古代神聖チャロッゼン帝国の憂鬱(人∀・)

このエントリーをはてなブックマークに追加
794猫の目を持つ白面の男 ◆StNnxi2szM
>>786
>リコ
>(ドゥーラがヤコブに柄を向けて差し出していた喰魂のサーベルが操られた。剣は滑りドゥーラの胸に深々と刺さった。)
小僧の浅知恵。我に生者の魂は無い。
(白面の男は胸に妖刀が刺さったまま平然と立ち上がった。)

くぉうっ・う・き・ぴぇすてぃーるる!

(白面の手から発射された空気の塊はリコを直撃した。耳、鼻、目から血を流しリコは倒れた。
白面は三日月剣を引き抜くと、ヤコブに捧げ渡した。)

御手も元のままに。臣めの魔力は陛下の御為に。
(白面の全身が輝き、白く輝く蒸気が沸き起こる。蒸気は意志をもって畝り、ヤコブを包んだ。
ヤコブの体が輝く。アッシュの召還した白銀の剣はその光を受け、乱反射で岩窟を照らした。)

銀で立ち向かおうと考えたか。流石は素晴らしい。だが正も邪も超えられた陛下に傷一つつけられぬ。
(魔力を捧げた為か、白面の男の体には細かいひびが生じていた。体を動かすと皮膚の破片が粉雪の様に落ちる。)
アリスティスラ。汝の赤誠に報い、命を永らえさせよう。陛下の為に戦え!

てぇんん・ん・っばぁ・つむ・ぉちえ!

(白面の男の両手が鞭状に変異した。そしてエメラルンらに踊りかかった。)