古代神聖チャロッゼン帝国の憂鬱(人∀・)

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572猫の目を持つ白面の男 ◆StNnxi2szM
何故ここに不穏分子の輩が集っている…。
(シンデレラ城の尖塔は青い洋瓦が美しい。美しい青を汚して黒い影が佇立している。
カフェ・オーリンズを見下ろし、白面の男は苦りきっていた。
宇宙の因果率に干渉する空間転移は、規模が大きくなればなるほど、影響が予想外の場に生じる。
この城もロネの封印を飛び越えた余波を受けて、次元の狭間に引きまれたにすぎないだろう。
そんなこと知った事ではない。だが、ここに仇為す者が集まっているとなれば話は別だ。)

>>536 アッシュ
>せめてもの贖罪だ。それまでの間――――"ヤツ"は俺が引き付けて置こう。
(見上げ凄むアッシュ。)
ギグロツバウダの犬か?この集いもあの老いぼれが膳立てしたのか?もう遅い。既にズオードは、

>>568 マキューシオ
>後から刺す様な卑怯なまねはしねえさ。

ぐぉ!
(神槍の突きを辛うじて避ける。ローブが避けた。風を孕み布が千切れ飛ぶ。白面の男の上半身が顕わになった。
剃り上げた頭部。指を糸で縫い止めた両の手。身体前面は白く背面は青い。陶磁器のような光沢を持つ非生物的な肉体。
呪術を幾重にも織り込んだであろう異様な身体であった。)

貴様!マキューシオか!無様な姿になったものだ!
(白面の男がマキューシオを蹴る。マキューシオは吹き飛んだ。)

ロネに行く算段をしていたようだが無駄である。
(白面の男は右手を挙げた。人差し指で夜空を指す。)

とぅとぅ・りー・よぅせえ・ば・あっばっつっ・ぐぅ
(指を降ろす。指に引かれるように夜空に流れ星が流れる。
ディズニーランドは紅の浜(>>252)にある。浜の沖に星は落ちた。紅蓮のキノコ雲が湧き上がった。城がオレンジ色に照らされる。
シンデレラ城を越える高さの大津波が生じた。半瞬後ディズニーランドの全てを飲み込むだろう。白面の男は高笑いをした。)