【otomeman】星乙女アストラエア2【己change!】
1 :
◆OTOMEMANzc :
遥か遠くの街にあった都市伝説【乙女マン】……そんな今から6年前の話が、
まさかこんなまったく普通のこのおれに関係してくるなんてとっても不幸だよね
あ!はじめまして おれ、味凪いつき(みなぐ いつき)っていうんだ。
これからいろいろあるけどヨロシクたのみますっていうわけで〜
↓ん?このメモ読んでくれ?っていうか読んでくださいっ↓
スレ住人として一言:前作の6年後でヨロなのです
スレ仲間達へ一言:前スレからの方で歳をとりたくない人は
時間の流れがズレている魔酔いの森で
過ごしちゃっていたことでお願いします
(とくに【にいみ】さん向けかも?)他の方も可で
もちろん新規の方も仲良くしてくださいお願いしますです
スレ名無し達へ一言:懲りずに続きをはじめちゃいます どうか生暖かく見守ってくださいね
簡単なキャラ解説:第2部 主人公としてがんばっていく所存であります どうかヨロシク
前スレ
【otomeman】星乙女アストラエア【乙change!】
http://etc6.2ch.net/test/read.cgi/charaneta2/1114172499/
しまった!トリップ入れたけど名前忘れてるじゃん_| ̄|○ 不幸だ
某メイド戦士新スレおめでとうでござる
巫女はスレ主来なくてくノ一は過疎ってるでござるけどみんな正義の気持ちは一緒でござる!!
次スレ乙だべ
豆まきしたかい?
5 :
名無しになりきれ:2007/02/03(土) 23:28:00
とりあえず記念あげ
>>3 こんばんは綺麗なお姉さんいらっしゃいませ
正義の気持ちはいっしょなのですか!!
過疎ってる中ではここのほうがかってるんですよね?あっれー?
とにかく前同様にのっそりいきますんでよろしくっていうわけなのです 仲良くしてくださいねー
>>4 乙でーす豆まきしましたよーのりまきもたべましたよー
今回もしょぼいスレですがよろしくお願いいたします
ぬるま湯なかんじで
>>5 記念ありがとうございます
前回とあいもかわらずなダメスレですけど見捨てないでくださいってわけです
このスレ立てることができてとてもうれしいです 応援ありがとうございます っていいますか応援してもらってますよね?あれー?
あ、こんちは!おれが主人公の【味凪いつき】だよ!よろしく!
はぁ?主役まちがえてないかって?またまた〜題名をよぉく見てくれよ?
もしかしてあなたたちが言っているのは今から6、7年ほど前の出来事?
乙女マン?あーあーそれ聞いたことあるよ!実際見たことはないんだけどさ
だってこの町じゃない別の町に居たとかっていう話でしょ?どういうことかって?ま〜話長くなるけどいい?
昔そいつに命を救われたってのがいてさ、そいつがまだ小学校に上がる前だったらしいんだけどさ
なんでもマンション?ベランダから落ちちゃって、そのとき羽根の生えた天使?が助けてくれたんだって
顔が見えないヘルメット被っていたのに美少女だったってんだよ?わらっちゃうよね?
8 :
名無しになりきれ:2007/02/04(日) 17:35:14
二代目主人公は前作主人公に出番を奪われるさだめ!!
んでそのころ結構話題になって新聞、雑誌やTVのニュースにもなったらしいんだけどさ
今じゃまったく記録なんかありゃしないってンだからそいつの夢とかなんだよきっと?
だって当時5歳児?じゃ記憶なんかあいまいだよね?それにもう7年もたってるんだし?
ただの噂、作り話、狂言、妄想・・・・・・え?テレビの特撮?そんな番組あったの??
だから誰も信じなかった・・・・・・そういうのが大好物なある親子を除いて、ね。
そう、その親子の娘のほうにおれってば振り回されまくりなんだけど、
その幼馴染のアイツのせいでおれってば不幸が加速だぜ?
だってよ都市伝説のはずの例の乙女マンだっけ?とまさかこんな形で出会えるなんてさ
もう、不幸なんかとおり過ごしではっぴーだぜ しくしく もうすぐ中学生だっていうのにおれってとっても不幸だぁー
大丈夫原作者が何とかしてくれる
>>8 ちょちょっとまってくださーい そんな不幸になるのなんていやですよー
そんなどっかのあにめみたいなのって・・・・・・ありえそうで泣けちゃいますよねー?
あのあにめのようにはなっちゃいけないんだ!そうですよね?
やばいよーなんとなく これからの未来が多難ながけっぷちだよー
>>10 原作者?それは一体???そんな神様なんかこわいですよねー
おれがこれいじょうもこれからも不幸になるかならないか
何とかなるのでしょうか?ってどういうこと?んー?
とにかく アイツの降星丘小ふしぎたんけん団には気をつけて!
??「おーい いっちゃーんだれのはなしてるんー?」
うわ!なななんでもないよ!気のせいだよ?>8さん>10さん今のうちにかくれて!アイツに見つかると不幸に……モゴモゴ
等適市立降星丘小学校6年2組ふしぎたんけん団最後の大冒険ってことで例の乙女マンの噂の場所 【天量詩市星乃空町】にいった
っていうか、たんけん団なんていっても団員はアイツだけ それとなぜかおれ?まったくさー
家が近所で親が知り合いでよくある腐れ縁なわけでアイツの親から頼まれちゃってるからねぇ
それにこんな他県の知らない街にひとりで来させるなんてできないって!まぁ頼りないナイトだけどさ居ないよりはましっての?
んで〜やっぱり当然のごとく収穫ゼロでした 聞き込みで全員が知らないって答えているのはなんだかね〜って感じだけど
まあそれでもこれで【羽魅】も……あっ!アイツの名前ね、【如月羽魅(きさらぎうみ)】も諦めてくれるでしょ?
って思っていたら来週また来るんだって!?おいおいいいかげんにしてー! それにしてもなんか街にいるとき変な感じだった
なにかたまにだけどうっすら黒っぽい人影がみえたり声が聞こえたり誰も居ないはずの方向から視線を感じまくりだったんだ。
おかしいよね霊感なんかまったくないのに?やっぱお化けだったの?うわーこわっ!
つーわけで次回のたんけんっていうかもう二度と行きたくないよあんなところ やっぱり不幸だー
黒い人影?まさか
\(゜o゜;)/ なんだなんだ?
お、新スレ立ってたのね。
にいみちゃんktkr
6年後…女のかっこのまま6年後…
いやいやここはないすばでぃになった大人として再登場せねばなるまいッ!(グッ
もーひらきなおっちゃってうはー
>>18さん
>>1をみるとあんたが年を取らないようなからくりを書いてあるみたいだぞ!
>>13 次の日学校に行ったらすでに羽魅とふたりで乙女マン探しに行っていたのがなぜかクラス中に知られていた
公平「よっ!相変わらず嫁にふりまわされっぱなしですな〜。いつもの学級新聞【如月レポート】に書いてやがるぜ?」
友達の【山吹公平(やまぶきこうへい)】が冷やかしに来た
公平「まあいつもどおり如月レポートだから信憑性無いがな〜ハハハ」
「うるせーこっちのみにもなれってんだ 信じてないなら読むなよー」
公平「いいじゃん んでこの黒い人影?まさか ってなんだい? おまえがみたってかいてあるけど?」
あいつ帰りの電車で落ち込んでいるみたいだからちょっと口滑らしちゃったことまで書きやがってー
「どうせ信じないんだろ? いいよ、ありゃ目の錯覚だから それにしかたなく付き合っているだけで迷惑で・・・・・・」
羽魅「ひっどーい いっちゃんわたしのこと捨てるのね ばかーエーンエーン ろくでなしー」
公平「あーあ泣かしちゃった」
>>14 工エエェェ(´д`)ェェエエ工 何で泣くんだよーこっちのほうが泣きたいくらいだよー
\(゜o゜;)/ なんだなんだ?
クラス中騒然!「「「なーかしたーなーかしたー」」」
わわわー おれがいつのまにかわるものですかー?
しかもこの如月レポートっておれが書かしているみたいになってるー?!
そしてどういうわけかいつのまにかおれひとりでもう一度あの街にいくはめになってしまったっぽかった。不幸です
しかたなしに次の土曜日にまた天量詩市星乃空町にきてしまった
>>15 でも聞き込みは前回同様収穫ゼロでおわり・・・・・・っていうか2,3人に聞いてとっとと帰るってことで駅に戻る
切符を買うときに大学生っぽいおにいさんにぶつかってしまったんだけど
あやまっているのに返事してくれず別の方向に居る人を見て何か驚いているみたいだった
青年「あ、あの子は・・・・・・そ、そんな ばかな!? だって あの頃のままってのは・・・・・・」
おにいさんがみている人を見てみると この街の女子中学生みたいだった
でもなんでおどろいているんだろう? ってあれ?おにいさん逃げるようにどっかいっちゃったよ?
>>16-17 なんか気になるのでもうちょっとその女子中学生のお姉さんにちかづいてみた
すると他のひととなんだか話をしているみたいだった
16「>だがしかし6年後らしいぞ?」
6年後?なんのことだろう?それって乙女マンの噂のころからって計算なんだろうか?
17「>にいみちゃんktkr 」
よく聞き取れなかったけど女子中学生のお姉さんの名前を言っているみたいだった?
にいみってどっかで?んーっと? そうだ!前に
>>1だかで道に落ちていたメモに書いてあった名前かも?
>>18 なんだか6年後ってのを聞いた女子中学生のお姉さんは、
自分のことをないすばでぃの大人だって言いながらなんかポーズを(グッ ってとっていた
18「>もーひらきなおっちゃってうはー 」
普通にしていれば結構美人でアイドルぽいのに,、なんかお笑い系みたいなお姉さんだなーって感じた
わかった!きっとお笑い番組のロケかなんかで撮影してるのかも??
それにしてもさっきみたときよりお姉さんの胸がおおきくなったみたいだ?
やっぱりお笑いのなにか仕掛けがあるのかも??
>>19 からくりがなんとかって言っているみたいだけど、なんのことだろうか?お姉さんの胸のことか??
やっぱりこの街はなにか謎があるのかも?
でもこないだみたいな黒い人影まったく見えないし、
それにこの街ってキレイっていうかゴミひとつ落ちていなくって掃除しっかりされているみたいだし
住んでいるひとも礼儀正しい感じの人ばっかりだし一見いい街みたいなんだけど
この前も感じたけどなんとなく居心地悪いっていうか違和感だらけの街だよな〜
って、あー!!もう電車が来ちゃうー コレ乗り遅れるとうちの駅まで行く電車無いから帰れなくなるー!
おれはそのお笑い系アイドル中学生お姉さんに気付かれないままその場をあとにして電車で帰ってきたのでした。
んでそのときは気付いていなかったんだけど駅で大学生っぽいおにいさんにぶつかったときにかばんの中身が出ちゃって
中に入れていたはずの手帳を落としてなくしていたんだ
羽魅特製の【等適市立降星丘小学校6年2組ふしぎたんけん団団員手帳】を
でもその手帳はおれのじゃなくって公平のいたずらで羽魅のものとすりかえられちゃっていたものだったんだ
だからもし落し物の届けを出してもおれのなまえじゃなくって手帳には【如月羽魅】って書いてあるのでした。
そのことでアイツが事件に巻き込まれちゃうなんて想像も出来なかったんだ
もしやそれをにいみが?
たべちゃった?
>>24 それってもしかして?えー?
あの街から帰ってきたら公平から電話が来てたんけん団手帳の事を聞いたんだ
いそいでかばんの中身を調べたんだけどやっぱり手帳が見つからなかったんだ
どうしよう?やっぱりあのときに落としてなくしちゃったのかなー?
あの美少女お笑い芸人さんが拾って家に持って帰って巣作りの材料にしちゃったのかなー?
それかコレクションてのにしてしまったのかなー?
>>25 たべちゃったのかもしれないのですか?
そんなに売れていないからはらぺこでなんでもたべちゃう子なんですかー?
芸の道はきびしいのですねー?はやく一人前のお笑い芸人になってほしいですよねー?
ていうよりも手帳はどうなっちゃうの?消化しちゃったのですかー?
あの街は他県で片道の切符代も高すぎて何度も行くなんてできないし
でも羽魅のを早く取り戻さないとかわいそうだし どうしたらいいんだろー?
ちなみにあの街は 隣の市とかと合併してせいれいしてい都市になったんだって羽魅のお父さんの【如月博士】さんが前に言ってたよ
〜前スレのおおまかなあらすじっぽいの1〜
自分の名前にコンプレックスを持つ少年【珠星乙女】は
中学進学の際に従姉の【畑ノ丘発芽】の住む天量詩市星乃空町に引っ越してくるが、その頃から謎の妖精【りぃ】にとり憑かれていた。
ある日散歩中に女性戦士と怪物の戦いにまきこまれてしまう。
そのピンチをきっかけに妖精の助言?によって【星乙女あすとらえあ】に変身できるようになる。
その後街の人助けをしているうちにマスコミに取り上げられて【乙女マン】と呼ばれる様になった。
一方女性戦士の所属する【サオトメ財団】の令嬢【早乙女可憐】秘書【観音崎観咲】は伝説のアイテム【星の天秤】を捜索していた。
対する敵【D】も同じくそれの存在が天量詩市内にあることを察知して暗躍していたのだった。
【星の天秤】争奪の戦いを知らない【珠星乙女】たちは
中学校の新聞部部長【新見部長】や【魔法使い】や【青春番長】そのほかいろんな人々と知り合い一見平和な生活を送っていたのでした。
だがついに戦いに巻き込まれていき【D】の魔力によって【新見部長】は性転換させられてしまい
巨乳美少女【新見糸子】愛称【にいみちゃん】になってしまったのでした。
〜前スレのおおまかなあらすじっぽいの2〜
そして夏の夜【珠星乙女】は突如なぞの昏睡状態に陥ってしまう。
それは過去の水難事故による記憶がよみがえったものらしかった
【乙女マン】不在の中ついに【星の天秤】のありかが判明する。
それは昏睡状態の【珠星乙女】自身の体内にあるのであった。
数年前、【サオトメ財団】によって【珠星一家】は水難事故に偽装された暗殺にあっていた。
かろうじて【星の天秤】によって一命を取り留めた【珠星乙女】は失った記憶を補うために、
あえてコンプレックスになるような記憶を植えつけられていたのであった。
【サオトメ財団】は【観音崎観咲】らの【D】への寝返りによって崩壊する
そして【D】の命令を受けた【観咲】と女性戦士【撫子】によって、
【発芽】と【珠星乙女】はさつがいされ【星の天秤】は破壊されてしまうのだった。
かろうじて【にいみちゃん】【魔法使い】【名無し】たちは、
【D】の魔の手が及ばない熱海の【魔酔いの森】に逃がされていたのだったが、
【魔酔いの森】は外界とは時間の流れが違う異空間だった。
なぜかそこにはさつがいされたはずの【珠星乙女】が昏睡状態のまま寝かされていた。
(おおまかすぎていろいろ抜けてる部分があることはご了承ください。)
そして新スレにて【にいみちゃん】たちはかつて自分たちが居たときからすでに6年ほどの年月が経過していたことを知るのでしたとさ。
29 :
名無しになりきれ:2007/02/11(日) 11:50:11
氷の彫像
30 :
名無しになりきれ:2007/02/11(日) 12:28:04
魔皇帝 兄貴マン現る!!
その恐るべきセクハラの荒らし
果たして乙女マンは勝てるのか?
なんやてー?!
>>29 やっぱり手帳を取り戻さないといけないって決心したので残り少ないおとしだまでなんとかまた電車を乗り継いであの街にやってきた。
とりあえず駅でなくしたので駅員さんに話しかけたんだけど、どういうわけか相手にしてもらえない?
「すいません あの おとしものをしちゃったんですけど・・・・・・」
駅員「・・・・・・(シカト)」
「あ、あの〜」
駅員「(ジロリ!)シッシ!」
「ええええ〜??」
あからさまに嫌な顔されてシッシ!ってされちゃった すっげいショックだショボーンだ
どうしればいいんだよ〜?って切符売り場の前で立ち尽くしていたら、
他のお客の人の列が団体の大津波でぶつかっておしだされてその場ですっころんでしまったんだ。
お客「(ジロリ!) チッ!」お客「(ジロリ!)」お客「(ジロリ!)」
なんなんだよこのひとたち・・・・・・っていうかこの街まえに来たときよりももっとへんになってるよーう
おれは泣きべそをかきながら困って座り込んだままでいた。するとおれのほうをみながら駅員とおまわりさんがなにかヒソヒソ話をしていた
なんか凄い怖い目つきでこっちをみている?無表情のままこっちにゆっくりと近づいてくる
よくみたら駅員とおまわりさんの姿に黒い全身タイツみたいな姿が重なって見える。
ななななんなの!? すっごい恐怖感ってのを感じまくる。寒気がガタガタで逃げ出したいのにうまく立ち上がれない。
まるで>氷の彫像のように身動きが取れなくなっちゃっうほどに恐怖に震えていたんだ。
そのあいだにもじわりじわりとちかづいてくる 3にん4にん5にん・・・・・・だんだん増えてくる?
「うわわわわあぁぁぁ」
青年「こっちだ!」グイッ!
「ええ??」
>>30 突然おれの手をひっぱると立ち上がらせていっしょに走り出す青年の人。このひとって前にぶつかった大学生っぽいおにいさんじゃないか?
「あ、あの・・・・・・」
青年「いいからついてこい!走るんだ!」
おれたちは駅からなんとか脱出そのまま商店街のアーケードの中を走った
青年「クソッ!このゴミ箱に隠れるぞ」
「ええええ〜?」
おれたちが隠れているゴミ箱の前を素通りしていく駅員とおまわりさんだった黒全身タイツの怪しい人たち
青年「なんとか撒けたか・・・・・・だいじょうぶか?きみ」
「は、はひぃ でもなんなんですかあの変な格好の人たち まるで黒い変態お笑いコント?」
おれの言葉を聞いておにいさんは唖然としておれの顔をみつめてくる
「あの〜?おれなんかへんなこと言いましたか?」
青年「ま、まさか きみにもあれが見えたって言うのか?!」
「え?ええ?あれってやっぱりみえちゃだめってのですか?」
青年「・・・・・・それは・・・・・・と、とにかくこの街は危険なんだ もう来ちゃだめだ」
「でも、手帳を・・・・・・まえにあなたとぶつかったときに無くした手帳を探しているんです」
おにいさんはしばらく考え込んだあと連絡先として名前を教えてもらった、おにいさんの名前は【熱抱愛舞(ねつだきまなぶ)】というらしい。
【まなぶ】おにいさんのいうにはもしかしたらそれは【にいみ】ってひとが拾ったのかもしれないからもしみつかったら連絡してくれるってことだった。
ふつうなら信じないんだけどなぜかこのひとや【にいみ】ってひとは信じてもいいって気がしていたんだ。
その後駅員たちに見つからないように駅に引き返したんだけど、他に騒ぎがあったらしくその隙に電車に乗って降星丘町に帰ることが出来た。
実はその騒ぎって自称魔皇帝兄貴マンってひとがセクハラってのをやっていてきんきゅータイーホ騒動になっていたらしかったんだって?
つまり>魔皇帝 兄貴マンってひとに助けられたってことだよね ありがとう兄貴マン
>>31 家に帰ったおれは【公平】に今日の出来事を報告したんだけどやっぱり信じちゃくれなかったんだ。
でも手帳なくしたのはおまえのせいだろ!って言ったら
公平「>なんやてー?!」
って携帯電話で叫びやがったんだ!
明日学校行ったら【羽魅】におまえが謝れって言って電話を切った
それにしてももうあの街は怖すぎだから行きたくないんだけど
まだ行かなきゃならないような、そんな運命的な予感がするのでした。
学校に行ってみたら案の定手帳の件が羽魅にばれていたんだけどどういうわけかおれのせいになっていた
公平のやつおれのせいにしやがったな!
すると羽魅が手帳のおとしまえとして明日チョコよこせと言い出した!はー?なにをいいだしますかこのひとは?
羽魅「たまにはええじゃな〜い♪」
公平「んじゃ僕にもチョーダイいつきちゃん」
「なんでやねん おれのほうが貰うほうじゃないですか?」
羽魅「だってあんたのなまえってば【乙……」
「ワーワーワーワー!! 漢字で言うなーーーー!! ひらがなで言えーーーー!!!」
羽魅「んじゃ 明日楽しみにしてるからネッ♪」
くっそー!羽魅のほうがおんなのくせに〜!なんでおれがぁブツブツイライラ そして放課後スーパーでチョコを買いに行くおれはかおがまっかっかでした 不幸だー
〜スーパー・バレンタインチョコ特設売り場にて〜
うわわ〜いっぱいあるな〜 って、やっぱはずかしいよー買えねーってばー!
それにじょしこうせいのおねえさんたちがいっぱいいてへんなふうに思われたら嫌だから帰ろう うん コソコソ
ん?今ひといなくなった!チャンス! カゴに片っ端にぽいぽいぽいぽいぽい♪レジにダッシュ!!
なんかりぼんのついたのとかは1000えん以上しちゃってるしよくみたらぶらんでえー?とかってのもあるけど
・・・・・・ううう〜かいすぎたかも5000以上っておこづかいがああああ〜〜〜〜〜
なにやっとんじゃーおれってばー しくしく ポッキー1個だけにしとけばよかったのにー(ノ∀`)アチャー こんなに買ってどないするねん
37 :
名無しになりきれ:2007/02/13(火) 20:27:05 0
アニキレーザー!!
38 :
名無しになりきれ:2007/02/13(火) 20:29:09 0
謎の軍団 デスマッチョ団
戦闘員 ビルダー兵
グレートホーン!!
>>37 今日は学校に行くときに>アニキレーザー!! って叫び声が聞こえたんだけど
きっと今日がバレンタインデーだからなにか事件があって、
この間の兄貴マンとかってひとが事件解決で戦ってるんだろうな〜って思いながら登校しました。
羽魅「おっはよーいっちゃん!例のブツは?」
教室に着くと同時に羽魅がおれに駆け寄ってきて両手を差し出して催促してきやがった。
「あー?ほれよ! ポン♪」
昨日買ってきたチョコを手渡した。っていうかなんでおれがおまえにチョコわたしてんだよ?逆だろ!
って抗議しようとしたらすでに羽魅の姿は遥か教室の彼方・・・・・・チッ!
自分の席に行こうとしたら公平がおれのところにきやがった
公平「僕には?」
ぐーぱんちでやっつけた
>>38 やっぱこれって羽魅のせいなので抗議に向かうと、そこは新しい学級新聞【如月レポート最新号】が貼り出されていてギャラリーがいた
見出しは”>謎の軍団 デスマッチョ団 ”ってなっていた。どうやらこのあいだの”乙女マン特集”のは終わったんだな?
羽魅「だって読者はつねに新しいシゲキっくすをもとめて彷徨う夢追い人だから」
っていうかその記事の横に”今なら味凪からバレンタインチョコを貴方に(ハァト)”だとぉー!?ふざけんなー!こんにゃろー!!!おれはおとこなんだってばー!
おれは昨日余分に買ってしまっていたチョコをむらがるクラスの男子めがけて投げつけた
「かってにひろいやがれ!っていうか男から貰って嬉しがるなよ このヘンタイどもが」
羽魅「いっちゃんモテモテねぇ〜♪」
ふざけんな!おまえのせいだろーがー!こんな記事消してやるう!書き書きキュッキュッ 記事をぬりつぶしたげた
>>39 その後、たいしてこれといった騒動も無くって授業はふつうに進んだんだけど、体育の授業が終わったときの着替え中に、
っていうか女子は更衣室で着替えで男子だけで教室で着替えしてんだけどね。
男子「>戦闘員 ビルダー兵♪」
男子「俺も俺も見て見て味凪〜!」
男子「この筋肉美〜♪」
公平「俺のじょうわんにとう筋!チョコ欲しいのかい?欲しくないのかい?どっちなんだい? ほーしーいー♪」
男子「ハーイハハーイ えぶりばでぃぱっしょん♪」
なんだよこいつらやろうのはだかなんか見せんじゃねーってばよー ゲロゲロー
っていうかクラスの男子のやつらボディビルダーみたいにみんなポーズとってやがる?なんだよそれテレビかなんかで流行ってるのかよ?
>>40 先生「じゃあ今日の宿題は>グレートホーン!! ですよ いいですね皆さん!」
みんな「「「はぁーーーーい」」」
え?なんですか?ぐれいとほんって?羽魅や公平に聞こうとしたんだけどみんな帰るの早ッ!?
なんなんだろ?ぐれえと本? 本ってことは・・・・・・やっぱり教科書?それとも何かの辞典?うーんよくわからないよーなんの本なんだよー?
「そうだ!図書室に答えがあるはず???」
おれってばとっても混乱しながらも図書室にご到着しました。
図書委員「へいらっしゃい!」
図書委員「まいどっ!!」
図書委員「おかえりなさいませごしゅじんさま」
威勢よく出迎えてくれた図書委員たちにさっそく ”ぐれえと本” のことを聞いてみたんだけどわからないって。
そこにいたうちのクラスの図書係の【波涛みょ子(はとうみょこ)】さんにも聞いたんだけど、
みょ子「これでどうかひとつかんべんしてください」 ってビー玉のような小さな義理チョコを下さいました。
”ぐれえと本”を手に入れられないままどしゃ降りの雨の中おれは家に帰るのでした。
家に着き玄関を開けるとおやじがおれに泣きながら抱きついてきやがった! うぎゃあーはーなーせー!!
鞆縁「うをおおおおおお!ひぃぃめぇぇぇえぇありがとをぉおおお!!」
「はなせー!だきつくなー!それにそのよびかたやめれー!おれはーぁーー!!」
なんとか父親【味凪鞆縁(みなぐともより)】をひっぺがしたんだが・・・・・・おやじの手にしているものを見て唖然とする。
ウゲッ!昨日買ったチョコので一番高かったブランデー入りのチョコかよ、学校に持っていけないから置いていったのによりにもよってこのおやじの手に?
鞆縁「かわいいひめちゃんがワシのためにチョコくれたよ〜うれし〜よ〜オーイオイオイ(号泣」
「だーかーらーひめちゃんいうな!おれはいつきだって!それになんでおれがあんたにチョコあげるんだよ!母さんか【ひろ】姉さんに貰えよぉ!」
鞆縁「せいちゃんもひろたんもワシが糖尿っけだから甘いもの禁止だってチョコくれないって言うし〜ぃ」
「だったらそれもやめとけよ〜おれが怒られるだろ〜かえせってー」
鞆縁「やだやだぃ!チョコくいてえんだい!ひめちゃんからのぷれぜんとだからちょーうれしーんだい!」
「それなら兄ちゃんやみのるにもらえよーあのひとたちもてもてでチョコもらいまくりだろ」
鞆縁「あいつら自慢しやがるだけで父親に分け前くれないしワシってばオスガキ好きくないし」
「それはおれもおなじだろ〜がー?おれだっておと・・・・・・」
鞆縁「ちがわい!ひめちゃんだけはOKだしワシにチョコくれるやさしい子だからよいのデスヨ」
なんだそりゃって思っていたら何かの気配を察知したおやじが光の速さでチョコを隠した。
せい子「あらあらまあまあ〜おかえり いつきぃ〜!いつもパパのおもりご苦労様ねえ」
「あ、ただいま〜えっとおもりっていうか今・・・・・・あっ!」
鞆縁「うむ!ひめたんそれじゃワシはこのへんで(チョコのことは母さんには内緒だぞ?)ヒソヒソ」
おれに小さな声で耳打ちしておやじはそのばから走り去っていった。
46 :
名無しになりきれ:2007/02/14(水) 21:22:50 0
オン!
ニョ!
48 :
名無しになりきれ:2007/02/15(木) 04:36:55 O
ひめたん?どゆこと?
>>46 今日すごく風がふいていてびゅーびゅーで女子のみんながスカートいやーんでした
男子生徒「>オン! 」
ってなんか叫びながらポーズをとると風がびゅーってふきました
きっとあいつがすかーとめくり怪人春一番なんだなー!って公平が言っていたけど無視してあげた。
さっきの帰り道でもお姉さんたちがスカートおさえて大変そうでした
お姉さんたちを見ながら公平がムヒョーって鼻の下伸ばしてやがるので往復びんたしておいたよ
>>47 帰り道で低学年の男子たちがDSのゲームで遊んでいた。
公平「>ニョ! 」
そうだよ!あれはニョンテンドーDSLitaってゲーム機だよな?いやニュンテンドーか?
おれもずっとさがしていてやっとこのまえおとし玉で買ったんだぜ!って自慢しといた
色は何色かって聞かれたから本当は白か黒が欲しかったのに無かったからピンクか水色しかなくて
水色にしたって言ったら自分は白と黒持ってるって自慢されました。
なんでこいつ2つもってやがるんだよ!不公平だよなー
>>48 公平と交差点で別れて家の近くで兄の【因家(よしや)】が同級生?のお姉さん数人と下校しているところに出くわした。
因家「よっ!ひめたん今帰りかい?」
女子中学生のおねえさんたちは「>ひめたん?どゆこと? 」ってバ力兄に聞いてやがる
因家「ん?こいつのなまえが【乙姫】だからひめたんって呼んでいるんだよ な?」
女子生徒「へーおとひめちゃんっていうのね〜 かわいい妹さんね〜」
うわーん やっぱり勘違いされてるよー!!だから漢字で言うなって言ってるのにー いつき って読めよーう
「うっせばかぁ!うわーんヽ(`Д´)ノウワァァン」 って言って走って帰った。くっそーなまえを漢字で呼ぶなー!!!
名前:味凪 乙姫 ミナグ イツキ …… ミナグ オトヒメ
年齢:12 (2月現在)
身長:149.5
体重:37
種族:人間
職業:小学生(2月現在)
性別:おとこ?でしょ?えー?
性格:おだてにのりやすく強がり
誕生日:7月18日
血液型:A RH+
利き手:両方
特技:最近ヘンな人?が見えるように、顔面ぐーぱんち
所持品:ニュンテンドーDSLita(水色
瞳の色:赤茶?
髪の毛の色、長さ:黒髪、ショートで耳の上半分隠れている長さ
容姿の特徴・風貌:普通のガキでいいん?
その他特徴:、頭頂にアンテナみたいな寝癖っぽい癖毛
趣味:RPGゲーム?
恋人の有無:いない
好きな異性のタイプ:つんつんしないこ、ダジャレにのってくれるこ
自分の恋愛観:相思相愛
好きなもの:携帯ゲーム機のゲーム、
嫌いなもの:自分の名前、ところてん、蟹シュウマイ
好きな食べ物:アップルパイ
最近気になること:乙女心ってなんやねん!
一番苦手なもの:幼馴染の【如月羽魅】、すべての乙女系グッズやジャンル
人生のモットー:正義ってひとつじゃないはずだっておもうんだけどどうなんだろう?
一番の決めゼリフ:不幸だぁ〜、
将来の夢(目標):改名してゆたかな老後
家族構成:父、母、姉、兄、弟、
名前のがばれた(自白しちゃった?)ので自己紹介のをするよ〜あらためてよろしくお願いします
ウムよきにはからえ
52 :
名無しになりきれ:2007/02/17(土) 17:13:28 0
Zくノ一
53 :
名無しになりきれ:2007/02/17(土) 17:20:54 0
悪の怪人軍団
54 :
前スレ:2007/02/17(土) 22:37:47 0
フィッシングこわいからふまないぽ
にいみがなんとかしてくれるはず
ボケステーにいみマーン
だっー!新スレに入ってから流れ早いなー!
まだ読むの追いついてないのにー!いいや!ノリだノリ!
>>19 えー年とっても良さそうな事書いてあったから…
>>21……
よし!まだ中学生な!にいみおぼえた!
>>24-25 私は山羊か!いあいあしゅぶにぐらすか!
>>56-57 なんとかできねえっつーの。いやできませんよ?
よし色々すっ飛ばして追いついたぞ。
それから、お、もといわたしはタダの通り縋りの新聞部記者だからこまめになんか答えないぞー
そういうことは乙女…じゃないやいつきに頼むんだぞー
>51
朝学校に行くと羽魅に【ふしぎたんけん団手帳】のことを聞かれました
でもまだ【まなぶ】さんから連絡が無いので見つかっていないと答えたらふてくさってしまってそれから会話してくれなくなっちゃった
公平「あ〜あ〜 これは離婚の危機ですな」
ばかいうな元はといえばおまえが悪いくせに!おまえが責任とって何とかしろよ!って言ったら
公平「>ウムよきにはからえ 」
って廊下で誰かと話していた。 誰と話していたんだろうか?女子みたいだったけど?
>52
公平と話していたはずの女子たちはいつのまにかいなくなっていた
「さっきの女子たちってだれ?」 ってきいたら
公平「>Zくノ一」
と小さな声で答えた。ぜっとくのいち?なんだそりゃ??って問いただしたんだけど
公平は黙ったまま廊下を歩いていっちゃった??追いかけようとしたんだけど次の授業のチャイムの音楽が鳴った
「おーーいじゅぎょうはじまるどー!」 って言ったんだけどもう姿見えなくなっちゃった
すぐにせんせいがきたんだけど公平は早退したって言っていた どういうことなんだろうか?
>53
先生「じゃあ今日の社会科の授業は >悪の怪人軍団 についてです」
「え?」
なんかいませんせい変なこと言ってなかった?
よくききなおしてみたらふつうの授業だった?
でもさっき >悪の怪人軍団 っていっていたような気がしたんだよな〜?
隣の席のやつに聞いたんだけどそんなこと言ってなかったって言われちゃった
おかしいな〜そらみみだったのかな〜
>54
かえりみちの道路になにかビラがおちていたので拾ってみたんだけど
【前スレ】とかっていういんたーねっつのゆーあーるえるだかが書かれたいた。
ん〜っと、これってえいごだっけ・おーとーみぇーまーん?ん?乙女マン?どういうこと?
そのチラシは新しくできるデパート?ショッピングモール?だかの宣伝チラシが風で舞ってきたんだね
>55
通行人「>フィッシングこわいからふまないぽ 」
おれが持っているビラ?チラシ?をひったくったのその通りすがりのひとは独り言を叫んで走ってどっかに行っちゃった
フィッシング?ってことは釣り道具のお店の宣伝チラシだったんだろうか?
それとも悪の怪人の組織の罠がフィッシングサイトってことなんだろうか?おれはなんだか怖くなって背筋がヒエヒエになった
だってこのあいだの天量詩市で黒全身タイツ人間に追いかけられてからなにか気配がゾクゾクなんだもの
>56
手帳どうなったか【まなぶ】さんに連絡とってみようっておもって聞いてあった番号にでんわしてみた
まなぶ「……それが【にいみ】さんがなかなかみつからなくってどうにもならないんだ すまん」
「【にいみ】さんってひとが手帳もっているんですよね?はやくみつけてくださいよー」
まなぶ「実は俺ってこのあいだたまたま同窓会で天量詩市に行っていただけでもうずっとまえから引越ししてあそこに住んでいないんだよね 悪い ガチャッ」プープープー
「工エエェェ(´д`)ェェエエ工 ちょちょっと!!なんできるんだよー?」
そのあと何度もリダイアルしたけど【まなぶ】さんは電話に出なくなってしまった もしかしておれってばだまされちゃったの!?がーん
携帯をベッドに投げつけてむしゃくしゃしていると
>>54のチラシがランドセルに入っているのに気がついた
「あれ?おかしいな たしかあのとき通行人の人が持って行っちゃったはずなのに?」
おれはそのかころぐだかっていうのをみようと【ひろ】姉さんのお古のパソコンをうごかそうとしたんだけどなぜかみれなかった?どうしてなんだろう??
>57
いろいろいじくっていたんだけどやっぱりむりっぽかった。あきたのでリビングのテレビ見に行ったら弟の【実(みのる)】がアニメを見ていた
そしたら「>ボケステーにいみマーン 」っていう台詞をアニメのなかのひとが言っていた
にいみマン?どういうことかみのるに聞いたらどうやら何年か前にやっていた打ちきりアニメの再放送だった
へ〜にいみマンっていう美少女ヒーローが悪のパパラッチ団と戦うアニメか〜 でも3話で打ち切りだってすごいなー
そういえば羽魅の手帳を持っているはずのひとも【にいみ】ってひとだよね?うーんぐうぜんの空似なんだろうなー
>>58 日曜日 DSLitaの新しいゲームを買いにゲームショップに出動したんだけど
新発売のRPG【PAMTくえすとの迷宮】が売り切れだった。しまったー発売日木曜だったから売ってるわけ無いか (;´Д`)
(´・ω・`)ショボーンっと落ち込みながらの帰り道あのひとに似ているっぽいひとを見かけた
「あれってこのまえのお笑い美少女芸人の【にいみ】さんじゃないか?どうしてこの町に??」
にいみってひとっぽいひとはぎゅーどんやさんでのーとぱそこんをいじくりながらぎゅーどんを食べているのが見えた
「きっと羽魅の手帳を届けにこの町に来たんだろうな なんてりちぎなお人なんだろうか」
おれがぎゅーどんやさんに入ろうとしたとき公平が邪魔するように現れて行く手をふさぐ
公平「やあこんちは なにしてるんにゃ?」じゃまするなよーっていうのにしつこく話しかけてくる公平
気を取られていた隙にぎゅーどん屋さんからにいみさんの姿は消えていた。その後あちこち探したけど見つからなかった。がっかり
なかなかにいみと逢えないのは何故ら?
64 :
名無しになりきれ:2007/02/19(月) 21:18:07 0
スーパージャスティス 乙女チェンジ
乙女力!!
66 :
名無しになりきれ:2007/02/20(火) 22:31:31 0
黒乙女現る
戦えスーパーヒロイン!!
>63
おれはぎゅーどん屋でにいみって美少女のひとを見失っちゃってからなかなか見つけ出せずにいる
キョウも学校の帰り道この前のぎゅーどん屋にきたんだけどやっぱり出会えなかったんだ。
店員に>なかなかにいみと逢えないのは何故ら? って聞いてみたんだけど
店員「さー?わかりませんが 食べないならお帰りください」
って追い出されそうになっちゃった。
「なんでだよー おしえてくださいよー なんかたべるからー」
おれはぶたどんをたべたんだ。ぎゅーはあまりすきじゃないんだよなー
>64
そういえば月曜から羽魅が学校に来ていないんだ。どうしたんだろう?ヅラ休み?じゃなくってずるやすみ?じゃないよなー?
せんせいがいうには風邪?かも?っていってた 保護者からも連絡がないそうな
おれは羽魅の家にお見舞いに来ました もちろん手土産はぎゅーどん屋で買ったぎゅーどんです
おれがピンポンを押したら勢いよく玄関のドアが開いて羽魅の父さんがでてきて小声でつぶやいた。
如月父「>スーパージャスティス 乙女チェンジ 」
え?なにいってん?って聞いたら それが都市伝説乙女マンの合言葉だったとか?へー?この親子なにやってんだかなー
>65
如月父「おおひさしびりだねおとへめクん!もしや羽魅のてがかりがみつかったかね?」
はい?おとへめくんいうなー!ってか羽魅の手がかりってなんですかー?ってきいたら
如月父「羽魅ってばYO 日曜日ににひみって女性にてちょーのことで話があるって呼び出されてからかえってこないですYO HAHAHA」
なにノー天気なことをいってるんだよ 一大事じゃないですか!けーさつにそーさく願いをださなきゃだめでしょ!
如月父「てっきりおとへめクんといっしょだとおもっていたんだのにYOどうおとしまえつけんだYO!やいてめー!モグモグうまうまモ〜モ〜」
おれがもってきたぎゅーどんを食べながらおれにたいして何か怒っているよー?
如月父「というわけでこの【羽魅 センサー】で羽魅を探し出してくれたのんだYO きみの家にはちゃんと言っとくから コレ電車代金ね
もちろん君の>乙女力!!にすべてがかかっているんだからたのむYO 」
というわけでおれはムリヤリ天量詩市へと羽魅捜索に出発させられました。そんなんよりけーさつに連絡しろよな〜
みょ子「あ!味凪くんそろそろ着くよ」
羽魅の家から出てきたおれのまえに【波涛みょ子】さんがいた なんでも羽魅のお見舞いに来たらしいんだけど
さっきのはなしを聞いていたらしく羽魅が心配なので一緒に捜しに付いて来たのでした。
天量詩市星乃空町の駅についたおれはこのまえの黒全身タイツ人間を警戒して変装してきたのです
そのおかげでなんとかやつらにみつからずの町の中に潜入できました
みょ子「味凪くんってば結構にあってるよ」
「ばかいわんでくさい!すごいはずかしいですよ」
今のおれってば如月父の用意したおさげヅラに羽魅の服を着ているのです つまり女装かよ!!ぎゃー
みょ子「でもその女装違和感ないからいいとおもうよ」
くっそーひとごとだとおもってーもー!!
おれたちは如月父から受け取っていた羽魅センサーで羽魅を捜す なんでも羽魅の持ち物の何個かに発信機が付けてあるんだって
「う〜ん反応ないよね〜」
住宅地に入ったおれたちはコインパーキング?とかのところで一休みして自動販売機でジュースをかっていました
>>66 みょ子「あのひとたちタバコのポイ捨てしたよ …………あっ!!」
おれが空き缶をゴミ箱に捨てていたらみょ子さんがなにか驚いていたのでみてみたら、
サラリーマンのひとが地域ぱとろーるって書いてあるジャンバーの人たちに囲まれていた。ってウッワァ!あいつらってば黒全身タイツ人間が重なって見えるよ!
おれはあわててみょ子さんの手を握るとその場から走って逃げ出した。やっぱり黒全身タイツ人間どもまだ見えるよ!こえええ
会社員「うわーやめろー!たすけてくれー!!」
その悲鳴を聞いてうしろを振り向くと地域ぱとろーるから逃げ出したサラリーマンがこっちに向かって走ってきておれたちにぶつかってきた
おれたちはその場に転んじゃったんだけどサラリーマンはそのまま逃げる すると・・・・・・バサバサバサバサ・・・・・・・・
「でかい黒い鳥?カラス?にんげん? カラス人間??」
会社員「ううぎゃー!!やめてくれー」
黒鳥人「・・・・・・悪は許さず・・・・・・縛!連れて行きなさい」
ぱとろーる「「「ハッ!」」」
黒い翼の女の人が手をかざすと黒い鎖に巻きつかれてサラリーマンは身動き取れなくなって 地域ぱとろーるのひとたちに連行されちゃいました
地べたに座り込んであっけにとられているおれにむかってそのひとは言いました。自分は『正義の女神あすとらえあ』であると
もちろん顔はヘルメットで見えないんだけどその衣装は黒と灰色でミニスカートに黒のストッキングで背中には大きな黒い翼の特撮の女ヒーローみたいでした
おれの想像していたカラーリングのイメージとは違ったんだけど・・・・・。
黒乙女マン「あなた達も規律を守り正しい生活をするのですよ」
そう言い残すとその黒い翼の正義の女神は夕焼けの空の彼方へと飛び去っていったのでした。
>>67 あっけにとられたまま地べたに座っていたおれはみょ子さんのことを思い出して彼女のそばに駆け寄る
「は、波涛さん!だいじょうぶ?怪我してない??」
おれは同じように座り込んでいたみょ子さんに話しかける
みょ子「さ、さっきのあれって・・・・・・」
どうやら彼女もビックリしている そりゃそうだよな 都市伝説で存在しない想像上の生き物だとおもっていた乙女マンをこんな形で見ることが出来たんだもん
もちろんちょっと遭遇の仕方とかあまりいい感じじゃなかったんだけどさ
「いや〜それにしても乙女マンって本当にいたんだね デジカメ持ってこりゃよかったよ ってか羽魅にみせたげたかったよね」
みょ子「・・・・・・。」
「それにしても羽魅のやつ捜すんだったよ!どこにいるんだろう? ん?」 ブブブブブブ・・・・・・ 携帯のバイブが痺れる マナーモードだった
携帯の相手は羽魅だった。実は羽魅ってば別居中の母親の家にいたらしい つまり天量詩市にいるわけでもけーさつざたてわけでもなかったんでした
如月父のはやとちりってわけでした。まったくひとさわがせなやつめ! でもそのおかげで乙女マンに会えたんだからいいや羽魅に自慢したらすごく悔しがっていた
きっとあのひとはこの街で正義のために戦い続けているスーパーヒロインなんですね すごいやワハハ
帰りの電車のなかでそうやって話しかけるおれだったんだけどみょ子さんは何か考え中みたいで黙り込んでいたんだ。
そりゃおれだって・・・・・・乙女マンってのがあんなふうだったってのにはちょっと意外でなんかもやもやはあるんだけどね
71 :
名無しになりきれ:2007/02/21(水) 08:54:34 0
ジャスティス
陰謀渦巻く謎の町
>>71 学校に行ったら羽魅に質問攻めにあったんだ
だってあいつが見たがっていた乙女マンに遭遇したんだもんな
んでいろいろ特徴を教えたんだけど、なんだか首をかしげていたんだ。
羽魅「おっかし〜な〜 聞いた話とちょっと違うんだけど カラーリングとか」
羽魅が言うには乙女マンって白地に青基調のデザインの衣装らしいんだけどおれが逢ったのは黒地に灰色基調のデザインだったから?
公平「でもさ>ジャスティス だったのは一緒だったからイインデハナイデショウカネ?」
忘れた頃にいいこというなおまえは!っと公平の頭を撫でてやりました
でもやっぱり浮かない顔の羽魅さんはみょ子さんにも話を聞くってさ おれ信用されてないっぽい?
>>72 今回の学級新聞”きさらぎレポート”は休刊になっている
だから読者のクラスの奴がどうなってんだよ?って聞きに来た・・・・・・・・・・りするわけもなく
だってもうすぐおれたちゃ小学校卒業なんですよ?中学生になるのにいろいろ忙しいって?さ?
卒業式の練習もあるしいろいろめんどくさいんだよね?
っで、帰り道に春オープンっていうショッピングモール&デパートの建設現場の前を通ったんだけどさ
なにか【建設反対】って人たちが集まって座り込みしていたんだよね。【陰謀渦巻く謎の町】とかってのも書いてあるね
公平「チッ!カスどもが いい迷惑だ」
「ん?なんか言った?」
公平「ンにゃ〜♪ なんでもにゃ〜にゃ〜♪」スタタタタ〜
「お、おい!まてってば!」
なんか誤魔化すように走っていく公平をおれは追いかけて走ってそこを通りすぎた。
でも、【陰謀渦巻く謎の町】 っていったらあの天量詩市星乃空町のほうがいっぱい怪しい町だよってそのときは漠然と思っていたんだ
こんがり焼けました
75 :
名無しになりきれ:2007/02/25(日) 22:11:09 0
5色の乙女
76 :
名無しになりきれ:2007/02/28(水) 21:42:55 0
正義レーザー
>>74 今おれは無性にイライラしている。それは目の前の豪華料理だとか赤い何段もある壇に居座っている小さき人々のせいでもあり、
周りにいるバカ騒ぎ中の集団のせいなのであるんだってば!!
鞆縁「ひ〜め〜ちゅわぁ〜ん こっち向いて〜ほら笑って〜かわええの〜ぉ♪」
羽魅「きゃーきゃーいっちゃん今年も似合いまくってるよ うぃっぷはぁ〜」
神楽崎「おいしいですわ。おいしいのですわ。もぐもぐ」
みょ子「・・・・・・味凪くん・・・・・・キレイ(ポッ」
「波涛さんまで〜!つか親父!撮影すんな!羽魅おまえ酔っ払ってんな!【神楽崎】さん!それ焦げてるけどいいの?かあさ〜んたすけてくれー」
おれは母さんに助けを求めたが居なかった。そうだった、ひろ姉さんのところに行ってたんだった
鞆縁「ほ〜ぉらひめちゃ〜ん もっとかわいいポーズして〜」
羽魅「やっぱり【いつき】だなんて名乗ってないでちゃんと【おとひめ】ってなのるべきだよね〜みょ子たん♪ヒック!」
みょ子「え?味凪くんっておとひめってなまえだったんですか?それは経歴詐称?」
神楽崎「この>こんがり焼けました ってのがイチバン!うまうま〜」
板長「おほめ板抱き光栄でさー!もっとじゃんじゃんこんがり焼いちゃうでさー!」
「やい親父!だいたいひめちゃんって!ひろ姉さんだって……」
鞆縁「・・・・・・!!!」
おれの言葉に親父の表情が固まる。やっぱひろ姉さんのことはタブーなのか。重苦しい空気がひな祭り会場を包み込む?
ドン☆ガダダン!!
一同「「「「「びっくぅぅ!!!」」」」」
突然テーブルを両手で叩いて勢いよく立ち上がる親父。おれたちはいっせいにビックリして飛び跳ねる
親父の背中ががくがく震えている。やっぱ謝るべきか?
「ごめん、おれ言いすぎたか……も……? ん?」
鞆縁「っくぅぅ〜〜〜!バッテリーきれたー!スペアスペアっと♪・・・・・・・・・・・・ん?どした?ひめちゃん? うげえ!ぐはぁ!!」
おれはとび蹴りで親父を成敗した。しかし今着ているぴんくのきものなんとかなんねーか?これじゃ動きづれえんだって!
っていうかそのまえにおれに女装させんな!やい羽魅にやにやすんな!
羽魅「ヒック!いいじゃん似合ってるし〜それにしてもいつも嫌がってるくせに今年は着ちゃっているあんたの負けでしょ?」
「そ、それは……ひろ姉さんの……」
いつもならこれ着ているのひろ姉さんなんだよな。ことしは姉さんのかわりに着ただけなんだから仕方ないって気持ちもあったんだよな
でもやっぱりひなまつりに女装して参加ってのはどうかと思うんだよね〜ハァ〜おれって不幸だぁ
>>75 一方そのころ 〜天量詩市・市庁舎・市長室〜
市議会議員「現在5体までの最終調整が完了しております。後はいつでも配備できます」
女性市長「ごくろうさま」
秘書(男)「それにしても自分達の研究資材が我々に利用されるなんてつくづく哀れですな【リバティ】どもも」
女性市長「ふふふ、最後の砦の熱海の森も完全に破壊され残党もすべて駆除されし今はこのヒトモドキどもを保護してやってるんですから」
秘書(女)「はい、さすが慈愛の女性市長【観音崎】さまですわ」
市議会議員「やつらの研究施設内にあった8体のレプリカントにそれぞれ強化処理を施し我々の忠実なるげぼくに仕上げました」
秘書(男)「強化型【NEO−OTOMELGEAR】をあたえてそれぞれに能力別のカラーリングを施しました」
秘書(女)「>5色の乙女 ってわけね♪ えっと、赤、青、黒、黄、緑、・・・・・・ん?ピンクは?」
秘書(男)「乙女?ああ、クローンどもの名前だったか? 【リバティ】が作ろうとしていた我らに対抗する兵器 でもいまは」
観音崎市長「”我々の正義”に忠実なる女神たち、我が”D”の正義を司り守護せよ!うふふふふふふ」
>>76 〜天量詩市・市街地〜
チンピラ1「うぎゃーやめてくれー うぎゃあ」
チンピラ2「もうしませんからゆるしてくださぃ がはぁ」
青乙女マン「ナンパは許しません 正義の名の下に断罪す!>正義レーザー!」
チンピラ1、2「うがぁぁぁぁぁぁ」バタン ぷしゅうぅぅ〜
青乙女マン「再処理施設へ連行せよ」
天量詩市役所員「「「は!」」」
女子高生「あ、ありがとうござい……え?」
青乙女マン「ナンパをされるような服装態度しぐさをしていたおまえも断罪す!」
女子高生「えええええええええええ? きゃあああああああああああ」ばたん
歩行者「うぎゃー ごめんなさいいいいい」
赤乙女マン「赤信号なのに横断歩道を渡った罪許しがたし!」
野良犬「きゃいんきゃいん」
緑乙女マン「公園の芝生に○んこして処理しなかったから罰与えます!」
黄乙女マン「おまえあたしに熱い視線送ったから逮捕なのだ!」
カ○ネルおじさん「・・・・・・。」
黄乙女マン「うーんうーん 重いのだー!」ズルズルズル
天量詩市はとんでもないことになっていた。 でも主人公の住むところにはまったく被害は及ばないままなのである。
怖いよぅ〜乙女マンこわいよぅ
81 :
名無しになりきれ:2007/03/03(土) 22:16:54 0
偽者が!!今こそ目覚めよ!!
おっとひめちゃ〜ん
>>80 〜天量詩市制活再教育センター〜
囚人80号「>怖いよぅ〜乙女マンこわいよぅ 」
赤乙女マン「かようないいわけはいっさい通用せず! すぐに再教育で正しき市民になるがよい」
青乙女マン「教官たちの再教育で立派な正義ッ子になるのです」
緑乙女マン「もっともっとキレイで住みよい街になりますように」
黄乙女マン「せんのーせんのーわーいわーいキャハハなのだ♪」
黒乙女マン「地域パトどもが苦戦しているみたい ワタシは出撃します」
>>81 〜天量詩市・郊外 県境の峠〜
地域ぱとろーる「ぐ!こいつまだ抵抗するか!」
地域ぱとろーる「黒乙女さまが到着したぞ」
黒乙女マン「あなたがたですか?おとなしく捕獲されればよいものを」
地域ぱとろーる「こいつらは【リバティ】の残党とおもわれまする」
黒乙女マン「フーン 熱海のアジトが壊滅して根絶やしにしたとおもっていましたのに 残党なら容赦なく即消去です」
地域ぱとろーる「われらの正しき正義のために」
黒乙女マン「わが正義の女神あすとらえあの名において、滅せよ!悪!!」
手負いの人81「>偽者が!!今こそ目覚めよ!! 」
黒乙女マン「フンわが正義はまことです!さあ消え去りなさい」
ビカァァァ☆ ドゴオオオオオオオオオオオオオォォォォォンンン☆☆☆
まぶしい輝きとともに地響きが轟き 夕闇迫る県境の峠がまるで白昼の様に照らされる
〜天量詩市・市庁舎市長室〜
観音崎市長「ごくろうさまでした。彼女たちのメンテをおねがいします」
秘書(男)「はっ! それにしても【リバティ】の残党がまさかこの街に潜んでいようとは 申し訳ございません」
秘書(女)「ですがNO-Bの報告どおり現地調査の結果完全消去されたものとおもわれます」
観音崎市長「引き続き残党の捜索をせよと【D】さまの命です よろしいですね」
警察署長「は!ただちに」
消防署長「は!ただちに」
職安所長「は!ただちに」
秘書「女)「市長、そろそろ次期知事選の準備を」
観音崎市長「そうですね【D】の威光を万民に与えよとの仰せですからね うふふふふ」
しかし主人公の住む地域とは都道府県がちがうのでまだまだ関係ないっぽかったりするのです。
>>82 〜某県・等適市・降星町〜
小学校もあと一週間ちょっとで卒業なのです。そして四月からは中学生になっちゃうんです
んで、今日も卒業式の練習で体育館にいたんだけどめんどくさいよね〜
クラスメイト82「>おっとひめちゃ〜ん 」
うわぁびっくりした!なんだよキミ!いきなりそんな大声でみんなこっち見ているじゃないか!
っていうか動揺しちゃって名前欄まで自分の名前漢字で書いちゃってるよ!
どうすんだよー!うわーみんなこっち見てヒソヒソしてやがる不幸だー!
その後学校帰りの道でいつものこいつらと歩いている。っていうかなにか羽魅さん元気ないご様子?
「おとこがこんな名前で悪いか!【乙姫】ってかいても【おとひめ】ってよぶなー【いつき】ってよべー」
公平「でも実際名前の読みは【おとひめ】で合ってるじゃん?」
羽魅「そうね」
「どうしちゃったんだよ?いつものバカ元気はどうしたんだ?」
羽魅「……ごめん 私用事あるから先帰るね」
そう言い残して走って帰っちゃったよ?やっぱりどうしたんだろうかちょっとだけ気になる
公平「んじゃ僕もこっちだからサラバうるわしのおとひめちゃ〜ん!」
「おう!さいならまたな!ってかおとひめちゃん言うな!」
交差点の牛丼屋のまえで別れる。やっぱり羽魅のこと気になるなあ〜だけど明日また学校で会えるからいいか
〜ぎゅーどん屋店内〜
小学校帰りの小学生を睨んでいるぎゅーどん屋店長と体格のいい大男の店員とやせている店員
大男の店員「御曹・・・・・・店長さま、ここは抑えて下さいまし」
小柄な店長「……くっ!あの男の……クソッ」
細面の店員「若の指示あればわたくしめが」
大男の店員「ばかもの!店長さまの命無く動くな!破ればわしが許さぬ」
細面の店員「へいへい BKさんわかりましたよっ ありゃ?若?どちらへ??」
小柄な店長「あとはおまえらに任せる」
そういい残して横笛を片手に持って裏口から出て行く店長を追いかける大男店員。
細面の店員「やれやれ、よ!楽勝楽勝」
お客の誰もいない店内で割り箸と輪ゴムで作った弓と矢でダーツの的の真ん中を射続ける細面の店員
書き込める?
できた…
まほちゃん6年後に帰還
92 :
名無しになりきれ:2007/03/10(土) 14:13:56 0
ハイパー乙女チェンジ
>>88 〜天量詩市・星乃空中学校跡地・保健室があった地点〜
地域ぱとろーる「ついにみつけたぞ!」
地域ぱとろーる「我々に対抗していた組織【リバティ】の最重要危険人物ファイルNO.1【まほうつかい】」
地域ぱとろーる「かわいい顔して我々の正義の活動をおびやかす【リバティ】の残党め!」
地域ぱとろーる「最重要危険人物は即刻デリートせよとの勅命だ かくごしろ!」
魔法使いちゃんの周りを取り囲む天量詩市市民地域ぱとろーる部隊だったが・・・・・・
魔法使い「>書き込める? 」
となにやら中学校跡地のグランドの地面の上で手にどこかから拾ってきた小枝を持って何か独り言を言っていた
>>89 魔法使い「>できた… 」
地面の砂の上に小枝で何か書いていた魔法使いちゃんはそのなにかの完成を告げていた
地域ぱとろーる「気をつけろ やつが最重要危険人物ということはきっと凄く恐ろしい魔法を出しちゃいそうだからな?」
地域ぱとろーる部隊たちは身構えて魔法使いちゃんの魔法攻撃に備える
魔法使いちゃんの描いたその魔方陣らしきものが光りだすとそのまぶしさに目を開けていられなくなる地域ぱとろーる部隊
地域ぱとろーる「う!? いないぞ!」
地域ぱとろーる「しまった!にがしたか」
地域ぱとろーる「瞬間移動するとはなかなか手ごわいな!」
はたして魔法使いちゃんはどこにいっちゃったんでしょうか?
>>90-91 その騒動を物陰から見ていた青年・まなぶくん 同窓会が終わったあともまたこの街に来ちゃっていた
まなぶくん「懐かしき我が母校が取り壊されちゃっていたなんて、引越ししていたから知らなかったぜ」
同窓生90「>まほちゃん6年後に帰還 」
まなぶくん「うん あの子もやっぱりあのころのままなんだね どういうことなんだろうね ってかなんで君はそのことを?」
同窓生91「>だれ? 」
まなぶくん「そ、それは6年前の…… やばい隠れろ」
地域ぱとろーる部隊が取り逃がした魔法使いちゃんを捜してうろちょろしている
まなぶくん「とにかくこの街はもうだめかもしれない 君たちもはやく逃げるんだ!……俺?俺も京都に帰るよ じゃあね!」
まなぶくんと同窓生の仲間たちは天量詩市星乃空町の異常さに気付いて脱出することにしたのだった?
>>92 〜等適市・降星丘小学校6年2組 教室〜
クラスメイト「>ハイパー乙女チェンジ 」
クラスメイト「うわーやられたー」
卒業式を3日後に控えてクラスのみんなの緊張感がピリピリのどきどきのそわそわのガッチャンガッチャン♪になっているのが肌で感じられる
おれもあと数日でこのクラスともお別れになると思うと切なくてやりきれない思いになってしまうのでした。
けど、それよりも気がかりなことがあったのです。
羽魅のやつが先週の金曜から欠席しているのです。もちろん心配だからあいつの家に行ってみたんだけど
どういうわけか誰もいなかったりするのです。如月のおじさんまで居ないなんていったい羽魅達はどこに逝っちゃったんだ?
うちの親父と如月のおじさんは昔からの友人だってのにどこいくとか聞いてないらしい?
公平「やっぱ心配ですか?妻としては」
「はぁ? あっち行けよ シッシッ!」
公平「(´・ω・`)ショボーン」
くだらない公平のジョークも聞く気になんかならなかった。
そして目の前には学級新聞如月レポート最終号がある。だがなにも記事らしいものが無くって ただ、
【ハイパー乙女チェンジ 】 という見出しの文字だけが書かれているだけでした。
それなのでクラスのやつらも冷やかしで 「ハイパー乙女チェンジ 〜♪」 って言ってからかっているみたいだった。でもあまり頭にこなかった。
それにしてもあいつってこの学級新聞でいったいなにがしたかったんだろうか?おれはずっとそのことを考えていたのでした。
96 :
名無しになりきれ:2007/03/15(木) 16:45:22 0
tyennzi
ホワイトデーになにもろたんか?
98 :
名無しになりきれ:2007/03/15(木) 18:52:19 0
DX乙女
>>96 ついに卒業式なのです。でも天気悪かったからあまり感動はなかったです、あおいでもとおとしくないです和菓子のON!
来賓の偉い人とかの祝辞だかで
えらいひと「あーうーそこんところ>tyennzi ってかんじでどうか君達の未来も>tyennzi なふうに逝っちゃいなYO♪」
という祝辞を賜りました。卒業生代表の石廊崎くんも答辞のせりふがぶっ飛んじゃってザワザワしちゃってました
そんなこんなでついに小学校ご卒業になったのでしたが…………
公平「結局如月さん来なかったよね(゚听)」
わーってるよ、ってか何だよ最後の(゚听) 顔は! それは (゚听)イラネ っていう顔だろ?!
でも確かに羽魅のやつ卒業式に来なかった。いや、来れなかったんだよな。だって今頃あいつってば…………
>>97 公平「>ホワイトデーになにもろたんか? 僕が君にあげたのは何故身につけていないの?」
このやろう!おれがいっろいろ考えているときにへんなこと思い出させやがるのか?
公平のやろうはこともあろうにおんなのひとのえっちなしたぎをおれによこしやがった
悪ふざけもたいがいにしろよって怒ったらなんとクラスの男子どもがスイーツやらキャンディーやクッキーやお菓子を持ってきやがる始末だった
一瞬たじろいたがよく考えたら
>>41-45でばらまいちゃっていたっぽいのを思い出して頭痛くなっていたんだよな
だが、波涛さんには義理チョコのお返しのあめをあげといたんだ。
>>98 ほわいとでーの日には家でもおやじのやろうが、
鞆縁「ひっめちゅわ〜〜ん これおこづかいだよ〜ん♪」
って言っておれに1万円札を3枚もくれた。最近出費ばかりだったからありがたく頂いといた。
んで卒業式でもおやじまで出席していやがって
鞆縁「お〜いおいおい お〜いおいおい。・゚・(ノД`)・゚・。 」
って号泣していやがってまわりのひとらにひそひそされちゃっていてすげー恥ずかしかったんだ
でもそのよこで母さんってば
セイ子「あらあら、まあまあwwwくすくす」
ってニコニコ笑っているだけ? とんでもねー夫婦だこりゃあ
でもそんなのはどうでもよかった。だって今おれの手には羽魅がアメリカに行く前におれ宛に置いていったという手帳を見て言葉を失っていたから
【 DX乙女 】
とだけ書いてあった。はっきりいってなにをおれに伝えたかったのかまったく分からないんだった
でも、これだけは言える。今日を境にいろんなことが大きく変わっていくんだろうなってなんとなくだけど肌に感じていたんだよね
100 :
名無しになりきれ:2007/03/18(日) 11:10:27 O
卒業おめでとおとひめたん
落ちている時計
102 :
名無しになりきれ:2007/03/18(日) 11:25:49 O
お買物中のメイドさん達と運命の出会いをするおとひめちゃん
新たなるクロスオーバーの予感
103 :
名無しになりきれ:2007/03/19(月) 14:45:36 O
宇宙刑事に補導されるおとひめちゃん
ボケステーにいみマン
105 :
名無しになりきれ:2007/03/22(木) 16:51:39 O
メイドレンジャーといっしょにメイドの格好したにいみが交番でしぼられていたよ
106 :
名無しになりきれ:2007/03/22(木) 18:26:14 O
いつきたん?おとひめたん?
107 :
名無しになりきれ:2007/03/24(土) 00:10:52 0
とおとひめ
>>100 おめでとうございます。ありがとうございます。っていうかおとひめちゃんっていうなー!
はずかしいじゃないかー!いつきくんとゆえー!!
よっと100のひとにいうですがー100とったひとだからおめでとうですよねー!
うーん、そつぎょうごはるやすみぼけてみたよねー
>>101 そしてはるやすみでぶらぶらさんぽちゅうだったりしていたら道に何か光るものが落ちていたよ
101「>落ちている時計」
と通りすがりのひとが立ち止まっていたので様子を見たらその光っているものを指差しておれに教えてくれたんだ
でもそのひとどういうわけか時計を指差したまま立っているだけでした。
どうしたんだろう?はやくひろえばいいのに〜
って思っているのにずっとそのまま指差しているだけだったんです。
しかたないのでおれが落ちていた時計をひろったら、
そのひといつの間にかどっかにいっちゃいました。
これどうしようかーなんか高そうだしーこうばんにもっていこっかなー
>>102 おれは拾った時計を近くの交番に届けようとおもって道路の向こう側のこのあいだ完成したばかりのショッピングモールのとなりの交番に行くために
横断歩道の赤信号が青信号に変わるのを待っていたんです
そしたら偶然?とおりかかった公平に見つかってしまって、いっしょに交番を目指すことになっちゃったんです
公平「オープンしたばかりだからここで買い物していきなよ!」 とまるで自分の店みたいにすすめやがったけど断った
公平「土日にはショーもやるんだぜ?ほら、今テレビでやってる宇宙刑事のとかさ」
しつこいから無視して歩くおれはかいものがえりのおねえさんとぶつかっちゃったんでした
そのひとってよくいう有名なアキバとかのメイドの格好のお姉さん達でした。ごめんなさいって謝ったら優しい笑顔でゆるしてくれたんです
公平「フムフム うちのメイドもこんな感じの娘がええのお〜 ブツブツ」 なにやら公平が小声でぶつぶつ言ってました
>>103 そのあと交番に行ったんですが、いろいろ拾ったものの状況とか現場とか日時とかいろいろ聞かれて困っていました
しかもおれの名前を書くときに【味凪乙姫】って書いたんだけど やっぱり おとひめ って読まれてしまった
もうどうでもいいから ハイハイ って返事していたら外が騒がしくって
おまわりさんも出動することになったみたいで「もうかえっていいよ」って言われたから交番から出て
騒ぎがあったぽい方に人が集まっていたからやじうましに行ってみたら
宇宙刑事のきぐるみのひとが怪人のきぐるみの人と戦っている公開ロケをショッピングセンターの駐車場でやっていたのでした?
公平「ちがうよー?ショーだよショー ほれ〜」そういって後ろにいた公平に背中を押されてしまい
宇宙刑事のきぐるみショーの真っ只中に転がり込んでしまったのです乱入です
進行役のおねえさんの機転で突然の乱入者のおれはきぐるみ怪人に人質に取られちゃいました オイオイ
すぐに宇宙刑事のきぐるみの必殺技で助けられたおれでしたが・・・・・・宇宙刑事のきぐるみのひとに補導するといわれて
そのまま舞台の裏に連れて行かれ事務所でスタッフのひとに叱られちゃいました。くそー公平のやつめ!
>>104 スタッフのひとにこってり叱られて泣きそうになったけど負けるもんかー!っておもってくちびるを噛んでいました
んでここってショッピングセンターの総合の事務所でなんだか万引きした犯人を叱っているような
ニュース番組でよくみるかんじの万引きGめんとかって人たちもいて、そのひとたちの怒鳴り声がすごかったりするのでした
っていうか、事務所の事情を知らないほかのひとがおれも万引き犯とかと勘違いして
ケーサツに突き出すとかわけわかんないことを言い出して頭が混乱し始めました。なんでだよー!
だれかたすけてー!おれはむじつですー!って心の中で叫んでいたら他で万引きGめんに叱られている人が
104「>ボケステーにいみマン 」って叫んでいました。おれも心の中で「>ボケステーにいみマン 」って叫んでました。
>>105 事務所に来た公平が事務所の人におれの無実をいっておれは無事釈放されたのでした・・・・・・ん?あれ??
そういえば公平に事務所の人やスタッフの人がみんなペコペコしていたのはなんでだろう?
それに帰り際に謝罪としてお菓子をたくさんくれたんだけどいったいどういうことなんだろうか?わけわかんないや
公平「しゃくほうされてよかったね」
「おまえが押したからだろうが ふざけんなよ!」
公平「でもショーに参加できてよかったじゃん? あれって公開撮影も兼ねているからテレビに出ちゃうかもね?」
わけわかんないこといってコイツって何考えてるのかわかんないな〜っておもって歩いていたら
さっきの交番でメイドの人たちがたくさんおまわりさんにお説教されていました
よくみたら にいみ とかってひともメイドさんの格好していた。
羽魅の手帳のことで声かけたかったけど肝心の羽魅がアメリカにいっちゃったので話題を切り出せなくてその場を素通りしちゃったんでした
でもきっとまた会えるってかんじたんだ
>>106 次の日
ショッピングセンターからの使者・・・・・・じゃなくって店長さんとか事務所のえらいっぽいひとがうちに謝罪にきた
おかしいなーおれってなまえも住所も完全黙秘しといたんだけどなー?なんで来るの??
んでその店長さんたちはたくさんのお詫びの品としてたくさんの商品券や菓子折り?を持ってきたんです
母さんは「あらあら、まあまあ〜」ってかんじで全部受け取っていた えー?そんな簡単に受け取るのー?
で、あと中学進学に際してこのショッピングセンターで中学校の制服も取り扱っているらしくって無料で特別にプレゼントしてくれるそうな
店長さん「>いつきたん?おとひめたん?」
まてーい!なんだかすごーーーーーいいやーんな予感がするのはなんでだよーーーーー?
>>107 それは数日後届いた制服をみて確信したんだ 予想通りの展開の【女子の制服】だったから ふざけんなー不幸だー
制服を入れてあった箱とかには【とおとひめ】って書いてあった
なんだろ とおとひめ って?
そういや他にくれた菓子折りにも とおとひめ って書いてあったし
調味料とか いろんなものに? どういうことなんだろう?
っていうかおれは いつきってよんでほしいのにー おとひめって読むから女子の制服が届いちゃうんだよなー
そして、この春休みでおれは鎌倉へ向かうことに・・・・・・そこには 【ひろ姉さん】が入院している病院があるからだった。
その病院のあるバス停にどういうわけか【とおとひめ】って書いてあったんだ???
鎌倉県神奈川市に降り立つ
メイドレンジャーのお姉さんがたがバスに乗ってたよ
〜〜〜○ コロコロコロ
3月も終わりだな
115 :
アラウネの姫:2007/03/31(土) 23:56:58 0
うむ
誤爆したすまん
うむ
>111
>鎌倉県神奈川市に降り立つ
春休み中なので入院中の【ひろ姫】姉さんのお見舞いに鎌倉に来ていた。ってここって神奈川県じゃなかったっけ?
もちろん完全看護なので母さんも付き添いしてない。親父や兄貴や弟【みのる】も姉さんに会いに来ていなかった。
おれ自身もそんなにちょくちょく会いに来なかった。でも春休みなんだからもっと会いに来るべきだったんだよね。
看護師「ひろちゃん、いもうとさんがいらっしゃったわよ」
ひろ姫「……。」
「ね、ねえさん……。」
ひろ姫「……(ニコッ)」
数年前からの謎の病気で姉さんの心は……おれを妹って勘違いするのは……でも訂正したくても今の姉さんには届かない
だから、不本意ながら、本当は嫌なんだからな!女装が趣味とかそんなんじゃなくてしかたなくなんだからな!
そう心の中で自分に言い聞かせながら、姉さんの前ではこんな格好をしてる 今回は以前に届いた女子中学生の制服姿だった。
女装じゃないおれの格好だとどういうわけかねえさんは拒絶する。
せんせい(女医)の言うには極度の男性恐怖症もあり、医師や看護師も付き添いのヘルパーさんもすべて女性じゃないとダメらしい。
だからお見舞いも母さんしか来てなく親父たちもこなかったのもそのためだったんだが、なぜかおれのことを弟じゃなく妹と認識しているようで
試しに女装して会ったらお気に入りになったらしい。娘を溺愛する親父としては気に入らなかったらしくって、
一度自分も母さんの服を強引に借りて女装してみたがそのときの姉さんのパニックは病院中を巻き込む大騒動になったのでした。
>112
「じゃあ、おねえちゃん、またくるからねっ♪」
ひろ姫「・・・・・・(こくん)」
別れを惜しんで哀しげな表情で無言で小さく頷く姉さんの白く細く力のない手をにぎりまた来ると約束して病室をあとにする
今日もいろいろ話しかけた。もちろん返ってくる言葉なんか無かったけどそれでもかすかな表情の変化や頷くしぐさで会話は成立しているはずだった
廊下で女医さんたちと合って姉さんをよろしくお願いしますと頼んでトイレへ向かおうとする
だって今の格好じゃ帰れねえって、いつもどおりここで着替えをして男装をして・・・じゃなくて元の服に着替えるんだけど……
女医 「まずいわね、きょうの彼女は今までの中で一番気分がよさそうだから」
「それってどういうことですか?おれの服装とどんな関係が?」
看護師「あなた達って病室の外の桜見ながらお話していたでしょ?彼女そのまま外からあなたの帰るの見ているつもりみたいよ?」
女医 「つまり今の服装のままじゃなきゃまずくない?」
あちゃー!しまった。さっき窓閉めるのわすれてた!っていうか看護師さん窓とカーテンしめてきてくれよー
看護師「こんなにあの子の体調がよくなるのはあなたがお見舞いに来たときだけなの だから妨害できないって」
「そんなー!じゃあおれ女装で帰れっていうのかよーかんべんしてよー」
女医 「お姉さんのためよ がまんしなさい!それに結構気に入ってるくせに ほら、はやく帰らないとお姉さん窓開けたままで風邪ひかせちゃうわよ」
なんかニヤニヤした笑顔でおれに着替えの入ったバッグを手渡す女医さんたち。あきらかにからかわれているっぽいけどしかたないのか。
正面玄関は閉まっているので救急の出入り口から外に出るともうあたりは夜だったけど外灯がたくさんあるから暗くはなかった
そのまま姉さんのいる病室の窓の見える位置にあるバス停に行く。バスの時間はちょうどですぐにバスがやってきた
バスの座席に座って姉さんの部屋を見ると看護師さんと女医さんに挟まれて姉さんが窓からこっちを見ていた
薄暗い夜の空と星と病院の外灯や病室の明かりに照らされた満開の桜が風に乗って花びらが舞う
その先に見える姉さんの顔が笑っているように見える おれが手を振ると姉さんも手を振っている そんなことありえないのに手を振っているように見えたんだ。
座席の窓をあけて身を乗り出して病室の窓が、病院の建物が見えなくなるまでずっと手を振っていた。桜吹雪で見えなくなってもずっと手を振る
かんぜんに見えなくなってしばらくたって窓をしめて座席に座りなおした。
だれかがそっとハンカチを差し出してくれた。メイド服のそのお姉さんは優しい笑顔で微笑んでくれていた
そのときおれは自分が泣いていることに気付いた。メイドのおねえさんから受け取ったハンカチで涙をぬぐう
でもそのメイドのおねえさんの笑顔と元気だった頃のひろ姉さんの笑顔がダブっておれの涙はずっと止まらなかった
>113
運転手「もしもしお客さん!終点ですよ、起きてくださいもしもし!」
いつの間にか寝ちゃっていたらしくバスの終点で運転手さんに起こされたんだけど
どう見ても目的のかまくら駅じゃないっぽい?あわてて運転手に聞くと
運転手「ん?ここは東かながー駅だよ?」
あちゃー!乗るバス間違えたのかーでも、よこはま駅まですぐだからいいか!そこから新幹線乗ればいいんだ。っていうかなんでここが終点?
自問自答したあとバス停からJRひがしかながーえきに向かって歩いていた そのとき
〜〜〜○ コロコロコロ
とおれの足元に卓球の玉のようなボール?が転がってきてぶつかった。
「なんだこりゃ?ぴんぽん玉じゃないしな〜 それにガラスじゃないのに光ってるしなんとなく温かい?」
うっすらと水色に光っているそのボールを眺めていたけどすぐに転がってきたほうを見たけど別に街路樹しかなくって誰もいなかったし、波の音が聞こえるし
ちょっと薄気味悪かったから急いでその場から走って駅に向かったんだ
そのあとは通勤帰りの人に混じって電車を乗り継いで家に帰ったんだけど(もちろんトイレで女装から元の服に着替えたんだけど)
なぜか捨てたと思っていたボールがバッグの中に入っていたのに家に着いてから気付いたのでした。
>114
っていう冒険譚ぽいのをいつもなら羽魅に話たりするんだけどあいにくあいつは今日本国にはいないんだよね
公平「なんか春休みにあったかい?」
例のショッピングセンターに買い物しに来ていたおれはレジでお会計していたときにばったり公平に出くわした
「何にも無いからあっちいけ おれはおつかいでとってもおいそがしいのだ」
公平「>3月も終わりだな」
なんだよこいつ全然会話になってねえええええ〜おれは公平をシカトしてレジをすませて買ったものを母さんに渡されていたおかいものかばんに詰め込んだ
「じゃあ!そういうことで!!」
公平「待ってくれよ〜!このあと僕とデートでもしませんかい?」
>115
おれは公平を無視してかいものかばんをもってお店を出て行くと
公平 「待ってくれよ〜!このあと僕とデートでもしませんかい?」
なんどもなんども叫んでいる声が後ろから聞こえてくる
「ざけんなよ!おまえいいかげんにしろよ!」 って振り返りざま怒鳴ったおれだったが・・・・・・
アラウネの姫「>うむ 」
通りすがりの女の子が立ち止まって公平のナンパを受けていました。っていうか、「うむ 」って受諾しちゃってる?ええええええええ??
公平 「やったー!ヽ(・∀・)ノでは参りましょうか?んーっとおなまえは?姫様ですかー」
なんだよあいつってばあんなにでれでれしくさってよ おれはなぜかむかむかしてきていた
公平 「それにしても姫さまは可憐で清楚でよいですな〜
いやね、知り合いにも一匹、なんたら姫っていうの居るんですがこれがまた出来損ないで」
でーと?している?公平と美少女を気付かれないようにつけているおれの耳に公平の声が聞こえている
公平 「その点、キミじゃなくって貴女様はまことにお姫様でございまするな〜いやあ〜お美しい!すばらしい!」
ちっ!つまんないからかえろう すげームカつくし
>116
おれが尾行をやめて帰ろうとしたとき
バシッ☆ドカバキッ!
という音がして急いで振り向いたら
アラウネの姫「>誤爆したすまん 」
っと捨て台詞を残して立ち去る美少女の後姿と歩道にのされてしかばねになっている公平が見えました
公平 「しょんな〜いとしのお姫様〜♥ お待ちになって〜♪」
追いかけ言い寄ってくる公平をそのつど打ち倒して帰っていくアラウネの姫という美少女
「あははいい気味だぜ それにしてもあの子なんかカッケー!すげー好感持てるなー!うん!」
おれは美少女アラウネの姫っていうその子の後姿を羨望のまなざしでみつめていたのでした
>117
なんだかすがすがしい気分で家路を突き進むおれの前にひとりのじいさんが立ちはだかっていた
どうみてもホームレスの人にしか見えないその姿 そしてずいぶん離れているってのに変な生ゴミのにおいが鼻をついてくる
(やだな、こっちじっとみているし……Uターンするか)
おれは来た道を引き返して別のコースで家に帰ろうとする・・・・・・が?!
じいさん「…………。」
なんでだよ!迂回した道にもさっきのじいさんが先回りして立ちはだかっていた。でもどう考えても先回りできないはずなのに
おれはもう一度今度は走って別の道を目指す・・・・・・・・・・でも!!
じいさん「…………。」
やっぱり先回りしてやがる?なんで?なんで?おれホムレスにストーカーされてんの?えええ?
ホムレスじいさんと対峙したまま一歩も動けない。じいさんも無言のまま動かない にらめっこ状態で時間だけが過ぎていく
(なんだよ気味が悪いなあ こうなったら強行突破だ! っていうか道を通してよ!じいさん!!)
じいさん「>うむ」
「え?」
おれの心の声が聞こえたかのように返事をしたじいさんは道を譲るかのようにスッと建物と建物のあいだのわき道に体を隠した
(ええええ?いない??なんで? どこいったんだ?)
わき道をおそるおそる覗き込んだがじいさんの姿はどこにもなかったんだ。まさかお化け???
「うぎゃあああああああああああああああ!こわいよおおおおおおお」
おれはあわててその場から走って逃げたのでした。
124 :
名無しになりきれ:2007/04/04(水) 22:27:24 0
スターライト
エクステェンション
126 :
名無しになりきれ:2007/04/06(金) 09:52:18 0
アッパー
アパパパアパチャイダヨ
ザブーン
>>124 ちりよ「どうしてですか!あの市は絶対におかしいんです!それなのに何故」
編集長「うるさい!何度も言ってるだろう おまえの記事は出せないんだ」
ちりよ「そんな!圧力で握られてるってことなのですか!」
記者1「おめえしつけーんだよ シロウトのくせして」
記者2「そうそう 街全体で市民が洗脳されている?バカも休み休みに言えって」
編集長「とにかくおまえはクビだ ささと出て行け」
記者3「このくだらん記事はシュレッダーで処理するよ」うぃぃぃーんガガガガガ
ちりよ「あああ!!」
回想終わり・・・・・・
あの編集社、昔は【乙女マン】の記事も載せて稼ぎまくっていたくせに、
っていうか今まで廻って全滅ってどういうことよ!まったくしんじらんない!!
それに【天量詩市】の異常は絶対にスクープなのに握りつぶされるなんておかしいって、あなたもそうおもうでしょ?
私は愛用のぬいぐるみのうさぎさんに同意を求める。
ちりよ「うんそーだよ!ちーちゃんの言うとおりさ」
ちりよ「あなただけだよ私のことわかってくれるのは【>スターライト】」
ちりよ「うんぼくはいつでもきみの味方だよ大好きだよちーちゃん」
ちりよ「ありがとう私も大好きだよ ぎゅー」
>125
ぬいぐるみを抱きしめて元気を取り戻す。
やる気を復活させた私はベンチから立ち上がって辺りを見回した。
ちりよ「よっし!今度こそ手がかりを見つけてやるんだから!」
ちりよ「そーそーなんていったってちーちゃんは美少女スーパー記者になるんだもんね」
ちりよ「ええ!本当の【乙女マン】をみつけてあの街を救ってもらうんだから それを記事にするの」
って言ってはみたものの、今回も収穫ゼロでハズレだったみたい・・・・・・
私、【紙月ちりよ(20)】は6年前に突然消えた【乙女マン】を捜して全国を旅していた。
っで、この長野県に来てみたんだけどやっぱりここも違っていたみたいでした。
でも諦めない!絶対にあの雑誌【>エクステェンション?】の編集のやつらを見返してやるんだから!
>126
ちりよ「とりあえず次の電車は……っと……えーー!うっそ!なんで?今日の電車もう無いって!?」
私はこの某長野県の某【乙女駅】の時刻表をみて愕然としたのでした。
はかせ「また野宿かよ しんじらんねー!ブーブー 無人駅やだよー えーん」
少女 「仕方ないでしょ ぱぱのせいなんだからね!」
はかせ「やだいやだい!どっかで温泉宿で露天風呂して御馳走が食べたいんだもん」
少女 「ぱぱがパスモ使えるって勘違いして有り金全部チャージしちゃったから悪いんじゃない!」
はかせ「ばかもの!【乙女マン】をみつけるために旅立ったときの誓いを忘れたか!羽魅!」
羽魅 「そんなの知らないってば!>アッパー食らわすぞぉ シュッシュッ!」
へんな親子が口げんかしていた。っていうか今【乙女マン】って言ってたたよね!?
私はおそるおそるそのへんな親子にちかづいて話しかけてみた。
ちりよ「あ、あの〜いま【乙女マン】って・・・・・・きゃぁ!」
私のその言葉に気付いたへんな親子は突然ひれ伏して土下座で物乞いを始めました
その後いろいろ事情を聞いて意気投合した私達はいっしょに旅をすることになったのでした
>127
〜旅館〜
はかせ「ほー、キミも【乙女マン】を捜しているのか ぱくぱく おっかわりー」
羽魅 「ちょっと!ぱぱ、たべすぎだって!遠慮しなさいよもう!」
ちりよ「はい、昔住んでいた街で会った事がありまして」
はかせ「なんだってー!? もぐもぐ あ、それ食べていい? いっただきー」
羽魅 「ちょっと!ぱぱ、それ最後に食べようってとっておいたのに」
ちりよ「あなたたちはどうして【乙女マン】を捜しているんですか?」
はかせ「……。」羽魅「……。」
私の質問にふたりは黙り込んでしまった、え?私なんか変なこと言っちゃった??
ふたりは顔色を変えて鬼気迫る表情でおもむろに立ち上がった!
ちりよ「きゃーーーご、ごごごめんなさいいいい!」
私は今にも飛び掛らんとする二人を見て目をつぶり身をすくめて防御の姿勢をとった
ドンドンドン☆ダンダダダン☆何かを思いっきり叩きまくる音がする
がちゃん かちゃかちゃ ジョバーぁ コポコポコポコポ
ちりよ「??」
はかせ「ぷはぁー のどつまってちっそくかとおもたで ふひぃー」
羽魅 「こほこほ あーしにゅかとおもったよ はへぇ〜 お姉さん変なこと聞くんだもん」
ちりよ「す、すみませんでした・・・・・・(ほっ」
はかせ「浪漫じゃ!」羽魅「探求よ!」
ちりよ「え?」
羽魅 「ちがうでしょぱぱ!真実の探求と神秘のなんとかよ!」
はかせ「ばかもの!これは漢の浪漫なのだ! じゃ、おっかわりー ガツガツガツ」
ちりよ「は、はあ・・・・・・(なんか変なのにつかまっちゃったかも)」
私はこの親子と知り合っちゃったのに少し後悔していたのでした
はかせ「イインダヨ アパチャイダヨ >アパパパアパチャイダヨ 石丸アパチャイダヨ」
ちりよ「?? は、はぁ・・・・・・。」
>128
〜等適市立降星丘中学校 1−1教室〜
中学校の入学式も終わってついにおれたちは中学生になったのでした。
それにしても来賓でショッピングセンターの会長が祝辞言うなんて全国チェーンの会社を持っていて忙しいはずなのによく来たよな
ってそんなことよりもおれは今頭を抱えていた。
それはこの前拾った変なボールを寝る前に眺めていたときから起こったことのせいで。
最初はよくわからなかったんだけどだんだん聞こえるようになってきたんだよ!
???『なやんどるか少年?』
うわ、また聞こえた!無〜視!無〜視!ぜってえ無視するに限る、きこえなーい!(∩TдT)アーアーきこえなーい
公平 「何耳おさえてアーアーってやってるんだ?」
「な、なんでもねーよ!っつーかおまえと一緒のクラスとはな〜」
公平 「いいじゃん!それよりこのあとどうすんの?また鎌倉行くの?」
「え?あ、ああ!姉さんに会いに・・・・・・ってなんでおまえそれ知ってんの?」
公平 「いいじゃん!じゃあまた明日学校でな!」
「お、おう!」
おれは入学式の終わった後、鎌倉のひろ姉さんの入院している病院へ行くことになっていた
でも公平に言った覚えはない ってか鎌倉に逝っている事事態教えてないんだけどなあ
それにもっとおかしなことに気付いちゃったんだ
確かひろ姉さんは数年前から入院しているはずなのにこの前のバレンタイン>>やひなまつり>>のときとか
ひろ姉さんが元気に一緒に暮らしているようなそんな気がしていたってのに?今更ながら気がついたんだ
どういうことだろ?おれおかしいのか?
???『>ザブーン はてはて どっちが真実でしょう??』
うわ、また聞こえた 無視無視!つかザブーンってなんだよザブーンって!
???『バッシャーン どっちかが真実でしょうか? それともどっちも????』
(∩TдT)アーアーきこえなーい って耳に手を当ててしていても聞こえやがるくっそーーーー!!
「だぁぁぁぁ!!だまれ!うっせー!!!!…………って、あっ!!」
( ;゚д)ザワ(;゚д゚;)ザワ(д゚; ) ( ´д)ヒソ(´д`)ヒソ(д` )
あきらかに通行人やらに変な目で見られてしまって恥ずかしくなってしまったおれはそこから猛ダッシュで逃走したのでした
???『ザッブーン やれやれ 』
部屋に着いたおれは鎌倉に行くのを忘れて考えにふける。そして日記を読んで思い出す
バレンタインの
>>45でおれはひろ姉さんのことを家族と話している
もちろん姉さんの姿は無かったけど確かに姉さんが一緒に暮らしているような感じで会話しているし
親父なんてかあさんとねえさんに糖尿だからチョコあげないとまで言われているし、
ひなまつりの
>>77でもひろ姉さんのかわりに今年だけ着物着ているって言っているし
どういうことなんだ?ひろ姉さんは何年か前から入院していたんじゃなかったのか?
おれの記憶どうにかなっちまったのかよ??
???『勘違いってのあるかもねー でもホントを思い出しちゃったって事もあるかもねー』
変な声は無視して色々考えをつづけることにする
いまおもいだしてみれば節分だかの日か次の日に
>>12あの変な街で黒い人影とか視ちゃったりしてからおかしくなってきたんだよな
そういやそのとき声も聞こえたけどそれは今聞こえるのとは違ったような・・・・・・いやいやこの声は無視するんだった
???『まーまー おちけつて!』
おちつけのまちがえだろ!って心の中でツッコミしてしまった 自分にすごい後悔した
???『気分を落ち着かせて ひと眠りすれば』
おれは【声】を無視しながらもそのままベッドにもぐりこんで眠ってしまったのでした。・・・・・・鎌倉行くのはさっぱり忘れて
otomeage
クラブ活動
137 :
名無しになりきれ:2007/04/17(火) 11:59:17 0
ジダイゲキ
クラブ
中学生編になったからそろそろにいみたんが出そうだね
140 :
名無しになりきれ:2007/04/22(日) 09:05:31 0
なうん
>135
あれからもう一週間以上たつけどコレといって何もおかしなことはなかった。平穏で優雅でのんびりな毎日を送っている。
それに【へんな声】も聞こえてなんかこな…………いわけないじゃんか!!
???『そんな興奮しないの!疲れが疲労してるんじゃない?』
(おまえのせいだろが!このおばけ!おれの先祖だかなんだかしらねーけど成仏しやがれ!)
???『それはむりよ〜ん 可愛い子孫に目覚めさせられちゃったから』
(ふざけるな!人の夢に勝手に出てきたくせに消えろよ)
???『や〜よ だってあんたはわらわの子孫でうまれかわ〜り〜ラララ〜ン♪』
(ぜってーちがう!おまえはひろ姉さんにとり憑いていたくせに)
???『失礼ね!【大姫】ちゃんは確かにわらわが【チカラ】を貸してたけど〜♪』
(姉さんを元に戻せ!)
???『それは〜あなたし・だ・い・よン♪』
(!?ど、どういう……)
>136
???『ざんねんタイムオーバー』
(な??)
・
・
・
教師1「味凪!!バカモン起きろ!!」
「んわ?」
教師1「わしの授業中によだれ出して寝るとはけしから……」
♪キーンコーンカーンコーン♪
教師1「命拾いしたな?今度やったら うひひひひ ブツブツ」
なんとか授業終了のチャイムに救われた ふぅ〜
公平 「おまえ最近居眠りばっかりだな?夜更かししてなにやってるんだよ?」
「は?なんのことやら〜(いつのまにかまたお化けの夢みちゃってたか)」
公平 「しっかりしろよ?」
「あ、ああ うん」
公平 「んでよ、おまえ部活とか何か決めたか?」
「はぁ?いいや、おれ帰宅部を御推薦だから」
公平 「なんだそりゃ ちょうどいいや今から付き合ってくれ」
「うわよせ!そっちの趣味ねーから ウホッでアッー!じゃねえ!」
公平 「こっちだってねーよ クラブ活動の勧誘で面白いのあったから見学に」
「あははは勘違いしたぜ あせったよ」
ってなわけで放課後 公平に仕方なく同行していろいろ見学にまわったんだけど……
>137
「さっぱりいいのないな やっぱりおれ帰宅部に入部するよ」
公平 「そっか残念だな まだまだありそうなんだが……あーもうこんな時間か」
腕時計を見て何か用事を思い出したらしい公平はそそくさと帰っていった。
ひとり残されたおれは呆れながら文化部の部室の並んでいる廊下を戻ることにした
「それにしてもいろいろあるなあ〜新聞部や科学部や演劇部や……」
生徒 「あいや其処の御仁お待ちなせ〜い」
「うわぁ!びびびっくりしたあ」
生徒 「拙者の見たところなかなかの面構えどうじゃな一緒に……」
「結構です 間に合ってます!」
おれはそのちょんまげヅラを被った生徒のジダイゲキ部の勧誘から一目散に逃げ出した
生徒 「残念無念 切腹致そう ショボーン」
>138
悪いなとは思ったけどよりにもよって時代劇部は〜ムリムリ ってかあれじゃ歌舞伎じゃねーか?
おれは教室に忘れていたかばんを取りにきたんだけど、んー?なんだあのひと!
教室から出たおれをなにか憎悪っぽい視線で睨んでいる男子に気付いた
そいつはおれが気付いたのをみると「チッ!」って言い残して去っていった。
「なんなんだよあいつ」
男子生徒「あれは2年の【転草心太郎】ね 気をつけたほうがいいわよ」
「へ?あ、あんたこそ誰?」
男子生徒「私?私は2年の【如射丹夜時】ジョイニーって呼んでね♪」
「は、はぁ」
ジョイニ「この学校のこと色々教えてあ・げ・ちゃ・う・わ・よ」
「か、かんがえときます」
ジョイニ「じゃあまたね 私に逢いたかったら手芸部に来なさいな大歓迎でまってるわチュッ」
「うわああああ ぞぞぞぞぞ」鳥肌が悪寒でさぶいぼ満開
そのゴツイ体長2m越えしているオカマは投げキッスしたあと、オシリを豪快に振りまくりながらスキップして去っていった。おぇぇぇぇ
「こえーよーこの学校やっぱこえーよー」(((( ;゚Д゚)))ガクガクブルブル
>139
この学校の2年ってこんなひとばっかりなのかよ?そういえばまえにあった【にいみ】とかってひともこの学校の生徒かなぁ
もしかしたら2年生とかで先輩なんだろか?って1年生ってことないよな〜まさか3年せいかも?
いやいやへたしたら卒業して高校生になっちゃってるか?それか他の学校の生徒だったり?
もっといえばあのひとお笑い芸人だから学校あまり来てないのかも?
おれはいろいろ妄想しながら無事に帰宅したのでありました。
>140
「捜索してみるか?でもどうやって……」
そのとき【ジョイニ先輩】の顔が浮かんだが即刻却下しました
次の日クラスのやつにそれとなく聞いてみた
生徒140「>なうん」
なうん?それはなにかの暗号か?それとも秘密の恋の呪文かも?
聞き返したけどそのままそいつは走り去っていっちゃった
「なうん??どういう意味がこの三文字に籠められているんだろうか」
おれはいっしょけんめいに考えた真剣に考えたおもうぞんぶん考えまくった。もう微熱で高熱が沸騰だった
しかたないので考えるのを中断して休み時間を利用して校内をうろついてみた
柔道部「うっす!ジョイニ主将ご苦労参でっス」
相撲部「ジョイニ主将の稽古は最高ッス」
空手部「しびれるっスジョイニ主将 」
尺八同好会「もっと稽古つけてくださいッス」
ジョイニ「ヤーネーほめても何もでないわよ〜ぉ アナタたちもっとおしりの筋肉を鍛えなきゃだ・め・で・しょ♪」
全員「「「「「アッーーーーーーー!!!」」」」」
うわぁぁぁやっぱこええこのがっこうこええ〜おれは全速力でその悪魔の宴の会場から命からがら逃げ出した
まだ寒気がする闘争後トイレで吐きまくった
でもまだ頭が頭痛が痛くて朦朧としてそのまま夢の中へダイビング
・
・
・
???『はぁ〜い☆いらっしゃ〜い♪』
おれはまた夢の中で自称ご先祖様とかいうお化けとご対面だった
???『なんでわらわのことお化けっていうのかしら〜ン』
(あたりまえだろそんな実体のない白い煙じゃおばけじゃん)
???『失礼しちゃう それなら幽霊ってよびなさ〜イ』
(幽霊は美人でそれ以外はおばけらしいよ?)
???『冗談じゃないわ!わらわが美人じゃないですって!ご先祖様に敬意を払いなさいよ』
(んな言葉遣いのお化けがおれのご先祖様なわけねえじゃんか)
???『それはおぬしの脳と魂の言語からだから仕方ない〜ン』
(だいたいなんでおれの夢に出てきやがるんだよ)
???『おぬしはわらわとの出会いを忘れたのか?』
(は?おまえが出てきたのって)
中学校に入る前に鎌倉の病院に入院しているひろ姉さんのお見舞いのかえりに
バスを間違えて辿り着いたところで変な玉をひろって捨てたはずなのに
いつのまにか家にあって色々いじくってたら床に落っことしちゃって
割れちゃって変な白い煙が出て玉は粉々の光になって消えて煙も消えてたんだよな?
???『そーそーそれでわらわが大復活 おめでとー☆ぱちぱち♪』
(ってかなんで玉から出てくんだよおまえ絶対悪いお化けだろ!)
???『なんで?玉に封印されちゃってたからン?』
(そうだよ!ひろ姉さんのこととかもそうだろ おまえが……)
???『哀れね、おぬしって 【千寿】のことは気の毒だけど』
(だれだよ【ちず】っておれはひろ姉のことを話し……聞いてんのかよお化け!)
???『ぴ〜今回は時間切れみたい じゃあまたねン』
(ちょ、ちょ!まて まだ話が!!)
???『むりよ だっておぬしはさっき”逃走後”を”闘争後”って間違えたから』
(またわけわかんないことを……)
・
・
・
みょ子「味凪くん!味凪くん!授業始まるからおきたほうが」
「はへ?波涛さん?あ、ありがとう」
みょ子「うん」
おれは隣の席の波涛さんに体をゆすられて起こされた。
彼女も公平同様に小学校からひきつづいて同じクラスになったのでした。
(これであいつも居ればなあ〜元気にしてるかな〜)
おれは今はアメリカの地に居るはずの羽魅の顔を思い浮かべていたのでした
147 :
名無しになりきれ:2007/04/25(水) 20:15:45 O
この作品は前スレ作品の続編なのですか?
148 :
名無しになりきれ:2007/04/27(金) 20:08:30 O
洗濯屋サンはまだかな?
149 :
名無しになりきれ:2007/04/27(金) 20:09:44 0
特訓必殺技
150 :
名無しになりきれ:2007/04/27(金) 22:25:23 0
目からビーム
>147
〜某○○県 田舎町〜
はかせ「ぶえっっくっしょぉーい うひー誰か羽魅の噂しとるわい じゅるるぅ」
羽魅 「ちょっとまってよなんで私の噂でパパがクシャミするのよ!」
はかせ「チョイとした髪の悪戯じゃて それより此処もハズレじゃったか」
ちりよ「羽魅ちゃんは学校行かなくていいんですか?」
はかせ「平気じゃ!こう見えてもわしが徹底的に英才教育を受けてるからな」
ちりよ「はぁ?博士さんのことじゃなくて……」
はかせ「やはり例の天量詩市へいったほうがよいのかな」
羽魅 「あそこはやめようよなんか変な感じで不気味っていうか【いっちゃん】も言ってたし」
ちりよ「そうですね>前スレ作品だかの街とだいぶ変わっているって言いますし」
はかせ「だれがじゃ? ってなんじゃ>前スレ作品って 続編ってるんじゃよな?」
ちりよ「はい、情報屋のひとも続いてるって言ってました
でもそのひとも今はもう行方不明で連絡取れなくて」
はかせ「なんと奇怪な こええからいくのやーめたっと♪」
>148
羽魅 「それよりお姉さんはどうして【乙女マン】を?昔会ったのって7年前?」
ちりよ「うん7年前にね でもそれとは別の人も」
はかせ「なんと?やつは一匹ではないというのか?」
ちりよ「3年ぐらい前かな別の街で私が高2のときに彼女に助けられたのは」
羽魅 「そのひとも【乙女マン】だったの?」
ちりよ「正式名称はわからなかったけどね〜コスチュームとかまったく違っていたし」
羽魅 「クリーニングにでも出しちゃっていたから違うコスプレってこと?」
ちりよ「さ、さぁ……」
はかせ「ふーん じゃあワシらの捜しとるのとはちゃうやんけ聞いて損したわ金返せ」
羽魅 「それよりパパその服臭うよ?着替えどうしたの?」
はかせ「>洗濯屋サンまだかな? コインランドリーには来ないのかな?」
ちりよ「来ないんじゃないでしょうか……」
はかせ「ちぇ〜っしゃーないからコインランドリー使うか 脱ぎ脱ぎ」
羽魅 「お姉さん はやく見つかると良いね そのコスプレのひと」
ちりよ「ええ、いまどうしているんだろ〜?ね〜スターライト〜」
ちりよ「うん早く会いたいよね〜ちーちゃん」
うさぎのぬいぐるみと会話しているちりよをみて遠ざかるはかせと羽魅だった
〜鎌倉の病院〜
ひろ姫「くしゅん。」
おれはひろ姉さんのお見舞いに来ていたんだけど、姉さんくしゃみをしていた。
「ご、ごめんねねえさん寒かった?窓閉めるね」
窓ガラスと一緒に日差しも差し込んできたのでカーテンも閉めた。いつもならベッドの上に起きてボーっとしている姉さんなのだが
どうしてか今日は横に座っているおれの手を握って笑いながらずっと握って擦っている
看護師「ひろちゃんあなたにあいたがっていたのよ ね〜」
ひろ姫「……。」
ナースさんの言葉に返事するわけもなくただおれの手をやさしくさする。手の温かさと嬉しそうな笑顔をおれも静かに見つめるだけだった。
女医 「はいはいそろそろ面会時間は終わりだよ」
「え?もうそんな時間?」
いつのまにか時間が過ぎてもう夜になってしまっていた。おれは仕方なく帰ることに ひろ姉さんも少し残念そうな顔をしているような気がした
今夜もひろ姉さんが窓から見送っているので女装のままバスに乗り込んだ
「姉さんの手……あんなに小さく……ぅぅ」
ひろ姉さんの手のぬくもりを思い出しながら自分の手を擦っていた
???『あ〜らら、女装ヘンタイくんはシスコンでもあるのね〜♪』
「!!?」
突然聞こえてきた間の抜けた声に驚いて座席から飛び跳ねるように立ち上がって辺りを見回す
???『安心しておぬしにしか聞こえないし誰にも気付かれないから』
「ば、ばかな 眠っているわけじゃないのにお化けの声が?」
座席にすわる バスの他のお客が独り言を言っているおれのほうをチラって見てた
???『声に出すと変な目で見られるよ?それに女装ばれるとやばいでしょ?』
(あたりまえだろ……)
???『そうそう 心の中で話せばわらわと会話できるから今後気をつけるようにネん』
その後もお化けは何度も話しかけてきたがシカトしておいた
そのうち諦めたのか声も聞こえなくなり駅に着いたバスから降りると駅のトイレで着替えて電車で家に帰ったのでした。
>>149 〜次の日 味凪家〜
鞆縁 「というわけで>特訓必殺技なのである!」
「いきなりなんだよ親父!」
鞆縁 「ばかもん ひめちゃんはもと護身術を学ぶべきなのである!
さ、どっかかでもかかって …… うぎゃぁあ ぴゅ〜ん あ〜れ〜」
せい子「あらあらまあまあ〜 いってらっしゃ〜い」
朝、玄関前に立ちはだかっていた親父をいつものように吹っ飛ばしたおれは学校に向かう
「いってきま〜す」
鞆縁 「うむ!ひめちゃんは小さい頃から護身術を叩き込んだからひと安心である」
せい子「毎朝の親子のスキンシップいいわねぇ〜 にこにこ」
公平 「よっおはよう おまえ昨日のあれ見たか?かっこいいよな」
「は?なんの話だ?」
公平 「決まってるだろ宇宙刑事○○ダーだよ いや〜必殺技っていいよな?」
「いいえまったくぜんぜんさっぱり」
公平 「おーいまてよー いざというときの必殺技は特訓すべきだぞー」
しつこい公平を無視して歩くがまさか親父も宇宙刑事みてたのか?って想像してしまった。っていうかおれはその時間新幹線に乗っていたんだって
学校についたあといつものように授業中の惰眠をむさぼっていると
・
・
・
???『>特訓必殺技なのよ!』
>150
やっぱり夢の中に出てきたお化け こいつも必殺技だか特訓だか言っちゃってるよ
「やだ!」
キッパリ言い切るおれはなんて男らしいのだろうと自分に感心していた
???『必殺技のひとつもないなんておぬしはなんていうだらしないやつなのじゃ』
「うっさいな そんなの普通の一般市民のおれには必要ねえっての」
???『このおつけもの!親父殿たちのおぬしへの愛を無にするでないぞ』
「んだそりゃ!だいたいなんだよ必殺技って」
???『>目からビームじゃ!』
「はぁ?なんだそりゃ」
???『おぬし目からビームぐらい出せぬでどうする!』
「出せるかー!」
???『このヘタレめが なさけのうてな 目から涙が……って……うお? わらわの目からビームが!? 』
「ななななんだってー!?」
???『プッ!うそじゃ やーいやーいひっかかったやーい きゃはきゃは♪』
「怒怒怒!!!」
???『よいか冗談はさておき 娯流伝初苦? になったら必殺技やれよ? 聞いておるのか』
「……フン!」
???『エーッ!? シカトするなよ〜 ねーねー♪ ね〜ってばぁ〜 ……しょぼ〜ん』
おれがシカトしたらなぜかお化けが落ち込んでいた? 工エエェェ(´д`)ェェエエ工
バリダーはテレビ番組だったのか?
>156
GWになって学校が休みになったけど帰宅部のおれは部活にいくわけもじゃないので家でゴロゴロすることにしていた。
いつもなら日曜日の朝は鎌倉の病院のひろねえさんのお見舞いにいっているけど今日は母さんが行っているので留守番ってわけだ。
親父はみのるとなにかのイベントで出かけやがっているし兄の因家はいつもどおりデートだってさ何人彼女いるんだよあの人
てなわけで朝の7時からテレビを観ているんだけどテレビ東経にチャンネル変えたらやっていたよ〜【宇宙刑事○○ダー】
おれがいないときはおやじやみのる観ているんだなこれ?おれもたまにみるけど ん?DVDレコーダーが動いてる予約録画かよ〜
う〜んこのあとはチャンネルを変えて○×レンジャー仮○ライダー○りキュ○を立て続けに観るかな〜
そういえばまえに
>>108-109ショッピングセンターでやってたよな〜○○ダーショーもうやんないのかなあれ
あーでもまたショッピングセンターの事務所で万引き犯人と間違えられるのは嫌だからな〜どうなんだろうな〜
159 :
名無しになりきれ:2007/04/30(月) 11:39:45 0
レイザーブレード!!
160 :
名無しになりきれ:2007/04/30(月) 15:43:19 O
↑バリダーktkr
ちゃちゃちゃん
バリダーの反応が薄かったのは何故でしょうか?
163 :
戦闘員:2007/05/04(金) 08:33:36 0
ki-ki-
明日からは退屈な学校な日々だぜ?
165 :
名無しになりきれ:2007/05/07(月) 12:42:39 0
しゃ!!
166 :
名無しになりきれ:2007/05/07(月) 19:48:20 O
やきとり定食おまち
>159
テレビ「>レイザーブレード!! 」
おれはGW中なのにどこにも連れて行ってもらえなかった
しかも鎌倉の病院に入院しているひろ姉さんのところにもお見舞いにいけなかった
だってGWの渋滞だか混雑がラッシュで新幹線とか混んでて乗れなかったから
母さんはひろ姉さんの付き添いで泊まっているし兄貴はデートだかで遊びまわっているし
親父とみのるはアトラクション観覧ツアーで帰ってこないし、だからおれはひとりでDVDやビデオを見ながらごろごろお留守番してる。
???『わらわもいっしょなのじゃからひとりぼっちじゃないわよン
それにしてもこの雨中啓示馬○駄ーってのは強いのう?そこだ!やっちゃえ!いけいけー』
家族が誰も居ないのをいいことにみのるの撮り貯めビデオをお化けも一緒に見ている
>160
???『次じゃ!続きを早く見せるんじゃよン!』
「はいはい!(ちぇっ!仮面ライ○ー電王やプリ○ュア5も観たいのにな〜)」
ガチャガチャ うぃぃ〜ん ピッ♪
???『やったー>↑バリダーktkr わくわく♪』
ガキかよお化けのくせに正座してみてやがるよ 意外と可愛いじゃな……ん?あれ?
お化けの身体はもちろんおれ以外には見えないんだけど
これまではうっすら輪郭だけとか白っぽい影?煙?みたいな姿だったのに??
???『このM○ァ○○とかいう子供もなかなか可愛いの〜 ん?どうした?』
「お、おまえその姿……おまえって女の子だったのか?」
???『いままでわらわを何じゃとおもっとったんじゃ!おつけものめ!』
「だっていままではよく見えない煙だったのに……なんでこんな」
うっすら霊体?のままなはずのに前よりもよく見えるその姿は、おれと同じ年ぐらいの着物姿の女の子にしか見えなかった。
>161
テレビ「>ちゃちゃちゃん つづく」
???『んわー!おぬしが話しかけるからいいところを見逃したではないか!
はよう巻き戻しなさい!りぷれえというのじゃろ?はようせい!』
おれはおばけにそう言われてしかたなくリモコンで巻き戻してビデオをもう一度再生した
???『わらわに文句言うなよ?おぬしの義務じゃからな?わーい○○ダー♪きゃーきゃー』
テレビ画面を見ながらこっちを向かないでおれにそう言うお化けの女の子?
着物着ているその姿は雛人形みたいな十二単だっけ?それみたいな格好でまるで昔のお姫様?
???『ふぅ〜終わったのじゃ ほれ!次を見せい』
「あ、今見たのが先週の今週のはまだなんだ」
???『フ〜ンあっそ ……それでおぬしなんでわらわをじろじろ見とる?』
「おまえってさなんなんだ?おれの先祖ってことはおまえの子供の子孫がおれ?」
???『うつけ!わらわは殿方などに身体を許してなどおらぬわ!子などおるか無礼者』
「へ?だって前に先祖とか子孫とかって」
???『わらわの兄弟姉妹の血族じゃよ じゃがおぬしはわらわの生まれ変わりであろう?』
「しらねえよそんなん おまえ幽霊なのになんでおれが生まれ変わってるんだと?」
???『おぬしが封印をといた【玉】に残された半身、云わば残留思念じゃ』
「な、なんだってー?? そんなの信じられるかよ おまえ何なんだよ」
???『わらわは【三旗】、みはたちゃんでもさんちゃんでも好きに呼んでよいぞ
かつては【乙姫】おとひめとも呼ばれてもおったんだぞ?』
工エエェェ(´д`)ェェエエ工 っとおれは叫んだ
>162
お化けの衝撃の自白から次の日のGW最終の日曜の朝
今週の【宇宙刑事バリ○ー】をかじりつくように観ているお化けの【三幡】さんまん?
っていうかこいつがおれの前世の残留思念で【おとひめ】って呼ばれていたって?
テレビ「>バリダーの反応が薄かったのは何故でしょうか? つづく」
みはた『フゥーおわったおわった それにしても変身ヒーローはよいのう?
さて次はネコ戦隊をみてイイジャンライダーをみてプ○キュア五人衆じゃな』
「おまえさなんで変身ヒーロー好きになっちまったんだ?ってか成仏しろよ?」
みはた『ほへ〜このねこの師匠ってすごいーわきわきでゾワゾワだー』
「聞いてねえのかよ〜 はぁ なんか腹減った〜カップラーメンを」
おれはGW中ずっと買い置きされていたカップラーメンを食べ続けている
ひろ姉さんの付き添いで病院に泊まっている母さんや
ツアーで贅沢旅している親父と弟はいいとして、兄貴ってば彼女の家に行ったっきり帰ってこねえ
「おれの面倒見るって約束なのに出ていったっきりかよ まったく! ってか、カップラーメンの在庫が無いぃぃぃ!」
台所のあちこちを探し回ること1時間半 空腹で気力がぺこぺこだった。ぐぅぅ〜
みはた『やっぱ○リキュアみたいな女の子でも変身ヒーローよな?……どうしたのじゃ?なにゆえ床で寝ておる?』
>163
というわけで最後の気力を振り絞ってコンビニへと向かってフラフラ歩く
みはた『おぬし大丈夫かや?』
「あ、ああそれよりお化けこそ姿消さなくていいのかよ?」
みはた『わらわの姿はおぬしにしか見えぬから安心せい それよりわらわとの会話は声に出すとヘンタイじゃぞ?』
(そうだった 心の中で話せば会話できるんだったな)
みはた『んむぅ?あれはなんであるか?』
お化けが指差した方角を見ると怪しい団体が交差点で信号待ちしながら会話していた
>戦闘員「>ki-ki-」×10人
(っていうかあれって前に他の街でみたやつらに似ているじゃん なんでこの街にまで!?)
それは天量詩市にいた全身タイツ人間に似ていたんだけどちょっとちがうっぽい?全身タイツのカラーリングは紫色で胸には大きく
戦
闘
員
って書いてあった 顔も (・ω・)マスク を被っている それに、
通行人「なにあれ ヒソヒソ」
通行人「なにかの撮影とかじゃない?」
通行人「カメラどこかなカメラ」
GW最後の日曜日の昼間にあんな格好で雨で傘もささずにいる紫の全身タイツの人たちは通行人の注目の的で( ´д)ヒソ(´д`)ヒソ(д` ) されまくっていた
おれも雨の中撮影ご苦労様ですって心の中で言いながらその場をあとにしました
>164
店員「>明日からは退屈な学校な日々だぜ?」
コンビニは値段が高いのでスーパーでカップラーメンを買ったときレジで高校生のバイトっぽいお姉さんにそう言われました。
みはた『退屈といえばGW中に必殺技を特訓するという約束はどうしたのじゃ!』
(しらねえよ だいたいおまえのいう必殺技は目からビームだっただろ 無理言うな)
みはた『どうしてじゃ!なにごともやった者勝ちじゃぞ?』
(できねえよ!おれは普通の人間だ おまえの好きな変身ヒーローじゃあるまいし)
みはた『変身ぐらい出来んでどうする わらわは情けないぞ』
(はー?)
みはた『もしやおぬしは変身ヒーローは特撮やアニメだけで、実際に居ないとおもっとるわけではないよな?』
(そんなことないけど)
おれは天量詩市で会った黒い乙女マンを見ているから実際に居るのはわかっている だから否定はしなかった
>165
通行人165「>しゃ!!」
「んー?朝から元気いいなあ」
朝の登校中に通り過ぎた会社員の人は「>しゃ!!」って気合を入れながら元気に歩いていた
よくみればOLのひとや小、中学生、高校生、主婦の人も何人かは「>しゃ!!」ってやっていた
(流行ってるのかなあ)
おれが首をかしげながら歩いていると公平が校門で手を振っていた
公平 「それはきっとテレビのお笑い芸人かなにかの真似じゃね?」
「でもさ野良猫の何匹かは「>しゃ!!」って鳴いてたし野良犬もスズメやカラスも」
公平 「おまえって心配性だな ほれ遅刻しちゃうぞ急ごうっ>しゃ!!」
>166
別にコレといっておかしなところはないっぽかった いつもどおりの授業時間が過ぎてお昼
給食係166「>やきとり定食おまち 」
公平 「わーいやったー は?なにこれ」
「なんだよ今日の給食は〜」
他のやつらも( ゚д゚)ポカーン ってしている今日の給食は焼き鳥5本とご飯と牛乳だったから無理も無い。先生に聞きいたら
担任 「いやなら食わないでよろしい!」
そういって給食係以外の抗議した生徒は給食をオアズケにされてしまいました なんだそりゃ
〜放課後の教室・給食オアズケのおれたち〜
公平 「まったくむかつくよな」
勇気 「だよな つか教育委員会に報告しようぜ」
千絵 「ふざけてるわよね!学級委員長何とかしなさいよ」
膝矢 「腹減ったBoo♪」
みょこ「え、えと……私は……図書委員だから……」
あさみ「ねえ知ってる?あの噂【焼き鳥貴婦人の真夜中の焼き鳥パーティ】」
一郎 「部活で空腹だった生徒が旧校舎から漂ってきた焼き鳥の匂いに誘われていったら
外国の王宮貴族なドレス姿の女性 【焼き鳥貴婦人】屋台でおいでおいで♪してそのまま帰ってこなかったってやつ?」
あさみ「そのあとその閉鎖した旧校舎から夜な夜な焼き鳥のにおいがしたんだってやつ」
蓉子 「それってもう何年も昔のしかも隣町の学校の都市伝説じゃん?」
膝矢 「腹減ったBoo♪」
小次郎「行方不明の生徒達は見つからなくって旧校舎も取り壊そうとするんだけどダメだって」
達也 「なんでもすげー昔に退治された妖怪が封印されてるとか何とか」
里枝 「その供養で毎月一回給食に焼き鳥がでるんだって隣町の中学校」
一郎 「でも信用しないで給食を食べなかった生徒のひとりがそれから行方不明になって……」
あさみ「その生徒も【焼き鳥貴婦人】の永遠に続く焼き鳥パーティに連れて行かれちゃったのよ」
千絵 「なんで【焼き鳥貴婦人】の仕業だってわかるのさ」
里枝 「いなくなった生徒のベッドの中や学校の机から焼き鳥の串が出てきたの全部で5本」
勇気 「おまえらなんでそんなの詳しいんだよ?」
可南子「つまんね〜 さっさと帰ろうよ」
衿子 「だよなうちの学校と関係ないじゃん」
雅代 「私こういうのダメだからもう帰る」
公平 「おまえはどうおもう?……って寝てたのかよ起きろよ みなぐぅ〜」
おれは話を聞きながら寝ちゃってましたすみません そんなくだらない話に付き合っていてもしょうがないのでさっさと家に帰りました
172 :
名無しになりきれ:2007/05/07(月) 22:38:56 0
ふははははこの町はわれらがいただいた
世界制服の前に日本制服その前に町内制服だ!!
制服泥棒だ!!
174 :
名無しになりきれ:2007/05/07(月) 23:28:26 0
まてい!秘密結社Qの制服王!!
変態め!!
なにかがなにかが大ピンチ〜♪
177 :
名無しになりきれ:2007/05/09(水) 20:43:07 0
世界を守れ
178 :
名無しになりきれ:2007/05/12(土) 22:48:25 0
若者よ
母の日ですよーママに感謝ですよー
>>172-179 ごめんなさいもうすこし待っていてくださいすみません(´・ω・`) (´・ω:;.:... (´:;....::;.:. :::;.. .....
J( 'ー`)し おかあさん
ヽ( ゚∀゚)ノ ( ) あなたに出会えたとき
( ) | | 夢は明るく輝きを増し
。・。J( 'ー`)しヨシヨシ おかあさん
。゜ (´A )ノ) あなたに抱かれたとき
(_ ナ| わたしは初めて泣いた
つづきがんがれ
>>172 172「>ふははははこの町はわれらがいただいた
世界制服の前に日本制服その前に町内制服だ!! 」
戦闘員のみなさんが>172のまわりを輪になって取り囲んで敬礼?をしていた。
右手を三本指立ててすこしだらしなく腕を頭の上にアンテナのようにして、
左手は人差し指と親指で丸を作って残りの指は開いている感じでおしりに当てている。
足を肩幅に開いて少し曲げ中腰の姿勢で腰を左右にくねくねと振っているポーズの戦闘員達
それはどうみてもいっちゃっているヘンタイ集団にしかみえない。
しかもスクランブル交差点の真ん中で繰り広げられるこの光景に交通網は麻痺してしまっていた
>>173 まさしく凶悪な事件である!もちろんやじうまのみなさんは全員指をさして( ´д)ヒソ(´д`)ヒソ(д` ) している。
もう午後10時半を回っているというのに観客で大賑わいで屋台の出店も立ち並ぶ一大観光スポットになってしまっている?
そんなほのぼのとした雰囲気の中聞こえてきた悲鳴にあたりは騒然となる
173「>制服泥棒だ!! 」
ざわざわざわ恐れおののき大パニックと化す人々!通報によって駆けつけた本庁の警官たちも屋台の宴会に合流、
そのまま2次会スタート!大ビンゴ大会も大盛り上がりのままお開きとなったのでした
>>174 147「>まてい!秘密結社Qの制服王!!」
ビンゴ景品の中学生の制服セットを抱えて、ホクホク顔で会場を立ち去ろうとしていた>172を呼び止める声が響き渡る
立ち止まる制服王を取り囲む警察の機動隊、パトカー、白バイ、消防車、ピザ配達のバイクたち
すでに戦闘員の皆さんは全員2次会の途中で帰ってしまったご様子です。
女刑事「残念だったわね制服王!あんたの当てたのは男子生徒の制服セットよ!」
捜査員の中のリーダーらしき女刑事の語る衝撃の事実に一瞬たじろぐ制服王。
しかし次の瞬間にはニヤニヤと鼻の下を伸ばしていた
>>175 手にしている男子中学生の制服セットにほお擦りをしてハァハァしている制服王
175「>変態め!! 」 バーン☆バーンバーンバーン☆
警官の一人がそう叫ぶと同時に制服王に発砲する!つられて他の警官も一斉に射撃する。制服王は蜂の巣状態になっていた
女刑事 「や、やめなさい!あんたたち!!片瀬山!あんたからも……」
片瀬山刑事「もう今更遅いですって【腰越】先輩……アチャー!また逃げられたか」
部下の刑事が言うとおり蜂の巣になってボロ雑巾だったはずの制服王の姿は忽然と消えている
腰越舞刑事「秘密結社Q!ぜったいにゆるさないんだからねっ!」
制服王がいたはずの地面に転がっていたもろこしヘッドのむしさされのお薬を鑑識さんに蹴りつける女刑事だった
>>176 〜数日後〜
片瀬山「いや〜先輩とお別れすんのほーんとさぴちぃーっちゅwww 」ノシ
【 けいしちょー・組織犯罪対策課からの辞令
腰越 舞 巡査部長 は 本日付で 等適市降星丘署への移動を命ず 】
腰越舞「>なにかがなにかが大ピンチ〜♪」
度重なる失態でついに栄転させられちゃった女刑事は、別れを惜しみ涙を流しながら爆笑の片瀬山をはんごろし後、颯爽と庁舎をあとにする
>>177 腰越舞「まけるもんですか!いつか必ずけーしそーかんになってやるんだからねっ!」
そう固く心に誓いコンビニで買ったカフェオレを一気飲みしたあと等適市降星丘署をおとづれるのだった
署長、副署長、177「「「>世界を守れ 」」」
ぴぽぉーくん達 「「「「そゆこと〜」」」」
新しい上司や仲間達からの大歓迎の言葉を賜って彼女は感涙の舞を披露しました
もちろんそのあと副署長は勝手に捜査に出動しちゃったみたいで署内は騒然としていたけど関係ない彼女は
腰越舞「さっそくパトロールに出発よ!」
>>178 警察署の前に止めてあったママチャリにまたがると勢いよくペダルをこぐ女刑事
ですがはじめて等適市降星丘町に来たばかりでまったく地理がわからない彼女は、もちろんすぐに迷子になっちゃって見ました。
178「>若者よ 」
おろおろしていて不安そうにキョロキョロしていた彼女に話しかける幼稚園児たち
園児「しっかりせえよ?」
園児「まだまだ若いのじゃから苦労は買ってでもすべきじゃろか?」
園児「そうですの〜ぉ」
と励ましの言葉を胸に女刑事は再び歩き出す。そして当分の間町内を彷徨い続けるのでした。
腰越舞「っていうかまさか制服王を取り逃がした町に配属なんて因縁よね?」
>179
179「>母の日ですよーママに感謝ですよー」
おれはこの通りすがったお店のアナウンスってば絶対におかしいって思ったんだ
(だって母の日ってもう2週間ぐらい前じゃないかい?)
三幡『それはおぬしがぼさっと日々を送っとるから店員どのもりぷれいしてるんじゃろ』
(あいかわらず意味わかんねーよ)
べつにこの数日の記憶がないとかってわけじゃなくって、なんの変化も事件もない平和な日が続いていた。
母の日にちゃんと母さんにお花屋さんで買ったカーネーションの束とエプロンをあげたし、お風呂とトイレの掃除だってやったんだから!
三幡『そんなことより見るのじゃ!↓を感動するではないか?』
>180
J( 'ー`)し おかあさん
ヽ( ゚∀゚)ノ ( ) あなたに出会えたとき
( ) | | 夢は明るく輝きを増し
。・。J( 'ー`)しヨシヨシ おかあさん
。゜ (´A )ノ) あなたに抱かれたとき
(_ ナ| わたしは初めて泣いた
たしかによくわかんないけど感動の母子の再会ってかんじ?
もらい泣きしちゃうよって〜かんじ〜?
三幡『イイハナシダナー』
「どこで覚えたそんな言葉!つかおまえ姿見えてていいのか?」
三幡『前々から申しておるようにわらわの姿はおぬしにだけしか見えぬのじゃから』
そうだった。またひとりごと言ってる変なやつってみんなに見られてる!はずかしーにげろー!
全速力で家に向かってはしって帰っていたら幼稚園児に絡まれているお姉さんをみたけど関係ないので素通りしといた
>182
つぎの日学校に行ったらクラスメイトに声をかけられた
182 「>つづきがんがれ 」
男子「つづきおはよう!」
女子「つづきくんたのむわよ」
どういうことだ?名前を間違えられてるのか?
「おれってば味凪いつきですよ?つづきくんじゃないですよ?」
公平「イインダヨ そういう日だって有ルンダヨつづきくん」
おれは公平のにやけた態度に憤激したんだけど……ん?なんか教室の様子がヘン?
一郎「やっぱり……なのか?」
雅代「どうしよう……えりちゃん」
衿子「私に言われても困るって」
勇気「とにかくつづきに任せるしかねえよな」
そう言ってみなさんいっせいにおれのほうを向く?っつか つづき じゃねえのに
公平「ふしぎたんけん団の出番だぜ?がんがってくれ つづきくん」
おれの肩をたたく公平。何のことやらさっぱりわからないおれはただ( ゚д゚)ポカーン とするだけでした
小次郎「達也と可南子が消えた 焼き鳥貴婦人にさらわれたんだ」
(;・`д・´)(`・д´・(`・д´・;)なんだってー!?
クラスの大半のやつらが一斉に集まってなんだってー!?って叫んでいる
「でもさそういうのって警察に捜索願とか出したりするのが先なんじゃ?」
一郎 「何を言っている!そんなのもうとっくに親御サン方がしているに決まってんじゃーん」
「じゃあ、子供の……つか、おれの出る幕じゃないし〜」
公平 「ばっかもーん!」ばこーん☆
「うわぁ な、なぐったね?」
公平 「ああなぐったさ!なぐってなにがわるい!」ぽかぽかーん☆
「またぶった!えーん ってか、みょこさん!?」
二度目に殴ったのは公平じゃなくって波涛さんだった?!
みょこ「味凪くん!みそこないました!!」
そういい残して泣きながら走って教室を出て逝っちゃいました。
一同 「「「「ひっでー!かわいそう!泣かしやがったーさいってー」」」」
「 工エエェェ(´д`)ェェエエ工 」
なんでわるもの扱い?なんでみんなそんな軽蔑の目で見るん??おれは混乱しまくりでした。
助けてつかーさい
190 :
名無しになりきれ:2007/05/29(火) 10:26:42 0
ジャスティン!!
191 :
名無しになりきれ:2007/06/02(土) 16:49:01 0
ヒーローパワー全開だ
192 :
名無しになりきれ:2007/06/04(月) 19:53:30 0
グレート
200まで行ったら纏め入れてくれると助かる
おkおk
ある日突然達也と可南子が行方不明となり、隣町の都市伝説焼き鳥貴婦人の仕業じゃないかとクラスで噂になって
2人の捜索に強制されるが拒否した日から2週間が過ぎちゃっていた。
「けいさつとかの仕事じゃないの?」って言い返したらクラス中の反感を買ってしまった
とくに波涛みょこさんにいたっては思い切り平手打ちのあとからは完全シカトをされる始末
でもさ、おれが捜さなくったってそのうち見つかるんじゃないのか?そうおもっているうちに日々は過ぎ去っていったんだ
そしてあっさり拍子抜けするかのように事件は簡単に解決した。行方不明から8日後2人はひょっこり帰ってきていた。
しかも平然と授業を受けている。というか何事もなかったかのようでみんなも2週間前の騒ぎのことなんか無かった様に普通に接している?
というかどういうわけか無かったことになっているみたい どういうことだ?
気になったので公平にそれとなく聞いてみたんだが寝ぼけているんじゃないかって笑われた
(そうなのか? あれってば夢? だったのか?)
心の中で【三幡】に問いかけてみるが答えは
三幡『……ふむ』 って言葉しか返ってこなかった。
>189
男子生徒「>助けてつかーさい 」
学校が終わって下校途中の街中で同じ中学の制服の男子が走ってきておれに突然タックルを食らわせてきやがった
「あいててってぇ なんなんだよぉ 重いからどけよぉ」
歩道の地面に折り重なるように倒れていたがおれの上に乗っているそいつをどかす
「ったくなんなんだよぉ っておまえ……どっかでみたこと」
男子生徒「>助けてつかーさい 」
「いやそれさっきも聞いたから 同じ台詞何度も言わんでいいから」
男子生徒「>助けてつかーさい……アッ! 」
何かに気付いたそいつはあわてて近くにあったゆうびんポストの陰に身を隠した
「それじゃ全然隠せてないって」
ツッコミ中、おれの周りを取り囲む黒いグラサンで耳に小型インカム?を付けている黒い背広の男達
>190
男「こいつか?」
男「いやちがうな」
男「チッ!紛らわしい格好しやがって」
男「他を捜せ」
男達「「「「>ジャスティン!! 」」」」
掛け声とともに小さく前へならえのポーズの敬礼?後、そのまま走り去っていく男達
「なんなんだったんだよ! ってかよく見つからなかったなお前」
男達が見えなくなった後ポストの裏に隠れている男子に話しかける
>191
三幡 『あれはわらわがそいつの周りに結界を張っといたからみつからなかったのじゃよ』
「出て来て大丈夫なのかお化け そいつに見つかっちゃうぞ?」
三幡 『安心せい前にも申したがわらわの姿は霊体ではなくおぬしの脳に直接投影しとるのじゃ』
「? つまりどーゆーこと?」
三幡 『わかりやすく言えばおぬしの目の中にだけわらわの姿が映ってるということじゃ
おぬし以外にはまったく見えぬ つまりおぬしは変な幻覚見ちゃっている人って事じゃ』
「ななななんだよそりゃ! 霊が見えるひとってわけじゃねえのかよ おれってば!」
三幡 『>ヒーローパワー全開だ』
「なにそれ>ヒーローパワー全開だって」
三幡 『テレビのヒーローの心意気ってものなのじゃ』
>192
何も無いところに向かって独り言で叫んでいるおれをみてポストの裏の男子はあぶねえへんなやつって思っていたに違いなかった
気を取り直して場所を移動する もちろん細心の注意をしながらの警戒移動
な〜んとなく安全なような気分のぎゅーどん屋に入った あいかわらずお客は誰もいない
「それでモゴモゴ なんでムシャムシャ どうして追われていたんだよ?ガツガツ」
今もおびえているこいつに仕方ないから うしどん(並)をおごってやった
「せっかくのうしさん醒めちゃうだろ? はやく食って元気だせよ」
おれの言葉に力なく頷くと豪快に うしどんをかっ込んで食べ終わったあと一言つぶやいた
男子 「>グレート 」
「…… はい?」
こいつはカウンターに向かって右手の親指だけを立てるしぐさでサインを送っていた
急いで振り向くおれが見たのはカウンターの向こうに立つ店員も同じポーズでさわやかな笑顔のウインクをして返事を返していた姿だった
>193
「だーかーらー 追われていた理由をおしえろよ」
男子を問い詰めるおれ するといつの間にかしたらしいおかわりを持ってきた店員が
少女店員「>200まで行ったら纏め入れてくれると助かる 」と言っていた。
「なになに? 200ってなにかの暗号?」
ゆらゆら揺れる美少女店員の乳にむかって質問してみるが乳は黙ったまま揺れるだけだった
大柄店員「200杯で200円にしちゃおっかな〜きゃんぺーんです」
男子 「……見てしまったんだ」
突然口を開いて語り始める男子 おれと美少女の店員ちゃんはこいつを凝視する
「な、なにを……見たんだ?」
固唾を呑んで見守る店員達 少女店員は必死にスカートをおさえて睨んでいる
男子 「達也の……生着替えを……見ちまったんだ……しかも生まれたまんまの姿を」
おれたちは( ゚д゚)ポカーン として 「はぁ?」って言い返したが、カウンターの向こうにいた店員が「アッー!!!」って叫んでいた
>194
「達也? あ! よくみたらお前うちのクラスの【勇気】じゃん なんで男の裸見てハァハァしたりビクビクしたりしてんの?
てかなんでそれで追われたりしてんだよ?」
おれの問いかけに再び黙り込む男子=勇気を弁護すべく勃ちあがるひとりの店員
細面店員「>おkおk 漢にハァハァしたってイイジャナ〜イ♪」
全員でその細面の店員を無視してあげる 大柄店員にボコボコにされている
勇気 「はえていたんだ……」
「な、なにが?」
細面店員「お毛毛? イヤンえっちねぇ」
大柄店員「お前はだまっとれ」
勇気 「はえていたんだよおおおお 背中に!!」
まさか背中に羽根でも生えていたのかって聞こうと思っていた矢先突然立ち上がり涙を流しながら抱きついておびえるように震えながら泣いた
少女店員「きゃあああああああああああ」
美少女店員さんの身体に抱きついて揺れる胸に顔をうずめて泣き続ける?勇気だった おいおい
あれ?この美少女店員ってどっかであったことあるって思ってたら【にいみ】さんって子か? あいかわらず胸でけー ーつづくー
ここまでのあらすじ(1)かいつまんで大雑把に
等適市降星丘町に住む少年【味凪乙姫(いつき)】は小学校卒業前の最後の学級新聞の記事で
他県で都市伝説になっている【乙女マン】を幼馴染【如月羽魅】の頼みで取材することになる。
その噂があった地・天量詩市星乃空町を訪れるが乙女マンの取材自体はまったく進まず、むしろそんな伝説自体否定されていた
そしてそれよりも重大で奇妙な事件が彼の身に降りかかってくる
それは一般の通行人に気付かれずに時には重なるように存在する黒い全身タイツ人間がどういうわけか彼にだけ見えることだった
再び取材に訪れた駅内で偶然ぶつかった青年はひとりの巨乳美少女を見て驚きながら走り去る
三度目の取材でなぜか追いかけてくる全身タイツ人間&駅員&警官たちからいつきを救ったのは駅でぶつかった青年で
いつき同様に全身タイツ人間を見ることのできる眼を持っている【熱抱愛撫(まなぶ)】で6年前の乙女マンの噂を知っている人物だった
しかしまなぶはなぜかそれの証言を拒否する 仕方なく帰るいつきだったが駅で転んだ時に羽魅の手帳を無くしてしまっていた
すぐに別れ際に聞いていたまなぶの携帯番号に電話すると
もしかしたらその手帳は駅で目撃した美少女【新見糸子(にいみ)】ちゃんが拾っているかもしれないということだった
その後にいみを捜すが一向に見つからず時間だけが過ぎいつの間にか取材のことなど忘れ去っていった
そんなある日 降星丘町内で偶然にいみを目撃するがぎゅーどん屋付近でみうしなってしまう
帰り際数日前から羽魅が行方不明だと羽魅の父から聞き羽魅の親友の【波涛みょこ】とともに捜索のため天量詩市星乃空町に来たが
変装のために羽魅の洋服を借りて女装して探知機・羽魅センサーで街中を歩いていた。
コインパーキングの自動販売機で一休み中にタバコのポイ捨てをする会社員を見つける
会社員を取り囲む地域ぱとろーる隊に黒全身タイツ人間の姿が重なって見えるいつきはみょこの手を握るとその場から逃げようとするが
逃げてきた会社員とぶつかり転倒してしまう そしていつきたちの目の前で黒い翼の天使の女に粛清され連行されていく会社員
あっけにとられているいつき達に黒い天使は【正義の女神あすとらえあ】であると告げ去っていった
その後羽魅は母親のいるアメリカに行っていたのだと羽魅本人から携帯に電話が入りひと安心するのだった
>199続き
いつきたちの目撃した黒い天使=自称・正義の女神あすとらえあ とは
天量詩市市長【観音崎観咲】と彼女が影で所属する謎の組織【DX】が開発した強化クローン体であった
それは反抗勢力組織【リバティ】から強奪した8体の【珠星乙女】クローンを改造したもので
【DX】の表の顔である巨大企業体【サオトメ】が開発した強化服【NEO-OTOMEL-GEAR】を装着させた
ものであり、現在は5体まで完成 赤、青、緑、黄色、黒 5色が起動している
それぞれには個性を植えつけてあり色に応じた能力等を与えてあるらしくその色で区別しているが
正式なシリアルナンバーも存在されているらしい 一般には○○乙女マンと呼称されている
彼女達は全員【観音崎観咲】と【DX】の長【D】に絶対の忠誠を植えつけられている
またその名の通り【正義】のためには手段を選ばない冷徹な面を持つ彼女達こそ【DX】のための【正義】を守護せしモノなのである
【DX】の支配する天量詩市の正義と秩序のため地域ぱとろーるとともに日夜粛清に飛び回っている
それとともに【リバティ】の残党の捜索と断罪の活動もしている
逃亡中の【リバティ】最重要人物【魔法使い】は超SS級指名手配である。
幼い顔の少女?【魔法使い】が天量詩市で発見されるが間一髪逃亡に成功
それを同窓会中に眺めていたまなぶが複雑な思いをめぐらせていた頃等適市降星丘町でも少しずつ異変が忍び寄ってきていた
>200つづき
ショッピングセンターにお買い物に来ていたメイドのお姉さんと出会ったり
【山吹公平(こうへい)】のいたずらでショッピングセンターの特撮ヒーローバリダーショウで赤っ恥後スタッフに万引き犯と勘違いされ補導されるいつき
交番に突き出されたときなぜかメイドの格好した【にいみ】もいたが会話できなかった
濡れ衣をはらしたいつきは店長らから商品券とかと中学生の制服をただで貰うでもそれは女子の制服で嬉しくなかったが着ないわけにはいかなかった
それは鎌倉の病院に入院中の姉【味凪大姫(ひろひめ)】に見舞いのための女装であった
彼女は精神を病んでいておりなぜか女性以外の面談を拒絶していた
理由や原因は不明だがどういうわけか女装のいつきが一番のお気に入りらしかった
その日も夜まで姉の見舞いをしていたいつきは女装姿のまま帰る事になってしまい気がつくとバスを乗り間違えていつもとは違う所に降りてしまう
歩いて駅に向かう彼の足元に卓球のピンポン玉のようなボールが転がってくるが
うっすらと青白く光るのを見て気味悪くなり捨て家に帰るがバッグの中に入っていたのだった
休日ショッピングセンターでおつかいの買い物帰りで公平が【アラウネの姫】をナンパしてフラレるのを見て大笑いした帰り道
変なホムレスのおじいさんに道をとおせんぼされてしまう何度も阻む老人に強い意志で道を開けるように言うと承知して姿をかき消す老人
数日後はれて中学生になったいつきだったが例の変なボールを割ってしまう
ボールから白い煙が出ると粉々に割れた後 光の粒になって跡形も泣く消え去ってしまった
その晩から毎晩のように夢の中に女性?のお化け(うっすら影)が出てくるようになる
最初は夢の中だけだったのにいつしか幻覚のように昼間もちょくちょく現れるようになる
いいかげんにむかついているいつきが問い詰めると自分はいつきの前世の【三幡(みはた)】の残留思念体だと言い出し
うっすら影だった姿を人物としてみえるようにした
それは12ひとえを身に纏ったおひめさまの姿でいつきは一目惚れしかけるのだった
彼女の姿はいつきの脳内?から直接見えていたりするもので誰にも見えず幽霊とかではないらしいがいつき自身にとってはどっちでも同じで
他の人に見えていないものと会話する姿は異常な人としか見られないから迷惑しているっぽい
しかも三幡は姉ひろひめのことも良く知っているようなふしもあるのだがどういうわけかいつきの問いをかわしつづけているのであった
>201つづき
一方その頃 小学校卒業を期に渡米していたはずの羽魅は父親【如月博士】は長野県にいた
それは独自の調査で乙女マンを捜す旅を父娘でしていたからである
見習いフリーライターの【紙月ちりよ】はぬいぐるみの【スターライト】と天量詩市の記事をもみ消されしかもクビになったあと旅の途中で父娘と知り合う
すぐに3にんは意気投合全国を巡るあての無い旅はまだまだ続く実はちりよは3年ほど前に別の美少女ヒーローと知り合っているらしかった
その頃のことを羽魅たちに語っている時どういうわけか遠く離れた鎌倉の病院にいるひろひめはクシャミをするのでした
GW中お留守番中、父【鞆縁】と【実】が撮りだめてあった特撮ヒーロー番組を
片っ端から視聴していたがその中でも三幡は宇宙刑事バリダーにはまってしまったらしくいつきに対してヒーローになれと強要しだすのだった
そんな平和な毎日が続く頃、学校給食の献立でひと騒動が持ち上がる
やきとり定食という名前の焼き鳥5本とご飯と牛乳の献立だった。クラス中のブーイングに立腹の担任は給食係以外の生徒に給食抜きを宣言する
怒った生徒達は相談して学校側に抗議するがなぜかうやむやなうちに事態は収束する
それは隣町にある【都市伝説焼き鳥貴婦人】の噂のせいであったその恐怖の噂に一同震え上がるがいつきだけは居眠り高いびきだった
そのころ等適市降星丘町のオフィス街で事件が起きていた
それは交差点のど真ん中で世界的秘密結社Qの制服王と警官隊の銃撃戦であった
しかしやじうまさんのビンゴ大会のどさくさにまぎれて逃走する制服王
後日けいしちょーで制服王を取り逃がした責任によって左遷となる女刑事【腰越舞(まい)】
彼女の配属先は制服王を取り逃がした町、降星丘署で意気揚々とママチャリパトロールする彼女はこの町に迫る危機にまだ気付かなかった
>202つづき あらすじもう少しまとめたかった
やきとり定食給食騒動が忘れさられようとした頃に事件がおきた
クラスメイトの達也と可南子が忽然と姿を消しそのあとに焼き鳥の串が残されていた
それは都市伝説の焼き鳥貴婦人の話と酷似していてクラス中は騒然となる
捜索依頼の出されている中でいつきに対して事件解決を望む声がクラス中から沸き起こるが
断るいつきに対して怒りのビンタを放ったのは波涛みょこであった 唖然とするいつき
しかしそれでも行動を起こさず静観するいつき 時間は過ぎて行方不明から8日目何事も無かったように平然と授業を受ける達也と可南子の姿が
しかもクラスメイトも誰も普段のままでまるで行方不明自体夢だったかのように思われた、だがそれからさらに6日後事態は変わる
下校途中のいつきの前に黒いサングラスの背広の男達に追われて逃げてきたクラスメイト
そのクラスメイトの【勇気】を三幡のチカラで張った結界で隠し助けたいつきはぎゅーどん屋で事情を聞くと意外な答えが返ってきた
それは全裸の達也の背中になにか(翼?)が生えていたというものであった
いつきとぎゅーどん屋の店員、【にいみ】ちゃんらしき少女店員は一体どうなるのだろうか そして長文で眼がチカチカするキミ達の運命とは
あらすじ乙!ここまで読み飛ばした。
205 :
名無しになりきれ:2007/06/17(日) 11:25:56 0
長編神
206 :
名無しになりきれ:2007/06/18(月) 11:16:22 0
そして伝説に・・・
207 :
名無しになりきれ:2007/06/18(月) 21:15:28 0
レーザーフォトン!
けいかんなどあてにならんよ!平和を守のはきみしかいないんだ
209 :
名無しになりきれ:2007/06/20(水) 12:43:20 0
正義を示せ
やきとりのさいご
じつはメイドさん
いやー、一回脱落すると入るタイミングが掴め無くてねぇ。
\(^O^)ハーイ
216 :
名無しになりきれ:2007/06/24(日) 10:40:06 0
OTOME
>204
うし丼屋さんで勇気が語った話に驚きが隠せない一同
美少女店員さんは抱きつく勇気をひっぺがすのに悪戦苦闘中だった
そんな時いつの間にかお店に入ってきていつもの席で、いつものオーダーをしたお客さんがポツリとつぶやいていた
>204お客さん「>あらすじ乙!ここまで読み飛ばした。」
大柄店員「へい!あらすじうし丼いっちょ!!」
細面店員「このうわきもの〜!ひどいわひどいわ」 ズドドドドドド
お客さんにそう叫ぶと裏口から出て行くアッー!!の店員
>205
このままじゃ何も解決しないし、話が進まないのでキリのいいところで店を出ることにした
大柄店員「しめて213になりやすぜ!」
そのビックリ価格に驚いて我を忘れていたおれはお財布を忘れていたことに気付いた
「あ!請求はそこで伸びているヤツ宛でお願いします」
美少女店員さんにボコボコにされて伸びている勇気を指差して宣言した
大柄店員「了解ぜよ この長〜く編んだ毛糸の帽子で頭皮を守ってくだせえ」
>205ひと「>長編神 」キュピィィーーーン☆
さっそく生え際がまったくわからずじまいな帽子をおかぶりになされました>205さまは
髪が神のような輝きをひた書くしになされながら長編の三つ編みのおさげで眩しき神様でした
>206
大柄店員の催促で泣く泣く代金を払った勇気を連れて店を出るおれと美少女店員さん
足腰立たないくらいに勇気はよれよれだったので、美少女店員さんは仕方なく片手で担いで逝こうとする
もういつのまにか辺りは暗くなっていたけど勇気を片手で担ぐその姿は
まさしく商店街の噂の種になることだろうか??どうなんだろね???
>206通行人「>そして伝説に・・・ 」
おれはやじうまのひとの言葉に大きく頷いた そして勇気を担いだ美少女店員さんは勇気の家目指して去っていきました
おれはやじうまたちと一緒にその後姿に手を振ってそそくさと家に帰ったのでした
>207
家に着いたおれはさっそく勇気の言っていた事とかをキレイさっぱり忘れてあげました
三幡 『それでおぬしはどうするつもりなのじゃ!?』
ベッドに寝転んでいっしょうけんめいに勉強しているフリをしていたら、おれにしか見えないお化けが凄い剣幕で怒鳴りつけてきた
「しかたないだろ?あんな話じゃどうにもできないだろが?」
三幡 『あのように傷ついて助けを求めてきた者を見てなんとも思わんのか』
「いや傷ついたの店員さんに抱きついたからだし」
三幡 『>レーザーフォトン!』
「うわ!いきなり何叫んでんだよ」
三幡 『ひっさつわざの叫びじゃ なにかのテレビのまねじゃよ?今度から使え』
「もう! とにかくおれは……寝る!!!」
おれがふて寝した後もなにやらブツブツ小言を言っているみたいだった。そんな子守唄でぐったり安眠できました
>208
それからまた何事もなく平穏な日が過ぎていったのでした?
っていうか勇気のやつあれから学校休んでいるんじゃん?最初は気にも留めなかったが
三幡 『おぬしというやつは!どこまで腑抜けておるつもりじゃ』
確かに欠席で2週間ってどうしたものかなって思っていたけどお化けに言われてムカついた
「警察に任せればいいんだよ そうだよ宇宙刑事とか……さ」
ホームレス「>けいかんなどあてにならんよ!平和を守のはきみしかいないんだ」
公園を通りかかったら爺さんがいきなり草むらから飛び出しそのまま全力で走り出すと滑り台のてっぺんから叫んできた 息をぜーぜーさせて
「あんたは前におれを通行止めしたじいさんだな!ナニサマだよ」
>209
おれの指摘にニヤリと笑うホームレスのじいさんは颯爽とすべり降りようとしてお尻が挟まって動けずもがいていた
涙目でこっちにヘルプっていってるので仕方なく落ちていた木の棒でつんつんしてあげたらお尻が抜けて顔面から着地成功
ホムレス「>正義を示せ」
とふんぞりかえったままありがとうの言葉なしに去って逝っちゃった
「なんだかな〜このまちも最近変なの増えちゃったな」
三幡 『そうじゃのお〜 正義と書いてマサヨシじゃろのお〜』
このおばけが一番へンだろ!って心の中で叫んだけどおばけのやつの返事がなかった
>210
その夜も勉強していたらおばけが小言を言うので仕方ないから返事した
「わかったよ もう期末テストなんだ! それが終わったら」
三幡 『そんな悠長なことを言うか>やきとりのさいご が迫っておるんじゃぞ』
「は?なにその>やきとりのさいごって」
三幡『さあ?言ってみたかっただ〜け〜 それよりわらわのノートのぞくなよ〜ぅ』
あきらかにノートに書いてある落書きを見せびらかしているおばけのひと! あれ?なんでこいつノート掴んでるんだ?
三幡 『世の中にはいろんなふしぎがザクザクじゃ!気にするでないぞえ』
ノートをうんざりしながら見たらなにか着物っぽいのをきた人の絵だったりした
三幡 『わらわが考えたこすぷれえじゃ どうじゃ?』
ふ〜ん このおばけいつも12ひとえで同じ格好だから違う服装になるんだな って思っていたんだ
>211
1学期の期末テストの日が近づいたけど勇気のヤツまだ学校に来なかった
先生にも聞いたけど風邪じゃねーの?って言ってまともに取り合ってくれなかった
公平やクラスのやつらに話したけど期末前なのでみんなそれどころじゃないっぽかった
おれは帰り道でうし丼屋さんによることにした。だっておれ勇気んち知らなかったしあのとき美少女店員さんが連れて帰ったから
きっと彼女に聞けば勇気んちわかるだろって考えたんだ。けど彼女は休みだった
店員さんに聞いたら「
>>213は にいみちゃん」ってことだった
やっぱりあの子にいみちゃんって子だったんだ!でもたしか女子中学生じゃないの?
アルバイトしちゃダメじゃん?って言ったら看板娘だからいいって?わけわかんないや
>212
そしたら背の低い店長が出てきて「>じつはメイドさん」って怒鳴ってきた
「それって赤とか緑とか金色の?」
もっと詳しく聞こうとしたんだけど店長の人は凄い形相で怒鳴り散らしてきたんだ
そのあまりの横暴さに半べそかいたおれは店を飛び出した
ちっさい店長は玄関からおれに向かって塩を投げつけてきやがった
「そんなんで溶かされてたまるもんかよ! えーん」
ムカついたので引き返そうとして柔らかクッションに行く手を阻まれた! そのふわふわオパーイに癒されたので
「今日のところはコレぐらいで勘弁してやる!」って
ちび出っ歯店長にむかって言い放ってにいみさんの手を取って一目散に駆け出したんだ
>213
新見糸子「>いやー、一回脱落すると入るタイミングが掴め無くてねぇ。」
○ックのメガうしばがーを頬張りながら語るにいみさんを眺めるおれ
「とにかくあんな横暴なうし丼屋はやめるべきですよ」
おれはにいみさんの身の危険を暗示してそう忠言したのでした。
ばがーの破片をぽろぽろこぼしたその胸元に向かって聞いてみた
「勇気の家ってどこですか?つれてってよ〜」
おれの言葉に黙ってゆれて返事しているみたいだった
その後おれはにいみちゃんに連れられて勇気んちに行ってみたんだけど ピンポンを何回押しても留守みたいだった
三幡 『やはりなにやらこの中より異様な気配を感じるぞよ』
「なんだってー!? それより姿にいみさんに見えてないよね?」
三幡 『あたりまえじゃ おぬしの脳にしか見えてないって言うておろうが 彼女もおぬしが独り言いうヘンタイだ!って目で見ておるぞ?』
「うわわわゎ これはちがうのです ひとりで気合を掛け声です」
あせっているおれを ( ゚д゚)ポカーン って顔でにいみさんは見ていた 視線が痛い
>215
呆れた顔のにいみさんの気をそらすため この異様な気配のする勇気んちに強行突入するか聞いてみた
???「>\(^O^)ハーイ 」
突然背後から女の人の声が聞こえてマジでビビった
おそるおそる振り返るとそこにはママチャリに跨ったおねえさんがいたんだ
「あ、あのあなたは?」
腰越舞「申し遅れました 私はこういうものです」
けーさつてちょーのつもりで出したけーさつ手帳をみせびらかして女刑事は一安心
腰越舞「あぶなかったわ ボケで手帳の代わりにレンタルビデオの会員証みせるとかってベタなネタするわけないじゃないのよ!ふざけないでよ!」
履いていたスリッパ(右)を耳に当てて誰かに向かって怒鳴ちらしている女刑事さん
腰越舞「とにかく私に続いてあなた達も突入するのよ いいわね!」
>216
玄関のドアノブを拳銃で叩き壊して家の中へ プ〜ンと漂うやきとりのにおい
「大丈夫なんですか?勝手に強行突入って」
腰越舞「いいのよ! なぜなら私は未来のけーしそーかんなんだから♪」
「なんだそりゃ」
腰越舞「それよりあなたたちの名前を聞いてなかったわね? ってコレは?」
廊下に落ちていたノートの切れ端を白いハンカチで拾い上げる女刑事
【>OTOME】 という文字だけ読み取れる他は焦げていて解読不能だった
「まさか!?」
紙切れの他の部分もみつけたそれに書かれている文字の筆跡に心当たりがあったんだ
「これは羽魅の字に間違いない! でもなんで?」
おれは家の奥 やきとりの煙と臭いの漂ってくる方向に向かってゆっくりと歩を進めた
221 :
名無しになりきれ:2007/06/27(水) 22:15:46 0
メイドレンジャーストーム
ここは俺に任せておまえは先に行け!
223 :
名無しになりきれ:2007/07/01(日) 18:44:15 0
いっけえ!!
うわぁ
>221
☆ごぉぉ〜〜〜〜ん♪☆ バタッ☆ぽよよ〜ん♪
「アイタタタ……な、なんだよこれ 痛ってぇ〜」
腰越舞「おかしいわね 何も無いはずなのに前に進めないじゃない! 責任者出てきなさいよ!」
奥に進もうとしたら見えない壁のようなものにぶつかって転んじゃったけど後ろにいたにいみさんの巨乳クッションで助かったGJにいみさん
腰越舞「ぺたぺたっ!ねえみてみて パントマイムみたいでしょ! ってふざけてんじゃないわよ 胸がペッタンこでわるかったわね!」
あいかわらずひとりツッコミしている女刑事さんは、にいみさんの巨乳を叱り付けながら
それでもパントマイムのパフォーマンスしてエスカレーターとかロープ登りの芸をやっていた
女の子の声「>メイドレンジャーストーム」
ビュゥゥゥ〜〜〜!!!バキバキバキ! どぉぉーーーん☆
「うわぁああ〜〜」
突然の凄い突風で勇気の家がバラバラでグシャグシャになっていく
おれたち4にんもその凄い突風に巻き込まれて空高く巻き上げられて吹き飛ばされていく
腰越舞「私のパントマイムってすごいわ!空だって飛べちゃうんだからっひゃっほ〜 あ〜〜〜れ〜〜〜〜」
>222
ガサガサガサ・・・・・・
「いちちちち ココはどこだよ……みんな無事ですかー?」
突風で住宅地からだいぶ離れた山の木に辛うじて引っ掛かってたけどおれたち5にんは地面に降りることに成功した喜びを分かち合ったんだ
腰越舞「大変よ! 私がまだ引っ掛かったままだわ!」
一同「「「「「(;・`д・´)(`・д´・(`・д´・;)なんだってー!? 」」」」」
みたことも無い山奥でしかも夜で月と星の明かりだけが頼りのこの状況に
携帯も無くして助けを求めることが出来ず途方にくれる5にんと木に引っ掛かった女一匹
ホムレス「>ここは俺に任せておまえは先に行け!」
いきなりそう言い出したホームレスの爺さんは木によじ登っていく
「あんたはいつものじいさん! ってかいつのまに?」
ホムレス「ワシのことは心配イラネエ さぁ!これをもって早くいけぇ」ポイッ!コツン☆
「イテッ☆ なんだよこの棒って前にアンタをつんつんした……」
ホムレス「ワシらに構わず突き進むのじゃ ゆけい あとこれも」ポイ!スゥ〜〜♪紙飛行機はいずこかへと飛び去っていきました( ゚д゚)ポカーン
>223
じいさんは持っていた折り紙でいろんなものを作っておれにむかって投げるけどどうしてもあっちこっちに飛び散っていく
しかたないのでおれたち5にんは手分けして拾い集めてあげたんだ
ホムレス「わしゃもう疲れたワイ あとはがんがってな」
そう言い残して木の枝に女刑事と一緒に引っ掛かったまま眠ってしまった
腰越舞 「いいから私をタ〜ス〜ケ〜テ〜」
じいさんと女刑事を残しておれたちは深い山奥を進んでいく 数々の苦難に力をあわせて乗り越えていくおれたち22にんと3匹の仲間達
>223女の子「>いっけえ!!」
自称>223と名乗る女の子の掛け声で一気に下山する大パーティはついに街に生還できた喜びを称えあったのでした
そこはみたことも無い建物の裏庭の入り口だった。
仲間の一人「なんでまたここに……隣町中学校の校舎に戻ってきちゃったんだよおおお」
>224
女性の声「ご苦労様 そしてようこそわたくしの焼き鳥パーティへ お〜ほほほほほ」
男子生徒「>うわぁ」 女子生徒「きゃー」 OL「そんな!逃げたはずなのに そんな」
おれとともに山から下山してきたのは焼き鳥貴婦人から逃げてきていた人たちだった
男子生徒「うわーやめろ」 女子生徒「離してー! いやああ」
いつのまにかおれたちは取り囲まれてしまっていた!?次々に焼き鳥貴婦人の手下のネギ兵に捕まっていく仲間達は必死に逃げ惑う
ネギ兵にとび蹴りするとネギマスクが取れ その顔を見たおれは唖然とする
「そ、そんな 勇気おまえ…… まさかこっちは!」
他のネギ兵のマスクを剥ぎ取るとその顔は見たことある顔だった
「ば、ばかな なんで……」
三幡 『何をぐずぐずしておる! このままでは全滅じゃぞ!』
「で、でも」
三幡 『この者達はすべてあの趣味悪い厚化粧女に操られておるようじゃ』
「と、とにかく逃げなきゃ! ごめん!みょこさん!!」ドガバキ☆
ネギ兵みょこさんを徹底的にボコボコにしてまだ無事な仲間を連れてもと来た山奥に逃げようとするが
護身術を駆使して戦っているにいみさんと彼女に守られていた>223ちゃんの二人以外ネギ兵軍団に捕まってしまっていた
「彼女達だけでも! 早く逃げよう」
おれはにいみさんたちと合流して再びもときた山奥へと引き返す。あの変なじいさんと女刑事さんなら何とかしてくれるはず!そう思ったから
三幡 『おろかもの! おぬしそれでも正義のヒーローか! 恥ずかしくは無いのか』
おれの頭の中で怒鳴り散らすお化け おれは立ち止まり大きな声で抗議する
「しかたないだろ! あんな化け物たちと戦えるわけねえじゃんか!」
誰もいないところに向かって抗議しているおれを変な目で見るにいみさんと>223ちゃんでもそんなことは気にせずにお化けに抗議するおれ
「だいたいなんだよ! おれは正義のヒーローじゃねえ あんなのやっつけるなんて宇宙刑事や奉仕戦隊とか乙女マンじゃなきゃ無理だろが!」
おれがそのときイメージしていたのは天量詩市で会ったあの黒い天使の女戦士だった
「あのひと正義の女神とか言ってたからこういう時助けに来るべきじゃねーのかよ」
女の子達の声「「きゃああああああ」」
悲鳴に気がついてふりむくとネギ兵ににいみちゃんと>233ちゃんが連れ去られていくところだった
「そ、そんな なんで! ってかおれだけなんで平気なんだ?」
三幡 『すまぬ とっさのことでおぬしだけしか結界で覆えなかった』
「くそ! そのこたちを放せ!」スカッ!すかっ!
殴りかかったおれのコブシはおれの体ごとネギ兵をすり抜けてしまいダメージをまったく与えられない スカッ!スカッ!
「そんな 何故当たらないんだ こいつら実体が無いのか」
三幡 『その逆じゃおぬしのほうこそがこの結界で身体がすり抜けておるのじゃ』
「どういうことだよ おれの存在自体が感知されないことと関係があるのか?」
三幡 『そのとおり結界に包まれしものは完全に存在せぬものとなるゆえ相手にとってまったく支障無いものとなるのでもあるのじゃな?』
「都合いいなそれ ってか最後の ? ってなんだよ疑問系かよ」
三幡 『そういうもんじゃ』
「チッ! にいみさんたち連れてかれちゃったじゃないか どうすりゃいいんだよお」
おれは誰もいなくなった山の中で途方にくれて独り立ち尽くしていたんだ
正義はキミの中にあるんだよ!自分を信じろ
>230
???「>正義はキミの中にあるんだよ!自分を信じろ」
「え? だ、だれ??」
ひとりウジウジ考えていたおれの耳に誰かの声が聞こえてきたけど辺りを見回しても誰もいなかった
三幡 『愚か者! そのようなもの何も聞こえぬ だいいちこの結界内のおぬしは何者にも感知出来ぬから話しかけてくるなどありえぬ』
おれはこのとき気付いた 今の状態のままなら気付かれないで敵に近づいてみんなを助けれる?
三幡 『おぬしの中の自分の正義を信じるのじゃ』
「う、うん! 皆を!にいみさんたちを助ける!」
おれは身体を結界に包み込んだまま再び隣町中学校に向かって山を降りていく
「くそ!こいつ!でやー!えい!」スカッ!スカッ!スカッ!スカッ!
裏庭に集まっているネギ兵たちに向かって攻撃をしたけどやっぱり当たらない疲労しまくりへろへろ〜になってその場にへたりこんだ
三幡 『なにをへばっておる ほれ見よ! まずいことになってきたようじゃぞ』
一箇所に集められていたひとたちを取り囲んでいるヤリを持つネギ兵 その傍にはキャンプファイヤーの火みたいな炎が燃え盛っている
「なにをしやがるつもりなんだあいつら あ!」
ネギ兵に強制されたひとたちが炎の近くに追いやられていく そして……
三幡 『なんと惨い……』
「こんな……こんな……うわぁああああああああ!!!!!!」
炎に焼かれていくひとたち泣き叫び懇願するひとをネギ兵のヤリが襲い掛かる その地獄絵図を高笑いしながら観賞している焼き鳥貴婦人
焼き鳥貴婦人「おーほほほほ やけーやけー ぎゃはほへほごごほんごほん」
にいみさんと>223ちゃんにもネギ兵のヤリが迫る
三幡 『どうしたのじゃ?』
「……とけ」
三幡 『ん? なにを震えておる?』
「け……結界を解け! お化け! はやくしろぉぉぉ!!!」
三幡 『ビクッ! そのようなことをしたらおぬしにまで被害が及ぶのじゃぞ』
「うるさい! みんなが! あのこたちが!! うわあああああ」
三幡 『おぬし一人でなにが出来る!?』
「ひとりでも!」
三幡 『ひとりで戦うと申すのか!』
「ああそうだ! ひとりで……ひとりで戦ってやる! そしてみんなを助ける」
三幡 『……どのようなことがあっても 覚悟は出来ておるのじゃな?』
「お、おう! だからはやく結界を! うっ!? なんだよ!」
実際にはそこに居るわけでもなくおれの眼の中にしかその姿が見えないはずの十二単のお姫様お化け少女三幡
しかし彼女はまるでそこに存在しているかのようにおれの目の前に立って顔をゆっくり近づけ
両手でおれの頬を優しくなでてくると、優しい笑顔で微笑みながらみつめていた。
「おい!こんなときにふざけている場合かよ! はやくみんな……んぐ?」
三幡 『その意思 その覚悟 しかと承知した それでこそわらわの生まれ変わりし』
「ぷっはあ な、なにすんだよ! はやくみんなをたすけなきゃなんねーのに」
三幡 『ひとりで戦いしおぬしとともにわらわはすべてをおぬしに!!!』
突然十二単のお化け姫の身体が白い光になって輝き始める
「うあわわああ ま、まぶしい! なにがおこって? うわああああ」
やさしく暖かくとてもなつかしく感じるその白い光のかがやきにおれの身体が包み込まれていくイメージ
白い光は白い生地の……そう風になびく無数の白い旗……そのやわらかい布におれの身体は包まれていく
「い、一体なにが起こって」
三幡 『味凪おとひめよ 今こそ目覚めよ そのちからを ひとりで…… 【ひ】取りで戦う戦姫となれ!』
「んな!? おまっ! なにを言って……う? なんだ体中をかき回される ああー あぁン」
意識が遠のいていく? ちがう! 意識ははっきりして? でも何だこの感じ! すごい清々しい気分で……
ドォォォオォオォォォンン☆ ガラガラガラガラ バチバチバチ ざっぱ〜〜ん ぷしゅぅぅぅ〜〜〜♪
突然キャンプファイヤーのやぐらが白く輝く光と共に音をたてて崩れる
燃え盛っていた炎はありえない大波によって完全鎮火している
白くかがやく光の玉?がすごい速さでネギ兵を倒していき囚われていた人たちを助けていく
焼き鳥貴婦人「な、なにごと? なにが起こったのですか 報告なさい!役立たずども ぎゃっ!」
壇上の豪華な観覧席から驚きのあまりコケてグランドの地面に転落する焼き鳥貴婦人
焼き鳥貴婦人「こやつなにもの!!」ビュッ! ガシッ!
傍にいたネギ兵のヤリを奪って白い光の玉に向かって投げつける焼き鳥貴婦人
しかしまったく命中しないのでムキになって何本ものヤリを投げまくる
焼き鳥貴婦人「うぬぬ〜 これならどうか!」 ビシュビシュビシュッ!
白い光の玉に助け出された人たちが身を隠している方向に向かって無数のヤリが投げつけられる
ブォォン! ズザザザザ がっしぃぃぃん バラバラバラバララ☆
焼き鳥貴婦人「おのれぇ キィィーくやしいぃぃ なんなのおまえは なななんなの小娘ぇぇぇ」
襲い掛かったヤリをすべて防ぎ叩き落したその白い光の玉 その輝きが消えた中から現れた人影にむかって怒鳴り散らす怪人焼き鳥貴婦人
腰までの長さの水色の髪が風にゆれている 両耳の少し上には銀色のアンテナのような髪飾りが斜め上下に伸びている
その顔は赤紫色のバイザーに隠されていて素顔はまったく見ることが出来ない
白地で襟元袖の部分が薄水色の方までしかない袖の浴衣のような着物?帯の色はピンク色で背中の結び目はまるで蝶の羽根のような形
着物のすそ長さは短く膝上までの丈しかないが、下半身を覆うのは白いフレアミニスカートで風にめくれると下着も白いのを穿いていたりする
両手両足は白い手甲具足に包まれ肘膝も白色のプロテクターを装着している
そのどうみてもまだ小娘としか言いようの無い邪魔者に向かって名を問う焼き鳥貴婦人
小娘 「おれは……己の名は【乙女幡(おとめまん)】! その名に虞(おそれ)を抱き逝くがよい!」
焼き鳥貴婦人「こしゃくな小娘 ここは夏祭り会場じゃないわよ! 大体その浴衣は何? 袖がまったく無いじゃない
肩から下の生地が足りなかったの? ゲラゲラゲラ さあおまえたち こいつを丸焦げにしておあげ!」
おれのまわりを取り囲むネギの形をしたマスクの戦闘員 ネギ兵たち 」
手にしたヤリで突いて串刺しにしようとしてくるが まったくゆっくりなスピードだから軽々よけちゃうんだぜ?
三幡 『今のわらわたちの速さにはついてこれまいて』
(ああそのとおり! スゲー身軽だし 負ける気がまったくしねえ)
三幡 『それよりわらわの作ったデザインをバカにしよって! この袖の長さは くーるびず だからこれでいいのに!』
「とにかくおまえは絶対にゆるさねえ 罪も無い人たちを焼き頃しやがって」
おれはどさくさにまぎれて逃げようとしていた焼き鳥貴婦人の前に回りこんで言い放った
焼き鳥貴婦人「おーほほほ おまえはなにやら勘違いをしておるよう ワタクシがいつ生きた人間を頃したというのです? まったく御笑い種ね」
「ざけんな! 捕まえた人たちをキャンプファイヤーで焼いただろ」
三幡 『やはり!そうだあったか』
(どうしたおばけ!)
三幡 『今までの違和感の謎が解けたのじゃ』
焼き鳥貴婦人「ワタクシが焼いたり食してたのは【人魂】よ つまりおまえが助けようとしてたものはすでに生きてはいないわ 無駄足ね」
三幡 『やはりの』
(やはりじゃねえよ おまえ同じお化けなのに気付かなかったのかよ)
三幡 『たわけ! わらわは霊ではないと何度申したらわかるのじゃ!』
「だ、だが! てめえのやってることは【ひと】を苦しめていることには代わりねえ 焼きとりばばぁ 覚悟しろ」
三幡 『よくぞ言った それでこそわらわじゃ! 哀れな【魂】たちに安らかな眠りを』
焼き鳥貴婦人「おまえにできるかしら? この者たちはまだ生きておるぞ?」
怪人・焼き鳥貴婦人を庇う楯、壁になるようにネギ兵達が立ちはだかり一斉に襲い掛かってきた
「こいつら! 正気に戻せねえのかよ」
三幡 『あぶない!』
ネギ兵の攻撃を避けているおれの背後から焼き鳥のクシと塩コショウが飛んでくる
「ざっけんなぁぁぁあ」どかばきどかばき☆
ネギ兵を片っ端から殴り蹴る とくに一番執拗に攻撃してくるネギ兵(女)をボッコボコに叩きのめす
「しつっけーんだよ このおんな! ペッ!」 ( ゚д゚)、ペッ
正直すげームカついたのでネギマスクの外れたみょこのツラにむかって唾を吐きかけた
ネギ兵全員をやっつけ焼き鳥貴婦人を追い詰める
「観念しやがれ ってしまった! 卑怯だぞ! 彼女を放せ」
焼き鳥貴婦人「おほほほ この巨乳娘の命が惜しかったらおとなしく降参しなさい」
焼き鳥ばばぁは、にいみさんを人質にとっておれに降参を迫る くそーふざけやがって
焼き鳥貴婦人「ワタクシの勝利ね…… うぎゃっ!」バタン☆
いきなり変な声を出して怪人焼き鳥貴婦人はその場に倒れるとそのまま息を引き取った
一同 工エエェェ(´д`)ェェエエ工
焼き鳥貴婦人のなきがらから無数の人魂が浮かび上がると空高く舞い上がり天に向かって飛んで逝く
三幡 『食後にいきなり激しい運動したせいかのう? 食あたり?』
「いやいや 塩焼きより秘伝のタレが賞味期限で……タレあたり?」
にいみさん以外の人質だった人たちもまた人魂に戻って天に舞い上がって逝く >223ちゃんもありがとうと手を振ってじょうぶつしていく
三幡 『つまりにいみちゃん以外で一緒に山から下りてきたものたちは全員……』
お化け三幡の言葉におれは返事をしなかった ただ天に消えて逝く怪人の犠牲者達の冥福を祈って手を合わせるだけだった
その夜空には星がたくさん輝いていた おれの頬を熱いものが伝っていった
三幡 『さてそろそろ帰ろうかの?』
「そ、そそそそうだな! んじゃ! 諸君さらば! あはははは〜!」ぴゅ〜〜
諸君って言っても にいみさんしか居なかったけど彼女に手を振って速攻でその場から必死に走り去る もちろん顔は燃えるように熱い
草むらに隠れると結界を張ってもらって誰にも姿が見えなくなってからお化けに問い詰める
「んで!さっさと元の身体に戻せよ!」
三幡 『何をそんなにあわてておる?』
「うっせえよ! 速記までまったく気にもなんなかったのがおかしいぐれえだよ」
おれは今現在の姿を再認識して凄い恥ずかしくなっていた
三幡 『女装ならいつもしていて慣れておるじゃろ? いまさら恥ずかしがることか?』
「ちがう! こっちのことだよ! 中身!」
おれは恥ずかしいけどミニスカートを捲り上げるとその中を指差す
三幡 『これ! おなごがなんというはしたない!』
「ざけんな!おれはおなごじゃねえ! おれの大事なモノを返せ!」
三幡 『そのモノが無い今のおぬしは紛れもなくおなご! もちろん完全にの』
「だぁああ! 戦っているときもなんとなく変だとは感じていたんだ 股のあいだがなんかスッキリしていたし!」
三幡 『もしやおぬし おなごのここを見たことないのかの?』
「あ、あるよ 小さい頃羽魅のとか ひろねえさんのとか それと同じになっちゃってるじゃないかよぉ さわり心地も変な感じだし うぁん」
三幡 『声もかわいらしくなっておろう? 身体にも何も違和感ないじゃろ?』
手をのどにあてるとあったはずの喉仏も消えていた そういや声も前より高くなっている?
三幡 『じゃが まだ胸は膨らんでおらぬの つぼみというやつじゃ』
おれはにいみさんの巨乳を思いうかべて 自分の胸に手を当てて少し残念な気分になってため息をついた
「じゃなくって! なんでおれを女にしやがったんだよ!ふざけんなよ」
三幡 『おろかもの! わらわに誓ったではないか 覚悟はあると! だからに決まっておろう』
「ア、アレはそんな意味で言ったんじゃ……」
三幡 『おぬしはわらわのすべてを受け継いで生まれ変わったのじゃ光栄に思え』
「いや、でもよ! おれ女になるつもりは」
三幡 『おろかもの! おなごを愚弄するか! おぬしはおなごが嫌いと申すか 男が好きなのか』
「ちがう!おれはアッー!じゃねえ 女が好きに決まってるじゃんか」
三幡 『では おなごの姿が好きってわけじゃな? ほれそのままでいたいのではないか』
「ちーがーうぅーーーー!たのむから 元の身体に戻してくれよぉぉ!」
おれはおばけにからかわれているのかわけがわからなくなって涙があふれてきた
三幡 『しかたないのぉ 【己change】と申してみよ』
「へ? おのれちぇんじ? うわー」ぺかぁー☆
おれの身体が白く輝くとその光に包まれていく しゅるるるるぅぅ〜♪布だかが擦れるような音のあとしばらくすると光が消えていく
三幡 『ほれ、変身解除したぞ』
「ほ、ほんとだ! やった…… って あーあーあー 声戻ってねえ」
おれの今まで着ていた白い着物やミニスカート 両手両足の手甲や具足や顔の半分を覆っていたバイザーや
銀色の髪飾りが消えて変身前の男子中学生の夏の制服姿に戻っていた
腰まで伸びた水色だった髪も元の黒髪でショートで耳の上半分が隠れるくらいの長さのものに戻っていた
それなのに……喉に手を当てたが喉仏が消えたままで高い声のままだった
「ま、まさか!」
体中をぺたぺたさわって確認する……膨らみかけだった女の子の胸じゃなかった おしりもさっきまで膨らんでいたけど元の大きさになっているけど でも
「毛が……腕毛もすね毛も薄くても生えていたのにまったく生えてねえ」
三幡 『もっと重要なところを確認せんではよいのかの?』
「う、うっさいな! い、いい、今からするんだって」
ズボンのなかにおそるおそる手をつっこんでいく…………くっ!
三幡 『どうしたのじゃ!? まさか生えてこないのか ニヤニヤ』
「こ、こいつ! 何だよそのにやついた顔は あるっていえばあるよ! だけど」
三幡 『なんじゃ? はっきりせんか おのこに戻れただけでもありがたいと思え!』
「毛がまったく生えてねえ つるつるじゃねえか それにおれのコレまえよりちぢんで……こんな親指より小さく……くそぉ 声も戻せよ」
三幡 『その大きさなら女装時に支障あるまい? 声変わりせぬようになっただけ低めに声を出せば誰も変には思わぬはずじゃろう? よかったのお』
「く……くそお もう絶対に変身なんかしねえからな っていうかなんか眠気が」
三幡 『眠くてあたりまえじゃ もうすぐ夜明けじゃ』
「え?えええ? やっべぇ 母さん達に叱られちゃうじゃねえかよ……お……」ドサッ
三幡 『おい! どうしたのじゃ? 眠ってしもうたか やれやれ』
「……zzZ」
その後、山から降りてきた女刑事・腰越舞さんが校庭で気絶しているにいみさんやネギ兵から元に戻った勇気たちを発見
そのときついでにおれも草むらで寝ているところを発見されてみんな病院送りになったそうな
この変な事件は無事解決って感じになったみたいだけど なんと女刑事さんが全部手柄を独り占めにしたらしい
しかもどうでもいいんだけど おれとにいみさんは女刑事さんの助手として活躍したことになっていた
なんか適当だなって思うけど一晩遊びまわっていたって思われて叱られるよりもそのほうがまだおやじや母さん達には言い訳になる。
っていうかあのとき眠ってしまったおれはなんと昏睡状態の超爆睡で2週間寝っぱなしだったんだよね〜 目覚めたとき病院のベッドの上でしたとさ
VS焼き鳥貴婦人 編 おわり
隣町中学校校舎屋上
女生徒A「ようやく目を覚ましたようでございます」
女生徒B「頭領の助けなくばあのときの勝利など」
女生徒C「やはり頭領はあの者のことを」
公平 「ひかえよ! それ以上の戯言は」
女生徒BC「「申し訳ございませぬ」」
公平 「御前に伝えるがよい だが期の熟せしはまだ也! よいな!」
女生徒ABC「「「ハッ!」」」シュッ!
公平 (味凪……おとひめ……ぼくはキミを…… !? ) シュッ!
細面店員「ちっ! また逃したか あのガキ この次は必ず」 スタタタタッ
245 :
名無しになりきれ:2007/07/07(土) 21:47:32 0
味美!!
にいみを取り調べで尋問する
247 :
名無しになりきれ:2007/07/08(日) 19:16:36 0
レーザーZビーム
それは駄目だ
黙秘を続ける頑固モン娘にいみちゃん
〜等適市立降星丘中学校の中学生集団行方不明事件で全員が隣町中学校の校庭で発見
その事件が解決となって2日後行方不明となっていた生徒達の健康検査も良性と判断され集団記憶喪失の原因不明でカウンセリング終了
のち生徒達は元の生活に戻っていった。ただひとり味凪乙姫は昏睡状態のまま入院していた
女刑事【腰越舞】巡査部長が怪人焼き鳥貴婦人を倒し事件解決したとはなっていたのだが
金一封の褒賞どころか相変わらずどうでもいい雑用の仕事ばかりでストレスが溜まってきていた
腰越舞「こんなことじゃめげないわ 私のけーしそーかんへの夢はこんなことじゃ阻めないのよ!」
>245
〜等適市立降星丘中学校・1年2組 教室
>245 「>味美!!」
味美 「おはようニシコ」
女子1「ねえねえ知ってる?例の焼き鳥貴婦人事件の行方不明だった生徒達今日から登校らしいよ?」
味美 「へー隣のクラスのほとんどが被害者だったってあれ?」
男子1「なんでも凄腕の敏腕女刑事が怪人をやっつけたらしいぜ?」
女子2「うちのクラスに被害者いなくてよかったよね」
味美 「私ら1組じゃなくってほんとよかったよね〜」
>246
等適市立降星丘中学校の校舎をあとにする女刑事
被害者達は一応普段の生活に戻れるようになってたが監視対象であり監視の警備がついている
腰越舞は実際には怪人が何者かに倒されたあとに駆けつけたので事件の真相を把握し切れていない
しかも被害者は記憶喪失、協力者だった少年味凪乙姫は今も眠り続けている
腰越舞「誰がどうやって怪人を倒したのか……やっぱりあのデカチチ?」
【>にいみを取り調べで尋問する 】
脳裏に浮かぶあの揺れまくりの巨乳を任意同行して尋問するべきだろうと心の声がささやく
腰越舞「デカパイ!どこにいったのよ! べつに嫉妬している訳じゃないわよ」
>247
中学校をあとにして街をさまよい歩き巨乳少女を捜していた女刑事
???「>レーザーZビーム」 バシュッ
転草心太郎「あぶない!」 腰越舞「きゃあ」どん!バチバチバチ☆
腰越舞を突然何者かが狙撃してきたが通りかかった?男子生徒がとっさにタックルして間一髪避けた
急いで物陰に身を隠しミニスカのふとももに隠してあった水鉄砲を構えてスナイパーを捜すが逃げられたあとらしかった
腰越舞「とりあえず礼を言わせて えっと……」
心太郎「あんたこそ一体なんなんだ! あんたが焼き鳥女を倒したってのは本当か」
腰越舞「な、なによいきなり」
心太郎「とにかく あんたがあいつの仲間っていうのなら俺はあんたを許さない」
腰越舞「ちょ、ちょっと それってどういう」
女刑事が呼び止めるがそのまま去っていく中学生
>248
腰越舞「止まりなさい」
水鉄砲の銃口を男子生徒に向ける女刑事
黒背広「>それは駄目だ」
腰越舞「な、なによあんたたち」
男子生徒とのあいだに立ちはだかる数人の黒い背広の男達
心太郎「いくぞおまえたち」
黒背広達「「「「>ジャスティン!! 」」」」
掛け声とともに小さく前へならえのポーズの敬礼?後、男子生徒とを警護しながら去っていく男達
腰越舞「なんなのあいつら 何が起こっているのこの街に……」
>249
腰越舞「やっぱり焼き鳥怪人女を倒したコトと何か関係があるのは確かだわ ……ってみつけた!」
空腹でぶらり立ち寄ったうし丼屋で何事も無かったかのように働いていた巨乳をついに捕獲する女刑事
さっそく事件の真相と焼き鳥貴婦人を倒したのはにいみなのかどうかを聞き出そうとするが >黙秘を続ける頑固モン娘にいみちゃんだった。
腰越舞「どうしてよ! なにを隠しているのよこの大きな胸の中に!!!」
にいみちゃんの胸を両手で揉みしだく!ときにはやさしくときには激しく!
しかし苦悶の表情の彼女はいっこうに自白せず 根負けした女刑事は意気消沈し店をあとにするのであった
254 :
名無しになりきれ:2007/07/10(火) 21:56:45 0
超秘密図鑑
sekaigi
もうなつやすみやね
すいません。警視庁監査部って何番ですか。
刑事さんに胸揉まれたので訴えたいのですが。
258 :
名無しになりきれ:2007/07/17(火) 14:14:23 O
ねえちゃんチチでっかいのぉ?おいちゃんにも堪能させてくれへんか?ええやないかヘルもんやなし
259 :
名無しになりきれ:2007/07/17(火) 18:54:12 0
レイザードブレード
焼き鳥貴婦人事件から2週間後爆睡から目覚めたおれは病院で警察から事件のときの質問とかを受けたりして
退院して家に帰れたのはそれからさらに3日後のことだった
>254
鞆縁 「退院おめでとーうひめちゃ〜ん パパはうれしーぞー」抱きしめっ♪
「うぎゃー 放せー気色悪い 鼻水つけるなー ひげがチクチクしやがるぅ」ボカバキドスドス
セイ子「あらあらまあまあ」
因家 「帰ってきたか」
みのる「おみやげは?」
「おいおい!兄貴もミノルももうちょっとやさしく出迎えてくれよー」
鞆縁 「パパはやさしくしてあげ・・・・・・うぎゃ」
背後から抱きつこうとしていた親父を蹴り飛ばし自分の部屋に向かおうとしたが呼び止められて強引にリビングに押し込まれ驚いたんだ
一同 「「「「「「「ハッピーバースデー乙姫おめでとー♪パチパチパチパチ」」」」」」」
たくさんのごちそうと【退院&誕生日おめでとう】の文字が書かれていて……そうだった今日っておれの誕生日じゃん?
その後皆からいろいろプレゼントを貰ったんだけど……
セイ子「あとコレなんだけど送り主がわからないんだけど宅配で送られてきたのよ」
母さんから渡された小包を開けたら中には【>超秘密図鑑】と書かれた表紙の辞典ぽいのが入っていた
>255
「でもこれなにも書いてないよ?白紙のページばっかりじゃん」
パーティも終わって自分の部屋に戻るとみんなから貰ったプレゼントをいろいろ見ていたんだけど
そんな中でも【>超秘密図鑑】をぺらぺらめくっていたんだけどどのページも白紙だった
三幡 『おぬしこれはかつがれたようじゃの?ケラケラ』
「うっせーよ お化けこそ何で病院で目を覚ましてから一回も出てこなかったんだ?」
三幡 『世界にはいろんな意味があるのじゃ』
「なんだそりゃ どういうことなんだよ」
三幡 『オマエニハマダ早い!!!ワンワン』
「はぁ?」
三幡 『スイマセン聞イテマセンデシタ』
お化けは地球儀を指差し『>sekaigi 』と叫んだ。おれが抗議すると
三幡 『おぬしは世界儀も知らぬのか!それじゃから補習になるのじゃよ』
>256
今回の事件後おれ以外の1−1の生徒は全員期末テストの再試験を受けていたが
おれだけずっと登校しなかったので当然テストを受けていない というわけで
因家 「>もうなつやすみやね 」
みのる「そやね 僕プール毎日行くんだ」
因家 「俺はデートで忙しいかな フッ」
みのる「よしや兄ちゃん もてまくりやな〜」
因家 「わっはっはー あそびまくりやねんでー」
兄貴と弟が談笑しているのがすげえむかつくのでした
「くっそーのんきなこといってやがって」
三幡 『しかたなかろう あの者達は事件とかまったく関係なかったのじゃからの?』
おれは風呂の中で湯船の中で念入りに自分の体を確認していた
三幡 『なんじゃ?なにをしておるのじゃ?』
「うっせーな入院中はちゃんと自分の体確認できなかったんだよ!……ホッ!大丈夫だ!ちゃんとおれ男だ! ふー」
三幡 『なにいっておる?』
「だってよ あんときはおまえの変な力で身体変えられちゃっていたからな」
三幡 『なんなら もう一度おなごになるかの?』
「んな! ざけんな もう絶対いやだからな!」ザバー
洗面所で体を拭き拭きしながらも独り言のように叫ぶおれ
三幡 『それにしては気に入っておったようじゃが? まあよい 今日13になったおぬしにはかうんとだうんがすたあとじゃ』
「なんのはなしだ? また何か企んで へっくち!」
三幡 『風邪ひくぞえ! とにかくあと1ねんあまり……運命は ぶつぶつ』
>257
〜等適市降星丘署〜
>新見糸子「>すいません。警視庁監査部って何番ですか。 刑事さんに胸揉まれたので訴えたいのですが。」
入り口の警官「ちょちょちょっとおまちください!そんなにあわてないで!おちついてください!揺れすぎないで!!」
苦情を言いに来た大きい胸に向かって揺れるなよ!ってなだめる腰を引いた姿勢のおまわりさん達
窓口にいた婦警の皆さんも嫉妬の冷たい視線を揺れる二つのそのぷるるんに注ぎまくっている
ぴぽーくん「ではどうぞこちらに」
オレンジ色のにっこり笑顔のあいつがにいみちゃんを署長室にご案内していく
彼女の大きく揺れる乳を見ておまわりさんたちと逮捕されたコソドロたちも全員鼻血ぶはーしているのでした。
>258
副署長「>ねえちゃんチチでっかいのぉ?おいちゃんにも堪能させてくれへんか?ええやないかヘルもんやなし 」
入室するや否やセクハラ発言と共に鮒古紙副署長が部屋を飛び出して捜査に出動していった
あまりの突然の出来事ににいみちゃんを案内していたはずのぴぽーくんの中の人も脱ぎ脱ぎして
捜査に狩り出されていきました。どさくさにまぎれて署長も交通課の係長(男)とラブホへ逝っちゃう始末
あっけにとられたにいみちゃんの身を包む ぴぽーくん
かくして特殊強化アーマーぴぽーくんを装着した巨乳刑事にいみちゃん誕生?だった
>259
退院後にいみさんがどうなったのか気になってうし丼屋へといってみようと歩いていて
等適市降星丘署の前を通りかかったとき一匹のぴぽーくんが警察署から出てきてぶつかったんだ
「いっててて〜 ぴぽーくんってなんか柔らかいね もみもみ」
ぴぽーくんの中の人が巨乳の人だとなんとなくそのシルエットでわかるんだ
でもそのひとなんだかチャックが開かなくなっちゃったみたいで出られないみたい?
すると何を思ったのか別のぴぽーくんが【>レイザードブレード】で巨乳のぴぽーくんを切り刻もうとしてきたんだ
三幡 『大変じゃ 内乱じゃ オレンジ色の者同士の痴話喧嘩じゃ』
巨乳ぴぽーくんの手を握ると一目散に逃げて走る ん?追って来ない?
等適市立降星丘中学校の正門に辿り着いたおれたちは一安心
「ココまで来ればもう安心だよ それじゃおれは追試テストがあるんで!んじゃ!」
振り向くと正門でひとりうなだれている巨乳ぴぽーくんは別れを惜しむように哀しげな笑顔でこっちを見ている
「うわわわぁああん そんな笑顔で泣かないでよー 離れられないじゃないかー」
いそいで引き返すと巨乳ぴぽーくんを力強く抱きしめる その感触がよく抱きしめているような巨乳の感触のデジャヴュだった
・
・
・
公平 「んで そのまま教室まで連れて来ちゃったっていうわけか?」
「うん やっぱかわいそうだろ? このままこの学級で飼おうよ」
一郎 「じゃあ飼育係を決めなきゃな」
あさみ「よかったね」
雅代 「わ〜この子かわいいしプルンプルンしていて気持ちいいね」
どうやらクラスの人気者になったようだ よかったね 巨乳ぴぽーくん ・・・・・・ん??
265 :
名無しになりきれ:2007/07/18(水) 19:46:34 0
ブィームライホォー
誕生日おめ
267 :
名無しになりきれ:2007/07/21(土) 05:09:59 O
超夏休み宿題キック
補習〜
にいみがぬいぐるみから出られないお
270 :
名無しになりきれ:2007/07/26(木) 18:33:27 0
夏休みなのに毎日補習かごくろうさん
登校日にクラスメイトが
272 :
名無しになりきれ:2007/07/29(日) 21:53:40 O
くのいちぼんばーがdat落ちしてた
273 :
名無しになりきれ:2007/07/30(月) 20:23:59 0
オトメチックオーラだ!!
274 :
名無しになりきれ:2007/07/30(月) 20:30:18 0
OPテーマ アイドリソグ!!! がんばれ乙女
熱海ビーム
あつくて死ぬ・・・
>265
夏休みに突入してから授業と期末テストの補習で学校に通わなきゃならなかった
生徒が居ない廊下をひとりさびしく歩いていると部活の掛け声とかが聞こえてくる
掛け声「「「「>ブィームライホォー 」」」」
キャプテン「もっと腹から声出せ!>ブィームライホォー」
部員 「「「「>ブィームライホォー 」」」」
「何部なんだよwww >ブィームライホォー ってwww」
公平 「>ブィームライホォー部に決まってンじゃん!声が小さいぞ!>ブィームライホォー」
「ちょっおまっ なんだそれ! つかおまえがキャプテンかよ?」
公平 「ばっかやろ ぼくたちの夏は真っ盛りなんだからな!盛ってるなよハァハァ」
部員 「「「「はい!族長!>ブィームライホォー 」」」」」
公平 「よし!次は3階の廊下で脳トレ体操だ! わ〜〜〜い♪」
部員 「「「「わ〜〜〜い♪ 」」」」
公平と部員達は鬼気迫る表情のまま笑い声をあげながら両手を挙げて走り去っていきました
>266
気を取り直して1−1の教室に入ると補習の先客がにっこり笑顔で出迎えてくれました
その教室の隅っこで体育座りをしながら憂いのあるオレンジ色の笑顔は、
さっきまでのすさんだ気分を台無しにしてくれるほどの衝撃を与えてくれるんだ。
校長 「>誕生日おめ」
おれの隣の席に座っている補習授業を受けに来た校長先生に誕生日のお祝いの言葉を承りました
「あ、ありがとございまし・・・・・・え?」
校長 「チェストー!!!」 ガタッ!
>267
突然机の上に立ち上がったかと思うと中ジャンプして教壇に居た数学の先生にとび蹴りを食らわす校長
校長 「>超夏休み宿題キック」 クリティカルhit!!
田中先生「み、見事だ・・・・・・校長・・・・・・グハッ」 バタン☆
かくして本日の補習授業は無事おひらきになりましたとさ
大仕事をやり遂げさわやかな笑顔で振り向く校長の姿におれとぴぽーくんは感動したのでした
>268
教頭 「>補習〜」
その後校長室に連れ込まれて正座でお説教を受けるおれ、校長、ぴぽーくんの3にん
教頭に叱られて泣きじゃくる校長の肩をやさしく叩きのめして慰めるぴぽーくん
教頭 「とにかくこのままじゃキミ達の夏休みはずっと補習漬けですよ」
校長 「そんな〜生徒はともかくワシは助けてあげてくれ」
「えええええ??」
教頭 「やだ!」
がっくり肩を落とすおれ達の耳に聞こえてくるのは校舎内に響き渡る部活の生徒達の掛け声でした
掛け声「「「「「くるぶしっ♪くるぶしっ♪」」」」」
>269
補習が終わったのでぴぽーくんと涙のお別れ。もちろんぴぽーくんの飼育係は毎日エサやりに来ているはずだよね?
教室から出て行こうとしたら校長が駆けつけてきて奇妙なことを言い放った
校長 「>にいみがぬいぐるみから出られないお」
「な、なんだってー?」
そんな!まさか?おそるおそるぴぽーくんの胸を念入りに鷲掴みしてみる
「この感触は確かににいみさんだ!でもどうして?」
ぬいぐるみ内の暑さで抵抗する気力を失っているみたいなのでここぞとばかりにもみほぐす
校長 「これは人命救助なのです!ワシらは好い事をしているのれすハァハァ」
おれたちの救命マッサージのおかげで元気を取り戻したぴぽーくん(にいみちゃん)は怒りのげんこつを感謝の意を込めてお見舞いしてくださった
>270
それから数日間おれたち4にんは順調に補習のノルマをクリアしていきました
>270 「>夏休みなのに毎日補習かごくろうさん」
イヤミの言葉を吐きかけるクラスメイトの船穂(ふなお)
「おまえもじゃねーか」
校長 「そーだそーだ!やーいやーい」
物理先生「と、いうわけで補習はこれで終了とさせていただきます いいかげん補習に付き合ってる我々の身にもなってください」
補習の終わりに感激するおれたちは喜び合い抱きしめあう
教頭 「でも登校日さぼんじゃねーぞ?校長!」
校長 「ンだとコラ!てめえのヅラばらすっぞおお?」
険悪なムードの二人はスキップしながら仲良く海外旅行に出発しました
>271
次の日、登校日の朝礼の席には当然のごとく校長と教頭の姿は無かったんだ
朝礼先生「>登校日にクラスメイトが・・・・・・モニョモニョ 以上朝礼終わり」
炎天下の朝礼で貧血で倒れる生徒達と一緒に倒れている朝礼先生は寝そべっていました
教室に戻ったおれは夏休みで日に焼けたクラスメイトを確認していた
公平 「先生何言ってたんだかわかんねーよな」
「そんなことより あの綺麗な子誰?あんなこクラスにいたっけ?」
クラスメイトの中に見慣れない女子が混ざっているのを発見したおれは公平に聞いた
公平 「なに言ってんの? あれ波涛じゃん 忘れたか?」
「えええ?そんな、みょこさんて黒髪で色白でおとなしめで眼鏡ッコで……」
それなのに赤茶髪で色黒で他の生徒とゲラゲラ笑いあって眼鏡掛けてないのがみょこさんだって??
おれ達の視線に気付いたみょこさんだったがなぜかおれの視線を避けるように教室を出て行ってしまった
「んなあふぉな!」
公平 「なに言ってんの!おまえ入院していたから知らないんだな?
焼き鳥貴婦人事件のあとからずっとあんな感じじゃん?それにしても明るくなったよな彼女」
そ、そんな・・・・・・あのみょこさんが・・・・・・一体なにがあったんだ?人相も別人な顔じゃないかよぉ
つーか、どうみても別人だろあれ 少し面影あるってかんじか?整形後??
>272
下校中もみょこさんの変貌の理由をずっと考えながら歩いていたおれ
通行人「>くのいちぼんばーがdat落ちしてた」
すれ違い様いつものように通行人さんがおれに情報屋で言い捨ててった
公平 「くのいちぼんばーが!? そうかついに!お疲れ様なんだな」
「な、なんのことだ!おまえ何か知っているのか!!」
胸倉を掴んで問い詰めるが、ただ涙を流す公平
公平 「ぼくあの番組好きだったんだよ!だから哀しいんだよお」
泣き続ける公平を慰めるためおれとぴぽーくん(にいみさん)は最寄のハンバーガーショップでくのいちぼんバーガーをおごってあげたのでした
公平 「いままでお疲れ様でした!ぼんばーさん!」ガツガツパクパク
>273
公平をバーガーSHOPに置き去りにして帰るおれたち
「ただい……うわぁ!」
玄関を開けたおれ達に飛び掛るように出てきた親父
鞆縁 「ひめちゃんか!ちょうどよかったこれから出かけるから留守番頼む!」ズドドドドドド
そういい残して家から出て走り去っていく親父 おれとぴぽーくん(にいみさん)はポカーン
「なにがあったんだ?あんなにあわてて」
ホムレス「>オトメチックオーラだ!!」
いつもの謎のホームレスじいさんが深刻そうな顔で話しかけてきた
ホムレス「オトメチックオーラが観測されたのじゃ こうしちゃおれんおまえらも憑いて来いや」
「なんでだよ」
ホムレス「おまえの父とコレが最後の会話になりたくなければ黙って憑いて来いや」
>274
おれとぴぽーくん(にいみさん)は謎のホムレス爺に強引に連れられて新幹線に乗り込む
無言のホムレスはグリーン車(禁煙席)に座っている おれたちは自由席が開いてなかったので座れず入り口の壁に寄りかかっている
車掌 「>OPテーマ アイドリソグ!!! がんばれ乙女」
新幹線の乗車券ちぇっくに来た車掌さんは車内の通路を阻む大きさのぴぽーくんに悪戦苦闘してました
車内販売のおねえさんも通れなくて泣いちゃってます と、いうわけで次の熱海の駅で降ろされちゃいました。
>275
ホムレス「目的地にご到着」
「えええ?ココで降りるつもりだったのかよ!」
ホムレス「あたりまえじゃ!おまえらに渡したキップも熱海行きじゃろが」
「た、たしかに・・・・・・」
ホムレス「じゃあちゃっちゃと用事済ませっぞ!おー!」
ここになにがあるんだろうか?親父のピンチってなんなんだ?オトメチックオーラってなに?
そもそもこのじいいは一体何者なんなんだ?熱海って泳げるの? あ!水着忘れちゃったWWW
謎の声 「>熱海ビーム」
どこかから聞こえてきた叫び声のあと地響きと爆発音が!
ホムレス「あそこじゃ!ゆくぞ」
熱海の保養所が乱立する山の奥のほうで煙が見える じじいはさっさと歩いて逝ったが出遅れたおれ達二人は駅前で取り残されちゃったんだ
>276
ぐったりしてバス停のベンチに座っているぴぽーくんの様子がおかしい
おそるおそる耳を澄ますと中からかわいらしい声が聞こえてきた
>新見糸子「あつくて死ぬ・・・」
それはまさしくにいみさんの声でした。やっぱりこのぴぽーくんの内蔵はにいみさんなんだな!
きっとこのままではぴぽーくんの情熱のパッションがリビドーの暑さに耐えられなくなって巨乳も萎んでしまうんじゃないか?
「そ、それだけは!それだけは阻止しなきゃ で、でも」
どうしたらいいのかわからずただぴぽーくんを抱いて叫ぶ
「だれかたすけてくさい だれかーたすけてください!お金もください!」
このままではにいみさんが氏んじゃうよーうわあああああああんんWWW おれは一心不乱にぴぽーくんの身体をシェイクしまくってあげました
スポッ♪ ポロン☆
「・・・・・・あっ! 取れた」
ぴぽーくんのにっこりオレンジ頭部がスッポリ取れて 中から汗ダラダラぐったりな、にいみさんのお顔がこんちわ♪したんです。
「にいみさん! おつとめごくろうさんであります!∠(`・ω・´)シャキーン 」
284 :
名無しになりきれ:2007/08/03(金) 16:18:03 O
いままでTVの中だけの存在だったバリダー達が時限を越えて現実世界に現れた??
熱海に突如巨大ロボが現れたよ!
286 :
名無しになりきれ:2007/08/04(土) 21:27:47 0
変身ヒロインスレが少なすぎる
にいみを転がして遊ぶ
暑さにぐったり
>284
暑さで気絶しているにいみさんをバス停のベンチに寝かせて駅近くのコンビニに氷を買いに行った
店員 「>いままでTVの中だけの存在だったバリダー達が時限を越えて現実世界に現れた??」
お金を払うときに店員のお姉さんにいきなり聞かれておれはとりあえず答えた
「あ!マイバッグで♪ あとEdyで 割り箸つけてください それと今週のジャンプ売り切れですか?」
コンビニを出て駆け足でにいみさんの所に戻って、かき氷(抹茶味)と四角い大きな氷の塊でにいみさんの体を囲んで冷やしてあげたんだ
「それにしてもバリダーって実在しているんだね ほらあそこ……」
駅前ロータリーの横断歩道で信号待ちしている変身前のバリダーと付き人の子を指差して、ベンチの横に座っているメイドの金と赤のお姉さん達に教えたんだ
>285
放送 「>熱海に突如巨大ロボが現れたよ!>熱海に突如巨大ロボが現れたよ!……」
突然熱海の街の緊急放送が聞こえてきたせいで熱海駅にいた人たちは大パニックになっちゃったんだ
三幡 『落ち着くのじゃ、そのようなばかばかしいことなど・・・・・・アレを見よ!アレは防衛鉄人じゃろ?』
おれにしか見えないお化けさんは駅前にいる人たちと同じ方向を見て歓声を上げている
仕方なくそっちをみたらそこには熱海の山にそびえる大きな巨大ロボが、熱海の人たちに向かって愛想を振りまいていたんだ。
「こ、これって夢だよな!そうさあんなでかいロボなんかいるわけねーじゃん ハハハ・・・・・・」
三幡 『あまいのう!おぬしもわかっておるじゃろう?正義の前にはどんな常識など皆無なのじゃと』
「しらねーよーそんな常識 ね、お姉さん」
メイド服のような戦闘服に身を包んでいる奉仕戦隊のお姉さんに同意を求めるおれだった?
>286
熱海の異常事態!突然何の前触れも無く現れた巨大ロボットに熱海の街は大パニック
人々は逃げ惑う たまに熱海の海岸から花火がどどーん♪てあがって綺麗で大歓声
警察官「そこの君達も早く避難しなさい」
避難民を誘導するおまわりさん達になにか役所のお偉いさんらしい人が抗議していた
役人?「>変身ヒロインスレが少なすぎる」
部下 「はい!すでに熱海防衛隊を出動させました ホラ来ました!」
巨大ロボに向かって戦闘機が攻撃を開始した。その跳ね返されたミサイルの爆発で街や熱海の森に被害が及んで大変なことになっていく
その防衛鉄人はまったく無傷みたいだったが、その周辺はとんでもないことになっていたんだ
>287
熱海防衛隊員「我々【熱海市デッドドラゴン部隊】が来たからにはもう安心だ」
熱海防衛隊員「この熱海の平和は俺達が護るんだ!」
熱海防衛隊員「君達で最後だすぐに避難してくれ」
熱海市営防衛軍部隊の地上メンバーに引率されてその場をあとにするおれたち
途中暇をもてあましているお子様が>にいみを転がして遊ぶ という楽しいスポーツを繰り広げているのを
ほほえみながら眺めている中もロボに攻撃して跳ね返されて爆発して被害が拡大していく熱海の街
心の中でキミはこんなにひどいことをするロボじゃないはずなんだよね?ゴーテ○ガー!って叫んだ
その後無事熱海を離れて自分の家に帰った来たおれとにいみさんは、
夜のニュースで巨大ロボに熱海が壊滅的被害を受けたことを改めて知って恐怖したんだ。
>288
その晩、普段どおりに普通に帰ってきた親父を問い詰めるのを諦めて
にいみさんをこのまま我が家の居候にするかどうかで家族会議を始めたんだ
みのる「だいじょうぶだよ!ちゃんと飼うからいいでしょ?」
にいみさんのために超光速で作った犬小屋を見せてにいみさんを家族の一員に迎えようとアピールする弟
セイ子「あらあらまあまあ ちゃんと毎日お散歩するのよ?約束できる?」
鞆縁 「やったー!それじゃさっそくいっしょにお風呂で背中流しっこして一緒のお布団で寝ようね」
にいみさんをお風呂場に連れ込もうとしている親父は母さんにボコボコにされてました。
それに引き換え当のにいみさんご本人は>暑さにぐったり しちゃったままでした。
それにしても熱海はどうなっちゃうんだろうか?防衛鉄人は破壊の被害を拡大させてしまうんでしょうか?おれはバリダーに夢の中で問いかけたんだ
次の日のニュースを見て驚いた。
ぜんぜん昨日の熱海の大惨事のロボットが巨大な破壊はまったく無かったことになっていた?!
夢でも見ていたのかなあ そうだよね、あんな巨大なドラム缶ロボットが熱海を壊すなんてことあるわけないじゃん
おれは熱帯夜でまったく寝付けなくて汗だくだくらしかったにいみちゃんにそう言ってみた。
でもあいかわらず棒のようにぐてーんってなっている彼女は客間のベッドで豪快に寝息を立てていたんだった
三幡 『なにやら異様なチカラがわらわたちの周りに及んだようじゃのう……とりあえず他には何の影響も無いようじゃが』
「あ〜あ、それにしても残念だな〜宇宙刑事バリダーが本当にいたらサイン貰いたかったのにね〜」
292 :
名無しになりきれ:2007/08/13(月) 22:06:40 0
まあ何とかなるだろ少年!!
293 :
名無しになりきれ:2007/08/13(月) 22:17:07 O
おとめまん音頭でよいよいよい♪
>292
すると突然携帯電話にメールがきたんだ
そこには差出人が292っていうひとからのメールで内容はただ一言
【>まあ何とかなるだろ少年!! 】
と、書いてあったんだ。
「え?あなたは一体? ってメールの画面に呼びかけても返事無いのはわかっているんだけどね でも」
三幡 『大丈夫 きっと宇宙刑事も奉仕戦隊さんもいつかきっと……』
おばけの言葉に大きくうなずいてこれからもバリダーやメイドレンジャーを信じ続けるんだって292さんに固く誓ったんだ
【292さん あなたの励ましで元気を取り戻せました ありがとうございます】
って返事を出したんだ。
そしてきづけばいつの間にかお盆になっていた
もちろん親父や母さんの田舎に帰省するかって話だったんだけど、日帰りでお墓参りを済ませて即帰宅コースだったんだ
三幡 『ひろひめの病院経由じゃったのう あいかわらずおぬしにあえてよろこんでおったのう』
「うん ひろ姉さんの笑顔が見れてうれしかったけど……女装しなきゃなんないってのがねぇ……」
三幡 『もう慣れてるくせに いやちがうのう むしろよろこんどるふしがあるな』
>293
そんなおばけの挑発は放っておいて自宅に到着したのは夜だった
早いところ女装解除しなければってか知っているやつに会わなくてよかったよ
みのる「ぼく今からにいみちゃんと盆踊り行ってくるね 乙にーもはやく来てね」
そういい残して弟はぐったりしたままのにいみさんを転がしながら盆踊り会場に行っちゃったんだ
セイ子「あらあらまあまあ 乙姫も行ってきなさい」
母さんは盆踊りに行ってこいって言うけどおれは絶対行かないって拒否したんだ
だって今の格好は・・・・・・ひろ姉さんの浴衣もちろん女物を着ていたから はずかしいから絶対に行くもんかぁ
三幡 『何を言うとるとっても似合っておるぞ 可愛らしいのう さすがわらわじゃなぁ 我ながら惚れ惚れするのぅ』
「勝手に言ってろ ……でも……たしかに……」
おれは全身が写る姿見を見てまんざらじゃない気分になっていろいろポーズを決めちゃってたりして……うわぁぁああわわ なにやってんだよ おれ!!
あわてて浴衣を脱ぎ捨てるおれは自分が変態になっていく気がして恐怖していた そんなおれの耳に盆踊りの音が聞こえてきていた
盆踊りの歌「>おとめまん音頭でよいよいよい♪>おとめまん音頭でよいよいよい♪」
じゃすてす
>>295 今日も朝っぱらから暑くってもうぐったりしちゃっていたんだ
三幡 『弟を見習えおろかもの!あやつは早起きして毎日体を動かしておるぞ』
ラジオ体操のあとそのまま散歩して帰ってきたみのるとにいみさんを横目で眺めながらため息をついた
「それにしてもにいみさんは本当にいいおもちゃだね ……じゃなくて頼りになる保護者だね」
クーラーの効いているリビングのソファーに座ったみのるはラジオ体操で出会った少年について話し出した
みのる「ラジオ体操でね、今日も居たんだよ!あの子絶対間違いないんだよ! ね、にいみちゃん!」
弟が言うにはラジオ体操に来ている小学生の中にTV番組のバリダーに出ている相方のファラオそっくりの子が居るそうなんだけど……
「んで今日は話しかけたんだろうな?」
みのる「だめだった タイミングがつかめないんだよね ね、にいみちゃん!」
何度も同意を求めるんだけど肝心のにいみさんはTVに夢中だったんだ。
キャスター「次のニュースです。今年新設されました超絶安全防衛団警備庁の初代長官のコメントが取れました」
長官 「われわれを脅かす数々の脅威に対して断固立ち上がらなければならないのです」
記者 「それは具体的にどのような……?」
長官 「>じゃすてす 」
記者 「は??」
長官 「ですから>じゃすてす この言葉の重さの意味を理解できないのならこれ以上話すつもりなどない!失礼する」
気のせいですぅ
298 :
名無しになりきれ:2007/08/15(水) 12:33:19 0
正義の力を見せてやれマジンゴー
299 :
名無しになりきれ:2007/08/16(木) 20:43:35 O
愛の奇跡はしょったんしょたたん
その時奇跡が起こった
301 :
名無しになりきれ:2007/08/18(土) 10:07:41 0
光る熱海
運命の戦士
夕張と熱海と岐阜
頑張れ
あと一週間で夏休みもENDやな
(;・`д・´)(`・д´・(`・д´・;)なんだってー!?
こりゃびっくりおったまげだべよ
>297
もう夏休みもおしまいなんだ、だから宿題は徹夜の日々が続いてもうヘロヘロなんだ
弟のみのるがラジオ体操で会った小学生がTV番組の宇宙刑事の相方だって言うんだ
だからラジオ体操に付いてきて欲しいっていって無理矢理早朝連れ出されたんだ
???「>気のせいですぅ」
やっと会話できたけどあからさまに否定されちゃった 弟のみのるも保護者のにいみさんもションボリしちゃってまいっちゃうな
三幡『あの少年は絶対にM○ァラオに間違いない!わらわには判る』
「はいはい そうですか」
おれだって実際に少年に会ってそんな気がしたんだけどね きっといつか本人が告白してくれるよね
>298
夏休みの宿題三昧で疲れたので気分転換にコンビニにいってアイスを買った帰り道
例のラジオ体操会場となっている神社の境内に何人かの人がいて騒いでいたので木の陰から覗いてみた
>298「>正義の力を見せてやれマジンゴー」
数人の黒い背広の黒サングラスのひとたちに囲まれていたひと>298が何か叫んだ
途端にその人の体が光って周りの黒背広の人達がバタバタ倒れていった
そのままその>298のひとは空を飛んでどこかへ去っていったんだ。
三幡『それにしても倒された者たちは前に見たことあるのぅ?』
(そうだっけ? とにかく巻き込まれたくないから逃げよう)
おれは黒背広たちに見つかる前になんとか逃げたんだ
>299
家に向かって走っていたけど公園に差し掛かったときブランコで独り淋しそうに遊んでいる小学生を見つけたんだ
っていうかあれはラジオ体操のあの少年だね!
するとその少年は歌を歌っていたんだ おれはなぜか少年に近づいてみた
>299「>愛の奇跡はしょったんしょたたん」
それってTV番組の宇宙刑事バリダーのMファ○オのテーマソングだったんだ
三幡『それよりアイスがとけてしまったではないか?』
コンビニの袋からバニラアイスがとけた汁がポタポタたれちゃっていたのに気がついた
>300
「アチャー!まいったこれじゃだめだめじゃないかー!」
しかたないのでゴミ箱に捨てようとしていたら例の小学生に止められた
その子はおれの持っていた袋に手をかざしたんだけどなにかブツブツ独り言を言っている
>その時奇跡が起こった
なんと袋の中のアイスクリームが元通りに!しかも冷え冷えに固まっていてまさしく奇跡がおきたんだ!?
「っていうか魔法? これってキミが?……ってあれ?いない??」
三幡『やはりあれはマジカルファラ○に違いない!サイン貰えばよかったのに!』
ふしぎな体験をしたあとおれは家に帰ると冷え冷えのアイスをたべ……れなかった
「カチカチのコチコチで食えねえええ〜〜」
>301
ー >光る熱海 ー
ある日突如現れて熱海の街を破壊して消えた巨大ロボットの事件
翌日なぜかすべてなかったことになっていてしかも破壊された建物など無く誰もその事件の記憶などなく夢か幻のような出来事だった。
しかしそれから数週間後再び熱海に何かが起きる。それは夏の風物詩である熱海の花火大会の夜に起きた
夜の海上に輝くたくさんの大輪の花火に隠されるようにいくつかの光が夜空を移動していた
光 は熱海の山に落ちたが誰も気付くものは居なかった
>302
ー >運命の戦士 ー
ひと知れず熱海の山奥に降り立った3つの光は形を変えてヒトの姿になった
??1「反応はあったか?」
??2「いや、この辺りには無いようだな」
??3「しかしこのポイントは異空間が発生した痕跡がある」
??1「ならば完全に消去しておけばよい」
??2「わかった」
??3「例の魔酔い森のほうも消去したか」
??2「すでに」
??1「では次のポイントに移動せよ」
??3「わかった」
>303
3にんのヒトガタの光はそれぞれ別の方角の空を見上げる
??1「2箇所か」
??2「まてこの地の追調査をせよ」
??3「では我らは移動する」
??1「我はこの地にて」
??2「我らは移動する」
??3「追調査後消去せよ」
??1「反応は消去する」
3にんのうち2つの光がそれぞれ別方向の空に飛び去っていく
??1「>夕張と熱海と岐阜……反応はトライアングル だがスクエア……4か」
のこりの光のヒトガタはそのまま熱海の山奥に消えていった
>304
夏休みの宿題がまったくはかどらなかった。もう暑さとかでも頭が沸騰しそうだっていうのに
クーラーのあるリビングのソファーはにいみさんとみのるが占領していて宿題が出来やしない
「図書館にいっても今の時期じゃ混みまくりだし あーあぁぁ!まったくむかつくぅぅ!」
三幡『しかししゅくだいとやらをやってなかったおぬしがわるいのではないのか?』
「ああそうだよ!ぜんぶおれがわるいんだよ!くっそーーーー」
あと7日以内で何とか終わらせる!こうなったら意地でも・・・・・・
バリダー「>頑張れ」
え?・・・・・・なんか今宇宙刑事の声が聞こえたような?気のせいか
窓を開けて空に向かって頑張るよ!って叫んでみた 奇跡の力で宿題おわれ〜〜〜〜♪
>305
コンコン☆
部屋のドアを誰かがノックした?開けてみたら因家兄さんだった
因家「>あと一週間で夏休みもENDやな」
それだけ言い残して去っていった なんだよそれ!あと何日かってそんなのわかってるのに〜〜!
でもそのときは気にしなかったんだけど因家にいさんと最近顔あわせていなかったんだよな
そしてこの会話が兄さんとの・・・・・・
三幡『……。』
おばけはなにか気付いていたはずなのに俺にはまったく教えてくれなかったんだ
>306
それから数日後なんとか夏休みの宿題を完全攻略することが出来たんだ
すがすがしい激戦を勝ち抜いてやり遂げた気分で出かけたおれは久しぶりにうしどんやに逝ってみたんだけど
倒産していた。
「なんでやねん!」
おれは店の入り口に貼られていた店じまいのおしらせをみて愕然とした
>(;・`д・´)(`・д´・(`・д´・;)なんだってー!?
おれ以外にも常連客のみなさんがいてみんな驚いていたんだ
>307
いそいで家に帰ったおれは今日もリビングのソファーでクーラーに当たりながら
快適生活をしていたにいみさんにこのことを教えてあげたんだ
にいみさんも 「>こりゃびっくりおったまげだべよ」って顔で驚いていたんだ
そしてそのまま二度寝しちゃいました。よっぽどショックだったんだね
でも安心していいよ にいみさんはずっと居候していていいんだからねって手話で教えといた
マギカルリリカル
バリバリチェンジ
ひと波乱ありそうな新学期
猿にも出来る簡単世界制服
316 :
名無しになりきれ:2007/09/03(月) 15:27:10 O
コズミックハイテンションタイマー
台風が熱海を襲ったんだよね
残暑ざんしょ?
よしバリダーに鏡着だ
きみのクラスに新しい転校先生が来たよ。何か変身ポーズとっとるな
猛暑の中ついに波乱含みの2学期が襲い掛かってきた。
夏休みが明けると登校してきたクラスメイトを見て驚く
2学期デビューとかいう1学期とは違う髪形や服装や態度やらの生徒達が大半を占めていた?
特におれが気になったのは夏休み前に赤毛で派手な活発ねーちゃんになってたはずのみょこさんが
ビン底めがねで黒髪三つ編みオサゲの暗〜い感じの女子になっていたのには驚いたんだ
公平「っていうか、前に戻った感じじゃね?」
こそこそびくびくしているみょこさんに話しかけようと近づいたんだけど何故かおれの顔を見るなり一目散に逃げて逝っちゃったんだよね
公平「やーいやーいおまえ嫌われるようなことしたんじゃねーの?」
おれにはそんなこと思い浮かぶわけなかったんだ。それにしても他のやつらもなんか気力ない感じだな?夏休みボケかよ〜!
というか、始業式の日が防災訓練だっていうのに朝礼のときにみんなだらけていやがって!
そんなんじゃ有事の際に全員なきみるんやでぇ〜!!って運動場の砂の上に書いておいた
>313
校内放送「>マギカルリリカル♪ 地震が起きました!それでは体で机を下に隠して必死に批難してください!ピンポンピンポーン♪」
教室のスピーカーからの指示に従って教室の皆は自分の机を抱えて運動場に出て行った・・・・・・
「なんでやねん!」
いつのまにかおれは教室にぽつーん!と立ち尽くす 教室には机を失った椅子のかたがたが淋しそうに並んでいたんだ・・・・・・
校長 「>バリバリチェンジ♪ 全校の皆さん避難訓練ご苦労!ではそのまま自宅にお帰りください!もちろん買い食いは禁止です〜♪」
校長の指示で運動場にいる全校生徒&せんせいのみなさんは机を担いだまま下校して逝っちゃった
おれとぴぽーくんのにいみちゃんは教室の窓から異様な光景をただ眺めることしか出来なかったんだ。
>314
???「>ひと波乱ありそうな新学期」
すると背後から可愛い女の子の声がしたので振り向くと、そこには赤いメイド服を着た女子が深刻そうな顔をして立っていた。
「あ、あなたは前に助けてくれたおねえさんじゃないですか!ご無事だったんですね!っていうかここの生徒だったの?」
おれの質問に困惑気味の赤メイド女子中学生さんは無言のまま笑いかけると、
教室の戸を思いっきりピシャッ!って閉めて全速力で廊下を走り去って逝っちゃったんだ
>315
教室の中にはおれの机と椅子以外は椅子がずらっと並んでいるだけだった
「なんなんだよこれは〜! にいみさんどう思う?」
にいみちゃんはぴポーくんを脱ぎ捨てるとその暑さに苛立ったのか教室の黒板を爪でキーキー引っ掻き始めた
「うわあああ やーめーてー」
そのキーキーを聞いておれとにいみさんは背筋がブルブルになって暑さをしのぐことが出来たんだ
「ありがとうにいみさん!」
するとなにやらぶ厚い本が黒板のチョーク入れの中から出てきた。表紙には【>猿にも出来る簡単世界制服】って書いてあったんだ
本を開こうとしたらにいみさんがいきなり手から奪い取ると教室の窓から外に放り投げてくれたんだ
>316
「危機一髪だったよ!ありがとう救ってくれて!」
にいみさんに感謝の言葉を言ったら只一言、「>コズミックハイテンションタイマー」と答えてくれたんだ。
どういう意味か聞いたんだけど照れくさそうにお顔を真っ赤にしてぴぽーくんヘッドをかぶってしまったんだ
そしてその日はそのまま下校したんだけど校内はまったくもぬけの殻だった 異常だよね?
>317
それからはまったくふつうの日が続いて授業もなんの障害もなく進んでいた
そしてある日の朝、登校中で学校の正門前で公平に会った
公平「>台風が熱海を襲ったんだよね」
台風が東日本?東海?っていうか関東や東北地方とかに被害をもたらしたんだけど、
「熱海も大変だったの?」って公平に聞き返したら、
公平「それよりこの中学校の校舎が吹っ飛んでるじゃん!」って答えてきたんだ
正門から公平の指差す方角を眺めたらあるはずの校舎が跡形もなく消えていたんだ 工エエェェ(´д`)ェェエエ工
最近不思議だとかで片付けられない超怪事件が起こりすぎじゃないかー!?
>318
それから数日後
英語教師「>残暑ざんしょ?」バタッ!
英語の授業中そんなことを言い残して先生は倒れた。熱中症だろう
忽然と消えた校舎のかわりに体育館内で当初は授業を受けていたんだけど
暑さに皆がバテるのですぐに仮設のプレハブ校舎の建設が始まった・・・・・・はずだったんだけど
どういうわけか仮設されたのは巨大なサーカス団のテントで、その中で授業を受けることになったんだ
公平「やっぱり空中ブランコや玉乗りは必要だよな?」
「それにしてもあのピエロ?クラウン?象さんに乗って授業してるよ ってかなんの授業だよ!」
体育の授業がいつの間にかエスカレートして曲芸をさせたりする授業になっている?
絶対へンだっておもっているのに他のクラスメイト達はみんな真剣に曲芸の練習をしている
体育教師「そこのおまえのようなおちこぼれは舞台に上がる価値はない!」ピシッ!ピシィ!
「うわ!いて!なんでムチで!いててて!」
ピエロの格好の体育教師がふるうムチから全速力で逃げ出すとそのまま学校から逃亡したのでした
>319
学校から逃亡したおれとにいみさんは追っ手が無いのを確認しながらもそのまま近くの神社まで走り続けた
「ふぅ〜 ここまでくれば安心だよな?」
弟のみのるたちが夏休み中にラジオ体操をしていた会場だった神社の境内に辿り着いたおれたちは賽銭箱の横に座っって休憩することにした
すると祠の中から人の気配を感じておそるおそる中を覗き込んだんだけど
なんとそこにはあの宇宙刑事バリダーの人間のときの姿のバリダーが大の字で寝ていたんだ
バリダーっぽいひと「>よしバリダーに鏡着だ」
爆睡から目覚めたその人はいきなり言い出したのでおれとにいみさんはあっけにとられちゃったんだ
とりあえず正義の味方っぽい人なので事情を話してみた きっと助けてくれるはずだよね?
>320
神社に日が暮れるまで隠れていてその日は家に帰ったのでした
そして次の日、学校に行くのは憂鬱だったけどにいみさんとお手手つないで登校することにしたのでした
公平「おはよう 無事でよかったな! それよりうちのクラスにもプレハブ教室が仮設されたぜ?」
「よかった!これでサーカス団ともおさらばなんだね?」
公平「僕らは落ちこぼれ組だからね? エリート組はそのままサーカステントで英才授業らしいよ」
「なんだよそれ! ってか曲芸のエリートって一体?」
可南子「>きみのクラスに新しい転校先生が来たよ。」
達也 「>何か変身ポーズとっとるな」
サーカスのピエロの格好の生徒達がおれたちを軽蔑するような視線でニヤつきながらサーカステントに入っていく
勇気「おーいこっちだよーノシノシ」
おちこぼれ組のプレハブ教室の入り口でおれ達を呼ぶ勇気に従って移動すると中には4人の生徒が居た 全員1−1の生徒だった。
おれとにいみさんと公平をあわせて7にんか
勇気「俺達以外はエリートなんだってさ ははは 落ちこぼれのほうが気楽でいいよね」
みょこ「・・・・・・あ・・・・・・ぅん」
教壇に立つ新任の先生を見て驚いた! まさかアナタがせんせい!!? おれは感動の涙でせんせいの顔が見えなくなったんだ
君とおなじさ涙をおふき
それが生きてることなのさ
1年1組バリ8先生
力合わせがんばろう
メイドバイジャスティス
(ΨΨ) ウッホ(゚∀゚)ΨΨ (ΨΨ) ウッホΨΨ(゚∀゚)
(・∀・JL JL・∀・) タッターカ歩きだして♪
└(・∀・)┘ └(・∀・)┘ タッターカじゃんけんだー♪
\
<(・∀・)> グー!!
\
(・∀・) チョキー
\ /
w(・∀・)w パー!!
猛獣が逃げ出した
なんか遠くの星から来た男が愛と勇気を教えてくれそうな流れですね。
ドキがムネムネするね
特撮スレバンザイ
バリダー新スレたったね
336 :
名無しになりきれ:2007/10/01(月) 07:47:33 O
メイドン
バリ8先生の居眠り授業
338 :
名無しになりきれ:2007/10/03(水) 15:15:48 P
あ
誤爆すまん
むしゃむしゃ
中学校校舎があったはずのところに巨大テントが出来、そのまわりにも小型のテントが並んでいる
それは全部新教育方針とかで決まった曲芸エリートの養成授業をやるためのもので、
その曲芸エリートという生徒になれなかった落ちこぼれの生徒は校庭の敷地内の隅っこに設置された
落ちこぼれ生徒専用のプレハブ仮設教室に文字通り追いやられていたのでした。
曲芸エリート生徒達は毎日玉乗りや空中ブランコとかまるでサーカス団員の養成所のようなことをやっていた。
それでもピエロのような格好の制服を着ているそいつらはどういうわけかおれ達を蔑む態度でいたりする。
秋の残暑で毎日暑い中滝のような汗を流しながら文句ひとつ言わずにむしろ誇らしげに曲芸の練習をしていた。
そしてエリートっていうだけあって曲芸以外の授業はまったくやってないっぽかった
でも、やっぱりエリートだからっていうだけあって給食とか豪華なごちそうを食べているらしかった
>326
一方の落ちこぼれ組っていうか普通の生徒なおれらの給食はなぜか無しになっている!?
まあ給食費払わなくてラッキーってのもあるけどそれにしても変な格差だよねこりゃ
「でもな〜やっぱおかしいってあいつら。何で普通の授業しねえんだろう」
勇気「ってか、あんなののエリートとか言われて曲芸の授業ばっかりやってるのよりは、
落ちこぼれって呼ばれている俺たちのほうがよっぽどまともだってのにな!」
1年1組のプレハブ教室の窓から曲芸組が火の輪くぐりの授業をやっているのを眺めている後ろから1年1組の専用担任の先生が話しかけてきたんだ
先生「>君とおなじさ涙をおふき
>それが生きてることなのさ 」
>327
振り向くとそこにはTV番組の宇宙刑事バリダ○の主人公にそっくりっていうかさ〜
ほんものじゃね?!ってつっこみたくなるような熱血ヒーロータイプの若者教師がヒーローの登場シーンのポーズを決めていた
勇気「>1年1組バリ8先生」
おれたちは先生に対してすぐに畏敬の念をこめて【バリ8先生】と愛称を付けて呼ぶことにしたんだ
バリ8先生もべつに嫌がることなくむしろ○○川の土手を歩きたがっている気もあるみたいだった
>328
バリ8先生「>力合わせがんばろう」
おれたち「はーい!ばりはちせんせー♪」
バリ8先生の授業は楽しかった しかも一人で国語や数学や物理や……全教科を担当していた
まあ、落ちこぼれ組には他の教師は廻す訳がないよね
だっておれたち1年1組のプレハブ教室以外にも1年〜3年の仮設教室があってその全部に全教科を担当出来るスーパー先生がいるらしかった
公平「逆にある意味僕らのほうがエリートっぽくね?」
確かにそうなんだけどおれ的には先生がバリダーだったりするだけで有頂天な高揚感だったりするんだけどねー
>329
昼休みに給食がないので家から持ってきているお弁当を食べた後に、
トイレ(落ちこぼれ組用の仮設トイレ)にはいったときなにやらヒソヒソ声が聞こえてきたんだ
仮設トイレの隙間から外が覗けるので気付かれないようにそ〜っと覗いてみた
そこに居たのは前におれを睨みつけていた上級生の男子生徒と数人の黒背広たちだった
心太郎「長官からの指示は」
黒背広「そろそろかと」
心太郎「わかった それまでは各員監視体制のまま待機!他にも伝令!」
黒背広「「「>メイドバイジャスティス」」」
心太郎「ん?なんだそりゃ?いつもとちがうだろ?made by justice ?」
黒背広「いいえ!maid by justice と言ってみてよって申されまして……意味はあまり」
心太郎「チッ!またあの方か 閣下殿にも困ったものだ そろそろ昼休みも終わりだ 散れ!」
ガサガサガサ
(なんなんだあの人たちは??それにしてもメイドってメイドさんのこと?○○製とかのメード?)
おれは人の気配がまったくしなくなったのでいそいでおしっこして慌てて教室に戻った
>330
(ΨΨ) ウッホ(゚∀゚)ΨΨ (ΨΨ) ウッホΨΨ(゚∀゚)
(・∀・JL JL・∀・) タッターカ歩きだして♪
└(・∀・)┘ └(・∀・)┘ タッターカじゃんけんだー♪
\
<(・∀・)> グー!!
\
(・∀・) チョキー
\ /
w(・∀・)w パー!!
いつの間にか昼休みが終わっていて5時間目が始まっていた
運動場では曲芸組の生徒達が並んでおかあさんといっしょだかのへんてこな踊り?体操をしていた
おれは見つからないようにプレハブ教室にむかって身を隠しながら歩いていた
>331
あとすこしで1年1組のプレハブ教室に辿り着くって時に巨大テントから何か緊急放送が聞こえてきた
放送「>猛獣が逃げ出した」
「!? えええー? ま、まさか?!」
おれはさっきからなんとなく誰かに見られているような気がしていたんだけど
立ち止まりまさかとおもっておそるおそる振り返ってみることに。
猛獣「がおー!」
「うわああー!」
突然目の前に現れたライオン?が今にもおれを食べようと大きな口をあけていたんだ!!
「うわああああ!!たべないでくれーーー」
おれは恐怖のあまりおしっこちびるかとおもったけどさっきしっこしたばかりだったので安心だった
でも、安心してられる状況じゃないのはたしかだったんらぁえいkるbkんx〜〜〜
っていうかズドドドドドってライオンや虎やゾウやキリンやクマや馬や牛やカバやフェレットがあっちこっちに逃げまくってるジャーーん
>332
いきなり大パニックになる運動場で逃げ出した猛獣達と逃げ惑う曲芸生徒達、調教師たち
三幡 『助けるべきじゃなかろうかの?』
「なんだよなんかひとごとっぽくね? っつかおれのほうも今現在大ピンチじゃ? あれ?」
三幡 『さっきのライオンならほれおぬしの足元で伏せしておるぞ』
「ありゃ?なんで?も、もしかして……おーいらいおん!お手!」
試しに言ってみたらライオンはお手をした すげーおれ感動中!おすわりとかこいつ可愛いじゃないか
でもそのあいだにも校庭からは逃げ惑う曲芸生徒達の悲鳴が響き渡っている
あ!なんかやべーよ!って眺めていたら凄いスピードで曲芸生徒のピンチを救う人影が現れた
その姿はまさしくおれたちの、おれたちのバリ8先生だ!スゲー速さと強さで猛獣から人たちを救ってゆく姿はまさしくヒーロー
女の子「>なんか遠くの星から来た男が愛と勇気を教えてくれそうな流れですね。」
「え? せんせいが?遠くの星から来たって?そんなご冗談を ってかキミ誰?」
おれが質問したけど答えずにその私服の女の子はどっかへ去っていってしまった
>333
彼女を追いかけて元体育館跡地の草木の中を進むけど追いつかずどんどん引き離され見失いキョロキョロしていた
女の子「>ドキがムネムネするね」
「うわっ! びびびっくりしたぁあっっ!」
いきなり背後から声をかけられて驚いて尻もちついてしまったおれを見下ろしてくすくす笑う女の子
女の子「騒ぎもそろそろ終わりかな〜?なーんか早過ぎだよねもう少しパニックになればいいのにね」
「そんなことより制服着てないけどキミってうちの生徒じゃないよね?」
女の子の私服のミニスカートから下着が丸見えなので目をそらして立ち上がるおれ
でもまったく隠そうとしないでケロっとしている女の子はおれが赤面しているのを不思議そうに見ていた
女の子「じゃあ今日はもう帰るね!バイバイまたね♪」ガサガサガサガサ
「えっ?ちょ、ちょっと! あれ?い、いない??」
女の子は草がたくさん生えている中に入っていくとそのまま姿を消してしまった
>334
女の子が姿を消したところを念入りに調べたけどまったくなんにも変なところはなかったんだ
「い、一体あの子は」
三幡 『わらわにもまったくわからぬ』
「おれにしかみえないおばけのおまえと同じじゃないのかあの子って」
三幡 『おぬしの脳裏にしか姿を反映してないからわらわは幽霊とかお化けではないぞ
かといっておぬしの中にはわらわしかおらぬから先ほどの者は同類というのも間違っておるぞよ』
「わかった!どこまでもどあとかで移動したんだよきっと うん」
三幡 『どうせならアニメじゃなくて特撮的解釈せねばいけないぞよ? どうでもよいがの』
「うん そのうちそうするよ じゃあ教室に戻ろうか ワッハッハ」
三幡 『おぬし最近不思議なことだらけで思考するの面倒くさくなってきたのじゃろ?しっかりせい』
「……。(おまえが一番おれを悩ませているんだよぉおばけさん)」
おれは騒ぎが終結したらしい校庭に戻る
運動場では逃げ出した猛獣達は全部もといたオリに入れられてパニックはひとだんらくしていた
幸い食べられた者はいなかったらしく転んだり引っ掛かれたりかじられた軽傷生徒が居た位で
どういうわけか警察沙汰にしない方針だとかいって、
前校長のかわりにいつの間にか着任していた新校長=団長が臨時の全校集会で演説していた
集会が終わったあとバリ8せんせいに絶対おかしいから宇宙警察に通報すべきだって訴えたんだ
他の1年1組のみんな(落ちこぼれ組生徒)もバリ8せんせいに抗議する
でもバリ8せんせいは深刻そうな顔をして一言「>特撮スレバンザイ」と答えるだけだった
>335
そんな騒動があった後、次の日から何事もなかったかのように曲芸生徒達はサーカス団員の授業を受け続けている
そしてそれ以外のおれ達はプレハブ教室で普通に授業を受けていた
体育の授業は運動場も体育館も使えなかったがプレハブの周りをぐるぐる回ったり、
バリーズブートキャンプで汗を流したりしていたから体力は曲芸エリートたちに負けない感じなんだ
公平「>バリダー新スレたったね」
ある日休み時間中にそんなことを突然言い出したのでほかのみんなは言葉を失っちゃったんだ
勇気「そ、そう……でも大丈夫だよ バリ8せんせいはずっと俺たちの先生のままなはずだから」
>336
しかしおれたちの不安は簡単には晴れない状況だった
昼休みにこっそりPCでのネット環境を新設した公平はバリ8先生を守るための案を探して色々検索していた
公平「>メイドン」
「は?なに?メイド?」
公平「だからメイドンってのは競馬の新出場の馬だかのレースがどうとか、あとビックリマンの……」
「いやそんなこと聞いてないしメイドさんのことじゃないの? ねえ、みょこさんもそう思うよね?」
みょこ「ビクッ ……ぇ?……はぃ」ガクガクブルブル
いまだにおれを警戒しておびえているみょこさんは話しかけるとすぐににいみさんの影に隠れちゃうんだ
>337
勇気「と、とにかくバリ8先生にいつまでも居てもらう為になんとかしなきゃ」
おれたちは色々考え込んだ末にバリ8先生のために手作りクッション抱き枕をプレゼントしたんだ
もちろんバリ8せんせいはそれを愛用してくれて……
午後からの授業は>バリ8先生の居眠り授業 になったんだ!
でもいいよね、だってバリ8せんせいはおれ達の先生の仕事以外にも正義と平和を守って
戦って疲れているんだから たまにはぐっすり眠らせてあげようよ! うん!
>338
バリ8先生「>あ 」
熟睡していたはずのバリ8先生はいきなり寝言で叫びを上げるとそのまま立ち上がって変身ポーズをとった
おれたちはバリ8先生を起こさないように静かに自習をしていたんだけど
突然せんせいが起きたのでビックリして先生を見たんだ
公平「先生!まだお昼寝のお時間ですよ〜♪ねんねんしましょうね〜♪」
公平の機転を利かせた猫なで声の効果でバリ8先生の戦闘態勢は解かれて再び眠り姫になっていただきました
>339
しかしその頃ここより遠く離れた熱海の山に衛星軌道上からの謎の爆撃があったなんて知るよしもなかった
放課後熟睡から目覚めたバリ8せんせいは
バリ8先生「>誤爆すまん」
と教壇でおれたちに言い出したんだ
何のことやらさっぱりわからなかったので「イインダヨ」ってクラス一同笑いあったんだけどね
実際には寝ぼけたときに衛星軌道上にいる宇宙船に寝言で攻撃指示出しちゃっていたんだってw!
でもそんなの誰も気にしないよ だってバリ8せんせいはおれたちの先生なんだから
同時刻 〜熱海の山奥 爆撃跡地ポイント〜
>340
??? 「>むしゃむしゃ」
女調査員「何をむしゃむしゃ食べてるんですか!教授もなんか言ってくださいよ!」
男調査員「そんなことよりも何だってこんなところに爆撃が?これも宇宙からの脅威とか?」
相模教授「この熱海という地には何か特別な意味があるのやも知れぬ。っと」
??? 「>むしゃむしゃ」
女調査員「だから〜このバイトくんを何とかしてよ!」
男調査員「まぁまぁ【若狭】さん抑えて抑えて 教授!それで報告書なんですけどどうします?」
相模教授「【武蔵野】くん!キミに任すよ さて、帰ろうか?」
??? 「う!! あそこ!!」
「どうし……なんだこの横穴は? 教授!見てください」
相模教授「しかたないな くんは付いてきたまえ! くんは少年と車に戻って局に報告を」
若狭 「は、はい 気をつけてね 武蔵野くん」
武蔵野 「大丈夫ですよ 若狭さん!それじゃ僕が先に行きますよ教授」
相模教授「うむ」
???「>むしゃむしゃ ごっくん」
「バイトくん!ワゴンに戻るわよ!」
爆撃で出来たクレーターの一箇所に偶然発見された謎の横穴に入っていく教授たち
女調査員 とバイトの少年は自分達が乗ってきたワゴン車に戻るのだった。
レーザー
ポケットティッシュ投げ
瓦割りの授業
宇宙の授業
花瓶
353 :
名無しになりきれ:2007/10/14(日) 19:10:44 0
せんせー黒板の字が見えませーン
バリダー先生の哀しき納豆弁当
(*´・д・)(・д・`*)エー
356 :
名無しになりきれ:2007/10/20(土) 19:08:30 O
ヽ( ゜ 3゜)ノ〜〜〜卍
手伝う
ジャストミート
,.、 ,r 、 ちゃんと ついてきて くださ〜い
,! ヽ ,:' ゙;
. ! ゙, | }
゙; i_i ,/ // ̄ ` 〜 ´⌒/
,r' `ヽ、.// 樹 海 / , -- 、_
,i" ゙//─〜 , __ ,─´ , -- 、_ i・,、・ / <熱海逝くんだよね?ね?
! ・ ・ .// , -- 、._ i・,、・ / ゝ____ノ
ゝ_ x _// , -- 、._ i・,、・ / ゝ____ノ ::::'::::'::::
/~,(`''''''''''イ(⌒ヽ, i・,、・ / ゝ____ノ ::::'::::'::::
/⌒))/ (____ノ_) ゝ____ノ ::::'::::'::::
`-´/ i ::::'::::'::::
`ヽ________ イ iノ:::::::::::
:::::::::::,/_、イヽ_ノ::::::::
:::::::(`⌒´ノ::::::::::::
バリダー先生が遅刻していますので自習していてください
殺伐としたスレに救世主が!
.__
ヽ|・∀・|ノ ようかんマン
|__|
| |
ありがとう、ようかんマン!
i〜'~~|
|__|
| |
わかめスープ飲め
>348
2人がワゴン車に乗り込んだ瞬間と同時に空から謎の>レーザー が光の雨かシャワーのように降り注ぎ、
教授と助手の潜っている洞窟を破壊、消滅させてしまったのでした
若狭「う、うそ! な、、なななにが起こったっていうの!? ねえ!聞いてる? ねえってば!」
少年「…………。」
若狭「ちょっと!返事しなさいよ コレだからガキは……ブツブツ」
少年「……ベルトを……」
若狭「は? なに?? 聞こえないわよ! ってか何でアンタ運転席に座ってんのよ」
少年「……ごちゃごちゃごちゃごちゃ……ウルセエばばぁだな!………だぁってろ!ブス!!」
若狭「!!! ンまっ!! ななんですってこここのの…… きゃああ! んがンぐ!」
キキキキキィィィ ブオォォォォォォンンン
少年「だから言ったろうが!」
若狭「舌かんらったらないのよもsぁお! いやあ!ちょっっとあんた! 運転出来るの!?」
キキキキキー ガリガリガリ ちゅどーん☆ ッキキキィィ ズババババッ
少年「…………。」
若狭「んぎゃ んご! イタッ☆ ガッ! ちょっと! なんで! んわぁ!」
>349
少年「このレーザーは俺達を正確に把握していないと見た!! それなら!!」
ゴソゴソ カチッ♪ ウィィィーン♪ ゴン! ガン! ボン!
若狭「ななんあ! んで、イタッ ウインドウを! キャッ あけるのよぉぉ ヤぁん♪」
ポイポイポイ☆ ズバッ! ズバババッ! BoooM BooM BoM☆
若狭「>ポケットティッシュ投げ??」
ポイポイポイ♪ ビシュッ☆ バシュッ☆ BOOOOOM☆ぷしゅぅぅ♪
少年「やっぱりな! ……それなら! おいおばさん! 片っ端から荷物投げ捨てろ!」
若狭「ンな!(怒) 誰がオバサンだってンのよ! 私はまだ二十歳前……」
少年「うっせぃ! こんなところでしにたくなかったら俺の言うこと聞け! バシバシ☆ピシャン☆」
若狭「……!! ……は、はひぃ……」
ガサゴソ ポイポイポイ☆ バシュバシュバシュ☆
少年「チィ!だめか! それなら! 合図したら飛び降りろ!」
若狭「ええええー?」
少年「…3……2………1…………いまだ!!」ガチャッ♪ぴょ〜〜ん
若狭「ちょっとまっ だ心の……きゃぁぁぁぁぁぁぁぁ〜〜〜」ぴょぉぉ〜〜〜〜ん
ブゥゥゥ〜〜〜〜ン バシュウウゥゥ☆ ちゅどおおおおおおおおんんん☆
宇宙からの謎のレーザー攻撃によってワゴン車は跡形もなく破壊されましたとさ
>350
サーカス調教の授業から動物達が逃げてプチパニックになった事件からすでに一ヶ月
あれから何の変化も騒動もなく平和な日々が流れていたんだ。
そうそうこの間の運動会なんてどう見てもサーカスの曲芸を披露する見世物状態でさ
ある意味サーカス団の興行じゃないかって誰もが言い合ったりしていたんだよね
でも、まったく問題になってないって感じで、大盛況の中サーカスショーは成功を収めたらしいんだ
なんで他人事みたいに言ってるのかって?
だっておれたち落ちこぼれ組は運動会に出席できなかったどころか、
完全にエリート組と隔絶された学校生活を送っていたんだもん。
それでもあいかわらずおれたちはおちこぼれ組としてプレハブの仮設教室で、
充実した中学生ライフを満喫していたんだ
>瓦割りの授業 とか空中3回転半ひねりキックの授業なんてバリ八先生に受けたりして、
>351
もちろんだれもマスターできちゃいないんだけど、何かあったときの護身術だって真剣におれたちに語ってくれた
おれたちはバリ8先生の情熱に心を打たれて楽しい授業を真剣に受けたんだ
そして>宇宙の授業 っていう教科でも宇宙の平和とか宇宙にいるゆかいな仲間達と
友情を深めるっていう感動巨編の絵日記を観させられたりして
授業中の居眠りにも磨きがかかったんだって自負できるくらいになれたんだ
ありがとう、恩師バリ8せんせい
>352
朝、登校してきたら教室に人の気配がしていた?おれが一番乗りだっておもっていたのに!!
おれはおそるおそる教室のドアをおもいっきり蹴破って中に突入したんだ!
みょこ「キャッ!」
突然のことに驚いて床に転んでしまっている女子をみたら波涛みょこさんだった
「ご、ごめん! 驚かしちゃって」
>花瓶 の水を思いっきりかぶってびしょ濡れのみょこさんにむかってそっと両手を腰に当ててふんぞり返って見下すように謝罪した
みょこ「…………ぅぅ」ガタタン♪ピシャリ☆
「ウッ!」
おれの頬を叩くと見せかけておれの後ろのにいみさんをビンタして教室を出て走り去っていっってしまったみょこさん
「あ!」
一瞬おれを睨んだ顔はおもいっきり鼻水をたらした泣き顔だったんだ
>353
その後もみょこさんは教室に帰ってこなかった。おれはといえばそのときすぐに追いかけたんだけど見失っちゃって
あちこち探したんだけど発見できなくてどうしたらいいのかワケわかんなくなっちゃって教室に戻ってただ立ち尽くしていたんだ
公平「>せんせー黒板の字が見えませーン」
授業が始まったあともおれはそのまま立ち尽くしていた。黒板の前でね
だってしかたないじゃないか!みょこさんとちゃんと話したいのにいつもひどいことになっちゃうんだもの
>354
公平「それはつまり……」
昼休み時間に黒板の前に立っているおれにタコさんウインナーを見せびらかしながら食している公平が
おれの弁当を完食しながらコメンテイターしていた
公平「たとえば>バリダー先生の哀しき納豆弁当のようなものだ!」
「はい?」
おれは公平のたとえ話の意味がわからなかったのでポカーンとしてしまう
>355
勇気「ようするにこれは故意ってやつですな?」
「そそそうなのか?」
おれは食後のお昼寝していたにいみさんを叩き起こして確認を取る
公平「やめろ! おまえがそんなんだからあの女も帰ってこないんじゃないのか?」
「え?そ、それって??」
公平「そうだよ おまえの昔の女 如月羽魅のことだよ 忘れたのか?」
>(*´・д・)(・д・`*)エー
クラス中が騒然となった。そうだっけ? あれ?親の都合で転校じゃ?羽魅って外国に帰国子女しにいったじゃねえの?
公平「とにかくまた女を泣かすのか! 逝け!今すぐ追いかけろ!!」
>356
「えええ?ちょっとまってくれよ! だいたいみょこさんどこいったかわかんないし」
勇気「これをみたまえ!」
公平「こ、これは!?」
勇気が持っていたのはにいみさんの頬に貼り付いていた置手紙だった
それをにいみさんが寝ている隙に引っぺがしたのだったが案の定ヨダレでベタベタ 辛うじて解読できる文字は
「 【熱】 と 【海】 ?」
公平「そのとおり!これは熱海と読む! つまり彼女は熱海に居る筈だ!」
勇気「なんだってー?」
「んなあふぉなwww」
勇気「ばっきゃろぉ! 彼女はおまえが来てくれる事を待っているはずなんだ!」
公平「だからダイイングメッセージを残したに違いない! つまり熱海でダイビングするつもりだな!」
「あのな〜」
勇気「そうと決まればこうしちゃいられん 5時間目の授業は!?」
>ヽ( ゜ 3゜)ノ〜〜〜卍
膝矢「たしか特別講師の自称元クノいち少女の手裏剣投げの授業だったんじゃね?」
>357
おれはこっそりと学校を抜け出せという公平たちの提案を却下して正直にバリ8先生に相談したんだ
ばり八 「>手伝う」
赤メイド「>手伝う」
おれの告白に対して意外にもこころよく容認してくれた正義の先生2人組だったんだけど
なんと熱海に行くことを手伝ってくれると言いだしてきたんだ
なんて生徒思いの話のわかる先生なんだろうか!おれは感動の涙が止まらなかった
公平「そうと決まれば話は早い! すぐにでも熱海に向かうんだ」
「いやあ 実際すぐに今からって電車乗り換えて熱海に何時に着くん? つか熱海のどこに逝きゃいいんだよ」
勇気「そんな悠長なことは言ってられないぜ よろこべ! 先生たちが熱海ツアーの切符を手配してくれたぞ」
>358
「は? ツアーってあんた 旅行気分でいいのかよ?」
公平「ばかやろう! 宇宙の授業を忘れたのか! 宇宙それは最後のフロンティア♪」
勇気「そうだぞ スターなんとかってのでピカなんとか艦長も言ってるだろ?」
「いや 宇宙と熱海ってどんな関係が」
公平「宇宙は星達の海なんだよ 地球は宇宙のオアシスで水の星なんだよ」
「わけわかんねー」
膝矢「いいからつべこべいわずに乗れ!」ギュッギュッ
おれとにいみさんはバリ8先生とともに観光バス【>ジャストミート号】に強引に乗せられた
「うわ! ななななんだ!?」
ガタガタガタガタタタ・・・・プシュウゥゥゥ〜〜 ゴゴゴゴゴゴゴ
公平「いってらっしゃ〜い」
膝矢「おみやげよろしく〜」
勇気「すげーやっぱり宇宙観光バスは空飛ぶんだな かっけーwww」
ロケットブースターで勢いよく天に舞い上がる観光バスの車窓から学校が見える
校庭にできた大テントや中小のテントとプレハブ仮設教室から空を見上げてバスを見る先生生徒たち
「……あ、あれ? あれって 」
仮設保健室の窓から空飛ぶ観光バスを見上げる三つ編みメガネ女子中学生・波涛みょこさんを確認したおれだった
工エエェェ(´д`)ェェエエ工
>359
数時間後・・・・・・
ウサギさん「>ちゃんとついてきてくださいね」
おれとにいみさんは観光バスを降りて添乗員のウサギさんに引き連れられたお客の小鳥達のあとを歩いていた
前を歩くお客さんの小鳥さんに反対に
お客小鳥「>熱海逝くんだよね?ね?」って聞かれちゃってどう答えていいかわかんなかったんだ
だって先頭歩いているウサギさんの持っている旗には大きく【樹海】って書いてあったんだもん
>360
ガサガサガサ・・・・・・と、草むらを突き進んでいくツアーの一行でしたが、
途中のトイレ休憩所でおれ達といっしょにいたはずのばり8先生の姿が忽然と消えちゃっていたんだ
ウサギさん「>バリダー先生が遅刻していますので自習していてください」
お客さん「「「「「はぁ〜い♪」」」」」
休憩所から観える樹海の森の絵を描いているお客の小鳥さんたちはおとなしく自習をしている。
ウィィィィィン バキバキバキバキ ガサガサササ どどぉーん
おれたちはあっけにとられてしまっていた だって樹海の木々が伐採されて逝っちゃうではないか!!
ウサギ添乗員さんもお客の小鳥さんたちもバスガイドさんたちも困惑してしまったんだ
バス運転手「とにかくここはキケンです! 急いでバスにお戻りください!」
>361
森が殺がいされる!伐採されて逝く!!!
バスガイド「ここはまかして!!」
バスガイドのお姉さんがくるんっ♪と回転するとなんとぼくらの救世主のようかんまんに変身したんだ
ウサギさん「>殺伐としたスレに救世主が!」
ようかんまんは伐採して森を殺がいしていく悪の伐採業者スレ星人にコテンパンにやっつけられていく!
「ありがとう、ようかんマン!」
救世主ようかんまんの活躍で樹海の殺伐は阻止されたんだ
おれ達を乗せた観光バスはは喰いかけの姿になったようかんまんに感謝してその場をあとにした
>362
「あ、あれ?ここは……??」
気がつくとおれとにいみさんはプレハブ教室の中の自分の席で眠っていたんだ
「今までの事って全部夢?」
おれの質問ににいみさんは「ふがっ♪」っと寝言で答えてくれたんだ
「そんなバカなことって でも外真っ暗じゃん もう夜中かよ?」
教室の窓から外を見ると夜で真っ暗でした
「夢じゃないんだ だって……」
おれの手にはようかんまんの残した形見の羊羹の残骸が握られていたんだ
用務員「>わかめスープ飲め」
おれの前にそっと出された冷めて冷え冷えのわかめスープのはいったマグカップ
差し出してくれた人を見上げると用務員の格好をして潜入捜査中の女刑事さんが微笑んでいたんだ
腰越舞「あなた達3人にはまったく驚かされっぱなしだわ」
「それってどういう?」
腰越舞「あなた達今日が何日か知ってる?」
「え?えっと……10月……9?だったかな??」
腰越舞「残念不正解よ 今日は10月最後の日 31日よ この意味わかる?」
「いいえ まったくすっきりとわかりません」
女刑事さんはおれの返事を聞いてやれやれといった表情でため息をついたあと答えてくれた
腰越舞「あなたたちは3週間行方不明だったのよ」
な゛?
そんな馬鹿な
↑せんせいおっきした?
372 :
名無しになりきれ:2007/11/04(日) 17:13:47 0
オトメギア
373 :
名無しになりきれ:2007/11/04(日) 17:42:14 O
おっぱお光線ぶぃーん
374 :
名無しになりきれ:2007/11/05(月) 10:56:09 O
ガムくうか?
|
\ __ /
_ (m) _ピコーン
|ミ|
/ `´ \
('A`) <そうだ!あきらめよう
ノヽノヽ
くく
あきらかにひかりかがやく
星の海でキミと
にいみがついに目覚めた。
379 :
名無しになりきれ:2007/11/10(土) 18:02:08 0
むりゃあ
380 :
名無しになりきれ:2007/11/10(土) 19:16:01 O
よく文章の中ににいみって名前出てくるけどにいみってひと本人は降臨しないの?どんなひとなんだろう
381 :
名無しになりきれ:2007/11/12(月) 09:04:16 0
先代ヒーロー
HERO IN 仙台
1000台乗ってもだいじゃうぶ
384 :
名無しになりきれ:2007/11/21(水) 15:34:42 O
ぎしぎしグラグラ く、くずれるぞー
>370
バリ8先生「>な゛?」
女刑事さんが言ったことに対しておれ達は驚きを隠せないでいた
バリ8先生「>そんな馬鹿な」
先生とにいみちゃんは混乱のあまり教室中の机を全部逆さまに置き直た後ソレを見て驚いていた
腰越舞「あなた達がビックリするのもわからないでもないけど、とにかくそれは食べちゃダメ!」
観光バスに乗る前に机の中にしまって置いていたバナナを食べようとしていたにいみちゃんだったが、
女刑事さんに制止されちゃったのでふて腐れてほっぺをぷぅーって膨らませて
何週間も経って真っ黒くなっている腐ったバナナをバリ8先生に思いっきりぶつけていた
>371
にいみちゃんの投げつけた腐ったバナナが不意打ちだったので防御できず
みごとバリ8先生の股間にクリーンヒットしちゃいました
腰越舞「>↑せんせいおっきした?」
痛みに両手で股間を押さえて前かがみの姿勢になって苦しんでいるバリ8先生を見て
女刑事さんはお腹を抱えて笑い転げていたんだ
「わ、わらいごとじゃないですよ! 急所なんですよ!
先生が再起不能になっちゃったらどうすんですか!」
腰越舞「そうね、私とにいみちゃんにはわからない痛みだけど深刻よねプププwごめんなさいゲラゲラゲラ」
笑いがとまらない女刑事を教室にそのまま残して入り口のドアのカギをかけて家に帰るおれたちだった
>372
腰越舞「ちょっと!待ちなさいよまったくもう」
教室のガラス窓から外に脱出して追いかけてきた女刑事が俺たちを引きとめた
腰越舞「あなた達が行方不明だったこの47日間の調書を取らなきゃならないでしょ」
「は? 三週間ですよね?」
腰越舞「何言ってるの!あなた達が消息を絶ったのが10/8でしょ?」
「そ、そうですよ んで今日が10/31だから3週間だってアンタさっき言ってたでしょ」
腰越舞「馬鹿言わないで 今日は11/23よ?寝ぼけてんじゃないわよ
6週間と5日でしょ? こんな簡単な計算も出来ないガキなの?やだわもう」
女刑事さんが言っていることがワケ判らなかったので無視することにしたおれ達は、
ひき止めようとするのを振り切ってそそくさと正門を出て商店街を歩いたんだけど
「えー?もうクリスマスのイルミネーションが? って、そ、そんな!?」
腰越舞「そうよ、今日は11月23日 きんろー感謝の日で祝祭日で土日と並んで三連休だから」
商店街にある交番に今日の日付が掲示されてて、やっぱり今日は11月23日となっていた
私服警官?「>オトメギア」
女刑事の上司っぽい刑事さん?たちが突然交番から出てきていきなり何かおれたちに言ってきた
私服警官?「【オトメギア】コレについてないか知っていることは無いか?」
>373
私服警官?「隠すと為にならないぞ!」
私服警官?「おらおらおら!はけ!はけはけはげ!」
私服警官?「す、すいやせん はげなの隠してました」
私服警官?「なんだと!こーむしゅこうぼうがいで緊急逮捕だ!」
私服警官?「ほんの出来心だったんですぉ〜」
私服警官?「アンタのために言い訳なんかしていいわけないんだからねっ!勘違いしないでよ!」
刑事の人が言った【オトメギア】って知らないって返事したら
刑事さんたちはそのままパトカーに乗ってどっかに帰って逝っちゃいました
「なんだったんだよ一体 女刑事さん!説明してよ」
腰越舞「>おっぱお光線ぶぃーん 」
おれが問い詰めるととぼけるつもりだったのか女刑事さんは
自分の胸に両手を当てて変なポーズで誤魔化そうとしていたけど明らかに滑っていた
>374
夜中なので夜の風は冷たくて風邪ひきそうじゃないかよ、
そこに来てこんな寒いことをしてくれる女刑事を殴りたくてたまらなくなってきていた
警察官「>ガムくうか?」
振り向くと別の警官の人がガムをおれに手渡したんだ
「え?は、はあ……」
腰越舞「とにかくあなたたちは無事保護されました」
警官B「しめいてはいはんバリ8が逃走しました!」
腰越舞「なんですって! 緊急配備で非常線を張って!逃がしちゃダメよ」
警官隊「「「了解!!」」」
腰越舞「あなた達はバリ8につかまっててたけどもう安心だからね?」
「なんでやねん!」
>375
ますますワケが判らなくなっていく混乱した事態におれとにいみさんはまったくついていけませんでした
そういえばさっきまでいっしょにいたはずのバリ8せんせいがいなくなっているし・・・・・・
っていうか、しめいてはいになってて逃亡者してっちゃったの??えええー?
ダメダ・・・・・・まったくわけわかんない もうどうしようもない・・・・・・どうすりゃいいんだ
|
\ __ /
_ (m) _ピコーン
|ミ|
/ `´ \
('A`) <そうだ!あきらめよう
ノヽノヽ
くく
そうだ!考えるの面倒くさいや あきらめよう ぐうぐうzzz
おれとにいみさんはパトカーに保護されてそのまま眠っちゃったのでした。
>376
商店街の交番前からパトカーが走り去っていく
その様子を離れたビルの屋上から眺めている数人の人影があった
女生徒A「あの者たちが連れ去られていきます」
女生徒B「いかがなさいますか? あのままでは2人は」
女生徒C「頭領!御指示を!」
山吹公平「……」
女生徒ABC「「「頭領!」」」
山吹公平「……そ、それは……」
女生徒A「どうして指示をなされないのですか!」
???「おまえらの主人は指示したくても、出来ないがね そうだろ【ヤマブキ】?」
女生徒ABC「「「き、きさまは!」」」
山吹公平「よせ! おまえたちの敵う相手ではない 何の様だ 」
衡平「べつに〜 帰還途中に通りすがっただけだがね〜ニヤニヤ」
山吹公平「帰還?東北か!」
衡平「そういうこと! 【>あきらかにひかりかがやく】ってことだがね〜」
>377
衡平「ま、あっちのほうはちゃんとやっとるからおまえはノンビリ〜とやれだがね ニヤニヤ」
山吹公平「くっ!ごぜんは、御前は何故に静観せよと・・・・・・」
衡平「さあね、んじゃ急ぐから バイバイだがね〜!」
女生徒A「キャッ」
女生徒B「んな、なにを!」
女生徒C「こしゃくな!!」
山吹公平「きさまぁ!」
衡平「手下の訓練はちゃんとさせなきゃダメだがね?」
山吹公平「大丈夫かお前達」
女生徒A「申し訳ございません頭領」
衡平「じゃあな、ヤマブキちゃん 昔みたいに>星の海でキミと・・・・・・ゲヤハハハハハ」 シュッ!
山吹公平「チッ! そのセリフは……ぼくが味凪に……あのヤロウ 今度あったら」
夜空を見上げて全身から怒りの気迫が湧き上がる公平を見て恐怖に震える三人の手下くのいちたちだった
>378
何時間寝ていたのかわからなかった。気がついたらそこは取調室だった!?
腰越舞「おはよう少年 ここはけーしちょーの建物の中のどこかなんだってさ」
「え? 女刑事さん??」
おれの椅子の横に並ぶように座っていた女刑事さんが困った表情でこっちを見ている
ていうか、豪華シートに座らされているおれは両手両足をがっちり固定されて身動き取れなくなっている
左隣の女刑事さんも同じように体を拘束されちゃっているじゃないか!!
「どういうことだよこれ! 女刑事さん!なんでこんなことに!!」
腰越舞「それが私にもすっぱりわからないのよねえ
この間署長の股間のチャック開いてたのをみて笑っちゃったせいかしら?」
「…………あ!こっちにはにいみさんまで!!」
そのとき右隣に拘束されていたにいみさんが起きたらしかった
腰越舞「>にいみがついに目覚めた。」
「見ればわかりますって……って あ!?」
まだ完全に覚醒していないのか寝ぼけた表情のままのにいみさんは
いとも簡単に拘束をといてそのまま何事も無かったかのように二度寝してしまわれました
おれと女刑事さんはそれを ポカーン と眺めるだけしかできませんでした
>379
にいみさん?「>むりゃあ 」
「びくぅ!」
腰越舞「びくぅ!」
突然大声で寝言を叫んだにいみさんは無造作に立ち上がると取調室の壁を連打しまくっていた
にいみさん?「>むりゃあ >むりゃあ >むりゃあ !!!」ズドドドドド☆ガラガラガラ
腰越舞「す、すごい この子って一体何者なの!?」
「巨乳の破壊女神さんじゃねえっすかねぇ?」
にいみさんの怪力で拘束を解かれたおれたちは破壊された壁から廊下に出る
腰越舞「こっち・・・・・・だろうとおもうわ たぶん」
「だいじょうぶかなあ」
女刑事さんの案内で廊下を警戒しながら進んでいくおれたち一行
すると突然立ち止まる女刑事さん 背中にごつんごつんと順番にぶつかるおれとにいみさん
腰越舞「しぃ〜! ここに隠れましょう」
近くの部屋に隠れて警官が通り過ぎるのを待つ
>380
警官1「>よく文章の中ににいみって名前出てくるけどにいみってひと本人は降臨しないの?どんなひとなんだろう」
警官2「さあな、しかしあの若さにしてあの美貌と巨乳・・・・・・たまりませんな」
警官3「それに引きかえいっしょに拘束されている女刑事のはガッカリですなあ」
腰越舞「!!(怒)なんっ・・・・・・もごもご」
怒りで飛び出しそうな女刑事さんを羽交い絞めして抑えるおれとにいみさん
「フゥ〜何とか気付かれなくてよかったぁ」
腰越舞「あいつらぁ!顔は完璧に憶えたからあとで仕返ししてやるんだから!!」
「はいはい ここから逃げ出すことができたらあとでリベンジしましょうね! よしよし」
再び廊下に出て先を進むおれ達3人 その後は誰にも出くわさないでスムーズに出口まで辿り着けた
>381
腰越舞「このとびらがたぶん出口なはずよ」
「その たぶん ってのが」
腰越舞「大丈夫だって ほら、にいみちゃんが出口の外で手を振ってるじゃない」
「ええええええ??」
待ちくたびれたのかいつの間にか出口のドアの向こうに飛び出していたにいみさん
腰越舞「ほら、あの子があんなにはしゃいでいるんだから逝きましょ」
「は、はあ……」
女刑事さんの後に続いて外に出たらもうすでに昼間だったするんだ
腰越舞「ね?外は一面の銀世界 素敵だわ ロマンチックねぇ〜♪ うっとり〜〜 って、オイ!」
ひとりぼけつっこみしているあいかわらずな女刑事さんと
雪玉を投げてその方角にすばやい動きで回り込んで雪玉にぶつかる遊びではしゃいでいるにいみさん
そんなふたりの女をほっておいて辺りを見渡すと
そこはまさしく雪山の中の雪原地帯で建物なんかまったくありません
しかもさっきまであったはずの出口の扉まで消えちゃってるじゃないですか!!!
「ここどこだよ〜 いつになったら帰れるんだよ〜 誰か助けてくれよ〜 バリ8せんせー」
雪だるま「>先代ヒーロー 」ザッザッ
「うわぁぁぁぁ だだだだれだ!!!?」
>382
いつのまにかにいみちゃんと雪合戦していた雪だるまがここがどこなのか教えてくれた?
雪だるま「>HERO IN 仙台 」
「ここって仙台なの? それにさっき先代ヒーローって言ってたけどどういうこと?」
腰越舞「たぶん先代のヒーローが助けてくれるんじゃない?ってことでしょ?」
「まじっすか!?」
腰越舞「知るわけ無いでしょ! まったくケータイ圏外じゃん つかえねー!!(怒 」
「こんなときだからこそ心を強く持たなきゃダメなんだよ」
腰越舞「そんなこといってもさ〜 さみぃんだべよ〜」
「たしかに でもにいみさんを見てください!あの人ってミニスカで素足ですぜ?」
腰越舞「すごいわ!胸元もあんなに大胆に出してるのにまったく寒さを感じていないみたいじゃない」
「わかったぞ! 先代ヒーローってにいみさんのことなんじゃないでしょうか?」
腰越舞「そうね!きっとそうなんだわ!」
「…………」
腰越舞「…………」
「で? なんか打開策に繋がります?」
腰越舞「さぁ? たぶんムリなんじゃないかな?」
疲れを知らないのかずっとはしゃいで遊び続けているにいみさんと雪だるまを眺めてため息をついた
>383
その後女刑事さんの指示でかまくらを作ることにしました
1時間経過
2時間経過
3時間経過
4時間経過
5時間経過
腰越舞「>1000台乗ってもだいじゃうぶ 」
雪を積み重ねていって山を作りました 作ってみました このおばさんけいじはなにもしません
おれはがんばって手が冷たいでまっかでいたくて しもやけで ひりひり にいみさんと雪だるまもいっしょに手伝ってくれました。
>384
なんとか辺りが暗くなって星空の明かりがきれいだったころに雪の小山が出来ました
これから横穴掘るのか〜っておもっていたら なにもしなかったけいじのばばあが山の上に登っています
雪だるま「>ぎしぎしグラグラ く、くずれるぞー」
「うわっ!あぶなかった! だいじょうぶだった?にいみさん!」
雪だるまのおかげで間一髪脱出! 雪の下敷きにならないですんだんだ
にいみさんも無事だっていうサインをしてくれて全員の安否の確認が出来たんだ
「でもこれからどうしよう」
途方にくれているとやさしい雪だるまが言いました
雪だるま「うちくるぅ?」
「「いくいくぅ♪」」
おれとにいみさんはふたつ返事で答えました かくして雪だるまの家にまねかれることとなったのでした
数分後
腰越舞「ぶっっはあ! 氏ぬかとおもったわ! ってあれ? みんなどこいったの? おーい おーい おーーーーい」
豪雪の中を駆け抜ける
>>392 雪だるまの家に案内されたおれとにいみさんはビックリしました
だってすごいお屋敷というよりむしろ雪で出来たお城って感じ?
腰越舞「んなわけないでしょ?これはまだ早いのにゆきまつりの雪像で……」
女刑事を無視しておれとにいみさんは雪像のお城の横に建っている普通の豪邸の床暖房でぬくぬくしてました
ぽかぽか暖房のお部屋でおれたちといっしょに電気カーペットでごろごろしていたゆきだるまはまったく融けるわけじゃなかった?
ゆきだるま「ふぅ〜 この雪だるまアーマーはあったかでした」
いきなり立ち上がったゆきだるまのくびがすぽーんって外れると中から女の子が出てきたんです
腰越舞「なによコレ! 前にけいしちょーに配備されたぴぽーくんアーマーの姉妹品じゃん」
「(;・`д・´)(`・д´・(`・д´・;)なんだってー!? 」
ゆきだるまはぬいぐるみだたのか!おどろくおれの事などお構い無しに脱ぎ捨てられた雪だるまアーマーをいそいそと着込んだにいみさんは
降りしきる>豪雪の中を駆け抜ける かのごとくはしゃいでお屋敷のだだっぴろいお庭を駆け回っていらっしゃいましたワンワン
帰ってきた
年末に向けてスパートかける?
鯖移転しててさまようヒーロー
道を斬り開く
レーザーブレード
399 :
名無しになりきれ:2007/12/12(水) 12:39:36 O
迷子の生徒を助けるとは教師の鏡やな(;д;)泣けるで
雪ぐにもやしをゲットせよ
401 :
名無しになりきれ:2007/12/15(土) 13:10:19 O
龍宮嬢の乙姫たんと竜王たんとの激闘
402 :
名無しになりきれ:2007/12/17(月) 16:44:01 O
たすけて!バリダー!
にいみが今こそ脱ぐチャンス
404 :
名無しになりきれ:2007/12/22(土) 11:40:14 O
寝るな!投資しちゃうぞ
>394
ゆきだるまのゆきちゃんの豪邸で快適生活で永住しようと言い出す女刑事
おれとにいみちゃんも1泊したけどやっぱりおうちに帰りたくなったので
帰りたいとゆきちゃんに言ったんだ
そしたら空から光の速さで何かが降ってきて庭にクレーターを作ったんだ
ばり8「>帰ってきた」
クレーターの中心に立っていた人影は僕らの先生バリぱちせんせだったんだ
「おかえりせんせい」
指名手配はんで逃亡者のばり8せんせいははげヅラチョビヒゲの変装していた
>395
ゆきちゃんにお土産のゆきみだいふくを貰ったおれとにいみちゃんは
ばり8先生の愛車に乗ってお屋敷をあとにしたんだ
でも雪道でタイヤにチェーンだかスタなんとかタイヤだかにしてなかったので
スリップしちゃって泣く泣く愛車を雪山に置き去りにするばり8せんせい
腰越舞「>年末に向けてスパートかける?」
そう言い出す女刑事の言葉に力強くうなずく一行は雪道をひたすら歩き続けたんだ
寒くはなかったよ?ゆきだるまアーマーをおれもにいみさんもばり8先生も着ていたから
>396
どれだけ歩き続けたんだろう?気がつけばおれ達は仙台の街に辿り着いていたんだ
腰越舞「それにしてもまずは腹ごしらえだ!」
女刑事は近くにあった魚市場で鯖を落札しようとセリに参加していたのでそのまま置き去りにしてきた
「あ、あれ? みんなどこ?」
市場は人がいっぱいでおれ達は全員はぐれちゃったんだ
仲買人「>鯖移転しててさまようヒーロー」
にいみさんもばり8せんせいにも会えずにひとり彷徨うおれはとっても心細かったんだ
それでもひたすらみんなを探して歩き続けるおれはある光景に恐怖して立ち尽くす
(そ、そんな……なんでこいつらが)
人ごみに紛れ込んで全身タイツ人間が徘徊していた
もちろん全身タイツ人間の姿は他の人にはまったく見えていない様子だった
>397
とにかくおれは全身タイツ人間の姿が見えないフリをしてみたんだけど
やつらはおれを取り囲むとそのまま保冷車の中に積み込んでしまったんだ
(しまった ゆきだるまのきぐるみのままだった)
どうやらやつらはゆきだるまアーマーのおれをゆきだるまのオブジェと間違えたらしく
そのまま持ち逃げしちゃうつもりなんだな?保冷車の扉が硬く閉まる
おれは保冷車の荷台でたくさんの魚介類とともに全身タイツ人間のアジトに連れて行かれちゃうのか?
(>道を斬り開く ってか扉を開かなくっちゃ でもびくともしないよう)
>398
おれは心の中で助けを呼んでいた
そう!せいぎの宇宙刑事なあのひとに助けを求めていたんだ
(助けてーばりだー!)
すると、突然急ブレーキで停車する保冷車
???「>レーザーブレード」
という叫び声とともに保冷車の荷台の壁が斬られておれは外に脱出できたんだ
間一髪爆発炎上する保冷車 その周りにいた全身タイツ人間を片っ端からやっつける宇宙刑事のひと
その後お礼を言おうとしたらそのままどこかに飛び去って逝っちゃったんだ
>399
宇宙刑事のひとが飛び去ったあと独り取り残されたおれの背後から誰かが肩を叩いたんだ
おそるおそる振り向くと、ちょっと息が荒いバリ8先生がやさしく微笑んでいたんだ
てらそまなんとか「>迷子の生徒を助けるとは教師の鏡やな(;д;)泣けるで」
とおりすがりの金色のクマのひとがおれとバリ8先生を冷やかしていった
照れくさそうにわらうばり8せんせいとゆきだるまのきぐるみの中のおれは
ふたり手に手を取ってその場をあとにしたんだ
「さっきは助けてくれてありがとう先生」
おれの言葉にすっとぼけるばり8せんせいだった
>400
とりあえず今日は仙台の高級ホテルに泊まる事にしたおれ達は女刑事と合流できたんだけど
「にいみさんがみつからないんだ なんとかしてよせんせい」
困った顔のばり8先生は夜の繁華街を捜しに出かけちゃって
腰越舞「>雪ぐにもやしをゲットせよ」
女刑事はあいかわらず食材探しをしているご様子だったんだ
しかたなくおれも女刑事についていく
>401
おれと女刑事がたくさんの店を見て回ったんだけどどういうわけかどのお店も売り切れ状態だった
店員「>龍宮嬢の乙姫たんと竜王たんとの激闘」
話によれば龍宮嬢というお店の乙姫ってひとと竜王ってひとが料理対決でゆきぐにもやしを使うから
今どこも在庫切れ状態になっていたんだそうな
腰越舞「ゆるせない! 竜王たんも乙姫たんも! あたしより胸あるなんて!!」
「はいはい」
おれは歩き回って疲れたのでホテルの超露天風呂に入るため脱衣所へ行ったんだけど
ゆきだるまアーマーの背中のチャックが引っ掛かっちゃって脱げなくて困っていたんだ
>402
「>たすけて!バリダー!」
って試しに叫んでみた……。
しぃ〜〜〜〜ん
だれもこなかった……って思っていたら
ジィィィィ〜〜〜〜ッツ♪
ってチャックを降ろす音がした
そしておれはゆきだるまアーマーを装着解除することが出来たんだ
>403
おれの背中のチャックを降ろしてくれたのはにいみさんだった
でもにいみさんもゆきだるまアーマー装着中でついに脱ぎ脱ぎするっぽかった
男湯のお客「>にいみが今こそ脱ぐチャンス」
やじうまのひとたちの熱い視線の中ゆきだるまアーマーを脱いだにいみさんは全裸と見間違えるほどのきわどいビキニの水着姿だった
やじうまのひとたちは全員そのセクシーな肢体で悩殺されそのまま昇天気絶しちゃっていた
>404
でもそんなことはまったく気にしていないかのごとくにいみさんは男湯を堪能していらっしゃいました
もちろん男湯にはほかにだ〜れもいません だってみんな卒倒しちゃっているんだもの
え?おれ?おれはすみっこのほうで絶対ににいみさんの裸を見ないようにしていたよ?
ってか水着のままじゃん?それって反則じゃ・・・・・・いやいや 見てないよ うん
それなのににいみさんはそのまま湯船でうとうとしちゃっているっぽかった
「>寝るな!投資しちゃうぞ」
おれは眠ってしまったにいみさんのハダカを見ないように引きずってゆきだるまアーマーを着せてた
そしてそのままゆきだるまアーマーの自動操縦モードでお部屋へ移動していただいたんだ。
「にいみさん! 毎度お色気担当乙です」
男湯の脱衣所に今も転がっている鼻血だらだらな男客のしかばねを踏み越えて逝くゆきだるまアーマーのにいみさんの後姿にむかって敬礼する
雪だるま戦士
∧_∧
((´∀` /^)
/⌒ ノ
γ (,_,丿ソ′
i,_,ノ |||
バンザイ バンザイ ヤッター オメデトー
∧_∧ ∧_∧ ∧_∧ ∧_∧
(^(,, ´∀`)) ・∀・)(ヽ )')((・∀・ /')
ヽ /ヽ ノ ヽ ノ ノ ノ
ノ r ヽ / | / O | ( -、 ヽ
(_,ハ_,),_,/´i,_,ノ (,_,/´i,_,ノ し' ヽ,_,)
気が付けばもう年末
この幕末の御時世に贅沢三昧とは許せんたたっ斬っちゃる
415 :
名無しになりきれ:2007/12/29(土) 14:22:04 0
助けてーバリダー!
先生は宇宙に里帰り?
↑
あけおめ おとしだまあげう
初夢みとるかな?
ほんとうの正義ってなんだろう?ぼくらの信じていた正義っていったい
正月も終わりやね
>411
その夜は冷え込んできていたけど雪だるまのきぐるみを着たにいみさんを抱き枕にして寝たから
なんとか寒さに耐えながら悪夢を堪能できた気がしたんだ。
夢の内容はよく憶えていなかったりするんだけど、
>雪だるま戦士なにいみさんが照りつける猛暑の太陽に無謀にも戦いを挑んだっていう内容の
壮大なスペースオペラだったような気なんかまったくしなかった
そしてもちろんとてもすがすがしい最悪の目覚めだったんだ
>412
まだ日が出ていなくて外も暗い早朝だっていうのに何か外が騒がしかった
∧_∧
((´∀` /^)
/⌒ ノ
γ (,_,丿ソ′
i,_,ノ |||
バンザイ バンザイ ヤッター オメデトー
∧_∧ ∧_∧ ∧_∧ ∧_∧
(^(,, ´∀`)) ・∀・)(ヽ )')((・∀・ /')
ヽ /ヽ ノ ヽ ノ ノ ノ
ノ r ヽ / | / O | ( -、 ヽ
(_,ハ_,),_,/´i,_,ノ (,_,/´i,_,ノ し' ヽ,_,)
窓から騒音の歓声がするほうを見ると大勢の人たちが何かを祝って胴上げ大会をしていた?
何かおめでたいことがあったんだろうか?少しだけも興味なんかなかったけど
どういうわけかおれは部屋を出てそのままホテルの玄関から外にとびたして
その集団をもっとよく見えるような位置まで移動しちゃっていたのでした
>413
歓声の人「>気が付けばもう年末」
歓声の人「そしてとしあけかもかもん」
歓声の人「「「「バンザイバンザイ ヤッター オメデトー♪」」」」
集団の人たちの言い合っていることがうまく聞き取れなかったんだけどなんか変な事いってないか?
それでも何かを祝っている集団は他にも大道芸を始めていたりしている
こんなまだ日の昇らない星空の早朝なのにこのパレードっていうかカーニバルはなんなんだろうか
大道芸のいろんなパフォーマーをおれも魅入ってしまっていたんだけど
そのなかにどっかで見たことがあるようなピエロを発見したんだ
>414
そのジャグリングをしているクラウンはまさしくうちの学校を曲芸の変な学校にしていた団長だった
(なんであの人がこんなところに……)
団長のほかには見知った顔はなかった。おそらく学校の生徒のみんなとかは来ていないのだろう?
それにしてもあのひとに見つかるとなんか面倒なことになりそうな気がする
おれは気付かれないようにその場から逃げようとしたんだけど・・・・・・
侍パフォーマー「>この幕末の御時世に贅沢三昧とは許せんたたっ斬っちゃる 」
ドン!!☆ シャキィィーーーン☆きらーん☆
「うわぁ!」
背後から現れた武士の格好をしているピエロに突き飛ばされてしまい団長の前に転倒させられたおれ
「いてててて…… げ!?」
団長 「おやおやチミは」
間の抜けた声を聞いておそるおそる顔を上げると不敵な笑みを浮かべた団長と目が合ってしまった
気がつけば地面に倒れているおれはたくさんのパフォーマーで取り囲まれてしまっていたのでした
>415
思いっきりピィーーーーンチ!
手に手に様様な道具(武器?)を持っているピエロたちが無言のままニヤニヤしている
おれはこの異様な状況に恐怖し脚に力が入らずに座り込んだまま震え上がっている
「ぁぅぁうぅ…………」(>助けてーバリダー! )
心の中でおれはバリハチ先生に助けを求めて叫ぶ
だって恐怖で声も出ない始末だったから ガクガクブルブルと震えがとまらない
全身タイツ人間たちに取り囲まれたときよりももっと恐怖を感じていた
それはきっとピエロ?クラウン?たちの顔があまりにも笑顔なのに目が殺気に満ちていたからだった
団長 「どこゾで見た顔だト思ったラ あノ時の!! ぐっぐぁがぁごぁぁ」
「!? …………ぅわぁぁ!!」
団長の顔が怒りによってみるみるうちに鬼の形相に変わっていく
それとともにその滑稽なほどの小男だった体がメリメリと音を上げながら大きく膨れていく
ビリビリと着ていたクラウンの衣装が破れてその中からピンク色の剛毛が伸びていき全身を覆っていく
>416
団長?「ググォォォ ぎザまらノぜいで よぐもぉぉ! グガゴォォォ」
団長の言ってることが何のことやらさっぱりわからなかったんだけど
そんなことはお構い無しに怒りに燃える団長が変化をし続けていく
団長?「アどときのウラミ わすれバせんぞ! ごぎごでやづざきにジでぐレるわ!!」
「ええええええええええ!!?」
おれはなんで逆恨みされているのかまったくわからなかった
でも怖くてそのことを問いかけることなんか出来なかったんだけど、
団長?はご丁寧にも自分から説明をしてくださった。
団長?「もうずごじでワシの大サーカスであの街ヲ征服できだのにギザマと宇宙教師とあの女どもが」
「はぁ?」
団長?「あの変な女はどごだ!ぐのいちどもばどごだばぁ 宇宙デカ教師はどごだぁぁ!」
おれの脳裏に『>先生は宇宙に里帰り?』 ってキーワードが浮かんだけど、それを口に出しはしなかった。
>417
「変な女って?? にいみさんのこと? それともおばさん刑事?」
団長?「グガゴォォ! ヲまエ ブざけでいるのがぉぉ 変なオンナばアイづだろおがぉ!」
「わっかんねーよー!」
勝手に怒っているピンク色の毛ふわふわの魔獣?団長のいっていることが
スッパリわからなくて困ってしまっていつの間にか恐怖感が薄れてきていたんだ
団長?「アイつを出せぇ! ごんどこそやづざぎにしでやるぅ……ぎざまもだがぁあ」
ジャキィィーーン☆ザシュ!ズガガガガン☆
魔獣?団長の両手のツメが鋭く伸びて近くにいたピエロ数名を無差別に切り刻んでいく
「あわわわわ! なんだよこいつ 自分の仲間を!? 見境無しかよ!」
ピエロ達はいきなりのことで大パニックとなって逃げ惑うが
怒りに我を忘れている魔獣?団長は次々とざんさつしていく地獄絵図が目の前で繰り広げられていた
(そそそそうだ、今の隙に逃げるんだ…………うっ うわぁ!)ごろん♪
逃げるために立ち上がろうとしたおれの目の前に
魔獣?団長に切り刻まれたピエロの上半身が転がってきて行く手を阻まれてしまった
「うわぁぁぁぁぁぁぁぁぁ」
おれはその恐怖のあまりおしっこダムが決壊して大洪水になっていた
でもしかたないよね?だれだってそうなるはずだよね?っと心の中で言い訳をしてみる
団長?「にがさんド! ざぁ! ぎさまもぶっこわじでぐれるがぁ そのあどあの女も げへひぃぇぃ!」
「たたたたすけてー!だれかー! とくにこいつが恨みを持っているあのおんなってひとー!」
おれは大声で叫ぶ もう恐怖とシッコ漏らしてのあまり何がなんだかわからない心理状態だった
女性の声「はぁ〜〜い♪ おまっとーさん(はぁと)」
「はへ?」
その間の抜けたような声とともに現れた人物に唖然とするおれと魔獣?団長
女性 「おはようさんでやす〜 おまっとうさんでやしたな〜 あらあら ややこのようでわらけるわ〜」
そう言いながらおれの前に座るとテキパキとおれのパジャマを脱がしにかかる赤い振袖の少女
もうひとりの少女「> 【吉】 【1612円】>あけおめ おとしだまあげう」
そう言って裸にされて抗議しようとしていたおれに
おみくじとお年玉袋を手渡すウサギのぬいぐるみを着た少女
そのあいだに買ったばかりで未開封のシャツ&ブリーフとホテルの新しい浴衣を手渡されて着替えたおれ
「あんたらはいったい!?」
振袖少女「うちの名前どすか? あいどすいいます〜 こちらはんはぴょんこいいます〜」
【ぴょんこ】と呼ばれたウサギきぐるみ少女は軽く会釈すると
人がスッポリ入れそうな大きさの輪っかを取り出して地面に置くとオイデオイデをする
>418
「え、えっとあのぉ〜? って、うしろうしろ!」
団長?「うがあ!現れだな!へんなおんな! あのときのうらみをおもいじれぇ」
ずば! ばしゅ! ちりりん♪ ドサッ
襲い掛かってきたはずの魔獣?団長の攻撃を優雅な身のこなしでかわすとともにいとも簡単に打ち据えた
その動きはとても華麗な舞を見ているかのような気分だった
アイドス「あたんなんてあほらしわ やんぺな」
団長?「ごろずぅぅ うがぁ! ……ぐおぉ」
ちり〜ん♪ ドシュッ! ボカーーーン☆
アイドス「ごろずなんてよーいわんわ あかへんあかへん」
再度攻撃しようとした魔獣?団長は振袖少女戦士アイドスによって倒されて爆発した
「すげーつえー!」
ぴょんこ「はやくぅ せっかくの抜け穴とじちゃうしぃ〜」
アイドス「そうやったわ おいつきさん おはようおかえりやす〜」
「はい? ってうわぁ!」 ドン☆ピュゥゥ〜〜〜
ぴょんこが作った落とし穴?に突き落とされてしまったおれは真っ暗な穴の中に落ちていったのでした
その後街が太陽が昇り明るくなってくるころにはピエロ達とかのしがいはすべて消滅して
何事も無かったような平穏な街に戻っていました
老人?「>初夢みとるかな?」
アイドス「えろうおおきに ほな、おやかまっさん」
老人にペコリと会釈してその場をあとにする振袖少女戦士&うさぎきぐるみ少女達
>419
〜そこから少し離れた山の森の中の山道〜
まなぶ「>ほんとうの正義ってなんだろう?ぼくらの信じていた正義っていったい」
振袖少女戦士アイドスから変身を解いた【熱抱愛舞】がさっそく悪態をつき始めていた
舞乃「あんたね〜! 毎回毎回文句言うのやめなさいよぅ!」
うさぎきぐるみ少女ぴょんこから変身を解いた【丸の内舞乃】との言い争いはいつもの事らしかった
まなぶ「っせーよ!だいたいなんでぼくがあんな姿に変身して戦わなきゃなんねーんだよ」
可憐「そのことに関しましてはとても申し訳なく思っ……ておりま……す……コホコホ」
舞乃「お嬢様! 大丈夫ですか ……ちょっとあんた! お嬢様に謝んなさいよ」
病人になって体が弱まっていた【早乙女可憐】は軽ワゴンの後部座席のシートに横たわりながら運転席のまなぶに謝罪し続けていた
可憐「いいえ舞乃 わたくし達のほうが謝罪すべきなのです
あの 試作のOTOMELGEAR TypeAI の適合者としてムリをお願いしているのですから」
舞乃「アレの適合者が何でこんな男なのよ ったくそれにひきかえなんであたしはきぐるみなのよぉ」
可憐「けほこほ ごめんなさい 舞乃 あなたにも大変な思いをさせてばかりで けほけほ」
舞乃「いいんです お嬢様のほうこそ お体にさわります おい!はやく次の目的地に行くぞ」
まなぶ「ちっ! はいはい! わかりましたよ ったく ちゃんとバイト代払ってくれよ?」
3人を乗せた軽ワゴンは一路北海道を目指すのであったとさ
>420
〜等適市・降星丘町〜
公平 「>正月も終わりやね ……つーかおわっとるがね」
いつき「うん そうだね いってきまーす」
味凪家の玄関から学校に登校していく味凪いつきと山吹公平
鞆縁「あ、ああ……いってらっしゃい いつき」
いつもどおりにお見送りする父鞆縁はいつもどおりにいつきにハグする
いつき「きゃっ! じゃなくて、やめろよーえろおやじぃ!」バキッ!
鞆縁 「ぐはぁ」ばたん☆
いつもどおりのいつもの朝の風景がそこにあった
近所の誰しもがいつもどおりのそれになんの違和感も感じない
しかし
いつき「……はぁ ゃだゃだ」
公平 「どうした、ちゃんとしろ」
いつき「ですけどぉ 頭領さまぁ あたしあのオッサンに毎日毎日抱きつかれてるんですよぉ」
公平 「チッ! それがどうした いやなら他の者に交代させるぞ」
いつき「すすすすみません 撤回します あた……おれがんばってがまんしますぅ はぁ」
公平 「しっかり演じるんだ! 乙姫が居ないあいだはおまえが」
いつき「はい あの父親達に気付かれていませんから大丈夫ですって」
公平 「ああ、たのむぞ それだけは」
二人は中学校の正門を抜けて新しく新築された校舎の中に入っていくのであった
204〜427のあらすじ1
なぞの黒背広の一段に追われていたクラスメイト【勇気】を助けた【いつき】は
何かを目撃してしまったことで追われていたと聞かされる
それはクラスメイトの背中に鶏の羽根が生えていたという内容だった
しかし【いつき】は信じようとせずその後【勇気】は行方不明となる
数日後再会した牛丼屋美少女店員【にいみ】、女刑事【腰越舞】とともに
【勇気】の家に突入するのだったが、やきとりの臭いと異常な気配に襲われてしまう
間一髪のところを赤いメイド服のくのいち女子中学生の術によって回避した3人は町からはなれた山奥に飛ばされてしまう
山奥で出会った人たちとともに下山することにした【いつき】【にいみ】は【腰越舞】とはぐれたまま
隣町の中学校の校舎裏に下山することが出来たのであったが何かにおびえだす人々
その原因はその場に漂ってくるやきとりのにおいとともにあらわれた
【やきとり貴婦人】を視た人々によって明かされる
人々は【やきとり貴婦人】から逃げてきていたのであったがもとの場所に帰ってきてしまったのであった
【やきとり貴婦人】の手下【ねぎ兵】に次々と捕まっていく人々
【にいみ】【少女223】も捕まってしまうのだったが【いつき】は【三幡】の結界で助かるのだった
ひとり残されて意気消沈する【いつき】を叱咤激励する【三幡】は
ひとりでも戦うと決意をする【いつき】にたいして『【乙姫(おとひめ)】の【ひ】取り』によって
【おとめ】として自らのすべてのチカラを与えるよう融合することで【乙女幡(おとめまん)】に変身することに成功するのであった
【少女戦士乙女幡】となった彼女は【怪人やきとり貴婦人】をその圧倒的強さで倒すのであった
しかし捕らえられていた人々もまた消滅していく
じつは人々は過去に【やきとり貴婦人】の犠牲者で怪人が倒されたことによって呪縛から開放されたのだった
【乙女幡】に感謝して昇天していく【少女223】たちだった
その後草むらで変身を解くが疲労によって気絶してしまう【いつき】
山奥から遅れて下山してきた【腰越舞】によって病院に運ばれる【いつき】【にいみ】
そしてそのほかのクラスメイトたち
数日後覚醒した【いつき】は精密検査後学校に登校するがクラスメイトたちはみんな無事であったので安堵するのであった
あらすじ2
女刑事【腰越舞】は事件の解決を自分の手柄にしかけたが上手くいかず
捜査のために【にいみ】を取り調べようとするのであったが何者かに狙われて救われる
その救った謎の黒背広集団とそれを率いる【転草心太郎】に阻まれ忠告を受ける
夏休みとなった【いつき】は警視庁から特殊装備【ぴぽーくんアーマー】を着てしまって脱げなくなった
【にいみ】とともに何度も出没して助言していく謎のホムレス爺に連れられて熱海に来てしまう
そこでは謎の巨大怪ロボットによって破壊される熱海の街とそれに対抗して戦う熱海防衛軍を目撃する
しかし帰宅した次の日にはそんな事実がまったくなかったことになっていることに驚くのであった
夏休みも終盤に差し掛かった頃弟【みのる】に連れられていった朝のラジオ体操の会場で
テレビ番組の宇宙○刑事バリダ○ーの出演者【ファ○ラオ】にそっくりな少年と出会い
アイスがまったくとけないというふしぎな魔法の一部を体験するのであった
そのころ熱海に謎の3つの流星のような光が落ちる
それは光る人間のような形に変わりそのまま別々の方角に去っていったのであった
2学期が始まり始業式の地震の避難訓練でなぜか校内の全員が机を持って帰宅していくことに疑問を隠せなかった【いつき】だったが
次の日校舎が解体されていて驚いてしまう
数日後学校の跡地に巨大なサーカステントが張られてそれ以外にプレハブの教室が置かれていた
生徒達は新たに学校の責任者となった【団長】によってエリートと落ちこぼれの2つに分別される
エリートとは曲芸の授業のエキスパートになる授業を受ける生徒達で
【いつき】のクラスメイトも彼のほか数名以外は
エリート生徒となって日々曲芸授業に明け暮れて落ちこぼれ組の【いつき】たちを軽蔑していたのであった
しかし落ちこぼれ組となった【いつき】たちの担任として新任の教師がやってくる
通称【ばりはち】先生と生徒達に愛されたその教師はTV番組の宇○宙刑事バ○リダーそっくりだった
彼のその宇宙のような自由な授業はクラス皆をたくましく育てていくのであった
そんなある日トイレにいた【いつき】は草むらでヒソヒソ話をする黒背広と【心太郎】を目撃する
彼らはこの大サーカスの監視をしているらしかった
その後曲芸の授業中猛獣たちが逃げ出して校内が大パニックとなる
そこでかつて【勇気】宅で助けてくれたりその後も何度か助けてくれた赤いメイドくのいち少女と再会する
彼女と【ばり8せんせい】の大活躍によって騒動は治まりもとの平穏な日々がもどってくる
とはいっても大サーカス状態のままのほうであったが
そのころ熱海の森の遺跡の入り口に【相模教授】と助手の【武蔵野】、【若狭】、【バイト】いた
遺跡の中に消えていく【相模教授】と【武蔵野】そのあとワゴン車にもどる【若狭】【バイト】
すると突然空から光の雨の如く無数のレーザー光線が降り注ぎ遺跡もろとも森を破壊していく
【バイト】の機転でレーザーを避けながら逃げるワゴン車だったが破壊されてしまう
間一髪脱出した【若狭】【バイト】は熱海の崖から海に向かって転落してしまうのであった
あらすじ3
いつもどおりの落ちこぼれ教室で【みょこ】を泣かせてしまう【いつき】教室を飛び出していく【みょこ】
その後捜してまわるが見つからず【ばり8せんせい】【赤メイド】に相談すると熱海行きツアーバスをチャーターしてくれた
【いつき】は保護者でマスコットの【にいみ】とともにそのバスに乗り込んで【みょこ】を捜しにいこうとするのであったが
【みょこ】は保健室にいたのであった
あわれ2人は宇宙ツアーバスにのって熱海星の樹海に逝っちゃいました
バスガイドのうさぎと添乗員のうさぎと運転手のうさぎに連れられて観光客の小鳥さんたちにまぎれて
観光していた2人は樹海を破壊する伐採業者星人に出くわす
逃げ惑う彼らを救ったのは我らの救世主【ようかんマン】だった
かくして食べかけの姿となった【ようかんマン】の活躍で救われたのであった
【いつき】が目を覚ますとそこは落ちこぼれ組のプレハブ教室だった
そこに現れた【腰越舞】に3人はずっと行方不明だったと聞かされる
【にいみ】【ばり8】も目覚め唖然とするがとりあえず帰宅することにする
しかし夜の商店街の交番前で警官隊に取り囲まれ
【ばり8】が【いつき】たちを誘拐した指名手配犯になっていると聞かされるが【ばり8】は居なかった
警官隊に拘束されて気を失った【いつき】【にいみ】【腰越舞】はどこかの部屋で目覚める
豪華シートに両手両足を拘束されていたが【にいみ】の怪力で難なく引き剥がす
【にいみ】によって破壊された壁から部屋を脱出して廊下を進むと出口から外に出る3人
しかしそこはあたり一面雪景色でとおりすがったゆきだるまと意気投合した3人は雪だるまのお屋敷に行く
雪だるまは強化スーツ【ゆきだるまアーマー】で中から出てきた少女【ゆき姫】に御馳走を振舞ってもらう
その後庭に光の速さで落ちてきた【ばり8】と合流した【いつき】たちは【ゆきだるまアーマー】をもらい人里に下りて行く
仙台の街に辿り着いた4人はそれぞれ自由行動をするのだが
そこで黒全身タイツ人間の一段に出くわしてしまった【ゆきだるま(いつき)】は拉致されかける
しかし駆けつけた【ばり8】先生の活躍によって助かるのであった
温泉ホテルの男風呂で男客全員を悩殺する【にいみ】さんを片付けて熟睡していた【いつき】だったが
外の騒音で目覚めてホテルの外に出る
そこは夜中であるにもかかわらず大道芸大会となっていた
そのなかで自分の母校降星丘中が大サーカス状態になっているその原因の【団長】を発見する
しかしその異様さから逃げようとするが見つかってしまい【団長】の逆恨みで攻撃されそうになる
そこに助けに現れたのは謎のピンク色の振袖の美少女戦士【アイドス】だった
【アイドス】の活躍で倒されて大爆発する【団長】、大道芸の手下もすべて倒され消滅する
平穏が訪れた仙台の温泉ホテルだったが
戦闘中に【アイドス】のパートナー【ぴょんこ】の開いた異次元落とし穴に吸い込まれて消えていく【いつき】
数十分後少し離れた場所の山の森の中に停まるワゴン車のなかには
【アイドス】の変身を解いた【熱抱愛舞】と【ぴょんこ】を脱いだ【丸ノ内舞乃】、病気により苦しむ【早乙女可憐】がいた
彼女たちは次期OTOMELGEARの試作AIDOSGEARで戦っていたのであり
その適合者はなぜか【愛舞】だけだったので彼は仕方なくバイトの形で戦っていた
そして次の目的地の北海道へと北上していく3人をのせたワゴン車だった
【いつき】が宇宙観光バスに乗って行方不明となってから数ヵ月後
しかしなぜか等適市・降星丘町の味凪家に【いつき】は ”ずっと居た”
【山吹公平】の部下で女忍者の変装だったが
父親の【鞆縁】ほか周りの人間はすべて気づいておらず今朝も父と子のスキンシップをしていた
【いつき】に変装している女忍者は【鞆縁】の抱きつきに嫌気が差していたが上司の【公平】の命令に仕方なく従うのだった
そして2人はいつのまにか大サーカスから解放され新たに再建された新校舎の中に登校していくのだった
なにがおきたのか? それは【いつき】が行方不明中のあいだに起きた戦い
【黒背広】【アイドス】【バリ○ダー】【公平】率いる【いつき】に変装している女忍者たちによって
怪人【猛獣団長】及び【団員】【猛獣】が倒された成果なのであったがそれは語られないのであろう
φ(.. )…メモメモ
>431
〜等適市・降星丘町 NEW降星丘中1−1教室〜
公平 「きょうも授業が平和でいい勉強だったね」
いつき「そうでございますね頭りょ……あいた!」ぱこーん☆
いつき「なにするのでございますか頭……いたっ またぶったぁ え〜ん」ぱこん☆ぱこぱこ☆☆
公平 「バカモの!言葉遣いには気をつけよとあれほど言っておろう」ヒソヒソ
いつき「いやですね 放課後ですし誰も教室になんか居やしませんよぉ? あぅ!」ぱこん☆
公平 「よくみろ あそこにおるだろが!」ヒソヒソ
いつき「きょろきょろ…………あっ!」
みょこ「ぁ!」びくぅ!
いつき「ま、まって みょみょみょこさん ほほ放課後なのに図書委員たいへんでですねね?」ビクビク
公平 「今帰りですか? いっしょに帰る?」ドキドキ
みょこ「……ぃ、ぃぇ ……まだ、委員の仕事あるから」おどおど
公平 「そ、そう」 いつき「じゃあ またね」
みょこ「……さ、さょなら」すたたたたたたたた
公平 「…………」
いつき「やばめでしょうか?」
公平 「……帰るぞ」
いつき「え?ちょ、ちょっと 口封じとか記憶消去とかしなくていいんですか?」
公平 「それは僕達の仕事じゃない いくぞ」すたすたすたすた
いつき「あ! ま、まってくださいようぅぅ」トタタタタタタ
黒背広「我々に気付いているのでしょうか?」
心太郎「ちっ! 【フラット】だか【バランサ】だかしらねえがあんな奴らと同盟協定結ぶなんて閣下も何を考えてるんだか」
黒背広「で、どうします? あのメガネ女子は」
心太郎「ほっておけ 俺たちの任務は監視だけだからな」pipipipipipi♪
黒背広「「はっ」」
心太郎「は、はい!了解しました すぐに本部に戻ります」pi♪
黒背広「隊長?」
心太郎「緊急招集だ 俺は本部に戻るからお前達は引き続き監視と、閣下の娘さんの捜索を」
〜図書室内〜
みょこ「…………。 >φ(.. )…メモメモ 」
黒背広「「ジャスティス!」」
〜図書室内〜
みょこ「!!」びっくぅう!! キョロキョロ
図書委員のみょこに気付かれないように監視している黒背広たちは隊長からの伝令を受けてついつい大声で返答してしまっていた
みょこ「?? きのせぃ? うぅ〜ん ま、いっか おしごとおしごと♪ φ(.. )…メモメモ 」
黒背広「きききをつけろょぉ」(小声)
黒背広「おまえのほうこそ またヘマやらかしたらそれこそ 隊長にまで迷惑がかかっちゃうんだぞ」(小声)
黒背広「わかってるって…… それにしてもどこいっちゃったんだろうな司令の娘さん」(小声)
黒背広「ああ、あの巨乳少女とヴァカ女刑事といっしょに保護しておいたのに居なくなっちゃうんだもんなあ」(小声)
黒背広「ちゃんとどこにも逝かないように拘束椅子に拘束しておいたのにな」(小声)
黒背広「とにかくあのメガネ女子を見張っていれば司令の娘さんが接触するらしいからちゃんと見張っていようぜ」(小声)
黒背広「ジャスティス!」(大声)
黒背広「ば、ばか!」(小声) 黒背広「し、しまった!!」(小声)
図書室内 シィィィ〜〜〜〜ン
黒背広「し、しまった メガネ女子下校しちゃったぞ」
黒背広「い、い、いいそげ!」 スタタタタタタタ
黒背広「ジャスティス!」(小声)スタタタタタタタ
434 :
名無しになりきれ:2008/01/22(火) 15:40:00 O
これは
435 :
名無しになりきれ:2008/01/22(火) 15:40:21 O
age
436 :
名無しになりきれ:2008/01/22(火) 19:29:09 O
ちょうへん!ちょうへん!
乙女オーラ発生
〜味凪さんち玄関前〜
>434
鞆縁 「それじゃあ 行ってくる」
せい子「あらあらまあまあ いってらしゃいあなた チュッ♪」
鞆縁 「おいおい近所の皆が見ているじゃないか かわいいなあ せいちゃんは ンチュ〜♪」
せい子「今夜は貴方の大好きなハンバーグですからはやく帰っていらしてね」
鞆縁 「ああ じゃあ、お散歩に逝ってくる」
振り向くと玄関前で愛するワイフがずっと手を振って見送っていたので、味凪鞆縁も何度も振り返ると満面の笑顔で手を振り返す
近所の人「>これは」
近所の人「おあついことで」
近所の人「新婚夫婦気分ですな」
すれ違う近所の人たちに愛想笑いで返事をする鞆縁は散歩続行
そのうち てくてく歩くともう我が家は識別できなくぐらいに見えなくなっている。それでもとりあえず振り向いて手を振ってみる
鞆縁 「だってせいちゃんてば双眼鏡で視ているようなコですから」
もうずいぶんな距離を歩いて現在位置と我が家とのあいだに障害物のビルが沢山立塞がっている
だから絶対監視なんか出来ないんじゃないかな?って
鞆縁 「だけどさまっさか浮気調査とかさ されていたらいやじゃな〜い?」
追手を撒く様に飛び乗った電車が駅に着くと、ホームに停まっていた別の超快速に乗り込むという事を何回か繰り返す
そんな乗り継ぎを数回したのち自動改札をぬけて駅前に停車していたタクシーに乗り込む
運ちゃん「お客さんどちらまで?」
鞆縁 「前の車を追ってくれ!」
運ちゃん「あいよっ♪ ぷっぷ〜♪」
平地に広がる無数の田畑とあぜ道がはるか先の山のふもとまでまっすぐ続いている
とてものどかな田舎の風景にタクシー1台しか動くものはなかった
もちろんタクシーの前にはな〜んにも走っている車なんかありゃしない
それでも鞆縁の指示に従った運転手の操るタクシーは前へ前へとひた走る
>435
鞆縁 「フゥ〜ッ やれやれだ ぷはぁーーーー」
タバコの煙を吐くように咥えていたかりんとうを唇からいったん離すと一気に頬張ってもぐもぐした
運ちゃん「おつかれさまです」
鞆縁 「ああ そうだな」
運ちゃん「それよりもよろしいのですか? あの者たちをあのまま野放しで」
鞆縁 「……」
運ちゃん「お察しいたします あのような大根芝居にも我慢なさって……キャア!」
DON☆DAN☆DAN☆DAN☆
運ちゃん「お、おやめく……くださいぃぃ」
キキキィィィーーーー!!
鞆縁 「おらおらおら!むだぐちたたいてんじゃねえよ!しっかりうんてんしろやオラァ!!」
後部座席から何度も運転席のシートをゲシゲシ!っと蹴り続ける鞆縁
キキキキキィィィーーーー ブゥゥゥゥ〜〜〜ン
左右に車体を揺らしながらも必死にハンドルを握って運転し続ける運転手
運ちゃん「うわぁ! 運転が あう!あうぅ! も申し訳ございませんンン」
鞆縁 「我慢なんかしているわけねえだろうが!」
運ちゃん「っへ? あへ?」
突然シートを蹴られなくなって拍子抜けして間の抜けた返事を返す運転手
鞆縁 「長女、長男とあのようなことになって……また次女が……ふざけおって!」
バキッ!ガッシャァッァァァァ〜〜〜〜ン☆☆☆
後部座席の超特殊防弾ガラスが衝撃を受けて粉々になって車外に飛び散る
運ちゃん「!!!」
鞆縁 「前見て運転しろや オオッ?」
運ちゃん「は、はひぃぃぃ」
ぬる〜〜んとする生暖かい感触がするもので了頬を押さえつけられる運転手は恐怖で引きつりながら
目的地の入り口に到着してもその表情は硬直したままだった
何もないはずのただの岩盤にそのままのスピードでひたすら走って突っ込んで行くタクシー
突然タクシーの無線機から『>age』とコンピュータの声が聞こえてくる
岩盤に衝突する瞬間に空間がゆがむとそのまま掻き消えるかのように姿を消していくタクシー
>436
運ちゃん「ヒィィ はぁはぁはぁ〜〜〜」
鞆縁 「まだ慣れないか?」
運ちゃん「ずびばぜぇぇぇん ふぇええ」
鞆縁 「おいおい泣くなよ」
さきほどまでの田舎の自然の風景とはうって変わって高速道路のような長いトンネルの道を走っている
オレンジ色の照明の灯りがいくつもならんでいるトンネルの道路はもちろんタクシー以外走ってはいない
しばらくするとトンネルの出口に差し掛かる
その出口の明るさに一瞬目を細める運転手だったが鞆縁はまったく無表情だった
その後重火器を構えている特殊装備の警備員の待つ建物の入り口に停車するタクシー
タクシーの自動ドアが開くと降りてきた鞆縁の姿に出迎えていた黒服グラサンの男たちが驚く
黒背広「うわ」
黒背広「あ、あの……」
鞆縁 「……問題ない」
右腕がガラスの破片ででみたキズの流血で真っ赤に染まっている
しかしまったく無表情で毅然とした態度の鞆縁に圧倒され一同は敬礼のまま不動の姿勢で整列する
黒背広「「「「ハッ!」」」」
鞆縁 「うむ」
建物の中に消えていく鞆縁と黒背広たち。それを慌てて追うように運転手がタクシーから降り走って建物の入り口に向かう
その姿をみて入り口の警備員たちは卒倒しそうになる
警備員「だ、だいじょうぶなのでありますか!」
運ちゃん「え、ええ……いつものことだから」
警備員「は、はあ」
警備員「>ちょうへん!ちょうへん!」気さくな警備員にウエットティッシュをそっと手渡される運転手
鞆縁に付けられた流血で真っ赤に染まったその顔を手にしていたウエットティッシュで拭いながら建物の中に入っていく運転手
警備員「副官てのも大変な仕事なんだな」
警備員「ああ ちょうへんな顔だったな」
>437
長く続く廊下を足早に進みながらテキパキと器用に着ていた服の脱ぎ捨てていく
ふいに廊下の途中の扉に飛び込む下着姿の運転手
シャァァァァァァ〜〜〜〜〜♪ フンフフ〜ン♥
数分後 特殊メイクをはずして元の姿に戻った女性が制服に身を包み廊下に飛び出すように出てくる
ウィィィ〜〜〜ン♪
女性副官「申し訳ございません 遅くなりました」
金髪で長くしなやかな髪を後ろに結んで大きな赤いリボンを装着、両耳にエメラルドグリーンのピアス
蒼い美しい大きな瞳を隠すかのような銀色フレームのメガネをかけている
大きな胸元を強調した水色基調の制服の上着を着て
スラリと伸びた脚にピンクのニーソを穿いたミニスカートの女性が指令室に入ってくると敬礼する
鞆縁 「うむ 【鹿芽乃えま】くん」
えま 「はっ! 味凪司令」
右波長官「ウヒョー美人の外人ねーちゃんイイネーイイネー」
えま 「私は純国産ですが」
右波大臣「イイヨーイイヨー ワタクシはボーエー大臣だい! エッヘン」
えま 「……どうも」
右波大臣「でね、趣味はお菓子作りと編み物なんだょ ホラ見て見て このふりふりのネクタイも手作りなの♥ いいでしょぉ」
SP 「「>乙女オーラ発生??」」
えま (なんでやねん……助けてください司令!)
目で助けを求めるえまを無視して彼女が副官の席に着くのを待たずに話を続ける鞆縁
鞆縁 「それで、報告を続けたまえ【テングサ】」
心太郎「はっ! 先ほども申し上げました通り閣下の娘さんの所在は依然として・・・・・・」
鞆縁 「……わかった もうそれはいい」
心太郎「し、しかし! あ、あのぉ 娘さんの乙姫さんは……」
鞆縁 「もういいと言っている! 聞こえなかったか」
心太郎「い、いえ 申し訳ございません」
副官の胸にタッチ
いくぜ必殺俺の必殺技
444 :
名無しになりきれ:2008/02/03(日) 21:54:47 0
pta
ありませんよ?
>442
右波 「>副官の胸にタッチ」ぽよん♪
えま 「きゃっ! ゃ、ゃめ」ばっちーん☆
SP 「きさま!」
SP 「大臣!ごぶじで!?」
右波 「いてて〜 またほっぺ腫れちゃった! おまえらちゃんとぽっくんを守れよ」バシバシ☆
SP 「「もうしわけございません(俺らに八つ当たりすんなよな〜)」」
鞆縁 「大臣殿 おイタがすぎますぞ おまえもだ!」ジロリ
えま 「す、すみません……」
右波 「ちぇーっ」
鞆縁 「…………(よくも俺のえまを 許さんぞこの腹話術人形め)」
指令室内の静寂を壊すように老人がしゃべりだす
老人 「ふぉっふぉっふぉっふぉっ?」
鞆縁 「!! はい 今はそちらのほうが」
右波 「意味わかるのかよ? ねー?おまえわかった?」
SP 「……。」
右波 「そこのあんた 訳して?」
一同 「「「「「シィ〜〜〜〜ン」」」」」
右波 「ネーネー 相手してヨゥ〜」
心太郎「しかし【フラット】どものほうは つかこのじじいダレ?」
書記係「さぁ? わかんね」
右波 「ヤーイヤーイ わかんねーでやんの プププ」
鞆縁 「……」
無言の目配せで副官えまに指示を出す司令鞆縁
えま 「はい」カチャカチャカチャ♪
ちゃらちゃちゃちゃらりぃ〜ん♪(自作着メロ)
右波 「アァ〜モシモーシ? エー? ハイハーイ ンジャネ〜♪」ピッ♪
鞆縁 「いかがしましたか大臣殿?」
右波 「コロッケと玉子買ってきてって頼まれちゃったから先帰るわ ジャーネ!」
そう言って指令室から退室していくボーエー大臣とSPの方々
>443
心太郎「やれやれ あの人にも困ったものだ 俺正直嫌いなんだよあの人」
書記係「……あのハゲむっちゃムカツクねん……っと」φ(.. )…メモメモ
心太郎「かくなよーおーい!!」
鞆縁 「それで【ヒラメ】どものほうなのだが」
心太郎「あいつらの監視は引き続きしてますよ 休戦だかしたみたいだけど信用できないし」
牛丼店長「そっちは俺に任せてもらおうか」
心太郎「う? き、きさまら いつの間に」
BK 「……」
ヤサ男店員「おっと よさねえかい?俺らは呼ばれてきたんだがね?」
牛丼店長を守るように立つ巨体の男BKと弓を構え心太郎ではなく味凪鞆縁をねらうやせた男
心太郎「ぐ!きさまら」 ザザザザ!!
鞆縁をガードするように並ぶ黒背広が一斉に銃器を構えて3人を狙う
鞆縁 「やめろおまえたち」
牛丼店長「ふん さすがだね 『兄さん』の番犬も」
鞆縁 「……」
牛丼店長「おまえらもいいよ? やめときな よっちゃんも弓さげろって」
BK「はい 若」
よっちゃん「はいはいっと♪」
心太郎「なんなんだよこいつら一体!?」
えま「【味凪経儀】 ……味凪司令の弟よ」
心太郎「な、なにー!! こいつがケイギ!」
牛丼店長「うん? 小僧 俺と会ったことあるっけか?」
心太郎「き、きさまのせいで!! >いくぜ必殺俺の必殺技」
隠していた刀を抜くと味凪経儀にすごい勢いで飛び掛る心太郎だったが、次の瞬間なにかの強い力の衝撃を受けて床に叩き伏せられる
心太郎「ぐはぁぁ」
黒背広「!! た、隊長!」
心太郎の部下の黒背広たちは牛丼店長に向かって再び銃をかまえるが
牛丼店長たち3にんが動いてはおらずまったく変わらない姿勢でいることに驚く
老人 「かつての鬼武者と呼ばれた頃の力は衰えておらぬか」
鞆縁 「……」
心太郎「か、閣下どのぉぉ〜」
心太郎の上で彼の身体を拘束しているのは味凪鞆縁だった
老人 「【ジャスティス】たちは別件の任務があるんじゃろう?」
心太郎「んな?」
鞆縁 「……」
>444
何事もなかったかのように無言で司令官の席に座るとえまに目で合図をする。
副官えまが静かに頷くとモニターの操作をすると大型プラズマ液晶画面に何かの映像が映し出される
えま「これが【V】の示した内容です」
心太郎「?? ……>pta ? なんすかこれ?」
書記係「『p=パパの t=トランクスは a=洗うの別にしてよね』の略じゃね?」
牛丼店長「おいおい見せちゃっていいのかよ? あんたんちの家庭の事情だろ?」
鞆縁 「かまわん どのみち隠す気などないのだが 書記は一切記録残すな
それとその略はまったくのでたらめだ? よな? な?」
書記係「は、はい」
よっちゃん「それにしたってよ これって・・・・・・」
BK 「にわかには信じられませぬぞ 若 異星人などというものの申すことなど」
えま 「真実です【ヴィルゴニアン】の使者の示した座標に」
モニターの映像を切り替えるえま 一同が騒然とするが鞆縁だけは無表情のままだった
おもむろに立ち上がると司令室から全施設に放送で指令を下す
鞆縁 「【ジャスティス】に命ずる【天量詩市星乃空町】制圧および【D】壊滅作戦を遂行せよ」
心太郎&黒背広「「「「「「ジャスティス!!」」」」」」
鞆縁 「【ジャスティス】出動!」
鞆縁の号令のもとついに【D】討伐作戦が開始されたのであった
>445
ケイギ「んじゃ俺らももういくわ BK、よっちゃん 帰るぜ」
BK 「は! 若」
よっちゃん「はいはい」
指令室を出て行く味凪経儀とその部下2人 ついでに書記係も退席させられる
指令室内には鞆縁、えま、白衣の老人の3人だけとなっていた
鞆縁 「かめのくん!」
えま 「はい!完全遮蔽システム始動 盗聴盗撮検出センサー異常なし 大丈夫です」
老人 「用心深いのう」
鞆縁 「それは貴方のほうでしょう」
老人 「>ありませんよ?」
えま 「……(どうだか信用なんかできるわけないじゃない)」
鞆縁 「それでは本題に移りましょうか【羽根鳥教授】 いや異星人【Virgonian】」
老人 「わしの示した通りじゃよ 今のままなら地球は崩壊する それのカギは【D】にある」
鞆縁 「確かに観測所でも乙女座方面からの異常な衝撃波と電磁波の確認は実証されている」
老人 「今は亡き我が星を崩壊させしチカラのほとんどワシらのバリアで相殺消滅させてたが」
えま 「天量詩市に潜む【D】の作った異次元界の扉の影響でバリアが不安定になって?」
鞆縁 「地球の、この次元はもうすぐ消滅してしまうだと? うぬぬぅ」
老人 「信じるじゃろ? それにこの組織を作るためにいろいろ働いたおぬしはもう逃げられまいて」
鞆縁 「そ、それは」
老人 「ともに研究員だった親友達をも蹴落として今の地位に付いたのじゃったのう?
【キサラギ】と……たしか【コウイチロウ】という名だったかの?あの男も犠牲者かの?」
鞆縁 「くっ!」ギロリ!
えま 「司令!」ビクゥ!
老人 「こやつはの わしらのもたらしたものによって自分の子供たちをも実験台にする
まさに鬼なのじゃよ のう?【オオヒメ】は辛うじて生きておるんじゃったかの?(笑)」
鞆縁 「やめ……て……くれぇぇぇ」
えま 「!!!」
老人 「ふぉふぉふぉ さあて、【D】の滅亡する姿を観覧しに逝くかの ふぉふぉふぉ」
瞬間移動で姿を消す老人 指令室に張られた厳重な遮蔽バリアをいとも簡単に通り抜けていった
えま 「司令……」
鞆縁 「グッ そうだ 許してくれ…… 我が子たちよ……【ひろ姫】、【因家】、【乙姫】……そして【千鶴】」
床にうずくまり頭を抱えて泣きながら懺悔する鞆縁
その震える体をやさしく抱きしめる鹿目乃えまだった。
えま 「だいじょうぶ……司令には私がずっとついていますから……よちよち」
鞆縁 「ぇぐぇぐっ ぐすん」
えま (司令の心を癒せるのは私だけ……そうよ正妻のあの女にもそれは出来ないんだから)
チョコくれい
チョコもらえなかた( `ー´)ノ
〜鎌倉?の?病院〜
>451
パジャマの男「>チョコくれい」
ナース 「エッ? ……それは……んっと」
患者達に迫られて困惑気味の看護士の前に颯爽と現れる年配の看護士
看護士長「はいはいあなたたちは全員糖尿病で治療中なんですからダメです!」
患者達 「「「「ちぇーっ けちー! ばばー」」」」
看護士長「はいはい!シッシッ!」
ナース 「し、士長 ありがとうございました たすかりましたぁ」
看護士長「【七朱(ななしゅ)】さん 貴女も一人前のナースなんですから ああいう患者さんのあしらい方を覚えなさいね」
ナース 「は、はいぃ すみませんすみません」
看護士長「ほらほら! お仕事にお戻りなさい」
ナース 「ししし、しつれいします」ぺこっ♪
看護士長「こらー! 廊下は走らない!!」
慌てて早足に切替えて廊下を進むナースが診察室前に差し掛かると女医の話し声が聞こえてきた
女医 「はい、べつにこれといって変わりはありません は、はい それはもちろん」
診察室で誰かと携帯で会話している女医を気付かれないように覗き込んでいる女性看護士
ナース 「また電話している……相手誰なのかしら?」
??? 「盗み聞きはよくないな?」
ナース 「ひぃ! ちちち違います……
けっして先生がイチャイチャなのを勘ぐってるとかそんなんじゃ」
背後から聞こえた声にビックリしてあわててその人物に言い訳をするナース
>452
??? 「ぷっw」
ナース 「エッ? って、やだ! お兄ちゃんだったの!! ひっどぉーい」
廊下に居たのはナースの兄だった 真っ赤な顔して怒るナース
ナース 「すごいビックリしたんだからね」
??? 「わりいわりい でもよおまえだって覗きはイクナイぜ?」
ナース 「だーかーらーちがうわよぉ! カルテを届けに来たらお取り込み中だっただけで…… んもう! お兄ちゃんのいぢわる!」
??? 「ははは」
ナース 「それより今日は何? 仕事またサボリ?」
??? 「久々の休みが取れたんで可愛い妹の顔を見たくてな」
ナース 「どうだか」
??? 「で、どうだ? 仕事辛くないか? ちゃんと寝てるか? 飯食ってるか? 顔色悪いんじゃ……」
ナース 「大丈夫だってば もう子供じゃないんだから」
??? 「だ、だが 心配で心配で おまえは小さい頃からドジばかりだから」
ナース 「そんなことないもん イーーーだ! ぷぃ!」
ナースの兄は何も持っていない両手を彼女の前に差し出す 首をかしげるナース
ナース 「な、なに?」
??? 「>チョコもらえなかた( `ー´)ノ 」
ナース 「なによそれ だから妹の私のところに来たわけ?」
??? 「おう! あったりまえだ
おまえもあげる相手いないだろうから仕方なく貰いにきてやったぞ」
ナース 「……あげません! 仕事中だしここは病院だし」
??? 「えー? しょぼーん ひどいよー【呼織(こおり)】ちゃ〜ん」
ナース 「ふふっ♪ さってと仕事仕事」
??? 「ま、まって〜」
??? 「んで、なんで俺まで患者さんのお散歩に付き合わなきゃなんねーんだ?」
ナース 「なにいってんのよ お兄ちゃんが勝手に患者さんの車椅子押してるんじゃない」
??? 「あたりまえだ おまえの負担を少しでも軽くしてやる それにチョコ……」
ナース 「ココよ 停まっておにいちゃん」
病院敷地内の中庭にある巨木の前に立ち止まると見上げるナース&兄
??? 「なんだここ それにしてもでっけー木だなあ なんの木なんだろか」
ナース 「さあ? でも樹齢800年以上とかって? ほんとうかしら?」
??? 「知るかよ ん? あそこになにかキズがねえか?」
ナース 「昔からあるそうよ? ん〜っと、【N】えぬ?」
??? 「ナースのNだな 病院だけに あはは」
ナース 「んもう! ほらぁ 彼女も笑ってるわよ」
??? 「んー? 無表情じゃんかよ? 患者ちゃん」
ナース 「そんなことないわよね〜【ひろ】ちゃん♪ ふふっ」
ナースたちの語りかけにも反応せず無表情のままの【味凪ひろ姫】は、ただじぃーっと巨木を見上げているだけだった。
〜等適市内〜
ケイギ「おいBK! よっちゃんの奴はどこいった」
BK 「それが鎌倉へと」
ケイギ「ふん! また妹ちゃんかよ シスコンが」
BK 「しかし若!」
ケイギ「まあいい あそこも安全とはいえないからな」
BK 「もしやそのためにあやつに休暇をお与えになられたのでありますか さすが若」
ケイギ「ふん! そんなことより今年もか」
BK 「はい! わたくしめの若への気持ちでございまする」
ケイギ「ふん! ムシャムシャ ガツガツ モグモグ♪」
ハート型の巨大チョコレートを一心不乱にがっつくケイギを嬉しそうにニコニコしながら眺めるBKだった
BK (やさしき若 大好きな若! 貴方様はこのわたくしめが必ずお守りいたしまする)
やったなぁごくろう
力を貸そう・・・正義の力を
>457
〜天量詩市郊外 雑木林〜
冷たい雨が降りしきる中、青い装甲の亡骸を囲んでいる灰色特殊装甲部隊
輪のように取り囲み手にしている長槍で何度もザシュザシュと突き、全員で亡骸の生死を確認をする
隊員 「ハァハァハァ やっと動かなくなったか」
隊員 「手こずらせやがって」
隊員 「やったなぁごくろう」
小隊長「……こちら102小隊 【type-Bu】沈黙せり」
無線機『ピーザザザ……♪了解 ひきつづきハンティングを続行せよ ピー♪』
小隊長「了解 ……次の獲物を狩りに行くぞ」
隊員 「「「「「「ジャスティス!」」」」」」
>458
〜天量詩市 唖磨ノ川河川敷〜
橋の下にあるゴミの山の中の黄色装甲を着ているカーネ○おじさんを取り囲む灰色特殊装甲部隊
隊員 「ハァハァハァ やっと動かなくなったか」
隊員 「手こずらせやがって」
小隊長「……こちら299小隊 【type-Y】沈黙せり? だよな? な?」
無線機『ピーザザザ……♪了解 ひきつづきハンティングを続行せよ ピー♪』
小隊長「了解ピー」
隊員 「ハンティングてwww しかもピーてwww」
隊員 「っていうかコレ最初っから沈黙してね?」
小隊長「いいんだよ 上層部にゃバレねーって」
隊員 「そういうもんスかね」
小隊長「ああ おーいそこの新入り! ここ超絶ナパームで焼却しておけ〜」
小隊長は↓新入りの隊員たちに指示を出した↓
新入り隊員「うひ〜ぃ この装備重たいようぅぅ」
>458隊員 「>力を貸そう・・・正義の力を」
新入り隊員「うん! いっしょに正義を貫こうね♪ >458くん」
新入り達は超絶ナパーム砲で橋もろとも河川敷を破壊しつくすのであった
小隊長「よし 次に移動だ!」
隊員 「「「「「「ジャスティス!」」」」」」
・
・
・
・
・
・
・
・
・
しばらくしてから唖磨ノ川の水面に川魚を銜えたハダカの少女が顔を出す
黄乙女「ありぇ? ココどこなのだ? 何も無い見たことない景色なのだ」
首をかしげながら辺りをみまわしたのち何かに気付いたような表情になると開いた口から魚が逃げ出す
黄乙女「きっと場所間違えたのだ 晩ご飯逃げちゃったのだ もう一回潜るのだ♪」
そうひとりごとをいって再び水中に消えていく全裸少女だったとさ
〜天量詩市 中央公園〜
緑色の装甲がボロボロに破壊され立っているのがやっとな状況の少女を取り囲む灰色特殊装甲部隊
隊員 「ここまでだ」
隊員 「もう抵抗するんじゃない」
緑乙女「お願いします これ以上公園の自然を……嗚呼なんてことを」
彼女の目の前で次々に伐採されていく公園の雑木林の樹木
芝生は装甲車両の通行によるタイヤ痕だらけになっている
そのあとには臨時司令本部と書かれたテントが設営され大量の機器が運び込まれ設置されていく
緑乙女「やめなさい やめてぇ植物を傷つけないで イノチをうばわないで」
隊員 「だまれよ化け物 てめえがそんなこといえるのかよ オラァ!」バキッ
隊員 「イノチを奪うなだと? そういうてめえはなんなんだ」ズガガ!
隊員 「芝生を荒らすとか樹木を痛めつけるからとかいって動物達を根こそぎ虐待してたくせに」
隊員 「そうだそうだ! ぬこちゃんたちにあやまれや」バシバシ
隊員 「うちのシロの仇じゃぼけぇ てめえナニサマのつもりじゃ」ゲシゲシッ!
緑乙女「きゃああ ……せ……いぎの……めが……み」ガクッ
隊員 「畑の作物を収穫していらっしゃった農家の方々さえも手にかけやがったくせに」
小隊長「この偽正義の邪神が」ザシュザシュザシュ!
息絶え物言わなくなっている緑装甲の亡骸をそれでも突きまくる灰色特殊装甲部隊
〜天量詩市 中央公園 野営臨時司令本部〜
小隊長「失礼します只今中央公園にて【type-Gr】の駆除完了」
中隊長「了解 ご苦労だったな」
中隊長「こちら臨時司令本部より 全部隊へ 現状を報告せよ」
無線機『ピーザザザ……♪ こちら102…… 商店……て交戦……ぐあぁぁあ ピー♪』
中隊長「どどどどうした! おい! 応答せよ!」
無線機『ザザザザザ……救援を……ザザザ』
中隊長「なにがあったんだ……大隊長に至急連絡を!」
隊員 「レーダーに未確認物体を確認!急速でこちらに接近中」
隊員 「なんだこの反応 こんなスピードで……」
中隊長「どうした ちゃんと報告せんか」
小隊長「中隊長あ、あれを……」
テントの外の空を指差す小隊長につられてそちらの方角を向く中隊長の目に何かの光が差し込む
中隊長「……!!!」
DGOOOOOOOONN☆
激しい輝きとともに公園もろとも一瞬にして消滅する臨時作戦司令本部
そのあとには巨大なクレーター以外何も存在していなかった
チャージ
>463
〜天量詩市 星乃空町商店街〜
爆発音と消防車やパトカーのサイレンの音が鳴り響いている商店街
夜の空を赤く染めるように激しい炎を上げて燃えている建物や道路に放置されているたくさんの自動車
地面には無数の市民達の変わり果てた姿が所狭しと転がっている地獄絵図差ながらの光景が広がっている
隊員 「そこか!」
隊員 「逃がさん!はいぱーじゃすてぃすキャノンスタンバイ!!」
>463 「>チャージ 」
特殊スコープを装着した灰色特殊装甲部隊達は何も無いはずの場所に向かって
ハイパーレーザー銃を構えて一斉射撃を開始する
黒タイツ人間「……ぐぁぁ」バタッ
黒タイツ人間「ワレワレの姿が判る筈が……がぁ」どさっ! ぷしゅぅぅ
黒タイツ人間「観咲様に栄光アレー」ぼかーん☆
レーザーの命中した位置に現れた黒い全身タイツ人間たちはもだえ苦しみながら消滅していく
隊員 「ふん!」
隊員 「貴様ら悪はすべて駆逐する それが一般市民に偽装していても」
隊員 「それがわれらジャスティスなり……な!? ……かはっ」ドシャッ
隊員 「ど、どうした……ぐはぁ」ドシャッ
何かの衝撃を受けた隊員たちが真っ二つになりその場に倒れていく
小隊長 「くそ! どこだ? なぜスコープに映らな……ぃ」ドシャッ
ほんのわずかな時間で全滅する灰色特殊装甲部隊の小隊
新しく出来た赤い海の上に立つ赤い魔女の姿が出現する
赤い液体に刃を染めた大鎌を持つその女の目からは赤い涙が流れている
赤乙女「おまえたちこそ! 罪も無き人たちを」
灰色特殊装甲部隊をわずか数十秒で全滅させてしまった赤い装甲の女が無数のしかばねを眺めている
別の灰色装甲部隊小隊が背後から近づいてくるのに気付きゆっくりと振り返ると足元に転がっているしかばねの頭を踏み砕く
隊員 「な、なんだよこれ仲間が全滅!?」
通信係「ダメです 本部も別の隊も応答ありません」
小隊長「く! ひるむな! 正義は我等にあり 総員構え!」
特殊装甲部隊の別働隊が駆けつけ攻撃フォーメーションの位置につくと一斉に赤い魔女に向かって攻撃を開始する
しかし掻き消えるように姿を消すと特殊装甲部隊の体を大鎌の刃で切り刻んでいく赤い魔女
隊員 「うわぁ」バタン
隊員 「ひぃぃ」バタッ
小隊長「がはぁ」どしゃっ
隊員 「ば……か……な」がくっ
レーザーの軌跡をすべて掻い潜りながら特殊部隊員を次々に切り刻んでいく赤い魔女
赤乙女「私こそが!! 正義だ」
通信係「うわぁぁ た、たすけて おかあさぁぁぁん」(((( ;゚Д゚)))ガクガクブルブル
恐怖に失禁して震えて母親を呼びながら泣き続けるまだ中学生ぐらいの少年兵に向かって容赦なく振り下ろされていく紅く輝く大鎌
ガキィィィィン☆
赤乙女「な、なに?! 私の速さに付いてこれらるはずが きゃぁぁ」バキバキバキ
心太郎「うぬぼれるなよ ばけものが!」
赤乙女「おまえはなにも……」ぼかーーん☆
おまえは何者と言い切る前に爆発して倒される赤い魔女
それに答えるように口を開く白いヨロイを装着している転草心太郎はビーム刀を持つ両手を大きく広げ
頭上のどす黒い煙ののぼる赤い夜空を見上げると空を睨みつける
黒煙の中に身を潜めている黒い大きな翼をひろげて宙に浮いている黒乙女に聞こえるように叫ぶ
心太郎「俺がガンダ……じゃなくて、ジャスティスだ!!」
466 :
名無しになりきれ:2008/03/01(土) 15:08:43 0
だーくねぇす
467 :
名無しになりきれ:2008/03/02(日) 05:41:34 O
闇の力
たいへんね
〜天量詩市・市庁舎・超市長室〜
>466
市長室の高級鰐皮ソファーにふんぞり返って座る女市長は壁いっぱいの大きさの液晶ぷらずまTVのニュースを食い入るように視聴していた
レポーター『・・・・・・以上中継からでした。 一旦スタジオにお返ししまーす』
キャスター『それにしてもこれは異常事態じゃないですかね〜』
コメンテイター『そうですね、この天量詩市というのは昨年複数の市町村が合併しまして
待望の精霊指定都市になったばかりなんですよね』
解説員 『そうですね 市長は旧天量詩市の慈愛の母と呼ばれた女性市長が就任しているんですよね』
キャスター『繰り返します 本日未明○○県天量詩市一帯に異常事態宣言が発令されました。
内容は超局地的な地盤沈下等により発生した超天然ガスが市内全域に広がり、
現在通信網および交通網が遮断されています』
解説員 『超天然ガスとは具体的にどのようなものなのでしょうか?』
キャスター『さあ?』
コメンテイター『あんたに聞いてるんじゃないンだ! 大学教授さん専門家なんでしょ? 答えなさいよ』
解説員 『だから、われわれは思い違いをしていたんだよ!
精霊指定都市ってのがメッセージだったんだ?>だーくねぇすなんだよ!』
コメンテイター『(;・`д・´)(`・д´・(`・д´・;)なんだってー!?』
コメンテイター『抱ーく 無ぇッスか?』
お天気キャスター『出番まだだからって抱きつか無いでよネェッス』
>467
キャスター『( ゚д゚)ポカーン 』
××大教授『天量詩市では超新エネルギーの研究施設がありましてですね』
キャスター『はい? いきなりなんですか? ていうかあんた誰ですか?』
コメンテイター『その超新エネルギーってなんなんですか!?』
キャスター『さあ?』
××大学教授『太陽光エネルギーに変わる別のエネルギーといえるものでして』
解説員 『まさしく光の逆? >闇の力 ってことなんですよ?』
コメンテイター『そんなやみくもにいわれましても』
お天気キャスター『え、えっとこの時間は占いコーナーなんですけどぉ
テレビの前の皆さんは人生逝き先真っ暗闇なんて思わないでくださいね♪』
キャスター 『(ヾノ・∀・`)ムリムリ 』
キャスター『……繰り返しお伝えします 本日未明○○県天量詩市全域に超局地的な災害が発生しました
この影響で現在天量詩市へのすべての交通網は寸断されています』
××大学教授『いやそれはとてもひとことじゃ説明できないんですが画期的なですね』
キャスター 『だからあんたは話しかみ合ってないですよ ていうかだれなんだよおまえ』
女子アナ 『あっとここで、にゃい閣府そーり官邸から中継が繋がった模様です』
△△官ぼー長官『天量詩市の超研究開発施設で異常災害が発生しました。
えー、詳細は現在も調査中ですが近隣都市への影響も考慮し、この市内全域は完全隔離体制としました。』
記者くらぶ記者『異常災害とは具体的になんなのですか?』
汽車クラブ会員『なんで鉄道を運休にしちゃウンきゅ?』
△△官ぼー長官『あー、ですから、その件に関しましては、うー、現在調査中でございまして』
記者くらぶ記者『一部メディアの報道ではテ口と言われていますが』
△△官ぼー長官『えー、そのことに関しましても現在調査中で、ございまして……いじょうです』
記者くらぶ記者『ちょ、ちょっと!まってくださいよー』
>468
無造作に立ち上がるとソファーのTVに投げつけ破壊する女市長 室内にいた秘書達は(((( ;゚Д゚)))ガクガクブルブル と震え上がった
観音崎観咲「ふざけんじゃないわよ! 政府の奴らはこの市すべてを滅ぼすつもりなんだわ」
秘書(男) 「し、市長 落ち着いてくださいませ!」
警察署長 「市外への鉄道、幹線道路はすべて閉鎖されています」
消防署長 「我が天量詩市内各主要施設が破壊されて沈黙しています」
観音崎観咲「ムムムゥ! 全身タイツ兵団を壊滅するとは」
秘書(女) 「8体の【NEO−OTOMELGEAR】どもはなにをしているの!」
職安所長 「そ、それが……ba【黒乙女】以外は……」
秘書(男) 「なんということだ 7体すべてがだと!!」
観音崎観咲「黒以外……赤、青、黄、緑、紫、茶、ピンクの全部が?」
研究員 「その黒乙女なのですが、単機で敵主力部隊の90%を駆逐した模様でして、
現在、指揮官らしきものと一対一で交戦中とのことです」
観音崎観咲「それにしたって、もうこの天量詩市はおしまいよ……【D】さまに合わせる顔が無いわ」
研究員 「そ、それではもしや?」
秘書(女) 「>たいへんね」
秘書(男) 「了解しました ただちに全国に潜伏中の全身タイツ兵団全部隊に伝令 【報復作戦】を開始させます」
女市長のバクダン発言に顔面蒼白になって慌ててなだめようとする各署長たちだったが
職安所長 「お、おまちください それではお約束がちがいまする!」ドサッ
警察署長 「人類のまっさつなどおやめください
われわれはそのようなつもりで貴女がたに従ったわけじゃ うぎゃあ」ガクッ
消防署長 「より良い世界、正しき世界を作られるというから賛同したというのに
あんたがたは一体なにが目的な……ぐはぁ」バタッ
3署長を一刀両断に斬り伏せる秘書(男)
秘書(女) 「決まっているでしょ? 正しき世界 それは私達【D】の世界」
秘書(男) 「この世界に棲む人類などは駆除すべき邪魔なムシケラ以下の存在」
観音崎観咲「さあ、【D】のためだけの世界を……我らが【D】さまに捧げるのよ」
しらんがなー
エジプト
お花見シーズンだよね
475 :
名無しになりきれ:2008/03/15(土) 22:03:27 0
∧ ∧
[^ェ^] よろしくだワン!
(ω ω)彡
476 :
名無しになりきれ:2008/03/17(月) 13:32:18 O
覚悟
477 :
名無しになりきれ:2008/03/18(火) 19:40:04 O
ヒーローどもめ
〜仙台?〜
>472
突如姿を現した黒全身タイツ人間たちが街を破壊していく
女刑事・腰越舞は巨乳美少女戦士にいみちゃんとともに人々を守るため戦っていた
黒タイツ「>しらんがなー」ボカーン☆
黒タイツ「>しらんがなー」ボカーン☆
二人の息のあった合体技で倒される黒全身タイツ人間たちは奇声をあげて爆発消滅していく
だがどこからともなくワラワラと湧きまくっていくそれはキリが無い状態で疲弊していくふたりの美少女たち
腰越舞「ハァハァハァ……まったくキリが無いじゃない なんなのよこいつら」
子供 「きゃー」
母親 「きゃー」
会社員「うわー」
腰越舞「えい!ばきゅーんばきゅーん☆」ばきゅーんばきゅーん☆
黒タイツ「「「>しらんがなー」」」ボカーン☆ボカーン☆ボカーン☆
腰越舞「ハァハァ あの少年も教師も居なくなっちゃって……ハァハァ」
警官 「……? キミ達は?」
腰越舞「けいしちょーの美少女デカです! ってかこれって」
警官 「われわれにも何がなんだか……とにかく避難を……うわぁああ」ドガァァーン☆
会社員「ぎゃぁぁ」ドガァァーン☆
OL 「いやぁあああ」ドゴォォーン☆
一般人を助けにきた警官隊だったが突然の大爆撃を受けて避難していた人々ごと瓦礫の下敷きになってしまう
>473
大爆発によって出来た爆煙が徐々に消えていく
腰越舞「ごほごほげほ……」ガラガラガラ ドシャッ
特殊強化アーマーゆきだるまキグルミによって一命を取り留めた腰越舞が瓦礫の山から這い出すと
目の前には破壊された街の残骸がまさしく地獄絵図の景色が広がっていた
先ほどまで居たはずの逃げ惑う人々の姿もなく悲鳴も聞こえない
腰越舞「そ、そんな……>エジプト?」
呆然と立ち尽くす腰越舞 瓦礫の山はまるでピラミッドのようにみえる
腰越舞「にいみちゃんまでどこいっちゃったのよぅ (´・ω・`)ショボーン」
その背後で瓦礫を踏みしめる足音が聞こえて急いで振り返る彼女の表情が絶望の色に染まっていく
腰越舞「……。」ガシャッ
足元に転がっていた警官隊の持っていたライフル銃を拾い上げるとその敵の集団に向かって構える女刑事
黒全身タイツ人間 「「「「「>しらんがなー」」」」」
〜熱海?〜
>474
どこかの鍾乳洞のような洞窟の中にあったベッドで寝ていた女性が目を覚ます
若狭 「は!! こ、ここは!!」
少年 「やっと気がつきましたね っと、ずっと昏睡してたんですから急に動いちゃダメだよ」
若狭 「……き、きみは? ……私はいったい……」
少年 「昏睡する前のことを覚えてないかい?」
若狭 「え?……ってキミはあのときのバイトくん?! ってあの爆発は? 教授や武蔵野くんは?」
ベッドから体を起こして立ち上がろうとするがフラフラと倒れこむ若狭をみてヤレヤレという表情の少年
少年 「あんたはずっと寝ていたから全身の筋肉が退化しちゃっているからな あきらめな」
若狭 「なによそれ そんなに意識失っていたっていうの? って、まさかあんたが私をずっと?」
少女 「ん? もう>お花見シーズンだよね〜」
老婆 「そうじゃな >お花見シーズンだよね〜」
少年の背後から姿を現した老婆とその孫娘らしき少女が笑いながら話しかけてきた
若狭 「>お花見シーズンだよね? えっと秋だったわよね? つまり半年寝てたってこと?」
少女 「そうそう お姉ちゃんはそのあいだずっとあたしとおばあちゃんが看病してたのよ」
老婆 「おぬしが寝ている間身体拭いたり着替えさせたりしてたのはワシと孫娘じゃから安心せい? ちなみにココは熱海じゃなくて修善寺?じゃよ?」
若狭 「え? ええ……」チラッ
若狭の疑るような視線に気付く少年はムッとする
少年 「な、なななんだよ! あんたみてーなおばさんの身体なんかに興味なんかねーっての」
若狭 「なんですって!! 私はまだ二十歳前だって! あんたこそいくつよ!!」
少年 「あ? 俺はまだ15だよ!文句あっかよおばさん!!」
若狭 「じゅ、じゅうご? ちゅうがくせい!?」
少年 「んだよ! ほれ! 証拠の生徒手帳!」
少年の生徒手帳を見る若狭、少女、老婆
若狭 「……」
少女 「……」
老婆 「……」
少年 「なんだよその沈黙の間はよ?」
若狭 「降星丘中学校3年2組【味凪因家(みなぐよしや)】……ふーん」
少年=因家「なんだよ?」
若狭 「……ガキ」ボソッ
因家 「うがー! てめーばばーのくせに!」
少女、老婆「「…………やれやれ」」
>475
因家 「あんたこそなんて名前だよ?」
若狭 「【酒匂若狭(さかわわかさ)】よ」
因家 「なんだそれー右から読んでも左から詠んでもさかわわかさかよwww ゲラゲラwww」
若狭 「ムキィィィ! ガキー!絶対なぐるぅ! 元気になったら絶対ぼこぼこにしちゃるぅぅ」ブンブン!
少女 「まーまー二人とも おさえておさえて ワン田! 手伝って!」
∧ ∧
[^ェ^] よろしくだワン!
(ω ω)彡
因家 「……」
若狭 「……」
老婆 「……」
少女 「……」
>475 「……」
若狭 「いいい? いぬがしゃべった!?!」ガクッ
因家 「もしもーし? あーあ 気絶しちゃったよ」
>475 「……」
少女 「ごめんなさい お姉ちゃんが喜ぶと思ってたのに……ショボーン」
因家 「とにかく俺まだココから出れないんだよな? じゃあどうでもいいや」
老婆 「外は大変なことになっとるがの?」
因家 「出ちゃダメなんだろ? おいそこのオマエ!」
洞窟の奥に居た人影に話しかける因家の言葉に答えるように姿を見せる男
幽平 「……フッ」
老婆 「……申し訳ないのう おぬしは幽閉してないといけないのじゃ許しておくれ」
少女 「……ごめんね おにいちゃん」
〜味凪さんち〜
>476
ピンポーン♪
お茶の間で奥様が独りお昼のドラマを観ていたら緊急放送で中断となり報道特番に切り替わってしまった
どのTV局に変えてもニュースは同じようなものであった
ピンポーン♪
キャスター『そんな答弁じゃ済まされませんよ!』
××大学教授『わけわかんねーですよ 各地で同時多発ぼうどーですよ?』
ピンポーン♪
せい子 「あらあら、ここもテレビで口論しちゃってるわ どこ変えても同じね〜 」
あきれた顔の奥様は玄関でインターフォンのチャイムが鳴っているのにやっと気付いた
配達員 「ども〜 >覚悟超宅配でーす」
せい子 「ごくろうさま〜 ……あらあら〜? どういうつもりかしら〜?」
配達員 「へ? なんのことかさっぱりすっかりですよ それじゃ……」
せい子 「まちなさい! 逃げるつもり?」
いつものノンビリしている感じの彼女とは打って変わってきつめの表情になっている奥様は
逃げるように玄関から出て行こうとしていた配達員の後ろ襟を強い力で掴んで離そうとはしない
せい子 「よくも私の前にのこのこ現れることが出来たわねえ?」
配達員 「は、放して下さい」
配達員の兄ちゃんの深々とかぶっていた帽子を取り上げると地面に叩きつける奥様
せい子 「それで? きょうは何の用かしら? まさかウチの子たちを隠したのは貴方のしわざ?」
配達員 「んなわけないですって」
せい子 「じゃあこの >覚悟ってのはどういう意味かしら?」
配達員 「それはただの社名ですって それに別に自分は貴女がたになにもするつもりないですって」
せい子 「ほんとうかしら? あやしいもんだわ 私のかわいい子供達をどこにやったの?」
配達員 「知りませんてば! この左眼に賭けて潔白ですよ自分は」
そう言うと奥様に向かって真っ直ぐに顔を向けると長い前髪を掻き揚げて隠していた左眼周辺を見せる青年
せい子は配達員の青年が左眼の義眼を自分に差し出してきたことに戸惑う
配達員 「自分の決意の表明です!つまり>覚悟なんです あの日から自分はずっと貴女がたのことを」
せい子 「ごめんなさい疑って 私どうかしていたわ 貴方もウチの人の息子ですものね【暁(あきら)】」
配達員 「いえ、いいんです それより自分は……ぐっ!」ガクッ
>477
突然苦悶の表情を見せた青年はその場で膝をつく 背中から広がった赤いものが制服を染め上げていく
その彼の背後に居た人物に気付き身構えるせい子
みすぼらしいボロ衣を纏っている老人の表情はニヤ〜リと笑っているが目がまったく笑っていなかった
老人の手には赤い液体が滴り落ちている刃物が握られている
配達員 「ぐっ! に、にげてください ここは自分に……」
せい子 「暁くん! 貴方だけ残してなんていけるわけ無いでしょ」
立ち上がろうとしているがふらふらしている青年を支えるように抱きしめると
老人から離れるように玄関先から屋内に後退するせい子と暁青年
老人 「ふぉふぉふぉ……お久しぶりですね まったく変わらず若く美しい教え子ちゃん」
せい子 「なんのつもりなんですか! 羽根鳥せんせい! なぜこんなことを」
老人 「そいつが匿っている貴女の息子の居所を知りたくての? ふぉふぉふぉ」
暁 「だ、だれがオマエなんかに……」
せい子 「どういうこと!? 暁くん? 息子ってまさか因家のこと? さっきは知らないって……」
暁 「……すみません こいつに知られるわけには」
老人 「ふぉふぉふぉ わしがまさかお前が来るのを待ち伏せしていたなど思わなかったようじゃな」
せい子 「なぜ? せんせい! どういうことなんですか?」
老人 「ふぉふぉふぉ>ヒーローどもめ これ以上わしの計画の邪魔はさせぬ」
暁 「こいつに何を言ってもムダです こいつの言ってることは矛盾だらけです
因家ニイサンの居所を知っているはずの自分を始末しようとしているなんて」
老人 「ふぉふぉふぉ う〜む、まあええわい 飽きたからおぬしら全員消すに決めたんじゃ」ビュン!
ホムレス「おおっと!! 爺さんおイタがすぎるッスよ?」ガッシィィーン☆
老人 「むむ? キサマハ!? 臭いぞ!」
ホムレス「トウ!!ッス!」くるくるくる〜スタッ♪
せい子と暁を庇うように現れたのはピンク色のマフラーをネジネジして巻いているモミアゲがトレードマークのホムレスさんだった
つづく・・・?
>431->483までの あらすじ1
深夜の仙台?の温泉ホテル前での戦い時に行方不明となった【味凪いつき】
しかし彼の住んでいた降星丘町には級友【山吹公平】と共に中学校に通う【味凪いつき】の姿があった
だがそれは公平配下の変装であり依然として本当の【味凪いつき】の消息はわからないままであった
そんな【味凪いつき】の消息を掴もうと級友の【波涛みょこ】をマークしている黒背広集団がいた
彼らは【閣下】と呼ばれる人物のために【味凪いつき】を捜していたのだが難航している様子だった。
ある日、味凪家玄関で【味凪鞆縁】が愛妻【せい子】とイチャイチャしていた
いつもの昼下がりのお散歩に出かける鞆縁と妻せい子のアツアツぶりはご近所でも評判だった
しかしそれも実は表の顔としての演技であり鞆縁は浮気調査から逃げるため
電車を何度も乗り継ぎをしてカモフラージュをしていたのだった
片田舎の駅前で乗ったタクシーであぜ道を走り続ける車内で顔見知りらしい運転手との会話に対して
憮然とした態度をとる鞆縁はガラス窓を素手で割り自分の流血を運転手に塗りたくるという凶行をみせる
そのタクシーはそのまま深い森の中を走り続けると切り立った岩盤に突っ込んでいく
だがタクシーは衝突せずにトンネルの中を走っていた
高度な科学力で隠された秘密の施設に到着したタクシーから降りる鞆縁を迎えたのは例の黒背広たちだった
実は【味凪鞆縁】こそ政府にも干渉されずにニポンを影から守護すべく設立された組織【AST−NOA(アスティノア)】の総司令なのであった
またタクシーの運転手も女性副官【鹿芽乃えま(かめのえま)】であり鞆縁の愛人なのであった
しかし愛妻の【味凪せい子】にはこの事実をかくしているのであった
あらすじ2
指令室で総司令・鞆縁に報告していたのは特殊部隊【ジャスティス】の隊長テングサ【転草心太郎】で
実は彼らは秘密裏に鞆縁の子である【味凪いつき】を影から護衛していた者達であった
いつきの捜索打ち切りを言い渡すされ鞆縁を【閣下】と敬愛する彼は仕方なく従うのだった
だが、もうひとつの通達・長年のライバル組織【ヒラメ】と蔑称される者達との和解は承服できない
【ヒラメ】の監視の任を申し出た人物に対して攻撃する心太郎をすばやい動きで討ち伏せる鞆縁
その相手はギュウ丼屋店長だが心太郎には過去になにか因縁があるようだった
牛丼店長【味凪ケイギ】が鞆縁の実の弟だったことに動揺を隠せない心太郎
しかし険悪なムードも謎の老人【羽根鳥教授】によって払拭される
老人の提案したらしい作戦計画に指令室内にいた一同は言葉を失う
乙女座にあるらしい数々の星系のひとつより飛来した異星人よりもたらされた地球滅亡の事実
それを食い止めるためのカギとなる【天量詩市星之空】の全施設破壊と
暗躍する妨害要因【D】の根絶がその作戦の全容であった
地球滅亡の情報を鞆縁たちに知らせたのは羽根鳥教授本人で彼こそが異星人なのだが真実は鞆縁とえま以外知らないのであった
羽根鳥教授はかつて鞆縁たちにこの組織を設立させるために工作したらしく
鞆縁以外にも妻のせい子や【如月羽魅】の父【如月博士(ひろし)】、【更衣チロウ】など
教え子たちがいたのだがそれらを蹴落とし今や羽根鳥教授の与えた実権はすべて鞆縁の物となっていた
あらすじ3
かくして天量詩市への無差別攻撃が特殊部隊【ジャスティス】によって開始される
【D】によって裏では支配されているとはいえ表向きは普通の精霊指定都市である天量詩市の破壊は
全国世論に知られるワケにはいかず、突発的な異常気象と異常災害による交通寸断などの報道規制を敷く
だが実際には【D】構成員以外の無関係な一般住民すべての断罪を繰り広げ市内全域に対して無差別破壊を続ける【ジャスティス】たち
そのチカラは【D】によって配備されていた【Dsアストラエア】たちも太刀打ちできなかった
しかし兇気に狂った黒乙女による反撃で【ジャスティス】もまた壊滅するのだった
そして壊滅したジャスティスの中ただ一人残った隊長【心太郎】は白い特殊装甲を身に纏い黒乙女と対峙する
しかし市庁舎市長室では【D】の実質的な権力者【観音崎観咲】市長はついに全国各地に潜伏させた
【D】の破壊工作員 黒全身タイツ人間兵団に一斉報復破壊活動を命じるのであった
この事態を予見していた【味凪ケイギ】は部下の【七朱よっちゃん】に
よっちゃんの妹【七朱呼織】の勤める病院に逝くように休暇を与えていた
その病院は【味凪いつき】の姉【味凪ひろ姫】の入院する病院であり
彼女たちに迫るであろう魔の手から護衛させようというケイギの思惑が絡んでいたかもしれなかったりする
あらすじ4
観咲による命令に従い全国に潜伏していた黒全身タイツ人間が活動を開始した
それは【味凪いつき】が行方不明となった後も
彼を捜していた女刑事【腰越舞】、【にいみちゃん】のいる仙台?温泉ホテル街でも起こる
狂ったように破壊工作をする黒全身タイツ人間たちは逃げ惑う人々にも襲い掛かってくる
腰越舞と巨乳美少女戦士にいみちゃんは奮闘するのだったがその数の多さに徐々に疲弊していく
そして駆けつけた警官隊もろとも一般市民ごと大爆発を受けてしまうのだった
かろうじて生き残ったのは腰越舞ただひとり
そして彼女のまえには新たなる黒全身タイツ人間たちがぞくぞくと迫ってくるのだった
しかし彼女は手にしたライフルを構えて気丈にも立ち向かうのであった
そのころ伊豆の修善寺?の洞窟で去年の秋に熱海の遺跡を調査中に突然宇宙空間から攻撃を受けて
そのまま昏睡状態だった女子大生【酒匂若狭】が目を覚ます
彼女は攻撃を受けた際に同乗していたバイトの少年【味凪因家】が助けてくれたのだと知る
どういうわけかすぐに喧嘩してしまうふたりに洞窟で看病を手伝っていた老婆と少女と
人の言葉をしゃべるイヌ?も呆れるのだった
しかし因家はこの洞窟になぜか幽閉されているのであった
あらすじ5
全国各地で起きている破壊活動に報道機関も麻痺したままで
連日のニュースも口論ばかりが放送されているだけで真実は隠されたままだった
【味凪いつき】の母【せい子】の前に宅配便を装った少年が現れる
彼は鞆縁の別の愛人の息子【暁】でせい子はいつきや因家がいなくなったのは彼のしわざだと疑る
しかし暁は自分の左眼の義眼を差し出して潔白を誓い、その姿にせい子も反省するのだった
だが暁は背後から羽根鳥教授に刺されて倒れてしまう
それは羽根鳥教授の矛盾だらけの凶行によるもので、口では因家の居所を知りたがりながら
その居場所を知る暁を亡き者にしようと襲い掛かってくるのであった
だが間一髪現れたホームレスさんが羽根鳥教授の前に立ちふさがるのだった
……そして
――某・とうきょう駅構内 新幹線のりば改札口前――
おれはあきらかに混乱していた。 だってこんなこと信じられるわけないじゃないか?
三幡 『これだけあっちこっち調べてまだ現実を認めないのかの?』
「うううっさい だまれおばけ! こんなこと認めてたまるかよぉ」
三幡 『しかしのう…… おぬしの家も家族も知人も学校もそれどころか暮らしておった町までも』
「だまれだまれだまれだまれ」
三幡 『……』
「だいだいおまえずっと出てこなかったじゃねーか 今までなんで出てこなかったんだよ」
三幡 『……』
「な! 黙ってないでなんか言えよ! 心細くなるだろうが」
三幡 『おぬしが黙れと申したから黙っておったのじゃがの?』
独り言を言っているおれを変なものでも見るような眼で見ながら避けるように通り過ぎていく駅構内の乗客の人たち
おれは口に出さずに心の中の声でおれの脳裏?に存在して?いて、
おれの目の網膜に姿を投影していて他の人には見えないおばけオンナに向かって話を続ける
(とにかくずっといろんなわけわかんないことに巻き込まれているんだから、
これぐらいで負けないんだ 絶対諦めるもんか!)
三幡 『その信念だけはヨシ! じゃが……現実というものは、それはそれは厳しい……ものなのじゃ』
おれは思い出してみたんだ ここに来るまでのことを……
「……くぅぅ!!」
……回想……
おれは仙台で化け物団長に襲われたとき助けてくれたウサギのきぐるみの女の子の作った逃げ道?落とし穴?に、
突き落とされたあと、気がついたら街の歩道に立っていたんだ
もちろんあれだけの騒ぎも怪人たちの戦いも一切終わっていて それどころかそんなの最初から無かったみたいな感じだった
とりあえず温泉ホテルの中に戻って、にいみさんやバリ8先生たちに会おうと宿泊していた部屋に行ったんだけど
なぜか皆そのホテルに泊まっていたはずなのに そんな事実なんかがまったく無いっていうか、他のお客が泊まっていて
にいみさんやバリ8先生や女刑事のひとたちがどこにも居なくて独りぼっちのまま困惑していた。
あの時、逃げ道?落とし穴?に突き落とされたときにおれの元の服も一緒に放り込まれていたので、
戦いの最中に着替えさせられていた浴衣を自分のもとの服に着替えなおしたんだ
だって浴衣姿じゃ街中を歩くのに恥ずかしいし、元の服は戦いで付けられていたベタベタが無くなっていて綺麗になっていたから難なく着替えできた。
これからどうするべきか悩みだしたそのときおれに取り憑いているおばけが再び現れたんだ。
三幡 『我が家に帰るべきであろう? それとわらわはおぬしの前世じゃろ』
おれだけにしか見えないていう てかおれの脳内?網膜?だかにしか姿を投影できないらしいおばけ
もちろん元の服のポケットにはおれの財布もちゃんと入っていて中身のお金も数万円、
これはもしものときのためにって女刑事さんが入れておいてくれたものだった。それだけは感謝しなくっちゃね
そのおかげで【三幡】の言葉に従って、おれは電車を乗り継いで自分の街【等適市降星丘町】に向かうことができたのでした。
492 :
名無しになりきれ:2008/03/24(月) 12:55:45 O
がんがん
>492
……だけど、
「な? そんなことって……」
おれの街【降星丘町】の駅が無かったというか【等適市】自体が存在しない??
三幡 『なんとも奇怪な』
「この○○県のこの位置 ここにあるはずなのに 別の名前の市になってる?」
おれの住んでいた【等適市】の隣にあった【願丸市(ねがいまるし)】通称【>がんがん市】のコンビニで地図を買って道端で広げて唖然とする
三幡 『おぬしがおらぬあいだに市名変更したのじゃろ? 案ずるでない』
「そそそそうだよな? はは……」
三幡 『町の駅のあった場所に行けばよかろう』
おれは一抹の不安をおさえながら【降星丘町駅】があったはずの場所にある駅で下車する
町並みはそんなに変わっていないんだけど少しだけ違和感があった
そしてそれはおれに厳しい現実を突きつけてきたんだ
「ここにあったはずなんだ! それなのになんで? どうなっているんだよぉ!」
三幡 『落ち着くのじゃ こんなところでわめき散らすでない』
「だって、ここに…… おれの……おれの家が!! なのになんで……」
494 :
名無しになりきれ:2008/03/28(金) 22:04:41 0
へいこうせかい
495 :
名無しになりきれ:2008/03/29(土) 10:21:19 O
しゃー
>494
――丙呼市羽瀬魁町――
「ここは……なんて地名なんだろか読めない」
>494「へいこ市うせかい町 略して>へいこうせかいって呼ばれてるよ?」
おれの住んでいた町の駅 降星丘町駅のあったはずの場所に存在する駅・羽瀬魁駅
駅舎の看板を眺めていたおれに親切な駅員さんが教えてくれた
三幡 『やはりここはわらわたちの町ではないのじゃろうか?』
「……」
そしておれは町を突き進んで自分の家のあるはずの場所に辿り着いて愕然と立ち尽くしていたんだ
ここに辿り着くまでにも通っていたはずの中学校もなくマンションだかになっていたし
通学路にあった景色もところどころ変わっていてギュウ丼屋のところもピザ屋になっていて……
でもそれでも希望は持っていたんだ それなのに家のあったはずの場所は、
隣り合っていた他の近所の家といっしょに跡形も無く消滅しちゃっていたんだ。
三幡 『ふむ周りには公園? があるだけじゃの? おぬし道を間違えたんじゃないのかえ?』
「……そんなことはない 確かに此処の筈なんだ なのにどうして……」
おじさん「へ? ずっと昔から公園だよ? わしずっと棲んでるし」
警官 「はぁ? ここは何十年も前から公園だよ?」
警官 「今お花見シーズンで凄い賑わいだろ? もう忙しいったらありゃしない」
>495
公園を散歩していたおじさんや公園前の交番にいたおまわりさんにおそるおそる聞いてみたんだ
でもやっぱり返ってきたのはおれの望んだ答えじゃなかった
おれはこの先どうしたらいいのかわからなくなって公園のベンチに座って泣きべそをかいていた
考えれば考えるほど頭の中がこんらんしていく でもこんなこと絶対にありえない信じたくないんだよこんなこと
「かあさん…… ひろねえさん…… いつや兄ぃ みのる…… おまけでオヤジ どこいっちゃったのぉ?」
お花見の宴会の楽しげな声とかが聞こえてくる
おれはそれから離れるように歩き出すと離れたところにあるベンチに座る
そこはのらねこたちの住処らしく警戒してこっちにむかって威嚇の姿勢をしていた
三幡 『……』
「羽魅の家も公平の家も無かった…… みんな居なくなっておれはどうしたらいいんだよぉ」
三幡 『うぎゃぁあ!! こ〜の〜なんじゃくものめがァァ!(怒)』
のらぬこ「>しゃー」
三幡 『>しゃー』
突然のらねこがおれに向かって>しゃー!って怒った
そしたら同じようにおばけの三幡も>しゃー!ってやっていた
「? ななな?? なんだよいきなり のらねこたちの真似して!?」
三幡 『おぬしのそんな姿を見たら わらわ……じゃなくおぬしの姉も落胆しようぞ』
「!? ななんだよそれ! ひろねえさんは関係ないじゃな……」
三幡 『否! ずっとおぬしを見守ってきたやさしい姉のことを忘れたのか』
「忘れるかよ! ねえさんはずっと だから今度はおれがひろ姉さんを」
三幡 『どうするのじゃ?』
「ひろ姉さんを守るのはおれなんだよ!」
三幡 『どうするのじゃ?』
「そうだよ こんなところで泣いてたって何も変わらないんだよ…… 行かなきゃ! ひろ姉さんの居る鎌倉に」
三幡 『うむ 参ろうぞ』
「ああ」
ベンチから立ち上がるとおれは鎌倉の病院に向かうことにした。そうだよ、姉さんならきっと……
498 :
名無しになりきれ:2008/03/30(日) 15:19:11 O
瀬戸物
>498
――某・鎌倉・???――
三幡 『非常に残念じゃ』
「…………。」
少し小高い丘の上にあるバス停の前に停車したバスから降りるおれ
春なのに季節外れの降雪であたり一面雪景色になっているとバスの運転手さんが言っていた
満開に咲き誇った桜の花が風に舞う桜並木に不釣合いな白い雪原
おれは降り積もっている新雪を掻き分けながら進んだのち力なく膝を突いてうずくまる
三幡 『病院の影も形もない……バス停の地名も【とおとひめ】じゃなくのうておるのぅ
しかし絶対この場所に間違いないはずなんじゃろうのぉ〜?』
「……ねえさん……ねえ……さ……ん どこ? ねえ、返事してよぅ」
一心不乱に降り積もっている雪を掻き分けておれは病院を……ねえさんを捜す
「ねえさん どこだよ でてきてよ おれを ぼくをひとりにしないで……ぅぅ」
三幡 『おぬし手が』
素手で掻き分けている雪の冷たさでヒリヒリ痛んでいるけどそんなの気にしない
それよりぼくはおねえちゃんにあいたいんだ ここのどこかに居るはずなんだ 出てきてよおねえちゃん
そんなおれに何故か付いてきてしまったのらねこがおれの手のキズをくんくんしている
でものら子ねこなのにどういうわけか首輪をしていてそこには【>瀬戸物】って書いてあったりする
三幡 『もうそれぐらいでやめるのじゃ』
「どこいっちゃったの? でてきてよぉ おねえちゃん おねえちゃん おねえちゃあああーーーん」
三幡 『……ぃっ……き』
キキキィィーーー! ドガァァァァン☆ BOOONN♪ ズズズズーーーン グラグラグラグラ(((( ;゚Д゚)))
そのときいきなり爆発音と地響きが起こって驚くおれとのら子ねこ【>瀬戸物】
おらあ!!
>500
「!?」
三幡 『なんじゃ今の爆発は?』
突然の爆発音と振動で正気を取り戻したおれはその音がした方角を見る
もうもうと燃え盛る黒煙と炎に包まれたワンマンバスが見える
「おい あれっておれたちが乗ってきたバスじゃないのか」
三幡 『事故なんじゃろうかの』
「う〜ん 行こうかどうしようか……ん?」
どうしようか戸惑っていたおれの袖に噛み付いて引っ張っているのら子ねこ
「行けって言うのか【瀬戸物】! わかったよ」
しかし雪の上を転がりながら降りるおれはなかなか進まないので苛立つ
のら子ねこもグズグズしていることに怒っているのか
まるで「>おらあ」って叫んでいるみたいに悪戦苦闘しながら飛び跳ねて雪の中を進んでいる
三幡 『なにをぐずぐずしておるのじゃ』
「んなこといったって 歩きづらいんだよ」
三幡 『ならば歩かなければよいではないか』
「は? なにいってんだよ 空でも飛べってのか?」
三幡 『おぬしにならできるであろう?』
「あ! そ、そっか 変身すれば……でもなあ」
三幡 『つべこべいわずに変態せい』
「変態はイヤじゃ」
三幡 『ほれ!いまあのバスに乗っている者を助けれるのはおぬしだけなのじゃぞ?』
「う たしかに」
瀬戸物「……」
なんてこった!?
503 :
名無しになりきれ:2008/04/01(火) 19:17:45 O
テラコッタ
>502
おれはそのときバスに乗っていたときの乗客を思い浮かべていた
三幡 『おぬし以外に……小学生たちがおったの?』
「あ、ああ そうだな 他にはいなかったけど あのバスに乗っていたのはおれとあの小学生3人と運転手だけだ」
三幡 『救わねばの おぬしのそのちからで 助けは他に無いが おぬしだけじゃが』
「ああ!! おれはひとりで救うぞ」
三幡 『その意気じゃ 【ひ】取りで戦え! おと【ひ】め!』
「うわぁぁぁぁぁ」
しゅぱぁぁぁぁぁ☆ぴかぁーーーん☆
おれの全身を白い帯が輝きながら包みこんでいくと体中をすがすがしい感覚が突き抜けていく
そして次の瞬間に気付いたときには変身が終わっていた
三幡 『変態完了じゃ』
乙女幡「あ、ああ……なんか一瞬だったね」
三幡 『一刻を争うのでな ほれ参ろうぞ』
乙女幡「うん」
あた……おれ……はふわり♪とジャンプするとそのまま空を飛んで今も燃え続けているバスに向かう
三幡 『運転手は外に投げ出されておるのう』
乙女幡「生きている……怪我の具合は……軽症ね よかった」
運転手は朦朧としている意識の中何かを言っている
運転手「……ぅぅう……>なんてこった!?」ガクッ
そう言い残して気絶してしまった
>503
三幡 『子供達は?』
乙女幡「え?もしかしてまだ中なの? 早く助けなきゃ!」
燃えるバスの中に飛び込んで気絶中の小学生2人を抱えるといそいでバスから脱出したの
三幡 『おぬしの癒しの気でこの子達の火傷を治癒するのじゃ』
乙女幡「ええ? う〜んと、こう? かな?」 しゅぱぁぁぁ☆
おばけの助言に従って両手をかざして今も気絶中の小学生の怪我を光の気で治癒させる
しゅぱぁぁぁぁぁぁ☆きらきらきらり〜ん☆
三幡 『もう大丈夫じゃな』
乙女幡「そうね この子達も運転手も無事でよかったわ」
気絶している3人の安らかな寝顔を見て安心する
小学生「ぅう〜ん……>テラコッタ……むにゃむにゃ」
寝言を言っている小学生の寝顔をみてかわいいなって思ってしまった
ドゴォォォォォン☆ゴォォォォォ!!
激しい爆発ともに炎がいっそう燃え上がる
遠くのほうから消防車のサイレンの音がだんだん近づいてくる
三幡 『あとはショウボウシャにまかせてわらわたちは姿を隠そうではないか』
乙女幡「だめよ! このままじゃいけないよ! 消火しょう!」
三幡 『やれやれ』
あたしは高速回転して降り積もっていた雪を空に舞い上げると燃えるバスめがけて集中的に降らせていく
まるで猛吹雪が炎を凍らせていくように消火していく 雪といっしょに風に舞う桜の花びらがきれいだったりする
ファイ!!
ビビンバ丼
ビバノンノン
509 :
名無しになりきれ:2008/04/06(日) 19:21:41 O
ショッタンショッタンショッタンショッタンショッタンショッタン
510 :
名無しになりきれ:2008/04/07(月) 18:24:27 O
乙女ちっくに行こう
下呂温泉
トルコライス
電車でGO
ふじこ
>506
どうにか消防車が到着する前にバスの炎を消火し終えた
三幡 『どうやら鎮火したようじゃの』
乙女幡「ええ、それじゃ……」
完全に鎮火したのを確認した後その場から立ち去ろうとしたとき背後からの声に気付いて振り返る
少年 「……ゆ、雪女?」
乙女幡「ち、ちがうわよ!」
少年 「>ファイ!!」
乙女幡「なにを身構えて格闘スタイルとってるのよ」
少年 「え? ああそーだった」
何かに気付いた少年は背負っていたリュックの中をゴソゴソしだして何かを探しだした
三幡 『今のうちじゃ 騒ぎが大きくなる前に逃げるのじゃ!』
乙女幡「う、うん」
少年 「あ、まてー!」
引きとめようとするその声を無視して空に舞い上がるとさっき来た方角に飛んでいく
しかし当てがないのでどうしようか迷っていると視界に見覚えのある大きな樹を発見その傍に着陸する
>507
ザッザッザッザッザッ 積もっている新雪をかき分けながら樹木のそばに近づく
三幡 『どうしたのじゃ?』
乙女幡「この木…… 姉さんの病院にある木だよ」
三幡 『なにをうつけな事を そんなことあるわけなかろう?』
乙女幡「だ、だって」
三幡 『第一その病院などどこにも無かろう? 木もただの似たような木ではないかの?』
姉さんの入院している病院の中庭に生えている巨大な樹木 いつも車椅子で散歩のときは必ずそこにたちどまるんだ
だって姉さんのお気に入りの場所だったから……
乙女幡「ここでよく姉さんとお昼食べたんだよ」
姉さんの担当の看護士さんの手作りの>ビビンバ丼を思い浮かべておなかがぐぅぅ〜♪って鳴った
三幡 『このような樹木は ほれ、あちこちにあるではないか?』
乙女幡「おれにはわかるんだよ 絶対に コレに間違いないよ」
三幡 『なにゆえそんなふうに言い切れるのじゃ? これは>ビビンバ丼の木なのか?』
おれの足元にはいつのまに追いついたのかのらこねこの【瀬戸物】も合流していていっしょに首をかしげていた
乙女幡「おまえも信用してないのかよー」
>508
乙女幡「おれのおなかセンサーが鳴るんだ! だから間違えるわけ無いじゃないか」
三幡 『しかしのう? 決定的な証拠が無くてはの?』
乙女幡「……ってみてよコレ! このキズ! これがあるから間違いないってばぁ あの木にもこのキズあったし」
三幡 『キズ? この 【и】 かの? 変なキズじゃのう?』
乙女幡「いーんだよ ずっと昔から付いているキズだって看護士のお姉さんが言ってたし」
あた……おれは懐かしい気分にひたりながらその木のキズ眺めていた
だから背後から誰かが近づいていたなんてまったく気付かなかったんだ
三幡 『しもうた! わらわもひたってしもうとった うかつじゃった』
乙女幡「!?」
突然のフラッシュと「>ビバノンノン 」♪という変わったシャッター音に気付いて振り向く
そこには息を切らしながらもケータイを構えておれの写真を撮っているさっきの少年の姿があった
少年 「はぁはぁはぁ…… 雪女!おいついたぞぉぉ はぁはぁはぁ」
乙女幡「キミはさっきの……ってかあたしは雪女じゃないっての」
少年 「白い着物着ているし春なのにこんなに雪降ってるし」
乙女幡「これはこういうユニフォームだし雪降ったのはあたしのせいじゃないし」
少年 「さっきだって見てたんだからな! 燃えているバスに雪降らせて消火してたじゃんか」
乙女幡「近くに雪があったから冷やすのに手っ取り早かったのよ」
少年 「とにかく雪女って本当に居たんだな! すげ〜コレでアイツも喜んでくれるよな ってさてと、ゴソゴソ」
乙女幡「だからあたしは雪女じゃないんだってば」
少年 「はいはいわかったよ 雪女 はい笑って! ツーショット! 撮るよー」>ビバノンノン♪
>509
おれの横に並んで自分の方向にケータイのカメラをむけて笑顔を作ってツーショット写真を撮る少年
変なシャッター音「>ビバノンノン♪>ビバノンノン♪>ビバノンノン♪」が滑稽に鳴り響く
乙女幡「なんなんのよ そのシャッター音は? ふざけてんの?」
少年 「いいんだってこういうモンなんだよ ……さってと次は とりあえずサインちょうだい つかサイン下さい」
乙女幡「はぁ? なんでサインなんか」
少年 「だって伝説上の妖怪にあえるなんてすげーじゃん? はい!ノートに書いてくださ……あー!!」
リュックの中を覗き込んだ少年は泣きそうな顔でこっちを見つめる
乙女幡「どうしたのよ!!」
少年 「リュックの中雪でびちゃびちゃだ ノートもつかえないよう マジックは使えるんだけど」
乙女幡「こりゃまたお気の毒様」
うつむいてしょげている少年を哀れに思って慰めようと肩に手をかけようとしたとき
少年の持っていたケータイの着信音が鳴り出した
ケータイ「>ショッタンショッタンショッタンショッタンショッタンショッタン…… ♪」Pi♪
少年 「!!」
ケータイのディスプレイ画面の着信相手を確認して険しい顔になっていく
しかし少年はケータイに出ないで電源をOFFにしてしまった
乙女幡「ぷぷぷwww なによその着信音って自作? へ〜んなの〜」
少年 「ぅぅ! うっさい だまれぇ アイツの作ってくれた曲を笑うな!」
乙女幡「ハァ? だれよ?」
>510
少年 「それは……」
乙女幡「ところでさ なんでケータイに出ないのよ? ちょっと、聞いてんの?」
少年 「……。」
質問に答えずに何か考え事をしている少年の顔を覗き込もうとしたとき
突然顔を上げて大声で叫びながら立ち上がる少年に驚いてよろけそうになった
乙女幡「きゃ! ちょちょちょっとぉ! いきなりびっくりさせないでよね!!」
少年 「まだまだ諦めるもんか まけないんだぞぉ! 約束はかならず……あのー雪女さん 僕の服にサインを書いてください」
乙女幡「ハァ?」
そう言いながら上着を脱ぎだしてTシャツの前を広げて突き出してくる少年
その薄着一枚で寒さに震えながらもねだる姿に根負けしてしまい仕方なくサインを書くことにした
乙女幡「しょうがないな わかったよ ……っと でもこれじゃあ 書きづらいよこれ」
少年 「そうですか う〜ん それなら 背中のほうなら」
そう言って背中を向ける少年 仕方なく書き始めようとしたんだけどモジモジしている少年
そのときただサインするのは味気ないなって思っていたんだけど
少年のリュックの中にいろんな色のサインペンが入っているのに気付いてちょっとイタズラ心が湧いてきたんだ
パステル色のピンクを手にしてキュッキュッキュッって描いていく
乙女幡(>乙女ちっくに行こう?)
そんな声が聞こえたような気がして、いろいろ華やかに描き足されていく少年のシャツ
そのとき足元にいたのらこねこの瀬戸物は何かをジーッと見つめていたんだ
>511
乙女幡「こ、こらじっとしてろって 動くとかけないでしょ」
少年 「だ、だってくすぐったくて はひぃw」
乙女幡「ったく そこの木にでもつかまって我慢しなさい でないと書くのやめるわよ」
少年 「わ、わかった……よぉ ……あっ!イテッ」
乙女幡「こんどはなに?」
少年 「いいえ、なんでもないです がまんしますです」
乙女幡「? キュッキュッキュッ で〜きたっと ほら書き終わったわよ ってあんた手から血が出てるじゃない!」
小学生?な少年の左手からダラダラと血が流れている どうやらヤケドで腫れているところからの流血みたいだった
少年 「いきなり木が熱くなって……」
乙女幡「いいからじっとして……よく我慢できたわね こんなになるまでほら! ちゃんと傷をみせろってば」
半分呆れながら少年のキズついた手を両手で包み込むようにつかんで擦るとポゥ♪っと淡く光りだした
少年 「ぅぅぅ! 冷たい……あ、あれ? 痛くないよ??キズも消えてる!? すげーすげー」
自分の手のひらを見て傷もヤケドも消えていることに驚き感動している少年の姿を見てなんだかうれしくて自慢げにふんぞり返ってみた
少年 「ありがとう 雪女!」
乙女幡「いえいえ こんなのじょのくちですわよ〜 おーほほほほ」
少年 「あの人が言ってたとおりだったんだ……やっぱりこの人なら…………うん」
乙女幡「ん?」
少年は怪我が消えた左手の手のひらと右手に持ったケータイを見比べながら考え込んでいた
乙女幡「またなにかかんがえこんでるのかよ……」
少年 「……>下呂温泉……」ボソ
乙女幡「ハァ? なんだって? よくきこえないわよ!」
>512
少年 「あああの……雪女のお姉さん……おねがいがあるんですけど……」
乙女幡「まだなんかあるって言うの? もういいかげんにしてよぉ」
少年 「これで最後です ってかこれは雪女のお姉さんにしか出来ないんです」
乙女幡「なんであたしが つーか雪女じゃないんだってば」
少年 「僕といっしょに>下呂温泉に行ってください!」
工エエェェ(´д`)ェェエエ工
乙女幡「なんでいっしょに温泉旅行に行かなきゃなんないのよ」
少年 「そそそそうじゃなくって! >トルコライスをおごりますから」
三幡 『>トルコライス? なんじゃそれは食してみたいものじゃの?』
乙女幡「しッ! アンタは黙ってて」
少年 「ン? だれかと話してる?」
乙女幡「ハァ?んなわけないでしょ?」
三幡の姿はおれの脳内にいてその容姿は網膜に投影されていて他の人間には絶対に見えないので少年にはまったく見えていない
少年はおれのまわりをキョロキョロ見回した後もういちどおれに頼みだす
のらこねこの瀬戸物もいっしょにキョロキョロしている
>513
少年 「>トルコライス おいしいんですよ? ね? 5杯までならOKだから」
乙女幡「なにがOKなんだかわかんねーよ?」
少年 「んじゃ>電車でGO あげるから」
乙女幡「いらないって」
三幡 『>電車でGOとやらも食してみたいものじゃのぉ』
乙女幡「アンタは黙ってなさい! おばけ!」
少年 「ええー? やっぱり雪女以外にもおばけいるのー? ガクガク」(((( ;゚Д゚)))ガクガクブルブル
乙女幡「いないってばー」
少年 「ですから下呂温泉風トルコライスを雪女でGO!のお姉さんの電車のチカラで? あれ?
……じゃなくって下呂温泉にいるアイツを助け…………あ! ああ!?」ビクッ
乙女幡「だーかーらー! ……ん? 少年どうしたの?」
なにかに気付いて驚いているみたいな少年が指差す方向に視線を向ける
それはさっきの樹木の一点がなにか光を発していたのだった
乙女幡「なななによこれ」
三幡 『樹木の例のキズの所じゃな』
少年 「僕の手にヤケド出来たのってあれのせいだよきっと」
確かに少年の言うとおり【и】のキズが熱を帯びて発光しているみたいで、
その熱量がだんだん増して橙色の光も強くなってきているようだった
>514
乙女幡「うーんと、これってやっぱりさ 木が燃えちゃってるての?」
おれが樹木の熱源らしいキズ【и】に近づくのを止めようと叫ぶ少年
少年 「だ、だめだよ 雪女 近づいたら融けちゃうよ」
瀬戸物「??」
乙女幡「平気だって あんたこそ危ないから離れて!」
のらこねこは野生のカンで危険だと判断したらしく一目散にその場から離れて遠くのほうからこっちを心配そうに眺めている
乙女幡「あ! おい! 瀬戸物! にげるのはえー!」
少年 「はは! あいつまるで隣の家にいた>ふじこ みてえな逃げ足だなぁ」
乙女幡「変わった名前のネコね」
少年 「>ふじこはねこじゃねーよ? それより せともの って名前のほうがよっぽど変だって あーはは! さすが雪女のネコだ」
乙女幡「あたしの飼ってるネコじゃないってば ってか雪女じゃなくてあたしは おとめまん なの」
会話中もますます光と熱が増してきている樹木から少年を離そうとする
少年 「おと……?」
乙女幡「乙女幡! あんたの背中にちゃんと書いてあげたから読みなさいよ?」
少年 「え? え? くそっ 脱がなきゃ見えないい」ゴソゴソ
服の背中の文字を見ようとシャツを脱ごうとする少年だったが、背中の文字を見るのを諦めおれの手を掴んで話しかける
少年 「アイツを治して欲しいんだよぉ おねがいします やっとみつけたんだ だから!」(−人−)
乙女幡「そんなこと今言われても とにかくここはキケンだから」
どぴゅ
がんばれオトメマン(2だいめ)
うこっけい
朝青龍
リストラ
nature
応援してるぜ
おいちょかぶ
ナマステー
風林火山
ペンタゴン
どぎゃん!
六甲山
モーニング娘。
mol
539 :
名無しになりきれ:2008/05/29(木) 11:22:08 0
k
子供からお年まであいやいやー
>524‐>540
おんにちは もうちょっとまっててね おめんね。゜(゚´Д`゚)゜。
いいんだよ
うるるんシスグちゃんこのあとすぐ?
そろそろ笑顔でメッセージを大切に素早く届けてくださる
pets
よーしよしよし いいこだねんねしな はーい
まだまだのりたま
同じ感じに謝り続けていたてすね?
そろそろ笑顔でメッセージを大切に素早く届けてくださる電報に全部任せたんだから
550 :
名無しになりきれ:2008/07/19(土) 08:18:26 O
バリダー重傷
(;・`д・´)(`・д´・(`・д´・;)なんだってー!?
552 :
名無しになりきれ:2008/07/31(木) 09:15:03 0
無理やりな展開にしなくてもいいよ
がんばって
そゆことてすか?
どきどきしてますか?
あいしてます
まじですか?
感じますか?
どきどきしてますか?
いいえまったく威力がないらしい!
(つд`)コアイヨー
( ;´Д`)ハァハァ
Σ⊂彡_,,..i'"':
|\`、: i'、
\\`_',..-i
\|_,..-┘
なかなか強いぞ?に感動をありがとう
気がついていませんか?この探偵な俺になおも謝り続けていたんだよね?
(・∀・)ミラバケッソ ストライク
(・∀・)ノイクゾ
ヽ(゚∀。)ノ イェーーーーーイ!!!
こんばんぱんはっん
568 :
名無しになりきれ:2008/10/29(水) 11:23:57 O
おとめまんzc
さんさんですか?
うぃ?インフルエンザが流行りそぅ?
せんせー黒板の字がよく助けるとはなんだろう
納豆菌ぱわーなら安心だね
見たよけど包まれて安眠した夢見たよよく文章の中に流行りそうだけど突いている安心だね泣けるで実際
こんはんよーぃおーとばっ
575 :
名無しになりきれ:2008/12/19(金) 17:45:13 O
あげてみるか
いや、やめておくか…
もう完結した物語に続編を作ると前作キャラが死ぬからやめよう
ごめんなさい もうちょっとだけまっててくださいです 本当にごめんねです
今年もあと二日ですねぇ
あとよろことましてっですにょ
現実問題ありませんよね
せんじんしきですか?
寒いでしょうって可能性大部分
パワーっていう事足ります
デザイン系までの通りですかな
何と言っても、二輪車らしく
成長過程の報告義務
西日本行きの時が必要
通常をバビロニアですように
ワインの通りですようになった事