俺にも札売ってくれ
腰痛に効くひんやりさわやかなやつを
やはり寄る年波には勝てんな
それか揉んでくれ
性交経験はありますか?
ティアナおねーちゃんは自分のおにーちゃんと結婚するの?
東方のネクロマンサーが使う黄色の札を知っているか?
あれを額に貼られるとアンデッドは動きを封じられてしまうらしい。
恐ろしいことだ。
>219
我輩も札作成の依頼をせんとしているのだが、抗魔効果、破魔効果のものが大半のようだな。
もし腰痛用の札があるのなら、そういった需要は御身に限らず多くあるだろう。
長く生きるということは、その分身体を酷使することであるからして。
御身に家族があれば、たまには近しい者に労わってもらったらどうかね、ムスュー。
>220
妻も息子もいたよ。
もう千年も前のことだが。
同胞を増やすという意味では、吸血行為もそれに当たるだろうか。
どうやら、あれは素晴らしい体験のようだよ。
…無論、我輩自身が吸われたことは一度もない。
>221
こんにちは、小さなマドモワゼル。
古くから貴族の間では、一族の血を守るために近親者での婚姻が成されてきたのだ。
それは何も不思議なことではないのだよ。
それに愛しいものは愛しいのだ。
人間とは、理屈無しにそうなのだ。
甘菓子は好きかね、お嬢さん。
もし好きだというのなら、お嬢さん、それは多分、間違ったことではない。
漸くセインを離れられるな…全く、近頃の私はどうしてこうも運が無いのだ?
アヴィオールではあまり騒動に巻き込まれぬとよいのだが…
>212
お前が私の召使か、奴隷にでもなると言うのか?
そう望まれたのであれば主人となるも吝かではないが、生憎今は旅人の身でな…要するに、先立つものが足らぬ。
お前が給金なぞ要らぬという奇特な者であるのなら構わぬが、そうは行かない事だろう。
>213
今の私は単なる旅の剣士だ、生まれを笠に着て修道会に無茶を言うつもりは無い。
だが貴公がそれで良しとするのであれば、私に従い来るがいい。
ところで…表向き、貴公は単なる同行者という事にしておきたい。そのほうがやり易いからな、何かと。
ふむ…そうだな、今のところ当ても無い事だ。このまま北へ向かうとしようか。
一先ず、泊まれる場所でも探すとしよう。
>214
貴様は何を馬鹿馬鹿しい事を…親父殿はあんな必死な顔でそんな馬鹿げた事を言う人物ではない。
大体、ただ戦わせたいのならば別に軍を率いる必要などあるまいに。
今こうしているようにただの剣士となるという道も無いわけではなかろう?
>215
社交会の招待状だと…?
―――私は行かないからな。大体…どうして私がここにいると知ったのだ。
招待者の名に覚えは………無い、な。多分。ただ会場は覚えがある、昔来た事があるような気がするぞ。
しかし今の私は単なる旅の剣士だ、それをわざわざ招待するなど一体何を考えているのだ。
どうしてもと言うのであれば―――私の気に入るような衣装をそちらで用意して貰おうか。
>216
私とて東方の術などは全く知らぬからな、気闘法にしても見たのは貴公のが初めてだ。
しかし少しばかりとはいえ身につけてみると、思っていたより不可思議なものではないのだと分かるな。
貴公に魔力があるのならば教えてやれるのだろうが、そうも行くまい。
確かにな…折角、こうして動向している以上助け合える事は助け合わねばな。
セインに着いてからというもの、ずっと宿に置いていたからな…脚が鈍っていないとよいが。
名前か?ああ、そういえば人に教えた事は無かったな。買った時に名づけ、時折呼んではいるが…カタリーナ、と。
…そういえば貴公は東方人だから知らぬのだな。とある演劇からとった名だよ。
>217
父上や親父殿は立派な髭を蓄えているが、兄上はまだだな。
髭の無い兄上もよいが、髭を蓄えた兄上もきっと―――うむ。
>219
爺(侍従長)もよく腰が腰がと言っていたな…奥方や子供が居るのであれば、そちらに頼むといいだろう。
私は腰痛に効くマッサージのやり方など全く知らぬからな。
まかり間違って悪化させてしまわぬとも限らん。
>220
私に恋人と呼べる人物が居た事はない。
許婚を決められそうになった事はあったが、結局無かった事になったしな。
最も、そのような相手を作る気も無いのだがな。
>221
うむ、出来たら私もそうしたいのだがな、難しいのだ。
娘、兄弟は居るか?居るのならば、その兄弟の事は好きか?
好きなら大事にするとよい、だが結婚などと言い出すと世間はなかなか認めてはくれぬのだ。
兄弟が好きな女が出来たというのなら、素直に祝福してやるといい。
最も事情があれば別だがな…
―――どうせ、兄上にも婚約者が用意されるのであろうしな。
> どうしてもと言うのであれば―――私の気に入るような衣装をそちらで用意して貰おうか。
ようこそいらっしゃいました。
最近の流行りでしたら、背中の大きく開いたドレスと胸元の大きく開いたドレスがございます。
色も白、黒、赤などとそろっておりますよ。
その他、ネックレス、イヤリング、ブレスレット、髪留めなどなど社交会に必須の品はほぼ網羅しております。
どうぞ遠慮なくご用命を。
この街ではゲンナリする出来事が多かったのう。
次に取り付いた場所ではもっと面白いことがあれば良いが。
>217
最近切ってないんで長いとこで3〜4センチくらいかの。
西方で言うフルビアードって感じじゃ。
頬髭剃って他も整えてラウンド髭ってヤツにしてみようかの。似合うじゃろか?
>218 アルベール
不死者と言っても種類は千差万別じゃからのう。
ともかく気は籠めないで書こう。豪勢にしちゃるからちょいと待っとれ。
よし二、三枚出来たな。ほれ、これでどうじゃ?
これなら西方の不死者に貼っつけても効果はないじゃろうよ、多分。
>219
わしはそういう勝手のいい札は作れんでな。
申し訳ないが、ちゃんとした呪術師に頼ん……よし作ってやろう。
ほれ、貼ってみてみ。いい加減でひんやりしとるか?
この札の名は湿布といってな。調合さえ間違えなきゃ誰でも作れる魔法の札じゃ。
……ダメ?
>220
ボチボチと言ったところかな。
爺の癖にこれまで状況に恵まれないことが多くての。
商売女は病気が心配で買わないし、どこかでイイ女と出会えんもんかの。はっはっは。
>224 ティアナ
幻想的な意匠も理解できればタダの文字、ということもある。
実感すればなんという事はないさ。わしの場合魔法は身をもって食らわなきゃ実感できんがね。
ふむ、カタリーナか。改めてよろしくなカタリーナ。
じゃじゃ馬同士仲良くするんじゃよ(コソッ
次に行くところでは明るく楽しめる出来事が多ければよいのう。
湿布売れるだろうw
じゃじゃ馬
だがそれがいい
ひげもじゃだったのかー
アルベールは太陽の光を浴びても平気なの?
やはりアンデッドの本領は夜にある。美しい月夜であればなお良い。
人間が日中、その生命力を存分に発揮できるのと同様に、
我々は夜中、その力を縦横に尽くすことができるのだ。
>223
同行者、仲間、執事、従者、召使い、馬引き、都合の良いようになんなりと申し付けられよ。
それにこの外面とて思うがままなのだ。
老若男女、果ては蝙蝠、狼、畜生の類にまで。
貴女の思うとおり、如何様にも致しますよ。
マドモワゼル・グレース。
>225
ほう。
今はどんなものが流行なのだ、主人。
いや、誰かに贈るわけではない。
自分で着る際の参考にする。
>226
おお……御身に感謝を。
やはり東方のデザインはこちらとは一線を画すな。
知り合いが惹かれるのも理解できる。
対価はやはり貨幣での支払いが適当かな?
御身にワインの嗜好があれば上質なものを譲ってもよいのだが。
>227
薬品の類は土地や文化に関わらず一定の需要が見込める。
ムスュー・クランドウは破魔の知識に限らず、医学や錬金術にも通じているのだろう。
芸は身を助くとはよく言うが、彼も多才な男だ。
>228
傍から見る分には愉快だが、実際に関わると肝を冷やす破目になるぞ、ムスュー。
彼女たちは往々にして無茶をやらかすからな。
勇ましく活発な女性も魅力的だが、温良貞淑な性質は更に良いと思わないかね?
あっ……すまぬが今の話、他言無用に頼む。
>229
髭はしばしば手入れが大変だが、威厳や経験、思慮深さの象徴でもある。
ムスュー・クランドウも、東方の神秘といった感じをかもしているじゃないか。
だいたい、東方の賢者や神仙は髭を蓄えていると知り合いから聞いている。
しかも彼らは例外なく宙に浮くことができるという。違うかね?
>230
我輩においては、日光に当てられて灰になってしまうことは無い。
だが、不快極まりないことは確かだ。
本来ならば不死者の常道に則り、日中は棺桶にて安寧を享受したいものだ。
しかし修道会との契約の関係でそうもいかぬ。
我輩が帽子を目深に被っていたり、手袋をはめているのにはそういった理由もあるのですよ、お嬢さん。
日焼けしないので透き通った白い肌ですね
はぁはぁ
233 :
名無しになりきれ:2010/06/06(日) 13:17:13 0
たまにはageてやるんだからっ!
べ、べつにあんたのためじゃないんだからね!
ラッシャイラッシャイ!
産地直送の新鮮な野菜に果物だよ!
どーですお客さん。お一つためしにいかがか?
夏の日差しになったな。光が強く射しこんでくる。
毎年の話だが、忌々しいことだ。
>232
確かに色は白い。
だが、そういいものではないと思うがね。
死人の肌にはツヤも赤みも無く、ただ朽ちてゆくのを待ちわびるのみだ。
>233
では一体誰のために?
彼のために?彼女のために?世界のために?
……自らを偽ることなく生きるのは難しいかもしれぬ。
しかし、たまには素直になることも必要なのですよ、マドモワゼル。
ときに勇気をもって心の澱を拭い去り、己が縛めを解き放つ機会がなければ、人は自分の偽りにさえ気づけなくなるのだ。
そしてなにより、正直は気分がいい。
>234
イチジクは扱っているかね?
あれは青カビのチーズと相性がよくてね。
果肉に乗せて食べるとすばらしい味わいとなる。
ああ……困ったことにワインが飲みたくなってきたよ、ムスュー。
236 :
名無しになりきれ:2010/06/12(土) 00:25:59 0
保守っす!
おまえは命を狙われている!
238 :
名無しになりきれ:2010/06/18(金) 21:24:53 0
睾丸粉砕脚!!
その男は自分が聖職者である名乗ると剣を抜いた
「おまえを殺せば悲しむ人間がいるように
おまえを殺せば平穏を得る人間もまた、同じくいるのだ
私は前者でなく後者を利する者
私は聖職につき、聖なる刃をふるうが
人を斬ったあとのこの剣は悪鬼修羅の凶刃とどこも変わらない」
拠点を変えるたびに棺桶を移動するのは面倒だ。
だがそれは必要な手間というものだ。
人間には枕を変えたら眠れなくなった、などという事例があるようだが
ヴァンパイアの場合、棺を換装するわけにもいかぬ。
>236
ほう。
砦には守衛が必要というわけか。
励みたまえ。
>237
修道会の聖騎士には私を良く思わぬ者も多いからな。
同じ組織の仲間として、全く嘆かわしい限りだよ、ムスュー。
それが会の方針なれば、黙って従えばいいものを。
不満ならば、それこそ抜けてしまえばいいものを。
身を置く組織の法を犯さば、それは反逆というのだ。
滑稽なものだが、クク、それも人間のサガか……。
>238
真に粉砕すべきは物体ではなく、己を縛る観念の鎖だ。
御身は囚われている。
自分を救うことができるのは、いつだって自分だけなのだよ、ムスュー。
>239
そうか。
御身が神のためでなく、ただ人のために剣を振るうというのなら
それはもう聖剣に非ず、神罰に非ず。
生きるために奪う盗賊の刃と、どこも変わりが無い。
食うために奪う暗殺者の短刀と何が違う。
我々を打ち負かす者はいつだって英雄だった。
だが御身はどうだ、ムスュー。
試してみるかね。
地図の確度は歩数に比すと云うが
余が歩みし道程は余りにも少ない
此の図に点を加えんと欲す愚者に
十二神の導きあれ
此の図を血に染めんと欲す覇者に
十二神の裁きあれ
-ある地図職人の言葉-
魔法王国アヴィオール。久しいな。
では見物させてもらうか。
魔法の精髄とやらを。
>241
おお遥かなるエオルゼア。
アイアンハートの姓を継ぐ者は皆、地図の作成に心血を注ぐ。
血統がそうさせるのか。
あるいは、アイアンハートの系譜にかけられた呪いか。
どちらにせよ、彼の偉業には再び世話になりそうだ。
ところで、彼の地へ行くには高性能な船舶が必要と聞いている。
御身もあの大陸に出発するつもりかね。
それとも、既に彼の地に降り立っているのか。
せっかくだから以前私が知り合った奇妙な吸血鬼の話をしよう。
彼は魔界では名の知れた貴族なのだが、
白昼堂々と人間の武術家と殴り合いをしていた。
それも日の当たらぬ裏通りとかじゃあない。風光明媚な真夏の海沿いの町の浜辺でだ。
見物客はまさかまっ昼間から吸血鬼が殴り合いをしているとは思わぬから、まあ欺瞞としては上出来かもしれないが。
で、殴り合いの結末だが、彼が焔を纏った蝙蝠の群れに変化し相手を焼き尽くさんとした時、
それを待っていたのだろう、武術家は烈昴の気合を込めたアッパーカットで吸血鬼の術を破ったのだ。
戦い終わった後健闘を称えあうと彼らはふらりと立ち去ってしまった。
ヴァンパイアというものは誰しも気位が高い。
そして大概、死ぬほど退屈している。
もし同族同士で出会ってしまえば、その誇りをかけて剣を交えることも少なくないだろう。
>243
その吸血鬼、人から変化した我輩とは由来が異なるな。
どちらかと言えばデーモンや魔界の住人と呼んだ方が正確であろう。
しかし白昼堂々の余興とは、我らヴァンパイア、毛色は違えどなす事変わらずか。
暇潰しにチンチンをポリポリする人生とは全く以って皮肉なものだ。
ところでその武術家、「コアシミテカラショウリュウヨユウデシタ」等と口にしなかったかね。
我輩もこの呪文の意味は未だ分からぬ。
だが東方に住まう伝説の武術家であれば、かの意味するところを容易く行うという。
悪魔をも打ち破る覇気の持ち主だ。その可能性はあると見たが、どうか。
ヴァンパイアというものは誰しも気位が高い。
そして大概、死ぬほど退屈している。
もし同族同士で出会ってしまえば、その誇りをかけて剣を交えることも少なくないだろう。
>243
その吸血鬼、人から変化した我輩とは由来が異なるな。
どちらかと言えばデーモンや魔界の住人と呼んだ方が正確であろう。
しかし白昼堂々の余興とは、我らヴァンパイア、毛色は違えどなす事変わらずか。
暇潰しに明け暮れる人生とは全く以って皮肉なものだ。
ところでその武術家、「コアシミテカラショウリュウヨユウデシタ」等と口にしなかったかね。
我輩もこの呪文の意味は未だ分からぬ。
だが東方に住まう伝説の武術家であれば、かの意味するところを容易く行うという。
悪魔をも打ち破る覇気の持ち主だ。その可能性はあると見たが、どうか。
ところで"愚者を継ぐ者"という奴らを聞いたことがあるかね?
このところ付近で暗躍している一団だそうだが…
愚者ってことは馬鹿ぞろいって事なのかね、ハハハ!
まあ、どうせ野盗のたぐいだろう
たいしたことはあるまいて
アンデッドモンスターはいるみたいですけど、死者の完全な蘇生って可能なんでしょうか…?
愚者の黄金という鉱物がある。
金によく似ているが、全くの別物だ。
御身の手中にあるものは、果たしてどちらであろうか。
>247
愚者を自称する者を安易に侮ってはならない。
道化師の滑稽は、彼らの狡猾の裏返しであることを忘れてはならない。
その集団が「愚者」から一体何を継承したのか。
我輩には与り知らぬことながら、多少の興味をそそられる事柄ではある。
もし出会った際には、うんちをぶっかけて問い詰めるとしようか。ブリブリ。
>248
我輩は千年を生き、世界を回った。
神の秘蹟による復活は、よく噂話にのぼるものだが、
しかし実際に復活した者と話をしたことはない。
つまりは、そういうことなのだろう。
だが所詮、これは悪魔の証明に過ぎぬ。
戦死者がこの様に死にぞこなうことだってあるのだ。
生き返ってなんら不思議はないと考える人々もあろう。
愚者の黄金という鉱物がある。
金によく似ているが、全くの別物だ。
御身の手中にあるものは、果たしてどちらであろうか。
>247
愚者を自称する者を安易に侮ってはならない。
道化師の滑稽は、彼らの狡猾の裏返しであることを忘れてはならない。
その集団が「愚者」から一体何を継承したのか。
我輩には与り知らぬことながら、多少の興味をそそられる事柄ではある。
もし出会った際には、直接尋ね聞くとしようか。クク。
>248
我輩は千年を生き、世界を回った。
神の秘蹟による復活は、よく噂話にのぼるものだが、
しかし実際に復活した者と話をしたことはない。
つまりは、そういうことなのだろう。
だが所詮、これは悪魔の証明に過ぎぬ。
戦死者がこの様に死にぞこなうことだってあるのだ。
生き返ってなんら不思議はないと考える人々もあろう。
251 :
名無しになりきれ:2010/07/05(月) 09:44:38 O
不老とは少々異なるが、時の流れが普通とは異なる土地に住む人々は歳をとる事はないようだった。
俺が神殿騎士見習いとして大森林に逃亡した死霊術士の捜索を行っていた時に偶然発見したのだが、
子供らは数え切れぬほどの年月を経ても子供のままであったようだし、老人もずっと老人をやっていると話していた。花は実を付ける事なく咲いては散る事だけを繰り返す。
確かにそこは理想郷かも知れないが、俺は逃げるように立ち去ったよ。
神の摂理に反する生命の在り方に疑問を覚えたというのもあるが、
何よりも、そこの時の流れに身を委ねては二度と自由を手に出来ないように感じられたからな。
ちなみに、任務中に俺が見たものは感覚共有で全て異端審問官に報告されているゆえ、
すぐに討伐隊が派遣されたようだが、結局何も発見できなかった。
時の流れが異なるならば、空間もひと所には留まらないのだろう。
……まあ、確かに罰当たりな連中だったが、あの子供らが火炙りにされては寝覚めが悪いからな。その報を聞いて安心したのも事実だ。
無駄足を踏む羽目になった討伐隊の皆は気の毒だったが、彼等の山狩りのお陰で近隣村落のモンスター被害が激減したのも神の思し召しだろう。
暑いですし、ここ紺碧の湖岸亭で喉を潤わされてはどうですかな?
テラスからの眺めは絶景ですよ
金貨5枚を払ってくれれば、近くの山から運んできた氷菓子も差し上げますが?
雨か。
流水は苦手だ。
天気雨などはもっての他だ。
>251
およそ悠久の世界は、時の牢獄に過ぎぬ。
云わば彼らは永遠の虜囚だな。
それにしても、神出鬼没に出たり消えたり、
まるで泡のような時空ではないか。
そうであるならば、かの訪問の際、世界はハジけてしまったのかもしれぬ。
御身が外の時間、外の空気を持ち込んだが故に。
>252
紺碧が漆黒に変わる頃、それが我々の時間である。
月が湖面に映る時分になったらテラスへ運んでくれ。
ワインと食事、それにソルベを。
勘定は金色が5枚と、あとは何色が幾つかね。
今宵は世話になるよ、ムスュー。
どうもここしばらく何者かに追われとるのう。
随一見張られとるようで、表を歩くのも一用心じゃ。
うーん、そんなに恨みを買うようなこと……いっぱいしとるか。
>>227 本業レベルで湿布を売るなら材料の入手と保存が面倒そうでのう。
ある地域でしか採れないモノを使うとなるとお値段も膨れ上がる。
荷を引くためにロバを手に入れなきゃならんし。
その点、御札作りはある意味ラクチンじゃ。今回は必要なものが易く手に入ったから出来ただけじゃよ。
>>228 乗りこなすのは大変じゃが、達成した時の快感は得も言えぬってことかの?
そういう困難に挑戦する意気込みは好きじゃぞ。
わしはせいぜい、気の置けない友情をはぐくめれば十分じゃな。
>>229 モジャっているのは正直好きじゃないが、全部剃るとかなり若返って見えてしまうからの。
カイゼルにするのも面白そうじゃが、今のところは刈り整えるくらいにしておこう。
なんか似合いそうなものがあればやってみるのもやぶさかではないがの。
>>230 わしらの目の前では平然としておるな。
まあ、ああいう手合いは自分の弱みを見せんから当然じゃろう。
不死者というのは人の知る理とは違った理で動いているはずじゃし。
>>231 こちらにしてみればそっくり同じ言葉を返すよ。
全く違う文化というのは面白いものじゃ。
わしは酒が飲めなのでのう。報酬は適当にしてくれていいぞい。
あと、わしの知識は広く浅くがほとんどじゃよ?
あんまり過大評価されても爺の頬が赤くなるだけじゃ。
>>232 地域によるんじゃろうが、西方人は大体が白い肌じゃな。
東方に負けないくらい暑いところもあるだろうに、日に焼けないのは不思議なものじゃ。
酒を飲んだ時の赤くなり様はほほえましいがの。
>>233 お前さんが言うならそうなんじゃろう。
じゃが、わしが勝手に感謝するのはいいじゃろ?
さて、わしはここで大道芸をするが見て行くかの?お代は好きにしとくれ。
>>234 ほっほう。そこの言葉にウソはないな?
この時期なら柑橘系はあるか? 甘さ多めで酸っぱさ控えめのヤツ。
モグモグ……スッパくて体中が活性化する気がするぞい!
水気があって悪くない。よし、5個買っちゃる。
ホイ、お代はこれで。
>>236 保ち守るというのは大変じゃろうな。
わしはふよふよ浮いては流れて行くから素直に尊敬するぞ。
見回り御苦労さまじゃ。これからも頑張っておくれと言っておこう。
>>237 さて、どの件じゃろう……?
善くないことは沢山してきたから恨みも相応に買ってるじゃろうし。
とはいえ、東方から追手がかかるほどの重要人物じゃないしの。
以前武術大会で色んな輩をのめしたり、金を巻き上げたりしたからその辺じゃろう。
他に何人かの顔が思い浮かぶが、タダで負けるつもりはないな。
>>238 踏み込みが足りんっ!(バシッ
ふっふっふ、わしは既に玉無し。そんな攻撃が通じると思ったか。
嘘ジャヨ。ほれ隙だらけじゃぞ? それじゃまだまだ勝てんよ。
>>239 聖職者はそれらしく無辜の民に愛と道徳を説いていればいいんじゃ。
濡れ仕事は専門職にまかせておけば、事も上手く回るものを。
その己の言葉に酔った言い方は正直気に食わないのう。
とっとと逃げさせてもらおう。お前の尻を蹴飛ばす気にさえならん。
次に会ったら手首を追ってやるからお楽しみに。
>>241 その職人はどんな想いで地図を作っていたのじゃろうかの?
最後の二文は随分ぶっそうな事を言っておるが、これは自分の地図が通用しなくなるのを恐れとるんじゃろうな。
……自然災害で地形が変わった場合はどうするんじゃろ?
そう定めた神に喧嘩を売るというのなら、心底感服するぞ。
>>243 お主は凄まじい輩と知り合いじゃの。
そんな奴と闘い打ち破った武術家も相当なもんじゃが。
やはりどんな時も揺るがぬ平常心と、冷徹な先読みが勝利に繋がったんじゃろうな。
種族間の優劣も戦いの決定的な要因にはなりえないという良い例なのじゃろう。
ところで、その武術家の名前か流派の名は聞かなかったかの? そうか、そりゃ残念。
魔界か、行ってみたいのう。
瘴気やら魔力やらで即死する気もするが。
>>245 イタズラってのは塩梅が難しいものじゃ。
相手を不必要に不快にさせず、尾を引かない方法の選択をせにゃならん。
向こうが驚いてネタを知った時、笑ってもらえりゃ最高なんじゃがね。
>>247 愚者の何を継いでいるかのもよるがの。愚か者だって長所の一つはあるもんじゃ。
それも継ごうと思うくらいのモノがなけりゃ、そんな名前も浸透せんわな。
しかし、受け継いだと言え本人でなければ物事は変質していくもんじゃ。
じゃなけりゃ宗派なんてぞろぞろ増えて行くはずないからの。
いかに劣化させず、良い部分を増やして補填もしくは進化させられるかが肝心じゃろ。
>>248 死者の状態にもよるんじゃないかの?
その者たらしめる要素が朽ちてしまえば難しくなっていくじゃろうしな。
聖者が神に力を乞うて、奇跡を起こせば出来るかも知れんが……その代償は大抵割には合わんじゃろう。
>>251 歳を取らない人々か。
わしの師匠は出会った時と全く変わらない姿をしとるが、そういうこともあるんじゃないか?
お主は逃げて良かったろうな。そっちにはそっち、あっちにはあっちの理屈や真理がある。
全く違う理を受け入れその輪に入るのは、帰依している神と袂を別つことになりえるってな。
おっと、異端だなんだとわしを告発せんでくれよ?
村落が平和になることは悪い事だとは思っとらんし。
>>252 美しいものを見るのも旅の醍醐味。出来れば魚料理も食べたいがの。
んん?金貨5枚じゃと!? 流石においそれと出す気にはなれんのう。
それに、氷は食べようと思えば他に手立てがあるから遠慮しておくぞ。
老いぼれにはこの景色だけで十分じゃ。
困ったものだ…騒動から離れられると思った途端、今度は身を隠す羽目になるとは。
こちらでは顔を知られていないと思っていたのだがな…
>225
ふん、聞こえていなかったのか?私は「私の気に入るような衣装を用意しろ」と言ったのだ。
貴様の趣味で構わぬ、一式見繕ってみろ。
それが私の気に入るようなものであれば、社交会に出てやってもよい。
>226
東方の文字…漢字といったか、あれが美しいからと好んで意匠に使っている者がいたが、
貴公のような東方人から見たらどのように思うのやらな。
私には魔力が無いという感覚が理解出来ぬため貴公の気持ちは分からぬが、
対処法を教えてやる事くらいは出来るからな。そのくらいは頼って貰って構わん。
…今、このじゃじゃ馬に何事か囁いていなかったか?
まあよい…北ではこのごたごた以上に楽しい事がある事を願うとしようか。
>227
薬学や医学の類は、幅広い知識と手先の器用さが必要になるという。
また、材料にしても容易く手に入るものでは程度が知れると聞き及んでいる。
薬屋を開く程になるには、仕入先の当てが無いのかも知れないな。
>228
カタリーナは確かにじゃじゃ馬だが、この脚力は確かなものだ。
あの牧場にいた馬の中では最も速く、またスタミナもなかなかのものだと聞いている。
じゃじゃ馬というものは逆に言えば元気の証だ、そうは思わないか?
>230
吸血鬼は日の光を浴びると灰となる、という伝承があるがそれは下位の者だけらしい。
私が昔読んだ書物によるとデイウォーカーなどと呼ばれる吸血鬼がおり、その者は日の下を堂々と歩いたという。
アルベールもその類なのかまでは知りえぬが、日光で灰にならぬのは確かなようだな。
>231
便利なものだな、貴公は外見を自由に変えられるとでも言うのか。
ならば時には申し付ける事もあるだろう、その姿を変じる事を。
ところで現在の姿は貴公本来の姿なのか、それとも変じた姿なのか?
>232
日に当たるとすぐ肌が赤くなる性質でな…これでも日差しには気を遣っている。
あまり日に焼けると火傷も同然な有様になってしまうのは実に困ったものだ。
>233
ふん、私の為で無くても構いはせぬ。
東方の諺だそうだが、「情けは人の為ならず」という言葉を聞いた事があるか?
貴公の行いは巡り巡って、いつか貴公自身の為になる事だろう。だが…礼くらいは言わせて欲しい。
…ありがとう。
>234
ほう…新鮮だというのは偽りではないようだな。
この時期ならばトマトだろうか、実は昔から好きなのでな…一つ貰えるか?
―――うん、それでは二つほど貰おうか。
>236
見回り、ご苦労だ。貴公の如き者が居るからこそ、世は平静に保たれるのだろう。
これからも是非に励んで貰いたい。
>237
そんな事は重々承知の上だ、承知の上で私は此処に居る。このほうが逆に安全だからな。
仮令此処まで追っ手がかかるにしても、それは余程の事があった徴だろう。
その時はどこか遠くへでも逃げるとするさ。
>238
見事な蹴り上げだが、それでは貴様自身がバランスを崩してしまわないか?
それに隙が大きすぎる、まだまだその技には改善点が多いようだな。
しかし体術をもっと鍛えたほうがいいのだろうか、大剣は振るえる場所を選ぶ…
>239
貴様の言う事が全て事実ならば、刃を持ち振るった時点で最早悪鬼羅刹なのだろうよ。
人間に聖邪があるのであれば、貴様は既に邪へと足を踏み入れているだろうな。
今の貴様は聖職者などではない。それでも聖職者だと名乗るのであれば、神の奇跡で私を殺してみよ。
それが出来ぬのならば、唯の通り魔として道に骸を晒すがよい。
>241
地図というものは旅人にとって必須だが、旅人のアキレス腱でもある。
行商人を始め荷を運ぶ者たちにとっても欠かせぬものだ。
だからこそ、地図にかける税については慎重を期さねばならない…
地図に重税をかけた結果どうなるかは、歴史を紐解けばすぐに分かるだろうからな。
>243
吸血鬼にも様々な者がいると言うが…貴公の知り合いは確かに奇妙だな。
白昼堂々陽光の下で殴りあう吸血鬼という時点でよく知らぬ者ならば仰天するか信じぬかのどちらかだろう。
しかしその武術家は何者だ?吸血鬼を素手で打倒してしまうとは。
そもそも身体能力の根本が大きく異なるというのに、そこを技術で乗り越えるとは尋常ではないな。
>247
初めて聞く名だな、アヴィオールに訪れるのは久々だから知らぬのも仕方ないか。
単なる野盗の類ならばよいのだが、邪教勢力などだと少々厄介だな。
しかし愚者…愚者…ふーむ、とんと思い当たらないな。
ヴェルノにでも聞けば分かるのだろうが、おいそれと会いに行けぬしな。
>248
死者の状態によるな。肉体の重要な部分の欠損が無く、また病魔により内側から朽ちている訳でも無く、
しかして本人の生命力が元から強いのであれば、最上位の神聖術をもってすれば蘇生も可能だ…と聞いた事がある。
…最上位の神聖術を使える者など、五指に入る程度しかおらぬがな。
それに、それだけ強力な術を使った術者がどうなるか、復活した者がどうなるのかも分からぬ。
>251
閉じた永遠の世界か。貴公が見たものが白昼夢か事実かも判別出来ぬが、立ち去ったのは英断だったな。
そのような神の摂理に反する場所など許されるものではないし、何より…未来のない世界など、私は御免被る。
その連中が今どうなっているかなどは知ろうとも思わぬが、うっかり足を踏み入れぬようにせぬとな。
私はまだ、未来を見ていたい。
>252
ふむ、悪くないな。それでは今晩の宿と決めるとしようか。
…しかし金貨5枚とは大きく出たな。それに見合うだけの価値があるのだろうな?
ならば先に3枚払おう。払うだけの価値があると判断したらあと2枚を払わせて貰う。それでよいか、主人?
最近は紙の金を発行しようなんて動きがあるらしいが…
紙切れの金なんぞ、安心して使えそうもないですな
我輩の所属する修道会には、多くの貨幣をひとつの手形に変えて交換できる制度がある。
遠くに足を伸ばす際は是非利用されたし。
……もっとも、利用できるのは修道会の会員だけなのだが。
>254
酒は飲まないか。
ではこの懐中時計はどうかね。
ゼンマイ仕掛けのいい品だ。正確に時を刻む。
魔法に頼らない、まさに匠の技。
人間の精緻の極み。
>258
これは我輩の死したるときの姿であり、生まれたときの姿。
……しかし、例えどのような形をとろうとも、その全てが我輩本来の姿というものです、マドモワゼル。
貴女が見せるどのような表情も、全て貴女そのものであるのと同じだ。
貴女が家族に語らう顔と、敵に対する顔は随分と異なるであろうが、どちらも貴女には違いない。
>260
貨幣は嵩張る。
持ち歩くにはとても向かない。
商人や、我輩のような旅の途にある者には特に。
それを紙切れ数枚で代替可能というのなら、是非進めて欲しいところだ。
実際、ゴールドスミスが発行する証書や修道会の手形を目にする機会が多くてね。
紙幣に対する抵抗はあまりない。我輩の立場柄、そうなのだろう。
262 :
名無しになりきれ:2010/07/20(火) 12:17:29 0
中性
戦士だの騎士だのは嫌い
正直山賊と変わらないよ
一袋の銀貨で教祖を裏切る信徒もいるそうだし
世の中、やっぱり金だな
モンスターは見たことあるけど悪魔はないな
誘惑になんて負けないもんね
暑くなってくると、鎧が暑苦しくて堪らないな…魔法で対処するにも限界があるしな。
>260
そのようなもの、硬貨を鋳造する事も出来ぬ国の苦し紛れであろう。
財政が苦しくなれば手形を乱発する、貨幣の質を落とす。よくある話だ。
その結果財政が好転する事などほぼ有り得ぬ事くらい、考えずとも分かるだろう。
約束が破られる事が最初から分かっている手形など、誰も購入したりせぬからな。貴様もそうだろう?
>261
つまり貴公が人間であった時と変わらぬ姿という訳なのだな。
…ふん、姿形まで変わるものと表情の違い程度を一緒にしてもらっては困る。
私が多少違う装束を身に纏い、普段と違う雰囲気であろうとも知る者であれば直ぐに私と分かろうが、
貴公が鳥や獣に姿を変えていたならば、私には貴公だと即座に断ずる事なぞ出来ぬであろうからな。
しかし鳥にもなれるというのは少々羨ましい事だ。
私も空を飛ぶという事には憧れるが、飛行魔法は失われて久しいのだからな。
>262
中性的、というと女のような男や男のような女を思い浮かべるのが一般的だろうか?
とはいえ程度にもよるな、あまりにも女らしい男は最早中性的などとは言えぬであろうし。
>263
戦士や騎士の中にも山賊と変わらぬような人非人もいるであろうし、山賊の中にも人道に悖る行為を嫌う者もいるであろう。
要は「戦士」「騎士」「山賊」などというものでくくって見るのが悪いのだ。
幾ら善い人物がその中にいようとも、悪人が一人いるだけでその印象で上書きされてしまうだろうからな。
貴様が戦士や騎士を嫌うのは勝手だが、その者たちが貴様の命を救う可能性も大いにある事を忘れるな。
>264
人はパンが無ければ生きられぬが、パンのみに生きるにあらず…とは誰の言葉であったか。
強欲の果ては不幸であるという事は歴史が証明しているだろう。
願わくば貴公が、いつか金よりも価値のあるものを得られるよう。
>265
物語としてはよく聞いたものだが、私も実際に悪魔を見た事はないな。
だが悪魔は人間の心の間隙を狙って忍び込んで来るものだと言う。
貴公も気をつける事だ、慢心はいつだろうと貴公を不幸にしかせぬ。
雷鳴が轟いたと思えば、急に豪雨が降りだした。
この季節はこれだからたまらん。
激しい流水は体に堪える。
>263
我輩も同感だ。
彼らは何事も力での解決を望む。
スマートとは程遠い連中だ。
もっとも、金と人脈で黒も白と言い張る商人連中は更に好かないがね。
いつも日和見で勝ち馬乗りの「持つ者」たちは言うに及ばず。
おや……この世は我輩の嫌悪すべき者どもで溢れているようだ。
だからこそ、そうでない者は貴重だということかな、ムスュー。
>264
クク…今更な事じゃないか。
宗教家がなべて聖人ばかりだと思ったのかね?
教師は全て人格者で、官憲は正義に満ち溢れ必ず善を成すのかな。
では吸血鬼は?
粗野で反社会的で無礼で自分の城に篭り、朝眠り夜に起き、無差別に人を襲うのかね。
……これは当たらずとも遠からじ、と言ったところか。
>265
悪魔という奴は、敬虔な聖職者を引き摺り落とすことを至上の喜びとするのであって、
既に堕落した者には近づかないのだ。
おっと、これは失礼。マドモワゼル。
>266
ただ一羽の鳥となって大空を滑空するは気持ちのよいものだ。
お望みとあらば、御身を連れて空中に飛び立って見せよう。
ただし、そのときは重い武器と鎧は外していただく。
中空に浮くと言うのは、思ったより大変なことであるからして。
入道雲か。これから暑くなりそうじゃ。
湿気は少ない方がありがたいんじゃが、さてさて北部はどうなんじゃろな?
>257 ティアナ
鼻で笑われたくなければ意味もしっかり調べた方がええのに、とは思うぞ。
東方人が少ない西方ではそこまで真面目に考える輩も少ないんじゃろうが。
魔力の対処法はぜひ教授してほしいものじゃな。
今は気と札だけしか対抗手段がなくて困っとっての。
さて、北でどんな面白い出来事があるかワクワクしてきたぞい。
>>260 簡略化された手形ということかの?
その種類全てに一律の価値を持たせられるのなら大いに便利になるな。
金属製の貨幣は含有率によって価値の変動が出やすいし。
しかし国が製造・管理するならば、偽造防止のために大変な努力が必要じゃろう。
紙製じゃから技術と設備さえあれば大量に作れてしまうし、脆いという欠点もあるしの。
>261 アルベール
懐中時計か。こんなに間近で見たのは初めてじゃな。
しかしいいのか? 素人目に見てもかなりの気品を漂わせとるが。
大事にされているようじゃし、わしの札数枚なんかとは格が違うじゃろうに。
>262
西方では知らんが、東方の一部地域では中性というか半陰陽の者は信仰の対象になっていたな
。
その者達は特別な力があると言われて、彼らに纏わる伝説もあったりするぞい。
ただまあ、ある意味亜人より奇異の目で見られやすかったとも聞かされたもんじゃ。
>263
戦士らの品性は軍規や道徳心に大きく因るからのう。
自国民への略奪や虐殺等が当然の権利とされてれば、そりゃあ悲惨な光景が広がるじゃろ。
更に傭兵と言う連中は、ほぼそういったことを行うもんじゃし。
そんな危険から逃れたいであれば、隔絶された辺境の地へ行くことをオススメするぞい。
>264
金なんかよりよっぽど信用すべきものを教えちゃろう。
それは自分じゃ。それ以外を信用し過ぎると必ず痛い目を見るからの。
金銭だっていつ無価値になるか分かったもんじゃないからな。
己の頭と体を使っていかに楽しく生きるかが肝心じゃよ。
>265
悪魔そのものより悪魔的な人間の方がよっぽど怖いと思うがね。
悪魔はなまじ力がある反面、その力に縛られると聞く。
契約自体は絶対だし、厳密な嘘はつけないらしいぞい。
人間は平気で大嘘を吐くからの。罪深きは人間なりってことか。