このスレはDBを題材にしたTRPGスレです
DBキャラやオリジナルキャラになって参加してください
ストーリー
ある日突然人が魔物になり、暴れる事件が全宇宙的に起こった
原因を調べた界王神は魔界の最下層に封じ込められた大魔神が復活しつつある影響だと突き止める
大魔神の胎動により宇宙が魔界に侵食されつつあるのだ
界王神は古今東西の戦士達を集め魔界へとむかわせた
2 :
孔明:2005/09/27(火) 18:22:59
孔明ですよ DBとはドラゴンボールですかね?
3 :
名無しになりきれ:2005/09/27(火) 18:32:35
荒野の盗賊 ヤムチャ登場
4 :
神龍:2005/09/27(火) 18:39:31
==、,-、 、ヽ、 \> ,, '''\ _
メ゙ヽ、\ ̄""" ̄--‐ 、 \ /ゝ、\
=─‐\\‐ /─'''''ニ二\''' |レレゝゝ、\
 ̄く<<く >, ゙、/<三三二\ ̄\ゝゝゝゝゝゞ''ヽ、 / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
<<<<〈__入 ゙、く彡三三三二ヽくゝ\メメメゝ、_ゝ、\ | さあ願いを言え
くく<<<<<< ゙、 ゙、ミ三三二ニ─ゝゝゝゝゝ,,,,,,,、 '( ゙''ヽ、ヽ、 < どんな願いも聞くだけ
くくくくくく彡‐ヽ ゙、ミ三三二ニ'''くくゝゝ_ゝゝ、\\_,>」ノ, | 聞いてやろう
く く く く く 彡゙、゙、三三二ニ‐くゝ、/ ,,,,,,,,メメゝヽ''''"ゝゞ丶、 \_____
二─二二彡彡、゙、三三二==くメゝ/ ゙'ヽ、メゝゝゝゝゝゝゞ''ヽ-、,,,,,,_
‐'''" ̄ \彡彡ミ、゙、三二=''"く<メ/:: \''-、メメゝゝゝ_ゝ 、 ,,、ヽヽ
、 ,,,,- ゙彡//ヾ、三二= くゝ/:::.... \>∠レ-,-‐ニ二メヽ''ヽ ノ
゙ヽ、,,,-‐//_///,,、゙、三二= ゙、 ""''' ヽ>//レレヽ,,___ /
-,,,,,,-‐'''"""/////,,ヽ ゙、三二─ ゙ヽ. //-ヘヘ,、 レレレレノ
''" ,l|"////ノ,、\彡'''''‐-ニ,、 ::::::::::,,,,,,,,// ゙ヽフ/|/| レ'
/ゝ、/ヽ|ヽレ,,゙ヽ、゙''ヽ、,,,,,,_ヽ''ニ='',,-'"、─-,,,,,_  ̄"'ノ
/メ / レ/,''"へへべ''─---- ̄-メヽ"ゝゞゝヽ、 >---''"
/ヘヘ、|//ヘヘヘヘヘヘヘヘ,,-イ ̄ | ̄"'''-ニニニ二-''"
/ヘヘ∧/./フヘヘヘヘヘヘヘ,/イ / / / ゙ノ\、\
/ゝゝ| / /メヘヘヘヘヘヘ/'" | / / / / \\
/ゝ /|‐/ /フヘへヘヘヘ/∧ /-'"-'''"__,,-''" / /、\
//|_| /./へへへヘヘ、// |/ \_,,,,-‐'" / ゙、.゙、
'"/ヽ"/'"へへヘヘヘヘ// ノ \ ,,,,-‐'" ゙、゙、
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へへへへヘヘヘヘ//ヽ ノ ゙, | |
5 :
名無しになりきれ:2005/09/28(水) 02:00:59
6 :
名無しになりきれ:2005/09/28(水) 02:32:00
ー-ニ _ _ヾV, --、丶、 し-、
ニ-‐'' // ヾソ 、 !ヽ `ヽ ヽ
_/,.イ / /ミ;j〃゙〉 }U } ハ ヽ、}
..ノ /ハ 〔 ∠ノ乂 {ヽ ヾ丶ヽ ヽ
ノノ .>、_\ { j∠=, }、 l \ヽヽ ', _ノ ー ー │┼ ヽ / | l ̄) | ¨
ー-=ニ二ニ=一`'´__,.イ<::ヽリ j `、 ) \ 、_ 、_ │.d、 V | l ̄ し' や
{¨丶、___,. イ |{. |::::ヽ( { 〈 ( 〉
'| | 小, |:::::::|:::l\i ', l く ┼ i | ニ|ニ ┼┼ /
_| | `ヾ:フ |::::::::|:::| } } | ) (工メ ノ Cト、 l__ 人_ノ
、| | ∠ニニ} |:::::::::|/ / / / /-‐-、
トl、 l {⌒ヽr{ |:::::::::|,/// \/⌒\/⌒丶/´ ̄`
::\丶、 ヾ二ソ |:::::::/∠-''´
/\\.丶、 `''''''′!:::::::レ〈
〉:: ̄::`'ァ--‐''゙:::::::/::::ヽ
\;/:::::::::::::/::/:::::::::::://:::::〉
::`ヽ:::ー-〇'´::::::::::::::::/-ニ::::(
/ \
7 :
名無しになりきれ:2005/09/28(水) 08:50:04
フリーザサママダー?
誰か参加する?
他にする人がいるなら俺もやるけど。
参加はできるけどGMはできないゆ
GMなんかなしでいいでしょ。
もう何人か来ないかな。
なら俺もやりたいな。
やるなら、フリーザ軍残党だな。
俺はゴテンクス(普段はゴテンとトランクス)かな。
敵が少なければ敵やるけど。
【名前】
【年齢】
【性別】
【種族】
【戦闘能力】
【流派】
【必殺技】
【特技・特殊能力】
【装備・持ち物】
【身長・体重】
【容姿の特徴、風貌】
【性格】
【趣味】
【人生のモットー】
【自分の恋愛観】
【経歴】
【一言・その他】
【簡単なキャラ解説】
【名前】 グルド
【年齢】 不明
【性別】 男
【種族】 不明
【戦闘能力】 10,000
【流派】 我流
【必殺技】 特になし
【特技・特殊能力】 時を止める・超能力
【装備・持ち物】 新型スカウター
【身長・体重】 小さい
【容姿の特徴、風貌】 四つ目・小デブ
【性格】 傲慢ではあるが用心深い
【趣味】 日光浴
【人生のモットー】 賢く生きる
【自分の恋愛観】 なし
【経歴】 ギニュー特戦隊の一員
【一言・その他】 時よ止まれ、そなたは美しい
【簡単なキャラ解説】
宇宙人。息を止めている間時を止める事が出来る宇宙人。
【名前】 ポンデリング
【年齢】 若者
【性別】 ♀
【種族】 ヤードラット星人
【戦闘能力】 33000
【流派】 超能力を駆使した戦闘術
【必殺技】 気功波
【特技・特殊能力】 瞬間移動、物質生成、気を消費した治療
【装備・持ち物】 特になし
【身長・体重】 やや小柄
【容姿の特徴、風貌】 ヤードラット星人(エイリアンっぽい)
【性格】 お調子者
【趣味】 食事を楽しむ
【人生のモットー】 嘘はついても筋は通す
【自分の恋愛観】 特になし
【経歴】 ヤードラット星の番人
【一言・その他】 人がどんどん集まるといいな!
【簡単なキャラ解説】
変異種と思われる、ヤードラット星ではごく珍しい戦闘型。
力は強くないが、超能力を駆使した戦闘を得意とする。
16 :
名無しになりきれ:2005/10/01(土) 10:43:14
期待age
【名前】クライ・スーパーレッドホーク
【年齢】18
【性別】男
【種族】暴走族
【戦闘能力】20000
【流派】紅鷹喧嘩流
【必殺技】クライアウトアタック
【特技・特殊能力】
【装備・持ち物】クライ専用ハイスクーター紅鷹仕様
【身長・体重】 185cm/62kg
【容姿の特徴、風貌】赤をベースにした虹色ツンツン髪、特攻服
【性格】DQN
【趣味】スクーター弄り
【人生のモットー】俺様一番、お前等下僕
【自分の恋愛観】女なんざ走りには邪魔なだけ
【経歴】暴走族『紅鷹』の頭
【一言・その他】「クラァァァァイアンコォォォォォォッ!」
【簡単なキャラ解説】
宇宙の片田舎銀河の老舗的暴走族『紅鷹』の7代目“正式”ヘッド。
紅鷹のヘッドは世襲制で代々彼の一族が務めてきたが、彼の父の代でクーデターが発生、
一族はヘッドの座を奪われ辺境の地へ追いやられてしまった。
クライが15歳になるまで紅鷹の乗っ取りは続いていたが、その後クライが単身で幹部連中を皆殺しにし、
大観衆の前でのヘッドとのサシの勝負で圧勝、見事正式7代目ヘッドの座に就くことになる。
性格は典型的DQNで「気に入らねえ奴はぶっ飛ばす」を地で行く人。
以前母を人質にとられブチギレしたとき『髪が金髪になって恐るべき力を発揮した』という証言があるが
残念ながら初代以前の家系図はなく、初代が何者でどこ出身だったのかは定かではない。
魔界への入り口。
ここで、界王神が超戦士達が集まるのを待っていた。
19 :
名無しになりきれ:2005/10/02(日) 13:11:29
20 :
クライ・スーパーレッドホーク ◆/mlTShv34g :2005/10/02(日) 16:22:32
ブォンブォン!!
俺様のド派手かつ超いい感じのハイスクーターが轟音を上げて到着〜。
「オイオイ、まだ誰も来てねぇのかよ。マジ カス野郎ばっかじゃん」
ああ、ウゼェ。ウゼェウゼェウゼェ!
ウジ虫が俺様を待たせるのかよ有り得ねえ、身分をわきまえろチンカスがッ!
「うっし、来た奴からボコリけってーい。目が破裂するぐらいで許してやろううーんクライ様やさしー♪ ダハハハハ!」
当然だよなぁ当たり前。俺様にムダな時間を使わせてストレス溜まりまくりだ糞が死ねインポども!
21 :
名無しになりきれ:2005/10/02(日) 16:29:50
誰がきていないって?
クライの頭のうえで声がする
いつのまにか頭の上にグルドが立っていた
自分の感覚の鈍さを棚に上げておこんないでほしいね
頭の上で嘲笑う
「あ、あれかしらね」
ようやく戦士の待ち合わせ場らしき場所が見えてきた。
先に一人か二人か来ているみたいだし、多分あそこで間違いない。目標点に向けて徐々に舞空術の高度と速度を落とす。
「よっ・・・っと」
着地、そして辺りを見回す。
不吉な紅黒い空の下に広がる荒野。時折、乾いた嫌な風が流れる。
そして、荒野の真ん中に無造作に空いた魔界へのゲート。
「どうやら、間違いないみたい・・・ね」
ごくり、と音が聞こえた。少し考えて、それが自分の喉からの音だと分かった。
・・・まったく、何を柄にもなく緊張してるの、私。マイペースマイペース。
戦いはいつもの事。今回は、たまたまその舞台が故郷の星<ホーム>じゃなくて魔界<アウェイ>なだけ。
敵をやっつけて、終わり。それだけの話。そう念じ続けていると、だんだん気が楽になってきた。
「よし!いつも通りに気合い入れて頑張るか!
・・・あ、そういえば」
先に来ていた戦士がいたはずだ。いえ、もしかしたら敵かも?
まあ、どちらでもいいか。味方ならそれで良し、敵なら倒すだけ。それだけの話。
私の通常時の戦闘力は5000〜8000。賢明な相手なら、まだまだ力を隠している事にも気付くだろう。
全開では大体33000・・・だったと思う。さらに、超能力を駆使すればもう少し戦闘力の上の相手とも戦えるはず。
まあ、未知のものにいきなり近づくのもナンセンスだ。
取り合えず、私は少し離れたここで様子を見ることにした。
23 :
名無しになりきれ:2005/10/02(日) 17:26:13
>22
本名ミント・シルバー
>>21 「ああんっ?」
ヘイ、落ち着こうぜクライクン。一つ一つ確認していこうじゃないか。
まず奴は俺様の頭の上n
「ぶっ殺すっっっっ!!! チンポズタズタに挽き刻んでテメエで咀嚼させてやんよおっっっっっ!!!!!」
スクーターを急発進させ俺様はその塵屑野郎に突進した。
25 :
名無しになりきれ:2005/10/02(日) 19:29:39
【名前】 ばいぐーぱん
【年齢】 若者
【性別】 ♀
【種族】 不明
【戦闘能力】591037564
【流派】 なし
【必殺技】 なし
【特技・特殊能力】 エナジードレイン 憑依
【装備・持ち物】 なし
【身長・体重】 なし
【容姿の特徴、風貌】 ガス状エネルギー生命体
【性格】 平和主義
【趣味】 食事を楽しむ
【人生のモットー】 いき続ける
【自分の恋愛観】 特になし
【経歴】 宇宙を漂うガス
【一言・その他】 人がどんどん集まるといいな!
【簡単なキャラ解説】
原罪を背負いし者
悲しい定め
【名前】孫御粥
【年齢】19
【性別】♂
【戦闘能力】3800000000
【流派】象仙流
【特殊能力】カタストロフィ
【必殺技】ぱおぱお波
破滅爆溂掌
【装備・持ち物】なし
【身長・体重】175m、60Kg
【容姿の特徴、風貌】戦隊物の御面を被っている
髪は緑にウルフヘア
【性格】狡猾
【趣味】お祭り
【人生のモットー】思想家は世間からみれば落第者
【自分の恋愛観】自分を好きな奴のことが好きになる
【キャラ説明】
惑星ベジータの爆発と共に化学変化の影響を受け地球に落ちた孫悟空の実の弟。
名字は孫御飯の親類に育ててもらった影響
サイヤ人特有の獰猛さを自らの狡猾さで抑えている。
修正【戦闘力】
3800000000→380002000
【魔界への入り口前】
『ここだな…』
徒歩でやってきたその男は、漆黒の柔道着を着て
赤い戦隊物の御面をお祭りの時のように後ろに被っている。
髪は緑色でウルフヘア。
胴着の後ろには大きく〈象〉と書かれている
『象仙人の頼みだから断れないな…』
手持ち無沙汰になったのか、懐から大きなペロペロキャンディを舐めはじめた
周りの者に話し掛ける様子はない
28 :
名無しになりきれ:2005/10/02(日) 22:47:29
純血のサイヤ人はみんな黒髪 Byベジータ
>28
オサレですから!残念!
以降のキャラテンプレはこれを使用してください。
【名前】
【年齢】
【性別】
【種族】
【味方側or魔界側】
【流派】
【必殺技】
【特技・特殊能力】
【装備・持ち物】
【身長・体重】
【容姿の特徴、風貌】
【性格】
【趣味】
【人生のモットー】
【自分の恋愛観】
【経歴】
【一言・その他】
【簡単なキャラ解説】
敵役をやる場合は手下の有象無象の雑魚もつけていいです。
手下の操作権は本人の断りがない限りは対戦者にもあり、対戦者はそれを雑魚キャラとして勝手にバッタバッタと倒していいです。
戦闘力の数値化は廃止とします。
それに伴い、これまでのキャラテンプレで示されていた数値もなかったものとします。
では、以下より再開とします。
【名前】孫御粥
【年齢】19
【性別】♂
【種族】亜サイヤ人
【サイド】正義側
【流派】象仙流
【特殊能力】カタストロフィ
【必殺技】ぱおぱお波
破滅爆溂掌
【装備・持ち物】御面、ペロペロキャンディ
【身長・体重】175m、60Kg
【容姿の特徴、風貌】戦隊物の御面を被っている
髪は緑にウルフヘア
【性格】狡猾
【趣味】お祭り
【人生のモットー】思想家は世間からみれば落第者
【自分の恋愛観】自分を好きな奴のことが好きになる
【キャラ説明】
惑星ベジータの爆発と共に化学変化の影響を受け地球に落ちた孫悟空の実の弟。
名字は孫御飯の親類に育ててもらった影響
サイヤ人特有の獰猛さを自らの狡猾さで抑えている。
「喧嘩はお止めなさい」
何時の間に現れたのか、初めからそこにいたのか。
界王神が、魔界の門の前に腕組みをして立っていた。眉間には皺を刻み、なんだか機嫌が悪そうだ。
「まったく、これから敵陣に乗り込もうという時に余計な体力を使うようなことを・・・ごほん」
咳払いをし、そして背筋を伸ばして大きな声で挨拶した。
「勇敢な戦士達よ、よくぞ集まってくれました。私が界王神です」
それから、人々が魔物に変わる事件の凄惨さ、その原因である魔界最下層の大魔神の復活、
大魔神の超常的な力により魔界が徐々に全宇宙を侵食しつつあること等を、
眠たくなるほどに熱く熱く語り抜いた。
「というわけで!貴方達戦士の力に全宇宙の運命が・・・ガッ!?」
その時。
突然魔界の門から無数の触手が伸び出し、界王神の全身を絡め取る。
そのまま、瞬く間に門の中に引きずり込んでいった。
魔界内部、入り口付近。
油ぎった水のようにぎとぎとと淀んだ空の下、草一本生えない石と砂の大地が広がっている。
そこに、二人の魔人がいた。背格好は人間と似ているが、いわゆる悪魔のような外見をしている。
小太りのロルチョと、やせっぽちのマイボー。魔界の門の番人だ。
だが、肝心の界王神の姿は見えない。
37 :
名無しになりきれ:2005/10/03(月) 01:07:51
あれ?アックマン最強じゃね?
悪魔光線が気合で掻き消されて終了
【名前】クライ=スーパーレッドホーク
【年齢】18
【性別】男
【種族】暴走族
【味方側】
【流派】紅鷹喧嘩流
【必殺技】クライアウトアタック
【特技・特殊能力】スクーター特攻
【装備・持ち物】クライ専用ハイスクーター紅鷹仕様
【身長・体重】 185cm/62kg
【容姿の特徴、風貌】赤をベースにした虹色ツンツン髪、特攻服
【性格】DQN
【趣味】スクーター弄り
【人生のモットー】俺様一番、お前等下僕
【自分の恋愛観】女なんざ走りには邪魔なだけ
【経歴】暴走族『紅鷹』の頭
【一言・その他】「クラァァァァイアンコォォォォォォッ!」
【簡単なキャラ紹介】
>>17参照
>>35 (ああウゼェウゼェウゼェウゼェッ!
ひくか? ひいちまうか? この爺から血祭りにあげて祭を始めるかぁっ!?)
俺がそう思った矢先だった。
>「ガッ!?」
「!」
門の向こうからのキモい軟体が爺を連れ去っていく。
そのバカバカしさに自然と笑いがこみ上げてきた。
「ダハハハハ! そうこなくっちゃなあカス野郎! 行くぜ相棒!!」
俺のハイスクーターが魂の炎を吹く。俺のクールアイスハートを溶かせる唯一の炎だ。
「GIEEEEEEEN!!!」
触手の追跡、開始である。
>>40 界王神はモヒカンのヘタレ
ジジイは大界王神
うは、早速やっちまった。指摘あり。
43 :
グルド:2005/10/04(火) 15:48:44
クライがむかってくるのを見て叩きのめしてやろうと身構えるが界王神の一喝によってしぶしぶ構えをとく
あの世で修業することを許可されたうえ、生き返らせてもらっている手前逆らえない
久しぶりのこの世の空気を楽しむまもなくあの世に戻されたくはない
小さく舌打ちしながら界王神の話を聞いていると突如として魔界の入り口からのびる触手が界王神を引きずりこむ
完全なる不意打ち
時を止める間もなかった
しまったと思っているとクライが猛然と動きだす
「馬鹿が!」
息を止め時を止める
急がねばならないが不用意に魔界に入るのは危険すぎる
だがクライを止めることは不可能だ
ならば時を止め先行するしかない
とまった時の中魔界へのゲートを潜ると二つの人影が
界王神の姿はない
二人の後ろに回ると息を吐くと時が動きだす
「おい、お前達、今すぐ界王神を出せ。」
この二人がどれ程の力があり関係あるかどうかなんてどうでもよいのだ
時は動きだしている
すぐに味方は来るのだから
(集まったって…これで全部かよ?)
魔界に乗り込むというには少なすぎる戦力に少々戸惑うも、
元来他人をあてにしたことのない御粥(おうる)。
疑問視したのはあくまで絶対的判断をしただけである。
>35
界王神が現われたのも束の間、魔界の門から数多の触手が界王神を奈落の底へ連れていった
(んだよ…たいしたことないな。界王神てのも)
俺は思考が先行するタイプ。感情に任せての行動など流れに身を任せるのと同じ。
即ち“運命を放棄すること”となんら変わらない。
>40>43
「さて…感情と思考の直結した連中に様子でも見てきてもらうか」
孫はクライと姿の消えたグルドを侮蔑すると、ポンデリングに近づいてきた
「なぁ。魔界に行くメンバーってこれだけ?
なんつーか…ちょっと少なくない?」
懐から新しいペロペロキャンディを取出し、ポンデリングに差し出す
「俺は孫御粥(おうる)。孫でもオウルでもかまわないよ」
どうやら戦況の変化に合わせるタイプではないようだ。マイペースゆえ、空気が読めないともいう
>43
>「おい、お前達、今すぐ界王神を出せ。」
「お?」
「なんだ?」
突然の声に、二人の門番はグルドに振り返った。
「なんだこいつ、何時の間に俺達の後ろに現れたんだ?ロルチョ」
「お、おら、見えなかっただ。マイボー」
やせっぽちのマイボーは、当惑した顔で頭を掻きながら、グルドに尋ねる。
「・・・まあ、いい。お前は侵入者だな?」
「界王神?ひょっとして、それって今しがた【風のヨロコビッチ】が拐ってったモヒカンの事だか?」
ふとっちょのロルチョが言うと、マイボーはああ〜、と手を打った。
「今のアレか。だとしたら残念だったな。ヨロコビッチは魔界でも最強の戦闘力を持つ魔神の一人・・・」
「魔界一の超スピードの持ち主だべ」
「さっき突然飛んできて、ゲートに触手突っ込んで外から何かを引っ張り出したと思えばもう地平線の彼方だ」
「諦めれ。おめもスピードには自信あるみてだが、風の魔神が相手じゃ一生追っかけても追いつけねえだよ」
「そういえば、残念といえばもっと残念なことがあったな、ロルチョ?」
「ん?アア、そだな、マイボー」
マイボーの不敵な笑みに釣られて、ロルチョもにまっと笑う。
「魔界門番の心得、侵入者は必殺!」
「目にも留まらぬチビ君よ、ヨロコビッチの前に俺達と追っかけっこするだぁよ!!」
二人の魔人は同時に両手を突き出し、グルドに向けてエネルギー波を放った。
「・・・いきなり、か。冗談がきついわね」
私は触手に連れていかれた界王神をすぐに追いはしなかった。
戦闘力で劣り、回復要員でもある私が無鉄砲に飛び出すのは愚の骨頂。
戦いは他の三人に任せて・・・あら?
>「なぁ。魔界に行くメンバーってこれだけ?
>なんつーか…ちょっと少なくない?」
一人飛び出さずに残っていたらしい。こちらに近づき、話しかけてきた。
彼も直接戦わないサポート型?・・・いえ、身のこなしも隠した気も並じゃない。
「まだいるはずよ。もう少ししたらもう何人か増援が来るはず」
私はとりあえず尋ねられたことに答えた。
「少ないと思うでしょう?でも、魔界に住む魔人の戦闘力を考えると、ウドの大木の本数が増えてもしょうがないのよ」
そう、ただ死体の数が増えるだけ。こういう時は少数精鋭が一番だ。
私は男に差し出されたアメを受け取り、自己紹介を聞く。
「ふーん、孫くんね。私はポンデリング。ヤードラット星人よ」
孫って言えば、何年か前にヤードラット星に来たっていうサイヤ人も確か孫って名前だった気がする。
私は直接会ってはいないけれど。
「あ、そうだ!孫くん、あんた強いんでしょ!界王神様が拐われちゃったじゃない、早く行って何とかしなさいよ!」
そうだ、忘れるところだった。
界王神様のピンチ。さすがに見過ごすわけにはいかない。
「ほらほら、のんびりしてないの!怪我したら後で私が治してあげるから、思い切り戦ってらっしゃい!」
>46
>「まだいるはずよ。もう少ししたらもう何人か増援が来るはず」
「ふーん…」
(知らないって返事を期待してたんだが…
話のとっかかりを作りたかっただけなんだけどな。
逆になんで知ってるんだよ?ユダか?コイツ)
一握の警戒をしつつも、ポンデリングから不穏な気の流れは感じない。
俗にいう“テキトーな返し”ってやつだなと自己解決。
>「少ないと思うでしょう?でも、魔界に住む魔人の戦闘力を考えると、ウドの大木の本数が増えてもしょうがないのよ」
「はいはい、そうね。」
(俺以外ウドにしか見えないけど)
ひょっとして師匠の象仙人を連れてきたほうが戦力になったのかもしれないとか思い出した。
ペロペロキャンディをガリ、と噛む
>「ふーん、孫くんね。私はポンデリング。ヤードラット星人よ」
「ヤードラット…ふーん。聞いたことないや」
(やべ…やる気なくなってきた)
味方らしき人物は現在三人。実力は知らないが先方二人は頭がアウト。
コイツは戦闘タイプかもしれないがガチでは自分の足元にも及ばないだろう。
自分が一番という自覚があるときは、こんな時は不安材料でしかない。
もし自分より強い敵が現われたら…
>「あ、そうだ!孫くん、あんた強いんでしょ!界王神様が拐われちゃったじゃない、早く行って何とかしなさいよ!」
「界王神ねぇ…
アイツ本当に界王神かな?界王神てあんな弱いの?」
>「ほらほら、のんびりしてないの!怪我したら後で私が治してあげるから、思い切り戦ってらっしゃい!」
「はぁ。分かった分かった。行きますよ。」
(ずいぶん人任せだな、こりゃ地球も終わりだな。)
怪我を治す、といったポンデリングの言葉の本当の意味を理解せず、孫御粥は魔界へと入っていった
>43>45
孫御粥はグルドに近づき、目の前の二人を一瞥するとグルドに話し掛けた
「加勢しようか?それとも俺一人でやっちゃおうか?」
>45
>「魔界門番の心得、侵入者は必殺!」
>「目にも留まらぬチビ君よ、ヨロコビッチの前に俺達と追っかけっこするだぁよ!!」
そんな台詞と共にエネルギー波を放つ二人をグルドの四つの目は冷ややかに見ていた。
お約束を王道で行くようなこの行動は予想できて有り余る。
呼吸を止め時を止める。
予測していたはずだが、エネルギー波の速度は早くグルドのすぐ目の前で止まった時と共に停止している。
(・・・意外と魔界の奴らもやるな・・・)
冷や汗をたらしながら鼻に手を当てながらゲートの脇まで移動し、時の運行を再開させた。
「魔界一の超スピードとやらと、俺様とどっちが早いのかいってみろ。」
スピードとは関係ない能力なのだがそんな事をいうつもりはない。せいぜいハッタリをかまさせてもらおう。
「もうじき俺様の下僕がここから来る。そいつは凶暴なやつだからお前ら二人とも殺してしまうだろう。
その前にお前ら二人で殺しあえ。生き残った方がそのヨロコビッチとやらの事を洗いざらい話せば逃がしてやるぞ?」
残酷な目つきでロルチョとマイボーに持ちかける。
>47
ロルチョとマイボーに持ちかけた途端ゲートから孫御粥が現れた。
>孫御粥はグルドに近づき、目の前の二人を一瞥するとグルドに話し掛けた
>「加勢しようか?それとも俺一人でやっちゃおうか?」
落ち着いた雰囲気は絶対的な強さを芯とした余裕なのだろう。丁度いい。
「オラオラ、早くしねえから着ちまったじゃねえか。こいつはお前らを一瞬で殺しちまうぞ?早く殺しあえ。」
二人を煽り立て、孫御粥に聞こえる程度の声でヨロコビッチの事、殺し合いをさせようとしている事を説明した。
爆走させていると程なくして、四人のカスを発見。
エンジンの最高までテンションアップアンドダウン、そして急ブレーキで俺様はその場に到着した。
「へっ、俺様一対屑四、か。
今の内にクソションベン済ませとけよ! 漏らして臭ェから……って、あん?」
俺様のゴージャスアイズが捕らえたカスの二人は、どこかで見たことがある。間違いない、俺様のヴェリークレバーブレインの保障つきだ。
つーかこいつの方はさっき俺様のヴェリークレバーブレインに乗ってた奴じゃねぇか!
「おい、テメェら! 俺様より先につくたあどういうことだ!
下僕はご主人様が走りを楽しんでたら気を利かすもんだろがッ!」
>47>48>49>50
━━━ズドォン!
二つのエネルギー波がグルドの立っていた地点で爆発する。
が、案の定かわされていた。超スピードでかわす事など予測した上での攻撃なので、
二人ともしっかり目を凝らしてグルドの動きを見ていたのだが・・・
ゲート脇に移動したグルドを見やり、マイボーはロルチョを小突いて小声で尋ねる。
(おい、見えたか?ロルチョ)
(ぜ、全然見えなかっただ。マイボー)
(感じることもできん。残像も見えん。まさか、本当にヨロコビッチより早いかもしれないな・・・)
マイボーの頬を汗が伝う。
>「魔界一の超スピードとやらと、俺様とどっちが早いのかいってみろ。」
グルドに尋ねられ、ロルチョが答えた。
「ふん、その程度の速さ、ヨロコビッチの足元にも及ばないだ。そろそろ目が慣れてきただよ」
「・・・」
ハッタリだ。が、見えないと告白するよりはずっといい。
マイボーが手を考えていると、グルドが二人で殺し合えと持ちかけてきた。
「・・・舐められたものだな」
マイボーの気が膨れ上がり、ドウッと弾ける。
紫のオーラが立ち上り、眉間には不快そうな皺が刻まれている。
「俺達は誇り高き魔界の門番だ。百歩譲って貴様らに勝てんとしても、命乞いをする気など毛頭ない!」
「んだんだ!」
本当に怒っているのかノリなのかよく分からないロルチョも、同様に気を開放した。
敵は三人。グルドは早すぎて取り合えず捉えきれない。・・・とくれば。
「いくぞ!」「いくべ!」
二人は飛び出し、マイボーは御粥に、ロルチョはクライに向かった。
「オラオラオラッ!!」
マイボーは両手を銃の抜き打ちのように腰に構えると、御粥に高速で突きの連打を放った。
「アーモンドナックル!」
ロルチョは両手を組んで、クライに振り下ろしのナックルを放つ。
>>51 「ちっ!」
スクーターに乗ってると普通の避け方じゃその攻撃はかわせない。だから受け止める。
スクーターを前後方向に傾け――ウィリーと呼ぶより転倒に近い状態にし、空中で回転すれば攻撃はスクーター底部に当たる。
そのまま後ろに向かって回転を続け、底部と地面がお見合いになったところで着地。俺様カッコイイ。
「紅鷹ヘッドにンなもん当たるかヘボ!
いいぜ、俺とのスペシャルデスマッチ権をやるッ!」
俺様はスクーターで奴に接近し、デスマッチ用の鎖を付けることを試みる。
>47
「ふう、ようやく行ったわね」
孫君、上手く界王神様を助けられるといいけど。
案外捕まえそびれて、魔界中で追いかけっこするはめになってたりして。
「・・・あれ?」
そうだ。
敵が逃げている可能性もあるし、ゲートのすぐ傍で戦っているとは限らない。
このままだと私だけはぐれる・・・かも??
「ま、待ってよ孫君〜!やっぱ置いてかないでえ!」
大変大変。私も急いでゲートに飛び込んだ。
>51
>「ふん、その程度の速さ、ヨロコビッチの足元にも及ばないだ。そろそろ目が慣れてきただよ」
この言葉を聞いてグルドは内心ほくそえむ。
(せいぜい勝手に勘違いしてもらうとするか。)
殺し合いを持ちかけるが、逆上させてしまったらしい。
溢れる紫のオーラが立ち上るのに小さく舌打ちをした。
脅しが足りなかったようだ。時間を止めて移動する時に多少でもダメージを与えておくべきだった。
とはいえ、エネルギーの消耗が激しいから魔界突入時点でそんな事はしたくない、という事情があったのだが・・・
戦いは避けられない。が、溢れるオーラを見るとまともに戦っては勝てそうにない。とすればやる事は一つだ。
「仕方がないな、殺すのは早い者勝ち!梃子摺った方は生かしておけよ!いろいろ聞かなくちゃいけないからな!」
余裕を持って二人に声をかける。
二人が孫御粥とクライに向かっていくのを見て、四つの目の奥に笑みが浮かぶ。最低限のハッタリは果たせたようだ。
二人の実力はわからないが界王神が呼んで、自信たっぷりにこの場にいるのだから任せるのが一番いい。
それにあの世での修行を怠らず力を増したとはいえ、短時間に三回の時を止める力を使うのは消耗が大きい。
体力回復の為にも安全な場所を確保しておきたい。
そうと決まれば巻き添えを食らわないようにさっさと魔界のゲートをくぐってもとの世界に戻ろうとした。
>47
ゲートをくぐろうとすると『元の世界側』からやってきたポンデリングが飛び出してきてまともにぶつかってしまう。
体格が小さく小太り体型のグルドが弾かれて転がる。
「クソ、なんだ?・・・お前なんでこんな所にいるんだ?」
グルドは自分の目に写るその姿が信じられなかった。そこにはヤードラット星人がいたからだ。
ヤードラット星人は戦闘力が押し並べて低いことは有名な話だ。
超能力が使えるらしいが、戦闘向きな種族ではなかったはず。場違いなヤードラット星人に不信の目を向ける。
>49
グルドから今までの経緯と作戦を聞く。突っ込んでいった割に、意外と切れ者らしい。
「(OK.こいつらからそのヨロコビッチの事と界王神の事を聞き出せばいいんだね。
ま、ビビらせて戦力が削れるならそれに越したことはないし)」
舐めていた残りのアメを一気に口に頬張ると、御粥は象仙流の構えを取る
両足は仁王立ちしているが、左腕は前方にダランと伸ばし、
右腕を自分の胸に巻き付ける。なんとも奇妙な構えだ
「さあ…殺されるか殺しあうか、好きなほうを選びな」
>50
>「おい、テメェら! 俺様より先につくたあどういうことだ!
> 下僕はご主人様が走りを楽しんでたら気を利かすもんだろがッ!」
(ええと、俺とこのDQNがグルドの下僕ってことになってるから…
ダメじゃん。そんな台詞言っちゃ。)
ブッ飛ばしてやろうかと思ったが、門番二人は端からこちらの話など聞いていなかった
>51
>「俺達は誇り高き魔界の門番だ。
>百歩譲って貴様らに勝てんとしても、命乞いをする気など毛頭ない!」
>「んだんだ!」
>本当に怒っているのかノリなのかよく分からないロルチョも、同様に気を開放した。
>「いくぞ!」「いくべ!」
>二人は飛び出し、マイボーは御粥に、ロルチョはクライに向かった。
続きあり
>55続き
「おっ」
既に構えていた俺にとって、それはたいしたアクシデントじゃなかった。
「さぁて…どうしようかねぇ」
両方始末するのは今後のためにあまりよくない。
こいつら様子からして、俺に飛び掛かって来た方が上役、キレ者だろう。
相づちばかりうってる方は、おそらく自分で考える頭を持ってはいないだろう
(吐かせるならあっちだな。)
こっちは多分、頑なに秘密を守るだろう。吐いたとしても、嘘をつく可能性は十二分にある。
推論の域を出ないが、御粥の腹は決まった。
>「オラオラオラッ!!」
>マイボーは両手を銃の抜き打ちのように腰に構えると、御粥に高速で突きの連打を放った。
「アホが…象仙流は不動を常とする。俗にいう“カウンター”ってやつだ」
御粥はそう言うと、マイボーのラッシュに左腕を差し出した――。
【象仙流…基本姿勢は不動を常とする。
両の足を象の前脚に。左腕を長鼻に。そして右腕を下顎に模す拳法である】
「俺に打撃は通用しない…この長鼻が総てを絡め取るからな…
鼻長卷捕(ビチョウケンブ)!!」
マイボーの両腕に御粥の左腕がまるで鞭のようにぐるぐると巻き付く。
そして左腕の稼働域が限界に達した所で左の掌はマイボーの腕にがっちりと固定された。
そのまま自分の懐に凄まじい速さでマイボーの腕を引き込んでいく
まるで象が林檎を口に運ぶかのように。
「象の長鼻は総てを捕らえ、象の下顎は総てを噛み砕く…
食らえ…象顎噛(ショウガクゴウ)!!」
ラッシュ+鼻長卷捕により加速をましてゆくマイボーの体。
その顎目がけて、御粥は象の下顎に模した右腕でエルボーを放った。
まともに当たれば脳震盪では済まないだろう。
>52
>「紅鷹ヘッドにンなもん当たるかヘボ!
> いいぜ、俺とのスペシャルデスマッチ権をやるッ!」
「うおっ?」
クライはスクーター捌きでパンチをいなし、そのまま突進して鎖を放ってきた。
ロルチョは避けきれず、その鎖に体の一部を絡めとられる。
「ぬ・・・デスマッチか、面白い!受けてやるべ!こおおぉぉぉ・・・」
ロルチョは頭に血管を浮かせて力み始める。
ふとっちょの体は見る見るうちに筋肉に代わり、気とともにどんどん膨れ上がっていく。
やがて、元のサイズの倍ほどの筋肉質の体形に変容した。
「くく・・・伊達にゲートは守ってないべ。魔人の王の中でも、おらにタイマンで勝てる奴は魔神の側近くらいだ」
そう言うだけはあり、気の大きさ、魔力、肉体全てが中々のレベルを誇っている。
「さあ!いっちょ揉んでやるだぁーよ!!」
ロルチョは凄まじい速さでクライに向かい、乱打戦を挑むべく連続で拳や蹴りを放つ。
58 :
名無しになりきれ:2005/10/07(金) 01:17:53
期待age
ここってDBって言うわりには、全然DBっぽくない。
何か下手な同人って感じ。
>54
「あたっ!」
ゲートから出た途端、何かに思い切りぶつかった。
弾き飛ばされて、しりもち。とても痛い。
「いったぁーい・・・何?」
見ると、私と同じように地面に転がっているよもぎ餅のお化けのような宇宙人がいた。
確か、さっきスクーターのお兄さんと揉めていた人だ。
「もう!ちゃんと前見てたの?レディにぶつかったんだから謝りなさいよね!」
むしろ私の前方不注意飛び出しの気がしなくもないけれど、
こういうときはいきおいで押すに限る。
かわいい女の子が痛い思いをしたんだから、男が悪いのは宇宙の摂理。だから私は悪くない。
>「クソ、なんだ?・・・お前なんでこんな所にいるんだ?」
む。失敬な。
「ヤードラット星人ごときが、って意味?失礼ねー」
ヤードラット星人の真価は、超能力のみにあらず。その超能力を使える器にこそあれ。
「私は事前に界王神様に魔界の事を色々聞いてあるし、ここには主に界王神様や皆を頭脳面でサポートするために来たのよ」
超能力を扱うため非常に発達した脳は、データボックスとしてもかなり優秀だ。
覚えて思い出す事にかけてはそこいらの宇宙人には負けない。つもり。
「それに、私はヤードラット星人の中では戦闘力はすっごく高い方なんだから。あんたみたいなチンチクリンよりはよっぽど役に立つわよーだ」
あっかんべー。
・・・んー、それにしても何か大事な事を忘れてる気がする・・・?
61 :
名無しになりきれ:2005/10/07(金) 01:44:13
楽しい?
【名前】ヤムチャ
【年齢】30代後半
【性別】男
【種族】地球人
【味方側or魔界側】味方側
【流派】亀仙流
【必殺技】かめはめ波、繰気弾、狼牙風風拳
【特技・特殊能力】特になし
【装備・持ち物】仙豆、界王様特製の道着
【身長・体重】183cm、68kg
【容姿の特徴、風貌】左頬と右目に傷がある、整った顔立ちの男
【性格】ヘタレ
【趣味】最近は何の趣味もなく
【人生のモットー】足下は常に気を付ける
【自分の恋愛観】女性の方なら誰でも
【経歴】原作の1〜42巻に登場
【一言・その他】鼻糞の秘密をそっとはなくそう
【簡単なキャラ解説】
もはや、説明不要。
ヤムチャを知らない奴は2chでドラゴンボールを語るなと言われる位、ネタにされている男。
その昔はこの男のスレが大量に有ったが、今はあまりない。
この男のための小説スレがあったり、本編の再放送で栽培マンの自爆時には、実況板で7スレも使ったという話は有名だ。
>56
突き出した腕に腕を絡み付けられ、ロック。
そのまま引き込んで下顎をエルボーで狙われる。
「象仙流とやら、悪くない動きだ!」
マイボーはもう片腕でエルボーを受け止め、捕まった腕を力任せに振りほどいた。
そのまま一旦後ろに大きく跳躍し、距離を離す。
「・・・ふん、中々やるじゃないか。打撃が通用しないというのはあながち言い過ぎでもなさそうだな」
マイボーは言いながら、エルボーを受けた腕をさする。
(腕が痺れている・・・。もらっていたら痛いでは済まんところだったな)
「フン。ならば、これはどう防ぐ?象仙流!」
マイボーの周囲に、小さな気弾がぽつぽつと無数に現れた。
「かわしきれるか!奥義・ナットー乱舞弾!!」
無数の小さな気弾が、直線や円弧、様々な軌道を描いて御粥に襲い掛かる。
>62
参加OKです。
「どうやら俺が一番乗りらしいな」
魔界の入り口に一人だけポツンと立っている神域のヘタレ、ヤムチャ。
気を探って周りに他の界王神に選ばれし戦士を探してみるが、誰もいない。
気を探るのを止め、その場に体育座りで座り込むとヤムチャは昨日のことを思い出してしまう。
ブルマの家から追い出され、プーアルにも見放され、現在住んでいるボロいアパートの
家賃を払う為にコンビニでバイトをしている最中に現れた界王神。
自分が魔界へ行きたくないと言ったら、店を半壊させて脅してきやがった。
自分が仲間内の中で二番目に弱いからといって、なめてやがんのか?あの青いヘタレ神が。
おかげでクビになって借金が出来ちまったよ、コンチクショーが!!!
また、ブルマに恵んでもらわなくては…
それにしても、あのヘタレ神は何故に自分などを魔界の脅威から宇宙を救う戦士に選んだのだろうか?
普通は悟空やベジータ、悟飯にピッコロ辺りに頼むべきだろ。
まぁ、どうせあのヘタレ神のことだ。
あいつらに頼む度胸がなかったから自分に頼んでいるのだろうが。
ヤムチャが昨日のことを思い出し、色々と考えてから20分経過。
まだ、誰も来ない。
なんとなく不安になったヤムチャは、入り口の反対側で集合だったのかと思い、魔界の入り口に入って行く。
入り口の向こう側は別次元、精神と時の部屋みたいにお互いの次元の情報が完全にシャットアウトされていても不思議ではない。
魔界への入り口を通る時、ヤムチャには不安はなかった。
何故ならあのヘタレ神は俺を呼んだからだ。
あのヘタレ神のことだ、もしも強敵がいるのなら真っ先に悟空やベジータに土下座でもして頼み込んでいただろう。
ということは、セルやブウや栽培マンみたいな強敵はいないということだ。
もしも、フリーザクラスの相手がいたとしても、ヘタレ神はフリーザを一撃で倒すことが出来るらしいし。
そして魔界に着き、自信満々のヤムチャが見たものとは?
俺様はトロくせぇ奴の体の一部を鎖で絡めとった。
(はん、ハッタリも下手とは終わって……んな!?)
それは俺様の見込み違いだった。
奴の身体にどんどん鍛え上げられた筋肉が顕在化してゆく。しかも元の大きさを超えて
ふえるわかめちゃんみたいに大きくなっていきやがる。
……俺様みたく長年こういう世界にいるとわかる、
『奴はハッタリをかましちゃいねぇ』ってな。奴の自信が本物だって、俺様の経験が言ってやがる。
>「さあ!いっちょ揉んでやるだぁーよ!!」
「速……ッ!?」
あの筋肉でなんて速さ! カス野郎が!!
最初の一撃で俺様はスクーターから吹っ飛ばされた。だが、攻撃はまだ終わらない。
俺様が吹っ飛ばされるのに奴は付いてきて、俺様に蹴りや拳、いわゆるラッシュをかけてゆく。
奴のラッシュは俺様の体へ食い込むように入っていきやがる。
このまま十秒もすれば流石の俺様も意識を失っちまうかも……。
「〜〜〜〜! いい気になるなよデブカスがぁっ!!」
奴の右拳に左拳で応酬する。なんて重い拳だ糞。
だけど速いつっても目で捕らえられないほどじゃない。確かに奴は強ぇが、これぐらい俺様の敵じゃねえ!
「おらおら全部見切ってやるぜ俺様は!
テメェみてぇなデブが十秒後もそのスピードのままでいられんのかよっ!?」
>60
ぶつけた場所を擦りながら起き上がると、ポンデリングに一方的にまくし立てられた。
挙句に小憎たらしくアッカンベーをされてグルドの頭に一気に血が上る。
「チ・・・チンチ・・・!?」
(生前はフリーザ様配下のエリート部隊ギニュー特戦隊の一員として全宇宙を荒らしまわった俺様に・・・!
クソ、こんな事なら予定変更して先にヤードラット星を襲撃しておくべきだった・・・!
強いって言ってもヤードラット星人の基準・・・
心配してやっているのになんて言い草・・・!
界王神からサポートとして呼ばれた・・・?今は共に魔界で戦う味方・・・)
一気にグルドの頭の中で様々の情報と感情が渦巻いた。
そして出た結論は・・・
「そ、そうか。ぶつかって悪かったな。」
何とかそういい、短い腕を差し出して握手を求める。
まだ感情が頭の中で渦巻いている為、頬がひくひく痙攣していたが・・・
混乱しているので、ぶつかった事よりヤードラット星人と見下した事に対する対処をすっかり忘れてしまっていた。
生前のグルドなら即座に殴りかかっていただろうが、あの世で修行するうちに人間ができてきたようだ。
>56>57>65>66
そんなやり取りをしているうちに、戦っている二組の戦闘は激しさを増してきている。
巻き込まれてはたまらないし、加勢するにしても効果的な位置取りもあるからもう少し離れる事にした。
移動場所を探して四つの目でそれぞれ別の場所を探っているとその中の一つの目にゲートからうっすらと人の輪郭が
見えてきた。
>67
>「そ、そうか。ぶつかって悪かったな。」
「最初っから素直にそう謝ればいいのよ。つーん」
私は差し出された手を握らず、そっぽを向いた。
そっぽを向きつつも、横目で緑色の宇宙人をちらっと見てみる。
・・・まあ、思ったよりいい奴みたいじゃない。
「うん、まあ、これから一緒に戦うわけだし、名前を聞いてあげなくもないわよ?」
そっぽを向いたまま、私は緑色のに聞いてみた。・・・本当はもう少し友達っぽく聞きたいんだけど、
ここまできたら意地っていうか、今更こういうポーズを崩せない。昔っからの悪い癖。
「あ、私はポンデリング。ここに来たお陰で貴方みたいなちんちくりんがこんなかわいい女の子と知り会えたんだから、界王神様に感謝しなさいよね」
違―う、こんな事が言いたいんじゃないのにぃ。もっとこう、フレンドリーにさ。
・・・ん、界王神様・・・?
【名前】ミスターサタン
【年齢】50
【性別】♂
【種族】人間
【味方側or魔界側】味方側
【流派】なし
【必殺技】ハッタリ
【特技・特殊能力】強運
【装備・持ち物】色紙・サインペン
【身長・体重】185・75
【容姿の特徴、風貌】ボンバーヘッド、髭
【性格】自信家
【趣味】トリック
【人生のモットー】トリックだっ
【自分の恋愛観】既婚のため特になし
【経歴】世界チャンプ
【一言・その他】トリックだっ
【簡単なキャラ解説】
みんなトリックだっ
>69
参加OKです。
>69
登録キャラを破棄します。
>63
>「象仙流とやら、悪くない動きだ!」
象顎噛は確かにマイボーの顎を狙っていた。
しかし、相手が容易く捕縛されたので、回避不能と無意識に油断したのだろうか?
マイボーは左腕でエルボーを受け止め、捕まった腕を力任せに振りほどき、後ろに大きく跳躍した。
「その他大勢の動きじゃないね。ちょっと舐めすぎてたみたいだ」
御粥の一番の強みはDNAでも拳法でもない。この冷静さである
象仙流の必殺技を苦もなく回避されても御粥は焦りなどしない
>「・・・ふん、中々やるじゃないか。
>打撃が通用しないというのはあながち言い過ぎでもなさそうだな」
「今のは【上の型】・〈顎溂〉っていってな…その他大勢なら瞬殺できる技なんだけど…
アンタこそやるじゃないか。見直したよ、“その他大勢”クン?」
挑発を交えながら御粥は再び【上の型】を取る
初めて外の世界で戦える高揚感からか、はたまた戦いを好むサイヤ人の性質からか…
相手の力量を確かめつつも、御粥はその緊張感を楽しんでいた
>「フン。ならば、これはどう防ぐ?象仙流!」
続きあり
>「フン。ならば、これはどう防ぐ?象仙流!」
>マイボーの周囲に、小さな気弾がぽつぽつと無数に現れた。
>「かわしきれるか!奥義・ナットー乱舞弾!!」
>無数の小さな気弾が、直線や円弧、様々な軌道を描いて御粥に襲い掛かる。
「へえ…水波か。
象仙流にも体内の気を放出する水波って技はあるんだけど、
そんなインスタントには出せないよ。
意外とアンタすごい人なのかな?それともこっちはそれが常識?」
マイボーが遠く離れたため、ナットー乱舞弾が着弾するまでには多少の間がある。
対策を練る御粥の頭を一つの考えがよぎる。
【パオパオ波】である。
体内の気を“水波”なるエネルギー体として放出する、象仙流奥義。
しかしこの技は文字通り奥の手であり、発動には1つ2つクリアしなければならない条件がある
>66
「近くに味方がいちゃ、パオパオ波は打てないな…さて…どうしようかねぇ」
【上の型】はいわば前奏曲である。互角以上の敵には【中の型】や【下の型】を使うものだが、体力の消費も大きい。
「宣言しよう…俺は【上の型】だけでアンタを倒す。」
できなかったらこの先にいるであろう強い敵とは戦えない、と言おうとしたが
なんとなくやめた
「さて…前に聞いたかもしれないけどもう一度言っておくよ。」
御粥は両足を仁王立ちし、両腕を前に差し出す
「アホが…象仙流は不動を常とする。俗にいう“カウンター”ってやつだ」
御粥はそう言うと、ナットー乱舞弾に両腕を差し出した――。
【象仙流・上の型…
大別すると上の型〈顎溂〉〈鞭溂〉に分かれる。
左腕のみ差し出すのが〈顎溂〉
両腕を差し出すのが〈鞭溂〉である】
「鼻長乱舞(ビチョウランブ)!!」
ナットー乱舞弾が鞭と化した御粥の両腕に、まるでボールのように次々と弾かれていく。
今御粥の鍛え上げられた両腕は、しなやかさと音速をもった鋼の鞭と化していた。
「総ての攻撃は術者に還る…それがカウンターだ」
ナットー乱舞弾はそのほとんどがマイボーに向かっていった
>68
渦巻く感情を無理矢理押さえ込んで友好的に握手を求めたのだが、にべもなくつき返すような反応が返ってくる。
差し出した手が一瞬で凍りついたように硬直する。
その挙句、名前を聞いて「あげなくもないわよ?」といわれ、グルドの顔が大きく引きつる。
(こ・・・この俺様がこれだけ友好的な態度にでているのに・・・こんな屈辱は初めてだ・・・!
・・・い・・いや・・・落ち着け!腹を立てたら駄目だ・・・こいつは世の中の常識がわかってないカスだ!クズだ!俺様が
大きな心で包んでやらないと、どーしょーもない可哀想な奴なんだ・・・)
心の中で自分に言い聞かせて名乗ったが、その後更にグルドの神経を逆なでする言葉が返ってくる事になる。
>「あ、私はポンデリング。ここに来たお陰で貴方みたいなちんちくりんがこんなかわいい女の子と知り会えたんだから、
界王神様に感謝しなさいよね」
その言葉を聞きグルドの頭部に無数の血管が浮き上がる。
(ぶち殺す!!!止まった時間の中で自覚もできないうちに殺す!!!
・・・い・・・いや・・・ここで負けてはだめだ・・・!俺様も分別盛りの大人だ・・・度量のあるところを見せてやろうじゃないか・・・
しかしこの屈辱の怒りは・・・怒りは・・・)
ギリギリのところで怒りを抑えているが、これ以上持ちそうにない。
そこで時を止め、急いでゲートをくぐり元の世界に戻った。
ゲートをくぐる時、うっすら見えている人の輪郭があったが、今のグルドにはそれを確認している余裕はない。
「ふざけんじゃねーよ!疣もない、目も中央に二つしかないような顔してかわいいとか言ってんじゃねー!!バーカ!バーカ!」
元の世界に戻ると時を動かし大声で叫んだ。広い宇宙、美的感覚もそれぞれだ。
一気に叫ぶと再び時を止め、ゲートをくぐりもとの位置に戻って時を動かす。
移動時間は時を止めているのでポンデリングにはグルドの移動を自覚もできなかっただろう。一瞬グルドの姿が見えなく
なったが、錯覚と思える程度のはずだ。
「ポンデリングか。綺麗どころといけるのは嬉しい事だ。見くびっていたのも悪かった。訂正するよ。よろしく頼むぜ?
それじゃあ、巻き添えを食わないよう、いつでも加勢できる程度の場所まで移動しようか。」
戦いに何の関係もないところで行き返りの二度も時間を止める能力を使いかなり消耗してしまったが、お陰で冷静に対処できた。
これからの関係を考えると有用なエネルギー消費だ・・・と、思い込むことにした。
75 :
名無しになりきれ:2005/10/08(土) 23:47:45
GMがんがれ
期待しているage
>66>72>73
御粥が両腕を鞭のように動かし、ナットー乱舞弾をマイボーに向けて弾き返していく。
「むっ!」
マイボーはすかさずガード体勢をとった。
そこに続けざまにエネルギー弾が着弾、爆発する。一つ一つが小さいとはいえ、数と勢いがとにかく凄まじい。
「う・・・うおおっ!?」
次々と当たる中、やがて、爆炎と爆風の中にマイボーの姿が見えなくなった。
エネルギー弾はそのまましばらく着弾を続け、やがてようやく止んだ。
煙が徐々に晴れていく。
「・・・なるほど」
中からうっすらと見え始めた人影が、呟いた。
「不動のカウンターは遠距離にも顕在か。これが象仙流、堪能した」
晴れていく煙の中から、人影が歩み出てきた。もちろん、マイボーだ。
衣服はぼろぼろだが、気はあまり減った様子はない。
「これは無理だ、太刀打ちできんな。降参だ、負けを認める」
マイボーはその場にゆったりと腰を下ろすと、ロルチョに向かって大声を張った。
「おーい、ロルチョ!やめだやめ!俺達の負けだ!」
「んが?」
ロルチョはぴたりと攻撃の手を止め、振り返った。
「おらはようやく楽しくなってきたとこだべ、マイボー」
「やめったらやめだ。何度も言わせるなよ」
「ちぇ・・・」
ロルチョは不服そうに口を尖らせつつ、立ち上るオーラを解いた。
筋肉で膨れ上がった体は徐々に萎んでいき、元のふとっちょに戻る。
それからマイボーの隣まで飛び、そこに腰を下ろした。
「さて」
マイボーの右掌が淡く輝き、手の中に栄養ドリンクが現れる。それをくいっと飲み干した。
「門番の俺達でもお前さん達を止められなかった。通りたいのなら、好きにするんだな」
「・・・んだ」
ロルチョはまだ不満そうに眉を曲げていたが、マイボーに栄養ドリンクを手渡されると、
目を輝かせてそれを飲み干した。盛大にげっぷをする。
「ところで、象仙流の戦士とその仲間よ」
マイボーがおもむろに切り出した。
「界王神とやらもあんたらも、魔界のゲートのすぐ傍にいたんだろう?」
「でないと、拐われてからこんなに早くおめらが助けにくるはずねもんな」
すっかり機嫌の直ったらしいロルチョが言い、マイボーが続ける。
「一つ聞きたい。魔界に何の用だ?まさか、大魔神を倒して宇宙の侵食を止めにでも来たのか?」
「ひょっとして、最近魔界に現れた黒龍球【ドラゴンボール】の噂でも聞きつけて来たべか?」
>74
「あーっ!」
私は思わず声を上げた。
そうだ、界王神様。すっかり忘れてた。そういえば孫君とスクーターの人は・・・
私は見回して探そうとしたが、
びしびしびしびし・・・
ちゅどちゅどちゅど・・・
探すまでもなく、すぐ近くで戦っていた。
バイクの人は筋肉ダルマに押され気味、孫君はやせっぽちの敵の気の攻撃を跳ね返してぶつけている。
「あちゃー・・・」
見てて思った。『来る場所間違えた』。
ちょっとレベルが違い過ぎる。私の戦闘力じゃ全然及びもつかない・・・
>「ポンデリングか。綺麗どころといけるのは嬉しい事だ。見くびっていたのも悪かった。訂正するよ。よろしく頼むぜ?
>それじゃあ、巻き添えを食わないよう、いつでも加勢できる程度の場所まで移動しようか。」
グルドと名乗った緑色の宇宙人がそう言った。
なんか一瞬姿が消えてたような気がしたけど、ただ向こうの戦闘に注意がいってたからそんな錯覚がしただけだろう。
「そうね・・・。あれは近づいたらちょっと危険かも」
と言い終わるか終わらないかのところ、向こうで敵の片方がしゃがみ、もう片方がその隣に腰を下ろすのが見えた。
様子を見る感じ、戦闘は終わったらしい。
「勝ったみたい。何か喋ってるみたいよ、行ってみない?」
>76>77
ポンデリングと移動をしようとしていた時に、戦闘域から声が聞こえてくる。
>「おーい、ロルチョ!やめだやめ!俺達の負けだ!」
降参とは意外な結末だったが、ポンデリングもそれに気付いたようだ。
>「勝ったみたい。何か喋ってるみたいよ、行ってみない?」
そう言うポンデリングの腕を掴み、その動きを制する。
「行く前に話がある・・・お前が頭脳面で俺達をサポートする為に呼ばれたのなら話しておかなければいけない。
・・・俺は弱い。純粋な戦闘力で言えばあの二人は勿論、お前より弱いかも知れん。
だが、俺には念動力と時を止める能力がある。
だからさっきも一番に突っ込んでいけた。止まった時の中でなら何が待ち構えていたとしても対応できるからな。」
四つの目でポンデリングを見つめながら話を続ける。自分の情報や自分の持っている情報を他人に話す事はグルドに
とっては、かなりの覚悟を要する事なのだ。
時間を止める能力はエネルギーの消耗が激しく、休憩なしでは後一回しか使えない事。
降参したとはいえ、あの二人の近くに全員が集まるのは危険な事。
そして、他の三人が魔界に来る前にあったやり取りとそこで得た情報をポンデリングに伝えた。
その上で更に続ける。
「俺は少し離れた場所にいる。余り近くにいると時を止める間もなくやられる危険が高いからな。
だからあいつらから情報を引き出すのはお前がやってくれ。」
そう言葉を締めくくった。
聞きようによっては他の三人を盾にして自分は安全な処にいる宣言のようにも聞こえるが、そうではない。
既に時を止める能力は限界に達しており、『次ぎ時を止める力』を使う時は枯渇したエネルギーの代わりに自分の命を
削る事になるだろう。
言葉を締めくくった後、ジャンプして孫・御粥、クライ、マイボー、ロルチョから少し離れた場所に着地して
「よーし、お前ら!負けを認めたからには洗いざらい話してもらうからな!わっはっはっは!俺達の強さを思い知ったか!」
ビッと指差しして勝利宣言をした。
(俺様のグゥレイトな攻撃が入りもしないたあ……コイツ殺す!)
とてもじゃねぇが攻撃らしい攻撃なんざできやしねえ。
俺様はこのデスマッチに慣れてるから鎖の動きを見りゃあ
そもそも互角以上の戦いだって出来るはず。それがなんてザマだ……!!
戦いを続けてた俺様たちだったがヒョロザコが何か叫ぶと
このデブザコも動くのをやめ、鎖を解いて逃げ出しやがった。
「オイ、デブ粗チン野郎ッ! 何逃げてんだボケが殺すぞっ!!
とっと戻って大人しく俺様に殺されろド悪臭!」
ヒョロザコがベラベラと垂れ始める。界王神がどうとかもすごぶるどうでもいい。
パワフル文化・教養人な俺様は決して戦闘狂なんかじゃねぇが、邪魔されたことには
マジ頭にきてんだよぉ〜〜〜〜!
「だぁー! 三秒以内に戻れ! でないと殺す! 三、二、一……」
>「ひょっとして、最近魔界に現れた黒龍球【ドラゴンボール】の噂でも聞きつけて来たべか?」
「……!? ドラゴンボールだと……!?」
ドラゴンボールっていやああの願い事を何でも叶えてくれるっつう、あのスーパーボールか!?
奴の話しぶりからするとそれがここにあるってこったろう。こいつは殺すなんて勿体ねえぞ……!!
「……よし! てめえら特例で俺様の下僕に昇格させてやるっ!!
だからドラゴンボールの在処を言え! 今すぐ言え! でないと一族揃って殺す!」
>76
アラレのように、いやこの場合納豆のように御粥をエネルギー弾が襲う。
鼻長乱舞で弾き返していくが、その総てを防ぎきれるほどそれは完成された技ではなかった
そもそも他流派に飛び道具がある事など想定していない、隔離された偏屈な流派である
次いで鼻長乱舞は飛び道具を弾き返したりする技ではない。この場合、御粥の機転、発想である
「ってえ…腕は痺れてきたし、無駄に小さいから何発か当たっちゃったよ
…だから布教しとけっていったのに、象仙人のじっちゃん」
>「う・・・うおおっ!?」
弾き返したエネルギー弾がマイボーに向かっていき、やがて爆炎と爆風の中にマイボーの姿が見えなくなった
「へっ、それでも勝っちゃうところがすごいよな
俗にいう“天才”ってやつだ」
構えを解き、懐からペロペロキャンディを取出し、口に入れる
>煙が徐々に晴れていく
>「・・・なるほど」
>中からうっすらと見え始めた人影が、呟いた。
>「不動のカウンターは遠距離にも顕在か。これが象仙流、堪能した」
煙の中から衣類がボロボロのマイボーが歩み出てきた
「おっと」
冷静さを崩しはしないものの、マイボーのタフネスには驚いた
しかし気が読み取れない御粥には、それが強がりに見えた
「へえ…中々やるねえ
でも、自分の奥義くらってノーダメージですとは言えないよねぇ」
御粥は止めをさすべく再び構えを取ろうとすると、意外な返答が返ってきた
>「これは無理だ、太刀打ちできんな。降参だ、負けを認める
>おーい、ロルチョ!やめだやめ!俺達の負けだ!」
>「んが?」〈続きあり〉
>「んが?」
やはり上役であるこいつがロルチョという奴を呼び止め、終戦宣言をした。
「やはり限界だったか。楽しかったよマイボー
俺は象仙人が弟子、象仙流の孫御粥だ。覚えときな」
一応聞いた名前を覚えておく。一応。
ロルチョはマイボーの隣まで飛び、そこに腰を下ろした
(へえ…あのデブ空飛べるんだ)
ちなみに御粥は飛べない。なぜなら不動だから。
すると
>78
グルドが少し離れた場所に着地してきた。終戦と判断したのだろう
>「よーし、お前ら!負けを認めたからには洗いざらい話してもらうからな!わっはっはっは!俺達の強さを思い知ったか!」
御粥は苦笑しつつもお膳立てしてくれたグルドに愛想良く手を挙げた
「そうだね、洗い浚い知ってること吐いてもらうよ」
こちらが言うのが早いか遅いか、マイボー達が先に質問してきた
>「魔界に何の用だ?まさか、大魔神を倒して宇宙の侵食を止めにでも来たのか?」
>「ひょっとして、最近魔界に現れた黒龍球【ドラゴンボール】の噂でも聞きつけて来たべか?」
大魔神を倒して宇宙の侵食を止めに来た。その通りである。しかし黒龍球、とは…?
答えを探しあぐねていると
>79
DQNがなんか放送禁止用語を連発しながらこちらに近寄ってきた。
情報を聞きだす場面ではちょっと邪魔である
しかし黒龍球のことは知ってるようだ。
>「……!? ドラゴンボールだと……!?」
>「……よし! てめえら特例で俺様の下僕に昇格させてやるっ!!
>だからドラゴンボールの在処を言え! 今すぐ言え! でないと一族揃って殺す!」
「ちょっとまちなよお兄さん。聞かなきゃいけないことが先にあるだろ?
それに黒龍球がなんで欲しいのさ?」
DQNの行動を遮りつつ、黒龍球の情報を手に入れる。
うん、我ながらスマートである
グルド君が、怖い顔をしながら自分の能力について教えてくれた。
・・・時を止める。なるほど、どうりであんまり底力を感じない割に界王神様が呼んだわけね。
相手が魔術も使う魔界の猛者ともなれば、強い戦士の数が多いだけではどうしようもない場面も出てくるかもしれない。
確か、前に話した時にそんな事を言ってた。
>「俺は少し離れた場所にいる。余り近くにいると時を止める間もなくやられる危険が高いからな。
>だからあいつらから情報を引き出すのはお前がやってくれ。」
「そうね。まだ先は長いんだから無理する事はないわ。でも、何かあったら死ぬ気で助けなさいよね!」
見た目によらず、意外と気の利いて頭の働くところがあるみたい。グルド君。
私はウインクして答え、皆の元に向かった。
>78>79>81>82
>「よーし、お前ら!負けを認めたからには洗いざらい話してもらうからな!わっはっはっは!俺達の強さを思い知ったか!」
マイボーは意味ありげな目でグルドを一瞥して、再び向き直って御粥の答えを待った。
警戒しているのか、御粥は答えあぐねているようだ。
・・・と、そこに。
>「……よし! てめえら特例で俺様の下僕に昇格させてやるっ!!
>だからドラゴンボールの在処を言え! 今すぐ言え! でないと一族揃って殺す!」
さっきからちびっ子には聞かせられない言葉を連発していたクライのその台詞が、二人の耳に届いた。
御粥も知ったような様子で彼に対応している。
「やはりドラゴンボール目当てだったようだな、ロルチョ」
「んだな、マイボー」
二人は顔を見合わせた。そして、ロルチョが大きな声で言う。
「バイクのにーちゃん。おら達はドラゴンボールの在り処は知らねえだよ。知ってても教えるつもりはないけどな。なあマイボー」
「ああ。そういえばロルチョ、今の話とは全く関係ないんだが、俺はこの間こんな機械を作ったぞ」
マイボーはおもむろに人差し指を立てた。指先が淡くきらめき、そこに掌サイズの機械が現れる。
数センチの厚みのある丸型。表の面のほとんどは緑のモニターで、
そのモニターは一定感覚で縦横の線に区切られている。
機械の外周部の一箇所は少し盛り上がり、そこにボタンがついている。
雰囲気からして何かのレーダーのようだ。
「自分で作っておいて使い道が全く分からんのだが、このボタンを押すと7つの光の反応がでるんだ」
「へえ。どういう偶然かドラゴンボールもちょうど7つだべな、マイボー」
「まあ、用途も分からんし、その辺に捨ててしまおう。誰か拾って使おうが、俺達には全く関係のないことだな、ロルチョ」
マイボーはそう言い、そのレーダーのようなものを御粥の足元に放り捨てた。
85 :
名無しになりきれ:2005/10/11(火) 22:07:56
避難所作ろうぜ
打ち合せや名無しの誘導もしないといけないだろ
放置汁
>>82 「あん? 何で欲しいかだと?
そりゃお前、誰だって叶えてえ願いの一つや二つあんだろ。
ったく、やんなっちゃうね君みたいなノータリンは」
やれやれ、と溜め息を吐く。流石俺様知識人。
「オラ、カスもとい下僕ども。どこにあるってんだい?」
(
>>84へ?)
89 :
名無しになりきれ:2005/10/12(水) 23:28:59
終わったな。
良スレだったのに残念だ
90 :
名無しになりきれ:2005/10/12(水) 23:32:13
やめるならやめるで収集つけとけよ
界王神のことヤムのこと門番のことドラゴンボールのことポのこと
この程度で良スレも糞もねぇだろ
92 :
名無しになりきれ:2005/10/12(水) 23:33:21
>91
傍観者乙w
93 :
名無しになりきれ:2005/10/12(水) 23:41:41
GMお前は右典以下だ
肥満、ヤム飯、そしてDBGMへ…時代は受け継がれてゆく
――――次は誰だ?
ってか、やる気無いなら始めからやんなよ。ハタ迷惑
95 :
名無しになりきれ:2005/10/12(水) 23:45:43
>94
だよな。無責任にもほどがある
そうやって好き勝手やってるからフラれるんだよ
96 :
名無しになりきれ:2005/10/13(木) 12:01:04
922:ポ◆g39v7Ix3lE 10/10(月) 23:09 [sage]
あ、速攻希望が多いですね。
やっぱり今は退屈なパートな上に、状況が込み入っていますしね。
とりあえず、クライさんのご意見次第で明日にでも一気に進めるかもしれません。
あ、ちなみにDBスレでは駆け引きはあっても大掛かりな謎仕掛けはありません。DBだし。
今の門番の行動やドラゴンボールについてもすぐに明かします。
・・・そういえば、ヤムチャさんは継続の意思無し、と見てしまってもいいのかな。
こちらももう少し様子を見てみます。
18:ぽ◆g39v7Ix3lE 10/12(水) 01:57 [sage]
スレ立てお疲れ様です。
それとすみません、今日はちょっと書けないです。書き切れなくて・・・
ちなみに、クライさん達はやりとりをしていてもいなくても構いませんよ。
>アポロンさん
ごめんなさい。色々な理由から、やはり今回の参加は見送らせてください。
24:◆g39v7Ix3lE 10/12(水) 22:40 [sage]
すみません、ここでDBスレは終了させてください。
もしくは、どなたかGMを引き継いで続けてください。
26:◆g39v7Ix3lE 10/12(水) 22:48 [sage]
失恋しました。今何も考えられない。
97 :
名無しになりきれ:2005/10/15(土) 14:53:00
フリーザ様いないの?
98 :
名無しになりきれ:2005/10/15(土) 17:10:30
グルドGMやれば?
99 :
名無しになりきれ:
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