【TRPG】HUNTER×HUNTER　終わりゆく者達

このスレッドは、いわゆるＴＲＰＧ系スレッドです。
通常のＴＲＰＧとは異なり、ダイスロール判定などは行いません。全てはプレイヤーの書き込みによって展開されます。
ＴＲＰＧと銘打ってはいますが、一人一キャラ分担によるリレー小説…という表現の方が適切かもしれません。
以下、様々な注意事項を並べます。長いですが必ず何度も呼んで全て理解したうえで参加してください。

まず、このスレッドの参加方法を説明しておきます。

・　自己紹介テンプレに自分のオリジナルキャラクター（版権キャラは原作キャラも含め全面禁止）の設定を書き込み、それを提示します。

・　それを「ＧＭ（ゲームマスター）が受理した時点」で、あなたのＰＣ（プレイヤー）としての物語参加は可能になります。（といっても受理しないことはまずありません。ＧＭの管理上の問題ということでご了承ください）


続いて、参加にあたってのルールです。

◎　ＰＣは、自分のキャラの行動のみを自分のレスにて書き込みます。（自分のキャラの行動に関わる「ＮＰＣ＝ひらたく言えば雑多大勢の町人など」の行動は制限に入りません）

◎　自分のキャラを動かすうちに、他のＰＣのキャラと会話したり関わる事があるかもしれません。が、絶対に自分以外のＰＣのキャラを勝手に喋らせたり動かさないようにしてください。
必ず守ってください。破った場合、ＧＭからかなり重い罰が与えられるでしょう。

◎　自分のキャラが、ＧＭの用意した敵キャラや他のＰＣのキャラと命を賭して戦う場面もでてくるでしょう。
あなたは自分のキャラの持つ武器や念能力を使って敵を迎え撃ってください。戦闘に際しては、特別な注意事項があります。

★　戦闘も通常の書き込みと同じく、相手のキャラを動かさないように注意しながら自分のキャラの攻撃や行動を書き込んでください。
また、自分の攻撃や技を勝手に当たったことにするのは絶対にしてはいけないことです。「パンチを放った」は可ですが、「パンチを当てた」は不可。

★　無理に勝とうとしない。ゲームの性質上、あなたがダメージを認めない限りあなたのキャラはダメージを絶対に受けず、あなたが負けを認めない限りは絶対に負けません。
しかし、だからこそ敢えて相手の攻撃を受けたり、策に嵌ったりする事が大事なのです。負ける状況ではしっかり負けてください。

★　これは通常の書き込みの中でも言えることですが、貴方が知っている情報をあなたのキャラも知っているとは限りません。
あなたのキャラが何を知っているのか、何を知らないのかを常に意識して動かしてください。

◎　イベントはＧＭが用意するもののみならず、ＰＣの皆さんが自由に用意して物語を広げていってくださって構いません。皆さんのイベントの積み重ねの過程で物語は紡がれていくでしょう。
ただし、舞台を覆す程にあからさまにおかしな方向に話が進みそうなイベントにはＧＭから注意がでるかもしれません。また、街中の描写や島の風景などはＰＣの皆さんの空想と表現力にお任せします。

孔明ですよ！ブループラネットはありますかね

★ストーリー
とある海上の島、アクター島。
商業が盛んであり、首都ファースナルを中心にそれなりの発展を見せていた。
だが、ある時期を境に島の状況は変化していく。
キメラアントという第一級隔離指定種の蟻が、人間を襲い始めたのだ。
女王の摂食交配によって人間の力と知恵を取り込んだキメラアントは、島唯一の港を占拠。これによって島の人々が外界に逃れる手段は大きく制限された。
キメラアントは既に幾つかの町を潰し、徐々に数を増やしつつある。事態を重く見たファースナル政府はハンター協会にキメラアントの駆逐を依頼。
ハンター協会は現在バルサ諸島から大量発生しているものとあまりに共通点が多いそのキメラアントを危惧し、腕の立つハンター達を送り込むこととした。
アクター島に空港はないが、幸いヘリコプターでなんとか中継できる範囲に小さな島国がある。
だが、時を同じくして同じアクター島にある街ニートンタウンからもハンター協会に要請が出ていた。
自分達の街を恥部として不当に切り捨てたファースナルを武力併合するため、戦力を融通して欲しいとのことだ。
この訴えに共感したハンター協会の一部の幹部は、これに対しても力のあるハンター達を送ることを秘密裏に約束する。
密令を与え、表向きはあくまでキメラアント駆除のために。

かくして、ハンター達はアクター島に集結する。
それぞれの任務、そしてそれぞれの想いを胸に秘めて。
様々な思念の渦巻く島で、彼らを待ち受ける運命とは……？

★補足事項
○アクター島について
北海道程度の広さ。自然は豊かです。
街はたくさんありますが、ある程度の規模のものは様々なキメラアント対策をしているので、簡単には陥落しません。
街は自由に出していただいて結構です。

○首都ファースナルについて
商業都市。島一番の大都会。
キメラアントに港を封鎖され、貿易ができなくなったことに深刻な危機感を抱いています。
街としては表向きは健全そのものなのですが、目立たない端々にきな臭い香りが漂います。
特に政治中枢部には何か黒いものがありそうです。

○ニートンタウンについて
距離は離れていますが、もともとは西ファースナルという名前で同じ町でした。
しかし、ブラックマーケットの横行やスラム化、暴力団や新興宗教など闇社会が徐々に広がっていき、手に負えなくなった東ファースナル（現在の首都ファースナル）政府は一方的に分離宣言を出し、友好都市として無機質な援助金を送るのみとなりました。
これに激怒した現ニートンタウン政府は、闇社会とハンターの力を使って再びファースナルを統合することを決意したのです。

○キメラアントについて
北の森に巣を張っているようです。まだ王は生まれていません。
ＮＧＬのキメラアントとほとんど状況が酷似していますが、女王の繁殖能力はＮＧＬのものよりは低いようです。

はりけーんみきさー

その他様々なルール

◎　ＧＭの立場について
ＧＭは、物語進行上必要な特権をいくらか持っています。
数体以上のキャラクターを同時に持ちキャラとして扱うこと、キャラクターやレスについての審議権です。
特に後者は重要で、この権限はＧＭ以外なんびとたりとも持たず、またＧＭの採決は基本的にいかなる場合も覆りません。
もう一度言いますが、審議権はＧＭ以外の誰も持ちません。有体に言えば、厨だのなんだのと名無しさんが口を出すことはできないということです。
審議において、ＧＭの判断次第で該当レスの無効化（そのレスがなかったことにする）やキャラの弱体化命令、警告や追放など様々な処置が行われることもあるかもしれません。

◎　決定リールについて
絶対禁止です。ただし、ＧＭの判断次第で、妥当性のあるものやそのまま流してもなんら問題のないものについてはそのまま流す場合があります。
決定リールについても名無しさんが騒がず、ＧＭの判断を待ってください。
ただし、ＧＭが流すと決めた場合でも、被決定リールＰＣから物言いが出た場合は必ずその決定リールレスを無効化します。

◎　書き込みの頻度
１〜３日に一度を目安にしてください。イベントや絡みの途中であまり来ないとＧＭが勝手にすみっこに避けるかもしれません。
また、他の参加者を置いてきぼりにした過剰な頻度の書き込みには注意を出します。

◎　キャラ設定について
基本的に自由ですが、原作『HUNTER×HUNTER』の雰囲気を大切にしてください。
それ以上のことは言いません。強いキャラでも弱いキャラでも器用なキャラでも何でもどうぞ。原作で無理のあるものでない限りはなんでもありです。
ただし、ＰＣが自分のキャラの強さや優越を押し出すばかりの人だとＧＭが判断した場合は弱体化や追放処分などの罰則は免れないでしょう。
強いキャラを使う人ほど注意して見るので、自信のない人は自分のキャラの性能を若干落とし気味にすることを勧めます。
とはいっても、よほどでない限りはまず警告すら出ません。自分のキャラの優越ばかりを押し出し物語性を考えないような人でなければ、要するに普通の人に強いキャラを使っていただく事には何の問題もありません。
ここは要注意なので、よく理解した上でテンプレを作ってください。



最後に、話の雰囲気やスレッドの空気を大切にしてください。喧嘩は絶対禁止。

では、長くなりましたが説明は以上です。他のTRPGとは異なるこのスレッドだけの重要事項を纏めると、

○　ＧＭの権限は絶対。名無しによる判断は禁止。
○　設定には大幅な自由を許す。ただし、設定や書き込みからＧＭが厨と判断した人は容赦なくなんらかの処分を与える。強いキャラを使いたがる人に厨は多いと思われるので、強そうな設定テンプレを見たらＧＭはちょっと警戒してその人を見る。
○　厨でなければ、基本的に何でも好きなようにやってくれて構わない。

この３点は特にしっかりと理解しておいてください。

キャラ設定テンプレート

名前：
年齢：
性別：
所属： （ファースナル・ニートンタウン・キメラアントのいずれか）
職業：
性格：
趣味：
容姿：
身長・体重：
所持品：
念能力の名前：
能力系統：
能力の説明：
キャラクター解説：


※基本的には、ファースナルかニートンタウンどちらかに雇われたハンターで参加してください。
まあ、町の人とかでも構いませんが。なお、一人につき一キャラまでとします。
使いたい人はキメラアントでも構いませんが、キメラアントのＰＣ融通分は師団長までとします。

と、いうことで参加者募集期間です。
明日の夜、ＧＭの最初の書き込みを合図にゲームスタートとします。
参加希望者はそれまでにテンプレを乗せておいてください。
もちろん、それ以後でも参加は全然可能です。

とりあえず１キャラ。ファースナル側のＧＭキャラは明日また投下します。


名前： デグ・マクマヤコン
年齢： ???歳（壮年〜老年？）
性別： 男
所属： ニートンタウン
職業： 情報屋
性格： 変わり者で頑固
趣味： 情報収集
容姿： 目がぎょろりとして、鼻が高い。帽子と良く分からない布で全身を覆っている。
身長・体重： 138cm・???kg
所持品： ???
念能力の名前： 『優遇神経（ｱｯﾊﾟｰﾅｰﾌﾞ）』
能力系統： 強化系
能力の説明：自分の視覚・嗅覚・触覚・聴覚・味覚の一つを選んで強化する。
キャラクター解説：
ニートンタウンの酒場に入り浸る情報屋。
ニートンタウンに雇われたハンターは、分からないことがあった時や何をすればよいのか困った時はとりあえず彼を訪ねてみよう。

暇だなアンタも

アンタもな

>1
やあ、ようこそバぁぁ〜ん。お兄ちゃん。まで読んだ。

名前：鎮・鎮守守
年齢：３８歳
性別：男
所属：ニートンタウン
職業：用心棒
性格：ズッコケ三下らしい行動で他人の油断を狙うオヤジ。
趣味：グルメ旅行
容姿：丸々と太ったナマズ髭のおっさん。サングラスが似合わない。
身長・体重：１６０センチ・１００キロ
所持品：マイお箸・胃薬・精力剤（漢方）
念能力の名前：『鋼の肉体』
能力系統：強化系
能力の説明：肉体の一部を硬化、肥大化させる事が出来る。さらにその部位の柔軟性も増す。
　　　　　ただし幾つもの部位を同時に強化する事は不可能で、手足などなら二ヶ所、胴体なら胴体のみの強化となる。
キャラクター解説：東洋の拳法の使い手の太り気味のおっさんの事の。
　　　　　　　　鎮さん一見すると脂肪太りに見えるのけど、その下は鍛え上げられた筋肉アルの事ね。

名前：ミント＝シルバー
年齢：15
性別：女
所属：ニートンタウン
職業：ハンター
性格：普段はほんわか、仕事などでは凄く真面目
趣味：日本刀集め
容姿：腰まで来る青い長髪に青い目に白い肌。顔も小さめ、
　　　体型も全体的にスレンダーで胸は並よりはある方
身長・体重：150.2cm･40.0kg
持ち物：業物の日本刀2本(通常の物と小太刀)、投擲用ナイフ他
念系統：強化系
キャラクター解説
夏を除いて常に0度以下の気温を保つ極寒の地で生まれた少女。
母親が念能力者で、物心ついた頃から戦闘技術などを教えられてきて、
念能力自体もかなり早くに修得した。しかし、強化系にも関わらず、
念をしっかり修得する前の得意スタイルが持ち前のスピードを活かす形の
物で、比較的力も強くなく、元々が打たれ弱い傾向にあるので、
元々変化系寄りの強化系だった事もあり変化系である氷の技を習得した。

もちろん弱点をある程度補う為にも強化系の技もかなりしっかりと磨いてもいるが、
力の面ではかなり改善された物の打たれ弱さについては余り変化は無い。
因みに副産物として、その持ち前のスピードは更に磨きがかかった。

技については生まれの事もあって変化系能力である
オーラを氷に変化させる能力の応用による物が多いが、素手の状態では全く使用できない。

ちなみに経歴の方は父親は彼女が生まれた少し後に他界。
母親も彼女が13の時に行方不明となった。
それ以降、母親捜索の為の情報収集を目的としてハンター試験を受験、
念能力を使ってハンターになったのだが、今の所情報収集の成果は上がっていない。
ちなみに日常モードでは天然っぽいが、商売などでは口調すら変わる。

念能力の名称・説明

【名前】氷結波
【能力系統】変化系＋放出系
能力の説明　武器や掌などからオーラを出し、射出する。命中すると命中した場所が凍りつく。
　　　　　　射程やオーラの形状は射出方法によって変わるが、構成物質の半分以上が金属の棒状の物を
　　　　　　いずれかの手で保有していないと使用できないし、刀身が金属の実体剣を
　　　　　　どちらかの手で保持していないと威力が格段に落ちる。

【名前】氷流破
【能力系統】変化系+強化系
能力の説明　一点オーラを集め、その部分の攻撃性能を高めつつ
　　　　　　そのままオーラを集中した部分に触れた物を氷漬けにしようとする技。
　　　　　　触れる瞬間だけ使うような使い方もでき、その場合効率も悪くないのだが、
　　　　　　物質に纏わせる場合周状態からの始動とその解除に多少タイムラグがあるので、
　　　　　　物質に纏わせると消費は高くなる。
　　　　　　構成物質の半分以上が金属の棒状の物をいずれかの手で保有していないと使用できないし、
　　　　　　刀身が金属の実体剣をどちらかの手で保持していないと威力が格段に落ちる。

【名前】影氷円
【能力系統】変化系＋強化系＋放出系
能力の説明　「円」内部の空気を冷やし、更に持ち前のスピードを活かして素早く動く事で残像を見せる。
　　　　　　封氷円ほど過剰にオーラを消費しない為オーラ消費量はそこまででもない。
　　　　　　刀身が金属の実体剣をどちらかの手で保持していないと使用不能。

【名前】封氷円
【能力系統】変化系＋強化系＋放出系
能力の説明　展開している「円」に触れる物全てを冷気で氷結させる。
　　　　　　それを防ぐには堅で全身に一定以上のオーラを纏う必要がある。
　　　　　　効果範囲が半径5mにも渡る為念の消耗量も尋常ではなく、
　　　　　　使用条件も相まって大体10分位しか維持できない。
　　　　　　氷流破と同時には使用できない上に始動の条件に、相手により１発以上の、
　　　　　　けしてダメージの少なくない攻撃を受けている事と感情が昂ぶっている事がある。
　　　　　　しかも使用したら戦闘の終了か念の枯渇までは解除できない。とリスクも
　　　　　　厳しいため諸刃の剣のような技と言えるだろう。もちろんこの技も
　　　　　　構成物質の半分以上が金属の棒状の物をいずれかの手で保有していないと使用できないし、
　　　　　　刀身が金属の実体剣をどちらかの手で保持していないと威力が格段に落ちる。

知覚系の能力者はGMからの情報提供あり？

名前：バルミ・ショコラン
性別：男
年齢：23
所属：ニートンタウン
職業：学生
性格：のんびり
趣味：インターネット
容姿：どこにでもいそうな普通の青年
身長・体重：173cm58kg
所持品：パソコン、携帯を常に持ち歩いている
念能力の名前：『通信準備（アンテナ）』
能力系統：具現化系
能力の説明：通信するためのアンテナを立てることができる。電波の届かない地下や地盤のない空中、海上では建てられない。アンテナの有効範囲は念能力により決まるが現時点では100m。
念能力の名前：『通信（ダウンロード）』
能力系統：具現化系
能力の説明：アンテナによる有効範囲内のみ使える能力。インターネット上におけるあらゆる物を具現化できる。ただし強力、巨大なものほど通信料（念）がかかる。
キャラクター解説：普段はただのネット好きな青年、仕事となればなんでもやります。まだまだ未熟で念能力が低いためバトルには不向きですが、無限にあるインターネット情報を生かして強力なサポートができます。

不備あればよろしくお願いします

避難所は作らないのか？

>>17
どこでやるつもりだ？
板内に立てるならスレストかかる前例があるぞ
http://etc3.2ch.net/test/read.cgi/charaneta2/1119616981/12

>18
その前例は理由が理由だしな
削除依頼荒らしに使われそうで迷惑だけどな
TRPG板でいいんじゃないか？

おお、参加希望者が来てくださって嬉しい限りです。
全体的にニートンタウンが多い…というか全員ですね。
ファースナル派も増えるといいなぁ。職人芸まで設定を練りこんだ念能力とかも希望。
キメラアントもいるといいかも。

>鎮さん、ミントさん、バルミさん
問題なく受領しました。不備なし。
本編を書き込むにあたり、テンプレを熟読してその要旨をしっかり理解しておいてくださいね。
開始は今夜の１０〜１２時頃の予定。

>15
ええ、言ってもらえれば能力に応じたタイミングで流しますよ。
能力によっては物語進行の手助けになりそ。

>17,18,19
ＴＲＰＧ板につくる予定だったんですが、俺の携帯からは何故か見られないことが判明。
この板に立てます。また夜にでも。削除されたら、その時はその時でまた考えます。

>20見れない？
http://yy32.kakiko.com/trpg/i/

名前：トゥール・マイヤー
年齢：16歳
性別：男
所属：ファースナル
職業：ハンター
性格：温和、優柔不断
趣味：盆栽
容姿：黒髪、黒目。全体的にのっぺり
身長・体重：166cm・57kg
所持品：救急セット、携帯電話、ハンター証、他
念能力の名前：『創られた樹の精(イージーエコ)』
能力系統：具現化系
能力の説明：周囲の指定した場所に木を生やす。範囲は自分を中心としておよそ半径50m。
木の種類なども変えることができ、若木、古木も問わない。考えなしに生やす場合は樹齢５年程度の杉。
某アニメの主人公とは多分関係ない。
キャラクター解説：
ハンター協会から派遣されたわけではなく、ファースナルに定住している若きハンター。
ファースナル近郊にあった故郷の町がキメラアントに潰され、家族親類を失っているためキメラアントに対する恨みは大きい。
政府がキメラアント駆逐のためにハンター協会に依頼したことを耳にし、自分もそれに参加する気でいる。

名前：アクス・クリーンヴィレッジ
年齢：18
性別：男
所属：ファースナル
職業：何でも屋
性格：かなり忍耐強いが、あまりに理不尽なことがあると即座にキレる。
要するにチクチクした嫌がらせにはかなり耐えられるが、デカいのを食らうと…
ちなみに超甘党。甘いもの至上主義。甘いもののためならパシリにされようが文句は言わない。
趣味：昼寝やサボり。
容姿：ツンツン頭で白髪。不良っぽく見える。
身長・体重：175センチ68キロ
所持品：どこにあるかは知らないが、甘いもの色々。
念能力の名前：アングリーアングリー
能力系統：強化系
能力の説明：怒りの力を蓄えて力に変える能力。メーターを持ったマスコットのようなものが傍らに浮いている。
このメーターが振り切れると自動でキレ、メーターが完全に下がりきるまで戦闘力が飛躍的に上がる……が理性が欠片ほどになる。
その状態が続くのは放置した場合は約五秒。
蓄えられた怒りを使ってメーターを下げると少し冷静になれるので、たまに力を使わないと暴走しだすアブナい念能力。
メーターが貯まっている場合、意識的に冷静にならないとあっさりとキレるので注意が必要。
キレている時に殴られれば更に逆上し、メーターが貯まって時間制限が伸びるため、キレたら放置が一番楽な対策。ちなみにマスコットは口が悪い。ひたすらに口が悪い。

念能力の名前：理不尽と不条理への粛正
念能力系統：強化系
能力説明：自分に対しての理不尽な出来事や不条理な出来事に対する特殊強化。
自動発動し、その原因に対して当てつけや仕返しのために体を異常に強化する。
過去の兄弟のイジメに端を発する能力。明確に敵対している者には発動しない。

キャラクター解説：念能力者の家系に産まれたが、末っ子のため様々なイジメを受けた。
それに加えて才能が偏っていたからか念能力になかなか目覚めず、さらにイジメを受けたまりにたまったフラストレーションが爆発。
それが引き金となり、他に比べていくらかマシだった具現化能力と共に初めてアングリーアングリーが発動するが、
近くに居た人間に襲いかかりそれが問題に。
ほとぼりが冷めるまで家から追い出されたので何でも屋をしていたが、依頼主を叩きのめしてしまったために
仕事がなくて貧困生活。
そんな中、キメラアントの話を聞きつけて生活のためにやってくる。

子供の時に過酷な訓練を受けていたため肉体的に異様なほどのタフさを見せる。

>21
あ、見れます。ドモ。
ということで、そっちに立てときました。

『HUNTER×HUNTER　終わりゆく者達』避難所
ttp://yy32.kakiko.com/test/read.cgi/trpg/1120645962/

参加者の皆さんは見れる時はチェックしてみてください。

>トゥールさん、アクスさん
受領しました。
お二人ともわざわざファースナルで入ってきていただいてドモです。
これで参加者５人、結構集まってもらえたなぁ。

まだまだこれからどんどん集まる予感

テンプレやSS投下はどっちだ？

>25
どもっす。やっぱり賑やかなのがいいですよね。

>26
テンプレはこちら、ＳＳはあちらです。
向こうにＳＳ専用スレッドも立てとこうかな。



さてと……。

SSは全員必要？

>28
いえ、趣味で書きたい人だけで。
向こうにスレ立てておいたんで、またお暇でしたら見といてくださいね。

GMさんも他の方ももう業務連絡とか質問とかは全て避難所にしませんか？
ここはテンプレとその審査、本シナリオ限定にして。

審査を本スレでやる必要はないんじゃないか？
それこそ審査なら避難所でやればいいと思う
テンプレとシナリオだけでいいんじゃ？

>30,31
じゃあ、>31さんの案で。
その人が避難所をちゃんとチェックすべき事を知っているか、つまりはスレをちゃんと読んでから参加しているかの確認になりますしね。
まあ、避難所のことはテンプレに入れてないんでちと不安は不安なんですけど。

では、これ以降は質問雑談その他はhttp://yy32.kakiko.com/trpg/の板にてお願いします。

もう１キャラ投下。

名前： ルードウィッヒ・シュナイダー
年齢： 25歳
性別： 男
所属： ファースナル
職業： ハンター
性格： 冷笑的でプライドが高く、底意地が悪い
趣味： 教育
容姿： 美形だが、目つきが鋭く何を考えているのか分からない。
身長・体重： 179cm・63kg
所持品： 愛用の大きな剣
念能力の名前： 『迷子の迷子の道標 (ｶﾞｲﾄﾞﾎﾟｽﾄ)』
能力系統： 特質系、具現化系
能力の説明：
念でポストを作る。設置しておいたポストの傍に瞬間移動することが可能。
ただし、移動までには移動距離が遠い程移動開始まで待ち時間を要する。
遠すぎる距離は移動することができない。ポストは一度に５つまで設置可能。
キャラクター解説：
ファースナルの雇われハンター。他のハンターとは行動が異なり、何を考えているのか分からない。
彼をたまに追跡していれば、何か大きな謎に直面することがあるかもしれない。

それでは、お待たせしました。ただいまを持ちましてゲームスタートとします。
書き込む前に、もう一度しっかりとテンプレを読み返してその趣旨をしっかり汲んでおいてくださいね。

また、参加者は永続的に募集していますので、お気軽にどうぞ。

『ニートンタウン、酒場』

薄汚れた店に、世相を反映したかのように様々な種類の人間が溜まっている。
すっかり出来上がり、品なく笑いながら大声で隠語を連発する若者達。
人目を憚るフシもなく、麻薬にしか見えない何かの袋を売る男。
テーブルに腰掛け、席の男に自分を売り込んでいる艶めかしい売春婦。
懐に手を突っ込み、お互いを牽制し合いながらやりとりしている二人の黒服。
突っ伏したままぴくりとも動かない、生きているのかどうかも疑わしい老人。

そして、それぞれが他に大して特に注意も払っていない。
誰しもが他人に関心を抱く程の余裕もない。自分が生きるだけで精一杯なのだ。

そして、カウンター席の端に汚い布の塊のような人間が腰掛けていた。
ぼろの帽子を顔が隠れる程に深く被り、その下にギョロリと大きな目が見える。そして、魔女のように伸びだした長い鼻。
体には服の代わりなのかその上から着ているのか、汚らしい布をすっぽりと纏っている。
背は妙に低く、腰が丸まるように曲がっている。

ニートンタウンで知らぬ者はいない、裏情報屋デグ。それが彼の名前である。

デグは、布の隙間から枯れ木のような手を抜き出して安酒をちびちびと舐めていた。
その背後で、きぃと出入りの扉が開く。
風のせいか、酒場の客か、それとも自分の客か。
まあ、どれでもいい。デグはコップの酒をくいと飲み干した。

『ファースナル市内』

ファースナルの町並みは、肩透かしなほど全く普通の賑わいを見せていた。
キメラアントの港封鎖によって貿易こそできなくなったが、意外と市内流通に不自由は起きていないように見える。
豊かな商業都市は、貿易に頼らずとも十分に繁栄できると声高に主張しているかのようだ。
だが、実際に何も不自由が起きないはずがない。
少なくとも貿易に依存している業者はこの状況に平気でいられるはずはないのだが、少なくともどこを見渡してもそんな様子の欠片すら見えない。
ハンターによる早期解決をよほど信頼しているのだろうか？
平和すぎて不気味ですらあった。

「フン」
携帯で政府の指令を聞いたルードウィッヒは、町の外に向かって通りを歩いていた。
ファースナルに来たハンター達は、基本的には自由行動によるキメラアントの撲滅を指示されているが、たまにこのように政府から直接の頼みが電話で回ってくることもある。
彼が聞いたのは、だいたいこんな内容だった。
『近隣都市アーバンがキメラアントの襲撃に遭っている。助けてやってくれ』

近隣都市の心配までするタマか、お前らファースナル政府の連中が？

ルードウィッヒは口の端を笑みの形に歪める。
「まあ、構わんがな」
ルードウィッヒは呟き、外に向かって歩いていく。

ファースナルの郊外でもその状態に差は無かった。
平和ボケというに相応しい平和な状況。
ちなみにここは町からアーバンに最短で向かう場合使用される道路である。

…そこには2台の高速タクシーが待っている。
これは…政府が手配したのだろうか？

ニートンタウンの中心部…この辺りは一見治安がよく見えるが、
裏通りに入ると治安は最悪と言った様相を呈している。
そこに大きな高級ホテルがある。
恐らくマフィアの取引先の人間なども宿泊しているのだろう。

ニートンタウンの目的はファースナルの武力統合であり、いくらハンターでも
連携なしの単独行動では難しい。という事で、ここのレストランの奥の部屋で
顔合わせをする機会を作ることを計画…したはいいが、参加は任意なのだ。
何故任意なのか。それは恐らくハンターには一部根本的に連携が向いていない人間もいる。
そういう人間は無理に参加させるよりは連絡手段だけを伝え、
互いの行動を教えるだけにする方が良いとでも考えたのだろう。

因みにその部屋の内装はあらゆる意味で豪華そのものである。

「スンスンスーン♪」
鼻歌を歌いながらファースナル市内を闊歩している少年。行くあてもなくぶらぶらしている、という訳ではなさそうだが。
穏和そうな表情からは想像も付かないが、一応ながら彼も立派なハンターである。名は、トゥール。
とはいえトゥールが試験に合格した期はそれほど顕著ではないものの例年より合格者が多く、
そんな期にすらギリギリで合格だったトゥールはハンターとして優れているとはとても言えないのだが。
閑話休題。
トゥールはとりあえず、町から出ようとしている。アーバンという町に向かうために。
キメラアント駆除への参加。それを政府に認めてもらった際、その町に向かうように勧められたからだ。
「それにしても、やけにあっさり認めてくれたなぁ」
こんな少年に参加を認めなどしないだろう、てっきり門前払いされると思っていたのに、二つ返事で承認してくれた。
キメラアントの被害がそれほど甚大なのか、ハンターという肩書きの賜物か、あるいはその両方か。
「どっちでもいいか、そんなこと」
参加できただけでもよしとしよう。そして、あの憎き蟻たちを、この手で──。

>37
アーバンに向かう道に着き、歩いていこうかと思慮を巡らせていたところ、タクシーがお誂え向きに止めてあった。
（これに乗っていけ、ってことなのかな？でもそれを逆手に取った強盗タクシーかも…）
迷い始める。良心的にとると慎重、悪く言うと優柔不断。ここ一番の判断力が試されるハンターにはいい性格ではない。
（…ぼ、僕はハンターなんだし、強盗でもなんとか出来るはず。やっぱり早く着くに越したことはないし）
数分の迷いの後、言い聞かすように心の中で完結、二台あるうちの一台のタクシーのドアを叩く。
「あの、ハンターの者ですが、アーバンまで…乗せていただけませんか？」
丁重に、低頭に。中の運転手に問う。

>37,39
『ファースナル市内』

「あの辺りか」
ルードウィッヒは、政府からの電話で聞いた「足」を寄越してくれるという場所に向かっていた。
そのまま足が来るのを待とうとしてふと思い直し、一旦薄暗い路地裏に入る。
暗がりの中で肩の高さで手を地面に翳し、念を込めた。

（　『迷子の迷子の道標(ｶﾞｲﾄﾞﾎﾟｽﾄ)』　）

その場に、念で具現化された小さめのポストが現れる。
ルードウィッヒの念能力。このポストが設置してあれば、その場所に瞬間移動で戻って来られるというものだ。
帰り道、あのタクシーがまだ残っているかは分からない。徒歩で帰るのは面倒なので、いざというときのために一応準備しておくのが彼の主義である。

「さて……　……ん？」
路地裏から出たルードウィッヒは、約束の場所に停まったタクシーの前で何やら迷っている少年を見つけた。
おそらく、あのタクシーが政府の調達した足なのだろう。
窓を叩きタクシーの中に声をかける少年に、ルードウィッヒは眉根を寄せてつかつかと歩み寄る。
「小僧、それは民間用じゃないぞ。おい運転手！さっさと開けろ」
ルードウィッヒが後ろのドアを乱暴に蹴飛ばすと、慌てたようにすぐに開かれた。
ミラーに映る運転手の眼差しが心持ち恨みがましいのも気にせず、さっさと乗り込む。
椅子に腰を落ち着けてから、少し考え、少年に顔をひょいと覗かせた。

「……待て、今さっきハンター云々と言っていなかったか？
まさか、お前のような小僧がハンターとでも言うんじゃあるまいな」

>37 >39 >40
｢あー、クソ。腹減った……ったく、食事くらい食わせてから仕事に行かせてくれよ｣

ブツクサ言いつつ飴を舐めながら歩いている、柄の悪い白髪の男。
パッと見どこにでもいるように見える、チンピラに似た感じ。

｢うあ〜、ガマン、ガマンだ俺。今度の依頼主は政府だ、キレちゃいかんぞ、キレちゃ。……よし｣

そんなことを言いながらも歩いていく。
が、同じようななりのチンピラと肩が触れ合った。
そのまま言い争いになり……コンクリートの建物にその頭を叩きつけ沈黙させる。
頭に浮かんだ青筋は、紛れもなく怒りの印だ。
その後ややあって大きな声を上げた。

｢……っああああああああ！このクソ、仕事用に溜めといたの使わせやがった！このボケナス！くたばりやがれ！｣

メシィ、と音が聞こえそうな勢いで頭を一度踏みつけ、フラリとまた歩き始める。
思い切り踏んだように見えて手加減はしている。
死にはしないだろう。

｢まあ、これで良い感じに使った分は溜まったはずだしな、何とかなるだろ｣

さっきの怒りようが嘘のようにユッタリとした足取りで郊外へと足を運ぶ。
何十分かを掛けてゆっくり歩き、二台のタクシーとその脇の男二人が目に入ったところでその男に軽く声をかけた。

｢おーい、蟻駆除班アーバン行きタクシーってこれで合ってる？｣

わざわざ自分で意識したような、ボンヤリした表情で声をかけた彼の姿は、蟻駆除班等には見えないのは確かだった。

>38
表向きはキメラアント討伐用の精鋭として様々な方法で選ばれた人間の集合場所。
高級ホテルのレストランの一室。そこに、明らかに場違いの少女がいた。

コートの襟を立て、フードを目深に被り、サングラスまでかけている。
髪の毛はフードから少し覗いているものから見れば一応青とわかる程度。
所持品も、見てわかる範囲では長い、布に包まれた何かが一つとアタッシュケース。
しかし背は明らかに子供のそれである。それだけにかなり不自然なのだ。

「…早く来すぎちゃったかな？」
既に椅子に腰掛けている。コートを着たままでサングラスも取らない理由は、
一つは協会から裏の密命も聞いているから。
集まる人間次第では、顔をしっかりと晒すことが得策で無いかもしれないと思ったのだ。
そのまま、座って人が来るのを待っている…。

名前： イル・フィール
年齢： 23
性別： 女
所属： ファースナル
職業： ハンター
性格： 酷薄
趣味： 読書
容姿： 青いショートの髪
身長・体重： 167cm・52kg
所持品： トランク（中にはハンター証と小説とナイフが大量にある）
念能力の名前： ブレードスピリット
能力系統： 操作系
能力の説明：
任意の数のナイフに念を込めて、遠隔操作が可能。
ただし、一度に４本が限界で円の範囲内のみ移動可能（イルの円の範囲は40mほど）。
発動時には本体は絶と同じ状態になり無防備になる。

キャラクター解説：
愛煙家。
日々仕事で世界中を飛び回っていて、名もそこそこ売れてきたハンター。
ハンターとしての腕もそこそこだが、キレると手がつけられなくて、それが原因で失敗することもしばしば。
今回、キメラアント駆逐の噂を聞きつけてやってくる。

不備や間違いあれば指摘よろしくお願いします

名前：サドゥ・カラリパヤッツ
年齢：２６歳
性別：男
所属：ニートンタウン
職業：神罰代行者
性格：自作の神（妄想）を問答無用で信じている幸せな人。
趣味：瞑想と布教
容姿：彫りの深い濃い顔・大きな目・筋肉質・痩せ型・色黒・黒髪・一枚布の僧衣
身長・体重：１８５cm･７５kg
持ち物：７０センチほどの巨大な鉄扇・聖印・教典
念系統：放出系・操作系
キャラクター解説
ニートンタウンの一般的な住人であったが、２０歳の時、山中で垂れ死ぬ寸前に念に覚醒。
これを神の啓示と思い込み、そのまま山の中で修行を始める。
数日前に新宗教「カリ・ユンガ」を設立。
信者はまだいない。
布教こそが人々への救済だと信じている。
サドゥの念能力は神への絶対的な信仰心に基づいている。
【教義】世界は唯一神と悪が戦っている。
　　　　世の中悪い事は全て悪のせい。
　　　　（宗教的に）良いことをすれば神への力になる。
　　　　現世の悪を減らせば神と戦う悪の力を減ずる事ができる。
　　　　信者は死後に救いが用意してされてある。
　　　　非暴力（異教徒・異端・化け物除く）が基本。

念能力の名称・説明

【名前】南海の猛襲（ヴァーユ）
【能力系統】放出系
能力の説明　単純な念弾。射程・大きさ・威力・弾数は込める念の量と密度によって変わる。
　　　　　　念弾は放出してから発射のタイミング、発射してからの軌道は自由に操作できる。
　　　　　　放出してから発射されるまではサドゥの周囲を浮いている。
　　　　　　通常は野球ボール程度の大きさ。
　　　　　　念弾の大きさや密度、硬度・破壊力を高めるのに比例してタメ時間が必要となる。
　　　　　　念弾は操作できる以外に付与効果はなく、命中して爆発するなどと言う事はない。
　　　　　　念弾自体の念が推進力となっているので、ある程度の距離及び命中・迎撃による相応の衝撃で破壊されるが、それまでは自在に操作できる。
　　　　　　同時操作は難しく、３つが限界。念弾の操作のみに専念できるのであれば５つ
　　　　　　操作可能範囲は２０ｍ以内。
　　　　　　通常は操作せずに飛ばすだけ。
　　　　　　目標の一部を手に入れることによって誘導弾も作れる。
　　　　　　単純な命令（接近する念にぶつかれ程度）のオート操作も可能

【名前】とぐろ巻く蛇（アンラ・マンユ）
【能力系統】放出系＋操作系
能力の説明　バスケットボール大の念の球を作り出し、生物及び念獣、念弾がある程度の圧力を持って触れると発動する罠。
　　　　　　はサドゥが作り出したその場所から移動させる事はできない。
　　　　　　移動させる場合、隠の状態は解除。罠の特性は失われる。単に直線的に飛ぶ念弾なる。威力は低め。
　　　　　　サドゥとの距離が２００ｍ以上あくと消滅する。
　　　　　　設置されてから１２時間で自動的に解除される。
　　　　　　ある程度の圧力とは人が普通に触れる程度で、小さな昆虫や落ち葉などが触れても発動しない。
　　　　　　念の球に触れると触れた部分に取り付き、効果を発揮する。また、効果が発動すると円の働きもしサドゥはその動きを知る事が出来る。
　　　　　　触らなければ発動する事はないが、ある程度の念弾や周を使用した棒などでつつけば誤作動させる事が出来る。
　　　　　　一度に仕掛けられるは５０個が限界。
　　　　　　サドゥ自身のオーラに触れても発動はしない。が、サドゥ自身の肉体が触れれば作動する。すなわち、サドゥが絶の上体で触れれば自分で自分の罠にはまる事になる。
　　　　　　【以下効果】
　　　　　　　【名前】重の枷：触れた部分に取り付き、１００キロの重さを持つ。
　　　　　　　【名前】開の枷：触れた部分に取り付き、その部分の精孔を強制的に開いた状態にする。つまり絶はおろか隠もできず、オーラの垂れ流し状態にする。
　　　　　　　【名前】封の枷：触れた部分に取り付き、強制的に絶の状態にする。
　　　　　　三種類の効果のある罠を自在に使えるが、全ての罠の効果時間は６０秒。
　　　　　　
【名前】天則歪曲（ターンタヴァ）
【能力系統】放出系
能力の説明　瞬間移動。移動可能距離は１００ｍ。サドゥとサドゥ自身から１ｍ以内にいる任意の生物と瞬間移動ができる。
　　　　　　を発動すると２４時間絶の状態になる。

サドゥの念能力は全て使い捨て。
『南海の猛襲』は勿論のこと、『とぐろ巻く蛇』を解除してもオーラは戻らない。
オーラ回復は十分な休養のみ。

>40
運転手にハンターであることの証となるライセンスカードを見せようとしたところ、突然男が乱入してきた。
目つきは悪いし言葉は粗野、ドアを蹴りつける行動は乱暴、あまり関わり合いになりたい人種ではない。
（タクシーは二台あるんだからもう一台に乗ればいいのに…わざわざ割り込まなくたって）
文句は心の中で。言葉にも表情にも態度にも出さない。
（仕方ない、向こうのタクシーに乗ろうかな…）
抗議したり乱闘騒ぎに持っていったりするほどトゥールは短気ではない。一番合理的と思える行動を選ぶ。

＞「待て、今さっきハンター云々と言っていなかったか？
＞まさか、お前のような小僧がハンターとでも言うんじゃあるまいな」
突然言われ、しばし困惑する。ここでハンター証を見せるのは簡単だ。だが奪われはしないだろうか？
一度不注意からハンター証を盗まれた経験があるため、どうしても慎重になってしまう。
ハンターじゃない、あなたの聞き間違いだ、そう言ってやってもよかったのだが、運転手にハンターだと言ってしまっている。
ここはとりあえず、肯定だけしておこう。かなり遠回りな思考の後、口を開く。
「いやまぁそうなんですけど、別に大したもんじゃないんで。特に気にしなくてもいいですよ、僕あっちのタクシーに乗りますから」
これ以上この男と話していたって何もないだろう。さっさとこの場を離れて、さっさとアーバンに向かおう。
くるっと男に背を向けたが、今度は違う男に声をかけられた。

>41
＞「おーい、蟻駆除班アーバン行きタクシーってこれで合ってる？」
「えっと…」
声をかけてきた男は、染めたのだろうか髪が真っ白、ツンツン頭。さっきの男に負けず劣らずガラが悪そうだ。
（ここだけしかタクシーがないんだから分かるだろうに…）
相変わらず心の中で毒を吐きながら、どう答えるべきか考える。言動からいって、この男も政府に依頼されたのだろう。
いや、それを聞きつけ、ハンターが来ることを狙いハンター証を盗もうとしているこそ泥かもしれない。
トゥールは普通はありえない悪いパターンをひとしきり考えた後、決心して答える。
「はいそうみたいですよ。どうぞこのタクシーに乗って下さい」
ツンツン頭にさっきの目つきの悪い男が乗っているタクシーを示すと、トゥールは足早にもう一台のタクシーに近づく。
運転手に後部座席のドアを開けて貰うと、急いで乗り込む。ツンツン頭の言葉から、このタクシーは政府に手配されたものなのだろう。
──それにしても、あの二人が二人とも政府に依頼されたハンターなのだとしたら…。
（うう、どうして僕はこんな目に）
同じ目的を持つ以上、共闘することもあるだろう。関わり合いになりたくないが、致し方ないこともある。
「…まぁ、いいか」
ニヤリと不敵に微笑む。蟻どもを撃滅させられるなら、別に誰と組むことになろうと構わない。たとえ、悪魔だろうと。
「じゃ、アーバンまでお願いします」
ハンター証を見せながら運転手に告げる。

>46
>はいそうみたいですよ。どうぞ、このタクシーに…

何か視線が好意的ではないと感じた。
考えられる限り警戒感を削ぐ声の掛け方だったはずなんだが。
好意も削ぐ言い方だったかもしれないが。
ま、仕方ないか、このなりだしな。
どっかのチンピラに見えなくもないし。
そう自己完結してドアを開け、示されたタクシーに乗り込もうとして固まった。

……何だこの目つきの悪い男は。
あいつ、まさか、俺にこれのお守りをしろと？
俺は体よく厄介者を押し付けられたっていうのか？
スッと視線を横に動かすと、さっきの男は誰も乗っていないタクシーに乗り込んでいる。

ああ？お前こっちに乗り込もうとしてただろうが。
普通そっちを俺に譲るんじゃないのか？
百歩譲るとしてもだ、お前と相乗りにしろよ。
こんなもんよりはいくらかマシだろうが。
それに自分が嫌がることは他人にもしてはいけません、って習わなかったのかこの野郎。

そんなことを考える内に、理不尽だ、何かが間違っている、と心の奥底から湧き上がる気持ちがある。
仕事用に溜めておいた怒りが沸点を大幅に引き下げていたため、あっさりと頂点へと駆け上った。

「てめぇぇえええええ！！」

「理不尽と不条理への粛正」。
明確に敵だとわかっている者には発動しないが、それ以外の場合、アクス自身に行われた行動に
理が通らないと思った際に自動で発動する特殊強化。
納得が出来ないことに対する怒りと、昔の出来事へのトラウマが織りなす能力である。

先ほどの男に行き先を告げられたタクシーは走り出している。
が、異様な程に強化された足腰は、それをも上回る速度を叩き出した。

「おいこら！お前向こうに乗り込もうとしてただろうが！それを厄介払いが出来るのを幸いと
俺に押し付けんじゃねぇよ！聞いてんのかてめぇ！ああ！？運転手さんにゃ悪いが車ぶち壊すぞ！！」

まだ今一スピードが乗っていないタクシーに併走しながらドアに蹴りを放つ。
その度に少し距離が離れるが、また距離を詰めて蹴る。
一応少ない理性でドアが外れないように加減はしているが、それがどこまで保つかは疑問だ。

ファースナル市内を意味もなく歩く「今日も仕事なし・・・」最近はもうなれた。
政府からキメラアント駆除の依頼は受けてはいるが、グループ行動は昔からどうも苦手。しかし情報交換はかかせない>>38メール連絡だけは入れておこう。
「弱い敵なら大歓迎なんだけど・・・」
とりあえず情報を待つことにした。

>42
時間が経つにつれ、徐々に部屋にハンター達が集まってくる。
最後に政府の要人らしき若い男が入ってきて、着席する。一同を見渡し、そして話を始めた。

「……皆さん、お集まりいただいてありがとうございます。
今回の依頼はキメラアントの撲滅のため……などではない事は皆さん分かっていましょう。
分離した東ファースナルを、この西ファースナルと再び一つに併合する。そのために、ハンターの皆さんのお力をお借りしたい」

そして、政府要人はニートンタウンの現状について語り始めた。
もとは一つの国であった東西ファースナルだが、３年前、東ファースナルが自分達の利益のために一方的に西ファースナルを「ニートンタウン」として切り出してしまったこと。
その際に都市の資産もほとんど分けられなかったため、貧困街を抱え犯罪件数も多いニートンタウンの財政状況は極めて深刻のその更に下ぐらいであること。
宗教団体や暴力団など様々な組織が存在し混沌としたニートンタウンだが、彼らの多くは東ファースナルの再併合を望んでおり、そのための協力を惜しまないつもりらしいこと。
現在の東ファースナルとの戦力差は、残念ながらあまり芳しくはないこと。

「確かに敵は強大です。
が、我々皆の力に皆さんの力も合わせればきっと悲願は達成されます！」
政府要人は力の篭った言葉とともに、ぐっと拳を握り締めた。
そしてふと力を緩め、皆を見回す。
「…そこで、早速ですが最初のお仕事をお願いしたい」
政府要人はテーブルの中央に大きな地図を広げた。アクター島の全域図だ。
そして、指し棒で一つの街を指す。

「この、東西のファースナルのちょうど中間くらいの位置にある街。アーバンというのですが、ここが今キメラアントの攻撃を受けているとの情報を得ました。
アーバン政府は東ファースナルに救援を申し出ているらしいのですが、ここで我々が彼らを救助すれば彼らを味方に引き込む大きなチャンスとなるでしょう。
来るべき東ファースナルとの決戦の日に向けて、他の都市の支持と助力を得ておけばそれだけ勝算は高くなります。
そこで、皆さんにはただちにアーバンに出向いてもらい、キメラアントの駆除とアーバン政府との交渉、そして」

政府要人はにやりと笑んだ。

「…東ファースナルか派遣された戦力…おそらくハンターでしょう。これを撲滅していただきたい。
それでは、よろしくお願いします」

>48
政府から、バルミの携帯にメールが届く。
その旨は、ホテルに集まったハンター達に説明された事と大体同じだった。
さらに、それに加えて以下のような文章があった。

『酒場にいる情報屋デグを説得し、アーバンに同行させていただきたい』





★　定期誘導
『HUNTER×HUNTER　終わりゆく者達』避難所　http://yy32.kakiko.com/test/read.cgi/trpg/1120645962/l50

※　定期誘導です。特別な書き込みがあったわけではありません。

＞「いやまぁそうなんですけど、別に大したもんじゃないんで。特に気にしなくてもいいですよ、僕あっちのタクシーに乗りますから」
「……」
賢しい小僧だ。
ルードウィッヒは内心舌打ちをした。当たり障りのない答えに込められた拒絶の意思。
理知的な人間を好むルードウィッヒだが、理知的な子供は好まない。
理知とは、海千山千の経験値とそれに付随する知識量があって、はじめて持ち得るものだ。
よって、彼には子供の理知とは真似事にしか見えないのだ。
だが、子供にも海千山千の人生経験を積み得る事情があることを考慮しない辺りは、彼の思考の甘いところでもあった。

少年がもう一台のタクシーに乗り込んでいく。と、今度は白髪頭の男がやってきた。
未成年かもしれないが、そこそこの年にも見える。
彼は普通に乗り込もうとして、そしてこちらを見て固まった。
「……何だよ」
男は、飲み会で何を混ぜたのか分からない不気味な色の酒を手渡され一気のコールをかけられたような表情をしている。
やがて、その顔は徐々に怒りの表情に変化していく。
「…なんだ、やんのか……ん？」
ル−ドィッヒが身構えた時、男は弾かれたように突然走り出した。その先には、既に走り出していたもう一台のタクシー。
もの凄い勢いで追いつくと、ガンガン蹴りながら何か喚き散らしている。

ルードウィッヒは額に指をあて、引きつった笑みを浮かべた。
単純バカ。絶対強化系だ。
「…運転手。まさか、アレもアーバンに行く仲間とは言うまいな」
「何でも屋です。腕は立ちますよ」
運転手はしれっと答える。さっきドアを蹴られた恨みが少し篭っていた。
「じゃあ、こちらもそろそろ出しましょうか？」

「いや、もう一人二人来るかもしれん。あと５分待つ」

敵キャラとして参加希望です。

名前：ガンピ
年齢：生まれてから２年目
性別：男
所属：キメラアント
職業：偵察＆戦闘要員
性格：やや無口
趣味：昼寝
容姿：身長が高く黒豹の風体で黒いコートを着ている
身長・体重：２３０センチ １２０キロ
所持品：刈り取ったハンター証、数枚
能力系統：放出系
キャラクター解説：仲間に対しては寛容な心を持つが人間に対しては極めて残酷に徹する。
女王に心から忠誠を誓っている。

プレッシャーハニー(放出系)
能力の説明：サッカーボール並の念球を放出し、物体にへばりつく。時間の経過と共にそれは赤くなり爆発する
最初は１０秒ぐらいかかるが、その念球は放出の途中で分裂させることが可能でそれぞれの威力は弱くなるが、爆破までの時間が短縮される
物体にはりついた場合、その物体に周を使うことで解除が可能。人体の場合ははりついた箇所に硬を使うことで容易に解除できる。
隠を使うことによって念球を隠すことは可能だが、爆破まで１０分もかかるのが難点。

スナイパーハニー(強化系)
能力の説明：あらかじめ、攻撃する箇所と攻撃の方法を相手に指摘する。そのとおりになると絶大な威力を発揮する。
違う所や別の方法で攻撃してしまうと、その威力が全て自分に返ってしまう。

名前欄入力間違えました…済みません

>49
『ニートンタウン高級ホテル』

遅れ気味にホテルの部屋に入ったサドゥは末席に座り、静かに言葉を聞いていた。
ハンターだけでなく、闇社会から提供された人材もこの会議に出席をしている。サドゥは後者としてその席についていた。

長く山に篭り外界と隔絶した生活をしてきた為、街の事情など説明されても理解できる事は少なかった。
わかった事はアーバンを襲うキメラアントと悪逆の都市である東ファースナルから派遣されたハンターの撲滅。
それだけだったが、それで十分であった。
アーバンを救い、アーバン政府との交渉ができれば布教もしやすく、否、国教と迎え入れてもらえるであろう。
それを信じて疑わない。
会議が終わり皆が席を立つ中、サドゥは満面の笑みで神への祈りを捧げていた。
「我、神託を得たり。聖戦なりや、聖戦なりや！いざ行かん、神託の地アーバンへ。」
意気揚々とホテルを後にした。

キメラアントに支配された港の倉庫にガンピは居た。鉄パイプ椅子に足を組んで座っている。
目の前にはさっき捉えたハンターが傷だらけで蹲っていた。

ハンターは俺に助けてくれと懇願する。このまま殺すことも出来るが…
「…貴様、助かりたいか？」
ハンターはただ頭を縦に振る。少し希望の光が見えたのか、目に輝きが見えてきた。
「…いいだろう。但し条件がある。今から１０分以内にニートタウンのホテルへ行け。」
「そこで俺らを滅ぼすためにハンターを集めている情報が入った。貴様も仲間に加わるんだ」
ハンターは最後の言葉の真意を読み取れず間抜けな顔をしている。
「…助かりたいのなら言うとおりにするんだ…逃げようと思うなよ？仲間が見張っている…」
そういうとハンターの背中を叩くふりして隠を使ったプレッシャーハニーを設置する。
今から１０分後にそのハンターはホテルに集うハンター達の中心でハンターもろとも爆発するだろう。
ハンターは気づかない様子で了解したのち逃げるように去る。

「…ハンター共め…俺からのプレゼントだ。ありがたく受け取るがいい」
そう一人でつぶやくとそのままの恰好で目を閉じ、静かに眠る。

【重要】

ＧＭ権限において、「ガンピ（キメラアント）」（テンプレート：>52）のキャラクターを削除します。

【重要】

以下のレスの無効化処理を行います。

>52
>53
>55

※無効化処理とは、既に書き込まれたレスを完全になかったものとして扱う処分のことです。
　これ以降、本編において無効化処理されたレスに連動した書き込みは認められません。

>49
時間が経つにつれ、徐々に部屋にハンター達が集まってくる。
明らかに裏世界の人間から宗教がかった人間と種類は多種多様だ。
時々明らかにその場にそぐわない背格好の彼女に見下したような視線を向ける者もいる。
その人間を、頭の中で数種類に分ける。

一つ。マフィア、暴力団タイプ
これは利害が一致すれば害は無い。一致しなければ害になる。
そして自分に直接的被害が少ない範囲でならある程度相手の立場を立ててやればいい。
行動には彼らなりの理屈がある。それだけにまだ比較的付き合いやすい方と言える。

一つ。ハンターを含む一般的傭兵
これも利害が一致すれば安全と言える。一致しなければ害になる場合もある。
行動には一般的理屈が通用するので一番付き合いやすいタイプである。

一つ。カルト宗教タイプ
自分には理解出来ない教義がある場合が多いので
利害が一致したように見えたとしても安全ではない。
一致しなければより危険。行動に理屈が通用しない事も少なくないので
関わらないのが唯一安全に近い方法である。

(宗教関係者もいるのは面倒ね。でも、所々に判断力に問題のありそうなのは
いるけど皆実力はあるみたいね…。)
人が来はじめてからは真面目モードの思考である。そして、政府要人が姿を見せ、説明を始める。
その過程で話されたことの大半は情報収集済みの事だったが、途中で重要な情報も混じっていた。

そして、最後に作戦の命令を受ける。キメラアントの駆除とアーバン政府との交渉、
そして東ファースナルか派遣された戦力の撲滅。即座に荷物を持つも立ち上がらずに
頭の中で考える。(政府との交渉…却下ね。私みたいな小娘が行ったら笑いものだもの。
キメラアントかハンターか…迷う必要はないわね。)

>54
＞「我、神託を得たり。聖戦なりや、聖戦なりや！いざ行かん、神託の地アーバンへ。」
あからさまな宗教関係者。必要最低限の関与しか持たない事にしようと考えつつ、
半数以上が部屋から出た後で立ち上がって部屋から出て、ホテルを出る。
「ここからは急いでもよさそうね。」
その持ち前の半端ではないスピードを活かし、そのままアーバンに向かっていく。
そのスピードは、はっきり言って下手な車よりもよっぽど早い。

>22の修正テンプレ

名前：トゥール・マイヤー
年齢：16歳
性別：男
所属：ファースナル
職業：ハンター
性格：温和、優柔不断
趣味：盆栽
容姿：黒髪、黒目。全体的にのっぺり
身長・体重：166cm・57kg
所持品：救急セット、携帯電話、ハンター証
念能力の名前：『創られた樹の精(イージーエコ)』
能力系統：具現化系
能力の説明：周囲の指定した場所に木を生やす。範囲は自分を中心としておよそ半径5m、
しかし1m以上離れると木が生えるスピードが極端に落ちる。
木の種類なども変えることができ、若木、古木も問わない。考えなしに生やす場合は樹齢５年程度の杉。
某アニメの主人公とは多分関係ない。
キャラクター解説：
ハンター協会から派遣されたわけではなく、ファースナルに定住している若きハンター。
ファースナル近郊にあった故郷の町がキメラアントに潰され、家族親類を失っているためキメラアントに対する恨みは大きい。
政府がキメラアント駆逐のためにハンター協会に依頼したことを耳にし、自分もそれに参加する気でいる。

>47
タクシーが動き出したが、特にすることもないので窓の外を見ている。予想より幾分、対向車とすれ違う。
やはり逃げている途中なのだろうか。すれ違う車の運転手の顔には必死の形相が窺える。
その表情が、トゥールの昂りと不安と一層高めさせる。──僕は今、戦地へと向かっているんだ。
握りしめた手を見つめ、もう一度窓の外を見ると…そこには、車に併走する男の姿。見覚えのある、あの白いツンツン頭。

＞「おいこら！お前向こうに乗り込もうとしてただろうが！それを厄介払いが出来るのを幸いと
＞俺に押しつけんじゃねぇよ！聞いてんのかてめぇ！ああ！？運転手さんにゃ悪いが車ぶち壊すぞ！！」
聞こえた怒声、それにドアを蹴りつける振動と轟音。ひとまず理解した後、ため息をついて目を細める。
（うるさいな…類友っていうだろ類友…どう考えてもあんたにはあっちがお似合いだろ…鏡見てから怒れよ…。
そもそも運転手に悪いって思ってるなら最初からすんなよ…直情径行型め。絶対罠にはまって自滅するタイプだ）
心の中でさんざん悪態をつくのはトゥールの数少ないストレス解消法である。決して言葉に表さないのは、気が小さいからだろうか。
心で毒を吐いている間も蹴りを入れる振動は等間隔に車内に伝わる。実際にタクシーが壊されてしまいそうなほどに。
（だけどなぁ…）
応戦はあまりしたくない。すぐに戦いが待っている現実を加味すると、ここで無駄にオーラを消費するのは得策ではない。
何よりタクシーの運転手がミラー越しに恨みがましくこちらを見ているのだ。お前が何とかしろ、と聞こえてきそうな視線。
「ふう」
ため息をつくと、窓を開け、男に語りかける。
「まぁまぁ落ち着いて下さい。こちらに乗りたいのであれば素直に仰ればよかったのに。走っていてお疲れでしょう？
もうすぐ戦いの地なんですから、無駄なオーラの消費は命取りですよ」
言いながら助手席のドアを開ける。タクシーはスピードを落としていないが、乗り込めなくはないだろう。
わざわざ無理な体勢になってまで助手席のドアを開けたのは、こんな男を隣に座らせたくなかったからだが──
それに気付かれるような素振りはたぶん、していない。自然な行為に見えたはずだ。

>>50
「おっ！メールきたぞ・・・、なになに・・・酒場にいる情報屋デグを説得しアーバンに同行させろと・・・、
あのあたりは不気味で怖いし苦手なんだけど・・・」
ニートンタウン市街は平和でのどかな街だが一歩路地裏に入るとそこは別世界、悪臭漂う細い路地を歩いていくとようやく目的の酒場に着いた。
「交渉の場においてさすがにＧパンとＴシャツじゃあマズいか、とりあえず>>16アンテナは立てておくかな」
バルミは酒場の横にある廃屋の屋上に登ると屋根に座り込み念によるアンテナを精製した。
「とりあえず交渉に必要なスーツや革靴一式を>>16ダウンロード！・・・」
そそくさとパソコンから落としたスーツに着替え準備万端、
バルミは緊張しながら酒場のドアを開いた。

『ファースナル中心部』

彼女は静かにタバコに火をつけ、ゆっくり一服してから歩きはじめる。
その女性はパリッとさせた白いワイシャツに黒色の細いズボンがとてもよく似合っていて、オレンジ色の上着を羽織っていた。
「まったく……港が封鎖されているというのに、いい気なものだな。」
不機嫌そうに誰に言うのでもなく呟き、フゥとタバコを吹かす。
キメラアントが港を占領。
この一報を聞けばその街の大抵の住民は混乱状態になるかと思いきや、いつも通りのほほんとした賑わいを見せている。
「（まったく能天気な住民たちだ……これも平和が長く続いてしまった結果か）」
店が多く並ぶ大通りをしばらく歩くとタバコの自販機が見えてくる。
トランクを片手に慣れない手つきで予備のタバコを買ってまた歩き出す。
途中、そんなに旅行者が珍しいのか、何人かがこちらを不思議そうに見てきた。
彼女はそれどころではないので気にしないといった風にそれらをことごとく無視していく。
やがて裏通りに入ったのか、その視線もなくなり辺りの人も数える程度しかいなくなった。

携帯を取り出し、メール内容を確認する。
『足を用意したので、約束した日時に指定した場所に向かってほしい。』
新しい煙草をくわえて、ふむと思案したかと思うとライターを取り出し火をつける。
――と、その瞬間。
足に何かがあたり、バランスを崩して前のめりに派手にすっ転ぶ。
ドシーーーン。
地面に顔を思いっきりぶつけてしまい、トランクもずしゃ〜〜〜〜っ！と横滑りしていく。
「いたた。まったく仕事前になんて無様――。」
力無く呟いておでこをおさえながら、何が起こったのかわからないままとりあえず起き上がる。
見ると、男が一人倒れていてその男につまづいてしまったようだ。
男は頭からわずかだが流血しており、一瞬死んでいるのかと思ったが息はまだしているようだ。
壁を見ると大きい亀裂があり、どうやらその壁になんらかの形で思い切りぶつけて気を失ったのだろう。
無言でズボンをはたいて汚れを落とし、トランクを取りに行き再び倒れている男のほうへ行き、男を見下ろす。
トランクを大きく振りかぶりそのまま男の腹目掛けて豪快に打ち下ろす。
「グシャ」と嫌な音がし、目だけは笑っていない笑顔で「邪魔♪」と一言だけ口から泡をふいてぴくぴくしている男に言い、再び歩みはじめた。

>37 >39 >40 >41

約束の場所にはニ台のタクシーがあった。
どうやら、用意した足というのはこのタクシーらしい。
吸っていたタバコを携帯灰皿に入れ、彼女はタクシーに向けて歩き出す。
少年の乗っているほうのタクシーは不良風の男を乗せることなく走り出した。
それを追うように突然走り出す不良。
しかも、タクシーのスピードに追いついた上にガンガンと蹴りつけている。
「な、なんて無茶苦茶な……。」
男の無謀さに呆然としてしまい、昔のトラウマであるもっと無茶苦茶な自分の師匠のことを思い出すが、すぐにハっとなり、いつもの冷たい表情になおす。
目つきが悪い男が乗っているタクシーに近づき、コンコンと窓を叩き相手にこちらの存在を伝える。
「害虫駆除班ご一行様はこのタクシーでよろしいかしら？」

>59
怒りが支配し、今にも見境無く攻撃をしてしまいそうになる体を無理に押さえつけながら少ない理性を総動員した。
タクシーを破壊するのはマズい。
運転手は、運転手はただ仕事でやってるだけなんだ、そう無理矢理自分に言い聞かせる。
……が、男の目を見た途端そんな物は吹き飛ばされそうになった。

野郎、俺を見下してやがる……！
この視線を何度味わったことか。
兄たちに虐められ、父母たちに出来損ないとして疎まれ……。
ある日を境に、それは爆発物を見る目に変わったが……。

「心の中でグダグダ言ってるんだったら口に出してみろ、このチキン野郎が！！お前はあれか！
心の中だけで他人に毒づいて優越感得るタイプか！！そのムカつく面に蹴りぶち込んでやるからそこでジッとしてろ！！」

そして更に逆上。
小さい頃から兄や父母のご機嫌伺いばかりしていたために感情の推移には目敏い。
毎日の責め苦……そう呼ぶのが相応しい事をされてきたのだから、必須の技能だった。

>まぁまぁ落ち着いて下さい。こちらに乗りたいのであれば素直に仰ればよかったのに。
そしてこの言葉が更に怒りに拍車をかける。

「何を言う暇もなくこっちに乗り込んで厄介者押し付けやがったのが、一体、何処のどいつだと思ってやがるんだああああ！！」

開けられた助手席のドアを片手で掴み握力とバランスだけで体を支え、そのまま窓ガラス越しに無理な体勢から蹴りを叩き込もうとする。
過去の訓練に比べれば鼻歌気分でこなせる事だ。
が、一瞬躊躇した。
やはり車を破壊するのはマズい。何というか、そう……可哀想だ。
断じてこいつがではない、運転手がだ。きっとローンがあるに違いない。
貧相そうな顔をしているし、家には帰りを待つ妻と子が……。
そんな想像をして運転手に哀れみを覚えたため蹴りを止め、舌打ちを漏らしながらスルリと助手席へと収まりドアを閉めた。

「……クソったれが…。悪かったな運転手さん、ここに修理費回しといてくれ」

前金で残高が増えたばかりの口座番号を泣く泣く紙に書き、邪魔にならないよう注意しながら運転手のポケットに突っ込んだ。
直後、後部座席に座っている男を振り向き言い放つ。

「いいか！今回はてめえに理が通ってねえからな！！運転手のおっさんに免じて矛は収めるが勘違いするんじゃねぇぞ！」

憤然としたまま飴玉を取り出して口に放り込む。
ハッカの味と甘みが怒りに満ちた頭に心地よく染み渡った。

>62
＞「心の中でグダグダ言ってるんだったら口に出してみろ、このチキン野郎が！！お前はあれか！
＞心の中だけで他人に毒づいて優越感得るタイプか！！そのムカつく面に蹴りぶち込んでやるからそこでジッとしてろ！！」
（このツンツン頭、人の心でも読めるのか？）
心中での毒吐きは別に今始まったことではない。物心ついた頃からできるだけ他者と摩擦がないように心の中にとどめていた。
だから、考えを他者に悟られないことに関しては誰にも負けないという自負があったし、実際そうだったはずだ。
十数年ながらも長い年月を経て構築してきた自分というものを否定されたようで、どうもやるせない気持ちになる。
（やりづらい相手だ…）
やっぱりこんな奴と組むなんて願い下げだ。アーバンに着いたらさっさと煙に巻こう。

＞「何を言う暇もなくこっちに乗り込んで厄介者押し付けやがったのが、一体、何処のどいつだと思ってやがるんだああああ！！」
（『厄介者』、ねぇ…もはや笑うしかないな。自分を表す一番の単語ということに気付いているのかな？
こんなキングオブ厄介者と乗り合わせる羽目になるぐらいならさっきの男の方がマシだったな。目つき悪かったけど）
一段と目を細める。傍目にはつぶっているようにしか見えないほどに。開けていたら心情を察せられてしまう恐れがあるからだ。
蹴りを入れようとしている姿にはさすがに体が反応したが、足は伸びてこなかった。
（へぇ、一応ヒト並の理性はあるんだ）
少し見直したがその変化も微々たるものであって、トゥールにとって厄介者であることには変わりない。
ともかく、仲間(？)うちでの無駄な争いには発展しなくてよかった。あくまで敵はキメラアント。戦う必要もないのに戦いたくはない。

＞「いいか！今回はてめえに理が通ってねえからな！！運転手のおっさんに免じて矛は収めるが勘違いするんじゃねえぞ！」
（はいはい）
また何か言ってきているがトゥールは半分も聞いていない。このツンツン頭にはしばらく干渉しない。
君子危うきに近寄らず。触らぬ神に祟りなし。トゥールが決めた結論がそれだった。

ふと窓の外を見ると遠くに町並みが見えてきた。状況からいって、あれがアーバンだろう。
すると、タクシーが突然止まった。まだアーバンまでは少し距離がある。何故こんな中途半端なところで停止するのだろう。
その素朴な疑問は運転手の表情を見てすぐに瓦解した。この運転手は所詮ただの運転手、一般人だ。
ハンターにはアーバンは戦地でも一般人においては死地。いくらなんでも近郊まで運ばせるのは酷と言えよう。
「ありがとうございました、ここからは歩いて行きますね」
政府が用意したタクシーならば運賃は政府が払ってくれるのだろう。何の疑問も持たず外に出る。
遠くに見えるアーバンを見据え、歩き出しながらふと考える。
この道を通っていくのだから、ツンツン頭と連れだって歩かなければならないのだろうか。
（それはいやだ）
理性よりもまず本能が全面的に拒否をした。

>63
アーバンから400mほど距離を置いた所にある相当な高さを持つ大木。
その天辺近くに人影のような物が見える…ような気がする。凝で見ればもう少しよく見えるだろう。
そこはちょうどアーバンを見下ろすのに適しているので、キメラアント、人間のどちらがいても不思議ではない。

彼女はそのスピードを活かしてかなり早くアーバンの近くについていた。
そして、体力もそこまで消耗してはいない。

しかし、すぐアーバンに入ろうとはしない。
「いい場所ないかしら？…あそこね。」
周囲を見回すと、ちょっと距離がある場所に大木を見つけた。
即座にその大木目掛け移動を開始。辿り着くと、木を大きく
傷つけないよう気をつけつつ登っていった。

少し経って、天辺付近の枝の上に立つ。すると早速
アタッシュケースから取り出した双眼鏡を片手に持って
アーバンの様子と、ファースナル方面からアーバンへの通りを見下ろす。
もちろん、フードもサングラスもそのままである。
「あれは…当たりかしら？」
この状態の中アーバンに向かうタクシーを見つける。サングラスを外してから
双眼鏡でそのタクシーを見始めると、ほんの少し経ってからタクシーが止まった。
まず一人降りてアーバンに向かって歩き出す。
「多分、当たりね。キメラアントとの衝突中を狙うのが正解かしら？」

その様子をじっと眺めている。

『アーバン市内、南ブロック』

「（ヤンバラ様、報告です。現在、主力部隊は西ブロックから北上中。
敵の防衛戦力はさっき壊滅させた南ブロックと大差なく、このまま楽に政治府まで進めそうです）」
「（うむ、ご苦労。そのまま進め）」
師団長ヤンバラは、師団長補佐からのテレパシーによる連絡に機嫌よく応えた。

現在進行中のアーバンは、今までは小型砲頭を無数に備えた堅固な城壁に遮られていたためになかなか侵攻ができなかったのだが、「ある事情」によりようやく内部に軍を進めることができたのである。
侵入してみれば、内部を守る自衛隊は意外な程に脆弱で、侵攻を開始した南ブロックはあっさり制圧することができた。
そこで面倒臭がりのヤンバラは、残りの侵攻を師団長補佐に任せて自分は南ブロックに残ってだらだらと怠けているのである。

寝転がるヤンバラの回りで、雑務兵たちがせっせとあちらこちらに散らばった死体を集めて肉団子を作っている。女王に献上するためのエサだ。

ヤンバラがやれもう一眠り、と思った時、肉を捏ねていた雑務兵の一匹が大きく吹き飛んだ。

「貴様がボスだな！」「覚悟！」「頭さえ潰せば！」
見ると、三人の人間がこちらに向けて身構えている。全員念能力者のようだ。
どうやら、今の街の戦力であの主力部隊を全滅するのは不可能とみて、頭を潰す作戦に出たらしい。

「…ふっふふふ……。あぁ、いかにもワシがボスだ」
ヤンバラはゆらりと起き上がった。大猿をベースに、背中と腕部に甲虫の甲を備える。
頭を守る兜からは、長く尖った角が伸びだす。筋骨隆々として図体は大きい。
その異形に三人は一瞬怯んだが、すぐに気を入れ直した。近くに戦闘兵はいない。
今がチャンスなのだ。
「うおおおおっ！！」
一人が飛び出す。その手に、念で具現化された金槌が現れた。
「『小人化の大金槌(ｺﾞｰﾙﾃﾞﾝﾊﾝﾏｰ)』！！」
振りかぶり、ヤンバラ目掛けて勢いよく振り下ろす。ヤンバラは受け止めるべくか、金槌に向けてすっと右掌を出した。
掌に一撃が直撃する……が。

「なにっ！？」

その瞬間、念金槌が消失した。
そして、驚いた次の瞬間にはヤンバラの左拳によって遥か後方まで吹き飛ばされていた。もんどり打って瓦礫の中に突っ込む。

「……っ！」
即死した仲間を見て、残りの二人の表情が凍りついた。ヤンバラの巨体の影が、彼らにゆらりと近づく。
「さあ……かかってこんか。こないなら…こっちからいくぞ」
「く…、くそおおぉぉっ！」「おおおおっ！」



しばらくして、二つの絶叫と断末魔、そして獣の笑い声が辺りに響き渡った。

ＷＡＲＮＩＮＧ！！

名前： ヤンバラ
年齢： ???
性別： オス
所属：キメラアント
職業： 師団長
性格： 怠惰。だが、必要のある時は進んで動く。
趣味： 惰眠
容姿：猿をベースに、背中と腕部に甲虫の甲を備える。
頭を守る兜からは、長く尖った角が伸びだす。筋骨隆々として図体は大きい。
身長・体重： 242cm・210kg
所持品： なし
念能力の名前： ???
能力系統： ???
能力の説明： ???
キャラクター解説：
現在、アーバンを侵攻中の師団長。
やたらめったらに強いため、万一戦う事になっても無策に正攻法や一対一を挑むのは無謀の極みと言えるだろう。


※　当面のボスキャラです。今回は戦わないかもしれません。
　　無茶苦茶強いですが、頑張って挑んで倒すと何かいいことがあるかも。

>63 >64
憮然とした表情で飴を噛み砕き、小さな欠片を口の中で味わっていると、遠くに街が見えた。
多分あれがアーバンだろう。降りる準備を……持ち物はポケットに突っ込んである飴くらいしかないが、始める。
タクシーがアーバンから少し離れた路上で停止した。歩いていくのには少々時間がかかりそうだ。

男がタクシーから先に降りるのを確認してから自分も降りる。
あいつの背中など見てても楽しいものじゃないが、無防備な背を自分が晒すのはもっと嫌だ。
歩きだそうとして、ふと気付いたようにタクシーの方を振り返り口を開いた。

「そうそう、気を付けて帰れよ、おっさん。ところで俺たちの帰りの足はどうなるんだ？徒歩？」

そこまでは聞いていないという答えに、一応納得してタクシーに背を向ける。
辺りには一際目立つ大木があり、それが嫌でも目に付く。
何気なく大木を眺めながら歩いていたアクスが、一瞬違和感を感じた。
目を細め、手を目の上にかざして穴が開くほど木を見つめる。

「あー……何か天辺に居る……？」

凝を使い、確認。やはり木とは違うオーラが見える気がする。微かだが、多分人間。
木登りが趣味なのか、あそこに登って蟻から隠れてるのか、バカと煙は何とやらという奴なのか……。
それともデカい鳥？
ま、どうでもいいや。登ったら降りられなくなった人間、なんて事は無いだろうし。
自己完結すると胸ポケットに手を突っ込み、それに抵抗するものを引っ張り始めた。

「おい、そろそろ出番だぞ、起きろ」
「……もう少し寝かせろってのスカタン！」
「四六時中寝てるだろうが。そろそろ目的地だ、このバカ」

口汚く罵声を吐く小人を胸ポケットから引きずり出すと頭の上に乗せてまた歩く。
メーターは大体半分、兵隊蟻相手なら問題ないだろう。ゲージを使わない、普通程度の強化で十分だ。
ワサワサと髪の毛の中で蠢く小人がブツブツ言うのを何とか聞き流しながら歩を進める。

「相変わらず鳥の巣みてぇな頭しやがって、カッコウに託卵させてやろうか？睡眠妨害の礼によぉ？」
「………食料が増えるから是非頼むわ」
「あ、今ちょっとムカつきやがった。ギャハハハハ、相変わらず沸点低いのー！」
「メーターが溜まってるからに決まってんだろ！！お前ちょっと黙れ！」
「ヤーダーねー。お前が耳栓でもしてりゃ良いだろうが！」

小人がまくし立てる悪口雑言。これもアクスの怒りが溜まる原因となるのだった。

>64
否が応でも目に付く大木。何気なく、それの天辺に目をやり…すぐに視線をそらす。
（何か、いるんだろうな）
人影のようなものが見えたというだけで、見間違いかもしれない。だが警戒するぐらいマイナスにはならないだろう。
（さて、何者かな？）
あれほどの高さの木、一般人がおいそれと登れそうには思えない。これは一概にはあまり言えないが。
それに一般人だとしたらこんな地域からは逃げを打つだろう。あんな場所に逃げ込むとは到底思えない。
然るに。誰かがあの木にいるとすれば、アーバンの情勢を窺っている政府雇われの者か、もしくは…。
（キメラアント、だろうな）
その可能性が一番高い気がする。アーバンを襲っている以上増援が来ることは想定しているであろうし、
その増援の備えなどのために見張りを置いてあったとしても決しておかしくはない。むしろ、自然だ。
あの木の高さ、目測だがアーバンだけでなくその周りもぐるりと見渡せそうだ。見張り台としてはかなり有用。

「どうしよっかな」
あの木に近づくべきか、無視すべきか。また迷い出す。どちらも、リスクが伴うことは間違いない。
だが、こちらが気付いているのだ、木の上にいる奴が──誰かいると仮定しての話だが──こちらに気付いていないとは思いがたい。
トゥールの考え通りキメラアントなのであれば、もう情報が伝達されていることだろう。今更叩いても手遅れ。
「ほっとこう」
何より、木の上に誰か居る、それがキメラアントだ、など、それらはトゥールの仮説であって、本当かどうかなど分からないのだ。
捕らぬ狸の皮算用。そんな言葉が脳裏に浮かぶ。少なからず意味が間違っているが。

>68
後を歩いているのはさっきのツンツン頭。のはずだが、何故か、話し声が聞こえるような気がする。二人分の。
タクシーの運転手が付いてきているはずもないし。となると、誰と話しているんだ？
頭を小さく後ろに回しチラリとツンツン頭に目をやり…驚きつつも再び前を向く。

（なんだ、アレは？）
生き物？喋っているぞ？小人族か？いや、違う。──念能力が、自律している？それも、高度な、自我を持って。
トゥールの念能力の師匠はごく基本的なことしか教えてくれなかった。そんな念能力があるなど…見当も付かなかった。
「やっぱり世界って、広いんだなぁ」
感動と感嘆。繰り返し。無知な自分も多少恥じながら。

今度はチラリとではなくしっかりと振り返り、ツンツン頭に向かって歩み出す。そしてうやうやしくツンツン頭に話しかける。
「そういえば、自己紹介を忘れていましたね。僕はトゥール・マイヤー。数々の非礼お詫びいたしますよ」
このツンツン頭は強化系に見える。だが、具現化系のレベルもかなりのものなのだろう。
強い人間は、素直に尊敬する。だからこそ、トゥールはツンツン頭に接触を図っているのだ。
とは言うものの、トゥールが尊敬しているのはツンツン頭の能力であって人格はこれっぽっちも尊敬していない。
自分の行動を非礼とも思っていない。だが、あくまで自分を下げておく。そんな心情を悟られぬよう、細心の注意を払いつつ。

『ファースナル街中・タクシー内』

>61
「…しかし、アーバンから救援要請が出たか。くっくく、おかし過ぎて涙が出るな、ええおい？」

ルードウィッヒが嫌な笑いを浮かべながら、からかうように言う。
運転手は何も言わない。
「で、アーバンの処理が終わったら次は……ん？」
何気なくサイドミラーを見たルードウィッヒは、そこに後方から近づいてくる女性が映っているのを確認した。
「誰か来ましたか？」
「ああ。あの女…、ひょっとしてイル・フィールじゃないか」
「お知り合いで？」
「いや。だが、あっちこっちでたまに名を聞くハンターだ。…くく、なかなか面白い人間を用意したじゃないか」
「面白い？と、いうと？」
「噂を聞く限り、俺と同じ種類の人間だ。一度会ってみたいと思っていた」

低く笑うルードウィッヒを横目に、運転手はコレが二人は勘弁してくれ、とこっそり肩を竦めた。


イルが車までやってくる。窓をノックし、
＞「害虫駆除班ご一行様はこのタクシーでよろしいかしら？」
「ああ。もう先に行ったのが何人かいる。急げ」
言いつつ、ルードウィッヒはドアを開けた。こんなに親切な彼も珍しい。
「俺はルードウィッヒ・シュナイダー。ルードでいい。おい運転手、そろそろ出せ」
「え？まだ５分経っていませんが……」
運転手がおずおずと言うが、
「聞こえなかったのか？」
「すぐに出発します」
運転手は胸の内で毒づきながら、エンジンをかけた。

『ニートンタウン・酒場』

>60
情報屋デグは、カウンターの末席で安酒をちびちびと舐めていた。

帽子とぼろ布で体のほとんどを覆い、わずかな隙間からぎょろりと覗いた双眸に長い鼻。
コップを持つ手は細長く、枯れ木のようだ。背を丸めているせいで小柄な体は余計に小さく見える。総合すると、あまり人間らしくは見えない。

出入り口の扉が開く。ちらりと目をやると、何やら正装した男が入ってきた。
この荒れた汚らしい酒場に、小綺麗な格好の人間が酒を呑みにくる事はほとんどない。そういう人間はどういう用事でやってきているのか、デグは分かっていた。
猿のような甲高い声で、入ってきた男に言う。
「おーい、兄さんや、情報屋デグに用じゃろう？アタシじゃよ」

「……で、アタシに何の用事じゃったかのぉ？なんて、聞くのは無粋か」
デグは耳障りな甲高い声をさらに高くして、きゃっきゃと笑った。声からも外見からも、老爺なのか老婆なのかはさっぱり分からない。
「情報屋に用事といえば、一つしかないのぉ。で、何が知りたい？この島の事なら３日もあれば何でも分かるぞい」

>71の名前間違えました。「情報屋デグ」です、失礼。



★　定期誘導
『HUNTER×HUNTER　終わりゆく者達』避難所　ttp://yy32.kakiko.com/test/read.cgi/trpg/1120645962/l50

※　定期誘導です。特別な書き込みがあったわけではありません。

>68>69
少なくともこちらには接近して来ないようだ。…が、こちらを長く見ていたような気がする。
「気付かれた…かしら？」
でも、近寄ってこない以上今の所は問題はない。と考えた。
そして、時々二人に視線を移しつつももう一度アーバン市を眺める。
｢……妙ね。まるで食事が目的じゃなくて中枢でも狙ってるみたいな動き…。｣
もう少し眺めてから呟いた。この位置からならアーバン市全体を見渡す事も出来る。
だからこそ大体の状況はわかる。
「そう言えば、確かアーバンって………城壁をどう突破したのかしら？」
荷物を全て仕舞い込んで飛び降りる。そして木の根元近くに着地する。
｢アーバンの政治事情、少し調べる必要がありそうね。
どっちのしわざなのか…それともただの思い過ごしか。｣
そのまま、猛スピードで西門目掛け走っていく。

「考えすぎだとは思うけど…どっちにしても情報は必要ね。」
なお、動きから見ると明らかにコートが重そうである。

>70

＞「ああ。もう先に行ったのが何人かいる。急げ」
タクシーの中の目つきが悪い男はそう急かすように言うと、ドアを開けてくれた。
「あら、ご親切にどうも。」
見た目に似合わず割と紳士的な態度に、彼への評価を少し上がる。
その好意を無駄にしないためにも、早々にタクシーへと乗車しドアを閉める。
＞「俺はルードウィッヒ・シュナイダー。ルードでいい。おい運転手、そろそろ出せ」
「私はイル・フィール。なんと呼んでくれてもかまわないわ」
名乗られたのだから、名乗り返すのが礼儀。
一応は仲間なのだから、社交辞令はしておく。
＞「え？まだ５分経っていませんが……」
運転手の戸惑った声が聞こえてくる。
＞「聞こえなかったのか？」
と、本人は普通に言ったかもしれないが、怒っているように聞こえる。
運転手はその剣幕に押され、すぐに出発するうまをこちらに伝え、
タクシーにエンジンをかけて走り出す。
それから数分の間、窓から外の景色を楽しむ。
代わる代わるの景色を見るのは退屈しのぎに丁度いい。

>69
後ろから言い争いをしながら男に付いて歩いていたアクス。
こちらに目をやっているのには、気付いていたが意図的に無視をしていた。
だがしかし、鬼の面を着けた小人は彼の意のままにはならない。
視線を感じ、その視線の持ち主に向かって中指を立てながら騒いでいる。

「あ？何ジロジロ見てんだよ、俺が珍しいのか？不躾な野郎も居たもんだぜ。おいアクス、やっちまえ！俺が許す！」
「アホか。というか、黙れって言っただろうが」
「おいおい何怒ってんだよ、またゲージが溜まったぞ？」

意図的に無関心でいたのに、毎度毎度、何をしやがるんだ、こいつは……
無駄だとは知りつつ小人を手の甲で薙ぐ。
スルリと腕を透過した小人は腹を抱えて笑っていた。
……相変わらずムカつく野郎だ。

>そういえば、自己紹介を忘れて〜
こっちへ近づいてきた男に警戒を怠らずにいた俺は呆れかえった。
さっきとの応対の差は一体何なんだ。

「おいおい、何か媚び売ってるぜ、こいつ！さっきとの差から見え見えだっつーの！ヒャハハハハハ！！」
「うっさい今すぐ黙れ、もしくは消えろ。あー、お前じゃないぞトゥール……だっけ？とにかく社交辞令はどうでもいい。
それに非礼だなんて思ってねぇだろ。……だが、こっちも相当非常識だったからな。ゲージが溜まってたんでな、
その時は軽いことでもああなっちまうんだ。おまけに、このナリじゃ仕方ないかもしれないしな……」

小人の罵詈雑言を軽く流しつつ、こちらも一応は社交辞令に応じておく。
さっきまでなら死んでもやらなかったが、少し感心したからだ。
心にも思っていないであろうことなのに、ここまでガラリと態度を変えられるとは。
……毒気を抜かれた気がする。
どうでも良さそうに親指で小人を指しながら、こっちも軽く自己紹介した。

「俺はアクス・クリーンヴィレッジ。こっちは気にしなくていい。ただのメーター持ちだからな。
察しの通り強化系……ま、能力は聞いた断片から十分推測できるだろ」
「これで推測の一つも出来なきゃ無能だぜ、無能！無能ヤローッ！！」

【続く】

【>75より】

……とりあえずこれ(小人)のせいで後ろから刺されなきゃどうだっていい。
ああ、そういや蟻駆除の仕事では同僚何だよな。これは言っておこう。

「一応仕事仲間……仲間ってのはあれだが、仕方ない。とにかく仕事するに当たって言わなきゃならんことがある。
俺は何かを媒介に……要するに石を投げたり木をぶつけたり、でしか遠距離に攻撃できないからな。
それでも、何とか使える周で少しはマシになるんだが、とにかく危ない時の援護は期待すんな。それだけだ」
「何で自分から無能さをアピールするかねアクスちゃんはっ！！それだからバカなんだよ、大バカー！」
「……だから五月蝿いってんだろうが」
「また溜まったぞー、相変わらず溜め込むタイプだねケチンボ！アハハハハハハ！！」

蠅を追うように小人に向けて手を動かしながら先へと歩を進める。
もうさっさと仕事終わらせて帰りたい、それだけを思っていた。

『アーバン市内、西ブロック』

悠々と歩を進め、サドゥはアーバン市、西門付近へと辿り着いた。
到着はニートンタウンから派遣されたハンター達の中ではかなり後着の部類であり、既に西ブロックではキメラアントと
アーバンの自衛隊たち、それにニートンタウンからのハンター達が加わった乱戦となっていた。
戦いの音が徐々に大きく耳に届くような距離まできて、サドゥは神への祈りを捧げながら更に歩を進める。

「おお神よ！願わくば汝の慈しみによりて我を哀れみ給え。無知なる者を哀れみ給え。悪なるものを滅ぼし給え。
汝の哀れみの多きによりて我が諸々の咎を消し給え。我が不義を悉く洗い去り我を我が罪より清め給え。
我は我が咎を知る。我が罪は常に我が前にあり・・・！」

意訳をすると『神様これからはっちゃけちゃうけど許してね。許してくれるよね。よし、許しを貰ったからにはこれからなに
やっても無問題！』と言うことである。
神への祈りと共にサドゥの身体に力とオーラが漲る。
サドゥの念は絶対的な神への信仰心により支えられている。

戦いが目視できるほど近づくと、サドゥーの周りにオーラの塊が十数個浮き、更にその密度を増すように念弾にオーラが
注ぎ込まれる。
「なんと禍々しきオーラよ。あれがキメラアントか・・・悪！であるな・・・！
アーバンの民よ！我は神の使徒にして神罰代行者サドゥ・カラリパヤッツである！汝らを神の力にて救い悪なる者を撃ち
滅ぼす者なり！！」
高々と宣言すると、キメラアント・ハンター・アーバン自衛隊の入り乱れる場所に一斉に念弾を発射した。
長々と自己紹介と宣言をしていたお陰で接近中のキメラアントには至近距離で当たり、身体を貫き倒す事が出来た。
離れた場所にいたキメラアントにも命中し、ダメージを与える。だが、中には避けたりガードをしたキメラアントも数体いる
ようだった。
ハンター達は流石に全員回避なり防御をし、身近なダメージを負ったキメラアントに追撃をかける。
だが、アーバン自衛隊はそうはいかない。数人に命中してしまう。幸い当たり所が良かった為か、悶絶する程度で済んで
はいるが・・・

「ふむ・・・アーバンの民にも当たるとは・・・汝らの日頃の行いへの罰である！これにて汝らの罪は清められた、安心せよ！
さあ、聖戦なりや聖戦なりや！いざ悪を撃ち滅ぼさん！！」
守るべきアーバン自衛隊諸共の攻撃にも強引な理論で自分を正当化してしまう。
そして鉄扇を取り出し、残ったキメラアントへ攻撃をする為、西ブロックへと進入していった。

見つけた
クク家へ@おｋさ@さおをｄｗ「お「」あおｆ」＠あを

>75-76
＞「うっさい今すぐ黙れ、もしくは消えろ。あー、お前じゃないぞトゥール……だっけ？とにかく社交辞令はどうでもいい。
＞それに非礼だなんて思ってねぇだろ。……だが、こっちも相当非常識だったからな。ゲージが溜まってたもんでな、
＞その時は軽いことでもああなっちまうんだ。おまけに、このナリじゃ仕方ないかもしれないしな……」
（…誰？）
このツンツン頭、さっきとは打って変わってかなり物分かりがいいというかニンゲンに近づいているというか。
またブチギレられることも想定に入れて、というかそれを見越して話かけていたため、少し拍子抜けする。
（メーター…ね）
とりあえず頭の中で推測してみる。何かを溜めて、メーターがいっぱいになると爆発的な力を得る、というような能力だろうか。
しかしそのかわりすぐ暴走して制御が難しい、と。たぶん、メーターに溜まるのは怒りだろう。
あまりツンツン頭の神経は逆撫でしないように気を付けよう。だが、ある程度苛々はさせておくべきでもある。
しかしトゥールが驚いたのはこのツンツン頭の洞察力。今回こそは考えを悟られぬようにと注意していたのに、
それでも呆気なく心情を見抜かれる。本当に心が読めるのかと勘ぐりを入れてしまいそうになるほど。
しかし心の中での毒吐きはストレス解消法でもあるし、悟られるからといえどもやめたくはない。さて、どうするか。

＞「俺はアクス・グリーンヴィレッジ。こっちは気にしなくていい。ただのメーター持ちだからな。
＞察しの通り強化系……ま、能力は聞いた断片から十分推測できるだろ」
「…まぁそうですね」
（間違ってないとは、思うけどね）
それにしても、アクスだったかこのツンツン頭はこんなホイホイと手の内を明かすような真似をして大丈夫なのだろうか？
誰が聞いているともわからない、たとえこれから共闘する人間だろうとヒントのようなものを教えるなど得策ではないだろう。
（そんなことを考えない短絡的馬鹿なのか、自分の念能力に絶対的な自信を持っているのか）
さっきまでなら間違いなく前者だと考えていただろうが、今は違う。むしろこのツンツン頭は後者のような気がする。
その特性を知られても全くマイナスにならないほどの念能力。この男なら、それもあり得るかもしれない。

＞「一応仕事仲間……仲間ってのはあれだが、仕方ない。とにかく仕事するに当たって言わなきゃならんことがある。
＞俺は何かを媒介に……要するに石を投げたり木をぶつけたり、でしか遠距離に攻撃できないからな。
＞それでも、何とか使える周で少しはマシになるんだが、とにかく危ない時の援護は期待すんな。それだけだ」
「はぁ。…まぁその分僕は援護も結構得意なんで」
あまり返答として相応しいとは言い難い。話を聞いていないと思われるかもしれないが。
トゥールの思考では、この男の言動がますます不可思議に思えてきている。いくら自能力に自信があろうと、
欠点まで吐露してしまえるものだろうか？繰り返しになるが、誰が聞いているともわからないのだ。
（不思議な男だ）
クエスチョンマークはいくらでも現れて暇がない為、ありきたりなレッテル貼りで思考に終止符を打つ。
なお、悪口雑言罵詈讒謗を吐いている小人に関しては、特に話を聞く必要もないだろうということで脳内消去している。

そんなこんなしているうちにアーバンに辿り着いた。この門をくぐれば、アーバンの東ブロックになるのだが──、
ふと立ち止まり、振り向いてツンツン頭に先に行くようジェスチャーで促す。
強化系の方が戦うのに適しているから先に行かせるだけで、決して怖い訳ではない。そう自分で自分に納得させつつ。

>79
何か驚いている。恐らく自分の内面を察せられたことに対する驚きだろう。
しかし自分では感情や思考を顔に出していない、と自負する人間ほど分かり易いこともある。
確かに顔には出ない。だがしかし、行動には多少の感情が出ることが多い。そこから推測していけばいい。

車内からこちらを見ていた時は見下していた。が、自分が小人と話し始めるとガラリと態度が変わった。
本当に反省したのか、相手が格上だと思ったのか、ただ上辺だけなのか。
反省はない。そんな殊勝な人間だったらあんな目はしない。
格上だと思った、これもない。その場合はもう少しへりくだった言い方をする。
となると上辺だけの可能性が最も高い。違っていたとしても別に困りはしない。
思い出したくもない昔の体験が、少しとはいえ役に立つのは、毎回妙な気分になる。

能力については、さっき多少とはいえ手札を晒したからこれ以上の隠匿は出来ないという判断から。
俺と小人の会話、冷静さの欠如具合からして考えれば大方の予想は付くだろうし、それだったら共闘
する相手には手札を全て晒した方が有益。もちろんジョーカー……切り札は伏せて、だが。
欠点については、こっちの出来ないことを期待されても困る。それだけの考え。
やはり強化系だけあって肝心なところを捻っていない。

アーバンの門の前。ここは東門だっただろうか。トゥールが先に行くように示したので前に出た。

「おっとトゥールちゃんはチキンプレイがお好き？このために媚びを売ってたのかな？売ってたのかな！？
おっとアクスが何で怒ってんだよ、五月蝿いんだったら耳栓買う？10000Jで！！ギャハハハハハ！」

小人が五月蝿い。というか、もう敵地といっていい場所なんだからちょっと黙れ。
なるべく冷静さを維持しようと努力をしつつ、門を開ける。
何の警戒もしていないようにスタスタと入った。
しかしこれだけ小人が騒いだのに、近くにいる敵が不意打ちの準備をしないなんて考えられるほど楽観的ではない。
円を使って門の向こうの僅かな範囲を知覚、読み通り敵がいるのに気付き不意打ちの前に先手を取る。
不意打ちしようとしていた相手には寝耳に水、自分が逆に不意を打たれるのだ。
一応とはいえ、この二年に何でも屋として少しばかり修羅場をくぐり抜けて来たのだ。これくらいは学ぶ。
だが今回は無駄だったようだ。近くに気配はないように思える。

【>80より】

「っと……見える範囲にはいない？ってどういうことだよ、ここの蟻は絶の達人ばっかりか？
アーバンって本当にキメラアントに襲われたのか？なんかこの辺り、被害全然無いぞ？」

不思議だ。今頃破壊活動の真っ最中かと思いきや、東ブロックには雑魚すら一体も見えない。アーバンの防衛部隊すらいないと来た。
まさか散歩中なわけでもあるまい。偵察用の人員もいない、見張りもいない。本当に襲われてるのか？
防衛部隊だけじゃキメラアントには歯が立たず、壊滅して街中は蟻の巣を想像していたため、いささか拍子抜けだった。

「……さて、この辺りには敵はいないようなんだが、どこ行ってみるか。この東を除いて、西南北。
俺は何となく北か西がいいかなと思うんだが、お前の意見はどうだ？」

振り向いてトゥールに意見を聞いてみる。とりあえず面倒くさい情報分析はこいつに任せよう。
俺は肉体労働専門なんだ。新しい飴を口に放り込み、腕を組んで答えを待った。

良スレage

はいはいわろすわろす

西門手前

付近への到着自体はそれこそ最も早かったのかもしれないが、
木の上からの偵察行動などもありちょっと早め程度だった。

「まずはあの3体ね。…影氷円。」
先のほうにいる敵のうち飛行型一体と地上の2体刑3体に目星をつけると、
片手を刀の柄にかけた状態でちょっと遠くから思いっきり地面を蹴る。

その素早さは、一般人。…いや、それどころか
念能力者クラスでも、比較的動体視力に劣る者であれば
凝を使わなければ目が追いつかない。
そういったレベルであるだけに残像に意味がある。
見える人間には5個ほどの残像全てが見えるので混乱を招き、
見えないタイプには残像の一部だけが見えるので
見えないなりの攻撃が思わぬ効果を生むのを避ける意味がある。

3階建てのビルの3階の壁を横に蹴り、別の4階建てビルの屋上を更に足がかりにする。
その飛行型キメラアントが気付いて念弾を撃って来るが、その対象は残像。
「遅いのよ！」
そのままビルを踏み台にしつつ段々接近していく。そして相手に向けて突っ込んだ。
相手はそのまま念弾の連続攻撃をかけてくるが、全て流で強化された腕で受けられる。
｢これで！｣
片手で相手の腕を掴みつつ周で強化した剣を叩きつけようとするが、
その剣を流で防がれた。しかし彼女は不敵に微笑んでいる。
…見ると、彼女が触れている部分から、相手の全身を氷が覆っていく。
もちろん飛ぶこともできなくなり地面に落ちていく。…既に残像は解除したようだ。
「どうせ力ずくではどうしようもないし、次ね。」
ちなみにこの念の氷。硬度はかなり凄いものがある。
現実的な対抗手段は…まぁ、除念と本人に解除させる事、
そして24時間待つこと位だろう。

その後、ある程度の広さがある場合に限ると、
基本的に地上の相手に対してはそこそこの強敵でない限り、
念の大技はなしでスピードと二刀流の剣技で対応するようで、
残りの2体は攻撃に対応が追いつかなくなって刻まれた。
その時には既にその周辺はキメラアント・ハンター・アーバン自衛隊の
入り乱れる乱戦地帯になっていた。

＞「なんと禍々しきオーラよ。あれがキメラアントか・・・悪！であるな・・・！アーバンの民よ！
　　我は神の使徒にして神罰代行者サドゥ・カラリパヤッツである！汝らを神の力にて救い悪なる者を撃ち滅ぼす者なり！！」
声の直後、念弾が放たれた。周で念を込めた小太刀で防御するもアーバン自衛隊は巻き込まれている。
＞「ふむ・・・アーバンの民にも当たるとは・・・汝らの日頃の行いへの罰である！これにて汝らの罪は清められた、安心せよ！
　　さあ、聖戦なりや聖戦なりや！いざ悪を撃ち滅ぼさん！！」
それなのによりによって正当化まで始めている。これは流石に口を出さないわけには行かないだろう。と考えた。
他のキメラアントに対応しつつ言う。仮に当人に怨まれても、ここは誰かが言わなければ
アーバン自衛隊の自分達への印象が悪化する。
「神の使徒にして神罰代行者？あなたどういう神の使徒よ！救う対象まで攻撃に巻き込んで！
　それに…彼らの日頃の行い？そういう事を言うのなら、彼らの日頃の行いに
　どういう問題があったか具体的に言ってみなさいよ！
　…救いは死で邪神信仰者だったなんで言わないでよ？」
宗教関係者相手に言っても普通なら無駄なのはもちろんわかっている。
だから、言葉もアーバン自衛隊にとっての印象悪化を和らげる目的でしかない。

はいはいわろすわろす

大変盛り上がって参りました
大変盛り上がって参りました
大変盛り上がって参りました





















































大変盛り上がって参りました
大変盛り上がって参りました
大変盛り上がって参りました
大変盛り上がって参りました

>84
『アーバン西門』

念弾を一斉発射した後、鉄扇を広げて西門へと入っていく。
そこでサドゥを迎えたのは２体の蝿型のキメラアントであった。
飛来するのを迎え撃とうとするも、その速度についてゆけず逆に攻撃を喰らい倒れてしまう。
更に旋回し、もう一度サドゥの元に迫ってくる。
その旋回速度、飛翔速度を見て自分では捕らえられないことを悟ると、背後に【どぐろ巻く蛇・重の枷】と【とぐろ巻く蛇・封の枷】を
十個ほどセットして、手を大きく開いてキメラアントを誘う。
迫り来る蝿型キメラアントを独特の間合いと鉄扇を使った体裁きで受け流し、背後に送ると、仕掛けた罠にかなりのスピードで
突っ込み蝿型キメラアントは突然身体数箇所に加わった重さと念の喪失によりバランスを崩して地面を転がることになる。

「恐るべき速度を持つ悪の手先よ。しかぁし！神の戒めの前には無力と知れ！」
起き上がってきた蝿型キメラアントの前の立ち言い放つ。攻撃を仕掛けてくるが、身体の所々が絶の状態となりバランスが崩れ、
更に重量的に負荷のかかっている蝿型キメラアントに先ほどまでの速度はない。
サドゥでも十分対応できるスピードで、悠々とその攻撃を回避し、絶状体になっている首の部分、外骨格の継ぎ目に鉄扇を一閃さ
せて首を落とす。
落ちた頭部を力強く踏み潰し、胴体の切断面に念弾を数発打ち込んで倒した。

＞「神の使徒にして神罰代行者？あなたどういう神の使徒よ！救う対象まで攻撃に巻き込んで！
＞それに…彼らの日頃の行い？そういう事を言うのなら、彼らの日頃の行いに
＞どういう問題があったか具体的に言ってみなさいよ！
＞…救いは死で邪神信仰者だったなんで言わないでよ？」

敵を倒し、神に祈りを捧げていると一人のハンターに声をかけられる。いや、怒鳴られていると言った方が正しいか・・・
コートにフード、それにサングラスと殆ど容姿はわからないが、体格や声からして女のようだ。
その言葉にサドゥは歓喜の笑みを浮かべる。
「おお、なんと豪胆な！この修羅の庭で堂々とその覇気を持って問答をかけるとは、誠に重畳！神よ、この勇敢なるものとの出会い
に感謝しますぞ！
山を降りて数週間。拙僧に声をかけたのはそなたで二人目である！」
ニートンタウンの片隅で怪しげな布教活動を行うサドゥに声をかけるものなど当然いなかった。
最初の一人はサドゥを良いように言いくるめて、このキメラアント討伐＆ファースナル統合に利用した黒社会の人間であったのだ。
頭一つ分以上背の低いミントに目線を合わせるように片膝をつき、言葉を続ける。
「しかし哀しかな、汝は神の教えを知らず。
我が念弾に当たったアーバンの民の罪は神が知っておられる。そして我らは神の御心を推し量ることを許されてはおらぬ。全ては神の
御心のままに、因果をもって定められしことなのであるのだよ。
死しては神の御元へゆけるが、道半ばでの死を我が神は認めてはおられぬのだ。
その為には修行を積まねばならぬ。清められねばならぬ。悪と戦わねばならぬ。あらゆる力を持って生を全うせねばならぬ。
そして何よりも、神の教えを知らねばならぬ。
神の教えは教えられてはいかぬ。知ろうとせねばらなぬのだ。そなたが知ろうとするならば拙僧はその手助けをしてしんぜるぞよ？」
戦いのさなかだと言うのにミントに熱心に布教を始め、背後に先ほど罠にかけた蝿型キメラアントの残りの一体が迫っていることに気づ
いていなかった。

サドゥは死んだ

605 名前：名無しになりきれ[sage] 投稿日：2005/07/14(木) 23:21:45
残像現象起きるほどの動きで飛行キメラアントを氷漬けにしたミント
飛行キメラアントの動きに付いていけないサドゥ
氷＞罠は確定だな
他のキャラの戦闘描写が待ち遠しいな

『アーバン市内・西ブロック』

>84,87
楽勝ムードで進軍していたヤンガス主力部隊は、西ブロックにて他所からの増援らしいハンター達との交戦に入った。
それでも依然優勢は崩れなかったのだが、今しがた現れた新手の二人に兵隊長マハは脅威を覚えていた。あの戦闘力、流れを変えられるかもしれない。

「ちぃ、あの連中っ！」

マハは毒付いた。特に、オーラ球を放った男。
敵味方の区別のない攻撃。守るべきはずの人間すら構わず当てるということは、少なくとも彼自身にとっては街の人間を守るのは目的ではないのだろう。街の為に戦うのではなく、戦う為に街に来る。快楽戦闘者の類だろうか。
そうした性質の人間は、単純な戦闘力以上に厄介である事この上ない。変に暴れられる前に潰しておくに限る。

「（ヤンヤン！手を貸せ！あの新手達を先に潰す！）」

マハは別ハンターと交戦中の兵隊長の一匹にテレパシーで声をかけつつ、建物の影に隠れた。
了承したヤンヤンは交戦中のハンターをさっさと仕留め、新たに向かってきた一人の攻撃をかわす。そして、

（『 脳と神経の箱（ﾉｰﾝﾎﾞｯｸｽ） 』）

能力を発現した。だが、見た目には何も変わったようには見えない。
今襲ってきた相手は無視し、そのまま二人の元へ猛スピードで突っ込んでいく。

ＥＮＥＭＹ


名前：マハ
階級：兵隊長・師団長補佐
外見：だいたい狼だが、大きな双眸はネコ科のもの。
念能力名：『 墓下の眠りし獣（ｼｬﾄﾞｳﾋﾞｰｽﾄ） 』

名前：ヤンヤン
階級：兵隊長
外見：妙に痩せ細ったパンダ。
念能力名：『 脳と神経の箱（ﾉｰﾝﾎﾞｯｸｽ） 』



両者ともそこそこの強さ。

ＧＭは死んだ

【ニートンタウン・酒場】
>>71
酒場の扉を開くと客の目は一斉にこちらに向けられた。無理もない、犯罪者や荒くれ者が入り浸るこの酒場に見慣れないスーツを着た若者がやって来たのだから。
（とりあえず情報屋デグを探すか・・・）
そう思った矢先、店の奥から老人が手招きをして話かけてきた。
『おーい、兄さんや、情報屋デグに用じゃろう？アタシじゃよ』
（マジかよ・・・こんな老人をアーバンに連れて行くのか？もし戦闘にでもなったら無茶だろ・・・）
ただでさえバルミの戦闘技術は半人前なのに、老人を護衛しながらキメラアントの侵略が進むアーバンに向かうなど無謀極まりない。
（依頼を断るわけにもいかないし・・・連れて行くしかないのか）
「初めまして、わたしはバルミ・ショコランと申します。政府からの依頼によりあなたをアーバンへ連れて行かなくてはなりません。いまのアーバンの現状を知っているのなら、是非とも力を貸していただきたい・・・。お願いします。」

『タクシー内・走行中』

>74
「一つ、面白い事実を教えておこうか」

窓の外の景色を見つめるイルに、ルードウィッヒはおもむろに声をかけた。
口元にはおきまりの嫌な笑いが浮かんでいる。もしかすると普通に笑っているつもりなのかもしれないが、それでも底意地の悪さが滲み出てしまうのか、性格の悪そうな印象しか受けない。
「俺たちは、このままだとあと長くて１ヶ月で全滅だ。『俺たちの敵』によってな」
言いながら、くっくっと笑った。政府御用達の運転手は微妙な表情でバックミラーに映る彼を見ている。
ルードウィッヒは懐から煙草の箱を取り出し、一本咥えて火を点けた。煙を吐きながら、面白そうにイルの表情を伺う。
「事実だ。信じるも信じないも自由だがな。島から抜け出せない以上、助かる方法はない」
島からは空輸手段はない。たとえ港を開放したとしても、全ての船を壊されている（政府からの情報）ためにすぐには島は抜け出せない。
かといって、ハンター協会に脱出ヘリを頼むのは愚の骨頂だ。途中で命惜しさに任務を穂放り出す手伝いなどするはずがない。
つまり、この事件を解決しない限りハンター達は島から出ることはできないのだ。
ルードウィッヒはイルに顔を寄せ、秘密めかした小声で言う。
「……といっても、実は一つだけなくはないんだが」
急に車が止まる。
「全てを解決する方法が……おっと、どうした？」
「着きました」
運転手が言う。地平線の向こうに、模型くらいの大きさのアーバンの城壁が見える。
「…まだ遠いぞ」
「これ以上は流石に」
頑なに拒む運転手に、ルードウィッヒは意外にあっさりと折れた。
「まあいい。じゃあ、この話の続きは後でしよう。今は仕事だ」
言いつつ、車を降りて歩き出す。

　

>80-81
ツンツン頭が門を通っていくのを見守ると、トゥールもゆっくりと歩を進める。そう、ゆっくりと。足が重い。
優柔不断、慎重、すぐ迷う、この性格。その根底には「臆病」という感情があること。それを否定することはできない。
「…へへ」
パン、と両頬を叩く。まだ始まってもいないのに怯えてどうする。さっきより少しだけ、ほんの少しだけ歩みを速める。

「うーん…こうなってるかぁ」
入ったアーバン東ブロック。そこは、アーバンがキメラアントに襲われていることを疑いたくなるほど被害が少ない。
むしろ、ない。その光景にツンツン頭はやや面食らっているようだが、トゥールには可能性として考えていた状況の一つである。
とはいえそうなる可能性は少ないと思っていたし、驚かなかったと言えば嘘になるが。しかしすぐに思考を整理し始める。

＞「っと……見える範囲にはいない？ってどういうことだよ、ここの蟻は絶の達人ばっかりか？
＞アーバンって本当にキメラアントに襲われたのか？なんかこの辺り、被害全然無いぞ？」
「アーバンからファースナル政府へと救援要請した時の被害状況によれば、アーバンは西ブロックから襲われています。
ここは東ブロックの一番端ですし、キメラアントに襲われたという情報が伝わったのでこの地区に住んでいる市民はすぐ逃げた、
そう考えるのも妥当なところでしょう。周りには人も見あたりませんしね。キメラアントは食料確保に来ている訳ですし、
人間がいない地区まで行っても意味はないから来ていない、とか。もっと単純に西ブロックで苦戦しているとも考えられますけど」
ここまで言って、トゥールにはとある疑念が沸いてくる。何故みすみすと逃がしたりなどするのだ？
エサたる人間、一人も余すことなく…というのがごく自然な感情だろう。西からなどでなく、四方からかかればよいではないか。
逃げ場がなくなると兵は死に物狂いで戦ってくるので、必ずどこかに逃げ道を残す…兵法ではよくある考えだが、
キメラアントは明らかに人間より強い。そんなことを考える迄もなく、四方から襲って市民を殲滅できるはず。
ならば、なぜ？…他に、何か目的があると言うのか？蟻達に。あるとしたら、それは？
軽く二回首を振る。駄目だ、考え過ぎだ。きっと、蟻達は何も考えてはいない。ただ本能に従っているだけだ。きっと。
半ば強引に自分を納得させるが、残る違和感は拭えない。

＞「……さて、この辺りには敵はいないようなんだが、どこ行ってみるか。この東を除いて、西南北。
＞俺は何となく北か西がいいかなと思うんだが、お前の意見はどうだ？」
「えっと…まぁ定石では西でしょうね。まだキメラアントが戦っている可能性は高いですし。
あと、東ブロックを回ってまだ逃げていない一般市民の避難経路の確保とか誘導をするという手もありますけど…」
歯切り悪く言い終え、最終決定は任せる、という視線をツンツン頭に向ける。自分で決めようとしない。やはり優柔不断。

名前：ガルド・ボルベイン
年齢：３１
性別：男
所属：ファースナル
職業：ビーストハンター
性格：豪快、破天荒
趣味：身体を鍛える
容姿：短髪で角張ったいかつい顔、全体的に筋肉質
身長・体重：２ｍ強
所持品： 衛星型携帯電話“堅いの”、大型猛獣捕縛用の縄
念能力の名前：トラブルギフト
　　　　　　　　　傍迷惑な贈り物
能力系統：強化系
能力の説明：
殴った相手に自分のオーラを渡して相手の身体を覆っている顕在オーラ量を増やす
相手に渡したオーラ量の三倍のオーラを自分から引き出して身に纏う。

仮に相手の体外に出せるオーラ量（顕在オーラ量：以下AOP）が１０００AOPとして
殴られた時に１００AOP渡され、相手は１１００AOPとなる。
仮に自分のAOPが１０００AOPだとすると殴った時に９００AOPになり
能力の特殊条件が満たされ、自分の体内のオーラ量（潜在オーラ量：以下POP)から
渡した１００AOPの三倍の量を能力の特殊条件を満たしたことにより
POPから３００OP引き出され、１２００AOPとなる。

つまりは自分で相手を強くして、そのリスクから自分も強くなる。
解除条件は自分のPOPがなくなるか、絶、何らかの能力などで精孔が閉じると解除される。
キャラクター解説：
自分の思った通りに行動する。猪突猛進型。
思ったことをそのまま口にする。とても、分かりやすい。
第一級隔離指定種のキメラアントを排除すべく乗り込んだ。

>96
一応辺りの警戒を怠らず、耳を澄ませてトゥールからの情報を聞き取っていく。
確かにアーバンが襲われたと聞き、討伐部隊が組織されてからそれなりの時間が経っている。
おまけにここは門のすぐ近くだ。混雑はするもののアッサリと逃げ出せることだろう。
となると不可解なことがある。幸いこいつは情報分析が得意そうだから聞いてみよう。
もしかしたら同じことを考えているかもしれないが。

「でもよ、蟻はどうして四方から包囲して攻撃をしなかったんだ？一方からの突入だと逃げ延びる人間は相当出るはずだろ？
食料調達にしたって効率が悪すぎる。他に何かあるんじゃねぇのか？何かは知らないけどよ」
「そーれくらい自分で考えろよアクスちゃん？教えてくんはみっともないぜ？所詮はムシケラってこったろ！」

この小人の短絡的な考えはあるまい、絶対に。
といっても東門の外に伏兵を忍ばせているわけでもないようだしなあ……。
忍ばせてあったら今頃こっちと殺り合ってるはずだし。

「なーんか、スッキリしねぇんだよな、蟻がそこまでバカだとはどうしても……何か企んでるのか本当にバカなのか…
そもそも西ブロックで苦戦って、普通の人間に蟻が苦戦するか？普通に考えて、一方的に殺す側だろ……何だかなぁ」

ブツブツ呟きながら頭を捻る。考えても答えは出ない。早々に諦めて考えを変える。
普通に考えてここから西門に出れば、防衛部隊の後ろに出るはず。蟻の背後を突くには外から迂回して入ればいい。
だがしかし、乱戦だったら意味はない。
歯切れ悪く言い終えたトゥールの意見からして、どちらも間違ってはいない。
が、そこは強化系。視線を受けてさっさと答えを出した。

「避難誘導くらい防衛部隊がやるだろ。そろそろ自分たちじゃ歯が立たないってわかる頃合いだろうしよ。
東は放棄して西に行く、が俺の考えだな。というかだな、お前は参謀タイプじゃないのか？俺の思い違いか？
……ああ、めんどいからこれからの行動指針はお前が決めとけ。俺は頭脳労働より肉体労働寄りなんだ」

そこまで言うと歩き出し、ややあってピタリと足を止める。
ゆっくりと振り返ると少し言いにくそうに切り出した。

「で、地図とか持ってないか？俺は方向音痴なんでこのままだと八割方迷うんだが。ここの地理も知らないしな」

小人がその傍らで身を捩りながら、吹き出すのを堪えるために自分の腹を拳で打っていた。

ガルドは死んだ

>87
『アーバン西門近隣区域』

パワータイプらしき熊型キメラアントをスピードで撹乱しつつ時々
その戦闘にも視線をむけていた。見る限りでは絶と…
もう一つ、何かバランスを崩させる効果を持つトラップを使って
スピードを削ぎ、倒したように見えた。

(強制絶の技？能力は意外に合理的なのね…。しかもかなり強い…。)
その実力は間違いなく大きく評価出来るものだ。ならばなおの事
無差別殺戮に近い攻撃は止めなければならない。

＞「おお、なんと豪胆な！この修羅の庭で堂々とその覇気を持って問答をかけるとは、誠に重畳！神よ、この勇敢なるものとの出会い
　　に感謝しますぞ！山を降りて数週間。拙僧に声をかけたのはそなたで二人目である！」
ちょうど熊型の両足を地面に固定した頃、返答がきた。
二人しか話し掛けなかったのも無理もないと思った。いくらカルト宗教とは言え説得力は必要だ。
しかし目の前の男の言動には説得力の欠片も感じられない。きっと信者もいて一人だろう。
おそらく彼は属する宗教団体の運営費用でも稼ぎに来ているのだろう。そう推測した。

＞「しかし哀しかな、汝は神の教えを知らず。我が念弾に当たったアーバンの民の罪は神が知っておられる。
　　そして我らは神の御心を推し量ることを許されてはおらぬ。全ては神の御心のままに、
　　因果をもって定められしことなのであるのだよ。死しては神の御元へゆけるが、
　　道半ばでの死を我が神は認めてはおられぬのだ。その為には修行を積まねばならぬ。
　　清められねばならぬ。悪と戦わねばならぬ。あらゆる力を持って生を全うせねばならぬ。
　　そして何よりも、神の教えを知らねばならぬ。神の教えは教えられてはいかぬ。
　　知ろうとせねばらなぬのだ。そなたが知ろうとするならば拙僧はその手助けをしてしんぜるぞよ？」
わざわざ片膝をついて説法を始めた。戦闘中にこれは正気の沙汰ではない。
「…説得力がないのよ！そういう事はあなた自身が味方を巻き込まないよう
最善の努力を尽くしてから言いなさい！でなきゃ誰もあなたについて来ないし、
そもそも味方を巻き込んだりするとクレームが行ってクライアントに
足元見られるかもしれないわよ？アーバンにもあなたの悪名が広まるし。それと…後！」
彼の利害に適している…と思った注意のしかたをする。
しかしそれが有効かどうかは正直怪しいとも思っていた。
そして、後の敵の事を教えはするが男の手の内をもっと見ておく為に手は出さなかった。

>90
妙に痩せたパンダが接近をかけて来る。見るからに強そう…
には見えなかったが、放つ念はそこそこ強い。
「…つくづく見てて飽きない外見ね！」
まず、凝で相手を見る。その後、太刀の方を素早く鞘に収め､
空いた片手でコート裏に大量に所持しているナイフの一つを
胸部めがけ投擲する。

>98
＞「でもよ、蟻はどうして四方から包囲して攻撃をしなかったんだ？一方からの突入だと逃げ延びる人間は相当出るはずだろ？
＞食料調達にしたって効率が悪すぎる。他に何かあるんじゃねぇのか？何かは知らないけどよ」
「うーむ…」
（やっぱり聞いてくるなぁ）
普通に考えればごく自然に現れる疑問だ。人間ならばまだ理由付けは容易だが、相手がキメラアントとなると…。
「まぁおかしいと思いますよね。…勝手な推測も出来ますけど。たとえばアーバン侵攻に割いた兵が少ないため、
四方から攻撃すると思わぬ反撃を被る可能性もあるため一点集中しているとか。他にもいろんな考えをすることはできますが、
すべて何の確証もない推論に過ぎません。キメラアント達に何か目的があるとしても、それを考えるには情報が少なすぎなんです。
ですから、現段階で一番納得出来るのは、そこの小人が言ってる、所詮虫だからという結論『しか』ないんです。
…少なくとも、今はまだ。違和感があるのは分かりますから、キメラアントの一挙手一投足に目を光らせておきましょうか」
蟻達との交戦中、少しでも蟻が不自然な行動をしたのなら、そこからあわよくば目的を探ることもできる…かもしれない。

＞「なーんか、スッキリしねぇんだよな、蟻がそこまでバカだとはどうしても……何か企んでるのか本当にバカなのか…
＞そもそも西ブロックで苦戦って、普通の人間に蟻が苦戦するか？普通に考えて、一方的に殺す側だろ……何だかなぁ」
「西ブロックで苦戦する理由なら分からなくはありませんよ。推論であることは間違いないですけど。
簡潔に言うと、キメラアントを討伐しようとしている念能力者は僕らだけじゃないってことです」
少し息を吸う。一コンマ置いて続ける。
「ファースナルから派遣されてきたハンターの中で一番早くここに着いたのは僕らだとは限りませんし、
既に西ブロックにて戦っている可能性もあります。あと、アーバンがファースナル以外にも救援を要請した、とか。
有り得るのは、位置的にニートンタウンですかね。ニートンタウンから来るなら西ブロックから入ることになりますし」
雑兵程度なら、それなりに念能力が扱えるならば倒せなくはないはずだ。弱いわけではないだろうが。
…雑兵程度なら。位の高い蟻相手となると…人間が勝てる気がしない。むしろ勝てない。推論ではない、揺るぎない事実。

＞「避難誘導ぐらい防衛部隊がやるだろ。そろそろ自分たちじゃ歯が立たないって分かる頃合いだろうしよ。
＞東は放棄して西に行く、が俺の考えだな。というかだな、お前は参謀タイプじゃないのか？俺の思い違いか？
＞……ああ、めんどいからこれからの行動指針はお前が決めとけ。俺は頭脳労働より肉体労働寄りなんだ」
（参謀タイプ…ね。へへっ）
心の中で小さく嘲笑う。ツンツン頭をではなく、自嘲。ただ単に何でも詰めて考えすぎてしまうだけなのだが。
トゥール本人としては、参謀などというその評価は過剰なのである。──所詮、そんなもんじゃない。
「じゃ、西に向かいましょうか。一度外に出てグルッと迂回するより、市内を横切った方がいいですね。
仮にキメラアントが西ブロックを制圧したとしたら、市内移動中にはち合わせることも出来ますし」
ニートンタウンから救援が来ているならば、挟み撃ちになるだろう。アーバン市内の自警団は最初から計算に入れない。

＞「で、地図とか持ってないか？俺は方向音痴なんでこのままだと八割方迷うんだが。ここの地理も知らないしな」
「地図ぐらいは持ってきましょうよ…」
少し嘆きの声をあげながらカバンからアーバン市内の地図とコンパスを取り出し、ツンツン頭に向かって放り投げる。
「一応予備はありますので、それはお使いになって結構ですよ」
慎重なだけに、だろうか。カバンからもう一組地図とコンパスを取り出し、現在地を把握しつつ西に向かって進み出す。
用心のため、円を使って。範囲は5m。木を生やせる範囲が、円の範囲にもなっている。

>100
『アーバン西門近隣区域』

ミントの応えにサドゥは目を見開き、歓喜の声を上げる。
「うわっははは！我が神はなんと用意周到のことか！神託の地アーバンに布教の導き手まで用意しておいでくだ
さるとわ！得心いたしましたぞ！！」
そういいながら身体を不自然に曲げてゆく。
後ろの敵を指摘され、我に返ると襲ってくる蝿型キメラアントの体中に取り付いた【とぐろ巻く蛇】の円の効果で振り
向かずとも相手がどのような動作をしているか肌で感じらたからである。

体中いたるところに張り付いているバスケットボール大の念の球の部分がそれぞれ強制的な絶の状態や１００kg
相当の重さを科している。
全体的に絶の状態ならまだしも、所々念の強化が残っている体はいかにもバランスが悪いのだ。
そして、ヨガポーズで瞑想をするサドゥの関節稼動域は常人のそれよりはるかに広い。

バランスとスピードの削がれているのもあいまって、後ろからの攻撃を鉄扇と不自然に曲がる身体で受け流し、
丁度サドゥが蝿型キメラアントの懐にもぐりこむような体制になった。
そのまま念弾を三つ、バレーボール大まで練りこむと真下から打ち上げた。
「導き手が現れたからにはそれに従おうぞ！」
三つの念弾は蝿型キメラアントの体にめり込みはしても貫く事はなく、その身体を上空へと押し上げていく。
そしてある程度の高さまで来た時、念弾を操作し方向を変え下方に落とす。
その落下地点は猛スピードで突っ込んでくるヤンヤンとの接触予想地点であった。
「そなたの敵は神の敵なり、すなわち我が敵である！アーバンの民を傷つける異形の化け物どもに神の慈悲はない！」
既に蝿型キメラアントは三発の念弾に撃ち上げられた時点で死亡しており、勢いをつけてヤンヤンに向かうのを見て、
サドゥは念弾を操作する。
落下し始めた死体から念弾が離れ、左右・後ろからそれぞれ軌道を描いてヤンヤンに向かっていった。

ミントの利害の一致した注意の仕方も功を奏し、サドゥの中ではすっかりと布教の効率的な方法を諭す『導き手』と
されてしまっていた。
勿論ミントは導き手などではない。
だが、布教活動にまったく成果の上がらないサドゥは無意識の内に助けを求めていた。それが今回、自分に話しか
けた＋布教について意見を言うことで、都合よく神と結びつけて脳内改竄してしまったのである。
サドゥ自身気づいていないだろう。
先ほどのアーバン自衛隊の被弾への正当化もだが、もしかしたらこのシアワセな脳内改竄術こそサドゥの最大の
能力なのかもしれない。

名前：鎮・鎮守守
年齢：３８歳
性別：男
所属：ニートンタウン
職業：用心棒
性格：ズッコケ三下らしい行動で他人の油断を狙う笑顔のオヤジ。
趣味：グルメ旅行
容姿：丸々と太ったナマズ髭のおっさん。黒髪オールバック。サングラスが似合わない。
身長・体重：１６０センチ・１００キロ
所持品：ハンター証・マイお箸・胃薬・精力剤（漢方）
念能力の名前：『柔軟的鋼鉄巨腕（アイアン・ゴムゴム・ファット）』
能力系統：強化系・変化系
能力の説明：肉体の一部を硬化、肥大化させる事が出来る。さらにその部位の柔軟性も増す。
　　　　　ただし幾つもの部位を同時に強化する事は不可能で、手足などなら二ヶ所、胴体なら胴体のみの強化となる。
念能力の名前：『満腹的爆念砲（ハングリー・マイン）』
能力系統：放出系
能力の説明：手の平などでバレーボール大の念の球を一つ作り出し発射、当たった所で軽い爆発を起こす。手で投げつけたりも出来るが、設置したりするのは無理。
　　　　　使うごとにちょっとずつお腹が減る。あまり空腹になって来ると威力が落ち、腹ぺこだと使用不能に。
　　　　　溜める事で大きくて強力な念球を作る事も出来るのだが、それだけ余計にお腹が減るのであまりやりたがらない。

キャラクター解説：東洋の拳法の使い手の太り気味のおっさんの事の。
　　　　　　　　鎮さん一見すると脂肪太りに見えるのけど、その下は鍛え上げられた筋肉アルの事ね。

遅くなて悪かたの事。ワタシ原作は最初の方ちょと読んだだけだたよ。だからしぱらく何冊か読み込んで雰囲気掴む鍛錬積んで来たアル。
それでちょとＧＭしゃんにテンプレ再審査して欲しいでしゅよ。
ほんとは敵を食べる能力とか面白そうだたけど、ハンター食べるまずいしお腹減る能力と相性よすぎから諦めたよ。
フェイタンのキレた時の漢字だけはちょと真似できなかたの事ね。

>101
「なるほど、聞いてみれば確かにその通りかもな。確かに今は推測の域をでねぇな。ったく、イライラする…」

裏が見通せないことはいつだって気分が良くない。とはいっても今はトゥールの言ったように「蟻だから」という結論のみ。
今はこの納得が出来ない結論があるだけなのだ。
全く、スッキリしない。魚の小骨が喉に引っかかっているのといい勝負だ。ちなみに魚の小骨がＴＫＯ勝ち。

「ああ、蟻の一挙一動に目を光らせると言ってもだな、基本的に前に出るタイプの俺じゃ無理がある。
お前はさっき援護なら出来るって言ったな？蟻の観察日記は任せた」

いちいちもっともなトゥールの意見にいつダメ出しをしてみようか、などと考えながら聞き続ける。
そして何故蟻が苦戦しているか、にも一応は納得した。確かにハンター相手ならそれなりに手こずるだろう。
そしてニートンタウンについての話が出たとき、ちょっとした仮説が組み立てられた。

「なるほどねぇ……そういやニートンは元西ファースナルと呼ばれていたんだっけか。で、ファースナルから
切り捨てられて不満に思ってるのは公然の秘密って奴だ。となるとアーバンに恩を売ると後々の発展の役に立つ。
だったらここでハンターを送り込まない手はないか。大都市と街一つじゃ相手にならないしな、併合するには
街をでかくしないとどうにもならないしな」

ふむ、と頷く。確かにそれなら一応の筋は通る。ニートンタウンがアーバンを仲間に引き込めばかなり発展はするだろう。
そして後々ファースナルをしのぐ大都市となり吸収、と。気が遠くなる話だ。
俺ならこのどさくさに紛れてさっさと武力制圧に踏み切る。

「っても、ただの何でも屋風情にはそう情報がもらえないからな。俺が知ってる情報からの荒唐無稽な推測だが。
それにそこまで時間をかけるかも怪しいし、穴だらけというか、蜂の巣同然の推測だ。で、ハンターさんの意見は？
しがない何でも屋よりは情報もらってんだろ？なんせハンターなんだからよ」

言いながら放られたコンパスと地図を受け止めて方向を確認。さっさと西へ向かい歩き出す。
慎重に歩を進めるトゥールより何も考えていない分、早い。ちょっと進むと振り向いて声をかけた。

「おい、さっさとしろって。早くしないと俺たちが来た意味が無くなるかもしれないだろうが。
俺は骨折り損のくたびれ儲けは御免だからな、働き蟻をサンドバッグにしてスッキリして帰りたいんだよ」

【>104の修正で>101へのレスになります】

「なるほどな、聞いてみれば確かにその通りだ。確かに、今は推測の域をでねぇな。ったく、イライラする……」

裏が見通せないことはいつだって気分が良くない。とはいっても今はトゥールの言ったように「蟻だから」という結論のみ。
今はこの納得が出来ない結論があるだけなのだ。
全く、スッキリしない。魚の小骨が喉に引っかかっているのといい勝負だ。ちなみに魚の小骨がＴＫＯ勝ち。
現不快感アクス内王者、ベルトを三度目の防衛おめでとう。

「ああ、蟻の一挙一動に目を光らせると言ってもだな、基本的に前に出るタイプの俺じゃ無理がある。
お前はさっき援護なら出来るって言ったな？蟻の観察日記は任せた。出来なかったら単位はやらん」

いちいちもっともなトゥールの意見にどこでダメ出しをしてみようか、などと考えながら聞き続ける。
そして何故蟻が苦戦しているか、にも一応は納得した。確かにハンター相手ならそれなりに手こずるだろう。

「あー、まあ納得かな。西から襲われたなら西に頼むってのは筋が通ってる。でもなあ……ちょっと思うんだが
何も仲が悪いところに重複して頼まなくてもよかないか？ニートンが元西ファースナルだったのは俺も知ってるし、
ファースナルから分離させられたのを不満に思ってるのは公然の秘密だろ？……ま、猫の手も借りたいとか、溺れる者は
ワラにも縋るってことだと思うけどよ。おっと…」

言いながら放られたコンパスと地図を受け止めて方向を確認。さっさと西へ向かい歩き出す。
慎重に歩を進めるトゥールより何も考えていない分、いくらか早い。ちょっと進むと振り向いて声をかけた。

「おーい、さっさとしろって。早くしないと俺たちが来た意味が無くなるかもしれないだろうが。
俺は骨折り損のくたびれ儲けは御免だからな、兵隊蟻をサンドバッグにして爽快な気分で帰りたいんだよ」
「逆にサンドバッグにされないようになー……あーあ、つまんねぇ」
「髪を引っ張るな！抜けるっての！」

トゥールに相手をしてもらえないのが気に食わないのか、不服そうな小人が髪を引っ張るのを頭を振って振り払いながら
歩き続けるアクスだった。

【重要】

以下のレスの無効化処理を行います。

>104

※無効化処理とは、既に書き込まれたレスを完全になかったものとして扱う処理のことです。
　これ以降、本編において無効化処理されたレスに連動した書き込みは認められません。


まあ、一応ということで。

「政府からの依頼？おんし、あれか、政府のあれか」

デグは大きな眼を怪訝な形に細める。

「あれじゃ、おんし、政府はあかんぞ。奴らは理想ばかりで現実が見えとらん。かと言って、ファースナルの政府もあかんがのぉ。奴らは奴らで理想もなしに現実しか見えとらん」

デグはコップに残った酒を一気に一気に煽った。げぇっぷ、と酒臭い息を吐き出す。

「つまり、あれじゃな。政府の連中に従って東ファースナルに挑もうもんなら、間違いなく西ファースナルは滅ぶじゃろう。どんなに周到に準備をしようとものぉ。
あれじゃ、東ファースナルがアタシらの存在を老衰した野良犬程度にしか思っておらん事がこの街の命綱だという事に、政府の連中ときたらとんと気づかずにおる。少しでも牙を見せてみぃ、この街なんか半日で終わるぞぇ」

空のコップを口の上で逆さに振り、垂れてきた一滴を未練がましく舐め取ると、彼をねめつけて言う。

「…まぁええ、なんにしろ、わしゃ政府の言いなりになる気はない。他に用がないなら帰るんじゃな。
……いや待て！あぁ、ああ。あれじゃ、そういえば喉が渇いたのぅ」

空のコップとバルミを交互に見ながら、デグは呟いた。

>107にレス番付け忘れました。>93へのものです。失礼。

『アーバン市内・西ブロック城門付近』

>100,102
凝で見ると、ヤンヤンの周囲に一辺２ｍ程度の立方体の念の輪郭が見える。
走り来るさなか、念の輪郭に建物や人や他のキメラアントが触れているが、ただ透過するのみで何の変化も見られない。

放たれたナイフを、ヤンヤンは速度を緩めず上体を捻ってかわした。胸の毛皮に横一文字の切れ目が入る。
そのまま走り続けようとしたところ、ふと彼の視界が薄暗くなる。
「！」
頭上から突然急降下してきた戦闘兵の死骸を、ヤンヤンは間一髪横っ飛びでかわした。
が、次の瞬間。
「！！」
何かに気づいたヤンヤンは、すかさず硬と共に身を固めた。
直後、左右後ろから弧を描いて飛来した念弾が続けざまに彼に直撃する。


「……奴らめ、あのヤンヤンにこうもあっさり当てるとは」
マハが建物の影で呻いた。
狙ってか狙わずか、なかなかのコンビネーションだ。速度と命中率に優れるナイフを囮に注意を最大限に引きつけた事が、死骸を放り投げるフェイントを二重のフェイントに昇華している。これでは締めの念弾はかわせない。
明らかにダメージを見て取れるヤンヤンを、マハは苦い目で見ていた。これでは思った程持ちそうにない。
ヤンヤンとテレパシーで数度のやり取りをし、マハは自身の念能力をこっそりと発動させる。そして、ヤンヤンは再びサドゥに向けて駆け出す。（近づけたらパンチを放ちます）

「確かに強い。だが、勝つのは俺たちだ……っ！」
マハが呟く。ミント達の後ろ、電柱の影がほんの微かに揺らいだ。

>105
（少し、喋り過ぎたかな）
説明の為とはいえ、饒舌かつ雄弁になっていたことを自戒する。そもそもトゥールはあまり口数が多い人間ではない。
それが本質、というわけではないが。要は襤褸を出さない為。口を滑らせて余計なことを言ってはならない。
できるだけ尤もな発言をするよう心がけてはいるが…熱弁は振るえば振るうほど粗が出る。それは経験から。
（信頼はともかく、信用ぐらいはとっとかないとな）
その為には、あくまで正しい発言をしておく必要がある。──これぐらいしか、出来ないから。

＞「ああ、蟻の一挙一動に目を光らせると言ってもだな、基本的に前に出るタイプの俺じゃ無理がある。
＞お前はさっき援護なら出来るって言ったな？蟻の観察日記は任せた。出来なかったら単位はやらん」
「はぁ…はい」
（言われなくとも、そのつもりで）
ツンツン頭に軽く頷く。木を生やすのは5mが限界だが、斜め向きに生やしたり木を倒したりなど遠距離への攻撃法はある。
所詮強いキメラアント相手には正攻法では手も足も出ないのだ。だからこそ、ちまちまと攻撃するつもりでいる。
キメラアントの観察は、それの延長線上。蟻に何か別の目的があるにしても、雑兵には目的など知らされていないだろうし。

＞「あー、まあ納得かな。西から襲われたなら西に頼むってのは筋が通ってる。でもなあ……ちょっと思うんだが
＞何も仲が悪いところに重複して頼まなくてもよかないか？ニートンが元西ファースナルだったのは俺も知ってるし、
＞ファースナルから分離させられたのを不満に思ってるのは公然の秘密だろ？……ま、猫の手も借りたいとか、溺れる者は
＞ワラにも縋るってことだと思うけどよ。おっと…」
「ふーむ…」
トゥールはあまり気に留めなかったが、不自然と言えば不自然。派遣した者達の間でいざこざが起こらないとも限らない。
…まぁ救援に派遣されるのは分別のある大人達だとは思うのでその程度の心配は杞憂で終わるだろうし、
アーバンはそれほどまで切迫している、そう考えれば納得がいかないわけではない。さっきまで違和感は感じていなかったのだし。
それに、ニートンタウンからも救援が派遣されている、というのも元を正せばトゥールの推測であり推論なのだから。
（推測、推論、推測、推論、推測、推論、推測…）
さっきからそれの繰り返しである自分に少しの苛立ち、そして再び自嘲。

＞「おーい、さっさとしろって。早くしないと俺たちが来た意味が無くなるかもしれないだろうが。
＞俺は骨折り損のくたびれ儲けは御免だからな、兵隊蟻をサンドバッグにして爽快な気分で帰りたいんだよ」
「はいはい」
急かされてしまった。やはり東ブロックには蟻は居ないのだろうか？円をしてもツンツン頭以外は特に何も感じない。
なんだか馬鹿らしくなったので円を打ち切る。ツンツン頭の右斜め後ろにつく。盾にしようという気持ちは…なくはないが。

歩き出してからどれだけ経った？数分？十数分？数十分？時間の感覚がよく分からない。
ただ分かるのは、歩を進めるほどに増してゆく不安と恐れ。期待と恍惚。そして、狂気。着実に、渦を巻く。
「えっと…地図によるとそこの角から西ブロックですね。激戦地かもしれませんし、気を引き締めて参りましょう」
少しだけ声が上擦っていること、気付かれただろうか。

>49
ニートンタウンのホテルのレストラン、ハンター達出てった後も一人だけ残てずーと食べてる人居たね。
その人・鎮さん、とてもとても食べるの大好きよ。ここでもいぱいいぱい食べてたよ。
「はふはふはふ！もぎゅもぎゅもぎゅ！ガツガツガツ！…ゴクン！
アイヤー、やぱりニートンタウンはご飯が美味しいとこの事アルね。
ファースナルの高級レストランも都会風でいい味してたのけど、ここいらの見事な郷土料理には地方らしさと長年の工夫のあるでしゅからねえ！
こちに付いてぇ、あーほんとよかたよかたの事よーっ！！」
でも食べてる鎮さんのとこに街のお偉い人話しにいらしゃたよ。食べる働かないよくない、そう言う話。
鎮さんちょと困たけど　にこり笑て答えたね。さすがに考えだてあたのよ、この人。
「ワタシもほんとは行きたかたアルけどね、ワタシ以外のハンターの皆しゃんほとんど行てしまたの事よ。
この街、あちらしゃんのおっき都市とちがて守りよくない。誰かいざ言う時の護衛役必要思うネ。
だからワタシここで力貯えてるの事よ……わかたらコレおかわりでしゅ！」
鶏肉のお皿差し出されて、偉い人少しおかしな顔。
それからも食べた食べたよ鎮さんは。しばらくしてやと満足したようだたね。
「しゃてしゃてお腹も一杯なたアルし、そろそろ出掛けましゅか…。食後の一杯アルよ！」
出掛けるて仕事ない。お酒飲み行くつもりだたのね鎮さん！
でも歩き出しながらちょと真面目な顔すると独り言。
「キメラアントとの闘い、たぷんまだまだ長引くアルね。
人間同士でお互い戦力消耗するホントはあまりよくない事の。それに……」
鎮さん、ため息とも深呼吸ともつかない息すると、しみじみとつぶやいたの。
「戦い、お腹減るでしゅからねえ」

【ニートンタウンの酒場に向かう】

>93>107
しばらくして鎮さん、ほんとに酒場の前に来てしまたのね。
美味しいもの食べて、今度はお酒飲んで、他のハンターにちょと申し訳ない人よ。
「ここが噂の店でしゅね。ニートンタウン来たらとりあえずここ訪ねる言う話よ…」
見たとこ小汚い店なのに、話題のお店にでも来たような事言いながら鎮さんキィッって扉開けて入ってくの。
「ご飯はホテルで済ませたアルし、浮いたぶん懐に余裕あってよかたでしゅよ。
ひょひょひょ…なにせここ、お酒だけの店ないアルからね…。」
お店に入った鎮さんひょいと中を見渡すと、カウンター席の端に目をとめたね。
そこに居たはスーツ着たちょと初々しいお兄さんと、ボロ布のかたまりみたいなお爺さん。
お爺さん今も空のグラス持てる。きとお酒好きの人ね。
鎮さん、何を思たかその人達のとこに近づいて行たよ。
「お話し中失礼しましゅアルよ。ワタシこの街の命令受けてるハンターの鎮いう者でしゅけどね。
情報屋のデグしゃんのお話し聞きたくて来たの事よ」
人の話の最中に、ちょと邪魔したかもしれない。そう思た鎮さんは返事を待たずに謝ったよ。
「あいやー、申し訳ないアル。どうやらまだ用件済んでないみたいね。
そんならワタシ、横の席でちょと待ってるでしゅ。
そこの店員しゃん。お薦めの地酒、こちに一本いただきたいアルよ！」
お酒を頼んだ鎮さん、席に座るとチラと二人の方を見る。お爺さんの空のグラス、気になってしまたよ。
「そうアルね…。お二人しゃんも、ご相伴どうでしゅか？」

【デグとトゥールに挨拶。お酒を薦めてみる】

しまたアル。>112、酒場に居たのはトゥールしゃんでなくてバルミしゃんね。
ほんとに申し訳ない事したよ…。
途中まではバルミしゃんてわかってたはずだたのにね。
レス内容は参考にしたつもりだたのに、名前に不注意してしまたとは不覚だたアル。

>102
『アーバン西門近隣区域』

＞「うわっははは！我が神はなんと用意周到のことか！神託の地アーバンに
　　布教の導き手まで用意しておいでくださるとわ！得心いたしましたぞ！！」
＞「導き手が現れたからにはそれに従おうぞ！」
＞「そなたの敵は神の敵なり、すなわち我が敵である！アーバンの民を傷つける異形の
　　化け物どもに神の慈悲はない！」
その様子を見て、内心で厄介な事になった。と感じていた。
明らかに懐かれているのだ。しかも最も関わりたくないタイプの宗教関係者に。
しかも、その関節可動息の広さや、自分の仕掛けた攻撃の
特性を瞬時に見極めて的確な追撃を選択する洞察力が
中に秘める実力を物語っている。少なくとも彼女はそう評価した。
これでは後腐れの無いように…と言った事はリスクが高過ぎる。
(これは…仕事が終わったら即座にこの島を離れた方が良いわね。
戦闘中とかは上手くすれば使えるから良いけど…。それよりも…)
「まぁいいわ。…せめて、巻き込んだ人の分も頑張りなさいよ！」
(念能力者でもないみたいだったし、元々対キメラアントで役に立つとは思えないけど…)
思考をまとめると、アーバンの人間に対する印象を少しはマシにしようと言う意図で
一言加えてから戦闘の方に集中しだす。

>109
その念弾の直撃とほぼ同時位に地面を飛んでいた。
高速でビルの壁や地面などを蹴っての三次元的な高速移動に入りつつ
相手の行動パターンに思いをめぐらせる。
(今のところ突進一辺倒で、念も明らかに円じゃない、立方体…。
念弾は通用してるのよね。これなら多分…)
「気付いてると思うけど、そこのパンダ、多分接近戦の技を
一つ以上持ってるわ。その立方体…目に見えない効果を及ぼすのか、
一定条件で作動するのかはわからないけど…気をつけて！」
サドゥに声をかける。最終目的を考えれば、少なくとも
戦力的に不利なのは疑いなく、戦力としては強いであろう
サドゥに万が一があれば余計に不利になると言う事もあってのようだ。

そして、それを言い終わると同時に小さい、甲高い音がひびいた。
高速で動く彼女を見ると、いつの間にか小太刀が鞘に戻されており、
太刀に手がかかっている。

そして、凝をすると三日月型の念弾が真横からヤンヤンの膝めがけ
かなりの素早さで迫って来ているのがわかる。
理屈は簡単。移動中に小太刀を納め、太刀の先端に念を収束させ、
高速抜刀からの高速納刀をしてそれを隠状態の氷結波の射出に使っただけだ。

ちなみに電柱の影の揺らぎは、高速で動いているが故に
気付きにくいのかまだ気付いていない。

『タクシー内』

>94
＞「一つ、面白い事実を教えておこうか」
唐突にそうきり出してくるルードウィッヒ。
イルはそれでも窓の景色を眺めるのをやめずに、ただ一瞬だけ目を向けることで応えた。
＞「俺たちは、このままだとあと長くて１ヶ月で全滅だ。『俺たちの敵』によってな」
薄気味悪い笑いを浮かべながら、縁起でもないこと話をしてくる男。
『敵』それはキメラアントなのか、はたまたそれとはまた別の存在なのか。
現時点ではまったくわからない状態。
ひとつわかることは、そう簡単に自分はやられないという確かな自信。
＞「事実だ。信じるも信じないも自由だがな。島から抜け出せない以上、助かる方法はない」
タバコを吹かしながら何がそんなに面白いのか、ルードウィッヒはイルの表情を伺う。
それが本当のことか？
どうしてそのことを伝えるのか？
そして、この人物はどうしてそれを知っているのか？
疑い尽くしたらキリがない。
そんな、疑問だらけのことなど興味はなかったから、だから彼の言葉に無言で返答した。
しかし、しっかりと耳を傾けておく。
それはただの好奇心。
ただの裏もないく、面白みのない話であったのなら後で文句でも言えばいいし、
もしかしたら、この暇を持て余している時間を有意義に過ごせるかもしれない。
＞「……といっても、実は一つだけなくはないんだが」
イルと彼の距離は１メートルもないだろう。
二人の人間がこんなに側にいて会話をするのは一人というのはなんとも奇妙な光景だ。
そんな状況は、別に苦ではないといった風に男は続ける。
＞「全てを解決する方法が……おっと、どうした？」
言い終わる前に途中で車が止まったのでルードウィッヒは運転手に問い掛ける。
いい所で止められたので、イルはとたんに不機嫌になり殺気が出ない程度に運転手を睨む。
＞「着きました」
その応えはとても短く、簡素なものだった。
しかし、そこはまだ目的地ではなく、ただ道路が続いている場所。
遠くにアーバンの壁が見える。どうやら、ここらから歩いていけということらしい。
＞「まあいい。じゃあ、この話の続きは後でしよう。今は仕事だ」
ルードウィッヒが車からでたのを確認すると同じようにトランクを持ち、車を降りる。
遠くに見えるアーバンの壁を見据え、顔にかかった髪をたくし上げる。
「この依頼にどんな裏があろうと知れたこと。
　――私は与えられた仕事をただこなすだけよ。」
儚げに洩らす。その言葉は誰に伝えるのでもなく、虚空へと消えていった。


アーバン東門に着く。
これより先は死地。即ち戦場である。
イルは門へと歩み寄りその僅かな距離を更に縮めると、眼を閉じて意識を集中させる。
「―――円。」
重く低い口ぶりで呟くと、体を纏っているオーラを一瞬にして広範囲へと広げる。
その距離はおよそ30m。
限界は40mだがそこまで伸ばすとオーラの自然消耗力が激しく
体にも負担がかかりリスクが高いので、加減しなければこの後の戦闘も苦しくなってしまう。
「（この二つの反応は前のタクシーに乗っていった二人と考えると、後は不信な反応はない……。）」
「―――、はぁ。」
深い溜め息とともに円を解く。
タバコを咥え火をつけ一息つくと、視線を流しながら小さく笑みを漏らした。
「さて、これからどうしようかしら。」

【ニートンタウン・酒場】
>>107
（なるほどね・・・、あのメールの『説得』の意味がようやく分かったよ。情報屋デグはいわば裏社会の人間、政府に対しては反感を持っているので情報を決して流さない。しかし政府はキメラアントに関するデグの情報を必要としている、そこで仲介役におれか。
頑固そうだし疑いを持たれた今、説得はもう通用しないだろうな・・・どうすりゃいいのか・・・）
ふと横に目をやると見知らぬ大柄の男が立っていた。
『お話し中失礼しましゅアルよ。ワタシこの街の命令受けてるハンターの鎮言うものでしゅけどね。情報屋のデグしゃんのお話し聞きたくて来たの事よ』
（こいつも政府から依頼されて来たのか・・・）
男は挨拶だけすませると隣の席へ腰を下ろし酒を飲み始めた。
（酒か・・・説得も無理そうだし少し賭に出てみるかな）
「お客さんも来たことですし少し一緒にお酒でも飲みましょうか？ちょうど地元の名産品の美味しい果実酒があるんですよ。ちょっと車まで取りに行ってきますね。」
もちろんこれは店から出るための口実にすぎない、ボロを出さぬよう冷静な様子で店を出た。

【ニートンタウン・酒場】
酒場を出ると再び廃屋の屋上に登り座り込みすぐにパソコンを開いて念を込め始める。
「まずは果実酒の名産地、っと・・・ファースナル北西部か・・・この高そうな果実酒をダウンロードして・・・こっちのも・・・
携帯も準備して、と・・・ばっちりかな。」
パソコンをしまうと２本の果実酒を片手に急いで酒場へと戻った。
「お待たせいたしました、こちらがファースナル北西部で造られた最高級の果実酒です。２本とも同じ原料、手法で造られたものなのですが値段は倍近く違います。
ただ普通に飲んでいただいてもいいのですが、どちらが高級な果実酒か当ててみてください。いわゆる飲み比べってやつですかね。」
バルミはカウンターからグラスを２個借りると２種類の果実酒をそれぞれに入れた。
「すり替えはしません、どちらが高級か当ててみて下さい」

良スレage

『アーバン北側の森』

ファースナルの依頼を受けてこの島に渡り、
ビーストハンターとしての経験を元にこの島を歩き回っていた。
ファースナルで聞いたとおり、女王は島の北側を拠点にしているようだ。
ただ、受け取った地図を元に各町とその周辺を歩き回ったが
キメラアントに遭遇した数が二桁以内。
キメラアントにしては繁殖力が弱いように感じる。
今さっきファースナルの役人からアーバンという町が危ないと連絡があった。
町に向かって走りながら考える、
目視したアーバンの様子では、町の一部からしか火の手が上がっていない。
これまで寄った町の話と経験では一度包囲をして、バラバラに攻めてくる形が多かった。
まあ、被害が少なくすむのはいい事だ。
そろそろ、町に着く。
北側はまだ手付かずに近いようだ。
一気に駆け抜け火の手を目指せばキメラアントも居るだろう。
口の端を上げる。
倒れこむような前傾姿勢に、ハンマーを地面に叩きつけるような音が響き、
ガルドの身体が砲弾のように加速する。
左右の足に素早いオーラ移動、これにより爆発的な加速を行う。
短い時間でアーバンに近づき、高い塀の上にある大砲が見える。
向こうもこちらの姿を確認したのか。
いきなりの砲撃が来た。
「まあ、この勢いで来られたら勘違いもされるか」
ため息を一つ。
当たりそうな砲弾は左右に回避。機関銃などは前面のオーラ量を上げて対応する。
塀までの距離が近くなると歩幅を長くとり、三歩目で一瞬だけ右足に集中させ跳ぶ。
周りに着弾する大砲の音を超える轟音が叩きつけられた地面は四方八方に割れる。
ガルドの身体は高く高く跳び、塀とその上に並んで砲撃していた自衛団を前向きに
回転しながら見下ろし豪快な笑みを浮かべ、
自分に気が付いた一部の者たちは唖然とした表情で見送った。
回転する視界に着地点を見据え、全身の筋肉を総動員して先ほどとは逆に音もなく着地する。
周りを見て、火の手を見て当たりをつけそちらに向けて建物の上を跳ぶように一直線に進む。

『アーバン街中』

「見つけた」
周りを見ながら道を進む四匹の蟻の一団。
身を回し、近くの地面に降り立つ。
その音に大きな兎の耳が特徴のキメラアントがこちらに気がついた。
一瞬で全員がこちらを見る。
「遅いな」
というと一番近くにいた牛のような顔に虎の体と言うちぐはぐな奴に
全体重の乗った一撃を入れる。
牛のような低い唸り声を上げその後ろに居た鳥の顔と
虫のような身体の蟻の甲高い声を巻き込み吹き飛んで行く。
右拳からオーラが掻き消える。
一度、身を引く。
それまで身体のあった場所に槍のような物が突き立った。
下がりながら右腕を軽く振るとオーラが湧き上がり始める。
「なななにもの？おおお前敵？」
「敵にきまってっしょ」
まずいな。さっきので仕留めたと思ったが、ずいぶんと丈夫だ。
自分の能力は相手が死ねばこのオーラの湧き上がりが消える。
ゆえに相手の生死の判断にも使える。
先ほどの槍は左の噛み過ぎな蟻の武器のようだ。
見つけた時はそんなものを持ってはいなかった。
細木のような身体のどこにもそんなもの隠せはしない。
具現化系、触れたりしたら発動するタイプか？
うさ耳の蟻がこちらを見ながら後ろに下がる。
同時に細木の蟻が槍を突いてきた。身を左下に避け、
カウンターで伸びた蟻の右手をアッパー気味に右拳で打ち上げる。
伸びた状態で打たれた蟻の右手は槍ごと上を向く。
上体も槍に引かれるように上がっている。
打ち上げた右拳を戻す動きに合わせ、腰をコンパクトに回転させ、
勢いを乗せた左拳が開いた右脇腹に突き刺さる。
堅い細木を折ったような音とともに吹き飛ばし建物の壁を突き破り見えなくなった。
両拳のオーラが消えたが、手を振ってもオーラの湧き上がりが無い。
死んだか？
連続した破裂音が響く。
唐突な銃声に慌てて大きく後ろに跳んで避ける。
避けたつもりが二発左腕と右足に当たるが強化された身体に衝撃が走るが痛みは無い。
「やったー当たったよー」
先ほどのうさ耳の蟻が喜びの声を上げる。
瞬間、弾の当たった部分が重くなる。
「効果発動ー私の撃った弾が当たった場所はものすごく重くなるよー」
なるほど、そういう能力か。

続く＞＞

『アーバン街中』

リボルバー型のシリンダーを押し出し弾を入れ、また打ち込んできた。
重く鈍い右足を引きずりながら避けるが、今度は右足に二発当たった。
重い。受けた部分の重さが動きの邪魔になる。
感覚は重いと感じているが、同時に違和感がある。
当たった箇所がただ重くなったなら、強化した筋力で何とかなるはず。
操作系の能力の可能性がある。
おそらく、としか言えないが可能性が高い。
どちらにしろ術者を倒せばすむ話だ。と割り切り突っ込めぬ身体でも出来る策をとる。
右拳にオーラを集中し、ボウリング投球フォームに近い形で地面を削るように打つ。
銃の装填を終え銃を構えたうさ耳に向け、轟音とともに土と石礫が飛んでゆく。
「うわわわわ」と声を上げ食らう。
ゆっくりと周囲に警戒しながら立ち上がる。
「けほっけほっいやー体毛がぼさぼさのぐちゃぐちゃー」
身体に付いた土を払っている。
こちらが悠然と構えていると、銃を向けてきた。
「四発も喰らったら動けないでしょ？えっ」
驚愕と取れる表情でこちらを見る。
自分のオーラを確認する。
先ほどよりも倍近いオーラ量が体を包んでいる。
少々無駄が多かったがかなりいい感じになったな。
「こっからは本気だ。覚悟しろよ」
こいつの攻撃は単純かつ明瞭。六発の銃弾の内、先二発を囮に
残りの四発を本命としてばら撒く。
二発の弾は相手の中心から少しずらして挟むように撃つ。
これにより左右どちらかに大きく避ける事になる。
そうしたら着地点を見極め、残りの弾を当たりやすい胴と足元に打ち込む。
蟻の反射神経を持ってすれば容易いと判断できる。
おそらくこのうさ耳の元となった人間は銃の扱いに長けた人間だったのだろう。
一発でも当たれば確実に鈍る。当たった場所を中心に打ち込めば高い確率で命中する。
一対一であれば避けることも出来たが、
細木の蟻に集中していたために不意打ちを食らった。修行が足りないな。
こちらの増大したオーラに気を取られ構えることを失念している。
オレの能力は相手に自分のオーラを渡すことでオーラを自分の体内からひねり出す。
種は簡単。直接攻撃を当てた方が効率良く多量のオーラを渡せるが、
物に“周”でオーラを纏わせ当てることが出来れば、同様に能力が発動する。
ただ、石をまともに投げても避けるだろうから土を飛ばしたのだ。
硬にほとんど近いオーラを込めて撃ったおかげで倍近いオーラ量になった。
右足を後ろに、自らを弾丸のように打ち出す。
「あわわ」と言いながら避ける。
構わず横を通り抜けその後ろの牛もどきと鳥頭の倒れたところに突っ込む。
軟らかい物と硬い物を磨り潰す音が響き、二体の蟻を肉隗に変える。
オーラの減少を確かめ死を体感する。
「あわわ、まずいよ。当たれローリングボトム」
ローリングボトム……転がり落ちるか。なるほどな。
銃弾は正面から飛んでくる。
それに対して後ろ手にもった牛もどきの蟻の身体を右から左に逆袈裟に振り抜き防ぐ。
続けざまに四発の銃弾が正面から上半身と下半身に狙ってやってくる。
牛蟻を大上段に構え振り、前へ飛ばす。
縦回転をしながら銃弾は全て牛蟻の死体が受け、
うさ耳に向かって破壊力を誇示しながら飛んで行く。
うさ耳は牛蟻の死体を大きく右に避けた。
次の瞬間、目の前に鳥の嘴が見え、それが最後の記憶となった。
「単純かつ明瞭。お前の攻撃を使わせてもらった。お前の能力と攻撃は面白かったよ」
元のオーラ量に戻ったことを確認すると次の火の手に向かう。

了

>110
小さく肯定の仕草を返すトゥールに少し満足げに頷くとまた歩き出す。地図があるので迷わない……はずだ。
いつの間にか自分が背中を晒していることになっているが、それくらいなら許容してもいいだろう。
そんな心境の変化もあった。そんなこんなで歩きだしてどのくらい経っただろうか。

>えっと…地図によると〜
西ブロックまで残すは角一つ。精神が高ぶる。もう少しでこの鬱憤を思う存分晴らすことが出来る。
今にも喜び勇んで飛び出してしまいそうだ。だがその前にやることがあった。
その場に落ちている小石を拾い、ポケットに膨らみが目立たないように気を付けて詰め込んでいく。
胸ポケットにも、尻ポケットにも、ついでに上着の内ポケットにも。これが牽制に意外と役立つのだ。
ついでに右のポケットに二つだけ残っていた棒付きキャンディを取り出して包装紙を剥き、一つを口にくわえて噛み砕いた。

「よし、俺は準備完了だ。このストレス、目一杯暴れて残らず発散してやる」

メーターは約60程度を示している。ちなみに最高値は100。来る途中で精神的嫌がらせから肉体的嫌がらせに変更した、
小人の手柄だ。実を言えば今も髪の毛を引きちぎろうと虎視眈々と狙っているが。
鷲の鉤爪の様に何度か指を曲げ、伸ばすことを繰り返すとパキパキと指が音を立てる。
さてと……。

「で、ここからはそれぞれ適当に進んだ方が敵を早く減らせると思うんだが、どうする？共闘がお望みならそれもいいが。
ま、その場合は強化系の俺が前衛でお前が後衛。後ろから敵が来なけりゃ、お前は討ち漏らしの始末しか仕事がない。」

どうする？と目で聞く。とりあえず頭を使った戦略は俺よりこいつの方が得意だろう。
少し嬉しそうな声音になっているのは仕方がないことだ。

>109>114
『アーバン市内・西ブロック城門付近』

念弾が命中し、ダメージを与えたがヤンヤンは止まらない。
迎え撃つべく鉄扇を広げ、ゆるりと舞う様に相手との間合いを計りながら背後に【とぐろ巻く蛇・封の枷】を数個設置
しておく。
かなり練りこんだ念弾ではあったが、オーラを纏いガードする相手に決定打となる事は難しい。
ならば、先程の蠅型キメラアントと同様に部分的にでも強制的に絶の状態にしてやればいい。
その部分の念によるガードが解かれ致命的なダメージを与えられるようになるし、念の強化を断たれた部分は他の
強化されたままの部分の負荷を受けバランスを崩す事にもなる。
受け流し、力を削ぐ罠にかけ、それから確実に相手を倒す。
脆弱な身で神の使途として、神罰地上代行人として強力な『悪』と戦うために編み出したサドゥなりの戦法であった。

＞「気付いていると思うけど、そこのパンダ、多分接近戦の技を
＞一つ以上持ってるわ。その立方体…目に見えない効果を及ぼすのか、
＞一定条件で作動するのかはわからないけど…気をつけて！」

立方体？ミントからの声を受けて目を凝らすと立方体の輪郭に気付く。
理解する前に鳥肌が立つのに急かされるように後ろに飛び退きながら、先程の念弾を操作する。
ヤンヤンの背後から念弾が追撃するような形だ。
先程の命中で念弾に練り込まれたオーラは殆ど拡散し、ダメージの期待できる代物ではないが、牽制や体勢を
崩す程度には使えるだろう。
普通は隠の状態で、更に自分の体を目隠しにして鉄扇で受け流し罠である【とぐろ巻く蛇】に突っ込ませるの
だが、今は【とぐろ巻く蛇】を間に挟み、ヤンヤンを迎え撃とうとしている。
凝を使われれば空中に数個のバスケットボール大のオーラの塊が浮いていることに気付かれるだろう。
どう対処されるかはわからない。
だが、一瞬の躊躇があれば追撃する念弾で体勢を崩し、【とぐろ巻く蛇】の地雷原に押し込むつもりなのだ。

念弾（中）：１５
【とぐろ巻く蛇・重の枷】：５
【とぐろ巻く蛇・封の枷】：５
操作性念弾（大）：３
【とぐろ巻く蛇・封の枷】：５

すいません、トリップミスでした。

『アーバン市外東門前』

>115
東門に到着する。

＞「さて、これからどうしようかしら。」

「ここからは別行動だ」

ルードウィッヒはきっぱりと言った。

「さっきの運転手に急がせたから、まだ先発の連中もその辺でうろうろしている筈だ。適当に捜して合流してくれ」

言いつつ、街の中に入っていく。キメラアントの姿は見えない。
が、ルードウィッヒにそれを不審に思う素振りはない。さも当たり前のように闊歩していく。

「俺はこの街に従兄弟が住んでいるから、無事を確認してくる」

ルードウィッヒは笑みを作る。
その含みのある笑い方は、どう見ても従兄弟の身を案じているようには見えない。

「安全なところまで逃がしてから、その後で合流する。それまで頑張っていてくれ」

ルードウィッヒはそう言い残すと、物陰に消えるように姿を消した。

『アーバン市内・西ブロック城門付近』

>114,123

サドゥに向け、走るヤンヤン。

隠で隠した『とぐろ巻く蛇』の地雷原に近づく。凝を使っている様子もない。明らかに気づいていない。
当たる……筈の瞬間、ヤンヤンはトップスピードのまま身を捩った。スルスルと器用に罠の隙間を抜けていく。抜けきった。

サドゥまで残る距離はいくばく。ヤンヤンは拳を振りかぶる。

『脳と神経の箱（ﾉｰﾝﾎﾞｯｸｽ）』
本体の周りに念のボックスを形成する。
何らかの念がこのボックスに触れると、その念が現在持つ性質や特質、込められた念量、攻撃力、位置や進む方向、速度などの情報がヤンヤンの脳に瞬時に知覚される。
ただし、あくまで触れた念が『現在持つ』情報であり、例えばジャジャン拳のパーに触れたとてグーやチーの存在を伺い知ることはできず、ゴンの本体のオーラに触れたとしても「強化系だ」「今纏っているオーラ量はこのぐらいだ」程度の情報しか得ることはできない。

ヤンヤンはボックスに何かの念が触れた瞬間に、ほとんど無意識的にそれを回避するレベルまで鍛錬を積んでいる。拳法家でもあり、身のこなしは軽やかで素早い。
よって、凡そ念による攻撃に対しての回避能力はずば抜けたものを持っていた。本人も念探知による回避に自信を持っており、それは過信ですらあった。
これまでヤンヤンは『脳と神経の箱（ﾉｰﾝﾎﾞｯｸｽ）』を攻略し得る頭脳を持つ敵と相対した事がなかったため、ヤンヤンは今目前にいる相手がその過信故の致命的な弱点に気づき得る相手だとは考えもしていなかった。


ヤンヤンが罠を避けている最中…
「ム！」
凝で様子を見ていたマハは、飛び回る女が念の刃を放っていた事に気づく。ヤンヤンならかわすだろうが、敵の近くで隙を見せるのはよろしくない。
「『 墓下の眠りし獣（ｼｬﾄﾞｳﾋﾞｰｽﾄ） 』！！」
電柱の影から、枝分かれするようにぬうっと影が伸びる。念の刃とヤンヤンの間に影の先端が来ると、そこが丸く広がり、影の円の中から何かが姿を現した。
それは影と全く同じ色をしており、輪郭の区別がつかない。ヘドロのようにボトボトと絶え間なく影を垂らしている。
全体的に狼をホッキョクグマくらいに大きくしたような印象の姿で、地中から顔を出したモグラのように、上半身から下は影から出てきていない。全体的にサイズが大きい中、前足は特に異様に大きく鋭い。
影の獣はその大きな前足を伸ばし、念の刃を受け止めた。表面が一瞬凍るが、すぐに氷がパラパラと剥がれ落ちる。
「コンビネーションを分担する！貴様の相手はこの俺だ！」
影が急速に伸び、それに伴って影の獣も急速にミントに向かっていく。
くわっと大きな口を開き、両前足を開いて噛み付きにかかる。

>126
＞電柱の影から、枝分かれするようにぬうっと影が伸びる。念の刃とヤンヤンの間に影の先端が来ると、そこが丸く広がり、影の円の中から何かが姿を現した。
　 それは影と全く同じ色をしており、輪郭の区別がつかない。ヘドロのようにボトボトと絶え間なく影を垂らしている。
　 全体的に狼をホッキョクグマくらいに大きくしたような印象の姿で、地中から顔を出したモグラのように、上半身から下は影から出てきていない。全体的にサイズが大きい中、前足は特に異様に大きく鋭い。
　 影の獣はその大きな前足を伸ばし、念の刃を受け止めた。表面が一瞬凍るが、すぐに氷がパラパラと剥がれ落ちる。
空中を跳ね回りつつその様子を確認していた。
(増えてる？…これは操作されている念獣でしょうね…。一体だけどかなり早いわ。
それに、強い…。蜥蜴の尻尾切りが出来るのなら何時もの手も使えない…｡
あれとあのパンダに同時攻撃をかけられたらちょっと辛いわね。)
手を摸索している途中で…攻撃をかけられる。
＞影が急速に伸び、それに伴って影の獣も急速にミントに向かっていく。
　 くわっと大きな口を開き、両前足を開いて噛み付きにかかる。
「一体、誰がどこから狙ってるのかしらね。それに、もう一つ…」
それを、マントの一部を食い破られつつも寸手のところでかわすと、
相手の位置、または影の能力を特定する為に、その交戦空域にいないで
隠れているのならどこかで絶対死角になるであろう、壁際の数箇所を選んで
何度か着地をし、突っ込んで来る場合の為の回避動作をしつつ
相手の動きの変化を見極めようとする。
｢これも試さないといけないわね。｣
その途中、その影目掛けて投擲用ナイフを投げた。
それが貫通するのか意味があるのカを見極めようとしているのだろう。
当然ではあるが、動作の都合上分断の役目はしっかりと果たされている。

とっととレスしろよ屑どもが

　　　　⊂_ヽ､
　　　　　　.＼＼　 ／⌒＼
　　 　　　　　 ＼ （　冫、）　　ウンコになぁれ
　　　　　　　　　 >　`　⌒ヽ
　　　　　　　　　/　　　 へ ＼
　　　　　　　　/　 　 /　　 ＼＼
　　　　　　　　ﾚ　　ノ　　　　ヽ_つ
　　　　　　　 /　 / 　　　　　　　　･*.･:
　　　　　　　/　 /| 　　　　　　　　　:。　*.・
　　　　　　 （　（　､ 　　　　　　　　　　★。:’*
　　　　　　　|　 |､　＼ 　　　　　　　。・．*・;　・
　　　　　　　|　/　＼　⌒l 　　　 　;*　・。;*★ 人・
　　　　　　　|　|　　　） / 　　　 　　 ・　★・　（＿ ）;;　*　。・
　　　　　　ノ　 ）　　 し' 　　　 　　 　 ・　*　（＿＿）　*　・。・
　　　　　(＿／　　　　　　　　　　　　。*．;;　・(ｷｬﾗﾈﾀﾛｰｽﾞ)★．*　’★

ageろ

>126
『アーバン市内・西ブロック城門付近』

【とぐろ巻く蛇】の地雷原を凝を使う様子もなくトップスピードのまますり抜けたヤンヤンと、更に影が質量を持った
ような獣の出現を見て驚きの声を上げる。
「ば、馬鹿な…我が神の力が！導き手の助けが…うわああぁ！！」
向かってくるヤンヤンにあえて距離を詰め、たたんだ鉄扇を棍のように持ち迎え撃つ。
自分の能力を軽くかわされ、味方と分断された事で自棄になって玉砕覚悟の突撃に映ったであろうか？
ヤンヤンの拳が振り下ろされる直前に、「ひっ」と言う小さな悲鳴と共に流でガードを固め、その一撃を受け流さずに
受けとめる。当然受け止めきれるものでもなく、弾き飛ばされ転がってしまう。
「く、くるなぁー！」
二回ほど転がり体勢を立て直したあと慌てるように鉄扇を広げて投げ付けるが、ヤンヤンの右上１ｍ以上も離れた場所
を通過してしまう。
慌てぶりが更に強調されたであろうか？
それを見てすかさず念弾を十数発だし、ある程度念が練り込まれる順にとにかく前に発射させた。乱れ撃ちというやつだ。

凝を使う様子もなく隠の状態の【とぐろ巻く蛇】の地雷原を抜けきったのは、あの立方体が既に凝の役目を果たして
いると察しがついた。
偶然ではない。確実に最小限の動きで避けて進んできたのだ。
そしてその体裁き、体術、素早さでかわしていくのだろう。
あえて立方体の中に入って打たれる事で確信が持てた。
距離を置き、念弾を撃つ事は通用しないと思って良いだろう。
かといって身体的強度からまともに打ち合って人間であるサドゥが勝とは思えない。
だが、やりようはある。
神の使徒として、神罰地上代行人として、敗北は、すなわち死は許されないのだ。
かわすことに長けていても、当たらないのでも効かないのでもない事は実証済だ。

念弾を乱れ撃ちしているように見せながら、その実、計算された速度・間隔・位置に発射している。
もちろん無意味な弾も織り交ぜながら、だが。
全てかわされるだろうが、それでいい。むしろかわしてもらわなければ困るのだ。
かわすことに長けている者はかわせる場所を見逃さない。
逆に言えばかわせる場所さえ作っておいてやれば、そこに誘導する事もできると言う事だ。
その一点、そこに鉄扇が弧を描いて帰ってくるように最初に投げておいたのだ。
手放して投げてしまった事により周による強化はない。太刀の切れ味を持つとはいえ、堅の状態の相手には大した
効果はないだろう。
だが、そこで動きが止まれば良い。
全ての注意を念弾に向けさせ、鉄扇で動きを止め、体勢を崩し心理的動揺を誘える事ができれば、こちらの準備万端の
体勢からのタックルで後ろの【とぐろ巻く蛇・封の枷】の地雷原に押し込む事くらいはできない相談ではないはずだ。

念弾を発射しながらサドゥはタックルをすべく位置と体勢を整えていった。

みんな！！オラに元気を！！分けてくれ！！！

や

っ

ぱ

り

ね

ぇ

〜

悟

空

が

最

強

な

ん

で

す

よ

あのさ…そんなに荒らして楽しいの？

>134
楽しいね♪

亜門上等かかってきなさい!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ここは亜門によって成り立ってるスレですね

特殊の残党どもがハンタを名乗るとはかたはら痛い。
週漫板に晒して来てやるよ

>>138
氏ね

これハンタすれだよな？何板よここ？

週漫板で暴れてるハンタスレ荒らしはここのアホかと思ったが
どうやらこのスレの荒らしでもあるわけだな。とりあえず>>138氏ね。

なんだこのスレ（ ´_ゝ`）ﾌﾟｯ

今マロン見てきたがageてるスレ全部>>138がやったマルチだぞ。
通報対象だろコレ。

何処の馬鹿だ？
俺に喧嘩売ってんのか？マジで連帯責任としてここ荒らすよ？
ＤＢ厨舐めんじゃねえぞ

>144
悪い悪い、マロンのＤＢ関係に貼ったの俺だから。
最近お前ら調子にのってんじゃね？

>>144
どうやらここを潰したい荒らしらしい。→>>138

>146
どっちでも良いよ。連帯責任だよ、こっちも潰しに行くよ。

http://etc3.2ch.net/test/read.cgi/charaneta/1121500868/W

何が連帯なのかさっぱりわからんな
誘導されるがままに利用される荒らしにしか見えねえwww

徹底放置
以降ここに書き込む名無しは全て荒らしで

>>147
俺はここの住人じゃないんで良いとも駄目とも言わないけど思うツボのような気が…。
正直ハンタ信者の俺も迷惑してるし。荒らされたＤＢ系スレは残念に思うよ。
・・・ってなんで俺がフォローしなくちゃいけないんだ・・・。orz

>>150
うん。もうこれで俺は書き込まないよ。さらば。

今日マロン他を荒らしたマルチについて詳しく知りたい方は
ttp://etc3.2ch.net/test/read.cgi/charaneta2/1121510980/
こちらへどうぞ。

なりきり板から漫画板に行ってまた戻ってきますた

あれ…？
今日は実況板にいなかった？

>>144はヤムだろ

>122
「で、ここからはそれぞれ適当に進んだ方が敵を早く減らせると思うんだが、どうする？共闘がお望みならそれもいいが。
ま、その場合は強化系の俺が前衛でお前が後衛。後ろから敵が来なけりゃ、お前は討ち漏らしの始末しか仕事がない。」
「ふむ」
またも熟考。いや、今回は熟考ではない。先ほどと違い戦いは目前である。即断即決が最善のはずだ。
生来が優柔不断であるトゥールにはどだい無理な話のはずなのだが…今回は、今回だけは？すぐに返答が出来る。
「じゃ、二手に分かれましょうか」
表向きの理由は、蟻の数を減らすのに合理的だからである。会ったばかりなのだからチームワークもへったくれもない、
そういう考えもないわけではないし。やはり一人の方がのびのびと殺れるだろう。というのが、口に出して言うのであれば、理由。
裏向きの理由。これも簡単明瞭。討ち漏らしの掃除なんてコバンザメ紛いなどたまるものか。
蟻共は、この手で滅すると決めたから。優柔不断で慎重なトゥールにも、それだけは、不変。
──その延長線上には何も残っていなかったとしてもだ。

「じゃ、お先に失礼します」
トゥールは返答も聞かずに駆け出していた。角を曲がる。出るのは十字路。真っ直ぐか。左か。右か。
すこし迷ってから右に曲がる。二手に分かれたというのにまたツンツン頭と鉢合わせしてしまったらいかにもばつが悪い。
ツンツン頭は何となく性格からして真っ直ぐ行きそうな気がする。よって右。それほど深く考えた訳ではない。

少し進む。暴れているような、音が聞こえる。さすが激戦西ブロック。口が勝手に吊り上がる。足に力がこもる。
居た。形としてはニワトリに似ているのだろうか？一体。自衛隊が必死に応戦しているが、幾ら集まっても勝てはしない。
（さっさと逃げればいいんだ、それは僕のエモノだ）
「さぁ、ショータイムだ」
優柔不断で慎重だったトゥールが居ない。完全にイッてしまっている。人とはここまで変われる物なのだろうか。
この後、何も考えず突撃して腹部にパンチを食らい吹っ飛ばされて悶絶するのはあと数秒後の未来なのだが、
そのお陰でトゥールは冷静さと慎重さを取り戻すので、とりあえず結果オーライとしておこう。

死んでろよお前ら
ＤＢ馬鹿にするのも大概にしとけ

>157
それには同意できる。

（ ´_ゝ`）ﾌﾟｯ
まるでごっこ遊びじゃの

名前： ホッパード
年齢： 26
性別： 男
所属： ニートンタウン
職業： 元盗賊団、現強盗
性格： 慎重、口が悪い。
趣味： 義手改造
容姿： 白髪・瞳グレー
身長・体重： 177cm・65kg
所持品： 左手義手、熱探知レーダー、拳銃、覆面
念能力の名前： 「絶対監視装置（ビジブルステップ）」
能力系統： 特質系
能力の説明：
義手に仕込んだレーダーを介して直径5km・幅100mの円を張る。
強者を避けて弱者を襲うために使用される能力であり、
野生の感レベルだが、策敵範囲内の相対的強者を敏感に見分けることができる。
策敵範囲が広すぎるために単一能力でメモリ容量一杯になっている。
キャラクター解説：
思い出せる最初の記憶は盗賊団での射撃の練習。
盗賊団の一員として育ち、兄代わりだった男に密かに念を教わる。
19歳の時、裏切りに合い盗賊団は壊滅。その際左手を失った。
その後は単独で強盗に勤しんでいた。能力のおかげで顔も名前も割れていない。
山腹のアジトの近くにキメラアントが現れ、見つかる前に街に逃げてきた。
強盗を辞め、倒せる範囲のキメラアントを倒して名声を得ようとする小物。

・逃げ延びた盗賊団員のほとんどは蟻に食べられている。
・蟻化した兄と感動の再会とかエイリアンばりに囲まれてうわああとか適当に流れで。

ホッパードは能力を活かして独りで逃げ回り・・・
トゥールたちと出会うことなく　やがて騒動は収束した。

死ね

>>1-162
(；＾ω＾)プスー

>156
飛び出すトゥールを見送ると同じ方向にこちらも駆け出す。何故かと言えば、まだ一本道だからだ。
が、角を曲がったところで十字路に出た。
後ろ姿が見えないということは真っ直ぐには進んでいないようなので、直進。スピードを上げる。

しばらく走り、角を曲がると三匹の蟻に出くわした。羽付き二、ゴツいのが一。ゴツいのはゴリラ、羽付きは鳥っぽい。
当然、先に襲いかかってくるのは見るからに素早そうな羽付きだ。
こちらが丸腰だからか、見るからに侮った様子でこちらへと迫ってくる。
それを見て額に青筋が一本浮かび、さっきから暇そうな小人の持ったメーターが少し上昇した。

「ああ？素手の人間、しかもたった一人だから楽勝だぜってか？雑魚如きが粋がりやがって……。
格の違いって奴を見せつけてやる……消費30、俺を嘗めた事を後悔させる暇もなく、殺す」

小人が持っていた上がったばかりのゲージ残量が一気に減る。右手を後ろに引き、羽付きを見つめた。
凝を使えば、オーラが右拳に集中し、他の部分には絶に近い、微弱なオーラしか残っていないのがわかっただろう。
だが、たかが丸腰の人間と思い、油断している二匹が凝を使うことはついになかった。
間合いに入ったのか鋭い爪を、振りかぶる。が、それが下ろされるより早く二匹の下半身が爆砕した。
それを目眩ましに、拳を振り切った体勢から間髪置かずにゴリラへ地を蹴って飛びかかる。
わざわざ受けられるように腹を狙ったボディーブロー。それを受け止めたゴリラが片手でアクスの襟首を掴む。
このまま殴れば終わる、そう勝利を確信した笑みは鈍い音と共に苦痛の表情へと変わった。
手の甲を下に持ち上げる様に伸ばされた腕の間接を掌が打ち、本来曲がる方向と逆に衝撃を与え、砕いたのだ。
機を逃さず空いた手で指を目に突き入れる。絶叫するゴリラの胸板に硬でオーラを集中させた貫手を叩き込んだ。
そして動き続けている心臓を探り当て、掴み取り引きずり出す。
そのまま握りつぶし、断末魔を上げて力を失ったゴリラを蹴り剥がすと一息付いた。

「ふぅ、やっぱ雑魚に30も使って、最初の一発に全消費ってのは太っ腹すぎたか……。
しかし本当に無駄に使うのは抑えた方が良さそうだな。残り少ないし…」

ボヤきながら歩き出す。その口元に少し笑みが浮かんでいるのは、見間違いではない。
左手から垂れる蟻の血が、路面にポタポタと染みを作っていった。
【残りゲージ34】

(；＾ω＾)すまん、age忘れた

>>165
(；＾ω＾)＜偽者沸いたどうでもいいけどｗｗｗｗｗ
(；＾ω＾)＜あと>>1-162>>164寒い＆痛い
(；＾ω＾)＜生まれ変わって出直して来い

(^ω^)

165 名前：お前ら寒すぎ、夏だからって張り切るなよ厨軍団ｗｗｗｗｗ[] 投稿日：2005/07/19(火) 15:58:47
(；＾ω＾)すまん、age忘れた


166 名前：お前ら寒すぎ、夏だからって張り切るなよ ◆UIVe1A1wgA [sage] 投稿日：2005/07/19(火) 16:09:41
>>165
(；＾ω＾)＜偽者沸いたどうでもいいけどｗｗｗｗｗ
(；＾ω＾)＜あと>>1-162>>164寒い＆痛い
(；＾ω＾)＜生まれ変わって出直して来い


167 名前： ◆UIVe1A1wgA [sage] 投稿日：2005/07/19(火) 16:10:30
(^ω^)

自演みっともないよ？自称健常者くんｗｗｗｗｗｗｗｗ

まったくだねｗ

あげ

誰にも会えなかったorz

三沢さん降臨期待age

密かにヒソカの活躍を期待したい

トゥールは言った。

（ ´_ゝ`）ﾌﾟｯ

アルスがいると聞いて�dできますた、記念にageときまつね(^ω^)

アルス死ね消えろ！アルス死ね消えろ！アルス死ね消えろ！アルス死ね消えろ！アルス死ね消えろ！アルス死ね消えろ！
アルス死ね消えろ！アルス死ね消えろ！アルス死ね消えろ！アルス死ね消えろ！アルス死ね消えろ！アルス死ね消えろ！
アルス死ね消えろ！アルス死ね消えろ！アルス死ね消えろ！アルス死ね消えろ！アルス死ね消えろ！アルス死ね消えろ！
アルス死ね消えろ！アルス死ね消えろ！アルス死ね消えろ！アルス死ね消えろ！アルス死ね消えろ！アルス死ね消えろ！
アルス死ね消えろ！アルス死ね消えろ！アルス死ね消えろ！アルス死ね消えろ！アルス死ね消えろ！アルス死ね消えろ！
アルス死ね消えろ！アルス死ね消えろ！アルス死ね消えろ！アルス死ね消えろ！アルス死ね消えろ！アルス死ね消えろ！
アルス死ね消えろ！アルス死ね消えろ！アルス死ね消えろ！アルス死ね消えろ！アルス死ね消えろ！アルス死ね消えろ！
アルス死ね消えろ！アルス死ね消えろ！アルス死ね消えろ！アルス死ね消えろ！アルス死ね消えろ！アルス死ね消えろ！
アルス死ね消えろ！アルス死ね消えろ！アルス死ね消えろ！アルス死ね消えろ！アルス死ね消えろ！アルス死ね消えろ！
アルス死ね消えろ！アルス死ね消えろ！アルス死ね消えろ！アルス死ね消えろ！アルス死ね消えろ！アルス死ね消えろ！
アルス死ね消えろ！アルス死ね消えろ！アルス死ね消えろ！アルス死ね消えろ！アルス死ね消えろ！アルス死ね消えろ！
アルス死ね消えろ！アルス死ね消えろ！アルス死ね消えろ！アルス死ね消えろ！アルス死ね消えろ！アルス死ね消えろ！
アルス死ね消えろ！アルス死ね消えろ！アルス死ね消えろ！アルス死ね消えろ！アルス死ね消えろ！アルス死ね消えろ！
アルス死ね消えろ！アルス死ね消えろ！アルス死ね消えろ！アルス死ね消えろ！アルス死ね消えろ！アルス死ね消えろ！
アルス死ね消えろ！アルス死ね消えろ！アルス死ね消えろ！アルス死ね消えろ！アルス死ね消えろ！アルス死ね消えろ！
アルス死ね消えろ！アルス死ね消えろ！アルス死ね消えろ！アルス死ね消えろ！アルス死ね消えろ！アルス死ね消えろ！
アルス死ね消えろ！アルス死ね消えろ！アルス死ね消えろ！アルス死ね消えろ！アルス死ね消えろ！アルス死ね消えろ！
アルス死ね消えろ！アルス死ね消えろ！アルス死ね消えろ！アルス死ね消えろ！アルス死ね消えろ！アルス死ね消えろ！
アルス死ね消えろ！アルス死ね消えろ！アルス死ね消えろ！アルス死ね消えろ！アルス死ね消えろ！アルス死ね消えろ！
アルス死ね消えろ！アルス死ね消えろ！アルス死ね消えろ！アルス死ね消えろ！アルス死ね消えろ！アルス死ね消えろ！
アルス死ね消えろ！アルス死ね消えろ！アルス死ね消えろ！アルス死ね消えろ！アルス死ね消えろ！アルス死ね消えろ！
アルス死ね消えろ！アルス死ね消えろ！アルス死ね消えろ！アルス死ね消えろ！アルス死ね消えろ！アルス死ね消えろ！
アルス死ね消えろ！アルス死ね消えろ！アルス死ね消えろ！アルス死ね消えろ！アルス死ね消えろ！アルス死ね消えろ！
アルス死ね消えろ！アルス死ね消えろ！アルス死ね消えろ！アルス死ね消えろ！アルス死ね消えろ！アルス死ね消えろ！
アルス死ね消えろ！アルス死ね消えろ！アルス死ね消えろ！アルス死ね消えろ！アルス死ね消えろ！アルス死ね消えろ！
アルス死ね消えろ！アルス死ね消えろ！アルス死ね消えろ！アルス死ね消えろ！アルス死ね消えろ！アルス死ね消えろ！
アルス死ね消えろ！アルス死ね消えろ！アルス死ね消えろ！アルス死ね消えろ！アルス死ね消えろ！アルス死ね消えろ！
アルス死ね消えろ！アルス死ね消えろ！アルス死ね消えろ！アルス死ね消えろ！アルス死ね消えろ！アルス死ね消えろ！
アルス死ね消えろ！アルス死ね消えろ！アルス死ね消えろ！アルス死ね消えろ！アルス死ね消えろ！アルス死ね消えろ！
アルス死ね消えろ！アルス死ね消えろ！アルス死ね消えろ！アルス死ね消えろ！アルス死ね消えろ！アルス死ね消えろ！

フロド死ね消えろ！フロド死ね消えろ！フロド死ね消えろ！フロド死ね消えろ！フロド死ね消えろ！フロド死ね消えろ！
フロド死ね消えろ！フロド死ね消えろ！フロド死ね消えろ！フロド死ね消えろ！フロド死ね消えろ！フロド死ね消えろ！
フロド死ね消えろ！フロド死ね消えろ！フロド死ね消えろ！フロド死ね消えろ！フロド死ね消えろ！フロド死ね消えろ！
フロド死ね消えろ！フロド死ね消えろ！フロド死ね消えろ！フロド死ね消えろ！フロド死ね消えろ！フロド死ね消えろ！
フロド死ね消えろ！フロド死ね消えろ！フロド死ね消えろ！フロド死ね消えろ！フロド死ね消えろ！フロド死ね消えろ！
フロド死ね消えろ！フロド死ね消えろ！フロド死ね消えろ！フロド死ね消えろ！フロド死ね消えろ！フロド死ね消えろ！
フロド死ね消えろ！フロド死ね消えろ！フロド死ね消えろ！フロド死ね消えろ！フロド死ね消えろ！フロド死ね消えろ！
フロド死ね消えろ！フロド死ね消えろ！フロド死ね消えろ！フロド死ね消えろ！フロド死ね消えろ！フロド死ね消えろ！
フロド死ね消えろ！フロド死ね消えろ！フロド死ね消えろ！フロド死ね消えろ！フロド死ね消えろ！フロド死ね消えろ！
フロド死ね消えろ！フロド死ね消えろ！フロド死ね消えろ！フロド死ね消えろ！フロド死ね消えろ！フロド死ね消えろ！
フロド死ね消えろ！フロド死ね消えろ！フロド死ね消えろ！フロド死ね消えろ！フロド死ね消えろ！フロド死ね消えろ！
フロド死ね消えろ！フロド死ね消えろ！フロド死ね消えろ！フロド死ね消えろ！フロド死ね消えろ！フロド死ね消えろ！
フロド死ね消えろ！フロド死ね消えろ！フロド死ね消えろ！フロド死ね消えろ！フロド死ね消えろ！フロド死ね消えろ！
フロド死ね消えろ！フロド死ね消えろ！フロド死ね消えろ！フロド死ね消えろ！フロド死ね消えろ！フロド死ね消えろ！
フロド死ね消えろ！フロド死ね消えろ！フロド死ね消えろ！フロド死ね消えろ！フロド死ね消えろ！フロド死ね消えろ！
フロド死ね消えろ！フロド死ね消えろ！フロド死ね消えろ！フロド死ね消えろ！フロド死ね消えろ！フロド死ね消えろ！
フロド死ね消えろ！フロド死ね消えろ！フロド死ね消えろ！フロド死ね消えろ！フロド死ね消えろ！フロド死ね消えろ！
フロド死ね消えろ！フロド死ね消えろ！フロド死ね消えろ！フロド死ね消えろ！フロド死ね消えろ！フロド死ね消えろ！
フロド死ね消えろ！フロド死ね消えろ！フロド死ね消えろ！フロド死ね消えろ！フロド死ね消えろ！フロド死ね消えろ！
フロド死ね消えろ！フロド死ね消えろ！フロド死ね消えろ！フロド死ね消えろ！フロド死ね消えろ！フロド死ね消えろ！
フロド死ね消えろ！フロド死ね消えろ！フロド死ね消えろ！フロド死ね消えろ！フロド死ね消えろ！フロド死ね消えろ！
フロド死ね消えろ！フロド死ね消えろ！フロド死ね消えろ！フロド死ね消えろ！フロド死ね消えろ！フロド死ね消えろ！
フロド死ね消えろ！フロド死ね消えろ！フロド死ね消えろ！フロド死ね消えろ！フロド死ね消えろ！フロド死ね消えろ！
フロド死ね消えろ！フロド死ね消えろ！フロド死ね消えろ！フロド死ね消えろ！フロド死ね消えろ！フロド死ね消えろ！
フロド死ね消えろ！フロド死ね消えろ！フロド死ね消えろ！フロド死ね消えろ！フロド死ね消えろ！フロド死ね消えろ！
フロド死ね消えろ！フロド死ね消えろ！フロド死ね消えろ！フロド死ね消えろ！フロド死ね消えろ！フロド死ね消えろ！
フロド死ね消えろ！フロド死ね消えろ！フロド死ね消えろ！フロド死ね消えろ！フロド死ね消えろ！フロド死ね消えろ！
フロド死ね消えろ！フロド死ね消えろ！フロド死ね消えろ！フロド死ね消えろ！フロド死ね消えろ！フロド死ね消えろ！
フロド死ね消えろ！フロド死ね消えろ！フロド死ね消えろ！フロド死ね消えろ！フロド死ね消えろ！フロド死ね消えろ！
フロド死ね消えろ！フロド死ね消えろ！フロド死ね消えろ！フロド死ね消えろ！フロド死ね消えろ！フロド死ね消えろ！

454 名前：名無しになりきれ[sage] 投稿日：2005/07/19(火) 15:26:32
あと()【】の使用はなりきり人として失格
見ててイタすぎる

>>178
まるちいけない。
つまんない。

うるせーよ糞越境厨がよｗｗｗｗｗｗｗｗｗ

【名前】ｽｶﾙﾄﾞ・ｽｸﾘｰﾏｰ
【年齢】28
【性別】♂
【所属】ニートンタウン
【職業】UMAハンター、だが猟奇的殺人犯として賞金首にも挙げられている
【趣味】「芯」を集めること
【容姿】色白で細身。黒髪になぜか女性物のﾊｯﾄをかぶっている。
目のしたにｸﾏがあり、一見するとかなり不気味。ﾄﾞｸﾛの刺繍のあるﾎﾟﾛｼｬﾂにジーンズ
【身長体重】180�a48�`
【所持品】ステッキ、ｼｮﾙﾀﾞｰﾊﾞｯｸﾞ、白いﾍﾟﾝﾀﾞﾝﾄ

【キャラ説明】
流浪のUMAハンター。
生き物の芯（人間なら骨、昆虫なら外骨格）を集めることを生きがいにする男。
独占欲が強く、気に入った芯を見つけると、強制的に奪い、ｼｮﾙﾀﾞｰﾊﾞｯｸﾞに入れてしまう。たとえそれが生きていたとしても。
ガリガリだが握力だけは異常なほど強く、常人なら生きながらに骨を抜き出されることもある。
数多の要人の骨を手に入れ、特に気に入ったものは、肉片や骨をその場で喰らう程の精神異常者。
政府から罪の帳消しを餌にキメラアント討伐を引き受けた。しかし彼にはそんなことはどうでも良く、上質の芯を手に入れたいだけなのだ。
【性格】
普段はとても温厚だが自我が強く、他人に干渉されるのは苦手。但し気に入った相手（一本通った奴、骨のある奴）には理解を示す努力をする。
しかし好意を持ちすぎると相手の骨を奪う可能性大。ちなみに好意を持った相手には「〜やんす」と話し掛ける。気に入られて味方になっても距離をおくことをすすめる。

【能力名】骨折り損のくたびれ儲け（ﾃｲｷﾝｸﾞﾍﾟｲﾝ）
【能力系統】操作、放出
【能力説明】ｼｮﾙﾀﾞｰﾊﾞｯｸﾞに入れた「芯」と自分で判断出来るものを手足のように操作できる。
�@邪念を持つ骨たち（カーズ･オブ･ボーン）
操作している骨を自分の周りに浮遊させ、骨の種類に応じたさまざまな攻撃が可能
ex）【リブ･ｸﾛｳ】肋骨を爪に模し、単純に引き裂く
【ｱﾑﾄﾞ･ボーン】頭蓋骨等で周りからの攻撃を防ぐ
【ﾌﾛｰﾄ･ボーン】足の裏から操作した骨で持ち上げることで浮遊が可能
【ショットボーン】指の骨を射出する
�A呪われし死神の鎌（カーズ･オブ･ﾃﾞｽｻｲｽﾞ）
ステッキに全オーラを集中、ｼｮﾙﾀﾞｰﾊﾞｯｸﾞの中、�@で使用している全ての骨を集め、鎌の形に模す。

【備考】どの技もたいした威力は持たず、雑魚には聞いても強敵には�A以外の攻撃は有効ではない。
�@は骨を操作して自身を押している様なものなので、攻撃力は筋力＋操作している骨＋オーラ（パワードスーツを装着すると考えるとわかりやすい）なため、
本来操作系を得意とする術者は強化系と張り合えたとしても�@だけで、�Aでは強力な鎌を持っただけの一般人に成り下がる。
但し�Aの鎌で背後から斬ると、どんな物も斬ることが出来る。但し斬れるのは一回のみ。
�@は何度でも使えるが�Aを使用すると、骨は全て粉末になり、再び�@や�Aを使うためには新たな骨を必要とする
また、その骨に愛着があればあるほど、精度威力は増す

GMサンよろしくお願いします

【重要】

ＧＭ権限において、「ホッバード（ニートンタウン）」（テンプレート：>160）のキャラクターを削除します。

【重要】

以下のレスの無効化処理を行います。

>160

※無効化処理とは、既に書き込まれたレスを完全になかったものとして扱う処分のことです。
　これ以降、本編において無効化処理されたレスに連動した書き込みは認められません。

規制ばかりで面白くないな
消え去れ

sage進行なんてテンプレになかったのに、文句言うくらいなら書いとけよでやんす。
明日修正してから参加します。

なあこのスレの参加者諸君
君たちはここまでガッチガチのシステムに不満はないのか？
今こそ不満をＧＭにぶつける時ではないか？
反乱だ！今こそ反乱の時だ！！

文句がある方は全て避難所http://yy32.kakiko.com/trpg/でどうぞ
ここで言う限り荒らしでしかありません。

　　　　　　　　　∧＿∧
　　　 　　　 ⊂（´･ω･`)つ-、
　　　　　 ／／/　　 /_/:::::/
　　　　　 |:::|/⊂ヽノ|:::| ／」 はいはいわろすわろす
　　　 ／￣￣旦￣￣￣／|
　　／＿＿＿＿＿＿／ | |
　　| |-----------|

【ニートンタウン高級ホテル下】
男は集会にいた。青髪の少女、カルト宗教…etcと共に。
別段集団行動が苦手なわけではない。ただあの集会では気配を消しておきたかった。
そう、上質の骨をただひたすら探していたのだ。一仕切り吟味して、その後の行動を考えていたのだった。
「…ふひひ、やはり猛者どもが集まっているだけはある。上質の骨だ。だがしかし、まだ何かが足りない。これでは私の骨は休まらない。アーバン、ファースナル…いや、やはりここはキメラアントの骨か…ふひひ」
そうこうしてる間に集団はもう既にほとんどがアーバンへ向け出発しており、スカルは小一時間ホテル下でﾆﾔﾆﾔしていたのだ。
「ふひひ」スカルは気の向くまま、ﾆﾔﾆﾔしていた。

ガチガチ反対ー！

187は偽物です。
ふー

>>193
至急避難所へ

潰してやるぞ貴様ら
俺を追い出しやがった罰を受けさせてやる

ｵﾗｵﾗｵﾗｰ！

スカルがんがれ超がんがれ

>193
カスみたいな偽物でたな。
勝手にやってろ。
修正テンプレ投下もせずにはじめるような一本筋の入ってない奴が俺を語るのはむかつくがもういい。
#ばか
ほらよ！

応援してますスカルさん。

スカルネ申　GMくそったれ

>198
(ﾟ∀ﾟ)神のﾖｶｰﾝ

スカル神ｶﾞﾝｶﾞﾚ!

ネ申..._〆(ﾟ▽ﾟ*)

(:.;ﾟ;Д;ﾟ;.:)ｸﾚ､ｱﾗｼﾙ!!

184修正します

【備考】どの技もたいした威力は持たず、雑魚には聞いても強敵には�A以外の攻撃は有効ではない。�@は骨を操作して自身を押している様なものなので、攻撃力は筋力＋操作している骨＋オーラ（パワードスーツを装着すると考えるとわかりやすい）なため、
本来操作系を得意とする術者は強化系と張り合えたとしても�@だけで、�Aでは強力な鎌を持っただけの一般人に成り下がる。但し�Aの鎌で背後から斬ると、どんな物も斬ることが出来る。
（但し上限はあり、ｼｮﾙﾀﾞｰﾊﾞｯｸﾞの中の骨の量と敵のレベルによって威力が変わり、
　例えば圧倒的な差のある敵に、ｼｮﾙﾀﾞｰﾊﾞｯｸﾞに一本しか骨が入ってない場合などはダメージは限りなく落ちる。）
斬れるのは一回のみ。�@は何度でも使えるが�Aを使用すると、骨は全て粉末になり、再び�@や�Aを使うためには新たな骨を必要とする
また、その骨に愛着があればあるほど、精度威力は増す

スカルネ申ｷﾀﾜｧ*･゜ﾟ･*:.｡..｡.:*･゜(n‘∀‘)ηﾟ･*:.｡. .｡.:*･゜ﾟ･* !!!!!

スカルネ申ﾌｧｲﾄｫ*:.｡..｡.:*･ﾟ（n‘∀‘)ηﾟ･*:.｡..｡.:*!!!☆

>195
追い出されたのでなくお前が厨で入れなかっただけだろ
キメラアントか？５キロ円か？両方かｗ
スカルだったら神認定

ﾌﾚｰヾ(ﾟｰﾟゞ)( 尸ｰﾟ)尸_ﾌﾚｰ

ここか・・・・・・・・政莉の場所は・・・・・・・・・

これで良いのかな？

鳥付けお(･∀･)め(･∀･)で(･∀･)と(･∀･)う！

(,,ﾟДﾟ) ｶﾞﾝｶﾞﾚスカルネ申!

諸君、今こそスカル戦隊の出番だ！！
各々酉を用意してスカルとなるのだ！

苔むした頭蓋骨は正義の証！スカルグリーンただいま見参！

真紅の血液染み込んだ、真っ赤なボディのスカールレーッド！参上！

まだ修正していません。
偽物はやめてください。
大体なんでも切れるが修正されてないじゃないですか。

『ニートンタウン酒場』

>112,116,117
＞「お話し中失礼しましゅアルよ。ワタシこの街の命令受けてるハンターの鎮いう者でしゅけどね。
＞情報屋のデグしゃんのお話し聞きたくて来たの事よ」
バルミとデグの元に、いかにも胡散臭げな男がやって来た。胡散臭げはデグもお互い様なのだが。
彼はバルミと交渉中であることに気づいたらしく、終わるまで待つと告げて隣に座る。
そして、二人とも、デグがさっきから視線で空のコップを主張している事に気づいたのか、
＞「そうアルね…。お二人しゃんも、ご相伴どうでしゅか？」
＞「お客さんも来たことですし少し一緒にお酒でも飲みましょうか？ちょうど地元の名産品の美味しい果実酒があるんですよ。ちょっと車まで取りに行ってきますね。」
デグは舌なめずりして歓喜の声を上げた。
「おお！モノの頼み方を分かっとるのう、おんしら！仕方ないのう、一緒に呑んだるわい」
バルミが出て行く間に、デグは鎮に尋ねる。
「で、おんしはどんな用件じゃな？アタシは同時に話を聞くのも構わんぞぃ。おんしらが聞かれあってもええならのぉ」
そこに、バルミが戻ってきた。二本の果実酒を持っている。
＞「すり替えはしません、どちらが高級か当ててみて下さい」
「あーん、どっちでもええのぉ」
デグは普段から安酒しか呑まないので、その二本の安い方の値段の酒すら飲んだことはない。
「ま、せっかくじゃでの」
デグは二つのグラスを交互に空けた。１秒ほど考え、言う。
「右の方が甘い気がする、こっちが高い方かえ？」

潰せ潰せー！
ウハハハハハハハ

ピンクのお肉がこびりついてるプリティーチャーミーな紅一点！スカルピンクがおしおきよ！

またまた184修正します
最終です

【備考】どの技もたいした威力は持たず、雑魚には聞いても強敵には�A以外の攻撃は有効ではない。�@は骨を操作して自身を押している様なものなので、攻撃力は筋力＋操作している骨＋オーラ（パワードスーツを装着すると考えるとわかりやすい）なため、
本来操作系を得意とする術者は強化系と張り合えたとしても�@だけで、�Aでは強力な鎌を持っただけの一般人に成り下がる。但し�Aの鎌で背後から斬ると、硬度が飛躍的にあがる。
（但し上限はあり、ｼｮﾙﾀﾞｰﾊﾞｯｸﾞの中の骨の量と敵のレベルによって威力が変わり、
　例えば圧倒的な差のある敵に、ｼｮﾙﾀﾞｰﾊﾞｯｸﾞに一本しか骨が入ってない場合などはダメージは限りなく落ちる。）
斬れるのは一回のみ。�@は何度でも使えるが�Aを使用すると、骨は全て粉末になり、再び�@や�Aを使うためには新たな骨を必要とする
また、その骨に愛着があればあるほど、精度威力は増す
（ここでいう愛着とは時間ではなく一方的にもつ愛着である）

すいません。
迷惑かけたみたいなので辞めます。

そしてリーダーのスカルホワーイト！カルシウムと石灰質で自慢のボディはガチガチさ！

ｽｶﾙﾎﾜｲﾄ#（０・・０；）
ｽｶﾙﾋﾟﾝｸ#(０・・０；）
ｽｶﾙﾚｯﾄﾞ#(０..０；）
ｽｶﾙｸﾞﾘｰﾝ#(0..0；）

君達にこれを託す！あとは頑張りたまえ！

ショルダーバックに入る程度の骨の量なんてたかだか知れてるわな
それを攻守にわたって使って消耗品にするとは太っ腹ですなぁw

スカル＝アルス確定だなｗ

【ニートンタウン高級ホテル下】
ﾆﾔﾆﾔしていたスカル。やっと考えが固まったようだ。「ほねつき肉は…酒場にあったけな…」

ちん

(　0,,0)〈ｶｲｻﾞｰﾊｵﾚﾀﾞ!!!!

(　0,,0)〈ｶｲｻﾞｰﾉﾏﾝﾏﾝﾐﾃﾁﾝﾁﾝｵｯｷ

煽りでも叩きでもないマジな話
骨さ、他の奴のレスてかスレ自体よく読め
つうか半年ＲＯＭってから出なおしてこいまじで
リタの再来かと思ったぞ

(　0,,0)〈ｵﾜﾘﾕｸﾓﾉﾀﾁ

>>231
テメーかよ
リタ追い出そうと躍起になってた名無しはよ？
上等だ、何様か知らんが覚悟しとけよ？

確かにここはもう終わってるな

リタを追い出したのはラインだろW

公開鳥で調子に乗ってる奴がいるなぁ…

公開鳥を使い続ける奴も使う奴も使われる奴もみんな同レベルだな

909 名前：名無しになりきれ[sage] 投稿日：2005/07/20(水) 00:45:47
ハンタの荒らしは何とかならんもんか・・・


910 名前：名無しになりきれ[sage] 投稿日：2005/07/20(水) 00:47:00
放置してりゃ良い。
そのうち自演にも飽きる。

だとさｗ

なにｗｗｗｗｗｗｗバカばかりｗｗｗｗｗｗｗっうぇｗｗｗｗｗｗｗﾃﾗｷﾓｽ

マララーリアン見参

しかしあれだな

まああれだな

厨の隔離場所かここはｗ
とくにスケルトンとか名乗ってるやつはちょっとあれだな

さすが夏だなｗｗｗｗｗｗｗスケルトンｷﾓｽｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗ

だなwwwwww

スケルトンてコテからして痛いなｗ

池沼だろwwwwwww

基地外だろｗ

ただの電波小僧ｗｗｗｗｗｗｗ
しかもクオリティー低すぎｗｗｗｗﾃﾗﾂﾏﾗﾅｽｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗ

秋田から帰る

(#0,,0)〈ｼﾈﾖｵﾏｲﾗ

(#0,,0)〈ﾏﾗﾏﾗﾏﾗﾏﾗﾗｰ

>127、131
『アーバン西ブロック』

建物の上を跳び、西ブロックの北側からオーラが強く渦巻く街の西端へと向かう。
「さっきの四匹以外の蟻を見かけない、どうやらたまたま防衛ラインの弱いところを抜けた奴らか。この先のオーラの強さはかなりのものだな」
顔に笑みが浮かぶ。街の端の壁が近くなりオーラがより強くなる。
「援軍によって止められているのか。どれもさっきの蟻の比じゃないな」
感情の昂ぶりにオーラが力強く流れる。
「ビーストハンターになって様々な危険生物を狩ってきたが、この感じはアレ以来だな。これまでの蟻は忘れたほうが良さそうだ」
最後に四階建てのビルへ、アーバンに入る際壁を飛び越えた時のようにオーラを足に集め前へ大跳躍。
足場にしたビルの屋上は扇上に割れ爆ぜる。
着地点は前に行こうとする慣性を無理矢理屋上に押し付け、二本の爪後を残す。
ビルの下を見ると人と蟻が戦っている。
“凝”を使って見ると人間の男が多数の念弾？を使って、妙に四角いオーラを纏った蟻に攻撃を仕掛けている。
もう一人のマントを被った人間？が影のように黒い狼に似た念獣に追われて、苦し紛れか一本のナイフを念獣に投げた。
「あの細い蟻はあの男の獲物だろう。念獣は蟻のか？それとも他のハンターがマントの奴を仕留める為か？他の蟻はどこだ？」

【戦いの邪魔にならぬように蟻を探す】

horobinasai

スカル＝アルス晒しage

スカル戻ってこいよｗｗｗ
ここもFEスレやスパロボスレみたいに荒して俺達を楽しませろよｗｗｗｗｗｗ

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 ,. -‐- ､_
　　　　　　　　　　　　 ,. -ァ'⌒￣`ヽ　　　　　_,.　-─ァﾍ　　／　　　 　 ヾ､
　　　 　 　 　 　 　 ／　,.　-─　_,ﾉ.._ヽ,. _ィ ''　　　／　/|!､/ ／iヽ､　　 　 |i
　　　　　　　　　／　 ,ィ ....::／::/ ,;;;;ﾌ ／　　　　,ｨ　　/! |!ｌ,.ｲｿ il　ハ 　 　 l}
.　　　　　　　 ,ｲ' /／ .::::／:::::::! .／ /　 /　　 ,ｲ! 　 l:|Lﾘﾚ／ィﾘ　ｌ　iﾄ　　 j!
　　　　　　　/ i /　.::::::./:::::::::;: ﾚ〃/　 〃　.:/ ,ｲ|　 ｌｌ j!　　マl!l　 |　ハ　/
　　　　　　 ,'　|　　.:::　,':::::::::::;ｒj/ l l : : :jｌ:: _,.レ!Ｈ-､|i |　　 　 〉　 l　 l ／
　　　　　　 |　 !　　::　::::::::::://i　,! l ::.:::| !:::ﾉl,.=ﾄ､| :::|i |　　_,.//.:〃::::!.:::|l
　　　　　　 ｌ　 l　　:　 ::::::::::ﾘ/l ,ﾊ ,ｒ, ::::|ハr「:ﾊﾉl ヽ ! ヽ　_ノヽｧｿ::::/::/:ﾘ
　　　　　　　　 ﾚ　 !　 ::::::;ｲ/ !/　! {ヽ､ i　ﾘ{o:::ﾘ　　　　 /じ} /:::／:ソ::ﾉ
　　　　　　　　 !　　 i　::::::し! l/ 　 ＼_,.ヾ　　￣　　　　　{ソ'ｿ／_／／
　　　　　　　　,'　　　|　::::::::!/　　.::::::/::}ヽ　　　　　　__ '　´ / 　　　　
　　　　　　　 /　　 .::l　::::::::/　　 .::::/::/,. -ヽ､　　　　 　 _／
i　　　　　 ,.ィ /　..:::/: .::::::/　　..:::::/／　 　 　 ＼ _,.. ィi:::!:|
ゝ､_　 _,／/ /　..::〃::::::::/　 ..:::::; '/!　　　　　 　 ヽ:::::::l::::ﾄl
. ヽ ニ -ｧ /　..:::,' i::::::::/　..::::;ｒ' ./ |l　　　　　　　　';::::::l ハヽ、
貴方は今夜、セントローレンスの幽霊船を見るでしょう
そして貴方は眠れなくなり不眠症になります
貴方が明日の朝起床した際にだるさや眠気といった不快感を持ち
一日の日常生活を行う上で支障をきたすことは間違いありません
そうして貴方は疲労を積み重ね、終いにはそのままあの世へ旅立つでしょう…クスクス
そうなりたくないのでしたら我が艦へいらしてくださいね
【なりきり板】戦闘要塞ローレンス号【占領計画】
http://etc3.2ch.net/test/read.cgi/charaneta2/1118320170/l50

>>254-256あーあ夏厨痛々しいなｗ荒らすならコピペで1000まで埋めてみろよチンカス携帯厨がｗ( ･∀･ )y-･~~~
貴様みたいにレベルの低いなんちゃって荒らしは味噌帝国荒らして修行だよな俺ら(笑)

はい誘導↓
味噌帝国次期女王立候補者受付会場
http://etc3.2ch.net/test/read.cgi/charaneta2/1121059590/

すまん、かんじはむずかしくてよめないよな

はいゆうどう↓
みそていこくじきじょおうりっこうほしゃうけつけかいじょう
http://etc3.2ch.net/test/read.cgi/charaneta2/1121059590/

>>258
ところで貴方はだぁれ？？

ほう

>>251
一応通報しといた

ちょｗｗｗおまｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗ

逆鱗R ◆mvDQNSHINE
こいつも通報よろしく

糞ヴァンパイアスレ

http://etc3.2ch.net/test/read.cgi/charaneta2/1121855703/l50

>>263
いや運営に通報じゃなくて警察に通報したんだぞ
そいつは現時点では警察には取り締まれない

うはwwwwwおKwwwwwwwwwwww

やめろ！マララーリアンの恥さらしがッ！

そうか

『アーバン市内・西ブロック城門付近』

>127

飛び回るミントに向け、影念獣は右前足を振りかぶり思い切り突き出した。
そのまま勢いに任せて前足がゴムのように伸び出し、槍の如く窄めた爪先が今しがたミントが蹴った壁に突き刺さる。
右前足が縮むと、今度は左前足を遠投の要領で振るった。前足は放物線を描いて伸び、ミントが着地したばかりの地点を真上から足底で打ち据える。
足を持ち上げる……が、そこにあるはずの死体はなかった。すんでのところで逃れられ、既に別のところを跳んでいる。素早い。

ミントから、影念獣にナイフが放たれる。影念獣は止めようとも避けようともせず、そのままに突き刺さった。が、影のような体をわずかにブレさせただけでそのまま貫通してしまう。明らかに効いていない。

影念獣はその後も伸縮自在の前足をミント目掛けて交互に振り回す。ミントの動きの素早さを考慮してか、（影念獣の）本体ごと突っ込んでは来ないようだ。
突いたり、叩いたり、薙いだり、払ったり、打ち据えたり。素早くて射程範囲が広くパワーもあるのだが、冷静に見ると攻撃が精細に欠いているのが分かる。荒っぽい。
たまに明らかに当てずっぽうだったり、距離感がつかめていないかのような攻撃が混ざっている。ｵｰﾄ操縦の念獣だとしたら、その割には攻撃精度のムラが大きく、そしてあまりにパワーがあり過ぎる。

さらによく見てみると、影念獣の右前方への攻撃が特に荒いのが分かる。その方向への攻撃は、ほとんど向きしか合っていない。逆に、左後方への攻撃は妙に勢いがない。
右後方と左前方への攻撃は荒いなりによく狙われている。

影念獣の影は背後の電柱に伸び、電柱の影は途中で建物の影に埋まっている。

影念獣の左前方の建物の影では、キメラアントがハンターの遺体を貪っている。
右前方の建物の影では、数匹のキメラアントがじっと蹲っている。
左後方の建物の影では、キメラアントが仰向けに倒れている。ぴくりとも動かない。
右後方の建物の影では、キメラアントがゴミ箱に埋まっている。瞳孔が開いており、生きていそうには見えない。


精細に欠くとはいえ、前足は素早く攻撃範囲も広い。
戦闘が長引けば、そのうち避けきれず攻撃が当たってしまうかもしれない。

『アーバン市内・西ブロック城門付近』

>131

不可視の念球の群れををかわした途端に、敵は狼狽し出した。
こういった人間の反応は今までにも何度も見た事がある。切り札を見破られた時だ。
ヤンヤンはほくそ笑んだ。

天敵。

自然界には、どうしても敵わない相手というものが存在する。
アリとアリジゴク。ハエとカエル。ミミズとスズメ。シマウマとライオン。
鍛え方の問題ではない、生物としての構造上勝てないようになっているのだ。天敵に狙われれば、逃げるしかない。逃げられなければ喰われる。
自分とこの敵の関係は、それに似る。

ヤンヤンは正拳を放った。鉄扇で受け止められるが、構わず吹き飛ばす。
やはり、パワーではこちらの方が遥かに上だ。

敵の能力は、解析した限り放出操作する念弾と、触れると行動を縛る念球。
他にはおそらくないだろう。そして、性質上この二つが『脳と神経の箱（ﾉｰﾝﾎﾞｯｸｽ）』による絶対回避を破る事など有り得ない。敵にこの二つしか技がない限り、『脳と神経の箱（ﾉｰﾝﾎﾞｯｸｽ）』はこの敵の天敵足り得るのだ。現に、敵はこれだけ怯えきっているではないか。
最初に迂闊にもダメージを受けたのは、単に油断していたせいだ。油断していなければ当たらない。絶対に。

ヤンヤンはそう決め付け、油断しきっていた。
派手に吹き飛ぶことで攻撃の衝撃が緩和されたり、詰められた距離を自然に距離を離せる事など考えてもいない。

敵が叫びながら鉄扇を投げる。最早焦りで狙いもつかないらしく、全く見当違いの方向に飛び去っていく。ヤンヤンは鼻で笑った。駄目だ、こいつ。
そしてゆっくりと近づこうとすると、敵がいきなり念弾を１０も２０も生成した。そして、それらを続けざまに乱れ打つ。
「……」
問題もなく、ヤンヤンはひらひらとかわす。大して念が練り込まれてもおらず、それに狙いも甘すぎる。避けてくださいと言わんばかりの精細のない攻撃だ。これでは『脳と神経の箱（ﾉｰﾝﾎﾞｯｸｽ）』がなくても当たらないだろう。かわし続けながら、ゆっくりと近づいていく。
もうこいつは終わりだ。こいつを殺ったら次はあのナイフ女を……

「？」

すとん、と首元に何かが当たった。
一瞬、思考が停まる。頭の中が振動し、視界が歪む。寸間おいて、猛烈な吐き気がこみ上げてきた。
なんだ、なんだこれは？？

舞い戻る鉄扇の一撃は、ヤンヤンの後首部を打ち据えて脳を揺らした。
『脳と神経の箱（ﾉｰﾝﾎﾞｯｸｽ）』の展開中は防御力は落ちる。勢いのついた鉄扇なら、首筋に当たれば動きを止める衝撃を与えるに事足りた。

ヤンヤンは立ったままびくびくと痙攣する。体が動かない。嫌な汗が噴出す。
働かない頭はパニックで一杯になっていた。気だけが焦り、血走った眼でサドゥを睨み付けるしかできない。


（攻略。あとは決定リールで仕留めてよいです）

>270
すいません、パンチを受け止めたのは鉄扇でなく流でのガードでしたね。
脳内変換お願いします…

うんこー

うんこー

うんこー

( 0,,0)＜ｵﾚｶﾞｳﾁｭｳｻｲｷｮｳﾀﾞ

( 0,,0)＜ｱﾓﾝﾅﾝｶｵﾚﾉﾃﾞｺﾋﾟﾝｲｯﾊﾟﾂﾃﾞｸﾀﾊﾞﾙｾﾞ

( 0,,0)＜ｷｮｳｿﾀﾞｶﾅﾝﾀﾞｶｼﾗﾅｲｶﾞｵﾚﾆｶﾃﾙﾄｵﾓｯﾃﾝﾉｶ?

( 0,,0)＜ｵﾚﾄｽｶﾙﾊｲｯｼﾝﾄﾞｳﾀｲﾔﾂｶﾞﾁｭｳﾅﾗｵﾚﾓﾁｭｳ

( 0,,0)＜ｻｲｷﾝｻｵﾓｯﾀﾝﾀﾞｹﾄﾞ､ｺﾉｽﾚﾊｵﾚｶﾞｲﾅｲﾄﾅﾘﾀﾀﾅｲﾝｼﾞｬﾅｲﾉｶﾅ

( 0,,0)＜ﾌｧｲｱﾎﾞｰﾙｲﾗﾌﾟｼｮﾝｴｸｽﾌﾟﾛｰﾄﾞ

( 0,,0)＜ﾗｲﾄﾆﾝｸﾞｻﾝﾀﾞｰﾌﾞﾚｰﾄﾞｲﾝﾃﾞｨｸﾞﾈｲｼｮﾝ

( 0,,0)＜ｳｲﾝﾄﾞｶｯﾀｰｴｱｽﾗｽﾄｻｲｸﾛﾝ

( 0,,0)＜ｽﾄｰﾝﾌﾞﾗｽﾄﾛｯｸﾌﾞﾚｲｸｸﾞﾗﾝﾄﾞﾀﾞｯｼｬｰ

( 0,,0)＜ﾌﾚｲﾑﾄﾞﾗｲﾌﾞﾊﾞｰﾝｽﾄﾗｲｸｴﾝｼｪﾝﾄﾉｳﾞｧ

( 0,,0)＜ｿﾝﾅｵﾚﾊﾃｲﾙｽﾞﾁｭｳﾓﾝｸｱﾙｶﾊﾞｶﾔﾛｳ

ただのＤＱＮだろｗｗｗｗｗ

テイルズ厨乙ｗ

そろそろ埋めろ

バキバキバキグラップラーアイアン木場

テイルズなどロマサガの足元にも及ばん

同意である！

しかしあれだな

>>290
今回だけはﾏﾗﾗｰに同感だぜ

>156>269
相手は早いのは確かだが、こちらの動きに一歩遅れている。
ナイフは相手を貫通していったが、これで一つ明らかになった。
しかし、言葉では違う事を言っておく。
(多分この念獣の相手は無意味ね…。)
「何で当たらないのよ！」
影の念獣は伸縮自在の前足で何度も攻撃をかけてくる。
射程範囲も速度も威力も申し分なく、間違いなく脅威なのだが、威力も高過ぎる。
しかし精度にはムラが大き過ぎる。特に右前方は荒いが、左後方は勢いがない。
暫く動きまわってその特性を見ていったようだ。
(これは…放出した念獣じゃない…？それにしてもムラが多いわね…。
あの念獣の右後方と左前方が鋭くて右前方がほとんど向きだけ、左後方は勢いが…)
「しかもとんでもなく強いし死角もないってどういう化け物よ！」
周囲を飛び回りつつ、真意とはかけ離れた言葉を叫ぶ。
そうしつつも考えを進めていく。
(この威力…影が本体とも繋がってる可能性は高いわね。
右後方と左前方のどちらかなら繋がっていない可能性が
高いから外しておくとして…多分決まりね。勢いがないのは
あの粗さもあって、自分を巻き込んじゃうかもしれないからかしら？)
｢…こんな卑怯な手しか使えないなんて、所詮虫は虫ね！とっとと出て来なさいよ！｣
もちろん能力の性質から、こんなチンケな挑発に乗る相手ではないと考えて言っている。
そのまま右側の建物を蹴り、左側の建物の屋上にいく。…刀をしまって両手にナイフを握ると
そのままその影の左後方に位置する仰向けのキメラアントの上空に飛び出し、
直後にその仰向けのキメラアントめがけ念もフルに活かして全力で投げる…が、
投げた一瞬後に影の前足が彼女の体を薙がんと迫ってきていた。
「…間にあって！」
体をその方向に向け、流でオーラを正面に集め、防御をして大怪我は避けるものの
その攻撃の勢い自体はダイレクトに伝わる為、大きく吹っ飛ばされる事となる。

そして偶然、トゥールから数ｍほど離れた位置に落下してきた。
もちろん念で衝撃を和らげてはいるので大怪我はないが、サングラスは外れてしまっている。
半身を起こした所でフードも脱げていて、その髪が露になったようだ。

＞「ここからは別行動だ」
背後から声がかかってくる。
鋭い眼差しをより鋭利に尖らせると、ルードウィッヒを見据えた。
＞「さっきの運転手に急がせたから、まだ先発の連中もその辺でうろうろしている筈だ。適当に捜して合流してくれ」
先発の連中。
円で確認した二人のことだろう。
イルの脳裏にタクシーを自らの足で追って行った人物が浮かんだ。
「あの男と一緒にか…大丈夫かしら？」
＞「俺はこの街に従兄弟が住んでいるから、無事を確認してくる」
ルードウィッヒは口元をつりあげ、笑う。
その人物の身を案じているのなら、そのように笑いはしない。
それどころか、今からそいつを殺しに行くというような感じさえ受けてしまう。
＞「安全なところまで逃がしてから、その後で合流する。それまで頑張っていてくれ」
「わかった。あぁ、それとさっきの話しの続き―――。」
言い終わるまえに、ルードウィッヒは姿を消してしまった。
「扱いずらい男ね。」と呟き、火をつけたばかりのタバコをもみ消す。
辺りに気を配ることなく門を通り、そのまままっすぐに進んで行く。
「ひとまず合流するか…。」
イルは能力的に後援タイプ。
接近戦には向かないので、前方を任せられる者が欲しいところ。
まずは同じファースナルで雇われたプロを仲間に引き込むべく動くことにする。
一つ間を置いて、イルは表情を更に真剣な色へと変えた。
複雑な模様が描かれているナイフを数本トランクの中から取り出し、
適当なビルへ投げつけると、イルは地を蹴り大きく跳んだ。
ビルに突き刺さったナイフを踏み台にして、
今度は別のビルへとナイフを投げると、またそのナイフに向けて跳躍する。
それを繰り返してビルからビルへと移動していき、
西ブロック方面へと速度を落とすことなく進んで行く。
幾つものビルを渡り、時たま円を使用して自分や向かっている人物の位置を確認。

そうして、イルが辿り着いた小さなマンションの屋上。
そこから左手を血に染めて歩いている男を発見し、
進むのをやめてその人物について観察する。
その姿は来る前にタクシーを追いかけていた不良風の人物に間違いない。
が、その人物から発される雰囲気などは先ほどの者とは大きく違う。
イルはそんなことなどお構いなしに、彼へ向けて屋上から飛び降りる。
不良風の男の目の前に着地し、営業スマイルを浮かべる。
「私は、ファースナルから雇われたハンターのイル・フィール。
いちおうあなたの仲間って形になるわね。」

ハンタ厨の糞共

路地裏へと続く小路。血がベッタリと擦りつけられ、地面には血の染みが続いている。
それを一体のキメラアントが追っていた。相手は恐らく傷ついた人間。
放っておいてもいつかは死ぬ可能性が高いが、それをなぶるのも悪くない。そう思い、それを想像しながら笑みを浮かべる。
彼が注意深く臭いを嗅げば、人間以外の血の臭いが微かに漂っていることに気付いたかもしれない。
そして何度か角を曲がった時に目の前に広がっていたのは予想外の光景だった。

まず目に入るのは、無惨な仲間たちの死体。ある者は首を捻り折られ、またある者は胸に穴が空き、凄惨な有様だ。
そして血まみれの防衛部隊の死体が一つ。凄まじい血臭を放っている。
誘い込まれた！そう思い、辺りを警戒するも敵の姿は見えない。だが安心出来ない。
今もこちらを狙っているに違いないのだ。

────カツン…

後ろからの物音にとっさに振り向く。目の前には弾む小石。

(しまった！)

首に絡む腕。とっさに攻撃をかけようとするが間に合わない。
直後、骨が砕ける音と肉が裂ける音がして彼の視界は回転を始める。
回る、廻る、まわる、マワル。彼が回転する視界に見たのは首の無い自分の体。それを最後に意

【続き】

しばらく行く宛も無くウロウロと町中を彷徨いた。珍しいことに兵隊蟻すら見かけない。
避けて移動しているわけでもないのにだ。まだまだ殺し足りないというのに。
偶然出た十字路で辺りを見回すと、動く物が見えた気がした。右だ。足はその方向に自然に向いた。
よもや野良猫でした、ということはないだろう。
左手は未だに血に染まり、乾ききってはいない。

>295
上空から風を切る音が聞こえた気がしたため顔を上げた。マンションから人間が飛び降りてくる。
飛び降り自殺？あるはずのないことを考えてしまいバカらしくなる。即座に頭の中から消した。
そしてその人物は軽やかな音を立てて着地する。女だ。いきなり営業スマイルを浮かべ自己紹介する女に一瞥をくれた。
そして浮かぶ疑問。持っているトランクの中には何が入っているのだろうか？

「……俺はアクス・クリーンヴィレッジ。あんたとは初対面のはずなんだが、何故仲間だとわかったのか、
一応聞かせてもらってもいいか？後は差し支えなければだが、トランクの中身。こっちは普通に気になるだけだが」

よっぽど「あっそ、了解。他人のお守りしてられないからそれぞれの仕事に精を出そう。じゃあな」と言ってみたかったが、
一応無難に答えてみた。一々和を乱すこともないだろう。

【>297が切れていたので続きを。連投ｽﾏｿ】

「ったく呆気ねぇ。これで四体目か…」

同じ方法で倒した蟻の死体の上に首と身体を積み上げ、息を付く。十分程度で四匹が寄ってきた。まるで蠅取り紙だ。
蟻に殺されたアーバン防衛部隊の血まみれの死体を壁に擦り付けながら袋小路まで運び、血の道筋を作った。
そして自分は頭上の張り出しに絶で潜み、ノコノコとやってくる蟻を待ち受ける。
寄ってきたら背後に小石を投げれば、警戒感を抱いた蟻は高確率で無防備な背中を晒すのだ。そこを一撃。

絶はオーラを抑えるために、疲労回復にも使える。まさに一石二鳥の作戦。
我ながら、即興にしては良くできていると思う。ただ暇なことを除けばだが。
小人は早々に飽きて眠っている。念の産物であるこれに睡眠が必要かはわからないが。

「簡単に不意を討たれるのを相手にしてもおもしろくないし、そろそろ行くか……」

そう呟くと死体をその場に残して袋小路を後にする。
雑魚ばかり相手にしても、それほど楽しくない。

【>298へ】

ハンター原作の魅力は、あっさり死ぬかわからない緊迫感にもあるのに
コテのキャラが全員生き残るのかと思うと、読み手側は見ていて面白くないかもしれないと
ふと思った

>>300
避難所くらい見てから言え
バッドエンドでは全員死ぬぞ

だから？＾＾

バッドエンドでは全員死ぬぞ

【ニートンタウン酒場】
>>218
『右の方が甘い気がする、こっちが高い方かえ？』
「右側でよろしいですか？・・・さすがですね、こちらが高級果実酒になります。
でも実は左側の果実酒も価格、原産地ともに右側の物と同じ高級果実酒なんですけどね。まぁこちらは酸味が強く魚料理などに合わせて飲むのが一般的ですから飲みにくいかもしれませんが・・・。」
バルミはテーブルの下でセットしておいた携帯からもう１本の果実酒をダウンロードすると、クロスに包まれた果実酒を手品のようにテーブルの上に差し出した。
「更にもう１本の果実酒を用意させていただきました。
こちらは前の２本と比べると半額以下の値段で買える安い果実酒です。しかし味はどちらにも負けないくらい深みがあり甘い、もちろん原産地も同じです。」
目の前にあるグラスを手に取り少し考えながら話を続けた。

はやく全滅にな〜れ♪

【続き】
「お酒の本当の価値というものは値段と言う壁に隠れてしまっているように思えます。
僕自身も政府の使いというだけで帰されるのは納得がいきません、政府に協力するか否かはいまのアーバンの現状を実際にあなたの目で見てから判断していただけませんか？
百聞は一見に如かず、中身を知るにはまず飲んでいただかなくてはね。」
そう言うとバルミは２人のグラスに溢れんばかりの果実酒を注いだ。

はいはいわろすわろす

埋め立てとかするの？

質問、終わりゆく者って誰ですか？

仮面ライダーガルドって何でこのスレにいるの？
いきなりビルを破壊するような化け物が、このスレにいていいと思っているの？
他スレに行けよ最強厨。
お前のせいで避難所が荒れたんだからな。

ガルドは厨だからしょうがない。
空気を読まない奴だからな。カイザーの爪の垢でも煎じて飲ませたい位のバカ厨房だよ。

ははは！それには同意ですよ！公明党ですよ！

「…がは！」
（冷静さを失って無闇矢鱈に突っ込んでってこのザマか。僕はそんな単純思考だったか？落ち着け。落ち着け──）
心の中で「落ち着け」と何度も反芻する。そうしないと、すぐ我を忘れてしまいそうになるから。
腹をさする。痛みはある。だが大したことはない。自分を見失いながらも反射的に流で腹部をガードできていたようだ。
分かったことといえば、強化系のパンチを食らったらここまで無事にはいられない。よってあのニワトリは強化系ではない。
（あとは…と）
物陰から観察する。自衛隊と交戦、いや自衛隊を搾取している。凄惨を極めるが、目をそらすわけにはいかない。
動きに粗がある。何というか、読みやすい。実力的には、せいぜい下の中や下の上ぐらいではないだろうか。
（まぁ僕も希望的観測含めて中の下とかだろうけど）
大きなポカをしない限り、勝てる。そう踏んだ後、再び飛び出した。

ニワトリはこちらを視認すると、再び拳を振り上げ走ってくる。仕留められなかったのが癪に触ったのだろうか。
「ほんと、分かり易い…」
その拳を軽々と避けると、後ろに回り込んでニワトリの足の真下に小さく木を生やす。
それにバランスを崩し転倒するニワトリに合わせて木を転倒場所から勢いよく生やす。ニワトリは瞬く間に天高く運ばれてゆく。
「これは僕のオーラを具現化した木だから…消すのも楽々♪」
誰に言っているのか。楽しそうに呟いた後、ニワトリを天辺に乗せた木は消える。落ちてくるニワトリ。
「ニワトリって飛べないんだよねー。はい追い打ち♪」
落ちてくるニワトリにタイミングを合わせ木を生やす。細い、丸太のような木を。それはニワトリの後頭部に当たった。
気を失い、地面に叩きつけられたニワトリに近づいてゆく。
「一丁あがり♪」
ニワトリの頭を念も込めて思いっきり踏み潰し、快楽にしばし身を委ねた後、驚いた表情を浮かべ頭を抱える。
「結局、冷静になれてないじゃないか…」

>294
再び敵を探そうとしていると、真上を何かが通り過ぎ…近くで、落ちた。
「あれ、人だよなぁ…」
まだ生きているかもしれない、とりあえず救急セットを取り出すためカバンをまさぐりながら落下地点に走っていく。
その落下地点にいた人物には、見覚えがある。特に青い長髪。それを見ただけで、顔を見ずとも思い出せる。
忘れもせぬハンター試験。あの頃は念などという概念は知らず、超能力かトリックか、と思っていたものだ。
それを使っていた少女が、その青い髪とともに強く印象に残っていた。尊敬の念も込めて。今、目の前にいる、少女のことだ。
「…ひ、久しぶり」
少し声を裏返させつつ、少女──ミントに話しかけた。カバンからはすでに救急セットを取り出した後。

>313
お前は危ない奴だな、快楽殺人者め

227>

【ニートンタウン】

街行く人、人、人…
似たような服着て、似たような表情見せて、似たような面をしている。
だが俺にはそんなことはどうでもいい、奥底にある骨はみんな違うからだ。
平たく言えば精神だとか信念だとかいうやつ。それには幹があり、枝があり、葉がある。そうやって成った実こそがｵｲﾗの欲しいもの。
芯のある奴は善い骨を持っている。叩くと適度なしなやかさ、かわいた音で、ｵｲﾗの脊髄を芯まで刺激する。
そいつを見つけだし、溺愛する…ｵｲﾗのやり方で…

「っと」
スカルはラーメン屋の前に立ち止まった。
「うひひ」またﾆﾔﾆﾔし始めるスカル。
「まずはこいつからだな。ほねつき肉は、酒場にあったけな…」
入ろうとする、スカルの足が不意に止まる。
路地裏にいる薄汚れて死んでいるイヌッコロ。
しばらく物憂げな視線で見つめ、すぐに流すと、いつものﾆﾔけ顔でラーメン屋に入っていった。

>315
最低な性癖ですね、くたばれよスケルトン総書記。

>315
スカルは何でレスしてくるんですか？
他の人が絡んで来るまで待てないんですか？
あんな意味不明なレスをされたら絡む方に迷惑がかかるんだよ。
お前はここを辞めろ。お前には向かないよ。

＞だが俺にはそんなことはどうでもいい、奥底にある骨はみんな違うからだ。
＞平たく言えば精神だとか信念だとかいうやつ。それには幹があり、枝があり、葉がある。そうやって成った実こそがｵｲﾗの欲しいもの。 （←え、欲しいのは骨じゃなかったのか？）

＞「っと」
＞スカルはラーメン屋の前に立ち止まった。 （←ニートンタウンにラーメン屋があるのか!?）

＞「まずはこいつからだな。ほねつき肉は、酒場にあったけな…」 （←はい？）

＞入ろうとする、スカルの足が不意に止まる。
＞路地裏にいる薄汚れて死んでいるイヌッコロ。
＞しばらく物憂げな視線で見つめ、すぐに流すと、いつものﾆﾔけ顔でラーメン屋に入っていった。（←死体見て物憂げな視線ってキャラ違うだろ）

＞だが俺にはそんなことはどうでもいい、奥底にある骨はみんな違うからだ。
＞平たく言えば精神だとか信念だとかいうやつ。それには幹があり、枝があり、葉がある。そうやって成った実こそがｵｲﾗの欲しいもの。 （←え、欲しいのは骨じゃなかったのか？）

＞「っと」
＞スカルはラーメン屋の前に立ち止まった。 （←ニートンタウンにラーメン屋があるのか!?）

＞「まずはこいつからだな。ほねつき肉は、酒場にあったけな…」 （←はい？）

＞入ろうとする、スカルの足が不意に止まる。
＞路地裏にいる薄汚れて死んでいるイヌッコロ。
＞しばらく物憂げな視線で見つめ、すぐに流すと、いつものﾆﾔけ顔でラーメン屋に入っていった。（←死体見て物憂げな視線ってキャラ違うだろ）

＞だが俺にはそんなことはどうでもいい、奥底にある骨はみんな違うからだ。
＞平たく言えば精神だとか信念だとかいうやつ。それには幹があり、枝があり、葉がある。そうやって成った実こそがｵｲﾗの欲しいもの。 （←え、欲しいのは骨じゃなかったのか？）

＞「っと」
＞スカルはラーメン屋の前に立ち止まった。 （←ニートンタウンにラーメン屋があるのか!?）

＞「まずはこいつからだな。ほねつき肉は、酒場にあったけな…」 （←はい？）

＞入ろうとする、スカルの足が不意に止まる。
＞路地裏にいる薄汚れて死んでいるイヌッコロ。
＞しばらく物憂げな視線で見つめ、すぐに流すと、いつものﾆﾔけ顔でラーメン屋に入っていった。（←死体見て物憂げな視線ってキャラ違うだろ）

＞だが俺にはそんなことはどうでもいい、奥底にある骨はみんな違うからだ。
＞平たく言えば精神だとか信念だとかいうやつ。それには幹があり、枝があり、葉がある。そうやって成った実こそがｵｲﾗの欲しいもの。 （←え、欲しいのは骨じゃなかったのか？）

＞「っと」
＞スカルはラーメン屋の前に立ち止まった。 （←ニートンタウンにラーメン屋があるのか!?）

＞「まずはこいつからだな。ほねつき肉は、酒場にあったけな…」 （←はい？）

＞入ろうとする、スカルの足が不意に止まる。
＞路地裏にいる薄汚れて死んでいるイヌッコロ。
＞しばらく物憂げな視線で見つめ、すぐに流すと、いつものﾆﾔけ顔でラーメン屋に入っていった。（←死体見て物憂げな視線ってキャラ違うだろ）

仮面ライダーガルドが骨をガルドキックで沈めるから安心しる

129:ＧＭ ◆TbjlUtTwCg 07/21 21:04:32 [sage]



>128 その予定は今んとこないです。
いっぱいかかれていますが、参加者の書き込みを拾って見てけばノープロブレムですよ。
ノイズと思えばすぐに慣れます。なんたって、荒らしさんにはどんなに頑張っても本編への干渉はできないんですからね。
いっぱい書かれても気にさえしなければ平気です。……と、ここでも反応しちゃいけないんだった。

129:ＧＭ ◆TbjlUtTwCg 07/21 21:04:32 [sage]



>128 その予定は今んとこないです。
いっぱいかかれていますが、参加者の書き込みを拾って見てけばノープロブレムですよ。
ノイズと思えばすぐに慣れます。なんたって、荒らしさんにはどんなに頑張っても本編への干渉はできないんですからね。
いっぱい書かれても気にさえしなければ平気です。……と、ここでも反応しちゃいけないんだった。

129:ＧＭ ◆TbjlUtTwCg 07/21 21:04:32 [sage]



>128 その予定は今んとこないです。
いっぱいかかれていますが、参加者の書き込みを拾って見てけばノープロブレムですよ。
ノイズと思えばすぐに慣れます。なんたって、荒らしさんにはどんなに頑張っても本編への干渉はできないんですからね。
いっぱい書かれても気にさえしなければ平気です。……と、ここでも反応しちゃいけないんだった。

129:ＧＭ ◆TbjlUtTwCg 07/21 21:04:32 [sage]



>128 その予定は今んとこないです。
いっぱいかかれていますが、参加者の書き込みを拾って見てけばノープロブレムですよ。
ノイズと思えばすぐに慣れます。なんたって、荒らしさんにはどんなに頑張っても本編への干渉はできないんですからね。
いっぱい書かれても気にさえしなければ平気です。……と、ここでも反応しちゃいけないんだった。

129:ＧＭ ◆TbjlUtTwCg 07/21 21:04:32 [sage]



>128 その予定は今んとこないです。
いっぱいかかれていますが、参加者の書き込みを拾って見てけばノープロブレムですよ。
ノイズと思えばすぐに慣れます。なんたって、荒らしさんにはどんなに頑張っても本編への干渉はできないんですからね。
いっぱい書かれても気にさえしなければ平気です。……と、ここでも反応しちゃいけないんだった。

129:ＧＭ ◆TbjlUtTwCg 07/21 21:04:32 [sage]



>128 その予定は今んとこないです。
いっぱいかかれていますが、参加者の書き込みを拾って見てけばノープロブレムですよ。
ノイズと思えばすぐに慣れます。なんたって、荒らしさんにはどんなに頑張っても本編への干渉はできないんですからね。
いっぱい書かれても気にさえしなければ平気です。……と、ここでも反応しちゃいけないんだった。

129:ＧＭ ◆TbjlUtTwCg 07/21 21:04:32 [sage]



>128 その予定は今んとこないです。
いっぱいかかれていますが、参加者の書き込みを拾って見てけばノープロブレムですよ。
ノイズと思えばすぐに慣れます。なんたって、荒らしさんにはどんなに頑張っても本編への干渉はできないんですからね。
いっぱい書かれても気にさえしなければ平気です。……と、ここでも反応しちゃいけないんだった。

名無しが介入出来ないスレは廃れる。それがなな板での常識

>>330
なりきり玄人ｷﾀ━━━━(ﾟ∀ﾟ)━━━━!!!!
あなたに聞きたい。
いい歳して現実逃避ってぶっちゃけどうよ？

>270
『アーバン市内・西ブロック城門付近』

余裕の表情で近づいてくるヤンヤン。それを見て既に相手が自分の罠にはまっている事を確信した。
その肩越しにブーメランの様に戻ってくる鉄扇を確認し、這いずって逃げる振りをしながら位置と体勢を整える。
鉄扇の命中の瞬間、跳ね上がる様にタックルをし、その勢いのまま土煙を上げ、もつれるように倒れこんだ。
場所は先程完全に躱された【とぐろ巻く蛇・封の枷】（アンラ・マンユ）を設置した場所だ。
土煙が晴れた時、ヤンヤンは身体数ヶ所を強制的に絶にされ、サドゥに覆い被されるように押さえ付けられていた。

「んんん！・・・ふはぁあああはっはぁ・・・！」
先程迄の怯えた表情は微塵も残っておらず、歓喜の笑みに満ち大きく息を吐くサドゥの顔がヤンヤンの視界に広がる。
だが、その顔も直ぐに見えなくなった。
サドゥの精孔から滲み出るオーラがヤンヤンとサドゥの顔の間に集まり、念弾を形成し始めたからだ。
「拙僧の脆弱な器で賜れる神の御力は微々たるものである。だが・・・それでも拙僧は強大な悪に勝利せねばならぬ。
神は仰られた。戦術・戦略は圧倒的な戦力差を覆す為にある、と。知識と智慧と機転、持てる全ての能力を駆使して力を使うべし、と。」
不気味な笑みを湛えながら力強く台詞を続ける。
その台詞の間にも念弾は大きく・・・いや、大きさはバスケットボール大で留まっているのだが明らかに密度が高くなり、眩しい
程の光量を持った念弾となっている。
ヤンヤンも抵抗を試みるが未だ脳は揺れ、更に両二の腕・頭部・胸部・左太腿が絶の状態になり力が入らないでいた。
「『悪』との戦いにはどのような手段を以てしても勝てば良い。そして、トドメを怠らぬ事よぉ！！この聖戦に歓びうをぉお！
神は偉大なりぃいい！ナマンステ・・・」
大きく目を見開いたままのサドゥが宣言する様に神に祈りを捧げると、念弾が落ち、衝撃と伴に爆ぜた。
本来爆発する様な機能などないのだが、高密度に練り込まれた念弾が高速、至近距離で当たり、更にその直ぐ下が地面であった
事ではじけたのである。
胸部から上の消失したヤンヤンの死体と、抉られた地面がその威力を物語っていた。
頭部が絶の状態であったのでこれ程オーラを練り込んだ念弾でなくとも仕留める事はできたであろうが・・・

肩で息をしながらゆっくりと立ち上がり、ミントの姿を探すと丁度影の念獣に吹き飛ばされたところであった。
「ぬぅ・・・いかん、我が導き手が・・・！」
それを見ると急いでヤンヤンの死体をの足を持ち、遠心力を付けるように一回転して影の念獣に向かって放り投げる。
「『悪』の首魁の一人はこの神の使徒、サドゥ・カラリパヤッツが討ち取ったぁああ！アーバンの民よ、我が神を崇め給え！」
サドゥの目的はアーバンへの布教であり、キメラアント討伐はその手段である。故にこういったアピールは忘れない。
他のキメラアントに比べて格段に強いオーラを持っていたヤンヤンを首魁の一人と判断してのアピールである。
「来たれ南海の猛襲！我が身に宿りてっ！！ヴァーユ！！」
ヤンヤンの死体が放物線を描いて影の念獣に接触する寸前、オーラを練り込んだ大き目の念弾を発射した。
その死体を四散させ、そのまま影の念獣を貫く為に。
アーバンの自衛隊やハンター達への戦意向上とキメラアント達への威嚇の効果を狙って。
そして何より、影の念獣の注意を引き導き手たるミントへ追撃をさせない為に。

>330
そろそろ受験勉強しようかなと思う。(高二)

そろそろ受験勉強しようかなと思う（浪人）

>332
鬼畜な変態教祖、お前のレスを見てると吐気がするよ。
一回消えてくれ、避難所で自分を必死に誉めてるのはお前なんだろ？

そろそろ就職活動しようかなと思う。（ニート）

骨と教祖をいじるのは傍からみてておもしろいがマジレスで罵倒はやめようぜ

そろそろ死のうかなと思う（インポ）

>>338
やめとけ。
死んでも結局なにも変わらない。
終わりもしない。
普通は今の人生を永劫繰り返すのみ。
今自殺したら次も君はまたインポに生まれて自殺するだけ。

ミントにｽﾏﾀしてもらえれば復活するかも

キモス

マララー痛杉

応援してますよ
マララー様！！！！！

>269、270、294、332
細い蟻のほうは鉄扇の一撃を無防備に近い状態で首に喰らい、
「もう終わりだろう、構うことは無い」
マントの奴が放ったナイフは影色の念獣を通り抜けた。
かなりの速度で投げられたナイフを痛痒も感じていないように見える。
「ギリギリ回避している」
影の攻撃は精度や連携が拙いが、攻撃の射程、威力、速度がかなりのものだ。
どちらかというと速度と威力に振り回されている。
「操作が甘い念獣となると本来は具現化系か？」
動きを観察していると特定の方向への攻撃が特に荒く、逆方向へは攻撃の勢いが弱くなる。
荒い方向には集団の蟻、弱い方向には一体の蟻が仰向けに倒れている。
「高い威力と長い射程距離、そして速度が特徴の能力。反対に精度が甘い」
笑みが浮かぶ。
瞬間、マントが跳び屋上に上がり、宙に舞う。
銀光の一線が蟻に刺さる。瞬間、影獣の一撃もマントに届く。
一撃を受け、吹き飛んで行く。
「さすがだな。しっかりとガードしたようだな」
と言いながら走り出す。
「だが蟻はナイフが刺さっただけですぐに死にはしない」
あの男が痩せた妙な蟻を倒し影獣に向けて叫びながら投げ飛ばした。
「ありがたい。言っている事はカルトっぽいが実力はあるとみる」
と呟き、影獣を飛び越え、ナイフの刺さった蟻に向けて飛び降りる。
ビルの壁を蹴って落下速度を上げ、全力の攻撃を加えようと右拳を振りかぶる。

【ミントのナイフが刺さった蟻にとどめを刺す】

>313

上半身を起こした直後、少し咳き込む。念で防御したとはいえそこそこのダメージを受けたようだ。
周囲を警戒つつも立ち上がる途中で、頭の中で自分の状況を確認する。
(…骨は問題ないし落下の衝撃もそこまでじゃないわね。…１発もらったのはまだ痛むけどその程度。
アレを使うには程遠いって所ね。こんな場所で使うのもどうかと思うけど。)
その後で、救急セットを取り出して近付いて来る青年が声をかけてきた。
その姿には見覚えはある。基礎からしっかり修得した念を使って
ハンター試験に臨んでいた時にいた、自分と同様に若く、
同期で試験に合格した少年だ。返事をあえてゆっくり返しつつも頭で考えをめぐらす。
「久しぶりね。」
(…あの時の…？現地の防衛隊ならともかく、ファースナルからなら厄介ね。
もしファースナルなら、ここにいる時点で、あの年で念抜きでハンター試験を合格した天才が、
もう念を覚えたって事だもの。キメラアントと戦える可能性があると評価されるほどに…。)
こういう、彼女も含めて若い時点で天才的な腕を発揮する人間は、
常人の思いもよらない発想を元にした攻撃をする事もある。
それが不意をつく効果を生めば、仮に実力差があったとしても簡単に埋まってしまう。
そして、しっかり立ち上がった状態で言葉を続ける。
「手当てしてくれようとしてたみたいだけど、この程度なら大丈夫よ。」
(多分地力では勝っている…と思うけど、不意を撃たれれば勝敗はわからないわね。
…あまり戦いたくない相手だけど、ニートン政府からの命令はファースナルの援軍ハンターの
撲滅なのよね。撃退じゃなくて。でも、一応顔見知りだし…試してみる価値位はありそうね。)
そう色々と考えている途中、彼女の後ろからゴリラタイプのキメラアントが迫ってきた。
(…これは…さっきの念獣に比べれば三下もいいところね。)
それに気付き、振り向いた時には、もうかなり近くにまできていた。
…が、彼女のすぐ近くまで来て殴りかかろうとした時点で動きが止まる。
そのほんの一瞬後、キィンという音がした。そしてそのキメラアントが二分される。
凝で見ていたのなら周と流で片腕と刀に念を集めての、高速の居合い切りを
仕掛けたのがわかるだろう。凝がなくともハンターの中でもかなり優れた
動体視力があれば見えるかもしれない。そしてそのゴリラ型が地面に崩れ落ちるまでに
それから距離を取ってトゥールの方を見る。
「あなた…もしかして、ファースナルから？」
頭で色々と考えつつも先ほどしようとしていた質問を改めてする。
(もしそうなら、契約上戦わないわけには行かないわ。でも…彼次第で状況は変わるわね。
上手く行けば色々とわかるかもしれないし、今わからなくても後で役に立つかもしれないわね。
これから持ちかける、最初のハッタリへの反応次第では大失敗だろうけど…。)

>344
ガルドっていい人なんだね。
ビルを破壊するほどの空気読めない最強厨だと思ってたから。
人に止めを譲るとは思わなかったよ。
ウザイよ仮面ライダーガルド

>345
なにか勘違いをしてるんじゃないか？
ハンタ試験は普通は念をまだ覚えて無いのが大半だよ、裏試験で初めて念を知るのが普通なんだよ。
分かったら消え失せろ。

・ヤンヤンの能力を中の人情報で察知して自分と相性悪そうだからって絡まないでいて泣きごという。
・凝を使ってもミントが人間かどうか判別できない位置にいるのに、間近で戦っているミントと同じ情報を得ている。
・ナイフを勝手に刺さったことにしている。
跳んだ衝撃でビルを一つ爆砕している。
・頭脳戦してないというかできてないというか中の人にそれだけの能力がない。

>347
既に念を使えるのが当たり前の氷にとって念抜きでハンター試験合格は驚きだったんだよ
つまり念抜きの素の力は植木のが上って言ってるって事だ

つうか氷がこのスレ無理なら誰もこのスレに参加できねえぞ

>349
荒らしにマジレスご苦労さん。
なら氷は昔から念が使える程の天才なら今の念を扱うレベルは旅団クラスなのかな？
なら仮面ライダーガルドといい勝負だね。
最強厨は消えろよ。

>350
昔から念を使えるが天才にはつながらねえよ
家系的設定や子供の頃の訓練だろ
描写も能力の強さより使いどころを重視している
戦い慣れはしているが旅団クラスの能力がどっから出てきたかマジで意味不明
まあ、レスしちゃってから悪いけど続きがやりたいなら避難所に書いてくれ
俺はもうこっちには書き込まない

>351
少なくとも昔から念が使えるということは、それだけ念を訓練する時間があったということ。
旅団クラスというのは子供の頃からずっと訓練していけば、ゴンやキルアの成長ぶりを見るとそうなる可能性が高い。
幾等才能が劣っていたとしても、念を子供の頃から使える奴だから旅団クラスになっても不思議ではない。
俺はこっちにずっと書き込むから。

>352
ポックルの成長ぶりも見てくれよw

ポックルは別に子供の頃から念が使えた訳じゃない

条件反射で書き込んでしまった。
今は反省している

意見が出尽くしたところで
ガルドとスカルは死亡退場
ということで異義はありませんね？

発現時期より訓練期間のこと言ってんのにポックルは子供の時からつかえないってなんだそりゃww
氷が最強厨かなんて描写みて判断すりゃえーだろ
おわえらなにいいあってんだっと

発現時期が早ければ訓練期間が長くなることを前提に話が進んでました

ゴンキルとポックルの念の発現時期はほぼ同じ訓練期間も同じ
子供の頃から発現は関係ないな

>359
関係あるだろ。
ゴンキルは才能がずば抜けてるだけでなく、良い師に巡り会えたからな。
ポックルみたいな凡人が一ヶ月訓練したのと、子供の時から訓練するのでは全然違う。

やめて！やめてよオカマちゃんたち！
れなの為に争うのやめて！
な〜んてね☆

長文飛ばして読んでるけど面白いスレですね

削除人になりたい気分

バルミ・ショコラン ◆lj3S99NNig 07/22 16:12:05 [sage]
みなさん避難所だからといって荒らしに反応するのは絶対にダメですよ。完全にスルーしないと、別にお互いのレス見てるだけだから自分は全く気にならないけどね。

バルミ・ショコラン ◆lj3S99NNig 07/22 16:12:05 [sage]
みなさん避難所だからといって荒らしに反応するのは絶対にダメですよ。完全にスルーしないと、別にお互いのレス見てるだけだから自分は全く気にならないけどね。

>345
＞「久しぶりね。」
（あ、覚えられてた）
もし覚えられていなければ、当たり前のように「久しぶり」と声をかけたのに気恥ずかしい思いをするのところだった。
試験中にあまり話をした記憶がなかったため、話かけてしまってから覚えられているのか懐疑していたのだ。
トゥールは試験で特に目立った成績は残していなかったことも含め。マイナスの面で目立っていたかもしれないが。
（こんなところにいるってことは、やっぱり蟻撲滅に来たのかな？）
それ以外に考えられない。吹き飛んできたのは、きっと交戦中だったからだろう。
（…じゃあ早く戻らなくていいのかな？）
素朴な疑問だが、特に口に出すこともない。

必要ないそうなので救急セットをカバンにしまい込んでいる最中、ふと何か気配を感じて前を向く。
視界に入ってきたのは、ゴリラに似たキメラアントがミントに迫ってきているところ、今にも殴りかからんと。
（危ない！）
声を出す暇すら、なかった。肺が、横隔膜が、喉が、口が、「危ない」というたった四文字の言葉を放つ準備を完了した時、
すでに、終わっていた。文字通り。瞬く間に一刀両断されたゴリラを見てはもう、金魚のように口をパクパクさせる他ない。
いくら見ようとしていなかったとはいえ、見えなかったことには変わりない。この迅さは尋常ではない。
（…すげ）
ハンター試験の頃から、ミントと自分の実力差は身に染みて分かっていた。
感じたのは尊敬と嫉妬。確かに凄い、でも年下に負けてたまるか、いつか追いついてやる、と。
しかし今となってはその認識も改めざるを得ない。ネズミはいくら努力しようと象には勝てないように、
必ず埋められない、「差」というものがこの世には存在するようだ。トゥールとミントの間にも。
トゥールはそう結論付けた。物悲しい気持ちも添えて。果たしてトゥールの過大評価なのかどうかは、まだ量れないが。

＞「あなた…もしかして、ファースナルから？」
「え？」
聞かれて我に返る。かなり呆けた表情をしていたことを理解しているので、顔を引き締める。
（…もしかして？もしかしてって何だ？）
普通は違和感を感じないぐらいの些細なこと。だがトゥールはその些細なことを気にしてしまう。
何か、ファースナルだと不都合なことでもあるのだろうか？少なくとも、後ろめたいことか期待があるような気がする。
そもそもその疑問が妙なのだ。どこから来てもいいじゃないか。目的は同じだろうし、何故わざわざ聞く必要があるのか。
（だから考えすぎだって言ってるだろ、僕の馬鹿）
聞かれてから数十秒経過している。こんな「はい／いいえ」の質問に長い時間かけるのは間違っている。
（考えすぎ考えすぎ。杞憂杞憂）
「うん。…それが何か？」
嘘をつく必要もない。簡潔に答え、つい疑問も口からついて出た。

５点

ﾔｯﾀｧヽ(ﾟ∀ﾟ)ﾉ

>366
ヘタレキャラだな。ヤムチャを彷彿とさせる。
お前もヤム飯みたいに荒らしになるのか？
そうなる前に死んでくれ。

【重要】

以下のレスの無効化処理を行います。

>344

※無効化処理とは、既に書き込まれたレスを完全になかったものとして扱う処分のことです。
　これ以降、本編において無効化処理されたレスに連動した書き込みは認められません。

『ニートンタウン・ラーメン屋』

>315

「お待ちを」

ラーメン屋に入っていくスカルを、黒服の男が呼び止める。

「私、政府の使いの者ですが……スカルド・スクリーマー様ですね？」

言いつつ、懐から手紙を取り出した。スカルに手渡し、

「貴方の実力を見込んで、とのことです」

そう一言添えて去っていった。

手紙に書いてあるのは、仕事の話である。要約すると、

『北の森で、キメラアントが不穏な動きを見せているらしい。街の安全を脅かす危険性もあるので、偵察に行ってもらいたい。政府からも一人偵察員を付ける』

そんな内容と、時間と場所のことだった。
時間は割とすぐで、偵察員との待ち合わせ場所は街の放送局の近くとの事だ。

>371
荒らしのスカルに構うな、消え失せろ。

止めてよ、荒らさないで！

『アーバン市内・西ブロック城門付近』

>294,332

「！！」
影念獣の左後方で死んだ振りをしていたマハは、ナイフの強襲にすかさず寝返りのように身を捻った。
急所は避けたものの、左肩に直撃して腕が千切れる。
「ぐあっ……！」
マハは激痛に呻いた。

『墓下の眠りし獣（ｼｬﾄﾞｳﾋﾞｰｽﾄ）』は、念獣単体としての戦闘力は非常に優れたものを持っている。
影とオーラを練り合わせて変化させたもので、本体から直接のオーラ供給と手動操作を受けているだけに遠隔自動操作のものとは比較にならないパワーを持つ。攻撃範囲やスピードも素晴らしい。
その上、元が影だけにダメージの概念が殆ど存在せず、日光や日陰でも消えないために倒す方法はマハ本人ですら見当も付かないほどだ。

だが、手動操作なので離れてもマハ自身が目測で攻撃の距離や方向を測るしかなく、故に攻撃がどうしても荒っぽくなってしまう。
また、影念獣が地上に出ている間は殆ど全てのオーラを操作と維持に使用せねばならず、本体はその間はほとんど絶に近い状態になってしまう。
さらに、発動中は影と本体を切り離せず常に一定面積（両足の裏程度）を接地させておく必要があるために敵の攻撃をかわすのも難しい。歩こうと一歩上げた時点で影念獣は消失し、オーラの回収には距離にもよるが３秒程度を必要とする。
また、影だけに敵から隠れても辿られればすぐに居場所がばれてしまう。

つまり、「発動中は防御力ゼロ、殆ど動くこともできないが目の届く位置で戦う必要があり、身を隠してもあっさり見つかる」という致命的なリスクを負っているのだ。
だが、そのリスクを真っ向から受け入れる覚悟と心の強さにより、影念獣の攻撃力は非常に高いレベルに昇華されているのである。

マハは千切れた肩を抑えて半身を起こした。
深手こそ負ったが、その間際に一発入れることができた。『墓下の眠りし獣（ｼｬﾄﾞｳﾋﾞｰｽﾄ）』の勢いの乗った張り手を受けたのだ、並の実力者ならそうそう無事では済むまい。
「……ヤンヤン！？」
見ると、ヤンヤンが上半身を失った状態で倒れている。やられたらしい。
「あのヤンヤンを一対一で倒したというのか……！？」
マハは自分の策の失敗を悟った。分断も何も自力で負けていたのはこちらだったのだ。こちらがコンビプレイで挑むべきだった。
いつもの通り、ヤンヤンを突っ込ませて敵の能力を暴き、テレパシーでその正体を聞いた上でヤンヤンに気を取られた敵を無敵の影念獣で仕留める。この作戦でよかったはずが、敵の思わぬコンビプレイに焦り過ぎたようだ。失敗だった。

と、その時、敵がそのヤンヤンの死体を影念獣に向けて放り投げた。追撃の念弾がその体を四散させて影念獣に直撃する。

花火のようにヤンヤンの体が弾け、それが収まるとその場から影念獣は消失していた。
仕留めたのか、それとも逃げられたのだろうか。

>374
仕留められたのか、逃げられたのか、はっきり書け。
人任せにすんな。糞ＧＭ。

落ち着けよガンピ

>374
『アーバン市内・西ブロック城門付近』

ヤンヤンの死体を目眩まし代わりに使った念弾の一撃は、死体を突き破り四散させ影の念獣に直撃した。
血飛沫と共に影の念獣が消え去るのが確認できた。
「ふおおおおぉ！神罰覿面ンン！！！アーバンの民よ！黒き魔獣も我が神の威光の前に消え去った！
我が神、カリ・ユンガの名を称えよ！ナマンステー！
今こそ勝利の時ぞぉお！！」
高々と勝鬨と共に布教活動にも勤しむ。
サドゥは具現化系念能力者、念獣というモノとの戦いの経験はない。故に影の念獣を単なる魔獣の類と思い込んでおり、
それが逃げるのではなく消え去った＝倒したとの認識でしかなかった。
他のハンター達も勢いづき、アーバンの自衛隊達も生気を取り戻す。
もはやサドゥが手を出すまでもなくキメラアントの殲滅はなるだろう。ざっと見た限りでは影の念獣とヤンヤン以上に強そ
うな印象を持つ相手はいない上、数も減っている。
そう思うと気が緩んだのか、身体がぐらつく。
この場は他のものに任せ、ミントを探してから休もうとミントが飛ばされた方向へと歩き出した。

サドゥは強烈に神を信じ込む信仰心によってオーラを生む。信仰心が既に一つの制約となっているのだ。
戦いの経験が少ないわけではない。山に篭り数年、危険な魔獣や黒社会からの刺客を退け続けている。
勿論念能力者との戦いも経験している。
だが、今回ほどの大規模かつ長期的な戦いは経験した事はなかった。
故に攻撃や防御、そして何よりも放出するオーラのペース配分と言う事への意識が余りないのだ。
ヤンヤンへの明らかなオーバーキルが良い例である。
事実アーバンに到着し、僅か数回の戦闘で放出可能オーラの六割以上を消耗していたのであった。

>377
変態的な狂信者だな。
こんな奴が神々のお告げだと言って犯罪を犯すのだろうか。
このコテを演じる人が1995年に起きた毒ガス事件の様なものをしないことを願う。
まぁ、消えてくれるのが一番良いのだが…

ガンピ落ち着けって
また新キャラつくればいいじゃねえか

ガンピはキャラじゃなく行動が厨だから新キャラ作っても中の人が変わらないと無駄

なら諦めて荒らすしかないな

反応してるカス共も死ねよ。ここはＧＭのスレだぜ
ＧＭに逆らったらどんなことをされても文句は言えねえ
絶対的な神に楯突く覚悟がてめぇらにあるのかよ？

こっくりよ

わざとか？ｗ

>366
聞いた時、トゥールは随分と呆けた表情をしていた。正直そのときは不安になった。
(私の推測が当たってるなら、お願いだから気付いてよね…。聞いた本当の理由を。)
彼女には、既に彼がファースナルから来た可能性が高いと推測する理由があった。
アーバンからの依頼で護衛をしていた場合、普通に考えれば今まで長く戦ってきた後であり、
彼がハンター試験後に念を覚えたとすれば、いくら才能などに恵まれていたとしても
かなり疲れているのが普通である。
ハンター試験後に念を覚えたというのに、その長期戦をうまく念を節約して戦い、
しかも今まで戦っても汗だくにすらならない程の能力を身につけたというのは、
いくらなんでも考えにくい。
とすればファースナルかニートンから来たと考えるのが自然だろう。
しかも彼女はニートン側でありそこに彼がいなかったという事もわかっている。

ならば彼女の知らないイレギュラーがない限りファースナルの可能性が高いと考えつくのはそこまで異常でもないだろう。

それゆえに否定してほしかった。否定してもらえば表面上は殲滅の必要はなく、簡単に話が進められるから。
彼女の感じていたアーバンでのキメラアントの動きの違和感。その原因がどちらなのか、
それとも別の狙いか。それを調べる為の話を。

彼女はトゥールがファースナルの人間だという推測が当たっているのなら
東門をくぐってその光景を見ているはずであり、それに違和感を…
何か裏がありそうだと感じているのなら、アーバンなのかそれとも
戦況が動いた原因と目しているであろうそれ以外なのかも
わからない自分に正直に言いはしないのではないか？とも考えた。
そして聞かれてから時間を置いている事もあり、それを考えているのではないかと
微妙に問題もある期待をしたが…
＞「うん。…それが何か？」
期待は一言で崩れ去った。しかし彼女もこれだけ不確定要素が重なった状態で
…期待した返事から続く方法だけを考えているわけではない。
(こうなったなら第二段階ね…。)
早速次の手をうちはじめる。…トゥールを睨み据える。
…そして凝をし、相手の表情を窺いながら溜息をついて言う。
「あなた、ハンターの風上にも置けないわね…。よりによってファースナルなんて…。」
(協会に隠れて人のハンターライセンスでお金を稼いでる私に言えた話じゃないけどね。)
そして言葉を続ける。距離を取り始めながら。
｢仮にも同期の人間にこんな言い方もどうかと思うけど、あそこの人間って事は
いつアーバンの人間が背後から攻撃されるかわからないって事。放置は出来ないわ。｣
(どういう反応を示すのか。ここが勝負どころね。)
そして、コートからナイフを取り出す。トゥールが動いていなければ
距離は大体10mほどになるだろう。
「…勝負よ！」
言葉の直後にナイフを腹部めがけ投擲する。かなり早い。しかし目の前で堂々、
繋ぎもなしに投げて対処されないと考えている訳ではない。
今のトゥールの腕を見るため。そして戦闘開始の合図代わりなのだろう。

>384
要点だけ書け、長ったらしくて見辛い。
基礎からやり直して、氏ね。

毎回こまめにチェックしてるなガンピ

「ガンピの食いつきは異常だな…まるでレスの時間が分かるような…
　っ！！まさかっシンクロニシティ！！ガンピ…貴様
　それはいうなれば

　『中傷という名の学習』！！

　しかしガンピよ
　中傷だけでは理は得られぬ。競うな、持ち味を生かせ」

ガンピ「このままでかまわん、私は一行にかまわんっっっっ！！」

>298
＞「……俺はアクス・クリーンヴィレッジ。あんたとは初対面のはずなんだが、何故仲間だとわかったのか、
一応聞かせてもらってもいいか？後は差し支えなければだが、トランクの中身。こっちは普通に気になるだけだが」
「あなた。さっきタクシーを追っていったでしょう？
それと入れ違いで私は目つきが悪い男と同車して来たってわけ。」
あの光景は嫌でも記憶に残る、と続けたかったがいらぬことなので心に留めておく。
今、重要なのはこの人物は自分に協力してくれるかどうかということ。
「それでこのトランク中だけど……いちおう私の能力とも関係あるんでね。
簡単には見せられない。
――私とこの仕事を協力するって言うのなら話は別だけど？」
気に障る言い方かもしれないが、私にとっては死活問題。
こればかりはまだ信用していない相手に見せるわけにはいかない。

アクスから返答を聞く前に、背後から気配がした。
（こんなタイミングで…うっとうしいわね。）
先ほど投げていたナイフとは別の袖に隠していた小型のナイフをすばやく取り出し、
同時に円を展開して場所を確認する。
すばやく後ろへ振り向きナイフに投げつけると、
10mほど離れたビルから様子をうかがっていた人間大ほどの大きさのカマキリ。
その額の急所に正確に突き刺さり、カマキリは白眼をむいて倒れた。
「とんだ邪魔が入ったわね。それで……返答は？」
ナイフに念はこめていない。
が、今ので勘のいい人間は自分の念能力に気付くかもしれない。
気付かれてしまってはいないかという不安にかられながらも、返答を待つ。

で？


























































でつ？

>388
念能力を見せられないのは弱いから。
じぶんに自信のある奴は大抵は教えてる。
氏ね

ははは
名無しを蔑ろにする糞スレは滅ぶがいい

｢死ぬのは貴様だぁ!!!｣
フリーザのデスボールでこの星はキメラアントの王ごと消滅した。

ageたまえ

>384
＞「あなた、ハンターの風上にも置けないわね…。よりによってファースナルなんて…。」
（は？）
＞｢仮にも同期の人間にこんな言い方もどうかと思うけど、あそこの人間って事は
＞いつアーバンの人間が背後から攻撃されるかわからないって事。放置は出来ないわ。｣
（え？）
トゥールは何を言われているのか全くわからないといった表情。実際わかっていないのだが。敵意を向けられる理由が。
トゥール自身ファースナルには一年近く住んでいたが、こうまで言われる所以が思いつかないのである。
だから頭の中で何とかして納得できる理由を模索していたのだが…、そんな暇はなかったようだ。

＞「…勝負よ！」
（嘘っ！？）
飛んでくるナイフ。当然トゥールはミントと戦う必然性など全くなく、臨戦態勢も少しゆるめていた。
だから驚き、ナイフのかなりの早さに避けることも出来ず、思わず手が出て──ガシリ。
飛んできたナイフの刀身を、握りしめて止めた。血がポタポタと流れる。…だが、トゥールは笑みを浮かべる。
「こんなの、威嚇にもなんないよ」
（痛い痛いすっげぇ痛い本気で痛い）
向こうが戦おうとしているなら、とりあえずハッタリ。確かに実力的には雲泥の差がある。だがそれを悟られてはいけない。
向こうにもそれを知られてしまったら、正攻法で攻めかかられる。正面から襲いかかられたら、勝てるはずがない。
だからこそハッタリを。実力差を少ないものと思わせ、相手に躊躇させる。願わくば、自分の土俵に持ち込むために。

（何故だ？何故こいつは、僕に攻撃をしかけた？）
トゥールの頭の中では急ピッチで状況整理が行われている。より速く、今自分がすべき、最善の行動をとるために。
（仮にファースナルが害為す存在としても…）
まだ近辺で猛威を振るう蟻を放っておいてまで、それを倒そうとするだろうか？とてもそうは思えない。
ここに来ている以上、蟻撲滅にやってきたことは猿でも分かる。利害得失は一致しているのに、わざわざ戦闘を？
（アーバンの人間を守るため、みたいなこと言ってたけど…）
これもおかしい。キメラアントと、ファースナル市民。アーバン市民に危害を加える可能性が高いのは、果たしてどちらだ？
考えるまでもない。それも含め、目的が同じ、いわば仲間でもあるのに敵対する理由が、全く見い出せないのだ。
（とりあえず思いつくのは、二種類）
一つ、このミントがファースナルに個人的な怨恨を持っている場合。これならば、排除しようという気持ちも分かる。
だが、これも違和感は感じられる。ハンターともあろうものが依頼を捨ててまで私怨のために動くとは考えにくいからだ。
もう一つ、ファースナルの排除を誰かに依頼されている場合。ゴタゴタに乗って〜ということだろうか。
じゃあ誰に？ファースナルが損をして得をする場所といえば？そもそもミントは、どこから依頼されて来たのだ？
（…ちっ、全然分からない）

前を向く。どうもミントは何かを隠している気がする。思い過ごし…ではないことを祈ろう。
（カマをかけてみるか）
ヒュッ。掴んでいたナイフを投げ返す。ストン、と、トゥールとミントのちょうど中間地点に突き刺さる。
「あんた、…何を考えている？」
受け取り方によってはどうとでも捉えられる言葉だ。だからこそ曖昧な言葉で、反応を見る。
一応保険として、トゥールの目の前にそれなりの大きさの木を生やしておいた。武器にもなる。防御にもなる。
隠で見えなくはしてあるが、凝を使われたらバレバレだろう。保険なのだし。

卑怯者め保険など使わずに惨めにやられろよ

>388
＞」「あなた。さっきタクシーを追っていったでしょう？それと入れ違いで私は目つきが悪い男と同車して来たってわけ。」
「やっぱりな……」

正直、薄々わかっていた。わかっていたのだが……それでも一応、形式的にでも聞いておくべきだと思った。
それだけだ。それだけだって、本当に。心の中で何者かに言い訳してから考える。
やっぱりあの男の目つきが悪いというのは共通認識だったらしい。
しかし、それだけではタクシーに乗車してきたかはまだわからない、とこじつけられなくもないが……。
タクシーにいた男を「目つきが悪い男」と呼んだ時点でもう疑う要素が無い気がしてしまう。
恐ろしきかな、他人の第一印象。

いや、しかし最初に考えた通り一人で行動した方が良いかもしれない。相手の能力がわからないのは、スッキリしない。
ならトゥールはどうだったんだということにならなくもないが…。
「あっそ、ならいい。他人のお守りするほど暇じゃないしな、可能性としては後ろから刺される、というのも有り得るし。
本当に残念だが、ここはそれぞれ分かれて自分の仕事に静を出すとしよう。じゃ、俺はこれで……」と矢継ぎ早に言おうとした時、
目の前の女が振り向きざまにナイフを後方へ投擲した。次の瞬間、それは正確に兵隊蟻の眉間に突き立っている。
(へぇ……探査系の能力なのか、それとも単に勘がいいだけなのか……)
少し驚く。自分は気配は感じていたものの、何処にいるかは正確にはわからなかったが、
だがこの女は背後にいる敵の急所を正確に狙い撃っている。
(この正確さは勘がいいだけじゃ、無理だな。多分広範囲の索敵系。となると、壁でも探してるんだろうな……。
で、車を追っているのを見て強化系だと思った俺を、前衛に据えようって腹か？)
ならば答えは決まっている。この女と組めば敵の場所がわかる。それはこちらにとっても、かなりの利点だ。

「今のを見たところ、索敵系の念みたいだな。敵の位置を把握できる能力ならこっちも助かるし、組んでも構わない。
それにあれを見てたなら俺の能力は大体わかってるだろうし。それじゃあ、よろしく頼むわ」

まだ女の能力の詳しい効果はわからないが、それならそれで構わない。多少の力にはなるだろう。
それに足手まといになるようなら放置すればいいのだ。いちいち世話をする義理もない。
ともかく気になるのは…
(探査系の能力だとしたらトランクの中身は何に使うんだ？)

>396
おまえ、最初とキャラ変わってんじゃね？
変えるぐらいなら別スレで違うコテでやれよ。
とりあえず死んでくれ

>394
投擲したナイフを握り締めて止めている。しかし、血が流れてもいる。
しかし、それでも笑みを浮かべて言葉をかけてくる。
＞「こんなの、威嚇にもなんないよ」
(…少なくとも完全に見切って止める技術はあるのね。これは当然だけど。でも、それなら叩き落とさなかったのは何故かしら？
これは…血を使った能力を持っている可能性も頭に入れておく必要がありそうね。
でもそれを考えているとは思わせたくないわね。…もしそうなら、不意討ちのカードだと認識させておきたいし。
私が侮っていると思わせておくのも無意味じゃないわ。)
「血を流しながら言っても説得力がないわよ？」
今のトゥールはかなり強いと考えている。だからこそ逆にこう返した。
そして相手が自分の仕掛けた時の言葉に乗って来るのを待つ。

＞「あんた、…何を考えている？」
…言葉の少し前に、ナイフが中間地点に突き刺さった。血を使った念能力の仕掛けの可能性も考えて
凝で見る。…と、トゥールの目の前に木が一本生えていた。
(木を使った能力…も？それとも血はただの思い過ごし？…まだわかりそうにないわね。
いずれにしても、のって来てくれたならそっちが先ね。)
考えつつも相手が乗って来た事に対する返答を始める。
「簡単な事よ。」
また次のナイフをさきほど凝で見た念の木めがけて投げる。普通に見ればトゥールに投げたように見えるだろうが。
その木の強度と…その木にただの木以外の能力もあるのかを推測するために。

｢あのファースナルがただの人道の為にアーバンを助ける為の人材を寄越すとは思えないのよ。
あなた達全員なのか、それとも一部なのかはわからないけど、援護もするけどそのドサクサに紛れて
アーバンの中でファースナルに都合が悪い人間を暗殺しようとしているんじゃないかしら？」
(実際は借りを作るというだけでも一応理由にはなるけど…このハッタリ、通るかしら？
ファースナル自体を庇うような発言をすればむしろチャンス。もし借りの方を主張されてもまだ手はあるけど…。)
相手の反応を見ながらゆっくりと横に移動を始める。
「それに、キメラアントの動きも妙なのよ。何故か東の方は放置してるのよ。
そう。まるでわざとアーバン市民がファースナルに逃げるのを容易にするかのようにね。
人の兵法でなら逃げ道を作るのは普通だけど、念を使える者にとって
使えない人間の大半は物の数にすらならないのはあなたもわかってるでしょ？
食欲だけが目的で来ているのなら逃がさない為の伏兵くらいは居てもおかしくないのに。」
(ただの疑問に過ぎなくても…揺さぶるカードにはなるわ。それにクライアントの事は隠した方が良さそうだし。
そして隠すなら戦闘を仕掛ける別の理由が必要。ならば考えすぎの可能性があってもこの推論は使えるわ。
それと、木は地面から生えるもの。ならいつもの手で行くべきね。)
地面を蹴る。そして建物の壁を基点に空中を高速で跳ね回る戦闘スタイルに入る。

「でも、もし市民が東に逃げる分には問題がないというのならその点だけはアーバンにとっては逆に好都合よ。
　…へたなキメラアントよりよっぽど脅威な中にいる敵を優先的に相手出来るから。」
言い終わると同時に空中からキィンという先ほど聞いたのと一緒の納刀の音がする。
そちらを向くと胸の辺り目掛けて、そこそこ早めの…しかし地面に足をつけた時に使う物よりは
多少遅めの速度で飛んで来る三日月状の念弾が凝をせずとも見える。
周で太刀に念を込め、空中で抜刀からの納刀をし、念弾を発したのだ。
もし命中すれば胸の辺りと両手の肩口付近が念の氷によって束縛されるだろう。
ちなみに、抜刀からの納刀も先ほどの地面での居合い切りよりは多少遅かったりする。

>394>398
『アーバン市内・西ブロック』

ミントの落下地点に向かう途中、アーバンの自衛隊達を襲うキメラアントに遭遇。
後ろから不意をついて倒し政治府の場所を聞く。
もはや大勢は決したようなものだ。ならば自分のやる事はただ一つ、アーバンに幅広く布教すべく政治府の首脳達の説得
だけであった。
大将格と見られるヤンヤンを倒し、影の念獣も倒した自分にはそれが十分可能だと確信しているのだ。

元々アーバン襲撃中のキメラアントと東ファースナルから派遣されたハンターの撲滅をする程度しか指令を理解できていな
かった。が、布教の事で頭が一杯になりファースナル併合の為、アーバン首脳陣との交渉はもとよりファースナルからのハン
ター殲滅の事すら忘れていた。
襲撃中のキメラアントを倒す＝神の威光を知らしめる＝アーバンの国教となる。
こんな単純な図式がサドゥの今の行動原理を支配していた。

「導き手よ！無事か！？返事をされよ！先ほどのキメラアントの大将格も、黒き魔獣も拙僧が神の威光を持って倒しましたぞ！
さあ、政治府にいき共に神の教えを広めましょうぞ！」
大声で叫びながらミントを探す。
そういえばまだミントの名前を聞いていなかった事ににここに至り気付き、政治府にいくまでに名前を聞こうと思いながら同じ
台詞を繰り返し歩を進める。
三度目の呼びかけと共に建物の角を曲がり、ようやくミントを発見できた。
それは丁度ミントが高く飛び、トゥールに念弾を発射したところであった。
「おお、無事でしたか！ささ、拙僧と共に北ブロックに行きましょうぞ！」
前方にトゥールの背中。更に奥に空を舞い念弾を発射したミントだが、状況がつかめずただ呼びかけるだけであった。

はっきり言ってやる








おまえら面白いぜ
サドゥ最高！

371>

「あっ、ちょっと…
行っちまいやがった…まあいいや。」
手紙をざっと読むスカル。
「アーバンでは、ない…？北の森のキメラアントということは、ﾌｧｰｽﾅﾙのﾊﾝﾀｰ駆逐でもない…（まあこれは可能性によっちゃあ覆るが。）しかもホテルでの非強要とは違い、直接交渉」
（ｵｲﾗが）考えられる政府の意図は三つ
・キメラアントの脅威が深刻で、かつ人手不足
・ﾌｧｰｽﾅﾙのﾊﾝﾀｰが北の森にいる
・ｵｲﾗの存在が邪魔

「まあ3番目だろうな。」
傍からみりゃｵｲﾗの行動は意味不明みたいだし、ラーメン屋に入ろうとするとこ見られてるし。
「まあ、意味はあるんだけどね」

スカルは考えがそのまま口にでるタイプ。自分でも気付いているので多少は抑えようとしているものの、頭に血が集中するとお口が無防備になってしまう。だから、抑えてはいるものの、
いつも考えている事の3割くらいは口に出してしまう、まわりから見れば気持ち悪いことこの上ないが。

ｵｲﾗに好き勝手動き回られると困るから、矛先指定って事でしょうな。
まあ、格別善い骨を見つけてないことも事実。キメラアントの実物に至っては見たこともないわけだし。
「従ってやるよ、政府さんよ。」それに、政府が用意したという偵察員、興味をそそる…
「さぞや善い骨をお持ちなんでしょうな、うひひ」
再びﾆﾔﾆﾔし始めたスカルは、何を思ったか路地裏に入ると、先程の犬の死骸を漁りはじめた。

10分後、路地裏から出てきたスカルは一人ではなかった。
スカルより少し小さく、全身黒づくめで肌をまったく露出させていない、仮面を被った男。
そう、犬の死骸と路地裏にあった布やお面から、骨を人物に見立て操作し一人の男を形づくったのだ。
「さあ行こうか、ｱﾅｻﾞｰｽｸﾘｰﾏｰ。」
男とスカルは、放送局へ向けてあるきだした。

北の森偵察用エキストラキャラクター。


名前： バズゥー
年齢： 19歳
性別： 女
所属： ニートンタウン
職業： 主に偵察係
性格： 温厚で大人びているが、趣味の悪戯の時だけは例外。
趣味： 悪戯
容姿： 茶髪の長髪。やや小柄。
身長・体重： 153cm・42kg
所持品： 飛針
念能力の名前： 『大好きな双子のあなた（ﾗｲｸﾗｲｸﾕｰ）』
能力系統： 特質系

能力の説明：
相手と自分の容姿を交換する。発動条件が２つあり、
�@相手の名前を知る　�A相手の頭に３秒以上触れる
これを満たすと念のファイルに顔写真が載り、その相手に自由に変身できるようになる（一枚の写真につき一度だけ）。
相手が自分の容姿になり、自分が相手の容姿になる。身体能力も入れ替わるが、念能力は入れ替わらない。
ファイルに写真を保存しておく時間も、入れ替わっていられる時間もともに２４時間まで。

キャラクター解説：政府の抱える数少ない戦闘要員の一人。身のこなしが軽く変装もできるため諜報・偵察の任に着くことが多い。

『ニートンタウン・放送局前』

>401,402

ニートンタウンは、町の貧困からテレビやラジオなどの普及率が非常に低い。
また、場所によって人々の生活の様子も全く異なるため、有事の際の市民全体への情報伝達はなかなか難しい。
そのために造られたのが、この放送局だ。街中に立てられた背の高いスピーカーを通じ、占拠や避難勧告など市民全体への連絡はこの放送局から発信されるシステムになっている。

その放送局の前のベンチに、キメラアントが座っていた。
体つきは熊に似ているが、色んな生き物が混じりすぎて形容のし難い姿になっている。

そして、その隣には女性の遺体があった。
背凭れにだらりと凭れ掛かり、腹からは派手に内臓をぶちまけている。生前は美しく整っていたであろうその顔は、死に際の険しい表情をしっかりと刻み込んだまま硬直し見るに耐えない。


キメラアントは何をするでもなく、ただじっとベンチに座っている。

スレに完全に溶け込んだ後で華麗な縦読みを仕込むような
クオリティの高い奴はもうどこにもいないのか・・・

パズゥーっ、パズゥーーーーーーーっ！
シーーターーー

もうすでに嵐の威力がまったくない件について（笑）

>398
＞｢あのファースナルがただの人道の為にアーバンを助ける為の人材を寄越すとは思えないのよ。
＞あなた達全員なのか、それとも一部なのかはわからないけど、援護もするけどそのドサクサに紛れて
＞アーバンの中でファースナルに都合が悪い人間を暗殺しようとしているんじゃないかしら？」
「へー。そうなの？」
さっきとはうって変わってかなり砕けた言い方をする。特に意味はないが…ミスリードはさせられるかもしれない。
「あ、だけど僕は違うよ？キメラアントの駆除はファースナルに依頼を受けた訳じゃなく、自分で志願したまでだしね。
ファースナル側にいるのは目的達成のための手段でしかないし、蟻駆除以外のことをするつもりはないし」
嘘はついていない。あちらは戦おうとしているが、勝ち目のない戦いなど愚の骨頂だ。何をしてでもここから離脱せねば。
「まぁ簡潔に言うとだ、僕はあんたと戦う理由が全くないってこと」
これで牙を収めてくれるとは思いがたいが。そもそもさっきのミントの言っていたことが本当であるかも分からないし。

＞「それに、キメラアントの動きも妙なのよ。何故か東の方は放置してるのよ。
＞そう。まるでわざとアーバン市民がファースナルに逃げるのを容易にするかのようにね。
＞人の兵法でなら逃げ道を作るのは普通だけど、念を使える者にとって
＞使えない人間の大半は物の数にすらならないのはあなたもわかってるでしょ？
＞食欲だけが目的で来ているのなら逃がさない為の伏兵くらいは居てもおかしくないのに。」
「…確かに」
（その点についてはとっくの昔に考えたんだけどな）
さっきのツンツン頭も言っていたし、違う人物から同じ点を不自然だと言われるのも、これはこれで不自然。
あまりにも、「不自然すぎる」のだ。この不自然さに気付け、そう暗に諭されているような気分になる。
…実際気づかせようとしている？ある不自然さをカムフラージュするために、もっと大きな不自然で、それに気を取らせて…。
「それがおかしいとしてもさ、キメラアントに訊くのが一番早いと思うよ。それなりの位の奴捕まえてさ。
僕に言うことじゃないんじゃないかな、僕が知ってるはずないし」

＞「でも、もし市民が東に逃げる分には問題がないというのならその点だけはアーバンにとっては逆に好都合よ。
＞　…へたなキメラアントよりよっぽど脅威な中にいる敵を優先的に相手出来るから。」
（そう繋がるのかよ）
「くっ！」
ダメだ、完全に向こうはやる気、いや殺る気満々だ。言ってどうなる訳でもないらしい。…逃げるしか、ないか。
（蟻たちと戦いに来たのになんでわざわざハンターと戦わされなきゃいけないんだよ…）
理不尽さに悲しくなってくる。危うく涙線が緩みそうになったので慌ててこらえていると、金属音が聞こえた。
（あれは念弾…か？形が特殊だが…。木で防ぐ？いや、木なんかスパッといかれて僕のところまで…）
形状からして、切断性に優れていそうだ。木ぐらいで防げるとは思えない。防ぐことより、避けることを考える。
後ろから声が聞こえた気がしたが、そんなことを気にしては居られない。
（結局、こうなるんだよな）
足元から木を生やして、高い位置に移動し、近くの建物に飛び移る。木は念弾が当たる直前に消す。
（二度目はないぞ…僕）
こんな避け方を二回も三回もすることはできない。自分の手の狭さにも、また悲しくなってくる。

>399
見下ろすと、さっきまでトゥールが居た場所の後方に、誰かが居る。そういえばさっき声が聞こえたような。
（あいつも…強いぞ）
見覚えがないことから、ミントの仲間か何かだろうか？一対一でも危ういのに、二対一などしてられるものか。
「じゃ！前も言ったけど僕には戦う理由がないからここでお別れ！
つーかあんたみたいな人と戦ってたら命が幾つあっても足んないし！そこのお仲間と他のファースナル側でも倒してなよ！」
大声でミントに呼びかけると、近くからトゥールが立っている場所まで木を生やす。
そしてそれの頭頂部を折れない程度にめいいっぱい倒し、固定。自分で具現化した木だから、これぐらいはできる。
頭頂部に座り、放す。でこぴんのような要領で、南の方へ飛んでゆく。
「ほっ、成功した…」
トゥールが出来る最大の逃げ技。何度も練習したがそれでも失敗は多い。今回はなんとか成功したようだ。
南に逃げたのは、「北ブロックに行く」とか聞こえたような気がしたので。鉢合わせしたくはないから。

すいませんでした
完敗です。ここまでハンタスレの方々の結束力が固いとは・・・・・・
俺はもう二度とハンタスレを荒らさないことを誓います。
色々ご迷惑をかけてしまい申し訳ありませんでした。

#狼排

『ニートンタウン酒場』

>304,306

「……」
デグはきょとんとした目で酒を見つめていた。やがて、
「ひゃっひゃっひゃっひゃっひゃ！！」
弾けたように笑い出す。
「ひゃっひゃっひゃ！ひゃっひゃ、面白いのぅ、おんし！」
バルミの肩をばしばしと叩きながら、デグは言う。
「気に入ったぞ、おんし！久々に面白い小僧と出会えたわぃ」
そして、笑いが少し落ち着いた頃にマスターに水を一杯頼む。マスターは心得た様子で、奥に入って樽いっぱいの水を持ってきた。デグはそれを受け取ると、細腕でひょいと持ち上げて凄まじい勢いで飲みだす。
これ程の水がどこへ入っていくのだろうと不思議なくらいに飲むと、僅かに水の残った樽をマスターに返した。
「……ふぅ。はー、さぁて、少し真面目な話をしようかぇ」
さっきまでの耳障りな甲高さよりは大分落ち着いた声で、デグは言った。

「まず、アタシがファースナルに行かんと言っておるのは、何も政府に逆らうためじゃないんじゃよ」
デグは静かな調子で言う。
「アタシも情報屋の端くれ、それぞれの街の大まかな政情くらいは掴んでおる。今のアーバンはファースナルの書いた脚本に添って踊らされておるだけじゃ。そして、アーバンはファースナルに助けを請う事でそれを受け入れる事を選んだ。
よって、もうアタシらの何かをする余地はないのじゃよ。行ってもいたずらに怪我をするだけじゃて。じゃが……」
デグはバルミを見つめ、大きな目をにっこりと細める。
「おんしのような若いのには、今現在の生のアーバンを見て学ぶ事があるかもしれんの。そのために同行するのなら、まあ悪くない」
デグはバルミの肩にそっと手を置いた。
「それと、酒の礼じゃ。今から言う二つの事を覚えておきなさい。
アーバンの一連のゴタゴタが片付いたら、一度アーバン政府を訪れてみるとええ。上手く聞き出せば、ファースナルというのがどういう街なのかが分かるじゃろうて。
そして、もう一つ。これが大事じゃ。おんしがこれから先、本当に仲間だと思える者に出会えたら、これを同じように伝えなさい。

『リュドミラのオルゴール』を探すのじゃ。ファースナルより、一分一秒でも早くな。

……それで、全ての片は付く。物探しは得意じゃろう？」
デグはそう言うと、さっきバルミの注いだ果実酒をぐいっと飲む。
「準備が済んだら、アタシも後で行こう。先に行っとりなさい。ただし、絶対に無茶はいかんぞぇ」


そして、隣の男に尋ねる。
「さて、おんしの用件はなんだったかの？」

>399>408

話を仕掛けている途中、妙に気の抜けた返事が返ってきた。
＞「へー。そうなの？」
普通なら激昂するなり驚くなりするだろう。何か不自然さを感じた。
＞「あ、だけど僕は違うよ？キメラアントの駆除はファースナルに依頼を受けた訳じゃなく、自分で志願したまでだしね。
＞　ファースナル側にいるのは目的達成のための手段でしかないし、蟻駆除以外のことをするつもりはないし」
(否定しないの？…彼のクライアントにこんな疑惑を叩きつけたと言うのに。何故？…まさか元々知っていた…？)
この反応は予想していなかった。よって内心ではちょっと焦っている。
＞「まぁ簡潔に言うとだ、僕はあんたと戦う理由が全くないってこと」
戦いを避けようとしていることだけは確実と判断は出来た。
これは手間取りそうである。

しかし、キメラアントの不自然さについては同意してきた。
そしてキメラアントに聞けと言って来る。しかし、
知っているはずがないと言っていたのが気になった。
確かに知らないのならそう言うだろうが、それにしては最初の反応に違和感が残る。
しかし、蟻に聞くというのは確かに有効な手段だろう。

攻撃は足元から木を生やして近くの建物に飛び移るという形で行っていた。
しかし、木は念弾が当たる直前に消した。
(…意外ね。私なら木には当てさせて木で防げる程度の威力かどうかを見るのに…。)
そう思いつつ次の攻撃を仕掛けようとすると、サドゥの声が聞こえてきた。
＞「導き手よ！無事か！？返事をされよ！先ほどのキメラアントの大将格も、黒き魔獣も拙僧が神の威光を持って倒しましたぞ！
＞ さあ、政治府にいき共に神の教えを広めましょうぞ！」
＞「おお、無事でしたか！ささ、拙僧と共に北ブロックに行きましょうぞ！」
ツッコミ所も多すぎるし腹が立つ部分もある。頭でそれを纏めようとしていると、トゥールの言葉が聞こえて来る。

＞「じゃ！前も言ったけど僕には戦う理由がないからここでお別れ！
　　つーかあんたみたいな人と戦ってたら命が幾つあっても足んないし！
　　そこのお仲間と他のファースナル側でも倒してなよ！」
木をつかってテコの要領で南の方に飛んでいってしまった。
今空中の相手に攻撃をする事は、一応不可能と言うほどでもないがそれをしても目的ははたせない。
(かなり面倒な事になったわね…。)
とりあえず、サドゥの近くの地面に着地して、盗み聞きされない程度の声でサドゥに声をかける。

「…黒き魔獣？…それ念獣よ！でも、多分あれ、大将格じゃないわよ？」
(この男が倒したって言ったって事は念獣が消えたって事。
…本体をあのナイフで倒せた可能性は低くないわね。)
最高指揮官が指揮もせず…はともかく無防備に寝そべっているというのはさすがに考えにくいと判断したからだ。

「あと、今政治府に神の教えを広めるなんて冗談にもならないわ。
そんなのが簡単に出来る位なら大手の宗教法人が専属の念使いを送ってる可能性が高いもの。
そもそも仕事中に仕事より優先して布教するような人間についてくる人間なんてほとんどいないわ。
むしろ評判をとことん落として永久に立ち直れなくなるだけよ。」
忠告をしつつも思った。正直、このまま導き手などと呼ばれつづければ自分のハンターとしての評価が地に落ちる。
そうすれば色々とやりにくくなるのは明白である。今回の仕事だけのメリットとこの先ずっとのデメリットを天秤にはかけられない。
はっきり言ってこうも大声でこのような呼ばれ方をするのは困る。かといって名前を教えてもストーキングされかねない。
これを言って棘が立つ可能性は高いが、そうなったらこの男からは逃げつつ仕事を果たすまでだ。
「勝手に人を導き手呼ばわりするのは止めて。私はあなたの行動が今回の行動が仕事に悪影響を出して
　クライアントに被害を出さないように、あなたの宗教とクライアントの両方に不利益になる行動を止めているだけだから。」
断言してから次の言葉を向こうが発する前になるよう、急いで言葉を続ける。
連携の利より風評を取る事にしたようだ。
「…私もキメラアントの迎撃を続けるわ。それじゃあ。」
(大物がいるとしたら…多分居場所はあそこね。…もしいなかったとしても彼はいるわ。
かなり危険もつきまとうけど…。)
さりげなく「も」といって相手の行動を誘導しつつ跳躍し、壁を蹴って屋上へ。
そのまま屋上を伝ってその非常識なスピードを使ってトゥールの向かった方向への移動を開始する。

>396
＞「今のを見たところ、索敵系の念みたいだな。敵の位置を把握できる能力ならこっちも助かるし、組んでも構わない。
それにあれを見てたなら俺の能力は大体わかってるだろうし。それじゃあ、よろしく頼むわ」
始めは警戒されて、断れると思っていたのだが、あっさり協力してくれるようだ。
最初はなんとなく投げやりな態度で、
あまり思わしくない状況だったように思える。
先ほどの戦闘で自分にとって有益な能力だと感じたのだろうか？
なんにしても結果オーライである。
(彼の言っていること…当たってるようで少し違うわね。
まぁ、役割的にはそうだけど。）
後半部分のあれ、とはタクシーでのことだろうか？
アクスが強化系だということについては、タクシーに乗るときから薄々感づいてはいた。
自分の足でタクシーに追いつくなど、足を強化して身体能力を高めるしかない。
しかし、それは自分の属する系統の証明であって、念能力自体の証明にはなっていない。
（まあ、師匠が言うには強化系の使い手は、単純な能力強化で勝負する使い手が多いから、
この男もその類の人間という可能性が高いわね。）
「わかった。じゃあ、これで協定成立ね。一応約束だしトランクの中見る？」
持っているトランクをアクスに差し出す。
トランクの中は、読みかけの本と仕事道具であるナイフがぎっしりつまっており、
他にもハンター証などの大事なものが入っている。
まず盗まれはしないと思うが、念のため警戒しておく。

何してるの？

避難所はここです。他のスレに迷惑を掛けないで下さい

【TRPG】ハンタスレ避難所１
http://etc3.2ch.net/test/read.cgi/charaneta2/1121855703/

【TRPG】ハンタスレ避難所１
http://etc3.2ch.net/test/read.cgi/charaneta2/1121855703/

下の避難所を使うまで誘導し続けます
【TRPG】ハンタスレ避難所１
http://etc3.2ch.net/test/read.cgi/charaneta2/1121855703/

【TRPG】ハンタスレ避難所１
http://etc3.2ch.net/test/read.cgi/charaneta2/1121855703/

【TRPG】ハンタスレ避難所１
http://etc3.2ch.net/test/read.cgi/charaneta2/1121855703/
正直、迷惑ですのでお願いします

【TRPG】ハンタスレ避難所１
http://etc3.2ch.net/test/read.cgi/charaneta2/1121855703/

【TRPG】ハンタスレ避難所１
http://etc3.2ch.net/test/read.cgi/charaneta2/1121855703/

【TRPG】ハンタスレ避難所１
http://etc3.2ch.net/test/read.cgi/charaneta2/1121855703/【TRPG】ハンタスレ避難所１
http://etc3.2ch.net/test/read.cgi/charaneta2/1121855703/【TRPG】ハンタスレ避難所１
http://etc3.2ch.net/test/read.cgi/charaneta2/1121855703/

【TRPG】ハンタスレ避難所１
http://etc3.2ch.net/test/read.cgi/charaneta2/1121855703/

【TRPG】ハンタスレ避難所１
http://etc3.2ch.net/test/read.cgi/charaneta2/1121855703/

【TRPG】ハンタスレ避難所１
http://etc3.2ch.net/test/read.cgi/charaneta2/1121855703/

>408>411
『アーバン市内・西ブロック』

瞬く間に木を生やし飛んでいったトゥールを呆然とした表情で見送っていると、ミントが近くに着地してきた。
そして辛らつな言葉をあびせかけ、跳躍して南の方向へと消えていってしまった。
ただそれを見送るしかできずあっけにとられている。
「・・・・・・・」
しばらく呆けていた後、おもむろに足を首の後ろに回し引っ掛け、右腕を身体に絡ませ最終的には左腕一本で
身体を支えるポーズで絶の状態となり瞑想を始める。
数分後、くわっと目を見開き突然叫びだす。
「おのれキメラアントめぇ！！我を謀るとは何事かぁあ！よもや影武者を使い我を騙すとわ！！
だが神は全てお見通しであるっっ！！導き手を通じて正しき道を指し示してくれるわっ！！成敗してくれるぞぉ！！」
一匹のキメラアントが奇妙なものを見る目でサドゥの直ぐ近くまで接近していが、驚いて身体を硬直させる。
叫びながら器用に身体の絡まりを戻し、目の前のキメラアントを叩き伏せ、念弾を打ち込み倒した。

『敵の大将は実は他にいる。だからそれを倒し、他の念使い（＝ファースナルのハンター）も倒してからでないと
布教は出来ない。』
ミントの言葉をこんな感じに都合良く脳内改竄したサドゥはキメラアントの大将を倒すべく、ミントを追い南ブロックへ
向かって歩みだした。

404>
【ニートンタウン放送局前】

「っと」
放送局前といえば前、そうでないといえばそうでないような中途半端な場所でスカルは足を止めた。
近くのベンチにあるのはさっきまでとまったく違う、むしろスカルにはより親しみを感じる雰囲気。いたのは変な熊擬き。
（なんだありゃ…？熊じゃあ、ないよな…。あれが、キメラアントなのか…いやいや、アントだから昆虫だよな。
しかも森にいるはずだからな。じゃあ偵察員？でも隣にいる奴はなんか死んでるっぽいし…云云…
はぁ、さっきから頭使いすぎだなｵｲﾗ。）
もともと考察は苦手ではないがあまり好きではない。その先にはっきりした答えがあると言うのなら別だが。
（まあ、敵か味方か。あちらさんからのアクションを待つか。こちらが気付いているのだから、おそらくあちらさんも気付いているだろうし。
敵なら攻撃してくる、味方なら声をかける、だな多分。近づいてくる時のオーラの感じで大体分かるし。）

スカルはわざと熊擬きに気付いていないような素振りをし、さももう一人の男と会話をしているように、ｱﾅｻﾞｰｽｸﾘｰﾏｰを前方に配置、会話をしている振りをしながら、合間に凝で向こうをちらっと見る。その動作に気付かれないよう細心の注意を払いながら。
そして向こうからは死角になるであろう所で、こっそりとｼｮﾙﾀﾞｰﾊﾞｯｸﾞから二本の肢骨を抜き出し、ｼｮﾙﾀﾞｰﾊﾞｯｸﾞをｱﾅｻﾞｰｽｸﾘｰﾏｰの腕に持たせる。
敵だったときのための、攻撃の準備は整えた。

【TRPG】ハンタスレ避難所１
http://etc3.2ch.net/test/read.cgi/charaneta2/1121855703/

554 名前：最低人類０号[] 投稿日：2005/07/26(火) 12:14:53 ID:KpC+n/rQ
【TRPG】HUNTER×HUNTER　終わりゆく者達
http://etc3.2ch.net/test/read.cgi/charaneta2/1120586890/

最近、ここの信者達が非常に他スレに迷惑を掛けています｡
いっそのこと、このスレを潰してしまえば良いと思います。
どうか…お願いします。

>412
＞「わかった。じゃあ、これで協定成立ね。一応約束だしトランクの中見る？」
「見る見る。気になって仕方がなかったんだよ…な……って」

開けられたトランクの中身、何が入っているかと思えば、見ろ、ナイフが山のようだ。
刃物、刃物、刃物……光を反射して刃が煌めいている。刃物マニアという危ない人種に思えて仕方がない。
そんな中、本が入れられているのが死ぬほど場違いに見えた。

「ナイフナイフナイフナイフ…ナイフだらけだな、っとこれは？」

一つ気になった物があったので、手を触れずにしげしげと眺めた。
目立たないように入れられてはいるが、妙に気が惹かれたのだ。
(こ……これは！)
ハンターライセンスというやつだろう。実際に見るのは初めてだ。
これを売り払えば、一生遊んで暮らせる。その瞬間、ある考えが閃光のように頭を走り抜けた。
(こいつを殴り倒して森に埋めてからトランクごと持ち逃げしよう。この距離、強化系の俺なら一撃で…
いやいや、何を考えているんだ。俺はそんなにさもしい人間じゃない。武士は食わねど高楊枝というだろう。
それに、この仕事が終わったら金が入るんだ。目を逸らせ！これのことは忘れろ！)

心の中で激しい葛藤を繰り広げている間、ハンターライセンスからは目を離さなかった。
ギラギラと目は異様に輝いていたに違いない。無理やりに視線を外して立ち上がる。
そしてもういい、とだけ言おうとしたが、言葉が溢れ出るのを止められなかった。

「もういい、中身はわかったから。ところでこの仕事でお前が過失で死んだら、ライセンスもらってもいいか？
いいよな！ＯＫ！もう決めたぞ！後、俺の懐を潤してくれたら、お前を崇める！一生、命ある限り！」

恐るべきは人の性。貧乏性のアクスにとって、ハンターライセンスは金の塊にしか見えない。
しかし「この場でお前を叩き殺してライセンスを奪わせてもらう！死ねぇぇぇ！」などと言わなかった分マシだろう。
だが、これはこれで遠回しに「死ね！今直ぐ死ね！さっさと死ね！」と言っているように聞こえなくもない。
その後、呼吸を整えて先ほどに比べれば至極まともな様子に戻った。

「……ちょっと冷静さを欠如しちまってたか、悪い。んで？どこに行く？ちょっと敵の位置とか探して、行き先決めろよ。
能力の関係上得意だろ？」

考えるのは面倒くさいからイヤだ、と言外に雰囲気を漂わせているのが、わかる人間にはわかるだろう。

何言ってんだコイツ↑

『ニートンタウン放送局前』

>426

「あ、おーい！」
キメラアントは気付いていない様子のスカル達を見つけると、呼び声と共にベンチから腰を上げどすどすと走り寄ってきた。
スカル達から適当な間合いで止まると、醜い顔をにやりと歪めて野太い声で言う。
「くくく、貴様らが例のハンターだな？貴様を待っていた女は既に殺したわ。貴様らもすぐ後を追うが良い！」
キメラアントが片手を挙げた。

「受けてみろ！必殺、スーパー･グレネード･サンダー！！」

掛け声と同時に、大きな赤い布がばっとキメラアントを覆った。くるくると巻き付く。
見ると、同時に背後の女性の遺体にも同様に赤い布が巻き付いていく。

キメラアントを覆う布が完全に巻き付くと、中からにゅっと手が出てその端を掴み、一気に引っ張る。
布が大きく舞い広がり、ほどける。中から現れたのは、キメラアントでなく人間の女だった。
茶色の長髪に、よく整った顔を持つ。背はさっきの熊のような体躯が嘘のように小柄だ。
そして、よく見るとその姿はさっきの遺体の女性そのものだった。正視に耐えない死に顔であった事を差し引けば、似過ぎていて同じ人物としか思えない。

その女性の遺体はというと、いつの間にか巻き付いていた赤い布はベンチの下に落ちていた。
そして、そこにあったのは女性の遺体でなくキメラアントの死体だった。体つきは熊に似ているが、色んな生き物が混じりすぎてその姿は形容し難い。
背凭れにだらりと凭れ掛かり、腹からは派手に内臓をぶちまけている。そして、その顔は死に際の険しい表情を刻み込んだままに硬直している。

「……なーんちゃって！ふふ、びっくりしました？」
女性は言いつつ、悪戯っぽく笑った。年齢は分からないが、子供のようにも大人のようにも見える。
「待っている間にあのキメラアントが街に入ってきたものだから、仕留めついでにちょっと悪戯しちゃいました。怒らせてしまっていたらごめんなさいね」
女性は悪びれる様子もなく言うと、んんと一つ咳払いし、背筋を伸ばした。
口元に事務的な微笑が浮かべ、そして事務的な調子で言う。

「はじめまして、スカルド･スクリーマーさんとそのお連れの方ですね？
私はバズゥー。ニートンタウン政府の者です。主に諜報、偵察、潜入、暗殺、念使いを想定した戦闘行為などを担当しています。
今回はスカルドさんのヘルパーとして、共に北の森にキメラアントの調査に向かうことになりました。若輩者ですが、よろしくお願いします」

挨拶と共に決められた角度で一礼すると、スカルの前に立つ男に目をやる。
「…ところで、お連れの貴方もハンターでしょうか？仕事が仕事なので、できれば人数は少ない方がやりやすいんですけど……」

TRPGを馬鹿にしてるのか？

ガンピ、もうあきらめろ
新キャラ考えてスレに参加するほうが楽しいぞ？

〜狼牙風々拳炸裂！！ 勝つのはオレだ〜
エーックス・・・
漫画界有数のヒット作品、ドラゴンボール。
その登場人物の内に他の追随を許さぬ最低のヘタレが居た。
そのヘタレに、わずかばかりでも活躍の場を･･･
しかし、そのあまりのヘタレさは人類の想像力の限界を遥かに超えていた。
あまりにもお留守な足元、雑魚キャラの自爆で道連れ、恋人を寝取られる甲斐性の無さ。
2ch中でヘタレの代名詞としてネタにされてゆく日々。
立ちはだかる「戦闘力のインフレ」という難敵。
誰もが「ヤムチャ」の2ch語化を覚悟した。
だが、そんなヤムチャにせめて妄想の中だけでも活躍させてやりたい…
ヤムチャを最もネタに使い、そして愛した彼らがこの困難に、立ちむかったのだ。
これは、少年漫画史上最も困難な創作に立ち上がった男たちの物語である。

〜狼牙風々拳炸裂！！ 勝つのはオレだ〜
エーックス・・・
漫画界有数のヒット作品、ドラゴンボール。
その登場人物の内に他の追随を許さぬ最低のヘタレが居た。
そのヘタレに、わずかばかりでも活躍の場を･･･
しかし、そのあまりのヘタレさは人類の想像力の限界を遥かに超えていた。
あまりにもお留守な足元、雑魚キャラの自爆で道連れ、恋人を寝取られる甲斐性の無さ。
2ch中でヘタレの代名詞としてネタにされてゆく日々。
立ちはだかる「戦闘力のインフレ」という難敵。
誰もが「ヤムチャ」の2ch語化を覚悟した。
だが、そんなヤムチャにせめて妄想の中だけでも活躍させてやりたい…
ヤムチャを最もネタに使い、そして愛した彼らがこの困難に、立ちむかったのだ。
これは、少年漫画史上最も困難な創作に立ち上がった男たちの物語である。

〜狼牙風々拳炸裂！！ 勝つのはオレだ〜
エーックス・・・
漫画界有数のヒット作品、ドラゴンボール。
その登場人物の内に他の追随を許さぬ最低のヘタレが居た。
そのヘタレに、わずかばかりでも活躍の場を･･･
しかし、そのあまりのヘタレさは人類の想像力の限界を遥かに超えていた。
あまりにもお留守な足元、雑魚キャラの自爆で道連れ、恋人を寝取られる甲斐性の無さ。
2ch中でヘタレの代名詞としてネタにされてゆく日々。
立ちはだかる「戦闘力のインフレ」という難敵。
誰もが「ヤムチャ」の2ch語化を覚悟した。
だが、そんなヤムチャにせめて妄想の中だけでも活躍させてやりたい…
ヤムチャを最もネタに使い、そして愛した彼らがこの困難に、立ちむかったのだ。
これは、少年漫画史上最も困難な創作に立ち上がった男たちの物語である。

〜狼牙風々拳炸裂！！ 勝つのはオレだ〜
エーックス・・・
漫画界有数のヒット作品、ドラゴンボール。
その登場人物の内に他の追随を許さぬ最低のヘタレが居た。
そのヘタレに、わずかばかりでも活躍の場を･･･
しかし、そのあまりのヘタレさは人類の想像力の限界を遥かに超えていた。
あまりにもお留守な足元、雑魚キャラの自爆で道連れ、恋人を寝取られる甲斐性の無さ。
2ch中でヘタレの代名詞としてネタにされてゆく日々。
立ちはだかる「戦闘力のインフレ」という難敵。
誰もが「ヤムチャ」の2ch語化を覚悟した。
だが、そんなヤムチャにせめて妄想の中だけでも活躍させてやりたい…
ヤムチャを最もネタに使い、そして愛した彼らがこの困難に、立ちむかったのだ。
これは、少年漫画史上最も困難な創作に立ち上がった男たちの物語である。

〜狼牙風々拳炸裂！！ 勝つのはオレだ〜
エーックス・・・
漫画界有数のヒット作品、ドラゴンボール。
その登場人物の内に他の追随を許さぬ最低のヘタレが居た。
そのヘタレに、わずかばかりでも活躍の場を･･･
しかし、そのあまりのヘタレさは人類の想像力の限界を遥かに超えていた。
あまりにもお留守な足元、雑魚キャラの自爆で道連れ、恋人を寝取られる甲斐性の無さ。
2ch中でヘタレの代名詞としてネタにされてゆく日々。
立ちはだかる「戦闘力のインフレ」という難敵。
誰もが「ヤムチャ」の2ch語化を覚悟した。
だが、そんなヤムチャにせめて妄想の中だけでも活躍させてやりたい…
ヤムチャを最もネタに使い、そして愛した彼らがこの困難に、立ちむかったのだ。
これは、少年漫画史上最も困難な創作に立ち上がった男たちの物語である。

お前らもヤムチャが活躍する話を考えた方が良いんじゃねえの？

ガンピ乙。もう二度とここを荒らすんじゃねえよ。

>439
http://etc3.2ch.net/test/read.cgi/charaneta2/1106988387/

たまにはヤムチャが活躍する話を考えようぜ
http://etc3.2ch.net/test/read.cgi/charaneta2/1106988387/

ハンタは糞。冨樫は読者を侮辱している。

はいはい444444

＞「見る見る。気になって仕方がなかったんだよ…な……って」
トランクをあけて中身を見た瞬間、ジャラっ、と金属が擦れ合う音が鳴る。
研ぎ澄まされた輝きを見せる大量のナイフを見て、数秒時が止まったように黙ったアクス。

＞「ナイフナイフナイフナイフ…ナイフだらけだな、っとこれは？」
急に動きを止め、ある一点を凝視している。
その先にはハンター証、それをぎらぎらとした目付きで食い入るように見ている。
獲物を見つけた猛獣のごとき視線はその後も数分続いていたので、さすがに警戒心が高まり、
隠し持っていたナイフをアクスが見えない位置で構え、
アクスに不穏な動きがあれば、すぐさま首目掛けてナイフを投げ放つつもりでいる。

「（何かしら…寒気がする。）」

不意に何か嫌な感じが全身を駆け巡る。
殺気とまではいかないが、それは自分を不快にさせるには十分で目を細めてそれを放ってる張本人であるアクスを睨む。

「（まあ持ってて損はないし、売れば相当な額になるけど……。
そんなに過剰な反応されたら、かえって警戒されるとは思わないのかしら？）」

ハンター証を狙うものならば、普通はこんなにあからさまな態度はとらない。
単純なのかそれとも演技でやっているのか、よくわからないが警戒は続けていて損はなさそうだ。

＞「もういい、中身はわかったから。ところでこの仕事でお前が過失で死んだら、ライセンスもらってもいいか？
いいよな！ＯＫ！もう決めたぞ！後、俺の懐を潤してくれたら、お前を崇める！一生、命ある限り！」

「は？」

アクスの必死な言葉に、思わずまぬけな返事を返してしまった。
あまりに突然なので、呆然としている自分を尻目に自己完結するアクス。
彼の中ではすでに決定事項らしい。
溜め息を吐きたい気持ちを押さえて、「好きにすれば？」と返す。

＞「……ちょっと冷静さを欠如しちまってたか、悪い。んで？どこに行く？ちょっと敵の位置とか探して、行き先決めろよ。
能力の関係上得意だろ？」

投げやりな感じでそう言ってくるアクスだが、さっさと仕事を終らせたいのはこちらも同じ。

「そうね。ここでこれ以上留まっててもなんの解決にならないからね。
その判断には賛成するわ。」

精神を落ち着かせてもろもろの感覚を研ぎ澄まる。
纏っているオーラの面積を増幅させ、自身のアンテナを広げる。
その捜査網に反応する二つの影。
師匠は円の範囲内の蟻の動きすら正確に把握できるようだが、自分の限界は『そこに何かがいる』程度。
範囲を狭めれば多少はマシにはなるのだが、悔しいが修行不足だ。

「ここから少し離れた場所で南に移動している反応が二つあるわね。
まだ追いつけなくもない距離だけどどうする？」

>429>445

ニートンタウンを南に向けて移動中、当然ながら交戦地域を通りがかる。屋上から屋上の移動だけでは滞空時間が長くなって危険なので
途中で壁を利用した移動に変更する。不意討ちなどに巻き込まれないよう、時々円と凝を交互に使っていると、
死体の中に時々、ハンターライセンスをまだ持っている者や、生きている中でもハンターライセンスを2つ以上持っている者が見当たる。
円を使う事でポケットなどに入ったライセンスを探し出せるのだ。
「…戦場ってホント宝の山よね。」
そういう者を見つけると、前者ならただライセンスを確保。後者なら相手の技量を軽く見て、掏り取る事が出来そうなら1枚を残して掏り取る。
死体ならば死角をつくって高速で抜き取るだけ。生きている相手にしても、他の相手と戦っている途中ならばスるのは多少楽になる。
もちろん疑いをかけられないように、条件に当てはまらない人間に対して、技を使わない範囲での援護を混ぜながらである。
ちなみに改めてフードは被りなおしたし、サングラスもボタン付のポケットにあった予備をつけている。
結果、数枚のライセンスを獲得した。激しい戦闘でも落とさないような場所に仕舞いこんでおく。
「大規模な戦いだけあって…収穫も凄いわね、ホント♪こんな大漁なのは初めてよ。」
寄り道もしての移動をしている為、結果的にそこまで早いと言う訳でもなくなる。
そんな調子で活動をしていると、凝をした時に円に捕らえられている事を感じ取った
「……円？それでも明らかにかなりの広範囲…。…でも普通の円とはちょっと違う感じね。
かといって何かを付与したのならもっと密度は濃くても良さそうだし…。」
周囲を見回し、それを発している者を探す。…位置は特定出来た。
そちらを見ると、大量のナイフなどを入れてあるトランクとその近くで話しているらしき男女が。
しかも目立つほど汗をかいても、焦ってもいない所を見るとファースナルの公算が高そうだ。
相手は見た感じではトゥールの場合と違って初対面。ならばトゥール相手ですら失敗したのに成功する可能性は低いだろう。
(見た感じ、二人とも凄腕ね。多分2人ともハンター…。ライセンス二つ…欲しいわね。それに仕事でもあるし。)

互いに互いが見える通りで足を止め、相手に視線を向ける。そして耳がよければしっかり聞こえる程度の声で言う。
「…やっぱり思ったとおりね。クライアントはわざわざ獅子身中の虫を呼び寄せちゃったみたい。」
今回は、言葉には建前上の戦う理由付けと、彼女のクライアントを偽装する意味しかない。
これをしておかないとニートンに疑いがかかる可能性が増える。と考えたのだろう。
「悪いけど消えてもらうわ。」
相手は腕が良さそうな相手が2人。今回は刀を片手に持ち、
壁ではなく地面の移動をしつつ影氷円を使い、残像を生んだ。

もちろん速度は相変わらず半端ではない。相手に先手を与えて能力を見極めようと言うつもりなのだろう。

ミントは蟻と仲良くなり次々にハンターを抹殺していった

ミントはライセンスを蟻は肉を見事な共生関係w

>446
そこの人間…取引をしようぜ。俺は仲間が殺して奪ったハンターライセンスを渡す。
お前は俺が無事にこの町から出れるまで保護して貰いたい。俺は戦いは嫌いでね、死にたくないんだ。

さっそく空気読めてないのがきたな。
空気以前にレス読めてねえし。
１氷がライセンス集めてんのなぜ知っている。
２戦い始まっている中で声かけてどうする。

瞬殺されてライセンスだけ奪われたいのだろけど騎士スレみたいに馬鹿でも簡単に入れると思うなよ。

>450
空気読めてないのは俺もお前も>449も同じ。
名無しに絡むな、これは本スレじゃなく感想スレに書け。
これが荒らしの釣りだったらどうする？
スレ汚しすまんかった。

ぬるぽ

助けてくれえ！俺はもうキメラアントなんてこりごりなんだ！誰か！誰か…

ニートンタウンを強襲

北の森の外れ、ここに食事の為とはいえ、人を殺すのが嫌悪感を持ったキメラアントが集団で隠れ住んでいる。
全員元は人間の彼ら、人語を皆話すことが出来る。
彼らは森の中で小動物を狩り、木の実を採取して暮らしている。
キメラアントや人間達とはもう関わるつもりは無い。

みんな絡みたいんだね･･･

ニートタウン

455は骨と絡むつもりか

>458
まぁ、荒らしだからしょうがない。

>445
ライセンスについては決着した。
「好きにすれば？」それはとりもなおさず、「死んだら持っていっていいよ」と同義語だ。
早く死なないだろうか……いや、別に死んでほしくはないがライセンスは欲しい。
一生遊んで暮らせるし貧乏からの脱却には最も手っとり早いし。

「……ん？」

そして感じる違和感。何かもっと簡単な方法があるような、そんな気がする。まあいいか。
精神集中をしているらしい刃物マニアを放っといて、あたりを見回す。
辺りには死体がゴロゴロ転がっていた。人間も蟻も……防衛部隊の比率だけが異様に高いが。
防衛部隊以外の人間は他から来たハンターだろう。多分ニートン。
トゥールの推測がかなり筋が通っていたので、一応そうは思える。何より服装がまちまちだから兵隊ではない。
そういえば、歩いている最中にも防衛部隊以外の死体は結構な数があった。
(ちょっと待てよ？ハンターなんだよな、この死体……だったらライセンス持ってるんじゃないか？
…一々過失で死ぬのを待ってるより死体漁りの方が早い？ライセンスがなくても金目の物はあるかも…)

ポンと手を打つ。どうして気付かなかったのか。簡単に貧乏生活から抜け出せるではないか。
思い立ったが吉日とも言う。早速そこの死体の荷物でもいただいておこう。
イルの「南に反応がある」の言葉に、「はいはい、少し待ってろ」などと生返事で応えながら、
辺りにあった死体の身ぐるみを剥ぎ取ろうとしていたところで……

>446
>「やっぱり思ったとおりね。クライアントは〜」
「ああ？うるせえなぁ……こっちは忙しいんだから失せろクソガキ。生活がかかってんだよ！」

女の声が聞こえてきた。刃物マニアとは違う、少し幼く聞こえる声だ。反射的に怒鳴る。
どうでもいいことに火事場泥棒そっくりの行為を中断させられたような気がし、ムッとしてそちらを睨み付けた。
その表情は子供なら火を噴いたように泣き出すこと間違いなし、気が弱い人間なら無条件で有り金を差し出す、
そんな表情だった。ついでに目には殺気の塊が蟠っている。
チンピラ＋その筋の人々を二乗して殺気をこれでもかというくらいに練り込んだ特製だ。
そんな表情をしながら確認した相手の姿はマント、フード、サングラス。そして小柄な身体。子供だ、どう見ても。

【続き有】

【続き】
「服装が見てるだけで暑苦しいからさっさと消えろ、二度と来るな！つーか寄るな邪魔するな！」

はっきりいって言いがかりにしか聞こえないような言葉を機関銃のごとくまくし立てる。
そうしてからまた死体へと歩み寄ろうとしたが、聞き捨てならない言葉が耳に入った。

>「悪いけど消えてもらうわ。」
「ああ、そう。じゃあ敵だなお前。他の街の雇われか、それとも全然関係なくて俺が昔の依頼者ぶちのめしたから
送られてきた暗殺者か、死体漁りだか知らねぇが、返り討ちだ。原型がわからなくなるまで顔を整形してやるよ…」

敵対宣言を聞いてユラリと振り返る。先の苛立ち混じりではなく完全に混じりけなしの殺意。
トゥールの「ニートンから送られてきたハンターがいるかも」という言葉は今、「かも」が消えている。
実際に説得力があったが故に、単純な思考回路で変換されていたのだ。ついでに「ニートン」は「他の街」になっているが。
だがどうでもいい。消えてもらうと言ったからには自分が消える覚悟もあるのだろう。とりあえず敵だ。

相手がこちらに向かって走ってくる。速い……が、見えないほどではない。武器は刀。
そして相手の接近に備えて構えた瞬間、相手が増えた。数が。一気に。

「おいおい、これがニンジャって奴か？分身ってのはすげぇな…」

一瞬観光気分になってしまったが、慌てて気を戻す。しかし、どれが本体かサッパリわからない。
凝で確認？それとも適当に殴りつけるか？いや…

「めんどくせぇ、纏めて攻撃すりゃいいか…」

足下の舗装された地面に足を突き刺し、大きな塊を剥がす。それを手で上に放った。
そして硬で爪先にオーラを一点集中、そのまま浮いたアスファルトに蹴りを叩きつける。
強化系の蹴り、しかもオーラを凝縮させている。アスファルトが耐えきれるわけがない。
蹴りの勢いで加速された大小様々なアスファルトの欠片、散弾のように残像へと迫っていた。
威力はそれ程でもないが、広がりながら迫る欠片は避けにくい筈ではある。

【重要】

TRPG板の方に、

『HUNTER×HUNTER　終わりゆく者達』追加ルール・特筆条項置き場
ttp://yy32.kakiko.com/test/read.cgi/trpg/1122630862/

を設置しました。参加者の皆さんは目を通しておいてください。


【重要】

『HUNTER×HUNTER　終わりゆく者達』追加ルール・特筆条項置き場
ttp://yy32.kakiko.com/test/read.cgi/trpg/1122630862/

の>2->5に追加書き込みをしました。参加者の皆さんは目を通しておいてください。


（今回は、最初ということで今までに出たものを貼り直しただけなので、改めて決まった事はないです）

>460
「はいはい、少し待ってろ」とやる気のないことを言い、何時の間にかそこらにある死体をいじくりまわしている。
どうやら死体の着ている身ぐるみを剥ぎ取ろうとしている様子。
キメラアントではなく人間の死体。それも着ている物を見るとアーバンの防衛隊とは違うものだ。

「（自分が敵の位置を探せっていうから探してあげたんでしょうに。なによあの態度…）」
態度が悪いことに腹を立てる。
無表情で眺めているが、そのアクスを見る目は穏やかなものではなく、射殺さんばかりの視線を注いでいる。

>446>460
＞「…やっぱり思ったとおりね。クライアントはわざわざ獅子身中の虫を呼び寄せちゃったみたい。」
＞「ああ？うるせえなぁ……こっちは忙しいんだから失せろクソガキ。生活がかかってんだよ！」

後ろから本当に刺してやろうか、と本気で考えていたときに声がかかってくる。
続けて苛立ちを内に留めるわけでもなく、鋭い眼光を話し掛けてきた者にむけた。
いきなり乱入してきた第三者。
その正体は分厚いコート、そしてフードをかぶったサングラスの少女だった。
その背丈や格好は、この場ではあまりにも場違いだ。
しかし、先ほど円で確認した二つの反応のうちの一つが、
この少女だとしても、距離的に短時間でここまでやってくるには常人には不可能に近い。
よって、この少女はハンターやその類の人間だろう。
力のある者だということはわかった。では、その人物は自分に害なす者か？
用心のためにトランクから三本ナイフを取り出し、臨戦体制に入る。

＞「服装が見てるだけで暑苦しいからさっさと消えろ、二度と来るな！つーか寄るな邪魔するな！」

冷静さが微塵も感じられない言動で再び相手を威圧し、
何事もなかったかのようにまた死体漁りという異常行動を繰り返そうとするアクス。

＞「悪いけど消えてもらうわ。」

容姿とは似合わない物騒な言葉を口にして、敵対心をあらわにしてくる。

＞「ああ、そう。じゃあ敵だなお前。他の街の雇われか、それとも全然関係なくて俺が昔の依頼者ぶちのめしたから
送られてきた暗殺者か、死体漁りだか知らねぇが、返り討ちだ。原型がわからなくなるまで顔を整形してやるよ…」

「あんた……クライアントぶちのめしたの？」

不良男の衝撃的な過去。
それじゃあ、信用もなくなって依頼がこなくなるでしょうに……。
ああ、なるほど。この男はそのせいで仕事もなくなって、果てしなく貧乏なのだろう。
それで高額で取引されるハンター証を見て目が血走っていたのか……。
閑話休題。
思考を戻し、現状を確認する。

続きます。

相手の足が土を蹴り、こちらに高速で向かってくる。
見たところ二対一で相手側が不利、しかも子供と大人では基本的な許容量が既に違う。
それでも正面からやってくる辺り、能力に自信をもっているか、何か勝算がある策を持っているか。
見えない部分が多い間はうかつに攻撃をするのは危険。
と、間合いを詰めてくる少女の姿が、幻術でも見せられているかのように増えていく。

＞「おいおい、これがニンジャって奴か？分身ってのはすげぇな…」

余裕なのかもともとがそういう性格なのか…。随分とお気楽な態度でそれを眺めている。
その分身を凝で確認する。
念で具現させた分身ではないのはわかったが、分身の正体はつかめない。
＞「めんどくせぇ、纏めて攻撃すりゃいいか…」

轟音とともに、風を縫う音がした。
アクスがアスファルトの大きな塊を蹴り、砕けた複数の破片を前方広範囲に散らせて攻撃。
それに呼応するように自分も4本のナイフに念をこめ、その切っ先だけを僅かに上がる。
殺気。尖った、鋭利な、一本の殺気が、その眼光から漏れている。

「これで終わりだと助かるけど……そんなにうまくいかないわよね。」

そして、ナイフを投擲。
生き物の魚のようにアスファルトの欠片を掻い潜っていく。
手足のように操り、向かう先は本体か分身なのかも見分けがつかない4体。

>>431
【ニートンタウン放送局前】

＞「あ、おーい！」
熊擬きが呼び声と共に走り寄ってきた。スカル達から適当な間合いで止まる。 （ん、止まったぞ。やっぱり敵じゃないのか？）
＞「くくく、貴様らが例のハンターだな？貴様を待っていた女は既に殺したわ。貴様らもすぐ後を追うが良い！」
（例のﾊﾝﾀｰだな…？待っていた女…（ﾍﾞﾝﾁの奴か!?）は殺した!?何でこいつ俺が待ち合わせしてる事知ってる!?まさか…念能力か？
―いかん、考えてる暇はない、ｱﾅｻﾞｰｽｸﾘｰﾏｰ!!俺を守れ!!）
＞「受けてみろ！必殺、スーパー・グレネード・サンダー！！」
（しかし、今さっき思いついたような名前だな、まあいいや、こっちの準備は整ってらぁ！くたばりやがれっ）
大きな赤い布がばっと熊擬きを覆った。くるくると巻き付く。〜
、いつの間にか巻き付いていた赤い布はベンチの下に落ちていた。
（いいぃ―――――っ！？
　ﾍﾞﾝﾁにいた女？死んでたように見えたんだが…てかﾍﾞﾝﾁに熊擬きが移動してるよ！しかもなんか死んでるよ！
　熊が逆に。）
＞「……なーんちゃって！ふふ、びっくりしました？」
（そりゃびっくりするだろ。）
「うん、びっくりした」
＞「待っている間にあのキメラアントが街に入ってきたものだから、仕留めついでにちょっと悪戯しちゃいました。怒らせてしまっていたらごめんなさいね」
（そりゃ怒るよ。あ、謝ってるよ。）
「いやいや、お構いなく」
（やっぱりあれがキメラアントか）
＞「はじめまして、スカルド・スクリーマーさんとそのお連れの方ですね？私はバズゥー。
　〜若輩者ですが、よろしくお願いします」
「やや、こちらこそよろしく。」首を垂れるスカル
＞「…ところで、お連れの貴方もハンターでしょうか？仕事が仕事なので、できれば人数は少ない方がやりやすいんですけど……」 「いや、こいつは…」

言い掛けたところで止める…
止める。止める。止める。――何を？
自らの仕掛けたﾄﾘｯｸﾊﾞﾗｼ、動転している頭の強引な回転、そしてなにより、相手への信用を、止める。
自らを諫める。落ち着け。静かに構えろ、白骨のように――――

「っと」
（懸河の弁に流されたな。ゆっくり、整理していこう。）
まずは状況理解だ。ｵｲﾗの事情を知ってる熊が襲い掛かってきたが、赤い布と共に女が表れた。しかもそいつはﾍﾞﾝﾁで死んでいた女にとてもよく似ている。代わりに熊が死体になっている。様子は全く同じで。

続き

念能力――これは間違いない。今分かっているのは、熊と女の位置とｽﾃｰﾀｽが綺麗に入れ替わった事。そして目の前にいる女は偵察員。これも確実だろう。詳しい情報を持っているし。そしてなにより、この小柄な女が熊を倒したって事。つまりｵｲﾗが女から聞き出すべき情報は
・女の念能力
・熊の殺害方法
・政府の意図
・キメラアントの特性、特徴

する事はそれだけで良かったはずだ。飽く迄事務的な事は。
しかしこちらで処理しなければならないことが二つ残っていた。一つは罠の解除
そして何より、自らを納得させることだった。
憤怒の念がないといえば、嘘になる。嘲笑とも挑戦とも取れる彼女の言動は、元来温厚なスカルに警戒の二文字を与えてしまった。
罠を彼女へ仕掛けるという行為は、自然な発想だった。

【続き】

考えが固まると、スカルは小芝居をはじめた
「今の、すごいね。後ろの死体と入れ替わったように見えたんだけど。」
はっと思い出したような表情をする
「ええと、自己紹介が遅れたね。そうです。ｵｲﾗはｽｶﾙﾄﾞ･ｽｸﾘｰﾏｰ。こいつはｵｲﾗのﾊﾟｰﾄﾅｰ、名前はネカ。」
そしてまた、わざとらしく相手の言葉を飲み込むフリをする。
「人数は少ない方がやりやすい〜か。確かにそうだね。こいつはあんまり強くないし。
でも実は今、ｵｲﾗの念能力でネカを話ができないようにしてるんだ。理由は、今はいえない。だからネカは、今ｵｲﾗから離れられないんだ。
でも、ﾊﾞｽﾞｩ。君が今し方行なった念能力、そこにいるキメラアントの殺害方法。それを教えてくれたら、ｵｲﾗも教えるよ。ｵｲﾗの念能力。実は君が話してくれることが、ネカの解除条件とも関係してるんだ。
そうすりゃ、お互い理解できるし、ネカには帰ってもらえる、いろんな意味で随分と仕事がやりやすくなると思う。」不適な笑みを押し殺すスカル。
少しずつ、情報を頂き、罠にはめてやる。

どうせこっちは見てないだろうから貼ってやるよありがたく思え

488: 2005/07/30 00:17:45 [sage]
ハンタスレの骨へ
カタカナを半角でやられると読み難いです
無理して頭脳戦やるより素直の方が初心者向けです
あとの突っ込みどころはGMからの赤ペンを待ちましょう

>466-467
二つに分ける必要なくね？

>460-461　>463-464

クライアントの秘密を守る為の建前としての発言に対し、怒鳴り声で返してきた。
＞「ああ？うるせえなぁ……こっちは忙しいんだから失せろクソガキ。生活がかかってんだよ！」
それは正に殺気の塊と言える。しかし怯んだ様子すらない。
(誰がクソガキよ！あの男腹立つわね…！
…脅しのつもりかしら？でも…私はあれで怖がるほど甘い人生送ってないわよ！
本当に怖いのは…横にいる、顔は自然な笑顔で冷静な風を見せつつも、
目では笑ってなくて殺気を発しているタイプなんだから！
…少し落ち着かないとまずいわね。)

内心ではかなりキレてはいるが何とか落ち着かせようとする。
そして、荷物漁りをしようとしていた時の動きを思い出す。
(言っている事からして金銭欲は強いタイプね。念能力者が生活がかかっているって言う程欲しがる辺り、
多分ライセンス狙いよね。あの死体、どう見ても正規兵じゃなさそうだし。これは上手くすれば利用できるわね。)

＞「服装が見てるだけで暑苦しいからさっさと消えろ、二度と来るな！つーか寄るな邪魔するな！」
「一山いくらのチンピラが吠えてるんじゃないわよ！」
(…悪口に品が無いわね…物欲の権化？…いえ、それを言うなら私はもっと酷いわね。
それはそうともう片方。判断は適切。面倒なタイプね。ナイフを取り出した…けど、
戦場で常にトランクを開けてナイフを取り出すチャンスがあるとでも思っているのかしら？
それとも…取り出す必要が無い？…だとしたらあんなに持ち歩く必要はないし…
多分トランクにもあるだけね。だとすると…少なくともナイフ絡みの力が何個かあってもおかしくないわ。)

仕掛ける前にも色々材料が入る。そして宣戦布告をした後、チンピラ風味の男が言い返してきた。
＞「ああ、そう。じゃあ敵だなお前。他の街の雇われか、それとも全然関係なくて俺が昔の依頼者ぶちのめしたから
＞送られてきた暗殺者か、死体漁りだか知らねぇが、返り討ちだ。原型がわからなくなるまで顔を整形してやるよ…」
片方は予想通り乗ってきた…が、衝撃の事実にそこそこ驚いた。
(いくらあの男がチンピラ風味とは言え…暗殺者送りかねないようなヤバい依頼者をぶちのめしたですって…？)
思っていると、もう片方から言葉が漏れる。
＞「あんた……クライアントぶちのめしたの？」
(知らないって事は少なくとも長い付き合いって訳じゃないわね。多分急造コンビね。)
色々とわかってきた。技で分身を出しつつも先手を与えるのが狙いなだけに、
当然相手の正面からの攻撃に対応出来る程度の高速で接近を始めている。

＞「おいおい、これがニンジャって奴か？分身ってのはすげぇな…」
そう言いつつも凝をしていない事に驚いた。
(あれだけの力があるのに凝はしていない…？修得してない訳じゃあるまいし、
ネタが割れてる…なんてことは無いわよね。もう片方はして来ている…。)
＞「めんどくせぇ、纏めて攻撃すりゃいいか…」
(なら…問題ないわね。口と考えを使い分けてはいなさそうだし。)
大量のアスファルトの散弾がかなりの速度、密度で迫って来る。
更に、明らかに操作を受けている4本のナイフが投擲される。
最初に取り出したのは3本。どうやら別の所にも持っていそうだ。
(…片方は多分強化系まっしぐら。もう片方は…あの速度と精度を見ると
操作系の可能性が高いわね。ここは、あの手の為にもかましておく必要があるわね。)
足を止めて小太刀も構える。…と、円の範囲内にアスファルト片が入ってきた…瞬間、
2人にはアスファルト片までもが増えて見える。もちろんそれはナイフも同じだ。
しかも増えた物と実物に見た目の差は全くない。視角を誤魔化すという性質上、
範囲に全体が入ってしまうと、それも外からは増えて見えるのだ。
円の中心が本物という判断方法はあるにはあるのだが、動きが非常に早い為
凝を解除すると途中でどれが本物か判断がつかなくなる場合もある。
(…よし。やるわよ。まずはあの男を…)
アスファルトの欠片がより小さくてすむ位置に動きつつ、風を斬るような音を響かせてアスファルトを時に斬り、
時に振るう風の余波をも命中を防ぐ手段とする。もちろん周をした二刀によるものだ。
ナイフも速度を考えれば極端に急激な方向転換は出来ないと踏んで迎撃を行う。

が、実はそれだけではなかった。
その剣の動きの一部を剣を利用した念弾にも使用しており、イル･フィールの脚部にむけて、
隠を使わずに一発を飛ばす。しっかり両足に命中すれば発生する、
破壊が非常に困難な念の氷が足の動きを完全に止めるし、片足でも片足を地面に固定するだろう。
…アクスに対しても、隠を使わずに、同様の足狙いの一撃を仕掛けている。
しかしアクスに対しては、それに対する動きも予想しての、
陰を使ってある、左手の動きを完全に氷で封じる為の念弾も放っている。
それぞれの速度は相応に速く、単発での命中を狙うとしても不思議ではない水準である。

>463-464>470-471
>「あんた……クライアントぶちのめしたの？」
「あんまりムカついた上に、契約不履行しやがったクソジジイだったからつい…。確か護衛のヤクザな人を、
二十数人病院送りにしたな。念が使える奴はいなかったが…」

苦い記憶。その後しばらく依頼が来なくて困ったっけな…。
貧乏暇無し。久しぶりの依頼だけにこれを失敗したら今度こそ死ぬ。餓死。
いやいやその前に、このガキはかなり強い。こっちがやられる可能性も少なくはない。
意識を敵に向ける。よくも一山いくらのチンピラ呼ばわりをしてくれたものだ。気にしてるのに…

蹴り砕いたアスファルトに混ざって数本のナイフが突き進むのを確認し、敵の動きを観察する。
恐らくナイフはイルの攻撃。弾の間を縫うように進んでいくからには、操作系だろう。
自分が隙を作ればトドメ役になって貰えるはずだ。
これは便利。遠距離戦とレーダーの両方を任せられる。今なら同じ物がもう一つ。お買い得です。

そして敵よりある一定の距離からの散弾の増加、一糸乱れずに同じ動きをする敵の分身たち。
全ての散弾をかわし、時には切って更に迫る、暑苦しい格好が複数。
(弾まで増えたってことは、範囲内の物を増殖したように見せてるってことか…何系だ？)
早さからいって強化系か、それ寄りの能力……変化、もしくは放出だと思うのだが今の段階では確証がもてない。
……敵が何系かもわからない内に正面から行くのもバカらしい。まだまだ間合いはある。直ぐに詰められる間合いだが……。
蹴りを放った足を、地面に下ろしたところで地を這うような念弾が打ち放たれた。
かなりの弾速だが、あからさますぎる。これは何かある、反射的にそう直感した。
(避けろと言わんばかりの攻撃だな、おい…。早いには早いんだが、まさか俺に当たるなんて思ってないだろ。
前に出ている俺は強化系か、それに近い系統だと思われてるはずだしな。身体能力は高いとは思ってるはずだ。
となるとこれはフェイク。回避した場所に本命が来ると思うんだが、それは後衛を狙ってるのか、前衛を狙ってるのか…)

寝ている小人が持っているメーターを４消費して、オーラの出力を若干上げた。その上がった出力を全て目へつぎ込み、凝を発動。
目に写った念弾は、新たに一つが追加された三つ。やはりあからさまな二発はフェイク。
見つけた一発が本命だと思われる、自分の回避先を予測しての攻撃。

【続きあり】

【続き】

(やっぱりか。ったく、抜け目がない奴だ。こういう奴は引き際も間違えないからなぁ…)

自分に向かってきている回避を予測しての一撃に対する方法は簡単だ。動かなければいい。

「わかってるとは思うがな！足下、一発行ったぞ！」

イルへの警告のためそう言うと、一歩下がって自分はもう一度アスファルトを蹴り上げた。
さっきよりは若干小さな……といっても充分な大きさだが、それが念弾の軌道上に放り出され、着弾。
それが氷に閉ざされ、地面に落ちる。

「……また厄介な。当たったら風邪ひいちまうな、こりゃ」

オーラを冷気に変える変化系と、放出系の能力を高いレベルで組み合わせた、念弾。
ならば両方をそれなりに使える、強化系と推測できる。ただし…
(多芸な分、純粋に身体能力だけで見れば俺には劣る。だがスピードは……若干負けてるか。
下手に接近戦が出来ねぇな…手数で負けてる上に相手は得物持ちで行動封じもあり。こういう奴は嫌いなんだが…あーウザイ)

自分を狙ったもう一発は回避行動を取らなかったために脇を通り抜けていった。
だがしかし、あれがいきなり弧を描いて戻ってきたら困る、正直困る。無いとは思うが。
(一応、もう少しだけ様子見してみるか…)

此方からも間合いを詰めるように走り出し、先ほどの氷漬けのアスファルトの直前で突如急ブレーキ。
サッカーボールを蹴るように勢いよくミントに向かい蹴り飛ばした。
氷の強度を確かめるために強めに蹴ったが砕けず、一発の大きな砲弾として氷塊が迫る。
更に間髪入れずポケットから小石を掴みだし、手首のスナップを効かせて投げつけた。掴みだした小石は五個。
蹴りの勢いで砕けた分だけ速度が落ちていたアスファルトに比べれば、かなりの早さを獲得した小石。
だが一つ一つの大きさは小さく、威力は落ちているためダメージはほとんど望めないだろう。
当たってもかなり痛いと思うのが関の山だ。
双方共に目標は複数ある残像が配置されている中心となっている。

ごめん

ごめん、誤爆った

すまんage忘れた

すまんsage忘れた

すまんage忘れた

「いてててて…」
ひとっ飛びで南ブロックに着いたのはいいが、着地に失敗し塀にぶつかった。痛みを堪えしゃがみ込みつつ周りを観察する。
（制圧後…か？）
キメラアントはわらわらといるが人の姿は見当たらない。アーバン市南ブロックは既に壊滅、制圧された後なのだろう。
西ブロックからだというのは聞き間違いで南ブロックからだったか。それはいい。それは問題ではない。
物陰に隠れ地図を広げる。南ブロックを制圧、西ブロックを侵攻しているということは…。
（狙っているのは…北ブロック？）
北ブロック地区。そこにははっきりと「アーバン市政治府」の文字が。まさかキメラアントは、ここを狙っているとでも？
おかしい。有り得ない。捕食という本能が蟻にとって最優先事項のはずだ。政治府を狙う意味が分からない。
それに、ならば北ブロックから攻めればいいだろう。空を飛べばいいし、わざわざ南ブロックから北上？あからさますぎる。
…政治府狙いだと思わせている？そこに防衛側の戦力を集中させようとして？──キメラアントの本当の狙いは、何だ？
さっきまでなら「蟻は何も考えていないから」とでも理由づけて納得できただろう。しかしここまで不自然が続くと…。

（とりあえずはこれからの行動だ）
この不自然さ。それをなんとかして払拭してやりたい。どちらに向かう？このまま南ブロックを探索か、一転北ブロックか。
束ねている蟻を見つける。それが一番だ。なんとか情報を聞き出すことが出来れば…それが解決の糸口となる。
すると北に向かうべきか。統率しているのだから、先頭に立って侵攻しているのではないか。先回り、待ち伏せ。
しかしさっきの考えが頭に引っかかる。北を狙っていると思わせて…という考え。北に行くのは、罠かもしれない。
それに、統率者が先導していないことだってあろう。南ブロックで、指示を出しているかもしれない。
（どっちだ？どうするべきだ？北に行くが是か、南に留まるが是か。動くが是か、動かずが是か。非は、どちらだ？）

数分の葛藤の末、近くを気にしつつ忍び足で歩き出すトゥール。向かうのは…南ブロック中心部。北には、今は向かわない。
いくらなんでも、キメラアント多数に多方面から攻撃されたら一対一では勝ってるいても厳しい。出くわさないよう慎重に。
歩いている時でもまだ葛藤はしている。内容はさっきとは違うが。むしろ考えたくないこと。考えなくてはいけないこと。
運良く位の高い蟻に会うことが出来たとしよう。どうやって情報を聞き出せばいいのだ。その方法が…分からない。
戦って勝つ？そんなのは夢のまた夢のまた夢だ。年下の少女にも遅れをとっているのに、勝てるかどうか、考える迄もない。
結局有効な解決策もないまま、一歩一歩と、トゥールは先に進んでゆく。

そしてトゥールは死んだ

ガンピうぜ

ガンピトゥールうぜ

>472

強化系らしき側が、突然オーラの出力を高めて凝を使った。
相手の性格からしてしっかりと展開をせずに、温存していたとも思えない。
確かに可能性はなくもないが、何らかの手段で予備動作無しに
通常以上の念を出す事ができると思って良さそうだ。
(…アレに対しても有効に見えるけど…でもアレは射程内なら一瞬。しかも
仕掛けるのと防ぐのではタイムラグがある。…これ以外の能力次第では…いけそうね。
まぁ、あれは見られた以上防がれるでしょうし…次は…。)
アスファルトを盾に防がれ、それが氷に閉ざされる。
＞「……また厄介な。当たったら風邪ひいちまうな、こりゃ」
予想はしていたので余り気にはしていない。相手は間合いを詰めて
先ほどのアスファルトを蹴って来た。…更に小石による追い討ちもある。
(組み立ては中々ね。種も見抜いて、多少のタイムラグを作るだけ。
ならそろそろあのやり方で行こうかしら？それで仕留められれば良いけど、
期待できても片方だけね。…最後のアレは多分必要よ。)

「操作しているナイフはともかく、石なんかじゃ当たらないわ。」
(至近距離に来させられれば…まず１発はもらうと思うけど、そうすれば…決まりよ。)
一端分身を消し、太刀を鞘に収めつつ思いっきり横に跳ねて避ける。そのまま、
壁を蹴って次の壁に跳躍すると同時にナイフを一本、心臓目掛けて投げている。
更に次の壁に行く途中にナイフが三本、今度は首、鎖骨、鳩尾を狙って投げられている。
それぞれ速度は相当速く、そのまま立って防ぐのであれば流を要する公算が高い。
(…これで動いたら多分そこそこはいけるね。…狙いは最小限の動きで避けるのは難しいのばかり。
この距離でなら両足が地面から離れるタイミングがあれば、着地点に念弾を見舞う事もできるもの。)
…動きは先程よりも明らかに早い。今度は次の壁に足をついた時ににキィンという音と
ナイフ3本の投擲が為される。…が、そのナイフ、3本とも先ほどと違い、
刃どころか、ナイフ全体が氷で覆われている。威力も普通のナイフとは一味違うというのは想像に難しくないだろう。
因みに鍔鳴りは念弾の発射にも利用されており、今度は右腕と胴を氷結させんとしているのが窺える。

…そして、その次の壁への接触前にナイフを2本投擲する。
更に、そのナイフが到達する少し前に鍔を2回鳴らす。
ただ、鍔の音はフェイク。それを凝で確認しようとすると、
防御では間にあわなくなり回避せざるをえず…という狙いである。
(これで失敗しても至近距離からの一撃しかないと思わせるだけでも意味があるし…ね。
そうすればこうやって動いている以上私に利がある空中戦に乗らざるをえないわ。
…多分、狭すぎる屋内や、動くには便利でも、念弾を仕掛けにくい森とかで
2人を相手にする羽目になったら、相当厳しい、勝ち目があるかすら怪しい戦いになったんでしょうけど…
ここなら可能性はそこまで低くはない。…もともと敵なんだし、倒すにはチャンスね。)

そして次の接触点では氷で覆われたナイフ3本を投擲。更に念を押して、
それすらも隠蔽の材料として手から隠をかけた念弾を放つ。これのターゲットは膝だ。
成功すれば膝の動きを封じ、膝のバネを使った動きが難しくなるので相手の動きを鈍らせる事ができる。
剣のものから比べれば明らかに遅いのだが、丁度ナイフ投擲直後の手の形で
放てる事もあり発見はより困難だったりする。
因みに小太刀はイル対策の側面もあり、ナイフによる攻撃があればそれも利用して対処するつもりなのだろう。
ちなみに、飛び退こうと動いたりすると、その次のナイフが着地のタイミングより前に来てしまう公算が高い。

最強厨？

『ニートンタウン放送局前』

>465-467

スカルが、バズゥーに念能力と、キメラアントの殺害方法を尋ねる。
「いいですよ」
バズゥーはけろりと言った。
「と言うより、知っておいていただかなければいけません。これから私達が向かう場所というのは、私達が互いをよく知り最大限に協力しなければ無事には帰れない場所ですから」
バズゥーは右手を差し出した。そこにオーラが集まったかと思うと、掌の上で本の形を形成する。
「 『大好きな双子のあなた（ﾗｲｸﾗｲｸﾕｰ）』 。それが私の能力の名前です。能力は【要旨の交換】」
言いつつ、本をスカルに見えるようにぺらぺらと開く。中は１ページに２枚の写真の入るファイルになっており、最初の方のページに３枚の写真がストックされている。どれも人物のブロマイドで、老爺が２枚と悪そうな男が１枚。
「私が対象の頭に一定時間触れると、その相手のブロマイドがこのファイルに保存されます。そしてこのブロマイド１枚につき１回、変身能力が使用できます。私が相手の容姿に、相手が私の容姿に。
対象の相手は、使用者の私が解除するか、意識を失うか、もしくは規定の時間が過ぎない限りは何があっても変身は解けません。たとえ命を失っても」
あの通り、と言って左手でさっきのキメラアントを見るよう促す。
バズゥーがぱたんとファイルを閉じると、一瞬遅れてファイルは消えた。
「これを利用することで、敵地に侵入しても危険は及びにくくなります。私が変装できるだけでなく、現地人が侵入者の私になって敵の注意を引き付けてくれるんですからね。疑われる余地も少ないです」
そして、とバズゥーは喋り続ける。
「スカルさんの言葉を奪う能力と組み合わせれば、この能力はさらに有効に使えると思います。今までは変身させた相手が当人しか知りえない事を喋って仲間の信頼を得る可能性があったんですが、口さえ封じればバレる心配が限りなく少なくなりますからね」
バズゥーはおもむろに歩き出した。近くに停まっていた高級そうな車のドアに右手を付けると、ずぶ……と指を減り込ませる。そのまま握り、掴んだ外装部分を千切り取った。スカルに微笑んでみせる。
「そして、これが殺害方法です。私、生まれつき握力が異常に強いんです。オーラを集めれば、指先だけなら強化系並の芸当はできます。さらに勢いも付けると」
バズゥーはさっきの車に向かい、拳法の如き構えを取った。掴み掛かるような形の右手にオーラが集まる。
「覇っ！」
ズドン！……右手が轟音とともに扉をぶち抜いた。車体が揺れる。
バズゥーが右腕を引き抜くと、壮絶に凹んだ扉には綺麗な丸い穴が空いていた。ふうと息を吐く。
「……こんな感じです。念指砲、と私は呼んでいます。さっきはこれで腹を打ち抜いた直後に容姿交換を行いました。使ってから相手が死亡するなら有効ですが、死亡した後では能力は効きませんからね」
バズゥーはにこりと笑った。
「これが私の手札の全てです。今度はそちらの番ですよ」

『アーバン市内南ブロック』

「……うむむ」
地面に寝そべって惰眠を取っていた師団長ヤンバラは、突然の日差しを浴びて目を覚ました。日陰で寝ていたつもりが、太陽が高くなって影が短くなったせいだ。
「……」
身を起こし、辺りを確認する。あちこちに転がっていた死体や肉団子が消えている。既に雑務兵があらかた運び出したらしい。
まだ残っている雑務兵は暇そうに死体を捜したり、ヤンバラの様子を見ていたり、ただうろうろしている。
ヤンバラは立ち上がり、伸びをする。とりあえずは状況の把握を。
「（……マハ、聞こえるか？応答しろ）」
師団長補佐のマハにテレパシーを送る。返事はすぐに返ってきた。
『（はっ）』
「戦況はどうだ？政治府はとっくに制圧したか？ルードウィッヒの奴の泡食う様子が目に浮かぶわい」
ヤンバラはにたりと笑う。
『（い、いえ……それが）』
「（む？どうした、言ってみろ）」

マハは説明した。ハンターの想定以上の数。中でも、数人は自分達でさえ手に負えないこと。
攻め込んでいた部隊のほとんどは壊滅し、あのヤンヤンまでもが殺され、自分も深手を負ったこと。

「馬鹿な」
ヤンバラは呻いた。ハンターと自分達、双方に多少の被害は承知の上とはいえ、全滅までさせるような手筈ではなかったはずだ。
いや、だがルードウィッヒはそんな事は言っていない。彼の言う「多少の被害」というものは、全滅させかねないレベルまで含んでいるのかもしれない。
もしくは、向こうにこちらのささやかな反撃が気取られていたのか。……だとしたら非常にまずい。
とにかく、ルードウィッヒの意向を知る必要がある。

『（ヤンバラ様？）』
「（マハ、ルードウィッヒは見たか？）」
『（いえ、私も戦闘に夢中でして。少なくとも私に接触はしてきていません）』
「（そうか。……ひとまず合流しろ。南ブロックだ）」
『（了解しました）』

ヤンバラは必死に考えを巡らせていた。何故こうなったのか。
状況によってはこちらが激怒できる。が、状況によっては向こうが激昂し『リュドミラ』を使われかねない。慎重に出るべきだ。

と、ヤンバラは向こうに人影を見つけた。子供だろうか。
だが、今ここにただの子供が来る可能性は考えにくい。それに、身のこなしがただの子供には見えない。ならば、おそらくは自分を探しに来たルードウィッヒの使い。ファースナルのハンターに違いない。

さて、自分に何を伝えに来たのか。謝罪か、激怒か、ただ単純に今回の作戦の締めの事か。
ヤンバラは頭の中で色んな状況のパターンを練りながら、子供に近づいていく。

>479
「お前、ファースナルのハンターだな？」
少年ハンターに、ヤンバラは若干強張った声で尋ねる。
「ルードウィッヒの手の者だろう？前線にいなかったわしを探しに来たんだろうが……いや、別にさぼっていたわけではないぞ。ただ、この街の戦力があまりに弱かったから、わしまで戦っては本当に政治府を陥落しかねなかったからだ」
……我ながら完璧な言い訳だ。ヤンバラの緊張した顔に思わず笑みが差す。
これで本当に陥落しようとしていた事も、さぼっていた事も同時に解決できる。
「……さて、うむ、わしから言いたい事もあるが、まずはルードウィッヒの用件を聞こうか？」
ヤンバラは怯まないように、かつ傲慢にならないように気を付けながら少年に尋ねる。
しかし、それらに気を付けている様子までは隠しきれてはいない。

>470>471>472>473

砕け散ったアスファルトの群れがある一定の距離まで近づいていったとき、錯覚なのか数が爆発的に増えた。
それと同じように自分の放ったナイフの数も比例して増えたことに疑問を覚える。

「あの少女は分身の対象を選べない。本体に近づくとものを無差別に分身させる、か。……鏡かしら？」

しかし、それならば凝で見たときになにかが見つかるはず。
もう少しちょっかい出してみればわかるかも――。
敵はというと、アスファルトの攻撃が最小限に抑えられる位置へと巧みに動きながら、こちらへの進撃を緩めない。

そして、自慢のナイフも軽くいなされて少女の後ろを通り過ぎていった。
ナイフをターンさせて背後をつくにしても、その時には彼女の次の一手が迫ってくるだろう。

全ナイフの念を解除。ナイフは慣性の法則を維持しながら、むこう側へと消えて行った。
すかさず次の攻撃をするべく二本用意。
と、こちらに向けて凝で見なくてもわかるほどの念の塊が飛んでくる。
少し低い位置を駆け、狙いは自分の足だろう。

＞「わかってるとは思うがな！足下、一発行ったぞ！」

「わかってるわよ。そっちも隠れてるのがまじってるから気をつけなさい。」

軽い警告をしてくるアクスだが、状況はそちらのほうが悪い。
凝で確認したところ、既に隠でオーラを姿を消している念弾を発見している。
強化系のアクスを先に始末しようという魂胆がみえみえだ。
腕を前に掲げて眼を細めて念じると二本はカチャカチャと音をたて動きだす。
片方は念弾を迎撃するために鋭く風を突っ切り、片方は近くの空中に刃を敵に向けて待機させる。
迎撃したナイフは念弾と接触した瞬間に氷漬けにされ、ゴロゴロとあてもなく転がっていった。
アクスのほうはというとこちらが手を貸すまでもなく、またアスファルトを使って氷を防いだようだ。

＞「……また厄介な。当たったら風邪ひいちまうな、こりゃ」

「目的はキメラアントだってのに……運が悪いわね。」

――彼女の能力は氷。
さきほどの分身はどうやら、自分の周りの空気を冷やして残像を見せて
あたかも姿が増えたかのように視覚させたものだろう。
弱点は知識があればすぐに見破られるってこと。
カラクリがわかればなんて事はない。

接近戦で一気に片をつける気なのか。アクスが走り出し、敵との距離を縮めていく。
突然、足をとめて先ほどアクスが氷を防ぐために使用したアスファルトの塊を蹴り飛ばした。
強化系の蹴りでも氷は砕けることなく、敵へと一直線に向かっていく。
さらにダメ押しとばかりに小石を取り出し、それを正確に敵に向けて投げる。

＞「操作しているナイフはともかく、石なんかじゃ当たらないわ。」

さきほどまで数体いた分身が消えるようにいなくなって、本体だけが残る。
敵は迫ってくる氷を横に避け、壁を利用して跳躍し向かい側の壁へとすばやく移動していき、
スピードを維持してなお、コートに隠しもっていたであろうナイフでアクスと応戦している。

「あそこまでいくと完璧ニンジャね。勝てるかしら？」

冗談まじりで言うが、その顔にタクシーから出たときにもっていた自信と余裕の色は消え去っていた。
相手の能力は氷。それもさっきのアクスの蹴りでもヒビ一つ入っていないのをみるに、かなりの強度を誇るだろう。
強化系を半分ほどしか会得できない具現化ではない。
特質系という例外を除けば、念の性質を氷に変える変化系の可能性が高くなった。

しかし、ものを凍らすという能力は実に厄介だ。
アクスのような強化系が得意そうな接近戦ならば、凍らせて身動きを奪えば終わり。
逆に自分のように遠距離から攻撃しても、機動力を駆使するか、氷を壁にすれば難なく防げるだろう。
真っ向から勝負しても相手が上手だ、なら何か仕掛けるしかない。
トランクからナイフを補充し、こっそりとビルの開いている窓から侵入させる。
それを裏から操作していき、ある窓付近へとたどり着かせる。
後は、その場所の近くに少女を誘い込み、窓を破って奇襲をかける。

「どこの手の者か知らないけど……逃げるのなら今のうちよ？
こっちは虫退治で忙しいの。追うような真似はしないわ。」

低く、叩き付けるように言う。
拒否すれば殺す。ありったけの殺気をぶちまけ、相手を威嚇しながらの交渉。
空中に浮かんだナイフが纏ったオーラをユラユラ揺らしながら敵の姿を照らしている。
敵がこの誘いに乗ることはないのはわかっている、単なる時間稼ぎにすぎない。

>479>486
『アーバン市内・南ブロック』

ミントを追って南ブロックをひた進むが、戦いの喧騒も徐々に遠くなった一角に出てしまった。
「ふむ・・・見失ったか・・・」
見失うも何もミントが進んだ方向だけを頼りに進んできたので迷うのは当然と言えば当然だが、建物の上を素早く移動して
いったミントを追ったとしても結果は変わらなかったであろう。
あたりには何の気配もなく、ゴーストタウンのような雰囲気を醸し出しているビルの群れ。
キョロキョロと見回しているとある一方向から感ずるものがある。
独学で念能力を身につけたサドゥに『円』と言う概念はない。
だが、野山の野生動物のような感覚がその存在を感じている。いいようもない禍々しい気配とでも言おうか。
気配を絶ち、物音を立てないようにそっとその方向へ向かう。
ビルの角から覗きこむと熊のような巨大なカブトムシに猿の手足を生やしたようなキメラアントと少年が向き合っていた。
位置的にはヤンバラの背後から覗き込んでいるような状態になっている。

即座にキメラアント＝悪＝それに話しかけられ戦っていない＝布教に邪魔な念能力者
こんな単純な図式がサドゥの脳内に直結した。
両方とも倒すべき敵。この事に微塵の迷いもないがサドゥは動かない。
サドゥにとって悪は倒すべき敵ではあるが、必ず倒せる敵と言う認識には繋がっていないのだ。神と互角に戦う『悪』が弱い
となると同時に神も弱い事になってしまうからだ。
そんな脳内理論はともかく、ヤンバラから感じられる強さは肌で感じ、本能的に即座に戦いを挑むことを止めていた。
キョロキョロと辺りを見回し位置確認をするとビルに入っていった。
たどり着いたのはほど広いビルの一室。小会議室と言ったところか。正面のブラインドの下ろされた窓からは二人が良く見
えるが外からはかなり見難いのが都合が良かった。
あの体躯からしてその気になればコンクリートの壁も突き破る事は可能だろう。
そう考え壁側方面に絶の状態から最小限のオーラの放出で【どぐろ巻く蛇・封の枷】（アンラマンユ）２０個設置しておく。
アーバンに来てからの戦いでオーラを消費しすぎた為これが精一杯であった。本来なら【とぐろ巻く蛇・開の枷】も併用して、
絶の状態でありながらオーラを垂れ流しにさせ衰弱させていきたいところではあるのだが・・・
設置された罠の位置は計算され、壁側のどこから入ってきても必ず罠にかかるように設置してある。
勿論密集させて設置していないので回避は可能だろうが、かなり無理な体制を強いることになり、即座の接近は防げる。
この罠の間隔は２ｍを越える体躯のヤンバラを想定した間隔であり、少年の方が入ってこればすり抜けられる間隔である。
それでも侵入口を窓に限定すれば突破ルートを誘導する位の効果は見込めるというものだ。

設置し終わったところで強い疲労感に襲われる。もう殆どオーラが残っていないのだ。
サドゥは懐からきのこを一つ取り出し、口に含むとヨガポーズをとって瞑想を始めた。
消費したオーラを回復させる為だ。
窓から二人の姿はしっかりと見えているし、罠も多少粗めではあるが設置し終えている。
仕掛けるのは二人に隙ができ、自分も攻撃できるほど回復してからだ。

ちなみにサドゥの取り出したきのこは【ベニテングサダケ】と言う幻覚症状をもたらす毒キノコで、稀にショック状態を引き起
こす代物である。死亡率は５％。
貧しくともまだまともであった頃のサドゥはこのきのこを山で食べ、ショック症状と幻覚により念に目覚め神の啓示と思いこん
だ過去がある。
そんなことからサドゥはこのきのこを【霊茸】と崇め常用するようになっているのだ。

>483>487-488
(あー…やっぱり避けられたか。そりゃ当たるとは思ってなかったが…)
分身を収め、横跳びに氷塊と小石を避けた暑苦しい格好。それがそのまま壁を蹴り跳躍、ナイフを撃ち放つ。
さらに空中で三本、次の着地点で三本、さらに……

「おいおいおいおい、いくらなんでも冗談だろ！？」

顔がひきつった。見えるだけでナイフ１２本、大きめの念弾１発、鍔鳴りが２回したところを見ると更に２発。
この分だと隠蔽された念弾がまだあるかもしれない。おまけに動きが早くなっている。
「スピードでは若干負けている」どころの騒ぎじゃない。明らかにこちらが遅い。
おまけにこの場に突っ立っていればナイフが刺さった氷像の出来上がりだ。
弾くにしても量が多すぎる。そもそもあの念弾に触れると氷漬けだ。ナイフ以外に触れることは出来ない。
おまけに、そのナイフも氷に包まれているものがある。そんなものに触ったら何が起こるかわかったものじゃない。

「クソ、こりゃ負けるかな……つーか動きが早すぎだっての……」

口の中で呟き、走り出す。
鍔鳴りがした場所からこちらへの直線を引き軌道を推測、ナイフと隠蔽されていない念弾の軌道は見れば大体はわかる。
それがわかれば……推測できれば十分、とは言えないが何とかなるはずだ。
幸いにもナイフを放っていた場所はそれぞれ違うし、一度に放たれた本数が少ない場所が一ヶ所ある。
最も攻撃の密度が薄い場所、初めに放たれたナイフ一本だけを迎撃、包囲から離脱する。
そこに隠された念弾があればマズいことになるが仕方ない。

【続き有】

【続き】

心臓を狙って飛来するナイフの刃を両手で挟み、白刃取りの要領で受けた。早いが……何とか目で追えたし止められた。
片手で掴める自信はなかったのであえて両手で挟み込むようにだ。それをとっさに袖口へと放り込み、走る。
そのまま道路脇に死体が転がっている場所へ逃げ込み、手頃な死体をそれぞれの手に掲げた。
(人間と蟻の死の尊厳とやらより、生きている自分の命の方がどう考えても大事だからな…)

狙いは見れば解るだろう。盾だ。死体を盾に次の攻撃をやり過ごすのが目的。
辺りは死体漁りの対象となるほど死体が有り余っている。これを利用しない手はない。
死者への礼儀をこの状況で気にする人間は、少なくとも狂信者くらいのものだろう。
幸せなことに神がいるなどとアクスは信じていない。
壁を背にして死体の首を掴みながら両手に掲げている姿は、追い詰められた誘拐犯にも似ていた。

「来るなら来やがれ！そっちが弾切れになるまで仏さんたちが代わりに冷凍ハリネズミになってくれるからなぁ！」

イルが交渉、というか既に威嚇の範疇だが……をしているが、こちらへの攻撃が止まる保証はない。
死体を掲げつつ攻撃に備える。とりあえず接近戦。それ以外ではどう考えても勝ち目がない。接近戦でも勝ち目は殆ど無いが…。
(ま、そこはレーダー兼後衛に期待するしかないな…上手く隙を作ってくれりゃいいんだが)
ハッキリ言えば一人で勝てる相手だとはもう思えない。ジリジリと死体を持ったまま、より盾になる物がある方へと移動していく。
ミントがイルへと向かう素振りがあれば即座に辺りの死体を霰の如く投げつける用意もしてあった。

>487>488>490>491
ナイフの猛攻を上手く当てられる可能性も避ける可能性も。
もちろん流を上手く使って防ぎきられる可能性も想定内だった。
しかし、この距離で、しかもナイフの連撃の中で一つを受け止め、
そのまま走ってその隙間を突破するのは流石に意外だった。
念弾もナイフも元々彼がいた場所に集まっている。
しかし、一つ運がいいのは道路脇に逃げ込んだ事。ある程度分断できたという解釈もできる事か。

＞「来るなら来やがれ！そっちが弾切れになるまで仏さんたちが代わりに冷凍ハリネズミになってくれるからなぁ！」
死体を盾にして次をやり過ごそうとしているようだが、あの位置では恐らく同様の攻撃をしても防がれる事は想像に難しくない。
道路脇では攻撃の角度が制限されるのでやりにくいのだ。建物に飛び込まれるという、総合的に考えて最悪の状況を生む
可能性も考慮しなければならない事もある。よって離れた強化系という状態を利用して切り札の一つを使う事を考えた。
恐らく、彼でも切り札相手にそう大きい投擲物ではすぐには対処できないと考えて。
(…やっぱり、アレの出番ね。…回数もかなり限定される上デメリットもかなり大きいから余り使いたくはないけど…。)

そして、思考をイルの側に移す。こちらは執拗にキメラアント退治を目的と主張しているようだが、正直怪しいと感じていた。
それより何より、万が一それが事実なら自分の実益と任務両方を実行する大義が失われる。
そもそもああいった賢いタイプが追撃をしないなどとは考えにくい。周囲で浮かせているナイフは今からしようとしていることを考えると厄介だし、
殺気もかなりの物。しかしもちろんそれでもまだ引く気はない。
(ここは…少しでも相手に迷いを出せれば御の字ね。無理だろうけど。)
「目的がキメラアント？嘘おっしゃい！どうせ引いたって
私がアーバンを守っている限り後で戦う事になるんでしょうに！
ったく、クライアントもわざわざ外患誘致なんてして！」
しっかりと言葉の偽装を挟みつつ高速移動をしている。蹴る壁の位置の高さも下げている。
(…やるわよ…！)
「これで終わりよ！チンピラ男！」
まず、片手をコートの中に入れる。…コートの中から重そうな厚い布が離れ、重そうな音と共に地面に落ちた。
どうやらナイフが大量に納められた厚手の布のようだ。一部空きがあるのは今まで投げた分だろうか。
(これで残りは4個ね…でも、元々畳み掛ける以外に勝機は無いもの。)

そして、かなり高度が低い壁に接近した段階で太刀を抜いたまま片足に全オーラを集め、アクスではなく
イルの側に向かうように壁を蹴る。今までとは違い、壁の破損その他を一切省みない全力の蹴りだ。
それに重量のあるナイフの大半を排除した事も加わって、スピードだけで言えば
今までと比べてもかなり早い。しかしそれを多用しない理由もある。

まず一つ。一度実行したが最後、この状態からの方向転換はほぼ不可能で、止めるにも
壁に突っ込むか、若しくは数百メートル先で大きく地面を滑って止める事。もしくは足に念を溜めて
地面につけると同時に技を使い、自らの足を一時的に地面にくくりつけることしかなく、
それをすると上半身が思いっきり地面にたたきつけられて相応のダメージを受けることとなる。
はっきり言って2個目の手段は隙だらけ、他の手段でも自分へのダメージは避けられない。

そしてもう一つ。性質上、隙が多いこと。
直線的だけに攻撃は当てやすいのだ。ただしその速度を捉えられればだが。

(出来れば決定打が欲しいわね……それが無理でも、せめて相手の
手を痺れさせつつ武器を少しでも奪いたいわね。)
そのままの速度でイルに急接近する。そして、念を集めた太刀の側をその速度に乗せて保持。
イルの腹部に当てようとしつつ同時にその相手の持つトランクを、こちらも念を集めた
蹴りで蹴り飛ばそうとする。ただし、足のほうは氷流波も併用しているので
接触さえすればその瞬間その部分が彼女の足にくっつき、
持っていかれる可能性は極めて高い。
因みにほんの少しだが彼女の体に流状態での残った念も存在する。

ただ、今この攻撃を仕掛けた事自体に致命的な盲点があった。
彼女には知る余地もないが浮いている側のナイフはともかく、
その高速で向かっている方向にある建物はイルがナイフを隠したビルだったのだ。
上手く行けば相当のダメージを期待できると思われる。

そしてミントは世界を救い女王になった

ペパーミント

パティ

プティ

ハティ？

サティ

499get

500

そして５００ＧＥＴ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜！！！

ぐふぁっ

荒らすのやめてよね。僕が本気出せば君達なんてアク禁にできるんだから。

バカ発見

>486
体の全てが、拒否反応を起こす。あぁ、これが恐怖だな。それもこれまで味わったことのないほど…強く、心を圧迫する。
気づかれないように歩いたのに気づかれたが、別に隠密行動は得意ではないし、そのことは致し方ないと言えなくもないが、
なんなんだ。近づいてくる、あの蟻は。見るだけで、リアルに、近い未来を、即ち死を、イメージできるものなのか。
逃げ出したい。でも逃げ出せない。足が石になったように、蛇に睨まれた蛙のように、立ち尽くすことしかできなかった。
あぁ、死ぬ。はは、死ぬ。死ぬ死ぬ死ぬ死ぬ死ぬ死ぬ死ぬ死ぬ死ぬ死ぬ死ぬ死ぬ死ぬ死ぬ死ぬ死ぬ死ぬ死ぬ死ぬ死ぬ──。
諦めたかのように思考を停止したトゥールの耳に聞こえたのは、意外な言葉だった。思わず聞き返しそうになったほどに。

＞「お前、ファースナルのハンターだな？」
「は、はい！」
反射的に返事をしてしまった。声をかけられること自体、予想の範疇ではなかった。攻撃されてジエンドの流れだとばかり。
だからこそ、トゥールの頭の中には無数のクエスチョンマークがめまぐるしく溢れかえって、すでに飽和している。
そんなトゥールの思考を知ってか知らずか、この蟻は続ける。

＞「ルードウィッヒの手の者だろう？前線にいなかったわしを探しに来たんだろうが……いや、別にさぼっていたわけではないぞ。ただ、この街の戦力があまりに弱かったから、わしまで戦っては本当に政治府を陥落しかねなかったからだ」
（ルードウィッヒ？…誰だ？）
記憶の根底からルードウィッヒという名前と一致する人物を探してみたものの、そういい名前の人物とは会っていないようだ。
誰なのかは分からなかったが、それとは別に一つ、今までの言葉で分かったことがある。推論だが、確信に近い。
（ファースナル側のハンターに、キメラアントと通じてる奴がいる。…もしくは、ファースナル政府そのものが、か？）
そのルードウィッヒだけがキメラアントと繋がっているのならば、ファースナルのハンターだというだけで、
即ルードウィッヒの手の者…とは思わないはずだ。つまりファースナル政府が、キメラアントと癒着している可能性は高い。
（そう考えると、何も知らされてない僕とかは、単なる捨て駒ってことなのかよ）
そうとしか考えようがない。不自然が起こらないよう、キメラアントに殺されること前提で送られてきたのだろう。
（腐りきってるな）
脳内で吐き捨てる。しかし、生き延びることができれば…このネタは、使えるかもしれない。
もう一度思考を戻す。やはりキメラアントの狙いはアーバン政治府だった。しかし、陥落するつもりはないらしいが。
（この戦いは、ファースナル、キメラアント双方にどんな利があるのだろう？）
正直なところ、現段階ではどちらも損しかない。一応キメラアントは食糧の確保になるという点、
ファースナルにはアーバンを守ったという名声が得られるという点があるが、どうも割に合わない気がする。
（…くそっ）
増える疑問。消化不良の自分の脳にイラつきが溜まる。

＞「……さて、うむ、わしから言いたい事もあるが、まずはルードウィッヒの用件を聞こうか？」
（…どう言ったもんか）
少しでも不自然なことを言えば、すぐさま首と胴体がさようなら。言葉は慎重に選ばなければならない。
欲を言えば情報を聞き出したい。計画の全貌を手中に収めれば、それを使って…ファースナルを揺さぶる。
だがさすがに贅沢が過ぎる。不用意なことを言ってしまっては元も子もない。ここは、「伝令」として相応しい言葉を。
（僕を見てすぐ、「ファースナルのハンター」と言ったよな…）
自分の姿を思い返してみても、ファースナルだと結論できる要素は見当たらない。しかし、ファースナルだと見抜いた。
つまり、ハンター＝ファースナルだけだと思っているということ。だが実際、ミントのように他から派遣されてきた者もいる。
そのことを、伝えてみようか。…蟻に情報を売るということにもなりかねないが、言葉を間違えたら死ぬのだ。仕方がない。
「ファースナル以外からもハンターが来ているようです。手練手管が多く、計画の障害になる畏れがあるかと」
この情報への返答に有益な情報があるとは思えない。だが、他にあまり選ぶ言葉も見つからない。
願わくば、この蟻の「言いたい事」に有益な情報があってほしい。それを期待しつつ。

グティ

マジレスするとペパーミント・パティ

>490>491>492
＞「来るなら来やがれ！そっちが弾切れになるまで仏さんたちが代わりに冷凍ハリネズミになってくれるからなぁ！」

アクスのほうは死体を盾にして、絶え間なく飛んでくるナイフをやり過ごしているようだ。
あまり誉められるようなやり方ではないが、あの状況でよく思いついたものだ。
相手の携帯できるナイフの量というのも、限られているはずだからそろそろ次の攻撃方法に変えてくるはず。
標的をこちらに変えてくることも、可能性としては十分に高い。
チャンスは一回きり。失敗すれば、勝ち目は少なくなるだろう。

＞「目的がキメラアント？嘘おっしゃい！どうせ引いたって
私がアーバンを守っている限り後で戦う事になるんでしょうに！
ったく、クライアントもわざわざ外患誘致なんてして！」

しっかりとした口調でこちらの交渉を真っ向から切り伏せて、空中の移動を繰り返す。
クライアントがいるということは、やはり彼女も何かしら雇われている、ということなのだろうが……。
まさか本当にアクスを追ってきた刺客ではないだろうし、キメラアント側につくような人間などいないだろう。
だとすると、ファースナル政府自体になんらかの恨みを抱いている者の差し金かどうか…。
いずれにせよ、その件については自分の仕事の範疇にではない。

＞「これで終わりよ！チンピラ男！」

コートから何かが落ち、それが自分にとっては聞きなれた音とともに地面に落ちた。
爆弾か？と思ってギョッとしたが、どうやらスペアのナイフの束が納められた布が落ちただけらしい。
少女が方向転換し、こちらへ低空で迫ってくる。さきほどはそれをニンジャと表現したが、今回のはそれを凌駕している。
距離が離れているとはいえ、すぐに相手の念弾の射程距離へと入ってしまうだろう。
手には太刀。それで自分を穿つのか、能力の氷を駆使してくるのか。
いずれにしてもこちらは能力発動中で強制絶状態という制約がある。接近での攻撃はひとたまりもないだろう。
それゆえ自分は罠を仕掛けて、その緊迫した間合いを訪れるのを待っている。
そして少女は高速を駆使して、ついにトラップつきの窓付近へと向かってきた。
（かかったっ！）
わずかに口の端をゆがめ、妖しく嗤う。
それに触発されたかのように、窓ガラスが豪快に割れて中から一本のナイフが冴え光る。
狙うのは彼女の首だが、薄皮一枚で止めるつもりだ。
その後でもゆっくりと依頼人などのことを吐かせるとしよう。
そんな淡い期待を思い浮かべて、事の成り行きを見据える。

>505
『アーバン市内・南ブロック』

室内で静かに瞑想するサドゥ。
手足を身体に絡ませ不自然な身体の曲げ方でまったく動かないでいる。
目に見えているものは窓越しに写るヤンバラとトゥールの会話の姿。
距離があり、窓をはさんでいることで声は聞こえないが何かを話している事は確実である。
耳にオーラを集め凝の状態にすれば聞こえるかもしれないが、オーラの回復の為、気配を消す為に絶の状態になって
いてはそれもできないでいた。
僅かながらだが力の回復を感じるとそっと体勢をを自然なものに戻し、『とぐろ巻く蛇・封の枷』（アンラマンユ）を壁から
部屋の中央までに設置された同じ罠の後ろ。即ちサドゥの立ち居地の直ぐ前に設置した。
足元に、半ば埋めるように。

先のヤンヤンとの戦いで完全に見切られてしまったことを思い出したのだ。
無論サドゥにヤンヤンの能力を知る術はなく、凝をすることによって見破られたと思っている。
【見える】事と【見つけられる】事、そして【回避できる】事のそれぞれの間には深い溝がある。
見えるからといって見つけられるということには直結しない。そして見つけられたからといって回避できることにも直結し
ないのだ。
半ば埋められるように設置された『とぐろ巻く蛇・封の枷』（アンラマンユ）は踏むと言う面積の小さな確立でしか効果は期
待いが、見つけられる事は難しいであろう。特に宙に設置された他の罠に気を取られるほどに。

それが終わるとまたヨガポーズをとり、瞑想を始めた。
まだ隙はできていないし、自分のオーラも回復していない。だが、仕掛けだけは徐々に完成しつつある。
そっと【その時】を待てばいい。相手を倒せるだけの時を・・・

『アーバン市内南ブロック』

>505
＞「ファースナル以外からもハンターが来ているようです。手練手管が多く、計画の障害になる畏れがあるかと」

「……なんと！？」
ヤンバラは思わず変な声を上げた。想定外の返答だ。
だが、その言葉を飲み込んでいくうちにだんだんと顔がにやけてくる。なんだ、辻褄が合うじゃあないか。
他所から多くの手練が来ているから、こちらの被害は壊滅的に増した。あのヤンヤンがやられたのも、おそらく相当な数で迫られた所為だろう。ヤンヤンは少し詰めの甘いところは前から気になっていた。包囲網をかけられれば不覚をとっても不思議ではない。
ルードウィッヒが姿を見せないのも、きっとそのイレギュラー達の処理に追われているからなのだろう。そうに違いない。

つまり、当面の危機は去った。あとは自分の仕事を済ませばいいだけだ。
が。
「事情は分かった。だが、これは貴様らの怠慢ではないのか？余所者の邪魔を防ぐのは貴様らファースナルの政治力とやらではないのか？こちらは大事な兵を余計に減らされたのだ、このままおいそれと納得はできんな」
ヤンバラは途端に声を太くして突っかかる。言いがかりは本人も自覚の上だし、兵がどれだけ死のうがそう大して気にしていない。
だが、今までの不安が杞憂だと分かった途端にそれに対しての怒りが沸いてきたのだ。これだけ不安にさせられた分、ルードウィッヒに仕返ししてやらねば気が済まない。要は、ただの八つ当たりだ。
適当な大義名分を作ってこの小僧を八つ裂きにして、ルードウィッヒの前に晒してやろう。そんな甘美な想像にヤンバラは舌なめずりする。

「いいか？師団長の皆が皆、女王の為を思っているわけではないのだ。わしを含む少数派の師団長と直属護衛軍が他の反対意見を抑えているに過ぎん。あまり舐められては、わしも他の師団長を抑えきれんくなるぞ？それは貴様らにとっても本意ではあるまい？んん？」
正確に言えば直属護衛軍によって師団長の反対は完全に沈黙しているのだが、それは敢えて伏せておく。
「『ルスラン』と『リュドミラ』は照射地点固定と言っていたな。つまり、師団長がファースナルを取り囲めばそれに対しては使えんということだ。分かるな？わしらは交渉の条件としては五分五分なのだ」
ヤンバラは口元を笑みの形に歪めながら、ずいと一歩歩み寄る。体からはふつふつとオーラが滾っている。禍々しさ、力強さ、総量。どれも尋常なレベルではない。
「……さて、では対等の交渉相手の被害の等価交換ということで、わしがファースナルのハンター共を大虐殺してもルードウィッヒは文句は言えまいな？」

ヤンバラは手の骨をバキバキと鳴らしながら、尋ねた。

【ニートンタウン放送局前】

>485

＞「いいですよ」
予想どおり、の返答だった。だが、予想外の行動があった。
あっさりと見せた手の内。スカルの予想に反し、キメラアント自体は実力で倒したというのだ。念指砲なるものを用いて。
華奢な体からは想像もつかない驚異の握力。
自らもまた異常なほどの握力を有していることによるシンパシーを感じた、というのが素直な気持ちだろう。
（まさか、兄妹って訳はないよな…くひひ）
興が削がれた、いやむしろ親近感を持ったスカルは、この町に来てから見せた事のない、奇妙以外に言葉の当てはまらない高らかな笑い声を上げた。
その間バズゥーがどんな印象を受けたかは知らない。スカルは暫く自らの笑いに酔っていた。
スカルは笑い声を上げながら、バズゥーに罠を仕掛けず、能力を打ち明けることを決めた。政府からの偵察員とゆうレッテルは、もはや綺麗に剥ぎ取られていた。
「ふひひ、くくくっ」
一つ咳払いをするスカル
「あぁ、すまないでやんす。まさかｵｲﾗ以外に同じ得意体質をもつ人がいるとは思わなかったんでね」
言うなり高級そうな車のボンネットに飛び乗る。
刹那、フロントガラスが形を変える事無く抜き出された。そのフロントガラスを担ぎながらスカルは得意げに話し始めた。
「ｵｲﾗも握力には自信があるでやんす。最も、ｱﾝﾀとちょいと違うのは壊すより、この通り原型のまま抜き出す方が得意でやんす。名前は…念抜牙とでも名付けときやんす」
続き有り

スカルは続けた。
「まあいいでやんす。こちらの手札を見せるでやんす。」
近くまで寄ってくるアナザースクリーマー。スカルは覆っていた布を豪快に剥ぎ取る。そこにはアンバランスに人の形をしている、四肢が離れて浮いている犬の死体があった。
「…実はさっきまで、ｱﾝﾀを信用してなかったでやんす。喋れなくする能力なんてのは嘘でやんす。本当に頼れるﾊﾟｰﾄﾅｰになれるのか不安だったでやんす。でも、今のを見てｱﾝﾀを気に入ったでやんす。ｱﾝﾀとは組める！だから、手の内を、今度は嘘偽りなく話させてもらうでやんす」
ｼｮﾙﾀﾞｰﾊﾞｯｸを犬の手から取り上げ、持っていた二本の肢骨をしまう。ボンネットのさらに上に飛び乗ると、ﾊﾞｯｸから二本の肢骨が浮き上がってきた。
「ｵｲﾗの能力は単純明快。骨の操作でやんす。一度ｼｮﾙﾀﾞｰﾊﾞｯｸに入れた骨はｵｲﾗの意のままに操れるでやんす。ｱﾝﾀが知っておくべき情報は、『一度ｼｮﾙﾀﾞｰﾊﾞｯｸに入れた骨はｵｲﾗの意のままに操れる』ということ。これだけ言えばもう言うことはないでやんす」
軽く跳躍、バズゥーの目の前に着地し、フロントガラスを置いたスカルは面と向かって話し掛けた。
「北の森へ、行こうか」

読みにくいでやんす

ｱﾝﾀﾅﾆｶｲﾃﾙｶﾜｶﾗﾅｲﾃﾞﾔﾝｽ
ﾓｯﾄﾐﾔｽｸｼﾃﾎｼｲﾃﾞﾔﾝｽﾖ
ｺﾚﾀﾞｶﾗｻｲｷﾝﾉﾊﾝﾀｽﾚﾊﾅｯﾁｬｲﾈｰﾃﾞﾔﾝｽﾖ

矢部君、静かにしてよ。

>508

突撃をかけ始めたほんの少し後で相手が微妙に笑うのが見えた。しかし彼女の脇のナイフは動いていない。
(まさか！)
普通なら脇のナイフが動いて来ると予想されたし、それに対する保険はかけてあった。
しかし動いていないのに不自然に微笑んでいる。そこで咄嗟に気付いたのだ。
ナイフを操作出来るのならそれを罠に使う可能性自体は想像に難しくない。
いつもの速度なら対処が極端に困難という訳でもないだろう。
しかし今はほぼ真正面から突っ込んで来る上自分の速度も非常に早い。
普通ならガラスが割れる音がしてから音の方向を判断。ナイフを見て狙いを確認、防ぐ。
もしくは音がしてから方向を確認、防御のモーションに入りながらナイフを見て狙いを確認し、微調整をする事になる。
前者なら間に合う望みはゼロで念で防御はするものの首への直撃は確実だっただろう。
後者でも完全に間に合う可能性は微妙、多少威力を削げても結果は同じと思われた。
しかし今の場合ガラスが割れる前に彼女の表情で推測して防御の準備を始めた。
音で位置を特定しつつ防御モーションを続けるつもりで。これで防御が有効になる目が少なからず出た。
(成功するかは五分五分…！狙いは急所…そらされても他に当てられる可能性のある心臓のはず…。
私も運が良いわね。2個同時だったら終わってたとは言わなくとも…かなりヤバかったわ。)

音がすると同時に流で足の念を空いている手と剣に割り振って集める。
そして音で方向と距離を特定と同時に腕で防御の態勢を取り始めつつ、
剣の切先で弾きつつそれを隠をかけた念弾にも応用する為に剣を振るい始める。
そしてナイフの目で確認する。元々向いている方向だったので
時間はほとんど要らない。しかし予想が外れていた事にはそこそこ驚いたようだ。
(…首…！定石を崩して…まずいわね。)
剣と腕、両方を首を守るように動かし始める。開いていた腕の方はそこまで支障はなかったのだが
剣の方はそうでもなく、方向をずらして何とかナイフに向かわせたは良いが、
当てるつもりだった切先がほんの一瞬遅れてしまった。その結果ナイフは素通りして
彼女に向かってきた。…しかし、念弾の方に支障はなかった。
念弾はしっかり相手のトランクの側の片腕の肘を相手の上半身に固定しようと向かって行く。

そして準備していた空いていた片腕の方は、既に手首から肘の手前にかけての辺りを覆う
コートの裾の裏に自らの氷を張り巡らせて、ナイフを受ける為に用意されていた。
最悪の場合を警戒して一瞬イルに視線を巡らせるがもう一本のナイフに追撃の気配はない。
(まだあの位置なら…これさえ凌げば間にあわないはずよ！)
今までのナイフの速度には、今の状態での自分のスピードなら明らかに勝っている。
そう判断した為、攻撃後の追撃は壁にぶつかった後以外警戒の必要はないと考えた。
相手のナイフが腕の氷に直撃する。…その氷にめり込んだようだが貫通はしていない。
…と同時にその腕を引いて、勢いを後にそらそうとした。
(…間にあわない！)
ナイフの勢いは予想以上の物で、後にそらそうとしてもそれが間にあわないのがわかってしまった。
なので一応少しでもそらそうとしつつも当たりそうな位置である腹部に剣の側に集めていた念を移動させる。
…しかし腕の念は使えない。使えば確実に腕が骨折以上の事になる。
手が腹部に叩きつけられる。
念がクッション代わりになり、ダメージは軽減された事はされたのだが
それでもかなりのダメージだったようだ。直撃した時点で口を大きく開け、目を見開いている。
「…っ！」
(これはかなりきついわね…。さすがに骨は大丈夫みたいだけど…後の動きに支障も出るわ。
受けた腕も、まだ痺れてるわね。痺れが取れるまでは小太刀を握るのも難しそう…だけど、使えそうね。)
改めてその腕を後ろに振ると同時に自ら腕に出した氷を解除する。
そのナイフはそのまま体から離れる。この時点で相手との距離はもう相当近い。

ただ、突撃の勢いは多少衰えた物の、目に見えて衰えてはいない。
腕などにしても結果的に相対速度でああいった結果になったが、ナイフと人体の
質量差を考えれば全体を衰えさせるのが難しいのは当然とも言える。
(…いくらなんでも、強化系でないのにこれですらも完全にいなすほどの相手だったら、
基本の容量で大きく水を開けられているって事だもの。特質だったらそれはそれで面倒だし。)
もう、剣はいまから戻しても手遅れと判断し、足だけに念を集める準備をして、
当初の予定通り相手のトランクを奪う為の鋭い蹴りを放つ。接触のほんの少し前に
足に念を集める。…攻撃のタイミングを表情で読まれないように表情にはださないようにし、
視線の先についてもサングラスで隠しながら。

ハンタスレって一々大袈裟過ぎるんだよな。
一回の攻撃で長く描写をしても、読者としては萎えるだけ。
要点だけあれば充分。

読解力のなさを書き手に晒すなよ恥ずかしいやつめ

読解力云々ジャナクテ、俺は一回の行動に２レスも使うなと言いたいよ。

>516-517
｢突然だが…死ねぃ！！｣
空中からやってきた男、超ベジータはなんとなくミントに狙いを定め殺すことに。
勢いよく急降下すると、蹴りのモーションに入っているミントに追尾性のある気弾を放つ。

｢次は貴様らだ！！！｣
後ろにいるイルに狙いを定めると、右掌に凝縮された気の弾を作る。
この気弾は広い範囲を攻撃するのではなく、特定の範囲に多大なダメージを与える技。
｢喰らえっ！！こいつが俺のビッグバンアタックだ！！！｣
凝縮された気の弾が放たれた。だが、勇敢にもイルはベジータのビッグバンアタックを受けとめる！！！
しかし、相手が悪すぎた…
｢はあぁぁぁ！！！いい加減にくたばりやがれぇ！！！｣
超ベジータが追い撃ちとして、両手から更に気弾を追加する。
イルはビッグバンアタックごとその気弾に飲み込まれ、大爆発を引き起こす。
爆発の後にはイルがいたところを起点に、地面がえぐられたようになくなってしまった。

はいはい無効化無効化

>511-512
｢アーバンストラッシュ｣
スカルを両断した。

そんな夢を見る、勇者ダイに憧れる勇者タイであった。

>522は無効になりました

何事もなくスルーされるのわかっていてお疲れさん
参加したければちゃんとキャラ投下しろよ
それができない無能は妄想スレか雑談スレにいけ

荒らしに構っちゃ駄目だよ。

>1-526無効

一番無効にするべきなのは、名探偵コナンのコナンだ！！
アイツが捜査して、殺人犯が範馬勇次郎だったらどうするんだ？

はいはいｲｶﾛｽｲｶﾛｽ