WORKING!!総合スレ 一品目

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833小鳥遊 宗太ψ ◆.Win7DCLDw :2010/08/22(日) 13:27:39 0 BE:455371924-2BP(1092)
貴様はどう見ても、ヒヨコ戦艦だな。
◆KOTORIなどのトリップはヒヨコ戦艦のような
やつしか使わないからすぐに分かります。

おまけに、ヒヨコ戦艦は、小さくて非力なエンジンのくせに、
耳が痛くなるほどの高音系の爆音でファビョるから、
生意気なやつなんだよ。

宇宙戦艦ヤマトスレで変な自作ジェーンをやったりして、
おまけに、Wikipediaで、客観的な態度ではないと見なされて、
無期限ブロックを喰らっていて、まさにメシウマヒヨコ戦艦だ。
m
836小鳥遊 宗太ψ ◆.Win7DCLDw :2010/08/24(火) 18:43:34 0 BE:3187599078-2BP(1092)
ああーっ!!岸谷 新羅として出しゃばっちゃった事に絶望したーっ!!
とにかく、私はウォッカのストレートでも一気に飲んでと…。

よし、落ち着け…。まずは、タバコを一服…。
まひるちゃんおやすみ
838小鳥遊 宗太ψ ◆.Win7DCLDw :2010/08/25(水) 04:37:50 0 BE:1593800047-2BP(1092)
烏山線の不思議な怪異

峠越えの際、キハ40がいきなり非常停車。
実は、踏切で、車が立ち往生していたのだ。

このままでは遅延が増加してしまう。
そうだ。ギアスで列車を宙に浮かべればよい。

私は思いっきりギアスを使い、キハ40を宙に浮かべてしまい、
そのまま、家まで飛ばしていくのだった。

そして、家に帰ったら疲れたのか、寝てしまったので、
屋根の上には、キハ40がやじろべえみたいに揺れていたのだった。

ヒント:元気爆発ガンバルガー「風船バスでフ〜ワワワ!」から。
839小鳥遊宗太 ◆KOTORI5cjg :2010/08/25(水) 18:43:28 0
DVD5巻が本日発売です。
今回収録の話では、俺のあんな姿が見れるので、ぜひ……って、あ、あれ?
(ひょっとして、購入してくれないほうがいいのかな……?)

>830
な、なんですって!? せ、先輩が誘拐!?
「おじょうちゃん、お菓子あげるから一緒に遊びに行こうか」とか
「風船たくさんあるから、こっちにおいでよ」とかに引っかかっちゃったのかな!?
ど、どうしよう!? ああ、まずは落ち着いて警察に連絡を!
そ、相馬さん、一一〇番って何番でしたっけ…!?

>832
実は俺は週6〜7シフト入ってるんですけどね。
外の掃除をしたり、机を拭いたり、食器を洗ったり、倉庫整理したりで
表には出ませんから…あまり接客しない方がいいっぽいし…。
あと、松本さんとか昼間のパートの人とかはごくフツーに接客させてもらってますが
あまりにフツーな仕事っぷりなので、印象に残らないのかもしれません。
松本さんにはツッコミを手伝って欲しいんだけどな…。

>834
断じて違います。
峰岸さんみたいなドMといっしょにしないでください。

>835
え?
えっと…お客様、申し訳ありませんが、聞き取れませんでしたので
もう一度、ご注文を喋ってもらってよろしいですか?

>837
伊波さん、寝ているときは男襲わないんですよね…。


お客様にお伺いしたいのですが、最近接客できる従業員が俺しかいませんけど
「お前がいるとアレが活発になるから引っ込め変態メガネ」などの意見があったら遠慮なくおっしゃってください。

俺自身は仕事と割り切ってるから、これぐらいは平気なんですが
(家よりマシだし…佐藤さんから頭痛薬と胃薬も貰ったし…)
こういうのを続けて、他のお客様や同僚のみんなを不快な気分にさせるわけにはいきませんので。
840小鳥遊 宗太ψ ◆.Win7DCLDw :2010/08/25(水) 19:07:03 0 BE:1366114638-2BP(1092)
@Reply>>838
ヒントに間違いがありましたので訂正します。
「風船バスでフ〜ワフワ」と訂正。

キハ40系気動車をはじめ、車や自動販売機等の電気製品が
風船邪悪獣バルルーンの能力でまん丸になって宙へ浮き始めたのだ。

公衆電話もまん丸になって宙へ浮いているとか。

風船になって宙へ浮かび始めたキハ40の車内は、車掌に変装したヤミノリウス三世の魔法で
滅茶苦茶に。ふわふわ揺れて、船の揺れに弱い小鳥遊は、船酔いしたような感じで
酔ってしまい、窓を開けて、ゲーゲー吐いている。

地球防衛組。出動!!
エルドランシリーズは、いつまでも忘れられません。特にライジンオーはかっこよかったです。
841小鳥遊 宗太ψ ◆.Win7DCLDw :2010/08/25(水) 19:20:47 0 BE:2276856285-2BP(1092)
ジャークパワー!照射!!

ジャークパワーを照射されたバルルーンは、大きな棒状空気入れの形に変身。

小鳥遊 宗太
「ゆけ!バルルーン!ライジンオーを風船のように膨らませてしまえ!」
次スレ立てるなら太陽板の方で立ててくれな、いつまでもこんなとこでやる必要ないし
vb
844山田葵 ◆pnFjCmTa4w :2010/08/26(木) 04:09:40 0
今日の山田は適当に返事をします。いつも通り
山田の頭で理解できない人には返事をしません。

>>592-594
全くセクハラするなんて、とんでもないですね!
伊波さんが可愛そうではないですか。

>>595
チュッッチュッ、あ、山田うっかりホットコーヒを
お客さんの頭にこぼしました!

>>596
代わりに山田の作ったパフェを持ってきます、
あ、(がっしゃーん)…。

>>597
店長が食べてしまったので、山田が作った
納豆パン(こげこげ)を差し上げます。

>>601
山田の中の人も人気者ですよ。ところで
バオバブって何ですか?

小鳥遊さんが帰ってきて、さんざんこきつかわれた
山田は返事をやめて家(屋根裏)に帰ります。
過労のため、山田は長期休暇に入りますのでいつ来れるか
わかりません。
山田ーー!!
まともな店員は小鳥遊宗太だけか
847小鳥遊 宗太ψ ◆.Win7DCLDw :2010/08/26(木) 07:48:09 0 BE:569214825-2BP(1092)
@Reply>>844
お客様の頭にホットコーヒーをこぼしたなんて、うっかりじゃないだろ。
大きなクレームです。火傷を負わせたとして賠償しなければならなくなります。

私はお客様商売の経験があります。
洋服屋さんに働いていて、エレクター(180cmの棚板)を子どもにぶつけそうになり、
店長に注意された経験があります。
no!
849山田葵 ◆pnFjCmTa4w :2010/08/28(土) 06:22:08 0
今日の山田も適当に返事をします。

>>602
山田の言うことを何でも聞いて
くれたらあるかもしれません。

>>603
店長みたいにならないように、お昼は
ぬかした方がいいと山田は思います。

>>603
今、胸を気にしてる伊波さんは呼ばれて
も出てこれないと思います。

>>605
山田を主役にしてその他を只の通行人にすれば
あると思います。

返事が面倒になった山田は
家(天井)に戻ります。
山田はお皿のお供えの準備をするのに忙しいので
いつ返事するか分かりません。
所で誰が主役だったんだ?
851小鳥遊宗太 ◆KOTORI5cjg :2010/08/28(土) 22:57:23 0
(あんまり叩かれてないけどフロア続けていいのかな…?)
(いや、叩かれないならそれでいいんだけど! 俺はMじゃないから!)
さて、山田も来たみたいだし、フォローでもするか…。

>842
場所自体は悪くないと思うんですけどね。俺は。
でも、最近はたどり着けないお客様や店員が多いのかもしれませんし…。
確かに規制などのことを考えると、他の場所に行くのも選択肢の1つではありますね。
立てるとするなら、ですが。

>843
これは? なんだろう、ピースサインとグッジョブサインかな?
お客様、記念撮影ですか?

>844 >849
山田は山田なりに、仕事しようとしているのはわかるけど…。
それでもこぼすな、割るな(べちべち)

>845
ぬ? ぬですか?
あ、あれ? ぬで始まるメニューって何かあったかな…ぬらりひょんとか…?
いや、そんなメニューはないし…。お客様もう一度ご注文確認させてください。
852小鳥遊宗太 ◆KOTORI5cjg :2010/08/28(土) 22:58:10 0
>846
俺や山田は新入りですから、本来裏に回ることが多いんです…。
とくに山田はまだまだ研修バッジ付きの見習いですからね。ミスが多くて申し訳ありません。
でも、あいつもやる気は一応あるんですよ、空回って中々改善されてないだけで…。
しかも、俺と時給30円しか違わないんですよ! 30円しか!
あれ、フォローしようと思ったけど、やっぱりなんか腹立ってきたな…。

>848
力強く拒否された!?
あ、あの、お客様、何か当店の店員に至らないところがありましたか…?(そりゃあるよな…)
問題点があるならば、一同改善に努めますのでどうかお許しを…。

>850
この店で1番偉いのは、空気のように目立たないけどマネージャーの音尾さんです。
音尾さんは凄いんですよ、月に1度ぐらいしか店に顔出さないのに、来たら一晩でその分の仕事片付けていきますし。
変わった店員ばかりの、この店の経営が続けられているのを支えている主役は、間違いなく音尾さんです。
(でもどうしてだろう? 音尾さんがいなくてもなんとかなりそうな気がするのは…?)


もう残り少ないし、伊波さん達が帰ってきたとき用のスペースのため
そろそろ俺の返事は控えたほうがいいのかな…?
853小鳥遊 宗太ψ ◆.Win7DCLDw :2010/08/29(日) 04:52:14 0 BE:853821735-2BP(1092)
@Reply>>851
私の中の人は、ぬらりひょんの孫の奴良 リクオ、デュラララ!!の岸谷 新羅、
コードギアスのルルーシュ・ヴィ・ブリタニアをやっているからな。

貴様のような奴は、ロロのボロ雑巾のようにしてやる。
いいか。叩いていいのは、叩かれる覚悟のある奴だけだ!

※ルルーシュモードで発言。
854小鳥遊 宗太ψ ◆.Win7DCLDw :2010/08/29(日) 04:56:00 0 BE:1821485748-2BP(1092)
一番気持ち悪いのは、相馬 博臣(中の人は糸色 望=神谷 浩史)。

あいつは、折原 臨也、音無 結弦のような腐女子キャラを演じていますからね。
おかげで、神谷 浩史が嫌いになったわ。
時給30円の差がこれほどの性能差になるとはな
他の店員が帰ってくるのは次スレになりそうだから
気にしなくて良さそうだ
856小鳥遊 宗太ψ ◆.Win7DCLDw :2010/08/29(日) 10:30:52 0 BE:1821485748-2BP(1092)
ファビョンエンジン

ファビョったとき、フェラーリのエンジンで高回転で廻るときのたとえで、
排気管から猛烈なバックファイアが発生して炎が出ているような状態。

フェラーリのエンジンで、F1並みの爆音を発するのは、キャブレターの構造が一般車とは違うからだ。
857山田葵 ◆pnFjCmTa4w :2010/08/30(月) 20:47:33 0
出来る女、山田は忙しいので、
今日も少しだけ、返事をします。
変な人には返事をしません。

>>606
山田の代わりにお皿を割ったことに
してくれるなら、考えてもいいです。

>>609-610
仕方ないですね、山田が持ってる、このピンポン玉
をあげますので胸の代わりにしてください伊波さん。

>>611
種島さんは山田がさびしそうだなと思った時に、
一緒に寝る予定ですのであげません。

>>612
あんな小娘、いや大娘より、山田方が
よっぽど妹の代わりになると思いますよ。

今日の山田の返事はここまでです。もっと相馬さん
に甘えるための修業をしなければならないので今度
はいつ来れるか分かりません。
DA
出来る女って言うけど
山田は出来ない女だよね
W
にゃあ
8621:2010/09/02(木) 12:28:51 0
山口葵
三ツ葉葵
山田以外は規制中かな
  ( ⌒ )
   l | /
  〆⌒ヽ
⊂(#‘д‘)  誰が禿やねん!
 /   ノ∪
 し―-J |l| |   
     @ノハ@ -=3 ペシッ!!
何をしてる?
868山田葵 ◆pnFjCmTa4w :2010/09/05(日) 11:14:00 0
>>613
え、種島さんは山田とちがって子供だから
無免許運転になってしまうのではなかったのですか!?

>>614-619
山田病って、人を病原菌みたいに
言わないでください!

>>620
山田も水虫になったことが、ありますよ、このまえ
お店で足を掻いていたらなぜか皆がさけてましたが。


>>622
性的な意味ってどういうことなのでしょう?
山田は性格的には全然問題ありませんが…。

腕がつかれてきたので携帯(伝言版)で返事をするのは
ここまでにします。山田はお皿の他にグラスと湯のみの供養
もしなければならないのでいつ返事できるかわかりません。
869117:2010/09/05(日) 14:04:18 0
d
870伊波まひる ◆tNQq1U9RmU :2010/09/05(日) 15:20:37 0
あ、えっと、お、お久しぶりです、おはようございます…
本当はもっと早く帰ってきてたんだけど、規制?に巻き込まれちゃって…あはは…
…じゃ、じゃあとりあえず、返事返していくね?

>>789
えっ、あれっ!?な、何でバレてっ……!?
あ、いやあのっ、何というか…と、突然で申し訳ないなぁとは思うけど…
でもこれから忙しくなって、何も言わないままいなくなるよりは…
い、今の内に言っておいた方がいいかな、って思ったの。
…ま、まぁこれは後回しにして、とりあえず次に行ってもいいかな?

>>790
え、えへへ…ちょ、ちょうど杏子さんがいないから…
え、えーと、追加の注文ですよね?はい、抹茶をお一つ…
…あ、あれ?抹茶ってあの、抹茶味とかじゃなくて?ですか?

>>791
あの注文…小鳥遊君が先に行ってくれたみたいだけど…
…あ、あんなメニュー、うちにあったかな?っていうか…
今回だけじゃなくて、最近よくメニューに載ってない物を頼む人が増えてるのよね。
私もう結構バイトしてるはずなんだけど…か、隠しメニューとかあるのかなぁ…?

>>792
え、わ、私?は、はい、おはようござ……ん?
……あ、いえっ?な、何でもないですっ、おはようございます!
(今あの人噛んだよね…お…おぱようって…
で、でも言ったら失礼だし…せ、せっかく挨拶してくれたんだもんね…)
…へっ?あ、いや、ニ、ニヤけてないですよ?ホ、ホントに、ホント…うん…

>>793
うええ!?かたっ、あ、たたた小鳥遊君と私!?
ちちち違う!!違うのよ、全然違うの!!
そもそもまだ付き合ってすらいないし、小鳥遊君には私の気持ちすら…あれっ?
……ああ!?っていうか、今ここに小鳥遊君来てるじゃん!!
きっ、聞こえてないよね!?何にも聞こえてないよね!?ねえ!?
871伊波まひる ◆tNQq1U9RmU :2010/09/05(日) 15:21:54 0
>>794
えぇっ、そ、そんなに!?あ、いや、ま、待って?
何もまだ完全に決めたってわけじゃないから!
た、ただそうした方がいいかなって考えてる途中というか…
だ、だからあの、げ、元気出してください!!ね!?

>>795
ちっ、ちっぱ…!?え、えーと、それはあのー…
あ、そうだよね、私の事に決まってるよね…あ、あは、あはははは…
…うう、で、でも、その内ちゃんと大きくなるのよ!
まだ成長期のはずだし、絶対!…多分!…いや、お、おそらく…きっと…?

>>796
一応原作は続いてるし、DVDのリリースとかラジオもあるんだけど…
やっぱり、アニメの放送って影響大きいのかな。
…で、でも小鳥遊君も新しく来てくれたし、また賑わってくるかもよ?

>>797
うえええ!!?なっ、何!?え!?しっ、死んじゃうの!?
どっ、どうしよう、そんなこと言われたらやめるわけには…で、でも…
…あ、あのう…そ、そんな深刻にならなくても…
ほ、ほらっ、私なんかよりもっと素敵な人がいますよきっと!ね!?

>>798
そ、そう?もう少しかかりそうな気もするんだけど…
意外にそうでもないのかな…うーん…
…ま、まぁ、どっちにしろ近い内に完走はしちゃうよね。
ってことは、そろそろ次の場所の事も考えないといけないなぁ…

>>799
ふえっ、なっ、ええっ!?ちょっ、ななななっ、なっ、何言ってるんですか!?
ダ、ダメですよ!!絶対ダメ!!
い、今だってっ…な、殴りたいの、ずっとガマンしてるしっ…
さ、触ったら、恐らくかつてない一発が襲ってきますよ!?
872伊波まひる ◆tNQq1U9RmU :2010/09/05(日) 15:22:41 0
>>800
へ、変態…?ひ、一人で…って…
…この時点では小鳥遊君は来てなかったし…じゃ、じゃあ…
…え、うそっ、何でっ!?何で私が変態になってるの!?
お、男の人殴りまくってきたからとか…?えぇー…?

>>801
え、はい、お、おやすみなさい…
…寝るのはいいんだけど、お店でお昼寝ってしても怒られないのかな…?

>>802
え、えーと、種島さんだよね?
今までもたまーに、種島さんの偽者(?)みたいな人は来た事あるんだけど…
…でも質問に答えていった事はやっぱりないかなぁ。
私も種島さんが来てくれれば色々心強いんだけど、ちょっと難しいのかも…

>>803
あ、阿部さんっ…ど、どうも、お久しぶりですね…へ?
う、海?ですか?いい男を…探しに…
ってそれっ、要するにナンパですよね!?ね!?
ムリです私っ、ナンパなんてガラじゃないし!!ほ、他にも色々理由が…うぅっ…

>>804
お、俺が…?…えっとあの、お、男の人だよね、あれ…
……え?お、男の人にもセクシーとかあるのかな?
あったらちょっと驚き…っていうか…
……私、さすがに男の人よりはセクシーだよね?……た、多分…

>>805
え、あー…わ、私はちょっと、遠慮しておこうかな…
…ってまぁ、言わなくても大体わかってたと思うんだけど。
ほら、ラジオ体操って大体小さい子とかお爺ちゃんが来てるでしょ?
ふ、普通の男の人でさえ危険な目に合ってるのに、そんな人たち殴っちゃったら…ね…
873伊波まひる ◆tNQq1U9RmU :2010/09/05(日) 15:23:23 0
>>806-808
たっ、たかっ、小鳥遊君っ…お、おは、おはっ、おはようっ…
…へ、いやっ、あのっ、こ、これはね!?
す、少し緊張しちゃって…というか…っ…あぅ…
……あ、あはは、ごめんね小鳥遊君、ただでさえ暑いのに!
と、とにかくっ、これから一緒に頑張っていきましょう!うん!

>>809
お、お待たせしました、抹茶パフェです!
スプーンはこちらをお使いください…し、失礼します!
…あ、そういえばそろそろアイスの補充しといた方がいいかな…?

>>810
ええっ、ど、どうしたの!?い、言ってないよそんな事!?
というか、じ、自分でそんな卑屈になっちゃダメだよ…
ほら、私だって胸が小さい小さいって毎回言われてきて…
……な、なっちゃうよね、卑屈に…はぁ…

>>813
あ、えーと、そういうのに関して明確な決まりっていうのは実はないんだけど…
…どうなのかな?八千代さんはもう1カ月以上来てないし…
…ま、前の八千代さんには悪いけど、さすがにいいんじゃない?
って言うのは私の意見だし、他の人にも聞かなきゃだけど…

>>814
あ、あれって…前に会った小説家のお姉さん…?
ど、どうしたんですか、こんな所で?
もしかして、また弟さんに何かあったとかじゃ……あれ?
た、小鳥遊君?どうしたの急にそんなに慌てて!?もう帰っちゃうの!?

>>819
う、うんっ、そうだよね!?小鳥遊君、大歓迎!!ね!?
…い、いやほら、今は人少ないし、私もあんまり来れないからね?
小鳥遊君みたいにマジメに働いてくれる人が来てくれたら心強いじゃない?
……な、何!?みんなして何なのその目は!?
874伊波まひる ◆tNQq1U9RmU :2010/09/05(日) 15:24:19 0
>>823
ま、まあまあ、いいんじゃないかな別に…
ほら、昔の人の有名な言葉だってそうやって語り継がれてきたわけだし?
えーと例えば、「好きと嫌いは紙一重」とか…
……ホ、ホント…ど、どうしてこうなったのかなぁ…

>>824
あ、はい、少々お待ちください!
ショートケーキがお一つ…っと。
……また杏子さんに食べられないように気を付けなきゃ…はは…

>>825
私は、伊波まひるだから…Sではないかな?
どっちかっていうと「まひる」だからMだよね…
…え、あ、へ、変な意味でとらないでね?イニシャルだよ?

>>830
小さなウェイトレス…ええっ、た、種島さん!?
うそっ!?こ、これって種島さんが誘拐されて、身代金を要求されてるってこと!?
どっ、どうしようっ、私こんなの…こっ、怖い…
……いやっ、私の方が怖いとかそういうのはいいから、どうすればいいか考えようよ!?

>>832
す、すいません、今ちょっと店員がほとんど出払ってるというか…
わ、私も男の人にはあんまり対応できないし…えへ…
あ、で、でも大丈夫です!ち、ちゃんと営業してますよ?

えーとそれで、私がここに来るのをやめるかって話だけど…
と、とりあえず、このスレが埋まるまでは続けます!絶対!
…で、その後は…も、もう少し、こっちの事情なんかも色々考えてから…
決めようかな……っていう感じになるかな…?

うん、それじゃ、今のところはそういう感じなんで…
ま、まだ途中なんだけど今日はこれで失礼します!ま、また今度!
8751:2010/09/05(日) 16:16:32 0
そろそろ新しいバイトを雇わないとな
> 「お選び下さい。このまま苦しまないように御崩御なさるか。あるいは、最後の最期まで抗い、生を死守するか。
>  前者でも後者でも、――――私は全力でお手伝いします」
「……助けてくれ。私は、まだ死にたくない。死ぬだけならまだしも、このような姿に成り果てて死ぬなど、真っ平御免だ……!」
血走った目でセシリアを捉え、貴族は無事な左腕で彼女のローブをしかと掴む。
命を、人間としての自分を、手放すまいとしているかのように。
だがその手はすぐに糸の断たれた人形、或いは魔力の枯渇したゴーレムと同じく、力を失う。
代わりに、彼は朦朧たる意識を濁った瞳で示しながら、うわ言を零し始めた。
「塩は流水……硫黄に焔……水銀は凍土の如く……」
途切れ途切れに紡がれる言葉に、セシリアは聞き覚えがあるだろうか。
教導院でも謳われる、身体強化術式の基礎にして極意だった。
塩は肉体、硫黄は魂、水銀は精神の暗示である。
身体強化を用いる際に肉体は雄大でありながらも柔を極め全てを調和し、
魂は不屈不撓の気概を燃やし、しかし精神は決して融解しない氷の冷冽さを保たねばならない、の意だ。
言葉を述べるだけならば容易いが実際には、この理屈は錬金術の真髄にも通じる物であり、実践は困難を極める。
ともあれ術式学を専攻していなと言うなら話は違ってくるが、ただの貴族が知り得る筈のない理論であった。
では何故、死の淵にある彼がこのような事をうわ言として漏らしているのか。
解は単純明快。
『魔族』の血が体を満たすに伴って、原始の記憶が朧気にではあるが、蘇りつつあるのだ。
そして貴族の意図の管理下から逸脱し、強化の極致に至った彼の右腕がセシリアへと襲い掛かった。
夕陽が差し込む部屋の中で。
ジース・フォン・メニアーチャは依然目覚める事のない姉を前にして椅子に腰掛け、膝下で手を組んで項垂れていた。
何度も何度も目を開いては閉ざし、気を抜くとすぐに乱れてしまう呼吸を整える。
これまでになく深く眉間に皺を刻み、一際大きく息を吐くと、彼は意を決して目を開き姉を見据えた。
「……姉さん。僕は今まで、庶民の模範たる貴族でいられたかな」
言葉を紡ぎ――しかし彼はすぐに自答の意を込めて首を横に振った。
言いたかった事は、こんな事ではないと。
「……違うね。そんな事は、分かってるんだ。僕は駄目な貴族だった。
 僕は庶民の模範なんかじゃなくて、寧ろ与えられた特別を振り翳すばかりの。
 あまつさえそれを良い事だと思い込んでいた」
言い終えて、彼は言葉を付け足す。
「最低の貴族だった」と。
その事に関しては、言い逃れも弁解も弁明もしようがない。
だが彼は漸く過去を、等身大の自分を、見つめる事が出来た。
だからこそ、次が見える。
これから何が起こり、これから何をすべきかを、考える事が出来る。
差し当たり、彼は屋敷の人間を皆、玄関間へと集めた。
そして、ただ一言告げる。
「暇を与える」とだけ。
【ラ・シレーナ】のメイド達も、父の代からの執事も、気まぐれに雇った数人の奴隷も、メニアーチャに関わる人間を残らず切り捨てる。
察しのいい者ならば、容易に悟るだろう。
彼がこれから何をしようとしているのか。
帝国に仇なす所業を為すが故に、彼は誰も巻き込む事のないようにと、孤立せんとしているのだ。
最後に残るのは彼と、姉だけだ。
ひとまずの為すべき事を終えた彼は、再度姉の部屋へと戻る。
「……姉さん。姉さんは、知り合いに……ロンリネスの当主に頼むとするよ。
 きっと受け入れてくれる。彼は、貴族には珍しいくらいにお人好しだ。勿論、いい意味でね」
返事は、ない。
当然かと、ジースは己へ向けて嘲笑を浮かべる。
そうして用意した家紋入りの刀剣を抜き、刀身に視線を滑らせた。
使うべき時が来るかは、分からない。来たとしても、貫くべき相手に切先が届くかさえ。
だが彼が見たものは、幻覚でも錯覚でも無かった。
寧ろそうであったのなら、どれだけ彼にとって良かっただろうか。今度こそ、彼の姉はびくりと大きく跳ねた。
ジースが勢い良く立ち上がり、煽られた椅子が倒れ、硬く空虚な音色を響かせる。
「姉さん……!?」         
彼の声に応えるようにして、ベッドに伏した姉の上体が起き上がる。
だがそれはあくまでも『応えるようにして』であり、決して応えた訳では無いのだ。
そして、ジースは目の当たりにした。
右の眼窩から一筋の血涙を流し、同時に背中から真紅の――鮮血の翼が兆す。
呆然とするジースを、彼の姉は一瞥。眼球の上で円環を描く赤眼が、見えた。
次の瞬間には、彼の姉は部屋の窓から夕陽の彼方へと飛び去っていた。
ギルバートのこの一言が何を示すのか、瞬時に理解した。彼らが"事変"に最も深く関わる者なのだと
意志、精神、そして能力。生き残るには十分なものを備えていると言えるだろう
そして各々の自己紹介が終わると、早速本題へと促すギルバート
フィオナが先刻、メイド──マリルから渡された手紙をテーブルに広げる

罪人ジェイド・アレリイは生きた骸。そして、フィオナの弟であるということ
処刑場で見かけた金髪の男は"ルキフェル"という名であるということ
最後に、ルキフェルを殺すことは出来ない──ということ。それらの内容が手紙に綴られている
(……ルキフェル、か。……そう、そういう名だったな。)
>「『意味はいずれ分かる。』ともありますが……どなたか解りますか?」
自分の記憶に魔族に関するキーワードは無いか、思考するオリン
"子が親を討てぬ"という文面から推測すると、人類は魔族と同等、またはそれに近い存在と考えられる
親が魔族、子が人であると仮定するならば、人を創造したのは魔族……ということになる
しかし殺すことが出来ないということは、魔族の魂は人間とは根本的に異なると考えるのが妥当か
>「捜そう。足でもコネでもなんでも使って、情報を集めようぜ。剣士、アンタはなんか知らねえか?」
……人──
……魔族──

キーワードが結びつく前に、オリンは無意識に言葉を発していた
「……人と魔族の生命、魂は同等ではない。神に最も近い存在ならば、それを砕くことは不可能だ。
現状で考えられる手立ては、神代級の力で封印するしか無い。少なくとも、今の俺にはそれ以外の方法は分からない。」
魔族は地上に住む種族ではなく、別の世界に住まう者
個々の能力は様々で、力在るものほど地上への行き来──"ゲート"を開くには、膨大な魔力と年月が必要となる
封印に関しても同様だ。力弱いものは数年、強いものは何千、何万の刻を隔てなければ解けることは無い
己の脳に過ぎった思考、知識は正しいものなのかどうかは分からない
そして、彼らはルキフェル打倒の元に集い、行動を起こしているようだが、自分にその意志は無い
ただ、真実……事実が知りたいだけだ。過去と思しき光景、処刑台での一瞬の空白──
彼らと協力することで、僅かでも事実、真実に近づけるのなら惜しむ理由は無い
「……俺には、行かなければならないところがある。その際に情報を集めておこう。
……それらが終わり次第、此処に戻ると約束しよう。」
オリンは立ち上がるとレクストらを一瞥し、背を向け去ろうとする。……が、一歩足を進めたところで立ち止まった
先刻の処刑台で感じとった波動と似通ったもの。狂気と殺意に満ちた波動だ
その気配はまだ小さいが、帝都を覆い尽くすほどのものであると、オリンは感じていた
「……嫌な波動を感じる。気を抜くな。……もう一波乱ありそうだ。」
視線をレクストらに向け、そう言い放つ
振り返ることなく銀の杯亭を後にし、フィアが住む居住区へと向かっていった──
銀の酒場亭の一角でテーブルを囲み頭を寄せ合う。
テーブルに広げられた手紙を見、それぞれが意見を出す。
”フィオナ、弟は既に人ではない。苦しいとは思うが、殺すしかない。
今日の夜、彼は闘うだけの魔物へと変わってしまう。
ルキフェルを倒す事は出来ない。子が親を討てぬと同じ事だ。意味は、いずれ分かる。
皆で逃げるのだ。私は、彼を封印する方法を探す。”
フィオナの師、マンモンの言葉は謎めき重大な事を騙っていた。
"最も敬虔な聖騎士""神との邂逅を果たした者"などという仇名を持つ事は偽ギルバートは知っている。
それゆえに、その言葉の意味は重い。
だが、それでも、それでも尚、偽ギルバートは他のメンバーとは違う場所に注目していた。
「ふん、親殺し子殺しを今更驚くに値しないさ。
魔族は強力だが勝てないわけじゃない。事実世界に溢れているのは魔族ではなく人間だろう?」
吐いて捨てるような言葉。
レクストやオリンの危惧は十分すぎるほどに判る。
それを踏まえた上であくまで強気な言葉。
「なあに、別に俺達が全て片をつける必要はないんだ。
オリン然り、他にも動いている奴や組織はあるだろう。
俺達は俺達のできることをすれば良い。
そういうできる事が組み合わさって大きな絵はできるものさ。」
そう、大極の流れの中に一石を投じたとしても流れを止められるものではない。
だがその一石が積み重なればやがてそれは堤となり、大きな流れを塞き止める。
レクストたちはその一石であってくれれば良いのだ。
そして自分は、その一石を何時何処に投じるか、を見極める。
話している最中に表れる一人の男。
この酒場には不似合いなほど豪華な装束で、一目で上流貴族とわかる。
しかしそれにしては身軽な立ち振る舞い。
身軽というのは荷物の事ではない。
付き従っているであろう執事やメイド、護衛の存在である。
頭を下げる男の事を偽ギルバートは知っている。
帝都のものならば当然のように知っているだろう。
メニアーチャ家当主、ジースという事を。
そして今、ジースの陰に潜む部下からの報告でその経緯を知ることになる。
ウルタールの崩壊、ジースの暴走。
メニアーチャ家の威光は早晩に崩壊するのは間違いない。
最早ジースの動向を探る事も守る意味もなくなっていたのだが、それでも偽ギルバートはその存在を排除する事はできなかった。
それはジースがここに至り初めて身につけた上級貴族の威光の為なのかもしれない。
「早速一波乱起き始めているようだな。」
金貨を配分しながらオリンに語りかけ、フィオナの剣呑な視線に気付き言葉を続ける。
「おっと、そんな目で見るなよ。
別に金にがっついているわけじゃないんだ。
『メニアーチャ家の家紋を刻んだ金貨』というのは帝都における最上級の権威だ。
何が起きようとしているのか、どうすれば良いのか、調べる為に必要なフリーパスだからな。」
己の行動の意味を説明し、ナイフを手紙に突立てる。
ナイフの突き刺さったところは…
「この手紙に書いてあるように、ジェイドは今日の夜、闘うだけの魔物に成り果てる。これは間違いないだろう。
そして帝都では赤眼が引き金になって人々は異形に変る。
ヴァフティアで起きたような地獄が再現される可能性は高い。
で、俺達は何をするべきだ?そして何が出来る?
目の前で魔に変る民衆に死の救済を与えてやる事か?
いいや、違う。
これから帝都はヴァフティアの二の舞になろうとし、天帝城はジェイドという時限式の魔物を孕んでいる。
だったらこの機を逃すことはない。
天帝城に潜入し、門を奪還する。
その為の算段は既につけてある。
だから、日が暮れるまでにはもう一度ここに集合だ。
例え目の前で魔になった人間がいてもそれに拘わってくれるなよ。
目先の小事に捕らわれて大局の目的を果たせないのも間抜けなことだからな。
それがこの貴族様の願いをかなえる事にもなる。」
天帝城潜入の為の最後の詰をしてくる、と言い、偽ギルバートは席を立つ。
『これって……アレのことじゃねえか?ほら、人類は皆少なからず魔族の血が流れてて、つまりは魔族の子孫でもあるっていう。
 こう見えて博学な俺は勿論ご存知なんだけどよ、ルキフェルが本当に魔族なら、純正のご先祖様には頭が上がらねえって理屈だろ』
マンモンの手紙がもたらした静寂の中、口火を切ったのはやはりレクストだった。
教導院の出だからなのか、それとも本人に雑学の収集癖でもあるからなのか、ともかくこういった方面にはやたらと明るい。
教会の教えである「人類の祖は神」とは全く真逆の理論体系。
しかしフィオナはそれに反発するのではなく静かに聞き入っていた。
討論する時では無いことも然ることながら、なによりこの理屈ならば師の言葉の筋が通る。
『そもそも『魔族討伐』なんて向こう百年で数えるぐらいしか為されてない偉業中の偉業、達成した奴ぁ例外なく英雄扱いだぜ。
 眷属の『魔物』や『魔獣』ならまだしも、純血純然純正の『魔族』は魔力も膂力もケタ違い。大隊規模で囲ってボコるのが前提だ』
次いで語られるのは魔族討伐の難易度。
此方に関しては結界都市に住んでいる者なら子供でも知っている。
「先の話は寡聞にして知りませんでしたが……後のはヴァフティア生まれであれば誰もが知っています。
 今でも街を挙げて盛大に祝うラウル・ラジーノ様の討伐行。
 神より賜りし太陽の聖剣を携え、命と引き換えに魔族を討ち滅ぼし、その功績を持って聖人に祀られました。」
神殿騎士が振るう戦技の祖として伝承に残る人物がアーティファクトを持って相打ちが精一杯なのである。
しかも現在頼みの綱とも言える聖剣は紛失している。
というのも、つい最近までルグス神殿の秘宝として保管されていたのだが、ある神殿騎士が持ち去ってしまったのだ。
(まあ、あった所で持ち出す許可は下りなかったでしょうけど)       
とはいえ、知ってしまった以上手紙に書かれている通り逃げ出すことなど出来はしない。
見つけなればならないのだ。聖剣に代わる打倒の手段を。
『捜そう。足でもコネでもなんでも使って、情報を集めようぜ。剣士、アンタはなんか知らねえか?』
『……人と魔族の生命、魂は同等ではない。神に最も近い存在ならば、それを砕くことは不可能だ。
酒場には不釣合いな程の瀟洒な身なりをした青年は、他には目もくれずフィオナ達の座るテーブルへと近寄ってくると

『……この帝都が、帝国がおかしな事になっているのを、お前達はもう知っているんだろう?
 おかしな事なんてものじゃなくて、もっと具体的に。……僕には、『おかしな事』としか分からない何かを』

懐から取り出した皮袋を置きながらそう切り出した。
皮袋の重みでテーブルが揺れる。
                                  
「あの……このお金は一体……?」
                   
『……僕の姉が、異形の羽を生やして……飛び去っていった。アレはきっと、赤眼のせいだ。
 きっとこれから、もっと同じような奴らが現れる。……僕には、気を付けてくれとしか言いようがないがな』

問いかけるフィオナには答えず、青年は皮袋とは別の紋章入りの金貨を並べながら話を続ける。
人間の異形化。思い浮かぶのは当然『降魔』のそれだ。
ヴァフティアでは街一つを結界で覆い、呪詛をもって変貌させるといった方法だったが今回は違う。
青年の言によれば『赤眼』という手段を用いて行っているとのことだ。

『……この国を、この国に生きる人々を、助けてくれ』

金貨を並べ終えた青年が頭を下げる。この見るからに貴族の、それも上位の支配階級であろう青年が、だ。
貴族が庶民に頭を下げるなどというのは異例中の異例と言っても良い。
このような庶民が集まる酒場にわざわざ出向いてともなればなおさらだろ。
だから、それ故にこの青年の言葉が本心からの物なのだとフィオナは気づいていた。
「あ、頭を上げてください……。私が言うのも差し出がましいですけど貴方はちゃんと行動を起こしているじゃないですか。
 ……ところでギルバートさん。何してるんですか?」
そんな青年の一世一代の決意に一瞥をくれ、ギルバートはさっそく金貨の配分に取り掛かっていた。
『おっと、そんな目で見るなよ。
別に金にがっついているわけじゃないんだ――』
フィオナは本当かとジト目で睨むが、確かに手をつけてるのは紋章入りの金貨だけで皮袋は所在無げに置かれたままだ。
それに『メニアーチャ家』といえば押しも押されぬ屈指の大貴族である。
その私造金貨ともなればギルバートの言葉通りこの上ない免罪符となり得るだろう。
『この手紙に書いてあるように、ジェイドは今日の夜、闘うだけの魔物に成り果てる。これは間違いないだろう――』
続けてギルバートが告げるのは天帝城に乗り込んでの『門』、すなわちミアの奪取。
ルキフェルがミアを利用して何事か起こそうとしているのは明白なのでそれ自体は問題無い。無いのだがフィオナは僅かな違和感に頭を傾げる。
違和感の正体は直に判った。作戦上の呼称とは言え、ギルバートがミアを『門』と呼んだことである。
(オリンさんと……メリルさんが居るからでしょうか)
フィオナは取りあえずそう結論づけ、目の前の問題に没頭することにした。
「判りました。夕刻までに此処ですね。
 私は……もう一度ルミニア聖堂に行って聖女様に会ってきます。
 もっとも、正面からは行けないでしょうから別ルートを当たってみてですけどね。」
「ほう、あのルートを使うつもりか。だったら…」
フィオナの意図に気付いた偽ギルバートは頬を歪ませながら懐から小袋を取り出した。
テーブルの上に投げ出された小袋の口からごろりと溢れる色とりどりの宝石。
しかしそれた単なる宝石ではなく、内部で小さな炎が揺らめく魔石だとわかるだろう。
「俺があそこから出てくる時に渡されたものだ。」
SPINは一般経路の他に要人専用の特殊回廊が存在する。
特殊回廊を利用するにはそれぞれの回廊に対応する魔石の組み合わせが必要であり、正に『これ』がそうなのだ、と。
>「ジースさまーー!」
フィオナに説明していると酒場の空気を一撃粉砕するような黄色い声と共に二人のメイドが駆け込んでくる。
メイドの姦しさは一行は勿論、ジースの言葉も塗りつぶすような勢いで繰り出された。
口々にお屋敷に戻りましょうとジースを引っ張っていくのだった。
その最中、マリルは当然のように気付いただろう。
ジースをもみくちゃにしながらもマリルの冷たい視線に対抗するように送られる視線。
そこには敵意も憎悪も対抗心もない。
いや、なさ過ぎる。
ジースに纏わりつく姦しさとは対照的過ぎて判ってしまう。
人間的な感情を排除し、ただ状況を移す水晶が如き視線だった。
自分以外にも向けられる視線には何らかの意図が感じられる事も。
その視線が向けられたのはただ一人、ギルバートだった。
煩雑とした酒場に最もそぐわない人種であるところの貴族は、現れるなり開口一番、そう言った。
そこだけが人型に塗りつぶされたような違和感を振りまきながら、懐から高級そうな革袋――ガワに見合った金貨で詰まったそれを、
レクスト達の食事が並ぶテーブルへと滑らせた。重々しい金属音を奏でるそれは、料理どころか店ごと買えそうな額を容易に想起させた。
(な、なんだ?裏賭博の勝負卓が酒場のテーブルに化けてた、ってことはねえよな。するとこの貴族様、ここにいる誰かの知り合いか?)
突然の出来事にレクストは目を白黒させている。既にオリンが退席し、四人になったテーブルでは他の三者も三様の反応を見せていた。
フィオナは金の出自を問い、ギルバートは見下げて鼻を鳴らし、マリルは変わらぬ無表情。貴族は、二の句を継いだ。
「強制降魔――ッ!!」
人が魔物に変わる。その現象にレクストは覚えがあった。かつて母を失い、二度も故郷を襲った外法の術式、『降魔術』。
特殊な魔導媒体を用いて『地獄』の住人に体を貸し与えるその術を、彼は知っていた。背筋から頭頂部にかけてがざわつくのを感じる。
「そうか、アンタは――」
理解する。彼もまた、降魔術によって家族を喪った者なのだと。
そしてその事実に打ちのめされながらも、抗う術を求めてここへ来たのだということを。
先の『ヴァフティア事変』で生き残り帝都に辿り着いたレクスト達ならば、抗い方を知っていると推察して。
だからこの金は、『貴族なりの戦い』なのだ。
レクスト達のように直接戦闘技能を持たぬものでも、『経済力』を刃に変えて、穂先を揃える為の。
「オールオッケーだ貴族様。アンタの『カッコよさ』はばっちり俺が把握した。だから任せとけ、庶民だけじゃなくこの目に映るもの全て助ける。
 しっかり見とけよ?――今度は俺が、最高にカッコいいとこを見せる番だからな」
ギルバートの談によれば、貴族の持ち込んだ金貨は帝都内での通用パスの意味を兼ねているらしい。
つまりレクスト達は、莫大な資金と潤沢な人脈を一度に手に入れたに等しいのである。
「ああ。俺も準備とか要るからちょっと席外すぜ。また日没に」
なんだかんだ言って、ここで国家の危機とミアを同列に語るあたりがギルバートらしい。
無事が保証されているとは言え助けに行きたくてしょうがなかったのを堪えていたんだろうなと内心で苦笑する。
――それ故に、その言い草がまるきり『ミア』ではなく『門』を指定しているという違和感に、レクストは終いぞ気付かなかった。
貴族を迎えに来たメイドが二人、ジースと呼ばれる彼を引っ張っていくのにフィオナが次いで退出する。
一行の女性密度が急激に下がった(しかもメイド率八割である)のを皮切りに、レクストも席を立った。
「じゃあ俺も行ってくる。この金は……ばっか駄犬、使わねえよバチ当たんぞ。ああ、今はビタ一文使わねえ。
 だって、――全部終わってから俺の銅像立てんのに必要だろ?」
まるまる太った革袋をギルバートに押し付け、ひらひらと手を振りながら銀の杯亭を後にした。
どさくさに紛れて飲食代を払わせるつもりである。革袋の中身があれば問題ないだろうが。
「レクスト=リフレクティア、ただいま帰還しました!」

「おかえり。ご飯にする?お風呂にする?それともし・ま・つ・しょ?」
従士隊本拠内に設営された処刑囚拉致事件対策本部の詰所でレクストを迎えた隊長は、色んな意味で歓迎した。
なにしろ処刑台でも攻防から既に四刻ほどが経過し、市内での捜査も打ち切りムードに入りかけていた頃合いである。
勝手に拉致犯人を追って行方不明ということになっていたレクストに、責任と捜査の進展を期待するのは道理であった。
対してレクストは、満面のしたり顔で懐から一枚の紙切れを取り出した。
「――いや、全部外で済ませてあるんで」
始末書である。
「殊勝過ぎるぞお前。しかも何悠長に飯食って風呂浴びて帰ってきてるんだ」
「えっと、風呂の中に犯人がいるんじゃないかなーっと……」
「ほう、その割には服が濡れてないようだが全裸で逮捕するつもりだったのか」
「ああ!それもそっすね!?」
「しかし予め始末書を用意しておくとは腕を上げたなリフレクティア。おかげでこっちで用意したものが無駄になった」
「そんなに期待されてないんすか俺!?いやちゃんと収穫もあったんすよ!ほらみんなも見て見て!」
全員ジト目の衆人環視に冷や汗を感じたレクストは、先の酒場でジースより受け取った金貨を掲げて見せる。
これが従士隊の手にあれば、メニアーチャ家の息がかかった機関すべてに捜査権を適用できるに等しいのだ。
「あァ?リフレクティアお前、どこで恵んでもらったんだァそんなモン」
「え、どういうことスか」
「従士隊としての権利強化にはならんということだ。個人規模で使うならともかく、組織でこの権利を運用するとだな。
 考えてみるがいい、この私造貨幣はいわば『裏』の権利書、公にしては色々と問題があるだろう。
 従士隊として捜査するには、必ず報告書を作成しなければならない。この事実を上が知れば、必ず確保と凍結を行うだろう」
表と裏は不可侵故に、両者は均衡を保ってきた。
一個人が私的に使うならまだしも、帝都の暗部に『表』の捜査機関が入ることは、各方面の体面的に許されないのだ。
「お前がその権利で何をしようとしているのかはこの際問わないが、自分が組織人であることは忘れるなよ」
諌められた。
レクストとしてはこの金貨を使って帝都に蔓延る"闇"を全て炙り出そうという目論見であった。
ジースに対して自信満々の返答をしたのはこの為だ。ジェイドもミアも同様に従士隊みなで攻め込めば救出は容易いはずだった。
頭を垂れる。
『組織人としての自覚が足りない』わりに、困ったときは組織頼みであるという矛盾なき二律背反は、
組織としての強さを自分の強さと錯覚していたレクストの膨張した自尊心に大きな打撃を与えていた。
(そりゃそうだよな。何勘違いしてたんだ俺は……!)
結局、何の進展もなしということでその日の捜査は打ち切られ、隊長の号令で解散の運びとなった。
同時に起こった神殿での虐殺事件の方に人員を割かねばならなかったからだ。
合同葬儀中に突如現れ虐殺の限りを尽くした黒甲冑の集団と、その生き残りさえも焼き尽くした『天使』。
両者とも出自は不明で、刃を交えた唯一の生き残りすら姿を消してしまった為完全に手がかりを失ってしまった。
前者をレクストは知っている。『あの』黒甲冑達の仲間だろう。それを言ってしまえないのが、酷くもどかしかった。
「――おい、リフレクティアよォ」
順次解散し帰寮や神殿への引継ぎへ向かう者達の流れの中で、なお動かない男が二人。
突撃槍を担う長身と曲剣を提げる小柄のコンビは、唯一事情を知るレクストの同僚である。
ボルト=ブライヤーとシアー=ロングバレルが、レクストの両肩に腕を掛けて両面から顔を寄せた。
「ちょっとツラ貸せ、呑み行くぞ」
「久しぶりに三人で、どうだい?」
二人は口を揃えて、言った。
「「――もちろん、リフレクティアの奢りで」」
口止め料の、要求であった。
街を彩る魔導灯が点々と並ぶ大通りを、足早に駆け抜けるオリン
昼間は太陽が差す自然の灯り、夜は人工的に創られた魔力の光が灯っている。すでに子供たちの姿は消え、通りは大人たちで賑わっている
居住区へ向かう中、オリンは銀の杯亭で対面した貴族の少年の言葉を思い出していた
>「……この帝都が、帝国がおかしな事になっているのを、お前達はもう知っているんだろう?
 おかしな事なんてものじゃなくて、もっと具体的に。……僕には、『おかしな事』としか分からない何かを」
銀の杯亭にて自分が立ち去ろうとしたとき、突如現れた貴族の少年
扉を開けるなり他には目もくれず、此方へと一直線に走ってきた
少年は言った。姉が異形となって飛び去ったこと。姉だけではなく、街はすでに異形に染まりつつあるということ
彼のような者が、すでに異変に気付いているというのなら、恐らく帝都民の半数近くは知り得ているのかもしれない
そして彼は、こうも言っていた

  
"赤眼"と呼ばれるものが何を示し、何を齎すのかは、推測の域を出ない──が、それが異形へと変わる原因であること
そして、帝都をヴァフティアのように魔都へと変えるその意図。確実に言えるのは、あの男が関係しているということだ

貴族の少年は弱々しくも言葉を吐いた
その声や表情は貴族が持つ凛々しさは無く、一人の人間──いや、誰しもが持つヒトとしての弱さを持っていた
縋る様に、そして哀願するように、彼は自分たちに言った

>「……この国を、この国に生きる人々を、助けてくれ」



力無きものは、力在るものに頼り、縋るしか生きる道は無い
戦でもそうだ。弱者はただ、強者に蹂躙されるだけの存在でしかなく、彼らに抗う統べは無い
そう在りたく無いのであれば、それら全てを捻り潰すほどの力をその身に得るしか無い

オリンは貴族の少年──ジースの表情を見たとき、そんな思考が頭を巡っていた
彼の願い、頼みを受け入れるという感情は無く、ジースの弱さに憤りのようなものを感じていた
強弱の差はあれど、強くなるという意思さえあれば、ヒトは如何様にもなれる
それすらも無い人間は、ただの人形だ。意志を持ったふりをした、生きているだけの人形だ