もちろんネタバレスレはまめにチェックですよね会長?
バレ氏と遭遇するとなんかテンション上がりません?
帰る早々行き成りブリタニアですか・・・。
いやね、行くのが嫌だって言ってるんじゃないんですよ。
唯、遠洋航海から帰って来たばかりなので、ちょいと休ませて貰えませんかねぇ?
予想はしてたけどルルーシュとシャーリーの結末はやっぱ悲しい
マオの中の人懐かしいな
会長、はんぎゃく日記のほうも毎回欠かさず拝聴しております!!
はうぅぅ…今週の14話見てたら、なんだかお腹一杯になっちゃって。
ちょっと時間空いちゃってごめんね。つことで、ミレイたんです。
ううう(;つД`) ルルシャリ…激しく泣けるわ。もう何度あの
ラストシーンを見返したことか〜 確かにシャーリーにしてみたら、
あの方がよかったのかもしれないけど。それだけルルにとって、
シャリは大切な存在だったってことが、後から解ったのかもねぇ……。
ルルのこと忘れても、あの笑顔。きっとルルは内心胸が潰れそうだったり。
でも、なんだかこの調子じゃ、ちっとも執筆の方が進まんわな(^^;;
本編からの揺さぶりが強すぎて。もう早く先が書きたくて書きたくて…
でも、つい指が止まるのよね。特に今回みたいなビッグエピ来ると。
てことで、遅くなっちゃってスマソんけど、レスいくわねーん。
>351-354
あらま、どっきりナナリーの巨大AAが張られてると思ったら(^^;;
ま、それだけ注目されてるってことかいなw
>350
あはは、ちょっと刺激が強すぎた?(笑)
まー時々はこれくらいは、ねん。
>349
あっはっは。オヤジギャグのダジャレさんくす〜
確かに今日も会長は、ちょー会長w
>355
まぁねw そういえば先日、初めてそのバレ師さんに遭遇したわ。
特に何も訊かなかったけど…そいやバレといえば、今回、何気に
ナナリーの「ユフィ殿下に会いたい」発言での、私の妙な反応には…
やっぱ私ってば、ルルナナ兄妹の素性について知ってんのかもねぇ。
ふふん、そろそろ話も佳境に入って参りましたってことかしらねん。
>356
何か渋声のスザクが(^^;;
こちらでお休みするのは、一向に構いませんが、
なんかその台詞と声が激しく気になるんですがw
>357
そうね。でも、今生の別れってわけでもないし…。
個人的には、たぶん最終回あたりで(もしくは第二期持ち越し?)
再び二人は巡り会うと踏んでるわ。ルルが諸々の決着付けたらね。
「大切なものは遠くに置く」というC.C.の台詞も意味深だしね。
確かにルルは皇子だし、それ考えたらルルの「もし生まれ変われたら…」
っていうシャリへの台詞も、ものすごく切ないものなんだろうけど(;つД`)
はうぁ…「王の力はお前を孤独にする」。
確かにルルの修羅の道路線は、もう変えられない運命、だしね…
>358
確かに(笑)最近も、同制作スタジオの某ケ○ロ軍曹なんかでも(^^;;
でも、マオの演技は何か上手かったわねぇ。やっぱり既にベテランの域〜
あのシャリ言葉攻めといい、ルル煽りといい、素晴らしかったわねw
でも、マオが二人を煽れば煽るほど、あのラストシーンへ向けての
二人のドラマが盛り上がったという気もするわ。てことでマオ乙w
ある意味マオが、ルルーシュとシャーリーを追い詰めなかったら、
あそこまで二人は急接近しなかったかもしれないし。まぁ確かに、
そこに至るまでに既にシャリのルルゼロバレなんかもあったんだけどね。
でも色んな意味で今回のシャリ編は、ルルにとっても決して忘れられない
出来事になったかも…。それにマオはマオで今後C.C.を巡って、ルルとの
決着が待ってるしね。確かに変態(爆)ギアス能力者かもしれないけど、
彼には彼の悲劇があるんだろうし、それは同じギアス使いとして、
ルルにとっても少なからず身に詰まされる話なんじゃないかなー。
>359
あんがと♪ルル山君&杉さまの山々も面白いけど、
こっちはこっちで妙なノリのよさがあるのよねん(^^;;
サセコさんと一緒にがんがってるんで、応援してねー。
考えてみたら、そろそろDVD第一巻の発売が迫ってるじゃないのよー
特典として、この「はんぎゃく日記」のルル山ゲストverも付いてるし、
それから噂のピクチャードラマも楽しみよね〜 まさしくこちらの一部
小説のよな(笑)大河内氏によるオリジナルスザルル幼少時代のエピがっ!
んでは、今日はこんなところで、どですかにゃんにゃん♪
初期の頃は絶対この人は本筋には絡まないだろうなって
思ってたキャラがどんどん後半の重要キャラになっていくな
ニーナとか扇さんとか・・・・え?リヴァル?
そういやキャラネタ板の方の新スレまだ立ってないみたいだけど
ルルーシュここ見てたら報告頼む
勝手に立てちゃおっかな、新スレ♪byマオ
もぐもぐ!むしゃむしゃ!ゴクン!ぷふぁ〜、うめぇ〜!
生きてんだなぁ俺って!
バター飯に敵うもん何てこの世にゃそうそう無えぜ。
ゴクゴクゴクゴク!ゴクン!ぷふぁ〜!ん〜うめぇ〜!
飯を食ってからの生ビールに敵うもの無し!
ほれ、ルルーシュ、ミレイ、お前らも飲め!うめぇ〜ぞ〜。
会長……すみません、ちょっと部屋を借ります。
今度“付き合います”(←生徒会での「会長に振り回される事を容認する。」の意。)から。
(この手だけは使いたくなかったが……仕方が無い。ここならばイレギュラーも来ない。しかしあまり巻き込む訳にも行かない。)
>364
プルルルッ…『私だ、ゼロだ。イレギュラーの事を考え一拍間を空け、今夜頃に立てる予定であったが、
現在、私のホストが弾かれている。よってスレ立てが遅れている。
明朝にもう一度試みる予定だが、それが不可能だった場合は…>364、団員の諸君等にスレッド立てを委任したい。
委任のリミットは7時以降にスレッドが立っていなかった場合だ。スレのキーワードは【オレンジ】【ゼロLOVE】だ。以上。』
>365
クッ………貴様にだけは!!(だが、選んでいる事は恐らく出来ないッ?!ええいっ…!)
良いだろう。委任する事となった場合、委任時刻成立後にスレの立つ様子が無ければ貴様に任せよう。
……あっ、会長。場所をお借りしてすみませんでした。ちょっと急な用事の電話で…。え?内緒です。でっでは。
あ…会長。忘れ物があったのでもう一回失礼します。^^
最後に…>366、貴様!ルルーシュ・ヴィ・ブリタニアが命じる!スザクは…スザクの皮を被ってスザクを愚弄するのは止めろ!○ね!
なになに、何事っ!?
あれぇルルーシュあーたテンパって何やってんのw
ふむ、つまりそうゆうことねー>394
つか、マオまで来てんじゃん(爆)>395
どーぞどーぞ。伝言板でもTELでも、ご自由に使ってちょ!
でも、たまには、暇潰しでもなんでもいいから、時々、
こっちにも顔出してねん♪私も極力そちらへ書き込むからねっ
>366
せっかくMasqerade聴いて余韻に浸ってたのに、
三橋スザクってば、ふいんきブチ壊しw
>363
そうねぇーリヴァルもだけど(笑)例えばこのミレイ会長とかもね!?
いえね、某誌監督インタにあったのよ。会長のもう一つの顔云々て。
つまりは近々シリアスもーどなミレイ会長が拝めるってことかしらん。
案外これでスザクばりに暗い過去でもあったりしたら、鼻血ものだわねぇ(^^;;
てか、ルルと最初にいつどこで出会ったのかとか…その辺はDVD特典エピ向きだろけど。
なんか色々考えたら眠れなくなりそだから、やめとこw
つーか、いつになったらノベライズの続きはー(笑)しっかし、
確かにルルシャリ感涙エピ堪能のあとに、あの猫探しの話は正直(^^;;
>367
あ、片方だけだけどカレンの案を使ってくれてる
>369
むしろ【マオLOVE】のが
一時退場したオレンジは却下w
ふわぁ〜、眠いのぅ。ほんじゃ、わしは寝る。皆お休み。
明日も元気で生きようのぅ。ふわぁ〜。
バタン(ドアを閉める)
明日は土浦航空隊で99艦爆のテスト飛行だったな。
それにしても、ルルーシュの奴張り切ってたな。
あいつが女以外の事で張り切るとは、珍しい・・・。
ま、時機わしにも良い女を紹介する言うてたし。
「――出ろ、ジェレミア……!」
「……ギルフォード卿、解っていただけたのですね?」 薄暗く底冷たい独房内に、ギルフォードの凛とした声が響く。
拘束衣姿で、後ろ手に椅子に拘束されたジェレミアは、待ちかねたように嬉々として顔を上げた。先の"オレンジ疑惑"が昂じ、
ナンバー2であるキューエル卿の策に嵌り、危うく命を落としかけたジェレミア。それを救ったのは、何の因果かイレヴンであり、
特派のランスロットを操るスザクだった。さらに思わぬことに、その場に居合わせたコーネリアの妹、第三皇女ユーフェミアの恩情もあり、
ジェレミアは決定的な窮地に至らずに済んだ。だが例えそうであったとしても、彼の立場と地位は今更、安泰なものへと収まるはずがない。
「……君の謀反の疑いに関してはな、オレンジ君」 「……ッ!?」 何よりギルフォードの放つ言葉に、すべてが代弁されていた。
「――君たち純潔派が、ゼロを逃がしたという事実もある……」 冷たく一瞥をくれるギルフォードの眼鏡の奥で底光る、
切れ長の眼窩に、蛇に睨まれたカエルのようにジェレミアは、なす術もなく固まる。そして次に下された決定に息を飲むのだった。
「そういった経緯もあり、君の位を三つほど下げることにした――」
その決定はクロヴィス亡きあと、一時期、総督代行にまで上り詰めた彼にとって、屈辱以外の何物でもなかった。
位を下げる……それは貴族出身の、いや純潔派のトップの座にいたジェレミアからすれば、まさに青天の霹靂である。
だが彼自身が辿った"下克上"こそが、ブリタニアの真の掟なのだ。一代で成り上がることも、またその逆も当然ありうる。
今現在オレンジ……いや、ジェレミアは、まさしく今、後者の立場にあった。転落……天国から地獄へ――。
その様相を地で行くジェレミアの脳天に、ギルフォードの有無を言わさぬ言葉が、情け容赦なく降り注ぐ。
「君には選択肢が二つある……一パイロットからやり直すか、オレンジ畑を耕すかだッ!」
「――お前さぁ、なんか昨日おかしくなかった?生徒会にも顔出さないし……」
翌朝ルルーシュは、いつものように級友のリヴァルと教室の入り口で、他愛無い調子で雑談していた。
確かに昨日は早々に下校すると、ルルーシュは、妹のナナリーとともにスザクと過ごしていたのだ。
特にリヴァルに隠したいわけでもないのだが、そうもいくまい。ルルーシュは平然と方便という名の嘘をついた。
「……いや、世界史のテストが悪くってな」 「まぁた、ご冗談を……今までのお前の――」
そこまで言いかけて、リヴァルは反射的に口を噤む。その時、登校して来たスザクが廊下を歩いてくるのが目に入った。
ルルーシュも思わず黙り込む。スザクは二人の傍らを、何事もないかのごとくに通り過ぎた。明らかに顔を曇らせるルルーシュ。
さらにスザクが入ってくるなり、ざわついていた教室内は水を張ったように静まり返り、ピンと張り詰めた空気に支配された。
一斉に黙り込む皆。露骨に不安げな表情をする女生徒にも、スザクは相変わらず、あくまで平静を装うしかなかった。
『――僕たち、学校では他人でいよう』……昨夜のスザクの言葉が、ありありと脳裏によみがえる。だけど……。
ルルーシュは人知れず歯噛みした。彼にとって、スザクが転入してきた喜ばしいはずの学園の日常は、スザクが名誉ブリタニア人
――イレヴンであり、そして、あらぬ容疑がかけられたという過去の事実の呪縛からは、簡単には解かれることはなかった。
そして、そのことを証明するかのように、生徒たちのそうした心の裏側を実行してみせる陰湿な者たちもいた。
授業の合間の僅かな時間、人気のない男子ロッカー室で蠢く二つの影。誰かの体操着にこっそり細工する男子生徒二人がいた。
窓から差し込む白茶けた光に、埃の粒子が浮かび上がる。その中でカチャカチャと響くシンナーを振る乾いた物音。そして、
にやり、と歪む口元。それはその日、彼らの学年で体育の授業があると知っていた。――そこに確かに存在する、あからさまな悪意。
その無意識からの、いや、むしろ確信犯的な、それを止めることは、既に誰にもかなわぬことなのかもしれない。
『……まだニュースにはなっていないが、コーネリアに「サムライの血」が潰された――』
その時、ルルーシュはゼロとして、アジト内から携帯にかけてきた扇と話していた。人気のない学園の階段の踊り場。
『――中部最大のグループだったのに、一瞬で……なぁゼロ、このままだと俺たちは――』
扇の気弱な声色がルルーシュの耳に響く。確かに「サムライの血」の崩壊は、彼らレジスタンスたちにとっては、
一つの死活問題だった。俊敏かつ強行なコーネリア部隊が確実に彼らの首を絞めていく様が、まるで手に取るように分かった。
だがルルーシュは、当然のごとく務めて冷静に振舞うだけだった。「……焦るな、機会を待つんだ」 「――しかし」
それでも扇はしつこく食い下がってくる。実際、扇はゼロに、自分自身が出来得る以上の期待をかけていたのだ。
最初に彼と出合ったシンジュク事変の時も。そしてさらに、イレヴン出身のスザクを取り返した、その大胆な手腕に扇は惚れ込んでいた。
その強い期待がルルーシュ自身にも、手に取るように分かった。だから、あえて……。いやむしろ扇の言葉の背景に、正体を知らぬ
相手への過剰な思い入れが滲んでいるのを、ルルーシュは感じ取っていたからだ。それは扇という人間の根っからの性質なのだろうが。
その思いは、ルルーシュにとって重く不要なものだった。彼らとのやり取りに、必要以上の感情が介してはいけない。
「……次はこちらから連絡する――それまで指示を待て」 扇の言葉を遮ると、ルルーシュは無下に携帯を切った。
「フン、馴れ馴れしいやつだな……やはり、この辺りが切りどころか?」
どことなく若者らしい生意気な口調で、一人冷たく呟くルルーシュ。きらりと閃くその紫水晶の瞳が硬質な光を放つ。
確かに彼は、組織のリーダーとなるだけの能力と才覚にあふれていた。だからこそ、そういった者を求めていた扇は……だが。
その時はまだ、彼にとって扇たちレジスタンスは、単なる駒でしかなかった。そう、彼の命令を、ただ従順に聞いていればよいだけの。
そして、ここにもう一人。クラブハウス内の生徒会室に、カチャカチャとキーボードを叩く無機的な音が響く。
椅子に座り一心不乱にPCに向かって、何かを書き込んでいるのは、生徒会メンバーの小柄な少女、ニーナである。
その表情は少なからず蒼ざめ、眼鏡の奥の小粒の瞳は、あからさまに何かに怯えているよう。「……ニーナさん?」
そんな彼女にふと声をかける気配が近づく。その声にハッとするニーナ。顔を上げて見ると、車椅子のナナリーが近づいてくる。
「あ、ごめん……うるさかった?」 「いえ、それはいいんですけど――学校はどうなされたんですか?」 「……それは」
そう問われて少々困惑顔になる。「……なんだか、怖くて……」 不安げに呟くと、ニーナは身を竦め、両二の腕を抱えた。
ニーナはその日、思わず学校を休んでしまった。同じ教室に"それ"がいると思うだけで、彼女としては、たまらなかったのだ。
彼女がネットの掲示板に書き込んでいたのは、その不安から来る怯えを少しでも和らげようとしていたからである。でも――、
その恐怖という負の感情は、時として人の心を怒張した化け物へと変えてしまう。特にネットというのは、何かのタガが簡単に外れる。
そして。「怖い……?」 ナナリーは怪訝な表情で尋ねた。
「……うちのクラスに転校生が来たの……クロヴィス殿下の殺害の容疑者だった人――イレヴンなのよ」「あ……」
ニーナの言葉を聞いて、ふとナナリーは悲しげに顔を歪めた。スザクのことで胸を痛めていたのは、ルルーシュだけではなかった。
眉間に皺を寄せたナナリーの苦悩に満ちた表情は、ニーナの言う、そのイレヴンというのがスザクであることを知っていた。
ナナリーはスザクのことを慕う以上に、日本人がイレヴンと呼ばれ、ブリタニアの人々から嫌われていることを悲しんでいた。
スザクやメイドの咲世子を含め、彼女は日本人のことが好きだった。だから。けれどナナリーの悲しみも、目の前のニーナには届かない。
その午後、クラブハウスのエントランス前に、宅配ピザの店員がピザを一箱抱えてやってきた。いつものように店員が
チャイムを鳴らそうとすると――おもむろに扉が開き、奇妙な服装をした少女が顔を出した。言わずと知れたC.C.である。
「……あ、毎度ありがとうございます」 頭を下げる店員に釣られたように、同様に無言で頭を下げるC.C.。
C.C.とピザ――この二つは既に切っても切れない関係になっていた。ルルーシュ宅に彼女が転がり込んでからというもの、
その時、ふと空腹を覚えたC.C.が、ルルーシュに初めてデリバリーを頼んで貰って以来の気に入りようだった。
そんなに毎日、ピザばかり食していてよく……ルルーシュは時折そう思ったが、特別C.C.の前で口にはしなかった。
「――引き落としの口座が男性のお名前ですが……よろしいのですか?」 そう訊かれ、反射的にこくんと頷くC.C.。
基本的にデリバリーは高くつく。しかしルルーシュがこれまで蓄えた財産は、よほどC.C.の空腹を連日満たすほどのものだったのだろう。
とにかく彼女が無断で外出することにだけは、口うるさいルルーシュだったが、こと食事に関しては、それほどうるさくなかったのは、
C.C.にとって非常にありがたいことだった。やはり私が見込んだだけのことはある……。無論、金遣いが荒いというわけでもないが、
だが、別段ケチ臭いわけでもない。確かに多少は大雑把かもしれないが、そういうルルーシュの気前のよさというか、ある意味、
その鷹揚さは、さすが元皇族といったところだろうか。そのことに関しては、C.C.はルルーシュにとても感謝していた。
開いたままの扉。うっかり平穏を許していた、ルルーシュの優しくあたたかな安泰の隠れ家――。
その僅かなC.C.と店員のやり取りの間、二人の足元をすり抜けていった小さな侵入者の存在に、C.C.は全く気付かなかった。
それがその日、ルルーシュが思わぬ失態を晒してしまう原因と化すのだとは、勿論、彼女は何ひとつ知らなかった。
コピペ間違いた;;
>375>376の間に肝心な部分を入れ忘れたので、もう一度スマソ…
『……まだニュースにはなっていないが、コーネリアに「サムライの血」が潰された――』
その時、ルルーシュはゼロとして、アジト内から携帯にかけてきた扇と話していた。人気のない学園の階段の踊り場。
『――中部最大のグループだったのに、一瞬で……なぁゼロ、このままだと俺たちは――』
扇の気弱な声色がルルーシュの耳に響く。確かに「サムライの血」の崩壊は、彼らレジスタンスたちにとっては、
一つの死活問題だった。俊敏かつ強行なコーネリア部隊が確実に彼らの首を絞めていく様が、まるで手に取るように分かった。
だがルルーシュは、当然のごとく務めて冷静に振舞うだけだった。「……焦るな、機会を待つんだ」 「――しかし」
それでも扇はしつこく食い下がってくる。実際、扇はゼロに、自分自身が出来得る以上の期待をかけていたのだ。
最初に彼と出合ったシンジュク事変の時も。そしてさらに、イレヴン出身のスザクを取り返した、その大胆な手腕に扇は惚れ込んでいた。
その強い期待がルルーシュ自身にも、手に取るように分かった。だから、あえて……。いやむしろ扇の言葉の背景に、正体を知らぬ相手への
過剰な思い入れが潜んでいるのを、ルルーシュは敏感に感じ取っていたからだ。それは扇という人間の根っからの性質なのだろうが。
その思いは、ルルーシュにとって重く不要なものだった。彼らとのやり取りに、必要以上の感情が介してはいけない。
「……次はこちらから連絡する――それまで指示を待て」 扇の言葉を遮ると、ルルーシュは無下に携帯を切った。
「フン、馴れ馴れしいやつだな……やはり、この辺りが切りどころか?」
どことなく若者らしい生意気な口調で、一人冷たく呟くルルーシュ。きらりと閃くその紫水晶の瞳が硬質な光を放つ。
確かに彼は、組織のリーダーとなるだけの能力と才覚にあふれていた。だからこそ、そういった上に立つ者を求めていた扇は……だが。
その時はまだ、彼にとって扇たちレジスタンスは、単なる駒でしかなかった。そう、彼の命令を従順に聞いていればよいだけの。
「ン……?」
ルルーシュは、何気なく踊り場の窓辺から眼下へと目をやった。すると中庭に面した水場で、水道の蛇口をいっぱいに捻り、
何かを懸命に洗っているスザクの後ろ姿が、ふと目に入った。さらにその瞬間、でかでかと赤インクで落書きされた、
体操着のシャツを広げる手が見えた。それを見てルルーシュは愕然となり、思わず声を失う。「……ッ……!?」
犯人は先程の男子生徒二名だろう。が、そんなことをスザク自身が知る由もない。それでも確かに存在するその悪意が、
こうして形になって胸に迫る時、きっと誰しもが、いわれのない悲しみと虚しさを、その身に感じるのだろう。
スザク……。殊更に虐げられた彼の心を思うと、ルルーシュの胸は今更のように、張り裂けそうに激しく痛んだ。
そして、哀しみとも憤りともつかない感情に、わなわなと震える唇。だが今の彼には、一つとしてなす術がない。
ただ人知れず拳を握りしめ、その行き場のない怒りを、無言でどこかに逃がす他はなかった。
そして、ここにもう一人。クラブハウス内の生徒会室に、カチャカチャとキーボードを叩く音が響く。
椅子に座り一心不乱にPCに向かって、何かを書き込んでいるのは、生徒会メンバーの小柄な少女、ニーナである。
その表情は少なからず蒼ざめ、眼鏡の奥の小粒の瞳は、あからさまに何かに怯えているようだ。「……ニーナさん?」
そんな彼女にふと声をかける気配が近づく。その声にハッとするニーナ。顔を上げて見ると、車椅子のナナリーが近づいてくる。
「あ、ごめん……うるさかった?」 「いえ、それはいいんですけど――学校はどうされたんですか?」 「……それは」
そう問われて少々困惑顔になる。「……なんだか、怖くて……」 不安げに呟くと、ニーナは身を竦め、両二の腕を抱えた。
ニーナはその日、思わず学校を休んでしまった。同じ教室に"それ"がいると思うだけで、彼女としては、たまらなかったのだ。
彼女がネットの掲示板に書き込んでいたのは、その不安から来る怯えを少しでも和らげようとしていたからである。でも――、
その恐怖という負の感情は、時として人の心を怒張した化け物へと変えてしまう。特にネットというのは、何かのタガが簡単に外れる。
そして――、「怖い……?」 ナナリーは怪訝な表情で尋ねた。
「……うちのクラスに転校生が来たの……クロヴィス殿下の殺害の容疑者だった人――イレヴンなのよ」 「あ……」
ニーナの言葉を聞いて、ふとナナリーは悲しげに顔を歪めた。スザクのことで胸を痛めていたのは、ルルーシュだけではなかった。
眉間に皺を寄せたナナリーの苦悩に満ちた表情は、ニーナの言う、そのイレヴンというのがスザクであることを知っていた。
ナナリーはスザクのことを慕う以上に、日本人がイレヴンと呼ばれ、ブリタニアの人々から理由もなく嫌われていることを悲しんでいた。
スザクやメイドの咲世子を含め、彼女は日本人のことが好きだった。だから。けれどナナリーの悲しみも、目の前のニーナには届かない。
その日の午後、クラブハウスのエントランス前に、宅配ピザの店員がピザを一箱抱えてやってきた。いつものように店員が
チャイムを鳴らそうとすると――おもむろに扉が開き、奇妙な服装をした少女が顔を出した。言わずと知れたC.C.である。
「……あ、毎度ありがとうございます」 頭を下げる店員に釣られたように、同様に無言で頭を下げるC.C.。
C.C.とピザ――この二つは既に切っても切れない関係になっていた。ルルーシュ宅に彼女が転がり込んでからというもの、
その時、ふと空腹を覚えたC.C.が、ルルーシュに初めてデリバリーを頼んで貰って以来の気に入りようだった。
そんなに毎日、ピザばかり食していてよく……ルルーシュは時折そう思ったが、特別C.C.の前では口にしなかった。
「――引き落としの口座が男性のお名前ですが……よろしいのですか?」 そう訊かれ、反射的にこくんと頷くC.C.。
基本的にデリバリーは高くつく。しかしルルーシュがこれまで蓄えた財産は、よほどC.C.の空腹を連日満たすほどのものだったのだろう。
とにかく彼女が無断で外出することにだけは、口うるさいルルーシュだったが、こと食事に関しては、それほどうるさくなかったのは、
C.C.にとって非常にありがたいことだった。やはり私が見込んだだけのことはある……。無論、金遣いが荒いというわけでもないが、
だが、別段ケチ臭いわけでもない。確かに多少は大雑把かもしれないが、そういうルルーシュの気前のよさというか、ある意味、
その鷹揚さは、さすが元皇族といったところだろうか。そのことに関しては、C.C.はルルーシュにとても感謝していた。
――開いたままの扉。うっかり平穏を許していた、ルルーシュの優しくあたたかな安泰の隠れ家。
その僅かなC.C.と店員のやり取りの間、二人の足元をすり抜けていった小さな侵入者の存在に、C.C.は全く気付かなかった。
それがその日、ルルーシュが思わぬ失態を晒してしまう原因と化すのだとは、勿論、彼女は知らなかった。
会長、朝から乙かれガーッツ!!
子供スザク別人にも程があるだろ
子供ミレイ会長の出番はまだですか?
か、会長っ!!
あのルルを見つめる切な気な瞳はなんですかっ!?
会長さん14話のルルシャリもそうだが
今週後半のマオの壊れ具合も小説でどう表現してくれるか
まぁ結構後になりそうだが、それでも楽しみに待ってます
媚びすぎアニメ、ギアス
韓国アニメ、ギアス
無意味におっぱいぷるんぷるんアニメ、ギアス
厨二病アニメ、ギアス
「デスノート」のパクリ、ルルーシュ
ふゥ…やっと今週の15話視聴&初回版DVDgetできたわん。
っていうか 工エエェェ(´д`)ェェエエ工工
と、色々とツッコミ所満載の最新話とDVD特典エピw
ちょ、ルルーシュあーた、どんだけ詰めが甘いのよっ
シャーリー普通に翌日登校してるしw 誰よ、本国に帰るとか転校するとか言ったのは(爆)
しかも、他人プレイ(笑)でも、さすがに同じクラスはまずいんじゃないの……。
ただでさえシャーリー生徒会メンバーだしねぇ。リヴァルたちにどう説明すんの?
特にスザクはシャーリーのルルへの気持ち知ってるわけだし……日記処分するだけじゃねぇ。
ていうか私とルル、いきなり既にルル皇子公認の関係になっててワロタだったわw
あっここって一応ネタバレOKかしらん?でももう発売されてるしね、DVD。
キタ━━━━(゚∀゚)━━━━幼少期の俺様なスザク!!
それに土蔵……。ルルナナの原点ってあそこまで悲惨な境遇だったのね。
というより、今回ほど本筋バレが怖ろしいと思ったことはなかったわw
全然ルルに優しくない子スザクッ(笑)てか、お互い敵意剥き出し〜
こちらの小説予想(笑)を別次元へ遥かに上回る展開でもう。
……どうすっかな。もう少し修正入れようっか?w
>381
コピペ間違いごめんね。いつもありがとガーーーッツ
>382
ほんとそうよね(笑)あれはよほどのことがあったとしか……。
でもスザクもルルーシュも、星座的に見れば、お互い最初は、
相容れない同士だったというのは、今にして考えれば納得いくわね。
あのシャーリーでさえ、最初ルルには嫌悪感が勝ったようだしね。
射手座と蟹座が葛藤の150度の関係だとすれば。お互いに色々あって、
でも最終的に譲り合うべき所を見出したのかも。そのピクドラでも、
ナナリーが二人の間に入って仲裁してたしね。やはり最初に、俺様的
ガキ大将なスザクの心を緩和したのは蠍座のナナリーだったのかも。
それ以上に現在の彼への変遷には尋常でない出来事があったようだけど。
>383
こうなってくると、確かに子ミレイ&子ルルの最初の出会いエピなんかも
見たくなってくるわねぇー。というか普通に今後ありそうなんですけどw
たぶん本筋に直接絡まないので、DVD特典エピかなんか?だろうけど。
子供時代の私はやっぱりルルに対して、様付けだったんだろうか?
今は普通に「ルルーシュ」「会長」って呼び合ってるけどw
……考えてみたら、私ってスザクよりもルルとの付き合い長い?(笑)
>384
あー別になんでもないわよ、あれは(笑)
というか、ガチでルルに矢印向けてたら、どうしよ私ってばw
今度こそ逃げられないお見合いの相手も気になる所だけど、
そんな少女漫画な展開、さすがに萌ゆる〜 ま、色々とね。
皇子時代からルルとは、結構付き合い長いみたいだし、
そういう感情があったとしても全然おかしくないけどね。
>385
ありがとう。期待してくれてるのに、なんか全然進んでなくて申し訳ないわ。
というか私自身も、早く最近のエピが書きたくて、うずうず(笑)でも、本編からの
揺さぶり強くて年始から、ほとんど進んでないというこのジレンマな現状(´・ω・`)
>386
どっから来たのかな?
まー実際その通りなんで(笑)否定はしないけどね(^^;;
>369
もしかしてカレン?
あっちの新スレちょっと覗いてみたけど、えらいことになってるわねぇ。
ってルルーシュ、ったくどこで油売ってんのよw
ほんとにマオスレになりつつありそうでヒヤヒヤ(^^;;
>370
おお〜ピッチピチギャル3人娘がスク水姿でお出ましね♪
っていうか、ぶっちゃけこれからそういう場所でのロケがあるみたいで、
シャレになんないわねぇ。ルル関連の戦士と情婦の二人はともかく(笑)
参戦するのはシャリじゃなくて、ユフィお姫様の方だけど。
>371
あっちのキャラスレでも言われてたけど、
確かにだんだんマオがオレンジ化してきてw
まぁどっちも色々と執念深そうだけどなぁ(^^;;
>372
(なんだか変なのが居ついてしまったようね……)
30年後のスザク…だったら認めてもよいわw
最期に1個だけ。
うっわ私ってば、ルルーシュが皇子だと知っててシャリ焚きつけてたんだぁ(爆)
↓ちなみに、これまでのルル関連の気になる?
私の台詞その他なんか、ちょっとだけ抜き出してみた
1話「うちのルルはやればできる子なんですぅっか、可愛いねぇ」
3話「(ぽんぽん頭叩いて)ルルーシュッ今寝てたでしょ?手が止まってた」
同3話「知ってて連れてきてくれたんじゃなかったの?――カレンさん、生徒会に入れるから」
同3話「……(カレンに)ナナリーはルルーシュの妹よ」
同3話「会長の趣味――そのうち付き合わされるから覚悟しとけよ」(ルルーシュ)
同3話「クロヴィス殿下が亡くなったのよ!」
6話「……恥ずかしい写真? まっかせてぇ、絶対ルルーシュより先に取り返してみせるから!」
同6話「へぇ……(ナナリーに)ルルーシュのピンチを転校生が救ったの」
同6話「それだぁ!アイツの恥ずかしい秘密!」
同6話「そういうことですか、会長」(ルルーシュ)
同6話「あ〜あ、せっかく弱みを握れると思ったのにぃ」
同6話「副会長の頼みじゃあ、しょうがないわねぇ」
7話「……いいよねぇ恋って。はぁ〜あ」
8話「ルルーシュも来られるとよかったのにねぇ」
同8話「よいではないか、今宵は夜通し語り明かそうぞ♪好きな男の子、教えあったりさあ」
同8話「……いるんですか会長にそんな人」(シャーリー)「ふん、さあねぇー」
9話「モラトリアムしておける時にしておかないと!」
同9話「……死にゃばもろともってこと♪」
同9話「ヘビィな話ねぇ。正妻も妾もその娘も同じ家に住んでるなんて」
同9話「……でもね、一つ一つは我慢できることでも、いつか積み重なれば擦り切れてしまうものよ」
同9話「大丈夫よ。人の秘密って知りたくなる方だけど、話す趣味はないから」
10話「はぁ?会いたいって言ってもさあ。こっちは庶民、向こうは皇女様」
同10話「あ、いや、ウチも昔ならそれぐらい出来たんだけど……」
同10話「ね、理事長の孫ってどれくらいの社会的ステイタス?」
12話「呑気だねぇ。世界は一昨日のナリタ騒ぎでもちきりだってのに」
同12話「ふふふっシャーリーのそういうトコ好きよ♪」
同12話「だぁからさあ、言っちゃえばいいのに。好きですぅって」
同12話「……断られたらどうしよう。友達でもいられなくなっちゃうかもぉ?」
同12話「居心地いいもんねぇ、今はこの場所、私たちって」
同12話「でも少し覚悟しといた方がいいよ?変わらないものなんか、どこにもないんだから」
同12話「あ、どうしても気になるって言うんなら、いっそ本人に訊いてみれば?――ねぇ、その辺どうなの?」
同12話「はいはい、相変わらず人使いが荒いですね」(ルルーシュ)
同12話「ふ〜ん、出来る部下を持ってシアワセ♪」
同12話「部下?そう、そうなるんですよね」(ルルーシュ)
13話「それより私はあんたの方が気掛かり。ちゃんと泣いた?今、変に耐えると後でもっと辛くなるよ?」
14話「だってお姫様だよ?逆玉じゃん!」(リヴァルの台詞に一瞬顔を歪める)
あらためてこうして振り返ってると、なんだか色々と、
伏線っぽい気になる台詞が目白押しだったわねぇ、私ってば。
皇族であるルルーシュ兄妹の後見人だったアッシュフォード家の一人娘。
確かにそういう立ち位置だったら、ルルーシュのこと知ってて当然かもね。
そして自分自身も没落した家を立て直すために。ほんとは普通でいたいのに。
皇族とか身分とかの違いなんかにも、ある程度は敏感だったのかもねぇ。
だからこそ実質的に捨てられた皇子であるルルーシュ自身にも……。
そんな私は、ブリタニア皇帝の弱肉強食の理論をどう見ているのかな?
やはり過去の戦争含めて、少なからずルルーシュに同情している?
今のうちにモラトリアム楽しんどこうとか、変わらないものなんか
どこにもないとか、ある意味学園内で好き放題バカなことやって、
はっちゃけてたのにも、実はミレイ会長なりの深い思いなんかが
その裏にあったのかもねぇ。うぅ、私ってなんか健気……?(笑)
にしても、現在のルルーシュに対する態度がラフすぎるよ(爆)
確かに周囲に皇子バレしちゃいかんのは解るけどw
でも私の場合、半分は面白がってやってるとし(ry
実はルル自身も、そういう私だからこそ安心してたりね?
そのうちマジに「ルルーシュ様」とか言い出したら、はなぢ吹いちゃうよw
弱肉強食!?けしからん、それは畜生の世界の理論だ!!
尤も、畜生共に理論というものがあればの話だがな。
それより、一緒に朝御飯でもどうかなミレイ?
>392
もうあなたはいいですから
なんなら今書きかけのねこ騒動終わったら
いきなり飛ばしてシャリマオ編に入ってくれても
全然OKですよ会長
へびつかい座を加えた13星座星占いは聞かくなりましたが、
今でも存在しているのでしょうか?
コンプエース連載「コードギアス ナイトメア・オブ・ナナリー」
がすごい展開になってますが、読みました?
ミレイ会長がコスプレする回の話しも、小説化してくれっ!!
生徒会の仕事(今までサボっていた分含む)でミレイ会長自身も忙しいだろうけど、頑張ってくれ。
会長、そろそろ節分の季節ですよ
扇とヴィレッタなんて変化球すぎて唖然
やっぱ今後の展開で気になるのはお見合いエピソードじゃね?
>394
それって会長的にジャド
…そろそろ小説の方をなんとかしないと。
これじゃ今月一本完結できないよヽ(`Д´)ノ
ということで、おは今晩わ。ミレイたんです。
>392>393
(・∀・)ニヤニヤ
>394>401
そーねぇ〜やっぱそれって完璧主義の?
ミレイたん的に若干、邪道かしらねん(笑)
まー今秋の第二期まで視野に入れて、ぼちぼち頑張りますわん。
ほんと仕事遅くて、ごめんねっ
>395
うーん、どうなんだろうねぇ?基本的にそれって邪道、
じゃないけど(笑)星占い自体が基本的に12星座ものだからね。
詳しく説明すると話がややこしくなるので割愛するけど、つまり
占星術で扱う星座ってのは、実際に今、夜空に見える星座とは、
ちょっと違うってことなのね。(そのあぶれた分のへびつかい座、
というのを加えたのが、世に言う13星座占いってことなのねー)
昔々に西洋で始まった星占いは、その時の空の姿を象徴的なもの
としていて、12星座は(牡羊座0度)それを基点としているから。
あっやっぱり話がちょっと解りづらくなっちゃって、ごめんねー。
>396
なんか某所で、ネリ様譲りの鋭い目つきで
開眼なさったナナリーなら見たことあるけどw
漫画といや、某AS○KAのなんか仮面ランスザクだしねぇ。
>397
ぬっふっふ。当然ぬかりはないわよ。
皆の衆、心して待たられよー♪
特にルル受(ry
>398
ハッ。――鬼はそと〜福はうち〜♪
節分といえば、日本の風習。日本の風習といえば、コスプレ。
ってことで、これは雷さまコスのミレイ会長が拝めるってことね。
当然、飲み明かすのは勿論のこと。だから日本って大好き〜
一年通して、酒が飲めるイベント目白押しだもんね〜♪
>399
確かに(笑)双子座と魚座かぁ…地雷を踏んだわね、扇…
地雷といや、蟹座のスザクと天秤座のユフィもだけど。
スクエア同士で惹かれあうっていうのは、なかなか危険よぉ。
(何気に山羊座のネリ様と天秤座ユフィ姉妹もそうね…
>400
お見合い!はぁ〜あ。ルル……。
(ほんとは「私を連れて逃げて!」な眼差しだったりw)
まぁ童貞クンには、そんな甲斐性ないか。
そんなわけで、これから少しノベライズの方を頑張ります。
ほんとにいつも待っててくれて、皆さんありがとう。
帰宅したルルーシュが、室内で何やら鞄を広げてゴソゴソと、中から出した工具類をテーブルの上に広げている。
そのテーブルの上に置かれた、ルルーシュにとって大事なゼロの仮面。そこへピザの箱を抱えたC.C.が入ってくる。
しかしC.C.は、まだ気付いていない。一匹の野良猫が部屋に紛れ込んだことなど――それは無論、ルルーシュ自身も。
「ん……仮面の隠し場所か?」 「――ギアスと違って、こいつは物的証拠になるからな……」
そう言いながら、ルルーシュは折り畳んだ仮面を注意深く鞄の中へと収めた。元々慎重な性格のルルーシュのことである。
ゼロの象徴である仮面は当然のことながら、その衣装に至るまで、常日頃から、その管理に怠りはないはず……だった。
そこへ車椅子のナナリーが、にこやかに入ってきた。彼女はいまだC.C.の存在には気づいていないはずである。
「……お兄さま、今お茶を入れたんですけど、ご一緒にいかがですか?」
ふと部屋の中に漂う香ばしいピザの匂いに、思わずナナリーは訊いた。「あらっこの匂い……またピザ?」
最近ルルーシュは、よくデリバリーのピザを頼んでいる。そんなにお腹をすかしているのかしら……お兄様ったら。
ナナリーは、お兄様も育ち盛りの普通の高校生なんだな、などと、ぼんやり思って無邪気に微笑んだ。
「ああ、ポイント溜めてるんだ――すぐに下に行くから、待っててくれ」 目の前にいるC.C.がまるで空気のように、
ルルーシュはさも自分がやっていることのように、シレッと言うのだった。まぁそのくらいの大胆さも必要か。
いささかC.C.は、自分の存在が二人から無視されているようで少しムッとしたが、確かにいたしかたない。
ピザは自分が頼んだのだから。この時ばかりは、ナナリーの目が見えないことに感謝してしまうルルーシュだった。
――すると、「……お兄さま」 「ん?」 「もしかして最近、二の腕とかが、ぷにぷにーってなって来てません?」
少しからかうように可愛く尋ねるナナリーに、ハハッと笑うとルルーシュは、「――絶対に触るなよ……」
トーンを下げた低い声で呟いた。ナナリーに断るように見せかけ……それは仮面を、という意味合いでC.C.に向けた台詞だった。
「まあ、怖い」 うふっとナナリーは笑うと、ひと足先に階下へ戻っていった。ルルーシュも後を追ってすぐに部屋を出て行く。
その二人のやり取りの間に、ルルーシュのゼロの仮面が収められている鞄の隙間に興味を示している小動物がいた。
ゴソゴソと鼻面を押し付け、そしてついに。――ヒニャッ! その小動物の鳴き声とともに、テーブルから落ちる鞄。
その声に振り返るC.C. すると……。「ん、あれ?」 何かが足元をすり抜けて、廊下へ出て行く気配がした。
「うん……やっぱりな。そんなことじゃないかと――」 「スザクさん、もしかしたら辛い目に……?」
ルルーシュとの午後のお茶の席で、ナナリーは昼間のニーナとのことを話していた。「いや、それは――」
ナナリーを安心させようと、そこまで言いかけ、言い淀むルルーシュ。ふと思い悩むように、目を伏せる。
かくいうルルーシュ自身も、昼間学園内で目にした、あからさまなスザクへの虐めの実態を思い出していた。
そして、あらためて口を開き、「……時間がかかるんだ、こういうことは――」 諭すようにナナリーに言うのだった。
「……なんとかならないのですか……お友達でしょう?」 心配そうなナナリーの顔を前にして、実際ルルーシュ自身も、
どうにかできるものならば、すぐにでもどうにかしてやりたかった。でも……。やはりこればかりは、おいそれとは、
どうにかできる問題でもなかった。ルルーシュの言葉の通り、ただ時間が解決するのを、黙って待つ他は。
再びルルーシュは、深く溜息をついて、視線を手元に落とした。
ルルーシュが俯けた視線をふとあげた瞬間、床の前方で、向こうの部屋からダイニングへと入ってくる何かが目に入った。
猫……?ぼんやりと思ったが、何かの違和感を感じて、その小動物が被っている見覚えのある群青色の丸い物体に気付く。
それは――……、「ほわぁァァァァッ――!?」 ルルーシュは、どこから出てきたのか分からないような、自分のその嬌声に、
思わず頭の中が沸騰するのを感じだ。「えっ?」 突然ルルーシュが発した、素っ頓狂な高い声にナナリーも呆気に取られる。
「こらっ待て、返せッ……!」 そう小声で叫ぶが早いか、ルルーシュはすぐさま席を立つと、いきなり部屋を出て行った。
「え〜っと……お兄様?」 事態の収拾が付かないまま、一人部屋に残されたナナリーは、不思議な顔をして小首を傾げるばかりだった。
身軽な野良猫の足取りは速かった。それでもルルーシュは、必死になってその足跡を一人追う。なんでこんなことに……っ!
焦りのあまり、鼓動が早鐘を打ち、あいかわらず頭は白く沸騰したままだった。ふにゃぁ〜……、 野良猫は、そんなルルーシュに
一切おかまいなしに、まるでその遅い足取りを小馬鹿にするかのように、いつのまにかクラブハウスの外へと出て行く。
誰だッ……玄関の扉をあけっぱなしにしたやつはっ――C.C.!? クソッあいつか……ッ、そんなことを思いながら、
はぁはぁと既に息が荒くなっている。普段、運動をしていなかったツケが、まさかこんなところで出るなどと。
「っ……猫なんかに、猫の分際で……ッ」 緩慢な動作でテラスを上り降り、忌々しげに悪態をつく。その隙にも、
猫は遥か視界の前方を走り去っていく。まずい、そっちは……、意気揚々と野良猫が、校舎の方向に向かっていくのが見えた。