1 :
名無しになりきれ:
試験的に立ててみました。
元ネタはVIP発祥の「こ の ス レ か ら は 出 ら れ ま せ ん」です。
このスレは「絶体絶命都市」や「SILENT」などのような外部と連絡が取れない密閉空間から、
「バイオハザード」シリーズに登場するゾンビなどの魔の手を振り切り
脱出をするような事が目的です。
1000に 脱出 と書いてくれれば脱出成功です。 脱出できない場合はもう一度最初からやり直しです。
武器などは異常な物意外はオーケーだと思います(核とかテポドンとか)。
>>100まではいろいろな事を話し合ったりしてみてください。
「場所」とか「りーだー」とか「敵役」とか・・・。 いろいろ暗中模索してください。
眠る場合は途中で抜けれます。 皆さん臆せず入ってください・・。。
頑張れ。。
2 :
名無しになりきれ:2006/04/15(土) 23:05:39
3 :
男:2006/04/16(日) 00:04:25
部屋がある。
その中心に円卓がある。
席の数は13。その後ろには同じ数だけの扉がある。
窓は無い。天井の照明は無機質に白く、床に貼られたタイルの上には埃一つ落ちていない。
全部で13の、白い扉に囲まれた灰色の部屋。
その内の、一つの扉が無造作に開く。
「……あ?」
扉を開いたまま、男は語尾の上がった声を漏らした。
ワックスで方々へ散らした茶髪。着崩したスーツ。黒いトランクケース。
気だるげにネクタイを緩めながら、男は円卓の一席に腰掛けた。
「……出れねぇ。携帯も繋がらねぇ。何処をどう行っても最終的にはこの部屋に戻ってくる。何だよ此処」
ギシ、と椅子の軋む音。男は蛍光灯を見上げ、呟く。
「……煙草吸いてぇ……」
4 :
名無しになりきれ:2006/04/16(日) 00:11:16
5 :
男:2006/04/16(日) 00:32:51
「オーケー。話を整理しよう」
男は両肘を円卓の上に乗せた。手持ち無沙汰に指を組んで、その上に顎を乗せる。
「俺は丁度この席の真後ろのドアから入ってきた。正面のドアから出て、通路を道なりに行ったら、また入ったドアから出てきた。最初に入った時は外から入ってきたのに、だ」
男は正面に見えるドアを睨みつけながら、独り言を漏らす。
「同じドアから出て道に迷う事3回、何かの足音に追いかけられる事2回、この部屋に戻る事、これで6回。結論……」
来た道を戻ってもこの部屋に帰ってきてしまう。ちょっと煙草を買いに出た積もりが、既に4時間は歩き回っている。
「此処からは、出られない」
ああ、ドアの向こうで何かが歩き回る気配がする。
ここはいったいどこだ?なんでここにいるんだ?
7 :
男:2006/04/16(日) 00:44:16
>>6 向かいの扉が開く。
そこから覗く人影。男は結んでいた口元を吊り上げると、立ち上がる事もせずに先方の台詞に答えた。
「ようこそ、このクソみてぇな『出られない場所』へ」
いや、質問に答える前に、まず皮肉を吐き出した。
・・・いつのまにか変な所にでたね・・・ここどこ?
9 :
警察官:2006/04/16(日) 01:21:13
薄暗い通路で手に持った懐中電灯の明かりで周囲を照らす。
妙な建物だ。先程からどれだけ歩いたか分からないが、ドアも窓も無い。
さらに進むと通路の突き当りにあたる。そこには一つのドアがあった。
腰に吊っていた警棒を構えて、警戒しながらゆっくりとその扉を開く。
薄暗い廊下とは対照的に、それなりに広い室内には白い照明が灯っていた。
中央の円卓に並べられた椅子の一つには男が座っている。
「君は誰だ?それと、この建物はいったい何の建物なんだ?」
10 :
8です:2006/04/16(日) 01:24:03
>>9 け・・・警官?助った・・・外へでる方法教えてくださいよ
君らもVIPから来たのカナ〜?
いやね〜?私のいるスレも元はVIPにあったんだよ〜
とりあえずこっちとVIPはルールが違うことを頭に入れて欲しいカナ〜
12 :
男:2006/04/16(日) 01:25:29
>>8 「そんな事俺が知りてぇよ。」
向かいのドアの右隣。更に扉が開く。背凭れに体重を掛けながら、男が答える。
「まぁ、解ってるのは「どうやら此処からは出れないっぽい」って事だけ。折角だからお互い自己紹介でもしとくか?」
業とらしくひらひらと手を振れば、短くハッと笑った。
13 :
8です:2006/04/16(日) 01:28:13
>>12 う・・・嘘だろ?・・・
・・・俺・・・明日会議あるのに
じ・・・自己紹介かい?
俺は
石川・・・卓也一応サラリーマンだ
14 :
警察官:2006/04/16(日) 01:33:14
>10
座った男に質問をしている間に、再び扉が開いて人が入ってきた。サラリーマンらしき男だ。
様子を見る限り、その男もまた、この建物に関してを把握していないらしい。
「いや……残念ながら本官も出る方法は分からないんだ。巡回中、気付いたらここにいてね…」
15 :
早川 夜尋:2006/04/16(日) 01:33:49
「おーおー、千客万来だねぇ、こりゃ」
次々と扉が開く、一つの扉が開くたび、一人の人間が『外』から入ってくる。
どの人物も、最初に口から出るのは質問だ。それも彼には答えられない類の問い。
「此処が何処だかは俺も知らねぇよ。そもそも建物なのか通路なのかも解んねぇ。俺なんて煙草の自販機探しに知らない道入ったら此処に居たんだからな」
乾いた笑い。ケラケラとでも書き文字が付きそうな、軽い声。
「俺は「ハヤカワ ヤヒロ」。まぁ、なんだか出れそうもねぇし、ヨロシクなぁ?」
>>14 「そ・・・そんな」
予想はしていたがここまであっさりと答られるとは考えてなかった・・・
俺は衝撃のあまりにぺったんとその場に座り込んだ
>>15 (こ・・・こいつなんて気楽なんだ・・・)
その部屋にいた男が笑いだしたため俺はすこし睨んだそして、男の名を聞くと俺は儀礼的に挨拶をした
「よ・・・よろしく」
>15
「参ったな……」
どうやら座っていた男も迷い込んできた者の一人であって、管理人の類では無い様だ。
その男はハヤカワヤヒロと名乗る。タバコを買いにいく途中だったそうだ。
>16
先程のサラリーマンは、思いの外ショックを受けたらしく床に座り込んでしまった。
「安心しなさい。入ってこれたのなら、何らかの方法でここから脱出する事も出来るはずだ。
入る事が出来るなら出る事も出来る筈だからな」
「では、本官も自己紹介を」
警棒を腰に戻し、ポケットに仕舞ってあった警察手帳を二人に見せた。
「名前は原康夫、ハラ ヤスオだ。職業はごらんの通り警官で、階級は巡査部長。
巡回中に怪しい人影を追って路地に入り込んだところ、気付いたらそこの通路に居たんだ」
>>17 警官は俺を励まそうとしてくれた・・・が俺はこの状況に苛つき
(気休めはよしてくれ・・・)と思った・・・・・
俺は警官の名を聞くと夜尋と同じ挨拶をした
19 :
早川 ◆fbPJysuJQs :2006/04/16(日) 01:59:25
「とりあえず状況は整理しておくか?まぁ俺はこのままでも会社サボれるから楽でいーんだけど」
冗談交じりにそう言うと、足元に置いてあったトランクを円卓の上に乗せる。書類らしき紙を引っ張り出すと、その裏の白紙にボールペンで線を走らせ始めた。
「今この部屋に居るのが全部で四人。俺が入ってきた扉がこの後ろの奴。リーマンと警官のオッサンがそことそこのドア。で、アンタが俺から見て正面のドア、だろ?」
コツコツ、とペン先で紙を叩く。殴り書きではあるが男の手元にはこの部屋の見取り図が出来上がっていた。
「で、その正面のドア。そこから出たら通路があって、何箇所か分かれ道がある。まぁ、俺はそっから出ようとしてこの部屋とその道とを何回か回っちまったワケなんだけど」
そこで男が何か思い出したかのように顔を上げる。
「そういや、誰か煙草持ってねぇ?」
20 :
◆9GT1LQ/u02 :2006/04/16(日) 02:00:24
さ
>>19 早川から状況を聞き俺は昔みた四角い部屋に閉じ込められそこから脱出しようとするものの全員死んだ映画を思い出した
(あぁ・・・俺あいつらみたいに死ぬんだ・・・)
俺は死を予感した
早川から煙草を持ってないかと聞かれ俺は
(煙草!?こんな時に何を考えてるんだ!)
と思い
「こんな時に不謹慎だぞ」
と思わず言ってしまった
「あー…至急至急。応答願う、応答願う……」
普段は同僚や本部との連絡を果たす無線機は、不愉快な雑音だけを流す。
他に持っている連絡機器は携帯電話だが、こちらは電池切れだ。
>18
サラリーマン、イシカワと名乗ったか。そのイシカワは酷く落ち込んでいる。
そして、自己紹介に対して遠慮気味に「よろしく」と言った。
>19
「……タバコがあれば、本官も吸いたいさ」
ため息混じりにそう答えながら、ハヤカワが書類裏に描いた見取り図を見る。
何処かの映画だったか、漫画だったかで、同じような部屋を見た。
あれは何という作品だっただろう。
「とりあえず、だ。本官の通ってきた通路が脱出できる通路ではない事は確かだ。
入ってきた方向に歩いてきて、この部屋に着いたんだからな」
23 :
早川 ◆fbPJysuJQs :2006/04/16(日) 02:23:24
>>21 みるみる内に青ざめていく石川の顔。落ち込んだ表情のせいでそう見えているだけかも知れないが。
「こんな時に不謹慎だぞ」
次に見えた表情の色は苛立ち。それを背凭れに体重を掛けたまま、早川は見据える。
「こんな時?」
ハッ、と鼻で笑うような声。
「だからこそじゃねぇか。こんな状況でイライラして喧嘩にでもなってみろ。それこそ密室バトルロワイヤルだぜ?」
業とらしく両手を広げる。右手の指でペンをくるくると回してみたりして、反省の色はまるで見せていない。
>>22 「ぅあー……そっちも煙草切れかよー。で、そっちもバツ、か。まぁ、結構薄暗いし入り組んでたから、実際どうだか解んねぇけどな。」
広げた紙に近づいた警官姿。その話を聞きながら扉の一つにバツ印を付ける。自分が出て入ってきた扉も含めて、バツ印はこれで三つだ。
「つーかこのペースで行くと他の扉からも誰か入ってくんじゃねぇ?」
>>22 俺は警官が無線を使うのをみて携帯をみてみた・・・圏外かと思ったらアンテナはたっていた
俺は急いで家にかけた・・・
(頼む・・・誰でもいい電話に出てくれ)
俺はすがる思いで電話を握っていた・・・すると電話に誰かでた俺は
(助った)
と思ったが出たのは聞いた事もない青年の声だった
青年「あ〜ほ何しても無駄さ・・・てめぇらはここで死ぬんだよ!」
その声は部屋に響き思わず俺は
「うわ!」
と叫び電話を壊した
ここで携帯をかける前の話しにもどる
>>23 俺は早川の話しを聞きながら
(・・・やっちまった)
と思ったなぜなら俺は前に息子が早川と同じ事をした時に叱りつけた・・・がそれ以来息子は俺と口を聞かなくなった俺はこの時の事を後悔していた
俺は早川に息子を重ね
「すまない・・・」
と謝った
>23
ハヤカワの言ったバトルロワイヤルと言う言葉を聞いて、同名の映画を思い出した。
ここで武器を持っているのは自分だけだ。それも、確実に高い殺傷能力がある武器を。
それは、制服と共に警官の証明でもある、38口径の回転式拳銃だ。
もしもの時は、引き金を引く覚悟をしておかなければ。
「…他の人間が来れば、情報も集まって脱出もしやすくなるだろうが…」
>24
突然、イシカワが叫んだ。見ると携帯電話を壊している。
「どうしたんだっ!?何があった!」
『サラリーマンが携帯電話を壊している』なんて状況に出会ったのは初めてだ。
何の推測も出来ず、尋ねる事しか出来なかった。
イテ・・・イテテテ。クソッ!なんだここは?おいおい暗いなナンナンダオイ?
何でこんな事になっちまったんだ?現場でちょっと昼寝してる間になんだよこれ・・・
とりあえず出口探すか。ツイテネーナクソ!こんなんなら家でサボってりゃ良かったな。
・・・まぁ高い工具無くさなかっただけマシカナーこの大型モンキータケーンだよな。
慌ててもしょうがねーから一服いれてから探すか。・・・あれ?んだよクソ!ライターだけじゃ吸えねーっての!
あー!ツイテネー!
>>26 俺は警官に話した
「お・・・俺の携帯からへんな奴が・・・しゃべった・・・か・・・家族の番号を押したのに・・・」
俺はパニクッてたため殆ど意味不明な事を話していた
29 :
早川 ◆fbPJysuJQs :2006/04/16(日) 02:43:34
「あー、気にすんな気にすんな。オッサンもあんまり真剣に考えすぎるとハゲるぞ」
謝罪の言葉に手をひらひらと振る。
「まぁ、アレだ。煙草が無ぇんじゃ、こりゃ出るしかねぇわな。大体煙草買いに行って…ってうぉお!?」
警官に向き直って話を続けようとした所で、突然部屋に鳴り響いた電話越しの声。そして、石川が電話を壊した音。
「……へぇ」
いよいよ現実味が無くなってきた。男は気の無い声を上げる。
だが、さっきまでとは違い口元は笑っていなかった。
>>27 急に扉が開いたため俺はビビった・・・
(電話の奴が俺らを殺しに来た・・・)
俺はそう思いテーブルの下に隠れた・・・
>27
ふと、壁の向こうから誰かの声が聞こえたような気がした。
「…おい、どこかから声が聞こえなかったか?」
そういった直後、扉が開く。
>28
「落ち着け!何があったのか、ゆっくり話してみろ!」
携帯電話を叩き壊したイシカワは、パニック状態で状況を話す。
理解できたのは、家族に電話をしたら電話に変な奴が出た、と言う事だ。
「きっと電話番号を間違えただけだ!何も無い!落ち着くんだ!!」
とりあえずイシカワを落ち着かせなければ。
>>30-31 あー?なんだ結構近くに出口あるじゃねーか。まぁいいや。
ドーン!ドーン!
あ!?なんだよオモテーナクソ!おい!誰かイネーのかこら!あけろっつんだよ!
クッソついてねーな!おら!
ドーン!ギギギィイイ・・・
33 :
早川 ◆fbPJysuJQs :2006/04/16(日) 02:55:16
>>32 背凭れ側の扉が開く。
扉を開けた男から見えたのは、三人の男の姿。
慌てふためき終にはテーブルの下に潜り込もうとしているサラリーマン風貌。それを宥める警官風貌。
そして、椅子に座ったまま振り返った、スーツ姿の男。
「ハーイ、いらっしゃい。アンタも迷ったクチ?」
おそらく、この状況は掴めまい。
俺はテーブルの下で先程のやりとりを思い出していた
>>29 早川の発言を聞き俺は
(オッサンておれはまだ39歳だぞ・・・)
と思った
>>31 「で・・・でもそいつが・・・俺らは死ぬって言ったんだ」
やっと俺は落ちつきそいつの言った事を警官に話した
>>32 (よかった・・・多分あいつじゃない)
俺はそいつの姿を確認するとようやくテーブルから出ようと思った
>29
イシカワとは対照的に、最初から居たハヤカワは落ち着いている。
「本官も早く戻りたいんだがね…外で部下が待っているんだ」
つれて来たのは宮元という巡査だ。つい先日、私の勤める交番に配属された。
彼はどうしているだろう。五分で戻らなければ応援を呼べと伝えたのだが。
>32
「さて、と」
開いた扉の向こうに居た男に目を向ける。そして、一つだけ質問を送った。
「君は何者だ?答えなくても結構だが」
この質問は警官としての口癖のような物だ。
>34
ようやく落ち着いたイシカワが怯えながらも口を開いた。
「我々が…死ぬ、だと?そいつは確かにそういったのか?間違いじゃないな?」
もしも本当なら、我々を見ている者が居る。我々を殺そうとしている者が居るのだ。
>>33 「あ?なんだよ人いるじゃねーか!しかもマッポまでいんのかよ!」
「迷った?何言ってんだかワカンねーけど、すぐ近くの現場で昼寝しててシラネー場所にねっころがってて仕方ねーから帰る所だよ。」
「てかどこだここ?何やってんだあんた達?ッツーカ帰り道シラネーかなー?」
「あとタバコねーかな?落っことしちゃったらしくってよ」
「そのリーマンなにやってんだ?w」
>>37 俺は扉から出た奴の話しを聞き赤面しながら
「う・・・うるさい!」
とだけ答えた・・・
>>36 不機嫌そうに答える職人風の男
「あ?んだよ今日はトコトンついてねーな!いきなり職質かよ!」
「木村だよ!木村拓哉な。芸能人と同じだが俺の方が男前だろ」
とりあえずその場に近い椅子に座る
40 :
早川 ◆fbPJysuJQs :2006/04/16(日) 03:06:59
>>36 「へぇ、外で部下がねぇ…まぁ最悪のパターンとしちゃぁその部下もアンタを追ってきて、此処のどっかで迷ってる、ってのだろうな」
視線を扉側へ向けたまま会話を続ける。意外とこの男、器用だ。
>>37 そして、現れた男は質問を立て続けに浴びせた。
解った事はこの人物も出口が解らない、という事。
寝てる間に迷い込んだらしい、という事。
どちらかと言えば明るい性格らしいという事。
結果この早川夜尋が発した言葉は…
「なぁああああ!お前もかよ!何で来る奴ドイツもコイツも煙草切らしてんだよっ!!」
逆切れだった。
>>39 木村と名乗った男を見ながら俺は
(この中で一番気が弱いのは間違いなく俺だな)
とくだらないことを考えていた・・・
>>40 俺は早川の発言を聞き
(さっきから煙草煙草こいつ煙草マンか?)
と思い思わず吹いてしまった・・・
>39
入ってきた男は不機嫌そうにキムラタクヤと名乗った。
「キムラタクヤ、か。本官は原康夫巡査部長だ。とりあえずは君の質問に答えよう」
こちらも警察手帳を見せて名前と階級を名乗り、キムラの質問に答える
「まず、ここがどこかは我々も知らない。次の質問だが、我々は脱出方法を考えている。
帰り道は知らない。タバコは誰も持っていない。以上だな」
>40
「まぁ、そうなれば好都合だよ。巡査には増援をつれてくるように言ってあるのでね」
もっとも、警官が何人居ようとも全員が迷えば変わらないだろうが。
「アーんだよもー!出口だと思って入ったら天敵(警官)とリーマンとワカゾウが会議中とはな!」
「しかもタバコにはありつけネー!ツイテネーゾ全く!」
「おい!あっちの扉は出口じゃネーのか?」
不機嫌を絵に描いたような状態である。寝起きなのもある。
>>43 色々くだらない事を考えてた俺は警官の話しを聞いてまた現実に戻された・・・
(・・・そうだよな俺らこのまま死ぬかもしれないんだ)
と思ったが
(ネガティブ思考はもう止めよこれからはポジティブにいかなきゃ)
と思い直した
46 :
早川 ◆fbPJysuJQs :2006/04/16(日) 03:17:52
>>42 「……何だよ?」
急に石川が噴出した理由が解らないらしい。
じと、と石川の顔を睨んだ。
>>43 「ナーイス処理能力、オッサン」
手馴れた様子で木村の質問に答えていく原に、横から野次を入れた。
きっと酔っ払いの相手とかにも慣れているに違いない。
「まぁ、犯人追ってた巡査部長が行方不明、じゃ確かに大事だもんな。それはそれで都合が良い」
>>44 (・・・・・・?なんで警官を天敵て呼んだんだ?)
と俺は一つ疑問に思ったがさらにキレられると困るので
何も言わなかった
>>46 「いや・・・なんでもない」
俺は早川に睨まれたため咄嗟にこう言った
>>43 警官に向き直り返事を返す
「ああそうかい。増援でも動物園でもいいけど早くしてくれよな!現場監督に怒られちまう」
立ち上がり部屋を見回して構造に奇妙な感覚を覚えた職人が言う
「あ?どうやって建ててんだこれ?おいおいナンダコリャ?なんだーここ?」
>>49 木村が急に不思議がってるので俺は
「どうしたんだ?」
と言った木村の視線をたどると柱に注目している
>44、49
どうやらキムラは警官が嫌いらしい。もともと、子供以外には余り好かれる職業でもないが。
「…天敵とは、言ってくれるものだ。とりあえずは落ち着いたらどうだ?
本官の部下が迷わなければ、増援もすぐに来る筈だ」
>46
「質問は警官の仕事でね。慣れているんだ」
実際、発砲やら格闘なんかよりも、容疑者やらに質問する機会のほうが多い。
そういえば私の追いかけていた不審な人物は何処にいったのだろう。
このハヤカワとは背格好が違うので別人の筈だ。
>47
「君はイシカワ、と言ったね?君はどんな状況でここに来たんだ?」
黙っていたサラリーマンの方を見て、質問を送る。
「ハヤカワ君はタバコを買いにいく途中で、キムラ君は寝ていて目覚めたらここにいたらしい。
本官は不審な人物を追跡中にここにきたんだが……」
>>50 「あのな?梁が足りねーんだよ。柱は14本で7本出さなくちゃヤバソウなのに6本シカネー」
「こんな建て方もアルノカネー。てかどうやって組んでるんだ?ブツブツ・・・」
職人気質からか、男は構造に気をとられ石川を忘れ大人しく見物している
53 :
早川 ◆fbPJysuJQs :2006/04/16(日) 03:32:41
「あー!ダメだ!煙草吸いてぇ!ニコチンが足らねぇ!」
ガタ、と音を立てながら立ち上がる。トランクを手に取ると、そのままヅカヅカと向かって右隣の扉の前へ。
「仕方無ぇ、こうなりゃ手分けして探すか。取り敢えず俺この扉の先探して来るわ」
そう言って、向かってドアノブに手をかける。何処の扉を開けても、その先にあるのは変化の無い薄暗い通路だけだ。
「くそぉ!絶対ぇ煙草の自販機見つけてやる!」
遠ざかっていく声は、目的を完全に見失っていた。
>>51 警官に質問され俺は
「俺がここに来た理由?
俺はにコンビニ弁当を買おうと思っていつも通ってる道を通ってコンビニに入ったらこの建物に入ってたんだ」
と言った
>>52 木村の発言を聞いて俺は
(全くわからん)
と思ったが・・・
(とりあえず変な建物なんだな)
と自己解釈した・・・
>>53 俺は早川が出ていくのを見て
(あいつ・・・馬鹿だな)
と思っていた
>>53 【たばこ】の言葉に気付き慌てて叫ぶ
「あ、おい!マイルドセブン頼む!ライトジャネーゾ・・・ってもういねーのかよ!ハエーヨ!」
どうもこの男、事の重大さには余り関心が無い様だ
>53
止める間も無く、ハヤカワはタバコを求めて部屋を出て行った。
「……ニコチン中毒とは恐ろしいねぇ…」
しかし、ここに居続ける訳にもいかない。何らかの行動を起こすべきかも知れない。
「本官も少し奥を調べてくる。もしかすると、巡査が来ているかも知れないからな。
なぁに、ちょっと奥にいってからすぐに戻ってくるさ」
部屋に残ったイシカワとキムラに言い、自分が元来たドアを開く。
そして、懐中電灯を灯して薄暗い通路を歩き始めた。
>>56 木村を見て俺は
(こいつ・・・早川にちょっと似てる・・・)
とくだらない事を考えていた
>>57 「おーイッテキナイッテキナ。ついでにタバコ頼むわ。マイルドセブンな!」
椅子に寄りかかったまま相変わらず構造を観察している
>>57 一番頼りにしてた警官がいなくなったので俺は
(どうしよう)
と焦っていた・・・
>>59 俺は眠くなったので木村に「少し寝る・・・何かあったら起こしてくれよ」
と言い寝る事にした
「ウオオォォォォ!」
という声が突然建物中に響き渡った
>>61 「あ!?ンダヨ!オメーの目覚ましじゃねーっつーの!!・・・もうネテラ。」
「それにしてもナンナンダここは。建物キモチワリーシ、扉多いし、クレーし、タバコねーし」
「酒もネーシ、寝てるし、タバコネーシ、アトアレダ、タバコネーシ」
「あー腹減ったなー!おんなっ気ねーなー!タバコホシーナー!」
静まり返った部屋の中にはサラリーマンの寝息がひたすら響く
>>62 突然の音に立ち上がり身構える
「!?なんだ!?ナンダコノヤロー!誰だコラ!てかドコだコラ!」
近くの様で遠い様な響く声に流石に動揺する職人
「部屋!!出た奴!!どこだ!!殺す!!」
その声は人間から掛け離れ建物中に響き渡った
>>65 「・・・あ?ナンダ・・・?殺す?ってオイオイ冗談じゃねーぞナンナンダヨオイ!」
「ゴルァ!リーマン!起きろ!ナンカヤバイゾ多分!」
「おい!糞マッポ!ワカゾー!なんかワカンネーケドやべーぞ!戻れこら!」
大きなスパナを片手に取り敢えず椅子をバリケード代わりに身を隠す
声の方向は今一わからない。
極度の緊張からか、原因は不明だが、木村はこの辺りからしばらく記憶が無い
後に目を覚ますのだが・・・
環境がちがうせいか俺はすぐに起きた
起きて目に入ったのは扉の前のバリケードもどきだった
木村に説明を聞こうと思ったが彼は寝ている
(いったい何があったんだろう?)
とりあえず俺は鞄の中から「カンパン」を出したもしもの時のために妻が持ってろと言った物だ
(まさか・・・こんなところで役立つとはな)
俺は「カンパン」を3個だけ食べてカンパンを鞄に戻した
俺は暫く携帯ゲーム機をだしゲームをしていたが
(・・・俺武器みたいなの持ってない)
と思い寝ている木村の工具箱から金づちを一本拝借した
(人の物を盗るのは二年ぶりだな・・・あの警官にばれたら俺、逮捕されるかな・・・いや非常事態だし見逃してくれるはず)
と俺はまた勝手な自己解釈をしていた
>65
耳を突き刺すような叫び声に続いて聞こえたのは、酷く物騒な台詞だった。
「…参ったな……」
腰に吊っていた拳銃を抜き、安全装置を外して、銃弾を確認する。
何ら問題ない。誰かが殺しに来るのならば、正当防衛で問題なく射殺出来る筈だ。
人を撃った事は無いが、撃たなければ殺されるのなら、引き金を引くべきだろう。
しかし、幾ら歩いて何も見えてこない。薄暗い通路が続くばかりだ。
そろそろ諦めて、先程の部屋に戻る事にしよう。
彼は管理人と呼ばれる存在だったが格は下だった
彼は命令されていた他の管理人から「部屋から出た者を好きにしていい・・・が部屋にいる奴には手をだすな」と・・・
彼は顔が醜い故に常にその顔を隠している紙袋で
彼は体が発達している人間ではないくらい・・・
彼は欲しているどんなものでもいい普通の顔を・・・
彼は探していた部屋から出た奴の顔を剥ぎ殺すために・・・
そして彼は見つけた拳銃をかまえた警官を・・・
>71
ふと、背後に気配を感じたので振り返り、懐中電灯を向ける。
「……うわぁっ!!?」
懐中電灯の明かりに照らされたのは、気味が悪いほどに大きな人間だった。
直感で分かる。先程の声の持ち主だ。自分を殺しに来たのだ。部屋を出た者を殺しに来たのだ。
「く、来るなっ!!こっちに来るなっ!!!」
もちろん向こうがその要求を呑む訳は無く、生きる為には部屋に向かって走る他無かった。
彼は頭が子供より馬鹿だった・・・
しかし、彼は優秀な狩人だった
いつもなら彼は獲物をじっくりいたぶり殺していたが今回は違った
なぜなら部屋が近くにあったからだ
彼は逃げられたくなかった・・・新しい顔が欲しかったからだ・・・
ゆえに最初から本気で獲物を追い掛けた・・・
その巨体から想像もつかない速さで
>73
大男は走っている。アレに捕まると殺されるのだろう。一体どうやって殺されるのだろうか……
まずい。まずい。まずい。もう、追いつかれてしまう。ドアは目前なのに。
「うっ………うわぁぁぁっ!!!」
パンッ、と短い破裂音が響き、一瞬だけ通路が明るくなった。
拳銃から放たれた銃弾は確実に大男を捕らえ、少しばかりの隙をつくった。
その間に部屋に飛び込み、慌ててドアを閉めた。
彼の頭に痛みが走った・・・
何故なら彼の頭を銃弾が貫通したからだった・・・
彼は痛みに構わず思わず叫んだ逃げる獲物に向かって
「お・・・俺のかお!!までぇ!俺の顔!!」
だが彼の声は次第に小さくなっていた・・・
「・・・?あ、なんだ?クソ眠っちまったか?」
ゲームをする石川に視線を移す
「おい、あれ来なかったか?ツーカ起きろよなお前!やばかったんだぞ!」
「あれ?でもなんで寝ちまったんだろ・・・モンキー持って構えてて意識が薄くなって・・・」
パン!
外の銃声に気付き咄嗟にその方向へ身構える
「・・・おいナンナンダ!冗談じゃねーぞ!日本は法治国家なんダローガ!今のはテレビとかのチャカと同じ音じゃねーかよ!」
鈍感な彼でも流石に危険を感じ取った様だ
俺は眠たかったのかうとうとしていた
>>74>>75 ・・・が突然の銃声と叫び声に跳び起きた
(拳銃の音て事は・・・警官か!彼に一体何があったかはしらないがついに携帯の奴が殺しに来た)
俺は警官は死んだと思い意を決して木村から拝借した金づちをにぎりしめた
>>76 木村が目覚めたので俺は
金づちを隠した
拝借したのをばれると恐いからだ・・・
最初に来たときは不快に感じた部屋も、この状況で飛び込むと天国のように思えた。
室内の物に目もくれず、椅子や持ち運べる物は、全てドアの前に積み上げ、ドアを封鎖した。
そのときの私は、携帯電話を壊していた時のイシカワと同じほどにパニックになっていた。
>>74-79 入ってきた警官にすかさず詰め寄る
「おい!ナンナンダ!説明しろこの糞マッポ!あの声はなんだ!誰だありゃ!」
単細胞な男はパニックと興奮でいきり立っている
>>79 警官が急いで入ってきた彼は一体何があったのか知らないが明らかにパニクッていた・・・彼がドアを封鎖しているのを見て俺は
「落ちつけ!そんな事したら早川が入れないじゃないか!」
と言った
>80
「こっちが聞きたい!アレは我々を殺しに来たんだっ!!!」
既に質問に答えたときのような落ち着きは無く、大声でキムラに言い返す。
>81
そうか、ここを塞げばハヤカワが戻れなくなる。だが、それどころではない。
「ならばここを空けておいて、怪物を部屋に入れるのか?大人しく殺されるのか?
我々を殺そうとする奴がすぐそこに居るんだぞ!開けっ放しに出来る物か!!」
イシカワの言葉を無視してドアを塞いだ。
>>82 確かに彼の言うことに一理ある先程の声は明らかに人の物ではなかったが俺は
「あんた!それでも警官か?あんたが落ちつかなきゃ皆パニクッるだろ!?」
と言い警官を落ち着かせた
>>82 「カァーッ!ナンナンダクソ!何がいるってんだ!大体あれってなんだ!あの君のワリー声のやつか!」
「チャカは当たったのか!?つーか死んだのかよそれは!」
言いたい事を言ってすっきりしたのか気を失う前の声を思い出し少し考える
「・・・人じゃねえのか?喋ってたしよ・・・ツーカ喋る生き物なんてオウム位じゃネーノカ?」
>83
イシカワの言葉を受けて、少しだけ落ち着きを取り戻し、自分が人に頼られる警官という職である事、
だからして、ここに居る人間を救うべき立場に居る事を再確認する。
「……すまない、少し落ち着かせてくれ…」
制帽を脱ぎ、頭を抱えて、自分が見た物を思い出そうと努力する。
「アレは…大男だった。人かは分からない。通路を調べていた本官を追いかけて走ってきて……
部屋の直前で追いつかれそうになったので、逃げるために発砲したんだ」
二人に見た限りの情報を話す。極力落ち着いて話したつもりだ。
>84
「拳銃は当たったと思うが……死んだかどうかはわからんね…」
キムラに話しながら、制帽を被り直す。
「いでえ!!よ!俺の頭が!!!いてぇ!」
彼の脳を確かに弾丸は貫通した・・・
しかし彼いや彼ら管理人は不死身に近い存在だったため彼は生きていた
>>85 警官はなんとか落ち着いてくれた
そして俺は警官の話しを聞き
(・・・なんでそんな者がうろついてるんだ)
と思った
俺は状況を整理し
(どうやら俺らは殺されるためにここに連れてこられたんだな)
と思った
>>86 さっきの叫んだ奴が叫んでいる
(撃たれたんだろ?なんで平気なんだ!)
と俺は思った
>>85 「ああそうかい。ナンダッテンダ・・・クソ」
納得いかないまま壁に寄りかかっていると、外から声が聞こえた
>>86-87 「おあ!生きてるぞ!ヤロー入ってきたらタダジャオカネーカラナ!職人なめんなよ!」
「つーかどんなヤツなんだ!おいリーマン!そこの扉からちょっと見てみろよ!」
ドアの向こうから聞こえる声に、深くため息を吐いてしまう。
しかし、奴は生きていても、ここに侵入する事は出来ないようだ。
この部屋は現在唯一の安全地帯という事か。
「…正直、拳銃が利かないなら、我々に奴を殺す手立ては無いだろうと思う。
ハヤカワ君が戻ってきたら、彼にも何か聞いてみよう」
「……さて、本官は少しばかり休ませて貰う。昨夜から歩き詰めだったんだ。
何かあったらすぐに起こしてくれ」
二人の男にそう伝え、部屋の角に座った警官は束の間の睡眠を始めた。
(・・・部屋入ったら・・・俺殺される・・・)
さきも言ったが彼は他の管理人より格は下だった
彼は命令された「部屋に入るな」と他の管理人に
だが彼は知っていたもう一人部屋から出た奴がいることを
彼は頭は馬鹿だが体が発達していた・・・それは体の五感も例外ではない
彼は臭いを嗅ぎ早川の元へ向かって行った
>>89 「ん?ああ・・・わかった」
と言って俺は・・・
>>88 木村がうるさいので渋々ドアを開けたが・・・
>>90 すでに声の主はいなかった
>>89 「カー!のん気なもんだな!外に訳のワカランのがウロウロしてるってのによ!」
>>91 「どうだ?ヤバイヤツカ?あ?イネーノ?なんだなんだ実は弾当たってナカッタンジャネーノ!」
「まぁいいや。しかしワカゾーどこまで行ったんだろな。早いトコカエッテコネート危ねーよな」
・・・
「タバコも欲しいしな」
93 :
早川 ◆fbPJysuJQs :2006/04/16(日) 17:21:36
ラフに着こなした黒いスーツ姿の男。ワックスで散らした濃い茶髪。
彼、早川夜尋は半日ほどこの建造物の中を歩き回っていた。
建造物、という表現が正しいのかも解らないし、外からの情報が一切無いので半日、という表現も彼の感覚を頼りにした朧げなものではあるのだが。
「……で、結局自販機も出口も無ぇ。唯一見つけたのは、此処……か」
蛇口から水が流れる音。早川は歩き回った挙句に部屋と呼べる場所を見つけた。目の前の鏡を覗けば、頬に水が伝った男の顔が見える。
薄暗く、気味が悪い程に掃除が行き届いている事を覗けば、この場所は間違いなく洗面所だった。
早川はスーツの袖で顔を拭うと足元に置いていたトランクを持ち上げる。整髪料の類は常に持ち歩いておくものだ。そう思った。
「……何回か足音がしたな……オッサン達か?それとも、新しい奴が入ってきたのか……?」
右手の指先で襟足の髪を捻る。足音が、遠くから近づき始めていた。
>>92 「いや・・・あいつに当たったのは確実だろう・・・現に血が落ちてるからな」
と言った・・・
(早川・・・早く戻って来い・・・)
俺は神に祈る気持ちでこう思った・・・
何故なら彼とは数時間しかいないが俺の息子となんとなく似ていたためだ
さきにも言ったが彼は頭は馬鹿だが体と五感は異常に優れていた人の200000倍くらい
更に早川はワックスを塗っていたこれが彼にとってはいい目印だった
そして彼は遂に早川を見つけ一言言った
「顔・・・よこせ」
>>94 「ヘッ!大方カスッタンジャねーの!現場で釘踏んだって血位出るしな!」
「大体怪物何ているわけねーっつの!」
この類の話は信用しないタイプの人種らしい
「なぁ。今何時位なんだろうな。ワカゾーどこまで行ったんだ」
扉を開き大声で叫ぶ
「おおおおおおおおい!ワカゾー!チョットやベーらしいから一旦戻れー!ナンカイルゾー!」
・・・虚しくこだまする
>>96 木村の発言を聞き俺は
「それは少し変だぞ・・・かすったぐらいで人だろうが何だろうがここまで血を残さないだろう」
と俺は真っ向から否定した
木村が叫んだので
「馬鹿!怪物が戻ってきたらどうするんだ!?」
と一喝した
98 :
早川 ◆fbPJysuJQs :2006/04/16(日) 17:43:10
>>95 飄々と、早川は化粧室から出てくる。
何故こんな場所にこんな部屋があったのかは知らないが、彼にとっては寧ろ好都合。
あるんだから使う。彼の思考回路は非常に楽天的だった。
「……おー。何だ、そっちは煙草の自販機見つけれたかー?あ、それとも新しい人?」
近づく足音。薄暗い廊下ではその姿は判別しにくい。彼が漸く身の危険を感じたのは、その人影が明らかに大きいと判る距離になってからだった。
「顔…よこせ」
「……マジかよ!」
言うが早いか、早川は踵を返し、追跡者とは逆の方向へと駆け出していた。
トランクケースが重い。余計な荷物など持ち歩かなければ良かった。そう思った。
>>97 言われた事に気質からだろうか彼は言い放つ
「っけ。だったらちょっくら見て来てやるよ!どうせシャブ中かナンカのやつだろ!」
「現場にも何人かそんなの居たからヤベーにはヤベーけど大丈夫だっつの!」
「ついでにワカゾーも連れて来てやるよ!あのワカゾー多分タバコ見っけて一人で吸ってるだろうしな!」
勇んで暗い通路へ踏み出す職人
大型モンキーレンチを担ぎながら歩く姿こそ物騒な薬物中毒者の様にも見える
「・・・ッケ!どいつもこいつも怪物だ化け物だとワメキヤガッテ!確認シネーで鉄砲ぶっ放すマッポのがよっぽどアブネーつの!」
「暗ーナーおい。つかちょっと水平取れてねーんだなこの通路。ちょっと上り気味か?」
文句をいいつつ通路をひたすら進む
獲物は逃げた・・・
彼の狩りの始まりの合図だった彼は遅く走ったがこれも彼の作戦だった
彼は早川と違い全ての通路部屋を把握している
早川は彼が入るのを禁止された部屋と真逆に走ってるため彼は遅く走っていた
そしてあざけてこう言った
「ハ・・・ハハハ顔待て!ハハハ顔待て!」
突然木村の前に人が現れた・・・いや正確には忍者が現れた彼は今、早川を追っている彼よりも少し格は上だったが下の方だった
彼は頭はいいが言葉を話せない・・・
そのため彼は相手の声を録音し話す
「ケッ・・・シャブ中・・・・・・・・・う」
>>99 「おい!待てって・・・」
俺は木村を止めた流石に状況がやばすぎるからだ・・・が・・・
>>101 木村の前に変な奴が出て来た俺は木村に
「走れ!」
と叫んだ
103 :
早川 ◆fbPJysuJQs :2006/04/16(日) 17:58:11
>>100 「……アレが足音の正体か!?何だアレ!つーか人間か、アレ!?」
トランクをガチャガチャと鳴らしながら、早川は得体の知れない追跡者から逃げる。
全ての通路は繋がっている。それは何度か通路を歩いた結果予測は付いていた。
確かに足は速い。だが、逃げ切れない速さではない。
通路を曲がる。靴底が鳴る。慣性を殺しきれずに手に持ったトランクケースが壁の角にぶつかった。
ガツン、と硬い音が薄暗い中に響いた。体勢を崩しながらも、早川はなお走る。
彼は追い掛けた早川を
だが彼は先程受けた傷が痛みだし早川を見失った
>>101-102 !?目の前に突如表れたソレに職人は戸惑う
次の瞬間石川の声で我に返り懇親の力を込め、大型レンチを振る
「ナアアアアアンダテメー!オラー!」
ドムッ・・・鈍い音はしたが手ごたえはまるでなかった
「オアアアアアア!ナンダーコンニャロー!」
振り回すのと同時に叫びながら、職人は無我夢中で通路の奥へと走っていった
彼は服に怪物カイブテの文字が入ってるのが好きだった
だが無駄なことは嫌いだった彼は頭を叩かれたが彼は体が柔らかいので無駄だったためかれは
「あーほ」
と携帯の声を流した
そして彼はこうながした
「・・・わか・・・たな・・・・・・・・・よ・・・部屋・・・・た奴を殺せ ・・・し部屋には入・・・な」
彼はそれをながすと腕から爪をはやし木村を追い掛けた
107 :
早川 ◆fbPJysuJQs :2006/04/16(日) 18:29:15
>>104 靴底が、地面を叩く。随分と息も上がってきた。角を何度も曲がった。自分が何処に向かっているかも解らない。
追跡者の足音はもう聞こえない。でも、まだ追ってきている気がする。
また一つ、角を曲がれば、そこは長い直線。薄暗い、一本道。
―――カツン。
足音?後ろから?
否、それは薄暗い壁に反響し、天井から聞こえたもの。
「……前……か……!?」
加速の付いた体はもう止まらない。直線の長い通路。
早川の目の前に現れた人影。
それは、遠くから此方へと走ってくる、木村の姿だった。
>>105 俺は部屋から
「早く!はやく!」
と木村に向かって夢中で叫んだ
>>106 「う・・・嘘だろ?なんだよあいつ!?」
俺は忍者もどきから爪が生えるのをみて思わず呟いた・・・
彼は諦めた顔を剥ぐのを
何故なら別の管理人が来たからだ・・・
彼は子供のように泣きながら帰って行った・・・
>>107 ひたすら暗闇の中を走る職人
「・・・ナァァァアアアアアアアアア!ナンジャアリャー!ヤベー!ふざけんなー!」
!!
「ワカゾー!ハシレー!トリアエズヤベー!」
彼は早川を無視して木村に狙いをつけていた
何故なら二匹を追っても無駄だからだ
彼は相手を驚かすため叫んだ・・・しかしその声は完全に獣の声だった
「キシャアアァァァ!!」
112 :
早川 ◆fbPJysuJQs :2006/04/16(日) 18:46:14
>>110-111 「ああっ!?何がだよ!コッチだって十分ヤベぇっつの!」
言われなくても走っている、とでも言った口振りだった。男には職人の言葉の真意が掴めていない。
何故なら、彼も反対方向から追われていたからだ。
互いに全力疾走。二人の視線が交差する。漸く声以外に顔で相手が判別出来る距離になると、早川の瞳に異形の姿が映った。先刻の異形とは違う、より殺傷性を高めたような外見。
加速は止まらない、今から反転して木村と同じ方向に逃げても、もう遅い。
「……フ……っざけんなぁあああああああ!!!」
叫びながら、早川は地面を一段と強く蹴った。それは、跳躍への踏み切り。無謀さ故の瞬発力。
トランクを片手に持ったまま、若い男は目の前に立ちふさがる怪物に飛び蹴りを放っていた。
彼は突然蹴られたため転んだ
その時彼はたまたまパイプに頭が刺さってしまった
その時彼は思わず叫んだ力の限り
「ギョアアアァァァァァ!」
苦しみながら彼は苦し紛れに背中からマシンガンを生やしてきた
>>112 「は・・・早川!逃げろ!」
俺は恐怖に恐れながら精一杯叫んだが・・・
>>113 パイプに怪物の頭が刺さったのを見て俺は
(やったのか?)
と思ったが怪物の背中からマシンガンが生えたのを見て再び恐怖に侵された
>>112-113 大きな叫びに振り返ると異様な光景を眼にする
「どうなってんだ?ナンダアリャ・・・おいワカゾーとにかく逃げるぞ!ソンナノホットケ!」
どう考えても真っ直ぐ走ったはずだが、いつの間にかやや下り坂になっている
しかも例の部屋の前の通路ではないか
石川が顔を覗かせてるのも確認できる
>113
目は覚めていたものの、寝たフリを続ける他無かった。
なぜなら、目が覚めたことに気付かれれば、二人を助けに行かなければならないだろう。
「飛び起きて、警官としての義務を果たさなければ」、とは思っている。
だが、「生き延びるべきだ」とも思っているのだ。
………やはり、義務を果たそう。私は警官だ。身を起こし、拳銃を抜いて通路に向かう。
「二人とも!急いで部屋に入れ!!怪物の相手は本官に任せろ!!」
そう叫んだ後、背中に銃のような筒を生やした怪物に向かって走った。
怪物を殺せなくとも、二人が部屋に戻るまでの囮くらいにはなれる筈だ。
彼は声を録音できる
つまりこれから推理すると彼の身体の半分は機械である
故に彼はその気になれば戦車にも戦闘機にも変われる
彼は更に変形しアニメに出るような「ウォーカーマシン」になった
そして叫んだ
「キシャアアァァァ!」
彼は原を無視した先程も言ったが彼は複数の目標を狙うのを嫌う
が・・・動揺を誘うのは好きなためとある音声を流した「たすけて・・・原せんぱ・・・ばけ・・・・・・ギャアア!!」
119 :
早川 ◆fbPJysuJQs :2006/04/16(日) 19:20:26
「……ハッ!空間でも歪んでやがんじゃねぇの?この通路さぁ!」
崩れに崩れた体勢は、最早倒れているといっても過言ではなかった。
若い男は軽口を叩きながら起き上がる。彼方此方に叩きつけられたトランクはその数だけ凹んだ跡が出来ていた。
都合良くパイプが生えていて良かった。そう思った瞬間、怪物の背中から生えた、露骨な銃器。
血の気が引いていくのが、解った。
「おっさぁぁあああああん!扉開けろぉおおおおおお!!!」
叫びながら、部屋の中に逃げ込まんと走る。走る、走る!
>118
拳銃を構えて怪物に駆け寄ると、聞き覚えのある声が流れた。録音らしい。
それは、路地の前に待たせてあった、若い部下の断末魔。
「み、宮元巡査か…?き、貴様ァ!!巡査をどうした!!本官の部下をどうしたんだ!!」
聞かなくても答えは分かる。そして、分かったからこそ怒りが頂点に達した。
考えるよりも先に走りよった。途中、キムラやハヤカワとすれ違い、誰よりも怪物に接近し、
ロボットのように変形した怪物の、元は頭部であっただろう部分に拳銃を向け、発砲した。
121 :
名無しになりきれ:2006/04/16(日) 19:32:17
白百合って真性の基地外集団だな。
太陽に隔離されて少しは大人しくなったかと思ったら全然そんなことなかった。
太陽・北風削除依頼スレでグダグダもめて運営と向こうの住人に
迷惑かけてるのを見た時はこいつら本気で頭おかしいなと思ったよ。
http://www.ad.il24.net/~alps/narikiri/test/read.cgi/TheNorthWind/1064310111/895-930 とりあえずこの範囲のログだけでも読んでみてください。
むやみに名無しを煽るキャラハンの川越が厨なんだとか、いやそうじゃない川越を批判する
奴こそ私怨厨なんだとか、本来自分達の本スレで結論出しとくべきことを削除依頼スレで
言い争うという非常識さ(895からの発言はどう見ても白百合関係者が大半)
そんなことで争われても削除人はどうしてみようもないし、他の依頼者は白百合住人に
よってスレが占拠されてるので依頼を出したくても出せない状況になり参るばかり。
最後は927と930に「ここって議論する場じゃないんだけど」「厨スレのいかれた住人には
注意しても無駄だよ」と呆れられ第三者の参加者達から徹底的に軽蔑されるという結果に。
他人がどんなに困り削除依頼スレ本来の機能が失われても自分達の好きなようにやれれば
それでいい、場合によっちゃ運営さえも気にしない。とことん狂ってるな。
>>119 「二人とも早く!早く!」
と俺は目の前の光景をみながら叫んだ!
>>120 「無理だ!原さん!」
俺は怒り狂ってる警官を止めたが彼はもう化け物に発砲していた
彼に銃弾は当たったが大して効いていないらしく
彼は色んなテープの音声を一言一言にして流した
「ば・・・か・・・か・・・
そ・・・ん・・・な・・・ま・・・め・・・だ・・・ま
わ・・・た・・・し・・・に・・・き・・・か・・・な・・・い・・・よ・・・あ・・・の・・・け・・・い・・・か・・・ん・・・の・・・よ・・・う・・・に・・・し・・・ね」
と流し
ミサイルを撃った
>123
「黙れ怪物が!!」
途切れ途切れ、継ぎ接ぎの台詞で喋る怪物は、巡査を殺したと白状した。
ミサイルのような物を放つが、この距離だ。よけるのは容易だった。
「死ね!怪物が!!畜生、畜生、畜生がァ!!」
殆どゼロ距離まで近寄り、拳銃を突きつけて残りの銃弾を全て叩き込んだ。
そして、弾が切れると、警棒で殴りつける。何度も何度も、繰り返して。
>>122-123 部屋に戻った職人は警官の様を見ていたが動物的勘で危機を察した
そして警官の襟を掴み強引に部屋の中に引きずり込む
「おい!無理だ取り敢えず中に入れって!アリャダメダ!」
「ワカゾーとリーマンも手伝え!どうもこの中には入って来れないんだろ!マッポを引き上げるぞ!」
「ああ!」
と言って俺は原を無理矢理引きずった
「に・・・ん・・・げ・・・ん・・・は・・・脆いな・・・体も心・・・も」
彼は言葉を学習し
この数分で喋れるようになった
彼は自身の声を原の部下の声にして
「フフ・・・喜んで・・・くださいはら先輩もうすぐ・・・本官の元へ行けますから」
と言い巨大な拳銃を構えたが・・・原は仲間に部屋の中に連れてかれた
それを見て彼は
「・・・まあいい・・・いずれ殺しますから・・・待っててください・・・先輩」
と言って帰った
>125-126
「畜生が!放せっ!!こいつがっ!!こいつが巡査を殺したんだ!」
警棒を振り回しながら、イシカワとキムラによって部屋に引きずり込まれる。
怪物は部屋には入ってこれないので、彼らが殺される事は無いだろう。
だが、私が奴を殺す事もかなわない。
>127
怪物を睨み付けると、奴は宮元巡査の声を使って話し始めた。
「き、貴様ァァ!!それ以上喋るな!!巡査の声を使うな!!」
怪物が拳銃を向けてきたが、それに臆する事も無く立ち向かおうと試みる。
だが、イシカワとキムラに静止されている内に、怪物は立ち去ってしまった。
「………畜生がっ…」
一度に沢山の事があり、職人の頭で理解を超える事ばかり続き疲労具合も最高に達していた
「・・・アーなんだか疲れちまったなー。部屋に居る間は大丈夫ミテーダシ、ちょっと寝るわ」
「アークソ・・・ツイテネーナ。・・・zzz」
>>128 何か言葉をかけようと思ったが俺は何も言えなかった
>>129 「・・・あ・・・ああ」
しばらく途方に暮れていたが木村が寝ると言ったので俺は一応挨拶した
131 :
早川 ◆fbPJysuJQs :2006/04/16(日) 20:36:00
「……落ち着けよ、オッサン」
木村に呼ばれても部屋から出なかった男は、扉から一番近い椅子に腰掛けた。
他の三人に比べれば、随分と落ち着いて見える。それこそ、冷たく感じられる程に。
「今ので解ったのは『奴ら』はこの部屋には入って来れないって事だ。逆に言えば俺らは余程のリスクを冒さない限りこの部屋からは出られない。」
疲れが頂点に達したのか、眠り始める木村を一瞥し、更に言葉を続ける。
「もう一つ解った事は、少なくとも一人は『奴ら』にやられてるって事。それを知るのに支払ったのが、弾丸6発、って所だな。何とかして此処から出るぞ。戦って勝てねぇなら、逃げるしかない」
そこまで話して、男はハ、と短く笑う。少し、無理をしているようにも見えた。
「何より、此処には煙草が無ぇ」
>>131 早川の発言を聞き俺は
「しかし・・・この建物から出るには遅かれ早かれあの化け物共と戦うことになるな・・・その為にはあいつらの弱点を探さなければならないだろう・・・」
と言ったが
果たしてあいつらに弱点があるかすらわからない・・・
だが俺は
(希望は捨てない方がいいな)
と思い直した
「………宮元巡査がここに来たんだ。ならば、巡査が連れてきた増援の警官隊も到着している筈だ。
本官は明日にでも彼らと合流しようと思う。彼らが居れば脱出の方法も分かるかもしれない」
ハヤカワに対して、出来るだけ落ち着いて言う。硬い怪物を殴って多少変形した警棒は腰に戻した。
弾の切れた拳銃から空の薬莢を取り除いて、持ち歩いていた予備の弾丸を詰めなおす。
普段は持ち歩かないが、先日からは持ち歩けとの通達が出ていたのだ。運が良かったと思う。
>>133 「そうか・・・だけどここで待ってたら来ると思う」
と俺は言ったが俺は
(もしかしたらその・・・宮本巡査と一緒に死んだかも)
と思った・・・何故なら
(見たところさっきの機械野郎は人の弱みを付け込むのが好きみたいだから
もし生きていても生殺しみたいな感じだろうな・・・)
と思った
しばらくして俺は
「少し行ってくる」
と言って部屋を出た
奴らの弱点を調べる為と出口をさがすために・・・
この薄ぐらい通路をどれぐらい歩いただろうか・・・
俺は一晩中歩いていたようだ・・・
運がいいのか途中奴らに会わなかった
・・・が手掛かりもなかった一つわかった事はどこをどう行っても結局行き着く先は例の部屋だとわかった
とりあえず俺はもう少し探索することにした・・・
彼は管理人一のめんどくさがりだった・・・
人殺しは好きだが自信が動くことはなかった・・・
普段の彼なら下級の管理人の二人に任せていたがあろうことか二人とも任務を失敗して帰って来た・・・
故に彼らの主人といえる存在にしぼられた・・・自分まで
彼は怒りに震えていた人間達に
(あの人間どものせいでこの上級である俺が!ユルサネェ・・・)
彼は上級故に入ることが許されているあの部屋にも・・・
138 :
名無しになりきれ:2006/04/17(月) 23:47:44
TRPGスレ総合感想・雑談所14から誘導されてきますた
警官隊を探す為、通路を暫く歩いていると、例の部屋とは違う水密扉が見えた。二つ目の部屋だろうか?
警戒しつつハンドルを回して扉を開く。
「………畜生っ……」
倒れていたのは、警官の制服を着た無残な死体達だった。恐らく巡査が呼んだ警官隊の成れの果てだろう。
死んでいた同僚は全部で6人。彼らは揃いも揃って、警官であること以外は判らないほど変形している。
生き残った警官は居るだろうか?それとも、この6人で全滅だったのだろうか?
彼は配下二人に言った
「"フェイス"は俺と来い
"メタリオ"は好きに殺せ」
そして彼は向かった配下の一人を連れてあの部屋に
(全員殺してやる!)
彼は知っていた二人部屋から出たのを
彼はその二人の内原に向かって行った
約束を果たすために・・・
俺は通路をひたすら歩いていた
だが何も見つからないので部屋に戻る事にした
俺は無事部屋に戻れた
原刑事はいない・・・出て行ったようだ
木村と早川は寝ている
俺も少し休息を楽しむかとゲームを出した
・・・その時俺達は気付いていなかった
やばい奴がここを目指してることを・・・
「ファーああ良く寝たな。・・・ああそうか。ソウダッタナ」
「いつになったら帰れるんだクソがっ!・・・そういえばこの部屋、電気は来てるんだな」
ようやく職人が目を覚ます。起きて早々何やら図面らしき物を裏返しに広げ何か書き込む
「ファーああ良く寝たな。・・・ああそうか。ソウダッタナ」
「いつになったら帰れるんだクソがっ!・・・そういえばこの部屋、電気は来てるんだな」
「ケーブル辿ってみるか。うまくいけばガス管も見つかるかもシレネーシナ・・・」
「信じたかネーガありゃ間違いなく化けもんだ。ガス管のバルブに少し細工すりゃ何とかナルカモシレネーシな」
そう言って木村は電気ケーブルらしい物を辿りつつ扉の外へ出る。
「おいリーマン、この図面に一見滅茶苦茶だがおおよその間取りを書いた。どうやらある程度の距離でうまくイエネーが戻る仕組みになってる」
「でだ、もう一枚は俺がこれから分電盤を書き込んでくるからオメーラでそれ見て考えてくれ」
「ああそうだ。うまく行くかワカンネーけどガス管見っけたらライター使って簡単なバーナの罠仕掛けてみるわ」
「そうだな。やった事はネーガ圧接と同じ要領で調節してみるからよ・・・」
図面を置き去り、通路の奥へと進んでいく。
ショックからなのだろうか、眠る前と比べ神妙な面持ちにも見える
俺は木村の話を聞き一応頷いたが
(・・・全くわからないが・・・とりあえず罠をはるんだな・・・)
と思った・・・
145 :
名無しになりきれ:2006/04/19(水) 21:56:30
age
最初は薄暗くて気付かなかったが、よく見ると部屋の角にも人影が見えた。
「…誰だ?」
懐中電灯を向けてみれば、残念ながら奥に見えた人影も死体だった。だが、警官ではない。
倒れていたのは腰に日本刀を吊るし、軍服を着た兵士。恐らくは旧日本軍の将校だ。
奇妙なのは、何故か死体が真新しい事だ。だが、この将校はどう見ても本物だ。
もっとも、それに関しては後で考えればいい。
「……君もこの建物の犠牲者か。悪いが、幾つか道具を貰っていくよ」
そう言ってから、将校の死体を漁って使えそうな道具を探した。
彼はついに見つけた原を
彼は言った・・・原の部下宮本巡査の声で
「原先輩・・・約束どおり殺しにきましたよ」
・・・どれだけ進んだのだろうか。やはり特殊な空間だ・・・
いつもならば直ぐに戻ってしまうはずの通路だが、この時は違った。
ケーブルを辿り、目当ての分電盤らしき物を発見した。
「アーやっぱりあったか。しかしナンダー?やたら古クセェナこりゃ。まぁこれなら操作も簡単だな」
そう言って古びたスイッチを順々にONにする。
カチッ・・・カチッ・・ジジ・・・ジージー
所々照明の切れている場所も有るがやや暗めの明りが灯る。
「・・・まぁ古いしな。無いヨリャマシダ。・・・さて、ここに印入れるとしてガス管はどの辺だろな」
「大抵電気ケーブルに近い潜らせ方スルモンダシナ。・・・アーさっきの妙な出っ張りか?」
「さっきは暗くて見てネーが、多分あれだろな。よしイクベ」
図面の裏に印を書き終え、ガス管と思われる物があった位置まで戻る事にした。
「しかし、タバコがねーとキツイナー!オンネモイネーシヨー!カツドンクイテーナー!」
「・・・最期位は好きな事してーよな・・・」
彼は気付いた・・・新たに一人部屋から出たことに
彼は部下に言った
「フェイス・・・部屋からでたあーほを殺してこい・・・顔は剥いでいいぞ」
と・・・するとそれを聞いた部下の大男は
「ウオオォ!」
と叫び木村へと向かって行った・・・
>147
将校の死体を漁っていた時、ふと聞きなれた声で話しかけられる。
「………貴様か」
振り向いた先に居るのは、新米警官だった若い部下ではなく、あの怪物。
部下を殺した怪物。同僚達を殺した怪物。私の敵である、憎むべき怪物だ。
「本官を殺す前に、一つだけ教えてくれ」
将校が肩から掛けていた鞄を自分の肩にかけながら怪物に話しかける。
「…宮元巡査やここに倒れている警官…本官の同僚達をこうして殺したのは貴様か?
それから、生き残った警官はいるのかね?」
「そいつらは"レイス上級管理人"の部屋に勝手に入ったからレイス上級管理人にころされたんですよ・・・
レイス様は怒りっぽいから生き残りはいないでしょうね・・・
因みに宮元君を殺したのはご存知の通り私ですよ・・・ 邪魔でしたから」
と言うと彼はお気に入りの服をぬいで
「自己紹介がまだでしたね・・・私は"メタリオ下級管理人"と申します
以後お見知りおき・・・と言っても貴方はここで死にますがね・・・
大サービスです・・・私の正体を見せて差し上げましょう」
彼は服を脱ぐと体を半液状化させたそれが彼の正体だった・・・
「とどのつまる所、貴様の上司が同僚を殺したんだな」
巡査の声を使い続ける怪物は、何処かの映画で見た事のあるような姿に変わった。
こいつには拳銃が聞かない。だが、この部屋に来て一つだけ手段が出来た。
その手段を使えば自分は確実に死ぬだろうし、怪物を殺せるかどうかも判らない。
「……本官は原康夫、巡査部長だ。こちらこそ宜しく頼む」
挨拶をすると共に拳銃を構えつつ怪物に向かって走った。
(タイマンというやつですか・・・おもしろい・・・)
彼は無駄な事は嫌いだが・・・こういう熱く燃える闘いが好きだった
故に彼は両手を武器に変えずその拳で原を迎えた
>153
目前に迫った怪物は、以前のように武器を使う事はせず、人型の腕だけで闘うつもりらしい。
思いの外、戦いの礼儀と言う物を知っているのだろうか。
「……楽しもうとしているところに水を差すようで悪いがね」
だが、私は負けると判っている相手と正々堂々と闘うことなど出来ない。絶対に勝ってやる。
例の将校の鞄には、手榴弾が幾つも詰まっていた。これこそが私が発見した最後の手段だ。
彼が何の為にこの鞄を持っていたのかはわからないが、銃弾以上の威力は確実に与えられる。
「貴様は特別攻撃隊を知っているか?」
質問と共に手に握っていた手榴弾のピンを抜いた。爆発すれば鞄の中身も誘爆する。
もう後戻りは出来ないと思いつつ、鞄を抱いて怪物に突っ込んだ。
彼は気付いた原が玉砕する気だと・・・彼は思った
(奴は死ぬ気か私と共に・・・・・・惜しい奴は戦士・・・死なすのは惜しすぎる・・・ならば!私が死ぬまで!)
と彼は上司に心の中で謝りながら原を殴り鞄を引ったくりそして・・・・・・
鞄は爆発した・・・
「ぐぅっ!?」
腹に激痛が走る。どうやら奴の拳によって壁際まで殴り飛ばされたようだ。
その直後、爆音と熱風が襲い掛かり、暫くは目を開く事も出来なかった。
「…………死んだ…のか?」
飛び散った怪物の破片を見るが、どれもこれも動く気配は無い。本当に死んだのだろう。
「とりあえず宮元巡査の敵は討てたな…」
敵の死を確認した後、軽く深呼吸をして息を整えてから、死体の持った警察手帳を集める。
彼らがここで死んだのは自分の責任だ。死んだ同僚達の名前と顔くらいは覚えてやりたかった。
「…そういえば君にも礼をいわなきゃな、軍人さん」
将校の死体に礼をしてから、彼が持っていた軍隊手帳を持って廊下に出た。
彼はまだ生きていた
・・・がもう間もなくしぬ
彼いや管理人全員にとってのコアが破壊されたからだ・・・
「まて・・・ください・・・原・・・・・・先輩・・・最期に渡す物が・・・あ・・・ります」
と言った
>157
死んだと思っていた相手から突然話しかけられる。驚く他ない。
慌てて拳銃を向けるが、特に戦意があるわけではなさそうだ。
「どうしたんだ、宮元巡査」
自分の事をまだ原先輩と呼ぶ怪物を、あえてそう呼んだ。
「・・・こ・・・・・・れを・・・・・・・・・・・・・・・」
と言って彼はマグナム銃を渡したそして彼は・・・
「に・・・・・・・・・ん・・・・・・・・・げんに・・・・・・・・・・・・なり・・・・・・・・・たかっ・・・」
と言って彼は砂鉄と化した・・・・・・
>159
「これは………前に貴様の持っていた……」
怪物が渡してきたのは、象でも簡単に撃ち殺せそうな大口径拳銃だった。
以前に廊下で交戦した際にこいつが使っていた気がする。
「……有難う。有効に使わせてもらうよ」
最後の言葉を呟いて崩れ落ちる怪物を見届け、静かに敬礼を送った。
部下の敵ではあったが、ある程度の礼儀を知った相手でもあったらしかった。
彼は気付いた可愛い部下が死んだ事に・・・
彼はさらにスピードを上げ部屋を目指した・・・
(あいつらのせいでメタリオが・・・殺す!)
そして、部屋の前へと着いた・・・
俺は寝ている早川と共にいたが暇なのでずっとゲームをしていた・・・
がその時ゆっくりと扉が開いた
(木村か原さんか?)
と思ったがそこには俺の知らない奴がいた
彼は聞き覚えのある声に言った
「まだ生きてたかあーほ」
彼の声は石川の電話から話し掛けて来た声に似ていたた
>>163 俺は奴の声に聞き覚えがあった
以前携帯を使った時電話から話し掛けて来た奴の声だった・・・俺は恐さに震えたが
テーブルを盾のようにして隠れて様子をうかがう事にした・・・
(ちくしょう・・・なんで奴は入れるんだここに・・・)
彼の姿は普通の青年だった服装も含めて・・・
しかし、一般の青年との違いは彼はつけていた・・・その服装に似合わないほど大きななマントを
そして寝てる早川を見て
(あいつ殺した後でぶっ殺してやるからな・・・)
とつぶやき部屋に入って来た・・・
>>166 (最悪だ・・・!早川は寝てるし・・・俺の武器はトンカチ一本だし・・・敵は絶対やばそうだし・・・)
俺は思った
(俺等ここで死ぬんだ・・・と)
だが俺は
(せめて早川だけは・・・)
と思いトンカチで特攻を仕掛けた・・・
彼には石川の行動はあまりにも馬鹿な行動に見えた・・・
そして彼は石川の腹を軽く貫いた・・・己の拳で・・・
俺は腹を貫かれた・・・
意識が薄れかけたが必死で血を吐きながら奴の頭をトンカチで何度も叩いた・・・
彼はしばらく石川を哀れむように見ていたが
偶然石川の一撃がコアをかすった・・・
彼はこれに驚き撤退した
その頃ガス管らしき物の前に辿り付いた職人は作業を進めていた
・・・!
「あ?ナンカ音鳴ったか?・・・気のせいか。ハーヤダヤダ。俺とした事がビビッチまってら」
「あいつらこれ見たら驚くだろうな〜。俺様がこんな器用な事出来るなんてゼッテー思ってねぇよな」
ガン!・・・ガン!・・・シュボッ・・・ゴーォォォォォ・・・細長い火が灯る
「うし。ちょいとパイプが古いから危なソーダが、まぁ脅かす位はできるかな」
「ファーねみーな。金も貰ってねぇのに仕事した気分だぜ全くよ。さて仕事の後の一服・・・」
「・・・・・orzネェヨ!馬鹿か俺は!アーモーシンドイナー!くっそ!落ちた時にもうチョイ調べてリャ良かった」
「うし!罠マークと。動かし方はまぁ見リャ猿でも分かるな。場所だけ知らせねーとな」
1つ目の手動罠を仕掛け終わった職人は帰路に就いた
迫っている危険等知る由もない・・・
171 :
名無しになりきれ:2006/04/22(土) 03:06:32
ageついでに
-------------ここまでの登場人物------------------
CAST
メイン(初期で13席有った様なのでまだまだ参加可!なはず)
早川 青年・タバコ好き・ちょっとクール?
石川 サラリーマン・ちょっと臆病?現在ピンチ脱出したばかり
原 警官・冷静&意外に熱い?少し前に戦闘終了?部下がやられてる
木村 職人・タバコ好き・単細胞
管理者?
メタリオ ????詳細不明
カイブテ ????詳細不明
レイス ????詳細不明
ストーリ
何故かこのスレ(ここではある部屋)に誘導されてしまった人が、
その時々で色々考え、最終的には脱出するお話です。
途中参加でもうまく話しに乗って入れるはずです。どうぞ奮ってご参加下さい。
ダトオモウ
この物語はフィクションです。物語中に登場する人物、団体、その他は実在する物とは一切関係 がありません。
と思います
奴は逃げたが血は止まらない・・・
俺は解っていた自身が死ぬことを・・・
そして俺は眠くなったので眠る事にした・・・
その時部屋の前に一人の男がいた
その姿は中世の騎士みたいな格好だった
彼もまた管理人だった
彼は先に言ったように管理人であるが人を殺したくなかった・・・
故に目の前で死に行く石川を彼は完全に治した
そして、彼は石川を治療すると帰った・・・
彼はすぐに解った木村の位置が・・・
そして彼は物凄いスピードで木村に向かって行った・・・顔を剥ぎ殺すために
彼は喜んでいた・・・いよいよこの袋に隠れている醜い顔とさよならできるからだ・・・
そして彼は見つけた木村を・・・
175 :
名無しになりきれ:2006/04/23(日) 17:42:12
参加者募集age
176 :
ひよこ隊長 ◆X643Sr.IwE :2006/04/23(日) 17:44:11
ぴよぴよぴよぴよぴよぴよぴよぴよぴよぴよぴよぴよぴよぴよぴよぴよ
177 :
傍観者:2006/04/25(火) 06:57:15
いきなり過疎だなw
ここも・・・
早川達のいる部屋の近くに一人の男がいた
男の名は(神谷 忠)その名は日本・・・いや全ての国で男は有名だった
なぜなら男は大量連続殺人鬼として指名手配されていた・・・
現にこの建物でももう十人の人と管理人を二人ころしていた
(この人間もどき・・・弱いな)
これが管理人を見た男の感想だった
男からすればここは楽園だった・・・
なぜなら警察がいないし例えいても捕まる心配がないからだった
男は歩き出した・・・獲物を狩る為に・・・
建物に流れる声
「誰もこなーい・・・仕方ないからageるよ・・・」
181 :
名無しになりきれ:2006/04/26(水) 22:23:23
保守age
182 :
名無しになりきれ:2006/04/27(木) 16:03:16
ここももう終わりだな
183 :
名無しになりきれ:2006/04/27(木) 21:45:25
アヒャヒャヒャ!
184 :
名無しになりきれ:2006/04/27(木) 22:56:14
は
なーに、休日になれば動き始めるだろうよ
とりあえず・・・何だこのスレ
188 :
名無しになりきれ:2006/04/28(金) 22:00:26
で、出れないの!?
てなわけで出れない記念カキコ…(´・ω・`)
本当にだれもこねぇな
「小隊長……笹島ぁ………何処に行ったんだよぉ…」
ボロボロの古臭い軍服に身を包み、古い小銃を構えた兵士が泣きそうな声で言う。
彼の名前は清田誠一郎。日本陸軍の一等兵である。
「糞ッ……一体何処なんだよ、ここは……」
彼は南太平洋のとある島で、日本兵として米軍との過酷な戦闘を繰り広げていた。
日も暮れて、戦闘が収まった頃に、その日も密林の中に準備された粗雑な宿営地で眠りにつく。
目覚めた時には一個小隊がまるで密林には見えない建物の中に居たのだった。
目覚めた部屋は、まるで艦船内の部屋のような水密扉がある物置らしき部屋だったのだが、
室内を探索中に『何者か』の襲撃を受け、彼らは敗走して小隊は散り散りになってしまった。
「…畜生……友軍どころか敵兵も居やしねぇ……怪物だけかよ………」
一人きりになった兵士は、一人で呟きながら廊下を歩いた。
>>191 「日本兵て奴か・・・いいねぇここは・・・いろんな時代の奴やいろんな人種が来る・・・まったく・・・殺し飽きないぜ」
俺はそう言うとマシンガンを日本兵に向かって発砲しながら行った
>192
そろそろ何処かで眠ろうと考えていた清田一等兵に向けて、何発もの銃弾が襲い掛かった。
「ひぃ!!?て、敵襲ぅぅっ!!」
機銃掃射に対する訓練の通りに、素早く床に伏せて銃弾を避ける。頭上を銃弾が飛び去る。
銃弾を避けつつも、一等兵は小銃を構え、銃を持っている男に対して発砲した。
「畜生がっ!!何なんだよっ!!!どうなってんだよっ!!畜生がぁっ!!!」
再び泣き出しそうな大声で喚きながら、発砲を繰り返しつつ『敵』と反対方向へと走った。
>>193 俺は逃げる兵隊に対して
「おいおい兵隊さんよ弱虫だな〜日本帝国守る兵隊がそんなんでいいのかよ?だから戦争にも負けるんだよ!あとあんまり逃げ回るとよ〜俺より「やばい」のと遭遇しちまうぜアヒャヒャ!」
と言いながら俺は逃げる兵隊を追い掛けた
神谷、ちょっとやりすぎ
彼は感じていた新たな人間が二人ほど入って来たと
そして彼は知っていた一人は狂っていて下級管理人が殺された事も
(どうやら上級の恐ろしさ・・・身をもって知る必要があるな・・・そのあーほは)
と思うと彼は二人の前に姿を現した
訳も判らずに機関銃で襲撃を受けた数十分後、清田一等兵は水密扉の部屋にいた。
何も考えず、何も聞かずに、ただ一目散に逃げてきたのだ。
「畜生……畜生……」
そして、彼の目の前には上官がいる。とっくの前に事切れた、陸軍の将校が。
「…何故死んでしまったのですか……小隊長……」
もちろん上官は答えない。口喧しかった上官は、随分物静かになっていた。
一等兵は上官の隣に座って泣いていたが、暫くして立ち上がり、小銃を持つ。
「……俺が生きているんだ……誰か…誰かまだ生きている奴が居る筈だ…!」
自分は生還しなければならない。生還して、敵を倒し、祖国を守らねばならないのだ。
泣いている場合ではない。立ち上がれ。機関銃を恐れるな。怪物を恐れるな。
そのような言葉の群れが、清田一等兵の頭を支配した。
そして、物静かになった上官に敬礼を送ると、一等兵は部屋を出た。
>>197 彼は後ろから兵隊に声をかけた
「おい・・・人間・・・人の部屋に勝手に入るなよ・・・殺すぞ?」
彼は自分の部屋を荒らされた事に怒り狂っていた・・・
しかし、兵隊の服を見て彼は
「あ〜・・・お前そいつらの仲間かい?わりぃな・・・そいつら殺したの俺・・・まあ・・・ゆるせよ・・・」
と彼はニヤニヤ笑いながら言った
>198
「だっ、誰だ貴様っ!!!」
慌てつつも、先程よりは落ち着いて小銃を背後の者に向ける。
背後の怪人に恐怖を覚えたが、落ち着け、落ち着けと、何度も自分に言い聞かせる。
「此方はだ、大日本帝国陸軍一等兵、清田誠一郎である!貴様も名を名乗れ!」
一等兵は一瞬も警戒を緩める事無く、指を引き金に掛けたまま、名前と階級を名乗った。
>>199 彼は名前を聞かれて
「俺?俺は見ての通りただの青年・・・・・・こわいねその目・・・わかったよ本当の事を言うよ・・・俺はレイス・・・上級管理人だ・・・」
と言いゆっくりと兵隊に近づいて行った
>200
「かっ、管理人だとっ!?貴様、何を言っている!ここは何処なんだ!!答えろっ!!」
そもそも状況が理解できていなかった清田一等兵は、混乱しながらも怪人に尋ねる。
顔中に冷や汗が浮かび、震えている指は今にも引き金を引きそうだ。
「……は、早く答えろっ!!これは命令であるっ!!!」
命の危機を感じ始めた一等兵は、自分でも何を言っているか分からなくなり始めていた。
>>201 「今・・・なんて言った?たかが80〜100年しか生きれないタンパク質の塊が・・・永遠の時を生きる管理人に命令・・・だ・・・と?・・・死にたいらしいな・・・ならお望み通り殺してやるよ」
彼は右腕を異様に膨らまして兵隊にゆっくりと近づいて来た
気付いたときには、最初の部屋に戻っていた。歩きつかれた私は円卓の周りの椅子に座る。
しかし、ここに来る途中で銃を乱射している男が居た。私はあの男に見覚えがある。
「……ああ、神谷か……」
警察手帳に挟んであった写真を確認し、その男の罪状を確認すると、ついため息をついてしまった。
本署から拳銃の携帯、予備銃弾の携帯を命じられたのも、思えばこいつが目撃されたからだ。
「逮捕するべきか…?」
>>203 (うげ!?なんでパラダイスに警察がいるんだ・・・待てよ・・・
今ここは恐らく牢屋はない・・・つまりこいつには俺を逮捕することできない
勝った!)
俺はそう思うとマシンガンを抜いて
「残念だったな・・・マッポ・・・ここには牢屋はねぇ・・・つまり俺を捕まえることは・・・不可能!!!」
と言うと俺はマシンガンを撃った
>204
「来たか…!」
扉の方に気配を感じ、扉が開くより先に円卓を倒して遮蔽物にする。
それと同時に、銃弾が飛び込んできたが、ひっくり返った金属製の円卓にはじかれた。
何で出来ているかは判らないが、鉄などよりは硬い物質で出来ているようだ。
「銃刀法違反、公務執行妨害の現行犯だ!貴様を逮捕する!!」
円卓に隠れたまま大声で言い、拳銃を抜く。銃弾を詰めなおす隙を突けば、射殺も可能だ。
だが、出来る限り生きたまま逮捕したい。
「…・・・牢屋が無くたって、柱に手錠でつないでおく事は出来るんだぞ?」
威嚇の意味も含めて、私は神谷の右腕目掛けて拳銃を放った。
>>205 (いてぇ!右腕が・・・)
俺の利き腕があの警官に撃ち抜かれた
「くそ!出直しだ!」
と言い俺はふらふらしながら逃げた
逃げながら俺は悔しさで胸をいっぱいにしていた
(くそ!!この神谷が・・・あんなマッポ一人殺せないなんて・・・)
「・・・ッチ!とうとうおいでなすったか」
背後の気配を感じた木村は作業の手を止めた
「まぁアブネーケドショーガネーな」
大型レンチを肩にゆっくりと振り返る
「オイ化け物。あんまり人間様をナメンナヨ!おめーらミテーなのに簡単にやられてたまるかっつの!」
・・・言い放つと同時にレンチで作業をしていた機器に大きく一撃を放つ
「リーマン、マッポ、ワカゾー。ちゃんと図面見っけろよ・・・!」
建物中に響き渡る豪快な爆音と共に通路の建材が崩れ去る・・・
>>207 「うぎゃあぁぁぁ!!」
木村が爆発させたため顔を隠していた袋が燃えた
そして彼の顔が現れた
その顔は人間の物ではなかった
髪はなく鼻は無く穴が二つついていた
そして、大きな口からは牙を生やしていた
左目は銃弾により無くなり右目はまるで燃えるような赤い石がついていた
「よ・・・よくも見やがったな!!!俺の顔を!!!!」
彼は顔を見られ怒り狂いながら木村に襲い掛かった
209 :
名無しになりきれ:2006/05/07(日) 03:35:52
続き期待age!
210 :
名無しになりきれ:2006/05/13(土) 18:18:24
廃スレ
すっかり過疎だな
誰か仕切りなおしの音頭を取れ
213 :
名無しになりきれ:2006/05/19(金) 22:43:35
元々VIPの方にいた奴は居るか?
214 :
名無しになりきれ:2006/05/24(水) 22:28:27
いない
でもこのスレから出られない
どうしよう
215 :
名無しになりきれ:2006/05/30(火) 21:26:59
とりあえずage
216 :
名無しになりきれ:2006/06/01(木) 22:19:04
スレ活性化age
217 :
名無しになりきれ:2006/06/02(金) 06:04:46
だしてくれ!出られない!あぁ〜っ
218 :
菊子:2006/06/02(金) 21:33:45
やいにとせ傷を見せる
わたしの愛したね
219 :
名無しになりきれ:2006/06/03(土) 17:22:14
age
220 :
名無しになりきれ:2006/06/08(木) 16:56:59
age
221 :
名無しになりきれ:2006/06/10(土) 03:07:35
ぬぉっ、出られなくなってしまっチムボ!
つД【レッドブル】
君に翼を授ける〜!!
ぶーん
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