1 :
船乗り ◆1LpJO6uvgo :
俺が生まれたこの惑星は、大陸が空中に浮いてる。
大陸間の移動には浮空船を、つまり船を使ってる。
大陸にはそこの政府があって、政府同士はたまに
武装した浮空船を兵器として戦争したりしてる。
まあ、よくあるアノ手の世界だよ、うん。
一番の貴重品は水だ。みんなが水に困ってる。
高度をどんどん下げてゆくと、眼下にはプラズ
マの閃光がほとばしる真っ黒な雲海がある。
そこに入っちまうと、船はバラバラになる。
俺は貨物船の乗組員なんだけどさ、あと1000も
したら、船を降りようと考えてるんだ。じゃあな。
2 :
Cancer cell ◆FI2q1GecFA :2005/06/24(金) 23:21:53
2
3 :
名無しになりきれ:2005/06/24(金) 23:22:57
天空の城公爵
警察だ! 金を出せ!
浮空大陸を無線ネットワークで繋ぐここでなら、俺と同じような
疑問を持つ人に会えるかもと思うんだ。いつかね。
国籍:【西十字大陸】
職業:【貨物船乗組員・滝田運送所属】
役職:【操舵手補佐(パイロットの隣に座るアレだよ)】
階級:【平社員】
名前:【船乗り】
年齢:【18】
性別:【男】
学歴:【中等学校卒】
係累:【実家に両親一組と妹一人】
特技:【遠目が効く】
資格:【3級航法士、3級副操縦士、フォークリフト運転】
まあ、他にも趣味とか癖とか魔法とかあってもいいよな。
俺は無趣味だけどさ。
〜備考〜
月給は18万Neiくらい。最近は仕事中にふと考え事を
したりして、社長にどやされてる。恋人はいない。また
戦争が始まりそうだっていうんで、仕事が増えてるよ。
>2
仕事が早いのだな。早い仕事は利益につながるそうだぜ。
>3
お城なんてのがあったのは大昔だ。そのころの浮空船は
木材で作られていて、かなり燃え易かったらしい。今も
大して変わりないそうだけど。
>4
俺の知っている警察と違うな。どこの政府の警察だい?
>5
俺は気が長い方だから大丈夫さ。ゆっくり読んでくれよ。
あんたも船乗りかい? 高給取りっぽいな。
とりあえずあっちの大陸まで行きたい乗せてくれ
>8
えっ?! 俺の乗り組む船は貨物船だよ。客室なんて
備えてないし……まあいいか。社長と交渉してくれよ。
それにしてもお客さん、ずいぶんと立派な身なりをし
ているね。偉い人なんですか?
>8
今日は満載だから余裕はねえな。操縦室に部外者を入れるのも、
法律で禁じられているんでね。あきらめて他をあたった方がよ
くないかい? どうしてもと言うんなら、手はあるんだがね。
11 :
名無しになりきれ:2005/06/25(土) 00:53:41
はさみじゃがー浮遊船舶スレ
浮遊大陸か、空賊とかいんの?
困ったもんだな今日中に出ないと大変なことになるんだ
ももんがー大飛行物語
15 :
名無しになりきれ:2005/06/25(土) 04:09:09
バハムートラグーン
空賊のドーラ一派がこのスレの財宝に目をつけたようです
_ 、_ ,. ,./i,.
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`フ ./`'''7´ `y´ `ヽ、,.-‐''""'‐y'.:.:.:.:.:.:.:.:._,.-'"__,,. -''^ヽ、,_ヾ ヽ ヾ、 ソ
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 ̄´-ニ',,. -'" `‐ --''゙、`.:.:.:.:.:.:.:.:.:.. . . ..l | | |.:.:.ノ ,.=-=、`' ' ' _二, i'.:.:.:ノ'"  ̄
ヽ、,,__,,,.-、.:.:.:.:.:.:.:.:.:.l ! | |.:/ '‐‐( Oi ゙i r' Oノ/_,ノ
゙ヽ、,,,_,,{゙、i,l |:.i, ,. 、`ー‐' ,. ヽ=' i
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プロムナードシリーズ?
>11
お前は同業者だな? クラブ・ジャガー? いい船を浮かしてるな、ウチと
提携しないか? 取り分はウチが7割おたくが2割で。
>12
空賊というか、食い詰めた猟師とか軍から脱走した軍船の連中が時たまに船
を襲うわな。専業の奴等に狙われたら、まず逃げ切れんよ。プロは軍隊が巡
回するエリア内じゃ、まず仕事はしないのだ。
>13
よしきた、困ってるお人を見捨てるのは俺の流儀じゃねえ、窮屈だけど貨物
室に入ってくれ。そのコンテナの上に上がるんだ……そうそう、うまく天井
との隙間に滑り込んでくれ。 寝心地はどうだい? 着いたら若いのを知ら
せにやるからよ、それまで辛抱しててくれや。
>14
息子が好きな童話だぜ、息子はモモンガが広げているのは金玉の皮だと思っ
ていやがるんだw 変な漫画の影響だろーが、可愛いもんだよ。
>15
ちょいと昔に流行った小説だな。その本を配送する仕事を引き受けた覚えが
あるぜ。若いあいだはそんな夢物語に憧れることも、難しくはなかったんだ
がなぁ。
>16
おいおいおいっ! ドーラ一家だなんて、有名所の大物だぜよっ。なんでそ
いつらが、ウチみたいな零細空運会社を襲うんだ?!
>17
プロムナード? 国が使ってる巡洋艦にそんな級の船があったような……
まあとりあえずは、空中に浮かんでる大陸間を浮空船で行き来しているような
世界だってことさ。なあ?
ああできるだけはやく出航してくれ
個の大陸からはやく離れなければならない
あの立派な身なりをしたお客さん、役人なんだろうか? その人をコンテナ
の上にすし詰めて、船を出すことになった。
操縦室では社長が出航前の最終点検をやっている。僕は船の外に出て、外側
から船に異常が無いかどうかをつぶさに点検するのが役割だ。自分の体をワイ
ヤーで吊るして、船底や船殻にヒビや亀裂が無いかどうか見たり、照明器具や
採光窓に破損は無いかどうか……眼の下には何も無い。地面も無い。あるのは
低空と薄い小雲だけだ。風が僕の体を通りぬけて、それが止むと強烈な陽の光
が僕を包む。慣れてはいても、暑い寒いの肉体労働だ。まるで自分の体や神経
をすり減らしてる気分だよ。
>19
伝声管>>>>>>>>>>>>>>>>>出航します、何かにつかまっていてください。
僕の乗り組む貨物船、T・T・S号は離床した。重力の台座から解き放たれて、
船体がスゥーッと沈んでゆく。推進器の回転数が上がってきて、船はやがて前
に進みだした。眼下に広がるのは薄黒い雲海。地平線で隔てられた上半分は、
どこまでも広がりそうな蒼空。はるか高空に漂うのは政府のある上級大陸。
これが僕の生まれた世界だ。
何だあれは、ファシストの新兵器か?