添削します

このエントリーをはてなブックマークに追加
843賈島
おお、ガール姫様、大変な無礼をお許しください!
私としたことが姫様のお通りになるのも気付かずに!
私、ちょっと詩を書いておりまして、
何ぶんのめり込みやすい性質なものですから
「推す」がいいか、「敲く」がいいか迷っているうちに
すっかり自分の世界に入り込んでしまいました。
どうか、どうか命だけはお助けくださいっ!
え?詩を詠んでみろですって!?は、はずかしいです!私の詩なぞ・・・
わわわ、わかりましたっ!!詠みますっ!
「李疑の幽居に題す」という詩です。

閑居隣並少なく、
草径荒園に入る。
鳥は宿る池中の樹、
僧は・・・ここが迷っているところです!「推す」か「敲く」か!どっちがぐっとくるでしょう!月下の門。
橋を過ぎて夜色を分かち、
石を移して雲根を動かす。
暫く去って還た此に来る、
幽期言に負かず。