地上に出て観察するように周りを見回す。
『ゾンビは…この辺は少ないようだな、海風が少し気持ち良いな。
…あそこにあるのは、スーパーか?ちょうどいい』
ジェームズは通りに見えるスーパーへ向かう事にした。
スーパーへたどり着くと蹴りを入れてガラスを割り、入店する。
スーパーの中はあまり荒らされた様子は無い。
『…案外綺麗な状態だな…まあそれもそうか…
まだゾンビが出てそんなに経ってないからな』
そう言いながら早歩きでアルコールがある棚へ向かう。
『オゥ、これこれ、これが欲しかったんだ』
アルコールを選び終わると今度はお惣菜などがある棚へ向かう。
『…………。寿司一択だな…って賞味期限切れてないか?…ぎりぎりセーフってところか』
適当に寿司を選び袋へ詰める。
『あっちは生肉があるのか…ゾンビが買い物してそうだから無視だな。
…ん?…チップスか…なんだ?「ウスシオ」…?見た事がないものだな。買っていこう』
適当に袋へ投げる。
最後にレジに1万円札を置く。
『OK。会計完了、戻るとするか』
袋を両手に持ちスーパーを出た。