2 :
名無しになりきれ:2009/11/04(水) 09:20:19 O
クソスレたてんな
もう何人も固定の住人が居るパートスレなんだから
いい加減にちゃんとしたテンプレをこさえてから立てろよ
それとも何?また建て直しに見せかけた乱立か?
前スレでも名無しの参加云々で荒れてたので、
最低限のルールくらいは作るべきだと思う
でないとまた調子に乗って荒らされる
なんかここも外部避難所作るわ、名無し云々で揉めるわで、
参加者が増える毎に、徐々にどこぞの冒険者恋愛ギルド化してきてるな。
荒らしどうこうはともかくとして、スレの傾向だけはそろそろはっきりさせて欲しいと思う。
今まで通り名無しのネタ振りや会話もアリなら、そのまま住人として支援するが、
名無しはお断りでキャラハン以外はシャットアウト!ならすぐにでも消える。
【その他】
1. 質問がない場合は、キャラハン側からネタを振ってみてもいいでしょう。
2. キャラハンを長く休む・引退する場合は、スレに一言残してもらえると皆幸せ。
3. 基本sage進行。過疎の場合は適度にageて行きましょう。
4. 規制を受けて書き込めない、相談がある、キャラ設定を語りたい場合などは外部の避難所へ。
→中世ファンタジー世界総合避難所
ttp://jbbs.livedoor.jp/otaku/11458/ 6. 次スレは
>>950、またはスレ容量が475KBを超えたのを確認した方がお願いします。
7. スレ立ての際は重複防止のために宣言をお願いします。
【キャラ紹介テンプレ】
名前:
職業:
種族:
性別:
年齢:
身長・体重・スリーサイズ:
容姿の特徴(髪、瞳、雰囲気など):
性格:
技能・魔法:
装備・服装:
所持品:
趣味:
好きな異性のタイプ:
好きな食べ物:
将来の夢(目標):
キャラ解説:
名前:ダヴィド・アドフォード
年齢:19
性別:男
身長:164cm
体重:57Kg
種族:人間
職業:ファイター
属性:なし
性格:熱血
利き手:右
魔法:強化・補助魔法
特技:片手剣による攻撃
装備品:片手剣、大盾、ナイフ
所持品:回復アイテム、冒険セット等
髪の毛の色、長さ:短い
容姿の特徴・風貌:チェインメイルを着た若きファイター
趣味:一騎討ち
将来の夢(目標):王国に認められる
簡単なキャラ解説
何度か実践のある元傭兵。死霊との戦いにはそこそこ慣れている。
前864 クランドウ
助かる…
だが俺は前線だ!ここで動かなくてはいつどこで動く!
くっ…今度じっくり稽古をしてもらいたいよ。
(口から血を吐きながら)
前867 ティアナ
だ、大丈夫だ!
女に背中を任せられる訳には…いかないんだ…!
奴らは危険だ… うっ…!これは毒…か?
(立ち上がろうとするも徐々に毒がまわり意識が薄れる)
前869
チッ、まだやるというのか…!あ、馬鹿、危ないぞブラウ…!
(毒塗りナイフの弾幕から庇おうとするブラウを撥ね退け、逆にブラウに覆い被さる)
ぐおぉぉぉッ!ぐぁぁ…っ!
(武器と盾を落とし、ナイフが次々ダヴィドの体に刺さり、背中から近接攻撃をもろに受ける)
前874
光…?
敵は…誰かがやってくれた…のか?
はぁ…ひ…ブラウ…俺は…お前と…いられて…幸せだった…ぞ…
(毒が完全に回り、血を口からどくどくと吐き出しながらそれだけを呟くと、
ブラウの胸の中で静かに息を引き取る。呼びかけにも全く反応はない)
【ダヴィド死亡です。ありがとうございました。】
10 :
名無しになりきれ:2009/11/04(水) 18:44:14 O
ふと思ったんだけどさ
このスレの元祖って何年前に立ったの?
たぶん6年ぐらい前だな
少なくとも俺が学生の頃からあった
初期のが荒れて潰れた原因はミリヲタが銃を持ち込んだことだったと思う
12 :
名無しになりきれ:2009/11/04(水) 18:53:53 O
でもたった4スレ目なのに6年前って
昔から過疎スレだったのか
集まってはFOを繰り返してた感じかな
>>9 死んじゃうのかよ!
実はまだ生きていたネタでその辺を旅している姿を想像をしつつ、長らくお疲れ様でした。
16 :
名無しになりきれ:2009/11/04(水) 19:29:47 O
古すぎて倉庫にもないのね
需要なかったのか
自分が3年くらい前に似たようなスレ見たことあるけどものすごい勢いあったのに
過去どんなに盛り上がったスレでもいつかは衰退するんだな
>>15 もし過去スレのDATを持っていて、かつ差し支えなかったら頂くことはできるだろうか?
wikiの過去スレ倉庫補完的な意味で。
アップ先は上にあるwikiの適当なページで構わない。
上部メニューから「編集」→「このページにファイルをアップロード」でアップできる。
これだけではなんなので
>>参加キャラハンさんへ
初めてお金を稼いだときのことを教えてください。
>>17 datと言うか、HTMLファイルを持ってたんで一応上げてはみた。
前後の繋がりはどのスレも皆無同然なんで、過去スレと言うには微妙な気がするが。
やる気もなく惰性で続けてるだけのキャラハンのくせに
過去だ未来だよく言うよ
キャラステ学園恋愛スレのと同じかよw
>>15 情報+ファイルのご提供ありがとうございます。
該当ページのほうでありがたく使わせていただきますね。
で、結局本スレはここなのか?
本スレも糞もここしか存在しない訳だが?
どんだけ他人任せで無気力なキャラハンなんだ?
DT魔法使いだがよろしく
名前:ワロス
職業:魔法使い
種族:人間
性別:男
年齢:32
身長・体重・スリーサイズ:身長166 体重80 小太り
容姿の特徴(髪、瞳、雰囲気など): 深くローブを被ってるため不明
性格:臆病で陰険
技能・魔法:簡単な魔法が使える
装備・服装:黒いローブ 樫の杖
所持品: 毒草
趣味: 妄想
好きな異性のタイプ:13歳くらいの美少女
好きな食べ物:サバ缶
将来の夢(目標):お金をためて女の子を買う
キャラ解説:不思議な事に30歳を超えてから突然魔法が使えるようになったらしい
問おう、DTとは何か?
魔法とは二次元魔法のことか?
27 :
名無しになりきれ:2009/11/11(水) 12:39:46 O
ビンビンあげ
28 :
名無しになりきれ:2009/11/14(土) 20:40:29 O
どうよ
29 :
名無しになりきれ:2009/11/22(日) 07:58:08 0
やる気出せよ
ブラウがいない…
久々に耳はむはむしようと思ったのに…
ブラウは避難所で引退宣言出しとるな
前スレでは牢名主みたいな感じだったが、長くいたコテもいつかは引退するもんだ
ところで現在はワロス一人なのか、それとも無人なのか
32 :
名無しになりきれ:2009/11/22(日) 20:44:14 0
走れワロス
>>31 堂々と本スレでしろって感じだよ
どっちにせよ大してやる気もなくダラダラやってるコテなんて
居ない方がいいけどな
まあ、その時は本スレが乱立で落ちてる間だったし避難所使うのは仕方なかろう
新たな本スレが立つかは分からんわけだし
自分で立てろって話
やる気がなかったことをそんなことで言い訳にするな
スレ潰したのはブラウだからな
36 :
名無しになりきれ:2009/11/27(金) 22:08:00 0
そうか
ほしゅう
名前:ゼン・クランドウ
職業:武術使い
種族:人間
性別:男
年齢:45歳
性格:気分屋
身長・体重・体格:167cm、62kg、ガッシリした体躯
容姿・特徴:茶目っ気ある瞳の初老。胡麻塩頭、長さは後ろで結わえる程度
技能・魔法:武術、気闘法、スリ
装備・服装:砂色の格闘着、褐色の外套
所持品:ナイフ、小振りの貴金属、財布、岩塩一袋、虫除け用ハーブ
趣味: 大道芸、イタズラ、御札作り
好きな異性のタイプ:落ち着きのある女性
好きな食べ物:梨、林檎、麺類
将来の夢(目標):師を超えること
キャラ解説:
東方より修行を兼ねて見聞を広めにきた武術使い
青年の頃から山に籠っていたため、地元の知識に関しても色々偏りがある
気を扱えるが人を癒す術は会得していない
一時期、東方の小国で密偵として雇われていた
新スレが建っても規制で書き込めず…。
ゼン・クランドウ、一生の不覚!
ということで前スレからの続きじゃ。
前スレ868 ティアナ
その通りじゃな。デカイ災禍は国が動けばいいこと。
炎をぶつけて丸焼けにすると思ったが、お主は情け深いのう。
さて、残ったバカ共は二人だけじゃ。
さっさと倒してダヴィドを治療せにゃ。
前スレ869
むっ、悪あがきを!
ふおりゃッ!
(傍の長椅子を蹴り上げ、ナイフの大半を弾き飛ばすが、残りはダヴィド達へ飛んでゆく)
伏せるんじゃブラウ! ダヴィド!
前スレ873
ナイスあしすと修道士。
捉えたぞ!
(雷光の如き速さでアサシンに詰め寄り、その喉仏へ手刀を見舞おうとする)
前スレ874
何!? クソッ!
(無理な姿勢から横跳び、破魔の剣士の攻撃から逃れる)
一体何――
(が、続いて襲ってきた閃光に吹き飛ばされ、教会から放り出された)
…………うぐぐ、クソッタレ。どのくらい気絶してたんじゃろう。
とにかく、中へ戻らにゃ。
>>9 ダヴィド
……死んだか。巻き込んでしまってすまなかった。
お主はいずれ冒険者をやめ、暖かな家庭を持つと思っていたよ。
良き父良き夫として、愛する者を守る崇高な男として、大往生するだろうとも考えていた。
剣と盾は一緒に埋めてもらえるよう頼んでおく。
いずれわしもそっちへ逝くじゃろう。それまで修練を積んどいてくれ。
>>24 ワロス
わしはゼン・クランドウという者じゃ。
見ての通り東方の武術使いじゃよ。
な〜んか昏い雰囲気が漂っとるが、おぬしが操るのは闇系統が主なのかの?
悪夢を見せるのは生臭坊主や悪代官あたりにしておくれ。
ま、よろしくじゃ。
>>25 D:ダイジョウブ
T:歳はとっても心は少年
え、大喜利じゃない? 気にしたら負けじゃよ。
>>26 二次元魔法? 聞いたことないのう。
次元というんじゃから転移魔法の類いかの。
>>27 あの男、頭髪が逆立っておるが凄いのう。
強風が来ても絶対崩れないくらいカッチカチに固まっておる。
最近の流行はああいうのか。ジジイにはよく分からん。
別の部分もビンビンしておるが見なかったことにしよう。
>>28 最悪じゃよー。
あの光のせいか御札が全部駄目になっとるし。
頭を打ったようでまだクラクラくるし。
仲間は失うしで散々じゃ。
>>30 ブラウの奴、しばらく一人で旅をしたいと言っておったのう。
じゃがお主はブラウと縁が出来ておる。
いずれまた会えるじゃろう。
そん時に思う存分ハムっとしてやれぃ!
>>31 ブラウが牢名主か。あやつが締める牢獄はさぞや平和じゃろうて。
人徳と腹の読めない部分が罪人達への抑制になるじゃろううし。
まったく、妙な奴じゃったな。いい意味で。
>>32 そんな名前の歌を聴いたことがあるな。
そーらーにー、あおいりゅうーせーいー。じゃったか?
ワロスは空に浮かぶぶらっくほーるって感じかの。
ぶらっくほーるというのは魔道師から聞いた話じゃが、真偽は知らん。
>>36 極東の島、ヒノモトという国にそんな名前の地名があるらしいの。
センベイと皮袋が名産だそうじゃ。
一度言ってみたいのう。じゅる。
>>37 早くも教会が修繕され始めているようじゃ。
窓が壊れたり椅子が壊れたり色々ひどかったからのう。
……戻るか。気分を変えねばやってけないわい。
ゼン・クランドウは偽名?
昔密偵をやっていた・・実は今も密偵だったり
名前:ヴェズティアナ・グレース
(本名ヴェズティアナ・ロト・エルダ・ルシルフル)通称ティアナ
職業:魔法剣士
種族:人間
性別:女
年齢:19歳
身長・体重・スリーサイズ:168cm 54kg 83/61/86
容姿の特徴(髪、瞳、雰囲気など):少々目つきのきつい、銀髪金眼。旅人とは思えぬ整った顔つき
性格:割と考え無しに動く
技能・魔法:古代神聖語の読み書き、剣術、魔法剣、初歩〜中級の神聖魔法
装備・服装:ツヴァイハンダー、黒のブリガンダイン、灰色の外套
所持品:古い指輪(帝位継承者の証だが、知る者は殆どいない)、水・貨幣・雑貨を小分けした皮袋、オカリナ
趣味:兄から貰ったオカリナ
好きな異性のタイプ:兄のように頼りになる人。というか兄
好きな食べ物:手のこんだ料理
キャラ解説:神聖帝国皇位継承権第二位(一位は兄のデズモーア)
兄が好きだったが、権力争いの道具となるのを嫌って出奔、各地を旅する。
装備と所持品はその際持ち出したもの。指輪は昔からずっと着けている。
漸く、漸く書けるようになったか…不覚を取ったものだ。
兎も角、前スレからの続きといくぞ。
前>869
ちぃッ、往生際の悪い――ダヴィド!もう少しばかり耐えてみせよッ……!
雷よ、迸れ―――間に合うかッ!?
(ツヴァイハンダーを振り翳し、ダヴィドに肉薄する双剣使いに雷撃を浴びせるが)
(男が咄嗟に片方の剣を手放したため致命傷には至らず)
くッ、生きていろよ…
前>873
執念か…立派なものだな。
その命を賭した行為、決して無駄にはせぬ―――フロストノヴァ!
氷漬けになるがよい――!
(大剣に氷を纏わせ、双剣使いに叩きつけようとする)
前>874
何だ、新手かッ?くッ!
(そのまま正面へ跳びすさり、伏せって)
何という光だ、これは一体何が起こって……ぐっ。
(頭を伏せて閃光に耐え、立ち上がった時には全ては終わっていた)
>9
―――救えなかった、か。私の力が足りなかったばかりに…
…言い訳したところで、後悔したところで死した者の命は戻りはせぬ、か。
すまなかった…先に、父なるルシルフルの下で待っていてくれ。
(跪き、祈りを捧げて)
ダヴィド・アドフォードの魂が、無事に父なるルシルフルの元で浄化されん事を――
>14
人はいずれ死ぬ、その運命は例え皇帝とて避けられはせぬ。
ダヴィドの人生が、満足できるものであった事を願うばかりだ…
>17
初めて仕事をした時は…正に、試行錯誤だったな。そもそもお金の使い方自体よく知らな…いや、何でもない。
初めて報酬を貰ったのはそもそも偶然だったな。
通りすがりに魔物に襲われている商人を見つけ、魔物を退治したのだ。それで大層感謝されてな。
…暫く逗留して欲しいと言われたが、先を急いでいたので報酬を貰い立ち去ったというわけだ。
>24
何だ、この怪しげな男は?見るからに何というか…
…闇魔道士の類か。ふん、私とは相反する属性だな。
>25
私の知る中にはない種別の魔道士だな…DT?
クランドウが知らぬという事は、東方系統の魔術でもあるまい。
>30
ブラウは旅立ったよ、私たちと別れて、な。
どこへ行ったかなどは知る由もないが…いつか再び会う事もあるだろう。
その時にでも、存分にしてやるがいいさ。
>39
ここに残った者は私と貴公だけか…全く、酷い目に遭ったものだな。
一体貴公、あの大会でどれだけ荒稼ぎして来たのだ?
一先ず災禍は去ったが…再び何かあらぬとも限らん事だ。
この町を出るか?丁度先ほど、西の学園都市セインへ向かう隊商を発見したところだが。
>41
偽名だろうと本名であろうと、今名乗っている名がやつの名だ。
私も同じ。今名乗っているヴェズティアナ・グレースという名が私の名だからな。
じいさん密偵やってたのに技能はスリだけなのか?
そしてツン女剣士ktkr
旅の途中は自炊してるのか?
何食べてるんだ?
ダヴィドの息子が…
くっくっくっ、ねえそこの人
顔色が暗いねぇ。何か占ってあげようか
ははあ、人よりはちょっぴり苦労を経験してきているね
この先も暗雲立ち込めているけど、それなりに満足して死ねるみたいだよ
さて、御代はアンタが決めておくれ
>17
師匠の下で修行をしていた若造の頃のことじゃな。
一度だけ大会に出る事を許されたんじゃが、それで上位に入った時に貰ったよ。
あの時は名のある流派がほとんど出ておらんでな。運がよかったんじゃろ。
>41
ゼンは本名。クランドウは師匠から授かった称号みたいなもんじゃよ。
そういうことにしておいてくれ。ニッカリ
偽名を使うときはゼンはそのまま、クランドウのク以外を変えることが多いな。
こうすれば偽名を呼ばれた時反応しやすくなるんじゃ。
丸々変えるととっさに反応できない場合がある。
と、教えられたよ。
>42
ギクギクッ……な〜んての。
東方でわしを雇っていた国はもう併合されてしまってな。
いい機会じゃったから暇を貰って西方へ修行の旅に出ることにしたんじゃ。
それ以来、長期に渡って密偵の役目は頂いちゃおらん。ということに(ry
まあ、わしが気に入った奴になら仕えてもよいとは思っとるぞ。
>45 ティアナ
巻き込んですまないと思っておるよ。怪我はないかの?
荒稼ぎといってものう……出番待ちの時にカードで巻き上げてやったのさ。
総合的にはまあまあ勝った程度じゃが、加えて賞金を手に入れたのがまずかったらしい。
そうじゃな。仕切りなおすためにもセインに向かうとするか。
まったく、嫌な夢は見るし仲間は死ぬ残りは去るしでこの町では散々じゃった。
>46
武術はともかく、符丁術、変装術、催眠術等々はその道のプロの足元にも及ばないんでの。
手先は器用なんで自信のあるスリだけ載せさせてもらったんじゃ。
細かい部分は避難所のステータスの項目にでものっけるかの?
>47
小動物や虫を捕らえたり、食える野草を調達しとる。
後は町や商人から買った保存食や、手製の携帯保存食はたま〜に。
岩塩やその他の調味料は切らさないよう注意しとるから、そこまで不味くはないぞ。
あ、鍋買うの忘れとった。とっとと手に入れにゃ。
>48
なに、あやつに息子がおったのか?
あやつの死の原因を知ったらわしを怨むじゃろうなぁ。
仇討ちを望むなら相手をしてやろう。むざむざ殺されるつもりはないしの。
>49
失敬な。わしはいつでも溌剌としとるぞい!
……ほんではまあ、占ってもらおうかの。
満足して死ねるか。それは結構。終わり良ければ全て良しじゃ。
その言葉が嘘八百でも今のわしには悪くないもんじゃて。
代金は金貨2枚でどうじゃ。カードで稼いだ金ですまんがの。
よう、あんたらが護衛の人たちだな。
(・・・パッと見あんまり強そうじゃないが、贅沢もいってられんか)
これからセインに向けて発つんだが、まだ馬車への積み込みが終わってない商品があってね。
報酬上乗せするから、ちょっと手伝ってくれないか。
普通、いっぺんにこんな数量を運ぶブツじゃないんだ。
かさばるし、数があるとかなりの重さになるからね。
セインだからこそって感じの品なんだが、これがなんだか分かるかい?
>46
…なんだ、ツンというのは。私の名はヴェズティアナ、ツンではない。
しかしツンと言うとまるで犬の名のようだな。
犬と言えば私も幼い頃ペットを飼った事があってな、元はと言えば兄上が拾ってきたのだが。
やはり兄上は優しいお方だ、だからこそ私も
(省略されました…続きを読むにはここをクリックしてください)
>47
……私に聞くか、それを。
今回のように隊商についてゆく時は、多少費用を出すことで食事を分けて貰ったりしている。
他に誰か他の冒険者と共に旅する場合は材料を用意して調理して貰ったりなどな。
―――― 一人旅の時どうしたか、だと?察せ。
>48
あの男、子があったのか。
一人で旅暮らしのように見えたが、どこかに置いてきたのであろうか。
であれば…旅先で出会うことがあれば、父の最期を伝えてやらねばな。
それが最期を看取った我々のするべき義務というものであろう。
>49
ちっ…傍から見てすぐに分かるほど私は暗い表情をしていたか?
気をつけねばならんな、そこらの占い師に指摘されるようでは私もまだまだ修行不足だ。
…まあいい、一つ占ってもらおうか。御代は後で決めさせて貰う。
―――満足して死ねる、か。フン、そのような曖昧な占いと気休めを私は好かん。
私が満足できるか否かは、私が決める…それに、本当の望みは決して叶う筈もないのだからな。
そら取っておけ、御代だ…銀貨一枚も貰えれば、十分だろう?
>50
怪我ならば私を心配する必要はないさ。
――最も、一番に心配すべき人物は既に手遅れであったがな。
まあいい…過ぎた事だ。いくら悔やもうが、死者の命は戻らぬ。それに抗うのは屍術師だけだ。
ならば今は一先ずセインへ向かおう。
次にこの街へ来るときにはきっと良い事が起こることを父なるルシルフルに祈って…
今はここを離れるとしようか。さあ行くぞ、隊商は待ってはくれぬ。
>51
若い女の護衛など頼りにならんと思うかも知れぬが、腕は確かだと自負はしている。
安心しろ、これでも今まで剣を頼りに生きてきた者だ、報酬分の働きはするさ。
なんだ、人夫が足りていなかったのか?その程度大きな出費にはなるまいに。
まあよいそれ位ならば手を貸そう、報酬の上乗せは私としても望むところだからな。
しかしこれは…このように雑に扱ってよいものではないと思うのだが、どうなのだ?
見たところこれは、書物の類だろう。扱いに気をつけねばならん筈だが…まあよい、それで困るのは私ではない。
貴公が言われた通りにするさ…兎も角、これを積み込めばよいのだな?
>>52 そうそう、この積荷は本だ。
セイン賢者学院の学生用テキストと、図書館の蔵書向けが中心だな。
なーに、厳重に梱包してあるし、あんたらが雑に扱わなければ大丈夫さ。
印刷屋の納入が遅れた煽りを食っちまってな。
ま、その分割引させたがね!
あんたともう一人、交代で夜の番をしてもらうつもりだから、休憩する方はこの馬車で休んでくれ。
暇だったら刷り上りを見るための見本が何冊が転がってるから、それを見てもいいぜ。
学院のテキストはちんぷんかんぷんだろうが、旅行記や大人向けの本も仕入れてあるからさ。
移動中トイレはどうしてるんだ?
そろそろ誕生祭(12月25日)ですが、みなさんはどうお過ごしになりますか?
ふむ、誕生祭が近いせいか皆せわしないのう。
しかし若者の一部はなにやら浮かれておるようじゃな。
そういう時こそご用心。犯罪はそういう隙を狙ってくるもんじゃ。
>51
昔はそりゃあ強かったが、今はジジイじゃからなぁ(ニカー
んじゃが、報酬分きっちり働くつもりじゃから大船に乗ったつもりでいとくれ。
ふむふむ、本が一杯あるが…インク壺も多いのう。
これはインクの原料のようじゃが、各地の良質なインクを集めとるのか?
ははあ。大方、次世代インクの開発でもしとるんじゃろ? 最早都市では必須のアイテムじゃし。
ではしっかり固定しておかなきゃイカンな。着いてみたら荷物がインク塗れじゃシャレにならん。
>52 ティアナ
屍術師か。あれも好かないのう。
身体と魂を復活させられると言っても、大抵両方とも変質しておるらしいし。
さて、隊商のところへ行くついでに持ち帰りおーけーの美味いものでも買っていくかの。
道中はこの街で食べていたものより、かなり質が落ちるじゃろうしな。
>>53 夜の番か。それならわしがやってもよいか?
老人は早寝というが、わしはまだまだ若いんでの。
それに、明るいうちに見本とやらを読んでみたくてな。
普段触れられない知識を得る機会というのは希少なんじゃ。
テキストは翻訳辞書があれば楽なんじゃが…そうそうある訳ないか。
大人向けの本はティアナには毒じゃから、わしが責任を持って預かっておこう。
>>54 休憩中に林の中や川で用を足しとる。
肥溜めを作っとる農家があれば、近くに綺麗めな便所があるんじゃがね。
ちなみにケツは草や砂や水で洗っとる。きちゃないものを衣類につけたくないんでの。
>>55 多分この隊商を警護しとるんじゃろうな。
わし天神教徒じゃないし、ルシルフルの誕生を祝う義務はないんで気楽…とは言えん。
郷に入れば何とやら。必要もないのに目をつけられたくないから、一応祝しとるよ。
わしの信奉するやつも、これくらいは大目に見てくれるはずじゃ。
なぜか七面鳥が入っとる籠があるから、当日に調理していただくことにしよう。
ハッピーホリデイ!
まあ今日くらいはまともな食事を、と思ってな。
通りがかりの村から食材を仕入れておいたぜ。
この焼きたてケバブを野菜と一緒にパンに挟んで食ってくれ。
ドネルサンドといって、故郷のティルムークじゃよく食べるんだ。
ちなみにマスタードは俺の自家製。美味いだろ?
ジューシーかつスパイシーだろう!?
あんたらは国も人種も違うようだが、故郷じゃどんな料理を食ってたんだ?
特にこんな日にはさ。
今日は誕生祭か…それにしては随分と雰囲気が浮ついているな。特に若者。
>53
ほう…学生用テキストか。かの有名な賢者学院のテキストがどのようなものか、一度見てみたかったのだ。
東洋言語かティムルーク語でないなら大凡は読める、後で少し見させてもらうとしようか。
こう見えて、文字の読み書きは得意なのだぞ?とはいえ学者どもには敵わぬだろうが。
夜の番は…クランドウが希望しているな、私は交代要員とさせて貰っておこうか。
この馬車を使ってよいのだな…では先に私は休ませて貰うとしよう。
>54
凡そクランドウの言っている通りだな…私は魔法による簡易ブラインドを携帯している。
…これ以上は言わぬぞ。私とて恥ずかしいと思う事くらいある。
>55
どう過ごすも何も隊商について護衛の真っ最中だ。ここが帝国内ならば教会にでも行き、行事に参加していただろうが…
どうもこちらだと誕生祭の雰囲気が違うな…何やらこう、浮ついているような。
昨年も思ったのだが、誕生祭というものは教会に集い厳かに過ごすものではなかったのか?
郷に入ってはと言う事でもあるし私はこちらのやり方に従うとするが…何なのだろうな。
>56
この前の屍人どもの時もそうだったが、屍術師というものは大概ろくな事をせぬ。
屍術自体は高度な術なので、優秀な術士しか屍術師にはなれぬというが…不思議なものだな。
それとも優秀すぎる者はどこか歪んでしまうのであろうか?
そうだな、多少食べ物を調達しておかねば…
…折角だ、これで巻き込まれた借りを返して貰うとするか。貴公の財布をあてにさせてもらおう。
>57
ああ、ハッピーホリデイ。…随分と気前がいいではないか。
折角用意して貰えたのだから、私も有り難くいただいておくとしよう。
ほう、ドネルサンド…聞いた事はあるな。食べるのはこれが初めてだが。
これを挟んで、マスタードをかけて…………ふむ。確かに美味いな!
ティムルークには一度だけ行った事があるが、このような美味いものがあったとは知らなかった。
―――そうだな。24日には魚料理を、25日には肉料理を…というのがお約束だったものだ。
それにトルタ・ディ・リコッタ…ああ、ちょっとしたタルトだ。祝いの日には皆で食べたものだったな。
折角だから振舞ってやろう―――と普通ならば言うところなのだろう、だが無理だ。残念だが。
武術の心得がある人は、それをどこで学びましたか?
何年くらい学びましたか?
武術の流派名などはありますか?
ティアナはクランドウに養ってもらってるの?
もういくつ寝ると大晦日。
師匠や亜人の奴らは元気にやっとるかのう。
大晦日は寝ずに過ごし、故郷の守護獣に向けて祈らんとな。
皆も自分の家の神様を大事にするんじゃぞ。
>57
おお、これはありがたい。しかも知らない食べ物じゃな。
あんまりかけすぎてもアレじゃからこのくらいっと。はふはふモグモグ。んん!
ピリッとした辛さにじゅーしーな肉、野菜とパンが絶妙な調和を生んでおる。うんまいぞぉ!
故郷……修行時代は小動物や虫を捕らえたり、食える野草を調達しとった。
大晦日には自家製の蕎麦を打ったり、新年には餅をついて食べたりしたぞい。
蕎麦……こっちに来てからはとんと食ってないのう。わしのソバムギ畑(小)は荒れとらんかな?
58 ティアナ
歪むというより優先順位が違ってるだけじゃろな。
金が一番、自分は二番、家族はランク外、とかと大して変わらんじゃろう。
魔術師とはその道の学者じゃし、学者は己が研究とその成果が大事じゃろうし。
他人がろくでもないと思っても、本人には至極大切な何かがあるもんじゃな。
にしても…巻き込まれた借りと言われると弱いが、お主もタクマシイのう。
賞金はまだ全然使っとらんから問題はないがの。
>59
故郷からまあ近くの霊山ん中で2-30年ほど。
流派名のう。師匠が教えてくれんから知ら〜ん。
「儂を超えたら教えてやろう」と言われてヒントも貰えん。
仕方ないからわしは山応拳と勝手に名づけとる。
修行の調子が良い時にな、なんかこう、ズズンと山が応えてくれとるようでの。
ゲン担ぎで我が山の王とも掛けとるが…字面が悪いのは理解しとるから普段は名乗っとらんよ。
>60
それ聞いたらあの娘は気を悪くするぞい。
じゃが、金が少ないとはよく言っとる気がするの。報酬もきっちり貰っとるはずなんじゃが。
金に執着せんから、一緒に旅をしとる間は幾らかは負担してもよいがの。
そういやあやつの飯をご馳走になったことはないのう。
自炊する時でも頑なに作りたがらない。やはり育ちが良いと調理の練習が出来なかったんかの。
あけおめ!
ティアナとクランドウの関係が気になるのう
謹賀新年。大晦日にはきちんと教会を訪れて懺悔しただろうか?
…最も仕事中である私には叶わぬ事だったがな。レンズ豆くらい食べたかったが…
>59
どこでかと言われれば住んでいた場所で、としか言いようが無いが…
幼い頃より兄上が剣術や体術を習っていた師匠に頼み、共に学ばせて貰っていた。
大体、12年ほどになるか?正確ではないがおよそそのくらいであろう。物心つく頃よりずっと習っていたからな。
流派名…は分からぬな。騎士の剣術である事は確かだ。
それに実戦においては剣術よりも魔法剣に頼るところが大きいからな、私の場合は。
>60
貴様は何を言っているのだ?
今回はクランドウが例の大会で大きく儲けていた事もある上に、
先日の騒動に巻き込まれた借りという名目もあるので一つ奢ってもらおうと思ったまでだ。
特にスポンサーとか深い関係でもないのであれば、同行者に養われるなど私の誇りに関わる。
>61
ふむ、寧ろ逆という事か。そこまでその道を優先出来る者でないと極められぬのかも知れぬな。
非道な実験であろうと、それによって魔法などが進歩してきたのは事実であろうし。
領主のような者であれば、多少の非道よりも大勢の民のためになる事を考えねばならぬ事であるしな。
他にも…私にとって重要な事でも、東方人である貴公にはろくでもないとしか思えぬ事もあるであろう。逆もまた然りだ。
ふ、伊達に一人で旅をしてきたわけではないさ。
それにこういった貸し借りはあまり引き摺りたくはない、さっさと清算するほうが心情的にもよかろう。
>62
明けましておめでとう。今年もこの場所で宜しくな。
今後一体どうなって行くのかは分かり得ぬが…私がここにいる限り、宜しく頼もう。
>63
ただの同行者だが…それがどうかしたか?
それともあれか、親子にでも見えたか。丁度私の父上と同じような年齢でもある事だしな。
だが名無しの期待するような関わりはないぞ。精々…「気」について教わっている程度か。
「気」について教わっている間に
触ったり、触られたり…
いやぁ、馬上での年越しになっちまったなぁ。行商や旅人にゃ付き物だがよ。
納品は今日の午後、積荷の運搬人夫は向こう持ちだから、あんたらはここでお役御免だ。
はい、報酬。
荷運び分に上乗せして、少しばかり色をつけておいたぜ。機会があればまた頼むわ。
俺は仕事柄何度も来てるけど、セインはわりに活気のある街だ。
頭でっかちの学者様にはうんざりさせられるが、若い学生も多いからな。
治安もいいし、娘息子を学院によこしてる貴族の寄付で施設も充実してる。
世界随一の図書館ばかりが取り沙汰されるが、夜の遊び場も多いぜ。へへ。
暫く楽しんでいくといいよ。
>>56 うちはフォーマルハウトの活版印刷屋と契約してるんだが、テキスト類と一緒にインクも運んでるのさ。
そしてこのインク壷なんだが、なんと樹脂でできた特別製なんだ。
陶器と違って割れることがない!ってのがウリでね。
知り合いの錬金術師が開発したんだが、こいつで一財産築きやがってよぉ。
あーあやかりてぇあやかりてぇ。
おくればせながらあけおめ!
料理すると鍋を爆発させるタイプ
お
「……探したぞ小娘。
その生意気そうな金目、以前といささかも変わっておらぬな。
連れの東方人は新しい従者か?」
酒場に入って早々の出来事である。
玄関脇のテーブルでワインを傾けていた女が、ティアナとクランドウを一瞥するやそう言い放った。
少し掠れた声質。赤毛のショートに碧眼。長身にして筋肉のついたしなやかな肢体。
体にはタイトな革鎧と、腰に細身のレイピアを佩いている。
その鋭い眼光は、女性ながらに武人の風である。
女はグラスを片手に優雅に立ち上がると、こう続けた。
「ヴェズティアナ・グレース。
放埓な生活はここまでだ。早々に国へ戻れ。
貴様の父君は半ば公認といった顔をしているが……、その心情、察するにあまりある。
なにより、貴様はこのようなところで油を売っていてよい立場ではあるまい。
公務はどうした?兄君を支えたいと言ったあの言葉は嘘であったか」
女はワインの残るグラスをクッと呷ると、少し荒っぽくテーブルに戻した。
「もう一度言う。
国に戻れ、ロトの娘。
……返答は如何にする?」
神聖帝国第3騎士団所属、従騎士ロスヴィータ・I・ヘルゲン。
ティアナやデズモーアと同じ師につき、共に剣を学んだ仲間の一人である。
答えを待つその言葉の端々には、静かな苛立ちが見えた。
はっぴーにゅーいやー、というには遅いのう。
馬車の上で迎える初日の出はええもんじゃった。
昨年は色々あったが、今年もワクワク出来ることが沢山ありますように。
>62
ことよろ! お陰様でこの老骨も元気満々じゃよ。
いつポックリいくかもわからんが、それまではお互い大いに楽しもう。
というわけで、初酒と洒落込もうじゃないか。わしは別のを飲ませてもらうがの。
>63
ふむ、周りからどう見えているのかは興味があるが……。
ティアナは頼もしい道連れじゃな。胆力はあるし中々に聡明じゃ。
わしは弟子を取ったことはないが、あーいう弟子は育てて楽しそうじゃな。
>64 ティアナ
ロクでもなくとも本人には大事なものがあると理解しとる。
こちらに害がない限りその意思を尊重するのがわしの基本方針じゃ。
さっさと清算か。その心遣いはありがたく受け取ることにするかの。
ケチがついた金を持っとるのもよろしくないし。
というわけで、セインに着いたからには美味いもの食べにいくぞい!
>65
気なんぞ己で体得するもんじゃし、直接接触することはあんまりないがの。
体感させるにしても、おでこや手のひらに指一本触れるだけで十分じゃしな。
そうじゃ、お主ちょっと食らってみるか? なぁに、少〜しばかりビリッとするだけじゃよ。
>66
あけおめじゃ。ふむ、セインはいろいろと綺麗な街というわけか。
夜の遊び場……この老木も少しは潤えるかのう(ニカー
それと、その錬金術師が知り合いならあやかれるじゃろうに。
どうやって懐を潤わせるかは、商人の知恵がなんとかしてくれるじゃろ。
では、また機会があればよろしくの。
>67
こちらこそ遅ればせながら。
新年早々「きせい」に引っかかってしまったらしくての。申し訳ない。
この先も思いやられるが、よろしく頼むぞい。
ところで。酒場はこっちでいいのかの?
>68
よく聞く表現じゃが、言葉のアヤなんじゃろ?
初めて挑戦する料理なら失敗もするじゃろうが、そこまでの大失敗は見たことないぞい。
めげずに修練をつめば、だんだん食べれるものになるもんさ。
>69
ん? なんじゃい。わしの顔に何かついとるか?
うーむ、この酒場。客が皆妙に浮き足だっとるような。
どうやらあそこに座っている女騎士が原因のようじゃの。なんかピリピリしとるようじゃし。
>70
やはりティアナは貴族の生まれのようじゃ。しかもかなり高い地位の。
場の主導権はあちらさんにあるが、時間稼ぎでもするか? この娘には返答を考える余裕が必要じゃろうし。
初めまして、御貴族様。わたくし、ヴェズティアナ様と旅を共にさせて頂いているクランドウと申します。
ですが…如何なさいましょう、ヴェズティアナ様。先ほど大変空腹になったと仰っていましたが。
ここの主人に料理を作らせ、すぐにでもお食事をお召しになりますか?
(ティアナに「どうする?」と目顔で尋ねる)
漸くセインに到着か。確かに活気のある街だな。
…そこかしこに学生の姿があるところは流石学園都市といったところか。
>65
「気」の教授において身体接触はほぼ皆無だな。
体得するにはまだ時間が掛かりそうだが、地道に学んでいるさ。
どうも魔法とは勝手が違う故になかなか扱い辛いものだが…これが生命力を操るというものなのだな。
使い方を誤れば命に関わる、という事がよく分かる。
>66
ふ、気付いたら年が明けていたな。
此方こそ、また機会があれば護衛くらいは任せてもらおうか。
年末年始で盗賊や魔物も大人しくなっていたのか、我々の出番など無かった事だしな。
ああ、セインの噂ならば私も聞いている。外国から貴族の子弟が来る事も多いようだな。
ルイテンとはまた違った大都市の空気というものを、楽しんでいくとするさ。
(あまり大っぴらに表を歩けぬ街かも知れぬな…気をつけねばならんか)
>67
此方こそ、明けましておめでとう。
年明けが馬上だった故あまり年が明けたという実感はないがな…
まあよい、それはそれとして馬を預けておける宿を知らぬか?
レーデルの辺りから連れてきた馬だ、愛着も湧いてな。手放すには少々惜しいのだ。
>68
ふん、幾ら私とてそこまでは………無い、と思う…ぞ。多分な。
…大体、幼少以来全く料理なぞしておらぬのだ。どうなるかなど分からぬ。
>69
酒場はここか…何だ、じろじろと見て。西方人が珍しいというわけでもあるまいに。
私が何かしたか?しかし…妙に注目を浴びている気がするな。
それに何やら…嫌な予感がする。また騒動にでも巻き込まれるとでも言うのか?
念のため魔法の詠唱くらいはしておくべきであろうか……
>70
なッ――――ヴィータ、何故お前がここに居るのだ!
お前こそ、その挑戦的な目つきは以前のままだ…全く変わっていないな。
…して、鬼の団長殿に鍛えられている最中のはずのお前が、私に何の用だ。
フン…母上の差し金か、それとも宰相の手先となったか…
…そんな事はどうでもよいか。
父を引き合いに出したところで無駄だ。兄上が戻れと言ったわけでもあるまい?
私を知るお前ならば、言わずとも返答は分かっているのだろう?
……時が来れば戻るさ。だがまだ、戻る時ではない。
戻れという理由が、宰相派の神輿が必要だというものならば何も言わぬ、疾く国許へ帰れ。
だが母上に言われて来ただけならば…お前が私の旅に付いてくれば、きっと心配も和らぐぞ?
…ふ、冗談だ。そういきり立つな。
だが…親父殿(騎士団長)の下で姉妹同然であったお前が共に来てくれるならば、心強いのは確かなのだ。
まあよい…後はお前の自由だ。諦めて帰るか、私に付いて来るかはお前次第だ、ヴィータ。
それと、だ。―――ここは領内ではない。ロトの名は…濫りに出すな。
>71
―――クランドウ。その気遣いには感謝しておこう…だが、貴公は私の従者などではない。
以前にも言ったであろう、その言葉遣いは好かん。普段通りにしているがいい。
それにこれは、私とヴィータ…あの騎士との問題だ。貴公が気にする事ではないさ。
それと…今あの騎士や私から聞いた事は忘れるといい、余計な事に首を突っ込みたくなければな。
(
>>70の続き)
>>71 「ふふ、そなたの名演も徒労であったな。
クランドウ……どこかで聞いた名だが……」
女は一度指をパチンと鳴らすと、従者の少女を呼び寄せた。
「だが小娘の仲間には変わりはない。
こちらの邪魔をされると厄介だ。アン、その男を畳んでしまえ」
やってきたのは、ブルネットの髪を肩まで伸ばし、翡翠色の眼をした少女である。
上背は酒場にいる誰よりも小さく、13、4歳位の町娘に見える。
少女は主人である騎士に一礼すると、クランドウに向き直って言った。
「ワタクシ、あの無骨で失礼な女の従者でアンネリースと申します。
ステキな小父様、アナタ様にはなんの恨みもございませんが、
我が主人がああ言いますので、ここで少々お休み頂きますわ」
少女がクランドウに近づく。
安普請の酒場の床板が、ギシリギシリと悲鳴を上げている。
まるで大男がのし歩いているかのようである。
「こう見えてワタクシ、永劫を生きる北方の巨人の末裔ですの。
齢は未だ百を数えず、若輩者ではございますが、それにしても人里に降りては百戦無敗。
どうか侮りめされますな」
クランドウと少女を挟む重さ数十kgの大テーブルを片手で軽々と押しのけると、少女は一足飛びに掴み掛かってきた。
(※やられ役のNPC【アンネリース / 怪力のジャイアント・ハーフ】なので1レスで倒しちゃってください)
(
>>70の続き)
>>72 「時が来たら戻る、か。
しかしそれは何時だ?
あとどれだけ経てば時は満ちる?」
女は慣れた手つきで素早く抜刀すると、剣先をティアナに突きつけた。
「小娘の戯言よ……。
抜け、ヴェズティアナ・グレース。
それが信念と決意を持っての行動だというなら、その真偽、貴様の剣に問おう。
我を退ければよし、そうでなければ力づくで連れてゆく」
女の右手には宝剣ミスティルテイン(ミスリル銀のレイピア)。
半身に構えて隙を窺い、魔法剣の一撃で決着させるのが彼女のやり方である。
騎士がスペルを2、3言つぶやくと、その刀身は雷を纏うが如く明滅を始めた。
「仮にも“電光石火”と謳われた我が剣捌き、そのなまくらで受けきれるとは思えぬが」
此方ローゼンバルの勇士ロスヴィータ、彼方帝国王女ヴェズティアナ。
共に剣の達人にして、一撃必倒の魔法剣の使い手。
勝負は一瞬でつくかと思われた。
高まる緊張、続く静寂。やがて裂帛の気合いと共に従騎士の鋭い一突きがティアナを襲った。
(※やられ役のNPC【ロスヴィータ / 魔法剣士】なので1レスで倒しちゃってください)
当店での私闘は厳禁である^^
でも言い出せるフインキでもないので遠くから見ているのである^^;
76 :
名無しになりきれ:2010/01/11(月) 20:06:42 0
善苦乱堂
街に着いたと思ったらすぐ面白いことが起こる。
わしかティアナかに何か憑いているのかもしれん。
せいぜいプラス方面に考えて、状況を楽しむことにするかの。
>72 ティアナ
気分を害したなら悪いが、わしはあの小娘が望むから従者を演じてやっただけじゃ。
知り合いでもないごうまんちきに、自分の正体と手札を教える義理もうまみもないしの。
なんかむかっ腹が立ったから、ちょいと無礼なマネもしたかっただけ。すまんな。
今の話はいつかお主が自身のことを話してくれるまで、胸のうちにしまっておくことにするぞい。
ちなみにわし、好奇心は人一倍、首をつっこむかは気分次第って感じでな(ニカー。
友を危険に晒すなら別じゃがね。
>73
こんにちは、可愛いお嬢ちゃん。
嬢ちゃんの飼い主が無礼で向こう見ずなのには同意するよ。
しかし、こんな馬鹿な喧嘩で自らの情報を教えるのは愚かじゃ。長きに渡り負けを知らんのもマイナスじゃぞ。
(クランドウは飛び掛ってきたアンネリースの視界から消えるようにその下に潜り込み)
覇ッ!!
(相手の運動量を殺さないよう全身のバネを使い、彼女の身体を跳ね上げた)
お前さんペケ1な。ただでさえ掌握しずらい空中に放られた時点でお前さんの負けじゃよ。
それと、そちらの身分を察するにこれ以上暴れるのはマズイはずじゃ。
少なくとも、お前さんがたった今盛大にブチ抜いた床よりずっとヤバイの。
>74
あの手の貴族は好かんのう。
傲慢でいったんトサカにくると周囲が見えなくなる。
あの小娘は腕も装備も一級品なんじゃろうが、謀は不得意なんじゃろうなぁ…。
にしても、西方じゃクランドウの名で暗躍した覚えはないんじゃがの。
ティアナはどう対処するのかのう。ワックワクしてきたぞ。
真っ向から迎撃するか、その知識で上手くいなすか、それとも隠し玉を出すか。
>75
ちょっとした意見の食い違いじゃが、女の争いはおっそろしいからの。
あーいうのを見る度、男に生まれてよかったと思うよ。
あ、これ修理費と迷惑代と飯代。金貨一枚で足りるかの。
アンネリースも何か頼むか? 二、三品ならおごるぞい。
>76
なんじゃと思ったらわしの名前かいっ。
うーむ、幸薄そうな字面じゃのう。
善いことしても苦しんで秩序が乱れるお堂なんて……わしにピッタリじゃな。はっはっは。
だが結構ティアナとクランドウってお似合いなのである
この騒ぎでセインにいる貴族どもに名が知られるような事がないとよいが…
>75
ふむ?初めて見る顔の従者だな…第三騎士団の従卒であろうか。
まあよい、クランドウならばどうにかするだろう…心配する必要もなさそうだ。
…それに例えやられても今回は特に困らぬしな。
>74
それが何時になるかなど、私にもまだ分からぬさ。
だが今はまだ、その時ではない…そのくらいの事は分からぬか?
今私が国許へ帰ればどうなるかなど、考えずとも分かる事であろうに。
―――やれやれ、人の話くらい聞け…相変わらずの猪武者めが。
ふ、思い出すな。お前はよくそうして兄上に突っかかってはいなされていた。
(白銀に輝くツヴァイハンダーをゆったりとした動作で抜き放つと、全く同じスペルを唱える)
(唱えたスペルは剣を軽くし、速さを増すための術――)
この剣をなまくらとは…ふ、無知とは時に罪だな。親父殿のコレクションを見せてもらった事は無かったのか?
まあよい。あれから二年以上経ち、お前がどの程度強くなったのか…試させてもらおうか。
お前が納得出来るよう、同じ魔法剣で戦ってやる…来い、ヴィータ―――その愚直なる剣、私が叩きのめしてくれよう。
(重厚な両手剣を、羽根のように軽々と持ち上げて斜めにし、ヴィータの刺突を受け流して)
(程よく引き付けたところで彼女の手首に柄を叩き付け、細身剣を跳ね上げるとその首元に剣先を突きつけた)
剣術だけならば互角だったかも知れぬが、魔法剣での勝負に持ち込んだ時点でお前の負けだ。
これでもまだ認めぬと言うのであれば、私の全力を以って叩き潰してやってもいいが…ここでは無理だな。
お前も自分の立場があるだろう、今は大人しく諦めよ。帰るか帰らぬかは自分で決めるがいい。
>75
済まなかったな、店主。知り合い共々迷惑をかけた。
あの女は一度頭に血が上ると抑えられぬ性質なのでな…迷惑料と修理費くらいは払おう。
加えて、今日の宿はここにさせて貰う…それで構わないだろうか?
ヴィータ、折角だからお前もそうしろ。どうせ今日の宿を求めねばならぬだろう?
>76
その表記は…クランドウの東方言語での表記なのであろうか?
東方の文字というものは一文字で意味を持つというが…
一体どのような意味なのであろうな。
>77
……何、私が今話さずとも十年もすれば知れ渡る事だ。
それにこれは、私の身内の事なのでな…見苦しいことで済まないな。
ほう、見事なものではないか。柔よく剛を制す…とは随分昔に親父殿から聞いた事ではあるが、
そのお手本とも言える一撃であったな。
…しかし、床も机も酷い有様だ。全く、弁償代その他で資金が無くならぬとよいが…
>78
…お前は、男と女がいればそんな事しか考えられないのか?親子ほども歳が違うというのに。
師匠と弟子、という事であれば分からぬ事もないがな。
しかし私の師匠は親父殿一人だ、後にも先にもな。
しかし、クランドウが突然押し倒してきたら、
ティアナは抵抗しないのではないか?という疑問が…
いやティアナは病的なブラコンだから普通の恋愛は無理
兄貴に操を立てちゃってるから無理
出奔もお家騒動を恐れたからとか言ってるがむしろこれ以上兄貴の側にいたらマジでヤバい状況だからというのがメインの理由
以上は全部俺の妄想
クランドウはもう年も年だから若干枯れてる
相手がいるとすれば年相応の女将タイプ
むしろ国に約束の人がいて待たせているがクランドウ自身は内心もう捨てられたと思ってるけどその人はまだ待っていて
国に帰るとぶん殴られる
これも俺の妄想
(
>>73の続き)
>>77 「ゲホゲホ……。
勝つにせよ負けるにせよ、多少の怪我は覚悟しておりましたが、蓋を開けてみればそれ以前の問題…これは器が違いましたわね。
徒手空拳でルイテン武術大会を勝ち上がった東方人、ゼン・クランドウ様とお見受けしました。
ワタクシの完敗ですわ」
もうもうと木っ端砂埃が舞う中、同じように木屑と埃まみれの少女が床下から顔をのぞかせた。
言うまでもなく、アンネリース自身が落下したことで酒場の床に穿たれた、人型の穴の中からである。
「そのご勇名、ここセインにも轟いておりましてよ。
まさか当のご本人とこうしてお手合わせ願えるとは思えませんでしたが……。
命令とは言え、大変失礼いたしました。
実は我が主人、あの女性と手ずから一戦やり合うために諸国を巡っておりましたの。
ですから、その勝負に邪魔が入ってはいけないと私を差し向けたのでございましょう」
アンネリースは、頭髪や服についた埃を払いながら立ち上がると、先刻の非礼を謝罪した。
そして雇い主であるあの従騎士の行動について、一言添えた。
「主人はあの女性を試しているのです。
彼女の心の奥底の、本当のところが知りたいのです。
だから剣を交えるのだと言っておりました。
主人が上からどのような命令を受けたのか、なぜそう考えるに至ったのか、ワタクシには預かり知らぬことですが……。
脳ミソが筋肉でできている方の思考はさっぱり分かりませんわね。
……それとも、それが剣客や武術家の性、というものなのかしら」
少し呆れたような顔をしながら、少女は対峙する2人の剣士を見つめた。
(
>>74の続き)
>>79 ティアナの白刃に移る自分の顔を見つめながら、ロスヴィータは一度深く、ふぅーっと息を吐いた。
「…参った。その剣の冴え、以前と少しも変わらぬな」
固唾を飲んでこの剣劇を見ていた野次馬達も、勝負ついたとみて、ティアナに賞賛の言葉をかける。
場の緊張は解け、酒場の喧騒が戻ってきた。
従騎士の顔にも、先ほどまでの殺気はもうない。
ロスヴィータはすっとティアナの側面に回りこむと、誰にも聞こえぬよう、耳元でこう囁いた。
「いいか、そのまま聞け。
今回の種明かしをしよう。
私は宰相の犬ではない。むしろその逆だ。
デズモーア擁立派の命令により、お前を探していた、ティアナ。
デズモーア派の中にも、お前の行動を勘ぐっている勢力がある。
今回の出奔は、実は宰相派が水面下で力をつける為に計画したことではないか、とか
そうでなかったとして、既にお前が宰相の手の者に篭絡されてしまってはいないか、とかな。
つまるところ、連中も不安なのだ。お前はまだ若い……。
私はそれを確かめにきた。
お前を取り巻く状況、そしてその本心を」
言い終えると、ロスヴィータは床に突き刺さった愛剣を引き抜き、鞘に納めた。
その表情には安堵の色が濃い。
「答えはもう出たよ。
剣は嘘をつかないから。
私は、お前は昔のままのお前だと感じた。
お偉方が懸念している事柄には、何一つ染まっておらぬ。このまま旅を続けるがいい。
近々においては、我々がお前を阻むことはないだろう」
ロスヴィータは従者を呼びつけると、出立の用意を申し付けた。
従者はそれに渋々従い、傍らにある荷物をまとめ始めている。
「難癖をつけてすまなかったな。
お前の仲間にも迷惑をかけてしまった。
だが私にはこの方法以外思いつかなかったのだ。
昔のよしみで勘弁しろ。
そうそう、お前の去就に注目しているのは、何も敵ばかりではないということを忘れるな。
何か困難があればすぐに連絡しろ。無理はするなよ、小娘。
ではまた会おう」
ここまで、ものの小半時の出来事である。
風のように現れ、風のように去っていくその女、まさに電光石火の名にふさわしく。
(長いことお付き合いいただきありがとうございました。これで一連の話は終わりです)
(後処理関連の追記、これで本当に終わり)
>>77 クランドウ「あ、これ修理費と迷惑代と飯代。金貨一枚で足りるかの。」
アンネリース
「まあ、なんて紳士な方なのかしら、クランドウ様!
しかし今回の騒動は我らに責があるのは誰の目にも明らか。
これであなた方にお金を出させたなどということがあれば、ヘルゲン家の面目に関わる事態ですわ。
後始末はどうか我々にお任せになってくださいまし。
それが筋というものですわ」
>>72 ティアナ「…迷惑料と修理費くらいは払おう。 〜 どうせ今日の宿を求めねばならぬだろう?」
ロスヴィータ
「後始末の代金は、敗者が持つのが戦の慣わしであろう。
お前は余計なことをするな。
それと今宵は宿を取らず、早々にセインを発つ。
今夜半に帝国に向けて出立する大規模キャラバンがあるから、それに便乗するつもりだ。
お前のことで胃に穴を開けている者もいるだろうからな。すぐに帰って報告してやらねば。
まぁ、他にも個人的にいろいろと忙しいし……」
>>ティアナ・クランドウ
「もしラルス王国領(神聖帝国の連合国)にくることがあれば家によれ。歓迎するぞ」
「ヘルゲン家の厨房担当が腕によりをかけておもてなしいたしますわ!」
「ではさらばだ!」「またお目にかかりましょう!」
>>81 分からんよ
男と女が一つの狭い領域に入れば
分からんよ
夜遊びからの帰り道、通りを宿に向かって歩いていると裏路地から女が飛び出してきた。
あなたが驚いてその女を見ると、彼女の服は刃物のようなもので所々切り裂かれ、ボロボロになっている。
魔法の常夜灯の薄明かりの下では、怪我や出血の具合は分からなかった。
そうこうしていると、路地から武装した男達が3人、走りこんできた。
各々短刀や槍などを手に持ち、防具は軽装。
身に着けている革鎧には無数の傷跡があり、目つきは鋭く、どうやら荒事を生業とする者たちのようだ。
「ハァハァ…、足の速いヤツだ・・・。おい、そいつを放せ!」
3人の男はじりじりとにじり寄ってくる。
追われているのであろう女はあなたの後にぴったりとくっついて離れず、逃げ出す様子はないようだ。
どうする?
モグモグ。ここの料理は濃い目の味付けじゃのう。
学者や学徒は頭を使わにゃならんからなんじゃろな。
さて、ティアナと女騎士の決着はついたな。
>78
そりゃどうも。しかしまだ足りぬのう。
熱血漢の斧使い、無口な魔法使い、ムードメーカーの考古・文化学者がいれば死角なしじゃ!
宝探しに魔獣討伐、長旅等々なんでもこなせる凄い奴ら。さぞ面白おかしい日々を過ごせるじゃろう。
んで「ティアナの夫になる奴は大変だ」と酒の肴にするのが定番に…おっ、これで長期の賭けもできるぞい。
>79 ティアナ
お見事なのはおぬしもじゃ。
互いに怪我を負わせず勝負をつけるのは難しいもんじゃが、見事にやってのけたからの。
『気』を使うかと期待しとったのは内緒じゃがな(ニカー
金銭より気にするべきは『おぬしら』がこの酒場で暴れたということじゃ。
でかい騒ぎにならなかったから良かったが、色々注目を浴びるのは好きじゃないじゃろ?
穏やかに終わるようで取りあえずは何よりじゃがな。
>80
いい女を抱きたいと思うのが男のサガであり通説じゃ。
じゃがな、ティアナと関係を持った場合、高確率でわしは様々なところから命を狙われるじゃろう。
西方にいる間中刺客と殺し合いをするってのは魅力的じゃが、まだ普通に旅をしていたいんでの。
>81
平民の寿命を考えれば年寄りなんじゃろうが、わしはまだまだ若いんじゃい!
うーん。わし、地元じゃと人間よりも亜人の方と親交が深かったからの。
初恋の人は大昔に死んでおるし、修行修行で女にかまける暇はなかったしのう……。
ちなみに、女将みたいなタイプも好きじゃが、心にガッツを持ち合わせているオナゴが一番じゃよ。
>82
なっはっはっ。なるほど、それであの女がわしの名前に覚えがあったわけか。
ふむ、サシで手合わせするためだけにお前さんを使うということは、それくらいティアナは重要人物なんじゃろう。
それにしても…本当に貴族とは面倒なものじゃの。一人の本音を知るためにここまでせにゃならんのじゃから。
剣や拳を交えればピンと来るものはあるぞい。現に、わしはおぬしが手ごわい相手だとわかったからの。
実際あの手でなければ、わしも嬢ちゃんも軽傷ではすまなかったはずじゃよ。
ま、お前さんの主人は極端じゃというのには同意しとこう。
>83
なんと言っとるのかちと聞き取りづらいのう。
何にせよ、こんな人のいるところでなく裏路地か河原かでやり合えばいいものを。
しかし、ここまで強引な手を使うほどティアナ関連の事情は逼迫しとるということか?
ティアナと一緒にいると、今後もやっかいごとにぶち当たるんじゃろうな。
むっふっふ、降りかかる火の粉は払うまで。これも修行のうちということにするか。
>84
ああ、お前さんの主人の名前は聞いてなかったな。
ヴィータ・ヘルゲンとアンネリースの名は覚えておこう。
金に関してはお前さんたちがいいならまかせることにするぞい。
次はもっと楽しく手合わせしよう。それでは息災でな。
>85
狭い領域とくれば暗闇であるのが相場。
頭にクモや毛虫を乗っけたり服の中にネズミを入れたり、イタズラし放題じゃな。
ティアナはお堅い奴じゃから、そんなことしたらわしは半殺しにされそうじゃけど。
>86
別にむさ苦しい兄ちゃん達の言う通りにしても構わんがの。
そっちと娘の言い分を聞いて、わしを納得させた方の言葉に従うつもりじゃし。
ちなみに、四人がグッルグルのグルじゃった場合も想定しとるから、裏をかかれるつもりはない。
荒事を望むならサービスで骨の二本は折ってやろう。制約なしの殴り合いは久々じゃからのう。
「チィッ!バレたか!!」
女は慌ててナイフを抜くとクランドウを羽交い絞めにし、喉元に突きつける。
男たちは剣や槍などの獲物を持ってクランドウとティアナに向き直る。
「お前ら!武器を地面に置け。おとなしくすれば命だけは勘弁してやる」
男の声が響く。
「おい、そこの女…助けようとすればこいつの命はないよ!」
女がクランドウの首にナイフを近づけ、ティアナを脅す。
どうもその手のプロのようだ…
>>86 -> 89-2 (物語は分岐する。一方は89を処理せよ。残りは本レスを処理せよ)
分かり易い構図だと思った。
女はどうせ身売りが嫌になって逃げてきた娼婦かなにかで、追手はどこかしらの用心棒である。
しかし……。
1…女の服はボロボロだった。あの感じだと、剣や槍で斬られている。
2…女は軽装の手練3人より早く走っていた。男連中は息切れしている。
3…女が背後にぴたりとくっついている。逃げもしない。息切れもない。助けを求めるわけでもない。
4…男は「そいつ」を放せと言った。 誰が誰を放す? 「そいつ」とは誰のことだ?
…冒険者の勘が働いた。首筋がチリチリする!
5…男達の視線は女に釘付けだ。彼らの革鎧には真新しい傷がついている!
「アンタ、早く離れろ!
ソレはキリングドールだ!」
あなたが飛びずさるのと同時に、男の一人はそう叫んだ。
男の言った「そいつ」とはあなたのことだった。
セインの暗部、殺人人形。人型のパペットゴーレム。駆動時間は約3日。それが人形の一生。
コストが高すぎた。研究は失敗した。もう製造はしていないはずだった。
ゴーレムの右手からアサシンブレードが飛び出す。
バネ仕掛けの仕込みナイフ。やる気だ。
…人形ゆえに、完全に粉砕せねばならないのだった。
なぜなら、人形は痛みを感じず、血を流さない。蓄積された魔力が絶えぬ限り動き続ける。
彼女は自由を求めている。それを得るためなら、あなたの命などなんとも思っていない。
もうすわけね。
やっぱり
>>89と
>>90はできればキャラハンが平行世界にいる感じでレスいただけると幸い。
どっちかがどっちかを処理するんじゃなくて。
(きっかけは同じだが、違う時間軸で別の事件がおきている)
>>86は一応ミスリードっぽい感じを仕込もうとしてたんだが
>>89で補完されちゃったのでネタ的に惜しくなってしまったw
>>90は思わせぶりだけど特に続くわけでもないのでヒトオモイニ破壊しちゃってください。人形だし。
そこまで組み込みたいならコテ付けろよカス
普段使わぬ魔法を使うというのは存外に不安になるものなのだな…結果が良かったからいいのだが。
>80
貴様も拘るな…全力で抵抗するに決まっているだろうが、戯けが。
そもそも、夫でも婚約者でも……でもない男に身を許すなどこの私がする訳が無い。
>81
よし貴様は逮捕だ、国家機密漏洩罪でな!
…いや、冗談だ。信じるような事はないだろうな。
そんなもの貴様の妄想だからな、ああ絶対だ絶対だとも。
決して兄上以外の男が碌な人物に見えないなどという事はないからな、うむ。
>83
総合的な戦闘技術ならば、以前よりも上がっているかも知れぬくらいだ。
ヴィータこそ、雷一辺倒の魔法剣をいい加減改める事はしていないのか?
―――――フン、余計な事を心配する者がいたものだ。
たった二年半程度で私は変わらぬさ…ヴィータ、お前が全く変わっていないようにな。
全く、お前のお陰でこの街で名が知れ渡りなどしたらどうしてくれるのだ、全く。
ふ、それはお前がその身を以って十二分に教えてくれたからな、肝に刻み付けておくさ。
お前こそ…風の噂で聞いたぞ、縁談に何度も失敗しているのだろう?ふふ、早くよい相手が見つかるとよいな。
>84
そこまで言うのであれば、費用についてはお前に任せるとしようか。
…ふ、早く帰ってその連中を安心させてやれ。
そちらの従者…アンネリースも、名は覚えておこう。
またいつか、帰った時にでも宜しく頼む…またな。
>85
貴様もいい加減くどいな…その理論で言うのであれば、異性の近衛騎士は皆主君の愛人か?
端女に手を出さぬ主人が全くいないと?同じ騎士団の男女は皆そういう仲か?
ふん、馬鹿馬鹿しい。それとしつこい男は嫌われるというぞ、心に刻んでおけ。
>86
>89
この街は治安がいいと聞いていたはずであったのだがな…全く。
次から次へと騒動がやってくるとは、私は気付かぬうちに呪いでも受けていたのだろうか?
しかも想定していた最悪のシナリオと来たものだ…私は昼の戦いで疲れているのだ、無理をさせるな。
ふん、言われた通り武器は置いてやるさ。それまでは大人しく見ていろ。 ・・・・
…全く、久し振りに使うが私はこれはあまり好きではないのだがな…クランドウ、動くなよ。
(ツヴァイハンダーを抜き放つと女の足元へ放る――)
―――コマンド・ウェポン!
(女の足元まで滑っていった大剣が突如跳ね上がりクランドウをかするようにして女の体を縦に切り裂きナイフを持つ腕を斬り飛ばした)
(跳ね上がった剣は直ぐにティアナの手元へと戻る)
>90
昨日とほぼ同じ構図か…これでは正に呪いでも受けているようだな。一度教会にでも寄るか?
違うのはクランドウでなく私の背に付かれていることくらいか。
しかしどうも様子がおかしい―――っ!?
(反射的に飛び退りながら剣を引き抜く。念のため男たちと人形、どちらも視界に入る位置へ)
キリングドールだと…どこの馬鹿だ、このようなものを未だに造っているのは!
…今はこいつを破壊するのが先か。確か、こいつは魔力で動くのだったな……ふむ、ならば。
ゆくぞ人形、悪いがその命貰う―――魔法剣・アブソーブ!
(唱えるとツヴァイハンダーが闇に染まる。叩き付けた剣は掠った程度であったが人形はがくりと膝を突き)
(人形に蓄積された魔力を吸収した剣が、紫色に輝いた)
普段使わぬ魔法剣だから自信は無かったが…どうやら上手く行ったようだな。…まだ、動けるのだろうか?
傾いてるねぇ
>>86 >>90-91みたいな自分勝手に展開を持っていきたい糞名無しがいる限りは
いつまでたっても栄えんよ
ちゃんとコテで参加すれば話は別だが
TRPGのGMならまた話は別なんだろうが、ここはそういうスレじゃないしな。
この街は強盗が多いのかのう。
学生狙いだったり、保管されとる高価な品物目当てだったりするんじゃろうが。
自警団でも作って取り締まればいいのに、困ったもんじゃ。
>89
>94
相変わらずティアナは容赦ないのう。
そこの三人。主に学生を狙っての追いはぎなんじゃろうが、もうやめたほうが良いぞ。
こういうコワ〜イ追いはぎ狩りに会いたくなければの。
血まみれになったわしの服代を置いていけば見逃そう。なんか殺る気が失せちまったし。
>90
服も新調したし、墨やら大道芸用の道具も買えてホックホクじゃ。
おろ、ティアナがおるが……なんか既視感が。昨日はわしが女を背にしていたのう。
むむ! あれは……特注のゴーレムか? 動きは凡人じゃ勝負にならんな。
しばらく様子を見よう。今助けに入るより、ヤバくなった時に奇襲をかけられる方が良い。
>94ティアナ
勝負もついたようじゃが、念には念を入れておくか。
(物陰から飛び出したクランドウは、抜き手でキリングドールの胴体を貫く。その核らしき物を引きずり出し、
少し遠くへうっちゃった。さらに主だった間接部を全て蹴り砕き、遠くへ跳びすさる)
やっほうティアナ。お楽しみのとこ邪魔して悪いのう(ニカー
これは暗殺用のゴーレムかの? どんなエゲツナイ手段を持っておるか分からんからバラバラにしちまったぞい。
あー、そこの兄ちゃん方。ぶっ壊してすまなかったのう。弁償するつもりはさらさらないがの。
>95
大道芸用の衣装も買ったが、そんなに奇抜かの?
東方人が派手な衣装をまとえばそりゃ人目を引くとは思うが。
別に傾奇者と指差されても悪い気はせん。密偵モードの時は困るがの。
よし!代わりに>86の設定を考えてやろう
冒険者の宿の親父 グレゴリ・グリズリー
最近TRPGにはまっており本物の冒険者相手に毎日ゲームをする
グレゴリはやめろw
そのうちキャラ犯し始めるぞ
糞尿を窓から投げ捨てる
ご飯を手づかみ
お風呂に入らない
臭いから香水でごまかす
ペスト流行
中世ヨーロッパってこんな感じ
102 :
名無しになりきれ:2010/01/25(月) 00:01:31 0
そこで教会の僧侶と魔法使いですよ
神の奇跡も魔法も戦いの道具では無いのだから
水だろうが汚物だろうが異教徒だろうが浄化してくれます
っていうか他の類似スレに比べれば十分すぎるほど栄えてるよねここ
ギルドとかギルドとか酒場とかよりも
二人はお互いのことどう思ってるの?
愛だ恋だとか、そういう縛りなしで自由にどうぞ
ドンッ!
「人混みじゃ、ぶつかんねぇように気をつけなよ……へへっ」
なんか必殺技あるんでしょ?見せてくれないかね
107 :
名無しになりきれ:2010/01/27(水) 09:59:17 0
すりだぁ!!
三ヶ月規制解除されたと思ったら
一日で規制リスト入り
ワロタ
セインには図書館があるそうですが、何か読みたい本や学びたいことはありますか
一抜必死の妖刀あり。
その一門の鍛えた刃は例外なく為政者に仇なし、反権力の象徴として、時勢に反目する勢力に受け継がれてきた。
その刀の銘は削り取られていたが、用心深く目を凝らすと僅かながらに見えたのである…。
「保守」
と。
どうも、関所の通行規制が厳しくなっているようだな。
それが原因で寂れるような事がないとよいのだが…
>95
む…外套も地味なもの、武器も一般的な両手剣だと言うのに。
知っているぞ、奇抜な格好をした者を東方で傾き者と呼んでいる事は。
……それとも何か、ただ単に傾いでいるとでも言うのか?
建物の基礎でも駄目になっているのなら兎も角…この宿はそんな心配はないはずだ。
>98
さて、まだ動くかも知れないからな…念のためもう一撃―――!?
(大剣を構え直したところで飛び出したクランドウがキリングドールに止めを刺し)
何者かと思えばクランドウか…しかし徹底的に破壊したものだな。
それはキリングドール、魔力で動く人造生命体だ。だがここまで破壊されればもう動く事もあるまい。
…核が回収されるとことだな。念には念を入れておくか。
(紫の輝きを纏ったままの剣を核に突き刺すと、魔力を失った宝玉は二つに割れた)
>101-102
>102の言う通りだな。特に帝国は正教の総本山だ、神聖術に関しては抜きん出ている。
下級の神聖魔法であれば魔法の素質のある臣民の殆どが習得しているはずだ。
そのため術に頼った衛生管理が多い訳だが…他の国ではまたやり方が違うものだな。
東方は行った事がないので知らぬが、各国は様々に工夫しているぞ。
>103
嬉しい事ではないか、人が集まり栄える事こそ目指すべきところ。
他の世界がどうなっているか私は知らぬが、栄えているというのであれば歓迎すべき事態だ。
>104
「気」の扱いといい体術といい、又考え方といい見習うべき所の多い人生の先輩だな。
私はまだ若輩だ、20年も生きてはいない。
私の倍以上の年月を生きているのだ、そこに学ぶべき事は多いだろう。
>105
ちっ………絡まれなかっただけマシか。
財布もすられてはいないようだ。
―――――む?後で食べようと思っていた菓子が無いだと!?あ、あの男ッ!
>106
「必ず殺す技」など無い。
ロスヴィータの電光石火が如く放てば必ず倒しているのならば必殺と呼べなくも無いだろうが、
私の魔法剣にそのような技など無いのでな。
それに、だ…例えあったとしても、そうそう人に見せはせぬよ。
どのような技であろうとも知られてしまっていては必殺足りえぬだろうからな。
>107
やはり先ほどの男はすりだったか…
セインは治安がいいと聞いていたのは噂だけだったのか?
気をつけておかねば、今度は菓子で済まぬかも知れぬからな…菓子の事も許せぬが。
>109
そうだな…魔法剣についての書物でもあれば読んでみたいところだ。
こちらで独自に研究されたものもあるだろう、私の知らぬものがあれば知りたい。
他には……軍学書だろうか。あれは読んでいて面白いからな。
折角だからそこらの本屋でも訪ねてみるか。何かよい発見があるかも知れん。
>110
これは剣についての書物か……一抜必死の妖刀、か。
カタナという事は東方の品なのだな…今はどこにあるのだろうな。
ティアナって押しに弱そう
に
115 :
名無しになりきれ:2010/02/04(木) 10:11:10 0
age
116 :
名無しになりきれ:2010/02/07(日) 10:53:30 0
あきれちまうぜ悪ってやつは倒して倒して倒しても消えないぜ
総合VSギルドVS酒場
ファンタジー世界格闘大会
体調が良くないな。クソッタレめ。
魔力の塊なんか握るからこうなるんだ。
体質だから仕方ないが……気で防御しときゃよかった。
>99-100
何じゃそいつは?
どうも>100の言葉を見る限り、お友達になりたい奴とは思えんが。
本物相手にゲームするってのは、ある意味道楽の極みじゃな。
付き合わされる方はどう感じてるか知らんがね。
>101
結局は文化の違いじゃからの。
わしなんて山の中にいる時は大体手づかみでモノ食べてたし。
こっちだと犬猫食べる習慣はなさそうじゃしな。
……わしは食べんぞ。そんなことしたら知り合いの亜人達から総スカンされちまう。
>102
神も奇跡も魔法も己を守り敵を排除するものじゃろ?
平和を掲げるなら異教徒との対話と融和を重点的に行って欲しいものじゃ。
異教徒だから、教えが違うからというだけで弾圧する奴らは好きになれん。
相手の教義と行動が自分達に深刻な害を与えるなら、考慮の余地はあるがの。
>103
人がいるのはありがたいことじゃ。
誰もいなければ物語なんぞ生まれないからのう。
他のところが盛り上がるのもいいことではあるが。
>104
指導者たる器を持つ、様々な可能性を秘めた面白い娘じゃ。
おそらく貴族の出で、冷徹さも備えているが私欲がないというのは中々いない。
あーいう人物からは多くを学べるからな。特に精神の強さを見習いたいの。
>105
これはすまんかったのう。
ところでお主、財布と短刀と菓子を落としたぞい。
そっちが持ってるわしの財布と交換といかないか? 穏便でいい提案じゃろ(ニカー
>106
まずボーっと突っ立ったてみよう。目標はあの木にしておくぞい。
次に気をガンガン練り上げてみるぞ。
わしの身体を刀身に見立て、そこから見えない刃を振るう場面を想像してみ。
ジャッ!
(刃のような気が木に飛んでいき、轟音を立てて縦に真っ二つにする)
ね、簡単……じゃないぞ。えっらく疲れるから実戦じゃまず使わん。
こすとぱふぉーまんすが悪すぎての。高揚していればその限りにあらんが。
>107
どこにいってもスリはいるのう。
元スリを使った自警組織が出来れば、民も安心なんじゃろがなぁ。
所詮夢物語じゃというのは分かっとるよ。
>108
それはまあ、泣きっ面に蜂というかまーひーの法則というか。
一つの端末に頼るとそういうことが起こった時大いに困るのう。
別の端末を使う事をお勧めしよう。概して前のやつより使いにくいじゃろうがの。
>109
西方にある国々の歴史や文化を纏めた書かの。
過去に存在した国のも読んでみたい。
様々な視点から西方を知ることが出来れば、多くのことがスムーズにいくじゃろし。
こっちの言語を全て知っているわけではないから、全部読めるとは思ってないがのう。
>110
その刀は、最初はただの名刀だったかもしれん。
最初起こった出来事を切欠に、皆が勝手に恐ろしき妖刀にしてしまったのかもな。
恐れる者、逸話をを利用する者、その他様々の念によって本物になったのか。
保ち守るという名を持つ刀が、人を護り統べるはずの者に仇名すとは悪い冗談じゃ。
>111 ティアナ
念には念をじゃ。外見も動きもただのゴーレムではなかったのでな。
名前からして殺戮用のようじゃし、魔力を使って大爆発! とかされると困るんでの。
密偵は正体を隠すため、殺戮者は多くを殺すためにあがいて死ぬのが定石じゃし。
キリングドールが他国に流れたら、西方はさぞ住み心地の悪いとこになるのう。
仕事をするなら相棒に一人…じゃない一つ欲しいがね。
>113
あの娘は下心見え見えの押しなんか簡単に跳ね除けるはずじゃ。
しかし一途に、純粋にティアナを想う者が現れればどうなるか判らんのう(ニカー
強引に従わせるならば、あやつの命より大事なものを握るのが一番じゃうろが。
わしはそんなもの無いから気楽なもんじゃ。
>114
『に』という文字を左に転がすと人の顔に見えたりするのう。
文字というものは面白いものじゃ。
>115
今ってのは昔と比べて良い時代なのかのう?
東方はあんまり変わっとらんと師匠は言っておったが。
西方に住む人や精霊達の本音を聞いてみたいとは思ったりするぞい。
>116
悪なんて自分を誤魔化すような言い方をせず、簡単に敵と言えばええのに。
要はお主やお主が所属する勢力の利益を害する者を指しているんじゃろ?
相手を悪とすれば心を痛ませず、無辜の者を殺せるから楽なもんじゃのう。
ちなみに密偵は「仕事だから」という魔法の言葉で人も殺せる糞な奴らじゃよ(ニカー
>117
まだ見ぬ強敵との大バトル! わっくわくするのう!
しかし、土地や世界が変われば法や理も変わるのが常。
全ての者達が遺憾なく実力を発揮させられる場を設けるのは大変じゃろうなぁ。
クランドウはペニス度が低いから不人気
名前:ルークス・フィールド
年齢:21
性別:男
身長:180cm
体重:70Kg
種族:人間
職業:盗賊
属性:炎・土
性格:豪快
利き手:右
魔法:炎・土属性しか使えない
特技:我流剣技
装備品:シーフマント、眼帯、シルバーアクセ多数
所持品:投げナイフ
髪の毛の色、長さ:茶髪、鳥の巣頭
容姿の特徴・風貌:見るからにチャラい
若干目付きが悪い
趣味:酒
将来の夢(目標):世界最強の大盗賊団を創る
簡単なキャラ解説
ルークス盗賊団の団長。
盗賊団はルークス含め12人と少数だが、団員1人1人の腕は確かである。
女と酒が大好きな典型的なチャラ男。
ふざけた言動が目立つが仲間想いな一面もある。
【ティアナの目の前に突如現れる】
よ〜姉ちゃん。
俺は、ルークス盗賊団の頭やってるルークスってモンなんだけど…。
良かったらちょっと俺と楽しいことしない?
俺のテクはなかなかのもんだぜ〜
【ニヤニヤしながら指先を動かす】
あ?
爺さんにゃ用事ねぇんだよなぁ。
わりーけど、失せててもらっても良いか?
【クランドウの目の前にルークスの部下2人が現れる】
爺さん相手に手荒なマネしたくねぇんだ。
黙ってお引き取り願おうか?
おや、アンタ魔法と相性が悪いのかい?
みたところ異国の方のようだが、こっちじゃ魔法は日常的に使われているからなぁ。
ちょっと不便かもしれんね。
(3回限定で使える魔法の小型ランタンを売ろうと思ったが、こりゃダメそうだな…)
ようやくまともな雄が来たな
あなたに宿敵はいますか?
いつかは因縁を晴らさなければならない、そんな存在はいるでしょうか。
宿を出ようとすると主人が声をかけてきた。どうやらあなた宛の手紙を預かったらしい。
書面にはこうある。
「今夜半 賢者橋にて 待つ」
手紙の端に、よく見知った名前のサインを見つけた。
…会えば多分、トラブルになるだろう。
名前:アルベール・ジョルジュ・ド・サンタンジェロ
年齢:1131歳(外見は20代後半〜30代前半位)
性別:男
身長:187cm
体重:70Kg
種族:吸血鬼
職業:化物狩人
属性:闇
性格:紳士的
利き手:右
魔法:闇魔法
特技:利きワイン
装備品:ミセリコルデ(短剣)・打刀(同太貫銘)
所持品:黒の羽帽子・黒マント・白の手袋・懐中時計・タートヴァン(小型の銀杯・首から提げている)
髪の毛の色、長さ:癖っ毛。肩くらいまでの黒髪。
容姿の特徴・風貌:長身痩躯の美青年。双眸は青。立ち居振る舞いは優雅。上顎に牙2つ。
趣味:ワインの味見・時計の音を聞くこと
将来の夢(目標):ルールを守って遊ぶこと
簡単なキャラ解説:
長寿の吸血鬼。
正教公認の聖騎士修道会と、概ね以下のような契約を交わしている。
・人間に害を加えてはならない。その代わり、アルベールを修道会の討伐対象としない。
・アルベールの生活手段は修道会が用意する。その代わり、修道会の命じる化物を狩らなければならない。
・吸血鬼の能力は、修道会の命じる化物の討伐目的にのみ使用を許可する。
外面は友好的かつ、紳士的に振舞う。本質はニヒリスト。声質は低く掠れている。
モノトーンで大仰な服装が、その美貌と相まってなにかと目立つ。
(黒い羽帽子、タイ、マント、ズボン、ブーツ + 白いシャツ、手袋)
大昔、正教教皇に要請されて帝国統一のために戦争の前線に立ったこともある。
白銀の鎧をまとって戦ったことから「白騎士ジェロ」の名で呼ばれた。
殺人人形とやらの討伐の命を受け、わざわざ遠く足を運んで見れば……既に都は事も無し。
これでは我輩を差し向けた修道会の面目も丸潰れだな。
ククク…其は其にて愉快千万。
なれど、我輩に無駄足を踏ませた面々、眺めにゆくもまた一興か。
>111
人形を屠りし手練の剣士、如何な剛の者かと思いきや、これは見目麗しきマドモワゼル。
我輩は正教聖騎士修道会の小間使い、アルベール・サンタンジェロ。
あのガラクタをバラしに参ったのだが、どうやら貴女に先を越されたようだ。
以後、お見知りおきを。
>118
失礼ムスュー、顔色が優れぬようだが平気かね。
我輩は正教聖騎士修道会の走り使い、アルベール・サンタンジェロ。
あのガラクタを潰しに参ったのだが、どうやら御身が既に粉砕されたようである。
以後、お見知りおきを。
>122-123
やれやれ、何かと思えば人間同士の諍いか。
我輩のような化物が根絶やしになろうとも、当の人間がこの様では世の安寧も遠いと見える。
修道会総長殿、そして各地におられる管区長殿。
御身らの事業、まるで大火にじょうろで水を注ぐに似たりはせぬか。
クク。
>124
魔法かね。
我輩も斯様に闇の魔を操るが、最早人には無用と存する。
この懐中時計を見よ。人は魔法無しに時間をも支配する。
其は千年生けども、我らには決して出来ぬ芸当。
>126
我が宿敵の称号は、あの女に送るとしよう。
凍てつく心を持つ吸血鬼、アイス=ディル=マルアークに。
あの淑女と対峙したときのことは忘れぬ。
後にも先にも、あれほど微塵に斬り刻まれたことはないのだからな。
我輩の四肢は吹き飛びその主を忘れ、首は虚空に落ちて鮮血を大地の化粧とした。
マルアーク(「御使い」)とは笑わせる。御身は一体何処よりの使いのつもりか。
>127
手紙の署名はセイン修道会管区長マリー・ゴドウィン卿…。
……あの小さき淑女は何かと口煩くて辟易する。
さりとて会の召喚を無碍にするわけにもいかぬか。
大方、今回の遅参の件であろうが、我輩秘蔵のワインを持って、せいぜい彼女のお気に召す様としよう。
ひぃぃぃっ!吸血鬼!
だ、誰かにんにくを!にんにく!にんにく!にんにく!にんにく!
この町の治安は一体どうなっているのやら…
表向きは治安が悪いようには見えなかったというのにな。
>113
貴様がどういう意味で言っているのかは分からぬが、
私に無理強いでもするのであれば相応の状況を用意でもするしかないだろうな。
力で来るのであれば私は容赦などせぬのだから。
>114
同じ文字をじっと眺めていると、それが段々と文字に見えなくなってくる…
これをゲシュ…何とか崩壊と言うのだと以前聞いた事がある。
>116
貴様にとっての悪が消えぬのと同様に、貴様が悪としておる者にとっての悪も消えぬのだ。
世に正義を名乗る者が消えぬのと同じようにな。
絶対的な正義や悪などこの世にありはしない、だから少しでも多くの人に正しいと思われる事が大事だ。
いくら正義を名乗り善行を積もうとも、反感を持つ者は必ずいるのだからな。
>117
またどこかで格闘大会が開かれるのか?
私は前回と同じように、観客として楽しませてもらうとしようか。
それに少々ばかりの楽しみもあるしな…前回は懐がなかなか暖まった。
>120
魔力は全て抜き取っておいた、こうなってはただのガラクタだから安心するといい。
何処の誰が放ったものかは分からんが、先ほどの男達がどうにかする事だろう。
フン、心配するな。あれが完成したなどという話はどこにも流れていない。
だから他国に流れようとも精々三日しか使えぬ、それに金が掛かりすぎる。
気の狂った研究者が解き放つ程度だろうさ。
>122-123
……矢張り、この町の治安がいいなどというのは嘘八百のようだな。
賢者の町だと聞いてきたのに会うのは賢者とは程遠い馬鹿者ばかりか…煩わしい。
盗賊団の頭だと堂々と名乗るとは、この町の警備隊が恐れる必要もない程のものだと知れるな。
で、私に何の用だ?物乞いならば銀貨の一枚程度なら恵んでやるぞ。追剥ならば…後悔する事になるが。
無意味な殺戮は好かぬ、怪我をしたくなければそのにやけ面を引っ込めるがいい。
>124
クランドウの事か?そういえば魔力が全くないと言っていたな。
確かに西方では魔法はあって当たり前だから魔力のない者には多少不便かも知れぬ。
最も、魔力の全くない人間など私の知る限り殆どいないから気にも留めていなかったが…
>126
宿敵といえばあの女しかいないな…フォーマルハウト王女、リザヴェータ。
私の不倶戴天の敵だ…いつかは決着をつけねばなるまい。
…必ずやあの女を這い蹲らせて私が悪うございましたと言わせてみせるのだ。
>127
うん?宿の入り口で誰かが手紙を受け取っているのか。
そういえばルイテンに居た時にあの女から手紙が送られたりしたな…
>128-129
む、貴様は…修道会の者か。しかし旅の修道士には見えぬな、故に小間使いか。
(帝国の出ならば正体がばれるかと思ったが…その心配はなさそうだな)
我が名はヴェズティアナ・グレース。見ての通り、旅の剣士だ。
あの人形を解体に来たのであれば少々遅かったな、お陰で私の剣を使う事になったぞ。
折角この賢者の町に来たのだ、観光の一つでもして行くとよい。私は今からこの地の修道院へ向かうが、共に来るか?
>131
吸血鬼がニンニクで退治出来るなどというのは果たして本当なのだろうか?
十字架や聖水でならば納得は行くが、ニンニクで倒す方法がどうも思いつかぬ。
料理でも食わせてニンニクを仕込もうにも匂いで気付かれてしまうだろうに。
ゴドウィン卿は全く恐るべき人物だな。
彼女には他を貶める弁舌の才がある。
ワインを持っていって正解だったよ。少なくとも、飲んでいる間だけはあの呪詛を聞かなくて済むのだから。
>116
正邪善悪。御身ら人間の造りし字面だけの魔法である。
人に利するものあらば即ち正也。
人を害するものあらば即ち悪也。
然有らば我、悪の最たる者也。
…では問おう。
我輩と結びし聖騎士修道会、汝悪や否や。
>131
安心したまえ、我輩が貴女を襲うことは決して無い。
その様な契約になっているのでね。
故に貴女がその小さな唇を震わせる必要も無い。
さあ、今より御身の恐怖を除いて差し上げよう。
ゆっくりと瞼を落とし、その身を我が腕に委ねるのだ……クク。
>133
左様。我輩は元より、修道会の教えには帰依しておらぬ。
故に単なる雇われ者。故に単なる契約者。
修道院には我輩も所用あって向かうところである。
院までの露払いはこのアルベールにお任せあれ。
ラディウスの華、マドモワゼル・グレース。
ドク
「アヴィオールの機甲魔道師団に対抗できるのは、
我がホムンクルス研究の集大成、キリング・ドール以外にない!
国からの助成だって受けていた研究だ。
続行を!
研究の続行を!
フォーマルハウトの栄光のために!
」
まともに稼動してるのはここだけ
中世修道院の料理は香辛料を使わないから不味かったとか
何でも香辛料は媚薬であるという評判があったそうで
騎士団と騎士修道会ってどう違うの?
昔、騎士達が徒党を組むことはなかった。
兵役は彼と彼らの王との個人的な契約文に綴られるだけものであった。
だが今は違う。
主たる国家は独自の騎士団を編成している。
軍事要員としての騎士を育成し、兵装し、調練し、運用している。
騎士は死んだ。
騎士は単なる兵科の一種に成り下がった。
>135
どうやら御身の遊戯も幕が近いと見える。
国からの助成どころか、フォーマルハウト国王の名において逮捕状すら発行されている始末。
学都セインの秩序を乱し、栄光に陰を指す狂人としてな。
気分はどうかねマエストロ。
御身を待つのは牢獄か。それとも死か。
>136
我輩も稼働の対価として、修道会から報酬を得ている。
申し訳程度の貨幣。冷凍血液。各地の名産ワイン。
修道院産の血液は彼ら曰く「貞淑」で「美味」らしいが、冷凍魔法のおかげで味は最低だ。
ちなみに、ワインは報酬に対する我輩のリクエストである。
…上述の血液よりも、こちらの選定に力を入れてもらいたいものだ。
>137
ルイテンの修道院ではマッシュ・ポテトに塩をかけて喰らっていたな。
あの様な食事でよく体が持つ物だ。
彼らの奉じる神が質素を好むとはいえ、院の連中は総じて食のセンスが悪いと見える。
香辛料が媚薬とははよく言ったものだが、美味なる食が媚薬じみている事には賛同しよう。
我輩とて、上質なワインとフロマージュを味わった際の高揚は忘れられぬ。
>138
……現状を踏まえて単純化するならば、こうだ。
騎士団は国家の保有する暴力装置。軍規に従う国の犬。
騎士修道会は正教教皇に忠誠を誓う一組織。会規に従う教会の犬。
お分かりかね、ムスュー。
この親不孝者!
さて、この街の修道院の場所も調べた事だ、そろそろ向かうとするか。
…流石にこれ以上、道中に問題もあるまいとは思うが。
>134
契約者……アルベール……?ふむ、どこかで聞いたような気もするが…
何時だったか神官長の話の中で…思い出せぬな。何の話で出てきた名だったか。
ならば共に向かおう。露払いを雇う程差し迫った脅威は今のところ無いが、
また殺戮人形や強盗が出て来ぬとも限らぬ、我が剣と共に頼りにさせて貰うとしようか。
―――知っていたのならばそれを先に言え。分かっていると思うが、私の事はティアナ、若しくはグレースと呼ぶように。
>135
あれがキリング・ドールの研究者か…多分に正気を失っていると見えるな。
錬金術師や魔法科学者といった人種は時にこういった狂気を孕むから油断ならんのだ。
神妙にお縄を頂戴しろ、その命までも無くさぬうちにな。
この私の手までも煩わせた罪は重い、とくと反省して来るがいい。
>136
ここまで治安が不安だと、この街の警備隊はまともに稼動しているのかと問いたくなるな。
強盗に盗賊団に、殺戮人形に…大丈夫なのか、この街は?
こんな街に子女を預けようとする貴族どもの気が知れぬな。
フォーマルハウトも重要な場所ならもっと人員を回すべきだろうに、何をしているのやら。
>137
修道院は清貧をモットーとしているからな。
そもそも香辛料なぞ贅沢品だ、それを修道士の食事に使うなどもっての他だろうに。
遥々ティムルークから仕入れなければならぬような香辛料なぞ、修道院にあるはずも無いだろう。
…個人的には香辛料を多く使った料理は好きだがな。確かに媚薬だと言われれば納得するかも知れぬ。
>138
最初の騎士修道会は、魔物や異教徒から正教会とその信徒を守るべく武装した修道士たちだと伝え聞く。
今や聖騎士修道会を始めとして幾つか著名な騎士修道会が存在しているが、
その役割は基本的に教会と信徒を守るという事に尽きる。つまりは教会の盾であり矛だ。
騎士団というものは各地の王・貴族が作った騎士とその附属人員からなる組織だ。
目的・階級などに応じて幾つかの騎士団を作るのが一般的だな。
例えば帝国では近衛騎士団、第一〜第四騎士団などが存在している。
その役割は国の盾となり矛となる事だ。…と、このような説明で納得出来ただろうか?
>140
私は今現在遠大なる親孝行の真っ最中だ、親不孝者などではない。
両親が困らぬように私はこの身をもって孝行をしているのだ。
…具体的に何をしているかは聞かぬようにな。
……だめじゃー! 御札作りが上手くいかん!
あれからどうも調子が戻らんな。疲れとるのかな?
>123 ルークス
(右手側にいる盗賊の急所を蹴り上げ、左手の盗賊の顔を頭突き、素早く引き釣り倒す)
さて、今わしの左足はおぬしの部下の首を踏んづけとる。
そこいらに潜んでいる残りの者も含めて、おかしな素振りを感じたら躊躇無く踏み砕くぞい。
殺し合うのも悪くないが、さっさとこの場を去る事をお勧めしておこう。その娘もむっちゃ強いしな。
>124
魔法というか、魔力そのものに弱くてのう。
魔力が炎や水に完全に変わっているならまだ問題はないんじゃが。
お陰で魔法のアイテムも魔力を密封出来ているモノでなければ使う気にはなれん。
>126
東方にいる、とある鬼が宿敵といえば宿敵じゃな。
あれには随分と嫌な思いをさせられた。
死ぬまでに一矢を報いたいもんじゃ。
>127
ふむ。あいつめ、こんなところに来ておったか。
接触を求めているということは、わしに一仕事やらせるつもりかの。
やるなら拉致の任務がいいんじゃが、どうせ暗殺の方なんじゃろう。
断りたいが…もし弱みを握られていたら打つ手がないな。
>129 アルベール
なんだか嫌な気配じゃ。只人じゃないなこいつ。
なあに、ただの貧血じゃよ。
もうロートルなのに張り切るからこうなる。困ったもんじゃ。
わしはゼン・クランドウ。大道芸人の武術使いじゃ。
とりあえずそのガラクタは持って帰ってくれ。
>131
吸血鬼にはニンニク、か。
犬が玉葱を食べれんのと同じように、吸血鬼はニンニクの何かが弱点なのかの?
ニンニクのエキスを抽出したものとか持っておくのも悪くないかもしれん。
腐りやすそうなのが難点じゃが。
>132 ティアナ
それを聞いて安心したぞい。
気の狂った研究者はちゃんとお国が目を光らせていてほしいもんじゃがな。
わざと自由にさせておくのもアリっちゃアリなんじゃろうがよ。
>135
栄光を夢見ながらサクッと死んどくれ。
(背後から喉笛をナイフで切り裂き、引き倒して心臓を一突きする)
お前の死は他のキリングドール研究者達に対する警告だ。
「研究の続行を! フォーマルアウトに栄光を!」とのたまうイカレ学者達へのな。
万が一殺戮人形が大量生産されることになれば、俺の雇い主のボスが困るらしいんでね。
いつでもお前達を殺せるし、見張っているぞと、その身体をもって教えてやってくれ。
さて、設計図とメモを漁っていこう。
>136
栄枯盛衰。ここだっていつ無くなるかわからん。
それまではこの世界を大いに楽しむよ。
世界を支えてくれる名も無き者達にも感謝はせんとな。
>137
宗教なんぞ、何かにつけ規制したがるもんじゃ。
理由としては人間であるのを止め、自分より高みにいる存在に近づきたいってことなんじゃからな。
そのためには、横道にそれる要因を少なくすることが重要なんじゃろ。
厳しい規制を強制することによって洗脳する手段としても有効じゃが。
>138
騎士団ってのは正義感と誇りを持って気に入らない敵をブチ殺す組織全般を指してると思えばいい。
騎士修道会はその内の一つってとこじゃな。国に仕えるか宗派に仕えるか、ってとこか。
これ以上はわしには聞くな。細かいことは西方人の方がよく知っとるじゃろうよ。
>140
今更親になんやかんや言われてものう。
遥か昔に巨大蟲に食われた両親が化けて出てこられても困るのう。
逆に息子がここまで生きてきたことを誇りしてほしいもんじゃ(ニカー
わしの人生はわしのもんじゃ。これからも何者にも囚われず、好きに生きるつもりじゃよ。
自分のことをどう思う?
キリングドール研究者ドクが殺された。
これを機に人形と共に国外逃亡し、他国へ技術を流そうと考える研究者がいた。
「くそ、まさかここを引き払うはめになるとはな。だぁが問題ない。
この人形どもと研究資料をどこかの軍に売りつければ、一生遊んで暮らせるというもんだ。」
さらにこの男は、キリングドールの技術を応用した義肢を自らの四肢に取りつけている。
義肢により得た人間離れの力を用いて、数々の人殺しも行ってきた凶悪犯罪者なのである。
「クックック、俺はドクのようにはいかんぞ。今の俺には王国の騎士団であろうと勝てはせんっ!」
自宅の外で待機している人形たちに向けて、男が言い放った。
「おい人形ども、出発するぞ。馬車を出せ!」
凶悪な研究者が、今まさにセインから逃げ出そうとしている。
やれやれ、お偉い貴族様の馬が逃げ出しちまったよ
もし見かけたら捕まえてくれないかね
「ニ・サーン王国のティアナ殿か。私はダンホ公国のアコードと申す。
貴殿の腕前はかねがね伺っている。是非お立ち合わせ願いたい」
「いやちょっと待て、俺が先だ。俺はマズダー王国のアテンザ!俺と勝負してくれ」
「下がりなさい小国の木っ端騎士ども!
トヨティア帝国の騎士、カムリの前だというのに頭が高い!
ティアナ、あなたのライバルにふさわしいのはこの私なの。さ、早く私と立ち合いましょう!」
さて、この道を真っ直ぐ行けば修道院へ着くそうだが…
>143
なんだ、まだ調子が戻っていないのか。あの人形の魔力のせいか?
浄化の法術でも使ってやろうか、多少は楽になるかも知れんぞ。
最も、浄化の法術で受ける魔力すら駄目だと言うのであれば私には如何ともし難いがな。
>145
ただの魔法剣士だ。……これでは駄目か?
そうだな…未だ若い故、まだまだ未熟。学ぶ事は世に幾らでもある。
これからも精進し続ける必要がある…と言ったところだろうか。将来のためにもな。
>146
む、なんだあの馬車は……人形ども、だと?
ちっ……私もよくよく騒動に巻き込まれる性質だな、困ったものだ。
見てしまったものは見過ごす訳には行かぬからな。生まれて三日も経っておらぬだろうが、土に返って貰おう…アブソーブ。
(大剣を抜き放つと紫の光を纏わせ、御者台に乗って準備をしているキリングドールを貫く)
(馬車に向かってこようとする男を見つけると、剣を向けて)
―――そこの男、貴様がこの人形どもの主か。大人しく討たれるがいい!
>147
大丈夫なのか、大損害になったりするのではないか?
私も見かけたら捕まえるよう努力はするが…まぁ、期待はするな。
生け捕りのような事は得意ではなくてな。馬は嫌いではないが、暴れ馬を宥められるかは分からん。
>148
人 違 い だ。
私はニ・サーン王国の出ではない、神聖帝国の出だ。
お前達の言うティアナがどのような人物なのかは知らぬが、名しか知らぬのではないか?
とりあえず私ではなかろう、他を当ってくれ。
ある日突然魔法とかが一切存在しない科学文明の異世界に
たった一人で迷い込んでしまったらどうしますか?
「ドクは?」
「駄目だ。もう生きちゃいねぇ」
町外れの修道院に監禁され、フォーマルハウト本国への移送を待っていた犯罪者が殺された。
殺人人形の製作者の一人で、通称ドク。本名など誰も知らなかった。
その「仕事」を終えたクランドウに話しかけてきたのは、どこか胡乱げな無精髭の男である。
「散亥(サンガイ・東方の国)合併の頃の謀反騒ぎで母国を追い出されて以来、こっちで仕事を始めたんですがね。
しくじったのはこれが初めてだ。
・・・しかも奪還対象をぶっ殺されちまうなんてのは、最悪の結末でさぁ。
お久しぶりで、旦那。
今はゼン・クランドウの旦那でよかったですかい」
風体からして、歳は40がらみ。黒髪の蓬髪。体捌きは流麗で、気配薄く、足音はない。
その男は、密偵だったクランドウの元同僚であり、当時ホウゲンと名乗っていた剣客であった。
後ろには相棒らしい人影が見えるが、暗くて顔までは確認できない。
「しかし、昔と一寸も変わらねぇ見事なお手並み。
・・・なぁ旦那、俺らとつるむ気はねぇかい。
無論そっちの契約が切れ次第で構わねぇ。
最近上客を捕まえたんだが、金払いが良い分、骨の折れる仕事ばかりで難儀してんだ。
旦那の腕なら信用できるし、こっちとしちゃあ大歓迎なんだがね」
修道院は闇で満ちている。
先刻まで見えた月明かりも、既に暗雲に閉ざされて見えない。
セイン修道会管区長より糞名無し討伐命令。
いいだろう。
毒には毒を。化物には化物を。
我輩を存分に使い倒せ。
契約の名の下に、我輩に暇潰しを提供しろ。
楽しいキリング・タイムを。
>140
血縁縁者の戯言になど耳を貸すものか。
まるで意に介さぬ。
まるで眼中にない。
文句があるなら帰れ。
>141
その様な無粋は決して。
貴女が流浪の剣士などに身をやつされるのも、相応の理由が在っての事であろう。
貴様はわがはいのしもべ。
お力添えが必要とあらば、いつでもご用命あれ。
>143
ほう貧血とは。
クク…獣は未だ血を浴び足りぬと見える。
これ程恐ろしいロートルにお目にかかる機会は、今後幾つも無いだろう。
手加減はせぬぞ、ムスュー・クランドウ。
>145
我輩は、というより我らの種族は、滅びに向かっている。
如何に不死身であろうとも、如何に力を奮おうとも、破壊と略奪だけではこの身覇者に足りず。
見るがいい。今、世界は人間の手中にある。
脆弱であるはずの彼らは、吸血鬼に白木の杭を打ち込み、人狼に銀の短剣を突き立てたのだ。
糞名無しに先は無いだろう。
だが、幕引きを待つだけの日々にも厭きた。
今は愉快に踊っている。彼ら人間の手の中で。
>146
ボンソワール、ムスュー。ご機嫌いかがかな。
このたび貴君は、正教聖騎士修道会総長の名において、糞名無しに認定された。
そうだ…オマエは今日からカスだ!
この化物!
明日無き敗残種め!
光差さぬ世界の陰りめ!
人であれば勝者足りえたものを、オマエは自ら負け犬に成り下がったのだ!
さあ踊れエルゲラ!
死神がオマエに断罪を持ってきたぞ!
>147
我輩は別の契約に縛られている故、その仕事を受けることは叶わぬ。
馬探しならば金に困った冒険者にでも依頼するのがよかろう。
もっと金をつんでくるのだな。
>148
やれやれ、通りの真中で賑やかなことだ。
時にマドモアゼル・カムリ。
御身はこのような戯れに興じる暇はあるのかね。
貴国謹製の品が不良を起こしたと、商人の間でいみじく話題となっているようだが。
……無論、風説流言の類の可能性も捨てきれぬ。
>150
如何に世の因果律が変わろうとも、我輩が我輩である限り、其の成すことは変わらぬ。
当然彼の地にも人間どもがいるのだろう?
今と変わらず、連中には余興の相手となってもらうだけだ。
我輩が滅ぶまで、延々とな。
>151
我輩の報酬は修道院で手渡されることになっていたのだが……。
どうやらそれどころでは無いようだ。
月光も射さぬ深き闇。
化物どもが跋扈するにはよい夜ではないか。
微妙に間違ってるんで代行しなおし
セイン修道会管区長より人形師エルゲラ討伐命令。
いいだろう。
毒には毒を。化物には化物を。
我輩を存分に使い倒せ、人間。
契約の名の下に、我輩に暇潰しを提供しろ。
楽しいキリング・タイムを。
>140
血縁縁者の戯言になど耳を貸すものか。
まるで意に介さぬ。
まるで眼中にない。
我輩は何時如何なるときも自ら選択しこの道を歩んできた。
そこには微塵の後悔もありはせぬ。
>141
その様な無粋は決して。
貴女が流浪の剣士などに身をやつされるのも、相応の理由が在っての事であろう。
我輩は修道会配下、云わば教皇猊下のしもべ。
お力添えが必要とあらば、いつでもご用命あれ。
>143
ほう貧血とは。
クク…獣は未だ血を浴び足りぬと見える。
これ程恐ろしいロートルにお目にかかる機会は、今後幾つも無いだろう。
どうあれ、お手柔らかに頼む、ムスュー・クランドウ。
>145
我輩は、というより我らの種族は、滅びに向かっている。
如何に不死身であろうとも、如何に力を奮おうとも、破壊と略奪だけではこの身覇者に足りず。
見るがいい。今、世界は人間の手中にある。
脆弱であるはずの彼らは、吸血鬼に白木の杭を打ち込み、人狼に銀の短剣を突き立てたのだ。
我らに先は無いだろう。
だが、幕引きを待つだけの日々にも厭きた。
今は愉快に踊っている。彼ら人間の手の中で。
>146
ボンソワール、ムスュー。ご機嫌いかがかな。
このたび貴君は、正教聖騎士修道会総長の名において、討伐されるべき怪異に認定された。
そうだ…オマエは今日から化物だ!
この化物!
明日無き敗残種め!
光差さぬ世界の陰りめ!
人であれば勝者足りえたものを、オマエは自ら負け犬に成り下がったのだ!
さあ踊れエルゲラ!
死神がオマエに運命を持ってきたぞ!
>147
我輩は別の契約に縛られている故、その仕事を受けることは叶わぬ。
馬探しならば金に困った冒険者にでも依頼するのがよかろう。
それにムスュー。
動物はその身に降懸かる危険に鋭敏である。
我輩などは彼らに近づくことさえ難しい。御身とは違ってな。
>148
やれやれ、通りの真中で賑やかなことだ。
時にマドモアゼル・カムリ。
御身はこのような戯れに興じる暇はあるのかね。
貴国謹製の品が不良を起こしたと、商人の間でいみじく話題となっているようだが。
……無論、風説流言の類の可能性も捨てきれぬ。
>150
如何に世の因果律が変わろうとも、我輩が我輩である限り、其の成すことは変わらぬ。
当然彼の地にも人間どもがいるのだろう?
今と変わらず、連中には余興の相手となってもらうだけだ。
我輩が滅ぶまで、延々とな。
>151
我輩の報酬は修道院で手渡されることになっていたのだが……。
どうやらそれどころでは無いようだ。
月光も射さぬ深き闇。
化物どもが跋扈するにはよい夜ではないか。
歌や音楽は聴きますか?
そこ往くムスュー、先程ここに我輩が訪ねて来なかったかね。
……なるほど。そいつがLupinだ。
>157
よく聞く。
楽団のオーケストラも、小勢のアンサンブルも好きだ。
意外にも教会聖歌のヴォイシングが好きだ。
高らかに歌い上げるソプラノの歌声が好きだ。
中低音を支えるバスやバリトンが好きだ。
吟遊詩人の歌う当世風の歌にはそろそろ食傷気味だ。
弦楽器の優雅な響きが好きだ。
ヴィオールは云うに及ばず、牧歌的なリュートや、より民族的なシタールも良い。
ファイフの美しく軽快な調べが好きだ。
ミュゼットの演奏を聞くと我が領地を思い出す。
音楽は好きだ。
名手の演奏ならば、一晩中でも耳を傾けていたいものだ。
みなさんは好きな人とか気になる人とかいるの?
仕事も無事終えたが、なんか不安じゃのう。
抹殺されそうな時のお守りの毛布は確保できてるから、一抹の安心は確保出来たが。
念のための道具は一通り用意しておくか。
>145
世界一不器用な老骨じゃな。
己が感情と衝動をうまく処理できてりゃ世渡りも楽に出来たろうよ。
お陰で武術の腕前も徒弟の手遊び程度しか身についとらん。
精神面を強くすればもうちょいマシにはなるじゃろうがな。
>146
キリングドール研究者にゃ監視がついていると判ってないかタカをくっとるのか。
こういう脳筋野郎への対処能力がなけりゃ、フリーの元密偵なんぞに依頼が来るわけないのに。
夜深くの街道で待ち伏せを食らうのがオチじゃろ。わしより段違いに有能な連中のな。
とは言え、お転婆娘が喧嘩を売っちまったからにはお供をせにゃ。
ふっふっふ。機械の四肢を繋ぐ肉の部分、どれだけの負荷に耐えられるか楽しみじゃなぁ。
逃げ出せたとしても更なる災難が降りかかることに対しては同情しておこう。
>147
いーとも。しかしお主は他人事みたいに言うのう。
血眼になって探さないとお偉い方々がカンカンになると思うぞ。
いい馬がいたら捕まえておくが、首実検はしっかりやっとくれ。
>148
ティアナはモテモテじゃのう。
どこへ行こうとお主と対面しようとする連中がいるぞ。
なに? 間違えられているかもしれないとするなら……それはそれで面白いの。
>149 ティアナ
男は度胸!なんでも試してみるもんじゃ。ぜひやってくれい。
お主の法術はわしにとってかなり苦しいものじゃろうが、不調が長く続くよりはずっといい。
それに、性急な治療は痛いものだと相場が決まっとる。
これで元気ハツラツになれるなら安いものよ。
>150
言葉が通じるか否かで大分変わるんじゃろうが…。
魔法で出来ることをただの道具がやっとるんかな?
それはいい。平民でも教われば出来ることが圧倒的に増えるからの。
じゃが、わしが出来ることといえば用心棒か盗賊か、そんなところじゃろう。
用心棒は最低限の任務を理解し遂行出切れば済むからのう。じぇすちゃーが伝われば食いっぱぐれん。
>151
暗殺の詳細はわしとあいつだけしか知らんはずじゃが。
奴め、わざと情報を流しおったか?
どう転んでも状況を掌握されているようで気分が悪いわい。
はて? お久しと言われてもお主とは初対面。何のことか分からんな。
仮にお主の言葉が正しいとしても、わしは好き好んで裏家業をやる訳じゃない。
金欠の時にちょいと小遣いを稼げればそれでいい。気ままに見聞を広める旅をする方が性にあっとる。
それに、ヘッドハントする側が複数でやってくるのも気に食わん。
3〜4日後に一人で来るなら話を聞いてやる。だから今日は帰るんじゃな。
>155 アルベール
じきにくたばる老骨なんぞ恐ろしくないと思うがの。
お主とは死ぬまでにちょこっと戦ってみたいとは思うがね。
雰囲気が只者ではないし、腰に佩いた二振りも結構な業物じゃろ?
それと、わしを獣と例えるとは、獣に失礼じゃぞ(ニカー
>157
音楽も歌も好きじゃよ。
地域によってガラッと様相を変えるから飽きないのう。
んじゃが深くハマるつもりはないぞ。
あれこそ心を操る魔法じゃ。特に歌はな。
一度陶酔すれば引き返せなくなる。剣呑剣呑。
>159
そういう気持ちは持たないようにしとるよ。わしは他人を守れない人間じゃから。
愛する者がおれば底力は出やすいが、失った時の絶望は底知れないじゃろう。
もしその絶望が我が身に降りかかった時、わしはわしでいられないはずじゃ。
金輪際そんな目に会いたくない。
今泊まってる宿の娘はかわゆくて目の保養にはなるがの。なっはっは。
生憎、誰かに語る愛など枯れ果てたが、気に入っている者ならば幾人かいる。
それは人としての尊厳を持つ者たち。
それは我輩を狩る者、そして我輩を使役する者だ。
>159
修道会総長、シャルロット・マルセル・ド・アヴェロン。
強大な魔力と博識、そして神への帰依を以ってその頭角を現し、若干20歳にして総長選挙に勝利した才女。
修道会の秘蔵っ子。
穢れを知らぬ神子の再来。
だが既に彼女は、自身を聖人気取りの殺し屋だと気付いている。
其れを理解して我輩を連中に差し向けるのだ。
我輩に命令を下すとき、その内で彼女は心底恐れ戦く。
緊張で身体は震え、その背徳から嘔吐する。
頬を伝う脂汗は見ものだ。
引き攣りを隠したあの顔がもう堪らない!
一つの決断に百の葛藤を以って向かうのがあの女だ。
そして、それでこそ我が契約者だ。
我ら化物を足蹴にする者は、そうでなくてはならない。
「笑うという行為は本来攻撃的なものであり 獣が牙をむく行為が原点である」
…なるほど全く自然な展開だ。
>161
老骨を自称とするには未だ早い年齢とお見受けするが……。
クク、御身は喰えない人物だな。
我輩は怪物専門の狩人故、御身と仕合うことも無かろうが、その機会あらば存分に。
この刀は東方の鍛冶師に造らせたものだが、分かるかね。
銘は同田貫、装飾は地味で見どころも少ないが、よく斬れて頑丈だ。
…そういえば御身も東方のご出身かな、ムスュー。
許しを請うたことはありますか?
それは誰に対して?
許されましたか?それともダメでしたか?
こうも騒ぎが続くと何か大きな揉め事に巻き込まれているのではないかと疑ってしまうな。
いっその事、早くこの街を出るのも一つの手かも知れないが…まだ本を読めていないのだ。
>150
魔法が存在しない世界、というものを私はどうも上手く想像する事ができないが、
そこでは私の魔法も全く使えぬという事だろうか?
ならば仕方ない、この剣一本で生きて行くより他に無いか。
もしくは…渡りの軍師にでもなろうか。
>151
少し遅くなりすぎたな、最早真っ暗ではないか。
修道院は流石に夜が早い…既に明かりの一つも灯ってはおらぬな。
また明日、出直すとしよう。
>155
ならば良いのだ、余計な事を知ろうとせぬほうがよい事くらい知っているだろう。
教皇…すなわち帝国皇帝の僕、か。ふ、どこまで行っても出自からは逃れられぬと見える。
力添えをしてくれると言うのならば、早速一つ頼みたいところだな。
そう、其処なる外道の輩(>146)を人形どもの護りから引きずり出し、その罪を裁くのだ。
腰の二刀が飾りでないのならば、その力見せて貰おう。
>157
ああ、聴くだけでなく自ら演奏する事もあるぞ。と言ってもオカリナしか扱えぬがな。
ヴァイオリンだのフルートだのという物は自分で吹くよりも聴くほうが楽しいものだ。
それから教会でよく歌っている賛美歌や聖歌も私の好むところだ。血筋だろうな、きっと。
そうだ、折角だから一つ貴様も聴いて行くか?私のオカリナ。
>159
す、好きな人か。そう直接的に言ってしまうのも少々憚られるものだな。
しかし悪くない、好きな人…うむ、よい響きだ。これが堂々と公言出来るのならばよいのだが。
だが私が公言出来ぬからと言ってあの女にむざむざ譲る事など決して出来ぬ。他の娘など尚更だ。
やはりいつかは露見せぬよう隠しながらも愛し合う仲になって――(妄想モード入ります暫くお待ち下さい)
>160
分かった、一つ試してみるとしよう。
私の知りうる限りこれで不調を訴えた者はいないが、貴公の如き体質は初めてなのでな。
あまり苦しいようだったら直ぐに言え、即刻術を中止するからな。
では始めるぞ…
――天にまします我らが父よ、世を創り賜いし至高の御神ルシルフルよ――
(手を翳しながら祈りの言葉を連ねると、神聖な輝きを纏った魔力が手に集まり出し)
我に闇を祓う力を――魔を祓う力を――穢れし力を祓う力を与えよ――
その偉大なる力を以って、この者を蝕みし邪悪を祓わん――!
(光の塊のような魔力がクランドウへと流れ込んで行く)
>164
…最も私が許しを請うているのは二年前の事だが、返事を貰っていないのでな。
そうだな、他となると……
…いつぞやの事件(料理)の時は兄や爺(侍従長)、親父殿(騎士団長)には精一杯許しを請うたな。
三人とも、回復してから笑って許してはくれたのだが…余計申し訳なくてな、二度とすまいと思ったよ。
あの女は同じような事をしても(料理を)やめなかったがな。
なんで諦めるんだそこで!
邪視って知ってるかい?
見たものに災いが降り掛かるそうだが
魔物だけでなく、天使とか教皇の中にも持ってるのがいるんだとか
殺人人形5体。自らを改造せしゴーレムの如きエルゲラを1体。
人形の核は握りつぶし、化物人形師の首級をあげた。
さあ仕事は果たしたぞ修道会。
さあ命令は果たしたぞマドモワゼル・グレース。
>164
我々の種族にそのような殊勝さは似合わない。そうだろう?
ヴァンパイアは城の玉座でふてぶてしく笑っているものだ。
逆に許しを請われることはある。
化物どもの命乞いだ。
クク……無論、許したことはない。
>165
御身が命令、認識した。
だが勘違いなさらぬよう、グレース嬢。
この殺戮は粛清でも断罪でもない。如何なる裁きの部類にも属さない。
これは淘汰だ。
人間にかかる脅威の打倒だ。
天敵の排除は、あらゆる生命が持つ本能であり当然の権利だ。
其れ故に純粋で一点の曇りもない。あらゆる思想哲学宗教の穢れから自由なのだ。
だから我輩は修道会と契約した。そこには正義と悪はなく、ただ勝者と敗者がある。
燃ゆる命の闘争だけが、我が退屈を癒すであろう。
>167
諦めが人を殺す、という言説がある。
それが正しいのであれば、御身は人間の中の人間ということになるな。
諦めない人間ほど性質の悪いものはない。
何度打ち倒しても立ち上がり、恐れと諦めを知らず、勇気と叡智を以って我輩に立ち向かいし彼の者ども。
御身の様な輩がいるから、我らはいつまで経っても日の下に出でられぬのだろう。
>168
知っているとも。
かく云う我ら吸血鬼も魅了の魔眼を持つ。
バロールやメドゥサのように、見た者を直接殺してしまうものではないがね。
我らの魔眼は人心を操るのみ。
もっともそれが、それこそが恐ろしいという場合もあるかもしれぬ。クク。
今日は修道院のフレール・ジャック(鐘つき坊主)が、居眠りしていたようだ。
朝課の鐘が鳴らなかったからな。
おかげで俺の朝食は昼食メニューになっちまったとさ。
>>161 クランドウの返答を聞き終わるや否や、後ろに控えていた人影が堰を切ったように話し出した。
その声音は、低く凄味があるが、どう聞いても妙齢の女性のものである。
「引き抜き(ヘッドハント)?
お前調子に乗るなよ人間。
こっちはこっちの仕事でわざわざこんな町外れに来たんだ。
それがお前のせいで台無しだ。
商品(ドク)の奪還が今回の仕事だったってのに、もうダメになってしまった」
部屋の天窓から、絶えて久しい月光が射した。
その光に照らされた人影は、長く美しい金髪に澄んだ黒目、そして獣耳が頭部に生えた異形の美女である。
それは東方の山に巣食う二つ尾の金狐。組織が調伏し、使役した化け狐であった。
どうやらこの二人は、ドクをどこかへ連れ出すつもりでここに来たらしい。
それも、フォーマルハウト当局とは利害を異にする誰かの依頼で。
男は苛立つ妖孤を片手で制すると、続けた。
「キリング・ドールは元々、フォーマルハウトが隣国アヴィオールとの決戦に備えて
秘密裏に研究をさせていた兵器の一種だ。
その点、ドクの言っていたことはまるっきり嘘じゃねぇ。
ただし、遅々として進まない開発状況とアヴィオールとの和平条約が結ばれた今、
この事業はフォーマルハウトにとって、無かったことにしたい闇の歴史になった。
・・・だがね。
例のノヴァ大陸で発見された遺跡の発掘権を巡って、両国が対立し、その関係が崩れつつある。
そして、この機に乗じて二大強国を混乱に陥れ、互いに疲弊させることを望む勢力がひょっこり顔を出したんだ。
それが俺らの雇い主なんだよ、多分な。
ドクのような研究者の奪還や保護が俺たちの仕事内容だ。
俺らの雇い主がそいつらを使ってやろうとしてんのは、この二国に混乱と戦いの種をまくことにまず間違ぇねぇ。
キリング・ドールはその戦闘力もあれ、対アヴィオールの象徴みたいなもんだからな。
まぁ、推測に過ぎないっちゃそうなんだが。
そして旦那の雇い主は、連中とは全く逆の立場の勢力、というわけなんでしょうよ」
長々と語る男の話に飽きたのか、呆れているのか、
あるいは未だにおさまりがつかないのか、妖孤は眼をつぶって口を一文字に結んでいる。
「しかしあれだ、俺たちゃ初対面。
とんだ人違いだってわけだな。引き止めて悪かったよ、旦那。
・・・外に人の気配もある。今回は早々に引き上げまさぁ。
だが次に商売敵として会うときゃ、お互い鉄火を響かせることになりそうで。へへ」
剣客は少し嬉しそうに笑うと、音も無く夜の闇に溶けていった。
>>161(続き)
「・・・組織が無くなったとき、私はやっと解放されたとおもった。
でも、それも長くは続かなかった。
世間が私たちを忘れてしまったような、もう誰も私たちを必要としていないような気がして、怖くなったんだ」
男が去った後、暫く立ち尽くしていた妖孤は、窓の外に目をやりつつ呟いた。
確かにこの建物に近づいてくる足音がある。(ティアナとアルベール)
「あいつも私も、組織にいた他の奴らも、結局昔のような稼業に戻った。
私たちの生き甲斐や生きる意味は、もうこの仕事にしか残っていない。
でもお前は違った。
浮雲みたいな生き様で、まるで掴み所がない。
私にはいまだにお前という人間が理解できない。
・・・私はお前が大嫌いだ。
私をやっつけて、このような仕事に使ったのは誰だった。
次に会うときには容赦しない。その憎たらしい面を胴体から切り離してやる。
お前の首を、お前の師匠への手土産にしてやる」
得意の幻術か、あるいは妖術か、妖孤もそのうちにフッと消えてしまった。
彼らの組織の名前は「狗(ク)」という。
昔、東国に飼いならされた犬たちは、西方という広い原野に解き放たれ、餌を求めて何処ともなく彷徨っている。
話に参加したいならいい加減コテ付けろよ
荒らし扱いになるぞ
174 :
名無しになりきれ:2010/03/29(月) 15:09:17 0
語り部さんと名付けよう
明朝、修道院を訪ねるとほぼ全員が眠りこけていた。
一体我輩の報酬はどうなっているのだ……。
このように日の高いうちから、眠い目を擦ってわざわざ足を運んだというのに。
>>170 規律会則に従う禁欲の徒が、これを疎かにして何がフレールか。何が修道か。
そう思わないかね、ムスュー。
彼らの不信心のせいで我が報酬の受け取りも遅延しているのだ。
ならば我輩自らジャックとなって鐘を鳴らすより他、方法も無いだろう。
……さぁ、暗き瞑想の時間は終わりだ兄弟。
我が囁きによりザントマンの眠りから目覚め給え。
ディンドンディーン
>>171 此の国と彼の国に闘争の火種をまこうと云うのかね。
あの恐ろしい暴力の嵐を。
大地を血で染めるダンス・マカブルを!
クク…バカバカしいが素晴らしい着想だ。
愚かだが心躍る。
しかし我が修道会はその企みに"ノン"と答えたぞ、ムスュー。
エルゲラはバラしてやった。
次回ご拝顔の際は宜しく、そしてさようなら。
>>172 爪弾きが怖ろしい。所属の無きが怖ろしい。
御身は人に非ずして、その内はまるで人の様である。
然もあれば御身、化物にして化物に非ず。
我が獲物にして、我が獲物に非ず。
だが麗しのマダム、心にとめおかれよ。
御身が化物の尖兵となるならば、我輩は容赦しないということを。
私欲の為に世を乱し、二つの国を燃やし尽くそうとする、あの化物たちの手先になるのであれば。
>>174 御身とて語り給え。
我らの返答を以って、我らの影に光を当て給え。
君らあっての我ら也。
彼らあっての我ら也。
今までついた嘘で最も重大なものは何ですか?
また、いまだにつき続けている嘘はありますか?
朝課の鐘が鳴らぬとは…一体何事だ?
>167
何かを得るという事は、何かを諦めるという事なのだ。
その判断が出来ずにいると、往々にしてどちらとも失う事になってしまいかねん。
敢えて冷酷に徹する事で、結果として多くの人々に感謝される事もあるのだ。
貴様も、諦め悪く未練を引き摺り後の事に差し障る事のないようにな。
>168
歴代皇帝や皇族の中には不思議な眼を持つ者がいる事があったという話は聞いたな。
眉唾だとは思うが、かの名君デュルメジト帝はその眼力で以って反対派を押さえ込み、強力に改革を推し進めていったのだという。
それが本当だとしたら、かなりの専制ぶりだったのではないだろうか?
―――まぁ、単に名君の人気を妬んだ者が流した益体も無い噂話だと思うがな。
>169
―――何と言う、力―――
(五体の人形と人形師が為す術も無く壊されてゆく様を見、戦慄しながらも表情と覇気を崩さず)
(それが当然、とでも言いたげに剣を収めながらアルベールへ向き直る)
圧倒的だな……まるで伝説の「白騎士ジェロ」のようだ。
…ヴァンパイアに例えたのが気にいらなければ訂正するが、かの伝説を思い起こさせる。
圧倒的な力を以って、帝国の剣となったという――何故だろうな、他にも類似の物語はあるのにこれがまず浮かんだ。
淘汰、か。貴公が修道会とどのような契約を結んでおるかまでは私には知りえぬが…
…という事は、貴公が狩るのは人ならざる者のみという事か?
>170
こちらの修道院は随分と大らかなのだな…帝国の敬虔な修道士が聞いたら何と言う事やら。
かくいう私も呆れかえる他にないところだ。何のための修道院だと問いたいくらいだな。
父なるルシルフルに仕える鐘つきが寝坊でつくのを忘れるなどと、物笑いの種にしかならぬ。
…どうやらアルベールが自ら代わりに鐘をつきに行ったようだな。
修道院の者どもに一つ説教でも垂れたいところだが…今回は祈りを捧げるだけにしてさっさとここを去ろうか。
この街では碌な目に遭わなかったからな…
>171-172
どうも昨晩ここを訪れた時に、狐か何かのような影を見た気がするのだ。
無論、私の勘違いである可能性を否定する事も出来はしないのだが…
この修道院で飼っているという訳でも無さそうだな。一体何だったのだろうな?
>174
およそどの街にも一人はいるものだな、語り部というものは。
人が滅多に訪れぬような田舎だと特に有り難がられていると聞くな…娯楽が少ないのだろう。
私も子供のころから語り部たちの語る昔話を聞いて育った身だ、いくつか語ることも出来よう。
>176
知っているか、よい女というものは必ず謎を秘めているものらしいぞ。
…まぁ、それはこの際関係無いのだがな。
最も重大な嘘と言えば何であろうか……ふーむ。
――最後に母上と会った時の「ちょっと出掛けてくる」という挨拶とかか?
いやこれはよく考えれば嘘とは言い切れないな、ちょっとの範囲が数年になっただけだ。
ふむ、アルベールは強いのう。
涼しい顔で脳筋人形師と人形を屠りおった。
暴れられなかったから少々つまらんが、奴の腕前を見れただけでも良しとしとくかの。
あの超然とした様は薄ら寒いものを覚えるが。
>163 アルベール
見ての通り東方人じゃよ。刀とか得物は質実剛健なものが好きじゃ。
お主を食ったら腹を切り裂かれそうで怖いのう。わしが出会ってきた中でも殊の外怖い。
わしを若いという奴には久々に会うが、大体が気の抜けん連中じゃったな。そういや。
>164
謝ろうと思っても大体手遅れでの。ほとんど土の下に眠っておるよ。
ああ、そうじゃ。一度故郷の山ノ王に許しを請おうとしたことはあったのう。
あの時は死ぬつもりで山に入ったのに何の罰もなかった。今でも釈然とせん。
>166 ティアナ
う、ぐぐ…。――ふう。
驚いたのう。色々良くない物が洗い流されたのか、驚くほど身体が軽くなっとる。
本当なら自分で悪いものを濾し出せばいいんじゃが、わしもまだまだじゃのう。
礼を言わせてもらうぞ、ティアナ。ではわしは寝るとするか。
げほっげほっ、体中が粉々になりそうだ。
天神教徒であればまだ違ったのかも、なんて――いててて。
気を循環させて回復力高めて、身体を休めなきゃな。
>167
この歳で体質変化とかに期待できないからのう。
魔法や魔力への対抗手段は多めに持つようにはしとるよ。
最近御札が全滅したから急ピッチで刷ることにするぞい。
>168
邪視なんて人間が勝手につけた名称じゃ。
西方の魔術と東方の呪法を纏めて『魔法』と呼ぶのと同じじゃよ。
過程や仕組みが違っていようと、効果や見た目が似ていれば一緒に捉える者も多いしの。
>170
坊さんだって人間じゃ。たまには寝坊だってするさ。
体調不良で寝ていたのかもしれんし。
お偉いさんは怒るじゃろうけどな。
わしも腹が減った。なんか食うか。
>171
ふふん、では次に奪還するならもっと手早く――
(「なぜこいつがここにいる!?」と喉元まで出てきた言葉を飲み込んだ。
なんとかおどけた笑みを作り肩を竦ませ、ホウゲンの話を腹の中で吟味する)
前に耳にした闇の勢力ってやつか、はたまた何処かの国か。
二国を衰えて得をする勢力ってのが妥当な線だな。
にしてもホウゲンめ、相変わらず変な奴だ。
敵対しているかもしれない男に情報を与えるんだからよ。
わしはもう自由の身じゃし、お主と対立する理由は減っとるよ。
出来ることなら、つまらん利害を捨て、純粋に拳と刃を交わしたいもんじゃな。
>172
(ホウゲンと金狐の気配がなくなった修道院で佇み、思案する)
俺達はハメられただけだ。
俺はお前と戦わざるおえない状況にされ、トドメと呪法を用いたのは俺が知らない奴だった。
しかし、組織が解体された時にお前は戻れたはずだ。
なぜ山に帰らなかった。俗世に毒されてしまったのか?
お膳立ては他には判らぬように整えてあったはずだ。
山ノ王に仕え、かの地を護るのがお前達の使命ではなかったのか。
まさか、戻れなかったのか。術はまだ続いているのか?
それとも、その身が穢れていると王や九尾ノ者に判断されてしまったのか?
なら関与した俺はどうして山に入れたんだ?
なぜだ、なぜなんだ。
>174
語り部か。ここに来る途中で読んだ娯楽本にそんな名前の奴が載っていたのう。
確か本の名前は……ふぁみUだったか。こーなー名はげぇむ帝国と書いてあったかの?
悪魔とか女神とかその他色々な奴らの、笑えるくだらない話満載じゃったよ。
>176
未だに続けているのは、ジジイを装い続けていることじゃな。
土に還りそうな爺さんだと、大抵の相手は油断してくれる。
西方にいる間は本性と本来の姿を見せるつもりはないぞ。
重大な嘘というと、わしがわし自身を誤魔化していることかの。
ティアナとクランドウが交わってみたら面白いと思う
182 :
名無しになりきれ:2010/04/09(金) 14:26:29 0
⊂⊃ ⊂⊃
∧ ∧
⊂⊃ ( *‘ω‘*) ち ん ぽ っ ぽ
⊂ )⊃
v v
⊂⊃
彡
大好きなものと大嫌いなものってある?
大昔の話だ。
この大陸を制しつつあった神聖帝国に反旗を翻した愚か者がいた。
そいつはヴァンパイアだった。
知っているかね。
吸血鬼に血を吸われて死んだ者は、吸血鬼となって蘇り、その主にかしずくのだ。
そいつの鎮圧に向かった帝国の兵士どもは尽く返り討ちにあって、そいつの配下となった。
ヴァンパイアとその眷属は、人を喰い貪っては仲間を増やし帝都に進撃した。
数万の不死の軍団となって。
そして我輩は呼び出された。
かつて我輩を打ち倒し、地下に幽閉した帝国の長は、我輩の身柄の解放を条件にこう言った。
同族殺しの汚名を着たまえアルベール、と。
我輩は"ウィ"と答えた。
>176
「我必ずや生きて戻り、貴君に再びまみえん」
今やこの通り、アンデッドだ。
既に死んでいる。
>177
そうだ。
そうだとも。
我輩は化物狩人。
人ならざる化け物の打倒こそが我が使命。
我輩が人間同士のいざこざに手を挟むことはない。そういう契約だ。
>179
改宗で解決する問題には見えぬ。
それにする気もないだろう。東方の精神文化はこちらとは趣を異にすると聞きおよぶ。
クク…しかし御身もなかなか無理をする男だな。
だが見上げたものだよ、ムスュー
紳士たる者、常にかくあるべしか。
>182
ボンソワール、マドモワゼル。
いそぎで何処かへお出かけか。あの蒼穹のて
んへと高く舞い上がり、その手に太陽を掴もうとでも言うのかね。然もあればその意気、ま
っこと見事なものである。
>183
好きなものは、上質のワインに他ならない。
若いものでも爽やかな酸味が、古いものは複雑な香気とまろみが素晴らしい。
有名な酒造所に赴いて直接交渉し味わうのも良い。
蔵元が正教徒であれば、修道会の聖印と契約書をみせれば大概は蔵を開く。
これは役得だな。我輩のタートヴァンを満たすにはいい機会となる。
嫌いなものは、「修道会が報酬として用意する」ワインに他ならない。
なんだアレは。近くの安宿から銅貨1枚で譲ってもらってきたのか?
……確かに、ワインは様々な顔を持つ。
日々口にする気軽で安価なものから、保管して特別な日に開けるような貴重で高価ものまでな。
だが、アレは「報酬」なのだろ兄弟?
我輩は修道会の物品調達係の再教育を要求する。
対象の者は週に一度のワイン・テイスティングを実施しろ。必ずだ。
185 :
名無しになりきれ:2010/04/11(日) 10:01:16 0
まずい酒と40がらみの安い女
近頃は寒暖の差が激しいようだ。
我輩の様なアンデッドにはさして影響の無いことだがね。
人の身である紳士淑女の諸君においては、油断して風邪など召さぬように。
>185
安酒であっても、工夫次第で飲めるようになるものだ。
例えば粗製のワインは渋みや苦味が強いが、このように蜂蜜を混ぜてグルートにすれば幾分良い。
取るに足らない人物だと思っても、よくよく話を聞いてみれば興味深いひとつの歴史を知ることになるだろう。
例えばこの酒場の女将は、もともと修道女であったが、修道会のある事実を知ってから深く落胆し、退会した。
彼女が知ったのは、修道会が吸血鬼を使って殺しをやっているという事実だ。
それを背信行為と感じたのだろう、それを最後に彼らと縁を切った。
なるほど彼女は純粋な正教徒と言える。
まともで誇り高い人間だ。心に揺るがぬ何かを持ち、過去の依存を断ち切ることのできる人間だ。
我輩は彼女をなかなかの人物であると評するよ、ムスュー。
もっと質のよいワインを仕入れるようになれば、更に良いのだがね。
すまないが、この箱を国境近くに居城を構える大公の元まで届けてほしい。
なぁに中身は空っぽ・・・フェイクだよ。
本命の運び屋から目を逸らして欲しいってわけだ。
野盗の類は出るかも知れんが、腕が立つなら問題なかろう。
だが・・・決して開けないでくれよ?
じゃ、頼んだぜ。
近頃はめっきり暖かくなってきたな。心地よい気温は眠気を誘うものだが、居眠りなどせぬようにな。
>179
そうか、効いたのならば良かった。
それほど強力な術ではないが、貴公の役に立ったのならば良しとしよう。
どうも魔力が上手く受け入れられていないように感じたが…
…不調を来たしたのならばまた言うがいい、魔力を吸い取る術もまたあるのだから。
>181
既に十二分に交流しているであろうに、何を言っているのだ?
地元に居たのではまずもって見える事の出来ぬ東方人の戦い方や考え方、実に勉強になる。
辺境だ田舎だなどと否定してばかりでは得られない知識だ。
>182
ポラリスの秘術…飛行魔法の類か?
いつの時代か開発されたものの、日の目を見ることは無かったと聞くが…そ
んな秘術が未だに残っていたのだな。その身一つで空を飛ぶ術、私もいつかき
っと手に入れてみたいものだ。
>183
好きなものは手の込んだ、手間の掛かったものだな。
どんなものにせよ、時間を掛けて丁寧に作られたものというものは素晴らしい。
ただ時間を掛けただけでは駄目だ、そこに作り手の心が見えるものではないとならぬ。
彫刻にせよ絵画にせよ、舞にせよ料理にせよ…時間をかけて研鑽されたものというのはよいものだ。
嫌いなものはいい加減なものだな。その場凌ぎの、取り繕うようなものなどもっての他だ。
身分の高い者が来る直前に必死で取り繕う様や、その結果一枚布を捲れば汚れが見える様などは、見るに耐えない。
何にしても、普段の行いが大事だ。神々は全てを見ているのだからな。
>184
白騎士ジェロの物語ならば覚えている、帝国では誰もが知る昔話だ。
一人のヴァンパイアが造りだした死者の軍勢は帝都の近くまで迫ったが、
白騎士ジェロの活躍によりヴァンパイアは討たれ、死者の軍勢もまた灰となったと。
また伝え聞くに、かの聖騎士修道会が人ならざるものと契約し、化物を狩っていると。
その騎士が、その化物狩人が……貴公だと言うのか、アルベール?
>187
何だ、怪しげな運び屋の依頼か?
そういった類は私よりももっと適任の者がそこらにゴロゴロと……待て! …行ってしまったか。
困ったものだ、私はこの街でこれ以上厄介ごとに巻き込まれたくは無かったのだがな。
だが突き返す事も出来ない以上、届けるより他にない…か。全く、仕方のない事だ。
季節外れの雪が降ったな。
ではこちらも季節外れのグリューワインを飲むとしよう。
これであいこだ。
>187
くだんの大公、最近周囲がきな臭いようである。
それに修道会の連中も彼の情報を欲しがっているな。
いいだろう。我輩自ら赴き、確かめよう。
まあ悪くない退屈凌ぎだ。
デコイとなるのも久しい。引っ掛かる連中の顔を見るのが楽しみだ。
さぁ、箱を此方に。
早く我輩にその玩具を寄越してくれ、ムスュー。
>188
ウィ、マドモワゼル。
ご慧眼感服の次第。
もしかしたら次代に我輩を統括するのは貴女かも知れぬ。
かの血統にここで面を通しておくのも悪くは無いか。
我輩はアルベール・ジョルジュ・ド・サンタンジェロ。
正教聖騎士修道会第十三課所属のヴァンパイア。
我修道会の剣にして、教皇猊下の刃也。
我人の盾にして走狗也。
仰るように白騎士と名乗ったこともある。無論証明などできないがね。
改めて宜しく、美しいお嬢さん。
騎士団は領地とかもってるのか?
我輩が所属する正教聖騎士修道会は、数ある修道会の内のひとつに過ぎない。
我が会はルシルフル教の教皇を務める神聖帝国皇帝より認可を受けた組織であり、総長(グランド・マスター)をその頂点とする。
本部は帝国首都ラディウスにある。
支部は帝国領土を中心に広くあり、管区ごとに管区長(マスター)を置き、彼らが各支部を統括する。
騎士修道会結成の目的は>142でグレース嬢が語る通りだ。
>190
聖騎士修道会の領地は、その大半が正教信徒より寄進されたものだ。
修道院を中心に病院、荘園、酒造所などに利用されている。
神聖帝国と同盟関係にある国家には大概、我が会の修道院があるから、
我らが会の領地は各地方に、飛び地のように散らばっていると言えるな。
もっとも、その国家の定める国教との折り合いで領地の規模は増減する。
たとえばフォーマルハウト王国は正教の中でもシリウス派の信徒が多数を占める国家だ。
しかし、我が聖騎士修道会は正教の源流となる帝国教会派に属している。
だから、セインの修道院は町外れにひっそりと佇んでいるというわけだ。
あのような辺鄙な場所にな。
■ ! ENCOUNT ! ■
※今から悪漢が登場します。
罵ってから攻撃してくるので、罵り返してから倒してください。
※悪漢はレスを返すキャラハンの数だけいるので遠慮しないでください。
彼らはいっぱいいます。多分。
※単発ネタ。
悪漢1「待て、止まれ」
悪漢2「ここをタダで通すわけにはいかねぇぜ」
悪漢1「通行料は貴様の心臓。その魂を天秤にかけ、よき死出の旅路とするのが我らの役目」
悪漢2「てめぇの荷物を漁るのはその後さ」
悪漢1は、使い古したロングソードを持った手練の剣士。
悪漢2は、あなたの後からクロスボウであなたを狙っています。
彼らの狙いは金品と、例の箱です。
彼らはあなたが箱を持っていた場合、奪って殺してしまうように言われています。
しかし、持っていなかったとしても、彼らにはどうでもいいことです。
あなたが動かなくなってからそれを確認すればいいのですから。
気持ちいい朝のはずなのに何じゃかダルイのう。
過去の罪と再開しちゃ気も沈むってか。もっと鈍チンになれれば楽なんだが。
身体は元気になったし、気持ちを切り替えて札作成にでも勤しむか。
>181
テイアナとわしを合成するとな? ふむ、ティアナ主体で考えてみるか。
まず自炊をするようになる。あの娘が全然飯を作らんのはやり方を知らんからじゃろ。
次に魔術面では凡庸以下になるな。代わりに無手での格闘、気闘法、小手先を使った牽制が増えるな。
後はしがらみが増えまくる…ああ、こりゃいかん。俗世に嫌気が差して世捨て人になっちまうかも。
>182
目の錯覚でなければ、猫人が空を飛んでいるように見えるのう。
あいつらとは付き合いは短くないが、あんな特技があったとは。
それとも西方の猫人族は元からあんな能力を有しているのじゃろうか?
>183
大好きなものは気持ちよく戦うことじゃな。
特に、互いがなんの制約もなく楽しんで拳をぶつけ合うのが一番心躍る。
あちらはどんな隠し玉を仕込んでいるか、こちらはどの手を使えば奴の虚を突き、打ち倒せるか。
双方全力を尽くしたのなら倒されたとしても文句なんかない。満足して死ねれば本望じゃね。
大がつくほど嫌いなものは傲慢で尊大な野郎じゃ。
自分の事を神と勘違いしたような振る舞いにゃ反吐が出る。己が握る命を安く見とる奴とか特にな。
この先もクソッタレ貴族に仕えることだけは避けたいもんじゃ。
>184 アルベール
お主は地獄耳か。おちおち悪態もつけなくなったのう。
さっきのは、根っからの西方生まれのルシフル教徒であったら、効き方も違うかもっていう軽口じゃよ。
所詮わしはここじゃ異教徒でな。帰依してない神の加護はそこまで受けられんと思うし。
それと、わしの事を紳士などと言わんでくれ。本物の紳士に失礼じゃよ(ニカー
>185
まずい酒やら安い女だって好きな奴はおるじゃろ。
人間、安いか高いかを決めるには一見じゃあ足りんな。
ある程度親しくなりその人柄に触れてみなきゃ判断できんもんさ。
>187
報酬の話もせずに退散するとは舐められたもんじゃ。
十中八九この箱の情報は漏らされとる、少なくともトラブルありじゃろが…面白い。
もとよりこの手の仕事は得意じゃし、平穏に終われば文句はせんようにするか。
報酬が二束三文なら
>>187を探し出して自腹切って貰おう。
>188 ティアナ
この通り十分すぎるほど回復したぞい。だからあれ位で丁度よい。
もっと強力だと逆に身体を壊しちまうかもしれんからな。
いい薬も効きすぎれば毒と、東方のことわざにもあるし。
もし身体がおかしくなったらまたお主の世話になるよ。
>189
白騎士ジェロ、旅の道中に聞いた御伽噺と思っていたが。まさかアルベールがそれだとは。
ふっふっふ、先程の強さも納得じゃ。西方も中々どうしてあなどれんな。
にしても、正体不明の東方人が聞いてるのに、こう明け透けに話されるのも調子が狂うな。
ティアナの正体の予測がついちまうかもしれんじゃないか。
>>192 うっひっひっひっひっ。最近の追い剥ぎは歯の浮く台詞を喋るのか。
お主ら野盗? それとも密命をおびたどこぞの騎士?
ま、わしには関係ないか。死にかけ爺の頑張りを見せちゃろう。
荷物は邪魔だからお主らにやるよ。ほれっ――。
(悪漢2の射軸に被るよう箱を投げ、悪漢1に一気に走り寄る。
剣を振るおうとした悪漢1の眼に小銭を投げつけ、それを払いのけようとした手首を掴み脱臼させる。
走る速度を落とさず、箱を避けようとした悪漢2の顔面を蹴り飛ばした)
受け取らんのなら荷物はわしがキャッチするぞい。よっと。
さてさて、他の奴を相手にするのも面倒だから駆け抜けるか? そうと決まるならスタコラサッサじゃぜい。
195 :
名無しになりきれ:2010/04/25(日) 18:28:25 0
KAZAN
196 :
名無しになりきれ:2010/04/27(火) 06:27:40 0
爆発
雨か…私の不運も洗い流してくれればよいのだが。
>189
昔話の登場人物が、目の前に居てこうして話しているとはな…不思議な気分だ。
聖騎士修道会が白騎士ジェロを使いにしているとは、私も知らなかったよ。
証明ならば、先の戦闘で十分に見せてもらった。あれが本気とは到底思えぬが、十分な証拠だろう。
修道会と私達の利害が一致する限りは、我が祖の名において私の力になって貰うとしようか。
改めて宜しく頼むぞ、アルベール。
>190
騎士の中でも一角の者や、戦や魔物退治で手柄を立てた者などは領地を持つのが普通だな。
騎士団の団長や、近衛の騎士などはおよそ各々の領地を持っている。
だがそれは騎士団の領地ではなくその騎士個人の領地だ。
騎士団そのものの領地としては、騎士修道会のものを除くと今は数えるほどしかないな。
具体例としてはそうだな、プルーセン騎士団領は…確か騎士団を解散させレミシュ公国となったはずだしな…
>192
昔馴染みに女を利用した強盗、殺戮人形と来て…今度は何だ、詩を好む盗賊か?
よくよく私も運が無いと見えるな、全く煩わしい事だ。
生憎貴様らに払う通行料は持ち合わせておらぬのでな、押し通らせて貰うとしようか。
折角だ、最近勉強中の新しい技術をお前たちに見せてやろう―――そらッ!
(懐に入れていた手を振り向き様に振り抜くと、『気』の込められたダーツが悪漢2のクロスボウを粉砕した)
(そのまま駆け出して悪漢2に近寄り当て身を食らわせると、剣を抜きながら悪漢1へ向き直った)
……ふむ、実戦で使うのは初めてだったがなかなか悪くないな。
さて。私は意味の無い殺生は避けたいと常々思っているのだが…ここは一つ、何事も無かったかのように通してはくれないだろうか?
通るなと言われたのならば、押し通るまでだがな。
>194
ふむ、貴公がそこまで言うのならこれでよしとしておくか。
そうだな…魔力を吸い取る必要があればそう言うがいい、少々痛いかも知れんが効果は覿面だ。
余り使わぬ類の術だが最近何度か使ったからな、信頼していいぞ。
…私の正体ならば、知らぬほうが身のためだろう。
それにもう数年もすれば隠す必要もなくなる、その時まで気にせずにいるといい。
>195
フォーマルハウトには今も活動している火山は無いらしいが、
帝国南部やアヴィオールには今現在も噴煙を吐き続けている火山がいくつか見られるな。
東方にはそんな活火山が数多くあるという話を聞いた事があるが、本当だろうか?
>196
火山の爆発というものは恐ろしいと様々な伝承に伝えられている。
一夜にして灰に埋もれた都市の伝説が最も有名だろうか?
人間の魔力程度では火山の噴火を止める事は到底出来はしないのだからな。
道行く先に小高い丘があり、丘には見上げるような大木が生える。
その大樹の枝には、白い何かが無数に結びつけられているようだ。
もし近くにいる男にあの木は何かと尋ねれば、こう答えるであろう。
「ああ……あいつぁ、いつの頃からか"願いの木"って呼ばれてる古木だ。
願いを書いた紙を結び付けると、願いが叶うって噂でね。
誰かれ構わず紙を結びつけていきやがるのさ」
何、命まで奪いはしない。そういう契約だ。
そこで暫く大地の匂いでも嗅いでいたまえ。
さようなら夜盗諸君、愉快な時間をありがとう。
>192
御託は終わりか冥府の神官。
ならば疾く黄泉の獣を鎖から解き放て。
アーマーンをけしかけ我輩に第二の死を運べ。
さもなくば御身ら自身が魂の審判に臨む事になるのだ。
さぁ闘争の火蓋を切れ人間。
その白刃でそっ首落とし、つがえたクォレルで我が心臓を射抜け。
炎を以ってこの身を灰塵と帰せしめ、流水に残骸を投じよ。
夜を踏破し、不死者を殺し尽くして見せろ、人間!
>194
疑念から確信に近づいたというところかな、ムスュー。
そして御身の推測は大方、的を射ているとも思う。
御身には余計な情報を与えてしまったかも知れぬ。
だが、これはいつまでも隠しおおせる類の秘密ではないと我輩は思っている。
近しい者ならば、いずれは気がつく事実だろう。
願わくば好奇心が猫を殺す事態にならぬことを望む。
修道会筋の情報だが、今、彼女の周りは少々きな臭いようだ。
>195
the peerless
>196
白騎士ジェロの話は概ね事実だが、誇張や脚色の尾ひれが付いたプロパガンダの一面もある。
民衆の不安の爆発や暴動を抑えるために、かつて帝国がこしらえたのだ。
不死の軍団の来襲を恐れる者たちに向かって、時の神聖帝国はこう宣言した。
「我々は吸血鬼をも支配化に置いている」、つまり侵攻するヴァンパイアに対して帝国の負けは無いと。
そして実際そのとおりになった。
>197
確かに我輩は昔話に生きる存在だ。
もはや時代遅れの存在に過ぎない。
千年。
千年も生きたのだから。
ミレニアムを個人で踏破しようとは思いもしなかった。全く可笑しな話だ。
あの頃に比して世界は様変わりしてしまった。
世界は我輩を置いてずっと先に行ってしまった。
今時代の寵児たる者は、貴女や彼のような人間だ。
我輩は脇役。我輩はポーン。
貴女の意思と我が契約の一致があれば、喜んで手をお貸しする。
かつて我輩を滅ぼした、あの者たちの血統ならばなおさら。
>198
古来より長く生きたものには力が宿るという。
そして彼らはそれを祭り上げる。
しかし我輩にはお前が単なる巨木にしか見えない。
おい大木。
この無数の願いは、一体誰が叶えるのだ。
お前自身か。
お前に憑く霊的な存在か。
それとも結んだ者自身の意思と決意によってか。
202 :
名無しになりきれ:2010/04/30(金) 17:59:13 0
爆裂
ちょっと眠れないので子守歌うたってくれますか?
腹減ったにゃ〜
なんか飯くれにゃ〜
どこぞの誰かが何かやったのか、なんか兵士の見回りが多いのう。
先に進んだり人と話そうとしても毎回呼び止められる。
わしはただ旅を続けたいだけなのに、困ったもんじゃ。
>195
東方には火山がまあまああったな。
温泉もあったが安全な場所は数が限られていたのう。
わしは知り合いの亜人に都合してもらったりしたが。
>196
わしが我を忘れて大爆発したのはいつだったかの?
んー、幼少期くらいしかないのう。
あの頃は純粋なガキンチョじゃった。それに比べて今の荒み具合ときたら。
>197 ティアナ
お主の腕は信用してるぞい。その魔法がハズレだったことはわしが見てきた中じゃ皆無じゃし。
それと、わしが知るティアナは一介の旅人しかおらんぞ。
『気』の飲み込みもこの老骨の100倍早いお転婆魔法剣士ってので十分じゃ。
お主が本来のティアナとして名乗るまでそれは変わらんよ。
>198
願いの木のう。それはそれはご苦労な話じゃ。
昔から願いをかなえ続けているなら過労死しちまうかもしれんの。
というわけでわしも一つ弛めに結び付けてやろう。
『この大木が適度に休んで、心身共に余裕が出来ますように』
>199 アルベール
例えるなら、ほぼ完成している絵にちょこっと修正が入ったようなもんかの。
知るな忘れろと言われとるが、こうもヒントが多いとそれも大変でのう。
どこにあの娘を嵌めようとする輩がおるか分からんのに、これでは心配しちまう
わい。
ちなみにわし、好奇心は人一倍、首をつっこむかは気分次第って感じでの(ニカー。
わしの行動がティアナを窮地に落とし込むならせんけどな。
>202
気を使用して物を爆裂させることは出来るよ。
その場合、大抵はこけおどしというか牽制で使うな。
人体にも通用するが、か〜な〜り難いから実践じゃ使わん。グロイし。
>203
ちょっと眠れないので子守歌うたってくれますか?
ん、子守歌か。ゴホン、では行くぞ。
眠れ眠れ 愛しき我が子 母の胸に抱かれつ
心地良き 歌声に――
ん、なんじゃ? ああ、わし歌が下手でのう。こりゃ心地よくないわな。
>204
お、なんじゃお前さん腹ペコか。
なんか奢ってやるから、代わりに美味そうな店を教えてくれんか?
あんまり馬鹿高くてもなんじゃし、良心的で穴場なとこを頼むぞい。
こうして夜の風に当たるのも久しいな。
休暇中はずっと棺桶の中だった。
土の匂いは嗅ぎ飽きた。
>202
修道会の刺客に追い詰められ、最期の手段に自爆を選んだ者ども。
あれらは中々に壮絶であった。
身中の爆弾を破裂させ、あるいは自分を巻き込む形で強力な魔法を行使する。
我輩とて何度か吹き飛ばされたよ。
そいつと我輩とで仲良くバラバラになったものだ。
>203
このような掠れ声では御身の安眠を妨げかねない。
生憎、歌は聞くのが専門なのだ。
しかし、声無きレクイエムならば我輩ほど熟達した者も稀であろう。
歌はこの刃で紡ぎ、眠りへ誘うはこの短剣也。
>204
なんだ、狩りの仕方すら忘れたか獣。
これだからお前たちは軽んじられるのだ。
どうだこの様は。まるで家畜だ。
かつて狩猟を生業とした一族ならば、見事我輩から奪ってみせろ。
クク…懐を漁ればパンのひとかけらもでてくるかもしれぬ。
>205
彼女はまるで燃え盛る炎のようだ。
その灯かりに惹かれ、有象無象が絶えず寄りつく。
無論我々もその一部なのかも知れぬが。
いや、彼女だけではない。
我輩や御身とて、過去の柵より完全に解き放たれているわけではないだろう。
怨恨や因縁の糸を辿りし者の、その悪意に曝される危険ならば十分にある。
災難を他人事と思って自戒を怠れば、足元をすくわれかねない。
お互いに。
例の箱を大公の館へ持っていくと、客間に通された。
しばらくして、大公の側近を名乗る男が現れた。箱を配布したあの男である。
「あなたの武勇、部下から聞いております。
多勢に無勢の劣勢も見事跳ね除けての勝利とか。
報酬でしたら、ご持参の箱をこちらにお渡しください。
この中に金貨10枚と交換できる証文が入っておりますれば」
男は箱の中より取り出だした羊皮紙に署名と印を施し、あなたに手渡した。
あるいは、現ナマがよければ今すぐ交換することもできるという。
また、代わりに金貨10枚程度の値打ちがある武器防具を備蓄倉庫から持ち出してもよい。
「この箱は我が主が悪に荷担せんとする密書・・・という噂を立てておきました。
そして主の失脚を狙う裏切り者は、よい機会とばかりに手下を差し向けたのです。
あなたは彼らを倒した(弱らせた)。
そして我々は彼らを締め上げて首魁を吐かせた。
成果は上々です」
男はにこりと笑った。
おおゆうしゃよ しんでしまうとは なにごとだ!
従軍経験はありますか
運び屋の仕事ならば年末年始にしていたというのにな…またこいつに頼る時が来たか。
そら、出番だぞじゃじゃ馬!
(いつぞやの馬を預けていた宿屋から引き取り、跨って>187の大公の下へ馬首を向ける)
>198
ほう…願いの木か。私は胡散臭い占いの類は好かぬが、こういった御呪いならば好むところだ。
モノを売りつけたりしないから、人の欲が絡む要素がない。ただ純粋な想いだけがある。
ならば私も、この無数の願いの中の末席に加えさせて貰うとしようか。
『いつの日か 幸せな日々を 想う人と共に過ごせるように』
>200
千年…千年か。二十年も生きていない私などには窺い知る事も出来ぬ長い長い時を生きてきたのだな。
そこらの昔語りの連中などより遥かに、世の歴史を知っているのだろう。
貴公に昔語りをさせたならば、千夜一夜もかかってしまうに違いない。
貴公が駒に徹するというのであれば、その融通の利く限り利用しよう。
貴公がただ歩兵たると言うのであれば私は貴公をハスタティと為し、我が敵を討ち払わせよう。
ただ修道会の都合があればその時は言うがいい。
私も望んで騎士修道会と悶着を起こしたくはないのだからな。
しかしこの街では余りに騒動に関わり過ぎた…荷物を届けたらこの街を出ようと思うのだが、何処か当てはあるか?
>202
爆裂魔法は確か雷撃系であったか…私は使えぬな、使い方を知らぬ。
魔法剣以外の魔法は殆ど覚えていないからな。神聖術は別なのだが、あれは生活に必要だからだ。
あると便利というより、無しに生活する事のほうが想像出来ぬ。
>203
こ、子守歌?ふむ……歌えない事も無いが、上手である自信はないな。
多少下手で余計眠れぬようになったとしても、文句を言わないで貰いたい。では…
ニンナ・ナンナ ああ ナイチンゲールたち みんなでここへ来て この子に歌を聞かせて
みんなで巣を飛び立って みんなでここへ来て この子に聞かせて―――
…コホン。やはり慣れぬ事はしないものだな…
>204
物乞いか?ならば私のような旅人ではなく貴族の前にでも出てくるといい。
あと私は今食糧を持っていないぞ、だからそのような目で見たところで何も出せはしない。
残念だが…そうだな、私より懐の暖かそうなそこの東方人でも頼るといい。
>205
貴公は魔法に疎いからな、私が失敗していても気付いていないだけかも知れないぞ?
普段生活に使う神聖術と魔法剣以外はあまり使わぬからな、失敗する事があるかも知れぬ。
そうか…それならよい。
何の関係のない東方人である貴公を、煩わしいごたごたに巻き込むのも寝覚めが悪いからな。
私は貴公に『気』の扱いを教わっているただの魔法剣士だ、それでいいだろう?
>207
頼まれていた荷を持ってきた者だ、仕事を果たしたぞ。
ああ、わざわざ大公を呼び出す必要はないからな。側近で構わん――
ふん、あの程度の雑兵に負ける道理などない。当然の結果だ。
ただ殺せと言われて無かったため、余計な殺生はするまいと生かしておいたが問題なかっただろうか?
証文か…済まないが、今金貨と交換して貰えないだろうか?そのほうが私にとっては都合がよいのでな。
…どうやら殺さずにおいて正解だったようだな。
説明無し、承諾無しに利用された事については、金貨もう一枚で手を打ってやろう。
狙い通りに事が運んだのであれば、その程度気にもなるまい?
>208
勇者と呼ばれた者であろうとも、死んでしまえばもう何も出来ぬ。
後にはその者の業績が記録として、あるいは物語として残るだけだ。
それすら残せなかったのであればその者は勇者とすら呼ばれず消えていくだろう。
>209
従軍経験、と言われるとそれは無いと言うべきだが、軍の演習に参加した事ならあるぞ。
なかなか楽しいものだった、普段書物や盤面の上でしか出来ぬ事を実際に兵を使って出来るのだから。
あの後、親父殿(騎士団長)が父上に「今一度…の機会を」と私がもう一度参加出来るよう頼み込んでいたが、
そんなに私を軍人にしたかったのだろうか…
問おう。貴方が私のマスターか。
大公、獅子身中の蟲を飼う。
乱の兆しあれども、彼の蟲駆逐して終結の向きか。
地元修道会の懸念も一掃されたわけだ。
>207
箱の中身は空、というのも虚言であったか。
これはどうにも恐れ入る。
政争には御身こそが相応しい。
さて、代金の証文を頂いて、そろそろ旅人は消えるとしよう。
良い余興をありがとう。さらばだムスュー、せいぜい長生きするのだな。
>208
我輩は死にぞこなってしまったよ、何処かのロワヴェール。
>209
勿論。
昔、我輩は兵を指揮する立場だった。
我輩の領土を侵そうとする連中と、何度やり合ったか分からない。
あの土地と民を守り通せば我輩の勝ちだったのだが、結局負けてしまったよ。
そして笑えることに、負けて死んだ後にも、また負けた。
>210
了解した。
貴女の仰るとおり、我輩はあの恐ろしい帝国のレギオの如く振舞おう。
それに安心召されよ。
貴女の補佐が会の利益と反することはまずない。
何となれば、会の権限を保障しているのは、まさに貴女方なのだから。
行く当てがなければ北のアヴィオール王国へ足を伸ばされては如何か。
国が変われば空気も変わる。
>212
否。
どちらかと言えばスレイブだ。
御身らに尻尾を振る犬っころだ。
さぁ命令をくれマスター。我輩はどいつを狩ればいい。
たぶん騎士団長は戦うおにゃのこ萌えだったんじゃないかな
今夜、ある社交会(パーティー)に招待された
だが今のままの格好では入場できないらしい
もちろん武器の持ち込みも不可
近くに貸衣装屋もあるので、どうか着飾ってご来場ください
ひいふうみいよ…やっと札の数も増えてきたな。
前の札がダメになってから今日まで長かったのう。
……あいつらがいなくなってから、もうこんなに経つのか。早いもんじゃ。
>206 アルベール
お主は昔の事を穿り出されてもすまし顔で通しそうじゃがな。
わしはホレ、ボケが始まってるから昔のことなんて覚えてないしのう。はっはっは。
この間もわしのせいで一人死なせちまった。改悟にしては十分すぎるものがある。
せいぜい気を引き締めて、トラブルは持ち込まないようにするぞい。
ま、わしのせいでヤバ気な雰囲気になったらとっとと転進しとくれ。
なんならあの娘っ子を担いでな。
>207
あの時他にもいると思っていたら、お前さん方だったのか。
あんな易しい仕事で金貨10枚も手に入るんじゃから、別にいいけどの。
報酬は証文を貰っておこう。読む限りでは大公が無事である限りいつでも使えるようじゃし。
今後もこういう仕事があるならご贔屓に(ニッカリ
ふむ、こういう謀は東方も西方も変わらんもんじゃな。
>208
あの言葉にはどのような本心が篭められているんじゃろうか。
将来有望な者の死が悲しくて嘆いているなら、亡くなった何某よご愁傷様。
期待通りに働かず死んで憤っているなら、何某は本当にご愁傷様。
死んでも誰からも何も思われない者と、同じくらい物悲しく思うぞ。
>209
正規の部隊に配属されたことはないがね。
もっぱら目標陣地の食料に下剤を放り込んだり、重要人物を拉致ったり護衛したりの隠密活動をしてたな。
陣地の普請は兵隊達と一緒に作業したり、破壊工作後突入してきた味方と共に暴れまわったりもしたが。
>211 ティアナ
正直言うと西方の魔法にはとんと疎くての。お主の技を見て学んでいる最中じゃ。
それに、失敗したらしたでアフターケアはするじゃろ? 信じとるよ(ニカー
困った時はお互い様。旅は道連れ世は情けという諺もあるし、何かあったら頼むぞい。
しかし、その馬に乗ってる姿を見るのも久しい気がするのう。
ちなみに名前はついておるのか? じゃじゃ馬としか呼ばれないんじゃへそ曲げるかもしれんぞ。
>212
いんや。わしは弟子も子分も奴隷も持った覚えはない。
お前さんは主人を求めているのか?
それならわしは筋違い。わしは主人を失った野良犬じゃからのう。
己に使命を与えて欲しいなら、他を当たるんじゃな。
>214
力のある貴族の娘で器量良しの戦上手がいれば、そりゃ見逃せないわな。
生半可な技量と見栄えでは反発必死じゃが、ティアナは両方とも光るものを持っているということかの。
国内が彼女を戦の女神と謳えば、士気も団結力も一層高まるじゃろう。
もっとも、謀略も相応に激化するじゃろが。
>215
一気に金が飛んでいきそうじゃが、眼の肥えた貴族に笑われんものを選ばにゃな。
髭は剃りたくないから精々見栄え良く刈り整えるとしよう。
…何で行くことになったのかよく思いだせん。昨日酒でも飲んだっけ?
さて、手品のネタでも仕込んでおこうかの。奇術といった方が貴族方にはウケるじゃろうがな。
髭どれくらい伸ばしてる?
貸衣装屋など必要ない。
考えても見ろ。
己が身を蝙蝠や霧に変じられる化物が、どのような姿にでも変身できるとして何の不思議もない。
無論服装だけに限らぬ。
女、子供、老人、獣……如何様な姿にでも、御身が望むように。
>214
才能を埋もれさせるのは惜しいと感じるものだ。
先達ならば尚のこと。
特にそれが身内にあっては。
>215
この格好ではいけないかね?
我が国ではフォーマルな装いなのだが……。
もう少し古めかしく、ダブレットでも着込むか。
きっと美味いワインが飲めるのであろうから、多少の苦労は厭わぬ。
>216
剣を取る者、剣によりて死す。
彼も剣を取りし者なれば、その時が来たということだ。
ときにムスュー・クランドウ。
御身は東方の札を商っているようだが、幾つか売ってくれないか。
東方の物品に愛情を注ぐ知り合いがいてね。
……ああ、不死者には害のないものを頼む。
>217
今はこの通り、伸ばしておらぬ。
以前は我輩も蓄えていたものだがね。
最近はこちらの方が受けが良いのでそうしている。
しかし、その方がお好みというのなら、その様に致しますよ、マドモワゼル。
俺にも札売ってくれ
腰痛に効くひんやりさわやかなやつを
やはり寄る年波には勝てんな
それか揉んでくれ
性交経験はありますか?
ティアナおねーちゃんは自分のおにーちゃんと結婚するの?
東方のネクロマンサーが使う黄色の札を知っているか?
あれを額に貼られるとアンデッドは動きを封じられてしまうらしい。
恐ろしいことだ。
>219
我輩も札作成の依頼をせんとしているのだが、抗魔効果、破魔効果のものが大半のようだな。
もし腰痛用の札があるのなら、そういった需要は御身に限らず多くあるだろう。
長く生きるということは、その分身体を酷使することであるからして。
御身に家族があれば、たまには近しい者に労わってもらったらどうかね、ムスュー。
>220
妻も息子もいたよ。
もう千年も前のことだが。
同胞を増やすという意味では、吸血行為もそれに当たるだろうか。
どうやら、あれは素晴らしい体験のようだよ。
…無論、我輩自身が吸われたことは一度もない。
>221
こんにちは、小さなマドモワゼル。
古くから貴族の間では、一族の血を守るために近親者での婚姻が成されてきたのだ。
それは何も不思議なことではないのだよ。
それに愛しいものは愛しいのだ。
人間とは、理屈無しにそうなのだ。
甘菓子は好きかね、お嬢さん。
もし好きだというのなら、お嬢さん、それは多分、間違ったことではない。
漸くセインを離れられるな…全く、近頃の私はどうしてこうも運が無いのだ?
アヴィオールではあまり騒動に巻き込まれぬとよいのだが…
>212
お前が私の召使か、奴隷にでもなると言うのか?
そう望まれたのであれば主人となるも吝かではないが、生憎今は旅人の身でな…要するに、先立つものが足らぬ。
お前が給金なぞ要らぬという奇特な者であるのなら構わぬが、そうは行かない事だろう。
>213
今の私は単なる旅の剣士だ、生まれを笠に着て修道会に無茶を言うつもりは無い。
だが貴公がそれで良しとするのであれば、私に従い来るがいい。
ところで…表向き、貴公は単なる同行者という事にしておきたい。そのほうがやり易いからな、何かと。
ふむ…そうだな、今のところ当ても無い事だ。このまま北へ向かうとしようか。
一先ず、泊まれる場所でも探すとしよう。
>214
貴様は何を馬鹿馬鹿しい事を…親父殿はあんな必死な顔でそんな馬鹿げた事を言う人物ではない。
大体、ただ戦わせたいのならば別に軍を率いる必要などあるまいに。
今こうしているようにただの剣士となるという道も無いわけではなかろう?
>215
社交会の招待状だと…?
―――私は行かないからな。大体…どうして私がここにいると知ったのだ。
招待者の名に覚えは………無い、な。多分。ただ会場は覚えがある、昔来た事があるような気がするぞ。
しかし今の私は単なる旅の剣士だ、それをわざわざ招待するなど一体何を考えているのだ。
どうしてもと言うのであれば―――私の気に入るような衣装をそちらで用意して貰おうか。
>216
私とて東方の術などは全く知らぬからな、気闘法にしても見たのは貴公のが初めてだ。
しかし少しばかりとはいえ身につけてみると、思っていたより不可思議なものではないのだと分かるな。
貴公に魔力があるのならば教えてやれるのだろうが、そうも行くまい。
確かにな…折角、こうして動向している以上助け合える事は助け合わねばな。
セインに着いてからというもの、ずっと宿に置いていたからな…脚が鈍っていないとよいが。
名前か?ああ、そういえば人に教えた事は無かったな。買った時に名づけ、時折呼んではいるが…カタリーナ、と。
…そういえば貴公は東方人だから知らぬのだな。とある演劇からとった名だよ。
>217
父上や親父殿は立派な髭を蓄えているが、兄上はまだだな。
髭の無い兄上もよいが、髭を蓄えた兄上もきっと―――うむ。
>219
爺(侍従長)もよく腰が腰がと言っていたな…奥方や子供が居るのであれば、そちらに頼むといいだろう。
私は腰痛に効くマッサージのやり方など全く知らぬからな。
まかり間違って悪化させてしまわぬとも限らん。
>220
私に恋人と呼べる人物が居た事はない。
許婚を決められそうになった事はあったが、結局無かった事になったしな。
最も、そのような相手を作る気も無いのだがな。
>221
うむ、出来たら私もそうしたいのだがな、難しいのだ。
娘、兄弟は居るか?居るのならば、その兄弟の事は好きか?
好きなら大事にするとよい、だが結婚などと言い出すと世間はなかなか認めてはくれぬのだ。
兄弟が好きな女が出来たというのなら、素直に祝福してやるといい。
最も事情があれば別だがな…
―――どうせ、兄上にも婚約者が用意されるのであろうしな。
> どうしてもと言うのであれば―――私の気に入るような衣装をそちらで用意して貰おうか。
ようこそいらっしゃいました。
最近の流行りでしたら、背中の大きく開いたドレスと胸元の大きく開いたドレスがございます。
色も白、黒、赤などとそろっておりますよ。
その他、ネックレス、イヤリング、ブレスレット、髪留めなどなど社交会に必須の品はほぼ網羅しております。
どうぞ遠慮なくご用命を。
この街ではゲンナリする出来事が多かったのう。
次に取り付いた場所ではもっと面白いことがあれば良いが。
>217
最近切ってないんで長いとこで3〜4センチくらいかの。
西方で言うフルビアードって感じじゃ。
頬髭剃って他も整えてラウンド髭ってヤツにしてみようかの。似合うじゃろか?
>218 アルベール
不死者と言っても種類は千差万別じゃからのう。
ともかく気は籠めないで書こう。豪勢にしちゃるからちょいと待っとれ。
よし二、三枚出来たな。ほれ、これでどうじゃ?
これなら西方の不死者に貼っつけても効果はないじゃろうよ、多分。
>219
わしはそういう勝手のいい札は作れんでな。
申し訳ないが、ちゃんとした呪術師に頼ん……よし作ってやろう。
ほれ、貼ってみてみ。いい加減でひんやりしとるか?
この札の名は湿布といってな。調合さえ間違えなきゃ誰でも作れる魔法の札じゃ。
……ダメ?
>220
ボチボチと言ったところかな。
爺の癖にこれまで状況に恵まれないことが多くての。
商売女は病気が心配で買わないし、どこかでイイ女と出会えんもんかの。はっはっは。
>224 ティアナ
幻想的な意匠も理解できればタダの文字、ということもある。
実感すればなんという事はないさ。わしの場合魔法は身をもって食らわなきゃ実感できんがね。
ふむ、カタリーナか。改めてよろしくなカタリーナ。
じゃじゃ馬同士仲良くするんじゃよ(コソッ
次に行くところでは明るく楽しめる出来事が多ければよいのう。
湿布売れるだろうw
じゃじゃ馬
だがそれがいい
ひげもじゃだったのかー
アルベールは太陽の光を浴びても平気なの?
やはりアンデッドの本領は夜にある。美しい月夜であればなお良い。
人間が日中、その生命力を存分に発揮できるのと同様に、
我々は夜中、その力を縦横に尽くすことができるのだ。
>223
同行者、仲間、執事、従者、召使い、馬引き、都合の良いようになんなりと申し付けられよ。
それにこの外面とて思うがままなのだ。
老若男女、果ては蝙蝠、狼、畜生の類にまで。
貴女の思うとおり、如何様にも致しますよ。
マドモワゼル・グレース。
>225
ほう。
今はどんなものが流行なのだ、主人。
いや、誰かに贈るわけではない。
自分で着る際の参考にする。
>226
おお……御身に感謝を。
やはり東方のデザインはこちらとは一線を画すな。
知り合いが惹かれるのも理解できる。
対価はやはり貨幣での支払いが適当かな?
御身にワインの嗜好があれば上質なものを譲ってもよいのだが。
>227
薬品の類は土地や文化に関わらず一定の需要が見込める。
ムスュー・クランドウは破魔の知識に限らず、医学や錬金術にも通じているのだろう。
芸は身を助くとはよく言うが、彼も多才な男だ。
>228
傍から見る分には愉快だが、実際に関わると肝を冷やす破目になるぞ、ムスュー。
彼女たちは往々にして無茶をやらかすからな。
勇ましく活発な女性も魅力的だが、温良貞淑な性質は更に良いと思わないかね?
あっ……すまぬが今の話、他言無用に頼む。
>229
髭はしばしば手入れが大変だが、威厳や経験、思慮深さの象徴でもある。
ムスュー・クランドウも、東方の神秘といった感じをかもしているじゃないか。
だいたい、東方の賢者や神仙は髭を蓄えていると知り合いから聞いている。
しかも彼らは例外なく宙に浮くことができるという。違うかね?
>230
我輩においては、日光に当てられて灰になってしまうことは無い。
だが、不快極まりないことは確かだ。
本来ならば不死者の常道に則り、日中は棺桶にて安寧を享受したいものだ。
しかし修道会との契約の関係でそうもいかぬ。
我輩が帽子を目深に被っていたり、手袋をはめているのにはそういった理由もあるのですよ、お嬢さん。
日焼けしないので透き通った白い肌ですね
はぁはぁ
233 :
名無しになりきれ:2010/06/06(日) 13:17:13 0
たまにはageてやるんだからっ!
べ、べつにあんたのためじゃないんだからね!
ラッシャイラッシャイ!
産地直送の新鮮な野菜に果物だよ!
どーですお客さん。お一つためしにいかがか?
夏の日差しになったな。光が強く射しこんでくる。
毎年の話だが、忌々しいことだ。
>232
確かに色は白い。
だが、そういいものではないと思うがね。
死人の肌にはツヤも赤みも無く、ただ朽ちてゆくのを待ちわびるのみだ。
>233
では一体誰のために?
彼のために?彼女のために?世界のために?
……自らを偽ることなく生きるのは難しいかもしれぬ。
しかし、たまには素直になることも必要なのですよ、マドモワゼル。
ときに勇気をもって心の澱を拭い去り、己が縛めを解き放つ機会がなければ、人は自分の偽りにさえ気づけなくなるのだ。
そしてなにより、正直は気分がいい。
>234
イチジクは扱っているかね?
あれは青カビのチーズと相性がよくてね。
果肉に乗せて食べるとすばらしい味わいとなる。
ああ……困ったことにワインが飲みたくなってきたよ、ムスュー。
236 :
名無しになりきれ:2010/06/12(土) 00:25:59 0
保守っす!
おまえは命を狙われている!
238 :
名無しになりきれ:2010/06/18(金) 21:24:53 0
睾丸粉砕脚!!
その男は自分が聖職者である名乗ると剣を抜いた
「おまえを殺せば悲しむ人間がいるように
おまえを殺せば平穏を得る人間もまた、同じくいるのだ
私は前者でなく後者を利する者
私は聖職につき、聖なる刃をふるうが
人を斬ったあとのこの剣は悪鬼修羅の凶刃とどこも変わらない」
拠点を変えるたびに棺桶を移動するのは面倒だ。
だがそれは必要な手間というものだ。
人間には枕を変えたら眠れなくなった、などという事例があるようだが
ヴァンパイアの場合、棺を換装するわけにもいかぬ。
>236
ほう。
砦には守衛が必要というわけか。
励みたまえ。
>237
修道会の聖騎士には私を良く思わぬ者も多いからな。
同じ組織の仲間として、全く嘆かわしい限りだよ、ムスュー。
それが会の方針なれば、黙って従えばいいものを。
不満ならば、それこそ抜けてしまえばいいものを。
身を置く組織の法を犯さば、それは反逆というのだ。
滑稽なものだが、クク、それも人間のサガか……。
>238
真に粉砕すべきは物体ではなく、己を縛る観念の鎖だ。
御身は囚われている。
自分を救うことができるのは、いつだって自分だけなのだよ、ムスュー。
>239
そうか。
御身が神のためでなく、ただ人のために剣を振るうというのなら
それはもう聖剣に非ず、神罰に非ず。
生きるために奪う盗賊の刃と、どこも変わりが無い。
食うために奪う暗殺者の短刀と何が違う。
我々を打ち負かす者はいつだって英雄だった。
だが御身はどうだ、ムスュー。
試してみるかね。
地図の確度は歩数に比すと云うが
余が歩みし道程は余りにも少ない
此の図に点を加えんと欲す愚者に
十二神の導きあれ
此の図を血に染めんと欲す覇者に
十二神の裁きあれ
-ある地図職人の言葉-
魔法王国アヴィオール。久しいな。
では見物させてもらうか。
魔法の精髄とやらを。
>241
おお遥かなるエオルゼア。
アイアンハートの姓を継ぐ者は皆、地図の作成に心血を注ぐ。
血統がそうさせるのか。
あるいは、アイアンハートの系譜にかけられた呪いか。
どちらにせよ、彼の偉業には再び世話になりそうだ。
ところで、彼の地へ行くには高性能な船舶が必要と聞いている。
御身もあの大陸に出発するつもりかね。
それとも、既に彼の地に降り立っているのか。
せっかくだから以前私が知り合った奇妙な吸血鬼の話をしよう。
彼は魔界では名の知れた貴族なのだが、
白昼堂々と人間の武術家と殴り合いをしていた。
それも日の当たらぬ裏通りとかじゃあない。風光明媚な真夏の海沿いの町の浜辺でだ。
見物客はまさかまっ昼間から吸血鬼が殴り合いをしているとは思わぬから、まあ欺瞞としては上出来かもしれないが。
で、殴り合いの結末だが、彼が焔を纏った蝙蝠の群れに変化し相手を焼き尽くさんとした時、
それを待っていたのだろう、武術家は烈昴の気合を込めたアッパーカットで吸血鬼の術を破ったのだ。
戦い終わった後健闘を称えあうと彼らはふらりと立ち去ってしまった。
ヴァンパイアというものは誰しも気位が高い。
そして大概、死ぬほど退屈している。
もし同族同士で出会ってしまえば、その誇りをかけて剣を交えることも少なくないだろう。
>243
その吸血鬼、人から変化した我輩とは由来が異なるな。
どちらかと言えばデーモンや魔界の住人と呼んだ方が正確であろう。
しかし白昼堂々の余興とは、我らヴァンパイア、毛色は違えどなす事変わらずか。
暇潰しにチンチンをポリポリする人生とは全く以って皮肉なものだ。
ところでその武術家、「コアシミテカラショウリュウヨユウデシタ」等と口にしなかったかね。
我輩もこの呪文の意味は未だ分からぬ。
だが東方に住まう伝説の武術家であれば、かの意味するところを容易く行うという。
悪魔をも打ち破る覇気の持ち主だ。その可能性はあると見たが、どうか。
ヴァンパイアというものは誰しも気位が高い。
そして大概、死ぬほど退屈している。
もし同族同士で出会ってしまえば、その誇りをかけて剣を交えることも少なくないだろう。
>243
その吸血鬼、人から変化した我輩とは由来が異なるな。
どちらかと言えばデーモンや魔界の住人と呼んだ方が正確であろう。
しかし白昼堂々の余興とは、我らヴァンパイア、毛色は違えどなす事変わらずか。
暇潰しに明け暮れる人生とは全く以って皮肉なものだ。
ところでその武術家、「コアシミテカラショウリュウヨユウデシタ」等と口にしなかったかね。
我輩もこの呪文の意味は未だ分からぬ。
だが東方に住まう伝説の武術家であれば、かの意味するところを容易く行うという。
悪魔をも打ち破る覇気の持ち主だ。その可能性はあると見たが、どうか。
ところで"愚者を継ぐ者"という奴らを聞いたことがあるかね?
このところ付近で暗躍している一団だそうだが…
愚者ってことは馬鹿ぞろいって事なのかね、ハハハ!
まあ、どうせ野盗のたぐいだろう
たいしたことはあるまいて
アンデッドモンスターはいるみたいですけど、死者の完全な蘇生って可能なんでしょうか…?
愚者の黄金という鉱物がある。
金によく似ているが、全くの別物だ。
御身の手中にあるものは、果たしてどちらであろうか。
>247
愚者を自称する者を安易に侮ってはならない。
道化師の滑稽は、彼らの狡猾の裏返しであることを忘れてはならない。
その集団が「愚者」から一体何を継承したのか。
我輩には与り知らぬことながら、多少の興味をそそられる事柄ではある。
もし出会った際には、うんちをぶっかけて問い詰めるとしようか。ブリブリ。
>248
我輩は千年を生き、世界を回った。
神の秘蹟による復活は、よく噂話にのぼるものだが、
しかし実際に復活した者と話をしたことはない。
つまりは、そういうことなのだろう。
だが所詮、これは悪魔の証明に過ぎぬ。
戦死者がこの様に死にぞこなうことだってあるのだ。
生き返ってなんら不思議はないと考える人々もあろう。
愚者の黄金という鉱物がある。
金によく似ているが、全くの別物だ。
御身の手中にあるものは、果たしてどちらであろうか。
>247
愚者を自称する者を安易に侮ってはならない。
道化師の滑稽は、彼らの狡猾の裏返しであることを忘れてはならない。
その集団が「愚者」から一体何を継承したのか。
我輩には与り知らぬことながら、多少の興味をそそられる事柄ではある。
もし出会った際には、直接尋ね聞くとしようか。クク。
>248
我輩は千年を生き、世界を回った。
神の秘蹟による復活は、よく噂話にのぼるものだが、
しかし実際に復活した者と話をしたことはない。
つまりは、そういうことなのだろう。
だが所詮、これは悪魔の証明に過ぎぬ。
戦死者がこの様に死にぞこなうことだってあるのだ。
生き返ってなんら不思議はないと考える人々もあろう。
251 :
名無しになりきれ:2010/07/05(月) 09:44:38 O
不老とは少々異なるが、時の流れが普通とは異なる土地に住む人々は歳をとる事はないようだった。
俺が神殿騎士見習いとして大森林に逃亡した死霊術士の捜索を行っていた時に偶然発見したのだが、
子供らは数え切れぬほどの年月を経ても子供のままであったようだし、老人もずっと老人をやっていると話していた。花は実を付ける事なく咲いては散る事だけを繰り返す。
確かにそこは理想郷かも知れないが、俺は逃げるように立ち去ったよ。
神の摂理に反する生命の在り方に疑問を覚えたというのもあるが、
何よりも、そこの時の流れに身を委ねては二度と自由を手に出来ないように感じられたからな。
ちなみに、任務中に俺が見たものは感覚共有で全て異端審問官に報告されているゆえ、
すぐに討伐隊が派遣されたようだが、結局何も発見できなかった。
時の流れが異なるならば、空間もひと所には留まらないのだろう。
……まあ、確かに罰当たりな連中だったが、あの子供らが火炙りにされては寝覚めが悪いからな。その報を聞いて安心したのも事実だ。
無駄足を踏む羽目になった討伐隊の皆は気の毒だったが、彼等の山狩りのお陰で近隣村落のモンスター被害が激減したのも神の思し召しだろう。
暑いですし、ここ紺碧の湖岸亭で喉を潤わされてはどうですかな?
テラスからの眺めは絶景ですよ
金貨5枚を払ってくれれば、近くの山から運んできた氷菓子も差し上げますが?
雨か。
流水は苦手だ。
天気雨などはもっての他だ。
>251
およそ悠久の世界は、時の牢獄に過ぎぬ。
云わば彼らは永遠の虜囚だな。
それにしても、神出鬼没に出たり消えたり、
まるで泡のような時空ではないか。
そうであるならば、かの訪問の際、世界はハジけてしまったのかもしれぬ。
御身が外の時間、外の空気を持ち込んだが故に。
>252
紺碧が漆黒に変わる頃、それが我々の時間である。
月が湖面に映る時分になったらテラスへ運んでくれ。
ワインと食事、それにソルベを。
勘定は金色が5枚と、あとは何色が幾つかね。
今宵は世話になるよ、ムスュー。
どうもここしばらく何者かに追われとるのう。
随一見張られとるようで、表を歩くのも一用心じゃ。
うーん、そんなに恨みを買うようなこと……いっぱいしとるか。
>>227 本業レベルで湿布を売るなら材料の入手と保存が面倒そうでのう。
ある地域でしか採れないモノを使うとなるとお値段も膨れ上がる。
荷を引くためにロバを手に入れなきゃならんし。
その点、御札作りはある意味ラクチンじゃ。今回は必要なものが易く手に入ったから出来ただけじゃよ。
>>228 乗りこなすのは大変じゃが、達成した時の快感は得も言えぬってことかの?
そういう困難に挑戦する意気込みは好きじゃぞ。
わしはせいぜい、気の置けない友情をはぐくめれば十分じゃな。
>>229 モジャっているのは正直好きじゃないが、全部剃るとかなり若返って見えてしまうからの。
カイゼルにするのも面白そうじゃが、今のところは刈り整えるくらいにしておこう。
なんか似合いそうなものがあればやってみるのもやぶさかではないがの。
>>230 わしらの目の前では平然としておるな。
まあ、ああいう手合いは自分の弱みを見せんから当然じゃろう。
不死者というのは人の知る理とは違った理で動いているはずじゃし。
>>231 こちらにしてみればそっくり同じ言葉を返すよ。
全く違う文化というのは面白いものじゃ。
わしは酒が飲めなのでのう。報酬は適当にしてくれていいぞい。
あと、わしの知識は広く浅くがほとんどじゃよ?
あんまり過大評価されても爺の頬が赤くなるだけじゃ。
>>232 地域によるんじゃろうが、西方人は大体が白い肌じゃな。
東方に負けないくらい暑いところもあるだろうに、日に焼けないのは不思議なものじゃ。
酒を飲んだ時の赤くなり様はほほえましいがの。
>>233 お前さんが言うならそうなんじゃろう。
じゃが、わしが勝手に感謝するのはいいじゃろ?
さて、わしはここで大道芸をするが見て行くかの?お代は好きにしとくれ。
>>234 ほっほう。そこの言葉にウソはないな?
この時期なら柑橘系はあるか? 甘さ多めで酸っぱさ控えめのヤツ。
モグモグ……スッパくて体中が活性化する気がするぞい!
水気があって悪くない。よし、5個買っちゃる。
ホイ、お代はこれで。
>>236 保ち守るというのは大変じゃろうな。
わしはふよふよ浮いては流れて行くから素直に尊敬するぞ。
見回り御苦労さまじゃ。これからも頑張っておくれと言っておこう。
>>237 さて、どの件じゃろう……?
善くないことは沢山してきたから恨みも相応に買ってるじゃろうし。
とはいえ、東方から追手がかかるほどの重要人物じゃないしの。
以前武術大会で色んな輩をのめしたり、金を巻き上げたりしたからその辺じゃろう。
他に何人かの顔が思い浮かぶが、タダで負けるつもりはないな。
>>238 踏み込みが足りんっ!(バシッ
ふっふっふ、わしは既に玉無し。そんな攻撃が通じると思ったか。
嘘ジャヨ。ほれ隙だらけじゃぞ? それじゃまだまだ勝てんよ。
>>239 聖職者はそれらしく無辜の民に愛と道徳を説いていればいいんじゃ。
濡れ仕事は専門職にまかせておけば、事も上手く回るものを。
その己の言葉に酔った言い方は正直気に食わないのう。
とっとと逃げさせてもらおう。お前の尻を蹴飛ばす気にさえならん。
次に会ったら手首を追ってやるからお楽しみに。
>>241 その職人はどんな想いで地図を作っていたのじゃろうかの?
最後の二文は随分ぶっそうな事を言っておるが、これは自分の地図が通用しなくなるのを恐れとるんじゃろうな。
……自然災害で地形が変わった場合はどうするんじゃろ?
そう定めた神に喧嘩を売るというのなら、心底感服するぞ。
>>243 お主は凄まじい輩と知り合いじゃの。
そんな奴と闘い打ち破った武術家も相当なもんじゃが。
やはりどんな時も揺るがぬ平常心と、冷徹な先読みが勝利に繋がったんじゃろうな。
種族間の優劣も戦いの決定的な要因にはなりえないという良い例なのじゃろう。
ところで、その武術家の名前か流派の名は聞かなかったかの? そうか、そりゃ残念。
魔界か、行ってみたいのう。
瘴気やら魔力やらで即死する気もするが。
>>245 イタズラってのは塩梅が難しいものじゃ。
相手を不必要に不快にさせず、尾を引かない方法の選択をせにゃならん。
向こうが驚いてネタを知った時、笑ってもらえりゃ最高なんじゃがね。
>>247 愚者の何を継いでいるかのもよるがの。愚か者だって長所の一つはあるもんじゃ。
それも継ごうと思うくらいのモノがなけりゃ、そんな名前も浸透せんわな。
しかし、受け継いだと言え本人でなければ物事は変質していくもんじゃ。
じゃなけりゃ宗派なんてぞろぞろ増えて行くはずないからの。
いかに劣化させず、良い部分を増やして補填もしくは進化させられるかが肝心じゃろ。
>>248 死者の状態にもよるんじゃないかの?
その者たらしめる要素が朽ちてしまえば難しくなっていくじゃろうしな。
聖者が神に力を乞うて、奇跡を起こせば出来るかも知れんが……その代償は大抵割には合わんじゃろう。
>>251 歳を取らない人々か。
わしの師匠は出会った時と全く変わらない姿をしとるが、そういうこともあるんじゃないか?
お主は逃げて良かったろうな。そっちにはそっち、あっちにはあっちの理屈や真理がある。
全く違う理を受け入れその輪に入るのは、帰依している神と袂を別つことになりえるってな。
おっと、異端だなんだとわしを告発せんでくれよ?
村落が平和になることは悪い事だとは思っとらんし。
>>252 美しいものを見るのも旅の醍醐味。出来れば魚料理も食べたいがの。
んん?金貨5枚じゃと!? 流石においそれと出す気にはなれんのう。
それに、氷は食べようと思えば他に手立てがあるから遠慮しておくぞ。
老いぼれにはこの景色だけで十分じゃ。
困ったものだ…騒動から離れられると思った途端、今度は身を隠す羽目になるとは。
こちらでは顔を知られていないと思っていたのだがな…
>225
ふん、聞こえていなかったのか?私は「私の気に入るような衣装を用意しろ」と言ったのだ。
貴様の趣味で構わぬ、一式見繕ってみろ。
それが私の気に入るようなものであれば、社交会に出てやってもよい。
>226
東方の文字…漢字といったか、あれが美しいからと好んで意匠に使っている者がいたが、
貴公のような東方人から見たらどのように思うのやらな。
私には魔力が無いという感覚が理解出来ぬため貴公の気持ちは分からぬが、
対処法を教えてやる事くらいは出来るからな。そのくらいは頼って貰って構わん。
…今、このじゃじゃ馬に何事か囁いていなかったか?
まあよい…北ではこのごたごた以上に楽しい事がある事を願うとしようか。
>227
薬学や医学の類は、幅広い知識と手先の器用さが必要になるという。
また、材料にしても容易く手に入るものでは程度が知れると聞き及んでいる。
薬屋を開く程になるには、仕入先の当てが無いのかも知れないな。
>228
カタリーナは確かにじゃじゃ馬だが、この脚力は確かなものだ。
あの牧場にいた馬の中では最も速く、またスタミナもなかなかのものだと聞いている。
じゃじゃ馬というものは逆に言えば元気の証だ、そうは思わないか?
>230
吸血鬼は日の光を浴びると灰となる、という伝承があるがそれは下位の者だけらしい。
私が昔読んだ書物によるとデイウォーカーなどと呼ばれる吸血鬼がおり、その者は日の下を堂々と歩いたという。
アルベールもその類なのかまでは知りえぬが、日光で灰にならぬのは確かなようだな。
>231
便利なものだな、貴公は外見を自由に変えられるとでも言うのか。
ならば時には申し付ける事もあるだろう、その姿を変じる事を。
ところで現在の姿は貴公本来の姿なのか、それとも変じた姿なのか?
>232
日に当たるとすぐ肌が赤くなる性質でな…これでも日差しには気を遣っている。
あまり日に焼けると火傷も同然な有様になってしまうのは実に困ったものだ。
>233
ふん、私の為で無くても構いはせぬ。
東方の諺だそうだが、「情けは人の為ならず」という言葉を聞いた事があるか?
貴公の行いは巡り巡って、いつか貴公自身の為になる事だろう。だが…礼くらいは言わせて欲しい。
…ありがとう。
>234
ほう…新鮮だというのは偽りではないようだな。
この時期ならばトマトだろうか、実は昔から好きなのでな…一つ貰えるか?
―――うん、それでは二つほど貰おうか。
>236
見回り、ご苦労だ。貴公の如き者が居るからこそ、世は平静に保たれるのだろう。
これからも是非に励んで貰いたい。
>237
そんな事は重々承知の上だ、承知の上で私は此処に居る。このほうが逆に安全だからな。
仮令此処まで追っ手がかかるにしても、それは余程の事があった徴だろう。
その時はどこか遠くへでも逃げるとするさ。
>238
見事な蹴り上げだが、それでは貴様自身がバランスを崩してしまわないか?
それに隙が大きすぎる、まだまだその技には改善点が多いようだな。
しかし体術をもっと鍛えたほうがいいのだろうか、大剣は振るえる場所を選ぶ…
>239
貴様の言う事が全て事実ならば、刃を持ち振るった時点で最早悪鬼羅刹なのだろうよ。
人間に聖邪があるのであれば、貴様は既に邪へと足を踏み入れているだろうな。
今の貴様は聖職者などではない。それでも聖職者だと名乗るのであれば、神の奇跡で私を殺してみよ。
それが出来ぬのならば、唯の通り魔として道に骸を晒すがよい。
>241
地図というものは旅人にとって必須だが、旅人のアキレス腱でもある。
行商人を始め荷を運ぶ者たちにとっても欠かせぬものだ。
だからこそ、地図にかける税については慎重を期さねばならない…
地図に重税をかけた結果どうなるかは、歴史を紐解けばすぐに分かるだろうからな。
>243
吸血鬼にも様々な者がいると言うが…貴公の知り合いは確かに奇妙だな。
白昼堂々陽光の下で殴りあう吸血鬼という時点でよく知らぬ者ならば仰天するか信じぬかのどちらかだろう。
しかしその武術家は何者だ?吸血鬼を素手で打倒してしまうとは。
そもそも身体能力の根本が大きく異なるというのに、そこを技術で乗り越えるとは尋常ではないな。
>247
初めて聞く名だな、アヴィオールに訪れるのは久々だから知らぬのも仕方ないか。
単なる野盗の類ならばよいのだが、邪教勢力などだと少々厄介だな。
しかし愚者…愚者…ふーむ、とんと思い当たらないな。
ヴェルノにでも聞けば分かるのだろうが、おいそれと会いに行けぬしな。
>248
死者の状態によるな。肉体の重要な部分の欠損が無く、また病魔により内側から朽ちている訳でも無く、
しかして本人の生命力が元から強いのであれば、最上位の神聖術をもってすれば蘇生も可能だ…と聞いた事がある。
…最上位の神聖術を使える者など、五指に入る程度しかおらぬがな。
それに、それだけ強力な術を使った術者がどうなるか、復活した者がどうなるのかも分からぬ。
>251
閉じた永遠の世界か。貴公が見たものが白昼夢か事実かも判別出来ぬが、立ち去ったのは英断だったな。
そのような神の摂理に反する場所など許されるものではないし、何より…未来のない世界など、私は御免被る。
その連中が今どうなっているかなどは知ろうとも思わぬが、うっかり足を踏み入れぬようにせぬとな。
私はまだ、未来を見ていたい。
>252
ふむ、悪くないな。それでは今晩の宿と決めるとしようか。
…しかし金貨5枚とは大きく出たな。それに見合うだけの価値があるのだろうな?
ならば先に3枚払おう。払うだけの価値があると判断したらあと2枚を払わせて貰う。それでよいか、主人?
最近は紙の金を発行しようなんて動きがあるらしいが…
紙切れの金なんぞ、安心して使えそうもないですな
我輩の所属する修道会には、多くの貨幣をひとつの手形に変えて交換できる制度がある。
遠くに足を伸ばす際は是非利用されたし。
……もっとも、利用できるのは修道会の会員だけなのだが。
>254
酒は飲まないか。
ではこの懐中時計はどうかね。
ゼンマイ仕掛けのいい品だ。正確に時を刻む。
魔法に頼らない、まさに匠の技。
人間の精緻の極み。
>258
これは我輩の死したるときの姿であり、生まれたときの姿。
……しかし、例えどのような形をとろうとも、その全てが我輩本来の姿というものです、マドモワゼル。
貴女が見せるどのような表情も、全て貴女そのものであるのと同じだ。
貴女が家族に語らう顔と、敵に対する顔は随分と異なるであろうが、どちらも貴女には違いない。
>260
貨幣は嵩張る。
持ち歩くにはとても向かない。
商人や、我輩のような旅の途にある者には特に。
それを紙切れ数枚で代替可能というのなら、是非進めて欲しいところだ。
実際、ゴールドスミスが発行する証書や修道会の手形を目にする機会が多くてね。
紙幣に対する抵抗はあまりない。我輩の立場柄、そうなのだろう。
262 :
名無しになりきれ:2010/07/20(火) 12:17:29 0
中性
戦士だの騎士だのは嫌い
正直山賊と変わらないよ
一袋の銀貨で教祖を裏切る信徒もいるそうだし
世の中、やっぱり金だな
モンスターは見たことあるけど悪魔はないな
誘惑になんて負けないもんね
暑くなってくると、鎧が暑苦しくて堪らないな…魔法で対処するにも限界があるしな。
>260
そのようなもの、硬貨を鋳造する事も出来ぬ国の苦し紛れであろう。
財政が苦しくなれば手形を乱発する、貨幣の質を落とす。よくある話だ。
その結果財政が好転する事などほぼ有り得ぬ事くらい、考えずとも分かるだろう。
約束が破られる事が最初から分かっている手形など、誰も購入したりせぬからな。貴様もそうだろう?
>261
つまり貴公が人間であった時と変わらぬ姿という訳なのだな。
…ふん、姿形まで変わるものと表情の違い程度を一緒にしてもらっては困る。
私が多少違う装束を身に纏い、普段と違う雰囲気であろうとも知る者であれば直ぐに私と分かろうが、
貴公が鳥や獣に姿を変えていたならば、私には貴公だと即座に断ずる事なぞ出来ぬであろうからな。
しかし鳥にもなれるというのは少々羨ましい事だ。
私も空を飛ぶという事には憧れるが、飛行魔法は失われて久しいのだからな。
>262
中性的、というと女のような男や男のような女を思い浮かべるのが一般的だろうか?
とはいえ程度にもよるな、あまりにも女らしい男は最早中性的などとは言えぬであろうし。
>263
戦士や騎士の中にも山賊と変わらぬような人非人もいるであろうし、山賊の中にも人道に悖る行為を嫌う者もいるであろう。
要は「戦士」「騎士」「山賊」などというものでくくって見るのが悪いのだ。
幾ら善い人物がその中にいようとも、悪人が一人いるだけでその印象で上書きされてしまうだろうからな。
貴様が戦士や騎士を嫌うのは勝手だが、その者たちが貴様の命を救う可能性も大いにある事を忘れるな。
>264
人はパンが無ければ生きられぬが、パンのみに生きるにあらず…とは誰の言葉であったか。
強欲の果ては不幸であるという事は歴史が証明しているだろう。
願わくば貴公が、いつか金よりも価値のあるものを得られるよう。
>265
物語としてはよく聞いたものだが、私も実際に悪魔を見た事はないな。
だが悪魔は人間の心の間隙を狙って忍び込んで来るものだと言う。
貴公も気をつける事だ、慢心はいつだろうと貴公を不幸にしかせぬ。
雷鳴が轟いたと思えば、急に豪雨が降りだした。
この季節はこれだからたまらん。
激しい流水は体に堪える。
>263
我輩も同感だ。
彼らは何事も力での解決を望む。
スマートとは程遠い連中だ。
もっとも、金と人脈で黒も白と言い張る商人連中は更に好かないがね。
いつも日和見で勝ち馬乗りの「持つ者」たちは言うに及ばず。
おや……この世は我輩の嫌悪すべき者どもで溢れているようだ。
だからこそ、そうでない者は貴重だということかな、ムスュー。
>264
クク…今更な事じゃないか。
宗教家がなべて聖人ばかりだと思ったのかね?
教師は全て人格者で、官憲は正義に満ち溢れ必ず善を成すのかな。
では吸血鬼は?
粗野で反社会的で無礼で自分の城に篭り、朝眠り夜に起き、無差別に人を襲うのかね。
……これは当たらずとも遠からじ、と言ったところか。
>265
悪魔という奴は、敬虔な聖職者を引き摺り落とすことを至上の喜びとするのであって、
既に堕落した者には近づかないのだ。
おっと、これは失礼。マドモワゼル。
>266
ただ一羽の鳥となって大空を滑空するは気持ちのよいものだ。
お望みとあらば、御身を連れて空中に飛び立って見せよう。
ただし、そのときは重い武器と鎧は外していただく。
中空に浮くと言うのは、思ったより大変なことであるからして。
入道雲か。これから暑くなりそうじゃ。
湿気は少ない方がありがたいんじゃが、さてさて北部はどうなんじゃろな?
>257 ティアナ
鼻で笑われたくなければ意味もしっかり調べた方がええのに、とは思うぞ。
東方人が少ない西方ではそこまで真面目に考える輩も少ないんじゃろうが。
魔力の対処法はぜひ教授してほしいものじゃな。
今は気と札だけしか対抗手段がなくて困っとっての。
さて、北でどんな面白い出来事があるかワクワクしてきたぞい。
>>260 簡略化された手形ということかの?
その種類全てに一律の価値を持たせられるのなら大いに便利になるな。
金属製の貨幣は含有率によって価値の変動が出やすいし。
しかし国が製造・管理するならば、偽造防止のために大変な努力が必要じゃろう。
紙製じゃから技術と設備さえあれば大量に作れてしまうし、脆いという欠点もあるしの。
>261 アルベール
懐中時計か。こんなに間近で見たのは初めてじゃな。
しかしいいのか? 素人目に見てもかなりの気品を漂わせとるが。
大事にされているようじゃし、わしの札数枚なんかとは格が違うじゃろうに。
>262
西方では知らんが、東方の一部地域では中性というか半陰陽の者は信仰の対象になっていたな
。
その者達は特別な力があると言われて、彼らに纏わる伝説もあったりするぞい。
ただまあ、ある意味亜人より奇異の目で見られやすかったとも聞かされたもんじゃ。
>263
戦士らの品性は軍規や道徳心に大きく因るからのう。
自国民への略奪や虐殺等が当然の権利とされてれば、そりゃあ悲惨な光景が広がるじゃろ。
更に傭兵と言う連中は、ほぼそういったことを行うもんじゃし。
そんな危険から逃れたいであれば、隔絶された辺境の地へ行くことをオススメするぞい。
>264
金なんかよりよっぽど信用すべきものを教えちゃろう。
それは自分じゃ。それ以外を信用し過ぎると必ず痛い目を見るからの。
金銭だっていつ無価値になるか分かったもんじゃないからな。
己の頭と体を使っていかに楽しく生きるかが肝心じゃよ。
>265
悪魔そのものより悪魔的な人間の方がよっぽど怖いと思うがね。
悪魔はなまじ力がある反面、その力に縛られると聞く。
契約自体は絶対だし、厳密な嘘はつけないらしいぞい。
人間は平気で大嘘を吐くからの。罪深きは人間なりってことか。