1 :
◆yWS6v7185o :
人類が宇宙に進出してからおよそ2000年──。
舞台は星暦2007年、キルメテウス帝国・アストー連邦100年戦争末期
の時代から始まる……。
前スレ
http://etc6.2ch.net/test/read.cgi/charaneta2/1195803341/ 避難所(意見、要望、相談、各種の設定などの議論はこちらで)
http://ex21.2ch.net/test/read.cgi/nanmin/1196514799/ ※ルール(テンプレ1)
【1】ここはオリジナルSF世界であり、版権SF世界ではありません。
【2】age、sageは各自の自由ですが、基本的にsage進行を推奨しています。
【3】質雑、SS形式で進行していきます。名無し、参加者ともにチャットは禁止です。
【4】参加者は「キルメテウス帝国」「アストー連邦」「東ミゼルトファー国」「西ミゼルトファー国」
のいずれかに属してもらいます。それ以外の国での参加はできません。
ただし、国に属さない小規模な独立勢力(海賊など)であれば参加は可能です。
【5】参加者は属した国名の頭文字を名前の前に付けて下さい。
例:(ア)名前 (キ)名前 (東)名前 (西)名前
【6】参加者はトリップをつけてください。
【7】基本的に登場兵器は何でもあり。ただし一気に戦局を変えるような物は不可です。
加えて高スペックな兵器にはそれなりの欠点とリスクを背負ってもらいます。
【8】参加したい方、新たに登場させるバトルギアなどは事前に「記入テンプレ」に記入してください。
【9】参加者自身の生死はその参加者自身にしか決められません。
勝手に「○○(参加者)は死んだ」等と決めることはできません。
【10】「age」「sage」「トリップ」については
ttp://info.2ch.net/guide/ を一読して下さい。
【11】全てのテンプレ(1〜4)を必ず一読してください。
【12】以上の事項を守れない方は「スルー対象」となります。ご注意を。
※現在までの設定1(テンプレ2)
【13】勢力関係
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃キルメテウス帝国←敵対→アストー連邦 .┃
┃ .↑ ↑ ┃
┃ 同盟 同盟 .┃
┃ .↓ ↓ ┃
┃. 東ミゼルトファー←敵対→西ミゼルトファー . ┃
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
【14】国力比
帝国(4):連邦(4):東(1):西(1)
東西ミゼルトファーは帝国、連邦に比べて国力が低く、
両国は共に帝国、連邦に多くを依存している状態である。
【14】歴史年表
西暦2015年│世界各国で宇宙開発、移民が盛んになる。
西暦2025年│地球統一連合が発足。大規模な宇宙開発が行われる。
西暦2026年│この年、「西暦」から「星暦」に改正。
星暦0750年│領地拡大に伴い肥大化した連合政府は求心力を失い、
.│各地で13の国に分裂。宇宙戦国時代が始まる。
星暦0900年│13の国の一つ、キルメテウスが勢力を拡大し、
.│銀河の三分の一を征服。
星暦0918年│キルメテウスに対抗する為、分裂していた国々が統合。
.│アストー連邦が成立。
星暦1413年│キルメテウスとアストーの勢力が拮抗し始め、
.│1600年前後まで冷戦状態が続く。
星暦1908年│キルメテウス・アストー100年戦争勃発。
星暦1920年│ミゼルトファー星系が東西に分裂。両国が100年戦争に参加。
星暦2007年│帝国領のマーラー星が連邦軍に奪取される。←今ここ
【15】主な兵科
(宇宙)
・戦闘艦(戦艦、輸送船など)
・機動兵器(主にバトルギア)
(地上)
・戦闘艦
・戦闘用車両(戦車など)
・機動兵器
・歩兵(鬼兵など)
※現在までの設定2(テンプレ3)
【16】鬼兵
アストー連邦軍固有の兵士。身長は人間並みだが、その姿、形は
鬼そのものであり、運動能力やパワーは人間のそれを遥かに上回る。
ただし人間より格下の扱いをされている。
【17】バトルギア
星暦0647年に統一連合下で開発された汎用機動兵器の総称である。略称「BG」。
当初は当初は全長約6mほどの小型兵器で、コストも低く、汎用性も低い単なる
使い勝手の悪い兵器でしかなかったが、年月が経つにつれ各国で改良が進むと、
性能の高いBGが開発されていくようになる。
星暦1300年頃に現在のBG技術の基礎が確立されたと言われており、
現在では純正人型(BGS)、多足型(BGW)、可変型(BGF)等に区分けされるまで
に進化している。
【18】艦船
戦艦、巡洋艦、駆逐艦、空母艦、輸送艦などが該当する。
地上は勿論、宇宙空間でも使用可能で、ワープ機能を備えている。
戦艦で平均約1000m、巡洋艦で平均約500mほどの大きさと言われている。
【19】ワープ機能
ワープの使用にはあまりに巨大な装置を必要とするため、
バトルギアのような小型兵器にはワープ機能が備えられておらず、
戦艦を初めとする艦船にのみ備えられている。
また、このワープ機能自体「当初の目的位置からわずかばかりに離れた場所」
に出てしまうという欠陥があるため、
ワープを使用して「瞬時に敵の後方に出現して奇襲をかける」
などといった戦法は使えない他、ワープ使用時は敵に対して「無防備状態」
となるので「戦闘中にワープ」するという事もできない。
※記入テンプレ(テンプレ4)
【18】参加者用
名前:
年齢:
身長:
体重:
性別:
役職:
階級:
血液型:
出身地:
容姿・特徴:
人物紹介:
【19】バトルギア用
生産国:
生産年:
形状:
名前:
コード:
全長:
重量:
最高時速:
武器:
備考:
ここまでがテンプレだ。
さて、続いて我々のプロフィールといこうか。
名前:ストラニア・ローレルド
年齢:31歳
身長:179cm
体重:68kg
性別:男
役職:アストー連邦海軍第11艦隊司令官
階級:中将
血液型:AB型
出身地:惑星スルゥト
容姿・特徴:瞳の色が銀色で、白髪。長髪で腰の辺りまで 髪の毛が伸びており、
後頭部で結わいている。(これはゲルド民族の風習である)
人物紹介:
アストー連邦領、惑星スルゥト に済むゲルド民族出身。
幼少時代は父、母、そして姉と二人の兄を持ち、円満な家庭で育った。
しかし彼が12歳の時、突如父が家族を捨て、敵国のキルメテウス帝国へ亡命
してしまった事で家庭が崩壊し、姉と二人の兄が次々と命を絶っていってしまう。
彼は家族を捨てて祖国を裏切った父に復讐するつもりで士官学校に入学すると、
卒業後は自ら前線に赴き、父への憎悪をそのまま帝国軍にぶつけるかのように
多くの戦禍をあげていき、彼は31歳にして中将にまで上り詰める。
普段は冷静さを欠かない性格だが、父の一件からか、彼は敵、味方に関係なく
『裏切り』行為を働いた者に対しては怒りを露にする傾向があり、
かつて亡命を求めてきた敵国の高級仕官をその場で撃ち殺してしまった事もある。
上官の働きかけもあり彼の処分は軽いもので済んだが、その一件から軍は彼を
「要注意人物」としてマークするようになり、以後、軍上層部との関係は
お世辞にも良いとは言えない状態が続いている。
名前:ダイニー・トロン
年齢:56歳
身長:168cm
体重:77kg
性別:男
役職:アストー連邦海軍第11艦隊参謀長
階級:大佐
血液型:O型
出身地:惑星コム
容姿・特徴:太めの体系と、白髪交じりの頭髪、伸びた頬髯と顎鬚が特徴。
左足を不自由にしており、常に杖を持ち歩いている。
人物紹介:
連邦から二等兵で徴兵された現場叩き上げの軍人。
元々はBG部隊のパイロットでああったが、星暦1982年の「ギラモー要塞攻防戦」
にて左足を負傷し、パイロットとして再起不能となってしまう。
だが、時の上官に参謀としての才能を見出され、紆余曲折を経て海軍の艦隊参謀となる。
そして51歳の時、当時、連邦海軍第6艦隊所属第4小艦隊司令官であった
ストラニア・ローレルド准将の参謀となり、以来5年間、彼の下で参謀役を務めている。
豪快で大雑把な性格の持ち主であるが、冷静な判断力を備えており、
また、生まれつきの面倒見の良さから部下からの信頼も厚い。
軍上層部からも参謀として比較的高い評価を受けている。
名前:ライオネル・トアニス
年齢:28歳
身長:185cm
体重:71kg
性別:男
役職:アストー連邦海軍第11艦隊司令官付副官
階級:少佐
血液型:A型
出身地:惑星トアムンス
容姿・特徴:瞳の色、髪の色は茶色で、こざっぱりとした短髪。
耳の形が地球人タイプと違い、先が少し尖っている。
首に楔型の黒の宝石入りのペンダント(イーフ民族の装飾品)をつけている。
人物紹介:
アストー連邦領、惑星トアムンスに住むイーフ民族出身。
現在、惑星トアムンスにはこの民族しか住んでおらず、別名トアムンス人とも呼ばれている。
彼はイーフ民族の富豪の家の長男として生まれ、幼少の頃より裕福な生活を送っていたが
「親の七光り」と呼ばれて生きていく事を嫌い、親の反対を押し切って士官学校に入学する。
卒業後、彼は自ら前線に立つ事を望んだが、権力者である彼の父の力によって
安全な後方勤務に回され、長らく後方支援の任務に就いていた。
彼が26の時、人事異動が行われ、その異動先でストラニア・ローレルドを上官に持つ。
その時、持ち前の几帳面さと生真面目さをローレルドに気に入られた事がきっかけで、
後に司令官付の副官としてローレルドに仕える事となる。
む、参謀長、訂正箇所があるぞ。
>元々はBG部隊のパイロットでああったが ×
>元々はBG部隊のパイロットでああったが ○
トロン大佐「申し訳ありません……」
よい。さて、我々のプロフィールは
>>5-6で以上だ。
トアニス少佐「お疲れ様です」
トロン大佐「では閣下、引き続き我々は惑星ベルメルナに向かうとしましょう」
うむ。
【14】歴史年表から【19】までの番号が一つずれていた……。申し訳ない。
NGワード推奨:裕城 ◆fAImRD/PLg
>>9 トアニス少佐「閣下、通信が送られてきております」
……ん? 参謀長、これは何と読むのだ?
トロン大佐「おお、これは「カンジ」と呼ばれる文字ですな。
今はもう使われておりませんので読めなくとも無理はございません」
そうか。で、何と読むのだ?
トロン大佐「いえ……私も……」
そうか。……とにかく、これについては気にしないほうが良さそうだな。
名前:カロイム=イヒタート
年齢:35歳
身長:180cm
体重:180kg
性別:男
役職:キルメデウス帝国海軍第2艦隊所属 第3突撃機動分艦隊司令代理
通称、第3突機。星暦2005年の「ラグナロク戦線」で多くの艦船が大破、轟沈。
代わりに埃をかぶっているような旧型艦ばかりを回される。
その為に「オンボロ艦隊」という非常に不名誉なあだ名をつけられている。
階級:中佐
血液型:O
出身地:キルメデウス帝国領カロセン星系第4惑星リーチ
容姿・特徴:風貌は地球人、とりわけスラブ系に近い。
言葉づかいは荒く、間の抜けた表情をしていることが多い。
人物紹介:
惑星リーチの貧困層出身。両親は共働きで彼自身も学業の傍ら家業を手伝って育つ。
奨学金の抽選に外れてしまい、大学進学の費用が捻出できずそのまま海軍に徴兵された。
そこで海兵隊員に抜擢され、後にBG(機動兵器)のパイロットへ転進。
星暦2000年の「ブレイン戦役」では、死亡した大隊長の代わって大隊を指揮。
味方の退却を援護するべく壁となって敵を撹乱。見事退却を成功させた。
星暦2004年の「ミラージュ戦役」では第3突機所属のBG大隊長として参戦。
この時はブリッジが吹き飛ばされた為に混乱に陥った艦隊の指揮を代行。
混乱を立て直し、奇策をもって敵のBG部隊を無力化、味方を勝利せしめた。
上記の功績が評価され、第3突機における次席参謀の役職と中佐階級を与えられる。
「ラグナロク戦線」では旗艦が大破轟沈、司令官以下艦隊幹部が軒並み死亡。
臨時に「司令補佐代理心得」という名目を与えられ以後の艦隊を指揮、現在に至る。
星暦2007年の「マーラー攻防戦」後に「司令代理」として改めて任じられた。
職務は割り切ってやっているが、基本的には煩わしいことが嫌い。
故に出世には消極的であり、派閥に属さず1匹狼になっているフシがある。
アストー連邦のローレルド中将のことを自らの「天敵」と認識している。
「ブレイン戦役」では戦力的には有利立った筈の味方が窮地に追いやられ、
「ラグナロク戦線」でも所属していた第3突機を完膚なきまでに叩きのめされ、
挙句「マーラー攻防戦」でも煮え湯を飲まされる羽目になったからである。
本人いわく「もう彼とは戦いたくない。どうせ俺の方が碌な目にあわないから」
名前:フランキー=バース
年齢:33歳
身長:166
体重:67
性別:男
役職:キルメデウス帝国海軍第2艦隊所属 第3突撃機動分艦隊司令付副官
階級:少佐
血液型:A
出身地:キルメデウス帝国領バイン星系第5惑星コム
容姿・特徴:地球人に近い容姿ではあるが、褐色の肌をしている。
人物紹介:
惑星コムに住むセイデン民族出身。
比較的裕福な家庭に育ち、士官学校に進学。
標準的なエリートコースを経て第3機突の駆逐艦の艦長に任命される。
「ラグナロク戦線」で司令だったブラン大佐が戦死したことにより、
司令補佐代理心得に任じられたイヒタートの補佐の為に副官とされた。
性格は穏やかで華やかさこそないが、以外に存在感がある。
目の前の作戦以外には投槍な態度を取りやすいイヒタートをうまく補佐していると言える。
名前:ゴビー=サラハ
年齢:42歳
身長:192
体重:84
性別:男
役職:惑星ミューベル基地司令官
階級:大佐
血液型:B
出身地:キルメデウス帝国領ネッサー星系第7惑星
容姿・特徴:地球人とは異なり、肌は藍色。首が長く頭髪が一切無い。
変わりに頭皮の一部が硬質化しツノのように飛び出している。
人物紹介:
イヒタートとは海兵隊時代からの知り合いで、ある意味腐れ縁。
彼もまた出世競争というより権力闘争の多い上層部に嫌気がさしたタチである。
その為に彼は惑星ミューベルに飛ばされた。
惑星ミューベルは開拓・開発が遅れがちで、
前線に近いのに老朽化した基地を立て直せない程の資金難である。
さらに寄港している艦隊も第3突機、これ以上の閑職はそうそうないだろう。
>>1-4 >>8 バース少佐「司令、何をご覧になっておられるのですか?」
今の状況について色々と思考を巡らせていた所だ。
────────ここから中の人─────────
テンプレートお疲れ様です
────────ここまで中の人─────────
>>5-7 >>10 バース少佐「帝国軍はやはり惑星ベルメルナに向かいつつあるようですな」
ふぅ…となるとやはり俺たちは再びローレルド中将と戦わねばならねぇか。
…正直な話「強敵手当」ってのは出ねえのかねぇ?
>>9 どうした?
オペレーター「通信のようですが…ノイズが激しく解読が困難です」
付近に反応は?
オペレーター「ありません」
なら放っておいていいだろう。
>>12 サラハ大佐の人物紹介だが、訂正箇所を発見してしちまった。
バース「…申し訳ありません」
構わんさ、大佐が気づく前にコッソリ修正すれば大目玉はさけられらぁ。
訂正
名前:ゴビー=サラハ
年齢:42歳
身長:192
体重:84
性別:男
役職:惑星ミューベル基地司令官
階級:大佐
血液型:B
出身地:キルメデウス帝国領ネッサー星系第7惑星
容姿・特徴:地球人とは異なり、肌は藍色。首が長く頭髪が一切無い。
変わりに頭皮の一部が硬質化しツノのように飛び出している。
人物紹介:
惑星ネッサーに住むバクサー民族出身。
兵学校を卒業し、海軍の下士官として海兵隊に入隊。
イヒタートとは海兵隊時代からの知り合いで、ある意味腐れ縁。
権力闘争の絶えない上層部に嫌気がさし出世街道から離脱。
ほどなくして惑星ミューベルの基地司令官に任命された。
惑星ミューベルは荒野の惑星であり、開拓・開発が遅れがち。
前線に近いのに老朽化した基地を立て直せない程の資金難。
さらに寄港している艦隊も第3突機…というまたとない閑職である。
トロン大佐「申し訳ない、
>>7では訂正したことになっていないようで……
>元々はBG部隊のパイロットでああったが ×
>元々はBG部隊のパイロットであったが ○
>>13 ところで中佐、「キルメデウス」ではなくて「キルメテウス」ではないか?
トロン大佐「? 閣下、誰とお話で?」
いや、独り言だ……。
それにしても……お互い、間違いには気をつけなくてはならないな。
ふふふ……。
トアニス少佐「……??」
名前:汎用人型兵器 B-AI001「イージス」
年齢:2年(設定年齢17歳)
身長:150cm
体重:250kg
性別:-(女性型)
役職:アストー帝国軍第7実験部隊備品
階級:-
血液型:-
出身地:アストー帝国科学研究所B区
容姿・特徴:ロングヘアー金髪、緑瞳、白い軍服を常着
人物紹介:
新機軸のAI兵器として開発されたアンドロイドの少女
戦闘の際は両腕、脚部を装甲化し、近接戦闘を主とするが、装甲化しなければ銃火器などの使用も可能
初期型ながら高性能ではあるが、1日11時間以上の充電を必要とする。
本人曰く、人格プログラムが不完全であるがゆえ、無愛想ではあるが、コミュニケーションは可能
名前:ヨハン・ドールマン博士
年齢:27
身長:167cm
体重:57kg
性別:男
役職:アストー帝国軍第7実験部隊隊長
階級:兵長
血液型:A
出身地:地球 ドイツ
容姿・特徴:黒髪のオールバック、丸目がね、極度の薄目、常に白衣姿
人物紹介:
イージスの生みの親
女性型にしたのは「癒しになる」という個人的な理由
普段は研究室に籠ったり、艦からイージスに指示を出すなどして、間違っても前線には出ない努力を絶やさない。
イージス用に如何わしい服などを集め、充電中着せ替えることも暫し
アストー「連邦」な
それじゃどっちの陣営かわからんw
19 :
名無しになりきれ:2007/12/10(月) 17:15:03 O
よし
名前:勇城
年齢:17
身長:168cm
体重:40.8
性別:男
役職:兵士
階級:伍長
血液型:AB
出身地:ドミノシティ
容姿・特徴:髪型がかなり特徴的で、色が赤と黒、前髪が黄色と、かなり奇抜な物になっている。
生産国:日本
生産年:1700年
形状:人型
名前:ヴェルミーティ
コード:V6−74
全長:13m
重量:7・5d
最高時速:2・2
武器:105mmマシンガン
頭部ビームバルカン(固定)
スモークランチャー(固定)
ビームサーベル(固定)
中距離ショットガン
オートロック・ロングビームライフル
肩部キャノン砲
ビーム・ハンドライフル
備考:このV−6式は何機も量産されていたが、この機体が最後の一機、
そして最後のV−6式のオリジナル機体らしい。
22 :
名無しになりきれ:2007/12/10(月) 19:29:44 0
裕城きたかwwwwwwww
>>18 「………博士、事務局からこんなものが」
博士と呼ばれた男は、金髪の少女から封筒を受けとると近くにあったカッターで封を切り、中を確認した。
>「あぁ…成る程、どうやら寝ぼけていたらしい」
「はぁ?」
博士は意味深な発言をした後、封筒の中身を少女に見せた。
「……誤植ですね。連邦が帝国になっていますね…わかりました、これからはデスクワークもすることにしましょう」
>「いや、大丈夫だそうだ。そこは事務局が直しておいたらしい…それよりも後でローレルド中将に顔を見せなきゃいけないそうだ……出来ればこっちを変わって欲しいくらいだ?」
博士はそのまま唸るような声を上げて背もたれに身を預ける。しかし、少女は表情を変えず博士に訪ねる。
「では、私に」
>「君も一緒だから頼めないんじゃないか」
「…やれやれ」
名前:ギル
年齢:22
身長:170
体重:65
性別:男
役職:傭兵
階級:中尉
血液型:B
出身地:惑星オツ
容姿・特徴:見た目は地球人の日系とほとんど変わらず、四分の一は日本人である。
人物紹介:傭兵一家の長男に生まれ上に姉が一人いる。
子供の頃からBGの操縦を叩き込まれ、いろんな星の軍隊を渡り歩いてきた(帝国連邦どちらも)その戦果を聞いた帝国側の傭兵仲間に誘われ、帝国に雇われる。
マーラー防衛戦で司令官及び大隊長が戦死したので指揮をとりなんとか撃退したものの、反撃にあい基地を放棄する。
次の現場はまだ決まっていないようだ。
スレ立て乙です。
〜惑星ベルメルナ付近〜
トアニス少佐「閣下、そろそろ到着のお時間です。
前方に第7(エーベリッヒ)艦隊、第14(ムト)艦隊の艦影が見えてきました」
あの赤い星を見ればベルメルナに近づいてきているという事くらい分かる。
10年……いや、13年ぶりか。変わっておらんな。
トアニス少佐「惑星ベルメルナをご存知で?」
……昔、少々縁があってな。
トアニス少佐「……この星の色はまるで血の色ですな。
見ていてもあまりいい気分にはなれそうもありません」
同感だ、少佐。
……それより、総司令部からは何と来ていた?
トアニス少佐「はっ。ベルメルナにて第7、第14艦隊と合流した後、
帝国領惑星ピコに向かえとのご命令です」
トロン大佐「恐らく今頃は帝国軍も、我々の動きを察知して艦隊を集結させておることでしょうな」
歓迎パーティの準備でもしてくれているのかな?
トアニス少佐「恐らく、大量のビームとミサイルで我々をもてなしてくれましょう」
ふん……そうだろうな。
さて……到着まで残り30分もなかろう。各自、持ち場へ戻れ。
「「はっ」」
26 :
名無しになりきれ:2007/12/11(火) 16:04:52 O
age
アストー側人いねーな
サラハ大佐「喜べ中佐、たった今第3突機に移動命令が出たぞ。
『惑星ピコの第2艦隊本体と合流するように』とのことだ」
それはそれは、涙が出るどころか司令部に唾を吐きかけてやりたいくらい嬉しい話ですね。
こちとら未だにオーバーホールが完了しきってはいないというのに。
サラハ大佐「仕方あるまい。工作船同伴で惑星ピコを目指せ」
やれやれ…ところでセツナ隊をはじめとしたマーラーの残存軍はどうなります?
サラハ大佐「上層部の中では、マーラーは今回の作戦の頭数には入っていないらしい。
よって我々に合流と言う形で構わんそうだ」
連中にもしばらく苦労をかけることになりそうですな。大佐はどうなさるので?
サラハ大佐「いずれここにも連邦の連中が攻めてくるだろうが、今はまだこの基地を棄却できん。
クノプス准将が脱出の機会を失ってまで逃がした民間人の受け入れ先を探さなきゃならんしな」
我ら市井の民の奴隷たらん…ですか。准将の口癖でしたね。
しかし大佐、あなたもまた准将に負けず劣らず不運なお人好しでしょう。
サラハ大佐「フフ、私の不幸は、海兵隊にお前が入ってきた時から始まったようなものだぞ?」
ハハハ、随分と懐かしい話を持ち出してきましたね…。
第2艦隊所属第3機動突撃分艦隊、司令代理カロイム=イヒタート中佐以下全員、これより発進します!
サラハ大佐「健闘を祈る!」
………御武運を。
>>15 オペレーター「中佐、通信が送られてきました。送信者は不明と出ておりますが」
構わん、表示しろ。
……………………………………………………………………………………………………
ぐ…こ、これはまずいな。
バース少佐「ええ、よりにもよって国号を間違えてしまうとは、帝国軍人としてはかなり手痛い失態です」
戦いを前にしてこれは非常によろしくない。
送信者こそわからぬが、なんだか敵に何もかもを看破されているような気がしてきたぞ。
バース少佐「中佐、あまり御気になさらない方がよろしいかと」
うむ、以後気をつけよう。
>>27 そのようなこともなかろう。現に連邦側には人材が溢れている。
バース少佐「前スレでは、我が艦に少なからぬ損害を与えたスナイパーもいましたね」
〜惑星ベルメルナ・艦隊合流ポイント〜
そうだ。両提督にはそうお伝えしておいてもらおう。
仕官A「かしこまりました!」
トロン大佐「いよいよですな。果たしてどれだけの敵が待ち構えているか
楽しみでなりませんわい、わっはっは!」
トアニス少佐「閣下、通信が入っております。
>>23の第7実験部隊からです」
実験部隊? ……で、我々に何用か?
トアニス少佐「はっ。部隊長のドールマン博士と申す者が閣下にお目通りを願っております。
どういたしますか?」
トロン大佐「実験部隊……。確か開発した兵器の実験やその研究に
従事しておる部隊ですな。しかし、彼らが何故我々に?」
彼らの目的がなんにせよ、我々はこれから惑星ピコに向かわなければならん。
またの機会にしてもらえ。
トアニス少佐「はっ」
オペレーター「各艦隊、惑星ピコに向けて発進しました!」
惑星ピコに向けて航路を取れ。これより我が艦隊も発進する。
(……ピコまでおよそ2時間弱と言ったところだろう。その間にメシでも食っておくか)
少佐、兵達には到着まで体を休めておくように伝えておけ。
大佐、俺はしばしの間席を外す。その間の指揮は任せる。
「「はっ」」
>>27 トアニス少佐「貴方は三個艦隊を目の当たりにしてもまだ兵が足りぬと申されるのか。
……しかし、この100年。考えて見れば三個艦隊どころか連邦、帝国の
両軍合わせて十個艦隊が相まみえる事も珍しくはなかったのだからな……。
感覚がマヒしてしまうのも無理は無いのかもしれない」
−惑星ピコ−
バース少佐「いかがでした?第2艦隊の”軍議”は」
居心地は最悪。どいつもこいつも『オメオメと生き恥を晒しおって』みたいな顔してくれたよ。
司令官のマービン中将も俺の顔見るなり一瞬だけど、露骨に表情を変えたしな。
バース少佐「お疲れ様です。ところで肝心の我々の立ち位置は?」
『左翼にあって前線に回り、敵左翼をかく乱せよ』だとさ。
何にせよ、これで第2、第5、第9艦隊が合流したんだ。
数の上では向こうと互角になった訳だし、少しはマシになるんかねぇ。
バース少佐「その代わり、ここで敗北したら後がありません」
言うな。どうせ俺らはオンボロ艦隊。本体が吹き飛べば俺らも吹き飛ぶ。
ま、せめてもの悪あがきってものをやらせてもらうとするか。
33 :
名無しになりきれ:2007/12/12(水) 00:19:51 O
一個艦隊でどのくらいの艦数なのか気になる
名前: エッドラ・カルマン
年齢: 31
身長:171cm
体重: 80kg
性別: 男
役職: バトル・ギア乗り
階級: 大尉
血液型: AB
出身地: アストー領メガロ星
容姿・特徴: がっちりとした体格、白髪交じりの金髪
人物紹介:
アストー連邦所属の熟練兵 いくつもの激戦と呼ばれた戦いにすすんで参加
した強兵
その腕前や兵の扱いのうまさからパイロット等の前線で戦っている兵には人気があり
機体に施しているパーソナルマークにより「ブラック・ハウンド」と異名をもつ
【19】バトルギア用
生産国: アストー
生産年: 1699年
形状:人型
名前: 「ブラック・ハウンド(エッドラ専用機)」
コード: BH−69/EK
全長: 11m
重量: 7t
最高時速: 80km(地上時)
武器: BG用ヘビーマシンガン、連装マルチランチャー
突撃用シールド、(サブウェポン、BG用携帯バズーカ、強化型ビームガン)
備考:
機体的には一般兵がよく使う一般的な機体
しかしいたるところにエッドラに適した改造を施している
そして左肩にはパーソナルマークの「ブラック・ハウンド」が付いている
よく見たら体重間違えてたorz
>>11のステータスだけ訂正
名前:カロイム=イヒタート
年齢:35歳
身長:180cm
体重:80kg
性別:男
役職:キルメテウス帝国海軍第2艦隊所属 第3突撃機動分艦隊司令代理
階級:中佐
血液型:O
出身地:キルメテウス帝国領カロセン星系第4惑星リーチ
容姿:特徴:風貌は地球人、とりわけスラブ系に近い。
元々歩兵の出ということもあり筋肉質。
言葉づかいは荒く、間の抜けた表情をしていることが多い。
36 :
名無しになりきれ:2007/12/12(水) 13:16:23 O
間抜けが多いスレですね
>>33 トアニス少佐「連邦も帝国も、東西ミゼルトファーも基本的に一個艦隊は
8000隻前後の艦艇で構成されている。覚えておくように」
〜惑星ピコ付近〜
オペレーター「敵艦隊捕捉! 数、2万隻以上です!」
トアニス少佐「敵もやはり我らと同規模の兵力を投入してきたようですな」
(基本は三対三か。となれば、まずどちらかが一方的な勝利を収めるということはあるまい)
……よほどのことがなければ、な。
トロン大佐「? なにか?」
いや……。
それより当初の作戦通り、我々は右翼にあって敵の左翼を叩くことになろう。
射程内に入ると同時に砲撃を開始せよ。
トロン大佐「砲撃準備ー!」
オペレーター「……敵艦隊、射程内に入りました!」
撃て。
(ドドドドド…………!!!)
『こうして両軍の戦いが始まった……』
>>33 恐らく私より先に誰かが回答をしているかもしれんが…
1個艦隊はおおよそ8000、その内訳は艦隊ごとに異なるし、中には例外もあるがな。
我々はあくまで分艦隊なので数はそう多くはない。
>>34 バース少佐「中佐、このデータは?」
パイロットだった頃に、どうしても単機じゃ勝てない奴がいてな。
バース少佐「ブラック・ハウンド(黒い猟犬)ですか」
今回の戦いに参加しているかどうかはわからんがな。
>>36 オペレーター「通信が入っています」
このタイミングで通信を受けるのは好ましくないがな。まぁいい、読み上げてくれ。
……………………………………………………………………………………………………
マヌケ…か。間違ってはいないな。
利巧であれば俺も今頃はこんな辺境の戦場ではなく、後方でヌクヌクできていた筈だ。
>>37 オペレーター「敵艦隊、押し出して来ます!」
いよいよか。主力の撃ちあいが始まったら暗礁宙域へと移動するぞ。
バース少佐「しかし、マービン中将もムチャな命令をつきつけてきましたね」
ああ、左翼から敵の左翼をかく乱。すなわち敵の背後を一周という決死行をやれと言うんだからな。
しかし中将の考えることも全く理解できない訳じゃない。
正攻法で宇宙戦に勝利する為には、目まぐるしく変化する情勢に、
いかに手早く艦隊レベルで反応できるかが鍵となってくるからな。
スペックで劣る船団を加えることは、それだけで艦隊の隊列を乱す要素となる。
中将としては俺たちがマーラー攻防戦で生き残ってることが想定外だったんだろう。
不良在庫を一掃しつつ、敵の注意をそらすことができれば一石二鳥…
納得できるか!
まぁいい、俺たちはもっとも安全な方法で生き残りを図る。
バース少佐「そこでようやく、アレの出番ですか」
そういうことだ。サラハ大佐に無理をいって用意してもらったのは正解だった。
バース少佐「木の葉を隠すなら森に隠せ…先人の言葉には無駄がありませんな」
全くだ…さて、敵右翼の戦力情報は来たか?
オペレーター「…情報届きました。第11艦隊の模様です」
成る程…ローレルドのわき腹を通り抜けて敵を奇襲しろと?冗談抜かせ!
味方どころか、運命さえも俺たちに死ねと言っているらしい。実に嬉しい限りじゃないか。
出鼻の艦隊戦が始まったか・・・よし
ハウンド全部隊に告ぐ!この艦隊戦の後は我々BG隊同士の戦いだ!
総員気を抜くな!
各部隊5機編成で作戦を行う!諸君の健闘を祈る!
ハウンド隊員「「「了解!」」」
敵は烏合の衆だ!全機出撃!ゆくぞ!(BG隊出撃)
前に見えるあれ
>>37は我が軍の旗艦か・・・うむ
(BGで旗艦に一度敬礼をしてから前線へ飛んでいく)
オペレーター「味方の第7艦隊、第14艦隊も交戦状態に入った模様です!」
……ところで、敵左翼の艦隊司令官は誰か?
トアニス少佐「第2艦隊……ですな。司令官は……現在データにありません」
トロン大佐「第2艦隊といえば、『ラグナロク』で我々が撃破した艦隊だな?
とすると新任の司令官か。データにないのも無理はないな」
そうか……第2艦隊か。
(前回は我々と正攻法で戦い手痛い目にあっている連中か。
と考えると……敵艦のこの動きもあるいは擬態か。奇策を弄してくるかもしれんな)
オペレーター「敵艦隊、更に前進! BG隊の投入を確認!」
(……接近戦に持ち込みつつ、BG隊を投入することで我が艦隊の足を止めるつもりか。
奇策を弄するとすれば……我が艦隊が足を止めた隙に別働隊が死角に回り込み挟撃
すると言ったところだろうが、エーベリッヒやムトに気付かれずに回り込むことは至難。
……考えすぎか、それとも……)
トロン大佐「閣下、我らもBG隊を出撃させるべきではないかと」
(いずれにせよこのまま黙って敵BG隊の接近を許すわけにもいかんからな)
うむ、BG隊を発進させよ。
>>40 ……ん? あれは?
トロン大佐「おお、我が艦隊のBG隊だ。いやぁ……勇ましい!
わしにもあのような頃がありましたわい」
トアニス少佐「『ブラック・ハウンド』ですな、あの機体は」
トロン大佐「ほぉ……あれがブラック・ハウンド。そうか……我が艦隊に所属していたのか」
貴官ら、知っているのか?
トロン大佐「はっ。『ブラック・ハウンド』の異名で敵軍より恐れられている
エースパイロットの一人です。ご存知……ありませんでしたか?」
BGとは昔から縁がなくてな。
まぁ、腕が確かであれば良かろう。勇戦を期待させてもらう。
「バトルギアにはバトルギアだ! ズゴック出動!!」
(ドドドドド)
http://pro.tok2.com/~sino777/mr.c/pdf/amuro06.jpg 生産国: キルメテウス
生産年: 星暦1879年
形状:人型
名前: 「ズゴック」
コード: ESS-01(宇宙軍による)
全長: 18.4m
重量: 65.1t
最高時速: 84km/h(地上走行時)
武器: 240mmロケット弾 クローバイスビーム砲 白兵戦用アイアン・ネイル
備考:
本来は港湾強襲を主眼とする水陸両用バトルギアとして開発された機体だが
上層部の手違いにより宇宙軍に配属されてしまった
バトルギアとしてはかなりの大型サイズである
一等兵「おい知ってるか。この艦にBG隊がいるらしいぞ
それもブラック・ハウンドだ」
二等兵「え?本当ですか!」
一等兵「ああ、格納庫に行ってみようぜ」
(格納庫)
二等兵「・・・いませんね」
整備兵「なんだお前ら。」
一等兵「あのBG隊は?」
整備兵「もう発進したよ。それよりじゃまだ持ち場にもどれ!」
一等兵「ちぇっ」
全機5つの小隊に分かれて散開!
第一小隊は我に続け!
>>43 索敵兵「敵BG空母発見!敵BG隊出てきました!」
サーチ!一気に叩くぞ!
あれは・・・惑星拠点進攻用のBGじゃないか
敵は我々をなめているのか?
全機!敵BGを蹴散らし、一気に母艦を撃破する!
バウンド隊員「「サーチ」」
ふ、護衛がいなくなった母艦なぞ敵ではないわ
索敵兵「別部隊から通信です、2,3小隊は敵戦艦を撃破4,5小隊も同様とのことです」
サーチ、司令部に情報発信後さらに進撃するぞ!
バウンド隊員「「サーチ」」
星暦的技術進歩を考慮しても自重量がとても武装を支えられると思えん
弾薬の重さだけでもフレームが曲がる可能性があるな
ましてや銃など撃とうものなら・・・・
それどころか大型ダンプや油圧ショベルにも当たり負けするだろう
こんな航空機並みの軽重量BGの装甲はいったい何でできてるんだ?
まさかビニールか!!
47 :
名無しになりきれ:2007/12/13(木) 18:19:18 O
またかよ死ね
オペレーター「まもなく敵中軍の後方を通過します」
バース少佐「…うまくいった…と思ってよろしいのでしょうか?」
不気味すぎる!
いくらコソコソ隠れ進んだとはいえ、こうまで敵と遭遇しないと言うのは計算外だ。
ましてやあのローレルド中将がやすやすと俺たちを通したというのが腑に落ちん。
バース少佐「敵が我々を罠にはめていると?」
わからん…今一番よろしくないのは味方との連絡が一切出来ないことだ。
前線の方はそれなりに動きが出ていてもおかしくない頃合だが。
兎に角、敵の斥候といつ出くわしてもおかしくはない。
いつでも対応できるようにしておけ。
トロン大佐「第7、第14の方は収拾がつかんかもしれませんな」
互いに敵艦、味方艦が入り混じったあの混戦模様ではな。
恐らく帝国側もこのような事態になるとは予想していなかったろう。
トロン大佐「かろうじて我が艦隊だけは混戦を防げましたが、前面の敵艦隊とは今だ一進一退。
気が抜けませぬな」
トアニス少佐「閣下、先程手配した偵察艦からです」
……ん? ……参謀長、これをどう思う?
トロン大佐「これは……敵の艦影に見えますな。だとすればいつの間に……」
エーベリッヒやムトがあの有様の上、こちらも前面の敵艦隊に注意を奪われていたからな。
(いや、それも含めて不覚と言わねばなるまい)
トアニス少佐「閣下、どういたしますか?」
見つけてしまった以上放置しておくわけにもいくまい。
敵別働隊に戦力を差し向けることができるほど余裕があるのは今現在では
我が艦隊だけだからな。ミューダー少将の中艦隊を向かわせよ。
トアニス少佐「ミューダー艦隊が前線より退く分、数の上では我々が不利になりますが……」
承知の上だ。そこはBGの数と機動力で補うしかあるまい。
BG隊をR-G-13地点に集中させよ。
トロン大佐「はっ!」
オペレーター「敵艦隊発見!」
モニターに映してみろ!
……少数だな。しかも見ろ、ほとんどが旧型艦ではないか。
罠か? 捨て石のつもりか?
まぁ、いずれにしろ奴らに死んでもらう事には変わりはない。
数ではこちらの方が上だ。敢えて奇策を使う必要はない。
艦列を広げ敵艦隊を包囲しつつ攻撃!! 一匹も逃がすなよ!!
オペレーター「後方より敵接近!距離8000!徐々に艦列を広げつつあります!」
やはり来なすったか。船足を考えれば到底逃げ切れんな。
敵左翼を撹乱するという当初の目的はここに頓挫した訳だが…
バース少佐「やはり、アレを使いますか?」
使わいでか。事前準備も無駄ではなかった。
全艦、牽引してきた廃艦を切り離せ!同時に取り舵全速!
目標は暗礁宙域最大の難所、小衛星群の古戦場だ。
そこなら無数の星に加え、かつての激戦地の残骸が壁となってくれる。
バース少佐「さらに敵の包囲網による火線集中にも十分に耐久できますな」
残骸と衛星が艦砲射撃や巡航ミサイルを阻む天然の要害になるって寸法だな。
後はワラワラはいでるBG共をこちらのBGで迎え撃つ。
今回は俺も出撃して大隊の指揮を執る。少佐、留守を委ねるぞ。
バース少佐「了解しました」
問題は、こちらが捨てた廃艦に敵がどう対応するかだな。
それによってこちらの戦術も大きく変化を迫られることになるだろうて。
生産国:キルメテウス帝国
生産年:1801年
形状:可変型
名前:エンデ・グルーン
コード:K-BGF1800
全長:10.8m
重量:13t
最高時速: 74km(地上時人型) 2500km(地上時航空機型)
武器:BG用アサルトライフル 携帯型ハンドビームガン ビームコンバットナイフ
通信ユニット 専用シールド ハンドグレネード(シールドに内臓することもできる)
備考:
BGの分野では後発メーカーであるエンデ社によって開発されたバトルギア。
可変機の中では最もオーソドックスな戦闘機から人型への可変を行う。
この手のタイプの欠点である防御力の低さを専用のシールドで補っている。
なお、イヒタート中佐が搭乗する機体は、
通常のロングレンジキャノン砲を取り外し、その代わりに通信ユニットが搭載されている。
これにより通信・情報収集能力を高め、旗艦とのリンクにより艦隊を指揮できるようになっている。
エンデ社は自社のシェアを広げる為に帝国だけでなく、
両ミゼルトファー、挙句連邦にまで製品を売り込んで問題になった。
それでもエンデ社製のBGは生産性、汎用性、安定性、操縦性の点で定評があり
改良の継続とメーカーサポートの充実により、全BGの1割のシェアを占めるに至っている。
>>49 通信兵「隊長、全BGはただちにR−G−13に集結せよとのことです」
サーチ、BGを不足分の戦力の代りにするのか
よし、4、5小隊はただちにR−G−13に向かえ!1,2、3小隊はわれに続け!
バウンド隊員「サーチ」
>>51 索敵兵「小惑星群から急速進行するものあり!BGです!数は大隊クラス!」
く・・・友軍BG隊はほぼすべてR−G−13に向かってしまったか
こちらに残ってる部隊をかき集めて多く見積もらせても中隊もいいところの数だが・・・
しかたない!全機ダミーを仕掛けつつ小惑星に潜め!友軍が来るまでこの前線を支えるぞ!
キルメテウスの蛆虫どもにアストーの力をみせてやれ!
BG隊員「サーチ!」
(レーダー上は大隊クラスの部隊数に見えるようにダミーを増やす)
あれ?イヒタートやミューダーがいるのは後方で
エッドラがいるのは前線じゃなかったっけ?
反対方向じゃね?
>>54 (すいません間違えやした
>>51を変更します)
通信兵「伝令!後方が敵BGの強襲を受けています!」
なんだと!く・・・敵の数は!?
通信兵「数は大隊クラス!さらに敵には強力な指揮官がいるもようです!」
ち・・・前線の兵は囮か!こちらの後方にいるBG隊はせいぜい中隊クラスぐらいしかおらんぞ
しかたない!この前線は2,3小隊に指揮権を移行!この戦力差ならば持ちこたえられるだろう!
よいな!
2,3小隊長「「サーチ」」
第1小隊はわれに続いて後方へも向かう!急ぐぞ!
バウンド隊員「サーチ」
トロン大佐「これは……少々まずいことになりましたな。
左翼、中央での戦線がこちらにまで拡大し始めてくるとは……」
混乱に拍車がかかってきているな。
敵も味方も、もはや無秩序同然にただ前を行く艦を攻撃しているだけだ。
これでは戦法も何もあったものではない。
(ましてやこちらはその混乱状態に巻き込まれつつある。まったく、たまらんな)
トロン大佐「やはり収拾はつきそうにもありませんな。閣下……ここは」
……そろそろ潮時だろうな。
(現在の状況からエーベリッヒやムトとの連携も望めぬ以上、
無理にこの宙域に留まれば戦力を無駄に消耗するだけなのは明白だからな)
エーベリッヒ提督とムト提督に通信を送れ。すぐさま撤退すべきだとな。
トアニス少佐「ですが閣下、このような状況下では撤退こそ至難の業かと。
我が艦隊だけであればまだしも、第7、第14艦隊の方は思うように行きますまい」
(そうだろうな。が、そこまで面倒見切れんよ)
いや、両提督も経験豊富な方だ。なんとかしてくれるだろう。
まず我々は敵左翼艦隊に一気に砲撃を集中させ、奴らがひるんだところで後退。
前衛艦隊にはBG部隊と共に連携し、突出と後退を繰り返しながら連続した攻撃
によって敵艦隊の足を止め、そして隙を見て本体と共に戦線より離脱してもらう。
トロン大佐「ミューダー艦隊の方はどうなさるのですか?」
ミューダーには敵別働隊を牽制させるために本体離脱のギリギリまで残しておく。
いかに少数とはいえ、撤退の途中で横槍を入れられてはかなわんからな。
トアニス「では、第7艦隊、第14艦隊、ミューダー艦隊にそうお伝えいたしましょう」
現在の状況
┌───→イヒタート<オラかかってこいや!
│┏暗礁宙域(小衛星群や戦場の残骸など)との境界線━
│┃┏アストー連邦第 11艦隊━━┓ ┃
│┃┃ミューダー<デストローイ ! ┃ ┃
│┃┃ ↑ . . . .┃ ┃ アストー連邦第7艦隊
│┃┃後方の敵殲滅 . . . ┃ ┃
後┃┃ ┃ こ アストー連邦第14艦隊
方┃┃ローレルド<踏ん張れ!. . ┃ こ
へ┃┃ ┃ か
移┃┃前線で頑張る . . . .┃ ら
動┃┃ ↓ . . ┃ 先
│┃┃エッドラ<サーチ!. . . . .┃ は
│┃┗━━━━━━━━━━━━┛ 混
│┃ ↓ 戦
│┃ 激突 状 キルメテウス帝国第5艦隊
│┃ ↑ 態
│┃┏キルメテウス帝国.第2艦隊━┓ ┃ キルメテウス帝国第9艦隊
└╂┨マービン<踏ん張れ! .┃ ┃
┃┗━━━━━━━━━━━━┛ ┃
そしてローレルドが撤退を決断←今ココ
>>55-56 オペレーター「敵さらに前面に押し出してきます!」
ふむ。敵は撤退する腹らしいのぅ。最後に我々をひるますつもりらしい。
先ほどBG隊が攻勢に出たことから考えて、おそらく囮部隊に兵を割いたと見えるが。
そこに隙が生じる。見ろ、先ほどまで穴を埋めていたBG隊が兵を下げ始めた。
あそこがアキレス腱だ。火線を集中しろ!
>>51 ふっ、やはり逃げたか。
が……そんな旧型艦で逃げられるかな?
オペレーター「敵艦隊、小惑星郡に姿を隠しました!」
チッ……厄介な場所に。これでは奴らの戦いようによってはこちらが不利になるな。
(たまたま逃げ込んだ場所とも思えん。奴らめ……初めからこの事態を想定していたのか?)
>>56 オペレーター「旗艦より通信が入っております!」
なに?
……………ふむ……なるほど。よし、了解した。
全艦、一時停止! 敵艦隊との距離を取れ!
(あの小惑星郡には数の劣勢を跳ね除ける何かしらの罠があると考えていい。
近付けばこちらが手痛い目にあう可能性が高い。が、それは近付けばの話だ。
我々の役目が敵別働隊の牽制となった以上、その危険を冒す必要もなくなった。
ならば奴らとの距離を保ち、膠着状態に持ち込むことこそ望ましい)
いいか! 敵が顔を出したら一斉に砲火を浴びせてやれー!!
ただしあの小惑星郡には近づくなよー!!
あくまでこの距離から攻撃という事を忘れるなー!!
>>60 連中、攻めて来ないな…。
バース少佐『おあつらえすぎる場所に逃げ込んだので、敵も警戒しているのでは?』
むぅ…伊達にローレルドの部下をやっていないということか。
動けない状況下で敵の増援が現れると厄介だが…うかつに動けば狙い撃ちにされる。
(正直な話、小惑星群に攻めて来なくてもいい、あのポイントに近づきさえすればチャンスはあるんだが…)
バース少佐『中佐、あるいは敵は撤退を目論んでいるのでは?』
それもありえない話ではない。
敵拠点を落とすのに、敵と同等兵力というのは向こうにとってもいささか都合が悪いだろうしな。
だが予断は禁物だ。敵の出方を注意深くうかがえ。
トアニス少佐「閣下、第7、第14艦隊も本体は実は撤退の準備にかかっており、
既に1500隻あまりが戦場を離脱しているとのことです」
第7、第14の司令部は?
トアニス少佐「今だ前線にあるようです」
(流石に司令官が真っ先に逃げ出すのはイカンと思ってるらしいな。
それとも……単に逃げ遅れただけか。
まぁいずれにしても、こちらの手を煩わせずに撤退をしてくれているのは結構なことだ)
>>58 解説ご苦労。
>>59 トロン大佐「実に良いポイントに攻撃を集中させてきますなぁ」
フ……以前の司令官とは一味違うようだ。が、感心ばかりもしてられん。
あのままではあのポイントに境目に分断される危険もあるな。
前衛のマドール(少将)艦隊だけではあの穴は埋められんだろう。
(仕方あるまい……俺が行くか)
本体は俺が直接指揮する艦隊とマドール艦隊だけを残して残りは速やかに撤退せよ!
俺が指揮する艦隊はこのまま前進。マドールと連携して攻撃を続けよ。
オペレーター『撤退中の敵艦隊、A-B-35を通過開始』
ドンピシャリ!だな。映像写せ。ふふん、思ったとおり敵の隊列は延びきっているぞ。
どうやら小粒な撤退を余儀なくされているようだ。
バース少佐『あの混戦状況を一瀉千里に抜け出す不可能ですからね』
全艦、全GB隊、ダミーを放出し速やかにこの空域を離れろ。
間違っても前面の敵には気取られるな!
バース少佐『了解!』
撤退中の敵艦隊は横隊になっている。
そこで俺たちは3つの縦隊に分かれて前後を分断し、孤立した中央を挟撃する。
艦船の新旧が戦況を決める決定的な差でないことを教えてやれ。行くぞ!
〜簡単な図解〜
撤退中の敵艦隊
↑
オンボロ艦隊
--------------
暗礁宙域(ここにダミーを残す)
--------------
牽引してきた廃艦(暗礁宙域に入る前に切り離した)
ミューダー少将
トロン大佐「なんとか上手く撤退できそうですな」
射程外に出ると同時に全艦180度回頭、急速離脱を図る。
ミューダーとはC-C-2地点で合流。ミューダーにはその時に後衛を任せる。
先に撤退させた旗下の艦隊にはD-X-87地点で合流すると伝えておけ。
トアニス少佐「はっ」
ところで第7、第14の方はどうなっている?
見たところかなりの数が既に撤退しているようだが?
トアニス少佐「およそ6000隻が戦線より離脱した模様。
どうやら第7、第14司令部もその中に含まれているようです」
残りは『殿』……いや、恐らく逃げたくとも逃げられんのだろう。
敵もこちらに合わせて後退させているようだが、前線は未だ混沌としている。
事態が一向に好転しない状況に敵もさぞ困り果てていることだろうよ。
トロン大佐「味方の第7も第14も、敵の第5も第9もこれまでの混戦でかなり
損害が出ておることでしょうな。再建が思いやられますわい」
トアニス少佐「それでもかつての『クライウス』を考えれば、今回も大分マシではないかと」
『クライウス戦役。星暦1933年、クライウス星系でアストー連邦の五個艦隊と
キルメテウス帝国、東ミゼルトファー連合の総勢六個艦隊が戦った戦い。
この戦いでアストー連邦は戦史に残る不名誉な大敗北を喫し、五個艦隊は完全に壊滅。
司令官をはじめ、将兵の約9割が戦死し、艦艇4万500隻をも失った。
この時壊滅した第3艦隊、第4艦隊、第8艦隊、第10艦隊、第16艦隊は、
再建までに10年の歳月を必要としたと言われている』
トロン大佐「そりゃ『クライウス』と比較すれば今回の損害など無いも同然だけどもなぁ……」
(……あくまで前向きか。しかしトアニスがそう思っていても、上の連中はどう思うか。
……まぁ、敵にも同等の損害は出ているだろうから、咎められるべき点はさほどあるまいが)
ふーむ……。こうしてただ待っているだけというのも退屈なものだな。
敵も少々の反撃に出てくるものとばかり思っていたが、案外奴らも慎重だな。
オペレーター「戦線より離脱した司令官直営艦隊が後方より接近!
合流されたしとの命が下っております!」
ああ、了解した。これより全部隊、敵艦隊の射程外に退避する!
そして合流の後、直営艦隊の後衛に回る!
いいかー! 安全圏に出るまでは気を抜くなよー!
>>58 うむ、的確な状況図だな。ご苦労である。
>>64-65 敵戦力の大半が後退を完了させたか。
副官「このまま行けば痛みわけに終わりそうですな」
うむ。無理に追いすがって敵の猛反撃を受けては元も子もない。
流石に二度目の『クライウス』は望めなかったな。
副官「ですが、拠点たる惑星ピコの防衛に成功しました」
第5、第9艦隊の被害を差し引いても赤点ギリギリの合格と言ったところだろう。
無論まだ気を抜くな。敵が完全にこの空域を離脱するまではな。
オペレーター『敵影補足、第14艦隊の模様です』
少佐、あのひときわ立派な戦艦には見覚えがあるだろう?
バース少佐『ええ、あれは連邦きっての浮沈艦。14艦隊の旗艦として配属されていたとは…』
全艦、全BG隊、最大速度!敵の司令部を分断、孤立させるぞ。
バース少佐『了解!』
…やはり戦いは数だな。いかに敵を分散させて自軍を集中させるかが勝敗を分ける。
逃げる敵を撃つというのも気が引けるが、コレも仕事だ悪く思うな!(敵巡洋艦に接近し、ブリッジを打ち抜く)
オペレーター『中佐、偵察衛星が暗礁宙域にいた敵艦隊の後退を確認しました!』
(後退?…今更本営と合流するのか?もしや第11艦隊が撤退するのか?)
なるだけ急いだ方がいいな。14艦隊の司令部を蹴散らしたら即座に引くぞ!
グズグズしてると戻ってくるローレルドの本体に蹂躙されるぞ!
オペレーター『中佐、敵BG隊(
>>54)が暗礁宙域に接近!映像を転送します!』
なんだとぉ!?何故BG隊だけが…まぁいい。今暗礁宙域を踏み込まれるのは拙い。
奴らが廃艦に近づいたら、しかけてあるリモート爆雷を一斉点火しろ!奴らの目と足を潰すんだ。
バース少佐『了解しました』
報告ミスがあったようだな。
>>54ではなく、
>>55が正しいぞ。
オペレーター「申し訳ありません」
69 :
名無しになりきれ:2007/12/15(土) 23:39:45 0
age
オペレーター「D-X-87地点に到達! ライツ(少将)艦隊と合流しました!」
前衛にライツを回し、マドールをミューダーと共に後衛に回らせる。
同時にBG隊を各部隊で回収。
艦隊の再編成が終わり次第、安全圏に退避する。急げよ。
……ん? 参謀長、BG隊の数がいささか少ないように思えるが?
トロン大佐「はっ。どうやら主力BG隊は未だ暗礁宙域周辺を探っているようです」
戻らせて回収させろ。もはやこの宙域に留まる必要は無い。
トロン大佐「はっ」
トアニス少佐「閣下、先程、味方艦から発進された思われる通信をキャッチいたしました。
この通信によれば来援を請うております」
来援?
トアニス少佐「はっ。電波の状況からみて我が艦隊に向けて発進されたものではないようですが、
発信源を探ってみますと恐らく第7艦隊か第14艦隊に所属するいずれかの艦艇から
ではないかということです」
どの場所からの発信だ?
トアニス少佐「A-B-35地点です」
トロン大佐「前線ではありませんな。我々の目と鼻の先の、あの暗礁宙域に近い場所だ」
トアニス少佐「ええ。それも第7艦隊、第14艦隊のいくつかの艦艇が撤退した時に通過したと
思われている地点です。恐らくいずれかの司令部もここを通ったのではないかと」
参謀長、主力のBG部隊が探っていたとされる暗礁宙域には確か、
敵軍の別働隊が逃げ込んだという事だったな?
トロン大佐「はっ。ミューダー提督からはそう聞き及んでおります」
ミューダーから敵別働隊を撃破したとの報告は?
トロン大佐「いえ、我々の撤退まで敵の動きを封じていただけとのことですが」
少佐、第7、第14の司令部とは未だ連絡がつかぬのだな?
トアニス少佐「はっ。何分、戦闘の影響で電波の状況が悪いもので」
……そうか、そうだろうな。
(……味方艦が敵軍の奇襲を受けている可能性は高い。いや、恐らく受けているのだろう。
問題は現在その場にいずれかの司令部がいるのかどうか……。居たら居たで別に構わんが、
救援の通信を受けておきながら我々が無視し、結果、戦死でもされたらそれを理由に
上が何を言ってくるか分からん。ここは一つ、借りを作っておくべきかもしれんな……)
オペレーター「再編成、完了いたしました!」
……これより我々はA-B-35地点に向かう。全艦、全速前進。
主力BG部隊にも伝えよ。目標はA-B-35地点だとな。
「「はっ!!」」
そこだァ!(戦闘機状態から突如人型に変形、残骸の隙間から奇襲をかけてきた敵BGを撃墜)
敵は分断状態にある。火戦を集中して各個撃破しろ!特に旗艦を落とせば大金星だぞ!
(敵旗艦がいくら浮沈艦とはいえ、ダミーにも装甲にも限度がある筈だ…)
バース少佐『了解!』
敵BG隊も浮き足だってきた!こちらも多対1で袋叩きを基本としろ!
(それにしてもセツナ隊の働きは目覚しい。まるでマーラーでの仇討ちと言わんばかりの動きだ)
オペレーター『中佐、敵の増援が速度レベル3で接近中です!』
チッ!いいところで…ローレルドも余程足が速いと見える!
あと少しで司令部を全滅させることができたものを!
…仕方ない。如何ながらこれよりこの場を放棄する!
我が艦隊全艦、全BG隊は大至急全速で離脱しろ。以上だ。
バース少佐『了解しました』
だがこのまま帰るのも尺だ。駆逐艦に積んであったジャミング装置を離脱させていくぞ。
バース少佐『無論、起動させた状態で…ですね』
14艦隊は分断され、司令部周辺は旗艦とごくわずかな艦を除いて全てズタズタ状態にある。
この状況で通信、索敵が出来なければ当然人は視界に移ったものを敵と認識せざるを得まい。
ローレルドは無理でも、せめて第14艦隊の前衛と後衛には共食いさせておく!
魚雷駆逐艦の人マダー?
オペレーター「味方艦発見! ……これは、第14艦隊旗艦、ランドニュールです!」
トロン大佐「ランドニュールがこんなところに……。これは危ないところでしたな」
(護衛艦の数が少なすぎる。よっぽど慌てて逃げてきたのか、それとも俺の想像以上に
前線で数を減らされたのか……。どちらにせよ苦戦して肝を冷やしていたに違いなかろう)
……味方艦を攻撃している敵BG部隊を撃破せよ。
トロン大佐「主力BG隊、敵を撃破せよ! 残りはこの宙域の索敵と哨戒に当たれ!」
オペレーター「ランドニュールからの映像通信が入りました!」
よし、開け。
・
・
・
では、X-H-101の地点にて三艦隊とも合流するということで。
『うむ。では』(プツ)
ライツにランドニュールと14艦隊司令部の護衛を任せる。
X-H-101地点まで護衛せよと伝えよ。
それとマドールには主力BG隊を率いてこの宙域の索敵と哨戒の指揮を任せると伝えよ。
トアニス少佐「はっ」
トロン大佐「で、我々はどうするのですか?」
今も前線からこの地点に向かって第7、第14の残存艦隊が撤退中とのことだ。
その数はおよそ2800隻。だが、それらは全てまとまりを欠いているため、
先程のような待ち伏せた敵部隊に各個撃破される可能性がある。
ゆえに我が艦隊は一旦A-B-17の地点にまで戻り、
敵の追撃があればこれを撃破し、撤退する味方を護衛しながら共にX-H-101地点、
つまり安全圏に退避することにする。(ムトに頭を下げられては断ることもできんからな)
トロン大佐「もし追撃があれば、我々のライツ、マドール分艦隊を割いた兵力で防ぎきれますかな?」
十分だろう。だが、まず追撃はないものと考えていい。
先程の敵別働部隊もこの宙域より既に撤退したと言う報告が入っているからな。
敵の本体とて前線より退き、艦隊の再編成を終え、追撃に移るまで時間を要する。
そこまでして帝国領内より撤退しようとする者を追おうとはしまい。
トロン大佐「なるほど。ところで、第7艦隊の司令部はどうなったのですか?」
ムト提督の話によれば既に安全圏に退避しているらしい。
(ムトによれば、エーベリッヒは開戦前から既に連邦の勝利はないと確信して
我々より早く密かに撤退の準備を始めていたという話だが……。
まぁ、結果として長きに渡って第7艦隊が前線にあったという事実もあるから
あまり鵜呑みにもできんが、この話が仮に事実であれば、ムトとエーベリッヒの間
ですらハナから足並みが揃っていなかったということになる。
だとすれば、元々勝てる戦ではなかったということだな。……とんだ無駄足か)
では……参謀長。
トロン大佐「はっ! 目標A-B-17地点! 全艦、発進!」
オペレーター『全艦、暗礁宙域に入りました。偵察衛星の映像、及びレーダーに敵影ありません』
うむ、了解した。俺もこれより旗艦に戻る。
バース少佐『中佐、これからどうします?』
どうもこうもない。撤退する敵は確かに分散状態にあったし、各個撃破も出来た。
だがそこへ11艦隊に来られてはもうどうしようもない。
今更出て行っても多勢に無勢で叩きのめされるのがオチだ!
この空域で敵が撤退を完了するのを待ち、しかる後に本体へ合流する。
バース少佐『了解しました』
戦場に来るのも久々だな・・
オペレーター『久々でもありませんよ?』
てか、今どう言う状況だ!
オペレーター『戦闘中と言う事は間違い有りませんね。』
もう何処だここは・・・
各個撃破はイヒタート中佐がやってくれた見たいだな。
オペレーター『待ちの戦法ですね。』
オペレーター「味方艦通過! 後方からの追撃部隊、見当たりません!」
あれが最後の味方艦か? では、周りを警戒しつつ我々も撤退する。
・
・
・
無事に辿り着いたか……。さて、我々はライツ、マドール分艦隊と合流し、
第7、第14艦隊と共にこれより惑星ベルメルナに戻る。
トロン大佐「思いがけぬ二連戦でしたな。次こそ我々は本国に帰還できるのでしょうか?」
それは我々がベルメルナにて補給を受けてから後に決まることだそうだ。
とりあえず今は、補給を受けられるだけで良しとしておいてやろう。
トアニス少佐「閣下、此度の戦いで各艦隊が負った損害をご報告いたします。
第7艦隊の艦艇轟沈、行方不明数3200隻。BGの大破、行方不明数672機。
第14艦隊の艦艇轟沈、行方不明数4600席。BGの大破、行方不明数598機。
そして第11艦隊の艦艇轟沈、行方不明数は770席。BGの大破、行方不明数は319機。
合計して艦艇8570隻とBG1589機を失ったとのこと。以上です」
そうか、ご苦労だった。下がって休め。
トアニス少佐「はっ」
トロン大佐「今回の戦いの損害も小さなものではありませんでしたな」
恐らく敵も似たような損害を被っているはずだ。
痛み分けだが、惨敗でないだけマシと考えねばな。
トロン大佐「ですな」
さて……俺も少し休ませてもらおう。参謀長、私に代わって指揮を頼む。
トロン大佐「はっ。お任せを」
〜こうしてピコでの戦闘は終わり、第11艦隊は再びベルメルナに向けて進路を取ったのであった〜
すまんw機体再設計だwww
オペレーター『またですかww』
生産国:日本
生産年:1700年
形状:人型
名前:ヴェルミーティ
コード:V6−74
全長:17m
重量:46・5d
最高時速:3km
武器:105mmマシンガン
頭部ビームバルカン(固定)
スモークランチャー(固定)
ビームサーベル(固定)
中距離ショットガン
オートロック・ロングビームライフル
肩部キャノン砲 (取り付け式)
ビーム・ハンドライフル
備考:このV−6式は何機も量産されていたが、この機体が最後の一機、
そして最後のV−6式のオリジナル機体らしい。
日本から通信が来て、105mmはマガジンもd単位になるから
もっと重くしろだとさwwあと、マッハ単位で出撃したらバラバラになるとかw
オペレーター『よく死にませんでしたねw』
オペレーター「敵艦隊の撤退完了を確認」
よし、それならもうここに居座る必要もないな。
今回は敵の魚雷駆逐艦(
>>74)の姿も見えず、撤退における不安材料は少ない。
全艦撤退。本隊に合流するぞ。付近のBG(
>>78 >>80)も母艦に収容させろ。
やれやれ、連戦は堪えるな。そろそろ休暇が欲しいところだが…
バース少佐「一度決めた攻略目標を、連邦が果たして諦めるでしょうか?」
それを言ったら帝国の参謀本部とて、やられっぱなしを許容するとは思えんしな…
まぁいい。今は兎に角疲れた…合流するまで寝るわ。
〜第3突撃機動分艦隊は第2艦隊の本隊に合流した〜
参謀長、今回の戦いで我が軍が受けた被害状況を報告したまえ。
参謀長「ハッ!第2艦隊の損失が艦艇808隻、BG321機
第5艦隊の損失が艦艇3179隻、BG660機
第9艦隊の損失が艦艇3423隻、BG519機
3個艦隊の被害合計が艦艇7410隻、BG1500機
以上であります!」
ぐぬぅ、予想以上に友軍の被害が甚大であるな。まるまる1個艦隊が壊滅したに等しい。
惑星ピコの防衛は達成できたが、これでは合格点とはいかぬであろう。
副官「おそらく敵軍も同程度の損害を受けたものと思われます」
気休めを言ってはならぬ。万全の筈の状態でこの損害、敗北と言った方が早かろう。
(敵がこちらの出した囮に食いついたのがせめてもの救いか)
オペレーター「第3突機が帰還しました、通信入っています」
ふん、繋げ。
イヒタート中佐『カロイム=イヒタート中佐以下第3突撃機動分艦隊、ただいま帰還いたしました』
またも生き恥を晒して無様に生き残ったか?
イヒタート中佐『何分慣れておりますので、詳細な報告は後ほど行います。
それではこれにて失礼いたします』
チッ、可愛げの無い奴よ。まぁよいわ。もう少し駒として使い倒すことにするか。
それにしても今回の我が軍が受けた被害の甚大たること。
敵も味方も、連携に苦慮する羽目になったように見受けられる。色々と課題は多そうだの。
83 :
名無しになりきれ:2007/12/18(火) 00:36:44 O
新規参加者募集age
84 :
名無しになりきれ:2007/12/18(火) 04:20:25 0
>>80 全長17mで時速3kmって遅すぎな気が・・・
足の長さを考えると一歩でかなりの距離進めるんではないでしょうか
人型が重力下で車両より早いのはどうかと思うけど人より遅いのでは
ただの的なのでは?
105mmの重さについてはたしかにマガジンは相当重くなるでしょうね
実弾兵器は弾頭の質量が重い方が威力が増す訳だし口径105mmで
マシンガンとなれば1発あたり薬莢込みで50kgでも携行弾数100発で
5dにもなるし銃本体がこの重さに耐えられなければ使えない訳だから
105mmフル装填重量は数10dにはなるのかも
ビーム兵器や肩キャノンまで搭載している機体ならば
発射速度や散布界を考えるとこんな大口径マシンガンは役立たずなのでは
ないでしょうか?
素直に戦車が150mm滑空砲でも撃った方が効率よさそうです
>「どうだい?イージス…新兵器の使い心地は?」
輸送機のブリッジには、イージスに指示をとばしているドールマン兵長の姿が見える。
その視線は流れ星のように特徴的な尾を描きながら宇宙空間を飛んでいるイージスに向いていた。
「メインスラスターA,Bの出力がシュミレーションよりも20%不足しています。それに加え補助スラスターによる軌道修正率もシュミレーションより」
>「はいはい…ありがとう(汗」
>(せめて、「これで宇宙空間での戦闘行為にも」とかいって喜んで欲しかったなぁ)
親の心子知らずとは、まさにこの事である。
いくら汎用兵器とはいえ、イージスの基本は白兵戦であり、宇宙空間しかも、対BG,艦戦に置いては無力である。
そこで、博士は追加装備パックを作ることにした。
設計に関してはイージスが出来上がる前に出来てはいたが、資金の問題で今まで先送りになっていたのは内緒だ。
「しかし、何故…『モスキート』、蚊なんですか?もっといい名前が」
>「イージス…蚊という生物はねぇ…自分よりも何千倍の大きい生物の血を吸うんだ
もちろん、人間も蚊の標的さ…大体一部屋に5匹ほどいれば、痒くて夜も眠れなくなる」
「……?」
>「彼らを素手や、対人武器で
その回答を聞くと博士は、少しばかり微笑んだ。
>「それだけじゃないんだ…接近戦での機動力が優秀なんだ…だから、容易にかわされる」
「………!」
>「人間と蚊の大きさをアバウトに10:1としよう…人の大きさをBGサイズにすると……」
「つまり、知恵と手数、そして、スピードさえあれば勝てる…と」
通信機越しに博士の拍手が聞こえる。
>「それを証明するのが君さ…もうすぐ中将殿の艦隊が通過するはずだしね」
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生産国:日本
生産年:1700年
形状:人型
名前:ヴェルミーティ
コード:V6−74
全長:17m
重量:40・5d
宇宙での最高時速:56km
重力下の最高時速:10km
武器:75mmマシンガン
頭部ビームバルカン(固定)
スモークランチャー(固定)
ビームサーベル(固定)
中距離ショットガン
オートロック・ロングビームライフル
肩部キャノン砲 (取り付け式)
ビーム・ハンドライフル
備考:このV−6式は何機も量産されていたが、この機体が最後の一機、
そして最後のV−6式のオリジナル機体らしい。
日本(
>>84)から通信が来て、105mmは確かにd単位になるが
銃自体が耐えられなければバラバラになると。まぁ、耐えてる訳だがw
あと、遅すぎるとw
オペレーター『w』
重力の影響を受けない宇宙空間航行でならもっと速い方が良くね?
マッハ100くらいあっても変じゃ無いし
つぅか艦隊に随伴すら出来ないだろ
地上最高速度は 70Kmとかどうよ
BGは車両より遅いが人型ならではの動きで有利に戦えるとかね
たとえば弾切れになれば航空機や戦車はただの的だがBGならぶん殴ってでも攻撃出来るとか
車両の行けない崖をよじのぼったり飛び降りたり出来るとか武装の交換が容易だとかさ
でっかいスコップを持たせれば塹壕だって掘れちゃう便利さw
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生産国:日本
生産年:1700年
形状:人型
名前:ヴェルミーティ
コード:V6−74
全長:17m
重量:40・5d
宇宙での最高時速:マッハ100
重力下の最高時速:70km
武器:75mmマシンガン
頭部ビームバルカン(固定)
スモークランチャー(固定)
ビームサーベル(固定)
中距離ショットガン
オートロック・ロングビームライフル
肩部キャノン砲 (取り付け式)
ビーム・ハンドライフル
シャベルアーム(取り付け式)
備考:このV−6式は何機も量産されていたが、この機体が最後の一機、
そして最後のV−6式のオリジナル機体らしい。
また日本(
>>88)から通信が来て、宇宙なら重力に制限されないから
マッハ100以上ないと艦隊に随伴すら出来ないようだww
シャベルもあれば塹壕も掘れるからなww
オペレーター『それはいいですね。』
90 :
名無しになりきれ:2007/12/18(火) 13:51:55 O
ロシアで戦ったドイツ兵によると寒さで銃が故障するのでヘルメットとスコップが
一番信用できる武器だったそうだw
91 :
名無しになりきれ:2007/12/18(火) 16:27:57 O
砲弾の貫徹力はスピードの二乗に正比例する
無駄にデカイ口径より初速が速くバレルが長い銃が有効かと
人型兵器は砲撃戦には不利かと思われます
武装を白兵戦仕様に換装なされてはいかがでせう
もういいから避難所で突っ込み入れるなり設定を変えるなりしてくれ
ここで議論されても困る
だな あんまりガチガチにしてもつまらなくなるよ
〜惑星ベルメルナ・アムン軍事港〜
補給と補修の方はどうか?
トロン大佐「順調に進んでおります。ところで閣下、我々の次の任務は……」
一旦、本国へ戻れとのことだ。
流石に連戦を強いるのは無理だと判断したのだろう。
だが、すぐにでも大きな戦いが起こるとなればすぐにでも狩り出されるはずだ。
トアニス少佐「ですが、例え束の間であれ、休息を取ることができるのは良いことで。
無理がたたれば兵の士気にも関わることですからなぁ」
その通りだ。
トアニス少佐「閣下、第7実験部隊の件についてですが」
ん? ああ……そういえば俺に用があるとか言っていたな。
これから俺に用件を伝えに来るのか?
トアニス少佐「いえ、出港の際にお会いしたい申しておりますが」
出港の際に? 宇宙空間で会うつもりか?
トアニス少佐「さぁ……そこまでは」
……まぁいい。良く分からんが、とりあえず用件はその時に聞くこととしよう。
オペレーター「準備完了いたしました!」
全艦、出港
本国へ向けて進路を取れ。(ゴゴゴゴゴゴゴ…………)
〜こうして補給と補修を終えた第11艦隊は本国へと向けて出港した〜
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生産国:日本
生産年:1700年
形状:人型
名前:ヴェルミーティ
コード:V6−74
全長:17m
重量:40・5d
宇宙での最高時速:マッハ100
重力下の最高時速:70km
武器:ロングバレルマシンガン
頭部バルカン(固定)
スモークランチャー(固定)
ビームサーベル(固定)
↓換装武器↓
ロングビームスピア
対装甲熱源放射刀
ビームソード(両手持ち)
中距離ショットガン
オートロック・ロングビームライフル
肩部キャノン砲 (取り付け式)
ビーム・ハンドライフル
シャベルアーム(取り付け式)
備考:このV−6式は何機も量産されていたが、この機体が最後の一機、
そして最後のV−6式のオリジナル機体らしい。
日本から「武装を白兵戦にしたらどうかとw」と通信が来たんだ
>96
もういいよお前
避難所行ってROMってろ
裕城はそういうスタンスでいいよ
言わばうっかり八兵衛
>>80>>87>>89>>96 人に指摘されてホイホイ設定変えるくらいならまずイージスみたいに
一度避難所に書き込んで確認してもらってからにしろや。
避難所も使わずに何度もこういうことすっから波風が立つ。
>>100 オペレーター『通信が来ていますが・・』
何だ?・・・あぁ、たった今その拠点に通信した。
全員に見てもらうはずだが・・・
総合戦闘力のテストということで、輸送艦から射出されるターゲットを撃墜していく最中、イージスは何者かの影を確認した。確認したと同時に、彼女は動きを止めその何者かが居た方向を見据える。
>「どうしたんだぃ?」
急に動きを止めたイージスに博士が通信を入れるやいなや、イージスは接近戦用のアンカーを輸送艦に固定し取り付いた。
「博士、未確認BEの存在を数機確認しました。至急戦闘体勢を…それと中将の艦隊に連絡をしてください」
>「でも、レーダーに反応はないよ」
そう確かに艦のレーダーには何の反応もない。
しかし、艦のレーダーの索敵範囲よりも狭いイージスのレーダーは確かに反応していたのだ。
オペレーター「ここがアンドロイドの性能テストが行われている場所のようです」
情報通りならな…。
今回の任務はあのアンドロイドの奪取にある。
あれが帝国で量産されれば人員不足は解消されるだろう。
手足ぐらいは構わんが破壊は極力避けるように。
ギル小隊発進する!
(ギル=シューラム
小隊員=セツナ×3)
生産国:惑星オツ
生産年:2000年
形状: 人型
名前: シューラム(AI名はパイロットにより決定) コード:Z-2000
全長: 15m
重量:
最高時速: マッハ7(真空状態での最大出力)
武器:ビームサーベル×2 エネルギーライフル×1
備考:機体にAIを搭載した惑星オツ産の新型の量産型BG。
パイロットが反応できない被弾をAIが自動回避するというパイロットの生存率向上のための機体(パイロットが意識不明になったり、操縦不能になった場合は自動的に母艦又は基地に帰還するように登録されている)
なおAIとのコミュニケーションも可能
重量に関しては今議論中とのことのようなので伏せさせていただきました。
名前:シーバル・スタングラスタル
年齢:34歳
身長:183cm
体重:78kg
性別:男
役職:アストー連邦海軍第1海兵軍団第7独立特務BG大隊隊長
階級:中佐
血液型:O型
出身地:アストー連邦領惑星ヒャルズ
容姿・特徴:茶髪で後髪が少々長めのオールバック。左目を戦闘で失っており、
そこに簡易レーダー機能を備えた黒の眼帯をしている。
人物紹介:海兵隊所属の第7独立特務BG大隊(※)隊長であり、強襲揚陸艦「ジャック・タイガー」の
艦長でもあるが、自身はBGパイロットとして常に前線にあることを望んでいるために、
戦闘中の艦艇指揮は全て副長に任せきりの状態である。
『攻撃は最大の防御』という考えを持っているせいか、前線では『猪突猛進』を繰り返し幾度と
無く自身の命を危険に晒している。だが、その度に自身の操る真っ白な機体と共に生還し、
目覚しい武勲を獲得していったことで、いつの間にか自身の操る機体と艦長を務める揚陸艦の
名前から『百虎(ホワイト・タイガー)』という異名がつけられ、敵、味方に関わらず多くを知られる
パイロットとなっている。また、敵軍は毎度のように(無謀な)特攻を繰り返す彼に対し
辟易した意味を込めて『猪虎(クレージー・タイガー)』、『狂虎(マッド・タイガー)』とも呼んでいる。
戦闘が三度の飯より好きで、自身が不服な命令を下されると上官の命令もしばしば無視し、
単独で問題行動を起こす軍規破りの常習犯としても知られている。
それでも軍隊に身を置くことができているのも、これまでに積み重ねた武勲と相殺されて
いるからだとの噂で、そんな中で佐官に昇進できたことなど正に奇跡的だと口々に言われている。
だが、このようにパイロットしては『無謀』、『猪突猛進』のイメージが強い一方、
艦隊指揮官としての手腕は実は堅実で、密かに多くの工作を成功させている一面もある。
彼が昇進できているのは軍が彼のそのような点を大きく評価しているからだとの噂もあるが、
真偽の程は定かではない。
(※)
この部隊の主な任務は敵拠点への潜入、破壊、情報収集であるが、海戦、陸戦、空戦の
三つの戦力を保有する列記とした戦闘部隊でもある為に、直接前線に出る事も珍しくはない。
強襲揚陸艦を始め複数の戦闘艦を保有していることから『海兵特務艦隊』とも呼ばれている。
かつては海兵隊の中でも大規模な部隊であったが、軍が特殊部隊を組織し、人材も育成する
大規模な専門機関を設置した為に、海兵隊内での特殊な部隊は姿を消していった。
現在の海兵隊内での特殊部隊は第1海兵軍団に所属する第1〜第7の七つの独立大隊のみと
なっている。
生産国:アストー連邦
生産年:1945年
形状:可変人型
名前: リーゲル1
コード:RR-BGF-004
全長:13m
重量:18t
最高時速:95km(地上人型)
武器:専用大型ビームマシンガン 専用小型ビームナイフ×2 強化型シールド
備考:敵のレーダーに察知され難い特殊な合金で造られており、機動性にも優れている。
しかし特殊な専用部品が多く用いられている為、専用に製造された物以外の物は
使用できないといった互換性の低さが大きな問題点となっている。
本来のリーゲル1の機体色は緑だが、スタングラスタルは塗装されずに誤って部隊に
搬入された真っ白な機体に面白半分で乗り続けている。
(一言:よろしくおねがいします)
106 :
名無しになりきれ:2007/12/22(土) 23:35:01 O
age
「……博士、予備のリニアレールライフルの使用許可を…それとジャミング除去を」
>「許可する……無茶はするんじゃないよ」
イージスはあえて返事をせず、自輸送艦後方にあるハッチに入ると、残弾が残り2発の銃をそこにいたメカニックに投げ渡し
予備の銃を受け取ると、爆音と共に彼女はまた戦場へと赴いた。
>「…失念していたよ…微弱ではあるけど、この艦を取り囲むようにジャミングされてたなんてね」
それもBGが潜めるギリギリのもの…でも、イージスのような狭範囲高出力型のレーダーでは意味がなかったというわけか
イージスに言われた通り、通信兵に中将と近くにいるBG部隊に救援信号を発信するように指示を出し、そのまま腕を組んで考えこみはじめた。
「敵機補足…照合セツナS(宇宙)型と認識、攻撃を開始します。」
>>102-103 セツナ隊の様子はどうか?
オペレーター「敵艦を包囲するように展開しています。現在敵艦に動きはありません」
ご苦労、そのまま監視を継続しろ。
セツナ隊を回収する時までは俺たちは例によって暗礁宙域でお留守番だ。
バース少佐「マービン中将の人使いの荒さは相変わらずですね」
言うな。敵の新型アンドロイドの奪取…などと気楽に言ってくれる。
俺たちはマーラーからこのかた三連戦に等しい状況下なんだぞ。
セツナ隊にいたっては十分な休養がとれているかすら疑問だ。
>>104-105 そういえば…ふと思い出しんだが…ここ2年近く戦場で狂虎(マッド・タイガー)に遭遇していないな。
バース少佐「言われて見れば、「ラグナロク戦線」以降我が隊との遭遇記録がありませんね」
「ブレイン戦役」や「ミラージュ戦役」であの虎野郎と闘り合ったのがつい昨日のように思えるが…
今更奴と遭遇戦というのもしんどいな。旧式艦ばかりのこの艦隊で勝ち目は無いし。
バース少佐「そのように言われても、11艦隊やブラック・ハウンドなんかとセットで出てきたら如何します?」
それだけの面子が揃ったら逃げると言う選択肢すら潰されそうだ。
酒を片手に遺書を書き、司令部に罵詈雑言を叩きつけてから潔く突貫するね。
>>108 オペレーター「敵アンドロイド出現、セツナ隊に接近。ジャミングが除去されていきます」
感づいたみたいだな。B分隊、セツナ隊の援護とジャミングの強化にあたれ。
さて、俺たちがセツナ隊を回収するまでに件のアンドロイドとやらが手に入ればいいがな。
110 :
名無しになりきれ:2007/12/24(月) 17:52:28 0
上昇気流
そういや雑質無いね
111 :
名無しになりきれ:2007/12/24(月) 18:43:40 0
なんでアストー連邦とキルメテウス帝国って戦争してるの?
トロン大佐「約束の地点はここのはずですが……ドールマン博士の姿が見えませんな?」
トアニス少佐「時間には厳しい方と聞いておりますので、もしかしたら何かしらのアクシデントが
あったのかもしれませんね」
しかしこちらとしてもこれ以上待つわけにもいかん。
三日後には本国に帰還せねばならんのだからな。
トロン大佐「では、第7実験部隊には次の機会ということで……」
オペレーター「第7実験部隊よりの電文です!」
トロン大佐「なに? 見せてみろ! ……閣下、これを」
……ん?(……敵の襲撃か。救援を求めているようだが……)
……位置は?
オペレーター「電波はT-H-33地点からの発信を確認しております!」
トロン大佐「すぐ近くですな。ドールマン博士は我々に会う為にこちらに向かっていた。
しかしその往路、敵と偶然遭遇して戦闘に入ったのか待ち伏せに遭った……」
トアニス少佐「いずれにせよ第7実験部隊には援軍が必要かと思われますが……」
(……我が艦隊に向けて救援信号を出されては、こちらとしても見過ごすわけにもいくまい。
敵はどうしても俺に休息の時間を与えたくないようだな……フン、ご苦労なことだ)
全艦、回頭。これより救援に向かう。
トロン大佐「はっ!」
>>111 我々連邦は、帝国の侵略を阻止せんがために戦っている……
そう歴史の授業では習わなかったか?
……もっとも、それは1000年以上も昔の話で、
今では明確な理由など誰にも見出せまい……。
それは恐らく帝国とて同じことだろうよ……。
敵さんこちらに気付いたぞ!各機連携を取りながら散れ!敵を包囲する!
『ピピピーピピピーピピー…』
通信兵「…隊長に報告だ。近くで味方が敵の奇襲を受けているようだぞ!」
『第7独立特務BG大隊は敵衛星基地アンス5の破壊の任務を終えて本国への帰路についていた。
ところがその途中で味方の救援信号をキャッチし、
味方が敵の奇襲を受けているということを知ったのであった』
副大隊長マオンス少佐「…というわけでして、部下が敵軍の奇襲をキャッチしました」
『足を組み、黄色と黒の模様の虎の毛皮を羽織り、
いかにも海賊風な感じに手を加えた軍帽子を頭に被っている男が答えた。
その男の名はこの大隊を指揮するスタングラスタル中佐。
彼は自身が艦橋にいる時は時折このような格好をする。(ちなみに悪趣味と評判である)
個人的な趣味であると彼は言うが、元々家系が代々「賊」の長であったせいもあるのだろう』
ほぉ…それはそれは、また俺の近くで面白そうなことをしているじゃないかなぁ?
一仕事終えた後だというのに、敵はまだ俺に構ってもらいたいらしい…クックック。
マオンス少佐「では、我々も出撃を!?」
それ以外に聞こえたかぁ?少佐?
先程の敵基地では少しばかり丁寧にやりすぎちまったからなぁ。
ここでもう一暴れしたってバチはあたらねぇと思わねぇかぁい?
マオンス少佐「(ニヤリ)」
よぉーーし!部下どもに伝えろー!これより我々は味方の救援に向かうぅー!
生意気な帝国軍どもを蹴散らしに行くぞォーー!!!
全員「オオオオーーーッッ!!!」
>>110 宇宙に気流はないだろ。
バース少佐「中佐、ただのageであると思われますが」
言われんでもわかっとるわ。
>>111 統一連合政府の統制力がゼロになったからだろ。
そこで覇権を握ろうとしたキルメテウス帝国に対抗して、複数の国家が共同でアストー連邦を成立させたと。
しかしよく1000年も2大国時代が続いたもんだなと関心するよ。全く…
>>112 オペレーター「中佐、T-H-33地点に接近する敵影を捕らえました」
来なすったか。所属はわかるか?
オペレーター「第11艦隊の模様です」
えぇい!またしても!
ま、冷静に考えれば新兵器を無防備な宙域で実験するはずがない。
量産体制に持っていく為にはオエラ方に認めさせる必要がある…
となると、当然その近くには司令官クラスの人間がいる…か。
バース少佐「撤退しますか?」
そうだな。セツナ隊(
>>113)に撤退命令を出せ。グズグズしてると全滅だ。
>>114 オペレーター「中佐、敵増援が現れました」
なんだとぉ!?どっからだ!
オペレーター「我が軍の衛星基地アンス5の方角からです」
アンス5と言えば、つい数時間前に通信が途絶えたばかりだが…
バース少佐「海賊に襲撃された…という通信が残されていましたな」
マジかよ…あいつらだ。狂虎(マッド・タイガー)が来やがった!
バース少佐「となると、撤退命令は撤回しなければなりませんね」
当然!船足じゃ連中に勝てんし、暗礁宙域も連中にとっちゃ庭みたいなもんだろ。
かといって正攻法でカチこめば全滅は必至…こうなったらいっそ…
全艦、暗礁宙域から離脱、目標、T-H-33、全速前進!
こっからならいくら向こうのが足が速くても、こちらの方が先にたどり着けるぞ。
あと、俺のBGも用意しておけ。出撃する!
あれか…あの船が例の新型兵器を搭載してる船か。
情報が正しければ、開発責任者は地球出身者のヨハン=ドールマン博士。
若手ながら連邦でも随一の科学者にして兵器開発、電子工学の権威…
俺の勘に狂いが無ければ、博士はあの船にいる!
(戦闘機モードで目標艦の下部より接近。艦砲射撃や弾幕をすり抜け、艦橋の前で人型モードに変形する)
ドールマン『おやおや、この艦の迎撃システムもあてにならないな』
ガチャン!(銃口を突きつけて)お初にお目にかかります。ヨハン=ドールマン博士。
私はキルメテイス帝国海軍所属、カロイム=イヒタート中佐です。
ドールマン『挨拶の文句は及第点だが、態度は最悪だね。君』
非礼はお詫びします。しかし博士には我々と共に来ていただかねばなりません。
まずは例のアンドロイドを武装解除し、この艦に収容してください。しかる後にこの艦を牽引させて頂きます。
ドールマン『成る程、私は人質だと?』
仰るとおりです。博士は軍の階級章こそ兵長のそれですが、連邦における博士の地位の高さは誰もが知るところです。
我々にとって安全な退路を確保する為に、しばらくの間ご辛抱頂きます。
ドールマン『まさかとは思うが、私を人質にしたくらいでローレルド中将が引き下がると?』
(この状況下で冷静さを保つだけではなく、痛いところをついてくるな…だがこれは賭けだ)
ええ、他のやりようではどうシミュレートしても全滅という結果しか導き出せないものでしてね。
ドールマン『そうか、ではやってみるがいいさ』
オペレーター「T-H-33地点にて敵艦隊、及び敵BG隊を発見!!」
よぉーーし!!目標はT-H-33地点だぁーー!!
野郎ども、俺に続けぇぇーーいっ!!(BGをカタパルトに乗せて続々と発進)
クックック…少しは楽しませてくれよォ〜〜。
部下A「大隊長! 他の味方艦隊が既にT-H-33地点に到達していたようです!」
なぁにぃ〜?チッ、俺だけの手柄になるかと思ったら、一体どこの艦隊だぁ?
部下A「オペレーターの報告によれば連邦海軍第11艦隊のようです!!あの、ローレルド中将の!!」
ローレルド…。あぁ〜…31歳にして中将閣下にまで上り詰めたってぇ人のことかい?
部下A「はい!そのとおりです!」
これ以上武勲を欲しがるってのかぁい?おいおい、こちとら明日は軍にいられるかどうかも
わからねぇって身なんだから、こっちに獲物を譲って武勲を立てさせてくれるとかちったぁ気を
遣って欲しいってもんだなぁ〜?ハッハッハ〜!
…っと、あん?どうしたんだ?派手にドンパチやってるかと思えばやけに静かそうじゃねぇか?
『ピピピーピピー』(艦橋から通信が入る)
マオンスか、何だ?
マオンス少佐『大隊長!敵はどうやら人質を取っているようですぜ!
11艦隊もそれで手が出せねーんじゃねーかと!』
ほぉ〜、なるほどねぇ〜。
31歳で中将閣下か…頭の回る方ってのはどうにもやり方が丁寧すぎていけねーやなぁ?
閣下に『荒業』ってーのをちょいとばかし見せてやるすっかぁ!
マオンス少佐『大隊長!その人質ってのがドールマンとかいう高名な博士みてーで、
下手に手ぇだして死なせでもしたら後で上になんて言われるか…!!』
少佐ぁ、俺は『狂虎(マッド・タイガー)』だぜぇ?クックック。
マオンス少佐『…へっ…そうでしたね。では、ご武運を!(敬礼)』
よぉぉーし!!全BG隊、突撃ィー!!敵を一匹も逃がすんじゃねぇぞォォー!!
全員「オオオオオーーーッ!!!」
>>118 牽引作業急げ!終了次第即座にこの空域から離脱しろ。
ワープ可能なエリアまで移動する間、この艦の護衛はA1、A2小隊に一任する。頼むぞ…
A小隊リーダー『ハッ!』
大尉、艦内は制圧したか?
メンク大尉『ハッ、既に搭乗員全ての武装解除を終了しました』
いい手際だ。後は人型兵器の身柄を押さえるだけなんだが…
オペレーター『中佐、敵海兵隊速度レベル5で接近中!』
チッ、奴め…こっちにどんな人質がいようとおかまいなしってか。
伊達に海賊上がりの連中は一味違うな…仕方ない。
セツナ隊、及び俺の直属の大隊に告げる。
相手は海賊だ!ペースに乗せられるな!何が何でも迎え撃て!
パイロット達『ヤー!』
良し、いい返事だ。行くぞ!
狂虎(マッド・タイガー)め、いい加減決着をつけてやる。
>>113 トロン大佐「敵小隊が散開しましたな。BGの機動力を活かして括弧撃破に移るということでしょうか?」
散らばってこちらを翻弄しあわよくば足止めを図るということだろう。
(敵少数艦隊が第7実験部隊と接触を図ったという報告もあるしな……)
ま……前の連中は早い話が時間稼ぎだろう。
(もっとも、あの程度の数では我々の足止めなど到底不可能だとは思うが……)
……まぁ、いい。こちらもBG隊を出せ。迎撃させるぞ。
オペレーター「未確認艦隊、急速接近! ……いや、この信号は味方艦です!」
トロン大佐「なに!? どこの所属だ!」
オペレーター「第1海兵軍団所属の独立大隊かと思われます!」
海兵隊……か。望遠レンズで確認。
オペレーター「スクリーンに映します!」
トロン大佐「……こ、これは……『白虎』だ……! まさかこのようなところに……」
……白虎?(ん……まてよ、確か……)
トアニス少佐「『第7独立特務BG大隊』です。主に敵拠点への工作を行う海兵隊としては特殊な
部隊ですが、自ら前線に赴く戦闘部隊としても有名です。
特に大隊長のスタングラスタル中佐はBGパイロットとして名高く、
敵、味方から『白虎(ホワイト・タイガー)』の異名を得た方として有名です」
(そうか……思い出した。海兵隊の特務艦隊とかいう、あの『白虎』の部隊か。
何でも敵は『狂虎』やら『イノシシ』やらと呼んで嫌っているようだが、
これまでの噂を聞く限りでは確かに血の気が多く、いかにも敵からは嫌われそうな
人間ではあるみたいだ)
トロン大佐「……なるほど。この報告によると敵基地アンス5の破壊を成功させて本国に帰還する
途中に救援信号を受けて、救援にかけつけてきたようですな」
(敵の司令官が誰かは知らんが、普通の人間なら俺の艦隊と白虎大隊を相手に戦おうとはしまい。
このまま大人しく引き下がってくれればこちらも楽で良いのだがな)
>>117 トアニス少佐「……ん? ──ハッ! 閣下、あれは……!」
……。(あれは恐らく第7実験部隊の船。その周りでウヨウヨしているのが報告にあった敵艦隊とそのBG隊か。
奴らが撃沈せずにウロウロしているということは……あの船の乗組員は人質ということか。フン……小賢しい)
オペレーター「救援信号はあの船から発信されたもののようです!」
トアニス少佐「ということは……あの船にはドールマン博士がおり、
人質にされているのはまさしくドールマン博士という可能性が高いな……」
トロン大佐「かぁーーっ!! 勝てぬと見えて人質を取ったのか!! ええい、いまいましい!!
勝てぬ戦でも、正々堂々と戦ってこそ男であろうにっ!!」
トアニス少佐「落ち着いてください、参謀長!
人質を取られたからといって、敵が勝ったというわけではありません!
……閣下、どうなさいますか」
撃て。
トアニス少佐「……は? あ、いえ……撃つ……のでありますか?
しかしドールマン博士は多くの兵器開発に携わった電子工学の権威ともいえる存在。
それを失うことは連邦にとっても大きな損失に……」
敵に捕らわれ、己の命惜しさに彼が帝国に追従するような事があっては後に憂いを残す。
だからそうなる前に消す。それだけだ。
トアニス少佐「で、ですが……」
考えても見ろ。あの白虎こと、スタングラスタル中佐の部隊もいるのだ。
我々が見逃しても、彼がどう動くか……。
(彼が噂通りの男であれば恐らく動く。博士の命など二の次にしてな……)
>>118>>119 参謀長。
トロン大佐「はっ……。では、砲撃準備ーーっ!!」
オペレーター「お待ち下さい!! 味方の砲撃を確認しました!!」
トロン大佐「なにっ!? 誰が撃てと言った!!」
トアニス少佐「いえ……参謀長、このデータを見ると、砲撃を確認した場所は第7独立特務BG大隊の
BG隊が展開していた場所からです……」
(……やはり動いたか、先を越されたな。……まぁいい。
面倒な事は全て白虎が引き受けてくれたと思えばな。
仮にこの戦いでドールマン博士を亡くし、そのことで責任を追及する声があがっても
その矛先は俺ではなく、戦端を開いた白虎に向けられるだろうからな……)
オペレーター「敵艦、人質を取った船を牽引しながら離脱していきます!」
(白虎がこの事態にどう動くか……ここから高見の見物を決め込むのも一興だが、
このまま見ているだけで敵に逃げられでもしたらそれこそ俺の責任問題になりかねんか……)
全艦、攻撃開始。人質の生死は問わん。撃て。
敵を逃がすなよ。
「「はっ、ははっ!」」
[キ]兵1「アレ?」
[キ]兵2「どうしたよ」
[キ]兵1「いや…アレを見てくれよ」
兵1が指をさした先にあるのは、なんの変哲もないセツナを指差す。
[キ]兵2「…見たところウチの部隊のじゃねぇな…まぁよくあ…」
[キ]兵1「違う…コックピット見ろよ」
[キ]兵2「コックピット?…あ”」
兵達の視線の先にあるのは、そこまで大きなものではないが穴が開いていた。
だが、確実に宇宙服を着ていなければ中のパイロットは死んでいるだろう。
パイロットが人間でないかぎりは…
ドールマン「なぁ…言っただろ?僕なんか人質に捕っても無駄だって」
[キ]兵A「つべこべ言わずに歩け!」
背後から2人のキルメテウス兵に銃を突きつけられているのにも関わらず
暢気にそう言いながら、脱出船までの廊下を歩いている。
仮に、イージスの鹵獲に失敗したとしても開発者である博士さえ抑えておけば、アンドロイド作成は可能だからだ。
ドールマン「…良いこと教えてあげようか?」
博士が口をだらしなく緩め、後方にいる兵に問う。
[キ]兵A「黙れ!殺されたいのか」
銃を構える兵を見ても、ドールマン博士は眉一つ動かさず続ける。
ドールマン「…そんなのハッタリだね?一兵卒の君に僕が射殺出来るかな…まぁそんな冗談さておいて、
なんで僕が人型のアンドロイドに拘ると思う…それも戦場で使う道具なのに」
[キ]兵A「……嘗めやがっ…オゴァ!」
兵Aが発砲しようとした瞬間、先ほどまで黙っていた兵Bが兵Aを殴りつけた。
ドールマン「いーけないんだ…イヒタート中佐に言ってやろ」
[キ]兵B?「………極限まで人に近づけることにより、敵軍の制服を奪うだけで潜入や捕虜の救助、その気になればスパイ行動も可能だから」
兵Bは博士の問いにそう答え、兵Aの銃を投げ渡す。
ドールマン「よっと…で、どうだったモスキートは?」
兵Bはキルメテウスの軍服を脱ぎ捨てると、その下には白いアストーの軍服を着たイージスが現れる。
そう、イージスは自輸送艦が制圧されたのを確認するやいなや、モスキートを解除して、撃墜したセツナとそのパイロットの制服を奪ってすでに潜伏していたのだ。
「…今はそういっている場合ではありません」
ドールマン「あぁわかっているさ、全く僕以外人間が乗っていないと知ってても遠慮して欲しいよ」
>>120-122 海賊艦隊め、より前のめりになって来たな!ふふん、願ったりかなったりだよ。
混戦状態になっても2対1の原則を貫き通せ。間違っても1対2に持ち込ませるな!
バース少佐『しかし中佐、連中足が速い!弾幕にも引っかかりません!』
相手が相手だからな…コレくらいは覚悟の上だ。
逆に考えろ、混戦に持ち込めば11艦隊との真っ向からの火力勝負は避けられると!
うおぅ!?(間一髪のところで敵BG隊の一撃を避ける)こぉなくそがぁっ!(ドドドド!)
オペレーター『中佐!前方より熱源反応!』
何だとぉ!?まさか海賊ごと俺たちを葬るつもりか!
(無数のビームが戦場を貫き、それに続くようにミサイルが雨霰となって襲い掛かる)
チッ!被害状況を報告しろ!
…………………………………………………………………………………………………………………
海賊連中が出てきた為に詰んでしまったのか…
あるいはこの任務を仰せつかった時点で手の打ちようがなかったのか…
救援信号はとっくに出したが、孤立無援のこの状況下ではな。(自嘲笑い)
>>123 成る程な…ものの見事にしてやられたというわけか。
(傍らのサブモニターには、博士とアンドロイドが脱出した時の多角的な映像が表示されている)
バース少佐『今からでもセツナタイプの行方を追うべきでは?』
無駄だな。ジャミングがかかっていて正確な位置が特定できん。
ましてこの混戦状況下にあっては有視界での発見も不可能に近い。
メンク大尉『申し訳…ありません』
済んだことを言ってもはじまらん。博士とアンドロイドが脱出する一部始終の映像の転送は?
オペレーター『第2艦隊司令部より受信報告を受け取りました』
メンク大尉『やはり我々は体のいい捨て駒だったのですね』
今更だな。ここからは完全に俺の推測でしかないんだが…
マービン中将としても我々が本気で新兵器を奪取できるとは思っていまい。
敵の上層部よりも先に味方の上層部にアンドロイドの有用性を知らしめるのが目的だろう。
丁度良くまだ残っていた不良在庫を処分できれば一石二鳥…か。
(しかし参った。せめて相手がローレルドでなければ戦時条約に基づいた降伏も考えたんだが…
…海賊がいる時点でそう都合よくはいかんか…最も連中が来なければサクっと逃げられたんだがな)
こうなったらせめて出来るだけ無様に抵抗してやるか。
名前:ベルクト・ガイゼリック
年齢:28歳
身長:178p
体重:63kg
性別:男
役職:アストー連邦軍101械化試験艦隊司令官
階級:技術中佐
血液型:A型
出身地:植民惑星コンタール
容姿・特徴:後ろで人束に纏めた長髪、黒い髪、東洋系の顔付きが特徴的
Tシャツの上から軍服を羽織るように着用し、とても軍人らしからぬ風貌
人物紹介:
アストー連邦が数十年ほど前から植民、未だに開拓が進んでいる未開惑星コンタール出身
開拓民のグループの一つのリーダーであり、学者でもある父と貧困層出身の母を両親に持つ
貧しい開拓民の生活を助けるため、軍の元技術仕官である父の伝手で士官学校に入学
父と同様の技術仕官として、多くの次世代艦船の開発に携わり現在の地位を得る
しかし、上官との対立から疎まれるようになる
結果、新たに設立された101機械化試験艦隊の司令官に任命され、事実上左遷の憂き目に遭う
実用性に疑いのある怪しげな新型兵器の試験運用を行い、そのデータを採って評価を下すことを任務とする
101機械化試験艦隊編成
旗艦…データ採集用特務艦「デザイア」(民間の貨物船を改造した機体データ採取・解析用の特務艦)
試作型防御用機動戦艦(強固な防御フィールドを複数方向に展開できる部隊の盾)
試作型攻撃用重戦艦(様々な実験兵器を搭載し、かなりの攻撃力を持つ部隊の矛)
127 :
名無しになりきれ:2007/12/27(木) 00:42:33 0
>>119>>124 さぁーて、何匹いるのかなぁ?ひーふーみーよー…
…ケッ、ちまちま数えるのも俺の性にあわねぇ!とりあえず突っ込むぜー!!
(戦闘機タイプから人型に変形、両手にナイフを装備し敵部隊に突撃。
敵一機のコックピットにナイフを突き刺すと、すぐさまその場から離脱)
まず一匹ぃー!──んっ?
(後ろから銃を撃ちながら敵の一機が接近してくる)
ケッ!
(くるりと半回転し、敵の攻撃をすばやくよけながら接近し、敵機のメインカメラにナイフを突き立てる)
こいつで二匹!!さぁーて次は──────ッ!!?
(上空からライフルの攻撃が来る)
──んっ?あいつも変形タイプ…?
ククク…少しは腕に覚えがあるみてぇだが…俺に勝負を挑むのはちぃーとばかり早かねぇかぁ?
『スタングラスタルをライフルで攻撃したこの変形機のパイロットこそ
イヒタート中佐であることは、スタングラスタル自身気付かぬことであった』
(スタングラスタルの動きが止まった瞬間、六機ほどの敵がスタングラスタルに接近)
へっへっへ…いい機会だ…。尻の青い未熟な帝国軍どもに、BGの扱い方ってのを教えてやるかぁ!
いいかぁ〜?攻撃ってのはなぁ〜〜〜(BGの両手にナイフを装備)
こういうことを言うのよォーーーーっ!!(敵、六機に向けて突撃)
(敵の弾丸を機敏な動きで避け敵に接近。両手に持ったナイフで前から二機の敵機の
コックピット、腕を切りつけ、すぐさま上空にジャンプ。すかさず武器を持ち替え、背中に
取り付けたマシンガンを手に取り上空に追ってきた残り四機に向かってマシンガンを乱射。
敵四機は弾丸を頭部、腹部、脚部、上腕部に食らい次々と致命的な損傷を受けていく)
アーーーッハッハッハッハッハッハッ!!!
アハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハッフハハハハハハハァァッ!!!
部下A「さ、さすが大隊長殿!!」
フヘハハハハッハハハハハッハッ!!どぉーーーだぁ!!
見ろっ、敵は浮き足だっているぞォー!!この機を逃すなァァーー!!
『スタングラスタルの大隊は優勢であった。しかし、イヒタート中佐率いるBG隊の奮戦も大きく、
大隊にも少なからずの損害が出始めていたのである』
部下B「大隊長!こちらの左翼部隊が敵の反撃にあって損害が拡大しつつあります!!」
チッ、だらしねぇ奴らだ!
(…あの変形機はもういねぇな?恐らくあいつが敵の指揮官だったはずだが…
ケッ、逃げたとあればここにいる必要はねぇな。仕方ねぇ、左翼部隊の手助けにでも──)
>>122 部下A「だ、大隊長!!11艦隊からミサイルが──ぐわぁぁぁぁああああっ!!」
(敵BG、敵艦もろとも部下のBGが次々と爆発していく)
なっ、なんだってんだっ!?
マオンス少佐『(ザ…ザザ)…いちょう、大隊長、11艦隊です!11艦隊が敵に向けて攻撃を開始しました!!
敵陣に突出しすぎた為に、我が隊に被害が出ています!!早々にお退きをっ!!』
…チィ!!味方の攻撃に巻き込まれたってわけかい!!
しかたねぇ、撤収するぞ!!グズグズするなぁ!!
(…ローレルド中将…か。ただの優等生かと思ったが、どうやらそうではないらしい…クク…面白ぇな)
『第7独立特務BG大隊は退いていった。戦果は挙げたものの、損害も小さなものではすまなかった。
ただ、スタングラスタルをはじめ、特務BG大隊に所属する人間は誰も11艦隊を恨もうとはしなかった。
この大隊はスタングラスタルの指揮の下、敵陣深く浸入し過ぎたことで後退の機会を見失い、
そのまま敵もろとも味方の攻撃に餌食になってきた経験など一度や二度ではなかったからだ。
そのような経験から、隊員はスタングラスタルの戦い方が"諸刃の剣"であるということを誰よりも
理解していたが、スタングラスタル自身が自ら先陣を切って戦い、自身の命を危険に晒しているせいか、
毎回戦闘の度に出る損害と戦死者の数が膨大でありながら、不思議とスタングラスタルは部下からは慕われていた。
それは無謀とも思える作戦でも部下は喜んでスタングラスタルに着いて行くほどであり、
結果、戦いで勝とうが負けようが、どんなに損害が出ようが、その士気は一向に衰えを見せないのが
この部隊の大きな特徴であるだろう』
ただいま戻ったぞぉー!
はぁー、しんど。楽勝かと思ったらこれだぜぇ〜えぇ?
マオンス少佐「へっへっへ…いいじゃありませんかい!
それより大隊長!まずは帰還を祝って一杯やりましょうやい!!」
(艦橋にいる全員が酒を注いだグラスを手にしている)
ふっふっふ…そうだなぁ。じゃあ、落としそこねたこの命に!
マオンス少佐「大隊長の"不死の神話"に!」
全員「乾杯!!」
『第7独立特務BG大隊は酒宴を開きつつ本国へ帰還していった…』
>>124>>125>>129 オペレーター「敵艦隊の艦列が乱れています!」
今だ、砲撃を集中させよ。
トロン大佐「これはもはや時間の問題でしょうな。ですが閣下、白虎大隊まで巻き込んでしまっては
後々面倒な事になりはしますまいか?」
あの大隊が味方の攻撃に巻き込まれることなど、これまでに幾度も前例のあったことだろう。
仮に白虎が今回の件を糾弾しても、上の連中は「いつものこと」としてまともに取り合うまい。
オペレーター「ん……? あ、第7独立特務BG大隊が撤退していきます!」
(後は任せた……という事か。まぁ……あれだけの損害を出せば退かざるを得んだろう。
しかし、味方ごと撃つというのはあまり気分が良いものではないな。できれば味方を殺す
のはこれきりにしておきたいものだ……)
>>123 オペレーター「閣下、ミューダー少将から映像通信が入っております」
なに? スクリーンに映せ。
・
・
・
ミューダー少将『と……言うわけです』
……うむ。
トアニス少佐「……傍受した敵の通信の中にドールマン博士が脱出したという内容のものがあったとは」
ミューダー少将、貴官には前衛を任せてあったが、船から博士らしき人物が
脱出したという報告は入っていないのか?
ミューダー少将『はっ、今確認させております。もし事実であればすぐに行方を掴み、保護いたします』
うむ、頼んだ。
ミューダー少将『では』
トロン大佐「今の状況から考えて傍受した通信の内容が敵の罠とは考え難いですからな。
恐らくこれは事実なのでしょうが、しかし一体どうやって脱出を……」
それは後で博士自身の口から聞くさ。
トアニス少佐「人質は脱出、となれば残るは目の前の敵のみ……。
閣下、先程参謀長が仰った様に、もはや敵艦隊の殲滅は時間の問題かと。
無駄な流血を防ぐ為にも、ここは降伏をお奨めになっては……」
彼らとて一国に忠義を尽くす軍人。情けこそ今の彼らにとって無用のもののはず。
ならば名誉ある帝国軍人として潔く散らしてやるのが敵としての我々の務めだろう。
(形はどうあれ、敵に下ることなど俺ならばまず我慢ならんだろうよ。
……それに生かしておけば、後々俺の障害にならないとも限らんからな。
ならば事前に芽を摘んでおくのが利口というものだ……フッフフ)
数の上ではこちらが圧倒的に有利だ。
このまま艦列を広げつつ退路を断ち、敵を包囲していくぞ。
その間も攻撃の手を緩めるなよ。
……参謀長、偵察艦で周囲を探っておくよう伝えておけ。
トロン大佐「何か気になることでもおありですか?」
……いや、念の為だ。
(前に後方をやすやすと妙な伏兵に突かれた事があったからな……。
……そういえば、気のせいか……あの敵艦隊は以前に俺とやりあった事があるような……。
……ん?待てよ……確かあれはマーラーで……)
……。
トロン大佐「閣下?」
あ……いや……なんでもない。(……後で確かめさせておくか)
>>128-132 そぉこぉおだぁああっ!(アサルトライフルで変形中の敵機を撃破)
クソ…BG大隊の損害が看過できないところまで来てやがる!
(さっき落とし損ねた敵BGが気になるところだが…)
敵が引いていくか…流石の海賊共も全滅は避けたかったと見える。
集中砲火のまき沿いも考慮してトントンと言ったところか?以前ジリ貧だが…
オペレーター『中佐、前方の11艦隊が包囲網を広げつつあります』
来たか…いささか絶望的ではあるが…ここからが正念場だ。
暗礁宙域から出た後、3つの駆逐分隊を密かに離脱、温存したのもこの時の為!
バース少佐『しかし、敵方とて警戒している可能性も』
それは当然。前に何度もやりあった艦隊相手にそっくり同じ戦法は使えんさ。
真っ正直に敵本営の背後をつつけば、手薬煉を引いて待ち構えた敵にボコボコにされること請け合いだ。
しかし包囲陣形は一度引いてしまうと一箇所の艦列はさほど高くない上、全体レベルでの反応速度も落ちる。
敵艦隊を注意深く見ろ、3つの隙間ポイントを垣間見ることが出来るだろう?
バース少佐『そのうち2つは明らかに不自然な隙、こちらを誘い出す為のフェイクですね』
上出来だ少佐。俺たちが飛び込むのはそこじゃない。
最後の一つ、敵左翼に出来たわずかな隙間にセツナ隊含めた艦隊一丸となって飛び込む。
それと同時に駆逐分隊に背後を突かせ、挟撃により一時的に穴を開けてそこから脱出する。
敵中央への破れかぶれの突貫と見せてその虚を突く!セツナ隊、全艦、全BG隊、一丸となって進め!
バース少佐『了解中佐!』
(生か死か…たとえ生き残れてもこんな博打はこれきりにしたいもんだ)
突っ込むべきはあの隙間か…
全BG隊!俺に続け!この包囲網を突破するぞ!
>>133>>134 オペレーター「敵艦隊、密集隊形を取りつつあります!」
こちらが数の上で有利とはいえ、艦列を広げれば所々で層の薄い部分が出て隙が生まれる。
ならば密集してその部分に集中的に攻撃を与え、穴を開けたところでいちかバチかで全軍の
脱出を図ろうとするのは当然だろうな。ここまでは想定内だ。
トロン大佐「ならば……やはり我々の誘いに乗ってこちらに向かって来ますかな?」
(半ば自暴自棄になって中央に特攻したり、我々の甘い誘いに乗ってのこのこと中央に
やってきてくれればこちらの思う壺だが……)
トアニス少佐「閣下、敵の旗艦が判明いたしました。(サブモニターに映し出す)」
……これは……。
トアニス少佐「ええ、以前にマーラーでの戦いで混成艦隊を率いていた敵の旗艦と同じものです」
……。
トアニス少佐「それと、この画像は後方にて周囲を探らせておいた偵察艦からのものです。
思うに、これは敵の艦影ではないかと」
トロン大佐「後方の暗礁宙域からか。極めて数の少ない小艦隊のようだが……伏兵か。
しかしこの位置からでは、我々中央を突く事はできまい。この伏兵の狙いはなんだ?」
……参謀長、今もっとも層が薄く、隙のある部分はどこだ。
トロン大佐「展開は終えているようですが、右翼のライツ艦隊の数が今だ不十分であるとのことですが」
(隙があると見せかけた中央ではなく、実際に隙のある右翼に挟撃を仕掛ければ確かに脱出の
確率は格段に増すな……。……フッ、少々分かりやすい誘いだったか……。)
トロン大佐「──ハッ! 我々のいる中央には敢えて特攻せず、層の薄い右翼を
本体と伏兵の前後の挟撃によって一気に突破するつもりか……!?」
……その通り。
あの艦隊の司令官がマーラーでのあの艦隊司令官と同じであればそうするだろう。
(敵の誘いと思われるものには一切乗らずか。率いる艦隊が壊滅寸前など極限の状況下では、
普通は目の前の甘い誘いについついすがりたくなるものだが……チッ……面倒だな……)
トアニス少佐「どういたしますか?」
……敵が右翼を突破したいと言うならそいつを実行させてやろう。
ただし、実際に突破はさせん。
敵艦隊が突破しようとするなら、逆にこちらから敵の脱出路を作ってやる。
勿論、これは擬態だが、敵に不自然さを与えないように慎重に行うこと。
▽←敵艦隊
↓
.■■←右翼艦隊(敵の攻撃に怯んだと見せかけて慎重に展開)
敵はそれを見て一気に突破を図ろうとするだろう。
▽
.■. ↓ ■
その時、左右に展開した左翼艦隊が左右から砲火を浴びせ逆に挟撃してやるのだ。
.■→▽←■
同時に後方の敵の伏兵には中央の兵力を割いた少数の機動艦隊が攻撃。
高速船ばかりだから素早く近付き攻撃を仕掛けることが可能のはずだ。
.■→▽←■
↓
→■→ .△←敵伏兵
その後、迂回した左翼艦隊が敵本体の前方を塞ぎ、中央が敵本体の後方を突く。
……何か質問は?
……ないなら早速準備にとりかかれ。
「「はっ!」」
失礼、訂正だ
×>その時、左右に展開した左翼艦隊が
○>その時、左右に展開した右翼艦隊が
左右に展開している?
艦隊は中央を突破しつつ援護してください!
我々BG隊で敵艦隊を引き付けます。
全員遺書は書いてきたな!突っ込めー!
■←∵△∵→■
■(連邦艦隊)∵(BG部隊)△(帝国艦隊)
>>138 オペレーター「右翼艦隊が後方からの敵伏兵の砲撃を確認!
同時に敵本体が右翼艦隊へ急速に接近しています!」
今だ、右翼は適当に敵からダメージを負いつつ、左右に展開。
オペレーター「敵本体が右翼艦隊に空いた隙間に突入を開始しました!」
トロン大佐「さすがライツ提督! 敵に気取られる事なく上手く左右に艦隊を展開させましたな!」
オペレーター「敵本体、中央部に達しました!
……あ! 敵BG隊が左右の右翼艦隊に向かっています!」
フン、こちらの思惑に気付いたか。だが、もう遅い。
BG隊に気を取られるな。構うことはない、敵本体もろとも蜂の巣にしてやれ。
オペレーター「敵本体への着弾を確認! 挟撃を成功させた模様!」
まだだ、まだ撃ち続けろ。ビームもミサイルも出し惜しみするなよ。
オペレーター「敵伏兵の迎撃に向かった機動艦隊も交戦状態に突入したとの報が入っております!」
(伏兵の方は本体が壊滅するまでの間、足止させておくだけでいい)
機動艦隊には奴らをその場より動かすなと伝えておけ。
よし……左翼艦隊はこれより迂回して敵本体の前方に回り込め。
右翼艦隊はこのまま左右からの挟撃を続け何としても奴らの足を止めよ。
俺は敵本体の後背に出る。前後左右から敵本体を包囲殲滅するぞ、急げよ。
「「はっ!」」
バース少佐『我々の攻撃で敵艦隊の艦列が大分薄くなりましたね』
うまくいったのか…はたまた罠か…迷っている暇は無い。突入を開始しろ!
……………………………………………………………………………………………
…っ!ダメか。まんまと落とし穴に落ちた!
バース少佐『まさかこれも敵の罠だと?』
偽装撤退のセオリーを守りすぎだ!乱雑に見せてご丁寧に足の遅い船を庇いきっている!
流石にローレルドの艦隊。部下の教育も徹底していると見える。
バース少佐『如何いたします?』
今更後戻りは出来ん!少佐、兎に角艦隊を前進させろ!それしか手は無い。
俺はセツナ隊をはじめとしたBG隊と共に挟撃してくる艦隊を迎え撃つ。
バース少佐『しかし中佐!』
生き残ったら後から合流するさ。急げ!グズグズすると前と後ろも塞がるぞ!
それと、駆逐分隊も奇襲を受ける可能性が高い。ただちに暗礁宙域に向かわせろ!
オペレーター『敵艦反転!急速接近中!』
ほぉれ来たぁ!攻撃受けたら被害状況の報告忘れるな!
オペレーター『駆逐分隊、敵艦隊の攻撃を受けています!』
チッ、駆逐分隊はその場に踏みとどまるな。適度に逃げながら戦え!
向こうは最新鋭でも、駆逐艦の足ならガレキの山に逃げ込むことは可能な筈だ。
全機に告ぐ!狙うのは旗艦だ!敵分艦隊の旗艦が吹きとべば敵の動きも鈍る!
挟撃の手を緩めるためにもめぼしい戦艦を片っ端から撃ち落せ!
特にセツナ隊!相手は第11艦隊、マーラーでの仇討ちの絶好の機会だ!気張れ!
落ちろ!(戦闘機の状態で敵戦艦の迎撃をすり抜け、ブリッジを撃ち抜く)
右翼…とりわけここいらを任されてる分艦隊の旗艦は…どこだ!?
そいつを落とせばだいぶ状況は変わるものを…ムッ、甘い!
(上手かつ背後を取って攻撃をしかけた敵BGFに対し、人型に変形して追い越させて撃墜。
さらに敵戦艦の側面にビームコンバットナイフを突き刺したまま滑るように移動。
大爆発を引き起こす前に戦闘機に変形、即座にその場を離れる)
挟撃を受けている状況下で、停滞してりゃ即死だ。
風穴を開けない限り…そこだァ!(人型に変形し、攻撃をしかけてきた敵BG2機を撃破)
ほぅ、こっちはエンデ社製か。(敵の残骸からカートリッジとライフルを回収し、戦闘機に変形)
(敵地な上に死地、殺られて元々だ。少しでも多く地獄への道連れにしてやるさ。
圧倒的優位で勝利を確信した奴は、リスクを犯すことを極端に嫌がる。そこをついてやる!)
中佐に続け!一機でも多く道ずれにしてやる!
オペレーター「機動艦隊からの報告です! 敵伏兵、暗礁宙域内に後退したとのことです!」
暗礁宙域での航行は奴らに一日の長があるということは分かっている。
だが、機動艦隊の機動力を持ってすれば少なくとも見失うということはあるまい。
伏兵の動きには細心の注意を払いつつ、追撃せよと伝えよ。
トロン大佐「それにしても、敵本体の足が止まりませんな。
やはり、砲火を浴びせる直前に右翼艦隊に向かったBG隊の影響でしょうか」
トアニス少佐「ええ、恐らくそうでしょう。
敵BG隊の攻撃で右翼艦隊にも損害が出始めているようですから」
敵のBG隊も追い詰められて窮鼠と化したのだろう。
まぁ、それでも敵が少数であることに代わりはない。ライツであれば一人で片をつけられる。
我々は今の内にBGの警護もない隙だらけの奴らの家を直接叩くことに専念しようか。
オペレーター「敵本体の後背に出ました!」
撃て。
トロン大佐「撃てぇーーーっ!!」
(左翼艦隊は大きく迂回しているために奴らの前方に立ち塞がるには時間がかかるだろう。
下手をすればその間に奴らを取り逃がしてしまうかもしれん。
が……そうなってもタダでは逃がさん。精々、存分に撃ち減らされてもらおうか……フフ)
なんとしても艦隊が逃げるまでの時間を稼ぐんだ!
編隊をくみ敵艦隊に突っ込む!
(敵BGからの雨のような砲撃を回避しながら速度を落とすことなく艦隊に突っ込んでいく。すれ違いざまに敵BG撃ち抜く)
まるで群れを成した魚だな…数か多すぎる。
こちらもかなりの数をやられたか…。
ヴォル(AI名)この戦勝率はどれくらいだ?
ヴォル「0デス」
ふ(苦笑)気休めでも可能性がほしかったがな…。
ヴォル「シカシニゲキレルカノウセイハ17.253%アリマス」
それを聞いて安心したよ。それまで生き残りたいものだがな!(敵BGをすれ違いざまにサーベルで切る)
『本国へ帰還したスタングラスタルは、新年早々、部隊の直属の上官である
第1海兵軍団長ロットレン中将に呼び出されていた』
ロットレン中将「貴官の部隊のみでアンス5を破壊するという任務が与えられていたとはいえ、
いくらなんでもこれは損害が大きすぎるだろう!一体何をやっていたのだ!」
死と隣り合わせの任務をこなす部隊ですからどうしても損害が増えちまうんですよ。
そこのところを中将閣下はご理解いただけてないでようで…へへへ。
ロットレン中将「承知しておる!だが、他の独立大隊を見よ!貴官の大隊だけが毎回飛びぬけて
多くの損害を出しているのだ!なぜもう少し上手く部隊を扱えんのだ!!
まったく、貴官は毎度毎度こうやって多くの損害を出して帰ってくるが、
船や機動兵器は無尽蔵にあるわけではないのだぞ!
ましてや人員など…今やどこも人手不足になりつつあるというのに!!」
戦闘中に予想外のことが起きて予想外の損害を出すことなど珍しくはありませんが、
私の部隊の場合、そういった機会に恵まれることが他よりちぃっとばかし多いようでしてねぇ…
へっへっへ…まったくたまりませんぜ。
ロットレン中将「……もういい!とりあえず人員と兵器の補充の件は何とかしておくが、
貴官にはその内また新たな任務に就いてもらうからそのつもりでな!
以上だ、下がってよい!」
マオンス少佐「大隊長、軍団長閣下のご機嫌はいかがでした?」
終始、頭に角が生えっぱなしだったなぁ。それでも補充の件は何とかしてもらえそうだ。
マオンス少佐「それはそれは。ですが、すぐにでもまた新しい任務に就かされそうですなぁ」
まぁ、新しい人員と兵器がこちらに回ってくるまでは暇になるだろうが、
それまでは休暇のつもりでのんびりさせてもらうさぁ…。
…ククク、さぁ〜て次は一体どんな危険な任務を任されるかなぁ…?
(スレスト状態だったので保守ついでに小ネタを投下させてもらいました。
本編の戦いの方とは無関係なので気にせず戦いを続けてください)
146 :
名無しになりきれ:2008/01/05(土) 00:45:00 O
登場人物を誰かまとめてくれ
「ところで博士、これからどうしますか」
激しい攻防が行われるさなか、そこから少しばかり離れた位置に潜む作業用セツナがそこにあった。
>「ん?中将の艦に行くんじゃないのかい?」
てっきり、一段落ついたら中将の艦に行くとばっかり思っていたドールマンマンは、すっとんきょうな声をあげる。
「味方の通信を盗聴し、その内容を考慮してシュミレー」
>「味方ごと撃つぐらいわかってたよ…それに中将は話せばわかる人さ…それに、わざわざ呼んで戦ってもらったんだ…ここから退くほうがマズイよ」
「……はぁ?」
いつものちゃらんぽらんな口調ではなく、真剣にそういうドールマンにイージスはあっけにとられた。
しかし、
>「と…いうことで、中将殿の艦に乗り込んじゃおう!」
「…ッ!」
>「善は急げってね。それに運良く味方機で脱出出来たんだ…撃たれることはないよ」
一転して口調が元に戻ったトタン、めちゃくちゃなことを命令されたイージスは暫く動きを止めた。
一呼吸置き、ローレルドの艦隊へと向かった。
オペレーター「ミューダー提督より映像通信が入っております」
モニターに出せ。
ミューダー少将『お忙しいところを申し訳ありません』
よい、なんだ。
ミューダー少将『先程、レーダーにかかった不審な機を部下が捕獲いたしましたところ、
その機にはヨハン・ドールマン博士を名乗る者が搭乗しておりまして、
部下に身元を確認させたところ、どうやら本人に間違いないとのことです』
そうか、保護したか。
トロン大佐「おお、博士も無事だったか。これで一安心ですな」
ミューダー少将『それで博士ですが、早速閣下にお目通りを願っております。
どういたしますか?』
トロン大佐「現在、閣下は敵本体を追撃しておられる。博士には今しばらくお待ちいただいて……」
いや、博士には今すぐ会おう。早急に何か伝えたきことでもあるのだろう。
トロン大佐「ですが……」
見てみろ、左翼艦隊の動きが思った以上に遅れている。
ライツの方も思った以上に手を焼いているようだし、
これでは当初予定していた包囲殲滅も諦めざるを得んだろう。
それに救援という本来の目的も達した、これ以上戦闘を長引かせることは無意味だ。
敵も全滅は免れたとはいえ、もはや戦力など無いに等しい。放っておいてよかろう。
トロン大佐「では、ライツ艦隊とマドール艦隊を後退させ、我が中央との合流を急がせましょう」
任せる。
(モニターに映し出されたイージスの戦闘データを見ている)
……なるほど、これが博士のお命を救ったという新兵器か。
ドールマン博士「『イージス』自体は二年ほど前に開発したもので、そう新しいものではありません。
今回、ご注目していただきたいところは『モスキート』の方です」
トアニス少佐「AI兵器の宇宙装備というものを初めて見ました。
これはかなりの機動力を期待できるのではありませんか?」
トロン大佐「これでは近い将来、AI兵器もBGに匹敵する兵器になるのでしょうなぁ。
いやぁ……時代というものが常に動いているということを実感させられますな。さすが博士です」
『モスキート』というものは、まだ試作段階のものだとお見受けしますが、
敵に占拠された船から脱出し、博士のお命までを救った功績は大きい。
明日にでも実戦配備は可能なのではありませんか?
ドールマン博士「いや、まだ何かと問題点がありましてな。完成はまだ先ですよ」
ならば、この成果は私から上の方に直接報告しておきしょう。
それを聞けば、貴方の直属の上官であるヨハン技術少将も貴方の部隊に
優先的に資金を回すことでしょうから、すぐに完成を見ることが叶いましょう。
ドールマン博士「……感謝します」
貴方によりよい環境で研究をしていただければ、
それだけ戦場での我々兵士の生存率が増すということに繋がりますからな。
要は自分のためでもあるのですよ……フフ。
トロン大佐「閣下、再集結完了いたしました」
本国へ向けて進路を取れ。これより帰還する。
『こうして第11艦隊は帰路についた。第7、第14より遅れに遅れての帰還であった』
敵が退いていく?見逃してくれるのか…いやいまはもう殺る価値もないと言うことか…。
任務失敗だな。
全機帰投せよ。深追いしてせっかく助かった命無駄にするなよ。
被害は甚大だな……。
〜連邦主星ディアーノ〜
トロン大佐「本国に帰ってみれば既に年が明けていたとはな。うっかりその事を忘れていたよ」
トアニス少佐「無理もありません。マーラー戦以降、我々に休息はありませんでしたから。
新年というものを考える余裕があった方が不自然でしょう」
トロン大佐「星暦2008年か……。1908年の宣戦布告から数えて調度100年だ。
一体今年はどういった年になることやら……」
トアニス少佐「少なくとも、戦争が終結するというのは希望的観測になるでしょうな。
……ところで、ローレルド提督は?」
トロン大佐「作戦会議に呼び出されて行ったよ。何でも議会にて帝国への大規模な侵攻作戦が
決定したらしいからな。格隊の高級指揮官は、会議室に詰め込まれているそうだ」
トアニス少佐「新年早々に……ですか。これは今年も休む暇がありそうにありませんな」
トロン大佐「聞いた話によると、今回はこれまでにないかなりの兵力を動員しての作戦になるらしい。
もしかしたら陸軍や空軍も総出で行う事になるかもしれんというぞ」
トアニス少佐「事実だとすれば、それはまた大胆ですな。
政府の焦りすら感じ取れる。一体何を考えているのか……」
作戦を遂行していけば、政府の意図もその内分かるだろうさ。
「「──!! こ、これは閣下!!(敬礼)」」
既に貴官らも承知しているようだが、帝国への侵攻が決まった。
作戦の詳細はまだ決定されていないが、目標は適要塞『リグリス』とその周辺惑星になる予定だ。
トロン大佐「やはり我々もその作戦に参加を?」
無論だ。司令部の話によれば、海軍は一挙に八個艦隊をこの作戦に投入するということだ。
西ミゼルトファーからも援軍を要請するというから、敵との大艦隊戦が予想されるだろう。
トアニス少佐「しかし……それ程の大規模な作戦を行うというのに……急な話ですな」
むしろ、急ではない話がこれまでにあったかどうかが俺には疑問だがね。
トロン大佐「ところで、閣下はどうしてこのようなところに? 会議と聞いておりましたが」
海軍は各艦隊をこれより作戦の準備に取り掛からせることに決まった。
俺は帝国領への侵攻が決まったことと、準備の件を貴官らに任せると伝えに来たのさ。
トロン大佐「なるほど、了解いたしました!」
俺はこれからまた会議に戻らなくてはならない。後を頼んだぞ。
「「はっ!」」
153 :
名無しになりきれ:2008/01/14(月) 00:04:44 0
これまでの戦いのまとめ。こんなもんか?
07年 マーラー基地攻防戦(前半戦はセツナ隊などの活躍により帝国軍の勝利。
後半戦は援軍のローレルド艦隊の活躍で連邦軍の勝利)
ピコ会戦(連邦軍撤退により帝国軍勝利)
ベルメルナ(?)宙域遭遇戦(帝国軍の作戦失敗により連邦軍勝利)
08年 帝国軍要塞リグリスに連邦軍が攻め込む予定(今ココ)
154 :
名無しになりきれ:2008/01/15(火) 21:10:26 0
ここまでの参加者とNPCのまとめ。
前スレに参加していたがこのスレに来ていない人は省いた。
(帝国軍)
イヒタート中佐:海軍第2艦隊所属 第3突撃機動分艦隊司令代理
バース少佐:海軍第2艦隊所属 第3突撃機動分艦隊司令付副官
ギル中尉:海軍第2艦隊所属(?)人型機動兵器小隊隊長
裕城伍長:海軍第2艦隊所属(?)
マービン中将:第2艦隊司令官(NPC)
サラハ大佐:惑星ミューベル基地司令官(NPC)
クノプス准将:惑星マーラー基地司令(死亡NPC)
(連邦軍)
ローレルド中将:海軍第11艦隊司令官
マドール少将:海軍第11艦隊所属 分艦隊司令官
ミューダー少将:海軍第11艦隊所属 分艦隊司令官
ライツ少将:海軍第11艦隊所属 分艦隊司令官
トロン大佐:海軍第11艦隊参謀長
トアニス少佐:海軍第11艦隊司令官付副官
エッドラ大尉:海軍第11艦隊所属 機動BG中隊隊長(長期不在中)
スタングラスタル中佐:海軍第1海兵軍団所属 第7独立特務BG大隊隊長
マオンス少佐:海軍第1海兵軍団所属 第7独立特務BG大隊副隊長
ガイゼリック技術中佐:101械化試験艦隊司令官
イージス(階級無し):第7実験部隊備品
エーベリッヒ中将:海軍第7艦隊司令官(NPC)
ムト中将:海軍第14艦隊司令官(NPC)
ロットレン中将:海軍第1海兵軍団長(NPC)
ヨハン技術少将:所属不明 ドールマンの上官(NPC)
ドンヘル大佐:マーラー基地司令官(NPC)
ドールマン兵長:第7実験部隊隊長(NPC)
(東ミゼルトファー・西ミゼルトファー)
参加者、NPC:無し
こんばんは、参入が大変遅くなってしまいました
慣れない身ではありますが、どうかよろしくお願いします
ベルクトって名前を見るとあの大名の(ry
(召集を受け、ディアーノに立ち寄る一風変わった風貌の小艦隊があった)
(その存在の意味すらないと蔑まれる101機械化試験艦隊である)
(全長300mほどのみすぼらしい艦、見た目は民間の貨物船と大差ない)
(その左右を固めるように、妙に所々角ばった緑色の戦艦と太い棒のような赤い戦艦が並行していた)
(二艦はいずれも貨物船の数倍以上の巨体の大型艦で、とても船とは思えないようなデザインである)
やれやれ、しばらく暇だと思ったらまた任務か…
今度は一体どんな珍兵器の試験運用を任されるのやら
リンド大尉「もっと真面目になさってください
帝国との決着を付けるために大規模作戦が展開される予定なのです
上層部も躍起になっているのでしょう」
だからってよ、こんな時にまで珍兵器の運用なんざやるこたあ…ないっての!
どうせ最初から採用落ちが決まってるような欠陥品ばかり回ってくるのは分かってるんだしな
この艦隊自体もオチコボレ珍兵器で構成されてるしよ
あーあ、コンタールに居るおふくろや親父はどうしてっかな?
もう彼是8年ほど会ってないからな…
リンド大尉「………」
ま、そういう辛気臭い顔すんなって
とりあえず、気長に待つとしようぜ
特務艦デザイアの艦橋にいきなり太ったおっさんの立体映像が現れる
ttp://www.ne.jp/asahi/sh/g-explanation/gif/goppu.GIF 「やあガイゼリック中佐、随分と待たせたね」
このメタボなおっさん、連邦・帝国全ての将官の能力を数値化すれば
政治力以外の全てにおいて最低値を叩き出すであろう超無能キャラで、
艦隊戦術シミュレーションにおいて孫娘(9歳)にガチで負けたのはもはや伝説と化している
にも関わらず提督という地位に居るのは、政財界への太いパイプが重宝がられているからだ
無論、彼が提督を務めるディアーノ本星艦隊を実質的に指揮しているのは別の人物なのだが
「思えばこの戦争も長く続いたものだ
我々の台所事情も随分と苦しいが、帝国も似たようなものらしいな」
このおっさんは何が言いたいのか
要は、戦争の終結は近いという事だ
ハト派としても知られる彼が、大規模な戦闘を控えたこの時期に
帝国の事情にまで言及するということは、
つまり水面下での外交接触が既に始まっていることを意味する
「これから諸君らにも苦労をかける事になるだろうが、アストーの為に頑張ってくれたまえ」
このおっさんが部下を労うなんて事はまずない
要するに交渉を有利に進める為に頑張って戦果を上げてくれという事だ
リグリス侵攻作戦の成否は、この宇宙戦争の帰趨にも少なからず影響を与えるのである
「さて、本題に入るとしよう
今回は良いニュースと悪いニュースがあるのだが、
どちらから聞きたいかね?」
今までこのおっさんが良いニュースを持ってきた事はあるだろうか?
ガイゼリック中佐が知る限り、そんなことは一度も無い
ずばり言おう、帝国に兵なし!
捕虜として私は、奴らの国内情勢をつぶさに見てきた
版権物登場させんなよ
よく似た別人だな。
世界が違うし。
〜ディアーノ・第72軍事港〜
『第3班! その貨物はそっちじゃない! こっちだー!』
『早くしろー!! なにやってんだー!!』
(船に次々と運び込まれていく大型コンテナを見ながら、人手でごった返す港を歩く第11艦隊参謀長と副官)
トロン大佐「……殺伐としとるなぁ」
トアニス少佐「一挙に海軍正規の八個艦隊がこのディアーノから出港するというのですから、
補給関係者は目が回る程の忙しさで、他人に気を遣う余裕などないのでしょう」
トロン大佐「作戦の遅れなど気にせずのんびりやってくれと言いたいところだが、
部下に作戦を忠実に遂行させる身分柄、そう言ってやれんのが辛いところだ。
それはそうと、ローレルド提督はまだ会議か?」
トアニス少佐「日程的にそろそろ会議も最終決定を見る頃ですよ。
なので、もうしばらくしたらお帰りになられるのではないでしょうか?」
(タッタッタッタッタ……)
下士官A「失礼いたします! ローレルド中将閣下より旗艦に通信が入っております!」
トロン大佐「分かった、今戻る!」
〜第11艦隊旗艦ザニザアース・艦橋〜
『……そうか、順調か。我々は物資の搬入が済み次第、敵要塞リグリスに向かう。
我が艦隊以外に、今回の作戦に同行する艦隊も決まった。
総司令部から報告書が届いているはずだから各自出港前までに確認して置くように。
それと俺にはまだ所用が残っているから、もうしばらく留守にしなければならない。
その間まで引き続き頼む』
「「はっ!」」
・
・
・
トアニス少佐「今回の作戦に参加する正規艦隊は、モロモス中将の第1艦隊、ナン中将の第2艦隊、
フーテス中将の第8艦隊、エンデット中将の第10艦隊、ローレルド中将の第11艦隊、
マリル中将の第15艦隊、シシュット中将の第18艦隊、ユッケン中将の第19艦隊。
これら総勢6万8470隻を指揮する総司令官はレナルノ大将、総参謀長はヒュウル中将が
務められる……正規艦隊の編成は以上」
トロン大佐「『なお、陸軍はリグリスの周辺惑星に存在する敵基地へ同時侵攻し、
当星系より一挙に敵勢力の排除を図るものとする……か。
……うーむ……やはり陸軍もこの戦いに参加することになったか。
投入する陸軍の戦力がいかほどのものか知らんが、かつてない程の大戦力になりそうだな?」
トアニス少佐「星暦1874年の『ベルメルナ大会戦(1※)』以来の大戦力かもしれませんな。
あの時より参加艦艇数は少ないものの、陸戦の戦力を合わせればそれに匹敵、
もしくはそれ以上の戦力になると思われます」
トロン大佐「向こうの出方次第ではあの星系より帝国軍を排除することは不可能ではないわけか。
しかし、それも敵がこちらの思ったように動いてくれればの話だな……もし失敗したら……」
>>160 トアニス少佐「参謀長、そろそろ陸軍のレビル大将の演説が放送される時間です」
トロン大佐「んっ? そうか、うむ! モニターに映してみろ」
〜同時刻、連邦海軍ゲルルトル元帥邸〜
『ずばり言おう、帝国に兵なし!』
(……人材難なのは連邦も同じことだと思うがな)
ゲルルトル元帥「フン……レビルの奴め、言いよるわ。
中将、今回の作戦を立案したのはレビル派の海軍士官だそうだが、知っておったか?」
レビル大将の派閥の者が? いえ……存じませんでした。
しかし、海軍の者が陸軍将官の派閥に属しているとは……。
ゲルルトル元帥「彼奴の勢力は日ごとに増しておるということじゃよ、中将。
彼奴らがラピシェル派(2※)に接近したという話もどうやら誠であるらしい。
今回参加する正規艦隊も、貴官とユッケン以外はラピシェル派で固め
られているのがいい証拠じゃろう」
……今回の作戦、政府はやはり帝国との講和が目的ですかな?
ゲルルトル元帥「政府は難攻不落の敵要塞を奪取したところで講和を持ちかけるつもりじゃよ。
既に開戦から100年が経ち、両軍共に疲弊しきっておる。
帝国も要塞を奪還しようとせず、こちらが望むとおり休戦に従う可能性は低くはないからの。
レビル派とラピシェル派の狙いはその一大作戦に自派を大きく関わらせることで
名を上げ、勢力の拡大を図るつもりであろう……フフ、小賢しい事じゃて」
(要するに手柄を独り占めするという腹積もりか。フン……古狸の考えそうなことだ……)
ゲルルトル元帥「じゃが、この作戦はワシの派閥にとっても大きな好機じゃ。
中将、ワシは退役間近の身なのでな、そろそろ後釜を考えねばならん……
貴官には……期待しているぞ」
……はっ。
……では、そろそろ時間ですので、これで。
(門を抜けて、後方に聳え立つ元帥邸を見ながら)
後釜……か。俺が望むものは更に高見にあるものだが、ひとまずはそれでいいかもしれん。
焦らずに進むさ……焦らずにな……フフフ……。
(1※)星暦1874年、アストー連邦軍艦隊とキルメテウス帝国艦隊が戦った会戦。
当初は両軍合わせて十個艦隊に満たぬ数での戦いであったが、勝敗の行方がもつれ長期化すると共に
続々と援軍が集結し、最終的には連邦軍十一個艦隊と帝国軍十二個艦隊が乱れる大会戦に発展。
結局この戦いで連邦軍は計八個の艦隊、帝国軍は計九個の艦隊とそれに伴う多くの人命を失い、
両国共に一時的な軍の衰退を招く結果となった。
以後、両国は100年戦争が始まる1908年まで人材の育成と戦力の回復に尽力することになる。
ちなみにこの会戦で惑星ベルメルナは帝国と連邦の新兵器の攻撃にさらされ、惑星全土が汚染。
現在に至るまで赤茶けた大地が存在するだけの不毛の地と化してしまっている。
(2※)海軍ラピシェル元帥を筆頭とする派閥。帝国に対しては強硬的姿勢を貫く。
陸軍に繋がる独自のパイプを持ち、近年の軍部内でもっとも拡大を見せる派閥である。
166 :
名無しになりきれ:2008/01/17(木) 21:42:26 0
浮上
『主星ディアーノにて暇を持て余していたスタングラスタルは、
上官のロットレン中将に呼び出され、そこで新たな任務を与えられていた』
少佐ぁ、次の任務が決まったぞぉ!
マオンス少佐「やっと出撃ですかい? へっへ、ここんとこ酒場に入り浸りで
ちぃーっと体が鈍ってたところですから、こりゃいいタイミングで運動ができそうだぁ」
帝国の要塞でリグリスってーのを聞いたことがあるだろ?
マオンス少佐「あの難攻不落で有名な大要塞の事でしょう?
何でも連邦軍は、近々あそこに大攻勢をかけるって話じゃありませんか。
…もしかして、次の任務と言うのは…」
そのまさかだよ。だが、俺たちだけじゃねぇ。
海兵隊の多くは正規艦隊とは別にこの作戦に動員されるって話だ。
マオンス少佐「へぇ〜、ここに来ていやに大胆じゃありませんか、連邦政府にしては珍しい事で。
…それで、軍団長は我々に何をさせるつもりで?」
正規艦隊が攻撃をかける予定のポイントとは反対のポイントから密かに要塞に接近し、
敵軍を後ろから攪乱しろと仰せだ。
マオンス少佐「あの要塞の警戒網をそう簡単に潜り抜けられますかねぇ?」
おいおい、困難な作戦なんて毎度の事じゃねぇか?
俺達はこれまで通り作戦を遂行してこれまで通りに生き延びるだけさ…違うかぁ?
マオンス少佐「へっへ…敵いませんなぁ、大隊長には。
よし…いっちょやってやりますかい!」
おーーし、出撃前に部下共に今回の作戦を伝える! 少佐ぁ、奴らを集めろぉ!!
マオンス少佐「ははっ!!」
168 :
名無しになりきれ:2008/01/19(土) 19:24:24 O
軍隊の階級とかよくわからないんだけど
この世界の階級はどうなってんの?
>>168 こんなんでどうよ?
大元帥 (総軍:軍の最高指揮官)
元帥 (軍集団)
上級大将 (軍集団:元帥不在時に軍集団を構成する方面軍司令官の中から臨時で選ばれる)
大将 (方面軍) 中将 (軍団) 少将 (師団〜旅団) 准将 (旅団)
代将 (旅団:将官不在時に旅団を構成する連隊長の中から臨時で選ばれる)
大佐 (連隊) 中佐 (連隊〜大隊) 少佐 (大隊)
大尉 (中隊) 中尉 (中隊〜小隊) 少尉 (小隊)
准尉 (小隊〜分隊:士官候補生か、小隊長不在時に曹長以下で最も階級の高い下士官が臨時につく)
曹長 (分隊) 一〜三軍曹 (分隊) 一〜三等伍長 (分隊)
兵長(班) 一〜三等兵(平)
ただ、かっこの中身はあくまで陸軍の編成だから
海軍や空軍だと違うものになると思う
やっぱ訂正
大元帥 (総軍:軍の最高指揮官)
元帥 (方面軍)
上級大将 (方面軍:元帥不在時に方面軍を構成する軍団長の中から臨時で選ばれる)
大将 (軍団) 中将 (軍団〜師団) 少将 (師団〜旅団) 准将 (旅団)
代将 (旅団:将官不在時に旅団を構成する連隊長の中から臨時で選ばれる)
大佐 (連隊) 中佐 (連隊〜大隊) 少佐 (大隊)
大尉 (中隊) 中尉 (中隊〜小隊) 少尉 (小隊)
准尉 (小隊〜分隊:士官候補生か、小隊長不在時に曹長以下で最も階級の高い下士官が臨時につく)
曹長 (分隊) 一〜三軍曹 (分隊) 一〜三等伍長 (分隊)
兵長(班) 一〜三等兵(平)
ゴップが提督だったりローレルドが海軍だったりと
宇宙軍は海軍に準ずる形か。
下士官以下の基本的な階級はあんま細かくせず単純に
(三等)→二等→一等→上等→兵長→伍長→軍曹→曹長でいいんじゃないか?
三等には鬼兵とかの人間より扱いが下の存在にのみ与えられる階級って感じで
あと代将、上級大将は戦時中のみ存在する臨時階級ということでおk?
>>171 海軍ってどういう区分なんだろうな
1個艦隊(中将)が8000隻らしいけど
>>172 下士官についてはあまり考えずに書いた
代将や上級大将についてはおk
野戦任官なので戦時のみの臨時階級
必要が無くなれば大佐や大将に戻る
階級の件を一応まとめた。
大元帥 元帥
(上級大将)
大将 中将 少将 准将
(代将)
大佐 中佐 少佐
大尉 中尉 少尉 准尉
曹長 軍曹 伍長
兵長 上等 一等 二等
(三等)
>>173 大元帥〜元帥(全艦隊)
大将(数個艦隊)中将(一個艦隊)少将(中規模艦隊)准将(小規模艦隊)
大佐〜少佐(艦の艦長)大尉〜少尉(艦の各科長)下士官(艦の乗組員)
大雑把に考えて多分こんな感じになるのではないかと。
まあ階級の件と合わせて色々と異論はあるかもしんないけど
とりあえず後は避難所でやった方がいいと思われる。
―東ミゼルトファー領内、惑星『エデン』首都:メルカバー―
午前6時、ベッドのアラームが鳴る寸前に止める。
まだ日は地平線から半分顔を出すか出さないかという程度。
寝ぼけた頭をシャワーを浴びて叩き起こし、この日のために支給された白の軍服を着込む。
[例の作戦が枢密院を通った。教皇猊下からもお墨付きを頂いた。
明朝○七○○より作戦を開始する。○六三○までに教皇の間へ来るように。]
このメールが来たのがつい昨日。つまり今日から例の作戦が始まるのだ。
通常、東ミゼルトファーの軍服は黒であり軍服の色の変更などは下士官以上の特権だ。
たかだか曹長風情が白の軍服など着ていれば上官から殴られる事は間違いない。
だが、今回の作戦にあたっては『私の美しい機体に乗るものが無粋な黒の軍服などとは許せない』
という鶴の一声によって自分には特注の白の軍服を着る事が義務付けられてしまった。
――自己紹介が遅れた、私はナーダ・ソレイユ曹長。
神聖国家東ミゼルトファーの軍人だ。そして、今回の作戦の唯一の遂行者でもある。
―メルカバー内、機密ドック―
教皇との謁見も終えた私は、合流した博士と共にこれからの自分の愛機を見下ろす位置に立っていた。
足元では今も技術士官達が慌しく走り回っている。
「ふふふ・・・まるで天使のような美しさだろう?」と問う博士に対して私は
「率直にいえば私には鳥篭のように見えます。」と答えた。
眼下に見下ろす機体。それは隣に立つ博士が総指揮をとって作り上げた新型艦。
名は、私のコードネームと同じ『アザゼル』。白いラグビーボールのような本体に
白い鳥篭のようなパーツが先端を覆う。その後部と本体の後部からは黒い翼のような補助スラスター。
本体後部には更に大型のスラスターが6門。戦場での超高速機動を主眼とした正に狂気の船だ。
自分がこの船のパイロットに選ばれた理由はただ一つ。
博士の悪質な嫌がらせ・・・もとい、私が『アザゼル』の速度に唯一耐えられた人間だからだ。
「あぁそうそう・・・当然これだけの船を一人で動かすのは無茶だからな。私特製の高性能AIを組み込んである。」
などといきなり白衣の悪魔は言い放った。
「AIの名前はレミエル。まぁ仲良くしてやれ。」
こうして私は広大な宇宙の海へと飛び立つ事になった・・・。
176 :
名無しになりきれ:2008/01/22(火) 21:56:56 0
過疎杉age
帝国皇帝が病死
後継者は誰になるのか
178 :
オザワ大帝:2008/01/23(水) 12:42:42 0
なるほど、この糞スレはまだ続いておったのか
我がオザワ大帝国が全てを統一してくれる
(最終兵器・対消滅エネルギー砲が発射され、帝国も連邦も滅びた)
>>169-174 トロン大佐「階級の件で色々と疑問があったようだが、
それは
>>174らが我らに代わって解消してくれたようだな。
ご苦労だった、貴官らには感謝するぞ」
>>177 トアニス少佐「参謀長! 先程帝国が公式の場で皇帝が崩御したと発表いたしました!」
トロン大佐「なにっ! 皇帝がっ!?
……そうか、以前より皇帝は病に臥せっていたと聞いていたが、ついに逝ったのか。
帝国との大会戦を控えた我らにとって、この一件が勝利への後押しとなってくれる
か……期待せずにはいられんな」
内部で抗争が起こってくれればこちらとしては万々歳だな。
トロン大佐「こ、これは! お戻りでしたか!(敬礼)」
……しかし、そう都合よく内部抗争に至ってくれますかな?」
実際、第一皇位と第二皇位の間は険悪だと言うからな。
内部で抗争を繰り広げてくれる可能性は大いにある。
もっとも、それがリグリスでの戦闘中に起こる……と考えるのはいささか楽観的か。
……ところで、準備の方はどうか?
トロン大佐「はっ。全てにおいて万全です。いつでも出港できます」
そうか。他の艦隊も既に出港し始めている。早速我々もそれに続くことにしよう。
全艦、リグリスへ向けて進路を取れ。(ゴゴゴゴゴゴゴ……)
『リグリス遠征艦隊と呼称されたこの大艦隊は、帝国軍要塞リグリスへと向けて出港した』
>>177 なるほど、皇帝が崩御したか
帝国皇室の公式発表で間違いないのだな?
側近「はっ、間違いありません
各方面からの関係筋に問い合わせても、そのような発表だったと」
ふむ、どうやら間違いでは無さそうだな
だが、気になるのは何故この大事な時期にそのような真似をしたか…だ
それでは弱点を曝け出すようなもので、普通は遅らせてから発表するのが定石なのだがな…
この戦い、皇帝が崩御したからと言って油断はできんな
それで敵が士気を低下させたり、内紛に発展するなどとは決め付けん方が身のためか」
側近「ということは、逆に帝国側が皇帝の死を機に結束を固めることも有り得るということでしょうか?」
率直に言ってしまえばそうなる
もっとも、第一皇子と第二皇子の仲はかなり険悪だと聞く
過激派の連中の読みどおり、本当に内乱に発展する可能性もあるがな
我が艦隊はまだ攻撃は仕掛けん
待機して後方支援に徹する
>180
プロフも貼らんあんたはステハンなのか参加コテ
なのかどっちなんだと
×ステハン
○捨てハン
訂正しとく
名前:ヨハン・エイブラハム・レビル
年齢:56歳
身長:183.8p
体重:67.1kg
性別:男
役職:連邦宇宙軍第3連合艦隊総司令官
階級:大将
血液型:O
出身地:惑星ブルーアース
容姿・特徴:白いヒゲを蓄えた老将
人物紹介:戦争継続と帝国への徹底攻撃を訴える「レビル派」派閥の首魁
過去に帝国側に捕虜として捕まったことがあり、その時に帝国の人員不足を目の当たりにする
その経験を元に「帝国に兵なし」の戦争継続論を唱え、過激派の信奉を集める
大将でありながら前線で指揮を執る実力派将校だが、冷静な戦略眼を持ち勝ち目の薄い戦いは決してしない
自分の指揮下にある戦力を温存しつつ、他の将軍の戦力を囮に使うこともある
宇宙軍の役割は海軍が担ってんじゃないの?
つーかあんた陸軍だろ
185 :
トリップディスクロージャ:2008/01/26(土) 22:35:35 0
[ア]イージス ◆FTiifLi0KU
#rori
(キ)ギル中尉 ◆74uNRNZ9eQ
#6012
(キ)キルメテウス軍 BG母艦 ◆2LEFd5iAoc
#1111
[ア]イージス ◆vnMt3fk8bc
#kiki
(ア)ベルクト・ガイゼリック ◆g785wmnjlA
#IUKHG
(ア)ゴップ提督 ◆qgqXZWB30M
#アホ
(ア)レビル将軍 ◆E9D3Moxhrg
#L1L1
マオンス少佐「大隊長! 軍団長から発進命令が出ましたぜ!!」
よぉぉーーし!野郎ども!準備はできてるなぁーー!?
「「「「おおおおーーッ!!!!」」」」
うおっし!野郎ども、出発だぁーー!!
全艦!!出力を上げい!!目指すは帝国要塞リグリスだぁー!!
『スタングラスタルの大隊は、帝国、連邦両国の命運を左右するリグリスへ向けて発進した。
時に星暦2008年、一月の下旬のことであった』
(追記:まことに勝手ながら、一身上の理由でしばらく引退することになりました。m(_ _)m
短い間でしたが今までありがとうございました。)
帝国側人材募集age
188 :
名無しになりきれ:2008/02/01(金) 02:28:43 0
保守
189 :
名無しになりきれ:2008/02/01(金) 23:41:04 O
遠征軍が本国を離れて数日後
要塞側も連邦軍の動きを察知していた
てすと
191 :
トリップディスクロージャ:2008/02/02(土) 17:30:00 0
(ア)エッドラ ◆KXcKvmWBUk
#メ・\オ
なぁ、連邦側は勝手に戦い始めちゃってもいいんじゃないか?
帝国側のコテはもう戻って来ない気がする。
リグリス戦のみの参加でよければ帝国側コテで参戦したいと思うが・・・どうだろう
.(海兵)▼▼ │ ▼▼(西)
│
D│C
──────○──────
A│B
│
.(1.2.8.10)▲▲ │ ▲▲(11.1518.19)
▲▲
(レビル.レナルノ)
トアニス少佐「中心にある○が敵要塞リグリス。周辺宙域は大まかに四つに分けられ、
それぞれを仮にA宙域、B宙域、C宙域、D宙域と呼称。
A宙域には第1艦隊、第2艦隊、第8艦隊、第10艦隊が展開、
隣のB宙域には第11艦隊、第15艦隊、第18艦隊、第19艦隊が展開。
レナルノ大将率いる総司令部直営艦隊は後方にあり、
予備兵力にはレビル大将の直営艦隊が派遣される予定」
トロン大佐「更にC宙域には西ミゼルトファー海軍の援軍が、D宙域には海兵隊がそれぞれ向かう。
今回の作戦をまとめるとこんなものか」
敵が我々を上回る大戦力でない限り、作戦に変更はあるまい。
心してかかれよ。
「「はっ!」」
>>193 歓迎する。と電文を送れ。
オペレーター「はっ!」
〜帝国要塞リグリス・周辺宙域〜
トロン大佐「見えてきましたな。帝国要塞リグリスが」
トアニス少佐「レーダーで確認しましたところ、既に敵の艦隊は展開を終えているようです」
手薬煉を引いて待ち構えているか。
それで、敵の数はどの程度だ?
トアニス少佐「はっ、少なくとも展開を終えている艦艇は4万隻。
要塞内に予備兵力があれば、その数は推定5万隻に達すると思われます」
トロン大佐「予備兵力を考えても数の上では我々が有利ということだな。だが……」
そうだ、敵には難攻不落の要塞がある。
あの要塞がある限り、敵も多少の数の劣勢など意に介しまい。
だが、敵が我々を上回った戦力というわけでもない。
トロン大佐「それでは」
作戦通りに任務を遂行する。
オペレーター「敵艦隊との射程距離まで秒読みに入ります!」
射程に入ると同時に主砲一斉射撃。そのまま前進を続け、敵艦隊を突破する。
BGの射出用意もさせておけ。
オペレーター「距離10……8……6……4……2……敵艦隊射程内です!」
撃て。
『こうしてリグリスの戦いの火蓋は切って落とされた……』
.(海兵)▼▼ │ ▼▼(西)
│
D│C
──────○──────
A│B
│
.(1.2.8.10)▲▲ │ ▲▲(11.1518.19)
▲▲
(レビル.レナルノ)
側近「将軍、我が方の前衛艦隊と敵の防衛艦隊が戦闘に入ったとのことです」
よし、艦隊の足を止めろ
我が艦隊は予定通り、このまま後方にて待機する
予備兵力らしく…な
側近「本隊への援護などは?」
レナルノ将軍への手前もある、補給ぐらいはしてやれ
側近「はっ!」
さて…と、問題は帝国の奴らがどう出てくるか…だが…
戦力的にはこちらが勝っているとはいえ、相手はあの難攻不落のリグリス要塞…
このまままともにぶつかり合えば、勝負の行方が見えないだけでなく双方甚大な被害は免れない
我が方の作戦は本隊で敵主力を抑え、背後を別働隊が突くという挟み撃ち戦法を取る手筈だ
側近「戦力的には勝っているわけですから、妥当な作戦と言うべきでしょうね」
如何にリグリス要塞とはいえ、一度一定の戦力が取り付いてしまえば何とかなるものだ
上手くいけば比較的少ない被害且つ短期で要塞を制圧できる
上手くいけば…な
側近「しかし、この状況で何か小細工をしてくるとは考えにくいのですが…
何かしてきたとしても、この戦力差では…」
そういう油断や慢心が戦場では命取りになると君にも教えているはずだがな
…ともかく、もしもの時のための存在が我々というわけだ
例の兵器の準備は?
側近「60%まで完了しております
しかし…」
兵器とは使わずに済めばそれに越したことはない
だが、使うべきときに使わねば、死ぬのはこちらだ…
これのメギドの炎が噴いた時、リグリス要塞の難攻不落伝説は終わりを告げる…
ふふふ…
ナーダ「リグリス・・・か?」
レミエル(AI)「ハイ、連邦は帝国のリグリス要塞への大攻勢の構えを見せているようです。」
眉唾だと思っていたAIの情報を侮っていた。
リグリス要塞を三次元で認識した上で言えば遥か直上、ステルスを展開して待機してみれば
確かに、連邦の大艦隊が四方から雲霞のごとくやってくる。
ナーダ『レミエル、リグリス要塞に打診してくれ。約定により、東ミゼルトファーより加勢すると。』
レミエル「認識しました。通信後、機体サポートに回ります。」
どこまで友軍(帝国)側で準備が整っているかもわからない。
機動性を生かして情報から突破してかき乱すしかあるまい。
レミエル『了解。全武装セーフティ、ステルス解除。【シェムハザ】開放します、対慣性制御開始。アーマーを装着してください。』
ステルスが解除されると同時に、コクピットからアーマーがせり出して私を覆う。
6門の大型ブースターに中の人間が吹っ飛ばされないようにするための防護策だ。
そして、【シェムハザ】が火を噴くと同時に私の視界は遠く歪み始める。
[図解
●
\
\
\
\
○ ◎◎◎
●がナーダ機、○がリグリス、◎はB宙域のアストー艦隊
斜線のような形でナーダ機は突撃を開始した。]
艦隊にやや近づいたところで20門の他弾頭ミサイル、4門のレーザーカノンが上方から艦隊へ襲い掛かる。
通常の中型艦船をはるかに上回るスピードで艦隊を上から下へと貫く勢いで。
(この戦いのみですが許可が下りたので参加させてもらいます。)
名前:ルーフ・ホートホン
年齢:34歳
身長:200cm
体重:115kg
性別:男
役職:キルメテウス帝国海軍リグリス要塞防衛艦隊所属 駆逐艦艦長
階級:少佐
血液型:O型
出身地:惑星ホルラッツ
容姿・特徴:高身長の偉丈夫。頭髪が無い。
地球人種と違い手足の指は四本、皮膚が緑色。
耳たぶが肩にかかるくらい長く伸びている。
人物紹介:迫力があり、堂々たる風貌であるため、彼と初めて会う上官からは
「お前が俺の上官かと思った」と言われる事が良くある。
しかし、その見かけによらず、彼自身は気はあまり強い方ではなく、性格は温厚である。
(何事もない静かな宙域…そこにリグリス要塞防衛艦隊に所属する駆逐艦「クールニア」
が待機を命じられていた。)
副長・レルア大尉「艦長、敵の艦影をレーダーで補足。その数およそ6万隻以上…。」
ついに来なすったか…かつてない大規模な敵艦隊が。
展開した要塞防衛艦隊は2万4000隻。事前に連邦の動きを察知して
援軍を要請したはいいものの、二個艦隊1万6000隻の到着に留まった。
戦力はこちらの不利…もう少し数を寄越してくれなかったのか…!
航海長・クーダ中尉「リグリスは難攻不落、増援など必要ない、が大本営の口癖らしいですからね。
それに今、本国は皇位継承問題で色々と荒れています。
そんな中二個艦隊を派遣してくれたのですからこれはむしろ喜ぶべきことですよ。」
レルア大尉「東ミゼルトファー教皇国も援軍に駆けつけてくれるそうですし、
よほどの事がない限り今回も要塞は守り通せるでしょう」
う〜む…ならいいんだがな。
通信士「艦隊司令官から攻撃命令が出ました!」
よし…うt
通信士「敵艦隊の発砲を確認!来ます!!」
(駆逐艦「クールニア」の艦橋上ギリギリをビームがすり抜けて、後方の駆逐艦が撃破される。)
あっ、あぶなかった…。クソッ、反撃だ!!撃て、撃てぇぇーー!!
デビルチンポアターーーック!!!
>>199 オペレーター「敵艦隊、反撃してきます!」
ひるむな。攻撃を継続しつつ前進だ。
第15、16、18、19艦隊との連携も忘れるな。
>>197 オペレーター「……ん? これは……閣下! 上空に新たな敵影発見!
更に熱源を確認! こちらに向かっています!」
(数隻の護衛艦にビームとミサイルが命中し爆沈する)
敵の数は?
オペレーター「……単体です! しかもこの艦艇はデータにない。
ただ、敵の発光信号は、東ミゼルトファー軍のものと一致します!
東の新造艦ではないでしょうか!」
援軍か……。しかし、たった一隻とは、舐められたものだ。
トロン大佐「閣下、主砲にて迎撃いたしますか?」
ネズミに構うな。我々の目標は目前の敵を突破し、要塞に取り付くことだ。
上のネズミはBG隊に任せる。一個中隊ほど向かわせて袋叩きにしてやれ。
トロン大佐「はっ!」
……しかし、東の援軍がたった一隻とも思えんな。
いつどこで東の主力が現れるか分からんぞ、周辺宙域に注意を払っておけ。
通信士「上空より東ミゼルトファー教皇国からの援軍です!」
おお!この戦に間に合ったか!
ふぅ〜これで少しは安心だ。
レルア大尉「・・・駆逐艦級の艦艇一隻・・・だと?(ボソボソ)」
通信士「はい、レーダーによれば一隻しか確認されておりません。(ボソボソ)」
レルア大尉「・・・艦長には言うなよ。援軍が一隻しかいないと知ればぬか喜びだったかと
落ち込み出して艦の指揮に支障をきたしかねんからな。(ボソボソ)」
通信士「はい・・・。あっ!前方の敵艦隊、攻撃しながら前進してきます!足を止めません!」
げっ!損害を覚悟で突っ込んでくるつもりか!
やはり今回の敵さんからは並々ならぬ意志を感じるな!
だが、なにも俺が前線にいる時にそんな必死にならんでも・・・。(ブツブツ)
レルア大尉「艦長!!敵のビーム砲が!!」
よ、よけろ!!よけろぉーー!!
(左に十数メートル移動した瞬間、右の船倉にビームがかすめていく)
はぁはぁはぁ・・・今回の戦いはこれまでの戦い以上に心臓に悪いことが起こるな・・・。
これも敵の意思のせいか・・・?
・・・まあいい、とりあえず撃て。撃ち続けて敵の足を止めるんだ!
>>202>>203 オペレーター「前方より大型のミサイル群が接近!!」
各艦、弾幕を絶やすな。敵のミサイルを通すなよ。
(厚い弾幕が前方を覆うが、その間をすり抜けたミサイルが前衛の艦隊に直撃)
オペレーター「更に敵ビーム砲、来ます!!」
(数十隻単位で前衛の艦隊が轟沈していく)
オペレーター「前衛のマドール分艦隊に損害が集中しております!!」
トロン大佐「……やはり敵も易々と通してくれませんな」
……うむ、流石に守りは固い。
他の艦隊の方はどうなっている?
トアニス少佐「どうやら我々と同様、敵の防衛網突破に手こずっているようです。
しかし後退の気配を見せてはいません。依然、前進中です」
攻撃は最大の防御か……。
……いいだろう、こちらもあくまで速攻に拘るとしよう。
全艦、密集して前方の敵艦隊の中心部に火砲を集中させよ。
中心部が弱った瞬間、密集隊形のまま即座に突入。一気に突破を図るぞ。
全艦、主砲斉射用意! 撃て!
(無数のビーム砲が前方敵艦隊の中心部に放たれる)
混ぜてくれよ
名前:ムハル・ゾマソ
年齢:71歳
身長:154p
体重:46kg
性別:男
役職:予備役将校
階級:予備中将
血液型:A型
出身地:皇女マデリア領惑星ミデアフォン
容姿・特徴:白いヒゲを蓄えたハゲの老軍人、腰が曲がっている
人物紹介:
惑星ミデアフォンで予備役として隠遁していた老軍人
若い頃は剛毅な軍人で、猛将として連邦から恐れられていた
半ば退役同然の今となっては、気ままな一人暮らしを営んでいた
痴呆が進行して物忘れが酷いが、ここぞという時では決して忘れない
が、信奉する皇女マデリアの住む惑星ミデアフォンが、リグリス要塞の陥落によって危機となることを悟る
そして、老体に鞭打ってかつての愛艦クラウザーに乗って防衛戦に参加する
(非戦闘員キャラ)
【18】参加者用
名前:マデリア・エル=スペリオ・キルメデウス
年齢:18歳
身長:164p
体重:53kg
性別:女
役職:キルメデウス帝国第一皇女
血液型:AB型
出身地:帝都
容姿・特徴:薄紫色の長髪が特徴的な物静かな美女
人物紹介:崩御したキルメデウス帝国皇帝の末娘
物静かで思いやりのある優しい姫君だが、芯は強い
兄たちの不仲など、帝国内の権力闘争に嫌気が差し、出奔して自分の所有する惑星に隠れ住む
世話係でもあったムハルを父親のように慕っている
>>203 我が名は惑星ミデアフォンのムハル・ゾマソ!
わしもこの戦艦クラウザーにて、同胞の要塞リグリス防衛戦を支援すべくはせ参じた!
マデリア様の御身を守らんがため、引いては帝国の勝利のため全力を尽くそうぞ!
>>204 連邦軍め、そう易々と通してたまるかい!
(前進してくる敵駆逐艦を撃破する。)
(喜ぶのも束の間、今度は隣の味方駆逐艦二隻が敵に撃破される。)
く・・・味方が・・・!!
なんとか持ちこたえているが、前線では徐々に戦力の差が出始めているようだな。
レルア大尉「既に味方は戦力の20%を失っているようです!
敵も同じくらいの損害があるはずですが、元々数の上ではこちらが不利ですので・・・」
通信士「艦長!密集した前方の敵艦隊が一斉に攻撃をしてきました!」
か、回避だ!!回避しろ!!
(敵艦隊のビームが巨大な一本の光となって味方艦隊の中心部を貫いていく。
クールニアは間一髪の差で直撃を避けることに成功するも、多少の損害を被る)
ひ、被害状況を知らせい!
通信士「右舷機銃砲沈黙!!魚雷発射口使用不能!!
味方艦隊は敵の攻撃で損害率大!!中心部の戦力、65%ダウン!!!
更に敵艦隊、中心部に向けて突っ込んできます!!」
(視界には当たり一面に味方艦やBGの残骸が広がっている)
・・・なんてことだ、これでは前方の敵に反撃する力もないではないか。
レルア大尉「我が艦は機銃砲台の半数が破壊され、魚雷も機雷も発射できない状態です。
ここは一旦、要塞内に後退するべきかと・・・。
このまま敵を迎え撃とうとすれば間違いなく我々の艦は沈みますぞ・・・。」
・・・そうだな、今ここにいても反撃はできない。
一度要塞内で、補給と補修を受けてからにしたほうがよさそうだ。
よし!一旦後退するぞ!
>>206 (要塞内に後退するクールニアに、艦隊司令官から通信が入る。)
『皆の者、喜べ!ムハル・ゾマソ中将が我らに加勢して下さった!
中将には要塞内の全ての予備戦力、艦艇8000隻を率いていただくことになる!
繰り返す!ムハル・ゾマソ中将が我らに・・・』
ムハル・ゾマソと言えば・・・かつての英雄じゃないか。
確か退役したと聞いていたが、まさか援軍に駆けつけてくれるとはな。
通信士「艦長、その中将から我々全将兵に向けてメッセージがあるようですが。」
スピーカーに出してみろ!
>>207『我が名は・・・(以下略』
本当だったんだな、加勢してくれるという話は。
ここにきて何と心強い味方ができたものだ。
感謝します・・・中将・・・!
レルア大尉「とりあえず、この場は中将に任せましょう!」
(要塞内より出てくる予備戦力の艦隊に向けて敬礼)
帝国本星による特命により傭兵艦隊五千隻の指揮官に任命される
それにより階級も傭兵のなかでももっとも高い中佐に昇格する。
「なんとか間に合ったか、こちらギル中佐これより友軍艦隊を援護する」
連邦艦隊の後方よりあらわれ艦隊に対し一斉砲撃を開始する
「一斉砲撃、味方に当てるなよ!撃てー!」
久方ぶりの戦場の空気じゃな…
もう二度と指揮官席に座ることはないと思っておったが、運命とは皮肉なものじゃ
デコメル、正に10年ぶりの実戦…腕は鈍っておるまいな?
デコメル退役准将「さ〜て、どうですかのう?
最近ちとボケが酷くて自信がありませんわい」
ふん、糞じじいめ
芝居がかってわざとらしいぞ
>>210 何、致し方あるまい
我が愛する祖国の危機とあっては、後方でぬくぬくとしておるわけにはいかんでな
要塞の戦力、有り難く借り受け申す!
(心の声:何より、リグリスが陥落してはマデリア様のお住まうミデアフォンが裸になってしまう)
デコメル退役准将「ふぇふぇふぇ、お主は艦隊を後方に下げて態勢を立て直しておけ
わしらが時間稼ぎをしてやるぞい」
>>211 ほほう、上手い援護射撃だな
艦隊の練度もさることながら、指揮官の実力も高い…
なかなかやりおるわ
してデコメル、艦隊を扇陣形で展開し終わっておるか?
デコメル予備准将「指揮を委任された時点で始めておるわ
やはり、密集攻撃陣系で来る相手にはこれが一番じゃな
あれは正面攻撃に強いが横っ腹は柔らかいでの
ひっひっひっひ」
糞じじい、その下品な笑いをやめんか!
よし、今じゃ!
一斉射撃!
(密集陣形のまま進行してくる連邦前衛艦隊に対し、それを包み込むように扇状に展開したムハル艦隊)
(十分に引き付けて半包囲の体裁を整えた後、複数方向から一斉射撃を加える)
>>209 今だ、全艦、敵の中心部に突入!
トロン大佐「敵艦隊は反撃してきませんな。思った以上に損害が大きかったとみえる」
オペレーター「前方の敵艦隊、要塞に後退していきます!」
チャンスだ。敵が退けば、それだけB宙域は手薄になる。
このまま敵を追撃する形で前進を続け、一気に要塞に取り付くぞ。
オペレーター「ん……? これは……。司令官閣下、前方より新手の敵です!
およそ8000隻の艦隊が扇状に展開し我々を包囲するようにして立ち塞がっております!」
チッ、どうりですんなり後退していったわけだ。
選手交代、ということだったのか。
トアニス少佐「あれは恐らく敵の予備兵力でしょう。
敵が早々に予備兵力を投入せざるを得ない状況下になっているということは、
我々が思った以上に数の差というものの影響が大きかったということでしょうか?」
トロン大佐「嬉しい誤算、というやつか。しかし少佐、どうやら悪い誤算もあったようだぞ?
あの敵艦隊の旗艦のデータを見てみたが、どうやらそれは戦艦クラウザーらしい」
トアニス少佐「戦艦クラウザー……確か、帝国海軍ムハル・ゾマソ中将艦隊の旗艦でしたな?
ですがゾマソ中将が退役するのと同じくして、戦艦クラウザーも退役艦となったはずですが」
トロン大佐「その旗艦がこの戦場で復帰しているのだ。つまりそれは……」
……なるほどな。あの予備兵力を指揮しているのはムハル・ゾマソ本人ということか。
オペレーター「敵艦隊、攻撃してきました!」
(艦隊の外面に位置する艦艇が次々と沈んでいく)
やるな。既に高齢のはずだが、戦術的手腕はいささかも衰えていない。
確かに……奴が現れたのは誤算だったようだ。
参謀長、第15、18、19艦隊の方はどうなっている?
トロン大佐「ゾマソ艦隊は我々だけを取り囲むように展開しておりますので、
他の艦隊の障害とはなっていないようです。
敵の艦隊も第15艦隊らを何とか足止めしておりますが、恐らくは時間の問題でしょう」
ならば要塞に取り付く第一陣は彼らに任せるとして、我々は一時後退するとしよう。
目の前のあの老人には力押しというものが通用せんからな。
全艦、反撃しつつ後退せよ。
>>211 オペレーター「後方より新たな敵影発見! 第15艦隊が挟撃されている模様!」
なに? ……伏兵か?
トロン大佐「数から見て近くの暗礁宙域に潜んでいたとも思えませんな。
とすると、敵の要塞から我々をぐるりと迂回して後方を突いたということか……」
(だとすれば後方に待機している総司令部の連中が気付いてもおかしくはないはずだが……
5000の艦隊の接近に気付かない我らも我らだが、奴らめ……一体後方で何をしているのだ)
トロン大佐「もしあの新手が我々の後方を塞いでいたとしたら危なかったですな。
前をゾマソ艦隊、後ろに新手と、完全に包囲されるところでした」
まぁ、15艦隊のマリルならば何とかするだろう。
それよりも我々が心配せねばならぬことは新たな伏兵の登場だ。
周辺宙域に気を配っておけ。
「「はっ!」」
>204
ナーダ「BG隊か・・・。厄介だが、この艦の性能を甘く見てもらっては困るな。
レミエル!ワイヤー展開、外部リンケージ回転開始!突っ切るぞ、アストーの最前衛を止める!」
ソレイユ「了解、ワイヤー展開。リンケージ回転開始・・・回転速度『Assult』に到達。」
BG隊を背後に回した『アザゼル』はその鳥篭のような白い外部パーツを回転させ始めた。
その回転が高速に達した時、先端から光の尾が現れた。
通常の中型艦を遥かに凌駕する速度で旋回した『アザゼル』はBG隊に向けて突撃。
回転する単分子ワイヤーに切り刻まれていく。
ナーダ「アストーの最前衛(15艦隊)に追いついたら爆導索を展開する。」
レミエル「了解。」
各艦よりシューラム隊出撃せよ!
その後に援護射撃を開始する!
敵艦隊を翻弄してやれ!
>>213 デコメル退役准将「ひーっひっひ、どうじゃ!
先頭の前衛艦を3、400隻は沈めてやったわい!
泡食って後退していきおった!」
デコメル、分かっておると思うが油断はするなよ
本来ならその6倍くらいは仕留められても可笑しくないほど成功した奇襲じゃった
じゃがそれにも関わらずあの鮮やかなまでの後退…
それにこっちも数十隻ほど沈められた
並みの連邦将校ではないぞ、敵の将軍さんは
(そこそこの損害を与えるが、反撃を受けて数十隻沈められる)
デコメル退役准将「それくらい分かっておるわい!
中将殿、おまえさん年を食ってから無駄口が多くなりおったなあ」
仮病使いの糞じじいにそこまで言われる筋合いは無い!
さっさと追撃じゃ!
引っ込まれる前にできるだけ叩き落す!
だが、相手の指揮官も並ではない
下手な追撃はさせるなよ
デコメル退役准将「了解!
全艦、浮き足立って後退する艦隊なんぞ的じゃ!
長距離射撃に切り替えて砲撃演習だわい!
適度に追撃を加えて所定の位置に戻るぞい!
撃てーぃっ!」
(後退する敵前衛艦隊を追撃し、更なる攻撃を加える
しかし、前進は控えあくまでも守りに徹する)
>>215 トアニス少佐「閣下、たった今入った報告によると、ネズミ退治に向かったBG中隊がほぼ全滅
したとのことです。現在、ネズミは第15艦隊に向かって高速移動中」
……BGを一個中隊ほど差し向けても仕留め損ねたか。
確か東の新造艦ということだったが、あれが量産されたら厄介だな。
トアニス少佐「まったくです」
マリルに伝えてやれ。「猫をも食らうネズミ」がそちらに向かっていると。
トアニス少佐「注意を促すのですな? 了解いたしました」
>>217 オペレーター「前方敵艦隊、前進して来ます!」
トロン大佐「だが追撃のスピードはさほどではないな。
どうやら、あくまで守りに徹して自軍の損害を最小限に止めているようだ」
(深追いはなしか。だが、後退する一瞬の隙を狙ってこちらの戦力を効果的に削いでいるな。
その手腕に華麗さや派手さはないが、確かな堅実さを備えていることを認めなくてはなるまい)
陣形を再編する。装甲の厚い艦を外面に配置し、敵の砲火に耐えさせよ。
・
・
トロン大佐「再編、完了いたしました!」
全艦、後退中止。敵艦隊を攻撃しつつ再び前進せよ。
-リグリス要塞内・ドッグ港-
はぁはぁはぁ・・・ムハル・ゾマソ中将のお陰でここまでたどり着くことができたな。
レルア大尉「艦長、お聞きになりましたか?C宙域、D宙域のことを。」
我々が居た場所とは反対の宙域だな、それがどうかしたか?
レルア大尉「C宙域、D宙域に展開していた要塞防衛艦隊が連邦の海兵隊と西ミゼルトファーの
正規艦隊の攻撃によって1万隻あまりの損害を出したそうです。
敵もほぼ同数の損害を出したそうですが、元々数では向こうに利があったようで・・・。」
そうか・・・向こうの宙域も多勢に無勢か・・・。
敵は予備戦力すら投入していないというのに・・・クソ!
レルア大尉「A宙域、B宙域の連邦軍が要塞に突入してくるのも時間の問題という話ですし・・・
戦局はお世辞にも良いとは言えませんな・・・。」
クーダ中尉「・・・艦長、あれは・・・。」
(クーダ中尉が指差した方向には上官のエイジス准将がいた。)
(エイジス准将は視線に気付き、こちらの存在に気付く。)
エイジス准将「君たちはどこの所属かね?」
はい!(敬礼)私、駆逐艦の艦長を務めているホートホン少佐と申します!
閣下が指揮なされている分艦隊の所属であります!
エイジス准将「ほう・・・そうか・・・私の旗下の者か。なるほどな・・・。
今、前線より帰還したところかね?」
はい!
エイジス准将「私の旗下の者には既に伝えておいたのだが、今帰還してきた君達は知らないだろう。
だから私の口から直接伝えておこうか。・・・ついて来たまえ。」
-前線B宙域-
・・・・・・・・・。
レルア大尉「艦長・・・艦長!」
・・・・・・は!あ、ああ・・・すまん、なんだ?
レルア大尉「・・・このような任務を与えられて、色々と考えることもあるでしょうが、
今は任務にのみ集中なさって下さい。」
・・・そ、そうだな。・・・任務か・・・。
通信士「B-202倉庫ハッチ、開きます!『BC-301式』各部異常なし!」
まさか・・・こんなものがこの要塞にあったとはな・・・。
威力は今のところ未知数だが、データ上での理論値では・・・(思わず喉を鳴らす)
(その時、開かれた巨大倉庫の扉より巨大な筒状のものが出てくる・・・)
・・・あれがそうか・・・あれが・・・
───回想・30分前の要塞内A倉庫───
レルア大尉「あの・・・閣下。ついて来いとは一体・・・?それにここは倉庫ではありませんか?」
エイジス准将「そうだよ。ここに戦況を一転させるかもしれない兵器がある。」
そ、それは一体・・・。
エイジス准将「あれを見たまえ。」
あれは・・・外から巨大なコンテナを運び入れるための大型の倉庫。
(あの中に戦況を一転させるかもしれない兵器があるというのか・・・?)
エイジス准将「高出力エネルギー波によって衛星軌道上から直接敵の基地を叩く『巨大移動式砲台』、
というまだ実験段階の兵器が帝国で開発されているのは知っているか?」
え、えぇ・・・話くらいは聞いたことがありますが・・・。
エイジス准将「その試作機の内の一つ、コード名BC-301、俗に301式などと呼ばれている
ものがあの倉庫にある、と言ったらどうする?」
な・・・!!
エイジス准将「・・・近く、この周辺宙域で照射実験が行われる予定だったのでな。
事前にこの要塞に運ばれていたのだが・・・
まさかこのような形で使われることになるとは・・・。
我々エイジス分艦隊の任務は、間もなく前線、恐らくB宙域に投入されるであろう
301式を敵の手より護衛するというものだ!」
レルア大尉「しかし、強力な兵器ではB宙域の味方にまで被害が及ぶのでは・・・?」
エイジス准将「もちろん、事前に味方には時間内に要塞に後退するよう命令を出すよ。
・・・下手をすれば301式を護衛する我々が一番危険なのかもしれん。
なにしろ試作機、色々と問題点がないわけではないようだからな・・・。」
───回想終了・再び前線B宙域───
(通常戦艦の二倍、三倍はあろうかという巨大な筒状の兵器がその姿を現す。
補修を受けた駆逐艦クールニアは、その兵器を守るように並行して移動している)
・・・この兵器で敵の主力を一掃すると言っていたが・・・本当に可能なのだろうか?
クーダ中尉「未完成品ですからね。どこまで期待していいものやら、私もわかりませんよ」
『エネルギー充てん40%・・・各部異常なし・・・』
レルア大尉「艦長、B宙域の味方艦隊に後退命令が出されました!」
・・・早く後退してくれよ。敵と一緒にこいつの餌食になりたくなかったらな。
通信士「た、大変です!!301式はエネルギーの制御が効かない欠点があり、
100%の臨界に達した瞬間・・・じ、自動的に放たれてしまうそうです!!」
な、なんだって!?
通信士「エネルギーの充てんも途中で止めることはできないそうです!」
レルア大尉「なんてことだ・・・これでは下手をすれば味方ごとということに・・・」
『50%・・・65%・・・75%・・・』
早く・・・早く要塞に後退してくれ・・・。
『85%・・・95%・・・ビーー!!(臨界に達した警報)』
(筒状の中からまばゆいばかりの光が放たれ、B宙域が一瞬閃光に包まれる。)
>>218>>221 装甲の厚い海防巡洋艦クラスを盾にして来たか
硬さと数に任せて一気に押し切る気じゃな…
読みが半分当たって半分外れおったわ
デコメル退役准将「ふひひ、そろそろ艦載機の出番じゃな〜♪
意外に早く反撃に転じてきおったが、おまえさんのやり方に変更はあるまい?」
うむ、扇陣形のまま敵艦隊を迎撃!
引き付けて頃合を見てから、全艦全艦載機を発進させろ!
我が祖国の命運この一戦にあり!
絶対に負けは許されん!
デコメル退役准将「ん、何じゃ、この巨大なエネルギー反応は?」
どうした、デコメル
デコメル退役准将「い、いかん、こいつぁ不味いぞい!
このエネルギー反応は要塞内部からじゃ
おそらくは巨大なビーム砲の類い…、とにかく早く後退じゃ!」
よし、全艦後退!
直ちにこの宙域より離脱す…
(凄まじい閃光が辺りを包む)
(皮肉なことに、最初に閃光に焼き払われたのは最前線にいたため後退が遅れたムハル艦隊2千隻であった)
(全長2千メートルの船体が一瞬にして飲み込まれ、跡形も無く消え去る戦艦クラウザー)
>>219 トアニス少佐「閣下、C宙域並びにD宙域でも我が軍優勢とのことです。
中でも海兵隊の白虎大隊が目覚しい戦果を挙げているとか」
白虎もこの戦いに参加していたか。
相変わらずの働きぶりに、敵も味方もさぞ頭を悩ませていることだろうな。
くくく……。
>>221>>222 さて……敵はどう出るか。
トロン大佐「こちらの予想通りであれば、事を有利に運ぶことが叶いましょうな」
堅実ゆえに逆に行動は読みやすい。
だが……あの老人が食えないことも確かだ。油断ならんな。
オペレーター「閣下、後衛に回ったミューダー少将から通信です」
なんだ? 繋いでみろ。
ミューダー少将『(敬礼)先程から気になることがあるので一応ご報告までにと。
この場所から肉眼で確認できるのですが、要塞の方角に現れた物体をご覧下さい」
要塞の方角に現れた物体……?
……むっ、あれは……?
ミューダー少将『何分、戦闘中ですので望遠レンズでも良く確認することができないのですが、
どうやら戦艦らしきものではあるようなのです。それも巨大な』
(モニターに画像が映し出される)
トアニス少佐「あれが戦艦……? しかしそれにしては大きい……標準戦艦の三倍はあるのでは?」
…………。
オペレーター「……ん? なっ……こ、これは……?」
ミューダー少将『……おや、あの戦艦の方角から光が……あれは一体……』
オペレーター「あの物体から高エネルギー反応を確認!! す……すごい……戦艦の主砲に
使用されるエネルギーのおよそ数十倍の反応です!!」
──まさかっ! だとしたら、まずい! 全艦、急速後退!
B宙域より離脱するぞ! 急げ!
オペレーター「高エネルギー体、こ……こちらに向かってきます! ────うわっ!!」
(艦橋一面が真っ白な光に覆われ、凄まじい爆音が艦内に鳴り響く……)
test
……ピ……ピ……
私は、聞き覚えのある電子音を聞いて目が覚めた。
今は何時か……確かつい先日まで敵要塞リグリスの攻略作戦に参加して……
いや……そうだ……私は全てを思い出した。
私は第11艦隊旗艦ザニザアースの艦橋に居て、瞬時に視界を奪ったあの閃光と
爆音の後、意識を失ったのだということに。ということは、ここは艦橋だろう。
艦橋は異様に暗かった。普段は煌々と照明が灯っている艦橋だが、
あの光線の衝撃で照明が破壊されたのだろう、非常灯しかついていなかった。
ピピッ……ピピッ……
また、聞き覚えのある電子音がする……。そうだ、これは通信の信号音だ。
暗い中、非常灯の灯りだけを頼りに通信機の前まで辿り着くと、すかさず回線を開いた。
「こちら第11艦隊旗艦ザニザース! 聞こえるか! こちらザニザアース、応答願う!」
『こ……ら……(ザッザザ)令官……ミュ……少将……旗艦ザ(ザザザ)答……』
その内、通信機からは「ザー」というノイズだけしか聞こえなくなった。
レーダーも先程から真っ黒な画面が表示されるだけ。
艦橋から下界を一望できたあの透明のパワーウィンドウも滅茶苦茶に破壊され、
代わりに非常シャッターが降りており、外の様子を肉眼で確認することもできない。
一体この艦は……外はどうなっているのか……。
旗艦後部の第2艦橋が無事ならばそこに司令部を移して確認することもできるのだが、
これには司令官のご裁可がなければ……
──私は、はっとした。そう、共に艦橋に居た司令官や参謀長はどうしたのか、
それを確かめなければいけないということに気付いたのだ。
「しょ、少佐殿……ご無事でしたか……」
背後から声を掛けられた私は、とっさに後ろを振り返った。
と、そこには、同じく艦橋に居たオペレーターが立っていた。
「おお、生きていたのか! ……他の者は?」
「分かりませんが……恐らく、多くは……」
「……そうかもしれないな。……貴官、名は?」
「ムトム少尉であります」
「少尉、悪いが人手を集めてきてくれ。それと軍医も。
俺は奇跡的にも無傷に近いものだったが、生きている重傷者がいるかもしれないからな」
「はっ! 了解いたしました!」
それは指揮官席の近くだった。そこで、何やらマストの先のような物が空中に浮いていたのだ。
目を凝らし、よく見てみると……私は気付いた。それは浮いているのではなかった。
水平のまま勢いよく壁に突き刺ささっていたのだ。それも、ある人を巻き添えにして……。
「し……司令官……ろ、ローレルド中将……」
巨大な金属の柱がローレルド中将の腹部を指揮官席ごと串刺しにしていたのだ。
恐らく一瞬の出来事だったのだろう、中将は指揮官席に座ったまま絶命していた。
目は開き、口からは大量の血が流れて軍服の襟元を汚していた。
恐らくこの金属の柱は……あの閃光の衝撃を受け、どこからか高速で飛んできたに違いない。
そしてパワーウィンドウを破り、指揮官席に直撃したのだろう……。
「…………」
私は無言のまま、遺体に向かって敬礼をしていた。
……何分経っただろう。ふと下に視線を向けた時、私は足下に誰かが倒れている事に気がついた。
──トロン参謀長! 見覚えのある顔に体格、間違いなかった。
参謀長は体の至る所にパワーウィンドウの破片が突き刺さり出血していたが、
その後人手を連れたムトム少尉と共にかけつけた軍医によって応急手当を受け、
すぐに医務室へと運ばれていった。
それを見たムトム少尉はショックだったのか、ぽつりとこうつぶやいた。
「司令官閣下が亡くなり、参謀長までが重傷とは……」
「今は泣き言を言っている場合ではない。
この艦橋では通信、レーダーなど全ての機器が使用不能に陥っている。
司令官閣下がお亡くなりになられた以上、副司令官閣下に指揮をとっていただくしかないが、
その為には、まずこの事を伝えなくてはならない!」
「では早速、後部の第2艦橋に向かいましょう!
第1艦橋に接続されているメイン回線を第2艦橋に繋げなければ!」
「その為に、貴官に人手を集めさせたのだ。……お前たち、手伝ってくれるな?」
ムトム少尉率いる五人の士官達は、静かにコクリとうなずいた。
「……すぐに連絡をつけないと、第11艦隊自体が危険に陥ることになる。……行くぞ!」
〜第11艦隊旗艦ザニザース・第2艦橋〜
おお、生きていたか。よかった!
ムトム少尉「少佐! ここは今すぐにでも機器が使用可能です!
(カタカタカタ)……メイン回路、第2艦橋に接続成功!
(ピーピー)少佐、早速映像通信です! これはミューダー少将からのようです!」
そうか、開いてくれ!
ミューダー少将『……お! トアニスか! 生きていたのか、よかった!』
いえ、提督。実は……ローレルド中将が、戦死されたのです。
参謀長も重傷で、今のところ司令部で健在なのは私を含めわずかだけで……。
ミューダー少将『中将が!? そ、そうか……。実はこっちも悪いニュースばかりなのだ。
分艦隊司令のライツ少将とマドール少将が戦死した。副司令官メイ少将もだ。
中将も戦死されたということは、高級指揮官で生き残っているのは俺だけになるな……』
ライツ提督、マドール提督……メイ副司令官までもが……なんてことだ……。
……提督、貴方に第11艦隊の指揮を取っていただきます。よろしいですね?
ミューダー少将『……仕方あるまい。では、司令官代理として皆に命ずる。
これより、B宙域から離脱する!』
……了解いたしました!
(帝国軍の新兵器によって壊滅的打撃を受けた第11艦隊は、B宙域より離脱しようとしていた……)
>>226 >「はっ! 了解いたしました!」
の後、この文を付け加えて置きます。(コピペミスで抜けてしまったようで……)
少尉はそう言うと、駆け足で艦橋のドアから出ていった。
私はほっとし、何気なくふと周囲を見渡していた。すると、違和感のある物体が視界に入ってきた。
ギル「なんだ今の光は!」
幸い傭兵艦隊旗艦は射線軸には展開していなかったため被害を受けずにすんだ。
副官「要塞内から発射されたものです!」
ギル「話が違うぞ!皆が退避してから撃つはずではなかったのか!?」
副官「どうやらなにか誤差動が起きたようですな。それにより3から15 22から32艦隊が消滅しました!」
ギル「約半数の艦隊がやられたか…しかも味方の砲撃によって……。皮肉なものだ。少し敵の出方をみるか。仕掛けてくるなら迎え撃つが、救援要請が出れば救助に向かう!」
>>222>>223>>230 これが301式の威力か・・・。
通信士「最前線にあった敵の艦隊の、半数以上が消えました・・・!
後退が遅れた味方をも巻き込んで・・・。」
・・・ッ!味方の被害状況は!?
通信士「最前線にいた艦隊の内、その約半数が要塞内に後退。
ですが、もう半数は敵と共にほぼ消滅・・・」
・・・クソッ!
通信士「・・・艦長、総司令官閣下から、エイジス分艦隊に向けて通信が入っております。」
総司令官『素晴らしい兵器だ。特とこの目で破壊力の絶大さを確かめさせてもらったわ。
続いてA宙域に向けて第二射の用意をさせる。貴官らは引き続き護衛に当たられよ。以上だ!』
第二射の用意だと・・・?これをもう一度使うというのか・・・。
レルア大尉「総司令部もいよいよ手段を選ばなくなってきましたな。」
通信士「・・・発射角度調整中。目標、A宙域。
301式、エネルギーの充てん率上がっていきます!10%・・・15%・・・」
レルア大尉「A宙域の味方艦隊、急速後退中!同時に敵艦隊も急速に後退しています!」
味方は後退命令も待たずにか・・・?
(まあ、敵も味方も、B宙域の友軍の惨状を見れば一目散に逃げたくもなるか・・・。)
通信士「40%・・・50%・・・・・・(ビーー!ビーー!)
エネルギー制御に異常発生!各部に異常熱確認!冷却装置が故障した模様!」
クソッ!このポンコツめ!こんな試作品を使うから・・・!
通信士「60%・・・70%・・・(ビーー!ビーー!)
熱が高まっています!各隔壁が融解!動力炉にも異常発生!エネルギー回路破損!
エネルギー暴走しています!このままでは、40秒後に爆発を起こします!」
エイジス准将『エイジス分艦隊の将兵に告ぐ。現時刻をもって301式を破棄する。
全艦、要塞内に後退せよ。繰り返す・・・』
後退命令!?大尉、もし爆発が起きたら、一体どうなるんだ?
レルア大尉「暴走したエネルギーの放出と拡散によって、計算では、半径20kmほどに
甚大な被害がでると思われます!」
よ、よし!後退だ!要塞に後退するぞ!
通信士「爆発まで秒読みに入ります!・・・4・・・3・・・2・・・1・・・!」
(301式が真っ白な光に包まれ、次の瞬間大量のエネルギーを撒き散らしながら大爆発を起こす。)
急げ!全速だ!全速で要塞に──
(クールニアを爆発の渦が巻き込んでいく。
クールニアは艦尾から削り取られていき最後には艦まるごと消滅していく。)
全員「うわああああああああ─────」
駆逐艦クールニア消滅
艦長以下、乗員全員死亡
(トリップ変えました)
な、何と…、あの光は一体…。
側近「く、詳しい状況は不明です!
ただ、我が方の前衛艦隊はB宙域に展開していた戦力を中心に多大な被害が出ているとのことです!」
くっ…、詰めが甘すぎたか!
まさか奴らの起死回生の切り札が、これほどの破壊力を持つ決戦兵器だったとは…。
兵器は使うべき時に使う…それをそのままそっくり返されたわけだな。
側近「どうなされます?」
我が艦隊を前に出す!
ああいうものを一度撃ってしまえば、あとは躊躇など無いものだよ。
こうなった以上、残存戦力を結集して一気に押し切るしかあるまい。
下手に後退しても背後から狙い撃ちにされるだけだ!
側近「し、しかし、総司令部には何と…?」
前線を知らん連中の指示など待っていられるか!
直ぐに反撃だ!
第二射以降は絶対に撃たせるな!
戦術反応弾を使っても構わん!
側近「し、しかし、それでは決戦兵器の応酬になってしまいます!」
(側近を射殺)
…手段を選んでいる時ではないと言ったはずだ。
全ての対艦仕様BGに戦術反応弾を搭載し、出撃させろ!
決戦兵器を実戦に用いる連中になど容赦は要らん!
(後方に控えた予備戦力のレビル艦隊が一挙に前進を始める)
(しばらく進んだところで、対艦仕様に換装されたBG部隊が次々と出撃する)
(小規模な艦隊ならば、一発で殲滅できるほどの破壊力を有する戦術反応弾を多数搭載し突撃を開始)
ムトム少尉「少佐! 旗艦の出力が上がりません!
どうやら動力炉に異常があるようです!
このままでは旗艦だけがこの宙域に取り残されることになります!」
あの兵器から受けたダメージはやはり小さなものではなかったな。
ムトム少尉「右舷砲は全て破壊され、左舷砲もその65%が使用不可能です。
他にも各所で様々な機能が停止状態に陥っており、
これでは敵が来たら反撃も出来ずに沈められてしまいます!」
仕方ない……遺憾ながら艦を放棄する。
総員退避、総員退避せよ!
少尉……退避後、この艦を自沈させるようセットできるな?
ムトム少尉「……はい」
・
・
ムトム少尉「乗員の退避は完了した模様。後は我々だけです」
うむ、では我々も退避する。急げ!
・
・
(脱出ポットに乗り、爆発によって自沈する旗艦を眺めながら)
……。(敬礼)
ムトム少尉「……少佐、別のポットに運ばれ治療を受けていたトロン大佐が、亡くなられました……。
医療班は手を尽くしたとのことなのですが……残念です」
……そうか。総司令部には私から報告しておく。
貴官らも良くやってくれた、後は私に任せて休んでくれ。
ムトム少尉「はい……」
(十数分後、トアニスらを乗せたポットはミューダー少将に救助された。
そして更に十数分後、ミューダー代理司令官率いる第11艦隊残存部隊は
後方の総司令部と合流を果たした)
帝国・連邦共に大量殺戮兵器を使用したことによってリグリス戦は泥沼の様相を呈していた。
内部では帝国で皇位継承争いが激化し、連邦の同盟国である西ミゼルトファー共和国では
クーデターが発生。リグリス戦に参加していた西ミゼルトファー艦隊が無断で戦場を離脱する
など両軍の混乱が相次ぎ、もはや戦争どころではなくなっていたのである。
そんな事情を抱えた帝国・連邦の両国の間で、100年戦争の終結意味する休戦協定がついに
結ばれたのは、リグリス戦が始まってより調度10日後のことであった。
この報はいまだリグリスで戦う帝国・連邦の両軍にも伝えられ、即座に戦闘停止が命じられた。
最先鋒を行く艦隊を追おうとしていたところで急な警報が艦内に響いた。
「どうした?」
レミエル「リグリス付近に大規模エネルギー反応、危険です。」
「緊急回避!全ブースター再稼動で射線から離れるぞ!」
咄嗟とはいえ、この判断は上出来だったと思う。
己の艦が、すさまじいエネルギーの奔流の余波でがたがたと揺れる。
やがて、ゆっくりとそれは収まっていったが・・・
「艦の被害は?」
レミエル「ブースターの一部がデブリによって破損、推進効率低下。
友軍のキルメテウス帝国軍艦隊、および敵軍アストー連邦艦隊の被害が甚大。」
「どこの阿呆だ・・・味方ごと撃ったということか!?」
>233
レミエル「アストー連邦側の艦隊から重爆撃型BG多数。」
「被害を受けた艦隊のデブリは表示できるか?」
レミエル「?、はい。」
「・・・爆導索を用意、艦隊の残骸を利用して網を張る。
これ以上要塞に近づけている場合じゃない。」
レミエル「シュミレート・・・・・・危険度30%。」
「十分だ。これ以上好き勝手させる訳にはいかない!」
アストー連邦BG隊の進路の途中、艦隊の残骸の隙間を縫うように爆導索が張り巡らされていく。
不用意に触れれば連鎖爆発を起こし、BG隊の進軍を困難にするだろう。
>>232>>233 〜第11艦隊代理旗艦ユストレフ・艦橋〜
予備兵力のレビル艦隊が攻撃を始めた……?
ミューダー少将「敵のあの兵器が破壊され、もはや怖いものなしと見たのだろう。
しかし、果たしてこれでよかったのか……」
現時点の物量では未だ連邦が上のはず。
要塞奪取を目的とする総司令部にしてみればこの攻撃は妥当なものなのではありませんか?
ミューダー少将「かもしれん。が、無秩序な殲滅戦になれば互いに待つのは破滅のみだ。
それを察知してか、同盟国である西の艦隊もいち早く撤退してしまった。
この戦い……もはや潮時であるのかもしれんぞ……」
ムトム少尉「西艦隊の撤退によりC宙域での敗戦はもはや確定的。
B宙域は敵の兵器により連邦艦隊の7割が戦闘不能に陥り、
各艦隊の高級指揮官が一挙に戦死。
A宙域やB宙域でも、味方はあの敵の兵器を見て浮き足立ってしまったのか
士気は決して高いとは言えず……」
……なるほど。
確かに、これ以上の損害を出す前に撤退するのが上策なのかもしれませんね。
ミューダー少将「それにしても……たった一撃で連邦全軍を崩壊の危機に直面させるとは、
帝国も恐ろしい兵器を作ったものだ……」
>>235 ムトム少尉「……だ、代理司令官閣下! 総司令部より停戦命令です!
いえ、我々連邦軍だけではなく帝国軍にも停戦が下された模様!
総司令官閣下はつい先程に連邦と帝国の間で停戦協定が結ばれたと説明しております!」
ミューダー少将「──ッ! リグリスでの決着を見ずに停戦とは……早すぎる。
……双方のお偉方に何か停戦を急ぐ重大な理由ができたのかもしれんな。
いや、政府首脳の思惑はともあれ、ここでこれ以上無駄な血が流されずに
済むのは幸いと考えねばな」
これはこれで良し……ですか。
>>236 オペレーター「BG隊、爆導索に阻まれ進撃不可!
敵要塞及び敵艦隊を有効射程範囲内に入れられません!」
ええい、こちらの反撃も予想済み・・・ということか…
たかが爆導索如き時代遅れの兵器など艦砲射撃で破壊してしまえ!
オペレーター「お待ちください、司令
総司令部よりの入電で、停船命令が出されております
『これ以上の戦闘続行を認めず、直ちに撤退せよ』と」
何だと…!?
穏健派の連中め、何やら小細工を弄したのだな?
西ミゼの援軍もさっさと転進しおったか
…構わん、そんな指示など糞食らえだ!
我が艦隊はこのまま攻撃を続行、敵戦力を撃滅するぞ!
(レビル艦隊は撤退命令を無視し、要塞へ向けて艦砲射撃を開始した)
(一転集中砲火により、展開された爆導索は自動的に連鎖爆発を起こして消失)
ふふふ、これで永きに渡る帝国との百年戦争にもケリがつく
総司令部には黙って、条約で禁止兵器に指定されている戦術反応弾を持ち出した甲斐がある
行け、メギドの炎でリグリス要塞を焼き払え!
レビル将軍の独断による追撃で、戦術反応弾が初めて実戦で使用された
この攻撃によって、要塞への後退中途であった帝国軍艦艇が一万隻近く沈没した
また、リグリス要塞そのものも損害を受けてしまう
後に、レビル将軍はこの命令違反と独断専行によって軍法会議に掛けられ、銃殺刑に処されることとなる
>>238 (レビル艦隊が行動の限界に達し、兵を退いたのはそれから数時間経ってからの事であった。
リグリス攻防戦が始まってより10日。リグリスでの戦いは終わりを告げた……)
連邦海軍正規艦隊の損失、艦艇3万7270隻、BG1万9016機。
連邦海軍海兵隊の損失、艦艇8734隻、BG1万7122機。
ミューダー少将「これまたどでかい損失だな。やれやれ、再建が思いやられる」
ムトム少尉「これで本当に帝国との戦争は終わったのでしょうか?」
ミューダー少将「少なくとも1908年から始まる100年戦争はこれで終わった。そう、これでな……」
(この日、ストラニア・ローレルド中将とダイニー・トロン大佐の戦死が正式に発表された。
なお、第11艦隊所属のエッドラ・カルマン大尉、海兵第7独立特務BG大隊隊長
シーバル・スタングラスタル中佐の戦死は確認されておらず、行方不明とされた……)
(ここにきて停戦か?上の方で何かあったのかね?)
(まー政治のことは良く分からんが…。)
どうやら敵さん…っと停戦したからにはもう敵ではないか。連邦側も攻撃意思はないようだ。これより人命救助を開始する。まず我々の艦隊で
無事なものに通達、被害を受けている艦は要塞に退避こちらで許可をとっておく
>>241 クーデターと内紛で両国とも戦争
どころじゃなくったそうです
避難所で上がってたネタ(それにちょっと手を加えたもんをだが)を貼ってみる
星暦2008年2月…100年戦争終結 レビル将軍処刑(今ココ)
6月…西ミゼルトファーのクーデター政権と連邦の間で戦争が起こる
9月…連邦が西の首都を攻略し連邦が西を直接統治するという形で併合
西ミゼルトファー共和国が事実上の消滅
10月…西の消滅によって東がミゼルトファー正統連合に改名
12月…マデリア・エル=スペリオ・キルメデウスが皇帝に即位 帝国の内紛が終わる
星暦2009年……平和な時代
星暦2010年……平和な時代
星暦2011年1月…帝国と連邦の間で再び戦争が始まる(第二次百年戦争の始まり?)
2月…(次ココ)
次の舞台はかりそめの平和が破られた三年後の星暦2011年
このスレまだ残ってたんだな。
2011年の勢力関係
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃キルメテウス帝国←敵対→アストー連邦 ┃
┃ ↑ ↑ ┃
┃ 同盟 敵対 ┃
┃ ↓ ↓ ┃
┃ ミ ゼ ル ト フ ァ ー 正 統 連 合 ┃
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
補足:銀河の47%を連邦が、銀河の43%を帝国が、銀河の10%を連合が占めている。
ミゼルトファーは国力の面で帝国や連邦に圧倒的に劣るが、科学技術の面では
両国を上回るものがあるとされている。
(星暦2011年1月……連邦と帝国、三年間の静寂を破る戦いが始まった。
同年2月……各地で両軍の激闘が続く最中、海軍に新設された特殊機動機械化混成艦隊が
帝国領ユレオン星系第2惑星オズン基地攻略に向かっていた)
〜特殊機動機械化混成艦隊旗艦ビアロン・艦橋〜
敵基地に到達するまで後どれくらいの時が必要か?
トアニス中佐「後二日はかかるかと思われます。今のところ、敵の機影は見当たりません。
どうか戦闘まではお休みになって下さい」
俺の身体を案じてのことか? ……フ、ならば心配は無用だと言っておこう。
今の俺の身体は「疲れ」というものを知らんからな。(キュイン……ウィン……)
それより、中佐こそ今の内に身体を休めておくことだ。
俺と違い、疲労を感じる身体であろうからな……フフフフ……。
トアニス中佐「……では、お言葉に甘えまして」
(旗艦のドアを出て、自室へ繋がる通路を歩きながら)
トアニス中佐「(そういえばこの艦隊に来てからというもの、驚きの連続で気が休まることがなかったな。
……司令官が、あの方が生きていたと知ってからというもの、狐につままれた気分が
したまま眠れずに寝不足の日が続いている……)
……司令官……100年戦争の亡霊、か」
ディアン准将「おやおや、いけないねぇ? 副官ともあろうものが司令官の陰口を叩くのかい?」
トアニス中佐「──!! こ、これは参謀長閣下!!」
ディアン准将「閣下はおよし! それに私のことはディアンと呼べと言ったはずだが?
フフフフ……物分りの悪い坊やには、ちとお仕置きが必要かなぁ?」
トアニス中佐「失礼いたしました! ディアン"参謀長"!
……司令官閣下より休めと命令をされておりますので、これで」
ディアン准将「……フフフ」
トアニス中佐「(あの方から「お仕置き」など受けたらそれこそこちらの命が危ない……)
ふぅ……艦隊全体の雰囲気といい……これでは気が休まる時がないな……。
オズン基地の戦い、私は大丈夫だろうか……」
(三年経ったということなので三年後キャラのプロフィール投下)
名前:ストラニア・ローレルド
年齢:34歳(機械年齢3歳)
身長:179cm
体重:97kg(術前68kg)
性別:男
役職:アストー連邦海軍特殊機動機械化混成艦隊司令官
(「リグリス要塞攻防戦」後の旧第11艦隊の残存兵とアンドロイドによって人員が構成され、
特に新技術である自立AIメカが全体の人員の四割を占めている事から「機械艦隊」の名で
知られている。また、司令官の異名から「亡霊艦隊」とも呼ばれている)
階級:大将
血液型:人工血液のため無し(術前AB型)
出身地:アストー連邦領惑星スルゥト
容姿・特徴:両目の瞳の色は銀。ただし右目はコンピューターが搭載された義眼である。
白髪の長髪で腰の辺りまで 髪の毛が伸びており、首の付け根の辺りで結わいている。
右顔面上部に機械模様の浮かぶマスクが取り付けられている。
胸部上半身はほぼ生身の人間の身体だが、両腕両脚、腹部下半身は全て機械で構成
されているため、動作一つ起こすたびに機械的な音が鳴る。
人物紹介:
アストー連邦領、惑星スルゥト に済むゲルド民族出身。
幼少時代に父が家族を残して帝国に亡命してしまった事が原因で家庭が崩壊し、
幼少期、少年期は父に対し深い憎悪を抱いて成長していった。
そんな父への憎しみはやがて帝国への憎しみへと変わっていくと、士官学校へ入学。
卒業後は自ら望んで前線に立ち、それまでの怒り、憎しみを帝国軍にそのままぶつけるように
戦果を挙げていく。すると31歳にして中将へと昇進、海軍の第11艦隊司令官となる。
ところが「リグリス要塞攻防戦」において、帝国軍新兵器の攻撃を受け戦死してしまう。
だが、遺体が極秘に回収された後、サイボーグの手術を受けたことで奇跡的な復活を遂げる。
軍への復帰が許されると術前以前の功績を評価され大将に昇進、
(ただし与えられた権限は中将のそれに留まり、指揮官としての大将の権限は無いに等しい)
同時に海軍に新設された特殊機動機械化混成艦隊の司令官に着任する。
一度死亡が確認された人間が三年間を経て軍に復帰した事実は、多くの人間に科学技術の
進歩を知らしめ驚嘆させたが、やはり周囲の人々にとっては一度死んだ人間が蘇ったという
事実は許容し難いものであった。故に人々は彼に対し、様々な忌避(主に不気味という意味合い)
の念を込めて「(100年戦争の)亡霊提督」と呼ぶようになっている。
手術を受ける前の彼の性格には、父の一件から敵、味方に関係なく『裏切り』行為を
働いた者に対して怒りを露にする傾向があったが、術後もなおその傾向は残っている。
また同様に野心的、打算的な性格も術前と変わらずして残っている。
名前:ライオネル・トアニス
年齢:31歳
身長:185cm
体重:71kg
性別:男
役職:アストー連邦海軍特殊機動機械化混成艦隊 作戦参謀兼司令官付副官
階級:中佐
血液型:A型
出身地:アストー連邦領惑星トアムンス
容姿・特徴:瞳の色、髪の色は茶色で、短髪。割と女顔。
耳の形が地球人タイプと違い、先が尖った三角耳となっている。
首に楔型の黒の宝石入りのペンダント(イーフ民族の装飾品)をつけている。
人物紹介:
アストー連邦領、惑星トアムンスに住むイーフ民族出身。
富豪の家の長男として生まれ、幼少の頃より何不自由なく育ったお坊ちゃま。
だが、「親の七光り」と呼ばれ生きていく事を嫌い士官学校に入学。軍隊に入る。
卒業後、長らく後方勤務に回されていたが、ローレルドに持ち前の才能を買われておよそ三年ほど
第11艦隊に副官として勤務する。リグリス要塞戦後に中佐に昇進し、辺境の後方補給基地の
警備主任として三年ほど前線勤務を離れていたが、ローレルドに海軍特殊機動機械化混成艦隊の
作戦参謀兼副官として招かれ、それを受け着任している。
性格は几帳面で生真面目、かつ良識的な見識を持つ。旧第11艦隊の数少ない生き残りの一人。
名前:ディリア・ユン・マクシート
年齢:88歳(地球人年齢でいう30代後半)
身長:166cm
体重:不明
性別:女
役職:アストー連邦海軍特殊機動機械化混成艦隊参謀長
階級:准将
血液型:不明
出身地:アストー連邦領惑星ステリナ
容姿・特徴:地球人タイプの顔と体を持つ。
20代を思わせる若々しい顔と肉体を持ち、スレンダーな体格。
ロングヘアで髪の毛の色は黒に近い灰色。ヒールブーツを履いている。
人物紹介:
物心ついた時には既に両親は存在せず、孤児院にて幼少期、少女期を過ごしていた。
孤児院の劣悪な環境下での生活に耐え切れず、13歳の頃に孤児院を脱走するも、
その後の生活は変わらず、略奪や強盗を繰り返して命を繋いでいく有様であった。
18歳の頃、志願兵募集のポスターに目が止まり、食っていく為に軍人となる事を決意する。
容姿こそ20代の女性だが、実は軍人として既に70年あまりを過ごしているベテラン。
これはステリナ人が老いる事なく一生を終える、という人種的特性を持っているからである。
また、寿命も地球人種とは異なり、地球人種の平均寿命のおよそ二倍近い寿命を持っている。
拷問のプロとして連邦、帝国にその名を知られており、「吐かせ屋」の異名を持つ。
「勝つ為には手段を選ばない」という過激な性格だが、自分が気を許した相手には
ファーストネームで呼ぶようお願い(強要?)する変わった一面を持つ。
ちなみに大佐時代、ローレルドを大尉として部下に持ったことがある。
名前:キッグ・ミューダー
年齢:42歳
人物紹介:
リグリス要塞戦後に中将に昇進し、前線を離れ輸送船団の司令官となる。
ローレルドの軍復帰後、艦隊副司令官兼分艦隊司令官として招かれ、それを受ける。
特殊機動機械化混成艦隊の唯一の分艦隊司令(1000隻以上を指揮している)であり、
半個艦隊4000隻を一手に指揮している。旧第11艦隊の数少ない生き残りの一人。
バース中佐「司令、惑星オズンより入電。5番ポートへ回るようにとのことです」
そうかぃ?ご苦労さん。そんなら今のうちに身体を休めておけ。
俺達ゃあと数時間で業火の真っ只中だ。
バース中佐「激戦区に回されるのは慣れてますよ」
どうせなら未来永劫休戦状態のままでいてほしかったが、そうもいかんか。
バース中佐「良いではないですか、この陣容ならオンボロ艦隊の汚名は返上できます」
マービン元帥閣下には足を向けて寝られないってか?
艦隊編成が一新されたといえば聞こえはいいが、結局面倒を押し付けられたことに変わりは無ぇよ。
オンボロの次は余所者艦隊。果たして俺達は運がいいのか悪いのか。
バース中佐「幸不幸論で言えば我々は幸運のうちに入るでしょう。
リグリス要塞の攻防戦に加わらずにすんだのですから」
その辺はマービン元帥の先見の明だな。指揮下の我々もその恩恵を被ったと。
ま、愚痴はこの辺にしておこう。旗艦シャルルマーニュの折角の処女航海。ケチがついては勿体無い。
名前:カロイム=イヒタート
年齢:38歳 身長:180cm 体重:180kg
性別:男
役職:キルメテウス帝国海軍第3混成艦隊司令官
階級:代将
血液型:O
人物紹介:前歴などは
>>11を参照。
ベルメルナ近海の攻防戦の後、第2艦隊の本体と共に帝都まで撤退する。
マービン中将(当時)が撤退したのは、帝位継承争いを見据えてのことである。
その為に自身の艦隊のみならず、第5、第9艦隊すら動かし、
当時軍内において圧倒的優位にあった第2皇位派に先制攻撃の奇襲を仕掛け幸先の良い勝利を得る。
これが第2皇位派に傾きつつあった流れを完全に逆転させた。
最終的に第1王位マデリアが皇帝に即位したことでマービンは出世。それに伴って彼も大佐に昇進した。
この後、帝国では海軍の編成一新が図られた。
100年戦争によって疲弊・損害のたまった海軍の戦力補充を目的とした新編成である。
その最大の目玉は、所属の不明瞭な傭兵部隊、外人部隊を統合した混成艦隊の設立。
こうして、連隊クラスの部隊を統合した艦隊が多数誕生するが、
正規艦隊とは全く異なるその性質から「余所者艦隊」という蔑称で呼ばれるようにもなる。
その混成艦隊の指揮官の一人として選ばれた彼は、戦時階級として代将に任命され、惑星オズンに赴く。
名前:フランキー=バース
年齢:36歳 性別:男
役職:キルメテウス海軍第3混成艦隊司令官付副官
階級:中佐
人物紹介:前歴などは
>>12を参照。
イヒタートの副官。昇進した為中佐となっている。
また間違えたorz
第一皇位で正室腹の次男レオ・エル=カイゼル・キルメデウス
第二皇位で側室腹の長男テセウス・エル=カイゼル・キルメデウス
二人の皇位継承争いは帝国が抱える大きな国家問題の一つであった
皇帝の正室である皇后は、なかなか子供に恵まれなかった
そのため、皇帝は宰相の娘を側室として迎え入れ、側室は長男であるテセウスを生む
しかし、その後直ぐに皇后もレオとマデリアを続けて出産し、皇室内に波紋が広がる
これは、テセウスを正式な皇太子と定める直前の出来事であった
そのため、皇后の御子こそ優先されるべきであると主張する一派が猛烈な反対でこれを阻止
一方、テセウスを指示する一派もテセウスは長男で正式に皇位を受け継ぐ立場にあると主張
激しい対立論争が繰り広げられるが、連邦との戦争中であったため、皇帝の仲介で一旦は沈静化する
正室腹のレオを第一皇位とし、側室腹のテセウスを第二皇位とすることで両者をとりあえず納得させた
しかし、皇帝が崩御して次代を担う者が必要となってくるや否や、再び争いは激化
それぞれの派閥が軍の一部を私兵化して、互いに牽制しあうという内乱一歩手前の状況にまでなってしまう
その混乱の最中、第一皇位のレオが原因不明の病に倒れて逝去してしまう
これによって第二皇位派は一気に発言力を増し、次期皇帝はテセウスが確実となってしまう
ところが、第一皇位派はミデアフォンに隠棲していた妹のマデリアを担いで再び対抗
しかし、彼女は女である上に長子ではなかったために圧倒的不利に変わりはなかった
第一皇位派不利のままリグリス防衛戦が勃発し、両者の軍団もこれに参加する
しかし、決戦兵器である301式や反応弾の使用によって帝国軍と連邦軍の戦線は完全に瓦解・混乱してしまう
これに乗じたマービン中将が第二皇位派戦力を奇襲し、壊滅的被害を与える
これによって、士気高揚のために同乗していた第二皇位派幹部のほとんどが死亡してしまう
(記録上では戦死として扱われている)
幹部の死亡によって支持基盤を失った第二皇位派は勢力を完全に失ってしまう
こうして、マデリアは必然的に次期皇帝に即位することとなる
名前:マデリア・エル=カイゼル・キルメデウス
年齢:21歳
身長:166p
体重:54kg
性別:女
役職:キルメデウス帝国皇帝
血液型:AB型
出身地:帝都
容姿・特徴:薄紫色の長髪が特徴的な厳格な美女
人物紹介:
崩御したキルメデウス皇帝の末娘、故第一皇位レオの実の妹
暗殺されたレオに替わってテセウス派を駆逐し、皇帝に即位した帝国史上三人目の女帝
物静かで優しいために人望はあるが、国家と民のためには手段を選ばぬ厳格で苛烈な一面を持っている
私たちはここから南南西9億6千`遠くにあるサイクロプス・コアの
アルバニア帝国宇軍です。アストー連邦の皆さんに対し同盟
をくんでいただく参りました。技術・国力・兵力・人材にすぐれる
私たちと同盟を組み、共に
キルメテウス帝国を討ちましょう。
>256
国家はアストー キルメテウス ミゼルトファー
の三つのみしか認められません
もう一度テンプレを確認しよう
>>256はageしか知らない「ツイマット戦争」の元スレ立て人ですので徹底スルーで
>>251 〜惑星オズン・宙域〜
オペレーター「敵艦隊、既に展開を終えている模様!」
お待ちかねか。
ディリア准将「敵艦隊が展開していることはこちらも予想していたこと。
ここは作戦通りで良いかと」
うむ。では、射程に入ると同時に攻撃を開始する。
オペレーター「射程まで秒読みに入ります! 5……4……3……2……1!」
撃て。
(こちらの放ったビームが敵前衛艦隊を直撃する)
260 :
マデリア・エル=カイゼル・キルメデウス ◆boczq1J3PY :2008/02/24(日) 22:03:52 0
イッツマイン
261 :
名無しになりきれ:2008/02/25(月) 09:54:02 0
セブンスウェル発動!
>>259 オズン基地から対宇宙ミサイルが全弾発射
そちらに急速接近中
>>262 オペレーター「多数のミサイルが接近! 敵基地より発射されたものと思われます!」
弾幕を張れ。直撃を許すな。
(多くは弾幕によって防がれるが、弾幕を抜けた一部のミサイルが直撃。
数十隻単位で爆沈していく)
……敵基地からの第一波にしてはいささか数が多かったようだな。
ディリア准将「収集したデータによればあの基地が保有している対宇宙ミサイルの数は
それ程多いというわけではありません。もしかしたら、今ので全てを使い切って
しまったかもしれませんなぁ?」
トアニス中佐「とすれば、敵基地からの攻撃はもはや無いものと考えてよろしいでしょう。
しばらくは目の前の敵艦隊のみに集中なさるべきかと」
我々はそれでいいだろう。
が、中佐、陸戦部隊に連絡しろ。敵基地ヘ向けて降下せよとな。
トアニス中佐「しかし、目の前のあの艦隊を倒さぬ限りは、例え陸戦隊で敵基地を攻略できとしても……」
ディリア准将「今回は陸戦用のアンドロイド部隊が実際の地上戦でどの程度の戦果を
挙げられるかを確かめるのも司令の任務の内なのさ。そうですなぁ?」
フ……この際、奴らが敵基地攻略に失敗してもそれはそれでいい。
技術部や107技研が欲しているのは実際の戦闘データだからなぁ。
トアニス中佐「……わかりました」
(オズン基地に向けて多数の陸戦アンドロイド兵とBG隊が降下していった。
こうして、オズン基地でも攻防を巡って戦いが繰り広げられるのであった)
(今気付いた。
>>246-247の「ディアン准将」というのは「ディリア准将」の間違いでした)
265 :
安部厨佐:2008/02/27(水) 02:17:57 0
>263
こんなクソスレ上げんな
と言いつつageてるおまえはどうなんだ。
ここまでのまとめ。
第一部 星暦2007〜2008(前スレ〜
>>242まで)
第二部 星暦2011〜(
>>243〜)
現在までの第二部の登場人物
(連邦)
ローレルド大将
ディリア准将
トアニス中佐
NPC 現在無し
(帝国)
皇帝マデリア(NPC?)
イヒタート代将
バース中佐
(ミゼ)
なし
268 :
オズン基地守備隊:2008/03/03(月) 21:24:18 O
敵部隊が降下してきた!
いけぇー!奴らを一人も行かして帰すな!
(ババババ!)
部下『隊長!奴ら俺達の攻撃にビクともしません!
あれで同じ人間なのか!?』
部下『奴ら凄いスピードでこっちに!…うわぁ!』
おい!応答しろ!
くそ!敵は一体なんだってんだ!
BGだ!BGを前面に出して迎撃させろ!
269 :
なりきり馬鹿を殲滅せよ ◆iMXnxknAbI :2008/03/04(火) 08:44:14 0
ここは俺の最前線スレとしてageるぞ。
それ以外の使用は認めんからな。
270 :
なりきり馬鹿を殲滅せよ ◆iMXnxknAbI :2008/03/05(水) 08:39:48 0
なりきり馬鹿どもはキモすぐるというのが現状。
奴らは自分のキモさと痛さを理解していないキチガイ痴呆軍団と言える。
__
_,,-―'' ヽ、
/ ヾ ヽ、
/ 彡ノヽ ヽ
/ ,,ノ-~  ̄ ヽ |
| /へ_ ,=、 _ノヾ \ミ ノ
/彡| -・=/ ヽ =・- | )
ヽ .|ヽ 、_っヽ ノ | ノ
`-.| | / _ ヽ | |_ ノ
.| ノ`-´\ |
ヽ' ⌒ ' 丿 言葉を慎みたまえ君は吸血部隊レッドショルダー
|ー - ―~ | 創設者の前にいるのだ
|`ニ--T-‐'"|、_
_,..-'''" "'''-、∧ . '"'''--
272 :
名無しになりきれ:2008/03/16(日) 21:54:24 0
フハハハ
273 :
名無しになりきれ:2008/04/03(木) 16:10:01 O
保守
かそかそ
275 :
名無しになりきれ:2008/04/10(木) 13:24:21 O
(´ρ`)
276 :
名無しになりきれ:2008/04/20(日) 17:05:45 O
捕手
278 :
オペレーター:2008/05/01(木) 19:05:00 O
これは一体どうしたことだ!?
2ヶ月も誰一人来ないとは!
リアル停戦?
279 :
名無しになりきれ:2008/05/13(火) 21:19:03 O
保守
280 :
ドリー総督:2008/05/30(金) 00:44:50 O
フン、くだらん
携帯厨が一人で必死ww