【略奪】●盗賊団TRPG　2●【ファンタジー】

略奪と知恵を尽くしながら
危険で一杯の世界を生き抜け！

さぁ、盗賊団TRPGの始まりだ。

一応だが、テンプレだ。

名前：
年齢：
性別：
身長：
体重：
スリーサイズ：
種族：
職業：
性格：
魔法：
特技：
長所：
短所：
装備品右手：
装備品左手：
装備品鎧：
装備品兜：
装備品アクセサリー：
所持品：
髪の毛の色、長さ：
容姿の特徴・風貌：
趣味：
恋人の有無：
好きな異性のタイプ：
嫌いなもの：
最近気になること：
将来の夢(目標)：
簡単なキャラ解説:

一応だが、過去スレだ。

【略奪】●　盗賊団TRPG　●【ファンタジー】
http://etc6.2ch.net/test/read.cgi/charaneta2/1177471093/

これからのスレか

参加はしたいが時間がない

√参上！
そしてさいなら！

なかなか始まらない冒険だな

参加してもいい？

>>7
どうぞ

ここに盗賊団あり！

冒険か、コレ？

盗賊だろ

誰も居ないみたいだから留守の間だけでも良いから参加します。
もしかしたら上手く出来ないかもしれないけど、宜しくお願いしますね。
返事は次の人からでも良いのかな？

名前： クロ
年齢： 21
性別： 男
身長： 165cmくらい
体重： 55kgくらい
種族： 猫人族
職業： 盗賊団だから盗賊？
性格： バカ、アホ、自由
魔法： ほとんど使えない
特技： 猫人族特有の身体能力
長所： 耳が良い、動体視力が良い、単純な作業が得意
短所： 頭が悪い、複雑な作業が苦手
装備品右手： 守りの腕輪
装備品左手： 万能な果物ナイフ
装備品鎧： 普通の服
装備品兜： なし
装備品アクセサリー： なし
所持品： 非常食用のお菓子
髪の毛の色、長さ： チョイ長め
容姿の特徴・風貌： 猫耳、尻尾付き、あとはほとんど人間と変わらない。
趣味： 高い所で昼寝
恋人の有無： 故郷に居た
好きな異性のタイプ： 怒らない人、可愛い人
嫌いなもの： 火、水、雷
最近気になること： 盗賊になったのは良いけど、何をすれば良いんだろう？
将来の夢(目標)： 故郷へ帰る事
簡単なキャラ解説: ３年前に散歩中にサーカス団に拉致され見世物として２年間転々と売られていく。
先日盗賊が村を荒らした時に逃げ出し、盗賊団にくっついて旅をする事にする。

それでは、しばらくお世話になります。

なんというか、悪くはないんだが、危ない名前だなぁ
荒らしコテの名前と同じだから改名することを勧めるよ

クロードで略称がクロとか。

名前：サリード
年齢：23
性別：男
身長：170
体重：55
スリーサイズ：聞きたいか？
種族：人間
職業：野盗
性格：姑息
魔法：無理
特技：速盗
長所：素早い
短所：もろい
装備品右手：カットラス
装備品左手：ソードブレーカー
装備品鎧：盗賊の服
装備品兜：頭巾
装備品アクセサリー：チャクラム
所持品：ナイフ数本、盗賊セット等
髪の毛の色、長さ：ベッカムヘアー
容姿の特徴・風貌：細い感じの盗賊
趣味：装飾
恋人の有無：なし
好きな異性のタイプ：若い子
嫌いなもの：無駄
最近気になること：最近イライラする
将来の夢(目標)：長者
簡単なキャラ解説: そこそこ経験のある無法者。

まぁゆっくりやって行こうや。

>13
そ、そーなの？クロネコのクロだけど、うぅん同名の賞金首が居るんじゃ盗賊として名を上げられないね。
……そうだね、これからは新しいファミリーと生きて行くわけだし。新しい名前を決めようかな？
それじゃ新しい名前はこれで行くとしよう。紛らわしい事をしてごめんね。
それと、親切に教えてくれてありがとう。

>14
うん、それでも良いかもしれないね。だけど「クロ」と呼ばれることに変わりはないんだからやはり危険が伴うと思うんだ。
本名で悪名を挙げて、故郷の家族や想い人をがっかりさせたくもないし…これからはこの名前で行くよ。
っと言う事で改めて…僕の名前はリビア。どうかお手柔らかに頼むよ。

>15サリード
やぁ、初めまして…だよね、多分。人間は色や体格が似通っているから見分けづらいんだよね。。
その分顔に特徴があるんだけど、人の顔を覚えるのはちょっと苦手さ。
キミはサリード…うん、なんとか覚えられそうだね。これから宜しく、サリード。
…ところで、僕の方が年下みたいだけど敬語で話さなきゃダメかな？

リビアか、よろしくな。サリードでいいし、敬語である必要は無い。
とりあえずＴＲＰＧスレだから、慣れてきたら物語でも開始するか。

>17サリード
よろしく、僕はあまり敬語が得意じゃないからそうしてくれると嬉しいよ。
…うん、そうだね。慣れてきたら開始にしよう…本当を言うと僕は冒険なんて初めてだからドキドキしてるよ。。
とりあえず、もう少しの間だけメンバー募集を続けよう。
それにまだお互い顔を合わせたばかりだから、謎も多いしねぇ…サリードはトリップは付けないのかい？

おっと、そうだな。
あと一、二人欲しいところだよな。
それと俺は結構容赦なく盗賊やらせてもらうからな。

やっ、賑わってないね。静かなのも良いけれど、静かすぎるのも考えものだね。。
ちょっとageてみようかな…盗賊は目立っていいものじゃないけど、派手なのが好きだからさ。

名無しの人でも良いから来てくれると嬉しいな、、冒険も良いけどやっぱり自由も好きだからね。
それじゃ、また後でね☆

ボク・ワタシのちょい悪体験談を語ってくれ。
ちょい悪じゃなくても可。

>21
おっと、待たせたかな？ごめんよ、それで話を聞きたいのかな？
ちょい悪体験談かぁ…うぅん、僕はまだ悪党と呼べるような悪行はしてないからね。。
まぁちょい悪と言えるような事ならいくつか…じゃあこんなのはどうだい？

酒場が混雑していてね。待たなきゃいけない時があったんだ。
店員が「こちらにお名前と人数をお書き下さい」と紙を出してくれた。
だからちょっとした悪戯心でね…「ご主人、３名」と書いたんだよ。。
あはは、、店員さんに睨まれたのはあれが最初で最後かな？

いいちょい悪だな！

将来的に「これ盗みたい」というものがあれば教えてくれ。
モノじゃなくても可。

ご主人様ってあからま過ぎだろ
子供の悪戯にもなってない
戸野とか位じゃないと話にならん

魔法いらん

>23
あはは、こんな話でも気に入ってくれて嬉しいよ。ありがとう。
将来的に盗みたいものかぁ…僕は盗みをする事で何かを示したいって訳じゃないからね。
生きるために仕方のない事なのさ、、しなくて済むのならなるべく悪行なんてしたくないよ。。
…僕みたいな性格の者の事を盗賊達は腰抜けと呼ぶんだろうけど、、郷に入っては郷に従えってやつかな。
仕方がない事だと割り切れば、腰抜けでもそこそこやっていけるのさ。。

…余計な話だったかい？代わりに欲しいものを言おうか…僕が欲しいのはずばり「幸せ」だよ。
そんなにガッカリしないでくれよ、僕は本気なんだ。こればかりは奪ったりなんかじゃなく自分で掴みたいよね。
それにしても…故郷の皆は今頃何をしてるんだろう？

>24
あぁ、僕は相手がすぐに分かるような悪戯が好きなんだ。そうじゃないと反応が面白くないからね。
引っかけられて「あれ？」って反応をされるよりも「やられたっ！」って反応をしてくれた方が仕掛けがいがあると思わないかな？
それに僕は難しい事を考えるのが苦手なんだ、キミの言う「戸野」と言うのは中々良い発想だね！
店員が僕のような人じゃなければ面白い反応が期待できると思うよ…今度やってみることにしよう♪

>25
あはは、僕も魔法は苦手さ。使えるのは気休め程度の回復だけ。
僕が子供のころに近所に住むおじさんに教わったんだ。子ども好きなおじさんでね、色々と学んだよ。。
自分強化の魔法も使えるんだけどね、ちょっと難しいから使うだけでヘロヘロさ。
サリードも魔法に関してはダメだって言ってたし…やっぱりまだメンバー不足だよね。
っと言う事で、僕の意見は「魔法は必要」なのさ。なんだか悪いね。

１．猫じゃらしを顔の前で振る。

２．十分引き付けたところで、猫じゃらしを遠くに投げる。

や…お昼寝してたらいつの間にか空けてしまってたみたいだね。。
盗賊は段取りが命だからね、これからは時間を守らないとね。
それにしても、僕一人じゃ冒険しようにも心細いなぁ…一体これからどういう方向性で行けばいいんだい？

>27
やぁ、キミはご先祖様に挨拶をしなくても良いのかい？霊魂は実在しているからね、行っておいた方が良いよ。。
ところで…さっきから嬉しそうにプラプラさせてるのは猫じゃらし…のようだね。
えっ？飛びつかないのか…だって？なぜだい？？
たしかに僕は猫人族だよ、猫の血も混じってるが…知能もある。
そんな子供だまし…いや、猫だましに大人しく引っかかると思ったらそれは間違いなのだよ。。
あははは、、、っと言う事で大人しくそいつを渡すんだっ！うにゃぁ〜……

って、何をするんだい！僕の猫じゃらしを投げるなんて…それも、犬小屋の上とは…うぅむ。。
僕は犬が恐い訳じゃないが犬アレルギーが出るんだ。っと言う事であの猫じゃらしを回収するのは無理だと判断するよ。
あはは、引き際を誤らないのが長く盗賊を続ける秘訣だからね♪今度はマタタビでも持ってきてくれると嬉しいね。。

過去スレ見てない＆なりきり初心者だけど参加しても良いかな？

>>29
このスレは過去スレとのつながりないからいいんじゃぬな？
でも本来は目を通しておくもんだわな

>30
俺は29じゃないけど、今どこかで過去スレ見れるか？
●持ってない状態だと無理かな。

>>31
つ千夜万夜

>32
確認できた。ありがとう。

名無しは宝箱を持っていた！

開けますか？
　はい
　いいえ

ころしてでも　うばいとる

参加して盛り上げたい気もするが少しやりにくそうだよね、盗賊って

ここは、人間や小人族、獣人族などの様々な種族が住まう国。
この国には、国家と裏で手を結ぶ巨大な盗賊ギルドがある。
彼らは時に昼の喧騒に紛れ、時に夜の闇を駆け抜けながら
暗殺や誘拐、諜報や遺跡探索などの様々な依頼をこなしている。
人は、実体の知れない彼らをこう呼ぶ、黒の盗賊団、と――

やっ、今日はお客さんが多めかな？良い兆候だね、僕は賑やかなのは大好きさ。

>29
この盗賊団の事を知らないのかい？構わないと思うよ。僕だって以前の事はほとんど聞いてないからね。。
それに、知識も技術も実践が一番だと思うんだ。初心者だからという理由で遠慮なんかしなくても良いと思うのだよ。
もしもまだ見てくれているのなら…うん、僕は喜んで迎え入れるよ。
キミにその覚悟がついたならいつでも来てくれればいいさっ。

>30
そうだね、情報は無いよりは有る方がいいと思う。それは同感だよ。
僕もサッと目を通した程度だから内心ヒヤヒヤさ。。恒例のネタとかを振られてもきっとぐだぐだになりそうだね。
無理に見たりせず、暇な時にでも少しずつ読み進めるのが一番良いんじゃないのかな？
もちろん、面倒だから見ないという人が居ても僕は構わないよ。

>31-33
盗賊団の記録かい？アジトを移る時には日誌やら物資は処分するのがルールなんだけど。
まぁ、それで大きな問題になる事もないだろうね。うん。。
っと言う事で、昔の盗賊団について気になる人は>32くんの言葉を頼りに探してみるといいと思うね。

>34
うん…宝箱、、くれるのかい？…そうか。。
せっかく貰ったのにこんな事を言うのは失礼かもしれないが、少し話がうますぎると思わないかい？
キミが罠を仕掛けているとも限らない…が、僕はトラップ解除は苦手なのさ…これは困った。
……開けない方が良いのかもしれないが、うん…疑ってばかりは良くないね。開けてみようか？
あとは僕の運次第…だね。

「宝箱を開けた。中身は…うまのふんだった！」

>35
………にゃ？あぁ、いや…不覚にも絶句してしまったんだ。
キミは僕を襲ってまで「うまのふん」が欲しいのかい？ユニークな人なんだね。
僕は「うまのふん」のために命を賭けようなんて思わないからね…よしっ、これはキミにあげよう！
決して命が惜しいという訳じゃない…いや、命は惜しいんだけど。それ以前に僕としてもラッキーだったりするのさ♪

>36
是非…と言いたいけど、参加するかしないかはキミが決めてくれないとね。
たしかに盗賊は嫌われる存在さ。我儘で強情で強欲で暴力的な輩の集まりなんだからね。
その中でも僕なんかはすっごく大人しいのさ。かといって、馴染めてない訳でもない。
うちの団はそこが魅力かな？暴れ人も大人しい人も平等でいられる、義理堅さではおそらく大陸一だと思うのだよ。
後の問題は…そうだねお尋ね者になると言う事だけど、、やはり気が進まないかな？

>37
さてと…そろそろ冒険の一つでもした方がいいと思うんだけど…うん。
僕は素早いのが売りだからね。諜報や物資調達をメインに冒険を進めようかな？
もちろん、盗みだって出来るよ？っというか、そっちが主軸になるべきだよね。あははは…
とりあえず、何人か参加志望者もいるみたいだし…僕とペアを組んでくれえる人でもいればいいんだけど。。

悪逆非道な盗賊もいれば、義賊と呼ばれるヤツがいてもいい。

ところでハートを盗まれたんですが、どうやって奪い返せばいいのかわかりません。

名前： ガブリエラ・シルフィード
年齢： 21
性別： 女
身長： 167
体重： 48
スリーサイズ： 79.65.77
種族： セイレーン
職業： 旅芸人兼盗賊
性格： 冷静
魔法： セイレーンの歌声には魔力が宿る
特技： 歌や楽器を弾くのが上手い、泳ぐのが得意
長所： 器用、計画性がある
短所： 慎重すぎる所がある
装備品右手： なし
装備品左手： なし
装備品鎧： 白のシャツに皮のジャケット
装備品兜： 羽根付き帽子
装備品アクセサリー： なし
所持品： 楽器、短剣、タロット等
髪の毛の色、長さ： 銀髪で長い
容姿の特徴・風貌： 肌は褐色、蒼眼
趣味： 占い
恋人の有無： 無し
好きな異性のタイプ： 明るくて元気な年下
嫌いなもの： 傲慢
最近気になること： 少し太ってきた
将来の夢(目標)： 特にない
簡単なキャラ解説: 幼い頃に捨てられ、とある盗賊に拾われた。
元々、歌や楽器の才能があったので、それを使って貴族の家に入り盗みをする。
親代わりの盗賊の元を離れてからも盗みが面白くてやめられないでいる。
主な手口は得意の芸を見せるために貴族の家などに行き、睡眠薬や歌で眠らせてから盗む。
盗む物は大した物では無く、そこらにあった時計や本などどうでも良い物を盗む。
だから彼女のバックにはよく分からない物が沢山入っている。
愛称はガブリー。

よろしく頼むわね、今は人数少ないから質雑で進行していくのかしら？
因みにセイレーンは海の怪物で、歌声で人を惑わすの、RPGとかやると時々出てくる種族よ。
本当は鳥なんだけれどね、最近は人魚とも表現されるようになってきたからその方向でするわ。

ギルド直属の手引き屋サラディン様のおなりだぞ
湿気たお前等に上質な仕事を持ってきてやったぜ
聞いて驚け、今回の獲物は曰く付きのルビー｢シャークアイ｣だ
情報料金３０,０００ゴールド
手引き込みなら５,０００ゴールド追加だ
成功すればギルド買取でも５００,０００ゴールドは固い仕事だ　
安いもんだろ？

ガブリーには足あるのか？ヒレ？

>>42
｢シャークアイ｣は私も聞いた事があるわね、その宝石の真紅の輝きは誰もの心を魅力するとね
興味深いわ、是非聞かせてくれるかしら
お金は…………聞いてから払っちゃ駄目？

>>43
あるわよ
昔は無かったらしいけど多分地上で暮らしていくうちに進化したのね
もしかしたら、王子様に恋しちゃったからかもしれないわね

>44
「王子様に恋をしちゃったから、ねえ。
さすが旅芸人もやるだけはある。上手い！」
ガブリーが酔客に受け応えるのを聞いて笑みを浮かべるサラディ。
注文したエールも運ばれてきて、上機嫌・・
だが、その笑みがすっと消えていく。

＞お金は…………聞いてから払っちゃ駄目？
この一言を引き金のようにして。
「上手さに免じて笑い流すが、プロの、それもギルド直属の手引き屋に冗談でもそういう事は言うもんじゃねえな。」
酒場の一番角の席。
ただでさえ薄暗い店の中でも一番明かりの届きにくい場所。
そこがサラディの一言でもう一段階暗くなったような印象を受けるだろう。

中年の域にどっぷりとつかり、見た目はメタボ入りかけの商人風なおっさんだが、サラディはギルド直属の盗賊なのだ。
今でこそ若手に仕事を振る手引き屋の職についているが、それなりの経験を積んできている。
噂では一時期暗殺部門にいたこともあるとかないとか・・

いつの間にかテーブルに突き立てられていたナイフを抜きながらもう一度口を開く。
「必要な事はもう話してあるだろう？
お宝シャークアイを手に入れる情報がある。
手引きのオプションつきで、だ。
後は買うか、買わないか、だけだ。
ビジネスに耐えられないのならボスを呼んできてくれていいんだぜ？」
ナイフを素早く袖口に滑り込ませると、いつもの明るい笑みを浮かべもう一度問うのであった。

＊勝手に舞台を酒場の隅にしてしまいました。
ガブリエラとリビアは同じ盗賊団の一員でいいの、かな？

>>45
私の一言でサラディンの雰囲気が豹変する。
先ほどまでの陽気な彼は何処に行ったのか、そう思うほどに彼は威圧感を放っていた。
やはり、ギルド直属は伊達では無いみたい、甘く見すぎてたみたいね。
｢悪かったわね、変な冗談言って。
そうね、買うわその情報。
こんな美味しい話滅多に無いからね｣
そう言って、サラディンの前に金を置く。
この金を出したらもう殆んど手持ちが無くなるがしょうがない、美味しい話に対価はつきものだもんね。
私は頼んだホットミルクを一気に飲み干すとサラディンの言葉を待った。

>46
ガブリエラの差し出した金貨の入った小袋はいつの間にかなくなっていた。
代わりにサラディンの懐が少し膨らみ、表情には満面の笑みが浮かぶ。
先ほどの陰惨な雰囲気はもはや跡形もない。

満足気に咽喉をさすりながら、ガブリエラを口説きだすサラディン。
少なくとも喧騒の中、聞き耳を立てていた者がいたとしても、そんな会話に聞こえただろう。
が、その実商談に入っていた。

【谺（こだま）】という盗賊独自の発声法がある。
通常では聞き取れない発音方法。
盗賊たちは人ごみの中でも二重音声をもって秘密の会話をすることができるのだ。
サラディンが咽喉を擦っていたのはエロ親父のしぐさのように見えて、実は声帯を谺をするために変えていたのだ。
それど当時に、その手のサインで音声の周波数をガブリエラに伝えていたのであった。
盗賊たちの行きつけの酒場とはいえ、重要な秘密の会話なのだから。

『セイレーンならお手の物だろうけどな、人間は不便でいけねえや。
で、本題に入るが、シャークアイの現在の所有者は知っているよな。』
シャークアイの現在の所有者は王都メイズ、即ちこの町に本拠を置く宝石商【ギャロップ商会】である。
ギャロップ（絞首）という不吉な名前だが、「店主が首を括る寸前の安さで宝石を提供する。」がキャッチフレーズの店である。
表向きは・・・。
裏では、鉱山でのエゲツ無い程の搾取や、所有者を首くくりまで追い込むなど、手段を問わぬ『仕入れ』をするなどなど。
その筋ではきな臭い噂に事欠かない商店である。

『で、ギャロップ商店は１０店目の支店を湾岸都市シノーラにオープンさせる。
オープン記念の目玉がシャークアイなわけだ。』
ここまでこれば大体の察しがついているであろうという目で一旦言葉を区切り、ガブリエラを覗き見るサラディン。
ただでさえ高価な宝石を扱う店で、更にきな臭い噂に絶えないギャロップ商会である。
荒事も十分こなし、通常盗みに入るのは不可能。

『で、メイズからシノーラまでのルートにあるのがグル山脈。
悪名高き山岳ゲリラダイコットの巣だ。
ほら、先月の王国騎士団との交戦やギルドのダイコット送金ルート潰しで奴らも干からびる寸前な訳よ。
普通なら通行料払って話通すところだが、金額の折り合いが突くわけねえ。な？』
そういいながらサラディンは数枚の封筒をガブリエラの前に差し出す。
中を見ると、契約書控えと、認識票だった。

計画としては単純。
危険な山岳ゲリラのいる山脈を越える為、ギャロップ商会では傭兵を募っている。
その傭兵としてキャラバンに加わるのだ。
通常ならば警備厳重で手が出せない獲物も、山岳ゲリラとの戦いのドサクサならば・・・というわけだ。
勿論、傭兵たちと山岳ゲリラ両方から終われる可能性もある。
しかし上手くいけば、殆ど戦闘もせずに盗み出せる事も。

『情報プラス手引きはこんなもんだ。何か質問は？』
飲み干したジョッキをテーブルに置き、にかっと笑って見せる。

せっかく盛り上がって来そうなのにリビアが居ないのは痛いな

>>47
サラディンは盗賊独自の発声法である谺を使い、情報を一通り話終えると、数枚の封筒を私に差し出した。
サラディンの話を要約すると、ギャロップ商会支店のオープン記念の宝石である｢シャークアイ｣をギャロップ商会が運搬の護衛として雇う傭兵になり、山岳ゲリラとの戦いの最中に物を盗み出すと言うものだ。
この封筒は傭兵になるための認識票と契約書の控えが入っていた。
まさかここまで手引きしてくれるとは思ってもみなかったわ、流石はギルド、太っ腹ね。
それでも山岳ゲリラに呆気なく殺される可能性だって十分にある。
しかし、結局盗みは殆んどハイリスクハイリターン、この程度の事で臆したら盗賊はやっていけない。
『分かったわ。
こういった盗みはあまり得意じゃないんだけどね、やってみせるわ。
それで、日はいつかしら？』
私も谺を使い、サラディンに問いかける。
セイレーンは人間と違い声帯が進化しているのでこのくらいは朝飯前。
やろうと思えば相手だけにしか聞こえない声だって出すことが出来る。
私は時間をかけて確実にをポリシーに盗みをしてきた、大きな依頼は久方ぶりだし4、5日は準備に費やしたい所だ。

>49
ガブリエラの答えを聞き、にやりと笑うサラディン。
これで自分の仕事は八割方成功したからだ。
ガブリエラのスタイルは知っていた。
いろんな意味でこの仕事にはあまり向かないのも十分承知の上で話を持ちかけたのだ。
スタイルは人それぞれだが、様々な経験を積ませて後進を育てるのもギルドの仕事なのだから。

『詳しくは契約書に書いてあるがな、出発は一週間後。
前乗りで集合。
つまりは６日後に町外れの第六倉庫に集合。
そこで顔合わせとブリーフィングがある。』
質問に答えると、まるで振られたかのように肩を竦め立ち上がる。
そう、あくまで周囲にはサラディンが酔っ払ってガブリエラを口説いていた事になっているのだから。

『成功を祈るが、無理なら早めに連絡くれよ。他にまわすからな。』
去り際に未練がましそうな台詞に重ねて中止の場合について念を押していく。
この手の情報は一旦聞けば返品は聞かない。
とはいえ、無理を通して失敗というのも間抜けな話だ。
かといって中止してみすみす美味しい話を放置するわけにも行かない。
中止したら他に回す。
一旦諦めたら口外しないし、手出しもしない。
こういった場合は盗賊の仁義というものだけが頼りになる。
勿論、仁義を外れる者にはギルドの制裁が待ち構えているのだが・・・

とはいえ、この台詞はあくまで形式上のものだ。
サラディンもプロの手配屋だ。
相手の力量を測ってから話を持ちかけるのだから。

台詞とは裏腹に、信頼した笑みを投げかけ、酒場を後にし、雑踏へと消えていった。


【ネタ振り完了。一旦サラディンの出番は終了です。
次は準備パートか、６日後の倉庫へと場面移動でよいかと。
これを気に、盗賊団は勿論、傭兵、山岳ゲリラ、商人などなどとしての参加枠も広がったので新規の方どうぞ〜。
話を一緒に紡いで行きましょう。】

あれ？どうしたの？

どういうことなの・・・

>>52
ビリーがＦＯしちゃったからだろうなぁ
あとはガブリエラの３サイズに魅力がなかったからか

>>53
仕方ないね。

「やれやれ、山岳ゲリラって言っておいたんだがなあ。
山賊と混同してやがんの。
まあ、元が海者のセイレーンだし、仕方がねえか。」

サラディンがガブリエラに仕事を手配してから一ヵ月後。
ギルドの彼のオフィス。
机には主要５誌と報告書、そして真紅に染まった「シャークアイ」が置かれていた。

報告書には主要五誌には書かれていない詳細が記されている。
キャラバンは襲撃を受ける事無くグル山脈を越えた。
考えてみれば当然の事だ。
王国騎士団の直接打撃にギルドの送金ルート潰し。
既にダイコット達には正面きって闘う力は残っていなかったのだから。
しかし、それに気付かぬキャラバンは、山脈を越えた安堵感もあったのだろう。
ダイコットの勢力範囲を超えたところで油断が生じた。
給仕としてもぐりこんでいたダイコットのスパイが薬を盛り、シャークアイを【盗み】出したのだ。
しかし、慎重を期したガブリエラは浮かれる事無く、支給された酒を飲まなかった。
いや、彼女は下戸で、自前のミルクを飲んでいたのだ。

盗賊がゲリラに上前をはねられる事態を防げたのは幸いだろう。

その後、山岳ゲリラとの交渉。
追い迫る傭兵隊との戦い。
そしてシャークアイの【いわく】。

「・・・よく生きて帰れたよなあ。」
サラディンは押し殺すように笑い、シャークアイを見つめる。

シャークアイは血の匂いをかぐとその赤さを増す。
そして、所有者は更なる血を求め狂戦士と化すのだ。

戦いの場でガブリエラがどのように戦い、盗み、出し抜いたのか。
決して戦士ではやりえない盗賊らしい、いや、ガブリエラらしい戦いでシャークアイを持ち帰ることに成功したのだから。
そう、サラディンの目論見通り、より一層深みを増した赤となったシャークアイを。

「さーて、これをクリアーできたんだ。
しかもダイコットとのパイプ付きで。
次はどんな仕事を回してやっかな。」
ガブリエラの成長と、お宝、そして思わぬ収穫に顔をほころばしながら次なる仕事を思案するのであった。

盗賊たちの危険な暗躍はまだまだ続くのだ。

こんなアホな行為のどこが楽しいのか教えてくれ、なりきり馬鹿どもよ。
アホらしいとは思わないのか？
馬鹿馬鹿しいとは思わないのか？
なりきり馬鹿どもは何故恥ということを知らないのか？
痛いぞなりきり馬鹿どもよ。

もう盗まないの？

なったお！そうなったお！

ゴチゴチ体型のガブリエラは？

まだ？