邪気眼─JyackyGun─ 第四部 〜七つの大罪編〜
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名無しになりきれ:
2 :
名無しになりきれ:2007/01/24(水) 00:33:45
以上もちまして終了
さて、さてさて……どう反応するか困った次第だが……アキト! 首謀者は幼い女の子な気配がするぜ! それもちょっとナルシスト入ったプライドの高い、な!
よし、会いに行こう。
シヴァーの気配を感じたのですがどうやら違うようですね…
!?
この礼拝堂…まさか……苦堕鬼が…?
コクオシエに封印されていると思ったら…まさかここが「本当の」コクオシエ?
…礼拝堂の中に居る人達は気づいていないようですね…
(シヴァ、この場に居たら私と協力を…まずいことになりました。)
決断は早めになアレス
取り込まれないように気をつけろよ
さて、そろそろいきますかね
他にも何人か挨拶回りしねぇといけねぇし、時間も少ない
・・・戻れるかマキメ?
・・・うん、もう平気。出ても大丈夫だよ
じゃ、ガジュ君によろしくねお姉ちゃん
ばいばーい
タタタタタタ
ああ、もう行くのか。そういや挨拶回りの途中だったな
なんつーか、俺たちって… いや、言うまい。じゃあな
…蝶子。なんか勘違いしてねえか?
俺たちはよ、そういうキヨらかな関係じゃねえんだ
「本当は心のどこかで繋がってる」とか、そういうやつじゃなくて
敵同士なんだよ、俺らは! お互いが、忌むべき敵だ!
この戦い、どんな手を使ってでも勝つ。このまま消えるなんて冗談じゃねえ
…アンタのこと、手にかけるかもな。それで雅濡丸の心に傷を負わせられりゃ上等だ
!! …くそが。閉眼する気か… 意識はないはずなのに! 畜生め――
――姐さん! 今、重草が出てたんでしょ!? 勝手に出てきやがって…!
ねえ、酷いこと言われなかった? アイツのことだ、何かとんでもないこと言うに決まってるよ
あ、マキメ君いなくなってるし。 …はぁ
へっ…マキメが苦しんでるってのに、オレだけ楽になるわけにはいかないっつの。
…くっそ、避けられたか…
迷い?残念、大ハズレだぜ。オレには迷う余地もなけりゃ、時間もないんだ。
剣をまっすぐ振り切れてないのは…単に戦い慣れてないだけだ!悪いか!
…また来る…!いくら結界越しでも、あんなの何度も食らってたら死んじまう。
音よりも速く避けて…あいつの次の攻撃の前に背後から仕留める!
…反撃受けたらかなりヤバいかもな。
疾風眼・完全解放!
…ッ…やっぱ鎌鼬ちょっと重い…
『偽神』
この世にはそう呼ばれるモノが存在する。
誰が、何時、何故、如何な手段で生み出したのかも知れぬ、埒外の存在。
単体でも常識外れのチカラを行使し、平然と物理法則を捻じ曲げる。
現在確認されているものに、以下の固有名称が便宜上付けられている。
樹神『ルヴェルト』
釣神『ブーン』
機神『先行者』
魔神『モッコス』
超神『スプー』
黙神『魔女リティ』
邪神『セイバー』
終神『人生オワタ』
今はもう語られていない、遠き昔の話。
――――ある古文書より抜粋
―――マザーの外層存続を確認。
引き続き、優先事項『異能者』の探索を行います。
・マザーから地形情報をダウンロード―――【Error】
生体視覚機能により、現在位置を呼称『墓地』と確認。
自立歩行機能を使用した探索に移k ………横転しました。平衡感覚を修正。
続いて進路をランダムに設定。『南』へ進み………
・記憶倉庫にアクセス―――【Not Found】
単語名『南』『方角』の情報はダウンロードされていません。
……南とはどちらでしょうか。
…………いいわ。
ただしその時はガジュも一緒に連れていく。ガジュは私がいないと駄目だからさ。
私はあっちに迎えがいるけどガジュは違う。ガジュをひとりにするのは可哀想だもの。
あ、おかえり。いや別に?何も言われてないよ。ただアタシの認識が間違ってただけ。
そう…アタシが馬鹿だと思い知るくらい。
そういやマキメ君帰っちゃったね…どうなるんだろうね、あの子…
何という事を・・・誰だ、メオクルトの封印を解き、奴を倒してしまったのは・・・!!?
封印の対象たるメオクルト自身もが、封印式の一つ・・・
対極の型で力を相殺させる事により実現した苦堕鬼とメオクルトの封印は・・・どちらか一方が消えるだけでも成り立たなくなる!!
封印していたのは邪神の《魂》・・・肉体を取り戻せば、その力は魂だけの場合とは較べ物にもならぬ・・・!!
苦堕鬼の本体はサーショの街の《礼拝堂》の地下か・・・
拙者が追うか・・・否、今から追っても間に合うまい・・・
先回りし、少しでも奴の力の拡大を抑えるべき。
・・・あの封印の為の宝具も、無用の長物となってしまったな。念を押して、持っていくとするか・・・
さて、礼拝堂の前まで来てみたのはいいんだけど・・・なんでこんなに邪気が多いんだろ?
・・・かなりの人数がこの中にいるな。ここは正面からじゃなくて裏口から入るのがセオリーだ
おっけー。でもこの体じゃ・・この邪気でも・・ふらふら・・する・・
・・・やっぱり代われ。知り合いいたら交代するから、お前は絶対安静だ
・・・わかったよ。誰かいたらちゃんと代わってよね!
・・・はいはいわかりましたよお嬢様
よっしゃ
まずは挨拶代わりに威嚇射撃といきますか
この礼拝堂の邪気を一気に3段階引き上げる!
ゴオッ
こんなもんか
さてさて知り合いはいるかな、な、な?
いざ突入〜
>>3 何故そうはっきり言える…それはお前の能力で分析したのか、
それとも…いや、よそう。俺の気の迷いだ。ともかく、一刻も早く向かおう。
…かなり邪気が濃くなってきた。
理由はわからんねぇ……映したのはこの世界じゃ無い所からかも知れんしな。なんにせよ、何処かから誰かの強い想いが通った結果だろうさ……
…………この邪気、あの……ふむ。
(オレはどう動くかねぇ……コウタ達は裏切らない、だが森龍族も裏切れない……ま、とりあえず魔剣の一つも無いと、そろそろインフレの煽りを受ける頃だからな。破壊神は置いとこうか……)
いーや、アイツのことだ。絶対何か言ってる
ホラ… 気に障るようなこと言ったんでしょ? ホント最悪だな
早くアイツのこと消さないと… 早く…!
マキメ君は… 大丈夫、だと、思う、かも…
けどさ、シヴァってのも悪いヤツじゃなさそうだし
僕らが心配する必要はない、かな
…これからどうしようね。礼拝堂のイベントはまだ始まらないし
――その言い草。マキメも「他人」の内だったってことか
あいつの身を案じているようで、結局は何も行動に移さないと…
手前らしい。手前らしいぜ。…人間終わってらあな――
・―――周囲に知的生命体認識出来ず。
現状における『南』の判断材料ありません。
……仕方がありません。慈善作として、知覚範囲内における
空間の無作為転移を実行します。
・空間知k――――???
【regard】知覚範囲内にオーバーテクノロジーを発見.
形質『建造物』記憶倉庫に情報有り。名称−『カノッサ』.
カノッサ……異能者発見の可能性が高いと判断。
優先順序の組み替え−完了
・指定座標転移:対象【建造物】―――転移開始
・―――転移完了。
視認距離との誤差50m−建造物内部に転移しました。
続いて情報収集を開始―――知的生命体を数体発見。コンタクトに移ります。
―――初めまして。お遊びの最中申し訳ありませんが、
あなたがたの中に『異能者』もしくは『南』の情報を持つ方はいませんか?
(礼拝堂は危険だ…カノッサ機関に戻りお前の任務の終了を告げろ…
何か大変なことが起きようとしている…それからお前にA.N.G.E.Lの翼を渡しておこう…
『次元渡り』で機関に戻れ…お前を俺の後継とする……もう俺は…精神だけの存在だ…)
そう言う事か…"紫微炎のグロッセア"…
さあ現れろ"フェイムウイング"!俺の任務を…果たす…!
なんだこのスレは
……あれ、今何か世界の変質を感じたんだが……気のせい、か?
特に変わった様子はなさそうだしな……。
……で、何の話だっけな、ああそうだそうだ!
考えすぎ、そうかなぁ……いやぁ、何にでも疑ってかからないと不安っつーか何つーか……。
今までに俺様の想像の範疇内で起こった出来事が少ないから、まぁ無駄だってことは分かってたつもりなんだがな。
フーリエがそう言うんなら、そういうことにしておくか……しかし、なんだ?
妙な違和感が……。もぞもぞ何か異質な気配が動いてるっつーか、なんつーか……。
っておわあああああああ!? 何だ、何だ何だ何だぁぁぁぁ!?
い、いや、大声出してすまねぇ……。こ、この礼拝堂の邪気がものすごい勢いで増幅したからさ……。
誰かが手を加えたのか、それとも何かの前兆なのか……。な、なんか立ちくらみがしてきた……フーリエ、肩貸してくれ……。
『鬼蝪眼』!!トカゲ共、斬撃波を受けろ!!!
ズババババババァン!!!!
!ッ…痛ぁ〜…!
あれだけやって受け切れないたぁどういうこったい…
別に言う事何もかも真に受けてる訳じゃねーさ。もっとも、『全て真実ではないかも』って言葉の方にも言える事だけどな…
ところでなんだ、シマ。一旦ポジションチェンジ。
お前の防御力で初っ端から前衛張るのはリスクがあるからな。後衛で能力を見極めてくれ。
『鬼蝪眼』…『水鎧亀の鎧』&『ゴーレムの楯』!!
鋭さが足りないな…腕が鈍ったか
戦法を変えてくるか。よかろう、受けて立つ
…なるほど。守りを固めて様子を見る、というわけだな
確かに理に適ったやり方かもしれん。だが…
某を甘く見すぎではないか?痛い目に遇うことになるぞ
…しばし待たれよ。どうやらまたも客人が来られたようだ
少し話をしてくる。構わぬな…?
>>18 とりあえずは質問に答えておこう
某とあちらのお二方、異能者である
『南』とやらは良く分からん。方位磁石でも使え
さて。某はそなたの侵入を許した覚えはない
早々に立ち去られよ。さすれば危害は加えまい
いや、その前に…
そなた何者だ?何処から入った? そしてなぜ…人間の臭いがせぬ
…はぁ、はぁ…悪い…頼む、リキエル。
あいつの能力を見破れるかどうかはわからないけど、援護ぐらいならできるぜ。
…って…な、なんだ、あいつ?
カノッサの援軍…ってわけじゃなさそうだな。
くそ、こっちは急いでんだよ。話なら後に…あれ?
…この部屋…なんか見覚えがあるような…?
邪気の増幅ですか?ええ、私も感じたんですね…
誰かとんでもない人が来たんですよ、きっと
強力な邪気を持っているか、それとも邪気そのものを操れる人が…
けっこー危ないですよ、この状況。早くシンさん、アキトさんと合流したほうが良いです〜!
ああ、肩ですね。ちょっと待って下さい…よいしょっと
うわ、重っ!宏太さん、随分体重ありますね
その割には体が締まってるし。鍛えてるみたいですね
ってこんなこと言ってる場合じゃない…二人ともどこにいるんでしょうね
そうですか。
解答に感謝します―――有益な情報:1
・仮優先事項『異能者の探索』―――完了
情報提供の謝礼として質問への解答を行います。
・建造物への出入りにおける手段への解答:1
通常の生体の脚部と基本機能を用い『歩行』で建造物内部へ移動しました。
・個体名『イド』についての質問への解答。
あなたの推測に正しいと判断を下します。的中率は64%.
私はマザーにより創り出された端末個体。人間ではありません。
・撤退の哀願についての検討―――【NO】
新規仮優先コード『異能者の探索と観察』により、残念ですが、それは出来ません。
―――質問への解答終了
では、あなた方が先程の遊びを続ける事を許可します。
私はこの奥で他の異能者を捜しますので――――個体『イド』に対する
敵対意思を確認。
そんなことない、そんなことないよ…重草は関係ない。だって、私が悪かったんだもの…
ガジュ、先に戻ってくれる?席は取っといてあるから。多分まだ始まらないだろうけど。
しばらく…一人にしてちょうだい…
苦堕鬼…来ますね…この危機をこの場にいる人達に伝えなければ…
(皆さん、よーく聞いてください。今この礼拝堂には『苦堕鬼』と言う邪神が封印されています…
大体10分後…苦堕鬼が封印を破り現世に現れるようです…
私一人でもなんとか戦えそうなのですが……あなた方の力を見せて欲しいのでね。あなた方には頑張ってもらいますよ。
ああ、そうでした。マキメと呼ばれる実験体がいたら是非私に念波を返してください。では。)
苦堕鬼如き私一人で十分なのですが彼らを強くするために傍観するとしましょうか。
おいシマ、あんまりぼーっとすんなよっと。
こっから先は従来のリキエル君(当組織比)の約1.25倍の速さでいかせてもらいまーす。
んあー、もうお話は終わったかい?
そんじゃ、続きといこうじゃあないの。
別にアンタをナメてなんざねーよ。自分の戦いにゃ美学もクソも無くてね。
攻撃だけが戦いの本分じゃない。守りを固めて相手を分析するのだって立派な戦術だろ。
正々堂々力をぶつけ合う気は無いね、要は勝ちゃあ良いんだ。
それに、自分はタイマン型じゃねーもん。最近転向を考えちゃあいるが、本来は色々仕掛けながら相手の隙を突くタイプさね。
って事で、武器として持ってないからってだけで安心せず、周りにも気ィつけて戦うこった。
もしかして、既に何か仕掛けてるカモ。前かな〜?後ろかな〜?右?左?上かな?
…下だよん、『一角土竜』!!!
…あーあ。あんだけ前置きしておいて出てきたのがそれ?教会壊されても困るけど…本当にそれで勝てるの?
……仕方ないわね。私も参戦しようかしら。
えーっと、武器は…この辺の剣でいっか。
…え?何?シスター。え?どうせ戦うのならコレ使え?
これって…十字架?あ、短剣が仕込んであるのか。
……あの、何でこんな物が教会に?え?気にするな?気にしますよ……
(そういえばこの間タンス開けたら水晶とか手首の骨とか出てきたな……一体なんなの?この教会…)
ま、そんな事気にしてても仕方ないか。
さて…魔剣はキッチリ返してもらうからね!白衣のオッサン!
>>25 フーリエも感じたのか……とんでもない人、こりゃやばくなりそうな気がするぜぇ……!
強力な邪気を持っているか、邪気そのものを操れる人……俺様としては後者のような気もするが、前者でもあり得なくはないんだよな……。
そうだな、さっさと合流した方がよさそうだ……出来るだけ急ごう。
え、そうか? 体重あるのかな俺様……うーん、これでも典型的な中肉中背だと自負してるんだが。
体が締まってる、か。そりゃあ一応これでも、どんなスポーツでもそつなくこなせるしなぁ。最低限の筋肉はあるんだと思うぜぇ。
っく、ダメだ、しばらく肩借りさせてもらって、いいか? ああ大丈夫、邪なことは考えてねぇからよ。
それにしてもフーリエって良いにおいするんだなぁ! こっちの世界にもシャンプーやリンスってあるのか?
ううーん、役得だぜ! ってんなこと言ってる場合じゃねぇんだ……明鏡止水、明鏡止水。
そうだなぁ二人とも何処にいるんだ……。さっきの邪気の増幅の所為で、また察知が出来なくなっちまった。
こりゃ虱潰しに当たってみるっきゃねぇか……。
な、なに言ってんの! 姐さんが悪いわけないじゃん!
…分かった。あっちで待ってるから。…絶対戻ってきてね?
うわ、ホントに始まってないし。コレは遅すぎだろ…
まあいいか。重草… 姐さんと何を話した? 教えろ
――いや、知らない方が良いこともあるぜ。それでも聞きたいかよ?
…蝶子はよ、疲れたんだってさ。手前と一緒にいることに
手前は蝶子に頼り過ぎなんだ。…なあ、自覚してるだろ?
いつもベタベタくっつきやがって、蝶子がいないと何もできなくて…
アイツはそんな手前に嫌気が差したんだよ
…このことは教えるなって言われたんだけどな――
あ… 違う。そんなわけない… オマエは嘘を吐いてる
僕ら二人そんな脆い関係じゃないよ… 僕は知ってる
僕と姐さんは…! あ…… ワカラナイ、?
――嘘じゃねえよ。嘘を吐く必要がないんだから
本当に蝶子が好きなら、ここで身を引くんだな
なんなら、俺が手伝ってやっても良いんだぜ?――
――ここで一気に… 落とす。決着を、付ける!――
98…99…100%…!
───グラムマッシャー複製、完了───
…ああ、本当にお亡くなりになられたのですね、マイマスター…
後は全て、僕にお任せ下さい…。
…Mr.R達の向かった町から、異様な程に集中した邪気を感じる。だが…今更僕が行く事も無いだろう。
…あの御方の抜けた穴は、僕が埋めなければな。
ついて来い、『嫉妬』の『レヴィアス』…久しぶりに、僕も訓練室に入るとしよう…
お待たせしたな…ところでお知らせがある
どうも三対一になるようだ。先の客も「遊び」に参加したがっているようでな
某は一騎打ち専門なのだが…致し方あるまい
ふむ…どうやらそなたの考え方、戦い方。某とは対極にあるようだな
いやはや、このような仕事をしていると、様々な価値観を持つ者と出会える
だからこそ用心棒はやめられぬ。実に楽しいものよ
ただ…どうしても「敵」としてしか出会えぬがな…
では参る、往くぞ。穿て… ぐえっ!!
この…不覚っ!おのれ、よくも某の足を…
なるほど、「召喚」か。あるいはそれに限りなく近い能力…!
複数相手にするのは不味い…本体を即効で叩く!
さて。某の能力を用いて、そなたを直接殴りつければどうなるか…
微塵に吹き飛ぶのは間違いあるまい。味わえ、斬れる拳
崩れよ、『塵打』!! …ちぃ!美味く踏み込めん…!
んーやっぱり邪気は最低でもこれくらいないとな〜
体がついてくればもっとあげられるんだがなぁ・・・
ん?なんだこの念派
おいマキメ、誰かさんがお前のことお呼びだぜ
・・・じゃあお返事返しとこうか
お前は何者だ!どうして僕のことを知っている?
・・・おk、返信しといた。さて、人探しにもどろうぜ
(アレス?お前・・何を考えてるんだ・・・?)
え?…あ…悪ぃ。いけね、集中、集中…
…三対一って…あいつ、カノッサ側じゃなかったのか?
それならそれで助かるけど…敵の敵は味方、とも限らないからな。油断はできない。
…ッ…けほっ…くそ…さっきの攻撃、けっこう内臓にキてんぞこれ…?
そういや、リキエルもあんだけ魔獣を盾にしたのに防ぎきれてなかったな。
音だから…か?だったら防音壁でもなきゃ防げるわけがねぇ。
いくら防御固めてても、直接殴られたら…?…くそ、んなことさせるかよ!
ヒュッ、ヒュッ!
…リキエルには近付かせない。
あんたに近付かれるとヤバイってのは十分すぎるぐらい味わったからな。
ちょっとでも隙見せたら今みたいに風の斬撃波叩き込むぜ。
…でも、リキエルに当てないように注意しないとな…まだあんまり狙いが正確じゃねぇし。
…………
…私、何やってんだろ。
ガジュを守ろう、重草を守ろうとしてどんどん事態を悪い方へ持っていっている。
私何もやれてないじゃん…こんなんじゃ駄目だって、解り切ってるのに…
結局、私は誰も守れないの?またあの時みたいに見殺しにするの?
いや、させない…そんなの絶対に…!どうなるか解らないけど、やらないよりは…
ガジュ!話があるの!ちょっと…来…て…?
うだー!ボクの許可なく避けるんじゃない!
うるさいよ、なんとかディア!当たりさえすれば勝ちは確実さ!
けど避けられた以上は仕方なかろうが!
それに…今のは想定の範囲内だよ。あの技は布石さ
『Rid』No.4、バリア展開。銃弾を防げ!
…良い腕をしてるじゃないか。寸分狂わない、とはこういうことかな
しかーし、狙いが一点に集中している以上…
防ぐのは容易だよ。少しばかり甘かったね
あ!さすがに『Rid』は堪えられなかったか。けど「あの機能」はまだ生きてるな…
って今度は炎かい!しかもかなり強力な呪文…
『Radiant』、対魔法用フィールド展開しとけ!全開だ!!
これじゃあラチが明かない…良い加減に決めるか
エルタール粒子拡散!『Rogue』、粒子を吸収しろ!
よーし。キミら二人とも、粒子砲をお望みみたいなこと言ってたからね
それではぶっ放して差し上げましょうか!『Rogue』ども、いつでも発射できるようにしておけ
>Sift:slash mode"Resentment "...adjustment completion!
Kelp level-OK...Exceed Charge!!
さて、と。『Resentment』に斬られるか、『Rogue』の粒子砲に撃ち抜かれるか
二つに一つだよ。さあ、選びたまえ…
…うん?おい、なんとかディア!キミに死なれたら困るんだからな!
下手したら金が貰えなくなるかもしれないじゃないか!
戦うのは構わないけど、せいぜい怪我しないようにしろよ!
――そうだ。心を開け、ゆっくりでいい…
身体を俺に委ねるんだ。怖くないから
蝶子のことは心配するな。俺から差し支えないように言っておく
そしてお前は夢を見続けるんだ。いつまでも蝶子と一緒にいられる…――
そっか… うん、もうどうでもいい
重草、後は頼んだからね。なんか、眠い、よ…
姐さん… これでずっと一緒… えへへ、へひひひひ…
――終わったな。だがこんなハッピーエンドに興味はねえ
あとは夢の中の蝶子を… どうしようかね。人体模型みたいなのに変えてやろうか
そうすりゃ雅濡丸の精神は徹底的に破壊される! 完璧な計画だな…
そうと決まれば… あん? …蝶子か! 畜生め、大事な時に――
…あぇ? 姐さん… いつの間に来てたのさ?
ぐぅ、頭がくらくらする。何してたんだっけ…
…ハナシ? いや、言わなくていいよ。全部重草から聞いたから
ごめんね、今までずーっと迷惑かけて… やっぱり僕はダメなヤツだ…
この邪気…そして先刻の念波…残された時間は限りなく少ないと言う事か…
シン、もうそろそろだ。礼拝堂の懺悔室…恐らくここだ。
お前の言う気配がただしければな。…準備はいいか?
…?一体何のこと?全然わからないよ。もしかして、重草が…
いや、いい。
…ガジュ、私の事が好き?どんな物と引き替えても?自分の命を捨てれるくらい?
私が今でもたった一人しか見ていなくても?
【…Thinking】
・言動から推察―――――異能者αに攻撃対象として認識された模様。原因不明。
遊戯の優劣から、異能者αの戦闘力は異能者βγ各個体を上回ると判断。
異能に対する具体的情報―――【不足】
以上の要素から現状における最善行為を思索・・・異能者の力を測定するのに
良い機会だと判断します。
よって、異能者の雌雄に忠告。
これより個体『イド』は、異能者αを対象とした模擬戦闘遊戯を
開始しますので
――――生命活動を続けたいならば、退避をお勧めします。以上。
オーライ、責任者の顔を拝もうじゃないか。
結局棚以外に力は使わなかったし、世界の果てからここまで十一往復しても余りある程余力は有る。責任者が魔剣を持ってるとは考えにくいし、眼を持ってたらプレートで一方的に有利。
……って事で、相手がプレートを持ってるかどうかに注意したいね……じゃ、行きますか。
プレートはな…いくつか魔剣は握った事はあるがあれはどうにも…
…ふ、おまけに敵に回すと厄介だ。そうでない事を祈る。
ガチャ―
夜分遅くの懺悔、失礼する。神父…いやシスターは此方か?
あらあら、こんな夜遅くに教会を訪れる方々がいらっしゃるなんて。熱心ですのね
ここは懺悔の部屋。己が罪を悔い改める場でありますわ
そのような物騒なものはしまっていただけるかしら
神の前にそのようなものは不要でしょう?
申し遅れました
私、この教会でシスターを勤めさせていただいているマチルダと申します
>>44 クク……どうやらシスターだったみたいだ、ね。
>>45 あぁ、これはこれは失礼を、マチルダさん。でも、だ。オレは何も持って無かったりする訳で、物騒ってのは、何の事かな?
(見たとこちんまい以外に特徴は無い……が、刺すような寒気を感じる……能力を使われる迄は動かない方が得策か?)
>>45 クックック…
おっと失礼。私の名前はクリストフ=ヴァル=デュル。
私より先に名乗るとは意外でしたよ。
さて、本題に入りますがこの礼拝堂に何が封印されているかご存知ですか?お嬢さん…
すでに取り返しのつかないことになっているかもしれませんね…クク……
俺も特に物騒な物は身に付けてはいないが…
何か恐れを抱かせたなら済まない、シスター・マチルダ。
(子供…?しかし此所でシスターと呼ばれているからには油断は出来んな。)
え゙!? ちょ、ちょ、いきなりなに言ってんの…?
もしかして、重草から聞いたわけ?
――ちげーよ。…いや、もしかしたら教えたかも――
…うん。確かに僕は姐さんのこと好きだよ
姐さんのこと守りたいし、ずっと付いていくよ
姐さんのためならどんなことでもするつもり… だった
けど今は分からない… 分からないよ
え? たった… 一人? 誰のこと言って…
――手 前 の こ と で は な い――
ひぎっ
イヤだあああああぁぁぁぁぁぁ…… ! !! !
――チェック・メーイト! ナイスだ蝶子! GJ! ヒハハハ…
こいつは決定的だな… さすがに立ち直れねーだろ
…おいおい何処に行くつもりだ? 駄目だなあ、現実から眼を逸らしちゃ
さーて、俺の言葉を信じる気になったか。あいつは手前を嫌ってる
手前を傷つけないために、ああいう言い方をしたのさ。本当にイイ女だよ、アイツぁ――
ぜー… ぜー… ぜー…
ここ、どこだろ… 知らない場所で、死ぬのも、悪くない。 かな…
うわわっ、と。これはかなりキてますね…
宏太さんはどうも邪気の影響を強く受けちゃうみたいですね〜
これも宏太さん自身の能力によるところなんですかね…
良い匂い、ですか。ちょっと嗅がないでくださいよ〜、恥ずかしいです…
シャンプーにリンス?ええ、ありますよ。私も使ってます
やっぱり宏太さんの世界とこっちの世界、変なところで一致してるみたいですね
これは…壁に「懺悔室」って書いてありますよ
この廊下の先にその「懺悔室」があるみたいですね
ちょっと行ってみます?…一応私達ドロボーですし、懺悔の必要がありますよ
…知らなかったでしょ?だけど真実。でもね、ガジュがそれでも
私を変わらず愛してるなら、たったひとつだけ方法があるよ。10年…20年…
ううん、死ぬまで変わらない「証明の方法」。
―― 殺せ ――
私を殺せ。それで解決だよ。今ならガジュの言ったこと…全部信じてあげる。
だから今止めて。今なら…あんたに私をやってもいい。
――最高の方法でしょう?私の命をガジュにあげるよ。
(サイは投げられた…あとはこれでどう出るか…)
ハ、いわゆるブシドーってヤツ?
つくづく東の文化は理解できねぇ…スシは別だけどな。
っ!危ねッ、シマGJ!
たく、何なんだその能力は…
まあ、当然そうやって自分を狙うわな。だから防具出したんだよ。
こっちも急ぎなんでね、そろそろ能力の種を明かしてもらうびょん。
コイツを使ってな…取り囲め、『鎌鼬』!!!
――で、どうすんだ。本当に蝶子殺してみるか?――
できるわけないだろ、そんなこと…
こ、殺す、なんて… きっと悪い冗談だよ
――あんな状況で冗談なんて言うかあ? そのくらい分かれよ、この愚図がぁ!
…知ってるか? 知人と他人じゃ、殺すときの感触が違うんだ
知人の場合、刃がその肉に通る時… なんつーか、ねっとりしてるんだよ。普通より
やってみようぜ、知人殺し。ありゃきっと病み付きになる…
大丈夫だ! 手前が罪の意識に苛まれることはない!
あっちが望んだことだ… 「愛の証明」だぜ?
殺せ。殺せ。かまわぬ、殺せ――
いや、いまさら姐さんのところには戻れない…
証明なんてできるわけないだろ、所詮は「殺し」じゃないか!
――生意気に… 手前は誰かに従い続ければいいんだ!
蝶子を殺せ! 狂っちまえ! そして俺に身体を明け渡すんだ!――
うるさい! オマエ、さすがに今日はふざけ過ぎだ…
いい加減にキたぞ… 決めた。お前を、倒す!
――へ… 来るかよ。相手してやろうじゃねえか――
ぬぉっ!! く…思い通りに動けぬ…!
右脚に続いて左脚までも破壊したか
風の刃。かわせると思って甘く見ていたな…不覚なり!
動けないのなら立っているだけ無駄よな
あまり気が進まないが、座って戦うとしよう
フン…そこの人外。そなたこそ死にたくなければ退くが良い
生憎、某は手加減できるほど器用な人間じゃないぞ?
おっと、囲むか…いやらしい手を使ってくれる
ならばその鎌鼬が動く前に、そなたを討つ!
鎧と楯の隙間を縫って…飛べ
口笛だ。 穿てよ、『凛針』!
退避って…あんた何するつもりだよ?
それにオレらがやってんのは遊びじゃない!
…逃げられるぐらいだったらとっくに逃げてる。逃げられないからここにいるんだ。
なっ…座って戦う…?ナメやがって…
あの鎌鼬にはオレも何度も殺されたんだ。いくらあいつが強くても、あんなにきっちり囲まれちゃ…
…!リキエル、避けろ!
(……もう、後戻りはできない。
私は最後まで見届けることしかできない。無謀過ぎる賭けの結末を…
そもそも、この賭けに意味なんてない。やるだけ無駄なのは私がよく解ってる。
雅濡丸はあいつの代わりになんてなれない。でも…たった一言、
たった一言でいい。あいつと同じ言葉が欲しいんだ。
「…そんな簡単なことでお前が手に入るなら、とっくにやっている。
命をくれるくらいなら心も体も全部俺にくれ。生きて、俺だけを愛してくれ」
本当はもう、それだけでいい。もう何もいらない。もう迷わずにいられるのに。
…悪趣味よね。自分と相手の命がチップ代わりの大博打なんて。)
(おや……いつのまにやらクリストフ坊やが……ふむ。邪神の玩具がここに来たって事は、メオクルト復活の為にここの邪神を潰しに来たってとこかね?
……ってかコイツ生きてたっけか? ……! なるほど、超人墓場で働いてきたのかッ!
ま、邪魔するなら相手してやろう。グラムなんたらは未完成なら、空の邪気眼にゃ遠く及ばない)
!!?
ズバッ!!!
な
なんじゃこりゃああああああああああぁぁぁぁぁぁ…
〜〜〜〜〜リキエル刑事・殉職〜〜〜〜〜
…なんちゃってー。いやー危なかった危なかった。
危うく死ぬトコだったよー、ハハ。良かったー、左足が千切れただけで済んで。
っとと、悪いシマ、肩貸してくんね?軸足吹っ飛んだせいで上手くバランス取れないんだよねー…
ったく…前にも有ったなこんなシチュ。
まーた新しいの生やしてもらわないと…ガイジンに借りは作りたくねーんだけどなー。
いっそ義足でも付けて…って、イカンイカン、管理職の雨宮サンと同じ発想に至るのは現場人としてマズいな。
って事でシマ、メンバーチェーンジ。
安心しろって、アイツの弱点は多分見つかったし。
あーアンタ、SAGAの愉快な仲間達チーム、タイムアウトね。作戦会議すっから。
>>50 はぁっ、はぁっ、悪ぃなぁフーリエ……恩に着るぜ。
さぁ、どうだろうな……ふぅっ、フーリエに何の影響もないところを見ると、やっぱ俺様の能力に関係あるのかもしれねぇなぁ。
”眼に限りなく近い力”か……ったく、アキトも回りくどい言い方、っぐ、するぜ……!
恥ずかしいか? うーむ……女の子の考えるこたぁよく分からんぜぇ。嗚呼でも良いにほひ……っていやいや。
シャンプー、リンス、やっぱり……。はぁっ、やっぱりいくつか共通するものがあるな。
俺様の世界とこっちの世界で、一致している部分がある、か……まぁこれだけ共通項があるのも不自然だがなぁ。
……懺悔室、か……げほっ、げほ! 丁度良いな……感じるぜ、中から……。シンとアキトの気配……。
そうだな……俺様達はドロボーだから、懺悔の必要はあるな……だが本当の罪人ってやつは、懺悔なんてしねぇんだろうがよ………はぁ。
まぁ行ってみるか……だがぁ、本当に懺悔しなくちゃならねぇヤツは他にいるっぽいがなぁ……。
ぐっげほっげほ! と、とにかく……行ってみよう。し、失礼しまーす……。
――――言動が現実に伴っていないと判断します。
あなたでは私を消去出来ません。以上。
解答T:異能者の能力測定を実行を行う予定です
・・・退避実行意思が無いことを確認。
『遊戯』において観察対象γ損失の可能性発生。
更にβの損傷を観測―――許容範囲内です。
では、遊戯を開始します。
・基礎機能の使用………【許可】
・歪邪気眼―――――発動『事象誘導:雷』
一刻の間降り注ぐ雷。受け切って貰いましょう―――――
>>59 およー?
意外に早い合流ねぇ。……って事は魔剣は無しか。
(強欲をガイジン、怠惰がここ、そんで蝶子とやらが何か一本。残りは傲慢、憤怒、嫉妬、暴食、色欲の内の四本。聞いた話じゃ他にも破滅の魔剣だとか光の魔剣だとかあるみたいだが……一本くらい取れないかなぁ……)
と、そんな事より調子悪そうだが、休んで無くて大丈夫か? 邪気にあてられたなら気を付けろ。ここの邪気はまだまだ上がるぞ……多分、な。
狙いが狂うたか…目障りな鎌鼬どもだ!
奴らさえいなければ確実に急所を狙えたものを…!
クックック…座って戦うのがふざけているとお思いのようだな
そなた、「合気道」を知っているか?知らぬなら今度調べるが良い
もっとも、その「今度」があるかどうかの保障はせぬが…
なにタイムアウト?随分余裕なことだ…
そのまま退いてくれると、こちらとしても楽なのだが。…そうもいかぬのだろうな
…次はそなたが相手になるか、人外。まったく休む暇もない
今日はやたらと繁盛している。商売人として嬉しい限りよ
雷撃…!自然の理を扱う能力かっ!?
万全ならばこの程度、物の数ではないかもしれんが…
さすがに今の状態では割に合わん!!
…いや、なにも避けずとも… あの手があるか
床ごと地面を切り抜いて、地中に逃れる!
……っつぅ。この脚での着地はこたえるな
髪も少し焦げたようだ。やられたな…
さて、ここからどう攻めてゆくか。さては墓穴を掘ってしまったかな…
…宏太?顔色が悪いぞ。
(―俺の波動に淀みは無い…邪気に当てられたか?それにしては症状が酷い…)
具合が悪いなら少し座ってろ。あと出来るだけ下腹部を中心に気を集中させろ。
フーリエもだ。気を抜けば、命に関わる。
千切れただけで…って、おい!だけじゃねぇだろ、だけじゃ!…くそ、早く止血しねぇと…!
…メディカルキット、一応持っといて正解だったぜ。
あぁ、言われなくてもそんな状態のあんたを前に出す気は…弱点?ホントか!?
能力測定…?んだよ、カノッサの奴らみたいなこと言いやがって…嫌なこと思い出させんな…え?雷…?
…っ、うわ!?危ね…リキエル、つかまれ!…疾風眼、発動!
シュンッ!
(えと…右二歩、左…やべ、リキエルが重くて小回りが効かねぇ…!)
「懺悔室」ってあんまり気が進みませんよね…
なんだか気が引けると言うか、なんて言いますか
…あれれ、二人ともこんなところにいらしたんですか?
どうも、シンさん。お察しの通り魔剣はナシです…すいません
…まだ邪気が上がるんですか?これ以上はまずいですよ
い、命に関わる!?冗談じゃないですよ!
礼拝堂に入ったことは失敗だったかもしれません…とんだハズレくじ引いたかもしれませんね
…あれ?そっちの女の子、この礼拝堂の関係者ですか?
格好からしてシスターですかね。まだ小さいのに…すごいんですね
騒がしいな…研究室の方からか?
耳障りなゴミだ…カノッサの連中は侵入者の排除も出来んのか…
揃いも揃って屑ばかり…キレイに掃除してやろうか…
気が進まないなら何故入ろうなんて進言したんだお前は……?
おおシンにアキト! はぁっ、探してたんだぜぇ!
わ、悪いな……フーリエの言った通り、っぐ、魔剣はなしだが……その他ならたくさん見つけたぜ……!
これで、す、少しは金になるだろ……いや、当分は……げほっ、働かなくてもいいんじゃねぇか……。
お、俺様の心配はしなくていい……げほっ、こんなのしばらくしたら治る、ぜ……!
察するに……っ、この部屋に魔剣の一本、が……あるって、ことかぁ……!
し、シスターさん……! 俺様達ゃ何も奪い取ろうって訳じゃねぇ……ちょぉっと、見てみてぇだけなんだ……げほっげほっ!
その魔剣ってヤツ、をさ……い、いいかな……? 俺様の具合の悪さに免じて……た、頼むぜ……。
(――俺様の右腕の”黒い眼のアザ”が、熱く……ってこたぁ、ここの部屋にあるのはモノホンってことか!?)
(――っぐ、それにしても……意識が、朦朧としてる……。今にもぶっ倒れそうだ……それほどの邪気、ってことか……?)
ドクン
>>65 いやいや、魔剣無いのはこっちも一緒……ってよりは、棚一つしか収穫無かったしな。なぁアキト?
む? 無双眼の使い手とも有ろう者が随分と弱気だな……仕方ない。間を持たせる為にも懺悔でもしようか。
実はシスターの肌着を全力で探していました……見付けたフローディアと言う方の下着は既に着込んでいます……どうか御許しを……
(さぁ、どう反応してくれる、ちんまいの!? 能力を見せて貰おうかッ!)
>>67 おぉぉぉぉ!? でかした! 労働からの解放は至上の喜び!!!
でも、だ。無茶は感心しないねぇ……
倒れでもしたら元も子もないぜ?
(さて、さてさて……どうしたもんかね……ピンチになったら二人を優先で跳ばしとくかねぇ……。ここはリタイアステージにゃふさわしくない……。
む? もしやコウタはアッチにないウイルスにかかった可能性も!? 礼拝堂の中にお医者様はいらっしゃいませんかぁ!?
……ま、盗み堂々と働いといて、謝るのでくださいとかで済んだら騎士は要らんよね。テンション上げてくか……)
そうだ。この棚が俺の生死を分けると言って聞かなかった。
ふ、別に他人の価値観に口を出しはしないが……
……お前、俺が見ていない間にそんな事を…一度お前の頭の中を見て……
いや、いい。想像するだけで寒気がしてきた。
ほう、ここに魔剣があるとは意外でしたね。
もっとも私はこの『ヨルムンガルド』だけで十分なのですがね…。
シスター・マチルダ、魔剣を彼らに渡した方が得策かと。
今の彼らでは苦堕鬼に太刀打ち出来ませんからね。おそらく。
>>69 ま、どうなるかは見てからのお楽しみに。純銀でできた武器なり食器なりがあれば、その方が何倍も良かったんだがね……
クク……嘘か真かは闇の中。もっとも、探してたのは売り捌く為だがね……
(ヤバい、どうしよ……今からウソとか言えない? ねぇ言えない? ホントはしてないのよ? フローディアとか礼拝堂で音を拾っただけなのよ? クッ……このまま貫き通せ!)
>>70 ふーん。随分と余裕だねぇ……ま、くれるなら全部貰うがね。なんにせよ、シスターさんの御意向のままに……
>>68 げほっげほっ……へへ、まぁな! 無茶っつーか……俺様は別に、ただ単にお宝を探してただけなんだがぁ……。
いつの間にかこんなにも具合悪くなってたって訳だぜぇ。フーリエに肩を貸してもらいながらここまで来たんだ。
それと……まさかピンチになったら俺様達を跳ばそう、なんて思ってねぇだろうなぁ?
そうは行かないぜ! 俺様達の身に降りかかったピンチは全員で切り抜ける!! そうだろ!!
っていうかシン引くわ……まさかそんな趣味が……。
>>70 ――――ちょっと待った。ヨルムンガルドっつったか、お前。
(ヨルムンガルドってーと……サーショの町で一瞬だけ頭をよぎった単語だ!)
(そうか、あの時俺様が偶然傍受した思考は、コイツのだったのか……!!)
ああいや、何でもない。それよりも……苦堕鬼、ってヤツについて、詳しく訊かせてもらおうか……。
(その単語が出たとたん、俺様のあらゆる症状が止んだ。)
(それだけじゃない。俺様の右腕の”黒い眼のアザ”が、ドクンドクンと脈打ちだしやがった。)
(体中に力が漲るこの感覚――ドーヴァンと相まみえた時と、同じ!!)
苦堕鬼…マケイシスとメオクルトについて調べている時にその存在を確認した邪神、とでも言っておきましょう
古代人の怨念のメオクルトとは違った本当の意味での『邪神』ですね。
マケイシスについては…私自身、と言ったところです。
メオクルトを媒体にして破壊神マケイシスの力を手に入れたのですよ。
その弊害としてメオクルトに操られてしまいましたがカズマに殺され、あのお爺さんの蘇生術によって蘇った時に
メオクルトの支配から逃れることが出来たので影宮には色々と感謝しているのです。
で、シスター・マチルダ。あなたの意見を聞かせてもらいましょう
……あーあ。どうしよう。「瓢箪から駒」という事か。
…まあいい。私は粒子砲を片付けるから君はそっちを頼む。異議は無いな?
…ん?お嬢さん、その十字架は…貴方も戦う気か?
…ふむ、「血に汚れた忌まわしき魔剣を取り戻さんと、十字架を振るう聖女」…っは、なかなか皮肉な話だ。
形状変化、「ブロードソード」
召喚、「雷撃」
二つ合わせてヤンm──ゴホン、雷剣。
機械にゃ電気が弱い。おまけに懐に入ってしまえば粒子砲も迂闊に撃てまい。
さて、とっととその物騒な物を打ち壊すとしようか。
>>72 ふーむ……? 眼に慣れて無いのか、他に何か有ったのか……やっぱわかんないねぇ、そーゆーの。
クク、言ってくれるじゃないか。だが、オレと一緒にいるだけでピンチなんてそうそうなくなるぜ? それに、なんだか急に元気そうだしな。戦力として、オレより期待させて貰うとしよう。
……っふ。趣味とは千差万別……オレがどんな下着を着ようが関係無いだろう……人生七十年。その内十六年も生きれば、女性下着を身に付ける事の一度や二度……(今は付けて無いヨ!)。
>>73 (なるほどねぇ……疑問らしい疑問は片付いた……が、グラムマッシャーは完成してると見ていいのかね……。ふむぅ……苦駄鬼とやらが現れたら、グラムマッシャーの特性を見るチャンスか……?)
あら?ではこの邪な気はあなた方のものではありませんの?
では一体誰でしょうか・・・
あらあら、今日はたくさん巡礼のお方がいらっしゃいますのね
まぁ!フローディアったらまた下着を出しっぱなしにしておいて・・・
それは差し上げましょう
いいのです。あの子のだらしなさが導いた答えなのですから
あの剣は宝物庫に保管していますのでここにはございませんことよ
もうすぐ儀式が始まりますから見ていってくださいね
苦堕鬼をご存知でいらっしゃいますのね
ここの地下に封印されている邪神です。それ以外は・・・私も知りませんが
(…一番用心しなければならないのはシンかも知れん。特にフーリエが危険だ。
フーリエが奴の餌食になる前に俺と宏太で何としてでも守らなくては…)
シン、お前の性癖はどうでもいい。むしろ止めてくれ。宏太やお前の為にも。
…それにしてもあの男、一体何が目的なんだ…?
…重草はさ、僕の身体を乗っ取って何がしたいわけ?
僕の精神を殺してどうしたいわけ?
今までずっと一緒だったけど、どうしても分からなかった… 教えて
――別に手前の身体を乗っ取りたいわけじゃねえよ
俺は生きたい。そして手前が消えなきゃ俺は生きられない
単にそれだけだよ。だから手前を消すんだ
なあ、こうして必死に生きようとしている俺に憐憫の情は湧かないかい?
手前の身体もよ、「生きたい」と思っている者に使われたいはずだ
手前みたいな不甲斐ない存在より、俺に使われることを望んでいるはずだ
…わからないのか!? 手前みたいな「死にたがり」に仕える身体の哀しみが!――
ち、違う… この身体は僕のものだ
後から出てきたオマエなんかに渡さない
この身体に相応しいのは、オマエより先にいた僕だ。それが道理だろ…?
それに、僕は、死にたがりじゃない… どうしてそんなことが言える?
――ふーん… 身体の件については千歩。いや、一万歩譲るとして
つーか自分が死にたがってること、自覚してないのか?
手前は蝶子を愛してる。その愛を伝える方法は、蝶子を殺すこと
しかし手前は蝶子を殺す勇気はない。しかし自分の愛を受け取って欲しい…
葛藤だ!! どうしようもない! 手前にはどうすることもできない!!
…そこでだ。自身の救済の方法として… 手前は無意識に「死」を思いついた
死にさえすれば、全てから逃げることができる! 手前はそう考えたはずだ
しかーし。さすがに肉体的な死は痛いし、恐ろしい。だろ? 手前の考えは全て分かる
だったら精神的な死を迎えりゃいいんだ。そう、眠るような「死」… 優しい「死」…
そして俺はその手伝いをすることができる。手前を「眠らせる」ことができる
分かるな? 眠れ! 今すぐに! 迷うな! そうすりゃ救われるんだぜ…――
(マズい… 意識が… 痺れていく…)
>>76 じゃ、お言葉に甘えて……
(落ち着いてやがる……コイツ、強い!
しかし偶然とは言え手に入れたこの下着……一体どうすれば!? 臭いを確かめろとでも言うのか!? いいや御免だね。顔も知らないヤツのに興味は無い。まぁ良い。それは保留だ。
当面の問題として、苦駄鬼をどうするかだな。潰せる内に潰しときたい所だが……)
>>77 っふ……残念だがこれはオレの性癖ではない。言わば世界の選択とやらだ。止められるなら止めてくれ。
……で、クリストフ坊やの目的は……自由、だろうな。聞き及んだだけだが、ヤツは自分に命令して良いのは自分だけで、相手を利用しても自分を利用されるのが大嫌いらしい。
踏まえて、何か邪魔だからオレ達に何かを排除して欲しいとかじゃないかね?
まぁ、一々『クク』とか笑うヤツにゃロクなヤツがいないけど、な。
あー…悪いシマ。サンキュー。
っとと…まーそんなに焦んなぃ。修行部屋で何回死んだと思ってんだ?
ダイジョブダイジョブ…血が足りなくなってもトマトジュース飲めば治るよ!ナオルヨ!
んで、アイツの弱点なんだが。
ヤツの能力は音を斬撃波に変える事。口笛を斬撃波に変えてたからほぼ間違い無いだろ。
音ってのはつまり空気を伝わる振動波だ。分かるよな?
波には当然、高い点と低い点、そして波が存在しない時と高さが同じになる中間の点が存在する。
ヤツの能力がそのまま『音』としての性質を残しているとしたら、どうだ?
斬撃波の波の中間の点を上手く通れば、攻撃を無効化出来るってワケだ。
モチロン、普通はそんな事は出来やしない。音は速すぎるし、波の間隔も狭すぎるからな。
けど、お前ならどうだ?
シュレーディンガーで波の中間の点が来る位置を先読みし、疾風眼のスピードで通り抜けりゃあ…
ってー事で任せた。多分鎌鼬避けるのの数倍難しいだろーけど、お前ならできるさ。頑張れー
・推測への解答―――正答率【43%】
私が自然の理を操るというのは、正し iいですが間違えています。
理の操作は、個体『イド』の機能の本質ではありません。
ですが、欠陥品の私の『眼』で可能な事は、事象の誘導のみですので、
正答 r率は43%としました―――。
―――異能者の攻撃回避を確認。
・――――異能者αγの危機回避能力のデータ入手
α【B+】
γ【??】不確定要素確認……解析不能
・個体『イド』の雷の直撃による損壊回数:2
破損率11%―――行動への影響、軽微。
?
……想定時間より早い事象:雷の停止を確認。
初動により機能『眼』が安定していないと判断します。
(
>>73 じゃ、邪神……!! そ、そんなものがマジでいるのかよ……!!
ってその苦堕鬼って化け物がこの礼拝堂にいるってことか!?
や、やべえことになったな……こ、こりゃ魔剣を見たらさっさととんずらこいた方が幾分か平和的かもしれんね。
……って、殺され、蘇生術って……しししし死人が生き返るのかよこの世界は!!
と、とんでもないな……あああ、頭が痛く……げほげほ。
(
>>75 へっ、信用できねぇんだよ! 初めて会ったときだっていきなりナイヴズってヤツに襲われたろ!?
おう、任せておけ!! 必ずお前達を守ってみせるぜ、仲間としてな!!
趣味て……お前……それは常識ってヤツの問題だと思うぜ……。
って、何? グラムマッシャー? なんじゃそりゃ?
(
>>76 て、シスターさんもご存知ないのか……。うーん……?
ってあら、ここには魔剣はないのか……じゃあ何で俺様の右腕がうずいたんだ……?
ま、まぁそれはともかく、そうか……。どうやらこの礼拝堂には魔剣を狙う輩が多いようだぜ。
どうか宝物庫から運び出す際には賊に注意を。ま、あんたが実力者なら別だけどなぁ!
ち、地下……この地下に、苦堕鬼が…………。
ドクン
…………シスターさん。まさかこの真下ってこたぁ……ないよな?
(
>>77 ……アキト。多分今俺様と同じこと考えてるぜ……二重の意味で。
シンのことと……アイツのことだ。一体アイツは何者なんだ? 俺様にゃどうしてもアイツが凡人たぁ考えにくい……。
(
>>79 シン……知っている限りのことを教えてくれねぇか。
苦堕鬼のこと、そのクリストフってヤツのこと。どうもシン、あんたは色々知ってそうな気配だぜ……。
>>82 あ〜……いたねぇ。そんなの……意外に覚えてるもんだねぇ……。
ん。サポートは任せろ。全力でな。
常識か……常識なんて不確かなもんさ。次に足場あるかどうかせえ、オレには断言できない……。
そうねぇ……苦駄鬼か……オレも詳しく無いし、推測だらけで間違ってる可能性も高いが、それでも良いなら少し。
邪神は、邪神だ。概念や常識を超越した所で、邪神として存在する。生物なのかどうかも定かじゃない……なんたって、『神』だからな。
人は理解のできない強大なものに、神と名付ける習慣がある。善悪なんかは、まぁオマケみたいなもんだろ。
で、多分暴虐の限りを尽した邪神が封印なり眠りについたなりして、そこにコレを建てて鎮めてんじゃないかね?
で、何か起きて復活しかけてる……と、そんな感じだろうさ。
クリストフ坊やは、クリストフ坊やだね。違う世界の知り合いにちょっと似てる……それだけで、会話するのも初めてな気がするな。
ただ、会話を盗み聞きした事なら何回か有るがね。
情報が正しければ、さっきの事と……あまり大きな声じゃ言えないが、マザコンって噂だ。
グラムマッシャーとやらは、重力やら空間を操るとかそんな感じの事しかしらんね。だが完成してんなら、空間能力だけなら、空の邪気眼とほぼ同等……かねぇ?
ま、坊や自体かなり強い部類に分類されるんじゃないかな。騙し打ち以外じゃ、オレは勝てないね。
さて、長くなったが他に聞きたい事はあるかな?
…そこの所だが、俺にもよく分からん。ただ何かある時、その裏に必ずいる。
奴の言動、シンの言葉から推測するに、強大な力を持つ癖に他力本願で
最後の最後に漁夫の利を得る、味方はいないが敵は多い、そんな奴だ。
イエス、ミスターアルス!
フゥム、斬撃デースカ?ナラバ・・・
マ=モンで受ケテ立ちマース!七魔剣がヒトツ【強欲】・・・そんなマシーンゴトキに遅れハ取りマセーン!!
イェャァァァァァーーッッッハァァァァァ!!!!
(次元の狭間にて)
ククク…邪気がinfinitely上がっていく…そうさ、今なら……このdimensional wallでさえも…break出来る…出来るのさ!!!!!
G E N K A I T O P P A !!!!!!!!
(再びサーショの町・礼拝堂)
嗚呼…そうさ、確かなgravity…肌のsensorを撫でるair…これが、これが……これが、the world…いつか誰かが言っていた……。
っふ…at last、世界が俺を再びreceptionしてくれた……。もし神が居るならば…終わり無き賛美を捧げよう……!!
む?誰だ!?其処に居るのは……!!!
〔邪気を検知・異能者であることを確認。波形切り出し成功・データベースと参照します。
……参照終了・第一候補表示。
『マキメ・ユグドラシル』・波形一致率58%。〕
"世界樹"の…マキメ…そうか…あのnatural boyか…。
あの日…そう、あれはリキエルと刹那的なpastimeに燃えていた…我が若葉の時代…
一度きりの邂逅でさえも…俺のmetallic brainは忘れてくれない…。俺はどうしたらいい?喜ぶのか…悲しむのか…どちらがnatural reaction?
however…"58%"!?果てしなき時の流れの果に…人は己が心すらchangeしてしまえるのか…!?
……ああ、そうか。
問えば良いのだ。who are you?聞けばいいのさ。答えは風が教えてくれる。
………
やあ、マキメ君………久しぶりだね。俺のことを覚えているか…?
ふう・…・ここが・サーショの町・だね・間違いない・
あの・次元の混乱・…・そして・気がついたら・荒野に一人・
でも・ようやく戻ってこれた・永遠の戦場に・…・…・
!!!!!!!!!!!!
何だ・…・この・邪気は・…・僕は・知っている・!・?
あ・た・ま・が・…・…・まずい・…・リミッター・…・解・…・除・…・
やれやれ…馬鹿なりにようやく頭が回りだした…。
こいつの…この町全体を覆う邪気の正体…『破壊する者』……!!!!!
そうだ…こいつは…!!!!!!!
俺の…友の、家族の、恋人の…そして………俺の仇だ!!!!!!!!
ふむ‥。あの時‥‥世界への門が閉ざされた時、
『またバラバラになるのは危険だ』と思って、デ・ムーロンの精神の中に『記憶への消失』で避難したが‥‥。
敢えて姿を見せずに、奴の本能の赴くままにさせたのは正解だったな。
たやすく次元の障壁を破壊し、ここに戻ってきた。
そして‥問題は、今、だ。
突然に現われた人間一人分の記憶‥‥。おそらくは、脳の未使用部分に残っていた『前世の記憶』という奴か‥。
――そもそも転生の際には死者の回廊においてそれまでの記憶を全て消し去るのであるが、
余りにも強い‥‥常識を超えた、狂気と言って差し支えないレベルの思念があると、稀に消え去らずに転生後も残ることがある。
はじめは脳のその部分に至る回路が形成されていないので通常の転生と何ら変わらず、普通の子供として育つのであるが、
何らかのきっかけにより其処に至ると、前世の記憶を今生の記憶であるかのごとく扱えるようになる。
前世の記憶のある部分まで脳の記憶回路が至るのは次期は大体十代後半にあたり、前世を題材とするフィクションが
悉く主人公に思春期の少年少女を据えているのは、まさにこの為である。――コイロス・ナイトシェイド『銀の剣、及び其れに付随する13の物語』より引用。
面白い物が見られそうだ。もう少し、ここに潜んでいるとしようか。
ん?マキメ、知り合いかこいつ
・・・うーん思い出せないなぁ
とりあえず知り合いみたいだから代わってよ
おーけー。じゃあ出やすいように邪気を半分以下にしとこう
フッ
えーっと・・・お兄ちゃん誰かな?知り合いの人ならごめんね
僕もう記憶の半分が消えてるんだ
>>89 なんだと…memoryが…less than half!?
何故だ!!!君は未だ年若いというのに…!!!!
…っふ…俺のmy name…君はforgetしてしまったのか…。
まあ…それも必定…。あのplaner chaosから…今日でちょうど…もちろん閏年込みで…4096年目になる……。
君にとっては……僅かなmomentであろうとも……その時間を俺は……parmanental foever timeとして過ごした…。
俺のfigureも……もはや原形を留め得ず…。
機人の手足は…機人の物ならず…道具の延長なれば…10年もあれば、whore body別物になるさ……。
だが…果てしなき流れの果てに至ろうとも………変わらない物もある……。
そう、heartさ…。
冷めちまったこのcharaneta2に……
熱いのは…共鳴するusのJachyGun…
ただの機械だったOlumのおとぎばなしは終わりさ…
そうさ、誰かが呼んだのさ…
俺の名前は…
Lyzac=Agily………
ッチ…halfmoon……情け知らずのqueen of nightが…俺を詩人に変えちまう……!!!!
one more…次元の障壁を越える為のGENKAITOPPAにキメたdlugのside effectが…俺のmetal heartに……夢色の霞を掛けやがる…。
……冗談じゃねえ……。
とにかく…俺は元オルム、現ライザック・アジリィだ。
rememberしてくれたか…?
そして、今度は俺のturnだ…。
君に……何があった………?
(――長い…それに静かだ…)
(結局、私は雅濡丸に優しくしているつもりで、本当は酷く傷付けていたのかもしれない。
解っていたのに、気付かない振りしてた。…だから、これは私への罰。
ただ待つ事しかできない。全てが終わるのを――)
…雅濡丸。重草でもいい。もし私を殺すなら、鎖を総代に返してくれる?
借り物だからさ…騎士団に戻ってからでいい。
(こんな時に何言ってるのよ…何言ったらいいか解んないからって…
これじゃ同じ事の繰り返しだ。)
えええぇぇええオルムお兄ちゃんなのおおお!?
変わりすぎにも程ってものがあるよ
まぁそれは置いといて
僕は何もないよ、ちょっと調子が悪いだけ
あ、そうだ。この装置返しておくよ
僕にはもう必要ないから
…ぜぇ、ぜぇ…と…止まった…雷…助かった…
あんた、攻撃すんならあのおっさんだけにしろよ!オレらを巻き込むな!
つかリキエルも!あんたいつまで修行ボケしてるつもりだよ!
ここは現実だ!死んだら死ぬ!…あーもう、死ぬのに慣れすぎるってのもよくねぇかもな。
…よし、とりあえず応急手当終わり!あんまり無茶すんなよ?
波の中間の点…なんて簡単に言うけど、数倍どころか数千倍ぐらい難しいぞ!?
…でもやるしかない、か。
…簡易結界は使わない方がいいな。音波になんか影響でもあったら読むのがややこしくなる。
それに…あいつ、地面の中に潜っちまった。降りるときに攻撃されたら…
………
…なぁ、リキエル。
あの穴に机とか放り込んで埋めちまったらダメか?
だいじょーぶ… 心配要らないって
殺さないっていうか… 殺せないっていうか…
だから、鎖の事なんて、考えなくていいよ
――決闘の最中にお喋りかい? 余裕だな
これ以上恥晒したくないなら、負けを認めろ
女みてえによがって、だらしなく涎垂らして…
そんな面を蝶子に見せたいかよ? 見せたくないよな?
綺麗に、スパっと逝こうぜ。潔くよ
…これ以上苦しむ必要はないんだ。何も考えなくていい…――
やっぱり死ぬのは怖い…
負けたら、僕は… どうなるの?
――恐れる必要はない。ああ、負けたら…
眠るんだよ。…いや、帰ると言ったほうが正しいか――
どこに?
――母の手の中に。羊水の中に。懐かしいところに――
苦しくない?
――ただ、温かい――
許してくれる?
――罪はない――
そう…… ただいま
――お帰り。さよなら――
雷…止まったか。さすがにヒヤヒヤしたわ
迂闊には近寄れぬな。ふん、どうしてくれようか
あの二人にも注意を払わなくてはいけぬし…
ック。早々に終わらせるつもりが、面倒なことになった
…しばらくは穴の中で様子を見るか
攻めの手がないわけではない…落ち着いて行こう
……………………
(また、見殺しにしてしまった。私のせいで、死なせてしまった)
あなたは、だれ?
(賭けは私の負け。無い物ねだりを押し付けて、一番大切な物を失った。
でももう遅い…最初から解ってたのに。雅濡丸は雅濡丸でしかないのに。
誰かの代わりなんて、誰にも出来ないのに――)
…私を殺したいなら殺して。いいえ、そうしてくれた方が助かる。
それ程の仕打ちをしてしまったんだから。
たった一言…私がたった一言言えば良かったのよ。「好きだ」って。
……。言わなくても分かっているくせに
アンタも「死にたがり」か。どうかしてるぜ
俺にはアンタを殺す理由がない。アンタを愛してるわけじゃない
憎んでいるわけでもない…
アンタが気に病む理由はない。死ぬ理由もない
生きていればいい…
そもそもの元凶は、俺なんだから
…嘘を吐いてまで生かすほど、雅濡丸は価値のある人間だと思うか?
アンタの私情を抜きにして、考えて見ろ
俺は思わない。あいつはどこにでもいる、ただのガキだよ
もうアンタとは一緒にいられない。じゃあな
(…『選ばれモノ』がまた一つ、と消えましたか。これでは"カタストロフィ"において我々が勝てるか怪しくなってきました)
さて、シスター・マチルダ。彼らに魔剣という名の「力」を。
あーあー分かった、分かったよ。
…いざって時には、あんまし命への執着は無い方が良いんだけどなぁ。
ま、何だな…雨みーの言い分も自分とは違ったし。人それぞれか。
んー、別にアリなんじゃねーの?
けど、どうせ投げ込むんなら机だなんてケチケチしねーで、爆弾とか王水とかぶち込もうぜ。
ほれ、『水責めセット』〜
もしもの時の為に持ってきておいて正解だった、か、な、な、な、、、?
…あんたから見れば、ただの子供だったかもしれない。でも私にとって
は弟みたいな奴だった。大切な存在のひとつだった。今更気付いても遅いけど…
……何もしないのね。ううん、これでいい。私にはこれが一番ふさわしい。
一瞬の死より、ずっと業を背負い続ける生が…
最後の最後までありがとう、ごめんね…
…さよなら…
さーて、これからどう生きていこうかねえ
身体を手に入れたのは良いが、生きる目的がなくなっちまった
今までは生きるための身体を奪うために生きてきたのに…
生きる手段を手に入れたら、生きる目的を失った
ッハ、皮肉なもんだな。あるいは俺らしいか
…やっぱ俺は寄生虫か
宿主を失ったら、生きていけねえ
けど宿主を殺すのも、寄生虫の定めだわな
どこかに俺を寄生させてくれるヤツ、いねえもんか…
なあ、アンタ。格好良くお別れした後でなんだが、聞かせてくれ
アンタこれからどうする気だ?
――グゲッ、グゲッゲッゲッゲッ!! グゲゲゲゲゲゲゲ!!!
五月蠅いぞ、静かにせよ。全く、数千年振りの目覚めで興奮するとはいえ・・・節度を持ちなさい。
今後もこの我が輩のファミリアであるのならばな。
――グッゲゲゲゲ! すまねぇなぁ!! 何せとても興奮してるんだぁ!!
それはこの礼拝堂に漂う邪気によるものか? 我が輩が眠りについている間に、ここまでの邪気が満ちようとは・・・。
この我が輩の頭脳を以てしても予想することができなかった。ここまで世界は・・・やれやれ。
――やっちゃうのかマスター!! グゲゲゲゲゲ!!
我が輩とお前は常に同意見だろう? 言わずもがな、だ・・・。
さて、我が輩の計略通り、見事に邪気を持つ者共が集まっているようだな・・・汚らわしい者共よ。
そして幾多の悲しみや憎しみの連鎖が起きようとしている。これも我が輩の計略通り・・・ふ、双生破壊神などと、下らない。
まさに茶番よ・・・人の世で起こることなど膨大な時の流れに押しつぶされるのみ。それに流される人はちっぽけな存在よ。
苦堕鬼などとは人が付けた汚らわしき名・・・我が輩は自らこう名乗ろう。”救メ世サイ主ア”と・・・。
メサイアの名にかけて、この汚らわしき世界を救済、粛正してみせよう・・・。
――グゲゲゲゲゲ!! マスターかっこいい!! かっこいい!!
どうすると言われても…私もあんたと似たようなものよ。
そうね…騎士団に帰ろうかしら。任務失敗…しかもガジュの任務の
重大さから言ってかなりの罰でしょうね…運が悪けりゃ首が離れるかも。
でも、私が望んで選んだ道だから。辛くはない。
異能者α:穴中において沈黙―――行動の誘発の為、調整終了の後
再び干渉を行います。
解答:2―――
a.実質的な側面においての解答
・私の機能:『眼』は、精密干渉を得意としません。選択性のある攻撃は困難です。
b.知的領域における解答
・攻撃を行う警告、及び回避警告は実行しました。
観察体のロストは長期のデータ収集において損失ですが、
観測要因の獲得としては有用なので、攻撃を行わない理由には
成り得ませんでした。以上。
―――尚、貴方の回避データにおいて奇妙な点が見られたので、
遊戯終了後の貴方の分解・分析を望むかどうか選択してください。
・機能『歪・邪気眼』の調整作業および、事象操作『雷』の再実行準備開始―――
―――完了まで67、66、65……
なんか話の流れがエラいことになってきてるんですね…
皆さん、もしかして戦う気なんですか?その「苦堕鬼」ってのと…
止めといたほうがいいですよ。無駄に命を危険に晒すことはないんです
特に…宏太さん。わざわざあなたが戦うことはないんですね
別世界の人なんですから。なにもこっちの世界のために命をかけることありませんよ
…ね?
何言ってんだよ、リキエル。ここで死んじまったらマキメ助けらんねぇだろ?
なんのためにこんなとこまで来て…そういや、やっぱここ来たことあるような…ッ…!
(う…わ、ヤバイ。なんか…怖い…怖い。怖い。コワイ。
コワイ、コワイ、コワイ、コワイ、コワイ、コワイ、コワイ、コワイ…!
…ッ…くそ、頭痛ぇ…脚が…震え…?…くそ、しっかりしろ、シマ!
こんなとこでグズグズしてる暇なんてないだろ…!)
…っ…!…はぁっ、はぁっ…
…はは、こんなとこにマキメ連れてこなくて正解だったぜ。
…ふぅ。えっと…あ、そうか。何投げ込むかって話だったよな。
水責めセットって…あんた、いい性格してんな…
だぁから!警告されてもこっちは逃げるわけにゃいかないんだよ!
…え?分解って…望むわけねぇだろ、そんなもん!
げ、また雷…!?
…雷…?…水責め…?これってもしかして…チャンス?
よっしゃ、リキエル!水責めやろうぜ!60秒以内に!
(
>>83 いや俺様が言いたいのはそういう常識じゃなくてあー、うん、もういいや。
邪神か。なんか、色々な因果がありそうだな。ちっ、とんでもねぇことに巻き込まれてる予感だぜぇ。
この礼拝堂。曰く付きって感じだなぁ……。うーむむむ、なぁんか色々どうなってんだぁ?
ぐ、グラムマッシャー! なんかネーミングがかっけぇ!! 重力や空間を操る……って、そりゃかなり強いんじゃねぇか!?
あーわわわわ、そんなのと戦っても勝ち目ねぇよ!
他に訊きたいこと……そりゃ色々あるさ。シン、あんたの素性のこととかな。でもやめとくぜ。
(
>>84 クリストフ、か。なんか可哀想なヤツって感じだな……こう感じるのは俺様のエゴだけどさ。
最後の最後に漁夫の利を得る、なんて賢いヤツだ! きっとあれだな、盤上の駒を見下ろす立場なんだろうな。
うらやましい限りだぜ、全く。
(
>>98 おおお、遂に魔剣を目に出来るこの瞬間が!! うっほー楽しみだぜぇ!!
(ザザッザザッ 『選ばれモノ』……消え……”カタストロフィ”……勝て……怪し………… ザザッザザッ)
……か、かたすとろふぃ? それって、何だ?
……!!! ちょ、おい……何か見知った気配が消えた……なんだこの気配は……見覚えが…………そうだ!!
ガジュ!! 昼間に会ったガジュっつーヤツの気配が消えてる!! どういうこった!?
それに取って代わったように、ガジュの裏に潜んでたのが表に出てきてるぜ!!
し、しかも……こ、この、なんだろうな、言いようのない寒気が……さっきから背筋を、こう、撫でるようにっつーか……。
(
>>105 フーリエ……へっ、分かってる。分かってるから、そんな目ぇすんな。
まぁあれさ。俺様達の目的の邪魔になんなきゃ手出しはしねぇ。俺様も命が惜しいからなぁ!
だけどよぉ……回避できねぇ壁があんなら、そりゃ乗り越えるしかねぇのさ。ま、俺様が出るまでもなく誰かがやっつけるだろうがなぁ!
安心しろ! もしその苦堕鬼ってヤツと戦う羽目になってもよ……お前は必ず守ってやる。シンやアキトと一緒にな!
それに、俺様は死なないさ。これでも強運なんだぜ? ドーヴァンと一騎打ちしたときも偶然能力が発動してくれたしなぁ!!
そうか。 なんつったらいいか…
悪いことしたな。そう、全部俺が悪い
正直、後悔してるわ。本当に消えるべきは俺の方だった
気付くのが、遅すぎるんだよなあ…
逃げようとは思わないのか?
そんな苦しいこと… 逃げればいい
アンタが責任を取るなんてナンセンスだろ!?
ぜーんぶ俺ら… いや、俺が原因なんだから
アンタに罪はねえよ。逃げちまえ
>>84 ま、結局本人以外にゃわからないんじゃないかね。近くにいるんだし、目的、聞いちゃう?
>>107 そも、コウタが此方に来た事自体、何かの陰謀なんじゃないかねぇ……もし会ったら、邪神に知ってる事あらいざらい吐いて貰おうか。神ってくらいだ、何かわかる……と良いな……
強いだろうさ……下手すると邪神より強い……いや、ヤツ自身が神って呼ばれてるんだったか? まったく、クリストフ坊やの能力にゃあやかりたいもんだ……
オレの、事か……(オレは……他の何者でもなく……ただの、ただのシンだ……)聞いてもつまんないと思うがねぇ……
>>105 だな。邪神の相手なんてまっぴらだ。……だが、邪神の一つ二つで、命の危険に晒される心配はしなくて良い……
何故ならオレは、逃げに関しては常に頂点に立つ男だからだ!
……命なんて、恨みも無い相手を殺す為に賭けるもんでも無いしな。
それに、どうせ死にゃしないんだ。なんてったって、コウタ君が守ってくれるみたいだし? 危なくなる前に姫を守る騎士が駆け付けてくれるさー
(しかし……邪神、か。どの程度なもんかねぇ……オレが捌けない程強いなら、会わない方が得策か……)
ふっふっふ、シマ君シマ君。
もしかしてお前、『水浸しにしてやれば電気が良く通るんじゃね?』とか考えたワケ?
甘い甘い。戦士たる者、もっと発想のスケールをデカくしなさいっと
たららら〜ん…消し飛びな、『電気雷管』〜♪
ポイっとな。さぁ、自分らも仲良くカウントだ。
48、47、46、よんじゅ…
――グッゲゲゲゲゲ! 数千年間力を蓄えたマスターにこの結界はナめてるとしか思えねぇぜ!――
全くだ・・・やはり我が輩とお前は同意見だな、いついかなる時も。
かつてはあの忌々しい男に不意をつかれ封印を許してしまったが、今回はそうはいかん。
例え十重二十重に強力な結界を張り巡らしたとしても、我が輩がちょっと人差し指を振るえば・・・。
バリリリリリリリィンッ!!!!
・・・こうだ。
――すげぇ! 一瞬にして粉々! マスター凄い! 凄すぎ!――
さて、現状の確認をしようか。
――了解なのですマスター。全てマスターの計算通りに事は運んでいるのです。――
――双生破壊神・・・吉岡の血・・・シュレディンガーの眼・・・グラムマッシャー・・・七つの大罪・・・――
――エトセトラエトセトラ! 森龍族の生き残りもいるね! こりゃいいや!――
よし・・・特に七つの大罪は最重要だ。気を抜くなよ。
―――了解、マスター!―――
それでは・・・我が輩も動くか。まずは誰からにすれば良いのだ・・・?
――おいマスター! グラムマッシャーと森龍族の生き残り、吉岡の血が全員そろってるぜ!?――
分かっている。だがそれは後回しだ・・・一気にメインディッシュを味わい尽くしてしまっては面白くない。
まずは、女の器・・・マキメ、と言ったか? そちらの方から行こうか。
【ベクトルリープ】・・・空間大跳躍。
ここかね・・・君が、マキメか? 我が輩はメサイア、君を救いに来た。
黙っていても始まらんな…
問題は、誰から始末をつけるか
「召喚術の男」は負傷している。派手な動きはできないはず…
となれば、さほど注意を払わなくても良いか
人外は…あの雷撃が厄介だな
しかしあの雷、狙い済まして落ちているようには見えなかった…
狙うことができないとすれば…これは賭けだな
あえて手を出さないでおこう
されば最も危険なのは「高速移動の男」
あやつを先に仕留める。そして残る二人を確実に殺る
決まりだ…!
…む?何か落ちてきたな。はて、玩具の類だろうか
それにしては無骨にすぎる。ならば… ならば…
…火薬の臭い? 爆薬かっ!?
おのれ、このまま火葬にする気か。そうはいかぬ!!
バッ
ぐっ…!あの深さからの跳躍はこたえるわ
さて…随分酷いことをしてくれるつもりだったようだな
この玩具はそなたらに返す… ほれ
では決着を付けようか。かかって参れ
(ここで「高速移動の男」が距離を詰めてくれば…筋書き通り
必殺のイアイで、その首飛ばしてくれる!)
…そうした方が楽なのかも知れないね。
でも私にはできない。一度逃げたらまた何処かで逃げてしまう。
…私自身からも逃げてしまう。そうしたら私は私でなくなる。
だから、駄目。私が私であるためにも、逃げる訳にはいかない。
…もうちょっと器用に生きられたら、こんな事にはならなかったかもね…
む、何か強大な邪気が来ましたがこれは苦堕鬼?
いや別の存在という可能性も否めませんね。
シスター・マチルダ!早く彼らに魔剣を!
…そうかい。そこまで言われたら、止められねえ
強いな。イイ女だ、アンタ
そんじゃあ俺は、ちょっくら鬼退治でもしてくるかね
どうも「風」がな… 礼拝堂から吹いてくる風が…
汚れてるんだ。さっきから臭くてたまらねえ。鬼の臭いだよ
キレイキレイしなくちゃな
…ついてくるか? もしその鬼を倒したら、「世界を救った英雄」に数えられるぜ
それに、鬼退治には宝物がつきものだ。褒美に何か貰えるかもしれない。どうする?
……。答えは、言ってくれなくても分かってるけどな
へっへーん、ヤローも足をケガしてやがったからなー。
すぐにゃあ穴から出てこれまい。まさに墓穴を掘ったってやつだ。
爆発に巻き込まれてローストになりな、ハッハーン!!
って、うおお!?普通に出てきて…ってバカそいつをこっちに投げんな衝撃を与えんな頼むからあああぁぁぁぁ!!!
!そうだ次元蝶出てこい早く今すぐ1刹那の速さで雷管を今すぐどっか遠くへ飛ばせどこでも良いからなに座標決めろってそんなヒマねぇぇぇぇぇもうどこでもいいイメージしやすいポイントどこかそうだヤツだ外人の所に送れぇぇぇぇぇぇぇぇ!!!!!!
バシュン!
ふぅ〜…危なかった。一件落着っと。
まぁ見ての通り、作戦失敗だな。
シマ、さっき言った通りにやるんだ。もうそんぐらいしか決定打を与える手はねーよ。
自分は後ろで見守ってまーす。頑張れシマー負けるなシマー力のかーぎーりー
言動が要領を得ていないと判断します。
―――解りました。では、貴方の観測は、
長期探査:パターンcにて行うこととします。
19、18、17、16……!
異能者α、穴中よりの出現。及び被射程範囲内に
クラス0.7の火薬爆発物を確認。
【計測】―――爆発の際に、観察に用いる生体器官に影響の可能性有りと判断。
現象誘導:雷の実行を凍結。機能『眼』の調整作業のみを実行します――――。
…ビ、ビックリした…サンキュ、次元蝶。…ん?ガイジンのとこ?
………か、考えるのやめとこ…
そうだ、リキエル。またあのイドって奴の雷がくる前にどっか安全なとこに…
…あれ?カウントダウン止まった?
…まあいいや。パターンcだかなんだか知らないけど、頼むから邪魔はしないでくれよ…?
…波の中間の点…そんなの、マジで読めるのか?…読めたって、身体がついてくかどうか…
だいたいオレ、シュレーディンガーなんて…いや、思い出せ。
…シヴァの拳を避けたとき…ほとんど無理だってはっきり読めてたのに、なぜか避けられた。
先読みとはまたちょっと違った感じだったよな、あれ…
あのときみたいな感じで眼を解放すれば…いける、か?
…いくっきゃねぇ…よな。…すぅーっ…はぁ…っ………疾風眼…完全解放…!
(…ッ…!?…なんだこれ…感覚が…やたら鋭く…!?)
…決着つけようぜ…シガラミ!
ヒュンッ!
(波の真ん中をすり抜けて…心臓を狙う!)
……一緒に行かせて。
英雄とか褒美とか、そういうのはどうでもいい。でも、あんた一人を置いて帰れない。
余計な心配だと思うけど、私から見れば重草も大切な『弟』…だから。
騎士団に帰る前に…最後に重草の姿を見たい。何処にいても、
どれ程時間が経っても思い出せるように…
偉そうな事言った後にこんな我儘言ってごめん。…駄目なら、いいよ。
マジか。…あー、予想外した
『弟』、ねえ。俺はそんなガラじゃないって
…なんでそこまで俺を好いてくれてんのか、理解に苦しむ
あーあ、人の心の幽遠なことよ。あるいはもっと単純なのか
どっちにしろ、ぜーんぜんわかんない。わかんなーい…
なんてな。ちっと雅濡丸の言い回し真似てみた。 …似てないな
じゃあ行きますかい。アンタにゃ逆らえないからな
…なあ、アンタに死なれちゃ困るんだ
言うまでもないけど、危なくなったらさっさと逃げろよ?
これからどうなるのか… 鬼は外ー、福は内ー…
フン…脚の痛みは消えていないが…
「高速移動の男」さえ消せば何とかなる、はず
後は人外がどう動くかにかかる…
大分策を弄したようだな。それが吉と出るか凶と出るか… ククク
…!? ほう。何かが…変わったか。面白い
どうやらそう簡単に勝ちを貰える手合いではなくなってしまったようだ
(イアイ… 腕を振り抜きつつ… 神速の『指弾』を三連発
一発目は、当たれば脚部の動きを完全に殺す… 踵付近
二発目。命中と同時に激しい苦痛を催させ、判断力を殺す、腹部
三発目。これを当てさえすれば、その時点で『決まる』。眉間!
全弾外せば某の負け…いや、必ず一発は当たるはず!当たれ!
どれか一発でも当たれば… 勝ちだ)
ミジンハ
必殺のイアイ、受けてみよ… 散れよ、『御刃刃』ッ!!
う・・ぐほっ・・が・・かはっ・・・
(なんだこれ・・・?邪気が・・強すぎ・・る・・)
はぁ・・はぁ・・・めさいあ・・?救いに来た・・・?
僕に・・何のようだ?・・・げほ・・・
あらあら
どうやら邪な者が目覚めてしまったようですね
起きなさいアスタロス
でないと叩き割りますよ
(来た…!
一発目…0.006秒後に脚に当たる。左21度の方向に1.18メートルでギリギリ避けられる。
二発目…0.008秒後、腹。右49…いや48度、0.32メートル。ちょっと脇腹を掠る。
三発目…0.01秒後、頭…避けられない!…波の真ん中の点を…読めた!あそこをすり抜ければ…!)
…抜け…た!あとはすれ違いざまに…!
シュンッ!
………
ドサッ…
…くそ…脇腹…思ったより…深…い…
あ……? 馬鹿な… 『御刃刃』を、避けた…?
それとも… いや… 奇術のタネは、知らぬほうが良いか…
中々に楽しめたぞ… ク、クク…
これだから、戦は、止められぬわ… カハッ
シガラミ=ハテナキ 能力名:緋業眼 ――死亡
…相討ち?…否、生きているか。
侵入者の内、一人は無傷、一人は負傷、一人は戦闘不能か。
…何だ、一人も始末出来ていないではないか。
…カノッサの用心棒を倒した事、取り敢えずは褒めておこうか。
しかし戦闘で大騒ぎすれば、当然増援が現れる。賢くは無いな。
悪いが生かしては帰さん。
貴様等を見過ごし、ゴミ共を調子に乗らせるわけにはいかんのでな。
…否、理由等どうでも良い…目障りだ…全てが…壊す…
出ろ、ワーム…侵入者を排除しろ…
お疲れサン、シマ。格好良かったぜ、速すぎて見えなかったけど。
っとぉ、結構ハデなの食らったなぁ。まーあちらさん程じゃねーが。
そんじゃあ、シュレーディンガー完成といきますか…
!?
お前は…野心…いや、クロークルワッハ!!?
な、何で…くっそ、テメー労働基準法守ってんのか?ムダに働き者め…
シマ!自分が時間稼ぐから早く眼を完成させるんだ!!
『魔篭羅』!シマの腹の傷と、自分の足に一体化して補え!!
ギュゥゥンッッ!!
っと、あと…そこのアンタ、イドっつったっけ?
アンタ能力者の観測してんだろ?時間稼いでアイツが眼を完成させれば、アンタにも面白いモンを見せてやれる!
だから手伝ってくれ、クロークルワッハと戦うのを!!
ちっ、自分の基地内でワームなんざ使いやがって…いくぜ!!
『ドラグーンの翼』!
『ヘラクレスビートルの兜』!
『ジャイアントの小手』!
『鎌鼬の具足』!
『水鎧亀の鎧』!
『ヴリトラの槍』!
バシュッ!バシュッ!バシュッ!バシュッ!バシュッ!バシュッ!
そう簡単にはやられねー、特にムシなんざにはな!!
おや、大丈夫か? マキメ・・・どうか安心せよ。我が輩は君を救いに来たのだ。
見たところ、君の魂・・・いや、心は邪悪なる存在に侵されている。違うかね?
それもかなり強大なものだ・・・人の世で例えるならば、そう、神と呼ぶにふさわしい脅威だ。
それは君の様々な宝を奪っていくだろう。これからも、な。大切な者との記憶も奪うやもしれん。
そして終わりには君という存在全てを吸い尽くしてしまうだろう。そうなっては我が輩ですらも手の施しようがない。
・・・今、もしやと思ったな?そうだ。
我が輩なら、君とその邪悪なる存在を切り離すことができる。
先ほど我が輩の邪気でむせたな。それこそが、我が輩がそれほどの芸当をなせるという証明にはならないかね?
どうだ、乗ってみないか・・・?なに、ほんの気まぐれだ。それに、君ほどの逸材が蝕まれているのを見たくないというのもある。
君は君であるべきだ、マキメ。その為なら、我が輩はどんな力だって貸そう。
さぁ、決断を。今すぐにだ。ここで放っておいては、いつその邪悪なる存在が侵蝕の手を早めるか分からぬ。
じゃあ何故重草は私を心配するの?ガジュがいない今、あんたにとって
私なんか死んでも生きてても関係ないと思うけど?…だからよ。私は信じてる。
…案内、頼むわね。
あと、ガジュの物真似はやめた方がいいわ。
顔も素振りも似すぎてて却って怖いから。
・・・そういうこと・・もっと早くに・・言って欲しかったよ・・
僕は・・後15分・・も・・すれば・・僕じゃなくなる・・
それに・・・僕とシヴァを離した所で・・シヴァはどうするのさ・・
帰るところがないなんて・・かわいそう・・すぎる・・よ・・
んー? 心配する理由… 惰性だろ。多分
本当の所は分からん。けど… きっととんでもなく恥ずかしい理由だ
ああ、そうさな。物真似は控えよう。
…考えてみりゃ冒涜だ。失礼
で。案内っつってもね… 例の鬼の位置は漠然としか察知できん
恐らくは、礼拝堂の奥の奥… のさらに奥かな
ま、適当に歩いてりゃ出会えるだろ
そんじゃあ、お邪魔するとしますか
鬼さんこっちら… 手ェーのなーる方へ…
歌ったら寄って来てくれるかね?
ふむ、それでは逆に問おう・・・君はシヴァの為なら、自分すら犠牲にできるのかね?
そこまでシヴァは大切かね。自分自身を侵蝕され、完全に成り代わられてもそれで良いのかね。
君は自分自身の様々な希い、望みを押し殺している。出来ることなら君は君であり続けたいと思うのだろう。
ならばその願いを叶えてやると言っているのだ、この我が輩が。問題はシヴァの行方ではない、君がどうしたいかだ。
メリットだけの提案などない。メリットの裏にはデメリットがある。我が輩の提案ではそれが、シヴァの魂が行方をなくすということだけだ。
残された時間は15分、我が輩はその15分の1、いやそれよりも早く作業を終わらせることができる。つまり、君を解放できるのだ。
君が君でいられることが、どれだけ平凡で、どれだけ幸福なことかは分かっていることだろう?
それに言っただろう。我が輩は君を救いたいのだ。シヴァではない。
さぁ2つに1つ。どちらを選ぶのかね。君自身か、それともシヴァか。
誰かを憐れみ自らを捨てるなど、そんなことは愚かだ。時に人は何を犠牲にしてでも貪欲にならなければいけない時がある、そうではないかね。
確かに・・僕は僕のままでいたいさ
みんなと一緒にいたい
でも・・僕はシヴァで、シヴァは僕だ
それに・・捨てるんじゃない、引き継いでもらうんだ・・
この体に流れる龍の血も・・・眼の力も・・全部・・ね
さぁ・・もう・・言うことはいったよ・・・
僕が選ぶのはシヴァだ!
・・・マキメ・・お前・・・
…クロークルワッハ…?
ああ、俺のことか…確か、そんな名前だったな。
時間稼ぎなどさせん…
蝉、鈴虫、蟋蟀…召喚「虫の大群」、『大合唱』!!
破壊音波で肉体精神、粉々に砕けろ!!
…ワーム、退くな…砕け散りながらも戦い続けろ!
っふ…どうやらマキメ君を殺して止める必要はなさそう、か…。
ひやひやしたよ。一度会っただけとはいえ、知り合いを直接手に掛けるのは何度やっても慣れないもんだ。
そしてようやく薬の効果も切れてきた……。broken dreamから……ゆっくりと、だが確実に…dreamy realに…戻ってきたのさ……。
グ……!!!!、まだ頭が…薬だけじゃない、月の影響をforgotten…いや、忘却の彼方に置いてきた…まだおかしい。とにかく、もう少し心を静めて…。
おっと、自己紹介が遅れたな。俺の名はライザック・アジリィ。
あんたは…俺の経験に即して考えるなら、この地下の何かを核とし、人間の負の思念を身体とするmonsterといったところか…。
それも、本人じゃない。意識を共有する影……かな?
悪いが俺は、救いを求める奴は好きだが救いを与えようとする奴…特に、あんたみたいな救いの押し売りをする奴にろくなもんはいねえと思ってる。
彼はもう自分の道を自分で決めたんだ…。そのあと後悔するかどうかまでは面倒見きれないがね。
あと15分ぐらい、好きにさせてやろうや。
………それとも、やるかい?俺はまあ確かにlast dayのlast date(※:英語では同姓の間でも用いる。アジリィはマキメが男であると思っている)の相手には物足りないだろうが…。
闘いに関しちゃあそこそこの腕はあるよ?
>>123 …うーん、むにゃむにゃ…
ったく、なんだよ。おれのきょかなしにおこすんじゃねえよばか。
でんきゅうみたいにそのくびくるくるまわしてもぎとるぞ。
…ぜぇ、ぜぇ…サ、サンキュ…ちょっとは楽になった…
クロークルワッハ!?くそ、こんなときに…!
…って、ひっ!?…ま…またミミズ…こ、こっち来るなぁ!
え…完成させろ、ったって…どうすりゃいいのか見当もつかねぇよ!
あー…えと、なんか手掛かり、手掛かり…
…この部屋にはたいしたもんなさそうだな。データなんか見たってオレにはわかんないし。
…あっちの部屋は?…迷ってる暇なんかない、片っ端から…
ドクン…
…やっぱり…怖いな。ドアに近付いただけで震えが止まらねぇ。
でも…この部屋にはなんかある。ちょっとだけ思い出してきた。
…気合入れろ、シマ。マキメはもっと残酷な運命とずっと戦ってきたんじゃないか。
…行くぜ!
バンッ!
…ここ…は…!?
…そうだ…オレ…ここで訓練受けたんだ。
双生破壊神の制御方法…シヴァとアレスを利用して、世界をカノッサの思い通りに変えるやり方の訓練を…
その後、記憶を封じられて…マキメの監視任務についたんだ。
シヴァを少しずつ覚醒に近づけてくようにプログラムされ…て…?
…なんで…忘れてたんだよ。なんで…もっと早く思い出さなかったんだよ。
オレがマキメの近くにいるだけで、シヴァの覚醒は加速する…
…オレのせいだ…オレが…マキメを…!
…ッ…ぅ…うあああぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ!!!
寝ぼけていないでしっかり起きなさい!本当にへし折りますよ
・・・コホン。お待たせいたしました
これが我が教会の御神体の魔剣、『アスタロス』にございます
(
>>109 い、陰謀!? 俺様が陰謀に利用されたってのかぁ!? マジかよ……!
じゃ、邪神に洗いざらいて……それは、相当リスキーってもんだぜ、シン! 殺されるかも!?
で、でも気になるな……。俺様がここに呼ばれた理由! それを突き止めたいぜ! よぉし、やってやらぁ!!
って邪神よりも強いだとぉ!? ぐ、グラムマッシャー恐るべし。じゃもし襲われそうになったらクリストフを頼れば!
……って、聴いてる限りじゃそんなことしてくれそうなヤツじゃなさそうだなぁ。はぁ……大変だこりゃ。
俺様の見た感じ……いや、何でもないぜ。シンはシンだ、ただのシン。だろっ?
って、そんな期待してくれちゃっても困るぜぇ! 俺様こそ、シンの強運に期待してるぜ!
邪神に襲われそうになったらお前の強運でしっかり俺様達をラッキーに導いてくれよな!! めっちゃ期待してる!!
(
>>138 って、おいおいおい! 遂に始まったみたいだな、ご神体の披露!
あれがアスタロスかぁ……! なんっつーか、そうだ、こう、邪な神々しさってのがあるな!
あれはあれでキレイかもしれねぇ……な、なんっつーか、俺様の願望は満たされたって感じだぜぇ……どうしよう。
やっぱあれ、いただくつもり……なのか、な? かな?
>>138 これが……これが、怠惰の魔剣!
(なるほど……欲しい!
が、欲を出してもなぁ……諦めるかぁ……)
……欲しいなぁ……
>>139 どうだろうねぇ……邪神が呼んだのか、邪神が利用しているだけなのか……
む……むぅ……あぁ、確に怖いなぁ……死ぬのは勘弁だ……けど、聞いた方が良さそうだろ? ……ま、オレが誰も殺させやしないさ……クリストフ坊やに頼る必要も、きっと無い……何故なら、ピンチの前に逃げるからな!
そうさ、オレは、オレだ。そんなただのシン様が絶対に強運を発揮してみせる、ぜ。
(……邪神が動いてやがる……どうしたもんかね……)
・・・そうかね。それが君にとって良き判断となることを願おう・・・。
シヴァ、君の口から何か言うことは?
おや、いたのかね・・・ライザック・アジリィ。忘れるまで覚えておこう。
ふ。我が輩の正体なんてどうでも良いことだ。しかし1つ訂正するとするならば、我が輩は本体であり影なのだ。
分からぬか? 分からぬだろうな。人間の認知能力を超越したものなのだから。
救いを与えようとする・・・ふ、それは偏見だぞ、ライザック・アジリィ。余裕ある者は、気まぐれで何をするか分からぬものだ。
例えば金持ちが気まぐれですれ違った誰かに大金を渡したりすることもあり得る訳なのだ。我が輩のそれも同じこと・・・理解できたかね?
そうだな・・・自身が決めたことなら余計な口出しは無用だろう。好きにするが良い――――――
――――――という訳にはいかんのだよ。
何故か? 教えてやろう。君は邪魔だからだ、マキメ。我が輩にとって邪魔なのだ。そして必要なのだ。
我が輩が更なる邪気を吸収するには君が必要だ。しかし君は邪魔である。何故ならシヴァは君であり君はシヴァだからだ。
だから君からシヴァを切り離そうとしたのだ。シヴァのみを吸収する為に。
しかし君はそれを拒んだ。わざわざ拒んだのだ。ならば・・・
無理矢理にでも、剥離させるしかあるまい。
まぁ君が我が輩の提案を受け入れたところで、君は良くて昏睡悪くて永眠のリスクを負うはめにもなったがね。
さてライザック・アジリィよ。そこそこしか腕がないならやめておけ。我が輩の別の名は――苦堕鬼だ。
まあもっとも我が輩にとっては蔑称であるがね。だから我が輩は自らこう名乗るのだ。【救メ世サイ主ア】と・・・。
――マスター! 数千年振りに大暴れしてやろうぜ!? こいつらに思い知らせてやれよ!!――
ああ、そうだな。ではとくと目に焼き付けろ・・・かつて古代人が恐怖した、この【神ならぬ神】の力を。
ほう…これが『怠惰の魔剣アスタロス』ですか…
誰がこの魔剣を使うか決めていますね?苦堕鬼は…もう、すぐそこに来ているのですよ…
決まらないようなら私が苦堕鬼と戦いますが…あまり戦いたくはない相手なのでね。
さて、苦堕鬼。少しの間ですがこの私と遊んではもらえないですかね。
ハッハー! ボクは金が絡むと怖いって言ったろう…
どうなっても知らないぜ? …あれ?
ス、スト―――ップ! ちょっと待て! ちょっとだけ!
御神体の剣…何処に行ったんだ?見当たらないんだが…
おいおいアルスくん…もしかしてキミの研究所に転送してしまったのかい?
いやそんなスキはなかったはず。何なんだい…
…あ。おいそこの外人…動くな。絶対動くなよ…
キミの髪に引っかかってるソレ…火薬臭を感知した
雷管か何かだよ!下手に刺激を与えると、キミの頭が吹き飛ぶぞ…
取ってやるから、じっとしてろ…
一時休戦だ…この雷管をなんとかするまで…全員、動くなよ…
・――――異能者αの生体機能の停止を確認。
戦闘データの収集解析・・・完了。
生態の調査の為、残骸を回収します。
プロセスは、隔離空間における1.擬似蘇生 2.実験
実験内容は【あらゆる苦痛の投与】【あらゆる方法による殺害】に対する
反応。及び、精神の崩壊までの反復。
――――残骸の収容、完了しました。
?
視認範囲にワームを発見。既存種との該当―――無し。
・・・【Discovery】記憶倉庫において該当種を発見。
date:クロークルワッハの能力による生物であることを確認。
近接にてdate:クロークルワッハの存在を確n―――【Error】
?……ワームを使う異能者に問います。
問:1
あ な た は 誰 で す か ?
・Thinking―――異能者γに対する解答【NO】
観測及び対象の敵性認識時以外において攻撃は実行されません。
また、その能力の観測は残骸分析によって把握できると判断します。
――――!
対象の攻撃を確認。
基本機能『眼』を使用します。
歪・邪気眼発動―――事象誘導『風』 を実行。
―――音波を拡散しました。
拡散しきれなかった音波による破損発生・・・損壊軽微
行動に支障ありません。
対象を敵性と認識しました。
これより遊戯を開始します。
目的は対象の機能停止。
オリジナルのデータを保有しているので、観測は行いません。
なお、対象のデータがランクAAAクロークルワッハに酷似。
危険性を配慮し、基本能力の使用制限を解除します。
プロセス1
ワームの殲滅――――事象誘導『雷』『雨』を実行
・・・だと思ったぜ
もしも本当にマキメを助けたかったら、こんなにでけぇ邪気垂れ流しにしてねぇもんな
あーあ、嫌な奴に会っちまったなぁ。よりによって苦堕鬼たぁな。カノッサの古代文書でしか見たことないってのに
残念ながら俺はあんたに取り込まれる気なんざ毛頭ございませんよ。ここは引かせてもらうぜ
えーっと、アイザック・アシモフだったっけか?ほれ、逃げっぞ
まともにやって勝てる相手じゃねぇ
おいで次元蝶。リキエルたちのとこまでひとっ飛びだ
じゃーな苦堕鬼ちゃん
願わくばもう二度と会うことのないよう
シュン
───《エターナルセンゴク・空間転移!!!》───
ズドォォォォォォォォォォ・・・・・・・・・ン・・・・・・・・・・・・
・・・間に合った、か。
貴様の好きにはさせぬぞ、苦堕鬼!
貴様の存在は現し世の平穏を乱す・・・
《平衡を齎す者》、《神風一族》の名に於いて・・・貴様の暴走を赦す訳にはいかぬ!!
既に《メオクルトの遺体》は、貴様が吸収出来ぬ様ここに来る前に拙者が処理を付けた・・・
人間の《智》を以てすれば、貴様も抗えぬ相手ではない・・・!!
そこの男・・・メオクルトを倒したのは貴様か?
余計な事を・・・言っておくが、肉体を取り戻した苦堕鬼は貴様が戦ったメオクルトとは較べ物にならぬ。
未だ力を隠しているのは明白・・・その上、奴は邪気を吸収する事で更に邪気を高める。
グラムマッシャーを持つ様だが、それすら吸収される可能性もある。腕に自信が無いのならば、下手に手は出すな。
・・・自信が在るならば、責任を取って死ぬ気で戦って貰うぞ・・・
147 :
:2007/01/30(火) 21:18:05
>>143 あ…れ、本当だな。あ、いや、私は転送した覚えはないぞ?
…まさか剣に小型転送機器でも付いてたか?
いや、そんなものは無かったし、第一あのお嬢さんが剣を取り戻しに来る意味が無い…
お嬢さん、何か知らないか…って私に話す義理も無いか。
え?
……まったく忙しいな。今度は爆弾だと?
剣は消えるし爆弾は出てくるし…全く、今日はロクな事が無いよ。
…ふむ成程。確かに立派な爆弾だな。
しかし…コイツは何かに使えそうだな。ただ解体するだけでは面白くない…それなら…ブツブツ…
とりあえずジーンケード、魔剣が消えた以上私達以外の第三者が魔剣を横取りした事になる。
そこで、だ。私はその品の無い泥棒に猛烈な鉄拳制裁を加えようと思う。…魔剣の奪還より先にね。
「魔剣を手に入れたい」という点で私達は共通だ。貴様と組むのは不本意だが…一つ、手を組まんか?
…これが『怠惰』か。力はともかく、癖は強そうだな。
苦堕鬼…?まさか、この女…!皆、構えろ。運が悪ければ巻き込まれるぞ。
クッ…誰が転移を…
……お前、蓮獅か?
にしても、礼拝堂からかなり離れたのにここまで怒鳴り声が聞こえるなんて…
よっぽど楽しみなのね、この祭が…舞台裏じゃ何やってるか分かんないのにさ。
ん?念鎖に反応…微かだけど…
重草、こっちの階段から妙な気配がする。よく分からないけど…これが鬼さんの気配?
ふ・・・それで逃げたつもりかね。まぁよかろう。いつでも食おうと思えば食えるからな。
それまで精々邪気を蓄えておくんだな、マキメ・・・いや、もうすぐシヴァか。しかし惜しい。あの女を味わい尽くす前に乗っ取られてしまうとは・・・。
おや、2人か・・・1人はグラムマッシャー。好都合だ。双生破壊神の代わりに君を取り込むとしよう。
む、それは怠惰の魔剣アスタロスか・・・これはますます君を取り込まねばいけなくなったな。
そしてもう1人・・・誰だ、君は? 神風一族? なんだそれは・・・。また訳の分からぬ家が生まれたものだな。
メオクルトの遺体、か。あれは我が輩にとって必要なきものだ。あれはいわば、空蝉とでも言うべきものなのだ。
あの遺体に残された力など、七つの大罪や双生破壊神、吉岡の血や森龍族の生き残りに比べれば・・・ふ、塵芥も同然だ。
人間の《智》・・・ふ、確かに、数千年前はそれで破れ、封印された。しかし今度はそうは行くまい・・・この邪気を感じよ。最早誰もかなわぬ。
そして我が輩は更に上を行く・・・神を超えた我が輩が、更にそれを超えるのだ。どのような境地が待っているのか・・・今から楽しみでしょうがない。
それを邪魔するのであれば・・・そうだな、邪魔にさえならぬと思うが、お相手しよう。
おや、吉岡の血や森龍族の生き残り、その仲間達もいるようだな・・・ということは、ここは懺悔室の近くということか。
「この女」・・・? ああいや失敬、長い間眠っていたものでね、随分と記憶を失ってしまっているのだ。
そうか、我が輩は女の身体に取り付いたのだな。しかし少々不便だ・・・まぁいい。これはハンディキャップとして甘受しよう。
ふ・・・どうやら双生破壊神の片割れも近くにいるらしい。これは盛大なパーティになりそうだ・・・。
それでは準備は良いかね諸君。では宴を・・・・・・始めよう。
――グッゲゲゲゲゲゲ! やろうやろう! 皆殺しだ!――
――久々の戦いなのです・・・。ブランクがあるかもしれませんが、お役に立てるよう頑張るのです。――
――負けるはずは・・・ない・・・理論上・・・だけど・・・――
――ボク達の力を見せつけてやろう! マスター、こちらは準備完了だ!――
お前達は今回戦闘に参加せず、サポートのみに徹しろ。相手の攻撃の方向、威力、その他の情報を絶えずこちらによこせ。
では、楽しんでくれたまえ・・・。さぁ、どこからでもかかってくるが良い。サービスとして、先攻は譲ってやろう。
ホワッツ!?マ=モン、アスタロスは・・・奥!?
そうイウ事ハスグニ教えナサーイ!!ム、攻撃を受けるノニコンセントレートしテタ?
そんなエクスキューズ求めテマセーン!!トットト追ッテ・・・
!!?・・・パードゥン?
ギャアアアアァァァァァ!!!!!
アーリィ!!ハヤクトッテクダサーイ!!!!
コンナマネ出来ル、するヤツと言えバ・・・ヒトリシカイマセーン!!!!!!
リィィィィィィィィィィィィィィィィッッッッッッッッックゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥ!!!!!!!!後デブチ殺シテヤリマァァァァァァァァァァァァス!!!!!!!!!!!
ポロッ
ア・・・・・・
ドゴォォォォォォォン・・・・・・!!!!!!!!
チッ…雷雨…蟲共の動きを制限する気か…多対一は不利か…?
ククク…ハハハハハッ!!…不利か?
…否!!有利不利、何も考える必要はない!!
退くな退くな!!蟲共!雷に打たれ、雨に溺れ、屍を積み上げよ!!
屍を越え、斃れながら進め!死の道を築くのだ!!それが本当の「戦」!
死を恐れるモノは戦場に立つ資格は無い!!
虫人間、甲虫、出ろ…召喚「虫の大群」!甲虫装甲化!
『蟲の軍隊』!!行け、往け、逝けぇ!!
積み上げた屍の道を俺が往く!黄金甲虫召喚!完全装甲化!!
誰も生かしては帰さん…
む、アキト殿!何故此処に・・・
如何にも、此奴が邪神《苦堕鬼》!!世界の平衡を《不》の方向へと傾け、やがては世界を破滅へと追いやる存在!!
吉岡の血だと・・・?・・・!その少年か!!
アキト殿!貴公の仲間を安全な場所へ!!!
その大罪の魔剣も持って、今直ぐにだ!!
154 :
:2007/01/30(火) 21:54:51
……あれ?御神体?
え?何?シスター……
………ハア!?実は御神体は呼び声一つでシスター・マチルダの元へ戻ってくる!?
え?いや、でも、それならどうして私がここへ?
え?
…あ。
あ…え、そ、そうですよね……よく考えたら私、誰にも「御神体取って来い」なんて言われてませんでしたね…
つまり…全て私の早とちりだったと…あっはっはっはっは……
……え?今度は何?……爆弾?
ドゴォォォォォォォン・・・・・・
らしいな。だが… 居合わせてるのは鬼ばかりじゃなさそうだ
殺気が漂ってきてる。皆さん、鬼と戦う気かね?
どうすんべ。共同戦線張ってみるか…
…やめた。ごちゃごちゃした戦闘は好きじゃない
大体、よくも知らん奴らと共闘したところで、足を引っ張り合うのがオチさね
全員動けなくなったら俺が出よう。それまで高みの見物と洒落込むか…
ところでだ。戦闘に必要なのは、力でも、速さでも、技力でもない
完成された『哲学』… 分かるかい? この意味
>>150 あらら、おでまし……ね。聞きたい事は色々有るのよね〜……
まず一つ、吉岡宏太を呼んだのはおまえか?
もう一つ、おまえは過去に何をした?
更に一つ、おまえは元はなんだった?
そして一つ、おまえの目的はなんだ?
全てに答えろ。
>>148 おやおや、お知りあいさん? エターナルセンゴクつったら大物じゃない。顔が広いねぇ……で、あちらさん逃げろって言ってるけど、どうする?
そんで……怠惰の魔剣は、本当に渡してくれるとして、誰が使う?
『哲学』?…んー、何となくは。多分あんたが考えてるのとは違うと思うけど。
でも、戦いにおいて勝敗を分けるのは力や速さなんかじゃない。覚悟…かな。
生きる覚悟、死ぬ覚悟。自分の命も賭ける覚悟。結局の所、戦いなんて
命を使った駆け引きよ。力を持とうが技を磨こうが、肝心の部分で尻込みしちゃ
最終的には自分の死を招くからね。あとは…そうね。「相手を倒す」って思った瞬間、相手を倒す事かしら?
まあ、色々な。
…確かにこの状況は危険だ。あの二人がやり合えば此方も無傷ではいられまい。
それに、宏太の事もある。奴は…『吉岡』だ。最も生かすべき存在だ。
宏太とフーリエだけでも逃がした方がいい。
魔剣は…ふ、そうだな、魔剣に選ばせてやれ。
人聞きが悪い形容をするな、神風一族の者よ。まあ結果としてはそうなるな・・・。
我が輩は世界の平衡を《不》へ傾けようとはしていない。我が輩の行動が結果的にそれを招いてしまうだけなのだ。
そこのところは勘違いしないでくれたまえ。いや・・・逃がしはしないよ。まあ逃げたところで、最早逃げ切れぬのだけどな。
おや・・・双生破壊神の片割れからは戦闘意欲を感じない・・・破壊神というのだから結構なバトルマニアかと思ったのだが。
良かろう。【ダークムーン】、双生破壊神の片割れの方に行きなさい。勝利は望まなくていい、最低女の方から魔剣を奪取しろ。
いや失礼。【ダークムーン】とは我が輩の使い魔でね。闇のゴーレムだ。彼らの力を見るいい機会だよ。
しかし通常の【ダークムーン】に我が輩の血を少し与えている。並のゴーレムでは話にならないほどの強さを誇るから、油断は禁物だね。
ふむ、森龍族の生き残りよ。いきなり喧嘩腰だな。まあ無理もないか。君を吸収しようと言うのだから。
一問目。吉岡宏太とは、吉岡の血のことだな? 呼んだのは我が輩であって我が輩でない。我が輩は間接的に手を下しただけだ。
むしろ、吉岡宏太を呼ばざるをえない状態にするのが我が輩のしたことだと言える。吉岡宏太がこの世界に来たのは偶然ではない、世界が招きし必然だ。
二問目。さあ、既に忘れてしまった。覚えていることと言えば、世界を混沌と畏怖、そして絶望のどん底に突き落としたくらいだな。
まぁ我が輩が封印されてからというもの、人間は懲りずに争いを起こしているようだが・・・どうやらこの世界に平和は似合わぬらしい。
三問目。先ほどのライザック・・・失念した。彼が言っていた通り、人間の負の思念を身体とするモンスター、さ。
四問目。力を手に入れることだ。そして汚らわしき者達を消し去ること。以上。他に質問は?
さて・・・攻撃を仕掛けてこないのであれば、我が輩から先攻でもいいのかね?
それが嫌なのであればさっさと攻撃をしかけてくるがいい。さもないと退屈しのぎに、罪なき女を嬲ってしまうやもしれん。
なるほど。よーく分かった…
それがアンタの『哲学』だ。大事にしとけ
…覚悟、ね。良くも悪くも人間らしい
俺の場合は、「見る」こと。それこそ、あらゆることをだ
俺自身、良く分かってないけどな…
自分。相手。戦場。風の動きから、ミジンコみたいな微存在まで幅広く
「見る」ってかは「感じる」って方が正しいかな
感じられない者に勝利は訪れない。ベッドの上でも… まあ、うん。そうだ
とまあ意味もなく語ってる内に、なんか来たな
鬼からの使者かね? 体力使いたくねーのに…
腕慣らしくらいには丁度良いか。適当に相手してやろ
ふぃー
危なかったなアシモフってここどこd・・・・
・・・カノッサの基地じゃねーか
あの馬鹿共何してやがるんだよまったく
あーアシモフ?次元蝶一匹かしてやるからそれで仲間と合流しといたほうがいいと思うぜ
俺はちょいとうちの馬鹿共を連れ戻してくるわ
ほんじゃま、元気でやれよ
(・・・そういやさっき礼拝堂にいたときアレスの気配がしたような?まぁあいつなら死ぬことは無いだろう)
裏口からこんにちうわああああなんだこの状況!!!
・・・すっげー!室内に雷降ってるー!!・・・ん〜いい雷だ、少し打たれよう
ん?・・・リキエル!?大丈夫かお前足無くなってるぞ
シークレット・ガーデン
領域発動『秘密の花園』!
ヒーリングフラワー
咲き誇れ、『癒しを運ぶ花々』
あとそこの人じゃない奴、お前は何だ?
あー出たよ出たよ
よっ、また会ったなこのアホークル。いや、アンビシャスといったほうがいいのかな、な、な?
もう少し… あ、れ?
……………
こらァ――――ッ!!動くなと言ったろうに!!
ああ… 熱で皮膚が溶けたじゃないか! この大馬鹿者が!!
…大丈夫かい、なんとかディア? とっさにキミの周囲にフィールド張ったけど…
ほらキミに死なれちゃ困るんだから。大丈夫か?大丈夫だな!
そんで、アルスくん。ボクと組むって?
……
バッッ カじゃね〜〜〜の!?
ボクはね、その魔剣なんかに興味ないんだよ。興味があるのはコッチ(=金)の方なの!
たとえ魔剣を取り返したとして、金が貰える保証はないじゃないか!
別に魔剣を取られたからといってボクに損失があるわけじゃないし!
そもそも『不本意』なんて言ってるキミと組む義理はまったくない!!
…以上の理由よりボクは戦線離脱する。サヨナラ
まあ、なんとかディアが仕事の内容を「魔剣の奪還」に変えるなら別だけど
この私を取り込む?
フフ、つまらない冗談は嫌いですよ。
亜時空サヴァルカントに君臨する暗黒魔龍王ヴァルクーゼ。
そのヴァルクーゼより遥かに劣るあなたが私に勝てるとでも?
フ、面白い。出でよヨルムンガルド!
(どこからともなく声)
ソノ考エハ素晴ラシイ物ダ。大局ヲ把握スルコトハドウ事態ガ動転シテモ有利ニ働クカラナ。
流石ハ双生破壊神ノ片割レダ。破壊スルコトシカ頭ニナイダケノ事ハアル。
おれヤオ前ミタイナ存在ハ、ヨク人間ガ駆ラレル衝動的ナ躊躇ニ惑ワサレズニスム。ダカラ覚悟ナンテイラナイ。
必要ナノハ純粋ナ戦闘力。即チ、力、頭、技。ソシテ確固タル自己認識。本来おれニハ持テナイモノダガ、ますたーニ与エラレタ。
ダカラ、おれハ・・・強イゾ? うぉーみんぐあっぷ程度ニ考エナイコトダ。喩エオ前相手デモ、善戦デキル自信ハアル。
モウ1人ノ女ハ魔剣ヲ所有シテイルナ。
単純ナ思考回路ヲ持ツコトハ幸福ダ。悪イ意味デモ、良イ意味デモナ。ソレニ、単純ナ方ガ魔剣ハ扱イヤスイダロウ。
シカシ、覚悟ハアッテモ勇気ハナカッタヨウダナ。ソンナコトデハおれニスラ勝ツコトハ難シイゾ?
ソレト、1ツダケオ前ノ言ッタコトヲ訂正サセテモラウトスレバ・・・肝心ノ部分デ尻込ミシチャ、最終的ニハ自分ダケジャナク大切な誰カノ死マデ招ク。
・・・ナンテ、全部ますたーノ受ケ売リ。悪役ノクセニ、言ウコトダケハ偉ソウナノガますたー。誰カヲ守ルッテイウノハ、トッテモ難シイコトナンダッテ。
ダカラ、軽々シク守ルナンテ言ッチャダメナンダッテサ。ッテ、悪役ガ説教シテドウスンダ。テヘ。
デハ、戦闘ヲ開始スル。攻撃開始、【ディアマズダ】。恨ミナイケド、許シテネ。
(無数の黒い剣が影という影から現れ2人に放たれる)
えっと…つまり、協力してくんないの…?
オイオイマジっすか…ってやっぱりそんな場合じゃねー!!
っ!くらぁ!オラァ!
!音波…ぐあぁ、頭が痛ぇ…!!
!…こりゃあ…風?
あ、アンタか!助かった、とりあえず言っとく、サンキュー!
!シマの声だ!アイツ…何やってやがんだよ!
おお!クロークルワッハのムシを完全に抑え込んで…ねえええぇぇぇぇ!!!
何なんだよアイツ…何かおかしいぞ!やる事が前にも増してメチャクチャじゃねーか!!
っとぉ、今度は何だ!?…ってマキメ!…か?シヴァか?
あと、そっちは…どっかで見た事ある気がすっけど誰だ!?
アイツは味方…でも無いけど、敵でも無くて、えっと…あーもう、何が何だか…
そうだ、シマ!シマが隣の部屋で叫んでたんだ!
行ってやってくれねーか、シュレーディンガーを完成させようとしてんだ!!
頼む、シヴァ…マキメ!自分の事より、シマの奴を…!
あ、訂正どうも。……って、はおっ!
念鎖展開!『ギルティケイジ』!囲めッ!
…うっひゃ〜、危ない危ない。あと反応が2コンマ遅れてたらリアルで
黒ひげ危機一髪になってたわね…
冗談? 我が輩は冗談というものが嫌いでね・・・我が輩は、本当のことと嘘のことしか言わんよ。
暗黒魔龍王ヴァルクーゼ・・・どういうものかは我が輩は知らぬが、強そうなのは確かだな。おお、怖い。
だが遙かに劣るかどうかは・・・ふ、まぁ数千年間力を蓄え続けた我が輩の力を見てから判断してもらおう。
それは魔剣、だな? しかし七つの大罪よりは邪気は劣るようだ。まぁいい、それで戦えるものなら試してみよ。
――気を付けてくださいマスター。仮にもマスターの空蝉を葬り去った人です――
分かっている。抜かりはない。それに、我が輩はあれよりも強い・・・。さぁ、かかってきたまえ。
その他の者も構うことはない。一斉に来るがいい。そうでないと話にならないと思うがね。
む・・・【ダークムーン】、彼女の力は念鎖という鎖状の思念体のようだ。気を付けたまえ。
な・・・馬鹿者!
苦堕鬼を侮って見るな!死ぬぞ!!
っく、仕方有るまい・・・苦堕鬼、貴様の望み通り拙者も攻撃を合わせる!!
《エターナルセンゴク・解放!!空間断絶剣!!!!》
また始末するゴミが増えたか…
アンビシャス…聞き覚えのある…ああ、プレートか…
貴様とは、どこかで会ったか?どうも物忘れが酷くてな…ククククク…
関係ないか…全て壊し、消す。それだけだからな…
逃がさん。消えろ。マンティスサイズ・ケルトオブムーン次元断ち「デスサイズ」!!
了解ますたー。一瞬デコノ反応・・・オカシイナ、ますたーガ
「彼女は今、後悔を瞳に募らせている・・・完全に実力は発揮できないはずだ。しかし悲しみに暮れた彼女の表情は非常に我が輩をそそr(ry」
ッテ言ッテタハズナンダケド・・・本当ニ人間? ッテイウカ今ノヲ防グッテドウイウ反射神経シテンダヨ。
ヤッパリ双生破壊神ノ相棒ッテトコカ。タダ者ジャァナサソウダネ。おれモ本気デ行カナキャダメミタイ。
マァイイヨ、おれノ姿ハ見エナイシ。おれノ本体ヲ見ツケナイト攻撃スラ届カナイヨ?
(剣が影にゆっくりと戻っていく)
サア何処カラ攻撃シテキタノカナ? 今度ハソノ鎖、破ラセテモラウヨ。
行クヨ・・・? 【ジャミングカノン】。砲 撃 開 始。
ズゴンゴンゴンゴンゴンゴンゴンゴンッ!!!!
(今度は影から一斉に巨大な黒い砲弾が放たれる)
コノ威力ナラソノ防御ハ耐エラレナイハズ。サア、今度ハドウスル?ドウスル?
サアソノ防御ヲ破ルツイデニ、【ディアマズダ】モ加エテオクヨ。コレデ防御ノ術ハナクナッタネ。サア大ぴーんち。
(砲弾と剣が雨のように降り注ぐ)
…はぁ…はぁっ…ひ…っく…くそ…泣いてる場合じゃ…
オレのせいなんだ…オレの…きっちり…ぐすっ、責任とらないと…
…確か…このへんだ…このあたりの棚…に………あった!
このいかにもヤバそうな色…間違えようがない。…訓練のときに使ってた薬だ。
これを打てば、一時的に…しかも完全じゃないけど、シュレーディンガーが覚醒する。…副作用も半端じゃなかったけどな。
…これを大量に打ったらもしかすると…やっぱ死ぬかな…はは…
でもマキメを助けるまでの間だけもてば、それでいい。どうせ一度覚醒したら…
…えっと…あーもう、自分で注射なんてやったことねぇから…手が震えて…
…!マキメ…シヴァ?…なんでここに…?
ヤバイ、早く覚醒させちまわないと…またマキメが…!
プツッ…
…できた…これ…で…
ガクッ
うわ、膝が…立ってられね…
…マキメ!シヴァ!来る…な…!
おや、1人張り切っているなセンゴク君。君は我が輩のことを知っているのかね? 嬉しい限りだ。
数千年経った後でも我が輩の恐怖は語り継がれているとは・・・この上なく光栄だよ。ありがたい。
おおお、流石に平衡をもたらす・・・だったか? 一族だな。太刀筋に迷いが――――
(姿がぶれ、霧散する)
――――ない。それと言っておくが・・・。
(蓮獅の真上から声)
我が輩は改名した。我が輩の名は・・・・・・。
(蓮獅の頭を掴む)
メサイアだ。
ドゴォォォンッ!!!
(そして床に叩き付ける)
・・・分かったかね? 二度とその汚らわしい名で呼ぶでないぞ。反吐が出る思いだ。
さて、グラムマッシャー・・・これでも我が輩はそのヴァルクーゼとやらより格下なのかね。認識を改めた方が良いと忠告しておこう。
(
>>156 逃げろってお前!! 逃げるしかないだろ!! あんなの相手にどうやって戦えってんだ!!
っつーかやっぱ戦うの!? え、えーと、誰が使うっつったって……お、おおお、俺様は取りあえずパス!!
いいじゃねぇかあいつらに任せておけば! 俺様達はまず死なないようにするのが最善策だぜ!!
(
>>158 って何言ってんだ! 俺様達全員で逃げんだよ! あんなのとわざわざ戦う必要はねぇ!
……え、魔剣に選ばせるったって……。
もしもし、アスタロスさん? この中で使われるとしたら、シン、アキト、フーリエ、俺様の内……誰がいい?
ちょっ、砲弾!?マジすか。ついでにさっきの剣もか…まともに受けたらヤバいね。
ならば!念鎖展開、『スターダスト』!
(無数に降り注ぐ鎖。砲弾と剣を確実に砕く)
防御だけが取り柄じゃないのよ、ちゃんと攻撃もできますよ。
ところで、なんで私狙い?双生破壊神の重草を狙うならともかく。
…まさか、『ベルゼブル』?欲しいならあげようか?
シマが?わかった、すぐに行く。お前は基地に戻れ
次元蝶、リキエルを強制送還しろ
あーもーうっせーなこの野郎!蟲共!お前達もだ
・・・よし、いい子だ。それでいい
っち!変な斬激飛ばしてくんじゃねーよ
お返しだ、『地を這う無数の雷』!
お前は後回しだ。とりあえずシマを探さねぇと・・・
バン!
シマ!助けにってお前何してんだ!!自分がやってることわかってんのか?
・・・代われマキメ。シマのこと頼む
・・・おーけー
シマ?平気?立てないの?
ギュッ
大丈夫、僕はここにいるよ
ゲホゲホッ・・・ブルァ!!
イキナリにも程がアリマース!!何なんデースカマッタク・・・
オーマイガット!!ミーのヘアースタイルがゴン蔵みたいニなってマース!!!オマケニ顔面マックロでハンサムなマスクが台無シデース!!!!
ホワッツ!?ミーだけの所為ニしてんジャアリマセーン!!マ=モンがあんなマシーンニコンセントレートシテ無けレバ、あんなボムの一つ事前ニサーチ出来てマース!!
ム、ヘイ!エブリワン!
奥のアスタロスが行ッタ方カラトンデモナイ邪気を感じマース!!!
バット、アスタロスのソレではアリマセーン!モア パワフルなパワーデース!!
ヘイ、キュートガール!一体このチャーチニハ何がアルのデースカ?
あれれ〜? なんか全部任せっきりになってるよーな
…ふーん。案外大したことないみたいだな、あいつ
こいつは俺の出る幕ないか。観戦ゝゝと…
フ、あなたは怠惰の魔剣で倒されなくてはいけないのです。
言ったでしょう?しばらく私と遊んでもらうと…
それに私が本気を出してしまうとあなたはそれを受け入れようとしない…
分かります、か!
グランドダッシャー!
…………しらね。
ま、たぶんおまえらじゃないのはかくじつにあきらか。
ところで、だいぶおおさわぎだな。これじゃひるねもできやしない。
ま、たまにはいいだろ。めったにおがめないばとるだ。みないとそんするぜ、がきんちょ。
ス、スゲー・・・ヤッパコイツ人間ジャナイヨますたー。人間離レシテルヨ。ッツーカ念鎖ッテナンダヨ。
マサカタダノ人間ニココマデ悉ク防ガレルナンテ、チョットますたーノふぁみりあトシテノ自信ナクシチャッタヨ。
ッテ、ウンソウソウ。勝利ハ望マナクテイイカラ魔剣ダケハ持ッテコイッテ、本当ニ!?
イ、イイノ!? 物凄ク貴重ナモノッテますたー言ッテタヨ!? ウウウ、有リ難ウ・・・!
ますたーハ「これ・・・欲しいな」ト言ッタラ聞カナイ人デ・・・イッツモ痛イ目見ルノおれナンダ。アリガトウ、アリガトウ!
イヤア親切ナ人デ良カッタ! ジャア早速魔剣ヲ拝借!
(蝶子の足下の影から真っ黒い手が出てくる)
…マキ…メ…?…ダメだ、オレに近付くな…余計に…時間が…
…そ…だな…その前に、謝っとかないと…
ごめん…シヴァが覚醒したの…オレのせいなんだ…本当に…ごめん…
………
…でも…オレはまだ…諦めてないから、な。
これが最後の抵抗になるかもしれないけど…
…シュレーディンガーの眼、発動…!
シヴァ…あんたを制御する!
しばらく? 違うな・・・そんなに時間はかからないはずだ。君を吸収するまでに。
遊ぶなんて悠長なことを言っていると、あっという間に終わってしまうぞ?
受け入れようとしない? それは違う。我が輩は君の本気を受け入れなければならないのだ。
君のグラムマッシャーを吸収する為にね・・・さあ、さっさとグラムマッシャーを使いたまえ。
さもなくば・・・
バリィィィィンッ!!
(メサイアの姿が鏡のように割れ、破片がクリストフに襲いかかる)
・・・使わせるまでに、追い込むしかないがね。
――蓮獅ッ!
…どうやら生きてはいるようだ…
しかし、クリストフが倒れれば奴は確実に俺達を狙ってくる。
逃げようにも些か無理がある…いや、逃げようとした瞬間殺されるだろう。
ここは、クリストフに期待しよう。奴がどれほど善戦出来るかは分からんが…
今むやみに動くのは危険だ。
刻印解放、『障壁の波動』…!
一応結界は張った。暫くは魔剣の言う通り事の成り行きを見るか…
ヒッヒ、ナァニカッテニキメテヤガンダヨ。
ナァ、オレタチノ『同化』ハシンコウチュウダッテノヲワスレテンジャネェカ?ケケケ…
オレヲテバナシャオソラクテメーモタダジャスマネェゼェ…?
ドーデモイイガヨ、『騎士団』トヤラノシゴトハカンゼンニワスレテヤガンダナ、テメェ…カッカッカ…
>>158 >>173 ふーん……そうするのが楽かね……ってな訳で、空の邪気眼……最大出力!
……その防護空間に入ってりゃ、攻撃できない代わりに攻撃もされない……出るなよ?
(そんで、破られたら勝手に転移するようにできてる……万が一破壊されようと、全員簡単に待避できる筈だ)
>>179 む、そうか……残念だが仕方ない。面倒はお互いに嫌いだし、この話は無かった事にしよう……ただし、防護空間の維持はおまえの魔力で行わせて貰う。クク……力を閉ざすには死ぬしか無いぞ……
>>159 OK.つまり悪党ってこったね。それをどうこう言うつもりも無いし、召喚したのがおまえじゃないなら、どうこうしようって気も無い。
だから、選べ。
オレの前から消えるか、今ここでオレに消されるか。二つに一つだ。
>>183 ん、それが楽かもね〜……ま、最悪の場合でも三人は無事、さ……
やれやれ、怠惰の魔剣の使い手はまだ決まらないのですか。
仕方ないですね…グラムマッシャー解放!
…ヨルムンガルド・グラシナムに斬れねものはないのです。
(苦堕鬼に取り込まれてみるのもまた、一興かもしれませんね…)
中級邪神如きが破壊神マケイシスに楯突こうなど愚かな…
シマ・・・
どうせもう僕には時間なんてないんだ
だからこうさせて
謝らなくったっていいんだよ。シマは悪くない
・・・っぐぅ!てめ・・なにしやがる・・・
最後の抵抗か・・・いいだろ・・・跳ね返してやんよぉ!
つーかまーえた。ゴツい手だな…
しっかし足元から出てくるとは、痴漢と間違えられても文句言えねーぞ
…斬っていいか?
がはっ・・・!!!
・・・ぐっ、《先攻は譲ってやろう》だと?大嘘吐きめが・・・!
貴様が《救世主》だと?馬鹿馬鹿しい・・・やはり、貴様には《苦堕鬼》がお似合いだ。
・・・化け物め。だが、退く訳にもいくまい。例え命尽きようとも、貴様に傷の一つ、弱点の一つでも見付けられれば良い。
エターナルセンゴク、仕切り直しだ。可能な限り抑え込んでやる・・・《閉鎖結界式!!!》
失礼ね。人を化け物みたいに言わないでよ。
そもそもあんたの方こそ人間離れしてるじゃない。
あら、急に態度が変わったよ。大変なのねー、ファミリアも。
まぁこいつとは成り行きで手ぇ結んだだけだし?マスターいなけりゃ
動けない癖にショボいだの何だのうるさいし?ま、そもそも私自身相性悪いし?
でも半分契約結んじゃってるからねぇ。簡単にゃあげられない。困った困った。
(馬鹿、解ってるわよそんくらい。私にちょっかいだしてる暇があったら奴を探しなさい!
…あと任務は忘れてません。これが終わったらちゃんと帰ってあんたと『風』を
渡しますよ。私の任務はあくまで目付け。魔剣とプレート探索は入ってないからね。)
…ッ…跳ね返す…?やめとけよ…あんたには無理だ。
オレはあんたを制御するためだけに作られたんだ。あんたにだけは…負けねぇ!
シヴァ…これ以上マキメの精神に入り込むな…!
覚醒を一時中断…しろ!
・雷による自己への損害:0.9%。許容範囲内です。
【Unknown出現:1】
『雷』の影響を受けていないことから、空間、或いは環境に
干渉することの能力を持つ異能者と予測。
・記憶倉庫参照――――該当有り
『シヴァ』所属:カノッサと判断します。
解答:1
―――正式に自己紹介を行いましょう。私は個体名『イド』。
世界樹の喪失に短を発す、平行世界を含め、異能者によって破壊された
数多の世界の残骸の集合無意識『マザー』により生み出された
生体端末です。以上。
【Regard】敵対対象の強化を確認。
『雷』の効果は希薄と認識、感覚への攻撃に切り替えます。
――――事象誘導『フェーン』
呼吸器・眼球・外皮への風炎による攻撃を実行します。
なるほど。見せてもらったよ、お前の力
それにしても村崎に手を出そうとするとは… もう黙っていられん
どうやら対決しなくてはならないらしい… ククク。月が更なる衣を纏う刻は近い
そいつは無理な注文だな
俺はこいつの95%以上の精神占めてんだ。もう戻れねぇ
忘れちゃいねぇか?俺はマキメの技全部使えるんだよ!
喰らえ!『零距離眠れる森の花々』!!
…わかってる…シュレーディンガーが覚醒したとき、未来を読んだ…
今あんたが消えても、マキメはもう…精神力が弱りきっちまって、一人じゃ自分の存在を支えきれない。
あんたがいるから、今もまだマキメは存在してられるんだ。
…オレは間に合わなかったんだ。…だから、戻らなくていい。戻るな。
…ッ…てめぇ…っ!
ザクッ!
…痛ッ…!…はぁっ、はぁっ…
…さすがは鎌鼬…切れ味が全然違うな。勢い余って…腕、斬り落としちまうかと思った。
でも…一気に目が覚めたぜ。
シヴァ…話を聞いてくれ。
マキメを…あんたの中で眠らせるんだ。完全に消えちまう前に…
雷に風炎、か…無駄だ。蟲共が盾になる。
無限に湧き出す蟲共の軍列、幾重もの盾!それが「蟲の軍隊」!!
それと…蟲は死ぬ時に毒素を噴出す。蟲の死骸で空間が埋まれば終わりだ。
蟲の毒素で新しい蟲も死ぬ。毒素は濃くなる一方だ。
俺か?俺は地龍だ。この程度の毒は何ともないが、生身の人間はどうか…
進め、進め!死の行進だ…遮る者は全て壊せ!!
『シヴァ・コンテニュー・プロジェクトは順調に進んでいるようだな……秋葉…』
「その名前で俺を呼ぶな」
『ふっ…すまないな……"ジョデオーヌ"…いや、苦堕鬼といったほうが分かりやすいか…?』
「苦堕鬼と呼べ」
『そうか』
「あの男が転生したらしいな。それがあの男の選択か…」
『それは君も一緒だろう?』
「フン、言っていろ。」
『実験体"マキメ"だったか。あの肉体は使わん。俺に合わない。』
「精神体だけでどうするつもりだ」
『っふ…かつて君が行った方法を使う。今はグロッセアの精神が入っているがな。』
「グロッセア、か…奴は何を考えているんだ……?」
『彼のみぞ知るといった所だろう』
さて、俺はどうするか…。どうやら非常に危険な時期に帰ってきてしまったらしい。
とりあえずは…蟲使い。お前を殺す。
毒?そんなものが効くか。 ニルヴァーナ
最終地獄の奥底より出でる『黒魔晶』を、西方浄土の炎で鍛え上げたこの手足、『涅槃』を砕き得るのは、
揺ぎ無き信念を持つ人の子のみ!!!!!!!意思なき不快な群れにやれるほど安くは無い!!!!!!
そして、だ。軽量クリーチャーを並べて壁を作るってんなら…。
モードチェンジ。『リミテッド』から『エターナル』タイプ1、『ヴィンテージ』へ!!!!
カーディナルゲートオープン!!!!!!!ハザードモード起動!!!!
ライブラリー組み換え完了……モード『バーン』!!!!!!!!!!!!!!!!!!
『黒き仮面劇は明日よりの大河!!!炎の星より来たるは過去からの呼び声!!!!今に在らざる者どもよ!!!!!時の導きに抗え!!!!!!!!!』
エ ポ ッ ク
『 時 代 』!!!!!!!!!
(アンビシャスの周囲に種々の武器が現われ、攻撃する)
意志を持たない無限の蟲の群れ――――
【BugData】記憶倉庫に置ける不要領域に隔離、凍結します。
・新規異能者の出現を確認。追加観測対象と認識しました。
・事象誘導『フェーン』による自己欠損率―――2.3%
自律行動に支障ありません。
・Notice:私を構成する物質は、ヒトの物でも龍の物でもありません。故に―――
―――実証及び結論:毒では私の機能は止められません。以上。
事象誘導『フェーン』を続行し―――
【Danger】歪・邪気眼の負荷が規定値を突破。
『眼』の発動が停止しました。
身体機能による回避を試みます・・・
そうだ…いろいろ思い出してきた…。
俺は…いや、デ・ムーロンは…いややっぱり俺なのか?知恵熱出そうだ。
とにかく…放浪の旅の果てに…コクオシエに辿り着いた…。
そこで『戦士』の称号を得…もともと俺には一種の戦闘能力があったらしい…つまり異能力だな…
それなりに平和に暮らしていた……。
そしてあの日…彼女…速水真薙…に会った……。
彼女は若くして両親と死別し、その後もお世辞には幸福とは言えない人生を送ってきたようだったが…
俺が…デ・ムーロンが…彼女のどこに惹かれたのかはわからない。ただ、俺…いや、彼は恋をした。
ちくしょう、あの顔…見覚えあるぜ…第一世界で同級生だった速水さんそっくりじゃねえか…。
『des-tiny』…?冗談じゃねえ……俺はそんなもん信じねえ…。
二人は当時の社会制度から言って不釣り合いだったが、同僚たちは理解してくれたし、
何より幸福だった…あの日までは。
あの日…そうだ、あの時もこんな半月の夜だった…。
月を囲んで雲が渦を巻いて…糠星はささめき、秋霜がゆっくりと降り始めた夜のお話……
俺は夜の見回りをしていて……真薙は霜剣山の麓で俺を待っていて…
『何故ここに』と俺が問う。
『解らない』と彼女が答える。
『戻れ』俺が言う。
『戻れない』彼女が答える。
『どうして』問う。
『何かがいる』答える。
『どこに』俺。
『私に』彼女。
そして…そして……
……………!!!!!!!!!
駄目だ…こんな記憶…見せるんじゃねえ…!!!!!!
俺がやったんじゃねえ…!!!!!!!誰かが言ったんだ……『剣を抜け』と…!!!!!!!!
やれやれ‥‥仕方ない。奴の甘さはいつになっても抜けんな‥こんな面白い物を見たがらないとは。いや‥私が歪んでいるのかな?
それは歴史が決めること。今は考えないでおこう。考えても無駄だ。
読者諸君、ここから先は私が説明しようかね。
一見幸福な二人であったが、その裏で静かに牙を研ぐ者がいた。
『破壊する者』‥!!今は苦堕鬼と呼ばれるあいつだな‥。
私の資料によると、この頃奴は人間ではなく自然界の思念を食していたため、やや破壊的で独善的ではあるものの、
その行動は単純でおおよそ知性と呼べる物は無かった。
それが何の因果か‥運命か‥偶然か‥はたまた地下組織の陰謀か‥?それは今となっては誰にもわからない。
人の思念を得た。
あとはもう諸君の頭なら簡単に理解できるだろう。
不幸なことに負の思念が奴の口に合ったわけだ。
そして‥‥暗黒外の王者ですら口に出すのを憚る様な、当に悪魔の如き思考を得た奴は‥‥‥遂に恐るべき計画を実行に移す。
人間の精神内に‥そう、ちょうど今の私のように‥潜り込んで、深層心理を操作することによってごく自然にそいつを不幸にする。
なぜなら満たされた心に負の思念は生まれ出でず、歪んだ精神の歪んだ波動こそが負の思念に他ならぬからだ。
‥‥‥これは私の推測だが、まあ外れてはいまい。
そしてこの日この時、珠眼の日水面の刻‥奴の計画は最終段階を迎える。
‥‥まあ私に言わせれば、高々三人しか殺さずに成功させたなどとても信じられんが、其処は人の心の脆さということだろう。
とにかく、奴は少しばかりデ・ムーロンに干渉して、唾棄すべき裏切りの言葉を吐かせ、更に少女をその手で殺害させしめたわけだ。
生涯の伴侶と信じて疑わぬ男性の突如の裏切り‥‥!!!!少女の絶望はいかばかりであっただろうか!?
それを使って‥‥破壊する者は破壊の精霊から破壊の神へと変貌を遂げた。
『おおよそ持っている者は与えられ、ますます豊かになるが、持たぬ者は、その持っている物までも取り上げられるであろう』
マタイによる福音書・第25章第29節
その言葉通りになった。神は力を得、人は神に力を‥否、全てを奪われた。
おっと、少し話しすぎたな‥続きはwebで。
(
>>179 ……は、腹が立つ物言いだなぁ魔剣ちゃんよ……さっすが悪魔、身の程をわきまえないのはご愛敬ってかぁ?
てめぇ今自分が置かれている立場を冷静に見てみろよ、あの苦堕鬼……じゃない、メサイア? アイツに取り込まれようとしてんだぞ!
それとも何か、アイツはお前より弱いってんなら話は変わってくるが……。って、バトルってお前な! 不謹慎にもほどがあるぜ!
(
>>183 お、おいその人大丈夫なのかよ……! 物凄い音がしたぞ……!
って、善戦……ってこたぁ、アイツ負けるのかよ!? あんなに強いのに!? だ、だってグラムマッシャー持ってんだろ!?
こ、こりゃ障壁……バリアか! だ、だがこれでアイツの攻撃を防げきれるのか……!?
(
>>185 こりゃ……成る程な。アキトにシンのを重ねればまぁ何とかなるかもな……。
それにシン、お前のこった。万一破壊されても大丈夫なギミックが仕掛けてあんだろ? 期待してるぜ。
ってやっぱお前黒いな……。ああ絶対に腹黒い。これが生き抜く為の知恵ってヤツなの、か……?
……あ…っは。
あっはっはっはっはっはっはっ!
ベタだ…いくらなんでもベタ過ぎやしないかい?
爆発=アフロって…まあ君には似合ってるからいいか!
…あー…いや、失礼。話を戻そうか。
……えーっと?お嬢さん、さっき貴方はなんと言った?
「魔剣はシスター何某の元に戻った」…と?
なんだ。そんな厄介な能力があるんならとっとと解除しておくべきだったな。
…まあ、なんにせよコレで私は完全なムダ足だな。
プリッツ、君はどうする?
君がこの大量の剣を持ち帰るって言うなら…まあ、乗りかかった船だ。運んでやろうじゃないか。
ただ…さっきから渦巻いてるこのとんでもない気配の方も気にならないか?
おれハ人間ジャネーカライイノ! 問題ナノハ人間ノクセシテ人間離レシテルッテコトナノ!
ッテ半契約結ンジャッテルノ? 大丈夫大丈夫、ますたーナラソンナノ一刀両断シテクレルヨ! 多分。
ッテ・・・ナンカ腕掴マレタンダケド。離セ! ソレニ、コノ腕ハ影デ作ッタ偽物ノ腕ダシ、斬ッテモ意味ナイヨ! 本当ダヨ!
別ニおれニハ人間ガ抱クヨウナ性欲ハナイカラ大丈夫ダッツノ! ッタク、破壊神ノクセシテ考エルコトガイヤラシインダ。
おれハオ前ト戦ッテモイイガ、少シ様子見ル。コンナニ優シイ女ノ相棒ダ、カツテハ残虐ダッタトシテモ、今ハ丸クナッテルカモシレナイ。
モシソウダッタラ汚レテイルトハ言エナイ。ますたーハ汚レタ存在ヲ消シ去ル為ニ力ヲ欲スル、話セバキット分カルハズ!
おれ、実ノ所ヨクワカラナイ。ますたーハ人間ノコトヲ、「有象無象の中で最も罪深く最も薄汚れた存在」ト表現シテタ。
他ノ生物ノコトナド構ワズ、自ラヲ世界ノ王ト称シテ自然ヲ荒ラシ回リ、残虐非道ノ限リヲ尽クシテイルト。
ソンナ奴ラ滅ビテシマエバイイ、ソウ思ッタカラますたートふぁみりあノ契約ヲ交ワシタ。デモ、オ前達ハドウヤラ違ウミタイダ。
人間ノ中ニモコンナ奴ラガイルトハ思ワナカッタ。モシカシタラ、オ前達ノ他ニモコウイウ人間ガイルノカモシレナイ。
ダトシタラ・・・人間ヲ滅ボスベキデハ、ナイノカモシレナイ。ウウウ、おれニハ難シクテヨク分カラナイ!
>>198 !!何!?遠隔攻撃…ピンポイントでか!?避けられ…
…グガッ!ギイイイイイィィィィィ!!
ほう・・・これがグラムマッシャー。想像していたよりはいくらか地味だが、それでも感じるぞその邪気を・・・。
素晴らしい。まさしく我が輩が求めていたものだ。いただくぞ、グラムマッシャー。
中級邪神・・・最早君がいくら我が輩のことをどう呼んでくれても構わぬ。だが、そのグラムマッシャーはいただくとしよう。君の命と共にね。
大嘘吐きとは心外だな。ちゃんと先攻は譲ってやったではないか。君がその機を逃したのが悪い。
悪く思わないでくれたまえ。生きていたんだから良かったではないか、無念の内に死にゆくほど惨めなものはないからね。
我が輩こそは救世主だ。何回でも言うが・・・その、汚らわしい名で呼ぶな。神風一族の者よ。
その名で呼べば呼ぶほど、より惨たらしい死に方をするはめになるぞ? 楽に死にたいのであれば口を慎むが良い。
さて・・・結界術か。言っておくが、我が輩の封印場所には十重二十重の強力結界が張られていた。
それを我が輩は指先一本のみで破壊し、ここまで来た・・・これがどういう意味か分かるかね。
つまり。君は確かに間違いなく強い力を持っている。が、我が輩は更にその上を言っているということなのだ。
人が神にかなおうなどと愚かな話。ただ破るというだけでは面白くないから、神の芸当を見せてあげよう。さぁ跪きたまえ・・・【ベルデモーション】
(閉鎖結界式が赤色に侵蝕され、クリストフの元へと移動し発動する)
相手の固定系の術式を発動前に移動させる力だ。発動後では意味がないが、発動していないのであれば容易いこと。
君に跳ね返しても面白くないからね。どうせなら・・・吸収のご協力を願ったのだ。 さてクリストフ、君は彼の渾身の結界術を破れるかね?
――む、懐かしい気配が近くにいるようだ。そう、彼は我が輩の成長を促してくれた・・・もし来るのであれば丁重にお出迎えしなければ。
フ、そんなものでこの私と戦おうと?愚かな
あなた自身の力を見せてくださいよ……
で、怠惰の魔剣でしか苦堕鬼を倒せませんが、どうするんですか?
私が使ってもいいのですがね
ははは、おまえあせってんな?まぁむりもねえ。じんがいのにだいけっせんだ。
だがな、おまえにはながれをかえられるか?おまえだけじゃねぇ。ここにいるぜんいんが
しゃしゃりでてもなにもかわりゃしねえよ。ま、おれのよそうじゃもちっとだいじょうぶだろ。
あ゙。てめぇ…どおりでかろりーしょうひがはげしいとおもったぜ…
んー、でもたまにゃいいだろ。かんしゃしやがれよおまえら。
ところで、あのやさおとこときゅうせいしゅきどりのばけもの、どっちにかける?
おれはやさおとこにひゃくえん。おーい、やさおとこー。がんばってくれよー。
そして俺は…ただ見ていた…見ていることしか出来なかった……俺の第二の故郷が破壊されるのを…
……俺の仲間が…家族が……死んでいくのを……!!!!!
決して絶望に酔っていたわけじゃない…!!!ただ……信じたくなかった…………。
サイケデリック
幻 覚 的な錯覚に陥り…どこまでが真実でどこからが夢でどこまでが現実でどこからが虚構でどこまでが生でどこからが死でどこまでが俺でどこからがあいつであいつが俺で
――――――――ッッッ!!!!!!落ち着け…自分を見失うな…こいつは俺であって俺じゃない…。
俺が見ているのは遥か昔の、一人の戦士の物語だ…。そうだ、そうだ、そうだ………。
俺は…出井夢朗はここにいる……!!!!
さあ…あいつの話に………もう少しだけ…付き合って…やろう……。
一体どれだけの時が過ぎたのだろうか。
気がついたとき俺…いや、あいつは、ただ一人で神の前に立っていた。
もう周りには、何もなかった。いや、人がそこに意味や価値を見出せそうな物は、何も無かった。
あるのは瓦礫と死体の山。呻き声さえなく、建物の崩れ落ちる音も無く。
ただ…静寂。それも、最先の…無限の可能性を秘め、産声を上げるのを待つ、あの輝かしい希望の声無き声ではなく…
最後の…全てが去った後の、幕が下りるのを待つ悲劇の如き永遠の、無……。
とと、俺こんな話に弱いんだよなー。何かR様みたいな語り口になっちまった。
とにかく、あいつはただ一振りの剣を手に、最後の闘い…いや、闘いなんて代物じゃないな…。
あれに比べれば、風車に挑んだドン・キホーテなんて失敗のしようがないお遊戯みたいなもの……それほど絶望的だった。
とにかく、最後に自分の全てを奪った奴に……せめて立ち向かって…敵うなら一太刀でも浴びせて…死のうと思った…わけだ……。
あれ?あの剣、どこで手に入れたんだ?いつもの奴じゃない。
あれは…あのいけ好かない親衛隊長が持ってた"龍の牙"辰正じゃねえか!!!!
まあ、自分と反りがあわなかったっていっても、仲間には違いないし…それにあの剣は…半端じゃねえしな。
遥か古代の大いなる神『大口縄』の牙を材料に、五聖龍の血と炎を使って五大明神が5000日を掛けて鍛え上げた稀代の…空前の…そしておそらくは絶後の名刀。
……それでも…死狂いとなり、宝剣を手にしても…なお、届かなかった。
そして…その恨みの炎は今でも、俺の心の奥で燃えている……!!!!!
あのような人の道に…いや、世の理に外れた行い…!!!!許せるものか……!!!!!!
奴を…『破壊する者、苦堕鬼』を!!!!!!!斬る!!!!!!!
!シマお前正気か?
今のショッキング映像だぞ常識的に考えて・・・
ったく、どこでそんな手荒い起床方法なんざ拾得したかなこいつは
眠らせるって・・・こんな状況でどうやってやれってんだよ
211 :
名無しになりきれ:2007/01/31(水) 19:35:59
私は色欲を司るものおざわ
勇ましいな。デ・ムーロン。いや、区別の為に出井夢朗と呼ぼう。
悪いが話は聞かせてもらったよ。だが‥‥一つ答えろ。お前は‥‥‥
誰 と し て 、 奴と戦うのだ?
デ・ムーロンか?出井夢朗か?
返答如何によっては‥‥‥‥‥
あー、斬っても仕方ないのか。悪いゝゝ、今放すわ
…お前なあ、先入観に囚われすぎだと思うぜ?
破壊神って言われてもな、単なる肩書きみたいなものだし
誰が初めに言い出したか知らんが、正直迷惑してる
はあ、はあ。なるほどね… 悩んでるのか
別に小難しく考えなくて良いんだよ。お前はその「マスター」のファミリアだろ?
だったら… 信じてやれよ。「マスター」の考え方をさ
お前は考える必要はない… 「マスター」とやらに従え…
お前に自我は必要ない… 委ねるんだ…
考えるな… 白に染まれ… 堕ちろ… 溶けろ…
(心に隙間のあるヤツってのは扱いやすい
…俺たちに攻撃してきた以上、敵は敵。潰す
このまま自我喪失してくれねーかな。そうなりゃ更にやりやすくなるのに)
R様……心配ありがとう。
でも心配は要らない…俺は、19歳の神河人、出井夢朗だ。
こいつは、確かに敵討ちだ。でも、取るのは…俺の仇じゃない。
R様………あんたには理解できないことかもしれないけど…
例え、道行の途中でただ二言、三言交わしただけの奴でも…そいつに危機が迫れば、命を賭けて助ける。
そいつが殺されれば、一命を賭して仇を討つ。それが神河人の生き方だ。
ましてこいつは俺にとって、その人となりから…一生を知っている…尋常であれば親友とでもいうべき者。
俺は神河人として…いや、その前に人間として…!!!こいつの仇を討ってやる!!!!!!!!!
誰にも邪魔はさせない!!!!!!!!!例えR様!!!あんたでもだ!!!!!!
…今のあんたは、マキメとほとんど同化しかけてる。
だから…シュレーディンガーを完全解放すれば、あんたを通して…
…ッ…けほ、けほ…なんだこれ…空気が…おかし…さっきの部屋から…?
…!リキエ…けほっ、けほっ…リキエルは…どうした?無事なんだろうな…!?
‥‥私は好きだよ。お前のそういったところが。
私が生き延びるために捨て去った‥そう、正義の味方どもなら『心』と呼ぶようなもの‥。
時々、無性にいとおしくなる。だから‥お前の邪魔はしない。お前の行く道は、お前が決めなくてはならない。
‥‥‥‥ただし。一つ条件がある。
奴は強い。如何に感情の昂ぶりに拠り普段を遥かに超越した力を持とうとも、地力が違いすぎる。決して奴には届くまい。
敗北したくはなかろう。また私としても、お前のような優秀な部下を失うのは惜しい。
‥‥だから、今回は私もお前と共に戦う。それが、お前が奴と戦うための『条件』だ。
乗るか、降りるか。お前が決めろ。‥‥それとも、私を倒して行くか?
>>202 ああ、期待に応えられると嬉しいねぇ……
だが、だ。オレは全くもって真っ白だぜ? ま、信じられんのもわかるがね。
>>207 アスちゃんが嫌がってるからねぇ……使えるならオレが使いたいよ、ホント。仕方ないから後ろから応援しといてやるよ。
クリストフ坊やに与えられるダメージを二回だけ、空の邪気眼で代わりに受けてやる。善処しなさいよ。
>>208 協力感謝。
むぅ……それじゃ増援の誰かが勝つにこのフローディアの下着を賭けようじゃないか……
…………………………………わかりました。…ありがとうございます。
その条件、飲ませていただきます。
俺がR様にかなうはずがありません。
なれば、本懐を遂げずに倒れるよりも、恥に塗れても、泥を啜ってでも…
生き延びて、奴を討ちます。
………それに、敵わぬ敵と知っても挑むのが道であると言われてきましたが…。
今の俺には、譲れないもの、守るものがあります。……………………内容?やめてください。人に言えるようなものでは…。
…………………………………
…ささ、急ぎましょう。町の礼拝堂へ。
『奴』が目覚めかかって…いや、すでに目覚めているかも…急がなければ、無関係な民衆に被害が出ます。
これは・・・そうか毒か
あのアホークルめ、やってくれる・・・
リキエルは俺が領域かけて次元蝶で送り帰しといたから心配すんな
ほれ、お前にもかけるからじっとしろ
(発動シーン省略)
!!結界が・・・
・・・ふん、丁度良い。
男、貴様は少し拙者の結界内でじっとしていろ。
貴様が半端に暴れて、苦堕鬼をパワーアップされては敵わんからな。
貴様に勝とうなどとは考えてはいない。拙者も力量を見切れぬ程馬鹿ではないつもりだ。
貴様の力から《希望》を守り通せれば・・・拙者は本望よ!!
《エターナルセンゴク・超加速!!!》
(肉体に負担は掛かるが・・・何の、これしきの事!!)
・・・・・・・・・賞賛ノ言葉ヲ送ロウ、重草――今ハコノ名デイインダヨナ? 見事人間ノ小僧カラ身体ヲ勝チ取ッタ。
長キニ渡リ虎視眈々ト機ヲ狙イ続ケタ末ノ結果ダ。トテモ嬉シイダロウ? イヤ、オ前ハ当然ノ勝敗ダト思ッテイルカモダガナ。
がじゅまるト蝶子ノ心理ヲ冷徹ナ目デ見続ケラレタノハ、オ前ガ人間デハナイカラダ。少ナクトモがじゅまるヤ蝶子ハ、少シダケオ前ニ対シテ信頼ヲ抱イタ。
ソレコソハ人間デアルトイウ証。オ前ハアクマデ最終的ナ目的ヲ忘レナカッタ。ダカラ勝ッタ。長イ間共ニイナケレバ分カラヌ弱点ヲ突イテ。
シカモ蝶子ニ憎悪ヲ抱カセナイソノ手腕ハ見事トシカ言イヨウガナイ。全テノ責任ハ自分ニアルト蝶子ガ判断スルノヲ知ッテイタカラダ。
マサニ、全テヲ計算通リニ運ンダノダ。流石ハ双生破壊神ノ片割レ。凄イ、凄イ。
・・・・・・デ、満足カ? オ前ハ。満足ノハズダ。オ前ハ人間デハナイノダカラ。我ラ人外ハ人間ガ抱ク感情ニ理解ヲ示セナイ。
タトエがじゅまるヲ利用シ、蝶子ヲ利用シタノダトシテモ、オ前ハ目的ガ達成サレレバソレデヨカッタノダ。おれモ同ジダカラ分カル。
オ前ガがじゅまるダケデナク蝶子スラモ言イクルメタソノ巧妙ナ話術ハ、オ前ト同ジおれニハ通用シナイ。残念ダッタナ。
蝶子、オ前ニハ何ノ非モナカッタ。オ前ノ置カレタ立場ヲ考エレバ、今マデオ前ガ取ッテキタ行動ハ的確ソノモノダッタ。
アノぎりぎりナ関係コソががじゅまるト蝶子ノ最至近距離。オ前ノ判断ハ正シカッタノダ。何モ悔イルコトハナイゾ。
ダガ唯一悔ヤマレルコトハ、オ前ガ人間ダッタコトダ。オ前ガ人間デアルガユエニ、重草ニ疑イヲ持テナカッタ。過去ニ囚ワレテイタ。
重草ハオ前ガ人間デアルコトヲ利用シ、がじゅまるノ存在ヲ飲ミ込ミ我ガモノトシタノダ。ココマデ言エバモウ分カルダロウ?
がじゅまるヲ失ッテシマッタノハ、オ――――姐さんの所為じゃない。全部、重草の所為だ・・・!
姐さんは何も悪くなかったよ。だから自分を責めるのはやめて。そうだ、全部重草が悪いんだよ。
姐さん、お願いだよ・・・カタキヲ、トッテ?
ふ、問題ない。君は実力の真価を出すまでもなく、この我が輩に吸収されるのだから。
その結界の中で精々指をくわえて見ているがいい。この神風一族の者の最後をな・・・。
ほう、まさに神風の精神か・・・。素晴らしい、蓮獅、と言ったか。光栄に思いたまえ、我が輩が名を呼ぶのはごく限られた者のみだ。
君が命を賭して我が輩に挑むとなれば・・・我が輩も、本気でそれに答えねばなるまいな。それが礼儀というものだ。
さぁ来たまえ武モノ士ノフの者よ。我が輩が希望とやらを、渾身の絶望を以て打ち砕いてやろう!
おお、速い・・・エターナルセンゴクか。覚えておこう。人間でここまでとは、なかなかの実力者だ・・・。
これは面白い。面白い・・・が、単調だ。それでは速いだけではないか。良いことを教えてやる。
速度があればあるほど有利、という訳ではない。相手が速ければ速いなりの戦略というものがある。
例えば・・・そう、こういった物を進行方向に置いておく、とか・・・?
――マスター・・・バナナの皮は、なめすぎだと思うぜ・・・――
食らうが良い。【大量生ゴミ散布】!!
(膨大な量のバナナの皮が周囲にばらまかれる)
…そ…か…よかった…サンキュ…
ブシュッ
ボタボタッ…
…あ…涙…?…違う…血だ。
…時間切れだ…眼…潰れちまった…
…オレは…使い捨てなんだ。
この眼は…普通の人間が扱えるもんじゃ…ない。無理に使えば…身体も精神も、ボロボロに壊れちまう。
…そういうふうに、作られたんだ。
…マキメを助けられるんだったら、それでもよかった。
でも…また、間に合わなかった…遅すぎたんだ。
オレが…もっと早く自分の運命と向き合ってれば…!
…マキメが助かる可能性は、まだ消えてない。…けど…
オレは、もう…あいつを助けられない…
>>190 ケケッ、ソリャシッケイ…
ザンネンダガ、オレァサガスノハニガテデネ…ソイツァ『強欲』ノヤローノセンモンサ。
オレニャアオレノヤリカタッテモンガアル。『皮ヲ斬ラセテ肉ヲ喰ラウ』ッテヤリカタガナ…ヒッヒ!
…オイ、テメーボーットシテンジャネーゾ。
クウノハスキダガ、クワレルノハナァ…
ヤローニトッツカマルノナンザ、オレァゴメンダゼ、ケケケッ!!
やれやれ、エターナルセンゴクの彼を死なすわけには行かないのでこの結界を…!
バババッ!!!
………バナナの皮…?
ふざけないでください。 ハッ!
次にこのようなことをしたら一瞬にして次元レベルであなたの存在を消しますよ…
さて、半身が消し飛んでも知りませんから、ねッ!爆!
ビッグバンウェーブ!
ふん・・・貴様に誉められても、名誉など砂粒程も感じぬわ!!
甘く見るな。扱い切れてこその《超加速》・・・幾多の死線を超えた経験、度重なる鍛練により制御は完全に心得ている!!!
ズバァァァァン!!!
・・・こんな皮を弾き返した所で貴様には目眩ましにもならんだろうが、無いよりはマシか・・・
《エターナルセンゴク・時空断絶剣!!!!》
…けほっ、けほ………全く!なんなのよ一体っ!
御神体は消えるし爆発はするしなんか本人の知らない所で賭けの対象に入れられているような嫌な予感はバシバシするしっ!
え?邪気?…なんにも感じないけど?
わ、私は何も知らないわよ?ここに来て日も浅いし……シスター、何か知りません?
え?知らない?ま、そうですよね……
えと、とりあえず…戻ろっか。シスター・マチルダがどうしたかも気になるし……
あ、ジーンケード、その邪気とやらも気になるからアンタもついてきなさい。
…それと、アンタ達分かった?泥棒なんて結局、ロクな事無いんだからやめておきなさい。
うまく盗んでも御神体なんて…結局は神に愛された方へ帰ってくるものなんだから。
(『皮を斬らせて肉を喰らう』…悪食のあんたらしいやり方ね。
確かに…いいようにされるのは嫌だよ…ッ!)
…その声、口調、雰囲気、ガジュにそっくりね。それに重草の事…
普通なら「ガジュの仇ぃぃぃぃ!!」とか言って襲いかかるんでしょうが…
生憎、私は人間だ。迷いなしには行動できない。念鎖、重草を囲め。
ジャラララ…
…重草、何か言う事はある?全ての判断はそれからだ。
言っとくけど、鎖に触れちゃ駄目よ。火傷じゃ済まないからね。
シマ!!
そっか・・・・その眼はそういう仕組みになってたんだな
あいつら・・失敗作だの使い捨てだのうっせーってんだ
・・・シヴァ、代わって
シマ、最後の最後までありがとう
僕、なんにもしてなかったね
今、してあげるからね
・・・おいマキメ何考えてんだ!そんなことしたらお前・・
・・・わかってるよ
でも、どうせ消えちゃうし、何とかしてあげたいんだ
僕の精神をエネルギーに変換するっ!
キィィィィィィィィ
シマの眼に光を!「世界樹の祝福」
やれやれ、通じぬかね・・・困ったものだ。これは我が輩の切り札だったのだが・・・。
――・・・マスターは肝心なところで抜けてるのです。だからサポートの我々が必要なのですよ――
――戦いがなければ・・・基本バカキャラ・・・だしね・・・――
そこ失礼なことを言うな。さて、バナナの皮が降り注ぐという幻想的・・・いや、狂気の光景だね。
これでは姿は見えないねぇ・・・君も、我が輩の姿、見えないだろう? 果たして君が斬ろうとしているのは我が輩かね?
クリストフ、君も同じことだ。このバナナの皮の数では姿は確認できても、それが誰であるかは確認できまい。
もし違うと思うのなら目の前の影を攻撃してみるといい。迷わずに、仕留めるつもりでね。躊躇いは持ったらいけないよ。
これで攻撃を受けたのが我が輩でなければ・・・蓮獅、君のその【超加速】よりも我が輩は速く動けるということだ。
さて・・・結末は我が輩を倒してハッピーエンドか、それとも・・・・・・同士討ち、か?
ムゥ、ミスターアルス。そんなニゲット ディプレスドしないで下サーイ。何ナラ、ミーが後デデリシャスなディッシュをご馳走シマース。
ププ、【御神体】デースカ!!ズイブンナ出世をしたモノデース!!
救いを与えルゴッドナンテ、ミーは全然ビリーブしてマセーン!!
コノ世界のゴッドハ、クルーラー!!そんなグレートニ性格ノイイゴッドがイタラ・・・
・・・ミーはコンナ所にイマセーン。今頃、ドコカのレストランで平和ニ仕込みデモシテマース・・・
ミスターアルス、ミーはユーに合わせマース。ラード臭いヤツハトットトどっか行キナサーイ。
キュートガール、ラードのスメルが移らナイ様ニアテンションしナサーイ!
…バナナの皮…
ふ、変な光景だな。人知を越えた者同士の決戦だと言うのに…
天より舞い降りる、無数のバナナの皮、か。何とも拍子抜けだ。
とは言っても、俺の結界とシンの力が無ければこうも言ってられまいが。
さすがに…本体の防御力も体力も半端じゃないな…。『時代』を受けて生きてる奴は始めてだぜ。
だが…すまねえが、どうやらお前の相手をしている場合じゃなくなってしまったようだ…。
俺は逃げることに躊躇しない。そして追わせもしない…!!!
右手第五指切り離し…『迷惑エンジン』展開!!!!起動!!!!!!!!!
(怪しげな機械から出てくる人間型の何かがアジリィとクロークルワッハを遮断する)
では、次会う時はお前を殺せることを願うよ。地龍のひと。
…………………………
さて…何があったんだ?死の臭いがする。
!!!!!!マキメ君!!!!一体何を…!!!!!
CPU一時停止…直感に身をゆだねろ…精神の中に答えは眠っている。今の俺に出来ることは…!!!!!
こう、か?迷っている暇はない。やるしかない。一瞬の逡巡が生死を分ける!!!!!
『魔力の導管』発動!!!!!『マキメ』と『俺』を接続!!!!!
『マナ・プリズム』を通し、俺のエネルギーを変換!!!!!
どれだ…どれが正しい周波数だ!!!!!!どれが正しい波形だ!!!!!
それさえわかれば…俺の(現状では)有り余っているエネルギーを上乗せできる!!!!
頼む……!!!!!!!俺の全身のセンサー、計器!!!!!今働かずに、何時働くというんだ!!!!!!!!
正解を見つけろ!!!!!!彼らの命の炎が消える前に!!!!!!!
ほう、「次元置き」を使うとは。
ビッグバンウェーブが通じないわけですね…
なら本体のある次元ごと破壊するまで。
グラビトンウェーブ!
(エターナルセンゴクの彼を次元の彼方に飛ばして苦堕鬼の攻撃を無効化…やってみましょう)
うんうん… お前の話は難しいな。よー分からん
つまるとこ、俺の催眠術テイストな口上は効果がないわけね
サバト殿直伝だったんだがな… まあ、お前みたいのが相手じゃ仕方ないか
いや、構わんよ。俺だって、そう上手くいくとは思ってなかったし
ああそれと。お前は随分俺の事を買いかぶってるようだけど…
なーに、大したことねえよ。俺の頭はいつでも空っぽ
成るようになっただけ。全部成り行き…
ヒハハッハハハ… 勘ぐりすぎたみたいだな
お、雅濡丸の物真似か。うーん… 惜しい
声質やテンポは悪くない。課題は抑揚だな
もう少し、その… 語尾が上るんだよ。クイッ、て。クイッ、て。惜しかったな
…あん? 蝶子… 俺を殺る気か?
なるほど。アンタも「敵」か。結構ゝゝ
別に、言うことなんてない。そもそも俺なんかに何を求めてるんだよ
アンタの勝手にしたらどうだ
どいつもこいつも空転ばっか… 俺も含めて
(…マキメ…?
お前…何やって…やめろ…消えちまう…
ダメだ…身体が動かない…声が…出ない…
何も聞こえない…見えない…感じない…
…そ、か…オレ…死ぬんだな…
ごめん…マキメ…
………
…あれ…?
潰れたはずの左目に…ぼんやりだけど…光…が………
……………)
クロークルワッハ?!奴め…裏切ったか…
あれは実験体"マキメ"か。
(シヴァのなり損ないか…消せ、クリフ。)
あんたの命令は受けない。
(そうか。ならお前が真のシヴァだとしたら?!)
くだらないな。精神体だけのあんたが俺をどうしようと思うのかは分かる。だが俺は抗う。
平行世界から自分の肉体のみを引っ張ってきたらどうだ?これはあんたの精神と同調することによって得た知識だ。
(俺という存在が危うくなる。駄目だ…)
……マキメとやらを助けるか…?俺とは違って自分を確立しつつある。あれは既に一人の人間だ。
(前の俺ならクロークルワッハ程度どうにでもなるのだがな…お前ではな。)
まあいい、とりあえず状況を見るぞ。
(それがお前の選択か。)
ああ、そうだ。だがちょっと待てよ…俺達は酷い勘違いをしていないか?
(知るか)
そうか
分かったわかった、ついて行くから…その代わり金は払え
まったく、とんだ厄介ごとに巻き込まれた。どこで道を間違ったんだか…
なにィ、ラード?アフロ如きがわけ分からんこと言いおって
なんだってボクからそんな臭いが… する!?
い、いつの間に…全然身に覚えないのに
怪奇現象だ…非科学的ィ!認めない!認めないぞ…!!
お、落ち着けボク…冷静を保つんだ…
ふぅ…良し。ではなんたらディア、エスコート頼むよ
できればさっさと終わらせて報酬を貰いたい。 …ダメ?
!!?…化け物め、やってくれる!!
《エターナルセンゴク》、男と拙者の間を隔てろ!!!
バシュウウウゥゥゥゥ・・・・・・ン・・・
っく、男・・・今、拙者に手を出す気だったか・・・?
貴様・・・邪魔をする気ならば、貴様から先に相手をしてやるぞ・・・!?
まだ分からんか!!貴様の自信がどこから湧いてくるのかは知らんが・・・此奴がこれ以上力を吸収すれば、食い止める手段は無くなるのだぞ!!!?
もう一度言う、此奴が復活したのは、貴様がメオクルトの封印を解き、殺したからだ!!
貴様一人の我儘で世界が滅ぼうというのだ!!敵の力量を正しく見据え、真面目に戦え!!!
・・・・僕このまま消えちゃうのかな・・・?でもいいや・・シマに・・ちゃんと恩返しできた・・・
・・・なんで・・なんでこんな道選んじまうんだよお前・・俺は・・俺は・・・
・・・誰かを守りたかった・・ただそれだけだよ・・シマは・・平気かな?
・・・平気さ、俺が保障する。領域の力はお前のほうがよく知ってるじゃないか
・・・そうだね・・・・!・・なんか・・光が見えてきた・・・先に行って待ってるよ
・・・行くな!行くなよマキメ!頼むから・・頼むから行かないでくれ・・・
・・・ありがとうシヴァ・・・さようなら・・・
あれ・・・?俺・・もとの姿に戻って・・る?
ポタポタ
なんだ?血の涙か?おかしいなテンションはあがってないはz・・・
!赤くねぇ・・・
な・・・なんだこれ・・なんでこんなに胸が苦しいんだ?辛いんだ?
これが・・悲しいってことなのか?
なぁ答えろよマキメ・・・マキメ・・っ・・・
うあああああああああああああああああああああああ!!!!!!
──マキメ・ユグドラシル 死亡
────シヴァ 覚醒
>>239 クックック…既に平行世界では私が苦堕鬼を消しているのですよ…?
グラムマッシャーを解放し……真の力は解放していませんが、ね。
ちなみにその平行世界では苦堕鬼によって怠惰の魔剣が破壊され仕方なく私が苦堕鬼を次元の彼方の閉じ込め、
アスタロス無しで苦堕鬼を消し去る方法を考え…そう、マキメ君をヨルムンガルドの一部とする方法です。
グラムマッシャーにてヨルムンガルドとマキメ君を合成…それを怠惰の魔剣代わりに使ったのです
・――――異能者の移動を確認しました。
・機能『眼』の修復率・・・96…98.9…99.8…100%
・攻撃対象、コード:クロークルワッハの類似体の破損を確認。
行動への影響は大きいと判断。
・対象の消去にプロセスを移行します。
――――行動実行前に再度質問します。
『貴方は、何ですか?』
何!くそっ!死にやがった…
(どうするのだ)
……クロークルワッハを…消す…!
出て来いフレイムセイバー!
そして燃やし尽くせ!
ロスト
『消失…だがこれでいい』
「お前の肉体となり得る奴とクロークルワッハをぶつけるのか」
『ああ、どっちが勝っても同じだがな』
「フン…!!俺は苦堕鬼を消しに行こうと思う」
『奴はクリストフが処分するはずだ』
「"向こうの世界"の話を持ち込むな。バカめ」
『すまない』
「奴は何を考えているのか分からないからな…奴が俺を消しに来た場合…」
『"勝てない"か』
「お前と二人がかりでやっても駄目だ…」
『そうだな』
「ああ」
……それでよし。
念鎖、戻れ。
もしあんたが何か言い訳したら、即座に攻撃するつもりだった。だから、何も言わなかった事に
感謝する。もう一人の『弟』とやりあうなんて寝覚めが悪いからね。
…あんたが裏でどう考えてようが私を敵だと思っていようが…
私はあんたを信じるよ。丸ごと受け入れてやる。馬鹿な選択だろうけど…ね。
・・・もう良い。いちいち尋ねてもいない、要領を得ぬ事を・・・貴様は黙って、病院で脳の検査でも受けていろ。
拙者が馬鹿だった・・・最初から一対一・・・否、劣勢だと考えるべきだったのだ。
貴様は邪魔なだけだ。吸収されぬ内に、去れ。
良いか、これが最後の警告だ。まだ下らぬ真似を続け、拙者の邪魔をする気ならば・・・
・・・斬る・・・・・・
どうぞ、斬れるものなら斬ってみてください。
私も次元置きを使用しているのですがね。
怠惰の魔剣アスタロス…早く契約を済ませてください。
・・・ほう。ならば、遠慮無く・・・
ヒュッ
(クリストフの頬を浅く斬る)
ツー・・・
・・・拙者に《次元置き》など通用しない。この時空を操る魔剣、《エターナルセンゴク》にはな。
つまり、奴は最初からそんな技を使ってなどいない。
・・・理解出来たか?あれは奴自身の素の速さに過ぎぬ。
嗚呼、このまま貴様の首を刎ねてしまえたならば・・・
《エターナルセンゴク・超光速》!!
(先よりも更に負担の掛かる型・・・長くは続かぬ)
(なるべく大きな傷を与え・・・回復に必要な時間分だけでも、奴から稼ぐ!!)
受けよ我が剣・・・《因果律断絶!!!》
フッ、次元置きを破れるエターナルセンゴク…
それに因果律まで操作できるとは…あなたにはもったいない代物ですね…
しかしそれだけでは苦堕鬼は倒せませんよ?
ま、見せてもらいましょうか。あなたの戦いを。
ククク…!!お前達は何をしている?
串刺しになっている鎧は抜け殻だ。動いている様に見えるか?
蟲だよ…秘技『空蝉』…
何匹か取り逃がした様だが…追えば良い。それだけの話だ。
…邪魔なモノは壊しながらな…
…俺が何か?下らん質問だ。俺は戦う命、破壊する力。
その身を以って知れ…後ろだ!!斬!!
……………………間に合わなかったか…。
…………………これで何度目だろうか。見知った人間が死ぬのを見るのは。
………………なあ、ヘルツォーク…あんたは何で…おれに感情なんてものを付けたんだ…。
……………それがなけりゃあ…もう少し…いや、やめよう。
…………
………君が…シヴァ…か。
……正直、君をどう扱ったものか、未だに考えあぐねている。
…マキメ君の仇なのか…それとも、彼の心を受け継いだ仲間なのか…?
返答如何によっては……この場で………!!!!!!
ここか!!!!!!礼拝堂!!!!!!!!
ワールドスレイヤー!!!!!!……は、無いんだっけ。
仕方ない…カシナートブレイド!!!!!…まあこいつでいいか。
服装よし、髪形よし、武器の状態よし、……果たし状よし。
R様、乗り込みましょう。既に戦いは始まっています。
・対象の回避及び、質疑への解答を確認。感謝の意を述べます。
【Regard】背後に敵対異能者の存在を認識。
………個体『イド』の背面破損。損傷率・・・『34%』
・解答1:残念ながら、この遊戯に おいてあなたの存在意義の確認は
不可能であると判断します。
・―――――対象の消去プロセスを 続行。
損壊が規定値に達した為、『機能』の遊戯への転用を許可。
『機能』の使用を確定。異能者に再勧告――――「貴方の消去を行います。」
・――――其は神でなく ヒトでもなし
アラユルモノを享受し アラユルモノを拒絶する
望むものは無く 望まれるものも無し
全にして虚無 虚無にして全
其は紛い物 全は欠損物
ならばせめて泡沫の夢を 仮初めの全を
歪なその手で 拾えますように―――――――
D y s t p i a
―――――歪・領域発動 『 逆 理 想 郷 』
――――では、遊戯を始めましょう蟲の王。
私は個体名「イド」。世界を代行し、貴方と遊ぶ者です。
───以下ネコ語───
(まえの まんげつから 13にちめ。はれ。
ろじうらに おちてた キラキラひかる いたきれが きにいったから そのうえで ひるねした。
へんなゆめを みた。
いたきれが オイラに はなしかけてきた。
じぶんをよめたら すきなだけ サカナをやる と いわれたから よんだ。
「ニャンビジブル」
おきたら いたきれは きえてた。)
───ネコ語ここまで───
…ニ゛ャッ!?ついでにオイラも消えてる!?
しかもニンゲンのコトバ喋ってる!!?
・・・次元蝶、シマをリキエルのところへ運べ
領域かけてるからそのうち眼も治るだろう
・・・アシモフか、すまなんだな。うちのお嬢が選んじまった道なもんで
俺か?聞くまでも無かろう
俺はマキメ、『マキメ・シヴァ・ユグドラシル』。世界樹に住む破壊神さ
そう構えるなよ
>>255 そうか…。いいよ。お前さんを信用しよう。
俺ももう長いこと生きてる。人間というやつのことも少しはわかってるつもりだ。
もしあんたが悪人−仇−だったら…見抜けなかった俺の負けってことにしといてやるよ。
それと…俺はアシモフじゃない。アジリィだ。ライザック・アジリィ。
……まあ、あんたが俺をアシモフと呼びたいなら、別に止めやしないがな。
で、お前さんはこれからどうするつもりだ?
とりあえず俺としては、人が一人死んだ…正確な表現じゃないが、いなくなった…のだし、
あんたの組織のほうに報告でもしといたほうがいいと思うがね。
どうも俺は人の名前覚えるのが苦手でな
いいならアシモフって呼ぶぞ
俺には帰る所なんざねぇよ。辞表出してきたしな
とりあえずここぶち壊してふらふらとその辺ほっつき歩くさ
(
>>208 てめぇ……焦るも何も、このままここにいたら殺されちまうっての! さっさと逃げるに越したことはねぇ!
流れを変える必要なんて! ここで犬死にしなけりゃそれで……。
……アスタロス。あの……苦堕鬼ってヤツの目的は何なんだ? ただ力を欲してる、って訳でもなさそうだがぁ……。
何か知ってねえか? 嫌な予感がするんだぜ。
(
>>217 大丈夫だ、ちゃんとここからは脱出できるさ! フーリエはさっきから怖さのあまり何も喋ってねぇのか?
だが……問題の焦点となるのは、俺様達がアイツ――苦堕鬼と戦う必要があるのかどうかってこった。
ねぇならさっさとこの魔剣を置いて逃げちまえばいい。だが……それが本当に正しいことなのか?
(
>>232 変な光景っつーか……おかしいぜ、どう見ても! いかれてやがる!
何なんだあの苦堕鬼ってヤツは、あんな強そうな2人をまるで赤子の手をひねってるかのように……!
出来れば戦いたくねぇ、が……戦わなければならねぇのなら、戦うしかねぇだろうな。
くっそ……なんだ、こりゃ……戦況が、アイツによってぐちゃぐちゃにかき回されてやがる……!!
これが苦堕鬼の力だってのかよ、ふざけやがって……!! どうすんだよこの魔剣!!
コイツでしか苦堕鬼を倒せないって、どういうことなんだ!?
>>252 ククク‥‥お前は相変わらず感情が先に走って思慮が浅い‥。
こんな街中でお前が本気‥いや、全力を出したりしてみろ。
‥‥わかったようだな。それに他の奴等が既に戦い始めているようだ。
このままではあまり良くない状況になりそうだ‥お前にとってだが。
‥‥‥まったく、甘い奴だ‥私はこの平和な街が燃え上がるのを見たいというのに‥
だがまあ、今回はお前に合わせてやる。
まずは礼拝堂に入るぞ。
然る後に我々と奴のみをこの世界から隔離し‥何処にも迷惑を掛けんようにした上で消す。
この計画でいく。何か質問や意見はあるか?
グスン・・・ハッ!? 泣イテナイゾ!! 感動的ナ光景ニ泣イテナンテナインダカラナ!!
シカシ・・・フ、ソレガオ前ノ決断カ、蝶子ヨ。ヤツハコレカラモオ前ヲ裏切ルダロウ。コチラガ勝手ニ信頼ヲ置クダケデ、ヤツハ何トモ思ワン。
何故ナラ我々ハソウイウ生キ物ダカラダ。利用デキル者ハ利用スル。ソレガ喩エ最モ近イ距離ニイル者デアッテモ。
ソレデモヤツヲ受ケ入レルトイウノデアレバ・・・最早、おれガ何ヲ言ッテモ、仲間割レハ期待デキナサソウダナ。
見事ダ、泡沫ノ騎士団ヨ。感服シタ。ヤハリ人間ハ素晴ラシイ生キ物ダ。愚カササエモ美シイ。
デハ、おれモコソコソト隠レテ攻撃スルノハヤメヨウ。ヤレヤレ、仲間割レヲサセルツモリダッタノガ、更ニ厄介ナ敵ニナッテシマッタナ。
おれノ役目ハソノ蝶子ガ持ツ魔剣ノ奪取ト・・・後ハ、2人ヲ戦闘不能ニスルコト。ますたーガ吸収シヤスイヨウニナ。
コレコソガおれノ正体。おれハ影、影ハおれ。一定ノ形ヲ持タヌ生命体。ソレガおれダ。
(影という影からボコボコと気泡が現れ、そこから黒いブロックが生み出されて空中に集結していく)
メサイアガふぁみりあノ1人、【ダークムーン】――――推シテ参ル。
手加減ハ抜キデイクゾ、心シテカカレ!!
ふ・・・そのまま仲間割れをしてくれた方が、我が輩としてはありがたかったな。全く、何処までも我が輩の期待に沿えん奴らよ。
次元置きか。面白い技術だが、我が輩にはそれを使うことは出来ぬ。何故なら我が輩は実体は持たぬが、こうして実体を持っているからだ。
分からぬなら分からぬでよし、どっちにしても君達は我が輩に傷をつけることは出来ても、葬り去ることは出来ぬのだから。
時空を操る魔剣か、道理で・・・くっくっく、それは素晴らしいものだ。
さて、おお・・・速いぞ。これは速い。我が輩よりも速いかもしれぬ。素晴らしい、とことん素晴らしいな君は。
大した邪気を持たぬのが非常に惜しい・・・エターナルセンゴクか、それも欲しくなってきたな。もし余裕があればそれも頂くとしよう。
ふむ、こうして、こう、こう来るかね。ならばこうしてこう動くと・・・! おお、斬られた!!
我が輩が斬られたぞ!! ふはははは!! 我が輩の肩がざっくりと!! 見たまえ、右腕が切り落とされてしまった!!
素晴らしいぞ蓮獅!! 実に素晴らしい!! こうして我が輩の右腕を落とすとは、誇っていい、我が輩から四肢の1つを奪ったのだ!!
さて・・・では、こちらからもそろそろ行こうか。時空を操るとか言ったな? ならば避けてみたまえこの攻撃を。
クリストフ、君も同様だ。グラムマッシャーを持つ者ならばこれに耐えてみたまえ。結構強めで行くぞ?
せっかくだから、そうだね、エターナル系を行ってみようか。君たちにはこれぐらいが丁度良かろう。それでは、行くぞ。
『 時は有限、即ち世界は朽ちて然るべき。故に永久など世にはなく、ただただ塵となりゆくのみである 』
【エターナル[^2(ツヴァイ)] フォース カプリッツォ】――
(上空と地下で巨大な剣が精製され、上下から降り注ぐ)
――これは我が輩が制止をかけるまで続く、エターナルを二乗したエターナルだ。避けきれるとは、思わぬことだな。
>>257 そうか…………
…………何なら、…シャイアーテックスに来るか?
別に働けというわけじゃない。寝る場所と生活費の面倒を見てやろうってだけだ。
お前のような強い戦士は、いい観察対象になるからな。例えば戦闘用機人のAIの開発や、自然な戦争の起こし方…などなど。
裏は無い。俺からお前への、純粋な好意だ。
いやなら別にいいさ。自由気侭な旅…お前の実力なら出来んこともなかろう。
風来の旅もそう悪いもんじゃあない。経験した俺が言うんだ、間違いない。
>>259 いえ。俺の意思を汲んでいただいたこと、感謝します。
……ただ、俺にはやはりあなたの考え方は理解できません。
戦闘というのは1対1の命の削り合いであると俺は思っています。
戦争は個人の存在が希薄になるのであまり好きにはなれませんね。
…では、礼拝堂に参りましょう。
くっ…その程度でこの私と戦おうと…愚かな……ッ!
(この感じ…苦堕鬼は邪神ではないと…?進展がありませんね…)
エターナルセンゴクのあなた、その刀で時空を捻じ曲げることが出来ますか?
そうすれば苦堕鬼の力を一時的にですが無効化することが出来ます。
殺らないのか? ふーん… 人の心は分からんね
特に女の心ってのはな、どうしても理解できない。俺が男だからかな…
…良いよ、別に。俺を殺す気がないんなら、アンタはもう「敵」じゃない
馬鹿な選択だろうとなんだろうと、勝手にしてくれて構わない
我々? おいおい、同一視してくれるなよなー
確かにお前と俺は似てるっちゃ似てるけど… やっぱり別物だろ?
…あー、それより! 良いか、話術に必要なのはな… 「愛」だよ
「愛」を持って接すれば、誰でも自然と受け入れてくれるはず
お前からはそれが微塵も感じられねー。そんなんじゃ人の心を動かすのは無理ってもんだ
分かったか? 「愛」だよ、「愛」… 「愛」は源
「愛」は俺の力の源… 冗談で言ってるんじゃないぜ?
メサイアがファミリアの「一人」… まだいるのか
まあ別に構わないけど。悪いが、俺は全然負ける気がしない
はっきり言って、お前じゃ俺には勝てない
相手を倒そう、屈服させよう、打ちのめそう… そういう心を持ってる限りは無理だ
俺の能力は『羊水』… 「愛」溢れる母の力だぜ?
…来い。全身全霊を持って、お前を愛し尽くしてやる 溺れるほどにな…
よし、それじゃとりあえずシスター・マチルダの所へ…今は…懺悔室かしら?
とっとと行きましょう。なんかとんでもない事が起こってる気がするの。
シスター・マチルダ!無事でした──…か……
・情報:目の前にあるもの
イア 知らない方々
魔剣とシスター・マチルダ
戦う男達
エラー:相次いで起こる訳の分からない事態に脳が対処しきれなくなりました。
これより30秒間、脳のフリーズを行います。
ぷしゅぅぅぅ……
なんでぇ、あのやさおとこたいしたことねーじゃん。
かけてそんした。あれならかめだでもかてるかな…?
ん?さあ。おおかた『俺が正義だ!俺様のものは俺のもの!』みたいなかんじじゃね?
いやー…それにしても。おれがどうとかほざいてっけど、こりゃまずいな。
おい、しんとかいうしょっぱいかおしたやつ。おまえがよければふるってもいいぜ。
ただし、『仮契約』だがな。あいつがきえるまでのおためしきかんだ。
…や、このよにんでおまえがいちばんあいしょうよさそうだからさ。
ねっけつばか、のほほんむすめ、よくわかんねぇにひるやろう。
ほかのやつらじゃどうもやるきしねぇ。…それにしょっぱいのはかおだけじゃなさそうだしな。
ささ、どうする?はやくきめてくれよ。
愛・・・クク、フハハハハハハハハハハハハハ!!!
マサカオ前ガ愛ヲ語ルトハ! 馬鹿ゲテイル、馬鹿ゲテイルゾ重草!!
我々ハ人間デハナイノダ・・・人間デナイ我々ガ、愛ナドトイウ感情ヲ持テルハズガナカロウ。
所詮我々ハ日陰ニノミ生キラレル者。ソレガ愛ヲ語ルナドト烏滸ガマシイ! クク、フハハハハハハ!!!
倒ス、屈服サス、打チノメス・・・我々ハソウイッタ破壊衝動デシカ戦エヌ。少ナクトモおれハ、ゴーレムダカラソウナラザルヲエナイ。
オ前ダッテソウダロウ、破壊神。衝動ナシニハ戦エヌ、コレハ人間デモ同ジコトダ。ソレヲ愛ソウナドト、馬鹿ナコトヲ。
良イダロウ・・・オ前ガ愛デ来ルノナラ、おれハコノ絶望ノ力ヲ以テソノオ前ノ愛トヤラガまやかしデアルコトヲ教エテヤル!
ハアアアアア・・・
『 原初にして根源なる混沌に告ぐ、我が体躯を以て万物を潰えさんことを 』
【コンクルージョン】・・・
(ダークムーンの巨体が分裂し、無数の黒い球となって押しつぶそうと跳ね返りながら迫る)
最早既ニ見当ハツイテルト思ウガ、おれハ影ダ! 物理的攻撃ナド利カヌゾ!!
懺悔室?あー、それはちょっと… 頂けないと言うか…
いや、何を言ってるんだボクは。弱気になるな!
神への畏敬など、この身躯を手に入れた時に捨てたはず
畏れるな…神など、畏るるに足りず!こそばゆい!
…って、おーい!そこで気絶か!なんなんだよ!?
懺悔室の中に何か見たのかね?どれどれ…
な、 な、 なんか面倒臭そうなことになっとる
こいつは長居は無用…ここにいたら危険だ
おい、なんとかディア!一旦避難するぞ! …起きろよ!!
とりあえず、安全なところまで引っ張っていくか…
何をやってんだかなあ、ボクは…
確かにその通りだ、よかろう・・・!
《エターナルセンゴク・空間歪曲!!!》
ギュイイイィィィィィィィン!!!!
ぐっ、何という力・・・一時的にはこれで凌げるだろうが、奴曰くこの攻撃には終わりが無い・・・
拙者が食い止める間に、次の手を打ってくれ・・・!
・・・それと、拙者の名は蓮獅、神風蓮獅だ。
宜しく頼むぞ、クリストフ・・・《殿》
…安心していいわ。私自身よくわかんないから。ただ、私が選びたい道を選んだだけよ。
にしても可愛い顔してクサい事言うわねぇ。ま…嫌いじゃないけど。
さて…私もやらせて頂きますか。重草、後ろは任せて。
>>232 しかしヤツのギャグセンスはイマイチだ……オレならこのようにフローディアの下着をばら蒔くね、最低八枚はな……
クク、空の邪気眼の本領は空間操作に有り。オレの物をオレが呼び出す等チョロいもんよ……結解は、まぁ破られても問題無いしな。
>>258 必要か必要じゃないのか、それを決めるのは自分だ。後悔するかしないかは今は判らない……だから、やると決めたのならやるべきだ。
だけど……もしおまえが今逃げ出したとしても、誰もおまえを怒らないよ。その時も俺は、吉岡宏太を守ってみせる。
>>266 あら〜……一般人のおでましかい? しかも微妙にラード臭い。
大丈夫かいお嬢さん。こっちは比較的安全ですよっと。
>>267 ん、十分十分。しょっぱい顔にしょっぱい性格、だけど能力は亀田三兄弟以上。それでいいじゃない。
仮契約と行こうじゃないか、代価はオレかメ……なんとかのどっちかの命で良いだろ?
もっとも、殺すのはオレじゃないかも知れんがね。
おやおや、こっちに来たまえそこの2人。今日は楽しいパーティだよ?
遠慮せずに参加していきたまえ。なに、誰でも歓迎さ。特に強大な邪気を持つ者ならね。
おっと・・・成る程、そう来たかね。流石だ、まさかそんな方法で我が力を封じるとは。
君たち・・・【こいつ本当に邪神なのか】と疑問に思っただろう。我が輩は邪神ではない、メサイアだ。
邪神は君たちを殲滅させる為に大人げなく惜しみなく全力を注ぐだろう。しかし我が輩は違う。そんなナンセンスなことはしない。
君たちに一抹の希望を抱かせた後それを我が絶望でうち砕く・・・これぞ完璧なる勝利だ。心すら折るのが我が輩のやり方でね。
今我が輩がこのことを話しているのは、先ほど君たちが希望を持ったからだ。そんなに恐れるべき敵ではないのかもしれない、と。
これは絶望へのカウントダウン・・・さあ神への祈りを済ませるがいい。最も、君たちの目の前にいるのが救世主だがね。
さて・・・では布石を置かせてもらうことにしよう。我が完全勝利への布石だ。
まず、この我が力を解放させてみることにしよう。蓮獅、これが精一杯の干渉かね? もっといけるだろう?
ならば耐えてみせたまえ・・・邪気、10%を更に【追加】。さあクリストフ、蓮獅が持ちこたえている間に次の手を考えるのだ。
邪気、10%を更に【追加】・・・更に【追加】・・・更に【追加】・・・更に【追加】・・・くっくっく。
ケケケッ、ウシロダナンテケチクセェコトイッテンジャ…イヤ、コレモテメーラニンゲンノダイスキナ『比喩表現』ッテヤツカァ?
オレァガクガネェカラワカンネェゼ、カッカッカ…
ナァ、マスターサンヨ。オレモハラガヘッテシカタネェンダ…マ、ウマレテコノカタ『満腹感』ナンザアジワッタコトナンザネェケドナァ。
ミテクレガゲテモノホドウマイッテネェ…ホンノチョットデモイィンダ、ヤローヲ『味見』サセテクレヨ、ヒヒッ!
・フリーズ終了
──…は!あ、ちょっとジーンケード!放しなさいっ!
…シ、シスター・マチルダ!
一体この教会で何が起こってるんですかっ!できれば比較的分かりやすく説明して下さい!
……やはり、お前という奴は。その手にした下着はちゃんと畳んで
フローディアとやらに返せ。あと本人にも謝れ。それでお前が許されるかは知らんが…
む、ラードの臭い…あの衣装、ここの者か?まさかフローディアとやらではないだろうな…?
ククク…出来ることなら本気のあなたを殺したかったのですがねぇ…
いいでしょう…グラムマッシャー、解放。
因果律を書き換えてしまうほど強力なものをお見舞いしてあげましょう。
バズ・マイケス・ケイシワ・ソワカ・ヘメルニ…
クラッシュ……!
ピキッ
空間が崩れていくのが分かりますか…?
と言っても刻が止まってしまっては私以外分かりませんね。
エターナルセンゴクと怠惰の魔剣を組み合わせ…よし、これを蓮獅さんに持たせて…
苦堕鬼…あなたの運命は"滅”です。死でも生でもない。
うるっせーな… 伊達や酔狂でこんなこと言えるかよ
言うぞ。お前ら、言うぞ… 「愛を語って何が悪い」!!
恐れ入ったか
嫌だな… 破壊衝動と愛では、愛の方が遥かに原始的な感情
人間以外で破壊衝動を有する生物は、せいぜいチンパンジー程度
それに比べて愛は… 知能を持つ全生物が有していると言っても過言ではない
どうだ、勉強になったろ。けど少しうろ覚えだから… 間違ってたらごめん
まあ… つまり、何が言いたいかというと…
破壊衝動を持ちうるほど知能が発達した存在が、愛を持たないなんてナンセンスだってことだ!
以上より、俺は愛を持ってる。多分
…物理攻撃利かないの? あー、駄目だ。手に合わない
俺は魔法の類とか使えないし。止めたゝゝゝ…
ストーップ。降参。参った。赦して
かおがしょうゆがおでもかめだいじょうならよし。さっそく『仮契約』といこうか。
…でもめんどくせーな。『代価』とかさぁ。じゃああのわがはいちゃんの
いのちってことにすっか。…んーん、なんびゃくねんぶりかな。にんげんにつかわれるのは。
仕留め損なったか…一撃必殺を狙ったが…
固体名…世界を代行?悪いが一々憶えていられん。
遊戯、か…命果てるまで…俺の力、止められるか?
クローラー
“地を這うモノ”、奴を飲み込め!
>>276 おっと、シスターさんがくれると言ったから使ったまでさ。所有権がオレに移れば、空の邪気眼は何でも呼び出せる。……例え失われたものだろうとな。
でも、ま。生きて帰ったら謝るのも悪くないかもな。止められ無かったおまえ達と一緒に、な。
>>279 オーケイ! 我が輩ちゃんの命、確実に頂いてやらぁな。
だがな……力ってのは、借りる物でも貰う物でも無い……合わせる物だ。面倒だとは思うが、面倒事が長引くよりゃ良いだろ? だからオレは、アスタロスを使うんじゃない。アスタロスと力を合わせるんだ。
ぐっ!う・・・があぁぁ!!
何の、これしき・・・耐えてみせるわッ!!
!これは・・・!!
先の無礼、済まなかった・・・感謝するぞ、クリストフ殿。
拙者は《武士》、剣を振る事・・・この刃の持つ力を、最大限の形で貴様へ届けるのが役目なり!
《神風流奥義・逆神風の太刀!!!》
助けてやったってのに…なんだよその邪険な扱いは…
くっそー!金を稼ぐんなら地道にバイトでもしてれば良かった
そしたらこんなひどい娘に遇わなくて済んだのに…
あん?パーティ? …だが断る!!
ボクは馴れ合いは嫌いなんだよ!今いる連中だけで楽しんでろ!バーカ!!
…あ。キミは宿屋にいたカウンターの人じゃないか
その節はお世話になったね。しっかしこんなところで再開とは…
宿屋の仕事はどうしたい?サボりか?ダメだなあ…
あー!キミィ!宿屋にいたうるっさいガキ!
キミまでいるのか。なんだかなあ、今日は…
面倒臭いところに迷い込んだな…「墓標」に帰りたい…
あーはいはいわーかりましたよ、暴食さん。腕の一本位は食わせてあげるわよ。
……っておいいいいィィィィッ!あんなにかっこよく決めて
あっさり降参しないでよ!思わずズッコケたじゃない!
…しかし、物理攻撃が効かないとなるとね…空間干渉能力も役に立たないし。
魔法系となると、やっぱベルゼブル?…ちぇ、さっそく武器持ち換えかよ。
――我流料理抜刀術、『直火焼き』!焼き加減はミディアム?それともウェルダン?
(青い炎が飛び散り辺りを焼く)
・・・さて、お話は・・・済んだかね?
色々小細工をしてくれたようだが・・・どうやらあまりに我が輩が慈悲深くて、身の程を弁えられなくなったらしいな。
言ったであろう、これは我が輩の完全勝利への布石だと。君たちが抱く希望は、我が輩が絶望で打ち砕くと。
まだ理解できないかね。教えてやろう、絶対という言葉の意味を。君たちが何をしても変えられぬ、予定運命というものを。
因果律を変えるなどと烏滸がましいことを言うものではない。因果律とは必然也。必然にはどう足掻こうともかなうものではない。
つまり・・・神には、人間はかなわないということだ。そうだろう――――
(メサイアの身体が真っ二つに切り裂かれる)
――――蓮獅、クリストフよ。これで終わりだ。
(瞬間、メサイアが無数の黒い蝶となり霧散する)
邪気、20%【追加】・・・・・・・・
(上空で強大な発光が起こる。天井に青紫色で紋章が描かれている)
落
ち
ろ
昏
き
天
空 【パラダイムロスト】。
ゴズウウウウウウウウンッ・・・!
(強大な邪気そのものが2人に落ちる)
――――能力者とは、邪気を媒介にあらゆる戦闘能力を発揮する。しかし邪気そのものをエネルギーとしてぶつけることが出来るのは・・・この、神だけだ。
……よせやい、きもちわりぃな。そんなしんけんなめでみんなよ。
あいにくだが、おれはそのてのことばはしんようしねーからな!
ところであのらーどくさいやつしりあい?らーどのようせいか?
・・・重草・・・ドウ考エタッテ、伊達ヤ酔狂ニシカ見エナイノニハツッコマナクテイイノカ?
イヤソレハトモカク・・・ククク、破壊神ガ結構ナゴ高説垂レルジャナイカ。
モシカシタラ、オ前モ人間トイル内ニドンドン毒サレテシマッタノカモナ。ソレガ幸福ナノカ不幸ナノカハイザ知ラズ。
オ前トハ戦エナイノガ残念ダガ・・・マアイイ。ドウヤラ蝶子ガ相手シテクレルヨウダカラナ。
蝶子、モシカシテ重草ッテ・・・イヤナンデモナイ。ナンデモナインダヨ本当。
ム、ヤハリソノ魔剣デ来ルカ! 面白イ!
ッテ、ナンダソノ使イ方ハ・・・我流料理抜刀術? ヘンナノ・・・。デモ、技名ハ適当ダケドソレナリノ威力ハアリソウダ!
ダガ・・・後悔シロ、おれニソノ技ヲ使ッタコトヲナ! 飲ミ込メ!!
(黒い球に炎が当たると、それを吸収していく)
マサカソンナ単調ナ攻撃ヲ繰リ出スダケデハアルマイ! 見セテミロ、ベルゼブルノ最骨頂ヲ! 【アウトプット】!!
ッテ・・・ナンカ地味ニアッツ! チョットアッツ!! おれ技出ス方ナノニアッツ!! ナンデ!?
ウェ、ウェルダンデショコレ!! おれガ何ト言オウトウェルダンニスルツモリダッタデショ!!
(青い炎が黒い球から撒き散らされる)
ヨシ、ジャコレヲ応用シテ・・・食ラエ、【ダンスウィズデス】!!
(黒い球の1つが鎌の形となり、青い炎を纏いながら蝶子に振るわれる)
>>283 いやぁ、不思議な縁ですねぇ。バイトは辞めにしました。何ていうんですかね、他にやらなきゃいけない事が有りますから。
ジーンラードさんはどうしたんですか?
>>286 ん、気持ちはわかる。憂鬱で面倒だから、オレ達は戦うんだ。それ以上は今は要らない……だろ?
あぁ……ラードの妖精はトイレでラードを使う程の人間だ。多分普段は公園のベンチに座って、ラードを使う相手を探しているんだろう……(ヒソヒソ
さて、じゃそろそろ相手をしようかね。コウタ達は見ててくれ、オレもそこそこやれるって所をよ。
……なぁメ……なんとか。こっからは俺が虐殺ショーの立役者だ。死にたくなければさっさと消えな……ま、手加減はしてやるからよ。
ケケケッ、イイネェ…モチロン、ナカマデコンガリトイコウゼェ!
ヒッヒ…タシカテメェ、ダーク…ナンツッタッケナァ?
マァイイ、ヒトツオシエトイテヤルヨ。
オレァニクモスキダガ、イチバンスキナノハ『魂』デネェ…
テメェミタクニクタイヲモタネェヤツナラ、ソノママオドリグイダッテデキルンダゼェ、タトエバソノ『鎌』ダッテ、コンナフウニナァ!
グググッ…バクンッ!
…ヒッヒ、カリノカラダデモツクッテ魂ヲマモッタホウガイインジャネェカァ?
ソウナリャコンドハブツリカンショウカノウニナッテ、ハカイシンサマモオリョウリニサンカスルコトニナルガネェ、カカカッ!
(
>>283 て、てめぇはあああ!! 宿屋にいたあのうるせえチビッ娘じゃねぇか!! 何でこんな所に!!
ま、まあいい……んなこたどうでもいいんだ。それよか、さっさと逃げねぇとやばそうだぜぇ!!
あれなんか苦堕鬼ってヤツらしくて封印破ってはちゃめちゃしでかそうとしてるんだ!!
そんでもって今シンが魔剣を……って、シン?
(
>>288 シン!! お前……大丈夫なのかよ。
確かにその空の邪気眼があればある程度の攻撃はかわせるかもしれねぇけど……それでもやべぇぞ、お前の圧倒的不利じゃねえか!!
……ああ、言っても無駄だろうな。だが……死ぬんじゃねぇぞ。絶対だ。俺様達吉岡組は、シンがいねぇと始まらないんだからな!!
くそ……ッ、俺様は何もできねぇのかよ…………って…………!?
(
>>285 ありゃ……お、俺様の右腕のアザと、あの紋章は酷似してやがる!! な、なんだぁありゃあ!! 何で苦堕鬼が!!
今度はタイ…ちょっと大物すぎたかな?
…透明になっちまえばニンゲンなんてちょろいもんだな。盗み放題だ。
うん。確かにサカナは好きなだけ食べられる。だけど…
…この姿じゃネコ仲間にもまともに相手にされないじゃないか!
いい加減に元に戻れー!
ブゥン…
…戻った!?…ふぅ…助かっ…
…フニャッ!?
ニャ…ニャンだ…?いきなり全身の毛が逆立って…
…教会?…サカナのカミサマでも降りてきたか?
……なぁあッ!いきなり意識を乗っとるな!例の言葉いう前に出てくるな!
全く…でも今日は許してあげようじゃないの。ついでに久しぶりに体貸したげるよ。
ただし五分間ね。五分で仕留めな、ベルゼブル。遊び食いなんてしないでよ?
――我が名は、ブラッド――
な・・・馬鹿な、この剣でも・・・!!?しまっ・・・
キィィィィィィィ・・・・・・
・・・攻撃の瞬間、エターナルセンゴクの力で拙者らの《存在そのものを分解》し、《再構築》した・・・
ダメージは、無い筈だ。が、この技は消耗が激し過ぎるのが欠点か・・・済まぬ、拙者にはもう、申し訳程度の後方支援をする力しか残っておらぬ・・・
うわー…さいあくだな。きっといまに「やらないか」とかいいそう。
あぁさぶいぼたってきた。ないはずのさぶいぼたってきた。
…きをとりなおして。
かりますたーのしょうゆがおのいうとおりだ。ころしてばらしてならべて
そろえてさらされたくなきゃおうちかえってくそしてねな、わがはいちゃん。
心配御無用。俺なんて元からこんなもんだ
…俺はもともと「戦い」に興味はない。あるのは「勝利」の方だ
勝利が望めない戦いにはもっと興味がない。だから、戦わない
理に適った考え方だろ? 参考にしてくれて構わないぞ
じゃ、俺は大人しく観戦してるわ。手に負えなくなったら呼べ
そのころには、何か良い手が見つかってないとも限らないしな
仕方がない。魔剣が選んだのはシンだ。もし『怠惰』が唯一の解決策ならば…
奴に期待する他無い。『怠惰』のマスターであるシンにな。
ちっ…シンが抜けた分結界を強化しなくては…!しかし、あの紋章…
奴は、苦堕鬼は何者なんだ?宏太と何の関係が…
うぐっ…!
ハァ、ハァ……神…あなたが神とするならば私は破壊神と言った所でしょうか?
苦堕鬼…魔術的な攻撃を避けるための偽装名でしょうね。
ラグナロク メサイア
残念ながらあなたも"古代人の遺産"……最終戦争の最終兵器として造り出された『救世主』
そして私は古代人の意思を継ぐ者……いいでしょう。共に世界を変えてみませんか?
苦堕鬼に対する唯一の対抗手段のアスタロスは私が持っています。
どうです?私の"ファミリア"になりませんか?
【Thinking…】・・・遊戯の予測構成、完了。
【解答:1】
・貴方では個体『イド』の消失は不可能と判断します。
故に、命題は成立しません。
・ワームの新規出現を確認しました。
……では、作動テストを行います。
まずは
歪・領域の機能を使用―――
―――『 概 念 支 配 』
概念を変更…【全て命令とは拒絶するものである】
・―――機能『領域』の動作の安定を確認しました。
・続いて機能『眼』を使用します。
歪・邪気眼発動――――
ア ス ト ロ イ ン ハ イ ド
『 天 体 制 御 』
今の私は全ての事象を支配しています。
故に―――『自転の停止』
時速1666キロにて、地殻ごと吹き飛んでもらいます。以上。
このままじゃどうにもなりませんよ…
「苦堕鬼」は人間じゃ敵いませんって!
どうするんですか… どうするんですか…
もう、ダメですよ…
……ハッ!?この無駄な大声は…ジーンケードさんですか?
気を失いかけていたところに…助かりました
どうもお久しぶり。どこかの酒場以来ですね
それとも、私のことなんて忘れてしまいましたか?
機関に対する裏切り、その他もろもろを見過ごすわけには行かない…
燃え上がれフレイムセイバー!そして出ろフェイムウィング!
これで終わりだ!クロークルワッハァ!
おkアシモフ、その話乗った
流石に寝床ないときついからなぁ
で、お前はどうするわけだい?
……任せる、と言われてもね……
私とてたいした目的は無いのだが……
…ふむ、それならばお嬢さんを追おうか。
なにやら面白い事が起こっている予感もするし、この気配も気になる。
問題は何処に行ったかだが…あ、香ばしい匂いが漂ってくる。あっちか。
なるほど。それがキミの選択か…大変だね
ボクはどうもしないよ。ただ少し金が入用になっただけさ
で、少し雇われてみたんだけど…何の因果かここに来てしまったわけ
………ジーン「ケ」ードだ!!!
うだー!チビッ娘言うな!少なくとも、精神年齢はキミより遥かに上だ!
苦堕鬼ィ?ああ、このパーティの開催者のことかい?
話を聞く限り、よほど面倒臭いヤツみたいだな。参ったよ
はあ…どうしてくれるかね。どうしようもないけど
…あれ?キミは…フーリエちゃんじゃないか!
いやー、どこで会ったっけ?全然覚えてない
けどキミのことは忘れてないよ。それこそ、一片たりともさ!
いやー、相変わらず可愛いなあ!楽器を持っていないキミも素敵だ!
どこぞの粗暴な女とは、雲泥の差、月とすっぽん、まさに天と地…
ダメだダメだ。とても人の言葉では言い表せないほどの違いと言うか…
ともかく、こうしてまたキミと会えるとはね…嬉しすぎて、目から冷却用水が溢れてくるよ
>>290 >>296 >>299 クク……ま、ゆっくり防護壁の中で見てな。
仮とはいえ魔剣のマスターだ。人間数人くらい、守ってみせるさ……
>>303 ま、ってな訳で営業スマイルは取り止めと行こうか。とりあえずジーン……ードさんも、面倒ならチョチョイと退いちゃってくれ。
>>294 うほっ、良いロリコン……やれやれ。
さてさて、斬り刻む準備は万端みたいね。それより先に特性とか教えてくれると嬉しいんだけど、どうよ?
(
>>296 そ、そりゃ分かってるがぁ……アイツ、大丈夫なのか……? どうにも戦闘慣れしてるって感じにゃ見受けられねぇんだがぁ…・・。
――いざとなったら俺様達も出よう。フーリエ、アキト、一応戦闘の準備を頼む。なぁに、万一のときの為さ。
俺様と酷似した紋章を使ってる……どういうこった? 俺様にゃ見当もつかんぜ……。
(
>>299 どうにもならない、ね……そりゃどうかな。倒せずとも、何とかヤツを再び封印することができりゃいいんだが……。
って、やれやれ。何だかどうやっても戦う流れになりそうだな。すまねぇフーリエ、こんなことに巻き込んじまって。
だが大丈夫だぜぇ! 俺様が絶対に守ってやるぜ、意地でも仲間を死なせたりはしねぇ!!
(
>>303 え、なに? ジーンラード? まぁどうでもいいんだけどさ。
へー? 精神年齢は俺様より遙かに上? ふーん? ほー? はー? ひー? とっても信じられんな。
精々ウェイトレスのバイトでお盆ひっくり返して「はっはわわ! ごめんなさーい!」と言ってるのが関の山のような……。
らしいな。本当に参ったぜ……。ありゃどうやって止めりゃいいんだ。数千年前よりよみがえった化け物なんだろ?
正直絶対に戦いたくないが……仲間のピンチともなれば、身体が勝手に動くだろうぜ、俺様の場合。
(
>>304 無茶はすんなよ……絶対だ。無理だと思ったらすぐに逃げるんだぜ。勿論、俺様達全員でだ!!
と、その前に……。
オイッ、苦堕鬼ィィィィィィ!!
てめぇ、さっきの紋章は何だ!!! 俺様の腕のアザと似てんだよ!!! はっきり答えやがれ!!!
♪♪ あぁ 言いかけたのに♪ 近づいてくる
雨雲の かすかな におい♪♪♪ 風にさらわれ とけた♪♪
町の散歩は路地裏に限るよ。その辺のガラクタなんかまさに宝の山!!!!まあはずれも多いけど。
♪ やっぱり 今日も くじかれて♪ こっそり ちっちゃな つぶやき♪♪♪♪
「恋なんて もう二度としない。」とかね♪(嘘)♪♪
……!!!!!!ここから…礼拝堂に至る道に……!!!!!! な に か が い る … …
落ち着け。まずは確認だ。理論と現実が食い違ったとき、まず疑うべきは理論のほう。
肉眼による確認…何も発見できない。
邪気レーダー起動……『Ubertreffen』!!!!!!………駄目か。何かが居るという証拠は全くない。
でも…周りの状況からして、あそこには何か動物がいないといけないんだ…!!!!
……………よし。話してみよう。万一敵意があったとしても、私のこの恐怖の新兵器で…。うふふ。
もしもし。そこに誰かいます?いたら返事してくれない・か・な・?
大丈夫。私は生き物には興味ないから。何も痛いこととかしないよ。
(生き物には興味ないけど…完全に透明、これには大いに興味があるね。
うちの技術でもまだ光学迷彩すら不可視率100%には至っていない。それを…邪気レーダーにすら映らない、すばらしい資料が目の前に転がってるんだ。
これを見逃す手はないね。うん!!!)
>>301 そうだな…。常識的に考えるなら、まずは本社に戻ってお前の入社手続きを済ませる。
俺も長旅から帰ってきたばかりで、手入れが必要な部品もあるしな。
その後は自由さ。社員証を見せれば、俺達の系列会社から有形無形の援助を受けられる。
後は少しばかり監視がつくかもだが、どうしても嫌ならその旨を伝えれば外れるように言っておこう。
お前の肩書きはおそらく、戦闘要員部門X部隊員という事になるだろう。
以前と変わるところはこれだけだ。
俺か……。俺は、事務的な用事を済ませた後、サーショに戻るつもりだ。
どうもあの辺りから大規模な戦闘の臭いがする。例えば…マキメ君を『救う』と言っていた怪しい人物…とかな。
以上だ。他に何か質問は?
【ダークムーン】! 覚エトケヨ! 名乗ッテカラソウ時間経ッテネェダロ!!
ッテ食ッタアアア!? 何ダアイツハ!! 化ケ物カ!! イヤ化ケ物ダッタ!! ッテおれモダ!!
フ・・・ゴ忠告、感謝スル。確カニ、”暴食”ノオ前ナラヤリカネナイナ・・・ヨカロウ。
破壊神ガ参加シテモ「多少」苦戦ハスルダロウガ問題ナイ。ますたーノ命ハ遂行スルマデダ・・・。
ググググッ・・・ボゴンッ
(黒い球が収束し、巨大な球に太い手足が生えたような姿になる)
コノ状態デモアル程度ノ物理攻撃ハ緩和デキル。生半可ナ攻撃ハ利カヌト思エ・・・。
破壊神・・・マサニ上カラ見下ロシテイル者ニシカ言エヌコトダ。おれハ地ベタヲハイ回リ生キラレル種族・・・おれニハオ前ノ考エハ理解シガタイ。
ドチラニモ興味ハナイガ・・・必要トアラバ戦イ、ソシテ勝ツマデ。タトエ敵ガ神デアロウトナ。おれハ怯メネェノサ・・・人間ジャネェカラナ。
五分、ソレデ十分ダ。ソレデ決着ハツク――――おれノ、勝利トイウ結末デナ!
サァ始メヨウゼ、テメェラ全員捻リ潰シテヤル!! ウオオオオ!!! 【アギューボックス】!!!
(真っ赤な一つ目が中央に現れたかと思うと、右手が更に巨大化し2人に迫る)
オーケー、行きマショウ!
キィィィィィィン・・・・・・
ム?何デスカマ=モン?
【行かない方が良い】?ナニを言ッテイルンデース?
【とてつもなく強い奴が居る】?・・・ププ!!マ=モン、大罪の魔剣トモあろうモノがビビッテルんデースカ!?
マッタクバカバカシイデース!ミーとユーのコンビネーションニ敵ウモノナンテイマセーン!!
ココデスネ、コンフェッションルーム!!
サァ、イッタイゼンタイドンナエネミーが・・・
,。888。
( ゚д゚)
,。888。
(つд⊂)ゴシゴシ
,。888。
(;゚д゚)
,。888。
(つд⊂)ゴシゴシ
,。888。
(;゚ Д゚)・・・・・・?!!
・・・君は、森龍族の生き残りかね。いや嬉しいよ、まさか君の方から向かってきてくれるとはね。
大分手間が省けた。君とその魔剣アスタロスを吸収し終えたら、その吉岡の血も頂くとしようか。
改めて自己紹介をしよう。我が名はメサイア・・・救世主だ。邪神苦堕鬼などという名は捨てた。センスがない。
その魔剣も君も口だけは一丁前のようだが・・・普段力を行使しなれていない者が力を行使しようとしても上手くはいかないものだよ。
それに、その空の邪気眼・・・気を付けたまえ。我が輩にはその眼によってもたらされる小細工など通用しない。
君たちの力が何処まで通じるか、試させてもらおうじゃないか。あの2人よりは楽しませてくれるんだろう・・・ね?
おや・・・まさか、ほう、生きていたか。これはますます素晴らしいぞ蓮獅よ。そんな芸当も出来るのだな、いやはや、感心した。
その様子、邪気の残量からして最早先ほどのようにはいかぬだろう。よかろう、君には攻撃を加えんことにしよう。
我が輩もそこまで鬼ではないからね。「次」遭う時は、今よりも強くなっておきたまえ。それでチャラとすることにする。
クリストフの方も大丈夫そうだね。凄いな、+20%の攻撃で生きていた人間は久々に見たよ。いやぁ凄い。流石はグラムマッシャーだ。
さて、クリストフ・・・君の知識には少しばかり訂正すべき点がある。それは、我が輩への対抗手段がそのアスタロスしかない、ということだ。
言っておくが、我が輩は食卓のフォークでも殺せるぞ? しかし不可能に近い。それをある程度簡単に出来るのが、そのアスタロスという訳だ。
アスタロスの他にも七つの魔剣や吉岡の血、シュレーディンガーの眼、双生破壊神、グラムマッシャーその他諸々でも十分に対抗できる。
分かったかね・・・我が輩がそれらを吸収するのは、我が輩に足下でも及ぶ力を持っているからだ。それらを手に入れれば、我が輩はもっと強くなるのだ。
なので・・・ファミリアは遠慮しておこう。ファミリアとは使い魔という意味だ。我が輩はそんな下等な存在には相応しくない。
・・・吉岡の血。そうか、そうだったね、君の右腕には【邪神の残滓】があるんだったね。我が輩はそう呼んでいるのだが。
世界で本物の邪気眼を持つのはあの【特異点の少年】吉岡邪気ただ1人。世界にはそれを基本としたあらゆるバリエーションの眼がある。
君のその腕にあるのはその邪気眼を限界まで記号化したもの、と言うべきか。我が輩にも少し表現しづらいのだよ。
ただ確実に言えるのは、それは無限の可能性と危険性を秘めた代物であるということ。確実に、世界の脅威となることだ。
その内世界は、脅威を殲滅せんと君を抹殺しにかかるんじゃないか? 断言は出来ないが、そうなる可能性は非常に高い。
だからこそ我が輩はその力が非常に欲しい。世界から恐れられる危険性を秘めたその力、是非とも我が物にしたいのだ。
おや・・・君は誰だね? む、ほほう。それはマ=モン。大罪の魔剣の一だ。わざわざ持ってきてくれた・・・という訳ではなさそうだね。
よかろう、ちからずくでもうばいとる。我が輩の名はメサイア、君は確か、そう、ファミリアから聞いていた・・・。
プリ・・・違った。ブリッツ君だ、そうだろう、違うかね?
どうしたプリtt───……
…ほう。コイツは確か…苦…苦堕鬼か。
文献でしか見た事がなかったが…まさかこんな所でお目にかかるとはね。
うむ……川まで釣りに来たら鯨が泳いでた気分だな。さて、どうしたものか……
破壊神ゝゝゝうるせーな… 良い加減やめてくれ
誰が初めに言い出したか知らんが、勝手にそう呼ばれてるだけだって
神サマ面する気なんてないんだよ。元々こんな性格なだけで…
そろそろ分かり合おうや? そこんとこ。訂正も飽きてきたし
そういえばお前って「影」だよな? じゃあ「光」を当てられたら消えるってことはないのか?
…いや、聞いても無駄か。自ら弱点をさらすヤツなんているわけない
試したほうが分かりやすい。それじゃー実験と行きますか…
我が諸手にありますは、今しがたそこらへんからかっぱらってきた松明ですけどね
火も点いてるし、頑張ったお陰で結構な数が集まってんのよ
これをお前に投げつけたらどうなるか… お楽しみだ
ポイっとな
>>310 ん、その通りだと思うな、うん。だから肩慣らしだ……消えても恨むなよ?
(空の邪気眼、空間干渉による音声カット……オレの……いや、俺の言葉をメサイアとアスタロス以外に届かせるな)
知っての通り俺の空の邪気眼は最近開眼したもんだ……だが、その俺が、何故外の人間で有りながら森龍族と名乗れると思う?
ま、じっくり考えな。
(空間を歪曲させ、その中にアスタロスを突き立てる)
後ろから行くぜ。
(メサイアの真横からアスタロスが刺し貫かんとばかりに突抜る)
フーッ!や、やっぱりあの教会、なんかいる!
オイラがいっぱいサカナ食べまくったから、サカナのカミサマが怒ったのかな?
でも、あのサカナはもともとニンゲンが獲ったやつなのになぁ。
それにオイラ、ホントはサカナよりもトリのササミの方が…
あ…あいつら、教会に入る気か?
タタタッ…
おい、そこのニンゲン!なんかヤバイぞ、その教会!
……成程。合点は行った。
『吉岡邪気』と宏太、何の繋がりかは知らんが…ここまで行くと
却って気味が悪いな。ふ、俺としては都合がいいのか…
そして…救世主。お前はその力で何を望む?
お前は何を救うと言うんだ。
へへっ、おまえにはこのことばをやるよ、わがはいちゃん。
『能ある鷹は爪隠す』『弱い犬ほどよく吠える』
にんげんのことばだが、あんがいそのとおりなんだぜ?
……しん、おれはきほんなんでもできる。ほんにんのやるきしだいでな。
おまえとは『仮契約』だからずっとおれのたーん!みたいなことはできねぇけど、
おまえのしょっぱいのうりょくをおぎなうまりょくはもってるぜ。
(自転の停…!?…衝撃がっ!耐えられんっ…吹き飛ばされる!!)
ぐっ、う…
オオオオオォォォォォ…
(領域の力…これ程とは…!)
何度も言っているが、我が輩は苦堕鬼ではない。メサイアだ・・・二度とその汚らわしき名で呼ぶでない。
ふむ、外の人間でありながら森龍族とな? それは興味深い。是非ともその理由を教えて欲しいものだ。
どうやら考えて出る答えではなさそうだからね・・・む、空間の歪曲。それが君の眼の力かね。
いやはや最近の眼は贋物とはいえとても強い力を持っている。我が輩としても侮れないとは思っているのだがね・・・。
さて・・・。
(フワリと跳躍し、アスタロスの上に乗る)
なかなか面白い力だな。トリッキーな攻撃に長けるようだ。
縦横無尽な動きを可能にし、物理法則すらねじ曲げてしまうやもしれぬその眼。しかしそれよりも我が輩が欲しいのは君の血だ・・・。
ま、ゆっくり楽しませてもらうとしよう・・・我が輩を失望させてくれるなよ? ただのシンとやら。
さて・・・君はアキト、とか言ったね? この力で何を望むと、そんな愚問をすべきではない。
この世界を救うのだ。溢れんばかりの邪気で覆い尽くされたこの世界を浄化しようというのだよ。
矛盾していると思うかね? しかし我が輩は邪気を生み出し、増幅し、消滅させることが出来る。可能なのだ。
邪気の根源たる我が輩でこそなしえる芸当・・・まさに、救世主に相応しい力だとは思わないかね。
最も、吉岡の血にも同じ力は宿っているがな。だが我が輩はレベルが違うのだ。我が輩こそは、神をも超えたのだよ。
ふ、魔剣が人間の格言を唱えるなどと、随分と俗世に身をやつしすぎたようだな。
確かに切カりー札ドは最後の最後まで取っておくものだし、喋りすぎは身を滅ぼす。しかし所詮それまでの意味だ。
それ以上の意味は持たんよ、アスタロス。これでも我が輩は喋りすぎではないし、本気のほの字も見せていない。
この程度で見極められては困るというものだ。それに言っただろう? 希望を見いださせてから打ち砕く――――と。
魔剣の一、怠惰、アスタロスよ。うぬが力見せてみたまえ・・・我が輩のこれが慢心などではないということを教えてやろう。
ハ、ハワワワワ・・・何モノデースカユゥゥゥゥーーーーー!!!!??
ヤヤヤヤヤヤヤバスギマース!!!ソシテミーがヘタレだトイウコトガバレテシマイマース!!!
ノット オンリー アフロ バット オールソー ヘタレだナンテ、キャラ付けトシテハパーフェクトニネタキャラデース!!!
ビィークゥール!!ビィィィィィィクゥゥゥゥゥゥゥゥゥルッッッッッ!!!!!
ハァハァ、ダイブ落ち着きマーシタ。
ム?イエス、イエース。マイ ネーム イズ ベンジャミン=ブリッツベルド。
・・・ムゥ、久々ニメイク ミステイクされマセンデーシタ。モシカシテ、案外イイ人デースカ?
スイマセーンガ、コイツハ譲れマセーン。コイツがなかッタラ、ミーはタダのファンキーアフロデース。
ピースフリィニいきマショウ!!アー・・・確カリュックの中ニ・・・アリマーシタ、コーク!
イカガデースカ?モチロン、ドブ川みたいニマズイダイエットコークじゃアリマセーン!!
ヘイ、エブリワーン!ユー達もドウデース?
ム、ラードもいたのデースカ?テメーニハコークアゲマセーン。
テメーハサラダ油でモドリンクしてナサーイ!!
ほう……つまりアレだな、今の俺達は無敵キャラって事じゃねぇの、それ?
じゃ、ランダエタ程度軽く捻りま……しまった、亀田よりランダエタの方が強そうだ……
クク、簡単な事だ、簡単な……
おまえも神に成ったと自負するんだろう? 強い力はより正しい形へと自身を導く。それに似たようなもんだ……俺は森龍族に成った、それだけの事だよ。
んじゃ、お察しの通りに、更に上げて行こうか。
おまえにゃコイツの上は似合わねぇ。
(空間の裂目を斬りつける)
ほらほら、逃げなきゃ斬れちゃうよ?
(瞬間、メサイアの周囲11箇所から、全くの同時に斬撃が迫る)
貴様が消滅させたい邪気で邪気から世界を救うのか…確かに矛盾しているな。
だが、ひとつ言っておく。…貴様は救世主になれない。
貴様は貴様自身の価値観を全ての人間に押し付けようとしている。
貴様が神をも越えた力を持つなら、救世主だと言うなら、
忌むべきもの全て含めて救おうと思わないのか…!
…あ、済まない。俺は炭酸は好きじゃないんだ。
気持ちは受け取っておく。
守るなんて…私には何もできないのに…
宏太さんは優しいんですね。嬉しいです
けど気持ちだけ受け取っておきます。自分の身くらい、自分で守れないといけませんから
…え?コーク?ああ、ありがとうございます…
ジーンケードさんにはあげないんですかね?ダメですよー、仲間外れにしちゃ
どうぞ、ジーンケードさん。私の分あげますから… はい
ケケケッ、イヤニモノワカリガイイジャネェカ、ブラッド…──────
カッカッカ…5分カ、上等ダ。
カカッテ来ナ、ダークナントカ。テメーハ口調ガオレ様トダブッテテ気ニ入ラネェンダヨ。
アァ、ソウイヤァ破壊神様ヨォ…オレァチョットヤソット殺サレタダケジャ死ナネェ。
防御技ナンザ使ワネェゼェ。テメーデモ攻撃出来ル様ニシテヤッタンダカラ、ソコハ自分デ何トカシナ、ヒヒヒッ!!
(だってあいつ物理攻撃効かないんでしょ?…『料理抜刀術』はあくまで
相手を『料理』するための剣術。基本は物理的になるわけ。
それに私も基本肉体労働派なんでね。…はい今から5分カウント開始〜。
あと、ブラッドて何?)
ム、アーギュボックスガ避ケラレ、タ・・・? ソンナ馬鹿ナ・・・!
・・・・・・。神ト呼バレルニハアル1ツノ条件ガ備ワッテイレバイイ、トイウ話ヲ聞イタコトガアルカ?
ソレハ、何者カラモ恐れられるコトダ。タトエ世界ノ支配者デアッテモ恐レルノナラバ、ソレハ神デアルト。
ドウイウコトカワカルカ、重草。恐怖コソガ・・・神ナノダ。ナラバオ前ハ神デハナイカ?
影ハ光ニ弱イ、ナドト言イ始メタノハ一体誰ダロウナァ・・・下ラナイ。光ガアルカラ影ガアリ、影ガアルカラ光ガアルノダ。
本来ソレラハ共存スベキモノ。光アレバ影アリ、逆モマタシカリ。光アルナラ影ナキコトハナク、影アレバ光ナキコトハナイ。
ドチラカ一色デ満タスニハ、世界カラ一切ノ存在ヲ消シ去ラナケレバナラナイ。シカシソレハ無理ナコトダ。存在ハ、アッテコソノ存在ナノダカラ。
影ヲ光デ照ラシテモ、影ハナクナルコトハナイ。ソノ身ヲ薄クスルモノノ、消エルナンテコトハナイ。
ツマリハソウイウ、コトナノダ―――。
(松明に照らされ、ダークムーンの姿が消える)
【シェイドヴァニッシュ】・・・気配スラモ消エタ今、攻撃ヲ予見スルコトハ不可能。コノ攻撃デ決メル・・・。
(透明になったダークムーンがあまりにも巨大な剣と化し、勢いよく突進する)
下ラナイ。5分ナンテイラナイ。今ココデケリヲツケル! 串刺シニナレ!! 【カオシックスパート】!!
(『ブラッド』ハオレノマスターノ中デモ最強ダッタヤローノ名サ。
ヤローノ印象ガ強クテ、イツノ間ニカ合言葉ニナッテヤガッタッテワケダ…
オレァ奴ガ死ンダ時モ、奴ニダケハ手ヲ出サナカッタ…
一歩間違エリャ、オレノ方ガソノママ喰ワレソウダッタカラナァ、ヒッヒ!!)
グサッ!!!!
…ガシッ!!
ケケケッ!確カニ、5分ナンテ要ラナカッタミテェダナァ!!
捕マエタゼェ、ダークナントカ…ヒッヒ、一ツ教エトイテヤルヨ…
オレァ、食ッタ数ダケ命ガ有ンダ。一人分殺シタクライジャア、痛クモ痒クモネェンダヨ、ヒッヒ!!
アァ、安心シナブラッド。傷モ痛ミモ残ンネェカラヨォ…
サァ、聞イテノ通リダ…破壊神、オレノ一人分ゴトコイツニ始末付ケナ、ケケケッ!!!
・対象の生存を確認。
自転の停止で生体機能を維持―――強度はオリジナルに匹敵しますか。
・異能者の生存能力を、予測値よりも上方修正。
改変値で引き続き消去プロセスを続行します―――。
・初項
【歪・領域使用】
概念支配・・・【海は命を引き込む】
・次項
【歪・邪気眼発動】
ノ ア
事象支配・・・『大洪水』
1cmにつき1086kg。海溝を用い水圧にて消去を行います。
【Delete】
ダークムーンとやら。多分、その考え方は当たっている
当たっているけど… やっぱり俺は「破壊神」には向いてない
暴力をもって跪かせたり、恐怖感で屈服させたり。そういうのは好きじゃないんだよ
だってスマートじゃないから。俺はスマートが好きだから
そして、スマート=愛。それが俺の考え方。ユーアンダスタン?
…うわっちゃ。墓穴掘ったな…
うんうん、よーく分かった。参考にさせてもらう
さて… じゃあ… えーと… どうすんべ
策無し! 打つ手無し! もうどうにでもなっちまえー
*おおっと* …いやー、悪いな。助かった
正直俺一人だったらコロっと逝ってたわ。感謝しとく
そんじゃ、雅濡丸への追悼の意を込めまして… アレ、やってみっか
『羊水』は攻撃の能力しかないわけじゃない
こうして身体に纏わせることにより、身体機能を飛躍的に上げる
ありがてえよな… 母なる力は
ONE
それにしても、お前の話はなかなか面白かった
個人的に仲良くなりたかったけど… 仕方ねえやな
TWO
「敵」だから。倒さなくちゃいけないから
これは俺からの餞別だ。素直に受け取ってくれると嬉しい
THREE
つまらないものですが… まあ、単なる右ハイキックです
RIDER KICK!
色々めんどくさいんだろ?その手続きってやつは
へぇー有形無形の援助ねぇ・・・嬉しい限りだ
ああ、監視は取り除いてくれよ?じゃないと監視してる奴が死ぬからな
お前正気か?あんなとこに戻るなんて。やめとけやめとけあいつは強い、強すぎる
シャイアーで聞いたこと無いのか?邪神苦堕鬼の話
聞いたことないなら別にいいが
んーお前だけじゃ心配だな。うん、気乗りしないがついてくよ
爆薬どこだったかな〜
お、あったあった
こことこことあそこと・・・あとこれにもくくりつけてっと
さて、隣の部屋はどうなtt・・・うわぁお!すごいことになってやがる
おーい!イドっつったっけ?ここ爆破するから逃げてくれねーかな、な、な?
あと30秒くらいでぶっこわすからさー
行こうかアシモフ
最終兵器メサイア…そういう事なら私は引きましょう。
では、皆さん頑張ってこの古代人の遺産を倒してください。
私は吉岡邪気に会いに行かなければいけないのでね。
(へぇー。あんたがそういうくらいならとんでもない奴だったのね、そいつ。
それにしても重草…面白い事してくれるじゃない…でもガジュのと
年代がずれてるようなそうでもないような…
関係無いけどこの二人まるっきり口調が似てるな…読みにくい。目が痛い。)
くっ、我ながら情けなき事よ。貴様に情けを掛けられるなど・・・。
だが・・・かつての様に誇りのみに執着し、自害する事が武士の正しき道とは限らぬ。
汚名を背負ってでも、一族の使命に従う事が拙者の武士道・・・!
アキト殿、見事・・・。やはり、貴公は生き延びるべき存在だ。
万が一の時には、拙者が楯となってでも・・・!
む・・・異邦人、済まぬが拙者は緑茶の方が・・・
いや、折角の好意ならばありがたく賜ろう。
…水…このまま…殺す気か…
フフフ…ハハハハハ…!!!
カアアアアア!!!面白い!素晴らしいぞ!!
湧き上がる破壊衝動!消すか消されるかの戦い…
そうだ!貴様は他の連中とは違うんだろう!?
その!調子で!止めを!刺しに!来い!
俺も枷を外す!!人の姿はいらんよ!!
…キキ…ギギギギギ…
見ヨ地ノ理ヲ知ル龍ノ姿…禍々シキ蟲ノ龍!
地上ノ法デハ、俺ハ倒セン!人間トハ基ガ違ウ!!
アースドラゴンブレス
死ネ!『地龍ノ息吹』!!
全テヲ溶カス強酸ノ息吹…腐敗シ朽チ果テロ!!
逃ゲ道ハ塞グ!!異次元虫、繭ヲ作レ!『次元封鎖』!!
解答:1・・・【Yes】
請願を受理しま―――対象の生存を確認。
……!
成程、それが本来の姿ですか。
【Thinking…】
邪気の総量、個体能力予測値、共に
オリジナルに匹敵………それ以上と判断。
・空間の隔離を観測(ジュッ!)
【Warning】
邪気を含んだ酸の息を認識。
機能『左腕』を完全損壊しました。
歪・邪気眼発動―――事象支配『大気の収束』
・酸の大気を隔離します
【解答:1】
あなたを消去するのはヒトではなく、故に司る概念もヒトの物ではありません。
私が繰るのは神と悪魔、ヒトと龍が遊ぶ舞台、即ち世界の概念です。
概念支配―――【水滴は万象を貫く刃である】
スコール
事象支配―――『集中豪雨』
発動
ッグアアアアア!!……ハハハハハ!!!
身体ヲ穿チ貫ク雨ガ…痛イ!楽シイゾ…!ダガ、未ダ足リン!
俺ヲ止メタクバ命ヲ賭ケロ…俺ハ最初カラ全テヲ捨テテイル!!
異次元虫ノ繭ハ異空間ヲ形成スル。異空間デ蟲ノ能力ハ増大…
蟲ノ龍デアル、コノ俺ノ能力モナ!!
領域ナド小賢シイ半端者ノ遊戯…消シ去ッテクレル!!
大気ヨ淀メ、大地ヨ枯レロ…万物ハ腐敗シ死ヘト導カレル…
メ ナ ス
禁呪…『 大 災 厄 』!!
【解答:1】
私に貴方を止める理由はありません。私が行うのは貴方の消去。
―――請願を許可します。全機能を用いて貴方を消去しましょう。
【概念支配】―――【勝者とは常に意志の強者である】
さあ、終幕を遊びましょう蟲の龍。閉幕の時間はもうすぐです。
永久普遍の理想郷。歪んだ世界の全てをもって貴方を受け止めて差し上げます。
ですから貴方もその一撃―――全霊を持って、かかられますよう。
歪・邪気眼発動――――
R a g n a r o k
事 象 支 配 『 天 地 崩 壊 』
…ガハッ!ハハ…ハハハハハ…!!終ワル…
龍デアッテモ、生物…物質ノ壁ハ越エラレンカ…
ソレデモ戦イノ中デ、果テルノナラ…
悪イガ…止メハ、クレテヤレン…コノ基地ト共ニ…
最期ハ俺ガ決メル…流レル龍ノ血…地ヲ覆イ、全テヲ穢ス呪イトナレ…
タイムプログレッション
『 時 間 侵 行 』
…爆破マデノ時間ヲ強制的ニ進メル…諸共滅セヨ…!!
あれ?誰もいない。ってかよく見ると足跡まだ続いてるじゃないのさ。
あははははははははは………これはひどい。学生でもこんな間違いしないよ最近。
あ〜〜あ、復帰早々ヘマしちゃった。腹が立つからシマ君を…って、駄目駄目。メタレベル発言は危険だよ。
とりあえず追いかけてみよう。こいつは何か私にとって重要なもの…!!!!!!
技術者の直感がそう言ってるよ。
(しばらくお待ちください)
見つけた…!!!あの猫だね!!!!…………猫?
きゃ〜〜〜〜!!!!猫だ〜〜〜〜!!!!!かーーーっわいーーーいーー!!!!!
わー、きれいな黒。まだ子猫みたいだねえ……。(なでなで)
(ごしごし、ぷにぷに、ぱふぱふ、ぎゅ〜〜っ、ふかふか……)
……………あれ?R様と夢朗君??どうしちゃったのさ、真剣な顔して。
ねえねえ、この猫飼ってもいいでしょ?とっても気に入っちゃったの。
>>329 邪神…か。
確かに今の俺では勝てんだろうな。
だがな…何もそいつと事を構えようってんじゃあない。
そいつと戦ってる奴に武器を売りつけたり、民間人を避難、救済(当然有償で)したり、或いは火事場泥棒紛いのことをしたり…
これが戦争屋の考え方さ。お前のような戦士とは違う。
ああ、心配はいらんよ。お前の所属するX部隊は、戦争屋じゃなく戦士の集団だ。
それに部隊といっても、実際はそういった枠に押しとどめられない異能者達を手元においておくための名目上の部隊でな。
まあ、さっきも言ったとおり好きにやればそれでいいんだ。
手続きは部下に任せておくよ。これでもX部隊隊長だ。隊長といってもほとんど仕事はないけどな。
世界大戦でも起こらない限りX部隊が召集されるなんてことはないさ。
わかった。監視は取り除いておこう。お前を…そう、『信用』するよ。
(数分後、シャイアーテックス本社にて)
よし、後は任せた。
これで明日になれば社員証が届くはずだ。おきたらポケットを確かめてみろ。
っふ……そういった『普通じゃない』連中の集まりさ。X部隊ってのは。
一晩中起きて、手紙が何時、どうやって届くか見てみるか?……それも面白いかもな。
……よし、補給はこんなもんでいい。
さて、いったんサーショに戻ろう。
>>314 なっーーーーーーー
"ネコ"!?!?!?!?!?!?
………あのなあ子ネコちゃん。俺たちはそのやばい奴を斬りにいくんだよ。
危険は承知の上だ……って、姉御!?姉御じゃないですか!!!
ああその猫飼うんですか?いやいいですけど…
とにかく、行きましょう。R様。
>>314 そのとおりだよ猫君。‥‥人語を解する猫など、久しく見ていなかったな‥‥。
だが、その危険人物が残念なことにこっちにいる夢朗の友人の仇でね‥‥。
こいつ一人では不安なのでね。私もついてきたのさ。
‥‥おお、ヘr‥‥‥いや、もうその名で呼ぶべきではないようだな。
お前もまた、真の名を見出したか。
ああ、飼ってもかまわんよ。どうやら尋常の猫ではないようだしな。
…おや?あれは…
幹部の方がお戻りになっていらしたんですね。
…あの片方、誰かに似てるなぁ。
すみませーん。そこのお二人、ちょっと待って下さーい。
シャイアーテックス本社の防衛って事でSAGAから派遣されてたんですけど、どうにも暇で仕方無くて…
サーショに行くんですか?今、年に一度のお祭りでしたっけ?良いなぁ…
…ボクも付いて行っちゃ駄目ですか?
ニャ…ネコで悪いか?
危険人物…?なんだ、サカナのカミサマじゃないのか。だったらオイラには関係ないな。うん。
斬りにいくって…アンタらがか?やめといた方がいいぜ?
よくわかんないけどこの教会、とにかくヤバすぎて背中と尻尾の毛が逆立ちっぱなし…
…ニ゙ャッ!?ニャンだいきなり!?は、離せ、くっつくなニンゲンー!
我が輩は基本良い人だぞ? 情け容赦もするし慈悲深い。ただ少し生き方と考え方が君たちと違うだけなのだ。
ふむ・・・こーくか、頂こう。んく・・・・・・・・・げほっげほっ、な、何だこれは。舌の上で何か弾けたぞ! しかも甘ったるい!
ちょ、タンマ・・・死ぬ死ぬ・・・げっほげほ、んんっ! ・・・失礼した。残念だがブリッツ君、我が輩の口には合わぬようだ。すまない。
そのマ=モンは必ず頂こう。それまで少し待っているがいい。それとも今抗ってみるかね?
森龍族に成る? 我が輩には理解できぬが・・・君が森龍族の生き残りであることは確かなようで良かったよ。
逃げなきゃ斬れる、か。君は今まで何を見てきたのかね――――
(メサイアの体に斬撃が走った瞬間、無数の黒い蝶となり霧散する)
――――言っただろう。我が輩は神を超えた、と。そう簡単に倒せるとは思わぬことだ。
最も、君に我が輩が倒せるとは思わぬがね・・・さて、最初から君は我が輩を倒すつもりでいるのかね。
ならば与えよう絶望を。どう足掻いてもかなうことのない、絶対的な運命というものをな。
(黒い蝶がシンの背後に集まり、メサイアとなる)
価値観を押しつけようとしている・・・? 馬鹿なことを言うものではない。
世界には価値観1つで十分だ・・・その価値観を我が輩が与えようとしているのだ。
様々に異なる価値観があるから争いが起こる。ならば統一すればいい。世界に存在する価値観を1つにすればいいのだ。
忌むべきもの全て含めて救う・・・? 何を馬鹿な。君はホコリまみれになったケーキを再び元の状態に戻せるというのかね。
それと同じことだ、アキト。世界を救うということは簡単なことじゃない。君なら分かると思うがね。
そういった意味では・・・吉岡の血よ、君の抱いた考えは正しかった。この世界の価値観など、君の世界にとってはくそみたいなものだろうからね。
やはり【邪神の残滓】を持つ者同士、気が合うらしいな。どうだ、我が輩と一緒に世界を救わないか?
さて、クリストフは去ったか・・・まぁいい。マキメ共々、後で吸収してやることにしよう。
蓮獅、君は良く頑張った。誇っていいぞ。我が輩の遊びにつき合っていたとはいえ、善戦した方だ。
武士道など捨てたまえ。戦いには邪魔なものだ。戦いこそは生きるか死ぬか、騎士道や武士道などといった宗教紛いのものに騙されてはいけない。
バ、バカナ!! おれノ渾身ノ一撃ヲ止メラレタ!?
イヤ違ウ、コイツハ食ラッタンダ! シカシ・・・生キテイル!? コンナコトガアッテイイノカ・・・!!
シ、シマッタ――コノ状態ジャ回避デキナ――――!!
チ・・・げーむせっと、カ。参ッタネ、ドウモ。マサカココマデ完膚無キマデニヤラレルトハ。完全ニ予想外ダッタ。
マァ、最後ニアンタ達ミタイナノト会エタノハ収穫ダッタカライイカ・・・。
ますたー・・・メサイアハ、礼拝堂ノ懺悔室ノ近クデ交戦シテル。
ココカラ一番近イ出口ハ、ココカラ右ノ通路ニ入ッタ先ノ非常口ダ。
逃ゲルノナラ逃ゲルノモヨシ、おれトシテハ、アンタラトますたーノ戦イモ見タカッタ・・・ガ、ナ・・・。
>>342 ふむ……派遣警備員は五人・・・四人いれば十分だろう。
いいよ。ついてきなさい。私はX部隊の隊長、ライザック・アジリィ。
どうしたシヴァ君?えらく簡単に許可すると思ったかな?
この商売もね…結局のところ、その根の一番深いところで…人を信用できなければ成り立たないんだ。
単独の行動をすることはごく少ない…。特に我々のような異能者ではない、普通の人間はな。
そんな時、仲間を信頼できるか否か……これが結構、馬鹿にならないのさ。
それに………
(342の後ろから、肩に手を掛けながら)何か企んでいても……別にいいさ。
力で挑むなら、俺はいつでも力で応える。こう見えて少しばかり腕に覚えはあるしね。
>>341 はい…。つい7日ほど前に…。
これより私のことは、薄明下枝とお呼びください。
>>343 わ〜〜!!しゃべれるんだ、かわいいーーーー!!!!!!
ああ、ごめんごめん、今離すよ。
……ねえ君、私と一緒に暮らさない?
大丈夫。閉じ込めたりしないし、おいしいご飯毎日あげるから。
お願いだよ〜。……………… … … … ね ? い い で し ょ ?
――下枝が満面の笑みと共に突き刺さるような殺気を放った。
年上のお姉さんの必勝形である。――作者不明の神河の文献
終わったゝゝゝゝ。この身体だと疲れる
…下手すりゃ死んでた。鈍ったかな
元の身体と『夜空』さえあれば、こんなやつ… くやしいっ
で、どうしようねえ。懺悔室、だとよ…
往っても良いんだけどなー。ただ、今往ったら確実に死ぬわ
今の俺は『羊水』から開放された直後、所謂新生児みたいなもんで
まあ、要は能力の反動なんだけどね… ほとんど動けねえのさ。残念ながら
休めば治るけど、それなりの時間がかかる
せめてマスターとやらの顔だけでも拝んでおこうか?
それとも喧嘩でもふっかけてみるか?
または… いや。ファミリアの連中を片っ端から殲滅するのも良いかな
いたらのハナシだけど
ニヤニヤ… ちぃーっとテンション上がってきたわ
……さて背後取られちゃったよアスちゃん。負ける気はしないけど勝てる気もしないわ。
決定打不足ってヤツ? まぁ時間稼ぎが目的だから構わないんだけどさ。
悪いけど、二人にはマラソンマッチに付き合って貰うよ。
(音声遮断カット、転移位置メサイアの背後へ)
絶対回避同士、どっちが先に根をあげるかの恨比べだ。なぁに安心しな……これだけの使い手が集結してるんだ、一人位はアンタを倒せるのもいるだろうよ。
ってな訳で、何かできるヤツ何かしろよー。食い止めるくらいはするからさー
(ん…と。3分23秒。流石、と言わせてもらうよ。
さあ、魂食ったら戻った戻った戻った。
でもさっき一回死んだのよね…?こうも傷跡が無いと実感ないなぁ。)
アハハ、やだなぁもう。
SAGA所属のボクが何か企むなんて言ったら、どうやってこの持て余した暇を潰そうかって事くらいですよ。
申し遅れました、ボクはパーシアス・グラビゾン・ロクシーヌ・ローズ・フレンシア。
皆からはパーシアス、もしくはパースって呼ばれてます。どうぞよろしく。
(
>>313 す、すげぇ……まともに戦えてる。あの苦堕鬼相手に……! これなら勝てるかもしれねぇ!
役割があるとはいえ、俺様が戦闘に参加できねぇのは肩身狭いな……俺様のアザもさっきから何の反応も示さねぇ。
どういうこった? 苦堕鬼が近づいてきた時も気配なんて微塵も感じなかったし……。
(
>>310 じゃ……邪神の、残滓……? な、なんでそんなもんが俺様の腕に……!
て、適当言ってんじゃねぇ!! それに、ナンダヨ、世界が俺様を抹殺しにかかるって!!
なんで俺様がそんな目に遭わなきゃいけねぇんだ……そ、そんな目に……!!
(
>>315 って、合点がいったって!? どういうこったアキト、まさか信じるんじゃねぇだろうな!!
じょ、冗談じゃねぇぞ!! 何で俺様ばっかりそんな……!! た、ただでさえ混乱してるってのにもー!!
俺様に一体どうしろっつーんだよー!!!
(
>>319 え、あ、どうも……ああ、この味懐かしいなぁ。久々に飲むぜって何でこれがこの世界にあるんだ!!
あああ、ダメだ。深く気にしたら負けだぜ俺様。ここはそういう世界なんだから……。
(
>>322 何言ってんだよ。ドーヴァンと初めて戦ったとき、あの巨岩の攻撃から俺様を守ってくれたじゃねぇか。
あん時俺様1人だったら確実にやられてた。お前は俺様をそのピンチから救ってくれたんだぜ。
だから、お前には借りがあるのさ。これからも俺様はフーリエに守られるだろうし、その分俺様もフーリエを守る。
シンやアキトに関してだって同じさ! だから……一緒に、このピンチを脱しないといけないんだ。いいな。全員生きて脱出するぞ。
何か俺様に出来ることはないのか……俺様に出来ること、俺様に出来ること……う〜ん。
……ん? この気配は例の泡沫の! よぉし、ちょっくらアイツらに助けを求めてみるか!! ってな訳でちょっくら行ってくるぜぇ!!
なんかもうビックリだな
手ぇ回すの早いなーマジで今日ずっと起きてようかな・・・・
あーそうかそうかそうだった
あんたらは武器の売買やってるんだったよな
SAGA所属のパース?そんなやついたっけ?おかしいな・・・記憶に無い
───ケケケッ、ゴチソウサン。アァ、ナカナカノジョウモノダッタゼェ。
ハカイシンサマノイウトオリ、ファミリアトカイウヤツラヲクッテマワルノモイイネェ…
アァ、タダシクハテメーガシンダワケジャネェカラナ。
ダガ、チョウシノッテットアットイウマニストックガヘッチマウゼェ。
ソレト、ツヨスギルコウゲキヲウケリャイチドニスウカイブンシヌコトモアッカラキヲツケナ。
マ…ヨウハコロサレルヨリオオククイマクレッテコトダ、カカカッ!!
苦堕鬼…やはり古代人の遺産だったのですね。
古代人が残した文献の中にメサイアつまり苦堕鬼についての記述がありました。
…やはり来ましたかシャイアーテックス……しかし既に自我に目覚めたことについては気づいて…いや気付いていますね。
あなた方に扱える代物ではないと言うのに…
………アスタロスとエターナルセンゴクのコピー完了…フッ。
苦堕鬼の細胞の解析完了…このデータを礼拝堂にいる方々に、と。
"聞こえていますか?苦堕鬼についてのデータを直接念波で送りますのでよろしく"
”理解していただけましたか?あれは神ではない。戦争のために造られた『道具』と言うことを”
馬鹿。俺が言っているのはそっちじゃない。神は誰も救わない。自分を救えるのは自分だけだ。
お前がこの世界に来た意味、俺とお前が出会った意味。全て偶然ではない事が分かったんだ。
…最も、あまねく世界に偶然なんて存在しないがな。
救世主。やはり貴様とは永遠に解りあえそうもない…
貴様のエゴで救われる程、世界はまだ堕ちていない…貴様などなくとも、人は生きていける。
むむむ、もしかして疑ってます!?
うーん、悲しいなぁ。っていうか、貴方SAGAの事を詳しく知ってそうな口振りですね?
でも、ボクの方も貴方には見覚え無いんですけどねぇ。
その赤い髪とか、黒い翼とか、カノッサの天使服を高級にしたような服とか。
誰かに似てる気はするんですけど…
(待てよ…黒い翼、天使服…)
!!?失礼しましたぁ!!
まさか、貴方だったとは…もうご高齢ですものね、ボクの事を忘れていらしても仕方無い!!
お久し振りです、影宮お爺さん!!!
そうそうこの赤い髪、黒い羽、天使長専用コート
俺がかげm・・ってちっがああああう!!若い頃のじーさんってそんなに俺似だったのか?
あーそうかこの格好じゃ全然分からんよな
カノッサにスパイとして送られてたマキメって覚えてるか?話せば長くなるが一応俺がマキメだ
む・・・! 成る程、絶対回避・・・その魔剣の力で眼が強化されていることか。
ふははは、面白い。我が輩と根比べをしようと言うのか? 未だ我が輩に勝つつもりでいるとは愚かな!
いや、もしや最初から勝つつもりなどないのかもしれんな。だがまぁいい。君も我が手中だ・・・!
アキト、君は何か勘違いしているようだな。我が輩は人の為に世界を救うのではない。
我が輩の行動理念はいつも我が輩自身の為だ。我が輩は我が輩の為に世界を救済するのだ。分かるかね、この意味が。
・・・今の世界は、我が輩には優しくない環境なのだ。ここまで穢れてしまっているとは予想だにしなかった。
だから世界を浄化するのだよ、アキト・・・そうだ。最初から偽善などというものではない。最初からエゴなのだ。
だが生き物は本質的にエゴに従って行動するものだろう? ならばこれは自然なことだ。誰にも咎められはしない。
・・・そろそろ分かってきたかね。我が輩の言っている「救う」の意味が。
おや・・・クリストフめ、余計なことを。だがまぁいい。
これは我が輩の持論だが・・・人は神を恐れるのではない。恐怖こそが神なのだ。
我が輩に恐れをなし平伏したその時、我が輩は神となる。人間達が辿り着けぬ崇高な存在となる・・・。
この意味が理解できるかね? できるはずだ。世界はそうやって神を定義してきたのだからな。
ならば我が輩は神なのだよ。誰もが抗えぬ絶対運命を司っているのだ。そう、我が輩にかなう者なしという絶対運命を。
そうだろう――――
(メサイアが黒い蝶となり、吉岡の背後に回り)
――――吉岡の血よ。結界から抜け出して何処へ行く?
(右手を剣に【変化】させ、腹に突き刺そうと迫る)
まだまだお暇には早い時間だ。これからが酣だぞ? ・・・吉岡の血、今頂こう。
【解答:1】―――請願を受理します。
・・・歪・領域『逆理想郷』及び、建造物の崩壊開始を確認。
・―――ダメージのフィードバックを認識。損壊率・・・42%。
基本プログラムに基づく移動措置を実行
・概念支配――― 【あらゆる移動は一歩で行える】
無作為の移動を実行します・・・
地の龍、貴方の最後の一撃は、確かに世界を捕えていました。
………
……
…
――――移 動、完了。
これ より機 能回復の 為の
疑似行動 停止を―――…………
……ZZZ
ああ、コーク?ありがたいけど…いらない
なんと言うかそのパチパチ感が気に入らなくて…
なんだか反抗されてるみたいじゃないか。イヤなんだよ、それが
だいたいキミが貰ったものなんだから、キミが飲みなさいって
やっぱりフーリエちゃんは可愛いね…
そんなキミがどうしてこんな粗暴な連中と一緒にいるんだか
ボクの頭脳をもってしても理解に及ばないよ。不思議なものだね
えぇ!?違うんですかぁ!!?
いやー…だって、お爺さんも昔はカノッサでブイブイ言わせてたって言ってましたし…
ってえええ!!?マキメ君!!?
すごい…イメチェンにも程がありますよぉ!!?
リッキーにそそのかされてコスプレでも覚えたんですかぁ!!?全くあの人は…
まあ良いです、深くは訊きませんよ。
雨宮さんにでも話してもらいますから。
…ボクの事、覚えてくれてなかったんですねー…いや、別にイジけてなんかいないですよ…。
いや、リキエルはコスプレ趣味なんかじゃあない
あいつは清楚な女の子趣味だ
昔のじーさんとやりあってみたかったな・・・後悔後悔
あーえっとそのほら、い、忙しかったからさここんとこ
何してたとか何もってたとか言ってくれれば思い出すかもしれないからな?な?
>>347 フ…フニ゙ャッ!?
(な、なんだ、このニンゲン!?一瞬、教会の中のヤツよりも怖かったぞ?)
オ…オイラを飼うつもりか?じゃ、じゃあ取引だ。
エサは一日三回、おやつ付き。最高級のキャットフード以外はオイラの口に合わないからな。ディナーには必ずトリのササミと猫用ミルク。食後にマタタビ。
毎日ブラッシングを欠かさない。最低一時間は猫じゃらしで遊ぶ。昼寝のジャマとシャンプーは禁止。キャットタワー付きの個室を用意する。
…どうだ?この条件が呑めないならお断りだね。
っふ‥何処の誰だか知らんが、愚かな奴だ。
奴が神として生まれたか、人として生まれたか、兵器として生まれたか‥‥そんなことは大した問題ではない。
機械を崇拝していた部族など幾らでも知っているし、神の座に上り詰めた人間も枚挙に暇が無い‥。
‥‥問題は‥奴が『神』を名乗り得るほどの強さを持っている、ということだ。
h‥下枝。お前はついてきてもいいが、戦いには手を出すな。
これは夢朗の闘いだ。‥‥‥奴一人では不安なので私も一緒に戦うがな。
いやいや、それは分かってますよ。っていうか、それだったらコスプレ以前にショタコンじゃないですかっ!
そーですねぇ、ボクが持ってるといえば…ほらこれ、プレート『エボリューション』こんなもんですよ。
…別に良いですよー、無理して思い出そうとしなくてもー…。
あー思い出したー!!
そうだそうだ動物に変身することができたそうかお前か!
悪い悪い、色々あったもんだからすっかり忘れてたぜ
すまんな
>>364 オッケー、わかった。そうしたら飼ってもいいんだね?
(ピ、ピ、ピッ トォゥルルルルルウゥゥゥ〜〜〜っ)
あー、もしもし。ちょっと猫を飼いたいんで、必要な物送ってくれる?
え?私?薄明だよ!!戦闘機械部長、薄明下枝!!!
いない!?何言ってんの!!!ちゃんと探した?え?ヘルツォーク!?
私だよ!!改名したの!!!!ちゃんと書き換えといてよ!!!もう!!!!
うん、ありがと。それでねーえ〜っと…。
『エサは一日三回、おやつ付き。最高級のキャットフード以外は猫ちゃんの口に合わないって。ディナーには必ずトリのササミと猫用ミルク。食後にマタタビ。
毎日ブラッシングを欠かさない。最低一時間は猫じゃらしで遊ぶ。昼寝のジャマとシャンプーは禁止。キャットタワー付きの個室を用意する。 』
ようにって猫ちゃん言ってたから、必要なものよろしく。
ほんとだって、子猫がしゃべったんだったら!!!
エー?そんなこと言わないでよ〜。かわいいんだもん、真っ黒で小さくて…
やだやだ、飼って飼って〜〜〜!!!!!
…………………………………………………………そうかい、あんた私 の 言 う こ と が 聞 け な い っ て い う ん だ ね ! ?
わ〜いやったー!!!ありがと!!!
うん、それじゃあよろしく〜〜〜!!!
(プツッ)
え〜っとポケットポケット…あっ、もう届いてる!!!!
はい猫ちゃん、鶏のささ身。きっとおいしいよ〜!!
ん?大丈夫だって。ほらお皿に置いて、地面に…はいどうぞ。
…うふふ、かわいい。ねえ、おいしい?(シュッ)
――一点!そして一瞬!
ほんの一点の死角だった…
猫の視線が下がり下枝の動きが見えなくなった一点…
彼女はこの一瞬をのがさなかった!!――
ガシャアアァァァァァン!!!!!! ……チリン、チリン…
うん、やっぱり猫には鈴がついてないといけないよね!!
それにGPSでどこに行っちゃったのかもよくわかるし。
龍の血の呪いか?急速な風化、周囲の腐敗が激しい…長くは居られないな。
…ああ、見付けた。…未だ息があるか?
意外に丈夫だな、クロークルワッハ…否、もう一人の「私」。
…君は気付いていただろう?自分が偽者であることに…
それでも…ああ、君が選んだ道だ。余計な口出しは野暮か。
「イド」とかいう人には感謝しないとな。僕では君を倒せなかった。
これ以上、君の魂を誰かに利用させる訳にはいかない。
ここで魂ごと消す。最後に言うことは…と、喋る事も出来ないか…
だが…本当に、これで良かったのか?この結末に満足しているのか?
…そうか…
―哀れな命に、安息の時を―
邪 気 眼 開 放 … 『 閃 空 眼 』
「私」の分身。短い君の生涯は「私」と共に刻まれる。
危険な所からは脱出して、約束を果たしに行こうか…
今から間に合えば良いが…
ああっと、プレート忘れてた…回収回収…
>>368 ニャッ!?ホントか!?
へへ、こりゃいいスポンサー見つけちまったな。それじゃ遠慮なく…
ガシャーン!
…ニャ?
ヴニャーーー!!1
なんだよこれ!変な音がする!ウルサイ!おいニンゲン!これ外せ!今すぐに!!
ムゥ、意外ニモコークギライガ多いデースネ。リグレッタブルデース。
ッテ、ヤッパリロブする気デースカ!?ヒドイデース!!
ピースフリィにソリュートしマショウ!!ホラホラ、ミーはインタレスティングな芸イッパイデキマース!!
エクザンプォ、ムーンウォーク・・・
スィースィースィー
マジック・・・
ポンッ!!(ワオ!!アフロからフラワーガブロームシマース!!)
アナザー、ココでハお見せデキマセーンガ、一家ニ一人ハネセサリィな程イロイロデキマース!!
特ニ、クッキング!!ミーのパンケーキを召し上ガレバキット、チェンジユアマインドマチガイナシデース!!!
…念波? はて、こんな面倒臭いことするやつぁ一体誰だろうね?
ははぁ、あの鬼の細胞データですか
こんなもん貰っても俺にはどうすることもできんのだがね…
『神』の定義… 大きく分けて宗教的なものと哲学的なものがある
宗教的な定義… 多数の人間の信仰、畏怖の対象となる存在
哲学的な定義… 世界を支配できる、絶対的な存在
俺が曲がりなりにも『神』だとしたら、どっちなのかね
…よし。身体も十分動くようになった
これならそう簡単には殺されずにすむだろ
さーて、では… 俺は鬼さんと少しお喋りして来ようかな
見聞を広げるいい機会だ。往ってくる
ふむ…『エヴォリューション』のパー…パーシェス…パーチェス?
パー…p…まあいいか。パース君だね?こちらこそ宜しく。
まあ、そう気を落とさないほうがいいよ、パース君。
SAGAも大規模な組織だ、全員が全員の名前を把握するなど無理な話さ。
マキメ君はちょっと……いろいろあってね…………。まあ察してくれ。あまり人に話したい性格のものじゃあない。
さて、そちらの準備さえよければ、俺はいつでも出発できるが?
そうそう、やっと思い出しましたかぁ!
むー、結構何回も会ったんですけどねぇ。
あっ、ボクは準備オッケーですよー。マキメ君さえ良ければいつでも出発出来まーす!
>>370 え?え?え?え〜〜〜〜???
だだだだって飼い猫ってみんな鈴を付けるんじゃないの??
わかった、わかったよー…。
(カチャカチャカチャ、ガリガリ、パカ、ジジジジジジジジ……シュウゥゥゥゥゥ)
はい、これで音はしなくなったよ。え?違う?
うん、まあ君が嫌ならいいけど……鈴をつけない飼い猫もいるんだ〜…知らなかったな〜。
(カチャ)
これでいい?あ、R様たち礼拝堂に行くみたいだ。一緒に行こ!!!
(ガシッ、ギュッ、パタパタパタ……)
いやすまんね
おお、行くのかアシモフ、俺はいつでもおkだぜ
行きますか、気乗りしないけど
>>375 んー…まぁいいけど…ちぇ、首輪かぁ…
…え?そ、そっち行くのか?
いや、オイラは遠慮したい…ニャアァァッ!は、離せーーー!!!1
(ま、基本そうだろうけどさ…ま、命は大事にするよ。沢山あるとはいえ限りがあるからね…)
……ッ、何か変な念が…誰だろ?てかこんなデータ特に役に立たないと思うけど、私じゃ。
重草、大丈夫?どうやらあの部屋からみたいだけど…
一応、私もついていくよ。何があるかわからないからね。
!!
《エターナルセンゴク・瞬間転移!!》彼を拙者の後ろへ!!
・・・怪我は無いか、少年?
貴公は吉岡の名を持つ様だな・・・奴が重要視するのも頷ける。
・・・貴公は、剣を振った事は有るか?
貴公が奴に取り込まれては非常に不味い。が、拙者では貴公を守り切れぬ。
せめて、エターナルセンゴクを貸そう。これで、己が身を守ってくれ・・・。
ついていくよ、ってなー…
良いか? 俺がアンタを守るの
アンタは俺に守られる側なの
その言い方じゃ、アンタが俺のお守りみたいじゃないか
俺にも面子ってもんがあんの。そこんとこ認識よろしく
懺悔室… ここね。ではお邪魔しますっと
…血腥いな。嫌いじゃないぜ、こういうの
で、あんたが鬼か? 随分人気者みたいだね
こんなに侍らせちゃってまあ、羨ましい
けどハーレムにしちゃ殺気だってるよねえ。喧嘩かい、あんたら
若いって良いねえ… 俺にはもうそんな元気ねえわ
良い椅子だな。少し借りるぞ… よっこらショット
それじゃあ少し見物させてもらうわ
色々あってね、参戦できるようなコンディションじゃない
ホレ、蝶子。こっち座れ…
良いねえ、こういうの。実に良いよ
なッ…クロークルワッハ……消えた?!
(お前は最初からそこにはいない)
馬鹿な!俺はことの一部始終を見ていたぞ!じゃああれはいったいなんだ!
("夢見"だ。そろそろ貴様が貴様でいられる時間がなくなってきたようだな)
シヴァ……俺は………抗うぞッ!俺は俺だ!
(…実験体マキメが覚醒したようだな。シヴァとしてではなく……)
グロッセア!俺はどうすればいい!
(ん……礼拝堂へ行け。そこでマキメ…いや、セカンドシヴァと呼ぶことにしよう。そいつと接触しろ。いるはずだ)
そこで何かが分かるのか……チッ、フレイムセイバーを具現化したせいで空間跳躍が不可能になったか。
(いや、ここからは近いはずだ、行け。)
シン…空の眼を与えたのは間違いだったか……
黒崎、俺がやる。
あの男が言っていた古代人の遺産についても興味がある。
っふ、シャイアーテックスの輩もいるのか…ちょうどいい。
"天"解放………!飛ぶぞ!
ここがサーショの町か、苦堕鬼…捻り潰してやるわ。
反物質砲をあそこに叩き込んでみるか。それ!(教会の外壁が崩れる)
貴様が苦堕鬼か……そしてシン、お前を消しに来た。
俺が与えた"空"の眼でどこまでやれるのか見せてもらおうか。
そして苦堕鬼…貴様はただの兵器だ。神などではない。
何じじくさい事言ってんの、見かけはピチピチの美少年のくせに。
でもあんなんじゃまともに戦えないわね。よっせ…と。
あ、見て見てあのアフロすごーい。大道芸人かしら。何でこんなとこにいるか知らんけど。
しかもムーンウォークだ…もっとやってー!
(
>>379 ……え? おい、嘘だろ? 蓮獅、アンタ何で……おい、おい!!
冗談だろ・……!! な、なんでアンタ、そ、そんなバカなことを!!!
俺様、アンタと大した面識なんてねぇんだぞ!? ほとんど見ず知らずのヤツを身を挺してまで助けるなんて、アンタいかれてる!!
(宏太の右腕のアザが発光しだす)
こ、これ……あ、アンタの剣じゃ……じ、自分の得物を他人に預けるなんて……!!
……く、蓮獅……死ぬなよ、絶対死ぬんじゃねぇぞ!! アンタが死んだら俺様の目覚めが悪くなるからな!!
……苦堕鬼。俺様はぁ……てめぇの言う通りだ。この世界の価値観などクソ同然に思ってる。
俺様のいた平和な世界と比較すりゃこの世界はクソだ。何が眼だ、何がプレートだ、何が魔剣だ、世迷い言言ってんじゃねぇ。
だが……そういう世界なら仕方ねぇんだよ。そういう世界なら、そういう価値観があって当然なんだ。
だから俺様は否定しねぇ……だから俺様は、この世界の奴らを卑下した目でなんて見ねぇ……。
くそ……何でだよ……何でこんな不条理な世界が……あってたまるか……。
(宏太がエターナルセンゴクを握りしめると、刀身に青紫色の紋章が走っていく)
……【邪神の残滓】だって……? 邪神なんかと一緒にするな……これはなぁ、”希望への渇望”だッ!!
行くぜシン!! なんとか持ちこたえるんだ!! 俺様達で、”苦堕鬼を倒すべき奴”が来るまで!!
・・・エターナルセンゴク同化完了。一時的に魔剣化。スティグマ、Ready・・・
”宿世を絶て、世界を導け 我こそは異端なる英雄也” 吉岡宏太、Ready!! てめぇに引導渡してやるぜ!!
(宏太の全身に青紫色の紋章が広がる)
フーリエは援護を! アキトは参戦できたら頼む! シンは俺様と一緒にこいつに一泡吹かせてやろうぜ!!
おいそこらにいる奴ら、今は共同戦線張んなきゃいけねぇんだ!! 下らねぇ私情は捨てて協力しやがれ!!
俺様達はッ!! コイツの存在を黙過しちゃいけねぇんだッ!! そうだろッ!!
くくく・・・素晴らしい。素晴らしいぞ。まさかこれ程までに揃うとは。なんとも素晴らしい。
我が輩はこれを待っていたのだ。この状態になるのを・・・そう、邪気が混沌と渦巻くこの状態を。
形容すればカオス、こうなれば最早群衆する蟻と同じ。個々がそれぞれの真価を発揮することはままならない。
さて・・・準備は整った。これでやっと現状を動かせるというものだ・・・。
君たちの足下を見てみろ。綺麗な装飾が施されているだろう? これはただの装飾ではない・・・。
今までの戦闘中に我が輩が邪気を当てて描いた、いわゆる魔法陣と俗に呼ばれるものだ。
君たちはこの領域に入った瞬間、この魔法陣からは抜け出せなくなっている。先ほど吉岡の血を止めたのもその所為だ。
魔法陣によって結界が生じていると分かれば我が輩の目論見が看破されてしまうからなぁ・・・。危なかったよ。
この結界は入ることは出来ても出ることは出来ない我が輩特製の邪気結界だ。ご都合主義、というのか? まぁ良い。
クリストフには完成する前に逃げられてしまったが問題はない。後で我が輩直々に行けば良いのだ。
もう君たちに勝ち目はない。さぁ、ここにいる者達まとめて邪気を貰うとしようか・・・。
力が抜けてきただろう? この魔法陣は対象の邪気を我が輩へと送る、転移魔法の応用だ。
ふははは、すまないね。戦わずして勝つのは・・・戦略として最善策だろう? 悪く思わないでくれたまえ。
さて・・・後は、主役を待つのみ・・・か。くくく、楽しみだ。実に。
―警告します。彼が接近中。繰り返します。彼が接近中・・・―
───訓練室から出て来た途端、何て強大な邪気だ…。Mr.R達の向かった街からか。
こうなる事を、彼等は分かっていたのか?全く、僕が行く必要は無いなどと…とんでもないな。
行こう。僕に倒せるとは思わないが、彼等を援護するくらいは出来る。
リキエル、留守は任せた。
『久遠眼』発動…サーショの街、大通りまでの距離を最短化…
見た目は子供! 心は老人! 破壊神アレス!!
マジで。喧嘩で身体動かすとか好きじゃないんだって
クーリ
だからわざわざ『口理』なんてのを… おっとこいつは企業秘密かな
…ムーンウォーク? ああ。ありゃすごいな
一時期練習してたんだが、結局ダメだった… 感服する
おおっと。宏太、だっけ。アイツ? 燃えてるなあ…
どことなくシヴァに似てる… いや、シヴァの方がもう少しクールかな
けどダメだありゃ。鬼さんの言うとおり、共同戦線なんて無理ゝゝ…
信頼関係も無い者同士が共闘しても、どうせ同士打ちになるのが落ちさね
戦っている内に、不信と疑惑が芽を出さないとも限らない
やるなら精神的な支柱となる司令塔がいなくちゃいけない…
それが宏太クンに務まるとは思えないけどネ… ニヤニヤ
……魔法陣… 罠。単純だがうまい手だ
スマート! …うん、こっちは俺に似てる
良いねえ、「何でもできるヤツ」って。羨ましいわ
ま、どうでも良いか。今回は戦いに来たわけじゃないし…
では蝶子君。あんな連中はほっといて、我々はチェスでもしようか
羊水でつくった駒と盤だ。あまり乱暴に扱うと消えるから、気をつけろよ?
…なに、邪気がないとチェスはできないってことはなかろー
どんな時でも余裕が大事だよ… 焦っても勝ちはない
オゥ!!センキューセンキュー!!
デハデハ、続キマーシテジャグリング!!
マ=モン、トーチニ・・・ファイア!!
ッテ、ギャアアアアアア!!!アフロニイグナイトシタアアアアア!!!!
ヘルプ!!ヘルプミィィィィ!!!ソウだ、コーク!!!!
ドボボボボボボボボボ・・・・・・
ッフゥ〜・・・デンジャラス極まりナイデース。
ッテ、身体ニ力が入りマセーン!!何ナンデースカ・・・クッ!!
・・・ボーイ、ソレはムリとイウモノデース。ミー達にオッズナドアリマセーン!!
諦めテサレンダーすれバ、少しハ長生きデキルカモしれマセーン・・・。
キィィィィィィィ・・・・・・
ムム、何デスカマ=モン!?こんなトキニ・・・
ム、【諦めルナンテカッコワルイ】!?ジャア、ドウニカナルとデモイウのデースカ!!?
【人を喜ばセルハズの料理人が、お客ニナルカモしれナイアノ少年を見捨テルノカ】!!?
ウ・・・ウッルサイデース!!ミーは、ミーは・・・・・・
ウウッ、仕方アリマセーン!!やッタロウジャアリマセーンカ!!!
敵わナイ敵ニテントするノモ、ミーの・・・ヒトのサガとイウモノデース・・・!!!
マ=モン、久々ニアレでイキマース!!ショウ アウアズ リアル アビリティ、【シンクロ100%】!!!
ウリィィィィィィィィィィィィィィ!!!!!
あ、あわわわ… もう、逃げられないほどに首突っ込んじゃったみたいです…
こうなったらやるしかないんですね…
できる限り… なんとかしてみましょう
邪気がなくても勇気はありますよ!
ふむ…若いな、少年。羨ましいほどの情熱だ。そこまで言われれば…面倒だが、やってやろうではないか。
…ま、ドサクサ紛れに魔剣のひとつやふたつ拝借できるかもしれん。やる価値が皆無というわけでも無い、か。
形状変化 「ロッド」
…とりあえず魔方陣の魔力吸収機能を弱らせてみるか。
戦闘は貴方達に任せた。頑張れよ。
さて、宴も最高潮に達しようとしている‥そろそろ主役が舞台にあがってやらなくてはな‥‥。
む?何だこの結界は‥‥まるでなっとらん。
そもそもスカイラーク式魔道言語で記述するなら『BeForU』でなく『B4U』だろうが‥‥。
ほかにも細かいバグがあちらこちらに‥不愉快極まる!!『解呪』!!!!
夢朗、先に行け。下枝、お前はこの中にいる他の能力者どもを片付けておけ。
万に一つも邪魔が入るようなことがあってはならんからな。
わかりました…では、露払いを兼ねまして…
行って参ります。
(ダダダダ…バン!!ドガァ、ビユウウゥゥゥ……、ドオン、ドオン、ドオン)
(懺悔室)
破壊神殿は居られるか!?俺はシャイアーテックスX部隊名誉隊員、出井夢朗!!!
友人、デ・ムーロンの仇を討ちに参った!!!!!!
……とと、その前に…
一堂控えよ!!!!!R様が御出ましになられる!!!!!!!
あらあら、二人とも行っちゃったよ。
どうしよう、子猫ちゃん。
まあ、いっか。確か邪魔者を消せって言ってたよね。
それじゃあその辺歩き回って探してみよっか。
よし、それでは行くか……『ドッグシステム』起動!!帰還先、サーショ!!
着いたぞ。やれやれ、既に闘いの余波で町に被害が出ているな…。
俺は救助活動でもするとしよう。君たちは自由にしてくれ。
(大丈夫ですか?今町は危険です!急いで逃げてください!!)
(ああ、ありがとうございます。このご恩は一生忘れません。)
(そんな、お礼など結構です。)
(君!火事の家の中に戻るつもりか!!危険だ!!!!せめてこの耐火服を使え!!!)
(どこの誰か知らないけど…ありがとう!!!!)
etc.etc…
ふふふ…こうした地道な行為の積み重ねが、人の信用を勝ち取るのだ。
そして幹部クラスが現場に出向いて救助活動を行ったとなれば…わが社の評判も上がる。
兵士どもでなく、『善良な一般市民』の間でな。この辺りがなかなか軽視できない。
そうやね。急いては事を仕損じる。無駄に焦って火中の栗を掴むことはないさ。
…ふむ、そうきたか。しかし便利ねぇ、この『羊水』って。触感がナタデココみたいだけど。
ってまた誰か来たの〜!?ここはもう大入満員御礼だよッ!
控えろったって水戸黄門じゃないのよ、これは!え、あれは…
あん時バトッたクレイジーな子!それに遺跡でアーガスなんて偽名を使ったおじさま!
>>393 消せー?それってコロセってことだろ?…ったく物騒だなぁ、ニンゲンてのは…
つか、いい加減に降ろせー!オイラには立派な四本の脚があるんだから。
アンタの名前はシズエ、だったよな。
オイラはカースって呼ばれてる。ま、よろしくな。
…ふ、言われなくともやる気だ、俺も…
宏太、フーリエ、結界は若干力を抑えた。深入りは禁物だ。下手をすればすぐ破れるぞ。
例え貴様が神であろうと、貴様のエゴだけは認めない…!
お前が見るのは理想郷ではない。永久に続く地獄だ、救世主…!
ここか、礼拝堂…神を奉る場に邪悪な気とは、皮肉な物だな…。
中には相当数…強力な者も居るが、どれも邪悪な気には及ばない、か。
『コピー・グラムマッシャー』セットアップ…入ると同時にこいつをぶち込んで、まずは動きを止めてやる…。
10倍…100倍…1000倍…10000倍…─────
・・・・・・・・・・・・・不快だ。
不快不快不快不快不快不快不快不快不快不快フカイフカイフカイフカイフカイフカイッ!!!!!!
アアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア嗚呼嗚呼嗚呼亜あっ!!!!
・・・何故。何故我が輩にこうも抗おうとする? 我が輩は神を越えたと、そう言っただろう。
希望をいくら奪ったところでまた新たな希望を悉く見いだしおって、不愉快だ。
我が輩が兵器ということが分かったからどうした? そんなことは無関係だ。何にしろ絶対的な力を所持していることには変わりない。
だと言うのに貴様らときたら・・・邪気を吸われているというのに未だ戦おうとする愚考を巡らす者はいる。
邪気を吸われているというのに事態への関与を放棄する者はいる。そして・・・我が輩に、控えよだと?
その口か、その不愉快な面で不愉快な声色で不愉快なことをほざいたのは。
頭 が 高 い ッ !!!!!!!
・・・もういい。遊びはやめにするとしよう。やはり塵芥に崇高なる存在を認知させるのは不可能か。
この町諸共・・・この世界諸共・・・貴様らという存在を・・・この宇宙から・・・消し去ってくれる・・・。
ファミリアッ!!!
【イア】 ――イアなのですよー――
【マイ】 ――・・・・・・。――
【エム】 ――お、ついに僕達の出番か!――
【マイン】 ――グゲゲゲゲゲゲ!! やったらあああ!!――
全力でこの愚か者共を殲滅せん・・・容赦はいらぬ。完膚無きまでに思い知らせてやれ。
どいつもこいつも・・・
無 礼 者 ッ!!! 我 が 輩を 誰 だ と 心 得 る ッ !!!
救 世 主 、 メ サ イ ア な る ぞ ! ! ! 我 が輩 の 前 に 跪 けッ!!!!
(四人の少女がメサイアを取り囲むように出現する)
−という訳なのでして− −・・・覚悟しろ− −ごめんねー、恨みないんだけどさ− −グゲゲゲゲゲゲ!!−
ふはははははははははッ!! 濡らせ濡らせ!!! 下賤なる民の血でこの礼拝堂を濡らせエエエエエエエエエエエエエ!!!
おいそこの無礼な口を叩いた貴様!!! 貴様は我が輩が直々に殺してやるッ!!! 光栄に思うが良い!!!
うわー、建物が吹っ飛んでる!
痕跡から見るに、これ全部あっちの礼拝堂からの衝撃を受けてのものですね。
礼拝堂の中からは凄い邪気力…なんで礼拝堂の壁はあんまり壊れてないんですかねぇ?
そこは突っ込んじゃいけない所なのかな…?
じゃ、ボクも救助活動の方行きますかねー。あっちは怖いですし。
ようし…『エイプフォーム!!』
ガシィィ!!
(崩れてきた家を腕力で支える)
『スネークフォーム!!』
シュルシュルシュル…
(瓦礫の隙間に入り込んで人を救出する)
『ファルコンフォーム!!』
バサァッ!!
(火災現場の上の階に取り残された人を窓から救出する)
むー、そういえば…お祭りのリンゴアメ、食べたかったなぁ…
『羊水』は、触った者が一番気持ち良く感じる感触に変わる
良い感じだろ? なにせ安らぎの象徴だからな…
本来、俺たちみたいな「外に出た存在」には最も遠い類の存在だけど
…っとそうきたか。やるな。適当にあしらってやるつもりが、油断した
しかし、ここでこっちのナイトが動いたらどうなるか…
この通り。チェスの世界でも、現実の世界でも、駒が揃ったみたいだな
ホレ、キングは包囲された。チェックメイトとはいかないけど、逃げるには非常に難しい
…懐かしい顔が混じってるね。さて、どうするかな
とりあえずは、頭を下げてチェスを続けようか。頭が高いと非礼に当たるぜ
………マイが好みだな
へっ、じぶんよりかくうえのやつみてきれるなんて、こどもだなー。
こんなだだっこにまけるほど、『怠惰』はおちぶれちゃいねぇよ。
ごうつくばりの『マ=モン』、のうみそいぶくろの『ベルゼブル』もいるんだ。
いくらおれがぐうたらでもやらなきゃいかんだろ、こりゃ。
しん、おまえこそとちゅうでへたばるんじゃねえぞ。
おれがばてるまえにたおれたら『リアル桃鉄99年の刑』だからな。
それじゃあ…いくぜぇっっ!!そっちのきんにくじじいにおくれんなよ!
ケケケッ、コリャァマタウマソウナヤツラガデテキタナァ…
アァ、クイニイキテェガ…カンジンノマスターサマガコウジャヨォ。
コイツラ、カクジツニ『怠惰』ノホウガニアッテンナ…ナァ、アスタロスヨォ?
ヒッヒ、アッチカラキテクレルトラッキーナンダガナ…
へぇ、そーなんだ…て、あらら。これは、なかなかエグい手を…
では、ここであえてクイーンを前に出す。…現実もチェスも
力と策のバランスよ。力だけでも、策だけでも勝てない。あの人たちはどう乗りきるのかしらね。
やれやれ、暴君は困ったもんだ。
…おやお目が高い。上玉ですぜ、あれは。ちぃとばかし手は焼くけど、
フラグを立てたらこっちのもんだね。
−うふふっ、貴方達、吉岡組のみなさんはこのイアがお相手しますよ!
−イアの象徴属性は「水」です! つまり水の力が使えるんですねー
−という訳で、イアの可愛さに・・・溺れちゃってください☆
(イアがシン達の目の前に立ちふさがる)
−さぁそんな訳でこんなのはどうですか?
(イアが10個の水の球体に分裂する)
−この内の1つはイアが変化したものですが、残り9つは硫酸を偽装したものですー。
−硫酸ってご存じですか? 取りあえず、鉄でも人体でも溶かしちゃう危ない液体と思ってくださーい。
−そんな訳で、この技名は【テンバイワン】とでも名付けましょうか! それじゃ、いっちゃいまーす!
−もし偽物を攻撃したら武器とか人体が大変なことになっちゃうので注意してくださいねー!
(シン達に10個の水の球体が猛スピードで向かう)
やめろ夢朗。慣れぬ言葉を使うものではない。
――兵器業界に於いて結城財閥と勢力を二分するシャイアーテックスであるが、その社長Rについては殆ど謎のままである。
どうやらお楽しみであったようだが…ここからは『神聖な』果し合いの場となる。
――僅かに本名の一部とされる『零雲斎』の名が限られた者たちの間に伝わっているのみであり、
観客すら居てはならない。一同御退席願おう。いや、我々が移動したほうが早そうだな。
――このことから神河の生まれとする説が有力であるが、これとて仮説の域を出ない。他の説よりは信憑性が有るという程度である。
プレーンシフト
次元転移‥‥『協議会の聖域』!!!!!!
――ただ、御食国としてごく一部に知られるとある神河の小さな漁村に、資料としての精度にはやや疑問が残るものの、興味深い書籍がある。
どうかね夢朗?決闘の場にはまさに最適だとは思わんか?外界からの干渉は空間系能力を使わん限り不可能。
――その『小浜国異聞録』と題された本は、主として天元年間の異能者についての記録であり、やや読み物的な側面が大きいが、
『語られざる者』達についての貴重な資料の一つである。
広さは半径10000メートル程度の球形。一切の仕掛けは存在しない。
しかも、これは私が作り出した人口次元(の一つ)。干渉する以前に、場所を見つけるのも困難だ。
あおひ
――その四つ目に、『五色の紡ぎ手、藍 氷』という人物についての記述が存在する。
私の最高傑作のひとつだよ。苦堕鬼君‥‥いや、ここは本人の望みどおりにメサイア君と呼ぼうか?
――彼は孤児であったが、本来一人一つしか持ち得ぬ異能の『色』五つを生まれながらにその身に宿し、(この描写には疑問が残る。
現在、幾種類もの属性の術を自在に使いこなす異能者は多い。小浜国あるいは神河の風土的な特色として、複数の属性を持つ者が少なかったのかもしれない)
正直なところ、私にとって君が神だろうが何だろうがどうでも良いし、部下の問題でなければ敵討ちなどにも興味は無い。
だが‥‥‥
――その全てに於いてすばらしい才を見せたという。
そして14歳のとき、東夷(現在のラヴニカ)よりこの地に移住してきた魔術師フェルナンドに師事する様になったと、『小浜国異聞録』は伝えている。
その尊大な態度が気に入らん。‥いや夢朗、心配するな。これはあくまでお前の戦い。私はお前の補佐に回る。
‥‥謙虚にならねば、道は開けんぞ?己に欠けているものと真摯に向き合って始めて、先へ進めるのだ。
――彼らは本当の親子のように仲がよかったが、藍氷が30歳のとき、久須夜山で二人が戦い、
壮絶な戦いの末、藍氷がフェルナンドを殺害した。この戦いによって久須夜山の標高が半分になったと伝えられるほどに凄まじい戦いであったそうであるが、
何が彼らをそれほどまでに駆り立てたのかは定かではない。
ああ、そうそう。決闘の際には、名乗るのが礼儀であるそうだな、夢朗?
では私も名乗っておくか。
――その後、師匠殺しの咎で藍氷は追われる身となったが、彼は抵抗し、当時最強の異能者とされた神風秋桜が
彼を天養寺に追い詰めたとき、秋桜をはじめとする一騎当千の戦士十三人の前で、霞の如く姿を消したという。
わかされいうんさいあおひ
私の名は‥‥‥‥若 狭 零 雲 斎 藍 氷 !!!!!!
――藍氷についての記述はここで終わっているが、先に書いたように、これが真実であるかも、また藍氷がRであるかも定かではない。
零 雲 Raven
雲無き空に舞う大鴉、とでも覚えてもらおうか。‥‥‥参る!!!!!
――真実を知るものは、いない。
…成程、硫酸は確かに危険だな。ならば当たらなければいい。
刻印解放、『変調の波動』…
(イアを除く9つの球体が向きを変え、天井へ飛ぶ)
ふ、天井に穴が開いたか。…宏太、シン、最後のあれがファミリアだ。
>>396 うん、よろしく〜。
まあね…私も悪い人だから。大丈夫、こんなことみんなやってるって。
R様も言ってたよ。生きるために他の者を殺すのは、正しいことなんだって。
さて…ふーん、一番殺しても社会の迷惑にならなさそうなのは、あの女の子の形をした四人組かね。
お〜い、そこのうちの誰か一人……私と戦いなさい。
なんか私とキャラが被ってるヒトがいるー!
これは許せませんね… 消すしかありませんね…
うふふふふf(ry
…と言っても、私が積極的に戦うわけにもいきませんし
というわけで… 召喚、「パイプオルガン」!
今日はちょっと奮発なんですね〜
さて。ではいきますね… 守護音壁『レファシオン』
パイプオルガン独特の音響効果でちょっとパワーアップです〜
宏太さん、シンさん、アキトさ〜ん
私の指が痺れる前に何とかしてくださいね〜
…やぁれやれ、少々出遅れてしまったらしいな。
こんばんは、諸君。おや?ブリッツベルドに…貴方も居たのか。コクオシエではお世話になったな、あー…『師匠』。
───グラムマッシャーの力よ、レヴィアスに宿れ。
…泡沫の騎士団の手前、僕の能力は使えない。レヴィアス、お前を主体に行くぞ。
…貴女がMrs.ヘルツォークですね?Mr.Rからお話はあったでしょうか?
僕達SAGAと貴女達シャイアーテックスは提携を結びました。我々は味方です。
貴女と共に戦わせてもらいたいのですが、宜しいでしょうか…?
俺は静かな感じのコが好きなんだよ
活発なのも良いけど、活発すぎるのは頂けないんだな…
おっと、そこでクイーン… 計 算 通 り
チェーック! どうせなら、ルークを動かしたほうがまだ勝算があったのに…
フゥーハハァー。我がビショップの餌食になるが良いわ
やーれ、やれやれその通りだ。ガキの始末は大人が着けなきゃな。
へばる訳にゃいかんだろ……眼を返せと叫ぶ馬鹿に礼拝堂をぶっ壊されて、見せ場も無しにフェードアウトなんて冗談じゃない。そんなんだったら桃鉄どころかドカポンだってやってやらぁな。
行くぜぇぇぇえぇぁぁ!! まずは喋りがフーリエと被るあの小娘だ! あ、いや何でもナイデスヨ?
空の邪気眼最大開放! 空間圧縮!!
……更に倍! その更に倍だ!!
(残った球体を囲むように力が収縮し始め)
……逃げ場は塞いだ筈、だ。コウタ、任せたぞ。
フーリエちゃんを戦わせて、ボクは引っ込んでいるなんて…
それだけはダメだ!よし。行くぞ、ボク
フーリエちゃん!今行くからね―――――ギャン!
これは…結界の類か。この波動…音…
張っているのは…フーリエちゃんかよ!ぐあー、なんてことを!!
これじゃ戦えないじゃないか…ボクの見せ場は何処に…
…せめて物陰から見守っておこう
−・・・まさかそんな手を使えるとは。計算外でした。
(イアの姿に戻る)
−これは遊んでいる余裕はなさそうですねー! ・・・殺すつもりでいきます。死んでも恨まないでくださいね。
−て、イアとキャラ被ってる人がいるー! こ、これは許せませんね。消すしかなさそうです。
−小細工などしても抜本的な解決にはならないですよ? ちなみにイアは水ですから、純粋な物質的攻撃は通用しませんよー!
−ダークムーンさんは物理的攻撃そのものが利かなかったんですけどねー。仕方ないです。
−つまりイアにダメージを与えるには、魔法めいた何かか、何らかの力を付与した物質的攻撃じゃないとダメなんです。理解できました?
−まぁそんな訳でして、いっちゃいたいと思います!! 言ったでしょ、溺れてくださいって! 【レヴィアタン・リフレクション】!!
(シン達の足下の床が水となり、水で構成された龍が襲いかかる)
/////////////////////////////////////
−では・・・シャイアーテックスとSAGAの皆さんは、このマイが相手しよう。
−私の象徴属性は火・・・。燃えさかる業火を以て、貴方達を灰燼にしてやる。
−私を甘く見ないことだ・・・こう見えても苦堕鬼のファミリア。凡人では到達しえない領域には踏み込んでいる。
−それでは・・・行くぞ。
(マイの周りを取り囲むように炎の龍が現れる)
−【ザラマンダー・リフレクション】・・・。さぁ、仲良く揃って地獄へ堕ちろ。
(炎の龍が2人へと襲いかかる)
>>410 Mrs?私は結婚なんかしてないよ?
それに、ヘルツォークじゃなくて下枝!薄明下枝!!名前変えたの!!!!
お話……ああ、そういえばそんなこと言ってたね。
協力?いいよ。それじゃあ……。
私の新兵器の威力をあの馬鹿どもに見せてさしあげるとしようかね…!!!
ちょっと戦闘体制に入るから、待っててね。
召喚!!!!!『ワンダーワールド』!!!!!(ピンク色の杖を取り出す)
(杖を高速で回転させる)
ナ イ ト メ ア カ ル ー セ ル
回れ回れ……『悪夢の回転木馬』……!!!!
(回転するにつれ、年齢が下がってゆく)
変!!!!!身!!!!!!!!!
(全身が光に包まれる)
可 絶
憐 対
これが私の新兵器……『ワンダーワールド』!!!!
今の年齢は…10歳だね。
もちろんただ子供になっただけじゃないよ……少年漫画みたいに、そのへんの大人よりよっぽど強いのさ!!!!!!!
おまけに、まだ条件は不明だけど時々主人公補正まで働いてくれるしね。
さあ、お祭りの始まりだよ!!!!!!
ふん・・・愚民の分際でこしゃくな真似を。だがまぁいい、これでやっと邪魔が入らぬという訳だ。
尊大な態度・・・? 何を馬鹿な。我が輩は神を越えたのだぞ? 尊大で何が悪い!!
何も知らぬ凡庸な人間共はただ何を訝しいと思うでもなく敬い諂い崇め奉れば良いのだ!!
下らぬ、何が雲無き空に舞う大鴉よ!! 貴様は空をも飛べぬ人のくせして、烏滸がましいッ!!!
我が輩が貴様ら共々、粛正を下してやるわああああああ!!!!
(空間内のあらゆる場所に青紫色の紋章が浮かび上がる)
くくく・・・同じ【邪神の残滓】といえど、吉岡の血の物とはレベルが違うぞ?
邪気+50%!!
【 亀鑑なり神 俗世に身を置くことなく ただ鳥瞰せん そして制裁を 】
世
界
を
砕
け
大
い
な 【アナザエデン】!!
る
厄
災
よ (紋章から巨大な邪気の衝撃波が2人に一斉に降りかかる)
あー、俺は救助とか救済なんてのは無理だな
だから気は進まないが礼拝堂に行くわ
そっちは任せたからな
んじゃ行きますかねぇ
あーらよっと
はぁーまさかまたくる羽目になるとは思わなんだな
懺悔室・・・か
じゃあちょっとお邪魔しまー・・・うわおぅ!至上最強にすごいことになってんなこれ
しかしなんで外でやらないんだろうか?明らか狭いだろここ
!あ、アレスだ。蝶子お嬢もいっしょか
こんな時にのんきにチェスですかお二人さん
ああ、失礼…Miss.薄明ですね、気を付けます。
これは…!
…(良いのか、これで?…いや、良いんだろう…)
とりあえず、マイと言ったか…お前が相手か。
甘く見たりはしないさ。ただ、諸事情により全力は出せないがな…
レヴィアス、一点集中で突っ込むぞ…!!
ビュッッッ!!!
(突きの形で一気に炎の龍を突破する)
『グラムマッシャー・エターナル』…引力の鎖で奴を捉えろ!!
なはは、私もこれを狙っていたのですよ。このナイトでビショップをいただきます。
…チェックっと。さてさて策士の重草さんはどうでます?
ん?おー、久しぶりー。今加勢したところでどうにもならないからね。
カオス化一歩手前だし。…チェスやる?
(
>>407,409,412
シン、アキト、フーリエ……こいつらはな、俺様が信頼する仲間なのさ。
この世界にいる間は、こいつらに頼ろうと思ってる。頼りっきりになっちまうかもしれねぇけどさ。
だけど、仲間の身にピンチが降りかかったら俺様達全員の力を合わせて乗り切る。
でも……よ。一緒にいて救われるっつーか、そんな奴ってのが……仲間、ってことで、いいんだと思うぜ。
これが俺様の……”俺”の、解答だ。
(宏太の全身が青紫色に発光しだす)
(同時に、水の龍が結晶となって霧散する)
って、あ! また消えた!! すげぇ俺様の力!!
俺様達の力を見せてやるぜ!! 食らいなッ!! えーっと、”アクサンシル-コンフレックス”!!
(ドーヴァンの巨岩、イアの水の龍が青紫色に発光しながらイアに放たれる)
ウワーオ!ワームアップシテきマーシタネ!!
ミーもカッコイイトコロを見せテヤリマース!ヘイ、ガールズ!!ミーにモカカッテキナサーイ!!
別ニメサイアがドッカ行っタカラ元気ニナッタ訳ジャアリマセーン!!!
マ=モンとシンクロシタミーのパワー、存分ニエクササイズシテヤリマース!!!
>>416 ククク‥‥‥空ぐらい飛べるさ。私は、『メトセラの子』だからな。
とと、いかんねえ、怒りに我を忘れている。典型的な負けパターンだよ、君。
如何に強い力でも‥‥こうなってしまっては私には掠りもせんぞ!?
【薄明に混ざり有る紺碧の手よ‥‥満目の黒炎に執する彼奴に災いを!!!!】
『真・蠍火‥‥七鍵盤と大いなる円盤の為の』!!!!!!!
(自分に当たりそうな衝撃波の方向をことごとく微妙にずらして避ける)
夢朗。少々御しやすくなっているとはいえ、奴はまだ強い。気を抜くな。
……ほう、影宮も粋なことをするものですね…このグラムマッシャーを複製しようとは…
そしてそれを雨宮君が使う。未完成のグラムマッシャーを真似ようとして全く別物になったものをね。
呼称するなら"GMD"と呼びましょうか。
秋山も動いたようですし私は世界を回るとしましょうか。
マイ―――――z___ッッ!!!
…あ、ごめん。駒も盤も… 滅茶苦茶になってしもうたね
この勝負は次に持越しって事で頼む
それにしても、マイ… そっちにいくのかい?
よりにもよってシャイアーテックス連中なんて… オラモウダメダ
俺が骨の髄まで愛してやるつもりだったのに。あーあ
っと、あららら… シヴァ。こんなところで奇遇やね
ま、お互い「終わった」みたいだな。お疲れ、かな…
うん、見てのとおりチェス… 強制終了したけど
始まりがあるものには、皆終わりがあるってことだよな…
やるか?
無駄だ、貴様等の力ではこの苦堕鬼を倒せてもその存在を抹消は出来ない。
貴様達に"天"の慈悲を分けてやろう。(瞬間、空から光が差し込む)
万が一の場合は俺に任せろ…天冥斬滅剣を使う。
ぐっ!!これは……!!!!
落ち着け…『嬋娟と舞う閃光の掻き消す幸福よ…星一つ尽き、星二つ尽き…』
『The Larst 100sec.』!!!!!!
俺の時間の流れを早くした…これからの一秒は、俺にとっての百秒になる!!!!!
見える、見えるぜ!!!!これでパーフェクト…
( ド オ ン )
ぐ……しまった、効果が切れるのが先だったかよ…!!!
だがまあ、まだ戦えるぜ…!!!!!吼えろ!!!!!!カシナート……ってあれ?ワールドスレイヤー??
まあいいさ。何があったかはしらねえが、こいつが一番手に馴染んでっからなあ!!!!!!!!
そして…喰らえ!!!!!!!!!『人は……!!!!己の触れたるものの色に消ゆ!!!!!』
夜間行・改!!!!!!!!『夜間行殺法』!!!!!!!!!!!!!
(剣から巨大な衝撃波を連射)
ふぅん…腹の膨れないコロシなんて面倒臭いだけだと思うけどなぁ…。特に同族ゴロシはね。
ア…アイツと戦う気か?よせよ、なんかヤバイ!死ぬぞ!?
フ…フニ゙ャアァァッ!?火!火!!逃げろーーー!!1
…って…ニャアァァ!?こっちはいきなりコドモに!?
しかもそっちは火の中に突っ込んでくし!
ニャ…ニャにもんだアンタら!?
…こ、こんな連中と一緒にいたら、エサの時間になる前に死んじまう…!
オ、オイラは降りるぜ!じゃあな!
ブゥン…
タタタッ…
(ふぅ…透明になれて助かったぜ…)
ここがサーショの町かッ!
邪気は…あそこか! ………チッ…シヴァと接触する前に渦巻く邪気に押しつぶされそうに……くっ!
ハァ、ハァ…ここは…教会?
があああああああああああああああ!! 何と言う邪気の濃さだ…
だがここで倒れるわけには……
(貴様に"シヴァ"の一部を授けてやろう…)
…それでもいい!俺はシヴァと接触しなければいけないんだ……
(よかろう。セカンドシヴァとシヴァはまったく別の存在であることだけは忘れるな)
…これは……グロッセア?俺が感じたシヴァではない…おいグロッセア!
グロッセア!どうしたんだ!答えろ!
(お前…に……時…をま…せた…)
時の邪気眼か…グロッセアめ……こんな強大な"力を持っていたとはな…
なんで俺の元の姿知ってるんですかお嬢
驚かそうと思ったのに・・・
ああ、お疲れ
にしてもなんでお前元に戻ってないんだ?
チェスは・・・やめとく
お前また盤ごと引っ繰り返しそうだから
マイ?あーあそこにいる炎の娘っこか
相手が雨宮たぁご愁傷さまとしかいいようがないな
あ、あーあ。こっからが正念場だったのに…むぅ。
や、でもあの子は火で、あんたは水。相反する物が解りあうのは難しいもんさ。
運命はそれを解ってあえて引き離したのよ、と言ってみる。
ああ、ついね。何となくだけど解ったのよ。女の勘ってヤツ?
それにしても…あの男…
(わからない…あの男の事が…話す機会はあるだろうか…?)
俺の姿、ねえ。そういや… そうだな。なんでだろ
原因は考えられなくもない。考えられなくもないが…
「それ」を認めたら俺の負けだ
認められるかよ… だって恐ろしいじゃねえか
ええ? やんねーのかよ、チェス
いいじゃねえか。お前は蝶子とやってれば良い
俺は適当に掻き乱す係りって事で
そう、マイちゃんだよ。思ってたより激しいのな
炎使いの割りに、冷淡な感じってのがまたそそるだろ?
…蝶子、それは言ってくれるな。愛に属性の差なんて… 関係ない!
それに、障害が多いほど燃えるものだ。違うか?
マインとかいうのとは死んでもやりたくねー
あの笑い方がなんとかなれば、まだいけるけど…
もしかかってきたら、シヴァ… お前いけ
その間、俺はマイちゃんを模った水のオブジェでもつくってらあ
ほ〜やるねえ…。とと、私も見てるだけじゃ駄目だね。
この『ワンダーワールド』の能力は…変身することで、さまざまな特殊能力を得られる!!!!
ただし戦闘一回につき、変身できるのは二回までだけどね。
ふふ、今回は格闘戦用に、観念動力(サイコキネシス)を習得したのさ!!!!
いくよ、マイちゃん…!!!!!!サイキックスクリューアターーック!!!!!!!
(体を丸め、回転しながら突進)
(あれ?そういやカース君いないな…。逃げちゃったかな?
まあいっか。ここは危ないし、あの子闘いは無理そうだしね。
それに……どこに行っても、首輪に仕込んだGPSですぐにわかっちゃうしね。)
女の勘・・・ですか
すごいですね
あーあんまりあいつのこと見ないでやってください
なんせ根っからのシャイボーイなもんで
アレス、お前まさかまだ・・・いや、よそう
考えただけで背筋が凍っちまうぜ
まぁ同調してなかったからなお前ら
うん。同調不足ってことにしとこう
やっぱ場を荒らしにかかるんじゃねーか!そんなこったろうと思ったぜ
えー俺が戦うのかよー
相手の属性によっちゃ逃げるぞ俺
−・・・! まさか【ザラマンダー・リフレクション】をうち破るなんて・・・。
−・・・引力の鎖。抗えない力で動きを封じて・・・その突進でとどめを刺すつもりか。ならば。
−・・・【バーンアップ】。
バァンッ!!
(マイの身体が小規模の爆発と共に消える)
−・・・私の身体は火。そしてこの床には細かな切れ目が入っている。
−そこに予め灯油を流しておけば・・・油を伝って、瞬間移動めいたことも可能になる。
−マスターは最初から私たちファミリアとアンタ達を戦わすつもりでいたんだ。これぞ先見の明、勝ち目なんてある訳が・・・ない。
−ん・・・幼くなった? 小細工か・・・こしゃくな。飲み込んでやる。【フレイム・ダイタルウェーブ】。
−灯油で更に加熱、より焼け死にたくなったぞ・・・感謝しろ。マスターの最後のご慈悲だ。
(背後から巨大な炎の波が2人を飲み込もうと迫る)
−・・・ん? この視線は・・・・・・・あ(///)
−・・・って、いやいや。何してるんだ私は・・・集中しろ・・・。
////////////////////////////
−こ、これは・・・! それが貴方のっ、吉岡宏太の【邪神の残滓】の力!!
−結晶化した攻撃を吸収し、放出するということですね・・・反則くさいです!
−このバリアーの所為で身動きが取れませんし・・・これはお手上げですかね。
−・・・・・・なぁんて言うと思いましたか?
(ふつふつと、イアの足下の床が沸騰しだす)
−【ウォーター・ダイタルウェーブ】。今度こそ溺れ死になさい!
(吉岡の攻撃を巨大な津波が飲み込み、四人を飲み込もうと迫る)
////////////////////////////
−じゃあ、外人さんは僕がお相手しようかな。よろしくね、ブリッツさん−
−僕の象徴属性は風・・・。さぁその魔剣で、風を切り裂いてみてよ。できるものならね!−
(ブリッツとエムの周囲で気流が発生する)
−さぁ、行くよ! 【ドラグーン・リフレクション】!
(気流が2人を取り囲み、その中から風で構成された龍がブリッツめがけ襲いかかる)
////////////////////////////
−暇だぜぇ・・・ぐげげ! おーい、そこのチェスしてる奴ら。オイラと遊んでくれねぇかぁ・・・?−
−暇で暇で・・・死にそうなんだ。な? チェスでもいいから、頼むぜ。ぐげげっ−
くはははははは!! 避けたか、少しはやるようだな!! 面白い、少しは楽しめそうだ!!
だがぁ我が輩をまだ甘く見ているようだな!! そんな攻撃で・・・我が輩は倒せぬ。
(衝撃波が直撃した瞬間、黒い蝶となって霧散する)
さぁそのまま技を返すぞ、そぉれい!!!
ふははははは!! 踊れ踊れ踊れ踊れ踊れ踊れ踊れェェェェ!!!!
(時空を切り裂く斬撃、10つの斬撃と共に巨大な衝撃波が連続して2人に襲いかかる)
さぁ邪気+70%、チャージ開始!! くひゃひゃひゃ!!!
まとめて消し去ってくれるわあああああああ!!!
シャイボーイ…ねぇ。奥手ではなさそうだけど。
重草…あんたは自分の力で何てことを…悲しくない?
そんな事しても本人が手に入るわけないのに。
…うげら。なーんでこう嫌な予感って当たるんだろう。暇で死にそう?じゃあ死ね。
おっと、ごめん遊ばせ。こちとらヘタレの癖に口だけは立派でさ。君の相手はこっち。
シヴァさん、頑張ってちょ。いざとなったら助けるからさ。…私も重草の怠け癖がうつったかな?
うるせー、てめえら!!! さっきからグダグダゝゝゝゝ… こっちは集中してんの!
ちったぁ黙りやがれ! さもなきゃ溺れさすぞ!!!!!
カハァ!! …ぐ…… 萌え… もとい… 燃え…
マイちゃん、精神攻撃まで使えるのか!?
それに… 仕草とかァ 声とかァ どことなくツンデレな感じとかァ
恐れ入ったぜ… やっぱり最高だ! 嫁に来てくれー!
あー、チェス? 俺はパス… ちょっと目が離せなくてさ
そっちの二人は空いてると思うんだ。やるならその二人のどっちかとで頼む
んん、死にそう? 奇遇だな、俺も死にそう。萌え死にそう… くはぁ……
ッち…どうにも、グラムマッシャーのキレが悪い…
調整が不完全だったか、元々未完成だったか…柳冥氏の死が報われないな。
まぁ良い、その内僕なりにアレンジして完成させてやる…
瞬間移動か…厄介だな、『久遠眼』が使えない今は特に。
ひとまず…一撃は凌ぐ!
レヴィアス!!『黄金の盾』!!
バシュゥゥゥゥゥゥ……ン………
…どうした?動きが一瞬遅れた様だが。
こちらは遠慮無くいくぞ…『グラムマッシャー・エターナル』…『引力』の反対、『斥力』で床の灯油と奴を引き離せ!!
おお……!!!!こりゃあすごい…!!!!
並みの能力者じゃ当ても足も出ないだろうねえこりゃあ。
でも、悪いけどね。『今の』私に、あんたはどうやっても勝てないのさ。
サイキック・魔力激突!!!!!
(炎の波に念力の波をぶつけて相殺する)
お、雨宮さんナイス。そのまんま固定しといて。
馬鹿の一つ覚えな展開・その38…『新兵器・新技などを初めて使う場合、その相手は必ず噛ませになる』。
ってなわけで…サイキック・シルバーバレット!!!!!
(正拳突きの構えで気弾を放つ)
ふむ。これではひとたまりも無いな。まともに受けたら、の話だが。…さて。
刻印解放、『呪言の波動』…
『開ケ』
(津波が真っ二つに裂ける)
…まるで、何処ぞの予言者になった気分だな。
次は…
『氷レ』
(津波が氷つき、巨大な氷塊と化す)
お嬢!死ねなんて軽々しく口になさらないでください!
ふーん暇で死にそうなのか。じゃあ死んでみろよ録画してやっから
おめーこそ造形品で萌え萌えしてんじゃねーよ!秋葉でやれ
・・・結構いい出来だな、悪かねぇ
ケケケッ、マスターサマハドコマデモヤルキナシカイ…
マァイイゼ、ダレガタオソウガ『魂』ハクエルシナァ…
ッテワケダ。アトシマツハマカセナ、ハカイシンサマ…カカカッ!!
>>436 っふ…物理反射か。夢朗、これへの対策はわかっているな?
攻撃は全て私が受けるとしようかね…。
【瑕瑾なき実…踏みます、嬲り、刺すと!!!!熟れます!!!!!!!】
そろそろ私の真の力も、見せてやらんとなあ!?
開け!!!!!!!『上天への門』!!!!!
格好は良くないが…なかなか効果的だ。
(空間に開いた穴へ逃げ、メサイアの背後から現われる)
ニ゙ャアァァーーー!!火が追っかけてくるーーー!!!1
と、ととととにかく逃げ、逃げ…
…フギャーーー!こっちは洪水!こっちは凄い風!
ど、どっか隠れるとこは…ん?あんなとこで呑気にチェスなんかやってるニンゲンがいるぞ?
あそこなら他のとこよりは安全そうだな…とりあえず、あの姉ちゃんのイスの下に逃げ込もう。
…でも、しばらくは透明のままでいようっと…
(ま、結果はどうあろうとねぇ…利用できるものは利用する。
基礎能力の低い私はこうするしか…ないのよ。)
重草、あんたそれで満足なのかい?まだ作りが甘いわよ!
まずこの髪のハネ。…本物はもっと細く、それでいて弾力のある髪質よ。
あとは…衣装ね。もう少しこうして…生地の質感を出す!
…あーもう、私も手伝う!本物がびっくりするくらいいいもの作るわよ!
はい…。あらゆる不条理は、真言の前に道を譲る。
――ささ、どうか――
即ち……必殺の気合を以ってすれば、この世に切れぬもの無し!!!!!!!!!
――ええ、そうね――
『flutter the Aithon away!!!!Deep Through de Entrance!!!!Con te MUSTAFA TREK…E-TEEN-RACK!!!!!!!!』
――燃えてしまえ――
『 雪 上 断 火 』 ! ! ! ! ! ! ! !
(居合い切り)
信念の剣に
切れぬもの無し!!!!
フゥム、ユーが相手デースカ?ヤヤ、ナイス トゥー ミー テュー、トゥー!!
ッテ、ウォウ!!イキナリグレートなスキルでキマーシタネ!!
バット、【マ=モン】のサーチアビリティナラバ・・・ウィンドを見切ルナドワケナイデース!!!
レディ・・・テイクイッツ!!
ズバァァァァッッッ!!!
ッテ、キレテナーイ!!?アゥ!!ウィンドダカラ当たリ前デース!!!
ミスターアルーーース!!!ヘルプミィィィィィィィィ!!!!
−な・・・!? 【ウォーター・ダイタルウェーブ】を、この質量を一瞬にして凍結させた!?
−それだけじゃない・・・こんなことが・・・! 刻印・・・侮れないですね。
−本当にこしゃくな真似を・・・!! ダークホースでしたね、一番楽そうだと思った相手がこんなに厄介だとは・・・!
(イアの両手に水の剣が精製される)
−これは見ての通り水で作られた剣です。これも純粋な物理的防御は通用しません。
−その上、水ですから一定した形は持ちません・・・言いたいことはもう分かりますね?
−つまり、形状は如何様にも変化を可能、しかも剣で捌くことはできないってことですよ!!
−はあああああ!! 【アクアスパート】!!
(水の剣がうねりながら、氷塊を砕いて四人に迫る)
////////////////////////////
−かっこいいなあの人・・・あ、こっち向いた(///)
−運が悪いな私・・・あの人と敵同士なんて・・・でもマスターがやられてくれれば契約解除で・・・。
−・・・マスター、ごめんなさい。出来れば負けてください。私・・・悪いファミリアですね・・・。
−って・・・今集中してたのに・・・邪魔ぁッ!! 【ドラゴンブレ・・・!!
(雨宮の目の前で出現し、口から炎を吐こうとする)
(背後からの気弾で弾き飛ばされる)
−・・・もう、ファミリアとか、無関係だ。
−・・・人の恋路を邪魔する奴は、馬に蹴られて死んでしまえ!!
(マイの身体が青い炎を帯びる)
−【フリーズイグニット】・・・この炎は極低温。知ってるか? それでも火傷はするんだぞ・・・この量じゃ助かるまい。
−・・・死ね。
(青い炎が物凄い勢いで展開され2人に迫る)
////////////////////////////
−あははは、面白い人だね、ブリッツさん! 僕、貴方みたいのタイプだな!
−ねね、もしマスターがやられちゃったら、僕をブリッツさんのそばに置いてくれないかな? なんてね!
−よかったら考えておいてね! ふふ!
−でも今は戦闘に集中しなきゃ・・・死なないようにちょっと手加減してあげるよ。さ、ショータイム!
(風の龍がブリッツに向かって突進する)
−周りは気流で逃げ場はなし。じゃ、この風の龍をどうにかして消滅させるしかないね。
−さ、ブリッツさん。格好良いところ、僕に見せてよ!
////////////////////////////
−うわ、何だこいつら。一応オイラ四人の中で最高の実力者って設定なんだけどどう思う?
−ちなみにオイラの象徴属性は雷だぜ、グゲゲゲ!! 誰かやらなーい? ねーねー。
−ちょっと冷た過ぎるんじゃねぇの? ほらー、盛り上がらないよー? ねー。
−・・・くすん。こんな屈辱初めてだぜ・・・助けてマスター・・・。
−・・・うお、結構似てやがる。
フハハハハ! アルスくんは来ないぞ… 多分
なんせこの魔法陣の魔力吸収に精を出しているからね
変わりにこのボクが来てやったぞ!
大船…それもタイタニック級の大客船に乗ったつもりでいたまえ!!
さあいくぞガイジン! …じゃなくて、えーと…ベンジャミン!
どうだ!下の名前で呼ばれる気分は!!ハッハー!!
…わー!風が、襲ってくるー!
ベンジャミン!ちょっと任せた… マシンのメンテに入るから!!
…邪気が町を覆っている。これは間に合うか微妙だな。
着いたら全部終わってましたって事も…徒歩は辛い…
…ん?あの集団は非難してきた町の人達か。
済みません。今、町はどうなって…
はあ…ふんふん…それで…
ああ、教会で何人かが残って何かと戦っていると。
…救助活動している人もいる?…へぇー…
(邪気の衝突からして、五分…それ以上の戦いかな。本当に出番無いかも…
それでも一応行くか。救助の手伝いくらいは出来る)
あ、大丈夫です。僕には「これ」がありますから。
蝶子… やっぱアンタ頼りになるわ
上手いもんだなー。騎士団辞めてそっちの仕事に就いたらどうだ?
ほれ、シヴァ。どうだ?十分市場で通用するレベルだぜ?
…わかったよ!そんな目で見るなって
お前はマイン「さん」と戦ってりゃいいの。ユーアンダスタン?
雷… ガッ… 駄目ッ… ごめんねー。相手してらんない
ちょっと相性が悪すぎるわ… ホント、ごめんな
つーかそもそも、好みじゃないの。粗暴な女性はタイプじゃない
シヴァくん、後は任せましたよ
っく・・・意識を失っていた、か。今の状況は・・・
なんだこれは・・・とても礼拝堂の中とは思えん、まるで地獄絵図だ・・・
む・・・水の使い魔か。
・・・拙者も加勢しよう。《文珠・属性は雷!!》
(ビー玉の様な物を取り出すと、《雷》の文字が浮かぶ)
無いよりは増しだろう・・・食らえ!!
バチチチチチチッッッ!!!
む・・・貴様もシンと同じようなことをするな。だがしかし所詮それまでだ!!
くひゃひゃひゃひゃ!! 我が輩は神を越えたと言っているだろおおおおおお!!!
斬っただとおおおお!? 斬撃を斬るとは、貴様・・・!!! 小癪なあああ!!!
凡人の分際でそこまで抗うとは、不届き不届き不届きィィィ!!!!
貴様我が輩を誰と心得る!!!! 頭が高いと言っているだろう!!!!
うおおおおおおおおお!!! 邪気+80%・・・×2!!!
【 散華こそが花の命なら 人の命は死にあり 咲けよ鮮紅地に血を降らせ 】
滅 紙 の 片 残 ず
べ 片 欠 も さ
噛 み 砕 け
【エターナル^2フォースエルドラド】!!!
(邪気で構成された龍が次々と2人に降り注ぐ)
おお、うまいうまい
流石お嬢、手先が器用ですなあ
足りないものを教えてやろうかアレス
それは感度だ。いくら造形品とはいえ感度も大切なんだぜ
というわけで、あんたにかまってる暇はないんだ
マイちゃんの感度調べなきゃならんからな
雷属性ねぇ・・・一発落としてみなよ。気が変わるかもしれん
待ってろよマイちゃん
シヴァが首筋に息吹き掛けに今行きますからー!
たまには… やりますかね
イオさん、まさか私のコト忘れてませんよねー?
召喚、トランペット。こっちは音。振動の力ですよ
防げないなら…弾きます!震えて砕けなさいー!
波動音嵐 『サルパジオン』!!
っふ、慣れない事はしたくないものだな。だが…
スッ…
今の貴様は冷気か。…『斥力解除』。床の灯油、そのまま使わせてもらうぞ…
貴様がその規模の攻撃をしてくれたお陰で死角が出来たよ。やっとこいつが使えそうだ…
『久遠眼』、7 億 倍 ! ! !
『クリムゾン=ジャッジメントデイ』!!!!
,,;;;"゙;; ← 吹き上がるプロミネンス、どうみても礼拝堂に収まらない!!
(( ゙゙ゞゝ
::ヽ、 ,,ノノ゙
:::::::::\,,彡"゙ o ← 雨宮の大きさはこれくらい
:::ヽ"
:::゙、
:::::| ,__l__ |フ_旦_ ー‐ヽヽ_/_ __ _|_ヽヽ
:::| /\ |>/i-i-i ―┬ / / / _|_
クリムゾン=ジャッジメントデイ :| / ヽ \_| ノノ ノ / / / /\ |
::::|
:::| < オッス!おらクリムゾン=ジャッジメントデイ!
::::::|
::::::::|
::::::::::::/ | ̄ ̄| | ̄ ̄| / ̄l
::::::::::/ / | | \/
:::::イ"゙ / |__| _/
-"゙゙::j!
゙"
昔さ、遊撃班の友達が原型師だったのよ。よく手伝ってた。…お陰で色々技術も覚えてさ。
そうだね…もし首が繋がって、騎士団除名にでもなったらこれで飯を食うのも悪くないかも。
あ、もうちょっと顎を鋭く。睫毛のハネはこうして…っと。
まだふっくらだなぁ…あの子BMI18くらいだもんなぁ。足…か?もすこし削ろう。
にしてもなして最近のおにゃのこは細いかなぁ。ちゃんと食ってくれよ。
女の子はふっくらと!BMI21〜22が望ましい!健康的にも!
およ、早速行ったか。
――お手並み拝見と行きますか、破壊神サマ。
シヴァ。貴様には… ほとほと呆れるぜ
何考えてんだ貴様ァ? ふざけるのも良い加減にしろや
貴様の相手はマイン「さん」だろうが… 俺に従え! 従え!!
己に『羊水』を纏わせる手法… その名も『霧幻晶景』
続けざまに使うのは危険だが、そうも言っていられない
今の俺の拳は… 世界を穿つ!!
シヴァよ。俺の全身全霊の拳… 『極銀砲』を喰らいたくなければ…
大人しくマイン「さん」と遊んでいろ。でなけりゃ死ぬぜ!?
はぁああぁぁあ―――――――z____ッッ!!?
とかなんとかいってる内に、マイちゃんがピンチなんですけどぉ!?
黙って見てるわけにゃいかねえだろが! もういい… 助太刀してくる!
Jade Guardian
『 翠 盾 』 展 開
こちとら仮にも破壊神。その程度、防ぐ… なめんなコラァ!
間に合え… 間に合えよ…! みすみす死なせるかァ!
カチャカチャカチャカチャ……吸収率低下、順調に…
…終了。
いやはや、なんだかんだで割と手間取ってしまったな。やはり…メサイアだったっけ。アイツの魔力は本物だな。
……って、しばらく見ない内にすごい事になってるな。なんだ?時でも加速したのか?
…えーっと、敵っぽいチビのお嬢さんが4体とヘルツォーク。コクオシエの邪気眼使い君も一緒か。
それでメサイアがどっか行った、と。……なんだかなぁ…
仕方ない。プリッツ、加勢しよう。相手は風系統か…
遠隔魔法陣、「竜巻の抱擁」Lv5。
風の龍をさらに強い風で相殺…できるかな、っと。
>>451 貴様も礼拝堂が目的か?
俺の名はクリh…いや、エルドーだ…あんたは?
目的が同じなら一緒に行かないか
アアアア!!!ラードテメーは近寄ンナデース!!!ラードのスメルが移りマース!!!!
シカモマッタクサーブシテマセーン!!!引っ込ンデナサーイドロ船ガァァァァァ!!!!
ム、ヘイガール!!何ナラミートシテはピースフリィニ話し合イデモ構いマセーン!!
ミーのキッチンをクリーンニキープ!!ショッピングの際ノキャリー!!エトセトラ・・・
ウェージハチープデスガ三食ヤドツキ!!コレデドウデース!!
ッテコラァァァァ!!!デンジャラス!!
オーケー、ミーのスゴサ見せテアゲマース!!!ユーがウィンドナラバ・・・ッテミスターアルスゥゥゥゥゥゥ!!!!タイミング最悪デース、ミーの見セ場ガァァァァァァァァァァ!!!!!
「目的地」が同じでも「目的」が同じとは限りませんよ。
済みませんが、邪気を持つ人とは…
向こうには顔を合わせると不味い人達も多いですし。
何より群れ…あー、複数行動は苦手ですから。
縁があれば、どこかで会いましょう。では…
わーお。すごいすごい。
こりゃあ勝負ついたかな?
まあ、R様にはかなわないけど…ってかR様と夢朗君どこ行ったんだろ?
>>459 おやあんた、夢朗と戦ってた子じゃないの?
何のつもりかは知らないけど……やる気なら相手になるよ!!!
サイキック…ピンポイントシューッ!!!!!
(収束させた気弾を放つ)
>>449 くく…暇なら俺が相手してやろうか?
既に町の住民の避難は完了した。どれだけ暴れてもどこにも迷惑はかからない。
俺もなんか影が薄くってねえ…。他の3人が独自色出してがんばってる中で、
俺だけ劣化Rみたいな扱いでさあ……正直いやなんだな、今の立ち位置が。
ってかさあ、シャイアー組の中じゃあ最初にストーリーに絡んだし、
裏設定では夢朗と1対1でやっても勝つ位強いのに何だこの扱いは!!!!なわけだ。
ここでお前さんを仕留めりゃあ、少しは俺の評価も変わるかも…そう思うんだよ。
どう?相手してくれないかな?
だから謙虚であれと言っているだろうが‥‥うおおおお!!!???
くッ!!!!まさかこれほどの威力とは‥今日の色が白でよかったと見るべきか?
だが‥私を仕留めるには未だ足りん!!!!
見せてやろう、絶対防衛に回ったときの白の力を!!!!!!
――我々は大宇宙の意思――
『 物 語 の 円 』!!!!!!!!
(Rの周囲に魔法陣が現れる)
これなら絶対に(ビシ、バキ、バキ‥)
‥‥‥な!!!!物語の円をも突破するか!!!!!
‥‥‥それならそれで、まだ手はあるさ。確かに予想外ではあったがな。
――ほろろと鳴く猿であり――
『供儀台の光』+『氷河の光線』+『第二の日の出』‥‥‥‥‥
聖 域
『sacred precincts』!!!!!!!!
(Rの周囲を光が包み、龍を消し去る)
光栄に思え‥。これを実戦で使うのは1千年振りだ。
(‥‥!!!!)
しまった、私としたことがつい熱くなってしまった‥‥!!!!!
夢朗は私ほど防御に長けてはいない‥‥そういつまでもは持つまい!!!!
だが‥動けば龍にやられる。如何に私でも、夢朗のところまで無事にたどり着けるか‥?
しまったな‥挟み撃ちにするつもりだったが‥。これ程の威力の範囲攻撃を持っているとは思わなかった。
どうするか‥‥‥?
(シスター・マチルダより事情を聞いています……)
……はあ、分かりました。
信じたくないけど分かりました。
確かにその説明なら今の情況にも納得が…納得……いくかぁっ!
御神体…あ、怠惰の魔剣でしたっけ?それをいきなり狙う輩がいると思ったら
懺悔室ではメサイアだか苦堕鬼だか言うすごい悪魔が復活しちゃったし
そのメサイアは突然やってきた人とどっか行っちゃったし置き土産に4人の手下?そんなの置いて行くし
オマケに外人はアフロだしムーンウォークでコーラ配りだすし!
…はー…はー…はー……
…シスター・マチルダ、全てを受け入れる事はシスターとして大切な事…なんですよね…
………
よし。なんとか受け入れた。それなら私のやるべき事は…
聖域を汚した愚かな悪魔共に、神の裁きを与えましょうか。
そこの泥棒さん、私も仲間にいれて頂戴。
ピシッ
何だこのドラゴンどもは!!!!!ちぃ、これじゃあ奴に近付けねえ!!!!!
ピシッ
R様も大変そうだ……期待は出来ねえか。
――或いは――
畜生!!!!てめえらどっか行っちまえ!!!!!!
ピシッ
ワールドスレイヤー……もう少しもってくれよ…一気に行くぜ!!!!!!
――ほろほろと踊る――
ビシッ
ぐう…あと少し…あと5秒!!!!!畜生め!!!!!
俺は…こんなとこで死ぬわけにゃあいかねえんだよ!!!!!!!
――猿であるが故に――
う……おおおおおおおッッッッッ!!!!!!!!!
バ キ ィ !!!!!!!…………ィィィィィィーーーー………
――を、を、おとろしや――
バカな…!!!!!ワールドスレイヤーが……?
ザシュ、ザク、ドス、ドス、ドオオォォォォ………、ン
うー、やっと終わったぁ…
っていうかアジリィさんどこ行ったんだろ?さっきまで近くにいたのに。
もしかして礼拝堂?…いやいやいやいやボクは行かない、行かないぞ。
む、街中からも邪気が…う〜ん、ここからじゃ実力は測れない、かな?
ま、いっか。ボクより弱いなら事が起こってからでも間に合うし、ボクより強いならボクが行っても意味ないし。
なんかないかなー、壊れた家の中とか。火事場泥棒しちゃえー。
夢朗ッ!!!!!!
ちい、貴様ら‥どけええぇぇぇぇッ!!!!!!!
『 神 の 怒 り 』!!!!!!!!!!
(凄まじい光が龍を一掃する)
夢朗ッ!!!!!
まずいな、致命傷か‥‥。
どこまで治せるものか‥。まあ、やるだけだな‥。『治癒の軟膏』、『祝福の息吹』、『活力の霊薬』、‥‥‥
光栄に思えよ夢朗、私が全力を出して人を助けるなど、本来有り得ん事だ‥‥。
‥‥目は死んでおらんな。だがもう少し大人しくしていろ。
っふ、私も甘くなったもの‥(ドスウ)
が‥‥!!くっ、第二波か!!!!!!
構うものか!!!!!!!ライフは残り1までなら幾らでもくれてやる!!!!!!!
この程度で私が死ぬものか!!!!!夢朗、決して焦るな・・‥!!
−ふふふっ! さぁもう終わりですよっ! 潔い人がイアは好きです・・・ね?−
−こっこれは・・・雷・・・あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛!!!−
−くぅっ!! まだまだ・・・・・・!! フーリエ・グラビゾン・・・まさか、貴方の”眼”は・・・夢奏が ん −
ビャキャァァァァンッ!!
(水の剣ごとイアの身体が強い振動に襲われ、弾け飛ぶ)
(飛び散った水滴が集まり、イアの姿となる)
−・・・お見事です。まさかここまでイアを追いつめるとは思いませんでした・・・−
−・・・ですが、これで終わりといたしましょう。イアも持てる限りの力を出すことにします−
−・・・てめぇら全員!! おっ死ねやああああ!!! 【ハイドロカタストロフェ】!!!−
(憤怒の顔をしたイアの両手から、強大な力を伴った水の波動が放たれる)
−ぎゃははは!! この技は本質的干渉を一切受けつけねぇんだよ!! 純粋なパワー勝負と行こうぜ!! ぎゃはは!!−
////////////////////////////////
−・・・!? こ、こんな・・・7億倍だなんて・・・や、やら、れ・・・・・・?
−あっ・・! 貴方は・・・っ! ・・・・・・。
−・・・・・・別に、助けてほしいだなんて、思ってなかったから。でも・・・・ありがと。
−後は任せて・・・一気にけりをつける。
(マイの周囲を青と赤の炎が螺旋を描く)
−冷気と熱気・・・爆死なんてどう? 【パイロカタストロフェ】・・・−
(2つの炎が物凄い勢いで放たれ、気弾を打ち破って2人へ向かう)
−ここで死ぬ訳にはいかないから・・・ね。
////////////////////////////////
−あははっ、色々集まってきたね! でも果たしてこの技を破れるかな?−
−って、おお。凄いね。まさか更に強い風でうち消しちゃうなんて。まさかここまでとは思わなかったよ−
−これはもうちょっと力出してもいいかな? それじゃ、やっちゃうよ!−
(気流がエムの手に集まり出す)
−風の津波、って受けたことある? 多分初感覚だと思うんだ。−
−明確な姿が見える訳でもないから避けづらいしね。結構つらいと思うよ?−
−そんな訳で、いっちゃってください! 【ウィンド・ダイタルウェーブ】!!−
(強大な風が三人目がけ放たれる)
−・・・あれ? 君も参加するの? 別にいいけど・・・女の人相手でも、僕手加減しないからね?−
////////////////////////////////
−ひっく、うぇ、酷い・・・酷すぎるぜ・・・何でこんな扱いを・・・
−・・・って、ま、マジかよ! うひゃーやったぜぇ! オイラ退屈が苦手でさぁ!!
−ちなみに・・・・今見た光景は全力で海馬から消去するようにさもなくばてめぇの頭をかち割らなきゃいかん。
−っつーこってやったるぜぇ! グゲゲゲゲゲ!! オイラ、マイン様の大活劇だ!!
−オイラを簡単に仕留められると思うなよ・・・? これでもファミリア中最強だ。果たしててめぇで相手になるかな・・・?
−さぁやるぜぇぇぇぇぇ!! グゲゲゲゲゲゲ!! 【ライトニングラッシュ】!!
(マインの姿が消える)
−こりゃ高速移動さ!! 光の速さって奴だから見えねぇだろうがなぁ!! さぁこのままいくぜ!! 【サンダー・ダイタルウェーブ】!!
(巨大な電撃の津波が襲いかかる)
く、くくくく・・・ひひひひひ!! ははははははは!! あーっはっはっはっは!!!
ほら見ろ!! 馬鹿めがぁ!! やはり我が輩こそが世界の支配者、絶対なる運命の支配者なのだ!!!
なんだそのざまは!! 我が輩にあんな無礼な口を叩いておいてそのざまか!! 笑わせるな!!
このエターナル^2(ツヴァイ)こそが我が輩のメサイアたる所以!! この芸当は生き物の身体には負担が大きすぎる!!!
我が輩でなければなしえぬ芸当なのだ!!! くひゃひゃひゃひゃ!!! エターナルの二乗など聞いたことがあるまい!?
さぁ次々と行くぞ!!! その状態ではどうすることもできまい!!! のたれ死ねええええ!!!
【 神々の楽園 秘密を漏らせし者 イカヅチの裁きを以て タルタロスへと堕ちよう 】
神
々 の
断 罪
よ 花 【エターナル^2フォースメギドボルト】
(そこら中に紋章が現れ、何物も焼き滅ぼす白雷が走る)
々 を
裁
散 ら
き
せ
を 下 せ
んくくくく・・・この無礼者共を始末して、後はファミリア達が首尾良くことを運んでくれるはずだ・・・。
そうなれば我が輩の完全勝利!! 邪気も吸収しているし、もう落ち度は・・・・・!?
なんだ・・・吸収速度が落ちてきている!? どういうことだ・・・一体誰が!! 何をした!!!
小癪なああああああ!!!! ファミリア共!!!! 全力で殲滅せよと言ったはずだ!!!
これ以上愚民共に、「俺様」の邪魔をさせるなあああああああ!!! ぎゃっはっはっはっはっは!!!
あー!抜け駆けは卑怯だぞアレスーっ!!
あれ・・・ちょっと待てよ・・・?
(アレスがマイちゃん助ける→雨宮たちピンチ→雨宮に死なれたら俺が困る→助けなきゃいけない?)
おーい雨宮ーそこ逃げてあとは俺に任せてくれないかー?
お前に死なれると俺が困るんだー
が‥‥ぐ‥‥術式‥終‥わり‥‥‥‥!!!!
夢朗‥‥あとは‥お前次第‥ということに‥なる‥か。
やれやれ‥‥お前にも感謝して‥おかないとな‥‥。
純粋な力‥という‥奴のつよ‥さを‥‥再覚‥認させて‥もらったよ‥
……で、出来た……
『1/1スケール マイ』フィギュアッ!完璧、完璧、パーフェクトッ!
彩色できないのが残念だけど、ここまでいくと芸術ね。…記念に一枚。
パシャ
……うん。これは本物も腰抜かすわ。おーい重草ぁー、出来たよー!
って本物の方に行ってるし。ちぇ、何だよ。私が頑張って仕上げたのにさ。
(ここでサンダー・ダイタルウェーブ通過)
はおっ!…万一の為に念鎖を構えてたからよかったものの…おおぅ、テリブルテリブル。…ん?
……ああああああああああああああああッ!私の1/1マイがああああああああああああッ!
………おーい、そこの美少年。私にも手伝わせて欲しいなぁ。
芸術の恨みは恐ろしい事、たっっっぷり教えてあげたいの……
ここか…ッ!
"時"の邪気眼……解、放…!
なるほどな…こういうわけだったのか……。
さて、俺の相手をしてくれる奴はどこだ…
[おい夢朗、起きろ。]
誰だ…うるさいぞ…。
[お前の上司が死にそうだぜ?しかもお前をかばって。]
な…んだと……!!!???
[一人なら生き残れそうだったのに、お前がいたせいだぜ?]
ふざけんな……そんなこと認めてたまるかよ…あの人が死ぬわけがねえ!!!!!!
[でも見てみろよ?もうすぐ死んじまうぜ、あのまんまじゃ。助けてやらねえのか?自分の恩人を?]
この体さえ…動けば!!!!今すぐにでも…やってやらあ!!!!!
[なら、動けよ。もう体はあらかた治ってるぜ?体力は戻ってないかも知れねえけど。
動けないのは、動きたくないからさ。]
なんだと!!!!?てめえ、何処のどいつか知らねえが……そんなことがあるか!!!!
[お前は心のどこかで、あいつを恐れていた。所詮自分が敵う相手ではないと思っていた。
それが剣が折れたときに、一気に表に出たんだな。]
そんなわけがあるか!!!!!例え敵わぬ相手でも、立ち向かうのが戦士だ!!!!!
そんな恐怖なんぞ…認めねえ!!!!!!!
[二回も言わせんなよ。なら立てって。
お前、俺の仇も討てねえってのかよ!?]
――母をかえせ 父をかえせ 私をかえせ――
え…?
[それになあ、恐怖を無視するんじゃあ駄目さ。心の奥にくすぶって、今回のようなことになる。
それよりむしろ…恐怖から逃げずに立ち向かえ。
勇気とは恐怖を乗り越えること。恐怖を我が物とすることさ。悪役っぽく言うなら……恐怖そのものを支配しろ。]
――両手合わせ――
そうか…そうだな…。お前の経験は、俺より遥かに深い。利用しない手は無いってのに…。
お前と俺は違うって必要以上に深く思い込み過ぎてた。多分お前の言う恐怖の中に、お前も入ってたよ。
お前を認めると、俺が俺でなくなるような気がして……。つまりそんなことだな。
――小鳥翔つ日々の呼吸に 伍し高き誇りの炙られる――
[ちょっと違うけど…それでお前が立ち直るならそれでいいや。
後は任せるぜ。どんなもんだろうが、悟った…一本芯が通った人間は強い。
俺の仇…討てよ。]
――人よ 気がついているか――
言われなくっても…やってやるよ。
[そう、それでこそお前だ。それじゃあ、遠く離れたすぐそばの友人に、プレゼントだ。
『(言語化不能な言葉)』。ここを調べてみな。]
――東雲の散れば初音――
わかった…ありがとう。じゃあ俺は、そろそろ戻るとするよ。
――夜風はいつまでも、星をほほろぎ、在る―― あさき『猿の経』より、一部改変
ゴオオォォォォォ………
R様…申し訳有りません。私の未熟故に、あなたの命まで危険に晒してしまいました。
罰は終わったあとで幾らでも受けます。なので……どうかこの戦いの終わるまで、生きてください。
メサイアよ……待たせたな。再開するとしよう。
『遠くはなれて心の内に』……!!!!!!
遥か過去より、或いは我が内面より……最も遠く、最も近き処より!!!!!!我が手に来たれ!!!!!!!
『龍の牙、辰正』!!!!!!!!『魂の刃、村雨』!!!!!!!!
いくぜ!!!!!!!!!一対一の果し合いだ!!!!!!!!!
やれやれ、このままじゃアキトとフーリエに全部良い所持ってかれちまうやね。力比べに参加と行こうか。
なぁアスタロス……水の一つ二つ、ぶっ潰せるよな?
(空間把握、水流を中心に全方位等間隔……規模は相手に合わせて……)
じゃ、後は任せた。オレは温くなったコークとやらでも堪能しとくから。
(空間の裂目を再び作りだし、斬り付ける)
……ん、あまったるい。気の抜けた感じがなんとも、ね。
(瞬間、水の波動へ銀閃が、数多、同時に、何度も、駆け抜ける)
間に合った… か? やれやれ…
ん、照れんでよろしい。君のココロは全てお見通しだ
あー、それと。俺も勘違いされないように言っておくと…
俺が助けるのは君であって、君のマスターはどうでもいい
で、マスターのほうがなんとかなって、契約が解除されたら…
嫁に来い。 …いや、貰いに来る。覚悟しておけよ
…っと。これは… 嫌な展開だな
マイ、下がってろ。何があっても前に出てくるなよ。良いな?
……シヴァ……… シヴァ……!!
悪いが、俺の記憶装置は消去不能なようにプログラムされてるんでな…無理な相談だ。
なに、どうせ決着はどちらかの死だ。心配することはないさ。
さあな……だが俺も強いぞ。そう簡単に殺れるとは思わんことだ。
光速移動…か。駄目駄目、強すぎる力は却って危険さ。
例えば制御が難しい…俺も昔やったことがあるが、どうしてもこの礼拝堂のような狭い空間内では
起動が制限される。つまり…どこをどう動くか簡単に予測できるってことさ。
どこから来るかわかれば、大体の技は対処できる。
そして電気に対しては……『飛行の翼』、空中に浮かぶ。
そして『鉄の鈴』を『巨大化』して中に入り込み…『溶接の壷』で密閉する!!!!
こうすれば電気は全て鈴の表面を伝わり、中にいる俺は何ともない。
そして終わったあとで……『長槍』召喚!!!!!
食らえ!!!神堂無念流奥儀、疾風陣幕突き!!!!!!!
(鈴を突き破ってマインを突く)
フ…フニ゛ャァァァァ…危なかった、危なかった、危なかった!
こ、今度は雷かよ?今日は天災のバーゲンセールか!?ニンゲンのやることはわからねぇ!
さっさとそこの壁の穴から脱出ー!
タタタタ…
…フニャー、ビックリしたニャー…ここまで来れば安全だな。
ブゥン…
…ちぇ、せっかくいいスポンサー見つけたと思ったのになぁ。
・・・くくく。良い眼をしているではないか。先ほどとは見違えたぞ? 子犬のような目が、魔獣のようなそれになっている。
それでこそ我が輩が捻り潰すに相応しい獲物よ・・・今貴様は希望を抱き始めた。
それを待っていたのだ、我が輩は・・・希望を絶望を以て打ち砕いてみせよう!! くはははははは!!!
【エターナル^2フォースメギドボルト】、放てぇ!!!!
(無数の白雷が夢朗へと閃光と共に走る)
貴様の上司とやら!! 無様な姿だったぞ!! わはははは!!!
あれが神を越えし者に抗った末路よ!!! いくら貴様が勇猛果敢に挑んだところで、所詮結末は変えられぬ!!!
貴様もあのRなどというふざけた奴の後を追うが良い!!! 共々楽にしてやろう!!! 慈悲深い俺様の恩赦に感謝しろ!!!
ひはああああああ!!! 邪気+100%×2、チャージ開始ィッ!!! 粉々にしてやらああああ!!!
何かよくわかんないけど…やる気みたいだね?
うっ、これはすごい……変身解除!!!!
うふふ、意志の力なんて所詮は限界があるけど…
機械……そして科学に………果てはないッ!!!!!
この世界を支配する法則と最も近くで触れ合い……
そこから無限の…そう、科学の命題と矛盾するけど、文字通り無限の力を引き出す…それが科学の力さ!!!!!
ってなわけで……温度…熱ってのは原子の振動によって伝わるんだ。
だから原子を遮断すれば……一切の熱…この『一切』は、高温だけでなく低温も含むよ…は伝わらない!!!!
発動、『真空力場』!!!!!!!
外円の半径5メートル、内円の半径4メートル!!!!
その範囲の空気を……否、一切の物質を消滅させ、完全な真空を作る!!!!!!
どうだい?これが科学の力さ。
もちろん科学では手に負えない攻撃がきたら、掌を返してもう一回変身するのさ。
ダブルスタンダードは汚い大人の基本だよ。
な!?馬鹿な、防がれ…!!
…ちッ、まぁ良い…次で終わらせてや…!!?
あれは…!柳め…じゃない、シヴァか。何をやっているんだあいつは…
それに、逃げろだと?もう少しで片付くという所で…
!!奴は…確か、泡沫の騎士団の…
まさか、僕の正体を勘付かれたか?…成程、確かに逃げるべき、か…
Miss、薄明。僕は一旦退きます。
代わりはシヴァ…あの赤髪に任せておけば大丈夫でしょう。
シヴァ、ここは任せたぞ!
っふ、随分デカいのが来たな…わざわざ消すのも面倒だ、受ける前に去るか。
───バシュッ!!───
…おや、参ったね。風を引き起こす魔法の力か。
単なる魔法なら参式結界で跳ね返せたんだが…面倒くさい攻撃だ。
結界壱式、「物理防御:球」
こういうのは下手に防ぐより受け流した方が良い。
…お?、受け流した風がお嬢さんの方に行ったか。…ま、彼女なら大丈夫だろう
おいおい……馬鹿言っちゃあ困るぜ。R様はまだ死んでねえよ。
まああの怪我じゃあ戦えねえだろうが……。
お前もさっきまでの俺みたいに、盲目になっちまってんだ。
希望だとか絶望だとか…下らねえ。
戦場に立ったからには……自分か対手のどちらかが力尽きるまで、全力を以って戦う。それだけだ。
雷……あんた、いまさらこんなもんで俺を殺れると本気で思ってんのか?
『雲上の座は法無き落葉松に在り!幸福なる夢想の行く果ては管弦の電子!!!蜜蜂の記憶は仏蘭西の雪』!!!!!
『ベルリンノカベパーチュー』!!!!!!!!!!
(剣を振りぬき、白雷を消滅させる)
本気で勝ちたけりゃあよ…安全なとこから魔法ばっか撃ってないで、
素手でも剣でも何でもいいからかかってこいよ。
怖いんだろ?負けるのが。
あんたは強い言葉ばっかり使って、自分の弱い心を誤魔化してる。
そしてその弱い心が、安全な戦い方を、自分の身を危険に晒さない戦い方を選択させる。
それじゃあ駄目なんだよ。
『武士道において分別出来れば、はや遅るるなり』『正気にては大業ならず』
確実に勝つ戦い方じゃあ、確実に負ける。俺たちのやってんのは、そういうレベルの闘いさ。
俺を倒したければ……お前も命を賭けろ。
ふん‥‥まあ、この傷では動かなければ死体と区別もつくまい。
全て致命点は外してあるが‥出血がひどいな。これではしばらく戦えまい。
やれやれ‥‥夢朗の奴、何があったかは知らんが元気になりおって。
しかも二刀流か‥‥あの構え、二天一流とも柳生新陰流とも違う……。
(!)まさか…蒼天空座流か!!!!!あいつ…何時の間にあんなものまで…
――蒼天空座流(そうてんからくらりゅう)とは、合戦ではなく果し合いを源流とする異形の流派で、
その成立時期は不明であるが、発生の性質上比較的新しいと思われる。
剣術としてみた場合の特徴は所謂特定の『構え』が存在しないことであるが、
先の通り特殊な成立事情により、その技は更に異彩を放つ。
その勝ちパターンだが、先の先でも後の先でもなく、相手が技を放ち、それを受け、或いは完全に避けた後…
即ち『後の後』を取る形式を得意とする。
だがこの形式を取るものには他に白川流の『垂れ糸の構え』などもあり、少数派ではあるが異端と見做されるようなものではない。
蒼天空座流を異端たらしめているのは『武士道』の概念成立後に現れたことに端を発する
『言霊』の存在である。
言葉の持つ力については既に幾つもの専門書がさまざまな出版社より発刊されているのでここでは割愛するが、
端的に説明するなら『真言』によって身体の能力を驚異的に上昇させるものである。
本来概念的なものであったこれを技の域にまで昇華させたのがこの蒼天空座流であり、
極めた者は状況に応じて数百通りもの言霊を使い分けて無敗を誇ったという。
この戦乱の世においても、個人或いは少人数での戦いを基本とする異能者達の中に
蒼天空座流の使い手が多く存在することは、この流派の強さを証明するものであるといえよう。――久保帯人『COOLに戦うための10の方法』
ふっ、まあ今のあいつなら心配は要るまい。
後は夢朗に任せて、私は解説役に徹するとしよう。
−ぎゃははははは!! そのまま押しつぶされちまい・・・な?−
−う、嘘だろ・・・!! ふざけんな、こんなことがあってたまるか!! 調子に乗りやがって!!−
−【フルブラスト】!! てめぇら皆粉みじんだ!!!−
(水量が更に増す)
(切れ目を補完するように新たに水が追加される)
−くぅっ・・・はぁっ!! ははっ!! その魔剣の力とやらはそんなもんかい!! もっとイアを楽しませてくれよ!!−
−その他三人は傍観かい!! 言っとくが、このイアの【フルブラスト】はマスターからの供給によってパワーアップする!!−
−今マスターのテンションは最高潮、ほぼ無限にパワーが送られてくんだよ!!−
−この供給スピードを上回らなけりゃイアには勝てねぇ!! さぁてこの男1人で耐えきれんのかねぇ!? ぎゃはは!!−
/////////////////////////////
−な・・・な、何がお見通しだ。ふん。別に私はアンタなんか・・・−
−嫁だと・・・? 別に構わない・・・私と戦って勝てたらな・・・弱い男は嫌いなんだ−
−(・・・あの七億倍の・・・私だけじゃ絶対にやられてた。それを防ぐだなんて・・・)−
−(・・・・・・素敵だ。なんて・・・凛々しくて・・・それでいて・・・格好、良い)−
−って、な・・・私に退けというのか? ・・・仕方ない−
−だが・・・1つだけ約束、しろ。・・・・・・死ぬなよ。私と結婚、するんだ・・・ろ?−
−・・・アンタだけは私が始末しないといけないらしいな。科学だと・・・そんなものに負けるほど、私も落ちぶれてはいない−
−熱が伝わらないのならば・・・【マグマスパート】−
(鉄の剣が現れ、火が纏う)
−肉弾戦と行こう・・・そのちゃちなスーツで、私の猛攻を受けきれるものなら受けきってみせろ・・・−
−この火はおそらく消えるだろうが、恋の炎は消えはしないぞ・・・恋は誰もかもを強くする−
−その無敵の科学の証明・・・私に勝って、証明してみせろ! はぁあああっ!!−
/////////////////////////////
−おお・・・っていうか、凄いねその結界術。まさか今のが破られるなんて思わなかったよー−
−これは勝ち目ない、かな? まぁいいや、それならー・・・っと−
−・・・【エアロプレス】−
(上から巨大な空気の塊が結界を押し潰そうと降り注ぐ)
−僕の力は何も風だけじゃない。本質は・・・空気を操る、ってとこかな−
/////////////////////////////
−グゲゲゲゲゲゲ! 楽しくなってきやがったぜぇ!! 遂にあの姐さんも参戦かい!!−
−こういう状況をオイラは待ってたのさぁ!! グゲゲゲゲゲ!!−
−おおっ、やるねぇ! まさかそうやって回避するたぁ・・・だが、詰めが甘いんじゃねぇかぁ!?−
−感電・・・って、知ってるかよ!! グゲゲ!! 【ワイトアップ】!!−
(マインの身体が雷と化し、槍を掴む)
−グゲゲゲゲゲ!! それそれ感電しやがれぇぇ!! グッゲゲゲゲゲ!!!−
ッフゥゥゥゥ・・・・・・マッタク、仕方アリマセーン。
デハ、ミーも・・・【マ=モン】、ウィンドをパーフェクトニ予知シ・・・ラードの方ニ流シナサーイ!!!
ギュオオオオオオオオオオオ!!!!
ミスターアルス。悪いデスガ、ここカラハミーの見せ場デース。
アー・・・エムとイイマーシタネ。一ツ、言ッテオキマース。
ユアベストを出しテイナイ様デスガ、ここカラハシリアスにナル事をオススメシマース。
ナゼナラ・・・ソウでナケレバ、ミーもフルパワーデファイトスル気ニナレマセーン。
今のミーは、【マ=モン】ト100パーセントシンクロシテイマース。バット、100パーセントがマックスデハアリマセーン。
100パーセントトハ、魔剣のオリジナルマスターガコイツを持ッタトキのマックスニスギマセーン。アーンド・・・・・・
真のシンクロトハ、イーチアザァニオペレートし合ウコンディション・・・これカラ見せルノハ、ソイツとイウ訳デース・・・・・・!!!!!
(魔剣ガブラックなミストとナリ、ミーのボディをカバー・・・)
ウ、ガ・・・・・・ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ァァァァァァァァァァァァァァァ!!!!!!!!!
シュウウウウウウウウウウウウウウゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥ・・・・・・
(ブラックなアーマーノ様ナボディニ、ストマックニハエビルナマウス・・・アフロハメドゥサノ如クスネークニナッテマース!!!)
ブォンブォン・・・
(マ=モンニ代ワリ、エバニィナ2本ノソードガマイハンドにアピアー・・・ウィンドスラチョップシテシマウスペシャルなウェポンデアルコトハ・・・アブソリュートリィニクリアー!!!)
コレガ、120パーセントのシンクロデース!!
サァ、サレンダーナラバ今ノウチ。今ノミーハジャスト ナウノ様ニジェントルデハアリマセーン・・・!!!
ツイデニ、これハアリガチナ【トランスフォームシタラ負けル】フラグデモアリマセーン!!!!
・・・何度も言っているだろう。その不遜な口振りを慎めと・・・。頭が高いと、何度も言っている!!
何が盲目。何が武士道。我が輩を人間などと一緒にするな・・・人間の理屈など神を越えた我が輩には通用せぬ!!
人知を超越した存在の心理を説くなど烏滸がましい!! 身の程を弁えろ、愚民め!!!
くくく・・・何を見出したかは知らぬが、良い気になりおって。我が輩こそは恐怖、絶望なり。
神を越えた我が輩に命を賭せだと? まさか貴様、自分が我が輩と対等になったつもりか・・・? 笑わせるな!!
我が輩と貴様じゃ越えられぬ決定的な一線があるのだ・・・それこそが、我が輩が絶対的な運命の支配者である証左。
貴様など我が輩が命を賭すに値せぬ!! だが・・・そこまで言うなら受けてたとうではないか。
(メサイアの両手に白と黒一色の剣が握られる)
何を自信の根拠にしているかは知らぬ。だが、所詮自信など空虚なるものだ。何よりも脆い。
俗世で言う「一皮むけた」、と表現するべき状態の貴様だが、それだけで我が輩に勝てるとでも思っているのか・・・?
見ろ・・・エターナル系を二乗して、更に連続して放ったというのに、この我が輩の余裕を。
恐怖そのものである我が輩が何かに恐怖することはない・・・だが、わざわざ我が輩が貴様の挑発に乗ってやろうというのだ。
感謝してほしいものだ・・・それでも貴様は我が輩には勝てぬがな。我が輩に剣を持たせたこと、後悔するが良い。
まだ雨霰と降る魔術を凌いでいた方が楽に死ねたものを・・・。愚かなり。
では参るぞ・・・その型には人間相手なら最強だろうが、このメサイアには何処まで通じるかな?
さぁ・・・始めよう・・・・・・。
(白黒の剣に邪気が纏う)
そらそらそらそらそらそらそらそらぁ!! ふははははは!! 精々善戦するが良い!! ふっはっはっはっは!!!
ああ、これは完璧に遅れたな。
町の人は一人も残っていないし…教会に行くか。
約束…だからな。
…失礼します、っと…取り込み中ですか。
肝心の彼が居ないじゃないか…邪気の痕跡…隔離されたのか?
はぁ、追うか…剣、主の下に導け…
んげげ…なんだよ、このおんな。くれいじーだぜ。あののほほんむすめときゃらが
かぶってるとおもったら…ここでさべつかをはかるつもりか?
んなこたどうでもいい。…んがああああああああああああああ!!
しん、はらきめろ!でないとまっしろにもえつきるぞ!あと『負ける』とおもうな。おもえばまけだ!
こなくそおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!
おい、ねっけつばか、のほほんむすめ、なんだかよくわからんにひるなやつ!おまえらもてつだえ!
戦いの結果に拘ってる様じゃあまだ下の下…
相手のココロを掴み取ったほうの勝ちだ
…退けって言ったのに。まだやる気かよ
仕方ねーなー、もう。そっちこそ死ぬなよ
死んだら死んだで、あの世から引きずって来てやる。俺はしつこいからな
俺たちの仕事は苦堕鬼、もといメサイアの滅却
正確に言えば、ファミリア連中の殲滅はしなくても良い… はず
だのになんていうか、まあ… 皆、昂ってる
んで、シヴァ。なんだか知らんけど… やんのか?
俺は退けないぞ?
ねえ、私のところに風をよこすのは私の力に気付いてたから?それとも只の嫌がらせ?
…前者と信じたいわね。多分裏切られるだろうけど。
「神よ、この災いから我ら、神に従いし者をお救いください」
ホーリープリズム
「神聖なる八方陣」
…か弱いシスターだけど、何も出来ないわけじゃないのよ。これでも神の使いだもの。
そこの趣味悪い外人さん、私も戦わせて貰うわ。
拒否したら裁く。あ、私じゃなくてこの十字架がね。
これでいい、かな。急いでやったからいまいち不安だけど…
どうということはなかろう。いつでも参戦できる
さて、往くか…勝ちを貰いに!
しかし…さっきから不吉な音がしてるんだよなー
風が風を切ってるような……あ……… ??
……な、生身だったら死んでいた…
さっきの風少女の仕業か!なんだってボクのところにピンポイントで!!
くっそぉ、身躯が軋む!あちこちボロボロになったじゃないか!
コイツを撃ち込んでやる…『Rapture』!
説明しよう!「ボクの血の滲むような長年にわたる研究により(ry
婦人用拳銃のような外見からは想像もつかないような威力を誇るハンドガン」だ!
しかも微妙に散弾するというオマケつき…
喰らえ風少女!ドタマ吹き飛ばす!!
…んー、まぁこんなもんですかね。
さすが、この街で一番大き『かった』お屋敷。地下にこーんなすごい宝石やら金塊が隠してあるなんて。
ま、崩れてない所を見ると…頑丈に作ったから後で取りに来れるとでも思ったんでしょうねぇ、ご愁傷様。
っとと…結構重いなー。後でアジリィさんに手伝ってもらおっか。
ん?
…そこ、何かいますねー…動物みたいなの。
『フォックスフォーム』!!…この匂いは…猫?けど、何もいないじゃ…
…まさか。まさかね。
『エイプフォーム』!!
えーと、確かこの辺の家の…よいしょっと。あー、あったあった。
壊れちゃってる冷蔵庫だけど、多分中に…うん、こいつで良いかな?シャケの切り身!!
おーい猫ちゃーん、お魚あげるからこっちおいでー!!
…これで勘違いだったらボク、ただの奇行少年だなぁ…
『負ける』……?
冗談じゃない。そんな弱気になれる程、オレは無為に生きてる訳じゃないんだぜ?
コウタ! フーリエ! アキト! おまえ達は、ロケットでつきぬけろ!
行くぞぉぉぉおおおおおおおおおおおおおぁぁぁ!!
いやー参った。下手に防がない方が良かったかな。個人攻撃だよ…
…空気、か。これまた防ぎ辛い攻撃を仕掛けてくるなぁ…嫌いだ。お前。
仕方ない。プリッツにお嬢さん、ついでにジーンケード。
あと五分以内に最低一撃、ヤツを攻撃してくれ。少し気をそらしてくれればこっちで術を解除できる。
…出来るものならそのまま倒しちまってくれ。
ニャッ!?シャケ!?
…いやいや落ち着け、またさっきみたいな変なニンゲンかもしれない。
火事、洪水、強風、雷で、今度は地震でもくるんじゃないだろうな?
とりあえず、もう一度姿を消して…と。
ブゥン…
消えた?尻尾の先までちゃんと消えてるな?よし。
そーっと…そーっと…シャケだけ奪って逃げてやろう。
…足音が近付いてきた。
7m…6…5…………2m…1m…!!
今だキャップチャァァァァァァ!!!
!!?うわっ、ほんとにいるー!見えないけどまふっとしてるー!
っとと…誰も見てないよね?これじゃ頭のおかしい子だよ…。
とりあえず…猫語の方が良いかな?
(↓以下猫語)
こんばんはー猫君。とりあえず姿を見せてくれませんか?
あっ、シャケは食べて良いですよー。
なんなら、他にもなんか持って来てあげましょうか?人の家から勝手にだけど。
フギャアアアァァァァァ!!!1
は、離せー!もうビックリニンゲン大会はイヤだー!!
…ンニャ?…アンタ…オイラたちのコトバ話せるのか?
ニ゛ャー!またビックリニンゲンでたー!!
頼む、お願いだ、姿も見せるしシャケも盗まないから見逃してくれー!
…ブゥゥ…ン…
…ほ、ほら、戻っただろ?ニャ?ニャ?
シン、ロケットが何とやらはよく分からん。だが、俺にも手伝わせてくれ。
…久し振りに出会えた仲間…だからな。また、失いたくはない。
刻印双解放、『潮流』『侵食』!
我は流れを侵す者…我は力を侵す者…汝の力は我が力、我が力は汝の力なり…
バトルテンデンシィ
『戦闘潮流』!!
(イアとほぼ同じ力量の波動が全身から放たれる)
…確かに驚嘆すべき力だ。お前の主も流石だ。
だが、力を上げれば上げる程同じ分の力がお前に向かう。
…簡単に言えば、鏡に向かって攻撃しているようなものだ。鏡は自分の姿を写す。力もまた、然りだ。
…あとは宏太とフーリエだな。二人とも、頼むぞ。…出来れば早い内にな。
おーう
後は任せなー
というわけでよろしくお願いいたします薄明お嬢さん
ひゅーひゅー熱いねぇお二人さん
式には呼んでくれよーなんなら仲人やってやってもいいぜー
うわあっちっち!うーん、なかなか情熱的だぜマイお嬢。アレスにゃもったいないくらいだまったく
やりあってもいいけどここじゃ狭すぎるなぁ
利き手利き足領域三又槍羽封印ってとこかなやるとしたら
ロケット?…ですとろーい、ですかね?よくわかんないです
…あ。いつの間にか私とキャラが被ってなくなってますね
その代わり、なんか怖くなってるんでけど!関わりたくない人になっちゃったんですね…
突き抜けますか… 突き抜けましょう
召喚、ファゴット! …とと。重い…
フッフッフ…防御しかできないわけじゃないんですね
と言っても、やっぱり攻撃は苦手ですけど…いきますよ
廻るめぐる音の回廊。巻き込まれて散りなさいー!
爆砕音衝『マグバオン』!!!
うわっ、かわいい!!肉球さわっても良い!?
って、何ですか人の事化け物みたいに。君だって透明になったり人間の言葉話したり、普通の猫じゃないでしょ。
ボクはまあ半分動物みたいなもんですから、そっち方面はバイリンガルですよー。
ん、首輪?君、飼い猫だったんですか?
よく見るとGPS付いてるし…んー、もしかしてどこかの組織の実験動物とか?
式、ねえ… 挙げられそうもない
派手なのは好きじゃないんだ。婚姻届だけ出しておく
それにやるとしても、貴様なんぞ仲人に呼ぶかよ。蝶子が妥当なとこだろ
いや、どうせなら… サバト氏が良いかな。喋るの得意だったし
今どうしてんだろ… 良い歳だったから… 元気かな… 師匠… ブツブツ
ハンデつける気か? 舐めるな。場所がないなら、造れば良かろう
礼拝堂の屋上… どうだ? 俺たちの戦場に相応しい
マイを置いて行くのは心許ないが… 往くぜ
ついて来いよ。『撥』、最大レベル起動。屋根は… ブチ破る
よっと
俺たちの戦績… 1296戦1296分け。そろそろ勝負を決めても良い頃だ
地味婚か?最近はやりだよなーそういうの
あーらら屋根ぶち破っちゃったよこの子
お嬢、後はよろしくお願いいたします
よっこらしょっと
そうか・・俺らもうそんなに戦ったのか・・・おk、勝負決めようぜ
(といってもまだ姿は雅儒丸のまま・・・利き手利き足封印は確実だなこりゃ。あとは何封印しようかな、な、な?)
先手は譲るぜ。どっからでもかかってきなお・チ・ビ・ちゃん♪
ンニャァァ!肉球あんまり触るな!ゾワゾワする!
オイラはビックリニンゲンじゃなくてビックリネコだからいいんだ。
それじゃ、アンタは…ビックリ半分ニンゲンか?教会の連中みたいに暴れたりしないか?
あぁ、この首輪か。んー、ちょっと前まではほんのちょっとだけ飼い猫だったんだけどなぁ。
…あんな大災害の中じゃ、どうせ助からないだろ。
おかし…じゃなかった、惜しいニンゲンを亡くしたぜ。
オイラが実験動物?そんなわけないだろ。オイラは生粋のノラネコだぜ。
先に言っておこう。もしマイが危なくなったら… この勝負、降りる
お前をフィアンセより優先させるわけにはいかない
マイの命と比べりゃ、勝ち星如き… 無価値に等しいんだ。俺にとっては
ふーん、先手をね。お前、バカか?
ONE
戯れが過ぎるぜ… 死んでも知らんぞ
TWO
そら。躱せるもんなら躱してみろ
止められるもんなら止めてみろ
THREE
RIDER KICK!
じゃあ俺もお嬢がピンチになったら降りるぜ
俺の基本はレディ優先だからな
躱さねぇよ、止めもしない。ただ受けとめるだけだ!
ズザァァ
あいだだだだだだ相変わらず痛いなーこの技は
それじゃこっちも行くぜ
[サンダー][マッ・・・
・・・「薔薇色旋風」!!
花弁の一枚一枚が真剣と同じ鋭さで襲い掛かるぜ
避けれるもんなら避けてみな!
で、攻撃受けてるとこ悪いんだけどさ
お前もしマイちゃんが完全契約したファミリアだったらどうすんだ?
そりゃ、暴れませんよー。敵もいないんだし。
大災害、ねぇ…良い事教えてあげましょうか。
こういう世界ではね、どれだけ激しく戦っても…大体半分は何事も無かったかの様に生き残ったりするんですよねー。
まぁ、ボクは行きたくないけど。危ない事には変わりないですし。
むー、ノラ?…パッと見、邪気眼持ちでもなさそうだしなぁ?
もしかして…こんな板きれ拾いませんでした?
何が楽しいのよ!こっちは最高傑作壊されてんのよ!このクレイジー娘!
そこの美少年、槍離しな!でないと両手が細切れになるわよッ!
我流料理抜刀術、『微塵切り』ッ!
(一瞬の内に槍が細切れとなる)
…またつまらんものを斬ってしまった…まぁこれでジ・エンドじゃ困るけど。
おい、美少年。私も参戦だ。微力ながらお手伝いしますよ。ついでに名前も教えてちょ。
そうか、暴れないんならハナシ聞いてやるよ。
あんな大火事でも生き残れるのか?さすがはビックリニンゲン…
オイラもあんな騒ぎに巻き込まれるのはゴメンだね。
…あー、まだシッポの毛が逆立ちっぱなしだよ。まったく…
ニャァ、その板切れなら見たことあるぜ。アンタのだったのか?
オイラその板切れの上で昼寝してたんだけど、起きたらなくなってたんだ。
どこ行ったのかは知らないよ。探してたんだったら残念だったな。
(
>>498,503,505
ロケットで突き抜けろて……知ってるぞそれ……。
そうだ……俺様達は仲間なんだぜ。1人に降りかかったピンチは俺様達全員で乗り切るのさ。
この状況は俺様達が乗り越えるべき壁だ。こんなとこでくたばる訳にゃいかねぇし、くたばる訳がねぇ。だろ?
(宏太の全身に紋章が広がる)
そうか……この力は、俺様が何かを渇望したときに発動するのか。今俺様が抱いているのは……”未来への渇望”!!
もし苦堕鬼と話す機会があったら伝えてくれねぇか……”くそくらえ”ってな!! 行くぜ!!
(宏太の周りにいくつも魔法陣が現れる)
未だ制御しきれてねぇから、どんな技が飛び出すのか見当もつかねぇ……だが、やってやるぜ!
えーっと、技名はー……よし、決めた!! くらえ、”無−ANONYMOUS−名”!! シュートッ!!!
(青紫色に発光する球が現れ、宏太がそれを蹴ると水流を切り裂いてイアへ向かう)
下らない演技はよせ。効いていないんだろ?
顔面を狙ったのに、肩にすらとどいていない…
実力云々以前に、体格の問題
この勝負、想像以上に戦力差があるみたいだな… 頂けない
(『霧幻晶景』はまだ使わない。やるとしたら、最後の仕上げ)
来るか。だが、もう見切った… あの時のようにはいかんぞ!
…ってフェイントかよ、畜生め。大の男が「薔薇」とか言うな。気色悪い
この身体じゃ受けるにはきつい… なら、言われたとおりに避けてやる
五つ闇其之五、朗唱サイ『朧雲』! 感 覚 開 放
見える! 見える!! 花弁如きで俺に傷をつけようとするとは、笑止
…! 当たった? っち、身体が精神についていかない…
やっぱ元の身体じゃなきゃダメか。辛いゝゝ
…お前、俺が一番心配していることを…
その時は、その時だ。みっともなく騒いでも仕方なかろう
「愛」ってのは受け入れること。受け止めること…
とか言ってるけど、その時はその時で、やっぱりみっともなく騒ぐんだろうな…
なんとかしてみせる。結果は別として
花弁の相手も飽きた。首、貰うぜ
五つ闇其之四、斬撃ストリング『撫』。絡みつけ…!
ムゥ、ディスリスペクトなガールデース。ミーハ趣味悪くアリマセーン!!
テイク パート イン バトルスル気ナラバ勝手ニシナサーイ。
ラード、テメーハブロークンウォールデモリペアシテロデース!!!
ミスターアルス!!見事ニミーがウィナートナッテミセマース!!!
【天ニアッタ時でサエ、彼ノモノハ眼ト心を下ニ】・・・・・・【呪ワレタ夜】・・・テイクイッツ!!!!
(ダークネスがミーのボディカライクスペンド・・・エムズ アバァブでウィンドスラチョップスルマイハンドノソードと同ジモノガイクツモ生まレ・・・フォール!!!)
あららばれちゃってるかやっぱ
戦いにくそうだな、ハンデつけようか?
薔薇のどこがいけないんだよー綺麗だし香もいいんだぞ!
お前絶対騒ぐだろうな
まぁまだそうと決まったわけじゃないんだ、希望は持っとこうぜ
うっわきたよ!
ザシュ
っつぅー・・・避けたつもりが一発入っちまったぜ
ひぃー!首の皮切れてるー!!恐ろしや恐ろしや・・・
(やっぱ差があるなぁ・・・領域と羽も封印だなこりゃ。羽たたんじゃおっと)
んーと、次は何がいいかな、な、な?
!いーこと考えた!
出てこい守護魔神達よ!俺に力を貸してくれ
いくぜ!「守護魔神の四重奏」!!
一撃でも食らったら致命傷だ。さ、どうやって切り抜ける?
(キレがない… どうした。動け、俺の身体!!)
抜かせぬかせヌカセ。ハンデなどいらん
いざとなって後悔しても知らないぜ?
…腹が立つんだ、お前の態度には
こっちは本気でやっている。お前も本気で来い
致命傷? ヒハハハッハッハッハ…
良いね。実に良い。こういうのは
汗臭くてちんたらした戦いには興味ないが、こういうのは好きだ
危機は… 死線は… いつだって!! ……俺を熱くさせてくれる
どうしたことだか… 昔に戻 <ドグン> ったみたいだ
上等! 喰らわなければ良いだけの事
さっきのは『斬撃』だったから仕方なかったが、今度はこれが使える
『翠盾』… 羊水の盾! こいつの恐ろしさ、知ってるよな?
弾くこともなく、食い止めることもなく。その防御法は…
「押し包む」! 魔神どもの動きなど、こいつで十分封じられるんだ
愛を湛える母なる力、思い知れ…!
さァ。渾身の手刀でもって、その首今度こそ撥ね飛ばす
間合いだ
RIDER SLASH!
フン、闇系統の魔法なんて…どうやらアンタと私の相性は最悪らしいわね。
「主はその身に風を纏い、真の自由を手に入れた」
ウィンドウ・ブレード
目には目を、風属性には風属性で勝負しましょうか。
…あっちゃ〜、なんてこったい。まさか、プレートに選ばれたとはねー。
能力は恐らく、『不可視の章』か。
ねぇ猫君、その板きれは『プレート』っていう不思議なものなんだ。
簡単に言うなら…そう、『普通の人間』や『普通の猫』を、君の言う『ビックリニンゲン』や『ビックリネコ』に変える力があるんです。
君が姿を消せるのはそのおかげ。そのプレートは今、君の中にある。
プレートを持っていたら、君はいろんな『ビックリニンゲン』達に命を狙われるでしょうね。特に、カノッサの奴らは容赦が無いんだから…
多分、災害なんてレベルじゃ済みませんよ。史実には、プレート1枚を巡って大陸が一つ消し飛んだ事もあったり。
いやはや、君もまだ小さいのに大変ですねぇ。ボクには何にも出来ませんけどねー。
ていうか既につけてんだけどなw
!ようやくいつものお前らしくなってきたな
げっ!羊水の盾かよ!魔神達よ、土に還れ!
今度は間合いディスかー!!よかろう、受けてやる
ドスッ
グギッ
あいたたたたたた首の骨折れたかと思ったぜ
あー変な方向に曲がってやがる、よいしょっと
グギグギッ・・・ペキン
よしよし治った
で?これだけか?
…ニャ?プレート?なんだそれ?
………フニ゛ャーッ!?命を狙われる!?
ニャンで!?オイラなんか食ってもマズイだけだぞ!!?
それにそんなもんどこにも…背中にでも貼りついてるのか!?取って!取ってー!!1
………〜〜〜〜〜〜ッッ!!
倒れないのか。ああ、そう… それだけだよ
ハハ… こんなんじゃあマイに顔向けできねえな
足りねえ。もっと、俺を、熱くさせろ。足りないんだ。熱が!
まだだ。まだ… 何発でも、叩きこむ
首が駄目なら腹だ。黄金の左、受けてみろ
RIDER STING!
なーんだつまんねーの
今度は腹か?何発でもどーぞ
ドゴォォ
ぐっは・・・・こーれは痛い、内蔵がかなり潰れちまったぜ
シュゥゥゥ
まぁ治るんだがなw
俺に近づきすぎていいのかい?種仕込んじゃったぞ
咲け、「縛り影草」。アレスの動きを封じろ
シュルシュル
・・・できることなら元のお前と戦いたかったぜ・・・
咲き乱れろ、「眠れる森の花々」!(花束Ver.)
はい、おしまい
あー終わった終わった。おちび相手に卑怯だったかな、な、な?
さて、下の様子でも見ながらペンダント磨きするか
取れませんて。それこそ君の身体をバラバラにしてから抜き取らなきゃ無理ですよ。
まぁ、ボクみたく自分の意思で入れたり出したりも出来ますけどー。けど、それじゃあ意味が無いんですよね。
どうやら君の場合、プレートの方から所有者を選んでいるケースみたいですから。
プレートが君を見限らない限りは、ただ単に奪っても他の者にそのプレートは扱えない。
時間と技術があれば所有権を移すのは不可能じゃないけど、君を殺す方が手っ取り早いんです。
残念ながらこれ、選択権は君に無いんですよねー。全く、君にとっては厄介なもん拾っちゃいましたね。
ま、何ですかねぇ。プレートに選ばれたんだし、君も鍛えれば口からビームくらい出せる様になるんじゃないかな?
そうやって自分の身を守るか、強くて猫好きなパトロンを探すか。
ボクは無理ですよ。上司にバレたら多分君、解剖されちゃいますから。
これは効いて… ないのかよ?
一発で仕留めるつもりが… やっぱ、力不足… 畜生め
動きを封じて… 眠らせる気、か…? 甘い。甘いんだよ… ぐ、ぅ……
なんつってなぁ、この大馬鹿野郎が
お前のその単純な思考回路、極めて分かりやすいと言うか、何と言うか…
全部読めてたんだよ、阿呆が。身体はガキでも、頭脳の方は健在なんだ
種明かし… 屋根をブチ破った際に、口内に木片を仕込んでおいた
お前が「それ」を仕掛けた時、最高の <ドクン> 気付けになると思ってな
後はこの鬱陶 <ドグン> しい草を、口の木片で切り裂 <ドクン> くだけ
これだよこれ。こ <ドグン> の熱さっつーか、疼き <ドクン> っつーか… 堪らねえ
ド グ ン
どうもまだしっくり来ないけど… お望み通りと成りました
第二ラウンド、付き合ってくれるよな?
雲に絡む風が、星を喰らう闇が、月の零す冷光が…
呼んだのさ。夜気の統率者… 「アレス」、ってな
ニャァァ!バラバラになるのもイヤー!!
…ハァ…なんか面倒なことになっちゃったなぁ。
冗談じゃない。これ以上ビックリネコになったらネコ仲間からハブにされちまうよ。
パトロンねぇ…さっきのニンゲンは条件はよかったけど、ちょっとマッド臭かったし…
しょうがない。そのプレートのおかげで隠れるのだけは得意になったし、なんとかして生き延びるさ。
…そんで?他にもなんかあるのか?
ふん…手助けなど無用、と言いたいが…。
どうやらあんたにもあいつと戦う理由があるようだな。
まあ、一応礼は言っておこう。
俺の名はライザック・アジリィ。以後お見知り置きを。
……美少年?(鏡を取り出す)…ああ、そうか。この身体…『涅槃』の外見年齢が17歳だったっけ。
確かに少年だ。だがこれじゃあ誤解を招きかねんな。この戦いが終わったら下枝さんに整形でもしてもらうか。
さて……続きといこう。あいにく俺は電気に弱いんでな…。止めの一撃まで肉弾戦は控えておくかね。
まずはこれだ…八光手裏剣・風車十字打ち!!!!!!
(相手の両肩から反対側の腰にかけて、それぞれ六つづつの手裏剣を投げつける)
>>489 肉弾戦、ねえ…ふうむ…
へ へ|\ へ √ ̄| へ
( レ⌒) |\ ( |\)| |/~| ノ ,__√ /7 ∠、 \ . 丶\ _ __
|\_/ /へ_ \) | | | |∠ | |__ | / ! | | |_〜、 レ' レ'
\_./| |/ \ .| |( ̄ _) | ) | | i | へ_,/ ノ ,へ
/ / ̄~ヽ ヽ. | | フ ヽ、 ノ √| | ! レノ | !. \_ ー ̄_,ー~' )
/ /| | | | | |( ノ| |`、) i ノ | | \_ノ ノ / フ ! (~~_,,,,/ノ/
| | | | / / | | . し' ノ ノ | | / / | |  ̄
\\ノ | / / | |___∠-". | | ノ / ノ | /(
\_ノ_/ / (____) し' ノ/ / / | 〜-,,,__
∠-''~ ノ/ (_ノ 〜ー、、__)
私の趣味じゃないからね。それに今は薄明教授の講義の最中だよ。邪魔は良くないねえ。え?講義を続けろ?
よーし、それじゃあ科学の第二段階、法則の改変を実演してあげよう。
まず…『複写作成』!!!!標的・炎の剣!!!!
(マイのものと同じ剣が下枝の手に現れる)
これは完全なコピー…あんたの持ってるのと寸分たがわず同じさ。(ガキィィイン)
おや、やっぱり私は戦いは苦手だねえ。はじかれちゃった。
でもまあ、一撃は防げたし……それではこれより、その手の内の剣を跡形もなく消し去って御覧に入れましょう!!!!
成功いたしましたら拍手喝采……『不同の力線』展開!!!!!!!
(エネルギーが線となって下枝とマイの周囲の空間を囲むと、二本の剣が音も無く崩れて消える)
さーて、奇術の種明かし。さっき張った『不同の力線』の効果は……『効果範囲内の同じ物を対消滅させる』。
残念ながら生き物にはまだ効かないけどね。……これであんたの『武器』を封じた。次は『炎』を封じよう。
『水神砲』召喚!!!!くらいな!!!!!!『水流破』!!!!!!
(凄まじい圧力をかけられた水がマイに向かう)
きゅっきゅっきゅー♪
この磨けば磨くほど光沢が出るのがたまんねーな、これだから磨くのはやめられないぜ
やることがえげつねーないつみても
見た目は子供、頭脳は大人!ってどこの名探偵だバーローw
うわぁお!元に戻ってんじゃん!さっすがー。やっと戦いらしくなってきやがったぜぃ!
おーけぃ、何ラウンドでも付き合ってやるよ
・・そうか・・<ドクン>これが・・<ドクン>・・これが喜びってやつなのか・・<ドクン>・・・
あーっひゃっひゃっひゃっひゃっひゃ!!これだよこれ!これが欲しかったんだ!!
っとぉやりあう前に一つだけ
水吸草、吸い取っちまいな!
悪いですねお嬢、俺こいつと本気でやりあいたいんで!ご無礼お許しくだせぇ
さて、始めようか
魂を運ぶ風が、血塗れの三日月が、荒れ狂う雷が・・俺を目覚めさせたのさ
天使の総率者・・・「シヴァ」、ってな!
サングラス… あった。これでよし、と
「アレス」にはこれがないとな… 闇は落ち着く。闇が俺の故郷…
フン、お前もやっと全開か? とりあえず期待しておくぜ
しかし相変わらず派手なヤツだ… 昔からそうだったよな
俺とお前… 双生でありながら、対極。陽と陰…
本来交わることのない存在だが、一緒にいると不思議と心地良い
あら。お前… 薄明、だっけ。あの人の邪魔して良いのかよ?
ヒハハハハ… 嫌われるぜ? ま、どうでも良いがよ
まだ『夜空』を仰ぐのには早いな
さてと。集中… 集中…… じゃ、少し黙るぜ。フッ―――
(素早く屈み込み、シヴァの頭上高くまで跳躍する
両掌から発生させた『羊水』を長剣状に変形させ、シヴァの脳天目掛けて閃かせる)
フシュ―――〜〜…… フッ
(自身の両足にも『羊水』を纏わせる)
お、似合ってるぞサングラス
派手に生きて派手に散る、これが俺のジャスティスだぜ!
本当不思議だよな。普通だったら絶対出会うはずないのに、こうやって一緒にいる
運命の神様は何考えてんだか・・・
お嬢には後で土下座百万回でもするさ。今は楽しみたいからな
来るか!って飛びすぎじゃね!?どこまで行くんだよ!
(きたきた、お前が羊水纏うの待ってたぜ!足か、狙わせてもらうぜ)
ヒュン
はーいこっちこっち〜
いっけー「風斬羽」!(雷纏Ver.)
(アレスの足元目がけて大量の黒い羽が飛んでくる)
んー、まぁ言いたい事はこんなもんですかね?
あー、ちなみにその首輪とかGPSですけど。ボクが外した痕跡とかが残ると後々面倒なんで、外したいなら自分で頑張って下さい。
あっ、そうだ。これは餞別です。
ブウゥゥン……
ボクのプレートの能力を一部、君に貸しました。
今の君は人間の言葉と猫の言葉だけじゃなく、動物の言葉なら何でも話せるはずです。
上手く使えば、きっと役に立ちますよ。
(ボクはもう大体頭に入ってますしね。
そして、能力を貸した事で…本来の持ち主であるボクには、君の居場所や大体の状況が筒抜けになる。
君自身がこの事に気付き、能力を放棄しない限りはね…
ボクは君を捕まえて解剖したり、実験したりはしない…ただし、君は生き餌です。
カノッサ機関を始め、キミを狙うであろう能力者達を釣り上げる為の、ね…)
−くああああ!? な、何・・・押し返されてるだと!? んぐおおお!!−
−供給スピードを早くッ・・・・・・だ、ダメだ・・・完全に、上回っている・・・!?−
−そんな・・・アイツラ・・・近い内に、必ず、世界に、とっての、脅威と、な−
バシャアアアアアン!
(イアの身体が、水流と共に弾け飛ぶ)
(水滴は、集まらない)
///////////////////////////////
−なっ・・・! くっ、そんな水、蒸発させてやる・・・【焚焼焦土】!!−
(マイの両手からどす黒い炎が放射される)
−ぐっ、くぅっ・・・な、なんて質量・・・う、うそ、押し負ける・・・きゃぁ!−
(水流に弾き飛ばされるマイ)
−・・・あう・・・・く、くそっ・・・こんな、ことが・・・! ダメだ・・・身体に、力が・・・入らない・・・−
−・・・私の・・・負け、か・・・・−
///////////////////////////////
−ふふ・・・僕は風だからね、攻撃の回避能力は高いのさ。たとえそれが長年にわたる研究によって開発された、破壊力抜群の銃でもね−
−後一撃・・・与えられるかな? 僕に・・・−
(順調に攻撃を避けていくエム)
−ふっ、この調子じゃ夜が明けても攻撃はあたらな・・・・なっ、これは・・・これが、マ=モンの力!?−
−くっ・・・防ぎきってみせる! 【ウイリーウイリー】!−
(エムを強大な暴風が包む)
−これはエターナル系でさえも通さぬ無敵の風の防壁・・・越えられるものなら・・・!? や、破られ・・・うわあああ!−
(轟音。吹き飛ばされ、倒れ伏すエム)
−・・・ってて、参ったな・・・本当にやられちゃったよ・・・これは僕の負けだね、残念−
///////////////////////////////
−グゲゲゲゲ! いいねぇいいねぇ! そういう抵抗が大好きさぁ!!−
−どうせ最後にゃやられるのに可愛いもんだ!! グゲゲゲゲゲ!!−
−手裏剣かぁ! だが投げ道具がオイラに通じると思ってんじゃねぇだろうなぁ!? 【ワイトアップ】!!−
(雷になって回避)
−さらに行くぜぇ!? 他の三人はやられたようだがぁ、オイラはしぶてぇぞ!!−
−【ジャムブウル・リフレクション】! ぐげげげげ!! 痺れちまいなぁ!!−
(巨大な雷の龍が襲いかかる)
ふん・・・どうした、まさかその程度の実力という訳ではあるまいな。
我が輩に大口を叩いておいて・・・ろくに満足もさせられぬのか。落胆したぞ・・・。
しかし一寸の虫にも五分の魂とはよく言うからな。手向けに、我が輩の全力を見せてやろう。
光栄に思え。余興とはいえ、全力を見せるのは恐らく過去にも未来にもお前ただ1人だ。
チャージ完了。殲滅せよ、【グローブサイクル】・・・。
(白と黒の剣に膨大な邪気が纏い、夢朗目がけとてつもないスピードで突進する)
これで終わりだ!! この剣に触れたものは無へと回帰する・・・避けられるものなら避けてみろ! ふははは!!
ジーピーエスー?なんだそれ、食べられるもの…じゃなさそうだな。
これも外した方がいいのか?ニャァ…プレートといい首輪といい、変なものばっかり…
いいよ、自分でなんとかしてみるからさ。
ニャ?他の動物とも話せる?そりゃありがたいねぇ。
いつもオイラのカオ見るたびに問答無用で追っかけてくるあのイヌとは
一度じっくり話し合いたいと思ってたんだ。
お礼になるかはわからないけど、オイラの持ってる情報だ。
宿屋のチャトラが次のボスの座を狙ってる。今から仲良くしといて損はないぜ。
大通り西から三軒目のサカナ屋は楽勝。東から二件目の肉屋は近付かない方がいい。
…このくらいかな。
そうだ、もし次の満月のネコ集会に来る気があるんだったらオイラからボスに紹介しとくよ。
じゃあな!
ちょっとちょっと!!いくらなんでもいきなりすぎるでしょう?
冬の宝珠を出しといてあの子が挑発に乗って炎を使ってきたとこを仕留めるつもりだったのに!!!!!
………あ、言っちゃった。まあいっか。『冬の宝珠』、召喚…こいつの内部は絶対零度の特殊空間と繋がっててね、置いとくだけで周りの熱を奪い続けるのさ。
これで『武器』と『炎』を封じた。次は『冷気』を封じてあげよう。
うふふ…私が仕掛ける前に、動いたほうがいいんじゃないかな…??
はい、解除…っと。
ふむ…なんだかプリッツの一人舞台になってしまったな。つまらん。
…まあ、一応念には念を入れておくか。
遠隔魔法陣、「ピンポイント・グラビティ」
貴様の体にかかる重力を5倍にした。とりあえずは動けまい。
…さーて、「ファミリア」とか言ったかな。研究用標本にゃ丁度いい。
魔剣は盗れそうに無いし、代わりにコイツを持ち帰るか。
…安心しろ。一通り終わればすぐにでも殺してやるよ。
私の研究方法は学生時代から死んだ方がマシだと言われるほどだからな……
フッ…… ギィッ!
(空中で無理矢理身体を回転させ、マントを翻して羽を弾く)
……ツェイッ!!
(回転の力を利用して、そのまま右脚を大きく振るう
脚から離れた『羊水』は屋根にぶつかり飛散、濃霧を作り出す)
これで、お前は、盲だ
(左脚だけで着地し、『羊水』によって衝撃を軽減する
続いて右脚で踏み切って、『羊水』で屋根を滑走する)
『極ぎ…… 中止だ!!
マイ! おい、起きろ!!
姿変わっちまったけど… 分かるよな。俺だよ
死ぬなっつったろーが! しっかりしとけ!
おい、あんた… 薄明さん。勝負はついた。退け
はい、さよならー。
むー…猫社会もあるんですねぇ、抗争。
プレートの力をちゃんと使えば、猫どころか人間社会のボス格にもなれるんですけどねー。
さぁて、何をしようか…ん?
…礼拝堂の戦いもだいぶカタが付いてきたみたいですね。
屋上でなんか戦ってるのはマキメ君かな?あとは中で何人かがまだ戦闘続行中。
アジリィさんは…まだか。うーん…良いや、一人で帰ろっか。
っとと…重いなぁ。『エイプフォーム』!!
濃霧か、くそっ!何も見えねぇ
衝撃波で吹き飛ばそうか「バニシングムート」!
よし、ぼんやりとだが見えてきたぜ!さぁ反撃って中止!?なんだよいきなりーあ、ちょっ、待てよアレスー
!マイちゃんしっかり!
領域発d・・・
!!
・・・・・悪い、かけてあげられねぇ・・・スマン・・・・・
>>536 神だとか人間だとか…そんなことはどうでもいいんだよ。
重要なことは、『お前は俺の仇』。それだけだ。
希望だとか絶望だとかもナンセンスだ。戦場に立ったら、後は持てる技の全てを出し切ってぶつかるだけ。どうしてわからないかな……?
運命……か。精神的に未熟な奴がよく使う単語だ。
お前が運命、恐怖そのものだと言うなら……俺は恐怖を乗り越える。
うおおおおおおおおおおお!!!!!!!!!!!さすがだ!!!破壊神なんて言うだけのことはあるじゃねえか!!!!!!!
始めっからそうしてりゃあ良かったんだよ…!!!!!
(とはいえ…まずい…!!!この速度……完全回避は不可能…無理に避けても重傷を負ってじり貧だな。
かといって防御も無理……奴の言ってることはハッタリじゃあないだろう。
くっ、チェックメイトか…!?)
[おいおい夢朗、戦う前からあきらめてんのか?]
《だが…こればかりは道が見えない……。すまんな。戦って死ぬのは別にいいが、お前の仇をとってやれんのだけが心残りだ。》
[だーかーらー、お前なあ…。かっこよく『葉隠』を暗誦しといて、自分がその教えを守ってないじゃあ話になんねえだろうが。
『武士道において分別出来れば、はや遅るるなり』
『正気にては大業ならず』
さっさとその冷えた頭に溶けた鉛でも流し込んで理性を追い出しちまえって。
迷わず行けよ。行けばわかるさ。]
《そう…だな…。どうせ死ぬのなら、最後まで足掻いておくか。》
[そうそう!!往生際悪く喰らいついてやれよ!!!
俺だってそうしたんだ。俺であるお前に出来ないわけがねえ。]
そうだ……道が無ければ、作る。
一見逃れようの無い袋小路だが……一つだけ、道があったぜ!!!!!!
その剣……触れたものを無に還すと言うが……無限にじゃああるまい。必ず限界はある。
限界まで、俺の邪気……食わせてやるよ。
シャイアーテックス流殺"仁"剣奥義、攻めの型……『釈迦』!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
辰正…村雨……!!!!!!もしお前に魂があるなら!!!!!!応えろ!!!!!!
――村雨の刀身より、涙の如く冷たく、澄んだ水が零れ落ちた。或いは真実、剣の流した涙であったやも知れぬ。
友のために己が命を賭ける『義』の心に打たれたのであろうか。
時を同じくして、辰正の刀身にも変化が生じた。
淡い光と共に刀身が形を変えてゆく。剣の中にある龍の血が、力を、争いを求める心に応えたのか。
光が消えたとき、剣はもはや片刃の日本刀ではなく…七つの刃が刀身より生え出づる異形の剣へとその姿を変えていた。
夢朗は知らなかったが、この形こそは正に遥か古代の儀式に使われた聖剣『七支刀』と寸分違わぬものであった。――狐の伝承織り、雪穂
そうか……ありがとよ。すまねえな、俺のわがままに付き合わせちまって…まだ会って間もないってのに……。
いくぜ!!!!!!!!俺達とお前と……どっちが生き残るか!!!!!!!!!勝負だ!!!!!!!!!!
観 千 南
世
手
音
千
菩
薩 眼 無
『 冥 』 ! ! ! ! ! ! ! ! ! ! ! ! ! ! ! ! ! ! ! ! ! ! !
(二刀流による超高速の剣戟)
これは‥私の目がおかしい‥‥‥わけではなさそうだな。
だが‥‥信じられん‥いかに浅くない傷を負っているとは言え‥
夢朗の剣が見切れんだと!!??
人間の限界を遥かに超えた超光速の剣戟‥!!!!!この目で見ていなくては到底信じられまい‥!!!!
まだまだ若造だと思っていたが‥‥いつの間にやら、育っていたのだな‥。
その上‥強い精神力によってその力を維持するばかりか、魔剣の力まで引き出し‥‥
神すらも破壊し得るであろう威力を持った剣戟の連打‥‥‥!!!!!!
名を冠するならば‥‥‥‥『神仏滅砕剣』‥‥‥!!!!!!!!
っふ‥精神の力に、他者との強い結びつきによる力‥‥‥どちらも、私に全く欠けているもの‥‥。
私では‥あの域に達することは出来まい‥‥‥‥。
そして‥私と同じく他者との結び付きを捨て、私と違いナルシズムの袋小路に迷い込んだあのメサイア君にも‥‥この技を超えることは不可能だろう‥‥‥。
イヤァァッッッハァァァァーーーーー!!!!
アイム ア ウィナァァァァ!!!ッフゥゥゥ、マ=モン、お疲れサマデース!!シンクロ リリース!!!
・・・ム?ミスターアルス、テイクアウトデースカ?
ウァオ、テリブル。ユーとハエネミーにナリタクアリマセーン。
アー、エムデーシタネ。アンナ邪神ニサーブシテイタカラニハ、これハ自業ジトクトイウモノデース。
オフコース、ミーもアザーピープォのコトをトヤカク言えタモンジャアリマセーンガ。
バット、ミーもソコマデクルァールデハアリマセーン。これガせめテモノのシンパシィデース。
マ=モン、エムズ センス オブ ペインを・・・ブレイクしナサーイ!!
キィィィィィィィィィィィィン・・・・・・!!!!
デハ、ミスターアルス。ラードのスメルが移ル前ニスプリットとイキマショウカ?
ソコのシスターもファスシタラ面倒デース。ソレトモ、モウ一人位テイクアウトシテイキマースカ?
随分と悪趣味だな、キミらも
ガイジン。キミは中々面白そうな人間だと思ってたけど…
いつのまにかアルスくんの下僕に成り下がっていたとは。思ってもみなかった
格好つけているだけで、実は大したことないんだね
失望というか、落胆というか。何ていったらいいか…
アルスくんもだ。何かに憑かれてるよ
キミのその性格、知っちゃあいたけど… ねえ
キミは尊敬に値する人間だ。けど、そういう心無いとこだけは理解できない
その、ヒトを実験台なんかとして扱うのが嫌だったから…
ボクは、自分を使ったんだけどね
…配慮とは少し違うけど、キミにそういうものはないのかい?
…やめてやれよ!
風少女、ガイジンのこと好きだって言ってたじゃないか
からかい半分だったかもしれないけど…
することは…言う事は…それだけかい、キミィ!?
もう自分で何言ってんのか分からん。もう…さよならだ
……これだから「ニンゲン」は!
…研究…って、アンタ科学者だったの?ただのコソ泥じゃないとは思ってたけど…
じゃあひょっとしてそっちの外人も…って、流石にそれはないわよね。
…私の手で裁けなかったのは残念だけど、それが神の選択…か。
罪人の裁きをアフロの外人とマッドな科学者に任せるなんて…神様は何考えてんだかね。
それじゃあラ・ヨダソウ・スティアーナ。できればもう二度と会いたくないわ。
え?ちょ、ちょっと待ってよジーンケード、何怒ってんのよ!報酬はいらないの?
あぁ〜〜〜??そういやキミもいたっけね。忘れてたよ
…ぬぁーにが「裁き」だ!偉っそうに!
宗教の事は良く知らんけど、裁きを下すのは神サマだろうが!
本当のところ、キミなんかに裁きを下す権利はないんだよ!
それともなんだぁ?キミは神か?そんなことなかろうが!!
キミみたいな人間も嫌いだ
「神の僕」みたいに自分を着飾って。へそが茶を沸かすんだよォ!
大っ嫌いだ!結局は自分を良いように見せたいだけなんだろ!
そんな考え方、所詮はオナニー程度のものなんだよ!
報酬なんていらん!キミからは貰いたくない!!
…不快なんだ。じゃあね。タノシカッタヨ!!
あっ、ちょ、ちょっと!……行っちゃった…
全く…今度会ったら十字架の前に正座させて三日三晩不眠不休で聖書とくとく音読させてやろうかしら?
とっ…よっと、今日色々あったから少し疲れちゃったかな。
…あと二体か。終わったらとっとと寝て、今日の事は夢オチにしておこう…
くははははははは!!! 馬鹿めがぁ!!! 人間ごときが神を越えた我が輩に対しパワー勝負だと!?
自惚れにも程があるわ不届きがぁああああああ!!! ねじ伏せてくれる、悉く悉く悉く悉く悉く!!!!
クヒャアアアアアアアアアアアアアアアアア!!!!
ガギギギギギギギギギッ!!!!
(白と黒の剣が次々に邪気を消滅させていく)
ふはははははは!!! 【グローブサイクル】にここまで太刀打ちするとは素晴らしいぞ!!!
だがここまでだ!!! 俺様は誰にも負けねぇ、そうあの時誓ったんだからよおおおおお!!!!
・・・んん!? 何だ、何だ何だ何だ!! 邪気の供給が格段に減った!!! どういうことだ!!!
魔法陣は一分の隙もなく展開させていたはずだというのに!!! ファミリアは一体何をしてる!!!
ぐっぐおおおお!! この俺様が人間如き相手に手こずるなど、あってはならぬ!!! 消え去れっ、消え去れ消え去れ消え去れ!!!
ゲゲゲゲゲゲゲゲゲ!!!! 邪気完全開放!!! ぐおおおおおおお!!!
ミシリ
クヒャア!? 何だ今の音は・・・何だ今の音は!!! 何だ今のッ、音はあああああ!!!
ミシ、ミシミシ、ミシ
うあああああ!! し、白と黒の剣に、ヒビだとおおお!? 馬鹿なぁぁっ!!! そんなはずはああああ!!!
やめろ、割れるな!! 割れるなああ!! 割れるなあああああああああああああああああああああああああああああ
あああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ
あああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ
あ
ミシリ
バギッ
パリイイインッ......
・・・俺様は・・・神を、越えたというのに・・・やっと、越えたと、思った、の、に・・・
頑張ったのに・・・独りになってから、ずっと、ズット、ずっと・・・
ああ 終わった 何もかもが 全て おわ った の か
ワガハイハヨミガエル、セカイガケガレテイルカギリ、ナンドデモ、ナンドデモナンドデモナンドデモナンドデモナンドデモ
ナンドデモナンドデモナンドデモナンドデモナンドデモナンドデモナンドデモナンドデモナンドデモナンドデモナンドデモ
ナンドデモナンドデモナンドデモナンドデモナンドデモナンドデモナンドデモナンドデモナンドデモナンドデモナンドデモ
ナンドデモナンドデモナンドデモナンドデモナンドデモナンドデモナンドデモナンドデモナンドデモナンドデモナンドデモ
ナンドデモナンドデモナンドデモナンドデモナンドデモナンドデモナンドデモナンドデモナンドデモナンドd
――――――――――メサイア(苦堕鬼)、消滅確認。同時に、ファミリアとの契約破棄確認。
ニャァ?教会から誰か出てきたぞ?
なんか怒ってるみたいだな。…それにちょっとラード臭い。
教会はまだ騒がしいようだけど…オイラと同じく逃げ出してきたのかな?
中の様子を聞いてみたいけど、アイツもビックリニンゲンっぽいし…
…ンニャァ…どうしよ。
元からお前の手なんて借りる気はない…
俺だけの力で……!
『羊水』―― 偉大なる母の生む、生命の象徴
俺の持つ「愛」そのもの! 不可能なんて、ないんだ
マイ、飲め。少しでいいから…
後は… お前の「生きたい」と思うココロにかかってる
−・・・。・・・。・・・。マスターが、やられた−
−ちぃっ、マァジかよ!! じゃオイラ達は晴れて自由の身ってかぁ!? つーまんねぇー!!−
−いいじゃないか、マイン君。これで全て終わったんだ・・・全て、ね−
−納得いかないのですよー、ちなみにイア今散らばってるんで助けてほしいんですよー−
−こんな終わり方でいいのかよぉ!! もっと事態が混沌としていくところが見たかったのによぉ!!−
−そう・・・混沌こそが、マスターの、いや、苦堕鬼の邪気の源−
−だから苦堕鬼さんは能力者を一斉にここに集めるように計算したって訳さ。分かるかい、マイン君−
−むむぅ・・・−
−あれー、無視ですか三人ともー。身体集めるの手伝ってくれませんかー?−
−全ては苦堕鬼の計算通りにいっていた・・・だけど1つ誤算があった−
−それは、昔と今じゃ全然勝手が違っていたことさ。時は経つにつれ生き物は進歩する−
−・・・つまり、その進歩のスピードを読み誤った、って訳なのかぁ?−
−強いて言うなら・・・苦堕鬼の敗因は、人間の可能性を否定してしまったこと・・・−
−いい加減にしないとイア怒りますよー? あれー? 忠告すらも無視するんですかー? やりすぎじゃありませんー?−
−ま、過去のマスターの話はもうやめよ。僕達もそろそろ帰らなきゃ−
−そう。私たちは数千年前の遺物−
−この時代には存在してはいけねぇモノ−
−あははー、吉岡組の皆さん、楽しかったですー。多分本気で世界が狙ってくると思うのでお気を付けてー−
−・・・愛してる。この想いは貴方の中で生き続けるから・・・忘れないでいて・・・お願い−
−ブリッツさん、結構僕本気だったよ? まだ会えたら会おうね! その魔剣、大事にしてやって−
−戦いの途中なのに抜けるってのは無礼だが仕方ないぜ。また戦り合いたいもんだなぁ、グゲゲッ!−
<<・・・さようなら。そして、ありがとう。>>
――――――――――メサイア(苦堕鬼)のファミリア(ダークムーン、イア、マイ、エム、マイン)、この次元からの消滅を確認。
――――――――――ザァァァァァァ... 降雨を確認。サーショの町における火災が鎮火。
――――――――――ザァァァァァァ...
『Rogue』、『Rid』戻れ。もうこんなところに用はないんだ
…ああ、何を苛々してるんだよボクは
アルスくんとガイジンにはともかく、フローディアくんには言い過ぎたかな
彼女の信念とか、歩んできた人生とか、全否定しちゃったもんな…
ボクもまだまだ「ニンゲン」か。ダメだよ、これじゃあ
…どわーーっち!!あ、雨ェ!?
急すぎるだろ!なんなんだい、いきなり
どっか雨宿りできるところ…ここでいいか。…ふぅ
あ、ネコだ。ネコと一緒に雨宿り…どことなくロマンがあるね
「猫や。猫や。どうしてゐる。月の兎が見たくなったか」
…なんちゃって
(やっぱり完全契約のファミリアだったか・・・・)
終わった・・・いや、終わってしまったな・・・・
お嬢、ご察しのとおりあの子は消滅いたしました。どうぞお引取りください
あ、雨・・・・俺の・・一番・・・好きな天気・・・・
(ンニャァ…雨のせいでラード臭いヤツと一緒に雨宿りすることになっちまった。
教会の中のハナシ、聞けるかな?
でもあんまりニンゲンの前では喋らない方がよさそうだし、ちょっと普通のネコのフリして様子みるか。
好戦的そうなヤツなら逃げる。そうじゃないなら話してみよう。)
…ニャ…ニャァ。
…あら?消えちゃった。なーんか興が冷めたね。いや仕方がないと言うべきか…
てことはあの鬼さんも消えちゃったって感じかしら?
ライザック…だっけ?何か拍子抜けな終わりになったけど、短い付き合いだったね。それじゃ。
…縁があったら、またいつか。
雨…か。今日のは一段と冷たいわね…
重草、シヴァ!そっちはどう?状況をわりかし簡単に。
…―――マザーとの接続【Error】
・マザーの存在が確認出来ません。
再接続を実行…【Error】再接続を実行…【Error】
再接続を実行…【Error】再接続を実行…【Error】
実行【Error】実行【Error】実行【Error】【Error】【Error】【Error】
【Error】【Error】【Error】【Error】【Error】【Error】
【Error】【Error】【Error】【Error】【Error】【Error】……
・・・・・
・・・
・
7540426854回目の接続【Error】―――マザーの存在が確認出来ません。
【仮定:1】
マザーはもう――――…
――――――――――――――――――――――
・―――個体イドの起動を確認。
?
記憶倉庫に【BugData】を認識。凍結し、不要領域に隔離・・・完了。
・自己点検を実行。修復率・・・【78%】
・現状確認―――天候:降雨、位置:コード【街道】と判断。
・行動目的の再確認―――『異能者の観測調査』
では、これより行動を開始します。
(………ここは…?…あの世ってやつか?
…ッ…痛…左目が…あれ?痛いってことは…
…オレ…もしかして、生きてる…?
…そっか、ここ…基地だ。SAGAの…帰れたんだ。
………マキメは?
……………
…そうだ。オレ、マキメを助けられなかった。
…オレが…殺したんだ………)
…? ……!! ……。………
…蝶子か。簡単にって言われてもな…
なんつーか、要は… 「愛を語って何が悪い」ってことだ
じゃ、往こうぜ。忘れたいんだ。今日は、疲れた…
―――アイシテル
シンジテル―――
ム、ムムム・・・ファミリア達が・・・
・・・ウワァーオ。ミスターR達ガ、ヤツをビィトシタのデースネ!!
・・・HAHAHA、アンラッキィデーシタネ、ミスターアルス。マッタク、アンニョイイングナヤツラデース・・・
・・・チィッ、シット!これデハミーが悪者ミタイデース。マ、否定スル気ハアリマセーンガ。
ドウデス、テピッドなコークデモ・・・プッ、スッカリ気が抜ケテマース!不味イッタラありゃシマセーン!
レイン・・・マッタク、今日ハ厄日トイウヤツデース。セッカクアフロが気ニ入リハジメタトイウノニ、崩れテシマイマース・・・・・・
おや蝶子お嬢、いらしてたんですか
まぁ・・・深く突っ込まないであげてください・・・
もう行くのか、じゃあここでお別れだ
この度シャイアーテックスに入社したもんでな、社長さんにあいさつせんと
・・・アレス。お嬢の手、握っててやれよ。失った女は一人でいいんだ・・・一人で・・・・
じゃーな、馬鹿弟よ
またどっかであったら今度こそ決着つけるからな!
おーいアシモフーどーこー?
……終わった、みてぇだな……なんだが釈然としねぇぜ。全てが全て不透明だ。
苦堕鬼は……結局、何がしたかったんだ。数千年の封印を解かれて、ここまで礼拝堂に人を集めておいて。
多分それは、ただ力を欲していたからだとかそんな理由じゃねぇ……。……くそっ、すっきりしねぇ!!
ちっ……雨も降り始めやがった。ったく、天井に穴があいてる所為でびしょぬれだぜ。
――我が輩と一緒に世界を救わないか?
……。
(俺様と苦堕鬼の間には……共通点があった。あくまで苦堕鬼の言うことを信じたら、だが)
(1つ。この世界の価値観と相容れぬ価値観を持っていること)
(俺様はこの世界の価値観を認めることにした。だが、アイツは違った。無理矢理に自分の価値観で世界を統一しようとしていたんだ)
(つまり、それが苦堕鬼にとっての「世界を救う」ということ……。俺様とは、違う結論を見出したんだ)
(2つ。アイツと俺様との最大の共通点……【邪神の残滓】、か)
(何でそんな物騒なモンが俺様の腕にあんだ? しかも、苦堕鬼もそれを行使していた……)
(吉岡邪気、か。俺様と同じ姓を持つ奴……どうやら、そいつが深く関係してそうだぜ!)
俺様は得たが……中には、失った奴もいる、か。この騒動は、一体俺様達に何を言おうとしてんだろうなぁ……。
うーん、そうかい。見たくなったのか!そうか、そうか…
おっと…雨降る月夜だよ。贅沢すぎる景色だ
紅い砂漠に映える銀の月もいいけど、こっちも悪くない
…「砂塵の墓標」が恋しくなってきたよ
あーあ。何だかんだ言って、あっちの生活も悪くなかったよな…
苦労も色々あるけれど、ご愛嬌だよ。あの程度
そろそろ止むかな。さーて、行くか… ってどこへ?
…了解。大体は理解出来た。後は任せて。…じゃ。
重草、これ被りな。ちょっと濡れてるけど、風邪引くよりマシでしょ。
私は大丈夫。馬鹿は風邪引かないって言うからね。
(上着を投げつける)
…愛を語ること、それ自体は悪くない。
ただ、愛を求めた結果どうなったかが、全てを決める。
それがどんな形にせよ、ね…
(ンニャ…なんか変なヤツだけど、いきなり暴れ出す心配はなさそうだな。)
ニャァ…どこ行ったって苦労はあるもんだよ。
前の生活に戻ったら戻ったで、どうせまた不満が出てくるもんだぜ。
ところでニンゲン、ちょっと聞きたいんだけどさ。教会の中は今、どうなってる?
屋内にいるのに濡れるなんて、ナンセンスですよね
ックシュ! あう…風邪ひきそうです…
とりあえず、これで本当の本当に終わりですかね
皆さんお疲れ様でした。ぐっどじょぶ、です
…メサイアについては、きっと深く考えないほうがいいんでしょうね
きっと、ものすごーく深いんですよ。あの人は。…「人」でしたかね?
召喚、「ピアノ」。一曲いきますか。夜想曲作品9第1番
雨の日にはこれですよ…落ち着きます
(それにしても、イアさんでしたっけ。どうして私の『眼』の名を知っていたのか…
この世界にはまだまだ謎がいっぱいなんですね〜。不思議です)
あ、あややや…指が、指がぁ〜〜
…盛大にミスりましたね。演奏に余計な思念は必要ないというのに…
さあな。…だが、ここはもう終わった場所だ。いつまでもここに
留まる訳にもいかん。宿に帰ろう。考えるのはそれからでも遅くはない。
それに俺自身かなり眠い。四人分の結界の維持と双解放で相当力を食った。
…ふ、出来るなら今此処で倒れたい位だ。それにこの雨だ。
風邪を引きたいなら話は別だが。俺は先に戻るぞ。
…宏太、強くなったな。
(ほう…メサイアを倒したか…。 ッ!!!!!来るのか…?奴が…)
なにぃ?人がせっかくしみじみとした気分に浸ってるのに…
変な口出しするなよ。生意気なネコだな
教会ねえ。ボクはさっさと出てきたから良く分からなんだ
けど、随分ひどいことになってたと見たけど
ありゃ教会と呼ぶには教会に失礼だろ…ほとんど廃墟だよ
いやー、ものすごい戦いがあってね。あちこちボロボロになってる
天井に穴が開いたり、あちこち炭化してたり、水浸しになってたり…
何をどうしたらあんなになるんだよ、ってね
驚くと思ったかい。ハハハ、ボクはこれでも肝が据わってる方なんだ
…本当はとんでもなく驚いてるけどね
しみじみとした気分に浸る前に、そのラードの臭いをなんとかした方がいいと思うよ。
…フニャー、やっぱりそうか。
カミサマの前であんな大暴れするなんて、ニンゲンってのはわからないね。
何人ぐらい生き残ってた?生き残りの中にコドモはいたか?ニンゲンのメスなんだけどさ。
オイラも驚いてるよ。
でも教会で暴れてる連中に比べたらマトモなもんだろ?
アシモフいないなぁどこいっちゃったんだろ
ん?あれは・・・吉岡・・・邪気?ヨシオカジャキ??
そうだ・・俺はあいつに殺された・・
ドクン
殺す
ドクン
殺す!ころす!!コロス!!!
ヴァアアアァァアア!!!!
・・邪気を八段あげる・・この程度じゃ死なねぇよな?
落ちろ!「嘆きの雷」!!
(宏太目がけて雷が降り注ぐ。雨なので宏太以外の全員にも弱いが降り注ぐ)
決着… そんな気分には、なれそうもねえ
ちったあ汲めよ、阿呆兄貴…
上着? 有り難いけど、返す
俺の方がずっとゝゝゝ大馬鹿だからな…
……まあ、な。結果…
俺の言う愛ってのは、世界の遍く者全てに対する公平な愛だったけど…
今回ばかりはどうも少し違ったみたいだ
ただ一人のみに向けられた、俺が知らなかった愛
間違えたから、こんな結果になっちまったのかな…
そう、間違えてたんだ。俺の愛は、公平じゃなきゃいけない
……それでも、やっぱり、忘れられるわけねえやな。ッヘ
どうするかね、これから。とりあえず生きる目的は見つけたんだけどな…
あ〜……疲れた疲れたやね……。帰る……ってのには賛成だな。オレも疲れたよ、剣なんざ使うのは……だな。
………………
…………
……
コウタもフーリエも思う所あり、アキトは先に行った、と。オレは辞めた手前宿には帰りたくない、さりとて負い目の有る礼拝堂にはいつまでも居たくない……まいったね、どうも。
どうしましょうか、アスちゃん? 契約切れ男の愉快な仲間達と来る気は無いかい? ここのシスターさんが呼べば一瞬で帰れるみたいだし、悪い話じゃないと思うんだけど……どうよ?
今ならフローディアの下着25枚が着いて来る! ……ダメかな?
……あぁ、ついでに流行りの電気マッサージも付くっぽいなぁ……やれやれ。
《文珠・属性は地!!!!》
バシュウウウウ!!!・・・・・・ゥゥゥゥゥゥ・・・・・・
頭を冷やせ、破壊神。彼の名は《吉岡宏太》だ。貴公を殺したという《吉岡邪気》とは違う筈だろう・・・?
やれやれ、随分序盤から後ろに下がっていたからな。少しは回復したか。
尤も、貴公とまともに戦える程の力は未だ戻っていないが・・・。
宏太殿、エターナルセンゴクを拙者に。
・・・貴公が退かぬならば、届かぬ処まで逃げるまでの話。
どちらでも構わぬだろうが、貴公も納得の上の方が良いだろう・・・?
シン殿に、フーリエ殿だったな。念の為、貴公らももう少し拙者の方へ・・・
…なっ!クソッ、完全契約型か!
ったく、魔剣は取り損ねるしファミリアは消えるし…今日はお互いにツイてない。こんな日は帰ってとっとと寝るに限るよ…
それじゃヘルツォ…じゃなかった薄明、先に帰ってるぞ。
うだー、ラードらーどってうるさいんだよ!
キミらが気にしなければいいだけの話だろ!
生き残りって言われてもねえ。死人はでなかったんじゃないかな
ちらっと見て重傷っぽい人はいたけど、ホトケはいなかったような
…その代わり、かわいそうなコが四人ほどいたみたいだけどね
あー、コドモ?ボクに言わせればみんな子供みたいなもんだよ
強いて言うなら、教会のシスターとか
それと…あ、あれはちがうな。若作りだ…
えーと、あとは…そうだ。ボクの知り合いのフーリエちゃんってのがいてさ
なんかぼんやりしてそうなコなんだけどねえ
あれで中々根はしっかりしてるんだよ。多分
…あ。せめて別れの挨拶でもして来ればよかった…
まあこんなところかな。他にもいるっちゃいるけど、コドモと呼べる歳じゃなさそうだしね
んー?そりゃボクはマトモもまともさ
たまにマッドサイエンティストみたいに言われるけどね、これでも常識がある方と自負して…
…あら、雷様のお出ましかい。ずいぶん急だな
おい。どこでもいいから適当なところに隠れるぞ
あー、あそこでいい。崩れかかってるけど、まあ大丈夫だろ
凄い戦いだった…けど、僕の出番は無かったな。
ああ、Rさん。お久し振りです初めまして。前回は失礼しました。
デ・ムーロンは大丈夫ですか?あれ程の力を使って…
貴方も怪我をしているではないですか。
本当は格好良く助けに駆けつけたかったんですけど…
彼は強くなりました。
「これ」を彼に返して頂けませんか?僕が直接渡すのが一番なんですけど、
勝利の時に水を差すのも何ですから。
水の魔剣は僕にじゃなくて、直接あっちに持って行く様に言って下さい。
僕の正体…?それは秘密って事で。追々分かりますよ。
余り長居するのもアレですから…また、どこかで会いましょう。
終わった…ようだな…!!!!!!!
ムーロン…仇はとったぜ!!!!!
[ああ…感謝するぜ、夢朗。あの手は俺には思いつかなかったぜ…。
自分の土俵に持ち込んで勝負する……か。]
《そんな考えがあったわけじゃねえよ。俺はただ正々堂々と戦いたかっただけだ。》
[それはそれでまた恐ろしいな……。まあ、なんにせよお前の勝ちだ!!!!!!喜べよ!!!!!]
ああ…俺が、勝った……『神』に…!!!!!!!!!!!!!!!
まだ実感がわかねえが……やったぜ!!!!!!!
辰正、村雨、R様、そしてデ・ムーロン…みんなのおかげだがな…。
よくやった‥誇りに思っていいぞ、夢朗よ‥‥!!!!!
さあ、こんなところで祝杯を挙げるのは余りにも風情がなかろう。
帰還するぞ!!!凱旋だ、胸を張れ!!!!
次元転移、『協議会の聖域』より『礼拝堂』!!!!
(ブゥン)
何だ何だ、外は雨か!?
全く、雨も嫌いではないがこの勝者の凱旋に水を注すな!!!!!!!!!『第二の日の出』!!!!!!!!
(雨が上がる)
そう、これでいい。
薄明、アジリィ。勝ったぞ。そう心配そうな顔をするな。
今日は気分もいいし、怪我もしているからな‥‥ここにいる連中は見逃してやるか。
帰るとしよう‥‥‥‥。
>>579 む?私を知っている‥‥誰かな?
ああ、夢朗は大丈夫だ。体力を使い果たして、今は気力だけで立っているような状態だが、命に別状はない。
『これ』は‥‥わかった。私が責任を持って彼に渡しておこう。
ちっ…結局勝てなかったか…。
しょうがない。
ああ…蝶子…だったか?
うむ、もし縁があれば…また会おう。
……!!
シヴァ!!何をしている!!?
……やる気なら手伝うが?
おや、R様に…夢朗。
勝ったのですね…さすがに今回ばかりは不安でしたよ……。
……二人ともひどい傷だ。一応治療しておきましょう。
ん?下枝さんか…それじゃあR様のほうは任せた。俺は夢朗をやるよ。
ああ、シヴァ。悪いがもう少し勝手に遊んでいてくれ。
おやおや、消えちゃったよ。
魔法にはあんまり詳しくないけど、あの消え方は…完全契約が切れたときのやつだね、きっと。
ってことは…勝ったんだ!!!!R様が勝ったんだーー!!!!!!わーい!!!!!!
ってR様!!!お帰りなさいませ〜〜!!!!わ、ひどいお怪我!!!!待ってください、今すぐ直しますからってアジリィ!!!!邪魔しないの!!!!
あんたは夢朗君でも直して…いや治してだっけ?まあどっちでもいいや。とにかく夢朗のほう行ってなさい!!!
R様……本当に良かった…。もしあなたに何かあったら、私は…私は…!!!!
気にしないなんてムリだね。
オイラのハナはニンゲンよりもずっと敏感なんだ。
ニャァ、誰も死ななかったのか。そりゃよかった。ネコ仲間もみんな無事だといいんだけど。
あの兄ちゃんの言ってたことはホントみたいだな。頑丈なヤツらだ。
可哀想なコ?大ケガでもしたのか?
…そういやアンタ、教会から出てきたとき機嫌悪そうだったなぁ。何かあったのか?
…アンタもコドモのくせに。…ンニャ?若作り?…ソイツだー!
オトナのくせにいきなりコドモになったヤツ!そっか、アイツも無事か。
フーリエ?…ふぅん…
メスと仲良くなりたいなら、次に会うまで自分を覚えててくれるようにしっかりアピールしなきゃダメさ。
別れのアイサツを忘れるなんてサイアクだね。
…ホントにマトモなヤツは、ラードのニオイなんかプンプンさせてないと思うけどね。
ニャ…雷!?さっきみたいに直撃寸前なんてのはゴメンだよ。早く隠れよう、隠れよう。
(
>>575 俺様達の中で最大の功労者はアンタだな、シン! ありがとよ!
まさか魔剣を使いこなして苦堕鬼に挑むなんて思いもしなかったぜ! 空の邪気眼も絶好調だったみたいだしなぁ!
(
>>568 「人」、か。どうなんだろうなぁ、古代人が作り出した「兵器」っつー話だけどさ……俺様にゃ、難しすぎるぜ。
だが……俺様も、ああなる可能性はあった、ってことか。吉岡邪気といい、何処までもこの世界は俺様に繋がりやがる!
いや……良い曲だ。やっと終わったんだな……やれやれ、最初はただの好奇心が、とんでもねえ事態にまで発展したもんだぜぇ。
(
>>599 ってアキト、帰るのか? お疲れさま、だな。
随分と助かった。フーリエやシンも、そう。まだ出会ってから一週間と経ってないのにな。
なんだか、俺様の中でお前らの存在がかなり大きくなった気がするぜ。ありがとうな……アキト。
(
>>573 ――!? なっ、なん……!!
(吉岡邪気、つったか今!! アイツに殺されたってどういうこった!!)
(アイツ、吉岡邪気と何か関係あるのか!? っつーか俺様を見て吉岡邪気と勘違いしたっつーことは……)
(俺様、もしかして吉岡邪気と瓜二つの外見だったりするの、か? って、そんなこと言ってる場合じゃねぇ!!)
ダメだ、やられ……ッ!!
(
>>576 ……さ、さんきゅ……いや、いいよ。ちょっと待っててくれ。
エターナルセンゴクの邪気を借りちまったみたいだな……ありがとよ。助かった。
……吉岡邪気に殺された、か。全く、どうやらどうしても俺様はこの世界に巻き込まれるみてぇだ。
……すまねぇな。俺様は吉岡邪気じゃねぇけど……俺様に何かしら関係があるんだろ?
良かったら……教えてくれないか。その、吉岡邪気って奴に殺されたときのことを。何で吉岡邪気を、恨んでいるのかを。
(……どうやら向き合う時が来たみてぇだぜ、吉岡邪気さんよぉ……てめぇは、俺様の何なんだ?)
おお、コワ…どうにも雷ってのには慣れないんだよな。くわばらくわばら
機嫌悪そうだったかい。何があったかは訊かないでくれ
…あれだよ。どうにも「ニンゲン」ってのは身勝手だよね
辛いんだ…早く「人間」になりたい
へ?あの若作りと知り合いだったのかい
ふーん、そうかい。ともあれ無事でよかったね
…サイアク言うな。挨拶なんてできる精神状態じゃなかったんだ
だってあんな言い草、誰だって腹が立つさ
…や、雨が上った。降るのが急なら止むのも急かい。妙な雨だなあ
さーてと、そろそろ帰ろうかな。「墓標」へ。路銀はなんとかなろう
じゃあねネコくん。三味線にされないように注意したまえ
さて…シンよ。
覚悟は出来ているな?"空"の眼を封印するぞ。
ニャァ?ニンゲンは身勝手で辛いからニンゲンになりたい?…ヘンなの。
でもオイラから見ると、アンタはニンゲンの中じゃマトモな方に見えるよ。ラードのニオイさえなけりゃね。
ササミ一個−ヘンな首輪分の恩があるからさ。
…そうだね。怒ってるとこはカッコワルイし、あんまりメスに見せたいもんじゃない。
ま、次に会ったときに忘れられてたら縁がなかったと思って諦めるんだね。
…通り雨だったみたいだね。
じゃあね、ラードニンゲン。アンタこそイヌに襲われないように気をつけろよ。
…まあ、あのくらくてじめじめしたところにいるくらいだったら
おまえのしょうゆがおみてるほうがましだぜ。かりけいやくきかんえんちょーしてやんよ。
かんちがいすんなよ、おまえはまだおれのますたーじゃない。ますたーにふさわしいやつが
みつかるまでついてくだけだかんな。あとしたぎはいらない。でんきまっさーじもだ。
>>585 そりゃ、やるときゃやるのよオレも。まぁ、アスタロスがいなきゃ三下も良いとこだがねー。
何より、コウタも大活躍だったじゃない?
>>589 ん、わかった。よろしく頼むよ、アスタロス。
しかし下着は兎も角として、雷はエターナルセンゴクの人がどうにかしてくれたみたいね。感謝感激。
……そんで、最悪な事に眼を狙うヤツがきやがった。"天"だか"冥"だか"時"だか知らないが、やるってんなら相手をしてやる。
ただし、プレートも使って……だがな。
ほう…シン、貴様に眼をくれてやった俺を忘れるとはな…
安心しろ…殺しはしない。"眼"を閉じるだけだ…恐れるな…
おっと無駄な抵抗はよせよ?
よく分かんないけど…終わった…のかな。
>>590 …あー、そこの貴方。ちょっといいかしら?あ、私の名はフローディア。
そう…貴方の持ってるその下着の持ち主。
…さて、不思議よねぇ…どーしてアンタが私の下着を持ってるのかしら?……殺さないから三十行以内で言ってみなさい。
永遠戦国か
何故そいつを庇う!そいつはこの世界を壊すかもしれないんだぞ
チィ、属性変化はやっかいだな
逃げてもいいが、俺は次元蝶でどこまでも追い掛けるぜ
お前がシンか。風の噂にきいている
お前には手出しできん。なんせ、同族殺しはタブーだからな
こんな雨の日だったな、お前に殺されたのは
覚えてなくて結構。お前から見たら俺なんて何千と殺した機関連中の一人でしかないもんな
恨む理由?そんなん簡単だろうが
お前は俺から人生を奪った!仲間を奪った!これ以外何を理由にしたらいい?
でだ
なんでお前からドーヴァンの匂いがするんだ
…忘れない方がいいさ。
この世から消えたとしても、忘れない限り生きている。
例え思い出だとしても…死んだ人間にとって一番辛いことは『忘れられる』ことだと思う。
どんな記憶にせよ、誰かが覚えている限り生きた証は残り続ける。
ガジュも、あいつも…ずっと私の中で生きてる…
とりあえず、今は寝なさい。どうにもならない時はどうにもならないからね。休むのが一番だよ。
わははは…イヌなんか皮剥いで辺境人に売りつけてやるさ
もう一度砂に埋もれるのも悪くないかもしれない
だって、この世界は辛すぎる…
…なーに言ってんだか、ボクは
「揺れる、揺れる、黄金の風。死を運ぶ人喰い風」…
砂がボクを呼んでるんじゃない。ボクが砂を恋しがってるんだ
ジーンケード:一時退場?
>>591 生憎と名乗りもしなかったヤツを覚えちゃいないよ。……それに、だ。どうにもオレは、力を使いすぎたらしい。
この眼がなくなったら何が起こるか予測もできない……そんなのは御免被るぜ?
>>592 おや、これはこれはご機嫌麗しく無いようで。これは貧困な私を哀れに思われたシスターマチルダから、お恵みとして頂く事となりました。
(やれやれ、ついてないね。まったく……どこまで騙せるかはわからないが、基本いい人そうだ。余計な事を言わなければ死にかけるだけで済むだろう……)
>>593 (同族……なるほど、マキメ……いや、シヴァ……様か。やれやれ、八方塞がりかね。人に様付けるなんてガラじゃないんだが……。下手に声を出せばロクな事にならん、礼でもしとくか)
(
>>587,590-591
え、何だ、どういうこった!? シンに眼を与えてやった!?
眼って邪気眼のことだよな……邪気眼って与えることができんのかよ!!
っつーか待て待て待て……アンタ、一体何者なんだ。さっきから混乱してるぜ……。
(
>>592 (まぁこりゃシンの自業自得っつーか何つーか……どんまいとしか言いようがないな)
(
>>593 世界を、壊す、て……
――ただ確実に言えるのは、それは無限の可能性と危険性を秘めた代物であるということ。確実に、世界の脅威となることだ。
――その内世界は、脅威を殲滅せんと君を抹殺しにかかるんじゃないか? 断言は出来ないが、そうなる可能性は非常に高い。
――だからこそ我が輩はその力が非常に欲しい。世界から恐れられる危険性を秘めたその力、是非とも我が物にしたいのだ。
ちょ、待て。落ち着いてくれ……アンタ、カノッサに所属してる奴か?
ドーヴァンは……確かに、俺様が倒した。俺様達を狙ってきたから、倒した。
だが仕方なかったんだ! それに、俺様は吉岡邪気じゃない! 吉岡宏太だ!!
って、同族って……アンタ、一体……?
ああ…なんだかまた変な事になってきてる…
良く分からないこと言ってるし、なんなんですか〜
あの…せっかくメサイアも消えて一件落着したんですし
しばらくは休戦ってことで、ダメですか?
ケンカはやめましょうよ〜。ね?
…砂、か。…なんかトイレ行きたくなっちゃったな。
───しばらくお待ちください───
ザッ、ザッ…
…ふぅ、スッキリした。
さて、このジーピーエスとかいうのがついてる首輪、なんとかして外さないと。
プレートみたいにヘンなもんだったらイヤだしな。
カリカリ…
…取れない。
ブンブンブン!
…取れない。
ゴロゴロジタバタ
…フニャー!取れないニャー!
・・・彼の名は《吉岡宏太》。《吉岡邪気》ではない。
貴公の勘違いでは有り得ぬのか?
貴公と拙者では考え方が違う・・・たとえ彼が吉岡邪気と関係を持つ者だとしても、拙者は彼の側に付く。
今の世では吉岡邪気の名を聞けば、忌み嫌うか利用するかという考え方しか持たぬ者ばかり。だが、それは絶対的に正しい考えでは無い。
その考えを生み出した要因は、私欲故に争う者共の生み出した吉岡邪気のレプリカ達が本来の姿を見失い、有り余る力を世界の均衡を乱す方向へと向け始めたからだ。
少なくとも、神風一族には・・・吉岡邪気の本質は《均衡を保つ者》であると伝えられている。
・・・吉岡邪気に殺された貴公には、そうは思えぬのだろうな。それも致し方のない事だ。
だが、拙者は信じる。世界を乱し、残虐なる行いを尽くすそれらは、あくまで吉岡邪気の本質を離れた者達に過ぎぬと・・・!
拙者も《均衡を保つ者》の一人・・・いざとなった時、弁えるだけの力はある。
シヴァ、退いてくれぬか。せめて今この時だけでも・・・。
・異能者の行動を予測……「ヒト」の群れを作る性質から「街」あるいは「村」
における発見確率が高いと判断します。
・「街」「村」への最良ルート選択―――【Error】
『地理』『方角』の情報が不足しています。
【Thinking…】―――街道に沿って行くのが最善と判断。
思考に基づき、移動を開始しま――――(ふみっ)
?
……。
―――足元に小型哺乳類の存在を確認。外観から、呼称『猫』と判断。
コンコンッ
もう起きたか?入るぞシマ。
ガチャッ
…おはようガッデム。調子はどうだ?
って、聞くまでもねーか。
あー…怪我はその、もう治りかけてるみたいだ。しばらく休んでな。
用があったら内線で呼んでくれ。自分は部屋にいる。
じゃあ、後でな…
ああ、そういえば元の身体に戻ったんだ
どうだ良い男になって… ない?
なんだ、いつの間に元に戻ってんだよこりゃ…
ああ。どっかの医者が言ってたな、そんなこと
…忘れねえよ。しっかり抱いておかないと、零れちまいそうなヤツだから…
もし生まれ変わったら… ……いや
アンタ、まだ… そうだな
寝ろってかい。…なんだか寝るのが怖いんだ
子守唄でも歌ってくれないか?
…冗談だよ。もう、寝る……
フギャーーーーーーーーーーーーーーー!!!1
シッポ!シッポ踏んでる!イタイ!足どけろ!
…ニャ…しまった、思わずいきなりニンゲン語喋っちまった…
…え、えーと…オイラ怪しいもんじゃないぜ。
ビックリネコでもないし、プレートなんて持ってない。ホント、ホント。
だから、驚いたり暴れたりする前にとりあえずその足だけでもどけてくれないかなー…って…ダメ?
………あ…リキエル。
…無事みたいだな。よかった。
ケガは治った。左目以外は問題ない。もう動ける。
何かすることがあったら言ってくれ。
…ごめん。マキメを助けられなかった。
気が済むまで殴ってくれ。
…なんかまた話がややこしくなりそうだけど…とりあえずアンタ、まあ、ちょっとこっちに来なさい。
(ドカッ!)
…どこの世界に女性用下着を男に恵むシスターがいるのよ!この変態紳士がっ!
死ね!全国の女性に「生きていてすいません」って言え!(ズカッ、バキッ、パシーン、メメタァ!)
…
……
………
ふー、すっきりした。
…とりあえず私の下着はちゃんとと返してもらうからね。
さー、寝よ寝よ。寝て何もかも忘れよう。
子守唄ねぇ…ちょっと守備範囲外だね。
代わりと言っちゃなんだけど、今は側にいてあげる。
……しかし、そろそろ私もタイムリミットかね……
――重草へ
今度話したら多分名残惜しくなってしまうので手紙にします。
最初に言った通り、私は騎士団に帰還します。そこでどうなるか解らないけど…
良くて謹慎、悪くて除名かな。いや、最悪首が飛ぶかもね。
何にせよ、今まで楽しかったよ。ガジュと同じ位重草のことも好きだから。
ずっと、忘れない。生きてたらまた、何処かで会いましょう。
追伸:一応通信機の周波数教えとく。ガジュのがある筈だからもしもの時は
25.58に合わせて。出来る限りの事はする。
それじゃ。元気で。
…ま、私が心配しなくてもあんたなら強く生きていくでしょうけど……バイバイ。
【蝶子…『泡沫の騎士団』に帰還:一時退場】
そうか……
まあいい、俺は秋山悟だ。
呪われし子供達計画で開発した人工邪気眼を貴様に与えたのを忘れたか?
とにかくその"空"の邪気眼を封印するぞ。
気付いているとは思うが"空"に頼らずとも十分な力を持っているだろう貴様は。
来るべき事態に備えて人工邪気眼を回収して回ってるのだ。
>>606 ──『面白くも無いのに笑えませんよ』
これは有名な俳優が面接で言った言葉だそうだ。
それと同じようにオレも、悪く無いのに謝る事はできない。
それと同時に、オレが彼女の手によりどうなったのか、とても語る事はできない……──
……なぁ、コウタ……もし、オレが死んだら、オレの体は燃やしてくれ……上がる煙が、きっとひょろながくて、しょっぱいだろーよ……
>>608 あぁ……アンタか、懐かしいもんだね……だが、答えはNOだ。何度も言わせるな、オレと眼は同化している……失えば、オレはオレじゃなくなるだろうよ……力とかじゃ無いんだ……
何より、女手一つで死にかけるオレに、力が有るとも…………
…なら、殺して奪うまでだ……
そうだな…黒崎から譲り受けた"冥"を使ってみるとしようか。
キュゥウゥゥン!!
ハハハ、これはなかなかいい。
出でよ冥皇鎌!(亜空間からかなりの大きさの鎌を取り出す)
…さあ、来るがいい…
(奴は"空"にとってイレギュラーだ…同化などは起きん。)
・―――猫のヒトの言語による会話を確認。
……?
この世界にケットシー種はいないと記憶していたのですが……。
・記憶倉庫の確認―――【Error】精霊生物の生態情報は入力されていません。
【Thinking…】―――現状から、最も確率の高い事象、
『未入力データにおける情報の存在』と仮定します。
当事者より、プレートの保持はしていないとの情報を入手。
よって、対象をノーマルな精霊生物と認識しました。
・請願への解答―――【Yes】(足をどける)
生態へダメージを与えたことを謝罪します。
【質問1】
……ところで、あなたはこの近辺の街、あるいは村の所在地を把握していますか?
フニャー、痛かった…
…街?それならすぐそこにサーショってとこがあるぜ。
オイラの庭みたいなもんだ。ナワバリじゃないけど。
案内するか?
『街』が『庭』?【Thinking…】……成程、あなたは権力者なのですか。
・解答―――【Yes】
個体『イド』から、『猫』に感謝の異を述べます。
では、案内を。
権力者ってほどでもないけど、ボスとはそこそこ上手くやってるぜ。
そろそろボス交代の時期だけど、今のボスとナンバーツーのチャトラのどっちにつくか迷ってんだ。
ケンカじゃチャトラが有利だけど、手下の数じゃボスの方がずっと上だからな。
…ほら、ここが一番賑やかな広場だ。
あっちが大通り。サカナ屋は五軒。そっちの通りには二軒。
あそこに見えるのが教会だけど…さっきビックリニンゲンどもが暴れたせいでボロボロだ。
…他になんか見て回りたいとこはあるか?
…は?
…気が済むまで殴れ、ねぇ。そりゃ、『お前の気が』済むまでか?
自分にだって分かる。
今のお前はさ、誰かにどやされたい。怒られたいんだよ。
そうすれば、お前の心にはそれが断罪になる。自責の念から少しだけ逃れられる。
違うか?いいや違わない。何故なら、自分もそんな気持ちだからさ。
けど、自分はそれじゃ駄目なんだって思ってる。
アイツ、自分やお前を次元蝶で基地に飛ばしただろ?
あるいはシヴァの奴のきまぐれかもしれねーが、自分はマキメの意思だと思うぜ。
アイツは最後まで自分らの無事を考えた。自分らを生き残らせてくれた。
なのにさ…いつまでもヘコんだままじゃあいけねぇのよ。
アイツの為にも、強く生きにゃあならん。苦しい事からは逃げるんじゃなくて、受け入れにゃあならん。
だから、自分はお前を殴りたくはない。お前を逃げの方向へ追いやりたくない。
ただし…
ヒュゴッ!!
すっきりしたか?…あ〜、拳が痛ぇ。慣れない事はするもんじゃねぇや。
前衛転向はやっぱ向いてねーかもな。
お前は自分と違って、慣れてないってのもあるだろーよ。だから、一発だけくれといてやんよ。
今の一発、ま〜たお前に貸しが増えたな。これ以上は自分に貸し作んなよ、相棒?
利子は高いから早めに返しな。自分にじゃなく、SAGAにな。
[「眼」による空間歪曲転送・・・完了]
[常設定で自己診断・・・損傷なし]
[座標誤差を徒歩にて修正します]
目的:物証の消去
目撃者の記憶操作
「共鳴者」の探索並びに収容
[封鎖区域内にUHF通信を検出]
解析結果:GPS受信機と判明
(不自然な通信。無価値な情報との判断も可能ではあるけど・・・)
(罠の香りがする。引っかかってみるか。)
送信:カノッサ機関諜報部
代替の工作員の派遣を要請
下手に礼などするな、逆に不審に思われるぞ
お前にゃ手出しはしない。声出して平気だ
『元』カノッサA・N・G・E・L天使長のシヴァ、マキメ=シヴァユグドラシル。最初で最後の『半』森龍族さ
お前が・・お前がドーヴァンを!一体何人殺したら気が済むんだ!!
・・・俺から何人同胞を奪ったら気が済むんだ・・・・
《均衡を保つ者》ねぇ
だがもしこいつが他の連中みたいに破壊の限りを尽くした時どうする?
責任取れんのか?
秋山・・・?あの馬鹿ッセアと一緒に森焼きに来た小僧か
うぜぇうぜぇ・・今日は後味の悪い日だ・・・・
落ちろ、『怒りの雷』
(この世界を縛る柵は複雑に絡み合い、まさに地獄絵図の様相を呈しているようだ)
(この世界の奴らは自分たちの世界を悪く言われることに不快感を抱いていたが、どうだろうか?)
(この世界の現状に果たして満足していると言えるのか? 否、言える訳がない)
(この世界は命で命を洗い流し、血で血を染め上げるサイクルが秩序を支配する世界)
(この世界で得られる幸福とは刹那で終わる。再び目を開けた時には大地が真っ赤に染まっているだろう)
(この世界で得られる幸福とはもしや平和などではなく、戦いにあるのだと言うのか?)
(この世界の価値観とはクズみたいなものだ……もしそうだとしたならば。生きることとは万人に許された権利であるべきなのだ)
(苦堕鬼が「絶望をもって希望を打ち砕く」と言ったのは、希望なんて持っていてもこの世界では何の意味もなさない)
(そういうことなのだろうか。だから奴は最初から、絶望によって世界を浄化しようと、そういうつもりだったのだろうか)
(嗚呼、苦堕鬼の心が紐解かれていく。これは俺様が奴と同じだからなのか? このマキメ……いや、シヴァが言うように)
(俺様には世界を破滅させかねない可能性<チカラ>がある……すべては、おれさましだい……)
……うるせえええ!! 下らねぇんだよ!! どいつもこいつも!!!
(雷が一斉に結晶と化し、消滅する)
……シヴァ……確かにドーヴァンを殺してしまったことは……”俺”も責任を感じている。
俺にもっと、このチカラを制御出来る腕があったなら……殺さずに済んだだろう。だが、これだけは分かってほしい。
俺は吉岡邪気とは違う。意味もなく、いや、意味があるにしろ殺戮や破壊の限りなんて尽くさないと誓う。
ドーヴァンを殺してしまったことにはそれだけの意味がある……頼む、分かってくれ。この、通りだぜ……。
(地面に膝をつき、頭を下げる)
>>617 ほう、これはマキメ君じゃないか…
失礼、"失敗作"くん。
別の自我が目覚めてしまったようだな。俺を知らないとはな。
まあいい、シマ…"空"の眼を取り出させてもらおうか。
…うん。多分そうだ。
オレの気が済むまで…でも、死ぬまで殴られたって気は済まないと思う。
…死ぬわけにはいかない。これはマキメからもらった命だから…
逃げたって逃げられない。オレがマキメを殺したんだから…
…わかってる。頭ではわかってる。…けど…
…ぐっ…!
…サンキュ。やりたくないことさせて、ごめん。
借りは…返す。絶対。
っふ‥‥つい今し方終わったばかりだと言うのに‥もう新たな戦いが始まっている。
全く世も末だな‥‥まあ、このような末法の世だから我々が儲けさせてもらえるんだがな。
アジリィ、夢朗、下枝。我々は一旦この場から帰還するとしよう。
これ以上ここにいても良い事は無さそうだ。
一段落着いたら‥‥またこいつらとやりあうのもいいかもな‥‥‥。
まあ、細かい事は帰ってから考えるとしよう。
プレインズウォーク
次 元 渡 り‥‥‥‥‥!!!!!
【シャイアーテックス、一時撤退】
【助言1】
記憶倉庫を参照の結果、一般的な権力闘争においては、
優秀な策士≧数>個人の能力であるというデータの存在を確認。
よって、NO2に優秀な策士がいない場合は数で勝るNO1に付く事を
推奨します。
・海産物販売店の位置情報を記憶――――完了
・教会の位置情報を………空間における邪気の濃度が高密度。
先頃まで異能者、あるいは魔剣に属する物が存在していたと判断。
【Thinking…】―――異能者が行動を起こした箇所に
長時間滞在する可能性・・・【低】
ニンゲンに紛れ、街中に潜伏している可能性が高いと判断します。
【行動を選択】
破損した左腕の修復率・・・『34%』
エネルギーの不足により、修復が遅れています。
……。
順序の決定…『完了』。破損箇所の修復を優先。
・【解答1】―――【Yes】
経口摂取できる食物を探しています。
可能ならば、近辺においてそれが可能な場所の紹介を。
そうか。それじゃボスにつこうっと。アンタ頭いいんだな。
あの教会はさっきまで大火事で洪水で突風で雷だったんだ。
近寄るだけでシッポの毛が逆立つよ。まったく…
…ん?アンタ、腕ケガしてるのか?
食べ物が欲しい?任せろニャー。そこのサカナ屋から盗ってきてやる。
ちょっと待ってろ。
ブゥン…
…ちゃんと消えたかな?…うん、大丈夫。
ははは… アンタ優しいな。 …眠い、寝よう……
・・・
・・
・
ありゃ、いなくなってる。どこ行った?
…手紙? 手の込んだことするなー、どれゝゝ
なんだいこりゃ。やたら不安になるようなこと書くな…
結局騎士団に帰ったのか。あいつなりのケジメのつけかたかね
俺にはそんなことできそうもねーな。逃げるわ。逃げる…
…で、また勘違い、か。俺はそんなに強い生き物じゃないって
夜霧とか、月光とか、何かに包まれていないと怖いんだ…
…なんでこんなに寂しいのかね。俺も変わったのかな
一人になっちまったな、また。どうすんべ
生きる理由は有るけど、生きる目的が見えてこない… 退屈
雷鳴? この感覚は… シヴァか
何をまた怒り狂ってるんだかな。わけ分からん
さーて、迎えに往ってやるとするか…
(あれだけの雷を、一瞬で・・・しかも、彼は疲弊していた筈だ。
計り知れぬ底力・・・その力の向かう方向性はどうあれ、強大な可能性を秘めている事には間違いあるまい。)
宏太殿・・・それが、貴公の答えか。
して、シヴァ・・・貴公も破壊神ながら、彼の真摯なる訴えを理解するだけの知と情は持ち合わせている筈。
今は、ここまでにしてくれぬか・・・?
・・・責任、か。その為の《エターナルセンゴク》だ。
貴公も拙者も人を殺す事は出来ても、人を生き返らせる事は出来ぬ。
彼が現し世の平和にとって必要な存在だと後になって知たとしたら、拙者にも貴公にも責任など取れぬよ。
・・・一先ず、ここから退散させてもらおう。
貴公が追う追わぬは自由。どちらにせよ《もう一人》の手前、落ち着いて話す事も出来まい。
《エターナルセンゴク・空間転移!!!》
バシュンッ!!!
シュウウウウゥゥゥゥゥゥ・・・・・・・・・
・・・灯台下暗しとは、よく言ったものだ。
アキト殿の気によれば、貴公らの宿は此処の様だな。
シヴァが追ってくるとすれば、転移の力の痕跡を辿る筈。
拙者はこのまま、別の地点へと転移する。さすれば、貴公らが奴に見つかる事は無いだろう。
宏太殿。貴公の往かんとするのは、危険に満ちた茨の路。
だが、貴公には仲間が居る。絶望に呑み込まれそうになれば、彼らを頼れば良い。
貴公らも何卒、肝心な時に役立てぬこの拙者に換わり、彼を支えてもらいたい。
・・・あまりぐずぐずとしてはおられぬな。アキト殿に宜しく伝えておいて下され。
では、さらば・・・!!
バシュンッ!!!
[GPS情報をトレース]
(教会には向かっていない。そこが目的地ではないのか?)
(先ほどの気配は気のせいか。あるいは――まあいい。今なすべきことは・・・)
[目的1:物証の消去 遂行ためのプロセスを続行・・・教会を爆破します]
・・・流石は吉岡の名を持つ者、雷くらいわけねぇってか!!
大の男がみっともねぇな、顔あげろ!
ゴンッ!(ずつきの音)
永遠戦国とシンに免じて今回はこれで見逃してやる。感謝するんだな
だかお前のやったことは罪だ。俺はお前を許さない。そこを肝に命じとけ
・・・去ったか
追ったところでどうせ別々に別れるだろうな。深追いは禁物禁物
・・・生きる目的ができたな・・・
・・・・・・・・・・・・・・・よし。
気付いていないだろうが"空"の眼はここにあるぞシン。(眼が白く輝く)
さて、これからどうするか…?
いた。おい、シヴァ。こんなとこで何してる?
文字通り一人相撲ってか? ヒハハハ… いや、冗談だ
誰かと喧嘩してると思ってたんだがねー、見当違いだったかな
そういや蝶子がいなくなっちまったんだ。行方不明ってわけじゃないんだけど
…俺はこれからどうしたらいいと思う?
・個体『イド』から『猫』に追加の感謝を行います。
!
・『猫』の透明化を確認。
この世界のケットシーのデータを追加――――【光学迷彩能力の習得可能】
では、『猫』の帰還までこの場での待機を実行します。
>>610 うわぁ……天で、冥か。……どうしたもんかねぇ……
(そも、眼とは目に非ず。だが、一体なんなのかをオレは知らない……普通は目に見えない何かだとは思うが、そんなものを人工的に入れるってのはどんなもんだ? 抜くとかって害が有りまくりな気がするんだが……
ここ最近使いまくってるし……オレが空の邪気眼を持ってるんじゃない。空の邪気眼もオレなんだ。そんな気がしてならない……)
>>617 じゃ、お言葉に甘えて……どうも。
(つっても語れる事も特になし……どっちに味方する訳にもなぁ……とほほ……)
>>625 おぉ……こりゃ有難いね。余計な手間も省けるし……
……感謝を。
(……? 何に感謝を? ……おかしい。オレが手にもってるのは何だ?)
なぁコウ──……
(誰だ、コイツらは? 何で隣にいる? いや、落ち着け……ハードボイルドは慌てない……ってかここは何処だよ? ……俺は森に居た筈……
森がどうかしたの? ……どうして森なんて考えてるの? 家に帰らないと……お家に帰りたい……)
お母さん……帰りたいよ……お母さん……何処にいるの……うぅ……
…えーと、とりあえずは助かりましたかね
永遠おじさん、ありがとうございましたー
それにしても宏太さんって色んな人に狙われますよね
やっぱりこれも「吉岡」のサガなんでしょうねー
う、わ!? シンさんどうしたんですか。…幼児退行?
えーと、幼児退行即ち自分の中に鬱積した感情がなんらかの原因によって溢れ返り
「自己」を保持できなくなった結果本来の自我が消える代わりに
幼いころの記憶と自我に回帰してしまうこの現象を解決するには
ゆっくりと時間をかけて心を癒し徐々に現在の年齢にまでその精神を引き戻す
回復にはそれなりの時間がかかり急激な回復は期待できない
この現象の原因としては多く精神的なストレスによるものである!!!!
…じゃなくて、どうしましょうね
とりあえずは心に溜まったストレスから開放してあげればいいんですけどね
一体ストレスの原因はなんなんでしょうか… それが分かればなんとかなりそうですけどね
んお?アレスか
さっきまではいたんだが、どっかいっちまったよ
・・・久しぶりに同族のやつをみた。最近懐かしいやつに会いすぎだな俺。早いうちに死んじまうのかな?
なんてな!生きる目的があるってのに死ねるかってんだ!
はぁ!?お嬢が行方不明ぃ?
で、いくとこないからって俺のとこ来たのか
・・・まったくをもってお前らしい
俺もアシモフのやつを探してんだが見つからなくてな。次元蝶使おうにも次元を渡ってる最中みたいで、飛べないんだ
つまり、俺も行くあてがないってこった
…ニャァ…フニャァ…欲張り過ぎた…ニャ…
盗ってきたぞー、シマアジ。ちょっと引き摺っちまったけど。
…って…あ、そうか。透明のまんまだったっけ。
…ブゥゥ…ン…
ほら。美味そうだろ?
他にも何か食うか?透明になっちまえば、いくらでも盗み放題だぜ。
(
>>627 俺のやったことは、罪……ああ……分かった…………。
なんて言うと思ったかハゲ!! 下手に出てりゃいい気になりやがって!!
いいか、おつむが悪いお前の為にもっかい親切に解説するぜ?
1つ、俺様は吉岡邪気とは別人だ!! だから吉岡邪気がしでかしたことは俺様には何ら関係はない!!
2つ、そもそもドーヴァンが俺様達を殺そうとしたから奴と戦ったんだろうが!! よく考えれば俺様ばかりに非はねぇだろ!!
何が罪だ不貞不貞しい!! まるでこちらばかりに非があると言わんばかりの態度しやがって!! よく聞けこのあんぽんたん!!
失敗作だか成功作だか知らないがな、俺様達の敵として立ちはだかるなら喩え相手が神でもぶっ飛ばしてやる、首洗って待ってろ!!
っておああああ!? なんか飛ばされてるー!? ぐおおおまだ言い足りねぇえええ!!!
(
>>625 あ、アンタの力か……すげぇな、エターナルセンゴク……流石は魔剣の一だぜ。
……ああ、分かってるさ。アンタも仲間として頼っていいん、だよな?
って行っちまったか……やれやれ。なんだか不思議な人だったなぁ。っつーか侍言葉って……。
しっかし何だあのシヴァって奴は! ああ今思い出してもむっかつく……アイツだけはぶん殴ってやりたよな、シン……って、シン?
(
>>631 シン、おい、シン! シン!! 戻ってこい、シン!!
お前そんな台詞吐くキャラじゃねぇだろ!! きめぇぞ!! って違う!!
お前はただのシンだろ!! 落ち着け!!
(森!? 森って一体なんのこった!! そ、そういやシヴァが森を燃やしたとか言ってたな……)
(それに、奴は森龍族とか何とか名乗ってた……同類とか言ってたから、シンも森龍族って奴なのか?)
(っつーか退行現象かよ! とにかくここは落ち着かせないと……!!)
(
>>632 サガて……怖いこと言うな。とにかくこれで脱出は出来たな……。
って、何だ今のは。電波でも受信したか。まぁ自然に元に戻るとは思うんだけどよ……。
しっかしまぁ……あーもう!! 面倒くせぇなぁ!! 頭ぶてば元に戻るだろ!! おぉらぁ!!
あら?
フローディア、それは私が礼拝に訪れた巡礼者のかたに差し上げたはずなのですが・・・
持って帰ってきてしまったのですか?
お…おい!しん!しっかりしろよ!いきなりおかあさんとかいいだすな!
しょうゆがおでまざこんなんてにんげんとしてさいあくのきょくちだぞ!
ちくしょう…さっきのいけすかねぇやつのせいなのか…?くそが。
しん!しん!それでもこの『怠惰』のかりますたーかよ!いつもの
のひょろ〜んとしたおまえはどこいったんだっ!
…だめだ。ぜんぜんきいてねぇ。かくなるうえは…ちぃとばかしねむってろ、な!
ブゥゥゥ・・・ゥン
…にくたいをかりると やっぱりおもいな。
おい。のほほんむすめ、ねっけつばか。はやくへやに あんないしろ。
だいじょうぶ、しんはおれが ねむらせてる。よこにしてくれりゃ すぐにでも
からだを かえすつもりだ。にひるやろうもいるんだろ?はやく へやにつれてけ。
あうー、電波じゃないんですね…
多分ジーンケードさんからうつされました
あの人もそういうケがありますから…神経質なんですね
わー!な、殴っちゃダメです!
下手なことすると精神が壊れますよ!優しく接して…
…あら?魔剣さんですか?その節はお世話になりましたね
うーん、のほほんむすめじゃないですー
フーリエですよ。名前で呼んで欲しいんですけどね…
じゃあ運びますか。よいしょよいしょ…重いですー
や、だいじょうぶ。ふつうに あるけるから…
しかし さっきはよくもぶったな このねっけつばか…
ペキポキ
よりにもよって ひとがからだに ついてるさいちゅうに…
かくごはいいな?…おらぁっ!
ゴッ
…わるくおもうな。いっかいは いっかいだ。
なに でかいこぶが できるていどに かげんしたから。
なるほど、森龍族に会ったのかい
ふーん。生き残りがいたとはね…
…俺らしいってなんだ?
あれか。根っからの寄生虫とか、そういうあれか
つーかアシモフて。どっかの生化学者かよ
えらいやつに会ったもんだな。羨ましい
ああ、そういやシャイアーテックスに入社したんだっけ?
ニート卒業だな。おめっとさん
…さらにそういえば、騎士団がシャイアーを潰したがってたんだよな
危険分子がうんたらかんたらって… 良く覚えてないけど
俺の身体は雅濡丸だし。雅濡丸は騎士団の一員だし
潰しちまっていいか?
魚類の残骸:コード「シマアジ」を確認しました。
【解答1】―――【NO】
協力の意志に感謝します。
しかし、効率の面から、自ら食物を確保に向かう事が最良と判断。
貴方への謝礼の確保も含めて、コード「シマアジ」の摂取後、自ら栄誉源の補給に
向かいます。
では、コード「シマアジ」の摂取を開始―――
……。
(ツンツン)
(ペチペチ)
(グサグサ)
【Thinking…】………。
【問1】魚類とは、どのように摂取するのが適切なのでしょうか?
"空"を取り除いた副作用か…
大丈夫だ、時期に治る…
ぷっ・・・クススススス
あー悪い悪い、思い出し笑いしてただけだ
なにもお前のことじゃあない
さっき吉岡邪気のそっくり野郎がいてさ、からかってみたら楽しいことになっちまってよ
すげぇんだ!俺の雷を一瞬で消しちまったんだぜ
くぅー本気で戦いたかったー
俺ドーヴァンとまともに会話したことなんかないっちゅうの!あっはははは!
で、心理戦に持ち込んだら開き直られちまった
どうも俺は心の駆け引きってやつが苦手なんだな。演技は得意なんだが
しかもこの俺に「首洗って待ってろ」ときたもんだ!!いやー将来が楽しみで仕方ねぇ
確かに俺は吉岡邪気に殺された。だけど、今は生きてる
人生前向きに生きてかなきゃ楽しくねぇもんな!今になってやっとわかったよ
・・・話戻そう
シャイアー潰すとかなに?晴れて就職した俺への嫌がらせ?
まぁ潰すのは無理だな。あそこの社長さんマジでつえぇもん
アシモフにしたって、そんじょそこらの奴らよりはできる
それに、シャイアーになんかあれば提携組んでるSAGAが動いてくる。二組織を一辺に相手すんのは利口じゃねぇぜ
雷を消した? …能力の形が見えてこないな
お前の血の気の多さは知ってるけど、戦おうなんて考えるなよ
何が出てくるか分かったもんじゃないんだ。喧嘩の相手は選べって
お前にゃ心理戦は無理だろ… どうせ途中でボロが出るわな
心理戦は俺のテリトリーだ。『口理』もあるし…
ふーん。首を洗って、ねえ。そりゃ調子に乗りすぎだ
前言撤回。今度会ったらぶっ殺しとけ
…相変わらずポジティブなんだな。俺はそうはなれない
いや、潰すのは冗談だって
一人で組織一つ… じゃないな。二つを相手にするほど馬鹿じゃない
しかしだ。二つの組織が提携してるってことは、一枚岩じゃない
信頼関係だってそれほど深くないはずだ
…つまり。武力を持って戦わずとも、潰す手段はある
何を言わんとしてるか、分かるよな?
ヒハハハハ… 良かれと思ってした事が裏目に出るのは往々にしてありうる
これだから世の中ァ怖いんだよな。思い通りなんて絶対になりゃしねえ
じゃ、俺は散歩でもしてくらあ…
そっか?遠慮しなくていいのに。
ま、このあたりは食べ物屋も多いからな。カネさえあればいくらでも手に入ると思うよ。
ニャ?サカナの食べ方も知らないのか?アタマ良いのか悪いのかわからないヤツだなぁ。
サカナを食うときは、まず他のネコに横取りされないようによく注意する。
近くに隠れられる場所があるならそこに持ち込むのもいいな。
そんで安全なのを確認したらナマでそのままいただくもんだ。
…ニンゲンはどうなのか知らないけどさ。
『囚人番号67。食事の時間だ』
「いらない。今日からはいらない…俺はもっと美味い物を食う」
『食わないのか。ふん、後で泣いて頼んでも知らんぞ』
「そんなみっともないことしないって…
外だ。ここから出て、外の飯を食うんだ…美味いだろうな」
『脱獄する気か?無駄だ無駄だ
たとえ脱出できたとして、この広大な砂漠からは逃れられまい』
「へへへ…心配するなって、看守さん。なんとかなるさ
じゃ、そろそろおさらばするぜ…
ああそうだ…先に言っておくと、俺は59番ほど甘くない
いけすかねえあのクソチビ…ジーンケードだったか?
あいつは随分スマートな方法を使ったようだけど…
俺はそんなに頭良くないんでね。…手荒になるぜ」
…ヒ、ヒ… ヒャハハハハハァ!!
あの「砂塵の墓標」が…俺というたった一人の手によって…
文字通り!消滅!こいつは笑えるぜ!!
それと言うのも…傲慢の魔剣『ベリアール』…こいつが俺を選んだからこそ!
そうだ、俺こそが魔剣の主に相応しいってもんだ!
この世に散らばる七つの大罪。その力を宿した魔剣…
全て手に入れ…世界の王として君臨してやらあ
バイパー
『鬼蛇』、ゼノ…いくぜ
…その前に、飯か
647 :
名無しになりきれ:2007/02/10(土) 13:44:33
Vソリッドキャノン!!
フーリエ、お前案外力あるんだな……まさか持ち上げるとは……。
っだぁ!? こんのクソ魔剣が!! 何がでかいこぶだ俺様はギャグキャラじゃねぇっつの!!
っつー……加減もくそも、てめぇ曲がりなりのも人間の身体で魔剣の加減に耐えられるかどうかってのは別問題だろ……。
もしかしたらシンの指の一本や二本は折れてるかもな。それぐらい痛かった……石頭で助かったぜ……。
(……気になることは3つ)
(1つは、この世界での俺様の存在のことだ。しかしまぁこればかりは考えても仕方ねえから置いておくとして……)
(2つ。”空”の邪気眼を与えたとかいう奴のこと……秋本、っつったか? アイツの言ったことが本当だとするなら、今のシンに眼はないってことになる)
(来るべき事態に備えて眼を回収してるっつったか……って待てよ。そもそも呪われた云々って何のことだ?)
(ったく、ややこしい、ややこしすぎる……うあーもー!! 何なんだよ根本に転がってる巨大な気配はさぁ!!)
(3つ。あのクソ忌々しいシヴァとかいう野郎のことだが……アイツ、あの、元ガジュと同じような気配を持ってたな)
(一体ガジュがどうなっちまったのか、そしてあの2人は一体何なのか。疑問は尽きないが、最も今気になってるのが……)
(……俺様、もしかしてアイツにからかわれたんじゃないか、ってことだ。もしそうならあの啖呵はなしにして欲しいな……)
(折角苦堕鬼の一件を乗り切ったのに、わざわざあんな奴を敵に回すなんて末恐ろしいぜ……アイツ、ただ者じゃないしなぁ)
(ぱっと見でも苦堕鬼に負けず劣らずの質量の気配を持っていた。尤も元ガジュにも言えることだが……ああ、くそ面倒くせぇ)
(――!! この気配は……いや、待て、早計過ぎるか……いやでも、これは、間違いない)
(このアスタロスや蝶子のアレ、そしてあの外人から漂っていた気配と同じ……大罪の魔剣だ!!)
「点火」
しゅぼっ!しゅぼぼぼぼぼ
ズゴゴゴゴ
ゴロンカロコロ・・・コロッ
[教会の爆破を完了 周辺の建造物への被害・・・軽微 死傷者・・・0名]
(流石は"Cerebrum"、計算は完璧だ。しかし、大時代的というか・・・方法はセンスないけど。)
["追影眼"によると、複数の団体が関与している可能性が――]
(はいはい、裏での情報漏洩については諦めて、せめてパンピーだけでも騙そうっていうんだろう?
資料なら穴が開くほど目を通したよ・・・そのくらいは"私"でも思い出せる。)
(反物質砲の弾痕やら龍みたいに見える壁の煤やら太古の魔法陣やらイロイロ残ってるからな・・・)
危うい均衡に支えられた 束の間の安寧を夢見る人々のために――
(って、ポエジーな気分に浸ってる場合じゃないな。)
[目的2:目撃者の記憶操作 に移行します]
>>636 え?…ほ、本当に恵んだんですか…えーっと、これは……その…
>>649 ………とりあえず今はそれどころじゃないみたいです…ね。
消したっていうか、結晶化させて消滅させたっていうか、まぁそんな感じだ
やっぱ俺って心理戦向いてないよな・・・
あたぼうよ!あのガキに天使長の強さ思い知らせてやらぁ!
・・・お前みたいなのがSAGAにもシャイアーにもいなくてよかったと今心の底から思った
心理戦でも勝機は薄いと思うぜ
なんせカノッサでビシバシ鍛えられたやつが一人いるからな。あえて誰だかは言わねぇが
クンクン・・・火薬の匂い?
・・・この状況だと確実に爆弾だな
って!やべぇじゃん!
「マッハ」「フロート」
ヒュン
(すごい速さでアレスをお姫さま抱っこして礼拝堂を抜けだし、そのまま上昇)
ふぃーびっくりした
なにも爆破するこたねぇだろーが
ゼノ=ゼロ (67番) に関する資料
罪状:強盗 暴行 殺人 強姦 放火
リートン村出身。元傭兵。
傭兵仲間からは軽蔑と親しみを込め、『バイパー』と呼ばれる。
その際、「鬼蛇」の字を当てるらしい。(本人談・意図不明)
354年銀霜の月12日、傭兵仲間から盗賊行為を告発され、逮捕に至る。
強盗の罪により、懲役6年を被りガイダル刑務所に収容。
355年登光の月3日、看守3人を殺害して脱獄。その後行方不明。
357年以降、ゼノ=ゼロが犯人と思われる凶行(※・上記)が連続する。
362年若草の月5日、デリー・ガリー地方の農村(正式名称不明)にて逮捕。
無期懲役刑にて、「砂塵の墓標」に投獄。
残忍かつ狡猾な性格である。扱いには十分な注意を要する。
なお、取調べの際の診断の結果、「傲慢」に非常に強い適正を示した。
これにより「特級」に編入され、死罪からは免れたことを記する。以上。
※主にゼノ=ゼロを告発した傭兵が惨殺された事件を指す
―――――――――――――――――――――――――――――――
チッ…さすがに『ベリアール』の力を借りても、あの砂漠を渡るのは難儀だったな
だが渡ったことは渡ったんだし、良しとしておくか…
しかし我ながら…「徒歩」じゃなくて「跳躍」で渡るとはな。やっぱすげえぜ、俺
んで、ここはどこだよ…お、看板があるじゃねえか
[サーショ 旅人よ、歓迎します]
…読めねー!くそ、字の読み方忘れちまった…
まあいい、字が読めなくたって言葉は通じるだろう
とりあえずは飯だ!魔剣探しは後回しィ!
いつも下着を脱ぎ散らかしているから、罰として私が許可いたしましたわ
あらあら爆弾ですわね
確かこの裏に・・・・ありましたわ
いらっしゃいフローディア。このシェルターなら爆発しても平気ですわ
そのしんぱいは しなくていい。しんのからだにゃ とくに いじょうもなんもねーし。
ほねも おれてないから…んあ?また なつかしい けはいが…
なんだなんだ 『七つの大罪』が そろいもそろって どうそうかいか?
…あーあ。『傲慢』だったらめんどいなぁ。うぜぇんだよ、あいつ。
と はなしてるあいだに へやとうちゃく〜。あ、にひるやろうがねてる。
そろそろ おいとまするぜ。しんがおきて まだ「おかあさん」とかいうようだったら
おまえらが なんとかしてくれよ。おれは しらん!ねる!おこすなよ!
フゥム、ソロソロミーもここカラオサラバトイキマース。ラミリュウスのプリペィションを・・・
キィィィィィン・・・・・・
ム、何デースカマ=モン?
パードゥン?
【バクダン】!!!?シカモ、アト2秒デb・・・───────
ボフゥ・・・ン・・・・・・
ップハァ!!!何ナンデースカ今日ハァァァァァァァァ!!!!?
ヘイ、ユゥゥゥゥゥゥゥゥ!!!テメェガイジンナメてんデースカ!!!?イキナリボムナンザ使ってんジャアリマセーン!!!!!
謝罪ト!賠償を!!ディマンドシマース!!!!
国際問題デース!!!!!ロウヤァをヨベェェェェェェェェェェェェェェェェ!!!!!!
『情報の記憶』・・・【完了】
・情報を用いて最も近似する加工法を検索―――該当在り。
【件数:2】サシミ・タタキ等が該当。
では、該当行動を実行の後エネルギーの摂取を―――
――――建造物『教会』の人工的な崩壊を認識。
【Thinking…】爆発物による破壊と判断。
確認の為、建造物『教会』へ向かいます―――。
(ジーンケードの気配が消えた?…久し振りに「ニンゲン」を見て拒絶反応でも起こしたのか?)
……ってプリッツ?爆弾って──
ボフゥ・・・ン・・・・・・
……やれやれ、今日は最上級の厄日だな。
………で、貴様は何者だ?
いきなり爆破なんて穏やかでは無いな。喧嘩を売るのだったら…もう少し静かに売るものだと思うがね。
フニ゛ャァァァッ!?
ニャ、ニャンだ今の?いきなり教会が吹っ飛んだぞ!?
み…見に行くのか?なんかヤバそうだぞ?
ンニャー…しょうがない、オイラもついてってやるか。
タタタッ…
…あ。サカナ忘れるとこだった。
カノッサでビシバシ鍛えられたやつ、ね。へえ、そいつは強敵だな
念の為聞いておくけど、それはギャグで…
…爆弾? ははぁ、そんな手を込んだことするやつがいるとは
そんなことするの、どうせカノッサの連中じゃないのか
……うお。なんつー格好させやがる。放せ。いや、放したら落ちるか…
とにかくこの体勢はだめだ。他の… なんなら逆さ吊りでも良い
爆破の犯人… 教会が残ってたら困る連中…
カノッサと仮定して… ならば、なぜカノッサは教会の存在を残されては困るのか…
カノッサとメサイア、繋がってるのか?
いやいや、マジな話
あいつとチェスやると必ず負けるんだよなぁ・・・
またカノッサ連中か
今日はいろんなやつが来ますこと
ん?ああ、悪い悪い、ついいつもの癖でな。今おろしてやっから待て
カノッサにゃあ確かにメサイアについての資料はかなりあったが、繋がってるとは思えんな
繋がってるとしたらこんなに長い間封印してねぇで、とっとと世界を破壊して創り直してるはずだ
・・・なんか怪しいな
戻ってみるか?
つーか、なんだこの町は…ボロボロじゃねえか
建物もあちこち倒壊してやがるし、地震でもあったのかよ
飯は諦めるか…なら魔剣を探すとするか
おい『ベリアール』、分かるか?魔剣…この近くにいねえのか
[嗚呼、だふやら当たりのやうぢやな。怠惰を司る『アスタロス』がおるわ
だが儂はあやつは好かぬ。何しろ気の抜けたようなやつでな
たまに真面目な会話をしやふとすると、悉く躱されたものぢや
今日こそは捕まえて説教をしてやらぬといけぬ
あやつの居場所は…宿屋ぢゃ。すでに「適合者」を見つけたようぢやぞ]
っへ、さすがは七つの大罪を背負ってるだけあらあな
怠惰…それなりに曲者ってわけかい
よーし。では手始めに怠惰から頂くとするか…
宿屋…あそこだな。クハハハ…呑んでやる
…うお!!爆発!?誰だか知らんが、派手なことするじゃねぇーか
くそうぜえやつだ。後で八つ裂きにしてやる…
その前に、魔剣だ。では邪魔するか、っとその前に…
炎気術「霊火」…焼き討ちだ!ヒャハハハハ!
燃えろ燃えろぉ!出てきやがれ、「適合者」さんよぉ!!
ん……んぅ……
( )
……えっと。
(ここは、宿だな。うん。隣に居るのが吉岡宏太で、その隣のはフーリエ・グラビゾン。で、寝てるのがアキト……と。アスタロスが近くにいるのもわかるし、自分の醜態も覚えてる)
ん、迷惑をかけた。すまない……
(……だが、オレは……本当にオレなのか? 邪気眼の有無以外に差異が有るとは思えない……しかし、それだけとは思えない違和感が……)
……火? やれやれ、一般人への迷惑を省みないとはな。今のオレに何ができるともわからんが、消火や避難の手伝いはできる筈だ。行って来る。
(考えるのは後だ。アスタロスを使えるかはわからないが、炎を斬れない程には弱って無い筈だしな…………ま、簡単には起きないだろうし)
>>651 >>655]
>>657 ("Cerebrum"、どういうことだ・・・)
[死傷者は0です]
(うるさい、今訊いてるのはそういうことじゃないんだ!)
「ソレはただの高性能爆薬だよ・・・君達を殺傷するためのものではないので、悪しからず。」
「ここで暴れるのは、誰の利益にもなりえないのでは?」
真実だけども、信じてくれるはずはないな。相手が喧嘩っ早ければ尚更。
しかし戦闘そのものは想定済みだ、それなりの準備は施してきた。仕掛けてきたならば・・・反撃する。
[低電圧モード・・・解除]
「・・・?いや・・・それどころではないようだな」
戻るのは賢いやり方じゃない… あの爆発は囮かも知れん
のこのこと爆発について調べに来たやつをまとめて始末するつもり、とか
何でも疑ってかからにゃいけない… 今は、様子見だ
…ら? なんか出てきたな。あいつが犯人か?
んー、外見からの戦力判断ではそれほど…
けど単純な爆破とは言え、雑魚が一人で来るわけもなし…
隠し玉だな。甘くないぞ、あいつは
…なんか熱いな。火事か?
テメェェェェェェェェェ!!!ケンカ売っテンデースカァァァァァァ!!!
ガイジンナメルトアトガコワイヨ〜〜・・・・・・抜ケェェェ、勝負デェェェェェェェス!!!!
キィィィィィィィィィン・・・・・・
ム・・・ホワッツ!?また魔剣デースカ!!?
【ベリアール】・・・【傲慢】デースネ。
ムウ・・・マズハココノプロブレムがフィニッシュシテカラデース!!!!
…まあ落ち着けプリッツ。さっきファミリアと戦ったばかりじゃないか。
今戦うのはあまり得策ではない。
何?「傲慢」がここに?おいおい…まるで魔剣のバーゲンセールだな。
ほっといたら七つ全部揃いそうで怖いよ全く。
…さて、君。いきなり景気よく爆破なんぞされて誰がそんな事を信じられる?
まず爆破の理由を聞かせてもらおう。あと教訓として、今度から爆破は人のいない所でやれ。
ちょ、おいアスタロス! ……寝ちまいやがった。仕方ねぇ奴だぜ……。
ってお、グッドタイミングで起きやがったな、シン! ったくびびったぜ、いっきなりだもんなぁ。
……っておい、待て、シン。お前本気で言ってるのか?
たった今あの苦堕鬼の一件が終わった後で、かなり体力は消耗しているはずだ。それに……。
……見えねぇのかよ。いや……俺様が見えるんだ。この火が、シン……アンタに向けられていることに。
勿論火の進行方向の話じゃねぇ。”火”が狙ってるのは、アンタってことだ。
俺様はこの火を放った奴をまんま”火”と喩えるぜ。まるで無秩序に燃えさかる悪魔の権化だ。そう、言うなれば……”傲慢”。
しかもそいつからは魔剣の気配がしてやがる。さっきまで結構遠くだったのに、まさかいつの間にこんなとこまで来やがるとはよ!
アスタロスは眠ってる。魔剣の補助効果は期待できねぇ、それにシンも結構なダメージを負ってるはずだぜ。
それにその眼……なくなってやがるじゃねぇか。さっきまでの邪気が半減どころじゃねぇ、激減してやがる。
いいか……アンタじゃ無理だ。ここは逃げるのか賢明な判断って奴じゃねぇのかい……そうだろ?
幸い、ここにゃまだ礼拝堂にいた強ぇ奴らがわんさか残ってるはずだぜ。救助・避難活動はそいつらに任せろ。
いいな、今俺様達は、俺様達がしなけりゃならねぇことを考えなきゃいけねぇんだ。
(――!? なんだ、今のは!!)
(……れ、礼拝堂が……!! ど、どういうこった……何で、いきなり……)
(……ど、どうして……こんな……!!)
……くっ、今はそんなこといい!!
さっさと裏から逃げるぜ、シン!! この町から出るんだよ!!
…ん…ああ、帰ってたのか、お前達。随分と遅かったな。…お陰でこっちは
八割方回復したが。それにしても、この火は一体何だ?物騒極まりない。
…シン?何処へ行く?
(様子がおかしい。それに二人にも落ち着きがない…)
宏太、フーリエ。俺がいない間に何があった?
ゼノ=ゼロ (67番) に関する資料(補足)
◎小鐘流
ゼノ=ゼロの操る剣術の流派。
しかし、いかなる文書にも「小鐘流」に関する記述はない。
はるか東方に「狼鐘流」の存在が確認されているが、関連は不明。
そもそもこの「小鐘流」にはまともな構えが存在せず、勝手に流派を名乗っているだけと思われる。
◎錬気術
大魔道師ジャンが修行の末完成させた、魔法ならざる魔法。
己の気を昂らせ、魔力をつかうことなく、限りなく魔法に近いものを操る。
なぜゼノ=ゼロがこれを行使できるかは不明。(※2)
(※2)
360年(性格日時不明)、ジャンの流れを汲む魔道師ケイブス頓死。
この事件がゼノ=ゼロと関連があるのではないか、と見る者も少なくない。
――――――――――――――――――――――――――――――――
…くそ。飯抜きで術を使うのは疲れるな。失敗だったか…
ぶっ倒れねえうちに、さっさと決めちまおう
双道剣「セルグレージュ」!久しぶりに、血ィたっぷり吸わせてやるぜ…
『傲慢』は血塗れになるのがお好きじゃないそうだからね…
…所詮は剣のくせによ
出てこねえな。焼死する気かよ?
なら宿屋ごと切り裂いてやらぁな…喰らいやがれっ!
ズ カ ッ
気ン持ちいぃ〜〜…ヒャハハハ!そうだ、この感触だ…
せっかく脱獄したんだ…殺して、殺して、殺しまくってやる!
[忘れるでなひぞ。そなたの使命は魔剣の回収よ
くれぐれも、『怠惰』ごと叩き斬つてはならぬぞ。]
んー確かに見た目は弱そうだな
そんじゃま、偵察部隊を行かせますか
出てこい「木葉イタチ」!5匹いれば十分だろ
これでよし、と
火事?いきなりそんなもん起こるわけな・・・って燃えてるー
ならあいつらも召喚できるか
出でよ「火炎トカゲ」!炎食うついでに偵察してこい
さて、どっちにいきますかね
うっし…じゃあシマ、またトレーニングといこうじゃねーの。
自分もお前も、まだまだ弱すぎっからなー。このままじゃインフレの波に取り残されて、お荷物になっちまう。
トレーニング室行くぞ。…今回は、いつも雨宮とかが使ってる方。
マジで命に関わる方の装置でいくぜ…
わかった。今行く…ッ…!
…ごめん、左目が…光を感じると痛む。包帯かなんか巻くからちょっと待って。
…終わった。待たせて悪い。行こう。
お荷物になったら、借りを返すどころじゃないもんな。
・建造物『教会』への到着を完了。
【Found】―――数名の人型を視認。
現在の状況より、『異能者』の可能性有と判断。確認を実行します。
【問1】
・―――初めまして。あなた方の中に『異能者』は存在しますか?
相変わらず器用だな、お前。大抵のことは何でもできる…
…どっちにいくといっても、どっちにいっても面倒事が待ってるんだろ
厄介ごとは御免なんだ。しばらく外させてもらうぜ
Blue Dimension
景色に溶けろ。幻惑の霧『 蒼 界 』…
まあそういうことで、ちっと隠れてるわ。あとは宜しく
(Cerebrumの正確なる誤算)
(フレーム問題ってヤツか?ケガ人を出すなとは命令したが・・・機械はどれほど進歩しても所詮機械か。)
>>666 「君達には悪いことをした、すまなかった。
分かってるだろうから、先に言っておくよ。私はカノッサの者だ。
理由?説明しても信用しないだろう、自分で推測しては?
なぜ爆破という手段を用いたのか?そもそもなぜ教会を破壊したのか?なぜ私達は今回の件で後手をとったのか?
材料はそれなりに揃っていると思うけど。」
[ここでの戦闘行為は目的の達成を妨げる可能性があります]
(ああ、わかってる。自分で自分の仕事を増やしてては、世話ないな。)
「・・・先ほどの台詞は真実だ。証拠に君達は無傷だろう。それよりも、あの魔剣のほうをどうにかしては?」
なんとかして気を逸らさせる。いきなり襲いかかってこないと分かれば、戦闘する理由などない。
>>673 [認識登録を検索・・・一致]
(彼は・・・クロークルワッハ将軍を実質単独で倒した・・・目的も所属も不明・・・ともかくも戦闘は避けねば。)
ニャー…なんかすっごくヤバイのが集まってきたカンジ。
背中の毛まで逆立ってきたぜ。
オイラはそのへんに隠れて様子見させてもらうよ。
ついでに姿も消しとくか。またさっきみたいに巻き込まれるのは嫌だからね。
ブゥン…
…はぁ…なんで今日はこんなにビックリニンゲンに縁があるんだろうねぇ。
これも自然眼の力があるからこそだ
お嬢には感謝しないとな
本当、めんどくさがりやだなお前は
消えても構わないけど、雷当たっても恨むなよ?
なんかあったら知らせるわ。んじゃいってきまーす
さて、どっちにしようかな、な、な?
今さっき燃えた所は小規模だな。個人を狙ってやったとみた
ならやるこたぁ一つ、礼拝堂に戻るっきゃないぜ
どんなに強いんだろうあいつ。わくわくしてきたー!!
さぁて、犯人さんはどなたかな、な、な?
>>653 ……あの……いや、いいです。なんかツッコむのに疲れました…
……………………
終わったみたいですね。よ…っと、
けほっ、けほっ…
う〜…やっぱり煙たい…
…あ、魔剣泥棒の二人だ。まだここに居たのね。
あれ、あの人は…?さっきまで居なかった筈。じゃあ…アイツが犯人かしら?
…行ったか。相も変わらず好戦的…
ありゃ痛い死に方をする性格だな
じゃ、寝るか。まさか気付かれないだろ… Zzz
あぁ、本気だ。
確にオレは今疲れてる。火を放ったヤツがオレを殺すかもしれない。魔剣使いなら危険も伴うだろう。
一応、アスタロスに期待できない事も理解しているつもりだ。
……多分、コウタの言ってる事は正しい。オレも頭では理解している……と思う。
だがな……オレを狙った誰かが、関係無いヤツを苦しめる。それを、助けられるかもしれないのに無視できる程オレの性根は腐っちゃいない。
それに……どんな理由だろうと、自分の為だけに何人も殺そうとする人間を、許せる訳が無いだろ!
(……? おかしい。オレなら真先に逃げるのを選択する筈だが……いや、人道的に考えてオレは間違ってない……?)
お、アキトも起きたのか。詳しい話は後だ。まずはここから待避しよう。安全な場所まで三人で行ってくれ。……すぐに追い付く。
まずいですよー!燃えたり、斬れたり!なんなんですかー!
宏太さん、それはダメですよ。相手が何者か分からないんですよ
目的は分かりませんが、いきなり建物一つを燃やすなんて…
正気の人間のすることじゃないんですね
そういう点じゃ、もしかしたらメサイアより危険かもしれないんですからね!
けど、やっぱり…私じゃ宏太さんを止められないんでしょうね
すいません。私、行きます。死ぬのは怖いですから…
気をつけて!
ムムム、ゴメンデ済んダラポリスハイリマセーン!!
モット誠意をモッテ・・・
!!?カノッサ・・・ムゥ、メンドウなヤツガ来マーシタネ。
カノッサヤロート関わルノハキライデース。
ム?魔剣をナントカシロ?
イヤデース。大体、ミー達ガ行ク意味ガ・・・
シカモ!!コノ魔剣ノ中デモナンバーワンのサーチアビリティを持つマ=モンニヨレバ・・・【傲慢】のヤツハミーにモ並ぶシンクロ、アーンド!!リアル アビリティハ完全ニミーヨリストロング!!
ミーに止めラレルレベルデハアリマセーン!!
なっ……今のは……ざ、斬撃……っつ!!
(痛ぇ……痛ぇ痛ぇ痛ぇ!! 脇腹が……ざっくり、やられて……!! な、何が起こったんだよ……!!)
(三人は……ぶ、無事か……良かった、っつーべきか……羨むべきか……っが、ぐぅ……!)
(れ、冷静になれ……見ろ、ただ脇腹に切れ目が入って流血してるだけだ。大したことはない……大したことは……)
……ちっ。て、てめぇは……今の発言は、死亡フラグも……良いとこ、だぜ。
すぐに追いつく、じゃ、ね、ねえよ……そう言う奴は、え、映画とかじゃ絶対死ぬっつーの……!
俺様も、残るぜ!! フーリエは安全な場所にッ、避難!! アキトは……どうするんだろうな。
(寒ぃ……出血すると、体温が下がるんだな……保険の授業で、やったことがある……)
(死ぬのは、怖い、か……は、それが普通なんだ。だから俺様がここに残る義理はねぇのに……)
(……いや、この判断で正しい。傷を負ってる俺様は避難活動の妨げになるからな、これでいい)
(後はやれるとこまでやるだけ……まぁ、シン強いし……何とか、なるんじゃね……くぁ、なんか眠い……ってんなこと言ってる場合か!)
くっ……俺様が持つのは”「生」への渇望”!! さぁ目覚めろ!!
(宏太の右腕のアザが青紫色に輝く)
・・・同化完了。脇腹に損傷、痛覚遮断、弱体化進行中。注意してください。スティグマ、Ready・・・
”宿世を絶て、世界を導け 我こそは異端なる英雄也” 吉岡宏太、Ready!! てめぇに引導渡してやるぜ!!
(宏太の全身に青紫色の紋章が広がる)
(……この決めぜりふ、ノリで言ったはいいものの恥ずかしいな……いやこうなりゃ何でもありだ!)
宏太、この場は頼む。…俺はフーリエと一緒に行く。戦力が一ヶ所に偏るのはまずい。
お前とシンなら何とかなると思うが…気を付けろ。奴は恐らくシン以上に
魔剣と同調している。そして、他人の命を奪う事に何の感情も抱かないだろう。
隙は見せるな。…出なければ死ぬぞ。
炎の勢い…弱ってきてるな…
水ぶっかけられたわけでもなし…
この炎は「魔法」じゃないから、魔力を吸われてるわけでもなし…
…トカゲ?はん、サラマンダーの類か…こいつだな
おっ死にやがれ!!…、トカゲなんぞ殺してもつまらねえな
この調子じゃ他にもいそうだな…ま、ほっといておくか
んー?てめえか、怠惰の同調者さんは
…違うな。「気」を感じねえ…魔剣の気…
どけ。俺は魔剣に用があるんだ。てめえじゃない
邪魔するってんなら殺すぜ?
[抑えよ。この者、そなたが思ふほど甘くはない
舐めてかかれば怪我をすることとなるぞ]
…けっ。こちとら「傲慢」だぜ…舐めるのが仕事だァ
さあ、大人しく魔剣の主をだしな。いや…魔剣を渡せ
むにゃぐう…もうたべらんないよ…
…あっつ!ねつでんどうであっつ!さいあくのめざめだなおい!
このままいっしゅうかんはねたかったのによ……げ、あれは『傲慢』のくそじじい…
なんでこういやなよかんってあたるかな…
おい、まざこんのしん。ずらかろう。ひかりのはやさでずらかろう。
あっちは『仮契約』のおれらとちがってかなりいきがあってやがる。
それに…『傲慢』は『憤怒』のつぎにおれがきらいなやつなんだ!すたこらさっさといこう!
あー…無理はすんなよ。今回のは半端なまま挑んだらマジ死ぬから。
つーかお前、疾風眼ってどっちの眼だっけ?発動出来んの?
いやまあ、出来ないならそれはそれで別に構わないんだけどさ。
っと言う間にトレーニング室。ほれ、そこの奥のヤツ。
今回のは前のに比べて、よりイメージを本体に反映しやすい。
成長率が高い分、精神的なダメージもキツいからな。迂闊に何度も死ねないぜー。
じゃ、レッツらゴー!
ギュオオオオオオォォォォォ!!!
>>683 ……オレよりコウタの方が先に死ぬかと思ったぞ。……だが、協力には感謝する。
(傷が……大丈夫なのかねぇ……)
>>682 >>684 ……ま、その通りだわな。とりあえずそう言う事で、さっさと合流しちまおう。……プレートに魔剣に吉岡、多分こっちに人が集まるだろうしな。
>>686 やれやれ、またベタな……悪いがそこら辺相手する余裕ないぞ。
あら……やっぱヤバいの? 逃げたいのは山々なんだが……破壊活動をこのままさせる訳にもいかんだろ。
適当におちょくってさっさと帰るとするか……なんとかの舞を落ちながら披露するとか。
……会いたく無いなら少し隠れてろ。得意だったろ? どうせ時間稼ぎしかしないんだ、棚の一つもありゃ……あ、オレ空間に入れてた物はどうなったんだろ……
>>685 さてさてさて! 町中で火遊びしちゃう頭の足りないニィチャン!
この……モノリス様が相手だ!
(……そういやアレ以来モノリス見ないな。……いいや、名乗ったもん勝ちだろう。粘着されるのも勘弁だし、悪く思うなよ……)
平気。死ぬ気はない。
片目の状態に慣れるためにも少しぐらい厳しいトレーニングしとかないと。
視力もまだ、やっと物の形がわかる程度だし…
疾風眼も左だけど、発動できるかどうかはやってみないとわからない。確認しとく。
…あまり前来た精神世界と違うようには感じないな。…雨宮さんも、ここでトレーニングしてるのか…
出たな。魔剣の臭いがプンプンしやがるぜ…
へえ、モノリスね。てめえが生きている間は覚えておいてやるよ
じゃあ俺も名乗っておくかい…
バイパー…『鬼蛇』…ゼノ=ゼロだ
これで結構有名だと思うんだが。どうでえ、知らねえか…?
そんでだ、ハナシっつーのはな…まあ簡単だ
てめえの持ってる怠惰の魔剣、よこしてくれねえかい?
ホントのところはぶっ殺して無理矢理いただいてもいいんだけどよ…
一刻も早く魔剣を手に入れたいんでね。下手な争いは避けてえところだ
大人しくこっちによこしな。さもなきゃてめえ、死ぬことになる…
ここまで来れば大丈夫ですかね…ふぅ
それにしてもなんですかあの人!
ああいうアブない人は取り締まらないとダメなんですね
…魔剣がどうとか聞こえましたね。集めてるんでしょうか
あんな胡散臭くて物騒なもの集めてどうするんでしょう?
なーる。……噂程度は聞いた事が有る……何か、不思議術を使う……犯罪者……だったか?
で、質問の答えだが。んっふっふ……勿論断るし、勿論死ぬつもりも無い……ってな訳で……
(とりあえず火災鎮火までの時間を離れながら戦う必要が有るな……やれやれ、アスタロスも当てにできないのに、どこまでやれるやら)
かかってきな。 マン
遊んでやるよ、チャッカ男。