ギャグファンタジーTRPG

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78ロキ:2010/01/21(木) 00:32:21 0
「オヤジ……意外と気がきくじゃないか!」
>「何だ何だ? 何が入っているんだ?」
「何々? 最新の技術で開発されたどんな敵も倒せる最強破壊兵器だって!?」
(いそいそと箱の中身を見る)
>「何だそれは……さては新たな武器だな? こちらによこせっ!」
「な、なにをするきさまー」(棒読み)
(箱の中身は奪われた! 
それは丸くて黒い物体に導火線がついていてそれに火がついている物体だった!
今時珍しい理想的すぎて実際には存在しないフォルムの爆弾である!)
キュウカンチョウ「うわあ! いらね!」
(ダースベーダーは慌てて投げ返した)
「返すな! うりゃあ!」
(落とさないように必死でキャッチして投げ返す)
キュウカンチョウ「あばばばば! 爆発する! 返品!」
(いつ爆発するか分からない爆弾の押し付け合いとなり、場は恐怖のキャッチボールと化した!)
79名無しになりきれ:2010/01/23(土) 08:12:35 0
おばぁ?
80グラス ◆FO/F/F0heg :2010/01/23(土) 20:13:56 0
(さあ、地獄のドッジホールの幕開けだ!)
>「あばばばば! 爆発する! 返品!」
「爆弾に小さい字で何か書いてある……地球破壊爆弾? ギャー!パス!」
兵士A「私だっていりませんよ! 速パス!」
キュウカンチョウ「地獄旋風キリモミ投げ!」
兵士B「こっち回すんじゃねぇ、そおーい! 大回転爆弾アタック!」
キュウカンチョウ「ならばっ! こっちは暗黒盥回し!」

(投げられた爆弾はグラスの手に)
「えっ! あゎあゎ……こんなものどうすればいいんだ!
それに星ごと爆発するんじゃ、どこ逃げたって同じじゃないか!
先生、暗黒のフォースで何とかして下さいよーうわー!」
(爆弾を持ったままダースベーダーの元に走る)

キュウカンチョウ「ギャーこっち来るなバカ!」
(爆弾は特攻したグラス共々大爆発! ドカーン!!)

「ぼふっ……!」
(なぜか爆発でアフロヘアになったグラスが口から煙を吹く)
「この爆弾は、どんな敵でも倒すんじゃなかったのか?」
(思ったよりも爆発は小さく、一命を取り留めたものの)
キュウカンチョウ「ギャー仮面が割れる!」
(爆発はダースベーダーの仮面を割るには充分な威力だった。 そしてその顔は…)

>79
「どう見てもおばぁさんです。 本当にありがとうございました」
81名無しになりきれ:2010/01/23(土) 23:20:30 O
おばぁ「顔が…顔があぁぁああああ!!?見ないでええぇぇ!!」(しわくちゃ顔の闇のおばぁは、顔を覆ってわんわん泣き始めた!気にしてたようだ!)
おばぁ「うえぇぇん…」
兵士A「あーあ、泣かせちゃいましたよどーすんですか」
兵士B「先生ぇ〜!グラ君が女の子泣かせました〜!いけないと思いま〜す!」
兵士A「もう子って年じゃグハっ」
82ロキ:2010/01/24(日) 23:33:21 0
「ワラキンの欠片の力を使えばしわが取れるんじゃない?」
(すっかり忘れられかけていたが、>71で地面に落ちたワラキンの欠片を拾う)
兵士A「待ってください!
なんといっても笑いの金メダル。しわがとれたとしても面白い顔にしかなりません!」
「それもそうだ。仕方がない。あひゃらあひゃらホンジャマカ」
黄色い救急車「へいおまちー!」
(道に向かって手を挙げながら変な人の演技をすると、黄色い救急車が止まった)
「急患です。この人を美容整形外科まで至急お願いします!」
黄色い救急車「では付き添いの方も一緒にどうぞ」
(なぜか一緒に乗せられた)
黄色い救急車「じゃあちょっと飛ばすよー」
(黄色い救急車は急発進した!)
83グラ ◆FO/F/F0heg :2010/01/25(月) 20:13:41 0
>81
「え、えーと……良く見れば、おばぁもまだまだいけるって?」
(もう名前も残り少ないし、いきなりキレて攻撃されても困る。
グラは心なしか疑問形の心が籠って無い嘘でおばぁを慰めた)

>82
「美容整形! そうか、それは良い考えだ!」
(うんうんと頷きながら救急車に乗るおばぁとロキを見守るグラだったが)
「ま、待ってくれよ〜!」
(自分はうっかり乗り損ねてしまい、走って黄色い救急車を追いかけて行く)

「はあはぁ……日頃の運動不足のせいで……もう走れない……はぁはぁ」
通りすがりの幼女「どうしたのお兄ちゃん?」
「はぁはぁハァハァはぁはぁハァハァ!」
(幼女の前で、はぁはぁしていると赤いサイレンを鳴らした車がやってくる)
赤いサイレンの車「兄ちゃん、何も言わずに黙って乗りな」

「ああ、丁度良いところに……助かった。実は俺はこういう者なんだがね」
(懐から取り出したサルマターリ王国の印篭を見せる)
「済まないが君、大至急、前の救急車を追ってくれないか?」
(グラを乗せた赤いサイレンの車が、黄色い救急車を追走する)
84ロキ:2010/01/26(火) 00:23:25 0
「あれ!? グラがいない!」
兵士A「心配いりません。後ろの赤いサイレンの車に乗ってるみたいです」

(黄色い救急車と赤いサイレンの車は
奇跡的に精神病院や警察にはいかず、予定通り美容整形外科についた)
「一時期よくCMをしていた大○美容整形外科だ」
兵士B「看板を良く見てください。大ではなく手。手塚美容整形外科です」

黒マントの男「いらっしゃいませー。お客さん、私の治療費は高いですぜ」
(ぼったくり医者が懲りずにまた出てきた)
兵士A「じゃあいいです。大体このおばぁさん知らない人だし」
おばぁ「うわぁああああんわんわん、そんなこといわずにー!
わしゃあ金がないんじゃ!」
黒マントの男「ちょっと待ったー!」
「ん?」
黒マントの男「師匠、ダースベーダー師匠ではないですかー!」
おばぁ「おお……我が弟子ブラックジャック! そんなに立派に黒マントを着こなして……」
(ひしと抱き合う師弟)
黒マントの男「ダースベーダーさんは由緒正しき流派である黒マント派の師匠なんです」
「なるほど」
(黒マント派が何の流派かはあえて聞かないでおいた)
85グラ ◆FO/F/F0heg :2010/01/26(火) 20:33:04 0
「グラか……何だか野ネズミみたいな名前になってしまったな」
(グラが赤いサイレンの車から降りる間に)
黒マントの男「私なら伝説の女優ヘップバーンそっくりの顔にする事とて造作もない。
では行くぞ……キェーッ! 黒マント流ピカソ斬!」
(巧みなメス捌きによって、おばぁの顔がオードリーそっくりの顔になっていた)
「医療テクノロジーの進歩は凄いもんだ……」

篠山鬼神「いいね、いいねバッチグー! 君ならモデルとしてもやっていけそうだよ〜」
(グラが乗って来た赤いサイレンの車から、鬼神みたいな顔のおじさんが降りてくる)
「アナタは俺と一緒に赤いサイレンの車に乗ってた人!」
篠山鬼神「やー可愛いね。 僕、芸術的な写真やってるんだけどモデルになってみない?」
おばぁ「わしゃあ可愛いなんて言われたの初めてじゃけえぇぇ!もう喜んでぇぇ!」
(カメラマンがダースベーダーを連れて行く)
「かなり怪しいが本人も喜んでるようだし、まあ良いか」

(すると、そこらへんをハーフエルフやハーフドワーフやハーフ色んな種族が歩き始めた)
兵士B「あっ……世界が少しファンタジーっぽくなってる」
兵士A「暗黒のフォースの力が弱まったんで、半分ファンタジーが戻ったようですね」

「しまった! 車はどうなった?」
兵士A「ファンタジー世界では、ガソリン車は規制されてますよ」
兵士B「そこらで何かファンタジー的な乗り物を探しましょうや」
86ロキ :2010/01/28(木) 08:04:32 0
「ファンタジー的な乗り物といえば空飛ぶベッドに空飛ぶ絨毯……」
兵士B「そんな情緒の無い物はいけません。
馬車……できればカボチャの馬車がいいかな?」(ポッ)
(兵士Bは乙女ちっくに照れながら言った)
カボチャの人力車「えっほ! えっほ!」
(馬ではなくマッチョの大群にひかれたカボチャの人力車がやってきた)
「乗りま〜す。馬車も人力車も大差ないよね!」
兵士B「ガーン!」
兵士A「乙女の夢ぶちこわれですね」
マッチョ「貴方達はワラキンの欠片を集める旅をしてるんですよね。
どうもツンデレラ城で行われる武道会の優勝賞品になってるらしいですよ」
「じゃあそこに行ってください」
マッチョ「うっす!」
(人力車がしばらく走ると、ツンツンデレデレした城が見えてきた)
87名無しになりきれ:2010/01/28(木) 22:23:49 0
受付嬢ξ゚听)ξつ[申込用紙]

べ、別にあんたのために用意したわけじゃないんだからぁぁぁ!!
88しんの ゆうしゃ:2010/01/29(金) 00:36:52 0
わたしこそ しんの ゆうしゃだ!!

名前:しんの ゆうしゃ
性別:おとこ
年齢:わからない
種族:しんの ゆうしゃ
容貌:ttp://blogimg.goo.ne.jp/user_image/47/09/3cb710fed485f7ad1d668e4576ac24bf.jpg


わたしは いま ツンデレラじょうの ちかくに いる。
ここが きょうふへの いりぐちと いうわけか…。

いどう>>>86
んっ? きみょうな じんりきしゃだ。
おっ なんだ!!
こちらへ はしって くるぞ!!
ギャーッ!!
わたしは マッチョのたいぐんに ふみつぶされた。
ざんねん!
わたしの ぼうけんは ここで おわってしまった!
89しんの ゆうしゃ:2010/01/29(金) 19:39:12 0
ツンデレラじょうの エントランスに はいった。

「べっ べつに また 
 おろかものが このしろに あしを いれたからって
 うれしくなんてないんだからね。
 あんたが こうかいしたって しらないんだから!!」

どこからともなく ぶきみな こえが きこえてきた。
おもったとおり ここには てきが いる!!

わたしの ゆうしゃとしての ちが さわぐ!!


はなす>>>87

「おっ!! いい おんな…。」
わたしは おもわず つぶやいた。
いろとりどりの ひかりが ステンドグラスから さしこみ
かのじょを いっそう ようえんに みせている。

>べ、別にあんたのために用意したわけじゃないんだからぁぁぁ!!

おんなは あっというまに いちまいのかみを ふりかざし
わたしの くびを きりさいた!!
ぎゃあーっ!!
ちが ふきだす!!
わたしは ていこうするまもなく
のどを きりさかれてしまった。

ざんねん!!
わたしの ぼうけんは これで おわってしまった!!
90名無しになりきれ:2010/01/29(金) 19:56:16 0
>>88
あおい マントの ひとですね わかります><
91名無しになりきれ:2010/01/29(金) 19:58:43 0
ベルばらをネタとして視聴した
ちょwwwうはwwwテラオモシロスwww
92グラ ◆FO/F/F0heg :2010/01/29(金) 22:23:30 0
王子「ああ……どこかに私の理想のツンデレはいないだろうか……?」
大臣「では、ワラキンと嫁の座を賞品にツンデレ武道会を開くと良いでしょう。
か、勘違いしないでください……これは国の未来の為で、別に王子の為ではありませんからっ!」
(このようなやり取りがあり、ツンデレラ城では武道会が開かれていた)

大臣「予選デュエル開始!」
貴族の女「余ったお弁当を捨てるのは勿体無いから、残飯処理してもらうだけだからね……ちぇすとー!」
市民の女「私もあんなモヤシ何とも思ってないけど!心配だから結婚してやっても良いかな……てやっ!」
(予選では熾烈なツンデレ武道が繰り広げられている)

>87
(城の入口では受付嬢が申し込みを待っているようだ)
「よし、俺も武道会に出るぞ!エントリーお願いします!」
受付嬢「申し訳ありません……武道会は女性の方しか出られません」
「何だって! 仕方ないな……ここはロキに頑張ってもらうしかないか。
見物の前に、ちょっとトイレにでも行ってこよう」
(用を足そうと男子トイレに向かうグラであったが)

>88
刑事「ああ、ちょっといいですか? 今そこで轢き逃げがありましてね……二、三質問を良いですか?」
(中年のベテランっぽい刑事に職務質問を受けてしまう)
「轢き逃げ……ですか。でも僕は関係無いですよ。そんなマッチョの事は全然知りませんし?」
刑事「んーっ……おかしいですねぇ? 私は轢いたのがマッチョだなんて一言も言っていませんよ?」
(グラは突然ダッシュでトイレに逃げ込んだ)
刑事「待ちなさい!」

「はぁはぁ……あ、あれは事故だったんだ……俺は悪くない……た、助けてくれ神様!」
(トイレの個室に逃げ込んだグラが苦し紛れの祈りを捧げると)

――任せなさーい! 神の力で性転換させてあげる。
ついでにワラキンを手に入れるためにアナタも武道会に出場しなさーい!

(突然、便器の中から大バサミを持ったエンタが現れて)
「な、何をするか貴様ーやめやめやめらめぇぇ!うわぁぁお母さーん!」
(ジョキン!!とグラの大切なものを切り落とした)

――さあ、これでモウマンタイ!ツンデレラ武道大会にレッツゴーよ!


刑事「あっお譲さん。今ここに雄の猫が来ませんでしたか?」
グラ「いえ、知りませんでございますわよ?」
(グラは性転換によって、刑事の捜査と受付を突破して武道会に出られるようになった。
しかし、同時に何か大切なものを失ったような気がしないでもない)
93ロキ:2010/01/30(土) 08:17:12 0
>88
「今ギャーって聞こえなかった?」
マッチョ「気のせいっす!」
「そうだよね! 気のせいだよね!」

>87 >92
>受付嬢「申し訳ありません……武道会は女性の方しか出られません」
「なんだって!? 結婚相手は異性じゃないとダメなのか!」
受付嬢「そうなんですよ〜。ギャグファンタジア王国の方は皆さん驚かれます」
(ギャグファンタジアのコンビ結成は異性同士とは限らない)

>89
(受付を終えて立ち去った時)
「今ぎゃあーっって叫び声がしなかった?」
兵士A「気のせいですよ〜」
「気のせいかー、ハハハ」

>92
(さて、猫なので性転換を表現するには記号的表現に頼らざるを得ない
ロキには、グラがリボンを付けているように見えた)
「グラー、出られるようになったじゃん!」

大臣「予選Bブロックを間もなく開始します。出場者は集まってください」

>90-91
(対戦相手には、あおいマントの人や、ベルを持ってバラをくわえた麗人などがいる)
「くっ、なんてプレッシャーだ……!」
94グラ ◆FO/F/F0heg :2010/01/30(土) 17:27:58 0
>89
「この叫び声と気配はプロの死に芸人のもの……まさかライバル!」
(リボンをつけた白猫グラは、しんのゆうしゃの気配を敏感に感じ取った)
「次に現れたら簡単には死ねないように好意を装って鉄の鎧でも贈っておこうかな?
この てつのよろいを おもちください ゆうしゃさま――とでも言えば疑われる事も無いだろう。
死に芸業界ナンバーワンの座を守るためには、有望な新人は潰しておかないとな……」

>90-93
大臣「予選Bブロックを間もなく開始します。出場者は集まってください」
(会場に集った猛者たち)

「どうやら、凄腕のツンデレマイスターたちが集まっているようでございますわね……。
で、でもアンタたちとなんて戦ってあげないんでございますわよっ!」
大臣「グラ選手、棄権」

「ええーっ!」
(グラ、予選敗退)
95ロキ:2010/01/31(日) 12:53:09 0
>94
「グラーッ! お前の犠牲は無駄にしない! 必ずや優勝してみせる!」

(予選開始。予選はひたすら乱闘形式である)
「べ、べつにワラキンの欠片が欲しい訳じゃないんだからね!
というわけでここでネタを一つ……」
ベルを持って薔薇をくわえた人(以下ベルばら)「いくぞ、ア○ドレ、なんて言う訳ないんだからね、おんどりゃー!」
「ぐはっ!」
(幼少時からネタバトルの修行を積んできたのが仇となりツンデレバトルに適応できない!)
「助けて神さ……やっぱやめとこう。助けてしんのゆうしゃさまー!」
(しんのゆうしゃ召喚なるか!?)
96しんの ゆうしゃ:2010/01/31(日) 14:24:33 0
はなす>>>90

>あおい マントの ひとですね わかります><

あおい マントだって?
そういわれて わたしが ふりむくと…
こいつは……!!
まちがいなく まおう ワーロックだ!!
あっ!!
ワーロックが すばやく あくまのぼうを
ふりおろした!!
ほのおが はしる!! ものすごい いきおいだ!!

ぎゃあーっ!!
いっちょくせんに すすんできた ほのおは
あっというまに わたしを とりまいた。
はんげきする すべもない……。

わたしの ちからも まおう ワーロックの まえには
およばなかったらしい。

ざんねん!!
わたしの ぼうけんは これで おわってしまった!!


いどう>>>90
うおーっ!!
いきりたった しみんの むれ!!
わたしを おうけのちを ひくものとしって いかりくるっているぞ!!

いどう>いど

わたしは おもわず しろにあった
いどのなかに からだを なげいれた。
ふかい!!
どこまで おちるんだ!!
ドシーン!! ギャーッ!!
いどは おもっていたよりも ふかかったようだ。
わたしは… からだじゅうの ほねを おって
しんでしまった。

ざんねん!!
わたしの ぼうけんは これで おわってしまった!!
97しんの ゆうしゃ:2010/01/31(日) 14:59:33 0
しらべる>>>92

しろい ねこが いる。

ヒッ…ヒイッ!!
ばけねこだ!!
にんげんの ことばを しゃべっているぞ!!


はなす>>>94

「この てつのよろいを おもちください ゆうしゃさま」

はっ はっ はっ・・・。
なかなか しゅしょうな ばけねこだ。
わたしは てつのよろいを てにした。

つかう>てつのよろい>セルフ

わたしは てつのよろいで じぶんのあたまを なぐりつけた。
ガツン!!
アイタッ タッ ター!!


いどう>>>95

わたしを よぶ さけびごえ!
「ぼうけんの むし」が こころで さわぎはじめたぞ!!


よせんかいじょうに ついた。

しらべる>>>95

げんざいは ツンデレぶどうかいの よせんちゅうらしい。
ベルおんなと ねこおんなが そうぜつなたたかいを くりひろげている。

いどう>>>95

こわくて ちかよれない。

つかう>パチンコ>>>95

「わたしを あまくみるなよ!」

ベルおんなは すばやく サーベルを なげてきた!!
サーベルは わたしのむねを つらぬいた!!

ざんねん!!
わたしの ぼうけんは これで おわってしまった!!
98ロキ:2010/01/31(日) 22:24:23 0
>97
ベルばら「必殺! ベルだけにベルリンの壁崩壊音波!」
「それベルばらに関係無さ過ぎ……ぎゃあああ!!」
(大ピンチに陥ったその時! ベルばらにパチンコが飛んできた!)
>ベルばら「わたしを あまくみるなよ!」
(ベルばらがサーベルを投げる)
「しんのゆうしゃさまありがとう! 貴方の犠牲は無駄にはしない!」
(注意がそれた隙に、くわえているバラを掠め取った)
ベルばら「しまった!」
「薔薇だけにバラバラ〜!」
(薔薇の花弁ををちぎってバラバラにする)
ベルばら「ぎゃああああああ!! なんてくだらん!!」
(ベルばらは悶え苦しみながら倒れた!)

「まず一人……」
(格好をつけていると、にわかに城内が騒然としはじめた)
いきりたった市民の群れ「うおーっ!!」
(いきりたった市民の群れが警備を突破し城内まで突入してきたのだ!)
王子「私を王家の血を引く者と知って怒り狂っているぞ! 誰か助けてえええええ!!」
いきりたった市民「べ、べつにこの国を良くしようとか考えてる訳じゃないんだからね!
         ただ私たちだってゴージャスな暮らしをしたいだけなんだから!!」
大臣「非常事態だ! 皆の衆、王子を守ってくれえええええええ!」
99グラ:2010/01/31(日) 23:59:20 0
「うわっ」
(暴動に巻き込まれ、グラも認識札を落とした)

>大臣「非常事態だ! 皆の衆、王子を守ってくれえええええええ!」
「よしきた! ここで王子を助ければお礼にワラキンを貰えるって寸法だな?
確か古の教えで、民衆にはパンとサーカスを与えて盲目にしとけってのがあったはず。
ここは、おいしそうなパンをばら撒いて暴徒の目を逸らそう」
(ダッシュで城の厨房に向かうとパン職人のおじさんが小麦粉をコネコネしている)
「パンが無くて民衆が暴れてます! すぐにパンを焼いて下さい!」
パン職人のおじさん「パンが無いならお菓子を食べれば良いじゃない?!」
「それはツンデレなんですか! じゃあ、お菓子でいいんで作って下さい」
パン職人のおじさん「任せなさい。しかし何を焼こう……アンパンは何かとマズイかもしれんし……そうだ!」
100名無しになりきれ:2010/02/01(月) 01:40:19 O
(グラがパンおじさんと話しているちょうどその時、なぜかロキの目の前にもグラっぽい白猫が現れた)

「大変なことになったな!
くそう、国は違っても俺たちは王族……気づかれたら贅沢を羨んだ民衆に捕まってしまう!
城でやったことあるだろ?
例えば…ほら。例えば…ええっと。
……寝坊して起きておやつ食べてまたお昼寝しちゃうとか、立ち食いうどんにトッピング全種類つけちゃうとか?
あ、あとあんパンのあんだけ食べて残りは捨てちゃうなんてのも!」
(お腹が空いているのかもしれない)
「こんなの知られたら酷い目に合わされるに違いない。だから」
(がしっとロキの手を掴んで)

「暴動はしんのゆうしゃに任せよう。でもってワラキンなんて放っておいて一緒に逃げよう!
っていうか、もう旅なんてやめて国で俺と結コンしよう!!!!」

(キラキラキラキラ、少女漫画ばりに輝く瞳で衝撃告白。
実はこれ、ワラキンを狙うとある魔物の変化した姿。
そう、グラが識別札を落とした隙をつかれたのだ!
偽グラ登場、命名「ぐり」。ちなみにこっちは男子ver)
101しんの ゆうしゃ :2010/02/01(月) 23:36:41 P
わっ!!
なかおが でてきた。

「おれの けいじばんだ!!
 かきこみたければ ●を かえ!!
 べろべろばー」

なかおは きせいを つかって かきこみのちからを ふうじて しまった。

ざんねん!!
わたしの ぼうけんは これで おわってしまった!!

     【GAME  OVER】
102ロキ:2010/02/02(火) 00:24:22 0
>100
「あれ? いつの間に雄猫に戻ったの? ってか暴動ってウチらも襲われるのか!?」
>「暴動はしんのゆうしゃに任せよう。でもってワラキンなんて放っておいて一緒に逃げよう!
っていうか、もう旅なんてやめて国で俺と結コンしよう!!!!」
「グラ……」
(ぐりは少女漫画的瞳キラキラ攻撃を放った! ロキは精神抵抗判定!)
「……はい、喜んで!」
(精神抵抗失敗! 少女漫画的瞳キラキラ攻撃に洗脳された!
その証拠にロキは少女漫画的な絵柄になってしまい、ぐりの手を取って逃避行を始めた!)

「なんだか美味しそうな匂いが……!」
(引き寄せられるようにパンの匂いのする方にいくと……二等身のシルエットの何者かが現れた!
姿は逆光で良く見えないが、なぜかパンの匂いを発している!)
???「騙されたらいけない! そいつは偽物だ!」
「なんだって!?」
103グラ:2010/02/02(火) 20:55:32 0
>???「騙されたらいけない! そいつは偽物だ!」
(ロキとぐりの前に"僕の考えたパンマン"たちが集結する)

パンマンA「カニパンマン参上!」
(ハサミで何でも切ってしまう。探せば主題歌もあるぞ)

パンマンB「モスラパンマンも参上!」
(チョココロネなので、前後どちらが顔か分からないぞ)

パンマンC「ジャムパンマンだ!」
(頭が欠けると赤いものがドロリと流れて、ちょっとしたホラーに)

パンマンD「揚げパンマン見参!」
(悪者を手に持った鍋に放り込んで揚げてしまうぞ)

パンマンE「俺は、八丁味噌メロンパンマン!」
(名前だけでは、味が想像出来ないぞ)

パンマンF「乾パンマンもいるぜ!」
(硬い頭の頭突きで、人間の歯なんて粉々だ)

パンマンG「こげパンマンでわるいかー」
(焦げたパンには脱臭効果があるらしいぞ)

「王族の名を騙るなんて打ち首は免れないな。
しかも一人で何が出来る! フ、数の暴力を思い知るがいい! さぁ出番です、先生方」
(グラが小悪党の台詞を吐くと、ぐりを大勢のパンマン達が取り囲む)

>101
(そしてどこからか聞こえる恐ろしい声)
「何っ! しんのゆうしゃの気配が消えた!?
……どうやらライバルの一人が消えてしまったようだな。
ついに死に芸四天王の一角が崩れたという事か。
これで虚弱洞窟探検家あたりが、野心を見せなければ良いのだが……。
しんのゆうしゃは、生き返らないように後でお墓を作っておこう」
104ロキ:2010/02/03(水) 03:54:50 0
>103
(パンマンズ登場によって洗脳が解けた! 通常の少年漫画的絵柄に戻った)
「パンマンズ、やってしまえ!」
パンマンズ「食らえ!!」
(ぐりを取り囲んだパンマンズは一斉に自分の顔の一部分を差し出した!
文字通りの食らえであった)
「敵に自らの顔を一斉に分け与えた……!?」

>101
「しんのゆうしゃが倒れたか……。
ちなみに自分はこのサイトにある代理投稿スレのおかげでFO送りを回避している!
生き返りたくなったら使ってみよう!」

なな板TRP系スレまとめサイト「千夜万夜 」
PC:http://verger.sakura.ne.jp/
携帯:http://verger.sakura.ne.jp/top/top.htm

(説明しよう! 代理投稿スレとは書き込みの力を封じられた時に
人々の善意と愛と勇気の力を借りて書き込みを行うシステムである)

「そうか、分かったぞ!
パンマンズ……善意と愛と勇気の力で市民達を鎮めるんだ!」
パンマンズ「イエッサー!」
(ちょっとしたホラーなパンマンズが市民達に顔を分け与え始めた!)
105グラ:2010/02/05(金) 21:24:32 0
(パンマンズが、ぐりや市民に顔を食べさせる)
市民1「まいうー」
市民2「まろやかな甘さが口の中でシンフォニーを奏でるぅぅ」
市民3「これは、味のフランス革命や〜」

「暴動が鎮まったぞ……味にうるさい市民たちもパンに満足したようだな」
(後には、顔を残らず食べられた首無しパンマンたちが残る)
パンマンズ「……」

王子「自分の頭を全部食べさせるとは……なんという献身……私は目が覚めた。
自らの体を削って分け与えるあの者たちの行動こそ、上に立つ者の姿!
これは、いわゆるヤンデレだな? 私を食べてって奴だ。
決めたぞ、ツンデレを廃止してヤンデレを国法とする!」

大臣「そう……なら……王子様は私だけの物だよ」
(虚ろな目の大臣が王子をぐさっと刺した)
「ぎゃーっ! 人殺しー!」

ぐ り「もぐもぐ……今がチャンス! ワラキンゲーット!」
(王子の手から転がったワラキンがぐりの手に渡り、ぐりの姿が赤い光に包まれる)
ぐ り「来たぞ来たぞ!」
(そして……その姿をグラそっくりの白猫から、
遊園地を徘徊していそうな耳・口・足が大きい等身大の黒ネズミへと変えた)

「待て!不思議な力で名前は言えないが、その姿はパンマン以上にまずいぞ!?」
ぐ り「いでよ、わが友マクドナルドダック!」
(今や、ヤンデレラ城と化した城にこれまた微妙な魔物たちが集う)
106ロキ :2010/02/07(日) 00:25:22 0
「貴様は(ピーッ)! 我が永遠のライバル!」
(黒ネズミの名前はピー音でかき消された。ちなみにロキのフルネームはハロキティアだ。
こっちはギリギリでピー音でかき消されない)

マクドナルドダック「マクドナルドダックはね、嬉しくなるとついやっちゃうんだ!
ランランルー! ランランルー!」
(原色の服を着た微妙なアヒルが明朗快活な掛け声と共に破壊光線を放ちはじめた!)
「嬉しくなると破壊光線とはなんというヤンデレ! ぐはっ!」
(破壊光線直撃! その衝撃でロキはリボンをつけた白いネコの姿と化した)
「妾を本気にさせてしもうたな……。
いでよ、我が忠実なる僕! チャーミーキティアどもよ!
野生の肉食獣の本能でもってネズミやアヒルを食い尽くすのじゃー!」
(どこか偽物臭い微妙なデザインの小さい白いネコの大群が召喚され、微妙なネズミや微妙なアヒルに襲いかかる!
スーパー偽物大戦の始まりだ!)
107グラ:2010/02/07(日) 23:46:53 0
(カオスな偽物大戦の開始)
「属性的に猫はネズミに強いはず! ならばこうだっ」
(グラは城の倉庫に行って、青いペンキをザバーッと体に被ってみる)
「猫系の上位モンスターに変身して、奴らに対抗するぞ!」

――待って!バッタもんでも少しは似せる努力をしなさい!
(唐突に現れたエンタが、大バサミでグラの耳をジョキンと切り落とす)

「ギャー! アンタまた勝手に!」

(しかし急いで戻って来てみると、すでにロキに召喚されたチャーミーキティア達が、
偽ダックや偽マウスに群がり、肉を噛みちぎってモリモリ食べている)
「しまった!出遅れたか。しかし、これは倫理規定みたいなのに引っかかるんじゃ……」

ムツゴロー「残酷に見えるかも知れないけれど、弱肉強食はサバンナの掟ですからねぇ」
(近所に住んでる有名な動物好きのおじいさんが現れるとそう言った)

「そうか、ムツゴローさんが言うなら大丈夫だな」
兵士A「ええ、ムツゴローさんが言うなら大丈夫です」

「じゃあ敵も全滅したし、ワラキンを貰って行こうか」
(グラが近づくと、爛々と眼を光らせたチャーミーキティア達が一斉に威嚇の咆哮を上げる)

「ど、どうした? この猫耳を見ろ。俺はお前たちの仲間だぞ!」
108ロキ:2010/02/09(火) 14:32:15 0
「それは敵じゃないからもう戻っていいよー」
チャーミーズ「No No! You don’t have cat ear .So you are TANUKI!」
(日本語訳:あなたには猫耳がありません。だからあなたはタヌキです)
「なんだ? 何を言っているんだチャーミーズ!」
(チャーミーズはグラに襲いかかった!)
キンッ!
(猫系上位モンスターの装甲は金属でできているため、チャーミーズは歯が立たなかった!)
チャーミーズ「Oh! You are too hard to eat! I’ll be back.」
(日本語訳:おう。あなたは食べるには堅すぎます。覚えとけ)
(チャーミーズの脅威は去った)
「んじゃ、ワラキンの欠片をもらって帰ろうか」
(だがしかしっ、ヤンデレと化した大臣がまだ残っていた)
大臣「待て、ワシの存在を忘れてもらっては困るぞ……!」
キーンコーンカーンコーン
兵士A「あっ、12時の鐘だ」
大臣「フフフ……この鐘が鳴り終わる時、この城はイバラに覆われて永遠の眠りにつくのだああああ!!
そして私と王子は永遠に結ばれる!!」
(大臣は禁断のウホッ属性だった!)

109グラ:2010/02/10(水) 20:00:53 0
(グラはチャーミーズの攻撃を弾き返す)
「何だ、今のは?」
兵士A「どうやらペンキが固まって金属並の強度になったようですね」
「そんなペンキがあるのか」
兵士A「ファンタジーですから」

(12時の鐘が鳴り響き、大臣が王子を腕に抱いて叫ぶ)

>大臣「フフフ……この鐘が鳴り終わる時、この城はイバラに覆われて永遠の眠りにつくのだああああ!!
そして私と王子は永遠に結ばれる!!」

「何だって! お前たちが結ばれるのは構わないが、俺達まで巻き添えになるのは御免だぞ!
このままではマズイ、一刻も早く城から脱出しなければ!」
キンコンカンコン!
(と言う間に鐘が鳴り終わり)
「しまった、遅かっ……zzz」
(バッタリ倒れるグラ。さらに城の中の者たちも全員眠ってしまったようだ)
110ロキ:2010/02/10(水) 23:23:17 0
「大変だ! このままじゃ全滅してしまう!」
(その時、新しく手に入れたワラキンの欠片が眩い光を発する!)
「あ! 前にもこんな事はあったぞ!」
エンタのお告げ「おめでとう、移動用の魔法を習得したのね。それを使って脱出よ!」
「よーし! 嬉しくなるとついやっちゃうんだ! ルーランラン!」
(ランランルーは攻撃魔法だが、ルーランランは移動魔法なのだ。
地面に向かってものすごい衝撃派が放たれ、その反動で一同は飛び立った!)
兵士A「行き先はどこですかねえ」
「さあ」
111グラ:2010/02/12(金) 21:22:27 0
兵士B「なあ……オイラ、最近兵士Aに比べて台詞が少ないんじゃないか?」
(チャーミーズに不満そうな顔で愚痴る兵士Bの前に謎の老人が現れる)
ダイヂョーブ博士「ホワット? アナタ ナヤミ アリマスデースカ?」
兵士B「もっと出番が欲しいです」
ダイヂョーブ博士「デハ 私ノ手術ヲ ウケナサーイ! キット人気者 ナリマース!」
(誰も気づかなかったが、兵士Bはいつの間にか謎の博士に連れられて消えていた)

※※※

「ぬわー!」
(グラもルーランランで飛ばされる)

「イタタ、ここはどこだ?」
(見知らぬ街で目を覚ますと目の前には"古ギャルパブ"の看板)

「コギャル……聞いた事が有るぞ! そしてパブって事は若い娘がいっぱいいるんだな!
よし、まずはここで情報収集だ! 言っておくが下心なんて微塵も無いぞ!
街の人の情報を聞くってのはRPGの基本だからな。らんらんるー」
(グラはウキウキとスキップしながらパブに入って行った)
112ロキ:2010/02/13(土) 22:47:14 0
兵士A「古ギャル……古の時代に滅び去ったと言われる危険生物ではないですか……!」
(この人も兵士Bがいないことに気付かず、歴史知識を披露)
「なんだってー、待つんだグラ!」
(パブに突入)

古ギャルA「てゆ〜かあ、皇帝シェアワールドとかマジウザくね?」
古ギャルB「調子乗り過ぎっつーかあ、チョベリバだっつーの」
「なんて姿だ……顔が真っ黒で目の周りだけ白い……!
気をつけろグラ! ああ、そんなに近くに寄って……」
古ギャルA「はあ、猫? ギャハハハハ! ありえねーっつーの!」
古ギャルB「そのサルマタやばくね!?」
古ギャルC「白っちゃけたマヌケ面チョーうける! ガングロにしてやろ!」
(古ギャルたちはグラにガングロメイクをし始めた!)
113グラ:2010/02/14(日) 00:26:14 0
「何だ? この黒い奴らは? ハッ……さてはダークエルフか!」
(古ギャルたちが現れた! グラは逃げ出した)
>古ギャルC「白っちゃけたマヌケ面チョーうける! ガングロにしてやろ!」
(しかし素早く回りこまれてしまった!)
古ギャルA「はあ? ダークエルフとか超(※イントネーションに注意)ウケるんですけどぉー!」
「止めろ! お前たち、何をするんだ!」
(古ギャルに捕まってガングロになったグラは)
「んちゃ!俺グラ。 そこのナウいお譲さんたち!シクヨロ!」
(死語を話し始めた!)

竹の子族「いよっ大統領! おや……どうやら貴方たちはこの辺りは始めてのようですね?
ここは古代都市ハラジュク、滅び去った文明や流行のトレンディースポットですよ!」
(ロキがパブに入ると手足の生えたタケノコが出迎えた)
「ビバ、ハラジュク! まずは飲みゅにケーションと行こうか!」
114ロキ:2010/02/14(日) 20:57:06 0
「滅び去った流行のトレンディースポット?
そんなの関係ねえ! そんなの関係ねえ! はいっ、オッパッピー!」
(残念ながらお笑いネタの賞味期限は短い)
竹の子族「いよっ、貴方もハラジュクマジックにかかりましたね!」
「飲みゅにケーションイエーイ!」

(古ギャル竹の子族その他諸々の集団が集結して飲みゅにケーションが始まった)
(そこに突如乱入してくる何者か)
???「おいお前ら。ここはもう皇帝シェアワールド様のシマだと分かっての狼藉か?」
???「やっちまいましょう、姉貴!」
兵士A「これは古ギャル族よりもチョー昔のギャル、その名もスケバン!」
(スケバン軍団が光って唸るヨーヨーで襲いかかってきた!)
115グラ:2010/02/14(日) 23:27:48 0
(店内を跳ねまわるヨーヨーが酒瓶を砕き、椅子やテーブルを薙ぎ倒す)
竹の子族「やめてくれ! 店がメチャクチャだ!」
スケバン「どうだい、大人しく皇帝に従う気になったかい?」
舎弟「これ以上、痛い目に会いたくないだろ?」

「そこまでにしときな……ズベ公ども」
(カウンターに座る、もはや猫とも言い切れない変なのがニヒルな声で言った)
「俺にレッドカードを切らせたく無けりゃな」

舎弟「何だいお前は! アタイらに喧嘩売ろうってのか? このかっぺ!」
「雑魚などアウト・オブ・眼中……決着はボス同士で着けるってのはどうだ?」
(グラはスケバンにメンチを切った)
スケバン「へぇ、アタイとタイマンしようってのかい……面白いねぇ」

(グラは女一人なら余裕で勝てるという確信を胸に言った)
「さぁて、果たしてシャッポを脱ぐのはどっちかな――表へ出ろ」

ヒュー コロコロコロコロ
(外に出ると、決闘の雰囲気を演出するかのように西部劇に出てくる謎の草が転がる)

「ここは決闘の作法に則って、背中合わせになって3歩歩いたら決闘開始と行こうか?」
スケバン「良いよぅ……正々堂々とねぇ?」
(互いにニヤリと笑いながらグラとスケバンが背中合わせに立つ)

1歩……2歩……。

「ヒャッハー我慢できねぇ! 3だ!」
(グラは2歩目を歩いた所で振り向きざまに槍を突き出すが)
スケバン「その手は桑名の焼き蛤だよ!」
(すでに1歩目で振り向いて、攻撃動作に入っていたスケバンのヨーヨーがグラの眉間に突き刺さる!)

「ぐふっ……こいつぁ恐れ入谷の鬼子母神!」
(と、もはや死に絶えたギャグを言いながら倒れた)
116ロキ:2010/02/15(月) 22:31:52 0
(倒れたグラにかけよる)
「グラ――――――!! 後先考えずにタイマンなんていどむから!
名前がグになっちゃうじゃないか! グだよグ! 呼びにくい事この上ない!」
(タイマンに負けたので店はスケバン達に占拠された)
竹の子族「うわあああああ!! 俺達の店がああ!」
古ギャル「なんなのアンタの連れ。チョベリバなんですけどーっ!」
(古ギャルたちの不満の矛先がロキに向いた!)
古ギャル「シメてやろうかゴルァ!」(ゴゴゴゴゴ………)
「ひぃいいいいい!! それだけはやめてください!
必ず皇帝シェアワールドは倒してます! 約束しますから!」
(ロキはグラの仇を討つために決意を新たにした!)
兵士A「ちょ! ナレーター間違ってない!?」

(なんとか解放されたロキ)
「今回は世界樹の葉を股間に貼り付けた便利なじいさんは見当たらないし……
まずは教会かな〜。
それともワラキンが全部集まるまでは死んだままにしといたほうがいいのか?」
兵士B「オウ姫サマ! サガシマシタヨ! サアコッチニキナサーイ!」
(迷っている所に兵士Bが現れた!)
「兵士B、いつもと口調違うくない? まあいいか」
(一時期いなくなっていたことにも気付かないまま、兵士Bについていく)
117†グ:2010/02/16(火) 01:26:14 0
兵士B「ココネー ココ」
(甘い匂いの漂う工場に案内されると、杖を持った白髭の老人が出迎えた)
スーパーゼワス「ロッチのチョコレート工場へようこそ! わしはスーパーゼワス、ここの工場長」
兵士A「ロッチ……ロッチと言えば、世界的なお菓子メーカー!
外れ無しの当たり付きアイス、無限に膨らむガム、死ぬほどおいしいビスケット。
ロッチのお菓子は世界中の子どもたちに愛されているんですよ。
……でも、確か工場の中は完全非公開だったはずでは?」
(グの入った棺桶を引きずりながら、兵士Aが説明的な口調で言った)

スーパーゼワス「今年はバレンタンにチョコを貰えなかった者5名と、その家族を招待する事にしましてな。
こちらの兵士Bがその一人に当選したのじゃ。
さきほど家族を連れてくると言って出て行ったのだが、無事に連れて来たようじゃな」
兵士B「ミンナ 家族デース」

スーパーゼワス「おや、ところでその棺桶は?」
兵士A「棺桶にはグが入ってます」
スーパーゼワス「具の入った棺桶ですか……ハハハ、ブラックジョークですな。
さあさ、他の4人はすでに工場の中に入って見学していますぞ。貴方達もお出でなさい」
(工場を進むと、流れるチョコの川にビスケットの舟が浮かび、
バウムクーヘンの木にキャンディーの実が生っている)

兵士B「コレ全部 タベホーダイデスネー」
118ロキ:2010/02/17(水) 13:50:07 0
兵士B「イタダキマース!」
「兵士B! 最後まで大人しくしてないと優勝できないぞ!」
兵士A「いけませんよ! あなた城の健康診断で血糖値が高いと言われていたでしょう!」
(兵士Bは周囲の制止を振り切りチョコの川の中に飛び込んだ!)
兵士B「アップアップ! チョコニ溺レナガラ死ヌノハ本望ネー!」
「何―!? そんな幸せな死に方は許さん! 今助けに行くぞ!」
(船になりそうなものを探すと丁度いいものが!)
「えいやさー!」
(グの棺桶をチョコの川に浮かべてボート代わりにした!
死亡中のグ・ロキ・兵士Aの3人も収納するとはなかなか機能的である)
「兵士B! 乗って!」
(チョココーティングされた兵士Bを引っ張り上げる。が、兵士Bの重量が命取りになった!)
「あれ? 沈んできた……」
兵士A「流れが早くなってきましたよ!」
「あぁああああああ!!」
(棺桶ボートは激流に飲み込まれた!)
119†グ:2010/02/18(木) 01:05:53 0
(激流の先には、当然ながら滝)
「……!」
(一向を乗せた棺桶はチョコの滝を流れ落ちて転落する)
兵士B「オウ! 天国デスネー」
(ボットーンという音。棺桶は滝の底には沈まずにしばらくすると砂糖の川岸に流れつく)

兵士B「オイラ モウ マックスメタボデース」
兵士A「何とかチョコで溺れ死なずに済ん……うわっ何ですか、この鳥たちは?」
ギョロ「クエックエックエ〜」
(赤い頭に黄色の胴体と嘴を持ったチョコボールっぽい鳥たちに取り囲まれた)

兵士A「これは……なぜこの鳥がこんな所に!?」
(兵士Aは、大げさに驚いた)
120ロキ:2010/02/18(木) 19:42:28 0
「この鳥がいるってことは多分乗れば進めるってことだ……。とうッ!」
(ひらりとチョコボールっぽい鳥に飛び乗った)
「チョコボールっぽい鳥、略してチョ○ボ!
さあ工場の中枢を目指せ! そこにはおそらくワラキンの欠片がある!」
チ○コボ「クエェ!」(訳:おうっ、俺様の素晴らしい走りを見せてやるぜ!)
(チョコボールっぽい鳥も満更でもない様子)
兵士B「ブットバスヨー! 兵士A、フリオトサレナイデネー!」
兵士A「ひぃいいいい! お助けええええ!」
(猛スピードで走る2頭のチョコ○。棺桶が滑るようにその後ろを着いてくる)
121†グ:2010/02/18(木) 22:48:21 0
(上の方で走るチョコ○を見つめる影が居た)
銀の天使「兄さん……他の招待者だよ」
金の天使「彼らには消えてもらおう……我らが全ての菓子メーカーの頂点に立つ為に!」
(金のエンジェルと銀のエンジェルが舞い降り、ロキ達に弓の照準を合わせる)

銀の天使「センスイ―ビル……汝は邪悪なり」
金の天使「我らは天使、すなわち神の使いなり。邪悪な者達よ、大人しく滅されるが良い!」
(天使の放った矢が胴体に突き刺さり、チョコ○が暴れ始めた)

兵士A「邪悪……まさか昔、王様の壺を割ったのを姫様の所為にした事ですかっ?」
兵士B「邪悪? 姫様ノプリン勝手ニ 食ベタ事デスカー?」
「……」
122ロキ:2010/02/19(金) 13:54:46 0
「うわあっ!」
(○ョコボから振り落とされる)
金の天使「行くぞ、兄弟!」
銀の天使「おうっ!」
天使ズ「「超必殺! 流星乱れ打ち!」」
(天使の矢が降り注ぎ、辺りはシューティングゲームの様相を呈した!)
「わー! 民家に上がり込んで宝箱を開けてすみませんでした!
今までの悪事を反省するから許してー!」
金の天使「許さんっ! ヴァルキリージャベリン!」
(特大の光の矢が迫る! ロキはサッと棺桶を盾にして後ろに隠れた。
棺桶に矢が突き刺さる!)
「ひどい! 誰にやられたの!?」
兵士A「でも死亡中はダメージを受けない事になっているはずです」
(棺桶を開けて中の様子を見る)
「これは……!」
(矢が邪悪なる呪いのサルマタに刺さっていた! そしてサルマタが眩い光を発す!
呪い解除なるか!?)
123†グ:2010/02/19(金) 19:35:02 0
(眩い光を放ったサルマタはグの足からスポーンと抜けた!)
「……」
(サルマタは外れたが、特に蘇るというわけではなさそうだ)

金の天使「これで汝らも神の力を思い知ったであろう」
銀の天使「悔い改める気になったよね?」

(開かれる緊急謝罪会見)
兵士A「ちっ、うるせーな」
兵士B「反省シテマ〜ス」

金の天使「愚劣な……それほど我らにおもちやの缶詰を使わせたいか!」
銀の天使「ああ、兄さん……とうとう出すんだね。必殺の最終兵器を!」
(天使ズは虚空に手を伸ばし、何も無い空間から巨大な缶詰を取り出した)
124ロキ:2010/02/20(土) 00:48:49 0
「あれは幻のおもちゃの缶詰……!
昔欲しくて仕方がなくて買い占めてもエンゼルが出てこなかった!」
金の天使「え、エンゼルは財力に任せて大人買いするような奴には降臨しないのだ!
別にどうせバレないからって入れてない訳じゃないんだからな!」
銀の天使「夢がいっぱい詰まったおもちゃの缶詰開缶!」
(ボンッ!)
???「一粒で300メートル! 10粒で3000メートル! 我らぐりこ一家!」
(同じポーズをとったマッチョ達の集団が現れた!)
天使「しまった! 缶詰内に潜入されていたとは……!」
ぐりこA「ちなみにぐりはうちの家族のうちの一人だがグレてしまった!」
ぐりこB「おお、君たち、どこかで会いましたよね」
(ぐりこ一家の中に、グンマのロウソンの店員の爺さんがいた。
あの後葉っぱを補充したらしく、また葉っぱ一枚の服装をしている)
ぐりこ爺さん「また死んでおるのか。早くこれを食べさせてあげなさい!」
(ぐりこ爺さんは股間の葉っぱをひっぺがしてグに食べさせた!)

兵士B「悪夢ガ一杯詰マッタ缶詰デスネー!」
兵士A「しーっ、知らぬが仏!」
125:2010/02/20(土) 13:44:55 0
「……はっ! ここはどこ? 私は誰?」
(葉っぱを食べたグは蘇った)

兵士B「ココ チョコレート工場 アナタ グ!」
「なっ……とうとうグ……グなんてもう名前じゃないぞ!
それにしても何だか下半身がスースーとする……ん?
呪いのサルマタが脱げている! なんでだ!」
兵士A「かくかくしかじか」

「そうか……おい、お前たち! 天使だからってそんな横暴な態度で良いのか!
お宅は社員にどんな教育してるんだ!
それに100円ショップじゃエンゼルが入って無いっていうのは本当か!?
ええい、もう話にならん! 上司を出せ! 訴えるぞ!」
(グはクレーマーと化した)

金の天使「上司……だと? 天使の上司と言ったら……」
銀の天使「まずいよ兄さん。僕たちが副業で稼いでるのがエンタにバレたら」
(その時、天井から光が降り注ぎ)

エンタの声「アンタ達、リストラね」
天使「ギャー!」
(女神エンタの声と共に天使ズが雷で撃ち落とされる)

金の天使「くっ……地獄耳の女神め……これからどうすれば」
ぐりこA「やぁ、君たち! 良く見ると良い筋肉をしているね」
ぐりこB「やらないか?」
銀の天使「何をやるんだ……ギャー!」
(天使ズは、ぐりこ一家に連れられて行った)
126ロキ:2010/02/21(日) 22:13:06 0
「呪いが解けても名前は元に戻らないのか」
兵士A「やはり名前を元に戻すにはワラキンを完成させる必要があるみたいですね
さあ先に進みましょう!」
(先に進むと転送装置らしきものがあった)
兵士B「一番乗リデース!」
(兵士Bはいちばんに転送装置に飛び込んだ。だがしかし!
横幅がはみだして発動しなかった。転送装置は細身のため、メタボ非対応だったのである!)
兵士B「コレダメネー! ウゴカナイネー!」
「なにやってるの兵士B! 進めないじゃん!」
(パンパカパーン! 突如鳴り響くファンファーレ)
スーパーゼワス「おめでとう! 君たちの優勝じゃ!」
「え?」
スーパーゼワス「見ての通りこの転送装置はメタボは入れないことになっておる。
他の参加者たちは皆転送装置に入って小さくなってしまったので失格じゃ。
この工場の素晴らしいお菓子を見て手を出さぬなど愚の骨頂!
工場見学中の試食を通してメタボに磨きをかけた兵士Bこそ優勝にふさわしい!
私の父親はメタボ対策にうるさくてお菓子禁止でのう……、おっと、年寄りの昔話は置いといて
賞品として兵士Bにこの工場を差し上げよう!」
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「工場一つをくれるなんて、なんという太っ腹! ところで物知りじいさんっぽい工場長。
俺、自分の名前が呼びづらくて仕方ないんだけど、どうにかならないかな?」
スーパーゼワス「ふむ、名前……確か名前でしたら転職の聖地として知られる、
ハロワークの神殿で変えられた気がしますぞ」

兵士A「転職の聖地! 私もあそに行けば夢の竜騎士やナイトにジョブチェンジが!?」
(兵士Aは乗り気になった)
兵士B「オイラモ聖地ニ行キマース」
(兵士Bも乗り気になった)
「悪いが兵士B……ここは工場を経営して俺達の資金源になってくれ。
どのみちメタボで転送装置にも入れないから、丁度良いよな!」
(まさに外道!)

「転送装置ON! 目的地、ハロワークの神殿!」
(グは転送装置に乗ると光に包まれた!)