戦闘機乗りになって次々ミッションをクリアしていくスレです。
今のところTRPGという程きっちりしてはいないので気楽に参加してください。
参加者は必ずトリップを!舞台は現代です。物語風にしましょう。
オリキャラ専用ですが実機を使うのはアリです。
戦闘機ものなので当然、いい感じに戦死するのもアリです。
・越境の禁止、荒らしは一切スルーで、agesageは自由、最強設定お断り
テンプレだが…
名前:
年齢:
性別:
身長:
体重:
スリーサイズ:
階級:
国籍:
搭乗機体:
兵装1:
兵装2:
兵装3:
兵装4:
得意技術:
長所:
短所:
趣味:
恋人の有無:
好きな異性のタイプ:
飛行歴:
簡単な機体解説:
簡単なキャラ解説:
名前:ジョン・ノヴィフト
年齢:37
性別:男
身長:186
体重:86
スリーサイズ:
階級:中尉
国籍:ノースランド連邦
搭乗機体:F/A-10G サンダーボルトマグナム
兵装1:サイドワインダー(短対空ミサイル)×4
兵装2:マーベリック(対戦車ミサイル)×2
兵装3:1000kg大型爆弾×1
兵装4:40mmアベンジャー砲
得意技術:インメルマンターン
長所:耐久力があり、夜間飛行も可能
短所:とにかく速度が遅い、高高度に弱い
趣味:ライフル射撃
恋人の有無:妻がいる(子供もいる)
好きな異性のタイプ:妻のようなタイプ
飛行歴:11年
簡単な機体解説:アメリカが開発した攻撃機の超改良型。巡航ミサイルまで装備可能。
簡単なキャラ解説:やたらと前に出たがるおっさん。
物語の開始
ノースランド連邦。長らく平和だったこの国も、帝国軍の侵攻によって
西へ西へと追い詰められ、ついに資源の殆どない西部半島にまで追い込まれた。
ここはさらにその南西に位置する島の軍事基地。
毎日のように開かれる軍の会議、そして訓練に兵たちは疲れ果ててきた。
そして空軍戦闘飛行隊。世界中のパイロットで構成されるこの部門は異色で、
どくとくの雰囲気を放っていた。
もはや敵の侵攻は今かという体勢の中、ジョン・ノヴィ中尉は
食堂で腹ごしらえをしながら出番を待っていた。
さて、敵は大軍と聞くが、どうしたもんかね?
それにしてもここの連中、黙々と食ってやがる…
A-10トリビア
A-10は敵地上部隊・重防御陣地と被弾上等で殴り合いして勝つためにある漢の機体。
A-10は不整地でも運用できる。
A-10はおよそ10億円である、安すぎる。
A-10は翼の三分の二が吹き飛ばされても帰還する頑丈さである。
A-10は湾岸戦争で260発も被弾しながら帰還している。
A-10の垂直尾翼は整備性配慮で左右使いまわしができる。
A-10のエンジンが上にあるのは下からの防御のためであり、
離陸時に砂埃を吸わないためで、排気の赤外線が隠れるから。
A-10は高い運動性を誇る
A-10にはサイドワインダーが搭載可能で格闘戦もできる。
A-10には撃墜記録もある。
A-10は700km/hまでしか速度が出ない。
A-10は7トンものペイロードを持っている。
A-10のエンジンは低燃費であり、
戦闘行動半径1500キロ、フェリー航続距離4100キロを誇る
そんなに飛んでどこへ行く気だA-10
〜今日もA-10学校に朝が来た〜
「お早うクソッタレ共!ところでジョナスン訓練生、貴様は昨夜ケンカ騒ぎを起こしたそうだな?言い訳を聞こうか?」
「ハッ!報告致します!磯臭いF-18乗り共がアヴェンジャーを指して『バルカン砲』と抜かしやがったため7砲身パンチを叩きこんだ次第であります!!」
「よろしい。貴様の度胸は褒めておこう。いいか、低空で殴りあうには1にも2にもクソ度胸だ
曳航弾をクラッカー程度に感じなければ一人前とは言えん。今回のジョナスン訓練生の件は不問に処そう。
だがアヴェンジャーを知らないオカマの海軍機乗りでも士官は士官だ。訓練生の貴様はそこを忘れないように。
ではA-10訓、詠唱始めッ!!!!」
何のために生まれた!?
----A-10に乗るためだ!!
何のためにA-10に乗るんだ!?
----ゴミを吹っ飛ばすためだ!!
A-10は何故飛ぶんだ!?
----アヴェンジャーを運ぶためだ!!
お前が敵にすべき事は何だ!?
----機首と同軸アヴェンジャー!!!
アヴェンジャーは何故30mmなんだ!?
----F16のオカマ野郎が20mmだからだ!!
アヴェンジャーとは何だ!?
----撃つまで撃たれ、撃った後は撃たれない!!
A-10とは何だ!?
----アパッチより強く!F-16より強く!F-111より強く!どれよりも安い!!
A-10乗りが食うものは!?
----ステーキとウィスキー!!
ロブスターとワインを食うのは誰だ!?
----前線早漏F-16!!ミサイル終わればおケツをまくるッ!!
お前の親父は誰だ!?
----ベトコン殺しのスカイレイダー!!音速機とは気合いが違うッ!!
我等空軍攻撃機!機銃上等!ミサイル上等!被弾が怖くて空が飛べるか!!(*3回)
8 :
名無しになりきれ:2008/08/09(土) 13:29:40 0
スカイミッションだなまさに
>>6-7 よろしい。それの超強化型だからな。まさに空の重戦車だ。
>>8 その通りだな。
さて、今のうちに兵装の変更を届け出てきたぞ。
1000kg大型爆弾×1→500kg通常爆弾×4
チャーンチャチャチャーンチャチャチャーンチャチャチャーンチャーンチャーーン♪
(軍歌を口ずさみながら廊下を歩いている)
11 :
訓練生:2008/08/10(日) 17:09:10 O
>>10 「ノヴィ中尉ご機嫌スね、何か良いことでもあったすか?」パイロット訓練生の一人が食堂に通じる廊下でノヴィに笑顔で声をかけた。
人懐こい顔の若者は訓練生の中でも落ちこぼれで、教官にこっぴどくしごかれていた時、見かねた中尉に声をかけてもらい
それから色々面倒を見てもらっているうちになついた航空部隊の新兵だった。
「あ、俺次の訓練終わったら、いよいよ実戦配備になるらしいんすよ。ノヴィ中尉と別部隊なのが残念すけど、お互い頑張りましょうね!」
そう言って食堂に向かっていった。
名前: イーゴリ・ヴラーンゲリ
年齢: 29
性別: 男
身長: 170〜180
体重: 65
階級: 少尉
国籍: ノースランド連邦
搭乗機体: MiG-29SE
兵装1: 中距離戦用空対空ミサイル R-27R1×2
兵装2: 格闘専用空対空ミサイル R-60×4
兵装3: 30ミリ機関砲
兵装4: 任務に応じ、上記対空兵装を減らし、250キロ通常爆弾装備
得意技術: Su-27顔負けのコブラ機動……もどき(笑)
長所: 最後まで諦めない粘り強さ。
短所: カッとなると任務を忘れるタイプ。
趣味: 特に無し。
恋人の有無: 無
好きな異性のタイプ: ロシア人。
飛行歴: 6,7年。
簡単な機体解説: 旧ソ連の開発した戦闘機。 改良型の輸出用MiG-29。
簡単なキャラ解説:
熱血。 MiGが好きでスホーイを目の敵にする。
多分、ノヴィ中尉の直掩をやる。
『俺の恋人はMiGだけさ』と強がっているが、彼女が居ない事を気にしているようだ。
…………実戦になったら、俺は攻撃隊の直接掩護かな?
…………だとすれば、攻撃隊の人間に挨拶した方が良いな。
イーゴリは考えながら食堂近くの廊下を歩いていた。
…………ッ!
考え事をしながら歩いていた為、誰かとぶっつかってしまった。
…………ジョン・ノヴィフト中尉?!
>>11 たまには愛想のいい若造もいるもんだな。
そうか実戦配備か。俺らは既に追い詰められているからな。近いだろうよ。
ところで自己紹介を聞きたいんだが?
>>12-13 チャーンチャチャチャーンチャチャチャーンチャチャチャーンチャーンチャーーン♪ ゴフッ?!
んだこの野郎!どこ見て…おい、お前ゴリじゃないか?
それにしてもなかなか呼び出しがかからんなぁ。
そろそろ軍もヤバい状態だって聞くんだが…
爆撃機がこの基地にでも来なければいいんだけどな。
ブィィィーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーン…
(ヘイコプター型の扇風機で涼んでいる)
>>14 >んだこの野郎!どこ見て…
「すいません」
…………首を竦めて、謝る。
ぶっつかった相手が中尉だから、まだ良かった。 佐官にでも当たってみろ……
>そろそろ軍もヤバい状態だって聞くんだが…
>爆撃機がこの基地にでも来なければいいんだけどな。
「 な 、 な ん だ っ て ー 」
…………俺は自軍が追い詰められている事を改めて確認させられた。
…………今のところ、呼び出しが掛からないと何も出来ない。
…………最初の任務は、邀撃になるのか、それとも直掩になるか…………
いずれにしても、気は抜けない。
が、この状態を見る限りだと気が抜けまくりだけどな。
緊急事態はまだか…ってな。
バチーーーン! バチーーン!
(トレーニング室でトレーニング中)
>緊急事態はまだか…ってな。
「確かに、国が窮地に陥っているのに、何も出来ないというのも」
………………もどかしい。
エリア88って知ってるかい
今読んでも良い作品だぜ
20 :
名無しになりきれ:2008/08/13(水) 18:28:33 0
ブーンブーンブーン!
緊急事態発生!敵爆撃機が当基地に接近中!
各自指示に従って避難を開始でよ!戦闘飛行隊は直ちに迎撃に移れ!
これは演習ではない!
繰り返す…
よし!きたぁぁぁぁぁぁ!!
おいお前ら!すぐに準備だ!即迎撃!即迎撃するぞ!
【F/A-10Gに乗り込み、素早く離陸する】
>おいお前ら!すぐに準備だ!即迎撃!即迎撃するぞ!
「一応、攻撃機なんですから、無茶しないで下さいよ。」
MiG-29SEに乗り込む。
「中尉、敵護衛機も居る筈ですから、気をつけて下さい。」
23 :
名無しになりきれ:2008/08/16(土) 18:52:58 0
敵編隊は
B-52が4機、B-1が2機、F-4が2機、F-16が2機、それとアンノウン機が2機と思われる!
名前: ユライア・トート
年齢: 27
性別: 男
身長: 170p
体重: 61キロ
スリーサイズ:
階級: 少尉
国籍: ノースランド連邦
搭乗機体: F-1 支援戦闘機
兵装1: AIM-9サイドワインダー(最大4発)
兵装2: 空対艦ミサイルASM-1(最大2発)
兵装3: 750ポンド爆弾(最大5発)
兵装4: 20mmバルカン砲(750発)
得意技術: 一撃離脱
長所: 慎重派
短所: 悲観的想像が多い
趣味: 読書
恋人の有無: 無(フラれて5日目)
好きな異性のタイプ: 黒髪美人
飛行歴: 4年
簡単な機体解説: 通称はエフワン。旧式機で、単機での攻撃には向いていない。
簡単なキャラ解説: 略称はユーリ。無表情でいる事が多い。
>>20 嘘だろ…
(あぁ、まだ心の準備が出来てないよ)
>>21 ぁ、了解!!
(隊長は元気良いなぁ。なんであんなに…)
>>23 …了解。
(12機なんて冗談だろ! ひょっとすると撃墜か…)
…………何でウチの隊はこう攻撃機が多いのだろうか?
「ノヴィ中尉、俺はのユーリの掩護に回ります。
ユーリ、よろしく頼む!!」
…………F-1って……もう30年、40年ぐらい昔に初飛行した機体じゃないか。
…………こりゃしっかりと掩護しなくちゃ。
―敵に撃ち落とされればいい!―
5日前、別れ際に彼女から言われた言葉だ。それが現実のものとなろうとしている。
行きたくないという感情とは裏腹に、気が付いたら空の上だった。
しかもこんな旧式機で…
>>26 「ぁ、イーゴリさん、俺は実戦初めてなんです! どうしたらいいです、どうしましょう!?」
イーゴリさんのMiGが輝いて見える。それに比べて、このF-1ときたら…
本当はF-2を受用できる筈だったのに、蓋を開けてみたらコレだ。
暫らく我慢しろと言っていた担当官の顔が頭を過った。もし、これで死んだら呪ってやる。
28 :
名無しになりきれ:2008/08/23(土) 14:11:02 0
まだこのスレは機能してるのか?
名前: ミハイル・クーパー
年齢: 26
性別: 男
身長: 178
体重: 59
階級: 大尉
国籍: 帝国(所属してるだけで生まれは違う)
搭乗機体: ナシ
兵装1:
兵装2:
兵装3:
兵装4:
得意技術:偏差撃ちと持久戦
長所: ファイターだろうがアタッカーだろうが輸送機だろうが航空機の扱いに長けてる、大半のものを飛ばせる
短所: 飽きっぽい
趣味: 変わった料理を食べること
恋人の有無: ナシ
好きな異性のタイプ:一緒に居て飽きなければブスでも構わない
飛行歴: 11年
簡単な機体解説: ナシ
簡単なキャラ解説:
パイロットの父の元空を飛ぶことの楽しさを教えてもらい13にて飛行機の飛ばし方を教わる
年齢を偽り内戦国でパイロットとして働く、その後内戦が集結し現在は帝国外人部隊に編入
かつての功績を変われ外人部隊では珍しく大尉という階級を貰う
自身の愛機を持たず、編入された基地にある使用可能な機体で出撃する
大半の機体は乗りこなせるので、補給のため基地に戻るときは別の機体を滑走路に出しておけば
それに乗って戦線に戻るほどの体力と操縦技術を持つ
「知ってるかクーパー?」
ソファーに寝転びながら3日遅れの新聞を読んでいるとヘンリーが俺に話しかけてきた
「これからオディスの奴が新任の奴と数人引き連れて爆撃に行くらしいぜ」
面白そうにヘンリーは語る。
地上攻撃なんざに興味は無い
こんな退屈なところで毎日を過ごしてるとちょっとした作戦ですら刺激になる・・・
ってのは嘘だな、たかだか地上攻撃になんの面白さがある
「それでだ、護衛としてもう1機必要みたいなんだが、クーパー?お前行って来ないか?」
くだらん。
俺の返事はヘンリーに背を向けることだった
「クーパー、これから飛ぶのはB-1らしいんだがよ・・・積むらしいぜアレを」
背中越しに感じるヘンリーのニヤケ口調に俺の体はピクンと反応した
「ヘンリー、無論B-1に積むものなんていったら・・・アレしかないよな?」
「ああ、アレしかないぜ・・・お前見たことあるか?」
「いや・・・生では無いな・・・ちょっと見てくるか」
俺はオディスのミーティングルームに足を運んだ
ミーティングルームにはスクール出た手のガキにオディスが念入りに作戦を教えてるところだった
オディスのこの熱心なところは明日のパイロットを健全な方向へ育ててくれる
しかし、俺はそんな健全なパイロットのタマゴ達を横道にそれさせるのが好きだったりもする
「オディス、B-1に積むのか?アレをよう」
俺のアレという言葉にスクール出身者は引きつった顔をしていた
オディスのような熟練者が今回の作戦に出てくる時点でただの飛行訓練じゃない
いやもうすでに実戦なんだが、いきなり危ない橋をヒヨッ子に渡らせる事は流石にしない
しかし、この外人部隊では別だ、金で雇われた俺等は祖国をめでる心は無い
故に汚いことを平気でやらされる。便所掃除以下の仕事だが、俺は便所掃除は好きだぜ
「なあオディス、今までB-1にアレを積んだなんて記録は無いぜ〜いやあるんだろうけどよ」
「まさかアレ積んで落とすのか?」
オディスは神妙な面持ちで静かにうなずいた
「一度アレの爆発を見たかったんだよ、この任務俺も参加する」
動機は不純というか倫理道徳なんて言葉を言ったら俺は間違いなくクズ以下の得体の知れない何かだ
だが、俺みたいなクズを産んじまう戦争が悪い、そして戦争は俺みたいなクズを欲してる
そして今回の作戦も俺みたいなクズのおかげで成功するんだ、それでいいんだろ?
ブゥゥゥーーン…
遅れたが離陸した!
ゴリ、ユーリ!出るぞ! 一機でも多く撃ち落とせ!
>>29 機能しているとも!
ちょっと機械トラブルで出られなかっただけだ!
おいおいたったの3機しか来てないぜ?
なめられたものだな、だがそれはそれで好都合だ
よし、狼煙を上げろ
B-1のエンジンから煙が上がり編隊から1機だけ抜けていく
よし、お前等訓練の通りだ
ここから先は無駄なおしゃべりは禁止だぜ!
お前等自分の腕だけを信じろよ、機械に頼って飛んでる奴はここで死んだほうがマシだ
だが、もしここを生きて飛び続けられる奴がいたらそいつは・・・
この先ずっと飛んでられる!
いくぞ!計器に頼るなよ!目視でいけ!
時間を気にしろ!3分、6分、8分で切り替わるからな!9分でここから逃げるぞ!
作戦開始!!
爆撃編隊と護衛編隊の中間に陣取ったEA-18Gは周囲に向けてジャミングを開始した
ゴリ・ユーリへ、こちらノヴィ。聞こえるか?
作戦だが、このまま低空で敵の下を掠めるぞ。
ああ、勿論爆撃機の爆弾になんか当たるんじゃねぇぞ!
今の俺達は、敵からすれば空港から命からがら脱出する腰抜けに見えるはずだ。
油断させて不意を突いてやろうぜ?
>>27-28 ユライア
ユーリ! 今はそんな事を考えている場合か?F-1もF-2も支援戦闘機だろうが。
とりあえず今は国を支援することを考えようや。あぁ?
おっ、敵が後ろに着やがった。そのまま引き付けてくれ。作戦通り行くぞ。
インメルマン・ターン!
(攻撃機とは思えないような勢いで高度を上げながらターンし、F-16の後ろを突く)
それ、ロック・オン!発射…ビンゴォォ!!!イヤッホォォォ!!
(サイドワインダーが発射され、F-16に命中、撃墜する)
おら、次々やるぞお前ら!
むっ?敵爆撃機の一機が変な動きを取りやがった…注意しろ!
>>28 何かの電子音が聞こえる。盤上にある計器に目をやったが、異常な点はない。
やがて混乱気味だった頭が正常に戻るにつれ、背筋が寒くなるのを覚えた。
「…ミサイルアラートだ!」
―敵に撃ち落とされればいい!―
別れた彼女の言葉が頭の中で響いた。
>>35 >「それ、ロック・オン!発射…ビンゴォォ!!!イヤッホォォォ!! 」
隊長の歓声が起こると同時に、忌々しいミサイルアラートの音が消えた。
後方にいたF16は火を噴きながら落ちていく。
ほんの数秒の差で、俺もああなっていた事を考えるとゾッとする。
>「おら、次々やるぞお前ら!」
「了解…!」
この命が続く限り付いていこう。
>「むっ?敵爆撃機の一機が変な動きを取りやがった…注意しろ!」
見れば、エンジン付近から煙を出しているB-1がいる。
あの状態なら楽にやれそうだが、注意しろと言われた対象物を独断で撃って良いものかどうか…
「どうします、今のうちに墜としておきますか?」
ひょーーー!やるぅーーー!あのA-10なかなか面白いじゃないか
「今みたいに調子に乗ってる奴は落とされるからな、お前等覚悟しておけよ」
さて、敵編成は・・・支援戦闘機1、攻撃1、いや、あいつはファイターだな、んで戦闘1か
こちらは1機落とされたか、向こうはそれなりに3機でやれると踏んでるわけね
自信が御ありであること、こちらも気を引き締めないとねぇ
「でも、サイドワインダーが使えるのはここまでだぜ」
EA-18Gのジャミングによりここからさき レーダー、ミサイル、計器
の使用が不可になる
「よし、お前等!ドックファイトだ!大いに狩って来い!」
仲間に指示を出すとそれぞれ護衛編隊が飛び出していく
>>36 おい、あぶねぇじゃねぇか!
ドッグファイトはケツの取り合いだって上官に教わらなかったか?
掘っても掘られるな、だ。これ基本だぜ。
ああ、ターゲットだからな。今のうちにさっさと撃ち落としておこうぜ。
>>37 さぁて、さっさと爆撃機を…ん?
レーダーが不調!ゴリ、ユーリ、どうだ?
このエラーは…電子戦機か?!
落ち着けよお前ら!どこかに妨害電波を発している機体がいるはずだ。
俺の経験と勘だと、恐らくかなりの高高度だろう!
そいつをまず何とかしなくてはな…まてよ?
爆撃機編隊の位置を目視で確認できるんじゃねぇか?
今向かって来た戦闘機はどっちから来た? 210度か…
よし、ターゲットの位置は210度! 振り切って突っ込むぞ。
奴らなら動きがのろい上に的がデカい。当てられるぞ!
>>38-39 >「お…ッザ…あぶザザ……教わらなかったか?…ザザッ!…ターゲ…ザザ!」
雑音が酷い。その挙句、基盤にある計器の類は異常をきたしている。
「まさかジャミングか?」
訓練生時代にあった模擬演習で『ジャミングへの対応』というのがあった。
すみやかに発信源を破壊しろという話だったが、どこを見回してもそれらしい機はいない。
というより、隊長の後ろを追うだけで精一杯だ。
>「ザッ…撃機…の…確認ザザァ!…10…ちは210ザザ…込む……てられるザ!」
無線がやられている為、隊長の指示が把握できない。
敵機のいずれかを確認し、おそらくは210度方面にいるという事は確かな筈だ。
「後続します!」
さてさて、俺の妨害にすこしはたじろいでいる様だね結構結構
だが、直ぐに機体を持ち直したか
ちゃんと訓練はしてるようだ、偉い偉い・・・
>>39 おっ、目視で攻めてきたか
そりゃそうだよな、レーダーなくても目で見えれば追うよな
俺も追うよ
でも・・・爆撃機を目で見える位置にいるってことはよう・・・
「俺たちも見えてるんだぜ・・・お前達が爆撃機に向かって真っ直ぐ飛んで行ってるのも」
爆撃機に向かうA-10と同じようにF−4 2機もまたA-10の後方から近づいてきていた
そしてF-4の20mmガトリングが火を噴くのはそんなに時間は掛からなかった
>>40 相棒を撃ち落されたF-16もまたF-1を捉えていた
訓練であらゆることえを体験したと思っていたが、空での失敗がどういう意味かまでは理解していなかった
相棒の失敗がどういう事なのかを体験した今、空でのミスは許されないとようやく理解した
上官の言った「ここで生き残れればこの先ずっと飛び続けられる」あの言葉の意味も理解した
生き残ることがどれほどの技量がいるのか、そして運がいるのか、この一戦に全てを出し切らなければ
散るのみ・・・
「空を飛ぶことは!己の身を削ることだ!削って削って!削りカスだけが空を飛べる!」
そう叫びトリガーを引いた
>>40 ユーリ!交差する敵戦闘機は打ち落とせるだけ撃ち落としておけ!
爆撃機の方に向かうぞ!
>>41 ぬお、撃ってきた撃ってきた!ぐはぁ!
【不規則な動きでF-4のガトリングをかわそうとするが、数発が機体に命中】
ど、どんなもんだ!その程度ではこのF/A-10G、ビクともしないぜ!
おいユーリ!後ろだ!敵のミサイル、ミサイル!
【敵をインメルマンターンで振り切ると、一気に爆撃機の方向に接近、】
おっ、見えたぞ!B-52の編隊だ。
ここからが俺の腕の見せ所だぜ!
ぬぉぉぉぉ!!!とりゃ、爆弾投下して機体を軽くするぜ!
【B-52の後方上空から追いつくように接近し、一気に加速しながら二機に爆弾をそれぞれ投下】
ブバァァァン!!!!! ブバァァァーーン!!!
ボコボコボコ… ズゥーーーーン!!!!
【B-52二機が上からの爆弾をまともに食らい、誘爆しながら落ちていく】
おぉぉ…危ねぇ、もう少しで爆発に巻き込まれるところだったぜ…!
ブルズアイ!イヤッホォォゥゥ!!
>>41>>42 >「お…ザザッーリ!後ろ……ザイ…ル…ザザッ!サ…!」
相変わらず雑音が酷い。それにしても後ろがどうかしたのだろうか?
後方を目視しようと首を回すと、ひどく傷んだ。昨晩に寝違えていた為だ。
「…っ!」
一瞬、痛みに目を細めてしまった為、そこに何がいるのかよく見えなかった。
「イーゴリさん?」
MiGと思った矢先、その機体からはミサイルが放たれていた。
あれはMiGではなかった。さっき、俺を墜とそうとしたF-16の片割れだ。
「くそ!!」
機体を急降下させたが、ミサイルは執拗に付いてくる。
後で隊長から怒られそうで気が引けたが、爆弾を落として機体を軽くさせるしかない。
だが、俺が爆弾を投下させるのと、ミサイルが左翼に直撃したのとでは、どちらが早かったのだろうか?
機体は瞬く間に落下していき、頭の中は掻き回され、胃液が込み上げてきていた。
「隊長、脱出します!」
そう叫んだつもりだったが、果たして何を叫んでいたのかは見当もつかない。
>>42 爆発しながら落ちていくB-52の黒煙を掻き分け機銃の弾丸が飛んでくる
そして黒煙からEA-18Gが猛スピードで突っ込んでくる
あっという間の出来事だった
A-10のパイロットに分かるように親指を上に立て「グッジョブ」と表現し
A-10の横を擦れ違っていく
A-10に攻撃するわけでもなくただB-52を撃墜したことを誉めるためにわざと近づき
賞賛したのだ
「それじゃあ、俺は帰りますぜ」
EA-18Gはそのままその場を去っていく、EA-18Gが去るとジャミングも切れる・・・
その後を追うようにF-4も去っていった
>>43 F-1が煙を上げるのだけは確認したがパイロットがベイルアウトしたのかまでは見れていなかった
1機仕留めた事、自分が生き残ったことに気が抜けたのか操縦桿を握る手が緩む
極度の緊張から開放され、放心状態になりかけたが
味方の編隊が作戦中域を離脱していくのを確認し自分も機体を傾けたその時だった
強烈な光が辺りを照らす
朝日でもなく閃光弾でもない突き刺すような強力な光が
自分たちを通り過ぎていく感覚が伝わってくる
何が起きたのか?かすかに見える後方には今まで存在しなかった巨大な雲が見えていた
その雲は誰もが見たことがある恐怖の象徴
「核爆発だ!」
「ミーティングルームで話は聞いていたが、これほどまでのものとは思って居なかった」
煙を上げたB-1は機体の不調のために離脱したのではなく、進路を変えて別ルートで目的地まで行っていた
そしてEA-18Gのジャミングにより完全に彼らからの視界から外れていた
全てを圧倒するその巨大な雲を見ていると機体を揺らす震動が伝わってくる
爆発の余波から核爆弾の威力を再確認する
クーパー「スゲー!すげー!いいもの見ちまったぜ!お前等、よくやったなこのまま全力で逃げるぞ!」
隊長の声はまるで花火をはじめてみて喜ぶ子供のようだった・・・
自分たちのした事を考えると肩が震えてきた・・・だが今はそれよりも生き残ったということに
心が支配され、早く着陸したいという事しか頭になかった・・・
F-16はアフターバーナー全開で味方の後に着いていった
>>43 【ユライアのF-1にミサイルが命中し、落ちていくのを見て】
何?ユーリがやられただと?!
脱出だ!脱出しろ!
>「隊長、脱出します!」
俺からの命令だ!「無事に生還せよ」
【しばらくして遥か後方でF-1が爆発する】
>>44-45 あ、何だ?敵か?おぉぉぉ!! キュンキュン、キュン…
【正面上部から突如、EA-18Gが機銃を撃ちながらすれ違い、一発はコクピットにも当たる】
あれはF-18…いや、改造型の電子戦機か!
む、レーダーがクリアに… うぉっ!!
ドゥゥゥーーーーーン…
【閃光とともに地響きのような轟音。基地が核爆弾によって破壊されたのだった】
し…しまった!!あいつが本命で、残りの爆撃機は完全な陽動だったか…!
気が付けば俺一機…もはや帰るべき基地もない…
(レーダーにはまだ残存爆撃機の位置データが記されている)
ぬぅおぉぉぉ!!!
【アフターバーナーを全開にしながら、逃げ遅れた爆撃機の追撃に向かった】
…体が酷く痛む。いや、痛むというよりは痺れる様な感覚に近い。
俺は無様にも撃ち落とされ、無我夢中で脱出したのだ。
体に覆いかぶさっているパラシュートをはねのけ、俺は周囲を見渡した。
「ここは何処だ?」
目の前には森が広がっている。あの時、自分が何処を飛んでいたのか記憶にない。
非常用の地図を見てみたが、どうもよくわからない。
頼みの綱は発煙筒である。これは使い時をよく考えなければならない。
「…ぅおぇ!!」
胃液が込み上げた。
>>45 一瞬、空が光った。
口元を押さえつつ空を見上げたとき、凄まじいまでの爆音と烈風に身を包まれた。
「っう!!」
頭を抑え、無様に地面に転がった。心を恐怖が支配し、体は引きつった様になった。
どれほどの時間が過ぎたかはわからないが、次第に周囲は平穏を取り戻し、鳥のさえずりが聞こえてきた。
何があったのだろうか。あれが戦闘機の落した爆弾によるものとは考え難い。
ふと、何かが頭の中に過った。
「あの爆撃機…」
とてつもなく嫌な予感がする。
>>46 どうやらA−10が追ってきてるみたいだな、核落とされてやけになったか?
やっぱし爆撃機じゃあ足は遅いな〜しゃあない
「積荷全部落としていけ、軽くして一気ににげろー、俺は助けないぜ」
そう告げると積んでいる爆弾を投下し始める爆撃機
核を落としたB-1はそのまま予定されていたルートで離脱
もう1機のB-1は搭載されていた爆弾全てを投下し軽くしたところで速度を上げていく
もともと超音速で低空進入する機体だけあって軽くなったときの速度ははかりしれない
あっというまに遅れを取り戻す
さて、A-10さんよう
お前に帰える基地もないぜ、しかも俺たちの後追っかけてたら着陸する場所も給油する場所もないぜ
まあ、燃料が尽きるまで飛び続けるのもいいよな〜はっはっはっはっ
まずい、これは非常にまずい状態だが、これも任務だ。
【全速力で追いつき、逃げ遅れた二機のB-52をレーダーで補足】
とりあえず、こいつらだけでも落としておくか!
ターゲットロック、発射、イェア! ババババ…
【サイドワインダーをそれぞれの尾翼に発射、さらに引き返すと同時に
アヴェンジャー砲を撃ち込む】
畜生め、これ以上追うのはこの機体では無理か!
【煙を上げながら落ちていく爆撃機をバックに、急いで自国領の西部半島に向かう】
そういえば、アンノウンが「2機」とか言っていたな…
さっきのF-18が1機として、残りの1機はどこだ…?
「帝国め、忌々しい帝国め…!」
もう何時間も同じ内容の独り言を呟き、途方もなく歩き続けている。
テレビや映画だと、脱出したパイロットを基地の仲間が捜し出してくれるシーンがあった。
だが、いま俺を出迎えてくれているのはヤブ蚊の群れだ。おまけに熱いキスまでしてくれている。
「まぁ、海に墜ちるよりはマシだったかな…」
南西の海でバカンス。ここへ配属される前、同僚がそんな事を言っていたのを思い出した。
俺も心の何処かで楽しみにしていたが、実際は鮫が出るという話を聞いている。
「ん?」
山の斜面を下ったあたりにトーチカが見える。
この島にある軍事施設はノースランド連邦の管轄下にある。つまりは友軍だ!
俺は転ぶのも構わずに駆け降りていった。
名前:セシル=グリング ダグラス=サーヴィー
年齢: 25 24
性別: 両方男(セシルは男です)
身長: 182 176
体重: 64 70
階級: 少尉 少尉
国籍: ノースランド連邦
搭乗機体: RAFELE M
兵装1: サイドワインダー
兵装2: 対艦ミサイル
兵装3: XMAA
兵装4: 機銃
得意技術: 射撃技術、護衛
長所: 後ろを取ったら、確実に落す 戦況の判断が早い
短所: 寝ると長い 酒癖がとにかく悪い
趣味: 読書 整備
恋人の有無: いない 故人
飛行歴: 15の頃 海軍の航空部隊に所属、ラファールを使うのはそれが理由
去年空軍に転属になった。ダグラスはウイングマンで、3年前にセシルとタッグを組んだ
簡単な機体解説: フランス開発の海軍機
簡単なキャラ解説
セシル;空戦では、撃墜数が同僚よりずば抜けている代わりに、
被撃墜数もかなりの数。ダグラスと組んでからは1度だけ落ちただけ
通称、海のゾンビ
ダグラス;元は整備士。セシルと会ってから、ウイングマンに転進
それでもセシルの期待の整備はダグラスがやっている。
(空を遅れて飛んできた青いラファール)
セ「何が起きたんだよ!」
だ「核だな…ちくしょう、計器が行かれてる」
セ「無線…くそっ、本部からの連絡が取れねえ…ん?あれは…」
>>49 セ「こちら!ノース連邦空軍セシル少尉!送れて空に上がったら核が爆発したため、戦況がよく分からん。
これよりあなたの後ろにつくが、よろしいか!」
ラファールにAIM-9の運用能力なんてあったっけか?
架空国家だろここ?フランスなんてあんの?
何でレーダー誘導を妨害するECMで赤外線誘導式のサイドワインダーが無効化されるんだ…
って、突っ込みだしたらキリ無いか。
>>53 キャラハン、ROMに対する解説だから。フランスがこの世界にあるって意味じゃない
>>51 【ユーリは今ごろ何をしているだろうか、と考えていると突如無線が入る】
セシル少尉、こちらノースランドのジョン・ノヴィ中尉である。基地をやられた。
敵は核を積んだB-1のようだった。奴らは既に撤退している。そちらで怪しい機体を見なかったか?
俺は本国の基地に戻る予定だが、できたら後ろに付いて共に移動してもらいたい。
怪しげな機体を見たらすぐに報告してくれ。
>>49 もう追ってこなくなったか・・・つまんないねぇ
まあいい、もう直ぐ大きな戦争が起こるだろうし俺の暇つぶしには十分だろうな
おい、お前達、いきてるか?
F−16パイロット「・・・・・・。」
たかだかあの程度で憔悴しきってんじゃねーよ
まあいいさ、もう直ぐ基地だ、着陸ミスるなよ!
ヘンリー「おい!クーパー!俺の出番はどうした?」
「ヘンリー、お前いたのかよ?」
ヘンリー「ああ、ちゃんといたぜ遠くから見ていたよ、お前らが遊んでるのを」
【途中でF-22も合流し帝国軍基地へと戻っていく】
どこへ逃げればいいのか?
空から帰ってきたものはその恐怖から逃げるために色んな物へ逃げる
酒に逃げるもの・・・女に逃げるもの・・・薬に逃げるもの・・・それぞれ逃げ場はどこにでもある
だが、俺たちはまた空に上がんなきゃいけない
空の恐怖を味わって来たばかりだというのに、クーパー隊長はまた直ぐ空に上がっていった
ヘンリーと一緒に核攻撃で混乱してるノースランドの奴等にちょっかいを出しに行ったそうだ
それに引き換え俺はというと・・・
「おいおい、コックピットから出て直ぐに気絶か?初めてのフライトはそんなに疲れたか?」
命のやりとり・・・あっけない友の最後、機体性能で勝てた程度だが初めての空戦に俺は憔悴しきっていた
俺は抱えられ医務室に連れて行かれた、目が覚めると1時間くらい寝ていたようだ
そのまま朝まで寝ていればよかったかもしれないが、無駄に興奮して起きてしまった
俺はあまり力の入らないその足で、夢の中を散歩しているような感覚のまま自分の部屋を目指した
「おっ、お目覚めか銀髪」
「クーパー隊長・・・お疲れ様です」
「これからヘンリーとちょっくらノースランド狩りにでも行くんだが?まあ来ないよな」
ひどく疲れた俺はうまく喋れないまま手振りだけで断った
「じゃあな銀髪」
隊長は俺に別れの挨拶をすると去って行った、相変わらずあの人はどうかしている
しかし、あの人の狂っているところがいつもと違うのに気がついた
銀髪?
はて、自分の事だろうか・・・
よく分からず歩いていると窓ガラスに映る自分の顔を見てまた気絶した
俺の髪が・・・すべて白髪になっていた・・・
極度の緊張と疲れ、そして自慢の茶髪が白髪になっていたことに俺は再び気絶してしまった
目が覚めると今度は次の日の夕方だった
医務室でずっと寝てればよかったのかもしれない
俺は髪を手で触りながらかつての艶が失せていたことにまた意識が遠くなりそうだった
医者が言うには精神的なものらしい・・・極度の緊張で白髪になってしまったそうだ
おぼつかない足で俺はロビーに向かった
昨日のことが夢か現実か、余り考えたくなかったが現実だと分かった
ロビーにはクーパー隊長が新聞を読んでいた
記事は俺たちが落とした核爆弾の一面とそれに関する記事だった
「おい、見ろよ、俺のことが書いてある」
記事には核攻撃のことではなくその後の混乱に生じてノースランドを攻撃したF-22とEA-18Gのことが
小さく取り上げられていた、一体何をしてきたのかは知りたくはなかった
子供のようにはしゃぎながら新聞を見るクーパー隊長にこの先の戦争がどうなっていくのか想像はできなかった
「綺麗な日暮れだ。地上はこんなになってるっていうのにな…」
顔を上げると、このトーチカの指揮を執っている下士官が憎らしげな顔をして呟いていた。
歩哨に立っていた兵士達は逃げ出したらしい。
他にも核が落とされた事、俺の基地が地上から消えた事を教えてもらった。
「少尉さん、これからどうする気だ?」
日暮れから目を逸らさずに訊いてくる。
「…原隊に戻る」
他に寄る辺もなく、逃げ出す様な気にもならない。
あの頭の腐った連中を根絶やしにしてやりたい、という気持ちだけが宿り続けていた。
心の中で黒いドロドロとしたものが煮え滾っているのがわかる。
「この戦争は負ける。戻ったところで地獄行きの飛行機に乗るだけだぞ?」
「どうせいつも負け組だ。いい加減に慣れたよ…」
下士官は鼻で笑うと、地図を持ってきた。
「…今はここだ。東の港には軍の船があるから、それに乗って行け」
「何処へ行くんだ?」
「戦場だ」
結局敵アンノウンは発見できず…か。ようやく基地が見えてきたな。
ああ、そういえば明日は娘の誕生日だったな…
プレゼントにアヴェンジャー砲の薬莢でも持って行ってやるか…ん?
ウーーン ウーーーン ウーーーン!
何だ?計器のエラーか?
【よく見てみると、エンジン部分に火がついていた】
なんだぁ?!さっきの銃弾にやられたか!くそっ、プロトタイプの方が持ちがいいんじゃねぇか?!
ぐおっ、火だ!火だ! 脱出準備するぞ…!
【炎を上げながらF/A-10Gが次第に高度を下げていく】
>>57 セ「了解ノヴィ中尉、貴機の後ろにつきます」
だ「とりあえず、味方が見付かってよかったな。」
セ「まったくだ、全滅だったらとてもとても気を戻せないぜ」
セあぁ、そうだ、我が期の損傷状態は、先ほどの核爆発により、
レーダー機能が少々低下している。ほとんど目視だが、役に立てるよう努力する」
>>62 セ「ノヴィ中尉!ちくしょう!なにもできねぇ!」
だ「本部!応答願います!そちらのレーダーでも見える場所に味方機が炎上中!
ポイント!B-72!!救援部隊要請!繰り返す---」
セ「ノヴィ中尉!娘さんにプレゼント渡すまでは死なないでくださいよ!先に戻ってます!」
(機体の速度を上げて基地へ急行する)
>>63 セシル少尉、これより脱出を開始する!
脱出…脱出…できねぇだと?! くそっ、ナイフはどこだ…
ドゥゥゥーーン…!
【エンジン部分で爆発、一気に降下角度が変わる】
くそっ!セシル少尉、基地に無事に戻ってくれ!俺も後から…
いや、先に言っている…っ!
うぉおぉ、ノースランド連邦、ばんざぁぁぁぁい!…くそっ、パパは頑張ったからな…
【きりもみ回転しながらF/A-10Gが基地近くの森に落下し、大爆発を起こす】
ズゥゥゥーーーン!
【ジョン・ノヴィフト 戦死】
【ちょっと忙しくなってきたので抜けます。ありがとうございました】
「起きろ、着いたぞ!」
誰かに体を揺さ振られて目が覚めた。どうやら眠っていたらしい。
気だるく首を上げると、どこかの軍港に着いているようだった。
時計は午前3時を差している。
「ここは何処だ?」
「ノースランド南部だ。詳しい場所は知らねぇよ」
トーチカにいた下士官の話では“軍の船”という事だったが、実際に俺が乗ったのは貨物船であった。
船内は避難民や兵士がすし詰め状態で乗っており、所々で殺気立った連中が喧嘩を繰り返していた。
「おい、お前は空軍か?」」
下船したとき、ふと誰かに呼び止められた。
おそらくは服装で判断されたのだろう。
「はい、パイロットです」
「空軍ならあのトラックへ乗れ」
ユーリ話とばしすぎ・・・
>>64 セ「中尉!あきらめるな!中尉!?」
だ「…中尉の機体、レーダーからロスト…」
せ「くそっ!!」
また…目の前の人を助けられなかった。
目の前に基地が見える…
管制「よく帰ってきた。着陸を許可する!」
だ「了解、これより着陸する」
せ「……」
だ「セシル…とりあえず、まずは着陸だ。」
セ「あぁ……」
そして、俺は基地に帰り、一夜が明けた。
中尉が落ちたところを捜索した結果、中尉の遺体は見付からなかったらしい。
セ「(2年前…海軍の航空部隊…そう、たしか、敵国の戦闘機が襲ってきたときのこと…)
-------2年前------
同僚「かー!敵の数が多すぎらぁ!」
隊長「無駄口が叩いてる暇があったら手を動かしな!」
同僚「うごかしてまさぁ!」
セ「ターゲットロック!FOX2!−撃墜!」
だ「西南西より、敵機!」
セ「あいよ!!」
敵「あれ!?さっきまで目の前に居たはずなのに…」
セ「下だよ!(バリバリバリ)」
敵「くそっ!エンジン低下!」
隊長「手を動かすってのは、ああいうのをいうんだよ!」
同僚「あれば、まぁ、別でさあ…っと!いけね!後ろを取られた!」
セ「ふぅ…悪いこっちも手を離せない!」
同僚「あーどの道距離が離れて…うわ!」
セ「おい!おい!どうした!」
隊長「あんのばかやろう!誰か脱出を見たものは!…いねえか」
セ「くそっ!」
だ「馬鹿!上に敵機!回避急げ!」
セ「!!!駄目だ!間に合わない!!」
隊長「うおおおおおお!!」
セ「隊長!!」
隊長「馬鹿…いいから、早く敵を落せ…」
セ「くっ!FOX2!!落しました!隊長!早く脱出を!」
隊長「駄目だな…どてっぱらに…穴が開いてらぁ……俺も海に沈んでいくかな…」
セ・だ「隊長!!」
(続き)
----現代----
その後、俺は空軍に転属した。あそこにはいられなかったからだ。
また空に戻ったのは、俺には、空しか居場所がないからだ…いかん、
悪いことばかり頭に入ってくる…
だ「おい!何寝てるんだよ!」
セ「ふぇ?あっ、あぁ、そうだな、悪い…」
だ「スクランブル要因が昼寝してたら意味がないだろうが…ったく…」
俺はまた、仲間を失った。今度こそ…すくなくとも、空では仲間を落すものか…
だが、その決意もむなしく、司令部から作戦が来ない。
今…現状はどうなっているのだろうか…
>>66 >「ユーリ話とばしすぎ・・・」
誰かに話しかけられた。
トラックの中を見回してみたが、誰も俺に呼び掛けていない。
話を飛ばし過ぎていると言われたが、いったい何の事だろうか?
…ぅん、まぁ色々と心当たりがなくもない。気を付けよう。
運転席に座っている兵士に話し掛けた。
「なぁ、このトラックは何処へ向かっているんだ?」
「空軍基地だよ」
そんな事はわかりきった話だ。
わざわざ掻き集めたパイロットを、どこかの陸戦へ送り込むわけがない。
一瞬、塹壕に這いつくばっている自分を想像してしまった。
「どこの基地だ?」
「運転の邪魔だから黙ってくれ」
随分と苛立った兵士だと思ったが、それも当然なのかもしれない。
自国に核を落とされてしまえば、どんな温和な人間でも気が立ってくるだろう。
それを止める事が出来たかも知れない立場にいた自分を思うと、尚更に申し訳なくなってくる。
基地にいた連中の仇を取りたいが、初戦でいきなり撃墜されてしまった自分の腕前には不安を覚える。
何処かの空域で撃墜されれば、あの世で仲間達から袋叩きにされてしまうだろう。
『少尉の階級は飾りか!』
『テメェの任務は自機を墜とすことか!』
一人、また一人と仲間の顔が浮かび、その度に罵られた。
70 :
名無しになりきれ:2008/09/19(金) 01:51:00 0
どうした?
71 :
名無しになりきれ:2008/10/02(木) 21:57:52 0
何で止まってるの?
72 :
名無しになりきれ:2008/10/11(土) 20:33:42 0
何があった?
a
74 :
名無しになりきれ:2008/10/30(木) 00:26:41 0
散発的な攻撃が続く
何言ってんのコイツ?
76 :
名無しになりきれ:2008/11/20(木) 19:59:34 0
まだ終わらんだろ
何ヶ月人がいねーんだよwww終わりだろww
じゃあ何で終わったの?このスレ
79 :
名無しになりきれ:
諦めが早いから