212 :
蛎崎家次男 ◆A/jwt/fEIw :2007/01/14(日) 09:46:09
調査依頼
南部家の三戸城にはどれくらいの兵力があり
どれくらい兵糧があるのか確かめて欲しい。
余裕があれば鉄砲もくすねて来てくれ。
資金つ5千万
213 :
神聖帝王カイザー:2007/01/14(日) 18:45:09
過疎→ティウンティウン
一方、アリサの事務所では
入り口のケルベロス、クロが吠えていた。
助手が、何事ですか、と扉を開けると
さっきまで吠えていたクロが
一枚の紙切れをくわえて寄って来た。
どうやら客はクロに逃げてしまったらしい。
「何々、南部家の兵力と兵糧を調査し余裕があれば鉄砲も?
ええと…カキ崎さん、ですか。
盗みを推奨するような依頼は
ウチでは扱ってませんからね、偉いですよクロ。」
絵画に閉じ込められたアリサは
美術館の爆音を聞き、やっぱり、と思う。
…が、絵画に封じられたままでは
身動きが取れないのだった。
せめて絵を燃やせれば出られるのだが。
その時、爆破の混乱に乗じてか侵入者が。
俺が本当のカイザーとわざわざ宣言する辺り
偽者のような気がしないでもなかった。
炎の技を使うらしく、アリサの居る倉庫にも
時折炎が吹き込んでくる。
うまく絵画を燃やしてくれれば
出られるかも知れない。
倉庫にカイザー(?)と人形が入ってくる。
人形は人形遣いが扱う特別製のモノ。
事実術者の「偽カイザーうぜぇ」という思念が伝わってくる。
人形とカイザーが目の前で戦いをする中
絵画の前に人形遣いが飛び込んで来た。
それに気付いたカイザーは人形遣いを狙う…
チリッ
絵画の端に炎が燃え移り拡がっていく。
人形がカイザーを襲っていたが
襲われたカイザーの方は「いまいち」
と言っていた。表情は恍惚そのものだが。
ソレを鑑賞するのも一興だけれど
絵画が燃えた今、霊体のままでは
あまり長時間は持たない。
早く身体に戻らなければならないのだ。
アリサが身体を見付けた時には
憑依していた魔は完全に抜け切っていた。
アリサ自身、初めて暴走させた時は
気絶したものだから、仕方ないと思うのだった。
「く…」
戻ったは良いものの、魔力は使い切られ
身体もボロボロではまともに動けない。
しかし事務所に戻って休むような
悠長な事は言っていられない。
それは今夜中にフォックステールを
捕まえなければ、犯人自身が危ないからだ。
(あの場に居たのは狐でもなければ
普通の人間でもないわ…霊体よ)
しかも、死者の霊ではなく、生霊。
ソレは明らかに弱っていた。
早く戻さないと本体が死ぬかも知れない。
アリサはカバンから
魔酒「ゴウダタケシ」を取り出す。
何とか飛行分の魔力ぐらいは確保出来るだろう。
同じくカバンからコンパスを取り出すと
手の平に於き、何やら呪文を唱える。
そうして長い呪文を一通り唱えたあと。
「…フォックステールの居場所を教えなさい」
そう言うとコンパスの針は物凄い勢いで回り出す。
そこにアリサが手を翳すと、ゆっくりと
回転速度を落とし、ぴたりと停まった。
「ホウキよホウキ、もう一度飛ぶのよ!」
フォックステールの生霊を追って
過疎の山村へ飛び立つ魔女。
ソレは知らぬ人が窓から見れば、一筋の流れ星のようだった。
おらぁ!バーニングナックルゥア!!
220 :
名無しになりきれ:2007/01/17(水) 12:50:20
あっちだ!!あっちに逃げたぞ!!
221 :
名無しになりきれ:2007/01/17(水) 13:12:49
222
ダッチガイがカイザーもどきのけつを掘っているその同時刻
フォックステイルが脱出しようとしたときに捕まえれるようにと美術館の近くに張り込みしていた牙神は
後ろの方でドカンという大きな音がしたことに気がついた
「な!一体なんなんだ!」
それと同時にアッーという声も響いたが聞かなかったことにした
224 :
名無しになりきれ:2007/01/17(水) 13:39:54
224
225 :
名無しになりきれ:2007/01/17(水) 13:40:16
それが牙神の最期の言葉だった
牙神・・・・畜生エロ本も処分せずに逝っちまいやがって!!
牙神ぃぃぃぃぃぃ!!!!
マガメック「さあ!!!!!!!
終りの始まるが今終わり、終わりの終わりが今始まる!!!!!!!!
ああ世界はなんと面白いのだろう!!!!楽しくて楽しくてしょうがない!!!!!!
はやく終わらせよう!!!!!!
物語の終わりを見よう!!!!!!!!
楽しい楽しい楽しい愉快な【ハッピーエンド】だ!!!!」!
マガメックはそう言い放つと掌を牙神にかざした。
次の瞬間、空間が大地が歪みだした。いや、空間その物が歪みだした。
牙神「こ、これは!?」
牙神は逃げようとするも、それは牙神の認識出来るレベルの事象ですらなかった。
牙神「う…ぐはぁ…」
そしてとうとう牙神も空間の歪みに巻き込まれた。
彼の人生は今幕を閉じたのだ…。
マガメックとは一体何者なのであろうか?
そしてカイザーの運命は如何に?
一方その頃、牙神を探すカイザーの前に一人の女が立ちはだかった。
典型的な格好をした女性魔導士だ。
フィーナ「何も好きにならないって決めてたの
誰も愛さないって決めてたの
でも、それを変えてくれた人がいるの
だからアタシ―――滅びかけだとしても、この世界を愛してるんだわ、きっと・・・」
さらにそこへ現れた新たな勢力
それは…
少年探偵 金田だった
だがこのことはまったくもって今回の事件とは係わりがなかった
だから以下略
第三機械化歩兵部隊…
それは、遥か遠く、隣のナの国の政府直轄の秘密結社で極秘に進められていた殺人マシン部隊計画であった。
既存の魔法、武器では傷一つ付かないマジックメイルのボディに、、
空中に魔法陣を描き三次元的な攻撃を可能にする強力なアンチマテリアルキャノン…。
そしてそれらを指揮する男、それがマガメックだ。
第一、第ニは兵装に施された魔術回路の暴走により試験場の半径100キロごと消失。
それを改良し、安定した力を発揮出来る様にしたのが、第三機械化歩兵部隊なのだ。
威力は押して知るべしであろう。
その脅威が今カイザーに迫る…。
マガメックの目的とは?
ナの国がカイザーを排除したがる理由とは?
それはまだ分からない…。
234 :
名無しになりきれ:2007/01/17(水) 14:26:58
殺人マシンだ!気を付けろ!
だがこのこともまったくもって今回の事件とは係わりがなかった
だから以下略
236 :
名無しになりきれ:2007/01/17(水) 14:30:14
( ;∀;)イイハナシダナー
ここはいつ騎士スレになったんだ?
>238
ツインテール乙
カイザー「貴様は何者だ!?」
直ぐに臨戦体制に入るカイザー。
フィーナ「どうせ殺されるなら、いっそのこと私の手で―」
フィーナが杖を大地に突くと魔法陣が浮かんだ。
カイザー「こ、これは?」
フィーナ「貴方達を未来に飛ばします。全て貴方達のためです。」
魔法陣は輝きを増していく…。
241 :
名無しになりきれ:2007/01/17(水) 14:43:49
242 :
名無しになりきれ:2007/01/17(水) 14:46:51
何も好きにならないって決めてたのwww
誰も愛さないって決めてたの wwwwwwwwwww
でも、それを変えてくれた人がいるのwwwwwww
だからアタシ―――滅びかけだとしても、この世界を愛してるんだわ、きっとwwwwwwwwwwwww
243 :
ツインテール:2007/01/21(日) 00:48:34
復活
244 :
名無しになりきれ:2007/01/21(日) 13:23:24
死ねツイン!!
吸血鬼がツインテールに襲い掛かった
246 :
名無しになりきれ:2007/01/21(日) 15:10:02
ツイン乙
247 :
名無しになりきれ:2007/01/21(日) 15:21:17
248 :
ツインテール:2007/01/21(日) 16:34:17
249 :
名無しになりきれ:2007/01/21(日) 17:32:01
250 :
名無しになりきれ:2007/01/22(月) 12:43:33
あ〜はっはっは
ふぅ、長い夢を見ていたな。
ずいぶん滅茶苦茶な夢だったが。
252 :
名無しになりきれ:2007/01/25(木) 14:03:34
だがフォックステイルはいまだ逃走中である
カイザーは穴を掘られてホモになった
ツインテールはまたケルベロスに食われた
牙神は狼男の再生力で復元中
正直見ていて気持ちいいものではない
復活しても全裸だし・・・
仕方がなしに近くにいた婦警がバスタオルを投げる
ばつが悪そうに受け取る牙神
婦警の目はなぜか下半身の集中しているような気もするがきっと気のせいである
誤字訂正
下半身の→下半身のオベリスクに
254 :
名無しになりきれ:2007/01/25(木) 14:37:53
紅牙はただ一言
やらないか?
そう言った。
彼のオベリスクは婦警が今まで見てきた他の男達のソレとは比べ物にならなかった。
いや、最早それは全くの別物と言っていい。
―芸術―
そう呼ぶにふさわしいものであった。
婦警「イイわ。凄くイイ。
フフ…でもね、貴方のそのオベリスクが私のラビリンスウォールにどれだけ通用するかしら」
―夜はこれからが本番である―
朝日が見えた
256 :
名無しになりきれ:2007/01/25(木) 21:52:24
―朝―
紅牙「オラア!オラア!最初の威勢はどうしたぁ!」
婦警「…ぁっ…んっ…やぁっ!らめぇえ」
紅牙「貴様は俺のなんだぁ!?」
婦警「…ぁっ…んっ…やっ…」
紅牙「大きな声で言えよ!この雌豚!」
婦警「は…う…わ、私は…こう…紅牙様のオベリスクの…犠贄ですうぅぅぅう!!!」
紅牙「よく言った!褒美をやるぜ!
喰らえ…滅びのバーストストリーム!」
婦警「…ぁっ…んっ…や…それは違うのおぉぉおおおおお!」
時は遡って昨晩、難航不落のラビリンスウォールを攻めきれなかった紅牙は、
2ターン目に婦警をその腕力で四んばいの守備表示にし
自らのオベリスクの攻撃で、婦警のブラックホールをホワイトホールに変えたのだ!
今や、婦警は紅牙のオベリスクの忠実な下部である…
257 :
名無しになりきれ:2007/01/26(金) 12:40:46
お前ら、転売用の「DVD 初回限定版 涼宮ハルヒの憂鬱第7巻」
は何本予約した?
今日中ならまだ余裕だぜ
フォックステールを追いかけるアリサ。
魔力を節約する為、見失わない程度に時折徒歩を挟む。
…段々と山へ入り、道には落ち葉に代わり
雪が積もるようになっていく。
相手は霊体。雪道も関係ない。
普通の道なら魔力も何とか持つハズだったのが
積もる雪は予定外の飛行を余儀なくされた。
アリサは呟く。「あの子、呪ってやるわ……」
これが漫画なら、アリサの顔には大きな
┘└
┐┌のマークが出ていた事だろう。
――と、霊の反応が途切れた。
見失ったのではない。
本当に消えてしまったか、或いは、何かに隠れたか。
本当に消えたとすればアリサにとっては今までの苦労は水の泡。
呪うこともままならない。
だが、まだあの霊体はそこまで弱っていなかった。
…だとすれば、何かに隠れたか。
何れにしろ、消えた場所へ行けば判るだろう。
「ホウキよ、飛びなさい!」
…反応が無い。
「飛びなさいって言ってるのが聞こえないの!」
――ホウキが一瞬、淡い光を帯びる。
…しかし、それはすぐに消えた。
魔力を使い切ったのだった。
暴走した後のように動けないことはないが
飛ぶことはもはや不可能だった。
…こうなれば仕方ない。
アリサはホウキを登山杖代わりに
雪の山道を歩き出すのだった。
260 :
名無しになりきれ:2007/01/28(日) 07:58:51
数日後、そこには凍死したアリサの霊の姿が
「もう魔法無しで雪山を登ったりしないよ」
今日も彼女は元気にフォックステールと戯れている。
261 :
名無しになりきれ:
ばっど