一般魔族が魔王を夢見るスレpart「2」

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832テュールとザイム ◆.4ArqljU5w :2005/11/13(日) 03:48:03
>829
ザイム「なるほど、そんな場所があるのか。
    くくく、俺が魔王になった後、そのスレの魔王とライバル関係になるかもな。」
テュール「アンタ、その場所をまだ見て無いでしょうに。
     魔王城と言っても魔王不在かもしれないわよ。」
ザイム「・・・・くっ、その可能性はあるな。
    確か、なな板でも魔王城なのに魔王がいなかったスレがあったからな。」

>830
ザイム「馬には詳しくないぞ俺は。」
テュール「アタシもだわ。・・・・・そういうのは専門家に聞きなさい。」
ザイム「魔界で馬が走ってる光景なんて滅多に無いからな。
    人間界の方にはかなりいるみたいだが。・・馬に乗った兵士とか。」
833830:2005/11/13(日) 03:55:13
。・゚・(ノД`)・゚・。
兄妹間で作った娘がさらに
叔父とやっちゃってることに突っ込んで欲しかったのに。
834テュールとザイム ◆.4ArqljU5w :2005/11/13(日) 06:53:17
テュールとザイム「おはようだな&おはようだわ。」
ザイム「さて、せっかく早起きしたから何かするか。」
テュール「あら?体で意思表示してるのかしら?」
ザイム「・・・・む?何を意味不明な事を・・・・げっ(汗!?
    ち、違うこれは誰にでもある生理現象なのだ(赤面)!」

〜朝っぱらから下ネタなのも魔族スレクオリティー〜(嘘)

>833
テュール「あら、アンタの思い通りにはならなかったのね。」
ザイム「・・・・ていうか意味がわからんぞ!」
テュール「アタシ達に例えて言ってるんじゃないかしら?」
ザイム「という事は、姉貴と俺が子供(女)を作って、その子供が叔父と・・ぐはっ!(死亡)」

・・・

テュール「ザイムの頭がパンクしちゃったわねぇ。
     フフッ、少ない脳味噌で物事を深く考えるからそうなるのよ。」
835荒野の賞金稼ぎ:2005/11/13(日) 12:02:02
爆炎のテュールは酒に弱いのか…Φ(。。 )メモメモ

目指せバウンティーハンターマスター!懸賞首、ゲットだぜ!
836名無しになりきれ:2005/11/13(日) 13:02:00
戦わなければ生き残れませんか?
837名無しになりきれ:2005/11/13(日) 14:04:42
懸賞首じゃなくて賞金首だろうといってみるテスト
838テュールとザイム ◆.4ArqljU5w :2005/11/13(日) 15:15:02
>835,837
テュール「うるさいわねぇ、この前は飲みすぎただけでしょうに。
     ・・・・・・酒に弱いわけじゃないわよ。」
ザイム「姉貴が酒に弱い者だったら、この俺はどうなるんだ(汗?」
テュール「アンタ、少し口にしただけで酔うからねぇ。
     ・・・・・・酔うと笑い上戸になるから、普段の倍以上にうるさいのよザイムは。」
ザイム「き、記憶に無い。・・・・だが、吐いたような記憶はあるような、無いような・・。」

ザイム「837もツッコんでるが、賞金首ではなく「懸賞首」だと意味がおかしくなるぞ。」

「懸賞」
『すぐれた作品、クイズの正解者、また、捜し物を見つけ出した人などに与えるという条件で、賞金や賞品をかけること。
また、その賞金・賞品。「―がつく」「―に当たる」「―小説」』

ザイム「それにしても、ハンターに狙われているようだな、姉貴。
    ・・・・くっ、俺は賞金首のリストに入ってないのか!ちょっと残念だぞ。」
テュール「フフッ、羨ましがる事でも無いでしょうに。
     ・・・・・・アタシにはどれほどの賞金がかけられてるのかしら?気になるわね。」

>836
ザイム「・・・・そうだな。今の魔界ではそうするしかないぞ。」
テュール「自分の身は自分で守る、それが魔界で生きる上の鉄則でしょうに。
     魔界はアンタ達の世界と違い、穏やかじゃないのよ。」
ザイム「毎日どこかで大量の血が飛び交ってるからな。
    ・・・・だが、怖がったり弱音を吐いている場合ではない。
    とにかく、殺られる前に殺れってやつだ・・・・多分。」
839名無しになりきれ:2005/11/13(日) 17:47:13
あんあんあん、とっても大好きドラえもん。
さて、ザイムはどら焼きはあんが好き?それとも皮が好き。
840名無しになりきれ:2005/11/13(日) 18:28:10
あなたが戦う理由は何ですか?
841荒野の賞金稼ぎ:2005/11/13(日) 19:18:08
>>837
確かにその通りだね。オイラが間違ってた。ごめんよ。

>>838
賞金稼ぎは賞金を出してくれる人がいなきゃ出来ないからね。
今オイラは基本的にギルドに仕事を紹介してもらって、お金を稼いでいるのさ。

ギルドでは、動機ある人達が賞金をかけたい相手を指名して出資という形で依頼するんだ。
それで、ギルドでは沢山の依頼を取りまとめて仕事ごとにランクを割り振っているのさ。
仕事が終わった証を持ち込むことで、初めてお金がもらえる仕組みになっているんだ。
中にはギルドを通さないで、個人的に有名なハンターに依頼している人もいるらしいけどね。

キミが賞金首のリストに載ってないってことは、誰も君に賞金をかけたがらないし、恨んでもいないってことさ。
ちなみの「爆炎のテュール」ことそこのお姉さんにかけられた賞金額は最大で60,000Gもあるんだ。
最大というのは条件があって、生かしたまま傷一つ付けずにってことらしいね。
最近悪名高い「リメンバル」って連中の賞金額アベレージが大体20,000Gくらいだから、相当な金額だよ。
過去に何があったのか、オイラにはわからないけどね。
842獣の魔王 ◆CM5kJKyo02 :2005/11/13(日) 23:27:39
>>743
空間の捻れから抜け出し、我が魔界に降り立つと背後から何かが落ちる音が二度続けて聞こえた。
振り向くとザイムとテュールが居た。

…何故お前達がここに居るんだ…?…ああ…どうやら巻き込んでしまったようだな、済まない。
すぐに元の場所に………む…

今居る場所は周りを溶岩で囲んだ城に繋がる唯一の道…大理石で作られた橋の中心
高くそびえる城の反対の方向には、遠くまで見渡せる荒野
その向こうから黒い列車の形をなした塊が強烈な呪気を発しながらこっちに向かって来る

……どうやら、お前達を帰すのはしばしかかりそうだ。まさか、こんなに早く来るとはな…
ここで待て…なに、すぐに済む…。…む…そういえば…リュウは何処に居るのだ?
オニ「そ、それが……私達の制止も聞かずにあれを止めようとして…飲み込まれて…!」
なんだと…くそっ!このままでは破壊しようにも出来ぬ……ならっ!

弾かれるように地面を蹴り、列車の方へと駆け出す。
オニ「魔王様っ!何をなさるのです!?」
決まってる…リュウを助けるのだ、お前らは城から避難しろ!
オニ「そんな…!無茶ですっ!それに避難しろとは…つまり何十世紀も続いた歴史のある城を
手放せとおっしゃるのですかっ!」
城などいくらでも建てられる…城より皆の命だ…!何をしている、早くせんかっ!
オニ「り、了解しましたっ!みんな避難せよ避難せよ!」

橋の入口にたどり着き、物凄い速さで迫り来る列車を両手広げて待ち構える。
ここから城までかなりの距離があるが、リュウを助け出し、列車から脱出するまでの時間は数秒しかない。
もし、列車に巻き込まれたまま城にぶつかれば、城は崩れ形を失った呪気に押し潰されてしまうだろう。

…呪いの壷よ…貴様からリュウを引き剥し、黄泉の国へと引きずり落してやる…!

列車の動きは止まること無く、ついには獣の魔王を飲み込み城へと向かって行く
843テュールとザイム ◆.4ArqljU5w :2005/11/13(日) 23:41:30
>839
ザイム「ドラえもんとは、お前等の世界で流行ってる(?)ネコ型ロボットの事か。」
テュール「説明口調ねぇ・・・・・。」

テュール「で、アンタへの質問のようだけど、どっちが好きなのよ?」
ザイム「くくく、まずはあんこに触れないように外側の皮を食べていく。
    そして、最後にあんこのたっぷり詰まった部分をガブッてするのだ。
    何が言いたいかというと・・・・」


   ∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧
 <                                       >
.<   あんこ最高!                あんこ最高!  >
 <                                       >
  ∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨
    、        、        、       、        、
  /っノ      /っノ      /っノ     /っノ        /っノ
  / /       /. /       / /      / /       / /
 / /  A_A / ./  A_A / /  A_A / /   A_A / /  A_A
 \\(    )\\(    )\\(    )\\(    )\\(    )
   \    ⌒\\    ⌒\\    ⌒\\    ⌒\\    ⌒\
   /     /ヽ  /     /ヽ  /     /ヽ /     /ヽ  /     /ヽ
   /     /   /     /   /     /  /     /   /     /


>840
ザイム「俺の戦う理由は、夢を実現させるためだ!」
テュール「フフッ、同感だわ。戦い無くして夢の実現はありえないでしょうに。
ザイム「・・・・もう一つ、俺には戦う理由がある。」
テュール「あら?・・・・・アタシもだわ。」
ザイム「姉貴を」テュール「アンタを」
テュールとザイム「!?・・・・(汗。」
844テュールとザイム ◆.4ArqljU5w :2005/11/14(月) 19:16:33
>841
ザイム「なるほど、つまり恨みとかを買ってるものが賞金首になるのか。」
テュール「アタシに60000Gねぇ。」
ザイム「凄い金額だな(汗。あの漆黒の鎧の者達の平均賞金額より三倍も高いようだぞ。」
テュール「フフッ、それだけの事をしてきたわ。
     アタシは今まで自分の利益のために幾人もの魔族を殺したのよ。
     誰かから恨まれてても不思議じゃないわ。」
ザイム「・・・・確か姉貴って昔殺し屋やってたな。」
テュール「そうよ。アタシもヤミリーダと似た事をしてきたわ。(親殺し)
     それを考えると、アンタの親の仇はアタシになる可能性もあったわけでしょうに。」
ザイム「だが、姉貴は俺の親を殺していない。「もしも」の事など考えたら駄目だぞ。」
テュール「・・・・・アタシを気遣ってくれてありがと、ザイム。」

テュール(アタシとヤミリーダ・・・・・・・どこが違うのかしら?」
845名無しになりきれ:2005/11/14(月) 21:21:13
エロカワイければ元殺し屋でも許される!かも
846雷竜ボリクス ◆igGT3ws9lQ :2005/11/14(月) 21:36:50
>>842
確かなのですね?サラマンダ君。獣君の息子君が魔列車の中に巻き込まれていったのは?

サラマンダ「はい!呪いの壷はそのまま獣の魔王様の古城へと!」

魔界と冥府を繋ぐ回廊が安定を失っていたのは感じていましたが。
息子君のこととなれば、獣君が壷に飲み込まれるのも時間の問題でしょう。
あの古城が飲み込まれたらいよいよ事態は剣呑です。
……私も逼塞している場合ではなさそうですね。

サラマンダ君、君は一刻も早く大陸内の軍団員全てに通達を。
冥府のアイテムが暴走したとなると、最悪の事態を想定しなければなりません。
事と次第によっては、大陸の大半が飲み込まれてしまう可能性も…そうなってからでは手遅れです。

サラマンダ「ボリクス様は如何なさいます?」

私は古城へと赴いて時間を稼ぎます。獣君に恩を売っておくのも悪くありませんし。
あの城が消滅することで、一帯のパワーバランスの変動を招いても都合が悪いですからね。

サラマンダ「そんな、危険です!万が一のことがあっては!」

心配には及びませんよ…私がありとあらゆる雷を司る「雷竜」たる所以を発揮してみせましょう。
847名無しになりきれ:2005/11/14(月) 21:58:29
魔列車が突っ込んでくる

雷竜ボリクスが1.21ジゴワットの電流を流す

魔列車はタイムトリップして消える

モンスターをやっつけた!

俺マジ頭良くね?
848名無しになりきれ:2005/11/14(月) 23:06:59
>>845
エロカワイイと別の意味で許されない予感
それこそあーんなことやこーんなことをされそう
849土の結晶体(茶):2005/11/14(月) 23:13:30
       ┃
      ┃ || ┃
     ┃|| 凸 ||┃   光の差さない地底こそ、我が根城に相応しい
      | ||(土)|| |    魔界は瘴気に満ち、煮え滾るマグマの世界
     |└□┘|    魔界全土を掌握し、地上を支配するのは誰だ?
     .\凹/
850テュールとザイム ◆.4ArqljU5w :2005/11/15(火) 00:08:43
>842
ザイム「痛!」
テュール「きゃっ!」

・・・・痛い。俺等は空中から落ちた。突然過ぎて姉気も受身を取り損ねたようだ。
俺と姉貴は恐ろしい光景を目にした。
溶岩・・・・万が一、この橋から落ちたら絶対死ぬぞ。
マグマが泡を立てて、ボコボコ言ってるしな。それにしても・・・・

ザイム「あ、暑いな。汗が大量に出てくるぞ。」
テュール「うるさいわねぇ。余計暑くなるから黙ってなさい。」

姉貴は言葉には出さなかったが、表情を見ると結構しんどそうだった。
まあ、慣れない環境だから仕方が無いな。
とにかく、何でこんな事に・・・・。
獣の魔王によると「巻き込んですまなかった」らしい。

〜火の玉と獣の魔王の会話〜

・・・・!!!リュウが列車とやらに飲み込まれただと!?・・そ、そんな馬鹿な。
どうやら、俺と姉貴が思っている以上に今回の事件はやばいようだな。
あの列車を止めなければ皆死んでしまうというのか・・・・くっ!
俺等は列車の方へと行こうとしたが、その前に獣の魔王が物凄い勢いで走っていった。
あんな邪悪な列車を一人で止めるなんて無茶だ!

ザイム「くっ、中にリュウがいるなら、列車に対してうかつには魔法が使えんな・・。
    とにかく、獣の魔王の後を追わなければ!」

だが、すでに遅かった。あの獣の魔王に飲み込まれてしまったのだ。
もし獣の魔王が子供の姿ではなく、元の姿に戻れてたらこんな事には・・・・

テュール「悲しんでる場合じゃないわよ、ザイム!
     次はアタシ達の番でしょうに!」
ザイム「あ、ああ!だがどうやってあれを止めるのだ!?」

〜続く〜
851テュールとザイム ◆.4ArqljU5w :2005/11/15(火) 00:21:13
>845
ザイム「え、エロカワイければ?何だそれは(汗。」
テュール「美しく、尚且つセクシーであれば許されるのね。
     ま、アタシは別に誰かの許しをもらおうなんて考えてないわ。
     ・・・・・・アタシは殺し屋をやってた事に罪は感じて無かったわよ。」
ザイム「まあ、生活費を稼ぐためにやってたのだからな、姉貴は。
    生きるためにはしょうがない事だったのではないのか?」
テュール「・・・・・そうね。ま、アタシは誰に恨まれようとも逃げないわ。」
ザイム「・・どっかの誰かの言葉を借りると「どんとこい!」ってやつか。」
テュール「フフッ、「どんとこい!」・・・・・良い言葉ねぇ。お世辞だけど。」
ザイム「お、お世辞なのか(汗。」

ザイム「とにかく姉貴は可愛いとかでは無く、クールな美人タイプの女だと俺は思うぞ。
    まあ、若干歳をとっているが・・・・ぐはっ(吐血!」(殴られる)
852テュールとザイム ◆.4ArqljU5w :2005/11/15(火) 00:43:22
>846

ザイム「ぐ・・・・!二人がかりでも止めれんだと!?」

俺と姉貴が全力で列車を止めようとしているが、中々止まらない。
列車の勢いによって段々後ろへと体が行ってしまう。
俺等も飲み込まれてしまうのか・・?いや、弱音を吐くわけにはいかん!

ザイム「・・・・俺はあれから強くなったのだ!
    この列車を止めれないなら、魔王なんて夢のまた夢だ!!!
    うぉぉおおおおおおお!!!!!」
テュール「あら、服が破れてしまったわ。見えちゃってるわね。」
ザイム「・・・・何が!?(姉貴の方を見る)・・・・ぐはっ(鼻血!!!」

俺は姉貴の方を見てしまった事により、力が抜けてしまった。
・・・・姉貴の胸に目がいってしまった俺は馬鹿だった。どうしようもない馬鹿だ。
列車に俺と姉貴も飲み込まれてしまった。もはやこの列車を止める者は誰もいない。
・・・・!?この気配は!?くくく、どうやらまだ希望はあるようだな。
頼んだぞ、ボリクス。・・・・皆を助けてくれ。

〜続く〜
853名無しになりきれ:2005/11/15(火) 00:50:35
1192年、闇は来たれり。
闇の源を頼朝といふ。頼朝、あまたの魔族を率いて地を征す。
対せし平家の者ことごとく討たれ、壇ノ浦に沈みたり。
天帝、世の乱れを大いに憂い、三途の渡守安駄婆に命じて、平家の亡者よりひとりの豪の者を選ぶ。
その名を景清といふ。
景清、ぷれいやなる異世界の者の布施により、地獄よりよみがえりたり。
安駄婆はいふ。
諸悪の王、頼朝を倒すには、曲玉、剣、鏡の三種の神器のほかに、正しい心が必要じゃ。
ひたすら信心を忘れなさるな。よいな、信心じゃぞ----。
854名無しになりきれ:2005/11/15(火) 00:54:51
一一九九年 闇は滅びたり
されどその魂 亡ぶこと無く
頼朝 地の底にて 魔族の復興を 謀らんとす
天帝 再び憂ひ
三途の渡守 安駄婆に命じ
今一度 平家の者を甦らせ給ふ
その名 景清といふ

855名無しになりきれ:2005/11/15(火) 01:06:24
神様は死んだ 悪魔は去った
太古より巣食いし 狂える地虫の嬌声も
今は、はるか 郷愁の彼方へ消え去り
盛衰の於母影を ただ君の切々たる胸中に 残すのみ

神も悪魔も降り立たぬ荒野に我々はいる

856名無しになりきれ:2005/11/15(火) 01:07:38
闇は散った 救われる事ない彼方へ
狂える獄魔の咆哮も 冥府の果てに 消え去っていくのみ
栄華の於母影はかけらも残さずに

闇をけちらした 一人の豪のもの
すべての思いを果たし
今はもう その姿を
ただ君の 切々たる胸中深くに 残すのみ

やさしい日の光は
己の力で 闇をはらった者にのみ ふりそそぐ

コピペ連投スマン。なんぞ思うところを。
857テュールとザイム ◆.4ArqljU5w :2005/11/15(火) 01:29:39
>847
ザイム「それだと俺等も一緒に消えるような気が(汗。」
テュール「列車自体の破壊は容易いと思うわ。
     厄介なのはこの列車が人質を取ってる事なのよねぇ。
     安易に呪文が使えないとなると不利でしょうに。」
ザイム「確かにな・・・・。
    だが、ボリクスの力ならこの列車を止める事も可能だと思うぞ、多分。
    俺等がここから出られるのも時間の問題のようだな。はーーーはっはっは!!!」
テュール「ボリクスがこの列車を破壊する可能性もあるって事を忘れてるでしょ、アンタ。」
ザイム「くくく、ボリクスが俺等や獣の魔王達を無視してこの列車を破壊するわけ無いだろう。
    ・・・・信じる事が大切なのだぞ姉貴!」
テュール(脳天気な子ねぇ。アンタ相手に詐欺商売したら100発100中で成功しそうだわ。)

>848
テュール「アタシを縄で縛った後、○姦でもして辱めるつもりかしら?」
ザイム「いや、誰もそこまで言ってないと思うぞ(汗。」
テュール「で、最終的にはアタシを肉○隷にして恨みを晴らすつもりね。」
ザイム「ちょ、ちょっと待て!」
テュール「・・・・・フフッ、冗談で言ってるだけでしょうに。
     アタシがそう易々と捕まるわけないでしょ。」

>849
ザイム「む?何だこの怪しい土の結晶体とやらは。」
テュール「「魔界〜誰だ?」って聞いてるわよ。」
ザイム「くくく、それは俺に決まっているだろう。はーーーはっはっは!
    ・・・・などと、調子に乗ってる場合ではないのが今の現状だ。
    とにかく、早くここから出ないといけないな。」
858テュールとザイム ◆.4ArqljU5w :2005/11/15(火) 01:36:31
ザイム「いつの間にか、何かのコピペが・・・・。
    これについての感想を求めているのか。」
テュール「・・・・・・明日答えさせてもらうわ。・・・・・・zzzZZ。」
ザイム「そうだな。明日絶対感想を言うから楽しみにしててくれよな!
    今はすまんが眠気が凄まじいので無理だ・・・・すまん。そして、おやすみだな。」
859名無しになりきれ:2005/11/15(火) 07:24:39
魔王にも休息は必要ですか?
860名無しになりきれ:2005/11/15(火) 07:52:15
さーて、金髪のツンツンした髪型の大剣を持った男が、ザイムではなく列車に向かって剣を振り回しているぞ。
やっぱり、剣が弾かれた!!
列車はザイムに向かってシュート。
861獣の魔王 ◆CM5kJKyo02 :2005/11/15(火) 09:08:36
>>846
暗黒の中を獣の魔王は足掻いていた。憎悪、絶望、悪意、悲しみ、葛藤…負の感情が
全て心の中に流れ込んでいく。自我が失われつつあるのを嫌でも感じられた。

ゼェ……ゼェ…リュウ…何処に…いるんだ…!リュウ…!ゼェ…ゼェ…この体でさえなければ…
……!この気配は…雷竜のボリクスか!あいつなら…ゼェ…この列車を止めることが…
…もう一つの気配…リュウ!何処だ……ここか!?

手を振り下ろし、さらなる暗黒へと手を伸ばす。その指先に何かが触れる。
それを思いっきり掴み引きずり出す。意識を失ったリュウが獣の魔王の胸へと寄りかかる。
外傷がないのを確認すると、抱き締め、リュウの感触を確かなものにする。

ゼェ…リュウ……よくぞ生きてた…ゼェ……ゼェ…すぐに脱出を…!

〜〜城の手前〜〜
ヌエ「主は逃げろとおっしゃったが…済みません、初めて主の命に逆らうことになりそうです…」
呪気にあてられ、逃げ遅れた部下達を庇うようにすらりと長い剣を構える。
ヌエ「不退転!我が剣が描くは日輪!切り裂くは暗黒!主が城を蹂躙すると欲っするならば我の屍を越えてゆくがいい!」
勝ち目がないのは目に見えている。しかし、彼は貫く。自分の揺るぎ無い信念を

ヌエ「……この気配は…!ボリクス殿かっ!頼みます…どうか主達が列車から脱出するまでの間足止めを願います…!」
862獣の魔王 ◆CM5kJKyo02 :2005/11/15(火) 09:41:43
>>852
ゼェ…ゼェ…!ここだ…ここが一番手薄……ゼェ……ぬ…ザイムとテュールか!?
お前達は…大丈夫なの…か…?何故だ…何故俺だけが……ゼェ…

リュウを引きずって脱出しようと場所を移動すると、そこにはザイムとテュールが居た。
獣の魔王の体は負の感情に黒く染まってゆきもはや、満足に動くことも出来なくなっていた。

……呪い…憎しみ…それが列車となり…俺の城に…そして…俺だけが影響を…そうか……なるほどな…ゼェ…
…ザイム、テュール…この列車は…ゼェ…列車自体が……俺に対する悪意そのものだったんだ…
子供になったことで…油断した魔物達が…沢山襲い掛かり…ゼェ…ゼェ…滅ぼされた恨みに…ガシャドクロが反応したんだ…
そして…呪いの壷は…俺に対する悪意で満ち溢れていた…持ち主を失ったから暴走したのではない……ゼェ…
呪いの壷は…水壷だ……限界まで溜っていた悪意という水に…さっき滅ぼされた…ガシャドクロの恨みという石が投げ出され…
溢れてしまったのだ……
我…ゼェ…全てを滅ぼす牙となら…んっ!

震える真っ黒な腕を必死の思いで振り、列車に穴を開ける。

…ゼェ…ゼェ…お前達はリュウを連れてここから脱出しろ……!俺は……もはや動くことも…叶わぬ…ゼェ…
既に…列車の一部と…なり果てた……

獣の魔王の足元が列車の床に沈んでいき、獣の魔王を完全に取り込もうとする。

しかし…このままでは済まさぬ…!俺は……この列車を…黄泉の国へと案内する……
もし…城にぶつかるまで……ゼェ…列車が消える気配が…無ければ…城の手前にいるであろう…雷竜のボリクスと…
ハサミ撃ちで…この列車を撃ち滅ぼせ…!
863テュールとザイム ◆.4ArqljU5w :2005/11/15(火) 11:53:07
>853,854,855,856
ザイム「こ、これは彼の有名な源平討魔伝とやらか!?」
テュール「あら、アタシは初耳よ。」
ザイム「実は俺も詳しくは知らん(汗。というわけで、文を読んでみるぞ。」

〜文を読む〜

ザイム「頼朝とやらが地上に現れる度に景清とやらも地獄から甦るのか。」
テュール「平家の強い復讐心を天帝が利用し続けたんじゃないの?」
ザイム「多分な・・。死んでも安らかに眠れず、ずっと戦い続けてきたのか。
    だが文を読む限り、闇を滅ぼした褒美(?)により優しい光を浴びる事が出来たようだな。」

テュール「頼朝を倒すのには三種の神器と正しい心が必要なのね。
     一度頼朝を倒した時には「正しい心」が足りなかったのかしら?」
ザイム「足りなかったからこそ、頼朝は再び復活したのだろうな。
    しかし、最後の戦いの時には「正しい心」とやらが備わっていたのだろう。
    それにしても、「今は〜残すのみ」・・か。」
テュール「景清は誰かの心(記憶)に残ったのね・・・・・フフッ、アンタもそうなりたいんでしょ?」
ザイム「ああ、皆の記憶に残る魔王になりたいからな。
    誰かが覚えてくれているかぎり、俺は死なんってやつだ。
    人が本当に死ぬ時は、忘れられる時だからな・・・・。」
864テュールとザイム ◆.4ArqljU5w :2005/11/15(火) 12:09:26
>859
ザイム「だから俺はまだ魔王では無いってな。 
    ・・まあ、魔王になった後も休憩とかはするだろう。
    ちゃんと休んどかないと、正しい判断が出来んようになるからな。」
テュール「アンタって魔王になっても岩山で一日中寝てそうね。」
ザイム「そ、そんなわけないぞ(汗!俺が目指しているのは居眠り魔王などでは無い!」

>860
ザイム「俺の方に列車がシュートっていうか、すでに俺は列車に飲み込まれているのだが。」
テュール「大剣の男・・・・・・只者じゃないわね。」
ザイム「・・そうだな。だが、かっこよさの面では俺が圧倒しているはず。」
テュール「アンタ、本気で言ってるの?あの剣士とアンタだと天と地の差でしょうに。」
ザイム「俺が「天」の方か・・・・なるほど。・・くくく。」
テュール「アンタは「地」の方でしょうに。
     大体、自画自賛してんじゃないわよ。気持ち悪いわねぇ。」
865テュールとザイム ◆.4ArqljU5w :2005/11/15(火) 18:04:33
>862

〜列車の中〜

ザイム「獣の魔王、リュウ!」

俺等は邪悪な闇の中で、満足に身動き出来ない状況だった。
頭が痛いとかそういう症状は起きてないが、暗闇の中だとさすがにこの俺も気が滅入る。
姉貴もただ黙って、ずっと目を閉じている。
だが、獣の魔王とリュウを見つけた事により、俺は少しは気が楽になった。

しかし、それも一瞬の事だった。
俺は獣の魔王の姿を見た瞬間、言葉がでなかった。
体がどす黒く変貌し、邪気を体から発していたからだ。どうしてこんな事に・・。
・・・・俺は獣の魔王から話しを聞く事で、その謎は解けた。
この列車から感じられる負の感情を全て身に受けていたとは・・・・。

獣の魔王は残された力を使い空間に穴を開ける。
そして、俺等にリュウを連れてここから脱出しろと言った。
嫌だ・・・・獣の魔王を残して脱出するなんて・・・・!

ザイム「列車の一部になったとかなんて関係無い!
    絶対に獣の魔王も助かる方法があるはずだ!そうだろう!?」

俺は涙を流しながらそう言い放った。
しかし、無情にも列車は獣の魔王をさらに取り込もうとする。
お前を一人で死なすわけにはいかん。俺も一緒に・・・・!

テュール「バカな事考えてんじゃないわよ!
     獣の魔王の事を本当に想っているのなら、
     リュウって子を連れてここから出るべきでしょうに!
     ・・・・・・アンタがいなくなったら、アタシは・・・・・!」

今まで沈黙を続けてきた姉貴が口を開いた。
姉貴の悲痛の叫びに似た言葉が俺の胸に突き刺さる。
そして獣の魔王は、もしこの列車が消えなかったら、
俺等とボリクスとの攻撃でこの列車を滅ぼせと言う・・・・ぅう。

テュール「早くしないと穴が閉じるわよ、ザイム!」

姉貴は俺の手を引っ張り、穴の向こうへと行こうとする。
俺はリュウの手を握り、三人で・・・・穴から出る事になった。

ザイム「ごめんな・・・・本当にごめんな獣の魔王。俺は、俺は・・・・」
866テュールとザイム ◆.4ArqljU5w :2005/11/15(火) 18:12:39
〜列車から外へと出る〜

俺等は外へと出る事が出来た。・・外にはボリクスとヌエが居た。
姉貴は俺の代わりにぐったりとしているリュウを安全な場所まで連れていく。
・・・・列車は消えない。獣の魔王が最後の力を振り絞ったのに・・。
やはり俺等で破壊するしか方法は無いのか・・・・。
獣の魔王の想いを無駄にするわけにはいかない。
俺がここでやらなかったら、さらに被害は拡大してしまう。

・・・・俺は決心した。ボリクスと一緒にこの列車をはさみ撃ちで破壊する。
もし、もしも・・・・獣の魔王と再び会えたなら、カレーを作ってあげたい。
悲しい事も全部忘れられるようなおいしいカレーを・・・・

ザイム「・・・・この列車を破壊するにはこの魔法しかない。
    この身に流れる魔力よ、一つとなり・・・・我が敵を貫け!
    エンド・オブ・セレス!!!」

俺は右手から、青と金色の閃光を放った。全ての魔力を込めて・・

〜続く〜
867雷竜ボリクス ◆igGT3ws9lQ :2005/11/15(火) 20:14:57
>>861-862
>>865-866
ボリクスが現場に到着したその瞬間、ザイムとテュールの2人もまた魔列車の中に飲み込まれていった。
新たな糧を捉えた所以だろうか?呪いの壷は心なしか、さらに速度を増して古城に迫る。

「やれやれ…まさかザイム君達まで囚われてしまうとは思いませんでしたよ。
 この分では、獣君は既に飲み込まれてしまっているのですね?」

ボリクスの問いに、獣の魔王の忠実たる臣、ヌエは無言で頷く。
その返事を受け、ボリクスは周囲の者に危険を促し、己が背後に下がらせた。

「せめて4名の脱出がかなうまで、アレには立ち往生してもらいましょうか。」

金色の竜が暗雲に向けて咆哮すると、雲を切り裂くようにして数多の雷が大地を目掛けて降り注ぐ。
無数の雷は、地表に程近いの一点を軸に集い、侵入者を阻むかのようにに渦を形成していく。
ボリクスは首を天に傾けたまま大きく息を吸い込むと、魔列車の方に向き直り、輝かんばかりの光線を吐き出した。
禍々しき死者の集合体は、避ける素振りなどひとかけらも見せずに、雷の渦に突っ込んだ。

刹那、一帯を貫く程の轟音が響き渡りる。ボリクスの熱光線と魔列車が、雷の渦をはさんで激突したのだ。
金色の竜の力によって、真っ向から押さえつけられ、車輪が空転して火花を撒き散らし、車体は軋んで悲鳴を上げる。
それでも尚、魔列車は前進を諦めはしなかった。まるで宿命を成就せんとばかりに、一歩また一歩と古城を目指していた。
868雷竜ボリクス ◆igGT3ws9lQ :2005/11/15(火) 20:18:06
(ムゥ…魔列車を破壊せずに足止めをするとなるとやはり至難ですね…持ちこたえて…あと数分
 最悪の場合、破壊もやむを得ませんが、出来うることならば…)

直接肉体で受け止めることが不可能に近い魔列車を、僅かな距離を守り足止めをする為の最良の手段。
それはボリクスの強力なブレスの圧力のみ、ギリギリまで抑えてを列車にぶつけることであった。
だが、列車は僅かながらにも城へ城へと近づいており、このままでは城にたどり着くのは時間の問題である。
また、雷の渦が熱光線による列車の破壊を阻止するバリアの役目を終えてしまう可能性も徐々に高まってきた。
そうなれば、魔列車は直に熱光線の洗礼を受け、先頭車両から粉々に砕け散っていくことだろう。

その時、俄かに背後の魔族達が色めきたった。
ザイムとテュールの2人が、獣の魔王の子、リュウを抱いて列車を脱出したのである。
それと同時に、渦に無数の亀裂が生じ、限界が近いことは誰の目にも明らかとなった。
しかし、獣の魔王は未だに車内から出てくる気配は無かった。
配下達のざわめきは納まるところを知らない。全てが己の無力を嘆き、主の生還を願い、竜の王に懇願した。
そんな中、思案に暮れたボリクスの視線の先に飛び込んできたのは…

量の眼から溢れる涙を拭うことなく、魔法の詠唱に入るザイムだった。

(最早…これまでですね。獣君、さらばです)

意を決したボリクスは、ブレスの出力をさらに拡大させる。
光の濁流があたりを包み込み、その勢いの前に雷の渦は脆くも掻き消えた。
やがて濁流はザイム=セレスの魔法力と融合し、光の柱となって天を貫き、全てを包み込んでいく。
呪いの壷も…恨みも…辛みも…憎しみも…そして獣の魔王すらも…

〜〜To Be Continued!!
869名無しになりきれ:2005/11/16(水) 07:31:33
自分の命より大事なものがありますか?
870名無しになりきれ:2005/11/16(水) 07:45:49
投票所の背景画像がスレ主が描いた絵に見えないのはきのせいでつか?
871名無しになりきれ:2005/11/16(水) 15:15:21
そろそろ次スレの季節でつね。
『中味噌(変態)の叫び』
・列車編の締めを待ってます。わくわく。

>869
ザイム「自分の命より大切な物か・・・・そんなの仲間の命に決まってるだろう。」
テュール「アタシは自分の命より大切な物なんてないわ。死んだらおしまいでしょうに。」
ザイム「な、なるほど。」
テュール「ま、あるとすれば「アレ」かしら?」
ザイム「「アレ」って何だ(汗!?」
テュール「フフッ、秘密よ。本当に大切な物は軽々しく口に出したらいけないでしょうに。」
ザイム「き、気になる・・・・。」

>870
ザイム「くくく、中味噌にあんなに上手い絵を描けるわけ無い。」
テュール「確か、絵描きスレで描いてもらった絵だったわね。」
ザイム「ああ。姉貴と俺のツーショット。まさしくセレス姉弟ってな。」
テュール「・・・・・・何言ってるの?アンタ。」
ザイム「け、軽蔑するような目で見るな!」

ザイム「ちなみに再び絵描きスレにて中味噌の奴が投票所用の壁紙を依頼してる最中だ。」

>871
ザイム「そうだな、もう少しでこのスレも終了っぽいな。」
テュール「フフッ、ついに終わるのね・・・・・全てが。」
ザイム「おい、誤解を招く発言するなよな(汗。」
    
ザイム「・・・・まあ、今思えばこのなな板で続けてこれたのは奇跡だな。
    中味噌の奴、一時期太陽板とやらに移転しようと企んでたからな。」
テュール「フフッ、ここ(なな板)で始めたのなら、ここで最後までやるのが筋でしょうに。」
ザイム「くくく、当然だ。中味噌の奴は馬鹿だからな。後で始末しておくぞ。」
テュール「アタシも参戦するわ。」
873テュールとザイム ◆.4ArqljU5w :2005/11/16(水) 16:26:57
テュール「フフッ、魔族スレの新スレでしょうに。 」

「前スレ」一般魔族が魔王を夢見るスレpart「2」
http://etc3.2ch.net/test/read.cgi/charaneta2/1121562549/

「前々スレ」一般魔族が魔王になるのを夢見るスレ
http://etc3.2ch.net/test/read.cgi/charaneta2/1093054106/

「超パラレルスレ」魔王ザイム・セレスの居城in魔界
http://charaneta.sakura.ne.jp/ikkoku/kako/103/1033999572.html

「第二回人気投票所」
http://kawayui.info/mvote/comvote.cgi?id=takuyan

『スレの謎的三大ルール』
〜コテハンも歓迎だが、飽く迄もここは個人スレという事を忘れずに〜
〜名無し同士の論争や会話はなるべく禁止〜
〜マターリ(´∀`)と楽しもう〜
〜中味噌はし○ぶー的存在。別名「空気」ともいう〜


ザイム「以上が次スレのテンプレらしい。」
テュール「次はアタシが>>1なのね・・・・・・ま、いいわ。」
874名無しになりきれ:2005/11/16(水) 20:42:18
ひょっとしてテンプレはつくってもスレ立て規制ってオチでつか?
875ザイム・セレス ◆.4ArqljU5w :2005/11/16(水) 21:46:47
>874
ち、違うぞ。ただ試し張りをしてただけなのだ。
ていうか、スレを立てるにはちょっとだけ早いと思うぞ。
・・・・まあ、明日ぐらいには立つだろう、多分。
くくく、はーーーはっはっは!!!
876名無しになりきれ:2005/11/16(水) 22:18:14
新スレへ向けての抱負を一言!
877四人衆 ◆.4ArqljU5w :2005/11/16(水) 23:22:00
>876

〜四人の抱負〜

ルフェル「今スレでは、出番が皆無に等しかったですが、
     来スレでは主役らしい活躍をしてみせます。為せば成る、ですね。」

ザイム「オーブを取り返し、夢である魔王になれるよう頑張るぞ!
    そして、親の仇であるヤミリーダを倒してみせる!」

テュール「フフッ、次こそはザイムへの色仕掛けを成功させたいわね。
     体の関係を持ってしまえば、あの子とアタシはいつまでも一緒でしょうに。
     あの子が魔王になったら、アタシの居場所が無くなる気がするのよねぇ・・・・・」

パラライド「死んだじいちゃんのためにも、オーブは必ず取り返すよ。
      ・・・僕達は誰にも負けないさ!ね、ザイム♪」
878名無しになりきれ:2005/11/17(木) 00:01:46
テュールの抱負は…

  本  当  に  そ  れ  で  良  い  の  か  ?
879テュール・セレス ◆.4ArqljU5w :2005/11/17(木) 03:53:48
>878
フフッ、冗談でしょうに。・・・・・信じてないでしょ?ま、いいわ。

「次スレではお姉ちゃんらしく、弟のザイムのサポートをしてあげたいわねぇ。」

これでどうかしら?・・・・・文句無いでしょうに?

アタシはこれから魔界の銘酒をいただいてから寝るわ。
アンタ達は夢魔に襲われないよう、さっさと寝なさいよ。フフッ、良い夢を。
880 ◆.4ArqljU5w :2005/11/18(金) 09:34:30
〜物語の続き「四魔神サイド」〜

〜ゴッドオブダークの中心にある魔城〜

ヒリド「・・・ヴォイド様。ご報告に参りました」
ヴォイド「・・・・・話せ。」

ヒリドは様々な出来事を主君に話す。
自らが魔王グラン・ガランを撃ち滅ぼしたという嘘の報告もする。
だが、ヴォイドはこの事よりも次の報告に興味を持った。

ヒリド「リメンバル隊長、ビシャスが戦死しました。」
ヴォイド「・・・・・・ほう。誰に殺られた?」
ヒリド「ザイムという小僧と、テュールという小娘にです。」

ヴォイドはビシャスが死んだ事よりも、ビシャスを倒した魔族達に興味を持つ。
しかし、これは当然の事。ヴォイドは死んだ者になど何の感慨も持たないからだ。
ヒリドの報告が終わろうとしたその時、ヒリドの背後から大きな扉が開く音がした。
そこからは変わり果てた魔族の姿が・・・・。

ビシャス「・・・・・只今戻りました。ヴォイド様。」

オリハルコンの鎧もすでに原型を止めておらず、ビシャス自身も重度の怪我を負っていた。
・・・・この男の生還を誰も喜びはしない。副長のヒリドすらも。

ヴォイド「ククッ、ヒリド・・・・・報告に偽りがあったようだがァ?
     キサマの事だ、使い魔からの情報だけを鵜呑みにしたのだろう。」
ヒリド「も、申し訳ありません、ヴォイド様!」

ビシャス「ヴォイド様、我からも報告が・・・・・」

ビシャスはザイム達との戦いの事をヴォイドに伝える。
ザイムがハーフであった事も・・・・

ヴォイド「ハーフ?・・・・・ククッ、キサマが敗北したのも頷ける。
     ハーフの潜在能力は全ての種族を凌駕するからなァ。」
881 ◆.4ArqljU5w
ビシャス「ヴォイド様、我に今一度「命」を!」

ヴォイド「・・・・・ビシャス、キサマは私が与えてやった呪文を使いこなせたのかァ?」
ビシャス「!?・・・・・・はっ!」

ビシャスの返答に嘘はなかった。
彼は主君から与えられた呪文を誇りに想い、その呪文を極めた。
・・・・だが、ヴォイドから見れば所詮は踊りだった。

ヴォイド「ククッ、満足に使いこなした上でその様か、ビシャス。
     キサマには失望したっ。・・・・・使えない「物」はどうするか知ってるかァ?」
ビシャス「!?ヴォ、ヴォイド様!我に、我に「命」を!」
ヴォイド「見苦しいっ。キサマはもはや用済みだ。
     ククッ、あの世で世界の終焉、そしてその後の創造に活目せよ!」

ヴォイドから放たれた黒き球体がビシャスを包みこみ、大きな音を立てて共に消える。
そして、この間にいる人数は再び「二」へとなった。

ヴォイド「ヒリド、今後のリメンバルの指揮はキサマがとれっ。」
ヒリド「はっ!」

ヒリドはこの時を待っていたかのように、威勢の良い返事をした。
天才を称するヒリドにとって、自分以上の者の存在は邪魔だった。
だが、その邪魔者が消えて自分がさらなる地位へと上り詰める事が出来た。
・・ヒリドにとっては何事にも変えがたい最高の出来事である。

ヒリド「ヴォイド様、命令を。」
ヴォイド「オーブを狙う輩を殲滅しろっ。魔王の排除はその後でいい。」
ヒリド「はっ!」
    
ヒリドは空間術によって、この場から離れる。

・・・

ヴォイド「ククッ、オーブを狙う魔族共がこの地を嗅ぎ付けたとしても無意味。
     この地を覆う暗黒の結界によって朽ち果てるだけだ。骨も残さずになっ。」


〜続く〜次回予告「テュールの想い」