783 :
名無しになりきれ:
「圭一君、どうしたのかな?かな?」
いつもの待ち合わせ場所で朝の挨拶をした後、圭一はレナに対してドキドキが収まらなかった。
それもそのはずである。
レナのスカートがあまりにも短すぎたからだ。
正面が見れば、レナのパンティーが見えるか見えないかの状態。
風が吹いてしまえば、間違いなくめくれて見えることだろう。
どうしても目がフトモモ付近にいきかけるため、あまりレナを見ないようにしていたわけである。
「い、いや……なんでもないぞ」
よそよそしくもレナの問いかけを終わらせようとする。
しかしそれが、彼女のおやしろモードのスイッチを入れてしまうキッカケとなった。
「あれれぇ〜?隠し事するのは仲間じゃないって、圭一君は言ってたよね?」
「か、隠し事なんてしてねーよ!」
顔を赤くし、大きな声で否定する。
しかし顔の向きは、レナとは反対方向であった。
「圭一君、ちゃんとレナの目を見て話してくれないのかな?かなぁ?」
この時、圭一はレナの声のトーンが若干落ちていることに気付く。
過去の経験から、このまま行くと間違いなく言いくるめられる。
男としてのプライドを粉々にされ、惨めな自分が残るだけになるかもしれない。
――このままでは拙い!
ここは、謝罪してレナの怒りを収めなくては。
「ごめん!」
目を閉じ、勢いよく頭を下げる。
だがそれで事態が丸く収まるほど世の中は甘くない。
「いきなり謝るってどういうことなのかな?これじゃレナが圭一君を苛めてるみたいだよね」
「い、いや……隠し事をしてたのは、その……間違いないわけで……」
「それをさっさと白状しろって言ってるのがまだ分からないのかなぁ?かなあぁぁぁ?」
「そ、それは……」
口ごもる圭一に、レナの中の激鉄が『カチン』と落ちた。
「ここまでレナに言わせてまだしらばっくれる気なの? 圭一君、すごくイライラするよ!」
「ご、ごめん」
「ごめんじゃないでしょ?言うべき言葉はそれじゃないでしょ?」
「ううっ……言え、ま……せん」
圭一はポロポロと涙をこぼしていた。
別に悪いことをしているわけではないのに、彼の心は罪悪感で渦巻いていた。
「もういいよ!レナに今日から話しかけるの止めてね!!」
完全に怒ったレナは、話を中断し足早にその場を離れようとする。
「ま、待ってく……あっ」
「え?」
ドサッッッ!!
「ってて……!?」
足がもつれた圭一は、レナを押し倒すように倒れていた。
シゲルが来てたみたいだが…まあいいか。
とりあえず、レナのおっぱいゲットだぜっ!
786 :
魅音:2007/08/11(土) 14:53:17 O
(・3・)アルェーお二人さんなにやってんのかヌァー
787 :
名無しになりきれ:2007/08/11(土) 14:55:37 0
「……圭一君、重いんだけど?」
レナからのどいてほしいという遠まわしの言葉。
しかし圭一は動けない。
レナの顔がすぐそばにあり、体と体はほとんど密着している。
特にふくよかな胸の弾力のせいで、圭一の体は硬直してしまっていた。
「けーいっちくん♪」
予想もしなかったレナの優しい声。
先ほどまでの怒った顔が嘘のような笑顔。
呆然とする圭一であったが、次の瞬間、強烈な痛みが股間を襲った。
「いだだだだだだだだだだ」
思わず背筋をのけぞるが、その場から逃れることが出来ない。
なぜなら圭一のキッド・ザ・マラーがレナの手で握られていたからだ。
「レナを押し倒した挙句、何をこんな硬く大きくさせてるのかな〜?」
「い、痛い。レナ、痛いって」
ぎゅううううううぅぅぅぅぅぅぅぅぅっっっ!!
「ぎあああああああああああああぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ」
圭一の悲鳴が雛見沢に木霊する。
爪を食い込ませ、握り潰すかのような締め付け。
「喚く暇があったら、今何をすべきか考えて即行動しないと……」
そこでレナの声が途切れる。
半泣きで混乱している圭一を他所に、レナは満面の笑みで口を動かす。
「命取りになるよ♪」
圭一は恐怖した。
それもそうだろう。
自身の命とも言える急所を握られ、完全に手玉に取られているのだから。
「レ、レナ。は、離してくれないか?」
そう言った俺の引きつった表情を楽しむかのようにレナは俺のそそり立ったキッド・ザ・マラーを握る手をさらに強く握り締めた。
「レナ!マジでやばいって! イタタタタ!!」
レナはいつもとは違う表情の読めない瞳でまっすぐ俺を見ている。しかし、頬がほのかに赤みを帯びている。
(もしかして、、、俺の見て恥ずかしがっている・・・?)
俺はとたんに頭が真っ白になり気が付けばレナの胸元へ手を伸ばしていた。
「え!! け、圭一君!? ちょっとやめ…」
話の途中で俺はレナの唇へ俺の唇を重ねた。
驚きのためかレナの手は俺の物から離れている。
話している途中だったので口は半開き。俺は迷うことなくレナの口の中へ舌を入れた。クチュクチュとした湿り気のある音があたりに響く。その音がさらに俺を興奮させた。
「んっ・・・」
レナはその一声を放つと同時に俺を必死の力で引き離す。