滅びゆく世界で

ズビューム　（印籠を出す

ずばーん！　　（印籠を切り刻む）

おひさしぶりです。もう滅んでるかと思ったのに、まだこの世界は残っているようですね

その後、紆余曲折を経て、私がそのりゅうき？とかいうのを斬殺したわけですが、世界の滅びゆく原因ではなかったようです。
賢者の塔の予測が外れたみたいですね、いつもの事ですけど。
さて、再び世界が滅びるのを止めてくれる人を募集します。賢者の塔の賢者は役たたずみたいなので、世界の滅ぶ原因を探ったり人もいませんかね？
早く世界を救ってもらいたいもんです。スライム食もそろそろ飽きましたしね

賢者の塔について説明します
賢者の塔っていうのは、世界が滅びゆくのを止めるために結成された組織で、日々研究を重ねて滅びを止めようとしたり、魔王を探り出したりしていて、この村の西の方角にある塔を事務所として使っています
あちこちから勇者や賢者を勧誘しているようですが、なかなか成果は現れないようです
さらに塔員？は常時募集中で、塔に行って希望すればもれなく、登録番号の入った「勇者の証」をもらって勇者になれます。
勇者の証には「あなたは○○○番目に選ばれし勇者です」って書いてあります。どっかのカウンターみたいに
でも賢者になるには少し試験があるような事を聞きましたが、詳しいことは知りません

まあ、賢者の塔も少しは役に立ってるんです。例えばこの前スライムの養殖に成功したこととか。
これによって食糧問題は少しだけ解決されました……焼け石に水ですけどね

スライムは完全食？

スライムってどんな味？

この廃れたスレに久々のお客さんとはめでたい

>129
完全食・・・完全な食物の事でしょうか。だとしたらスライムはそれとはかけはなれている気がしますね
栄養価は高くないでしょうね
>130
生で食べるとかなり苦いですよ。焼いたスライムはほとんど無味ですが、良く噛むと少し甘くなります
>131
しばらく前の方にいた勇者さんでしょうか？それとも最近登録を受けた勇者さんですか？
関係ないですが、最近この近くの養殖場に魔物が出るそうです。あぶなっかしいなあ。まあ、無理に倒してきてほしいとは言いませんけど。

スライムも養殖できて寄ってきた魔物の肉もくえる！
一石二鳥ではないか

>133
養殖場を乗っ取るなんてしたら、村中から攻撃されるでしょうね。
しかも魔物・・・どんな魔物か解かりませんが・・・を倒した後となれば、よほどの強者でも無い限りね
まあ、あなたも口ばっかりで動くことが出来ない一人なのでしょうが

今日も何人かの勇者がこの村を訪れ、世界を救うと自信なさげに言って旅立っていきました
彼らの行く先がどうなるにしても、何もしない人間よりはまし。

・・・でしょうか？

資源が無いなら、ムスタファーかマイキートーから採ってくればいいじゃない。
人の住めるような環境じゃないところに限って資源が有るから困る。

>136
採れる場所の資源は、私の前の世代にはすでに採り尽くされてしまいましたからね。
確かにそこらへんにはまだ有るという話も有りますが、
ムスタファーを調査したが、実際にはごく僅かな資源しかなかった、というとある勇者からの去年の報告もありますし
精確な事はよくわからないですね。あそこらへんは調査するにも環境が厳しすぎますから・・・

おや、世界情勢調査書が賢者の塔から届いてるみたいです
世界中で残っている集落の数が・・・とうとう50を切りましたね
全国の土地の食糧生産率もだいぶ減ってきました
そして魔王撲滅キャンペーン実施中・・・

現在の賢者の塔の方針は『しらみつぶし』です。ともかく原因と思われるものを、人だろうが魔物だろうが片っ端から消しています。
塔の言う「魔王」とは、この困窮の原因となるものの総称です。
この塔の方針は魔女狩りならぬ『魔王狩り』なんて呼ばれる事もあります。今賢者の塔から魔王認定されたら、本当に迅速に処分されてしまうので気を付けましょう。
気を付けようが無いですがね

ここしばらくは誰も村に尋ねて来なかった。
おそらく賢者の知識と技を持ってしても、人口の減少は食い止められないのでしょうね
今賢者の塔には二つの方向性があって、一つは滅亡の原因を究明して、二度元の世界を取り戻そうという考え
もう一つは現状のままでいかに生き延びるかという考え
私は後者の方が前向きだと思うんですけどね

月を開発するのに使った20メガトン爆弾がまずかったらしいよ。
月が割れて軌道が狂い、地球規模で異変が起こっているとか。

>141
月を、開発？　なんかすごい話ですね。
人類ごときが爆弾を使って月を征服しようとしたので、月の女神の怒りを買ってしまったというわけですね。
だとしたら月に勇者を送るべきでしょうか・・・
まあ、その話は知り合いの賢者に話してみますよ。ひょっとしたら何か掴めるかもしれません

村に人がさらに来なくなりました。食糧貯蔵庫の食糧も減ってきたし、
スライムも増えにくくなってきました。そろそろこの村もだめかもしれないな
別の村に移ろうかな

ポエムが来るぞ

私の村の古い言い伝えの一つにこういうものがあります
「はるか東に、無限の力を持つ植物の生える土地がある。この植物は死に絶えた大地でも育つことが出来る。村の危機の来たときはその地に赴くのだ」
賢者達でさえそんなものは見付けていないのですから、そんなものがあるのかどうか怪しいものです
しかしまだ誰も世界の東の果てには達していないのです。
このまま何もしないで村が滅ぶのを眺めているよりは、東の果てにでも向かった方がましでしょう。というわけで私は故郷を救うため、東への旅に出ることにしました

>143
ポエム？
ああ、勇者132番のポエムさんのことですか。彼は確か魔の峡谷にある古代遺跡の図書館を調査してた人ですね。そのポエムさんがやってくるのでしょうか

というわけで名前をかえました。ついでに識別子も付けてみました（前のものは亡くしてしまったので)

東へと進み、刺の丘へと辿り着きました。名前の示す通りに竜族の白い骨が刺のようにあちこちから突き出しています。竜族というものがいかに大きいものだったのかが骨の大きさからわかりますね。
さて、暗くなってきたので、火を起こして、さっき仕留めた巨大吸血コウモリを食べて、寝るか。

・

竜族の支配していた土地は広大でした。何週間か歩きつづけて、やっと刺の丘を抜けた所です。
刺の丘の向こうは植物もほとんど生えていない広漠した荒野です
食糧が持つかどうか心配です・・・

>146
おや、どしかしました？こんな所で。　.？
・・・喋ることができないのでしょうか。

きえてゆく

おや？・・・ここは？

荒野はその後かなり続きました。そして私の周囲にはまだ葉のほとんど無い痩せた木と、渇れた土地が広がっています。ほとんど果ての知れない荒野です。

>148
きえてゆく？何が消えてゆくのでしょうか。この世界が？

、と、何処からとも無く聞こえてくる声に答える。う〜ん、幻聴が聞こえるなんてなぁ。そこら辺に歩いてる変な虫しか食べてないからでしょうか・・・

>149
迷ってしまったのですか？　ここから西に向かってず〜っと歩けば刺の丘があります。そこからさらに南東に行くと賢者の塔です ーその前に倒れてしまわなければですが。
それにしてもこんな所に人がいるなんて、あなたも旅人でしょうか？　それともこの近くに集落でもあるのですかねえ

おっと識別子が違う・・でも前のは思い出せないから、これで

>>150親切にどうも・・鉱石を採りに行こうとしたら迷ってしまったのです
　　　はやくかえらないと・・・村長に怒られてしまう・・ﾌﾞﾙﾌﾞﾙ

>152
ふむふむふむ、ではこの近くに村があるのですね。だとすると・・・
迷ってる人に言うのも難なんですが、良かったらあなたの村まで案内してもらえませんかね？
ちょっとかなりの距離を歩いてきたもので、少し休息とまともな食事を取りたいのです・・・
（それにしても、ついつい道案内をしてしまうのは村人の性というものでしょうか・・・)

貧乏な村ですが・・・案内しましょう・・
道を思い出しましたので・・・
この先は物騒ですから・・付き添いがいると助かります

期待に応えて、スキンヘッドで三輪バギーに乗り、「ヒャッハー！」と
奇声をあげているならず者出現

おお　しんでしまうとは　なさけない！

・・・ハッ・・一瞬幻覚が･･･さっきつまんだキノコのせいでしょうか･･･?

さて・・・ああ村が見えてきましたよ

・・・はぐれた?

ヒャッホー

迷子だな迷子

・・・無がくる・・・・・・

求め続けなさい。そうすれば与えられます。
捜し続けなさい。そうすれば見付かります。
門をたたき続けなさい。そうすればあけてもらえます。
　
　　　　　　　　　　　マタイによる福音書　第７章７節

うむ

はやすし

あんずる

夏休みということで掲示板に夏休み機能をつけてみました。
名前欄に【Summer/&rfu&rs&ria&rn&ras&ran&r/Vacation】と書き込めば
【花火大会】とか【盆踊り】【プール】などと出ます。暇なたしになればと。。
板によって内容は変わります。数値は書いた日付とか時分秒とか
レス番号で反映され100種類くらいまでありますよ。

放浪者Ａ　：　ドンドンドン！
放浪者Ｂ　：　･･･むやみに門を叩くのをやめないか。
放浪者Ａ　：　しかし >163 に叩くのをやめるなと書いてあるぜ。　ドンドンドン！
放浪者Ｂ　：　もう夜も遅い。
　　　　　　　　 明日の朝出なおそう。
放浪者Ａ　：　俺は >163 を信じるぜ！
　　　　　　　 　ドンドンドン！
放浪者Ｂ　：　いや信じるとか信じないとかの問題じゃないから。
　　　　　　　　 この辺はどうにも物騒な気がするし、夜の来訪者に対して警戒しているのかもしれん。
　　　　　　　　 今夜この門が開かれることはない。
放浪者Ａ　：　しかし今叩くのをやめれば >163 に対する裏切り行為というもの。　ドンドンドン！
放浪者Ｂ　：　一途なバカだなオマエは・・・。
　　　　　　　　 いくら叩いたところで門が開くものか。

ドカッ
ガラガラッ
ドーーーン・・・・

放浪者Ａ　：　門が・・・開いたぜ！
　　　　　　　 ありがとう >163！
放浪者Ｂ　：　バカな・・・！
放浪者Ａ　：　驚くことは何もない。 >163 が真理さ。
放浪者Ｂ　：　素手で門を破壊したことに驚いただけだ。私は。
放浪者Ａ　：　安普請だったんじゃない？
放浪者Ｂ　：　・・・そうか・・・まあ、そうだったんだろうな・・・。
放浪者Ａ　：　まあ門は開かれたわけだし。（スタスタ）

そこに 旅人1殿 と 村人殿 が歩いてくる

放浪者Ｂ　：　あれは、人か？
放浪者Ａ　：　！！
　　　　　　　　　いかん、門を壊したことがばれるとまずい！
　　　　　　　　　その辺に隠れようぜ！
放浪者Ｂ　：　（壊したという自覚はあったのか・・・）

人の欲望は神をも殺す

いや、人にとっては欲望こそが神なのである

あか

さて、それから色々ありましてその村にしばらく住む事になりました。
前の村よりも裕福な村とは言えませんが、住み心地はなかなかです。
そしてこの新しい村で、再び村の入口に立って、
世界を救ってくれる人に声をかけてみる事にしたのです。

世界は今まさに亡びようとしています。あなたは世界を救うことの出来る選ばれし者です（今私が選びました）。
あなたの力で世界を救って下さい!

ふーん

とっとと滅べよ