>64>65
>「…安心しろ。後から撃つだなんて、俺の騎士道精神が許さん。殺すときは前から脳天をぶち抜いてやるからよ」
乱暴にカイロをむしりとられ、手を広げて大げさにおどけ驚いてみせる。
「わーお、アナタのこと気に入ったよー!私の知り合いイカレた奴多いけど騎士道精神なんて口走る奴、初めてネ!
それじゃあずっと背中を向けてる事にするヨ。」
大喜びではしゃいでいると車が進んできてジャック・レイが声をかけてきた。
>「これで全員か?で、誰がブラックハートだ?」
「コンニチハ、お友達。アナタ頭が良いね。一番暖かい方法で来たよ。
連絡員の顔も知らずにのこのこやってくる命知らずがいたなんて、こっちのデカブツに負けず劣らず頼もしいね!
私達同僚ヨ。よろしくネ。」
ドライゼを指差してから両手を広げて歓迎の意を表す。
だが、場には緊張の粒子が立ちこめはじめている。
それを敏感に察知して、慌てて二人の間に入る。
「せっかく同僚になるのに空気悪いよー?デカブツはわざわざバッグに手を入れるなんて物騒ね。
新しく来たあなたもこういう場では両手出しておくの、常識。信頼関係築かないと仕事に差し障り出ちゃって迷惑よ?
こんな空気じゃ怖くてお近付きのシルシのカイロも出せないネ!」
緊張の粒子を振り払うかのようにバタバタとコートの袖をならしながら両手を振って二人に文句をつける。
「空気を変えて自己紹介するね。ブラックハートさんは名簿持っているだろうけど私達初対面よ。私、古・剣曜(グー・
ジェンヤオ)。
お前達二人、呼んで欲しい名前で良いから自己紹介するがよろしいネ。」
服装:スーツ、防寒コート
装備:暗器、トカレフ
所持品:使い捨てカイロ
場所:33番街
状況:自己紹介
すいません。少しテンプレを訂正させて下さい
【名前】GIN(ジン)
【年齢】 35
【性別】 野郎
【血液型】 A
【身長・体重】180cm、78kg
【肌・髪・瞳の色】 白め・黒・茶
【その他身体的特徴・容姿】くたびれたスーツを着用
【国籍】 イスラエル
【職業】 傭兵
【特技】 早撃ち、狙撃 、武器にならないような物を武器として使う
【装備】 USP TACTICAL(40S&W)、M4A1(M203付き)
【趣味】煙草、三流推理小説
【好きな物・嫌いな物】 煙草・禁煙席
【人生のモットー】 怠惰こそ我が道なり
【自分の恋愛観】 その場しのぎ
【一言・その他】 かつてイスラエルの情報機関モサドで
殺し屋として過ごしてきたが、殺し屋として疲れてきたため
殺し屋を引退し、傭兵業を始めた
>65
>「この喪服姿の紳士さ。そういうアンタは何者だい?」
答えた男の英語には微かなドイツ訛りがあった。
視線はドイツ系と思しき男に据えたままだ。
男がキャリーバッグに手を突っ込んだのを見逃さなかった。
大方、デカい銃でも隠しているんだろう。
ドイツ人はいつだって徹底し過ぎる。し過ぎて失敗するのがドイツ人の愛すべき点ではあるのだが。
ホルスターに収まった銃と鞄に入った銃ではこちらの方が早く撃てる。
しかし、火力の面では遥かに劣るデカい銃を押し込んでいるのに違いない。
>「コンニチハ、お友達。アナタ頭が良いね。一番暖かい方法で来たよ。
連絡員の顔も知らずにのこのこやってくる命知らずがいたなんて、こっちのデカブツに負けず劣らず頼もしいね!
私達同僚ヨ。よろしくネ。」
中国系と思しき男が礼儀正しいのかバカにしたのか解らない態度で話し掛ける。
少なくとも引くチャンスを与えてくれたのはありがたい。
ゆっくりと両手を腰から離し、肩を竦めて見せた。
古・剣曜と名乗った男にニヤリと笑いかけると続いて自己紹介をする。
「俺はジャック。あんたの言うとおり、連絡員の顔も知らずに来た間抜けさ。
お陰でこのお兄さんを驚かせちまった訳だ。」
何、拳銃は必要な時に手の中にあるのが一番だと思ってるんでね、と再び肩を竦めて見せた。
>66
>「ん?もうみんなお揃いか?遅刻しちまったか
まぁいいさ。で、誰が誰かは知らねぇが、みなさん、お近付きに一口どうだい?
あ、後誰か頭痛薬持ってねぇか?頭が痛くてしょうがねぇんだ」
くたびれたスーツを着た男が酒瓶片手にトボトボと歩いてくる。
どうやらこの男も同僚の一人らしい。
「車の中にアスピリンが入っているはずだ。良かったら使うといい。
俺は酒はいらんが煙草を貰おう。最近のニューヨークだと、クソ、忌々しい事に10ドル近くするからな。」
煙草を一本抜くと口に加えてから火が無い事に気がついた。
「ああ、自己紹介だけしとく。俺はジャックだ。こっちの中国系が古・剣曜、で、迷彩服を着てるのが
ドライゼ、だったな。連絡員はあの葬式帰りみたいなヤツだ。
で、あんたは?」
自己紹介を終えた後に禁煙していたのを思い出し、少しだけ嫌な気分になった。
咥えてしまった以上、返すわけにもいかないだろう。
服装:ビジネススーツ
装備:コルト・45オート、予備マグ×2、S&Wチーフスペシャル
所持品:携帯電話、レザーマンマルチツール、財布。
場所:33番街
状況:咥え煙草で自己紹介を終える。
>69
>「車の中にアスピリンが入っているはずだ。良かったら使うといい。
俺は酒はいらんが煙草を貰おう。最近のニューヨークだと、クソ、忌々しい事に10ドル近くするからな。」
「クククッ酒じゃなくて煙草を取ったか・・・ハハハッ
面白い!気に入った!では、この出会いに乾杯!」
そう言うと酒を掲げた。
>「ああ、自己紹介だけしとく。俺はジャックだ。こっちの中国系が古・剣曜、で、迷彩服を着てるのが
ドライゼ、だったな。連絡員はあの葬式帰りみたいなヤツだ。
で、あんたは?」
「俺はジンだ。あ〜セカンドネームは―――ワイズマンってことに
しておいてくれ。昔、セカンドネームよりファーストネームを
使うことの方が多い仕事やってたんでな。
よろしく頼むぜぇ。」
握手を求めようと手を差し出そうとするが、手を引っ込めた。
「握手はいらねぇな。どうせこの仕事の間の付き合いだ」
「で、わざわざ国旗まで付けた服を着た愛国心溢れるドイツ人
と中国人とアイルランド系とアル中のユダヤ人で何をするんだ?」
ドライゼのキャリーバッグに一瞬だけ視線を送ると誰に問うでもなく
そう言った
>60>63
>「アンタがブラックハートさんかい?」
黒服が黙って頷く。これで一人目。「ブラックハート」は、抜きかけていた.45口径を腰のホルスターに戻した。
招集を受けた傭兵連中のリストを確かめるまでもなく、パーカーの腕章と喋りで彼が「ドライゼ・ケンファー」であると知る。
>「米国に到着して間もないと言うのに…あんた等は観光もさせちゃくれないのかい?」
おもむろに軍用パーカーの裾をまくり上げ、ベルトポーチを見せる男。
続けてジッパーを開け、シグ・ザウエルのP226自動拳銃を見せ付ける。
「良い銃だ、俺にはちと軽過ぎるけど。H&Kは……まあ、嫌いじゃないよ。Mk23だって皆が言う程悪かない、そうだろ?」
言いながら、男の持つキャリーバッグへ目をやる。この分じゃバッグの中身も武器らしい。
>「俺の名前はドライゼ。元KSK所属の、典型的な独逸人さ。
>俺も三度の飯より政治に関する話が好きなんだが、米国に関しては語る言葉も無いね。帝国主義に懐古している」
苦笑して、
「この国じゃ、兵隊が銃と政治の話しかしなくなったら病気除隊にされる決まりなんだ。おっと失礼、あんたは『元』兵隊だった」
ブラックハートは肩をすくめると、あさっての方向へ誰にとも無く朗々と歌い始める。
「おお 見ゆるや 夜明けの淡き光を受け
先の夕暮れ 陽落ちるとき 我らが歓呼しもの……」
>「ニーハオ。ン、いや、コンニチハ、オトモダチ。」
弁髪の東洋系が、二人に笑いかけつつ現れる。これで二人。ブラックハートは歌うのを止めた。
「ハロー、チャイニーズ……? 後二人だよ、仕事仲間は」
台湾の「グー・ジェンヤオ」。向こうじゃ名うてのヒットマンらしいが、大仕事の後の「冷却期間」で組を失い、今は宙ぶらりんとも聞く。
銃に拘らない殺し屋はシリアル・キラーじみたのが少なくて安全だ――ドライゼにカイロを渡すグーを見て、そんな話を思い出す。
尤も、この手の普段やたら愛想の良いタイプは大抵ビリー・ミリガンか切り裂きジャックなのでそいつで帳消しになる。
にしても、先からずっと物陰に停まったままの日本車が気になる。
少し離れた場所から自分らを観察しているらしい。残り二人のどちらかだろうか。
>64>65>66>67>69>70
>「これで全員か?で、誰がブラックハートだ?」
ビンゴ、こいつで三人目だ。ブロンドの髪からして、サツ上がりの「ジャック・レイ」。
ドライゼがブラックハートを紹介するが、彼はジャックの勿体振った登場を怪しんでいる。
バッグへ手を突っ込んだ辺り、案の定中にはデカいブツが詰まっていたらしい。グーがすかさず仲裁に入ったお陰で、頭数が減らずに済む。
>「俺はジャック。あんたの言うとおり、連絡員の顔も知らずに来た間抜けさ。
> お陰でこのお兄さんを驚かせちまった訳だ。」
続けざまに、最後の一人が着崩したスーツ姿で訪れる。
「遅刻ギリギリって所だな。このテの仕事は早く来過ぎると損するもんだから、そいつで上等。
あんたが『ジン』だな。もう飲むのは止しとけ、二度は説明しない……」
ブラックハートは懐から二台のトランシーバーと写真、そして建物の見取り図を出す。
「今日集まってもらったのは他でも無い、ちょっとしたアルバイトさ。
南米支部から例のテロ屋に関して情報が入った、奴は米国入りする気だ。
情報源はニューヨーク、ちょっとしたヤクザ者でな。そいつが更なる情報への見返りを要求してきた。
今回の仕事はその取引の一環でね、この街のボス――『ロロ・トナティウ』を始末して欲しい。
奴はここから1キロ先の廃工場に出張ってる。この男だ――写真の顔を覚えとけ。
奴の部下に内通者が居る、工場までの道程は問題無い。仕事はそこからだ。
使える出入り口は、北と東のフェンス。標的が事務所から出て駐車場へ走った場合を考えると、両方押さえたい。
丁度四人居るから、ツーマン・セルだ。二人一組で別ルートを使え。
チーム・アルファは北側、ドライゼとジン。チーム・ブラボーは東側、グーとジャック。これで問題無いか?
地図と無線は、それぞれに一つずつ渡しておけば充分だろう。二人の内どちらかが持っておいてくれ。
それぞれ北は駐車場、東は廃材置き場を通って工場へ侵入。相手は三階だ。建物の南の、広いフロア。
幸い、北側は内通者の手引きで工場内部までは安泰だ。東側は、見張りを何人か掃除する必要がある。
工場に残っている手下は全部で100人近いが、殆どは廃材の掃除で建物の外に居る。
建物の中からの銃声は、重機の駆動音である程度誤魔化しが利くかもな。
連中は殆どが銃を持っている。もたつくと厄介だ、手早く始末しろ。恐らく10人は殺る羽目になるぞ。
標的の居るフロアを二つのドアから襲撃。火線は被らない筈だが、味方を撃たないよう気を付けとけ。
殺害を確認後、合流し脱出。北側の出入り口に仲間が黒いバンを停める、そいつに乗り込め。
地元警察へは根回ししてあるから、少々派手にやっても構わん。
1500時より作戦開始、1時間以内に片付けろ。幸運を祈る」
<任務:標的「ロロ・トナティウ」の殺害>
【二人一組で、廃工場へ潜入せよ】
73 :
ミソニコフ:2005/11/23(水) 14:24:51
集合地点が突然闇に包まれ、三十三番地にヘリの音が響く
巨大な軍用へリが五人の真上でホバリングしていた
ヘリから一本のロープがおろされた次の瞬間には地上に一人の男が立って銃を構えていた
其の巨体は其処に居るだけで見る者を釘付けにする威圧感がある
だがその姿を見れた者はいないだろう
男は其の場に居る五人の眉間を正確に狙い発砲した
ヘリがあらわれてから男が銃をしまうまで僅か一秒に満たない時間の出来事だった
>66>67
「酒は要らん…それと煙草もだ」
草臥れたスーツ姿の男の申し出をはっきりと断ると、ジーンズの尻のポケットに
差し込んでいた山岳帽を取り出し、頭に被る。
男は一見すると中東系の30代半ば。何処にでもいるような草臥れた中年だろう。
だが外見で相手の実力を判断出来る程この世界は甘くは無い。相当の手練と見做して間違いないだろうか。
>「で、わざわざ国旗まで付けた服を着た愛国心溢れるドイツ人
「態々腕に国旗をつけた訳じゃない。買った時から付いていたんだ」
軍放出品の大抵のものには腕章がついたままとなっている。このOD色の防寒パーカの腕章もそうだ。
>67
日本人を除く東洋系は好きじゃない。いや、大嫌いだ。
特に、中国人が。奴等は糞以下だ。世界に誇る孔子や偉人の教えは何処にいった?
別にこれぐらいの事で声を荒げるドライゼではないが、目的のテロリストを殺した暁には
このチャンコロも序に殺しておこう。はっきりといって目障りだ。
>お前達二人、呼んで欲しい名前で良いから自己紹介するがよろしいネ。」
「ドライゼ・ケンファーだ…ふざけた呼び名じゃない限り、好きに呼べ」
これ以上このチャンコロを言葉を交すのは胸糞悪くなるだけだ。
何時の間にかキャリーバッグからは手を離しており、胸の前で腕組みをしていた。
>71
「組合せに関しては大いに問題は無い…」
チャンコロと一緒にならなくて良かった、と素直に心の底から喜んでいた。
尤も、このジンとかいう男も信用が置けないのは確かだが。
表面上は元KSKとなってはいるが、実は現役のKSKとは口が裂けても言えない。
この仕事は警察系のGSG-9にもあったそうだが、国防陸軍のお偉いさんが軍の面子が
どうのこうのと無理矢理奪ってきたらしい。それの御蔭でKSKを一時的に離れなければならなくなったが。
元々対テロ戦争の一環として参加する事となった訳だが、どうも裏の世界は好きになれない。
それは軍人としての誇りがあるからだろうか。だが、少なくともこの世界では誇りは糞の役にもたたんらしい。
服装:軍用パーカ、ジーンズ、コンバットブーツ
装備:SIG S&W40仕様P226(12+1)、P226用12連弾倉×8、戦闘用ナイフ
所持品:旅行用小型キャリーバッグ(MC51)、ウェストポーチ型ウェポンファニーパック、
場所:33番街
状況:ブラックハートの説明を聞く
ロロ・トナティウは廃工場の3階にある事務室で、「暖房の効きが悪い」とぼやいていた。
ダウンジャケットを何重にも重ね着した4、50歳と思しき男の禿げ上がった額には、言葉と裏腹にうっすらと汗の玉が浮いている。
座ったパイプ椅子は男の体躯に似つかわしくない小ささで、彼が身動きする度に軋んだ。
「畜生……ティッシュが切れた! チャンティコ!」
ティッシュの空き箱をデスクの背後の窓に投げ付け、大きく丸々とした体を揺さぶって咳き込む。
トナティウに呼ばれた部下――黒髪で背の高い、グラマーな体型をした女が彼の元へ新しい箱を持って来る。
それを引っ手繰って、脂ぎった団子鼻に二枚重ねで押し付けて
「何だって、こんなクソ寒い場所に商売構えたもんかな……なあチャンティコ、ときにアトルはどうした?」
「彼、買出しから帰ってきた所です。さっき会いました。この分じゃ来月辺り、マレーシアが砂漠化しますよ」
「今年のインフルエンザは新種だとよ……もう良い、行け。お前やアトルに移るとビジネスが滞る」
咳とクシャミの合間に喋り、喋る合間に鼻をかむ。チャンティコは、デスクの脇に置かれた屑カゴのビニール袋を交換してから部屋を出た。
事務室は埃を払う暇がやっとで、家具も有り合わせだから所有者であるトナティウの体格に合わないものばかりだ。
部屋そのものは随分広いが、半分は前の持ち主の夜逃げで片付かなかった書類の山や、使えなくなった椅子やデスクで占められている。
地上げは首尾良く済んだものの、工場中に散らばった残り物が一向に掃けずにいる。今月も部下が交代で、廃材を処理していた。
土建屋を呼ぶ金も惜しいので、都合良く残っていた重機を使っての自前の仕事だ。
今日は若い衆がゴロまきに出てしまっているので、作業がはかどらない。
10代の組員をまとめるデル・リオは優秀だが、本心の知れない奴だ。ショバ代の支払いの滞った飲み屋に2、3軒寄って帰ると言っていたが、どうも遅い。
ここ何日かで人手不足が慢性化してきて、トナティウは気が気でなかった。
敷地は高い柵で囲われているが、北側と東側はそれぞれ開放されていた。
東側のゲートには懐に拳銃を隠した男が3人ばかり張り付いている。廃材置き場にも5、6人。
一方北側は、就いている筈の見張りがおらず、代わりに2人の少年が立っていた。
1人は14、5歳程に見える美しい顔立ちをした東洋系の、長い黒髪の少年。
もう1人は随分と背が低く、毛皮のファーが付いたパーカーの襟と、目深に被ったカウボーイ・ハットとで顔を隠し、大きなゴルフバッグを手にしている。
【廃工場】
(東側ゲート)
ゲート見張り×3人(装備:25口径自動拳銃 決定リール使用可)
廃材置き場見張り×6人(決定リール使用不可)
(北側ゲート)
2人の少年(決定リール使用不可)
※進行に合わせて接触可能なNPCを配置していきます。戦闘時の決定リール使用の是非は表記に従って下さい。
決定リール使用「可」の場合は、レス内に攻撃→攻撃の結果(NPC死亡、負傷、行動不能等)まで含んでOKですが
決定リール使用「不可」の場合は「攻撃した」という表現までOK、結果を含むものはNGとさせて戴きます。
>66>69
二人をなだめているとかなりくたびれた男が現れ酒を勧めてくる。
ジャック・レイが煙草を貰いながら自己紹介を古・剣曜の分までしてくれたのでもう自己紹介をするつもりはない。
「コンニチハ、お友達。随分とスエタ姿だね。道に迷ってたか?その顔見ると人生に迷ってた感じだよ。ヨロシクネ。
せめてこれで手でも温めて頂戴。ジャックさんもドウゾ。」
挨拶をしながらジャック・レイとGINにいつの間にか手に持っていた使い捨てカイロを手渡す。
>74
「おー残念ね。ドライゼさん。私あなたの事好きだったのに別々よ。仕事が終わって乾杯するまでサヨナラよ。」
ドライゼの気持ちなどまったくお構い梨に愛想良く手を振り別れの挨拶をする。
>72
「それじゃあジャックさんヨロシクよ。無線はどっちが持つ?そして北と東、どっちが良い?私どちらでも構わないから
好みで決めて頂戴。」
どこから取り出したか葉巻を咥えながらジャック・レイに笑いかけた。
服装:スーツ、防寒コート
装備:暗器、トカレフ
所持品:使い捨てカイロ
場所:33番街
状況:指令受理
>74
ポケットから帽子を取り出したドライゼは、抜き身の刀よろしく殺気を周囲に放っている。
血気盛ん、とはいかないが長生き出来ないタイプに違いない。
まぁ何だって構わない。
戦場で大いに目立ってくれればこちらに弾が飛んでくる確立は下がるだろう。
>70
>「で、わざわざ国旗まで付けた服を着た愛国心溢れるドイツ人
と中国人とアイルランド系とアル中のユダヤ人で何をするんだ?」
再び肩を竦めて見せるとブラックハートが代わりに答えた。
>72
ブラックハートが100人、と言った瞬間ジャックの顔が絶望に歪む。
「100人ね、100人。正気とは思えん数だな。・・・途中で昔の連れの所に寄らせてもらうぞ。
ヘビーマシンガンが必要になりそうだ。」
拳銃一つで立ち向かえる人数じゃない。
昔馴染みの、現場に落としておく拳銃を提供してくれる昔馴染みの所に行く必要がある。
「写真は必要ない。昔馴染みだ。」
写真を差し出すブラックハートに向かって言った。
それにしてもロロも偉くなったものだ。
誰かに命を狙われるほどの大物になるとは思わなかった。
大昔、駆け出しの警官時代に何度か顔を見た事があった。
「それと・・・時間はまだあるよな?少しばかり寄り道させてもらうが構わないか?」
答えがNoならばそれに従うつもりだ。
ショットガンの弾ならトランクの中にたっぷりと用意してある。
>76
>「それじゃあジャックさんヨロシクよ。無線はどっちが持つ?そして北と東、どっちが良い?私どちらでも構わないから
好みで決めて頂戴。」
「東にしよう。夕日に背を向けて行動したい。」
カイロを受け取りながら答えた。
11月なら日が落ちるのも随分早い。
少しでも有利な方から攻めたい、と言うのが本音だ。
「それに無線は俺のほうが持つよ。それで構わないか?」
服装:ビジネススーツ
装備:コルト・45オート、予備マグ×2、S&Wチーフスペシャル
所持品:携帯電話、レザーマンマルチツール、財布。
場所:33番街
状況:咥え煙草で指令を受理。古・剣曜に自分の意見を告げる。
「流石に百人は多過ぎだ…現状の装備とこの人数では無理難題もいいところだ。
時間が許してくれるのならば、俺にも装備を整えさせてくれ。カービンと拳銃で立ち向かえる訳無いだろう?」
自分もジャックに続いてブラックハートに向って言う。
そういえば、イラクでは50人の米兵が200人のイラク兵を一人残らず殺したと聞くが、
我々の戦力比は1:25と如何考えても引っ繰り返せるものではない。
殺しのプロと街のチンピラとでは確かに戦いになりはしないだろうが、流石にプロ四人とチンピラ百人では無理だ。
>GIN
「で、無線は俺が持っても構わないか?別にアンタが持ちたければそれはそれで構わないが…」
取り敢えず、ジンの様子からして彼も重装備は持っていないに違いない。
これはいよいよ装備を本格的に整える必要が生じてしまったのではないだろうか。
服装:軍用パーカ、ジーンズ、コンバットブーツ
装備:SIG S&W40仕様P226(12+1)、P226用12連弾倉×8、戦闘用ナイフ
所持品:旅行用小型キャリーバッグ(MC51)、ウェストポーチ型ウェポンファニーパック、
場所:33番街
状況:装備を整えたいと申し出る
>74
>「酒は要らん…それと煙草もだ」
「ハッハッハッ真面目なヤツだな。流石ジャーマンだ。
神聖ローマ帝国万歳ってなぁハッハッハ」
そう言って酒を飲み干した。
>「態々腕に国旗をつけた訳じゃない。買った時から付いていたんだ」
「おぅそいつはすまなかったなぁ。てっきり愛国心を示す為に
自分で付けたのかと思っちまったよ」
>76
>「コンニチハ、お友達。随分とスエタ姿だね。道に迷ってたか?その顔見ると人生に迷ってた感じだよ。ヨロシクネ。
せめてこれで手でも温めて頂戴。ジャックさんもドウゾ。」
「カッカッカッカ。いい事言うじゃネェかチャイニーズ流石だな。
こいつがホッカイロっていうヤツなのか?ほぅ中々暖けぇじゃねか」
古・剣曜から受け取ったホッカイロを手でもみながら白い息をはいていた
するとブラックバードがGINが酒を飲むのを制止し、作戦の説明を始めた。
>71
>「遅刻ギリギリって所だな。このテの仕事は早く来過ぎると損するもんだから、そいつで上等。
あんたが『ジン』だな。もう飲むのは止しとけ、二度は説明しない……」
「あぁわかった。酒はもぅ飲まねぇよ第一、もう飲み干しちまった。
それに説明は一度で十分だ」
つい先程までへらへらしていた顔が急に真剣な顔つきになった。
中折り帽を相手から目元が見えないように深くかぶり直すと
ブラックバードの説明に聞き入った。
>72
「100人は多すぎだ。それに拳銃一丁じゃぁやってられん
少なくともフルオートが使える銃が必要だ。できればサプレッサー付き
のヤツが欲しい。それと組み合わせについては問題ない」
そう言うと煙草を後ろへと放り投げた。先程までのへらへらした態度は
どこかに消え失せていた。
>76
>「で、無線は俺が持っても構わないか?別にアンタが持ちたければそれはそれで構わないが…」
「俺は別にそれで構わん。で、北と東のどちらにするんだ?」
服装:着くずしたスーツ、くたびれたコート 、帽子
装備:USP TACTICAL(40S&W)
所持品:煙草 (ラッキーストライク)、ジン、ジッポ
場所:33番街
状況:自己紹介を終わり、作戦についての打ち合わせ中
>77>78>79
「私達はボスの手先に使われるトイレットペーパーね。仕事はボスのケツにこびりついた糞を拭き取る事。
トイレットペーパーに拭く糞を選ぶ権利はないのよ?・・・・プッ・・ククク」
ブラックハートの説明を聞き、ようやく真顔になりながら語りだす。が、それも長くは持たなかった。
我慢しきれないように噴出してしまう。
「アッハッハッハ、皆さん用心深いことは結構ね。でもちゃんと話し聞いてなきゃだめよ?
部下が全部で100人いるというだけで実際消すのは10人程度っていってたね。
ぐずぐずしてたら本当に100人相手にする羽目になる事必死。
殺す必要があるのは一人だけ。あとはついで、ね。100人鏖にしたいなんてちょっと趣味に走りすぎね。
現場に行って100人いたら日を改めればいいだけよー。さ、準備もするなら時間も惜しいしサクサクお仕事お仕事。」
顔色を変える一同を笑い飛ばしながら歩き出した。
服装:スーツ、防寒コート
装備:暗器、トカレフ
所持品:使い捨てカイロ
場所:33番街
状況:現場出発を促す
>77-79
100人、と口にした瞬間、グーを除いた3人の表情が苦言を呈す。
が、ブラックハートは黙って首を横に振った。そんな余裕を与えるつもりは元より無い。
「……時計を見てみな、まるで暇が無い。100人のガンマンが居て、1人のターゲットが居る。それだけだ。
あんた方もプロだ。ギャランティからしてキツキツの仕事は承知の筈だぜ、違うか?
ボスはあんた方にバカンスに行ってて貰うために大枚はたいた訳じゃない……この日のために、だ。
ブリッツ・クリークだよ。現場に行く、何人か潰して路を造る、標的を撃つ、逃げ帰る。走れ、そして撃て。
センパー・ファイ、ドゥー・オア・ダイ、ガンホー、ガンホー、ガンホー。分かるかベイビー……
武器なんざ死体を剥げば良い……俺も思うぜ。弾が真っ直ぐ出て、そいつがちゃんと鉛で出来てたらモノなんざ皆同じ。
沢山バラ撒ける玩具は生憎だが……」
>80
グーが1人、道をぶらぶらと歩き出した。黒服は残った3人に促す。
「ほら、彼は言う通りにやる気だ。あんた等もさっさとお仕事始めなよ」
「だから言ったでしょ、ブラックハート……。てんで駄目だね、タマ無しだよコイツ等」
先の、バンの運転席と同じ少女の声。ブラックハートが振り返ると、
信号機のように真っ赤なラバージャケット、黒のジーンズにセーター、ガンベルト、
ボブの黒い髪に、広めの額にはシルバーのフレームのフライトゴーグル、大きなボストン・バッグを抱えた小柄な少女が立っていた。
顎の小さなハート型の顔に似合いの、こじんまりとした耳鼻と薄い唇で、目ばかりが大きく見える。黒い瞳でじっと三人の賞金稼ぎを見詰め、
「手前にほんのちっぽけなナニでも残ってるなら、好みのブツ用意しといてやったから仕事しろよな。
それともアタシにやらせてみるか? アンタ等みたいなビビりにゃ負ける事無いと思うね。そん時は運転代われよ、お嬢さん方……」
「あー……ユーウォーキーだ。彼女は逃走用のバンを運転する係だったんだがね、そいつの中身は何だ?」
「トリガー・ハッピーが好みのマシンガン。欲しけりゃやるよ、弾は少ないけど」
ユーウォーキーが、道路に投げ出されたボストンバッグのジッパーを開いて、中身を見せた。
.380ACP弾使用の短機関銃、MAC M11イングラムがサプレッサー装着済み、マガジン未装填で2丁。32発装弾可能な専用弾倉が4本。
「そういうこった、な。皆さん方、仕事よ仕事。世の中こんなもんだ」
>80>81
>部下が全部で100人いるというだけで実際消すのは10人程度っていってたね
「あのなぁ…何事にも不測の事態はつきものなんだよ。それを少しでも是正しようと、普通は
入念な準備を行うものなんだよ…ま、駄目と言われちゃ仕方が無いが」
やれやれといきなりの無茶な依頼に肩を竦めて見せる。
「仕方が無い。現在の最低限の装備でいくぞ、戦友(カメラード)」
ジンを振り返り、先に歩き出したチャンコロの背中を顎でしゃくる。
「無線機は俺が持つ。それで俺たちは北側から行こう。どうせ先に東側は取られちまったんだ。それしかあるまい」
キャリーバッグを開き、中からドラム型弾倉装着済みのMC51を取り出す。
MC51にはレイルシステムが装着されており、フォアグリップ、バイポッド、ダットサイト、LAMが装備されていた。
更にバッグから黒いフェイスマスクとスモークの掛かったタクティカルゴーグルを取り出し、マスクを被ってゴーグルを掛ける。
「色々と顔がバレては拙いかもしれないんでね。俺はこれでいく」
軍用パーカを脱ぎ捨てると、その下には既にアサルトベストを着込んでいた。
ファニーパックのP226をベストのホルスターに入れ直し、予備弾倉も全てマガジンポーチに移す。
既に他のポーチにはMC51の予備弾倉が幾らか収納されている。
>「だから言ったでしょ、ブラックハート……。てんで駄目だね、タマ無しだよコイツ等」
「タマ無しとは随分と失礼なフロイラインだな?それと俺のナニはでかい。チビの御嬢さんには悶絶ものだろうよ」
突然現れた少女を視界の隅で確認しただけで、それ以上はその少女を見ようとしなかった。
「分かった。さっさと目的をぶっ殺して観光にでも洒落込もうか。邪魔する奴は片っ端から殺せ、それでいいな?」
ベストのポケットの一つからサイレンサーを抜き出し、MC51の螺旋を切ってある銃口に捻じ込む。
「さて、俺とお前さんは短い間だが戦友だ。一心同体、という奴だ」
ぽんぽんとジンの肩を叩く。ドライゼの青い瞳はスモークゴーグルの向こうに隠れていて、見えない。
服装:アサルトベスト、ジーンズ、コンバットブーツ
装備:MC51(80)、MC51用20連弾倉×3、SIG S&W40仕様P226(12+1)、P226用12連弾倉×8、戦闘用ナイフ
場所:33番街
状況:準備完了。ジンの肩を叩く
>80
>「私達はボスの手先に使われるトイレットペーパーね。仕事はボスのケツにこびりついた糞を拭き取る事。
トイレットペーパーに拭く糞を選ぶ権利はないのよ?・・・・プッ・・ククク」
古・剣曜陽気がそう言うとGINはいつものにやけた顔に戻った
「ハッハッハッ流石だ!チャイニーズ!考える事が違ェ!
中国4000年の歴史は素晴らしい!感嘆するぜ」
GINはそう言って大笑いをした。だが、次の瞬間にはまた真剣な顔つきに戻っていた
>81
>武器なんざ死体を剥げば良い……俺も思うぜ。弾が真っ直ぐ出て、そいつがちゃんと鉛で出来てたらモノなんざ皆同じ。
「アメリカ流に言うと、弾が切れたらその辺のヤツに付いてる玉を引っ込抜いて
使えってことだな?中々いい案だな」
そう言うとスーツの内ポケットからサプレッサーを取り出し、
ショルダーホルスターに収められていたUSPを抜くと
手慣れた手つきでサプレッサーを装着した
「ショータイムの始まりだな・・・」
そう呟くとUSPを右手に持ち、ハンマーを起こした
「さぁ仕事だ仕事」
>83
>「仕方が無い。現在の最低限の装備でいくぞ、戦友(カメラード)」
「戦友ね・・・って事はこれから戦争に行くわけかクククッ楽しくなりそうだ」
GINがそう呟いた
>「さて、俺とお前さんは短い間だが戦友だ。一心同体、という奴だ」
「さぁ頑張ろうな戦友生き残ればキャッシュの勲章を貰えるぞ」
GINがそう言うとドライゼが肩を叩いてきた。するとGINはまんざら
でもないらしく口元が少し笑った。
服装:着くずしたスーツ、くたびれたコート 、帽子
装備:USP TACTICAL(40S&W) サプレッサー付き
所持品:煙草 (ラッキーストライク)、ジッポ
場所:33番街
状況:出発
>81
>武器なんざ死体を剥げば良い……俺も思うぜ。弾が真っ直ぐ出て、そいつがちゃんと鉛で出来てたらモノなんざ皆同じ。
沢山バラ撒ける玩具は生憎だが……」
よくも気楽に言ってくれたものだ。
確かに命を張るのはこっちの仕事だ。
ま、報酬が報酬だ。リスクも高いのは承知のうちだ。」
>80
>「私達はボスの手先に使われるトイレットペーパーね。仕事はボスのケツにこびりついた糞を拭き取る事。
トイレットペーパーに拭く糞を選ぶ権利はないのよ?・・・・プッ・・ククク」
典型的な中国人の考え方、というのがジャックの感想だった。
ボスは親で、雇われた者は子。
子は親に従い、親の恩義に報いると言うわけだ。
「ここはアメリカだぜ?雇用契約上、ボスも雇われ者も対等なはず、なんだがな。」
ウォルマートを筆頭とする大企業にとっては対等な関係など無い事は解っていたが
声に出さずにはいられなかった。
かつての自分もまた、組織の為に生きた人間だったのだ。
>81
>「トリガー・ハッピーが好みのマシンガン。欲しけりゃやるよ、弾は少ないけど」
「くそ、いつが何て呼ばれてるか知ってるのか?フォンブースガンだぞ?」
オープンボルト方式を採用したM11イングラムはジャックに取っては鉄くずだった。
引き金を引いたと同時に弾を装填する役割を果たすボルトが前進し、そのまま発射される方式は
命中精度に極めて悪い影響を及ぼす。
発射までのタイムラグに、前進するボルト、すなわち余計な動きがブレを生み出す訳だ。
NYPDではターゲットと同じ公衆電話に入らなければ当たらない、それ位命中精度の低いSMGとして有名だった。
「俺は俺の流儀でやらせてもらう。」
トランクの中から軍用ボディアーマーを取り出し、慣れた手付きで身に着ける。
続いてトスライドストックの着いたベネリM4ショットガンを取り出す。
セミオートショットガンベネリM1の軍用モデルであるM4は、1秒間に4発発射する事が出来る。
9発弾のダブルオーバックなら秒間36発の弾幕を張る事が出来る訳だ。
最後に取り出したのは、ショトシェルがたっぷりと取り付けられたベルトだった。
それをランボー宜しく肩から斜めに掛ける。
「この分じゃ俺が囮になりそうだな。」
サップレッサーを装備した同僚を眺めながら呟いた。
>83
「すまんな、グー。イングラムはお前さんで使ってくれ。仕事に取り掛かるとしようか。
ドライゼ、突入のタイミングは頼んだ。行こう。」
ジンと肩を並べるドライゼに呼びかける。
「よし、俺たちも出発しよう。おい、ちびちゃん。びびって逃げ出すなよ?
俺は警官とトラブルは起こしたくない。しっかり奴等のキンタマ抑えとけ。」
ブラックハートとユーなんたらに呼びかけるとグーと共に歩き出す。
ちなみに火の無い煙草は咥えたままだった。
服装:ジャケットの代わりにボディアーマーを来たスーツ姿。
装備:ベネリM4ショットガン(7+1)、ショットシェル×50、コルト・45オート、予備マグ×2、S&Wチーフスペシャル
所持品:携帯電話、レザーマンマルチツール、財布。
場所:33番街
状況:工場に出発
人気が全く無い路地裏を進み、工場北側の見張り数人が見える位置で一旦停止する。
(子供じゃないか?)
見張りに立っている少年二人に気付かれ無いようにそっと様子を角から窺う。
幾等何でも若すぎる。任務とはいえ、出来る限り女子供は殺したく無いのだが…。
(俺が行く。アンタは援護を)
声を出さずに簡単なハンドシグナルでジンに意思を伝えると、タイミングを見計らって
遮蔽物から遮蔽物へと影のように移動を開始する。
そっと遮蔽物から顔を出して少年達の様子を窺う…大丈夫だ。まだ気付かれてはいない。
既に少年達との距離は隠れている廃材を隔てて5mも無い。丁度自分は酷く背の低い少年の側面に位置している。
すらりと後腰の鞘から大型の戦闘用ナイフを抜く。接近戦では銃よりも刃物の方が有利な場合がある。
(今だ!)
さっと物陰から猫のような身軽さで飛び出ると、一気に背の低い少年へと距離を詰める。
(貰った!)
少年が持っているゴルフバッグに左手を伸ばし、ナイフを持つ右手は少年の首へと向けて突き出す。
ナイフによる刺突とはいっても、柄を突き出したのだ。射程は短くなるが、咽喉に命中すればかなり痛いだろう。
ゴルフバッグに咄嗟に手を伸ばしたのは、それに得物を隠していると予測してだ。バッグは一応押さえておくべきだろうから。
服装:アサルトベスト、ジーンズ、コンバットブーツ
装備:MC51(80)、MC51用20連弾倉×3、SIG S&W40仕様P226(12+1)、P226用12連弾倉×8、戦闘用ナイフ
場所:工場北側
状況:背の低い少年に近接戦闘。ゴルフバッグを封じようと左手を伸ばし、ナイフの柄による刺突を首に向って突き出す。
>82>83
ブラックハートの言葉に火がついたのか、ドライゼ、GIN、ジャック・レイが動き出す。
それを横目で見ながらにんまりと笑顔を浮かべた。
>「仕方が無い。現在の最低限の装備でいくぞ、戦友(カメラード)」
ドライゼの言葉に噴出すのを我慢しながらジャック・レイに囁きかける。
「ワタシ、最初にトライゼさん見た時、武器の行商人かと思ったね。火薬とガンオイルの臭い凄いの。
きっと体中に武器貼り付けて鞄の中は武器じゃなくて兵器入ってると思ってたよ。
それでも最低限の装備なんてあの人普段は重歩兵でもやってるのかね?」
抑えきれないようにクスクスと笑う顔は無邪気だ。
>84
>「この分じゃ俺が囮になりそうだな。」
「内通者の手引きない東側だから仕方がないね。でも大丈夫だと思うよー。あんな大きな銃を持っているんだからきっと
減音機意味ないよ。
着弾音だけで十分囮になってくれるね。」
古の口調はあくまで軽い。
>「すまんな、グー。イングラムはお前さんで使ってくれ。仕事に取り掛かるとしようか。
> ドライゼ、突入のタイミングは頼んだ。行こう。」
「えー?ワタシもいらないね。余分な荷物あると動きにくくなるから。
そんなことより早く行くね。ワタシジャックさんと組めて幸せよ。現場まで暖かい車でいけるからね。う、歩き?それは残念
ね。」
葉巻の煙は吐きながら眉を歪ませてイングラムを受け取らずに歩いていった。
工場東側に到着すると三人の男が立っていた。当然のように懐が膨らんでおり銃を所持しているのがわかる。
それを見ながら葉巻の最後の人粋をしてジャック・レイに話しかける。
その口調はこれから戦闘するとは思えないほど軽く明るい。
「百人と聞いて驚いたあなたたち、ガンマンね。百人と打ち合うことを想定してる。
でもワタシ違うよ。殺し屋ね。あなたたちガンマンは銃の腕で大切だけど、私のような殺し屋は殺す技術あんまり必要
ないのよ。
これホント。引き金さえ引ければ大抵の人は殺せるから。
殺し屋に必要なのは標的に近づく事と標的から離れる事。だから役割分担して仲良く効率的に行こうネ。
三人いるから一人お願いしたいの。ワタシの手、二本しかないから。できれば一発でしとめて欲しいよ。
見張り三人、銃声一発なら中の人に要らない心配かけなくてすむからね。私がこけて射線あいたら真ん中の人お願いするヨー。」
ジャック・レイにそう言うと返事も聞かずに無造作に入り口に近づいていく。
見張りが音もなく気配もなく歩み寄る古に気付いたのは5mにまで接近されてからであった。
気づいた見張りの男達に笑顔で両手を広げて声をかける。
「はーい、あなたたちのボスに呼ばれてきた金融業者のものヨ。ボスに取り次ぎお願いする・・うわっ!」
軽く声をかけ更に近寄ろうとした途端、何かに躓いたのか古がこける。
手を広げたまま前方に飛び込むような体制で宙を舞った。
勿論ただこけたのではない。体制を崩し身が宙に投げ出される瞬間に両袖から飛刀を飛ばしているのだ。
二本の飛刀は見張りの男達が反応する間もなくその喉に深々と刺さっていた。
古はそのまま重力に任せ高度を下げながら身体を丸め懐に手を入れる。
服装:スーツ、防寒コート
装備:暗器、トカレフ
所持品:使い捨てカイロ
場所:工場東側
状況:見張りの男の不意をつき、二人をしとめる。
>85
ドライゼの後ろを足音も気配も無くついていき工場北側へ到達した
『ククク・・・久しぶりに血が騒ぐ・・』
GINがそんな事を考えているとドライゼがハンドシグナルを送ってきた
『一番乗りしたいのか?ドイツ人はせっかちだな。まぁ相手はガキ。所詮小物だろう
ガキがなぜここにいるのかわからんが・・・』
するとドライゼが廃材の間を縫うように見張りの少年達に近づいていった。
『器用なヤツだ。ジャーマンの几帳面さがよく現われてる』
遮蔽物から少しだけ顔を出して、相手との距離を目測した。
『20mってところか。問題ないな。この距離なら跳ね回っていても
ヘッドショットをくれられる』
そんな事を思いながらドライゼの後ろ姿を目で追っていると
ドライゼがナイフを抜き身構えた。
『今だ!!』
ドライゼが飛び出すのと同時にゴルフバッグを持っていない
少年の眉間に照準を合わせるとUSPのトリガーを引いた。
服装:着くずしたスーツ、くたびれたコート 、帽子
装備:USP TACTICAL(40S&W) サプレッサー付き
所持品:煙草 (ラッキーストライク)、ジッポ
場所:工場北側
状況:ゴルフバッグを持っていない少年の眉間目がけて銃弾を放つ
>87
「俺もお前さんと組めて嬉しいよ。いいタイミングで引き際を作ってくれた。
100人のチンピラに囲まれて死ぬ機会が出来たって訳だ。」
煙草を咥えたままグーの横をジャックが歩く。
酷く荒れた地域らしく、人っ子一人いない。
恐らくドンパチも日常茶飯事で銃声ぐらいで通報する市民なんぞいないだろう。
もちろん、というか恐らくブラックハートが地元警察に根回しをして警官が近づかないように手配しているはずだ。
>「百人と聞いて驚いたあなたたち、ガンマンね。百人と打ち合うことを想定してる。
でもワタシ違うよ。殺し屋ね。あなたたちガンマンは銃の腕で大切だけど、私のような殺し屋は殺す技術あんまり必要
ないのよ。
これホント。引き金さえ引ければ大抵の人は殺せるから。
殺し屋に必要なのは標的に近づく事と標的から離れる事。だから役割分担して仲良く効率的に行こうネ。
三人いるから一人お願いしたいの。ワタシの手、二本しかないから。できれば一発でしとめて欲しいよ。
見張り三人、銃声一発なら中の人に要らない心配かけなくてすむからね。私がこけて射線あいたら真ん中の人お願いするヨー。」
「言いたい事は良く解る。それにガッツも必要だな。殺される覚悟で撃たなきゃ2メートルの距離でも外しちまう。
ガンマンに自信家が多いのと関係しているんじゃないかな?
自分が一番だと思わなきゃ殺しは出来ないだろうよ。
ちなみに俺はガンマンじゃなくてハンターなんだがね。情報収集と相手を追い詰める事が仕事だ。
お前さんは殺し屋じゃなくて鉄砲玉だよ。自分の命よりも大切な物があるって言われ続けたタイプだな。
親の為なら命を投げ出す。儒教の教えで、権力者に都合のいい教えだよ。」
ま、何にしろ正面の的は任せておけ。」
丁度門番からになる位置で腰を落とすとジャックは待った。
少しだけ顔を出し、様子を伺う。
確かに自分が姿をあらわした瞬間、男たちが銃を抜いて
コケた、というより身を投げ出すのと同時に銃口をすっと上げた。
ジャックは大まかな距離と散弾パターンの計算を一瞬で行なうと腰だめの位置で引き金を引いた。
グーに当たらないように、ほんの少し銃口を上げる。
銃口と男の距離は15メートル。
散弾パターンは完全に拡がりきらず、ローマ軍のファランクス宜しく密集した32口径の鉛玉が男をミンチにする距離だ。
>85>88
ドライゼがナイフを突き出し、ジンがUSPの引き金を引いた瞬間、二人の少年はほぼ同時に倒れ込んだ。
ジンの放った弾丸は黒髪の少年の額をかすめて背後の壁に穴を穿ち、
背の低い少年はゴルフバッグを離してもう一方の少年の前に伏せると、袖口から飛び出したベレッタの.25口径をジンの居る物陰へ撃つ。
「――トナティウを狩りに来た殺し屋? まだそいつを使う時じゃない、下ろして」
黒髪は仰向けに倒れたまま、何時にとも無く抜かれたニッケル仕上げの大型リボルバーをドライゼに向けていた。
「チコ」
呼ばれて、背の低い方の少年が身を起こした。
黒髪の少年が目で合図すると、手の平大の自動拳銃を別の銃に持ち替えて、先に撃った物陰を狙う。
「お友達を連れ出してくれないかい?」
蝋のように白い顔でドライゼを見上げ、至極穏やかな声で話しかけた。
目は鋭く据わっていて、長い睫毛の下から覗く瞳は、鮮やかなガーネット色に輝く。
中性的な顔立ちは元より、痛々しいまでに細い首筋、真っ直ぐに切り揃えられた前髪、ぶかぶかのコートを着込んでいるせいか外見はひどく幼く見える。
「僕はデル・リオ。おたくのボスの取引相手が知り合いで、トナティウが死んだら僕がここの後釜に座る決まりなんだ。
で、汚れ仕事を代わってくれるって言うから、わざわざ出迎えって訳。分かったら武器を仕舞ってよ、案内するから」
>87>89
飛刀を首に受け、二人の男が声も無く倒れ伏す。
残った一人はようやく銃を懐から抜き出しグーに向けるも、散弾で顔面を吹き飛ばされ、血と脳漿とを道路にぶちまける。
作業の合間に廃材置き場で休んでいた男たちの一人が、銃声に気付いて振り返る。
「暴発か?」
「暇にかまけて野良犬でも撃ったか、あの馬鹿。ちょっと見てくるな」
男たちは建物の側に積み上げられた木箱へ腰掛けており、そこからでは入り口の様子は見えない。
汚れたツナギ姿の二人組が立ち上がり、様子を見るため入り口近くへ歩いていく。
>89
宙を舞いながら身体を丸め、頭上を通過する散弾の音に心地好く笑みを浮かべる。
地面に這い蹲る瞬間、身体を回転させしゃがみこむような体制で着地を成功させた。
それと同時に懐のトカレフを抜き正面の男に突きつけるが既にそこに男はいなかった。
確認するまでもなく絶命した肉塊と化していたからだ。
「はーい、さすがジャックさんね!一撃必殺、お見事な仕事よー。」
周囲を素早く見回したあと、くるりとジャック・レイのほうへと振り返えり、片手にトカレフを握ったまま拍手を送る。
にこやかに笑いながら死体に近付き、喉に刺さった飛刀を回収。そして死体を物色して25口径自動小銃を両手に
持ち振り返る。
「ブラックハートさんに言われたこと思い出したね。武器は死体から調達。この人たちなんか高そうな銃を持ってるヨー。
わらしべ長者になった気分ネ。
この調子で行くと仕事終わる頃にはジャックさんより派手な格好になっているかもしれないよー?あはははっ。」
見張りには侵入者排除という仕事の前に不審者の識別という仕事がある。
だが、これから先は識別の必要なく侵入者は排除しようとしてくるだろう。ならばもうビジネスマンを装う必要はない。
遠慮なく銃を手に取りジャック・レイに見せびらかすようにポーズを決める。
「ささ、そろそろ一発だけの銃声が気になって確認しようと一人二人来るだろうし、ブラックハートさんのもう一つの注文、
派手にをするとするね。
ここから廃材置き場と緒ってターゲットまで派手に行きましょうヨー。」
服装:スーツ、防寒コート
装備:暗器、トカレフ、25口径自動小銃*2
所持品:使い捨てカイロ
場所:工場東側
状況:工場敷地内に潜入
>91
>「はーい、さすがジャックさんね!一撃必殺、お見事な仕事よー。」
「お前さんの方が見事な仕事だよ。とてもじゃないが俺にはこんな真似は出来ん。」
素早く扉まで移動すると死体に刺さったナイフと拳銃をにこやかに回収するグーに答える。
「25口径の玩具じゃないか。そんなもんじゃ額だって貫通しない。」
>「ささ、そろそろ一発だけの銃声が気になって確認しようと一人二人来るだろうし、ブラックハートさんのもう一つの注文、
派手にをするとするね。
ここから廃材置き場と緒ってターゲットまで派手に行きましょうヨー。」
「ああ、そうだな。」
耳に神経を集中すると乱れた足音が二つばかり迫ってくる。
一人が正面の扉に立ち、汚れた作業服のポケットから拳銃を取り出そうとした。
まず撃ち込んだのは、もう一人の足音が止まった扉の横の壁だ。
装填しておいた1発弾、スラッグショットが薄い壁越しに標的を撃ち抜く。
続けて銃口を横に振り、拳銃を取り出すのに成功した正面の男にOOバックを叩き込む。
ジャックはOOバックとスラッグショットを交互に込めるアラスカンリロードを好んでいた。
OOバックによる面制圧と正確な一撃を放てるスラッグショットの組み合わせは、
猛獣相手だけでなく対人戦闘でも有効だというのがジャックの理論だ。
OOバックでは防弾チョッキは貫通できないし、50メートル以上の距離だと急速に威力を失う。
何よりもわざわざ弾を交換する手間が省ける。
「グー、ちょっと待ってくれ。ドライゼに連絡を入れておく。」
>ドライゼ
「こちらジャック。正面の敵を制圧した。銃声がそっちにも聞こえたはずだ。これから突入する。」
服装:ジャケットの代わりにボディアーマーを来たスーツ姿。
装備:ベネリM4ショットガン(6)、ショットシェル×50、コルト・45オート、予備マグ×2、S&Wチーフスペシャル
所持品:携帯電話、レザーマンマルチツール、財布。
場所:工場北側入り口
状況:ドライゼに無線連絡
>92
>「25口径の玩具じゃないか。そんなもんじゃ額だって貫通しない。」
二丁拳銃を気取ってポーズを付けてみたものの、ジャック・レイにあっさりと言われ眉をしかめる。
「む〜。それじゃあ試してみるネ。」
そういいながら近付いてくる足音の方を横目で確認する。
男が現れた瞬間、ジャック・レイが既に動いていた。
壁に向かい一発。壁に開いた穴から通常の散弾ではない事がわかる。
そして流れるように扉から現れた男に一発放つ。
散弾銃をもつ相棒と行動していて先走って乱戦なんて恐ろしくてできない。
ジャック・レイが撃ち終わると同時に古が滑る様に動き扉まで移動。
左右の銃を扉の外と壁の中に分断されたそれぞれの男に向け頭を狙い一発ずつ発砲した。
「香港マフィアタイ支部支部長に張大兄という二丁拳銃の使い手がいるね。真似してみたヨー。」
マイナーな物まねの解説をしつつ周囲への経過は怠らない。
「それにしてもこの人たちストーブはおろか焚き火もしてないのかね、この寒いのに。奥のほうで暖まってるカナ?」
服装:スーツ、防寒コート
装備:暗器、トカレフ、25口径自動小銃*2
所持品:使い捨てカイロ
場所:工場東側入り口
状況:周辺警戒
>90
銃を向けられるや否や咄嗟に物陰に飛び込み、脇腹のホルスターからP226を抜く。
思った以上に相手の反応は早かった。よく訓練されていると見做すべきだろう。
幼い外見以上によくやる。下手な躊躇いは此方の死に繋がる。射殺を前提に戦おう。
>「僕はデル・リオ〜
「悪いが俺は疑い深い性質なんでね…お前さん方が嘘を付いているかもしれない。
それに、そんな大事な話をあの依頼主が言い忘れるとは思えない。根性決めろ」
体を最低限物陰から出し、少年たちに向ってP226の怒涛の連射を加える。
S&W40のフルロード13発はあっと言う間に空となり、薬莢がぱらぱらと周囲に転がっている。
直ぐに空の弾倉を外し、ベストのポケットから取り出した弾倉を装填し、デコッキングレバーを押す。
デコックされていたスライドが勢い良く元の位置に戻り、弾倉の最初の一発目が薬室内に装填された。
>「こちらジャック。正面の敵を制圧した。銃声がそっちにも聞こえたはずだ。これから突入する。」
「了解。派手にやってくれ。こっちも取り込み中だ」
ベストのラジオポーチに収まった無線機から聞こえるジャックの声に応えると、今まで隠れていた物陰から
跳び出し、別の物陰へと隠れる。
「ジン!場所を変えろ!」
P226をベストのホルスターに戻すと、身体の前でスリングベルトを使って吊っていたMC51に持ち替える。
セレクターレバーをセミオートに切り替えると、フォアグリップを掴んでがっちりとフォールディングし、
物陰から最低限体を出して少年達がいる方へと一発づつ撃ち込む。
(牽制している間にジンが移動できればいいが…それにしても、内通者を装ってあのように接触してくるとは
思わなかった。ということは、早い内に内通者が捕まり、此方の情報が筒抜けになっている可能性もある。
あのブラックハートとかいう男。あまり信用出来ないな…)
服装:アサルトベスト、ジーンズ、コンバットブーツ
装備:MC51(75)、MC51用20連弾倉×3、SIG S&W40仕様P226(12)、P226用12連弾倉×7、戦闘用ナイフ
場所:工場北側
状況:勘違いで戦闘開始
>93
グーが構えた拳銃がポップコーンのような軽い音を立てて弾ける。
軽く扉に頭を突っ込み、左右を確認する。
>「香港マフィアタイ支部支部長に張大兄という二丁拳銃の使い手がいるね。真似してみたヨー。」
「見事なもんだ。NYPDの15分署にも似たようなチャイニーズがいたよ。この間死んだらしいがな。」
ショットガンに弾を装填しながら軽く返事をする。
もっともこちらは映画の話、だったが。
>「それにしてもこの人たちストーブはおろか焚き火もしてないのかね、この寒いのに。奥のほうで暖まってるカナ?」
「さぁな。少なくともここに居る連中はブラッドバスに浸かっているがね。」
面白くも無さそうに言った。
>94
>「了解。派手にやってくれ。こっちも取り込み中だ」
「りょうか・・くそ、まともにお使いも出来んのか?」
北側から響く30口径の銃声に舌打をしながら答える。
何のための内通者なのだろうか?
それとも、くそ、俺たちはとんでもないクソ溜めに押し込められたのか?
「グー、聞いての通りだ。あのフリッツ、戦争を始めやがった。」
銃声のする方向を顎で指し、首を振る。
「さて、前進するか、引くか・・・どっちにする?後ろは俺で何とかするが・・・
派手にやりたきゃ言ってくれ。こっちは援護に徹するよ。」
服装:ジャケットの代わりにボディアーマーを来たスーツ姿。
装備:ベネリM4ショットガン(8)、ショットシェル×48、コルト・45オート、予備マグ×2、S&Wチーフスペシャル
所持品:携帯電話、レザーマンマルチツール、財布。
場所:工場北側入り口
状況:罠だと思いグーに意見を求める。
>90
『なっ!?マトリックス?』
ジンが少年の動きに目を丸くしていた次の瞬間には少年がジンに
向け鉛弾のお返しをくれた。
「Shit!!今のアメリカはチャイルドソルジャーを大量生産してんのか!!
クソッタレが!!」
物陰に隠れたジンがそう悪態をついた。
>「僕はデル・リオ。おたくのボスの取引相手が知り合いで、トナティウが死んだら僕がここの後釜に座る決まりなんだ。
〜て訳。分かったら武器を仕舞ってよ、案内するから」
「無理なお話だ!まずは自分武器からしまえ!!!
それと!テメェ等の話が信じられるか見極め・・・」
ドライゼの声が聞こえ、P226の銃声が響き渡り、ジンの声はP226にかき消された
『始まっちまったか。クソッ!!』
>94
>「ジン!場所を変えろ!」
ドライゼがそう叫ぶと今度はP226ではなくMC51の銃声が響き渡った
「なんで万事上手くいかねぇんだ!雑魚抜きでいきなり中ボスは
なしだろが!!こっちは手持ちの弾が少なねぇんだ!!」
ドライゼが弾を辺りに撒き散らしているため、ジンに対しての銃撃が弛んだ。
「鉛でも食ってやがれ」
USPの弾を少年達に向け撃ち込みながらジンは隣の遮蔽物へ横っ飛びをした。
遮蔽物からはみ出ないように受け身をとると起き上がり遮蔽物に張りついた
『一発一発を大事にしねぇとな』
服装:着くずしたスーツ、くたびれたコート 、帽子
装備:USP TACTICAL(40S&W) サプレッサー付き 残弾数(8)
所持品:煙草 (ラッキーストライク)、ジッポ
場所:工場北側
状況:ドライゼの勘違いで銃撃戦の真っ只中
>93>95
ツナギ姿の二人は、それぞれグーによる頭部への一発で止めを刺された。
片方の男の抜きかけたコルト・パイソンが血溜まりに転がる。
積み上がった廃材に隠れ、四人がグーとジャックににじり寄る。
「知らねぇ顔だ、こりゃヤバイぜ」
「応援を呼ぶ、適当に仕掛けてくれ」
三人の男たちが拳銃を持つ手を廃材の陰から突き出し、グーとジャックを狙って撃ち始めた。
その隙に一人が腰を低くして、奥の広場へ走り出す。
>94>95
デル・リオは素早く跳ね起き、P226の連射をかわして車のボンネットへ転がると
車体を盾に続けざまのMC51による射撃をやり過ごした。
「チコ、生きてるか!?」
カウボーイハットの少年も車に走り込み、ベレッタM93の三点バーストでドライゼ、ジンへ撃ち返す。
USPの弾丸がパーカーの胸を一文字に裂いていたが、防弾ベストに阻まれてダメージを負わせるには至らない。
黒髪の少年が、ニッケル仕上げのシングルアクション・リボルバーとは別にもう一丁の銃をコートの裏から取り出す。
.50口径のSAリボルバー、先の銃と対になる黒染めで、バントライン・スペシャルじみた恐ろしい長さの銃身を持つ。
「嵐を呼ぶ黒き刃……とね」
立ち上がり、左の手の平を撃鉄に叩き付けて立て続けに三発、車のサイドガラス越しにドライゼを狙って撃ち放つ。
駐車場の騒ぎを聞き付け、数人の男が現れる。
内四人は小口径の拳銃を持ち、一人が9mm短機関銃を抱えていた。
(東側ゲート)
廃材置き場見張り×四人(.25口径自動拳銃所持 決定リール不可)
(北側ゲート)
デル・リオ(ベレッタ・スタンピード.45コルト マキシンBFR.500S&Wカスタム「STORM BRINGER」所持 決定リール不可)
チコ(ベレッタM1919 ベレッタM93R所持 防弾ベスト装備 決定リール不可)
増援×五人(四人:.25口径拳銃 一人:9mm短機関銃所持 決定リール可)
>95
>「さて、前進するか、引くか・・・どっちにする?後ろは俺で何とかするが・・・
> 派手にやりたきゃ言ってくれ。こっちは援護に徹するよ。」
扉をくぐり周辺警戒をしながらジャック・レイから声をかけられ古・剣曜は笑いながら振り向く。
「あははは、ワタシたちのお仕事はここにいるターゲットを殺す事。状況に変化があっても依頼に変化がないのなら
関係無しネ。
安心してイイヨー。ワタシ、ジャックさんが思っているような義理と血の親子関係で生きる人間じゃない。それ、ヤクザ
の教えヨ。
ワタシはこれでも技術者ね。十分な報酬と勝算がないと動かないの。
ブラックハートさんの情報に依れば今工場敷地内にいるのは十人程度。見張りの規模や対応の御粗末さから見て
それは間違いないよ。
100人いたら蜂の巣突付いたような騒ぎになってるだろからね。
もう襲撃に気付いて仲間呼び寄せているだろうから、うろうろして100人集まるの待つよりさくさくお仕事こなして帰るヨ。
そういう訳で援護おねがいネ。地の利はワタシたちにあるヨ。」
>97
そこまで言うと人の気配に気付き廃材の影へと飛びのく。
直後廃材の影から銃声が響いた。
「さて、曲がりなりにも工場ならアレがあるはずだけどね・・・」
ボソリと呟きながら廃材の影から手だけ出して狙いもつけずに銃を連射。
弾が切れるとそのまま銃を捨て、遮蔽物を利用しながら移動をしていった。
廃油の入ったドラム缶やガスボンベ、最悪ストーブがないか辺りを見回しながら。
服装:スーツ、防寒コート
装備:暗器、トカレフ、25口径自動小銃
所持品:使い捨てカイロ
場所:工場東側廃資材置き場
状況:応戦しながらドラム缶類を探す
>97
40S&W弾がパーカーの少年に命中したが防弾チョッキに阻まれ、
大したダメージを与えられなかった
「!?防弾か?こりゃあヘッドショットくれてやるしか・・・」
ジンが物陰に隠れながら独り言を呟いているとジンが隠れている遮蔽物に
たくさんの9mm弾が弾痕を刻んでいく
『バースト?MP5か?』
そこに50口径の砲声と言っても過言でもないくらいの銃声が響いた
「なんでガキが50口径をブッ放すことが出来るんだよ!!」
遮蔽物に張りついたまま顔を少し覗かせると増援の男たちが4人見えた。
『新手!!』
顔を引っ込め、周りを見渡すと深呼吸をした。
「It's show time!」
ジンは遮蔽物から飛び出すと前にある遮蔽物目がけて走りだした。
走る途中で増援の男が5人という事に気付きつつ彼らの眉間目がけ
40S&Wを撃ち込むと発射された3発の弾丸は彼らの眉間を貫き
彼らの脳髄を彼らの後方にブチ撒いた。
だが、9mm短機関銃の男ともう一人を逃してしまった
「ジャーマン!弾切れになった。40S&Wを持ってたらわけてくれ!!
それと!車だ!車のガソリンタンクを撃ちまくれ!」
ドライゼに弾を要求したが、実の所、弾装にはあと4発あり、薬室に一発あるのだが、
弾切れになったというハッタリをかました。
『さて・・・ハッタリにどう出る?』
服装:着くずしたスーツ、くたびれたコート 、帽子
装備:USP TACTICAL(40S&W) サプレッサー付き 残弾数(5)
所持品:煙草 (ラッキーストライク)、ジッポ
場所:工場北側
状況:遮蔽物から遮蔽物へ移動しながら少しずつ前進していっている
>98
>「あははは、ワタシたちのお仕事はここにいるターゲットを殺す事。状況に変化があっても依頼に変化が〜
プロらしい返答に目を丸くし、そして笑顔を浮かべる。
この男はオーケイだ。仕事と言うものを心得ている。
「それを聞いて安心したよ。すまないな。俺はどうやら偏見に囚われやすいようだ。」
グーに非礼を詫び、微笑みかける。
>97
返事も無しにグーが物陰に隠れる。同じように自分も廃材の影に滑り込む。
つい直前までいた地点に銃弾が降り注いだ。
「くそ、一言ぐらい警告してくれ。」
物陰でゴソゴソやっているグーに愚痴ると正面で25口径を撃っている男の一人に照準を合わせる。
拳銃とショットガンでは、明らかにショットガンの方が有効だ。
グーの言うとおり案外簡単な仕事なのかもしれない。
そんな事を考えながらゆっくりと引き金を引いた。
服装:ジャケットの代わりにボディアーマーを来たスーツ姿。
装備:ベネリM4ショットガン(8)、ショットシェル×48、コルト・45オート、予備マグ×2、S&Wチーフスペシャル
所持品:携帯電話、レザーマンマルチツール、財布。
場所:工場東側資材倉庫
状況:>97の一人に向けて発砲
>98>100
ギャングたちの銃撃は避けられ、二人からの応戦に逆に頭を押さえられてしまった。
火線から逃れるため、姿勢を低くして少しずつ移動しながら、
「逃がすな、抑えろ!」
一人の拳銃を持った手が散弾に吹き飛ばされ、悲鳴が上がる。
「畜生、どうなってやがんだ!?」
仲間を呼びに遣った一人が既に廃材置き場から離れつつあるのを確認し、怪我人を引き摺って建物へ移動し始めた。
廃材置き場の隅には廃油入りのドラム缶が数本、応援を呼びに行った男の向かった方角に置かれている。
>99
>「ジャーマン!弾切れになった。40S&Wを持ってたらわけてくれ!!
「今だ、片方を狩るんだ!」
拳銃の男が素早く駆け出し、斜め後方からサブマンガンの男が援護する。
9mm弾の連射がジンの隠れる遮蔽物に食い込み、別の遮蔽物との直線上からは拳銃の男が狙う。
デル・リオとチコは車の陰に隠れたまま、様子を窺う。そして、ゆっくりと車から敷地の外へ歩き出し、
「うーん、やばいね。どっちか、もう死んだかな……」
工場の一階部分、北側には、騒ぎを聞きつけて集まった別の十人ほどが待ち構えている。
一方の東側には歩哨が三人。
そして歩哨と立ち話をする小柄な男、長い髪を後ろ手に結わいて、片手は上着の中と外とを忙しなく行き来している。
(東側)
廃材置き場見張り×四人(内一人負傷、一人は廃材置き場から逃走中 決定リール可)
工場内見張り×三人(.25口径拳銃所持 決定リール可)
小柄な男(決定リール不可)
(北側)
増援×二人(それぞれ.25口径拳銃、9mm短機関銃所持 決定リール可)
工場内見張り×十人(.25口径拳銃所持 決定リール可)
>100
>「くそ、一言ぐらい警告してくれ。」
ジャック・レイが愚痴をこぼしつつ散弾銃を放つと命中したようで、悲鳴が聞こえる。
小気味良い散弾銃のポンプ音を聞きながら辺りを見回しながら振り向きもせず答える。
「ジャックさんは警告が必要なほどヘボ野郎じゃないネ。
でもご要望とあれば警告するヨー。ちょっと伏せた方が良い。どうせ帰り道は北側ネ、派手にいくよー。」
>101
廃材置き場の隅から逃げていくような男の背中と、その近くにあるドラム缶を確認している。
だが、背の背中は狙わない。遠ざかっていく背中より動かないドラム缶の方が当てやすいからだ。
廃資材置き場からの銃撃がやんだのをうけ、遮蔽物から身体を出して25口径の自動小銃をドラム缶に向かい全弾撃ち
つくすと遮蔽物の陰に飛び込んだ。
乾いた音が数回鳴り響き、古の狙い通りドラム缶は爆発し炎と油を周辺一帯に撒き散らした。
古いが起き上がると廃材が燃え、火が広がっていた。
逃げていった男は既に逃げおおせたのか、爆発に巻き込まれたのか既に姿は見えない。
「ジャックさん生きてるか?今なら警備の人たち爆発で死んでいるか浮き足立ってるネ。サクッと殺してターゲットのとこ
ろまで行こうヨー。
ぐずぐずしていると私たちまでローストチキンよ。」
撃ちつくした25口径自動小銃をその場に捨て懐からトカレフを出しながらジャックに呼びかける。
そのまま燃える廃材を縫うように建物に近付いていく。
服装:スーツ、防寒コート
装備:暗器、トカレフ
所持品:使い捨てカイロ
場所:工場東側廃資材置き場
状況:ドラム缶に発砲、爆発させて建物に接近。
>97
「50SWでカウボーイの真似事は出気無いぞ」
車のサイド硝子越しに全長40cm近いリヴォルバーをマカロニウェスタンのカウボーイよろしく、
立て続けに三連射を行っていた。しかし、S&W社が威信を懸けて制作した12.7mmという大口径
リヴォルバーは熊の様な大男が両手でがっちりホールドしても、扱いは難しい。
そもそも実戦を全く想定せず、派手な発射音と発火炎を楽しむ為の遊びの為の実銃だ。
実用性など皆無。せめて使い道があるとすれば、大型獣用のハンティングに使用するぐらいだろうか。
少年が立て続けに放った50口径弾は、暴れ馬の様に跳ね回る銃身の御蔭で尽く外れた。
命中させたいのならば、しっかりと両手で撃つべきだろうに。
>99
>それと!車だ!車のガソリンタンクを撃ちまくれ!」
「言われなくても分かっているさ!」
少年の銃撃をやり過ごした後にMC51の照準を彼が隠れている車の燃料タンク付近に
合わせると、容赦無く308口径弾をぶっ放した。流石に308口径の射撃音は凄まじく、
チンピラ共が撃ってくる25口径とでは野砲と拳銃の差だ。
燃料タンク付近に弾痕が筆でさっと描いた様に幾つも刻まれる。そして程無くして燃料が引火した。
車は轟音と共に炎に包まれ、車の周囲にも灼熱の炎が飛び散る。何人か炎に巻かれただろうか。
>101
車を破壊するとさっさと移動し、9mm短機関銃…MP系だろう…を盛んにジンが隠れている遮蔽物に
向って撃っている男に、別の遮蔽物の陰から狙い撃つ。
308を頭部にまともに食らった男は脳漿と砕かれた頭骨を派手に周囲に巻き散らし、素早く銃口を巡らして
物陰から物陰へと移動していたもう一人の男にも同様にFMJをくれてやる。この男は体に命中したようで、
ジャストヒットのFMJは男の体に穿たれた射出口から、男の内臓の一部と共に体外に出ていった。
工場外の見張りは片付いた様だ。残りは工場建物内にいる。
「で、虐殺劇はまだ続く様だな」
弾薬が無い、とジンがのたまうので、死体から使えそうな武器がないかと物色する。
殆どの男は25口径の殺傷能力が充分とは言えない玩具を持っていた。
唯一使い物になるといえば、チンピラにしては豪華なMP5A4ぐらいだろうか。
「ジン、コイツを取り敢えず使え。あと、40SWを分けてやるが、弾倉に互換性は無いぞ。
いちいち移し変えなきゃならん」
今は死体と成り果ててた男の腕からMP5A4を拾い、無造作にベルトに突っ込んでいた
幾つかの予備弾倉も序に失敬すると、MP5A4と其れの予備弾倉と共にSIGの予備弾倉を二つ渡す。
服装:アサルトベスト、ジーンズ、コンバットブーツ
装備:MC51(75)、MC51用20連弾倉×3、SIG S&W40仕様P226(12)、P226用12連弾倉×5、戦闘用ナイフ
場所:工場北側
状況:9mm短機関銃、25口径拳銃の男を射殺。ジンにMP5A4、MP5用弾倉×3、SIG用予備弾倉×2を渡す。
>101
>「今だ、片方を狩るんだ!」
『かかったな・・・流石はアメリカだ。しかし、SMGがうざってぇ』
ジンが隠れる遮蔽物が9mmバラペラムに削られていく
「チッ、ヤンキーめ」
ジンが舌打ちを打ったその瞬間すさまじい轟音が響き車が業火に包まれた
「ドライゼ?か?」
ジンが事態を把握できずに壁に張りついたまま考えを巡らせていると
MC51の銃声が響き渡りSMGの唸りが鳴り止んだ。
『マグチェンジか。今だな』
ジンが口元に笑みを浮かべ遮蔽物から飛び出しUSPを構えた
「あばよチンピr・・・」
しかし、そこにいたのはチンピラではなくMP5を携えたドライゼだった
>103
「・・・いや、何でもない。」
思わぬ恥をかいてしまい慌てて銃を降ろした。
>「ジン、コイツを取り敢えず使え。あと、40SWを分けてやるが、弾倉に互換性は無いぞ。
「すまねぇな。ジャーマンありがたく使わせてもらう」
そう言うと銃とマガジンを受け取りMP5をスリリングベルトで肩に吊って
MP5のマガジンを胸ポケットに1つずつ押し込み、残りの1つを
ベルトに差し込んだ。マガジンの収納を終えるとシグのマガジンを
1つ手に取りそこから40S&Wを抜きはじめた。マグから弾を8発抜き取り、
シグのマガジンを2つともポケットに入れた。
「さて、戦争でも始めるか。サプレッサーはもういらねぇな」
そう言うとUSPからサプレッサーを外し、サプレッサーを放り投げ、
スリムになったUSPをショルダーホルスターにしまった。
MP5のマガジンを抜き取り残弾を確認するとマガジンを元に戻すと
MP5のセレクターをフルオートにあわせ構えた
服装:着くずしたスーツ、くたびれたコート 、帽子
装備:USP TACTICAL(40S&W) サプレッサー付き 残弾数(13)
所持品:煙草、ジッポ、MP5A4(20)、MP5用弾倉×3、SIG用予備弾倉×2 (16)
場所:工場北側
状況:ドライゼから武器を受け取る
浮上
>101
ゴロツキが悲鳴を上げたがお構い無しに射撃を続ける。
大切なのは火力の優位性を持続させる事だ。
可能な限り早く、より多くの銃弾を撃った人間が生き延びる。
ジャックは只単にその原則を守っているだけに過ぎない。
1発、2発、3発・・・7発。ショットガンの弾を全て撃ちきると素早く拳銃に持ち替えた。
硝煙が目にし沁みる。
>102
>「ジャックさんは警告が必要なほどヘボ野郎じゃないネ。
でもご要望とあれば警告するヨー。ちょっと伏せた方が良い。どうせ帰り道は北側ネ、派手にいくよー。」
「ああ、そうしてくれ。くそ、さっさと死ね。」
散弾で手首から先を吹っ飛ばされた男に止めの一撃を加える。
男はそれっきり動かなくなる。
そして古・剣曜の持つ25口径の小気味良い連射音が響き、爆音が続いた。
>「ジャックさんは警告が必要なほどヘボ野郎じゃないネ。
でもご要望とあれば警告するヨー。ちょっと伏せた方が良い。どうせ帰り道は北側ネ、派手にいくよー。」
「「ああ、次はぜひ何かする前に言ってくれ。爆風をもろに浴びちまった。」
ヒリヒリと軽い火傷を負った顔を擦ると歩きながらベネリにショットシェルを装填していく。
あの爆発で殆どの連中が死んだだろうか?
服装:ジャケットの代わりにボディアーマーを来たスーツ姿。
装備:ベネリM4ショットガン(0)、ショットシェル×48、コルト・45オート(7)、予備マグ×2、S&Wチーフスペシャル
所持品:携帯電話、レザーマンマルチツール、財布。
場所:工場東側資材倉庫
状況:ショットシェルをベネリに込めながら建物へと移動中。
107 :
名無しになりきれ:2005/12/06(火) 22:19:08
>106
「プッははははっ、ジャックさんひどい顔ネ。この仕事終わってお給料でたらペキンダッグの美味しいお店紹介するよ。
ドライゼさんとジンさんも誘って一緒に食べに行く事にするね。」
顔に軽い火傷を負って憮然と文句を漏らすジャック・レイに詫びのつもりなのか言葉をかける。
紹介するとは言ってもご馳走すると言わないところが侘びなのか冗談なのか判断を困らせるところだ。
燃える廃材の間を縫って歩くと一人の男が倒れているのを見つけた。
おそらく初撃で手首を吹き飛ばされた男を引き摺っていた男だろう。
止めの一撃のとばっちりを受けたようで所々に穴が開き、身体も少し焼けている。
それを見た古は首を掻きながら近寄り倒れている男の頭に一発打ち込む。確認している余裕はない。どちらにしても止めは
さしておきたかったからだ。
だが、それは一瞬の隙にもなった。左横からもう一人、所々焼けた男が25口径自動小銃を突き出して現れた。
それを察知した時、背筋に冷たいものが走る。
右手に握られるトカレフは撃ち下ろすように斜め下前方を向いている。
正面や右横なら銃の可動範囲ではあるが、左横だと自分の身体が邪魔になり銃をむけるのに1ステップ余分に必要となる。
一方、相手は手負いで反応は鈍っているであろうとはいえ既に銃口を突きつけトリガーには指がかかっているのだ。
「っふ・・・!」
小さな呼吸音と共に古の糸目が大きく見開かれる。
次の瞬間、古に突きつけられていた25口径自動小銃は吹き飛びそれを握っていた手は不自然に曲がり広がっていた。
古の左手には辮髪だったものが握られていた。
特徴的な古の辮髪は実は着け毛であり、瘤の一つ一つに鉄球が仕込まれているブラックジャックのような暗器なのだ。
首を掻いていた左手で辮髪を使い突きつけられた銃口を薙ぎ払ったという訳だ。
爆発のショックから立ち直ったのか、建物からも4人程出てくる。
慌てて横に飛びずさりながら建物から出てきたうちの小柄な男にも向かって発砲して燃える廃資材の陰に隠れた。
「アイヤー参ったね。変装が解けてしまったよ。」
建物側から撃たれる銃撃の音を聞きながら呟く古の右目じりからはファンデーションがまだらに落ちテープが力なくはがれ
かけていた。
変装が解けたと言っても辮髪が取れ糸目が切れ長の一重に変わった以外変化はなかったりするのだが・・
服装:スーツ、防寒コート
装備:暗器、トカレフ
所持品:使い捨てカイロ
場所:工場東側廃資材置き場
状況:建物に接近。小柄な男に発砲
ひとつ、言っておく。
25口径自動小銃ではなく、拳銃じゃないのか?
>103>104
吹き上がる火の粉にまみれて衣服を焦げ跡だらけにしながら、二人の少年はそそくさと駐車場から離れていく。
デル・リオは「STORM BRINGER」のトリガー・ガードに指を引っ掛けてぶら下げ、空いた指で携帯電話を耳に当てて
「とんだウォー・モンガーを寄越してくれるな、Mr.ブラックハート。
消し炭になりかけたのは、ニカラグアで過ごした六歳の夏以来でね」
不機嫌じみた声真似をしつつも薄笑いの表情は先と変わらず、時々振り返って、駐車場での撃ち合いに耳を澄ます。
一帯は灰と煙に巻かれて視界もおぼろげだが、煙の奥では時折二人の男の影が揺らぐのが見えた。
「そりゃあ出迎えは、勝手にした事だけどさ……
ああ、狼煙も上がった。戦争の時間だ、お互い野暮は無しにしましょ。連中に任せた」
「ひでえ音だ、耳がつんぼになる」
「火が回ったらやばいぜ、チャンティコの姉御はまだか」
工場北側では、十人の男たちが拳銃を手にして待ち構えていた。
入り口の両側をそれぞれ三人が固め、正面には古びた機材に隠れて四人が狙いを定める。
「来たぞ、殺れ!」
入り口の陰から半身を乗り出し、男たちが撃ち始めた。
>102>106>108
黒髪をひっ詰めた小柄な男、用心棒のアトルは銃を抜いた。
キャリコM950、ヘリカルフィード・マガジンに9mm弾50発装填の短機関銃。
「……やあ、こりゃ凄い。ド派手にやったもんだ」
グーの放った弾丸が頬を掠める。が、アトルは表情一つ変えずにキャリコを構えた。
後ろに控えた三人が、片手を潰された男を助けようと駆け出す。
「慌てるな、落ち着いて運ぶんだ!」
アトルは叫び、撃った。弾丸の雨はグーが隠れた遮蔽物の上下左右を抑える。火線は当座、手足も頭も突き出す余裕を与えない。
>
>「プッははははっ、ジャックさんひどい顔ネ。この仕事終わってお給料でたらペキンダッグの美味しいお店紹介するよ。
ドライゼさんとジンさんも誘って一緒に食べに行く事にするね。」
「そいつはいいアイディアだな。本当は連れて行きたくなくて殺そうとしてるんじゃないか?」
実際、給料が貰えるまで生き延びられれば御の字だろう。
ショットガンに弾を込めながら首を振る。
これは本当に死ぬかも知れんな。
古・剣曜の右後ろをゆっくりと、遮蔽物を利用しながら歩いて行く。
倒れた男に止めを刺そうとした時、障害物の陰から拳銃を持った男の影が見え、素早くショットガンを腰の高さまで持ち上げたが引き金は引けなかった。
射線が古と重なり、撃つ事が出来なかった。
短い気迫と共に古・剣曜の腕がしなる。
骨が砕ける短い音と共にうめき声が聞こえた。
「・・・驚いたな。」
拳銃を落とした男が手首を押さえながら呻いていた。
古・剣曜が手にしている辮髪は重みで垂れ下がっている。
仕込み武器、暗器と呼ばれるにふさわしい代物だ。
飛び出してきた4人組より素早く遮蔽物に隠れるとゆっくりと息を吐く。
>110
>「慌てるな、落ち着いて運ぶんだ!」
銃声が響く中、その発言からジャックは黒髪の男がリーダーだと推測する。
リーダーで無いにしてもあの男は危険だ。
士気を高め、部下どもに自信を与えてしまう。
リーダー格を真っ先に殺す事が戦闘の基本だ。
カリスマ的なリーダーであればあるほどそれは効果を発揮する。
英雄から殺せ、勇敢な奴から殺せ、死を恐れない戦死から殺せ。
奴等は惨めな敗北者の群れになれば良い。
おまけに相手はジャックには気がついていないようで古・剣曜に集中しきっている。
遮蔽物の隙間から固目を出して覗き込むと男の持っている銃がキャリコだと解った。
一昔前のSF映画から飛び出してきた代物は実に醜悪で実用的な代物だった。
もっとも油断しきっているアトルに大して何の脅威も感じないが。
ひょこりと右半分を出すと素早く引き金を引く。
スラッグショットと散弾のコンビネーションがアトルを襲い、血と内臓、カルシウムで出来たミンチに変えてしまう。
続けて移動しようとしていた4人組にも叩き込む。
ベネリを全弾撃ち尽くした所でショットガンを床に落とし、拳銃にスイッチする。
両手を素早く突き出し、狙いもロクに着けずに引き金を引き続けた。
逃げ出そうとした4人組がへたくそなジルバを踊り、床に倒れていく。
ちょっとした虐殺が終わり、濃厚な硝煙の匂いが周辺を漂っている。
最後の一発を撃ち終え、その薬きょうが地面に落ちるより早く新しいマガジンを込め、オープンしたスライドを元に戻す。
これで完全に撃てる状態になった訳だ。
「グー!無事か?!」
拳銃を構えたまま、ジャックが建物に向かい前進していく。
「ショットガンは拾っておいてくれ!このまま一気に突入するぞ!」
大切なのはスピードだ。
圧倒的火力で敵を殲滅し、迅速に行動する。
それがたった一つの勝利への秘訣だ。
服装:ジャケットの代わりにボディアーマーを来たスーツ姿。
装備:ベネリM4ショットガン(8)、ショットシェル×48、コルト・45オート、予備マグ×2、S&Wチーフスペシャル
所持品:携帯電話、レザーマンマルチツール、財布。
場所:工場東側資材倉庫
状況:
>>110 林立するように詰まれた廃資材は燃え上がり、身を寄せる事は出来ないがかろうじて遮蔽物の役割は果たしていた。
遮蔽物に飛び込みながらの発砲。そうそう当たるものではないのはわかっていた。
返礼とばかりに降り注ぐ銃弾の雨に見向きもせずに座り込む。
「ふぅ・・・まるで教科書に載っているような火線の張り方だよ。アッパーシューターというわけじゃないがあの銃は便利
そうネ。せいぜいワタシが這い出ないように注意を向けててチョウダイ。」
身を出して応戦する隙すらもない銃撃に諦めたように懐から葉巻を出すと、目の前で燃える廃資材の炎で火をつけた。
葉巻を咥えながらハンカチで目尻のファンデーションを落としテープを取る。
するとそこには糸目で笑顔が張り付いたような古ではなく、切れ長一重の冷たい目をした古の顔が現れた。
「ちょっと休憩入れないとやってられないよ、ホント。」
辮髪を戻し、トカレフの弾倉に弾を込めながら危機感もなく葉巻を吹かしているとショットガンの銃声が響き渡る。
「ジャックさん頑張ってくれるからこうやって暖まっていられるヨ。」
クックックと笑いながら弾倉を銃にはめ込み、腰を浮かした。
服装:スーツ、防寒コート
装備:暗器、トカレフ
所持品:使い捨てカイロ
場所:工場東側廃資材置き場
状況:燃える廃資材を遮蔽物にして体制を整える。
>110
「これじゃぁまるで・・・暗殺というよりも・・強襲だな」
炎に包まれた車から立ち上る煙に顔をしかめながらそう
呟くと懐から煙草を取り出し、ライターを探し始めた。
『いそがねぇとな・・・・このままじゃぁランボーが必要に
なりそうだ』
彼がいままで在籍していたモサドでの彼の仕事は主にイスラエルに
害を成す可能性のある人間の情報収集とそれらをサプレッサー付きの
銃で秘密裏に消去すること――いわば暗殺であった。
故に銃の扱いにこそ長けていたが、こういう軍隊向きの仕事には
慣れていなかった。
「さぁ、ジャーマン。とっとと仕事を終わらせよう。
時間を食っているとターミネーターが必要になっちまうぞ」
煙草から紫煙を立ち昇らせながらドライゼにそう言うとMP5を
構え遮蔽物の間を縫うように歩を進めた。
煙草の長さが半分くらいになった。
『待ち伏せか・・・・さて、どうする?グレネードも
なければコーナーショットもないぞ?強行突破か?それとも・・』
工場近くの遮蔽物にもたれかかり、自問自答していると突如、彼の
体重を支え切れなくなった遮蔽物の壁が音を立てて崩れた。
『!?』
次の瞬間、ジンとドライゼを待ち伏せしていた男達の銃口が一斉に
火を吹き、鉛弾を吐き出した。
「クソッたれが!!!!」
素早く体制を立て直すと牽制射撃の為にMP5のトリガーを引き絞り、
お返しと言わんばかりに鉛弾を彼らにお見舞いしつつまた遮蔽物に
身を潜めた。
服装:着くずしたスーツ、くたびれたコート 、帽子
装備:USP TACTICAL(40S&W) サプレッサー付き 残弾数(13)
所持品:煙草、ジッポ、MP5A4(3)、MP5用弾倉×3、SIG用予備弾倉×2 (16)
場所:工場北側
状況:工場入り口前にて銃撃戦の真っ只中
>111>112
ジャックの銃撃に部下たちが撃ち倒され、アトルは慌てて建物へ走り込む。
「チャンティコ! 敵は二人だ!」
走る彼をボディアーマーに身を包んだ長身の女、チャンティコが工場内からカバーした。
彼女が手にするのはドラムマガジンが特徴的な散弾銃、RDIストライカー12。
三発の12番径スラッグ弾が、ジャックの足下の地面を削り取る。
「ボスはまだ逃げてないのか?」
工場内へ滑り込むと、アトルもキャリコを撃ち始めた。
「北側の駐車場でもドンパチだ、車が出せない」
「くそったれ」
アトルがマシンガンの弾倉を使い切ると、廃材置き場から銃撃される暇も与えず建物の奥へ逃げた。
一階部分の東側は機材の立ち並ぶ工場で、入って直ぐに見える二階へと続く階段には、短機関銃を手にした後詰が三人。
>113
ジンの咄嗟の反撃に、男たちは一瞬銃を引く。
が、銃撃が止むと、弾を切らした数人を除いてすかさず撃ち出した。
「連中を抑えるんだ……武器を回せ!」
誰とも無く叫ぶと、数人が建物の奥に走っていった。
(東側)
アトル(キャリコM950所持 決定リール不可)
チャンティコ(RDIストライカー12所持 防弾ベスト着 決定リール不可)
(北側)
工場内見張り×八人(.25口径拳銃所持 決定リール可)
>>114 燃える廃資材の後ろでタイミングを計っているとジャック・レイの散弾銃の銃声と共に数人の断末魔が響き渡る。
それと共に一掃射された後、男が何かを叫ぶのが聞こえた。
大方弾を使い果たし後続への指示だろう。
それを証明するように銃声と共にジャック・レイの足元の地面が削り取られた。
「まるでシーソーネ。私に注意を向けていないわけではないだろうケド、今度はジャックさんばかり狙ってくれるのも
ありがたい事ヨ。
注意払っていても反応の遅れるようなところから登場するとするヨー。」
葉巻を咥えたまま防寒コートを脱ぎ、翻すように燃える廃資材へと投げつける。
「さて、もう暖まったしコートは用無しネ。十分燃えて脆くなっているから・・・覇威也唖!!!」
燃え盛る廃止材にコートがかかると、古は身体を回転させ渾身の力で飛び蹴りを放つ。
コート越しに放たれたその蹴りは萌えて脆くなった廃資材の山のバランスを崩し、倒すのには十分であった。
大きな崩壊音と大量の火の粉を巻き上げながら二つに割れ砕けた廃資材の中央から勢いよく古が飛び出す。
「外で会えば縄化粧させてあげたいいい女だけど、仕事中だからさせてあげられるのは死に化粧だけヨ!」
チャンティコの姿を捉え、にたりと笑いながら構えていたトカレフに乾いた音が数回鳴り響かせた。
チャンティコの持っているRDIストライカー12の特徴的な弾倉はわかりやすい。
そのシルエットからチャンティコがボディーアーマーを着ているのも判る。
大口径の銃ならボディーアーマー越しからでもその衝撃で十分相手にダメージを与えられるであろうが、古の持つ
トカレフでは余りにも心もとない。
故に狙いはRDIストライカー12の弾倉とチャンティコの額の二箇所だ。
服装:スーツ
装備:暗器、トカレフ
所持品:使い捨てカイロ
場所:工場東側廃資材置き場
状況:チャンティコを銃撃
>114
>「チャンティコ! 敵は二人だ!」
「ああくそ!新手か!」
負傷者と、それを運ぶ二人をミンチに変えた所で新手が現れた。
長身の女が構えているのはストリートスイーパー、街頭掃除屋の愛称で親しまれる攻撃的過ぎるショットガンだ。
一部の州では、あまりにも攻撃的な銃として売買を禁止されている代物だ。
「ガク引きか・・・素人め。」
足元を掠めていく銃弾に舌打ちをすると遮蔽物の影に潜り込み、さらに伏せる。
着弾の形跡からスラッグショットであると推測する。
ジャックは遮蔽物を貫通した弾に当たって死んだ新米警官を何人も見た事がある。
素早く拳銃を抜くと遮蔽物の隙間から連続して射撃を加える。
もっとも射界が限られているので当たる保障などどこにも無かったが、それでも引き金を引き続ける。
体のどこでも当たれば良かった。
ヘビー級ボクサーのパンチに似た威力を持つ45口径なら体のどこに当たっても相手のバランスを崩す事が出来る。
ボディアーマー越しでもそのマン・ストッピング・パワーは有効だ。
もっとも確実に殺すなら貫通力に長けた銃が欲しい所だ。
くそ、古・剣曜の持っていたトカレフは7.62ミリだったか?それとも9ミリか?
シェルエットだけでは解らないが、女のボディアーマーは、プレート入りのハードタイプかもしれない。
だとしたら、確実に頭を撃つ必要がある。
古・剣曜がこちらの意図を読み、確実に狙いを着けて撃つなら喜んで囮になってやる。
女の放つスラッグショットが障害物を削り取っていく間、ジャックは引き金を絞り続けた。
服装:ジャケットの代わりにボディアーマーを来たスーツ姿。
装備:ベネリM4ショットガン(8)、ショットシェル×48、コルト・45オート、予備マグ×2、S&Wチーフスペシャル
所持品:携帯電話、レザーマンマルチツール、財布。
場所:工場東側資材倉庫
状況: 囮になるべく長身の女に銃撃を加え続ける。