楽園 第四章: 『セイント聖夜』

このエントリーをはてなブックマークに追加
おう、およそ1ヶ月ぶりに来たぞ!!!!! 7月2日に有明コロシアムにてブロック・レスナーと
一戦を交え、勝利したものの、その後の予定試合を全てキャンセルして、今はアラスカで山籠りを
しているんだ。

理由は、実は9月にK−1の王者であるマーク・ハントと激突する事になってね、今のままだと彼の
パンチの威力や技術、そして桁外れなハングリー精神に屈する可能性が大きいと言う事で、過酷な
環境の下で特訓を積んでいる、という訳だ。

お陰で240kg近くあった体重が、今では200kg台まで落ちたよ、ハハハハ。
まあ、詳しい事は俺の「テリトリー」を参照するとよく分かるので、そうして頂くと
有難く思う。

さて、と。おっ!!! 来ているな。よし、では早速、返して行くとするか!!!!!

>304、>311-312、>314(ミミ吉原)
おう、只今!!! と言っても、また大分経ってから此処に戻って来たのだが、な。ハハハハ!!!

おっ、あるのか。じゃあ、済まないが見せて頂くよ。

(何枚かの斉藤彰子の写真を見せてもらう)

<トレーニングウェアを着ている斉藤>
当に己に厳しく、黙々と練習に励んでいる所が彼女の強さたる所以。そういった感じだな。

<『飛燕脚』を吉原に見舞っている所>
ほほう、社長さんが自ら撮影したのか。 ……何、その後その人まで斉藤の技を喰らって
KOされたと? 巻き添えにされるとは、何ともお気の毒な社長さんだな……。

とは言え、この写真を見た限り、彼女の俊敏さや技のキレ、威力がどれほどのものかが
良く分かるな。苦戦を強いられるのも無理はあるまい。俺もこんな相手と当たったら、負ける
かも知れないな、ハハハハ!!!

ほう、勝利したのか。それは凄い事だ。俺としてはその苦闘の末、勝利した君もまた立派だと
思うよ。

(七夕の短冊について)
レスラーの鑑とは……、それはちょっとオーバーだな。まあ、今まで俺は日本では殆どヒール
レスラーとして闘ってきたのだからな。今後は日本であれ、アメリカであれ、その他の国であれ、
実質上ベビーフェイスのレスラーとして頑張ろうと思い、その短冊に願いを託した訳だ。

ともあれ、君を含んで、俺を応援してくれる人達の為にも、とことん闘うぞ!!!
>305-307(クーラ&SIN)
おう、久しぶりだな!!!!! 俺としてもこうしてまた再びお前さん達と会えて嬉しいぞ。

(リストアップしたレスラーについて)
ワハハハハ、まあな!!!!! 矢張り基本、同じジャンルのファイターでないと、闘い甲斐が無いからな。
だからレスラーのみリストアップしたという訳だ!!!

(ネスツの残党について)
ほう、つまり「クー・クラックス・クラン(※)」みたいなものか。それなら何とかなりそうだな。

まあ確かに、世界中にばら撒いているかの様にアジトが点在しているとなると、潰し易くてもまた違う場所に
ポッと現れては消え、また違う場所からポッと現れては消えの連続だからな。俺としてもそれは厄介だと思うね。

表立った事は出来ない、か。まあ俺としてはその残党を一点に集めて一網打尽とするのが得策だと思うが、
それだと却って脅威が増す恐れがあるからな。今の所は様子観察、といった所か……。

(クローンの草薙京について)
何、間違い? そうなのか?

〔訂正箇所を見て〕ああ、そう言う事か。了解。

まあ確かに、小規模であるが故に、どういった事をしてくるのかは俺としても察しが付くが、クーラの言う通り、
突如力を付けたとなると、厄介だからな。「大事は小事に考え、小事は大事に考え」ねばいかん。

ああ、この言葉、日本の戦国武将である藤堂高虎公の名言だ。意味は「大きな事なるものは慌てふためいたり
焦る事無く、小さい事と考えて冷静に取り組み、逆に小さい事は、油断すると後々大事に発展しかねないから、
重大に考えて取り掛かる様にしなければならない」と言う事だ。

この場合、クローンとネスツの残党がグルである件は後者の小事に当たるからな。気を付けんとならんぞ。

(残党の掃討に協力する事について)
ワハハハハ、ああいう悪事は見過ごす訳にはいかんからね。世界には思う様に悪事が働けない事を
思い知らせてやるまでだ!!!

(クーラやSINについて)
(クーラやSINの喜ぶ顔を見て)ワハハハハ!!!!! 有りの儘の事実を述べたまでだからな。

(SINに向かって)まあ、世界征服というのは些か引っ掛かるが、お前さんの様に、面倒見の良い人間が
世界のリーダーになるのなら、俺も彼女同様に異議は無いと思うぞ。

なるほど、彼女以外に作る料理は口にした事が無い、か……。つまりあれだ、お前さんは無意識の内に
彼女の事を大事に思い、好きになっていると言う事だな。

そうとなると、お前さん、尚更彼女の事を守ってやらないと、な!!!!!

(続く)
(※クー・クラックス・クラン……略称KKK。北方人種《金髪碧眼、特にアングロサクソン、ゲルマン人種》を
至上とし、黒人やユダヤ人、黄色人種、近年においてはヒスパニックなどの他の民族の市民権に対し異を唱え、
同様に、カトリックや、左翼団体、同性愛者の権利運動やフェミニズムなどに対しても反対の立場を取った、
白人至上主義団体の事。2度組織され、現在でもアメリカ、イギリスに極めて小規模ながら存在している。

1度目は南北戦争終結の後、南軍の退役軍人であるネイサン・ベッドフォード・フォレストが『黒人を躾け直す』
『黒人を懲らしめる』目的で組織し、黒人の虐待、殺害を繰り帰し、1871年にアメリカ政府から『テロリスト集団』と
認められ、大規模な摘発を受け、また1876年に『ジム・クロウ法』という白人と黒人を徹底して差別する法律の
制定によって存在価値を失って自然消滅するまで活動していた。

2度目は1915年にビル・シモンズという、ジョージア州の白人の牧師が聞いた『神のお告げ』により、再結成。
1度目とは違い、黒人ばかりでなく外国からやってきた異端者達、とりわけイスラム教徒やカトリック系移民を、
伝統的なアメリカの習慣と価値観を脅かすものとして排撃。ユダヤ人、東洋人、リベラリスト、労働組合員を
攻撃し、ストライキ中の労働者は、破壊分子として糾弾され、進化論や社会主義、共産主義も攻撃対象となる等、
政治的にも大きく影響を持つ組織へと変貌した。また両手足切断したり、縛った人間を電車に轢かせて殺す、
焼印を押す等、残虐性も1度目よりも遥かに酷くなっていた。

1920年代には構成員が500万人以上にまで膨れ上がっていたが、1925年に指導者デビッド・カーティス・
スティーブンソンがインディアナ州に住むマーガレット・オーガスティン・オーバーホルツァーという女性教師を
拉致、酒で酔わせた上での強姦、果ては全身を噛み付くといった暴行の末に死亡させた事件により、強姦・
殺人で逮捕。犯行現場はインディアナ州であり、インディアナ州の州知事が、同じKKKの構成員であり、嘗て
スティーブンソンの後押しにより、州知事に当選したエドワード・L・ジャクソンという男だった為、スティーブン
ソンは特赦、減刑を期待していたが、ジャクソン州知事はそれを当然否定、インディアナ州知事にまで
見放されたスティーブンソンは有罪判決、及び終身刑を下された為、憤慨した構成員は一気に組織を離れて
崩壊、1930年代には構成員は全盛期の頃の167分の1である3万人まで激減し、現在では約8000人の
小規模な団体として現存《?》している。

尚、俺とは親友であり、嘗て何度もタッグを組んだり抗争を繰り返したディック・マードックはそのクー・クラックス・
クランの構成員だったと言われている。)
>308-310(竹蔵シュウ)
ワハハハハ、まあ、な!!!!! その代わり、方々にも顔を出しているから、その挨拶回りで再び此処に
来るのが遅くなってしまったよ。申し訳無い!!!

誰がデカブツだ、全く!!!!!


(軍事顧問を務めていた事を聞いて)軍事顧問か。強いて言えば軍師か参謀役を務めていた、という訳だな?
しかし……、織田家と言うと、もしや信長公か、或いはその末裔に一時期仕えていた、と言う事かな?

そうなるとお前さん、竹中重治(=竹中半兵衛)になっていたという事になるな、ハハハハ。

(女性を手籠めにする事について)矢張り結論としては其処に行き着くのか……。俺としても知りたくも
ないね。訳も無しに乱暴をするというのは本当に最低な所業だからな。

(勝つ為には手段を選ばない事を聞いて)それは確かに危険極まりないものだな。勝負を何と心得て
いるのやら……。

まあ俺もレスリングで色々と凶器を持ち出し、それで殴り付けたり、噛み付いて相手を流血に追い込んだりと、
ラフファイトを展開した事はあるが、大抵は矢張り正々堂々と挑んで闘ったからな。それ程の実力があるのなら、
偶にはその正攻法で戦っても良いのではないか?

(異世界について)
ああ、確かにな。違う文化の世界での生活だけでも大変なのに、戦いとなると尚更だからな。今後は
穏やかに過ごすと良いだろう。俺も疲れたわ……。

(アリスとの出会いについて)そうだな。せめてそういった幸せがあればお前さんも此処までやって
いけなかっただろうからな。妻帯者である俺としても、その気持ちはよく分かるよ。

ほう、ドラゴンとも戦った事があるとは……。優男に見えて、実は意外にも百戦錬磨の男だったのか、
お前さんは。凄いもんだ。

(『万里の河』について)そうだな、俺が確か30代半ばに差しかかろうとしていたから……、かれこれ
30年近く前の歌だな。

まあ、何度も言うようだが、その歌は相思相愛を綴った曲だからな。歌はその想いのまま終わっているが、
お前さんはハッピーエンドで終わる様に頑張るのだぞ。

(続く)
(イメージの重要性や両親の大切さについて)
まあ、な。その上ちょくちょく見かけて、何も進歩が無いとなると、直ぐにファンから飽きられる事もあるからな。
それはアイドルであれ、プロレスラーであれ、他のスポーツ選手であれ、だ。

俺の場合、ビンス・マクマホン・シニアに出会わなければ、そうなっていただろう。彼は俺が「何時でも会える
怪物」とならない様に、WWWF(現・WWE)と正式に契約を交わさず、他のプロレス興行とのブッキングで
試合に出る事が出来る様に手配して、滅多に会えず、ファンに「来るのが待ち遠しい」と思わせる様な
レスラーに仕立ててくれたのだからな。それが為に、今日の俺があると言う訳だ。

確かに両親が仕事で忙しく、子供を顧みないというのは多いな。それが為に、愛に飢えた子供は非行等に
走って親に迷惑を掛ける。その理由は、もっと自分に気付いて欲しいからだ。そう考えると、一番の被害者は
子供だからな。親は、どんなに忙しくても少しの時間だけでも良いから子供の相手をしてやらないといけない、
と思うよ。

うん、俺か? 遠征、遠征、また遠征で家を空けっ放しにしている俺が言えた義理ではないが、俺としても
矢張り偶に家に帰ると妻や子供と一緒に過ごすのは楽しいものだと思っている。だから、家族団欒を大切に
しているし、妻や子供もまた、俺のライフスタイルを承知してくれているから、子供は捻くれずに済んで
いるのだが、な。

まあ、それが当たり前の事なのだが。

おう、頑張れ。心優しいお前さんなら、必ず良い父親になれる。自分自身を信じて、理想の父親になる様、
心掛けて努力するのだぞ!!!

(魔物について)
なるほど、かなり武具や対処法等に限定が付くのか。

う〜む、こうして詳しく聞くと、奥深いものがある反面、恐ろしさも感じてきたぞ。
反面、何処かで侮っている自分に対して愚かしさをも感じてきたよ、ハハハハ……。

(「愛していた」人や「大事な」人だったけれども、倒さざるを得なくなった、という事について)
やはりそうだったか……。そういった「相手」を倒すとなると、「情け」というのは己の身ならず、第3者にも
危険が及ぶくらい、邪魔になる。邪魔になるのは分かっているが、どうしようもない。だから非情の人間と
なり、倒さなくてはいけない。

(頭を振りながら)それは確かに辛いものだ。

だが、俺としてはそうなった場合、その家族の人も「取り憑かれた相手を楽にするには倒すしかない」と言う事を
分かっていると思うからな、落ち込む気持ちは痛いほど分かるが、前向きに考える様に、な……。

<しかし……、俺の家族が万が一そうなったとしたら、俺はどうするだろうか?>

(フランス料理について)
ワハハハ、そうか!!! 分かった。じゃあ近々、手配して置くからな。

では本日はこれにて、じゃあな!!!!!
>313
おう、悪いな!!! 俺としても此処が無くなるというのは、寂しい感じがするから助かったよ。

しかし最近は、本当に人が少なくなったものだな。再び活気を上げる為にも、此処に足繁く
通わんといかんな。

ああ、あと9月に、俺とマーク・ハントの試合が行われる予定だからな、チケットが出来たら
手配しておくから、待っていてくれ。

あと、質問や一言何か告げておきたい事があったら、遠慮なく申してくれ。
出来る限り、誠意を以て答えるぞ。

>315
おっ、これまた立派なものを……、ありがとう!!!!!

素麺か。以前一度だけ食べた事があるが、どうやって作るのだったかな?
後で調べてみるか。

ああ、あとお前さんにも、御礼として俺とマーク・ハントの試合のチケットが出来たら
手配するからな、待っていてくれ。