとしても、またチェルノに邪魔されるだろうと思った『命』は、さっさとカレーを食べて席を立とうと考えている。
>「辛いでしょうな。このカレー。
>聖…すぃ。げふんげふんッ。水ならたくさんあるから、
>たらふく飲んでくれよ。安全なんだからさ」
「えっ?」
『命』は驚愕によって目を見開いた。
目の前に座っていた虎徹の姿がぶれて、この県の知事に変わる。
姿は虎徹のままなのに、どうしても目の前の虎徹を知事と認識してしまう。
アルター能力には人の精神を操る能力もあると、『命』も聞いたことがある。
これもアルター能力の仕業かと考えて、『命』は目の前の自分の食事と水を分解、再構成して剣型アルターを出現させる。
現在の剣の形はいたって普通のショートソード。
それを片手に立ち上がり、食堂内を警戒。
何のために虎徹を知事と認識させたのかは、『命』にはまだ分からない。
そして、友達の友達の友達という都市伝説も、まだ『命』は知らない。
148 :
レビル:2011/05/02(月) 14:30:09.72 0
(フショウチュウ 残り1ターン)
>>134-147 >「さてさて、お腹がすきました。お昼でもご一緒しませんか?」
秘書 「はあ。お誘い頂けるのは嬉しいのですが、勤務中ですので。食事は手早く済ませる事にしているんですよ」
(空気を読まずMREレーションらしきものを食べ始めるメガネ秘書。飲み物が無ければ食べにくそうなものだが)
永井一郎「こうして秘書は、少女とのフラグらしきものを真っ向から叩き折ったのである。
急報を受けた療養中のレビルは、呆れるあまり使者の前でその松葉杖を落とした。」
>「今日知事がこの学校に来るらしいな!」
>「この学校には虎徹・アズナブール君の妹がたくさんいるらしいよ〜」
秘書 「おや、あれは確か視察に来ているという県知事の公用車ではありませんか?
虎徹・アズナブールの妹さんが、何故乗っていたのか…」
(校門の前に停車している知事の車から、『虎徹の妹』が降りてきたのを目撃するメガネ秘書。
そもそも『虎徹の妹』なんて知らない筈のメガネ秘書だが、
車から降りた人物を、そう認識することの不自然さには全く気付いていないようだ)
>>144は俺だ!
携帯を叩き割りながら席から勢いよく立ち上がる!
「糞野郎が!規制されるようなことした奴出てこい!
ぶっ殺してやる!」
虎徹はいきり立っている
>>149 30 名前:偽FOX ★[] 投稿日:2011/05/02(月) 01:58:47.77 ID:???0
>>26 おきにめすまま〜♪
やめればいいじゃん
へんなの
本物の虎徹は犯罪予告をしてしまったので、警察に連れてかれます。
生徒の中で通報した者がいたようです。
本物の虎徹は知事を警護していた警官達に連れてかれました。
>>143-148 虎徹、影羅兄妹も食堂にやってきたようですね。
影羅が知事を呼ぶと、急に虎徹君の姿がブレブレにブレまくりって……みんなが虎徹君を知事と認識します。
噂の伝播が、ほとんど即効性の領域になってますけど、尺の関係なので気にしてはいけません。
さらに、元虎徹知事は急に水の安全を不自然なまでに主張し始めました。
「あたい、しってるよ。なん水は赤ちゃんにのませちゃいけないんだよね。
ふふん。でもあたいは赤ちゃんじゃないから、なん水だっていっぱいのめるもん」
>>149-151 さぁて軟水だか聖水は置いといて、虎徹君が犯行予告で警官に連れてかれてしまいます。
未成年なので逮捕は無いと思いますけど、どうなってしまうんでしょうねえ。
「あたいのともだちのともだちがいってたけど、わるいことした人は、せいとしどーしつで、こわいことされるんだってよ」
153 :
文月 詠:2011/05/03(火) 00:47:21.66 0
>「はあ。お誘い頂けるのは嬉しいのですが、勤務中ですので。食事は手早く済ませる事にしているんですよ」
TPOを全く弁えず大人の男性を食事に誘った当然の結果として、私はあっさり撃沈した。スイーツ(笑)
脳内で磯野家のお父さんみたいな声のナレーションが過酷な現実を告げている。
でもお生憎様。私はしつこいのが信条だ、一本目のフラグが折られようとも、二本目三本目を立てるまで!
「そ、そうなんですか。奇遇ですね〜、私もなんですよ。えーとホラ、いつ『マレビト』が現れるか分からないし。じゃ、手早く済ませちゃいましょうか。」
半ば強引に眼鏡の軍人さんの隣に陣取り、コンビニで買ったまま食べ忘れていたチョコバーを頬張る。
今日の私はいつになく積極的だ。自分でもそれを自覚してしまうほどに。
考えてみれば私の知る男性はお父様以外、守るべき一般人、警戒すべき能力者、そして倒すべき敵だけだった。
これが青春する、という事なのかも知れない。軍人さんのほうは、そんな年齢とっくに過ぎているのかも知れないけど。
とはいえ、あまり積極的になりすぎても逆効果なはず…。
「うーん、喉渇いちゃいましたね。何か飲み物でも買ってきます」
少し頭を冷やす事にした私は、一旦そこを離れて食堂の近くにある自販機に走る。
(私はコーヒー牛乳でいいとして。何を買っていこうか?ブラックコーヒーは置いてないし…)
さもしい事に好感度稼ぎのため必死だった私は、食堂のほうからビリビリ感じる嫌な気配を全力で黙殺してしまった。
後になって考えてみれば大失態だったと思うが、その時は妙なスイッチが入っていたんだもの。仕方ないよね。
というわけで結局両手にコーヒー牛乳の紙パックを持った私は、パタパタと校門の近くまで駆け戻ってきたわけだが。
>「おや、あれは確か視察に来ているという県知事の公用車ではありませんか?
>虎徹・アズナブールの妹さんが、何故乗っていたのか…」
「え?」
軍人さんの様子がおかしい。知性を湛えていた筈の眼鏡の奥の瞳が、どこか心ここにあらずのような。
それに虎徹という生徒も知っているが、彼に妹など居なかった筈。
でなければ学園中の女生徒に『妹になれ』なんて声をかけて回るわけがない…
もっとも私に声を掛けて来た時は、蟲を見るような目で一瞥してやったけど。
そして、車から降り立った『虎徹の妹』から感じる禍々しい気配…!
スイッチを惚気から戦闘モードに切り替え、槍を脳内にイメージしつつ右手を掲げると、
先ほどゾンビ相手に振り回した槍が再び虚空から現れ、利き手に収まった。
私の一族が単に『マレビト』と呼ぶ怪異だが、実際は様々な形で世に現れる。
実体を持つバケモノだけでなく、噂や都市伝説、怪奇現象といったケースも散見されるのだ。
何にせよ、この『虎徹の妹』を放置するわけにはいかない。
一気に片をつけるべく大地を蹴り、一気呵成に蒼き槍を『虎徹の妹』へ…… 届かない!
「くっ!? ッつぅ……!」
四重にも張り巡らされた強力な結界により数メートル弾き飛ばされた私だったが、何とか受身を取って立ち上がる。
同時に私たちの精神を汚染していた暗示が弱まり、正体が朧に見えてくる。こいつはキツネ…妖狐だ。
それも人の想念から生まれた紛い物などではない。
『向こう側の世界』と繋がるより前、神話と伝説の御世より世界の夜を支配してきたアヤカシの眷属。
そんなモノが知事と結託しているということは… 否、それを考えるのは後回しだ。
(知事の車から流れを感じる… あれを一種のパワースポットにして、コイツは力を増幅させているの…?)
それは攻撃の糸口になるかも知れないが、『虎徹の妹』は侮蔑するような笑みを顔面に貼り付けたまま車の側から動かない。
長期戦ともなれば、此方が不利であることを知っているのだろう…。
>149-152
>「糞野郎が!規制されるようなことした奴出てこい!
>ぶっ殺してやる!」
知事と化した虎徹は急に立ち上がって、叫びながら携帯を叩き割る。
『命』は虎徹の方が規制する側じゃないかと考えていたが、虎徹を知事と認識させられたのを思い出す。
中身は虎徹のままだったのだろう。
何故かは知らないが興奮している虎徹を取り押さえてるために、警官達がやって来て、虎徹は取り押さえられた。
「何で警官達がいるの?」
通報するには駆けつけるのが早すぎるし、この学校には警官が常駐しているとは聞いていない。
それに自分は刃物を出しているのに、そんなことは関係無いと言わんばかりに、虎徹だけを取り押さえた。
>「あたいのともだちのともだちがいってたけど、わるいことした人は、せいとしどーしつで、こわいことされるんだってよ」
「そうみたいですね」
『命』はこっそりと警官達に連行される虎徹の後をついて行き、警官達と虎徹は生徒指導室に入っていった。
好奇心のために、『命』はドアに耳を当てて部屋の中のやり取りを聞こうとした。
ふふふ。つい最近のことだが、全世界の人口の半分が美少女の額にMの字の入った妹に変わった。
私達の調べでは、その妹達は皆が口を揃えて虎徹・アズナブールの妹だと言う。
そう、君の妹になってしまったのだよ。
君が何をしたのかを私は知らない。
痛めつけられたくなかったら、おとなしく君が妹を増やした方法を話すことを推奨する。
(知事、虎徹に対して拷問の用意)
156 :
影羅:2011/05/03(火) 17:18:35.62 0
>147
「さっきから一体何を見ているのだ? 何だこれは、凄まじい変態ばかりのスレだな!」
>144-145
「な!? 姉上!?」
>149-152
「こら、姉上を離せ!」
>「あたいのともだちのともだちがいってたけど、わるいことした人は、せいとしどーしつで、こわいことされるんだってよ」
「なんだって!? 姉上一人をそんな目に合わせるわけにはいかない!
こうなったら我も一緒に行くぞ!」
>154
命と一緒に部屋の中のやり取りを聞く。
>155
「それは我だ! 姉上は悪くない!」
生徒指導室に乱入する。
「我が超時空戦艦マックロス通称ドナルドを召喚し洗脳光線を放った。
そしてマックロスは解体されてこの校舎に生まれ変わった……。
つまりッ! 貴様らはすでにドナルドの腹の中ということだあ!」
>>153-156 外では妖狐が暴れて、中では生徒指導室で謎の拷問と、デンジャラスな学校ですね。
むむむ!これは全ての怪異が一本に繋がりそうな気もします。
・知事=虎徹が妹を増殖させた方法を探り、それを利用しようと視察に来た。
・妖孤=知事と結託したアヤカシ。虎徹に近づくためなのか、彼の妹と名乗っている。
……こんな感じでしょうかね。
「そろそろじゅぎょーだし、きょうしつにもどろっか。さんすうとか国ごなんて、らくしょーらくしょー」
半分以上カレーを食べ残したチェルノが教室に戻ろうとすると、天津さんと影羅が不審な恰好で生徒指導室を窺っていました。
「おまえたち、へんなあそびしてるなー」
影羅が急にドアを開けて乱入すると、FOX(狐)顔をした警官たちを従えた知事が、怒った顔でこちらを睨みつけてきます。
立ち上がった虎徹は怒りが溢れてどうしようもないが・・・・・・!
呆気なく取り押さえられた
知事に連行されてしまう
何故、最近額にMと書かれた美少女が増えたのか?
何故、全員俺の名前をよぶのか?
何故、全世界の妹を増やせたか?
「口が裂けてもいわねぇな
妹達を危ない目にあわせるわけにはいかねぇんだよ」
虎徹の右手が光り、圧倒的なパワーで拘束をとく
「だって俺はお兄ちゃんだからな!」
光りはさらに強まり部屋の空気が震える
「氷結のファーストォゥ!ブリットォゥ!」
とりあえず知事の顔面シバいた
そこに乱入してくる妹
お兄ちゃんうれしくて涙がでちゃう
「そこの狐目の妹、お前は怪我はないのか?」
妖気なんてオカルトなものはわからない
何故ならアルター能力者だから
「いつのまにか俺の妹がまた増えたみたいだな」
天津の肩に肘をおく
>155-158
知事の話をドア越しで聞いていたら、虎徹が世界の半分の人間を自分の妹にしたことに驚き、知事がその方法を知りたがっていることに、さらに驚いた。
知事が国家を支配しようとする噂をデマだと『命』は思っていた。
しかし、実際はこの国どころか世界を支配しようと言わんばかりである。
>「それは我だ! 姉上は悪くない!」
>「我が超時空戦艦マックロス通称ドナルドを召喚し洗脳光線を放った。
>そしてマックロスは解体されてこの校舎に生まれ変わった……。
>つまりッ! 貴様らはすでにドナルドの腹の中ということだあ!」
隣で一緒に聞いていた影羅が生徒指導室に乱入する。
虎徹が知事を殴り飛ばして、窮地を脱しているのが見えた。
『命』は突入した影羅と虎徹を見て、頭の整理をする。
影羅がアルターか何かで、世界の人口の半分を洗脳するような戦艦を呼び出し、虎徹のために世界の人口の半分を妹にした。
その洗脳する戦艦を知事が欲しがって、虎徹を拉致した。
現在、洗脳する戦艦は壊されてこの学校の校舎になっている。
「何、これ?」
>「おまえたち、へんなあそびしてるなー」
「そうだね。私達は変なお遊びに巻き込まれてるみたいだね」
世界の人口の半分を洗脳する一連の現場を見ていない『命』は、くだらないジョークに巻き込まれたとだけしか思っていない。
>「いつのまにか俺の妹がまた増えたみたいだな」
「変態が移るので触らないでくれませんか?」
『命』は虎徹の肘を払いのけて、教室に戻ろうとした。
が、『命』達の後ろには狐顔の警官が数人待機している。
ただで帰してくれるわけにはいかない雰囲気だ。
どうやら少なくとも知事の方は本気らしい。
命はアルター能力を発動させ、警官達の服を変換してレイピアを作る。
全裸になった警官達は恥ずかしがることもなく、一回宙返りして、狐の姿に変わった。
これには『命』もびっくりした。
警官達は人間ではなかったのだ。
知事の側にいる警官達も狐の姿になり、この場にいる『命』達に襲いかかった。
【知事側×2廊下側×3の狐達と戦闘開始】
>>158-159 おやまあ!警官たちも妖怪変化だったようで、目撃者の口を封じるためなのか狐となって襲いかかって来ます。
狐は犬に吠えられると妖力を失うそうなので、対抗するために犬っぽい感じで吠えてみましょうか。
「うー、わんわん!」
チェルノが四つん這いになって吠えましたが、これといった効果は無いようですね……。
狐の一匹は"均衡を乱す愚かものたちめ"とかなんとか言って、チェルノの頭にガブリと噛みつきました。
「うわー、いたいいたい!はなれろー!やめてー!」
自分で痛いと言うだけあって割と本気で痛そうです。
「んぎゃー!なんであたいばっかり!」
さらにもう一匹がチェルノのお尻をガブリ!野生の獣だけに弱い奴から確実に殺しにかかるつもりのようですね。
161 :
レビル:2011/05/04(水) 11:46:07.50 0
通信兵「進路、クリア! 発進どうぞ!」
レビル「うむ、何としても午後の授業に間に合わせねばならん」
(上空のガルダ級大型輸送機から飛び降りるレビルの通学用ジムカスタム)
>>149-153 >(知事の車から流れを感じる… あれを一種のパワースポットにして、コイツは力を増幅させているの…?)
永井一郎「詠は激しい焦りを感じ始めていた。妖狐撃破のための突破口を見出しつつあるにも関わらず、そこを突くことが出来ぬ自分に。
あの妖怪変化は今、確実に自分を追い込んでいる」
(そこに上空から降下してくるレビルの通学用ジムカスタム)
\ぐしゃっ/
レビル「うむ… 何とか間に合ったようだな。今、何か妙な音がしたような気がするが」
秘書 「……ハッ!? 今まで私は何を…」
レビル「あっ」
秘書 「あっ」
(通学用ジムカスタムの足の下敷きになり、知事の公用車がペシャンコになってしまった!)
秘書 「し、将軍! 何ということをしてしまったのですか!
私の友人の友人から聞いた噂によりますと、あの公用車は特注品で建造に莫大なコストがかかっていたという話です。
将軍の恩給を返上して弁済に充てる必要があるのではありませんか?」
レビル「グォッ」
>>154-160 (なにやらキナ臭い事になっている生徒指導室の窓ガラスに、いきなりレビルの姿が映る。元はドナルド戦艦のモニター類だった部分なのかも知れない)
レビル「取り込み中失礼する。
知事閣下。先ほど貴方の所有する公用車が、旧ジオン軍残党によると思われるテロ攻撃により大破してしまいました。
テロは既に鎮圧されておりますが、お見舞い申し上げると共に、平和を愛するいち市民として、理不尽かつ無差別な暴力に対し強い憤りを表明するものであります。
以上」
(それだけ言うと窓からレビルの姿は消え、元通り外の風景が見えるガラスに戻った)
「うわ〜 車が潰れて力が出ない〜」
知事は水をかけられたアンパンマンみたいにヘナヘナとしぼんだ
知事は妖狐が生み出した人形だったのだ!
では、本物の知事はどこに行ったのだろうか?
164 :
文月 詠:2011/05/05(木) 01:22:14.43 0
>>154-163 額を伝わる汗の生ぬるい感触。脳内ナレーションの言う通り私は焦っていた。
妲己・華陽の例を挙げるまでも無く、妖狐というのは怪異の中でも厄介な存在だ。
知事と結託しているとなると、既に仲間が学園内に侵入している可能性も高い。
早いところ片付けてしまわなければ、学内の生徒達にも危害が及んでしまうだろう。
だが…焦りは隙を生む。『虎徹の妹』は私の内心を見透かしたが如くケラケラと笑いながら、妖力で生み出した火の玉を投げつけて来た!
「くぅっ!!」
間一髪、横っ飛びに飛んで回避したものの、熱風と共に髪の毛と服の焦げるニオイが鼻腔に吹き込んでくる。命中したら火傷じゃ済まないかもしれない。
更に私が体勢を整えようとする前に、あいつは次の火の玉を生み出している…!
だが。死のドッヂボールの二投目が投じられようとする時、それは天から落ちて来た。
「な、何なの、あれ…?」
狙いが逸れていった火の玉の熱気を感じながら見上げている構造物が、
いったい何であるか把握する事に、私は数秒の時間を費やしてしまう。
晴れた初冬の空のような、明るい青灰色で染め上げられた巨人。
まるで特撮映画の登場人物になったかのような錯覚を覚える。
新たな怪異か、何者かの能力で生み出されたものだろうか?
否。それの各所に施された数字やアルファベットの羅列は、この存在が人の手によって造られた事を示唆している。
私の知る常識では考えられない事だ。
もっとも、そのときの私は以前に出現していたというピンク色の魔人だの人(?)型巨大戦艦だのの事は知らなかったのだけれども…。
>「あっ」
>「あっ」
「あっ」
図らずも眼鏡の軍人さんとハモってしまったのがちょっと嬉しかったのは秘密だ。
見れば知事の車が、青灰色の巨人の下敷きになりスクラップ同然の状態ではないか。もう嫌な力の流れは感じられない。
『虎徹の妹』は鬼の形相で七本の尾を露にし、よくも妾の社(やしろ)を、とかなんとか言いながら巨人に向かって火の玉を投げつけ始めた。
千載一遇。私は迷わず踏み込む足に力を込め、槍を構えて『虎徹の妹』に突進した。
一つ。二つ。三つ。
「だぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁッ!!!」
『虎徹の妹』が第四の火の玉を生み出そうとした瞬間、裂帛の気合を込め、蒼き槍を突き立てる。
両手に伝わる、異形の肉に食い込んだ槍の手応え。だが相手は七尾級の妖狐。胴体を貫いた程度では、致命傷にはなりえない…!
「!? しま――――」
『虎徹の妹』は血を吐きながら片手で槍を引き抜き。それを握る私ごと持ち上げ。その光景に戦慄した私は硬直してしまい。
「がッ! は、あ……!」
一瞬の浮遊感の後、ハンマーの如く背中から大地へと派手に叩き付けられた。
あまりの激痛で絶叫しそうになったが、肺の中の空気が押し出されたのか、それすら声にならない。
“本格”の妖怪は強さの桁が違う。お父様の言っていた通りだ。
(まだだ… 立って、戦わないと)
痛みを意思の力で捻じ伏せ、何とか立ち上がろうとした私だったが、無様に寝返りを打つだけに終わる。
視界の隅に眼鏡の軍人さんが映った。さっきから青灰色の巨人に向かって何か話していたみたい。知り合い(?)なんだろうか。
というか、この位置関係じゃスカートの中身が丸見えなんです。死にたい。でもその前に殺されそう。
>>161-163 狐たちに襲われる中、レビルお爺ちゃんがモニターでテロによる公用車大破をサラリと告げました。
軍人の情報操作ってのは恐ろしいですね。
知事の人形がヘナヘナに萎んでしまうと、狐たちは"チッ"と舌打ちして部屋中に鬼火を放ってきます。
あっ、人形が燃えて証拠が隠滅されてしまいました。
「……ぅぅ……っ」
チェルノのいる場所からは、グチャグチャとした音が聞こえます。
最近、中国でパンダがクジャクを襲った事件が起こりましたが、そんな感じですかねえ。
ライフもごりごり減ってます。
なんだか怖いので、あんまり見ないようにしましょう。
>160
狐との睨み合い。
狐はアルター能力者の『命』が生み出した剣を警戒してか、迂闊には襲って来ない。
『命』にはそれがありがたかった。
『命』のアルター能力は、ありとあらゆる種類の形の剣に姿を変える剣を作り出す。
『命』が剣と認識したならば、釘バットの形にすらなる能力だ。
しかし、その能力を持っていても、『命』は剣技に関しては素人。
アバンストラッシュと牙突の練習くらいしか、『命』はその剣技を磨いたことは無い。
獣との真っ向勝負では勝ち目は薄い。
>「うわー、いたいいたい!はなれろー!やめてー!」
>「んぎゃー!なんであたいばっかり!」
チェルノの方に二匹が襲いかかっている。
『命』にはチェルノを助ける余裕は無い。
今、対峙している狐から目を逸らせば、瞬く間にやられてしまう。
>161-165
突然の出来事だった。
生徒指導室の窓が通信モニターに早変わりし、知事が萎びていく。
『命』と対峙していた狐が舌打ちをして、生徒指導室内に尾を振り回して狐火を撒き散らす。
その隙を突いて、『命』は動いた。
「これが目に入らぬか!」
『命』は狐が行動に移した隙を突いて、携帯を取り出して待ち受け画面を見せた。
待ち受け画面を見た狐は怯えた雰囲気を見せる。
『命』の携帯の待ち受け画面には、ピッコロさんの写真が映っていた。
ピッコロさんはこの地に住む現人神で、数々の伝説を残す偉大なお方で、『命』が将来の婿と決めて、一生を捧げてついて行こうとしているお方である。
ピッコロさんの伝説の一つに、人を化かす妖怪退治の伝説がある。
ピッコロさんは人を化かして悪さする妖怪達、主に狸達を退治するのに奔走した。
ピッコロさんは悪さをする狸や狐を見つければ、妖怪達の弱点であるお尻の穴に指を突き刺して退治していた。
ピッコロさんは治療をしただけだと言われていたが、それは多くの学者達が人に迷惑を掛ける妖怪達の精神を治療していたのだろうと解釈している。
そんな可愛らしくかっこいいピッコロさんのお姿に、妖怪達はとても弱い。
「さぁ、悪さを続けるならば、ピッコロさんがお前達を懲らしめに来るぞ!」
『命』と対峙していた狐とチェルノを襲っていた狐達は、一目散に逃げていった。
親分の下に戻って、生徒達の内の一人にピッコロさんを信仰する者がいることを告げるのだろう。
妖怪達の間の中ではピッコロさんの名は絶大である。
迂闊に攻撃を仕掛けては、ピッコロさんやその信徒達による報復を恐れているのだろう。
この世界のピッコロさんは魔人ブウも一人で止められるくらい強いのだ。
そんなのが敵に回ることになったら、国家を支配するどころではない。
「チェルノ!大丈夫ですかっ?」
『命』は狐達に襲われていたチェルノに駆け寄った。
チェルノの容態はとても危ないように見える。
『命』にはどうすることもできない。
168 :
影羅:2011/05/05(木) 22:43:29.97 0
戦闘開始したようなので、アルター能力を発動。
二丁水鉄砲を携えた、パンツのようなズボン一丁の美少年の姿になる。
>162
>「うわ〜 車が潰れて力が出ない〜」
「そうか! ならばっ!」
狐達に水を噴射していく。狐の何匹かはしぼんで消えた。
手勢を多く見せるために偽物で水増ししていたようだ。
>「さぁ、悪さを続けるならば、ピッコロさんがお前達を懲らしめに来るぞ!」
「何!? ピッコロさんといえばあの東方に伝わる伝説の……!?」
一目散に逃げていく狐達。
>「チェルノ!大丈夫ですかっ?」
「我に任せろ! 秘儀、冷却水循環《コールドウォーターサークレット》!」
冷却水を循環させることで炉の温度を下げ機能を回復させるという技である!
>>167-168 天津さんが印籠のように掲げた携帯を見て、狐たちは怯んだようです。
"ピッコロにはショゴスを召喚して対抗するしか無いな"とか何とか言って、逃げ去ってしまいました。
いわゆる一つの捨て台詞ですね。
倒れたチェルノはと言うと、影羅の秘儀で体温が低下してしまいました。
「ぅ……いたくない……?なおった!なおったよー!」
傷は微塵も治っていませんが、プラシーボ効果の鎮痛でチェルノは治ったような気になってしまいました。
頭が悪くて本当に良かったですね。
「えいらが、てあてしたのか、ありがとーな。でも、かりはつくってないよ。
さいきょーのあたいが、おとりになってなかったら、みんなキツネにかみころされてたもんねー」
170 :
レビル:2011/05/06(金) 18:34:50.33 0
>>162-169 >「うわ〜 車が潰れて力が出ない〜」
>知事は妖狐が生み出した人形だったのだ!
秘書 「将軍! 知事は超自然現象によって操られていた人形だったようです!」
レビル「何だと? ならば、あの狐に変化した者達は知事のペットではないな。一体、何者だと言うのだ…」
>『虎徹の妹』は鬼の形相で七本の尾を露にし、よくも妾の社(やしろ)を、とかなんとか言いながら巨人に向かって火の玉を投げつけ始めた。
レビル 「(ティロリロリン♪)むっ、見えているぞ!」
(ニュータイプに覚醒していたらしく、額から電流のようなものを効果音付きで出すレビル)
(通学用ジムカスタムはスラスターを噴かせてジャンプし、狐火のうち1発をシールドで受け、2発は空中機動を駆使して回避した)
(なお回避した分の狐火は校舎に直撃したが、元々がドナルド戦艦なので大事にはならないだろう。多分)
>(まだだ… 立って、戦わないと)
レビル 「うん? 言葉が走った… 本当に倒すべきはあれだと、そう言いたいのだな?」
永井一郎「詠の導きにより真の敵を見出したレビルであったが、
通学用ジムカスタムは軍で廃棄の決まった機体が、民間に払い下げられたものである。
それゆえ、武装は全く搭載していない。妖狐には手も足も出ないのだ」
秘書 「将軍。ティターンズの部隊が当エリアに接近しています」
レビル 「何だと? ジャミトフめ、一体どういうつもりなのだ」
(そこにティターンズの可変モビルアーマー・ギャプランが物凄い速度で飛来してきた!)
ヤザン 「ネズミがチョロチョロと… 落としてやる!」
レビル 「グォッ。一時の油断と理解したいが、負けは負けだな…」
(ギャプランが次々と放つメガ粒子砲の直撃を受け、あっさり爆発炎上する通学用ジムカスタム)
ヤザン 「戦場では、ビビった者から死ぬんだ! 覚えておけぃ!」
(チャンスステップを利用して、そのまま通り魔的に飛び去っていくギャプラン)
永井一郎「こうしてレビル元将軍は、戦闘において全く貢献せぬまま復帰からわずか2ターンで学園から姿を消した。
かつてチェルノに踏まれ喜んでいたレビル個人に宣戦を布告していたティターンズは、
ここに一切の戦力の持ち込みを許さぬという姿勢を示したのである。
戦死せずに済んだのは神コロ様の思し召しと言えるだろう。
なお、後日回収された通学用ジムカスタムのカメラ映像には
知事の公用車を踏み潰す瞬間がしっかり映っていたため、
県庁への賠償に追われたレビルは、南地中海の別荘を手放す結果となった」
(狐達が学園から退却していくのを見届けてから、スカートの中身からさりげなく視線を逸らしつつ
ダウンしていた詠のところに走ってくるコーヒー牛乳を持ったメガネ秘書)
(その横でフショウチュウになったレビルが、マッチョ軍人の手により再び何処かに運ばれていく)
秘書「たいへんな戦いぶりでしたね。彼ら、テケリリどうのこうのと言っていましたが。当面の脅威は去ったようですし、すぐに病院に…
いや、あの怪物が知事と結託していたとなると、それは危険かも知れない。
怪我が酷いようですが、立てますか? 肩か背中を貸しますので、とにかく休める所へ」
秘書「そう言えば、校舎内でも先程の怪物と戦っていた生徒達が居たようです。
ウェンユェさん。もし戦力的に不安があるならば、彼らと協力するべきなのかも知れません」
(職業柄、情報提供だけはきっちりやっておきたいらしいメガネ秘書)
(だが詠のことは中国人だと勘違いしている。ショゴスの事は知っていても日本文化には疎いらしい)
>「変態が移るので触らないでくれませんか?」
虎徹はショックを受けて部屋の隅で泣いていた
狐火の死のドッチボール大会が絶賛開催中だけどべつにどうでもいい
そもそも火は嫌いだし
ふと窓の外を見ると特徴がないのが特徴というエース専用のモビルスーツ「ジムカスタム』が高そうな車を踏んづけていた
どう考えてもジムカスタムのほうがお値段はお高いと思われるがべつにどうでもいい
影羅がアルター能力のせいで弟になってしまったショック
チェルノが襲われているのに何も出来なかったショック
ピッコロさんが現れた
「うそ!マジで!どこどこ!?」
キョロキョロと周りを見渡す
「携帯まで規制されたら知らん!」
男らしく宣言
>168>169>171
影羅がチェルノの手当てをして、チェルノは立ち上がる。
元気一杯にチェルノは騒ぐが、どう見ても傷は治ってない。
「影羅さん。生徒指導室の鎮火をお願いできますか?」
狐が放った狐火は生徒指導室の備品を焼き、今も燃え盛っている。
壁や床なども火に当たっているのだが、燃え移るどころか焦げ目の一つも付きそうにはない。
>「携帯まで規制されたら知らん!」
虎徹がどこかに向かって変なことを言い出した。
かまってもらえなくて、とうとう気が触れたのだろう。
「お兄ちゃん、ちゃんと代理投稿しなきゃ駄目ですよ」
『命』はかわいそうな虎徹にかまってあげた。
173 :
名無しになりきれ:2011/05/07(土) 15:25:27.06 O
>>171-172 ここで、元気に立ち上がったチェルノから嬉しくないお知らせです。
「あっ、そろそろ、ごごのじゅぎょーがはじまるよ。テストするんだって」
テスト内容はなんなんでしょうね?普通に高校のテスト問題が出てきたら斬新ですがお手上げです。
規制の方は……代理出席で乗り切りましょう。
チェルノは生徒指導室を出ると、教室へ戻ろうとしました。
>>173 しかし!教室には何やら怪しげな看板が掛けられてて、中が全く見えません。
すでに何らかのテストが始まっている可能性もありますが、そうではないかも知れません。
「これって、うっかり入ったら、だまされて、お金をいっぱいとられるんだよね?あたいはだまされないよ!」
怪しいリンクは踏みません。悪しからず。私も他所で聖我知芸学園なんてリンクを見たら、絶対踏みませんけど。
>174
>「あっ、そろそろ、ごごのじゅぎょーがはじまるよ。テストするんだって」
「そうなんですか?
小学部でも高学年はこんなに早くからテストをやるんですか。
最近の小学生も大変なんですね。
私達も入学早々なのに、アルター能力者は能力のランク付けのためにテストをすると聞いてます。
お互いに頑張りましょうね」
『命』はチェルノの小ささから、小学生だと勘違いしている。
「じゃあ、虎徹さんに影羅さんもテストを受けに教室に行きましょうか」
『命』は虎徹達を引き連れて教室へ戻った。
自分の席に着いて、携帯でなな板のスレを静かに読みながら、『命』は担任が来るのを待った。
176 :
文月 詠:2011/05/09(月) 00:29:47.66 0
>>165-175 状況はめまぐるしく動き、私の常識と思考がそれに追い付く事は出来ない。
気付けば青灰色の巨人を蹂躙した、怪鳥か竜を思わせる容貌の紺色の巨大な何かが、
まるで地上の全ての生き物を駆逐せんと睥睨する悪魔の如く、感情の感じられない緋色の単眼を光らせている。
そして、生と死を分かつ境界線は私の目と鼻の先、数メートルの所に引かれていたらしい。
目の前には、運悪くあの紺色の悪魔が放った光の矢の直撃を受けた『虎徹の妹』の一部だったらしいモノが転がっていた。
空気が凄まじい高熱に晒されたからだろうか。何かが焼ける時の臭いとは違う、独特の刺激臭が私の鼻を突く。
野獣のような男の声が聞こえた気がした。紺色の悪魔は、その渇きを満たして満足したかのように悠然と天に消えていく。
時を同じくして校舎のほうから数体の『気配』が飛び出して来た。妖狐の仲間だろう。
そいつらは私の事になど構っていられない、とばかりに一目散に退散していく。
(…助かった)
緊張が解けると同時に、大地に投げ出されたままの蒼き槍も霧消する。
が、もちろん全身の痛みまで消えるわけもなく。
>「怪我が酷いようですが、立てますか? 肩か背中を貸しますので、とにかく休める所へ」
「だ、大じょうッ――― っつぅ!!」
心配して駆けつけてくれた眼鏡の軍人さんの手前、一度は強がってみせたけれども、やはり無理があった。
でもひょっとして、これってフラグ?
「…ごめんなさい。あの。肩、貸してもらえますか?」
軍人さんの提案に従い、保健室で休む事にした私達。壁井先生は用事で留守らしい。
どうも一騒動あったらしく、やたら散らかっていたのが少し気になるけど…。
「私、こう見えて結構頑丈なんですよ。別に骨も折れてませんでしたし、3日もすれば治りますから」
(先生が居ないのをいいことに)ベッドの上でコーヒー牛乳を飲みながら微笑んでみせる。
>「そう言えば、校舎内でも先程の怪物と戦っていた生徒達が居たようです。
>ウェンユェさん。もし戦力的に不安があるならば、彼らと協力するべきなのかも知れません」
それで、さっきの狐達は慌てて逃げていったのか。
確かに軍人さんの言う通り、私は未熟。このまま怪異と戦い続けても、遅かれ早かれ命を落とすに違いない。
だが、すぐに首肯する事は出来なかった。私は私自身がそうであるにも関わらず『アルター能力者』を嫌っている。
他の生徒と極力接触を持たず、一人で戦い続けているのも、私が彼らを信頼出来ないからだ。
切欠さえあれば彼らが『マレビト』へと転んでしまう事を知っていたし、それに…。
「あははは… うぇんゆえ、じゃありませんって。ふみつき うたう、です、私の名前。
ええと―― ふみつき、のほうが姓なんですけど」
心中に沸き上がる黒いモノを押さえ込むように笑い、回答をはぐらかしておく。
そういえばこの軍人さんは一体どこの国の人なのだろう。
先程現れた青灰色の巨人や紺色の悪魔についても知っている様子だったし。
もう少し2人だけの時間を堪能しておきたかったが、午後の授業開始を告げるチャイムが鳴り響く。
何かのテストをするらしい、と聞いているが…。
すると保健室に私の所属する1年E組の担任がやってきた。
いつもの事ながら、筆舌に尽くしがたい格好をしているのは気にしないでおこう。
事もあろうに部外者である筈の眼鏡の軍人さんに試験監督を任せてしまうと、テスト用紙を渡して担任は教室に戻っていった。
能力のランク付けのテストという噂だったが、普通の筆記試験なのだろうか?
でもこれは好感度アップのチャンスかも知れない。知的な女性であることをビシっとアピールできれば…!
「ん… って、えぇっ!?」
勇ましくテスト用紙をひっくり返した私は、思わず間抜けな声を上げてしまう。
それは完全な白紙。
もちろん換えの用紙なんて保健室には置いてない。どうしてこうなった。
177 :
影羅:2011/05/09(月) 01:24:18.74 0
>169
>「えいらが、てあてしたのか、ありがとーな。でも、かりはつくってないよ。
さいきょーのあたいが、おとりになってなかったら、みんなキツネにかみころされてたもんねー」
「フフフ、べっべつにお前のためにやったんじゃないんだからな。
漆黒の死の淵より生還を果たしたようで何よりだ……」
>170
「そなたは素晴らしい将軍だった。また会おう!」
>171
「ところで姉上、代理投稿スレ、というものを知っているか?
善意の使者達は姉上を暖かく迎え入れてくれるだろう」
>172
>「影羅さん。生徒指導室の鎮火をお願いできますか?」
「任せろ!」
水鉄砲で燃え盛る火炎を鎮める。
初めてまともにアルター能力が役に立ったかもしれない。
>173
「なんだ? 変態ちっくな学園だな。紳士が集う由緒正しき我知芸学園とは大違いだ……!」
>174
>「あっ、そろそろ、ごごのじゅぎょーがはじまるよ。テストするんだって」
「何!? ファーストステージから試練を課すとは……教師共、何を企んでいる!?」
>175
>「じゃあ、虎徹さんに影羅さんもテストを受けに教室に行きましょうか」
「いいだろう、どんな試練でも受けてたとう!」
>176
試験用紙は白紙だった。そこには哲学的にして深遠な謎が秘められているのか。
「白紙の試験用紙……何かあるな!」
その時、教室の壁を突き破り、カバが突っ込んできた。
動物園の職員が慌てて追いかけてくる。
「すいませーん! 動物園から逃げ出しまして……!」
「……この奇妙な符号は……。まさか……!?」
カバとテストと召喚獣と言う言葉が脳裏をよぎった。
>>176 チェルノは聖ナントカの部屋に入れなかったので、空いている他の部屋へ向かいました。
「中ならこえがするなー?よーし、たのもー!」
チェルノは保健室のドアをガラリと開けて入っていきます。
むむむ、中では仲睦まじげな雰囲気の男女が妖しい雰囲気?
ここはチェルノに愛のキューピットにでもなってもらいましょうか。
白紙のテスト用紙を前に困惑している文月さんに、てってってと血塗れのチェルノが得意げな顔で近づきます。
「あっ、その白いかみ、あたいしってるよ。あたいも、とおったみちだもん。
そのかみにおえかきすると、えーと……なんかがでてくるよ!」
何が出てくるんでしょう?ざっくりしすぎた説明なので、よく意味が分からないかもしれませんね……。
179 :
レビル:2011/05/09(月) 19:38:29.21 0
(フショウチュウ 残り4ターン)
>>171 (部屋の隅で泣いている虎徹のところに、一枚のチラシが舞い降りてきた)
(なにやら暑苦しい笑顔の柔道着姿の小太りの男の写真が刷られている…)
<<今の世の中に不満を持つ諸君! 今こそ立ち上がり、共に世界を変革してみないか?
我々『カラバ』は、いつでも君たちの参加を待っているぞ! 代表 ハヤト・コバヤシ>>
>>172-176 秘書「本試験の制限時間は40分です。途中退室は可能ですが、30分以降は認められませんので注意するように。 では、開始してください」
(何故か普通に保健室の試験監督をするメガネ秘書。それでいいのか私立聖我知芸学園)
>「ん… って、えぇっ!?」
秘書「試験中の私語は慎むように。 ん? 問題が印刷されていないと? 失礼、拝見しますよ」
(詠のテスト用紙を確認するメガネ秘書)
秘書「…妙ですね。私には、簡単な歴史の問題が印刷されているように見えますが。色盲等はあるのですか?」
>>177 永井一郎「だが、この奇妙なテストの真相に気付いた者が居た。
《カバとテストと召喚獣》計画。校長(12歳女性)の思いつきにより実施されたそれは、
『バカには見えぬ服』ならぬ『アルター能力者には見えぬインク』で試験問題を印刷する、というものであった。
このテストを攻略するためには、召喚獣の力を借りる等して、何らかの方法で試験問題の内容を知る必要があるのだ。
しかし、普通に召喚獣を呼び出す事の出来るアルター能力者は多くない。このテスト用紙に隠された秘密は、それだけでは無いようだ」
>>178 秘書「とにかく、もう一度よく確認してみてください」
(にべもなくテスト用紙を詠に返すメガネ秘書。そこに血まみれのチェルノがやって来た)
秘書「おや、確か生徒会会長候補のチェルノさんでしたね。怪我をしているようですし、貴女も保健室でテストを受けるのですか」
(チェルノが詠に何やらアドバイスしている間、保健室にあるコピー機を動かしているメガネ秘書)
秘書「お待たせしました、こちらがチェルノさんのテスト用紙です。制限時間はフミツキさんの終了後、5分間の延長を認めます」
(普通の紙に普通のインクで刷られた普通のテスト問題を渡すメガネ秘書。例によって高校一年レベルの問題らしい)
>176-179
担任が教室内に入ってきた。
『命』は携帯をしまい、筆箱からシャーペンと消しゴムを取り出して、机に置く。
担任が一人一人にテスト用紙を配り、『命』は机の上に配られたテスト用紙の裏をただじっと見つめていた。
担任のテスト開始の声と共にテストの用紙を表に返すと、それは名前の記入欄すら無い。
ただの白紙であった。
『命』が手を挙げて先生に、テスト用紙が白紙だと言おうとする前に、影羅が言った。
>「白紙の試験用紙……何かあるな!」
担任もそれに肯いた。
担任がその説明をしようとした矢先に、何故かカバが乱入してくる。
動物園から脱走し、ここまで逃げてきたらしい。
>「……この奇妙な符号は……。まさか……!?」
これにも担任も肯いた。
カバのアクシデントにも何かあるらしい。
担任はテストの説明として言った。
好きなものを書け。
その言葉に『命』はナッパの名前をテスト用紙に書いた。
『命』に絵心は無いので、紙一面にびっしりとナッパと言う文字で埋め尽くす。
2ちゃんねるで言えば、レスの容量ギリギリまでナッパで埋め、それを投稿するような感じだ。
『命』は冗談のつもりでそんな狂気的なことをやったのだが、それが大変な事態に繋がった。
「う、うわぁあああ!!!!」
なんと、テスト用紙が輝きを発した次の瞬間。
大量の小さいナッパがテスト用紙から召喚されたのだ。
その数682人。
『何か御用ですかい?ご主人!』×682
大量の小さいナッパ達は『命』をご主人様と決め、何か用がないかを聞いてくる。
だが、『命』は何も言うことができなかった。
小さいナッパ達は『命』の態度に舌打ちをすると、煙のように消え去った。
テスト用紙が、また何も書かれてない白紙の状態に戻っているのが、ナッパ達が消え去ることで『命』も確認することができた。
「動物園に戻るぞ、さあ早く!」
飼育員はカバを連れ戻そうと躍起になっている。
カバはまだ教室におり、ピンクの汗をかき立っていた。
>>179 秘書さんにアルター能力者には問題が見えない用紙をもらったチェルノが、白紙にお絵かきすると……。
(
ttp://www.youtube.com/watch?v=bJlul0lTroY)
頼れる仲間、プルト君が召喚獣として出現します。
ちなみに彼はツイッターもやってて、結構な人気者だそうですよ。
召喚獣はアルター能力ランクが高いほど長い時間実体化するので、テストもはかどるというわけです。
「あたいはテストでもさいきょーだもんね!プルトくん、あたいにもんだいおしえて」
"これはヘスの法則を応用した問題さ。キミみたいな熱に係わるアルター使いなら常識問題だよね"と、プルト君。
「へ、へそのほーそく?」
チェルノは赤点の匂いを振りまきつつ、ヘソのゴマを取り過ぎると危ないなどと、謎の文言でテスト用紙を埋めていきます。
>「お兄ちゃん、ちゃんと代理投稿しなきゃ駄目ですよ」
>「ところで姉上、代理投稿スレ、というものを知っているか?
「お兄ちゃん代理投稿ちゃんとしちゃうよ!本当だよ!ちゃんとしってたよ!」
ちょっといそがしかっただけです
>>173 「う〜ん、俺の趣味には合わないな!」
謎の看板をケリ倒した
>「あっ、そろそろ、ごごのじゅぎょーがはじまるよ。テストするんだって」
>「じゃあ、虎徹さんに影羅さんもテストを受けに教室に行きましょうか」
「て、テストやってぇぇぇぇ!」
なんか知らんけど大阪弁、
虎徹は基本的にテストが嫌い馬鹿だから
教室につくとテスト用紙が配られた
「なるほど…白紙とはな!俺も舐められたものだ!」
なんかカッコつけてポーズ取ってる正直、カバでも馬鹿でも何でもいいが
ん、馬鹿?ホース&鹿!これにもなにか意味が!
そうか!そういうことか!
「フィールドにモンスターカード『シーホース』を召還!」
タツノオトシゴではなく馬面の魚を召還した
特に意味はない
184 :
文月 詠:2011/05/11(水) 17:44:35.63 0
>>177-183 >「…妙ですね。私には、簡単な歴史の問題が印刷されているように見えますが。色盲等はあるのですか?」
「い、いえ。特には、無いはずです」
>「とにかく、もう一度よく確認してみてください」
「はぃ…」
すっかり試験官モードになった眼鏡の軍人さんには取り付く島も無い様子。
彼には試験問題文が見えているようだが…。
(でも、何だろ。冷徹に扱われるのも、ちょっといいかな…)
もうどうしようも無いので、白紙のテスト用紙を眺めながらはしたない事をぼんやり考えていると、
>「よーし、たのもー!」
小さい女の子がガラッとドアを開けて入ってきた。チェルノというらしい。
なんか見た感じ私より怪我が酷そうなんですけど。
>「あっ、その白いかみ、あたいしってるよ。あたいも、とおったみちだもん。
> そのかみにおえかきすると、えーと……なんかがでてくるよ!」
「お絵かき――― ですか?」
どういう事だろう。
私はとりあえず半信半疑ながらも白紙のテスト用紙に絵を描き始める。短時間で書ける物が良さそうだ。
昔、妹と2人でノートに回し書きしていたマンガに良く登場させた妖精の女の子の簡単なイラストをサラサラと書いていく。
すると突然テスト用紙が輝き始め、
『エバラのごまだれ〜♪ この名無しの大妖精ちゃんを呼ぶとはお目が高いですね、人間さん。さあ、御用向きは何かしら?』
す、すごい。本当に妖精さんが現れたのには、流石に面食らってしまった。
でも妖精さんなら問題文が分かるかもしれない。
「ええと。この『あー、チルノちゃん!! こんな所で会えるなんて奇遇ですね!!』
妖精さんは知り合いと勘違いしたのか、私をほっぽり出して、
マスコットキャラらしき存在と共にテストと格闘中のチェルノの方にフワフワと飛んでいってしまう。
『大変! チルノちゃん、ケガして血がドバドバ出てる! また弱ってるところをカエルに食べられちゃうよ!
つまり、ここで私の出番というわけです!! ごーまーだーれー♪』
ピンク色に輝く粉をビンから取り出し、チェルノに振り掛ける妖精さん。
『これでケガは良くなるはず! ハイラルの勇者様にも効いたしね!』
そして妖精さんは私の方にクルリと振り向き、満面の笑顔でサムズアップすると…
「あ、あの〜。テス『安心してください、バッチリ問題解決しました! それじゃ!』
そのまま消えてしまった。せめて私の怪我も治してくれればよかったのに…。
これでだいぶ時間をロスしてしまったようだ。一方のチェルノは順調に答案を埋めている、ように見える。
知的な女性どころかバカ丸出しですね。軍人さんのほうをチラリと見る。眼鏡の下の表情を窺い知ることは出来ないけれど…。
>>184 チェルノが答案用紙を埋めていると、どこからか妖精さんが飛んできて、親しげにチェルノへ声をかけてきます。
「ん?チルノ?あたいのなまえはチェルノだよ。にてるけど、ちょっとちがうね」
妖精さんはチェルノのケガを見て、まぁ大変とばかりに、ゴマだれをかけてきます。
すると不思議なことにチェルノのケガと破れた服がキレイに治り、さらにコクまで出ておいしくなりました。
「あたい、きずものだったのに、キレーになおってる!ありがとー、大ちゃん!」
大妖精だから、略して大ちゃんですか……まっ、世の中不思議なこともあるもんですねえ。
「できたー!たくさんかいたよ!あたいパない!マジパない!」
答案用紙を残念な答えで埋め尽くしたチェルノが鼻息をふんっと漏らし、高々とテスト用紙を掲げています。
ええ、たとえ答えが合って無くてもチェルノはがんばりました……その努力だけは認めてあげましょう。
186 :
影羅:2011/05/12(木) 00:22:52.36 0
「あれれ〜? カバがピンクの汗を流しているぞ!」
カバがピンクの汗を流しているのを見てひらめいた。
「このテスト問題は特殊な用紙を使っていてピンクの汗にひたすことで文字が浮かび上がってくるのだな」
テスト問題をカバの体に張り付けてはがす。
問題用紙に文字が浮かび上がった。
【初心忘るべからず】
「そうか! そういえば……ここは我知芸学園だったな……!」
我は解答用紙に、濃厚なBL漫画を描き始めた。
すぐこんな事をするから我は腐女子という噂が校庭にある肥溜めあたりで立ってしまうのだが
我はコミケにも言ったことがなければ薄い本すらも買った事がない腐女子どころかオタクの風上にも置けないけしからん奴である。
なぜならわざわざ人が多いところに行く気がしないのだ。
なので当然、BL漫画など書いたことが無い。見るに耐えない下手糞である。
「よーし、できたぞ!」
解答用紙をBL漫画で埋めた瞬間。
ぽぽぽぽーん!
爽快な効果音と共に、リアル小2のようなタッチで描かれたガチホモ軍団がテスト用紙から出てきた。
>181>183>186
>「このテスト問題は特殊な用紙を使っていてピンクの汗にひたすことで文字が浮かび上がってくるのだな」
影羅がそう言ってるのを聞き、何人かの生徒が試験中なのに立ち歩いて、テスト用紙にカバの汗を浸ける。
試験官である担任が何も言ってこないのを見ると、あの行為は違反ではないようだ。
カバの汗にテスト用紙を浸けた生徒達は、何かに納得したような表情を見せ、席に戻っていく。
『命』もテスト用紙にカバの汗を浸しに行く。
カバの汗に浸したテスト用紙には、『初心忘れるべからず』の文字が書いてあった。
席に戻った『命』は、この言葉の意味を考えて頭を悩ます。
テストに何が関係があるのかと考えていたが、何も出てこない。
周りを見てみれば、何人かの生徒が『命』がやったように、何かを召喚していた。
そして、『命』は閃いた。
「そうだったんですか!初恋の人を召喚すれば良いんですね!」
『命』は一心不乱にテスト用紙にピッコロさんへの愛を書いていく。
その行為が報われたのか、テスト用紙が光り輝いて、ピッコロさんがこの教室に降臨した。
これには昼にテストがあるのを思い出して、学校に戻ってきた魔人ブウも驚いた。
『ここは、どこだ?』
ピッコロさんが困惑した表情で教室内にいるブウを発見し、その表情を驚きに染める。
そんなピッコロさんに『命』は飛び付いて、そのたくましい胸板に真っ赤に染まった頬をすりすりしている。
「生ピッコロさんだぁ〜。エヘヘヘヘ」
『ちっ、なんだこのガキは?』
ピッコロさんは優しいことに、『命』が飛び付いてきて鬱陶しがっているのに、無理矢理振り払おうとしない。
それどころか、まだ手を着けていないテストを見て、解き始めてくれた。
この行為にも試験官の担任は何も言わなかった。
188 :
レビル:2011/05/12(木) 18:49:51.97 0
(フショウチュウ 残り3ターン)
>>180-187 (メガネ秘書は詠やチェルノの様子を見ながら、いわゆる「閻魔帳」に何かを書いている)
永井一郎「このテストの実技点は召喚の内容によって評価される。
現在の首席候補は大量のゲイを召喚した影羅であった。
あれで神コロ様より高得点なのは、世間の理不尽さゆえと言えるのかも知れない」
(チラ見してきた詠と目が合ったメガネ秘書は時計を確認する)
秘書「残り時間、あと15分ほどです」
>「できたー!たくさんかいたよ!あたいパない!マジパない!」
秘書「おや、もう終わったのですか。では提出を… む?」
(残念な回答で埋め尽くされたチェルノの答案の氏名欄が『さぇδの』になっている事に気付くメガネ秘書)
秘書「ふむ。氏名判読不能で0点にされる事も無いでしょう」
(得意満面のチェルノの頭を子供のようにポンポンと叩きながら、氏名欄を『Chirno』に訂正するメガネ秘書)
(やっぱり小学生くらいの誰かと勘違いしているようだ)
そして15分が経ち、校舎中にきんこんかんこーんとベルの音が無情に鳴り響きました。
はぁい、ここでテスト時間終了のお知らせでっす。みなさん鉛筆を置いて下さいねー。
召喚獣のプルト君も"アルファー線の半減期はたったの2万4000年だから安心だよ"とプルトニウムの安全性を訴えて消えました。
「ふふーん!あたいは、きっといちばんだね。
1ばんは、とってもそんけーされるから、みんながきゅうしょくのプリンをみついでくれたりするんだよ」
眼鏡秘書に頭をぽんぽんと叩かれたチェルノは、文月さんを見てニヤリと笑いました。
このニヤリにはどんな意味があるんでしょう?特に意味なんて無い可能性の方が大きそうですけど。
さて、採点はどうしましょう?コンマ二桁の秒数って手もありますけど……悲惨な事になるかもしれません。
まっ、誰かが何とかしてくれるでしょう。
>188-189
テスト終了の鐘が鳴り響く。
ピッコロさんは『命』のシャーペンを置き、ため息を吐いた。
『おい、貴様。いい加減に離れろ』
ピッコロさんは、だらしない顔で抱きついている『命』を引き剥がそうとするが、『命』は強い力でなかなか剥がれようとしない。
後ろからテスト用紙を回収しに最後尾の生徒が来たので、ピッコロさんは引き剥がすのを中断し、テスト用紙を生徒に手渡した。
未来の話になるが、『命』のテストの点数は0点である。
名前欄にピッコロさんが自身の名前をナメック語で書いてしまい、答えもナメック語で書いてしまったからである。
これが日本語で全て書いており、『命』の名前を名前欄に書いていたならば、100点満点であったのだ。
実技の方もせっかくの大物のピッコロさんとは言え、スレの趣旨に反して変態を呼び寄せなかったがために、評価が半減されてしまったのである。
ピッコロさんがポンッと軽い爆発するような音共に、元の居場所に帰ってしまい、『命』も正気に戻る。
「これで良かったんでしょうか?
虎徹さんや影羅さんの方も、テストはやっぱり汗に浸けた所以外は、最後まで白紙にしか見えませんでしたか?」
生徒指導室で共に戦った彼らとテストのことで、『命』は話し始めた。
191 :
名無しになりきれ:2011/05/14(土) 19:21:38.68 0
メカラビーム!!
>>191 世界的な常識で言えば、メカラとは南米ボリビアのアイマラ族民間信仰に伝わる病気の女悪魔。
そのメカラの名を冠するビームなんてものなら、浴びれば当然病気になるに決まってます。常識です。
元から半分病気みたいな人たちが浴びたら、どうなるか分かりませんね。
チェルノもメカラビームを浴びて、心を病んだ人の目になってしまいました。
「あたい、じつはようせいなんだ。だからテストにびんじょーして、いへんをおこすよ」
チェルノがふわっと浮き上がります。飛ぶ機能なんて無いはずですなんですけどね?
元戦艦の弾薬庫だった部屋に直行したチェルノは、中で劣化ウラン弾を掻き集めます。
もちろん、これを弾幕として撒き散らしながら廊下中を飛び始めました。とっても迷惑ですね。
ちなみに当学園は、合格点に足りないものは、他の人を倒して点数を奪うシステムとなっております。
テスト問題を約1週間ほど眺めていた結果……正直、いみがわからねぇ……・
シーホースは教室の隅でピチャピチャ跳ねていた
テストは召還したもので特典がつけられるらしい
「よし!もう一体だ!」
…………はい思いつかない!
まったくギャグ漫画家を尊敬するぜ!ネタがねぇ……
このままでは舐められる!どうしたらどうしたらいい
とりあえず裸になろう!それから眼鏡の秘書に抱きつこうと
そう決めた
虎徹は通常のザクの3倍の速さを教室の机を蹴ることによって実現していた
でジャンピング抱きつきをした
「なあ、秘書さんよぉ、俺はどうしたら良いんだ?このままじゃ舐められて終っちまう!
俺はこんなところでおわりたくねぇ!終りたくねぇ世!!!」
虎徹絶叫、そのとき奇跡が起こった
虎徹の想いが時空間のゲートを開き、最強のガチホモマッチョダンディこと「グッドマン軍曹」が現れた
グッドスマイルとホワイトトゥース全開で教壇に立つ
「やあ、諸君」
めっちゃええ声
「今日もいい天気だね!そうだ!こういう日はみんなで踊ろう!さあ、生まれた姿になって!」
指をパチンとならすと教室内にファンキーなアメリカンミュージックが流れ始めた!
194 :
文月 詠:2011/05/16(月) 00:07:57.23 0
>>185-193 鐘の音と共にテストは終わった。
『もう。他に用事があるなら、最初から言ってくれれば良かったんですよ。それじゃ!』
そう言うと、もう一度呼び出された挙句問題を解いてくれていた妖精さんも消えていった。
ついでに私の怪我も治してもらった。…身体が少しごまだれ臭い。
さて、一見しっかり者に見えるこの妖精さん。
頭の中身が実は『チェルノに良く似た妖精』とそんなに変わらない事を私が知るのは、まだ先の話になる。
眼鏡の軍人さんの所へ答案を持っていくと、先んじてテストを終えていたチェルノが、頭に手を置かれて勝ち誇った笑みを浮かべている。
>「ふふーん!あたいは、きっといちばんだね。
> 1ばんは、とってもそんけーされるから、みんながきゅうしょくのプリンをみついでくれたりするんだよ」
「む…」
何故だろう。私の中で黒い感情がブスブスと燻り始める。
(お父様にも頭ぽんぽんされた事ないのに…!)
自分でも良く分からないセリフを脳内で呟きながら、軍人さんに答案を渡す。
「…テストも担任へ提出しなければいけませんし、とりあえず教室に戻りましょう。案内しますから」
「チェルノは確か、B組だったよね。じゃあ先に―――」
>メカラビーム!!
「え?」
階段を昇り、教室のある廊下まで来た時、妙な気配を感じた。
チェルノの様子も何だかおかしい。
>「あたい、じつはようせいなんだ。だからテストにびんじょーして、いへんをおこすよ」
「妖精…、貴女が? それに異変って、どういう…」
先程の妖精さんのように、ふわふわと飛んでいってしまうチェルノ。
彼女もアヤカシだったのだろうか? でも、一体どうして今になって。
>「なあ、秘書さんよぉ、俺はどうしたら良いんだ?このままじゃ舐められて終っちまう!
>俺はこんなところでおわりたくねぇ!終りたくねぇ世!!!」
私が困惑していると、B組の教室から声が聞こえた。虎徹・アズナブールだ。
なるほど、あの軍人さんは誰かの秘書をやっているらしい。道理でインテリジェンスを感じるわけだ。
(でも私が知らないあの人の事を、どうして虎徹は知っているだろう? そして、虎徹は今、あの人に一体何をしている?)
悪魔が私の心の声を借りて、囁きかけてくる。
先程から燻っていた感情が一気に燃え上がり、私の理性は一瞬で焼き尽くされてしまった。
先程からチェルノは実弾の弾幕を展開しながら廊下を飛び回っている。
どう見ても近づくのは危険だったが、冷静な思考とは無縁だった私は、チェルノの弾幕を食らって倒れていた教師を抱え上げ、盾代わりにする。
そして比較的火線が手薄なチェルノの真正面から一気に走り込んだ。
無論、多少身体能力に優れているだけで、空も飛べない私が避け続けられるほど甘い弾幕ではない。左肩に激痛が走る。構うものか。
チェルノの側まで遮二無二突き進んだ私はボロ雑巾のようになった教師を投げ捨て、彼女の服の襟首を掴む。
教室から流れてくるアップ・テンポな音楽に合わせるかの如く、至近距離からの弾幕が全身を散々に打ち据える。構うものか。
「その人に――――― 触れるなぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁッ!!!」
私は尚も弾幕を展開中のチェルノを、眼鏡の軍人さんに抱きついている虎徹目掛けて、槍投げのフォームで思い切り投げつけた。
では、プロの文章を参考に銃撃シーンでっす。
>>193-194 タタタタタタン!マシンガンで機銃掃射しながら廊下を飛ぶあたいの前に、文月詠が立ちはだかった。
無数の緋弾を受け続けながらも、突進してくる文月詠は弾丸を撃ち続けるあたいを掴んで虎徹に投げる。
「ふふん!あたいの秘技を見せてあげるよ!」
――投げ飛ばされ撃ち――
だけじゃない。メルトダウンの今だよ。もう一手打てた。
あたいは1発、外したように見える発砲を織り交ぜてるんだ。
本当に外した一発は、空中で融解して爆発した。
……これは酷い!おかしいですねえ?プロを参考にしたはずなんですけれど。
>191-195
『命』が虎徹に話しかけてから一週間後、虎徹はまだテストのことで悩んでいるようだった。
その虎徹が何か変なものを召喚したかと思えば、チェルノ達が教室に乱入して暴れまわる。
これもこの学園の日常的な光景なのです。
『命』もそれに慣れたもので、順調に対応していきます。
「ぎゃあ」
『命』はチェルノが起こした爆発で死にました。
これもこの学園の日常です。
197 :
影羅:2011/05/17(火) 00:22:06.99 0
>190
>「これで良かったんでしょうか?
虎徹さんや影羅さんの方も、テストはやっぱり汗に浸けた所以外は、最後まで白紙にしか見えませんでしたか?」
「む、それは……ダメだ! とても我の口からはいえない!」
白紙のテストからは、ある光景が浮かび上がって見えた。
>>196の恐ろしい光景である!
>193
>「今日もいい天気だね!そうだ!こういう日はみんなで踊ろう!さあ、生まれた姿になって!」
我はグッドマン軍曹と踊りはじめた。全裸で。
>>194-195 >「その人に――――― 触れるなぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁッ!!!」
「嫉妬とはみっともないぜ!もっとあつくなれよぃおぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉx!!!」
チェルノが飛んでくる
さらにチェルノは跳弾を狙う、昔ゲームで「跳弾跳弾跳弾跳弾」って連携技があったな……
「なら、俺が受け止めてやるよ」
飛んできたチェルノを優しくキャッチした
>>196 虎徹は正直に言って焦っていたのだ
それは天津の声が聞こえないほどであった
「ああ、悪い悪い……ちょっと思うところがあってだな」
「そんなことより俺と踊らないか?英語で言うとShell we dance?」
>>197 「いいぞ!我が妹よ!そうもっと腰を使って!そう!いいね!」
「うむ、ナイスダンシングだ!」
>>196-198 むむ……わたくし、大変な事に気づいてしまいました。
テストを終えてすぐに教室に向かったら、なんと教室ではすでに一週間が経過していたのです!
どうやら、教室の中と外では時間の流れ方が違うようです。
いくらなんでも、飲まず食わずで一週間経ったとは考えにくいですしねえ……。
もしや、精神と時の部屋的なアルター空間が展開されているのかもしれません。
死んだ天津さんも、教室の外に出すと時間が一週間前に戻って生き返ったりするんでしょうかね?
それとも、やっぱり星の入った宝珠が七つ必要なんでしょうか。
「ふぎゃー、なにをするー!あたいをはなせー!」
捕まったチェルノは虎徹君の腕の中で暴れます。(捕縛・チェルノ −20点/虎徹 +20点)あら、これで異変終了……かしら?
200 :
レビル:2011/05/17(火) 20:24:11.25 0
(フショウチュウ 残り2ターン)
>>189-198 >「なあ、秘書さんよぉ、俺はどうしたら良いんだ?このままじゃ舐められて終っちまう!
秘書「はあ。悩むのは若者の特権ですからね。しかし… ぬお!?」
(詠の案内で教室に入った途端シャアの隕石飛びで抱きついてきた虎徹にマジレスしようとしたメガネ秘書だったが、そこにチェルノが弾を撃ちながら飛来)
(至近距離に居たため弾がバカスカ命中して2メートルほど車田吹っ飛びしていくメガネ秘書)
永井一郎「こうしてチェルノの妖精成分が含まれている劣化ウラン弾を大量に撃ち込まれたメガネ秘書は、
突然変異を起こし、メガネ妖精秘書となってしまった。これもこの学園の日常であるのかも知れない。
ちなみにメガネ秘書あらためメガネ妖精秘書は試験官だったので、チェルノの点数は据え置きである」
http://www.dotup.org/uploda/www.dotup.org1645681.jpg (※画像はあくまでイメージであり、実在するキャラクター及び妖精とは無関係です)
>>199 妖精秘書「むう…。おや? カレンダーの日付が…」
(ズレたメガネを直しながら起き上がるメガネ妖精秘書。どうやら日付が一週間進んでいる事に気付いたようだ)
(ちなみに自身が小さく軽くなっていた事に加え、落下地点に命の身体があったので軽症で済んだらしい)
永井一郎「近くに居た生徒に日時を確認すると、確かにテストから一週間が経過しているという。
メガネ妖精秘書はあまり疑いを持たず納得してしまった。頭を強打したせいで記憶が抜け落ちでもしたのだろう、と」
「はっ、ここはだれ?あたいはどこ?」
おっと、じたばたしているうちに、チェルノからメカラビームの影響が抜けてきてしまったようです。
抜けてしまったメカラはどこ行ったんでしょう?
……きっと、こういったものが積み重なって怪異に成長するのかもしれませんね。
>>200 一方、チェルノの乱射の巻き添えになった秘書さんは、劣化ウラン弾の影響で妖精っぽくなってしまいました。
うぅ〜ん、いわゆる奇形化ってやつなんでしょうかね。
アメリカ政府は劣化ウラン弾による健康被害を否定しておりますので、この症状は別の影響に違いありませんけど。
「マネッコすんな、こいつー!あたいのマネしても目がわるいなら、さいきょーにはなれないもんね!」
チェルノは妖精秘書さんを見て再び暴れそうになりますが、長編イベント発生の邪魔をしないように、このまま虎徹君に取り押さえておいてもらいましょう
202 :
文月 詠:2011/05/19(木) 06:40:17.76 0
>>195-201 「うう…。私、何て事を…」
チェルノ同様、私も悪魔の影響が薄れて正気を取り戻す。
と同時に、チェルノを教室に投げ込んだせいで起きた惨事に愕然としてしまった。
怪異に取り込まれて己を見失うとは、なんたる不覚か。
肝心の虎徹はピンピンしているが、流れ弾が命中した格好の眼鏡の軍人さんは
何故か眼鏡はそのまま、知的な女の子に変身していた。
チェルノにどことなく似ている、気がする。
(でもこれはこれで、イイかも…)
とまあ、何となく自分の異常性癖に気付いてしまってちょっと欝になっていると、
すぐ傍でボロボロになった女生徒――天津さんと言うらしい――が倒れているのが目に入る。
かくいう私もチェルノの弾幕を全身に受けたせいで、割とボロボロだったのだが、
どう見ても既に動いていない彼女のほうが重症に見える。やはり…これも私のせい、という事になるのだろうか。
「え? テストがあったのって、つい先程ですよね。ほら、私の答案もまだ… うわ、血だらけ」
私は軍人さんと他の生徒の世間話に割り込みながら、試験の時に召喚した妖精さんが忘れていった魔法のごまだれを、
半ばやけっぱちで天津さんに全部かけていた。
それにしても、何だか妙な胸騒ぎがする。ひょっとしたら状況が動くのだろうか。
>202
かけられた魔法のごまだれは『命』の口の中に入り込み、『命』の喉を通って『命』の体に吸収される。
そして、『命』の命は現世に戻り、さらに『』が外れたことにより、変態度も上がってパワーアップした。
なんと、地の文についた命の名前の『』は命のパワーを抑えるリミッターであったのだ。
「カカロットオォォ!!!!」
命はガバッと起き上がる。
「カカロットオォォ!!!!」
起き上がった命の体は宙に浮き上がり、金色のオーラを纏う。
「カカロットオォォ!!!!」
命の体全体が緑色の光を発しながら、激しく膨張する。
全身の筋肉が膨れ上がって服を破き、筋骨隆々とした全裸の巨体となった。
「カカロットオォォ!!!!」
世界が一瞬、モノクロに変わった。
「ここまでカカロットを強調してますが、ピッコロさんが私の嫁です」
命の巨体の腹から、髪の毛が金色に染まった命が現れた。
この復活の演出は魔法のごまだれのせいのようだ。
復活した命は何かに期待するように虎徹を見ている。
何かのイベントを待つような視線で虎徹を見ている。
「はーい、テストしゅーりょー!」
校長先生の声が壁に設置されたスピーカーから流れてきます。
その瞬間、全員がリクライニングシートの上で目を覚ましました。
周囲は無機質なコンクリート壁で、体育館程の大きさの部屋。
生徒たち全員の頭には、電極コードの接続されたヘルメットのようにものが被せられています。
ヘルメットから生えた色も様々なコードは部屋中央の大型の箱状機械に向かって伸び、
ここは研究や実験を行う部屋なのだといった印象を受けるでしょう。
「生徒のみなさーん、お目覚めはいかがですかー? えっ、あと五分寝たい?
あははー、だめですよー。よーく聞いて下さいねー。
さて、みなさんが今までいたのはサイバースペース……仮想現実空間でした。
皆さんの能力と社会適応性を調べる為に、体育館での入学式の時点で少し仕掛けさせてもらったわけです。
アルター能力は、とっても危険ですもんねー。
あまりに危険な行動を取る生徒がいたら、ニ度と目覚め無いように処置しなくちゃいけなかったところです。
うふふんっ、“今回は”そんな不良生徒がいなくて良かったですよー」
不吉な響きの語句は、それにそぐわないあまりに明るい声でした。
とても12才の声ではありません。
実際に12才でもありません。
校長が12才なのは仮想空間の中だけですから。
「今、みなさんの体験した電脳空間がゲートレベルBの世界……魔法レベルの神秘や超常存在が日常的に存在する世界でーす。
これは普通に国家機能が破綻するクラスですよー。
ドナルド戦艦で世界の半分が妹になっちゃうとか、実際に起こったら国家は対応しきれませんものー。
あっ、今ゲートレベルBって言っちゃいましたけど、その前にアルターゲートレベルを教えておかないといけませんね。
アルターゲートレベルは異世界との接続度合いの事でーす。
高ければ高いほど異世界からの力が流れ込んできて、この世界はこの世界で無くなっちゃうんデス!
ちなみに今までに歴史上の記録で確認されたゲートパワーは、こんな感じになってまーす」
部屋中央の機械から映写機のような光が伸び、壁にアルターレベルについての説明が映し出されました。
●レベルD/一部の人間に極めて強い異能(都市破壊クラス)が発現し、世界中で数体の巨大幻獣や異星人を確認。
●レベルE/強い異能が発現する人間や、一般人にも見える幻想存在が稀に出現。
●レベルF/手品程度の弱い異能や、一部の人間に可視可能な幽霊が存在する。
●レベルG/異能や超常の力が存在しない世界。
「alterとは変更するという意味です。
そして異世界から流れ込むアルターは、この世界そのものを変更しようとしてるんですよー。
んー、それで今はCになりかけのDって結構ヤバめな感じなんですよねー。あははー。
仮想空間の中とは言え、たった半日で死者やゾンビまで出て、ゲートパワーの高い世界が危険な事は充分に分かりましたよね?
それでー……みなさんには、この流れ込むゲートパワーレベルを下げて欲しーんですよー。直接異世界に行って。
ゲートパワーレベルを下げる具体的な方法は、校長先生も分からないので、みなさんにお任せしまーす♪
だって、適性が一致したアルター能力が無いと別世界に行けないんですものー。
で、みなさんが入試の際に行われた適性検査で異世界適性を持つと分かったアルター能力者ってわけなのです!
適性を持つ人間だけを合格させたんだから、とーぜんそーなるってわけですね。
さーて、事情を分かった所で異世界に行ってくれるかなー?……イイトモ-。
返事はイエスかハイかいいともー!でお願いしますね♪
みなさん社会の恩恵を受けて育ったんですから、社会奉仕は義務みたいなもんですよー?」
何人かの生徒が不満を口にしますが、キーンとスピーカー鳴りが響いて校長先生ががなおも話を続けます。
「ここで校長先生の道徳時間ターイム!
もちろん、ちょっぴり危険ですから異世界に行け!なーんて無理には言いません。
でもー、アルター能力者が生まれるようになってから、全ての病院では新生児の脳にナノチップ爆弾を埋め込んでまーす。
社会を脅かす危険な行動を取ったり、チップを外そうとしたら頭がドッカーンですよー?
……ってこととは全く関係なく、強い人は弱い人を助けるのがとーぜんって小学校で習いましたよね?
特に強ーいアルター能力を持ってるみなさんは任務を受けてくれると、校長先生感激しちゃう♪ 感謝感激雨あられー♪
まあ強いアルター能力者のみなさんにとっては、ちょっとだけ厳しめの“遠足”って感じじゃないのかなー?
心配する事は無ーいでーすよー♪た・ぶ・ん・ね!」
生徒たちが完全に沈黙する中で校長先生の要請……いえ、命令の言葉が続けられました。
「それじゃー、有志の方は、さっそく敷地内の裏山に敷設された時空間転送棟に向かってくださいねー。
それと皆さんが任務を放棄してチョメチョメな事をしないように監視役が付きまーす。
いえー、すでにさっきのサイバー空間の中に監視役は現れてましたって言うべきかなー? うふふん♪
監視役は他のアルター能力者の生徒に紛れて同行するので、くれぐれもおかしな真似はしないよーに。でわでわー♪」
プツッとスピーカーの声が途切れ、後にはダダっ広い部屋に何百人もの生徒たちが残されます。
と、できたら面白いなぁと考えていた12歳の校長先生であった。
>>204-205 「あたい、なんでこんなとこいるのよ?」
チェルノは、どこかの巨大な実験室みたいな部屋で目覚めました。
あまりの急展開に校長先生のお話を聞いても、チェルノはバカみたいにぽかーんとした顔になってます。
つまり、いつもの顔ですね。
「う、うら山にいけばいいんだなー?いいともー!」
取りあえず、理解できたのはその部分だけのようです……嘆かわしいこと。
>>206 「あいててー、あたい、あたまがバカになっちゃったみたい。うーん、あたいのまえにこーちょーせんせーがみえる……」
ああっと!チェルノは寝不足か寝過ぎの影響で頭がフワフワになって、今の状況がよく分からないようですね。
なので、とりあえずよくわからないまま前の人について行くことにしました。
>205-207
命の目が覚める。
教室とは違う場所、学校の体育館程の大きさの部屋。
命はヘルメットを脱ぐと思い出す。
(そういえば適性検査を受けてたんだっけ)
12歳の校長の話を聞くと、アルター能力の検査。
それと、異世界による侵食に対しての対応を見るテストらしい。
校長が悪ノリしてぶっそうなことを喋っているが、教頭はしっかりと否定の意を示している。
人の人権を尊重するようなことなどは、この文明社会の公の場ではできない。
他にも異能者達が世の中にはいるのだし、その異能者達の人権保護を主張する団体が黙ってはいないのだ。
(それに、この人にはそんな小細工効きそうにないですしね)
命は隣の生徒を見た。
すっかりとおとなしくなった魔人ブウである。
>「あいててー、あたい、あたまがバカになっちゃったみたい。うーん、あたいのまえにこーちょーせんせーがみえる……」
「チェルノちゃん、おじさんの方は教頭先生だよ」
命は仮想空間で知り合ったチェルノに話しかけた。
「今は異世界へ行って、この世界のバランスを整えるみたいだね。
私達はまだ未成年だし、本職の人達の作業を手伝うだけだよ」
命はそう言って、チェルノの手を握って前の人に一緒についていく。
詳しい説明は異世界に行った時に本職の方に教わるだろう。
209 :
影羅:2011/05/20(金) 00:22:41.97 0
>205-206
「ついに来たか……」
我は全てを予測していたとでもいうような顔で呟いた。
「そろそろ言ってもいい頃だろう。
我がこの学校に潜入した目的は手におえない変態のアルター使い達をまとめあげ世界の《終焉》に立ち向かう事!」
>207-208
>「あいててー、あたい、あたまがバカになっちゃったみたい。うーん、あたいのまえにこーちょーせんせーがみえる……」
>「今は異世界へ行って、この世界のバランスを整えるみたいだね。
私達はまだ未成年だし、本職の人達の作業を手伝うだけだよ」
二人の前を先導するように歩く。
「お前達もまた運命に導かれし者なのだろう、共に行こう!」
ゴゴゴゴゴ……!
時空間転送棟の扉が開いた!
>>208 混乱しているチェルノに、何をすべきなのか天津さんが教えてくれました。
「バランスをととのえればいいんだなー?おー、まかせろー!カレーおんな。
あたいはさいきょーだから、本しょくよりも、うまくやれるもんね!」
……そういえば、まだ天津さんの名前を聞いて無かったような気がしますね。
>>209 裏山に向かったチェルノたちは、影羅の後を付いて時空間転送棟の中に入りました。
謎っぽい機械を見たチェルノが走り始めます。
「あたいはやるよ!ぽちっ」
チェルノは本職の人の指示を受ける前に、何らかのボタンを押してしまいました。
ああ、これはいけませんっ!建物が蜃気楼のようにゆらゆらと揺れて行きます。
>>204-205 「ソウイウコトダッタノカ!」
虎徹はなんにも理解してないのであしからず
「オッケーオッケーとりあえず裏山に言ってなんかよくわかんない奴使ってなんかよくわかんない奴ぶっ飛ばせばいいんだな!」
>>207 「そうだな!そうと決まれば一緒にいこうぜ!」
チェルノちゃん大丈夫だよ。虎徹もおんなじレベルだから
>>208 「そもそも本職の人って誰だ?俺よりもすげぇ能力者がいるのか!そんなやつがいるなら『イセカイ』って奴も楽しそうだな
虎徹のノリ的には遊園地に行くような感じ
>>209 「な、なんだってー!」
驚愕の事実発覚!そんな伏線がどこにあったのか是非教えて欲しいものだが、そんなものはここではうまのふん以下の代物だ
「じゃあ、実は俺は伝説の勇者のなかの勇者だったりするのか」
そうであるかはこの扉の奥に答えが隠されているはずだ!
>>210 さて、好奇心旺盛なチェルノがスイッチを押す
建物と景色がゆるゆら揺れてさあ大変
……「よっ!」
そして突如現れる帽子を被ったジェントルマン、手足が長くて顔も長い
「ちょっと腕試し」
いいきなり出て来て両手をブンと振るうと衝撃波が全員に襲いかかった!
>>211 さて、なにやら空間が不安定になる中、いきなり帽子のジェルトルメンが現れて衝撃波を飛ばしてきました。
ちょっと腕試しなんて言う事は、この人が本職の人なんでしょね。
ドーンと衝撃波が当たったチェルノは、風に舞う木の葉のようにクルクル吹き飛んで、後ろの人にぶつかります。
だいじょうぶですかね、後ろにいた人は?
「んつつ……あたいは、これぐらいでやられたりしないもんね」
おっと立ちました。今回のチェルノはめげません。やっぱり置いてきぼりにされるのは嫌なんでしょうね。
腕試しに合格しないと、遠足はお預け喰らっちゃうかもしれないので、ここは頑張りましょう。
「あたいのこの手が、光ってうなる! おまえをたおせと、かがやきさけぶ!!」
むむ、チェルノの腕が変な光を発し始めて……臨界を突破しそうな感じですが大丈夫でしょうか。
213 :
影羅:2011/05/22(日) 00:03:54.78 0
>210
「押すなよ? 絶対押すなよ!?」
>「あたいはやるよ!ぽちっ」
「アッー!」
>211
>「じゃあ、実は俺は伝説の勇者のなかの勇者だったりするのか」
「フフフ、姉上が望めば伝説の勇者の中の勇者にだってなれるだろう。
するとこの物語は伝説の勇者のなかの勇者の伝説というところだな」
>……「よっ!」
帽子をかぶったジェントルマンが現れた!
ジェントルマン=紳士 紳士=変態紳士 変態紳士=変態
我は難解な論理を一瞬にして組み上げ、今ここに知られざる衝撃の事実を導き出した。
「皆、気を付けろ! ジェントルマンこれすなわち変態!
つまり見るからに紳士の恰好をしたそいつは超ド級の変態だ!」
我はアルター能力を発動させた!
>212
>「ちょっと腕試し」
チェルノ嬢が飛んできて我にぶちあたった。
それがきっかけとなり、我に封印されしロリコンの魔族の裏人格が出てきた。
「幼女幼女ハァハァハァハァ! ヒャッハー! やっと出てこれた。この娘は意思が強くて困るぜえ!」
>「あたいのこの手が、光ってうなる! おまえをたおせと、かがやきさけぶ!!」
「援護するぜ幼女! 名付けて……”早撃ちマック”!!」
我はジェントルマンに向かってマックシェイクを超光速で連射した!
>209-213
チェルノが勝手にスイッチを押し、周囲は蜃気楼のように揺らぎ、ジェントルマンが現れた。
ジェントルマンは両腕を振るい衝撃波を飛ばしたが、命は近くにいた虎徹を盾にすることでこれを防いだ。
チェルノがジェントルマンの衝撃波で吹き飛び、影羅にぶつかる。
>「幼女幼女ハァハァハァハァ! ヒャッハー! やっと出てこれた。この娘は意思が強くて困るぜえ!」
ぶつかった衝撃で影羅はおかしくなってしまった。
>「あたいのこの手が、光ってうなる! おまえをたおせと、かがやきさけぶ!!」
命には嫌な予感がした。
チェルノをあのままにすれば、下手をすれば北半球が汚染されるかもしれない。
そう感じた命はアルター能力を発動。
床を削り取って構成された剣の形は釘バット。
一応は大剣に分類されてるので、命には作成ができた。
命は大きく振り上げて、チェルノの頭に釘バットを振り下ろした。
>>214 「輝け!俺の小宇宙!!」
※アルター能力です。衝撃波を氷の壁でガードするつもりがまさか命に自分がガードされるとは
「妹のためなら俺の体の一つや!二つぅ!」
男らしく全身で受け止める!
「ちょっと・…・良いかも」
ぜんらでそんなこというとただの変態です
>>212 ジェ「ま、まさかそれは伝説の技……原子分裂光拳<<メルトダウンフィンガー>>」
チェルノの腕が光ったことにあからさまに驚く原分裂光拳とはいったい!
>>213 ジェ「そう、私は変態。変態という名の紳士!よくぞ我が正体を見破った!私の変態力は53万です!!」
それが高いのか低いのかよくわからない
「それよりお前は魔族の末裔だったのか!いったいお前は何ものなんだよ!」
>「援護するぜ幼女! 名付けて……”早撃ちマック”!!」
ジェ「え……」
超光速で飛んでくるマックシェイク、たぶん質量が無限大になったマックシェイクで地球がヤバいが触れないでおこう
ただ光の速さを超えたマックシェイクが開きかけていた次元の扉を完全に開く
ちなみにジェントルマンは左半身がぶっ飛んでいたけど、なんか再生し始める
ジェ「なかなかヤルじゃないですか……GOOD!!扉も開いたことだし楽しい遠足の始まり始まり〜」
【末尾の数字が0なら女湯
1ならガチムチマッチョだらけの古代ローマ風戦場
2なら高度に魔術で制御された帝都
2以外の偶数ならこの次の書く人が決める
1以外の奇数なら名無しが決める】
>>213-215 「ふぎゃっ!」
ぼごん!と小気味よい音を立てて、チェルノは前のめりにバッタリ倒れます。
残念!原子分裂光拳《メルトダウンフィンガー》は発動前に止められてしまいました。
チェルノは……大きなたんこぶが出来ていますが、死んではいないようですね。
そしてマックシェイクによって空間の力場の安定が崩れて、空間転移が発動しました。
移動先は……見事にガチムチマッチョだらけの古代ローマ風戦場〜!
パワーレベルの高い世界のはずですから、いわゆるファンタジー世界なのかもしれませんね。
「……あいてて。むぎゃー、なんだおまえ!あたいをどこにつれてくんだー!」
気が付いたチェルノを、さっそくカルタゴ風の象兵が鼻でクルクル巻いてどこかに拉致しようとしていきます。
>215-216
命はチェルノの臨界を止め、世界を救った。
ドラクエのお馴染みのレベルアップの効果音が鳴る。
命のレベルが上がった。
命のレベルは2になった。
かわいさが1上がった。
美しさが1上がった。
華やかさが1上がった。
特技、野球のスイングを覚えた。
空間の蜃気楼のような揺らぎが収まり景色が変わった。
古代ローマ風の戦場の真っ只中に放り込まれたと言えるような状況。
マッチョな戦士達が突然現れた命達を見ている。
>「……あいてて。むぎゃー、なんだおまえ!あたいをどこにつれてくんだー!」
「チェルノちゃん!」
チェルノが早々に誘拐されようとしている状況を見て、命は行動に移した。
命は手にした釘バットを綺麗な野球のスイングで、影羅の尻にぶち当てた。
影羅は誘拐されそうになっているチェルノの方に弾丸ライナーで飛んでいく。
218 :
影羅:2011/05/22(日) 23:38:18.84 0
>215-217
>「それよりお前は魔族の末裔だったのか!いったいお前は何ものなんだよ!」
我はアルター能力を解除して言った。
「フフ、女は奥ゆかしいほうが魅力的に見えるものだ」
>ジェ「なかなかヤルじゃないですか……GOOD!!扉も開いたことだし楽しい遠足の始まり始まり〜」
ひゅんひゅんひゅん。
>「……あいてて。むぎゃー、なんだおまえ!あたいをどこにつれてくんだー!」
「むっ!? 幼女誘拐とは怪しからん! この我が成敗してくれる……」
>「チェルノちゃん!」
「ぬわーーーっ!」
我は象兵の方に超速で飛んでいき、象の尻に頭からめり込んだ!
219 :
レビル:2011/05/23(月) 01:24:31.81 0
(フショウチュウ 残り1ターン)
(何処かにあるベッドで寝ているレビル元将軍。電脳空間で負傷する度に送り込まれていたらしい)
レビル「まず、ここは何処なのかな」
秘書 「フォン・ブラウン市の病院ですよ、我々の世界のね」
レビル「で、何故私は現実世界でも負傷しているのだ?」
秘書 「電脳空間での死は現実世界での死。これはまあ、お約束ですから」
レビル「納得できんな。では君も、妖精秘書になっていなければ不公平ではないか?」
秘書 「将軍、この世界のパワーレベルは『F』相当です。あれほどの超自然現象は適用されません」
レビル「グォッ」
永井一郎「こうしてレビルは遠足に遅刻した。なお、基本的に遅刻はそのまま欠席となるのが遠足というものである」
>>201-218 象「ブオオオオーーーーーーーーーーン!!!」
(尻に影羅の頭が突っ込まれた事で大暴走する象)
(チェルノを捕まえたまま、コロセウムに設置されていた檻に突っ込んで破壊する)
虎「ウオーッ!」
鰐「ワニーッ!」
猿「魔人ブウ!! サイヤ人の王子、ベジータ様が相手だ! チェェェェリャァァァァァァ〜!!!」
(破壊された檻から競技用に捕獲されていたと思しき猛獣達が飛び出し、NPC含む生徒たちに襲い掛かった!)
(ちなみに、この場には『何百人もの生徒たち』が居るはずだが、はてさて)
>>217-219 天津さんが影羅をふっ飛ばして象に当てると、驚いた象は円形闘技場の檻に突進して破壊してしまいました。
ところで、ここはどこでしょ?古代ローマではないようですけど。
お猿さんがサイヤ人の王子だなどと喋ってますから、過去世界と言うわけでは無さそうですねえ。
さて、何百人もの生徒たちは、それぞれ自前のアルター能力で猛獣に対抗を始めました。
しかし猛獣の中にはアヤカシと言っても良いような魔物まで紛れていて、生徒たちも苦戦しているようですね。
中には、文月さんなら見覚えのある魔物もいるかもしれません。
「ふふん。あたいみたいに、こころがきれーだと、どーぶつを手なづけるなんて、かんたんだもんねー。
おー、おまえ、そんなにくびがあって、おもそーだなー」
象の鼻からコロコロ投げ出されたチェルノは、怒り狂った三つ首の巨大犬をポンポン叩きます。いわゆる一つのケルベロスを。
>218-220
影羅を象に当てることでチェルノは解放された。
影羅が当たったことに驚いた象は、設置されていた檻に激突し、檻を破壊されてしまった。
破壊された檻から猛獣達が飛び出して、マッチョな戦士達には目もくれずに、生徒達に襲いかかる。
>猿「魔人ブウ!! サイヤ人の王子、ベジータ様が相手だ! チェェェェリャァァァァァァ〜!!!」
「いやいや、あなたはただの猿だから」
サイヤ人の王子を名乗ったただの猿は、長身の魔人ブウ(悪)にラリアットで抵抗する間もなく遠くの壁に音速を超えて叩きつけられた。
この戦場は巨大なコロシアムの中だったのだ。
魔人ブウが猿を叩きつけた壁は傷一つついていない。
生半可なことではこのコロシアムは壊れないのだろう。
>「ふふん。あたいみたいに、こころがきれーだと、どーぶつを手なづけるなんて、かんたんだもんねー。
>おー、おまえ、そんなにくびがあって、おもそーだなー」
命がチェルノの方に視線を向けると、とんでもないものを刺激していた。
「チェルノちゃん!その子、怒ってるよ!危ない!」
命はチェルノに呼びかけてはみたものの、チェルノの方にまで行く勇気は無かった。
ジェ「じゃ、俺は帰るから!」
一同を扉の向こうに追いやったあとジェントルマンは扉の奥に消えた
ついでに扉も消えた
>>216 「ローマ兵に象兵……カルタゴ!これはカンナエ戦いか!
包囲殲滅戦のお手本と言うかの有名、あの!」
あくまで風ということなので実際の歴史とはまったく関係ありません
>>217-218 「おい!お前ら妹なんだから仲良くしろよなまったく!
しかしそのスイングは往年のデストラーデを彷彿とさせるスイングだな」
なぜ往年の西武の助っ人外国人に例えたのでしょう。虎徹なんだから阪神タイガースでいいじゃない
「ただ像のケツの穴に突っ込んだことにはコメントを控えさしてもらいたいものだ」
とりあえず乗っているカルタゴ兵(マッチョ)カルネリアスさん35歳をしばき倒すと象のケツから影羅を引っ張りだす
ちょっと筆舌に耐えられない悲惨な姿に虎徹はどうしようかと思ったが能力で氷を使って洗ってあげることにした
>>219 「え、数百人も生徒連れて来たの!うそうそ!
裏山に行った人間だけだと思ってた!」
「ブウさん帰ったんじゃなかったの!」
などと突如判明した事実に驚き、虎をしばいた
>>220 「チェルノ、なんかかっこいい犬を連れてんな!俺にもちょっと触らしてくれよ!」
しばいて手なずけた虎にまたがってケルベロスに近づいていく
>>221-222 さて、敵っぽい兵士のカルネリアスさんが喋りたそうにしてるので、たまにはNPCの方にも喋ってもらいましょうか。
チェルノの台詞と紛らわしいといけませんので、NPCには『』で喋ってもらいましょう。
『さあ、生贄どもよ!血を流せ!闘技場を雄々しき血で満たすのだ!我らの神に命を捧げよ!』
どうやらコロセウムは、神に生贄を捧げる為に造られたもののようですね。
生贄を魔獣と戦わせると、犠牲者の血が流れてコロセウムの床に吸い込まれます。
すると神様が喜んで力をくれると。
……学園物に邪神が必要なのかと、小一時間ほど問い詰めたいです。
「こてつも、さわりたいのか?おー、いーぞ!」
などとチェルノは言っておりますが……おわっと!虎徹君が近づくと、ケルベロスはカッと口を開いて地獄の業火を吐きかけてきました!
224 :
影羅:2011/05/25(水) 02:39:20.36 0
>219
>象「ブオオオオーーーーーーーーーーン!!!」
「何何々!?」
突然視界が真っ暗になって何が何だか分からない。
>222
虎鉄に引っ張り出されて初めて惨状を認識する。
「姉上……我のためにためらわず洗ってくれるとは……!
そういえば能力も水と氷で姉妹関係にあたるし真の姉妹だな!」
が、氷で冷え過ぎた!
「ガクガクブルブル」
>223
「こてつも、さわりたいのか?おー、いーぞ!」
「危ない姉上!」
虎鉄の前に躍り出て地獄の業火を受ける。
「フフ、温かいぞ……!」
氷風呂の後で熱湯風呂で丁度良かった。
>222-224
>『さあ、生贄どもよ!血を流せ!闘技場を雄々しき血で満たすのだ!我らの神に命を捧げよ!』
命にも理解できる言葉で、この地の戦士は上のようなことを言っていた。
神のいる異世界。
それは珍しいことでは無い。
命の学校がある世界でも、現人神のピッコロさんがいる。
問題なのは、血を好むような神がいる異世界で、命の世界に影響を与える原因を何とかしなければならない。
下手をすれば、血を好むこの世界の神と戦うかもしれないのだ。
>「こてつも、さわりたいのか?おー、いーぞ!」
虎に乗った虎徹がチェルノとケルベロスに近付き、ケルベロスが火を吐く。
火と虎徹の間に割り込んだのは影羅だった。
命はチェルノ達から視線を外し、どうすれば良いのか考える。
考えても考えても思いつかないので、監視員の方を呼ぶことにしたのであった。
命が大きく手を上げる。
「質問です!どうやって世界への影響を下げればいいのかわかりません!」
紳士な監視員は風のようにやってきて、命の問いかけに答えてくれた。
『とりあえずは、この世界の神を呼び出してみましょう』
監視員は血液パックを大量に持ってきており、全ての血液パックを放り投げると、衝撃波で血液パックを破壊した。
血の雨が降り、大地に染み込む。
大地は光り輝き、神が現れた。
神の姿は次にレスを書く人が描写するだろう。
>>225 天津さんに呼ばれた監視員の紳士が血液パックを撒き始めますが……はい、これはどう考えても不自然ですねえ?
普通に考えれば、異世界に影響を与えられるようなものは神クラスの存在。
つまり、神なんてものは呼び出したり、復活させたりしちゃいけないわけです。
世界のパワーレベルが上がってしまいますもんね。
となると、神を呼び出そうとした監視員さんは世界のバランスを崩す側の存在との可能性が考えられます。
パワーレベルが上がると、今まで実現不可能だった奇跡も起こせる様になるので、そんな勢力がいてもおかしくはありません。
さて、コロセウムの魔獣たちは融合していきまして、竜にも似た一匹の巨大な爬虫類に変化してしまいました。
「うわわっ!いぬがでっかいカエルになったよ?」
カエルじゃなくて竜です!これは多分カルタゴのバールという邪神ですね。雰囲気がカルタゴっぽかったんで出て来たんでしょう。
>「こてつも、さわりたいのか?おー、いーぞ!」
「お、いいのか?じゃあ、遠慮なく……」
なでなでしてやろうと思うと口をパカッと開け炎をゴウッと吹いた
ああ、死んだだなとまたまた思ったよ
だって俺氷属性だぜ?効果は抜群に決まってるだろ。急所にあたれば4倍よ
だけどその地獄の業火とやらは俺を焼くことはなかった
>「危ない姉上!」
なんと我が妹が身を挺して俺を庇ってくれたのだ!!!!!!!!!
嬉しくて涙が出たよ
あと地獄の業火を受けてもぴんぴんしてる妹に驚いた
でも、よく考えたら影羅は水属性か納得
あとなんやかんやで邪神(笑)が出て来た
「邪神ってどこの厨2病だよwwwwプギャラww」
虎徹は邪神様の怒りに触れ丸呑みに
>>227 「こてつが、くわれた!へんなやつだったけど、カエルにたべられるなんてかわいそーなやつだな」
おや、虎徹君が邪神に呑みこまれてしまいました。
もぐもぐっと咀嚼されないで良かったですね。
ところで、このドラゴンは戦った血で復活したわけではなく血液パックの血で現れてます。
なので、今ひとつ動きが鈍くてパワーも足りなさげな様子。
これは言わば完全なバールではなく、バールのようなもの、と言っても良いでしょう。
「でも、あたいはカエルにくわれたりしないもんね!」
パクッ!……あっ、チェルノもバールのようなもの、のお腹に収まってしまいました。
そしてアルター能力者二人を吸収したバールのようなもの、は少し強くなった感じがします。
229 :
レビル:2011/05/27(金) 17:34:13.76 0
(欠席)
>>220-228 バールのようなもの「我が名を称えよ、我こそはカナンの神々の王バールなり。我が名の下、この地に原初の混沌を齎さん」
(チェルノを吸収したことにより喋るようになったバールのようなもの。どうやら虎徹の指摘は図星だったようだ)
永井一郎「パワーレベルの際限なき上昇の果てにあるものは、世界の形すら成さぬ混沌である。
今では悪魔の軍団に名を連ねるバールもまた、あらゆる世界を混沌に落とす機会を窺っていたのだ」
(その威容に驚いた数名のNPCのモブ生徒達がアルター能力で攻撃を仕掛けるが、やっぱり通用しない)
バールのようなもの「塵芥に用は無い、消えよ」
(なんかRPGのボスが使いそうな魔法を使ってワームホールのようなものを開く厨二邪神)
(それはNPC生徒だけを都合よく次々と飲み込んでいく。即死技を名有りキャラには使用しないのはお約束である)
>226-229
現れたのは巨大なドラゴンであった。
ドラゴンのことを笑った虎徹はドラゴンの怒りに触れ、一口で丸呑みにされてしまった。
次いでチェルノも丸呑みにされてしまう。
>バールのようなもの「我が名を称えよ、我こそはカナンの神々の王バールなり。我が名の下、この地に原初の混沌を齎さん」
神の名はバール。
この世界の神々の王。
命の世界に影響を与える大元。
他の生徒達はバールにアルターで攻撃を加えていくものの、通用しない。
「ふっふっふ、こちらには魔人ブウという切り札がいます」
命は得意気に言っていた。
>バールのようなもの「塵芥に用は無い、消えよ」
ドラゴンがワームホールを開き、命の隣にいた監視員や他の生徒達が吸い込まれていく。
「ちょ!?ブウさん!!」
魔人ブウは自らワームホールに飛び込んでいく。
残されたのは命も含めて僅か数名の生徒。
「何なんですか……この詰みに入った状況は……」
命ではどうすることもできない。
アルターで作り出した剣で戦っても、一般人レベルの身体能力の命ではバールのようなものには到底勝ち目が無い。
逃げたとしてもすぐに捕まるだろう。
なので、命は白旗を振って降参の意を示した。
「Σうわっ、まっくらだよ!」
邪神様に飲みこまれたチェルノと虎徹君は、胃袋の中です。
このまま、二人仲良く消化されてしまうんでしょうかね?
「あったかくて、ぬるぬるするなー。おーいだれかへんじしろー!ふみゃっ!」
チェルノがごちんと虎徹君に頭をぶつけます。
>>230 『ならば……我が眷属となって、世界を支配し、我に力を捧げるが良い』
バールのようなものが降参の意を示した天津さんに語りかけます。
『我と契約して魔王少女になってよ』
なな、なんてことでしょ!邪神は天津さんにデーモンロード(魔王)としての地位を持ちかけてきました!
「ぎゃあぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ」
飲み込まれました
ゲームだとここに敵の本体が〜とか、敵に吸収される〜とかあるんだろうが
特に何もなく胃袋に収まりました
>「あったかくて、ぬるぬるするなー。おーいだれかへんじしろー!ふみゃっ!」
そのあとチェルノが来ました。あとから来たので先に来た虎徹と頭が接触してしまいました
ここで性格が入れ替わる〜とかあるかもしれませんが、そんなに勢いがなかったのでおたがいにたんこぶが出来たぐらいです
あとあと核物質がぶつかったので驚異的なエネルギーが邪神(笑)のなかで発生しました
核分裂ってこんな感じじゃなかったけ?
「原子分裂光拳《メルトダウンフィンガー》をいまこそ使うんだ!チェルノ!」
なんで核分裂エネルギー食らっても兵器なんだよ!
>231-232
>『ならば……我が眷属となって、世界を支配し、我に力を捧げるが良い』
>『我と契約して魔王少女になってよ』
バールの問い掛けに悩むことなく命は答えた。
「はい」
助かる道はこれしか無いと命は判断したのだ。
元の世界も大事だが、命にとっては自分の命の方が大事なのだ。
それに本当に危機的な状況に命の世界が陥ったのならば、ピッコロさんが何とかしてくれると信じてもいる。
ピッコロさんが魔に魅入られた自分を助けてくれて、お姫様だっこもしてくれると命は考えて、命はバールの誘いに乗った。
バールの力が内側から膨大に膨れ上がり、バールも苦悶の表情を見せる。
だが、命の魔王少女になるための儀式に滞りは無い。
裸になった命はバールの口から放たれた邪気のブレスを全身に浴びる。
命の体に邪気が吸収され、命の背中からドラゴンの翼が生えた。
モザイクをかけなくてはいけない部分には、モザイクの代わりに竜のウロコで隠される。
黒いオーラが命の体から発生し、纏われる。
命の魔王少女化が完了した。
234 :
影羅:2011/05/28(土) 23:38:41.68 0
少しぼーっとしている間に我々は厨二邪神に飲み込まれ
命が我を差し置いてダントツで厨二病なキャラになってしまったではないか!
なんてことだ!
「ああ、貴方様は確かに魔王様! 姿が違っても私には分かります。
永久とも思える時をお待ちしておりました……しかし今こうして会えた事で全てが報われました!」
我は命の前にひれ伏した!
>>232 虎徹君は、チェルノにメルトダウンフィンガーを使えとアドバイスしてくれます。
こんな狭い所で使ったら、大変な事になりそうですけどね。
「あたいにまかせろー!める……がー!」
チェルノが腕をピカーンと光らせながら突撃すると、胃袋をバーンと突き破りました。
必殺技の名前は覚えられなかったようですが、威力はバツグンのようです。
>>233 胃液で溶けかけて肌が真っ赤っかになった二人が外に出ますと……。
むむっ!天津さんが邪神と契約して魔王になってます。
「おー、かっこいいなー。おまえ、あたいのこぶんにしてやってもいーぞ」
これは……天津さんから発散される邪気の抵抗ロールに失敗して、チェルノが魔王の部下になってしまったようですね。
バールのようなものは、チェルノにお腹を破られてると、黒い霧になって天津さんの体内に吸い込まれます。
そして……これも邪神の力なのでしょうかねえ?
空間の亀裂からレベル1ニンジャの大軍が現れて、天津さんにかしずきます。
謎のニンジャたちは天津さんに『主よ、命令を』などと言ってますよ。
>>234 横を見ると影羅もひれ伏していますね。
「あたいもやる!」
よく分からないまま、チェルノもひれ伏しました。
さて魔王様の元に意思が統一されたところで、みなさんで世界征服を企てるってのも良いかも知れませんね。
しばらく悪事を働いていれば、見かねた誰かがヒロイックテラーをひっさげて登場するかもしれませんし。
なんやかんやでメルトダウンフィンガーのお陰で外に出れた虎徹ちゃん
外に出てみると大変!いたいけな少女が魔王になってしまいました
これは大変だ
早く退治して正気に戻さないと!
他のみんなは魔王の邪気に負けて仲間になってしまった!虎徹!あとは君しかいない
ヒロイックテラーを発動するんだ!!
「ヒロイックテラーってなんだよ。俺はヒロイックシスターだ!!」
妹の中の英雄っていう意味です
「俺は妹が望むならなんだってするさ!さあ、妹よ!世界を征服したいなら手伝うぜ!!」
さてさて、魔王『命』はいったいどうする!
このスレのほぼすべてを手中に収めた次の行動は!乞うご期待!
>234-238
チェルノと虎徹がバールの腹を突き破って脱出する。
腹を破られたバールは黒い霧となって命に吸収され、命の邪気がいっそうと増した。
チェルノも影羅も魔王少女と化した命の邪気にひれ伏して、虎徹も命に協力する気でいる。
バールの作り出した空間に吸い込まれた生徒達は、みんなが忍者になって戻ってきて、命の前に跪いた。
「では、私達は学校に戻りましょう。
もうこの世界ですることは私達にはありません。
さぁ、学校で普通に生活することで混沌を世の中に広めましょう!」
命が指をぱっちんと鳴らすと、空間が裂ける。
裂けた空間の先には命達の学校が見えた。
だが、学校の様子がいつもと少し違うように見えた。
>>239 さぁて、ミッション失敗的な感じで生徒一行は元の学園へと戻って来ました。
天津さんは魔王ですから、指パッチンで空間移動出来ても不思議ではありません。
でも……なにやら学園の様子はおかしいですねえ?
まあ、パワーレベルが上がってしまったはずですから、おかしくてもおかしくありません。……んっ?
「おー、ただいまー」
チェルノが元気よく教室に入りますと、壁に張られた習字の半紙には『恋愛できない奴はダメ人間』だの『愛こそ全て』などと大書されてます。
これはっ……!異変の影響で、みんながみんな恋愛に至上の価値を置く恋愛脳になってしまったのかもしれません。
恋愛ロールが出来ない奴は負け組の烙印を押されるという、非モテには地獄のような世界。
こんな世界にするとは……おのれバール!
241 :
影羅:2011/06/01(水) 02:05:57.43 0
>239-240
そこにあったのは、異様な光景だった。我は叫んだ。
「騙されるな、これは罠だ……!」
「任せろ、幸い恋愛ロールは得意だ! 早いとここんなステージはクリアーするぞ!!」
そう言いながら食パンを口にくわえ、果物かごをどこからともなく取り出して装備した。
「遅刻! 遅刻!」
アタシはエイラ! 組織の密命で聖我知芸高校に転入することになったごく普通の女の子よ!
でも初日から遅刻しちゃういそうでパンをくわえて全力疾走しているの!
「キャー!」
大変、美少年にぶつかっちゃった!
籠の中身がぶちまけられ、丸い物が地面にバラバラと転がっていくの。
ちなみに丸い物は果物じゃなくて爆弾よ!
「あらっ、たいへ〜ん!」
ここで命がけで爆弾を拾い集めるのを手伝うことにより、究極の恋愛物語が幕を開けるのだ!
>240-241
教室内に入ってみると、命にはどこがおかしいのか理解ができた。
学校全体の空気が一部は嫉妬の邪気で歪んでいるものの、全体的に甘ったるいのだ。
教室内いる生徒達も甘い空気を生み出し、それに嫉妬する生徒達が邪気を生み出している。
「バール、あなたのせいなの?」
命は手に邪気を集めると、アルターを作る要領で手のひらサイズのドラゴンを作り出す。
バールの精神は作り出されたドラゴンに宿り、答えた。
『違う。我らではない』
>「任せろ、幸い恋愛ロールは得意だ! 早いとここんなステージはクリアーするぞ!!」
影羅が果物籠を抱えて食パンをくわえながら、全力疾走で虎徹に体当たりする。
体当たりの反動を利用して影羅は果物籠に入った爆弾をバラまき、甘い空気を生み出していた生徒達に拾わせ始めた。
『そうだ。その調子で混沌を撒き散らすのだ。
さぁ、混沌を撒き散らしながら、この世界を恋愛世界に変えた元凶に制裁を与えるぞ』
バールはこの世界を変えた元凶に心当たりがあるようだ。
「その元凶はどこにいるの?」
命はバールに聞いた。
>>242 教室では天津さんが手のひらドラゴンに何やら話しかけていますね?
『元凶は、我が世界で、我が飲みこんだ二人のいずれかだろう。
その者が、無意識の内に我が力の一端を掠め取ったのだ。
この世界の変容、おそらく何らかの歪んだ愛を持つ者に違いない……心当たりは無いか?』
なーんて、手乗りドラゴンは言ってますよ。
一方、チェルノはと言うと……。
「みんな、ぜんぜんだめだね。あたいがおとなのラブをみせてあげるよ。
おとなおとな……あっ、わかった!じーちゃんどこー?」
レビルお爺ちゃんを探すために、教室を飛び出して行ってしまいました。
>>241 遅れてやってきた虎徹にぶつかる影羅!
「おいおいあぶねじゃねぇか……ズキュゥゥゥン!!」
どこかの漫画の効果音みたいな音が廊下に響き渡る
「まさか……この俺が……妹に……恋をしただと……いうのか!!」
俺は落ちていた爆弾を拾い影羅に手渡した
「落としましたよ」
僕たちの恋はここから始まった……
>243-244
>『元凶は、我が世界で、我が飲みこんだ二人のいずれかだろう。
>その者が、無意識の内に我が力の一端を掠め取ったのだ。
>この世界の変容、おそらく何らかの歪んだ愛を持つ者に違いない……心当たりは無いか?』
命の脳裏には虎徹しか思い浮かばなかった。
>「落としましたよ」
「あなたの命のことですけどね」
命は湧き出る邪気を物質に変換して、ナイフを作成する。
そのナイフを腰だめに構えて、影羅に爆弾を渡す虎徹の背後から突進するように、ナイフを虎徹の尻に突き刺した。
本来ならば脇を刺すつもりだったのだが、命には身長が足りなかったのである。
>>244-245 おや、どうやら壮絶な修羅場に遭遇してしまったようですね。
影羅との恋が始まりそうな瞬間に、虎徹君が背後からブスリと刺されてしまいます。
加害者は天津さん。凶器はナイフ。動機は三角関係のもつれでしょうか。
ちなみに、影羅だけ君もさんも付けない敬称略なのは性別がよく分からないためです。
悪意はありませんので悪しからず。
「あたい、しってる!それってヤンデレってゆーんでしょ?」
犯行を目撃してしまったチェルノが、のこのこと現場に近づいていきます。
「あたいもヤンデレってゆーのをやってみるよ!もう、あたいもおとなだもんね。てやー、めるとだうん!」
チェルノは、コロコロ転がってる爆弾を一つ掴んでプルトニウムを付与すると、どこかへ駆け出して行きます。
247 :
影羅:2011/06/03(金) 23:18:34.76 0
>244
>「落としましたよ」
背景がキラキラになる演出が入り、【僕は妹(弟?)に恋をする】というテロップが流れていった。
>245
>「あなたの命のことですけどね」
「アッ―――!」
姉上の代わりに叫んだ。
>246
>「あたい、しってる!それってヤンデレってゆーんでしょ?」
「ヤンデレ……思い出したぞ!
我の中に眠る魔族の人格と魔王様はただの主従以上の仲だったのだ!
しかし今の我には姉上が……!」
遥か古のよりの前世の因縁と今生の学園で得たかけがえのない絆の間で揺れる心!
>「あたいもヤンデレってゆーのをやってみるよ!もう、あたいもおとなだもんね。てやー、めるとだうん!」
我は一つの結論に達した。
「皆、共に逝こう……!」
プルトニウム爆弾が大爆発を起こす! ちなみに爆発は場面転換の演出の定番の一つである。
さてさて、次はどんな所に行くのだろうか。
248 :
レビル:2011/06/04(土) 14:22:26.07 0
>>246-247 (爆発の煙が晴れると、なんとそこはあたり一面の田園風景だった!)
(生徒達は相変わらずイチャつきながらも農作業をエンヤコラしている)
手乗りバール『これは… 地母神・イシュタルの領域ではないか。
あやつめ。愛は豊穣に繋がる事を利用し、己の力を誇示するとは。やってくれる…』
永井一郎「パワーレベルが急激に上昇したことにより、この世界は神々の代理戦争場と化していた。
このままではこのスレが我知農業高校物語になってしまうかも知れない」
農夫レビル「こ、この種もみは明日への希望なんじゃ〜」
カクリコン「一般将校は黙っていろ!」
農夫レビル「グォッ」
手乗りバール『む。あの老人を殴りつけた男、世界改変の影響を受けておらぬようだ。
殆どの異能が発現せぬほどパワーレベルが低い世界から流れてきた者とみえる。
これ以上そういった世界へのゲートが開かれる前に、より一層の混沌を齎さなければ…』
>>247-248 「ふぎゃっ!」
どこかに駆けだそうとしたチェルノが転ぶと、プルトニウム爆弾がドカーンと爆発を起こしてしまいました。
すると周囲にはカードゲームで地形カードを出したかのよーに、一瞬で田んぼが広がりました。
爆弾が爆発したエネルギーは、どうやら田園フィールド生成に利用されてしまったようですね。
パワーレベルの高い世界では、このような理不尽もまかり通ってしまうのです!
なんとか下げないと、インフレでラスボスが異常なパワーアップをしてしまいますよ。
さて、田んぼの方はと言うと、チェルノが探してたレビル元将軍は鉄拳制裁を受けてますね。
「じーちゃんになにすんだやめろー!」
チェルノが噛ませ犬っぽい雰囲気を漂わせた軍人に向かって行って、ぽかぽか殴り始めます。
>>245 愛のコクハくをしたらケツにナイフが刺さった不思議!!
どこの人型戦車の整備主任だよまったく!
そのあと核爆発!
校舎が吹っ飛ぶこともなく、次元の壁が吹っ飛んだ
周りは田園風景、学園の生徒達が楽しそうに農作業に励んでいた
俺も農作業に従事したい衝動に駆られたがケツが痛かったので地面に突っ伏したまま
田んぼの泥に沈んでいった
>246-250
>「あたい、しってる!それってヤンデレってゆーんでしょ?」
命は虎徹の尻からナイフを引き抜き、チェルノを見て言った。
「違いますよ。私はピッコロさんにデレデレなのです」
>「皆、共に逝こう……!」
こうして命達は次の場面に行くことになった。
次の場面はのどかな田園風景。
生徒達が農作業をしている。
ここはバールが言うには地母神イシュタルの領域のようだ。
>『む。あの老人を殴りつけた男、世界改変の影響を受けておらぬようだ。
>殆どの異能が発現せぬほどパワーレベルが低い世界から流れてきた者とみえる。
>これ以上そういった世界へのゲートが開かれる前に、より一層の混沌を齎さなければ…』
「では、まずは私が混沌を齎しやすいように、場を整えます」
命の持っていたナイフが形を変え、炎の剣となる。
命が炎の剣を振るえば田園が火の海に変わり、イシュタルの領域を汚していく。
「じーちゃんをいじめていーのは、あたいだけなんだからね!」
チェルノが銃を抜いたカクリコンの手を掴んで、壮絶な奪い合いを始めます。
ああ……銃が引き金に指が掛かったまま、あっちにこっちに向けられて……これでは、いつ発射されるか分かりません。
>>251 そんな中、天津さんが放った炎によって田園が焼き払われてしまいました。
燃え盛る炎は焼畑農業のように大地を灰に変えて、なんというか世紀末世界になったかのようです。
これにはイシュタルも怒りました。お冠です。なので誰かに……そう!誰か憑依して顕現しようとしました!
彼女は性愛の女神であり、とってもエローティカル!なことで知られています。
イシュタルに取り憑かれてしまったら、取り憑かれた人は大変な事になってしまうかもしれません!つまり薄い本的なっ!
えっ?ナレーションが嬉しそう?そんなことはありませんよ。本当です。
253 :
名無しになりきれ:2011/06/05(日) 22:41:56.41 O
おっぱいの半分は優しさで、できている
254 :
レビル:2011/06/06(月) 23:06:11.40 0
>>249-253 >「じーちゃんになにすんだやめろー!」
カクリコン「うお、何だこのガキは!?」
>「じーちゃんをいじめていーのは、あたいだけなんだからね!」
カクリコン「この、放せ! くそっ、前髪を掴むんじゃあない!!」
(銃を抜いたままチェルノともみ合いになるエリート軍人)
(チェルノから放たれる放射線のせいか、元々寂しかったデコの生え際がどんどん後退していく)
ズガーン!
レビル「グォッ」
(発射された銃弾が後頭部から眉間に抜け、あっさり即死するレビル元将軍。奇しくも宿敵ギレン・ザビと同じ死にっぷりであった)
ジェリド 「おいおい、こりゃあ始末書じゃ済まんぞ」
カクリコン「お、俺は悪くねえ! あのガキが…!」
ジェリド 「よせよ、カクリコン。ティターンズが、子供とケンカして銃を奪われたってのかい?」
(究極の料理を探求してそうな声の金髪リーゼントに現場を見られていたようだ)
(すると、そこに都合よく命の放った炎が迫ってきた)
(虎徹が沈んだ田んぼも熱に煽られ、グツグツと煮立ち始める)
カクリコン「ふざけるな、俺だってティターンズだ! 老いぼれひとり死んだところで、どうとでも握り潰せるんだよ!」
(レビルの死体を炎に投げ込んで証拠隠滅を図るデコッパゲ)
*レビルは はいになった。*
ジェリド 「やれやれ、あたり一面綺麗に焼けたもんだ。しかし…」
(焼き畑の一角からイモを摘み上げる金髪リーゼント)
ジェリド 「この焼き芋は出来損ないだ、食べられないよ」
>>253 「なにいってんだ?おっぱいのはんぶんは、"おっ"だぞ。あとのはんぶんは"ぱい"。あたいてんさい!」
>>254 「うわわっ!じーちゃんが、はいになっちゃった!」
チェルノは灰になってしまったレビル元将軍を前に呆然としています。
噂ではニュータイプ能力さえあれば、死者の思念体と交信できるそうですが本当でしょうかね?
ちょっと試してみましょう。感性の強い子供はニュータイプに覚醒しやすいそうですからね。
「……あっ、じーちゃんのこえがきこえるよ」
いきなり夢遊病者みたいな虚ろな目をしたチェルノが、空に向かって話し始めます。
「はいを、かれ木にまけばいーの?」
いったいどんな電波を受信したのか、レビルの灰を掴んだチェルノが枯れ木にバサッと投げつけ始めました。
256 :
影羅:2011/06/07(火) 01:11:04.42 0
>252
イシュタル「えーい、こいつでいいや」
イシュタルが我に憑依した! 大変なことになってしまう!
>253
>255
>イシュタル「おっぱいの半分は優しさで、できている」
>「なにいってんだ?おっぱいのはんぶんは、"おっ"だぞ。あとのはんぶんは"ぱい"。あたいてんさい!」
「なるほど、イシュタルの力が満ち満ちてくる……!」
>「はいを、かれ木にまけばいーの?」
「おっ」
と短い呪文を唱えると、枯れ木に大量のパイが成った。そう、これこそまさにパイの実である。
炎の剣が田んぼの農業用水を熱くさせる!
「溶ける!溶ける!俺の身体が溶ける!」
氷の化身たる虎徹は炎に弱いのだ!何回言わせるんだ!
>>255 そんんあ俺に灰がかかる
なんと魔法少女になってしまったのです!
「私の名前は楓・アズナブール。魔法少女です!今日も私と一緒にレリース!!」
フリフリの衣装に身を包んで声も可愛い女の子になってしまったよ
>>254 「罪もない老人を灰にしちゃうなんてなんて悪い奴!私が懲らしめちゃう!!
いっくよ〜アバランチ・バスタ〜」
手には魔法のステッキ(オリハルコン製)そこから繰り出される暴風と雪崩のごとき雪
でカークラーさんとメサさんを吹き飛ばします
>252-257
田園を焼き払ったことで、イシュタルが影羅に取り憑いた。
カオスを撒き散らすのはチェルノ達に任せ、命は影羅に攻撃した。
「ていっ!」
炎の剣からハリセンに変えて、影羅の頭をパシッと叩いた。
>>256 枯れ木にパイが生りました。その中には一際大きくて人が中に入れるぐらい巨大なパイも生ってます。
「Σでっけー!」
素材が素材だけに具が気になる所ですが、ここは勇気を出して食べてみましょう。
「いただきまーす!」
>>257 何と契約したのか知りませんが、虎徹君が魔法少女になったようです。
彼のそばには、動物のぬいぐるみみたいなものも見えますね……いわゆる淫獣の類でしょうか?
ともあれ、ティターンズはあっという間に魔法で粛清されてしまいました。所詮はオールドタイプです。
>>258 天津さんは影羅に宿ったイシュタルの気配を感じ取ったようで、ハリセン攻撃を開始します。
勝利した方は、神としてフィールドを好きなように作成する権利を得られるのですから、戦いも熾烈そのものですね。
>>255-256 (灰の状態から撒き散らされたのでロストするレビル元将軍)
*レビルは まいそうされます*
>>257-259 (猛吹雪に乗ってパイの木の所まで飛んでくる金髪リーゼント)
ジェリド「何だあの女は、いきなり失礼なヤツだな! …うん?」
>「いただきまーす!」
ジェリド「あの子供が食べているのは。こりゃあ、パイじゃないか」
(雪まみれになったパイの実のひとつを齧る金髪リーゼント)
ジェリド「こいつは美味い! 甘すぎずしつこ過ぎず、それでいて雪の冷たさ水っぽさに殺されない存在感がある。
そうか…見えたぞ、至高のパイ料理に勝利する手立てが!」
永井一郎「神の力によって生み出されたパイ。それは禁断の果実が如く、人を堕落させるほどの美味を持つのであった」
巨大パイ「わあっはっはっは!」
ジェリド「ムウ! 雄山!」
(チェルノが食べていた巨大パイがいきなり爆発し、なんと中から和服姿の頑固そうな老人が現れた!)
(パワーレベルが上がり過ぎてジャンルが何でもありになりつつあるようだ。ちなみに、頭にチェルノがかじり付いたままである)
ジェリド「システム上消滅したレビルの代わりって事か。だが好都合だ、今日こそオレはアンタを打倒してみせる!」
海原雄山「パイ料理などというものは味のイロハもわからぬ女子供すら食べる物。
よって、今回の対決は魔法少女と妖精に判定をさせる」
(黄色っぽい魔法少女と微妙に季節外れっぽい妖精が現れた)
審査員A「もう何も怖くない!」
審査員B「春ですよ〜」
ジェリド「いいだろう。俺のほうも、そこの妖精っぽいのと魔法少女っぽいのを指名させてもらうぜ」
(金髪リーゼントの無茶振りのせいで、チェルノと虎徹あらため楓の前に『至高のパイ』が運ばれてきてしまった!)
(一見普通のパイだが、どのあたりが至高なのだろうか?)
>>260 チェルノの齧りついていたパイから海原雄山が出てきました。こんにちは、雄山先生。
ティターンズの生き残りとして、ジェリド中尉が雄山先生に勝負を挑みますが……相手を間違えていませんかね?
「あたい、がんばるよ!へんな、かみがたのおじさん」
チェルノが審査員として運ばれてきたパイを食べますと、急に真面目くさった顔に変わりました。
「何だか急に頭が良くなった気がするよ。ちょっとむずかしい計算をしてみよっと……9×1=9、9×2=18……9のだんが言える!」
おや?至高のパイの影響なんでしょかね。チェルノが天才になる手術を受けたアルジャーノンの様に明晰になっていきます。
これなら使える行数も漢字も、だんだん増えて行くかもしれませんね。
『……春ですよ〜』
何か思う所があったのか、パイを一口食べた審査員Bの妖精さんはそれを手に持ったままどこかへ飛んでいきます。
しばらくすれば戻ってくるとは思いますけど、あまりパイはお気に召さなかったようですね。
「まんぷく、まんぷく、あたい大満足!これなら至高のパイの勝ちだね」
海原先生の至高のパイに満足したチェルノですが、対するジェリド中尉も諦めない顔ですね。
『ハッ……文明の知恵ってのも、まんざら捨てたもんじゃないんだぜ?』
そんな事を言いながら、化学調味料を用いて料理を完成させたようです。
『どうだ?俺のレーションは?全ての栄養素をバランスよく配合した究極の逸品さ』
ジェリド中尉は、審査員たちにトレーに乗せて野戦食を出してきました。
レーションの味は微妙ですが、栄養だけはありそうです。
「もぐもぐ……」
チェルノは出されたレーションの鳥肉をさっそく食べ始めますが……。
しばらくすると、無言でスプーンを置いてしまいます。
「……おじさん、残念だけど、これおいしくない。こんな味付けされたら料理が可哀そうだよ!」
チェルノにスマイルは出ませんでした。ぷっくり頬を膨らませながらジェリドに詰め寄って料理にダメ出しをします
>>260 目の前に運ばれて来たパイを手にもってがぶりと頬張る
「……なんだ。この豚の餌わ!!」
ちゃぶ台をひっくり返して大激怒、ジェリド中尉が出して来たパイを食べて怒り狂う
「まったく、パイって言うものがなにかわかっていない!!作り直せ!!」
審査隕石にどっしりと座り偉そう
>>262 さらに懲りずにだして来たレーションなどは一口食べて中尉に投げ返した
「馬鹿者が!この鶏はブロイラーではないか!こんなものを私に食べさせて!!」
怒りはますます深まるばかり
>>263 投げられたパイがジェリド中尉の顔にベチャっと命中します。
『ぷへぁっ、何をする!』
パイ投げなんて良い子は真似をしてはいけませんよ。もったいないお化けが出るといけませんからね。
謎の隕石の上に座った虎徹君は出された料理が尽く気に要らない様子。
「じゃあ、あたいが料理を作ってあげるよ。
最強のあたいが作れば、最強の料理になるに決まってるもんね!」
チェルノは審査員でしたが、不甲斐の無い料理人たちを見かねて自ら調理台の方に向かっていきました。
「えーと、料理には硬水を使うんだよね?材料は牛肉とタマネギでしょ。後はじゃがいもに……」
どうやら作り始めたのはお嫁さんの定番、肉じゃがと味噌汁のようですね。
しばらくすると、意気込んだ割には普通の肉じゃがと普通の味噌汁が出てきました。
これが至高の料理、究極の料理を押しのける、最強の料理なんでしょうか?
「はい。あ〜んして」
チェルノはお箸で牛肉を挟むと、虎徹君の口元へ持っていきます。
命は神々の代理戦闘に見事に敗れた!
魔王少女としての力を奪われて、地面に上半身を突き刺されたまま死んでしてしまった。
「口惜しや……」
死した命は亡霊となって、牛肉を虎徹に食べさせようとするチェルノの背後に取り憑いた。
>258
>265
>「ていっ!」
「ハッ!」
ハリセンで叩かれ、憑依していたイシュタルが抜けて正気を取り戻す。
なぜか目の前で命が死んでいた。
「魔王様、しっかりしてください!
くっ、いったい誰がこんなに酷い事を……。まさかイシュタルに操られた我か!?」
そこに、装備が葉っぱ一枚だけの爺さんが現れた。
「これはただの葉っぱではないぞ。究極の食材世界樹の葉……!
食べれば死者さえも蘇るという究極っぷりじゃ!」
爺さんは目をくわっと見開きながら力説した!
そう かんけいないね
⇒殺してでも うばいとる
ゆずってくれ たのむ!
>>261-263 >「まったく、パイって言うものがなにかわかっていない!!作り直せ!!」
>「馬鹿者が!この鶏はブロイラーではないか!こんなものを私に食べさせて!!」
審査員A「落ち着いて、楓さん。力の振るいどころを見誤ってはいけないわ。
その機会には、いずれ円環の理が導いてくれると思うから…」
(魔法少女になったまま怒り狂う虎徹に先輩風を吹かす黄色い魔法少女)
>>264-267 >最強のあたいが作れば、最強の料理になるに決まってるもんね!」
海原雄山「最強の料理だと? 面白い、この雄山の味覚と嗅覚を試そうというのか!」
(頼まれても無いのに横からチェルノの作った肉じゃがのジャガイモ部分をつまむ雄山先生)
ムオッ ←擬音
海原雄山「なんだこの料理は! ジャガイモにプルトニウムのニオイが付いているっ!!
女将! 私が誰だか知らぬはずはあるまいな!
美食倶楽部を主宰する海原雄山と知りながらこんなものを出したのか!
この私も舐められたものだ!!」
(勝手に食べておいて勝手に怒り始める美食倶楽部主宰)
>「これはただの葉っぱではないぞ。究極の食材世界樹の葉……!
海原雄山「人を呼んでおいて、あんなものを食わせるとは! こやつらに料理をする資格はない!!
その食材も私が預かっておく。えぇい、さっさと寄越さんか馬鹿者が!!」
(爺さんの装備している葉っぱを力づくで奪い取ろうとする不世出の陶芸家)
審査員A「バールは滅び、イシュタルも去ったわ。この世界の航路を示す願いの羅針盤は、あなた達の手の内にあるのね」
(隕石にちょこんと腰掛けて妙なコメントをしつつチェルノの味噌汁をすすっている厨2気味魔法少女)
(じじい2人が繰り広げている狂態には全く関心が無いらしい)
>>265-268 「うーん、なんだか急に体が重くなったよ……」
またまた死んでしまった天津さんが、チェルノの背後に取り憑きます。
天津さんは背後に取り憑いているので、後ろ後ろー!とか叫ばないと気付かないかもしれませんね。
さて、死んでしまった天津さんですが、恨みの力が強ければチェルノに憑依してある程度自由に体を動かせるでしょう。
しばらくの間は、一つの体を代わりばんこに使っていく感じなんでしょうか。
さてさて、海原先生はチェルノの肉じゃがを食べてプルトニウムくさいと文句をつけてきます。
プルトニウムの匂いまで知っているとは、食通にも程がある気がしますけどね。
「あたいのプルトニウムはキレイなプルトニウムだよ。
摂取しても"大部分は"放出されるし、"一部"は吐き出されるから、直ちに健康には影響ないもん。
それにプルトニウムが原因でがんになったって報告は無いんだよ」
チェルノは東電の回し者であるかのように、不自然なくらいプルトニウムの安全性を強調します。
その時、ゴスッ!と響く鈍い音。
海原先生が倒れたお爺さんから世界樹の葉っぱをもぎ取って、何かの調理を始めていました。
どうやら、殺してでも奪いとってしまったようですね。
>>269 亡霊になった命。
その恨みによる力は、計り知れない程に弱い。
あまり人を恨むようなタイプの人間ではなかったし、恨みを抱く暇もなく、唐突に死んでしまったからだ。
命はチェルノの体を動かすことはできない。
今はただチェルノに取り憑いて、後ろから見てるだけの存在にしかでない。
271 :
名無しになりきれ:2011/06/14(火) 06:04:47.39 0
厨ニート
>>264 「肉じゃが?こんな料理で私の舌を満足させようなんて……う、うまい!なんてうまいんだ!
シンプルな肉じゃがの上手さにかぶさる旨味は!プルトニウムか!」
お前はプルトニウム食ったことあるんかい!ってツッコミは多いに受け付ける
あまりに刺激的な味に楓は体中に電流が走る!
>審査員A「バールは滅び、イシュタルも去ったわ。この世界の航路を示す願いの羅針盤は、あなた達の手の内にあるのね」
「この黄色い牝豚なに様だ?そろそろ首とバスゾ」
恐怖の3話再現なるか……
「あとじじいどもうるさいから死ね」
核の力が加わったネオアトミックアバランチブリザードが老人2人を吹き飛ばす!!
>>270-272 神様二柱と魔王一体が倒れましたので、徐々に世界のパワーレベルは下がりつつあります。
それは、つまり条理を超えた力も弱まりつつあるということですね。
死者蘇生などという奇跡も、異能の弱い世界では起こりえません。
となると、幽霊ライフを満喫している天津さんの復活が間に合わなくなる可能性が……。
一刻も早く気付いてあげたいところですが\後ろ後ろー/の前に気付くのは作法に反するので難しい所です。
「それって厨ニとニートを合わせた造語だよね?
働かないで夢見たいな事ばっかり言ってる人を呼ぶ時に便利そうだね」
チェルノはチェルノで通りすがりの知らない人とお話ししていて、まだ背後の幽霊に気付く様子はありません。
通りすがりの知らない人は、何やらチェルノの背後を見て驚いているようですけどね。
そんな中、突然虎徹君がネオアトミックアバランチブリザードを放ちました!
お爺さんたちが、猛吹雪でどこかに吹き飛ばされていきます。
魔法を使えるようになったせいで、虎徹君の心に歯止めがかからなくなってしまったんでしょうかね?
「何してんのよ!この厨ニート!」
少し賢くなってるチェルノは、虎鉄君の暴挙に普通人らしく非難の声を上げます。
でも、その言葉は働かずに夢見たいな事ばっかり言ってる人を呼ぶ時の言葉ですよ。
「か弱いお年寄りに酷い事するなんて絶対に許せない!あたいが懲らしめてあげる!」
チェルノが虎徹君に腹パンするべくタタタタタっと走って行きました!
「最強パンチ!」
大仰な名前ですが、パンチの威力はごく普通の小学生と同じ程度だったりします。
274 :
影羅:2011/06/18(土) 10:18:53.68 0
海原先生が作り中だった世界樹の葉入り料理を命の口に突っ込む。
「これでよし」
「世界のパワーレベルが下がりつつあるな……」
そもそも元の世界に流れ込むパワーレベルを下げに来たのであって、目的が順調に遂行されているということである。
>「最強パンチ!」
ぽんっ!
インパクトの瞬間、異世界へのゲートが開いた!
>>274 おや、影羅が天津さんの口に世界樹の葉を捻じ込んでいます。
幽霊ネタを披露する前に蘇ってしまうのは残念ですが、天津さん的には早く復活した方が良いに決まっていますよね。
彼女に生き返る意思があれば、ぐいぐいっと引っ張られるような感じがして魂が元の肉体に戻って行くことでしょう。
さて、最強パンチを放ったチェルノはと言えば、なぜか異世界へのゲートを開いてしまったようです。
パンチが命中したのは虎徹君のお腹のはずですが、ゲートはいったいどこに開いたんでしょう?
……はい、もちろん虎鉄君のお腹に決まっています。
虎徹君のお腹には穴が開いてしまい、向う側には不思議な世界が見えます。
唐突に開いたでかい穴を見て考え込んでいたチェルノですが、突然ハッとした顔になりました。
どうやら、何かを思いついたようですね。
「あたい分かった!虎徹が悪い魔法少女になったのは虎徹の心に悪い何かか棲み付いているせーだよ!
そいつが、あたいのパンチに我慢できなくてゲートを開けちゃったに決まってる!」
1から10まで憶測に過ぎないような気もしますが、チェルノはとっても確信に満ちた顔です。
果たして本当に虎徹君の精神世界に巣食う何者かが、彼を魔法少女に変えてしまったのでしょうか?
まっ、それは行ってみれば分かるでしょう。
「あたい、ちょっと行ってくるね。このままだと虎徹は皆に迷惑かけるもん」
魔法少女楓のお腹に開いた異世界へのゲートの中にチェルノが飛び込みます。
「ちょっと狭いなー。んーむぐぐー!」
体がつっかえたので、チェルノは手で無理やりゲートを押し広げながら身を潜らせました。
痛くないと良いんですけど。
>>269-275 >海原先生が作り中だった世界樹の葉入り料理を命の口に突っ込む。
>「これでよし」
永井一郎「海原雄山が作っていた料理は『世界樹の葉の草もち』であった。
大富豪ルドマン家の定番料理だそうだが、噛まずに飲み込むのは非常に危険である。よい子は決して真似しないように」
>「この黄色い牝豚なに様だ?そろそろ首とバスゾ」
>「あたい分かった!虎徹が悪い魔法少女になったのは虎徹の心に悪い何かか棲み付いているせーだよ!
審査員A「…そうなの? 楓さんが悪い魔女になってしまうのは、ちょっと見過ごせないわね」
(続いてゲートに飛び込むが、チェルノに比べてあちこちのサイズが大きいので中々通過できない黄色い魔法少女)
審査員A「んん…! 少しダイエットしておくべきだったかな【ドン!】きゃ!?」
(いきなり走ってきたリムジンに追突され、ゲートに吸い込まれていく友達の少ない魔法少女)
海原雄山「世界間ハイウェイともあろうものが何という混み方だ!
必要もない連中が車に乗るからだ! 馬鹿どもに車を与えるな!!」
(どうやら海原先生はリムジンで移動しながら異世界の食材を集めているようだ)
(そのまま再加速し、虎徹の腹に開いているゲートを強引に通過していく黒いリムジン)
>274-276
世界樹の草もちを口の中に突っ込まれた命の死体。
魂がチェルノの体から離れて肉体に引っ張られたは良いが、草もちが喉に詰まってるために、お腹の中に入らないので、完全に生き返ることができない。
命の魂は体の中に下半身までしか入れなかった。
命の上半身がだらりと死体のまま前のめりに垂れ下がり、下半身に生気が満ち溢れて立ち上がって動き出す。
命の肉体の背中から魂の上半身が出ており、生き返った下半身を元気に動かしているのだ。
命もチェルノ達に続いて虎徹のお腹に開いたゲートに、元気よく入っていった。
>>「最強パンチ!」
ポンっと小気味よい音がしたかと思うと虎徹の腹にはでっかい穴があいていた
「さすが最強パンチ!俺に痛みもなしに腹に穴をあけるとは……え!」
腹に穴はまずいだろ!しかも次元の穴だと!バカな!
「え、チェルノちゃんお腹に入るの!それはちょっと……はいちゃった!」
そのあと黄色い魔法少女(首チョンパまだ〜)リムジン!命とわけわからない物が多数、腹に入っていった
虎徹(楓)は1人になった……
虎徹(楓)の精神世界
一同の目の前には「うえるかむ たいがーすぴりっとわーるど」と書かれた垂れ幕が掲げてあった
>>276-278 虎徹君の精神世界に入ると、まずは垂れ幕がお出迎えしてくれます。
「welcome tiger spirits worldって書いてあるね」
チェルノが発音良く読んでくれました。
意味は"ようこそ、虎魂の世界へ"と言ったところでしょうか。
もっとドロドロした心をさらけ出してくれると思っていましたが、意外に恥ずかしがり屋さんのようですね。
おっと、天津さんに海原先生、黄色い魔法少女の人……虎徹君の精神世界の中には続々と人が入って来ました。
「ここはどこだろー。……って、なに不気味な格好してんのよっ!」
チェルノが上半身をだらりとしたまま動き回る天津さんに驚いて、体を持ち上げようとします。
「うんしょっ……と。へー、あんた天津命って名前だったんだ。じゃあ、これからは命って呼ぶね」
天津さんの胸に付いていた名札で、ようやくチェルノも彼女の名前を知ったようですね。
『……来るわ。気を付けて』
黄色い魔法少女の人が何やら電波を受信したようです。
同時に黒い旋風が嵐のようにこちらに向かって駆け抜けてきました。
『コンチクショウ!レギオン、大正……異世界の力がこっちに流れるどころか、逆に他所に流れて行きやがる!
いったいここから何人流れやがったんだ!
くそっ、どうすれば……そうだ!異世界を荒らせば俺らの世界にパワーが流れてくるに違いない!
いわゆる一つの我田引水ってやつだ!よし、今すぐ他所の世界を荒らしてやるぞ!』
これはっ!いつの間にやら周囲には黒い虎がウヨウヨしています。
謎の虎たちがしているのは、どこの世界のことなのかは天の声も知りませんが、異世界を荒らすという剣呑な相談。
ここは精神世界なので、この黒い虎たちは何かの負の心が具現化したものかもしれません。
そして何匹もの黒い虎は、チェルノたちを見るとさっそく飛びかかって来ました。
『グオーッ!』
「危ない、命っ!」
チェルノがドンッと天津さんを突き飛ばすと、黒い虎はもくもくと雲状になってチェルノを包み込みます。
(お前がいなければ、この世界はもっと繁栄してた)
(そうだ、お前なんかとっとと市んでしまえ。東方厨は氏ね)
(ペース早くてキモい。どんだけがっついてんだ)
「ううっ、やめろー、あたいの中に入ってくるなー!」
黒い雲はチェルノの体内に吸い込まれてしまいました。
ああっ、これはいけませんね。
ダークなオーラに取りこまれてチェルノが闇に墜ちつつあるようです。
どうやら知能が高くなってしまった代償として、人並みに負の心が芽生えてしまったようですね。
「うわーっ!」
胸や首をかきむしりながら、錯乱したチェルノが走り始めます。
他人の心の中なので、どこまで情景描写をしていいか迷う所ですが、チェルノは虎徹君の精神の奥へ奥へと走って行きました。
280 :
影羅:2011/06/20(月) 23:22:11.18 0
>275-277
次々と姉上に空いた穴の中に人が入っていく。
我も最後に入り、入りがけに姉上に言った。
「ドラえもんみたいに自分に空いた穴に頭を突っ込めば、姉上も一緒に行けると思うぞ!」
四次元ポケットの中に入ってスペアポケットから出て瞬間移動というアレだ。
>279
姉上の精神世界に入ると、チェルノ殿がピンチになっているのが目に飛び込んできた!
拳を握りしめて熱く力説する。
「それは妄想だ! 全くジャンルが違う世界にパワーが流れるわけがないだろう!!
この世界からパワーが減る事があるとすればそれは単にこの世界に飽きたからだ!」
なだめているように見えてさらに救いようがない事実を言っているような気がするのは多分気のせいである。
とにかくパワーは同系統の世界同士で行き来しやすい法則があるのだ。
>「うわーっ!」
「チェルノ殿……! 人は誰しも心の闇と向き合う時が来る! 共に乗り越えようではないか!」
チェルノと共に、精神世界の奥へ入っていく。
「一ついいことを教えよう。
黒い虎、英語にするとブラックタイガー、すなわち食用のエビだ!
どうだ、もう怖くないだろう。ほんの少し見方を変えれば何も恐れる事はない!」
>278-280
命達が入っていったのは虎徹の精神世界。
垂れ幕がかかっており、歓迎されてるようだ。
>「ここはどこだろー。……って、なに不気味な格好してんのよっ!」
>「うんしょっ……と。へー、あんた天津命って名前だったんだ。じゃあ、これからは命って呼ぶね」
チェルノによって命の上半身は持ち上げられ、何の偶然か、喉に詰まっていた餅もお腹の中に入る。
背中から出ていた命の魂の上半身も体に入り、命は生き返った。
「あー、ありがとう、チェルノちゃん」
>「危ない、命っ!」
いつの間にか黒い虎に囲まれていたようで、チェルノは命を突き飛ばし、黒い虎はチェルノの内部に入ってしまった。
チェルノは虎徹の精神世界の奥の方に走っていく。
影羅もチェルノについていく。
命もチェルノ達を追って、精神世界の奥に向かった。
チェルノ達がたどり着いた先は、でかでかと虎の穴と書かれた看板のプロレスジムだった。
>>277-281 >黒い虎、英語にするとブラックタイガー、すなわち食用のエビだ!
海原雄山「ふっふっふっ…。影羅よ、それだけではないぞ。
古来、虎の肉は力を持つものの象徴として珍重されてきた歴史がある。
かの豊臣秀吉も、わざわざ朝鮮から塩漬け肉を取り寄せて食したと言われているのだ。
もっとも、現代において虎料理と称される物は猫肉ごときを使った紛い物ばかりだがな。
即ちあの黒き虎こそ、この世界に眠る至高の食材に相違なかろう」
(妙な理論を展開しながらチェルノの後を追う海原先生)
永井一郎「こうしてチェルノの後を追い、プロレスジム・虎の穴に辿りついた一行であったが」
マミさん「ソウルジェムが反応している…。なにか邪悪なものが、この建物の中に潜んでいるのかしら」
(世界移動した際に審査員でなくなった様子の黄色い魔法少女)
海原雄山「ふん、虎の穴といえば世界中に支部を持つ悪役レスラー養成機関。邪悪な気配などあって然るべきではないか」
マミさん(ああ、昭和世代のキャラクターにとっては常識なのね…)
覆面レスラー「ど、道場破りだーっ!!」
(悪役レスラーの集団がプロレスジムから慌てて出てきた)
(どうやら錯乱した勢いのままジムに突入したチェルノが原因らしい)
>>280-282 「うわーっ!」
チェルノが前方に見えたジムに突入すると、待ちかまえていた覆面レスラーたちが驚いたように叫びます。
『こんな所まで入り込んで来るとは……こいつら!?まさか"スレ主の証"を奪いに来たのか!?』
"スレ主の証"とは世界法則が書かれている巻物のこと。
これが書き換えられてしまったりすると大変な事になる為、普通の世界では絶対に手が出せない所にしまわれています。
この世界では、虎徹君の心の中に隠されていたようですれどね。
「スレ主の証……あたい、見つけたよ!世界を革命する力を!」
チェルノの手には、いつの間にか奪い取っていた天津さんの携帯電話がありました。
画面の中ではライトファンタジーというスレッドで、妖精さんが世界を新しく変化させたシーンが映っています。
それを見せつけながらチェルノが叫びました。
「妖精は世界を変えられる!だったら、あたいにも世界を変えられるはずだよ!スレ主の証があればね!」
おっと、"スレ主の証"の内容が書き換えられれば、今の世界はリセットされてしまいます!
みなさんもキャラロス、天の声も降板しかねません。
「スレ主の証を手に入れてあたいは変えてやる!このゆるゆるな学園世界を3日ルール有り、版権無し、GM有りのガチガチな伝奇世界に!
そしてもちろん、この最強のあたいが最強のゲームマスターとして最強の世界を作って、最強に君臨するのよ!
あたいについて来られない奴は、よーしゃ無く切り捨ててやる!わはははははーっ!」
むむっ、このダークオーラの濃度……チェルノにボスキャラ化する兆候が見られますね。
しかも、口にするのはルールもコンセプトも根底から変えてしまおうという大胆不敵な野望。
このままダークチェルノが"スレ主の証"を手に入れてしまったら、気軽にメタもギャグも出来ないような世界に変えられかねません!
それを阻止するため、みなさんぜひともチェルノより先に"スレ主の証"を見つけて確保して欲しいものです。
たぶん、それはこの世界のどこかにいる虎徹君の本体が持っている……んじゃないでしょうかね。
『そうはイカンザキ!』
チェルノの野望をそうはさせじと、覆面レスラーの一人が覆面を脱いでイカレスラーと化して襲いかかって来ました。
イカレスラーとは巨大なイカの姿をしたレスラーのことです。
しかし、虎の穴と言う割には……海産物ばっかりですねえ。
「ぐぬぬ。離せー!あたいに逆らう奴はみんなメタンコにしてやるー!」
イカレスラーが触手を使って絡み付きますが、チェルノのダークオーラに当てられてだんだん触手が黒くなっていきます。
たぶん、もうすぐ切れるんじゃないでしょうかね。
もちろんイカの拘束を解いたら、チェルノは"スレ主の証"を手に入れるべく活動を開始することでしょう。
>282-283
一行がプロレスジムに入ると、覆面の悪役レスラーがお出迎え。
彼らは一行をスレ主の証を奪いに来たのかと邪推する。
チェルノはその気になって、ガチガチの世界観に世界を帰るつもりだ。
「って、私の携帯じゃないですかー!」
チェルノがバールと契約する時のために脱いだ命の制服を持っていたようだ。
制服の中にあった命の携帯を持っているのはそのためだろう。
そして、チェルノが命の制服を預かったままで、バールとの魔王少女の契約が解けたということは。
「……露出狂になっちゃった」
今の命は素っ裸である。
命が裸に気付いて恥じらう暇も無く、チェルノがイカのレスラーに襲われている。
命はスレ主の証とやらに興味が無いので、仲間であり制服を持っているチェルノに加勢をする。
命がアルターをジム内の器具から作成し、両手剣を作り出す。
しかし、数秒も持たずにアルターの両手剣はボロボロに崩れ落ちた。
このジム内では武器を使うのは反則なのだ。
仕方がないので、命は近くにあったパイプ椅子をフルスイングして、イカのレスラーの顔面に直撃させる。
チェルノは触手から解放されたようだ。
「チェルノちゃん。
携帯と制服を返してくれないかな?」
命は少し黒くなっているチェルノに話しかけた。
>>284 触手を切った天津さんに携帯と制服を返すように言われたチェルノは、天津さんの制服をぽいっと投げ捨てます。
「あたい、こんなの要らないよ」
携帯は手に持ったままですが、制服は素直に返すつもりのようです。
「ファイアー!」
……と、見せかけてプルトニウムを利用しての発火現象を起こしてしまいました。
ぼわっと燃えあがった制服は一瞬で黒い塊になり、炎はジムの天井にまで届きます。
なんとも恐ろしい悪行ですね。
でも、これも全てダークオーラのせいなんです。
しかし、このままでは色々な支障が生じますので、まずは替えの服が欲しい所ですねえ。
ここはジムっぽい所ですから、ジム内を探せば何かあるかもしれません。
ええと、とりあえずジムのロッカーにはメイド服とかスクール水着とか幼稚園服とか、そんな感じのものがたくさんあるようですよ。
なにせ、虎徹君の精神世界ですから。
「わははー、虎徹の心の中なら、どんなにメチャクチャにしてもいいもんね。
あたいは、こんなことだってするよ!ファイアー!」
さらにチェルノは、発火能力でイカレスラーを爆発させて、こんがりと焼いてしまいました。
ぶっちゃけ、天の声も現実世界ではプルトニウム使用を自重しますが、精神世界ならいいかな的なものが働きます。
「ファイアー!ファイアー!ファイアー!」
おわっと!ジムが完全に炎に包まれてしまいました。
このチェルノの無差別放火は、考え無しにやってるようで実は違うのです。
精神世界の人物たちは精神崩壊が起きそうになったら、まずは主の虎徹を守るために、彼の本体の元に急ぐでしょうから。
「そっちかー!」
覆面レスラーたちの逃走方向から虎徹君の居場所を推測したチェルノが、そちらに走り始めます。
286 :
虎徹 ◆J43/PIljHc :2011/06/23(木) 07:07:55.12 O
>>289 「いや、さすがに自分の体の中に入りたくはないな」
変なところでビビる虎徹
入ってレギオンも大正も糞食らえだと言えばいいのに
でも虎徹がいないとそんなのガチ芸じゃないって人のために、虎徹アバターこととらたま君に登場してもらいましょう
チェルノ達が逃げる筋肉マッチョレスラーを追っていくと氷で出来た妹カフェがありました
そう!こここそ虎徹の精神世界の最深部
『ICESISTER'S CAFE』です
とらたま『みなさん、よくぞお越しくださりました』
小学生が来てるような服をきた虎徹によくにた少女が立っていた
なんで「お帰りなさい!お兄ちゃん!」じゃないかって?ツンデレなんだよ!言わせんな。恥ずかしい
>285-286
>「あたい、こんなの要らないよ」
「……必要だとしたら、私は少し引いてましたよ」
チェルノが放り投げた制服を命は受け取ろうとするが。
>「ファイアー!」
命が制服を受け取る前に、チェルノが制服を燃やしてしまったのである。
「あーっ!私の制服が!」
制服の中には財布も入っており、それも制服と共に焼けて、灰になってしまったのである。
チェルノは命の財布だけでは飽きたらず、ジムやレスラーも燃やしていく。
「やってくれましたね、チェルノ……
よく、私の制服と財布を見事に燃やしてくれました……
初めてですよ……この私の制服を焼いたおバカさんは……
まさか、こんな結果になるとは思いませんでした……」
こう語る間にも、チェルノは逃げていったレスラーを追いかけて、命の言葉はチェルノのには届かない。
命の形相が憤怒の色に染まる。
「ゆ……許さん……
絶対に許さんぞH!!!!!
じわじわと水棺で冷温停止にしてくれる!!!!!
1Bqたりとも拡散させんぞ!!!覚悟しろ!!!」
命は火に包まれて燃え盛るジムのロッカーから、全身を覆うような白いタイツを選び着用。
怒りに燃えた形相でジムから出て、海原雄山の車を借りてチェルノを追跡。
レスラー達が逃げた先、氷でできたカフェまでやって来た。
駐車場もちゃんと完備していたので、そこに車をしっかりと止め、店内に入る。
店内に入れば虎徹によく似た少女がお出迎えしてくれた。
「……違う。
あなたは女の子じゃない、男の娘だ!」
チェルノやレスラーを相手にする前に、命が指をとらたま君に突きつけた。
「まぁ、どうでもいいんですけどね」
命はさっとチェルノの後ろに回って、チェルノの右腕を右手で掴み、左腕を左手で掴む。
がら空きの背中に強烈な右の膝蹴りをぶち当てて、当てた膝を思い切り押すの同時に、両腕を引っ張る。
「このまま痛めつけた後は、水槽にぶち込んで差し上げますよ……くっくっく」
>>286-287 虎徹君の精神世界の奥には妹カフェがありまして、体温の高そうな子がようこそとお出迎えしてくれました。
「おー、お越ししたよ。あたいフルーツパフェ」
チェルノはどっかり座ってスイーツを注文しかけたところで、ハッと気付きます
「じゃなーい!あんた、虎徹の本体だよね?
痛い目見たくなければ、あたいにスレ主の証をよこしな。
あたいはね、ここを完全に消滅させて新品な世界にするんだ!
妖精が人間を襲う、とってもホラーな世界にね!
あたいの邪魔するなら、あんたにはとっても痛いことして、ひぎぃとか言わせちゃうよ」
おっと、チェルノが悪役っぽく脅迫しかけた所ですが、後続の人たちが追い付いてきたようですね。
名称までは分かりませんが、チェルノの後ろに回り込んだ天津さんは、いきなりプロレス技っぽいのを掛けてきます。
「ひぎぃっ!」
普通に痛かったのか、チェルノは普通に悲鳴を上げます。……普通の悲鳴ですよね?
しかしダークオーラの量が足りないのか、このままでは苦戦は免れません。
チェルノの背骨からは、ボキボキッと嫌な音までしてくる始末ですし。
「痛っい、たいたいたいーっ!」
もう恥も外聞もなく、チェルノは涙目で泣き叫んでます。
そして……この発散される負の感情がボスキャラとして覚醒するキーなのです。
「ふぎゃぁぁぁぁ!」
チェルノの背中を取っていた天津さんに凄まじい衝撃波が襲いかかりました!
その衝撃の源は……黒い羽!
なんと、チェルノの背中には真っ黒なダークオーラが翼状となって生えています。
これをまともに受けた天津さんにどんな影響が出るのかは、天の声もよくわかりません。
「妖精の素晴らしさが分からない、愚かな人間たちめー!」
チェルノは空中に浮きながら、一同を見下ろして睨みつけます。
迫力が無いのは、いかんともしがたい所ですけどね。
「お前たちなんか、こーしてやる。てやっ、てやっ、てやーっ!」
いきり立ったチェルノは、無数のダークオーラの散弾を天津さんに放ちました。
ええ、もちろんこれも受けた時の影響は不明ですとも。
289 :
影羅:2011/06/25(土) 03:18:08.30 0
>288
気付くとチェルノが真っ黒な翼を生やして暴れていた。
「おっとすまない、ちょっとぼーっとしている間に話が進んでしまった」
>「お前たちなんか、こーしてやる。てやっ、てやっ、てやーっ!」
我はダークオーラの散弾に当たった!
「ぐあああああああああっ!?」
我は元より漆黒の不治の病を患った存在。
それがダークオーラの影響を受けるとどうなるのか。
裏の裏は表。闇×闇で、闇から光への相転移が起こった!
背から生えるのは虹色に輝く翼。我は妖精となっていた。
その名もフェアリー=エイラ。
「あなたは間違っている……! 妖精は人々に夢と希望を与える存在なんだ!」
その手に握るは一振りの美しい魔法の杖。
「聖杖エレファントセプターよ! 哀れなこの子を止めて!」
エレメントセプターの誤植では無く、正真正銘のエレファントセプターである。
ドドドドド……
ちょっと前に出てきた感じの象の大群が突進してきた!
>288-289
>「ひぎぃっ!」
チェルノに命の技は効果が抜群だったようだ。
命はチェルノに押し当てる膝をさらに強める。
>「痛っい、たいたいたいーっ!」
チェルノの泣き叫ぶ姿に、命はズキッとした衝撃が心に響く。
>「ふぎゃぁぁぁぁ!」
「きゃっ」
命が技の力を弱めようとした瞬間、チェルノの背中から黒い羽が飛び出して、命を吹き飛ばした。
命は店の壁に勢いよくぶつかりそうになるが、空中で回転し、ぶつかりそうになった壁を足で蹴り、影羅の後ろに着地。
チェルノのダークオーラは、バールの邪気と相性の良かった命には、一時的に身体能力を上げるだけのものだった。
>「お前たちなんか、こーしてやる。てやっ、てやっ、てやーっ!」
空中に浮かんだチェルノは命達にダークオーラの散弾を放つ。
一時的に命の身体能力が増すが、当たれば結構痛い。
だから、命は散弾を防ぐことにした。
「秘技ぃ!!影羅ガード!!」
>「ぐあああああああああっ!?」
命の受けるはずだった散弾は、影羅が全て代わりに受けてくれた。
「ありがとう、影羅」
>「あなたは間違っている……! 妖精は人々に夢と希望を与える存在なんだ!」
ダークオーラの影響で影羅が限りなく澄んだ瞳でチェルノに言う。
「そうです!
無力な妖精なんてのはボスを気取らずに、健気なヒロインにでもなってれば良いんです!
今なら私のヒロインに……やっぱ、今の無しでお願いします」
命の顔は若干だが赤くなっている。
>「聖杖エレファントセプターよ! 哀れなこの子を止めて!」
店の壁を突き破って影羅が呼び出した象達がやってくる。
遅れて耳の一際大きな空飛ぶ象も現れて、命はその空飛ぶ象に飛び乗った。
「放水開始!」
影羅が呼び出した象達なだけであって、水場が無くても鼻から水をチェルノに向けて放出する。
店内は放水によってびっしょりとなった。
サンダーフォースイレイザーブレイカーディストラクションソード!?♪。
>>289-290 残念っ!天津さんに放たれたダークオーラ弾は影羅を盾にして防がれ、そんでもって影羅は妖精になってしまいました。
そして店内は妖精化した影羅が召喚した象の突撃と、天津さんの放水でメチャクチャになりつつあります。
えーと……もし、ICESISTER'S CAFEの損害賠償を請求されるなら影羅にお願いしますね。
ちなみにチェルノは飛んでおりますので、象の突撃はノーダメージのようです。
「ふふーん、妖精が人間に夢と希望を与える存在?
なに言っちゃってんのさ。夢を見るのは勝手だけど、あたいらは自由だよ。
それにあたいは最強だから、ヒロインも主人公もラスボスもやるもんね。
もう全部あたい一人でいいんじゃないかな」
チェルノは影羅と天津さんに、そんなダークなことを言い返しました。
天の声としては、全部一人でやられると過労死するので止めて欲しい所なんですけどね。
そして放水された水を受けて壁に叩きつけられながら、チェルノはなおも言い放ちます。
「馬鹿な真似はやめるんだね。あたいの力を忘れたの?水なんか撒いたら汚染水が増えるだけだよ」
そうです、プルトニウムの処理は厄介なので間違っても現実世界には持ち込めません。
精神世界の汚染……精神汚染を引き起こすかもしれませんが、汚染水は虎徹君の心に留めなくてはならないのです
>>291 おっと、ここで天の啓示が。
ピカン!とロマサガっぽく、脳裏に閃いた技をチェルノが繰り出します。
「サンダーフォースイレイザーブレイカーディストラクションソード!」
意を汲むと、雷理力消滅破壊殺戮剣と言ったところでしょうか。
チェルノは必殺技の名前を叫びましたが、もちろん効果の描写は致しませんよ。
いったいどんな効果が現れるのか、次の人に期待して待ちましょう。
とらたま君は男の娘、だけどそういわれるのは嫌い
自分のお家で暴れられるのも嫌い
象に蹂躙されるのも嫌い
放射線を撒き散らされるのも嫌い
もうこんな世界は嫌い
私は世界を変革する力、私が世界の根幹
「これ以上好きにはさせない!私は世界の主としてこれ以上あなたたちの好きにはさせない」
彼女の回りが絶対零度まで温度が下がる
ARMSのバンダースナッチみたいな感じ
黄金聖依でも防げない圧倒的な冷気
まるでラスボスです
なんかすごいエフェクトでチェルノのサンダー略が発動してとらたま君は目をバッテンにして倒れる
ラスボスぽさはわすが数文字だけでした
ん、なにか落としましたよ
【ドロップアイテム 世界を変革する力 虎の巻】
さあ、このスレのすべてを決めるのは誰だ!
>291-293
>「ふふーん、妖精が人間に夢と希望を与える存在?
>なに言っちゃってんのさ。夢を見るのは勝手だけど、あたいらは自由だよ。
>それにあたいは最強だから、ヒロインも主人公もラスボスもやるもんね。
>もう全部あたい一人でいいんじゃないかな」
放水を受けて壁に叩きつけられたチェルノの放つ言葉。
その言葉に命はカチンときた。
「ふざけるなっ!!!
この物語はピッコロさんが主役で!私こそがヒロインだ!!!!」
>「馬鹿な真似はやめるんだね。あたいの力を忘れたの?水なんか撒いたら汚染水が増えるだけだよ」
「そちらこそ、私達が何者かを忘れてる」
命が念じると汚染された水が消失し、命の手には一本の大剣が握られている。
「私達はアルター使いだ。
他の能力者達が手に負えなくても、私や影羅や虎徹なら、汚染を気にせずにあなたと対等に戦える」
>「これ以上好きにはさせない!私は世界の主としてこれ以上あなたたちの好きにはさせない」
とらたま君がチェルノを止めようと冷気を発するが、あっさりとチェルノの>291の必殺技に倒れる。
「とらたま君!」
命が大剣を放して、倒れるとらたま君に近寄る。
そして、ニヤリと笑いながら落とした世界を変革する力を拾った。
命の意思と共に世界が変わっていく。
「ふふふふ……アーッハッハ!!!!
これは実に素晴らしい力です。
これで世界は私のもの。
思う存分にピッコロさんが主役で、私がヒロインのラブストーリーを描かせてもらいますよ」
カフェから学校の教室へと舞台が変容し、命の服も制服に戻った。
>>293-294 チェルノのサンダー(以下略)は、とらたま君は冷気の破られてしまいした。
もう少し粘って欲しかった所ですけど、ショタッ子では仕方ありません。
とらたま君は、秘伝の虎の巻を落として倒れてしまいます。
「それは、あたいのもんだよ!」
チェルノはスレ主の証である虎の巻に手を伸ばしますが……。
時すでに遅し!虎の巻は、とらたま君の登場を張ってたかのように天津さんの手に渡ってしまいました。
こんな早業でスティールされるとは、誰が思うでしょうか。
哄笑する天津さんが虎の巻を手にすると、周囲の風景は学園になっていきます。
おっと、これでようやく原点の学園物という趣旨に帰ることが出来そうですね。
特に世界変革の際に規定がなされていなかったので、チェルノのダーク化と知能アップの効果は継続したままです。
誰かがなんとかしない限りは、残念ながらそのままです。
そして、虎の巻はどこかに消えてしまったようですね。
うっかり、天津さんが全員ドラゴンボールの人物に変化する、とか書いていたらどうなったんでしょうか。
「……はっ!ここは?」
チェルノは、机に突っ伏した姿勢で目を覚ましました。
さて、みなさんが帰って来た教室で教鞭を取っているのはピッコロさんです。
肌が緑色の人が居ても、変更された世界では誰も疑問を持ちません。
チェルノもダークな心を持ったままですが、ピッコロさんの存在自体には疑問を持ちません。
むしろ、ピッコロさんは主人公となっていますから無意識に好感すら覚えてしまいます。
要するにギャルゲーみたいなものですよ。
『次に教えるのは俺達の歴史だ』
どうやら歴史の時間のようで、"人類の歴史は戦いの歴史"とでもいうかのような授業が始まりました。
そんな授業風景の中、チェルノはピッコロさんの好感度を上げる策を練り始めます。
「まずは下校時間になったら尾行して、偶然を装って買い物に付き合ってもらおー。
そして、その買い物はピッコロさんへの誕生日プレゼント……あたいの計画は完璧だ!」
ちなみに、この授業が終わったら、ようやくですが初日の放課後となります。
296 :
影羅:2011/06/30(木) 01:18:05.16 0
「これはまずいぞ……!
学園物は一見簡単そうに見えて世界の存続が最も難しいジャンルの一つ……!
だから世界崩壊を回避するために超越存在instruction ◆???によって
ジャンル変更が行われたというのに……! これでは元の木阿弥だ!」
しかしまだ希望はある。この世界はピッコロさんが主役らしい。
いくらラブストーリーでもピッコロさんが主役である以上
何かの拍子に超人バトル路線に移行する事は十分考えられる。
そして歴史の授業が終わるころ。
「と、いう訳で君達にも戦いの歴史を刻んでもらう!
私の地元の名物、トーナメント戦を開催するぞ!!
優勝賞品は私だ! しっかり修行を積んでおくように!」
>295-296
命の願いによって、ピッコロさんが教師となり、生徒である命と結ばれるラブストーリーが始まった。
「あぁ、ピッコロさん……す・て・き」
命がピッコロさんの授業をうっとりとしながら聞いていると、チェルノがとんでもないことを呟く。
>「まずは下校時間になったら尾行して、偶然を装って買い物に付き合ってもらおー。
>そして、その買い物はピッコロさんへの誕生日プレゼント……あたいの計画は完璧だ!」
(絶対に潰す)
命はチェルノに対して殺意を抱いた。
>「と、いう訳で君達にも戦いの歴史を刻んでもらう!
>私の地元の名物、トーナメント戦を開催するぞ!!
>優勝賞品は私だ! しっかり修行を積んでおくように!」
「ピッコロさん……?」
命はピッコロさんの口調に違和感を覚えた。
そして、ここがどこだか思い出す。
虎徹の精神世界。
どんなに世界を改変しようとも、ここは虎徹の精神世界であり、ここに現れる命達以外の人物は、虎徹の一側面に過ぎない。
「わ、私は虎徹に萌えていたと言うの……?
そんな……」
がくりと机にうなだれる命。
うなだれた命の背中から一本の巻物が現れる。
とらたま君から貰った世界改変の力であった。
>>296 「そう!元の木阿弥なのよ!木阿弥っていうのはお坊さんの名前だから」
べつに大和郡山城主筒井順しょうの逸話など、どうでもいい
とらたま君が教室に駆け込んできた
「気付いたら私が本体と入れ代わってるのよ!」
ちょうどピッコロ先生がトーナメントの開催を宣言したところだった
「命が望んだ世界とは違う
虎の巻の効果が拡散してるんだ
だからエイラの願いが世界に影響を与えたんだ!」
説明台詞を噛まずに言う
「つまり、虎の巻は私のものよ!」
虎の巻を再び手にしようとするが、電流が走り触ることが出来なかった
そして全員の頭の中に声が響く
「力がないものに我を扱わせん。我を扱いたくは力を見せろ!」
こうしてピッコロ先生争奪トーナメントに副賞として世界を変革する力がつくことになりました
>>296 影羅が学園世界の何らかの構造に気付いてしまったようです。
「影羅、なに言ってんだ?バカになったのか?
そーだ、ちょうどバカに付ける薬を持ってるから影羅も使ってみなよ。
あたい、バカは嫌いだから遠慮なんていらないよ」
意味がよく分からなかったチェルノは、ポケットから食べ残した至高のパイを取り出して影羅に渡しました。
これは、以前チェルノの知能をアップさせた謎のパイですね。
このパイを食べた時の効果は不明です。
バカが治るのはチェルノにとっては至高の効果でしたが、影羅にとっての至高とは限りませんからね。
さて、無事に授業終了となりますとピッコロさんがトーナメント開催を告げます。
「あたい、頑張る!」
ピッコロさんにチャーム状態になっているチェルノは目がハートマーク。元気に返事を返します。
しかし修業を積んでおけ、と言ってましたからトーナメントはすぐに始まるわけではないようです。
「つまり始まる前に全員潰せばいいんだね。そしたら、あたいが一等賞だよ!」
ダークオーラで邪悪になっているだけあって、どうやら邪悪な事を考えているようです。
口に出してしまうのはどうかと思いますけどね。
>>297 おおっと、ピッコロさんに違和感を感じてうなだれた天津さんの背中から、ニョッキリと虎の巻が生えてきます。
自らが変革した世界に変更を行う気配を見せると言う事は、やはり学園ラブは難しいと感じてしまったんでしょうか。
天津さんのラブストーリーには、密かに仄かに期待していたんですけどね。
ですが、これでチェルノのネタと見せかけてテンプレまで用意したガチ乗っ取りにもチャンスが生まれます。
ちなみにチェルノの世界はGM有りの世界となるので、一度変更されたら気軽な場面転換は出来ません。
キャラも変えられ、避難所も用意され、三日ルールとなり、タイトルも妖精大戦争になります。
何気なくトーナメントの勝敗にはガチで世界の命運を乗せておきましょうか。ガチ芸だけに。
どの世界でも、悪者が勝利すると世界は終わってしまうものですしね。
>>298 ここで、虎徹君を差し置いてとらたま君の登場です。
まだ出番が欲しかったのか、とらたま君は虎の巻に関する説明を行いました。
そして虎の巻を掴みかけますが、ビリビリっと走った電流に待ったをかけられてしまいます。
さらにトーナメントの副賞も、全員の頭の中に伝えられます。
「ふふん、どーやら修業が足りないみたいだね。あんたにいいこと教えてあげよっか?
精神と時の部屋ってトコで修業すると、グーンって強くなるんだよ」
チェルノがとらたま君に近づいて、ヒソヒソ教えてあげました。
精神と時の部屋とは、一日過ごしただけで一年分の時間が経過すると言う修行用の特殊空間です。
確かに、ここは精神世界だけあって精神と時の部屋も探せばどこかにありそうですね。
「さあ立ちなよ、あたいが精神と時の部屋に連れてったげるから。
あたい、あんたはスレ主としてもっとヤレる子だって期待してるんだ。
前に体育館の倉庫だった所が、今は精神と時の部屋になってるから、そこであたいと修業しようよ!」
急に不自然なぐらいの親切心を見せ始めたチェルノが、とらたま君の手を取って体育館の方に走り始めました。
体育館倉庫と言えば、よくイジメられる生徒の監禁場所となっている場所ですが、だいじょうぶなんでしょうかね。
いつの間にか、チェルノの右手にはクロロホルムを浸み込ませたハンカチが握られていますけど。
>298-299
>「つまり、虎の巻は私のものよ!」
とらたま君が命の背中から現れた巻物を取ろうとした瞬間、巻物から電撃が発せられる。
「アータタタタタタタ!!!!!!」
それは巻物を背中から出してる命にも伝わり、命の体を痺れさせる。
>「力がないものに我を扱わせん。我を扱いたくは力を見せろ!」
「あ、私はもういいです。
力を見せても貰えるものが虎徹の精神世界一つなんて、変態過ぎてマイナスにしかなりませんよ」
命は背中から出ている巻物に話しかける。
>「ふふん、どーやら修業が足りないみたいだね。あんたにいいこと教えてあげよっか?
>精神と時の部屋ってトコで修業すると、グーンって強くなるんだよ」
外界と精神と時の部屋では時間の流れが異なり、外での一日が精神と時の部屋では一年となる。
確かにそこで修業をすれば、短期間でパワーアップするだろう。
しかし、精神と時の部屋は過酷な環境でもある。
生半可な実力の持ち主ではすぐに中での修業をリタイアしてしまうだろう。
>「さあ立ちなよ、あたいが精神と時の部屋に連れてったげるから。
>あたい、あんたはスレ主としてもっとヤレる子だって期待してるんだ。
>前に体育館の倉庫だった所が、今は精神と時の部屋になってるから、そこであたいと修業しようよ!」
この世界を学校に改変した命には分かる。
体育館倉庫に精神と時の部屋など無い。
チェルノをよく見てみれば、手に何か持っているのが分かった。
これはチェルノの罠だ。
命はチェルノの背後に忍び寄り、栽培マンのように飛びついた。
「私も体育館倉庫に行く」
301 :
影羅:2011/07/01(金) 05:37:10.09 0
>297
「はっ、背中から何か出てるぞ!」
>298
>「力がないものに我を扱わせん。我を扱いたくは力を見せろ!」
>299
>「影羅、なに言ってんだ?バカになったのか?
そーだ、ちょうどバカに付ける薬を持ってるから影羅も使ってみなよ。
あたい、バカは嫌いだから遠慮なんていらないよ」
「チェルノ……バカでもいい!
あのお伽噺に出てくる妖精そのもののように純粋な君はどこにいってしまったんだ?」
我は至高のパイを食べた。
最初からダーク要素があった我は……至高のパイで超英雄的精神を持つバカになった!
「救って見せるさ……この世界も、そしてチェルノ、君も!」
>300
チェルノがとらたま君を罠にはめようとしているようだ。
>「私も体育館倉庫に行く」
「我も行こう!」
体育館倉庫に行くと、大先輩がたむろしていた。
大先輩とは通常の年数以上高校にいてレベルを上げまくった凄い人の総称である。
大先輩達は体育館倉庫で優雅にお茶会をしていた。
「何だ君達、修行をしに来たのか? 今時修行なんて流行らないだろう?」
大先輩は指パッチンをした。
ガラッ
体育館倉庫のドアが開いてピッコロさんが現れた。
「君達、そんなところで何してるんだ! トーナメントが始まるぞ!」
>>300-301 「ううっ……重い」
天津さんは小さめですが、チェルノも同じく小さめです。
背中に乗っかられては、よたよた歩きにならざるを得ません。
そういえばチェルノにはダークオーラの羽が生えてた気もしますが、ここは体内に収納していたことにしましょう。
さて、天津さんに影羅もチェルノにくっ付いてきてしまいました。
これでは、とらたま君にクロロホルムを使っていけないことをするのは難しいでしょう。
たとえば……そうですね、お医者さんごっことか。
トーナメント開始前に一人ひとりを葬るんなら、まずは何らかの分断策を取るべきでしたね。
とりあえず、チェルノは腹いせとして背中の天津さんに向かって、ポイッとクロロホルムハンカチを投げつけます。
それで肝心の体育館倉庫の中はと言いますと、年季を経た先輩達がお茶会の真っ最中。
彼らの一人が指を鳴らしますと、まるで時間がふっ飛ばされたかのようにピッコロさんが現れて、トーナメントの開催を告げます。
巻き巻きの展開ですが、何か焦ってるんでしょうか。
ピッコロさんの出てくるジャンプには10週打ち切りという制度が存在しますが、ここには関係無いはずですけどね?
何はともあれ、体育館シーンはこれでお終い。
そしてグラウンドには、いつの間にか特設のトーナメント会場が用意されています。
『これか?セル建設って所に受注してな。驚くべき事にあっという間にやってくれた』
チェルノがグラウンドに移動すると、ピッコロさんが説明してくれました。
巨大な石畳の武闘場付近には、大勢のモブの人たちがひしめいています。
中にはNPC化してしまった白岩さんや、野呂宮君などもいるようですね。
「おー、いっぱいいるなー」
は〜い、ここでルール説明の時間でっす。
まずトーナメントは予選を行い、次に本戦となります。
予選はNPC戦となりますので、お好きなNPCを一人選んで戦って下さい。
NPCたちは大勢いるので選り取り見取りですね。
1ターンキルするのも、負けてしまうのもご自由に。
過去の因縁も、持ちこむのも持ちこまないのも自由ですので、各々対戦相手に誰を選ぶのかが注目されます。
本戦の組み合わせに関しては……予選が終わったら誰かが考えるでしょう。
それでは……ピッコロさん&虎の巻争奪トーナメント、スタート!
>301-302
>「我も行こう!」
影羅もチェルノについて行くことになった。
>「ううっ……重い」
「失礼な!私は軽いはず!」
乗っかる者には乗っかられた者の苦しみは分からない。
チェルノは背中の命に向かってハンカチを投げるが、命はそのハンカチを華麗に回避した。
「ふふふ、あなたは私の馬になるしかないのです。
体育館倉庫に進みなさい、チェルノ」
>「何だ君達、修行をしに来たのか? 今時修行なんて流行らないだろう?」
命達が体育館倉庫に辿り着けば、中には先客の大先輩がいた。
大先輩が指ぱっちんをすれば、時が進んで、トーナメント開催を告げにピッコロさんが現れた。
「うわぁ、留年すればあんな時を進ませる能力が貰えるんですね。
能力のために留年するのも……普通に嫌ですね」
命達がグラウンドに着くと、大きな武舞台が設置され、大勢の観客で賑わっていた。
>『これか?セル建設って所に受注してな。驚くべき事にあっという間にやってくれた』
「パーフェクトですね。さすがはセルです」
ピッコロさん争奪戦(ついでに巻物)の予選が始まる。
予選の第一試合は命の出番である。
巻物の現所有者なだけに、強制参加である。
命の初戦の相手は、魔人ブウ(悪)。
魔人ブウに相手として適当に選ばれて、命は武舞台に引きずられてきたのである。
「無理無理無理無理!」
『オレ、ハラヘッタ』
命はブウにお菓子にされて食べられる前に、脳裏にいい考えが閃いた。
「あっ!とらたま君が美味しそうな物を持ってる!」
ブウはその言葉に騙されて武舞台から降りて、場外の判定が下された。
命の勝ちである。
エターナルフォースブリザードクリティカルイレイザーブレードネオ!?♪。
ブウ「お前嘘ついた。俺許さない」
大変だ、このままじゃ命がお菓子にされちゃうぞ
チェルノの前には、ガチムチな先生が立ちはだかります。
どうやら、予選の相手は賀地田先生のようですね。
とりあえず、後続のために無難な選択肢は潰しておくのが、思いやりというものではないでしょうか?
「おー、あんたがあたいの相手かー。相変わらずひんそーなボディーだなー」
チェルノが挑発するとガチムチ先生の顔が怒りに染まり、試合開始と共に服を脱いで飛びかかって来ます。
『ふんぬーっ!』
ギュウギュウ締めつけられて、チェルノは身動きがとれません。
「この人、痴漢だよ!」
いきなりチェルノがとんでもないことを叫ぶと、思わずガチムチ先生の攻撃も止まります。
「あたい聞いたもん。先生があたいの耳元で、膨らみかけが良いとか、ランドセル系が良いとか言っていた!」
聖職である教師の淫行疑惑に観客もザワザワしてきました。
どうやら、チェルノは冤罪攻撃で社会的に抹殺するつもりのようですね。
ダークチェルノは汚い手段も躊躇いません。
『ふんが、ふんがー!』
首を振りながらガチムチ先生も必死に否定します。
「……あたいにわざとやられたら、今のは嘘だって言っても良いよ」
そこを見計らってチェルノが耳元で囁くと、先生も仕方なく同意しました。
『むがー』
ガチムチ先生の手が緩んだ所で、抜けだしたチェルノは先生のお腹に突きを繰り出します。
「最強パンチ!」
先生があっさり倒れてチェルノの勝利が決まりました。
>>303-305 おっと天津さんが勝利したようですね。
でも、何やら負けたブウさんが勝負に物言いを付けているようですねえ?
まっ、ここは美味しそうなとらたま君が何とかしてくれるでしょう。
してくれなかったら、お終いかもしれません。
チェルノが弁護しなかったガチムチ先生みたいに……。
『むががー!むががー!』
警察に両腕を掴まれた先生はどこかへ引っ張っていかれます。
きっと余罪を追求されたりするんでしょう。
307 :
影羅:2011/07/03(日) 01:44:32.54 0
>302
好きなNPCを選んで適当に戦えということで、我は過去ログを見ながら考えた。
過去ログとは冒険の全てが記録されている冒険の書のようなものだ。
「メタルクウラ×1000、君に決めた!」
1000体のメタルクウラが現れた!
>304
我は学校の売店で売っていた忍法帖を使った。するとLv10の忍者になった!
「エターナルフォースブリザードクリティカルイレイザーブレードネオ!?♪」
必殺技の呪文を唱えると、手の中に一冊の薄い本が表れた。
「これは……っ、超美形勇者や生意気弟系魔法少年や全裸の未就学児や
重度の厨二病を患う大センパイやポエム系ナイスミドルが織りなす濃厚ホモストーリーだ!」
薄い本を場外に放り投げる。
2chのとあるスレが元ネタらしいが、公式がホモという専らの噂である。
とにもかくにも、メタルクウラ達は薄い本に殺到して場外乱闘を始めた!
>305
薄い本は偶然にもブウの頭の上に落ちたのだった。
1000体のメタルクウラ達に取り囲まれるブウ!
凄まじいドラゴンボール濃度である。
>304-307
>「お前嘘ついた。俺許さない」
「ふっふっふ、勝負の世界は非情なのです。
騙される方が悪いのです」
命は不敵に笑いながらそう言った。
魔人ブウはクラスメイトなので、そんなに酷いことはしないと、命はそう考えていたのである。
『チョコになれ』
魔人ブウは躊躇なく、相手をお菓子に変える光線を命に向けて発射したのである。
それを間一髪のところで、命はハリウッドダイブで避けた。
「危ないじゃないですかっ!
って、目が本気です!
ヘルプ!ヘルプ!とらたまくーん!」
誰も助けに来ない。
しかし、ブウの頭に薄い本が落ちてきたら、メタルクウラ達がブウと命を取り囲んだのである。
ブウが意識をメタルクウラに向けた瞬間に、命はメタルクウラ達の輪から抜け出した。
命が抜け出した瞬間、メタルクウラ達が魔人ブウに襲いかかる。
三秒後、メタルクウラ達はチョコにされて食べられて、全滅した。
さすがにブウ相手はメタルクウラ達でも無理だった。
1000個のチョコを食べたブウは満足したのか、自宅へ帰った。
「はぁ……死ぬかと思った」
九死に一生を得た命は、予選を勝ち抜いたチェルノや影羅達の方に向かう。
「やはり、あなた達も勝ち残ったのですか。
いくらあなた達でも戦う時は手加減をしませんからね」
命がそう言った後、放送が流れる。
『予選を勝ち残った者は、体育館まで来るように』
「私達も体育館まで行きましょう」
>>307-308 影羅の相手はテンプレすら無いメタルクウラ1000体とのことで、実に無難なところですね。
再登場できるかも、と期待してた元PCたちの顔にも落胆が浮かんでいます。
そのメタルクウラたちはというと……影羅が投げつけた本を目がけてブウさんに向かいますが、残らずチョコレートにされてしまいました。
1000体の割にはあっさりしてますが、こういったものは得てして数が多いほど弱いものですからね。
なんとか危機を切り抜けた天津さんは、チェルノたちに手加減をしませんからねと宣戦布告してきます。
「ふふん、せーぜー今の内に吠えておくんだね。
あんたなんかじゃ、最強のあたいには絶対勝てないもん」
対するチェルノはそんな台詞を言い放ちますが……さて、果たして結果はどうなるんでしょうか?
おっと、ここでスピーカーから声が……ふむふむ。
どうやら、予選を勝ち抜いた人たちは体育館への移動となるようですね。
まだまだ予選は続いてますが、きっと勝ち抜いた順に体育館へやって来ることでしょう。
所変わって体育館では、運営の人たちが何やら話をしています。
トーナメント方式だと出番の終わった人は解説役になってしまうので、バトルロイヤル方式にしようかなどと。
そんな運営の人たちに向かってチェルノは言います。
「あたいはどっちでも良いよ」
いえ、いけません!これは悪役には不利なルールです!最初に潰されるに決まってる!断固抗議します!
『では、決勝戦はバトルロイヤル方式となります』
天の声の抗議も虚しく、決勝戦の方式が即決で決まりました。
「何人でも纏めてかかってきなよ、あんたたちなんて何人でかかってきても同じだもんね」
黒い翼を生やしたチェルノは、ふわっと体育館の中空に浮かびました。
特に何かの攻撃を仕かける様子は見られませんが、ヒュンヒュンと挑発するかのように高速で飛びまわってます。
310 :
名無しになりきれ:2011/07/06(水) 18:17:55.92 O
おっぱいさわさわさわさわさわはわさわさわさわさわさわさわさわさわ
体育館
「やっときたな、お前達!!」
いつのまにか虎徹に戻っていた
とらたまくんと虎徹の戦いは5レスぐらいに及んだか書くのがめんどくさいので書かない
いままで虎徹が姿を現さなかったのはとらたま君と戦っていたからなのだ!
体育館の中心でふんぞり返っている虎徹を無視して運営委員の人たちが勝手にバトルロワイヤルに決めた
「俺の虎徹のサビにしてやるぜ!!どっからでもかかってきやがれ!!」
どっかから取り出した名刀 虎徹(本物かどうかは知りません)をぶんぶん振り回している
どうやらチェルノを切ろうとしているようです
>310
決勝の相手にはさすがド変態がまぎれているようです
セクハラは犯罪です。逮捕されますよ
>>310 「ちっちっち、おととい来るんだね。あたいは最強だからおっぱいなんて無いんだよ」
そうです。チェルノは完全に真っ平らな残念体形ですので、おっぱいさわさわはできません。
変態さんが変態的な能力を持っていたとしても、さすがに無いものに触ることはできませんよね?
従って、チェルノはさわさわ攻撃を回避してしまいます。
>>311 体育館の中心を見ますと……あら、いつの間にやら虎徹君の姿が。
予選を勝ち抜いた虎徹君は、明らかに銃刀法違反の刀剣を振り回しています。
しか〜し、チェルノは何かを企んででもいるのか余裕の表情です。
「ふふん……あたいが考えも無しに飛び回ってると思ってた?
そろそろ吐き気とか目眩がしてきたでしょ?」
ん?どういうことですかチェルノさん?ぜひとも解説お願いします。
「あたいは、この力の新しい使い方を思い付いたんだよ。命のおかげでね。
命が汚染水をアルターを消した事で、あたいは力を消されちゃわない為にはどうしたらいいかなって考えたんだ。
答えはとっても簡単だったからすぐに分かったよ。見えなければいいんだってね。
だって目に見えないぐらい小さい粒子なら、それを対象にしてアルターには変えられないもん。
つまりね……今の体育館は、あたいの散布したプルトニウムの粒子でいっぱいなんだよ!」
ふむふむ、なるほど。
……そんな中にいたら、目眩に吐き気に痒みに火傷がいっぺんに襲ってくる感じになるんでしょうか?
それはさぞかし辛いでしょうね。
>309-312
>「やっときたな、お前達!!」
「あなたは現実世界に放置されたはずの虎徹ではありませんか!」
体育館の真ん中には虎徹がふんぞり返っていた。
とらたま君がいないのは虎徹と入れ替わったからだろう。
>『では、決勝戦はバトルロイヤル方式となります』
決勝戦の内容が決定する。
>「何人でも纏めてかかってきなよ、あんたたちなんて何人でかかってきても同じだもんね」
早速チェルノが体育館を飛び回り、何をするでもなく、参加者達を挑発する。
「空を飛び回られてはどうしよもないんですが……」
>「俺の虎徹のサビにしてやるぜ!!どっからでもかかってきやがれ!!」
虎徹もただ刀を振り回しているだけで、チェルノにはどうすることもできない。
>「おっぱいさわさわさわさわさわはわさわさわさわさわさわさわさわさわ」
命は変なことを言っている参加者を背後から蹴り飛ばした。
「小さい私に喧嘩売ってるんですか?」
>「ふふん……あたいが考えも無しに飛び回ってると思ってた?
>そろそろ吐き気とか目眩がしてきたでしょ?」
「それはどういうことなの!?」
命はチェルノに聞いた。
チェルノが解説をする。
解説されている間にもチェルノが言ったように、命も気分が悪くなってきた。
「くっ、私のせいでこんな恐ろしいことになってしまうとは……」
命は体育館から急いで抜け出して、グラウンドの方まで逃げ出した。
死の空中舞踊=絶息の瘴気/皮膚を掻き毟る火傷/収奪される意識/不可視なる死神の鎌。
『くっ、私のせいでこんな恐ろしいことになってしまうとは……』【
>>313】
命の嘔気/戦闘領域からの遁走――チェルノの疑問。
「体育館の外に出ちゃったら、場外負けになるんじゃないの?」
生じた疑問を運営委員が明瞭なる解で切り捨てる。
『いえいえ、決勝の会場が体育館とは一言も言っておりません。
むしろバトルロイヤルは鬼ごっことかサバゲー的要素を混ぜて、校舎全体を使いたいと思ってました』
「もー、そんなの最初に言ってよ!」
生成される剣/雷速の投擲――黒翼を翻して旋回する。
湧き立つ瀑布/捕縛の防壁――急上昇しての衝突回避。
絶対零度の剣/霧氷の放出――火焔流を利用した迎撃。
漆黒の妖精は、今まで脳裏に展開していた防御的戦術を構築し直す必要に迫られる。
プルトニウム噴霧は遮蔽空間に相手が長時間いる事で最大の攻撃力を発揮するのだ。
隠れながらゲリラ的に攻撃を仕掛けられては、攻撃の効率低下は否めない。
ならば……残る虎徹と影羅の二人を体育館から逃さない事が肝要。
「一人逃げちゃったけど、ここがあんたたちの墓場になるのは変わらないもん!」
浮揚せし妖精が異能を発動/全出入口のプルトニウム粒子同時発火=瘴気で満ちた棺桶は爆炎の扉で閉ざされる。
「わははー、どうだ見たかー!これなら逃げられなくて弱っていくしかないもんねーだ!」
(模倣/天の声=旬を逃がした)
315 :
影羅:2011/07/08(金) 00:27:32.03 0
>309
>『では、決勝戦はバトルロイヤル方式となります』
「っしゃあ! まずはチェルノを皆でフルボッコに……
もとい愛の鞭で正気を取り戻させるぞ!」
>310
「秘儀! マッチョガード!」
通りすがりのふんどしマッチョを盾にする。
変態はふんどしマッチョの逞しい大胸筋を一心不乱に揉み始めた。
>311
「姉上〜〜!! 会いたかったぞ! 共に戦おう!」
我は姉上に飛びついた。
>312
なんと! チェルノは放射性物質をまき散らしていたのだ!
「貴様……それでも妖精か!?
そんな事をしたらこの世界は一切の草木も生えぬ死の星になってしまう……!
妖精とは……風に舞い水に戯れる星の生命の守り手……!
決して穢れぬ心を持つ永遠の御子……!
我が物顔で環境破壊する人間に腹を立てて人間と敵対する事こそあれど
自らこの世界を生き物が済めない地にするとは言語道断だ!」
>313
災害時の警報が鳴り響き、なすすべもなく校庭に避難する。
>「くっ、私のせいでこんな恐ろしいことになってしまうとは……」
「まだだ……まだ希望はある!」
我は携帯を取り出し、《組織》に宇宙戦艦を一艇要請した。
次の瞬間、校庭のど真ん中に、巨大な宇宙戦艦が降り立った。
「我はこれより宇宙戦艦クロネコヤマトに乗って惑星イスタンブールを目指す!
そこには放射能除去機能付きの究極の空気清浄器があるらしい!
途中で飛脚型宇宙人やペリカン型怪獣に襲われたり危険な旅になるだろう……。
それでも付いてきたい者だけ共に来るがいい!」
316 :
影羅:2011/07/08(金) 00:47:29.86 0
>314
>「わははー、どうだ見たかー!これなら逃げられなくて弱っていくしかないもんねーだ!」
「しまった……! 油断した!」
いつの間にかチェルノのオサレレスが投下されていた。
が、レスの順番と実際の時間軸が前後する事はよくある事だ。
慌てず騒がず時間を少しさかのぼって描写しよう。
時間軸は>315のレス内の >312と>313の間である。
「姉上! 我は水属性、姉上は氷属性!水と氷の連携技で退路を開くぞ……!
我と共に一族に代々伝わる呪文を唱えてくれ!」
姉上と足の甲を重ねて魔力を練り上げていく。
「布団が吹っ飛んだ! ベッドがベッドんだ……!! 久遠の彼方より、来たれ凍てつきし力!!」
「エターナル・フォース・ブリザード!!」
我らを中心とした半径500メートル圏内に凄まじいブリザードが吹き荒れる!!
>314-316
命が体育館からグラウンドに脱出すると、体育館が猛吹雪に包まれているのが見える。
命には虎徹と影羅の仕業だとすぐに分かった。
「あの人達、殺す気満々でやってますね。
って、こっちまで冷気が来るじゃないですか!」
命は体育館の方から広まってきた猛吹雪から、ひたすら走って逃げ出す。
グラウンドの隅にたどり着くことで、やっと猛吹雪から逃れることができた。
>「まだだ……まだ希望はある!」
グラウンドにやって来た影羅が言った。
「あなたは私の生存の希望を断ち切ろうとしましたがね」
影羅がどこかに電話をすると、巨大な宇宙戦艦がグラウンドに降り立つ。
>「我はこれより宇宙戦艦クロネコヤマトに乗って惑星イスタンブールを目指す!
>そこには放射能除去機能付きの究極の空気清浄器があるらしい!
>途中で飛脚型宇宙人やペリカン型怪獣に襲われたり危険な旅になるだろう……。
>それでも付いてきたい者だけ共に来るがいい!」
「わぁ、素敵」
命は宇宙戦艦をアルター能力で分解、凝縮して一振りの剣を作り出した。
その剣は金色に光り輝き、命が作り出していた形だけの剣とは、比較できないほどの存在感を現している。
チェルノが放射能を散布したことで、放射能と共にチェルノのダークオーラが命の体の中に入り、命の能力を強化。
影羅が巨大な物質を持ってきたことにより、命の能力だけでは足りなかった部分を、物量で補ったのだ。
「とあるゲームの剣を真似て作ってみたオリジナルの剣。
その効果が発揮できればチェルノ対策ができるのですが……」
命が金色の剣をかざせば、剣から光が発せられて、影羅達が起こした猛吹雪の後が綺麗さっぱりと消え去った。
「これならいけるかな?」
命が作り出したのは様々な魔法効果を打ち消す剣をモデルにした、様々な異能を打ち消す剣であった。
「影羅、体育館に戻りますよ。
私がチェルノの放射能を消すので、攻撃は任せましたよ」
命達はチェルノの待つ体育館に戻っていく。
>>316 放射性物質を散布するチェルノに、影羅はそれでも妖精か!?と激しい語調で詰め寄ります。
「あたいは妖精は妖精でも、プルトニウムの妖精だよ」
それに対して、チェルノはそしらぬ顔でこんなことをうそぶきました。
ほほう……プルトニウムにも妖精がいるんですねえ。
さて、爆炎に包まれた出入り口を見て、影羅がエターナルフォースブリザードを発動させます。
みるみる内に体育館は喰らったものが死にそうな、剣呑すぎる冷気で包まれていきました。
ううっ、ちべたい……こんなとこまで凍気がっ。
「ふーん、なかなかやるね。でも、そんなの最強のあたいには効かないよ……ボンバー!」
チェルノは周囲のプルトニウムを連鎖発火!炎のシールドを展開しました。
これなら何とか体温低下を防げそうですね。
影羅はすでに外に脱出してしまいましたけど。
>>315 むむ……急に時間軸がおかしくなったようですが、これは?
「事故だーっ!」
おおっと……どうやら天の声が目を離してる隙に何らかの事故が起きてしまったようです。
事故の影響でチェルノの能力が、自分でも制御できない自動発動に切り変わってしまいました。
今までは関係無い人にまでは害を及ぼさなかった能力も、これからは制御不能に陥って無差別に被害を与えます。
まさに最終兵器もんじゅちゃん!
まったく、プルトニウム使用中に変なことはするもんじゃありませんね。
>>317 「ううっ、あたいの力が止められないよ……」
異能を止められないので、当然プルトニウムは垂れ流しです。
「おー、そーだ。みんなが学校から逃げたら、あたいの勝ちでいーの?」
その辺りどうですか?運営委員さんたち。
『うわー逃げろー!』『ぎゃー助けてー!』
チェルノが近づくと、運営委員も観客も蜘蛛の子を散らすように逃げて行きます。
まっ、当然ですね。今の能力が暴走したチェルノには誰も近づけませんから。
ですが、その逃げ散る人波を逆走して戻って来るものがいました……天津さんです。
このまま決着がつかないまま場面転換も覚悟してましたが、ここは逃げられない戦いだと思ったのでしょうか。
「ふんだっ、あたいの城にのこのこ戻ってくるなんてとんだバカだね!」
今のチェルノはプルトニウム自動散布状態で待ち構えていますよ。
>318
>「ふんだっ、あたいの城にのこのこ戻ってくるなんてとんだバカだね!」
「勝算があればバカとは言わない。
恐怖と立ち向かう勇気を備えた勇者と呼ぶのです!」
チェルノの能力が暴走している。
無差別に放射能をばらまき散らし、チェルノは放射能の城の中にいる。
「光の波動よ、異能を打ち消せ!」
命がチェルノに剣先を向けると、光り輝く金色の剣が周囲を光で包み込む。
体育館に存在していた放射能は全て消え去った。
「今です!」
>>313 「命はいつまで俺の精神世界にいるつもりなんだ?ここはもう現実世界だ!」
>>312 「こ、これは!プルトニウム!!くそ!これじゃあ被爆してしまう!!」
虎徹は右往左往してる
>「姉上! 我は水属性、姉上は氷属性!水と氷の連携技で退路を開くぞ……!
影羅が虎徹に合体攻撃の要請してきた。虎徹の気力は十分。兄妹の最強の技が発動する
>「エターナル・フォース・ブリザード!!」
効果 相手は死ぬ
この絶対超絶破壊超奥義が発動した今!!チェルノは死ぬだろう
>318
>「ふーん、なかなかやるね。でも、そんなの最強のあたいには効かないよ……ボンバー!」
「なん……だと……!」
最強の氷系魔法が効かないというのか!チェルノは化け物か!いいえ、妖精です
「このままじゃ俺の被爆が大変なことになるぞ!!」
そこで虎徹は閃いた
「あ、水って放射線を通さないはず!!」
確かそんな話も聞いたことがあります。
「うおぉぉぉぉぉぉぉぉ!萌えろ!俺の小宇宙!」
虎徹の体を氷の鎧が覆う。これで放射線対策は万全、準備は万端
後はチェルノを殴りにいくだけ
「行くぜ!俺の最強の技!!」
虎徹の周囲の空気が一気に吸われていく、空気中の水分を使ってアルター能力を形成する
「これだけじゃたりねぇ!!」
さらに気合いを入れると体育館を能力に変換してます
あ、それどころか校舎すらも能力に替えていきます
「これが俺の最強の技だ!!」
手に出来たのは巨大な氷の塊、大きさは1m程度です
その密度は凄まじいことでしょう。これで殴られたら痛いです
「お、重い……」
手にそんな凄まじい重さのものつけて動けるはずがありません
虎徹の超必殺技は結局不発で終りました
>>319-320 天津さんが光る剣から、いてつくはどうっぽいものを出しました。
きらきらきらーん……チェルノの放射性物質は消え去った!
おおぅ、これは異能殺しの剣のようですね。
充満していたプルトニウムは、きれいさっぱり消えちゃいました。
「す、すこしはやるみたいだね。けど、あたいののうりょくだって、しんかしてるもん!」
明らかに狼狽した感じですが、この程度では負けを認めるつもりは無いようですね。
「……あれ?」
光の波動で、台詞の漢字、背中のダークオーラの羽、9行制限を突破する知力アップ……持続型異能が全て消滅してしまいました。
そうなると、当然チェルノは落下してしまうわけです。これは、だいたい10mくらいからの落下になるんでしょうかねえ?
>320-321
>「す、すこしはやるみたいだね。けど、あたいののうりょくだって、しんかしてるもん!」
「ふっふっふ、本当にそうなのでしょうか。
私には退化しているようにしか見えませんけどね」
命の剣の力により、チェルノの異能の全ては消え去った。
元に戻ったチェルノは飛ぶ力を無くし、高所から墜落する。
「あ、危ない!」
命は剣を地面に突き刺してチェルノの落下予測地点にまで走り寄ると、間一髪のところでチェルノを受け止めた。
なんてことはできず、チェルノを受け止めた瞬間に重みに耐えきれずに、チェルノに腕を潰されてしまったのである。
「チェルノ、さっさと退くのです!」
無理矢理チェルノを退かすと、命の両腕はポキッと折れていた。
「私は戦闘不能ですか」
命は残った虎徹と影羅を見る。
虎徹は自身の能力で動けるようには見えない。
「これは、勝者は決まったようなものですかね?」
323 :
影羅:2011/07/10(日) 00:42:53.62 0
>317
命は我の宇宙戦艦を材料に、なんかすごそうな剣を作り上げた!
「すごい、空気清浄機を手に入れにイスタンブールに行く必要がなくなったではないか!」
>「影羅、体育館に戻りますよ。
私がチェルノの放射能を消すので、攻撃は任せましたよ」
「任せろ!!」
>318-319
>「ふんだっ、あたいの城にのこのこ戻ってくるなんてとんだバカだね!」
>「今です!」
「超必殺!! ウルトラスーパーミラクルハイパー……」
>320-322
>「……あれ?」
>「あ、危ない!」
チェルノはダークモードが終了し落下、それを受け止めた命は腕がポッキリ折れてしまった。
>「お、重い……」
姉上はなぜか巨大な氷の塊の下敷きになっている。
>「これは、勝者は決まったようなものですかね?」
「な、なんだってー!?」
はっきり言って今回のバトルでは宇宙戦艦を呼び出すぐらいしかやっていない。
バトルロイヤル形式は空気キャラほど勝ち残るという噂があったが本当だったのか!
>>322-323 なんと!落下したチェルノを天津さんが受け止めました!
天津さんは両腕を折りながらも、チェルノにさっさと退くのですと叱責します。
「だめだよ……あたい、ちからをとめられなくなっちゃったもん……」
そうです。歩く放射性廃棄物と化したチェルノは、今もプルトニウムを出し続けています。
消しても消しても、チェルノをなんとかしなければプルトニウムは出続けるでしょう。
でも、止めるのは簡単ですよ?グサッと殺してしまえば良いのです。
チェルノの生命活動が停止すれば、さしもの暴走アルターも停止しますからね。
「あ、あたい……まだ、たたかえるよ!ふっ、ふんだ!てきをたすけるなんて……命のバカーっ!」
おっと、勝てば全部が何とかなるとでも思っているのか、チェルノは無傷の影羅に腕を振り回して殴りかかっていきます。
レイリア先生これに記載を
【性別】
【年齢】
【職業(学生なら学年)】
【居住地】
【身長】
【体重】
【スリーサイズ】B W H
【ブラのサイズ】
【乳首の色】
【乳輪の大きさ】
【陰毛の濃さ・生え方】
【現在の彼氏の有無】
【交際人数】
【初交際(時期・年齢/相手)】
【初キス(時期・年齢/場所/相手)】
【処女or非処女】
【初体験(時期・年齢/場所/相手)】
【処女あげたのは現在の彼氏?】
【経験人数(その内彼氏は何人か?)】
【交際中の浮気経験・回数】
【セックス好きor嫌い】
【セックスの好きな/嫌いなところ】
【今までで最も興奮したセックスの場所・状況】
【性感帯】
【好きな体位】
【S or M】
【奉仕したいorされたい】
【オナニーの頻度】
【今までした/された中で最もエロいこと】
>323-325
>「な、なんだってー!?」
とぼけているつもりなのか素なのかは命には分からないが、影羅は自分の勝利に王手がかかったことに驚いている。
>「あ、あたい……まだ、たたかえるよ!ふっ、ふんだ!てきをたすけるなんて……命のバカーっ!」
「誰が馬鹿ですかっ!」
チェルノは影羅に殴りかかりに行く。
命もその後を追おうとしたが、>325の変態に引き止められた。
「こんなことなな板で答えられるわけがないでしょうがっ!」
命の怒りのドロップキックが>325の背中に直撃する。
無様に地に倒れた命は立ち上がり、現在の状況を確認した。
「チェルノはどうなったのでしょうか?決着は!?」
>>325 おっと何やらテンプレが投下されたので、影羅への攻撃に結果が出るまで、>11の重複を除いてチェルノのデータを上の方から埋めてみましょうか。
【年齢】永遠の少女
【居住地】七ッ板市なな板町9-9-9-999
【スリーサイズ】Bつるぺったん Wくびれはないようです H小さめですねえ
【ブラのサイズ】していないようです。というより必要が無いでしょう
【乳首の色】桜色と表現しましょうか
【乳輪の大きさ】平均的ではないかと思われます
【陰毛の濃さ・生え方】つるつるですよ
残念ながら9行制限があるので、これ以上は書けません……というより童貞夫君は、レイリア先生に埋めて欲しかったようですけどね。
328 :
影羅:2011/07/11(月) 00:02:40.39 0
>324
>「だめだよ……あたい、ちからをとめられなくなっちゃったもん……」
「チェルノ……」
流出する放射能を止める方法はただ一つ、チェルノにとどめを刺す事。
>「あ、あたい……まだ、たたかえるよ!ふっ、ふんだ!てきをたすけるなんて……命のバカーっ!」
我には分かってしまった。
チェルノ殿は、放射能汚染を食い止めるために、我に止めを刺されるつもりなのだ。
―― 救って見せるさ……この世界も、そしてチェルノ、君も!
ノリで行ってしまった台詞が脳裏をよぎる。我はツインマーキュリーを構えた。
狙いを定め、引き金を引く。岩をも穿つ激流が狙い過たず放たれる!!
そして激流は打ち抜いた。
――チェルノの名前欄の小さい”ェ”を!!
その瞬間、全ての因縁が、恨みが、憎しみが、解き放たれていく!
我は、チェルノ、否、チルノを抱きしめて言った。
「約束したからな、君も、この世界も、全て救うって……!」
今は、少なくとも今この瞬間は、彼女は呪われし放射能の妖精では無く、美しき大自然の妖精になったのだ!!
そして、物語の舞台は遥か東方へ―――新たなる物語が始まる(!?)
もちろん名前欄の小さいェを拾って名前欄にはめなおしても構わないことをここに追記しておく。
なんと「ョ」が なかまに なりたそうに こちらを みている
名前欄にはめますか?
はい
いいえ
むむむ、ラスボスもんじゅちゃんは大変不評だという電波がどこからか流れてきます。
ネタとしては出てきても、実際やるとドン引きの典型というわけでしたか。
まっ、切りも良い所ですし、チェルノにはここで倒れてもらいましょう。
>>326-328 ズキューンと影羅が放った水流が小さいェを撃ち抜き、チェルノの黒いものとェを押し流していきます。
「ふんぎゃー!」
黒(チェルノ)ではなくなったチルノの黒髪は、色が抜けて青になり、黒い服も洗剤で洗ったかのように青くなりました。
異能を使う力そのものも霧散してしまい、暴走状態も無事に解除されたようですね。
そのまま抱きしめた影羅の耳元で、チルノが元気よく名乗ります。
「あたい、チルノ。さいきょーよ!」
なんと「ビ」が なかまに なりたそうに こちらを みている
名前欄にはめますか?
はい
いいえ
なんと「ン」が なかまに なりたそうに こちらを みている
名前欄にはめますか?
はい
いいえ
なんと「デ」が なかまに なりたそうに こちらを みている
名前欄にはめますか?
はい
いいえ
>>329-331 おや、こんなところに"ョ"と"ビ"と"ン""デ"が落ちてますね。
みなさんカタカナは装備できないでしょうし、ここはチルノに拾ってもらいましょう。
「これ、なんだろー?」
影羅から離れたチルノは、不用意に文字たちに近づきます。
すると……文字たちは拾った瞬間にチルノにまとわりついてきました!
「なんだおまえ。あたいにくっつくなー!」
さて、拾った四文字とチルノの名前を組み合わせると……。
「あたい、チョルノビンデ!さいきょーよ!」
なんとも、微妙に発音しにくい名前なのは否めませんねえ。
335 :
影羅:2011/07/12(火) 22:46:04.66 0
>330
>「あたい、チルノ。さいきょーよ!」
「ずっと、この時を待っていた。この瞬間のために全てはあったんだ……!」
解き放たれた宿命、生まれ変わる生命――
全ての世界《スレ》は、物語の完結《完走》を目指して存在するという。
今ここに、一つの物語が幕を閉じた。
―― 聖我知芸学園物語 漆黒の妖精編 完!! ――
>331-334
そして、結果的に優勝した我に与えられたのは世界改変の力《虎の巻》。
ちなみにピッコロさんは命にプレゼントしておいた。
「世界改変の力……
神《スレ主》を代行し世界設定《ジャンル》から世界法則《スレルール》まで全てを作りかえる事ができる人知を超えた力!!
我には荷が重すぎる……! このまま、綺麗なまま終わりにしよう。
せっかく完結を迎えた《世界》を穢したくはない……」
今まさにエンディングロールが流れ始めようとした瞬間。
――カッ
視界が眩い光に包まれる。我は顔をフードで覆った不思議な人物を向かい合っていた。
「貴様は、否、あなた様はっ、下々の前には決して姿を現さない我が《組織》の長……!!」
『フフフ、そうかもしれないしそうでないかもしれない。
思い出して御覧、この物語は混沌と化した世界の均衡を取り戻す冒険だったよね?』
「……はっ、そういえば……!!」
ずっと忘れていた大切な事。
『思い出したようだね。ここで立ち止まってどうする?
更なる未来に向かって進み、この世界に更なる繁栄をもたらせ!!』
頭の中に、恐ろしい光景が流れ込んでくる。
それは、様々な《世界》に攻め込み、根源の力を際限なく喰らいつつ肥大化する軍勢。
「なんだあれは!?」
『それは私にも分からない。《カオス・レギオン》とでも名付けようか。
軍勢の首領の正体は謎に包まれているが、普通ならば自爆必至の大魔法を駆使し根源の力を集めるという恐るべき強敵だ!
あのままではいずれ全ての世界がファンタジーの皮を被った現代異能バトルと化してしまうだろう』
「なんだって!? そんな事はさせない……!
世界は多様性があるからこそ素晴らしいんだ……!
決めた! ならば我らの世界は……現代異能バトルの皮を被ったファンタジーだ!!」
336 :
影羅:2011/07/12(火) 22:54:00.95 0
>334
世界が戻ってくる。我は意味もなく微妙にコスチュームチェンジしていた。
チェルノ→チルノもキャラをテコ入れし、新章に踏み出す気満々だ!
「チョルノビンデ! さあ、共に新たなる物語を始めよう! 聖我知芸学園・発進!!」
ゴゴゴゴゴ……! 聖我知芸学園は天空に浮かび、文字通り発進した!
「聖我知芸学園の真の名は《アカデメイア》――。
《快楽》の名を持つかつて楽園と呼ばれた天空都市!
学園を本拠地に旅をすれば学園ものという当初のコンセプトも保持できるだろう?」
「いきなり敵の本拠地に攻め込んでも負けるだけだ。それ以前に敵の本拠地も分からない。
そこでお約束に則り当面は戦力増強のために世界を巡るぞ!
手始めに異能者を養成する他学園と交流するとしよう。最初の目的地は……」
地図上の、魔海域に覆われた島を示す。
「足を踏み入れれば生きては帰れないと言われる魔海域。長年外界から閉ざされた神の庭。
ここに文武両道を旨とし、マッチョな魔法使いを養成している遥か古の世より存在する世界最強の学園があるという!
その名も《フィジカル魔法学園》だ!」
―――― 聖我知芸学園物語第二部始動! 世界の根幹の秘密を解き明かす大冒険が今始まる!!
【虎の巻を手に入れたのをいい事にやりたい放題しました。
アホな事をぶつぶつ言っとると一蹴後手キャンしても全くOKですよ〜!】
>328-336
チェルノは影羅によってチョルノビンデとなり、放射能の呪縛から解放された。
文字通りに動かなかった虎徹に、骨を折れたことで戦闘不能になった命。
そして、影羅によって解放されたチョルノビンデ。
残った影羅が世界改変の力を手にして優勝。
ピッコロさんは命が貰うことになった。
「明日からピッコロさんと修業の始まりです。うふふふふ」
命は不気味な笑顔を浮かべている。
ピッコロさんは命を放置して、先に家に帰ってしまった。
そして、学校も空に飛んで行ってしまった。
「しまった!ピッコロさんの妄想でトリップしてたら、話についていくのを忘れてしまった!」
この場には他に誰もいなくなっている。
命一人が学校の跡地に残されてしまったのだ。
「あぁ、どうしましょう……このままでは学校に通うことすらできない。
明日ピッコロさんに相談するしかないのですかね……」
命は家に帰ることにした。
>>336-337 「いくぞー、れっつごー!」
なんと、ドナルド戦艦の機能が残っていたのか、影羅の号令で校舎は空に浮かんで発進しました。
「おー、なにしてんだー、命ー?おいてかれるぞー」
チョルノビンデは地上に置いて行かれた命を見つけると、とりあえず投げ縄のようにロープを投げてみます。
まあロープが届かなくても、新章に向けてのテコ入れでしたらピッコロさんがなんとかしてくれるかも知れませんけどね。
さてさて、しばらく校舎が飛び続けると……おや、何やら下の方に綺麗なお花畑(
http://toki.2ch.net/denpa/)が見えてきました。
どうやらこの花畑の先が魔海域のようで、遥か彼方には広大な海原が見えます。
チョルノビンデはタタタッと端っこの方に走ると、虎徹君のまん前辺りで身を乗り出さんばかりの格好をして下を眺め始めました。
ふぅーむ、これは今ぽんっとチョルノビンデの背中をつっついたり、わっと脅かせば落っこちてしまうかもしれませんねぇ。
ここは フィジカル魔法学園 です。
この世界では、どんな魔法もフィジカルと引き換えにのみ発動します。
「ここではMPという概念は筋肉の量や体格に相当する」と言えば異世界の人には分かりやすいでしょうか。
学園では、最大MPを上昇させるためにトレーニングで身体を大きくしたり、
使う魔法の効果を上げるために筋力を鍛えたりしていますよ。
ここに来たら皆さんも魔法や特殊能力の類を使うたびに
身体が少しずつ減っていきます。
適度なトレーニングと栄養と休息を怠ったまま力を使っていたら、
数日のうちに骨と皮だけの貧相な身体になってしまうでしょう。
自宅に戻った命は、チョルノビンデに携帯を取られたままだということを思い出す。
翌日、ピッコロさんに学校がどこかに行ってしまったことを話したが、ピッコロさんも何がなんだか分からないと言う。
命は行く場所が無くなったので、特殊能力開発をしない普通の学校に転入することになり、普通の学生生活を送ったのであった。
【個人的な事情なのですが引退させてもらいます。
今まで楽しかったです。ありがとうございました】
>>341 いえいえ、こちらこそ大変お世話になりました。
今までのお付き合い、本当にありがとうございます。
これからは、どうかピッコロさんとお幸せに。
以後のご健勝を遠くからお祈りしておりますよ。
なお、新章開始かどうかは虎徹君が来るまで保留状態ですので、339-340の方はしばらく正座してお待ちください。
今にも落下しそうなチェルノの状態も、もちろんそのままです。
影羅によって世界が大きく改変された
我知芸学園はその歴史に幕を閉じ、スレは新たな歴史を歩むことになった
虎徹は夏風邪やその他なんやらしてたらすっかり乗り遅れてしまった
アカデメイアとなってフィジカル魔法学園攻め込みました
「なにがなんだかわかんないぜ」
いつのまにか空に浮かんでいた学校にさらになん……だと……な虎徹君
そうしているとチョルノビンデが勝手に下を眺めていました
「おおい、チョルノ〜どうなってんでこれ?」
後ろから肩を叩くとチョルノは落ちた
【命さん、いままでありがとう!またどこかであえたらいいな】
>>344 おっと夏風邪とはいけません。
確かお馬鹿さんだと風邪は引かないはずですので、もっと頭悪く生きてみてはどうでしょうか。
さて、チョルノビンデはというと……お花畑に向けて落下していきます。
そうですね。これは虎徹君に押されたからというよりは自分の意思でしょう。
チョルノビンデは下に落ちながらもクルンと上を向くや、虎徹君と影羅に言いました。
「あたいはチェルノ。やっぱりチェルノ。チルノでもチョルノビンデでもなくて。
あたいはチェルノのまま生きて、うんわるくしんじゃうことがあってもチェルノのままがいーや。
でも、あたいがチェルノでいると、きっとみんなに、めーわくがかかるよね。
だから……あたいは、あたいでいられるところにいくよ」
落下するチョルノビンデからパチンパチンと、名前欄の"ョ"や"ビ"が外れていきます。
おやおや、せっかく抜けた黒色も戻って、元のチェルノに戻ってしまったようです。
「今まで、あたいにつきあってくれて、ありがとー。みんなげんきでなー」
チェルノは手を振りながら花畑に落下して、やがて花霞の中に消えていきました。
満面の笑顔のままで。
……えー、つきましては私も諸問題の責任を取って辞意を表明いたしたく思います。
A型は優柔不断だから、滑ったネタが手遅れになるまで、つい放置してしまいました。
スレは天津さんを欠いたばかりですが、ここはなんとか兄妹の力を合わせて苦難を乗り切ってほしいと思います。
>>343 残念ですが、今のチョルノビンデ……もといチェルノは黒き衣をまとっております。
伝承の通りに青き衣をまとって降り立つとはいきません。
お花畑は未知の場所ではありますが、意外と住めば都だったりするのでしょうかね。
346 :
影羅:2011/07/16(土) 19:58:48.01 0
>338
眼下にとても美しい花畑が見えてきた。この学園の移住先としてぴったりだろうか。否!!
「これは罠だ! 誘惑に負けるな!」
花畑で行われているリレー小説、もとい人々の生活を双眼鏡で見てみると、全くストーリーが成り立っていない。
この世界を創世した偉大なる神は、ハチャメチャながらも一本ストーリーの芯がある世界にしたい
みたいな意味合いの事をどこかで語ったという。
例えばカオスの代名詞として語られる主人公が鼻毛で戦うふざけた漫画があるが
これも全体を通して見れば悪の皇帝から世界を救うというストーリーがある
れっきとした勇者の冒険譚なのだ。
>344
姉上は氷の下敷きになった事夏風邪をひいていたらしかった。
「姉上、もう大丈夫なのか!? 無理はするんじゃないぞ。
案ずるな、由緒正しき我知芸学園は歴史に幕を閉じたわけじゃない!
空飛ぶ学園都市になって更なる進化を遂げたのだ!
姉上が病欠の間の我の好き勝手を許してくれた事……感謝するぞ」
>337
命は平凡な日常に戻る道を選んだらしかった。
「日常に戻り平穏な生活を送るか。それもまた一つの選択だろう。
これは過酷な戦いの旅になるだろうからな。
だがこれだけは言っておく。そなたがこの戦いに参加したいと願うなら、我々はいつでも歓迎しよう!」
>345
チョルノビンデは何を思ったか花畑に身を投げた!
「ダメだ、行くな! それは罠だと言っただろう!?
何が責任を取って辞職だ! 何が滑ったネタが手遅れだ!
それなら我は存在自体が手遅れだ! もう二度とつまらない政治家みたいな事は言うな!」
>「今まで、あたいにつきあってくれて、ありがとー。みんなげんきでなー」
「チェルノ――――――ッ!!」
チェルノは笑っていた。とてもいい笑顔だった。
それを見て悟った。彼女を引き留める事はできないと。
「チェルノ、頑張るよ……君の分まで!
だから……帰ってきたくなったらいつでも帰ってこい!」
347 :
影羅:2011/07/16(土) 20:13:10.94 0
>229-240
別れをいつまでも悲しんでいる訳にはいかない。我々は前に進まなければならないのだ!
という訳で、フィジカル魔法学園に降り立った!
我は攻略本、もとい世界観光ガイドである”広辞苑”を見ながら言った。
「ここでは究極の存在”超アニキ”になるために生徒たちが日々修行にはげんでいるらしい。
どこかに伝説のプロテインが隠されているとかいないとかいう噂だ……!」
「ふんっ!! ふんっ!!」
飛び散る汗! 弾ける青春!
至るところでマッチョな魔法使い達が筋トレをしている。
と、ほうきにまたがった何者かが我々の前に降り立った。
典型的な魔法少女のコスプレをしたガチムチマッチョである。
「こんにちは、わたし シリアーナ! この学園の 校長先生を しているの!
魔海域をくぐりぬけて この学園に来客が来たのは 千年ぶりになるわ!
みんな、至急 もてなしの準備を!」
「「「ういっす!! アニキの命令ならば何なりと!!」」」
マッチョ達が慌ただしく”もてなし”の準備を始めた!
一体どんなもてなしだろうか、非常に楽しみである。
348 :
影羅:2011/07/16(土) 20:45:51.90 0
おっと、>339-340だな!
暑さで明後日の方向を向いて話してしまった!
>>346 「そうか、進化しただな学園は!だから空も飛べるはずなんだな!」
君と出会った奇跡で空を飛べるようになったようです
やったね!
>>347 「チェルノ……お前が何を言ってるのかわからないぜ!!」
虎徹は落下するチェルノに声をかける
「ここは自分のやりたいことをやりたいだけやる場所だ!お前は好きにしていいんだ!」
虎徹の本当の気持ちはチェルノに通じるのか?
>>347 「おいおい、いきなりこんな右も左もわからないところで大丈夫かよ」
影羅はそんな虎徹の心配を他所にずんずんと進んでいく
なぜか攻略本を持ってる
「さすが我が妹よ。準備がいいな」
そしてシリアーノ学長がやってきてもてなしがあるらしい
「お、なにかもてなしてくれるらしいぜ?」
しかし、目の前に駄せれたのはプロテイン(水割り)いちご味とささみの塩焼き
「これだけ・……?」
>「ばかもの!!ビルダーに取って最高のごちそうではないか!!なにプロテインはチョコレート味がいいのか?」
虎徹はそれ以上何も言わずに席に座ろうとすると
>「ばかもの!トレーニングせずに食事をとるなど言語道断!!まずは筋トレからだ!」
マッチョ達に引きずられてまずはベンチプレスから……
「ほら!いける!いけるよ!あと1回!いけた!もう一回いこ!」
とことん追い込まれています
「お客様への御もてなしの品を持ってきました……」
黒髪の小柄な生徒が、トレイにチョコレート味プロテインを乗せて運んでくると、近くのテーブルの上に持っていたトレイを置きます。
どうやら彼女は、ここの生徒のようでした。
胸の名札には、モブ魔法少女Aと書かれていますから。
「お兄ちゃんたち……ここに長居しない方が良いよ。だってここは……ううん、なんでもない……」
黒髪の生徒は言い難そうにボソッと呟くと、タタっと走り去ってしまいました。
351 :
影羅:2011/07/19(火) 00:28:09.02 0
>349-350
>「お兄ちゃんたち……ここに長居しない方が良いよ。だってここは……ううん、なんでもない……」
「何だ……?」
言い知れぬ不安に駆られる。
「あらあら気にしないでください。いくらでもいてくれていいのよ!」
と、学長。
>「ほら!いける!いけるよ!あと1回!いけた!もう一回いこ!」
「うん、いける、いけるな!! ワンツーワンツー!!」
そして月日は瞬く間に流れて行った。
気付くと我々は筋トレの魅力に洗脳され、すっかり長居していたのであった。
「ああ、筋トレって楽しいなあ!! ふんっ! ほいさ!」
――― 職員会議にて
「そろそろですね」
「ええ、いい感じで筋肉が付いてきたことですし」
「食っちまいましょう!」
――――
いつものように筋トレをしていると、いつぞやの少女が乱入してきた。
「お兄ちゃんたち! 正気に戻って!」
「うわなにするやめアッ――!」
少女は我々に何かの魔法をかけた!
「はっ……!? 我々は何をしていたのだ!? ああ、こんなにムキムキになって!」
少女は衝撃の事実を告げた。
「早くここから逃げるのよ! このままでは食われてしまうわ!」
@給食室
「今日からお客さん達に出すのを濃厚飼料に変えろとさ」
「ほいほい」
「おや、いよいよですねえ(ニヤリ」
ベンチに座った先生が熱い視線で、虎徹を見つめます。
ツナギ風ジャージのホックを下ろした彼は「やらないか」と、優しく声を掛けてきました。
まるでノンケでも構わず喰っちまいそうな雰囲気を全身から醸し出して。
そして、彼の近くには男子トイレ。
明らかにマズイ流れです。
354 :
名無しになりきれ:2011/07/20(水) 00:01:16.94 0
ん
>>351>>352 「どうだ!我が妹よ!この俺の大腿三頭筋のカットを!切れてるだろ〜」
すっかりビルダー並みにムッキムキになった虎徹
サイドチェストで自慢の足をを中心に大胸筋と上腕の太さを強調しています
「なにをバカなことを言ってるんだ?ほら今日も素晴らしいビルダー飯じゃないか!
なにが不満なんだ?」
ごはんにプロテインをかけた物をおいしそうに頬張る
>>353 「おいおい!見ろよあの先生の胸筋!最高にかっこいいじゃねぇか!
これはホイホイいっちゃうぞ!」
虎徹は先生のほうへ行ってしまう
男子トイレは発展した魔法文明で快適な空間に演出されています。
もちろん、通称ハッテン場。
モブ筋肉先生は「君も良い筋肉をしてるじゃないか」と言いつつ、虎徹君の全身をつつっと指でなぞります。
そして「君は妹がいるそうだね……なら、兄貴ってわけか」と、言葉に妖しい響きを乗せて普通に服を脱ぎ始めました。
「しかし……ホイホイ付いてきちまって良かったのかい?俺はノンケだって構わず喰っちまう男だぜ」
そう続けると、モブ筋肉先生は虎徹君の服を脱がせに掛かります。
要するに、なんの捻りも無くガチで虎徹君の貞操を奪いに来ました!
「兄貴ィィ!」
357 :
影羅:2011/07/22(金) 01:22:06.70 0
>353
>355-356
>「どうだ!我が妹よ!この俺の大腿三頭筋のカットを!切れてるだろ〜」
「うむ、なかなかのものだ。我も負けてないぞ。見よ、この引き締まった腹筋!」
新ジャンル・筋肉ラブコメ開幕の予感!? 流行の最先端だ!
「じゃないわ! そんな事を言っている場合じゃないぞ!」
>「なにをバカなことを言ってるんだ?ほら今日も素晴らしいビルダー飯じゃないか!
なにが不満なんだ?」
姉上に、魔法少女の解呪の魔法は効かなかったようだ。
「思い出せ! 姉上は儚さを孕んだ美しさがウリの美少年だったなじゃないか!」
>「やらないか」
>「おいおい!見ろよあの先生の胸筋!最高にかっこいいじゃねぇか!
これはホイホイいっちゃうぞ!」
>「しかし……ホイホイ付いてきちまって良かったのかい?俺はノンケだって構わず喰っちまう男だぜ」
「食うって性的な意味だったのか! まさか全年齢板で何の捻りもなくガチでくるとは……!」
さすがはガチ芸学園。
>「兄貴ィィ!」
「させるかッ《アクアマスター》発動! 装着! ツインマーキュリー!!」
我は能力を発動させ、パンツのようなズボン一丁のマッチョ美少年と化した!
「喰らえ! 早撃ちマック!」
筋肉先生に超速のマックシェイクを放つ!
完走おめでとう!
マックシェイクを受けた筋肉先生は、微笑みながら無数の光の粒になって消えてゆく。
>>357 >「思い出せ! 姉上は儚さを孕んだ美しさがウリの美少年だったなじゃないか!」
「お。お前は何を言ってるんだ……あ、頭が痛い
急に頭がい……た……く……
「うぉぉぉぉおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお」
突如叫びだす虎徹
「俺はいままでなにを……」
>「喰らえ! 早撃ちマック!」
ぶっ飛ばされ光の粒になって消えていく
「こ、これは……よくわかんないけど、我が妹よ。すまぬ
俺はもうダイジョーブだ!!」
とりあえず逃げる
「この先に筋肉で動くマッチョ飛行機があるらしいぞ!それで脱出だ!!」
361 :
影羅:2011/07/30(土) 02:10:11.10 0
>358-360
>「こ、これは……よくわかんないけど、我が妹よ。すまぬ
俺はもうダイジョーブだ!!」
「姉上! 正気に戻ったのか! 喜ぶのは後だ……追手がくるぞ!」
>「この先に筋肉で動くマッチョ飛行機があるらしいぞ!それで脱出だ!!」
手に手をとりあっての逃避行。
やっとの思いで飛行機にたどり着く。
『完走おめでとう! 我が名はマッチョ飛行機! 君たちはこの飛行機に乗る資格を得た!さあ乗って!!』
マッチョ飛行機は超高度AI搭載だった!
意気揚々と乗り込むと、原始的な自転車のペダルがあった。
『さあペダルをこいで!』
明らかに近代化させる所を間違えている!
>>361 「ペダルをこげばいんだな!」
虎徹は飛び乗って急いでペダルを漕ぎ始める
なんかよくわかんないけど、ジェットエンジンが始動し始めた
「これでダッシュで逃げれるな!!」
虎徹は満足そうにペダルを漕ぐ
しばらく飛ぶと後ろから追っ手のマッチョ飛行機が追ってきた
おいおい、どうするよ!おい!
AI「右の針路にはヒマンの街が。左の針路にはクウキ街道が存在するようです」
ヒマンの街は、掛け持ちと呼ばれるスキルの習得場として有名で、一時的に多くの敵や味方が増え、一斉に消えると言われる街である。
そして反対側のクウキ街道は、外部から一切の攻撃を受ける事が無い、鉄壁の空間である。
364 :
影羅:2011/08/07(日) 10:27:46.18 0
>362
>「これでダッシュで逃げれるな!!」
「おう!」
姉上と二人でペダルをこぐ。
後ろから追手のマッチョ飛行機が追って来る!
「二人とも! こっちよ〜!」
我知芸学園から12歳程度の幼女が手を振っている。校長(12歳女性)だ!
実際には12歳女性ではなく魔法で化けているのだが気にしては負けだ。
我らが学園に着地するのを見計らって、校長は何かを起動させる。
学園の前部が開き、黄金のマッチョの像が現れる。
「聖我知芸砲 発 射!!」
マッチョの像がセクシーなダンスを踊り、セクシービームを放つ。
マッチョ飛行機に直撃するセクシービーム。
「目があ、目がああああああああああ!!」
敵のマッチョ飛行機は悲痛な叫びをあげながら撃ち落とされた。
>363
「駄目じゃない。校長の私の許可もとらずに勝手に学園を天空城にしたら。
と、いうわけで校長の責任をとって私が二人の旅のお供を務めさせていただくわ。
平たく言えば共有NPCね」
マッチョ飛行機のAIが言った。
>AI「右の針路にはヒマンの街が。左の針路にはクウキ街道が存在するようです」
コンソールにそれぞれの観光地のガイドが表示される。
「クウキ街道はいいな、平和でのどかだ」
「何言ってるの、あなた達は一刻も早く敵に対抗する力を身に着けないといけないのよ。
ヒマンの街に行って新たなスキルを取得しましょう!」
校長の一存により、ヒマンの街に行くことになった。
降り立った矢先……
365 :
甥羅:2011/08/07(日) 10:36:30.31 0
拙者は甥羅。
いつか叔母の影羅が拙者を迎えに来るという予言のもと、今日まで厳しい修行にたえてきたのでござる。
そして今日、ついにヒマンの町上空に天空の城が現れ候。
降り立つは美しき少年と女子。
「叔母上でありまするか……!? 同行させて戴きたく候!」
366 :
影羅:2011/08/07(日) 10:38:03.89 0
「早速掛け持ちに挑戦してみたがこんなものでいいだろうか?」
我は校長と姉上に同意を求めた。
「うおっ、なんだ……前に来た時はこんな建物は無かったと思うんだが?
おう!お前ら見ない顔だな?旅の奴らか?」
ヒマンの街の道路を走っていたトラックが、甥羅と話している影羅達の横に停車し、運転席の男が話しかけてきた。
コンテナには大きく転生トラックと書いてある。
どうやら、乗っている男は長距離トラックドライバーのようだ。
醤油顔の暑苦しい風貌の男は、二人に名を名乗るとトラックへの乗車を勧める。
「俺は喬木 凱(たかぎ がい)ってトラックドライバーさ。
この街も結構広いかんな……歩きじゃ大変だし乗ってけよ!」
名前:喬木 凱(たかぎ がい)
職業:トラックドライバー
勢力:中立
性別:男
年齢:18
身長:178
体重:72
性格:無謀
外見:暑苦しい風貌の日本人青年、黒いTシャツにジーパン
特殊能力:無し
備考:長距離トラックのドライバー、誰かを探している
【よろしく】
名前:鬼ヶ島厳十郎
性別:男
所属:用務員
身長;380cm
体重:900kg
体格:超絶筋骨隆々達磨
容姿:ウェーブのかかった黒髪ロングヘアーにサングラス
常に用務員用のツナギを着ている
性格:短気、好戦的、単純
能力:特に無し(強いて挙げるなら超絶的な怪力と頑丈さ)
能力名:特に無し
属性:一体何と戦おうというのか
備考:バケモノとしか思えない体格の持ち主である学園の用務員。
雑務処理(自身がとても入れない校舎内のものでも器用に)を主にこなしている。
また、仕事が無いときは何かしら身体を鍛えたり訓練をしている。
影では「ドン」とも呼ばれており、生徒・教師(一部除く)からは恐れられている。
喬木の話しかけた女は、他の人間に同意を求め続けている格好で動きを止めていた。
うだるような暑さの中、セミの声だけが喧しい。
ジャージを着た巨漢(
>>368)だけが、せっせと彼らの周りで箒を使って掃除を続けていた。
……。……。……。
熱気で時間の感覚がおかしくなっているのか、まるで三日程も経ったように感じる。
なかなか返事が返って来ないが、よく見れば喬木の話しかけた女は学生。
応答が無いのは、いきなり見知らぬ人間のトラックに乗れと言って、不審を感じさせてしまったのであろう。
近年は誘拐などの事件も増えてきているし、見知らぬ人に付いて行かないようにするのも都会では基本である。
それに彼らは深刻な顔をしていて、何か複雑な事情もありそうだった。
「悪いな、込み入った話の最中だったのか?それじゃ!元気でな!」
気の短い喬木は挨拶も早々に切り上げて、車のアクセルペダルを踏む。
エンジン音が唸ると、喬木は注意深く前方を見据えた。
急に飛び出してくる子供や巨漢はいない。
トラックを動かしても問題はなさそうだった。
「どうやら、この街に奴はいないようだな。俺の父と母を殺したカオスレギオンの首領は……」
動き出したトラックは再びヒマンの街の道路を走り始めると、喬木を乗せて陽炎の向こう側に消えて行く。
超戦士ヴァンライザーとなった彼の宿敵を探すべく――――。
【さよなら】
さてさて、いろいろと驚天動地の生活に困惑してる中の人
「……なんだいまのお告げは!」
>>364 校長の助けでやってきた肥満の街
>>367>>369 「とても悪いことをしてしまった……ごめん」
虎徹は走り去るトラックを見て、そう呟いた
>>366 「いいんじゃない?」
校長は肯定的に応えた
生徒が成長することを止める教育者はいない
「俺の妹……甥か……よしお前のお母さんを紹介だ!」
もちろん妹にするためだ
「ところで俺にも新しい才能が目覚めたらしいけどどんなものだろう?」
支援揚げ足取り
反物質兵器とかブラックホール兵器は大丈夫ですか!?♪。
373 :
影羅:2011/08/12(金) 07:24:29.55 0
>367-370
>「……なんだいまのお告げは!」
「それは大変だな、無理するなよ!」
意味不明な言葉が口をついて出た。
>「いいんじゃない?」
「本当か!?」
我は調子に乗った。
トラックが来たと思えば走り去る。さすがヒマンの町。
>「俺の妹……甥か……よしお前のお母さんを紹介だ!」
「よしきた!」
374 :
姉羅:2011/08/12(金) 07:27:28.91 0
アタシは姉羅(ネイラ)。
甥羅の母だから必然的に影羅の姉になるわね。
「どうしたの? 影羅、アタシを美少年の新しい妹として紹介したいって?
そりゃあ嬉しいねえ! 姉羅でございまーす!」
375 :
影羅:2011/08/12(金) 07:35:12.55 0
>「ところで俺にも新しい才能が目覚めたらしいけどどんなものだろう?」
「と、こういう風に早速やってみるといい。
適当なキャラ名を考えて名前欄の名前を変えるだけで発動できるぞ!」
>371
「支援揚げ足取りか、何か技名っぽいな。
これが姉上に目覚めた才能なのか!?」
>372
>「反物質兵器とかブラックホール兵器は大丈夫ですか!?♪」
忍者が聞いてきた。
「多分大丈夫じゃないか? それよりそなたはそんなすごいものを持っているのか?」
忍者は姿をくらました。
「曲者……追うぞ!」
パイパールガンを使え
許可する
御意
カウパス85%まで上昇
主電源
元気満足パイパンパイ
セフレックス解除
ミートボー挿入完了
激怒せよ
信頼回復ゴムドール
発射10秒前
…
5秒前…3…2…1
0
パイパールガン
発射!!
>>372 「反物質砲?ブラックホール兵器?宇宙怪獣を銀河の中心ごと吹き飛ばすのかよ?」
謎の忍者の言葉にそう返す
「そんな超大規模破壊兵器使ったら地球がヤバいだろ……概念消滅兵器とか空間消滅兵器にしておけよ」
簡単にいえば目標を消し去る兵器である
>>373 「よしきた!」
「いいのかよ!」
甥羅は実に聞き分けがいい
そして登場する姉羅さん
「き、きれいだ!」
姉羅さんは想像を絶するほどの美人だった
「っ是非俺の妹になってください」
忍者を放っといて告白する虎徹
???「まてぇい!」
どこからともなく渋い声が聞こえてくる
「俺の名前は村正・アズナブールだ!そこにいる虎徹の兄だ!」
ちなみに父親は備前長船・アズナブールだ!正宗じゃない
「忍者を追うんだ!あいつはなにか密書を携えているはずだ!」
根拠は忍者だから
「あいつはあそこの娼館……ーレーヌだ!」
一部聞き取りづらかったがおそらく敵はあそこにいったのだろう!
「さあ、いくぞ!」
ものすごいやらしい顔をしている
なにやらハプニングエロを期待してるようだ
>>376のバイバールガンでぶっ飛ばされる
「て、敵襲!!」
攻めてるのはこっちだろう……
379 :
影羅:2011/08/16(火) 16:11:15.29 0
>377
>「っ是非俺の妹になってください」
「こんな若い子の妹だって!? 嬉しいねえ!」
こうしてこの世界に、また一人姉上の妹が増えた――
>378
姉上の兄上が現れた!
>「忍者を追うんだ!あいつはなにか密書を携えているはずだ!」
「密書!? 愛の告白が綴られた文章か、それは見ない訳にはいかないな!」
>「あいつはあそこの娼館……ーレーヌだ!」
>「さあ、いくぞ!」
「マドレーヌか!! よしいくぞう!」
>「て、敵襲!!」
「なんのっ、アクアマスター発動! 超ハイドロ砲!!
うわあああああああああ!! やっぱダメだああああああああああああ!!」
吹っ飛ばされて倒れている所に、ビール樽のような体形のオネエ系おっさんが通りがかった。
「そんなに全身焦げてどうしたんだい?
アタシはあそこの…ーレーヌの店主をやっているんだ。着いてきな、マドレーヌぐらい御馳走するよ」
運よく案内してもらえる事になった。
「アンタ達、なかなかの上物だねえ。どうだい?うちの店で働いてみないかい?」
従業員にならないかと勧誘されている!
>>369 去り行く者よ…。
己が運命を切り開くのだな。
>>370 よう一年坊。
元気が良くて結構なことだ。
だがまあ、とりあえず俺様にはビビッておいた方がいいぞ。
>>373 おい嬢ちゃん、どいておいた方がいいぞ。
俺様は図体がデカいから、嬢ちゃんみたいなチビが見えん時がある。
箒でゴミごと掃き飛ばしちまうかもしれん。
>>374 なんだこの年増は?
うちの生徒じゃあないだろう。
>>376 くっくっくっ…。
この俺様の姿を模してこんなアホみたいなロボットを造るたあな…。
何年ぶりかだな、俺様に楯突く真似やらかしやがる輩は。
(鉄拳一発で弐号機を粉々にした)
>>378 やれやれ、騒がしいガキだ。
381 :
名無しになりきれ:2011/08/17(水) 04:12:21.55 O
超高次元量子相転移兵器とか多元宇宙時空位相消滅削除兵器とか平行世界素粒子変化波動方程式兵器は許可してますか。
俺はヒョロイナイトゥ
怒ったぞ
妖刀で斬ってやる
君たちが娼館の入り口に立つと、バンと大きな音を立てて扉が開いた。
◆
ここで運試しをせよ。
君が運命のダイスを投げて(投下時間の下一桁)結果が……。
奇数なら・美人の娼館警備担当員が出てくる
偶数なら・娼館狂いのおっさんが出てくる
>>383 俺が開けるぞー
ああ開けろ
よし
がちゃ
開いたか?
いや、がちゃと口で言ったのだ
紛らわしいな
がははは
早くあけろ。殺すぞキョンシー
死んでるがな
ぬははは
ガチョ
扉を開いた
>>383 つまらん美人警備担当員か。
そういうな。俺は人間の女が好きだぜ。
もの好きだな。ショスタコビッチ
いねーよ、そんなキャラ
なに?ショスタコビッチの奴、昨日、ダンボールの中でカップ麺を喰ってなかったか?
それは多分妖怪じゃねぇ
がははは。七体も体内に妖怪が棲んでおるのだ。すべては把握出来んよ
七体くらい覚えろよ
まあいい。しりこだまをだせ。しりこだま。
おまえ河童じゃねぇだろ
いいんだよ!読者サービスだよサービス!早く出せしりこだま!
386 :
影羅:2011/08/22(月) 22:02:48.40 0
姉上は返答に困っているようだ。
>380
突然辺りを影が覆う。
>「俺様は図体がデカいから、嬢ちゃんみたいなチビが見えん時がある」
四方を見回したのちにようやく声が頭上からだと気付きみあげる。
「でかっ! 我らの旅に付いてきてくれるのか!?
非常に心強いな、盾として」
>381
「ちょうこうじげんりょうこあいてん……すまない、難解過ぎて何を言っているのか分からない」
>382
「ヒョロヒョロな体形の内藤さんでヒョロイ内藤か、把握した。
なんの! マトリックス避け!」
上体をそらし、振り下ろされた妖刀を避けた!
>383-384
美人なお姉さんが出て来た!
「でかしたヒョロい内藤! 我々の仲間として歓迎しよう!」
>385
「七体も体内に妖怪がすんでいるのか? すごいな!
シリコダマなら確かおやつの煎餅の中に……これをやろう」
よくお菓子の中に入っている乾燥剤を差し出した。
これはシリカゲルだっけ? まあ似たようなものだろう。
「早速マドレーヌを御馳走になろうではないか」
>>378 「まったく兄貴はなにしてんだよ」
「まったく面目ない」
いきなり出てきた兄貴に特に驚いた様子はないいつもこんな感じなのだろう
>>379 「ふ、マダム。また今日も俺の妹が増えた
あいにくマダム風おっさんにはなんの興味もないんでね
俺が用があるのはあんたの店にピクニックに来たネズミさ」
>>380 「誰がガキだっておっさん??」
テンプレ通りの反応だ!!
>>381 「高次元に量子を移動させるのは無駄じゃないか?あとの二つは強力だな」
でも使ってもデウスエクスマキナさん(校長)が全て無駄にしちゃうからね
>>382 「さすがに呪われんのは勘弁だわ。ベンさんだわ」
>>383 「やるじゃねぇか。俺の妹になってください」
さて、この綺麗なおねいさんは仲間になってくれるのだろうか?」
>>385 「しりこだまだな。わかった」
虎徹はそう言って鞄をごそごそとするとおにぎりを取り出した
「なかったからこれで勘弁してくれ」
娼館警備員は、館に立ち入ろうとする君たちに警告する。
「ところであなたたち、年齢は?ここは娼館だもの。さすがに18才以下は立ち入り禁止よ」
(君たちは素直に年齢を言っても良いし) (詐称しても良い) (或いは警備員を倒して強引に入り込む選択肢もあるかもしれない)
>>386 影羅は妖刀を避けた。内藤はにやり。
「むふうん…
しりこだま!シリカゲル!マードレーヌ!
しりこだま!シリカゲル!マードレーヌ!」
ぽん!
己の尻に手を突っ込み、床を睨みつける。
「ぬは!友情の証だ。受け取れい!」
突き出した拳には、ほっかほかのしりこだまが握られていた。
「使ってもいいぜ。俺のしりこだま」
>>387 おにぎりを受け取った内藤は
挨拶がわりにバズソーキック。
そして体勢を崩しながらも全裸になり
「フィジル魔法学園!」
大声で叫び開脚
「これ…ご褒美だぜ…」
>>388 「ここで働かせてくれよ」
ヒョロイ内藤はそんなことを言って警備員の胸倉をわしづかみ、揉みしだく
人間の女は胸肉を揉まれると悶絶し体が蕩けると聞く
「んっ……ふぁっ……ああっ!」
ヒョロイ内藤に胸を揉まれた警備員は悶絶して喘ぎ声を洩らす。
体も蕩けてドロリとした粘液が地面に滴り落ちた。
まるでスライムのように肉体が崩れ、本当に蕩けている。
「悔しい……でも感じちゃう……」
こうなっては美人警備員も、君たちの言いなりであろう。
391 :
影羅:2011/08/25(木) 22:31:39.75 0
>388
>「ところであなたたち、年齢は?ここは娼館だもの。さすがに18才以下は立ち入り禁止よ」
「くっ……何たるキラーパス!」
我は今は高校生。ここで実年齢を言えば組織のエージェントという事がバレてしまう。
>389
>「使ってもいいぜ。俺のしりこだま」
「かたじけない」
しりこだま を てに いれた!
>「ここで働かせてくれよ」
ヒョロい内藤が警備員に襲い掛かる!
警備員はスライムの類だったようだ。
>「悔しい……でも感じちゃう……」
「すまないがおそらくここにいる密書を持った忍者のところに案内してくれないか?」
空間破壊砲とか次元崩壊砲とか宇宙粉砕砲とか使っても良いですか!?♪。
警備員は言いました。
「密書を持った忍者なら、貴方の後ろで謎の砲を撃ってる最中ですよ」…と。
>>390 「おまえはスラリンか!?こんな所で働いていたのだな!許せないぞ人間!」
「おまたせもうす!」
新たな内藤が現れる
「どうした?」
「ますらおや」
「へ?」
「ほんまもんのますらおやで」「はい?」
「はやくますらお持って来ーい!!」
怒号散る
>>391 「かたぢけない?」
「おまたままうす!」
今度は劣化内藤が現れた
「まらおや」
「へ?」
「まらおやで」
「まらたまもってもい!」
「えー!?」
「はまらわらー!!!」
>>392 「まあらやままかす?」
>>393 「まぎまがもらもかなまたしはか?」
まかなさまもにさかまなたった!
>>388 「おれか?俺はそんなもんとっくにぶっちぎってるさ」(ウソ)
虎徹のベイビーフェイスは実年齢より見た目を大きく下方修正させる
>>391 「若く見えるだろ?俺の妹なんだぜ!?まだ10代に見えるぜ?」
>>392 「そんな物騒な物をもった忍者が居てたまるか!!
捕まえろ!そいつが忍者だ!」
>>393 「ほら見ろ!その通りじゃないか!!」
396 :
影羅:2011/09/01(木) 00:41:52.75 0
>392-393
「うを!? お前かーっ!」
>394
内藤は仲間を呼んだ! 劣化内藤Aが現れた! 劣化内藤Bが現れた! 以下略!
「かとねそをすかねたった!!」
とにかく仲間が増えて好都合だ!
>395
>「捕まえろ!そいつが忍者だ!」
「ああ、捕まえるぞ! 行け、内藤軍団!!」
内藤達に忍者の捕獲を命じた!
>>395 「スレ主の虎徹くん元気出しなよ。これ、どうぞ」
箱の中にぎしぎしに詰まった女子たち。なんとそれは、妹の詰め合わせだった!
「上げ底じゃないぜ。底にもダンゴムシみたく敷き詰められているぜ。
虎徹の大好きな妹たちがさぁ…ぶひひ」
げびた恵美を浮かべながら劣化内藤は虎徹の頭に妹箱を乗せ、自分の頭には帽子型の内藤を幾つも被せた。
額に前歯が突き刺さり鮮血が噴き出す。その繰り返し。すると内藤は下の口で会話を続ける。
「肉えんじんっていいよな。肉えんじん。肉えんじんになりたいか?」
突如、影羅の持っていたシリコダマが膨脹し悪臭を放てば穴からもう一人の内藤が手を差し延べ、優しく見つめ合いながら微笑む。
「握手しようぜ親友。悪循環がなくなるぞ」
そうだ。この世は内藤だらけになったのだ。
窓から空を見上げれば太陽のように内藤が微笑んでおり
館の大黒柱も見事な内藤の姿に変わっている。
しかし流石の内藤も大黒柱となっては緊張の面持ちを隠せないようで、声を震わしながら酒太り
「わしは柱になんかなりとうなかった!!」
直立したまま巨乳を揺らす内藤。
一方、混濁した深層心理の深淵ではつぶらな瞳で内藤が振り仰いでいる。
(いまーわたしのーねがーいごとがー♪)
どこからともなく鳴り響く歌声
>>396 「わかったぜ相棒!」
内藤は忍者を捕まえるために
影羅の肛門に飛び込む。
そうだ友情のため。ショートカットするためだ。
「友情の肛門ワープ!」
内藤は肛門から忍者の直上一万二千メルテの空へ瞬間移動。
この位置からなら地球にダメージを与えずに忍者に接近することが出来るだろう
内藤は雲を突き破り体を摩擦熱で燃やしながら落下してくる
「いっけー!!」
その時だ!
劣化内藤が忍者の懐から密書を取り出し、通りかかったゴリラにパス。
ゴリラは雄叫びをあげながら虎徹の脳天にアリウープを決める!
「ばっばかな!!」
落下する内藤はやる気をなくしてしまい、そのまま飛び降り自殺をすることにした。
(いーつまでもーたえることなくー。とーもだちでいよおー♪)
>>396 「頼むぞ!我が妹よ!!お前の能力で一網打尽だ!!」
虎徹は影羅にそう言いつつも自分でも忍者を追うべく、娼館に走り込む
そこで見た光景は!!
>>397 >「スレ主の虎徹くん元気出しなよ。これ、どうぞ」
謎の男が箱を虎徹にプレゼントするという、その中には大量の少女が入った
「うぉ!!」
さすがの虎徹も小さな悲鳴を上げる
>「上げ底じゃないぜ。底にもダンゴムシみたく敷き詰められているぜ。
虎徹の大好きな妹たちがさぁ…ぶひひ」
(く、狂ってやがる)
さすがの虎徹もこれほどの狂気を味わったことがない
異様な空間……ッ!
娼館の内装や柱が人……内藤の顔になる
「どうなってんだこれは!!」
なにが起こっているかもわからない
内藤はいつのまにか消えている
そして突如、襲いかかってきたゴリラ
「なんだっていうだ!」
ゴリラを殴り倒す
その手には密書が握られていた
しかし、それよりも虎徹は消えた内藤の行方をさがした
「上か!!」
虎徹は持ち前のニュータイプ能力で位置を察知して飛び上がる
そらの飛び方は前に説明した通り氷で翼を作ってなんやかんやでとんでいるのだ
「「おい内藤!!この世界を基に戻せ!俺は自殺なんて認めない!」
399 :
影羅:2011/09/04(日) 23:58:07.95 0
>397-398
世界は内藤だらけになっていた!
「いくらなんでも仲間を呼び過ぎだ!!」
>「わかったぜ相棒!」
「貴様っ、どこに飛び込んだ!?」
忘れがちだがこれは学園ものなので校門の打ち間違いだ、そうに違いない!
>「友情の肛門ワープ!」
>「いっけー!!」
「よっしゃ! 校門ワープ最高!」
>「ばっばかな!!」
>「おい内藤!!この世界を基に戻せ!俺は自殺なんて認めない!」
姉上が氷の翼で飛び、内藤を助けに向かう。
「内藤! 我もエヴァンゲリオン見たぞ!
だから……生きるんだあああああああああああああああああ!!」
落ちた時のために、水の網で地面にクッションを作る。
>>398 「自殺を認めろ!内藤は内藤ではないぜ。中島なのさぁあああ!!
それとも惨めな嫌われものの虎徹同士、一緒に死にたいか!?
せめて虎徹一匹くらい冥土の土産にくれてやろう!!」
大気圏と共に炎が翼をはためかせれば、地球は温暖化を辿る一方で
死にたいと嘆く人々の気持ちが虎徹の鼻の穴に溜まる
「神よ神よ神さんよ」
大地が迫る。
「脳醤を…ぶちまけろ!!」
「内藤ー!!」
「はーい!!」
>>399 「ああ!!わかったぜ!生きる!俺は生きるぜ内藤!!」
「影羅ー!!」
「はーい!!」
内藤が水の網に混ざれば水蒸気があがり校門の鉄柵の隙間から中島が這い出して来た。
「ただいま…」
俯き顔を赤らめている中島。
「おかえりなさい」
内藤は微笑む
ぽよん
二人は一つになり、この世から内藤は消失した
しかし残っている者には待っている。
真の虎徹の恐怖が…。
「影羅…あとは頼むぜ…」
力尽きたしりこだまがパンッと割れ散った
401 :
影羅:2011/09/10(土) 23:34:26.65 0
>400
>「ただいま…」
>「おかえりなさい」
「イイハナシダナー」
辺りは感動に包まれる。しかし……
>「影羅…あとは頼むぜ…」
「内藤―――――ッ!!」
しかしいつまでも嘆き悲しんでいるわけにはいかない。
ゴリラが握っている密書を手に取り、開く。
「これは……!」
【>姉上
スレ容量が400を超えているがこのスレで完結したい等の予定はあるか?
もしあれば言っておいて貰えれば微力ながら協力するぞ】
>>400 「よし、死んでないならよかった……」
内藤はぐったりとして動けなくなった
「お、おい。うそだろ内藤……ないとぉぉぉぉぉぉぉぉx」
>>401 「影羅、そこにはなんて書いてあったんだ?
俺としてはとっても気になるぞ」
【できればそろそろ終らしたいと思ってます】
403 :
影羅:2011/09/16(金) 23:47:40.25 0
>>402 >「影羅、そこにはなんて書いてあったんだ?
俺としてはとっても気になるぞ」
「うむ、何々……なんと! 姉上、密書にはカオスレギオン首領の暗殺が成功したと書いてあるぞ!」
我は姉上に密書を見せた。
そこには学園から姿を消した者たちが、密かにレジスタンスを結成して敵に対抗していた事が書かれている。
彼らは頑張ってレベル上げに勤しみ、カオスレギオンを倒してしまったらしい。
「レギュラーを外れたメンバーがラスボスを倒すとは、なんたる邪道!
しかしカオスレギオンが壊滅したのなら、我の旅の目的もこれで終わってしまったようだ。
これからは学園も平和を取り戻すだろう……・」
我は夕陽に向かって呟くと、姉上に聞いた。
「さて、姉上はこれから、これからどうされる?」
>>403 「な、なんだってーついにカオスレギオン倒したって言うのか!!」
虎徹は驚きの声をあげた
なぜならカオスレギオンこそ倒すべき敵だってわかったから
さっき
「そうか!あいつらがやってくれたんだな……」
夕日が目にしみる
「これからどうするか、か……」
虎徹はゆっくり影羅に向き直った
「学校に帰ろうじゃないか。思えば遠くにきたもんだな」
405 :
影羅:2011/09/22(木) 23:29:29.33 0
>>404 姉上は感慨に浸っているようだった。
>「学校に帰ろうじゃないか。思えば遠くにきたもんだな」
「うむ、そうしよう。その気になれば授業などどこでもできるものだ」
我は姉上に応えると私立聖我知芸学園に戻った。
「はーい、よくできましたー!」
学園では校長先生が待っていて、よくできましたスタンプを我と姉上のほっぺに押す。
全ての窓から生徒たちが出迎えていた。
それを見て我にも感慨が込みあげてくる。
校長先生は優しい笑みを浮かべて言った。
「ここで校長先生からの発表です。私立聖我知芸学園は日本に戻りません。
私たちのアルター能力は、現代の日本にはあまりにも危険なものなの。
だって校舎が壊れたり、全世界に妹ビームを発したり、ガンダムや魔王が現れたりするんだもん」
「ならば、校長先生。これから学園はいかがなさるのだ?」
我の質問に校長先生が応えた。
「時代が私たちに追い付くまで島根県に隠れます」
聞いた事も無い地名である。遥かなる未知の大陸であろうか。
「そうか……ならば我は残る日々を島根県で学業に励むとしよう!」
我はそう姉上に言うと、校舎の中に入った。
我の長い旅もこれで終わったようだ……。
色々な出来事が走馬灯のように駆け巡る。
それを思い出しながら教室に入ると、1-Bではホームルームが始まっていた。
皆、動じていない。こんな時でも平常進行とは流石である。
次々に生徒の名が呼ばれ、我の番になった。
「伊集院影羅!」
名前を呼ばれた我は返事を返す。
「ククク……伊集院影羅!我ならばここにいるぞ!」
――我の旅は、ここで終止符を打たせてもらおう。
――締めは姉上にお任せする。
――それでは、皆よ、さらばだ……!
ジャイアントさらば!
次元時空消滅兵器を使用しても良いですか!?♪。
>「思えば遠くに来たもんだな」
本当にいろいろあった。テロリストが来たり、校庭がぐちゃぐちゃになったり、俺の妹が大量に増えたり
遠足に行ったり……いろいろあったな〜
俺は心なしか軽くなった足を我知芸学園に向けた
どうやって帰ったかって?
筋肉飛行機に決まってるじゃないか
>「はーい、よくできましたー!」
ほっぺたにスタンプを押される
「なあ、校長先生よ。俺たちのやってきたことはなんだったんだ?」
これは聞いておかなければ、ならないと思った
>「ただの悪ふざけよ。でも楽しかったでしょ?みんなでなにかを成し遂げる……最高の授業じゃない」
「そうだな。楽しかったよ!」
俺は校長の言葉に頷いた
「みんな!ありがとう!楽しかったぜ!!」
俺は校舎から顔を出す皆に向かって叫んだ
我知芸学園はこのあと秘境に隠れるらしい
それがいいだろうさ
しばらく、ゆっくりするのもいいさ
「影羅、最後までよくついて来てくれたな。ありがとうな……
>>406 「あとお前もな」
>>407 「最後までぶれない奴だ」
青春は一瞬の輝き、友との思い出は最高の宝物
まさにその通りだな。我知芸学園にきて本当によかったぜ
あらためてみんな、ありがとうな!!じゃあな
「なあ、校長先生、俺の妹になってくれないか?」
最後に校庭にどでかい穴があいたとさ
fin
伊集院 影羅 一色 黒
鬼ヶ島厳十郎 壁井ゆき
白岩類子 鈴木平助
喬木 凱 チェルノ・ブイリ
天津 命 パンダヒーロー(熊谷)
広島 印子 文月 詠
野呂宮和馬 魔人ブウ
レビル ユウナ
ひょろいないとう !ninja
ほんとに最後、参加者全員に感謝
乙
410 :
リキッド:
おわれい