よくきたな人間…
私は神だが訳あって力が使えない…いや力が弱って行ってしまっているんだ
七の世界を羽ばたいた私の翼もいまや無い…
最終的には…考えたくないな
もしよければ暇だから話をしないか…?
なぁに危害を加えたりはしない
したところで意味が無いからな
後出来ればsageてくれ
煩いのは気に障るからな
メラゾーマでとどめ!!
3 :
強盗:2005/12/31(土) 21:51:04
(☆Д☆)<御茶を出していただこうッ!!!
>2
「!!」
炎を纏った火の玉はルードの体に直撃した
「ッ!…流石に効くな…全盛期の私なら…いや効くな…だが弱っているとは言え神だ その程度では死なない いや消えない…しかしもうやめてくれ…体がもたないからな…」
纏っているマントには焦げ跡がついた
「良いマントなのにな…だがまだ止めをさすには速かったな まぁ私は争うつもりは無いゆっくりと>3と一緒にお茶でも如何かな…?」
ルードはゆっくりと茶を煎れ>2と>3に差し出した
ルードは>3をもう一度見やると縄を編み始めた
5 :
強盗:2005/12/31(土) 22:21:39
(☆Д☆)<縄が御入用か!!!
(☆Д☆)つ[作業用トラロープ]
6 :
名無しになりきれ:2005/12/31(土) 22:23:26
なんだか電波が届いたのでチェーンソーをスタンバイしますね・・・・。
ルードはロープを差し出す>5をみて縄を編むのを止めた
「えっと こんなものでよければ…」
ルードはゆっくりと立ち上がると引き出しから金の懐中時計を出した
「どうぞ…もしよろしければ貰って下さい…強盗さん」
>6
ルードは部屋を眺めた
何かみしらぬ機械がスタンバイされていることに気付いた
「ほうほう…」
近付いて手に持ちブンブンとふっている
案の定チェーンソーは机を真っ二つにした
「…あっ 机が… まさか魔導!?」
魔導とは機械と魔法を利用してつくられた物の事である
「本でしか見たことが無かったが大した破壊力だな…うん…?」
ルードの目に入ったのはコンセント
「…ほうほう雷の魔法で動くのか興味深いな」
ルードはチェーンソーのコンセントを抜いて再び椅子に座った
…チェーンソーの傍らには真っ二つの机が静かに佇んでいた
8 :
強盗:2005/12/31(土) 22:41:33
(☆Д☆)<せっかくだが御茶強盗の一人として受け取る訳にはいかんッ!!!
(☆Д☆)<お邪魔したッ!!!
ミ
>8
ルードはゆっくりと頷き玄関先に出て手を振った
空には満天の星
「明日は晴れかな…?」
そんな事を呟き静かに部屋に戻った
残っていたお茶を飲み静かにルードは床に着いた…
10 :
狼藉 蹴羅:2006/01/01(日) 00:17:10
2006年最初のキックの餌食となるんは貴様じゃ!
覚悟せぇ!
>10
新年だ
ルードは重い瞼を開け上半身を起こした
そして新年最初の出来事は「覚悟せぇ!」の叫びと共に迫り来る蹴りだった
上半身を起こしていたルードの胸の真ん中を蹴りがヒットした
「ウグッ!…うぅ…」
ルードは蹴りの力により起こしかけていた上半身を再び床に倒し唸りながら眠りについた
「うぅー…ア… ハッピーニュー…イヤー」
12 :
名無しになりきれ:2006/01/01(日) 17:38:57
な〜くな〜る力だヤンマ〜ディ〜ゼル〜♪
ルードさま負けないで!
結構面白い神ね。
応援してるね、今後もちょくちょく寄らせてもらうよ。
メテオ
>12
ルードが椅子でくつろいでいると歌が聞こえてきた
「ふむ…ふんふんふ〜ん…スンスンハッ………ふっ…」
一通りリズムを取り最後にふっと言い放ったルードだが気のせいか普段より顔が紅くなっていた
>13
「…!!」
ザザッ…ガタンッ!
ルードはマントを翻し椅子を倒し机を盾に防御の姿勢を取った
顔が真っ赤だ
彼なりの照れ隠しらしい
「…ふっ大丈夫sya……さ」
緊張のせいか舌を噛んでいるが本人はなにくわぬ顔だ
ガシャンガシャン!
盛大にカップの割れる音が響いた後 >13にルードは薔薇の花とお茶を用意して差し出した
>14
「ありがとう…お茶位しか出せないがまた寄ってくれ…」
余程機嫌がいいのかそう言った後ルードはニコニコしながら部屋の掃除を始めた
…だが一向に真っ二つの机を直す気配はない
>15
「ふんふんふーん…てけてってっ…ちょむちゃむふーん」
ノリノリで掃除をしているルードの視界にいきなり巨大な火の玉…いや火の岩が現れた
「!!…この程度ならっ…ウグッ!!」
ルードはとっさにてにしていた箒で打ち返そうとしたが敢えなく失敗…炎上した
「うぅ…マントが…」
ルードの纏っていた紅いマントは最早燃えかすと化していた
「…しょうがないか」
ルードはそう言うとタンスに向かい漆黒のマントを纏い椅子に座った
…先ほどの火の岩で部屋は再び乱雑とした状態に戻った
堕ちて悪魔になると言う選択もありますよ
>18
「悪魔…か かつて従えた物に成り下がるのは気が引けるな… まぁ高位級の悪魔とも成れば話は別だがある意味神になるよりも過酷だな…」
そう言い終えるとルードは>18にお茶を差し出した
「…どうぞ まだ私はこの姿で居るよ まぁ方法はいくつかあるさ…」
そう言い終えるとルードは「魔導〜光り輝く宝石〜」を読み始めた
よっぽどチェーンソーに興味があるようだ
おたくはいけ〜ん♪
貴方の家の一押しを教えてください。
>20
「!!」
何が何だかわからないという顔をしながらも必死に何かを言おうとするルード
「…お茶がすぐ出せる事?………後 夜は必ず部屋から星が見える…例え雨の日でも…月が好きだから見える魔法をかけてある」
そう言い終えると目を合わせない用に視線を落とし>20にお茶とクッキーを差し出した
22 :
狼藉 蹴羅:2006/01/03(火) 02:57:13
再び参上!……いや、そんな身構えんでも…。ちょっと様子見に来ただけや。
どや、元気しとるか?
>22
読書をしているルードの目の前に現れた男
…ルードは男をじっと見つめた
…じっとが過ぎてぼーっと見つめた
そして思い出したようだ
「初夢で…蹴られた!?」
どうやら夢の中だと思っていたらしい
しかし机を盾にして防御の体制をとるのは翼がなくなってからは茶飯事だ
男の言葉を聞きルードは敵意が無いことを感じ話した
「…元気だけどまた魔法が弱った だから使えなくなった魔法がいくつかある…」
そう言い終えるとルードはキッチンにむかい賑やかな音をひとしきり立て終わると>22に紅茶とルード手作りのパイを差し出した
で、新しい信者を集めるとか力を回復する努力はしたのかね?
>24
ルードは目を細めた
「力を回復する…努力か… 原因は多分私がちょっと魔法を使い過ぎたから…かな? …後は一種の呪いかな… だからなるべく魔法を使わないようにしている…しかし魔力は弱る一方…何をすべきか…」
>24にお茶を差し出し
「信者…? …ファンクラブ?! も…もちろん たしなむ程度には」
意味はわからないらしい…
なんの魔法をそんなに使ったの?
>26
ルードは黙って>26にお茶を出した
「…治癒魔法 と黒魔法…いや黒魔法の上級魔法… 前者はかつて私が連れそった仲間に 後者は私が相手にしてきた敵達に」
ルードは目を閉じゆっくりと話した
「今 神々はいくつもの国に別れてお互いに闘っているんだ… 主神と呼べる存在が遥か昔から居ないからね…事態は悪化するばかり 始まりは小さな争いだった… そして大きな争いに… とまぁこんな感じだ」
…
「…私が使った魔法は前者…後者共に命と魔力を大きく消費する魔法だったから力が弱るのは必然と言えば必然 白魔法は命を分け与え 黒魔法…は一部の強力な物となると自らの命を捧げねばならない」
「と…うだうだ長話をしてしまった まぁ一番の原因はかけられた呪いだろうな… 無に近い状態にするらしいが詳しい事はわからない…無に帰す可能性もある」
ひとしきり話を終えるとルードはすっかり冷たくなってしまったお茶を捨て新しいお茶を>26に差し出した
(むきむきッ!)
きみぃ!体を鍛えてみないかい!?(きらり〜ん♪)
神々の戦争か。。。
昔からそれは、禁忌とされてきたね
自らの身と、そして何よりも彼らの住まう世界を滅ぼさない為に
神々はいつも代理を立てて彼らに争わせ、勝敗を決めてきた
どう?
あなたの身は滅びかけているというが
あなたの世界は無事かい?
>28の鍛えあげられた筋肉を見てルードはビクッと身を引いた…
そして少し頬を染めた…
「…腹筋なら 毎日10回やってる …後は腕立て5回 」
ルードはお茶を差し出す時にグッと拳をつきだし叫んだ
「Are…you…a…madnesssoldier?」
「I am a frailGod!」
ルードは>28の輝く目を見て何を思ったか英語で喋り始めた
間違いが沢山あるような気がするが…
無論 ルードの目も普段より輝いて居た…
>29
ルードは暫く話に耳を傾けていた
「代理となる人間 魔物 神獣 獣 そして私達…神々 全てを巻き込んだ…いわゆる総力戦ですね…」
暫し考え込んで居たルードは再び話し始めた
「北欧の神々は最終的にラグナロクで滅びた… しかし世界は滅び無かった …今の状況酷いが世界は平気だ 神は…弱き者は滅びた」
…
「そして私も滅びるかも知れないな……」
>29にお茶を差し出し>28をもう一度見ると拳を高く掲げ叫んだ
「ランシィウ!!!!?」
アナタの事を知った人間が
紙としての知識を我々に授けてください
・・・・・そうすればアナタの存在は人間全体に広まります
などとほざいたらどうしますか?
体鍛えて体力勝負?
戦士にクラスチェンジとか。。。。
「突然だがすまない 少し急用でここを離れる事になった …大丈夫消えはしない まだその時じゃないから… じゃあまた…」
うん。。。
消えないよね。。。?
「遅くなってしまった… ちょっと手間どってしまった」
そういい終えるとボロボロの漆黒のマントを纏ったルードはふらふらと椅子に腰掛けた
>33
ルードは無言で引き出しから東洋風の太刀をとり出した
竜と虎が描かれた刀身は淡い赤色をしている
「クラスチェンジなら…侍がいい… …やっぱり今のままでもいい…」
そう言い終えると太刀を元の場所に戻した
「今のままでも刀は使えるし… 疲れるのは嫌だし…」
>35を見つめてルードはゆっくりと頷いた
「ありがとう気にかけてくれて 私は平気だ… 君の様に私を覚えてくれている者がいればな …神の力は人の想いに左右されないらしいが私は嘘だと思う 心強いしな」
そう言い終えると漆黒のマントを脱ぎ捨て引き出しから淡く光るマントを纏った
そして二杯お茶を煎れテーブルに出した
>32
「遅くなってしまったが神特有の知識など無いよ 人よりもよく知っているだけ 人も神も根は同じ」
…
「元より神と人の違いは力のみ… 人が完全に人の力を駆使できれば私達さえ凌駕する 神は未だ己の力を引き出しきれていないしな… 後教えを広めたいなら自ら赴くしな …私は絶対にしないが」
戦争の噂は世界にあまねく広がっているのかい?
それとも何も知らずに過ごしている所もあるとか
>39
「…なるべく飛び火しないようにということについては神々同志の暗黙の了解として存在している」
…
「しかし…今は何も知らずに暮らしている国があっても何時か必ず飛び火する… 神々が同盟を結ぶ可能性もある… 噂程度ならば世界に伝わっていると思う」
ルードは立ち上がり窓の外を眺めた
紅い朝焼けが綺麗だ
何故、退いたんだい?
灰も残さず力に変えて敵を殺す、
あるいは味方を癒すという選択肢もあったはず
いや、そうする事がいいとは確かに到底思えないが
貴方がここに居て静かに過ごしているのには、
案外何か、それ以外の理由があるようにも思えるんだ
>41
「…殺す事にも癒す事にも疲れ果てた 休みたかったんだ」
…
「まぁ力が戻るまでは安静にしようと思ってな …後は殺す事に違和感を感じた 何故同じ世界に在る仲間なのにお互い憎しみあっているのか…とか考えてしまってね とまぁこんな感じだ」
そう言い終えるとルードはお茶を煎れテーブルに置いた
違和感を感じた?
そう、違和感を感じたんだね
いやむしろ何故今まで違和感を感じなかったのか?
>43
「麻痺していたのかもしれないな… 殺らなければ殺られる 極限の状態の中では当たり前といえば当たり前かもしれない」
…
「だが今こうして静かに暮らしている間にも戦いが続いていると思うと複雑だな…」
ルードは紅茶を二つのカップにいれテーブルへとむかった
初めはどうだった?
振るわれる力の下、先刻まで生きていた「存在」が
只の「物」に成り下がっていくのを初めて見たときは
>45
「あっけない… これが素直な感想だ 私もいつかこのようにあっけなく死ぬのかと思ったな」
…
「…理不尽だな戦争は」
そこまでして、何で争ってるんだい?
「神」ともあろう者達が
>47
「…わからない 私の知らない何かがあるのかもしれない…表面的には… 段々と大事になってしまった … 私は流されているだけなのかもな」
…
「お互いを憎んでいるからかもな… 誰かを殺れば家族が憎む …その連鎖 私も恨みを買っているかもしれないな」
「復讐など果たしても残るものなど何も無いのに 戦い続ける それほどに恨みは強い感情なのだろうな」
力の強いものは力の無いものをそれと知らず踏みつける
その時、憎しみが生まれたのかもしれないね
星天の運命をこの掌の内に
汝は我、我は汝なれば…
覇斬無骨!!
「また間隔があいてしまって申し訳無い…東方の剣技を学んできたんだがどうにもうまくいかなくてね…」
ルードは部屋を見渡し…ゆっくりと椅子に座った
彼の腰には刀が携えられていた…
>49
「弱肉強食…の原理が無くなる事は無い…
強者が弱者をかばうのは好意か偽善か…
弱者が強者を慕うのは恐れか敬意か…
だが必ず強き者には優越感が生まれ…必ず態度に現れてしまう
偽善の場合等顕著に現れる」
…
「憎しみは憎しみを呼ぶ…
ループというやつだな…」
>50
「ふむ…
しかし私は私であり貴方は貴方だ…だから…」
ルードの話を遮り激しく迫る刃
しかしルードの目の前で激しく火花を散らし…止まった
ルードの手には刀が握られている
「よ…余裕だからこれ以上刃物を振り回すのはやめて…下さい」
心なしかルードの足は小刻に震えていた
「久方ぶりに上げてみるとしようか…
夜は輝きを失った光が暫し休む場所…一種の聖域かも知れないな」
ルードの部屋に満月の明かりが差し込み神秘的な光が部屋を満たしていた
東方の剣技か
何を学んできたの?
何か思う所があって?
>55
「居合い切り…
私は魔法ばかりだからちょっと剣術も鍛えようかと思って…」
ルードはテーブルを指差した
そして数秒の時が流れた
殺那…テーブルは音をたてて二つになった
「これ位しか出来ない…
私の刀がかなりの業物でこの程度だから実戦では戦力外だね」
そういい終えると掌を二つに切れたテーブルにむける
ジュッという何かが焼けるような音がしてテーブルは消滅した…
そう言えば力は無くなるけど、存在は確かなの?
>57
「魔力は衰えているが力の源…つまり私自身の存在は薄れる気配が無いな…
つまり人間のような状態になると予想している
…実話そのための事も考え剣術を学んだ」
そう言うとルードは窓から空を見上げた
銀色の月がルードを見下ろしていた…
人の身は辛いかもー
いや、人の世でも力あったものが
それを失った後は可愛そうだよー
「すまない…間隔があいてしまった…」
>59
「力あるものもやがては堕ちる…
それが早いか遅いかという違いだ
今まで力を悪用してきたものは悲惨な目にあうだろうな…」
これから先、その戦いをどうするつもりだい?