略奪と知恵を尽くしながら
危険で一杯の世界を生き抜け!
さぁ、盗賊団TRPGの始まりだ。
2 :
名無しになりきれ:2007/04/25(水) 12:19:20 0
相談もせずにいきなり立てるな
ホモホモ傭兵団みたいななるのが落ちだ
立て逃げはするなよ
最後まで責任を持って埋めること
世界観とテンプレを。
5 :
名無しになりきれ:2007/04/25(水) 13:11:39 0
ショタコンホモ盗賊なら
1から思い付きの脊髄反射臭がする
7 :
名無しになりきれ:2007/04/25(水) 14:39:05 0
美少年を攫って男娼館に売るぜ
8 :
バター犬:2007/04/25(水) 14:44:26 0
バター盗賊団は女の子を取り扱う良心的団体だワン!
ぺろぺろぺろぺろ……
盗賊と来たか…騎士より数倍難しいな。
騎士もどんどん騎士縛りが無くなってったけど。
敵側は警察とかになるのか?
敵側は貴族とか貴族に媚を売る自警団あたりだろうな
騎士も敵になったりして
時は、大盗賊時代。
この世の全てを手に入れた男、盗賊王ゴールド・ロジャー。
彼が死に際に放った一言は全世界の人々を冒険へと駆り立てた。
「俺の財宝? ほしけりゃくれてやる。探して見ろ。この世の全てをそこに置いてきた」
ロジャーが遺した富と名声と力の「三片の大秘宝(サンピース)」を巡って幾人もの盗賊たちが戦い、冒険する。
用語解説
盗賊団:この時代は盗賊が増え、略奪家というよりは、悪ぶった冒険家くらいのニュアンスのグループも多い。
東の大陸(イーストグリーン):4つの大陸で最弱といわれる。
偉大なる道路(グランドライン):サンピースがあるといわれる大陸。特殊な橋を渡らなければ辿り着けない。
【本名】
【異名】
【年齢】
【性別】
【職業】(主に所属盗賊団名)
【賞金額】
【悪魔の実】(食べた実の名前と能力)
【得意技】
【装備・持ち物】
【身長・体重】
【容姿の特徴、風貌】
【性格】
【趣味】
【人生のモットー】
【自分の恋愛観】
【一言・その他】
13 :
名無しになりきれ:2007/04/26(木) 10:50:21 0
これは期待
ちょ!?派栗杉
15 :
名無しになりきれ:2007/04/26(木) 11:10:14 0
おもくそパクリ設定じゃん
もっとオリジナリティを出せ
なんでワンピTRPGと言わんのだ
名無しの無責任な投げ捨てレスに群がられても困る
>>17さんが設定を披露してくださるそうです
パチパチパチ
>>18 つーかこの場合>1が設定出すべきでは
昨日スレ立ったばかりなのに早くも乗っ取り推奨っておまwww
いかにも立て逃げっぽいが、さすがに気が早くね?
チックくんってアスレチックスの?
21 :
名無しになりきれ:2007/04/27(金) 00:00:58 0
やりたい放題だなぁ盗賊は
誰も始める気が無さそうなので私から語ろうか
なんだかんだ言いつつも他に設定が出ないようだし
>>12の案に従ってやろう
【本名】?
【異名】ゼロ
【年齢】19
【性別】男
【職業】黒の盗賊団・首領
【賞金額】0(仲間内でしか存在を知られていない)
【悪魔の実】食べてない?
【得意技】目利き、スリ
【装備・持ち物】小銃、通信機、煙幕弾ほか必要になりそうな様々な物をマントの中から取り出す
【身長・体重】178p・58s
【容姿の特徴、風貌】黒い仮面とマント
【性格】高慢
【趣味】偽善
【人生のモットー】貧富のない光り輝く世界を
【自分の恋愛観】TRPGのテンプレで決まってこの項目があるのは何故だろうな?
【一言・その他】私は新世界の盗賊王になる
荒んでいる…
この大陸の悪行全てから奪った財を降らせようも何も変わらない。
足りない…富も名声も力も圧倒的に足りない。
大秘宝サンピース…やはりこの腐った大陸を粛清するにはあれぐらいの物が必要とされるようだな。
後日、ゼロは自ら率いる黒の盗賊団を集結させてその考えを話した。
「諸君、我々黒の盗賊はこれよりサンピースを我が物とする為、偉大なる道路を渡る」
マントを翻しながらゼロは偉大なる道路の方角を向きながら指差す。
「今までとは比べ物にならない危険な冒険となるだろう。盗賊団を抜ける者を咎める事はない。命の惜しい者は去るがいい」
そして再びマントを開きながら団員に向き直ってアクションを取る。
振り向いた時には団員達は消えていた。
24 :
団員達:2007/04/28(土) 22:50:24 0
団員A:ヤバイ!首領頭がイっちゃったよ!
団員B:偉大なる道路ってアレだろ?世界一の交通事故多発地帯だろ?
行った者は全員交通事故に会って誰一人帰ってこないという…
団員C:そうなの!?
25 :
団員達:2007/04/30(月) 15:54:24 0
団員D:ゼロ…あんな言われ方してこの俺が逃げ腰になると思うか?
団員E:そう言うならどうしてDさんは俺達と来てるんですか?
団員D:俺は臆病風に吹かれたわけじゃない。偉大なる道路を渡るには早すぎると思ったんだ。
その辺りの判断を誤るようなゼロにはもうついて行けないと思ったのさ。
団員E:Dさん足洗うんですかい?
団員D:バーカ。ゼロなんかいなくたって俺達はやっていけるさ。
その後、団員D自らを首領とする盗賊団が次々と捕まった。
そして捕まった団員達からの情報によりゼロの存在が警察に知られる事になる。
警察は盗賊の一大勢力「白の盗賊団」と
裏でガッチリ手を結んでいるのが公然の秘密である。
黒の盗賊団も首領は私ゼロだが、部下もゼロになってしまったか…まあこうなる事は予想してたがな。
あいつらはどうしてるだろうか?己の力を過信して警察に捕まったか、それとも白の盗賊団にでも寝返ったか?
偉大なる道路へ向かう道中に私の手配書が出回っていた。
「ようやく私も警察に知られる事になったか」
しかし大した賞金額も懸けられていないし、やはり大秘宝を手にするのがベストのようだ。
さて、まず偉大なる道路をどう渡って行くか。
「出してくれーーっ!!」
団員Dは牢屋の鉄格子をつかんでガシャガシャする。
「出せと言われて出す奴があるか!」
こういう時は数日立つと看守が居眠りをする等して脱出のチャンスとなると
相場が決まっている。
そう思い、団員Dは慌てずに待つことにした。
数日後。
「脱出のチャンスまだ〜?」
団員Dは食器を箸でチンチンと打ちながら催促した。
「ンなモンは無い!」
さらに数日後。さすがにげっそりな団員Dの元に変化が訪れた。
「お前らに会いたいという者がいるそうだ」
看守に連れられて面会室へ向かう。
そこには、白いローブのフードを目深に被った人物がいた。
「物は相談なんだが……我らの白の盗賊団に来ないかね?」
白の盗賊団。国家と裏で手を結び急速に勢力を拡大しつつある盗賊団である。
「もちろん条件はある。我らの魔法技術を結集して
開発したマジックアイテム……“悪魔の実”の被験者になって欲しい」
団員Dは少し考えた。結論。人体実験>>(越えられない壁)>>一生牢獄の中
「分かった。承諾しよう」
この実験が上手くいけば団員D達は強大な力を身につけてゼロの前に立ちはだかる……かもしれない。
偉大なる道路へ行くためには特殊な橋までたどり着かなければならない。
ゼロはモンスターが徘徊する危険な荒野を歩いていた。
彼を、崖の上から見ている者がいた。
「ククク……単身でグランドラインを目指すとは……勇気だけは褒めてやろう!
歯牙にかけるまでもないが早いうちに潰しておく!!者共、かかれぇ!!」
「ピキー!」
ザコ敵の代名詞、スライムの大群がゼロに襲い掛かる!
偉大なる道路で起こる交通事故…
調べている内にその道路内で磁場のようなものが発生して、事故が起こっているという結果が出た。
ならば地上だろうが空だろうが乗り物を使って通る事は不可能だ。
もちろんそう考えたのは私だけではないはずだ。
だが徒歩で道路を渡ろうとする者はモンスターにやられて帰らぬ人となる…か。
道路に入る前からこれだけのモンスターだ。やはり厳しい冒険になるな。
さて、スライムか…何故スライムが私を襲うのだろうか?
スライムはモンスターと言っても人間よりも力の弱い種族だ。見た目からもスライム達だってわかるはずだ。
それでも立ち向かってくる理由に私が関与しているか?いや、私が荒野を歩いていてもスライムに何の危害もない。
それにこのスライム達に私への怒りは感じられない。襲おうとする意思もさほど強くない。
感じられるのは恐怖や怯えといった感情…だが私に対してもあるが、どこか他の事に対して向けられている。
スライムのやってきた方向に気を配ると崖の上に人影が見えた。奴の命令でスライム供は私に襲い掛かっていると見てまず間違いないだろう。
このスライム達を退けるにはどの手段を選んでも力を誇示するしかないだろうか?いや、命令で動くという事は言葉が通じると言う事だ。
あの人影から見て人語を話す種族だろうから、私の言葉は通じるはずだ。
潰すのも難しい事ではないだろうが、この数の人語を理解できるスライムなら手に入れておくのも悪くはない。
「聞け!スライム達よ!!」
仮面から発せられる音量を上げてスライム達を一喝する。荒野に響き渡るその声はスライム達の行進を止めた。
「私は貴様らをこの地獄の荒野から救い出す為に現れた救世主だ。自由を掴み取りたい者は私に従え」
ゼロの説得に歩みを止めるスライム達を見て、謎の人物は呟いた。
「改良の必要があるな…」
このスライム達は、禁呪による改造を受けていたのである。
不完全な洗脳のスライム達は、ゼロの言葉に混乱して散り散りになっていく。
全てがいなくなったと思われた。しかし、一匹だけ残っていた。
たくさんいた仲間のなかで、たった一匹、どういう訳か自我が芽生えた者がいたのだ。
ゼロを尊敬のまなざしで見つめている。
【本名】 ユイ
【異名】 人間人間
【年齢】 18
【性別】 女
【職業】 賞金稼ぎ
【賞金額】無し
【悪魔の実】ヒトヒトの実 モデル“筋肉男(マッスルメイル)”
【得意技】男時:超ド級のパワーによる格闘
【装備・持ち物】 旅道具一式
【身長・体重】 女時:149cm42kg 男時:249cm242kg
【容姿の特徴、風貌】 女時:可憐で素朴な少女 男時:筋肉達磨の巨大なオッサン
【性格】 女時:温厚で大人しい 男時:大雑把で乱暴
【趣味】 女時:料理 男時:破壊
【人生のモットー】 大人しく平凡な人生を送る(願望)
【自分の恋愛観】 惚れやすい
【一言・その他】
ヒトヒトの実の能力者、人間人間。
恋敵にオッサンに変身する力の備わる実を食べさせられた為に、
婚約を破棄されてしまった薄幸の少女。
悪魔の実の力を体内から抜く方法を探して、賞金稼ぎで路銀を稼ぎつつグランドラインを目指す。
※ワンピースではヒトヒトの実は類似種のないものであり、人間が食べると「ヒトと成る」効果らしいけど気にしないでください。
久々に肥満スレw
>>31 弱い力とはいえ、欠けた分を補うだけの駒は手に入ると思ったのだが…
まあいい。スライム一匹でも使い様で充分利用価値はある。
「お前の事は“エスワン”と呼ぶ。付いてくるがいい」
まず単体での能力にさほどの期待が持てない内は、こいつを増殖させる手段を取るのがいいだろう。
それにはいち早くこの荒野から出て、水場のある所まで行くべきだ。引き返すか…
いや、あの大量のスライムを生み出すものがこの先にあるのならばこのまま進もう。
崖の上にいる奴は…このスライムより私の話は通じそうにないな。なら次に私に対して何か仕掛けてくるようなら撃ち落とすか。
マントの中で小銃を構えて、いつでも撃てるように警戒しておく。
そして私の目でもぎりぎり奴を狙い撃ちできるくらいまで距離をとって荒野を進み始めた。
私は崖の上から、その男の様子を観察していた。
名前はゼロ、懸賞金はいつものターゲット層と比べれば雀の涙程度しかない。
路銀が危うくて且つ引き渡す場が近くなければ無視していたくらいの賞金首だ。
しかし、今はその路銀が危うくて引き渡す場が近い状況なのだから、仕方がない。
この時はまさか負けるとは思ってもいなかった私は、彼にその場から声をかけた。
***********************************************************************
「すいませーん!」
敵意と武器のない事を示すために、両手を挙げてひらひらさせてみせる。
問題はまるでない。
武器などなくても、接近さえすれば一瞬のうちに三回りも大きな大男に変身して、
丸太より太い腕で一撃で昏倒できるからだ。
ヒトヒトの実、モデル“筋肉男”。
普段の弱さの体現である女性形態と、戦闘時の強さの体現である男性形態。
今まで女性形態から戦意を見極められた盗賊はおらず、不意打ちをかわされた事はない。
「お兄さんスライムと二人旅ですかーっ?良かったら私も仲間に入れてくださーい!」
>>35 スライムを仕向けてきた奴とは違うようだな。だが…
マントの中で構えていた小銃を取り出して女の方に向ける。
「近寄るな」
先程スライムを仕向けてきた奴が人間なのか、知能の高いタイプのモンスターなのかは良く見えなかった。
だが一スライムに過ぎないエスワンと違って、企みを持つ事のできる人間をそう簡単に気を許すと思っているのか?
私も世間に知られて賞金だって懸けられているわけだしな。
「貴様は…何だ?」
もっとも、この女も人間なのか怪しいところだが。
37 :
名無しになりきれ:2007/05/05(土) 17:44:20 0
水の力
「ひっ」
向けられた銃に、私はびくっと肩を震わせてみせた。
********************************************************************************
みせたといっても、演技というよりは実反応に近い。
私の普段の形態は完全にただの人間に過ぎず、
銃弾を受け止める筋肉も無ければ回避するような反応速度もないのだ。
撃たれたら、当たり所次第では本当に簡単に死んでしまう。
だが、実際のところ、人間が人間を殺害するのは、悪人であっても能力があっても簡単な事ではない。
殺すに足るだけの理由がなければ、なんだかんだと言っても人間は最後のトリガーを引かないのだ。
それは引けないと言っても言い過ぎではない。
目的のためでもなく、障害となったでもなく、まして相手は仕草から細部に至るまで弱いだけの私。
どう見ても戦闘力はなく、実際にこの状態では微塵たりとも持っていない。
無下に殺害するには、少し怪しい程度では理由には足りなさ過ぎる。
尤も、キレた相手ならばそれもどうかは分からないし、
賞金首に人間らしい感情の機微を期待するのも詮無い話なのかもしれないが、
確率としては圧倒的に分は良く、リターンも美味し過ぎる。
それに、その危うさが、私の演技を実反応のリアリティで覆い尽くしてくれるし。
********************************************************************************
「あ、あの、えっと……」
私は言葉をどもらせ、それから言う。
「い、いきなり声をかけてごめんなさい。私はマガシキ、元盗賊です。
元というのは、実は先日私の所属していた盗賊団のひどい裏切りに遭ってしまって……」
私はそこで一旦言葉を切り、俯いて涙を流してみせる。
「……私みたいな足手纏い、仲間に要らないそうです。だからってこんなところに捨てて行かれて……。
私は護身の心得すらもありませんから、一番近くの町にだって辿り着けるかどうか分かりません。
だから、お願いします!せめて一番近くの町までで良いので、ご同行願えませんでしょうか?
戦闘はできませんが、炊事と洗濯と荷物持ちくらいはできます!旦那様が望むのなら、夜伽だってできます……!」
瞳に決意を込め、眼下の男を見つめる。
>>38 見え透いた嘘だ。嘘で盗賊だったなどと言う事は、私を盗賊と知って接触を図ろうとしているな。
やはり賞金稼ぎの類か?
「やめておけ。どうやら私は何者かに狙われているようだからな」
先程スライムの群れを仕掛けてきた
>>29の影の見える崖を見上げる。
「媚を売るならあっちにしておけ。荷物持ちも夜伽も私には必要ない」
エスワンはあの女を同行させたがっているようだが、私は再び偉大なる道路へ向かって歩み出した。
「忠告してやったのにまだ分からぬか。
何人もグランドラインに近づいてはならない……」
謎の人物は複雑な印を結びつつ呪文の詠唱を始めた。
轟音と共に地面が激震し、どこまでも広がる大地が引き裂かれ、割れてゆく!!
揺れがおさまったとき
二人の目の前には、遥か遠くまで続く巨大な地割れが広がっているのであった。
謎の人物は、跡形も無く姿を消していた。
虚空から声だけが響き渡った。
―偉大なる太陽の欠片……サンピースを目指す者よ!
世界各地に散らばった“星の欠片”を集めるがよい!そうすれば道は開けるであろう!―
>>40 「……」
これも偉大なる道路の帰還者のいない理由か?
この地割れをヘリか何かで飛び越えようとすれば、辿り着く前に磁場で墜落すると考えておくべきだ。
だが遠回りしたところで行けるだろうか…いや、こうなった以上まず引き返して計画を練り直す必要があるだろう。
マントの中から録音機を取り出す。冒険の重要な言葉を聞き逃さない為の必須アイテムさ。
―偉大なる太陽の欠片……サンピースを目指す者よ!
世界各地に散らばった“星の欠片”を集めるがよい!そうすれば道は開けるであろう!―
星の欠片か…まあまずは戻るか。
私は来た道を戻り始めた。
(ごめんなさい・・・やっぱり何だかついていけそうにないので参加は見送っておきます)
ゼロがもと来た道を歩いていくと、前方に街が見えてきた。
――魔術都市ムーンセレア――
大陸有数の魔術学院を持つ街。
その地下深くには、星のカケラのうちの一つ、月のカケラが封印されている。
何十年も、何百年も前から。
何人たりとも秘宝に触れることはできない。誰もがそう思っていた。
いともたやすく奪われるこの日までは。
学院の最下層に広がる広大な空間で、見回りの衛兵は思いもかけない光景を目にした。
幾重にも張り巡らされた結界が破られ、その中心にあるはずのものが忽然と姿を消していたのだ。
知らせを受けた、学長を始めとするお偉いさん達が会議をするが、皆目見当がつかない。
「おそらく単独犯ではありません。組織による犯行でしょう」
「最近盗賊団とかいうやからが多いからのう……」
「しかし……盗賊団が我々の知らない技術を持っているというのか!?」
人里に戻ってきて、手配書の格好でうろつくのも危険だ。
もっとも前に立ち寄った時に、こういう事態を想定して「協力的な店」は確保しておいたがな。
そして私はその店で新しい仮面と
>>43についての情報を得た。どうやら運命は私に味方しているようだ。
星の欠片を奪っていったのはおそらく奴らか?…まあ、エスワンの増殖もやっておきたかったし丁度いい。
これ以上の詳しい情報を得る事はできなかったようだ。
まあこんな店よりも情報を得る事に関しては適した場所はあるだろう。
私は街の酒場に向かった。
「へい、らっしゃい!」
マスターの威勢のいい声が響く。
ムーンセレアの酒場「月の滴亭」は、この日も冒険者や盗賊達で賑わっていた。
月のカケラが盗まれたという噂はあっという間に町中に広まっており
酒場内はこの話題で持ちきりだ。
冒険者掲示板には、任務依頼の張り紙がしてある。
「求む冒険者!月のカケラの奪還!成功すれば報酬ガッポリ!」
店の中央のテーブルでは冒険者パーティーらしき人たちが駄弁っている。
「奪還っていわれても誰が盗んだかも分からないんじゃなあ」
「物騒な世の中になったもんだ」
「あーあ、腹減ったなあ」
マスターの所に一人の街人が来て何事か話している。
話し終わると、マスターから貨幣を少し受け取って帰っていった。
この街の酒場のマスターは情報屋もかねているようだ。
これだけ話題になっていれば安酒で時間を潰していても情報は耳に入ってきそうなものだな。
だが久々の酒だし、奢る相手もいるわけではない。せっかくだし高い奴を頼んでやるか。
私は未成年だが今までも部下と飲んだ事はあったのだからそんなところは気にしない。
しかし何度か飲みに来ているはずだが何を飲んだか、美味い不味いなどの記憶も含めて何も覚えていない。
一人で飲んでこれから得る情報を覚えていられるだろうか?まあこれは軽い奴だったと思うし大丈夫だろう。
…
しかし何故部下達はついてきてくれなかったのだろうか?
信用されてなかったのか?顔を隠していたからか?私だって好きで顔を隠していたわけではないのに…
失って初めて大切さに気づくものか?あいつらもそう思ってればざまあみろだ。
…一人でいるのはつまらないな。こんな事ならあの女に騙されてみるのも良かったかもしれない…
……なんだか疲れたな。
考えてみればこの大陸で盗んだ宝だけでも、私一人なら裕福に生涯を暮らせるじゃないか。
仲間さえもゼロとなった今、もはや命を懸けてこれ以上の宝を求める意味などない。
私はそのまま酒と銭、そしてエスワンを残して出ていった。
その後のゼロの行方を知る者はいない。
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('A`) メガネメガネ
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立て逃げ
49 :
名無しになりきれ:2007/05/26(土) 12:25:13 0
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50 :
名無しになりきれ:
どうしたんだ?