〜名も無き少年兵達の物語〜

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1 ◆Z/5EFsOi9w
この物語は、戦士、魔道兵、あるいは召喚術士や魔獣操兵や医療兵、
その他諸々の兵科からなる、よく訓練された、
しかし実戦経験が皆無の少年少女達の戦闘部隊の、記録である。

《参加型TRPスレです。参加自由。後手キャンセルあり。
また、以前あった物語スレの、他人操作可能ルール
(自キャラの行動決定を他人がするのを許す場合名前欄に◆を追加)
を採用します。》

2名無しになりきれ:2008/04/07(月) 01:07:53 O
アルフィア大陸の南部に位置する小国ヴラウ、
その中枢たる行政機関のとある一室にて。

……では彼等は…
…元より捨駒、全滅したところで……
…獅子奮迅の活躍でもすれば、生き延びれるやもな…
…そう、期待したいものだ…
…馬鹿な
……ともあれ、この不利な局面を押し返す為に、
本作戦の陽動部隊は不可欠。それは彼等が適任と言うだけの事。
立派に務めを果たしてくれると、私は信じているよ。
3 ◆Z/5EFsOi9w :2008/04/07(月) 01:10:00 O
〜場所は変わって、国軍練兵所、訓練生達が昼食をとる最中、テント付近

「全員静聴ッッ!」
貴方達の目の前には、スキンヘッドにヒゲの若い戦士が立っている。
実戦配備が近いとの噂を聞き、落ち着かない様子の部隊に緊張が走った。
「聞いているとは思うが、当部隊は近日中に戦場へ送り込まれる。
はっきり言おう、任地はヴァーデミア、すなわち現在の最激戦区の地だ。

お前ら半人前が手っ取り早く手柄を立て、英雄となりたいなら、
またとないチャンスとも言える。
出動日時は追って沙汰するが、何か質問は?」

何人かは仲間同士で顔を見合わせ、
何人かは挙手すべきか迷っているようである。
4ひよこ:2008/04/07(月) 01:11:25 O
2ゲットだよん
5 ◆Z/5EFsOi9w :2008/04/08(火) 23:30:11 O
>>4

うん?何が聞こえた気がしたが…、
質問が無ければ、昼食をとった後、出兵の準備を整えろ。

尚、今日の午後からは特に教練を休みとする。家族に顔でも見せてやれ。以上だ。
6名無しになりきれ:2008/04/13(日) 00:17:46 O
少年兵が久々に生家に帰って来た。
少年兵の名は「カク」。
両親が反対するのを聞かず兵士に志願した。
家を飛び出してから今日まで一度も帰らなかったが実践が近いと知り自然と足が向いたのだった。
カク「ふっいまさら…」
母親「カク…」
カクが後ろを振り返ると母親が立っていた
カク「か、母さん…」
母親「連絡もよこさず…疲れているんだろ?中に入って休みなさい」
カク「いや、俺は別に…」
母親「あなたー!カクが帰ってきましたよ」
母親はカクを家の中に招き入れながら父親を呼ぶと奥から父親が出て来た。
父親「ふん。半人前がもう逃げ出して来たか」
母親「あなた、せっかくカクが帰って来たのに…」
カク「俺はもう一人前だ。近く実戦にだって出るんだ!」
父親「!?」
母親「実戦ってそんな…あなたまだ子供じゃないの!」
カク「俺は子供じゃない!それに父さんみたいに臆病者でもないんだ!」
父親「この馬鹿者が!」
父親がカクをなぐる。
カク「くそ、二度と帰ってくるもんかこんな家!」
そう言い捨てるとカクは家を飛び出した。
カク「やっぱり帰ってくるんじゃなかった…」
カクは何度もそうつぶやきながら、宿舎へ帰り道を走って行った。
7 ◆Z/5EFsOi9w :2008/04/15(火) 01:45:14 O
>>6

「早かったな、慌てなくも今日は晩まで自由行動だぜ」
兵舎に戻ったカクに、カクと兵舎の寝床をとなりにする、
ネストと言う名の少年が声をかけてきた。
見た目からすると、14〜15程の歳の、黒い髪をした彼は、返事の無いカクに対して続けて話かける。

「さっき教官が言ってたんだけど、早けりゃ、明日にも出兵だとさ。
…そうして英雄ネストの物語の、一ページ目が綴られるのであった、…なんてな」

彼は、冗談半分に笑いながら、しかし緊張と不安を隠すことに、殆ど失敗していたのだった。

「なぁ、戦友。俺達は絶ッ対生きて帰るぞ。
生きて英雄として凱旋するっ、それが無理なら、みっともなく、生きて帰る。
死んで軍神になる奴もいるけど、死んだらお仕舞いさ。だろ?」

彼は自分に言い聞かせるように、カクに語りかけた。

8 ◆Z/5EFsOi9w :2008/04/15(火) 01:52:48 O
あ、志願兵募集中です。
若く意思のある者全て歓迎。一緒に物語を作りませんか?
9:2008/04/17(木) 09:01:57 O
>>7
カクは誰とも話しをする気分ではなかったがネストの冗談でいくらか気が紛れた。

カク「そうだな。無理をせず生きて帰ろう」
カクは嘘をついていた。ネストに心配をかけたくなかったからだ。
カクには何としてでも敵を打ちたいという気持ちがあった。


カクの父親は名の知れた戦士だった。
戦争が始まった時から、軍隊に戻るよう言われているが拒み続けているのだ。
そんな父親を村人は臆病者だと陰口をたたいた。

カクには兄がいた。
兄は父親の汚名を返上するため軍隊に志願し、兵士30人ほどの兵隊長にまで出世した。
カクにとって兄は誇りだった。
しかし兄は戦死した。
兄は父親の汚名を返上する為に死んでいったというのに、それでも父親は軍隊に戻るのを拒んだ。
カクは敵も憎かったが、それ以上に父親が憎くかった。
少年兵の募集があるとしってカクはすぐに志願した。
両親は反対したが構わず家を飛び出した。

軍隊に入り兵舎の寝床がとなりのネストと知り合った。
兵士のくせに敵を倒すことよりも仲間の命を気にする変な奴だと思ったが、すぐに気が合った。


カクはネストの返事がないことに気がついた。
カク「ネスト?」
ネストはいつの間にか隣で寝息をたてていた。
カク「…そうだな明日も朝が早いから寝るか」
カクは床についた。
10名無しになりきれ:2008/04/21(月) 07:18:11 O
>>3
洋服屋で少女三人が買い物をしている。
彼女達は国軍訓練生で三人とも魔術士だ。
フェイは黒髪で身長155cm、防御魔法を得意としている。
ブレンダは栗色の髪で身長170cm、攻撃魔法を得意としている。
ベルは金髪で身長140cm、回復魔法を得意としている。
久々の休暇に三人で買い物に来たのだ。
ブレンダ「全くあのハゲろくに休みくれないんだから!」
ベル「ほんと買い物なんて久しぶり」
ブレンダ「まあ訓練所でオシャレしてもガキしかいないから意味ないけどね」
フェイ「そうね・・・」
ブレンダ「あれー?フェイはカクやネストと仲いいじゃない。ねえ、どっちが本命なのよ?」
フェイ「え!?ふ、二人ともただの友達だよ」
ベル「二股か…」
ブレンダ「性悪女だな」
フェイ「だから違うってば!」
ベル「あーあ。私も二股してみたいなー」
ブレンダ「私も魔性の女になりたいなー」
フェイ「二人ともいい加減にしないと怒るよ!」
二人「はーい」

三人は洋服屋で買い物を済ませ店を出た。

ベル「ねえ、晩飯どうしようか?」
フェイ「お金もったいないから兵舎に帰って食べようよ」
ブレンダ「あんたいいお嫁さんになるよ」
ベル「私プロポーズしようかしら?」
フェイ「二人ともよく言うよ。さっきの買い物でお金無いくせに…」
ベル「ばれたか」
ブレンダ「あーあ帰るしかないのか…」

そうして三人は兵舎に帰っていった。
11名無しになりきれ:2008/04/21(月) 22:54:44 O
>>3
アッカランは古びた家の前にいた。
アッカラン「ただいま!」
弟「あ!兄ちゃんだ!」
妹「兄ちゃんが帰って来たよ!」
アッカランが家に入ると幼い兄弟が駆け寄って来た。そして奥からは十歳ぐらいの次男もでてきた。
アッカランの父親は病気で3年まえに死んでいた。
母親が働いていたが家計は苦しく、家計の助けになればとアッカランが少年兵に志願したのだ。
次男「兄さんお帰り。母さんはまだ仕事なんだ」
アッカラン「そうか…近いうちに戦場へ出ることが決まったから、報告にきたんだが…」
次男「…兄さんやっぱり兵隊なんて危険だよ!今からでもやめられないの?」
アッカラン「誰かがやらなきゃいけない事だからな。それで家にお金が入れば一石二鳥だろ?ハハハ」
次男「兄さん…」
アッカラン「そうだこれ。給料出たから」
アッカランは布袋を次男に渡した。
次男「兄さんこんなに…」
アッカラン「軍隊は衣食住は用意してくれるから金は使わないんだ」
次男「兄さん…母さんも喜ぶよ」
アッカラン「…じゃあもう行くから」
次男「せっかく来たんだから、晩飯ぐらい食べていけばいいのに」
アッカラン「言ったろ衣食住用意してくれるって。せっかく用意してくれたもの食べなきゃもったいないからな」
次男「ハハハ。兄さんらしいや」
アッカラン「じゃあな。お前達も母さんの言うことよく聞くんだぞ?」
幼い兄弟「はーい」
次男「兄さんも気をつけて…」
アッカラン「ああ…。じゃあな」
アッカランは兄弟に見送られながら兵舎への道を帰って行った。
12名無しになりきれ:2008/04/21(月) 22:58:08 O
>>3
お墓の前で少年が祈っている。彼の名はゴルド、墓には彼の両親の名が刻まれていた。
彼の父は将軍だった。勇敢で気品があり、誰からも尊敬されていた。
彼にとって父は憧れであり目標だった。
父は戦争に反対していたが戦争が始まると勇敢に戦った。しかし戦況は劣勢になり父は敵に捕まり処刑された。
父が開戦を反対したのを正当化するように、戦況は日増しに劣勢になった。
そうなると開戦するよう進言した人は、劣勢の原因は父にあると言い出した。
父が開戦を反対していた事を逆手に取り、戦争する気がなくわざと負けた、敵のスパイだった等、ある事ない事を言い母親はその気苦労から寝込むようになり帰らぬ人となった。
戦況は少年少女を兵士にするまで悪化した。
ゴルド「皮肉だなお陰で成人になるのを待つことなく軍に入ることが出来た」
ゴルドは出世して父の事をけなした者を見返すことしか頭になかった。
ゴルド「父上母上見ていてください我が家の汚名はかならず返上してみせます」
ゴルドは明日の戦場の事を考えると緊張したが両親の事を思い恐怖を頭の隅に追いやった。
ゴルド「かならず見返してやる…」
ゴルドは兵舎に帰って行った。
13名無しになりきれ:2008/05/04(日) 00:54:39 O
>>6-12の登場人物名をある順番でならべると何かの商品名に聞こえます。
14名無しになりきれ:2008/05/04(日) 01:12:45 0
一方、マルマッタは兵舎のベッドに潜り込み、先輩から譲ってもらった本を開いていた。
ズボンのチャックを下ろし、ページを捲りながらモゾモゾしていると、衝撃的なカットが目に入る。
「姉ちゃん!?」
15名無しになりきれ:2008/05/04(日) 19:12:24 O
>>14
その時マルマッタに、今までに無い感情がわきあがってきた。
「ね、姉ちゃん…」
そして再びもぞもぞする
16名無しになりきれ:2008/05/04(日) 20:33:13 0
>>13  ヒントか答えプリーズ!
17名無しになりきれ:2008/05/07(水) 16:11:10 O
ヒントはコーヒー
18プロパガンダ誌記者:2008/05/20(火) 11:56:22 0
やあ、こんにちは。
今日は君たちのことを取材しにきたんだ。
急なことでびっくりしたかい?

まず、君たちの【名前】、【年齢】、【出身】、【兵科】について聞かせてくれないか。
それと今後の決意表明なんかも。

ああ、基本的に好きなことを喋ってくれて構わないよ。
紙面に載せちゃマズイことは、こっちで適当に濁しとくからさ。
・・・検閲に引っかからないようにね。

カチッ(マナ・レコーダ−魔道式音声記録装置 のスイッチ音)
19プロパガンダ誌記者:2008/05/20(火) 12:19:11 0
そうだ、紙面に君たちの写真も載せたいんだよね。
【容姿】や【瞳の色】、【身長(体重)】なんかもね、伝えていきたいわけだよ。

ちなみに、君たちの【性別】は見た目で判断して問題ないよね?
以前、どうみても女の子なのに、実は男だった、っていうことがあってさ。
それ以来、一応確認しているんだ。

それじゃ、撮るよ。

パシャ(魔道写真機のシャッター音)
20長州力:2008/06/01(日) 23:54:17 O
なにがやりたいんだコラ
21名無しになりきれ:2008/06/02(月) 00:17:51 O
迷走
22名無しになりきれ:2008/06/20(金) 16:46:18 O
なむ
23名無しになりきれ:2008/06/26(木) 19:44:58 O
保守
24赤毛のアン ◆Anne.u8NkE :2008/07/08(火) 23:56:03 0
http://up2.viploader.net/pic2d/src/viploader2d405269.jpg


委員長が描いてくれた☆見てください^^
25名無しになりきれ:2008/07/09(水) 08:19:44 0
マルポすんなゴミ
26名無しになりきれ
まるぽってどういう意味?