1 :
◆cBbjg.qOYM :
まず用意したのは手帳。
2 :
名無しになりきれ:2007/03/02(金) 04:06:25 0
地図とダーツは?
3 :
一日目 ◆cBbjg.qOYM :2007/03/02(金) 04:08:19 0
『今から出発します。
何が僕を待っているのだろう。期待半分、不安半分。
とりあえず、東の方へ歩いていこう』
4 :
名無しになりきれ:2007/03/02(金) 04:08:35 0
禁断の地サンサ
5 :
名無しになりきれ:2007/03/02(金) 04:09:35 0
名物かにまんじゅう弁当
6 :
一日目 ◆cBbjg.qOYM :2007/03/02(金) 04:10:59 0
>>3 『地図も、ダーツも、僕の家には無かった。
荷物は最小限に抑えた。
地図は旅に不可欠なものだけど、ダーツはいらない。
他に楽しい事が待っているから。多分』
7 :
一日目 ◆cBbjg.qOYM :2007/03/02(金) 04:17:45 0
>>4 『禁断の地というのがあると、村のおじさんが教えてくれた。
僕は笑って、心配ないよと告げておいた。
僕の旅は楽しいものだ、禁断なんかに手は出さない』
>>5 『辿りついた村では変わった弁当が売っていた。
蟹を模した容器に、また蟹の形のまんじゅうが入って、
さらに煮物や揚げ物などのおかずと、米飯が入っていた。
結構、おいしかった。まんじゅうに蟹が入ってなかったのは、
ホッとしたけれど少し残念』
8 :
一日目 ◆cBbjg.qOYM :2007/03/02(金) 04:19:49 0
『少し早いけど、今日はこの辺りで宿を取る。
まだ歩ける。それくらいで休んでおいた方がいい。
楽しみは、先へ先へと引き伸ばした方が僕はいいのだ』
パタン
残念ながら
10 :
二日目 ◆cBbjg.qOYM :2007/03/03(土) 02:28:13 0
>>9 『残念ながら。食料が尽きた。
金はまだ多少残ってはいるが、ここ2,3日ほど、人間を見ていない。
どうしよう、どうしよう、どうしよう』
11 :
名無しになりきれ:2007/03/03(土) 02:38:52 0
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12 :
二日目 ◆cBbjg.qOYM :2007/03/03(土) 02:45:31 0
>>11 『私はこれで路銀を貯めました。
ダメだ。空腹で混乱している。
何か食べないと…』
13 :
二日目 ◆cBbjg.qOYM :2007/03/03(土) 05:40:43 0
『雑草で飢えを凌いだ…。
明日は木の実を探す事にする。
今日は火を焚いて野宿』
パタン
マイケルジャクソン
15 :
名無しになりきれ:2007/03/03(土) 11:31:44 O
寂しくないの?怖くないの?
おいしそうな にわとりが あらわれた
17 :
森の老婆:2007/03/03(土) 21:50:07 0
これこれ、旅人かえ?
一宿どうじゃ?
駄賃代わりに旅の話でも聞かせてくれれば結構じゃえ。
人と会うのは久しぶりなんでな。
外の話でも聞きたいものじゃえ。
18 :
三日目 ◆cBbjg.qOYM :2007/03/04(日) 02:40:25 0
>>14 『白くてうつくしい、おいしそうなキノコを見つけた。
…。
……。
………。
おや、なにやら、大勢のゾンビが踊っている。
とても楽しそうなので僕もまぜぜぜぜぜぜぜぜぜ』
『危なかった。
もう二度とあのキノコは食べない。
スケッチと共に記録しておく事にした』
19 :
三日目 ◆cBbjg.qOYM :2007/03/04(日) 02:50:49 0
>>15 『三度目の夜。
こういう冷たい夜は、やはり人に会いたくなる。
けれど、戻っても何も無い。僕には続けるしかない。
ネガティブな事を書くのはやめよう。
何より恐ろしいのは自分自身なのだから…』
>>16 『体の隅々に血が通っていくのを感じる…。
焚き火で焼いた、カリカリとした皮にかぶりつくと、じゅわっと口内に熱い肉汁があふれ出す。
塩だけの味付けが何よりもごちそうだ。
軟骨を引き剥がしてコリコリとした食感を楽しみ、
パキリと骨を折って髄までしゃぶり尽くした。
足は自生していたハーブと一緒に煮込み、ゼラチン質豊富なスープを作った。
思わず、日記を書く手にも力が入る。素晴らしい一日だ』
20 :
三日目 ◆cBbjg.qOYM :2007/03/04(日) 02:55:14 0
>>17 『まるで御伽噺にでも出てくるかのような、奇妙な老婆だった。
怪しいと思う気持ちは確かにあったが、何より、体が柔らかいベッドを求めていた。
老婆は粗末なスープをご馳走してくれた。
人の作ったスープを飲むのはとても久しぶり。味覚よりも、郷愁を刺激される。
とりとめのない話をした。食事のこと、野宿のこと、まだ旅は始めたばかりだという事…。
老婆は終始穏やかな笑みで、僕の話を聞いていた。』
21 :
名無しになりきれ:2007/03/04(日) 02:55:39 0
ざんねん!わたしのぼうけんはこれでおわってしまった!
22 :
三日目 ◆cBbjg.qOYM :2007/03/04(日) 03:10:09 0
>>21 『ざんねん!わたしのぼうけんはこれでおわってしまった!
と、今日の日記の締め括りとする』
パタン
うまいねwwwガンガレ
24 :
四日目 ◆cBbjg.qOYM :2007/03/05(月) 03:54:30 0
>>23 『夜が明けてすぐ、老婆の小屋を発った。
知らせてもいないはずなのに、老婆は朝食と、わずかだが弁当を作ってくれていた。
金を渡したい衝動に駆られたが、それは老婆の親切心を、営利目的と侮辱してしまう事になる。
僕は彼女と握手を交わし、ありがとう、とだけ伝えた。
彼女の掌は皹が入り、指は枯れ木のようだったが、その温かさを忘れることはないだろう。
弁当はうまかった…。
頑張れ。と、背中を押してもらえたような気がする…』
25 :
名無しになりきれ:2007/03/05(月) 04:06:14 0
あなから とびおりた!
ドーン!
ちゃくちにしっぱいした!
うっ たてない!こしのほねを おってしまった。
ここでは てあてを うけることは できない。
だまって うえじにするのを まつだけだ・・・。
26 :
四日目 ◆cBbjg.qOYM :2007/03/05(月) 04:27:41 0
>>25 『あなから とびおりた!
ドーン!
ちゃくちにしっぱいした!
うっ たてない!こしのほねを おってしまった。
ここでは てあてを うけることは できない。
だまって うえじにするのを まつだけだ・・・。』
『本当にどうしよう』
27 :
名無しになりきれ:2007/03/05(月) 07:05:14 O
しばらくすると人の気配がするので上を見るとホームレスが覗き込んでいた。
壁に光る何かがある。
よく見るとそれは回復の泉だった。
よく見ると壁に文字が書いてあった
「母さん・・・ごめん」
どうやら血で書いた字のようだ・・・
恐らくメッセージを残す為に自分の血を使ったのだろう・・・
ふと、足元に光る何かを見つけた
ペンダントのようだ・・・
30 :
五日目 ◆cBbjg.qOYM :2007/03/06(火) 18:04:35 0
>>27 『狭いあなぐら。ここには何も無い。
たった一つの救いは、上からは日光が差し込み、腕はまだ動く、書き続けられるという事だった。
僕は作文に没頭した。手帳を使い切るつもりでいた。書きながら死ぬ事を望んでいたのだ。
しかし、その望みは幸運にも裏切られる事になる』
『助けて!!』
>>28 『男は行ってしまった…。助けを呼びに行ってくれたのだろうか?
そう信じよう。希望が無ければ気が狂う…。
ぶるり、身震いがした。精神的なものではない、冷たい。
なんとか首を捻って見てみると…土壁からじわりと光る水が染み出している。
先程から痛みが少ないのはこのせいなのだろう。
腰の骨を折る重傷で、気を失わない方が不思議だった。
僕は壁に体を預け、水が体を癒すのを待った。
傷は、雨が癒す』
>>29 『どれくらい時間がたったろうか…。
男はまだ戻ってこないが、腰の痛みは引いていた。
指で押してみても痛まない、動こうとすれば少し痛むが、
驚いた事に、痛みを消すのではなく、骨折そのものを癒しているらしい。
他にも何か無いかと、カリカリと土壁を弄ってみる。
やらなければよかった。
僕はペンダントを首にかけた。
死人から盗むのは最低の行為だが、彼には待つ人がいたのだ。
僕とは違う。ならば、家に帰さなければならない。
魂もこの暗いあなぐらに置いていくのはとても残酷な事。
勇気が沸いてくる。もはや僕は僕らなのだから』
どんなにピンチでも
おいしいものたべて
ジャンプしたら助かるよ!
ハ_ハ
('(゚∀゚∩ 助かるよ!
ヽ 〈
ヽヽ_)
32 :
五日目 ◆cBbjg.qOYM :2007/03/07(水) 00:12:19 0
>>31 『寂しさを紛らわすために猫を描いてみた。
我ながら、結構かわいいと思う。
そろそろ腰の痛みも引いてきた。
空腹だが、脱出に挑戦してみようと思う』
壁にはびっしりとツタが生えている
だが危険な虫がいるかもしれない
34 :
6日目 ◆cBbjg.qOYM :2007/03/08(木) 03:17:13 0
>>33 『どれほど時間が経っていたのだろうか…。
すっかり日は暮れていた。虫に刺された左手がシクシクと痛むが、さして気にならない。
こうして生還出来た事を思えば、なんという事も無い。
とりあえず火をおこして、今日はここで休むことにする。
ひどく疲れた…』
パタン
通りすがりの熊が旅人をじっと見ている
奥の方から人の気配がする・・・?
37 :
7日目 ◆cBbjg.qOYM :2007/03/10(土) 02:06:56 0
>>35 『目が合った。合ってしまった。
いや、気のせいかもしれない。気のせいに違いない。
目を離せない、目を離せないが書き続けているのは多分条件反射に近い病気かもしれない。
向こうに動く様子はない、僕は慎』
落ち着け旅人
39 :
名無しになりきれ:2007/03/13(火) 22:47:53 O
ザオリク
40 :
7日目 ◆cBbjg.qOYM :2007/03/16(金) 02:52:04 0
>>37 『どうやら、まだ生きているらしい。
熊が追いかけてきて、生臭い吐息が首筋にかかったのを感じ、
そこで、一旦記憶が途切れた。
今、意識ははっきりとしていて、ペンを持つことは苦ではない。
林の奥からは人の気配を感じる。感覚器は正常に働いている。
けれど、体はピクリとも動いてくれなかった。
いやに寒い…』
41 :
7日目 ◆cBbjg.qOYM :2007/03/16(金) 02:56:03 0
>>38 『気持ちはひどく落ち着いていた。
なんと表現すればいいのか…。砂時計の砂が落ち切るのを、
じっと見つめているような、そんな感じかもしれない。
有から無へと変わる瞬間の、厳かに静ひつな…』
42 :
8日目 ◆cBbjg.qOYM :2007/03/16(金) 03:05:42 0
>>39 『軽やかな小鳥の鳴き声で目を覚ました。
正午の太陽の苛烈な光線は、木漏れ日となって僕の体を温かく照らす。
奇妙な夢を見たようだ…と、思っていたかった。
まず、腹から下腹部にかけての衣服がごっそりとなくなっている。
上半身と、足にだけは、衣服がへばりついていた。
記憶を探ると、林の奥で僕を見ていた人影を思い出した。
不思議な言葉を呟いていた気がする…。
もう少しこの不思議な体験を噛み締めていたかったけれど、
のんびりはしていられない、食われるでもなく、ただ襲われたという事は、
つまり僕が熊の縄張りに入ってしまっていたという事だ。
僕はボロキレを集めて腰に巻き、森の出口を探して歩き始めた』
43 :
名無しになりきれ:2007/03/16(金) 09:43:01 0
森を抜けると湖が広がっていた。
私は湖の精
45 :
9日目 ◆cBbjg.qOYM :2007/03/22(木) 01:45:28 0
>>43 『うっそうと茂った森の中では日の光が十分に入らず、
不快な蒸し暑さが僕の精神を衰弱させていった。
汗まみれの腕で、汗まみれの顔を拭っても全く意味が無い。
うんざりと大樹に背中を預けると、何か奇妙な感覚がした。
普段あまりに日常的過ぎて、意識すらしないもの…。
極限状態にあると、感覚が鋭敏になるという話は本当だ!
水だ、水のにおいだ。湖がある! バンザーイ!』
46 :
9日目 ◆cBbjg.qOYM :2007/03/22(木) 01:46:09 0
>>44 『思い出したくも無いが、忘れてはいけない。
よって出来るだけ簡潔に記そうと思う。
見られた。しかも、多分、正面から。
彼らに僕らの常識が通用するのかは分からないけれど、
少なくとも、あれは、あの姿は、僕の羞恥心を喚起するのに十分だった。
今、僕の濡れた衣服を持って後ろにいる。多分いる。
僕は振り返らず、正座してこれを書いている。
今日はもうこれ以上何も書きたくない…』
パタン
「ヒャッハー!水だぁ!!」
雄叫び一発、時代遅れのモヒカン数人が湖に飛びこんだ。
そして華麗なシンクロナイズドスイミングを披露する
歓声がわきあがった
シンクロ!(チャチャチャッ)
シンクロ!(チャチャチャッ)
シンk(ry
51 :
名無しになりきれ:2007/03/22(木) 20:59:24 O
つまぶきー!
52 :
天使恵 ◆ByfDb4Nqgw :2007/03/22(木) 21:19:21 O
……('ー'*)
53 :
大佐:2007/03/23(金) 02:18:15 O
54 :
9日目 ◆cBbjg.qOYM :2007/03/23(金) 03:21:14 0
>>47-51 『後ろで楽しそうな水しぶきの音がする。
初め雑然としていたそれは、次第に統制の取れた水音となってくる。
沸き起こる拍手と歓声。振り返って湖を見たい…。
しかし、おかしいのだ、それは、こんな森の中の湖になんで歓声が上がるんだ?
そんなに多くの人がいるわけがない。
じゃあ何故か、考えるまでも無く簡単だ、彼女(?)は僕を振り向かせたいのだろう。
この催しは恐らく、彼女が造ったものだ、直接触れようとせず、あくまで僕の自発性を促すのは、
彼女の気質か、それとも妖精のルールか、どうでもいい。
この一文を書き終えたら、まぁ、多少気恥ずかしいが、彼女(?)から服を受け取って、
二人で座ってこの催し物を見よう』
『それと、言っておかなければいけない。ありがとう、と』
パタン
ですとろーい
57 :
名無しになりきれ:2007/04/01(日) 02:17:47 O
旅人さん、旅人さん
やっぱりなんでもないです
58 :
名無しになりきれ:2007/04/09(月) 21:05:44 0
洋館
59 :
10日目 ◆cBbjg.qOYM :
>>52 森に入ってから何日目だろうか…。
木々をかき分けた先に、開けた空間があった。
人工的に作られたのかと錯覚しそうなほど、そこは美しく区切られていた。
そこは一面に花畑が広がる、言ってみれば非現実的な場所だった。
花の種類は良くわからないが…明らかに手入れがされている。
足元の花から目線を上げていくと、そこには、天使がいた。
今日ほど消しゴムを忘れたのを後悔した日はない…。
彼女はこちらに近づいてくる。
優しい笑顔だけが記憶に残ってはいるが、何を話したのかは覚えていない。
辛うじて、一番近い村の場所だけは記憶にとどめてはいるが…。
駄目だ、今日はもう寝ることにする…。
パタン