しかし、憂は唯の甲高い鳴き声には慣れているし、床に落ちたアイスを舐めるなんて行為を許す訳にはいかない。
心を鬼にして怒る。それが、唯に対する躾であり、愛情でもある。
憂「お姉ちゃん!止めなさい!」
「新しいアイスを買うんだから、止めないともっと叩くわよ!!」
憂は激しい口調で唯に言った。
唯はこれ以上やると、もっと痛い目に会うということを何度も経験していたし、新しいアイスが貰えるとあって、舐めるのを止めた。
唯「ひっく、ゆいやめる!やめる!」
「うーいぶたない!ぶたない!」
唯は憂が切れたときの激しい暴力に恐れていた。
しかし、池沼の唯には、動物の様に叩いて覚えこませる他は無い。
唯もぶたれるのが嫌なので止めて、憂にぶたないように懇願する。
憂「そう、新しいアイスを買うんだからね。そうしたら、食べられるから」
唯「うー」
唯は泣き止んで、起き上がった。
憂「またご迷惑をお掛けして済みません。せめて、アイス代だけでも払わせて下さい」
店員はもう係わりたく無いという思いで、憂の言われるままにお金を受け取り、
アイスを渡した。
今度はきちんとアイスを受け取って、店を出てから唯の分を渡した。
憂「はい、新しいアイスだよ!」
唯「わーい♪あいすー(^q^)」
憂「綺麗な方が食べやすいしおいしいでしょ?」
「だから、床に落ちたのなんか食べちゃダメよ!わかった?」
唯「あぅー」
唯は一応は返事をしたようだが、もうアイスを食べることに夢中だった。
・・・