†ため息の誓歌†

ため息の誓歌


俺は絶対アイツに逆らえねえ
アイツはダチであり俺の中の王
アイツが白と言ったら白 俺の記憶をぬりかえる

アイツが「あれをとってこい」 真夜中に呼び出しても
ああ行くだろうさ 命令ならば
王が「おせーよ」と理不尽に罰を言い渡しても
屈辱に耐えて恥辱を受けるだろう

両手両膝つかされ どんなことをされても 何度泣かされても
そう 俺はアイツに逆らえねえ
あの過去を許してもらえない限り
今日もまたダチとして王に尽くすのだ

さあ
削除依頼するか

まあ待ってくれ。

　　　　　　　　　　　　　,.,.,.,.,.,.,.,.,__
　　　　　　　　　　　,,;f::::::::::::::::::::::ヽ
　　　　　　　　　　　i::::::::/'"￣￣ヾi
　　　　　　　　　　　|:::::::|　,,,,,_　 ,,,,,,|
　　　　　　　　　　　|r-==（　｡);（　｡)
　　　　　　　　　　　(　ヽ　　:::__)..:: }
　 　 　 　 ,＿＿__／ヽ　　ー==　;　 >>1　ほほう　それでそれで？
　　　　 r'"ヽ　　 t､　 　＼＿＿_ !
　　　　/ ､､i　　　 ヽ＿＿,,/
　　　 /　ヽﾉ　　j　,　　　j　|ヽ　
　　　 |⌒`'､__ /　/　　　/r　 |
　　　 {　　　　￣''ｰ-､,,_,ﾍ＾　|
　　　　ゝ-,,,＿＿＿＿_）--､j
　　　 /　　＼__　　　　 　　/
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>>1-3:ィキナリで笑ぇるんだけど（笑）

名を語らせてもらう。
ユキ、だ。

本当はサトユキだが、アイツに「ユキ」って決められてからはもうそう自己紹介しているから。

>>6
まぁそうかなと思ったよ。
とりあえず自己紹介からだな。

（ああ、ちなみに鳥つけた）

上の詩は　…やっぱ忘れていい。とゆうか、あれでわかってもらえれば。あの詩までひどくはなくても、逆らった事はないというわけ。

俺は学生だが、絶対に逆らえない友達がいるわけで、
それなのにそいつが一番近くにいる友達なんだ。

今日学校であった事、とりあえず書こうか。

>>8:んーとね…
じゃぁ好きに呼んでいぃよ☆
ぁり得そうな名前で♪
ちなみにあたしも学生だょ♪
専門学生o(^-^)o
そーぃうコトだから、眠たぃのよねιι
毎日６時起きだし(ρ_;)
早速ですみませんか゜堕ちます…ZZzz....

学校であったことというより、帰り道のことだ。
帰りはアイツの家まで俺が送っていく。

今日はめずらしく上がっていけといわれた。俺は家でやりたいことがあったけど。
アイツは一人で暮らしてるから、俺を何かに使うのだろうと思ったけど、やっぱりそうだった。


ごめんなさい、続きは明日。

>>10
了解。
じゃあ名前考えとくよ。またな。

続き。

なんでも、昨日（今日のおととい）植物を買ったらしい。
それでそれを植えかえるのに土が足りないらしくて、どこか近くの店に買いにいこうということになったわけ。
俺んちは学校から半分ぐらいまではアイツと同じ道だけど、そっからは逆方向だ。店とかよくわかんね〜。
でも俺んち庭あるし、土もあげる分ぐらいならあるって言ったら「取ってきて？」とサラリ。

「え〜」という俺の反対もむなしく「早くね」とアイツ。
反抗が無意味なことはもうわかっているので一歩ひいて「…じゃあ、時間かかるけど待ってろよ」と言いつつ脱いだばかりの靴を履いていたら「オレ待つの嫌いだって言ったじゃん」とアイツ。さらに、
「走って？オマエ、クラスで足遅くない方じゃん。五分以内に戻ってこなかったら・・・」


・・・・俺は最後まで待たずにアイツんちを飛び出した。
５分以内だと！
帰って行って２０分はかかるぞ！土だってあるのに！

キチクだ・・

このスレって今日の日記書くの？？
じゃぁ、あたしも書こうかな☆

あたしは、とある専門学生♪
今日も元気に学校行って、ぉっはよー！って気合い入れて（笑）挨拶☆
今朝からちょっと変だなって思ってたんだケド、やっぱり風邪ひぃてたみたぃιι
昨日雨にも関わらずとあるdanceやってたのが原因かとιι

それで早退して今休養中。。。
はぁ…
雨の日は素直に大人しくしてるコトをぉすすめします…
結局Tension Downしちゃったなι

>>15
来てくれたか。やっぱり女の子がいないと華がない。
名前は、――どんなのがいいのか皆目検討つかんが――、うーむ、テンション的に、梨花(リカ)か梨咲(リサキ)って感じだな。うん。まあ良かったら使ってくれー。

風邪には気をつけた方がいい。特に今はインフルエンザの時期だからなー。
元気なのはいいことだけど、無理はするなということだ。

続き。

俺は走った。道路向かいの自転車のにーちゃんを余裕で抜かすぐらい駆けた。
少しでも遅れたら、…アイツのことだから、変なモン食わされそうだし・・・。
やっと家に着く。汗とも鼻水ともつかぬ顔で、水一杯でも飲みたかったが、叶わぬ夢だ。
土を詰めてるとき、時間が気になったが、結局見ずにアイツんちの方へまた戻る。
今になっては、なんであん時自転車を使わなかったのだろうと思うが、必死すぎて思いもしなかった。


>>15
雨の中でダンス…ｗ

いや俺もやらされそうになった経験アリ。

あーヤバい時間間に合わなくなる・・・
戻り道半ば、急激に息が上がり始めた。
へばって俺は道のはじの地に手がつく。
腰を折って肩で息をする。

５分・・以・内・・・とかっ・・・ぜってぇ・・無・理・・・だ・・し・・


　　　　「五分以内に戻ってこなかったら・・・・」

――…フラッシュバック。


走りますよ…もう休みません……


こうして俺は半分泣きながらアイツんちに戻るのだった。

アイツんちに着いた俺は、倒れ込むようにしてドアを開けた。
「おっ・・おい、も・・もってきた、ぞ」咳き込みながら言う俺の前には、おどろいた様子のアイツがいた。
「あぁ、ユキ。早かったね」
玄関を上がる体力も無く、アイツの家の靴山んなかにぶっ倒れている俺の前に、アイツは腕組みして降臨した。
すっげぇ見下ろされてる俺。
つーか、セリフそんだけ！？
しかし次の言葉はこうだった。
「よく頑張ったねー。あーでもほら時計見て？七分もすぎてる。」


まじでか！？

するとアイツは
「罰決定だな。――――と言いたいとこだが、今回は土に免じて許してやるよ。」
土がそんなに嬉しいのか。
・・・なんとか、救われた。
サンクス、土。

>>16:名前つけてくれてありがとぉ☆
返事遅くなってゴメンねι
ご忠告は嬉しぃケド、何か風邪がヒドくなってたりして…
ケヘケヘッ
うぅ…
もぉダメ…(;_;)
ぁー…
でもdanceしたぃしιι
色々やりたぃことあるのに寝てるだけって退屈だょιι

>>20
おーす。
風邪平気か？？
家でおとなしく…と言いたいが、気持ちはわかるからなー。
好きなものはどーしようもねーなぁ
じゃあ好きなもの以外をおさえてみな。テレビみる時間を睡眠にまわすとか。
それでダンスでもなんでも好きなだけやるってのは(￣ー￣

おっはー♪
んっとね…
今日はあまり動けなぃみたぃだから、ずっと溜まってた分のマイメロ見てた（笑）
知ってる？？
クロミちゃんがカワイィのvV

熱はまだ下がらなぃみたぃだケド、break以外のもう一つの楽しみ☆
ぇへ♪
ふぅ…
３ヶ月分一度に見たιι

>>22
マイメロ…
テレビかなにかかな。
もしかしてサンリオのやつか？
まぁ、体こわすなよ。

ありがとぅ☆
ぁー…
何か不思議な夢見た(ρ_-)
寝すぎかなιι

>>24
(マイメロディってやつか、アニメあるんだな)
たくさん寝ろーー
風邪ひいたら寝すぎなんて気にしなくてオケ(￣ー￣

―――――――――
おとといの植物事件はまあそんなこんなで植えかえられて、俺も解放。

今日もいろいろあったな・・・

なにがあった

まだこんな時間？？

(*'O`)ヾ

なぁーんか…
元カレの夢見ちゃったιι
一緒にbreakやってる時に何かの警報が鳴って、それで元カレにバイクで工場まで連れてぃかれたら、自然災害だったの。
そしたら何か殿が出てきて…
それから覚えてなぃιι

…変な夢(ρ_;)

ユキくんｶﾞﾝﾊﾞｯﾃ('-^*)/

>>28:
ハルさん、ぃらっしゃいませ〜o(^-^)o
こんばんみぃ〜☆


コレあげるょ☆
(ρ^^)ρ「博多明太子」

はぃ！
(ρ^^)ρ「ウルフヘア」

ぅん！ょし☆
やっぱ男の子はウルフだょね〜vV
それから、イヂメっ子（？）の相手で疲れてると思ぅので。。。
はぃ！
(ρ^^)ρ「温泉の素」
ぉ風呂に入れてねvV
間違っても袋に水入れて飲んじゃダメだょ？！
確かに駄菓子屋さんに売ってある１０円のジュースの素に似てるケド…

>>26
おー
じっくり書かせてもらう。
>>27
元カレか、切ないな。警報なって……って殿！？
そいつは一体誰なんだよ,笑

あー俺にとってはアイツだな,笑

>>28
ハル、はじめまして。
おーう。
頑張ってるぜ。
遊びに来てくれよ。
>>30
サンクス、もらうぜぇ(￣ー￣
ウルフ…？


・・・・・

どーだ、俺も少しは変わったか？(￣ー￣

さっき風呂には今もらったやついれて入ったぜ
いや、アイツは親友だが…やっぱり逆らえねぇのな。

>>26その日、アイツんち行ったんだ。
俺もすること無かったし、一人よかアイツと遊ぼうと…そしたら

アイツんちに梅干しがあったんだよなー。
アイツは無類の梅好きだ。おやつ代わりに梅干しを冷蔵庫から出してきた（正確には俺に出させた。俺に）。

でもなーんか古そうなんだよなあ。

アイツもなんかその梅が古そうなことに気づいた。
１０個ぐらいパックになっているが、全部元気がない。
「はぁ〜？ありえん。今すっげー梅干しの気分だったんだけど」
アイツが不平を言う。
「まあ…腐ってるモンは仕方ないな」
梅干しって確か腐るんだっけ？とりあえず俺はアイツをなだめにかかった。
「買ってきて？」
俺を半睨み気味にアイツがうなった。
「土持ってきたとき、なかなか早くて使えたよ。今度はオマエんちに梅干し」
アイツは“ティッシュ一枚取って”みたいな軽さでまたサラリとまたとんでもないことを言い出した。
「えっー…え」
俺がたじろいだら
「は？イヤ？え、いやなの」
「い、嫌じゃない」
「じゃあ行けるでしょ。時間はかってあげるから」
アイツはストップウォッチを取り出してテーブルの椅子に座り直す。
さらにアイツは“今回はしっかり罰があるから。連続で間に合わないのは寛大なオレでもちょっと許せないかな。罰二倍ね”と付け加える。ヤバい。これはかなりのプレッシャーだ。俺は身をすくませた。
アイツの次の言葉を待つ

・・・・・
が、

「何突っ立ってんの？もうストップウォッチ始まってるよ？」

！！！！
早く言えそれを。

クスクス笑いをもらすアイツの横を猛ダッシュで抜けて、玄関まで駆ける。
靴を履く。


と。アイツが
「あー…待って。やっぱり戻ってきて」


あーもうなんなんだ。

「いやさ、なんかこの梅干しもったいなくね？」
まあ、別に食べれなくもない・・・・・・・・のか！？
俺はすぐにアイツのところへ戻る。
アイツが梅干しのトレーを俺に渡す。
「なあ…断らない前提で頼みがある」
・・・世間ではそれを“命令”という。


「毒味だ。ユキ食え」



えーーーーー……

「・・・俺が腹こわしたらどうするよ」
「平気だって。まあそしたらオレがオマエの苦しむ様をみとってやるよ」
・・・そしたら呪ってやる。
「俺梅干しなんてそんな好きじゃないぜ」
言いつつ椅子に座る。ま、腹こわすということはないか。
「んじゃあさ、舐めるだけでいいから。舌出して？」
・・・・だって古そうだよ。
「は？あやしいもの食べる順番とかは昔から決まってんじゃん」

身分が下＝毒味役

俺が黙っていると、
「・・・じゃあ選ばせてやる。自分から舐めるがいいか、オレに無理やり舐めさせられるがいいか」








・・・・・・・・・前者です。

仕方がない。こうなったら覚悟を決めてやるしかない。

ふぅぅ・・・

ため息まじりに深呼吸。するとアイツが
「オマエ、何そのため息。嫌だって言ってんの？」
「えっ、ちが、違うって！！」
「さっきからウザいんだけど」
「わーかったよ、舐めるって！！梅干しでもなんでも・・・」

数１０粒の梅干しの中からなるべく良好なものを選りすぐって、一つ手に取る。

うーんこんなんじゃ死なん。誰も死なん。
ほんの数秒、においと味と舌触りを我慢するだけだ。





アイツがじっとみつめた。





ペロペロ・・・・

いや、しかし意外だった。表面がしょぼしょぼしているだけで味は別に普通のとかわらず、ただすっぱい。
「どうだ？」
アイツが俺に尋ねた。
「いや、なんてゆうか・・・普通だぞ。いいんじゃねー」
俺も安心する。腹痛くなったらどうしようかと思ったから。
アイツは、そうか、という顔をして、新たな梅干しを一つ手に取り口に運ぶ。
俺も“大丈夫そうだ”ということで舐めた(正確には舐めさせられた、だ，泣)梅干しを噛んでみる。





と・・・・・






な・・・なんか・・・ｼﾞｬﾘｼﾞｬﾘするんですが・・・・

味もとんでもなかった。
不味い。
腐ってる・・・
味がスカスカ・・・・
ﾍﾟｯと出しかかった
こ・・・これは、誰が食べてもそう思うだろう。。
いや、ア、アアアイツは梅干し大好きな奴だから平気だったり・・・・




目が合った・・・・・・






やばい・・・
完全キレてる・・・・・

「あー何か食ってみると意外と変な味・・・」
言い繕ってみる。っていうか舐めただけでわかんねーよι
「毒味役が死なねーでどーやって主人を守んだよ」
アイツが言った。え、アナタご主人様！？俺が言ったら
「文句あんの？つーかオマエ毒味役って人間だけでもありがたく思えよ、犬でもいいんだけど」



わーー…
なんかアイツすっげー不機嫌。。

ュキ、“ァィッ”が「月曜日ノーパンで来なきゃ罰として殺す」って☆★
スースーするけど頑張ってネ♪

ため息

ため息

(トリ合ってるか不安だな)

久しぶりなんでsageでいく。
>>40
…行ったよ。
だがアイツに「俺そんなこといってねー」ってさんざん笑われたぞっ！！
あーもうＡ子ってだれだよ、大恥かいたじゃねえか…

合ってるぞ

ため息

ため息

ため息

(誰かが保守しててくれたんだなーサンキュ)

あぁ久しぶりだ…。
ああもうＡ子とかいうやつのせいで、あいつ面白がってあれから毎日ノーパン命令だぞ…
まぁいい加減慣れたけど。


春休みのことでも書くかな…

春休み、ほとんどアイツんちで過ごしてる。
まずやらされたのは掃除か。アイツは結論きれい好きだ。(ジュースなんぞこぼすようなら、即土下座だ)
毎日遊びに行くと必ずひととおり同じことをやらされる。
しかもぞうきんがけに至っては、必ずアイツが馬乗りになった状態でやらされる。なぜか。重いっつーのに…。

昨日もアイツ電話。「五分以内」
…これは略語だ。正しくは
「五分以内に来なかったら罰」
というもの。
犬はチャリなんて贅沢はさせてもらえないらしい。
汗だくでアイツんち、in。

「汗キモいんだけど。…っていうか六分。はい、刑執行」

うわぁちょっと待て…という喘ぎ声は罰とともに許されなくなっていった…


罰の余韻が残る中、いつもどおりのひととおりの掃除。
んで、テーブルの上の麦茶倒して土下座。and本日二回目の罰…


詳しくは言わんが、アイツの罰は全部屈辱的なものばかりだと思う…

そのうち便所に行きたくなってきた。
しかしこれにもルールがある。
俺が
「便所に行かせてくれ」
と言ったらまず10分後にアイツとジャンケンをする。勝ったら便所に行かせてもらえる。
負けたらもう10分後にまたジャンケンしなければならない。
それに勝ったら行けるけど、また負けたらまた10分だ。
最高は１ヶ月前ぐらいか。あれは学校だったから大変だったな。
休憩時間は10分だから、一度負けたら我慢しながら授業も受けなければならない。
それなのに連続三回負け。。合計３〜４時間だぞ。
アイツは大笑いしてたけど、キツいぜ。あれは。
懇願したら「漏らせ」とか言ってやばいことしてくるし…

アイツのおかげで今はそうとうジャンケン強くなったけどな。

ふぅ〜ふぅ〜はぁ♪

んで昨日は二回負けて（言って10分待って、ジャンケン一回目負けて10分待たされて二回目また負けて10分待たされて…計30分）、真面目にやばかった。
三回目負けてたらもう俺なにしてたかわかんない。
懇願せずにいられんくて、アイツの足ぐらいは舐めてただろーな；；やば；勝ってよかった。。

>>52
お、久しぶりにレスがついたところで

今日はもう寝るぜ！また来るから〜

ふぅ〜ふぅ〜

ふぅ〜ふぅ〜

あ、ジャムトースト落とした…もったいないからお前が食え

ふぅ〜ふぅ〜

>>55-58
また保守ありがとな。
ふぅ〜ふぅ〜言ってるけど…
>>57
おまっ…アイツか！？
ちょ、そりゃもったいない
…けど、俺が食うんだな、いや、食うって！！
食わなきゃ、イイってゆうまで絶食だとかなるだろ、それに床がきれいなのは俺が一番よく知ってるよ（俺が掃除してるし！！）

って、自分で食えますよ！！ねじ込むな！！
んがんぐ























食わされたし。。

じゃあゴールデンウイーク中のことを少々…と。結構あったな；；

まずは。。

ゴールデンウイーク初日(来いという命令がめんどくさいらしいから最近は行けない日だけ俺から報告することになっている)、
俺はアイツんちで犬のブラシをかけていた。確かめちゃくちゃムシ暑かった希ガス。んで、結構手抜いてた…
アイツの犬はスノーっていう。真っ白で上品な中型犬だ。
アイツは大きい窓からアイス食いながら言ってきた。（いたのかよ！？って軽くあせった）
「なー…長髪…と、ロングヘアってどっちのがエレガントに聞こえるよ？」
俺は、え？的な顔をしてアイツを見上げる。
一応答えておく。
「ロ…ロングヘア…？」
「じゃあ、“部屋”と“ルーム”は？どっちのが高級？」
「ル…ルーム…？」
「オマエの名前を言え。　今　の　フ　ル　ネ　ー　ム　で　な　」
またよくわからん、と思ったが逆らう理由もない。
「ユキ、だ」
するとアイツはニヤリと笑って言った。
「今ブラシをかけている犬は“スノー”だ。もっと丁寧に扱え。さもなくば地に額あてて謝らなきゃならなくなるぞ？」
アイツは窓からぴょんと降りて、スノーを横に座らせた。
二人と一匹で、え、もしかして俺が一番格下！？えっ…？


ま…わかっているが…
わかっているが…
鬱だぜ…

ゴールデンウイークのことはまた書くとして…

今日は久々の登校だったぜ。
もちろん平穏な１日だったわけではないのだか。(トイレも連敗だったし)

体育終わって昼休み。
疲れる体育。当然俺は椅子に座ってるアイツの後ろでマッサージをする(あれっ、自分で“当然”って言ってるし；)。

「弱い。違う。もっと右」

…いつもアイツは難しい。

「だから、……あのさ本気でやってんの？」

半目でにらまれる俺。。
しかも腹にパンチ一撃。。ぐえ。アイツはつぶれた俺に足を置く。
ちょｗｗ誰か…助け…
「なーなー、サトユキ〜オレにもやって」
「あ〜おれも。」
「じゃあ次俺〜」
「いーなー。オレもやって」
「オレも〜」
「俺も頼んだよ〜」
…
…
…てくれるどころかマッサージ予約。
「いいよーあ〜ちなみにコイツ“サトユキ”じゃなくて“ユキ”だから。俺が名付けた」
アイツはにっこり笑って言う。
そして床に這いつくばる俺の顎を軽くつまんで上げて、俺だけに聞こえるようにこうささやいた。

「予約者の中で一度でも文句でたら罰」




背筋が凍るぜ。


かくして俺は全身全霊尽くしてクラスメートに奉仕するのだった。クラスメートに！

つか誰か助けろよ！ノリ良すぎなんだよ；

ゴールデンウイークの続き。


２日目。
アイツの部屋で。
その日は一日中ゴロゴロしていた。暑くなってきたらうちわを渡されてアイツあおがされるぐらい。
よっぽどつまんなかったのか、アイツは何でもない顔で言い出しやがったんだよな。
「今から罰な」
おいっ！；俺なんにも悪いことしてねーし；
「俺が罰って言ったら罰なんだよ」
ちょｗｗおまｗｗ。イヤイヤイヤ…勘弁してっ…
「反抗したら恥ずかしい時間が増えるだけだぞ」
「…」
「ゴールデンウイークっつても退屈だな」

退屈しのぎに喘ぎ声をあげさせらせる俺…！？
アイツはマジで王様気質だと思うんだよな。ホント…。

やっと遊び道具を手に入れたかのように、その日の罰は長かった。。

アンジェラ　山崎将義

もう物語は終わってた
みんなあなたから去ってしまった
色褪せた落書きだけがおどけたまま

ぬかるみの様な灰色の空
太陽の場所もわからないから
語りかけてくるその陰に気づかないでいる

あなたをずっと見守っている　私を今すぐに見つけて

いつか流した涙と無くした言葉を探して
鏡の向こうに閉じ込めた心を取り戻して

いくつもの夢　願いも失望も
モノクロの街は呑み込んでゆく
混ざり合って吐き出されて
そそがれた川の上
そこから今何が見えますか

今は渇いた瞳でやがて来る明日を見ないで
私はあなたのすぐそばでささやきつづけている

二人の傷を癒すようにこのまま強く抱きしめていて

いつか探した涙と無くした言葉を探して
雲の間から降り注ぐ光が包み込むから
過ちも　その罪も　悲しみも　その嘘も

そして物語は始まった　・　・　・

.

,

保守ありがとう。
感謝…。
(久しぶりだか鳥あってるか…？)
とにかく俺はアイツとよろしくやってるぜ。
俺クラス全員からパシられると思ってたら、意外にもアイツは俺をあんま貸さねえし(自分が不便になるからだと思われる)、俺もいろいろあってアイツに逆らわないだけだ。
何度アイツの靴を舐めさせられたかね。まったく。


というわけでまたおこったことなどを聞いてくれよな。

木曜日。
アイツんちの真っ白の犬スノーを俺が散歩してると、スノーがいきなり俺を噛みやがった。ま、まあ理由もあるのだが、噛んだんだよ、俺を。
俺も一瞬迷ったさ。確かに俺はアイツの犬であるコイツにも抵抗できん人間。
でもま、俺以外のやつを噛んだらマズいだろ？な？そうだろ？・・・ムカつくしな。
まぁそのなんだ、仕返しじゃねえ、そう、しつけだ。しつけしなきゃいけないんだよ。
だから俺は蹴りをいれてやったさ。その・・まあやりすぎた感はあったよ。とにかくそれでアイツんちに戻ったわけ。
金曜日。
アイツんちにいく。そして・・・
ムカつくことにスノーはぎゃんぎゃん吠えやがる。無論、俺に向かってorz
「ス…スノー、なんでこんな…」
うろたえまいとそんなことを口にする俺。アイツはじーっとスノーと俺を凝視する。
俺はすかさず持参してきた犬用お菓子を取り出す。当然スノーの好みに合わせて選んだものだ。ま、負けないぜ。
「ほら、買ってきたんだ。スノー喰えよ」
ポイと投げてやる。
スノーは・・・・・・・・・

無視。


アイツはとうとう俺しか見なくなった。
「なぜオマエはわざわざスノーに菓子を買ってきた？」

俺は菓子をみつめる。・・・え。

「そしてなぜスノーはこんな好物の菓子を・・・食わない？」

えええ・・・

き…嫌いになったんじゃねーか？とかブツブツ言う俺にアイツはスノーに近づいてって一言。

「俺がやったら食うのだが」

・・・うわあ本当だ食ってる。。

庭にて。
縁側に悠然と腰を下ろしばかにしたように俺を眺め、毛並をなぜてもらっているスノーと、それをする半睨み気味のアイツ・・・
ああ俺？縁側の一段下(＝地面)でお二方に土下座ですよ。
何分こうしていればいいのだ・・・足のしびれは限界に達したし、伏せた顔は口を開ければ砂が入ってくる・・・頭はアイツの足が乗せられてますから。
「・・・さて、警察はヌキとして、謝って済むなら何はいらないと思う？」
アイツは冷めた声で(頭は常に地面につけさせられているから表情はわからんが)そう言った。
答えはアレだろ？ああもうアイツかなり怒ってるよ。うわ怖えぇ・・・・
俺は機嫌を損ねないようなるべく早く答えた。
「謝って済むなら罰はいらない・・・」口に砂が入ってくる。
「聞こえねえよ？」
そう言ってアイツは足でギリギリと俺の頭を土にねじ込む。さっきもほとんど地面に向かって言ったから、こんなことされたら余計小さくなる。
ああもうプライドもなにも関係ねえよ、許してくれ！許してください！
「あっ！あやは・・って・・・うぷ・・・・済むなら！！・・・はつはひらなひ・・・！！」
大声で叫び、ようやく足をどかしてもらえ、恐る恐る顔を上げると、アイツはスノーに顔を戻して言った。
「スノー？ユキの今日の罰、何倍にしてほしい？」


ううう・・・・・・・・・・

アイツはしばらくスノーとたわむれていたが、すぐ俺に意味ありげな尖った目線をよこした。
そういや関係ないが水戸黄門でよく縁側に向かって「ははーっ」てやるやつに似てるぜ。そん時の俺。
とりあえずその目線に「なに？」と聞いてみた。
罰だろ、ううう・・・・スノーに手出すんじゃなかったぜ
いや、足か・・・
なにされんだろ俺・・・
しばらく待ってもアイツは動かない。
「あの、罰うけるから・・」
自分から言った。するとアイツは
「罰の準備もできないの？」
しかも良いタイミングでスノーが可愛らしく吠えやがる。

ひいっ・・・・
今すぐします・・・・・・・・・

もう何でも言うこと聞きます・・・・

１、２時間後。

縁側。さっきとまったくかわらない位置。
地に頭つけてアイツの足置きにされる。
・・・・ただ、

「ユキは俺に逆らうつもり？」
「なっなはへなひっ・・・！」
「じゃあ・・・ユキ？ユキはスノーより上だっけ？」
「ひがっ・・ひひ下っ！！」

「なんで罰うけたかわかってるよね？」
「俺がっスノーを・・へったはらっ！！」

軍隊よろしく受け答える俺。

罰の内容は今までにない代物だったことが想像できるであろう・・・・・・・・
今回の悲惨な長き罰だけは泣いても許してくれなかったからな・・・うう・・・


まだ続くぜ