1 :
清河八郎 ◆gfNJuufnh2 :
幕末偉人達のなりきりスレです。
2 :
孔明:2005/06/09(木) 00:58:55
孔明ですよ!偉人の定義をご教授願いたいものですねえ
2
4 :
名無しになりきれ:2005/06/09(木) 01:03:49
>1
あんたは偉人ではないです…かませ犬です
5 :
名無しになりきれ:2005/06/09(木) 01:04:31
はさみじゃがー偉人ですけど何か?
6 :
名無しになりきれ:2005/06/09(木) 01:05:20
ももんがーも偉人
カイコクシテクダサーイ
肉じゃがーも
9 :
沖田 総司 ◆uJFH.hFUyI :2005/06/09(木) 01:17:56
面白いなぁ、清川さんは(笑)斬りますけどね♪
>>2 偉人とは、
誉れ高き業績で歴史に名を残し、尊敬の念を抱かれる者と思います。
>>3 残念無念
>>4 咬ませ犬でどこが悪い。
私の志に賛同し、京都義挙を目指す同志がいた。
浪士組結成により世に出れた者もいた。
私のやってきた尊攘運動に少なからず感化され、影響を受け時代の波を泳いだ者もいるのだ。
咬ませ犬と謂うなら謂え!私がやってきた尊攘運動には一点の曇は無いと胸を張って私は言える!
>>5 ほぅ、貴方も偉人ですか。興味深いですね。
>>6 ももんがー?ももんがとはムササビに似る小動物でしたかな?
小動物が偉人とは、これまた珍妙な事ですね。
>>7 伊牟田尚平君が、近い内に斬りに行くそうです。
>>8 肉じゃがは美味しいですね。高級料亭で出る肉じゃがを肴に酒を飲む・・・
たまりませんね。
>>9 試衛館の方々も天狗党崩れも、講武所の某氏達も本当に不粋な人達だ。
私を見れば斬る斬ると宣う。まったく、誰のおかけで・・・愚痴グチぐち(略
ん…。今は頑張れ。
いずれは江戸見回り組として暗殺するがな。
>>12 おや、噂をすれば影。
佐々木君、今はその言葉に甘えておきましょう。
ですが、私は北辰一刀流免許皆伝を授かっている。
刄を交えるその刻は、手傷だけでは済まない事を心がけていただこう。
14 :
清河八郎 ◆gfNJuufnh2 :2005/06/09(木) 21:23:12
うーむ。才能が欲しい。
私に高山彦九郎殿の精力と弁力、由比正雪殿の様な人望とコネさえあれば攘夷はおろか、倒幕さえも・・・。
15 :
モミジ:2005/06/09(木) 22:00:30
お菊さんはまだですか?
>>15 お、お菊さん・・・?あの皿を数える幽霊ですね。
江戸では、伝通院の了誉上人により成仏したと伝わっておりますが、各地にもお菊伝説はありますな。
私も幽霊や怪かしという物を後学のために視てみたいものです。
17 :
名無しになりきれ:2005/06/10(金) 00:53:56
>13
いやいや、あんたあっさり暗殺されてますから…残念!
18 :
清河八郎 ◆gfNJuufnh2 :2005/06/10(金) 21:03:44
>>17 居合いで首一つ屋根まで飛ばす腕前を披露できず、
あんな小手先の策に引っ掛かり斬られるとは、残念無念也!
策士策に溺れると謂われても仕方ない、死に様だ・・・
19 :
名無しになりきれ:2005/06/10(金) 22:49:11
幕府の軍艦の名前を全部教えてくれ
>>19 幕府の軍艦30数席あって、私は把握しきれてない。
それに戊辰戦争事、政府に明渡したり、奪ったりして、混乱してるが、幕府艦だった(なった)物を書く。
間違ってる軍艦もあるかも知れないが、そこは大目に見てください。
咸臨、開陽、富士山、観光、
翔鶴、朝陽、千代田、順動、
回天、蟠龍、美嘉保、神速、
高雄、長鯨、大江、長崎、千秋黒龍。
間違指摘、他の幕府艦を知っていたら御教授くだされ。
21 :
名無しになりきれ:2005/06/11(土) 22:33:06
22 :
名無しになりきれ:2005/06/11(土) 23:03:52
>12
京都見廻組だろ、おバカ
23 :
名無しになりきれ:2005/06/11(土) 23:23:28
京都あがる
24 :
名無しになりきれ:2005/06/11(土) 23:25:34
京都さがる
>>21 いやいや、中途半端に覚えていてお恥ずかしい。
幕府全艦を把握するには勝海舟にわたりを付けなければ判りませんな・・・。
そういえば、剣術が私と同門の坂本某という者が、勝を斬りにいったとか・・・。
いやはや、なかなか気骨のある御人の様だ。
>>22 京都見廻組与頭、佐々木只(唯)三郎ですね。
>>23ー
>>24 京都あがるさがる・・・
浪士組は正にそうでしたねぇ。
京に上り、学習院へ上奏文を提出。攘夷の勅許を得たのち、すぐさま帰東。
横浜外国人居留地焼き討ち計画が、控えていましたからね。忙しなかったわけですよ。
(えっ?幕府が後ろから帰東する様朝廷に手をまわしたと? アーアーキコエナーイ(AA略)
もしあのまま京に活動していたら、いかなる事になったかは大変興味がありますが、それは詮無き事ですね。
27 :
高杉 晋作 ◆GwiVxeuT5c :2005/06/13(月) 00:46:49
倒幕だ!
28 :
奇兵隊:2005/06/13(月) 12:41:20
お手伝い致します!
>12
清川暗殺が江戸だから混ざったんだな。
>>27 倒幕!言い響きですね。
そういえば、私が熊本に訪れ、肥後勤王党の会合に参加したさいに、宮部鼎蔵殿が倒幕という単語を発しておられた。
久留米でも、真木和泉先生が倒幕と申しておられましたねぇ。
いやはや、長州、肥後、久留米などを見るに、西方諸藩は思想が進んでますな。
攘夷など、もう古い考えなのでしょうかねぇ・・・。
ちなみに『横浜外国人居留地焼き討ち計画』は、
君達が実行した『御殿山英国公使館焼き討ち』を元に考えたのではない事をはっきり申しておきますね。
>>28 奇兵隊・・・何か、心が躍動する隊名ですね。
しかし、高杉君は人望人気があって羨ましい・・・。
>>29 そうかもしれませんね。
麻布一ノ橋・・・嗚呼無念也!
32 :
名無しになりきれ:2005/06/13(月) 21:09:47
君らの思想を聞かせてくれ
【清河日記】
6月某日
ふらふらと歩いていると、剣客組なる表札があったので覗いて見た。
何やら浪士を掻き集めて創った組織らしい。(どっかで聞いた事がある様な・・・)
主ら隊員には、出会えなかったがなかなか客気があって良い処であった。
ふと、玄武館時代を思いだしたので、帰路、お玉ヶ池の酒処で酒を飲み帰宅。
(思い出を肴にすると、なかなかおつである)
>>32 他の者達は知らないが、私は尊王攘夷派です。
・・・と言いたいところですが、高杉君やら肥後勤王党諸氏が口にする倒幕と言う言葉に、ひかれぎみです。
伊牟田君達がヒュースケンを斬っても、高杉君達が英公使館に火を点けても、
表だってはさほで影響がなかった・・・。
ですが、私は攘夷を諦めません!
今度こその想いを込め、新徴組を率いて横浜外国人居留地を焼き討ちし、
その勢いに乗り甲府城を奪取して尊王攘夷の先駆けとならんと思っています。
たとえこの身が、尽きるとも・・・!
35 :
名無しになりきれ:2005/06/14(火) 18:48:42
回天を馬鹿にするな!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
>>35 回天を馬鹿にするな!
ごもっともな発言ですが、誰が回天を馬鹿にしたと言うのですかな?
! あなたは、もしかして榎本釜次郎君ですか。
37 :
名無しになりきれ:2005/06/14(火) 19:02:26
人間魚雷「回天」
>>37 ああ、そちらの回天でしたか・・・。
って、幕末の時代には無い代物ですね。
永井豪氏の幕末絵双紙ならば、ありそうですが。
39 :
名無しになりきれ:2005/06/15(水) 17:21:43
回転寿司
>>39 回転寿司・・・
ほぅ。これは珍妙な。寿司が回転ですと?
屋台の親父がクルクルと回りながら寿司を握るのか・・・はたまた、屋台自体が回転しているのか・・・。
西方を巡ったときに聞いた話しによると、異国にはベールトゴンベエーなる物があって、勝手に物を運ぶとか・・・
異国では、それで寿司を運んでいるのかもしれん。
それが回転寿司・・・か?
いやはや、
>>39殿のおかげで勉強になった。
41 :
吉田 稔麿:2005/06/15(水) 21:25:36
京を火の都にするか…
42 :
名無しになりきれ:2005/06/15(水) 21:27:11
清河越境道場戦
43 :
名無しになりきれ:2005/06/15(水) 22:40:49
>42
試合観るのおもしろいよ
>>41 京を火の都にですと?!
何故またその様な事をするのです・・・。
京には天子様が御す御所があるのですぞ!
その京に火を放って御所に火の手が回り、長州の仕業と発覚したら朝敵とみなされますぞ!
えっ?この計画は、天子様を長州にお連れする為にやるですと!
何と畏れ多き事を・・・。
この計画、久坂君や高杉君は知っておるのですか?
な・・・何と・・・宮部殿まで関わっているとわ・・・!
この計画は取り止めた方が良い。きっと良からぬ事がおきるはず!
>>42 いてもたってもいられず、越境してしまいました。
あまりにも剣客組と試合が楽しそうだったので・・・。
今後は、この様な事が無いようにしますので、
どうか御容赦のほどを。
>>43 試合をしてる私も楽しかったです。
最後は不細工な一撃を放ってしまいましたが・・・。
しかし、あの試合の仕組みを考えた、現剣客組局長は凄いですねぇ。
私には到底閃きませんよ。
>45
今度は違う相手との試合をキボンヌ
越境…良いじゃない。
>>46 越境の件に関して、反省ならびに考え中です。
別の隊士と対戦希望との事ですが、今剣客組本スレでは次スレの件で忙しくなりそうですし、
反省中の身で越境試合とは今は考えられません。
もし剣客組2スレめが立ち、落ちついたらば、あちらに越境者の受け入れ有無を聞き、許可をいただけたら、考えてみようと思います。
至らないキャラハンですいません。生暖かい目で見守ってやってください。
【清河日記】
文久元年一月某日
常陸国の天狗党に会いに良く。
天狗党に探りを入れ、天狗党が真に攘夷の志が有るか否かを見定める。
二月某日
道中、石坂周造と村上俊五郎と合流し、
三国志の劉備三兄弟よろしく、刎頸の交わりを結ぶ。
二月某日
宿にて下男に、天狗党への面会を求める文を託す。
周造の話によると、これから会う者達は玉造組と呼ばれているとの事。
その中でも、下村継次という者は大変な傑物らしいと云う話だ。
期待が込み上げる。
二月某日
玉造組から返事が返って来た。
そこには只一言『会うに及ばず』とあった。
私達三人は、落胆と憤慨で旅費を全て豪遊に注ぎ込み江戸へ戻った。
注・下村継次なる男は、実は名ばかりだけの大した事無い人物であろう。
私は、天狗党への興味も薄れ、己独自の道を行く事を新たに誓った。
49 :
芹沢 鴨:2005/06/18(土) 14:11:37
酒をよこせ!
>>49 芹沢さん、また飲んでいるのですか?
あなたは、飲まなきゃ良い人なのですがねぇ。
そういえば、芹沢さんも天狗党出身でしたね。
昔、私は天狗党に会いに行った事があるのですが、最悪な目に遭いましたよ。
会う約束を取り付けたと思ったら、翌日面会拒否ですよ!拒否!
さすがの私もねぇ、憤慨しましたよ。えぇ。
その天狗党・・玉造組という一党らしいんですが、
知ってます?
その玉造組の頭格、下村継次だったか木村継次だったか・・・忘れましたが、
とにかく、その頭格が私達に会って偽攘夷志士だという事をあばかれるのが嫌で逃げたんでしょうね。
名前だけの人物ですよきっと。なんちゃら継次という男わね!
ちょっ、何ですか私を睨みつけて・・・。
あ、えっと、何故刀を抜くのです?
わ、私に近寄らないでいただきたい!
あっちょっ待っ・・・
51 :
坂本 龍馬 ◆dP9Rc7HlyM :2005/06/20(月) 01:15:39
土佐脱藩、坂本 龍馬ぜよ。
ふぅー、何とか芹沢さんから逃げおおせたぞ。
まったく酒グセが悪いったらありゃしない。
>>51 おお!君が坂本君か。同門の清河八郎です宜しく。
坂本君は確か・・・千葉定吉先生の小千葉道場で学んでいるのですよね。
定吉先生、若先生、小町殿は御健在ですかな。
君の剣筋、鉄君(山岡鉄太郎)が誉めていましたよ。
ときに・・・君は、勝海舟を斬り行ったという噂がありますが、真ですかな?
その噂が真なら、是非とも私達の虎尾の会に加わって欲しい。
ほら、この連名書に名前と拇印をポンと。
軽い気持ちで、ほら、ポーンと・・・。
53 :
名無しになりきれ:2005/06/20(月) 05:36:59
そうだ京都いこう
>>53 京都か。京都には何度となく、足を運びましたなぁ。
それで京都は、思ひ出深い土地ですよ。
勉学、京都挙兵計画、浪士組や、同志達との別れに信頼失墜。色々ありました。
また、京へ行きたいですなぁ。
横浜焼き打ちがなり、甲府城を拠点に出来たあかつきには、
諸藩や志士達に檄を飛ばし集まった者や兵で攘夷の大軍を組織し、
改めて朝廷に尊攘の大隊である宗ならびに攘夷を奏上し、勅許を得た後、勅許と大隊を持って幕府に攘夷を迫る。
もし幕府が渋れば、西方志士達が言う倒幕というのもやむなし。
京を発つ軍には、真木先生、宮部殿、平野君に河上君・・・虎尾の会の面々、諸藩の志士達・・・。
そして、この私。
京の都を、庶民が見送る中、勇壮に隊が進む・・・。
そう、これが私が目指す新たな目標ですな。
そう。これが・・・
長州に行け
暇だ…
>>55 長州ですか・・・。
そういえば、あそこ等辺を歩いたのは、母との旅行や西方に赴くときに通るだけですなぁ。
長州への連絡や情報は、肥後や筑前の同志に任せてますから、私自ら赴かなくとも良いのですよ。
それに・・・私は、桂小五郎が好きではない。
というより、彼の名声は志士中に名高いですか、私が視るに彼は凡人だ。
彼は、私が潜伏中に一度面会したいと文を出したときに断ったのだ!
彼は、私が追われる身であった事に恐れたのだ!
私と会って己に災いが降り掛かるかもしれないと、逃げたのだ!
肝っ玉の小さい男だ。
あんなのが何故、有名なのかが不思議でならない。
水戸の同志達もそう申しておりましたよ。
>>56 これはこれは慶喜公。
清河八郎と申します。以後お見知りおきを。
ほほぅ・・・。
幕府は暇ですか。ペルリ来航以来、世情は不安定だといいますのに。
幕府は何処を目指しておるのです?
黒船の武力に恐れて港を開港ですか。正気の沙汰とは思えませんな。
黒船なんか船内見物を申し出て、腕が立つ者数名を送り込み、異人共を斬り殺してしまえば終りですよ。
まぁ・・・良いでしょう。
幕府が暇なら、結構。
暇は今のうちだけです。
このまま幕府が攘夷を決行しないならば、後々大変な事態になるでしょうな。
気付いたときには、既に手遅れでしょうがね・・・。
sage進行?
60 :
清河八郎 ◆gfNJuufnh2 :2005/06/22(水) 22:59:07
>>59 いやそういう分けではありませんよ。
自分で立てたスレを自分でageるのもどうかと、思いましてね。
61 :
名無しになりきれ:2005/06/23(木) 01:53:00
五稜郭を目指せ
62 :
名無しになりきれ:2005/06/23(木) 03:46:06
足痛いです少し休ませてほしいです
63 :
名無しになりきれ:2005/06/23(木) 12:59:29
>57
逃げの小五郎でつから
ちらほら、訪問客が増えて嬉しいかぎりです。
それでは、今回の面談へと参りましょうか。
>>61 五稜郭・・・ですか?はて、五稜郭とは何処にあるのですかな?
え、何ですと?蝦夷の箱館にあるですと・・・。
ほぉー。その様な物が建ったのですか。
私が蝦夷地を訪れ、箱館に足を延ばしたおりにはそのような物は、ありませんでしたねぇ。
ふむ。蝦夷地を訪れたさいに描いた、蝦夷地図の箱館に五稜郭を記入しておきましょう。
五稜郭の事、勉強しなければなりませんな。
>>62 いかがなされました?旅の方ですかな。
足の痛み、よーく判りますぞ。
私も、北は蝦夷から南は熊本まで、歩きましたからなぁ。
足の痛みが治まるまで、ごゆるりと、休んでいってください。
あっ、足湯でもお持ちいたしましょうか?何なら酒でも。
65 :
清河八郎 ◆gfNJuufnh2 :2005/06/23(木) 20:46:57
>>63 ほぅ。「逃げの小五郎」という異名があるのですか、桂君には。
そういえば、彼は刺客や何かに襲われても、
剣を抜かないという話しをよく耳にしますね。
練兵館の塾頭までなった、腕前なのですがねぇ。
まぁ、よくよく考えれば、太刀合うより逃げた方が利巧なのかもしれませんな。
多数の刺客に襲われたときに、刺客の中に己の腕前と同等、もしくは上位者が居た場合は、勝てる見込みは薄いですからね。
桂君の危機回避の才は優れていると認めますが、
私は、まだ桂君を志士としては、凡人としか思えませんね。
やはり一度、会って議論を交じあわせてみない事には、正しい評価はくだせませんからね。
斬ってええがか?
67 :
名無しになりきれ:2005/06/24(金) 00:28:44
>66
ちなみに彼は「人斬り以蔵」の異名を持つ。
>>66 ちょちょ!何だいきなり!危ないではないかっ!
まず名を名乗れ!
岡田・・・以蔵?ああ!君が土佐の岡田以蔵君か。
君の事は、間崎から聞いた事がありますよ。
知りませんか?間崎哲馬ですよ。
確か、君と同じ土佐勤王党同志だと思うのですが?
あぁそう、覚えて無いですか・・・。
君のとこの土佐勤王皇は、尊攘の志熱き集まりと聞きおよんでます。
その一員たる君が、攘夷派の私に刄を向けるとはどういう料簡ですか?
土佐勤王皇は、ちゃんした志を持ってない者も入れるのか。
まったく土佐勤王皇の当主は何を考えているのだ?
確か武市半平太君といいましたよね。
間崎には一角の人物だと聞きましたが、そうでもない様ですねぇ。
ハハハ、まだ私に刄を向けますか?
ハハ・・・ちょっと目が据わってますよ。
ちょっ!まっ!・・またこのパターンかぁー!!
69 :
清河八郎 ◆gfNJuufnh2 :2005/06/24(金) 19:12:22
ふぅーふぅーふぅー・・・。
狂犬みたいな奴だ。
はぁはぁふぅ
>>67 彼が『人斬り以蔵』と呼ばれているのですか。
なるほど、あの目が据わったときは、生きてる心地がしなかったですよ。
そうか!
武市半平太は、彼を志士としてではなく、人斬り要員として土佐勤王党に入れたんですな。
それなら彼が土佐勤王党に居る理由が分かる。
なかなか、武市という男も侮れませんな。
京の天誅の黒幕は、武市半平太と噂に聞いた。
しかし・・・暗殺だけでは、この時代は動かせません。
武市という男は、それを判ってるのでしょうかねぇ・・・。
70 :
名無しになりきれ:2005/06/24(金) 19:28:30
あなたの仲間は誰ですか?
龍馬さんはどこ行ったがじゃ?
虎尾の会って何?
73 :
源 義経:2005/06/25(土) 02:50:33
ここはどこだ?
>73
元気はつらつ〜?
75 :
源 義経:2005/06/25(土) 13:39:41
>74
おふこーすなり!
>>70 私の同志ですか?では簡単に紹介しましょうか。
まず「虎尾の会」の主な同志と身近な者を。
山岡鉄太郎・松岡万
池田徳太郎・安積五郎
石坂周造・村上俊五郎
伊牟田尚平・益満新八郎
神田橋直助・樋渡八兵衛
北有馬太郎・西川練造
美玉三平・他
弟子・笠井伊蔵
実弟・斎藤熊三郎
次は、諸国の同志を。
土佐:間崎哲馬・吉村寅太郎君
薩摩:柴山愛次郎君・橋口壮介君
京都:中山忠愛卿、田中河内介殿
熊本:宮部鼎蔵殿、河上彦斎君、松村大成・深蔵親子
福岡:平野次郎(国臣)君
久留米:真木和泉先生
岡藩:小河一敏殿
水戸:住谷寅之助
越後:本間精一郎
岡山:藤本鉄石先生
三河:松本謙三郎(奎堂)
が、主だった同志ですな。
77 :
清河八郎 ◆gfNJuufnh2 :2005/06/25(土) 19:37:55
>>71 坂本君ですか?
ふむ。君も坂本君と同郷なら、よく判っていると思いますが、彼は何か、掴み所のない人ですからな。
フラフラと何処ぞを、歩き回ってるのでしょうなぁ。
そういえば、剣客組で彼らしき姿を見ましたねぇ。
>>73ー75
おや?何故この様な処に甲冑が・・・?
道場に甲冑なんてありましたかねぇ。
【ここはどこだ?】
はい?誰か呼びました?
・・・って、誰もいませんよねぇ。
『元気はつらつー?』
面会の方ですかー?どうぞ入ってください。戸は開いていますよ。
シ――――――ン
なーんか、厭な感じがしますね。気の所為か空気が重たいような・・・。
【おふこーすなり!】
わっ?!誰ですか!悪ふざけは許しませんぞ!!
・・・なーんか、背後から視線が・・・。
(八郎は恐る恐る振り返った・・・そこにわ・・・・・・・・)
ぎやあああぁぁぁーー!!
返事忘れ御免なさい。
>>72 虎尾の会とは、尊王攘夷を志す者なら身分問わず参加者を集い、攘夷をもって時代を回天させようとする会です。
あの坂本龍馬も虎尾の会名簿の末席に、書名したともいわれてますな。
私の町人斬りで、虎尾の会の面々に大変な迷惑をかけたましたねぇ・・・。
捕縛された同志の中には、獄につながれたまま、死んだ者もいました。
弟子の笠井伊蔵も・・・。
そして、最愛の女性、お蓮も獄死した・・・。
私が誤ったばかりに。
辛い辛い思ひ出です。
79 :
名無しになりきれ:2005/06/25(土) 20:30:19
何故町人を斬ったんですか?
>>79 町人を斬った理由か・・・。
私の中では、思い出したくもない痛恨の出来事だ。
あれは、水戸の吉良弥三郎の書画会への誘いから始まった。
というのも、吉良が、書画会に水戸有志達も呼ぶと伝えてきたので、私は参加したのだ。
有志達と大いに尊攘論を戦わせようと考えてね。
ところが、会の蓋を開けてみれば何の事はない。只の書画会であった。
水戸有志などいない。いるのは、書画好きな吉良の知人等だけだった。
私は、酒を多いに飲み悪酔いした。
そんな帰途中、町人らしき男が行く手を阻んだ。
やんわり避けようとしても執拗に行く手を阻むので、ついに刀を抜き様、首を刎ねてしまった・・・。
松岡から聞いた話では、あれは町人ではなく、町人に扮した縛吏だった可能性があるとの事だった。
あのとき既に、虎尾の会は幕府から目を付けられていたらしい。
だが、私の不注意で起こした事には変わりがない・・・。大いに恥じる。
81 :
由比 正雪:2005/06/26(日) 00:41:31
乱を起こす
82 :
名無しになりきれ:2005/06/26(日) 14:43:37
由比正雪の乱だ!
83 :
坂本竜馬:2005/06/26(日) 14:52:49
日本の夜明けぜよ!
げにまっことすまんがわしも仲間にいれちくれんかよ??
>83
参加するならトリップ付けないと
うーん。むにゃむにゃ・・・
>>81 「○○!○○!先生の講義が始まるぞ!」
えっ?あ、はい。東上先生がみえましたか。
「はっ?東上?誰だそりゃ?先生ったら、由比正雪先生じゃないか」
あぁ、由比正雪先生か。・・・何ぃー!由比正雪ぅー?!
こ、ここは何処ですか!
「寝呆けてんのか?ここは、神田連雀町の張孔堂じゃないか」
張孔堂!!あの由比正雪の塾ですかっ?!
『乱を起こす』
(そのとき、静かな声が部屋に響いた)
乱を起こす?だ、誰だ?
(八郎が声のする方を向くと、容姿立派の男がいた)
『幕府は腐っている。全国には浪人があふれ、皆貧窮している。
今の幕府に浪人を救う術は無い。
私達は、己の意志で立ち上がらなければならない!
浪人救済を旗印に挙兵し、幕政を正すのだ!!』
「オオー!!」
どうした事だ。これは夢なのか?何故私が張孔堂にいるのだ?
>>82 「由比正雪の乱だ!」
「違う、これは義挙だ!」
「幕府が変わらないなら、俺達が変えるのだ!」
「幕府転覆もやむなし!」
熱い・・・。同じだ。今の私達と・・・。
家光の時代にも、こんな熱い志士達がいたのか!
だが、私は知っている。
この乱の・・・慶安事件の結末を・・・。
言わなければならない!
私は口を開いた。
{由比正雪殿!この挙兵は、失敗する!!
あなただって、薄々感じているのでしょう?}
ザワザワザワ
(門弟達が騒めく)
「・・・私は、失敗など恐れない。たとえ私達の挙兵が徒労になろうとも、
きっと次の世に繋がるだろう。第二第三の由比正雪が、きっと現れる!
何年後何十年後何百年後に、私達の意志を継ぐ者達がきっと現れる!
私はその為になら、布石となろうともかまわない!」
私は涙した。心の底から涙を流した。
私と同じ志の大先輩がいた事に胸が熱くなった・・・。
87 :
清河八郎 ◆gfNJuufnh2 :2005/06/26(日) 17:05:17
私は、不意に目が覚めた。
辺りを見渡すと見慣れた自分の部屋であった。
そっと、目に指を当ると、一雫の水が指を濡らした。
私は、気を取り直して、"現実"の面談へと向かった。
>>83 おぉ!坂本君!
やっと虎尾の会に入る決心がつきましたか?
坂本君の言う、日本の夜明けとやらを、私達と共に、向かえてみませんかな。
そういえば、君の同郷の士、望月某という者が、君を尋ねてきましたよ。
やはり君も、長州の高杉君と同じく、人望がありますなぁ。
いやぁー、羨ましい。
私には、学力も武力も財力もありますが、人望だけは、いかんともしがたい。
そこを、同志の面々に補っていただいてるのです。
君の様な人が、虎尾の会に入ってくれたら、鬼に金棒ですよ。
共に、回天を目指しましょう!
だから、この連名書に、書名と拇印をポーンと・・・ね?
>>84 参加者はトリップ推奨は良いですね。
そうなると・・・、トリップつきの坂本龍馬は、前の方にいた様な気が・・・。
大和屋焼き討ち
90 :
孝明天皇:2005/06/27(月) 00:00:37
孝明ですよ!私も偉人に入るのですかね?
薩摩藩すごい
>>88は、私です名前入れるの忘れました・・・。
>>89 大和屋焼き討ちですか?
はて、何の事でしょうか?大和屋というのは、名前からして商家ですね。
しかし・・・商家なぞ焼き討ちして、何の得があるのでしょうかねぇ。
商家だけを焼き討ちする者は、志しが低いですな。
そんな事を考える者は、火付け盗賊の類ですよ。
きっとね。
そういえば、これは私が目撃したわけではないので、真偽の程は、定かではありませんが、
浪士組上京中に、町中で篝火を焚いた奴がいたとか、いないとか・・・。
浪士組内で、そんな事をやりそうな輩は・・・、やはりあの人でしょうねぇ・・・。
事実なら傍迷惑な御人ですよ。
>>90 こ、ここ、これはこれは天子様!
このような処で、御尊顔を拝謁出来様とは、恐悦至極に存じまする。
私は庄内浪人清河八郎と申します。どうぞ御見知り置きを。
朕も偉人かとの、お問いですが、まぎれもなく偉人で御座意ます。
いや、尊王勤王の志しある者ならば、誰もがそう答えるでしょう。
もし否と答える者あれば、私がそやつを斬って・・・
いや、失言でした。
天子様の国を思う御心、攘夷の志し・・・。尊攘志士の心の支えで御座意ます。
天子様、この清河八郎めは、大攘夷の為に尊攘の大隊を創ろうとしております。
そこで全国から、諸藩や志士を募る為に、攘夷大隊への詔を、いただけないでしょうか?
この清河八郎、神明に誓って、天朝の為に働く所存に御座意ます!
>>91 確かに、薩摩は凄い国ですね。
尊攘の志し熱き国です。そして、討幕まで口にする思想高き国ですな。
伊牟田や益満、西方同志から聞きましたが、薩摩には傑物が沢山いるとか・・・
島津斉彬公は、素晴らしく英明な藩主だったと評判ですな。
精兵を率いて京へ上り幕政を正そうとしたと云う噂がありますな。
西郷吉之助という御人も、えらい人気ですね。
斉彬公に見出だされ、御庭方に抜擢され、斉彬公の右腕として、一橋慶喜殿擁立に奔走したとか。
斉彬公の志しは、この西郷という男が、継いでいるのでしょうな。
一度会ってみたいです。
斉彬公亡き後の、薩摩の実権を握った、久光公を補佐している、
大久保一蔵という男も、なかなかの人物らしい。
下級藩士を束ね「誠忠組」を組織していたとも聞く。
他には、小松帯刀、田中新兵衛、中村半次郎、有馬新七等沢山いますな。
人材豊富な国ですねぇ。薩摩という処わ。
開国派かね?
藩はどれくらい存在するの?名前もよろ。
>96
大変な作業だな…清河ガンガレ
>>95 私は、開国論者ではありません。
れっきとした尊王・・・いや、勤王攘夷派です。
・・・かといって、開国が全て悪いというわけでも、なさそうですな。
なんでも蘭方医は、漢方医では治せない病を治すとか・・・。
かのコロリが流行ったときも、蘭方医達が、奮闘し死傷者を軽減させたらしい。
そして、蘭方医が行う種痘とか申す、術は疱瘡をも食い止めるとか・・・。
周造から聞いた話なので、真偽は判りませんがね。
蘭方医学の功が実で、開国によって人々の暮しが豊になるのならば、開国は良い事なのかもしれぬ・・・
私は、時代に取り残されているのか・・・
はっ!!そうか!
異国から良いものだけを取り入れて国力を高め、
その国力を以て異国に打ち倒す!
これこそ、真の攘夷なのではないのかっ!?
[清河八郎の思想が、勤王大攘夷になりました]
>>96 270ー300藩位あったと云われてます。
長いですがおつきあいくだされ。
蝦夷・東北
松前藩・盛岡新田藩・八戸藩・黒石藩・弘前藩・盛岡藩・一関藩・仙台藩・中村藩
福島藩・下手渡藩・二本松藩・会津藩・三春藩・守山藩・磐城平藩・湯長谷藩・泉藩
棚倉藩・久保田藩・秋田新田藩・亀田藩・本庄藩・出羽松山藩・庄内藩・新庄藩
長瀞藩・天童藩・山形藩・上山藩・米沢藩・米沢新田藩
関東
松岡藩・水戸藩・笠間藩・宍戸藩・下館藩・府中藩・谷田部藩・下妻藩・土浦藩
麻生藩・牛久藩・喜連川藩・黒羽藩・大田原藩・高徳藩・烏山藩・宇都宮藩・壬生藩
吹上藩・佐野藩・足利藩・沼田藩・伊勢崎藩・安中藩・前橋藩・高崎藩・吉井藩
小幡藩・七日市藩・館林藩・結城藩・古賀藩・関宿藩・佐倉藩・高岡藩・小見川藩
多古藩・生実藩・鶴牧藩・請西藩・飯野藩・一宮藩・久留里藩・佐貫藩・大多喜藩
安房勝山藩・館山藩・忍藩・岩槻藩・川越藩・金沢藩・小田原藩・荻野山中藩
中部
飯山藩・小諸藩・須坂藩・田野口藩・岩村田藩・松代藩・上田藩・松本藩・飯田藩
高島藩・高遠藩・沼津藩・小島藩・田中藩・相良藩・掛川藩・浜松藩・横須賀藩
半原藩・田原藩・畑村藩・西大平藩・三河吉田藩・岡崎藩・西尾藩・刈谷藩・挙母藩
西端藩・郡上藩・高須藩・苗木藩・岩村藩・今尾藩・高富藩・加納藩・大垣藩
尾張藩・犬山藩・村上藩・黒川藩・与板藩・椎谷藩・糸魚川藩・三日市藩・三根山藩
村松藩・長岡藩・新発田藩・高田藩・富山藩・加賀藩・大聖寺藩・丸岡藩
越前勝山藩・大野藩・鯖江藩・鞠山藩・福井藩・小浜藩
近畿
長島藩・桑名藩・菰野藩・神戸藩・伊勢亀山藩・津藩・久居藩・鳥羽藩・和歌山藩
田辺藩・新宮藩・宮川藩・彦根藩・大溝藩・山上藩・三上藩・西大路藩・膳所藩
水口藩・淀藩・柳生藩・郡山藩・小泉藩・柳本藩・芝村藩・高取藩・櫛羅藩・丹南藩
狭山藩・伯太藩・岸和田藩・高槻藩・三田藩・麻田藩・尼崎藩・山家藩・園部藩
丹波亀山藩・綾部藩・柏原藩・福知山藩・篠山藩・峯山藩・宮津藩・田辺藩・豊岡藩
出石藩・三日月藩・三草藩・林田藩・明石藩・山崎藩
安志藩・姫路藩・小野藩・龍野藩・赤穂藩
中国
鳥取藩・若桜鳥取新田藩・鹿奴鳥取新田藩・母里藩・広瀬藩・松江藩・津和野藩
津山藩・鶴田藩・美作勝山藩・岡山藩・生坂岡山新田藩・鴨方岡山新田藩・庭瀬藩
足守藩・備中松山藩・新見藩・浅尾藩・岡田藩・福山藩・安芸吉田藩・広島藩・岩国藩
徳山藩・長州藩・清末藩・長府藩
四国
徳島藩・高松藩・丸亀藩・多度津藩・西条藩・小松藩・今治藩・伊予松山藩・新谷藩
大洲藩・伊予吉田藩・宇和島藩・土佐藩・土佐新田藩
九州
福岡藩・秋月藩・久留米藩・柳河藩・小倉藩・小倉新田藩・中津藩・杵築藩・日出藩・森藩・府内藩・臼杵藩・岡藩・佐伯藩・唐津藩・蓮池藩・佐賀藩・小城藩・鹿島藩・五島藩・平戸藩・平戸新田藩・大村藩・島原藩・熊本藩・熊本新田藩・宇土藩・人吉藩・延岡藩・高鍋藩・佐土原藩・飫肥藩・藩・鹿児島藩・対馬藩
以上。(;´д`)ハァハァ
別冊歴史読本維新激動の300藩から抜粋
>>97 声援感謝いたします。
何とか、書き込みました。
いささか、疲れました・・・。
100ゲトおめ
105 :
名無しになりきれ:2005/06/29(水) 01:03:17
頑張り屋さんage
………………
薩摩と長州が同盟する可能性について
昨夜の面談は、かなり体力と気力を消耗し、寝床へ入ったらすぐに眠ってしまいましたよ。
さて、本日の来訪者は・・・
>>104 ハハハ・・・面談記録帳の百番を自分で取ってしまった。
記念番号を取れたのは嬉しいですが、訪問者殿に取って戴きたかったという思いもありますな。
>>105 頑張りやさんだ何て・・・
いや、たまたま面談質問の資料がありましたから、お答えしたまでです。
資料が無ければ、到底詳細には答えられませんでしたよ。
あの幕府軍艦名のときは、己の腑甲斐なさに、落ち込みましたからねぇ・・・
・・・とにかく、お誉めの言葉痛み入ります。
>>106 桂君!君は、桂小五郎君だろう?
やっと私と、議論を交じえる覚悟が出来ましたか。
桂君、君は今の尊王攘夷運動をどうお思いか?
私は、今の日本国の状態では、外敵には勝てないのでわと、考えている。
異国の知識を得、尚且つ貿易により、国力を上げ、
朝廷の下で一致団結して攘夷を行う。
これこそ真の尊王攘夷ではないだろうか?
私は、これを勤王大攘夷論と名付けた。
桂君、君の意見を聞きたい。
桂君?
桂君。
桂君!何故何も答えないのだ!
何故黙りを決め込む?!
桂君!桂ァ!桂小五郎ー!!
ハァハァ、何て無礼な奴だ!
あんなのが長州志士の代表を気取っているのなら、長州藩は望むに足りん!
>>107 薩摩と長州が同盟する可能性ですか?
尊王攘夷の急先鋒たる両藩が、手を組めばそれは凄い事でしょう。
この薩長同盟論は、志士の間でも口にする者がおりますが、私からみたら絵空事ですな。
まず、この論は口にするだけで両藩を実際に口説こうとする者がいない。
次に、両藩の思想が尊攘で一致していると思われがちだが薩摩はちと違う。
下級藩士等は確かに尊攘の志が厚い。
が、島津久光が駄目だ。
久光は、斉彬公とは違いか時流を読めない。
それは寺田屋騒動で解る通り。幕府よりな言動も気に掛かる。
久光公がいるかぎり薩長同盟はありますまい。
最後に人材の欠如。
薩摩に島津斉彬公、寺田屋に散った志士達、
長州の吉田松陰が今現在居ないのが惜しまれる。
特に吉田松陰。桂小五郎では到底彼の代わりにはなれん!!
人斬りについて
112 :
名無しになりきれ:2005/06/30(木) 00:00:47
辻斬りはよくないと思います
幕末三大人斬り、岡田 以蔵、河上 彦斎、中村 半次郎についてどう思う?
昨日は、見苦しいところをお見せして申し訳ない。
桂小五郎とは気が合わないと気付きましたよ・・・
さて、今回の議題ですが・・・これはまた物騒ですな。
では、まいりましょうか。
>>111 人斬りについてですか。
「人斬り」は、字の如く人を刃物で傷つけたり殺めたら人斬りです。
それが、志の為でも、果たし合いでも、介錯でも、やくざ者の出入りででもです。
それ以上でも、それ以下もありません。
>>112 辻斬りは良くないとの事ですが、これは尤な事です。
何の恨みも関係も無い人を、試し斬りや剣技向上、金品目的で殺傷して良い筈はない。
卑怯極まりなり。一剣術を学んだ私からみたら、外法です。
刀など抜かない事に越した事はないのです。
刀を抜き、人を殺傷したら最後・・・心には重い荷を、重過ぎる荷を背負う事になるのです・・・。
私の様に・・・ね。
>>113 三大人斬りですか。
土佐の岡田以蔵、熊本の河上彦斎、薩摩の中村半次郎。これに加え、薩摩の田中新兵衛を入れて、四大人斬りとも云われますね。
岡田以蔵については、前に述べたので、少し端折ります。
彼は学が浅い故に、武市半平太にいいように利用されてると感じます。
武市の命ずるまま剣を振るう・・・。哀しい剣です。
河上彦斎。彼は、私が熊本で会った同志の中でも一番親交を結んだ男です。
彼の尊攘思想は頓に厚く、その学識は、肥後勤王党党首の宮部殿にも劣らない程です。
剣術でも、独自の剣術を使い、「玄斎流」、「彦斎流」などと称してますね。
文武両道の人物です。
できうる事ならば、私の片腕として共に歩んでほしかった。
中村半次郎。
彼も人斬りと謂われてるそうですが、私の耳には届いてませんね。
しかし、その剣の腕前は、雨垂れが地につくまでに三度斬る程の早業だとか・・・
彼の「人斬り」の異名は、中川宮護衛のときについたのでしょうか?
寺田屋の追手にも選ばれていたとも聞きます。
うーむ・・・。
人斬りの異名の事、今度、尚平や益満に聞いておきますね。
おまけに田中新兵衛。
彼は、九条尚忠卿の家臣、島田左近を暗殺した事で有名ですね。
これが、京での天誅騒ぎの始まりといいますね。
その後、武市半平太の下で、岡田以蔵等と共に天誅を繰り返しているとか。
彼は、武市と義兄弟の契りまで結んだと聞きます。
この事で、岡田より武市に頼りにされていたと分かりますね。
「人斬り」を論じてきましたが、私は思います。
やはり「暗殺」では時代は動かないと。
天誅は、もう必要無いと。
あたら有能な人材を葬るだけだとね。
もう清河が軍を集めたらそれ官軍だから。
好きな藩はどこ?ってか、ここ何気に人気なのか?
にんにん
120 :
名無しになりきれ:2005/07/01(金) 15:20:03
勝てば官軍、敗ければ賊軍
薩摩藩士、才谷梅太郎と申すものです
>>121 竜馬、そんなところで何をやっちょるがか?
おまんはいつまでも開国開国言うちょらんで俺と一藩勤皇をやろう。
>>117 再び御尊顔を拝し出来た事、光栄に存じまする。
何と!私が兵を集めたら、天朝の兵とお認めくださりまするか!
有難きお言葉で御座意まする!
この八郎めがきっと天子様の憂いを除く大軍団を創ってみせまする!
大軍団を組織した暁には、錦の御旗を、お貸しいただきとう存じまするー。
>>118 好きな藩ですか。
そうですねぇ、まず熊本藩ですかね。
かの藩には、親交を深めた同志が沢山おりますからな。
それから薩摩藩。
今は久光が煩いですが、島流しになっている西郷吉之助が帰ってくれば、かの藩は変わるでしょう。
大久保一蔵が西郷復帰への嘆願に動いているらしいですから、西郷は近々薩摩に復帰するでしょうな。
此処の人気・・・ですか?
さあ、私には分かりかねます。
>>119 にんにん?
はっ!もしや幕府の隠密かっ?!
また私を探ってるのか?
今や天子様から尊攘隊江戸浪士組を預かり、次なる手を画策しているからな。
嗅ぎ付かれたのやも・・・。
しばらくは、俊五郎や周造を供に付けよう。
>>120 勝てば官軍、負ければ賊軍ですか。
私は、天子様から直に詔を戴いた。
私の創る大軍は官軍となるのです。
錦の御旗を掲げた勤王大攘夷軍に刃向かえば、例え幕軍だろうと賊軍となるでしょう。
>>121 才谷梅太郎?才谷・・・才谷・・・才谷屋。
はっ!君は坂本君だな。
何も変名など使わずとも、私と君は、もう見知った仲 ではないか。
なにを他人行儀な・・・いや待てよ?今、私は幕府に狙われている可能性が高い。
坂本君は、それを察して変名で訪れたのやも。うむ。
いやー才谷君!よくきてくださった。
さぁ、早く入ってください。今日は、ちと肌寒いですからなぁー。
>>122 貴方が武市瑞山殿ですか。間崎君から、貴方の事は聞いてますよ。
京の都では何やら、ご活躍だとか・・・。
私は、島田左近を斬ろうとした事があるのですよ。
刻があわず断念しましたがね。
その島田を暗殺した、薩摩の田中新兵衛を預かっているとか・・・。
武市殿、貴方は天誅で世の中が変わると本気で、お思いか?
もし変えたとしても、その末路は、悲惨な物になるでしょう。
それに君のいう一藩勤王ですか?この考えも危うい。
土佐の山内容堂公は、酔えば尊王覚めれば佐幕と皆々に謡われておりますな。
その本心は、公武合体だと私は睨んでおります。
貴方が藩政改革を推し進めれば、容堂公は苦々しく思う事でしょう。
きっといつか、牙をむかれますぞ!
そのとき、貴方は容堂公を斬れますか?
その覚悟がなければ一藩勤王案を諦めたまえ。いっそ脱藩して、勤王運動をした方が貴方の為ですよ。
呼ばれた希ガス
127 :
才谷梅太郎:2005/07/02(土) 00:52:53
いやいや、清河さんは同門じゃき、偽名はいらんかとも思ったが、脱藩浪人の身じゃき、勘弁しとぉせ
しかし清河さん、あんたは京都守護の名目で幕府の金で倒幕軍を作るちゅうが、そんな奇策は成功せん。田舎浪人どもも頭を持った人間ぜよ。そう簡単に奇策にはのらんじゃろ。
128 :
武市半平太:2005/07/02(土) 01:00:51
>>125 清河殿、一藩勤皇は必ず成ります。
吉田東洋暗殺で、私は既に土佐の実権を握ったも同然。
容堂候も必ずや、私の意見を聞き入れ、勤皇をしてくださるはずです。
薩長は既に夷敵を討ち、攘夷を実行しております。我が土佐が遅れをとるわけには参りません。
それにしても清河殿、我が主君を愚弄なさるか!
おう、みんな心行くまで論議しやがれ。
ほっほっほっ、盛り上がってきましたな。
少し君達の話を聞こうか。
132 :
才谷梅太郎:2005/07/02(土) 12:28:03
おお勝先生、軍艦はまだ手に入りませんか?
133 :
才谷梅太郎:2005/07/02(土) 12:33:37
桂さん、長州が薩州を恨むのはよう分かる、でも今は同じ日本の中であらそっちょる場合じゃないぜよ。
>>134以降、幕末人物で参加される方は、トリップを付ける事を推奨いたします。
掛け合い無しで、一度キリの質問や書き込みで幕末人物を名乗るのでしたら、トリップは必要ありません。
>>126 おや?武市殿の隣りにいる貴君は、何方ですかな?
おぉ。貴君が、田中新兵衛君ですか。
貴君が、奸物島田左近を斬ったと聞いたときは、嬉しく思いましたよ。
あの当時、私も同志と共に狙っていましたからね。
しかし・・・貴君は、これからも武市殿の下で、天誅を続けていくつもりですか?
天誅では世の中は変わりません。
どうです?私達の処へ来ませんか?共に天子様の為に、働きましょう!
>>127 才谷君。君は色々飛び回っているから知らぬのかもしれませんが、
その策は、実現しました。
その結果が、天子様に攘夷の勅許を得た、尊攘隊江戸浪士組です。
まぁ、京で勅許にも従わぬ者達が出ましたがね。
だが、大半の者は隊に残りました。
この浪士組を基にさらなる大隊を創るのが、私の次なる使命です。
>>128 容堂公を愚弄してなどおりません。
私は、真を言ったまで。
貴殿達が、吉田東洋を斬り実権をほぼ掌握したと、聞きましたが、これは戴けませんぞ!
聞いた話によれば、吉田東洋は、容堂公の右腕と云われた人物だったとか。
その様な人物を暗殺され、容堂公が黙っているとお思いか?
さらに、東洋の縁者等の恨みを買いましたぞ。
東洋の縁者には、下士達を人とは思わぬ上士達が沢山いると聞きました。
きっといつか、吉田東洋暗殺犯を割り出し、貴殿等に目をむけるでしょう。
武市殿、お気をつけよ。
容堂公を盲信しては、なりません。
>>129 おや!貴方は、勝殿ではありませんか?
この様な場所に何用ですかな?
ほう。議論を聞きに参られたのですか。 軍艦奉行並の重役の貴方様が、この様な処へ参られるとわ・・・。
勝殿、思う存分、私達志士の国を想う熱き志しを聞いていってくだされ。
>>130 おや・・・今、何か聞こえた様な・・・。
この一部の「大日本史」の写しから聞こえた様な。
まさか・・・ね。
水戸光圀様が、今の尊王志士達を、あの世から見守っていてくれていると、解釈しておきましょう。
光圀様の尊王への想いは、私達志士に受け継がれています。
どうか私達を見守っていてくだされ。
>>131 桂小五郎・・・。他の志士達の話しは聞くのか。
・・・まぁ、良いでしょう。
桂君、この議論を長州藩の尊攘活動に役立ててくれるのでしたら、どうぞ聞いていってください。
>>132 おお?才谷君は、勝殿の門下となったのですか。
勝を斬りに行ったと噂される君が、何故勝殿の門下に・・・。
君は、やはり不思議な男だなぁ。
軍艦はまだですか?とは何です?勝殿と何やら面白そうな事を考えているのですかな?
>>133 ほーう。薩摩と長州は、仲が悪いのですか。それは知りませんでしたなぁ。
この様な日本国の大事に、仲が悪いだどうたらは、無意味ですな。
いやむしろ、悪ですな。諸藩力を合わせて、この未曾有の国難を乗り切らなければいけないのです。
仲が悪いとか言ってるうちに夷狄に侵略されたら、笑い事では済まされませんからね。
138 :
才谷梅太郎 ◆B4a2MotTOg :2005/07/02(土) 20:28:19
じゃが清河さん、あの壬生の新撰組はなんじゃ?噂じゃ京の志士を斬りまくっちょるっちゅう話じゃないがか。
わしは勝先生と一緒に海軍を作ろうち思ぉちゅ。
139 :
沢村惣之丞:2005/07/02(土) 20:31:43
坂本さん、土佐で、勤皇党が……!!
>>坂本
軍艦はまだだ、まぁ待ってな。
>>清河
若い奴らの意見も聞かねえとな。なかなか的を射た事言うじゃねえか。
会津藩について
>>138 壬生の浪士組か・・・。
彼等は、京で私の浪士組を抜けた時流の読めない馬鹿者達です。
今さら幕府に忠義だてとは、片腹痛い。
近いうちに日本国は、天子様の下で一つとなる。
そのときは、たとえ徳川家といえど、一大名となるのです。
何故なら私がそうして見せますからね。
ほぅ。勝殿と海軍を・・・。
ときに才谷君、勝殿と海軍創設を目指す・・・という事は、君は佐幕派なのか?
土佐勤王党にも所属し、幕臣の勝殿と海軍を創る・・・君は、何なのだ?
>>139 貴方は才谷君の同郷の方ですか。血相を変えて如何いたしました?
土佐勤王党が、どうかしましたか?
まさか、こうも早く容堂公が動いたのでは、ありますまいな?
ううむ。情報が足りませんな。間崎君は、大丈夫なのでしょうか・・・。
>>139 勝殿、才谷君から聞きましたよ。
何でも、海軍を創るとか。
その海軍、攘夷の為に創るのでしょうな?
幕府の武力を誇示する為だけに創るのならば、見過ごせませんぞ。
一度勝殿とは腹を割って話し合ってみたいですな。
>>141 会津藩ですか。
頭が固く保守的で、古臭い事に縛られた藩ですな。
藩祖保科正之の遺言を、今だ守り通している事からも分かりましょう。
もし、天朝軍と幕軍が争ったなら、会津藩は利がなくとも必ずや幕軍に付くでしょう。
そのときは、要注意ですな。
結城藩について
大砲で清河を…
ドカーン!
147 :
才谷梅太郎 ◆B4a2MotTOg :2005/07/04(月) 09:22:55
>>139 どぉした、沢村?
>>142 無論わしゃ勤皇ぜよ。じゃが攘夷攘夷ちゅうて異人を斬りまくるのは勤皇ではない。海から金を吸い上げ、外国に負けない海軍を作る、攘夷はそれからじゃ。
じゃが今の幕末は倒さねばならん。そりゃわしも皆と一緒ぜよ。そのために今は勝先生に船を習ぉちゅ。すべては新しい『日本国』の為じゃ。
148 :
沢村惣之丞:2005/07/04(月) 09:25:37
武市先生が吉田東洋暗殺の黒幕として捕縛、切腹されました!!
岡田 以蔵は斬首
150 :
才谷梅太郎:2005/07/04(月) 10:30:23
な…半平太が…それは本当か!?
誰か、詳しい事を知っちょるもんはおらんがか?
幕府の力の誇示ね…今さらんなことしても意味ねえだろ。
西洋の力を吸収するためだよ!
>>144 結城藩ですか?
ふむ。一万八千石の徳川家譜代の藩でしたかな?
ここは、国許勤王派と江戸詰め佐幕派で対立していると聞きましたな。
これ以上は語る事ありませんね。
私の中では、ここはたんなる譜代藩それだけです。
>>145 た、大砲ぉー?!何故この様な処に!?
『大暴れ仕事人!横浜異人屋敷の決闘』じゃないんですから、冗談は止めてください。
>>146 ドカーン!
うわあああぁぁぁー!!
アレ?死んでない。確かに、轟音が鳴ったような気がしましたが・・・?
ありゃりゃ・・・大砲が壊れてますね。
この手の旧式の大砲は、何発か射つと壊れると聞きましたな。
もう寿命だったんですな。こんな処で死ぬ分けには行きませんよ。ハハハ。
ヒュールルルルゥー
何です?この嫌な音わ・・・
ゴトン!
わっ!!私の足元に大砲の玉が・・・ハハ・・ハァ・・・
>>147 君は、勤王倒幕派なのですな。
海軍創設は、後に攘夷を行う為に日本国に必要な物なのであると・・・。
ふむ。それならば海軍創設は、私の勤王大攘夷にも当てはまりますな。
才谷君!この動乱の時代に生をうけた同士、進む道は違えど、
一、同志として回天を目指しましょう!
生きぬいて新しい日本国を見るのです!
>>148 何ですと!?武市殿が捕縛され切腹ですと!
そんな馬鹿な。つい数日前に、熱く語り合ったばかりというのに・・・。
>>149 岡田以蔵は斬首ですと!!
嗚呼・・・。
あの岡田君が、こうも簡単に捕まるものなのか?
京でその名を轟かせた、人斬り以蔵と謂われた剣技の持ち主であるのに・・・。
>>150 才谷君・・・。
気持ち、お察っしいたす。
同郷の同志達が、この様な事になるとわ・・・。
・・・いや、まてよ。
やはり、容堂公が動くのが早すぎる気がする。
容堂公や東洋一派が、土佐勤王党の知名度を落とす為に、虚言を広めているのではないか?
本当はまだ、武市殿達は捕縛されていないのではないのか?
才谷君。まだ希望を捨ててはなりませんぞ!
間崎君に文を出してみましょう!
きっと大丈夫です。土佐勤王党は、きっと大丈夫・・・
>>151 幕臣である貴方様から、そのような発言を聞けるとは・・・。
弟子の坂本君も不思議なら、師たる貴方様も大分変っておりますなぁ。
海軍創設の儀、頑張ってくだされ。
来たる新しき日本国の為に!
155 :
武市半平太:2005/07/05(火) 11:33:53
竜馬、あとは頼んだ…。
わしの魂はまだおんしらぁと共にあるぜよ。
わしゃ死んだじゃか?後は任せたぜよ。
157 :
才谷梅太郎 ◆B4a2MotTOg :2005/07/05(火) 22:07:57
半平太、わしゃお前の魂もしっかり受け継いで、必ずや幕府を倒し、上士も、郷士も、くだらん身分の差別もないデモクラシーの世の中にしてみせるぜよ
158 :
桂 小五郎:2005/07/06(水) 16:47:19
なるほどね。
昨夜は、会合出来ず申し訳ない。
実は、浪士組屯所、住まい、会合場所など、探っている者がいて、動けなかったのだ。
鉄太郎や松岡の話しによると、探っている者は幕府の手の者らしい・・・。
各々、十分用心して会合に参加してください。
では、本日の・・・
トントン
『大谷雄蔵(変名)様、先程飛脚から文をお預かりいたしました』
む。飛脚?土佐の間崎から届いたか。
差出し人は・・・平井収二郎・妹平井加尾?
ふむ。平井収二郎とは、間崎君の同志で、土佐勤王党員であったな。
その妹君からの文とは・・・何故本人がよこさないのだ?
パラリ
・・・・・・・・・こ、これわっ!!
>>155 なんという事だ・・・。
武市瑞山が切腹を命ぜられ腹を召した・・・だと!
・・・何々?
{その最後は、お腹を三文字に又は、十文字に召されたというお話しです。}
武市半平太!天晴れ也!!
武市殿の無念いくばかりか・・・
貴殿の尊攘の志、忘れませぬ!この清河八郎の心中に、しかと刻みましたぞ!
>>156 {岡田以蔵殿は、斬首に処せられました。}
岡田以蔵の事も・・・本当の事だったか・・・
あの岡田以蔵が・・・。今でも思い出す。
『斬っていいがか?』
岡田君が私を見たときに、開口一番こう言ってたな・・・
岡田以蔵の様な、哀しい人斬りを出さぬようにする為にも、回天を急がなければならないっ!!
>>157 才谷君、回天だ。回天を目指すのです!
志半ばで散った、土佐の同志達の為にも・・・。
黒船来航以来、数多く散っていった志士達の為にも・・・。
日本国を回天させて、彼らの無念を果すのです!!
>>158 桂君、土佐勤王党は壊滅しましたよ・・・
土佐勤王党が無くなった、土佐藩は回天の力には望めなくなった。
今、日本国を回天させるには、貴君の力が必要だ・・・
桂君!土佐勤王党の無念、君にも解るはずだ。
吉田松陰という長州尊攘派の巨魁を失った長州人なら・・・
君に対しての数々の暴言は謝罪いたす。
桂、土佐勤王党の思い、無駄にはせんでくれ・・・頼む!
【清河日記】
某月某日
土佐の勤王党が弾圧された。
首魁武市瑞山を筆頭に、間崎哲馬、平井収二郎、岡田以蔵等々、
数多な土佐尊攘の士が散った。
私は、彼らを忘れない。
彼らの無念の思いを原動力とし、回天を目指す事をここに印す。
志士たちの熱い思い…感動した!
>>161 なるほど、確かにそうは思うが長州も大変なんだ。高杉の動きを待つしかない。
にんにんにきにき
オランダ最高
167 :
狼:2005/07/07(木) 17:54:41
ジーッ
土佐勤王党が壊滅した事の衝撃が大きい。
時流は、佐幕に傾こうとしているのか。
気を引き締めて行こう。
さて、今日の出来事わ・・・
>>162 志士達の熱き思い、理解していただけましたか。
只ひたすらに、己の志成就を目指し突き進む。
志半ばで倒れようとも、悔いなき様、奔走する。
倒れた同志の屍を乗り越えまた駆け巡る。
これが志士です。熱き志なくして日本回天は、出来ません。
御拝聴、有難う御座いました。
>>163 桂君、貴君の憂いは、藩内の反勢力の事であろう?
坪井、椋梨一派と対立していると聞きましたぞ。
そういえば、「航海遠略策」を唱えていた、長井某とかいう者もいましたな。
長州藩を動かす鍵は、高杉君ですか。
私は、彼を一度見かけましたな。
彼は「奇兵隊」なるものを創ると言ってましたよ。
この「奇兵隊」を高杉君が、組織したときが、長州藩が動くときなのでしょうか?
>>164 才谷君は、高杉君と面識があるのですか?
ああ、君も土佐勤王党に入っていましたね。その縁で、長州とも繋がりがあって当然ですな。
しかし、君は顔が広いですね。その人脈いずれ役にたつと思いますよ。
これはある種の予感ですがね。
>>165 「にんにんにきにき」?
また隠密が探っているのか?
それにしても、「にんにん」は、何とか判るような気もしますが、「にきにき」とは何ぞや?
何かの合い言葉でしょうか・・・判らない。
さすがの昌平黌でも、隠密の合い言葉なんて教えませんからなぁ。
>>166 貴方は、オランダが好きなのですか。
貴方は、蘭学を学びたいのですかな?
確かに蘭学が、日本国に入って医術、軍学など目を見張る物がありますな。
しかし、蘭学はもう古いという話しがちらほら。
何でも、蘭語が横浜の異人には通用しないという、もっぱらの噂らしいですぞ。
>>169 ふぅー。今日の会合も中々濃い内容であった。
さてと、帰宅いたしましょうか。
「ウワオォォーン!」
ふむ。犬の遠吠えですな。白熱した議論が長引き、夜も深けましたからなぁ。
ササッ
おや?黒い物体が。あの影から察するに、先程の遠吠えの主でしょうかね。
(提灯を前に照らす)
ギロ!ジーッ
おやおや?!あの鋭い眼差しは、犬ではありませんよ。
まさか、そんな・・・ねぇ。
野犬ですよ。そう野犬・・・。そーっと、脇を通り抜けましょう。
ジーッ!
目を合わせない合わせない・・・
「ガルルルル・・・」
ヒッ!も、もう駄目だ!に、逃げるぞぉー!!
ダダダダダ!
「ガル!ガル!ガルー!」
止め!痛っ!こら、尻を咬むんじゃないっ!
た、助けてくれー・・・
ワロタw
俺はイギリス好き
西郷 隆盛とは
昨日は参りましたよ。会合の帰りに、狼に追い掛けられました。
狼ですよ、狼!江戸の町中に何で狼がいたのか・・・。
あの恐怖は、辻斬りに遇うのとは、全然違いますよ。
さて、本日も始めましょうか。
>>171 笑い事ではありませんよ。刺客の手によって、斃れるならまだしも、
狼の牙によって命を落とすなんて、笑い話しにもなりません。
しかし・・・本当に助かって良かった・・・
>>172 エゲレスが好きですか・・・。
私は、日本国に訪れている異国の中で1、2を争う要注意国と思っています。
彼の国は、日本国と同じ様な、小さな島国らしい。
ですが、彼の国は、絶大な海軍力によって数々の国を植民地とし、アヘン戦争で清国をも打ち破りました。
そして、次に目をつけたのが、この神国日本です。
前に、横浜では蘭語が通用しないと申しましたが、その理由は、エゲレス語が主流になっているからだとか。
エゲレスは危険な国ですよ。
>>173 薩摩の西郷吉之助の事ですか?
面識は無いのですが、西方同志の言によれば、薩摩藩という山を動かすには、彼が絶対必要だとの事。
現在は、久光公と反りが合わず無視し続けた結果、沖永良部島に島流しにされているとか・・・。
西郷吉之助という巨魁が薩摩に戻ったときが、楽しみですねぇ。
そのさいは、一度訪問してみたいですな。
人斬り抜刀斎について
>>164 高杉は今、一斉蜂起の時を待っているのです。
>>168 俗論党を一掃せねばならないのです。
高杉は奇兵隊をもって俗論党を打ち破り藩内政権交代を実現させてくれると信じています。
仏は幕府寄りだよね
我が復活に手を貸せ
薩摩に戻った後に西郷 隆盛と名乗る
>>176 人斬り抜刀斎?
はて、その様な御人は、存じませんな。
はぁ、その者は、長州御用達の人斬りなのですか・・・
私は、こと長州に限っては他藩より知りませんから、その者の事は分かりかねます。
今宵は丁度、長州の桂小五郎君がきていますから、聞いてみたら如何でしょうか。
>>177 ふむ。俗論党とやらを倒し政権を握らぬかぎり、長州は動けませんか。
高杉君の手で政権を取り戻し、貴君と高杉君で長州を引っ張り、
薩摩の西郷が復帰して薩摩藩を導き、
勝殿と坂本君が海軍を作り上げ、
私が勤王大攘夷隊を組織し諸藩に呼び掛ければ、
日本国を回天させる事が、出来るやもしれません!
何か、見通しが明るくなりましたぞ!
>>178 フランスですか。何やら幕府は、企んでいるみたいです。
小栗忠順、栗本鋤雲等が中心に、フランスと何かをしようとしていると、幕臣の同志から聞きました。
余計な事でなければ良いのですが。
>>179 【・・・に・・・貸せ】
えっ?誰か今、私に話し掛けましたか?
・・・誰も喋ってない?そうですか、では次の議題は・・・
【我・・・に手を貸せ】
はい??今なんと言いましたか?えっ、まだ誰も発言してません?
おかしいですねぇ・・・耳鳴りでしょうか・・・
【我が復活に手を貸せ】
今はっきりと聞こえましたよ!我が復活に・・・プツーン
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■はて?皆さんは何処へ?
何だか薄暗くて、肌寒い。この感じ、以前にもあった様な気が・・・
【ウヌ、我が復活に手を貸せ!】
何方です?!姿を見せてください!!
【我が名は第六天魔王織田信長である】
織田信長?馬鹿な。誰ですか?悪ふざけはよしてください。
【腐りきった日の本の国を破壊し、我が手によって天下布武を敷き強き国を創ってやろうぞ。
ウヌよ、我が復活に手を貸せ】
姿は見えないが、信長公なのですな。
・・・残念ながら、信長公に手は貸せませぬ。
私は、陰陽師でもなければ、反魂の術も知らない。ましてや魔界転生の由比正雪でもありませぬ。
【ならばウヌの体を借りて、天下布武を成そうぞ】
その儀も、御免被ります。
信長公、今の日本国の事は、今生きる私達に任せていただけませぬか。
今、全国で日本回天への思いを抱いた者達が沢山活動しています。
私達志士は、この志に命をかけているのです。
異国に負けない強き日本国を創ろうと皆必死に取り組んでいるのです!
それを死んだ者が、精一杯今を生きている者の邪魔をしないでいただきたい!!
【・・・あい分かった!
ウヌ等の行く末、見届けようぞ。
だが、日の本が変わらぬときは、再び我は現れる。
さらばじゃ、志士とやら・・・】
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
おや、ここわ・・・。
あ、今は薩摩の西郷の話しをしているのですか?
すいません、ボーっとしてました。
では何なりとどうぞ。
(夢・・・だったのか?それにしても、物化が沢山でる場所ですなぁ・・・)
>>180 ほお、西郷吉之助殿は、薩摩に戻ったら、隆盛と名乗るのですか・・・。
ほぉー・・・って、何故その様な先の話しを知っているのですか?!
貴方は、易者か八卦見の方ですか?
そ、それとも化け物・・・!
うわぎゃー!きょ、今日の処は、これでお開きっ!
ドビューン!
(脱兎の如く逃げた清河であった・・・)
>>176 確かに私が預かっていた子だ。要人暗殺の為にね…
しかし彼にはいつか表舞台に立ってもらいたい。特別遊撃隊へ行ってもらいたい。
だが今はまだその時ではない…彼にはほんとにすまないと思っているよ。今は高杉次第なんだ。
清国ワショーイ
アヘンをくれ
何かしらぬが、最近、妖かし物を薄らと感じる様になった気がする・・・
確かに、一度その様な物を後学の為、視てみたいとは言ったが・・・
アレは、酒の肴話しにはなるが、志には何の役にもたたんなぁ・・・ははは。
と、独り言はこれくらいにして、今日の会合といきましょうか。
>>185 ほう。人斬り抜刀斎という者は、桂君が預かっているのですか。
いや、長州藩の人斬り何て知りませんでしたよ。
私は、てっきり今は亡き武市殿に、長州藩にとって邪魔な者の天誅依頼をしているのだと思ってました。
その者に、一度会ってみたいですな。
何故かは分かりませんが、意気投合出来る気がしますよ。
何か、彦斎と似ているのでは?と思うんですよねぇ。
>>186 清国わっしょいですか。
清国も、色々と大変ですなぁ。
阿片戦争後、清国人は英国人に奴隷の様に働かされているとか・・・。
清国人でありながら、入れない場所があったり、
清政庁は英国に頭が上がらない状態らしい・・・。
それに、民衆蜂起や宗教蜂起なども起きていると聞きますな。
清国の現状は、下手をすると未来の日本国の姿なのかもしれません。
そうならない為にも、今、日本国回天へ突き進まなければならないのです。
>>187 阿片だけは、止めておきなさい。
あれは魔薬です。人を廃人にする毒薬の何物でもありません!
あんな物が日本国に、はびこったら国は滅びます!
阿片という魔の薬を入れない為にも、日本国を回天させ大攘夷を実現せねばっ!!
各地方で一番強い藩は?
戦の時は迫っている
天皇ワショーイ
>>190 各地の強い藩ですか?
強いかなんて事は分かりかねます。
私が注目している藩で宜しければ、お答えします。
蝦夷は、松前藩しかないので割愛します。
東北は、私の出身藩の庄内藩っと言いたいところですが、やはり会津藩が妥当でしょう。
会津武士は、幼少の頃から日新館で文武を学び、敬幕思想を叩き込まれるそうです。
もし幕府との戦のときは、一番の驚異となるでしょうな。
関東は、やはり水戸藩でしょうか。
奸物、井伊直弼を倒し時流を動かしたのは、紛れもない事実です。
それに、天狗党がおります。私は彼等との協調を、断念しましたが、彼等の活動は、期待しています。
近々、何らかの動きがあるらしいですよ。
中部は、福井藩を注目しています。
福井藩は、行動活発な藩主松平春嶽公が、幕府政治総裁職になった事でますます目が離せません。
熊本藩重臣横井小楠殿を福井藩政治顧問に起用し、
三岡八郎等と共に、藩政、幕政改革に精を出している様です。
近畿は、少し前までは譜代筆頭の藩で、大老井伊直弼が藩主だった彦根藩を注目していましたが、
今は、彦根藩より桑名藩ですかね。
現在の桑名藩主松平定敬は、会津藩主松平容保の弟です。
対幕府戦になったとき、会津と共に立ちはだかる藩となるでしょうな。
中国は、いわずもながなの長州藩です。
かの藩なくして、回天の道は無いと、覚りました。
四国は、勤王党は壊滅してしまいましたが、土佐藩をおします。
勤王党が消え、藩内は公武合体に傾いているが、武市瑞山の志を継いだ者達が、いつか巻き返してくれる事を、期待しています。
九州は、熊本藩を推したいところですが、薩摩藩に期待です。
西郷吉之助が、藩に復帰すれば久光の動きを牽制し、藩論をまとめ、一致団結して動いてくれるのだろうと期待します。
>>191 戦の時は迫っている・・・確かに、その様な気配はしますね。
長州、薩摩が立ち上がり、私が大攘夷隊を組織し、天子様から詔と錦の御旗を戴き、諸藩に呼び掛けたとき、時代は動きます!
そのときが、幕府との戦になるかもしれません。
新時代は、もうすぐです。
>>192 天皇わっしょい。
そうです。天子様御親政の許、諸藩が集まり国難にあたる事こそが、本来の・・・新たな日本国の姿です。
貴方も天子様を想う心があるのならば、私が創る勤王大攘夷軍に参加しませんか?
天子様の為に、共に働きましょう!
池田屋事件…多くの志士が消えた…
消えていった志士達の想いを叶えねば…
清河暗殺
ふむ、200をもらうぞ
201 :
才谷梅太郎 ◆B4a2MotTOg :2005/07/12(火) 19:36:34
池田屋のやつらは早まりすぎた。事を成すには時機というものがある。暴発してもまだ幕府は倒れん。
・・・今宵は何か、嫌な胸騒ぎがする。
この感じは、潜伏中に虎尾の会同志が捕縛されたと、知らせがきたときと似ている・・・
いや。気のせいだな。
諸君、お待たせいたした。会合を始めましょう。
>>196 えっ、何ですって?聞き取れませんでした。もう一度言ってください。
池田屋事件?!
京の池田屋で会合していた者達が、新選組に急襲され斬死あるいは捕縛されたと申されたのか!!
なんという事だ・・・。
今、京で活動してる勤王派の中心人物は、熊本の宮部殿や長州の吉田稔麿君だったと思いますが、まさか!
・・・やはりそうですか。
あの、京を火の海にして、その隙に天子様を長州へ連れ去る計画の会合だったのですか。
稔麿君に会ったときに、止めるようにと言ったのを、聞かなったのですな。
嗚呼・・・宮部殿!
何故、私に一声かけてくださらなかったのだっ!
何故、彦斎を護衛に連れていかなかったのだ!!
刻は回天を望まぬのかっ!!
>>197 そうですな・・・。
彼等の想いを無駄にしてはいけませんな!
宮部殿!稔麿君!私の背中にしがみついてください!
私の背後から、この動乱を見届けてください!
必ず・・・うぐ(泣)必ず日本国を・・・日本国を回天させてみせますっ!!
>>198 私の暗殺ですか?私を狙っている者は沢山いるでしょうね。
幕府や佐幕派、私を変節漢と思っている者とかね。
特に幕府からは、要注意人物と目されているでしょうねぇ。
鉄君や松岡からも、警戒する様にと言われてますからな。
しかし、暗殺を恐れていては、志はかないませんよ。
私は、すめろぎの道を突き進みます。
その途中で、たとえ斃れても悔いはありません。
>>199 ほう・・・。私が暗殺されるとの噂があるのですか。
ああ、そういえば浪士組上洛のおりに、浪士組から抜けた現新選組の連中が、私を狙おうとしていたらしいですね。
そのときの話が、噂に噂を重ねて、私が暗殺されるという話が流れてるんでしょうね。
>>200 これはこれは、二百番目の御訪問、御目出度う御座ります。
これからも、この清河八郎めを、宜しくお引き回の程を。
天子様の御親政は、もうすぐそこで御座ります。
>>201 確かに才谷君の言う通り、時期を見誤った感は、あります。
ですが、彼等は彼等で必死に時代を回天させようとしたのでしょう。
京に火を放って、天子様を連れ去るというやり方は、荒っぽすぎますが・・・。
土佐勤王党が無くなり、京の勤王派の中核が消えた今、時流は佐幕に傾いています。
今は、堪えるときなのやも しれませんねなぁ・・・。
薩摩に西郷が戻った
>>196 なんてことだ…私は胸騒ぎがして池田屋には行かなかったのだよ。
そうか…吉田が…だから私は反対したのだ。宮部殿まで…くっ!幕府は必ず倒す!
207 :
隠密:2005/07/13(水) 09:30:46
コソコソ…
208 :
名無しになりきれ:2005/07/13(水) 18:02:35
曲者!
土佐勤王党壊滅に、京の尊攘派が散った・・・。
気が思い。新たな悲報の事、諸氏等に伝えなければいかんとわ・・・。
諸君・・・。会合を始める前に、悲報を伝えなければならない。
中山忠光卿を擁し、大和国五條で挙兵した天誅組が・・・壊滅した。
総裁・藤本鉄石先生、同格・松本奎堂、同並・吉村寅太郎君等幹部は戦死。
土佐の軍艦・那須某は戦死、伍長・安岡某は捕縛。
同じく土佐の池田某は脱出し、中山卿も逃げ延びたらしい。
諸君、ここに一つの辞世を紹介する。
吉野山 風に乱るる もみじ葉は
我が打つ太刀の 血煙りとみよ
土佐の吉村寅太郎君の辞世の句だ。
この辞世の句を噛み締め、天誅組の想いを、私達の心に刻もう!
新時代の夜明けを、彼等の墓に報告するその日までっ!!
>>206 おおっ!!西郷吉之助が許され戻ってきましたか!
暗い話しが続いた処に、吉報中の吉報ですなっ!
これで薩摩藩内は団結し、勤王倒幕へと向う事でしょう!!
久光なにするものぞ!ですよ。
>>206 桂君も池田屋会合に参加予定だったのですか。
それは命拾いいたしましたな。
長州、土佐、熊本と数多の同志が散りました。
が、まだ長州には、貴君に高杉君、久坂君がいる。
家老周布政之助殿や、猛将と誉れ高い来島又兵衛殿もいるじゃないですか。
そして先程の吉報によれば、薩摩に西郷吉之助が帰ってきたとか。
時流を引っ繰り返す機会は、そう遠くありませんぞ!
>>207 コソコソ・・・
・・・であるからして、志しを継ぎ、私達は・・・
コソコソ・・・ガタン!
>>228 「曲者!」バッ!シュッ!!
(参加者の一人が、刀を抜き天井に投げる)
ドッ!(天井に刺さる)
{うおっ!見つかったか?ここはやはり・・・}
《ワンワン!》
「清河さん、どうやら犬の様ですな。」
ふむ。犬か。犬ならば屋根裏にいても、おかしくないな。ハッハッハッハッ・・・
って、犬が屋根裏に居るかーっ!!
○○君!槍を取ってきてください!
{しまった!泣き真似を間違えた!そうだ、こっちだ}
《ニャーニャー》
「清河さん、犬ではなくて、猫みたいですぞ」
ふむ。猫か。猫だったら仕方ないな・・・
って、騙されるかー!!○○君!槍はまだですか!
{うわうわ?!また違った??も、もう駄目だ!撤収ー!}
《チュウチュチュウー》
「やはり鼠ですな」
はい。幕府の鼠ですね!
皆さん、鼠を捕まえてください!
待てー幕府の鼠ー!!
213 :
名無しになりきれ:2005/07/13(水) 20:42:31
長州志士軍天皇擁立のため御所に発砲、討ち入り。
会津、薩摩、幕府の抗戦により壊滅的打撃。
九坂、来島はじめ長州、土州出身の志士のほとんどが死亡。
蛤御門の変だな
>>213 久坂、入江、早まった事を。く、これでは長州は朝敵同然…しばらく身を潜めるか…機を待つしかない。
えらいこっちゃな
前回の会合で薩摩に西郷が戻ってきた事を聞いた。
これで薩摩が動き時流が、勤王になるのは、そう遠くはないだろ!
諸君、もう少しの辛抱ですぞ!!
【禁門の変】
>>213>>214>>215>>216 ダダダ
「大変だ!京で戦だっ!長州軍が天皇擁護を旗印に京に軍を進め、幕軍や御門守藩と交戦!
その戦闘中長州軍が御所に発砲したらしい。」
な、な、何ですとっ!!
長州軍が京に入り、御所に発砲ですと?!
何て事だ・・・。御所に発砲すれば問答無用で朝敵ですぞ・・・!!
ダダダ
「長州軍、主な指揮官、参加者は、
国司信濃、福原越後、益田右衛門介の三家老、
遊撃隊総督来島又兵衛、
久坂玄瑞、入江九一、寺島忠三郎、品川弥二郎等。
他藩参加者は、久留米の真木和泉、熊本の宮部春蔵、土佐中岡慎太郎、池内蔵太等です!」
錚錚たる面子だ。だがしかし・・・。
幕府方の情報はないのか!!
ダダ
「判りました!御門方は、
禁裏守衛総督一橋慶喜を筆頭に、会津藩、新選組、見廻組、他御門藩・・・。
そして、そして・・・」
そして何です?!
「そして薩摩藩!その西郷藩軍賦役に西郷吉之助!!」
えっ?!さ、薩摩が、御門方についたのですか!!
それに西郷吉之助が・・・。
数刻後
ダダ
「長州軍撤退!!来島又兵衛殿戦死!
鷹司卿邸にて、久坂玄瑞、寺島忠三郎自刃!
入江九一切腹!
天王山に逃れた、真木和泉殿、宮部春蔵等16人も、新選組等に攻められ自刃!!」
なんて事だ・・・。言葉が出ない・・・。
・・・桂君、これから長州は辛い立場になりました。
きっと幕府は、朝敵となった長州藩を討伐するべしと朝廷に申し出、貴藩を潰そうとするでしょう。
桂君、貴藩が無くなれば日本国回天など、夢と消えます。
長州藩存続して、日本国回天の為に、粉骨砕身奔走してください!
はぁ・・・疲れた。
この報は土佐勤王党や池田屋のときとは桁が違う。
今日はこれにて解散・・・
ダダ
「えらいこっちゃなぁー」
まだ何かあったのですか?今度はなんです・・・。
「この戦のどさくさに、六角獄舎で、収獄されとった三十余名の同志が処刑されたでぇ!」
なんですと?!獄舎に火の手が回ったら、一時お解き放ちが普通でしょう!
「それがやな、そのお解き放ちせぇへんかったんや。
放ったら、戦に参加する思たんやろな。
せやから、有無を言わさず処刑や」
なんと酷い事を・・・。
収獄されてた同志には、池田屋の引き金となった、古高俊太郎や、
生野義挙で捕まった平野次郎(国臣)君がいた筈。
この二人も処刑されたのか・・・。
「清河さんにゃ言いにくいねんけど・・・、安積五郎も処刑されたで。」
嗚呼・・・。五郎まで逝ったのか・・・。
ううーん・・・バタン!(気を失い倒れる)
220 :
名無しになりきれ:2005/07/14(木) 21:23:16
清河八郎暗殺計画が実行され、清河の死体を確認。
薩摩と会談した方がよか
鍵は岩倉卿だな
長州には高杉がいるから安心だ。
>>220ー
>>221 ヘックシ!うぅ・・・寒いな。風邪をひいたかもしれん。
風邪のときは、コレコレ、卵酒に限るな。ゴクゴク
ふぅー暖まるなぁ。
さて、今日は〇〇藩邸によって××殿と横浜焼き討ち案を詰めるんだったな。
さて出かけるか。
数刻後
ヒック!思いの外、話が進んで酒を過ごしすぎたか?
フフフ。攘夷決行まで、あと少しだ・・・ヒック!
ふらふらてくてく
麻布一ノ橋
「いや、清河さん。お久しぶりです」
うん?君は確か・・・おーおー〇〇君ではないか。
ゴソゴソ(相手が笠の紐を解く)
{おう、私も紐を解かなければ失礼にあたるな}
ゴソゴソ・・・
ザシュ!
うっ!{何だっ?!背中が熱い!!}
斬!!
かはっ!!(刺客・・・か!)
スタ・・・スタスタ
{攘夷目前にして、死ぬのか・・・}
無念!!
ドタッ!!
「・・・河さん・・清・・・さん・・清河さん!!」
ガバッ!!
ゼハァ、ゼハァ、い、生きてる。
ゆ、夢・・・だったのか?
妙に現実的な夢だったな。汗がびっしょりだ・・・。
「清河会合始まってるぞ。
まさか、昨日の失神から今覚めたんじゃ、ないだろうな?」
ハハハハハ!ワハハ!(室内爆笑)
いや申し訳ない。
悪い夢を見た。さて今宵の会合を始めましょう。
>>222 ふむ。貴君の言う通り、やはりここは薩摩との会談を持った方が良いですかね?
薩摩の真意が知りたい。
尚平か益満に、西郷等重臣と会談出来る様、取り持ってもらいますかな。
蛤御門の一件、解せないですからね。
>>223 鍵は岩倉卿ですか?
岩倉卿は確か、今は洛外の岩倉村に隠棲しているとか・・・。
卿は、和宮降嫁の件で佐幕派と見られ、尊攘派から命を狙われてましたから、隠棲もしかたなし。
ふむ。慰めがてら、一度訪問してみましょうかね。
大層な酒好きと聞いてますから庄内の地酒でも土産に持って行きますかな。
>>224 えぇ。長州は、高杉君がいるから安心・・・とは言えないですよ。
此度の蛤御門の事で、保守派俗論党が台頭する事でしょう。
そうなれば、藩内は佐幕に傾き、長州藩が使えないものとなります。
桂君や諸志士が高杉君に期待をかけていますが、
「奇兵隊」という物だけで、俗論党等藩兵を倒せるのでしょうか?
多勢に無勢ではないでしょうか・・・。
「奇兵隊」の実力並びに情報が不明な為、過度の期待をしない事を忠告しておきます。
もし期待して「奇兵隊」が失敗した場合、衝撃が大きいですからねぇ・・・。
第一次長州征伐
仕方のないことだ…
>>228 やはり動きましたか。
これを長州が凌ぐ事が出来るか否かで、日本国の行く末が変わるでしょうね。
ただ、諸藩の動向を見ますに、長州に同情的な藩もちらほら見えますな。
この事が、長州にとって良い方に向けばいいのですが・・・。
嗚呼、何も出来ぬ己が恨めしい!
>>229 天子様・・・御心、お察し致します。
蛤御門で長州藩が、やむを得ず御所へ発砲したとはいえ、
勤王心厚き長州に、追討の命を出さなければいけなかった事、大変御心苦しかったものと存じます。
私も今回の事で長州藩に、何も出来ない事、歯痒く思っております。
そこで、前々から申し上げておりました、天子様の為の勤王大攘夷隊結成に向けて動こうと思います。
そこで、諸藩や志士の呼び掛けに、勤王大攘夷隊は天子様公認の隊だと信じて貰う為に、
天子様から勅定と、錦の御旗と菊の御紋が入った物を頂戴しとう御座りまするが、如何でしょうか?
長州征伐失敗
233 :
隠密:2005/07/17(日) 12:07:04
・・・・ジーッ・・・・
【浪士組屯所】
ざわざわざわ
ズラーリ(隊士一同整列)
「静まれい!清河総裁のお話しだ。」
シーン
「総裁どうぞ。」
うむ。
諸君!近年の尊攘思想の弾圧、憤慨の極みなり。
幕府は、己の保身安泰の為だけを願い、攘夷を行う素振りさえみせない!
これでは、日本国の未来は無いっ!!
そこで浪士組幹部の協議の結果、さらなる尊攘の志を報しめ、回天の先駆けを担う為に義挙する事とあいなった。
まずは、幹部数名と隊士を横浜に潜伏させ、残りの者全員、甲府へと向う。
次に、横浜に潜伏していた者達が異人居留地を焼き討ちし、幕兵が横浜に釘づけになっている間、浪士組が甲府城を落し尊攘の本拠地とする!
そして、天子様から拝領した錦の御旗を城前に掲げ、勅定の内容を立て札にし、不信がる者には、菊の御品を見せ納得させ、
天子様御公認の隊として、諸藩、隊士を呼び掛ける!
異存あるなら離隊も結構。決行は、追って報告する。
以上!
ざわざわざわざわ
235 :
名無しになりきれ:2005/07/17(日) 16:20:16
もはや清河にそれほどの力はない。これは紛れもない事実だ。
時代は清河八郎を必要とはしていない。
奇策で事が成る時代は終わった。
昼の屯所での挙兵演説、さすがに緊張したな。
計画を成功させ、天朝の大隊を結成せねばな。
さて諸君、会合を始めましょうか。
>>231 天子様の御好意、感無量で御座りまする。
この清河、必ずや天朝の大隊を創り上げ、回天の皇軍御先鋒を勤めましょう。
勅定以下三点が、揃いますれば、必ずや憂国の士や藩が天子様の基に集まる事でしょう!
>>232 長州征伐失敗ですか?
失敗とは、幕府にとって出すよね。
長州は国司殿、福原殿、益田殿達三家老の犠牲で、首の皮一枚助かりました。
この寛大な処置には、尾張の徳川慶勝公、薩摩の西郷等が尽力したと風の噂で聞きました。
これは、薩摩が本来の立場に気付いたという事でしょうか。
残念ながら、まだ薩摩と会談を持っていないので、解りませんが・・・。
>>233 ・・・・ジーッ・・・・
ざわざわざわ
{シッ!諸君、お静かに。何やらまた気配がします。}
「また隠密か?」
{前回と同じ様な感じです。○○君、槍を天井に刺してみてください}
「よしきた!」
ドス!ドスドス!
「手応え無しだ」
{ふむ。気のせいかもしれませんね。では会合を再開します。}
ざわざわざわ
【床下】
・・・・ジーッ・・・・
>>235 私に力なく、奇策で事を成す時代は終わったと申されますか。
確かに、何の後ろ盾も持たぬ草莽の士の私には、力は無い。
それ故、策に頼ざる以外に術が無い。
私個人に力は無いですが、天子様から拝領する三点があれば、天子様の為という名分が生まれ、それに賛同する者も出てきます。
数が集まれば刻をも動かす力となるのです。
その者達で天朝の大隊を創り、諸藩の動きと連動し、回天に突き進めば事は成る・・・と信じています。
もし時代が、本当に私を必要とせぬその刻は・・・潔く散りましょう!!
keep going
239 :
用心棒:2005/07/18(月) 02:29:43
雇わないか?
240 :
名無しになりきれ:2005/07/18(月) 11:35:18
雇え
官軍でし
昨夜は、私の存在意義を問われ、久ぶりに熱弁を振るってしまった。
いやはや、まだまだ若いなぁ・・・。ははは。
さて今宵も会合と行きましょう。
>>239 キ、キキ・・キ・プ?、ゴゴッ・・・
駄目だ。蘭語かエゲレス語かは存じませんが、上手く言えませんなぁ。
意味もサッパリと・・・。
もしかして、応援してくれているのでしょうか?
そうでしたら、有難うございます。
私清河八郎は、勤王の志しを持って、日本国の為に前進してゆく所存です!
行く末を、お見守りください。
>>239 用心棒ですか。貴方は、剣か何かの段位はお持ちですかな?
私の同志や浪士組隊士には、段位持ちはおろか、免許保持者まで揃ってますよ。
それに、私自身も北辰一刀流免許です。
用心棒なら、事足りています。
そうですねぇ、腕が達のでしたら、用心棒としてではなく、
これから新しく創る天朝の隊に参加しませんか?
一緒に日本の夜明けを迎えようではありませんか!
>>240 えぇと、貴方も用心棒志願者ですか?
済みませんが、用心棒は受け付けては・・・
えっ?違う?
ああ、先程の人を用心棒に雇えと言っているのですね。
ですが、先程の人にも申し上げた様に、用心棒は事足りているのです。
山岡鉄太郎や村上俊五郎、石坂周造も、元は医師ですが、なかなか、あれで腕が達のですよ。
といった事なので、用心棒は雇えません。
天朝の隊の隊士志願者ならば、大いに受け付けていますよ。
>>241 官軍でし?これは珍妙な。
未だ、朝廷の官軍と言われる物は存在せぬ筈・・・。
はっ!もしや、私の知らぬ間に朝廷の隊を組織した者が現われたのか?!
近頃は新隊義挙計画にかまけて、諸国の情報収集を怠っていましたからなぁ。
これが真ならば、新しく組織する隊が、皇軍御先鋒と名乗れない。
うぅむ、単独で義挙を進めなければいけないか・・・?
徳川に栄光あれ!
245 :
ペリー:2005/07/19(火) 18:27:00
開国しなさい
高杉 晋作挙兵
いや遅くなった。義挙準備に熱が入ってしまった。
さてと、会合場所へ行かなければ。
>>244 「徳川に栄光あれ」
誰だ?こんな夜中に徳川の繁栄を望む声をあげているのわ?
こちらの方から聞こえた様な・・・。
【寛永寺】
ぬ!ここは、徳川家菩提寺の寛永寺ではないか。
先程の声の主は、佐幕派か!危険だな。違う道を通るか・・・。
「お主も参りにきたのか」
ビクッ!
は、背後から急に声をかけないでいただきたい!
「それはすまんな。して、お主も徳川家を参りにきたのか」
・・・私は徳川家など参らぬ。私が参るのは、朝廷だけです。
御老人、徳川家に先はありませぬ。
悪い事は言わない、徳川家を信望するのは、およしなさい。
「何故/徳川に先がないと言えるのだ?」
もはや、徳川家では日本国を引っ張ってはいけませぬ。
徳川に代わり、朝廷主導の許、日本国は進むべきときにきているのです。
私が、その先駆けを勤めようと思っています。
「徳川を潰すと言うておる様に聞こえるのぅ」
はい。徳川家が一藩となり朝廷の下に付かぬときは、徳川家を潰すのも致し方ありません。
「ふむ。其れ程迄に徳川家は、もういかぬか?」
このまま幕府体制で行けば、日本国は異国に蹂躙されると思います。
「そうか。幕府と朝廷の時代を賭けた勝負、静かに見物するかの。」
それが良いでしょうな。徳川大権現様。
「ハッハッ。ばれておったか。」
妖かしは馴れました。
「日光にて日の本の行く末、見とるぞ。さらばじゃ!」
すぅー・・・
>>245 さて、会合場所に・・・。
「開国シナサイ」
今度は何ですー?
「開国シナサーイ!」
えぇと、貴方は、どちら様ですか?
「マイネームイズ、マシュー・カルブレイス・ペリー」
はぁ、ペルリさんですか。
実に言いにくいのですが、貴方の出番はとっくに終わりましたよ。
貴方は、ペルリが残していった強い念です。
つまり、怪かしで云うところの生霊。
日本国は、不本意ながらも貴国と通商条約を結びましたので、安心して本体にお帰りください。
では、私は急いでいますのでこれにて失礼!
はぁはぁ、やっと会合場所についた。
諸君!遅れて申し訳ない!
>>246 ・・・って、貴君だけですか?他の者達わ?
・・・ふむ。皆帰ってしまったか。色々とあって、遅れましたからねぇ、仕方ない。
で、貴君はどうして残っているのです?
何ですって?高杉君が、遂に挙兵しましたか。
これで巧くいけば、長州は、生まれ変わりますな。
少数の「奇兵隊」が、勝てればの話しですが。
ふむ。長州が勤王藩として、盛り返したときが、天朝大隊結成の機かもしれませんなぁ。
高杉君の挙兵の続報を待ちましょう。
250 :
名無しになりきれ:2005/07/19(火) 23:09:50
はぁはぁ
孝明天皇の次って何天皇?
高杉勝利!
よし。義挙の準備は整った。後は、実行に移すだけだ。
おっと、会合の時間だな。
さて、本日も始めましょうか。
>>250 如何いたしました?そんなに息を切らして。
誰かに追われているのですか?
最近何かと物騒になりましたからね。辻斬り、空き巣、護摩の灰などが、動乱に紛れて闊歩してますから。
貴方も、誰かに追われているのなら、少し隠れていきなさい。
そのうち、去るでしょうからね。
>>251 孝明天皇様の次ですか?
天子様崩御など考えたくもないですが、
お継ぎは、御皇子の裕宮睦仁親王(明治天皇)様でしょうか。
拝謁した事はございませんが、英明かつ剛毅な御方だとか。
是非とも拝謁願いたい御方ですね。
>>252 おお!高杉君が勝利しましたかっ!!
これで長州は変わる!
日本国回天へ一歩進みましたよ!
よし!機はやってきた。
諸君、お先に失礼いたす。ちと用が出来ました。
では、また。
【浪士組屯所】
バタバタバタ!
「どうした?清河」
おう、周造か。至急幹部、隊士一同集めてくれ。
「それはいいけどよ、どうしたんだ。」
来たんだよ、来たんだ!
「何が来たんだ?」
義挙の機が、来たんだ!
「そうか!よし、すぐに集めるぜっ!!」
数刻後
諸君!遂に挙兵する刻がきた!!
長州では、高杉晋作が「奇兵隊」を率いて、俗論党を倒し藩政権を握ったという。
薩摩では、着々と勤王色へと藩内がまとまり出しているらしい。
この機を逃さず、浪士組は挙兵する!
伊牟田尚平!益満新八郎!
「おう!」「はい!」
両名は、横浜異人居留地焼き討ちの指揮を採ってもらう。
隊士から俊敏な者十数名選び、今宵出立し横浜に潜伏。明後日、計画を実行せよ!
「任せとけ!」「よし!」
石坂周造、村上俊五郎、斎藤熊三郎は、頭格として小頭各二組を統率。
昼は散会し、夜に集合、闇に紛れて早駆け前進せよ!
「やってやるぜ!」「おっしゃ!」「はい!!」
私は、少し遅れて向かう!
以上!出発せよ!!
急襲だ!
ヤバい…御庭番衆だ!撤退!
斬られた…
>>252 そうか高杉が…ついに…これでようやく動ける!
【浪士組屯所】
横浜、甲府へと送り出し、計画を開始した。これで後には引けなくなったな。
数名残した諸君等は、私の警護を勤めて貰う。
道中、宜しく頼むぞ。
「ははっ!!」
>>255>>256>>257 ダダダダダ!
【清河八郎!幕命により、捕縛する!神妙に縄につけ!手向かい致さば、斬る!!】
幕命だと?
やはり会合場所等を探ってたのは、お前達か!
大方、幕府の隠密だろう!そう簡単には捕まらん!
ザザザ!
「総裁!此処は俺達に任せてお逃げをっ!!」
「総裁は、死んではいけません!早く!!」
【清河を庇うは同罪とみなす!御庭番衆参る!!】
「ヤバい・・・御庭番衆だ!撤退!」
逃げるな!隠密風情を恐れてどうするっ!
諜報活動には長けど、腕が達つとは限らん!
「そ、そうですね!さすが総裁!」
「来るならきやがれ!!」
ザシュ!ズバッ!
「ぐはっ!!」「痛ぇー!!」
【ふん!今までの御庭番衆だと思うな!新頭の下、日夜剣術も鍛えているわ!】
「斬られた・・・」
(護衛戦意喪失)
ダダダ!
「助けてくれー!」
【一人たりとも逃がすな!捕縛或いは斬れ!!】ザス!
「ぎやぁー!!」バタリ
ザク!ドカ!ドタ!(護衛壊滅)
くっ、私一人になったか。
時代よ!私をもう望まぬというのか!!
【清河八郎覚悟!!】
『待て待て待てぇ!』
『貴様等、此処は俺達が預かる!』
お、お・・・!お前等!!
『私は、浪士組取締役、幕臣山岡鉄太郎!』
『同じく、松岡万!!』
鉄太郎!!松岡!!
【御両名の手出し、御無用に願いたい。我等は、幕府御老中直々に命を・・・】
『そちらこそ、手出し無用!浪士組の事は、私達浪士組取締役に任されている』
『俺等が預かり知らぬ事などさせん!』
【其の方等が、清河と結託しているは周知の事実。その両名が何を言うか!】
『それとこれとは、話は別。私の目の前で勝手な事はさせん!』
『それでも清河を引っ張ってくんなら・・・』チャキ!
【えぇい!もうよいわ!
其の方等、この事は老中に申しておく。後で後悔するのだな!!】
【いいのですか?四乃森の御頭に何て言えば・・・】
【煩い!帰るぞっ!!】
・・・鉄太郎、松岡・・・。助かった。
『浪士組取締役としての仕事をした迄だ』
『とか何とか言って、自宅で御庭番急襲を聞いて、慌て蓋めいたのは誰だ?』
『ゴホ!そ、それはだな』
・・・二人共、本当に済まなかった。有難う。
だが、これで幕臣として肩身が狭くなってしまったんじゃないか?
『浪士組取締役、お役御免かもな』
『臣籍剥奪ってのは無いよなぁ』
そうだ!二人共、義挙に参加しないか!二人になら頭格を任せ・・・
『それは出来んな。勤王の志しあっても私は幕臣。
倒幕まで視野にいれてる、新隊には賛同出来ん』
『俺もだ。幕臣なんて堅苦しいけどよ、こればっかりゃ無理だ』
そうか・・・誘って悪かったな。
もう・・・会えんのか?
『・・・』『・・・』
そうか分かった。二人共、この者達の事頼む。
さらばだ!盟友!!
『清河さん』『清河ぁ』
ダダ(清河去る)
『行ってしまった・・・』
『ああ・・・』
ドタドタドタ!!
「清河ー!俺も義挙に参加さしてくれー!!」
『この声は池田(徳太郎)!!馬鹿だなぁ、お前ぇ・・・』
「えっ?」
てな訳で、清河は暫く会合にゃー参加出来ねーつー事だ。
でぇ、俺が代わりに参加すん事んなった。
じゃ、そういう事何で宜しく。
>>258 おう!あんたが桂さんか。噂ぁ聞いてんぜ。
高杉晋作が、勝ったんだってなぁー。こんで、長州も動けんだろ?
清河が、挙兵したんもこの件が切っ掛けだっつー話しだしな。
桂さんよぉ、早く長州立て直してよ、長州動かして、清河の力になってくんねぇーか?
じゃねーと、甲府で孤立しちまうからさぁ。
頼むよ。な?こん通ーり!
んで、次は・・・って、誰も居ねーじゃねーか。
じゃあー、今日はこんで開きだ。また明日ー。
どんな訳だ
疲れた
…………………
清河はどうした?
働きに期待する
ああー!今すぐ行きてー!
でも会合集めちまったしなー。
ま、今日の締めにでも話すかー。
じゃー、会合始めっぞ!
>>263 どんな訳って、清河がよ甲府行っちまったから、江戸会合参加何て無理だろ?
そこで、置いてけぼり喰った俺が代わりに会主んなろーとしたんだがな・・・。
まぁ何だ、こん関係の話しぁ今日の会合の締めん刻に話すよ。
>>264 おう!あんた高杉だろ?
俺ぁ、こんでも清河にも負けねー情報通だからよ、一目で判ったぜ!
髷無し痘痕の馬面っていやーあんたしかいねー。
奇兵隊率いて、藩内の敵対勢力に勝ったんだって?
さすがだなおい!
長州は、あんたと桂がいりゃー安泰だな!
>>265 ん?何だそんなとこに、ボーっと突っ立ってよ?
んなとこに居ねーで、座んな!
あんた、女に人気あんだろ?格好良い顔して、黙ってりゃ、よってくんのか?
俺も岡場所ででも試してみっかなー?
>>266 清河は、甲府向かってんじゃねーかな。
実は清河から文来てよー、参謀やってくれって頼まれちまったんだよなー!
俺ぁ、清河と同じ・・・いやそれ以上に頭があっからさー、頼みたくなる気持ちも分かるぜぇ!
それに人望もあんしな!!
だからよー・・・ま、締めに話すわ。
>>267 おおお!!!あんた・・・いや、あなた様が、天子様か!
会えて嬉しいぜ俺ぁ!!
自分は、清河より負けねーくらい勤王です!
お言葉ー、肝に命じやす!
こん池田徳太郎ん命、天子様に捧げやすぜ!
・・・で、会の締め何だが、チラッと話したよーによ、清河に呼ばれちった訳だ。
俺ぁ参加してぇ。一度は清河と袂を分かったが、やっぱな、志を同じくする同志だしよぉ・・・。
あいつの独善的なやり方に頭きて抜けたんだけど、離れて考えてみりゃ、
そうゆーやり方しか、奴ぁ出来ねーんだよな。
何の後ろ盾もねー清河にはよ。
そんな事も分かってねー刻に、古くからの同志の俺に、何の相談もなく、浪士組転身ってー策をやったからよ、切れちまったんだよ。
そんな俺によ、甲府攻めの参謀になってくれって頼んきたんだよ清河。
こりゃ、受けるしかねぇーだろーが!な?
それが同志って物だろ?!
だからよ、俺行くわ。清河の力になりによ。
そうそう、会合は清河がやるってよ。
甲府某所で開くっつー話しだ。
金かかっけど勤王の志しありゃー、大丈夫だろ?
て事で、あばよ!!
甲府か…
272 :
幕府:2005/07/22(金) 22:23:00
甲府に援軍を!
軍議が必要だ清河さん
助太刀いたす
【横浜】
ゾロゾロゾロ(武者姿の兵が巡回している)
伊牟田「何じゃこいわ!兵が闊歩しちょるぞ!」
益満「あん兵の旗印は、武蔵金沢藩でごわすな」
伊牟田「幕府が横浜警護ば頼みよったとな!計画ば、漏れちょったとか!
おい達の人数じゃ、火付けは危なかど・・・」
益満「尚平どん、こんこつもあろうかと、助っ人ば呼んじょいもす」
伊牟田「助っ人とな?」
益満「紹介しもす。挙兵、撹乱の専門家!小島四郎どんでごわす!」
ザ゙ッ(一人の男が現れる)
小島「お初にお目にかかります。小島四郎(相楽総三)と申します」
伊牟田「おお!おはんが、小島どんでごわすか!
天狗党に資金援助でん、各地の挙兵運動でん、噂は聞いちょいもすぞ」
小島「天狗党、天誅組の生き残りを始め、池田屋志士の縁者、各国勤王の士を集めてきました。どうぞ、使ってください」
伊牟田「こいは百人力でごわす!新八!小島どん!やりもんそ!!」
益満「準備は出来ちょいもす」
小島「幕府に目に物見せてやりましょう!!」
(横浜異人居留地焼き打ち決行!)
甲州塩山宿・恵林寺
【武田信玄の墓】
{信玄公、公が三方ヶ原で徳川を敗った武運を、私達にお貸しください・・・}
ドタドタドタ!
「清河ぁー!きたぞー!!」
清河「うん?この声はっ!」
池田「清河!!声をかけてくれて、俺ぁー嬉しかったぜー!」
清河「徳太郎・・・。浪士組転身の事は、済まなかった」
池田「・・・もうそりゃいいんだ。俺こそ悪かった。清河の真も読み取れなく、抜けちまった事、済まねぇ」
清河「徳太郎、私の片腕勤めてもらえるか?」
池田「おうよ!この池田様がきたからにゃー、大船に乗ったつもりでいろ!」
四半刻後
清河「うーむ・・・。朝廷から勅定、御旗、御品の賜りはまだか?」
隊士「はっ、まだその様な物は届いておりません!」
清河「熊三郎!」
斎藤「はい」
清河「京に行き、三点を拝領してまいれ!私の弟と言えば、通して貰えるだろう」
斎藤「はい!行ってまいります」
清河「天子様からの拝領の品無ければ、只の暴挙と視なされる。
この度の義挙には、皇軍御先鋒の大義名分が絶対必要なのだ・・・」
277 :
甲府軍:2005/07/23(土) 18:27:05
砲撃開始!
恵林寺・広間
>>271 私不在の江戸での会合で、徳太郎が変わった者を見たらしい。
何やら、何も発言をせず会合をずっと聞いていたとか・・・。
はて、何者であろうか?
初参加者ならば、持論をまくし立て、己の思いを熱く語るのが常なのだが、何も発言しないとわ・・・
まさか隠密?・・・いや、そんな堂々と会合に参加す隠密など、聞いた事は無い。
きっと奥手な御人だったのだろう・・・。
>>272 御庭番衆襲撃の一件を鑑みるに、幕府に事が漏れている・・・。
早く甲府を落とさねば、いかん。
だが、大義名分無き城攻めなど、賊と視なされ処分されるのが落ち・・・
朝廷から賜り物が届かねば、動くに動けん!
>>273 「軍議が必要だ清河さん」
うむ。確かに貴君の言う通りだ。
賜り物が届くまで何もしないのは愚の骨頂。
間、軍議を開くとしよう。
279 :
甲府軍:2005/07/23(土) 18:38:30
奇襲はそのくらいにして城の警護に専念だ。
>>274 ツカツカツカ
河上「助太刀いたす」
清河「うむ?おおおっ!!彦斎じゃないかっ!
どうしてここが判った?・・・そんな事は、どうでも良い。彦斎、助太刀感謝する!」
「おお、丁度良かった。彦斎、浪士組伍番組を率いてくれないか?
弟、熊三郎に任せたんだが急用で京に起ったのだ。
いきなりで悪が・・・」
>>277 隊士「総裁!大変です!甲府城の兵に、我が軍の事知られました!
甲府城から大砲を射ってきています!」
清河「何だと?!やはり計画は漏れてたか!!
だが安心しろ、甲府城からここ迄は玉は届かん!
軍議だ!軍議を開く!!至急広間に集めよ」
隊士「ははっ!!」
>>279 ドオーン!ドオーン!! シーン
【軍議】
諸君!残念ながら、事は露見した。
そして、朝廷から天子様の軍と報しめる為の品が、未だ届かないでいる。
甲府城の今現在の守りは、甲府勤番役の幕臣や旗本の少数しかいない。
だが、すぐにでも幕府は援軍を出す事だろう。
援軍として来ると予測されるのは、小田原藩兵に、支藩の萩野山中藩兵。
このまま大義名分なく、敵援軍が来る前に甲府攻めを行うのか、
御品が届くを待ち大義名分を得てから、城攻めを行うのかの意見を聞きたい。
それと、城攻めについての策や攻め方等の意見も求む!
発言何か無いか?
到着。守りを固めよ。
清河の弟よその三点を持ち急ぎ甲府へ戻れ
甲府隠密機動隊、小田原隠密機動隊、隠密御庭番衆、幕府特別遊撃隊…急襲開始!
参る…回転剣舞六連!
285 :
浪士:2005/07/23(土) 19:38:35
逃げます!
我らは官軍ぞ!
>>282 「総裁!小田原藩兵が甲府城へ入りました!!」
何だと?!相変らず動きが早いな幕府わっ・・・!!
くっ、もはや甲府城速攻は不可能か・・・!
はっ!熊三郎・・・熊三郎の戻りはまだかぁー!!!
>>283【御所】
孝明天皇「清河の弟よその三点を持ちて急ぎ甲府に戻れ」
斎藤「はっ!急ぎ故、礼を欠く事、失礼します!!」ダダ
>>284 グワー!ギャー!助けっグブ!
「総裁!!」
どうしたぁー!!
「御庭番衆以下、複数の隊が攻めて来ました!!
組織するは、御庭番衆頭目の四乃森蒼紫!」
何だと!!幕府が本気を出したかっ!!
周造!壱、弐番組を率いて、防げ!
俊五郎!は参四組を率いて何とか食い止めろ!
彦斎も行ってくれるか?!
熊三郎が戻るまで、耐えるのだっ!!
>>285 「逃げろ!」
逃げるな!戦えっ!!私達は官軍っ!!
熊三郎が戻れば、何とかなる!食い縛れー!!
>>286 「我らは官軍ぞ!」
そうだ!その意気だ!!
この戦い、日本国の明日の為必ず勝たなければならない!!
迎撃だ!迎撃ー!!!
了解した!参る!
奴らの使いが戻るまでは奴らはただの反乱分子…手向かいするなら斬れ!
到着。警護に当たる。
>>288 頼もしい返事だ。
貴君は、御庭番衆頭目を狙ってみてくれないか?
四乃森蒼紫という者、小太刀二刀流という変わった技の持ち主ときく。
貴君の彦斎流で打ち破ってくれれば、この猛攻は衰えると思うのだがどうだろうか?
【横浜異人居留地】
ゴォーボォーボボー!!
伊牟田「ガハハ!よく燃えちょいもすなぁ」
益満「巧く焼き討ちば成功したんも、小島どんの撹乱のおかげでごわす」
ダダダ!
隊士「伊牟田様!益満様!大変です!」
伊牟田「どげんした?」
隊士「清河総裁以下浪士組が泊まっている塩山宿恵林寺を、幕府軍が急襲しましたー!!」
益満「なんじゃちー!!」
伊牟田「幕府ば横浜に目ばくれんとか!」
益満「どげんする?伊牟田さぁ」
伊牟田「むむむ・・・」
小島「行ってください!ここは私が受け持ちます!
この"浪士隊"と共に!!」
伊牟田「頼みもす!おい達、浪士組撹乱組ば恵林寺救援に行きもす!!」
隊士「おぉー!!」
>>289 金沢藩士「御庭番衆の四乃森様はおられますか!
横浜が焼き討ちされました!!至急援軍をー!!」
>>291 横浜焼き討ち?…仕方ない…援軍も甲府に入ったことだ…全軍退け!隠密御庭番衆と幕府特別遊撃隊は横浜へ向かう。他は甲府城へ。
>>291 こっちは片付いた。了解した!
>>292 敵が退いてくぞ。頭も逃がしたか。だがこれで一安心だな。
落ち着いたら軍議を再開しよう。
【京の街中】
パカラパカラパカラ!(熊三郎、馬で疾駆)
ビュ!(短刀が馬を掠める)
ヒヒーン!(驚き立ち上がる)
斎藤「うわっ!」ドスン!
ザザッザ!(数名の男達が熊三郎を取り囲む)
男「清河の使いだな?懐の物と荷を渡してもらおう」
斎藤「何物だ!お前達!」
男「我等、京都見廻組の者である!清河八郎の暴挙許すまじ。手向かいいたさば斬る!」
斎藤「くっ・・・これまでかぁ。兄さん!済まない!!」
『チェストー!!!』
「ぎゃっ!!」バタリ
見廻組与力頭「何奴?!」
男「熊三郎!行け!こん場は、おいに任せるでごわす!」
斎藤「あ!八兵衛さん!どうしてここに?!」
樋渡「そげんこつはよか!早よ!清河が待っちょいもすぞっ!!」
斎藤「はい!」ガッ(騎乗)
見廻組隊士「逃がさん!」
バッ
樋渡「おはんらの相手は、おいじゃ!!チェストー!!!」
見廻組一同・ビク!!
斎藤「八兵衛さん!御無事で・・・!」パカラパカラパカラ!
樋渡「チェストー!チェストー・・・」
(熊三郎、京脱出。恵林寺へ疾駆中)
※本日はこれまで。軍議は明日
我らは今は待つべきだ清河さん
熊三郎を待つ。
今日のはなかなかすごい展開だた
横浜の浪士隊はおおかた片付いた…幹部や一部の者は取り逃がしたが…一旦江戸に戻るか…
>>290 やはりきたか萩野山中藩。甲府城・・・かなりの兵数になってしまったな・・・。
>>292 うん?どうした事だ?!何故か幕軍が退いてゆくぞ!
退いた理由は判らないが、何とか耐えきったか。
各組頭!軍議までに被害状況を調べ報告せよ!
>>292 彦斎、貴君の働き、ず抜けていた。
貴君は、剣の腕だけでなく、指揮者としてもかなりの才があるのだな。
御庭番衆の頭目を逃がしたのは残念だ。
ですが、またすぐに相見える事でだろう。
回天を目指している今、避けて通れぬ相手です。
そうですね。落ち着いたら軍議を再開しましょう。
>>294 「我らは今は待つべきだ清河さん」
うむ。甲府城を兵数で固められた今、真正面から当たるは被害が大きい。
熊三郎を待ち、賜る筈の御品を待つのが良策と私も思う。
>>295 「熊三郎を待つ」
うむ。それしか今はないと思う。
軍議までに戻ってくれば良いのだが・・・。
>>297 うむ。一日にしては、様々な事が起きた。
この戦終わるまで気を引き締めていかなければならない。
>>298 小島「くっ・・・何だあいつは!浪士隊が、瞬時に壊滅させられたぞ!
出直しだ。各地を巡り同志を集め新たな隊を組織しなければ!」バッ!
(浪士隊壊滅。小島四郎姿を消す)
半刻後―
恵林寺・広間
ふぅ・・・危なかったな。あそこで幕軍が退かなかったらと思うと・・・ブルブル
ダダダ!タタタ!
伊牟田「清河ぁ!!」
益満「清河さぁ、無事でなによりでごわす」
清河「両君!何故ここに?横浜計画はどうしたのだ」
伊牟田「ガハハ!そいなら心配なか。居留地ば、真っ赤に燃えちょいもした」
清河「そうか!それで理解した。幕軍が退いたのは、そういう事だったのか」
益満「横浜ば今は、助っ人の小島四郎どんが、指揮しちょいもす」
清河「ほう。あの小島四郎が助っ人に。それは頼もしい事だな」
ヨロヨロ・・・ズシャ
「あ、貴方が清河さんですか?小島隊長率いる浪士隊・・・壊滅しました・・・
小島隊長は姿を消し、他の者達も散り散りに・・・」
清河「・・・御庭の頭目が動いたのか。だが、もはや横浜には様は無い。
諸君!軍議を開くっ!!」
【軍議】
池田「報告するぜ。前の戦いで、浪士組かなりの被害が出た。
そん戦いの間に、甲府城の兵力は増して、数じゃ我が軍は負けてるぜ」
清河「うむ。甲府城の陣容わ?」
池田「今、甲府城にゃ甲府勤番、小田原藩兵、萩野山中藩兵と各隠密機動部隊が居る」
清河「各兵の特徴わ?」
池田「甲府勤番は少数で、旗本や御家人等で編成されるが士気は低い。
小田原藩は、なかなか精強で一番の兵力だが、藩内同様、兵内でも佐幕派勤王派に別れ纏まりが悪い。
萩野山中藩は、少数なれど、火縄銃隊を多く組織し、寸分乱れぬ隊率で、練兵も行き届き、かなりの驚異だ。
他の隠密機動隊らは、少数なれど、士気高く俊敏だ」
清河「うむ。甲府城の城郭等わ?」
池田「享保12年の大火で、本丸御殿や天守閣が消失、各櫓や城壁にも火が廻り一部崩壊。
改修工事も滞っている。
今の甲府城は、攻めるに易く守に難しい城となってるぜ」
清河「うむ。熊三郎の到着を待ちつつ軍議を進める。
諸君、忌憚無い意見を申せ。」
数は負けているが我らが官軍とわかれば相手の士気を奪う事もできる。
敵の勤王派の士気さえ奪えば数は同等又はこちらが有利になる可能性がある。
問題は萩野山中藩だな
清河さんに任す
>>302 ふむ。確かに、こちらが官軍と報しめられれば、大幅に士気を下げる事が出来るやもしれませんね。
その官軍に刃向かえば賊軍と高らかに宣言し更に戦意を削ぐ事が出来ますな。
>>303 うむ。徳太郎の報告によれば、甲府軍にも勤王派がいる事が判っています。
その勤王派達に、私達浪士組が官軍と判らせれば、勤王派は動けなくなるでしょうね。
いや、離反や手引き等もありえますな。
やはり熊三郎の成果が鍵ですね。
>>304 うむう・・・かの藩は、火縄銃隊を組織し訓練も行き届いているといいましたね。
それに比べてこちらは、士気は高いですが軍備は、ほぼ刀槍。
官軍宣言で、かの藩の火縄隊から、離脱者が出れば良いのですが・・・。
>>305 本格的な事はやはり、熊三郎が戻ってからですね。
前の発言者の案をもとに、策を練ってみる事としましょう。
ただ、熊三郎が戻るまで、城攻めの意見を求めますぞ。
白兵戦なら負けない自信はある。火縄銃など恐るに足らん。
城は出来るだけ傷つけずに攻めたいものです。占拠した後の事も考えねて。
熊三郎はまだか?
>>307 そうか!決死の覚悟でのぞむというのですね。
火縄に怯えて、敵を打ち倒す事などできませんからねぇ。
その覚悟を持って、城攻めを行いましょう。
ただ、無駄に死を急ぐ事は、許しませんよ!
生きて、生きて生き抜いて回天を目指すのです!!
>>308 そうですね。新隊結成し、本拠として使う為これ以上の損傷は避けたいですな。
何とか最小限の戦闘で、城を奪取したいですね。
【甲府入口】
パカラパカラパカラ!
斎藤「おー!やっとついたぞ!」
ズラズラズラ
「ここを通るは許さぬ。今、甲府は封鎖しておる!
どうしても通るならば、手荷物手形を検める!」
斎藤「そうはいきません!通らせていただきます!」グ
番兵「ならん!ならん!者共!そやつを引っ捕えろ!」
斎藤「浪士組組頭!斎藤熊三郎!罷り通る!!」パカラパカラ
ドカ!ドカ!ドスン!
番兵「ぐは!捕えろー!」
【恵林寺】パカラパカラパカラ
斎藤「総裁!熊三郎、帰って参りましたー!!」
清河「来たか!!」
池田「おお!」
石坂「首尾はどうだ!?」
村上「む!やったか熊!!」
河上「・・・」
清河「熊三郎、やったか?」
他幹部「ゴクリ」
斎藤「は、はい!天子様から、しかと拝領して参りましたー!!」
村上「でかした熊ー!!」
清河「では、下賜された三点を拝見する。まずは勅定から」プルプル(手が震える)
バッ!
{今度の義挙並びに皇軍御先鋒の隊との申し立て、いずれも聞き届け候。
出羽郷士清河八郎、忠義厚く誠勤王の士である。
朝臣清河八郎率いる浪士共は誠、朕の軍に候。
良き日本国の為、尽忠粉骨相勤め候}
清河「ははぁー!!天子様の御意志に応え!この清河八郎、皇軍御先鋒しかと相勤めまするー!!」
池田「やったな清河!!」
村上「俺等は正真正銘の官軍だぜー!!」
清河「つ、次の御品を拝見するぞ・・・」
石坂「何だ何だ?香木か?菊花紋の硯か?はたまた、短歌が入った菊の扇子か?!」
清河「うむ?おかしい・・・。それらしき物、無いぞ?」
池田「おい熊三郎、ちゃんと賜ったんだろーな?」
斎藤「えっ?そんな御品拝領してませんよ?
えぇと、拝領したのは、勅定、御旗、刀一振りです」
清河「何!?刀だと!!」
村上「おいその刀って・・・」
一同「ゴク・・・」
清河「こ、この刀わぁ・・・」
ムゥーン(刀が気を放っているように感じる)
スゥー(鞘を抜く)キラキラ!
村上「すげぇ!ん百年前の刀なのに、錆てねー・・・
しかも、こんな刃紋見た事ねぇ・・・よ」
池田「当たり前だ。こんな刀、大大名でもそうは所持してねぇーやな」
石坂「おい?何だよ!この刀、そんなに凄ぇのか?」
カチャカチャ
清河「やはりそうか。皆ここを見ろ」
池田「こりゃ確かに・・・」
村上「一とだけ銘が刻んであるな。見る角度によって、微かに菊花紋が・・・」
清河「間違いない。これは、備前・福岡一文字則宗だ」
一同「おぉー!!」
石坂「あん?何だってんだ!俺にも判る様に言えよ!」
池田「阿保だなお前わ。これはな、福岡一文字則宗作・通称、菊一文字則宗だ!!」
石坂「えぇーーー!!!これがあの、菊一文字ぃ!!」
清河「よし最後は、錦の御旗だな」
バサバサッ!(旗を広げる)
一同「おおおー!!」
清河「うむ!これでいける!私達は、真の官軍だ!!」
一同「うおおぉぉぉーー!!」
菊一文字…沖田の刀と一緒
どう攻める?
これで甲府を攻めることが出来る
まだ動きはないようだな
しかしながら形勢が不利なら火を放つことも考えねば
否、これから甲府城を拠点とするのだ…これ以上の損傷は好ましくない。
占拠してもすぐに攻め落とされては意味がないのだ。
【京都】
清河君は今頃甲府かな?健闘を祈るよ。
320 :
浪士:2005/07/26(火) 01:25:08
_____ タタタタッ…
| | |∧ ∧
=====(,,゚Д゚)∩=
|_|_⊂ ノ
/ Ο
し´
∧∧ ミ _ドスッ
( ,,)┌┴┴┐
/ つ. 突撃│
〜′ /´└┬┬┘
∪ ∪ ││_ε3
゛゛'゛'゛
え?戦始まるの?
恵林寺・広間
清河「諸君!天子様から以下の三点を下賜された」
(勅定、御旗、刀を並べる)
隊士一同「おぉー!!」
隊士A「凄い!これで俺達は、本当の天子様の軍だっ!」
隊士B「総裁!この風格漂う刀は何ですか?」
清河「それはだな・・・」
バッ
石坂「それは、あの菊一文字だっ!お前達でも知ってるだろ?」
>>313 「菊一文字・・・沖田の刀と一緒」
清河「君は沖田君を知っているのですか。同じ物を沖田君も所持していると。
大大名でさえ、欲っしても値が余りにも高く、手が出せない宝刀を・・・」
池田「それはあれだ、幕府から貰ったんじゃないか?」
清河「なるほど・・・それならば、入手経路に納得がいくな」
石坂「その刀で、ズバズバ斬る訳だな」
池田「阿保!ん百年前の刀で人が斬れるか!一人斬っただけで、刃が欠けるか腰が曲がるわ!」
石坂「・・・んなやーやー言うなよなー・・・」
清河「コホン!話しがそれてしまった。
御品も揃い、いよいよ甲府攻略といく。
続いて、軍議をおこなう!」
>>314 「どう攻める?」
前回の軍議と、今回の軍議で出た案を熟慮し、策や攻略法を練ようと思うが、如何か?
前回の軍議では、我等が官軍と報しめ、甲府軍の士気下げ等がありました。
>>315 そうです。御品到着により、これほどにはない、大義名分が出来ました。
この事を活かして、甲府攻略に当たれれば良いかと思います。
>>316【甲府城】
甲府城幕軍「まだ動きはない様だな」
勤番A「ううう・・・何でこんな事に!」
勤番B「糞ぉ、江戸詰めに戻りてぇ・・・」
小田原隊長「弛んでおる!この緊急時、我が身を嘆くとわ何事か!」
勤番A・Bビク!
小田原隊長「今こそ、御公儀に忠誠を示すときではないのかっ?!けしからん!」
勤番A・Bシュン・・・
小田原副隊長{ふん。時流を読めぬ御公儀馬鹿が何を言うか}
小田原隊長「貴様ぁ!某を愚弄するかっ!!」
萩野山中隊長「まぁまぁ、ここは落ち着きましょう。
茶でも入れますか?」
隠密機動隊士達「・・・」(我関せずと座禅を組んでいる)勤番A{こんなんで・・・}
勤番B{勝てんのかなぁ・・・}
>>317 ふむ。形勢不利となれば、火を放つのもやむなしですか?
しかし、ここ甲府の地は江戸と西方を結ぶ重要な地で、江戸の喉元とも言えなくわない場所。
そして、朝廷にも幕府にも重要な戦略地点にあるのが甲府城です。
その様な、城に火を放つのは、かなりの決断が必要ですね
>>318 うむ。我が軍は甲府城を拠点とし、皇軍御先鋒として回天を目指すというのが、この義挙の目的。
その皇軍御先鋒と名した軍が、焼け城を拠点とするのは、天子様の御威光を落とすやも知れません。
今でさえ、脆くなっている城に更に火を放てば、占拠どころか、使い物にならないかも知れませんね。
使い物にならずとも、守り難くなるのは必至。
ここは、城の損傷を避けて攻略する方を考るが良策でしょうかねぇ。
>>319 今回の甲府攻略が、長州や薩摩、勤王諸藩や志士達の後押しとなれれば良いのだが。
今、桂君達は何処でこの空を眺めているのだろうか・・・。
>>320 ドン!(立て札)
何々、突撃?
貴君は、突撃を提案するのですかな?
何も"立て札"まで立てて、提案するとは、凄い気合いですね。
うん?"立て札"?
我が軍が、天子様の軍だと報しめるに、良い手ではないか?
立て札に勅定内容を書き、周辺や街道に立てれば、
甲府幕軍どころか民々にまで、知れ渡るのではないだろうか?
占拠後の周辺住民の恐怖心を拭うにも一役かう。
これは中々、良いかもしれぬな。立て札工作わ!
数刻後―
>>321【街道】
ざわざわざわ
行商「えらいこっちゃ!えらいこっちゃ!」
老人「ほぅ・・・塩山に陣どってとる軍は、天子様の御軍なのじゃな」
町人「こりゃ、甲府と御軍、どっち応援すりゃいいんだ?」
町娘「えっ?戦始まるの」
町人「そりゃそうだろーよ!朝廷と幕府の戦争だ」
女「巻き添えだけは、御免だよ」
瓦番屋「ヘヘヘ!こりゃでっかいネタだ!さっそく刷らにゃー!!」
ざわざわざわ・・・
塩山の軍が官軍?そんなもの偽官軍だ。
もし本当に官軍なら…脱走だ…
我らは甲府城を守る!
>>326>>327>>328 ざわざわざわ
【甲府城】
小田原隊長「何か城外が騒がしいぞ。塩山の賊がついに動いたか?」
シュタ!
隠密「・・・街道、宿場に、立て札が立ち並んでいる・・・。
中身は、塩山の軍は孝明帝の勅定を戴いた天朝の軍であると記し、
後、勅定内容らしき者が書かれている・・・。
その立て札を見た、町人等が騒いでる様だ・・・」
甲府幕府軍「塩山の軍が官軍?そんなもの偽官軍だ」
勤番A{もし本当に官軍なら・・・脱走だ・・・}
勤番B{お、おう・・・命有っての物種だ}
小田原隊長「聞こえとるぞ!甲府勤番がそんなでどうするっ!
率先して事にあたらぬかぁ!」
勤番A・B「・・・」
小田原副長(塩山の軍は、朝廷軍かもしれぬのか。
真の朝廷軍ならばそのときわ・・・)
小田原隊長「どいつもこいつも御公儀の為に戦おうとする者が居ないとわ・・・
嘆かわしいっ!!」
萩野山中隊長「我等は、甲府城を守る」
小田原隊長「おお!萩野山中の!頼れるは貴藩だけだ!共に忠義を示そうぞ!」
萩野山中隊長「蜂の巣にしてやりますよ!」
両隊長「ワッハハハハ!」
恵林寺・一室
清河「で、立て札工作の反応はどうだ?」
伊牟田「町衆は、騒いじょいもすな。こんこつが引き金んなって広まれば、
おい達の軍が天朝の軍と知れ渡るんも遠くなか」
池田「甲府城の奴等は、どうなってるんだ?」
ダダッスゥー(襖を開ける音)
益満「甲府偵察から戻りもした。
甲府の兵ば、表面状は冷静を装っちょるが、少んからず影響ば受くっとるち思いもす」
清河「ふむ。そうか。やはり天朝の御軍というのが、効いているのだな。
・・・そろそろ前進しても良い頃かもしれんな」
池田「動くか!清河!」
清河「うむ。諸君、良く聞いてほしい。
我が軍が、天朝の御軍だと甲府兵と世に更に報しめる為に、
錦の御旗を高々と掲げると共に、天朝の御軍と判りやすい旗を立て前進するというのはどうだろうか?」
石坂「判りやすい旗ってのは何だ?」
池田「・・・皇軍御先鋒か?」
清河「そうだ。それに天朝御直隊という旗も掲げようと思う」
村上「錦の御旗に、皇軍御先鋒と天朝御直隊の旗・・・」
斎藤「最上の伝え方ですね!」
清河「うむ」
石坂「清河、あのよぉ・・・旗作るんならさ、あの件も考え直してくんないか?」
清河「あの件とは何だ?」
池田「はっはーん、周造、茜の陣羽織の事だな?」
石坂「お、おうソレだよ」
清河「茜の陣羽織というと、資金が足らずに作れなかった隊服か」
池田「周造、隊服揃えるのに幾らかかるか知ってるだろぉ?千五百両もかかるんだぞ。
旗を作る金でさえやっとだというに、そんな金何処にある?」
石坂「金ならある。おい!」
隊士「はっこれです」ガシャ
(千両箱が二つ置かれる)
清河「これわ・・・」
池田「周造!こんな大金どうしたんだ?!
まさか手前ぇ、商家や藩に押し借りに行ったんじゃないだろうな!!
某藩家老邸に借りに行ったときに浅ましいさに気付いて、
こういうまねは止めようと話し合ったじゃねぇか!
それを手前ぇーわっ!!」
バッ!グイ!
村上「池田落ち着け!周造の話しを聞いてみようじゃねぇか。
周造、どうしたんだコレ?」
石坂「あ、ああ・・・あのな、お前等、臭水(くそうず)って知ってるか?」
村上「臭水?何だそりゃ?」
池田「臭水っていえば、越後の一部で涌く、燃える水の事だ」
村上「燃える水何てあんのか?」
清河「あるらしい。油と同等、いやそれ以上に良く燃えると聞いた事がある」
池田「・・・で、その臭水が何なんだ?」
石坂「その臭水、異国じゃド偉い額で売れるらしいんだよ。
今は、日本国じゃ越後のとある場所でしか採れないって事になってる。
だけどな、俺、見つけちまったんだよ。越後以外で採れるとこ!」
池田「それが何だ?」
石坂「その臭水が売れるって話しを、ある商家に持ってたら話しが進んでよ、
で、俺が日本国回天を目指してる隊の幹部で、
近々、天子様から勅定を戴くと言ったらさ、金用意してくれたんだよ」
池田「やっぱり、押し借り擬いじゃねぇか!」
石坂「まぁ、そうだけど・・・、回天後、臭水を発掘して専売的に卸してくれって話しになって纏まったんだ」
池田「ふん。胡散臭ぇ話しだぜ」
清河「周造が精一杯、頭を使って得た金だ。素直に使わせて貰おう。
周造、良くやった」
石坂「おれ、俺・・・」グス
(旗、茜陣羽織を作る事になった)
いつ攻めるねんな?
砲撃隊並び火縄銃隊はいつでも撃てるようにしておけ
脱走するよ
>>333>>335 ざわざわざわ
幹部達「城攻めは・・・あーだこーだ・・・」
斎藤「兄さん!隊士達が騒ついているよ」
清河「何故だ?」
斎藤「御品三点も届いたのに進軍すらしないから、痺れを切らしたんじゃないかな?」
益満「こいはまずか。士気ば下がらんうちに、進軍ばしもんそ」
石坂「ちょっと待てよ!昨日の京じゃ、旗や茜の隊服、出来てないぜ?」
池田「旗や隊服が出来るのを待って隊士の不満が出るよりは、進軍した方がいいな」
村上「旗と隊服揃えて進軍すると格好良さそうなんだけどなぁ・・・」
池田「格好より、士気の方が大事だ。清河!決断のときだ!」
清河「うーむ・・・。
よし!旗と隊服で天朝隊の威光を示せないのは、残念だが、士気が高いうちに進軍いたそう」
石坂「ちぇ・・・」
清河「錦の御旗を掲げるだけでも、絶大な効果を得られるだろう!
各自、幹部は隊を整え庭にて待機させよ」
石坂村上河上斎藤「はっ」
スタスタスタ
清河「徳太郎、ちと頼まれてくれるか?」
池田「何だ?」
清河「隊が発つ前に先んじて甲府城に赴き、城外退去、城明渡しの使者にたってくれないか?」
池田「それは甘いぞ清河。
戦をせぬ前から、降伏など聞いた事もないぞ!」
清河「我が軍は、真の官軍だ。それさえ判らせれば、降伏もありうる」
池田「清河、甲府軍が全て勤王心を持ってると思ってるのか?
お前は、天子様贔屓が過ぎるぞ!」
清河「・・・私は、天子様の御力を信じている。行ってくれぬか?」
池田「・・・分かった。行ってこよう。この交渉は攻める口実にも使えるからな」
清河「?」
池田「判らんか?
条件を呑めばそれでよし、呑まなければ、帝の意志を無視した賊軍として、討伐出来るという事だ」
清河「なるほど・・・」
池田「護衛に、伊牟田と益満借りてくぜ。二人が薩摩藩士と判りゃ、馬鹿なまねは出来んだろ?」
清河「さすがだな徳太郎」
池田「じゃ行ってくるぜ!甲府で会おう!」
清河「ああ、甲府で!」
(池田達は甲府城へ使者として発った)
隊士「総裁!整いました!」
清河「うむ!」
恵林寺・境内
諸君!ついに甲府へ進軍するときがきた!
まずは、甲府城に程近い宝泉寺を占拠し甲府城攻めの陣を置く事とする!
各自、皇軍の兵という事を肝に銘じ進軍せよ。
道中や甲府内において、皇軍兵として、有るまじき行為を取った者は、容赦なく斬り捨てると思え!
錦の御旗を掲げよ!
いざ出発!!
(甲府内宝泉寺を目指し進軍を開始した)
一刻後
【甲府城東門】
池田「開門!開門!
某は皇軍御先鋒、朝廷御直隊、浪士組参謀、池田徳太郎と申す!
城外退去並びに城明渡しの交渉使者として参った!
お偉方に、お取り次ぎ願いたい!」
番兵「そっちの二人は何だ?」
池田「この二人は、薩摩藩士の伊牟田尚平と益満新八郎と申します。
私の護衛を勤めてもらっています」
番兵「お前達が、朝廷の隊だと判るものは何かあるのか?」
池田「この菊の御紋が入った箱の中にある宝刀を、お偉方にお見せ戴ければ、判ると存じます」
番兵「分かった!しばし待たれよ」
>>334 番兵「塩山の軍が、使者として参りました!」
(萩野山中隊で周囲を囲め)
お初にお目にかかる。確かに貴君らは官軍である…しかし…全て消してしまえばどうなるかな?
帝には貴君らは陣の中で不審火があり大火事により全員死亡とでも伝えるか…薩摩にもな。
こやつらを逃がすな、かかれぇー!
ふむ。こっそり付いて来て正解だったな…煙幕弾!ボシュ!
池田「そうくるか!時流を読めぬ賊め!
伊牟田!益満!切り抜けられるか?!」
伊牟田「おはん等、薩摩藩士にこげな事して、只でん済むと思っちょか!!
おはん等!ヒュースケンを斬ったごたぁ、ぶった斬る!!」
益満「池田さぁ、こいは不味か。
刀んだけなら切り抜けられるち思いもすが、多数の銃口がおい達を狙っちょいもす」
伊牟田「そげなもん、気合いで何とかなる!」
池田「逸るな!それでは犬死にだ!!どうすればいい・・・何か良い策わ・・・」カタ!(宝刀の箱に触れる)
伊牟田・益満チャキ!チャキ!
池田「宝刀か!これは使えるかもしれん!」
ガサ(宝刀を出し掲げる)
池田「甲府の兵よ、よーく聞けっ!
我等は真の天朝隊である!勤王の志を持つ者よ!我等を捕えれば、御帝の意志に背く事になるぞ!
いざ、立ち上がれ!我が方に味方いたさば官軍ぞー!」
>>340 モクモクモク
池田「何だ?」
益満「池田さぁ!河上どんだ!河上どんが煙幕を蒔いたとでごわす!」
池田「この機を逃すな!!脱出だ!!」ダダダ!
(城内から脱出!)
小田原副長「官軍か・・・」
開戦だな…
甲州街道
ゾロゾロゾロ(浪士組が進軍している)
町人A「おぉーあれかぁ、天子様の御隊ってのわぁ」
町人B「あの旗が天子様の隊とゆー証しだってよ」
町人C「世の中は天朝様の世になるのかねー」
ゾロゾロゾロ
貝(甲斐)を狙うは
何処の鯛(隊)ぞ
朝廷御用の鯛であるぞ
アッソレ
清川の如く青海の
荒波揉まれた其の鯛が
ねろぉた貝はあはれなり
アッソレソレ
貝を食べた鯛ならば
さぞかし味も宜しかろう
京に御すあの方も
その鯛見たらば御満悦
アッソレナーアッソレナー
ゾロゾロゾロ
夜【宝泉寺】
諸君!御苦労であった。
今宵はゆっくり休むが良い。
明日、参謀の帰還を待ちて、交渉結果を聞いた後、甲府城攻略を開始する。
以上散開!!
【宝泉寺】
清河「・・・そうか。それは済まなかったな。私が浅はかだった」
池田「まぁ、河上殿のおかげで何とか戻ってこれたからいい。
それより、城攻めの口実が出来たぜ!」
清河「うむ。各幹部を集めてくれ。隊編成と城攻略の指示を出す」
池田「よしきた!」
四半刻後
清河「皆集まったな。では、まず各組編成を言う」
幹部「・・・」
清河「まず、我が軍を七組に分ける。
壱番組は私が預かる。
弐番組、石坂周造
参番組、村上俊五郎
四番組、斎藤熊三郎
五番組、河上彦斎
六番組、伊牟田尚平
七番組、益満新八とする」
幹部「おう!」
清河「徳太郎は、私を補佐してもらう」
池田「了解した」
清河「次に城攻めについてだが、城内部にさえ入れば落ちたも同然だと思う。
甲府城の内部へ入るには三門のどれかを破らなければならない。
頑丈な南口大手御門、西口柳御門、焼傷激し北口山手御門。
南口大手御門に多く戦力を投入し、ここから侵入すると思わせ甲府兵を引き付け、手薄となった他の門から城内へと侵入する。
南口大手御門の囮には、私、周造、熊三郎の三組で行なう。
次に手薄となった西口柳御門を尚平と新八郎の二組で攻める。
それを知った城兵は、二門に兵を分けると考える
そこで、一番の手薄となった北口山手御門を彦斎と俊五郎で攻める。
この策で必ずや城を落とす!形勢不利となったらば、
城兵内に投降してくる者が現れるだろう。
各自指示通り、行動されたし!
いざ!出陣!!
(清河隊、石坂隊、斎藤隊が南口大手御門へ向かった)
346 :
甲府城:2005/07/30(土) 00:26:10
混乱中です
我らは勤王なので逃げます
>>346【甲府城内】
ドーン!ドーン!バン!バン!
ワァーワァー!!
勤番A「ついに始まった!」
勤番B「・・・あいつ等、鉄砲や大砲を恐れないで突っ込んでくるぞ!!」
勤番C「死にたくねぇ!
こんな事なら、遊廓でも岡場所ででも、筆おろししとくんだった」
小田原兵A「俺なんか、夫婦の契りを結んだばっかりなのに・・・」
萩野山中兵A「よし!今のは当たったぞ!」バン!
萩野山中兵B「まだ一人目か?某なんか、三人仕留めたぜ!」バン!
小田原兵B「ひぃ!俺、に逃げるっ!!」ダダ!
小田原兵C「お、俺も」ダ!
ズバ!
小田原兵B「ぎゃわ!」
小田原兵C「!!」ピタッ
隠密「逃げるは許さず!士気に影響する・・・」
兵達・ガクガク
(城内混乱中)
>>347 勤番A「助けてー!」ダダ!
隠密「逃げるな・・・」クワ!
ザシュ!
隠密「ぐはっ?!」ガクン
勤番A「??」
小田原副長「お前達、生きたいか?勤王の士だな?」
勤番や兵達「我らは勤王なので逃げます」
小田原副長「・・・ならば、俺につけ!」
ザザ(副長の後ろにつく)
小田原副長「柳御門から脱出する!退却!!」
(城兵一部離脱)
【大手御門】
バン!バン!ドォーン!!
池田「清河!余り出るな!お前がやられたら、軍は瓦解するぞ!」
清河「私が率先して攻める事で士気が上がり、
敵を大手御門に集中させる事が出来るのだ」
石坂「いけぇ!俺等で大手御門を開けちまえー!」
斎藤「挫けるな!前進だ前しーん!!」
池田「おかしい・・・?思ってたより、攻撃が激しくないぞ?」
清河「やはり、天子様の御威光が聞いているのだ」
伝令「総裁!西口柳御門より城兵と思われる一隊が逃げだしております!」
池田「清河!」
清河「あぁ!離脱兵だ。伝令、西門攻略隊に伝えろ!
脱出者は追うに及ばず!両隊は、遠巻きに攻めるふりをしろと!」
伝令「はっ!」ダダ!
池田「清河!今のわ?」
清河「城兵の逃げ場所を作ったのだ。
三門封じると窮鼠猫を咬むという事になるやもしれんからな」
池田「なるほど」
西口柳御門
益満「分かいもした!」
伊牟田「新八、今の指示ば何だ?」
益満「指示の意味ば分かいもはんが、清河さぁと池田さぁの事、ないごてかありもそう」
伊牟田「うむ」
ワァワァワァー!
【北口山手御門】
村上「ワッハッハッ!こっちの門にゃ、兵があをまり居ねぇーぜ!」
兵「ワァー!」(門壊中)
村上「ところで、あんたぁ、変わった剣使うんだってねぇ?
彦斎流だっけ?そりゃアレだろ、我流って奴かい?」
兵「ワァワァー」(門壊中)
村上「俺も佐倉で道場開いてたんだけどよ、あんたと一遍剣を交えてみたいねぇ・・・
オラそこぉ!手ぇ休めてんじゃねぇ!!」
兵「すいません!ワァー!!」
村上「河上さんよ、回天が成ったらよ、俺と一遍試合してくんねーか?
きっと良い勝負に・・・」
ピューン(銃弾の風切る音)
村上「おおっお!!今、右耳を玉がかすめたぜ!
っかしよぉ、あんな玉が当たっただけで人が死んじまうんだから、
銃ってのわつまんねぇーよなぁ。
あんたもそう思うだろ?」
兵「ワァワァワァー!!」
村上「オラ手前等、どんどん門壊せ!
城落とせるか落とせねぇかは俺等にかかってんだぞぉー!!」
兵「ワァワァワァー!!」
ドスン!ドスン!ドスン!
(北門にて門壊中)
なぜだ?こんなに手こずる相手ではなかろうに!
>>350 ああその時には試合を致そう。喋りすぎて命を落とすなよ。
火縄銃は次を撃つのに時間がかかる。初弾を防ぐなりかわせば間を詰め、後は白兵戦に持ち込め!
>>351【甲府城内】
甲府兵「大変です!小田原隊副長が兵等を引きつれ城外へ逃亡しました!
それ以降、続々と各兵等が西口柳御門より脱出しています!!」
>>352【北口山手御門】
村上「おうよ!そんときゃ、手加減しねぇーぜ!
ヘヘヘ・・楽しみが出来たぜ!
ちゃっちゃと、こんな城落として、日本国回天させねぇーとなぁー!
手前等!サッサッと門ブッ壊せぇー!!」
隊士「ワァーワァー!」ドコン!ゴン!
(門がぐらついてきた)
【西口柳御門】
伊牟田「ハッハッ!新八、城兵ば、こじゃんと逃げ出して来っど」
益満「清河さぁの指示ば、こげんこつだったとな。
あん人は、やはり只もんじゃなか」
伊牟田「西郷さぁとは質ば違いもすが、一角の人物じゃ」
(臆病風に吹かれた城兵、西門から続々逃亡)
怯むな!兵の数に大差はなくなったがそれだけの事!死守せよ!
降伏しろ
>>354【大手御門】後方
池田「尚平等から続々と城兵が脱走していると報告があったが・・・
なかなかどうして、攻撃が衰えるどころか激しくなってきたな」
清河「幕軍の意地か、よほど幕府に忠義高い者が指揮を取っているのだろう。
私が、もし甲府城の指揮者の立場であったなら、おいそれとは降伏せん」
池田「だがよ、城が落ちるのは時間の問題だ。
奴等は、最後の一兵玉砕するつもりなのか?」
清河「かもしれんな・・・」
ザザザザザ(清河隊右方から一隊が近づいてくる)
池田「清河!右方向から何か来るぜ!」
清河「何?!まさか、敵か!」
ダダ!(謎の隊から男が一人駆け寄る)
池田・清河・グ(身構える)
男「どちらが、清河八郎総裁ですか?」
池田「人の名前を聞く前に、己が名乗れ!」
男「これは失礼しました。
小島四郎と申します。
横浜では伊牟田さん達に協力をこわれて、幕軍相手に戦っていました」
清河「おお!貴方が、小島君ですか。話は尚平等から聞いてます」
池田「あんたの隊は横浜でやられたんじゃなかったか?
なのに何だ、お前さんが連れてきたこの隊は?」
小島「確かに、横浜で壊滅しました・・・。
すぐ様、新たに勤王の士を募ったんですが思うように集まりませんでした」
清河「・・・痛いほど分かりますよ」
小島「ですから、奥の手を使って集めました」
池田「奥の手・・・てアレか?」
小島「はい、小判を使って集めました。
町人や村民は勿論、坊主や侠客、賤民など、集めました!」
池田「・・・誰かさんと同じだな」
清河「コホン!・・・それで駆け付けてくれたのですか」
小島「駄目だったでしょうか?」
清河「新たな日本国の天子様の政には、身分など必要無い・・・でしょう。
共に戦いましょう!」
小島「はいっ!・・・あ、そういえば、私と同じ様に隊を引きつれた人が、
北門の方へ向かいましたよ?」
池田「そいつはどんな奴だった?」
小島「そうですね、聞き取りづらい薩摩訛がありましたね」
清河「薩摩訛?尚平か新八郎が持ち場を離れたのか?」
山手御門
男「村上どん!やっちょいもすなぁ!」
村上「誰だ?!」
男「助にきもしたぞ!!」
村上「樋渡じゃねぇか!今まで何処行ってやがった?」
樋渡「まぁそいはよか。
村上どん、随分難儀しちょいもすなぁ」
村上「ああ難儀してるぜ。
この門、昔に焼けたと聞いてきてみたら、修復して頑丈になってやがる。
何とか、ぐらつかせるまできたが、兵が疲れちまってよぉ」
樋渡「なら、おいが連れてきたもんば使ってくいやんせ」
村上「連れてきた兵?」
樋渡「剣術、槍術道場を始め、柔術道場や、相撲部屋を訪れ集めてきもした」
村上「おお!そりゃ心強ぇ!じゃさっそく借りるぜ!
力士衆!いっちょぶちかましてくれ!」
力士「どすこーい!」ドン!
力士「どすこーい!」ゴーン!
力士「どすこーい!」ドゴン
力士「どすこーい!」ガコン!
力士「ごっつぁんです!!」
ドゴーン!ガゴオォッ!!
村上「やったぞ!ついに開きやがった!
河上さん!樋渡!中へ突っ込むぜっ!!」
(門壊成功、城内郭突入)
大手御門
伝令「報告!北口山手御門、開門にしました!」
池田「ついにやったか!清河!!」
清河「うむ!よし、各隊に北門開門の報を知らせろ!」
伝令「はっ!」ダダダ!
斎藤「北門が開いた?!」
石坂「チッ、先越されちまったかぁ・・・ヘヘヘ」
西口柳御門
伊牟田「なん!北門が開いたとな!こん戦、先が見えもした!」
益満「やいもしたなぁ!村上さぁ!河上さぁ!!」
>>355 大手御門
清河「これで勝ったも同然ですな」
隊士「降伏しろ」
池田「今何って言った?」
隊士「いや、降伏しろって・・・」
池田「兵力も士気も情勢も上回った!いけるかもしれんぞ!
清河今こそ、城明け渡しの使者を出すときだ!」
清河「うむ。だが・・・危険ではないか?」
池田「俺がまた行く。四郎、侠客何人か借りてくぜ!」
小島「あっはい。どうぞ」
池田「手前等、恐がんじゃねぇーぞ!
行くぞ!ついてこい!!」
侠客等「おう!」
(池田は再度降伏の使者にたった)
敵が増えただと?くっ、これまでか…降伏致そう…これ以上の犠牲は無駄だろう…
>>360【城内】
ダダダ!
村上「お前等、命が惜しかったら降りやがれい」
甲府幕軍「・・・ここにいたってはやむなし。降伏いたそう」
村上「よっしゃー!俺等の勝ちだ!!」
樋渡「おおー!!」
ダダ!
池田「また来たぞ!今度こそ降伏・・・て、俊五郎じゃねぇーか」
村上「おう池田!幕軍降伏したぜ!」
樋渡「池田さぁ、おい達の勝ちでごわす」
池田「そうか幕軍降伏したか!
て何だ、八兵衛じゃないか!何でお前がここに?」
樋渡「まっ、そいはよかじゃなかですか」
池田「まっいいけどよ。
そうだ白旗を振れ!清河達に知らせろ!」
(各門に見える様に、それぞれ白旗が振られる)
柳御門
伊牟田「やいもしたぞ!新八どん!」
益満「甲府城ば落ちもしたなぁー!!」
大手御門
斎藤「兄さん!」
石坂「清河!!白旗だ!白旗が振られとる!」
清河「や・・・やったぞ!甲府城が落ちた!熊三郎!」
斎藤「何ですか?」
清河「天子様に御報告して来い。見事甲府城を落としたとな!」
斎藤「はい!」ダダダ!
清河「諸君!城場だ!!」
(甲府城陥落!!)
城の改修工事をせねば
降伏した兵はどうするん?
【城内会議】
さて、何とか甲府城を奪取したわけですが次なる手は如何いたそうか?
何か意見はないですか?
>>362 うむ。城の改修ですか。
そうですね、それが急務ですね。
改修を放置したまま、幕軍と対峙したら、簡単に落とされてしまう可能性がありますからね。
只、改修しようにも軍資金が不足してますな。
周造が確保してきた金子の残り五百両と、
確保した甲府城御用金を合わせても千両にも満ちません。
軍資金は、改修だけでなく、銃器武具、兵糧の購入、新兵募集にも使いたいですからねぇ・・・。
我が軍の悩みどころは、軍資金ですな。
>>363 降伏した兵ですか。
勤王の志しある者は隊に組み入れ、無い者は解放しようと思いますが如何ですかな?
解放された者は、我が軍が正当な天朝隊で、我が軍の精強さを伝えてくれるでしょう。
隊士募集の良い宣伝になるかもしれませんよ。
石坂「清河ぁー!出来たぜ出来たぜ!旗と隊服が揃ったぜぇー!」
清河「そうか出来たか!」
村上「どれどれ、どんなもんだ?」
バサ!バサ!(旗を広げる)
【皇軍御先鋒】
【天朝御直隊】
伊牟田「おおー!こいは格好よか!!なぁ新八」
益満「まことまこと」
ガサゴソ(隊服を漁る)
樋渡「こいが隊服でごわすか。茜色でちと派手でごわはんか?」
石坂「何言ってんだ!格好いいじゃねぇか。
これを隊士共々着て、整列してみろぉ。はたから見ればきっと壮観だぜぇ!!」
清河「皆、聞いてくれ。
只の浪士の集まりだった隊が皇軍となり、その皇軍の拠点も確保した今、
隊の名前が、浪士組というのは如何であろうか?
皇軍に相応しい名にしたいと思うがどうだろう」
石坂「改名か・・・」
村上「浪士組ってのも馴れ親しんだ名前だしなぁ」
伊牟田「皇軍に相応しい名でごわすか・・・」
樋渡・益満「うーん」
小島「清河総裁!赤報隊ってのはどうですか?」
清河「赤報隊?ふむ。なかなか良いではないか。なぁ徳太郎?」
池田「いやもっと良い名がある」
清河「?」
石坂「もっと良い名ってなぁ何だよ?」
益満「赤報隊、良か名前ち思いもすよ?」
伊牟田「うむ」
池田「気に入らん。
お前等、俺達が何目指してるか考えろ。その名前が一番だろーが」
村上「俺達が目指してる事なぁ・・・」
樋渡「ふぅーむ・・・」
池田「手前等、ボケてんのか!?清河、お前も口開く度に煩く言ってんだろうが!!」
清河「ん!お前が言いたいのは、"回天"って事か!?」
池田「そうだよ!それしかないだろーが。
虎尾の会結成からずっと掲げてきた事だろ」
清河「そうだな。それしかないな。
小島君、折角出してくれた名前なのにすまないね」
小島「いえいいですよ。赤報隊って名前は、私の隊に付けます」
清河「そうですか」(何か嫌な感じがするのわ、何故だろうか・・・)
庭
清河「諸君!今日から我が隊は名を改める!
新たな名は、皇軍御先鋒天朝御直隊『回天組』だ!」
隊士達「おおー!!」
(各門に皇軍御先鋒と天朝御直隊の旗がはためき、
一番高い櫓には錦の御旗が掲げられ、諸藩や志士集めが開始された)
※城内にて会合も再開
さて、次なる一手は如何に?
官軍ワショーイ
敵は本能寺に有り!
さて、甲府城での会合の一回めですね。
では、会合を始めましょうか。
>>367 次なる一手ですか。
回天組としては、軍資金調達を始め、
銃武具の購入、兵糧の確保、城の改修に、隊士集めや諸藩の説得など、
やる事が有り過ぎて、 しばらくは動けませんね。
それに長州や薩摩の動向も気になります。
長州薩摩、各勤王藩の動きによって動きを決めるのも良いでしょう。
>>368 官軍わっしょいですか。
今回は勝つ事が出来ましたが、これに浮かれて祭りをする事は出来ませんね。
浮かれて、足元を掬われるという事になったら洒落になりません。
祭りは、回天が成ったときに致しましょう。
>>369 本能寺の変ですね。
信長公は絶頂事に腹心とも言える仲間の謀反により、散ってしまったんですよねぇ・・・。
仲間の裏切りに気を付けろとの御忠告かも知れませんが、
私の腹心には、裏切る様な者はいませんよ。
徳太郎とは一度別れましたが、和解しましたしね。
ですが、そういう事もある可能性を肝に命じておきましょう。
軍資金か・・・・帝に頼む?
どっかの藩が支援してくれりゃあね
>>371 天子様にですか?
残念ながら、御禁裏は財政が逼迫しており、資金援助など到底見込めません。
天子様の御食事は、それはそれは貧しいとか・・・。
品数は豊富に並ぶのですが、その殆どが痛んだ物や腐った物で、
食べられるのは数品という有様と聞き及んでいます。御労しい事です・・・。
かたや暴利を貪り、怠慢な幕府重職が、贅沢極まりないとは憤らずにおられません!
やはり、幕府は日本国回天にとって不要な物です。
天子様に御不自由させない為にも、幕府は倒さなければなりません!!
>>372 どこかの藩の支援・・・。
これが一番良いのでしょうが、裕福な藩というのもなかなかどうし、無いものです。
長州や薩摩が支援してくれれば、話は簡単なのですが、両藩も自国の事で手一杯でしょうねぇ・・・。
今回の戦の勝利と勅定を持ちて、諸藩説得で支援藩を募るしかないですね。
これは、なかなか骨ですよ。
幕府からかっぱらうか?
ペテンにかけるという事か?
西洋式の武器も欲しいな
さて幕府はどう出るかな
ああ忙しい忙しい。問題が山積みだ。
支援藩確保に徳太郎や周造を説得に向かわせたが、思わしくない様だな・・・。
資金繰りの目処がたつまで動けんぞ。
気を取り直して・・・
諸君お待たせした。会合を始めようか。
>>374 幕府から掻っ払う・・・
それは、幕府御金蔵を襲うという事ですか?
それとも、忍び込み盗賊擬いの事をやるという事でしょうか?
・・・残念ながらどちらも、難しいですね。
幾ら平和惚けした幕府といえど、江戸城は厳重に守られています。
石川五右衛門や鼠小僧次郎吉、はたまた白浪五人衆ほどの腕がなければ、御金蔵は破れません。
尚平や新八郎もそちらの才がありそうですが、無理でしょうなぁ・・・。
>>375 幕府をペテンにかける・・・ですか。
それなら私の得意・・・コホン
・・・一度幕府にやりましたから、さすがに乗ってはきませんでしょう。
私なんて目の敵ですよ。命を狙っているという噂もありますしね。
とにかく、今、幕府から金を引っ張るのは厳しく難しいいですよ。
>>376 西洋式の武器ですか。
これは資金が確保出来たときの次の課題ですね。
今の刀槍と旧式銃砲だけでは、幕軍本隊と一戦交えたら苦戦を強いられるでしょうね・・・。
何やら幕府の小栗忠順がフランスに働き掛け、西洋式軍隊を採用し洋式調練等を施している様らしい。
銃火器も、今の回天組より上回っているでしょう。
洋式調練とまではいきませんが、洋式軍備はしときたいですね。
入手方法は、やはり薩摩か商家からの密貿易に頼ざるおえないでしょうねぇ。
>>377 幕府がどうでるか。
錦の御旗まで掲げた回天組には、おいそれとは攻めてこないでしょう。
これは、希望的観測ですがね・・・。
江戸城内では、徳川幕府始まって以来の出来事で、老中重臣達が集まって会議をしている事でしょうな。
会議が長引くほど、こちらとしては準備が出来るので良いですがね。
しかし・・・西方諸藩の動向の情報がまったく入ってきませんねぇ。
京へ報告へ向かった熊三郎も戻ってはきませんし。
何か良からぬ事があったのでしょうかねぇ・・・。
甲府城内
清河「今日は会合というより軍議みたいな感じだったが、これもまたよしだな」
男「清河総裁!」
清河「ん?小島君じゃないか。私に何か用ですかな」
小島「あっ総裁、私この機に名を改めました。
新たな名は相楽総三と言います」
清河「ほう。相楽総三ですか。なかなか良い名ですね」
相楽「有難うございます」
清河「で、私に何か?」
清河「・・・そうですか。回天組を離れますか」
相楽「はい。私は私で、倒幕運動をしてみたいと思います」
清河「残念ですね。君にはまだ何の恩も返していないといいのに・・・」
相楽「いえ、回天組に協力して色々な事を学びました。これで十分です」
清河「そうですか」
相楽「それに、何の後ろ盾もない草莽の士のが、ここまで出来るんだという事に希望を持ちました!」
清河「ははは、運が良かったのですよ運が・・・ね」
相楽「私が離れる事で、回天組の支障をきたすのは何です。これをお受け取りください」ゴト(箱が置かれる)
清河「これは・・・相楽君!」
相楽「どうぞ遠慮なく受け取ってください」
清河「こ、これは・・・いくら有るのですか?」
相楽「五千両有ります」
清河「五千両!!」
相楽「私と私の隊の代わりです。さっどうぞ」
清河「ううーむ・・・。これは受け取れませんね」
相楽「どうしてですか!回天組の財状は苦しいのでしょう?!」
清河「知ってましたか・・・
確かにこの大金は、喉から手が出るほど欲しい。
ですが、君の倒幕運動にも必要な軍資金でしょう」
相楽「・・・」
清河「回天組の事は気にせず、その資金を元に君の倒幕運動をしなさい」
相楽「・・・はい!では失礼します!!」(相楽総三は赤報隊を連れ去っていった)
一室
清河「あー・・・格好付けてしまったぁー!あの五千両!!欲しかったなぁ!」ジタバタ
隊士「失礼します!」
清河「ん?何かね?」ピタ!
隊士「大手御門に商家から物資が届いています。米、刀槍、火縄、甲冑、馬等です」
清河「はて?商家からまだ物は購入しておらんが」
隊士「小島隊長が呼んだようです。代金は頂いているとの事です」
清河「そうか相楽君が・・・。分かった。行って良い」
隊士「はっ!」
清河(相楽君!有難う・・・)
我らはイギリスの武器にしよう。長州に習って。
坂本 龍馬が薩摩と長州に同盟を結ばすつもり…という噂が
忙しい忙しい
京都は新撰組の天下です
本当にゆっくりする暇もないな。
徳太郎と周造は諸藩廻り、俊五郎と八兵衛は練兵、
尚平と新八郎は諜報、熊三郎は京。
幹部総出だな。
そういえば、彦斎を見かけないな。相楽君と同じ様に去ってしまったのか・・・。
おっとと、独り言を呟いている場合ではないな。
いやいや諸君、待たせましたかな?今宵の会合を始めようか。
>>382 長州に倣ってエゲレスの武器ですか。
私は西洋武器は詳しくないのですが、確かエゲレスの銃はエンフィールド銃でしたかな?
火縄やゲベール銃より格段に良い銃らしいですね。
幕府は、小栗の軍制改革で、フランス製のミニエー銃を採用したらしい。
ですが、今だゲベール銃の方が多いと聞きましたが。
銃を買うなら最新式の銃が良いですねぇ・・・。
噂では、エンフィールド銃やミニエー銃を改良した銃があるらしい・・・。
一挺の値段も格段に高いらしいですがね。
>>383 ほう!坂本君が、薩長同盟を結ばせようと動いているらしいですと?!
それは素晴らしい!今の時機には成立させられるかもしれませんな!
昔から薩長同盟案はあったが、実現不可能と思い誰一人動かなかった。
それをやろうと動きましたか坂本君!
これが本当に実現出来れば、時代は回天に向かうのは確実ですよ!
>>384 忙しい忙しい。えぇまったくその通りです。
幹部総出で動き回っていますよ。
私もこうして会合開いて、情報を得たり、次の手の参考になる様な事を集めたりしてますからね。
総裁だからってドカッと、只座ってるという事はしませんよ。
特に軍資金の事で、胃に穴があきそうですよ。
>>385 浪士組の副産物が、そんなに大きくなるとわ・・・。
相対したとき新撰組の剣技は恐いですね・・・。
ですが、新式銃を手に入れたならば、新撰組など恐るるに足らず。
もはや回天組は新撰組などとるに足らない。
回天組の真の敵は洋式軍備をした幕府軍ですね。
しかし長州と薩摩には因縁があるからな。八月十八日の政変の事もあるし。
すまぬが高杉に呼ばれたので一旦長州に戻る。
シャスポー銃を手に入れた
つ百両
つ三文
つ【一万両】
イギリスから将校を招きますか?
395 :
金持ち:2005/08/09(火) 12:45:47
投資だ
つ【五万両】
軍艦も一隻くらい欲しいよな
うむむ・・・諸藩は未だ幕府の力に恐れているのか。
勤王藩なれど、正規の官軍たる我が軍の支援を拒む・・・か。
時流がもう少し、勤王倒幕に傾かなければ、支援を得るのは難しいかもしれんな・・・。
坂本君が薩長同盟に巧く立ち回れば大いに傾く筈。
支援は、坂本君待ちか?
とと、考えているうちに寝てしまった様だ。
今宵は、しかと会合に出よう。
>>388 長州薩摩の間柄、忘れてはいませんよ。
ですが、そこは不思議な御人の坂本君が巧く立ち回ってくれる事を待つしかありません。
あの飄々とした風情を持った彼ならば、
私にも思いつかない奇策でもって、薩摩と長州を結び付けてしまう・・・
そんな事を平気でやってのけてしまう気がします。
>>389 そうですか。長州へ行くのですか。
君を手放すのは正直惜しいですが、
長州の動向一つで時流が動く可能性があります。
彦斎、高杉君の力になってください。
そして一段落ついたら回天組へ戻ってくれたら嬉しく思います。
それまでさらばです。義兄弟!!
>>390 シャスポー銃?聞き馴れない銃ですな。
そういえば、幕臣の同志に聞いた話ですが、
フランスの国王から洋式銃二千挺余りが幕府に贈られたとか・・・。
これがシャスポー銃かは判りませんが、最新式の銃ならば恐ろしいですな。
ミニエー、エンフィールドでさえ恐ろしい代物なのに、それ以上の性能を持つ銃が、
もし幕府の蔵にあるのなら厄介極まりないですな。
>>391 おお百両を進呈して頂けるのですか。
これは有難い。軍備の足しにさせて頂きます。
(官軍効果が表れ出したのか?)
>>392 あ、えーと、坊っちゃんもくれるのですか?
ありが・・・え?違う?この三文坊っちゃんのじゃないのですか?
じゃあ・・・誰が・・・?
「それ父ちゃんから!!」
あー、そうー・・・。お父さんからですか。
「変な顔ぉー」
はは、は・・・いやいや、お父さんにおじちゃんが有難うと言ってたと言っといてください。
(こ、これも官軍効果・・・ですよね一応)
>>393 い、一万両ですか?!
貴方様は、商家の御当主ですかな?
それとも何処かの藩の御殿様ですか。
とにかく、この一万両、有難くお受け致します!
この清河八郎以下回天組、良き日本国の為、回天を必ずなしてみせます!!
(うむ!これで軍備諸々を何とか賄えるぞ!)
>>394 エゲレス将校の招聘ですか。
良いかもしれませんね。
エゲレス将校を招く資金も方々の支援で大丈夫です。
銃を購入した後、エゲレス将校を招くとしましょう。
伝手は、薩摩か長州かはたまた南蛮商館にでも頼みましょう。
>>395 五万両!!!
この様な大金、下手をすれば商家一軒潰れるぐらいの大金ですぞ?!
そんな大金を支援して頂けるのですか!
きっと天子様もこの話を聞いたらば、さぞお喜びの事でしょう!!
貴方様の事は、天子様に言上しておきましょう!
(資金面では、ある程度余裕が出来たな。うむ)
>>396 軍艦ですか。軍艦も有れば越した事はないですが、動かせる者がいませんな。
坂本君の亀山社中の隊士から何人か借りますかね。
かなり軍資金が集まったな
改修工事完了まであと少し
402 :
名無しになりきれ:2005/08/10(水) 01:13:07
たまにはageますよ
403 :
部首:2005/08/10(水) 06:40:48
ぬるぽ
404 :
名無しになりきれ:2005/08/10(水) 06:43:19
>403
ガッ!
感動した!
うむうむ。軍資金が集まってきて何よりだ。
天子様の御新政に期待をよせている民々がいるという事だな。
民々の為にも回天組、一層奮起せねばならないな。
さて、今宵も会合を始めますよ。
>>400 はい、何とか軍資金が確保出来ましたね。
諸藩の支援は残念ながら得ていませんが、民々や豪商の資金援助で助かりましたよ。
これで様々な事に使えますよ。
まずは銃器を揃え、エゲレス将校を招き、洋式調練を施してもらいます。
その傍ら、新兵を随時募集ですね。
>>401 おお!改修工事が終わりそうですか。
職人達に催促されていた金をやっと払えますよ。
欲をいえば、消失した天守閣を取り付けたかったですがねぇ・・・。
あ、いや殿様気分に浸りたいとはこれっぽちも思ってませんよ。
天守閣が有れば甲府城の見栄えが良い・・・
只それだけです。それだけですとも、えぇ・・・。
>>402 うむ。軍資金も貯まったし少し資金に余裕が出来ましたから、
幹部や隊士達の労いと士気上げに酒でも振舞いますかな。
>>403ー404
『ぬるぽ』と唱えた者を、ガッとたたく・・・ふむ。
意味は良く判らないが、これは使えるかもしれませんな。
忍びなどが用いる合い言葉『山』と唱えたら『川』とかえし仲間と確認する。
この様に、我が軍内での合い言葉は『ぬるぽ』と唱えたら『ガッ』というのも良いかもしれませんな。
>>405 何?熊三郎が戻ってきたとな?で、天子様は何と申しておった?
おおお!!『感動した』と仰せられたか!
うむ、うむ・・。
一先ずは天子様の御期待に答えられた。
次は回天を成す番だ。
幕府を打ち倒し、天子様御新政の世を創り、御新政の元で国力を付け、攘夷を行う。
これが真の回天で日本国の進む道はこれしかありません!!
【勝からの密書】軍艦が欲しいなら俺に言えよ。内密だがな。
長州は米不足、薩摩は資金や武器不足。坂本さんはそこに目をつけた。
410 :
大工衆:2005/08/11(木) 10:38:51
天守閣付けるか?
∧_∧
(´・ω・)
( つ旦O
と_)_)
∧_∧
(´・ω・) ガシャ
( つ O _
と_)_) (_()、.o:。
゜*・:.。
さてさて、エゲレス式銃の手配南蛮商館に何とか渡りを付けた様だな。
いささか値が張ったらしいが致し方ないだろう。
エゲレス将校も数名きてくれるという話だったな。
新隊士の中に、福沢塾で学んでいた者がいて良かった・・・。
この者がいなければ、どんな事になっていたやら。
おっと会合の時刻だ。
>>408 うむ?この文は・・・?
これは勝殿からの密書?!
ん、何々・・・
おお!何と!渡りに舟とは正にこの事!
幕臣の身でありながら、私達に協力してくれるとわ・・・。
さすがは坂本君の師にして、天下の奇人佐久間象三の弟子だな。
さっそく軍艦一隻手配の返事を書こう。
それと、神戸海軍操練所の生徒だった者何人か見繕ってもらおう。
おい、至急この文を勝殿に届けよ。人目につかぬ様にな。
隊士「はっ!」ダダダ
>>409 おや?私が聞いた話とは少し違いますな。
樋渡八兵衛が薩摩藩邸で聞いてきた話によれば、
米不足なのは薩摩で、それに目を付けた坂本君が、長州から米を運び、
それと引き替えに薩摩名義で買った武器を長州に渡し、両藩の仲介をしたと聞きましたが・・・。
多少話を端折りましたが、まぁどちらにしろ、坂本君がやった事は、
武士的発想ではありませんな。どちらかというと、商人的発想ですね。
この様な仲介のし方・・・残念ながら私にも思いつきませんでしたよ。
何か・・・複雑な気分ですねぇ・・・。
>>410 おっ!棟梁、天守閣を付けてくれますか!
いや、私は良いんですよ、私は天守閣が無くてもね。
・・・ですが、天子様の皇軍が本拠とする城に天守閣が無いのは、天子様の御威光が薄れる気がしませんか?!
ね、そうでしょう?
私は良いんですよ私は。だけど天子様の御威光がねぇ・・・。
安土城天守閣並・・・いや大坂城・・・いや、天守閣に金の鯱でも付けて頂けたら、天子様の御威光も・・・
>>411 清河「大丈夫ですか!だ、誰か!」
ダダダ!
石坂「どうした清河!」
清河「周造!お前は確か医術を齧っていたな!この者を診てくれ、茶を飲んで倒れたのだ」
石坂「ちょっとまて」クンクン
清河「何か判ったか?」
石坂「毒だ、この湯呑みに毒が入っているぞ。
おい!こいつをすぐに医者に連れていけ!」
四半刻後
清河「皆帰ったか・・・」
村上「一体誰が毒を盛りやがったんだ?」
池田「こりゃ、本当は清河を狙ったんじゃないか」
清河「私をか」
石坂「ありえるな。清河がやられりゃ、回天組動かなくなるからな」
ドスン!バガン!
斎藤「兄さん、酒屋から極上の酒が届きましたよ」
清河「酒?はて、頼んでおらんが・・・」
伊牟田「こいは旨そうな酒でごわすな!」
村上「清河、暗い話は止めて酒でも飲もうぜ!」
清河「そうだな。喉が乾いていたところだ」ゴクリ(杓で救い飲む)
池田「清河まて!あっ・・・」
清河「う・・・」
全員「清河ぁー!!!」
清河「う・・・旨い!」
全員・コケッ
(会合毒茶事件は暗い影を落し後に繋がるのだが、それはまだ先の話)
釣れた
`∧_∧ /\
(・∀・/ \
( ⊃/) │
(_)_) │
 ̄ ̄ ̄ | │
| │
| │
| |
| Λ|Λ
|( / ⌒ヽ
| | | |
| ∪ 亅 |
| | | |
| ∪ ∪
416 :
大工衆:2005/08/12(金) 01:16:14
天守閣の工事開始
相楽さんの赤報隊が活動を始めた
まさか甲府の会合でまで、あの様な事が起きるとわ・・・。
会合に警護兵を配置するかな。さすれば今回の様な事は防げるだろう。
諸君!会合に警護の者を配置する事にした。
多少窮屈な感じがするかも知れぬが、気にせず議論を致そう。
>>415 釣れた?はて、何を釣ったのですかな。
大魚でも釣りましたか?
そういえば、釣りは子供の頃に弟の熊次郎とよく行ったものです。
その熊次郎は、もう亡くなってしまいましたがね。
熊次郎にも、回天組を見せたかったですねぇ・・・。
>>416 やった!!・・・コホン、いや何でもありません。
天守閣がある甲府城・・・さぞかし見栄えする事でしょうねぇ。
それでこそ皇軍の拠城ですよ。
(御新政の暁には、甲府城を天子様から賜り、清河藩でも・・・フフフ)
>>417 ほう!相楽君の赤報隊が活動を始めましたか。
赤報隊を薩摩藩が面倒を・・・というより、西郷が引き受けてくれた様ですね。
何でも尚平や休之助(新八郎)が取り持ったとか。
相楽君には、頑張っていただきたいものです。
薩長同盟が成立すれば倒幕も夢じゃない
新撰組の山南 敬助が切腹したらしい。彼は回天組に来るべきだった。
まだまだ忙しい忙しい
はぁ、今日は失態をおかしてしまった・・・。
こんな大恥をかいたの何時以来だろうか。
・・・トト、私的な事で嘆いていても詮無いな。
気持ちを改めて会合にのぞもう。
では諸君、今宵の会合を始めようか。
>>419 そうですね。薩長同盟が成立すれば、大きく倒幕へと動きましょうな。
薩長同盟が成り、薩長や勤王諸藩が倒幕へと目を向けるとき、回天組も動きましょう。
しかし倒幕の尖兵は、薩長などには譲れませんよ。
皇軍御先鋒たる回天組が戦端を開くのです!
>>420 そうですか・・・。山南君も逝きましたか。
彼とは、一度会ったくらいですが、彼の勤王思想は純然たる物でしたね。
そんな彼が、新撰組の一員となってから、さぞかし苦悩した事でしょうな。
勤王心を持つ自分が、何故に同志とも言える勤王派志士を、
斬らなければならぬのかと悩む姿が、目に浮かぶ様です。
彼は、貴方が言うように、私達と共に帰東すれば、この様な事には、ならなかったやも・・・しれませんねぇ。
逸材が・・・亡くなってゆきますなぁ・・・。
>>421 えぇ!まだまだ忙しい忙しいですよ。
やっと軍資金を確保して、武器調達の話を付け、将校の手配や軍艦一隻を勝殿に頼んだだけですからね。
少しずつですが、新隊士も集まりだしました。
全ての手筈を整えて、隊士達に洋式調練を施しおえるまでは、休めませんよ。
まぁ、一番忙しくなるのは、倒幕の軍を進めるときですけどね。
【勝からの密書】
了解した。回天という軍艦がある。座礁し沈没した事にしてそちらに渡す。場所の指定は任す。
ちなみに回天は座礁沈没報告の後、多少改良を施して渡すからよ!回天とバレないための改良だ。
侵入者を取り逃してしまった
426 :
大工:2005/08/14(日) 12:39:51
金の鯱より、金の飛鳳凰を付けてみるかい?
みんなガンガレ
熊三郎によると、エゲレス将校招聘交渉が巧くいっている様だな。
南蛮商館を通じて、まさか、エゲレス代理公使のエドワード陸軍少佐という大物が出てくるとわ・・・。
しかも部下数名を無償で貸してくれるとか・・・。
何か、魂胆がありそうだが、今の処は甘えておくしかないな。
熊三郎に、そのむね伝えておこう。
それでは、今宵の会合などを始めましょう。
>>424 おお。勝殿から文がきたか。どれどれ。
艦の名が回天とな!良い名前だ!我が回天組には、ぴったりの艦ではないか。
ふむ。ここ甲府は山に囲まれ海が無い。
さて、どこに泊めてもらうか・・・。
うむ!そうだ、勝殿にもう一骨折ってもらって、沼津藩に掛け合ってもらおう。
そうだな・・・、
異国艦の牽制の為に、沼津湊にて軍艦一隻置かしていただく。
・・・と、最もらしい事でも言ってもらおう。
私に負けず口が巧い勝殿なら大丈夫だろう。
おい!勝殿に届けてくれ!
隊士「はっ!」
>>425 うん?何だか騒がしいな。
おい、どうした?
何?侵入者を取り逃がしたとな。
幕府の鼠が潜りこんでいたのか?
まさか、勝殿との関係を知られたか!?もしそうなら、由々しき事態だ・・・。
軍艦の件が漏れれば、幕閣内で勝殿を窮地にたたせてしまうぞ・・・。
ううむ・・・、挙兵以来連絡を断っておるが、
鉄太郎にこの件知らせておいた方が良いな。
鉄太郎にこの件と勝殿の力になってもらう由を文に認めよう。
休之助!江戸へ行き、鉄太郎にこの文を持っていけ!
それと・・・、私が宜しくと言っていたともな。
>>426 おお!金の飛鳳凰ですか。
何やら、格好良さそうですなぁ。
金に糸目は付けません。天守閣は思いっきり派手で見栄えする様に造ってください。
そんな天守閣を建てれば、棟梁達も歴史に名を残せますよ!
>>427 ん?何だこの小さな文わ?
「みんなガンガレ」
フフ、小さな可愛い字ですね。幼子が書いたのでしょうかねぇ。
この子や子供達の為にも、必ずや回天を成し、良い日本国にしなければなりませんな!
逃した侵入者を発見。歯向かったので斬った。
431 :
大工:2005/08/15(月) 01:32:35
んじゃ金の飛鳳凰を付けます。安土桃山城並のもんつくりますから。
エゲレス人キター!
医者は蘭学者に限る
薩長同盟が結ばれるという噂が流れてるからか、
ちらほら回天組に、協力を申し出てくる藩か現れてきたな。
甲斐の隣国諸藩を取り込み、江戸攻めのときの布石としておくか。
徳太郎や周造の両名にくわえ、尚平と休之助にも説得に向わせるかな。
おっと、考え事をし過ぎて遅くなってしまったな。
まだ、会合参加者は留まっているかな?
>>430 おお、侵入者を見つけたか!・・・何?手向かったから斬って捨てたとな。
ううむ・・・惜しい事をしたな。生きて連れてくれば、
黒幕が回天組に対してどの様な事を考えているか、聞き出せたやも知れぬのだが・・・。
いや、済んでしまった事は仕方ない。
御苦労だった。これは手間賃だ。受け取りなさい。
>>431 棟梁!宜しく頼みますよ。
日本一の天守閣を建ててくだされ。
歴史に残る様な盛大なやつを!
報酬はずみますぞ。安土と同等といわず、それ以上の天守閣期待してますぞ。
>>432 何?!エゲレス人がきましたか!さっそく会いましょう。
四半刻後―
はっはっは!
私のエゲレス語で将校達も目を丸くしていましたぞ。
まさか私がエゲレス語を喋るとは思わなかったでしょうな。
しかし便利ですな。
「掘った芋いじくるな」だけで会話が成立するのですからな。
あの者達が喋り終わったら「掘った芋いじくるな」。
で、笑みを浮かべていれば良いのですからね。
締めの言葉で、将校達が、「ゆーあーくれいじー」と言って笑いましから、
私も大いに笑って、別れましたよ。
後の事は、新隊士の〇〇君と熊三郎に任せるとしましょうか。
>>433 そうですね。前にも何度か話しましたが、医学は今の処、蘭方医が良いでしょうね。
そういえば、我が軍には軍医が居ませんでしたね。
適塾にでも掛け合って、医学を修めた者を紹介してもらいましょうかねぇ。
【勝からの密書】
>>428の件はうまくいった。三日後に決行するからよ。楽しみにしてな。
軍艦があればかなり戦略が広がる
進むのみ
幕府は今後どう出るだろうか。
近々、薩長同盟の会合があるようだ。
you are craysy
よしよし、段々とそのときの為の準備が、整ってきたぞ。
後は、時流が倒幕へと傾くのを待つのみだな。
>>436 おっ、勝殿から返書が届いたか。ん、何々・・・
よし!沼津藩工作は巧くいった様だな。さすがは勝殿、弁が達な。
三日後入港、楽しみだ。軍艦が入港したら密かに沼津湊を訪れ、視察してみるか。
それと、軍艦を動かしている水夫達の元へ隊士数名連れて行き、操舵術を学ばせよう。
危険をおかしてまで、協力してくれる勝殿には、頭が上がらんな。
倒幕が成った後に、じっくりと日本国の舵取りを話しあってみたいですなぁ。
>>437 そうですね。軍艦があれば、戦になったときの作戦が、色々と考えられますね。
そのときの為にも、やはり操舵術を学ばせておかなければなりません。
軍艦を入港させてくる水夫達は、勝殿の信を得た者達なのでしょうが、
いざ戦となったとき、幕府方へ付く者が出ないとも限りませんからね。
軍艦を操るのは、回天組の者が主でなければなりません。
>>438 ええ、その通りです。甲府城を攻め取り、幕府と完全に敵対した今、後戻りは出来ません。
いざそのときとなったら、我が軍が戦端を開く軍となるでしょう。
そして即効全軍でもって江戸に攻め込みましょう。
流血は江戸戦だけで良いと考えます。
江戸戦で幕軍を完膚なきまで叩き、江戸城を落とせば佐幕藩は戦意喪失し、戦も早期終結するでしょう。
戦は早期終結が望ましいです。
もし戦が長引いたら、植民地化に野心を持つ異国が、介入してくるかもしれませんからね。
>>439 幕府の動きですか。
江戸の鉄太郎君の話では、二回目の長州征伐を画策している様です・・・。
もし長州征伐の兵を出したとき、ここ甲府も狙われる事でしょう。
甲府を落として後顧の憂いを除き、長州征伐に臨むというのが、幕府にとって望ましいでしょうからね。
そのときは、洋式の銃で揃えエゲレス式調練で精強になった回天組の力を、思い知らせてやりましょう!
東海道を通る征長軍には、回天艦から艦砲射撃を見舞うのも面白いでしょうね。
>>440 おー!ついに薩長同盟の会合ですか。
これの成否によって時流が大きく傾く事でしょう。
もし成立しない場合は私達が動くしかないですね。
前に申したとおり、江戸攻めを決行しましょう。
その場合は、回天組が動いた事を察知した佐幕諸藩も藩兵を出して、熾烈な戦いになるかもしれません。
それで、敗れたとしても遠からず後に続く藩が出るでしょう。
それは、長州か薩摩か・・・そのときは、私はこの世にいないかもしれませんが・・・ね。
とにかく、幕府を打ち倒してこそ日本国の未来があると、今は確信しています。
>>441 ははは・・・。
アレは大恥をかいてしまいました。
何でも将校達が言った「クレイジー」とは、狂ってるとか頭がおかしいという意味らしいですね。
で、私が言った「掘った芋いじくるな」とは「今何刻ですか?」という意味らしい。
いやはや、付け焼き刃の語学では駄目ですねえ。
エゲレス語っというのは、難しいですなあ・・・。
445 :
佐幕派:2005/08/18(木) 03:18:56
とりあえず城門に爆弾を投げてみる。
チェストォー!
坂本 龍馬か・・・奴は危険かもしれない
はいからだね
軍艦入港!
>>445-447 【大手御門】
ドカーン!!
門番A「ああ・・・うう・・・」
門番B「・・・」シーン
ダダダ!
隊士「な、ない事でごわすか!?」
門番A「うう・・・怪しい者が、焼き玉を投げて・・・」ガク
【天守閣建設地】
大工「なんでぇ、でっけぇ音しゃーがったな。
うん?何でぇ、あいつ等?」
ダダダ
隊士「総裁ば、早よ知らせんと・・・」
大工「おーい、隊士さんよぉ、御花畑んとこに、変な奴等がいるぜい」
隊士「親方ぁー!御花畑でんごわすな?!」
大工「おうよ!」
隊士「行ってみもす!親方、有難やんした」
ダダダ
【御花畑】
佐幕派A「騒がせるだけのつもりだったが、こうも簡単に侵入出来るとわな」
佐幕派B「さて、どうするか。焼き玉はあるぞ」
佐幕派C「その焼き玉で幹部を爆殺するか!」
佐幕派B「そりゃいいな!何なら、清河を狙ってみるのも悪くないぞ」
佐幕派A「よし!行くか!」
ザッ!
隊士「待ておはん等!今の言葉聞き逃せん!牢までん来てもらいもそう!!」
佐幕派C「チッ!見つかったか!こうなったら・・・」チャキ!
佐幕派AB・チャキ!チャキ!
隊士「チェストォー!!」
ドス!ザシュ!
佐幕派C「ギャ!!」
佐幕派B「ぐぇ・・・」
佐幕派A「一瞬で二人が・・・。これが示現流か」
隊士「おはんも刀の錆になりもすか!!」
佐幕派A「フフフ!捕まり生き恥を晒すよりも、某は死を選ぶ!」シュー!
隊士「でごわすか!おいが楽にしてあげもんそう!
チェス・・・」ダッ
佐幕派A「清河達を殺れなかったのが残念だ」シュー!
隊士「こいはいかん!」
ドカーン!!
【屋形】
清河「そうですか、そんな事が・・・。で、彼は助かったのですか?」
樋渡「駄目でごわした。運ばれた部屋で、事を喋った後、息ば引き取りもした」
清河「今回の行動をみるに、佐幕派は見境なくなってきたな・・・。
警護もなく動いている坂本君は大丈夫だろうか。
今、彼が死んだら薩長同盟は水泡になってしまうかもしれない」
樋渡「清河、おいが坂本どんば警護しもそうか?」
清河「それは良い考えだ。八兵衛、頼んだぞ」
樋渡「分かいもした!」ダ!
【天井裏】
人影「坂本龍馬か・・・奴は危険かもしれない」
人影「坂本龍馬・・・」フッ(人影が消える)
・・・という事がありまして、後始末などで会合参加が遅れました。
さて、会合を始めましょうかね。
>>448 はいから・・・。はて、聞き慣れない言葉ですね。どういう意味ですかな?
ほぅ、西洋風とか小綺麗とか洒落ているという意味ですか。
確かに回天組は、洋式調練を取り入れてから、隊士達は洋服を着て、その上から茜の陣羽織を羽織り、
洋式銃で武装してますから、はたから見ると洒落ているかもしれませんねぇ。
しかし「はいから」という言葉、誰が言いだしたか知りませんが、新しい世を感じさせますねぇ。
>>449 おお!軍艦が入港しましたか!勝殿は仕事早いですねぇ。
回天艦とは、どんな軍艦なんでしょうかね。
沼津湊へお忍びで視に行ってみましょうかね。
何やら、心が踊りますなぁ!
なんかすごい軍艦だ…一瞬黒船かと思った…
ヾ(*´∀`*)ノキャッキャ♪
新撰組の伊東はうちに来ればよかったのに。何を考えているのやら…
天皇暗殺計画があるとの噂が…
清河さんの使ってる刀は何?
ちなみに俺は長船清光を使ってるよ…桂さんと一緒だ
回天組の隊士達も、エゲレス調練のおかげで、様になってきたな。
物珍しさに、諸藩からの見学者や、体験学習に来る者まで出てきた。
新隊士もかなり集まってきたしな。
回天組も、世に知られたという事だな。
【沼津湊】旅籠
>>453 凄い軍艦ですよねぇ!
私も、あんな近くでは視た事がなかったので、度胆を抜かれましたよ!
あの軍艦、表向きは臨時の際に幕府が使う軍艦「大八洲」となってますが、
その実は、幕府に大破沈没したと報告され、表舞台から消えた「回天」です。
明日から、連れてきた隊士を、沼津藩には幕臣と偽り、操舵術を学ばさせます。
彼等が艦を操り縦横無尽に海を走る、回天の姿は、さぞかし壮観でしょうなぁ。
楽しみです。
>>454 そんなに喜んで、君も軍艦に興奮しましたか?
私は大いに興奮しました。坂本君が、黒船に異常な執着をする気持ちが分かりましたね。
私も、もう少し若ければ操舵術を学んだ事でしょう。それほど、衝撃を受けましたよ。
>>455 新撰組参謀、伊東甲子太郎の事ですか?
彼とは面識は無いのですが、北辰一刀流同門ですね。
彼は新撰組に入った事は間違いですね。
勤王思想の彼が何故わざわざ新撰組に入ったのか、理解に苦しみますよ。
噂では、新撰組内で何やら工作をしているとか・・・。
実に回りくどい。
新撰組など入隊せず、純粋に同志を集め、勤王運動をすれば良いものを。
あわよくば、新撰組を乗っ取ろうとでもしているのでしょうが、そうは巧くいかないでしょうな。
今では鬼の副長と言われている、土方歳三がが、指をくわえて見てるとわ思えません。
山南君のときの様に、きっと哀しい事になるでしょう・・・。
>>456 天子様暗殺計画ですと!?
何と畏れ多いを・・・!
誰です、そんな事をしようとしている大馬鹿者わ!
天子様を暗殺して、何となるのだ!!
その様な計画、断じて許せません!
発案者を捜し出し企てに協力している者とも全員、葬らなければいけません!!
さっそく明日から熊三郎に調べさせましょう。
>>457 私の佩刀ですか?
私は、備後三原正家を愛用しています。
江戸にて町人風情を斬ってしまったのが、三原正家、この刀です。
脇差しには源国重を用いています。
私の刀については、色々噂がありますよ。
七星に輝く剣相を持つ初代兼光を持っているとか、
隕鉄で作られた流星剣という刀を愛用してるとか。
何処から、その様な噂が出たのでしょうねぇ。ハハ
>>458 ほう。貴方の刀は、長船清光ですか。
桂君と同じなのですね。
長船清光といえば、忠臣蔵の大石内蔵助が愛用していた刀だったと思いますが、いやはや、良い物を佩刀してますね。
大石内蔵助は、主君に誠の忠義をつくしましたが、
私達も見倣い、私達は天子様の御為に頑張っていきましょう!
462 :
名無しになりきれ:2005/08/21(日) 22:06:51
白河夜船
>>462 ううむ・・・ばれましたか。
刀の件の事ですよね?
どうやら上記に書いた物は違う様ですね・・・。
具々った結果、大刀・濃州住岩捲、小刀・大村加卜
なる刀が引っ掛かりました。
佩刀質問は心底痛い処をつかれました。
会合参加者に、よもや貴方の様な博識な方がおられるとは・・・。
これからも至らぬ点が、あるやもしれませんが、そのときは、生暖かい目で見てやってください。
気にせずいこう!
薩長同盟成立!
ザワザワ
やはり坂本は危険だな
戦じゃー!
さあどうする?
470 :
名無しになりきれ:2005/08/22(月) 23:08:27
祭りか
ついに時は満ちた!
いや、まだ様子を見てから動くべき
ふぅ・・・やっと甲府に付いたな。
私が沼津に行って不在の間、甲府は何事もなく何よりだ。
おっと、ついた早々会合の時刻か。
さて、今宵の会合わ・・・
>>464 いやはや、沼津会合では思い込みで大恥をかいてしまいました。
こんなでは、隊士や幹部に示しがつきませんな。
思い込みといえば、京都義挙計画のおりにも、島津久光公上洛を倒幕の為の上洛と思い込み、
同志達を死に追いやってしまった事がありました。
あれから暫くは、同志達に白い目で見られましたねぇ・・・。
・・・そうですね、過ぎてしまった事を気にしていたら、前に進めませんね。
この様な事が起きないよう気を付けて、ゆきます!
>>465 え、えっ?今、何とおっしゃいましたか?
・・・そうですか、ついに、ついに薩長同盟が成りましたか・・・!
この刻をどれ程待ちわびた事でしょう!
これで時代は必ず変わります!!
(坂本君!良くやってくれました!!
君の奇策手腕、この清河八郎感服致した!
桂君、よくぞ薩摩への恨みを堪えて、手を結んでくれました・・・!
全国の志士に変わって有難うと、言いましょう。
西郷殿は、器が大きいという話しは本当だったのですな!
御三方・・・よくぞ、よくぞ、薩長同盟を・・・うっう・・)
>>466 皆さんも、聞きましたね!
ついに、あの案だけで実現は不可能と言われてた、薩長同盟が実現しました!
これから、また忙しくなる事でしょう!
皆さん、心してまいりましょう!!
>>467 【京都・伏見】
樋渡「いやあ、坂本さあは、まっこと凄かお人でごわすなぁ。
まっさか、薩長同盟ば成立させるち正直、思いもはんでした」
三吉慎蔵「樋渡さん、その様に大っぴらに同盟の事を口にするのは如何かと・・・」
樋渡「こいは、失言しもした・・・」
三吉「ん・・・!」
樋渡「どげんしたとな三吉どん」
男(影に隠れている)
三吉「ちょっと殺気を感じたのですが、気のせいですね」
樋渡「気を感じるとは、さすが宝蔵院流槍術の使い手の三吉どんでごわすなぁ」
三吉「ハハハ、無駄話しはこれくらいにして、先を急ぎましょう」
樋渡「そうでごわすな。寺田屋で坂本さあが、待っちょいもすからな」スタスタスタ
男(薩長同盟が実現するとわ。やはり坂本は危険だな。潜伏先は寺田屋か・・・)
甲府会合続き
>>468 戦の準備はほぼ整ってます。後は、天子様に倒幕のお伺いをたてて、号令を待つだけです。
朝廷工作は、薩摩の大久保一蔵殿が動いている様です。そう遅からず・・・かかる事でしょう。
ただ、天子様は、倒幕には乗り気でないと言う噂が出ています。
私は、そんな事ないと信じておるのですが、
前に出た天子様暗殺計画が、この事に関係しているのではと、危惧致しております。
>>469 天子様の号令待ちです。
それまでに、また隊を編成し直そうかと思います。
>>470 祭りの如く、大戦になるかもしれません。
出来るだけ無駄な血を流さぬ為にも、号令後直ぐ様江戸へ進軍し、
早期決戦に持ち込もうと思いますが、そう巧くは事が運ぶかどうか・・・心配ですよ。
>>471 えぇ。倒幕への道は、出来たと思います。
出羽庄内の清川村から江戸へきてからここまで、何十年経った事でしょう。
ついにその刻がきたのかと、万感の思いが巡ります。
まずは徳川幕府を倒し、天子様御新政のもと国を富ませ、
異国と戦える準備が整った後、大攘夷を決行する。
ううむ、まだまだ先は長いですなぁ・・・。
>>472 そうですか。貴方はそう考えますか。
なにはともあれ、大久保殿達の朝廷工作が成功して、天子様の号令がかかるのを待ちましょう。
回天組単独で、命令なしに動けません。天子様あっての回天組ですからね。
軍資金だ
つ三万両
各地の動向を探るのだ
幕府は大二次長州征伐を決行するようだ
何を考えているのやら…
時代に逆らう馬鹿達め
天皇を狙っているのは闇の忍らしい。
長州に援軍はいらないだろ
台風ですな
485 :
大工:2005/08/25(木) 16:35:28
天守閣できました!
ううむ・・・何やら空模様が怪しいな。
嵐の前触れか。何やら大きな何かが起こりそうな気配がするな・・・。
さて、今日の会合は・・・
>>477 おお!新に資金援助をして頂けますか。
銃や将校賃金、甲府城工事で減っていたところです。いや有難い!
この御恩は、天子様御新政になったときに、お返し致します。
>>478 そうですね。薩長同盟がなって諸藩の内情がが変わった事でしょう。
今ならば、新に諸藩を取り込めるやもしれません。
周造、徳太郎に諸藩説得の傍ら、各地の情勢も探ってもらいましょう。
>>479 何と!やはり幕府は動きましたか。
江戸の鉄太郎の話は、本当でしたね。
この戦い、回天組も忙しくなりますよ!
隊の編成をし、甲府防備の準備を致さねば・・・
>>480 確かに、今更という感じが致しますな。
征長の資金も莫大にかかる筈ですが、幕府にそれ程御金蔵に資金があるのでしょうか・・・
しかし、今度の征長は幕府は苦戦する事でしょうね。何せ薩長同盟という切り札を、幕府は知りませんからね。
>>481 私もそう思います。いや、今となっては、哀れとさえ感じます。
征長で頼みの綱の薩摩が動かないと知ったら、士気が激減する事でしょう。
新式銃で武装した奇兵隊の銃撃の前に、旧武装のままの幕府方の軍兵が、次々と倒れていく姿が目に浮かびますよ。
>>482 何ですと?!天子様を狙っているは、闇の忍びですと?
闇の忍び・・・何処の手の者でしょうか。
雇主は、やはり幕府がですかね。
しかし戦国の世から徳川家に仕えていた伊賀上忍の服部一族は、
服部半蔵正就の代で改易となり服部家は衰退したと聞いてますが、まだ徳川と繋がってるのでしょうか。
それとも考えたくもない事ですが、倒幕強行派が天子様を亡きものにしようと・・・
・・・く、熊三郎は御所にて、しかと天子様に気を配っているのだろうか・・・。
>>483 そうですね長州には援軍はいらないでしょう。
といいますか、甲府城を幕府軍に攻められるやもしれませんから、援軍を出せる余裕がありません。
精強な兵を得た長州ならば大丈夫でしょう。
>>484 この嵐が、第二次征長の前触れなのでしょうか。
この第二次征長戦で、幕府が敗れたとき、もはや揺るぎない倒幕への機となる事でしょう。
そうなれば、倒幕を拒んでいると噂される天子様も、御考えを改め、倒幕の大号令を発してくれる・・・事でしょう。
いざとなったらば、私自ら御所へと趣き、天子様に言をば奉ります。
>>485 おお!ついに完成致しましたか。どれどれ・・・
いやいや素晴らしい!こんなに立派で派手なものを、こんな短期間で建ててしまうとわ・・・!
墨俣一夜城を建てた太閤秀吉公も仰天した事でしょうな!
統領は、日本国随一の大工職人ですよ!
【練兵場】
村上「ちょ、先生!何処へ行かれるのだ!」
老人「回天組には、儂の様な老いぼれ剣術使いは不要とみえる。
儂は、門弟等と共に組を抜申す」
村上「確かに今、隊士等は洋式銃で揃えて、洋式調練が主体だが、剣術が不要て事ぁ無いでしょう!」
老人「儂は己の道を行く」
池田「俊五郎どうした?」
村上「ああ池田!根岸友山先生を止めてくれ」
池田「根岸先生、どうしました?」
根岸「回天組は洋式銃でいくようだの。ならば剣術など不要という事じゃろ?」
池田「違います。銃はあくまで遠距離用の武器です。
白兵戦ならば、やはり剣がものをいうでしょう」
根岸「・・・」
池田「先生、失礼を承知で言いうが、先生も俺と同じく出戻り組ですよね?
そんな先生に、剣術指南方を任せた清河の心遣いを無下無にする気ですか」
根岸「・・・儂が浅はかであった。清河殿の心遣いを、些細な事で台無しにするところであった」
村上「先生じゃあ・・・」
根岸「この根岸友山、門弟共々残り申す。改めて、宜しく願う」
村上「おお!!」
池田「ほっ・・・」
【沼津湊】
水夫「小僧、良い筋してるぜ。短期間で良くここまで動かせる様になったな」
隊士「早く良い世の中が来る様に、俺にも何か出来るんじゃないかって、夢中で・・・」
水夫「ハハハ!そうかい。そういや、小僧呼ばわりしてて、兄さんの名前聞いてなかったな。何てぇんだ?」
隊士「俺、今野順次郎っていいます!」
水夫「いい名だ。順次郎、早き良い世の中が来りゃぁいいな」
今野「はい!」
甲府城広間
清河「隊の編成わ・・・」
ダダダダダ
男「こら、総裁はお忙しいのだ。何で今更面会を・・・」
美丈夫「大戦が始まるかもしれない今だからこそ、面会を願うのです!」
男「こ、これ!」
ダダ!
美丈夫「清河総裁ですね」
清河「はいそうですが。貴方は確か、六番組の隊士でしたかね」
男「えっ!総裁は隊士一人一人覚えているのですか!」
清河「いやいや、御二人は隊内でも有名ですからね」
男「それはどいいう・・・」
清河「良く喧嘩をして、なかなか賑やかな様ですね」
美丈夫「それは、兄上が口喧しく私の事を心配するので煩わしくて・・・」
男「妹の事を心配しない兄がおるか!只でさえじゃじゃ馬な性格に手をやいておるというに」
美丈夫「兄上!」
男「ん?ん?・・・あっ!!」
清河「ゴホン、大丈夫です。私は存じていますから。
貴男が中沢良之助君で、こちらが、妹君の中沢琴殿ですね」
琴「さすがは一軍の大将を勤めてますね。並の男じゃないって分かりました」
中沢「コレ!口が過ぎるぞ」
清河「いやいや、さすが妹君は男装して参加しているだけの事は、ある」
中沢「いやはや、お恥ずかしい。・・・それでは、某達はこの辺で・・・」
琴「総裁!!」
清河「何です琴殿」
琴「倒幕がなって世の中が静かになったら、剣の手合せさせてくださいね」
清河「そん事はお安い御用ですよ」
琴「楽しみにしてます」タタ
中沢「総裁、知りませんよ。アレはかなり腕が達んですよ。それに・・・」
清河「それに?」
中沢「アレに勝ってしまったら、押し掛け女房になりますよ」
清河「えっ?!それわ・・・」
中沢「ではこれで失礼します・・・弟殿」ダダ
清河「お、お蓮・・・私の貞操が、大危険だ・・・」
まあ実際に白兵戦で恐いのは新撰組だな
幕府が長州に進軍開始
甲府にも幕府軍が来るとの情報が!
至急確認を!
ん?気のせいか、城内が騒がしいな。何かあったのか?
・・・気になるところだが、会合の刻限だな。
さて・・・
>>492 新撰組の剣は、相当な物だと聞きますな。
何でも、一人相手に複数で戦う戦法をとるとか・・・
それに、新撰組の幹部達はかなりの腕前と聞き及んでます。
私は北辰一刀流皆伝ですが、幹部の誰かと太刀合ったらば・・・生き残れるかは、分かりませんね。
>>493 エゲレス将校殿、何を申されているかさっぱりと分かりませぬ・・・
えっ?何です弥助君?(通訳方隊士・架空)
ほう、この将校殿は祝ってくれているのですか。
・・・はて?何に対して祝って頂いてるのでしょうか?
え!中沢琴殿の事を誤解している様ですと?!
将校殿!それは誤解ですと、訳してください!
あら??将校殿!将校殿!何処に行ったのですー!!
>>494 動きましたか!時代を逆行しているとわ気付かないのか幕府わ!!
征長軍は何処の街道を通るのでしょうか。
やはり主力は甲州街道を通るのでしょうかね。
ううむ・・
二枚目はいないのかね?
>>495 何と!甲府城を攻める軍もある様ですと?!
私が危惧していた事が当たりましたな。
ここ甲府城を落し、後方の憂いを取り去り長州戦に専念するつもりでしょう。
会合終わり次第、隊の編成をし、防備の準備を致します!
>>496 そうですね。
偵察を数名甲州街道を張らさせましょう。
それと、江戸の鉄太郎か松岡にでも早飛脚をたてましょう!
隊士諸君に告げます。甲府防衛について意見を求めます。
>>498 二枚目・・・ですか?回天組内で二枚目といえば、この私・・・ゲフンゲフン!
そうですなぁ、中沢良之助もなかなか良い男ですよ。さすがは兄弟ってところでしょうか。
操舵術を習練中の新隊士、今野順次郎君も、良い顔だちをしています。
前までは、彦斎や相楽君が居ましたが、今は別行動を取っています。
・・・ところで、二枚目を知って如何致すのですか?
【隊編成表】
総裁・清河八郎
参謀・池田徳太郎
一番組組頭・村上俊五郎
二番組組頭・石坂周造
三番組組頭・斎藤熊三郎
四番組組頭・根岸友山
五番組組頭・中沢良之助
六番組組頭・伊牟田尚平
七番組組頭・益満休之助
八番組組頭・空き
九番組組頭・空き
十番組組頭・空き
軍艦方・今野順次郎・他
剣術指南役・根岸友山、村上俊五郎
洋式指南役・ポール・B・ジョンストン(架空)、ロネ・チャーチワルト(架空)、スミス・ホールズ(架空)
通訳方・前野弥助
やはり甲府にも進軍するようだ。
なんか見知らぬ部隊があるようだ。全員黒の羽織に赤い鉢金。
…なんか嫌な予感。
502 :
陰陽師:2005/08/27(土) 05:01:11
\\ //
∩_ ボオオー
[|__] )、
(|´∀`)_ (( ),
| ̄|つ ̄| |つ♀`
| ノ ||ノ 人
|ー――|
/___|
(__)_)
なんで陰陽師がここにいるのかと
回天組の者だな…覚悟!
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――― ∧_∧ ―――
―――(;´Д`)―――
―――/ /―/ヽ―
―――|| 1 /―/ ||―
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―――∪ /― イ ∪―
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――((⌒ ̄ヽ――――
―――\ \`-〃⌒ゝ
―――/∠_ノ _/ ̄―
―― /(ノヽ_/ \―
― 、(ノ( く ヽ
―/`―\__>\_ノ
/――― /__〉ヽ_>
――――――――――
幕府はどれくらいの数だよ?
十万くらい?
〜組というところには大概二枚目がいるもんだからw
いやいやせいぜい三万くらいだろ
いよいよ、幕軍が攻めてきた様だな。
軍議並びに会合場所に急ごう。
>>501 やはり甲府城にも兵を進めましたか。
ふむ・・・黒の羽織に赤い鉢金ですと?はて、何処の部隊でしょうか。
全身黒ずくめで統一した部隊が仙台藩にあると聞きましたが、その部隊でしょうか?
・・・この謎の部隊の詳しい情報が欲しいですね。
>>502 陰陽師殿、御足労おかけして申し訳ありません。
回天組戦勝の祈祷をお願い致します。
>>503 そういった訳で、験担ぎに私が呼んだのです。
回天組は洋式装備で統一したとはいえ、多勢に無勢程の戦力差ですからね。
隊士達の士気を下げない為にも、気休めでもと考えたのです。
>>504 隊士「総裁!何者かの手により、見張り巡回の隊士数名、斬られました!!」
何ですと!隊士が斬られたですと・・・。
くっ・・・、さっそく謎の部隊とやらの奇襲かっ?!
何と早い行動だ・・・。厳戒態勢を敷け!!
>>507 うーむ・・・。新選組ならば、土方歳三や沖田総司などといった者が美丈夫といわれてますが・・・
我が回天組には・・・はははぁ・・・
>>505-506>>508 幕府は今度の征長に、幕軍並びに幕府方諸藩の兵をあわせ、十万を越える兵を繰り出してきた様です。
そのうち、ここ甲府城進軍は、二万。
かたや回天組は、御旗や皇軍効果で新隊士が多く集まり一千余りです。
只、孤立無援という訳でなく、支援藩があります。
信濃国・松代藩、須坂藩、飯田藩
上野国・七日市藩
結局うちの軍はどれくらいなのかと
【長州】
さて何も知らない幕府軍が他藩の支援もなく帰って行く姿でも楽しむかな。
清河くんは大丈夫だろうか…
謎の部隊は斬刑軍?幕府の闇の部隊?…数は五百か…おいお前!だめだもう死んでる…最後に情報を伝えるとは…天晴れ!
_,._
( ゚Д゚) イタダキマス
( つ旦O
と_)_)
_,._
( ゚◎゚) ズズ…
( ゙ノヾ
と_)_)
_,._
( ゚Д゚) …………
( つ旦O
と_)_)
_,._
( ゚Д゚) ガシャ
( つ O __
と_)_) (_()、o:。
゚*・:。
__ ξ
( ヽ、 __
⊂と( )⊃(_()、o:。
゚*・。
ミニエー銃の部隊もいるのか?
大砲使いますか?
刻々とそのときは迫ってきている。
敵本軍が到着する前に、何とか奇襲部隊を、撃破しておかなければ、厄介な事になるな。
では軍議を始める!
>>511 回天組・一千
松代藩・三千
須坂藩・二百
飯田藩・三百
七日市藩・百
回天組本体と支援藩兵数を合わせると四千六百の兵となります。
>>512 ・・・甲府にでさえ二万の兵が差し向けられた・・・
長州はそれ以上の幕府軍と戦う事になるのだな。
桂君も、指揮を採って戦うのだろうか。
今一度会える様、この戦、勝たなければならん!
何としても!!
>>513 斬刑軍?!幕府の闇の部隊ですと・・・。
前の御庭番衆といい、今度の軍といい、なんと隠し玉が多いのだ。
しかもやたらに強いときている。
斬刑軍は兵五百か。早く撃退をせねば・・・
>>514 隊士「大変です!城内のあちこちで、水を飲んだ者が次々と倒れています!!」
・・・何?!ま、まさか井戸に毒を入れられたのでは!?
井戸水は使うなと皆に伝えろ!!
村や山から水を汲んで飲み水を確保するのだ!!
>>515 どちらの軍の事で言っているのか分かりませんが、我が回天組は、エンフィールド銃、英製ミニエー銃、少数ですがシャスポー銃を装備しています。
かたや幕府方は大半は旧武装やゲベール銃でしょう。
只、幕府本体のいくつかは、ミニエー銃を装備し洋式調練を施された部隊です。
洋式部隊が、長州に派遣されていて、甲府攻めに参加していない事を祈るのみです。
>>516 甲府城攻め本体が城に近づいて来たら、ありったけの玉を打ち込みましょう。
城からの大砲でまず機先を制し、怯んだところを洋式銃の一斉射撃を行う。
この攻撃で、かなり幕府軍は士気並びに兵数を減らせる事と思います。
さてと、奇襲はこれくらいにして退くか。
幕府はどこに陣を張るのだろう
数では負けてるよね;
洋式部隊は長州へ
敵の大将
/|
/::|
‖::|
‖::|
‖::|
‖::| ∧_∧
⊆⊇( メ∀・)
‖⊂ ⊂/ )
/_|_|
(__)_)
幕軍にも大砲確認
526 :
辻斬り:2005/08/30(火) 02:19:23
/辻\
(#`∀´)
--====||と つ
( ヽノ
し(_)
あの黒服め…ガクッ
よしよし、支援藩の援軍要請が成功した様だ。敵本体が現れる前に何とか到着すればいいが。
しかし、支援藩あわせて全兵数を以てしても大幅に数で劣る・・・。
洋式軍となった回天組の実力を疑うわけではないが、この数の劣勢を覆せるのか・・・
いかんいかん!戦で弱気は禁物だ。皆が待っている。軍議の場へ急ごう。
>>519 何?斬刑軍が退くそぶりをみせているとな・・・
しまった!撃退の兵を出すのが遅れたか!
斬刑軍め、幕軍本体と共に再度襲撃してくる腹だろうか。
警戒態勢を強化せねば!
>>520 そうですねぇ、私達が甲府奪取戦で陣を張った塩山か、勝沼、石和辺りに陣を張るのではと予測します。
>>521 えぇ。数では大幅に劣っていますね。
ここは、洋式軍として生まれ変わった回天組の力を信じましょう。
この劣勢を打ち破れずして江戸攻略など夢のまた夢・・・。
古来の戦史を繙けば、寡兵で大軍を破った例など沢山あります。
臆せず、立ち向かいましょう。
>>522 おお!幕軍の洋式部隊は長州方面に行きましたか。
これは朗報ですな!
洋式銃の力、存分に見せ付けてやりましょう!
うむ。気分が昂揚してきましたぞ!!
>>523-524 ほう。これが斬刑軍大将の人相絵ですか・・・
とてつもなく大きな刀を持ち、左目に傷・・・
何やら、戯作の三國志演義や水滸傳、はたまた戦国錦絵にでも出てきそうな風体ですね。
本当にこの様な人物が斬刑軍の大将・・・
え、あ、総長ですか。
斬刑軍の総長なのでしょうか。
旧式装備を通り越して、これでは歌舞伎役者さながらですよ。
>>525 やはり大砲を持ってきましたか。
我が軍の大砲は、甲府城奪取じに確保した旧式大砲三門、
それと馬鹿に高価で大枚をはたいて購入した、アームストロング砲二門です。
この五門でもって、高台から幕軍の大砲を破壊してやりましょう!
砲兵には、将校殿に補佐してもらいましょうか。
>>526-527 何ですと?!また斬刑軍にやられたのですか!
退いたそぶりは、やはり見せかけだったのか・・・?
えっ?辻斬りの可能性もあるですと??
うぬぬ・・・情報が錯綜しているな。
混乱中
銃が暴発しちゃった;
532 :
動揺中:2005/08/30(火) 21:28:19
童謡するな!沈まれ!
533 :
動揺中:2005/08/31(水) 02:16:34
おまいらもちつけ
/\⌒ヽペタン
/ /⌒)ノ ペタン
∧_∧\ (( ∧_∧
(´Д`)) ))(・∀・;)
`/ ⌒ノ (⌒ヽ⊂⌒ヽ
(O ノ ) ̄ ̄()__ )
`)_)_) (;;;;;;)(_(
>>529 間違いありません
/|
/::|
‖::|
‖::|
‖::|
‖::| ∧_∧
⊆⊇( メ∀・)
‖⊂ ⊂/ )
/_|_|
(__)_)
こいつです…ガクッ
置いてきた爆弾はいつ爆発すんだ?まあいいや。それよりまだ本隊はこっちに着いてないのか?
じゃあ俺らは適当に陣張るか。
536 :
老中:2005/08/31(水) 04:49:57
斬刑軍に戻るよう伝えよ。勝手に動くな馬鹿者ともな。あいつらは切札なのに…まったく!
元は死刑囚の奴らを洋式部隊と一騎当千の白兵戦の猛者に仕立てた幕府初の混合部隊…今から披露してどうする!
いざという時まで待てんのか!
537 :
斬刑軍:2005/08/31(水) 13:50:00
|\
`\\
\\
\〆> Λ_Λ
∠/⊂(∀` )
ヽ( )ゝ
(_\ \
(__)
Λ_Λ
( ゚ Д゚)
`___;:・ ̄ ̄
( 浪士 )
| | |
(__)_)
回天組の支援藩はいつ来る?
540 :
隊士:2005/08/31(水) 17:49:38
なんだこれ…ドカーン!
なんだ!今の爆発は?
無念!
清河さん何してんの?忙しいのに!
>>538 ・・・・・・・・了解!んじゃ平隊士一人だけ残して他は帰投するぞ!
・・・骸、暴れて来い!
うぐぐ・・・まさか民家で汲んだ水にまで仕掛けを施していたとわ・・・
近隣の村や民家の井戸も全滅か。どうも腹の調子が良くないな。
井戸に仕掛けたのは、腹下しの薬か?グルルゥ・・・
昨日は廁に籠もりっきりで指揮が取れなかったが、戦況はどうなっている?
>>530 うーむ、隊士斬殺の情報錯綜後、長く混乱状態となった様ですね。
直ぐ様、私が出ていき鎮静化すれば良かったのですが・・・その刻は既に体の変調が起き、何の手も打てなかった。ううむむむ・・・
>>531 何!その混乱中に銃を暴発させた者がいましたか。
うぬぬ・・・これで更に混乱の度合いが増したのでしょうね。
徳太郎や俊五郎ら幹部達は何をしていたのだ!
・・・はっ!彼等もまた、私と同じ様な状態となっていたのか。
ぬう、民家の井戸にまで罠を仕掛ける幕府軍・・・おそるべし!
>>532 おっ!!鎮静化に当った者もいたのですね。小頭の者でしょうか?
しかし、相当この者も童謡・・・いや、動揺していた様ですね。
己も動揺中に鎮静化に奔走するとは立派な者です。
小頭から組頭に昇格しても良いぐらいですね。
>>533 うん?彼等は、意外な行動で混乱を鎮静化しようと試みたのですね。
何といきなり、餅つきを始めるとわ・・・その行動、さすがの私も驚きです。
・・・そうか!「落ち着け」と「餅つけ」を掛けたのですな!
突拍子もない行動と洒落で混乱を落ち着かせるとは・・・凄い者達だ。
>>534 やはりこの者が斬刑軍総長なのですか。
うむぅ・・・この様な奇抜な格好をした者とは、正直出会った事がない。
いったい、どんな特技や采配の持ち主なのだろうか・・・
>>535 ・・・何?斬刑軍が城内から去る前に怪しい行動をしていたとの報告。
これは、井戸水の件同様、城内に何かを仕掛けたのではないか?
すぐ様、隊士達に城内を探索させ怪しい物がないか、調べさせるのだ!
>>536>>538 何!怪しい者を見付け捕まえましたか。
これがその者が持っていた書状なのですね。何々?
・・・これは老中からの密書ですね。
斬刑軍の詳細、同軍への行動命令が書かれている。
内容は把握しました。何事もなかった様にこの密書を斬刑軍に届けさせるのだ。
>>537 く・・・神出鬼没な斬刑軍ですね。また一人、二人と斬られましたか・・・
警戒を強めたはずが、何の効果も、もたらさない。
いきなり目の前に現れ、斬りふせられては、洋式銃を持っていても何の用もなしません・・・
斬刑軍かこれほど手強いとわ・・・
>>539 もう少し・・・もう少しの辛抱です!必ずや周造が引きつれてくる事でしょう。
ここは、耐えるのです!
ドカーン!!
>>540 な、何事です!幕軍本体到着して大砲でも打ち込んできましたかっ?!
状況を報告致すのだ!
[城内探索]
>>541-542 小頭「何だ!今の爆発は?」
ダダダダダ!
[爆発現場]
隊士「無念」ガク・・・
タタタタタ!
小頭「こ、これは・・・惨い」
(辺り一面、無数の死体が転がっている)
小頭「うぐ、総裁に事を知らせろ!死体は一つの場所に速やかに集めるのだ!」
隊士「はっ!」
・・・何と惨い事だ。これは斬刑軍の仕掛けた物が、爆発したのだろう。
私が不用意に探索命令を出したばっかりに・・・
取り扱いを慎重に致す様、一言付け加えれば良かった・・・
回天組1000→950(爆死斬死薬害などで減少)
>>543 ううむ・・・全て後手後手に回っていますね。
何か、嫌な風向きを変える事が出来ないものでしょうかねぇ・・・
ここは、一つ諸君達に、戦略の決を取りましょう。
下の策以外の策案も募集します。
戦略
1、全軍籠城甲府城決戦
2、街道に伏兵部隊を配し、幕軍本体を減らす
3、支援藩到着を待ってから攻撃部隊を出す
>>544 おお!素直に斬刑軍が撤退して行きますね。
只・・・一人だけ何やら残った者がいる様ですが、たった一人では何も出来ないでしょう。
しかし、御庭番衆の頭目の様な事もありますから一応、警戒を強めましょうか。
では幕府軍が陣を張るであろう塩山に行くか
1の案でええ
Λ_Λ
( ゚ Д゚)
;:・ ̄ ̄
また甲府城が損傷するのは嫌だから3の案
支援藩マダー?
よし!3の案で!
幕府軍が塩山、勝沼にに陣を張りました
558 :
隊士:2005/09/03(土) 17:13:02
おいおいまだこっちは準備できてないよ
遅い・・・周造は何を手間取っているのだ?
このままでは、打つ手が次々と閉ざされてしまう。
・・・うーむ、一先ずは軍議を致すか。その間に良い報告があればいいのだが・・・
>>549 む?斬刑軍の一人と思われる者が、消えた・・・か。
これは何かあったな。幕軍本体でも近づいてきたのか・・・?
それにしても、斬刑軍を一兵たりとも減らせなかった事は、失策極まりないな。
(昔の私ならば、速やかに事を運んだのだが・・・
何を躊躇している?同志や隊士を失う事を恐れているのか?
それとも、知らぬうちに己の命や地位を惜しんでいるのか・・・)
>>553 何?あの斬刑軍らしき者が、また置き土産を・・・
なんと厄介な代物だ。
焼き玉ならば何とかなるが、奴等が仕掛けていく物は強く触れただけで爆発する・・・
どう処理すれば・・・
ん!そうだ、将校殿ならば、巧い処理の仕方が解るやもしれん。
爆発物片付けをする隊士は、将校殿と当たってください。通訳方の指示に従い、慎重に慎重に扱うです。
>>550-552>>554>>556 ふむ。どうやら決が出た様だな。
戦略は、支援藩を待ってから攻撃に移るとする!
>>555 うむ、まだ到着せぬ様です・・・戦略は支援藩待ちと決まったのですが。
各藩にて何かもめ事が起きたのか。このまま来ぬときは、絶望的な戦いになるのは目に見えてますな・・・
>>557 な、何ですとぉー!!
先に幕軍本体が陣を張りましたか。
くっ、やはりこの数で戦わなければいかないのか。
周造・・・!
>>558 むむむ・・・隊士の動揺が拡がっている。
これでは、開戦となったら逃走する者が出るぞ・・・
周、周造はまだ・・・支援藩は来ぬのかぁー!!
【櫓】
物見「あ!あの軍影は・・・幕軍が攻めてきた?!
小頭様!北門の方角に軍影です!軍影が見えます!」
物見頭「何だと!幕軍か!?どこだ?どこに軍影が・・・あ!あれわ・・・」
【軍議の間】
清河「周、造周はまだ・・・援軍藩は来ぬのかぁー!!」
ダダダ!
物見頭「ハァハァハァ・・・き、北門に・・・ハァハァ、ぐ、軍が・・・」
村上「おう!幕軍がきやがっか!清河、もう迷ってらんねーぞ!!」
物見頭「ち、違います!旗に皇軍御先鋒とあります!」
村上「皇軍御先鋒?おい、清河!!」
清河「きた・・・きましたよ!ついに支援藩が!
皇軍御先鋒の旗は、周造が持っていった物です!」
伝令「伝令ー!西門より天朝御直隊の旗確認!!」
村上「おお!池田の奴も引っ張ってきやがったな!」
伝令「伝令ー!!ぞ、続々と北門、西門より軍影が続いております!」
村上「ん?そりゃいったいどういうこった?支援藩は、四藩だけじゃねーのか?」
清河「・・・徳太郎、最後までねばりましたね・・・!!」
四半刻後―
石坂「いやぁ、遅れに遅れちまったぜ!清河、待たせちまったなぁ」
村上「くぬ野郎!何だって遅れやがった!援軍要請は了解とってただろーが!」
石坂「俺もよ、援軍連れ帰るだけかと思ったんだけどよ、池田がさぁ・・・」
清河「徳太郎・・・巧くやったのか」
池田「あぁ。藩同士の横の繋がりや、あの手この手ぇ使ぉーてのー、ちぃーと遅ぉーなった」
清河「・・・で、首尾は?」
石坂「じゃ、俺から。七日市藩百、飯山藩百、須坂藩二百、松代藩三千、計三千四百名だ」
池田「俺は、高島藩三百、高遠藩有志五十、飯田藩三百、苗木藩五十の計七百名」
清河「うむ。それに今現在の回天組九百五十名を加えると・・・」
村上「五千と・・・五十か?」
清河「うむ。現在の我が方の総兵数は五千五十だ!」
[甲府城5050 幕軍2万]
せめて一万は欲しいな
洋式武装してるし大丈夫だ
あれ、今なんか蹴った……ドカーン
またかよ!
大砲使って幕府軍も減らそう
さてとやっと戦か。たぶん幕軍は負けるかもしれないから危なくなったら退くかな。
それまで何人殺せるか…楽しみだなぁw
危ないヤシだな
殺られたよ
571 :
幕府軍:2005/09/05(月) 02:12:43
甲府城ってあんなに立派だったか?
戦マダー?
よし、援軍も到着した。いよいよこちらも戦を仕掛けられるぞ。
では軍議を始める!
>>563 さすがにそこまでは、集められませんでしたね。
せめて、信濃国全藩を味方につけたかったですが、譜代藩が多く未だ幕威の畏れが根深い様です。
ですが、我が軍が優勢となったらば、きっと手の平を反した様に、支援兵を出す藩が現れる事でしょう。
>>564 そうですね。我が軍はこの様なときの為に洋式装備で統一し、将校を招いて洋式調練を施したのです。
数の劣勢は、きっと覆せると思います!
諸君、恐れず立ち向かいましょう!!
>>565 何ですと?!また爆発させてしまったのですか!
被害報告を早く!
・・・そうですか、被害人数十名ですか。
被害を最小限に抑えられたのは、将校殿の指示のおかげですね。
>>566 残念ながら、また爆発した様です。
あれほど慎重に探索処理を厳命したのですが・・・
残念でなりません。彼らもきっと新たな世を見たかった事でしょうに。
隊士諸君!
彼らの分まで生き抜き時代を回天させ、彼らの家族が泰平に暮せる世を招くのです!!
>>567 大砲は甲府城戦に持ち込まれた使いたいですが、貴方のいう幕軍の兵数を減らすという案は良いですね。
城に新砲(アームストロング)二門、旧砲一門を置いておき、残り新砲旧砲二門、迎撃部隊に持たせましょう。
>>568 遠眼鏡で天守閣から、チラと見ただけですが、斬刑軍の隊士と思われる者は、
佇まいや容姿を見るに、妖しい気を醸し出してましたね・・・。
特にあの目・・・あれは常人の目ではありません。
あれはそう・・・以蔵君に近い・・・いや、それ以上に凶悪な眼光を放っている様に思えましたね・・・
>>569 貴方も思いましたか。
あの者は、人を殺めるのを好んでいるとしか思えない感じがします。
いや、あの者だけでなく斬刑軍自体そのものが、血を欲してるのでしょう・・・
この様な人外の集団を囲う幕府は、何が何でも無くさなければなりません!
そして斬刑軍は一人残らず殲滅しなければ、新たな世に禍根を残します!
>>570 だ、誰かまた斬られたのですか!
くっ・・・、何て奴だ。有無を言う間もなく隊士達が斬られてゆく・・・
あの者一人に、隊士達は怯え士気が下がっている。
あの者を何が何でも始末しなければ動揺が広がり続け収拾がつかなくなる。
ここは・・・
根岸先生!根岸先生!!出番です!斬刑軍隊士捜索に当たってください。
見つけしだい斬ってください。相手は相当の手練、努努油断なされませんよう。
>>571 何々?偵察の報告によれば、幕軍が甲府城を見て驚いているですと。
よしよし!必死に改修し天守閣を取り付けたかいがありました。
斬刑軍の爆発物で、城郭内は何ヵ所か傷つきましたが、外部は傷がありませんからね。
大工衆も幕軍の発言聞いたら、喜んだ事でしょうな。
>>572 兵も揃いましたから良い頃合いですね。
勝沼に迎撃隊として尚平隊、休之助隊、七日市藩、飯山藩を向かわせましょう。
斬刑軍隊士捜索に根岸隊、斬刑軍本体捜索に村上隊にロネ将校を補佐につけ、須坂藩とで当ってもらいます。
城は、残りの回天組と各藩兵で守ります!
以上!
斬刑軍本隊は江戸に着いてたよ
本隊の捜索隊は戻ってください
勝沼にはどれくらいの幕府軍がいるの?
さてと爆弾か白兵戦どちらで殺るかなw
楽しみだなw
勝沼には六千
塩山には一万四千
ヤバめ
ドカーン!…なんてねw
驚いて心停止
本当に勝てるのだろうか…
情報間違えました!騙されました!
塩山には一万七千
勝沼には三千
塩山には旧式大砲十門
勝沼には旧式大砲二門
ガクガクブルブル
こちらに進軍している隊があるのか。
総員準備を怠るなよ!
うむむ・・・色々と報告が届いているが、何やら混乱気味だな。
よし、確認してみよう。
>>576 そうですか、斬刑軍本体は江戸へ帰還しましたか。
何はともあれ、今回の戦いでは当らずに済みそうですね。
只でさえ幕軍の大軍と戦う今、さらに化物並の戦力を誇る斬刑軍と戦うとなると相当な被害を負ったでしょうからね・・・
>>577 迅速な捜索中止命令ご苦労様です。
無駄な捜索で兵を割かなくてすみました。今は一兵たりとも、無駄な兵は出したくないですからね。
>>578>>580>>585>>586 勝沼の兵ですか・・・確か報告が届いていた様な・・・
えー何々・・・
おっ、これだこれだ。勝沼に六千、塩山に一万四千らしいですよ。
ん?こちらにも敵陣容報告が・・・
ああ!先程言ったのは間違い。どうやら偽情報を掴まされたらしいです。
正しい敵陣容は、勝沼三千、塩山一万七千で、勝沼に旧砲二門、塩山に旧砲十門だそうです。
うーむ・・・勝沼は何とかなりそうだが、塩山の兵数が多いな。
何か手を打たねば・・・
>>579 斬刑軍隊士のかの者は、相当な手練ですが、きっと根岸殿が仕留めてくれると期待しよう。
根岸殿とて、沢山の門下生を集めた剣の達人。
その門下生と隊士達で抜刀隊として率いているのですからね・・・
白兵戦ならば、負けますまい。只・・・火薬を使う事が気掛かりですが。
>>581>>584 数だけ見れば圧倒的に不利に見えますが、そこを覆すのが我が洋式統一した回天組です。
旧式なままの幕軍には負けはしませんよ!!
・・・と、胸を張り言いきりたいとこですが・・・何か起死回生の策がないものか。
うーむ・・・
>>582 ドカーン!!
またまた、爆発ですか!被害は!・・・って、冗談は止めてください。心臓が止まるかと思いましたよ。
>>583 あっ・・・。お、おい!早くこの者を診療部屋に運べ!蘭方医殿を呼んでいるので、治療してもらうのだ!
今は、一兵でも惜しい。
>>587【勝沼周辺】
ダダダ
伊牟田「おう。戻ってきちょいもしたか。で、幕軍はどげんな?」
隊士「はっ!我が隊が進軍している事を察知されてしまった様です」
益満「ん。これはまずかど伊牟田さぁ」
伊牟田「ワハハ。こんこつは承知ずみ。おい達には洋式銃ばありもす。大きゅう気持ちで、いきもそ」
益満「伊牟田さあ、西郷どんみたいでごわすな」
伊牟田「ワハハ!さぁいきもそう!」
※勝沼へ侵入
|∀・)つ;y=ー( ゚д゚)・∵. ターン
勝沼の幕府軍をうちに引き込むことはできないだろうか?
そりゃ難しい
ハハハw
――――――――――
――― ∧_∧ ―――
―――(;´Д`)―――
―――/ /―/ヽ―
―――|| 1 /―/ ||―
―――|| /―/ ||―
―――∪ /― イ ∪―
―――| /―/|| |―-
―――|/―/ || |―-
――――-| || |―-
――――-(__)_)―-
――――――――――
―― ∧ ∧〜――――
――((⌒ ̄ヽ――――
―――\ \`-〃⌒ゝ
―――/∠_ノ _/ ̄―
―― /(ノヽ_/ \―
― 、(ノ( く ヽ
―/`―\__>\_ノ
/――― /__〉ヽ_>
――――――――――
敵が侵入したか…
大砲は敵を引き付けてから撃つのだ
火縄銃も同様に
敵の武器は不明だ…気を引き締めて行け
買収しよう
ナンボで?
ヒャッハーw
――――――――――
――― ∧_∧ ―――
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―――/ /―/ヽ―
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五千両くらいで買収できないか
>>600おめ!
さあね〜三千人だから一人五両でも一万五千両;
戦じゃ!
普通に説得してみるとか
斬刑軍恐いから自殺
y=ー( ゚д゚)・∵. ターン
落ち着け!馬鹿野郎!
洋式武装を舐めるなよ!
【軍議】
>>593-594 勝沼軍を引き込むですか?これは、>594殿の申す通り難しいでしょう。
未だ幕府の威に抗う事が出来ない敵軍を、兵数で大負けしている我が軍に取り込めるとは思えません。
只、取り込める可能性があるとすれば、長州方面の戦況しだいで取り込む機会が出来るかもしれません。
>>597-598>>600-601 ほう!買収ですか。なかなか面白い案ですね。
一万五千両となると大金ですが、出せない事もないですね。
買収で、勝沼全軍が寝返るかといえば、そうは思いませんが、確実に金の魔力に負け、寝返る兵が出るでしょうね。
よし!何はともあれ、この案を実行してみましょう。
少しでも敵数を減らせたら御の字です。
>>603 今、説得を行うのは如何でしょうか。
こちら側が不利な状態の今、説得は何の効果も得られないのではと思います。
戦況がこちら側に傾けば、説得も通じるかもしれません。
【勝沼戦】
>>592>>596 ターン!ターン!ターン!
伊牟田「ワハハ!こん銃ば、良く当りもすなぁ!」
益満「あっちん火縄ば、こっちまで届いてごわはん」
伊牟田「狙い撃ちでごわす!敵兵ば、こじゃんと倒れちょっぞ休之助!」
益満「こいは、勝てるかもしれもはんな!尚平さあ!」
>>602>>606 隊士1「戦じゃ!」ターン!
隊士2「洋式武装を舐めるなよ!」ターン!ターン!
伊牟田「ワハハ!火縄ば、こっちに届きもはん!こじゃんと敵兵ば撃ちやんせ!」
ターン!ターン!ターン!
※勝沼軍、一人また一人と倒れてゆく
四半刻後
伝令「伊牟田組頭、総裁からの伝令です。
勝沼兵を買収し勝沼兵を少しでも寝返らせ、兵を減少させる。買収工作せよとの事です」
伊牟田「なかなか面白か策でごわすな。解いもしたと伝えてくいやんせ」
伝令「それでは失礼します。金箱は運んどきました」
益満「こん買収策ば、巧く行けば良かごわすな」
伊牟田「うむ」
※勝沼兵買収工作開始
【骸捜索】
>>595>>599 斬!ドサ!
根岸「ぬぅ!こ、こやつ手強いぞ!一対一になるな!取り囲めい!」
ザザザ
門弟「うりゃー!!」ビュ!
瞬!斬!!
門弟「ぐはっ!!」ドサ・・・
根岸「ぐうぅ!おのれ!よくも儂の愛弟子を・・・!!」
門弟達「イヤー、イヤー、イヤー!」
隊士達「ハァハァ、フーフー」
>>604>>605 隊士「か、勝てるわけない・・・こんな化物・・・」
根岸「怯むな!何の為に血の滲む剣稽古をしたのだ!実技だけでなく精神修業も盛り込んだ筈じゃぞ!」
斬!ドサ・・・ズバ!ドシュ!
根岸「ぬぐう・・・!何て早業じゃ・・・」
隊士「もう駄目だ・・・。殺されるぐらいならいっそ」
根岸「早まるな!」
隊士・ターン!ドサ・・・
隊士B「落ち着け!馬鹿野郎!・・・くっ」カチャリ(銃を取る)
根岸「・・・」(悲しい顔)
隊士B「斬刑軍!この糞外道がぁー!!」ターン!ターン!ターン!
※根岸隊、骸と剣と銃で交戦中
長州征伐の幕府軍が困っているとか
ガハッ…やっぱり幹部隊士みたいに銃弾避けたり刀で捌いたりできねえか…しゃあねえ…へへ…何人死ぬかなw…
…………じゃあな…アバよ………………………………チュドーン!(爆発)
ギニャアアァァアーーー!!!(死亡)
なんの爆発だ?敵か!?
金だぁ!よし乗った!ついでに大砲二門持ってそっちに行くよ。残り少ない兵だが全滅よりマシだ。残っている兵全員をそちらへ連れて行く。
作戦成功しちゃったよ、これ
おいおい勝てるぜこりゃ!
しかし塩山は一万七千…簡単にはいかないよ
そうだ選挙に行こう
準備を怠るなよ。
準備でき次第進軍を開始する!
( ゚д゚)・∵. ガハッ
清河はまだか!
指示が無ければ動けない!
考えるんだ
もう無理ぽ
ヤバいな…ヤバい
・・・おお?幕軍打開策の為、密かに江戸潜入し、その帰りに近隣諸藩廻りをしていたら遅くなってしまった様だ。
色々と事が起きた様だ。報告並びに状況を聞こう。
>610
おお!江戸でもちらほらとその様な話しを聞きましたが・・・本当みたいですな。
征長軍も、新式銃で揃えた長州軍の攻撃に困惑しているのでしょうな。
頼みの綱の薩摩も動きませんしね。
この噂は、勝沼、塩山に陣を張っている幕軍の耳にもきっと入っている事でしょう。
この噂で、動揺を引き出せていれば良いのですが。
>611-612
や、やりましたか!斬刑軍の隊士を爆死に追いやりましたか。
その際に爆発に巻き込まれた回天組隊士もいた様ですが・・・合掌
しかし斬刑軍の一隊士でさえあの強さなのですから、幹部となるとどれ程の強さかと思うと、身震いしますな・・・
※根岸隊−50
>614-616
なんと?!あの買収工作が、この様な結果をもたらすとわ・・・
兵数を減らせるだけかと思いましたが、勝沼軍がそっくり寝返るとは、私でも予測出来ませんでしたよ。
・・・この戦、本当に勝てるかもしれませんね!!
>617
塩山の兵は確かに多いですね。
ですが、長州での幕軍情勢不利の報と、勝沼軍投降の報で、相当動揺している筈です。
幕府軍の絶対的強さが弱まったと認識した塩山軍の兵も出てきた事でしょう。
この者達に投降の説得をしてみましょう。きっと話に乗ってくる者達がいる筈です。
>618
選挙?選挙とはなんですかな?
もしやそれは、メリケン国で行われているという、入れ札の事ですかな?
何でもメリケン国では将軍や老中などを身分の差なく、入れ札で決めるとか・・・
天子様の御新政となった暁には、入れ札制にするというのも、良いかもしれませんね。
>620
うむ?隊士が突然の吐血?
うーむ、如何したのだろうか。
まさか、井戸水を飲んだのではないでしょうね?
暑い日が続いていますからねえ。
もう一度、隊士一同に厳命しておきましょう。
飲み水は、山の川の水を汲んで飲み水とせよ。
>621
申し訳なかった。江戸行きを察知されぬ様、一部幹部に言っただけで甲府を離れていた。
敵を欺くにはまず味方から・・・という事です。
>613>619
ふーむ・・・
塩山軍が異変に気付き準備を整えているとの報告。
準備を整え終るまでに投降説得工作を実行しましょうか。
勝沼軍投降で揺らいでいる者達をこれで、寝返らせ兵数を少しでも減らせて決戦と参りましょう。
そうこうしている打ちに、 江戸や諸藩廻りの効果が現れてくるでしょう。
>622-623
指示は上記の通りです。各自、何事かあっても素早く対処出来る様、準備を整えておいてください。
この戦は、きっと勝てます!!
>624-625
大丈夫です!長州情勢、勝沼軍投降、そしてここへきての塩山軍への説得工作でもって、
塩山軍の士気を大幅に激減させる事が出来るでしょう。
そうなればしめた物です。戦闘意欲をなくした軍など数がいても何て事はないです。
胸を張り思い切っていきましょう!
※携帯からなので分かりませんが、書き込み容量オーバーにそろそろなりそうな気もしますが、大丈夫でしょうか。
まだ容量大丈夫だす
準備が出来た、進軍するぞ!
先越された!追いかけないと!
誰が説得するんだ?
633 :
???:2005/09/14(水) 15:12:11
ニヤリ
悪寒がするのは何故か?
あぼーん
迎撃部隊を出さないと幕府軍が甲府城に来てしまう
とりあえず宴
>629
※まだ大丈夫ですか。
携帯で長文レスなので、容量が分からずヒヤヒヤしていました。
助言有難うございました
>630
何!?塩山軍が動いたですと!くっ・・・こうも早く準備が整うとわ!
大軍だから準備に手間がかかるとふんだが・・・甘かったか。
尚平らに伝達しないと、大変な事になるぞ・・・!
>631
追い掛けずとも、塩山軍は勝沼を通り、ここ甲府に向ってくる事でしょう。
さっそく、尚平らに伝達しなければ・・・塩山軍が勝沼に着く前に間に合えば良いが・・・
不意の攻撃を受けては、立て直し迄に刻がかかってしまうだろう。
おい!勝沼に伝達だ!
『塩山軍進軍、迎撃の準備を整え、街道の物陰両脇に兵を伏し待ち構えよ。
援軍を差し向ける』と伝えよ!
隊士「はっ!」
援軍には村上隊と須坂藩に向ってもらおう。
>632
塩山軍が動く前に説得をしたかったですが、今となっては仕方ないですね。
ふむ・・・説得の任を誰にするか・・・
やはり、徳太郎にか・・・
弁が達、度胸がある徳太郎なら適役だろう。
ここに参謀が居なくなるのは不安だが・・・
>633
むう?何やら鳥肌がたちましたよ・・・
この様な感じは斬刑軍の強さを知ったときや物化に遭遇したときと、似てますが・・・
何やら起こりそうな気がしますよ・・・
>634
ああ、貴方も何か感じましたか。いったいこの悪寒は何なんでしょうね?
回天組にとって悪い事が起きなければ良いのですが・・・
>635
あぼーん・・・とは何ですかな?爆発音ではありませんよね。
これが、何かの布石なのでしょうか。
>636
勝沼に援軍を差し向けました。
されでも数では太刀打ち出来ませんが、甲府城に辿り着くまでに兵を消耗させる事は出来るでしょう。
それまでに長州情勢が大いに良い方に動いてくれれば・・・何とかなるでしょう。
>637
宴はまだ早いです。宴は、幕軍を撃退してから致しましょう。
勝利の後の美酒は格別な味がしますぞ。きっと。
640 :
幕府軍:2005/09/16(金) 02:14:00
もうすぐ勝沼か…甲府城での戦では裏切り者の兵も蹴散らしてくれよう
第二次長州征伐は失敗らしい
642 :
名無しになりきれ:2005/09/16(金) 15:40:51
hoshu
時代は倒幕
644 :
???:2005/09/17(土) 15:28:33
早く戦え
再び悪寒
幕府は薩摩の支援を受けれなかったことに戸惑う
む?何やら風向きが変わった様な気がする・・・
ついに待ちに待った事が来たのかもしれない!
よし、軍議だ!
>640
ぬっ、塩山軍がもうすぐ勝沼に到着するとの報告が・・・
徳太郎は、もう説得工作に当っているのだろうか。
数が減らないままだと、厳しい戦いをしいる事になる・・・
>641
えっ!あっ、あっ、今何と言いましたか?
・・・ついに、ついに長州がやりましたかっ!!
私は、これを待っていたのです!
この報を塩山軍が知ったらば、かなりの動揺を誘い士気の大幅低下、離脱者が出る事でしょう!!
んっ、この事は大いに説得工作に使えるな。
よし!誰か!徳太郎を早馬で追い掛け、長州征伐失敗の報を知らせろ!
隊士「はい!ただちに!」
・・・これで、確実に刻は倒幕へと向う。
我が回天組が塩山軍を撃退し、倒幕への尖兵となるのだ!
>642
どうもです。これから進行を早くしていきます。
>643
えぇ、ついに倒幕へと刻が動き出しました!
我が甲府軍は、塩山軍を撃退し、倒幕の尖兵となるときが訪れたのです。
この勢いで、塩山軍など打ち破ってしまいましょう!
>644
待ちに待った、そのときがきました。
塩山軍戦は、倒幕への布石としましょう!
いざ戦です!!
>645
私は悪寒など、長征失敗の報で吹き飛びました。
悪寒など気にせず戦に集中しましょう!
塩山軍を破り回天組が倒幕へと軍を進めるのです!
半刻後―
【勝沼某所】
池田「何!!そりゃほんとか?!・・・長州征伐は失敗したんだな!」
隊士「はい。正確かどうかは分かりませんが、その様です」
池田「こんで、説得しやすーなったのー。こん情報と倒幕への流れを使うて、説得にあたるか」
※池田徳太郎は隊士数人と塩山軍内に密かに入り込み、説得投降工作と長州征伐失敗を流布し士気低下工作を開始した。
【勝沼陣】
隊士「・・・らしいです」
伊牟田「おおう!長州ば、やったとな!!
こんこつで、風向きが変わりもんそ!」
益満「尚平さぁ、こんこつば隊士と各藩のもんに教えもんそ。
塩山軍の兵数の恐怖ば、取れるかもしれもはん」
伊牟田「そいは良か!さっそく話しもんそう」
※勝沼迎撃軍、士気大幅上昇!!
長州征伐から戻って来る幕府軍が甲府を攻撃したりしない?
650 :
幕府軍:2005/09/19(月) 12:58:45
勝沼で奇襲とは!被害を報告しろ!
かなり減らしたか?
何人説得できるだろう
653 :
老中:2005/09/20(火) 13:05:37
甲府城進軍の幕府軍には長州征伐失敗の報は届けるな
>649
それはどうでしょうか。戦に負けると、心身共に思いの外ボロボロになるものです。
疲れ切った者達を鼓舞して戦わせようとしても、思う様に動かず、いたずらに兵を消耗させる事となるでしょう。
その状態でさらに戦えと命じたら最後、脱走者や反旗を翻す者も現れます。
その様な愚を、おかすとは思えませんが、念の為甲府城の守りを強固にしておきましょう。
>650
おお!勝沼にて伏兵が成功した様ですね!!
かなりの被害を出させた事でしょう。
両脇からの最新式銃で、蜂の巣でしょうからねえ。
伏兵で慌てふためいたところへ、さらなる攻撃を加え、混乱した幕兵に、徳太郎らが説得をすれば・・・
フッフッフ・・・
>651
伏兵で、五百から千は減らせたと思います。
徳太郎の説得が成功すれば、さらに減少させられると思います。
それでも、まだまだ数では負けますが、甲府まで辿り着く頃には戦意がかなり喪失している事でしょう。
そこへ甲府城からの砲銃撃で、止めといきましょう。
>652
こればかりは予測出来かねますが、長州征伐失敗を流布しながら説得に当れば、結構、投降者が出るのではとふんでいます。
長州征伐失敗の報は、それだけ重要なネタなのです。
>653
【勝沼宿】
行商「知ってまっか?」
町人「何の事でぇ」
行商「長州の戦、終わったらしいですわ」
町人「そりゃ本当かい!でぇ、どっちが勝ったんだ?」
行商「長州が勝った様でんな。何でも異国の銃で幕軍がメチャメチャにやられたちゅー話や」
町人「えれえっこったなそりゃー・・・御公儀の軍がやられちまったかい」
町娘「え、え、何の話?」
老人「御公儀様がどうしたのじゃ?」
渡世人「なんだなんだ?」
※勝沼にて、長州征伐失敗の噂が流れている。
【勝沼某所】
益満「やいもしたな!尚平さあ!!敵兵ば、浮き足だっておいもすぞ」
伊牟田「手を休めてはいけもはんど。さらに攻撃を繰い出しもんそ!」
タンタンターン!
※伊牟田、益満隊、飯田、七日市藩兵、幕軍にさらに攻撃
村上「おうおう!派手にやってやがんな、あいつ等」
須坂藩兵長「さっそく合流しよう」
村上「待て待て、俺等も面白い事しようぜ」
須坂長「というと?」
村上「幕軍の最後尾に回って奇襲すんだよ。まさか後方から攻撃されるとは、思ってねぇーだろうよ」
須坂長「ほう。なかなか頭が回りますな」
村上「だろ?頭が切れんのは、清河や池田だけじゃねぇー・・・って、馬鹿にしてねぇーか?」
須坂長「いやいや、とんでもない」
村上「ならいいけどよ。じゃ、幕軍の裏へ回り込むぞ」
※村上隊、須坂藩兵、幕軍最後尾に移動中
657 :
幕府軍:2005/09/21(水) 03:01:19
被害は千か!くっ!構わん、進軍する!
何?今度は最高尾で奇襲だと?迎撃しろ!
658 :
幕府軍:2005/09/21(水) 09:33:17
何?長州征伐失敗の噂だと?!馬鹿者!そんな報は無い!信じるな!
流れがこっちに来たーー!勝てる!
混乱してるな
661 :
???:2005/09/21(水) 19:16:50
なかなかの戦上手か…
662 :
名無しになりきれ:2005/09/21(水) 21:19:17
たまにはあげ
何かの気配が…気のせいか…
664 :
名無しになりきれ:2005/09/22(木) 10:31:40
後ろを見ろ
665 :
お化け:2005/09/22(木) 12:07:16
うらめしや〜
色々戦況報告が届いている様だが、なかなか良い方に向いているようだな。
どれどれ・・・
>640
尚平達のさらなる攻撃で、かなり減らせている様だな。甲府到着までには、戦意も激減している事だろう。
ん?村上隊らが、敵軍の後ろに回って奇襲しただと?
俊五郎のやつ、剣だけの男と思ってたが、なかなかアレで智恵も回るか。
ハハハ、これは愉快だ。
>658
ふーむ・・・宿場や近隣では噂が広まったが、敵軍には噂を広がらないように、している者がいるな。
だが、戦況が幕軍にとって不利となったら、この噂が大きな効果となって現れ離脱者が相次ぐ事だろう。
それまでの辛抱だ。
>659
そうですね。流れがこちらにきている気がします。
しかし、洋式銃の効果は目を見張る物があります。
戦国の世でも、火縄が戦で用いられて、戦の仕方がガラリと変わったと言われますが、
今、洋式銃の力をみますに、同じ様な思いが致しますねえ。
>660
おっ!幕軍が混乱しているですと?!
この機を逃さず徳太郎達は説得を始めた事でしょう。投降してくる兵が多くでればよいですが・・・
>661
ぬ?また妙な気配がするな。隠密でも忍び込んだか?
中沢君!君の隊で、甲府城内をくまなく捜索してください。怪しい者が入り込んでいるかもしれません。
良之助「はっ!」
>662
御苦労様です。幕軍撃退の士気を上げて行きましょう。 この戦、必ず勝てます!
>663
ふむ・・・やはり隠密ですかねぇ。
しかし、もし隠密ならばこうも気配を覚られてよいのでしょうか?
隠密や忍びの類の知り合いはおりませんが、気配を消して行動するのが、隠密ですよね。
ふーむ・・・分かりませんなぁ・・・
>664
えっ?後ろですか。後ろに何があるのです?
まさか、隠密でも見つけましたか??
>665
ハハハ、なーんだ、お化けですよ、お化け。隠密などではありませんよ。
えっ?恐くないのかですと?・・・もう馴れましたね。
江戸で散々このての類に遭いましたからねぇ・・・。
御坊や神主、はたまた陰陽師を呼んで供養してもらいましょう。
南無阿弥陀仏・・・
【説得工作】
池田「征長幕軍本体が敗れた今、こがいなとこ居てもなーんもならんぞ。
これ以上戦こーても犬死にするだけだ。
倒幕の流れは、例え甲府を落しても止められんよ」
兵達「・・・」
池田「ほいじゃけぇ、幕府がのーなるまで付き合う事ぁない。倒幕側に回って、えー目みた方が利口だと思うがのぉー。
まぁ、よー考えてみんさいや」
兵達・ざわざわざわ
池田「投降する気んなったら、ちぃーと離れたとるが、あの廃寺へきんさい。
あっ、なるべく多く人を誘てきたほぉーが、待遇がよーなるかもしれんのー。
じゃ、待ってるからのー」
※幕軍内で、動揺が広がり離脱者が出はじめている。
【幕軍後方】
ターン!タン!タン!タン!
村上「うお!何だこの銃は!敵がバタバタ倒れてくぜ!」
須坂長「いやはや、これが洋式銃なんですな。火縄とは段違いの威力だ」
隊士「村上組頭!我が隊後方に、軍影が見えます!!」
村上「なんだと?敵の援軍か!?」
須坂長「ん?あの旗は・・・」
[回天支援・外様糾合隊]
須坂長「味方です!味方ですぞ、村上殿!!」
村上「何ぃ??!」
※甲府軍側に謎の援軍到着
669 :
幕府軍:2005/09/23(金) 02:41:24
奇襲の被害は五百か…
何?離脱者?三千だと!?
構わん!残り一万三千五百の兵で甲府を落とす!
※||
※||●
※||(∧ ダレモ イナイ
※||,、・) ノデアルカ・・
※||⊂ 切腹スルナラ
※|| イマノウチデアルカ
アヒャヒャヒャ●
ヘ))∧
(゚∀゚ )
ノ‖ ゝ)
━ゝm━(_ξ|ν
(~ ( ソ)
ドスッ  ̄~ ̄~~
___
γ( 《 )ヽ
| ソ∨●∨ |
ヽ_(S)|__ノ
(_ソ┃ゝ_)
.:ゞ・:;・:.・
___
( 《 )ヘ グラァ
|∨●∨ソ |\
\_(S)|ノ£ヽ
(;;;┃( ソ_)
:・;;;;;;
再び嫌な予感
673 :
隊士:2005/09/24(土) 01:22:56
見つかったか…じゃあキミも操ってあげよう♪
>>673 ヘ))∧
(゚∀゚ )
ノ‖ ゝ)
━ゝm━(_ξ|ν
(~ ( ソ)
ドスッ  ̄~ ̄~~
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では城の見取図もできたし…さらば!
逃げられた!完璧に見失いました!
まったくなんて事だ!風魔とは何なのだ!
679 :
幕府軍:2005/09/25(日) 01:12:19
見えたぞ…甲府城だ!
ふむ。迎撃にいっていた隊達が、成果を収めて戻ってきた様だな。
詳しくは、軍議の後に聞くとするか。
>669
ふむ。投降してきた者達の話しを聞くに、かなりの被害を出させた様だな。
それでもまだ、甲府城を落すという執念、敵ながら遖だ。
ただ、滅びゆこうとしている幕府に、忠誠を貫く姿は・・・哀れを禁じ得ない。
>670
何?!隊士が、何の前触れなく切腹し果てたですと!?
うむむ・・・いったい何があったというのだ。その者を手厚く葬ってやるのだ。
>671
む?何やら声が聞こえた様な・・・いや、気のせいか。最近この様な事が多いな。
>672
うーむ・・・こう何度も嫌な予感に襲われるのは、やはり何か良からぬ事が起きているのでしょうか。
むむむぅ・・・
>673
ん?城内捜索隊士からの報告の様ですな。
おう!どうやら怪しい者を見つけた様だな。
>674
ぬぅ?怪しい者の名は、風魔の鴎と名乗ったですと。
風魔・・・と名乗るからには、あの風魔の一党と関係があるのか・・・?
>675
ぬ・・・隊士の謎の切腹は、この者の術であったか!
人を意のままに操る法を使うとは・・・
>676
何か紙らしき物を握り姿を消したですと?
ふむ・・・あの者は、何しにここへ忍び込んだのか・・・紙らしき物・・・
んっ!!見取図かっ!
あの者は、やはり隠密に違いない。改修増築した甲府城を調べていたのだ。
くっ・・・、幕軍ばかりに気を取られていた。
この清河八郎たるものが・・・なんたる不覚!
>677
仕方ありません。かの者の妖しい術を見てしまったら、恐ろしくて追うのが遅れてしまっても無理ありません。
・・・あの術を打開する方法を考えなければ・・・
>678
風魔と名乗るからには、あの風魔一党と何らかの関係があるのではないでしょうか。
ただ、戦国期には北条の乱波として恐れられた風魔一党も、
主家滅亡後、江戸にて本来の姿の盗賊に戻り悪事の限りを働いてたのを、家康が討伐して風魔一党は壊滅したと思ってましたが・・・
噂ですが、吉原遊廓、某古着の大豪商家は、風魔の残党が開いたらしい・・・
>679
むっ!ついに甲府へ幕軍が侵入してきたか!!
早急な対策を取らねば。
【軍議の間】
清河「諸君、御苦労だった。成果を聞きこうか」
伊牟田「おいどん等の伏兵、追加攻撃でん、こじゃんと敵ば叩きもした」
益満「西洋銃の力、思い知らしてやいもした」
清河「うむ。俊五郎の策も巧くいった様だな。私はその様な命令は出していなかった筈だがな」
村上「いや、そりゃ、ハハハ。
おうそうだ!清河、変な軍が助けにきてくれたんだが、ありゃ、お前の仕業か?」
清河「おお!動きましたか。江戸へ偵察にいったおり、相楽君と共に、各藩に回ったり、文を出したりしたのだ。
その成果が、その援軍でしょう」
池田「俺のほーは、投降説得出来たんは三千ってとこくらいかのー」
清河「そうか。今現在の甲府城総兵数は・・・」
七日市藩百 飯山藩百
須坂藩二百 松代藩三千
高島藩三百 高遠藩五十
飯田藩三百 苗木藩五十
回天組九百 勝沼投降軍千塩山投降軍三千
外様糾合隊千二百・内訳(谷田部藩70麻生藩200喜連川藩30 黒羽藩400大田原500藩)
計一万二百
一同「おおー!!!」
683 :
幕府軍:2005/09/26(月) 03:45:38
全軍で大手御門を破るぞ!
迎撃するんだ!
大砲だ!
>683
む!攻撃がはじまった様だな。
さっそく迎撃の手をうつとしよう。
>684>685
さぁ、大一番ですよ。諸君達もこころして事にあたってください!
泰平な日本国にする為に、私達は戦っているのです。滅びゆく幕府に負ける筈はありません!!
【軍議の間】
清河「では指示を出す」
一同「・・・」
清河「南・大手御門防衛!伊牟田隊、益満隊!!」
両名「はっ!」
清河「早急に配置についてください。そして銃での迎撃をしてください」
伊牟田「腕がなりもす!」
益満「さあ、敵ば倒しにいきもんそう」
清河「西・柳御門には、石坂隊、中沢隊に任せます」
良之助「ああ、緊張する」
石坂「ワハハ、大丈夫だ。誰でも初めてのときはそうだ」
琴「兄上!早く参りましょう!血が騒いでしょうがないんですから!!」
良之助「・・うう、胃が・・・」
清河「北・山手御門には、池田にいってもらう。
そして北・南・西、各門に各藩兵500百を配す。主君、油断せぬよう、防衛迎撃をお願いする」
池田「任せとけ!!」
各藩「ははっ!」
清河「村上隊、根岸隊は、外様糾合隊と共に、城外へでて潜み、機をみて攻撃をする事を命ずる」
村上「うし!やってやるぜ!!」
根岸「我が剣法、存分に敵に見せ付けてやりますぞ」
清河「残りの者達で、大砲並び銃撃を行う!!以上!!」
※迎撃銃砲撃開始
688 :
幕府軍:2005/09/26(月) 19:18:20
全砲門を大手御門へ!打てー!
A:ぎゃー!
B:わー!
C:ぐはぁー!
690 :
幕府軍:2005/09/26(月) 19:33:35
なんという火力!
怯むな、門を破れー!
撃ちまくれ!
斬り込めー!
なんと激しい戦いだ!
694 :
甲府兵:2005/09/26(月) 23:08:37
殺られた
ドカーン
ターン
チュドーン
このまま押せー!
一旦後退
>688
益満「おほ!幕軍ば、全力で来ちょいもすな」
伊牟田「おい達も気迫でん、負けちおいもはんど!
おはんら、こじゃんと洋銃の玉ば喰らわしやんせ!」
タンタンターン!タンタンターン!
>689
幕兵達・ぎゃー!わー!ぐはぁー!
藩兵「凄い威力だ・・・俺達、勝てるかもしれない」
藩兵長「どんどん撃て!ここで勝たねば、回天組に加担した我が藩は改易の憂き目にあうぞ!撃て撃てー!!」
タンタンターンタンタンターンタンタンターン!
>690->691
伊牟田「ぬおう!幕軍ば、攻撃の手が緩むどころか、強さがましもした!!」
益満「幕軍も何処かしら後が無いち、思っちょってるのでごわしょう」
伊牟田「おい達も同じでごわす。ここば失のうたら、回天組ば瓦解しもす」
益満「でごわすな」
伊牟田「負けられん!こん戦、絶対に勝ちもんそ!!
撃てー!玉ばこじゃんとありもんど、撃ちまくりやんせぇー!!」
タンタンターンタンタンターンタンタンターン!!
【城外某所】
>692
根岸「斬り込めー!!儂等剣術隊の力、幕府の奴等に見せ付けるのだ!!」
ドドドー!!ズバ!ドス!グサ!
村上「根岸の爺さん、張り切ってやがんな。俺等は敵後方に回る。それまで手ぇ出すんじゃねーぞ!!」
外様糾合隊長「隊を二分する。拙者等は村上隊と行動を共にする」
糾合隊副隊長「では、某達は根岸殿と共に攻撃致す!」
糾合隊長「ではまた逢おう!」
糾合副隊長「きっとまた、逢いましょう!御武運を!」
【甲府城天守閣】
>693
清河「なんと激しい戦いだ。これが時代を変える為の戦いか・・・」
前野「これが戦という物なんですね・・・」
>694-696
前野「あっ・・・私達の方の兵もやられた・・・」
ドカーン!ターン!チュドーン!!
清河「前野君、将校殿達はどうしている?」
前野「通訳の者と一緒に、大砲の指揮を取ってます。
あの新式大砲をピンポイントに敵砲や敵軍に当てているのが将校殿達です」
清河「ピン?ピンポ・・・そ、そうか。将校殿達も奮戦してくれているのだな」
前野「はい!」
声「このまま押せー!」
ワァワァー!!
タンターン!ドン!チュドン!!バーン!!!
四半刻後―
>697
隊士「村上組頭!幕府軍が少し後退してる様ですよ!」
村上「城からの猛火だからな。さすがに士気が高がろーと退くわな」
隊士「どうします?突撃しますか?」
村上「そうだな行くか!お前等、死ぬんじゃねーぞ!!」
隊士一同「はい!!」
村上「村上隊!糾合隊!突撃ー!!」
ワァワァーワァー!!
※村上隊、糾合B隊、後方奇襲!!
701 :
幕府軍:2005/09/27(火) 21:30:58 ID:O
まだまだー!
敗ける訳にはいかんのだ!
奇襲だー!ぎゃー!
703 :
幕府軍:2005/09/28(水) 05:03:21
大砲が全て破壊されたか!
構わん、怯むな!前進あるのみ!門を破壊しろ!
突破を許すなー!
【天守閣】
>701
前野「気のせいか、攻めが弱くなってる様に感じる」
清河「洋式の猛火、度重なる離脱者、征長失敗の報等、様々な事で士気が下がり、
指揮者がいくら奮起を促し纏めようとしても、統率が難しくなってきたのだろう」
前野「私でも分かります・・・こんな猛火の前にさらされたら、逃げたくなります」
>702
伝令「根岸隊、側面から抜刀突撃して乱戦状態となっております!
そんな状態のときに、村上隊が幕軍後方を奇襲!かなりの被害を与えていると思います!」
清河「そうか!!うむむ、抜刀隊というのも使い用なのだな。
しかし、また俊五郎は奇襲か。俊五郎のやつ、癖になったな。ハハハ」
>703
将校「ファイヤー!!」
ボン!・・・チュドーン!
将校「イエス!!」
砲兵「やったぁー!今ので敵砲全門沈黙ー!!」
伝令「伝令!砲兵から敵砲全部破壊したとの事です!」
清河「よし!後は全門幕軍本体へと集中砲火しろ!
それと根岸隊、村上隊に突撃中止と伝えよ!!」
伝令「はっ!」
>704
伊牟田「うむ!そん意気でごわす!皆声を出し、敵ば侵入を食い止めっごわす!」
タンタンターンタンタンターン!
【山手御門】
浪士「開門開門!」
門裏・兵「何用だ!今甲府城は戦中だ。おいそれとは開門出きん!」
浪士「では、清河殿にこの文をお渡しくだされ。江戸の同志からの文です」
兵「駄目だ駄目だ。怪しい物を渡すわけにはいかん」
池田「こんな等、どした?」
兵「これは組頭!江戸より清河総裁の同志から預かってきた文を携え者が、門前に来ているのですが・・・」
池田「清河の同志?俺も知ってるかもしれんのー。
おーい、江戸の同志ちゃー誰かいのー?」
浪士「岡山の鉄は良い刀となる・・・と言えば分かると・・・」
池田「岡山の鉄は良い刀となる・・・岡山の鉄?岡山岡山・・・山岡の鉄・・・ん!!
よし分かった!文だけを貰おう」
【天守閣】
清河「何!?江戸の鉄太郎から文だと。何々・・・」
『将の字急死』
池田「清河!こりゃぁ・・・」
清河「将軍家茂が逝ったぞ!!これは、大いに幕軍の戦意を削ぐ報だ!!
盛大にこの報を自軍幕軍に両方に流せ!一気に戦、終結へと流れをもってゆく!」
※両軍に徳川家茂死去の報が流れた。
707 :
幕府軍:2005/09/29(木) 00:46:47
馬鹿な…家茂様が…我らが将が…もう…駄目だ…
たとえ一人になろうとも…参る!
投降しろよ
切腹致す!
…………ぬんっ!ブスッ!ギリギリギリ……(死亡)
なんと馬鹿な事を…
さあ宴
む?銃声止んだ。幕軍の攻めも止まったぞ。
これは、幕軍内で何かあったな。
>707
ふむ。家茂死去の報で戦意喪失している様だな。
自軍の旗印が死んだのだ。然も有りなん。
>708
絶望的な報を聞いても、まだ向かってくる者もいるのか。
幕府に忠誠だてして死ぬは、今となっては犬死に。
若い命を散らすは惜しい。御新政の世にきっと彼等が役にたつ事だろう。
彼等を無駄に殺してはいかん!さっそく甲府城の銃砲撃停止を命じよう。
>709
良い事を言いましたね。
彼等に投降を呼び掛けましょう。無駄な死は必要ないのですから。
>710
そうですか。幕軍の指揮官が切腹しましたか。
・・・彼は御新政の世でもきっと役にたつ事が出来たでしょうに・・・
>711
戦の後片付けが済んだら、両軍の戦死者を弔いましょう。
死んで仏となった者に敵も味方もないのですから。
>712
宴か・・・。
うむ!盛大に弔って冥途へと旅立たせましょう。
飲んで騒いで亡くなった者達の事を心に刻み、賑やかに送ってあげましょう。
※幕軍に投降を呼び掛けた。
714 :
幕府軍:2005/10/01(土) 02:36:15
投降…します
勝った、勝ったぞ!
信じられない…勝ったんだ!
飲みまくり
酒足りねえ
今回はあまり城が傷つかず良かった
>714
おお!投降してくれたか。諸君達の英断感謝致す。
諸君達、国に帰るなり、ここに残る好きな様にしてください。
幕府の様に敵軍だからと拘束入牢、はたまた見せしめの処刑など致しません。
これが、皇軍御先鋒を与る天朝隊、回天組です。
>715-716
えぇ、何とか勝てましたね。これも諸君達の洋式戦法の鍛練のたまものです。
私や幹部達の指揮の能力だけではなく、諸君達が臆せず困難に立ち向かい頑張ったからこそ勝利出来たのです。
おっと、長い演説はこのへんにして、酒宴の準備でもしましょうか。
[第二次長州征伐―甲府攻防戦終幕]
数日後―
【大酒宴】
[甲府戦争戦没慰霊碑]
>717->719
伊牟田「ワハハハ!いやぁー目出度かごわすな」ゴブゴブ
益満「おはんら、呑んじょっか!ちびちびやらんと、ゴバっと呑みやんせ!」
隊士「の、飲みまくってますぅーヒック!」ゴクゴク
伊牟田「足いもはん、足いもはん!酒ばこっ呑むんでごわす!!」ガバ{酒樽を持ち上げ浴びる様に飲む}
隊士達・ワー!やんややんや
村上「おう!伊牟田等は盛り上がってやがんな!おい!俺等も負けず飲むぞ!!」
隊士「組頭ぁ、酒足りねぇっす」
村上「あーん?宿場や村廻って酒や濁酒集めてこい!金なら沢山ある!」
隊士達「へーい」
根岸「だからな、剣術というものわ・・・」
隊士「・・・」
村上「堅い、堅いよ根岸の爺さんよぉ」
根岸「な!爺さんだと!」
村上「隊士達、つまらなそうにしてんじゃねーか。堅い話し抜きにして、楽しもうぜ」
根岸「・・・む。そうじゃな!皆飲め!今宵は無礼講じゃ」
【医療所】
石坂「何で俺ぁここにいるんだぁ!俺も宴会に参加させろー!!」
医者「人出が足りないのだ。静かせぇ。ほれ、そこの患者の血をふけ」
重傷隊士「うう・・・」
石坂「・・・はいはい分かったよ。やればいーんだろやればよー」
隊士「ま、参りました」
琴「おらおらー!私に勝てる者はいないのか!」ゴクゴク
良之助「これ!いい加減にせんか。もうお前の相手が出来る者はいないぞ」
隊士達「ぐぇー・・・」
琴「だらしない男達ねぇー。はぁ、私を打ち負かせてくれる人はいないのかしら・・・」
良之助「このじゃじゃ馬め・・・うっ!!胃が・・・」
将校「ホワット?」
前野「これはですね、酒というものです。酒」※通訳
将校「サケ?オー!サーケー!」チビリ
前野「・・・どうです?」
将校「オー!!グッドテイスト!!」
隊士「将校殿、これも美味しいですよ」(川魚の刺身を差し出す)
前野「あっ、それは・・・」
将校「??」パク!モゴモゴ
隊士・ニコニコ
将校「コレ、ナンデスー?」ムグムグ
前野「川魚の刺身です」
将校「サ、サシミ?!ウゲーウゲー!」
隊士「ありゃ、将校殿は魚は駄目だったですか」
前野「魚が駄目というより生魚というのが駄目なんじゃないかな」
将校「ウゲー、ウゲー!」
【城内一室】
清河「さて、いよいよ本丸攻めの刻が近くなったな」
池田「ついにか・・・ここまで長ぉーかったのー」ゴクリ
清河「うむ。虎尾の会同志達も、かなり欠けてしまった・・・。あいつ等もここに居たらと、いつも思う」
池田「ほーよのー。俺もえっと、ほー思う事がある。
清河、今宵は奴等を偲んで飲むか。今回の戦いで逝った者等ぁーと共に、呑み弔いだ!」
清河「呑み弔いか!ハハ、そりゃいいな!!大いに呑んで弔ってやろう!」
池田「おう!!」
(大酒宴の夜は深けてゆく・・・)
【京・中山邸】
男「斎藤様、甲府の使いの者からの文です」
斎藤「うん?甲府から?何々・・・ああ!やったぁー!!」
公卿「これ、何を騒いでおるのじゃ?」
斎藤「これはこれは、忠能卿。実はですね、甲府城での戦、我等回天組が勝利を収めました!!」
中山卿「おお!そうか。これはめでたいのぅ。さっそく使いの者を出し、帝にの御耳にいれよう」
斎藤「はは、有難う御座います。」
【薩摩藩邸】
樋渡「おお!回天組ば勝ちもしたかっ!!こいは倒幕に良か風ば、ないもしたな」
男「そうは巧くいきもはんど。幕府ば完膚なきまで叩くこつば、良としない方がおいもすからなぁ・・・」
樋渡「そいは、誰でんごわすか?」
男「おまんさぁが、衛っちょる方じゃ」
樋渡「そ、そいは坂本さぁの事でごわすか!」
男「声が大きかど樋渡どん。西郷どんは、ほっとけ言いもすが・・・西郷どんの邪魔ばすっなら、おいは許しもはん!!」
樋渡「・・・」
甲府城
大工「あんま傷つかねぇーで良かったなぁ」
大工「おい留公!お前ぇーの酒ぇ、無くなっちまうぞー!!」
大工「待て待て!俺の酒ぇ、ちゃんと残しとけぇ!」
大工衆・ワハハハハハ!!
さてと、風魔の足取りを追いますか?不可能に近いですがね…
ようやった。
次は何が起こることやら
孝明天皇崩御
。・゚・(ノД`)・゚・。
まさか帝は暗殺されたのか?
何だ・・・?何だか妙に心が落ち着かない。こんな事は初めてだ。
今日は軍議に出たくない・・・なにやら悪い知らせを聞いてしまう気がする。
私にとって・・・いや、回天組にとっても悪い知らせが・・・
>724
ふむ。風魔の足取りか。
大方、幕府が糸を引いていると思うが、一応探ってみるとするか。
風魔の事は風魔に。吉原辺りで情報を聞いてみたら何かわかるかもしれん。
>725
斎藤「兄上、只今戻って参りました!」
清河「おう!熊三郎!何用で戻った?お前には、天子様の御衛に当たらせていたはずだが・・・」
斎藤「天子様から御言葉を預かって参りました。
天子様は一言{よくやった}と、御言葉を発っせられたとの事です!」
清河「そうか、天子様の御耳にも我が軍の勝利の報が届いたか!
それで、よくやったと御声を・・・うう」(涙ぐむ)
斎藤「・・・」ウルル(貰い泣き)
清河「熊三郎、今宵は甲府に止まれ。また明日から天子様の御衛を頼むぞ」
斎藤「はい!」
>726
私の予感は外れました。
これから私達に起こる事といえば良い事ばかりでしょう。
幕府を倒し、御新政の世を迎えるだけです。
>727
ハハハハ、悪い冗談ですね。熊三郎が少し前に天子様の御言葉を運んできたばかりでわないですか。
その様な冗談、私は許しませ・・・
・・・ほ、本当の・・・は、話しなのですね?!
何て事だ・・・孝明天皇様の御新政の世まで後わずかだというところで・・・
ウゥ・・・ウオオオ・・・
>728
貴君も泣いてくれますか。ウオ・・・ウォーン!!
オーイ、オイオイオイ・・・
シクシク・・・ヒック!(泣きに泣く)
>729
そ、それを私は心配していたのです・・・。
熊三郎等の隙をつき毒を盛ったとしか考えられません。
御所の外は熊三郎等が守り、宮中では中山卿や回天組親派の公卿達が見張っていましたからね。
何か事があれば、有無を言わさず熊三郎等が突入し、怪しい振舞をした者を斬る手筈だったのです。
熊三郎が甲府に戻るのを、待っていたのでしょう。
嗚呼・・・天子様が、孝明天皇様が崩御なされてしまった・・・。
回天組の地位が揺るがぬ様、宮中工作して幼帝様の信を勝ち取らなければ!
熊三郎!すぐ京に引き返し宮中工作をせよ!
薩摩長州の独壇場にしてはならん!!
ちなみに次の将軍は誰だろう…一橋 慶喜なら厄介かもしれん
天皇の葬儀は参列致しますか?
。・゚・(ノД`)・゚・。
坂本さんも暗殺されるかもな…
清河も暗殺されるかもな
吉原の風魔たちはいなくなったようです…まさかまた忍稼業に戻ったのか?
次はどうします?
戦後の後片付けと、戦没者の弔いは終わった。
しかし、天子様を失った事に、ポッカリと胸に穴が開いた様で・・・気力が湧かんな。
私が・・・いや、回天組がここまでこれたのも、天子様が私達を信頼し、重く用いてくれたおかげなのだ・・・
・・・軍議へと向かおう。少しは気が晴れるかもしれないからな。
>732
次の将軍ですか。これは、ほぼ一橋慶喜で決まりでしょうね。
「家康の再来」と言われた慶喜が将軍となったら確かに厄介ですが、
慶喜は有力大名や幕府の重臣等とうまくいってないとの話しがあります。
これが本当だとすれば、慶喜は将軍となっても孤立し、各藩や軍を巧く動かせないのではと思います。
>733
天子様の葬儀ですか。公卿でもなく、有力大名でもない私が参列を許されるとは思えません・・・
私個人としては、是が非でも参列し、御見送りを致したいですがね・・・
>734
私も泣きたい気分です。
天子様の葬儀に参列かなわぬ事、悔しく思います。
ん、そうだ!甲府でも天子様の葬儀を致しましょう。
御遺体はありませんが、盛大に葬儀を行いましょう!!
>735
坂本君が暗殺されるかも知れないですと?それならば、手を打ってありますよ。
樋渡八兵衛に護衛をさせていますからね。
例え刺客がきても彼の示現流で、相手を一刀のもとに斬り捨てるでしょう。
それに坂本君も北辰一刀流を学び、懐には常に短銃を隠し持っているらしいではないですか。
坂本君は、新しい世にとって必要な人物です。今更刺客を送り暗殺しても、意味は無い。
そんな無意味な事、幕府もやらないでしょう。
>736
私が暗殺される可能性ですか?
今の私は、無頼の浪士でなく、錦の御旗を戴く回天組総裁ですからね。
迂闊に外を一人歩きしないかぎりは、暗殺される事もないでしょう。
隊士の中には、腕が達ものが沢山います。怪しき者を見つけたら、即捕える様命じてますからね。
>737
何?吉原の風魔関係者が消えたですと?
ふむ。貴君が言うとおり忍び稼業に戻ったのでしょうかねぇ・・・
すると隠れ家は江戸か、はたまた、戦国の世に風魔衆の根城だったという相模国足柄山の風間谷か?
そこら辺を探ってみるとしよう。
>738
次の手ですか。朝廷の勅を得ずに江戸攻めは出来ませんからねぇ・・・
熊三郎の朝廷工作が成功し、回天組が今の地位を保てたら倒幕の勅定を戴きに行きましょうか。
薩長も天子様が亡くなり、何やら暗躍している様ですからねぇ。
【軍議の間】
伊牟田「清河、ちっと良かごわすか」
清河「どうした尚平?」
伊牟田「実は西郷どんから密命がありもして、少しの間おいと休之助は甲府ば離れもす」
清河「・・・その西郷殿の密命とやらを聞いていいか?」
伊牟田「・・・」
益満「尚平さぁ、そいぐらい良かでしょう。おい達は薩摩藩士でもあいもすが、回天組幹部でもありもす」
伊牟田「うむ。西郷どんは、倒幕の引き金となる様、おいと休之助、そして江戸の相楽さぁとで江戸撹乱をしろち言ってきもした」
清河「江戸撹乱!!」
伊牟田「清河、しばしの別れでごわす」
清河「両君を手放すのは痛いが、国元の命ではしかたないな・・・」
益満「なーに、すぐ江戸で会えもすよ」
清河「そうだな。気を付けてな二人共!相楽君に宜しくと言ってくれ」
両名「行ってきもす!!」
※伊牟田、益満、戦列を離れる。
時代は京都
第十五代将軍 徳川 慶喜
新撰組から御陵衛士分隊
吹っ飛べ、回天組隊士!
___
/ __⌒ヾ
/ // \JJ
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| ))
ヽ \/ヽ
|⌒\ ヽ|
| ノ\_、 く_
(_> ( )
∴\|\|
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∧ _= ̄`;
γ ̄ _≡:;
/ ―ニ ̄"'.
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j / ヽ |
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`、_〉 ー--`
囲め!
取り囲むのに成功しましたよハハハ
>>748 そうかい!じゃあ吹っ飛べ!
見取図のおかげで侵入できたな。確かに正確な見取図のようだ。
じゃあ帰るわ…あばよ!
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ヽ \/ヽ
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| ノ\_、 く_
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逃がすなー!追えー!
どこから侵入したんだ?!
む!何やら騒がしいな。また何か起きたのか?
さすがに幕府の喉元に当たる甲府城だ。騒ぎがたえんな。
軍議にて話を聞くと致そう。
>742
天子様が崩御されて、京の都が何やらきな臭くなってきましたね。
宮中では薩長が暗躍し、外では新撰組や見廻組が捕り物に奔走している。
しばらく京は、騒がしいでしょうねえ。
>743
やはり慶喜が将軍となりましたか。
慶喜を聡明と言う者がいるかと思えば、論がころころと変わる事から二心様と蔑む者もいる。
評価が一定しない人物の様です。
さてさて、倒幕側にとって与し易いのか否か・・・どちらでしょうねえ。
>744
ほう。伊東甲子太郎が新撰組を割りましたか。
このまま倒幕派の一軍となる腹積りでしょうが・・・そう巧く行くかどうか。
試衛館以来の同志であった山南敬助をも隊規により粛清した新撰組が、伊東だけを放っておくとは思えません。
血の雨が降らなければ納まらないでしょうね。
>745
何?!また風魔と名乗る者が現れたですと!
で、被害は?数人負傷しましたか・・・
ううむ、さすがは風魔と名乗る者だ。神出鬼没だな。
>746
おっと、感心していてはいけませんね。何としても捕えるのです!捕え、目的黒幕を吐かせるのです!
>747-748
おおっ!!巧く取り囲めた様ですね。
ここからが大変何ですよね。斬刑軍隊士の捕り物のときも、ここから多数の死傷者が・・・
>749
ぬう・・・やはり捕えられなかったか。また数人の負傷者が。
しかし、こうも簡単に侵入されるとわ・・・警備警戒も何の役にもたたなかった・・・
身辺警護の兵を増やすとしよう。
>750
風魔の足には追い付けないでしょうなぁ・・・
あの様な者達が、我が軍にいたならば、江戸城を落とすのも楽になるのだが。
>751
それですね、一番の謎わ。
初めての風魔と名乗る者との遭遇のとき、白き紙を持って消えたらしいですからね。
これが見取図で、もしかすると我々でも把握していない侵入出来る場所があるのかも知れません。
大工衆に、この城の造りでおかしな場所がないか、聞いてみましょう。
我々も忍を雇いますか?
忍は偵察とかには使えるけど…居るかな?
火影忍軍がいればな〜
宮中工作は順調ですか?
とりあえず甲府での帝の葬儀を開始致しませう
全員黙祷!
。・゚・(ノД`)・゚・。
皆ありがとう
倒幕軍を直ぐにでも出発させたいところだが、宮中での工作が巧くいってない様だな・・・
ここにきて、来たる御新政の地位欲を出してきたな。薩長の奴等。
我ら回天組をのけ者とはさせんぞ!我ら回天組が尊攘運動を魁て行動したればこそ、刻が動いた要因でもあるのだ。
大藩だからと、好き勝手はさせぬっ!!
>754-755
はぁはぁ・・・あ、え、忍びの事ですか?
出来れば雇いたいですねぇ。諜報活動は無論の事、江戸城に忍び込み、破壊工作や火付けなど使い道が山程ありますからな。
ただ、今の世に忍びと名乗る者達がいるかどうか・・・居たとしても、力を貸してくれるかは微妙なところですな。
>756
熊三郎の文によれば、これは難儀している様です。
何でも未だ、睦仁様にさえ会えずじまいとか・・・
岩倉卿や薩長親派の公卿達が、何かと邪魔をしてくるらしいです。
熊三郎では荷が重すぎるかもしれませんね。やはり私自ら京に赴き、拝謁した方が良いかもしれません。
>757
そうですね。一先ず甲府での天子様の葬儀を執り行いましょう。
【葬儀会場】
>758-760
ざわざわざわ
村上「おいおい、えらい人がいるじゃねーか?」
石坂「百姓や町人、賤民に侠客、各藩のお偉いさんとか、幕臣も来てる様だぜ」
村上「んなごちゃ混ぜでいいのかよ?」
石坂「なんでも清河がさ、葬儀中は一切の身分の差は無しにすんだと」
前野「あの世の天子様に、新たな世の姿を見せたいらしいですよ」
村上「それが身分の差無しの葬儀って事か。ふーん」
葬儀長「全員黙祷!」
うう・・・しくしく・・・ぐすっ・・・ずずぅー・・・うわーん!※参加者大泣き
清河(やはり、天皇というのは、新たな日本の支えに必要なのだ。
睦仁様ではなく、天子様・・・貴方様と新たな世を迎えたかった・・・安らかに御眠りくださいますよう・・・)
声『皆ありがとう』
ざわざわざわざわ!
百姓「何だべ今の声さ」
侠客「皆ありがとうだと」
賤民「まさか天子様?!」
町人「そうだ!天子様だ!天子様の声に違いねい!!」
ワァーワァー!!
※甲府にて、天から孝明帝が降臨したとの噂が全国に広がった。
桂さんに宮中工作を手伝ってもらえないだろうか?
【京都】
ついに時代は動いた。
それにしても忙しい…
765 :
朝廷:2005/10/11(火) 21:22:47
甲府に帝が降臨?!
清河を京に呼ぶべきか…
京都に行こう
天子様降臨の噂が宮中にまで広がった様だな。
この事は、回天組が崩御された後も天子様の信頼が厚いとうつった事だろう。
>763
桂君に宮中工作を手伝ってもらうですと。
ふむ。桂君は桂君で、討幕準備で何かと忙しそうですが・・・一応打診してみましょうか。
>764
長州藩士「桂さん、回天組の清河さんから文が届きました」
『拝啓
桂小五郎殿
討幕に向けて、忙しい日々を送っていると思いますが、宮中にて回天組の便宜をはかってもらえないだろうか。
我ら回天組は、崩御なされた孝明帝とは親密な関係を結んでいましたが、皇太子様の睦仁様とは面識が御座らん。
実弟の熊三郎が拝謁を申し出ても、岩倉卿や薩摩派の公卿達に阻まれ、拝謁もままならぬ有様です。
共に勤王倒幕を歩んでいる同士、同志のよしみで頼み申す。
敬具
回天組総裁・清河八郎』
>765
朝廷もそろそろ回天組の功績を認めてもらいたいものだな。
>766
桂君の返事を待ちましょう。上洛はそれからでも遅くありたせん。良い返事が来ればいいのですが・・・
【京都】
>>767 なるほど。薩摩と岩倉卿か…困った人達だ。ふむ、清河君に京に来るよう伝えてくれ。
拝謁できるよう準備するともね。
俺を雇わないか?
∠ ̄ヽ
〜レ゚U゚|/
/ y|⊃
U〉 "⌒j
/(_ノ^U
雇おう
これでうまくいくかもしれない
京に行くなら新撰組や見廻組に注意してください
>768
おお!さすがは桂君だ。事が早いな。
一も二もなく、京へ上らなければいけぬな。
しかし、桂君も長州藩の討幕準備で忙しいのに、睦仁様への拝謁の段取りをしてくれるとわ・・・頭が下がるな。
>769
おお!忍びの者ですか。良く来てくださった。忍び衆を探しにいくところでしたので、二度手間にならずに済みましたよ。
雇おう!ただ条件を付けさせてもらいます。
忍びの者を多数集めていただきたい。数を揃えてもう一度来てください。破格の金で雇いましょう。
>770
ええ、これは願っても無い事です。ただ、一人だけでは心許ないので忍び衆を集め再度訪問という条件を付けました。
忍びの横の繋がりでわけもなく集められると思います。
>771
回天組に良い風が吹いてきた気がします。
事が滑らかに進めば、早く倒幕軍を出す事が出来ると思います。
>772
そうですね。未だに新撰組や見廻組は時流に逆らい、狂奔していますから、十二分に用心して上洛しようと思います。
京には熊三郎や八兵衛がいますから新撰組や見廻組が襲ってきてもおいそれとは殺られはしません。
【幹部集会】
清河「という分けで京に上る事になった。私の不在の間は、徳太郎、君に全権を委任する」
池田「うむ。承知した」
清河「俊五郎と良之助、私の供として同行してください」
村上「おう!」
中沢「はっ!」
清河「その他の幹部の方達は徳太郎の指示に従ってください」
幹部達「ははっ!!」
清河「出発は明日、以上!」
廊下
中沢「いやぁ、京へ上るのは浪士組以来ですよ。しかも今回は総裁の警護を兼ねた御供、緊張します」
村上「んな固くなんな。体が硬いと、いざってときに力を発揮出来ねーぞ」
中沢「は、はい」
タタタ!
琴「兄上、幹部会どんな話でした?」
中沢「こら、村上組頭に挨拶せぬか」
琴「あ!村上組頭、こんばんわです。で、どんな話でした?」
中沢「ふぅ・・・総裁が明日、上洛するので、村上組頭と共に総裁の御供を仰せ付かった」
琴「えっ!京へ上るの?私も行きたいなぁ」
中沢「駄目だ!遊びじゃないんだ」
琴「御供でしょ?兄上より私の方が腕は達けどぉ」
中沢「ぬぐぅ・・・」
村上「わはは!俺が清河に言っといてやろう。琴、安心して待っとけ」
琴「やったぁー!!」
中沢「組頭ぁー・・・」
775 :
名無しになりきれ:2005/10/13(木) 23:51:28
薩土盟約が成立
時代はまさに倒幕
了解した…仲間も呼んでくる!
∠ ̄\∩
|/゚U゚|丿
`〜(`二⊃
( ヽ/
ノ>ノ
UU
778 :
朝廷:2005/10/14(金) 11:00:21
桂殿が言うには清河が京に来るらしい…ふむ…歓迎いたそう
お土産を頼む
>775
薩土盟約ですか。あくまで討幕を掲げる薩摩と、戦争回避で倒幕を成そうとする土州・・・
うわべは、両藩で幕府にかけあい、朝廷へ政権返上を実現させる為の盟約となっていますが・・・
その実、薩摩はただ土州を敵に廻したくない為に、盟約を結んだのではないでしょうか?
薩摩は到底、血を見ぬ倒幕を望んでいるとは思えません。
>777
うむ。再訪を待っていますよ。私が不在だった場合は、池田君が代わりに応対します。
>778
桂君は、もう動いてくれているのだろうか。
まぁ、朝廷内には回天組派の公卿も居ますから何とかなるでしょう。
>779
お土産ですか?生八橋でも買ってきましょうか。
いや、それより睦仁様からの勅定を戴いて土産とした方が良いですね。
大きな土産を持って帰ってきましょう!
【柳御門】
清河「不在の間、しっかりと頼んだぞ」
池田「おう」
村上「久々の京だぜ!まってろよ新撰組!」
石坂「おい新撰組と斬り合いに行くのかお前わ」
村上「冗談だ!わははは!」
琴「総裁!早く行きましょうー!!」タタタ
中沢「こら!琴ー!!」タタタ
清河「出発!!」スタスタスタ
琴は押し掛け女房になるでしょう…と占ってみた
京にはもう着いた?
さあどうでっしゃろ?
【京都】
清河くんが着いたら長州藩邸に招くように手配した。
休んでもらった後に朝廷へ参内してもらう。
そこの奴…見かけたことがある気がするのだが…名を名乗れ!
おいおいまたやで…
新撰組呼ぼか
【甲府城】
池田「清河の代わりなんて久しぶりじゃのぉ。江戸以来だったかいのぉ?
ま、えーわい。ほいじゃ寄合始めるで」
>781
琴が清河の押し掛け女房?そりゃオモロいのぉ。
じゃけんど、清河は亡ーなったお蓮さんを今でも好きな様じゃからのぉ。
ほいじゃけん、こんなぁの占いは当たらんよ。
>782-783
ほーよのぉ、もうそろついてる頃じゃろーのぉ。
巧く朝廷工作が運びゃーえぇーが・・・。
ま、長州の桂小五郎が中ぁ取り持ってくれっから、悪い様にはならんと思うがの。
っかし、藩の後ろ楯が無ーちゅんは、正直しんどいのぉ。
【京】>784-786
琴「わー懐かしいなぁ!この感じ、これが京ですよね」
清河「うむ。浪士組以来か上洛したのわ」
村上「おう。結構町並が変わってやがんな」
中沢「禁門の変での大火の影響ですかね」
清河「そうだろーな。あの大火の後、よくここまで復旧できたものだ」
琴「総裁、まずは何をするのですか?」
清河「早速桂君を尋ねに長州藩邸に足を運ぼうと思う。諸君、行くぞ」
スタスタスタ
【河原町】
スタスタスタ
村上「清河・・・付けてくる奴等がいるぜ」
清河「ああ分かってる」
中沢「し、新撰組でしょうか?」
清河「いや、新撰組ならば、すぐにでも声をかけてこよう。だとすれば付けくる者達は、幕吏か・・・見廻組」
中沢「み、見廻組・・・」
ザザ!
見廻組「止まれい。・・・うむ?そこの奴・・・見かけた気がするのだが・・・名を名乗れい!」
清河「某の事ですかな」
見廻組「うむ。お前だ!」
清河「某は、水戸藩士、日下部達三と申す」
見廻組「水戸の方ですか。一応、そちら方達の名も聞こうか」
村上「佐倉四郎だ」
琴「長沢千松といいます」
見廻組「佐倉四郎に、長沢千松・・・。貴方は?」
中沢「わ私は、か、回天太郎です!」
見廻組「回天太郎ぉー??」
琴{馬鹿兄貴!}
見廻組「・・・最近は物騒ですからな。夜中に歩き廻らない方が良いですぞ」
清河「御忠告、痛みいります。では失礼致します」
スタスタ・・・ポロッ※文らしき物が落ちる
見廻組「ん?これは・・・長州の桂当ての文!」ガサ、ヒラリ
見廻組「あいや待たれい!清河八郎殿!!」
清河「・・・!」
見廻組「御公儀に楯突く大罪人!大人しく縛につけいっ!!」
清河「逃げろっ!!」ダダダ
村上「糞!あんな事言うんじゃなかったぜ・・・」ダダダ
琴「兄上!もっと早く走って!!」ダダダ
中沢「く、くぅ!捕まってなるものかぁー!」ダダダ
見廻組「待てい!!」ダダダ
町人「おいおいまたやで・・・新撰組呼ぼか」
行商「あ、あれは清河さんじゃないのか?!か、桂さんに知らせなければ!!」タタッ
【長州藩邸】
ドンドンドン!
行商「おい!俺だ!桂さんに至急伝えてくれ!清河さんが見廻組に追われている!!」
※清河等逃走中
また見廻り組の奴らうちの取締っている範囲に入ってきてやがる!待てお前ら!
新撰組!またお前らか!ちょうどいい、そこを動くなよ!
挟み打ちでそいつらは動けない!
清河さんですね・・・・桂さんに迎えを頼まれました・・・・・
・・・チャキ・ヒュン・ザシュ(抜刀した瞬間新撰組隊士四人の首が宙に舞う)
・・・龍翔閃!(新撰組残り一人を斬り上げる)
…ひぃぃっ!
人斬り抜刀斎!
退け!退散だ!
緋村、ご苦労。護衛を頼む。
清河さん、長州藩邸までご案内致します。
伊賀忍者マダー?
三十人集めました。しかし全員まだ若い。なんせ表舞台に立ちたくない者が多いもので…後、遅れて我らの頭が到着致します。齢二十ですが若い忍者の中では一等です。
∠ ̄\
〜レ゚U゚|
/ yヽ
ヽつ旦(ノ
と_)_)
長州藩邸に着きましたか?
【京・河原町】>790-794
ザザザ!
新撰組「見廻組!ここは我々新撰組の巡回範囲だ!お引き取り願おう」
見廻組「新撰組!その様な話は後だ!そこにいる一味は御公儀転覆を企む大罪人共である!挟み撃ちで捕縛致そう!」
新撰組「何!?あい分かった!我等が組んだからには、逃げられはせんぞ貴様等!」
村上「くっ!見廻組と新撰組・・・こりゃヤバえぇ」
中沢「万事休すですね・・」
琴「組頭!兄上!総裁を逃がすんです!総裁さえ生き延びてさえいれば・・・私達が捕縛されようと構わないじゃないですか」
村上「ん。そうだな!清河!!俺らで脱出口を切り開く、お前は逃げろ!」
清河「諸君らを見捨てて逃げる事など私は出来ん!」
村上「馬鹿野郎!お前が死んだら回天組は瓦解する!
俺ら兵隊は代えはきくが、頭の代えは無い!!俺らの分まで生きて、世を回天させろ!俺らが望のはそれだけだ」
清河(くっ・・・それでも私は見捨てる事は出来ん!何か・・・何か無いのかっ!?)
ザシュ!ヒュン!ズク!ザン!
新撰組「ぐは!ぎゃあ!」
スラリ・・・(男が立っている)
見廻組「新撰組が一瞬で・・・そ、その頬の傷・・・ひ、人斬り抜刀斎!!」
見廻組「拙者らの腕では勝てん!退け!た、退散だ!佐々木与頭に事の次第を報告せねば!!」タタタタ!
村上「あいつが志士の間で噂の人斬り抜刀斎か!凄ぇ早業の使い手だな」
清河「あの者が桂君が言っていた緋村君か・・・どことなく彦斎に似てるな」
チャキ、スッ(刀を納める)
緋村「清河さんですね・・・桂さんに迎えを頼まれました・・・」
清河「君が緋村君か。桂さんから君の噂は聞いていた。君がいれば大変心強い」
緋村「・・・」
長州藩士「緋村、ご苦労。引き続き護衛を頼む。
清河さん、長州藩邸までご案内致します」
清河「それでは藩邸に向かいましょう。桂君は藩邸にいるのですかな」スタスタスタ
中沢「ぷはぁ・・・た、助かったあ・・・」
琴「おーい兄上ぇ!置いてっちゃいますよー!」
中沢「あっ!待って・・・腰がぬけた・・・」
※清河一行、長州藩邸に無事到着
【甲府城・軍議】
>795
ほうじゃのぉ、伊賀モン遅いのぉ。仲間を集めんのに手間どっとるんかもしれんで。
こん御時世じゃけぇ、忍びも引っ張りだこなんかもしらん。
風魔衆も現れたけんのぉ。
>796
おう!今、こんなら達の話してたとこじゃ。
三十人か、よーけ集められたのぉ。
そうか、若い衆しかおらんのか。ま、世を動かすんは、若いモンの力が必要じゃけん、えぇーじゃないの。
ほーか、頭ぁ後から来んのか。若い伊賀モンを束ねる頭ぁ、どがいな奴か楽しみじゃのぉ。
>797
清河ら、無事に長州藩邸に着いてりゃ、えぇーのぉ。
新撰組、見廻組ん隊士各なら殺られやせんが、組長や与頭各が出張っちゃぁ、命が無いけんのぅ。
無事に着いたら、長州藩邸から文が来る筈じゃけん、もちっと待っとれやぁ。
ちょwww名前www
やあ清河くん、久方ぶりだね。
御供の方たちもご苦労さま。
緋村もありがとう。
みなさん今日はゆっくり休んでください。
帝への拝謁にはみなさん参内してもらいます。熊三郎くんもね。
存分に君たちの考えを訴えてくれ。それくらいの功績を残したのだから。
803 :
朝廷:2005/10/19(水) 08:55:27
清河が京に着いたか……見極めねばなるまい
これからの幕府の出方も気になる
>801
はは・・・名を変えるのを忘れてました。
清河の名で広島弁風な喋りはおかしいですね。気を付けます。
【長州藩邸・会合】
>802
桂君、此度の骨折り痛み入る。
やはり長州は此処迄来るのに苦労してるだけあって、薩摩と違い融通がききますな。
薩摩の頭の中は討幕後の御新政の地位確保に念頭を置いている事でしょう。
それ故、その地位を脅かす様な要因は、丸め込み利用するか排除の二択しか考えていない。
だから回天組は目の上たんこぶとして妨害をし、排除しようとしているのではと思うのです。
再三の西郷殿との面談申し入れも音沙汰無しですからねぇ。
おっと、これは失礼致した。長州はその薩摩と盟を結んでいましたね。今の発言忘れてください。
>803
薩摩派公家の妨害は桂君の骨折りで防げるが、帝に仕える朝臣に良い印象を与えられるかどうか・・・
学習院に上奏文を提出したときより緊張するな。
>804
幕府も薄々討幕の機が近いと感じているでしょう。
土佐が幕府へ掛け合っている政権返上策が、もしかするともしかするかもしれませんねぇ。
>>805 構わないよ。それが事実なのだから。
ゆっくり休めたかい?では御所へ行こう。
【御所】
さあ、この奥の間に皇太子様がお待ちです。ここからは回天組の方々のみ入ってください。
僕は外で待っていますので。
生前、父が世話になった。
では、そちらの考えを話せ。
808 :
岩倉卿:2005/10/20(木) 17:55:29
めんどくさい事になったなあ。桂め…余計な事しくさりおって。
>806
はい、ゆっくりと休めました。幾分緊張もほぐれましたね。
そうですか、では御所へ参内致しましょう。
【御所】>807-808
中沢「はぁ・・・皇太子様に拝謁叶うなんて、ゆ、夢みたいです」
村上「お、おう、何だか俺も緊張してきちまった」
琴「皇太子様かぁ、どの様な御方なのかなぁ」
側近「清河一行、御入りなされ。失礼な事がなき様、気をつけなされませ」
清河「はっ。桂君、行って参る」ザッ
【謁見の間 】
側近「皇太子様、この者等が回天組の者達で御座りまする」
皇太子「うむ」
側近「次に名を申し上げまする。左に控えますは・・」
村上{何だ、簾が邪魔で皇太子様の顔が見れねえよ}
斎藤{シィー、村上さん喋てはいけませんよ}
側近「・・・そして、真中に控えますのが回天組総裁、清河八郎殿です」
清河「清河八郎で御座います。皇太子様の御尊顔を拝謁賜りまして、真に恐悦至極に存じまする」
皇太子「うむ。生前父が世話になった。では、そちらの考えを話せ」
清河「はっ。それでは、奏上致しまする」
村上「・・・」
斎藤(兄上・・・)
中沢「・・・ゴクリ」
琴(総裁・・・)
清河「御新政の世を迎えるに、討幕は必要不可欠に御座います。
土佐が幕府に政権返上策を献策しておりますが、幕府が政権を返上をしたとしても、過激な者達は黙って堪える事は無く、いつか暴発するは必定。
真に政権を取り戻す為には、血を流さぬわけには到底まいりませぬ。
唯、無闇やたらと血を流し、戦を長引かせては、御新政の世の働き手の損失に繋がるどころか、諸外国に付け入る隙を与えてしまう事になるやもしれません。
その様な事態にならぬ為にも討幕の勅を出されたらば、回天組は直ぐ様江戸へ進軍し江戸上を落とし、最小限の血を流すだけで、戦を終らせまする」
皇太子「ふむ」
清河「世を回天させ御新政の世となったらば、
皇太子様に政治最高責任者に就任して戴き、国中から身分に関係無く有能な士を選出し議会を開き国政を決めていく政治体制に変える事を献策致しまする」
皇太子「うむ」
清河「そして、諸外国と貿易を盛んにし、知識、技術を貪欲に取り入れ国を富ませ、強き軍を持ちて諸外国と対等に渡り合える日本国にするのが急務と存じます」
清河「以上三点を、御奏上致しまする」
皇太子「うむ。さがって良い」
清河「はっ!失礼致しまする」スタスタ
【廊下】
側近「清河殿、追って皇太子様の沙汰を申す。長州藩邸にて待機せよ」
清河「ははっ!」
側近「でわの」スタスタスタ
清河「ふぅ・・・」
村上「あぁー肩凝った」
中沢「はぁ・・・」
琴「こんなに緊張したの初めて」
斎藤「どうでした?兄上」
清河「言うだけの事は言った。後は皇太子様の言を待つだけだ」
斎藤「では帰り・・・あっ!」
村上「どうした熊公?」
斎藤「いや、岩倉卿があそこにいた様な・・・」
中沢「こ、今度は岩倉卿?」
ダダダ!
琴「誰も居ませんよー」
中沢「こ、琴ぉお・・・」
清河「まぁ、良いでしょう。桂君、長州藩邸へ帰りましょうか」
※拝謁終了。長州藩邸にて沙汰待ち
皇太子様には全てを伝えれたかい?
まあ沙汰があるまでゆっくりしていってくれ。
外に出る時は緋村に護衛を頼むといい。
緋村なら新撰組の幹部隊士と渡りあえるからね。
ただいま到着しました。
うちの若い奴ら世話んなります。
何、腕は確かなんで安心してください。
とりあえず眠いんで寝ます。
祇園へ行こう
気をつけねばならないのは新撰組局長、副長、各番隊組長、
他に、吉村 貫一郎、島田 魁、大石 鍬次郎、林 信太郎、山野 八十八、相馬 主計といったところかな。
新撰組凄いな
清河にはすまぬが坂本に任そうと思う。
しかし清河の考えもわかった。これからも新しい世の中の為に頑張ってもらいたい。期待している。
もし京が戦場になる時がくればその時は助けてもらいたい。
戦など起こらなければよいのだが。
京は相変わらず会津や新撰組の天下…戦になれば戦場になるは必至。早期に終わらす為にも頼む。
【参内後・長州藩邸】
>812
えぇ、十二分に伝えられたつもりです。
皇太子様は、なるほど噂通りの聡明な御方でした。
後は、御沙汰が出るまでゆっくりとさせてもらいますよ。
久方ぶりに緊張したな。酒でも飲みたい気分だ。
>814
おお!祇園ですか、良いですなぁ。早速くりだすとしますかね。
>815
・・・とと、すっかり忘れていましたが外は厄介な者達が巡回してるのでしたな・・
ほう、試衛館一派以外にも今の新撰組にも人材がいますな。
怪力の島田、剣が巧みと評判の吉村、人斬り鍬次郎の名は、聞いた事がありますね。
>816
新撰組たしかに凄いですが、こちらには、緋村君が護衛に付いてますからね、大船に乗った気で祇園へくりだしましょう!
【数日後・参内】>817
皇太子「・・・以上じゃ。これからもそちの忠節期待しておるぞ。さがって良い」
清河「は・・・では、失礼致します」スタスタ
【帰路】
斎藤「兄上、どうでした?」
清河「坂本龍馬に一任と申された。我らは完全に出遅れたのだ」
村上「何だそりゃ!坂本なんかより、俺等の方が早くから動いてたじゃねーか!」
清河「犬猿の中だった長州、薩摩の二大藩に盟約を結ばせた一介の浪人、坂本龍馬。その名が日本国中に知れ渡っているのだ。
皇太子様の覚えもめでたかろう」
村上「だけど、だけどよぉ・・・」
斎藤「・・・兄上、もし天子様が御健在だったらば・・・」
清河「言うな。それ以上言うな!その様な事を考えても詮無い事だ」
斎藤「はい。・・・これからどうしますか?」
清河「明日、八兵衛に会い、明後日甲府へ戻る」
※伏見寺田屋へと向った
【甲府】>813
おう!こんなーが伊賀衆の頭目かい。
先に来てた伊賀衆も若かったが、こんなは、まして若こー見えるのー。
着いた早々悪いが、下のモン使こーて、江戸城内の警備体制を調べ、詳細な見取図入手にいごいてくれ。
江戸決戦を早期に終らすんに必要不可欠なモンじゃけんのー。
いきなりえらい任務やな。
御庭番衆のおる江戸城にな〜。
ほな今から偵察に行きます。ただ侵入不可能の場合は撤収で。
頑張れよ
【寺田屋】
御用改めである!
新撰組の二枚目山野 八十八様!
お登勢さんの怒り爆発
坂本を斬るか?
容量まだ大丈夫?
【甲府】
>821
おう!難儀な仕事じゃけぇー慎重にの。
吉報待っとるで。無事城内の見取図入手出来たら、回天組の中で、こんならの評価も高くなるけんの。
清河もたまげるじゃろーの。
>822
巧く行けばえーの。
この仕事は、伊賀衆の実力を計る意味合いもあるんでの。
伊賀衆の吉報を待とーや。
【寺田屋】>823-825
清河「色々な意味で疲れたな今日わ」
村上「今日はゆっくり寝よーぜ。その前に風呂にでも入ってくっかな」
厨
女中「あら、お客はんに運んでもらうやなんて、申し訳ないどすなぁ」
斎藤「いや数が多いですからね。気にしないでください」
声「御免!新撰組の者だ。ここに御公儀大罪人が入って行ったとの報があった。中を改めさせてもらう!」
斎藤「新撰組!これはいけない!」
女中「大丈夫どす。女将さん、このての事に慣れてますさかい」
斎藤「だけど・・・」
【玄関】
登勢「帰っておくれやす。この宿には色んな人が泊まっとりゃーす。
毎度毎度の御用改めで、客足が遠退いておるんどすえ。えぇ加減にしておくれやすなぁ」
山野「その様な事、我らには関係ない」
登勢「新撰組はんは、任務の為なら店一件潰しても構わんゆーんどすな?
わての店潰れたら、あんたはん、わての面倒みてくれはるんどすかぁ」
山野「それは・・・」
登勢「そない勇気ないんなら居んどくれやす!」
山野「くっ・・・」
※玄関・山野、登勢と問答中
【伏見薩摩藩邸】>826
中村「いよいよ、坂本さぁは目障りじゃ」
藩士「坂本ば斬りもすか?中村さぁ!」
樋渡「さ、薩摩ば、やはり坂本さぁを斬らねばいけもはんか・・・」
中村「坂本さぁが言う大政奉還は政権返上をするちいう形だけで、慶喜に反撃の刻ば与える策じゃち西郷どんが言っちょった」
樋渡「坂本さぁ・・・」
中村「・・・そう言えば、清河さぁが参内したとき皇太子参は、坂本さぁに御新政の案を任すち言ったゆー話じゃっど。
清河さぁも・・・落胆した様な顔じゃったらしい」
樋渡「そげんこつが・・・」
ダダダ!
藩士「また寺田屋で新撰組が騒いじょるぞ」
樋渡「寺田屋!!」
中村「新撰組ち誰じゃ?幹部らか?」
藩士「山野八十八ち言う隊士と数人らしい」
中村「山野?・・・ああ、美男じゃち言う隊士か。狙いは誰じゃ」
藩士「清河さぁらしい」
樋渡「!!」
中村「清河さぁか。新撰組の幹部じゃないから、何とかなりもそう。手を貸さんで良か」
樋渡「中村さぁ、ちっと出てきもす」
中村「樋渡どんもあっちでんこっちでん大変でごわすなぁ」
樋渡「・・・」タッタッタッ
【寺田屋】
邪魔するぜ。
またあんたか…お登勢さん。
山野、今日のところは引き上げるぞ。
ただし、確たる証拠を掴んだ時は文句は言わせねえよ?じゃあな!
なんとか助かりましたね
とりあえずこれからどうしよう?
ただ今、帰還しました。
まあ結果からいうと失敗です。あれは無理。御庭番衆と斬刑軍とかいうのが警備してたんで…全く隙が無かったな〜。
代わりにいろいろ情報調べてきました。
まず、幕府。慶喜は朝廷に近日中に政権を還すのが濃厚かと。
次に、斬刑軍の構成。
総長の黒龍。
その下に三神将。
その下に十二武将。
残りは中堅隊士、平隊士。
各人の武装は様々。
これぐらいしか調べれませんでした。
最後に風魔。
最近、活動を再開。雇い主は薩摩。
約八十人で構成。
雇った明確な目的は不明。
しかし驚異であるのは事実。
以上!
後、もしかしたら江戸城の見取図はいらんかもしれませんよ?
江戸が戦場になる可能性は低いと思われますから。
ふむなかなかの情報
新撰組・・・侮れんな。あのとき女将が居なかったらと思うとゾッとする。
・・・だいぶ日記の頁が無くなってきたな。買い足ししないで大丈夫だろうか?
おっ?八兵衛が焦った顔して部屋に入ってきた。
日記の筆を置いて、次の行動の会議でも開くとしよう。
【寺田屋会議】
>831
いや、土方歳三が現れたと聞いたとき、寿命が縮んだ気がしましたよ。
あの浪士組上洛のときは、田舎臭い姿しか印象に残っていませんが、今や鬼の副長と志士からも新撰組隊士からも怖れられているのですよねぇ。
あの土方君がねぇ・・・刻の流れを感じますなぁ。
>832
いやはや、女将大明神様々ですね。さすが志士中に女傑と名高いお登勢さんですよ。
あの寺田屋事件のときも、顔色一つ変えず使用人にあれこれ指示し、後片付けをしてすぐに商いを再開した程の人ですからな。
いや、志士達から慕われるのも分かりますねぇ。
>833
拝謁も終えましたから、甲府へ報告と戦の備えに戻ろうかと思います。
戦が起きるのは、そう遠くないでしょう。血を流さず世が回天するとは思えませんからねぇ。
村上「樋渡、薩摩はこれからどう動くんだ?」
樋渡「薩摩ば、血を見んこつには収まらん」
村上「だろーな。伊牟田や益満が江戸へ行ったのも、西郷の命令だかんな」
樋渡「清河、参内の話聞きもした。残念でごわしたな」
清河「はは、挫折など私には付きものだ。一々落ち込んでなどいられん」
樋渡「清河、ちっとよかごわすか」
清河「何だ?」
樋渡「実は、薩摩ば坂本さぁを・・・」
スゥーッ
中沢「総裁!湯おさきに拝借致しました」
清河「ん、そうですか。では入浴してきましょう」
樋渡「あ、清河っ」
村上「おい樋渡ぃ!寝酒に付き合え!一人じゃ面白くねーからよ!」
樋渡「お、おう・・・」
村上「良之助、お前ぇもだ。おう!琴も呼べ、あいつは底無しらしいな。俺が負かしてやるぜ!」
中沢「今、琴は湯ですよ」
村上「ちっ風呂か。・・・って、何ぃー!!」
声「きやあぁぁーーー!!」
※その叫び声は伏見中に響いたと云われるが、定かではない
【甲府城】
>834
おう、はー仕事済んだんか?えろー早かったのー。で、塩梅わ?
・・・ほーか、見取図は、やっぱし無理じゃったんじゃのー。
そがーな事になると、こんならが出発したとき気ーついたわい。
江戸に、御庭や斬刑軍おるけぇの、見取図取れんでも仕方ないで。
おう、見取図取れんでもえーモン調べてきたのー。斬刑軍の構成に風魔情報か。
こりゃ役立つわいのー。
まぁ、初仕事にしちゃー良ーやった。
清河が帰ってくるまで、ゆっくりしんさいや。
>835
斬刑軍構成・・・こんで謎の軍じゃ無ーなったのー。
兵共が、こんでやみくもに怯えんで済むわい。
風魔は・・・薩摩が雇い主いうんは分かった。
薩摩は乱波なんて、こがーなモン雇ーて何しょーるんなら?
薩摩も江戸攻めを視野に入れてるんかいのー。
薩摩は甲府も攻める気かもしれませんね
ちなみに現在319KBです
太政捧還
ついに!
やったな坂本さん!
843 :
名無しになりきれ:2005/10/28(金) 02:36:40
定期age
844 :
名無しになりきれ:2005/10/28(金) 11:54:41
定期sage
これで倒幕はしにくくなった
これで坂本の株は上がったな
【甲府】
>839
薩摩は甲府を攻める気があるかもじゃと?
・・・そがーな可能性もあるかもしれんのー。薩摩は睦仁様への拝謁を妨害した一件があるけんのー。
薩摩は回天組が邪魔な存在と思ーちょるんかも知れんで。
早よー清河と、こん件について会議せにゃーいけんわい。
>841
大政奉還がなったんかいのー?
坂本龍馬か。奴はこがーな功績をあげ、新たな世でどんだけ権力を握るつもりなんじゃろーのー。
清河は、時代の寵児となれ損ねたか・・・。
>842
ん。ここは素直に坂本を誉めちゃろー。新たな世の入り口を開いたんじゃからのー。
じゃけんど、薩摩は黙っとらんで。何か仕掛けるんは目に見えちょる。
・・・はやまった事にならければえーんじゃがのー。何か胸騒ぎがするわいや。
【寺田屋】
>840
うーむ・・・日記最後の頁まで納まるか微妙だな。
とにかく書けるところまで書いてみるか。
ん?何やら隣が騒がしいな。何を騒いでいるんだ?
【隣の間】>845
村上「そりゃマジな話か!」
斎藤「えぇ、中山卿から聞いたので間違いないです」
スッ
清河「何を騒いでいる?」
中沢「なったんですよ!なったんです!」
清河「何がだね」
中沢「大政・・・」
琴「大政奉還がなったんですってぇ!!」
清河「大政奉還が・・・。そうか・・・」
中沢「これで倒幕はしにくくなりましたね」
清河「・・・!いかん!坂本君の命が危うい」
斎藤「兄上、何故坂本さんの命が危ないのですか」
清河「坂本君が大政奉還の献策者と言うのを討幕派も幕府も知っている」
斎藤「それが何か?」
清河「討幕強硬派に取って坂本君は、はっきりと邪魔でしかない存在となったのだ。佐幕派も坂本君の案の所為でこうなったと思うだろう」
琴「それじゃ坂本様は、両方から恨みを買ったという事なのですね」
清河「うむ。坂本君は死なす訳にはいかん。さっそく忠告しに・・・」
村上「ほっとけ!そんな奴わっ!!」
一同「・・・?!」
清河「俊五郎どうした?」
村上「坂本には構うな。あいつは俺等にとっても邪魔なだけだ」
清河「何?」
村上「坂本がいるかぎり、回天組の・・・いや、お前の功績が霞む。あんな後から動いて手柄をかっさらった奴などほっとけ」
清河「・・・俺も坂本君もやりようは違うが世を回天させる為に走ってきた。回天がなり御新政の世を迎えられれば、それでいい」
村上「お前が良くてもお前に付いてきた奴等は納得せん!」
シ―――ン
村上「お前の考えに賛同し、志半ばで散った奴等にも同じ事を吐けるか?」
清河「・・・」
村上「安積、神田橋、美玉、西川、有馬、笠井、田中父子や数多くの同志達・・・」
清河「・・・」
村上「そして、お蓮さんに・・・お前は言えるのか!!」
清河「くっ・・・」
斎藤(兄上・・・)
中沢(そ、総裁・・・)
琴(総裁・・・)
四半刻後―
清河「・・・俺は、それでも坂本君を放ってはおけん」
村上「ああそうかい!お前にはもう付いていけん。俺は抜ける」
中沢「組頭!」
清河「そうか・・・」
斎藤「兄上!!」
村上「あばよっ!」タタタ
琴「止めなくていいんですか!総裁!」
清河「・・・」
※村上俊五郎離脱
坂本め…許せんな…
これは何かが起きる
さて…次に幕府はどう出るかだな
近江屋事件
なんだってー!
次はなんか仕事ありますか〜?
これは戦になる…確実にだ!
相楽さんは元気かな〜?
859 :
才谷梅太郎:2005/11/01(火) 11:56:05
久しぶりぜよ
【土佐藩邸】
何ですと?坂本君は藩邸で寄宿していないのですか。彼は今何処に?
近江屋?近江屋にいるのですね!では失礼し・・・
え?これからの行く末をお聞きしたいですと?
私は急がねばならないのですが・・・分かりました、少しだけ刻を割きましょう。
>846
確かに貴藩の坂本君の評価は上がりました。
しかし、それ故坂本君の命が危うくなった事はご存じか?
近江屋に居座らせず、土佐藩邸に縄で引っ張ってでも連れてきた方が良い。
藩邸ならば、暗殺の危険を減らす事が出来ます。これは急務ですぞ!
>850
見廻組が不審な行動をとっている様ですと?
大きな捕り物でもあるのでしょうか・・・
今、京に居る要人の中で注目されるのは・・・やはり坂本君!!
これはいけない、坂本君に急を知らせねば!
>851
私は十中八九、坂本君の件で動くと思います!
近江屋へ急ぎますので、退出させていただきます!
【甲府】
>852
ほーよのー、幕府ちゅーより慶喜がどがいでるかじゃのー。
今回の大政奉還は、慶喜が次の手ー打つんまでの刻稼ぎの行動じゃゆーモンがおるけぇーの。
慶喜の腹ん中は読めん。考えがまとまらんうちに幕府の下のモンが暴発すりゃー討幕の切っ掛けとなって、えーんじゃがのー。
>853
何!坂本竜馬が暗殺されたちゅーんかっ?!
コレは本当の事かいのー?坂本は大仕事をしたんじゃけぇ用心しとったんじゃないんか?
・・・本当にこがーな事が起きるんじゃのー・・・。
いったい誰が暗殺したんなら?やっぱし幕府のモンかのー?気になるわい。
>854
えらい事んなったのー。坂本が死んだゆー事が本当なら御新政の絵図が、ぶち変わるで。
>855
おう!牙宝、えートコに来たのー。坂本の事聞ーたか?
坂本暗殺が真か、京へ確かめに行ってこい。
真なら暗殺したモンと指図したモンも探ってくるんで。
討幕の切っ掛けになるかしれんじゃけんのー。
>856
この仕業が幕府なら戦になるかしれんのー。
この件も含めて清河と次の手を考えんといかんのじゃけんど、帰ってこんのー。
【近江屋】>857
清河「む?戸が開きっぱなしだ。何事か起きたのか?嫌な予感がする・・・」スタスタ
(近江屋に入る)
清河「こっこれは・・・!相撲取りの様な男が斬られ階段に伏している・・・
くっ・・・、遅かったか!さ、坂本君は何処だ?」トントントン
【二階】
清河「くっ・・・辺りが血だらけだ。血が窓の外へと続いている。坂本君は逃げようとしたのか・・・」スタスタ
(窓へ近づく)
男「うう・・・」
清河「坂本君坂本君か!?」
男「だ誰ぜ・・・」
清河「清河だ。回天組の清河八郎だ」
男「あんたが、き、清河さんか・・・」
清河「あんた・・・?とにかく坂本君、今医者を呼ぶ!」
男「あぁ・・・」
【近江屋・路上】
清河「早く医者を呼んでこなくてわ・・・ん?あれは八兵衛?坂本君を守っていたのではなかったのか?
いや、今はそれより医者だ!」
数刻後【寺田屋】
斎藤「何ですって!中岡慎太郎が襲われたんですか!」
清河「うむ。坂本君が殺られたと思ったのだが、どうやら男は中岡慎太郎だったらしい」
斎藤「何故中岡さんが?」
清河「坂本君を待っていた処を襲われた様だ」
中沢「総裁、刺客は分かったのですか?」
清河「土佐藩士が言うには、中岡君の証言と近江屋の物証からどうやら新撰組の原田左之助の仕業らしい」
中沢「新撰組ですか・・・」
清河「・・・」
斎藤「兄上、どうかしましたか?」
清河「いや、医者を呼びに行くときにな、八兵衛を見たのだ」
斎藤「樋渡さん?坂本さんを護衛してたのではないですか?」
清河「その筈何だが・・・」
【日記】
[中岡慎太郎が襲われた。刺客は坂本君と間違って襲ったのだろうか?
刺客は新撰組の原田左之助が濃厚だが・・・何か引っ掛かる。八兵衛が何か知っているやもしれない。
明日、薩摩藩邸へ行ってみようと思う。」
ん?誰か来たようだ。こんな夜更けに誰だ?
>859
さ、坂本君!今まで何処にいたのです?
中岡君が近江屋で刺客に襲われましたよ!
と、とにかく無事で何よりです!!
中岡さんは息を引き取りました
了解!
んじゃ、京まで行って来ます!
867 :
才谷梅太郎:2005/11/02(水) 11:51:34
慎の字が…。
俺は物音に気づいて何とか逃げることができたぜよ。
下手人どもは俺を討ったと思っとるみたいじゃ
【江戸・山岡邸】>858
村上「暇だぁー」
山岡「勝手に押し掛けといて何だ」
ササー
松岡「騒がしい奴が来たって?お!いやがったな。剣術馬鹿!」
村上「んだぁ?俺に喧嘩売ってるのかこの人斬り!」
山岡「ゴホン、松岡・・・今の剣術馬鹿というのは、俺も引っ掛かったぞ」
松岡「カカカ、悪い悪い。で、何だ?」
村上「てゆー分けだ」
松岡「何だ。清河のいつもの癖じゃねーか。毎度の事だろ」
山岡「うむ」
村上「・・・そんな話より、伊牟田等どうしてんだ?」
山岡「伊牟田と益満は、赤報隊の相楽君と御用盗というのを結成した様だ」
村上「隙あらば討幕の火種を起こそうってわけだ」
山岡「だろうな」
村上「でー、何か退屈しない事ねーの?」
山岡「村上、勝先生の従者をしてみないか」
村上「ん?勝先生の従者?」
山岡「弟子の坂本君が関わったとされる薩長同盟や大政奉還の件でな、勝先生は逆恨みを買って今や佐幕派からも命を狙われているのだ」
村上「要は護衛か・・・面白そうだな。宜しく頼む」
山岡「じゃ勝邸に行こう。勝先生に紹介する」
※勝邸にて勝の妹・順子と恋仲となるのだが、それはまた別の話
>864
・・・中岡君が逝ったか。回天が目の前まできているというのに・・・
中岡君ともじっくりと語り合ってみたかった。
中岡君!君の志しは、坂本君と私が受け継いだ。草場の影から、私達が世を回天させるのを見守っていてくれ!
>867
坂本君・・・心中察するに余りある。
必ず西洋列強に負けぬ強き日本国を創ろう!その為の私の案なのだが・・・
ん?物音がした様な・・・
【寺田屋襲撃】>865
ヒュン!(刺客の刀が坂本君の額に振り下ろされる)
清河「坂本君!!」ブンッ!
ガキィ!!(清河の投げた鉄扇が刺客の刀に当り、刀がぶれる)
ザシュ!(坂本は間一髪避け、刀は畳を切り裂く)
清河「さ、坂本君!刺客だ!私達はこんな処で散る訳にはいかない!何としても切り抜けるのです!!」
【隣間】
斎藤「隣が騒がしい。坂本さんと酒盛りをして騒いでいるのかな」
中沢「斎藤組頭!何かおかしい!行ってみましょう!」
琴「兄上!組頭!刀です!」
斎藤「行きますよ!」
中沢兄妹「はい!!」
ダダダ!
※寺田屋で戦闘中
>866
おう!しっかりと探ってくるんで。
何かあったら、すぐに早飛脚で知らを寄越せ。報告待ってるけぇーのー。
>>867 シュン…ザシュ(刀が頭を突き抜ける)
…タタタタタ(逃げ去る)
>>872 (もう一人覆面の刺客だと?あれは牙突…奴か!構わん、目的は達成された。)
撤収!
坂本さん…事切れているようだ…
【寺田屋暗殺】>872-874
カッ!ギギギ!
清河「坂本君!短銃を使うのだ!何としても切り抜ける!」
スッ!バン!カチ!カチッ!
坂本「清河さん駄目じゃ!ピストルの玉、込めとく忘れちょったぜよ!」
清河「何とかこいつを止めておく!短銃に玉を!」
坂本「すまんな清河さん!ちっくと待っとーせ」
ヒュッ!ガキ!ギリギリ・・
清河「まだ・・か坂本君!」
坂本「もう少しぜよ・・・」
カチャカチャ
坂本「よし!清河さん待たせっ・・・」
覆面男・タタタ!ザシュッ!!(剣光一閃)
坂本「あ゙ぁ゙!!」ガクン・・・ドサァ
覆面男・タタタタタ(逃走)
清河「さ、坂本君!!」
覆面(佐々木)「・・・撤収!」タタタ
ダダダ!
斎藤「兄上!大丈夫ですか!?」
清河「サカモトクン・・・ブツブツ」
斎藤「兄上?しっかりしてください!」バチン!
清河「ハッ!坂本君は!!」
琴「坂本様ですか?・・・あっ!坂本・・・様・・・」
中沢「総裁、残念ですが坂本さん・・・事切れている様です」
清河「坂本君・・・ウオー!!ウオー・・・・・・」
翌日【土佐藩邸】
陸奥「清河さん!あんたぁなんで無傷なんだ!坂本さんは・・・坂本さんわぁ・・・」
清河「返す言葉も無い」
谷「陸奥君落ち着け。清河さん、犯人の手掛かりはないがか?やはり新撰組か?」
清河「覆面をしていたから確実な事は言えないが、坂本君を即死に至らしめた男の剣筋は変った突きだった」
谷「変った突き?京で変った突きを用いるがは、新撰組沖田総司・・・。が、三ヶ所も突き傷はないがよ」
陸奥「犯人は分かってる!坂本さんを殺したのは紀州藩だ!そうに決まってる!」
清河「紀州藩?」
谷「ちっくと海援隊と紀州藩との間にいざこざがあったがぜよ」
清河「うですか。あまり役にたてず申し訳ない」
谷「とにかく変った突きの持主を調べてみるぜよ。清河さん、手間ぁ取らせたねや」
半刻後【別宿】
清河「甲府へ戻ろうと思う。坂本君が斃れた今、討幕へと向うは必死。急ぎ甲府へ戻り準備を整えねばならん」
斎藤「分かりました。甲府へ戻りましょう」
中沢「・・・大変な事になったなぁ」
琴「暗いよ皆!回天させて、平和な世の中を創りましょう!」
清河「うむ!」
877 :
才谷梅太郎こと坂本竜馬:2005/11/03(木) 22:04:33
死んでしまったがか…
世界の海に海援隊の船を浮かべて商売をしてみたかったぜよ。
乙女姉さんや権平兄さんがおこるじゃろな…。
さな子さんやおりょうにも申し訳なかった。
最後にせめて勝先生に会いたかったのぅ。
海援隊が暴走する可能性あり
戦の準備だ忙しい
881 :
名無しになりきれ:2005/11/04(金) 20:29:13
ここで戦をしては、大政奉還の意味がないではないか
戦をせねば薩摩や長州は納得しないのだよ
>877
坂本君!俺は異国に負けない強い日本国を必ず創ってみせる!天から見守っていてくれ!!
【甲府城・軍議】
〉878
坂本君の事、心に刻み込みましょう。
彼が逝き平和的な倒幕は泡と消えてしまいました。
我が回天組が彼の意志を継ぎましょう。いざ戦となったらば速やかに江戸を落し、早期に戦を終わらせるのです!
それが時代を動かした坂本君に報いる精一杯の回天組の行動です。
>879
陸奥君のあの様子ならば、行動を起こすかもしれませんね。
相手は紀州藩らしいですから大変でしょうが。
彼らも坂本君が居なくなった今、今後どうするのでしょうねぇ。
>880
徳太郎が、戦の準備をしていた様だな。
さすがは回天組の頭脳だ。俺が不在の間、よく務めていてくれた。
さぁ、戦は近いですぞ!もう一準備致しましょう。
>881
そうなのですが、坂本君が暗殺され、平和的倒幕の防波堤が崩壊しましたからね・・・
平和的倒幕を望まない者達がいるのですよ。
>882
うむ。虎視眈眈と御新政の世の権力を狙っている薩長が黙っていません。
特に薩摩は・・・ね。
どうも。帰還しました。
では報告です。
近江屋での事件。中岡 慎太郎が死亡。犯人は坂本を狙っていたと思われます。
疑いのかかった新撰組原田 佐之助は無罪放免。
俺の調べでは薩摩藩士が怪しいかと。
次に寺田屋暗殺事件。
犯人は覆面をしていたようですが遺体の検分から新撰組の斎藤 一が犯人であると思われます。突きを極めた技…牙突の傷ですね。
しかし奉行所も幕府も犯人の追求はしないもようです。
最初に襲撃したのは見廻組の佐々木 只三郎が怪しいかと。
坂本を斬ると周りに漏らしていたようです。以上が報告です。
江戸を攻める前に勝さんに書状を出してみてわ?
油小路の変
新撰組も滅びるな
勅定が無いので江戸は攻めれない
889 :
名無しになりきれ:2005/11/07(月) 14:51:16
滅びはせん
幕府も滅びない
勝さんは斬刑軍を動かせないのだろうか?
奴らは脅威だ。
【軍議】
>884
おお!君か、伊賀衆を纏めているのわ。君の事は徳太郎から聞いた。
私が総裁の清河八郎だ。では報告を聞こうか。
ふむ。中岡君暗殺は薩摩が怪しいとな?
そういえば、ドタバタしていて八兵衛にあの日の事を聞くのを忘れたな・・・
薩摩は、やはり坂本君を狙ったのかもしれない。
坂本君暗殺は・・・ふむ、新撰組の斎藤一に見廻組の佐々木只三郎か。
佐々木に関しては、薄々感じてはいたが、仕留めたのは斎藤一か。
幕府に討幕派から狙われたのでは、命が幾つあっても足りないが・・・坂本君が生き延びる道が何か無かったのか・・・悔やまれる。
牙宝君、任務ご苦労。
>885
ふむ勝殿に書状か・・・
私は、江戸は何が何でも落とさなければならないと考えている。
何故ならば、幕府という幻影を消す為には本丸を落とし、佐幕激派の心の支えを取り除かなければ消えないからだ。
江戸で全てを終わらせなければならん!
激派達の戦意を完膚無きまで奪わなければ、必ずや奴等は東北の佐幕藩を頼り、無駄な血が流れされる事になるだろう。
今回は内密に動こうと思う。
>886
油小路の変ですと?
・・・ふむ、これはたんなる新撰組の内紛ですな。
伊東甲子太郎は道を誤った。
新撰組などに入らず、最初から志士として活動していれば・・・
>887
うむ。人斬り集団には明日はありません。
近代化を施した討幕軍の前では、如何な剣術が巧みな集団といえど、無駄に命を散らす事になるでしょうね。
>888
勅定ですか。これは討幕の号令さえかかれば、どうとでもなります。
・・・が、駄目もとで朝廷に江戸攻めの勅を賜れる様、掛け合ってみますか。
※朝廷へ討幕号令後の江戸攻め許可の勅を打診。
>889-890
新撰組も幕府も、滅びなければ日本国の未来は無いのです!
西洋列強に負けぬ強い日本国を創にわ!
>891
それはどうでしょう。勝殿は軍艦奉行です。
斬刑軍を統括しているのは、陸軍総裁の松平乗謨。
斬刑軍の直上司は、歩兵奉行の久世広道、小出英道、河野通イ知、富永相模守の四名の誰かでしょう。
勝殿には、斬刑軍に対して何の権限もないと思われますが、勝殿事、何かやってくれるかもしれませんね。
念の為連絡を取ってみましょうか。
八兵衛を事情聴取だ
赤報隊は今どこに?
蝦夷地も佐幕…あそこに逃げられると厄介だな
城内に何やら冷たく重い空気が漂っています…
898 :
名無しになりきれ:2005/11/10(木) 22:48:18
つーかさ、大政奉還で幕府はもうないんだから、幕末じゃないよね?
このスレも終わりか
幕末はまだ終わりではないんだよ。
幕末とは時期をいう。幕府が終わることではなく幕府の残存勢力を倒すまでの戦争終結、新政府発足までは幕末だよ。
>>892 お初にお目にかかります、総裁。
また何かあればお呼びください。
妖が現れますた
ああ忙しい忙しい。結構改めて見てみると、備えに穴があるな。
しっかりと戦の備えをしておかなければ。
さて、軍議といきますか。
>894
八兵衛に事情聴取したくとも彼は京ですからな。
坂本君の護衛任務が終わったら戻ってくるかと思いましたが・・・
薩摩藩に仕事でつかまっているのでしょう。
尚平や休之助同様に・・・ね。薩摩藩士ですから薩摩藩を優先するのは仕方ないのですが、少し複雑ですよ。
>895
赤報隊は、御用盗に組み込まれているのではないでしょうか?
赤報隊隊長の相楽君が、尚平達と行動を共にしているらしいですからね。
>896
蝦夷・・・ですか?
ふむ。下手な戦をすればその様になる可能性はありますね。
それを避ける為にも江戸で完膚無きまで叩き、立ち上がる戦意をなくそうと言うのが、私の討幕戦早期終結策なのです。
>897
場内に冷たく重い空気が漂っているですと?
それはそうでしょう、秋も深まり冬の風が吹きはじめていますからね。
場内も外も冷たい風のおかげで肌寒さを感じますねぇ。
>898
幕末の定義ですか・・・考えた事もなかったですね。
ただ、時代は明治に入ってしまいますが、一つの時代が終えたという感じで、
大久保利道暗殺までが幕末と思っていました。
>899
なるほど・・・戦争終結から新政府発足までが、幕末という事なのですね。
いや、勉強になりました。
>900
うむ。新たな世をむかえる為、伊賀衆の力頼りにしています。こちらこそ、宜しく頼みますよ。
>901
妖が現われただと?
はて妖とは何であろうか?初期に度々登場していた妖怪や物化の類か?
場内が冷たく重い空気というのも、季節風ではなく別物なのだろうか。
ふむ・・・少し調べて見よう。
牙宝君、忍びの仕事と言えるかどうか分かりませんが、場内に妖が現われたらしい・・・
この妖とは、物化の類なのか、密偵の類なのかは分からぬが、とりあえず場内を探ってみてください。
【幹部会】
石坂「しっかし、だいぶ面子が減ったなぁ」
斎藤「そうですねえ、伊牟田さん、益満さん、樋渡さん、村上さんが離脱ですよ」
清河「確かに、隊を統率する者が不足しているな」
根岸「どうじゃろ?隊の中から新たな幹部を補充するというのわ?」
清河「ふむ。しかし隊内に、その様な者がいるかどうか・・・」
中沢「総裁!私の妹などどうでしょうか?そこら辺の男には負けませんよ!」
石坂「こ、琴さんかぁー、あの人は強いぜ!」
斎藤「何で敬語なんです石坂さん?」
石坂「それは・・・」
根岸「こやつ、何を思ーたのか求婚したのじゃよ。したら試合をやらされ完敗したのじゃ」
中沢「えっ!琴に求婚したのですか!命知らずですね」
石坂「ははは・・・」
池田「清河、俺に幹部候補の心当たりがある。隊士じゃないがのー」
清河「誰だそれは?」
池田「勤王の志しは厚いとだけ言っとくで」
石坂「お前の知り合いってさ、品がないのが多いよなー」
池田「自分を棚に上げてなーにほざくんなら」
清河「次の幹部会まで、この話しは預ける。以上お開き」
905 :
鬼:2005/11/12(土) 14:25:59
ウホッ
ぎゃーー!
>>903 了解致しました。任せてください。
>>905 …すぐに発見できた。容姿からして鬼か?都ならまだしも甲府に現れるということは使役している者がいるかもしれない。
総裁、私は犯人の捜索に当たります。
鬼は見たところ下級なので囲んで攻撃すれば倒せますよ。
さて小手調。清河の力量は如何に。
会津も脅威
毛が逆立つ感じだ。この感じ、江戸で良くあったな。
何か物凄く嫌な気がするぞ・・・
>105
こ、これは・・・何だ?背が馬鹿高いぞ。
この人は・・・前野君!前野君!通訳してくれ。新たなエゲレス将校殿が来・・・
ブン!!(横殴り)
うおっ!危ないですはないか!将校殿!前野君!前野君ー!通訳ぅーー!
>906
おっ!驚きましたよ。急に大きい声を出さないでください。
この人は新しい将校ですよ。エゲレス人は見慣れているでしょう?そんなに怯えては失礼ですよ。
・・・え?異人じゃない?というよりも人ではないですと?そんな冗談はよしてくださいよ。
この人の何処が・・・
サッササ(手が牙に当る)
おや?随分と糸切り歯が発達して・・・
サササ(手を頭に)
あ・・・頭の上に、に、にほ・・・二本の突起物が・・・
み、皆さん!離れてくださいっ!!
お、お、鬼が出ましたぁーーー!!!
>907
牙宝君!お、鬼です!た、退治を・・・
はい?!使役している者を探すから、私達で鬼退治をしろですと!
あ、相手は人外の者ですよ!人ならば私の剣の妙技を披露出来ますが鬼となるとそうは・・・って、アレ?牙宝君?牙宝君ー・・・
>908
ん?誰かに見られている様な気配が・・・いや今は鬼退治に集中せねば!
【鬼退治】
清河「・・まずは鬼を囲む」
石坂「鬼か・・・あんな物が本当に居るんだな・・・」
清河「周造!聞いているのか?」
石坂「おお、悪い悪い」
清河「次に一斉射撃を行い、鬼が怯んだ所に斬り掛かり仕留めるのだ」
根岸「鬼の初太刀、儂がつけよう」
中沢「法神流をお見せしますよ!」
琴「私の薙刀で一刀両断です!」
清河「うむ!行くぞ!」
一同「おー!!」
ババババン!!
鬼「グオー!グア゙ァー!」
清河「皆さん今です!」
根岸「閻魔の元へ戻れい!」ビシュ!
鬼「ガワァーオー!!」
ブン!ドカ!
根岸「ぬが!」(吹っ飛ぶ)
中沢「法神流乱れ袈裟!」
ザス!ザス!ザス!ザス!ザス!
鬼「グオ!ガーゴォー!」
ゴン!(頭突き)
中沢「うぐ!」ドシャ
琴「兄上!法神流三方薙!」
ザシュ!バシュ!ドシュ!
鬼「ゴォー・・・!」
ブン!(拳を振り下ろす)
琴「きゃー!」
ダン!ダーン!
鬼「グオウ!」
石坂「ハッハ!化物!何処見てやがるっ!」
清河「琴君!今のうちに下がるのです!」
琴「は、はい!」サッ
清河「終りにするぞ周造」
石坂「おうよ!」
ダンダンダン!斬斬斬!!
>909
会津ですか。確かに会津は厄介ですな。あの藩は決して薩長においそれと降る事はないでしょうな。
ですが、鬼退治をした今、会津など恐れずに足りません。
回天組の火力を持ってすれば何とかなるでしょう!
【日記】
某月某日
城中に鬼出現。石坂、根岸翁、中沢兄妹と共にコレを退治す。
闘中、根岸翁、中沢良之助の二名負傷す。
回天組にとって幹部二人の負傷、かなりの痛手也。
鬼操りし者、伊賀衆が捜索中也。
なるほど…なかなかの戦力。
遠方からこちらへ向かうは忍か?なかなか行動が早いな。
ふむ…主に報告に帰るか…フッ(消える)
新しい幹部はまだでぃすか?
うむ!何やら甲府城から妖しげな雰囲気が消えた。
今日は晴天なり。
>913
しかし、あの鬼と対峙していたときに感じた、何者かの視線は何だったのだろうか?
突如現れた鬼と関係があるのか・・・牙宝君の報告待ちだな。
>914
鬼退治で二名負傷してしまいましたから、早急に整えたいですね。
まずは琴君を繰り上げ幹部としましょう。
鬼退治のときの薙刀の腕前に驚きましたからな。あの腕前は、小千葉小町の千葉佐那子君と良い勝負でしょうね。
他は徳太郎が手配しているはずですが・・・
【軍議の間】
池田「清河!新たな幹部候補連れてきたで」
ザザ
細男「お初に御目にかかる。手前は讃岐国で博徒を集めしがない博打稼業をしながら、勤王志士の真似事をやらしてもらっています。
姓は日柳、名は耕吉、号を燕石と申します」
清河「おお!貴殿が勤王博徒と名高い日柳殿ですか。
・・・っと、失礼ながら貴殿は獄に繋がれていると思っていましたが・・・」
日柳「へぇ。つい先日まで獄中にいました」
池田「出獄直後にかっさらってきたんじゃ。長州の奴等が待っとったけんのー」
清河「日柳殿は高杉君の身代わりとなって獄に繋がれた程の大恩人だからな。長州も迎えに来ていたのだろう。
しかし日柳殿、良く回天組に参られましたね」
日柳「池田殿に獄中の手前を気に掛けて頂き、獄中では命の綱の金子を都合して頂きましてね。
その上、手前の若い衆の面倒まで見てもらたとあっちゃあ断れやしませんよ」
池田「清河、もう一人居るけぇ紹介するわい。池田勝馬ちゅんじゃがのー」
清河「池田・・・?徳太郎、お前の縁者か何かか?」
池田「まぁ、会ってくれ」
ザ
貫禄がある男「あんたさんが総裁殿ですかい。徳太郎さんに紹介されて参上しやした、池田勝馬です」
清河「貴方は徳太郎の縁者の方ですか?」
勝馬「いや・・・」
日柳「ん?お前さん、見た事あるねぇ。おうおう、お前ぇさん、黒駒勝蔵さんじゃねぇかい?」
清河「黒駒勝蔵!ここら一帯を仕切っている、あの黒駒一家の勝蔵殿ですか?」
勝馬「へぇ、その通りでやす。黒駒の名じゃ体裁が悪いですから、徳太郎さんの名字を拝借して変名で参加させてもらいやす」
清河「御両名!歓迎致します」
※日柳燕石、池田勝馬(黒駒勝蔵)加入
>>913 あんな遠くなのに気付かれた?!
…くっ!逃したか!
しかしあの容姿…白い長髪に陰陽師の様な白装束…不気味だ…
戦マダー?
幕府に加担する新たな国有り
とある国からスミス&ウェッジという短銃が幕府軍に与えられた。
数は未定。
坂本さんの使っていた銃に似ているそうな。
天満屋事件
新たに二名の幹部を加え、着々と戦の整えが出来てきている。
後は新帝様の勅だけだが、未だその気無し。やはり、もう一つ何か切っ掛けが必要なのだろう。
しっかりと、その刻の為の整えを終えておかなければな。
>917
牙宝君の報告が遅いな。さては何かあったのか?
もしや見失ったのか。相手は鬼をも操る様な者だからな。
放下師よりもより強力な目眩ましの術を持っている者なのかも知れない。
そう、牙宝君程の忍びをも騙せる様な・・・いや、考え過ぎは良くないな。必要以上の怖れを抱いてしまうからな。
牙宝君の帰りを待とう。
>918
戦は新帝様の勅待ちです。そういえば、開戦後の江戸攻めの申請を出したが、一向音沙汰が無い。
またもや妨害か、はたまた新帝様は回天組に重きを置いておられぬのだろうか・・・。
あの熱弁は無意味だったか・・・
(坂本君が居なくなった今、薩長を信じ過ぎておりますと、薩長政権の只の傀儡となりますぞ・・新帝様・・・)
>919
幕府に加担する新たな国ですと?
それはフランスではないですよね・・・
うーむ、情報が少な過ぎて分かりませんな・・・
>920
ほう、坂本君が所持していた洋短銃と似ている物が、幕府に・・・
少し待ってください、前野君に将校殿からその銃を聞き出してもらいます。
分かりましたぞ!その洋短銃は、どうやらメリケン国の新興銃器商の物らしいですね。
スミス&ウェッソン社の洋短銃の様ですね。何でもメリケン人でさえ入手が難しい物だとか・・・
うむ・・・?という事は、その様な銃を幕府に複数寄贈した国は・・・メリケン国しかありませんな。
メリケン国の将軍ならば、何千挺でも贈れるだろう。そうか・・・メリケン国が幕府に・・・
>921
ああ、やはり陸奥君達が暴発しましたか。
私は紀州説は薄いと思っていたのですがねぇ・・・
この事件の様に、これ以降も坂本君の下手人捜しに海援隊や坂本君を慕った土佐藩士達は躍起になるでしょうな。
その事でさらなる悲劇を起さなければ良いのですがねぇ・・・
【幹部会】
清河「さて諸君、新たな同志を紹介しよう。日柳燕石殿に池田勝馬殿だ」
日柳「燕石です。宜しく」
勝馬「池田勝馬でごぜぇやす。宜しく頼みやす」
石坂「お二方はもしや侠客の方ですか?」
日柳「はい」
勝馬「あっしも・・・まぁ、そんな感じです」
石坂「ワハハ!何だか回天組が、博徒の一家みたくなってきたな」
ドタドタドタ
声「勝手に入らないでください!今幹部会が開かれて・・・」
サッ!
男「総裁様!清河総裁様は居られるますかっ?!」
勝馬「何だ手前わっ!家に殴り込みかっ!」
根岸「これこれ勝馬殿、ここは一家ではないぞ」
勝馬「あっ、こりゃ失礼しやした」
清河「私が総裁の清河です。何か御用ですかな」
男「貴方様が総裁様ですか!わ私は常見石九郎と申します。どうか私と息子守四郎を入れてください!」
清河「入隊希望の方ですか。歓迎致しますよ」
常見「えっ!そんな簡単に良いんですか?入隊試験とかわ・・・」
清河「腕前より志しです。貴方のその目を見れば語らずとも分かりますよ」
常見「あ、有難うございます!これで大祖父・高山彦九郎の悲願が叶えられます!」
一同「高山彦九郎ー!?」
ただ今戻りました。
鬼を使役していた者は逃しました…
しかしあの容姿は都の陰陽師や貴族の者かと。
やはり甲府が狙われているとみて間違いないかと。
メリケンは今回の内戦を傍観するものだとばかり思っていたのに…
大政奉還は行われたが…事実上何も変わっていないな。
朝廷は政権を返還されたもののただ困惑しているのみだ!
まさかこれが慶喜の狙いか?!
慶喜は上京参、内するようだ
王政復古の大号令
長州藩の桂小五郎だ。同志よ、生きろ。
>>931 ここにはすでに、
桂 小五郎◆4C3ta4WgQk
がいるのだよ。
>931
すまない、勝手に桂さんの名前を語ってしまった。
私も武士のはしくれ、切腹いたす。さらばだ…。
慶喜は二条城を目指し出発。
それに付き従いし一万五千の兵有り。
935 :
名無しになりきれ:2005/11/23(水) 13:23:52
終了
936 :
名無しになりきれ:2005/11/23(水) 13:34:37
終了
937 :
名無しになりきれ:2005/11/23(水) 13:35:29
終了
938 :
名無しになりきれ:2005/11/23(水) 13:37:53
終了
次スレマダー?
新に高山彦九郎先生の子孫でおられる常見親子を幹部に加わえ、幹部達が抜けた穴を埋める事が出来た。
後は倒幕の勅が下されるのを待つだけだが・・・
何やら甲府の地に蠢く者達がいる。何か一騒動起きるかもしれんな。
おっと、軍議の刻だな。牙宝君は戻ってきているだろうか。
>925
ほう。陰陽師や貴族の様な格好をしていたのですか。鬼を使役するのは、只の公家とは思えませんね。
やはり陰陽師でしょうか?京の陰陽師といえば、土御門家ですな。
回天組も厄除けとして陰陽師を招いた事が有りますが、只の拝み屋程度です。
この御時世に、古に謳われる物化を操る程の陰陽師が居るのでしょうか・・・
あの鬼退治は夢幻だったとは思えませんが・・・ね。
報告御苦労様です。
>926
あの国は新興国ですから、何とか他国に先駆けて日本国の利権はたまた植民地化を狙い出したのかも知れません。
内戦に彼の国が介入し旧幕府支援の名目の許、兵を出してきたら大変な事になりますな。
他国も参戦し、回天どころか利権奪戦争と変貌する事でしょう。
やはり早期終結しかありません!
>927
貴君の言う通り、慶喜の政権返上した真の狙いは、長年政から離れた朝廷の困惑を見据え、新帝様からの改めての政権委託を狙ったのかもしれません。
だとすれば、慶喜が沈黙を破り次の手を打ってくるのはそう遅くはないでしょう。
>928
むっ!やはり動き出しましたな。
この行動、只単に参内するだけでは無いでしょうね。腹に何か有るとふんで間違いありません。
>929
い、今なんとおっしゃいましたか?
・・・おおっ!ついに王政復古の号令がっ!!これで幕府の存在意義が名実共に無くなりました!
さぁ、忙しくなりますよ!
>930
刻既に遅し。慶喜が腹に何か持っていようと、挽回する芽は摘まれました。
刻が大きく動き出しますぞっ!
>931>933
んっ?桂君?にしては雰囲気が違いますな。
いや、桂君を名乗りたい気持ちは分かりますよ。何せ今や彼は勤王志士中、一、二を争う程の知名度ですからな。
こら、回天の世が目前というに名を偽っただけで切腹する者がいますか。
今し方、王政復古の号令が発っせられたのです。
共に新たな世を迎えましょう!
>932
一瞬にして見抜くとは・・・やはり桂君は名ばかりか、顔まで知れ渡っているのですねぇ。
勤王倒幕軍を先駆けて回天組を組織し、甲府を奪取し尚且つ防衛までしたが、薩長同盟に関われ無かったばかりに私の知名度は・・・
いや、これ以上言うまい。とにかく討幕戦に心を置こう。
>934
何!?慶喜が大軍を連れて二条城を目指しているですとっ!
諦めが悪い御方だ。薩長に戦でも仕掛け勝利を掴み、新政権の主に収まろうと甘い夢でも見ているのか。
ここ甲府を通過するのならば、私達回天組が慶喜に引導を渡してやろう!
>934-938
この日記帳(スレ)ももうすぐ終わりですが、次の日記帳を買わなければ大風呂敷を畳めそうにありません。
お目汚しでなければ、もう少しおつきあいくださいますよう。
>939
950頁になったら新しい日記帳を購入してみようと思います。
うまく購入出来れば(立てられれば)良いのですが。
慶喜に上洛を促したのは岩倉卿ですよ。
道を阻むのは朝廷に逆らうも同じ。
お止めください。
ちなみに一万五千の兵は勝手に付いて来たというのが慶喜の主張です。
王政復古の大号令か…しかし大政奉還の時と何も変わっていない。
推測だがまだまだ慶喜の筋書き通りなのかもしれない。
関東では清河さんは有名ですよ。
ただ西ではまだ何も成していませんし。
朝廷では新政府に慶喜を重役として組み込むやもしれない
慶喜という男・・・家康公の再来と言われし噂通りの者なのか・・・只名声が有るだけの凡人なのか、判別がつかぬ。
どちらにしろ我らにとっては邪魔な存在。我ら回天組が京への道を阻・・・
>943
何ですと!上洛を促したのは岩倉卿ですと?!
薩摩べったりの筈の岩倉卿が、何の為に慶喜を招くというのだ・・・?
ううむ・・・分からん!岩倉卿が考えている事がまったく分からん・・・
>944
岩倉卿が慶喜の上洛を促した事が、何か関係があるのかも知れない。
京で、何か・・・何か起きているのだ。そうに違いない。
京へ熊三郎と常見殿を朝廷御用方として向わせてみよう。
>945
ふむ。西では何も成していない・・・か。
確かにそうかもしれん。私はもう名声には拘らぬ事にしたのだ。
回天を成す事に全力を尽くす!只その事に邁進するのみ。
>946
朝廷側は新政府が薩長幕府になる事を危惧した行動なのかもしれん。
只、こうも大っぴらに慶喜を新政府に組み込むという行動を取れば、薩摩長州ならず討幕諸藩からも不況を買うことは必至・・・
京で何が起きようとしているのだ・・・
我々も京に上りますか?
949 :
名無しになりきれ:2005/11/26(土) 05:00:38
もう終わりだね
終わりません
戦の準備をしないと
頁も後わずかとなり、新たな日記帳を購入しようと試みたが買えなかった・・・
とりあえず、日記帳を使いきろうと思う。
>948
京へ上洛か。岩倉卿の不審な動きが気になるが、朝廷御用方の名目で熊三郎と常見殿を向わせた。
何か事が起きたら直ぐに知らせてくるだろう。上洛はそのときに致す。
>949
江戸で塾を開き、虎尾の会を立ち上げてからここまで幾年経った事か・・・
ここまでの道程、悲喜交々様々な事があった。
もうそこに、新たな世の夜明けが見えています。これで志し半ばで散った同志達の想いを背負った私の肩の荷も・・・
>650
・・・っとと、そうでしたね。まだ終った訳ではありませんでしたな。
もう一踏張りと行きましょう!
>951
戦の準備は整いました。後は切っ掛けだけですが、薩摩が手配りした江戸撹乱の為の御用盗の動きもありません。
これはやはり何かしら、裏で事が動いている為に、御用盗も沈黙を保っているのでしょう。
岩倉卿が慶喜を朝廷に呼んだ事で、朝廷側と薩摩との間で亀裂が生じ、薩摩も自由に動けなくなったのでしょうかねぇ・・・
慶喜は二条城に入りました
さてと、どうしたもんかな…
薩摩は江戸で横暴を働いてますよ
うりゃぁぁあー!
>953
とうとう、慶喜が二条城に入城したか。
聞いた話では、近々新帝の御前で会議が開かれるらしい。
その会議に参加する為に、松平春嶽公や山内容堂公が上洛しているとか。
もしかすると慶喜上洛は、会議参加の為のものなのだろうか?
>954
何か少しずつ動き出した様な気がします。もう少し京の情勢を見るとしましょう。
>955
何ですと?!その事が真ならば、御用盗が関与している筈です。
これは大事ですよ!大変な切っ掛けとなる事でしょう。
いつでも動ける様に各組頭に命じておきましょう。
>956
気力が漲ってますね。鍛練に根をつめ過ぎて、いざその刻というときに倒れないでくださいよ。
後は待つのみ。朝廷は必ず政権を幕府に返す。
今はこちらからは何も仕掛けぬ。幕臣の中には弱腰だと抜かす者もおるが今は何もせず待つ事こそ最良の索。
慶喜を斬りたい
なら暗殺
戦が起こるなら京だな…幕府軍一万五千。対する薩長は五千にも満たない。火力なら薩長に分があるか…しかし幕府には闇の組織もあるようだし…わからん。
江戸を攻めるのです
|∀・)つ;y=ー( ゚д゚)・∵.
コネ━━(゚A゚)━━!!!
江戸薩摩藩邸焼き打ち事件
江戸での情報集めから帰ってきたぞ。
鉄舟と松岡から旧幕府の動向を聞いた。
尚平等は苛立っていたな。薩摩が動かないのを不満に思っていたのだろうな。
薩摩に見切りを付け回天組に協力を申し出てみたが・・・ふふふ、持つべきものは同志だな。
江戸撹乱の決行はまじかだ。直ぐにでも報が入ってくるだろう。
久しぶりの軍議を開くとしよう。
>958
慶喜の沈黙が不気味だ。慶喜が動く前に、何としても討幕の狼煙を上げなければならん!
>959-960
慶喜暗殺ですか。これは難儀ですぞ。
慶喜には膨大な御衛がついている筈です。それにめったに外に出ず二条城に籠もっている事でしょう。
狙う機会は、小御所御前会議に参加するそのときです。
小御所に向う道中を狙えば、暗殺出来るやもしれません。
暗殺出来ずとも、小御所入りを阻止すれば、こちらにとっては都合が良い。
・・・決死の暗殺、やっていただけますかな両君。
>961
薩長軍が五千しか揃っていないとは・・・我が回天組でさえ九千余りは兵がいますが・・・。
薩長は早く本国から軍を呼び寄せた方が良い。いつ戦の火蓋が切られるとも分からないのですからね。
>962
私の考えと同じです。
京で戦が起きるのならば、その隙を突いて江戸を落とします。
旧幕軍並びに佐幕諸藩は反撃する力をなくし、戦を早期に終わらせる事が可能だと思います。
厄介なのが、斬刑軍、御庭番衆。慶喜の供に京に上がっているのなら江戸攻めは楽になるのですが。
両方とも江戸の守りを固めているのならば玉砕する事も覚悟してください。
>963
・・・あの両君、本当に京へ向っていった。もし慶喜を討ち取れても彼等は助からないかもしれん。
だが彼等がやった事は歴史に残るでしょう。
>964
申し訳ない。幹部達にも極秘で江戸へ行っていたのだ。そうしなければ単独で動くのは危険ですからね。
誰から漏れるともかぎりません。ここにきて暗殺なんて御免被りますよ。
>965
おおっ!!尚平等の撹乱工作が実った様ですな!
これで火種が出来ました。薩摩はコレを討幕という大火事にするでしょう!
甲府は徳太郎に守備してもらいます。
さぁ、江戸へ進軍するとしましょう。進軍中に京で戦が起きたとの報が届く事でしょう。行動は迅速が肝要です。
馬鹿な!薩摩藩邸焼き打ちだと?早まりおって!
戦になるか…ええい、構わん!
数においても圧倒的にこちらが有利。力で政権を取り戻すのみじゃ!
鳥羽・伏見の戦いが始まった
甲州街道・大月宿
ふふふ・・・進軍を妨げる物は何もない。回天組が江戸へつく頃に騒いでも既に遅いのだ。
諸君!道中は休まず強行軍でゆくぞ!!八王子宿で御用盗との合流の手筈になっている。
御用盗合流し、一晩休み直ぐ様江戸城を目指す!
我等は皇軍御先鋒!天朝御直隊回天組である!!
スッ[錦旗を見上げる]
(天子様、天から我等の活躍見てくだされ。必ずや江戸城を落としてみせます!)
>968
ふふ、慶喜の慌てふためく姿が目に浮かぶ様だ。
慶喜が戦に負け京を離れる事になったときには既に帰る場所は無くなっているのだ。
慶喜・・・潔く幕を引く覚悟を決めておくのだな。ふふふ。
>969
おおっ!!鳥羽伏見で戦の火の手が上がったか!
薩長は兵では劣っているが、最新式の銃火器がそれを補って余りあるだろう。
京は薩長に任せよう。我等はとにかく八王子を目指すのだ。
回天組・江戸攻め6千
清河八郎・石坂周造・中沢琴日柳燕石
甲府城守備3千
池田徳太郎・根岸友山・中沢良之助・池田勝馬
沼津港・足止め千
今野順次郎
971 :
名無しになりきれ:2005/12/07(水) 21:51:35
戦い開始
江戸には幕府最強の海軍がいるわけで…
厄介なのは榎本だな
斬刑軍なり御庭番衆がいるかと思うと憂鬱だ…誰か調べて来てくれないかな…
伏見奉行所に鬼が現れ薩長の兵に莫大な被害有り
幕府軍は都に進軍
977 :
名無しになりきれ:2005/12/09(金) 00:56:50
977
次スレは?
京都で幕府が勝つとどうなるか…
980 :
名無しになりきれ:2005/12/09(金) 20:21:02
ない
981 :
齋藤 一:2005/12/09(金) 20:44:55
会津の皆さんには、世話になった。京都で官軍を倒してみせる。
八王子宿・廃寺
無事に御用盗と合流する事が出来た。相楽君は江戸城放火の準備に赤報隊を指揮して動いていると尚平が言っていたな。
旗頭の慶喜が不在と言えど江戸はかなりの兵が残っている筈・・・辛い戦いになるやもしれないな。
【軍議】
>971
何としてもこの戦、勝たなければなりません。江戸を力で落とさねば泥沼の戦いになるは必至。
回天組がここで散ったとしても薩長が攻めたとき楽な戦いになるります。
・・・おっと、負ける事を考えてはいけませんね。
>972
幕府海軍ですか・・・今度の事、勝先生には何も言ってませんからねぇ・・・
いざ江戸戦となったとき、勝先生がどうでるかで戦局は大きく変わるでしょうね。
江戸を守る為に、海軍を指揮したら・・・考えたくは無い事です。
>973
榎本とは最近海軍副総裁に抜擢された榎本武揚の事ですかな?
オランダに留学し様々な物を修めたかなりの人物らしいですな。
この榎本という者も江戸にいるのでしょうか?
幕府海軍がやたら不気味な存在に思えてきてしまいましたよ・・・
>974
斬刑軍と御庭番衆が江戸に居るのか、それに幕府海軍の動向気になりますね。
おおそうだ牙宝君は今回の江戸攻めに同行しているのだったかな?
牙宝君!いますかな。いましたら仕事です。江戸内に斬刑軍及び御庭番衆がいるか調べてください。
>975
何ですとっ?!伏見奉行所に鬼が出現し、薩長兵に被害ですと!
しばらくなりを潜めていたと思ったら、アノ鬼使い京に現れたか!
薩長でさえあの様な化物と戦った事はないでしょう・・・。これは少しいただけない報ですぞ。
>976
んっ?幕府軍が都に進軍ですと?
これは慶喜が呼び寄せたのでしょうか。幕府軍が増援に行ったとなると、江戸はますます手薄に・・・
ふふ、これは天子様の御加護かもしれんな!急ぎ兵を進めねば!
>978
新たな日記帳この軍議が終ったら購入を試みてみます。
>979-980
これこそ考えたくない展開ですが、鬼使いが暗躍して薩長軍が苦戦している様ですからね。
まさか・・・という事が起きるやもしれません。その刻に江戸を落とせないでいると、我等は孤立します。それだけは避けたい処です。
>981
斎藤一・・・新撰組で一、二を争う剣の使い手と聞いています。
新撰組も京で戦っているのですねぇ。元は一つの組が今や両派に別れ刄を交えてている。
新撰組誕生の切っ掛けを作った者として、複雑な心境ですねぇ・・・
購入無理だったので、代行購入を試みます。
987 :
名無しになりきれ:2005/12/10(土) 20:53:19
使い切ろう
988 :
名無しになりきれ:2005/12/10(土) 22:19:23
1000
なら
私が
こっそり
パリジェンヌ
イタリアか
フランスだ
(*´ー`)
996 :
名無しになりきれ:2005/12/10(土) 23:35:56
(*‘ー`)
1000
999 :
名無しになりきれ:2005/12/10(土) 23:37:59
>998
を取りたいですな
1001 :
1001:
このスレッドは1000を超えました。
もう書けないので、新しいスレッドを立ててくださいです。。。