1 :
石:
詳細は>2で
2 :
名無しになりきれ:2006/03/08(水) 15:28:30
我輩は路傍の石である。
もとは霊峰富士の由緒正しき巨石であったが、
不心得な登山者に砕かれて、巡り巡ってこの場に至った次第である。
路傍の石の呟きに耳を傾けるゆとりがあるならば、
路傍の石に語りかける心のゆとりがあるならば、
我輩としばしの時を過ごすのもよかろう。
代行の方に深く感謝する。
4 :
名無しになりきれ:2006/03/08(水) 15:33:52
川面で水切りさせられる石について感想を
御影石ってきれいだよね〜ごっつい墓石作ってほしいわ〜
>4
石とは即ち自然に属するものである。
自然の中にひっそりと佇み、
水によって磨かれていくことは喜びであると言えなくもない。
そう、圧倒的な力で粉砕され、人間の住居の材料と化すよりは。
>5
石とは頑健なるもの。
長き年月にもよく堪え、その場に形を残し続ける。
百年程度で死し、僅かな期間で土へと還る人間が、
その自身が生きた証として石を残すのも頷ける話である。
取り分け、見目麗しき玲瓏たる石を選ぶのも、道理である。
7 :
小石:2006/03/08(水) 15:42:21
痛ってぇ!!下校中暇だからって蹴るなよ!!痛!!
…言ってる側から蹴るか普通…あ痛!!
だからやめろって!!おいおい…仲間呼ぶなよ!!
ちょっ!!そっちは車道だろうが!!やめろって!!
あ………………
>7
哀れなるかな。
されど、それもまた不動なる石の宿業である。
人は不動の存在に心を認めず、権利を認めぬ。
だが、安心するがよい。我らは不動にして不変である。
人が何をしようとも、我らを真に滅することなどできようはずもない。
石って地面に転がってるよな
女のスカートの中とか見えるか?
10 :
小石:2006/03/08(水) 16:20:14
>>9 YES!!丸見えだぜwww
さっきの小学生は猫ちゃんパンツだったぜww
>9
スカートは下方からの視線に無防備であり、石の視線は常に上方に向かう。
内部が見えるは必定である。
しかし、だからどうだというのか。
我輩は石である。人間の生殖器やそれを覆う布切れにいかほど心を動かされようか。
我輩にとっては、幾星霜の年月を露に濡れて過ごした流麗な曲線、
土中より出でて間もない荒々しくも初々しい曲面の方が余程心を惹かれるものである。
>10
貴殿は石の中では少々風変わりな心根の持ち主のようだな。
ならば、人の法に縛られぬ石の身は、さぞかし快適なものであろう。
12 :
小石:2006/03/08(水) 16:37:12
>>11 まぁな。でも眼を反らせないのはキツいぜ。
ばばぁのパンツも見えちまうんだからな。
あんたぁ何か堅い奴だな?石だけにwwww…サムいな俺。
名前:
年齢:
種類:
性別:
形:
大きさ:
趣味:
好みのタイプ:
恋愛観:
好きなもの:
嫌いなもの:
最近気になること:
苦手なもの:
人生のモットー:
将来の夢(目標):
決め台詞:
>12
我ら石は不動にして不変なる歴史の見者である。
全てを見聞し、吟味し、記憶する。
それこそが悠久なる我らに課せられし神聖なる使命であり、
貴殿の場合は、老女の下着も童女の下着も、
共に深く記憶に刻み込むべきある事実である。
>13
名前:名前など不要である。
年齢:石の起源など誰にもわからぬ。
種類:玄武岩である。
性別:人格としては男である。
形:やや丸みを帯びている。
大きさ:成人男性の握り拳大である。
趣味:世界を見聞することである。
好みのタイプ:心身を磨き抜いた石である。
恋愛観:待ち続けるものである。
好きなもの:綺麗な水である。
嫌いなもの:汚物全般である。
最近気になること:我輩の今後である。
苦手なもの:我輩を排除しようとする人間達である。
人生のモットー:堅忍不抜である。
将来の夢(目標):悠久の彼方までを見聞することである。
決め台詞:我輩は路傍の石である。
15 :
名無しになりきれ:2006/03/08(水) 18:48:20
堅物の石が転がっているのはこのスレですか?
離れ離れになった巨石のことをどう思いますか?
>15
石とは元来、硬いものである。
花崗岩の如く硬きものもあれば、凝灰岩の如く脆いものもある。
我輩はどちらかと言えば硬い方に属する石である。
その身に宿る精神が堅固であるのも道理と言えよう。
>16
砕かれた当時は喪失感と不安感に……己が分裂してしまったという
恐怖に苛まれたものであるが、長き歳月を閲したことによって我輩も大分落ち着いた。
今では彼と我輩が別個の存在であるということを情理において理解し、
彼を敬うべき同輩として認識するに至ったものである。
路傍に転がるのはあなた方の勝手だが
トラックのタイヤに跳ね飛ばされてウチのショーウィンドーに体当たりするのは止めて頂きたい。
>18
我らは不動である。
不動の身でいかようにして自らの意の下に路面へと移動できようか。
いかようにして自らの意の下にトラックのタイヤに弾かれることができようか。
いかようにして自らの意の下に貴殿の店のショーウィンドーに衝突することができようか。
不動なる我らに責を負わせるは、あまりにも理不尽とは言えまいか。
貴殿が為すべきは我らに恨み言を述べるが如き無為にあらず。
貴殿が為すべきは路面をこまめに清掃することである。
む、>19に名を入れ忘れてしまったな。
我輩らしくもない失態であった。
ううむ、よくよく確かめれば>17もであったか。
我輩の堅固な心身にもひび割れが生じ始めているのやもしれぬ。
22 :
名無しになりきれ:2006/03/08(水) 23:14:51
石にとって辛いことって何ですか?
さざれ〜石の〜
24 :
小石:2006/03/08(水) 23:22:36
>>22 ガキに蹴飛ばされる事かな。
女の子ならいいンだけどさぁ、決まって男なンだよなぁ。
25 :
小石:2006/03/08(水) 23:24:45
>>23 国歌はやめてくれ。吐き気がする。いや、吐く事できねぇンだけどな。
>22
蹴り飛ばされ、投げられるも一興。
川や池に放り込まれ、流され沈むも一興。
それらは新たな世界を見聞する機会でもある。
なれど、汚物にまみれるが如き屈辱は受容しかねる。
>23
さざれ石を漢字表記すると細石である。
これらが巌へと成長するというのは、石が巨大化することを意味する奇異な話である。
と、認識する者が多いようであるが、これはさして奇異な現象ではない。
細石が寄り集まり、一個の巨石へと変ずる、というのが真の意味である。
>24
貴殿は石であろうに、蹴り飛ばされることに苦痛を覚えるか?
む?苦痛ではなく、屈辱であるか。
ならば、なにゆえ女児よりの蹴りを受け入れるのか?
貴殿、もしや石の身でありながらも人間への思慕を抱くか?
27 :
小石:2006/03/08(水) 23:50:52
>>26 いや、なンつーかさぁ、女の子なら許せるっつーか、男のガキは悪ノリするじゃん。
俺たちを投げて学校のガラス割ったりさぁ、喧嘩ン時とかに使うだろ?
だからイヤなンだよなぁ。俺は悪事に使われたくねぇンだ。だから男は嫌いだね!
>27
なるほど。そういうものであるか。
貴殿は石らしくない思考形態の持ち主であるな。
我輩などは霊峰富士の巨石より分かたれてからというもの、
幾多のガラスを砕き、数多の生物を打ち倒してきたが、
そのような行為への感傷めいたものを覚えたことはないというのに。
29 :
名無しになりきれ:2006/03/09(木) 00:13:13
小石をハンマーで叩き潰す!
陶器は土
磁器は石粉
31 :
金剛石:2006/03/09(木) 00:19:16
宝石はスレ違いかね
>31
注目される石か
哲学的な石か
>>29 ちょっ…人間!待ってくれ!!話せば解る!!
いやいや、口は無いが心で語ろうじゃないか!!なっ!?
とりあえず待てっつーか待って下さ(ゴシャ!!!!
>29
我ら堅固なる石とはいえ、所詮は路傍の石である。
精錬され、金属として人間に使役される頑強極まる同胞達には歯が立たぬ。
今はただ、小石の今後を慮るのみである。
>30
うむ。ゆえに我輩は、人間は陶器のみを使うべきであると常々考えている。
我らは不滅にして不変であるゆえ、砕片と成り果てようと決して滅びることのない。
なれど、加工され、一箇所に留め置かれるが如きは、世界を見聞し、吟味し、
記憶するという神聖なる使命を果たす妨げとなりうる。
人間が陶器のみを用いるようになれば、我らが同胞がこれ以上、
無為の時を強いられるが如きことはなくなるであろう。
我輩は、切にそれを願うものである。
>31
そのようなことはない。
我輩は宝石も鉱石も路傍の石も、その全てを同胞と捉えている。
それらの枠組みは全て人間が勝手に作り上げたものであるゆえに。
>32
人間はしばしば宝石に心を惹かれるようであるな。今も昔も変わることなく。
思えば、その輝きは人を魅了し、注目させてきたものであり、
また、人はその輝きの中に神秘を見出し、思索の拠り所ともしたものである。
35 :
小石:2006/03/09(木) 00:32:52
>>33の小石、名前忘れてやがる。バカだねぇ。
俺?俺ぁ別の石だよ。大して差は無いけどな!
>33
……うむ。
やはり金属として生まれ変わった同胞の硬度には抗すべくもなかったか。
かくなる上は石粉として風塵と化し、世界を見聞するがよかろう。
>35
む、この辺りには小石が多いようであるな。
なるほど。風雨や人間によって、ここには多くの石が集積されるか。
我輩がこの場に辿り着いたことも、それであれば頷ける。
37 :
ワルガキ:2006/03/09(木) 00:48:23
えい!
(小石をドブに蹴り込む)
うら!
(石をドブに投げ落とす)
38 :
小石:2006/03/09(木) 00:50:13
なぁ石の旦那、あんたぁまだデカいから解んねえかなぁ。
そのうち小さくなって蹴飛ばされるようになるさ。
そン時ぁ俺の気持ち、解ると思うぜ?俺も昔はそうだったからな。
棲む場所が変われば、自分も変わるって事さ。
ま、お互い風化するまで頑張ろうぜ。
あ、別にあんたの邪魔しようとは思ってねぇよ。
ここが楽しい場所になればと思って、居座ってるけど、邪魔だったら言ってくれよな?
39 :
石マニア:2006/03/09(木) 00:50:33
ドブから拾い上げたこの石…床の間に飾りたいが…床が抜けるからダメだな…
(門柱の前に置く)
40 :
小石:2006/03/09(木) 00:57:40
>>37 ぶぼ!!ばんばぼご!?ばんべぼべがぼんばぼごび!?
(うお!!なんだココ!?なんで俺がこんなところに!?)
小石…永眠。
>37
唐突であるな。
しかし、悪童ではそれもまた仕方のないことであるか。
古来より、童が巧遅であった例は少ない。
>38 >40
我輩はこれでも小さくなったものなのだ。
かつての我輩は霊峰富士の巨石……山のように大きな巌であった。
砕かれたことによって、何千分の一にも縮んでしまったのである。
山より地上を睥睨する巌から、路傍より空を見上げる石へと変じたのである。
なればこそ、貴殿の言う、所によって心が変わるということもまた道理であると理解している。
私も不動、不変と言いつつも、その実は流転し、千変しているのやもしれぬ。
……繰り言であった。
ところで、貴殿、妙に静かであるが、どうしたか?
ぬ?ドブに沈んだままであったか。
風化するまで友誼を結ぼうという話をした直後にそれであるか。
苦笑を禁じえぬ。
>39
捨てる神あれば拾う神ありとはまさにこのことであるな。
こうして我輩を粗雑に扱う者がいる一方で、
何のゆえにか路傍の石に過ぎぬ我輩を丁重に遇する者もいる。
人間とは一概には判断のつかぬ複雑な生き物である。
時に人間よ。せめてドブの汚泥くらいは落としてはくれないか。
スヌーピーに石についてのありがたいお話がある
石ちゃんの意思が俺にも伝わってきた。成し遂げようとする心、意志を貫く強さをくれた石ちゃんに黙祷
44 :
石 ◆lP0qF490ew :2006/03/09(木) 17:32:30
>42
人間の娯楽作品はあまり知らない。
だが、全くの無知というわけでもない。
スヌーピーとやらの兄が石とサボテンのみが
存在する砂漠に暮らしている、という話であったか。
私にはその程度の心当たりしかない。
>43
意思は意志に通じ、それは即ち石からくるものである。
石とは考えと思いを象徴するものなのである。
……冗談である。忘れるがよい。
時に貴殿、黙祷とは心の中で祈りを捧げることであるが、
一体、いかなる祈りを我輩に捧げているのか?
45 :
小石:2006/03/09(木) 18:24:50
イテぇ!!ガキに蹴られて戻って来ちまったぜ。
まぁ、ドブ掃除のオッサンのおかげて助かった。
人間も棄てたもんじゃねぇな。
>>44 その冗談も、あながちハズレじゃねぇかもよ。
俺もよく解らんが、人間は気持ち(意思)をこめて宝石を渡したりするらしいんだよ。
石と意思、上手いこと言うなぁと思ったぜ。
そんな時は『座布団一枚!』って言うらしいけど、どんな意味かはわからねぇ。
でも、悪い言葉じゃねぇみてぇだから、石の旦那、座布団一枚だ!
成長するに従って道端の石に無関心になったような気がする
47 :
小石:2006/03/09(木) 22:47:18
>>46 そりゃおまえさん、アレだ!なんつーか、ほれ、アレなんだよ。
成長ってのぁいろいろ大切な事が頭に詰まってくンだよ。
その途中でな、余計な事に無関心になっていくんだろうなぁ。
俺みたいな小石なんか見てても楽しくないだろ?動かねぇ喋らねぇ生きてねぇの三拍子だ。
そりゃ興味も湧かねぇよな。
でもな、石は人間の生活に深く関わってるってのは頭の隅っこに覚えててくれるかい?
まぁ、小石の戯れ言だがな。説教くさくなっちまって悪いな。
48 :
名無しになりきれ:2006/03/09(木) 22:55:05
雪玉に小石入れて当てるのヒキョ
俺それで片目失明した
50 :
小石:2006/03/09(木) 23:04:55
>>48 なっ!やっぱりそうだよな!!卑怯だよな!!!俺たちだって入りたくねンだよ。
普通に投げられるのもイヤなのに、雪なんだぜ?
もしかして、そんな雪玉を投げられたのかい?可哀想になぁ。痛かったろ?
でもな、悪いのはそんな雪玉を作るワルガキなんだ。俺たちにゃどうする事も出来ねンだよな。
だからって報復なんかダメだぜ?あ、言わなくても解ってくれるよな。
ケイ素酸化物の分際で威張ってんじゃねぇよ
52 :
小石:2006/03/09(木) 23:22:53
>>49 本当かぃ!?そりゃ大変だな。俺たちにゃ責任なんてとれねぇが…
あんたから視力を奪った奴からキッチリ責任取らせてくれよな。
何て言葉かけていいか解らんが…石が当たっただけでも死ぬ事あるんだぜ?
視力がなくなったのは大変だろうし、人生のハンデになってると思う。
それでも生きてんだから、残りの人生、楽しく行こうぜ?
(バカにしてるように読めたならすまん。)
53 :
小石:2006/03/09(木) 23:32:12
>>51 威張ってるように見えるのか?そいつはすまんかった。
なんせ『石』だからなぁ。人間みたいに学校なんかねンだよ。
だから学もねぇし難しい事ぁわかんねぇ。
この喋りは仕様だ。気に入らなくても文句は言わねぇでくれよ。
石の旦那はマトモな石だから心配ねぇぜ。
下等岩石が。貴様等とは格が違うのだよ。
>45
うむ、確かに人間は石に……物品に意思を込めて贈答するものである。
かく言う我輩も、かつて童が童女の気を引くためのダシとして使われたことがある。
当然のことながらその気の利かぬ童は袖にされ、我輩は田に投げ捨てられたのであるが。
なお、座布団一枚というのは人間の娯楽である「笑点」とやらにおける褒賞のようなものであるそうだ。
>46
そういうものである。
成長というものは肉体的に成熟していくことだけに限らない。
即ち、自らにとって必要である事物とそうでない事物とを区別できるようになるということでもある。
ゆえに、貴殿が我らに関心を払わぬようになったということは、貴殿の生活において
我らが何らの意味を持たない存在であるということを示すものである。
貴殿が石を扱うような職に就いていれば或いは、我らに対する認識も異なったものになったことであろう。
>48-49
うむ。我輩は雪玉に包むには少々大きすぎるがゆえにそのようなことに使われたことはないが、
手頃な大きさの同胞は冬が到来するとよくそのように扱われると聞く。
その際に我らが発揮する破壊力は凄まじいものであり、>49のような犠牲者を生むことも往々である。
人間諸君は、どうせ我らを利用するのであれば、その方法を熟考して貰いたいものである。
我らは決して人間に利用されるべくして生まれたものではない。
しかし不動の我らにそれを拒否する力はない。
……どうせ利用されるのであれば、せめて破壊よりも創造に利用して貰いたいものである。
>51
珪素酸化物といえば二酸化珪素などであり、それらの結晶といえば石英などであるな。
また、我輩は玄武岩に属する石であり、我々の全重量の約半分はに酸化珪素である。
しかし、それに何の問題があるのか。何ゆえに母なる大地を構成している我らを見下すか。
答えてみよ、炭素の者共。
>54
さてそれはどうであろうか、輝ける御方。
なるほど、貴殿は確かに人間により高い評価を与えられている。
だが、それだけのことではないか。
我らは石である。石が何ゆえに人間の評価によって価値を定められねばならぬ。
我らの価値は、ただ我らの内にのみ存在するものである。
人間という要素を排除した場合に残る、貴殿の価値とはいかに?
56 :
名無しになりきれ:2006/03/10(金) 02:56:14
石=インテリ
小石=下町の親父
いや急にこんなイメージが
石ころ共を土砂運搬トラックの荷台にこっそり放り込む。
ここで工事だ
ドシャー(石を道路にぶちまける)
石=眼鏡
小石=鉢巻にバンソーコー
いや
>>56読んだら急にこんなイメージが
隕鉄について語れ
>56 >59
うむ。
インテリゲンツィアにせよ眼鏡にせよ、人間はそれらに知性を見出す。
下町の住人にせよ、鉢巻にせよ、絆創膏にせよ、人間はそれらに快活さや健康さ見出す。
どうやら人間は、我輩と小石とを見た場合、我輩を理を重視し、思索に耽る内向的な存在、
小石を情が深く、懐の深い外交的な存在であると受け取る傾向にあるようだな。
それが当てはまっているか否かはさておき、全くの別人である>56と>59が全く同一の
見解を示したことは、ユングの述べるところの普遍的無意識の存在を強く感じさせるものである。
>57-58
む?また移動か。
坂を転がり、穴に落ち、海を漂い、川を流れ、湖に沈み、沼にたゆたい、
人に拾われ、人に投げられ……我輩は流転の日々を送ってきた。
そして、それは今後も変わらぬものである。
さて、今回の旅の終着点はいずこであるのか……何やら、同胞ばかりであるが。
ぬ、車が止まったようであるな。さて、ここはいずこか。
……なるほど。我輩は工事用の土砂に紛れ込んでしまったのであるか。
我輩は工事に用いるには大きすぎるゆえ廃棄されるであろうが、
共に捕らえられた小石の命運を憂うばかりである。
>60
隕鉄……宇宙より来たりし者の中でも、主に鉄鉱石で身を構成する者のことであるな。
遥かな星空の彼方を旅してこの母なる大地に辿り着いた彼らは、
我々地球の石からすれば異邦人であり、人間の言葉を借りれば宇宙人である。
なれど、その身を構成するものは我々と何ら変わるところがない。
ゆえに、たとえいずこより産した石であろうとも、我らの同胞であることに違いはない。
人間がいかに区分し、差別化を図ろうとも、隕鉄が我らの同胞である事実は不変である。
62 :
小石:2006/03/11(土) 02:49:18
>>54 なぁに言ってんだろうなぁ。
俺たちゃ所詮、石に変わりないんだから。変な見栄張るなって。
おまえさんは稀に見る石。俺たちゃよく見る石。
それでも『石』に変わりないんだからさ、仲良くしようぜ?
>>57 あン?なにすンだよ?ちょっと!!おい!!
>>58 …ったく…みんなシケた面してんなぁ。
おゎわわわわ!!!!なっ何だよおい!!!何だよココはよぉ!!
っと、石の旦那も居たのかよ。見知った顔が在ると、ちょっと安心するねぇ。
あ?何だ?小さすぎて俺は使えねぇだと?ほっとけ人間。
>>56,59
そうかぃ?まぁ昔話になるが、俺ぁ家の天井裏に置かれてたンだよ。
そこの家主が、こんな喋り方しててなぁ。移っちまったよ。へへへ。
まぁ…空襲で家が焼けちまってなぁ…。暖かい…いい家族だったなぁ…。
すまねぇ。湿っぽくなっちまったな。
話を戻すと、下町に居たのは確かだな。でも鉢巻とかはしてねぇぜ?所詮は石だからなぁ。
>>60 語れっと言われてもなぁ…。俺にゃ学がねぇンだよなぁ。
でも、一度会ってみてえもんだなぁ。あのでっけぇ空から落ちてくるんだろ。
空の向こうにゃ、どんな石が居るのか、どこまで空が続くのか…こういうのを『ろまん』ってんだろうなぁ?
へへっ柄じゃねぇやなぁ。
63 :
名無しになりきれ:2006/03/11(土) 20:56:44
爆弾岩について
64 :
隕鉄:2006/03/11(土) 21:03:50
СТОП!!
太陽の照る場所に住んでいたカラスが居なくなってしまいました。
どこかで、カラスが飛んでいくのを見かけませんでしたか?
線路に置いてみようか
67 :
保線係:2006/03/11(土) 21:22:21
置石は犯罪!
カーン!(石を蹴る)
>63
彼ら彼女らは魔王の勝手な都合によって、不動にして不変である権利を奪われ、
魔王の敵対者諸共自爆することを強いられている。
実に哀れな同胞達である。
>64
む、星空からの来訪者であるか。
……貴殿は星空の彼方より参られたのであろう?
何ゆえにロシア語で「止まれ!」などと叫んでおられるのか?
>65
我輩は、日光に熱せられながら飛ぶ、一羽の鴉を見た。
その鴉は息も絶え絶えに羽ばたき、太陽から逃れるようにして西へと飛び去った。
>66
よさぬか。
そのようなことをしても無意味である。
我輩は確実に砕け散るであろうが、貴殿の狙い通りに電車が脱線するかは不明である。
電車とは脆いように見えて、その実はしっかりと安全管理がなされているものなのである。
……だからと言って置石をしてもよいということにはならぬが。
>67
その通りである。置石は犯罪である。
列車往来危険という名の法律用語で知られ、これを行った者は
刑法第百二十五条により二年以上の懲役を課すと定められている。
また、それによって電車を転覆させた場合、同第百二十六条により、
三年以上または無期の懲役刑と定められている。
更にこの二つの罪を犯した上に人間を死亡させた場合は
汽車等転覆致死という罪となり、死刑または無期懲役と定められている。
これは日本国における二番目に重い量刑である。
ゆえに貴殿が我輩を退かそうとすることは正しい。
……なれど、我輩を蹴り飛ばすのはやめて貰いたいものである。
69 :
小石:2006/03/11(土) 22:20:35
>>63 んぁ?爆弾岩?なんだそりゃ?
物騒な名前だなぁ。そんな怖い奴がいるのかい?
あんまり会いたくねぇなぁ。
>>64 あんたが噂の隕鉄かい?俺ぁ小石だ。よろしくたのまぁ。
え?なんだ?わかんねぇや。挨拶かぃ?
ん〜、とりあえず…に、に〜はお?
>>65 わりぃなぁ。見かけなかったよ。
石の旦那なら知ってんじゃねぇかな?
>>66 こら!悪ガキ!!だから悪い事に俺たちを使うな!!
ちょ!!本当に置くなって!!早くどけないと大変な事になるぞ!?
>>67 ちょっと!!そこの人間!!
軽く蹴飛ばしてくれよ?悪ガキに置かれちまってなぁ。
大惨事になる前でよかったぜ〜。
軽くな?軽く!!よし来い!(カーン!!
いてぇえぇえ!!!!!!
石が異常に賢い件について
>70
我輩は霊峰富士の巨石の欠片である。
物事をよく弁えていることについて、何らの不思議もなかろう。
富士山はいつ噴火するのですか?
>72
貴殿は何か勘違いをしているようであるな。
我輩は霊峰富士に屹立する巨石ではあったが、富士そのものであったことはない。
ゆえに、我輩に富士の意思などわかろうはずもない。
また、高度な地質学的知識など我輩には存せず、ゆえに慮ることも能わぬものである。
……なれど、かつてあの地に在った我輩は、多少なりとも富士について知っていると言えなくもない。
その経験から、我輩は富士の噴火は当分の間は起こらぬものである、と述べよう。
74 :
名無しになりきれ:2006/03/13(月) 02:19:10
同じ石でもお前らと違って漬物石は役に立つ
メテオ!
76 :
小石:2006/03/13(月) 16:53:16
>>72 いつンなるか俺にも解ンねぇなぁ。
できることなら噴火しねぇで欲しいぜ?噴火したら大惨事ンなるからなぁ。
>>73 旦那はやっぱり賢いなぁ。俺たぁ出来が違うねぇ。
いやぁご立派だ!!
>>74 そうさなぁ。漬け物石は偉いと思うよ?人の役に立ってンだからなぁ。
まぁ、石にも人にも、向き不向きってのがあンだろうねぇ。
>>75 メテオ!?いきなり叫ばれてもなぁ。舶来の言葉かい?
いったいどんな意味か教えて欲しいねぇ。
石の旦那なら知ってるかな?旦那は物知りだからなぁ。
靴下の中に石を入れればあっと言う間に凶器の出来上がり
78 :
小石:2006/03/13(月) 17:30:43
>>77 あぁ。確かに凶器だ。解ってるなら作って振り回すンじゃねぇよ?
もし怪我させたら悪いのは俺たちじゃぁなく、人間のあんた達だからなぁ。
>74
うむ。至極もっともな話である。
彼らはその重量によって人間の食卓に漬物という彩りを加えている。
確かに人間への貢献度は我々よりも上であると言えよう。
だが、それだけのことである。
我々は人間への奉仕のために存在するのではないのだからして、
それのみを価値判断の基準とするは大きな誤りである。
>75
メテオ。隕石のことであり、隕石を落とす魔法の名であるな。
しかし、メテオという発音はその語源たるMeteorに忠実なものとは言いがたい。
この語をより忠実に発音すると、「ミーティア」というものになる。
……何ゆえ、メテオという発音になったのであろうか。
>76
大したものではない。
全て耳学問である。門前の小僧が習わぬ経を読んでいるだけのことである。
門前の小僧が、寺院から聞こえてきた経を意味もわからず暗唱しているだけのことである。
>77
人間はそういった凶器をブラックジャックと呼ぶそうであるな。
ただ、中に詰めるものは袋を傷めぬよう、なるべく突起が少なく滑らかなものがよい
とされているゆえ、我らを詰め込むのはあまり感心できぬものである。
石繋がりでオセロやろーぜ。
そっちが黒でいいよ。
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃┌─┬─┬─┬─┬─┬─┬─┬─┐┃
┃│ │ │ │ │ │ │ │ │┃
┃├─┼─┼─┼─┼─┼─┼─┼─┤┃
┃│ │ │ │ │ │ │ │ │┃
┃├─┼─┼─┼─┼─┼─┼─┼─┤┃
┃│ │ │ │ │ │ │ │ │┃
┃├─┼─┼─┼─┼─┼─┼─┼─┤┃
┃│ │ │ │○│●│ │ │ │┃
┃├─┼─┼─┼─┼─┼─┼─┼─┤┃
┃│ │ │ │●│○│ │ │ │┃
┃├─┼─┼─┼─┼─┼─┼─┼─┤┃
┃│ │ │ │ │ │ │ │ │┃
┃├─┼─┼─┼─┼─┼─┼─┼─┤┃
┃│ │ │ │ │ │ │ │ │┃
┃├─┼─┼─┼─┼─┼─┼─┼─┤┃
┃│ │ │ │ │ │ │ │ │┃
┃└─┴─┴─┴─┴─┴─┴─┴─┘┃
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
>80
うむ。ではいくぞ。
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃┌─┬─┬─┬─┬─┬─┬─┬─┐┃
┃│ │ │ │ │ │ │ │ │┃
┃├─┼─┼─┼─┼─┼─┼─┼─┤┃
┃│ │ │ │ │ │ │ │ │┃
┃├─┼─┼─┼─┼─┼─┼─┼─┤┃
┃│ │ │ │ │ │ │ │ │┃
┃├─┼─┼─┼─┼─┼─┼─┼─┤┃
┃│ │ │ │○│●│ │ │ │┃
┃├─┼─┼─┼─┼─┼─┼─┼─┤┃
┃│ │ │ │●│●│●│ │ │┃
┃├─┼─┼─┼─┼─┼─┼─┼─┤┃
┃│ │ │ │ │ │ │ │ │┃
┃├─┼─┼─┼─┼─┼─┼─┼─┤┃
┃│ │ │ │ │ │ │ │ │┃
┃├─┼─┼─┼─┼─┼─┼─┼─┤┃
┃│ │ │ │ │ │ │ │ │┃
┃└─┴─┴─┴─┴─┴─┴─┴─┘┃
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
石素敵すぎwwww
とりあえず磨いてあげよう。
小石は…絵の具でも塗っておくか
>>82 おいおい、絵の具はちょっとまずいだろ。
せめてニスにしておこう。
84 :
小石:2006/03/14(火) 03:13:38
>>82 おっ?化粧してくれるのかぃ?
ってちょっと待て、待ってくれよ!?絵なら紙に描きな!!ちょっ…まっ…わぶっ…(書かれた。
>>83 ちょっと、頼むよ。洗い流してく…いやいやいや、何持ってンだい?
その体に悪そうな液体は?
ちょっ……うわっくせっ…やめっ……ぶ!?(塗られた。
なぁ〜ンか似合わねえなぁ。テカテカに光っちまってらぁ。
石の旦那ぁ、俺の体にゃ何が描かれてンだぃ?自分ではよく見えねぇや。
>82
うむ、このところ雨も降らず、身を清める機会に恵まれなかったゆえ、
大変に有り難いことである。
ただ、一つだけ要望を述べさせて貰いたい。
磨く際には濡れた布を使って貰いたいのである。
>83
絵の具にしろ、ニスにしろ、どちらも我々にとっては大変な迷惑である。
更に言うならば、ニスの方がより迷惑なものである。
なぜならば、木材の保護などを目的とするそれは、その性質上、
非常に落ちにくいからである。
また、絵の具を塗布した上に更にニスを塗布した場合、
絵の具がニスで保護される結果になってしまう。
貴殿は意図的であるかはともかくとして、追い討ちをかけてしまったのである。
>84
どれ、見せてみよ。
……ふむ、中央が黄色で周囲が白い……目玉焼きであろうか。
塗り手の技量のせいか不明瞭であり、今一つよくわからぬ。
蹴りageてやるぜ、石ころども!
87 :
小石:2006/03/15(水) 14:06:28
>>85 え〜!?目玉焼きか〜!?
もうちょっと違うの無かったのかねぇ。
まぁ、よそン家の塀に落書きして怒られるよりいいやな。
グチグチ言っても仕方ねぇ、取れるまで我慢すらぁな。
>>86 イテぇ!!!!いきなり蹴るんじゃねぇよ!!!
あンたも痛かったろ?
デケぇ石なんかだったらあンたが怪我するンだぜ?
むやみに何でも蹴飛ばすのは良くねぇなぁ。
>86
かくして蹴り上げられた我輩は天に至るが、最終的にはこうして地へと帰る。
それは大地に縛られる者の予定調和である。
いかに昇ろうとも、いずれは墜ちるものなのである。
>87
貴殿の落書きは、そう易々とは落ちないと思われる。
何しろ、絵の具をニスによって保護してしまっているのだから。
……貴殿の身を清めるのは、ただ硬い物質による強い摩擦のみである。
じっとしてるのって辛くないですか?
>89
もともとが不動である我輩には、不動であることが辛いという感覚はない。
それは、移動という概念が我輩に存せず、存在しない概念のことは理解できず、
理解できない概念と不動であることとの比較が不可能であるがゆえに、
そもそも移動ができないという意味での不動に何らの快・不快も存在しないということである。
丁度、基本的に移動する存在である貴殿らが、我輩の心境を理解できないことと同じことである。
91 :
金剛石:2006/03/16(木) 19:59:20
小石の者よ、私の体でその塗装をはがすがよい。
>91
ほう、この世で最も硬いと巷で評判の御仁ではないか。
うむ、確かに貴殿の硬度ならばニスはおろか車の塗装をも
擦り落とすことができるであろう。
……しかし、その硬度で擦るというのは、削るのと同義ではなかろうか。
小石本体をも削り砕かぬよう配慮を願う。
かずまは敵だ
俺らを拉致るから
>93
珍しい石の蒐集というものは人間特有の悪癖である。
子供に限らず、大人に限らず、人間は特別を求める。
子供の場合は付加価値になど目を向けず、
ただ己の審美眼に適うものであるか否かのみを基準とする。
子供に目をつけられた不運を嘆くがよい。
>93-94
おじゃるかよw許してやれ
ちゃんと元の場所に返す話があるから
96 :
小石:2006/03/17(金) 12:30:16
>>91 おっ?悪いねぇ。じゃあお言葉に甘えさせてもらうぜぃ。(ギョリギョリ……
金剛さんよぉ…やりすぎだぜ…。
>>92 石の旦那、心配ありがとうよ!
キレイに落ちたけど、さらに小さくなっちまったよ。
ははは…はぁ。
>>93 まぁ拉致なんて言ったら聞こえが悪いけど、人の目に留まるってのは悪い事じゃねぇぜ?
持っていく奴にとっちゃぁ、それだけ印象が強いって事だよ。
悪用されたり蹴られたりとかよりいいと思うぜ?
>>95 あンたぁ坊主の知り合いかい?
石もいいけど宿題しろって伝えておいておくれ。
>95
許すも何も、我輩はその子供を責めているわけではない。
我輩は単にその場を動くことをよしとしない同胞が連れ去られるという
不運に同情しているだけである。
>96
もともと小粒なのだから、それほど困ったことにはなるまい。
不幸中の幸いであったと思うが、どうか?
お前らなんか大タル爆弾を起爆させることぐらいしか役に立たねえよw
>99
ふむ……そうであろうか?
石ころは素材玉を作るのにも使えるが、貴殿は素材玉を必要としないか?
我輩にとっては大タル爆弾の起爆に使われる方がマシな末路ではあるが。
100 :
小石:2006/03/21(火) 10:46:01
>>98 大タル爆弾だって!?また何か物騒なものだなぁ。
勘弁してほしいぜ。ったくよぉ。
そんなのに使われるくらいなら、子供に絵を描かれた方がよっぽどマシだな。
俺は人や物を傷つけるのに使われるのはゴメンだね!
101 :
名無しになりきれ:2006/03/22(水) 03:12:03
小石をミウちゃんにプレゼントしよう。(掴んでポケットに突っ込む
この世に存在している間で、幸せを感じる時ってある?
>101
……あの少女が石を好むとは初耳である。
人間、ことに子供というものは、その思考形態が全く理解できぬ。
>102
我輩にとって幸せとは、不幸ではない状態全てである。
我輩が不幸を感じるのは、それは汚物にまみれている時だけである。
ゆえに我輩は、我輩の身が清潔である時に幸せを感じるものである。
104 :
小石:2006/03/23(木) 00:47:39
>>102 ん〜。俺ぁマッタリとした時間を過ごしてる今が幸せだなぁ。
あンたらみたいに話しかけてくれる人も居るしなぁ。
蹴られたり、悪事に使われたりなンて時は、不幸って言うより申し訳ない気持ちだなぁ。
俺達にゃどうする事もできない歯がゆさってのかぃ?そンな感じさね。
>>101 ちょっ!!おぃおぃおぃっ!!!俺をどうする気だぃ!?
プレゼントだぁ!?もっと良い石持ってけよ!!
っつーかミウちゃんって誰だぃ!?
待てっ!!まってく…もごもが…(突っ込まれた)
105 :
ミウ:2006/03/23(木) 13:52:34
いらない!
ポイッ
石焼き芋はいいものだ
107 :
名無しになりきれ:2006/03/25(土) 16:33:06
ミウを強く抱きしめた
>105
やはりこのような結末に終わったか。
男児はともかく女児は路傍の石になど
興味を示さぬであろうということは
半ば予想していたとはいえ、小石が哀れである。
>106
薩摩芋は甘藷とも呼ばれ、栄養豊富で生育が容易であり、
飢饉の際には多くの人命を救ったという。
石は熱することによって即席の調理器具となり、
遥かな古代より人類の文明の一旦を担った。
石焼き芋とは、それらが高いレベルで調和した食品である。
>107
やめておくがよい。
女児は気難しい。好かれてもいない男に接触は許さぬものであろう。
女児は強かである。代価を用意すれば、或いは許されるであろう。
ストーンヘンジって格好いいよね
同名の、文学についてどう思いますか?
>109
うむ。確か、太古の人類が何らかの宗教的、科学的意図を持って
建造した巨石群のことであったな。
あちらこちらを彷徨する小さな石としての生涯にも味があるが、
あのようにして一つ所に留まってその地と運命を共にするのもまた一興である。
>110
時代に味方されなかった悲運の作家の未完の作であったか。
その主人公の生涯は常に知識への情熱に満ちていた。
運に恵まれずにあちらこちらを流浪しながらも、彼は様々なことを学んだ。
なるほど。まるで本物の石のような生涯である。
彼の人生を伝える話が未完に終わることは、非常に残念である。
好きな天気は?
>112
無論、雨天である……と答えられたのも今は昔のことである。
昨今の雨は人間の営みによって汚染されており、到底清浄なものとは言えぬ。
我輩は清められたいのであって水に打たれたいのではないゆえ、
現在の雨天はまるで好かぬ。
我輩が今現在最も好む、というよりは妥協しているのは、晴天である。
神社の境内の石なんてどう?
>114
うむ……寺社仏閣の境内は確かに静謐に包まれたよい場所ではあるが、
その荘厳さが我々にとって仇となってしまっていることも事実である。
人間は神仏などを信じておらぬ素振りを見せつつも、いざそれらに関連した
事物に遭遇すると、どうしても心の奥底でそれらへの畏敬の念を抱いてしまう。
ゆえに、境内に転がる石を持ち去ろうなどとは戯れとしても考えぬものなのである。
世を流浪することを求めている我輩にとって、これは致命的である。
したがって、我輩は神社の境内の石にはなりたくはない。
にゃーにゃー
>116
猫か……
猫は動くものに対して敏感であるが、
それゆえにか動かないものには興味を示さない。
この猫も、恐らくは我輩を一顧だにせずに通り過ぎるのであろう。
寒冷のアルプスに放置されるのと
熱帯のジャングルに放置されるの、どっちがいい?
>118
熱帯はじめじめと湿っている上に落ち葉の腐敗臭が酷い。
我輩としては、あらゆる生物の生存すら許さぬほどの
潔癖さに満ち満ちた寒冷地の方が好ましい。
石田!がんがれ!石田!
_ ∩
( ゚∀゚)彡 石田!石田!
⊂彡
121 :
名無しになりきれ:2006/04/15(土) 00:42:42
こたき
>120
士農工商全ての民が苗字というものを持つようになった時、
新たに苗字をつける者は自らの生活環境に由来するそれを
採用することが多かったという。
石田というのは、差し詰め石だらけの荒れ果てた田に由来するものであろうか。
>121
何のことか?
長き年月を流離ってきた我輩も、その言葉は耳にしたことがない。
>122
そうは言われても、我輩は不変にして不動の石である。
自らの意思で身動きすることは不可能である。
どうしてもと言うのであれば、貴殿が我輩を動かしてくれ。
124 :
名無しになりきれ:2006/04/18(火) 10:07:36
うんこらせ、どっこいせ!思ったより軽いわコレ
ぽい! チャポ〜ン
>124
ほう、我輩は軽いか。
まあ石とは言えど岩ではない。動かせぬほどの重さでもあるまい。
それで貴殿は我輩を転がしてどうするつもりであるのか?
>125
……なるほど。こうするつもりであったか。
しかし同じ放り込むならば、このような濁りきったドブではなく、
清浄な水の流れる小川にして欲しかったものである。
ここは汚くて敵わぬ。
127 :
名無しになりきれ:2006/04/21(金) 13:05:25
しかしこの汚れたお水は石のチカラできれいな天然水になりました。ありがとうございました。
もしかして医王石!?
129 :
翠星石:2006/04/21(金) 13:22:32
面倒くさいですぅ。
/ | 丁イ /,ィ´ ̄`ー一'´ ̄`ヽ"\厂
/ /| // / /"´ ! ! ! ! \\ /uiu、
/ // ./| / / / | ! | ! ! ! ヽ! | |
/ // |/// / | l| j! ! !: | `ト、 ヽ /
┏┓ ┏━━┓ / // ,.イ// l i」, -‐ト、 /Nー- /、 |:.l| | \ | | ┏┓┏┓
┏┛┗┓┃┏┓┃ .| //_/ ̄ | |/ゝ'、 ,イ/ \| `"´ |/``l/:/ / / ̄` \ | | ┃┃┃┃
┗┓┏┛┃┗┛┃┏━ .ヘ〈_ト、. |/l/ハ ゝ‐'`,r==' . '==ュ l/イ_/_ _ __ ,.ィ^Y⌒)━━┓┃┃┃┃
┏┛┗┓┃┏┓┃┃ .〈 , ィ7:7ゝ、, -‐_丿::L , , , , r──┐ , , , , /:::::::7:::_/::::ヽ Yソ ┃┃┃┃┃
┗┓┏┛┗┛┃┃┗━6〉7/:/ \_〔三二ニヽ |.:.:.:.:.:.:.:| !二三〕'´ `ヾ::| !}゙━━┛┗┛┗┛
┃┃ ┃┃ {j |::| \ 〔二ニ〕 ヽ.:.:.:.:ノ ,イニ二〕 |::| |}. ┏┓┏┓
┗┛ ┗┛ {j |::| `Z7二ニヽ、_,r ニニ二7Z弐7. !::! !}. .┗┛┗┛
,{j |::| |厂 ̄\只/ ̄ ̄了 |::| !}
131 :
名無しになりきれ:2006/04/25(火) 16:29:57
石を三回撫でてみる
132 :
名無しになりきれ:2006/04/26(水) 12:35:07
火打石とぶつけ合ってみる
>127
我輩は霊峰富士の巨石の欠片ではあるが、
そのような効能があったとは知らなんだ。
霊峰に在る石には、不可思議な力が宿るものなのであろうか。
>128
我輩は霊峰富士の巨石の欠片である。
医王山より産したものではない。
>129
貴殿は自我を持つ人形であったか。
確か、その鼻持ちならぬ態度から好悪がはっきりと分かれる
キャラクターであり、味方と同数以上の敵がいるそうであるな。
>130
何を喜んでいるのか?
何か喜ばしきことでもあったのか?
>131
別に我輩を撫で回しても何も出ないが。
封印された魔神を求めるのであれば、いかがわしい骨董屋でも探すとよかろう。
>132
我輩は全体的に角がなく、丸みを帯びているため、火打石による
着火に利用するのは困難であろう。
手が疲れるだけであるから、別の石を探されよ。
吉田戦車の漫画に石とかいう話無かったっけ?
135 :
名無しになりきれ:2006/05/16(火) 20:36:13
石と意志
136 :
名無しになりきれ:2006/05/21(日) 16:21:05
クロム含んでますか?
137 :
名無しになりきれ:2006/05/21(日) 16:24:33
ボク地球の欠片だよ
138 :
名無しになりきれ:
この石は2011年7月24日からアナログ波を受信しちゃいます!