97 :
飛陽代理:
「いやでござる。拙者はこのまま逃げ遂せ・・・!あ、はい、はい、左様で・・・
・・・手伝うでござる。さあ早くするでござるよ!」
この場でアルタイテンに少しでも手傷を負わせたいジェニファーに命令されて
飛陽は渋々ながら二人に協力することにした。
「ほらさっさと足場を詰めるでござる!そっちのはさっさと拙者たちにその剣を乗っけるでござる!」
指示しながら飛陽はせっせとマリーの土台から村正の土台へと変るべくマリーを乗せていた3両のうち
2両を腕の高さまで移動させて位置を固定する。
「なんにせよこっからずらかるのが一番でござるが、これも安全確保でござる。
凡夫盛んにして行えば鬼神もこれを避くと昔から言うでござるからな、どかんとイッパツ
ヤッテ見せるでござるよ!マリー殿!」
(なんか拙者踏み台が板に着きつつあるでござるなあ、自立型の武装パックも
いいかも知れないでござる)
また別のことを考えながら飛陽はマリーの発射体制を整えると辺りの確認に入る。
「相変わらず不気味でござるが多分オールグリーンでござる」
そう言って自分の出力を衝撃に備えて高めておく。
【渋々七星に協力、両者にその胸を告げて早速用意に入る】
【砲台の支えになる準備完了】