特殊能力者が東京を制圧しましたよ

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1CODE:マスター
選ばれし能力者の方々、ようこそおいでくださいました。
この東京を制圧いたしました我らが『特殊能力を得た者達のみ』の組織…まだ名はありませんがそれは後々…。
その筆頭に立たせて頂いているのは私でありまして…コードネームは「マスター」と申します。


更に詳しく>2〜辺りから説明させていただきます。

2名無しになりきれ:2005/05/04(水) 20:58:46
公爵はここを削除いたしません。
3トラックバック ★:2005/05/04(水) 21:00:02
【トラックバック来たよ】 (ver. 0.11)
[タイトル] パルプンテの効果を考えるスレ
[発ブログ] バカニュース@2ch掲示板
http://tmp5.2ch.net/test/read.cgi/bakanews/1114589097/l50
( ref= http://tmp5.2ch.net/test/read.cgi/bakanews/1114589097/l50 )

[=要約=]
敵味方全員が裸になる

4名無しになりきれ:2005/05/04(水) 21:00:57
そのネタ秋田。
5名無しになりきれ:2005/05/04(水) 21:06:07
はさみじゃがー
6名無しになりきれ:2005/05/04(水) 21:27:01
はさみじゃがーぶざまね。
7名無しになりきれ:2005/05/04(水) 21:27:27
はさみじゃがーぶざまね。
8名無しになりきれ:2005/05/04(水) 21:27:48
はさみじゃがーぶざまね。
9名無しになりきれ:2005/05/04(水) 21:28:08
はさみじゃがーぶざまね。
10名無しになりきれ:2005/05/04(水) 21:28:27
はさみじゃがーぶざまね。
11名無しになりきれ:2005/05/04(水) 21:46:16
ぶいすりーまっはきーっく
12CODE:マスター ◆o1STMyGwZ6 :2005/05/05(木) 00:13:05
では改めて色々説明させていただきます。


特殊能力:ある日を境にある一定の条件を満たしている世界で少数の人間に力が備わった。
まだはっきりとした名前は無いが呼称は『特殊能力』と呼ばれている。
特殊能力は『一字の漢字』からなる言葉でその能力が理解できると言う。


時代背景と組織:普通の人間が能力者をいたぶる人種差別が起こった。
最初は些細なものであったが、やがてはとても酷いものとなり人を殺すほどになっていた。
しかし能力者も人を殺すまでになると遺憾し、その持ち前の能力でやり返すようになる。
普通の人間と能力者の亀裂が生じた瞬間だった。
そして一人の人間が能力者たちに呼びかけた、それが私『CODE:マスター』。呼びかけの内容は『自由の楽園』というもの。
能力者であるならば大人のみならず老人も子供も受け入れた。
能力者は団結し、一つの組織を作った。
そしてその組織の誕生と共に皆東京に集まり、東京を占拠…いや、制圧をした。
東京都永田町の『国会議事堂』を拠点とし、今も尚、活動している…。


ヒエラルキー:組織は頑丈な縦社会となっており、私CODE:マスターはその頂点(総統)に君臨しています。
そこで簡単な説明をグラフで説明いたしましょう。

                               / \
                              /    \
                          /         \ 
                         / 【上級第一位】\ ← 総統
                       / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ \
                      /    【上級第ニ位】    \ ← 幹部
                    /      【上級第三位】     .\
                   /           .          \
                 / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ \
                /          【中級第一位】            \ ← 戦闘員
               /            【中級第ニ位】              \
             /             【下級第一位】            \
           / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ .\
          /                                           \ ← 市民
        /                                               \
       /                                                  \
        ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
                                           
                      【普通の人間】  【別勢力】  ← 敵









13CODE:マスター ◆o1STMyGwZ6 :2005/05/05(木) 01:29:42
参加なさる方は長いですが注意事項を良く読んでからこちらに明記をお願いします。


注意事項
※私の名前は『CODE:マスター』と言わせて頂いておりますが、
参加者の方々には普通の名前をフルネームでお願いします。

※この中に『国籍』とあります。
あくまで『日本人』だということを確認するものですが、日本人ではなくても構いません。

※これは私的なものですが、一字の漢字を表記する際に『火』『水』『風』『土』『氷』『雷』『光』『闇』の四大元素他は
なるべく控えさせていただきたいと思っております。
しかし、今明記した八つの属性を『含んでいる』能力またはその八つの能力の一つであるが『漠然としていない』能力
というものであれば許可します  例:『雲』(水 雷を使っている) 『石』(土であるが漠然としていない、範囲を狭くしている)
ですが、『炎』『地』といった文字を変えただけで中身は変わらないというものはお控えさせていただきます。
ご不満がございましたら、私へどうぞお知らせください。

※次に強さについてのお願いですが、都市を大手一つで粉砕するような力は控えさせていただきたく思います。
あくまで『特殊能力』ですので特殊な技を駆使して特殊に破壊をなされればいいと思います。

※越境は許可、ただし他人に迷惑は掛けないように。


名前: 
通り名:
特殊能力:『』 (※←には漢字一時を明記してください)
階級:
年齢:
性別:
国籍:
身長:
体重:
性格:
容姿:
装備:
必殺技:
好きなもの:
嫌いなもの:
仲間に一言:
名無しに一言:
みんなに一言:



※最後に、私のことですが。私マスターは今からNPCとなります。なので私をどう料理しても構いません。
どんなリアクションをとらされても構いません。
ですが、マスターの能力『中』は常に稼動しているのでアレが居なくなることはありませんのでご心配なく。
それとこのスレの最強はマスターです。傷つけること、ましてや身動きを封じる事すら出来ません。
14名無しになりきれ:2005/05/05(木) 01:42:32
age♪
15名無しになりきれ:2005/05/05(木) 01:50:53
勝負にならない駆け引きすらないTRPGなんか誰がやるんだよ
16名無しになりきれ:2005/05/05(木) 02:17:34
同意。
17名無しになりきれ:2005/05/05(木) 02:36:00
最後の一文が舐め腐ってるな
18名無しになりきれ:2005/05/05(木) 02:42:06
02「おまえのために ここまできたんじゃねえ!よくも おれたちを みんなをおもちゃにしてくれたな!
マスター「それが どうかしましたか?すべては わたしが つくった そしきなのです
01「おれたちは モノじゃない!
マスター「マスターに ケンカをうるとは‥‥どこまでも たのしい ひとたちだ!
   どうしても やるつもりですね これも のうりょくしゃのサガか‥‥
   よろしい しぬまえに マスターのちから とくと めに やきつけておけ!!

のうりょくしゃ 01は チェーンソーをつかった!
マスターは バラバラに なった


              - The End -
19名無しになりきれ:2005/05/05(木) 02:59:42
能力使った戦闘メインだと何でも有りと何してもいいの区別つかん無敵インフレ
厨によりグダグダになるわな
それを防ぐための一字の能力や再三言う力制限なんだろけどな
何やるかも決まってなく結局雑談になる
キャラ設定出しあってリレーSS位がいいんじゃねえの?
20名無しになりきれ:2005/05/05(木) 10:45:39
>14
ありがとうございます。

>15
マスターは最強ですので倒すことはできません。しかし、イベント内ではあるいは倒せるかもしれません。
とりあえずマスター自身は勝負することも全くありません。基本的にずっと拠点の議事堂に引きこもっています。
自分を有利な方向へ引っ張っていくのは結構です。
ただ、口先だけや自身の設定ばかりを張らしている人間は他の人から嫌煙される恐れがありますので
よく頭を使って行動で強さを証明してください。

それと、 『真正面ばかりを狙っていては自分の功績は上がらない』
ということも頭の隅でよろしいので脳内保管致してもらえれば幸いです。

>17
言い方が悪かった事をお詫び申し上げます。
ですが、これは最強厨、マナーを省みない方を防止する為にとった策です。
あえて最強厨はマスターという事で皆様に力の制限を協力していただくつもりです。

なお、マスターは常に議事堂内部の総統専用のVIPルームの黒椅子に座っています。
もし議会などをするような事がありましたら、そこから直接的には話せませんが、傍聴をすることはできます。
また、裁定人として役立たせることもします。しかし、基本的に自身からは姿も現さないし手出しも全くしません。

>18
ワロタ。うまいです。

>19
無敵インフレ厨と呼ばれないためにはどうすればいいのか、
このやりとりをもって考えて自キャラに工夫を施していただければ良いと思います。
とりあえず最低限の暗黙のマナーを守ってくだされば構わないと思っております。

能力については『一つの街をいとも簡単に壊滅させるような能力』、『攻略法の一切無い能力』
は極力避けさせていただきたいと思っております。

何も決まっていない時は適当な敵の投下などをするつもりですが
今はヒエラルキーの図解に記してある【普通の人間】、【別勢力】の対立とそのやり取りを
ネタに使っていこうかと思います。
21名無しになりきれ:2005/05/05(木) 10:50:06
とりあえず人が集まらんことには何も始まらんわな
22名無しになりきれ:2005/05/05(木) 10:52:53
またシェアワールド・ウォーズの>>1かよ!
23名無しになりきれ:2005/05/05(木) 11:10:26
通り名を自分の名前#トリップにしてもいいですか?
24CODE:マスター ◆o1STMyGwZ6 :2005/05/05(木) 11:26:01
>21
これは私談でありますが、やはり至るまでの説明が長かったと反省しております。
とりあえず今は気長に待ちましょう。

>22
マナーとしてこことは全く関係ない他スレの話題は持ち込まないようご協力ください。

>23
構いません。名前か通り名かどちらか自分の良いと思ったほうをとるといいと思います。
25名無しになりきれ:2005/05/05(木) 11:59:07
戦闘がメインになるであろうスレなのに戦闘に関するルールが一切ないからだろ
なりたたんのは
自分の脳内ルールを相手にニュアンスでわかってあわせろゆうても無理な話だわな
万人がわかるようにシステム化しないと何やれっての?状態で誰もは入れさえ
しねえよ
26名無しになりきれ:2005/05/05(木) 12:01:51
15とまったく会話が噛み合ってないしな
少しは客観性を身につけろよ
27名無しになりきれ:2005/05/05(木) 12:13:28
ま た 企 画 倒 れ か !
28名無しになりきれ:2005/05/05(木) 12:14:34
目的とかもよくわからんし
29名無しになりきれ:2005/05/05(木) 12:27:16
キャラネタ辺りの過去のTRPGスレ読み直して来い。
このテの企画はしっかりルール作らないと破綻する。
参加者側も参加しようがない。
30名無しになりきれ:2005/05/05(木) 12:28:25
ダメなら次に行くなんて学習能力もないのに放り出さないでちったあ練りこめよ
何がダメなのかどうすればいいのか考えろ
31名無しになりきれ:2005/05/05(木) 13:25:24
>25
基本的に戦闘に対しての厳密なルールや数字はありません。
決定フラグは自由、黙認という形で置いておくもので、自分側(攻撃側)にも相手側(防御側)にも権利は平等に与えるつもりでしたが、
不釣り合いからなる争いが起こるという危険性があるので、決定フラグは禁止攻撃される側に決定権を与える方向でいかせていただきます。

申し訳ありませんでした。

>26
わかりました。では再度質問に答えさせて頂きます。
戦闘について上のほうに話をしました。
防御側に権利を与え、防御側が判定を決めるものとします。

多々ご迷惑をおかけしました。

>27
私の計画性が無い為、抜けている事柄が多いですね。
>12以降の文面を再検討する必要があるので少々お待ちください。

>28
目的は>12の『自由の楽園』というものです。
漠然としておりますが、目的自体を分かりやすく言うと『世界を武力で制圧』ということです。
更に詳しくは後にはっきりとした内容が明らかになるのでご了承ください。

>29
わかりました、ではそのようにスレを参考に再度新たに検討を試みます。

>30
努力します。
32名無しになりきれ:2005/05/05(木) 15:11:48
これは。。。
目的自体がブラフの可能性もあるな
33名無しになりきれ:2005/05/05(木) 15:53:51
設定に関して質問。項目多いけど、この辺りは明らかにしておかないと。
分かる範囲で良いので答えて下さい。

・この時代の科学技術はどのくらい? 対「能力者」に特化した技術は存在するのか?
・「特殊能力者」と普通の人間、人口の比率は? 分布は?
「能力者」に対する弾圧はどの程度のもの? 国家・世界規模のものなのか?
・「特殊能力者」の勢力はどのくらいに分かれているのか? 
また、「能力者」グループ間の抗争はあるのか?
・東京を制圧した組織の規模は? 武装は? 人種・国籍の割合は?
・東京に残っている普通の人間はいるのか?
・東京制圧によって内閣や各省庁、自衛隊と警察機構の指揮系統はどう変化したか?
各国の対応は? 軍事介入はあるのか? 国連軍は?
・戦況は? 補給線は存在するのか? 制圧時の戦闘で破壊された建物や交通網は?
防衛ラインはどこ? 両勢力、どのくらいの戦力を前線配備しているのか?
東京湾の防備は? 制空権は? 洋上からの攻撃や、空爆には対抗出来るか?
弾道ミサイルやBC兵器等の大量破壊兵器に対抗する策があるのか? 又は、使用出来ない事情があるのか?
・国内外で他にも「能力者」の武装蜂起は起こっているのか? また、それらとの合流の予定はあるのか?
34名無しになりきれ:2005/05/05(木) 17:55:38
だめだこりゃ
35名無しになりきれ:2005/05/05(木) 21:15:37
>>33
1が言い出したことだし、1の脳内設定が全てなんだろうけど、
任せておいてもグダグダになって終わるっぽいから、周りで
勝手に考えていいんじゃねえの?
多分1もそれを望んでいるだろうから
36名無しになりきれ:2005/05/05(木) 21:44:06
スレタイ見ると「AKIRA」っぽいイメージだけど、
特殊能力ってのはどっちかって言うと「X−MEN」みたいなカンジなのかな?
何か適当に、具体的な「能力」の例を挙げて欲しい。
37名無しになりきれ:2005/05/05(木) 21:45:13
この中にゲートルが紛れ込んでいます
38名無しになりきれ:2005/05/05(木) 22:05:45
>>36
1じゃない35なわけなんだが、勝手に妄想させてもらう。
多彩な能力設定と一般人類との対立構造はXマンだろな。
具体的な能力としては

『鏡』
全身を鏡に変えられる。
場所によっては保護色のようになれたり、手鏡を出すように、角から向こう側をうかがえたり。
太陽光を反射して目くらましや、レーザー兵器を反射できる。
反面、銃弾や投石などに弱い。

『縛』
愛用のロープ10mを自在に操る。
ロープの一部を必ず握っていなくてはいけない。
ロープの強度は通常のロープと同じ。耐久度は100kgほど。

能力自体はそんなに強いものではい方がいいと思う。
あくまで補助的なもので、それを以下に創意工夫して使っていくかにこそ楽しみがあると思う。
39名無しになりきれ:2005/05/05(木) 22:16:28
『刻』
時間を操る程度の能力

『定』
運命を操る程度の能力
40名無しになりきれ:2005/05/05(木) 23:42:51
『止』
スレを止める程度の能力

『埋』
スレを埋める程度の能力
41名無しになりきれ:2005/05/06(金) 00:02:38
『削』
レスを消す程度の能力

『除』
スレを消す程度の能力
42名無しになりきれ:2005/05/06(金) 00:06:51
『逃』
スレを破棄する程度の能力

『立』
新しいスレを立てる程度の能力
43名無しになりきれ:2005/05/06(金) 08:39:38
この流れワロスwww
44名無しになりきれ:2005/05/06(金) 10:23:42
74式30輌投入すれば3秒でカタがつくじゃない。
45白狐:2005/05/06(金) 12:51:44
フン、じゃあ試しにしてやるか。

『斬』
腕や指を刃物にして全てを八つ裂きにする能力。

で、オレは何をしたらいいんだ?やることねーぞ。
46名無しになりきれ:2005/05/06(金) 15:56:08
虚しくならないか?
47名無しになりきれ:2005/05/06(金) 17:13:10
「どすこい!どすこい!」
特殊能力『抱』の相撲レスラー×3が白狐に順番に襲いかかってきた!
「抱擁プレス!」
48白狐:2005/05/06(金) 18:38:27
>46
さぁな。じゃあな。(八つ裂きになって46死亡

>47
うるせーよ(笑)ドラクエかよ
相撲レスラー×3死亡

戦闘っつってもこれだけだよな・・・ヤッパリ。
オレはもうそろそろこの世界から帰るわ。グッバイ
49能力者『投』:2005/05/07(土) 01:30:32
…………。
50能力者『呆』:2005/05/07(土) 01:37:19
51名無しになりきれ:2005/05/07(土) 01:37:56
マジで>1逃げた?
何とか再利用出来んもんか?
52名無しになりきれ:2005/05/07(土) 01:51:49
情報遅いよ
ここの1はこのスレを放棄して逃亡
既にソードワールドRPGスレをたてた。
そのことについて追求されると「俺が立てたんじゃない。代行だ」と開き直る
荒ら技を披露
そして笑えることにそのスレもほったらかしにして逃げました
誰でも再利用は早いもの勝だ
53名無しになりきれ:2005/05/07(土) 02:02:50
それって確固たる証拠はあるのかよ?
54名無しになりきれ:2005/05/07(土) 02:09:12
53を指差して「プギャー」と言う
55名無しになりきれ:2005/05/07(土) 02:11:12
>53
m9(^Д^)プギャー

はっ!
56名無しになりきれ:2005/05/07(土) 02:11:52
ぶっちゃけソードワールドの1は根暗だと思ったが
57名無しになりきれ:2005/05/07(土) 02:21:14
【剣?】ソードワールドTRPGスレ【魔法?】
http://etc3.2ch.net/test/read.cgi/charaneta2/1115302939/22

この辺りのやりとりでこのスレの1と認めたと判断できるわな
この板で確証提示求めるのも阿呆らしいと思うけど名
58名無しになりきれ:2005/05/07(土) 02:32:22
こいつとシェアワールドの1って同じ奴なの?
59名無しになりきれ:2005/05/07(土) 02:49:49
天道学園
シェアワールド
温暖化した地球
灰色の陽炎
オリキャラウォーズ
特殊能力
ソードワールド

質雑スレでなくコミニュティー型スレを好むが、ホスト能力がなく、ひとりよ
がりな脳内設定で進行しようとするので誰もついてこない
また理想家であり、脳内想定から外れる展開になると早々にスレを放棄し、
新たなスレをたてる夢追い人と言えば聞こえはいいが、責任能力のない子供
身勝手、飽きっぽい、思い通りにならないことを認められないとかわいそうな人とプロファイル
60名無しになりきれ:2005/05/07(土) 02:58:43
むしろ
「適当に思いついたコンセプトのスレを立て
 運営能力のある人が乗っ取るのを期待して放置」
というスタイルに見える。
要は他力本願。
61名無しになりきれ:2005/05/07(土) 03:04:18
どっちにしても迷惑な奴だな
みてみたい設定や同僚〜スレでアイディア垂れ流すだけにしときゃいいのにな
運営能力も対人能力もないんだから
62名無しになりきれ:2005/05/07(土) 07:42:10
>>61
同意
練り込みも考えもせずに思い付きで立てるから再利用もできねえよ
63:2005/05/07(土) 09:22:07
本〜。本〜。
菫川先生、早く新作書いてください〜。
あ〜、ミシェールさん、ダメです〜。それはわたしの本ですよ〜。
倉田先生、外伝ばっかり書いてちゃダメですよ〜。
64:2005/05/07(土) 09:26:18
国会議事堂はどうでもいいです。
国会図書館さえ無事なら。
65:2005/05/07(土) 09:28:15
あ、そういえば、国会図書館特務課の彼女はどうしてるでしょうか?
66ぬぬぬ:2005/05/07(土) 09:28:52
フジテレビは途中で打ち切りになったよ
DVD借りてくるかな
67:2005/05/07(土) 09:30:15
どうしてわたしはCDドラマに出てこないんですか〜?
三浦理恵子さんの事務所との間に何かあるのでしょうか?
68:2005/05/07(土) 09:32:08
>66
あ〜、先生じゃないですか〜。
『真夜中の解放区』、最高です〜。
また一緒に神保町巡りしましょうね♥
69:2005/05/07(土) 09:34:14
そうですか、21話以降はまだご覧になってないんですね?
ぜひぜひ見てみてください〜♥
70名無しになりきれ:2005/05/07(土) 09:36:20
まずは>>33について誰か答えれ。
71ぬぬぬ:2005/05/07(土) 09:38:57
彼女が帰ってきたら話が完結しちゃうから
次回作に向けて(あるのか?)ひっぱってんのかしらね?
72:2005/05/07(土) 09:45:49
>71
そうだといいですね〜。わたしも先生と会いたいですし〜♥
お金も足りなくなってきましたし。
次は劇場版だったりしたらいいな。
あ、そろそろ次の紙使いが現れたりして♪
73:2005/05/07(土) 09:50:14
まあ、わたしは本さえあればサブキャラでもいいんです。
次は久美さん♥アニタさんメインの話とか。
74ぬぬぬ:2005/05/07(土) 09:51:47
オッケー答えるわ

>33
・科学技術は現代と同程度。能力者に対しては今の所なすすべがないわね。
・特殊能力者はごくごく少ないわ。その存在もほとんど知られていないわ。
・グループ間の抗争はあるわね。
・紙使いよ。無国籍集団ね。
・いるいる。
・がんばってはいるみたいだけど・・・歯が立たないみたいね。
・神保町を中心に戦いがくりひろげられているわ。
  武器が紙だからね、被害はそれほどでもないし兵器を使うのもどうもね。
・本拠地は中国のようね。水面下の動きは私にもわからないわ。
75ぬぬぬ:2005/05/07(土) 09:53:31
やっぱ時代は百合でしょ
私も次回作は百合モノに挑戦しようかしら
76読仙社:2005/05/07(土) 09:56:58
これだけは言っとく
本が好きなら本をバラして武器に変えるな!
バラされた本の痛みを知れ
紙を武器にしたいならトイレットペーパーでも使ってやがれ!
77:2005/05/07(土) 09:57:45
さっすが先生、作家さんの本領発揮でドキドキです♥

無国籍集団・・・・・・。あははっは、言われちゃいました〜。
そうですね。本のあるところがあたしたちの国であり街ですもの。

本拠地は中国。そうですね。おばあちゃんは油断できません。
でも、英国にも恐い人がいますね。そして彼の魂も・・・・・・・・。
78:2005/05/07(土) 10:01:11
>75
先生ならきっと『○○○様が見てる』を越える作品が書けますね。
本になったらあたし100冊買います♥

>76
あうううう〜。
だってもう大英図書館が紙を支給してくれないから・・・・・・・・。
ジョーカーさ〜ん、もう仲直りしませんか〜?
79:2005/05/07(土) 10:04:02
五鎮姉妹は狙いすぎじゃないでしょうか〜。倉田先生。
80ぬぬぬ:2005/05/07(土) 10:04:52
>76
ばっかねー
こちとら紙使いよ? (私は違うけど)
使用後はすべて回収して元通りよ
・・・穴が開いてたり違う本がごちゃまぜになることもあるけどね・・・

>78
官能小説に挑戦ってのもいいかもね
ふふ・・・
81:2005/05/07(土) 10:11:20
>80
>使用後はすべて回収して元通りよ
>・・・穴が開いてたり違う本がごちゃまぜになることもあるけどね・・・
先生、ナイスフォローです〜。
そうなんです。本を元に戻すのが大変で大変で。
次のページが見つからなくて切なくて死んじゃいそうになるんです〜。

>官能小説に挑戦ってのもいいかもね
>ふふ・・・
せ、先生、その笑みが出るときはなんだかあたし危険なものを感じるんですが〜。
胸なら自分のを揉んでくださいね。ずい分大きくなったじゃないですかー。
82:2005/05/07(土) 10:13:19
ジュニア君、ジュニアく〜ん、あなたのお父さんのハードな過去がサイトに・・・・・・。
『一休さん最終回』
ttp://ikkuusan.hp.infoseek.co.jp/siryuositu/saisyuu1.htm
83ぬぬぬ:2005/05/07(土) 10:14:00
それは遠まわしに揉んでくれって意味よね?

ふふ・・・

誘ってるのね・・・?
84:2005/05/07(土) 10:22:04
>83
な、なんでそうなるんですか〜?ああ、あたしったらなんてうかつなことを・・・・・。
ちょっと、手をワキワキさせないで下さい〜。

あ〜、誰か〜。
ミシェールさん、マギーさん、アニタさん、ナンシーさん、ジュニア君、久美さん、なんで黙って見てるんですか〜。
85ぬぬぬ:2005/05/07(土) 10:26:41
壁際に追い詰めたわ・・・
ふふ・・・
86読仙社:2005/05/07(土) 10:26:59
アホンダラー!
バラすこと自体罪なんぢゃあ!
挙げ句に元に戻らないこともなんて言語道断!
トイレットペーパーで十分だ!
でもエロエロレズビアンショーするなら許す
87:2005/05/07(土) 10:34:33
>85
ああああ〜、ダメです、ダメですってば〜。
・・・・・・・・・・この手だけは使いたくないけど、先生、それ以上近づくと紙紐で縛っちゃいますよ〜!

>86
も〜、先生の頭にヘンなもの入れようとする人に言われたくないです!
ちょっと、あなたまで見てないで下さいよ〜。
あたしと先生はそんな関係じゃないです〜。

ああ、ドニーにだって許したこと無いあんなことやこんなことまでされてしまうのでしょうか・・・・・・・。ぐすん。
88ぬぬぬ:2005/05/07(土) 10:36:02
>86
あはは
私も自分で言っててちょっと無理があると思ってたわ
これからはなるべくトイレットペーパー推奨にするわね

それと・・・超エロエロよ
ふふ・・・
だけどあんまりやりすぎると板違いになるから
多少は自主規制させてもらうわ
89:2005/05/07(土) 10:37:19
5月3日の都産貿の読子祭は中々盛況でした。
会場には猪名川さんやみづほ先生までいらしていて楽しかったです〜♪
90ぬぬぬ:2005/05/07(土) 10:38:00
>87
あっ
何を・・・

あなた実はタチね
こんな昼間っからこんなことを・・・
91:2005/05/07(土) 10:41:04
>88
ううう、トイレットペーパーを持ち歩くのって様にならないと思いますけど・・・・・・。
それにトイレットペーパーは字が書いてないから楽しくないです。

多少は・・・・・・・ですか?先生、言ってることがまるでオヤジです。
30女の体なんて美味しくないですよー。
92名無しになりきれ:2005/05/07(土) 10:42:35
>89
みづほ先生っておねティ?
んなわけないwwwwwwwwwwwwwwwww
93読仙社:2005/05/07(土) 10:43:51
SMプレイまでやるとは天晴れ
まあ板違いでいけば版権キャラ自体板違いだしな
そろそろ消えるか
94:2005/05/07(土) 10:44:39
>90
だ、だってこうでもしないと誰も先生を止められないじゃないですか〜。
タチって、いえ、そんなあ。
ドニーとだっていつもされるがまま・・・・・・・・いえ、げふん。

あ、あたし、これから神保町へ行きますので追いかけないで下さいね。
胸ならミシェールさんもじゅーぶんにありますから、どうかひとつ。
95ぬぬぬ:2005/05/07(土) 10:46:49
>91
女は30からよ
なに? 年気にしてんの? カーワイイー

>93
版権キャラでさえ受け入れるのがここ、なな板
いやあ、太っ腹だねえ

おつかれさん、また遊ぼうねー
96ぬぬぬ:2005/05/07(土) 10:47:50
>94
読子もおつかれさん
またねー
97:2005/05/07(土) 10:48:18
>92
いえ、あのみづほ先生ですよ。
同じ部屋で眼鏡っ娘フェスも行われてたんです。
ちゃんといらしてましたよ〜。撮影タイムもあったんですから。

>93
ほっ・・・・・・・・。読仙社さん退場されますか?
おばあちゃんによろしく。
あと・・・・・・・・・・・三姉妹の皆さんが気にしてまから、リーさんのこと、責めないであげて下さいね。
98ぬぬぬ:2005/05/07(土) 10:50:57
>97
おねえちゃん大人気よねー
7月から始まる奥様は魔法少女も見なくっちゃ
99:2005/05/07(土) 10:51:34
>95
>女は30からよ
>なに? 年気にしてんの? カーワイイー
あは・・・・・・・・・・なんででしょ?先生といるとあたしも女なんだなあって思い出しちゃいます。
これってなんなんでしょ?どきどき。

>96
はい、先生もお疲れ様でした。
執筆大変でしょうけどがんばってくださいね♥

さあて、神保町、神保町♪
100:2005/05/07(土) 10:53:37
奥様は魔法少女・・・・・・・・先生のうちで見せてもらおうかな?
101ぬぬぬ:2005/05/07(土) 10:55:27
>100
あら・・・うちに来るってことは・・・
それなりの覚悟はできてるってことよね?
ふふ・・・
102:2005/05/07(土) 10:58:00
>101
うわっ!先生、フェイントです。ずるいです。
あのそのう、ただ平和的に鑑賞できたらいいかな〜って。
だめですよ、アニタさんはジュニア君もいるのに、刺激的なことは。
103ぬぬぬ:2005/05/07(土) 11:01:13
>102
オッケーオッケー
みんなで楽しく見ましょう
(はじらってるフリなんかしちゃって・・・かわいいわね)

なーんかこのスレ気に入っちゃったわ
まだ900も残ってるし
アニメ祭りスレにでもして乗っ取っちゃおっか?
104:2005/05/07(土) 11:08:01
>103
そ、そうですよ。アニメを見る時はちゃんとアニメを見るんですよ。
あたしは端っこに座りますから。先生との間に誰か入ってもらって・・・・・。あは、あははは・・・・・。

乗っ取りですかあ?まあ、1さんは議事堂から出てこないみたいだし、大丈夫かな?
ちょっと板違いなのが心配ですけどー。
105:2005/05/07(土) 11:12:04
考えたら先生の特殊能力の方がわたしより全然すごいんですよね。
ずっと未来まで残って大勢の人たちを感動させ続けるんですから。
先生のような方がいるから、あたしたち紙使いは紙を愛して紙を使うことが出来るんです。

先生って・・・・・・・・・・・・・すごいです。
106名無しになりきれ:2005/05/07(土) 11:15:58
紙?火炎放射器で一発じゃねえか。
107ぬぬぬ ◆g.6eHS8Mrk :2005/05/07(土) 11:19:07
>105
なんか照れるわね、あらたまってそんなこと言われると
ふふ・・・ありがと

とりあえずトリップをつけてみたわ
あなたもいかが?
板違いは問題なしよ
なにがしかのなりきりをしていればOKなのよ、ここは
だから「オリキャラ」から「なんでもあり」に変わったのよ
108:2005/05/07(土) 11:20:05
『考えれば弱点などいくらでもある。』
ってジョーカーさんもいってましたね。
水も火もパワーを込めることで多少耐久性が出ますけど、やっぱり大変です〜。
109ぬぬぬ ◆g.6eHS8Mrk :2005/05/07(土) 11:21:19
>106
こりゃ一本取られたわ
あはは
110紙 ◆XKdbGrjkI2 :2005/05/07(土) 11:23:09
>107
わ、先生本格的です。

なんでもありって・・・・・・・・あああ〜、スレ主さんに断りも無く。ってあたしが人のコト言えませんけど。
なんでそんなに堂々としてらっしゃるかなあ・・・・・・・・・。
111紙 ◆XKdbGrjkI2 :2005/05/07(土) 11:25:56
綾永らん先生のコミック版にまで読仙社が出てくるとは思いませんでした。
112名無しになりきれ:2005/05/07(土) 11:27:31
のっとらんでもRODスレ立てればいいんじゃね?
そのほうが参加者集まるし
後々面倒の種もない
113ぬぬぬ ◆g.6eHS8Mrk :2005/05/07(土) 11:28:24
>110
年の功っつーの?
自分で言ってちゃ救いようがないか、あはは

4月の新番組とか何見てる?
114ぬぬぬ ◆g.6eHS8Mrk :2005/05/07(土) 11:30:59
>112
RODっつーかアニメ全般でいこうと思ってるのよね
私けっこう見てるし
この板にもそれなりに仲間はいそうでしょ

いる時は常時age進行なら人目につくっしょ
115紙 ◆XKdbGrjkI2 :2005/05/07(土) 11:35:43
>112
う〜ん、そうですねえ。あんまりおじゃま虫になってもいけませんし、クレームが来たら退散かもです。
あたしは、先生についていきましょうかね。

>113
いや、先生まだ23じゃないですか。
あたしなんて、う〜、もうちょっと若いうちにドニーにもらってほしかったかもです。

新番組ですか?ちょっとだけ、岡原君が録ってたのを見せてもらいました。
極上生徒会とか。双恋の新シリーズの第一話にはクラクラきちゃいました。
あ、あんまり突っ込まないで下さいね。本読むのに時間使っててあんまり見てないんで。
116名無しになりきれ:2005/05/07(土) 11:38:11
このスレタイだと開きもしない人もいると思う
テンプレもあれだし
参加する人が結構いそうだからこそ独立スレにするべきだと思うよ
117ぬぬぬ ◆g.6eHS8Mrk :2005/05/07(土) 11:39:41
>115
やっぱりあんたとは気が合いそうだわ
私もどっちも見てるわよ
ま、深くつっこむのはやめておくわね

801に興味はないんだけどLOVELESSもおすすめね
118紙 ◆XKdbGrjkI2 :2005/05/07(土) 11:41:53
さてさて。
ちょっとお腹がすいてきたので、また料理の本を食べて脳内満腹するのもナンですからお食事に言ってきます。
西園さんの家の近くに美味しいお店があったはず。
ではでは〜♪
119名無しになりきれ:2005/05/07(土) 11:41:59
クレームきてバラけたりするのはもったいないっていうことね
しつこく言ってスマン
120紙 ◆XKdbGrjkI2 :2005/05/07(土) 11:44:30
>117
あれ、801なのにお胸の大きないじめられっ子の女の子が出てきたときは、どきどきしました〜。
他人事とは思えません〜。

>119
お気遣い、ありがとうございます♥

さあて、お食事お食事・・・・・・・・・・。
121紙 ◆XKdbGrjkI2 :2005/05/07(土) 11:46:02
>116
あ、レスしてませんでした。
そうですね、なんか、盛り上がりそうですよね。
122ぬぬぬ ◆g.6eHS8Mrk :2005/05/07(土) 11:53:19
オッケー立ててきたわよ
移動よろ
ここのスレ主さんゴメンねー活躍を期待してるわよん

【来たれ】ぬぬぬと一緒にアニメ祭り【アニヲタ】
http://etc3.2ch.net/test/read.cgi/charaneta2/1115434259/
123名無しになりきれ:2005/05/07(土) 15:29:02
何事だ
124名無しになりきれ:2005/05/07(土) 16:58:20
>123
特殊能力者によりこのスレが一時制圧されていた模様w
もう解放されたので安心しる
125名無しになりきれ:2005/05/11(水) 09:11:07
東京を制圧しちゃった時点でこのスレダメね
世界観がなっていない
もっと限定した、それこそ一つの都市で暗躍する程度で終わらせておかないと
収集がつかなくなるわな
126滝瓜 水菜 ◆8swatERmpE :2005/05/11(水) 18:59:33
東京を占領した能力者達…人が沢山死んでいった成果…。

そんな組織の反対者、レジスタンス。私はその一員…どうかしら?
127名無しになりきれ:2005/05/11(水) 19:07:20
m9(^Д^)プギャー
128滝瓜 水菜 ◆8swatERmpE :2005/05/11(水) 19:15:38
>127
「どうかしら?」って意見を聞いてみたんだけれど…。
指差されながらプギャーって叫ばれちゃった…。
まぁ、あたしは『別勢力』っていう側の人間だから…死ぬ時は潔く死ぬわ。
129名無しになりきれ:2005/05/11(水) 19:30:39
あんたはこのスレをどうしたいんだ?
130名無しになりきれ:2005/05/11(水) 19:34:57
こんなの立ったぞ

決戦第3新東京市
http://etc3.2ch.net/test/read.cgi/charaneta2/1115806928/
131名無しになりきれ:2005/05/11(水) 19:35:32
>>1はシェアワールドとオリキャラウォーズの>>1か?
132名無しになりきれ:2005/05/11(水) 19:40:13
このスレは話してきに無理だろ
特殊能力つきでなんかやりたいなら
●真帆良学園高等部●
http://etc3.2ch.net/test/read.cgi/charaneta2/1113829626/
の方がまだ人は集まりそうだわな
133滝瓜 水菜 ◆8swatERmpE :2005/05/11(水) 19:57:27
>129
SSスレは嫌じゃないけど、完全なSSスレだと時間かかって私疲れちゃうから…。
ようは質問雑談とかをしながらSSを使う任務をこなしたいって思うの。
任務はほら、誰かさんとかがネタを振ってくれるからそれなりに進んでくれると思う…たぶん。

>130
元ネタがあるみたいね、そこ。
あたしは良く分からないけど。こことは違うと思うわ…。

>131
>1さん帰って来て欲しいね…。
皆引っ張ってくれたらここもそれなりに活動してくれるはず…。
まぁ、そのおかげで組織にガタがきているんだろうけどね。私達的にはチャンスかも。

>132
うーん…でも、ここでやりたい。気持ちはありがたいけれど…。
なんとなく目にとまっただけのこのスレ、でも、私、執着が強いから…。
なんか、離れることができないの。ごめんなさい。
134名無しになりきれ:2005/05/11(水) 21:38:44
とりあえずこの世界観なら一文字の能力があるんだろ?
それは何?能力者じゃないとか?
それを含め>13のテンプレを書いてみるといいかも
135滝瓜 水菜 ◆8swatERmpE :2005/05/11(水) 22:38:11
プロフィール書きました…良かったらどうぞ。

名前: 滝瓜 水菜(たきゅうり みずな)
通り名: まだ無い…
特殊能力:『泡』 (※←には漢字一時を明記してください)
階級: レジスタンス
年齢: 16
性別: 女
国籍: 日本
身長: 152cm
体重: 秘密です…。
性格: 活発じゃないけど行動的…かも。
容姿: レジスタンス制服 水色のチェックのスカート
装備: 針 デリンジャー銃
必殺技: 泡の硬化壁
好きなもの: いちごパフェ 生クリームクレープ
嫌いなもの: パサパサビスケット ベタベタお饅頭
仲間に一言: 皆…頑張ろうね。
名無しに一言: よろしくおねがいします。
みんなに一言: 組織の人間は皆特殊能力者…そしてあたしも特殊能力者…だけど、あの人たちの思想はわたしは間違っていると思う。
           あたし…皆の為なら…命捨てられるから…。

>134
とりあえず書いてみたわ。私は『泡』の能力者。
特徴は…硬度は無いけど、とっても弾力があって銃の弾なんかは全く通さない…。私の持ってるこの針でのみ割ることが可能。
まぁ、もっとあるんだけどまた後で…。じゃ、あたしは寝るから。お休みなさい…。
136名無しになりきれ:2005/05/11(水) 22:41:31
キュウリって呼んでいい?
137名無しになりきれ:2005/05/11(水) 22:57:04
水菜タンの容姿がもっと知りたいでつ
特に顔とか
138名無しになりきれ:2005/05/11(水) 23:20:55
また、「能力者」グループ間の抗争はあるのか?
:能力者グループは大小さまざまに分かれています。
:思想も様々で、能力者グループ間の抗争もあります。
:東京を制圧したグループと敵対しているグループと一般人が手を取り合っているわけで
:はありません。
:一般人に迫害されながら制圧グループと戦うグループが殆どです。
:共存を望む一般人と共闘しているグループはごく一部です。

・東京を制圧した組織の規模は? 武装は? 人種・国籍の割合は?
:東京を制圧した組織の規模は1000人ほど。能力者グループとしては最大のものです。
:武装は近未来兵器を手に入れています。
:人種・国籍は95%が日本人です。

・東京に残っている普通の人間はいるのか?
:普通に残っています。
:制圧された事すら知りません。
:一般人の大部分は能力者を危険視・敵対視していますが、共存を望むグループもあります。

・東京制圧によって内閣や各省庁、自衛隊と警察機構の指揮系統はどう変化したか?
各国の対応は? 軍事介入はあるのか? 国連軍は?
:東京制圧と言っても、極中枢のことであり、
:国は制圧された事を機密事項とし、本拠を別に移し奪回の機会をうかがっています。
:国際情勢が不安定で、外国勢力の介入を避けるためです。

・戦況は? 補給線は存在するのか? 制圧時の戦闘で破壊された建物や交通網は?
防衛ラインはどこ? 両勢力、どのくらいの戦力を前線配備しているのか?
東京湾の防備は? 制空権は? 洋上からの攻撃や、空爆には対抗出来るか?
弾道ミサイルやBC兵器等の大量破壊兵器に対抗する策があるのか? 又は、使用出来ない事情があるのか?
:都市機能確保の為、大量破壊兵器や重火器の投入を見合わせています。
:基本的には都市型ゲリラ戦です。

・国内外で他にも「能力者」の武装蜂起は起こっているのか? また、それらとの合流の予定はあるのか?
:話が広がりすぎるので国外は考慮に入れないことで。

1じゃないけど、やってみようという>>135の心意気に感心して書いてみた。
戦力的に圧倒的に不利で、局地的ゲリラ戦しか戦法がないのに東京制圧しちゃったから、こじつけも厳しいよ。
まあ、都合の悪い事は見ないことにしていきましょう。
大規模戦闘になると、もう無理なので、個人個人の任務と戦いという事で。
一般の人や自衛隊、国家のエージェントはNPCということで。
キャラ構想纏まったら参加するよ。
139名無しになりきれ:2005/05/11(水) 23:22:02
・「特殊能力者」の勢力はどのくらいに分かれているのか? 
また、「能力者」グループ間の抗争はあるのか?
:能力者グループは大小さまざまに分かれています。
:思想も様々で、能力者グループ間の抗争もあります。
:東京を制圧したグループと敵対しているグループと一般人が手を取り合っているわけで
:はありません。
:一般人に迫害されながら制圧グループと戦うグループが殆どです。
:共存を望む一般人と共闘しているグループはごく一部です。

・東京を制圧した組織の規模は? 武装は? 人種・国籍の割合は?
:東京を制圧した組織の規模は1000人ほど。能力者グループとしては最大のものです。
:武装は近未来兵器を手に入れています。
:人種・国籍は95%が日本人です。

・東京に残っている普通の人間はいるのか?
:普通に残っています。
:制圧された事すら知りません。
:一般人の大部分は能力者を危険視・敵対視していますが、共存を望むグループもあります。

・東京制圧によって内閣や各省庁、自衛隊と警察機構の指揮系統はどう変化したか?
各国の対応は? 軍事介入はあるのか? 国連軍は?
:東京制圧と言っても、極中枢のことであり、
:国は制圧された事を機密事項とし、本拠を別に移し奪回の機会をうかがっています。
:国際情勢が不安定で、外国勢力の介入を避けるためです。

・戦況は? 補給線は存在するのか? 制圧時の戦闘で破壊された建物や交通網は?
防衛ラインはどこ? 両勢力、どのくらいの戦力を前線配備しているのか?
東京湾の防備は? 制空権は? 洋上からの攻撃や、空爆には対抗出来るか?
弾道ミサイルやBC兵器等の大量破壊兵器に対抗する策があるのか? 又は、使用出来ない事情があるのか?
:都市機能確保の為、大量破壊兵器や重火器の投入を見合わせています。
:基本的には都市型ゲリラ戦です。

・国内外で他にも「能力者」の武装蜂起は起こっているのか? また、それらとの合流の予定はあるのか?
:話が広がりすぎるので国外は考慮に入れないことで。

1じゃないけど、やってみようという>>135の心意気に感心して書いてみた。
戦力的に圧倒的に不利で、局地的ゲリラ戦しか戦法がないのに東京制圧しちゃったから、こじつけも厳しいよ。
まあ、都合の悪い事は見ないことにしていきましょう。
大規模戦闘になると、もう無理なので、個人個人の任務と戦いという事で。
一般の人や自衛隊、国家のエージェントはNPCということで。
ペースト失敗ゴメン。
140組織の人物:2005/05/12(木) 13:07:05
反乱分子は潰す!
能力『溶』!溶けてなくなれ!
141名無しになりきれ:2005/05/12(木) 15:30:59
能力付けるなら発動条件や効果範囲・継続時間、威力・形状、効果がわからんとあかんやろ
回避法も何もわからんではさ
142名無しになりきれ:2005/05/12(木) 16:33:30
てめえらは今から
この方をヤッつけに行って下ちい

 鋼鉄ジーグ
     , -, - 、          特徴
,、 ,イ!〃 , ='‐ \__ト,__      ふじみ
Tl'lT_-r-、ィ_‐_7´ l l!       じしゃく
 ` lヽ_lー〈!_,. - ´j       好きなもの
`丶!、l  ̄ l /,ィ ´        ミッチー
\ i、!  ̄ l´ ,ィ ヽ/       さばおり
                  口ぐせ
                    死ねぇ!
143滝瓜 水菜 ◆8swatERmpE :2005/05/12(木) 21:54:29
>136
うーん…キュウリ…というよりキュウちゃん。女の子達によく言われる…。
呼び方は何でもいいけど、あんまり際どい名前はちょっと…。
とりあえずキュウリは可。

>137
制服の色は茶色、スカートはプリーツスカートで短め。
髪は水色、それとあんまり長くない。
顔は…まぁ、いいと思う…。うー、自分で言うのもなんだけど…。

>139
ありがとう。あたしも一応そういった環境なんかも書いてたんだけどね…こっちのほうが詳しく書かれてるから脱帽しちゃう…。
それにしてもすごい量ね。あたしなんか一通り見たけど目回しちゃいそう…。
でもこれでまた視野も広がったし、やりやすくなったと思う。本当にご苦労様…。

>140
「…敵。なんでも溶かしてしまう『溶』の能力者。どんなもので溶かしちゃうのか分からないけど…先手必勝。」
両手を広げた水菜の周りから幾つもの小体の泡が出現し、水菜の全身を覆う。
「いくよっ。」
二丁の拳銃を構え、撃つ。弾は泡の間をすり抜けて能力者めがけ襲う。
そしてすぐさま全身泡に覆われた姿で敵の能力者に駆け寄る。

>141
そうね、能力にしろいろいろ曖昧な所があるからやっぱり説明が必要…。
能力はいつでも出せる。それに制限は無い。…技の効果等は暗黙という事にして欲しいの。
せっかく一文字の能力で制限されたんだからその文字で把握できればいいと思う。
あたしの能力は自分の周囲に泡を作り出すこと。それでいろいろな戦い方をするわ。
回避法は分からないけど弱点は知っておいたほうがいいかも…
そうね、私の弱点は…冷気に弱い事。泡がパリンって割れちゃうから…。

>142
調べてたら見つけたんだけれど…これでどう?
ttp://homepage3.nifty.com/oremaga/gallery/magnemo.htm
まあ、やったのはあたしじゃないけど…。
版権なキャラはどう対処していいのか分からない…。とりあえずこういう展開も…うん。
144名無しになりきれ:2005/05/12(木) 22:50:12
レジスタンスって何人ぐらい?
145亜門 宗一 ◆q800/h5ct. :2005/05/12(木) 22:51:10
名前: 亜門 宗一(あもん そういち)
通り名: 彷徨する者
特殊能力:『錯』 (※←には漢字一時を明記してください)
階級: 中級二位 
年齢: 28歳
性別: 男
国籍: 日本
身長: 183
体重: 76
性格: 温厚・ウソツキ
容姿: 筋肉質・土方姿・短髪
装備: スタンナックル・・超音波式暗視ゴーグル・プロトタイプレーザーハンドガン
必殺技: 特になし
好きなもの: 肉・金・戦闘
嫌いなもの: 注射
仲間に一言: 現場が一番楽しいよな。階級なんていらねえ。
名無しに一言: よろしくお願いします。参加待ってます。>>139お疲れ様。
みんなに一言: ホント平穏がすきなんだけどね、お仕事だから仕方がないの(笑

『錯』の能力者。
視線内20m以内の生物の遠近感を狂わせます。
同じく10m以内だと、生物の平衡感覚も狂わせます。
直接の攻撃力のある能力ではないが、補助として使いあとは自力で戦闘。
相手の平衡感覚を狂わせて殴り倒し、「俺は重力を操る!」と大嘘こきます。

>>139には科学基準が書かれていないけど、近未来ってトコかな?
小銃型のレーザー兵器もあり?
146名無しになりきれ:2005/05/12(木) 22:53:45
>>143
>>139には科学基準がかかれてないし、キュウリが作ったのも貼ってみたらどうかに?
両方練り合わせてより良くすりゃいいし。
147組織の人物:2005/05/12(木) 23:41:56
>143
「ふはははは!銃など怖くはないわ!」
手から強烈な酸が噴出し、飛んできた銃弾を溶かす。
「こんどはお前だ!ふははははははは!」
手を駆け寄ってくる滝瓜にかざし、頃合いを見計らって酸を噴射する。
148名無しになりきれ:2005/05/13(金) 00:45:34
組織の人も正式登録キボン
キュウリと組織の人は泡と酸の顕在化能力か
亜門のオサーンは精神感応か?
扱いの難しそうな能力だけど活躍期待ステマス
149名無しになりきれ:2005/05/13(金) 01:49:25
違う!組織の香具師の真の能力は服だけを溶かすんだ!
(;´Д`)ハァハァ
150名無しになりきれ:2005/05/13(金) 02:18:44
行くぞ特殊能力者!鋼鉄ジーグが相手だ!
151名無しになりきれ:2005/05/13(金) 06:38:05
普通科一個連隊投入されますた!
152名無しになりきれ:2005/05/13(金) 10:41:14
ここって質雑プラス能力者の行動はSSで書くスレでFA?
153名無しになりきれ:2005/05/13(金) 11:24:24
このスレを制圧に来ますた
154マイケル:2005/05/13(金) 12:55:08
ホゥ!
ムーンウォーク!
155名無しになりきれ:2005/05/13(金) 14:01:23
156名無しになりきれ:2005/05/13(金) 14:19:59
>155
はさみじゃがー早漏
157名無しになりきれ:2005/05/13(金) 15:45:39
>>155
【巨大】私立天道学園【学園】
http://etc3.2ch.net/test/read.cgi/charaneta2/1104780202/

こっちが先だろw
158滝瓜 水菜 ◆8swatERmpE :2005/05/13(金) 19:35:10
>144
こっちのグループとしては…およそ100人…くらいかな?
一応一般人側にも支援者がいるし、食料や武器の調達なんかは心配無いはず。
地下型のアジトも設けてて思ったより結構住み易いよ。

>145
水菜は能力者と戦っている場所から数十メートル先に亜門と思われる人影を見つける。
「…敵…?今は一人相手しているから戦闘に参加されると部が悪い…。
警戒しながら逃げるチャンスを作ったほうがいいかもしれない…。」
水菜は一瞬辺りを見渡して退路と思わせる場所を見つける、そしてすぐに組織の人物のほうに目をやり、後ろに回りこむ。
「それか今戦っている組織の能力者との早期決着を図るか、ね。」

>146
メカはあんまり詳しくない…どっかにそういうの詳しい人がいるらしいから、今度アジトに着いたら話してみる…。
新しい銃とか、銃の改造?…近未来型レーザー搭載デリンジャー銃…なんて。
…ちょっと興味湧いたかも。

>147
「…銃弾を溶かしてしまうなんて…でも、させない。」
水菜を覆っていた複数の泡達は一瞬のうちに結合し、何十もの泡の壁を作った。
そしてなお能力者に向かって走るのをやめない。能力者の放たれた酸が水菜に降りかかるが、酸は泡に当たり、
弾いては中和されて割れ、弾いては割れとを繰り返し、酸を回避した。
すばやく後ろに回って首に手を回して掴み掛かる。
「窒息しなさいっ、オキナ・ワンライスブランディ!」
能力者の口に手をやり、そこからブクッと大量の泡が発せられ、口いっぱい、そして一瞬にして能力者を覆い尽くした。
泡は恐らく溶かされてしまうかもしれないが、器官に入れば、暫らく悶えるほどむせ返ってしまうだろう。
「…今の内に。」
すぐさま水菜は手を放して見つけた退路を目指して突っ走る。

>148
レジスタンスの人間じゃなくてもあたしは歓迎するわ。…いや、歓迎しちゃ駄目よね。敵だもの…うん。
直接神経に響く力を持っている人はちょっと苦手…。
そういうのすぐ…ほら、あたし催眠術とか簡単に掛かっちゃうタイプだから。

>149
…組織の人が真っ裸?…それでハァハァ?…わかんない…。
そんな不真面目な力なんて…あたしは信じないから、というか信じたくない。

>150
…不死身って書いてあったけど本当みたいね。
だけど…(ジーグの足に泡を履かせて転ばせる)
これでいいかな…?とりあえず遠くに飛ばしておくから(足の泡が膨らんで、水菜がふっと息をかけると風に乗って遠くに消えていった)
159滝瓜 水菜 ◆8swatERmpE :2005/05/13(金) 19:36:37

>151
軍隊…情報が少ない今はアジトに避難したほうがいいかもしれないわね。
無益な戦闘は避けろ、偉い人も言ってたし。見つからないように行かないと…。
あ、>151さん、教えてくれてありがとう。

>152
そうね、FA、ファイナルアンサー。
あたしの生まれる前からやってたからやってる長者番組。
今もやってると…思う。最近テレビ見てないから。ラジオはたまに聞くけど。
とりあえず…B。…ごめん。空気読んでないよね…反省。

>153
…レジスタンスの人?
あまり目立った行動は控えて欲しいの。敵が怒って大量に襲ってきたら、
レジスタンス…その他の無関係の一般の人達にも大きな被害を及ぼすから…。

>154
…え。…そんなはず…だってこの人…。
…うーん、それにしても…白い。

>155
…そこは…あまり関係ないと思う。環境とか違うし…。
第一、東京じゃないし日本でもないから。

>156
…はさみじゃがー…。なんか懐かしい響きかも…。でも、謎。
…そうよね、まだ始まったばかりなんだし、移るのにはまだ早い…。
ありがとう、はさみじゃがーさん。でも、…謎。

>157
そこも違う…。
…そういえば学校、中学校から行ってない…。
学校…楽しかったな…。…友達とか今どうしてるかな…?
…ちょっと今ブルー…かも…。
160名無しになりきれ:2005/05/13(金) 20:32:16
恋人はいる?
161滝瓜 水菜 ◆8swatERmpE :2005/05/13(金) 21:04:46
>160
残念だけど、恋人はいないの。好きな人はいるけど…結局片思いで終わっちゃう…。
声がかけづらいから…分からない?なんか意識してると…話しにくいっていうか…だからいっぱい後悔してる。
まぁ、今は胸にキュンってきた人はいないけど、今度は頑張って声かけたいと思う…もう、後悔なんかしたくないから…。
162滝瓜 水菜 ◆8swatERmpE :2005/05/13(金) 21:15:48
なんか>161は愚痴っぽくなっちゃったかな?
まぁ経験は大事…人生も一度だし…。

じゃ、私急いでるから、早いところアジトに着かないと…。
163組織の人物:2005/05/13(金) 21:17:40
>158
「がは、ゴホ、ゴホ…ペッ、畜生!」
泡を吸い込んでしまいむせるも、すぐに体勢を立て直して再び酸の噴出にかかる。
「何ィ?…おや、あれは亜門…そうか、ここは形勢が悪いと判断した訳か」
逃げの一手を打つ滝瓜に驚きの色を見せるも、理解したあとは追いかける様子もなく平然としている。
「奴の能力は『泡』、だろうか。この辺りにレジスタンスのアジトがありそうだし…」
煙草を取り出し、口にくわえ火を付ける。
「そういやあいつはまだ下級だったな…。かわいい後輩に手柄でも譲ってやるか。俺はもうじき上級になるし」
まだ吸いかけの煙草を踏み消すと、近くの水道に向かう。
蛇口をひねって水を出したかと思うと、男の姿は跡形もなく消えた。
「上水道がある場所に、俺がいけない場所はない…。『溶』で、自分が溶ける、ふはは」
164國岡 弾 ◆6Sv/1h8/0Q :2005/05/13(金) 21:27:18
名前:國岡 弾(くにおか はじき)
通り名:爆発くん
特殊能力:『爆』 (※←には漢字一時を明記してください)
階級:下級第一位
年齢:18
性別:男
国籍:日本
身長:188cm
体重:70kg
性格:気弱
容姿:七三分け、猫背、いかにも頼りない
装備:メガネ、スーツ、ネクタイ、革のカバン
必殺技:爆砕
好きなもの:おにぎり
嫌いなもの:肉類
仲間に一言:ば、爆発します。
名無しに一言:ゆ、誘爆はあまりしませんから。
みんなに一言:ぼ、僕のような下っ端はお上の言うことを聞いてるだけですから…。

『爆』
て、手の中に握り込んだものが爆発する力を持つようになります。
ば、爆発の規模はあまり強くないので、致命傷になることは少ないかと…。お、主に攪乱や威嚇用です。
せ、接近戦には、パンチやキックのインパクトの瞬間に爆発の威力を上乗せする『爆砕』なる技を使、います。
165亜門 宗一 ◆q800/h5ct. :2005/05/13(金) 22:53:49
酸と泡の熾烈な戦闘を繰り広げる二人を見つめる四人の影があった。
そしてその影を見つめる亜門。
「そうやって両方が消耗したところで漁夫の利を狙うって戦法好きだねえ。でも、そうさせないのが俺の仕事でね。
俺の勘だが、あんたら都知事の設立した『能力者殲滅委員会』のエージェントだろ?」
ある程度近づいたところで、四人に声をかける亜門。
四人は驚き振り返り、即座に発砲する。サイレンサー付の銃で四人がそれぞれ数発撃つが、亜門にはかすりもしない。
「躊躇いの無い発砲、いいねえ。無駄だ。俺は重力を操る。斥力を働かせて弾を逸らす位はできるさ。」
(アホだな、こいつら。20mも離れていたら、射角が1度ずれるだけで30cmそれるんだ。その上遠近感狂ってる自覚も
なけりゃ当たるわけねえダロ。)
薄ら笑いを浮かべながら悠々と近づく亜門に、四人のエージェントはナイフを持ち駆け寄る。
が、間合いが狭まると突然バランスを崩し、宙を舞う。
その機を逃さず、亜門は凶悪なスタンナックルで強力なパンチと電撃を見舞い全員を打ち倒した。
「く〜〜たまらんね。肉がひしゃげて骨の砕ける感触は。」
満足そうに四人の死体を隅に並べ、能力者二人の戦いに目をやる。
「顕在化能力者の先頭は派手だねえ。手の内見せまくっちゃって。
さてと、どうしたもんかね。下手に入って酸の兄ちゃんのプライド傷つけるもの、巻き込まれるのも嫌だし。とはいえ、仕事
だしなあ・・・ピンチになったら助けて恩を売るのがベストか?」
戦闘を見物しながら考えていると、動きは亜門の思った以上に早く起こった。滝瓜が亜門に気付いたか、逃げの一手をうった
のだ。
「あ、クソ、逃げやがった。エージェント相手に立ち回って気付かれたか。やっぱさっさと行って二人係で始末しときゃよかった
な。余計な仕事が増えちまった!」
慌てて滝瓜の後を追い走り出す。水道に消える男の姿を視界の隅に捉え舌打ちしながら走る。
20m以内に近づけば何とかなる・・・そう念じつつ走るが滝瓜は思いの外素早く、見失ってしまった。
「ア〜〜〜・・・くそ、年だな。横っ腹がいてえ。それにこんな遮蔽物が多いとやりにくくて仕方がねえ。
ふう・・・深追いは無用・・・てか、減俸ものかなあ」
脇腹を押さえつつ、追跡を諦めた。
166亜門 宗一 ◆q800/h5ct. :2005/05/13(金) 23:52:52
>>164
よろしくな。
にしても細いな。好き嫌い言わず肉食え肉。
俺らみたいな戦闘員は体力勝負だぜ?
167名無しになりきれ:2005/05/13(金) 23:56:58
 
168名無しになりきれ:2005/05/14(土) 17:59:26
レジスタンスor組織に入ったきっかけは?
169亜門 宗一 ◆zz04.94iho :2005/05/14(土) 18:37:47
>169
きっかけ?
若い頃から土工やってたんだがな、俺の周りで事故が相次いだんだ。
散々重なるもんで不吉な奴って仕事干されてたんだ。
まあ、俺の無意識の内に能力解放してたからなんだけどな。
そこで現れたのが、今の組織のエージェントってわけだ。
原因と制御法教えてくれてな。後は戦闘訓練か。
給料いいし、戦いの場も事欠かないし、ってことでこの組織に属してる。
だが、それは裏の顔。ちゃんと一般市民として日雇い土工もやってんだぜ?
なんてえか、両方あるから面白いんだよな〜って台詞、どっかで聞いたが
そんな感じだよ。

そうそう、ちょっと事情があってトリップ変えたんだ。
まあ、特に気にせずこれからもよろしく頼むよ。
170滝瓜 水菜 ◆8swatERmpE :2005/05/14(土) 21:18:02
>163
「…そろそろ大丈夫かな?」
能力者の姿が見えなくなるほど遠くまで行ったところで走るスピードを落とす。
「…疲れた…。」
そしてしばらく走っていると一つの寂れた廃ビルにたどり着いた。
辺りを警戒しながら中に入っていく。廃ビルの中は暗いが、迷わず右へ進んで非常階段を下って地下への門までついた。
水菜は黙って懐から四角いカードを取り出して、門の隅にある差込口にカードを差した。
『ピピ…認証コードを確認しています…ピピ…どうぞお通りください…』
扉が開く。中に入っていくとそこには異様に大きな円状のホールが姿を表した。レジスタンスのアジトである。
アジトには様々な施設があって受け付はもちろん、病院、寝室、食堂、BAR、お立ち台etc...
水菜は受け付のカウンターへと足を運んだ。
「滝瓜 水菜、今帰ったよ。じゃあ外の状況を報告するけど。」
水菜は組織の人物に会った事、>151の軍隊のこと、>142のよくわからない機械兵器などを話す。
「…以上。もう行っていい?あと、すぐ帰ってくるからあたし向きの仕事も用意しておいて、それじゃ…」
そう言うとスタスタと立ち去る。そしてある場所にたどり着く。
「…メカニックさん?こんにちは…、あの、実は。」
アジトにある銃兵器などの保管庫。ここでレジスタンスは武器を補給したりメカニックに頼んで銃の改造などをする。
「その、銃の改造ってできますか?…え?お金?…ごめんさい、持ってないです…。」
少ししょんぼりして背を向ける水菜、しかしすぐに呼び止められて振り返る。
「何ですか…はい、あたしは『泡』の特殊能力者…え?改造してくれるって?あ、ありがとうございますっ。」
水菜は嬉しそうに銃を渡すと、しばらく待ってろとメカニックは言う。そしてメカニックはてきぱきとその銃に技巧を施した。
「…泡の能力者専用の銃…。私が出す必殺技で泡を硬い玉の固体に変える技…『泡の硬化壁』で生成される泡が銃の弾…つまり
装弾数が無限って事…すごい、ありがとう。大事に使います。あ、それとついでに…望遠鏡ありますか?小型の…あ、ありがとう。」
望遠鏡を受け取り、そして銃を渡されて有頂天の水菜、その場を後にして。受付のほうへ依頼を貰う。
「…どこで試し撃ちしようかな…?早く使いたいな。」
依頼の内容をよく見ずに浮かれている水菜。そしてアジトの出口へと出る。非常階段を上り、廃ビルの裏口から出る。
171滝瓜 水菜 ◆8swatERmpE :2005/05/14(土) 21:18:43

>164
そういえばアジトですごい落としたけど、多分古い電子レンジがショートを起こして爆発したみたいね。
…少し人だかりができてたけど、けが人とかいたのかな…?ちょっと危険。

>165
「依頼内容は…ふん…。」
水菜はしばらく歩いた所にあるもう一つの廃ビルの屋上にいた。
「はぁ…ここが一番落ち着く…空気も気持ちいいし。」
屋上の手すりに寄りかかってゆったりとした様子で何気なくさっきまで自分が戦闘をしたところを見やる
「結構走ったのね…。…さっきの人は…いないみたい。」
ほっとすると同時に少し不安もよぎる。確実に敵を巻けたのか?後をつけられていないか?
「…。」
無理もない。この時世、そして立ち向かう大きな組織。油断は全く禁物なのだから。
…一つ、ため息をついてさらに景色を見渡す。すると一つの人影を見つけた。
「…あれは。」
持っていた望遠鏡を使ってその人影を眺める。
「一つに固まった…四人組…あの姿からすると、国側のエージェントみたいね…。さっきの能力者が倒したのかしら…?」
またよくその周辺をよく見渡すが、他には誰も見当たらない。いや、見逃していたのかもしれない。
「…持ち物の確認、銃の補給…まぁ、あの能力者が持っていちゃった可能性は結構高いかもしれないけど…。
一応行ってみる価値はあるかも。」
水菜は屋上を後にした。そしてさっきの現場へ目指し歩いて行った。

>168
…能力者だから。国側は能力者である私のお父さんを殺した。
そして組織は能力者である私を攫おうとして必死になって抵抗した一般人のお母さんを殺したの。
あたしは一人ぼっちになっちゃったから。でもすぐにレジスタンスの存在を知った。
孤児院に行く前に学校を辞めて家出した…学校は行きたかったけど、やっぱり迷惑は掛けられないから。
レジスタンスの皆の個々の思想は違うけど、意思は一緒。本当に仲間想いだし、悪いような人なんて一人もいない…家族だなんて思ってる。
172苺園ベック ◆BEKCmvI.lc :2005/05/14(土) 23:38:10
名前:苺園ベック
通り名:絶対防壁
特殊能力:『壁』
階級:―(単独)
年齢:12歳
性別:女性
国籍:日本
身長:128cm
体重:29kg
性格:寡黙
容姿:髪型はショートカット。黒の上下を着ている。容姿と名前から男子と間違われやすい。
装備:小型無線機、ノートPC、暗視ゴーグル、ツール一式、乾パン、飲料水、両親と自分が移った写真(全てリュックに入っている)
必殺技:トジコメラレタセカイ・セマリクルセカイ
好きなもの:両親
嫌いなもの:東京を制圧した組織
仲間に一言:…そんなものいない…
名無しに一言:…邪魔はしないで…
みんなに一言:…敵ならば…容赦しないから…

『壁』(へき)の説明
地面や床など、触れられるものなら全てに干渉し、壁を作り出す。
自分の四方を囲み防壁などにする他、ある程度なら遠方にでも壁を作れる。
干渉中ならば壁を移動させることも可能。
壁の高さは最大5メートルほどまでしか作れなく、厚さも30cmほど。
強度は、その干渉するものによって変わる(土なら土の、コンクリートならコンクリートの強度となる)。
173苺園ベック ◆BEKCmvI.lc :2005/05/14(土) 23:39:31
廃屋に辿り着いた少女は、静かに息をつき、その場に座り込んだ。
この少女――苺園ベックは、東京を制圧した組織にもレジスタンスにも、参加してはいない。
ベックの両親は東京を制圧した組織に参加していた。
だが、組織の強行的な姿勢に反発し、そして殺された。
組織の元から逃がされたベックは、組織を壊滅させまるため反撃を開始する。
両親が組織にいたことからレジスタンスには参加できないだろう。それに、もう自分しか信じられない。
無謀だが、まだ幼い彼女には、選択はそれしかなかった。
「…次は…」
ノートPCを立ち上げると、画面に地図が映った。
「…普通科一個連隊(>151)は全滅させた…これで非能力者には、ぼくの存在が知られたはずだ…」
ディスクを挿入する。
すると、能力者のデータが表示された。
「…なら向こうも能力者を投入してくるだろう…現在確認している組織の能力者は三人…『溶』と『錯』と『爆』…」
両親がベックを逃げさせる際に、組織のデータも持ち出させた。
少ないデータだが、メンバーの情報や、能力者の名前やある程度の能力なら把握できる。
三人のデータを確認すると、ディスクを抜き取り、PCの電源を切った。
「…とりあえず移動しよう…」
ベックは廃屋を出て、裏路地を音を立てずに進む。
廃屋は、水菜のいる廃ビル(>170-171)と、目と鼻の先にあった。
174國岡 弾 ◆6Sv/1h8/0Q :2005/05/15(日) 00:03:31
「す、須田さんは…このあたりにレジスタンスのアジトがあるって言ってたけど…」
あくまで大まかな範囲までしか知らされておらず、闇雲に歩き回っていたが見つかるはずもない。
見つけた風な口をきいていたが本当はアジトを見つけていないんじゃないか、そんな考えが頭をよぎる。
「そ、そもそも須田さんはどうして僕だけに…。こ、この辺のレジスタンスは大所帯だって裏付けもとれてるのに…」
ぼやきながらも右往左往をしている。実は同じところをぐるぐる回っていることに全く気づいていない。

>165
「あ、あれは…」
倒れている人が居ることに気づき慌てて駆ける。身元などは二の次、とにかく人が倒れているのだ。
仲間だろうと反抗勢力だろうと一般人であろうと命は助けねばならないという気持ち。
正義感などではない、ただ単に気が弱いだけ。自分が無視したせいで死なれたら気分が悪い、というだけ。
近づくにつれ、倒れている一人が複数であることが分かってくる。至近距離になって、手遅れであることにも気づく。
「…し、死んで…る」
自らには何も落ち度はないにせよ、目の前に死体を見てしまったら気持ちが悪くなる。
組織に入ってから何度か死体を見てはいるが、やはり慣れない。慣れてはいけない気もする。
「み、見る限り、一般人っぽいな…。た、多分、政府側かな?」
都知事をはじめとした政府が能力者の撲滅を企てているのは聞いている。それなりに市民の支持を受けているらしい。
「ぼ、僕だって、能力を持ちたくて持った訳でもないのに…」
一般市民として過ごすことが出来たならどれだけ幸せだっただろうか。狙い狙われることもないのだから。
「げ、現実逃避しても、仕方ないかな」

>166
「そ、それにしても…」
弾には一つの疑問があった。この四死体が都知事から派遣された者たちであることはほぼ決定的。では、誰が、殺した?
「す、須田さんからは『泡』の能力者がいるって聞いたけど…」
死体は特に濡れていないし、周りにも泡の痕跡はない。
「と、となると、他のレジスタンスか、あるいは…」
ついさっき、亜門と名乗る男と会ったことを思い出していた。同じ組織の人物だと言うことも。
挨拶の際に弾が痩せていることを見咎められ、肉を食え、と言われた。
「き、嫌いなものは、しょうがないですし…」
そんなことを告げ、会釈もそこそこにすぐ別れた。
「あ、あの人か…な」
なんとなくだが、そんな気がした。
175國岡 弾 ◆6Sv/1h8/0Q :2005/05/15(日) 00:20:15
>168
き、きっかけと言うほどの大したものでもないんですけど、
ぼ、僕は、元はただの孤児でして、本当に、そんな能力があるなんて知りませんでして、
ですがある日、と、突然僕が住んでいた孤児院に、能力者を名乗る方が来まして。
そ、その方は須田さんと言いまして、なんでも『溶』の能力を持っているとかで、
そして僕にも、の、能力があるって告げられまして、あれよあれよと言う間に、組織に入ってました。
で、ですから、僕は、須田さんには、感謝してる、訳でして。な、半ば誘拐にも似てたんですけど。

>171
「お、落としちゃった…」
レジスタンスやエージェントに鉢合わせした際のために、手の中に石を握りしめ、爆発力を与えておいた。
だが、エージェントの死体の見聞中に誤って落としてしまった。爆発力はそのままで。
その石はころころと転がり、小さな穴に落ちた。しかし、その穴はレジスタンスのアジトに通じる排気口だった。
アジトの厨房でその石は爆発したのだが、弾はもちろん知る由もない。
「と、特に重要そうな書類はないか…。も、もう持ち去られてるのかもしれないけど」
見聞はわりかし終了し、死体を軽く拝んでからその場を立ち去ろうとしたが。
「…け、気配がする。だ、誰かが近づいてくる…」
気が小さい故に気配には非常に敏感である。
「…ど、どうしよう。どうしよう」
しばらく挙動不審に陥った後、物陰に隠れて様子を窺うことにした。石を三個、握りしめて。

>175
『見っ直そう見直そう♪』
物陰に隠れている弾の胸元から某損害保険会社のCMソングが流れる。
訝しむことでもない。これ、弾の着信音なのだ。
「ま、マナーモードにしとくの忘れてた…」
ビクビクしながら通話ボタンを押す。
「は、はい。あ、須田さん。非通知はやめてくださいって何度もいってるじゃないですか」
弾の声が一挙にはずむ。弾の須田に対する信頼がうなずけるだろう。
「はい、はい…。え!?普通科一個連隊が!?」
弾もそれが配備されたことは知っていた。能力者に従うことを選んだ一般市民の軍隊。
それが…全滅した、と伝えられたのだ。
「か、壁のようなもので押しつぶ…はい。ぼ、僕も、名前ぐらいは聞いたことありますよ。苺園さんの娘さんですよね。
 き、気を付けますね」
終話ボタンを押し、ため息をつく。
「あ、あの子の組織への恨みは凄いだろうし…。ぼ、僕、生き残れるのかな…」
顔面蒼白のまま再び様子を窺う。
176名無しになりきれ:2005/05/15(日) 00:24:07
曝し上げ
177國岡 弾 ◆6Sv/1h8/0Q :2005/05/15(日) 00:25:54
×>175
○>173

orz
178黒いコートを着た男:2005/05/15(日) 00:27:47
>175
「・・・・おい、お前。ゆっくりこっちを向け」
目の前の青年に声を掛ける。
何だかはよく分からないが、目の前の奴は能力者だろう。
さして歳は食っていない、17、8くらいか。
俺とは21も離れた歳か。・・・ガキ、だな。
「こんな所で何やってる?返答によっては、俺はをお前を見逃せない」
そう言いながら、左脇の下に手をやる。
すると、すぐに愛用のマイクロウージーSMGに手が当たる。
よし、これですぐに奴を撃てる体勢だ。
「さて、早くここへ来た理由を説明してくれ。それとも・・・」
一歩相手に近付く。
「何か言えない様な事情でもあるのか?」
179名無しになりきれ:2005/05/15(日) 00:51:00
>178
心情とか()にセリフ入れてくれないか?
読みづらい
180名無しになりきれ:2005/05/15(日) 00:59:51
>179
他の人はつけてない、というのはスルーですかそうですか

思った事をさらっとタイミング悪く言わない。
おまいの読み易いと読みづらいの境界線を教えてくれ。
一人の意見でキャラハンを遠心力つけて振り回す訳にもいかんだろ。
181國岡 弾 ◆6Sv/1h8/0Q :2005/05/15(日) 01:19:30
>178
しまった。それしかなかった。
一方向しか見ていなかった。まさか、後ろから来るとは思いもしなかった。
だが、もうどうしようもない。間違いなく、後ろに誰かいる。気配を、感じる。
>「・・・・おい、お前。ゆっくりこっちを向け」
「は、はい」
おずおずと振り向く。そこにいたのは中年男。黒いコートに身を包み、いかにも怪しい。
(の、能力者、かな?い、いや、それよりも)
この男は何者なのか?組織の人間ならいい。だが、レジスタンスだったり、エージェントだったりしたら。
死、という概念を、リアルに感じる必要が出てくるだろう。組織であることを悟られないに越したことはない。
>「こんな所で何やってる?返答によっては、俺はをお前を見逃せない」
(そ、組織の人間じゃ、ないな)
話しぶりから推理する。いや、推理とは言えない。言うなれば、勘。
>「何か言えない様な事情でもあるのか?」
「い、いや、その、あの、」
この辺りのレジスタンスを討滅に来ました、なんて言えるはずがない。
しどろもどろになっている。しらを切るにしても、勇気が沸かないのだ。
(こ、この男は、銃を持ってるし…。し、しらを、切り通さないと)
近づいて爆砕、というのも考えたが、距離などを考えても無理だろう。
>「何か言えない様な事情でもあるのか?」
「い、いや、そんな、滅相もない。た、ただの、通りすがりですよ、ははは」
弾が吐ける、精一杯の嘘だった。
182名無しになりきれ:2005/05/15(日) 01:24:47
>180
じゃあおまいは説明とセリフが混同した文章が読みやすいと言うのか
SS風にするならちゃんとすんのが普通だろ
一般小説なら誤字発見で出版社に電話して取り替えてもらえる
183名無しになりきれ:2005/05/15(日) 11:01:42
 
184名無しになりきれ:2005/05/15(日) 12:02:08
急に人が増えて収拾付いてないな
誰かまとめろ
185名無しになりきれ:2005/05/15(日) 12:04:47
言い出しっぺの法則

自分で出来ないなら他人にやらせようとしないように
186名無しになりきれ:2005/05/15(日) 13:17:01
偉そうな名無しばかりだな
187ミニイベント:2005/05/15(日) 13:47:10
小雨が降り出してきた。
数時間も経てば、大降りになるだろう。
188黒いコートを着た男:2005/05/15(日) 13:50:09
>181
>「い、いや、その、あの、」
「何だ?早く言え。俺は待つのは好きじゃない」
(やはり、何か隠しているな。相当焦っている)
その焦りまくった口調から推察した。
これ程焦るのなら、かなり重要な事を隠しているのだろう。
>「い、いや、そんな、滅相もない。た、ただの、通りすがりですよ、ははは」
(・・・しらを切り通すつもりか)
「はははは、そうかそうか、ただの通りすがりか。そうだろうな」
言い終わると同時に、笑顔のままウージーを抜いて三連射を放つ。
銃口から放たれた三発の弾は、青年の耳辺りを掠めた。
「・・・・嘘は良くないな。通りすがりなら、そこまで焦って話さないだろうが」
少し語気を強めながら、俺はさらに脅しをかける。
「何なら、手足を撃って動けないようにするか?ん?」
(さて、そろそろ白状してくれるといいが)
そんな事を思いながら、最後の警告を放つ。
「五秒だ。五秒やる。その間に言わなければ、お前は撃たれるぞ」
言っている内に、右手の銃と左腕に帯電が始まる。
「さあ、死ぬか生きるか、どっちだ」
189苺園ベック ◆BEKCmvI.lc :2005/05/15(日) 14:36:56
ふりがなし忘れました。
苺園は“いちごその”と読みます。

>187ミニイベント
小雨が降ってきたことに気付き、ベックは空を見上げた。
背負ったリュックは耐水加工。気にすることはない。
ベックは別のことを気にしていた。
(…それよりも、この雨を利用する能力者が出てくるのが厄介だ…
…自然操作系の能力者と戦り合うのは…少し辛いものがある…)
焦り、知らず知らずに足を早めていた。

>175>178>181>188弾vs黒コートの男
進んでいた裏路地も、終わりが見えてきた。
通りに出ようと、気配を窺う。
(…あれは『爆』…もう一人は、誰だ…?)
黒いコートを着た男。ここからでは、後ろ姿で顔を見ることはできない。
(…どうする…迂回するか…いや、ここで『爆』を確実に倒しておく必要があるか…)
ゆっくりとしゃがみ、いつでも能力を使える態勢を取った。
段々と、雨足も強くなってきている。
190滝瓜 水菜 ◆8swatERmpE :2005/05/15(日) 15:52:44
>171-172
「何か、嫌な感じがする…。」
水菜がふと一つの疑問が脳裏に過ぎる。情報(>151)によると普通科一個連隊がここら辺りを蔓延っているとの事だった。
しかし、水菜はこんなにも警戒しながらも道を堂々と歩いているのにそれらしき人影は見つからない。それに
「誰かに見られていたような気がした…。…気のせい…?」
今更ながらも後ろを振り返るが、誰もいない。
「…今もそんな気がしてならないのに…。やっぱり気のせいかもしれない…けど慎重に行ったほうがいいかもね…。」
更に警戒しつつ目的の場所まで行く水菜。

>174->175
目的地まで後少し、壁からこっそりと様子を伺う。すると隅に置かれた人の束が見える。
さらに進もうとする水菜、しかし死体の影と別の人影の存在にすぐに気づき、後ずさり、再度隠れる。
(…誰かいる。…相手は…組織か、国のエージェントか。)
そしてさっきの人影も何か反応したらしく、警戒する態勢をとっている。
(ちっ、気づかれたみたいね…。)
小さな舌打ちをしてデリンジャー銃を二丁取り出す。そして足元から小さな泡をプクプクと増やしていった。
(来るなら来なさい…でも、一般の市民の可能性も少なくはない…
けどそんな人間がここにいる事自体おかしいから…まずは聞くだけ聞いてからどう対処していいのか考えるのが先決。)
しばらく頭の中を整理して、次に心の中で数を数える(3、2、1っ 今だ!)バッと壁から離れて銃を構える姿勢をとりながら姿を現す。
しかし、思いもよらない事態が起こっているのに気づいた。

>178 >188
「あれは…。」
さっきとは違う別の光景が水菜に目に写っていた。
見えていた人影と思わしき人物が、また別の新たな人物に寄り添っているのが見えた。
「オ…。」
何か言いかける、しかしよく見ると大柄の男は銃を構えて小柄の男に攻め寄っているようだ。
(…頭の中を整理するのよ水菜…分析分析…まず銃を構えた小柄の男より比較的体格の大きい男、
服装からしてレジスタンスではまずない、それに普通の一般市民にしては怪しすぎる…とすると組織の人間か、国側のエージェント…。
次に小柄の男、遠くからじゃよく顔が見えないけどスーツにカバン…あとあの姿勢…とても戦闘向きとは思えない…武器も持ってないし…。
恐らく一般市民と見たほうがよさそうね…。とすると確率的に言えば『大柄な国のエージェントに銃を突きつけられている小柄な一般市民。』
ってところかしら…って、大変っ。早く助けてあげないとっ。)
とっさに再度壁から離れ、姿を現す。そして射程距離に入って
「…止まりなさいっ!」
二丁の銃を両手で構える。構える先には横を向いている銃を持っている。
「その人を放して、次に銃を捨てて。」
銃の先でクイと促す。

>187
「冷たい…雨…?」
水滴が水菜の頬を伝う。小雨が降ってきたようだ。
「そういえば天気予報は雨だったって…チャンス…雨があたしを祝福してくれている…。」
191滝瓜 水菜 ◆8swatERmpE :2005/05/15(日) 15:53:37
>184
とりあえずトリップ付の人のみの現在状況をまとめてみたけど…。
こんなものでいいかな?

【組織】
『錯』 >145 : 四人組の政府側のエージェント(>165)を撲殺。一言『爆』に言葉をかける。現在の消息は不明。
『爆』 >164 : レジスタンスのアジトを探索中…『溶』の能力者と連絡を取っていて
          今は黒いコートの男(>178)と接触中

【レジスタンス】
『泡』 >133 : 任務を承りアジトから外へ、現在は四人組の政府側のエージェント(>165)の死体確認をしに移動。
          しかし、『爆』と黒コート(>178)の二人を発見。『爆』を一般市民と勘違いし。コートの男に人質の開放を要求する。

【無所属】
『壁』 >172 : 裏路地を移動。途中、『泡』と同様に『爆』と黒コートの男(>178)の二人を発見。
          ひとまず戦闘態勢を整える。
192名無しになりきれ:2005/05/15(日) 16:17:04
 
193名無しになりきれ:2005/05/15(日) 16:21:43
避難所スレ作って世界設定、局地的舞台マップによる各キャラの位置把握くらい
したほうがいいんじゃね?
からみたいからってご都合主義でそこら中にあらわれても困るし
194名無しになりきれ:2005/05/15(日) 16:26:25
195黒いコートを着た男 ◆0ZxoJBLdgY :2005/05/15(日) 17:15:04
>190
>「…止まりなさいっ!」
不意にかかった声に、俺は驚いた。
これほど警戒していたのに、全く気付かなかった。
(何て奴だ・・・能力者なのは間違いない)
そう思い、俺はそいつの姿を見た。
(女か・・・・)
>「その人を放して、次に銃を捨てて。」
「・・・俺が銃を離したら、お前は地獄を見るぞ。それでもいいか?」
帯電に気が付いているのかいないのか、相変わらず女は目の前に突っ立っている。
「分かった、銃を捨てよう」
そう言って、俺は銃を手から離した。
「どうだ?これでいいか?」
言いながら、もう一度コートに手を入れ、数発の銃弾を取り出した。
(さて、そろそろ使えるか?)
自分の両腕を見ると、すでに稲妻が目に見えるほど帯電している。
俺は目の前の女に一歩近付く。
「撃たないのか?いや、撃てないのか?」
そう言いながら、女に一歩一歩近付いていく。

>187
「雨か・・・丁度良い」
頭に被った黒いサファリ帽に、水滴が染み込む。
「天気が味方してくれるのも、悪い事では無いな」
196名無しになりきれ:2005/05/15(日) 18:18:06
雨の強さがにわかに増す。
雨水は地面のコンクリートをばしゃばしゃに濡らした。
197 ◆gSoxFZyIbU :2005/05/15(日) 18:32:16
名前:更科宗一
通り名:『獣の宗一』
特殊能力:『獣』 (※←には漢字一時を明記してください)
階級:レジスタンス
年齢:23歳
性別:男
国籍:日本
身長:195cm
体重:75kg
性格:無口
容姿:無駄つきの無い体に彫りの深い顔立ち。
    頭には黒いバンダナを巻いている。
装備:大太刀(現地調達)、黒いロングコート、大型ナイフ、バックパック(食料着替えその他)
必殺技:驚異的獣化
好きなもの:基本的に蕎麦。獣化時はその変化した動物によって異なる。
嫌いなもの:基本的に辛いもの。獣化時はその変化した動物によって異なる。
仲間に一言:ワイルド…というのは俺みたいな男か……
名無しに一言:……宜しく。
みんなに一言:獣化時は色々と面倒だが……宜しく。
簡単なキャラ解説:現職の自衛官。しかし、休暇中に今回の騒動に巻き込まれる。
今まで隠してきた『獣』の能力を用い、組織に立ち向かう。基本的に単独行動。

『獣』
様々な種類の動物人間、『獣人』となることが出来る。猫ならば猫型獣人、犬ならば犬型獣人とその姿を変える。
獣化時は、変化した動物によって異なり、猫ならば身のこなしが軽く、犬ならば鼻が良く利くetc…因みに身体能力も飛躍的に上がる。
しかし、獣化時は限りなく本能で行動している為、理性が途切れる事もしばしば。
獣化時は簡単な道具を扱う事ができ、刀などの武器を使用する。

参加希望です。
198更科宗一 ◆gSoxFZyIbU :2005/05/15(日) 18:58:35
狭い路地を見下ろせるビルの屋上の縁に立ち、下の様子を窺う。
時折吹く強い風雨に身に纏った黒いロングコートがはためくが、微動だにしない。
はためくコートの下には、時代錯誤も甚だしい大太刀が見え隠れしている。大太刀の脇には大型ナイフが括り付けられている。
さほど高くは無いビルなので、自分の『獣』の能力で鷹や鳶などの視力に優れた獣に変化せずとも、良く見渡せる。
「…む」
対峙している人影(>190>195)が見え、目を細めてそれらを見極めようとする…一人は女で銃を構えており、一人は華奢な男を人質に取っている大男。
能力者同士かどうかは分からないが、どちらかの勢力は組織かレジスタンス、政府だろう。
政府かレジスタンならば協力してやりたいが、迂闊に手を出すのは危険だろう。此処はひとまず様子を見ていた方が良さそうだ。

『ビルの屋上にて三人の様子を窺う』
199苺園ベック ◆BEKCmvI.lc :2005/05/15(日) 20:15:23
>190>195三巴
様子を窺っていたベックだったが、水菜の介入に、少々慌てる。
(…あの人は誰?…いや、あの口振り…レジスタンスの能力者か…)
強くなっていく雨(>196)。雷も鳴っている。
そして、電気が走る黒コートの男の腕を見る。
ベックは、自分のするべきことを決めた。
三人の元に素早く近づき、地面に手を付く。
「…壁よ、出よ…」
黒コートの男に向け地面が伸び、そのまま黒コートの男を突き上げる。
そして、弾くを路地に蹴り飛ばすと、路地の出口を壁で封鎖した。
「…来て…」
水菜の手を引くと、そのまま走り出す。
「…あなたの能力は知らないけど…あの黒いコートの奴、直ぐに技を出せる準備…してた…」
水菜を見る瞳は、冷たく、そして何者も信じていないようだった。
「…それに、もう一人は組織の能力者…能力を使える者だから…体型や格好は関係ない…ぼくみたいに…」
年端もいかない少女でも、卑屈そうな男でも、能力者なら油断はできない。
そう取れる発言だった。


戦闘中断させるような行動でごめんなさい。
200亜門 宗一 ◆zz04.94iho :2005/05/15(日) 20:50:47
「さて、と。どうしたもんかね。」
雨が降り出し、慌てて廃ビルに入り、窓から外を眺める。
窓の外には、銃を突きつけられる男と、銃を突きつける黒コートの男。そして今突然現れた女だ。
状況がつかめないが、銃を突きつけられている男は国岡だろう。あんなひょろ長いのはそう他にはいない。
後の二人は知らない奴らだ。(キュウリの顔まではっきり覚えていない)
「土建屋殺すのにナイフはいらぬ、雨が三日も振ればいい。とはよく言ったもんだわな。」
困ったように無精髭の生える顎に太い指を当てる。
亜門の持つ武器は全て「雨」に弱い。
光学兵器は雨や霧の中では威力が激減するし、スタンナックルは漏電する。
能力にしても電波のようなものを放出し、相手に干渉するものだから遮蔽物があるとその効果を及ぼさない。
つまり、多少の雨ならばよいが、土砂降りにでもなると能力の効きに影響してくる。
能力は補助的なものでなく、武器が使えない。格闘術は心得ているが、素手で能力者や点ではなく線の攻撃の
できるウージーを持つものに立ち向かうほど愚かではない。
「まあ、このお仕事死して屍拾うもの無し、だ。自力で切り抜けるか成仏しろよ。データは取っといてやるからな。」
現在の自分の戦力と、目の前の状態を吟味し、にんまりと笑みを浮かべて呟いた。

自分第一の人なんだもの。という訳でこっそり覗き見中です。
201國岡 弾 ◆6Sv/1h8/0Q :2005/05/15(日) 21:27:55
>187>196
(…ど、どうしよう)
弾の能力は、『爆』。すなわち火の系統の能力である。よって、とんでもなく水に弱い。
(…ば、爆砕ぐらいしか使えない…)
爆発を攻撃の威力を上げるために使う爆砕は、雨が降っても使うことはできる。
だが、普通の爆発はそうはいかない。火薬がしけっているも同然だ。
(ぼ、僕の戦術が…)
石ころを爆発させてひるませてから爆砕で一撃、というのが弾の基本戦法なのだが、無に帰してしまった。

>188>190>195>199
男が放った銃弾が耳を掠めてから、完全に放心状態に陥っていた。
銃を構えた女がいたような、あの男の腕に電気のようなものが走っていたような。
しかしそんなことにも全く気にできなかった。死というものと隣合わせになって、思考を停止してしまったのだ。
「う、うわっ!?」
誰かに蹴り飛ばされたような衝撃で、やっと正気を取り戻した。目の前に、壁がそそり立っている。
「そ、そうだ!あ、あの人、レジスタンスじゃないか!」
銃を持っていた女性は、レジスタンスの服を着ていた。間違いなく、レジスタンスにほかならない。
「う、運がいいかも。う、上手くアジトにつれていってもらえれば…」
須田からの指令は、アジトに入り込めということだった。アジトに入った後、須田が弾をどうする気なのかは知らない。
「あ、あれ?じゃあこの壁は何なんだろ?」
目の前に高く聳える壁。さっきまでは、なかったはずのもの。
「…か、彼女か。け、蹴り飛ばしたのも」
こんな能力者は、知る限りでは一人しかいない。さっきの須田との電話でも話題になった。確か、苺園ベック、だとか。
「い、一回だけ会ったことあるんだよなぁ…覚えてないだろうけど」
弾は、まだ組織にいた頃の苺園夫婦と多少ながら懇意にしていた。それゆえに。
「こ、この状況からすると…レジスタンスの女性と一緒にいる可能性が高いなぁ。に、二対一、かも」
だが、追いかけないと話にならない。とりあえず邪魔な壁を前にし、構える。
「こ、こんな壁…壊すのは簡単だ。爆砕!」
爆発力で威力が何乗にも膨れ上がったパンチ。壁は、ガラガラと音を立てて倒れた。
「や、やっぱり、もう居なくなった後か…。お、追いかけないと」
前傾姿勢をとると、その痩せた体からは想像もつかないほどの速さで走り出す。
爆砕…とまではいかないものの、爆発力を足に加え、スピードをとことん向上させる。爆走、とでも言うべきか。
雨だけあって、痕跡が残っている。それを頼りに、ひたすら、追いかける。ずぶ濡れになりながら。
202黒いコートを着た男 ◆0ZxoJBLdgY :2005/05/15(日) 22:04:07
>199
>黒コートの男に向け地面が伸び、そのまま黒コートの男を突き上げる。
「何!?」
突然、かなりの勢いで突き上げられた。
(クソ、能力者が他にも居たか)
俺は心の中で舌打ちすると、下にあった電灯に向かって放電した。
電灯に電気が当たると同時に、落ちるスピードがいくらか遅くなる。
さらに、地面に足が付く瞬間、真下に障壁を作って衝撃を緩和する。
「っ!・・・」
それでも少しは衝撃があり、足に激痛が走った。

>201
ふと横を見ると、さっきの青年が猛スピードで走っていった。
(足に何らかの形で能力を付与したのか)
一人で納得し、青年の後を追って走り出す。
(あれに追いつくなら、そう難しくは無いな)
また一人で考えると、猛ダッシュで青年の横に並び、話しかける。
「・・・・お前、組織の人間だな?この能力、どこかで聞いた事があるぞ」
息切れせずに走れる上に、普通に話せるのも能力のおかげだ。
足に帯電させれば、筋肉は常にマッサージされているような状態になり、全く疲れない。
「お前、名前は?」
青年に問いを投げかける。名前を知っていて損は無いだろう。
「で、どうするんだ?このままあの二人を追いかけるのなら、協力しよう」
そう言って、俺は全身ずぶ濡れになりながら走り続ける。
いつ終わるか分からない追跡劇に、俺は溜息を吐いた。
203滝瓜 水菜 ◆8swatERmpE :2005/05/15(日) 22:08:47

>194
一応マップはAAなんかで今まで出たSSの地形を参考にして組み合わせて作るということはできるけど…。
例えば

                能力者の組織
                   ○





      ┃
      ╋━━×━╋
      ┃    │  ┃
      ┃    │  ┃
      ╋━┳┷━╋
      ○
 レジスタンス・アジト(廃ビル)


○…建物
━…道路
×…イベント発生場所

時間があれば定期的に作るよ。こんなので良かったら。

>195
「…あ、あれは…。」
瞬間、水菜はこの状況は非常に危険だと直感した。
(恐らくアレは腕から何かが帯びだして出ている事や雨に対してああ喋っている事から想定して
…電気の力を操る能力者…しまった。あまり慣れない詮索はしなかったほうが身の為だったみたい…どうする。)
熱には強いこの泡の能力、割れる事はまずない。が、その泡などお構いなしにすり抜けて通り、
さらにいとも簡単に本体に直接的に攻撃が当たってしまう電気の能力…非常に相性が悪い。
空から降ってくる雨。この戦況は水菜も有利な状況になるが、この男も有利になる。それも水菜以上に。
その上逃げようにも逃げられない状況になっていた。まずは相手にこちらの存在を気づかれてしまった事。
次に銃の射程距離を保つ為に近づいてしまった事。そしてなにより。この時に雨が降っている事だ。
水は電気を通す。逃げても男が放電する事によって水を伝って電撃の脅威は水菜を襲うだろう。
(…このままじゃ…!)
降りつづける雨の中、冷や汗もその大量の水の中に消えるようだった。

そして絶体絶命と思っていた矢先、また新たな展開が巻き起こる。
204滝瓜 水菜 ◆8swatERmpE :2005/05/15(日) 22:10:11
>199
一瞬だった。黒いコートの男が空を飛んだ…違う、正確に言うと吹き飛ばされたと言うほうが妥当かもしれない。
理解に苦しむ水菜、しかし考える間もなく一人の人間の気配に気づく。
水菜はとっさに振り向くと、一人のコートを着た自分より二回りくらい小さな少女がそこにいた。
少女は突然、水菜の手を取って走り出した。
>「…あなたの能力は知らないけど…あの黒いコートの奴、直ぐに技を出せる準備…してた…」
 「…それに、もう一人は組織の能力者…能力を使える者だから…体型や格好は関係ない…ぼくみたいに…」
確かに自分も戦闘の準備をしていたとはいえ、やはり戦闘訓練もされている能力者は
二流のエージェントほど全く甘くはないだろう。それがどんな容姿であっても。
…自分の不甲斐なさに少々赤面する。
そういえば…男が吹き飛ばされた時…。地面が盛り上がったような気がした。(…あれは、この子の能力…。)
ふと、この子の横顔を見やる。髪型などからして男の子のように見えるがやはりどことなく少女を
思わせるような出で立ちをしている。
「…。」
(もしかしたら…この子…。)

>201->202
大きな音がした瞬間、水菜は驚いて後ろを見る。
「…嫌な予感がする。」
予感は的中しそうだが、ヤツはまだ現れない。
「早く、どっか適当に雨を避けられて隠れられる事が可能な場所を探したほうがいいわ。…それとも、別に行きたい場所でもあるの?」
水菜は走りながら会話を試みる。また、走るスピードを上げ、手を引っ張られる必要はなくなるほどになった。
「そういえば、コートのほうの能力は大体わかるけど、もう一人の能力者の能力って何だったか知ってるの?
…いや、場合によっては倒せるかもしれないから…。」
更にスピードを上げ、会話をする。
>199>201
いくらレジスタンスとはいえ、更科の場合はレジスタンスの連中とは大して接触していない。
一応は現職の自衛官。レジスタンスもこの騒動が収まれば、政府と言わず、この国を脅かす存在になりかねない。
自分も能力者の一人。何時、この異質な力が他人知れたらと、恐怖と隣合わせの生活を送っていたからこそ彼らの苦しみは理解できる。
しかし、更科は自衛官としての任務に誇りをもっている。幾等同類とはいえ、遣って良いことと悪いことがある。
一瞬の思考の後、取り敢えず、今の自分はレジスタンス組織に身を置く者。同じ組織の者が危機に直面しているのならば手を貸さねばならない。
「世話が焼けるな…」
肩をすくめ、やれやれと頭を振る。

「一気に追うか……」
一瞬、更級の瞳孔が引き絞られ、爬虫類のそれと似たものになる。
徐々に首筋の皮膚が爬虫類の鱗に覆われた体表となっていき、首筋からその変化は全身に広がっていく。
皮膚が爬虫類のそれに置き換わるに連れて、腰の下辺りからズボンを裂いて鱗に覆われた太い尻尾が現れ、体付きも人間のとは代わり、
獣化するに連れてより逞しく強靭なものへと置き換わっていく。爪も長く鋭利なものとなり、足の爪は履いていたブーツを突き破っている。
数分後には『獣』の能力を解放し終わり、更級宗一という人間は『トカゲ型獣人(正確にはコモドオオトカゲ型獣人)』となっていた。
獣化した体の感触を確かめるよう、更科は尻尾を振り、舌をしゅるしゅると出す。
「………行くか」
本人はそう呟いたと思っているが、実際には声ならぬ唸り声を上げたに過ぎなかった。
一気にビルの屋上から飛び降り、軽い身のこなしで地面に降り立つ。
獣化時はどんな種類の動物であれ、人間時とは比べ物にならないほどの身体能力を発揮する事が出来る。5階ほどの高さから飛び降りるなど造作も無い。
地面に降り立つと、その場を両手足で蹴って飛ぶように疾駆する。地べたを這うように低い姿勢で駆けるその姿は、当に獲物を追う竜。
瓦礫を掻い潜り、飛び越え、風のように駆け抜ける…駆け出して間もなく、ひょろい男の背中が自分の前に来る。
「シャアアアアアアアアアアアアアアアア!!!!!」
男の背中が視界に入るなり、一気に思考が人間のそれとは違ったものとなる。
より純粋に、より暴力的な動物の思考へと置き換わっていく…既に自分は更科宗一ではなく、一頭の巨大なオオトカゲだ。
舌をしゅるしゅると出して舌なめずりをし、強く地面を蹴って男を飛び越え、その目の前に降り立つ。
丁度男二人組に追われている二人の間を割って入るような形となった。
「シィィィィィイィィィィィィィイィィ……」
舌を出して相手を威嚇する。爬虫類の黄色い瞳は相手を見据えており、油断が無い。

『黒コート&國岡と苺園&滝瓜の間に割ってはいる』
206名無しになりきれ:2005/05/15(日) 22:52:50
一人一日1〜2SSレスのペースがちょうどいいね
207苺園ベック ◆BEKCmvI.lc :2005/05/15(日) 22:53:04
>201>202追ってくる者
やはり大した足止めにはならなかったか。
予想はしていた。
ベックは、脳内で次の行動を組み立てている。

>204水菜の問いかけ
追う者と逃げる者。だが、反撃に転じることもできる。
走りながらそんなことを考えていると、水菜に話しかけられた。

弾のことを訊かれ、ベックは口を開いた。
「…國岡 弾…組織の能力者…『爆』の能力を持っている…爆発を起こしたりする化学反応系の使い手…
…ただ走ってるだけ…逃げても見つかる…追いつかれるなら…」
ベックは急に立ち止まり、雨に濡れた地面に手をついた。

>205突然の乱入者
現れた更科、いやオオトカゲにベックは驚いた。
だが、すぐにそれが能力者だとわかった。
「…肉体変化系の能力者…もしくは神経攪乱系の能力者…
…前者ならば能力者本人…後者ならば能力者が動かしている動物…」
ぶつぶつと何かを呟く。
そして、水菜に向き返った。
「…両親を殺した組織は嫌い…圧制を敷く政府も嫌い…
…ぼくは組織に参加していた親を持つ…だからレジスタンスにもいけない…」
ベックは建物に手をつき、壁を出現させた。
壁は階段のようになり、ベックはそれを駆け上がり壁の階段を消滅させ、その場を後にした。
(…善戦できることを祈ってる…ごめんなさい…ぼくは…ここで死ねないから…)
208名無しになりきれ:2005/05/15(日) 23:47:41
苺園が言ってる「〜系」って何だ?
もしかして能力の種類?
よかったら説明してくれ、能力判別がわかりやすくなるかもしれん
209國岡 弾 ◆6Sv/1h8/0Q :2005/05/16(月) 00:31:02
>202
猛スピードで走っている弾の横に、さっきの男が追いついて並んだ。
(…そ、そういえば、こんな男が居たな…)
レジスタンスを追うことに夢中になっていて、さっきの男のことは全く覚えていなかった。
(…そ、組織側の人物か?)
弾の能力を知っているのは、須田を含め組織のさらに限られた人数しかいないはず。
『爆』の能力を持つ者がいる、類のことは広まっているかもしれないが、爆砕や爆走について聞いたことがあるとは。
「…は、弾。國岡、弾」
この人物が組織の人間だったとしても、警戒心を解くことはない。この男には生命の危機に臨まされたのだから。
そもそも弾は、須田以外の組織の人物をあまり信用していない。それも警戒心を解かない理由の一つ。
「…」
問いについても黙して語らない。一緒に追いかけていること、それこそがYESの返答であることを暗に示している。

>205
走り去る二人組の後ろ姿が見え、さらにスピードをあげて追いつかんとした時、突如何者かが間に割って入った。
「…う、うわっ」
驚きの声は、突然現れたからではない。目の前に現れた人物、いや、目の前に現れたのが人物ではなかったからだ。
(…と、トカゲ?な、何かの能力だよな…)
長きに渡る組織での生活のせいか、「有り得ないこと」は「何かの能力」として合理化する癖がついている。
お陰と言っては何だが、それほどパニックに陥ることなく冷静に対処することができる。
(…せ、せっかく追いついたと思ったのに…)
トカゲ男はそう簡単に通させてくれそうにない。立ち止まっている間にも、後ろ姿はどんどん遠くなる。
(…こ、こんなところで時間を潰したくないのに…)
あくまでも指令はアジトへの潜入である。それが果たせようとしているのに、足止めを食らってしまった。
降りしきる雨。戦って、勝てる自信も少ない。ため息をつきかけ、ふと横の男を見る。
(…そ、そうだ)
この男は電撃を操るようだ。この雨の中、きっと有利に働くことだろう。
「…こ、こいつは、任せます」
男に一言告げたあと、足にさっきよりも強い爆発の力をかけ、高く飛び上がった。
トカゲ男を飛び越し、振り向かずに走り抜け再び追跡を始める。そろそろ足にもガタが来ている。早く追いつかないと。

>207
「…お、おや?」
追いかけていたのはさっきまで二人だったはずだが、気がつけば一人になっている。どこかで離脱したのだろうか。
「い、居なくなったのは…あの子か」
ベックがどのような境遇で組織に恨みを持つようになったかは聞いたことがあるので、出来るなら戦いたくなかった。
どうも弾は情に弱い。その隙を突かれて一気に押しつぶされそうな気がしたからだ。
「…よ、よし、これで…」
走り抜ける足に、自然と力がこもる。
210苺園ベック ◆BEKCmvI.lc :2005/05/16(月) 01:19:02
>208
…両親は、能力の研究者だった…
…あれは…二人が勝手に分類にした能力の種類のようなもの…

自然操作系:元素などを操る能力
化学反応系:対象に干渉して化学反応を起こす能力
肉体変化系:自身の肉体組織などを組み変える能力
神経攪乱系:対象に干渉して混乱させたり操ったりする能力
誘導推進系:自分の体を使わずに、自身もしくは対象の地中・水中の移動や浮遊を可能にする能力
防御系:対象からの攻撃を軽減もしくは無効化させる能力
回復系:自身または対象の負傷、病気などを治癒する能力
※複数分類される場合もある

…ぼくの場合は触れた物に干渉して壁を作る…化学反応&防御系ってところかな…
…まぁ、ぼくの両親が勝手に分類したものだから…気にしないでね…
…さて早く離れないと…
211望月 眼 ◆X1AB6lllXs :2005/05/16(月) 02:58:31
名前:如月 眼(きさらぎ まなこ)/水無月 一(みなづき はじめ)/師走 桐生(しわす きりゅう)
通り名:四季『秋』
特殊能力:『写』 (※←には漢字一時を明記してください)
階級:上級第二位/政府幹部/レジスタンスメンバー
年齢:不明
性別:不明
国籍:不明
身長:不明
体重:不明
性格:気まぐれで自由奔放
容姿:組織メンバーの時は美女/政府幹部の時は老人男性/レジスタンスメンバーの時は少年
装備:特に無し
必殺技:特に無し
好きなもの:不明
嫌いなもの:不明
仲間に一言:・・・・・・。
名無しに一言:・・・・・・。
みんなに一言:・・・・・・。

『写』
自分の記憶しているものなら誰にでも変身できる能力。
記憶を頼りに骨格等も変えられるが、遺伝子などの内面的なものまではコピーできない。
だが一定の時間内に肌に触れられさえすれば、相手の情報を読み取って本人そのものに変身することができる。
体に密着しているなら、衣服や靴も作り変えられる。
212望月 眼 ◆X1AB6lllXs :2005/05/16(月) 02:59:37
四季の説明:上級第二位の階級にいる『春』『夏』『秋』『冬』という称号を持つ四人。
特殊能力者としても高い実力を持ち、CODE:マスターの側近として、メンバーに指示を与えている。

キャラの説明:複数の顔を持つ謎の存在。
組織にいる時は『如月 眼』という若い美女を演じ、上級第二位…そして四季の一人となった。
しかし、政府を陰で支える表舞台には出ない幹部『水無月 一』という老人でもある。
そして、レジスタンスメンバー一員であるが特に役割という役割もない『師走 桐生』という少年の顔を持つ。
彼、或いは彼女の真意は、いったいなんなのか…。

※四季については、残りの『春』『夏』『冬』を出さなくても別に構いません。
※絶対的に強いというわけではありませんので、絡んでくれると幸いです。
213如月 眼 ◆X1AB6lllXs :2005/05/16(月) 03:09:05
とりあえず傍観。

>200
音もなく、気配も感じさせず、亜門の背後に女は立っていた。
「國岡君、どうかしら?」
亜門の肩に顔を乗せて、頬をくっつけながら、一緒に窓から下で起こっている出来事を眺めている。
「雨って、やんだら晴れるから、雨なのよねぇ・・・」
悪女のような妖艶な笑みを見せて、眼はそう呟く。
214名無しになりきれ:2005/05/16(月) 12:44:48
雨は止みました
雲が晴れて日差しが差し込んでいます
215黒いコートを着た男 ◆0ZxoJBLdgY :2005/05/16(月) 18:17:04
>209
>「…は、弾。國岡、弾」
「・・・・弾、か。俺は訳有りで名前を明かせない。まぁ、「黒」と呼べ。その方が分かりやすいだろ?」
(本当は偽名がたくさんあるんだけどな)
一人心の中で呟くと、また走るのに集中する。

>205
が、何歩も走らない内に、目の前にトカゲが現れた。
俺は思わずスピードを落とし、立ち止まる。
(この姿・・・自分の体を変化させる能力か。厄介だな)
体を変化させる能力は、即ち戦闘力を変化させるという事だ。
という事は、例え普段は貧弱でも、変化すれば化け物になる。
恐らく、俺が相手をすべき敵では一番厄介だ。
>「シィィィィィイィィィィィィィイィィ……」
オオトカゲは、油断無くこちらを見据えている。
その黄色い目からして、思考は既に人間では無いだろう。

>214
雨が上がり、晴れ間が見えた。
だが、まだ地面には多数の水溜りがある。俺にとっては有利な状況に変わりない。

>209
>「…こ、こいつは、任せます」
俺がオオトカゲと対峙していると、弾が相手の真上を飛び去った。
「・・・・言われたら、やるしかないな」
そう呟くと、弾を追いかけようとしたトカゲ男に声を掛けた。
「おい、そこの下等生物に変化してる奴、そう、お前だよ」
かなり舐めた口調で馬鹿にする。
これで振り向かないなら、追いかけて戦うしかない。
「お前、自分の母親にでも擬態してるのか?ああ、もしかして周りが皆そういう奴なのか?
だとしたら、流石に俺でも同情するな」
真顔でこんな事を言える俺もかなり狂ってるのだが、今は戦いに専念すべきだ。
「どうした?早く飛び掛れよ。そうすれば、俺も三分の一位の力で相手してやるよ」
言い終わると、俺はトカゲ男がこっちに気を向けてくれるのを祈った。
216苺園ベック ◆BEKCmvI.lc :2005/05/16(月) 18:49:19
建物の屋上を、ただひたすら走っていた。
水菜は、弾は、黒コートの男は、そして突然現れたトカゲの姿をした能力者は…。
やんだ雨に気付き、ベックは立ち止まった。
「…晴れてきた…」
と、気を緩めた瞬間、寝れた屋根が滑り、ベックはそのまま転がり落ちていった。
「…壁よ…」
転がりつつ、塀に手を触れ、干渉する。
塀から発生した壁は、雨の湿気を含んで、柔らかいクッション性を持つ壁を作り出す。
なんとか、かすり傷だけで済んだベックは、よろけながら廃ビルに入っていった。
「…パソコン…壊れてないといいんだけど…」
ベックの入った廃ビルは、亜門(>200)や眼(>213)のいる廃ビルなのだが…。
217更科宗一@樋熊型獣人 ◆gSoxFZyIbU :2005/05/16(月) 19:17:47
>209
男が頭上を通り過ぎ、男の背を追うが

>215
>「おい、そこの下等生物に変化してる奴、そう、お前だよ」
恐らく自分の事だろう。ゆっくりと長くなった首で相手を振り返る。
相手は挑発しているつもりだろう。だが、流石に幾分理性が戻ってきていた。
(俺を挑発するつもりか…ふん。俺が爬虫類だけに変化できると思っているのか?)
更科の『獣』の能力は経験を積めば積むほど、変化できる種類が増えるのである。
現に、最初の頃は哺乳類系にしか変化出来なかったが、今では爬虫類系、魚類系にも変化することが出来る。
相手の能力に合わせて形態を変化させて千変万化の戦闘を行うことが出来るが、取り敢えずは機動力に優れたトカゲで様子を窺っているのだ。
(取り敢えず…接近戦を仕掛けるのは無難とはいえないな。相手の出方を見ようか)
そう決めると、更科は二足歩行に切り替え、立ち上がった。人間時よりも身長が伸びており、見える景色は幾分違っていた。
「シャアアアアアアアアアアアア!!!!!」
体を覆っていた鱗が波間のように退いていき、変わりに茶色い剛毛が生えてくる。
顔はトカゲから鋭い牙を持った荒々しい樋熊となっていき、体のボリュームも樋熊に変化するに従い、トカゲよりも大きくなる。
来ていた服も裂け始め、既に靴は肥大化する足によって完全に裂かれていた。
手に生えていた爪は更に鋭く、更に強固なもとのなり、身に着けていた装備は何処かへはじけ飛んでしまった。
「グルオオオオオオオオオオオオオオオオオオ!!!!!」
数秒ほどでオオトカゲから樋熊へと変化し、体格も二回りほど大きくなる。
「グオオオオオオオオオオオオオ!!!!」
黒コートの男に向って咆哮し、爪の生え揃った大きな手を地面に突き刺し、巨大なアスファルトの塊を引き剥がす。
「オオオオオオオオオオオオオオオ!!!!!」
そのまま両手で引き剥がしたアスファルトの塊を男目掛けて投げつける。

『トカゲから熊へ変化。巨大なアスファルトの塊を男に投げつける』
218亜門 宗一 ◆zz04.94iho :2005/05/16(月) 19:30:22
>213
降りしきる雨の中、突然肩に何かの感触が。
背中に冷たい汗が流れる。
>「國岡君、どうかしら?」
艶かしい声で尋ねられた時には、既に四人は走り去っており、今また大トカゲが走っていった時であった。
「これでも小心者でね、突然背後にってのは遠慮してもらいたいもんだな。
プライベートのベッドに忍び込んできてくれるのなら大歓迎だけどな。」
そういいながら身体を話、如月に向き合う。
「上級第二位、四季が一人『秋』の名を持つあんたが現場に出張ってくるとは驚きだな。
どうもこうも全部見てたんだろ?あのボウヤよくやってるよ。予想以上に動いてる。
報告書を書く手間が省けていいが、あんたを見て大体わかったよ。
『溶』の須田が作戦立案者で、あんたが承認者って事か。
最初に須田自身がレジスタンスに接触。で、俺にゴミ掃除させながらレジスタンスを追わせる。組織の追撃をより
際立たせる為に、な。
まあ、俺がまかれるのも計算のうちだったんだろな。
その後に出て来たのが、須田の子飼いの坊や。しかも銃を突きつけられてるなら、組織の人間と思われねえだろ。
事実レジスタンスが助けに入ったしな。
黒服は仕込みだったのかい?
俺がもう少し仲間想いだったら、助けに入って同士討ちしてたかもしれねぇんだぜ?
まあ、あの化け物大戦に割って入れる程の力はねえんだけどよ。
俺達みたいな兵隊に作戦の全容を教えろとはいわねえが、概要位は教えといて欲しいもんだな。」
どこまであっているか判らないが、とりあえずカマ掛を兼ねて尋ねてみる。
だが、如月は妖艶な笑みを浮かべたまま答えない。
「泡の能力者だけと思っていたが、あの壁を出す能力者、それにさっき走っていった大トカゲ、奴らが出てきて作戦に
どう影響するかは知らんがね。
それとも、ああやって派手に能力披露して貰う事自体が作戦の目的かい?
まあ、この雨じゃもう俺の出番はねえし、今日は帰るとするよ。相手に錯覚起こして立ち居地をつかませない『彷徨者』
の二つ名も今は無力だしな。」
>「雨って、やんだら晴れるから、雨なのよねぇ・・・」
肩をすくめて帰ろうとすると、如月がゆっくりと呟き、鋭く室内の天井を見上げる。
まるでその台詞に呼応するかのように、如月の肩越しの外の風景が雨から急速に曇りへ、そして日が差し込んでくる。
窓に背を向け、亜門を見つめていたにもかかわらず、だ。
(ま、まさか、な。偶然だろな。)
如月の妖艶な笑みに顔を引きつらせる亜門。
「・・・判ったよ。上だろ?こんな廃ビルの中は辛いんだけどな。特別手当て出るんだろうな?」
そう言うと如月に背を向け部屋を出て行く。
「錯覚させられるのは相手だけってわけでもないでしょうに・・・」
部屋を出る時に如月が小さく亜門の背中に向けて呟く。
(よくご存知な事で・・・怖いねえ)
亜門は応えず心の中で呟いて、階段を上がっていく。

『何者かの侵入を察知。階段を上る。』
219名無しになりきれ:2005/05/16(月) 19:32:48
決定リールかよおい
220名無しになりきれ:2005/05/16(月) 19:38:01
>218
相手の言動や行動を勝手に決めるのは問題ですよ
221亜門 宗一 ◆zz04.94iho :2005/05/16(月) 19:40:21
>>219>>220
あ、ごめんなさい><
次回から気をつけます
222黒いコートを着た男 ◆0ZxoJBLdgY :2005/05/16(月) 20:29:27
>217
>「グルオオオオオオオオオオオオオオオオオオ!!!!!」
>数秒ほどでオオトカゲから樋熊へと変化し、体格も二回りほど大きくなる。
>「グオオオオオオオオオオオオオ!!!!」
>黒コートの男に向って咆哮し、爪の生え揃った大きな手を地面に突き刺し、巨大なアスファルトの塊を引き剥がす。
>「オオオオオオオオオオオオオオオ!!!!!」
>そのまま両手で引き剥がしたアスファルトの塊を男目掛けて投げつける。
「見苦しいな・・・人間でいる事を否定した能力の何処が良いんだ?」
アスファルトがトカゲ改め熊男との間の丁度真ん中位に来た時、俺は左へ飛んだ。
同時に、後ろから吹っ飛んできた電灯がアスファルトの塊に激突し、粉砕した。
「・・・・お前も聞いた事位はあるかもしれないが、俺の能力は「磁」だ。電気の能力と磁力を兼ね備えてる。
だが、その磁力は半端じゃない。半径一km以内の金属製品なら、全て俺の手足だ」
最初は両腕と両足だけだった帯電が、体全体に広がっている。
俺はコートの内ポケットから四挺のグロック17拳銃を取り出すと、二挺を放り投げた。
二挺の銃は落ちる事無く滞空し、その場に静止している。
(本当ならライフルを使いたいが、今は持ってないしな)
「さて、化け物人間。殺し合いを始めようじゃないか」
そう言って、四挺の拳銃を同時に発砲しながら距離を詰めていく。

『宙に浮かせた拳銃二挺と手に持った拳銃二挺、計四挺を撃ちながら更科に接近』
223滝瓜 水菜 ◆8swatERmpE :2005/05/16(月) 20:50:17
>207
「化学反応…ってあっ!待って!」
突然立ち止まったベックはその能力で行ってしまう。自分も付いて行こうかと思ったが、今は立ち止まっては彼らに追いつかれてしまう為
そのまま方向を変えずに真っ直ぐ走りつづけた。
(『爆』って事は…炎の力…みたいね。)
水菜は頭にピンとくる。そして更に走りつづける。

>205
突然の気配。水菜は慌てて振り返るとそこには一人の影が一つ増えているのに気づいた。
「…!!…何…?」
だんだん遠くになっていくものの、見えるその一人…一匹の姿は爬虫類そのものの形を象った獣人であった。
「…何かの能力…誰だろう…。」
水菜はレジスタンスの人間の顔をほとんど覚えているという。
しかし、彼女はレジスタンスの人間の一人一人の特殊能力は知らないので、
彼(?)のように能力によって顔の様子が元とは全く異なってしまう者は理解できない。
すると、トカゲの怪物は弾達を襲った。恐らく彼(?)はどうやら味方をしてくれている…ようだ。
「これは…チャンスかも。」
足止めしてくれることにも感謝しつつ。とっさに振り切ろうとスパートをかける。そして

>209
ちらと後ろを見る。追っては一人、『爆』の能力者。『爆弾くん』の通り名を持つ國岡 弾!
「…相手は一人…か。…なんなく一人巻けたみたいね。」
水菜は全力で走るが、能力を活用している弾は水菜よりさらに速い為すぐに幅が縮まる。
「…ここら辺で…いいかな…?」
ちょうど10メートル程間が狭まったところで息を切らせながら突然立ち止まり、振り返る。
「止まりなさいっ!」
すばやく手を上にかざす。泡は水菜を中心に一瞬にして膨張する。泡はおよそ半径25メートル程膨らんでごみ箱などの障害物はボヨンと弾き
建物の壁は一筋の泡の壁で覆い尽くされる。そして弾にもその泡の壁がかなりのスピードで襲う。
「水はあたしの領域。そしてあなたの居る場所は私の一部に立っているわ。覚悟しなさいっ。『爆』の能力者さん!」
さらに自分を小さな泡で覆い、続けざまに二丁の銃を構え、弾向けてパァンと撃つ。
「【針】付きの泡の銃弾、喰らいなさい。」

>206
毎日続けられるとまたいいよね。

>214
雨がやんだみたいね…。まぁ、床が濡れているなら全然構わないから。
ありがとう、雨さん。
224更科宗一@隼型獣人 ◆gSoxFZyIbU :2005/05/16(月) 21:00:25
>222
銃弾が樋熊と化した更科の強靭な肉体に突き刺さるが、大したダメージに至らない。
しかし、急所に喰らえば致命傷になりかねない。
咄嗟に地面を蹴り、その巨体からは想像もできない跳躍力で飛び上がる。
数メートルほど飛び上がったところで別の動物へと変化する。
今度は体を覆っていた獣毛が引いていき、柔らかな羽毛へと置き換わり、太い四肢がしなやかになっていく。
ぼこっと背中が盛り上がり、コートを裂いて巨大な羽が現れ、樋熊の荒々しい顔から、隼のきりっとした顔に変わっていく。
「調子に乗るなよ!獣は身体能力では遥かに人間を上回る!」
樋熊から隼へと変化する途中の一瞬だけ声帯を人間のものに変え、器用に嘴を動かして言葉を放つ。
『獣』の能力で、部分的に獣化を解いたり、獣化させることも可能だ。
大きく羽ばたき、遥か上空まで飛び上がる。直ぐに男が眼下に消え、町無きが一望出来る高度にまで到達する。
雨が止んでいるため、空高く飛ぶのは造作も無いことであった。遥か眼下に遠のいた男は無防備な頭上を曝け出している。
「隼は高高度からの急降下による強襲を最も得意としている!その降下中の速度は軽く時速300kmを越える!」
ある程度まで上昇すると、翼を折り畳んで急降下の姿勢を取り、真っ直ぐ男を見据える。
「避けて見せろ!」
羽ばたき、更に急降下に加速を加える。既に急降下する速度は軽く時速300kmを越えており、時速400kmに迫る勢いだ。

『樋熊から隼に形態変化。高高度からの急降下よる強襲』
225如月 眼 ◆X1AB6lllXs :2005/05/16(月) 21:08:24
四季出さないとか言いましたが後々出そうと思います。
あくまで単独で行動させますが。

参加者方々に>上級の地位に就いている特殊能力者の能力は、知られていないという前提でお願いします。

>220
気にしないでください。
差し障りない行動でしたから。

>218
階段を上がる亜門を、如月もついていく。
「私達はただ、CODE:マスター様からの言付けを、下級中級のメンバーに指示を与えているだけよ。参謀は・・・私の仕事じゃないわ」
亜門の後ろ姿を見つめながら、如月はそう言った。
現場に出てきたのは、何か別の目的があるのか。
「私の懐から、特別手当は出しましょ」
クスリ・・・
笑うと、何も言わずそのたま亜門の後に続いた。

『亜門と共に上階へ』
226黒いコートを着た男 ◆0ZxoJBLdgY :2005/05/16(月) 21:41:47
>224
>「調子に乗るなよ!獣は身体能力では遥かに人間を上回る!」
「ああそうか!いかにも戦闘狂が言いそうな言葉だな!」
弾切れになった銃をホルスターへ収めると、頭上を見る。
>「隼は高高度からの急降下による強襲を最も得意としている!その降下中の速度は軽く時速300kmを越える!」
>ある程度まで上昇すると、翼を折り畳んで急降下の姿勢を取り、真っ直ぐ男を見据える。
>「避けて見せろ!」
「ハッ、それが本気か」
そう呟くと、電気を右腕に集中させる。
「避けるのとは少し違うが、これはどうだ!」
頭上の隼に向かってそう叫ぶと、横にあった建物の壁に電気を集めた右腕でパンチを叩き込む。
電気が建物の鉄筋に反応し、音速で拳が建物の壁に激突する。
(あまり腕に負荷は掛けたくないが、仕方ない)
凄まじい砂埃の中、壁には人一人が通れる位の穴が開いている。
「さあ、着いて来い!鬼ごっこの始まりだ!」
そう叫ぶと、穴から建物の中へ入る。どうやら喫茶店らしく、椅子やら何やらが散らかっている。
(ここなら、「あれ」を使っても大丈夫だな)
心の中でそう確認すると、部屋の中に何かの装置を二つ仕掛けた。
「じゃ、座って待ちますか」
そう言って、俺は椅子の一つに腰掛けた。

『何かの装置を仕掛けて、余裕ぶちかましで休憩中』
227名無しになりきれ:2005/05/16(月) 21:48:24
生身の拳が音速で鉄筋コンクリート製のぶち当たったら、原型を留めないほどぐちゃぐちゃになるんじゃないの?
それとも、実は腕は鉄製とか?いや、鉄でも無理があるか…
228黒いコートを着た男 ◆0ZxoJBLdgY :2005/05/16(月) 22:03:59
>227
今、必死で言い訳を考えておりました(汗
電磁障壁みたいな物で衝撃を無くしたと思って下さい。

やはり無理があるなぁorz
229名無しになりきれ:2005/05/16(月) 22:08:46
確かに獣化する奴ならともかく(しても無理かな?)
能力者が強靭な肉体を持つとはどこにも書いてないよな

自分の知識以上のことを引き起こして自爆する例か
230名無しになりきれ:2005/05/16(月) 22:14:22
でも、結局電磁障壁みたいなものを間に挟んだとしても、衝撃自体は腕にくるんじゃないの?
231名無しになりきれ:2005/05/16(月) 22:15:29
つまり、今後は気をつけろということか…
232名無しになりきれ:2005/05/16(月) 22:18:08
賑わってきたし、避難所作ったほうがよさげだな
233名無しになりきれ:2005/05/16(月) 22:22:23
>230
「電磁障壁」
自分と物との間に磁力によって歪みを引き起こし、直接物に触れずに破壊等ができる能力。

これを考えると、衝撃は無いに等しいな。
あと、壁はコンクリートだから、鉄くらいの硬度があれば貫けるよ。

鉄が無理なら戦車が壁を突き破れない事になるからね。
という訳で、俺は両腕機械だという案を提出します。
234名無しになりきれ:2005/05/16(月) 22:22:44
235國岡 弾 ◆6Sv/1h8/0Q :2005/05/16(月) 22:23:30
>215
「…く、黒…か」
走りながら、さっきの男のことを思い出していた。
だがどれだけ記憶の糸を手繰り寄せてみても、見覚えも聞き覚えもないのだ。
「…ほ、本当に、何者だろうか…」
いくら弾が組織のことをあまり知らないからとは言え、全く記憶の片隅にもないとは。
「…うーん…」

>214
「や、やんだ…よかった」
弾の顔に少しだけ安堵の色が浮かぶ。爆発が出来ないことが弾には精神的圧迫となっていたからだ。
雨上がりなのでまだじめじめはしているし、乾燥時にくらべ爆発の威力は低い。
しかし所詮は威嚇や攪乱用だ。爆発の威力が多少上下しようと、大勢に支障はきたさない。
追いかけている背中は、どんどん大きくなってくる。

>223
>「止まりなさいっ!」
「ひっ!」
やっと追いついた、そう思って声をかけようとした瞬間、逆に声をかけられたので驚きの声をあげる。
それ以前に、声をかけようとしていなくてもたぶん驚きの声をあげていただろう。そういう男なのだ。
>建物の壁は一筋の泡の壁で覆い尽くされる。そして弾にもその泡の壁がかなりのスピードで襲う。
「ぎゃっ!」
目の前に泡のようなものが現れたと思った次の瞬間には、既に弾は泡の壁に吹き飛ばされて地面に叩き付けられていた。
「…こ、この人が…須田さんの言っていた『泡』の能力者…」
しかし須田にはそういう能力者がいるとしか聞いておらず、どんな技を使うかなどは弾の頭にはなかった。
知っていても避けることは出来なかっただろうが。繰り返しになるが、そういう男なのだ。
「…い、いててて…」
痛む体の節々を押さえながら立ち上がる。妙なところで根性はある。
>「水はあたしの領域。そしてあなたの居る場所は私の一部に立っているわ。覚悟しなさいっ。『爆』の能力者さんっ!」
「…な、何で知って…うひゃっ!」
知られていたことに素直に驚きを表そうとした刹那、銃声が響き渡った。
「…だ、あだだぁ!」
言葉にならない叫びを上げる。銃声がした時、本能的に危険を察知して足に爆発力を加え、避けようとした。
そこまでは及第点だった。しかし所詮爆発力を加えようと足が速くなるのは常人に毛が生えた程度だ。
簡潔に言うと、銃弾を避けられる筈がない。放たれた銃弾は、弾の右足臑を貫通した。
「…あぎょぎゃぎゃぎゃ」
奇声を発しながらその場に転げ回る。目に涙を浮かべながらのたうち回る姿は、誰の目にも情けなく、そして滑稽に写ったことだろう。
実際のところ、『爆』などという大仰な能力を持っているくせに、弾は弱い。組織でも下から数えてトップクラスだ。
そんな役立たずの弾がこんな任務についているのはとある須田の陰謀があるのだが、それはここで語ることではない。
「…うう」
血が滴る右足を引きずりながら弾は物陰に隠れた。メガネの右のレンズは割れてしまったし、まさに満身創痍。
「…ぼ、僕は戦いに来たわけではありません!」
一声叫ぶと、カバンから茶色い封筒を取り出し、中から一枚の紙を抜き取る。
須田に、「レジスタンスのメンバーに会ったらこれを読み上げろ」と言われていたものだ。
「わ、我々組織は、東京の治安を守るため、未だ根強く残る抵抗勢力との友好的解決を目指すために」
明らかに棒読み。しかし弾に感情を込めて読めるような余裕はない。
「近く首脳会議を行うことを計画しております。そこで私が交渉人として参りました。是非、リーダー様にお目通り願いたい」
当たり前だが、組織にそんな計画はない。すべては弾をアジトに潜入させるための須田のでっち上げである。
では須田は何のために弾をアジトに送り込もうとしているのか?それは須田以外だれも知らない。組織の上層部でさえも。
236黒いコートを着た男 ◆0ZxoJBLdgY :2005/05/16(月) 22:24:40
>233
あはは、被っちゃったよー(笑
しゃなくて、自分もそう思ってました。
しかし、ここでばらすと面白くないかなと。

とにかく、次のレスで明らかになりますから。多分。
237名無しになりきれ:2005/05/16(月) 22:32:45
>232
スパロボスレみたいに避難所なんかなくっても上手く続いてるスレはあるし、別になくても困らないでしょ
何らかの理由で本スレが廃スレ化しちゃったら避難所も廃スレ化は免れないし、
何より専用避難所なんか雑談厨の温床になってスレの寿命を縮めるだけなんだから。戦争スレの二の舞を増やしたいの?
238名無しになりきれ:2005/05/16(月) 22:37:17
避難所必要の有無はキャラハン側にあるかと
239名無しになりきれ:2005/05/16(月) 22:39:37
>233
戦車の質量とは全然違うのでは?
戦車は明らかに質量が大きいし、それが運動することによって発生するエネルギーも比較にはならない。
戦車の速度で自転車が体当たりするのと、自転車の速度で戦車が体当たりするのとではかなりの差があるだろ?
240苺園ベック ◆BEKCmvI.lc :2005/05/16(月) 22:50:01
>218>225二人の組織能力者
廃ビルなのに、人がいるような空気を感じた。
ベックは、階段付近に身を起き、人が来ても察知でき、かつすぐに逃げられるような体勢を取る。
そしてリュックからノートPCを取り出し、壊れていないか確認を始めた。「…大丈夫だ…良かった、リュックの中も無事だ…」
安心する。
ノートPCをしまい、飲料水の入ったペットボトルを取り、一口二口と喉を潤す。
ここに留まっているわけにはいかない。
どうするか、ベックは考えていた。



避難所立てるのもなんですから、既出の避難所に行きますか…?
レス内に『』や【】を使って行動を示すって手もありますよね(使ってる人いるし)
241名無しになりきれ:2005/05/16(月) 22:55:31
半径1kmってさ、死角がないよな。
242名無しになりきれ:2005/05/16(月) 23:04:34
何でこうも黒ばかりに突っ込む香具師が多いんだ?
何なら出てってもらいますか?
243名無しになりきれ:2005/05/16(月) 23:06:50
それは酷なのでは
244名無しになりきれ:2005/05/16(月) 23:07:53
ならば、俺も死角のなさそうなキャラで参加してみようかな。
245名無しになりきれ:2005/05/16(月) 23:08:16
謎が多いと気になるんだよ。
名無しからキャラハン化したし。
『溶』の奴もそうだったが、テンプレの中に能力の説明がないからやりづらいんじゃないか?
246245:2005/05/16(月) 23:09:31
間違った。
テンプレがなくて能力の説明がないからやりづらいんだと思う。
247名無しになりきれ:2005/05/16(月) 23:09:43
>245
今日は寝てそうだから明日にでもテンプレを作ってもらおう。
これでいいんでない?
248滝瓜 水菜 ◆8swatERmpE :2005/05/17(火) 20:27:08
>235
泡は針付きの銃弾によって静かに破裂する。そして続けて銃弾は弾の臑に当たり、崩れ落ちる。
「…やった、当たった…。」
更に銃を構え、弾に狙いを定める、が、すぐに止めた。
「…。」
弾が地べたに本当に苦しそうにもがいている。なので撃つのを一瞬躊躇ってしまった。
この東京は今や戦場。レジスタンスであれ組織の人間であれこの場に出るにはそれなりの訓練が施されているはず。
しかし涙を流しながら苦しそうにのた打ち回っている弾を見ると、敵の能力者ではなく普通の無抵抗な一般人とかぶって見えてしまう。
水菜はしばし動揺。しかしすぐに正気に戻り、再度銃を構えなおす。
しかし弾は目を離している隙に物陰に隠れてしまい、うまく狙う事ができない。
「…しまった。」
逃げられてしまうと思った水菜は弾を追いかけようと駆け寄る。すると
>「…ぼ、僕は戦いに来たわけではありません!」
立ち止まる水菜。そして
>「わ、我々組織は、東京の治安を守るため、未だ根強く残る抵抗勢力との友好的解決を目指すために」
>「近く首脳会議を行うことを計画しております。そこで私が交渉人として参りました。是非、リーダー様にお目通り願いたい」
「…何なの?どういう事?」
突然の事にいまいち返答につまる水菜。友好的解決?首脳会議?そしてレジスタンスリーダーを呼んでこいと?
「ば、馬鹿にしないでよ!!」
理解した瞬間、水菜は反動的に怒鳴っていた。
「そっちの都合はどうだか知らないけど、あたし達はあんた達を仇として立ち上がったレジスタンスなの。
倒すべき目的に友好関係?そんなの許されないわ!少なくともあたしは決して許さない!」
ヒステリックになる水菜。その眼差しは声のするほうを見てメラメラと燃えていた。
「ここを立ち去りなさい。そして組織のお偉いさんにでも何でも話してくるといいわ。『要求には全く応じる気はない』と。」
水菜は一発威嚇射撃をして弾に背を向けて走った。顔を前が見えないほど下にやりながらずっと走りつづける水菜。
そして近くの廃ビルの中に入る。静かな空間。力なく歩いた後、壁に寄りかかりながら座り、そこにうずくまった。
「…お母さん、お父さん…どうしよう…水菜…どうしていいか…わかんないよぉ…。」
水菜は先ほどの形相からは打って変わって悲しみの表情になっていた。涙が一筋頬を伝う。

>247
テンプレとしてはこういうこと?

名前: 
通り名:
特殊能力:『』 (※←には漢字一時を明記してください)
能力の説明:
能力の長所:
能力の短所(弱点):
階級:
年齢:
性別:
国籍:
身長:
体重:
性格:
容姿:
装備:
必殺技:
好きなもの:
嫌いなもの:
仲間に一言:
名無しに一言:
みんなに一言:
249更科宗一@隼型獣人 ◆gSoxFZyIbU :2005/05/17(火) 21:14:00
>226
空から強襲を仕掛けようと思ったが、相手は横合いの建物の中に逃げ込んでしまった。
仕方が無いので降下する速度を緩め、ふわりと地面に降り立つが、警戒を緩めはしない。
相手が建物内に逃げ込んだのは、恐らく、相手にとって有利な条件を生み出す為には限定された空間でなければならないのだろう。
わざわざ相手が決めたルールに従うのは負けを意味するし、そんな安い挑発に乗る更科ではない。
「ふん…大した余裕だな」
建物内に消えた男に向けて呟いたが、相手には聞こえていないだろう。
更科は隼から樋熊の姿に戻り、先ほどアスファルトを引き剥がした地面を掘り始めた。
強固な爪と強靭な腕力にかかれば、砂利を敷かれた地面も容易く掘り起こせ、徐々に掘る穴が深くなっていく。
暫く穴を掘っていると、太いパイプが土の中から現れた。どうやらガスパイプのようだ。
更科は現れたパイプに爪を立て、力任せに豪快に引きちぎった。パイプ内を循環していたガスは大きく裂かれた断面から盛大に噴出し始めた。
ガスが噴出すと直ぐに掘った穴の中から這い出し、獣化時に弾けとんだ装備を探し、そのリュックサックの中からジッポー型ライターを取り出す。
「さて…どう出る?」
隼形態に戻り、背中の翼で空へとふわりと飛び上がる。
ガスパイプからは大量のガスが噴出しており、既に眼下にはガスが充満している。これが一気に爆発すれば、ここいら付近の低層の建物は一瞬にして炎に包まれるだろう。
恐らく、先ほどの男が逃げ込んだ建物内にもガスが入り込んでいるはずだ。
「黒焦げになるか?」
鳥類の足のような、鋭い爪の生え揃った五本指を持つ手で器用に手のジッポーに火をつけ、そのままガスが充満した眼下に向って落とした。
更科はジッポーを下に落とすと同時に翼を力強く羽ばたかせ、高度を上げて上空へと逃げる。その直後、充満していたガスが一気に燃え上がった。
狭い路地や建物内の隙間に入り込んだガスは一気に燃え上がり、それらを一瞬にして火達磨にする。
無論、男が逃げ込んだ建物の一階にも荒れ狂った炎が入り込んでいるだろう。

『地下のガスパイプを掘り起こし、火をつけ、空中に退避。荒れ狂う炎が黒コートが逃げ込んだ喫茶店に入り込む』

>248
名前:更科宗一
通り名:『獣の宗一』
特殊能力:『獣』 (※←には漢字一時を明記してください)
能力の説明:動物と人間を掛け合わせたような姿に変化し、様々な動物の特徴を持った『獣人』となることが出来る。
        現在、哺乳類、爬虫類、鳥類、魚類型に姿を変えることが出来る。能力は成長するようで、獣化を重ねることにより
        変化できる動物の種類を増やす事が出来る。
能力の長所:様々な動物の能力を備えた獣人となることが可能。身体能力は劇的に上昇し、獣化する動物によっては銃火器から身を守ることも可能。
能力の短所(弱点):理性が偶にトぶことがあり、獣化中の動物の弱点を持つ。例:魚類ならば渇きに弱いなど…
階級:レジスタンス
年齢:23歳
性別:男
国籍:日本
身長:195cm
体重:75kg
性格:無口
容姿:無駄つきの無い体に彫りの深い顔立ち。
    頭には黒いバンダナを巻いている。
装備:大太刀(現地調達)、黒いロングコート、大型ナイフ、バックパック(食料着替えその他)
必殺技:驚異的獣化
好きなもの:基本的に蕎麦。獣化時はその変化した動物によって異なる。
嫌いなもの:基本的に辛いもの。獣化時はその変化した動物によって異なる。
仲間に一言:ワイルド…というのは俺みたいな男か……
名無しに一言:……宜しく。
みんなに一言:獣化時は色々と面倒だが……宜しく。
簡単なキャラ解説:現職の自衛官。しかし、休暇中に今回の騒動に巻き込まれる。
今まで隠してきた『獣』の能力を用い、組織に立ち向かう。基本的に単独行動。
250名無しになりきれ:2005/05/17(火) 21:16:37
????
黒いコートを着た男がテンプレを書けってことだろ?
251更科宗一@隼型獣人 ◆gSoxFZyIbU :2005/05/17(火) 21:23:00
>250
一応、自分も弱点とかをはっきりしておこうかと…余計なことしてすみませんでした。
252名無しになりきれ:2005/05/17(火) 21:24:17
知らないって前提があったとしても、弱点バラすのって…
253250:2005/05/17(火) 21:27:17
>251
気にしなくていいよ。
黒いコートを着た男の能力がどんなんかわかればいいかなと思っただけだから。
てか、前のテンプレでも最後の能力の説明書く人がいたから、新テンプレいらないような希ガス
254名無しになりきれ:2005/05/17(火) 21:29:27
>252
しかし、物語の中では相手の弱点なんて知るわけ無いだろ?
あんまりばらしても意味が無いと思うけどな…
255亜門 宗一 ◆zz04.94iho :2005/05/17(火) 22:02:31
階段を上がると、うっすらと埃が積もっているのが判る。人の出入りはない様だ・・・
上へ続く階段、そして左右に伸びるそう広くない廊下。
まだ昼だが、薄暗く視界はよくない。そして何よりも遮蔽物が多い。
このような場所では自分の能力は半減してしまう。
どの道、後ろから如月がついてくるので、常時能力発動していくわけにはいかない。
如月にまで影響を及ぼしてしまうからだ。
そうなると、相手を見つけ、相手だけに絞って能力を発動させる必要があるのだが、このような遭遇戦
では余りにも心もとない。頼れるのは己の戦闘力のみ。
静かに腰のホルスターからレーザーハンドガンを抜き、静かに息を吐く。
「ベイルートでの市街戦訓練を思い出すな・・・」
自嘲にも似た笑みを浮かべ、目をつぶる。
組織に見出され、特殊能力制御訓練を受けたあと、亜門は世界各国で軍事訓練を受けていた。他の能力
者と違い、直接的な攻撃力を持たない能力の亜門は、能力以外で攻撃力を見につける必要があったからだ。
故に亜門は自分の能力を殆ど他人に教える事はない。能力を知られる事は死に繋がるという認識がある
からだ。普段は重力を操るなどと嘯いている。
尤も、如月のような組織上層部の者や、特殊能力制御を担当する研究者には知られているが・・・
数年間の訓練と実践を経て、組織の決起に伴い国内に呼び出された。
数年間で戦闘能力の他に身についたものがある。特殊能力ではない。それは自己暗示。
特殊能力のように強力な暗示で身体構造を変えるような事はできないが、精神感応能力者であるおかげ
か、かかりやすく、その効果も大きい。
(俺は強い・・・強い・・・何者にも負けない・・・)
銃を見つめながら言葉を発せずに呟くと、徐々に亜門の筋肉が膨れ上がる。
数秒後には先程より僅かにだが、大きくなったようにも見える。
目がぎらつき、レーザーハンドガンを構えながら注意深く2階を調べる。
レーザーハンドガンは通常の銃より重い。そして照射時間は累計で30秒。雨・霧・水蒸気の中ではた
だのライトペンと化す。とお世辞にも実践向きの武器とはいえない
が、亜門は試作品であるこれを愛用している。
そのわけは、その貫通力と継続照射、そしてレーザー特有の傷痕にある。
エネルギーを絞り込んで照射するレーザーは殆どあらゆるものを貫き、トリガーを引いたまま一閃させ
れば全てを切り裂く。
この線の攻撃と、蒸発させて貫くレーザー特有の性質により、傷は炭化する。
銃弾を喰らっても治療や再生する能力者はいても、炭化した傷を治療するには手間もかかるというものだ。

>249
そう広くないビル内。二階の調査が終わり、三階に移る。
先ほど上から聞こえてきた物音から、何かがいるのは確かだ。だが、筋力と反射速度、そして感覚を増
幅させた亜門は2階から人の気配を感じる事はできなかった。
ゆっくりと三階の一室に入ったとき、突然の爆発音と共にビルが揺れる。
「な、なんだぁ?」
天井から小さな破片が落ちる中、揺れが収まるのを待って窓からそっと外を見ると、少し離れたところ
に巨大な火柱が上がっていた。

『三階の一室で身を隠しつつ外の様子を確認』
256苺園ベック@中の人 ◆BEKCmvI.lc :2005/05/17(火) 22:26:20
「……」
しばし、体を休める。
寝ることはできないし、気を緩めることもしないが、ベックは呼吸を整えてリラックスできる状態にする。
『廃ビル内で待機』





私の提案無視ですか…orz
ま、2ちゃんなんてそんなとこだよね…ちょっとショック。
257黒いコートを着た男 ◆0ZxoJBLdgY :2005/05/17(火) 22:47:13
名前:Tourney.R.W.Enfield(トウニー・ロンガー・ウィーゼル・エンフィールド)
通り名:「黒」
特殊能力:『磁』 (※←には漢字一時を明記してください)
能力の説明:電気と磁力をコントロールできる。
能力の長所:磁力を最大限まで引き上げると、半径一km以内の物なら自由に動かせる。
        また、自身や相手を磁石状態にする事も可能。
        短時間だけなら、自分と他の物との間に障壁を作って物理的干渉を出来なくする事も出来る。
能力の短所(弱点):いくら広範囲の物を動かせても、相手の居場所が分からなければ攻撃できない。
            電気が溜まり過ぎると、抑えきれなくなった電気が暴発し、自滅する。
            雷が鳴っている様な状況だと、自分に落雷させてしまう危険もある。
階級:組織(あまり他の人物とは接触せず)
年齢:39
性別:男
国籍:アイルランド
身長:193cm
体重:73kg
性格:傲慢
容姿:殆ど無駄な脂肪の無い体、色白で目鼻がくっきり、しかしくどくない上品な顔立ち。
装備:コルトSAA、サバイバルナイフ、黒いロングコート、黒いサファリ帽
必殺技:磁石化、跳弾
好きなもの:ハム
嫌いなもの:レバー
仲間に一言:無鉄砲という言葉は、俺の為にあるようなものだ。
名無しに一言:謎が多くて迷惑かけたな。すまない。
みんなに一言:傲慢過ぎて不快に思う事もあるだろうが、どうか宜しく頼む。
258黒いコートを着た男 ◆0ZxoJBLdgY :2005/05/17(火) 22:47:44
>249
>狭い路地や建物内の隙間に入り込んだガスは一気に燃え上がり、それらを一瞬にして火達磨にする。
>無論、男が逃げ込んだ建物の一階にも荒れ狂った炎が入り込んでいるだろう。
「げ・・・・」
入ってきた炎に思わず絶句し、慌てて先程の装置を回収する。
「こんな所でこいつに燃え尽きてもらっては困るからな!」
装置をコートの内ポケットに入れると、さらに慌てて走り出す。
(階段はどこだ〜!!)
心の中で悲鳴を上げた瞬間、階段が見えた。
普段はあって当然の階段が、何故か光り輝いて見える。目の錯覚だろうか。
「いやいやいやいやいや感慨に浸ってる場合ですか俺!」
早口言葉を叫びながら、階段を駆け上る。その勢いはオリンピック選手も真っ青だ。
(死ぬ死ぬ死ぬマジで死ぬって!!)
再度心の中で叫びを上げ、二階のフロアに飛び込むと同時に先程の装置を投げつける。
装置は階段とフロアの間で爆発し、完全に間を塞いでしまった。
「た、助かったな・・・さすがはC4。凄い威力だ。」
が、すぐにある事に気付く。この階には、階段以外に下へ降りる方法が無い。
(・・・・閉じ込められましたか、俺は)
気付くのが遅すぎたのだ。仕方なく壁に持たれかかって座る。
「さて、どうやって出るかな」

『炎から逃げるが、二階で立ち往生』
259國岡 弾 ◆6Sv/1h8/0Q :2005/05/17(火) 22:53:52
>248
「…」
女レジスタンスが去ったことを知ると、弾は右足を引きずりながら物陰から出てくる。
しばし呆然としていると、突然着信が入った。ディスプレイには非通知設定と出ているが…。
「…も、もしもし。や、やっぱり須田さん」
『おーす。見事に失敗したなぁ。上手くいくと思ったんだけどな』
「す、すごい剣幕で…殺されるかと思いましたよ。…ど、どうして須田さんが知って?」
『ああ、お前の体に発信機と盗聴器が付けといたからだ。かなり高性能でな、小さな音でも拾うぞ』
「…そ、そういうことですか」
特に驚きはない。須田の性格上、盗聴器などが付けられていても決しておかしくはないからだ。
『それにしても運が悪かったな。あの怒りよう、レジスタンスの中でも相当組織に恨みを抱いてるぞ』
「…そ、そうですね」
レジスタンスに属しているのなら大抵はあんな態度をとりそうな気がしたが、それを口に出すことはない。
『とりあえず、予定変更だ。お前は適当にその辺うろついて違うレジスタンスを探しとけ』
「え、で、でも…」
弾は視線を右足にずらす。まだ痛むし、血だってそんなに早く止まらない。
「と、盗聴器付いてるなら聞いたでしょう?ぼ、僕足を撃たれちゃいまして…治療しないと化膿とか…」
『グダグダ言うな!』
「は、ハイ!」
突然の須田の怒鳴り声に、弾はビクッと肩を竦ませる。
『そんなんで死にゃあしねーよ。それに手負いの方がいい』
「で、でも、遭遇したら間違いなく負けますよ?もうあのメモは使えないし…」
『馬鹿、負けりゃいいんだよ。だが死ぬな。捕虜になれ』
「…な、なぜ?」
『お前の任務は何だ?「アジトへの潜入」だろ?捕虜になれば目的は果たせるじゃねーか』
「あ、そ、そうですね」
『仮に勝っちゃってもいいぜ?拷問してアジトの位置吐かせりゃいいんだから』
「…わ、わかりました。と、ところで須田さん、一つ、聞きたいことがあるんですけど」
『ん?何だ?』
弾が聞きたいこと。それはこの地に足を踏み入れてからずっと気になっていた。だが、須田は教えてくれないだろう。
「アジトに潜入して、僕に何をさせる気なんですか?」
『それは秘密だ』
「…や、やっぱりですか」
『だがこれが成功すれば俺は間違いなく上級に上がれる。お前もたぶん中級になれるぜ』
「ほ、本当ですか!?」
弾の声が上ずる。「十年経っても下級のまま」などと揶揄されていた弾にとってこれほど嬉しいことはない。
『中級第一位にまで…。いや、軍隊じゃあるまいし二階級特進はないか』
「ど、どういうことです?」
『あ、気にするな、こっちの話だ。じゃ、頑張れよ、期待してるからな』
終話の際に聞こえるツー、ツーという音を耳にし、弾もゆっくりと携帯を耳から離す。
心を高揚させつつ辺りをうろつく。これが終われば中級に上がれると聞いたし、厭でも気持ちは高まる。
だが足はまだ引きずっているし、顔も土気色だ。モチベーションとは裏腹に、体力は限界に近づいていた。

>238
ぼ、僕は別に、立てるまでの必要はないかな、と思いますけど。
で、ですが、他の皆さんが必要だと言うのであれば、そ、それに従います。

>245
す、須田さんは、まだ表立って戦闘をする気はないので、まだ書かないそうです。
し、将来的に須田さん本人が戦闘に参加する際に書くつもり、だと仰ってました。
も、もう少し待っていただけると、うれしい限りです。
260亜門 宗一 ◆zz04.94iho :2005/05/17(火) 23:01:15
>238>256
なにぶんなりきり板に来てまだ間もない初心者なもので、
右も左もわかりませんし、皆さんに従いますよ。
261如月 眼→師走 桐生 ◆X1AB6lllXs :2005/05/17(火) 23:28:56
>255
上階に着くと、如月は置かれ放しとなっていたソファーの上の埃を払い、腰掛ける。
「須田・・・という特殊能力者、知ってるわよね?」
不意に桐生は口を開いた。
「組織も一枚岩じゃない。まぁ、そんなこと、組織であるなら当然のことだけどね。CODE:マスター様に服従するふりをして、その座を狙う者もいるでしょう。
・・・けれど、CODE:マスター様の『中』の能力に、反旗を翻したくとも、まだできはしない。『中』の能力、名称は知られど、その全容ははっきりはしていないのだから」
その言葉は、『組織を裏切るような真似はするな』とも、『自分も反旗を翻す気がある』とも取れる。
妖しく魅力的な微笑を向けて、
「ねぇ・・・私と組む気、ない?」
如月は、そう言った。
262如月 眼 ◆X1AB6lllXs :2005/05/17(火) 23:30:02
すみません、まだ変身してません。
名前欄の師走 桐生は気にしないでください。
263名無しになりきれ:2005/05/18(水) 07:25:23
ナノ・ガード一個中隊送りました。
覚悟汁!
264名無しになりきれ:2005/05/18(水) 08:18:54
ナノ・ガードってなんだ?
265名無しになりきれ:2005/05/18(水) 09:07:25
一個中隊が何人かわかって書いてる?
266名無しになりきれ:2005/05/18(水) 13:22:38
>263
大した説明もないイベントは破棄されます
267名無しになりきれ:2005/05/18(水) 13:32:17
てか、イベントぐらいは普通に書けよって感じだよな
「ますた」「汁」とか馬鹿らしくて白ける
268名無しになりきれ:2005/05/18(水) 14:26:47
登場能力者を見並べてみると亜門だけ笑えるくらい貧弱な能力だな
武器も能力も制限だらけだし、自己暗示くらいじゃ更科に勝てんだろ
死亡第一号最有力候補か?
次点は黒か?
2Mあって体重76て骨と皮だけやん
腕が機械で重量あるとすると余計に体は貧弱だろしな
269名無しになりきれ:2005/05/18(水) 14:32:10
亜門をスレの主人公にすればオールオッケー
270名無しになりきれ:2005/05/18(水) 14:40:01
てかageんなカス共
271名無しになりきれ:2005/05/18(水) 15:02:38
何この偉そうな名無しどもは
272名無しになりきれ:2005/05/18(水) 15:06:27
名無しはなな板で一番偉いんだ!
273名無しになりきれ:2005/05/18(水) 15:24:52
夜まで動きないだろし、キャラの評価や分析するのも楽しみ方の一つだわな
文句は下げろってだけだし下げればええやん
そんな手間でもないし
戦闘力評価は
黒>更科>苺園>キュウリ>弾>亜門>如月
だな
274名無しになりきれ:2005/05/18(水) 15:52:31
弱い順?
強い順?
275名無しになりきれ:2005/05/18(水) 16:08:00
強い順だろ
黒は半径1キロ、電気・磁気操る
電磁障壁パンチ、自分だけでなく相手も磁石にできる反則気味な能力
マシンガンに爆弾と装備も充実
ひょろひょろの身体だから殴られれば一発だろけどな

更科はほぼ無制限に獣人化
弱点も別モンに変化すりゃ無効だしな

亜門は制限だらけのくせに能力貧弱
如月は変身だけ
能力もコピーできるなら最強だけどな
幹部だし指示だしてればいいだけだからそれでもいいだろ

こんなとこ
276滝瓜 水菜:2005/05/18(水) 16:11:27
こんにちは、今携帯からカキコしてます。
PCが規制にあってしまってしばらく書き込めないかもしれません。今私はとある廃ビルの中にいますが、探さないようお願いしますね。
277黒いコートを着た男 ◆0ZxoJBLdgY :2005/05/18(水) 16:44:26
>257のテンプレがミスでしたなんて口が裂けても言えません。
身長も体重も書き間違いorz

名前:Tourney.R.W.Enfield(トウニー・ロンガー・ウィーゼル・エンフィールド)
通り名:「黒」
特殊能力:『磁』 (※←には漢字一時を明記してください)
能力の説明:電気と磁力をコントロールできる。
能力の長所:磁力を最大限まで引き上げると、半径一km以内の物なら自由に動かせる。
        また、自身や相手を磁石状態にする事も可能。
        短時間だけなら、自分と他の物との間に障壁を作って物理的干渉を出来なくする事も出来る。
能力の短所(弱点):いくら広範囲の物を動かせても、相手の居場所が分からなければ攻撃できない。
            電気が溜まり過ぎると、抑えきれなくなった電気が暴発し、自滅する。
            雷が鳴っている様な状況だと、自分に落雷させてしまう危険もある。
階級:組織(あまり他の人物とは接触せず)
年齢:39
性別:男
国籍:アイルランド
身長:182cm
体重:71kg
性格:傲慢
容姿:殆ど無駄な脂肪の無い体、色白で目鼻がくっきり、しかしくどくない上品な顔立ち。
装備:コルトSAA、サバイバルナイフ、黒いロングコート、黒いサファリ帽
必殺技:磁石化、跳弾
好きなもの:ハム
嫌いなもの:レバー
仲間に一言:無鉄砲という言葉は、俺の為にあるようなものだ。
名無しに一言:謎が多くて迷惑かけたな。すまない。
みんなに一言:傲慢過ぎて不快に思う事もあるだろうが、どうか宜しく頼む。
278名無しになりきれ:2005/05/18(水) 16:57:44
階級:組織

は位だぜ?
279名無しになりきれ:2005/05/18(水) 17:03:46
今思ったが、更科と亜門は名前が被ってる。
280名無しになりきれ:2005/05/18(水) 17:05:16
>278
読解力ない俺の為にもう少し分かりやすくしてくれ、頼む
281名無しになりきれ:2005/05/18(水) 17:10:50
>280
大尉とか少尉とか二等兵とかの「位」じゃないか?

しかし、組織の中にそんな階級あるんかいな
282名無しになりきれ:2005/05/18(水) 17:14:13
>282
過去ログ嫁
ヒント:>18
283名無しになりきれ:2005/05/18(水) 17:14:46
間違った

>281
過去ログ嫁
ヒント:>12

だから
284黒いコートを着た男 ◆0ZxoJBLdgY :2005/05/18(水) 17:19:39
>278、>280-283
これでもう間違いないと信じたい

名前:Tourney.R.W.Enfield(トウニー・ロンガー・ウィーゼル・エンフィールド)
通り名:「黒」
特殊能力:『磁』 (※←には漢字一時を明記してください)
能力の説明:電気と磁力をコントロールできる。
能力の長所:磁力を最大限まで引き上げると、半径一km以内の物なら自由に動かせる。
        また、自身や相手を磁石状態にする事も可能。
        短時間だけなら、自分と他の物との間に障壁を作って物理的干渉を出来なくする事も出来る。
能力の短所(弱点):いくら広範囲の物を動かせても、相手の居場所が分からなければ攻撃できない。
            電気が溜まり過ぎると、抑えきれなくなった電気が暴発し、自滅する。
            雷が鳴っている様な状況だと、自分に落雷させてしまう危険もある。
階級:組織 中級第一位(あまり他の人物とは接触せず)
年齢:39
性別:男
国籍:アイルランド
身長:182cm
体重:71kg
性格:傲慢
容姿:殆ど無駄な脂肪の無い体、色白で目鼻がくっきり、しかしくどくない上品な顔立ち。
装備:コルトSAA、サバイバルナイフ、黒いロングコート、黒いサファリ帽
必殺技:磁石化、跳弾
好きなもの:ハム
嫌いなもの:レバー
仲間に一言:無鉄砲という言葉は、俺の為にあるようなものだ。
名無しに一言:謎が多くて迷惑かけたな。すまない。
みんなに一言:傲慢過ぎて不快に思う事もあるだろうが、どうか宜しく
285名無しになりきれ:2005/05/18(水) 17:24:02
>284
あんまり気にすんなよ
ショック受けてやめるヤシもいるから
286亜門 宗一 ◆zz04.94iho :2005/05/18(水) 20:58:56
>261
>「ねぇ・・・私と組む気、ない?」
外の火柱や震動をまったく意に介していないように放たれる言葉に、亜門が固まる。
「小心者だ、って言わなかったっけか?」
妖艶な笑みを浮かべながら亜門に言葉をかける如月に、ようやくそれだけ応える。
引きつった笑みを浮かべながら、亜門の頭の中では思考が錯綜していた。
既に窓の外の爆発すら目に入らない。部屋は緊張感の微粒子に満たされる。

須田・・?あの兄ちゃん、上昇志向が強いのは知っていたが、組織ごと食うつもりだったって事なのか?
それとも、俺が組織の思想に共鳴してるわけでなく、単に趣味と実益を兼ねているから組織に属していると
知っての何かのテストか・・・
・・・或いは・・・この女・・・
さて、どうしたものかね。この女が何かを企んでいるとして、それを話したって事は俺が下手な反応すれば
口封じに殺す準備もできてるって事だわな・・・
大体、お偉いさんが下っ端に秘密を明かす。これに調子よく乗ったが最後、いいように利用されて、最後は盾か
トカゲの尻尾扱いで捨てられるか、うまくいっても口封じに毒殺。ってのが相場だ。
行くも地獄、引くも地獄。参ったねえ・・・
ここで撃ち殺して、死人に口無で話を作るのは・・・無理だわなあ・・

錯綜する思考の中から慎重に言葉を選び、ゆっくりと応える。
「俺は学がねえからよ、あんたが何をいいたいのかよくわからねえよ。
だが、あんたは組織の幹部、俺はその下っ端戦闘員。手を組むも何も、元からあんたの配下だったつもりだが?」
銃を片手に持ったまま、肩を竦めてみせる。

『如月との会談をはぐらかす』


>268
貧弱な能力で立ち回るのもまた醍醐味の一つかな、と^^;
なるべく死なないようにコソコソ動いておいしいトコもって行こうと思います。
287滝瓜 水菜 ◆8swatERmpE :2005/05/18(水) 22:47:44
規制が直りました…とりあえず自分も自己紹介。今回やる事は明日と言う事で。

名前: 滝瓜 水菜(たきゅうり みずな)
通り名: まだ無い…
特殊能力:『泡』 (※←には漢字一時を明記してください)
能力の説明:自分の回り(水分が付着している所)のみに特殊な性質を持つ透明な泡を作る事ができる。
        薄いが弾力性があり、銃弾が当たっても割れない。 物理的に割るには水菜の持っている【針】で割る事が可能。
        また、必殺技で泡自体を鉛のように硬くする事ができる。 アルカリ性。
能力の長所:炎に強い 瞬発的に泡を大きくする事ができる
能力の短所:氷に弱い 酸に弱い
階級: レジスタンス
年齢: 16
性別: 女
国籍: 日本
身長: 152cm
体重: 秘密です…。
性格: 活発じゃないけど行動的…かも。
容姿: レジスタンス制服 水色のチェックのスカート
     髪は水色、あまり長くない。
装備: 針 デリンジャー銃
必殺技: 泡の硬化壁
好きなもの: いちごパフェ 生クリームクレープ
嫌いなもの: パサパサビスケット ベタベタお饅頭
仲間に一言: 皆…頑張ろうね。
名無しに一言: よろしくおねがいします。
みんなに一言: 組織の人間は皆特殊能力者…そしてあたしも特殊能力者…だけど、あの人たちの思想はわたしは間違っていると思う。
           あたし…皆の為なら…命捨てられるから…。
288蒼山 幻 ◆J7JPOu6Zgs :2005/05/19(木) 02:07:29
名前:蒼山 幻(あおやま げん)
通り名:疾風
特殊能力:『瞬』 (※←には漢字一時を明記してください)
能力の説明:超高速で移動できる。その速さは残像を生み出し、相手には分身したようにも見える。
能力の長所:先手攻撃、連続攻撃などの成功率向上。
能力の短所(弱点):狭い場所
階級:なし(政府に雇われた暗殺者)
年齢:二十歳
性別:男
国籍:日本
身長:176センチ
体重:68キロ
性格:無愛想、マイペース
容姿:黒髪短髪で和装。
装備:名刀『旋風』、名刀『烈風』、小太刀『閃』
必殺技:剣技『天翔斬』、拳技『突尖打』など
好きなもの:孤独
嫌いなもの:他人との馴れ合い
仲間に一言:仲間は必要ない。手を貸すつもりも、貸してもらうつもりもない。
名無しに一言:組織の人間を探している。エージェントは役に立たんらしい。
みんなに一言:政府からの依頼により、組織に所属する者は全員始末することになる。
のんびりとやらせてもらうが、遭遇すれば迷いなく斬らせてもらう。
レジスタンスや単独で動いている者、邪魔はするな。するなら斬る。
以上だ。
289蒼山 幻 ◆J7JPOu6Zgs :2005/05/19(木) 02:11:44
――特殊能力を持つ者達の衝突が激しくなる数日前。

東京を制圧された日本政府は、京都に拠点を移す。
政府による情報攪乱、そして国側が有する特殊能力者の能力により、拠点の正確な位置を把握することはできない。

薄暗い一室。
スポットライトだけがそこにいる五人の老人男女を照らす。
その老人達は輪を作るように立ったまま会話していた。
「昨日、都知事が設立した『能力者殲滅委員会』が本格的に動きだしたそうだ」
一人の老人が口を開いた。
「都知事、か。既に東京は我々の持ち物ではないだろうに」
二人目の老人が鼻で笑う。
「人心掌握のためだけの“表向き”の政府役員が、馬鹿なことをするわ」
三人目の老人女性が小馬鹿にしたような態度で言い放った。
「だからこその我々だ。“表向き”の者達はいくらでも替えがある。今やるべきことは、奴等を確実に葬り去ることだ」
四人目の老人が、静かに言う。
290蒼山 幻 ◆J7JPOu6Zgs :2005/05/19(木) 02:13:07
「御意見番の水無月殿が席を外す今、非力な我々で手を打つしかないでしょうね」
五人目の老人女性がそう言うと、新たにスポットライトが当たった。
そこには、いかにもな侍の格好をした青年が立っている。
「古来より、我々の護衛を任されてきた蒼山一族…その中で、唯一能力を発祥させたのが彼、現当主の次男坊である蒼山 幻」
一人目の老人が、未だ黙っている青年に呼びかけるように声を発した。
「……」
だが青年は目を瞑り、喋ることはない。
「我々の保有している特殊能力者は少ない」
「確実な成功を我々は求めているのよ」
「この国は、昨日今日で力を得た者共が好きにできるようなものではない」
「制限時間などない。確実に東京の奪還を成功させなさい」
続け様に四人の老人達が告げると、青年…蒼山 幻は目を見開く。
そして、全てのスポットライトが消えた。
291蒼山 幻 ◆J7JPOu6Zgs :2005/05/19(木) 02:17:09
――そして現在。

東京。
「しかし、しばらく来ない内に東京は寂れたな」
黒いリムジンから下車した侍…いや、幻である。
「では御健闘お祈りしています」
運転手はそう言うと、タクシーは逃げるようにその場から走り去った。
「健闘を祈る、か。気が進まんな」
あまり乗り気ではないのか。
辺りを見渡すが、人気は無い。
当たり前だ。この辺りの区域は、一般人にも特殊能力者の存在が知れ、あちこちにレジスタンスグループがいるといわれている。
「……四人か」
家系特有の察知力。人の生気を感じれば、視界に入らなくてもどこにいるのかわかる。
物陰から、レジスタンスの制服を着た四人が姿を現した。
「お前、組織の人間か!?」
特殊能力者の性なのか、同種の臭いは嫌でもわかるらしい。
「そうだ…と返答すれば?」
あくまで自分のペースを乱さない幻。
相手がレジスタンスなら、敵ではない。
それ以上何も言うことはなかった。
黙って突き進む。
「クッ…!この、組織の犬がァ!!」
「お前達がいなければ!」
292蒼山 幻 ◆J7JPOu6Zgs :2005/05/19(木) 02:18:46
「私達の生活を返してよ!!」
「死ねえぇぇ!!!」
レジスタンスは全員一斉に襲いかかる。
だが、次の瞬間には全員が全員、その場に崩れ落ちた。
能力を使う間もなく、一瞬にして全員が、二本の刀に斬られる。
チンッと、刀を鞘に収める音が響いた。「斬る気は無かったが、敵意を向けるのならば斬るしかない」
そう告げると、幻はその場から去っていった。
(なんだ…?どうしてやられたんだ俺…。他の仲間は?駄目だ…みんな死んでる)
意識はあったが、もう虫の息だった。
もう死はすぐそこまできている。
(このことを…みんなに…)
最後の力を振り絞って、危険な事態を知らせる信号弾を手を取り、火をつける。
信号弾が発射され、三色の煙を散らし大きな音を響かせる。
それを確認すると、打ち上げられた信号弾の筒を握る手から力が無くなっていき、信号弾の筒は地面に転がっていった。
293蒼山 幻 ◆J7JPOu6Zgs :2005/05/19(木) 02:24:07
連投失礼しました。
以後、参加させてもらいます。
組織、レジスタンスは活動していますが、政府があまり動いていないので政府側の特殊能力者を登場させます。

亜門さんの『能力者殲滅委員会』などのワード、如月さんのもう一つの顔(?)である水無月の名前、そして名無しですがレジスタンスのメンバーを勝手ながら使わせてもらいました。
294如月 眼→師走 桐生 ◆X1AB6lllXs :2005/05/19(木) 03:27:59
長文失礼。

>286
(あれこれ思考を巡らせて、出した結論はそれということか・・・)
心の中で呟くと、如月はソファーから立ち上がる。
読心術が使えるわけではないが、亜門が考えていることは大体察しがついた。
「残念ね」
だが言葉とは裏腹に、顔は笑っている。
「私は貴方に期待している。別に過大評価しているわけじゃないわ。須田や國岡君、エンフィールドとは違って、貴方は手の内を簡単に晒しはしない。
上級の者達には、貴方のその能力の本当のところが知られているにしても、中級下級の者達には貴方は“そういう能力者”だと思えているはずだわ」
銃に手をかける亜門の手に、そっと自分の手を添える。
「そういう常に臨戦態勢なところもいいわ。今、貴方に危害を加えようとするなら、容赦なく私を殺そうとするでしょう。
貴方は別に、CODE:マスター様の提唱する『自由の楽園』には興味なんかない。ただ、自分の欲を満たし、そしてそれが利益になることをしているだけ」
クスリ・・・と、また如月特有の笑い声がこだまする。
添えた手を離すと、如月はゆっくり二、三歩下がっていく。
「今、お近づきになれたお礼に、私の能力を少し見せてあげましょう」
そう言うと、如月の肉体が徐々に変化していった。
バキバキという骨格が変わっていく音。
背丈、顔、肌、髪質、そして服すらも別のものへと変わっていった。
そこには如月の姿はなく、レジスタンスの子供用の制服を着た少年が立っている。
「僕は師走 桐生!レジスタンスにいるんだ!」
子供らしい無邪気な笑い。
「お兄ちゃん知ってる?今下の階にね、苺園ベックっていう女の子がいるんだ」
苺園。組織の中では名前が知られた能力学者の夫婦。
だが、組織に反発して殺され、その娘は逃げたという。
その話は、既に組織内に広まっている。
「僕はその苺園ベックって子にあって、一緒にレジスタンスのアジトに行ってみるよ!」
そう言うと、階段付近まで走っていく。
「また会えたら、返事聞かせてね!バイバイ!」
そう言い残し、階段を駆け降りていった。
295師走 桐生 ◆X1AB6lllXs :2005/05/19(木) 03:44:51
>256
階段を降りながら泣きじゃくる。
「うぇ〜ん!!」
その声は、廃ビル内に響きわたった。
そして、苺園がいる階まで降りてくる。
苺園を肉眼で捉えた。
「おねえちゃ〜ん!」
泣きながら苺園に抱きついた。
「ふぇ・・・外に出たら迷子になっちゃって・・・」
潤んだ瞳を、苺園に向ける。
「おねぇちゃんお願い・・・つれてって」
子供用だがレジスタンスの制服だ。
師走が何者なのかわかるだろう。

『苺園に張り付いて動かない』

>293
気にしないしないでください。
政府の内部どうしようか迷ってましたので。
水無月にはいつかなります。

新テンプレは今日中に出します。
296師走 桐生 ◆X1AB6lllXs :2005/05/19(木) 03:57:25
あちゃー・・・文章もレスも見落としてるのあった・・・・・・。
師走が降りたのは、まだ火の気がない階段、ということにしてください。
297苺園ベック ◆BEKCmvI.lc :2005/05/19(木) 08:31:07
>249爆発
大きな音が何度か響いた。
爆発音。すぐに理解できた。
(…出入口の方に避難しておこう…)
階段付近から、出入口付近に移動する。

>295レジスタンスの少年
火の手はまだ来ることもない。
天井が崩れる気配もない。
一階の出入口付近に移動しているベックは、すぐにでも廃ビルから逃げることができる。
と、階段から、泣きながら少年が降りてきた。
有無を言わさず抱き付かれ、「連れてって」と懇願される。
(…どうしよう…)
組織の人間でなかっただけ幸いだが、レジスタンスの元に行くことはできない。
(…そうだあの人なら…)
心に水菜の顔が浮かんだ。
「…連れてってあげることはできないけど…レジスタンスの人…探してあげるから…」
手を繋ぐと、出入口から外の様子を窺う。
「…よし…行こう…」
注意を払って、廃ビルから出た。
桐生と共に、水菜を探しに向かう。



新テンプレ書きました↓
名前:苺園ベック(いちごそのべっく)
通り名:絶対防壁
特殊能力:『壁』 (※←には漢字一時を明記してください)
能力の説明:地面や床など、触れられる物なら全てに干渉し、壁を作り出す。
強度は、干渉するものによって変わる(土なら土の、コンクリートならコンクリートの強度になる)。
能力の長所:自分の四方を囲み防壁などにする他、ある程度なら遠方にも壁を作れる。
干渉中ならば、壁を移動させることも可能。
能力の短所(弱点):壁の高さは最大5メートル程までしか作れなく、厚さは30センチ程。
階級:―(単独行動)
年齢:12歳
性別:女性
国籍:日本
身長:129cm
体重:28kg
性格:寡黙
容姿:髪型はショートカット。黒の上下を着ている。容姿と名前から、男子と間違われやすい。
装備:小型無線機、ノートPC、暗視ゴーグル、ツール一式、乾パン、飲料水、両親と自分が写った写真(全部リュックの中に入っている)
必殺技:特になし
好きなもの:両親
嫌いなもの:東京を制圧した組織
仲間に一言:…そんなものいない…
名無しに一言:…邪魔はしないで…
みんなに一言:…敵ならば…容赦しないから…
298名無しになりきれ:2005/05/19(木) 09:55:00
日も落ちて夕方になりました。
カラスがかぁと一声鳴きます。
299現在の状況:2005/05/19(木) 11:23:50
>249>258更科宗一>249・黒いコートを着た男>284
ガス爆発を引き起こし、空と建物内で衡着状態

>259國岡弾>164
負傷しながらレジスタンス捜索中

>276滝瓜水菜>287
廃ビル内に潜伏中

>286亜門宗一>145
滝瓜水菜とは別の廃ビル3Fに潜伏中

>292蒼山幻>288
政府蜜命を受け東京に潜入
>294>296師走桐生>211・苺園ベック>172
合流。火の手を避け滝瓜水菜と合流すべく移動中
300名無しになりきれ:2005/05/19(木) 11:30:45
上の方に亜門の能力ショボいってあったけど、実はかなり恐ろしい能力だと思うぞ。攻撃があたらないんだから
しかも平行感覚まで狂わすから接近戦では勝てないし更科や蒼山には天敵みたいな奴じゃん
案外目をつぶって銃を撃ってそうな滝瓜のほうが当たるかもな
301更科壮介@隼型獣人 ◆gSoxFZyIbU :2005/05/19(木) 18:02:16
眼下で燃え盛る建物を目を細めて見下ろす。一階は見事に燃え上がっている。
これならば、一階に逃げ込んだ奴も其処で火達磨になっているか、もしくは上の階へと移動しているだろう。
すくなくともこれで待ち伏せを喰らう事は無くなった。
「さて、どうでるかな」
すーっと高度を下げ、火が回っていない三階付近の窓を破って中に侵入しようとする。が、その時。

>292
何処からか打ち上げられた信号弾が炸裂した。思わず更科は振り返り、雨が止んだばかりの空を漂う三色の煙を確認した。
「……世話が焼ける」
火に包まれていくビルを一瞥すると、更科はその信号弾が打ち上げられた場所へと向う事にした。
地上で爆発的に燃えるガスがビルの一階を完全に火で包み込んでいるので、取り敢えず、逃げ場は彼には無いだろう。
しかし、この程度で容易く屠れる能力者ではないはずだ。どうにかして燃え盛るビルから脱出するだろう。
「ま、時間稼ぎと思えばいいか…」
そう納得すると、更科は背中の羽をはばたかせて信号弾が打ち上げられた場所へ向った。

暫く空を飛んで眼下に網の目のように広がる狭い路地に目を凝らしていると、四人の男女が雨に濡れている路面の上に倒れていた。
それを確認すると、更科は高度を下げて其の場に降り立った。
「…酷いな」
地上に降りて、その倒れている四人を一目見た感想がそれであった。まだ雨で濡れている路面の上を、更に血で紅く染め上げている。
道路脇の側溝には、倒れている四人から流れる血が溜まっている。それらが汚水と混じり合い、側溝を流れる水は酷い色だ。
その内の一人の上に屈み込み、死因と思われる刀傷を鳥類の指でなぞる…更科は刀の使い手という訳ではないが、その刀傷を見る限りでは、
素人の目にも相手が熟練した使い手だということが分かった。まるで身の薄い薄い剃刀か何かで切りつけたような、そんな風に綺麗に切り裂かれている。
「相手は相当の刀の熟練…しかし、能力者四人を相手に一方的に勝利している。相手も何かの能力者か」
簡単な見解を独り言として呟く。隼形態時の更科に眉毛は無いが、彼は眉を顰めた。
「…純粋に身体能力全般を強化する俺では分が悪いかもしないな……もう少し獣化の範囲が増えればいいが」
更科の『獣』の能力は、使えば使うほどその獣化できる種類を増やしていく。つまり、成長し続けるのだ。
最初は身近にいる犬や猫などの哺乳類に獣化できたのだが、人目を忍んで能力を使用している間に、気がつけばいつの間にか獣化できる種類が増えていた。
図鑑や動物園で見ることが出来る猛獣や大型の哺乳類、更には爬虫類など…そうしている間に、哺乳類、爬虫類、魚類、鳥類などの生物に獣化出来るようになっていた。
大抵の獣に獣化できるようになった更科ではあったが、未だに獣化できない生物がいる。それは硬い甲殻を持ち、動物よりも遥かに身体能力が高い『昆虫』である。
昆虫は体のサイズは小さいが、それを人間ほどの大きさにスケールアップすれば、恐ろしい程の能力を秘めているのが分かる。
硬い外骨格は鉄の硬度にまで達し、空気の僅かな流れを読む敏感な触角、硬い外骨格に守られた動物よりも強靭な筋肉。
それが人間ほどの大きさになれば、どれ程強い生命力を持った生物かという事がわかる…しかし、未だに昆虫の類に獣化できたことは無い。
獣化する時は、脳裏になりたい動物の姿を強く思い浮かべればいい。すると、体が反応して勝手にその動物の獣人になることが出来る。
何度か、子供の頃に好きだった昆虫の姿を強くイメージしたことがある。だが、どれにも体は反応しなかった。
「…せめて、大好きな飛蝗には一度は変身してみたいものだな」
嘘か本当かは分からぬ戯言を、更科は呟いた。

『レジスタンスの死体の傍に降下。何やら独り言を呟いている』
302蒼山 幻 ◆J7JPOu6Zgs :2005/05/19(木) 18:55:56
堂々と歩く幻の後方の空に、信号弾が音を轟かせて三色の煙が散る。
「…仕留め損ねた奴がいたか」
だが、回復や治癒の特殊能力者でなければ、あの傷から生還するのは難しい。
それをわかっているから、それ以上何も言わず、足を進めた。

>301
ふと空を見上げると、大型の鳥が飛んでいる。隼か。
「いや、特殊能力者か」
この距離からでも、相手が特殊能力者だという気を感じる。
蒼山一族。古来から日本を裏から支配する『真の政府』を、誕生当時から護衛を任せれてきた武家。
剣術、そして格闘術にも精通した一族で、特殊能力がなくとも一般人より強い。
幻はそれに特殊能力を上乗せしたようなものだ。
(そのせいで随分と、父上には厳しくされたものだ。特殊能力を使わずしての訓練を散々やらされた)
などと、昔を思い出していると、焦げ臭い臭気が鼻を掠める。
臭気を辿ると、その方向には煙を上げるビルを発見する。
「臭気に混じって特殊能力者の気を感じるな。組織の者に、当たればいいが」
そう呟くと、廃ビルに向けて歩き始めた。

『廃ビルを目指す』
303更科壮介@隼型獣人 ◆gSoxFZyIbU :2005/05/19(木) 19:06:55
>302
「…近いな」
湿り気を帯びた空気に含まれている、僅かな残り香に顔を上げる。
「敵か…弔い合戦とはいかないが、せめて、安らかに…」
四人のレジスタンスの遺体を近くの廃屋に隠し、死体を覆うのに丁度良い白い布を、物言わなくなった彼らに掛けてやる。
死体を白い布で覆うと、更科は廃屋の外に出、まだ曇っている空へと舞い上がった。

暫く、匂いを頼りに空を飛んでいると、眼下に時代錯誤も甚だしい、侍の服装に身を包んだ男を発見した。
「奴か…」
仄かに、男から血の匂いが香る…鋭敏となっている更科の嗅覚には、それを空中で捉えるのにはさほど苦労はいらない。
急降下して頭上から強襲を仕掛けたいところだが、まずは様子を見るべきだろう。
相手の頭上高くで旋回しながら、こと細やかに相手を観察していく。

『蒼山を追跡。頭上で旋回しながら様子を見る』
304蒼山 幻 ◆J7JPOu6Zgs :2005/05/19(木) 19:47:30
>303
頭上を旋回する隼…更科を、見ずして既に捉えている。
何もしてこないなら、こちらも仕掛けるつもりはない。
ただ、訊いておきたいことがなった。
「…風龍刃」
更科を見ることもせず、特殊能力を使うこともせず、目にも止まらぬ早さで剣を抜き、振る。
剣を振ることにって発生したその剣風は、カマイタチに似た衝撃波となり、更科に向かった。
そして、顔を上げて、更科を見た。
「今のは威嚇だ、これ以上俺にまとわりつくなよ。敵意を向けるならば、例え標的である組織の人間でなくとも、斬らねばならん」
聞こえるかはわからないが、そう言うとまた蒼山は歩き始めた。

『更科への攻撃はあくまで威嚇。更科が攻撃を仕掛けてくるなら、応戦する模様』
『依然として目的地は廃ビル』
305蒼山 幻 ◆J7JPOu6Zgs :2005/05/19(木) 19:48:56
すいません。ちょっと訂正です。

>303
頭上を旋回する隼…更科を、見ずして既に捉えている。
何もしてこないなら、こちらも仕掛けるつもりはない。
「…風龍刃」
更科を見ることもせず、特殊能力を使うこともせず、目にも止まらぬ早さで剣を抜き、振る。
剣を振ることにって発生したその剣風は、カマイタチに似た衝撃波となり、更科に向かった。
そして、顔を上げて、更科を見た。
「今のは威嚇だ、これ以上俺にまとわりつくなよ。敵意を向けるならば、例え標的である組織の人間でなくとも、斬らねばならん」
聞こえるかはわからないが、そう言うとまた蒼山は歩き始めた。

『更科への攻撃はあくまで威嚇。更科が攻撃を仕掛けてくるなら、応戦する模様』
『依然として目的地は廃ビル』
306名無しになりきれ:2005/05/19(木) 19:49:25
オナニースレage
307滝瓜 水菜 ◆8swatERmpE :2005/05/19(木) 19:51:27
>293
了解しました。頑張って。

>298
廃ビルを出る。ずっと泣いてたらしく、辺りはすっかり夕刻になっていたようだ。鴉も大空を自由に飛んでいる。
「…。」
水菜は思いつめていた。弾の言っていた要求。本来は他のメンバーの皆とも話し合うはずであったのに
自分だけの都合で追い返してしまった…。
「…あの人、組織に帰って報告したのかな…。」
水菜はレジスタンスのアジトへ歩き出した、この出来事をリーダーに報告する為に。
恐らく何らかの処置が下される事になるだろう。肩を窄める、しかしそれ以前に仲間からの目も痛い。
「任務も…達成せずじまいだったしなぁ…。」
深いため息をつきながら歩いている。すると

>292
「あれは…。」
信号弾のようだ、恐らく何かが起こったようだ。
「…嫌な予感が…。さっきからこればっかりね…でも。」
深刻な表情、そして走り出した。恐らくここだろう。水菜は息を切らしてそこへついた。しかし
「…血が。」
ここにあるはずの死体は更科によって処理された後だった。そこに残っているのは既に黒くなりつつある血のみ。
「警戒したほうがいいわね…。」
辺りを確認する。…誰もいない。
「ここは早めに離れたほうがいいかもしれないわ…。」
更に警戒しながらもまた、アジト目指して歩き出す。
308名無しになりきれ:2005/05/19(木) 20:05:32
>307
どうやって一階が炎に包まれたビルから脱出したのかと小一時間
309名無しになりきれ:2005/05/19(木) 20:10:01
>308
待て、炎に包まれたのとは違うビルの筈だが
310名無しになりきれ:2005/05/19(木) 20:18:43
>571
馬鹿はこのスレに寄生してオナニーレスを繰り返してる糞コテ達だけだろ
この板にだって希望はあるんだ。まだまだ捨てたもんじゃないぜ
311更科壮介@黒豹型獣人 ◆gSoxFZyIbU :2005/05/19(木) 20:20:18
>305
相手が刀を抜くと同時に急上昇。その直後に左翼の羽毛の幾つかがはらり、と空中に舞った。
どうやら、磨きに磨かれた剣技というものは、離れた所からでも斬撃を放つ事が出来るらしい。
>「今のは威嚇だ、これ以上俺にまとわりつくなよ。敵意を向けるならば、例え標的である組織の人間でなくとも、斬らねばならん」
「一応は俺達レジスタンスと目標を同じとしている様だが……」
すぅーっと高度を下げ、蒼山の行く手を遮るように彼の目の前の地面に降り立ち、背中の翼を折り畳む。
「一応は同胞を斬られて黙っているほど人間が出来ている訳じゃないんでな…悪いが、それ相応の御代を頂こうか」
振り向くと同時に形態を変える。体中を覆っていた羽毛が一斉に引いていき、代わりに墨を流したかのように艶のある黒い獣毛が体を覆っていく。
鳥類である隼の顔から、密林を生息地とする黒豹の猛々しい顔へと変貌していき、細かった肢体もしなやかにして強靭なものに変り、背中の翼も引いていく。
蒼山を正面に見据えたときには、隼の鳥人から黒豹の獣人へと変貌し終わり、口の端を吊り上げて唸り声を漏らしていた。
「掛かって来い」
鋭利な爪が生え揃った指でくいっくいっと蒼山を挑発し、徒手空拳の構えをとった。

『蒼山の前に立ちふさがり、戦闘準備完了』
312黒いコートを着た男 ◆0ZxoJBLdgY :2005/05/19(木) 20:34:26
「あぁ〜あ、やっと出られたな」
二階の窓まで積み上げた車や室外機で作った階段を下りきると、溜息をついた。
(・・・大体、建物の中に火を放つなんて狂ってるとしか思えん)
それだけの芸当を考える頭も信じられないが、等と呟きながら路地を歩く。

>307
しばらく歩くと、意外な人物の姿を見つけた。
あの時、弾と俺との間に割って入った女だ。背格好と顔だけは忘れない。
>「ここは早めに離れたほうがいいかもしれないわ…。」
「・・・・やあ、また会ったな。もう少し早めに動けば俺に会わなくて済んだ筈だが」
女に近付きながら話しかける。
気分が高まったからなのか、大量の電気が帯を作っている。
「そう急がずに、おじさんと遊ぼうじゃないか」
そう言いながらも、どんどん距離を詰めていく。
そして、あと三歩程で手が届く位の距離でストップする。
「・・・単刀直入に言う。お前の仲間のアジトまで案内してもらおうか。もちろん、断れば死あるのみだ。
お前の仲間も悪いようにはしない。ただちょっと目を抉らせてもらったり、足を切断したりするだけだからな」
顔に笑いを浮かべながら、最後の問いをぶつける。
「さあ、俺に協力するのかしないのか、どっちだ?」
313蒼山 幻 ◆J7JPOu6Zgs :2005/05/19(木) 20:50:45
>311
「俺が斬ったのは、敵かそうでないかを見誤った者達だ。斬らねば殺られる、そういう世界であろう」
獣人となった更科に驚くこともなく蒼山は静かに言い放った。
刀を抜くつもりはないらしく、蒼山も構えを取る。
「…戦ってやろうと思ったが、近くに別の特殊能力者がいるようだ。すまんがその挑発、乗ってやるわけにはいかん」
能力を発動させ、一瞬にしてその場から移動を開始した。
(標的は組織…無駄な体力を消費する気にはなれん)

『超高速でその場から移動を開始』

>307>311
(特殊能力者二人…)
場当たり的だか、戦うなら始末するべき敵とぶつかりたい。
更科の口振りから、更科もレジスタンスの人間だとわかる。
(執念深く追われるのはかなわんが、能力をだいぶ抑えているからな…追いつかれも文句は言えん)
更科と戦う気はなかった。追いつかれたら戦うしかないが、今は察知した二人の特殊能力者。
しばらくすると、滝瓜とエンフィールドを捉える。
気配を絶ち、物陰に身を潜めた。

『滝瓜と黒の様子を窺う』
314亜門 宗一 ◆zz04.94iho :2005/05/19(木) 21:37:51
>293
OKですよー。
『能力者殲滅委員会』
過激な発言で支持を集める都知事が、特殊能力者を危険視して独自に発足させた組織。
KKK団みたいなかんじでっす。

>299
まとめありがとう。


私も新テンプレ。微妙に修正したりしました。
名前:亜門 宗一(あもん そういち)
通り名:彷徨する者
特殊能力:『錯』 (※←には漢字一時を明記してください)
能力の説明:思念波を発生させ、効果ない全ての生物に影響を与えます。
      半径20m以内の生物の遠近感を狂わせます。
      半径10m以内だと、生物の平衡感覚も狂わせます。
      標的だけに影響を与える事もできますが、目標を定めなければならないので、あまり実用的ではない。
能力の短所(弱点):遮蔽物があると思念波が遮られ、効果を与えられない。
          敵味方問わず影響を与えるので、乱戦に向かない。
階級:中級二位(能力の特徴ゆえに単独行動を好む)
年齢:28歳
性別:男
国籍:日本
身長:183cm
体重:79kg
性格:温厚・ウソツキ
容姿:筋肉質・土方姿(ニッカポッカズボン・ランニングシャツ・腹巻・タオルハチマキ)ケプラー素材使用・短髪・無精髭
装備:スタンナックル・超音波式暗視ゴーグル・プロトタイプレーザーハンドガン・その他偽造書類
必殺技:特になし
好きなもの:肉・金・戦闘
嫌いなもの:注射
仲間に一言:現場が一番楽しいよな。階級なんていらねえ。
名無しに一言:右も左もわからぬ初心者ですが、よろしくです。
みんなに一言:本とは平穏が好きなんだけどね、お仕事だから仕方がないの(笑
       本業で日雇い土方やってるのよ?横浜で。一般人と戦闘員。両方の生活あるから楽しいんだよな〜
       って、どっかで聞いたことないかい?この台詞

相手の平衡感覚を狂わせて殴り倒し、『俺は重力を操る!』なんて大嘘こく人です。
特殊能力ではないですが、自己暗示で筋力などを多少上げることもできます。
315苺園ベック ◆BEKCmvI.lc :2005/05/19(木) 21:59:35
>298夕刻
カラスが鳴く。
もう日が暮れ、数十分もしないで夜になるだろう。
(…早くこの子を…)
焦りがあった。
夜戦はならべく避けたい。
それにおそらく能力者でないだろう子供も一緒となると、自分の不利は明らかだった。

>307水菜発見
探し回っていると、廃ビルから出た水菜を発見する。
「…あ…」
だがすぐに路地に消えてしまった。
方向からすると、先ほど信号弾が打ち上げられた場所だろうか。
「…少し…走るよ…」
桐生の手を引き、水菜の後を追う。

>315
やっとのことで、水菜に追いつくが…
そこには、黒いコートを着た男が。
「…くっ…」
ベック達の場所には、隠れような物はない。丸見えである。
ベックは、庇うように桐生を後ろに回すと、睨むように黒いコートを着た男を見据え、水菜に近付いた。
「…レジスタンスの子…迷子になっていたから…」
そう話すと、建物に壁に手をついた。
黒いコートを着た男が妙な動きをすれば、前の時のように攻撃する準備をする。
桐生だけは逃がしたい。一緒に行動する内に、心でそう決めていた。
316亜門 宗一 ◆zz04.94iho :2005/05/19(木) 22:00:07
そっと窓を開け、銃を構える。
狙いは今外に出て行った二人の子供。
「あれが苺園ベック、なのか?娘と聞いていたが・・・」
組織を離反した研究者が殺され、娘だけが逃げた。という話は聞いていた。
その話を聞いた時は、どうにもならない怒りがこみ上げたものだ。
特殊能力者の生命線である能力を知るものが、組織から離れまだ生きている。
例え子供であってもそれは許されることではない。自分の命に関わるからだ。
「しかし不用心だな・・・今ならレジスタンスのガキを殺すだけ。変身していたなんて俺は知らなかった、と
なるわな・・・」
照準を苺園ベックから師走桐生にずらし呟く。トリガーに手をかけたまま、緊張した時間が流れる。
ほんの数秒の事だったのだが、随分と長く感じた。
数秒後、不意に息を吐き、銃を降ろした。
どっと疲れた様子で肩を揉みながら、先ほどまで如月眼の座っていたソファーにどっかりと腰を下ろした。
緊張をほぐすように肩を揉み、タバコを取り出して火をつける。

・・・・はぁ・・・疲れた・・
騙すのは好きだが、騙し合いってのはやだねえ・・疲れるわ。
にしてもあの女、きっちり俺の事わかってやがったな。
一体何を企んでいるんだか・・能力見せるとかいったが、ありゃ何の能力だ?
つうか、能力を見せたのか、能力を解いただけなのか・・・どっちが本体か、いや、どっちも仮の姿か・・微妙
なところだな・・
上級二位の女が単なるスパイをやっているとも思えんし、な・・・
それから話の流れだと、やっぱり黒コートは組織の仕込だってことだよな・・?
エンフィールド・・・どこかで聞いたような・・IRCかモサドか、東欧系の組織でそんな名前聞いたような気がせ
んでもないが・・思い出せねえ・・

タバコ一本吸い終るまでの時間で如月との会話を思い出し、整理をする。
だが、そこまで考えたところで、亜門のいる部屋にも煙の匂いが漂ってきた。
「おっと、考え込んで丸焼きになっちゃかなわねえ。まだまだこんなところで死ぬわけにゃいかねえからな。
俺にはまだやる事(食う・寝る・呑む・打つ・買う)が残ってるからな。」
タバコを床に投げ捨て、慌てて廊下を走り非常階段に出て隣のビルに飛び移る。
「もう日も暮れるか・・・。さて、お仕事も終わったこったし、帰って寝るか。」
そう言うと、戦闘区域を出るべく移動を開始した。

『ビルを出て戦闘区域を出る為に移動』
317師走 桐生 ◆X1AB6lllXs :2005/05/20(金) 01:28:57
>297 >315
苺園に寄り添って、滝瓜を探す。
苺園が滝瓜を見つけた。だがすぐに路地に消えた。
>「…少し…走るよ…」苺園の言葉に「うんっ!」と元気よく答えると、苺園の共に滝瓜を追いかけた。

>307 >312
追いつくと、滝瓜の他にも誰かいることに気付く。
(エンフィールド…)
黒コートの男の名。
如月の時なら、挨拶の一言は交わしておくところだが・・・
「おねぇちゃん怖いよ・・・」
苺園の服を掴み、震えながら声を上げた。

『苺園の側を離れない』
新しいテンプレです。
少し修正しました。
名前:如月 眼(きさらぎ まなこ)/師走 桐生(しわす きりゅう)/水無月 一(みなづき はじめ)
通り名:四季『秋』/なし/御意見番
特殊能力:『写』 (※←には漢字一時を明記してください)
能力の説明:変身能力。顔、骨格、髪、肌、体重や密着している衣服や靴も変身できる。
能力の長所:相手の肌を一定時間触れることができれば、情報を読み取って相手そのものに変身できる。
能力の短所(弱点):ただし上記の条件を見せない場合は、外見しかコピーできず内面の遺伝子情報などはコピーできない。
階級:上級二位/レジスタンスメンバー/『真の政府』メンバー達の御意見番
年齢:20歳後半/6歳ほど/60代後半
性別:女性/男性/男性
国籍:不明
身長:169cm/121cm/153cm
体重:54kg/21kg/46kg
性格:妖艶/無邪気/冷静沈着
容姿:金髪、キャミソール、ロングスカート/レジスタンス制服(子供用)/スーツ
装備:特になし
必殺技:特になし
好きなもの:特になし
嫌いなもの:特になし
仲間に一言:・・・・・・。
名無しに一言:・・・・・・。
みんなに一言:・・・・・・。
318滝瓜 水菜 ◆8swatERmpE :2005/05/20(金) 22:11:24
>312
声をかけられ、一瞬ビクッとしながら振り返る。
「うっ…。」
彼を見た瞬間一歩引く。忘れもしない、あの『電気使い』の男だ。
>「そう急がずに、おじさんと遊ぼうじゃないか」
>そして、あと三歩程で手が届く位の距離でストップする。
「来ないでっ、来ると撃つよ!」
(正直ヤバい…まぁ、水溜りはちょくちょくあるけど大体水は引いてる…気をつければすぐに感電って事はなさそう。)

>「・・・単刀直入に言う。お前の仲間のアジトまで案内してもらおうか。もちろん、断れば死あるのみだ。
>お前の仲間も悪いようにはしない。ただちょっと目を抉らせてもらったり、足を切断したりするだけだからな」
>顔に笑いを浮かべながら、最後の問いをぶつける。
>「さあ、俺に協力するのかしないのか、どっちだ?」
(…だから戦っても…それにこの前みたいに逃げるなんてしたくない!)
「…強引な男の人は好きだけど、行き過ぎると嫌われるなんて貴方には絶対分からないでしょうね。」
水菜の制服の袖から泡が溢れる。そして水菜が後ろにジャンプすると思うと、袖から溢れた泡は一瞬にして量を増し、
エンフィールドのいる地形全体を細かな泡で覆った。
「答えはNO!」
続けざまにエンフィールドのいた所を銃で撃ちこむ。二発、三発、四発…と何度も何度も撃ち、
そしてとっさに辺りを警戒する。
(…さぁ、何処から来るか。)
ブクブクと泡の音を鳴らし、次の攻撃に備える。
319黒いコートを着た男 ◆0ZxoJBLdgY :2005/05/20(金) 22:26:49
>298
カラスが鳴き始めた。
いつの間にか夕刻になっていた。
(日が暮れたら、退散した方がいいかもな・・・)

>318
>「…強引な男の人は好きだけど、行き過ぎると嫌われるなんて貴方には絶対分からないでしょうね。」
「ああ、分からないな。だからどうかしたか?」
意味も無く返事をする。別に分からない訳では無く、ただ単にレジスタンスが嫌いなだけだが。
>「答えはNO!」
周りが泡で覆われる。正直、こんな能力だとは思っていなかった。
(だが、上には上が居るんだよ)
飛んできた銃弾に手を向けると、それだけで弾が静止する。
そして、止まった銃弾を泡の外へ弾き出す。同時に、泡を飛び抜けて水菜の横まで跳躍する。
「さて、今からちょっとした遊びをやる。何、ルールはすぐに分かるさ」
言い終わると、速攻で水菜を磁石化する。
「今この瞬間から、お前は磁石だ。それも、かなり強力なやつだ」
言っている内に、そこら中の路地から車やゴミ箱、電灯などが滑る様に水菜へ向かってくる。
「さあ、早く逃げないと死ぬぞ、女」
320名無しになりきれ:2005/05/20(金) 22:42:48
>飛んできた銃弾に手を向けると、それだけで弾が静止する。
>そして、止まった銃弾を泡の外へ弾き出す。同時に、泡を飛び抜けて水菜の横まで跳躍する。

( ゚д゚)
 
(つд⊂)ゴシゴシ
  _, ._
(;゚ Д゚) …?!
321名無しになりきれ:2005/05/20(金) 22:42:49
きゅうりと黒は、蒼山、苺園と師走が来たのは完全無視なのか?
隠れてる蒼山はともかく、師走を引き渡しに来た苺園とかは絡まないと話進まんぞ
322黒いコートを着た男 ◆0ZxoJBLdgY :2005/05/20(金) 22:59:13
>320
地球外生命体並みでスマソ

>321
実は忘れてましたなんて口が裂けても言えません。
明日改めて改訂版を投下しますので・・・
323苺園ベック ◆BEKCmvI.lc :2005/05/20(金) 23:03:44
じゃあ今日は動けないんですね。
了解しました、お疲れ様。
ではまた明日来直します。
>313
ふっと幻の如く、目の前の男が掻き消えた。獣化した動体視力でも追う事は叶わない。
どうやら、それが彼の特殊能力のようだ。超高速で移動する能力。そればかりには、幾等身体能力を上げても追いつかない。
「撒けた…と思っているのか?」
ふっと口の端を吊り上げて不敵に笑う。それと同時に黒豹から白銀の毛並みをもった狼型獣人へと姿を変える。
「姿を消せるほどの超高速で移動しようと、匂いは消せんぞ!」
くんくんと大気に僅かに混じった彼の匂いを直ぐに嗅ぎ当て、大地を蹴って疾駆し、その元を追いかける。

>315>317>318>319
匂いを追いかける途中、別の匂いが鼻に引っかかる。どうやら、能力者が一箇所に固まっているらしい。
レジスタンスと組織の能力者による戦闘だろうか。だとしたら、加勢してやらねば。
地面を強く蹴って空中へと舞い上がり、建物の屋根伝いに戦闘が行われている場所へと急ぐ。
戦闘が行われている場所が見えるところで一旦屋根の物陰に隠れ、様子を見る。
少女二人と子供一人、そして対するは先ほどの黒コートの男一人…はっきりといって、彼女らの方が分が悪いだろう。
そうこうしている間に、少女の一人が男に向って銃を発砲するが、男は電磁障壁でそれを受け止める。
そして驚くべき身体能力で跳躍し、発砲した少女の横に降り立つ…何処まで非常識だ?奴は能力以外に、体をサイボーグ化でもしているのかもしれない。
見れば、少女の周辺の様子がおかしい。車やゴミ箱、電灯が少女目掛けて滑るように移動し始める。
「…世話が焼けるな」
やれやれと狼型獣人の姿のまま溜息をつき、肩を竦めて見せる。幸い、黒コートの男は此方に気付いてはいない。
奇襲を仕掛け、一瞬で奴の首と胴体を切り離すか。だが、失敗すれば少女はどうなるか分かったものではない。
更科は一瞬逡巡するが、直ぐに屋根を蹴って空高く飛び上がる。そしてそのまま黒コートの男のがら空きの背中に蹴りを入れる。
これで相手が吹っ飛ぶかどうか知らないが、取り敢えず、一瞬だけ怯ませることは出来ただろう。
「飛ぶぞ!舌を噛むなよ!」
さっと長い腕を伸ばし、少女二人と子供を腕に抱き抱え、地面を蹴って空へと飛び上がる。そして一瞬で形態を変える。
白銀の毛並みを持った白狼型の獣人から、瞬時にして大きな翼をもった荒鷲型の鳥人へと姿を変え、一羽ばたきで高度をぐんぐん上げる。

『黒コートの男の背中に蹴りをいれ、三人を腕に抱き抱えて空中に飛び上がり、荒鷲型鳥人へと姿を変えてその場を離脱』
325名無しになりきれ:2005/05/20(金) 23:25:11
>324
いいとこ取りワロスwww
326名無しになりきれ:2005/05/20(金) 23:31:53
これで黒コートが「雑魚が!」とかなんとかいいながら撃墜したらワロスじゃねぇな。
327名無しになりきれ:2005/05/20(金) 23:38:40
黒コートの中の人の性格からしてそれは無いかと。
むしろ「卑怯者!降りて来いやー!」等と笑いを誘いそうw
328名無しになりきれ:2005/05/20(金) 23:47:10
しかし、何で黒コートは長い距離を跳躍できたんだ?
329名無しになりきれ:2005/05/20(金) 23:51:34
その前に、あの泡の中で銃弾が見えた上に、銃弾自体速いのに止める事ができた件について。
心眼使いか?
330亜門 宗一 ◆zz04.94iho :2005/05/20(金) 23:55:40
暗闇の中、一人の男が足音も立てずに歩を進める。
ここは地下鉄。とはいっても、戦場化・廃墟化の進む都心の地下鉄である。当然電車はおろか、電気すら通って
いない。
開発が進み、複雑に入り組んだ地下鉄網だが、現在は地下水道脈とも接する場所もあり、正に広大な地下ダン
ジョンとなっている。
その広大さと複雑な構造ゆえに殆ど人も入らず、亜門はここを東京と外界の通路として使っていた。
東京に入れば組織の戦闘員であるが、外に出れば日雇土木労働者という二重生活を送る亜門にとって、この通
路はなくてならないものであり、ある程度の構造は理解している。
完全なる暗闇ではあるが、亜門の装備する超音波式暗視ゴーグルのお陰で視界に不自由は感じない。
いつもの慣れた道を歩きながら、今日のことを思い返していた。

(残業手当も出ねえのに、日が暮れてまでやってられねえっての。それにしても今日はあの女のお陰で・・・)
歩を進めながら、重大な秘密を知らされてしまった事に心の中で舌打ちをする。
(一体何が狙いなんだ?組織とレジスタンス、両方の顔を持つ女・・・俺に何をさせたい・・?
これだけ特殊能力者が集まって派手にドンパチできる状況なんて、世界でも他にはない・・・しかもまだまだ集まり
つつある・・・
そもそもこの特殊能力は・・・一体何の為に発現するんだ?コードマスターは楽園とか言っていたが、何故このや
り方を選んだ?
この状況は・・・壺毒・・か?人の人工進化・・・?
・・・・・・・・まさか、な。どうも疲れているな・・・下っ端がこういう事考え出すとろくな結末が舞っていないのが相場だ
し、な。)
壺毒・・・一つの壷に毒蛇や毒虫を多数入れ、蓋をする。毒虫たちは壷の中で殺し合いをし、最後に残った一匹は
最強の毒を持つようになるという呪いの一種だ。
自分の飛躍しすぎた思考を振り払い、帰路を急いだ。

『地下鉄網に潜伏。色々考えながら帰宅中』

超音波式暗視ゴーグル:光増幅式とは違い、完全なる闇でも暗視可能。フラッシュで焼きつくこともなし。
               ただし、画像は全て白黒の濃淡で表され、細かい視認はできない。また、大音量などがす
               るとノイズが入る。
( )内は全て亜門の勝手な想像なので余り気にしませんようにお願いします。
331滝瓜 水菜 ◆8swatERmpE :2005/05/20(金) 23:58:45
>315
「あ…。」
再び苺園との再会、思っても見ない事だった。そして苺園はエンフィールドに敵意を見せる。
(…一緒に戦ってくれるみたい…じゃあこれで二対一…。)
自信を持って思った水菜であったが、もう一人子供がいることに気づいた
>「…レジスタンスの子…迷子になっていたから…」
「…確かにこの子はレジスタンスの子だわ。…ありがとう。」
子供の顔を確認する。確かにどこかで見たような顔だ。名前は恐らく…師走…師走桐生。
(…でもどうしてこの子が外に…。)
しかしそう長々と考えている暇も無かった。

>324
水菜は磁力を帯びる。
そしてそれに反応してか金属の車や電灯などの機材が徐々に水菜に襲い掛かる。
「くっ…」
もう駄目かと思った瞬間、黒いコートの様子がおかしいのに気づいた。
黒いコートの姿が…白くなっている。いや、そこにいたのはその男ではなく、白い毛並みをした狼であった。
>「飛ぶぞ!舌を噛むなよ!」
「え?あ…。」
突然白狼に抱えられたと思うと狼は鷲に姿を変えた。そしてまた跳んだかと思うと今度は大空へ羽ばたいた。
「や、やぁ…。」
高度がぐんぐん上がる。都市全体が見える程の高さ。
この自分を抱えている鷲は…などとそんな考えている余裕はなく、水菜自身こんなに高い場所での光景は初めてで、
情けない声をあげた途端、気を失ってしまった。

>321 >323
あたしも見落としていたわ、本当にごめんなさい。

>325
フォローしてくださって本当に感謝してます。ありがとう、荒鷲さん。
332名無しになりきれ:2005/05/20(金) 23:59:13
>329
半径一キロ以内の金属が自由に扱える、つまり・・・
銃てのは殆ど金属製品使ってるから、場所は把握できる。
ましてや銃弾なんぞ金属の塊だから、どれだけ早かろうが何だろうが止められる。

結論
銃弾は見えなくても止められる

納得しましたか?
333名無しになりきれ:2005/05/21(土) 00:03:20
>332
キュウリの弾は金属じゃない筈だぞ。
334名無しになりきれ:2005/05/21(土) 00:26:06
>333
泡か?
世界中何処探しても泡を撃てる銃は無いぞ。
おそらく普通の弾に泡を付けた感じかと思われ。
335名無しになりきれ:2005/05/21(土) 00:29:27
名無しもキャラハンもみんな過去ログ読まな杉でフィニッシュ
336名無しになりきれ:2005/05/21(土) 00:30:22
>334
>170
よくログを読みもしないで知ったかぶりはやめてください
337名無しになりきれ:2005/05/21(土) 00:35:25
>336
おーおー、でかいのが釣れたなw

という訳で黒は死ねっつー事でFA?
338名無しになりきれ:2005/05/21(土) 00:36:30
それ釣りじゃなくて負け惜しみって言うんだよ
339名無しになりきれ:2005/05/21(土) 00:37:53
>338
本人ではないと思われる
てか>337下の文は何だ貴様俺を舐めて(ry
340名無しになりきれ:2005/05/21(土) 00:38:26
>170で硬質化した泡を弾にできるように改造
>223で、針付の硬質泡玉を撃っている。
デリンジャーは二連発。次弾も針付の泡玉を装填していた、って事で。
多少の矛盾や破綻は都合よく解釈して飲み込んで言っちゃ、駄目、かな?
341名無しになりきれ:2005/05/21(土) 00:39:27
>340がいいこと言った
342名無しになりきれ:2005/05/21(土) 00:40:51
>340
それはキャラハンの仕事で名無しの範疇じゃない

出しゃばりすぎだ自重せよ
343名無しになりきれ:2005/05/21(土) 00:42:16
何だこのキャラハンを見下した名無し達は

自重を知れや
344名無しになりきれ:2005/05/21(土) 00:43:01
>342
命令形かよ
345名無しになりきれ:2005/05/21(土) 00:43:36
ここの名無しはみんな偉そうだからキエロ
そうすればいらんレス消費も見落としもなくなるだろ
346名無しになりきれ:2005/05/21(土) 00:45:42
名無しがここまで偉そうなのは異常事態だな
347亜門 宗一 ◆zz04.94iho :2005/05/21(土) 00:46:39
>342
そうだったのか。名前出したほうがよかったでしたか。
すいません、この板の仕組みをまだよく判ってなくって。
自キャラと関係ないところだったので、名無しで>>340投稿してました。
じゃ、『亜門の解説のコーナー』と言う事で^^;
348名無しになりきれ:2005/05/21(土) 00:46:46
自分を偉そうだと思ってない名無しが多そうだ
349名無しになりきれ:2005/05/21(土) 00:47:54
>347
お帰りはあちらです
350名無しになりきれ:2005/05/21(土) 00:51:59
名無しはガイシュツの避難所に移動して雑談をお楽しみください

TRPG系スレ避難所その2
http://etc3.2ch.net/test/read.cgi/charaneta2/1105952051/W
351蒼山 幻 ◆J7JPOu6Zgs :2005/05/21(土) 01:24:14
>315>317>318>319
黒いコートを着た男と、もう一人はレジスタンスの女。
レジスタンスと戦う相手といったら、組織の人間しかいないだろう。
まだ動きはしない。先程のレジスタンスのように、無駄な能力の使用と、必要の戦闘はしなくない。
すると、自分のいる場所とは反対の方向から、少女と子供がやってきた。「四人か」
気配絶ちを緩めはしない。組織と思われる男、エンフィールドと一対一で対峙するまでは動き気はなかった。
すると刀が勝手に動き始める。
エンフィールドの言葉が聞こえ、滝瓜を磁石化させたのを知る。
「磁力使いか」
エンフィールドの言動や行動を観察し、相手の特殊能力がどんなものか想定を始める。

>324>331
「そろそろ来るな」
この場に近付く新たな気配を察知した。
その気配は以前に感じたことがある。更科だ。
「さて、わざと臭いを辿らせたのが吉となったな」
息を吹き、一安心する。
相手は獣人。嗅覚は並外れたものだろう。
それを見越した上、わざと能力を加減した。
加えて、能力の無駄な使用を控え、滝瓜や他の者達を待避させて組織の者と一対一で戦える一石三鳥の手だと、自分で感心する。
滝瓜達を連れ、飛んでいった更科を見ると、物陰から姿を現す。
「組織の人間だな。政府の依頼により、貴様等の始末を任された」
気配絶ちを解いた直後だ。それに物陰に隠れていた。
相手にとっては突然の出来事だろうが、マイペースな蒼山には関係ない。

『エンフィールドの前に姿を現す』
352國岡 弾 ◆6Sv/1h8/0Q :2005/05/21(土) 02:07:43
「はーっ、はーっ…」
レジスタンスの人間を探してうろつくこと数十分。いや、一時間を過ぎただろうか。
いくらモチベーションが高いとはいえ体力には限界がある。体力の低下はモチベーションの低下にも繋がる。
顔色は土気色を通り越して既に蒼白、肩で息をして動悸は止まることがない。このまま入院ができそうなぐらいだ。
足の傷も血の勢いは収まってきたものの癒えるどころかますます痛みを増し、歩いた後には血が点々と続く。
それでも逃げ出すことなくただひたすらに任務を忠実に実行しようとするのは、須田に見捨てられたくないから、だろう。
「…い、一体どこにいるんだ…」
レジスタンスどころか、人っ子一人見当たりはしない。諦めたくはないが、諦めざるを得ないかもしれない。
「…と、とりあえず…探そう」
目を付けたのは廃ビル。廃ビルの屋上から見渡せば、レジスタンスの誰かを目にすることも出来るかもしれない。
思い立ったら即実行。近くにある廃ビルで一番高いビルを確認すると、弾はゆっくりとそのビルの中に入る。

「はーっ、はーっ…」
さらに数十分後。弾はさっきよりも息を切らせ、廃ビルの屋上の手すりにもたれかかっていた。
廃ビルなのだから、当然エレベーターなど使えるはずがない。よって階段で登ったのだが。傷ついた体では、きつかった。
少し息を整えた後、カバンから双眼鏡を取り出した。周りをぐるっと見回しながら、様子を窺っていた。そこに。

>324
「…と、鳥?」
双眼鏡で捉えたのは、大きな翼で羽ばたく鳥の姿だった。
あわてて双眼鏡を外し、裸眼で見る。確かに、鳥だった。しかし特筆すべきは、その大きさ。
そして目を凝らしてみると、それは鳥ではなかった。鳥人間とは、あんなものを言うのだろうか。
きっと何かの能力だろう。さっきはトカゲ男がいたし、鳥人間がいても不思議はない。同一人物かもしれない。
「ら、ラッキーかも」
その鳥人間は腕に誰かを抱えていた。ここからでは誰なのかはわからないが、その服には見覚えがある。
何度も見ているから。あれは、レジスタンスの服だ。
「こ、ここで見逃すほど、僕はお人好しじゃないんだ」
手の中にはまだ石が三個握られていた。そのうちの一個を、その鳥に向けて放り投げた。
もちろん、普通に投げては届く訳がない。何度も使っている爆発力の応用で、遠くまで飛ばす力を得る。
爆発を使って物体を遠くに飛ばす。銃に近いのかな、と弾は思った。
「しゃ、射的には自信が」
その言葉通りなのかはわからないが、石は鳥人間の頭の近くで爆発した。
「ま、まだまだ」
残りの二つの石も投げる。それがなくなると、今度は財布から小銭を取り出してまで投げる。威力はないが。
「あ、あくまでも威嚇用だし…」
今回は、時間稼ぎに使っている。時間が経てば、既に夕暮れが近づいている以上、すぐに夜になるだろう。
鳥人間はどういう能力なのかわからないが、鳥の特徴が表れている、と思われる。
鳥といえば、鳥目がある。多くの鳥は、夜になれば極端に視力が低下する。
この鳥人間にもその症状があるのかは分からないが、試してみる価値はあるはずだ。夜はすぐに訪れるのだから。
仮に鳥目ならば、当然大地に降りざるを得ないだろう。その時に、戦いを挑めばいい。負けるだろうが、それは想定の範囲内だ。
とりあえずそれを狙い、自分の少ない所持金までも浪費しながら足止めと時間稼ぎをしている。
>352
何かが空を切る音とほぼ同時に、自分の頭のすぐ近くで眩い閃光を伴って何かが炸裂した。
「くっ!?」
一瞬、よろけるが、直ぐに羽ばたいて更に高度を上げる。その間にも小規模な爆発が自分のすぐ近くで起こっている。
既に時間は夕刻を迎えている。茜色に染まった中では、鳥目の自分にとっては格段に視力が低下している。
仕方が無いので、荒鷲から梟へと形態を変える。荒鷲形態時の方が体と翼が大きく、小柄な三人ぐらいを抱えて飛ぶのはわけは無かったが、
梟形態になるとそうはいかない。体も翼も一回りほどスケールダウンしてしまう。
それに伴い、荒鷲形態時と同程度の高度を維持するのには倍の回数羽ばたかなければならない。
「…尾行されているとなると、アジトに戻る訳には行かないな……」
やれやれと肩を竦めて見せる。直に夜になる。その時に何処かで身を隠し、必要とあらば自分が夜戦をしかけ、先ほどの者を始末しよう。
だが、まずはこの三人を何処か安全な場所まで運んで遣らねばならない。更科は東京全体が見渡せる高度まで上昇した。

『荒鷲から梟へと形態変化。東京全体が見渡せる高度にまで上昇』
354苺園ベック ◆BEKCmvI.lc :2005/05/21(土) 16:46:09
>324
突然現れた巨大な荒鷲。
自分や水菜、桐生を抱え、空を舞う。
「…あの時のトカゲの人…?」
獣を全て司る能力となるとかなりの手練だ。
そう他にはいないだろう。
「…おろして…ぼくはレジスタンスの所には…」
荒鷲に訴えるが、聞こえていないのか聞く気がないのが、返答がない。

>352
ふと下の景色を見ると、ビルの屋上に人影があった。
目を凝らす、その人影は弾で、石を構えこちらに向けて投げてくる。
その石は爆発を起こした。
「……」
ベックは背負っていたリュックを脱ぎ、側にいた水菜に渡す。
「…中にはパソコンが入ってる…ツールの中にディスクがある…そのディスクの中には下級と中級の能力者のデータが入っているから…」
そう告げる。
「…役に立てればいいんだけど…」

>353
ベックはリュックを脱いだことによってできた隙間から擦り抜けるように落ちていった。
目的は弾と戦うこと。
「…さよなら…」
離れた直後、壮介は上空に上がっていった。
このまま行けばビルの屋上に直撃するだろう。
「…壁を出よ…」
落下直前、地面に触れて壁を作り出した。
表面だけを脆い性質に作り替える。
だが、衝撃は吸収されたが、距離からいって…
「げほっ!がっ…はぁはぁ…」
受け身を取って腕や脚は守った。
だが、あばらが何本か折れた。
「…はぁ…はぁ…」
痛みに耐え、弾を見据える。
「…あなただけでも…」
弾に向けるその瞳は、炎のような強い意志を持っていた。
355師走 桐生 ◆X1AB6lllXs :2005/05/21(土) 20:22:39
>324
「わぁ〜すご〜い!」
嬉しそうに、きゃっきゃっとはしゃぐ。
まさに子供。
うきうきと地上の世界を眺めていた。

>352>353>354
爆発が起こると、桐生は怖がることなく笑っていた。
だが、苺園が降りたことに、少々顔色が変わった。
「おねぇちゃん!」
そう声を上げるが、更科が上昇してしまったことで、苺園の姿はみるみる小さくなっていった。
「おねぇちゃん…」
悲しそうにそう言うと、しゅんと肩を落とした。
356黒いコートを着た男 ◆0ZxoJBLdgY :2005/05/21(土) 21:25:41
>324
>更科は一瞬逡巡するが、直ぐに屋根を蹴って空高く飛び上がる。そしてそのまま黒コートの男のがら空きの背中に蹴りを入れる。
かなり油断していたのか、後ろに来ていたあの獣化能力者に気がつかなかった。
がら空きだった背中に蹴りが入り、俺は前方へと吹き飛ばされた。
>さっと長い腕を伸ばし、少女二人と子供を腕に抱き抱え、地面を蹴って空へと飛び上がる。そして一瞬で形態を変える。
>白銀の毛並みを持った白狼型の獣人から、瞬時にして大きな翼をもった荒鷲型の鳥人へと姿を変え、一羽ばたきで高度をぐんぐん上げる。
「貴様、卑怯だぞ!自分が飛べるからといっていい気になるな!次に会ったらミンチにしてやるぞ!」
精一杯の負け惜しみを吐くと、俺は立ち上がった。
「あの怪力バカめ・・・背骨が折れるだろうが・・・」
(本当にサイボーグ化でもしなければ、奴には勝てないな)

>351
>滝瓜達を連れ、飛んでいった更科を見ると、物陰から姿を現す。
>「組織の人間だな。政府の依頼により、貴様等の始末を任された」
「・・・・?何の事やら。政府に恨みを持たれるような事はしてないんだが・・・」
突然現れた相手に、別段驚きもせず返答する。
(あまり政府の奴とは接触したくなかったが・・・)
自分はA級国際指名手配犯であり、政府の人間と接触すれば逮捕される確立が高くなってしまう。
それは俺にとって死と同じ位に嫌な話だ。
(・・・もうそろそろ退散すべき、だな)
「じゃ、俺はこの辺で失礼する。いい夜を」
言い終わると同時に、路地から一台のバイクが走ってきた。
俺はそれに飛び乗り、政府のエージェントらしい人物の方を振り向く。
「戦わないと決めたんだから、追ってくるなよ。組織の人間なら、他を当たれ」
そう言うと同時に、フルスロットルで走り出す。
バイクはハーレー特有の音を立てながら、地下鉄の入り口まで来た。
愛車のハーレーを隠すと、俺は地下鉄の中へ入った。

『蒼山との戦闘を拒否、亜門と同じ地下鉄網へと入る』

>325
何とお礼を言えばいいか・・・感謝の極みです。
更科さん、フォローありがとうございます。
357滝瓜 水菜 ◆8swatERmpE :2005/05/21(土) 21:38:52
>352
「…!」
突発的に周囲に閃光が起こる。はっとして目が覚めるが

>353
「ヒャアッ!」
まばゆい光に目が眩んだのか更科は一瞬傾く。と同時に一瞬世界が傾いたように見えた水菜は再度気を失いそうになる。
「…うぅ…。」
しかし慣れたのだろうか、高い空に怖がりながらも必死に正気を保とうとする。
すると荒鷲の姿をした更科は変形していき、少し小さくなった梟の姿になった。
そして何かを呟き、更に高度を上げる。この都市、東京全体を見渡せる程に。
「…。」

>354
ベックからリュックを渡される。大空で必死に意識を維持している水菜そのせいで考えも無し黙って受け取ってしまう。
>「…中にはパソコンが入ってる…ツールの中にディスクがある…そのディスクの中には下級と中級の能力者のデータが入っているから…」
「え?あ…これは…。」
そんな大事な物は受け取れないと返そうとするが次の瞬間。
「…!」
ベックは更科の手からすり抜けるのが見えた。そして完全に手から離れ、空へ落下していった。
「あ…っ」
みるみる小さくなっていくベックに思わず叫んだ。
「ベックッッ!」
知らないはずの彼女の名前を呼ぶ水菜。
小さくなったベックはビルのほうに落ちた。落ちた黒点は幸いにも蠢いていた。
安心してほっとする。そして目から一筋涙を流した。

>355
水菜はベックのいた隙間を埋めるため桐生を寄せて抱きかかえた。
「…。」

358名無しになりきれ:2005/05/21(土) 21:44:24
日が落ちました
>400まで夜が続きます
359更科壮介@ ◆gSoxFZyIbU :2005/05/21(土) 21:51:57
>354
もぞもぞと少女が腕の中で動いていると思いきや、直後にするりと擦り抜けてしまった。
慌てて少女を追おうとするが、梟型鳥人時では人二人を抱き抱えたままの飛行は安定せず、急降下を仕掛ければ体勢を崩して失速するだろう。
そうなってしまえば、三人とも地面で黒い染みになるだけだ。自分だけならば、たとえ飛行中に失速したとしても体勢を立て直すことぐらいわけないのだが…
少女は屋上に激突する寸前に能力か何かで一命を取り留めているようだが、瀕死だろう。立っているようだが、肋骨の数本は折れているに違いない。
「さて、此処で相談なのだが…」
腕の中にいる少女を見下ろす。
「自らを省みず、危険に晒す勇気があるというのならば、あの少女を助けにいってもいいか?」
勿論、断れればあの少女を諦めるしかない。あの少女を助けるという事は、降下して戦闘を行うということだ。
少なくとも追っ手のつかない空中よりは危険に晒される危険は大きい。それでも尚、この少女が許すかどうかは分からないが…

『滝爪に相談』

>356
いえ、此方こそ決定リールを使ってしまいました。
すみませんでした。
360蒼山 幻 ◆J7JPOu6Zgs :2005/05/21(土) 22:31:46
>356
>「・・・・?何の事やら。政府に恨みを持たれるような事はしてないんだが・・・」
「馬鹿か?組織の人間と言っただろう。貴様個人のことなど知ったことか」
吐き捨てる。
戦う相手のことなど興味ない。
今から斬り捨てる相手の事情を知ったところで、自分には何の得もないからだ。
>「じゃ、俺はこの辺で失礼する。いい夜を」
>「戦わないと決めたんだから、追ってくるなよ。組織の人間なら、他を当たれ」
そう言ってバイクに乗って走っていった。
その場に佇み、息を吐く。
「今回は見過ごそう。だが、組織の人間は掃討だ。いずれは俺か、あるいは別の人間が貴様に引導を渡すだろう」
もう聞こえるわけはない。
「すまんな。取り逃がしたということにしておかないと、後々厄介なことになるかもしれん」
刀を抜き、バイクを見据える。
「…風龍刃」
>305の時に、更科に放ったカマイタチのような剣風を、バイクに確実に直撃させるように放つ。
風龍刃はバイクを貫通し、そのまま消滅した。
ずれることなく綺麗に切れたバイクはそのまま何事もなかったように走っていく。
バイクが真っ二つに分かれるのはそう長くはないが、エンジンを止めた後か前か。
「愛車だったらすまんな。バイクが爆発しなかったら、金をかけて直して、税金を納めて政府に貢献してくれ」
エンフィールドが走っていった方向とは反対の方向に、蒼山は歩いていった。
「さて、野宿する場所でも探すか」
しばらく歩いていると地下鉄の駅を見つける。
一般人はいない街の、列車がくることはもう二度とない、無人の駅。
「ここにするか…」
階段を下り、ベンチに腰掛け、瞑想を始めた。

『地下鉄の駅でしばらく休む』
361國岡 弾 ◆6Sv/1h8/0Q :2005/05/21(土) 22:40:18
>353
「…お、おや?」
遠いのであまりはっきりとは見えないが、鳥人間の体つきがさっきと変わっているような気がする。
ひとまず財布をしまい、再び双眼鏡を取り出して鳥人間のいる方向に向ける。
「…あ、あれは…フクロウ?」
そう、フクロウ。さっきは鷹だか鷲だかの、強そうな鳥の姿だったはずなのに、変貌していた。
「…と、鳥目にはならないな…」
フクロウといえば夜行性だし、さっきの時間稼ぎは全く無に終わってしまった。
さっき五百円玉を投げた記憶もあるし、非常にもったいない。千円近く投げたのではないだろうか。
「こ、これは一気に危ういかも…」
こちらとしても夜は当然視界が悪くなる。梟人間はどんどん高く上がっていくし、見失ってしまうかもしれない。
「み、見えてる間だけでも」
双眼鏡を握りしめ、じっと梟人間を観察している。

>354
じっと見ていると、梟人間の腕の中から誰かが落ちてくる。よく見えないが、レジスタンスの服ではない。
「…あ、あれ?こ、この角度で落ちてくるとなると…」
大方、この廃ビルの屋上に落ちる。しかもあの高さからだ。怪我で済むものだろうか。
「あ、あわわわわわわわ」
おろおろと挙動不審。死なれたら怖い。しかしとくに対応策もないまま、ただおろおろするだけで。
その誰かは、弾から少し離れた場所に落下した。しかしあんな高さから落ちたのに、少し動いている。
「だ、大丈夫で」
心配の声をかけながら駆け寄り、顔を見るなり、止まった。
その顔には見覚えがある。今日だって突き飛ばされたし。あの、苺園ベックだ。
>「…あなただけでも…」
虎でも物怖じしそうな視線をこちらに向けてきた。思わず弾は一歩後退する。
この言葉の後に何が省略されているのか。考えるまでもなく、結論はすぐに出る。
ベックは弾の属する組織に強い恨みを持っている。レジスタンスと違い、弾を捕虜にしたってあまり意味はないだろう。
すなわち省略されている言葉は、「殺す」だろう。弾はそこまで頭の中で考えた後、背筋がゾッとした。
ベックの実力がいかほどなのかは分からないが、弾より上なのは間違いない。というか弾より下は滅多にいない。
さすがに落ちた衝撃で怪我をしている様だが、こっちだってしている。ハンデにもならない。
逃げようか。否、追いつかれるに決まっている。足を引きずっているのだから。
命乞い。無理だ。そんな不確定要素の高すぎる行動などしていられれない。
汗は止めどなく流れる。ベックは相変わらず射るような視線をこちらに向けている。
死ぬのか?こんなところで?まだまだ人生はこれからだろう?死にたくない。死にたくない。死にた
「…だ、大丈夫ですか?」
頭が既にパンク寸前になっている弾の口から出た言葉は、さっき言いかけて途中で止まった言葉だった。
恩を着せよう、なんて低俗な考えではない。相変わらず頭の中では「死にたくない」とリフレインされ続けている。
勝手に口をついて出てしまったようなものだ。言ったことすら覚えているかどうか。
自分より年下であろうと敬語を使うところに弾の性格が表れている。きっとこの男は乳幼児にも敬語を使うだろう。

>358
日が沈んだ。だが既に目の前が真っ暗な弾が夜になったことに気づくのはまだ時間がかかるだろう。
362名無しになりきれ:2005/05/21(土) 22:46:42
>360
待った、バイクが切れると一緒に黒の足もちょん切られるのでは
363名無しになりきれ:2005/05/21(土) 22:47:09
うん
364名無しになりきれ:2005/05/21(土) 22:50:26
>305の時に、更科に放ったカマイタチのような剣風を、バイクに確実に直撃させるように放つ。
>風龍刃はバイクを貫通し、そのまま消滅した。
>ずれることなく綺麗に切れたバイクはそのまま何事もなかったように走っていく。
>バイクが真っ二つに分かれるのはそう長くはないが、エンジンを止めた後か前か。

( ゚д゚)
 
(つд⊂)ゴシゴシ
  _, ._
(;゚ Д゚) …?!
365蒼山 幻 ◆J7JPOu6Zgs :2005/05/21(土) 22:51:02
>362>363
バイクだけを狙った攻撃だ。
いちいちつっこむのは感心せんな。
俺はお前ではないのだから理解できないことはあるだろうが。
バイクに確実に直撃させるように放つとも、書いたつもりだが?
366蒼山 幻 ◆J7JPOu6Zgs :2005/05/21(土) 22:55:36
>364
それがなんだ?
風龍刃とはそういう技だ。
いちいち話を端折るな。やるなら他でやれ。
367名無しになりきれ:2005/05/21(土) 22:56:10
>365
ちょいまち、いくらなんでもその口調はないべさ
368名無しになりきれ:2005/05/21(土) 22:59:40
>367
ヒント:キャラ口調
それぐらい読みとろうよ
369蒼山 幻 ◆J7JPOu6Zgs :2005/05/21(土) 23:00:15
すいません。
では中の人モードということで。
エンフィールドは戦闘を避けたので、とりあえずエンフィールドにダメージは与えない方法を、と考えました。
それだけです。
370亜門 宗一 ◆zz04.94iho :2005/05/21(土) 23:04:46
まあまあ、こっちでやりましょ
http://etc3.2ch.net/test/read.cgi/charaneta2/1105952051/W
せっかくあるんだし、使いましょうよ。
371黒いコートを着た男 ◆0ZxoJBLdgY :2005/05/21(土) 23:05:44
>369
お気遣いに感謝します^^

中の人設定では、エンフィールドは呆れる位のバイクマニアなので、自宅に何台も置いてます。
よって、バイクの修理は多分しない・・・と、思います。
372名無しになりきれ:2005/05/21(土) 23:21:53
質雑兼TRPGなんでしょ?このスレ
避難所なんか意味無いじゃん
373苺園ベック ◆BEKCmvI.lc :2005/05/21(土) 23:22:46
>358
日が暮れた。
電力の供給されない荒廃した街は、暗く、静かだ。


>361
最初は復讐のつもりだった。
今もその考えは変わっていない。
だが、薄れていたのは事実だった。
今、目の前にいる男は、何のために戦っているのだろう。
腹部の強烈な痛みで、弾の言葉は聞こえない。
「…ぼく…死んだらママとパパの所…行けるかな…」
そんな言葉を口走った。
ゆっくりと膝をつき、地面てを添える。
「…最大級の壁を…!」
力を込め、全神経を集中させて、限度である5メートルの高さと30センチの厚さの倍はある壁を作り出した。
「潰れろッ!」
声を上げると、猛スピードで壁が弾に迫る。
374國岡 弾 ◆6Sv/1h8/0Q :2005/05/22(日) 01:15:18
>373
考えに考えた。頭は足りない。でも考えた。生き延びるために。生き延びる方法を。
いや、最初から分かっていたはずだ。考える必要なんてなかった。ただ眼を背けていただけ。
今、その選択肢をしっかりと見据える。行動に移す。もう、これしか、ないんだから。
迫ってくる壁。きっと、ベックの最大の壁なのではないだろうか。ならばこちらも、最大の技で応えよう。
弾が導き出した答え、それは戦うことだった。無謀かもしれない。勝てる可能性は1%に満たないかもしれない。
だが四捨五入したらゼロになるぐらいのごく僅かでも可能性があるなら、それに、賭ける。
「爆砕!」
迫りくる壁が目の前に来た時、弾が出来る最大の威力があるパンチを壁にぶつけた。
数秒間、止まった。動いていた壁も、弾も。微動だにしなかった。
一度ベックが作り出した壁は壊したことがある。だが、厚さも何もかも昼の時の比ではない。
だが。弾が殴った場所の辺りから少しずつヒビが入り…。その超巨大な壁は、轟音を立てて崩れた。
崩れた壁の瓦礫の下敷きになったが、すぐに立ち上がる。右手がぐちゃぐちゃになっている。
あんな力で殴ったのだ。手が壊れない方がどうかしている。痛みに昏倒しそうになる。だが倒れるわけにはいかない。
「…ま、まだだ、まだ左手は残っている…こっちの番だ!」
ベックに向け小さな破片を一つ投げて爆発させ注意を引きつけ、左足だけで大きくジャンプし、パンチが届く範囲に移動。
「もう一度、爆砕!」
左手で爆発力付きのパンチを放つ。腹や頭を打ったら死んでしまうかもしれないので、狙うのは、足。
375苺園ベック ◆BEKCmvI.lc :2005/05/22(日) 02:14:53
>374
能力の限度を越えた使用によって、意識が朦朧としている。
相手を倒すまでは、意識を手放すわけにはいかない。
だが、壁は壊され、弾はこちらに向かってきた。
限度を越えた壁を作ったことで疲労が一気に押し寄せてくる。
反撃しなければ……
干渉を……
そんなことを考えていると、弾の「爆砕」という声が耳に入ってきた。
「ひぎゃうッッ!!!!」
右足が吹き飛んだ。
その場に転がる。
「ひゅー…ひゅー…」
ゆっくりと息を吐き、まるでマグマに足を突っ込んだような痛みに耐え、震えが止まらない手を地面に乗せた。
「…か…か…壁よ……」
今度は壁を、複数の細い棒状に変え、胸部から腹部めがけて向かわせた。
相手は生きたいからこそ、その身が砕けても戦う。
自分は死んでも構わないから、その身を捨てる。
違いはあれど、互いに負けることはできない、死闘だった。
376名無しになりきれ:2005/05/22(日) 02:49:02
377名無しになりきれ:2005/05/22(日) 03:05:08
それで黒のバイク爆発したのか?
378名無しになりきれ:2005/05/22(日) 16:44:50
>377
黙って待ちなさい。
待てないなら既出の避難所で質問しる。
379名無しになりきれ:2005/05/22(日) 16:45:38
お前が黙r(ry
380名無しになりきれ:2005/05/22(日) 16:52:29
まあまあ、正露丸でも飲んで落ちつk(ry
381滝瓜 水菜 ◆8swatERmpE :2005/05/22(日) 18:39:14
>358
あ…暗視ゴーグル持ってくるの忘れてた。
どうしよう…。

>359
>「自らを省みず、危険に晒す勇気があるというのならば、あの少女を助けにいってもいいか?」
言葉にずしりと重みを感じ、水菜の顔色がさらに曇る。確かに今引き返せば再度危険を晒す事は無いだろう。
それにこの桐生の事もだ、子供を危険に冒してまで敵地に突っ込んで行くなんて馬鹿としか言い様がない。
しかし、人間として放って置けるはずがない。それに彼女はまだ生きているし、何より彼女は…
悩みに悩んだ末、水菜は言う。
「お願い、あの子を…助けて。」
382國岡 弾 ◆6Sv/1h8/0Q :2005/05/22(日) 19:05:48
>375
「しゃっ!」
左手での爆砕が成功したのを見届け、思わず小さく雄叫びをあげる。
これで動きはほぼ封じた。片足が使えないのは同じとはいえ、ダメージの規模が半端ではない。
これなら、たぶん逃げることすら容易い。だが逃げはしない。弾の性格からしてみれば考えられないことだが。
しかし、今の弾の頭に逃げるという単語は存在していなかった。逃げたら、何か大事なものも見失ってしまいそうだ。
まだ身構える。第二撃、第三撃のために。流れがこちらに向いているうちに少しでも攻撃を。
しかしその考えは呆気なく覆された。長い棒のようなものが幾つか、弾に向かって迫ってきているのだ。
「…せ、せめて一発カウンター!」
左手で瞬時に石を拾い、ベックの腹部に向けて投げつけ、爆発させる。
いくら致命傷には至らないからとはいえ爆発するのだ。至近距離で食らえば、ただでは済まない。
「…ぐ…がはっ」
迫っていた長い棒状の壁は避けられるはずがなく、鳩尾や心臓の真上など、胸部や腹部の急所が打ち据えられる。
既にダウン寸前だった弾へのとどめとしては十分だったことだろう。弾は気を失い、ゆっくりとその場に崩れ落ちた。
383更科壮介@白狼型獣人 ◆gSoxFZyIbU :2005/05/22(日) 19:06:50
>381
>「お願い、あの子を…助けて。」
「…いい返事だ。ならば、舌を噛むなよ」
梟から隼型の鳥人へと姿を変える。そして翼を折り畳み、急降下の姿勢をとる。
羽ばたくのを止めると、一瞬だけ更科の体が空中で制止するが、直ぐに重力に引き寄せられる。
なるべく空気抵抗を受けないように頭から急降下をする姿勢を取ると、腕の中の滝爪と子供も真っ逆さまになる。
風を切って急降下をすると、直ぐに屋上が目の前に迫ってくる。更科は屋上上空数十m付近で翼を展開し、それをエアブレーキにして減速する。
ふわり、と緩やかに屋上に降り立ち、腕の中の二人を丁寧に下ろす。そして直ぐに荒い息を吐いている苺園の傍に駆け寄った。
「…酷いな」
地面に伏していた苺園を羽毛に覆われた腕で抱き起こし、酷い傷に眉を顰める。
千切れた右足からの出血を止めるべく、辛うじて身に纏っていた黒いシャツを器用に嘴で裂き、裂いたシャツで太股をぐるぐるときつく縛る。
止血をし終わると、今度は彼女の薄い胸板から脇にかけてを手で触り、具合を確かめる…肋骨が三本折れている。
その内の一本が肺に突き刺さっており、直ぐにでも処置を施さなければ危険だ。しかし…
「通してくれる…わけないか」
苺園を腕に抱いて、その場に佇むが、その猛禽類の瞳には確かな憎悪が宿っていた。
「悪いが、一戦交えようか?」
腕に抱いた苺園を滝爪に預け、自分は組織の者と思われる男に向き直り、そして隼から形態を変える。
嘴をもった鳥類の顔から、白銀の獣毛に覆われた狼の顔へと変り、しなやかな肉体から逞しい肉体へと変貌していく。
背中の翼が白銀の獣毛の中に消えていくと同時に骨格が変わる鈍い音が周囲に静かに響き、それに伴い低い唸り声が大きく裂けた口の端から漏れ始める。

『苺園に簡単な処置を行い、滝爪に預けてから白狼型獣人へと形態変化。戦闘準備完了』
384更科壮介@白狼型獣人 ◆gSoxFZyIbU :2005/05/22(日) 19:08:05
しまった…ニアミスですか。では、スルーして下さい。
385名無しになりきれ:2005/05/22(日) 19:08:15
リロードと他者レス読みはちゃんとしましょう
386名無しになりきれ:2005/05/22(日) 19:11:48
謝ってんだからそんなツッコミいらねぇよ
空気読めねー馬鹿が
387名無しになりきれ:2005/05/22(日) 19:16:21
キタ━|東|東|南|南|西|西|北|北|白|白|發|發|中| |中|━(゚∀゚)━━!!
糞DQN
388苺園ベック ◆BEKCmvI.lc :2005/05/22(日) 19:24:01
>382
腹部めがけて放たれる爆弾石。
だが今のベックにはどこに向けて投げられたかもわからない。
せめて顔だけは…
そう考え、腕で顔をガードする。
――ボンッ
「!!!!」
腹部が抉られるような感触。
もう痛みを通り越した絶望。
息をすると腹部から空気が抜けるような感覚に襲われる。
もうベックの瞳には、生気が籠もってはいなかった。
(…ママ…パパ………‥‥‥・・・・・・・・・・・・
ゆっくりと瞼を閉じて、ベックは眠るように、その命の灯火を消していった……。

『苺園ベック――死亡』
389更科壮介@隼型鳥人 ◆gSoxFZyIbU :2005/05/22(日) 20:03:58
>381
>「お願い、あの子を…助けて。」
「…いい返事だ。ならば、舌を噛むなよ」
梟から隼型の鳥人へと姿を変える。そして翼を折り畳み、急降下の姿勢をとる。
羽ばたくのを止めると、一瞬だけ更科の体が空中で制止するが、直ぐに重力に引き寄せられる。
なるべく空気抵抗を受けないように頭から急降下をする姿勢を取ると、腕の中の滝爪と子供も真っ逆さまになる。
風を切って急降下をすると、直ぐに屋上が目の前に迫ってくる。更科は屋上上空数十m付近で翼を展開し、それをエアブレーキにして減速する。

>388
屋上に降り立つと、腕の中の二人を下ろし、直ぐに伏している苺園の傍に駆け寄るが…
「…………遅かったか」
千切れた右足からの出血の酷く、腹部はずたずたであった。爆発が少女の華奢な体を散々にしていた。
既に苺園の瞳に生気は無く、それにつれて出血も徐々に収まっていった。
「………」
苺園の最後を見届けると、身に纏っていた黒いロングコートを脱ぎ去り、それで少女の小さな亡骸を包んでやる。
そしてそれが済むと、今度は伏している男の傍へと歩み寄る。男は気絶をしているようで、ぴくりとも動かない。

>383
「気絶か…悪いが、始末させて貰う」
鋭い爪が生え揃った指先を男の首筋にあてがう。このまま力を僅かに込めるだけで、男の首を切り裂く事など簡単だ。
徐々に力を込めていく。鋭利な爪の先端が男の首の薄皮一枚をゆっくりと裂き、紅い血が零れ落ちる。

『國岡の首筋に鋭利な爪をあてがい、徐々に突き刺していく』
390滝瓜 水菜 ◆8swatERmpE :2005/05/22(日) 20:16:07
>383
「…!」
目を覆いたくなるほどの速いスピードで逆さまに降下していく。
水菜も歯を食いしばって逆さまになりながらも地を見つめつづけた。
ベックのいた黒点。どんどん大きくなっていく。
早く彼女を助けなくては、無事でいて!水菜は高鳴る鼓動を抑えながらその黒点のみを見つめる。
しかし、黒点は異様に大きかった、そしてなにより人の形にはなってはいなかった。
嫌な予感がした水菜はあわてて更科から降りると

>388
遅かった。何もかもが。ベックの散らばる残骸、もう一目でわかった。彼女はもう生きていないと。
「あ、…い、いや…。嫌…。」
頭の中が真っ白になりながらも彼女の元にふらふらと寄る水菜。
一瞬我に返って吐き気を催すものの、恐る恐る彼女の頬に手を当てる。
「っう…っあ…。」
ぽたぽたと涙が溢れる。その雫はベックの頬にピチャリと当たる。
自分の無力さにとても責任を感じた。そして悔しさでいっぱいになる。
「なんで…?」
レジスタンスでなくても構わない。自らの体を張って戦ってくれた。今、確実に一人の仲間を失った。
「…ありがとう。」

>382
倒れた弾を冷たい目で見つめつづける。
あわよくば殺してしまいたい。目は正直に語ってはいるが、自分のみで判断を下す事はしたくない。
「この人、どうする?」
更科に問う。しかし、言うまでもなく更科は行動に移っていた。
391師走 桐生 ◆X1AB6lllXs :2005/05/22(日) 21:09:48
>388-390
更科から降りると、師走は苺園に近寄った。
更科が先にロングコートをかける。
不思議な顔をして、更科を見た。
「おねぇちゃん、もう寝ちゃったの?」
更科の方を見て訊いてみる。
答えを聞かず、滝瓜を見る。滝瓜は泣いていた。
「水菜おねぇちゃん、このおねぇちゃんいつ起きるの?ねぇ・・・ねぇったら・・・」
もう動かない苺園をじっと・・・じっと見つめて、師走は滝瓜の服の裾を引っ張った。
392亜門 宗一 ◆zz04.94iho :2005/05/22(日) 21:59:04
暗闇の構内を歩いていると、爆音が響き、突然ゴーグルに現される映像にノイズが走る。
ゴーグルを取ると後ろから小さな光がこちらに向かってくる。
「どこの馬鹿だ?こんなところバイクで走ってきやがんのは・・・」
小さく舌打ちする。
能力を発言させ、物陰に隠れて銃を構える。光はまだ遠いが、こちらに向かってきているようだ。
どこかに曲がって行ってくれればいいが・・・亜門の銃を握る手にじっとりと汗が滲む。

『隠れて戦闘体制』
393國岡 弾 ◆6Sv/1h8/0Q :2005/05/22(日) 22:05:19
>389-391
深淵の闇。暗い。怖い。誰か。誰か、ここから連れ出してくれ…
夢を、見ていたらしい。ほんの僅かながら。気がついたが、まだ眼の焦点は合っていない。
だんだん意識が戻ってきた。そういえば、ベックはどうしたんだろう。あの石は攻撃になったのだろうか。
目だけを動かし、ベックが居た場所に視点を合わせる。そこには確かにベックが居た。だが、コートが覆い被さっている。
いくら弾でも、理解する。僕が、僕が殺したのか?あんな、あんな子供を、か?生きるためでも?殺してまで?
やっと、意識がはっきりした。弾の目の前に男、離れた場所に女と子供が居て、男が弾を殺そうとしていること。
殺したら殺される、か。ハンムラビ法典でもあるまいし。さっきはあれほど死を恐れていた癖に、
いざ死を感じるとそれほど恐れは感じない。達観、に近い感情が弾には芽生えている。
ふと、走馬灯の様に頭を過去が駆け巡る。昔から、組織も反抗勢力も政府も一般人も、和解できる日が来ると信じていた。
他者に話したら一笑に付された。そんな絵空事を、と。だけど諦めはしなかった。諦めたく、なかった。
皆が訓練をしている最中でも、一人だけ書庫に籠もっていた。交渉や話術の勉強のために。結局身にはならなかったが。
しかし、ベックの様に計り知れない恨みを持つ者が居る。そういう人物が居る限り、無理なのかもしれない。
出来るなら殺したくなかった。だが殺してしまった。そしてそのために今度は自分が殺される。まるで連鎖のように。
だが自分は間違っていない、とも思う。いくら恨みがあるからって、血を流して何を得ると言うんだ。
そんなことしたって、傷跡が残るだけ。表面上は解決が見えたとしても、またすぐに血が、流れる。
平和的な解決。そんなもの夢だ。そんなもの理想だ。そんなもの妄想だ。でも、それだけで片づけたくなかった。
「…あ…あなた達は…何のために…戦って…いますか…?」
かすれかすれの声、しかしながらはっきり聞こえる声。自分の理想を全て話す時間はないし、機会はない。
ただ、この問いかけが。ある種のとっかかりになってくれるかもしれない。そんなことを考えて。
首筋に刺さった何かはどんどん首を蹂躙してゆく。既に意識が朦朧としてきた。
思い出せない。さっきまで自分が何を考えていたのか、さえ。頭に浮かぶのはとある人物の顔。尊敬する、須田の顔。
須田は自分を利用するために孤児院から連れ出したりその他世話していたのは分かっている。
弾が死んでも涙一粒流さないだろう。だがそれでも、須田は尊敬する人物であり、恩人であり…。
──僕はずっと、須田さんに、認めて貰いたかったのかもしれない。
「…さ、最…期ぐらい、須田さ…んに、褒め…て…もら…」
その言葉が最期まで紡がれることはなかった。

國岡 弾、「死亡」
394黒いコートを着た男 ◆0ZxoJBLdgY :2005/05/22(日) 22:32:15
「まあ、あのバイクはそんなに気に入ってなかったし、別に良いよな」
一人で呟きながら、BMWのバイクを走らせる。
あのハーレーは、運が悪かったと思えば良いだろう。

>392
と、しばらく走ると、人影が見えた。
(おいおい、俺と同じ考えの奴がいたのかよ)
心の中で呟くと、バイクを止め、人影が見えなくなった場所へ近付く。
「・・・そこに隠れている奴、誰だ?組織の人間か?姿を見せろ」
呼びかけてから、コルトSAAを抜く。もしもの事があれば、直ぐに撃てる。
「もう一度聞く、組織の人間か?早く姿を見せろ」
言いながら、俺はSAAを構えた。

『亜門を発見、組織の人間か確認する』
395蒼山 幻 ◆J7JPOu6Zgs :2005/05/22(日) 23:52:58
瞑想していた蒼山だが、何かの気配に気付き目を開く。
目の前には、少女がいた。
生気は感じない。
「両親に逢えるといいな。きっと巡り会えるだろう、俺が保証する」
蒼山がそう言うと、少女は微笑んで消えていく。
気配は、少女だけではなく、別の方向を見ると、青年が立っていた。
「お前はよくやったさ、きっとな。もう遅いかもしれん…だが、お前は自分のため、尊敬する人のために、戦ったんだ。それを誇れ」
青年は苦笑いにも似た笑みを見せ、ホームの奥へ走っていく。
“そういうもの”を引き付ける体質なのは昔からのことである。
死んだ者に対しては、敵や味方など関係ない。
思ったままの言葉をかけてやる。
「仕事が終わったら、線香でも上げてやる。俺が斬った奴等と一緒でいいなら…」
そう呟くと、また瞑想を始めた。

『依然として地下鉄駅構内で休んでいる』
396名無しになりきれ:2005/05/23(月) 00:22:21
高速移動
探知能力
霊媒能力
真空波
特殊能力は一つがレギュレーションではなかったか?
この所万能人間増えてるな
397名無しになりきれ:2005/05/23(月) 00:30:54
能力は抜きにした人物そのものの能力ってことだろ
霊的なのは特殊能力でもなんでもねぇんじゃねぇの?
てか上げんなカス
398名無しになりきれ:2005/05/23(月) 00:41:11
>396
真空波も能力を駆使した攻撃だと思われ。
察知と霊媒は蒼山の家系なんじゃないか?
俺的には別に霊を呼び出して敵に攻撃とかしなければ別にいいと思うんだけどな。
てゆうか、いちいち指摘する厨が多杉だよなこのスレ。
自由にのびのびやれないキャラハンがかわいそ。
399名無しになりきれ:2005/05/23(月) 01:30:35
>396はキャラハンの誰かじゃないか
400名無しになりきれ:2005/05/23(月) 01:33:10
キャラハンならageる必要はないと思うのだが、どうだろうか
401名無しになりきれ:2005/05/23(月) 01:33:55
>400
さりげなく400制圧乙
402名無しになりきれ:2005/05/23(月) 01:37:18
「キャラハンならばageる必要は無い」という思い込みを利用してのレスかと思って。
昔俺は似たようなスレでそんな事ばかりやっていたからな。

>403
はい、もう消えます。スマソ
403名無しになりきれ:2005/05/23(月) 01:49:23
陰謀が疑惑を生み、疑惑が戦いを呼ぶ
このスレの行方を見守る勇気が君にはあるか!?
404亜門 宗一 ◆zz04.94iho :2005/05/23(月) 06:50:26
>「もう一度聞く、組織の人間か?早く姿を見せろ」
銃を構えながら声を上げる黒コートの男を見て安堵の息を漏らす。
「やれやれ、派手な能力を持つ奴は登場も派手でいいな。撃つなよ、ご同輩だよ。
お互いサービス残業する程仕事熱心じゃないだろ?エンフィールド。」
両手を上げながら物陰から出る。
バイクのライトのお陰で視界には困らない。
「雨の中の戦いは見せてもらったよ。どこかで見た事があると思ったんだ。トウニー・ロンガー・ウィーゼル・エンフィールド。
イスラエル特殊部隊モサドからは『銅線男』と呼ばれ、イギリス対外情報部MI6では『磁気嵐』と呼ばれ恐れられる。
まあ、そのあだ名からすれば何をしたか大体想像がつくがな。
そんな有名人が同僚とはさすがに驚いたが、ね。」
勿論如月からの情報で知った名前だが、そんなこと一切漏らさず見た事があるように言葉を続ける。
とりあえず敵でもないので、遠近感を狂わせるだけで平衡感覚までは干渉せずに黒コートの男の前に姿を表した。
「さて、両手を下ろしてもいいかい?一服したいんだがね。」

『黒コートの男に接触。』
405名無しになりきれ:2005/05/23(月) 09:15:17
夜も更ける
>430まで深夜になります
406黒いコートを着た男 ◆0ZxoJBLdgY :2005/05/23(月) 09:45:41
>404
>「やれやれ、派手な能力を持つ奴は登場も派手でいいな。撃つなよ、ご同輩だよ。
>お互いサービス残業する程仕事熱心じゃないだろ?エンフィールド。」
物陰から出て来た亜門の顔を見て、俺は溜息をつく。
「ああ、俺は金で雇われてるだけだからな。報酬に見合わない残業はしないさ、亜門」
SAAをホルスターに収め、葉巻を取り出す。
>「雨の中の戦いは見せてもらったよ。どこかで見た事があると思ったんだ。トウニー・ロンガー・ウィーゼル・エンフィールド。
>イスラエル特殊部隊モサドからは『銅線男』と呼ばれ、イギリス対外情報部MI6では『磁気嵐』と呼ばれ恐れられる。
>まあ、そのあだ名からすれば何をしたか大体想像がつくがな。
>そんな有名人が同僚とはさすがに驚いたが、ね。」
「ハッハッハッハッハ、俺もそんなに有名になったか。KGBに二年間在籍の後、IRA=アイルランド連合軍に入った俺が、か。
確かに、モサドの工作員を10人ばかり感電死させた覚えがある。MI6には、ちょいとアンテナを壊させて貰っただけだ」
ここまで自分の過去を話したのは久しぶりだ。
もっとも、人との接触を極力避けてきたというのが大きな原因なのだが。
>「さて、両手を下ろしてもいいかい?一服したいんだがね。」
「・・・何だ、お前も煙草を吸うのか。別に手を上げろとは言ってない。一服でも二服でも勝手にどうぞ」
そう言って、俺は葉巻に火をつけた。
「で、お前はこれからどうするんだ?家に戻るのか?・・・いや、俺の家は警察が張り込みをしてるからな。
良ければお前の家へ押し掛けてやろうかと考えていたんでな」

『亜門と接触、無茶な提案をする』
407四季 ◆X1AB6lllXs :2005/05/23(月) 17:04:47
度々長文失礼。

国会議事堂、一室。
井原「結局、如月は帰って来なかったネ」
玖珂「・・・いつかは頑丈な縦社会も崩れるは思っていたが、予想の外早かったな」
少年と男が、席を並べて座っている。
玖珂「さっき連絡があって、國岡も死んだらしいしなぁ」
井原「國岡?あぁ、あの雑魚。いちいち雑魚にまで目を配るなんて暇だナ」
玖珂「バーカ。問題はソイツを動かしてるヤツ」
井原「・・・・・・須田カ」
少年・・・井原 棘彦の表情が、険しくなる。
それに呼応するように、男・・・玖珂 涼の厳しい顔付きに変わった。
玖珂「よく考えたら、今表で動いてるヤツ・・・みんな怪しいよなぁ」
井原「須田、亜門、國岡・・・後誰だっけ、あのガイジン」
玖珂「エンフィールド・・・誰が雇ったんだかな。幅利かせてる」
玖珂の言葉に、井原は舌打ちを鳴らした。
井原「国籍はどこだヨ?」
玖珂「アイルランドだと。国籍が日本なら日本人でなくてもいいとは言っていたが、寛大なCODE:マスター様でも流石にキレるんじゃねぇ?」
井原「知るかヨ。駄目なら今頃、鉄槌喰らって地獄逝きだロ」
親指を立てて首を切るような動作をしながら、吐き捨てる。
そして、立ち上がった。
玖珂「出るのか?」
井原「当たり前ダ。『自由の楽園』計画実行までまだ時間がかかル。それまでに不穏分子はブッ殺して、ハイ元通リ。苺園のクズ家族の時と同じだヨ」
玖珂「相変わらずえげつねーな」
井原は玖珂を見ると、ニヤ・・・と冷笑を見せた。
玖珂「『夏』のくせに冷たいヤツ」
井原「『冬』の通りのサムイオヤジとは違うんだヨ」
皮肉を言い合う。
だが、内心では簡単には壊せない堅い信頼があった。
井原は部屋を出る。
瑠璃近「あれ?棘彦くん、どうしたの?」
ピンクのネグリジェを着た少女が歩いてきた。
少女・・・瑠璃近 えこの顔を見ると、井原の顔がみるみる赤くなっていく。
井原「ち、ちょっと、用事ができテ」
瑠璃近「そう。気を付けてね、もう夜も遅いから。じゃあ、おやすみー」
井原「おやすミ」
瑠璃近はそのまま通路の奥に消えていった。
瑠璃近がいなくなると、井原の表情が元の凍てついた険しさを持つ。
井原「さぁ・・・始めるカ」

『四季の一人・井原 棘彦、現場に向かう』
408四季 ◆X1AB6lllXs :2005/05/23(月) 17:08:37
名前:井原 棘彦(いばら とげひこ)
通り名:四季『夏』
特殊能力:『鏡』 (※←には漢字一時を明記してください)
能力の説明:能力者からの干渉や銃などの弾丸を跳ね返せる。
鏡と似た作用があるガラス、水面、鉄製品などでも代用できる。
能力の長所:単純に跳ね返すだけでなく、内部に貯めておき、それを放出して攻撃に転じることもできる。
能力の短所(弱点):鏡を媒体とするため、鏡もしくはその作用を持つものが無いと能力が使えない。
階級:上級二位
年齢:15歳
性別:男性
国籍:日本
身長:159cm
体重:53kg
性格:敵に対しては非情・口が悪い
容姿:赤いメッシュが入った黒髪・学ラン
装備:手鏡10枚
必殺技:特になし
好きなもの:CODE:マスター、瑠璃近 えこ、玖珂 涼
嫌いなもの:CODE:マスター(組織)に刃向かう奴
仲間に一言:仲間だからって妙な動きしたら殺すかラ。
名無しに一言:ま、宜しくナ。
みんなに一言:『自由の楽園計画』、まだ時間がかかル。
早く組織に反発するやつ全員抹殺して、計画を進めるんダ。
そうしなきゃ、いけなイ。
409更科壮介@白狼型獣人 ◆gSoxFZyIbU :2005/05/23(月) 17:38:55
>393
「……悪いな。これも自然淘汰の一つだ」
男の首に突き刺した鋭い爪を薙ぐと、男の首はだらんと垂れ下がった。かろうじて薄皮一枚で首が胴体と繋がっているだけであった。
切り裂かれた首の断面から血が勢い良く噴出し、鮮血が顔を紅く染めた。しかし、更科は眉一つ動かさない。

>405
「さて…夜も更けてきたか」
完全に日が沈んだ廃墟の向こうを鳥目で見るが、視界が悪い。殆ど何も見えない。
「俺一人ならば夜戦は得意だが、獣化できない君はそうもいかんだろう…それに、今日はもう休んだ方がいい」
隼から白狼へと姿を変え、滝爪に向き直る。
「無理にアジトに帰る必要も無い。逆につけられる可能性があるからな。今夜はこのビルの中で休もう」
滝爪の傍にある、黒いコートに包んだ苺園の亡骸を抱き抱えると、屋上の扉へと向った。

『一夜をこのビルで過ごす事を提案』
410滝瓜 水菜 ◆8swatERmpE :2005/05/23(月) 18:13:57
>391
「おねえちゃんはね…疲れちゃったんだって…。だから…起きるまでそっとしておいてあげてね…。」
死人が再び起きるはずも無い。しかしまだ幼い子供の前では流石に酷い現実を直視させるにはまだ早すぎると思った為
水菜は嘘をついた。
そして更科のかけたロングコートを亡骸に顔が隠れるよう深くかけてやる。

>393
「…。」
弾の首から赤い血が溢れる。この光景は見せられまいと水菜は桐生の目に手をやる。
> 「…あ…あなた達は…何のために…戦って…いますか…?」
(…組織の陰謀を打ち砕く為…全ての人への平和の為…決して人を殺す為に戦っているわけじゃない…そんなわけじゃないけど…)
そう心の中で思う。彼にその答えは聞こえないだろう…でも、もう十分なのかもしれない。

>405
夜…今日はゆっくり眠れるかな…

>409
「そうね…じゃ、入りましょう。」
更科の提案に賛成した。そして更科はベックの亡骸を運ぶと屋上の扉へ。
水菜も立ち上がり、桐生の手を引っ張って更科の後に続く。

>398
自分はバランスよくそれで楽しくやれればいいと思ってるから…
私は名無しさんの指摘はとっても真剣に取り入れて参考にしてる。
でも、あんまり罵倒し合わないでね…楽しくやりたいから。
411師走 桐生 ◆X1AB6lllXs :2005/05/23(月) 18:43:58
>409>410
更科、滝瓜、そして苺園と國岡。
四人から離れて、師走はしゃがみ込む。
(のんびりとやっていたら夜・・・か)
いくらコピーした人間になりきれるからといって、心情まで子供というわけにはいかない。
それに、顔色を窺われるのも困る。
(奴等との約束は9時・・・時刻は既に12時を過ぎた。業を煮やし、『鏡』あたりが出てきている可能性もある)
自分をこの三人。
井原に勝てるのは更科ぐらいか。
泡を放つ滝瓜の攻撃は跳ね返されるだろう。
かといって自分はまだ手の内も正体も明かすつもりはない。
(アジトに戻るのが最善だと思うが・・・この二人はここに留まること選んだ)
立ち上がると、滝瓜の服の裾をまた引っ張った。
「眠い〜・・・アジトのベッドで寝たい〜」
涙ぐんだ目で、駄々をこねる。

『アジトに戻りたいと哀願』
412名無しになりきれ:2005/05/23(月) 18:50:01

20×○年、遂に北朝鮮と韓国は一つとなった。朝鮮民族にとってそれは長年の悲願であったことだろう。
二つの朝鮮は『朝鮮連邦共和国』として新たな道を歩み始めた…かのように見えた。
二つの朝鮮の急激な統一が招いたのは旧北朝鮮と旧韓国の圧倒的な経済的落差。それは旧東独逸と旧西独逸の二の舞のようであった。
多くの旧北朝鮮の人々は未だに貧困に喘いでおり、その負の感情は旧韓国と周辺諸国の裕福な人々に向けられ始め、旧北朝鮮の
金正日派の過激な軍部が各地でテロ活動グループを組織し始め、それは瞬く間に広がった。
始めに旧韓国首都であるソウルで、旧北朝鮮の貧困層の過激派による爆弾、自爆テロの続出。直ぐにそれは周辺諸国にも広がった。
旧北朝鮮と中国国境付近、ロシア国境付近で多発する過激なテロ行為は日増しに激しくなり、遂には日本にもそれはやってきた。

20××年、遂にそれは起こった。
東京都庁付近で『朝鮮連邦共和国』からの旅行者を装った、旧北朝鮮軍部を主な構成とする巨大なテロ組織『新・朝鮮人民解放軍』の
十名のテロリストが、通行人に向けて隠し持っていた火器を乱射した。突撃銃や機関銃、無反動砲による重武装を施されたテロリスト達の攻撃で
死傷者は700名を上回る大惨事となった。直ぐに警察は警視庁特別部隊であるSATを投入したが、SATの装備ではそれらのテロリスト達には太刀打ちできなかった。
結局、SATからも大量の死傷者を輩出してしまい、政府は自衛隊に防衛出動を命じた…だが、彼らは小銃一発撃つのにも面倒な手続きが必要という、狂気の沙汰としか
思えないような困難な状況下で、旧北朝鮮の元特殊工作員であったテロリスト達を相手にしなければならなかった。
自衛隊に防衛出動が命じられてから一五日間。自衛隊から100名以上の『戦死者』を排出して、このテロは終結した。実戦経験が皆無であった彼らは、少数しかいない
旧北朝鮮のテロリスト達に一方的に嬲られ、敵を目の前にしても一々指示を後方に仰がなければならなかった。
413名無しになりきれ:2005/05/23(月) 18:50:24
すまん。誤爆だ…
414????:2005/05/23(月) 18:58:07
くだらん

なーにが能力者だ。レジスタンスだ?
カスども。

まずは国会議事堂とやらと首相官邸とやらを爆砕する。
アタッシュケース型の小型核爆弾ひとつで霞ヶ関周辺はBOM!! 終わりさ。
行政中枢は被爆して黙ってても数ヶ月で勝利確定。
ククククク
415名無しになりきれ:2005/05/23(月) 19:13:58
>414
トリップ付けてください。
ちなみに国会議事堂は『護』と『迷』の能力者に守られていますのであしからず。
416 ◆M4DV7mx8Q. :2005/05/23(月) 19:22:50
能力者とやらに守られてる国会議事堂にさっさと入り込んで核爆しかけとくぞ。
セットON♪
5レス以内にここら一帯はヒロシマだ。
417名無しになりきれ:2005/05/23(月) 19:30:52
>414
>416
無効
418名無しになりきれ:2005/05/23(月) 19:41:16
>417
邪魔だ。どけ。
419名無しになりきれ:2005/05/23(月) 19:44:36
このスレって糞しか集まらないんだな
糞名無しに糞キャラハン、挙げ句の果てに空気の読めない糞…
420???? ◆olYM1azFwo :2005/05/23(月) 19:53:09
……そろそろ時間だな。
もうここには用は無ぇ。あぶねーし俺は引き揚げるぜ。
まだまだお遊びはこれからさ。なぁ。
壊滅さすまで続くぜ。よぉ。
いかに俺が正しいか、貴様等全員いまにわかるさ。クックック…
421名無しになりきれ:2005/05/23(月) 20:01:31
>420
だから無効
テンプレもない人間のクズはもう一生このスレに来る必要なし
見てて本当、アワレ
422名無しになりきれ:2005/05/23(月) 20:05:06
>421
俺はお前が憐れだよ。可哀想すぎる。
423名無しになりきれ:2005/05/23(月) 20:06:51
>422
自演してるのバレバレだし
424名無しになりきれ:2005/05/23(月) 20:10:45
>423
へーだからどうしたって感じだがな。
てめぇが自演してるから人の自演が気になるんじゃね?
425名無しになりきれ:2005/05/23(月) 20:10:55
糞スレ晒しage
426名無しになりきれ:2005/05/23(月) 20:12:53
ここは今からぶっかけスレとなりました。



うっ!!!!!!!
427名無しになりきれ:2005/05/23(月) 20:13:52
糞スレっ♪
糞スレっ♪
糞スレ音頭〜へいっへいっ♪
428名無しになりきれ:2005/05/23(月) 20:14:20
糞スレっ♪
糞スレっ♪
糞スレ音頭〜へいっへいっ♪
429名無しになりきれ:2005/05/23(月) 20:14:53
糞スレっ♪
糞スレっ♪
糞スレ音頭〜へいっへいっ♪
430名無しになりきれ:2005/05/23(月) 20:15:51
糞スレっ♪
糞スレっ♪
糞スレ音頭〜へいっへいっ♪
431名無しになりきれ:2005/05/23(月) 20:16:18
スレスト
432名無しになりきれ:2005/05/23(月) 20:16:45
糞スレっ♪
糞スレっ♪
糞スレ音頭〜へいっへいっ♪
433名無しになりきれ:2005/05/23(月) 20:18:01
投稿制限に引っかかってるな、多分
434名無しになりきれ:2005/05/23(月) 20:20:11
糞スレっ♪
糞スレっ♪
糞スレ音頭〜へいっへいっ♪
435名無しになりきれ:2005/05/23(月) 20:24:35
国会議事堂周辺は既に跡形も無くなってるからな。一応言っておくぞ。
あと周辺も、とゆーか東京一帯核汚染が広がっていってるから注意しておけ。
爆心地から周囲の中枢機能は軒並み吹っ飛ばされて跡形も無し。
簡単に言うとえらいこっちゃなのだ。わかったか?
一般人はまず生き残ってない。能力者がどうなったかは任せる。
なんとかなるかどうかはお前等次第だ。東京の今後も、な。
436名無しになりきれ:2005/05/23(月) 20:26:20
────────────────────────────────────────
↓より再開
437名無しになりきれ:2005/05/23(月) 20:36:53
なんか簡単に一本線を引いて「再開」とか言えば何事も無く再開されるとでも思ってる所がアハレだよな。
実際に核ミサイル降ってきて一面焦土になっても「再開」とか言って全てがリセットされるとでも思ってるんだろうな。
アハレだよな。
438亜門 宗一 ◆zz04.94iho :2005/05/23(月) 20:49:34
「葉巻とは、ブルジョアジーを感じずにはいられんな。」
葉巻に火をつけるエンフィールドの隣で、キャスターに100円ライターで火をつけながら苦笑する。

(にしても食えねえおっさんだ。きっちり俺の名前知ってやがったな。
しかし・・・10人感電?アンテナを壊しただ?ぬけぬけと言いやがる。)

煙草をふかし、横目でエンフィールドを見る。
亜門が聞いた話はそんな生易しい話ではない。イスラエルの秘密ミサイル基地に現れた男は、警備員を皆殺しに
した挙句、銅線一本で配備された5基のミサイルを文字通り『一束』にして見せた。
MI6にいたっては、コンピューターネットワークに介入・無力化させた男として知れ渡っている。
それをアンテナを壊したというこの男に苦笑するしかなかった。

>良ければお前の家へ押し掛けてやろうかと考えていたんでな」
エンフィールドの突然の申し込みに、亜門はにんまり笑って応える。
「俺のねぐらに押し掛けるって?くっくっく、なかなか度胸あるな。その勇気に敬意を払ってディナーにも招待しようじゃ
ねえか。
ねぐらにゃ執事やメイドが目に付くかも知れねえが、気にしねえでくれよ。じゃ、横浜に行こうかねえ。」
そういって吸い終わったタバコを落とし、踏み消した。
エンフィールドは横浜中華街の満漢全席と大邸宅を思い浮かべたかもしれないが、亜門が連れて行く先は安焼酎しか
出さない焼き鳥屋と、執事(ダニ)とメイド(蚤)の飛び回る木賃宿(日雇い労働者御用達の安宿・風呂、個室なし)なのだ。
439亜門 宗一 ◆zz04.94iho :2005/05/23(月) 20:50:24
>406
>438
アンカー付け忘れました。すいません。
440黒いコートを着た男 ◆0ZxoJBLdgY :2005/05/23(月) 21:27:05
>438
>「葉巻とは、ブルジョアジーを感じずにはいられんな。」
「HAHAHA、お前も吸えばいいだろう?この葉巻はキューバ産ではなく、マイアミ産だぞ?」
亜門の言葉に、高笑いしながら返答する。
(こいつは本当に面白い)
そう思いながら、葉巻を地面に落とし、踏みつけて火を消す。
>「俺のねぐらに押し掛けるって?くっくっく、なかなか度胸あるな。その勇気に敬意を払ってディナーにも招待しようじゃ
>ねえか。
>ねぐらにゃ執事やメイドが目に付くかも知れねえが、気にしねえでくれよ。じゃ、横浜に行こうかねえ。」
「ほう、お前の家には執事やメイドがいるのか?変わった木賃宿だな」
ポーカーフェイスで言い放つ。
「悪いが、日本に来る前、接触する可能性のある人物は徹底的に調べ上げてるんでな。
もちろん、お前のもう一つの顔が日雇い労働者だって事も、な」
そこまで言い終わると、俺は溜息をつき、ずれたサファリ帽を直した。
が、何かの気配を感じ、すぐに振り返る。
そこには、國岡が立っていた。だが、足の方がやけに透けていて見えない。
「・・・・そうか、お前もとうとう主の下へ召されたか。安心しろ、俺と亜門、須田とで線香と花くらいは墓に置かせてもらう」
俺がそう言うと、弾は苦笑しながら一礼し、どこかへ走っていってしまった。
「・・・亜門、今のが見えたか?見えたなら、この事は頭に留めて置くだけにしろ。線香は須田に任せておけ」
そう言うと、俺はまた歩き出す。
「さあ、早く横浜に行こうじゃないか。薄汚い日本の街を見させてもらおう」

『亜門の家へ行く事に決定、國岡の死に気付く』
441黒いコートを着た男 ◆0ZxoJBLdgY :2005/05/23(月) 21:28:06
失礼、メル欄に追加忘れ
442名無しになりきれ:2005/05/23(月) 22:04:39
>420が何だか新しく立ったスレに寄生している件について。
443亜門 宗一 ◆zz04.94iho :2005/05/23(月) 22:04:39
>440
さすがはプロだねえ。感心しながら連れ添って真っ暗な地下鉄構内を進もうとすると、エンフィールドが立ち止
まる。
>「・・・亜門、今のが見えたか?見えたなら、この事は頭に留めて置くだけにしろ。線香は須田に任せておけ」
問い掛けられるが、何も見えない。だが、察しは着いた。
「わりぃが俺は神だのの類は信じてなくてね。神様とやらに助けてもらったこともないし、な。神より金さ。
ま、あんたに見えたってのならそれは否定しんけどな。
こんな仕事やってんだ。死んだの生きたのは一々気にしねえし、気にしてもらわねえから安心しとくれよ。」
『天に召される』『墓』『須田』これだけのキーワードが揃えば何が言いたいのかは嫌でもわかる。
だが、だからといって感傷に浸るという感覚自体なかった。
ただ、須田の目論見が崩れた。おそらく須田自身が出張ってくる。という予想だけが頭に刻み込まれる。
「薄汚さはどこの国の街もかわらねえから、目新しいものは期待すんなよ。」
にんまりと笑いながら、構内を進む。

『東京から出て横浜へ』
444黒いコートを着た男 ◆0ZxoJBLdgY :2005/05/23(月) 22:46:54
>443
>「わりぃが俺は神だのの類は信じてなくてね。神様とやらに助けてもらったこともないし、な。神より金さ。
>ま、あんたに見えたってのならそれは否定しんけどな。
>こんな仕事やってんだ。死んだの生きたのは一々気にしねえし、気にしてもらわねえから安心しとくれよ。」
「そう言ってくれると、こっちも気が楽だ。ありがとよ」
どうやらこの男は、そういう事にはあまり興味がないらしい。
もっとも、それが至極普通の人間というものだが。
>「薄汚さはどこの国の街もかわらねえから、目新しいものは期待すんなよ。」
「少なくとも、IRAの隠れ家よりは汚いだろう?まあ、その辺で車かバイクの一台でも盗んでおくさ」
こういう所に自分の犯罪者っぽさが出てしまうのだろうか、等と考えながら歩き続ける。
(元々は思想的純粋性を追い求めていただけだったIRAも、今ではただの人殺しテロリスト集団に成り下がってしまった。
俺のような性格の人間は次々と抜けていき、IRAには好戦的な奴等ばかりが残ってしまったのだから、当然の結果だな)
そんな事を思いながら、また歩き続ける。
そろそろか、と思い、亜門に話しかけた。
「横浜までもう少しだろ?警察はいないんだろうな?トラブルは極力避けたいからな」

『亜門と会話して暇潰し、東京から横浜へ』
445滝瓜 水菜 ◆8swatERmpE :2005/05/24(火) 19:33:42
>411
「困ったわね…。」
桐生のねだる姿に水菜は難しい顔をする。
当然辺りが暗い今、アジトに帰るのは危険と水菜も分かっている。
しかし早めに帰らないと仲間に心配をかけてしまうかもしれない。
それに…水菜は子供には弱い。
「ちょっと待って、この子がアジトに帰りたいって…。」
そして屋上のドアを開ける前に更科に言う。

>430
「あ…朝日…。」
屋上から見える日の光がとても清々しく見える。
しかしその内面、暗い影が水菜を覆う。長い長い夜だったと。



446名無しになりきれ:2005/05/24(火) 19:54:31
水菜を制圧
447名無しになりきれ:2005/05/24(火) 20:13:30
>445
夜が明けるのが早いな
448名無しになりきれ:2005/05/24(火) 20:20:24
名無しやアホがレスしなければもう少し遅かった
つまり俺たちがレスなけるばおk
449名無しになりきれ:2005/05/25(水) 00:12:43
電波なイレギュラーもあったんだし、もう少し夜を続けないかい?
450名無しになりきれ:2005/05/25(水) 00:15:34
有言実行

>470まで夜
451日高一澄 ◆BEKCmvI.lc :2005/05/26(木) 01:36:11
名前:日高一澄(ひだかいずみ)
通り名:門番
特殊能力:『封』 (※←には漢字一時を明記してください)
能力の説明:触れることにより対象能力者の能力を封印する(服越しでも可)。
能力を封印できる時間は、本人の体調などで上下するが、だいたい10分ほど。
再度触れれば解除することもできる。
また、触れた際に能力者か非能力者か判別することも可能。
能力の長所:対象能力者が再び能力使用可能になったことを、自動的に本人が知ることができる。
それを応用し、扉に能力を込め、再び扉が開けられると、それを察知することができる。
能力の短所(弱点):能力を永遠に使用不可にすることはできない。
階級:―(レジスタンス)
年齢:23歳
性別:男性
国籍:日本
身長:169cm
体重:58kg
性格:穏やか
容姿:茶髪、レジスタンス制服(絶縁性)
装備:携帯用無線機、トンファー、ハンドガン
必殺技:―
好きなもの:妹(日高美優)
嫌いなもの:貧しい生活
仲間に一言:組織に屈してはいけません…屈しては。
名無しに一言:よろしくお願いします。
みんなに一言:みなさんどうぞ、お手柔らかに。
キャラ説明:レジスタンスのアジトのゲートを管理人をしている。
妹と共に浮浪者同然の生活をしていた。
非能力者だったが、能力者の手によって能力を開花させられた人工能力者。

妹の美優は後々出す予定。
452日高一澄 ◆BEKCmvI.lc :2005/05/26(木) 01:41:43
レジスタンスのアジト。
廃墟化が進んだ都市の開発途中の地下施設を改築し建造された一種の街である。
その正門と呼ばれている物資運搬車などが通るゲートの管理人をしているのが、日高一澄である。
「滝瓜さん…少々遅いですね」
一澄は心配していた。
水菜と顔を合わせたのが、日付の変わる前、つまり昨日の午後3時頃。
>170で水菜が降りてきた廃ビルは、正門の直上に位置し、非常階段を降りてきた水菜と挨拶こそしなかったものの、
一澄とは顔見知りである。
「運が良ければ…あの子と接触しているかも…」
何かを思いついた一澄は、携帯用の無線機を手に取り、ボタンを押した。

『ベックの持っていたリュックの中の無線機が鳴る』

水菜さん>顔見知りなんて勝手に設定入れてすみません。
よければ接触してください。
453滝瓜 水菜 ◆8swatERmpE :2005/05/26(木) 17:42:43
>446
そう、制圧したの。
でも…別に制圧しても何も出せないよ。ごめんね。

>447-450
まぁ、確かにそうだよね。少し朝が来るのは早い気がするし…。
じゃ、私は>450を採用したいけど皆どうかな?

>日高さん
全然構いませんよ。寧ろ感謝しちゃってます。
そういう設定は絡みやすいからドンドンドシドシやって欲しいところですから。

>452
どこからか音がした。音の鳴るほうへ水菜は目をやる。水菜が持っていたベックのリュックからだった。
「…無線の音。」
リュックを置き、しゃがみ込んでリュックのジッパーを外していく。
そして中身を見ずに手を突っ込むと何か硬いものに触れてそれを引き上げた。
水菜は無言でその無線機のスイッチを押すと顔の傍に当てた。




454井原 棘彦 ◆X1AB6lllXs :2005/05/26(木) 18:45:23
自転車に乗って、着いた先は横浜。
深夜の街並みは綺麗で、井原は夜景を眺めていた。
「時が来れば、この景色も忘れてしまウ」
少しだけの時間。目に焼き付けておこうと、そう思った。
如月こと師走の足取りは不明。
四季内でも能力を隠している如月は現れててはまた消える。それを繰り返している。
「ま、居場所がわかってる奴から消してけばいいカ」
二足の草鞋の亜門。組織の人間と、もう一つの土方。
今住んでいる場所はすぐにわかった。
自転車に乗り直すと、亜門の住む木賃宿に向かう。

『亜門達のいる宿方面へ』
455日高一澄 ◆BEKCmvI.lc :2005/05/26(木) 21:20:28
>453

無線が繋がると、一澄は口を開いた。
「お久しぶりです、苺園さん。レジスタンスの日高です」
礼儀正しく、一澄はそう名乗る。
「もしかしたら滝瓜水菜という方と会ったかもしれないと思って連絡したんですが…」
何か違和感に気付き話を途切る。
息を吸い、そして吐く。
ゆっくりとまた口を開いた。
「苺園さんじゃありませんね…何者です、貴方は」
強めの口調で威嚇するように相手に言う。
456亜門 宗一 ◆zz04.94iho :2005/05/26(木) 21:23:59
『横浜貧民街』

観光地横浜から数キロは慣れた場所に、それはあった。
無計画に増築された都市は迷宮と化し、スラム化が進み一種の無法地帯を成立させていた。

東京から亜門はここ、横浜貧民街へと戻ってきていた。
黒コートの男と連れ立ち、既に数件の飲み屋をハシゴしている。
いつの間にやらほろ酔い気分の亜門は、殆ど下着姿の娼婦を両手にはべらせ、上機嫌に街を歩く。
しばらく歩くと、自転車に乗った学生が現れた。
(・・・・おいおい・・・秋の女に続き、夏の坊やまで・・しかも東京外で会うとはなねぇ。偶然、なわきゃね
えよな・・・今日は厄日か?
こんな野心もしなびた俺に何の用なんだか。秋も夏も・・・ん、もしかしてエンフィールドに用か?)
酔いつつもどうしようか思案していると、右手で抱いていた女が気付き、井原に声をかけてしまった。
「あら、かわいいボウヤだ事。宗さんの知り合いなの?だったらサービスしちゃうわよ〜?」
娼婦も既にほろ酔い加減だ。
「おいおい。そのお坊ちゃんはな、俺が副業でやってるボディーガードの雇い主の社長、の御曹司だぞ?
下手なちょっかい出すんじゃねえよ。」
そういい女を引き戻し、その首筋を舐める。女は笑い声を上げながら驚きと感想を口々にまくし立てるが、
無視して亜門が井原に声をかける。
「へへへ・・・坊ちゃん、こんなうすぎたねえ街は似合いませんぜ?」
そう言うと腹巻から一枚のカードをだし、井原に投げて渡す。

それは亜門とコードマスターの交わした契約書。
・活動戦闘区域は東京23区であること。
・月15日は組織作戦行動に従事し、15日はプライベートとして許される事。
・プライベートの時間は干渉しないこと。
その他報酬など、細かく定められ双方の直筆のサインが入れられたものであった。

『井原に接触』
457黒いコートを着た男 ◆0ZxoJBLdgY :2005/05/26(木) 22:21:29
>456
さっきから何件も飲み屋を渡り歩いている。
亜門はほろ酔い気分で娼婦まではべらせているが、俺は酔わない体質の為に亜門の横について歩くだけだ。
「全く、日雇い労働者の癖に毎日飲み放題か。呆れたよ」
溜息をつきながら、俺はSAAを取り出してお手玉の様に投げ、気を紛らわす。
(・・・しかし、銃を持っていても何も言ってこないとは、ここの住民は肝が据わっているな)
銃を持った怪しい男が歩いていても、全く声を掛けてこない。
まあ、そういう所が日本人の良い部分でもあるのだが。

>454
しばらく歩いていると、何処かで見たような顔の学生が自転車で走ってきた。
>「あら、かわいいボウヤだ事。宗さんの知り合いなの?だったらサービスしちゃうわよ〜?」
娼婦の一人が声を掛けるが、青年は反応しない。
>「おいおい。そのお坊ちゃんはな、俺が副業でやってるボディーガードの雇い主の社長、の御曹司だぞ?
>下手なちょっかい出すんじゃねえよ。」
「・・・・・それは初耳だな、ハハハハ」
適当に合わせて笑うと、青年──記憶によれば、井原とかいう──に、視線を戻す。
>「へへへ・・・坊ちゃん、こんなうすぎたねえ街は似合いませんぜ?」
亜門が言いながらカードを渡す。どうやら契約事項が書いてあるらしい。
「用意が良いじゃないか。俺も雇い主のサインなら持ってるが、信憑性は薄いだろうな」
そう言って、SAAをホルスターに戻しながら、一冊の手帳を井原に向けて投げ渡す。

手帳には、如月とエンフィールドの交わした契約が記されていた。
1.戦闘可能区域は東京23区に限り、他の地域での戦闘を禁止する。
2.組織の作戦行動に従事するかしないかは本人が決める。
3.組織からの脱退は自由とし、国外脱出も自由とする。
4.プライベートの時間には絶対に干渉しない。
他に報酬等、かなり細かく定められており、如月とエンフィールド、そしてマスターのサインが入っていた。

『井原と遭遇』
458井原 棘彦 ◆X1AB6lllXs :2005/05/26(木) 23:09:55
エンフィールドさん>如月との関係は?一応、如月もこちらのキャラなので、先に関係とか説明してくれないと合わせづらいんですが・・・

>456>457
「スラム・・・嫌なこと思い出すナ」
自転車から降りると、プッと唾を吐いた。
自転車を押して歩いていると、ハシゴをしている亜門とエンフィールドにを見つけた。
>「あら、かわいいボウヤだ事。宗さんの知り合いなの?だったらサービスしちゃうわよ〜?」
娼婦を極寒ように冷えた瞳が睨む。
「ウゼェよブス。テメーは倒産寸前の会社の社長の萎びたアレでもしゃぶってロ」
こんな貧民街に長居する気は、井原には毛頭なかった。
問題は、この二人なのである。
井原は、話を合わせる気も無駄話をしている気もやはりない。
投げられたカードと手帳を受け取り、一通り見ると捨てるように地面に落とした。
「ボクちゃんまだ子供だからこんなことわかんな〜イ・・・とか、言えば満足かヨ?」
冷たく座った目つきは相変わらずで、その口から毒針のような言葉しか出ない。
「仮にこの契約が正しいもんだとしても、使えないネ。今、組織の指揮権は四季にあるようなもんダ」
ハ〜ッと長い溜息をつくと、まずは亜門を見る。
「こっちだってCODE:マスター様から不要な人間は切り捨てていいって言われてるんだヨ」
次にエンフィールドに向き、
「如月のアバズレに何言われた知らないけど、あのボケ女はボク達との約束は破っタ。その女と契約?ハッ、笑えるネ」
小馬鹿にしたように笑うと、また睨むような目つきになる。
「組織に心から従う気がないなら、さっさと日本から消えロ。使えない人間置いとくほど、お人好しばっかじゃなイ」

『臨戦態勢。返答次第では戦うつもり』
459亜門 宗一 ◆zz04.94iho :2005/05/27(金) 00:12:28
『横浜貧民街』

>458
「ちょいとお仕事の話だからよ、今日はスマンね。また今度買うよ。」
笑顔で女達を帰らせ手を振る。
そして、その笑顔のまま井原の足元のカードを広い、エンフィールドの手帳を投げて渡す。
「さて、と・・・仕事の話だが。これが使えない?指揮権は四季にあるようなもの?
まるでコードマスターをないがしろにして、組織を乗っ取ったようにも聞こえるねえ。」
先程のまでのほろ酔いな表情から一転、一瞬真剣な目つきになる。
如月の言葉が脳裏によぎる。
急激に高まる緊張感。
だが、すぐにもとのにやけた表情に戻り、カードを腹巻にしまいながら言葉を続ける。
「にっへっへっへ。こんな下っ端戦闘員二人に上位二位、四季が夏を冠するあんたが出張られても戸惑うばか
りだわな。
お偉い様方のゴタゴタを俺達下っ端に持ってこられてもなぁ。
使えない能力なのは知っての通りだろ?だが、それなりに仕事はこなしているつもりだがね。
そんなに睨んでくれるなよ。雇い主や上司に噛み付くような真似は出来ねえさ、俺達仕事人はな。
一応は組織に拾われた身なんでね、突発的な契約解消や契約内容の変更は避けたいもんだがねえ。」
そう言いながらエンフィールドにも笑いかける。
「仕事はしてるし、役にも立っているつもりさ。これからも、さ。
それに、ここで騒動起こして徒に戦線広げるのは計画に支障がきたすんじゃねえのかい?
戦闘区域が23区内に限られているのは、その為だろう?」
にんまり笑らって歩きながら両手をあげるが、ずれたマンホールの蓋に足を引っ掛け転びそうになる。
「おっとっと、アフターファイブで酔っ払っちまっていてね。話がそれだけならプライベートに戻りたいんだけどいい
かい?」
何とか体勢を立て直し、にんまりと笑顔で井原に問いかける。

『戦闘意思なし。井原の闘気を受け流す。』
460四季 ◆X1AB6lllXs :2005/05/27(金) 02:42:42
井原は気が長い方ではない。
単なる短気ではなく、すぐ苛立つのにはある理由が存在する。
井原「上下関係どうの言ってんなら、テメェは仕事で上の人間にもそんな口のきき方すんのかヨ。上の人間に注意されたら、まずは謝るのか普通だろうガ」
怒気が滲み出た顔。
それに加えて、言葉だけで鈍器になりそうな重低音の声のトーン。
井原「それに乗っ取リ?ハッ、馬鹿馬鹿しいナ。CODE:マスター様がお力を養われている今、側近である四季が率先して組織を動かなきゃならなイ」
至近距離まで近づくと、亜門の顔に唾を吐きかける。
井原「四季の汚点の秋バカ、公私はっきりしすぎのボケ、雇われ低脳カス、野垂れ死んだザコ、消えたままのアホ。
ゲロしか動いてないから、23区以上に制圧区域を広げられないのも納得だナ」
また、小馬鹿にしたような笑みを見せる。
飽きたのか、亜門とエンフィールドに背を向け、井原は歩きだした。
井原「せいぜい、反逆者の苺園一家みたいな悲惨な末路は辿らないことだネ。
そういえば、生き延びた娘も結局死んだってナ。アッハハハハッッ!」
高笑いしながら自転車に乗り、井原は貧民街から去っていった。
461四季 ◆X1AB6lllXs :2005/05/27(金) 02:49:17
しばらく走ると、自転車を止め、その場に座り込んだ。
井原の顔は汗だくになっており、そして嘔吐する。
顔はみるみる青褪めていき、息遣いも荒くなっていった。
井原「もう・・・限界ガ・・・ッ!」
呼吸困難に陥りそうになる。
だが、誰かが井原の体を起こし、口を開かせて薬と水を流し込んだ。
玖珂「大丈夫か?」
井原「来たのかヨ・・・」
玖珂「薬忘れてった。コレなきゃお前、30分も生きられないだろうが」
井原にケースを見せる。
井原は、天然の能力者ではない。組織の実験によって能力を開発されられた過去を持つ。
薬物投与による能力開発のその副作用を抑える薬がなければ、生きることができない。
井原「うるさイ・・・ハゲ」
玖珂「ハゲてないヤツにハゲなんて言っても痛くも痒くもねーよ」
井原の額を小突くと、井原を背負い歩き出す。
井原「チャリはいいよな、どうせ議事堂に置いてあったやつだし」
訊くが、返答はない。
肩に乗った井原から、寝息が聞こえる。
玖珂「寝ろ寝ろ。寝る子は育つ。たくましくなって、強くなって、瑠璃近も守れるようなヤツになれ」
夜道をまだ少年の彼を背負いながら、一歩一歩進む。
玖珂「それまでは、オレが守ってやるから」
玖珂の顔は、揺らぎない意志がうかがえた。

『井原、玖珂に背負われ、国会議事堂に帰還』

日高さん>井原は実験による能力開発ですが、似たような人工能力者にしてすいません。
当初が考えていたので、変えることもできなったもので・・・
462名無しになりきれ:2005/05/27(金) 17:13:09
偉大なレーニン道を照らす。
我等がスターリン人民を導く。
463滝瓜 水菜 ◆8swatERmpE :2005/05/27(金) 20:18:32
>455
無線からは聞き覚えのある声が聞こえる。
(この声…日高さんって、やっぱりあの日高さんよね…。)
しばらく聞き流していると途端に話し手の雰囲気が変わり、警戒した口調が来る。
「待って、落ち着いてください。…私です、滝瓜水菜。いつも見張りしてる日高さん…でしょ?」
(…レジスタンスの人間がこの無線を繋げてるって事は…あの子はここに繋がりがあった…だったらあの子は…何者?)
返答を待つ前に頭の中で整理をする。そして
「その…私がこのベックさんの無線に出たのは…お察しできますか…?無線を含むこのリュックはベックさんが私に託してくれました。
それで彼女は…。」
少々言葉が詰まるが、更に喋る。
「それと…教えてください、何故、貴方がこの無線と連絡が取れているのか…。」
464黒いコートを着た男 ◆0ZxoJBLdgY :2005/05/27(金) 20:39:11
>458
>「如月のアバズレに何言われた知らないけど、あのボケ女はボク達との約束は破っタ。その女と契約?ハッ、笑えるネ」
「そうだな、笑えるな。少なくともお前に雇われるよりはマシだ。俺よりも日本語が下手な日本人だな」
無表情のまま、口だけが動いて言葉を吐き出す。
この程度の悪口で動じるような俺ではない。
>「組織に心から従う気がないなら、さっさと日本から消えロ。使えない人間置いとくほど、お人好しばっかじゃなイ」
「なら、俺よりもお前が日本から消えるべきだな。「四季」の一人がこれでは、マスターもお困りだろう」
冷たい眼光を空に向けながら言う。
その時、一瞬だけ見えたライトの光に目を細める。

>459
亜門が適当に井原の相手をしている間、俺はずっと空を見ていた。
もっとも、感傷に浸っているのではない。ある物を探しているのだ。

>「四季の汚点の秋バカ、公私はっきりしすぎのボケ、雇われ低脳カス、野垂れ死んだザコ、消えたままのアホ。
ゲロしか動いてないから、23区以上に制圧区域を広げられないのも納得だナ」
井原の言った言葉に、虫酸が走る。
「・・・・貴様よりは良い学歴を持ってるさ、「夏」の糞野郎」
そう吐き捨てると、ポケットから携帯電話を取り出し、リダイヤルを押す。

「It's me.By which place do you arrive?It will be another hour late.」
"I'm sorry, it took to the standby position in the sky now."
返事はすぐ返ってきた。まあ、これで返事が返ってこなければ怒りを露にしただろうが。
「Then, get off right now. I doesn't want to be in such a dirty country.」
"Roger that, and it is descending now."
電話が切られると同時に、一機の大型ヘリが降下してきた。
機体側面には大きく「アイルランド陸軍」と英語で書かれている。
「・・・さて、亜門。お前と、いや日本とお別れだ。楽しかったぞ。あの「夏」の低脳以外はな」
そう言って、ヘリに乗り込む。ヘリは、一秒と置かずに離陸した。
「・・・・・また会おう、日本人達」
そう呟くと、俺は席に体を預けた。

『エンフィールド──アイルランドへ帰国』
465亜門 宗一 ◆zz04.94iho :2005/05/27(金) 21:44:39
『横浜貧民街』

>460>464
井原が去り、エンフィールドも空に消えた。
それを見送りながら、頭に巻いたタオルで頬についた唾をぬぐう。
「やれやれ、怖い上司からの叱咤激励と内部情報の提供。そしてエンフィールドの帰国。
また会おう、か。今度会うときもご同輩であることを祈るね・・・」
ぼそりと呟き、井原の言葉を思い返していた。
最初は結局何をしに来たか判らなかったが、徐々に思考が整理されてくる。
コードマスターは今、指揮権を四季に預けるような状態にある。
四季同士での内部抗争が表面化している。そしてその余波として、組織内の選別と粛清が始まっている、か。
・・・・・・・
なにやら企む如月と、そのまま楽園計画を信じる井原。その他の四季の連中がどうだか知らないが、対立は決定的だ。
組織瓦解の自体にもかかわらず、一切動きを見せないコードマスター。能力は謎・・・
東京23区内に制限された戦闘区域。続々と集まり、おおっぴらに戦う特殊能力者たち。
戦う、という事はすなわち特殊能力の具現を意味する。
・・・・壺毒・・・この言葉がまた脳裏をよぎる。
特殊能力者と言っても、所詮は一文字で顕される特殊能力を持つ以外は訓練された人間以上にはなれない。
だが、この特殊な戦闘空間と状況を作り、毒である特殊能力の具現を利用して・・・人間以上に?コードマスターの真の
能力と計画?
・・・・・・・
思考の纏めの域をでて、どんどん想像の域を走る意識を強引に終了させる。想定は必要だが、まだそこまで材料がない。

完全雇われのエンフィールドが少々羨ましく感じながら煙草に火をつけると、先ほど亜門が躓いたマンホールの蓋が動き出す。
そこから出て来たのは、亜門がはべらしていた娼婦のうちの一人であった。
「ふ〜〜・・・やっぱり一人じゃなかったか。手の内知られているのに、相手の手の内わからねえような不利な戦いはしたくな
かったからなあ。エンフィールドがプロ意識で留まってくれて助かったねぇ。
・・・にしても、薬もちねえ・・・単なる薬中が上位二位まで上り詰められるわけもねえし、薬物改造特殊能力者の代償ってトコ
かね・・」
女から耳打ちをされ、にやりとしながら呟く。
「エンフィールド、だからうすぎたねえ街だっていったろ?ここは横浜貧民街、東京や戦場よりちょっと小賢しい街なのさ。
さて、明日も忙しくなりそうだぜ?」

笑いを漏らしながら空を見上げ、エンフィールドが付けたであろう盗聴機を腹巻から外して捨てる。
そしてそのまま女を抱き寄せ、横浜の夜の街に消えていった。

『夜の街に消える』
466日高一澄 ◆BEKCmvI.lc :2005/05/27(金) 23:30:44
>463

水菜の言葉に、ベックに何があったのかを察した。
「そうですか…」
そして、ベックの繋がりを訊かれ、一澄は答えるために話し出す。
「彼女の両親は組織の人間だったのですが…反発して、その組織に殺されたそうです」
ベックとの出会いは偶然だった。
まだゲート管理者になる前、妹と一緒に行動していた頃に遡る。
「彼女が組織から逃げ出した後、偶然出会ったんです。レジスタンスに誘ったんですが、自分の身の上から参加できないと断られて…」
今はもうこの世にいない人間のことを、べらべら喋っていいのだろうか。
「レジスタンスに参加しなくていいから、お互いに情報交換することを約束をして彼女とは別れたんです。その時、無線での連絡を提案しました」
これ以上、ベックのことを喋る気になれない。
話を終わらせ、一澄にとっての本題に移る。
「もうすぐ世があけてしまう。日が出れば、また激しい戦場になるでしょう。日が明ける前に帰還してください」
急ぐ用事がある。レジスタンスに関わる重要な用事だ。
「貴女を含めまだ二人帰ってきてはいません。全員帰還できればいいんですが、とりあえず滝瓜さんだけでも帰ってきてください」
467四季 ◆X1AB6lllXs :2005/05/28(土) 12:12:57
国会議事堂に戻り、一室で眠ってしまった井原を横にすると、玖珂は部屋を出た。
寝る気にはなれず、自販機コーナーで一服する。
玖珂「はぁ〜あ」
溜息混じりに煙を吐くと、頭を掻き、しばらく沈黙していた。
そんな所に、瑠璃近がやってくる。
無表情のその少女は、小銭を出し、自販機に投入する。
玖珂「えこか、どうした?」
瑠璃近「喉渇いたから」
緑茶を買う。
玖珂「お前ちゃんと薬飲んでるか?」
瑠璃近「飲んでるよ。朝昼晩の食後。持続性のやつ」
口を開け、一口すする。
玖珂「えこさぁ、明日雑務休んでちょっと付き合え」
瑠璃近「なんで?」
玖珂「横浜に用事。菓子折り持って詫びに行くのさ」
瑠璃近「わかった。じゃ、寝直すから。おやすみ」
無表情ままでそう言うと、瑠璃近は自販機コーナーからいなくなった。
井原に瑠璃近。作られた能力者。
リスクを背負い、生きている。
玖珂「亜門 宗一・・・どう動くか。どう動かすか」
ゆっくりと、立ち上がる。
玖珂「オレもさっさと寝よ・・・」
ふらふらと廊下の奥に消えていく。

『就寝』

結局、如月との関係は知れず・・・
如月は今は師走だからいいけど、動かしづらい・・・説明がないから適当に合わせるけども。
文句言われても知らん。
468名無しになりきれ:2005/05/28(土) 13:20:45
>467
誰が文句なんぞ言う必要があるのかと問い詰めたい小一時間(ry
黒が何も言わずに帰国したって事は、「如月との関係は全面的にそちらにお任せします」的なメッセージかと。
要するに、「四季さんの都合良いようにに解釈して下さい」ってな事だと思われ。

あくまでも推測だが、>464を見る限りはそう思える。
469名無しになりきれ:2005/05/28(土) 13:24:54
ここは黒本人に聞いた方が良いんじゃないかと思った

メアド知ってるし送ってみるか
470名無しになりきれ:2005/05/28(土) 14:49:56
キュウリチームが一段落するまで夜を延長
471名無しになりきれ:2005/05/28(土) 15:50:58
つーか更科来ないと進まんぞ
472名無しになりきれ:2005/05/28(土) 16:44:14
突っ込み厨ウザイ
スレのゴミ
473名無しになりきれ:2005/05/28(土) 16:51:19
一番のゴミが真上にいる

あと俺もか
474名無しになりきれ:2005/05/28(土) 16:59:46
>468
返答が得られないから困苦してるのにその上糞な名無しにまで責められて…
理不尽なスレはここまで来ると、質問したのに返答が得られない被害者側を非難しても普通なんだな
呆れた
475名無しになりきれ:2005/05/28(土) 17:13:09
仕方ありません。
糞スレをリサイクルしただけなんだからこんなもんです。
476滝瓜 水菜 ◆8swatERmpE :2005/05/28(土) 17:19:31
>470
もう、どれだけ夜を過ごしたのかな…恐らく一段落したら朝になっちゃうかも。
うぅ…早く寝ないとお肌に悪いのに…。

>471
あの人は帰ってくると思うよ…多分、だけど。

>466
日高から教えられるベックの素性を聞かされると同時に、ある紙を見た。
その紙はレジスタンスから水名に渡された今回の仕事の依頼書だった。
「確かに…そのようね。」
依頼書の内容とは、そのベックという人間の接触だったそうだ。レジスタンスの勧誘、または友好という形で話をつけるという仕事。
恐らくレジスタンスリーダーの目に入ったのだろう。そして彼女に関する詳細がこと細かく書かれていた。
しかし今となってはそれも意味は無く、水菜はふっとため息をつくと依頼書をくしゃくしゃに丸めてポケットに入れた。
「…そうだったの。だからあなたはこの子と…。わかったわ、すぐ帰るから…。」
レジスタンスに帰ってくるように言われた水菜はそれを承諾して、そして無線を切る。
「…ふぅ。じゃ、帰ろうか?」
師走に笑顔で話す。そして手を取って更に更科を呼ぼうとする。
もうビルの中に入ってしまっている更科に水菜はドアを開ける。
「あの…寝てるの?」
暗がりのビルの中は何も見えないのでとりあえず水菜は更科の事を呼んでみる。しかし誰かいるような様子は無い。
そして水菜は一瞬息が詰まる。恐ろしい事を想像してしまった。
(確か、日高さんは『貴女を含めまだ二人帰ってきてはいません。』って言った…私が一人そしてこの子が一人…。
と言う事は…あれは何者…?とりあえず味方に見えるけど…
でもこっちの様子を伺ってレジスタンスのアジトの場所を知ろうとしている組織の人間…なのかもしれない。)
警戒して辺りを覗う、しかしやはり誰もいない。
「見張られてる可能性もあるけど、これはチャンスかもしれない…」
ベックのリュックを持ち直し、師走に向かって言う。
「走るよ!」
師走の手を強く握りながら走る水菜。暗い階段を下り降り、全速力で廃ビルを後にした。
477名無しになりきれ:2005/05/28(土) 18:15:18
1がいない廃スレリサイクルだから話がすすまんのも当然
亜門がストーリーテラーな役割してるから、四季が絡んで話の核心にしてけば
いいんじゃね?
無意味に延々と戦っていてもマンネリだし
TRPGスレは1スレ1キャンペーンくらいでないとぐだぐだになる
478日高一澄 ◆BEKCmvI.lc :2005/05/28(土) 19:00:03
>460-461
すいません!昨日急いでて見過ごしました!
はい、その辺は全然大丈夫だと思います。
人の手によって作られる人工的な能力者と、能力者によって能力を与えられた元・非能力者の違いもありますし。

>476
無線が切れると、一澄は大きな溜息をついた。
ひと段落といけばいいが。
「ふぅ…これで、滝瓜水菜さんは帰還、と。後は更科壮介さんだけか」
一澄が言った二人は、水菜と壮介である。
レジスタンスに参加しているが、単独で動いているという壮介を引き入れる。
それも目的の内だった。
組織に対抗するための、組織から本当の自由を取り戻すための。
一澄は、水菜が帰ってくるのを待つ。
479名無しになりきれ:2005/05/28(土) 19:00:35
>471-475
まあまあ、茶でも飲みながら成り行きを見守ろうや。
480名無しになりきれ:2005/05/28(土) 19:20:02
組織サイドの主人公→土方の宗さんこと亜門宗一
レジスタンスサイドの主人公→きゅうりちゃんこと滝瓜水菜

でしょ?
481師走 桐生 ◆X1AB6lllXs :2005/05/28(土) 22:13:44
>476
滝瓜と共に走る。
師走 桐生という人間の目的は、アジトに戻ることである。
目的が達成されれば、次の目的に移ることができる。
仮の身を捨て、真の姿に戻る時が。
(エンフィールドとの契約は切れた。もう国に帰った頃か・・・)
如月の目的は、組織の状況を知るための人間を集めることだった。
エンフィールドとの契約期限は近付き、亜門に目を付けた。
亜門をスカウトするつもりだったが、接触した廃ビルの階下には苺園がおり、爆発に見回れるといアクシデントが起こる。
思わせぶりな態度をとって、組織に不信感を植え付けることには成功しただろうが、亜門が如月に従うとは考えづらい。

苺園のに対しても、三人目の思惑があったが、苺園は死亡しその思惑も消える。
ともかく、今は如月でも三人目でもない。
桐生はただ、滝瓜と共に走り続ける。

『滝瓜と共にアジトに戻る』

>468
二行目から下の文を、本人から聞きたかった。
貴方の見解が正しいと思うから、その方向でいきます。

>478
ありがとうございます。
482須田、他 ◆6Sv/1h8/0Q :2005/05/29(日) 01:08:21
暗闇の中、国会議事堂近くの路上で男が一人、煙草をふかしている。
サングラスをかけており、その向こう側で瞳は炯々としている。男の名字は、須田。名を知る者はいない。
「弾が、死んだそうッスね」
突然、声がする。須田の声ではない。しかし、須田の周りには誰もいない。
「…透か」
どこからか聞こえる声にも驚いた表情は見せない。黙々と吸っている。
「はいッス」
返事が聞こえたかと思うと突然男の顔が現れる。しかし首から下は、ない。
「それはやめろ。気分が悪くなる」
「じゃあ、これで」
今度は上半身が見える。裸だが。相変わらず下半身は闇に溶け込んで見えない。闇でなくとも、見えないが。
「行く気、なのか」
「ええ。いくら弾は須田さん以外に心を開いていなかったとはいえ、仲間ッスからね。
 いくらあっちから見れば敵だからって、死体野ざらしはあまりにも弾が不憫ッス」
そう言って、夜空を見上げる。昨日は雨が降った、まだ雲があちらこちらに点在している。
「…せめて、きちんと供養してやりたいッスから。死体を回収に行くッス」
須田は口を開かない。許可する訳ではないが、不許可したって行くに決まっている。
「そういえば、結局須田さんはどうして弾をレジスタンスに潜入させようとしたんスか?」
「それは秘密だ」
「まだ秘密ッスか…。もう弾はいないんスし、教えてくれたっていいッスのに」
「そんなことはどうだっていい。弾に付いてる発信器で場所は分かってるんだろ?行くなら早く行け。時間の無駄だ」
「はいッス」
透は須田に背を向け、ゆっくりと歩き出す。相変わらず下半身はないままだが。
「ちょっと待てや露出狂。お前、さっきの発言に偽りありだろ」
透の声でも須田の声でもない、男の声がした。見ると、須田の横にやや太り気味の男が立っていた。
「お前、死体の回収だけじゃないだろ。行く理由」
男の言葉に、透の目がギュッと細まる。
「お前が仲間思いなのは分かるし、仇をとってやりたいという心情も分かる。
 だがお前の能力は戦闘に向いていない。ましてやお前は…」
「それ以上は言うなッス、流星。僕がレジスタンスだったのは過去の話ッス。今は…組織の一員」
「…まぁ止めはしないけどな。あまり無理すんなよ」
「分かってるッス。それとッスな、流星… 二 度 と 露 出 狂 と 呼 ぶ な 」
「んなこと言ってもな。いくら脱いですぐ消えられるようにって、コートで下全裸、まんま露出狂じゃんか」
「呼ぶなと言ったのが聞こえなかったッスか。…これ以上お前に言っても無駄ッスな。もう行くッス」
やがて透は夜の闇に溶けていった。流星が小さく呟いた「生き延びろ」という言葉を背に受けて。

「上級第三位昇進おめでとうございます、須田さん。これで幹部ですね」
数秒の沈黙の後、先に口を開いたのは流星だった。
「…早いな。まだ正式には発表されてないはずだが」
「そりゃまぁ色々と。とにかく、これで弾を自爆させる理由もなくなりました」
「知ってたのか」
「そりゃもちろん。須田さんが弾を持て余してたのは分かりましたしね。
 透に秘密なのも、あいつが病的なほど仲間思いだから。
 弾をアジトで自爆させてレジスタンスを壊滅させれば、上級昇進は確実でしたからね。
 わざわざそんなことしてまで昇進しなくてもいいと思いますけど」
「俺は上層部から睨まれてるからな。ここらで信頼とっとかないと、動きづらい」
「『俺』ってよりも『俺ら』ですよね。よくもまぁ組織が怪しんでる奴らが集まったもんです。
 須田さんを初めとして、平和的解決志向の弾に、元レジスタンスメンバーの透」
「極めつけに、幹部殺人未遂の生野流星がいるものね」
また違う人物の声。今度は女の声だ。声の主は痩身の女。化粧は濃いが、美人と言えなくもない。
「やだなぁ弓さん。あれはロープ老朽化による落下事故って決着が付いたじゃないか」
「でも、そのロープにあんたが細工するのを見たって人がいるのよ」
「はっはっは」
肯定はしないが、否定もしない。暗に認めている…とも言えなくはない。
「あんたたちがあまりに怪しすぎるせいで、つるんでるあたしまで怪しまれるんだからね。
 あたし怪しまれるようなこと何にもしてないのに。…あ、でも須田さんとなら怪しまれてもいいかも」
「うん、やっぱりスパイダーは粘着気質だね」
「よし、それはあたしに対する宣戦布告と見るわ。いくらあんたでも首ちょんぎれば死ぬわよね?」
「…ごめんなさい」
コントのような会話を繰り広げる流星と弓を尻目に、須田は闇のさらに向こう側を見ていた。
483蘇我 透 ◆6Sv/1h8/0Q :2005/05/29(日) 01:23:45
名前:蘇我 透 (そが とおる)
通り名:不可視なる手(流星曰く『露出狂』)
特殊能力:『消』
能力の説明:姿を消すことができる。
能力の長所:姿以外にも、気配や臭いも完全に消せるので、見つかることは滅多にない。
能力の短所(弱点):服は消せないので全裸。また、目が消えているため光が通り抜けてしまう。つまり目が見えない。
階級:下級第一位
年齢:19歳
性別:男
国籍:日本
身長:165cm
体重:72kg
性格:病的なほどに優しいが、場合によっては殺人も辞さない
容姿:筋肉質。しかし表情はわりかし穏やか。
装備:コートのみ
必殺技:特になし
好きなもの:仲間、カレーライス
嫌いなもの:何かを嫌うこと
仲間に一言:みんなの為に、僕はやるッス。
名無しに一言:ろ、露出狂じゃないッスよ!?あれは流星が勝手に…。
みんなに一言:僕がすべてを終わらせてやるッスよ!いや変な意味じゃなく。
484卜部姉妹 ◆aNcidTDlH6 :2005/05/29(日) 03:18:24
国会議事堂の受付ロビー。
それが彼女達の居場所だ。
「姉さん、交代の時間よ」
「そうですわね」
政府やレジスタンスが、未だ議事堂に侵攻しないのは、彼女達のお陰と言っても過言ではない。
レジスタンスアジトの門番が日高というのなら、国会議事堂の門番は彼女達だろう。
二人の大和撫子。
名は卜部蝶子と卜部繭美。一卵性の双子だ。
「辛いわね。雇用と違って帰れないから」
「わたくし達には帰る場所なんてないでしょうに」
くすりと蝶子が笑った。
「日中にはまた戦闘が始まるわ」
「わたくし達には関係ないことですけれど」
前線とは縁遠い議事堂の防衛に徹する二人。

入ってくる戦況に、時たま耳を傾けることもある。
まだ明けぬ夜をゆっくりと感じながら、戦を待つのも一興だった。

名前:卜部 蝶子(うらべ ちょうこ)
通り名:卜部姉妹
特殊能力:『護』
能力の説明:一定の空間内に不可侵領域を出現させる。
能力の長所:領域を出現させる空間内の範囲が狭いほど、領域の防衛力は高くなる。逆に広くなると防衛力は低下していく。
能力の短所(弱点):過重攻撃の一点突破に弱い。
階級:中級一位
年齢:二十歳
性別:♀
国籍:日本
身長:165cm
体重:55kg
性格:清楚・礼儀正しい
容姿:着物姿・髪は黒でストレートロング
装備:無し
必殺技:無し
好きなもの:日本文化
嫌いなもの:露出の多い服

名前:卜部 繭美(うらべ まゆみ)
通り名:卜部姉妹
特殊能力:『迷』
能力の説明:一定空間内に足を踏み入れた者の視覚を狂わせる。
能力の長所:対象選択可能。
能力の短所(弱点):選択可能な人数にも限界があり、多人数になると効果が現れない者もいる。
階級:中級一位
年齢:二十歳
性別:♀
国籍:日本
身長:165cm
体重:55kg
性格:大胆
容姿:着物姿・髪は黒に近い茶でロングヘアを三つ編みしている
装備:髪の中に隠した長い針
必殺技:無し
好きなもの:紅葉
嫌いなもの:梅雨

キャラ説明:国会議事堂の防衛を一任されている双子の姉妹。
戦闘には不向きな能力であるため、国会議事堂から動くことは少ない。
485滝瓜 水菜 ◆8swatERmpE :2005/05/29(日) 10:48:22
>478 >481
日こそ出てはいないが、辺りが明るくなっていくのに気づく水菜。
急がねばと少々疲れた走る足を更に速める。そして師走の手を離して一緒に走るようにする。
「…見つけた。」
アジトの廃ビルを見つけ、そして辺りを改めて警戒しながら中に入っていく。
そしてアジト内部に行く途中、日高に出会った。
「連絡入れてた日高さん?滝瓜水菜です。今戻ったよ…それと」
身分の確認、そして背中のリュックを取ると日高に手渡しする。
「これ、ベックさんの。…これはやっぱりレジスタンスじゃなくてあなた自身に持っていて欲しいから…。」
暗い面持ち、そして少々日高の様子を伺いながら口を開く。
「レジスタンスの皆から何か言っていなかった?ううん、別に何にも無かったらいいんだけど…。」
486影法師 ◆KeP2k8mCTk :2005/05/29(日) 17:48:22
名前:大井 康仁(おおい やすひと)
通り名:影法師
特殊能力:『影』
能力の説明:人や物などにできる「影」を操る。
能力の長所:実体化させた影を使った相手への攻撃や、影と影を伝って移動する事などが出来る。
能力の短所(弱点):影の無くなる時間、特に深夜には弱くなってしまう。
階級:レジスタンス
年齢:37
性別:男
国籍:日本
身長:160〜180cm
体重:52kg
性格:単純
容姿:黒い大きな布を被っており、布の真ん中に十字線の入った仮面が付いている。
    布を捲ると、中には黒いスライムの様な物体が蠢いており、その物体の中に内臓が詰まっている。
装備:顔の代わりの仮面、黒い大きな布
必殺技:実体化させた影との連携攻撃
好きなもの:女、綺麗な景色
嫌いなもの:夜

キャラ説明:組織の実験で作られた能力者だが、激しい拒絶反応を起こした為に細胞組織が劇的に変化。
人間の体では無くなってしまったが、本人は全く気にしていない。
487名無しになりきれ:2005/05/29(日) 17:50:01
紫陽花乙
488名無しになりきれ:2005/05/29(日) 17:51:30
>487
何が言いたいのか微妙に分からないから、もうちょっと粉砕して言ってくれ
489名無しになりきれ:2005/05/29(日) 17:53:41
>488
「粉砕して」っておいwww
自分的解釈では、>487は「あじさいおつかれさま」と言ってる様だが?



ごめん、このレス意味分からんなorz
490名無しになりきれ:2005/05/29(日) 17:55:40
>487
このスレでそんな事言ったら突っ込まれまくるぞ。

で、どういう意味だモルァ
491名無しになりきれ:2005/05/29(日) 18:00:32
紫陽花(アジサイ)とは
・雪の下(ゆきのした)科。
・学名 Hydrangea macrophylla form. macrophylla
(紫陽花)
Hydrangea macrophylla form. normalis
(萼(がく)紫陽花)
Hydrangea : アジサイ属
macrophylla : 大きな葉の
normalis : 通常の,正規の
Hydrangea(ハイドランジア)は、ギリシャ語の
「hydro(水)+ angeion(容器)」が語源。
大量の水を吸収し蒸発させる性質から(諸説あり)

乙とは
・乙カレーの略称。「お疲れ様」という意味。

アジサイに向かって「お疲れ様」と言えば良いのだろうか?
誰か無知な俺に意味キボンヌ
492名無しになりきれ:2005/05/29(日) 19:06:40
なんでこのスレの名無しは消えないの?
493名無しになりきれ:2005/05/29(日) 19:07:49
>492
君が名無しだから。
494名無しになりきれ:2005/05/29(日) 19:22:22
>493
名無しの法則ってやつですな
495影法師 ◆KeP2k8mCTk :2005/05/29(日) 20:27:01
>485
>「レジスタンスの皆から何か言っていなかった?ううん、別に何にも無かったらいいんだけど…。」
「・・・・特に何も言ってなかったよ。俺の記憶ではね。」
水菜の後ろにできた影から、ゆっくりと姿を現す。
「あのベックとかいう娘は死んだのか?姿が見えないが・・・ああ、何故知ってるのかは気にしないでくれ。
影を通して会話を聞いてただけだからさ。」
触手のようなものを作ってひらひらさせる。自分流の「詳しくは聞かないでください」という意思表示だ。
(・・・しかし、いつ見てもイイ女だな、こいつは)
水菜の体を舐めるように見回した後、日高に向き直る。
「で、更科はどうした?あいつが来ない訳無いと思ってたんだが・・・予想は見事に外れかな?」
表情を作れない仮面の代わりに、少し沈んだ声で話す。
俺にとって、声は数少ない意思表示手段の一つだ。
と、その時にふと水菜の横にいた少年が目につく。
そこで、水菜に思った事をそのまま聞いてみた。
「その子、レジスタンスの仲間だっけ?俺は見覚えないけどな。」

『水菜達の前に姿を現す』
496日高一澄 ◆BEKCmvI.lc :2005/05/29(日) 20:56:41
>485>495
帰ってきた水菜。
そして、桐生。
(ん…この子は…)
確か、行方知れずになった子供がいたと報告があった。
見たところ無傷だった。レジスタンスの子供が、迷子になって何事もなかったのか。
(不幸中の幸いというやつですか…それとも)
レジスタンスの中枢に敵が一人で来るだろうか。
敵な大馬鹿か、或いは驚異的な強さの持ち主か。
「とりあえず、休んでください。もう朝ですが、話は起きてからでも遅くないですから」
水菜からリュックを受け取ると、IDカードを差し込んでアジトに入る。
「10時頃召集をかけますから、中央区画の大ホールに来てくださいね。大井さんも」
水菜、康仁、そして桐生を見て、そう告げ、一澄は皆から別れた。

翌日。10時。
中央大ホール。
「今日は、みなさんにお伝えすることがあります」
マイクを持ち、壇上に上がる一澄。
「一般人が能力者を虐殺した事件、そして組織の東京制圧、能力を持たない一般人にとっては能力者は脅威でしょう」
力強く、言葉に重みが出る。
それが、何を意味するのか。
「だが、一般人と能力者はわかりあえる。それが証明されたんです」
そう言うと、スクリーンモニターが降り、映像が流れ始める。
その映像は、大手テレビ局ニュース。
それは、新任総理と、少女が仲睦まじくマスコミの前に握手を交わす映像だった。
「彼女は僕の妹、名は美優。一般人との友好の架け橋となる能力者」
一澄の言葉に、場内は騒然となった。
「これにより、政府には敵がいなくなったといってもいい。レジスタンスの中にも、少なからず政府や一般人に迫害を受けた者もいるだろう」
マイクを握る手に、より力が入る。
「もう能力者が、人目を気にして陰で生きる必要はなくなったんだ!」
その一声に、歓声が沸いた。
(美優、優しい世界まで、後少しだ。残すは組織だけ…やろう、僕達が結ばれるまで)
497日高美優 ◆BEKCmvI.lc :2005/05/29(日) 21:19:08
能力者。それだけで差別や迫害を受ける。
だから、表で生きる能力者は、能力を使わず能力者ということを隠して生きている。
一澄と、美優も、その迫害と差別を受けた。

横浜、中華街。
「マネジャー、パレード開始まで何分ですかぁ?」
「あと10分くらいだよ」
日高美優は、能力者だと告白し表で生きる少女。
能力者の人権回復。それが、美優の役目。
(『真の政府』は、組織を壊滅させれば能力者が不自由しないで生きられるようにしてくれると約束した)
担当にメイクや髪のセットをされながら、美優は考える。
今や、国民的人気アイドルとなった美優。
(優しくて、澄んだ世界。飢えも孤独もない、豊かな生活)
ここまで来たのだ。
能力者が蔑まれて生きる時代を終わらせたい。
兄妹、その信念で今まで生きてきた。
「パレード開始します!みゅうちゃんスタンバイよろしく!」
「はーい!」
笑顔で、美優は立ち上がった。
政府、いや『真の政府』と手を結んだ。
「組織の能力者…来るなら来なさい」
横浜大パレード。
それは、能力者として知れ渡った美優を狙ってくる組織側の能力者を誘い込む計画。
中華街を進む。ボディガードに囲まれながら、ハリウッドスターさながらに歓声を浴びる。
日高一澄と日高美優。優しくて澄んだ世界を、目指す兄妹。

名前:日高美優(ひだかみゆう)
通り名:みゅう
特殊能力:『魅』 (※←には漢字一時を明記してください)
能力の説明:他の者を操作する。
操作対象と行動を共にいる時間が長いほど操作性能が上がり、より柔軟に動かすことができる。
能力の長所:操作されている間は、動かされている対象は何をされていても疲労することはない。
能力の短所(弱点):出会ってすぐには操ることはできない。動かすことができるのは一日以上一緒にいなくてはならない(間が空いていても無効にはならない)。
階級:―(政府エージェント?)
年齢:16歳
性別:女性
国籍:日本
身長:155cm
体重:48kg
性格:ポジティブ
容姿:ウェーブヘアで赤毛。ベアトップの上に絶縁製ジャケット、ミニスカート。仕込み刃が入ったブーツを履いている。
装備:スタンガン、催涙スプレー、携帯用無線機
必殺技:なし
好きなもの:お兄ちゃん(日高一澄)
嫌いなもの:能力を戦いに使う人間
仲間に一言:みんな、頑張っていこう!
名無しに一言:よろしくねっ!
みんなに一言:優しくて澄んだ世界を、私は作りたい。
498亜門 宗一 ◆zz04.94iho :2005/05/29(日) 21:41:37
『横浜工事現場・13時』

今日は亜門は横浜にいた。
東京に居ない時は『土方の宗さん』として日雇い労働者をしている。
昼休み、仲間と入った大衆食堂にて、ニュースを見、思わずお茶を噴出してしまった。
握手を交わす新任総理と特殊能力者の少女。
(・・・理想家の茶番だねぇ・・・)
口元をぬぐいながら、引き続き映されるパレードの様子を見る。

これで都知事の殲滅委員会あたりは消えるだろうが、東京は何も変わらない。
いや、以前にも増して戦闘は激しくなるだろう。人間との共存を図るレジスタンスと、楽園計画=特殊能力者
だけの世界を作ることを目的としている組織との。
そして戦後処理への計画も走り始めているのだろう。
戦いが終わった時、残った方の組織とテレビに映る偶像はどうなるのか・・・政府側の対応は想像できる。
いや、それ以前にテレビに映る少女の能力が明らかになった時、まだ偶像で居られるのか。

「優しくて、澄んだ世界を目指します。」
テレビから流れるその美声を冷ややかな目で見つめる亜門。
「宗さん、もう昼休み終わりだよ。監督が来る前に現場戻ろうや。」
仲間の一人が亜門に呼びかける。
「あいよー、今行く。」
ヘルメットを片手に席を立つ亜門。
「澄んだ水にゃ魚はすめねえんだぜ?夢見るお嬢さんよ。」
小さくテレビに向かって呟き、工事現場に戻った。

『工事現場で土方仕事中』
499亜門 宗一 ◆zz04.94iho :2005/05/29(日) 21:47:08
補足:書かれて居なかったので日高美優は『特殊能力者』だけとして、能力の詳細は明らかになっていないもの
という前提で>498を書きました。
>いや、それ以前にテレビに映る少女の能力が明らかになった時、まだ偶像で居られるのか。
ここ、ね。
不都合あったら修正します^^;
>495
「誰が帰ってきていないって?」
ぬっと暗闇の中から、苺園の亡骸を包んだ黒コートを抱えた更科が姿を現した。
今の更科の姿はカメレオン。光学迷彩を用いた完璧な迷彩を行うことが出来る形態だ。
「ま、色々と立て込んでいたんだ」
そしてくいくいっと親指で自分の後方を指し示す。見れば、床には亡骸を包んである白い布袋が四個転がっていた。
「あれの回収に手間取っていたんだ。だが、締め切られる前に間に合ってよかった」
ビルの屋上での出来事の後、更科は忽然と滝爪の前から姿を消していた。
それは既に殺されていたレジスタンスメンバー四人の遺体を回収するためであった。

>496
今の自分にとっては狭い、開放されたアジトの扉を潜る。腕には苺園、両脇には四人の遺体を抱えて、だ。
>「10時頃召集をかけますから、中央区画の大ホールに来てくださいね。大井さんも」
「俺は無視、か…ま、別にいいがな」
ぎょろっと片方の眼球だけを動かして日高を見る。今の更科には360度全方位を見渡す事が出来る。
別々の視点で映る世界に酔いそうだが、今ではそれも慣れてしまっている。
「これから五人の遺体を埋葬してくる…誰も来なくていい。湿っぽいのは俺一人で充分だ」
そのまま三人らとは別れ、更科は遺体を遺体安置室へと運び、遺体袋に五人を別々に詰め込み、彼らに線香を上げてやった。

『アジトに帰還。五人の遺体に線香を上げてやる』
501首都防衛軍の歌:2005/05/29(日) 22:28:00
悪路を一心に 敵陣目掛けて
我等は突き進む 砲火の中へ

繰り返し:
我等東京の鉄壁なり
攻め到る敵より
我等がこの鉄壁を
必ずや守らん
我等がこの鉄壁を
必ずや守らん

我らが隊は 敵地を進む
赤き日の丸は いつも我等が側に

繰り返し:

喜びと共に 祖国を進む
敵を討ち進み 犠牲に報いる

繰り返し:

一糸乱れぬ 赤き炎は
敵を東京に 進ませはしない

二回繰り返し:

ttp://www.medianetjapan.com/10/travel/vladimir/songs/moskva.mid
502名無しになりきれ:2005/05/29(日) 22:38:40
↑で?
503名無しになりきれ:2005/05/29(日) 22:50:12
『レジスタンス』

>500更科壮介>249
レジスタンスのアジトで仲間に線香を上げる

>497日高美優>497
横浜中華街でパレード

>496日高一澄>451
レジスタンスアジトで演説

>495影法師>486
レジスタンスアジトに登場

>485滝瓜水菜>287
レジスタンスアジトに帰還

>481師走桐生>317
レジスタンスアジトに帰還

『政府』
>395蒼山幻>288
地下鉄構内で休眠中

『組織』
>498亜門宗一>314
横浜工事現場で仕事中

>484卜部姉妹>484
国会議事堂警備中

>482須田一党/蘇我透>483
国会議事堂付近/国岡の死体回収

>467四季/井原>408
国会議事堂

>464黒いコートを着た男>284
アイルランドに帰国

『死亡』
>338苺園ベック>172
無所属・国岡弾との戦闘中に死亡

>393国岡弾>164
組織・苺園ベックとの戦闘後更科壮介により死亡
504名無しになりきれ:2005/05/29(日) 22:58:54
美優は政府側ちゃうのん?
505名無しになりきれ:2005/05/29(日) 23:02:42
>504
微妙なところ。次回までに立ち位置はっきりしたら直す。スマン
506名無しになりきれ:2005/05/29(日) 23:06:24
とりあえず乙カレー
507影法師 ◆KeP2k8mCTk :2005/05/29(日) 23:08:13
>496
>「10時頃召集をかけますから、中央区画の大ホールに来てくださいね。大井さんも」
「あーはいはい。何かは知らないが、行かせてもらうよ」
はっきり言って、10時は遅すぎる。普段は殆ど寝ない俺には、深夜でも真昼間でも関係は無いのだ。

>500
>「誰が帰ってきていないって?」
「うわ、更科・・・お前はまた気色の悪い登場の仕方を・・・・」
暗闇から現れた更科に、思わず身震いする。
この前も、こいつの登場の仕方には驚いたものだ。
>「ま、色々と立て込んでいたんだ」
更科の示した方向にあった布袋を見て、俺は頷いた。
「成る程・・・いつもいつも仲間思いだなあ、お前って奴は」
遺体安置室へ向かう更科の後姿を見つめながら、俺は呟いた。

>496
約束の10時になり、俺は大ホールへ着いた。
同時に、凄い声が響く。
>「一般人が能力者を虐殺した事件、そして組織の東京制圧、能力を持たない一般人にとっては能力者は脅威でしょう」
>「だが、一般人と能力者はわかりあえる。それが証明されたんです」
>「彼女は僕の妹、名は美優。一般人との友好の架け橋となる能力者」
>「これにより、政府には敵がいなくなったといってもいい。レジスタンスの中にも、少なからず政府や一般人に迫害を受けた者もいるだろう」
>「もう能力者が、人目を気にして陰で生きる必要はなくなったんだ!」
「・・・・・・ほーう、何かと思えばそんな事か・・・歓声を上げる程でも無いなぁ」
小さく呟くと、溜息をつく。
「さて・・・どうしようかな。パレードも始まったみたいだしな・・・・」

『今後どうするか思案中』
508影法師 ◆KeP2k8mCTk :2005/05/29(日) 23:11:25
>503
遅れましたが、まとめお疲れ様です。
509蘇我 透 ◆6Sv/1h8/0Q :2005/05/29(日) 23:57:21
「…やっぱりない、ッスね」
弾の死体の回収に行く道すがら、透が訪れたのは過去にレジスタンスのアジトが存在した場所。
レジスタンスの様に数の上で劣る場合、アジトの場所がバレてしまっては一網打尽にされる可能性もある。
そのため、ある程度短い間隔でアジトの場所を変えるのは決して珍しい訳ではない。定石とも言える。
透がまだレジスタンスの一員だったころのアジトは、今はもう影も形もなかった。
「…仕方ないッスね。想定の範囲内ッス」
変わっていることは予想が付いていた。弾を送り込む時に進言をしなかったのもこのためだ。
少し肩を竦ませつつ、弾がいるはずの廃ビルに向かって歩を進める。

「…弾…」
数十分後、廃ビル屋上。そこにいたのは透と、ほぼ頭と体が離れている弾の死体。
盗聴器から聞こえた言葉から、この周りにはもう一人の死体があるはずだ。だがそれはない。
きっとさっきまで居たレジスタンスのメンバーが運んでいったのだろう。弾の死体には見向きもせずに。
透の目には涙は浮かんでいない。あまり弾と仲が良かった訳ではないから。ただ浮かぶのは、果てしない…怒り。
「協力者や仲間はアジトで手厚く埋葬、敵である組織の人物は野ざらしで烏の餌ッスか!
 畜生!こんな…こんな、人間のすることじゃないッス!」
誰にともなく叫びながらコンクリートの床を力一杯叩きつける。手からは血がにじむ。
だが手を止めることはない。二度、三度、それ以上。やり場のない怒りをぶつけるように。
弾の死体だけでなく、もう一人の死体もまた野ざらしであったのなら、これほどの怒りは沸かなかっただろう。
だが、実際は弾の死体だけが野ざらしだった。この事実が透の怒りを更に加熱させていた。
「畜生!畜生!畜生っ!!」
繰り返すが透と弾は仲が良かった訳ではない。ただ、透は弾のことは気に入っていた。
弾が常日頃から考えていた平和的解決。それに透は感銘を受けていた。似たような考えを持っていたから。
…だが、今の透にはそんな考えは微塵も浮かんでいないだろう。
「弾…お前の仇は絶対、とってやるッスからな」
弾の死体を持ってきた袋に入れながら透は呟いた。しかしだ、透の能力は戦闘には向いていない。
確かに透は筋肉質だし、さらにボクシングの心得がある。だが、それだけで能力者を倒せるとは思えない。だから。
「刺し違えてでも」
この行動の根底には透の病的な優しさがあるとはいえ、その優しさはもうどこにも見えない。
復讐鬼と化した透は、弾の死体の入った袋を背負いながら廃ビルを後にした。
510名無しになりきれ:2005/05/30(月) 00:27:17
>敵である組織の人物
敵だからじゃないの?
511蘇我 透 ◆6Sv/1h8/0Q :2005/05/30(月) 00:47:48
中の人です。
>510
優しすぎる透にとっては、たとえ敵であろうと味方であろうと、死んでしまった人を捨ておくという行動が許せなかったのです。
死んでしまったのだからもう敵対する必要はないはず、だったらせめて同じように埋葬してやって欲しいという考え…
うまく言い表せられませんが、だいたいそんな感じです。
一応、透は「病的なほど優しい」ということにしていますから、他者が普通だと思うことでも透には許せなかったりしてます。
512四季 ◆X1AB6lllXs :2005/05/30(月) 00:52:52
>484
議事堂にあった未開封の高級茶菓子セットを持って、玖珂は瑠璃近を連れ、出発する準備を整えた。
玖珂「えこ、亜門の仕事場どこだ?」
瑠璃近「横浜の建設現場」
相変わらず無表情の瑠璃近は、玖珂にそう言うと地図を渡した。
玄関ロビーまで来る。
玖珂「じゃあ蝶子ちゃん、繭美ちゃん、行ってくるわ。井原のヤツが起きたら、いい子で留守番してろって言っといてくれ」
卜部姉妹に笑いながら言うと、待たせて置いた車な乗り込んだ。

>497>498
車内からは、政府と特殊能力者が和解したとのニュースが流れていた。
特殊能力者で、国民に大人気のアイドル。人心は簡単に手中にできるか。
玖珂「こりゃ、政府とレジスタンスは協力関係になるかもなぁ」
他人事のように呟く。
井原が起きていたら、激昂してそのアイドルとかいう日高美優を殺しにいくと言い出すだろう。
ラジオからは、今日は横浜で美優が横浜でパレードをするとか。
しばらくして横浜に着くと、案の定パレードのため車は通行禁止。
玖珂「じゃ、後は徒歩で行くか」
車から降りると、瑠璃近と共に建設現場まで歩く。
老若男女、日高美優のファンが道路の両脇に列を作っていた。
瑠璃近「この人達、蟻の行列みたい」
玖珂「言えてら」
メインストリートから外れ、ファン達の声から建設現場の機材の音に変わっていく。
玖珂「ここ・・・か」
建設現場に到着。
玖珂は普通だが、全身ロリータファッションの瑠璃近には不釣り合いな場所だ。
玖珂は近くにいる建設員に声をかけると、どうやら亜門は建設現場では美優より人気があるらしく、
建設員「宗さぁーん、お客さんだよ!」
すぐに呼んでもらえた。
亜門の姿を確認すると、高級茶菓子セットを入れた紙袋を掲げ、ニッと笑う。
玖珂「亜門、久しぶりだなぁ!妹と東京に来る用事ができて、寄ってみたわぁ!!」
井原の時とは違い、組織の人間ということは隠す気があるらしい。

『亜門に接触』
513四季 ◆X1AB6lllXs :2005/05/30(月) 00:57:57
名前:玖珂 涼(くが すずみ)
通り名:四季『冬』
特殊能力:『寒』 (※←には漢字一時を明記してください)
能力の説明:硬い氷から粉雪まで、大気中の水分に干渉することによって発生させる。
また、冷気を発生させて対象を凍らすこともできる。
能力の長所:水分を固定して剣や銃などとして使用することができる(銃の場合は氷の弾丸を発射する)。
能力の短所(弱点):能力の発動条件は自分の「ダジャレ」。ダジャレを言わないと能力を使えず、ダジャレは能力効果のゲージとなる(つまりダジャレを言い続ければその効果が寄り高くなる)。
階級:上級二位
年齢:35歳
性別:男性
国籍:日本
身長:188cm
体重:80kg
性格:忠実、楽天家、仲間想い
容姿:短髪、顎髭、ダウンジャケット、ジーンズ
装備:ボストンバッグにペットボトル飲料水が大量に入っている。
必殺技:絶対零度
好きなもの:CODE:マスター、井原 棘彦、瑠璃近 えこ
嫌いなもの:組織に反発する者
仲間に一言:ま、仲良くしよーや
名無しに一言:よろしくなっ!
みんなに一言:俺としては、穏便に進めたいんだがなぁ。
井原が急ぎすぎるんだ、スマン!

名前:瑠璃近 えこ(るりちか えこ)
通り名:四季『春』
特殊能力:『復』 (※←には漢字一時を明記してください)
能力の説明:再生と復元を司る。自分、他者、物にも有効。
能力の長所:常に能力が発動しているため、傷を負っても自動的に元の状態に復元される。
能力の短所(弱点):跡形もなく消滅させれば自動復元は適応されない。
ちなみに、死んだ者を蘇らせる場合には自分の生命を代価とする。
階級:上級二位
年齢:15歳
性別:女性
国籍:日本
身長:150cm
体重:44kg
性格:無表情、無頓着、感情欠落
容姿:二つ分けの三つ編み。ロリータファッションでいることが多い。
装備:救急箱
必殺技:特になし
好きなもの:特になし
嫌いなもの:特になし
仲間に一言:特になし
名無しに一言:特になし
みんなに一言:特になし
514滝瓜 水菜 ◆8swatERmpE :2005/05/30(月) 18:20:04
>501
なんか…軍歌ね。
どちら側の歌なのかな…?
これもいいと思うけど、レジスタンスはもっと若い人でも理解できるような歌にしたいな。

>503
まとめてくれてありがとう。
今こうやって改めて見てみると結構人いるね。

>495
いきなりの背後の声に少々固まるが、聞き覚えのある声だったのか水菜はゆっくりと声のほうへくるりと向く
「もう大井さん、脅かさないでよっ」
レジスタンスのメンバーの大井、水菜とは知り合いである。
>「その子、レジスタンスの仲間だっけ?俺は見覚えないけどな。」
「え…?師走君はこの前アジト内で遊んでた所を私は見たんだけど…。」
と言うと『そうだよね?』と師走に顔で促す。

>500 >507
更に大井の背後にも声が掛かる。
「…うわっ」
これも聞き覚えのある声だが、予期せぬ二段オチに先ほどよりも更に戸惑う。
(この人は…さっきの人!)
更科の登場に警戒するが、大井の更科に対する友好的な口ぶりを見ていると
やがて仲間である事を認知する。
そして沢山の死体を運びながら安置室に向かう更科を見送った。

>496
リュックを渡し、アジトに入りながら会話をする日高。
(召集…何かの演説でもするのかな…?)
そして一旦皆と別れ、そして水菜は真っ先に寝室へと向かい、ふかふかの布団で横になった。
「疲れちゃった…ご飯とか、お風呂は明日でいいよね…」
そう言うと目を瞑る水菜。寝るまでには五分も経たなかったという。

翌日の10時前。
「結構込んでるね…ちょっと暑苦しい。」
中央ホールは人でいっぱいだ。その人の流れに流されまいと水菜は必死に人ごみの中に進んでいく。
しばらくするとマイクから大音量で一人の人間の声が聞こえる。
「…あれは。」
一澄だ。彼は声を張り上げて人々に主張していた。
そしてやがて一つの大きなスクリーンモニターが降り、映像の光が人々を照らす。
そこに映るのは日本総理大臣と、また、水菜の見覚えのある女性だった。
「みゅうちゃん…。」
握手を交わしていた。これは政府と能力者を結ぶ手と手の掛け橋。
また、どっと歓声が起こる。差別の境界線がプツンと切れた一瞬だった。
水菜はこの歴史的瞬間とも言える光景をただ、固まりながら見つめていた。


>497
演説の公演も一段落終わり、水菜は一足先にアジトに戻っていた。
「パレード、行ってみようかな。たまには生き抜きも…。でも…仕事もしないと。」
悩む水菜、そして依頼の受け付けの場所に行く。
「えーっと…」
515名無しになりきれ:2005/05/30(月) 20:25:54
   _  ∩
  ( ゚∀゚)彡 スターリン!スターリン!
  (  ⊂彡
   |   |
   し ⌒J
516亜門 宗一 ◆zz04.94iho :2005/05/30(月) 20:37:59
>514
『横浜工事現場』

>建設員「宗さぁーん、お客さんだよ!」
仲間の一人に呼ばれて、入り口に向かうと二人の人影を目にした。
心の中で2リットルほど鼻血を流す。
二人には見覚えがあった。組織の最高幹部、四季の『春』と『冬』だ。
>玖珂「亜門、久しぶりだなぁ!妹と東京に来る用事ができて、寄ってみたわぁ!!」
身を隠す間もなく向こうから声をかけられてしまった。
とりあえず殺気などは感じられないし、ここで騒動を起こすつもりもないようだ。一瞬思考が錯綜するが、
すぐに行動を決定し、実行する。
「おお!なんだよ、玖珂ちゃんぢゃねえか!久しぶりだなあ。
えこちゃん、相変わらず可愛いねえ。お兄さん幼女趣味に目覚めちまいそうだゾ?」
調子を合わせ、玖珂に抱きついて背中を叩く。
身を屈めて瑠璃近にも手を振るが、無表情で反応がない。
そんな反応に肩をすくめながら、玖珂に向き直る。
「横浜に来るなら電話してくれりゃよかったのに。そしたら今日の仕事はうっちゃって横浜案内したのによお。
わりぃが今仕事中なんだ。
積もる話があるんだろ?17時には仕事はけるから、18時に喫茶店で待ち合わせとしようや。
それまでパレードでも見物しててくれよ。
おっと、あんまりサボってると日当差っぴかれるからな、もう行くよ。また後でな。」
手早く玖珂の持っていた紙袋に地図を描き、にっと笑う。
「薄いコーヒーしかださねえし、マスターは無愛想だが俺の行く喫茶店の中では一番ましな部類の店だ。
静かに話すには最適だしな。まあ、そこでゆっくり話そうや。」
上位二位の最高幹部が二人、中級二位の一般戦闘員の顔を見に来ただけではあるまい。
昨日の『夏』の事もあるが、わざわざ自分を消すのに直接くるとも考えにくかった。とりあえず話をせねば何
もわかるまい。
そう言うと、亜門はヘルメットを被りなおして工事現場へと消えていった。

『お仕事続行中』

**********************************************************
うっちゃる=仕事の予定を入れないで
はける=終わる
517名無しになりきれ:2005/05/30(月) 21:00:45
   _  ∩
  ( ゚∀゚)彡 スターリン!スターリン!
  (  ⊂彡
   |   |
   し ⌒J
518日高一澄・美優 ◆BEKCmvI.lc :2005/05/30(月) 21:24:08
一澄SIDE
「ふーっ…」
壇上から控え室に戻り、一澄は一休みする。
周りのメンバーから、まだ冷めない熱い気迫を受ける。
(これで…!!)
確信にも似た自信。
一澄は、携帯用無線機を取ると、ある人物に連絡する。
「美優、パレードは終わったかい?」

美優SIDE
数時間のパレードが終わり、美優はリムジンの中。
「うん!終わったよー」
嬉しそうに、兄と連絡を受ける。
その表情は、まるで彼氏と電話をする彼女。
「これからそっち行くよ。うん、政府の人達と一緒。色々、打ち合わせ必要でしょ」
可愛い声で、美優は話す。
やはり、単なる兄妹の会話とは思えない。
「それに…会いたいから」
そう言って、美優は連絡を終えた。
「じゃあ、行ってください」
美優を乗せたリムジンと、美優のリムジンを囲む警護車。
アジトに向けて、走り出す。
519蒼山 幻 ◆J7JPOu6Zgs :2005/05/30(月) 23:23:53
様子見終了...。

>158
横浜から東京に入り、廃墟化した町との境目まで、美優の乗ったリムジンや他の車が走る。
その車の群を青山は、道路の真ん中で待ち構えていた。
全車止まり、護衛車から美優のボディガードが銃を持って出てきた。
だが、青山の姿を確認すると、銃を下ろす。
「敵ではないとわかっているようだな。やりやすい。…まぁ、撃たれてやる気はないが」
美優のいるリムジンまで歩くと、スモークの貼られた後部座席の窓を叩いた。
「『真の政府』に雇われている者だ。お前と兄の話は聞いている。上から、お前が動き出したら協力しろ、そう言われた」
窓越しだが、聞こえるだろう。
「青山 幻だ」
名乗ると、ドアが開くのを待った。

『美優に接触』
520蒼山 幻 ◆J7JPOu6Zgs :2005/05/30(月) 23:24:55
アンカーミス_no
>158×
>518
521名無しになりきれ:2005/05/31(火) 00:04:07
参加したいと思ったのですが、どんなキャラが需要ありますかね?
522生野 流星、瀬川 弓 ◆6Sv/1h8/0Q :2005/05/31(火) 01:02:38
国会議事堂内の一室。須田が幹部に昇進したのを受けて、部屋の一つを私室化していた。
その部屋には今は須田は居ない。代わりに流星と弓が弾に付けた盗聴器からの透の声を聞いていた。
最後に透が呟いた、『刺し違えてでも』という言葉に二人の顔色が変わる。
「おいおい…無理すんなって言ったのにいきなり無視かよ」
「見事なほどに周りが見えてないわね。いくら何でも暴走し過ぎよ」
「こんなことなら…俺が付いていけば良かったなぁ」
「そういえばそうじゃないの。透がすぐに暴走するのは分かってるんだから、
 手綱を引く役目を負う流星がどうして付いていなかったのよ」
「いや…その…めんどくさくって」
少し軽い会話だが、その裏では二人とも仲間である透のことをとても心配している。
須田以外の他者と関わろうとしなかった弾と違い、透を含めたこの三人はかなり仲間意識が強かった。
須田に恩を感じている者同士という共通点以上に、堅い信頼関係で結ばれていた。
組織からはまとめて何かと不穏分子紛いの扱いを受けてきていた訳だが、あまりそのことは気にしてはいないようだ。
「で?どうすんの?今から行くの?」
「いや、やめときますよ。あぁなっちまった以上、僕にはもうあいつをコントロール出来ません」
「はぁ…ある程度その返答は予想出来てたけどね」
沈黙が流れる。二人の目の前にあるモニターでは、弾の死体に付いている発信機が獲物を求めるように徘徊している。
「…何も考えてなさそうですね、透」
「闇雲に歩き回ったって人には遭わないだろうし、心配する必要あまりないのかもね」

横に置いてあるテレビに映っている映像を横目で見た弓は、流星に小さな声で語りかける。
「ねぇ…レジスタンスなどの抵抗により組織が倒れて政府が政権を取り戻したら、どうなると思う?」
「まぁ最初の一時期は上手くいくかもしれませんよ。最初は、ですが。落ち着けばまた、能力者への迫害が始まる」
あの忌まわしい出来事を思い出したのか、流星は無念とも悲憤ともとれる表情を浮かべ、目を閉じる。
「人間てのはちっぽけな生き物です。臆病で、利己的で、傲慢で…。
 だから…能力者と非能力者の共存なんて、最初から無理な話なんですよ。同じホモサピエンスでも、相容れぬ関係」
「…」
弓は口を開かない。流星の言葉に静かに耳を傾けている。本当に聞いているのかはともかく。
「ま、とはいえ、組織の支配はたぶん長くはないでしょうね。所詮力での支配です。違う力により、制せられるのが摂理」
「でも結局は些細な差別から能力者への迫害、そして第二第三の組織の登場…結局何も変わらないのね」
「人間の歴史ってのはそんなもんです。同じことの繰り返し。学習しているようで、何も学んでいやしない。
 ですが、繰り返さないために、政府がやりそうなことならありますね」
「それは?」
「能力者の撲滅ですよ。差別が火種になるのなら、その火種をなくしてしまえばよい」
「…そんな、そんなこと、一般人からも非難の的よ!」
「そうでしょうか?一般人は皆、能力者に少なからず恐怖を抱いています。
 建前で反対をするとしても、心の中ではどう思っているか、わかったもんじゃありません」
再び、流星の目が開かれる。
「とまぁ、ここまでが僕の『仮説』です。もしかしたら、もっとナイスな解決策があるのかもしれませんけどね。
 あいにく、高校すら出ていない僕にはこれぐらいしか頭に浮かびませんよ」
「あってほしいわね。ナイスな解決策が」
弓は本気でそう思う。流星も、いや流星が一番強く願っていることだろう。
いつか、能力者も一般人も分け隔てなく暮らしあえる日本。それをイメージしようとして。
結局、そのイメージはすぐに崩れさる。どうしても、差別や迫害のイメージが先行する。
「あってほしいわよ…本当に…」
祈るようにそう呟いた後、再び発信機が表す赤い点に目を移す。
523生野 流星、瀬川 弓 ◆6Sv/1h8/0Q :2005/05/31(火) 01:33:43
名前:生野 流星 (きの りゅうせい)
通り名:不死人(ノスフェラツ)
特殊能力:『再』
能力の説明:傷が瞬時に再生する。
能力の長所:ほぼ防御の必要がない。治るスピードは恐ろしく早い。
能力の短所(弱点):痛みを感じないわけではない。即死の場合、再生はしない。また、毒などには効果はない。
階級:下級第一位
年齢:18歳
性別:男
国籍:日本
身長:170cm
体重:85kg
性格:つかみ所がない
容姿:スカジャンとGパン。太っている
装備:マシンガン二丁(弾薬は背負ったカバンに大量に)
必殺技:特になし
好きなもの:焼き肉、気を許した人々
嫌いなもの:脂肪
仲間に一言:仲間、ってどこまでの範囲ですかね?
名無しに一言:僕が活躍ってのはだいたい無理な話でして。
みんなに一言:結局、逃げるのが勝ち組だと思うんですよ。

名前:瀬川 弓 (せがわ ゆみ)
通り名:妖糸の縫い手(流星曰く『スパイダー』)
特殊能力:『糸』
能力の説明:指先から糸を放つ。
能力の長所:太さ、強度などを自由に変えることが出来る。
能力の短所(弱点):太さ強さを選べると言えども、離れれば離れるほど自然と細く、弱い糸となる。
階級:中級第二位
年齢:20歳
性別:女
国籍:日本
身長:168cm
体重:50kg
性格:明るく振る舞っているが、実際は繊細
容姿:背中までの黒い長髪。上下ともスーツ(動きやすい素材)
装備:特になし
必殺技:斬首糸
好きなもの:仲間、ラーメン
嫌いなもの:人に頭を下げること
仲間に一言:人のフォローしきれない。だから、フォローは頼まないから。
名無しに一言:お願いだから、邪魔をしないで。
みんなに一言:結局、最後に何が残るんだろう…。

流星の能力が瑠璃近さんと被ってしまいましたが、前から考えていたもので変えるわけにもいかなくて。
ですが『再』は多少違う(グレードダウンバージョン?)になっております。
524四季 ◆X1AB6lllXs :2005/05/31(火) 02:06:50
話が進まないので時間も進める・・・

>516
パレードも終わり、軽く暇を潰していた玖珂と瑠璃近は、地図に書かれた喫茶店に向かう。
席につくと、メニューを見ながら玖珂はしばし考えた。
玖珂「おかわり自由のコーヒーでいいか。えこは?」
瑠璃近「なんでもいい」
玖珂「じゃあ同じの」
何に対してもあまり関心がない瑠璃近だが、玖珂は必ず瑠璃近にも意見を訊いた。
決まって答えは「なんでもいい」だが、毎回玖珂は瑠璃近にも訊いてやる。
玖珂「亜門を、四季に入れるつもりなんだが、えこは異論あるか?」
瑠璃近「ないよ。如月 眼は、もう『秋』じゃないんでしょ」
玖珂「あぁ。9時に戻ると約束し、結局ヤツは帰って来なかった。戻らなければ首を切るという条件付きでな」
如月 眼・・・四季の中でもその能力を隠し、空いていた『秋』の座に潜り込んできた。
玖珂「須田のグループのこともある。内外どっちの奴さんだからは知らんが」
須田の幹部昇進。これでまた、須田が食い込んでくるだろう。
組織といっても、参加している者の意志は様々だ。
各グループが各グループを、組織内の仮想敵対勢力だと思っているだろう。
玖珂(オレ達が、CODE:マスターを独占してると見る奴もいるしな。組織発足以前からCODE:
マスターと共に行動してた、だけじゃ理由にもならん。そろそろ潰しにくる奴もいんだろ)
井原を置いてきたのは誤ったかもしれない。そんな考えが脳裏を横切る。
一旦帰るにも、もうすぐ18時。
亜門がやってきた。
すると玖珂は立ち上がり、そのまま亜門の前で土下座する。
玖珂「昨日は先に来た弟が失礼なことをした!アイツはすぐに頭に血が昇るだけで、悪い奴じゃあない…許してやってくれ!!」
床に頭を擦りつけ、精一杯声に力を込め、玖珂は謝る。
組織のことを口外する気はないため井原を弟と言ったが、亜門ならすぐに察しがつくだろう。
525師走 桐生 ◆X1AB6lllXs :2005/05/31(火) 02:45:10
>500>507>514>518
(揃ったな)
日高の演説が聞きながら師走は、いや、師走の正体である存在が、心の中でそう呟いた。
滝瓜 水菜、更科 壮介、青山 幻、大井 康仁、日高 一澄、日高 美優の、レジスタンスと政府の特殊能力者。
(奴等と、対抗できる戦力だと思いたいな…いや、壊滅できるだけの戦力であればいい)
師走は滝瓜に言われたことを思い出す。
(確かに、“この子”はレジスタンスの子だ。だが、もうこの世にはいないのだよ。私は、姿を借りているだけにすぎん)
哀しい溜息をつくと、師走は歩きだした。
滝瓜、更科、日高、大井を内密に呼び出し、アジトに向かってくる美優と青山をゲートで待った。

『6人に正体を明かすつもりでゲートで待つ(政府関係者や、疑いを持っていた人はそれらしい対応でお願いします)』

>521
どんなでも大丈夫だと思いますが。
組織、レジスタンス、政府、無所属・・・たくさんありますよ。
526名無しになりきれ:2005/05/31(火) 04:21:18
斯様な場所があったとは…。
フム、様々な能力の方が揃っている。いずれも皆、高い能力をお持ちのようだ。

>>1
マスターですか…
なるほど、素晴らしい力をお持ちのようだ。是非とも一度手合わせして頂きたい。
私も正式参加…と、いきたい所ですが今回は見送らせて頂きましょう。

これだけ素晴らしい能力を持った方々がいれば、さぞ楽しいでしょうね…
それではいずれの機会にまた…ね。(↓落ち)
527名無しになりきれ:2005/05/31(火) 08:24:29

   _   ∩
  ( ゚∀゚)彡 レーニン!レーニン!
  (  ⊂彡
   |   |
   し ⌒J
528名無しになりきれ:2005/05/31(火) 17:00:49
いい具合に話が盛り上がってきたな
廃スレ再利用とは思えないぞ
850くらいでキャンペーン終了。あとは感想と反省会して次スレの構想
練るといい
良スレアゲ
529名無しになりきれ:2005/05/31(火) 17:02:27
良スレか、ここ?
530名無しになりきれ:2005/05/31(火) 17:06:50
容量の問題で850いけるかどうか疑問なんだが
531卜部姉妹 ◆aNcidTDlH6 :2005/05/31(火) 19:46:40
能力を常に発動させているわけではないが、議事堂から離れることはまずない。
議事堂にあった饅頭と日本茶を、姉妹揃って口にする。
「今日も議事堂に来る敵は無し、か」
「いいことじゃないですか、ふふふ」
和服姿が似合う美人姉妹。
「それはそうと聞いた?須田さんのあれ」
「えぇ。幹部昇進、ですってね」
外部より内部。
政府と日高美優の出来事は、あまり興味がない。
攻め込んでくるなら戦うことにもなるだろう。
まだ非能力者の中には、能力者を脅威と思う感情が残っている。
「あたしは共存できると思うわよ。だって、単なる人種問題じゃない?」
「そうですね。歩み寄りが大切なんですわ」
「けど、今の組織と政府は、歩み寄る気なんてないに等しい」
「アイルランドなどは能力者を受け入れてますわね。平和利用とはいかないみたいですけど」
要は能力の使いようだろう。
この姉妹は、それがわかっている。
だが、何故、能力を戦闘に使う組織にいるのか。
それが、彼女達の能力の使い道なのか。
「お饅頭おいし」
「本当」
あった饅頭を全て平らげると、ほぼどうじにお茶をすすり、
「結局、能力を使うのは馬鹿のすること」
「ですわねぇ」
と、饅頭の美味しさに浸りながら、そう言い放った。
532滝瓜 水菜 ◆8swatERmpE :2005/05/31(火) 20:05:59
>521
うーん…バランス良く、それで仲良くできればいいと思うけど…。
何はともあれ参加してくれるなら私は大歓迎するよ?

>526
…。何かが通ったような気がする…。
何かただならぬ予感…?

>525
アジト内の中にあるBARで寛いでいた水菜、すると
「…え?師走君…。」
突然師走からゲートに来るよう報告を聞いた。
ゲートまで急ぐ水菜。そして到着すると誰もいないゲート前で一人、少年がそこに立ち尽くしていた。
「…師走君…。」
水菜は師走の元に寄るが、すぐに一歩後ずさる。
師走の様子がおかしいと感じたのは、彼と目を合わせた時からだった。
533亜門 宗一 ◆zz04.94iho :2005/05/31(火) 21:31:20
>524
『横浜貧民街・喫茶店1』

>玖珂「亜門を、四季に入れるつもりなんだが、えこは異論あるか?」
>瑠璃近「ないよ。如月 眼は、もう『秋』じゃないんでしょ」
>玖珂「あぁ。9時に戻ると約束し、結局ヤツは帰って来なかった。戻らなければ首を切るという条件付きでな」

イヤホンから聞こえてくる言葉に、亜門は愕然として立ち尽くした。
17時。仕事が終わると即座に亜門は指定した喫茶店近くに来ていたのだ。
本来は、抱きついた時にシール式の盗聴器でも仕掛けたかったのだが、そこまでの余裕はなかった。
故に喫茶店を指定しておき、そこからの盗聴器で動向を探っていたのだ。

(消されるにしては様子がおかしいと思ったが、何をトチ狂ってんだ?盗聴している事がばれてからかわれている、かな?
如月が四季を抜けたのか・・やっぱりあの女なんか企んでたんだねえ。
にしても物理的に首を切ったんだろな・・?組織からの追放だけとしたらオメデタすぎんぞ・・・)

このまま逃げるという選択肢もあったが、それは性に合わない。
今日のニュースで情勢は大きく動き、面白くなってきたところなのだ。
意を決して喫茶店に入ると、突然玖珂が目の前で土下座する。
>玖珂「昨日は先に来た弟が失礼なことをした!アイツはすぐに頭に血が昇るだけで、悪い奴じゃあない…許してやってくれ!!」
「おいおい、やめとくれよ。いきなりそれじゃあ話にもならねえし。顔を上げて、まあ落ち着いて話しようや。」
とことんまで組織の事は伏せておいてくれる配慮はあるようだが、突然の土下座には面食らう。
何とか立たせ、席に着く三人。
「マスターいつものね、頼むわ。」
亜門が注文してしばらくするとコーヒーが三つ、運ばれてくる。
マスターは言葉もなく一礼して奥へと消えていった。そして、それと同時に店内に流れていた音楽が止まる。

「いやーびっくりしたね。まず落ち着いて、順番に話を進めようか。
あのマスター無愛想だろ?客にロクに挨拶もしねえの。それにはわけがあってさ、あのマスター自閉症なんよ。」
玖珂の土下座がなかったかのように世間話(?)をはじめる亜門。玖珂たちの反応を無視して言葉を続ける。
「自閉症なのに客商売って笑えるだろ?ところがどっこい、そのお陰かあのマスターには他にはできない特技があってな。
まあ、ここまで言えばわかるだろ。あのマスターは特殊能力者だ。『閉』の能力。
自閉症だからかしらねえが、一人用の完全封鎖空間をいくつか作れるんだ。つまり俺達は喫茶店にいて喫茶店にいない。誰にも
干渉されることのない空間にいるわけだな。
勿論一人用の完全封鎖空間だから、俺たち三人も別々の平行世界にいると思ってもらっていい。ただ、会話に不便ないように僅か
に重なっているのよ。
そういうわけで、今この席でなら東京にいると同じように話してもらって結構だよ。気ぃを使う必要はない。」
外部からの干渉されない、というと同時にお互いに会話以外では干渉できない。ということを意味していた。つまりお互い争う気に
なってもこの空間にいる限り手出しをできないというのだ。
少なくとも玖珂達にはそう伝わったであろう。
だが、全て亜門の口から出任せである。突然玖珂と瑠璃近に襲われない為の。
本当はマスターに音楽を止めてもらい、人払いの為に閉店の札を出してもらった、というだけだ。
534亜門 宗一 ◆zz04.94iho :2005/05/31(火) 21:33:26
「状況説明が済んだところで、本題に入ろうか。」
コーヒーを二三口啜ってさらに言葉を続ける。
>533の続き
『横浜貧民街・喫茶店2』

「まず、昨日の『夏』の井原だが、まあ、無礼を承知で言わせて貰うと、組織の最高幹部としてはお粗末だったわな。
あの言いがかりのイチャモンでしかない接触は、俺みてえな小物相手なら小便ちびって終わりだがよ・・・あの黒コートの男。
ああいうプライドの高い雇いの男にあんな接触の仕方はまずいわ。
お陰で大きな戦力ダウンさ。現場の一戦闘員として黒コートの男帰国は大きすぎる損失だね。
俺だって昨日は小便ちびりながらマジで転職考えたもんさ。
その翌日にあんたら『春』と『夏』だ。昨日小便ちびったばっかりなのに、今日は糞まで漏らしそうだよ。
たった二日のうちに、最高幹部指揮のうち三人からの接触があるんだからな。しかも東京外で。一戦闘員がお目にかかるよう
な事態じゃねえもん。
違約金計算して、振り込んでもらって組織を抜けても文句言われん立場にあると思うんだけどねえ。」

そこまで言うと煙草に火をつけ、ゆっくりと息を吐く。

「まあ、あんたにあそこまでされた上で、違約金だのほざいたら殺されそうだしな(笑。
上級二位の御二人がわざわざ中級二位の一般戦闘員に直接会いに来て詫びいれたんじゃ文句の出ようもないよ。
安心しとくれよ。明日からもこれまでと変わらず組織に忠誠を尽くす戦闘員さ。一方的に話したが、あんたらはどっしり上で構えて
いてくれればいい。こんな小物に関わっているほど暇じゃないだろ?暇であってもらっても困るしね。
さて、話がそれだけならもういいかい?
ニュースとパレードは見たろ?明日から東京は忙しくなりそうなんでね、色々準備しときたいんだが?」

終始にんまりとした表情を崩さず、こう締めくくった。

************************************************

交渉が続くと、話し次第ではコードマスターの話の核心に関わる会話までしちゃいそうだけどいいかな?
535影法師 ◆KeP2k8mCTk :2005/05/31(火) 21:38:12
>521
バランスが崩れないようなら良いかと思います。
自分としては、参加してくれるなら大歓迎ですが。

>525>532
>「…師走君…。」
>水菜は師走の元に寄るが、すぐに一歩後ずさる。
「・・・・・ようやく気付いたみたいだな、滝瓜。こいつは少なくとも「師走 桐生」ではない。」
ゲートの影から姿を現し、水菜に向かって吐き捨てるように言う。
そして、今度は師走に向き直る。
「その姿、変身の能力だな?本人は既にあの世、って訳か」
納得したように頷きながら言うと、師走に一歩近付いてさらに話しかける。
「で、こんな所に呼び出して何か用か?返答次第では帰らせてもらう。」

『ゲート前で師走と接触』
536日高一澄・美優 ◆BEKCmvI.lc :2005/05/31(火) 22:22:10
>519
リムジンに入ってきた幻。
だが、知らない人間というわけではない。
『真の政府』お抱えである、護衛を任されてきた武家。
「お噂はかねがね…どうぞ」
微笑んで幻を招き入れると、リムジンと警護車はまた走り出した。
とある地下駐車場に入ると、そのまま隠し通路からアジトへのゲートに向かう。

>525
控え室から、極秘に師走からの召集を受け、一澄はゲートに向かった。
子供だが、子供とは思えない。
ゲートに着くと、丁度、美優と幻の乗ったリムジンと、他の警護車がやってくる。
美優は降り、一澄の元な駆け寄った。
「お兄ちゃんっ!」
「久しぶり、元気だった?」
「うん!!お兄ちゃんと会えるからいつでも元気!」
「かわいいヤツだな。あぁ、先に紹介しておきます。政府との架け橋を作ってくれた妹の美優です」
「みなさん、よろしくお願いしまーす!」
肩を寄せあって仲睦まじくする二人。
それはまるで、兄妹ではなく、恋人同士のようだった。
537阿藤 紀康 ◆K7mNQD7rAA :2005/05/31(火) 23:59:08
>536
リムジンが入っていった場所を注意深く観察する男がいた。
男の名は阿藤紀康、東京一帯を縄張りにしているヤクザの幹部だ。
組織との縁は無いが彼の上司、組長が組織と関係を持っているらしい。
阿藤はその組長の命令で日高美優を監視していた。

「…これ以上は行けんな」

おそらく、あそこがレジスタンスとやらのアジトの入口に繋がっているのだろう。
しかし、リムジンが入っていった場所は私有地であり、無理矢理入れば問題が起きる。

・・・だが、入口はあそこだけでは無いはずだ。

阿藤は仲間に連絡を取り、この辺り一帯を見張るように伝えた。
538阿藤 紀康 ◆K7mNQD7rAA :2005/06/01(水) 00:00:23
名前:阿藤 紀康(あとう のりやす)
通り名:超人
特殊能力:『身』(※←には漢字一時を明記してください)
能力の説明:自分の体を操る
能力の長所:筋肉や脳、神経系などの操作が自在にできる
能力の短所:人間の限界を超える事は出来ない
階級:―(ヤクザの幹部)
年齢:32歳
性別:男
国籍:日本
身長:208cm
体重:113s
性格:寡黙、神経質
容姿:禿頭、サングラス、強面の巨漢
装備:匕首、M500マグナム
必殺技:特に無し
好きなもの:瞑想、長風呂、整理整頓
嫌いなもの:短慮、不潔な場所
仲間に一言:………
名無しに一言:…宜しく頼む
みんなに一言:…最期は強き者が勝つ
539名無しになりきれ:2005/06/01(水) 00:02:45
影法師は気付いてたみたいだが何でだ?何の伏線もなかったが
ダカそれ以上に返答次第で帰らせてもらってどうする、帰さないだろw
540名無しになりきれ:2005/06/01(水) 00:06:19
>539
黙って展開を見守りなさい
541名無しになりきれ:2005/06/01(水) 00:08:46
>540
そいつは>495で影法師が師走を疑っているのを知らないヴォケだからほっとけ
542名無しになりきれ:2005/06/01(水) 00:12:21
>541
>539を擁護するつもりはまるでないが、少なくとも>495で疑っているような箇所はない。見覚えがないと言っただけ。
543名無しになりきれ:2005/06/01(水) 00:16:50
せっかくの良スレがつまらなくなるのでここで議論終結
544名無しになりきれ:2005/06/01(水) 00:19:37
このスレって結構出現時間決まってるキャラハン多いよね。
特に深夜12〜3時に来る人が一番多いかな?
545更科壮介@銀狼 ◆gSoxFZyIbU :2005/06/01(水) 00:21:00
一人だけの通夜が終わり、更科は遺体安置室を後にした。途中、自室に戻って獣化時の体の変化でぼろぼろとなった衣服を着替える。
「また、服はぼろぼろになるんだがな…」
着替えながら、更科は苦笑を漏らした。

>525
桐生に呼び出された更科は、新しい黒いバンダナを額に巻きながらゲートに向った。
(…俺の予感は的中していたかもな)
獣化時に一瞬だけ感じたのだが、桐生からは『普通の人間』の匂いはしなかった。恐らく、能力か何かだろう。
何故、それに気付いたときに始末しなかったのかというと、流石に滝爪の前で外見を幼い子供に擬態している能力者を殺すわけにはいかない。
しかし、これで心置きなくことに当れるというわけだ。
ゲートに佇む桐生を視界内に確認すると、更科は早速戦闘態勢へと移行していった。人の姿から、白銀の毛並みを纏った気高き美しい狼へと。
桐生の目の前に来るときには、既に完全に獣化し終わっていた。今、桐生の目の前に立ちはだかっているのは銀狼の獣人。
獣毛に覆われた手には鋭い爪が生え揃っており、人の首を掻き切る事等造作も無い。口に生え揃った牙も、人の頭骨を噛み砕く事など容易い。

>536
其処へ一台のリムジンが到着する。更科は狼顔をそのリムジンへ向け、鬱陶しそうに見やる。
「…!!」
リムジンの中を一瞬だけ垣間見る事ができた。何と、リムジンの中にはあの侍が乗っていた。
「ウォオォォォォオォォォォォオォォオォォォォオォォォオォォ!!!!!!!!!」
それだけで充分であった。理性を失い、完全に『獣』と化すには。そして更科の体に変化が起きた。
二足歩行であった獣人形態から、四足歩行を行う完全な獣と化し始める。
直ぐに獣人から獣への獣化は終わり、銀狼の獣人から一頭の白銀の狼へと獣化していた。銀狼に獣化し終えると、更科は地を這うように駆けていた。
リムジンから降りてきた美優の足元をすり抜け、未だに車内に残っていた侍へと牙を向いて飛び掛った。

『桐生に呼び出され、ゲートに。リムジンに乗っていた蒼山を一目見ると、完全な獣化を起こし、銀狼へと姿を変え、蒼山に襲い掛かった』
546名無しになりきれ:2005/06/01(水) 00:21:19
>544
仕事持ちはその位の時間でしかレスできないからな。
特に午前中はレスしにくい罠。
一ROMの感想だけんど、遺伝子レベルでの変身にレジスタンスとしての生活もあるのに、
中の人情報で実は知っていた鋭い俺のキャラなご都合主義は萎えるわな。
思わず襲い掛かる更科はGOOD!
548四季 ◆X1AB6lllXs :2005/06/01(水) 01:40:19
>533-534
玖珂「へぇ、『閉』の能力ねぇ・・・なら、今すぐここを氷河期にしちまっても、なんら問題はねーわけだ」
『寒』の能力発動条件はダジャレを言うこと。
発動条件を満たし、持っていたコーヒーが瞬時に凍り付く。
玖珂「ま、そんなこたしねぇ。もうビクビクしなくていいぜ?これから同じ四季のメンバー、つまり上級二位に仲間入りすんだからな」
満面の笑みを浮かべ、高級茶菓子セットの入った紙袋を差し出すと、話を始める。
玖珂「井原のしたことについては、言い訳しよがねーよ。てっきりオレァ、如月に制裁でも加えにいくんだとばっか思ってたからなぁ。
それに幹部と言っちゃあなんだが、井原とこのえこは、オマケみたいなもんだ。・・・何から話そうかねー」
凍ったコーヒーを、砂糖を足すスプーンで砕いて口に含みつつ、玖珂は考えていた。
玖珂「日本人が能力を発祥しやすいってのは知ってるか?非能力者だった井原とえこはそれを利用された。
孤児だったからな、人権なんて一切無視の人体実験。日本人だから能力を覚醒できるだろうって魂胆だろ。
結局のトコ、能力は覚醒できたが、副作用を出さないための鎮静剤を飲まなきゃ生きられん体にされた。
実験の後遺症で、井原は情緒不安定になり、えこは感情のほとんどを無くした。
・・・・・・全部、能力を欲し、それを戦いに利用したがる非能力者のくだらねぇ妄執のせいだ」
込み上げてくる怒りを抑えつつ、玖珂は続ける。
玖珂「確かに、仲良くできるんなら平和的な方がいい。だがよ、あのアイドルちゃんはぬるすぎんだ。
オレ達を打ち倒すために端の端まで利用されて、結局最後は捨てられる。そんなんは目に見えてる」
その生きた証が、瑠璃近や井原だというような、そんな言い方だった。
玖珂「優しくて澄んだ世界・・・良いとは思うぜ。けどよ、生易しい理想じゃ、世界なんか築けやしない。
今は『自由の楽園』誕生までの“時間稼ぎ”のために戦いを続けてはいるが、マスターが力を完全に・・・いや、これは後で詳しく教えてやるよ」
興味を引かせるように話を切り上げる。
そして、強く、鋭い眼で、亜門を見据えた。
549四季 ◆X1AB6lllXs :2005/06/01(水) 02:00:22
玖珂「お前を四季に入れる。表の仕事はしてていいし、望む物は与えよう。だが、これから衣食住を国会議事堂でしてもらう。
監視は付けんし、今お前がしてるみたいに盗聴なんて小汚ねぇ真似もするつもりはない。
騒ぐだろうが、無理矢理にでも井原には納得してもらう」
言い終えると玖珂は立ち上がった。
それに連動するように、えこも立ち上がる。
玖珂「奢るわ。金は持ってんのよ。荷物まとめたら来てくれや、待ってるからよ」
財布から一万円札を出し、お決まりの「釣りはいれねぇ」というセリフを告げる。
玖珂「あぁそうだ。お前ちょっと勘違いしてるみたいだから言っとくわ。
能力者を戦力とか戦いの道具とか、そんな風に考えんのはやめろよ。組織はな、無理強いして戦わせてるわけじゃねぇ。
てめーや黒みたいに契約だってありゃ、心から信じて戦ってヤツだっていんのさ。
組織でもし無理強いさせるようなことがありゃ、オレがソイツをブッ殺す。
お前のスカウト。これも無理強いかね・・・ま、そう感じたんなら来なくてもいいわ。じゃな」
喫茶店を出る。
瑠璃近に歩調を合わせ、玖珂は口を開いた。
玖珂「窮屈な思いしたろ?ゴメンナ」
瑠璃近「別に」
玖珂「なら良かった。お前がさ、少しでも、いろんなもの見て生きてほしいって思うからよ」
瑠璃近の頭をぽんと叩くと、玖珂は笑ってそう言った。
無表情の瑠璃近は、この言葉に何も感じてはいない。
だが、玖珂は、それで良かった。
二人は並んで歩き、東京までの長い道のりを帰る。

『国会議事堂に帰還』
550水無月 一 ◆X1AB6lllXs :2005/06/01(水) 02:49:23
更科が青山に飛びかかる前、ということで・・・

>532>535>536>545
「集まったか・・・」
静かに言うその表情は、明らかに子供ではなかった。
様子が違うことに警戒する者、薄々気付いていた者。
そして政府の関係者。
「師走 桐生は、組織の人間に殺された。組織といっても一枚岩ではない。無差別に人を殺すほど、馬鹿ではない」
師走 桐生という子供から、如月 眼という女に姿を変える。
「私は如月 眼。階級は上級二位。CODE:マスター側近の四季というグループの『秋』という地位にいた。
四季を含め、様々な思惑を持つ者が組織には存在する。この師走 桐生を殺しのは、組織に入れば人を殺せると考えた下らぬ愚か者」
また、姿が変わった。
今度は老人だった。
その姿になった途端、護衛車に乗っていた政府の者達が頭を深々と下げる。
「水無月 一。これがオリジナル、つまりは正体だ。私は、この日本を裏から統率する『真の政府』の御意見番」
水無月は、能力と正体を明かす。
変身する能力だ。また別の人間だと思われるだろう。
「疑われるのは必至だな。だが、この者達の礼を証拠としてほしい。皆、頭を上げてくれ。話を続けたい」
そう言うと、政府の者達は顔を上げた。
「青山 幻、日高 美優、どちらも私の顔はご存知だな。青山君とは契約を交わし、美優君は協力してもらっている」
能力者と政府の人間しかいない場。
水無月は、話を続けた。
「私がレジスタンスの子の姿を借りていたのは、レジスタンスのリーダー格の方々と交渉するためだ。
力を集めるのが師走 桐生の役目だった。交渉は成立し、こうしてレジスタンスと政府の者が集まった。
苺園 ベック、彼女の力も貸してもらいたかったが、悲しい結果になった。彼女を無事に、ここに・・・」
悔やみを漏らす。
如月は組織の内部調査、師走は力ある者を一つに集めること。
目的は達成され、水無月という正体に戻る。
「美優君のお陰で、レジスタンス内部の政府への感情が緩和されてはいるが、まだ疑惑を残す者もいる。
一澄君は先に知っていたかもしれんが、滝瓜君と更科君と大井君、君達には先に話しておくべきだと思ったのでな」

『正体と、変身していた経緯を告白する』
551蒼山 幻 ◆J7JPOu6Zgs :2005/06/01(水) 04:37:06
>536
微笑んだ美優に招き入れられ、リムジンに乗り込む。
「噂、か」
美優の言葉に、思わず自分も言葉を発していた。
真の政府に楯突く者がいれば殺すことも厭わない。
従うことを義務づけられた一族の噂…。
(笑えるな)

>537
視線を感じ、静かに辺りの気配を探る。
恐らく能力者だろう。
「…見られているぞ。数は一人のようだが、能力者だ。警戒した方がいい」
美優にそう言うと、また黙り込んだ。
殺気を向ければ応戦するつもりだが、そんなことを考えている内に、アジトへのゲートに到着した。

>545
リムジンから降りると同時に、更科が襲いくる。
蒼山は理性を失ったその野獣の腹を、思い切り蹴り飛ばした。
「身を任せる獣にその意思を奪われるとは…修行が足りんなッ!!」
普段は大声など上げない蒼山が声を荒げて言った。
「貴様の仲間を殺めたことについては言い訳はせん。だがな、殺らねば殺られるのがこの世界だ…一時の復讐心で、我を失うなど愚の骨頂!!」
更科一点を見詰め、一喝する。
「牙を剥くのは俺ではないだろう…見誤るな」
最後にそう付け足し、水無月の元へ向かう。

>550
水無月の前まで来ると、ひざまづいた。
「蒼山幻、此処に。命令があればなんなりとお申し付けください」
水無月の真の政府の一員だ。
主には従う。それが、蒼山家なのである。
552亜門 宗一 ◆zz04.94iho :2005/06/01(水) 20:37:47
>548>549
『横浜貧民街・喫茶店』

一人取り残された喫茶店で、未だに凍てついたままのカップを突付きながら亜門は二本目の煙草に火をつける。

(やれやれ、下手な駆け引きが通じる相手ではなかったか・・・
糞寒い駄洒落で冷却能力とは、わざわざ見せたのは信頼の証ととっていいの、かな?
まあ、テレビに映るあの偶像と同じ夢見がちなおっさんかどうか・・・気になる引きで終わらせとくあたりは流石は唯一の最高
幹部ってトコだねえ。
特殊能力は不明だが、『夏』の井原は単なる狂犬。『春』の瑠璃近は感情のない子供。
とても組織を引っ張れる人材でないってことも玖珂自身が認めてくれたしなあ・・・
更に、如月と玖珂の話し振りからすると、コードマスターは既に実在しないなんていう、三文小説みたいな落ちはないことも
判った。)

昨日今日得た情報を元に、組織の内情を考えていく。
これからの行動は大きな分岐店になる。間違った判断は死に直結するだろう。

(それにしても・・・小汚ねぇ真似、か・・・くくく・・・持てる者の理論だな。
さて、心から信じている奴がどれだけいるか・・・それも見ものだが、まあいい・・・面白くなってきた・・・)

笑いをかみ殺しながら、フィルター近くまで灰になったタバコを灰皿に押し付け、立ち上がる。
喫茶店を出るその表情にはいつもの笑みは欠片もなかった。

『東京へ向かう』
553滝瓜 水菜 ◆8swatERmpE :2005/06/01(水) 21:09:34
>535 >536 >545 >551
「大井さん…」
すぐに横を見ると大井が影からその姿を現していた。
そして後から一澄もその姿を現していた。またそのすぐ後にもリムジンと警護車達がゲートへとやってきた。
リムジンの中から出てきたのは一人の少女。日高一澄の妹、日高美優であった。
美優はすぐに駆け寄り、一澄に抱き寄ってくる。
(結構な顔ぶれがそろったみたい…師走ちゃん…どうしようって言うの…?)
そんな事を思っているうちに一人の見慣れぬ古風な青年がリムジンに乗っているのに目が入った。
(見慣れない人ね…政府…でも、その格好からすると政府の人間でもないような気もするし…)
そんなことを考えていると突然何処からか現れた狼の体系に変形した更科がその古風な青年…蒼山 幻に襲い掛かってきた。
幻の喝が飛ぶ。更科は…。

>550
「嘘…師走君は…」
次の言葉が出ない。あまりにも唐突すぎて話についていけないのだ。
戸惑っていると師走は姿を変え、更に彼の体系とはまた違った如月という女の姿に変わっていた。
四季グループという名称の集団は知っている。組織の人間を統率するCODE:マスターの側近の幹部クラスの連中の事だ。
更に水菜にショックが走るが、また彼女はさらに姿を変え、そして一人の老人へと形を変えていった。
「政府の人間…変身能力…そう、そういうことだったのね…。」
彼の目論見とその仕組みを公表する水無月。
水菜は納得したのか、一息する。しかしすぐに表情はさっきと同じようになる。そして一言
「大体は分かったけど…今後の政府は私達レジスタンスにどういった対応をしてくれるの?」
554亜門 宗一 ◆zz04.94iho :2005/06/01(水) 21:12:45
『国会議事堂』

玖珂からスカウトを受けたその夜には、亜門は国会議事堂の絨毯を踏んでいた。
「へへへ、いきなりで驚いたかい?身一つで木賃宿住まいだからよ、纏める荷物なんてねえの、俺。
いやいや、ふかふかの絨毯ってのはおちつかねえなあ。そういうわけで二人っきりで話がしたいんだがいいかい?」
どういうわけかは謎だが、玖珂を見つけるといつものにやけ顔のまま話しかける。
「さてと、改めて四季への誘いを受ける前に、ちょいと聞いときたい事と条件がある。」
会議室で玖珂と向き合うと真顔になり口火を切る。
「まず、質問その一。
何故、俺なんだ?上級三位の幹部、中級一位の戦闘隊長。特に人材不足だとは思わないがね。そこを飛び越えて小賢しく動き回る
しか能のねえ俺を選んだ理由が知りてえ。
そして質問その二。
ぶっちゃけコードマスターの能力と真の計画を教えて欲しいね。
いい加減俺のような奴でも気付くぜ?今の東京は余りにも不自然だ。局地的とはいえ所々ライフラインが生きている。経済活動ストップ
した廃墟の戦場の割りには食い物の流通はどこからか供給される。組織、そしてレジスタンスに、だ。
レジスタンスはまだ外部協力者という線もあるが、外部を排除した組織にそれがあるのは不思議だわな。
それに政府の対応もおかしすぎる。制圧された東京に対する手段が、エージェントを送る?随分と生ぬるいもんじゃねえか。
殆ど特殊能力者だけの戦場となってんだ。戦術核とは言わねえが、気化爆弾二、三個か衛星からのレーザーで東京焼き尽くせば早いし、
再建も楽なもんさ。
いくら卜部姉妹でもそこまで耐えられるわけじゃねえダロ。
後はBC平気でも使って静かにさせた後、物量作戦で掃討。何でそれをやらねえんだ?政府は。
いくら特殊能力者でも、たかが1000人程度で独立権が持てるわきゃねえよな。
あんたも、コードマスターも例外じゃねえ。所詮人間一人のやることにゃ限界ってもんがあるからな。それがなけりゃさっさとやってんだろ?
それとも、力を貯めたコードマスターは人類を滅ぼす化け物になるなんてSFチックな答えでも用意されてるのかい?
楽園計画を単純な独立国家建設の類とはとても思えねえし、な。
それだったらどこかの無人島でも買って移住すりゃいいだけの話さ。
本気で楽園計画進めているのなら、大方エンディングには幸せな集団自殺くらいしか用意できないもんだわな。
それとも別の計画があるのか・・・
今までの俺は所詮は草。草に大河の向きがわかるはずもねえ、で終わっていたが、『秋』になるのならそうも言ってられねえからな。
しっかりと知っておきたいところなんだがねえ。」

一通りの疑問を口にして、最後に条件を付け加える。

「疑問は以上だが、次は条件だ。
疑問に納得できる回答をあんたが提示した場合、俺は晴れて秋に就任となるわけだが、それを公表するのはしばらく待って欲しいんだがね。
昨日で情勢は大きく変わった。
政府とレジスタンスが協力関係になって、近いうちに総力戦があるだろうよ。
そんなときに中級二位から一気に四季の『秋』に出世したとなると組織の士気に大きく関わるくらいは判るだろ?
イケイケの須田あたりなんか、俺を殺しに来るか反旗を翻しかねねえ。
つうわけで、情勢が落ち着くまでは、な。
どの道最高幹部として何していいかもわかんねえし、何もできねえだろうしな。
俺は小心者でね、こうやって誰かと対峙する場合、必ず勝つか逃げる算段ができてからじゃねえと接触してこなかった。
だが、今は何もねえ。丸裸でここにいる。そこんとこ考慮して返事を聞かせてもらいたいんだけどねえ。」

ここで玖珂がその気になれば、亜門は何もできずに殺されるだろう。
だが、その事実を判っていながら不思議と亜門には気負いも恐れもなかった。

『計画の核心に迫る』

**************************************************************

横浜の行動でちょっと引っ張りすぎたので、話を一気に進めてみました。
急すぎたらスイマセンです。
555日高一澄・美優 ◆BEKCmvI.lc :2005/06/01(水) 23:19:28
>545,>551
美優の足下を擦り抜け、銀の狼に姿を変えた壮介が、幻を襲う。
だが、壮介は蹴り飛ばされ、幻が喝を入れた。
「急に襲いかかるなんて、レジスタンスって野蛮な人が多いの?」
「そんなことはないさ。更科さんに、何か理由がありそうだね」
二人のみで会話し、笑い合う。

>550,>553
水無月の告白。
だが、さほど、二人は驚くことはなかった。
美優が表と裏、どちらの政府とも全面的に協力関係を作ったことで、この結果になることを予想していた。
「協力関係を築けたなら、僕達も尽力しますよ」
「みゅうも、レジスタンスのみんなが、豊かになれるように力を貸すからね!」
556玖珂 涼 ◆X1AB6lllXs :2005/06/02(木) 13:23:44
>531
(井原のヤツ、まだ寝てやがんのか・・・流石即効性、おそるべし)
普段、持続性の薬を常用しなかったのか祟ったのだ。
自業自得。後で瑠璃近に一言言ってもらえば、改善するだろう。
そんなことを考えながら、玄関ロビーで亜門を待つ。
玄関ロビーということは卜部姉妹もいるわけだ。
「蝶子ちゃん、繭美ちゃん、亜門が来るからよ。後で俺と井原とえこ、6人で夜メシ行こうや」
行くといっても、議事堂内にある食堂のことだ。
組織が国会議事堂を乗っ取り、議事堂は住宅化していっている。
笑ってそう卜部姉妹に言うと、赤絨毯を歩く亜門を、遠目で確認した。

>554
割と早めの登場に、さして驚くこともなく、亜門と共に会議室に向かった。
「質問か、まぁ当然だわな。お前のスカウト理由は・・・
まずその一、お前の能力が俺達と連携がとりやすいことにある。井原の能力があれば、俺達にお前の能力を受けることもないからな。
その二、お前が下っ端だから。小賢しく動くお前だからこそ、俺は目を付けた。使えるヤツだってな。
その三、これが一番の理由。お前が『秋』っぽいから!」
ビシッ!と亜門に向け指をさしながら、玖珂は盛大に笑う。
そして、次の質問の解答に移る。
「マスターの能力、それは『中』。能力の真のトコは謎一色って感じだよな。ま、常に能力が稼働してるってのは知ってるだろ?
組織発足前からの付き合いだが、どこからどこまでが能力なんだか・・・ま、周りに影響させないためにVIPルームに籠もってもらってんのさ、今は」
本当に能力を知らないのか、それともお茶を濁しているのか、CODE:マスターについて曖昧に話を終わらせる。
「『自由の楽園』、な。。武力による制圧は、第一段階に過ぎない。今は第二段階中ってとこかな。
少しばかり時間がいんだ。だから今は、戦ってもらってる。
國岡っていう犠牲が出たが、須田のグループの人間だからな。わざと殺させたのかもしれん。
時間を稼ぐ理由は二つ。各国との交渉。組織は大国から見りゃ、それほど危険視はされちゃいねぇんだよ。
ま、事前報告してたのもあるし、交渉や説得に長けた能力達が頑張ってくれてる。
そしてもう一つの理由は、第三段階への時間稼ぎ。第三段階完了は、マスター次第。
一時間後かもしれんし、あるいは一年後・・・ま、消耗戦になる前に、完了してもらいてぇなぁ」
他人事のように、そう話す。
557玖珂 涼 ◆X1AB6lllXs :2005/06/02(木) 14:17:26
「ま、この議事堂に1000人集まってるわけでもねぇし、物資に関してはお前が心配するほど乏しくもない。
さっきも言ったが、各国と交渉してるように、外部を全て排除してるなんてのは日本の大衆を誤魔化すための嘘情報。
元々マスコミ、警察や軍関係者だった奴や、潜入やスパイ、それにちょっちヤクザとはお友達だし。色々してるわけよ」
裏事情は察しろ。そう言いたげな笑いだった。
癖のある能力者を効率良く使ってやれば、自然と下はついてくる。
有能な指導者から教わった、有能な指揮術。
「防衛力だって並じゃねぇのはわかんだろ。蝶子ちゃんや繭美ちゃん、他の防御や反射に長けた能力者達。
能力者を戦力で考えるなっつったろ。メンバーは皆仲間、駒じゃない。信じるに足る、任せられる実力はある。
政府の意図なんて知ったこっちゃねーが、仕掛けてこないのはそれなりの策があってのころだろ。うちと同じでな」
どこまで仲間を信じているのか。
玖珂の言葉とは裏腹に、その口振りは無能な人間は簡単に切り捨てることもできる。
そう言っているようにも聞こえる。
「最後にその条件。いいだろう。伏せたきゃ伏せればいいさ。お前の意見は尊重する。
俺としては、大々的に発表して、幅をきかせようとしてる奴等への牽制に使おうとしたんだがね。
言っちゃ何だが、殺すとか、被害妄想が過ぎると思うぜ。話聞いてると、B級映画見てるようでよ。
お前は『秋』の位置にいてくれりゃいいわ。井原やえこと一緒でな。うんじゃ、話終わり!」
長話をしたせいか、背筋を伸ばして、「うーん」と唸る。
肩や首を鳴らしたり、腕を回したり、よほど退屈だった様子。
「よし、今から夕飯にすんぞ!井原起こして、えこと、蝶子と繭美ちゃんと、お前と俺の六人でな。
食堂には『食』、『菜』、『肉』の能力者達が腕を振るって、旨いメシを作ってくれてる。
夕飯の後は、井原とえこは寝かせて、『酒』を交えて二十歳以上のメンバーでキューっとな!」
嬉しそうに語りながら、最後はジョッキを持ってビールを一気に飲むような動作をした。
玖珂の顔は、能力者を戦いの道具とは見てはいない。
あくまでも組織の参加者は、玖珂にとっては仲間なのである。
558水無月 一 ◆X1AB6lllXs :2005/06/02(木) 15:07:13
>551>553>555
ひざまづく蒼山を立ち上がらせ、肩をぽんと叩く。
「君達の一族には苦労をかけるな。これは、真の政府の歴史の中で一番の大事態になる、気を抜かずにいてくれたまえ」
蒼山にそう告げると、日高兄妹と向き合った。
「君達には期待している。真の政府は君達を利用する気はない。友好的な付き合いだ」
559水無月 一 ◆X1AB6lllXs :2005/06/02(木) 15:38:30
途中送信してしまいました・・・・・・
続き↓

そして、次は滝瓜の質問である。

「食料、物資の確保。老人や子供などの非戦闘員の安全な施設への避難。
若い子もたくさんいるからな、戦闘区域外の進入許可も出そう。
レジスタンス各員の戦後の生活についても視野に入れている。
後は、リーダー格の方々や、君達と話を詰め、検討していくつもりだ」
滝瓜や、大井、そしてまだ獣状態にある更科に、説明した。
「それと滝瓜君、個人的に、君と話したいことがあるのだが・・・少しいいかね?」
水無月は、静かに滝瓜に訊く。

『滝瓜と二人きりでの対話を希望』
560滝瓜 水菜 ◆8swatERmpE :2005/06/02(木) 17:50:43
>559
水無月の一言にほっと胸を撫でおろす。
政府からの和解…もう自分や仲間が縛られる事はない、レジスタンスは少しではあるがある意味本当の『自由』へと近づいた
…そんな気がした。
(でも…まだ安心しちゃいけないよね…。)
水菜の顔がキッとなる。組織の存在…この事態を知られたならば今までより一層レジスタンスを敵視して
本気で潰しに掛かるだろう。しかし、政府との交渉が一段落で、そしてこれこそが新たな始まりなのかも知れない。
「…え、私?」
思いに浸っていると水無月に声をかけられる。
どうやら内密な話らしく、水菜は水無月の言葉に耳を傾けた。
561卜部姉妹 ◆aNcidTDlH6 :2005/06/02(木) 20:33:13
>554 >556-557
玖珂と亜門が話を終える。
いたのは会議室。
…ではなく、玄関ロビーだった。
二人の視界が会議室から玄関ロビーに変わる。
「ごめんね、でも内緒話ってちょっと興味あるじゃない?」
『迷』の能力。繭美の特殊能力。
会議室に向かって、会議室で話している。
そう思っていたはずの二人は術にはまり、玄関ロビーを会議室だと思いこんで話していたと言うわけだ。
「『護』で不可侵領域を作りましたから、盗聴機や盗み聞きの心配はありませんわ。だって、電波も声も通しませんもの」
穏やか笑顔で話す蝶子。
蝶子の特殊能力『護』も発動し、『迷』の上に重ねがけていた。
二重結界のようなもの。
二人だからこその連携した能力の使用方法。
「衛星とか誘導ミサイルとかなら、軽く迷わせられるけど。電子機器にも有効だから、あたしの能力」
「わたくしも、議事堂ぐらいの範囲なら、核の直撃、一発な二発くらいなら耐えてみせますわ」
二人共、自信に満ちた笑みで、玖珂と亜門を言った。
本当か真実か、詭弁か虚言か。
「てゆーかあたし、お腹空いちゃった。早く井原くんと瑠璃近ちゃん呼んで夕ご飯にしましょ」
「あらあら意地汚いですわ。わたくしの妹でしょうに」
「だぁってぇ」
「能力使うと疲れますものね。わたくしはお夕飯、日本食がいいですわ」
562亜門 宗一 ◆zz04.94iho :2005/06/02(木) 20:51:13
>556>557
『国会議事堂』

秋っぽいから、か。
苦笑いをしながら頭の中で話を纏める。
周囲への影響・能力完成の時間不明・内外への交渉・様々なコネクション・・・
結局はっきりとわかった事は井原の能力が無効・反射系だということくらいだが、それでよしとする。
余りにも深い詮索を避ける。
とりあえず、条件を呑んでくれたことだし、せいぜいスケープゴートにならないように、生き残れるように考えるのみだ。
だが、一切そのようなことは顔には出さない。
「さて、そんじゃあ小難しい話も終わった凝ったし、飯としゃれ込むか。」
いつもの笑みを浮かべた表情のままゆっくりと伸びをして玖珂と共に会議室を出た。
「おっと、いけねえ。俺とした事が調子に乗っちまってたな。わりぃがやっぱり飯は辞退するよ。
気を悪くしないどくれよ。仲良く一緒に飯食ってたんじゃ秋になったことを伏せておく意味がないからな。
長いことB級映画の世界で生きてきたんでねえ。臆病者なのさ。
情勢が落ち着いたら一晩中でも酒を付き合うから、さ。」
申し訳なさそうに頭を下げると、あてがわれた自室へと歩を進めていった。

『あてがわれた自室で休憩』
563亜門 宗一 ◆zz04.94iho :2005/06/02(木) 21:00:28
『国会議事堂』

秋っぽいから、か。
苦笑いをしながら頭の中で話を纏める。
周囲への影響・能力完成の時間不明・内外への交渉・様々なコネクション・・・
結局はっきりとわかった事は井原の能力が無効・反射系だということくらいだが、それでよしとする。
余りにも深い詮索を避ける。
とりあえず、条件を呑んでくれたことだし、せいぜいスケープゴートにならないように、生き残れるように考えるのみだ。
だが、一切そのようなことは顔には出さない。
「さて、そんじゃあ小難しい話も終わった凝ったし、飯としゃれ込むか。」
いつもの笑みを浮かべた表情のままゆっくりと伸びをして玖珂と共に会議室を出た。
いや、出たつもりであった。だが、気づけはそこは国会議事堂の玄関ロービー。
卜部姉妹の仕業らしい。
>「衛星とか誘導ミサイルとかなら、軽く迷わせられるけど。電子機器にも有効だから、あたしの能力」
>「わたくしも、議事堂ぐらいの範囲なら、核の直撃、一発な二発くらいなら耐えてみせますわ」
どうやらすっかり聞かれていたらしい。自信に満ちた卜部姉妹の言葉に亜門は笑いを堪える事が出来なかった。
「わっはっはっは。こりゃ失礼なことを聞かれちまったな。か弱い男の世迷言と思って聞き流しとくれよ。
さすがは国会議事堂・卜部姉妹。頼もしいねえ。
おっと、いけねえ。俺とした事が調子に乗っちまってたな。わりぃがやっぱり飯は辞退するよ。
気を悪くしないどくれよ。仲良く一緒に飯食ってたんじゃ秋になったことを伏せておく意味がないからな。
長いことB級映画の世界で生きてきたんでねえ。臆病者なのさ。
情勢が落ち着いたら一晩中でも酒を付き合うから、さ。」
申し訳なさそうに頭を下げ、卜部姉妹に手を振りあてがわれた自室へと歩を進めていった。

『あてがわれた自室で休憩』

******************************************************
すいません。リロードミスです><
>562はなかったことに・・・お願いします
564影法師 ◆KeP2k8mCTk :2005/06/02(木) 23:05:26
>550>558
>「集まったか・・・」
(・・・・・何をやる気だ・・・)
怪訝な表情で師走を見つめる。
その表情は子供のものでは無く、何か違う雰囲気を漂わせている。
>「師走 桐生は、組織の人間に殺された。組織といっても一枚岩ではない。無差別に人を殺すほど、馬鹿ではない」
>「私は如月 眼。階級は上級二位。CODE:マスター側近の四季というグループの『秋』という地位にいた。
>四季を含め、様々な思惑を持つ者が組織には存在する。この師走 桐生を殺しのは、組織に入れば人を殺せると考えた下らぬ愚か者」
(・・・・マジで?組織の人間がレジスタンスの中に居たって訳ですか?今まで気付かなかったのは・・・)
心の中で冷や汗をかく。事態がここまで大きいとは思ってもいなかった。
>「水無月 一。これがオリジナル、つまりは正体だ。私は、この日本を裏から統率する『真の政府』の御意見番」
(組織、レジスタンス、政府・・・・三つの顔があるって訳か・・・予測の範囲を軽く超えてるな)
また心の中で呟く。目の前の人物には、自分では到底及ばない何かがあるらしい。
>「美優君のお陰で、レジスタンス内部の政府への感情が緩和されてはいるが、まだ疑惑を残す者もいる。
>一澄君は先に知っていたかもしれんが、滝瓜君と更科君と大井君、君達には先に話しておくべきだと思ったのでな」
「・・・大体は分かった。だが、政府はどんな対応をしてくれるんだ?先にそれを知っておきたい」

>545>551
銀色の狼に姿を変えた更科が、蒼山に襲い掛かる。
が、更科は逆に蹴り飛ばされ、喝を入れられた。
「更科・・・何かあったな」
自分でもあまり聞こえない位小さく呟くと、水無月の話を聞く。

>559
>「食料、物資の確保。老人や子供などの非戦闘員の安全な施設への避難。
>若い子もたくさんいるからな、戦闘区域外の進入許可も出そう。
>レジスタンス各員の戦後の生活についても視野に入れている。
>後は、リーダー格の方々や、君達と話を詰め、検討していくつもりだ」
「成る程ね・・・俺はどうでもいいさ。こんな体で人間と認めてくれるなら、な」
苦笑しながら言うと、すぐに黙り込んだ。
これで、レジスタンスはようやく『自由』への切符を手にしたのかもしれない。
>「それと滝瓜君、個人的に、君と話したいことがあるのだが・・・少しいいかね?」
(・・・何だ?気になるな・・・・まあ、後で聞けばいいか)
そう考えると、俺は視線を宙に泳がせた。
565四季 ◆X1AB6lllXs :2005/06/03(金) 02:46:13
>561>563
卜部姉妹の術中に見事はまり、玖珂は苦笑した。
玖珂「蝶子ちゃんも繭美ちゃんも気が抜けないねぇ。ま、いいわ。さ、井原とえこ連れて食堂へ行くぜ!」
と、勢いよく言ったが、亜門が夕食は抜けると言い出した。
肩をがっくりと落とし、げんなりとしてしまう。
玖珂「蝶子ちゃんと繭美ちゃんもいるから怪しまれることねーと思うが・・・じゃあ、えこに持っていかせるわ」
亜門と別れ、井原の自室に向かう。
井原の自室には、寝ている井原を見ててもらうために瑠璃近にいてもらっている。
玖珂「入るぞー」
ドアを開けると、ベッドから既に起きている井原の姿があった。
井原「うるさイ。起き抜けに騒ぐなヨ」
瑠璃近「棘彦君、今起きたの」
玖珂「えこ、見ててくれてありがとな。井原、テメー自分が薬飲まんのが悪いんだろが」
井原「あァ?」
玖珂「えこも言ってやれ」
瑠璃近「薬はちゃんと飲まなきゃだめ」
井原「ウ・・・はイ」
コントのような会話はあっさり終わる。
瑠璃近にだけは聞き分けがいい井原は、瑠璃近にタブレットケースを渡されると文句も言わず受け取った。
玖珂「えこはメシ、亜門と一緒に食ってくれるか?アイツ部屋にいるからさ」
井原「なんであのチキン野郎がいんだヨ!?」
玖珂「俺がスカウトしてきたのさー」
井原「はァ!?え、えこちゃン、こいつの言うことなんか聞かなくていイ!」
瑠璃近「別に。食べてもいいけど」
井原「ガーンッ」
またコント会話が始まり、瑠璃近の一言で井原が石化する。
そんな井原を連れていき、食堂では卜部姉妹の四人。
亜門と瑠璃近は、亜門の自室で食事をとることになった。

井原「・・・ふーン。ま、如月よりマシだとは思うけどサ」
玖珂「だろ?」
食堂で『食』、『菜』、『肉』の能力者が腕を振るう絶品の料理を口にしながら、玖珂は井原に事の経緯を説明した。
『食』、『菜』、『肉』の三人や、『酒』の能力者は、全て玖珂のスカウトである。
能力者は戦闘や殺しだけが能力の使い道ではない。
むしろ、能力を戦闘に能力を使うのが間違いだというのが玖珂の自論だ。
だが、今の状況では、戦闘に能力を転用できる能力者は、戦いに身を投じなければならない。
その食い違いを飲み込んで、玖珂はそこにいた。

『四人で食事中』
566瑠璃近 えこ ◆X1AB6lllXs :2005/06/03(金) 03:10:55
亜門の自室のドアを叩いて、瑠璃近は部屋に入ってきた。
カートを押して食堂で出される料理を持ってきて。
どれも庶民的な料理だったが、とても美味しそうに見えた。
「ご飯、持ってきたの。食べるでしょ?私となら密会なんてならないから一緒に食ってこいって、涼さんが」
テーブルの上に、一品ずつ置いていく。
全品置き終え、割り箸を亜門にも渡すと、瑠璃近は食べ始めた。
「いただきます・・・」
淡々と、静かに料理を食べていく。
「美味しい?私、味覚ないからわからないの。でも、丹誠込めて作ってくれたから、食べなきゃいけないんだって。涼さんの口癖」
話しながら料理を口に運ぶ。
「暖かいとか冷たいとかわかるけど、味はわからない。味覚と痛覚は、能力開発の時に無くしたから。薬の他に、頭の中いじくられたって、涼さんが教えてくれた」
自分から話を振れと言われているのか、物事に無頓着な瑠璃近がよく喋った。
「棘彦君は喉を痛めて喋り方が変になって、怒りっぽくなった」
だが、単調で途切れ途切れ。
何かを伝えようとしているのか、ただ喋っているだけなのか。
瑠璃近の口調では、同情を誘っているとも思えない。
「でも、私も棘彦君も生きてる。それだけで儲けもんなんだって」
そう言うと、また料理を食べ続ける。

『亜門と食事』
567水無月 一 ◆X1AB6lllXs :2005/06/03(金) 03:58:25
>560
滝瓜の手を引き、ゲートの隅に向かう。
聞かれてもよかったが、個人的な事情だった。
「君の父君が、国側・・・つまり、政府の手によって命を落としてしまったことに対して、謝らせてもらいたい。
私一人の詫びなど、とてもちっぽけなものだ。だが、善と悪、その区別さえできなかった責任は我々にある」
水無月は頭を深々と下げた。
リーダー格の面々との交渉時、滝瓜の父親が国側の人間に殺されたこと(>171)を聞いていた水無月の行動だった。
「私には娘がいてね。眼という・・・如月 眼は私の娘だ。結婚し、水無月は旧姓になった。
だが結婚と組織の人員集めが重り、能力者だった娘は組織に連れ去られた。その際に娘の夫は組織に・・・
娘は組織にいい実験材料にされた挙げ句、ボロボロになりながら逃げ帰ってが、もう手遅れだった。
私はもうこの世にいない娘の姿を借り、実験から生還した能力者として一気に四季にまで上り詰めた」
如月 眼。いや、水無月の娘の眼の顔が、滝瓜と重なる。
滝瓜の顔を見る水無月ね顔は、娘を見る親の顔だった。
「師走 桐生君は、そんな過程の中で出会った子でね。君達と出会った時のように迷子だった。
だが、運が悪かったのは、そこに子供を殺すことになんとも思わない組織の能力者もいたことだ。
私が助けるのが一歩遅く、師走君は命を落とした。その能力者は、私の手で制裁を下した。
だが、それで組織が消えるということではない」
滝瓜の手を握り、言葉に力が入る。
「私怨だと罵ってくれていい。復讐だと蔑んでくれてもいい。だが私は、奴等のしていることが、正しいとは思えないのだ。
だから私は、奴等を打ち倒したい。もう、娘や、師走君、苺園君のような、犠牲を一人も増やしたくはないのだよ、絶対に」
熱い眼差しを滝瓜に向け、水無月は強く訴えかけた。

『滝瓜に過去を話す』
568滝瓜 水菜 ◆8swatERmpE :2005/06/03(金) 20:54:52
>567
水無月に手を引かれ、連れられる。水菜は無言で付いていく。
そして隅まで行ったところで立ち止まり、水無月は水菜に向かって頭を下げて謝罪を述べた。
「…確かに父はその…政府の人間に殺されてしまいました…前まではあなた方を恨んでいた…でも、もういいの。
両親が亡くなったことで私の居場所が無くなった。けど今、政府の方々が支援をしてくれてとっても助かってる…。
…それに、私はレジスタンスの方針に従うだけ。皆がそうするなら私は付いて行くから…。」
さらに水無月はこれまで歩み見てきた自分の過去を明かす。
「…そんな事があったの。如月さんは貴方の…師走君…。」
水無月の眼差しはなんとなく暖かい気がした。嘘を言っているとは思えない。
手を握られる水菜。少しビクッとしたが、そのまま手を引くことは無く、受け入れた。
そして水菜は水無月に向けてニコりと一言
「一緒に頑張りましょう。水無月さん。」
569亜門 宗一 ◆zz04.94iho :2005/06/03(金) 21:32:03
>566
『国会議事堂・食事中』

瑠璃近が食事を持って部屋に入ってくる。
「おっと、箸にはこだわりを持っていてね。こいつで食うことにしてんだ。」
割り箸を渡す瑠璃近に腹巻から出した銀の箸をかざして見せる。
それからは瑠璃近の話をBGM代わりに二人の食事が進む。
井原と瑠璃近の過去を聞き、妙に納得をしてしまう。
確かに生きているだけ儲けものだろう。障害もまだ少ない方だ、と瑠璃近を見ながら思う。
(それにしても・・・涼さんに棘彦君、ねぇ・・・)
食事も終わり、茶をすすりながら亜門が口を開く。
「同じ四季になったんだし、仲間として一つ忠告しとくが・・・溢れてどうしていいか判らなくなった時、そんな時は何もしないことだ。
ん〜〜・・まあ意味がわからなくてもいいさ。その時になったらわかるだろうし、な。」
感情の欠落したものが、何かのきっかけで感情を取り戻したとき何が起こるのか・・・亜門は知っていたが、それを言っても瑠璃近には
理解できないだろうし、言うつもりもない。
にんまりと笑いながら感情の欠落をした少女に手を振り、寝室へと入っていった。

『お食事終了』
570水無月 一 ◆X1AB6lllXs :2005/06/04(土) 04:44:35
>568
滝瓜の言葉に、思わず顔が綻ぶ。
「そう言ってくれるか・・・ありがとう、ありがとう滝瓜君」
水無月一は、何度も礼を言うと、滝瓜から離れた。
また、皆の元に戻ると話を始める。
「レジスタンス、そして政府に協力してくれる物達。こうして集まってくれて、私はとても嬉しく思う。
話が整い次第、組織とも本格的に戦うことになるが、その時は・・・私にその命を、託してほしい」
水無月はそう言うと、話を終わらせる。
「今日はもう解散してくれたまえ。老人のつまらんにつきあってくれてありがとう。
私はこの後、リーダー格の方々と話があるねで失礼する。呼び出して先にいなくなる無礼を許してくれ」
そう言うと水無月は、アジト内に戻っていった。

『水無月の話はこれにて終了』
>569
食事を終えると、食器をカートに戻し亜門の部屋を出る。
食堂に着くと、厨房に入りカートから食器を流し台に入れ、瑠璃近は食堂を後にした。
井原「えこちゃン!」
瑠璃近を井原が追ってくる。
井原「あいつに何かされたカ?体触られたりとかしてないカ?」
瑠璃近「されてない。自分専用の銀の箸でご飯を食べて、そのまま寝ただけ」
井原の心配をよそに、瑠璃近は即答する。
何かされてないというのならそれは本当だろう。
瑠璃近は嘘はを言うことはない。いや、嘘のつき方がわからない。
井原「ボク、ちゃんと薬飲んだかラ」
瑠璃近「私も飲んだよ」
井原「そういうことじゃなくてサ・・・」
話が噛み合わないというか、井原の思いは届かないというか。
そうこうしてる間に、瑠璃近の自室の前まで来てしまう。
瑠璃近「じゃあ、おやすみなさい」
井原「え、あ、おやすミ」
無情にも、ドアは閉まる。
瑠璃近「・・・溢れて、判らなくなった時は、何もしない」
亜門の言葉を思い出す。
瑠璃近「それは、何?」
そう小声で呟いた。

ろくに瑠璃近と話せなかった井原というと、哀愁しい漂う背中を見せ、自室に戻ったのだった。

『瑠璃近、井原、部屋に戻る』
572名無しになりきれ:2005/06/04(土) 07:16:46
まったく仲間を信用してない亜門にワロス
銀の箸かよw
573名無しになりきれ:2005/06/04(土) 14:42:37
別に笑えないじゃん
こだわり持ってるだけだろ
アホくさ
574名無しになりきれ:2005/06/04(土) 15:27:37
銀の箸=ヒ素系毒物検査だからだろ?
あっさり信じるレジスタンス側主人公のキュウリと好対照でいいんじゃね?
575名無しになりきれ:2005/06/04(土) 15:59:38
>573
亜門のレス読むときは頭使えよ。文面通り素直に読むなw
576名無しになりきれ:2005/06/04(土) 16:21:00
>レジスタンス側主人公
勝手に主人公を決めるなや
577名無しになりきれ:2005/06/04(土) 16:50:04
銀に反応するのは硫黄系の毒だったと思うが。
どっちにしろ、それにしか反応しないのなら、毒を感知する効果は気休め程度。
よって、ただ単に銀の箸が気に入っているだけだろう。
578名無しになりきれ:2005/06/04(土) 16:52:54
どうでもいいことに必死だな
579滝瓜 水菜 ◆8swatERmpE :2005/06/04(土) 22:00:20
>570
アジト内へ行く水無月に、目で見送る水菜。
「…さてと。」
レジスタンスの皆の方に振り返り、歩きながら戻っていく。
「ただいま…もしかして大井さん、聞いてた…?」
立ち止まり、うーんと考えてから大井を呼び出す。
「大井さんに聞きたいんだけど…この交渉ってどう思う?…ううん、別に水無月さんを信じてない訳じゃないんだけど、
そうじゃないんだけど…一レジスタンスの仲間として意見を聞きたいから。」
(日高兄妹は政府の人たちに心酔しちゃってる。一緒になって考えを聞くには少し危険かもしれないからね…。
それと、更科さんはちょっと取り込んでるみたいだから…。)
政府側の人達の目を尻目に大井にこっそりと囁く。

580生野 流星、瀬川 弓 ◆6Sv/1h8/0Q :2005/06/04(土) 23:29:24
国会議事堂内の一室。赤い点が点滅するモニター。その横にはスピーカー。
それらの前に座って赤い点の動きに目を光らせるのは流星。その時、ドアが開いて弓が帰ってきた。
「持ってきたよ」
「ありがとうございます」
弓が持ってきたのは食事。だが、見た限りでは到底二人で食べられそうな量ではない。
「いつもながらあんた食い過ぎよ。食堂の人なんかあんたの名前出すだけで料理出してくるんだから」
スパゲッティをスプーンを使いながらフォークに巻き込ませつつ、弓が話す。
「ほら、僕の能力って再生じゃないですか。新陳代謝が常人より活発ってことなんですよ。だからたくさん食べないと」
てんこ盛りの牛丼をかき込みながら流星も言う。
「でもあんた今日は特に傷ついてないじゃない」
「いやいや、いつも食べて補給しておくんです。それと弓さん、パスタにはスプーン使わない方がいいですよ」
流星は牛丼を瞬く間に平らげ、横にあったハンバーグに箸をのばす。まだ弓はスパゲッティを四半分も食べていない。
「スプーン使った方が食べやすいの。どうせあんたしか居ないんだし」
「ま、僕もどっちでもいいと思いますしね」
ハンバーグはいつしかその面影を消している。付け合わせの野菜もみるみるうちに胃に収納してゆく。
「あんたの分のお金払おうとしたら払わなくていいって言われたんだけどさ、なんで?」
「あぁ、僕は月初めにあらかじめ払ってあるんです。それにしても、弓さんが僕の分まで払おうとするなんて」
「後から倍にして請求しようと思ってたから」
流星は最後の一品、特盛りチャーハンをすでに半分平らげている。
「そんなこったろうと思いましたけどね。ふぅ、今月もエンゲル計数は100%です」
「あんたどうやって暮らしてんのよ…」
「「ごちそうさま」」
二つの口から、同じタイミングで同じ言葉が放たれる。
「どうしてあんなに量に差があったのに食べ終わるのは同時なわけ…」
「弓さんがちんたらしすぎなんですよ。そんなんだから彼氏にも逃げられ」
「よし決めた。チョキで殴る」
「えっちょっそれ通称しっぺって痛い痛いごめんなさい僕が悪かったって痛いってばやめやめて」
数分後。息を切らす弓と無傷で平然とする流星。
「僕を懲らしめようとしても結局した方が疲れるだけなんですよね。ですが痛いことは痛いんでやめていただけると」
「はーっ、はーっ…うっさいわね…もう痛み残ってない癖に…」
数秒の沈黙。透を表すモニターの赤い点は相も変わらず蠢いている。さっきから二人ともモニターすら見ていないが。
「そういえばさっき食堂に、四季の『夏』と『冬』がいたよ」
「そりゃ四季だって人間ですし、食事ぐらいするでしょう」
「『春』が居ないな、って思って。彼女は『冬』といつも一緒にいるイメージが強いから」
「そうでもないと思いますよ。一人で居るのも見たことあります」
「あと他にも居たような気がするけど殆どチラ見だからよく覚えてないわ」
「注意力がなってねーな。それにもしかしたら重要な話してるかもしれねーし、気づかれぬように盗聴器でも…ムリか」
流星の声ではない。もちろん弓の声でもない。部屋の隅に、サングラスをした男が経っている。然るに。
「須田さん!いつの間に!」
流星が驚いた声をあげる。全く気づかなかったからだ。
「ついさっきだ。こういうところも注意力緩慢なんだよ。弓だけじゃなくお前もな。わかるか?」
「…気を付けます」
相変わらず、この男にはかなわない。

「ところで須田さん、あの件はどうでしたか?」
真顔になった流星が、須田に疑問を投げかける。
「ぼちぼちだな。もう少し会談の必要はありそうだが」
「ねぇねぇ、あの件って?」
突然自分が全く知らない次元の話をし始めたことに不安になった弓が、流星に小さく問う。
「秘密ですよ」
事も無げに返答する流星に何も言い返せず、諦めの表情を浮かべて俯く。
「そういや、四季の『秋』がクビになったらしいが」
当たり前のように驚きの情報を漏らす須田。それに際しまたも驚く流星。遅れて弓。
「ほ、本当ですか?で、新しい『秋』は?」
「らしい、だから確証はない。新しい四季のメンバーの話も聞かない。空席にするのか、もう決まってるが隠してるのか」
「もし本当に『秋』が消えたのなら、多分後者でしょうね」
「で、だ。さっき食事を運ぶ『春』とすれ違った。四季のメンバーに持っていくんだろうと特に気にも止めなかったが、
 さっき弓が『夏』と『冬』が食堂に居た、って言ってたからな」
「新しい『秋』に持っていった、と?」
「その可能性は高い。『春』が感情を失ってるってのは有名だからな。奴の一存で誰かに飯を持っていくとは思えない」
「感情を失ってる…か。彼女は結構かわいいと思うんですけどね。それが惜しい」
何気なく、思ったことを呟く流星。それに弓が耳聡く食いつく。
「え!あんたロリコンだったの?」
「何言ってるんですか…」
「そうだぞ、何言ってるんだ弓。こいつの幼女趣味は有名だぞ」
「須田さんまで…。それに『春』は別に幼女って年齢でもないじゃないですか」
「じゃああんたの趣味はもっと低年齢ってこと?うわぁ鬼畜。あんたのパソコンの中が見てみたいわ」
「何でそうなるんですか!違いますって!」
「流星。人の嗜好はそれぞれだからな、俺は何も言わん。ただ…誘拐はすんなよ」
「ちょっ…誰か僕と会話をしてくれ!イジメだ!これはイジメだ!」
わめく流星の声はドアを通して廊下まで響きわたり、通る人を驚かせた。
582名無しになりきれ:2005/06/04(土) 23:33:05
えこの流星で復元vs再生が見たい
583名無しになりきれ:2005/06/04(土) 23:33:51
こっちが忙しくなったからってオリキャラウオーズ捨てるなよ
584名無しになりきれ:2005/06/04(土) 23:38:07
ウォーズが終わったの:四月の中旬
このスレがTRPGとして機能始まったの:五月の上旬

>583
m9(^Д^)pugyaaaaa
585影法師 ◆KeP2k8mCTk :2005/06/04(土) 23:58:13
>570>579
アジト内へ向かう水無月の後姿を見送った後、溜息をついた。
(俺にはよく分からなかったが・・・まあいいか)
そう思った時、滝瓜から声を掛けられた。
>「大井さんに聞きたいんだけど…この交渉ってどう思う?…ううん、別に水無月さんを信じてない訳じゃないんだけど、
>そうじゃないんだけど…一レジスタンスの仲間として意見を聞きたいから。」
「・・・・・さあな。信用できるかできないかは半々ってところだ。水無月という人間がよく分からない内は、信用しない方が良いかもしれん」
滝瓜の疑問に対し、自分が感じた事をありのままに伝える。
自分がこの様に普通に話せる仲間は、更科と滝瓜、日高兄妹などのごく限られたメンバーだけ。
他の者は気味悪がって話しかけてこないか、目も合わせないかだ。
「で、これからどうする?俺は寝る位しかする事が無いんだが」
言い終わると、また視線を宙に泳がせた。
586名無しになりきれ:2005/06/05(日) 00:08:03
>583
さっき避難所にageで書き込んだあのアホを見たのだね
587阿藤 紀康 ◆K7mNQD7rAA :2005/06/05(日) 01:21:55
ブルル ブルル

携帯のバイブが鳴った。
素早く携帯を取り着信相手を見る、「矢坂」と画面には出ている。 
…組長からか。
定時連絡の事を思い出し通話ボタンを押した。

『阿藤か?』
電話越しに聞こえてきた声は若い男のものだった。
しかし、阿藤の記憶によれば相当な年齢の筈だ。
何らかの能力だろうか?
そういえば、組織では能力者の研究にも関わっていると聞いた事もある。
『どうした?』
「いえ… レジスタンスのアジトの入口らしき物は見つけました…」
男にこれまでの経緯と建物の位置を伝える。
『ほう、上々じゃないか』
満足げな声が返ってきた。
しかし、阿藤は日高美優の監視任務に付いてから思っていた事を口にした。
「ただ… 出来すぎの様な気もします、罠の可能性も…」
阿藤の懸念を聞いた後も相手の様子はさして変わらない。
『気にするな、そのまま仕事を続けろ、それと日高美優の事だが・・・ 多少派手にやってもいい』
それだけ言うと電話は切れた。
阿藤は溜息をつくと、無言で任務を続行した。
588滝瓜 水菜 ◆8swatERmpE :2005/06/05(日) 10:09:03
>585
「…そう、わかった。付き合ってくれてありがと。」
水菜は少し考える。
(確かに…あんな事言っちゃったけどやっぱり軽薄すぎは良くない…かも。
でも…あの人の目…嘘を言っているとも思えない…)
と口元に手を当てながら悩んでいると大井がふと言葉を投げかける。
「え?あ…私はさっき寝たばっか…って言ってもあんま寝てないか…。
うーん、でも依頼書があるから私はそっち済ませてからアジトに戻ろうかな。じゃ。」
水菜は皆の方へ向いて手を振る。そして

>587
違和感を感じる。しかし周辺を見渡してみるが何も変わった形跡はない。
「…やっぱりちょっと疲れてるのかも…。」
頭を抑えながらため息をつく。水菜はその場を後にする
589日高一澄・美優 ◆BEKCmvI.lc :2005/06/05(日) 20:57:18
>570
「さて、話も終わったし、僕の部屋に行くかい?」
「うんっ!」
一澄と腕を組み、美優は嬉しそうに頷いた。
「あ!でもちょっと待って、マネジャーとボディガードの今日寝るところがないよ」
「大丈夫。ちゃんと用意してあるよ。みなさん、駐車場に誘導しますから、このまま車をゲート内にいれてください」
一澄がそう言うと、政府の人間達が車を発車させる。
そのまま、一澄と美優はアジト内部へ入っていった。

>587
車を駐車場に誘導し、政府の人間達を用意した部屋に休ませる。
そして二人は、一澄の部屋に。
「ねぇお兄ちゃん、キスしてよ」
「誰か来たらどうするんだい?」
「鍵は掛けてあるんでしょ」
「ふぅ…仕方ない子だな」
唇が触れ合い、少しの間、舌も絡め合う。
「誰かがみゅうのこと監視してるみたいなの」
「みんなには言わないでよかったのかい?」
「だって…優しくて澄んだ世界を作るためだもん」
「苦痛を伴う教訓か」
互いにベッドに座り、かなりの近距離で顔を合わせて会話をする。
「「優しくて澄んだ、美しい一つの世界」」
呪文のように、揃って口にするその言葉。
そのまま二人は、ベッドに倒れ込む。
590名無しになりきれ:2005/06/05(日) 21:05:01
ベッドに倒れ込んで何するですか
591名無しになりきれ:2005/06/05(日) 21:06:28
最近また出てきたよね
メール欄にsageも入れられない赤ちゃんが
592阿藤 紀康 ◆K7mNQD7rAA :2005/06/05(日) 23:52:25
>588
…勘が良いな
着ている服などからレジスタンスだろう、阿藤は建物から出てきた少女を追っていた。
少女を捕獲し、アジトのより正確な情報を得る為だ。
しかし、下手に追うと本来の任務にも支障を来たしかねない。
だがみすみす逃すには惜しい獲物だ、自分の上司もそう考えるだろう。
…短時間ならば問題ない。
阿藤はそう考えると静かに少女に近づいていった。
593名無しになりきれ:2005/06/06(月) 12:27:43
日高兄妹の近親相姦の次はキュウリのSMショー
594卜部姉妹 ◆aNcidTDlH6 :2005/06/06(月) 18:05:37
>565>580
食堂での夕食。
いるのは玖珂と、蝶子と繭美。
途中、カートを戻しに来た瑠璃近や、瑠璃近を追って食事を終わらせた井原、瀬川が所持を大量に抱えてきたりしたが、
蝶子と繭美は、それほど気にせず玖珂と夕食を取っていた。
「闘争本能?やっぱり」
急に、繭美が言う。
「何がですの?」
白菜の漬け物、魚の煮付け、味噌汁と揃った日本食を口に運びながら、蝶子は聞き返した。
「特殊能力者同士が戦う理由よ」
「一部の方達が戦っているだけだと思いますけど、ほらここの厨房には“能力を戦いに使わない”人がいるじゃないですか」
「そうよねー。能力者だからって、職を無くしたら宝の持ち腐れよね。こんなに美味しいの作れる人達がいるのに」
別々の料理だったが、ほぼ同時に食べ終え、二人は食器を片付けに厨房に入る。
『食』、『菜』、『肉』という能力者達と楽しげに会話し、出てきた。
「話したけど、悪い人達じゃないし」
「そうですよね。ほら、あの『爆』の人だって、考えれば山程“戦いに使わない能力の利用方法”が考えられますわ」
「鉱山の採掘とかね、いちいちダイナマイトなんか使わなくてもいいし、危険も少なくなる」
二人で顔を見合わせて会話している。
「じゃあ玖珂さん、お夕飯に誘ってくださってありがとうございました」
「あたし達はとりあえず、四季の味方だから。じゃあ、議事堂防衛に戻るわね」

『玄関ロビーに戻る』
595卜部 虹羽 ◆aNcidTDlH6 :2005/06/06(月) 18:17:41
>588>592
ちょうど滝瓜と阿藤の間に、路地から虹羽が出てくる。
「東京に来たはええけど、迷ってもうたなぁ。もう夜やし、野宿する場所探さな。
……って!!この辺は廃墟ばっかり。野宿なんていくらでもできるちゅーねん!」
自分でボケて自分でツッコミながら、地図を片手に辺りを見回した。
見ると、右には阿藤、左には滝瓜がいる。
「お!ええトコにおったわ。そっちのあんちゃんか、向こうの子でもええねんけど、この辺で安全なトコってあるか?」
阿藤が滝瓜を尾行していることなどつゆ知らず、虹羽は声をかける。

『滝瓜と阿藤に問いかける』

名前:卜部 虹羽(うらべ にじは)
通り名:無し
特殊能力:『移』
能力の説明:人、物、あらゆるものを別の場所に移動させる。
能力の長所:移動させる量や数は関係ない。
能力の短所(弱点):自分の行ったことのある場所であり、かつ記憶にある場所でないと移動できない。
写真や映像などで見た場所は不可。
階級:無し
年齢:17歳
性別:♀
国籍:日本
身長:159cm
体重:50kg
性格:明朗活発
容姿:キャミソールにミニスカート・ショートヘア
装備:財布(所持金5万弱)・地図・GPS付き携帯電話・着替え
必殺技:無し
好きなもの:お金
嫌いなもの:散財
キャラ説明:卜部姉妹の妹で、関西から上京してくる。
組織の人間ではなく、東京に来た理由は不明。
596滝瓜 水菜 ◆8swatERmpE :2005/06/06(月) 20:47:01
>590
一緒にお布団の中に入るっていいよね…なんか暖かい。
…なんかお母さん思い出しちゃった…じゃ、この辺で。

>593
漢字…始めて見る四字熟語だけど…しんきんそう…?
って、S…お金のために頑張ってる人もいるからね。
まぁ、私は…そんな困ってないから…。

>592
「…!」
近づいてくる気配に、ふっと後ろを振り向く。
そこには一人の男がこちらへやって来ていた。
阿藤の威圧的な巨漢と強面に、水菜は怯んで一歩身じろぐ。
(怖っ…やくざ?…でもやくざって言っても一般人…この辺に居るはず無い…とすると)
阿藤はこちらを見据えている。水菜は恐る恐る口を開く。
「あの・・・何か、用?」
そして警戒しながらも阿藤に気づかぬように足元に泡をブクブクと蓄える。と

>595
「あ…また人…。」
水菜と阿藤に割って入るかのように虹羽が突然路地から出てくる。
そして虹羽は阿藤と水菜を見るなり水菜達に声をかける。
(…な、何言ってるのかな…この子。安全な場所…もしかして…。)
「その人から離れてっ」
水菜は反射的にすぐさま虹羽に向かって言った。
597阿藤 紀康 ◆K7mNQD7rAA :2005/06/06(月) 23:44:52
>595>596
阿藤はわざと自分の気配を悟らせる。
少女が本当にレジスタンスなのかを聞く為だ。
もっとも、仮に彼女が無関係だったとしても、その結末は変わらぬだろうが。

>「あの・・・何か、用?」
警戒した様子で訊ねてくる。
ふと、阿藤は強化した視力で少女の足元を見た。
…泡、か。
恐らくあの泡が能力なのだろう。
阿藤が少女の問い掛けに答えようとした時、

>「お!ええトコにおったわ。そっちのあんちゃんか、向こうの子でもええねんけど、この辺で安全なトコってあるか?」
…ちっ、迂闊!
何故か女の気配に気付けなかった事に苛立つ。
だが阿藤はその事を表面には出さず、極めて自然な動作で銃を取り出す。
M500マグナム、最高峰の威力を持つハンドガン。
本来は人間に使用する物では無い、しかし阿藤は躊躇せずにその引き金を引く。


598名無しになりきれ:2005/06/06(月) 23:51:29
どっちに射ったんだ?
599阿藤 紀康 ◆K7mNQD7rAA :2005/06/07(火) 00:06:03
すいません。
卜部さんの方にです。
600名無しになりきれ:2005/06/07(火) 00:13:24
すごいキャラがでてきたな
これで弾をテレポさせたら無敵決定だぞ
何でもいくつでも行ったことある場所なら距離関係なしって弱点じゃないし
発動条件が見物だな
ト部姉妹強力すぎ
601卜部 虹羽 ◆aNcidTDlH6 :2005/06/07(火) 00:17:23
>596>597
>「その人から離れてっ」
水菜の言葉に、虹羽は阿藤を見た。
阿藤は、銃を構え、発射する。
だが、銃弾は発射されたすぐ後に消えた。
銃弾は虹羽の能力によって、上空に『移』されれていた。
「ちょっとアンタ!なんもなしにいきなり撃ってくるやなんてどんな神経しとるん!?」
努りが浮き出た形相で、虹羽は声を上げた。
「カタギならきちっとせなアカンでホンマ!そっちがそうくんなら…」
水菜の手を掴み、走り出す。
「逃げるが勝ちや!!こんのドアホ!」
舌を出すお決まりのポーズで相手をバカにする。
だが、内心は少々焦っていた。
(アカン!この辺の景色、住んでた頃と全然違うやん!変わってへんのやろうけど、人がいーひんのと建物がぶっ壊れてて別の場所に感じるっ!)
虹羽の能力『移』は、自分の記憶の中にある景色が反映される。
だから、知っている場所であっても、記憶と違う風景になっていたら、能力は使えないのだ。
虹羽は水菜と共に廃墟に駆け込み、身を隠した。
「アンタ名前は?うちはな、卜部虹羽言うねん。前はこの辺に住んでたねんけど、戦闘区域指定されたから避難したんや」
辺りを窺いながら、虹羽は話す。
「ちょっと賭けやねんけど、あいつから確実に逃げる方法が一つだけあるんや。アンタがな、うちのこと信じてくれれば、やりたいんやけど」

『水菜に策を持ち出す』
602卜部 虹羽 ◆aNcidTDlH6 :2005/06/07(火) 00:19:54
>600
最強じゃないですよ。
無敵なはずないじゃないですか。
能力の使用だって労力必要とするんです(私のキャラの場合は)。
勝ちたいわけじゃないし、そんな最強キャラなんて出しませんよ。
603名無しになりきれ:2005/06/07(火) 00:21:40
sageも知らない糞なんかに答えてやらなくてもいいのに
みんなsageてるのに、空気が読めないカスにレスする必要ないよ
604名無しになりきれ:2005/06/07(火) 00:35:17
俺はストーリー重視で見守ってるけど、そんな名無しってどれぐらいいるん?
てか能力云々とか粗探しだけしようとするカスばかりなん?
605名無しになりきれ:2005/06/07(火) 00:42:18
俺もストーリー重視
容量残り少ないし>598みたいな修正レス以外は控えてほしい
粗捜しの煽りとかはTRPGスレ総合避難所でやってくれ
606名無しになりきれ:2005/06/07(火) 00:56:01
俺もノシ
ま、荒らし煽り叩きは2ちゃんだから仕方ないちゃあ仕方ない感は否めないが
だいぶ前に亜門がせっかく避難所にこっちのリンク貼ったのに全然稼働してないしな
ま、ストーリー重視もいるってことをアピールしてこの辺で終わりにしようや
俺達のこれも残量削ることになってるからな
607玖珂 涼 ◆X1AB6lllXs :2005/06/07(火) 04:51:24
>580-581>594
玖珂「とりあえず、ね。結構痛い意見だわ・・・それ」
食堂を出ていった卜部姉妹を見送りながら、玖珂は苦笑した。
亜門の心中も、快く四季に入るのを承諾したわけではないだろう。
卜部姉妹も、曖昧である。
信じる足る仲間とは程遠い。
玖珂「だが・・・信じにゃ始まらんからな」
食器を片付けに、玖珂も厨房に入る。
玖珂「旨かったよ。いつもウマイメシ、サンキュ」
そう、信じなければ始まらない。
玖珂が、信じるだろう。例え結果が裏切られようとも。
道馬(『食』の能力者)「こっちこそ、料理作るしか能のない俺を置いてくれてお礼を言わなきゃです」
比良野(『菜』の能力者)「私も、ただ野菜や果物を作り出したりおいしくしたりするだけの能力だもの。それを活用できる場があるだけて有り難いです」
吾妻(『肉』能力者)「右に同じ!僕達、こうして食材を美味しくしたり、料理を作ったり、それができるのが嬉しいですから!!」
三人に頭を下げられ、思わず照れる。
スカウトは確かに玖珂の仕事だが、いつこの議事堂も戦場になるかわからない状況下。
むしろ連れてこられたのを責められてもおかしくない。
玖珂「いやいやいやいや、お前達のしてることの方が、よっぽど感謝されることなんだからよ」
そう言って、食堂を後にする。
あれ以上あそこにいたら、お礼の言い合いになりかねない。
玖珂「おっ、そうだ!」
何かを思いつき、向かった先は・・・

玖珂「境ちゃんいる?」
『酒』の能力者が管理する地下スペース。
酒蔵、ワインセラー、冷蔵庫には市販のビールまで揃った、酒好きにはたまらない空間。
境(『酒』の能力者)「どうかしました?」
玖珂「シャンパンとワイン、日本酒、それとビール、一通りくれる?」
境「パーティーでもするんです?」
玖珂「まーな」
境の手によって保管・貯蔵された酒達は、絶品の仕上がりになっている。
境「飲み過ぎは体に毒ですから、ほどほどに。後、いつも美味しそうに飲んでくれて、ありがとうございます」
玖珂「恥ずかしいから礼はいいって!まぁ酒は、ほどほどにしとくわ」
楽しげに笑い、地下スペースを出る。
向かう先は、須田が幹部昇進を期に私設化した一室。
ドアをノックし玖珂は口を開いた。
玖珂「玖珂だけど、須田はいるかい?祝い酒でもしようと思って来たんだが」
今は敵ではない。
相手が何を考えていようと、組織の皆が平穏であれば玖珂はどうでも良かった。
608滝瓜 水菜 ◆8swatERmpE :2005/06/07(火) 21:26:39
>597
突然虹羽がこの場に横切るのに戸惑っている阿藤。そしてまたいつの間に何処からか銃を取り出す。
「く…やっぱりこういう展開…。」
阿藤が銃を構え、水菜もとっさに身構えるが、阿藤の標的はどうやら違うようだ。
「危ないっ!」
銃弾を泡で覆って弾くために虹羽の前に立とうとする、が。
間に合わない。阿藤の銃は既に引き金を引いていた。だが
「!」
虹羽の前に飛んできた銃弾はなくなっていた。
いや、虹羽に当たっているはずの銃弾は虹羽には当たってなかったというのが正しいのか。
(この人…能力者…。)
不条理な出来事。水菜はすぐさまこの現象を解釈した。

>601
「ちょっ、ちょっと…っ。」
手を引かれるままの水菜、虹羽によって何処かの廃墟へ連れられる。
廃墟につくなり水菜は壁にもたれ掛かり、座りながら自分の足を擦る。
(…ホント、昨日といい走ってばっかね…流石に…)
すると虹羽は自己紹介をしてきた。
「大阪弁の…虹羽さんね…よろしく。私は滝瓜水菜…私は…その…」
自分の事を言いそうになるが、そこで言い留まる。まだ分からないが彼女…虹羽は組織の人間かもしれない。
自分はレジスタンスの人間と言うのは危険だと思ったからだ。しかし虹羽は流れるように話を切り出す。
「逃げられる手段…?」
少し考える。が、ここもすぐに阿藤に見つかってしまうだろう。
今はそんな暇は無いので一か八かであるが虹羽の提案にのることにした。
「わかった。で、それは…?」
609亜門 宗一 ◆zz04.94iho :2005/06/07(火) 22:35:52
『国会議事堂・私室』

ふわふわのベッドに身体を横たえたのは何年ぶりだろう・・・
木賃宿暮らしから一気に変わった生活に少々戸惑いを覚える。
最高幹部四季が一人『秋』に任命され、この部屋をあてがわれた。という事は、この間まで如月が使っていた部屋なのだろう。
妖艶で、何を考えているか掴めないが、いい女だった。
昨日廃ビルで如月の誘いに乗っていたらどうなっていただろうか。このベッドで如月を抱いていたかもしれない。

如月の正体が水無月老人ということも知らず、邪な想像をする亜門。
だが、すぐに如月のイメージが薄れ、新たな女のイメージが亜門の脳裏に浮かんでくる。

卜部繭美・・・卜部姉妹と姉とセットで数えられているが、まったく異質な姉妹だ。
姉の蝶子は障壁を作り出す一種の顕在化能力者。だが、妹繭美は違う。
相手の精神に干渉して幻を見せる精神感応能力者。俺と同じ・・・だが、能力は桁違いだ。
衛星軌道上までというのはありえない。が、少なくとも国会議事堂を完全に覆える効果範囲を誇っている。
精神感応能力は顕在化能力と違い、その発動が発動させて本人しかわからない。そしてよほど不自然な使い方をしない限り対象者は
術中に嵌っていることすら自覚できない。
この対象者すら自覚できないことこそが精神感応能力者の最大の武器だ。
そのことを俺はよく知っている。それを最大限に利用しているからこそ今まで生き延びてこれた。
だが、自分が自覚できない対象者の立場に立つということは、なんとも気分が悪いことだ。
精神感応能力者自体の数が少ないから今までそんな立場になったことなかったが、これから先どうなるか判らない。
他愛も無い卜部姉妹の悪戯だったが、もし敵が精神感応能力者だったら・・・明日には俺は気分よく屋上の隅を散歩しているかもしれない。
だが、同じ精神感応能力者の俺なら手が無いわけではない。
外に出す思念波を内に留め防壁とする・・・

亜門はベッドに身体を横たえ、熟睡状態のように身体をリラックスさせる。だが、脳ははっきりと覚醒し、その能力を発動し続けている。
ゆっくりと、ゆっくりと呼吸をしながら精神を統一させていく。空が白み始めた頃、亜門は目を開ける。
「うへへへ、騙されて原っぱに転がっているってわけじゃなかったか。さすがにな。」
いつもの笑みをたたえた表情のまま、寝室を調べ始める。
「お、あった。VIPの部屋には必ずあるもんだよな。」
絨毯をめくり、隠し扉を見つける。地下シェルターに続く扉だ。そしてそこからはダンジョンと化した地下鉄網にも通じているだろう。
「自由に動いていいって言われてるしな。それにしても下手に出世すると外にでるのも一苦労だねえ。
まあ、日が昇るまでゆっくり寝るとするか。」
絨毯を戻すともう一度ベッドにもぐりこんだ。

・・・精神感応能力者だから防壁となせる・・・勿論、逆にもなれる・・・もし、開いた状態で同じ開いた状態の精神感応能力者と接触したら
何が起こるか・・・
精神的融合?その結果どうなる?・・・

まどろみの中、自身の能力の事を考えながら、徐々に眠りに落ちていった。

『おねむの時間』
610卜部 虹羽 ◆aNcidTDlH6 :2005/06/07(火) 22:48:09
>608
「水菜な!よろしゅう」
ニッコリと笑って虹羽は、水菜の両手を握った。
「目、つむっててな。別に場所に移ると、気持ち悪ぅなる人おるから」
柔らかい口調でそう微笑む。
そして、次の瞬間には、虹羽と水菜は別の場所にいた。
そこは、少女が住んでいた雰囲気を残す部屋。
「良かったわぁ。戦災で家が壊れてたら、別の場所扱いで能力は適応されへんから」
虹羽は部屋を出る。
部屋を出ると、長い廊下が広がる。
屋敷といったところか。
「やっぱり点かへん。電気が止まってて暗いんは勘弁してな」
廃墟化した街の、一般の民家などに、電気や水道、ガスは供給されるはずがない。
もしかしたらと思い、電気のスイッチを押したが、明かりが点くことはなかった。
「ここ、うちが住んでた家やねん。卜部っていったら、結構有名やったんやけど、東京が占拠されてからは家族散り散りでな。
大阪に避難したんは親とうちだけ。二人いたお姉ちゃんは、どっか行ってしもてん…家にいるかもしれへんと思ったんやけどな」
少し落ち込み気味で、虹羽は苦笑した。
直後、急にふらふらとしだし、廊下に座り込んだ。
「アカンわ。能力の使いすぎや。物体移し一回に、二人の人間を1キロも移すのはキツすぎるわ…」
意識が朦朧としている。
「水菜、ここはさっきいた場所から北1キロほど。引き返せば帰れるはずや。うち、寝な能力が回復しないねん…ろうそくとか非常食は台所、使うんなら使う…て…」
ぱったりと倒れると、熟睡してしまう。

『水菜と共に卜部家屋敷に移るが、能力の使用でダウン』
611須田、他 ◆6Sv/1h8/0Q :2005/06/07(火) 23:04:29
「そういえば須田さん」
「ん?」
わめいていた流星も落ち着き、しばしの静寂が訪れたところで須田に流星が話しかける。弓はボーっとモニターを見ている。
「昨日弾を送り込む前に、須田さん一度レジスタンスのアジト付近まで行きましたよね?能力者と戦っただとか」
「あぁ」
須田がポケットからおもむろに煙草を取り出し、口にくわえる。流星はすぐにライターでそれに火を付ける。
「あれ、どうしてだったんですか?」
「単純な話、暇つぶしだ」
「へ?」
「視察って意味合いもあったんだけどな。あの辺にアジトがあるって裏がとれてたし。ただ、暇つぶしであることには変わりない。
 そしたら運悪くレジスタンスを見つけちまってな、素通りしようと思ったんだが誰が見てるかも分からねーし」
「で、自分から戦いを挑んだ、と?」
「まぁな。丁寧にちゃんと俺の能力教えてやった上で。能力知られるの嫌う奴もいるけどな、俺はそうは思わんし」
「須田さんの能力なんか一度戦えばモロバレですしね」
「見事に逃げられちまったけど、あの辺にアジトがあるってのは確信できたしな、弾を向かわせた訳だ」
「…納得したような納得いかないような…とにかく、分かりました」
又も、静寂。時を刻む針の音だけが等間隔に小さく響く。
「…あの件、弓さんにはもう教えてもいいと思うんですけど」
沈黙に耐えかねたように、流星が小さな声で聞く。
「…俺にそれを否定する理由はないな」
その言葉を聞くや否や、さっきまで全く興味のなさそうだった弓の瞳がキラリと光り、まるで子供のような笑顔を浮かべる。
「何なの?教えてよ。あたしだけ知らないのって、なんだかのけ者にされてるみたいで居心地悪かったのよね」
流星に向かって聞く姿もどこか幼い。流星は苦笑を浮かべると、意を決したように口を開いた。
「実は…」
「待て!誰か来た」
須田の一声で流星は言葉を止める。確かに、足音が聞こえてくる。大きくなる。足音は。次第に。
この部屋に向かっている訳ではないのかもしれない。だがもしやということもある。
それにただでさえ、今から語ろうとしたことはあわよくば組織から命を狙われることにも繋がるのだから。
──そしてその足音は、三人がいる部屋の前で、止まった。

>607
「…『くが』って誰だっけ?」
ドアの前まで行った弓が、玖珂に言われたことを二人に伝えた後に口にした疑問に流星の目が点になる。
「弓さん…それ笑えませんよ。玖珂って言ったら四季の『冬』じゃないですか…」
「あ、そういえばあの人、玖珂って名前だったわね」
「マジボケですか…。それはさておき須田さん、どうします?祝い酒だそうですが、何か祝うことありましたっけ?」
「俺が幹部に昇進したじゃねーか。たぶんそれだろ。断る理由もないしな、入ってもらえ」
「了解です」
弓と入れ違うように流星がドアの前に立つと、ドアを開けて玖珂を迎える。
「どーもどーもようこそ。須田さんも歓迎しますよ。あ、靴は脱いでくださいね」
須田の私室はすでに面影を残しておらず、完全な畳敷きになっている。弓の趣味らしい。
「こちらへどうぞ」
部屋の中央に置いてある、正方形に近い長方形の木製の机。その一番上座に玖珂を座らせる。
玖珂から見て右に流星、左に弓、向かいに須田。結果的に須田が一番下座になるのだが、気にしていないようだ。
全員座布団の上に座ったことを確認すると、須田が口を開いた。
「よく来たなぁ。とうとう不穏分子を消しに来たか?」
笑顔でさらりととんでもないことを口にする。
「酒か。じゃあ毒殺か?もしくは酔わせたところをグサリ、とか?手が込んでるなぁ」
ここまでストレートだともはや皮肉にもならない。だが須田のこんな発言は珍しいことではないし、
流星も弓も止めようとはしない。それぞれ少し心配そうな顔はしているが。
「とはいえ酒があるなら飲まない訳にはいかねーよな。弓、グラス」
「はいはい」
弓が棚から四人分のグラスとコースターを取り出し、置く。
「いつもは警戒しあう仲であろうと、酒の席じゃ無礼講だからな。飲むときにゃガンガン飲むぞ。明日の朝までな」
「ほどほどにして下さいね」
この男は放っておくと本当に明日の朝まで飲みかねない。見かねた流星が諫める。
「俺の辞書にほどほどなんて言葉はない。0か100か、それだけだ。お前も飲むんだろ?んなこと言うなって」
未成年でありながら流星もめっぽう酒に強い。一方とことん弱い弓はそのやりとりを見ながら、
「お願いだから前みたいに死屍累々にはしないでね…」
と、呟くのだった。
612阿藤 紀康 ◆K7mNQD7rAA :2005/06/08(水) 00:26:46
>601>608>610
引き金を引く、避けられるような距離ではない。
しかし、女は無傷だった。
少しして遠方から着弾音を聞く。
…銃弾を、移動させた?
馬鹿な、それが阿藤の率直な感想だった。
能力者といっても基本的な身体能力は一部の者を除き、一般人と変わらない。
音速に近い物体を捉える事など不可能だ。
仮にそういう能力だったとしても、銃弾が移動した事が説明できない。
…周りの空間ごと移動させたのか?
まさか、それこそ有り得ん。
阿藤は頭を振り、二人の後を追い掛ける。
しかし、阿藤が追いついた頃にはもう二人の姿は無い。
阿藤はその場に立ち尽くすしかなかった。
613玖珂 涼 ◆X1AB6lllXs :2005/06/08(水) 02:41:51
>611
通されると靴を脱ぎ、早速座る。
抱えた日本酒、ワイン、ビールの数々を置いていきながら、須田に言われた言葉に耳を傾ける。
「多少のセクショナリズムはあって当然だと思うがね」
須田の笑みに負けず劣らず、不敵な笑みを見せる。
「三対一で戦う気もねーしなぁ。寄ってたかってってのが、おたくらの大好きな戦法だったりするわけなら、お相手しないでもないが」
須田のストレートな発言も軽く受け流し、玖珂は笑ってそう返した。
明るくしてはいるが、互いに隙を見せることのない。
ひんやりした空気が議事堂に一瞬だけ流れる。
瀬川がグラスを持ってくると、玖珂は受け取る。
「持ってきて早々なんだが、境に釘刺されてさ。ビールでちびちびいかせてもらうわ。グラスはアイツに、な」
日本酒の一升瓶わ開けるとグラスに注ぎ、玖珂は両手を合わせ合掌した。
「擦れ違ったりしてはいたが、結局最期まで話せず終いだったなぁ。
お前達内輪で片付けると思って、死体処理班は送らなかったぜ。
國岡・・・アイツがあの世で楽しくやってんなら、それで良いんだが」
合掌を終え、玖珂はビール缶を飲み始める。
一気に飲み干し、すぐに缶が空になる。
「井原とえこと飲んだ時は悲惨だったからぁ・・・ガキには飲ませるもんじゃないよな。如月とは飲むような時間すらもなくてな。
蝶子ちゃんと繭美ちゃんも誘おうとしたんだが、仕事に戻っちまってよ。今度は酒が飲めるメンバーだけ集めて飲み会開こうぜ」
約束するようにそう言うと、二本目の缶を開けて飲み始めた。
614名無しになりきれ:2005/06/08(水) 08:21:52
朝です
615名無しになりきれ:2005/06/08(水) 09:47:08
>614は無効です。

>614
お前もう少しキャラハンのレス読めよ。
どう考えてもまだせいぜい日付が変わったぐらいだろが。
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672こっちでやれよ:2005/06/08(水) 13:27:03
673滝瓜 水菜 ◆8swatERmpE :2005/06/08(水) 20:04:51
>610
「うん、よろしくね。」
虹羽に両手を握られる。そして目を瞑った方がいいと促される。
「…え。う、うん…こう?」
ふっと何か力が加わったかと思うと廃墟とは別の場所に『移』されていた。
目を開ける水菜。
「ここは…?」
辺りの風景が一瞬にして変わっている家の中…どうやら何処かの屋敷のようだ。
(やっぱり能力者…今ので確信を持てた…この娘の能力は何かを別の場所に『移』す能力。)
ふむふむと指を口元に当てながら考える水菜、しかし次に気づいた時には虹羽は既に部屋から出ていた。
「あ、待ってっ」
水菜は慌てて虹羽について行く。
薄暗い廊下。無理も無いが電気がついていないようだった。すると突然虹羽はへたり込んでしまう。
水菜はしゃがみ込んで虹羽を心配し声をかける。
「…だ、大丈夫…?え、1キロ…。」
引き返す距離は約一キロ。そんなに遠くに行っていたのかと思わず感心してしまう水菜。
そしてこの事を報告すると虹羽は眠ってしまった。
「…とりあえず、非常食とか…使っていいって言ってたよね…。」
水菜は体を起こし、台所を探す為に屋敷内をくまなく探す事にした。
うろうろと探しているうちに、台所らしき場所を見つける。
「えー、と」
引出しから蝋燭と高そうな非常食、そしてチャッカマンを見つける。
水菜は非常食を少量持ち出し、チャッカマンで蝋燭に火をつけてその場を後にした。
しばらく歩く。しかし一向に出口らしきものは見つからない。
(で、出口は一体何処なのよっ!)
水菜の心の叫びに蝋燭は無情にもゆらゆらと火をはためかせるのみだった。
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678名無しになりきれ:2005/06/08(水) 20:23:31
何この透明あぼーんの多さは?
679あぼーん:あぼーん
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680あぼーん:あぼーん
あぼーん
681あぼーん:あぼーん
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682あぼーん:あぼーん
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683あぼーん:あぼーん
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685 ◆K7mNQD7rAA :2005/06/09(木) 00:43:22
国会議事堂にて、そのアナウンスは当然流された。
『皆さん、夜分に申し訳ありません。
 この度は矢坂様より、組織の今後を左右する重要な件について話をしたいとの事です。
 上級三位以上にあたる者は至急、会議室にお越し下さい。
 繰り返します…』

名前:矢坂 弘蔵(やざか こうぞう)
通り名:―
特殊能力:『停』
能力の説明:モノを停止させる(自身を中心に約10m)。
能力の長所:物理現象ならば、ある程度自由に操作できる。
能力の短所(弱点):自身から遠ざかるほど効果は薄くなる。             
階級:上級三位、能力研究所・所長、ヤクザの組長。
年齢:―(外見年齢:二十代後半)
性別:男
国籍:日本
身長:178cm
体重:72kg
性格: 自己中心論者。
容姿:インテリ崩れ。
装備:眼鏡。
必殺技: ―
好きなもの: 自分。
嫌いなもの:ストレス、自分に歯向かう者。
686須田、他 ◆6Sv/1h8/0Q :2005/06/09(木) 01:08:52
>613
須田と玖珂が話すのを聞いていた流星は、ふと自分のポケットが震えているのに気づく。携帯が震えているのだ。
メールが来たらしい。送信者は…瀬川弓。
『セクショナリズムってどういう意味?』
と、弓からのメールには書かれていた。見ると、向かい側に座る弓はいかにもばつの悪そうな顔をしている。
弓には玖珂が何を言っているのか分からなかったが、いちいち聞くのもはばかられるのだろう。
『派閥主義、みたいなもんですね』
流星は一文字一文字丁寧にメールとして打ち込んだ。
『私達は須田派閥ってこと?…間違ってはいないけど』
それ以上メールを送る必要もないのでメールは打ち止めとなる。
一方、机の下でそんなやりとりがあるのを知ってか知らずか、須田はあくまでマイペースである。
「俺らの戦法は別に寄ってたかってじゃねーんだよ。弓以外はそれほど戦闘に秀でてねーしな。
 ま、とりあえず俺らは今ここで戦ったりとか議論する気もねーから。あくまで酒の席、な」
話しながらウィスキーを飲み干す。さっきとはうってかわって隙だらけである。軽くナイフで突き刺せそうなほど。

「そっちから誘っといてちびちびと、かよ。ノリわりーな」
玖珂の弾に対する黙祷には須田は何も反応しない。もはや弾は須田にとって何ら興味はない。
流星はそんな弾を不憫に思いながら、弓に視線を向ける。案の定、弓の表情はかなり暗くなっている。
弾は弓にも全く心を開こうとはしなかったが、弓は弾に色々と世話をしていた。
「弟が一人増えたようだ」と、弓が嬉しそうに語っていたのも覚えている。弾の訃報を聞いた時の、弓の表情も。
本当は須田は弾を自爆させるはずだったことを伝えた時の、弓の諦めに似た表情も覚えている。
だからできる限り弓の前では弾について触れないようにしていた。流星なりの思いやりなのだろうか。
弓は暗い表情のまま、さっき玖珂が注いだグラスに、弾のグラスに手をかけ…その中の日本酒を一気に飲み干した。
弓は酒に弱い。あっと言う間に昏倒し、倒れ込んでしまった。
須田はそれにもチラリと一瞥しただけで特に興味はないらしい。玖珂に
「いいな飲み会!全員が倒れる迄な!」
と嬉しそうな声をあげるだけだ。それを聞きながら流星は弓を少し離れた場所に寝かせ、また飲みに参加する。

それからしばらく時間が経って。流星が立ち上がる。
「そろそろ帰りますね。僕は別に不眠不休でも何とかなりますが、弓さんがいますし」
寝ている弓を背負う。流星と弓が住んでいるのは国会議事堂から少し離れたところにあるマンション。
位が低い組織の人物が住むために作られた寮のようなもの。そこに隣同士で住んでいる。
「あ、一応これも借りときますね」
流星が言った「これ」とはスピーカーとモニター。透の行動をチェックしなければならないからだ。
「じゃ、お疲れです。おやすみなさい」
そういうと流星は弓を背負ったままドアを開け、帰っていった。

>685
「…で、どうする?人数も減ったし、ここでお開きに──」
その時、放送がかかる。
「する必要がありそうだな。ったく、こんな時間に呼び出すたぁどういう了見だよ」
恨めしく虚空を睨むと、再び玖珂に向き直る。
「矢坂がどれくらい話する気か分からんが、終わった後はここに戻って掃除の手伝いぐらいしてくれな」
そこまで言い終えると空になった缶ビールをクシャっと潰してその場に転がし、立ち上がって大きな欠伸をした。
687玖珂 涼 ◆X1AB6lllXs :2005/06/09(木) 18:20:36
>685>686
飲み交わし、話しをする。
それだけの安易な理由。
ただ、どんな反応をするのか、気を緩めながらも観察していた。
「さて、二人酒ってのもな・・・飲み過ぎで境にアル中にされる前にお開きに」
そう玖珂が言いかけると、アナウンスが議事堂内に流れた。
「片付けは後でいいわな?」
須田にそう訊くと、玖珂は立ち上がった。
酔ってはいない。頭は回る・・・と思う。

「矢坂って言っちゃなんだが嫌いなんだよなぁ。それになんだよ“今後を左右する”って。内密にやるだろこういうの」
独り言か、それとも須田に訊いているのか。
須田には背を向けているので、それはわからない。
「あ、ちょっと電話借りるぜ」
部屋にある電話を取り、内線である場所に連絡する。
玖珂「玖珂ちゃんだ。さっきのアナウンス聞いたか?」
井原【何がちゃんダ。アナウンスは聞いた。で、ボクはえこちゃんはどうすればいイ?】
玖珂「来なくていい。話は俺で聞いておく。後、えこだけじゃなく、『如月』にも言っておいてくれ」
井原【了解しタ。・・・大丈夫なのカ?】
玖珂「なぁに?棘彦君は俺のこと心配してくれちゃってるわけ?」
井原【違うわボケ!!】
玖珂「わかってるわかってる。大丈夫だよ、自由の楽園計画『最終段階』に移るまで、組織が崩壊することはない」
須田がいるというのに、玖珂は気にすることなく喋った。
これが玖珂の思惑なのか、それともただ単に油断しきっているのか。
電話を切ると、須田に向き合う。
「掃除は話が終わったらするわ。よし、会議室行くとするか」
そう言うと、玖珂は須田の私室を出て、会議室に向かった。

『会議室へ』
※井原は、亜門のいる部屋のドアの隙間に『会議室には行くな 井原』と書いた紙を挟みました。
688滝瓜 水菜 ◆8swatERmpE :2005/06/09(木) 19:51:04
所変わって屋敷をやっとの思いで脱出する事に成功した水菜。
「さてと…ここを北って言ってたけど…。」
周辺を見渡す。いつもと変わらないような町並み…しかし何処か違うようだった。
この様子に水菜は少し不安になるが、ぶんぶんと首を振って気持ちを切り替える。
「よしっ」
前を向いて歩き出す。
「とりあえず、…北ってどっちだっけ?」
そしてすぐにずっこける。
「コンパスとか借りれば良かった…まぁいいや、とりあえず…。」
うらめしそうに屋敷の方を振り返るが気を取り直してまた前に進んで
ここの地図がある掲示板を探す事にした。
689名無しになりきれ:2005/06/09(木) 20:43:59
ナッパ
690亜門 宗一 ◆zz04.94iho :2005/06/09(木) 21:34:20
>609補足>687
『国会議事堂・私室』

絨毯を戻していると、アナウンスが響く。
>『皆さん、夜分に申し訳ありません。
> この度は矢坂様より、組織の今後を左右する重要な件について話をしたいとの事です。
> 上級三位以上にあたる者は至急、会議室にお越し下さい。
> 繰り返します…』
アナウンスが終わってしばらくすると、部屋の外に人の気配が。
寝室からそっと覗いていると、部屋の入り口のドアの隙間から一枚の紙が出てきた。
完全に人の気配がなくなってから音を立てずに紙を抜き取ると
>『会議室には行くな 井原』
短く書かれていた。
「クックックック、『夏』の坊やのポストマンか。玖珂からの指示だろうけどな・・・
安心しろよ。表向き俺は中級二位の下っ端戦闘員。のこのこと出て行くわきゃねえよ。」
読み終わると紙に火をつけ、煙草に日を移してから灰皿に放り投げる。
深く煙を吸い込み、自分が抱いていた違和感の正体を知った。
一人納得しながらタバコを吸い終わるとベッドにもぐりこんでいった。

『おねむの時間』
691矢坂 弘蔵 ◆K7mNQD7rAA :2005/06/09(木) 23:16:20
アナウンスから幾分か時間がたち、組織の幹部達が集まり始めていた。
中にはあからさまな不審の目を向ける者もいるが、矢坂は全く意に介していない様だった。
矢坂は玖珂、須田の姿を確認すると、上辺だけは親しげに話しかける。
「やぁ、須田、君でいいのかな? 幹部昇進、おめでとう。
 玖珂さんもすみませんね、こんな夜中に呼び出して。
 ところで、伊原君と瑠璃近君の姿が見えませんが… まぁ、二人は居ても居なくとも変わらないか。
 どうぞ、席に着いて下さい」

数分が経ち、主要な幹部達がほぼ集まったのを確認すると話しを切り出す。
「どうやら皆さん、集まったようですね。
 今晩ここに皆を集めたのは他でもない、レジスタンスのアジトが見つかりました。
 今までで最大規模の、です」
矢坂はそう言うと会議室の中央にあるディスプレイに地図を写す。
「恐らく、政府と手を組んだ一派の物でしょう。
 日高美優が乗った車がアジトに入っていくのも確認されてます。
 このまま放っておけば、反組織の旗印として脅威になるのは間違いない。
 私は早急に叩くべきだと思うのですが、皆さんの意見を聞きたい」
692卜部 虹羽 ◆aNcidTDlH6 :2005/06/10(金) 00:21:21
>688
「う〜ん…たこ焼きもう食べられへんで〜」
何の夢を見ているのか、虹羽は寝言を漏らす。
「しかもここは東京やん…本場のたこ焼きは…ん?東京?アカン!うち今東京にいるんや!!」
飛び起きる。
自分はある目的で東京に来ているのだった。
しかも重大な目的である。
「レジスタンスに接触せなあかんねん!だからうち、あの辺まで行ったんやないか!!」
思わず自分にツッコミを入れる。
そして、急いで玄関まで走る。
辺りを探すが、水菜の姿はない。
「どないしよ…眠りが完璧やないから、能力であの場所に戻ることもできひんし。しょうがないわ、探すしかない」
虹羽は屋敷に戻り、台所から懐中電灯を持ち、玄関に置いてあったいわゆるママチャリに乗る。
「今からお前は水菜探索スーパー号や!行くでぇ、スーパー号!!」
ママチャリで駆け出す。
懐中電灯を照らし、虹羽は水菜の名を呼んだ。
「水菜ぁ!おらへんのかないな!うち、あんたらに用があって、東京に来たねん!」

『水菜を探す』
693須田 ◆6Sv/1h8/0Q :2005/06/10(金) 00:30:35
>687
(如月にも、か…。やっぱりあれはデマだったのか?だが本当であっても隠してるならこう言うだろうしな)
須田は肩をくるくると回しつつ、どこか──『夏』である井原だろう──に電話する玖珂の話し声を聞いていた。
(仮にあの情報が根も葉もない嘘だとするといつ如月は帰ってきたんだ?あとで監視カメラ担当の奴に聞いてみるか)
とはいえ如月が監視カメラに映っていなかろうとそれが絶対的証拠になるわけではない。
瞬間移動するような能力の持ち主である可能性もあるのだし、気休め程度にしかならない。だがそれでもいいと思っている。
(俺が単に気になるだけだからな)
「幹部って便利だよなぁ」
中級の頃の自分では監視カメラの情報を聞くのも一苦労だったことだろう。一人嬉しそうに呟く。
玖珂が電話口で口にした自由の楽園計画とやらには反応を起こす気配は全くない。やはり興味がないのだろうか。
「よし、じゃあ行くか」
玖珂の後を追うように部屋を出、会議室へと歩を進める。不用心にも、鍵をかけずに。

>691
(やっと、か。あの辺にあるってのはかなり前から知れ渡っていたけどな)
少し時間がかかったとはいえ見つかったことの功績は大きい。他の幹部の拍手に紛れるように須田も小さく拍手する。
しかし、矢坂が意見を求めだしても須田は全く口を開く気配を見せない。
昇進したばかりの須田はまだまだ幹部の中で下っ端である。出しゃばって反感を買っても得はしない。
現在でもかなり警戒はされているだろうし、これ以上不信感を植え付けては粛清をされかねない。
須田は、あくまでだんまりを決め込むことにした。──どう決まろうと、それに従うか従わないかは俺の意志だからな。
694名無しになりきれ:2005/06/10(金) 00:45:24
ト部姉妹が改竄してるから意味ないじゃん>監視カメラ
695須田 ◆6Sv/1h8/0Q :2005/06/10(金) 00:53:25
名前:須田
通り名:なし
特殊能力:『溶』
能力の説明:手から酸を放出する。自分を溶かして水を自由に移動できる
能力の長所:時間をかければ大抵のものは溶ける。自分を溶かす時は服や持ち物も溶けてくれる
能力の短所(弱点):至近距離でないとまず当たらない
階級:上級第三位
年齢:不明(20代〜30代)
性別:男
国籍:日本
身長:本人が忘れている(高くも低くもない)
体重:本人が忘れている(痩せても太ってもいない)
性格:出世欲や権力欲が強い
容姿:サングラス
装備:拳銃(詳細不明)
必殺技:不明
好きなもの:権力
嫌いなもの:興味のないこと
仲間に一言:仲間?何かの間違いじゃねーか?
名無しに一言:ふはははは、お前らは笑って死ねるか?
みんなに一言:誰がどうなろうと知ったこっちゃない。俺は俺のために行動し続けるまでだ。

>694
(中の人です)
そんなこと須田が知ってる筈がな(ry
それに国会議事堂の監視カメラは中だけでなく門柵にもありますし。
696卜部姉妹 ◆aNcidTDlH6 :2005/06/10(金) 00:55:28
アナウンスから数分。
玄関でいつも通り、議事堂の防衛にあたる。
と、繭美の懐から着信メロディが流れた。
「あら」
「どうかしました?」
繭美は懐からケータイを取り出すと、メール画面を開き、届いたメールを確認する。
繭美は数秒それを見ていると、蝶子にもそれを見せた。
「虹羽が東京に入ったって」
「あの子も入ったんですものね」
「レジスタンスと政府が協力したからよね。理解ある政府重役の誰かが要請したのね」
「でも嫌な時に重なりましたねぇ。わたくし達で引き延ばせるでしょうか?」
蝶子と繭美が顔を見合わせる。
「なんとかなるんじゃない?」
「そうですわね。きっとなんとかなりますわ」
そんな自信のどこにあるのかわからない。
もう諦めて神頼みでもしているのかもしれない。
蝶子と繭美は再度顔を見合わせると、笑った。

『任務を全う』
697卜部姉妹 ◆aNcidTDlH6 :2005/06/10(金) 00:56:00
>694
しませんよ
698卜部姉妹 ◆aNcidTDlH6 :2005/06/10(金) 01:05:26
>695
リロードしてなくて見落としてました。
改竄してるなんて一度も書いた覚えありません。
亜門さんと玖珂さんの会話を盗み聴きした時に繭美が「衛星か誘導ミサイルぐらいなら迷わせる」云々と言っただけです。
これがはったりか真実かは秘密にしておきます。
ですが能力者も人です。能力を発動しているのはスポーツしてるのと一緒で疲れます(私のキャラの場合は)。
もし改竄できるにしても、常に把握できるなんて無敵キャラいていいんでしょうか?
たぶん名無しさんの豊かな妄想の中で繭美が監視カメラに能力を使っているのか、
名無しに繭美の能力にかかってしまっているのかもしれませんね。
こんなのでレス消費するのはいやなんですけど、勘違いされても困るので一応言っておきます。
699玖珂 涼 ◆X1AB6lllXs :2005/06/10(金) 03:04:37
>691>693
須田にどれだけ、考えさせることができただろうか。
どんな結果でも須田は須田なりの結果を出すだろう。
亜門にもそうだったように、玖珂は何か“時間を稼ぐ”ことを主眼に置いているようだった。
須田と共に会議室に到着する。
矢坂に声をかけられると、返答することはなかったが、人当たりの良さそうな笑みを浮かべて手を振った。
須田とは別の場所に腰掛けると、矢坂の提案に耳を貸す。
矢坂のアジト発見の言葉に、幹部は皆、矢坂に拍手を浴びせた。
玖珂もパンパンパンと三度手を叩く。
そして立ち上がった。

「早急に叩こう。まず隠密行動ができる能力者をそのアジト付近に向かわせ、内部を調査を行うことを提案する。
アジトは断定できたが、そこか、もしくはその日高美優がダミーの可能性というのは0じゃないからな。
隠密行動。例えば“溶けてアジトに侵入できる能力”とか。まぁ、上級三位のお偉いさんにそんなことはさせんが。
“レジスタンスの人間に姿を見られている奴”がいると少しばかり動くのにも厄介になってくるからな。
総戦力なら夜襲もいいが、それを向こうが想定している可能性も充分にあるだろう。いや、考えてないわけないな。
“脅威”だからこそ、慎重に、だが迅速に動くべきと考える。俺は隠密行動できる能力を侵入させ、
内情を詳しく知った上で動くのが妥当だと思うが、矢坂含め今ここにいる者の中で、何か他に意見があるものはいるか」

玖珂の案とその凄みに、周りにいた幹部達は黙り込んでしまった。
気楽に振る舞って、油断しているように見えても、玖珂は組織のイニシアチブを握る者の一人である。
賛同というよりは、幹部達には反論する言葉も浮かばなかったようだ。

『矢坂の返答を待つ』
700滝瓜 水菜 ◆8swatERmpE :2005/06/10(金) 22:55:11
>692
「えーと、これかな?」
少し歩いたところに交番を見つけた水菜。そこに立ててあるここ周辺の地図を眺めている。
「うーん…この辺りは全然分からない所だな…えー、北は…。」
その時だった、微かではあるが静かな街並みの中である一つの声が聞こえる。
その声は段々と音量を増していき、それは水菜を呼ぶ声だった。
「…この関西弁は…虹羽ちゃん?」
声のする方へ走って向かう。
「やっぱりっ、こっちこっち!」
水菜が大声で声をかけるとあちらも気づいたのかどうかは分からないが懐中電灯に照らされる。
ママチャリでこちらに向かってくる虹羽に元気良く手を振る。そして
「あ…速っ」
思った以上に速い虹羽の自転車は速く、今にも衝突しそうになる。
「きゃあっ!」
向かってくる自転車に向かって手をかざす。すると水菜の回りから泡が膨れあがり、周辺に泡の膜を張った。
701矢坂 弘蔵 ◆K7mNQD7rAA :2005/06/10(金) 23:04:05
>699
玖珂の返答に矢坂は周囲の反応を見る。
何も言えない幹部達を見て、せせら笑っているようにも見えた。
「他に意見は無いようですね。
 実は私もほぼ同じ事を考えていました。
 能力者の選別も済ませてあります」
矢坂はディスプレイを操作し、今度は人物のプロフィールを写した。
そして、意味ありげに須田の方に顔を向ける。
「蘇我 透、元レジスタンスのメンバーで“消”の能力を有しています。
 階級こそ低いですが、私は彼が適任かと…」

蘇我についての説明を終えると、更に映像を変え、今度は東京の地下通路の図を見せる。
「これは、地下の浮浪者達からの情報を元に作った地下の地図です。
 勿論、私の方で正確かどうかは確認をしました。
 流石に、真正面からは無理ですからね、進入経路にはここを使いましょう」
一通りの説明を終え、一息付く。
「細かい所はあとで本人に話しをしましょう。
 他に意見はありませんか? 無いようならばここでお開きにしますが。
 必要な資料は後日配ります」
702須田 ◆6Sv/1h8/0Q :2005/06/11(土) 00:06:27
>701
「ぶっ」
画面上に映し出されたよく知った顔に思わず吹き出してしまう。
玖珂の発案も妥当な線だったし、誰を派遣するのか思考を巡らせていたところだったが──そういえば透がいた。
だが。
「あー、ちょっといいか」
決まってしまう前にとりあえず伝えるべきことは伝えなければ。ちっ、発言する気はなかったんだが。
「能力が分かってても弱点は知らないだろうから言っとくがな、あいつは姿消すと目が全く見えなくなるんだよ。
 人体のメカニズムからすれば自然なことらしいんだけどな、単独で潜入させるのは少し不安かもしれん」
目だけを残して他を消せるならまだ目立たないしいいのだが、透にそんな器用なことはできない。
首、胴体などのパーツごとでしか消せないのだから。つくづく不便な能力と言える。
「それに、行動は早急の方がいいだろ?あいにく今あいつはここにいねーんだよ。律儀に休暇届まで出してるし」
言っていないが透はアジト付近にいるので実は都合がいい。透の格好は目立つのですでに知られているかもしれないが。
「で、最後。これが一番の問題だ。あいつは元レジスタンスって有名だろ?そいつをこんな重要な任務に付かせるべきか?」
須田の発言の意味に気づいた幹部の一部が表情を強ばらせる。
「ま、簡単に言うとスパイの可能性だな。そうだった場合あいつを組織に入れた俺の責任が問われちまうんだが。
 あいつがどうしてレジスタンスを辞めたのか知ってる奴も居ねーし、可能性はないわけじゃない」
確かに須田は透が何故レジスタンスを辞めたのかは知らない。だがスパイではないことは分かっている。
あいつがレジスタンスのスパイなら拾っていない。信頼なんてものではない、明確な事実だ。
「だが、誰かが行かなくちゃなんねーだろ?だから…俺が行こう。上級だからとか関係ねーよ。
 顔だって一人にしか見られてねーしな。サングラス外せばどうとでもなる」
相変わらず須田は笑顔である。サングラスに隠された目は果たして本当に笑っているのかどうか。
703名無しになりきれ:2005/06/18(土) 12:08:57
テスト
704名無しになりきれ:2005/06/19(日) 22:00:45
 B
705名無しになりきれ:2005/06/20(月) 02:59:42
C
706名無しになりきれ:2005/06/21(火) 23:12:56
707名無しになりきれ:2005/06/22(水) 19:05:41
避難所として再利用
708名無しになりきれ:2005/06/22(水) 19:06:36
我々はセク質を要求する。
709名無しになりきれ:2005/06/22(水) 19:33:01
>708
許可。
710名無しになりきれ:2005/06/22(水) 19:34:52
>708
不許可
711名無しになりきれ:2005/06/22(水) 19:36:26
今の本スレ登場人物の中で誰が好き?
712名無しになりきれ:2005/06/22(水) 19:44:02
今のって誰が残っているんだ?
侍やケダモノはいるのか?
713名無しになりきれ:2005/06/22(水) 20:07:13
スタンドに近いな
714立案 ◆H1T6SwApXU :2005/06/22(水) 21:16:02
避難所から誘導出ていたのでこちらに貼ってみます。
微妙に修正あり。ご意見ご感想お待ちしています。

『CODE:マスター設定(仮)』

CODE:マスターの特殊能力・「中」は、他者の特殊能力取り込み及び貸与。
効果範囲は東京23区相当
効果範囲内で能力を発動させるとCODE:マスターの身体にその一文字が自動的に入れ墨され、その能力が使えるようになる。
取り込んだ特殊能力は4つずつしか使えない。
特殊能力を使用するときは刺青の文字が光る。
使用中の特殊能力と同じ特殊能力は完全無効化する事が出来る。
使用枠4つ内であれば自由にその能力を使えるが、入れ替えると使用枠から外れた能力は60分再使用は不可能になる。
切り替えに2秒かかり、その間は完全無能力状態になる。
人及び無機物に特殊能力を貸与する事が出来る。
貸し出せるのは一人につき一文字まで。
貸し出した対象の死亡若しくは破壊、及びCODE:マスターの意思によりその能力は返還される。
貸与と使用は別物と判定され、貸し出し中にも残っている文字の能力は使える。
貸し出し中の能力は使えないが、その無効化能力はCODE:マスターも発揮できる。
すなわち、白字及び光っている文字の特殊能力の無効化が可能。
貸し出している文字は白字になり、CODE:マスターは使えない。
貸し出された人間及び無機物はその能力を自由に使えるが、CODE:マスターには使用できない。
貸し出された人間及び無機物は無効化能力もそのまま引き継ぐ。


計画概要
CODE:マスターは真の政府とも繋がりがあり、情報操作をして特殊能力者への差別感情を煽る。
そして東京を特殊能力者の隔離地区とする為に武力蜂起して東京を制圧。
東京23区内で特殊能力者が能力を発現させるためにレジスタンスも作り戦いを引き起こす。
楽園計画は特殊能力者を集める事であり、CODE:マスターの特殊能力採取のため。
特殊能力者が多ければ多いほどCODE:マスターの計画は強固なものとなるので、強制的な特殊能力者製造にも手を出しており、その産物が井原、瑠璃近、大井である。
多くの特殊能力を取り込むことにで、CODE:マスターはより強くなる。
また、貸与機能により真の政府に忠実な特殊能力者が生産できる。
すなわち、単なるエージェントが特殊能力を持ったエージェントとなれる。
また、無機物にも特殊能力を貸与できるので、ミサイルなどに特殊能力を貸与する事により新兵器となる。
特殊能力者を集め、能力採取さえすれば用無なので、玖珂の集団亡命計画は『特殊能力者を集める』という点では一致しており、黙認している。
玖珂には世界の注目を特殊能力者差別の実態に向かせるためと言ってある。
玖珂及び旧四季にも真の楽園計画の内容は知らせておらず、差別実態のアピール及び亡命の為としてある。
非戦闘特殊能力者は亡命させるが、戦闘タイプの能力者はCODE:マスターの計画最終段階で戦闘能力テストの実験台にする。

東京は巨大な実験施設になっていた、という事で。
故に大規模な兵器投入などはなく、特殊能力者同士の戦場と化していた。
『中』自体に戦闘能力はなく、取り入れるだけなので全国に散らばる特殊能力者を集める必要があった。

こんな感じなのはいかがざんしょか?
集団亡命がなった後、残った戦闘タイプの特殊能力者全てを戦闘テストと称して殺しに回ります。

一部中の人を推測する人もいるようですが、なな板では中の人はいないのが大前提、と言う事で余り推理しないでください。
715日高 ◆BEKCmvI.lc :2005/06/22(水) 22:47:38
前スレが避難所代わりになったというのでこちらで質問させてください。
組織とレジスタンスの存在を一般人に公表しても大丈夫でしょうか?
まだ組織のことは表沙汰になってはいないので、美優が公表してしまおうと思うのですが。
ストーリーの展開上、組織の存在が公表されるということは有り得ると思うのですが、前提条件を崩してしまわないかどうか心配です。

ついでにCODE:マスター設定に関して…。
最初からある設定でもない真の政府とも繋がりのあるのは「なんだかなぁ」って感じ。
まぁ、ボスだからやること全部やっとけ精神なのは仕方ないのかな。
それで、マスターは結局悪者なんだ、というのが正直な感想。
別に良い人じゃなくていいけど、最後の最後まで“殺し”の戦いをするんだ、と。
なんか少しがっかり。
もう何人か死んでるし(その内一人は持ちキャラでした)、最後の最後のまで血を見るのか…なんて思ってしまいました。
私にはラストを考えることは無理なので、その設定を詰めていったものでいいと思います。
文句じみた意見で失礼しました。
716立案 ◆H1T6SwApXU :2005/06/22(水) 23:06:46
>715
意見ありがとうございます。
別に文句じみたとも思いませんし、実際に文句でも構わないの気になさらないでくださいな。
所詮は私一個人の案ですし、ね。
幅広い意見で煮詰めていければ言いと思うし、駄目ならなしでも構わないんだし。
建設的に考えて言いたい事言った方がいいじゃないですか。中で貯めて最後に爆発したり嫌な気持ちを引き摺るよりは、ね。
言わなきゃ損損。言っても言われても引きづらない建設的に考えるがお約束、ということで。
1の人がいないのでマスターはみんなの希望要望を皆詰め込んじゃってもいいんじゃないでしょうか?
ラストを具体的に考える必要なんてないし、断片的にでも構わないので言っちゃったほうがいいですよ。

私個人が東京制圧して戦闘している。という現状や世界観を見て、余り破綻のないように考えていったら>714のマスター像になりましたが、(仮)ですし、多くの方の意見を聞いて修正若しくは消去していきたいです。
マスターの人物像ががらりと変わっても何の問題もないときですし。
話も佳境に入ってきていますが、他の方も修正案・対案ありましたらどんどんどうぞ。

とりあえずパッと修正できるほど性能がよくないので、また私も修正できたら書き込みしますね。


組織の公表について。
東京であれだけ派手にやって危険立ち入り禁止区域にまでされているので、一般に既に知られてはいそうな感じはしますけどね。
日高美優が公表するのは構わないと思います。
ただ、それによって自衛隊などの国家権力の介入などあると話が広がりすぎる感はあるかな。
というのが個人的な感想です。

他の方々の意見も聞きたいところですので、よろしくお願いします。
717名無しになりきれ:2005/06/23(木) 00:17:00
マスターはラスボスだと思ってたから、てっきり倒さなきゃいけないキャラだとばかり。
そうでもないんですね。
718名無しになりきれ:2005/06/23(木) 00:18:04
同人っぽく仲良くなんです。
人死んでるけど。
719奥臥 鱒二 ◆HL2fUAyECQ :2005/06/23(木) 00:20:57
>715
ストーリーがクライマックスを迎えようとしている(いますよね?念のため…)今の時点においては、前提条件を覆したとしてもドラマチック性を重視するのがいいと思います。
公表はしてもいいと思いますよ。
ただ、やはりそうなるとどうしても数と質において絶対的な戦力である国家軍隊が出てくると思うのですが、
やはり最後まで上手くレジスタンスと組織と能力者の3つの設定が活きかしきれるような展開で進みたいものですね。

最後まで戦い、というのは戦闘を前提においた設定の物語のラストとしては自然な展開だと思います。
むしろ、戦闘があったのが序盤だけだったので、今がラストの大決戦(戦う相手が何かは分かりませんが)の前の「溜め」の時期のように解釈していました。
立場は違えどキャラクターは皆参加者なので、最後の最後は絶対悪の黒幕に皆で立ち向かいやっつけて大団円というのがいいかな、と。
まあ、終盤の展開については皆それぞれに嗜好や思うところはあると思うので、成り行き次第といったところでしょうか。

個人的に気になるのはむしろマスターの能力が「設定」っぽすぎる点ですが、それ以上の代替案は全く浮かばないので俺としてはゴーサインの方向で。
720名無しになりきれ:2005/06/23(木) 00:24:06
マスターの意思で能力者が集められたのならば、
そのせいで死んだ能力者とか関係者が大量にいるわけで。
ひとまず善人なのか悪人かは置いといて、マスターは人を殺している。

だから悪人だという結論は早尚だけど。
人が死んだ責任を取れって話じゃなくて、
人の生き死になんかでは左右されない人物なのだろうかと思った。
721四季の中の人 ◆X1AB6lllXs :2005/06/23(木) 02:56:49
今更なんですが、別に考えていたもう一つの『自由の楽園計画』なぞがありました。
本当はこっちを使おうと思ったんですけど、避難所に参加者が現れそうにない気配で、みなさんに報告しないまま
CODE:マスターを使用するわけにもいかず、結局四季だけで行える『自由の楽園計画』でレスしたんですね。
今は、少なからずキャラハン方々がいるので参考までにもう一つの方を話しておきます・・・
以下、安易な発想を含んでいることをお許し下さい。

まず、何故CODE:マスター(以下マスター)がVIPルームに籠もっているか考えたんですよ。
マスターの『中』の能力は、『中立』。
全てを平等にし、敵対心や地位などを完全に無くす。
そのため、常に発動状態にあるため、誰も彼を倒すことができない。
だが、常に発動しているなら、組織の階級制度は意味をなさない。
そのため、井原の能力を込めた鏡張りの部屋に籠もっている。

次に、マスターが何故、組織を発足したか。
彼は、能力者が差別や偏見、迫害を受けるのは、能力者やそれを利用する者が能力を戦争などに悪用しているためと考えた。
マスターは、組織を“武装蜂起したテロリスト集団”と偽装し、四季と共に発足。
能力を悪用する者達を集めていった(その際、海外へ亡命させる者達の保護も同時に開始)。

『自由の楽園計画』第一段階は目的となる人員集め、第二段階は亡命完了までの時間稼ぎ、最終段階で決着だったんです。
決着といっても、マスターが能力を解放してハッピーエンドじゃああまりにも参加者方に対して不条理すぎる。
悪用する者達を暴いてそいつ等を倒すにしても、誰が悪役かなんて決められないし、その際に四季を正義の味方してもおかしい。
如月(師走・水無月)を悪役に持ってくることも考えましたが、如月一人ではあまりにも役不足。

結果、あれこれ考えた末に、自分が行き過ぎてたんでやめたんですね。
安易で幼稚だし、これこそ亜門の言った「三文小説」ですから。
こちらの『自由の楽園計画』とCODE:マスターの真意はこんな感じです。
参考になればと思いましたが、なりませんね・・・
722名無しになりきれ:2005/06/23(木) 09:29:32
いい人案と悪い人案が出てるな
中立の能力は攻略法なくね?
戦うという選択しなくしてる
取り込み型は交渉の余地ない
両方とも出なおせ
723名無しになりきれ:2005/06/23(木) 10:24:07
>722
これから話を詰めていくんだから、まだ色々穴があって当然
それをわかってて言った発言なら、ちょっと人間性を疑う
724名無しになりきれ:2005/06/23(木) 23:16:07
テスト
725名無しになりきれ:2005/06/24(金) 00:37:08
矢坂は事態収拾しろよ
やるだけやって謝ったらあとはほったらかしかゆ
726名無しになりきれ:2005/06/24(金) 01:13:53
テストの点は?
727立案 ◆H1T6SwApXU :2005/06/24(金) 21:07:43
>721
ン〜惜しい。
いい感じですが、仰るとおりマスターの能力発動で一発解決してしまう、というのは辛いですね。
それに悪役になり得る人材が組織にいなかった。
亜門は能力的に役不足だし、性格的にも小悪党街道をひた走っているので締めを飾るには役不足。
如月の右腕辺りがいいところですが、ルート別れちゃったのが残念なところでした。
須田は悪の良い味をかもし出していますが、トップになれないのなら死んでも良い。みたいな破滅の
美学というものには無縁そうなところがラスボスとしての悪役には向かないかと(私見)
矢坂がその立場に一番近そうですが、下手に賢いところと、やくざという第三組織的な立場なのでこれ
またラスボスとしてはちょっと成り立たない、かもしれないです。

個人的に最後の〆ははやりあった方がいいと思い、マスターを強大な敵に仕立て上げましたが、ご意見
お待ちしています。

尚、各キャラのの皆さん、勝手に評価などしてしまってすいませんです。
728四季の中の人 ◆X1AB6lllXs :2005/06/24(金) 23:05:46
>727
こちらの計画については、適役がいなかったのとタイミングが悪かったんです。
こうやって積極的に話し合うってわけでもなかったですし・・・

マスターについては、私的意見で申し訳ないんですけど、マスターが完全悪なのがどうしても納得できないんですよね。
>1が残した時代背景と組織を見る限り、特殊能力者を集めて殺しあいをさせる意図が見えない。
むしろマスターが目を向けるのは能力者より、差別し、能力者を迫害した非能力者に対してなんではないかと。
井原、瑠璃近、大井など、後遺症の残る人工的な能力者を作ることなんて以ての外な気がして。
是が非でもマスター良い人マンセーにしようとは思わないですが、マスターをラスボスにするってことが引っかかってるんですよね・・・
やはりラスボスのポジションに置ける既存人物がマスターぐらいしかいないってのがネックなんだと。
729立案 ◆H1T6SwApXU :2005/06/24(金) 23:45:08
>728
確かにねえ。避難所を作らずやってきたですし、当然といえば当然の結果ですしね。
まあ、こうやって話せる場所も機会もできたので話していけばよろしいかと。

マスターの人格についてですが、既に東京制圧をやっちゃっているので良い人マンセーにはさすがに出来ない。
差別する非能力者への怒りはそこで発露しちゃっているので、そこから更にどうこうもって行くのも辛いところ。
人工能力者については組織の一部急進派及び能力者軍事利用の政府側、といったところでしょうかね、位置づけとしては。
ラスボスポジション・・・難しいですねえ。

では、また違った角度から考えてみましょうか。
マスターの能力を減退させてみます。
能力『中』。心の中に作用して信じさせる。
この能力で名前しか知られていないような『楽園計画』に説得力を持たせて疑問を持たずに組織に加入させ、作戦従事させる。
大雑把ですが、こんな感じで。
楽園計画の実態は四季の集団亡命計画と戦闘能力者の共倒れおよび世界の目を差別に向け差是正させていくこと。

こんな感じだと亜門がラスボスポジションにいけるかもです。
四季の東京外の接触や卜部姉妹の悪戯に『契約』を重んじる亜門は怒っています。
適当に遊んだあとさっさと見切りをつけて違約金+退職金名目で大金庫の金塊かっぱらって逃げるつもりでいます。
全て収まったあと、横浜の土木労働者を纏めて東京土木・亜門組みたいな土建会社を立ち上げてのうのうと東京再建のため土木工事なんかやるつもりでいます。
そこをもうちょっとはっちゃけさせて、行きがけの駄賃+再生の為の解体工事といわんばかりに各所を爆破及び趣味の戦闘に走る。みたいな。
問題としては小悪党な亜門、補正を入れても強さも迫力もない、というところでしょうか。
差別問題自体に持っていくには問題自体が重過ぎるし。

ここら辺から攻めてみてはいかがでしょうか?
ちなみに、中の人情報と言う事でこの案を練るにしても却下にしてもキャラには影響させないようにお願いしますね
730奥臥 鱒二 ◆HL2fUAyECQ :2005/06/24(金) 23:49:57
マスターが悪人というのがアレならば、別に最悪役を出しましょうか?
一応、しばらく温めてきた悪キャラが用意してあるんですが…。
でも、ポッと出のキャラがいきなり黒幕みたいなのも微妙かもしれないですね。
俺は他には案はないので、もう少し成り行きを見ています。

ちなみに本編止まり気味ですね…。
あまり停滞していると名無しさんも離れてしまうし、こういう時は少し強引にでも展開を動かした方がいいんでしょうかね。
731名無しになりきれ:2005/06/24(金) 23:50:31
亜門が中の人って認めちゃってるじゃん
732名無しになりきれ:2005/06/24(金) 23:51:16
だがそれがいい><
733名無しになりきれ:2005/06/25(土) 00:13:25
>731
イイかも。
ポっと出で黒幕は微妙だけど、ラスボスというか共通の敵の条件は『強い』『悪い』『ずるがしこい』『トップを目指す』
の強さ担当な感じで
亜門が引き込み役をする。亜門は利益になればどこにでも付きそうだし
特殊能力研究所所長の矢坂も巻き込んで
亜門は土建会社でなく特殊能力者傭兵部隊でも作るのが目的で
マスター暗殺くらいするといろんなものが際立ってくる
「能力者集結させて実戦経験もつんだから洋梨だ」みたいな
状況によっては須田も入るだろ
レジスタンスのメンツは皆正義な人なので無理だろうけど
734名無しになりきれ:2005/06/25(土) 00:39:58
生きてちゃいけない人間が必ずしも悪人である必要は無いわけで。
善人を殺すエンドも不穏で良いかと思っている。
735名無しになりきれ:2005/06/25(土) 01:27:20
惜しい
亜門とニアミスか
736日高 ◆BEKCmvI.lc :2005/06/25(土) 01:33:24
組織の公表の件>
では、公表させてもらいます。
まぁ、軍隊なんて呼ぶほど空気の読めない人間じゃないので。
逆に、軍隊や警察を23区に寄越させないための口実作りがしたいので。

マスターの件>
立案者さんのマスターの能力は、何が『中』なのかよくわからない。
四季さんのマスターの能力は、中立という言葉を使って『中』を連想させるけど。

これ以上マスター案を出すのはややこしくする元になるかもしれないけど、私も考えてました。
最初は、ラストに関係のない美優と一澄の過去話と戦う目的だったんですが、それをちょっと拡大させたものを。

マスターの能力と『自由の楽園』>
全て能力の『中』核なのである。
マスターが無意識にでも関係なく能力は生まれ続け、またマスターの意思により能力を持たない者にも能力を与えられる。
『自由の楽園』とは、人間全員に能力を与え、非能力者を完全に世界から消すこと。
CODE:マスターの能力を全世界に発信させるためには、CODE:マスターから近い範囲で多数の能力者が能力を使用するという状況が必要である。
そのための東京。そのための戦闘だった。

一澄と美優の過去話と戦う目的>
一澄と美優はCODE:マスターによって能力を与えられた。
与えられた当初、能力を制御しきれず暴発が続く。
浮浪者ような生活だった彼らにとって、制御できない能力を持つことは地獄だった。
二人で生きることを余儀なくされ、貧困さを増していく生活に、CODE:マスターに対しての復讐心が募る。
能力を暴発させず扱えるようになった頃、組織が議事堂を制圧しCODE:マスターが指導者ということを知った二人は復讐のため動き出した。
行動する内に、二人はCODE:マスターの能力を知り、マスターの能力を完全に使えなくする計画を立てる。
美優の能力を一澄に使い、一澄の能力の限界を無くす。
そして、限界の無くなった一澄の能力で、CODE:マスターの能力を永久封印。
CODE:マスターの能力が封印されれば、全能力は消え去り、全ての者が非能力者となる。
『自由の楽園』とは真逆をいく『優しく澄んだ美しい一つの世界』。
737日高 ◆BEKCmvI.lc :2005/06/25(土) 01:33:44
…とまぁこんな感じです。
全ての人間を能力者にするか、非能力者にするか。
どっちにしろ、差別問題は無くなる結末ですが。
第2部、というか新章のことを考えると、全人間能力者化は、新しい物語になりますね。
全員が非能力者になると新章も何もなくなってしまいますが、能力がまた生まれるという展開でしょうか。
まぁ、結末も決まってないのに次のことを考えるのは早すぎる話ですね。

私の案では、マスターに対してある種の決定リールになりかねないので無理がありますね…。
でも、マスターの倒し方の一つとしては有りなのかも。
マスターに辿り着くまでに戦うだろうし、すぐに相手に向けてやるってわけでもない…。
なんか言い訳がましいですね、すみません。

本スレのレスは明日中にさせてください。
738名無しになりきれ:2005/06/25(土) 02:22:05
>736
それだと自分のキャラだけがおいしすぎ。他の人いらんだろ。
俺は733案に一票。既存のキャラがラスボスにならんなら、新たにラスボスつくってその周りを既存キャラで固めて善と悪の2勢力みたいにすれば面白くなるんじゃない?
734の言うみたいに必ず善人が勝つ必要はないって前提を用意すれば、どっちが勝つか分からんくて見てても面白くなると思う。
739名無しになりきれ:2005/06/25(土) 03:11:33
逆に日高兄妹ラスボス案も浮上
740名無しになりきれ:2005/06/25(土) 10:01:39
>736
「中」の能力が中っぽくないとな。

・一定区画内の特殊能力を取り込む→
 つまり一定区画の中を支配する能力だから

・一定区画内の特殊能力を自在に扱える能力の強力さから、
 CODE・マスターは特殊能力というチカラの真髄、中核に座しているから

・取り込んだ特殊能力が刺青という形で体の「中」に現れるから


こんな所でどうでしょうか。
ちなみに俺はボツったエージェント・スミス的マスターを発案した名無しだ。
キャラハンがんがれ、立案◆H1T6SwApXUがんがれ。
741名無しになりきれ:2005/06/25(土) 10:10:35
>736
>空気の読めない人間ではないので
にワロタ
やたらと軍隊とか入れたがる奴がいるからなw
742名無しになりきれ:2005/06/25(土) 12:57:35
すでにマスターは殺されてて全く別の人間がマスターに成り代わってるとかどうよ?
それでいて最初のマスターとはまったく別の思想を持ってたり
これならわざわざ中なんてわかりにくい能力に拘る必要もないし
743名無しになりきれ:2005/06/25(土) 13:42:01
>742
根底をぶち壊す気か!
なんて怒ってみたが、ラスボスの一つの案としてあってもいいかもしれん
744立案 ◆H1T6SwApXU :2005/06/25(土) 23:21:32
いやいや、皆さんいいネタ持っていたのですねえ。
後付でマスターの能力や人格をストーリーに合わせて作り上げてた自分がちょっと恥ずかしい^^;

>733の案も良いですねえ。
レジスタンスアジト突入イベントからもう一波必要かと思いますが、亜門ならそれに乗れそうです。

>736日高さんの案には驚きましたですよ。
私、特殊能力スレの他にもう一つTRPGスレやらせてもらっていますが、両方ともGMというものの
ないスレなので余りGMの重要性がわかっていなかったですが、四季の中の人さんや日高さんの
レスを見てGMの重要性がわかりましたですよ。
更に第二部まで考えていたとは・・・すごい!
ストーリーの方ですが、このままだと>738さんの言う通り。ですが、少し修正あればすごく良いと思います。
日高美優の能力が本編とは違いますが、仮、ということですよね?
他者の能力増幅という能力自体はありと思いますが、それを無限増幅まで行くならかなりのリスクが
必要だと思います。
例えですが、その血を飲むことによって能力が増幅する、のような日高美優へのリスク。
増幅しすぎた力はその人物自身も制御できなかったり、力に潰されて死亡するような。恩恵を受ける方へ
のリスク。
このくらいあって、双方の目的、日高美優の能力がある程度わかっていれば日高美優の争奪戦。
また、野心のある者の抜け駆け(双方組織の、ね)などで良いシナリオになったと思いますですよ。
ただ、これをやるとなると四季の集団亡命計画と食い違いがでてくる目的がネックになりますですね。

>740
補完ありがとうございます。
なかなか文才ないと説明不足が多くて^^;
自案に拘りあっても執着しない、のが話し合いのお約束だと思いますし、より良い案を模索していきましょう。

>742
いや、既に成り代わっているでは側近である四季の立場が・・・
745日高 ◆BEKCmvI.lc :2005/06/25(土) 23:43:23
>738
えぇ。だから出すの迷ったんです。
自分で煮詰める前に、みなさんの意見を聞いておこうかと。

>744
美優が操作する人間は疲れることがありません(テンプレで説明してあるはず)。
よって、能力者を操作すれば能力を使用する際のエネルギー消費問題が無効化するんです。
美優がダウンしてしまえば意味はないですが、リスクが消えたので一澄の時間切れの能力封印が永久封印に変えられるということになります。
美優の奪い合いは起こるかもしれませんが、一日二日一緒にいたところでは美優の能力精度はスカスカ。
それに美優が能力は対象を操作することですから、奪っても逆に操作されてしまう結果になるでしょう。
これは能力の組み合わせや、一緒いる時間が最も長い一澄と美優だからできることなんです。
永久封印をマスター以外に使う気は毛頭無いと先言っておきます。
746名無しになりきれ:2005/06/26(日) 01:01:03
疲れないと能力的限界ないのは別だろ
大量破壊兵器レベル不可の縛りもマスター無敵設定もそういう無敵設定を封じるためだろ
他キャラの入る余地もないし
747名無しになりきれ:2005/06/26(日) 01:03:04
書き忘れた
マスター以外に使う気ないは免罪符にならんぞ
748名無しになりきれ:2005/06/26(日) 03:09:41
免罪符は一枚一万円
749名無しになりきれ:2005/06/26(日) 08:35:26
>746>747
全面的に同意
疲れないってのは、例えは変だが電池で動かしてたCDプレイヤーをコンセントに繋ぐようなもんだろう。
永続に近くなるが音量や音質に変化は出ないはず。
だいたい、その理屈がまかり通るのなら氷山は東京を火の海にしたり、玖珂は氷河期にしたり、えこは死んだ人間を無制限に生き返らせたりすることになるぞ。
「一緒いる時間が最も長い一澄と美優だからできることなんです」っていっても、一澄が他の能力だったら上に挙げたみたいなことができる理屈になる。
百歩譲って認めるとしても、ボスの倒し方が決まってるんじゃ戦いがまったく盛り上がらん。
いや、別にアンチじゃないんだが。
750名無しになりきれ:2005/06/26(日) 11:16:03
アンチと意見を取り違えるやつはこのスレにはいないだろ
751名無しになりきれ:2005/06/26(日) 11:25:42
ちょっと、気になったので書き込み。

・能力者を生み出したのがマスター
・日高兄妹の能力でマスターの能力封印
・能力者を生み出す能力封印
・全ての能力が消滅
・やった〜みんな平等ハラショー!

ちょっと、矛盾を感じたので
・マスターの能力が消えると全能力消滅 = 日高兄妹封印永続の能力消滅

………封印の能力消えたらマスターの能力復活?

なんて考えてしまいました。

ついでに能力が消えたとして、元能力者というレッテルが〜
なんて考えてしまいました。

では長文失礼しました。
752名無しになりきれ:2005/06/26(日) 11:31:30
まあ確かに。能力者がいなくなるよりも、
全ての人間が能力者になった方が差別根絶の文脈が繋がる。
753立案 ◆H1T6SwApXU :2005/06/26(日) 21:19:33
改めて読み返してみましたが、やはり『中』の能力。
能力者を生み出すというのは良いデスネエ。
無意識にでも能力者を生み出してしまう、というところが妙に悲劇の悪役っぽくて。
それだと井原の能力封じ鏡に囲まれた部屋に篭っているのも頷けるし、生み出してしまった能力者=被差別者へ
の救済(亡命)と、差別者への怒り=東京制圧も繋がりますし。

無限増幅についてはやはり>749さんと同意見、ですね。
特殊能力者といえども身体的強度は一般人と変わらない、のですし、倒し方や処遇は色々あると思います。
マスターは無敵で傷つけられないという文面をそのままストーリーに持ち込む事はないかな、と。

焦点としては結局のところマスターは「最終的に自分がどうなりたい」と思っていたのか。ということになると思います。
玖珂のように目的さえ果たせば戦いに散るか特殊空間への幽閉を望むのか、他に思惑があるのか。
こんな方向で煮詰めて行ってみませんか?
754日高 ◆BEKCmvI.lc :2005/06/26(日) 22:31:00
まあエンディングや日高兄妹の複合能力は即席で考えたものですから。
欠点が大量にあるのはいたしかたないです。

思ったんですけど、こういうのはどうなんでしょう?
議事堂には特殊能力に関わる重大なものが隠されているというのは。
元々は、政府(真の政府)の持ち物で、そのせいで国側は一切議事堂に攻撃できなかった。
それを始動させるのがマスターの『中』。
結果的なラスボスはマスターですけど、ラスボスを倒すというよりラストイベントみたいな感じで。
755奥臥 鱒二 ◆HL2fUAyECQ :2005/06/26(日) 22:55:07
こんばんは。
ふと思ったのですが、誰かマスター役を一人決定して、彼に全てを任せるというのはいかがでしょうか?
色々と案が飛び交っているのですが、俺の思っていることは2つ。
名無しさんの誰かも似たような事を言っていましたが、どうも筋書きが完璧に決まっていたり、先に全て開かされているのは面白くない気がするんですよね。
決まった筋道を追うだけでは新鮮味がないし、やる側にしてもクリエイティヴィティがかなり制限されてしまう気がします。イレギュラーが認められなくなるし。
もう一つは、誰もが納得する完璧な筋書きはないということです。
ならば、今までの話であまり好まれないものやマスターの性格を作る上で目指すべき指針も見えてきていることだし、あとは誰かが謎のマスターを作るのは如何でしょうか?
どうせ、どんなキャラだってプレイヤーが自分の好みや主観で創っているんです。そうしたキャラが絡み合って物語ができています。
それが今回はラスボスかもしれないマスターであるというだけのこと。ということで、どうでしょうか?
756名無しになりきれ:2005/06/26(日) 23:14:41
みんな自分の言いたいことだけ言うだけ、か。
最後の最後は結局放り投げる。
なら参加してんな、落とすなり削除依頼出すなりしろ。
757名無しになりきれ:2005/06/26(日) 23:26:08
>756
もちつけ
何を怒っているんだ?
亜門がまとめるからまってろ
758名無しになりきれ:2005/06/26(日) 23:33:37
>757
分かったよ亜門
759名無しになりきれ:2005/06/26(日) 23:34:49
日高の意見が何かズレてるんだが
760名無しになりきれ:2005/06/26(日) 23:36:15
>757
なら早く纏めろ亜門
761名無しになりきれ:2005/06/27(月) 00:08:05
>759
何を今更
762立案 ◆H1T6SwApXU :2005/06/27(月) 21:30:11
ずれるも何もずれるほど筋道がはっきりしてもいないと思いますけどね。
少しずつ纏めていきましょ。
色々折衷してみました。

マスターの能力は無意識に特殊能力者を生み出してしまうというもの。
国会議事堂にはマスターの能力を制御し、特殊能力者を意図的に生み出す装置が隠されていた。
その装置を開発する過程で、副作用の伴う人造特殊能力者(井原・瑠璃近・大井)が作られた。
政府は特殊能力者を意図的に生産し、軍事利用をしようと考えていた。
マスターはそのエネルギー源と考えられていた。
マスターは自分の生み出してしまった特殊能力者達への差別を憂い、これ以上特殊能力者を増やしたくない。
よって、現存する全ての特殊能力者を海外亡命させることを決意。
だが、戦いを好む特殊能力者の選別も同時に始め、特殊能力の軍事利用をさせまいとしている。
マスター自身は装置に半ば融合に近い状態にされており、自殺もできず、これ以上特殊能力者を増やさない為、井原の能力封じ結界を受けている。
装置とマスターの分離は不可能。装置を破壊すればマスターも死ぬことになる。
また、装置自体にも強力な防御機構がついている。

政府側としては、マスターと装置をセットで奪還し、特殊能力者生産及び軍事利用を勧めようとしている。
そのため情報操作により、レジスタンスを結成。
政府に反旗を翻したマスターをはじめとする組織壊滅と、国会議事堂=マスター融合済みの特殊能力者製造装置の奪還を目指している。
私怨に狂った水無月老人は密かにこの計画から外されている。

マスターの能力は特殊能力者を生み出すこと。
生み出した特殊能力に対しては無効化能力を持っている。
つまり、特殊能力ではマスターを傷つけること、影響を与える事はできない。(人造特殊能力を除く)

いろいろよりあわせてみたら、こんなんになりました。
マスター動けないし、どうすればエンドになるのか良くわからなくなっちゃいました。すいません。
ここら辺から修正を加えたり削ったりして、ある程度人格が決まったら誰かがマスター役をやっても良いかもしれませんね。
まあ、動けないマスターですし、四季が代弁者に、と言う道もありますです。

ご意見、ご指摘ありましたらよろしくお願いします。
763名無しになりきれ:2005/06/27(月) 21:52:52
真帆良行けよ亜門
764名無しになりきれ:2005/06/27(月) 21:54:15
真帆良行けよ亜門
765名無しになりきれ:2005/06/28(火) 23:31:05
矢坂まだー?
会議が終わらないと時間が進まないじゃん
766名無しになりきれ:2005/06/29(水) 00:01:52
氷山と亜門に引き伸ばしを頑張ってもらうしかないな。
767名無しになりきれ:2005/06/29(水) 00:06:20
もう待っていてくれているキャラがどれほど残っているか疑問な件
768名無しになりきれ:2005/06/29(水) 09:52:31
テス
769名無しになりきれ:2005/06/29(水) 11:17:23
氷山にちゃんこ食べさせてあげたい
770名無しになりきれ:2005/06/29(水) 12:43:17
おなかがぴーぴーいうの
771名無しになりきれ:2005/06/30(木) 00:48:22
もう四季も日高も奥伏もいないだろうな
亜門と氷山だけか
772名無しになりきれ:2005/06/30(木) 09:59:28
小枝と亜門の駆け引きは戦闘とは違った見応えがあるが
もう他のキャラハンがいないと思うと辛いな
話も終盤で今から持ちなおすにも無理だし
773名無しになりきれ:2005/06/30(木) 16:51:56
騎士スレから亜門をヘッドハンティングにきましたよ
今なら敵幹部をまとめる悪の参謀待遇で採用します
亜門とケイトを足して2で割ったようなキャラを投下してくれ
まずは避難所にキャラテンプレ出してみてくれ

TRPG系スレ避難所その6
http://etc3.2ch.net/test/read.cgi/charaneta2/1120021565/677

TRPG系スレ避難所その6
http://etc3.2ch.net/test/read.cgi/charaneta2/1120021565/722
774ご迷惑をおかけしました:2005/06/30(木) 17:08:11
>773はスルーして頂けると助かります
775名無しになりきれ:2005/06/30(木) 17:09:02
ほい、するうじゃよ
776名無しになりきれ:2005/07/01(金) 04:28:52
地味な展開なのに何でこんなドキドキするんでしょうか。
777名無しになりきれ:2005/07/01(金) 09:39:30
武器を全部晒すと見せかけて、しっかりレーザーガンを隠し持ってる亜門がもうね。
778名無しになりきれ:2005/07/01(金) 10:30:19
レーザーガンはバッテリー切れ同然と書いてあるしかまわんじゃねえの?
でもズボンに隠した拳銃や未だ動かない振りしてる左腕とか満載だな、亜門
こういう駆け引き描写って今までなかったんじゃね?
アホみたいにただ戦うばっかで
スレは末期だが亜門と氷山輝いてるよ
779名無しになりきれ:2005/07/01(金) 10:52:58
>778
>アホみたいにただ戦うばっかで
おいおい…
780名無しになりきれ:2005/07/01(金) 11:49:29
戦闘メインのスレで何言ってんだ?
今の駆け引きもイイのは認めるが
781名無しになりきれ:2005/07/01(金) 13:59:46
レーザーガン、檜山に利くんだろうか。
キャラ解説見てるとふつうの拳銃の方がダメージありそうだが。
782名無しになりきれ:2005/07/01(金) 14:03:17
やくざに撃たれて平気だから拳銃はきかないだろ
レーザーは十分きくはず
耐火能力とか頑丈とかで耐えられるレベルじゃない
783名無しになりきれ:2005/07/01(金) 14:07:39
ああなるほど、電池が切れたんじゃなく「電池切れ寸前」なのな。
784名無しになりきれ:2005/07/01(金) 14:09:57
ヤクザに撃たれたときはマントに当たってるようだが。
皮膚自体に高い耐熱性、抗弾性が有るが、衝撃吸収力はないようだ。
(本人は衝撃に強いと書いているが表現のミスだと思う)
だったら銃弾の方が利くんじゃないか、と。
785名無しになりきれ:2005/07/01(金) 23:46:15
亜門!誇りにかけて嘘はなしじゃなかったのか?
誇りはどこ行ったw
786名無しになりきれ:2005/07/02(土) 02:49:04
千日手の様相を呈してきたな。
あるいは牛歩戦術?
787名無しになりきれ:2005/07/02(土) 03:56:44
とりあえずスリーサイズは俺が聞いておこうか。
788名無しになりきれ:2005/07/02(土) 14:12:49
引き込む、の表現はちと面白いな。
五体満足、当たれば一撃クラスの能力、防御面もそろってる氷山より
手負い、武器もわずか、能力も目くらまし程度の亜門が明らかに優勢だもんな。
789名無しになりきれ:2005/07/02(土) 14:36:00
それが亜門のしたたかさなんだろうな
あとこの状態にもっていった中の人の巧さ。それを受けて立っている氷山の中の人も巧い
スレ崩壊してたった二人、しかもキャラハン同士の交流ないのにROMつくやりとりができる二人は
なな板でも屈指のコテだと思う
どんどん積みあがる伏線がどうなるか楽しむにしてる
二人ともがんばってくれ
790名無しになりきれ:2005/07/02(土) 15:20:18
>789
同意だけどあんまりベタ誉めすると自演に見られるぞ
そっとモニタの向こうで拍手していればいい
791名無しになりきれ:2005/07/02(土) 15:21:16
マジで他のコテは何をやっているのか。放棄したならしたでここに書け。
そうすりゃ他に引き継ぐ人も出るかも知れんし。
792名無しになりきれ:2005/07/02(土) 16:01:09
他キャラを引き継ぐ人なんかいないだろさすがに
793名無しになりきれ:2005/07/03(日) 04:06:47
本部への無線というフリに乗れる奴はいるんだろうか・・・
>792
キャラそのものじゃなくて役割って事だろう。それも難しいだろうけどね。
794名無しになりきれ:2005/07/03(日) 16:32:55
完走しろ
795名無しになりきれ:2005/07/03(日) 17:53:48
>794
でも今のスレって名無しが立てたやつだぞ
キャラハンの同意無しに勝手に立った
796名無しになりきれ:2005/07/03(日) 18:20:35
はじめた経緯はどうあれ乗ったなら遣り切るべき
797名無しになりきれ:2005/07/04(月) 02:43:15
「別働隊のヤクザが仲間を探しにビル内に侵入してきた」とかイベント起こしていい?
下に邪魔者が来た見たいだから、密会はここまで、みたいな流れになるなら。

不要なら遠慮するから。
798名無しになりきれ:2005/07/04(月) 04:09:39
多分氷山がそれを潮に襲い掛かるな。まぁ俺が承諾しても意味が無いんだが、やっちゃえば。
俺、見てて本当に息詰まって来てたしw
799名無しになりきれ:2005/07/04(月) 07:18:05
亜門のレスを見るとイベント起こさなくてももう終わりっぽいけどな
イベント起こすのはいいけどその後のこと考えてるのか
単発で落とすだけならやめとけ息詰まる攻防繰広げる二人に中途半端なイベントは今までのことを台無しにしかねない
話し全体を考えてやるならいいだろうけどまずはここで話してからだろな
800名無しになりきれ:2005/07/04(月) 12:53:48
>799
分かった止めておく。
801名無しになりきれ:2005/07/05(火) 13:42:22
801
802名無しになりきれ:2005/07/06(水) 02:22:29
対談終わる→亜門逃げる→氷山追うの流れになるんだろうか。
だったら双方にとって邪魔なキャラでも出そうか・・・。
803名無しになりきれ:2005/07/06(水) 02:23:12
あがー、下げ忘れ・・・
804名無しになりきれ:2005/07/06(水) 02:25:54
あががー
805名無しになりきれ:2005/07/06(水) 09:57:01
蒼山復活したな
二人も報われるな
806名無しになりきれ:2005/07/06(水) 15:34:57
あれ復活じゃなくて脱退宣言じゃないか…?
807名無しになりきれ:2005/07/06(水) 17:17:11
エピローグ臭かったよな…心配
808名無しになりきれ:2005/07/06(水) 19:46:28
蒼山のまんまエピローグSSだろ
二人に呼び掛けてるんだろ「終わらそう」て
809気狂いラジオ:2005/07/08(金) 21:58:29
小枝と小技は似ている。
810名無しになりきれ:2005/07/09(土) 08:18:21
回転ベッドっていつの時代だよw
811名無しになりきれ:2005/07/09(土) 11:21:14
交渉終わったな
息のつまる駆け引き二人ともGJ!
でも続くのか?続けるのか?
ここでエピローグSSできれいに終わらせても十分だぞ
812名無しになりきれ:2005/07/09(土) 13:25:37
>810
今でも現役なところ多いよ。メンテに金かかるから回らなくなってたりするけどw
>811
なんとなくだけど、議事堂へ突入のシーンで終わる希ガス。
813名無しになりきれ:2005/07/09(土) 14:27:37
小枝だ一人特攻して死亡エンドだと後味悪いな
814名無しになりきれ:2005/07/09(土) 15:19:14
今のタイミングなら他コテが戻ったり新コテ参入しやすいな
復活なるか?
815名無しになりきれ:2005/07/09(土) 15:20:22
特濃ミルク
816名無しになりきれ:2005/07/09(土) 16:15:16
ジャージー乳
817名無しになりきれ:2005/07/09(土) 18:45:11
そんなに小枝のミルクが飲みたいのかおまいらは。
818名無しになりきれ:2005/07/09(土) 18:57:33
小枝はミルク出せねえじゃん
亜門なら濃縮(略
819氷山 小枝 ◆ILW/tiou6o :2005/07/10(日) 22:52:01
この後、亜門さん以外の書き込みがないようでしたらあれをプロローグとして
スレへの書き込みを終了とさせていただきたいと思います。
お付き合い願いましてどうも有難うございました。
820名無しになりきれ:2005/07/10(日) 22:53:43
×プロローグ
○エピローグ

0点
821氷山 小枝 ◆ILW/tiou6o :2005/07/10(日) 22:57:12
プロローグじゃ序章ですもんね。
最後の最後で恥ずかしいミスをしました…。
822亜門 宗一 ◆zz04.94iho :2005/07/10(日) 23:03:22
>819
了解しました。
こちらもそのように。明日あたりにエピローグ投下します。
このような状況の下、お付き合いいただき感謝の言葉もありません。楽しかったです。
またいつか機会があればいずこのスレにて知らぬ間にご一緒しましょ。
823名無しになりきれ:2005/07/10(日) 23:05:16
じゃあ第二部を考えようか
824名無しになりきれ:2005/07/11(月) 13:40:36
第二部は倒した相手の能力が手に入れられる!
825名無しになりきれ:2005/07/11(月) 13:53:17
自演でキャラ大量に出して自分で倒してお手軽無敵君がでる悪寒
826名無しになりきれ:2005/07/11(月) 14:56:25
第二部はベッドの中の亜門に氷山がコーヒーを持ってくるシーンから始めよう。
827名無しになりきれ:2005/07/11(月) 15:49:33
それはつまり・・・そういうこと?
828亜門 宗一 ◆zz04.94iho :2005/07/11(月) 21:15:33
最後のレスをしてきました。
なんだか感慨深いですね。
TRPG系のスレをやりたくでもどうすれば良いか判らずうろうろしていた時にこのスレを始動してくださった滝瓜さん、
須田さん。ありがとうございました。
この物語を共に紡ぎ、織り成してくれた皆さん、ありがとうございました。
最後まで御付き合いいただいた氷山さん、ありがとうございました。
最後の駆け引きでは、何時腹巻にしまいこんだ依頼書が燃え出すがドキドキでしたよ。
そして温かく見守っていただいたROMの皆さん、ありがとうございました。
亜門のエピローグだけでなく、スレ自体のエピローグまで勝手に書いてしまいすいませんでした。
これにて【特殊能力者が東京を制圧しましたよ】スレにおける書き込みを終了させていただきます。
縁があればどこかのスレでいろんな形でまたご一緒しましょう。
それでは、最後に、ありがとうございました。
829氷山 小枝 ◆ILW/tiou6o :2005/07/11(月) 22:04:13
お疲れ様でした。こちらこそ楽しかったですよ。
引っ張っていただいただけなのに某スレで過分な評価も頂きましたし。
それでは、またいつかどこかでお目にかかれますよう。
830名無しになりきれ:2005/07/11(月) 22:09:45
亜門の寄り道と火傷は火だるまの小枝を助けたからで第二部は>826からでFA
831名無しになりきれ:2005/07/12(火) 15:53:05
完走記念
832名無しになりきれ:2005/07/13(水) 18:00:59
終了
833名無しになりきれ:2005/07/19(火) 15:21:44
再開
834名無しになりきれ:2005/07/20(水) 00:59:22
こっちのスレを再開してどうする。
835卿原 宰 ◆c3re3GZY7c :2005/07/24(日) 02:05:36
名前:卿原 宰(きょうばら みこと)
通り名: 日本国X5代目内閣首相
特殊能力:『胞』 (※←には漢字一時を明記してください)
能力の説明: 自分の身体の細胞を増幅、形成することにより新たな手や足を生成する。
さらに細胞の培養により完璧な新たな別の生物を作り出すこともできる。
能力の長所:細胞の生成のスピードは遅いものの、形成はリスク無しで瞬時に成す事ができる。
能力の短所(弱点): 細胞を硬質させるもの(酸など) 脳
勢力:経済界
年齢:48歳
性別:男性
国籍:日本
身長:172cm
体重:62kg
性格:論者
容姿:くずれ七三 特注アルマーニスーツ一式 黒皮手袋
装備:カトラス×10 ハンドガン
必殺技:ボディジャック
好きなもの: 優れた人間 創造 破壊
嫌いなもの: できそこない 外人
仲間に一言:私の計画『優位の楽園』に好感し、共に執行して頂ける協力者を募集している。
        聡明な判断のできる財力のある権力者が好ましい。
名無しに一言:裁量の時は刻々と迫っている。あなた方はこの崇高な思想を受け入れる優越者か、否か。
          今後、是非とも宜しく頼む。
みんなに一言:偶然の便宜などで賄える人生など主である神は毛頭望んではいなかったであろう。
          選ばれし強者のみが生き長らえる有望そして羨望な日本国をこの手で作り上げたい。
          私は理想主義者ではあるが決して妄言などは口にしない。この培った能力でプラン通りの成功を収めよう。
836名無しになりきれ:2005/07/24(日) 02:17:53
>835
特殊能力名を『形』に変更する。
837名無しになりきれ:2005/07/24(日) 12:00:26
>835
アホか。もうこのスレのキャンペーンはもう終わったんだ。汚すな。
838名無しになりきれ:2005/07/24(日) 12:17:01
つまり2のスレに行けって事だね。
839名無しになりきれ:2005/07/24(日) 17:15:47
組織力や権力を携える奴はやめとけ
やくざの二の舞
840名無しになりきれ:2005/07/24(日) 21:16:31
ほしゅ
841名無しになりきれ:2005/07/25(月) 05:39:09
>835
二部のボスキャラやりたいってこと?
842名無しになりきれ:2005/07/26(火) 03:56:55
再開するなら参加したいけど…
843名無しになりきれ:2005/07/26(火) 03:57:55
すまねぇOTL
844名無しになりきれ:2005/07/26(火) 08:54:27
>842
再開するならなんて他力本願なこと言ってんじゃねー
やりたければ自分で再開させろ
うまく行けば人はついてくる
845名無しになりきれ:2005/07/27(水) 17:45:37
[便所の落書き]
正直、こういう文章が書ける奴ってすごいと思う
846845:2005/07/27(水) 19:14:30
すいません、誤爆しました
847名無しになりきれ:2005/07/27(水) 19:24:51
誰かGMやってクレクレ
848名無しになりきれ:2005/07/27(水) 19:30:01
ほならやろか?
ストーリーはどんなんがええ?
849名無しになりきれ:2005/07/28(木) 00:52:07
>848
とりあえず一部終了から一年後、能力に覚醒したものの未だによく使い方がわかっていない、
戦闘向けの能力者をあるいは懐柔、あるいは洗脳などで次々と傘下におさめている組織があって、それを潰すのが目的。
これくらいがわかりやすくて良いんじゃないかなと思う。
850名無しになりきれ:2005/07/28(木) 09:48:27
とりあえず相談所で話そうか
二人じゃどうにもならん
851名無しになりきれ:2005/07/30(土) 16:16:47
ほっほっほ、特能第二部の始まりじゃよ。
852名無しになりきれ:2005/07/30(土) 21:29:52
特濃ミルク
853名無しになりきれ:2005/08/14(日) 10:10:58
人知れず梅?
854瀬戸遥:2005/08/15(月) 00:35:16
・遥先生
保険の先生よ・・・。
http://etc3.2ch.net/test/read.cgi/charaneta2/1111041327/l50

・ハルカセンセイ
みんなにあだ名をつけちゃうぞ☆
http://etc3.2ch.net/test/read.cgi/charaneta2/1075344735/l50

・ハルカ・ヌルポ・ガッ・ティーチャー
★★★ぬるぽスレ★★★5時間で饅頭!
http://etc3.2ch.net/test/read.cgi/charaneta2/1103033140/l50

・Dr.遥
Dr.鈴木です。 どうしました?
http://etc3.2ch.net/test/read.cgi/charaneta2/1100681202/l50


きゃ、きゃあぁぁぁぁぁぁぁぁぁーー!!!!
(超能力で町崩壊)
こ、ここは何処ォ!?どうして私はここにいるのよォォォォォーーー!!!!
855瀬戸遥:2005/08/15(月) 00:35:54
また1000ゲットしましたね。
856瀬戸遥:2005/08/15(月) 00:37:12
>855
な、な、な、なんのことよ!
私はただここで釣りしてただけなのに・・・
そしたらいつのまにか超能力とかわけわからない人たちに
囲まれて・・・きゃ、きゃあああああああああーー!!!!
(超能力で町崩壊)
ど、どうなってるの!!!???
857瀬戸遥:2005/08/15(月) 00:37:44
地球は狙われている!?
858瀬戸遥:2005/08/15(月) 00:39:21
>857
ほ、ほんとにィ?そ、そんなぁー。
せっかく内定も決まって友達と一緒に旅行に来たら
これだもん・・・いったいどうして私はこんな不幸なことばかり起きるのよォー。
誰か助けてよ・・・まじで。
859瀬戸遥:2005/08/15(月) 00:39:33
先生が1000取れてよかったです。
でも、ageるとさっきみたいな人達がうるさいのでsageてみてはどうですか?
860名無しになりきれ:2005/08/15(月) 00:41:01
俺はてっきり1000に近いスレは全て狙っているのかと思ってたけど、真面目に活動してるスレは狙わないみたいだし、見直しましたよ揺さん
さっきはポケヲタなんて言ってすいませんね
そういうことなら俺も余裕があれば梅に協力しますので
つーかマジで毒鈴先生のスレだけは見逃して欲しかった
何だかんだで戻って来てくれる人だし、何か事情があったに違いない
861瀬戸遥:2005/08/15(月) 00:41:30
>859
それは無理ね、だってageないと少しでもレスが稼げないもの
自分でレス考えるのもめんどくさいのよこのボケ。

・・・・・は!あわわわわ、く、口が勝手に喋った!!!?
こ、これも超能力の仕業って奴!?ちょ、今のハ私が言ったわけではないからね!
誰かに操作されてたの!!!!信じてよォォォォォ!!!???
862 ◆anthem.506 :2005/08/15(月) 00:42:07























何がしたいんだこいつらは?
863名無しになりきれ:2005/08/15(月) 00:42:18
>>859
にわか乙
貴様の言う先生はこの程度ではダメージは負ってませんよ絶対
むしろ早くにスレが進んだり1000ゲットできたりウハウハじゃないですか
見直したと言ったのに貴様は字すら読めないのかと、ログすら読めないのかと
864 ◆anthem.506 :2005/08/15(月) 00:44:06
>>859

























調子に乗るな、スレ住民がいないからと言ってスレを乗っ取るのはどうかと
865名無しになりきれ:2005/08/15(月) 00:44:48
アンセムキタ━━(゚∀゚)━━!!
866名無しになりきれ:2005/08/15(月) 00:45:31
>>862
今まではなかなか面白いけど越境毛嫌いしすぎのウザイ改行厨だと思ってました
けど、今このタイミングで出て来てくれると本当に心強いです
俺は大好きな毒鈴先生のスレを埋められたのは悲しかったですよ
でも、彼らもそれなりには配慮してたみたいなので、まあそこまではもう怒りませんけどね
しかし毒鈴先生がとどめを刺されたみたいで本当に最初はウザかったですよ連中が
867 ◆anthem.506 :2005/08/15(月) 00:45:37
























自スレを荒されたときの気分は最悪ですよ…まぁあなたたちにはわからないでしょうが
868名無しになりきれ:2005/08/15(月) 00:46:34
・転んでも泣かない
869瀬戸遥:2005/08/15(月) 00:46:40
>860
うーん、誰のことか知らないけれど、まあ君に言われるのも仕方ないしー。
私こそ、前世の私がいろいろあなたにボロクソ言ったと思うだけど、ごめんね。
あれ全部本心・・・・うう、嘘だかれあ!
別に嫌々なのなら協力しないでもいいよー、ごめんね。
でも1ヶ月たったら乗っ取りOKだってことは暗黙の了解だと思ったから
ノットチャッタンだぁー。そっかー、毒鈴先生には悪いことしたなぁ・・・。
うーん、ごめんなちゃい♪
(直後に後ろ壁が崩壊)
ごまおわ!!ごめん!まじでごめんなさい!
すいませんでしたー!まじでまじですいませんでいsたあああーー!
ああああああああ!!ごめん!ほんとに悔やんでも悔やみきれないことを私はしましたね!
もう叩いてもいいですよ!もうめちゃくちゃ叩いて叩きまくってください、あはは・・ははは・・・はあ・・・。
870名無しになりきれ:2005/08/15(月) 00:48:04
確か1ヶ月以上保守だけになって稼働してないスレは削除対象なんだっけ?
871瀬戸遥:2005/08/15(月) 00:48:38
>862
私はただここで釣りをしてただけなの!
なのに何処から来たのかわからない、特殊能力者が東京を制圧したああ!
文句をある奴は出てこい!!とかいうもんだから隠れて、助けが来るのを待ってるのだけど・・・
助けが来ないよォ・・・・、もしかして!!!あなた助けにきてくれた人!!!
キャアあーー!!!!待ってたんですよーー!!!さあ早く、あの超能力者たちをやっつけてくださいよ!
872名無しになりきれ:2005/08/15(月) 00:48:50
>>864
今まで散々VS会長戦の時に叩いてたクチの人間ですけどお前最高すぎます
越境による悲しみが生まれることがよく分かったし、今の俺はアンセム派の人間になりましたよ
大好きなコテを埋められるのがどれほど辛いことかよく分かりました
次スレが立ちそうなスレならまだしも、立たないスレとなると、あれですよね
でもアンセムのことは気に入ったけど、もういいんです
正直このまま続けても揺さんの肥やしになるだけですよ
本当に嫌いならスルー推奨です

>>867
俺は自スレは荒らされてもまだ許せるけど、大好きなコテのスレを潰されたのは悲しかったですね
アンセム、登場タイミングがナイス杉です
873 ◆anthem.506 :2005/08/15(月) 00:50:45

















自分でスレを立てるもしくは代行に頼んでスレを立てるそれが当たり前…、荒らしどものくだらない暗黙の了解など必要ない
874名無しになりきれ:2005/08/15(月) 00:51:22
>>869
そこまで言われると殺意がなくなりますよ本当に
もう俺は邪魔したり煽ったりしません
ただ、最初に住民の許可をとってくれると嬉しいです
ageで宣言してから信者が出て来ないようなら俺も納得できるんですよ
次からはお願いします
今素で泣きそうですので

アンセムも不毛だからもういいですよ
俺の中でのアンセムの株も上がったし、揺さんの株も上がったし、俺はもう満足です
875瀬戸遥:2005/08/15(月) 00:51:23
>863
よくぞ見抜いたわね、別に叩かれてもOK,擁護してもOK
それでもっと荒れたら万々歳というのは半分本気で半分本気よ。
だって自分でレス稼ぐのはめんどくさいもの、やっぱり人を使うのがいいよねー。

・・・・・・っは!また乗っ取られたぁ!?
な、何者なんだ・・・私はまさか超能力者だったのかー!
ががーん!・・・・いや、ラッキーなのか・・・むむむ。
876名無しになりきれ:2005/08/15(月) 00:52:27
祭キタコレ?
877名無しになりきれ:2005/08/15(月) 00:53:21
>874
つかどのみちここって避難所扱いだし、いいじゃん。
もし再開するなら向こうで始められる。
878瀬戸遥:2005/08/15(月) 00:54:43
>864
あなたこそ調子に乗らないで。
スレ住人がいないから乗っ取りがどうしてそんなに悪いことなんですか?
過疎ってるから賑やかにしてあげようってのが何が悪いことなのですか?
じゃああなたはスレ住人がいないスレはほっといて、過疎っていてもいいってわけなんですか?
なんですかそれ、自己主張もいいかげんなのに、私を批判するほうはおかしいと思います。
それに、あなたはどうしてトリなんてつけてるんですか?そのほうが荒れる要素があるじゃあないですか。
自分のせいで荒れてるスレだって過去にあるんじゃあないですか?
それを無視して、今荒れてるわけでもないスレを乗っ取っただけで批判するなんて荒らし同然です。
このスレをあなたがあらした責任はどうとってくれるんですか。正直言って物凄くむかついています。


返事待ってますね♪
879瀬戸遥:2005/08/15(月) 00:54:54
このスレの遥は正直絡みにくい
880瀬戸遥:2005/08/15(月) 00:56:07
>865
とてつもなーーーく、嫌な予感がするんだけど・・・
私はただ釣りに・・・そして東京見物に来ただけなのに・・・
雷大門とか、お台場もまだ行ってないんだよォ・・・?
なんななのよこれ・・・やめてよォ・・・・。
881瀬戸遥:2005/08/15(月) 00:57:08
もうにわかでも何でもいいですよorz
882名無しになりきれ:2005/08/15(月) 00:57:50
>>873
アンセムはレスは面白いしタイミングよすぎてカッコいいけど改行のせいで読みづらい

>>875
これからは擁護で手伝いますよ、揺さん
俺も荒らす時はスルーされても平気ですけど誰かを利…ゲフンゲフン
まああなたのことは気に入りましたので
最初は嫌いだったけど、カッコイイ系の割に柔軟だったから許します
何だかキャラが毒鈴の女版って感じで面白いと思いますよ
とりあえずアンセムを敵に回すことになるでしょうけど、揺なら大丈夫でしょうねきっと
アンセムのことも好きですから、俺はどっちの味方にもなりません
そしてどっちの敵にもならない

>>877
ここのことは別にいいけど、俺は毒鈴のファン
もう過ぎたことをグチグチ言いませんけどね
883瀬戸遥:2005/08/15(月) 00:58:01
>879
同意ー。
つーかね、埋め立てって2chでは鯖に余計な負担を与える荒らし行為なのよ。
わかっててやってるんじゃなかったの?ああいう風に開き直る瀬戸遥は見たくなかった。
どこまでもすっとぼけていて欲しかった。
884瀬戸遥:2005/08/15(月) 00:58:12
>866
はあ・・・・なんだかあなたも大変ですねー。
心強いのかぁー。私も心強い彼氏がいたらいいのになぁー。
こんなとき彼氏がいたら

彼氏「大丈夫かい?ほら、これをかぶって、大丈夫・・・絶対俺が・・・守るから」

きゃー!きゃー!!!!(バンバンバン)
885瀬戸遥:2005/08/15(月) 00:59:42
>867
一応今はここが私の自スレというか東京特許許可局というかぁ・・・
荒らされた気分は最悪ですよね・・・うん・・・。
886瀬戸遥:2005/08/15(月) 01:01:58
>868
転んでも泣かない!
(石につまづきぶっ飛ぶ)
ゴフッ・・・こ、転んでも
(立とうとすると上から石が跳んで当たる)
こ、こ、ころんでも・・・・
(仰向けにから立とうとしたら、バナナの皮上に振ってくる)

わ、私が何をしたんだ・・・。
887名無しになりきれ:2005/08/15(月) 01:03:34
もはや誰が本物か分かりませんけど、あなたの株も上がりましたし、アンセムの株も上がりましたし、俺は陰ながら見守ってますね
あと株と言っても俺の脳内での話ですけど
888瀬戸遥:2005/08/15(月) 01:03:49
>870
そんな感じだったような違ったような気がしまーす。
まあ、そんなことは実にどうでもいい会話でして。
早く私を東京から救出してくれる白馬に乗った王子様はまだかぁぁぁぁぁぁーー!!
(ジャリ)
ひ、ひぃぃぃぃィィィーーー!!!!!こ、怖いなぁー!!!
889名無しになりきれ:2005/08/15(月) 01:04:32
1000いくまでに容量オーバーしそうだね
890瀬戸遥:2005/08/15(月) 01:05:10
>872
なんだかあなたは、私の前世の前世の前世の私が1000取られた人のレスに似てルナー。
ネームレスさんだったっけか。
891瀬戸遥:2005/08/15(月) 01:05:58
>889 はいはい、諸君、聞きなさい。今から1行レスで全部返すようにねー。
892瀬戸遥:2005/08/15(月) 01:06:44
>873 ごめんなさい、あなたも十分荒らしに見えます。私の気のせいならよかったんですけど。ほんとみたいですね。
 
893名無しになりきれ:2005/08/15(月) 01:07:21
>>890
俺も会長の真似をしてるんですよ
多少似てしまうのは仕方がありません

>891
御意に
894瀬戸遥:2005/08/15(月) 01:07:47
>874 はあ・・・結局、私の前世の戦いはなんだったのでしょうねぇ・・・。
895瀬戸遥:2005/08/15(月) 01:08:39
>876 不完全燃焼で終わちゃったねー、別にどうでもいいんだけどー、早く誰か助けてー。
896賛アンセム ◆IamGod.ub6 :2005/08/15(月) 01:09:07


       \/\
   ♪    \ /  ♪
         \  ♪
   ♪ ( *´∀`*∩<アンセム

      (つ  ノ     わっちょい♪

      し(_)


897瀬戸遥:2005/08/15(月) 01:09:34
眠い
898瀬戸遥:2005/08/15(月) 01:09:41
>877 まあいろいろ、彼にも事情があるんでしょー、誰か助けてー。
899名無しになりきれ:2005/08/15(月) 01:09:47
>>894
お互い煽り合い自体はマジじゃなかったんですし、いいじゃないでしょうか
俺はアンセムの登場タイミングのよさに惚れ惚れしましたし、揺さんのことも気に入りましたよ
まあこれからは基本的に俺は問題がなさそうなスレでは協力しますので
900瀬戸遥:2005/08/15(月) 01:10:23
>879 じゃあちなみにいつの遥が絡みやすかったのかなー?早く誰か助けてー
901瀬戸遥:2005/08/15(月) 01:12:16
>881
  ○y一~~
 (|,へ       っは!ち違うのよ!このAAは私はこのAAを使いたかったわけではなくて
  」 ○| ̄|_   慰めるAAを出したかったの!きゃあぁぁぁー!助けてーー!顔文字使わせないでしょ!馬鹿!
902瀬戸遥:2005/08/15(月) 01:13:21
>882 まあ気分を害したら、敵になるのかなー、毒鈴さんもよくわからない人に好かれてるなー、誰か助けてー。
903瀬戸遥:2005/08/15(月) 01:14:28
>883 わかっていてやってるかもしれないし、わからないでやってるかもしれない。それが遥クォリティなのだー、てへ♪
    ああ、バナナ投げないで、また転んでしまうー、誰か助けてー。
904名無しになりきれ:2005/08/15(月) 01:14:39
>>901
>>881の言わんとしていることが理解できませんでしたけど、俺への返事だったみたいですね
あとあなたのレスなかなか面白いですよ

>>881
自分の好きなコテの耐性ぐらいは知らないといけませんよ
905瀬戸遥:2005/08/15(月) 01:15:08
>900
一番始めの先生の時だなー。
結構残りのレス数もあったし
906瀬戸遥:2005/08/15(月) 01:15:46
>887 みんな瀬戸遥なの!あなたも名前欄に入れて瀬戸遥って入れよう!
    そしたら私がすべて自演で埋め立てしたってなるんだよ!よし、今すぐ名前に瀬戸遥っていれよー、そうしないとアナタは敵なの。
907瀬戸遥:2005/08/15(月) 01:17:08
>893 はぁー。それは仕方ないですね、アハハ・・・(だからなんなんだろうか・・・)
908瀬戸遥:2005/08/15(月) 01:19:04
>896 大きいAA貼るなぁー!容量オーバーして1000が取れないじゃあないかー!
    いや、別に1000をとりたいわけじゃあないのよ、別に私は釣りをしているわけだし
    超能力が制圧されてるしって、聞いてる!?
909瀬戸遥:2005/08/15(月) 01:19:14
>904
すみませんでした…

名前は瀬戸遥で統一しよう!自演がしたいんだって
910名無しになりきれ:2005/08/15(月) 01:19:15
>>902
とりあえず、今のところ他に俺のお気に入りのコテのスレは900超えてないのでこの調子で行けば敵対しないで済みそうですよ

>>906
俺は飽く迄も名無しです

>>907
別人ですよ
911瀬戸遥:2005/08/15(月) 01:20:17
>879 確かにねみーねー、ほら・・・天国のお母さんが川の向こうで私に手を振ってるんだぁー。ふふふ
    待っておかあさーん、私ね、私、東京見学に行って怖い思いをしてきたの・・・ふ、うえぇぇん、おかあさあーん。
912名無しになりきれ:2005/08/15(月) 01:21:30
ドウモ〜〜〜ッおはハジメマシテ〜〜〜ッ
拙僧は26歳の教祖してるのぉ〜〜〜っ
うーんとー、修行を積まねばならぬ。清められねばならぬ。
道半ばでの死を探してたらなんとっ!
素敵な突破ルートを発見!ヨガポーズをとって瞑想を始めた。
あやしい国教とかすごい数の脳内改竄がありますけど、
これ全部1人の方が管理しているんですか?すごすぎ
てなわけで、アーバンの民よ!我は神の使徒にして神罰代行者サドゥ・カラリパヤッツである!
導き手に、なってくれるよねっ。
え?くれないのぉ〜?(;¬_¬)おお、なんと豪胆な!ガ━━━(゚ロ゚)━━━ン
なってくれなかったら、( `_)乂(_´ ) 勝負! \(^o^)/
☆○(゜ο゜)oヤンヤンへの明らかなオーバーキル、☆(゜o(○=(゜ο゜)o バコ〜ン!!( ゚▽゚)=◯)`ν゚)・;'パーンチ
(>_<) いてっ!神罰覿面ンン!! ゛o(≧◇≦*)oo(*≧◇≦)o″ダメ!!
(☆o☆)きゃ〜〜(@_@;)やられた〜〜(o_ _)o 懐からきのこ ガ━━(゚Д゚;)━━ン!
(+_+) 【霊茸】。。。。・゚゚・o(iДi)o・゚゚・。うぇぇん <(゜ロ゜;)>バスケットボール大の念の球!! ??゚□゚;ハウッ!
なあんて(#⌒▽⌒#)こんな拙僧っ!σ(^_^)だけど、(///▽///)んんん!・・・ふはぁあああはっはぁ・・・!
カリ・ユンガのm(_ _)m名を称えよ♪('-'*)フフ ナマンステ━━━Σ(ll◎д◎ll)━━━━━ン
ということで。(^-^)vじゃあね〜〜〜♪(⌒0⌒)/~~ ほんじゃo(゜▽゜ヽ)(/゜▽゜)o レッツゴー♪
それでは、今から西門近隣区域も色々見てきまーすC= C= C= C=┌(^ .^)┘
ドウモ〜〜〜ッおはハジメマシテ〜〜〜ッ
拙僧は26歳の教祖してるのぉ〜〜〜っ
うーんとー、修行を積まねばならぬ。清められねばならぬ。
道半ばでの死を探してたらなんとっ!
素敵な突破ルートを発見!ヨガポーズをとって瞑想を始めた。
あやしい国教とかすごい数の脳内改竄がありますけど、
これ全部1人の方が管理しているんですか?すごすぎ
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導き手に、なってくれるよねっ。
え?くれないのぉ〜?(;¬_¬)おお、なんと豪胆な!ガ━━━(゚ロ゚)━━━ン
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拙僧は26歳の教祖してるのぉ〜〜〜っ
うーんとー、修行を積まねばならぬ。清められねばならぬ。
道半ばでの死を探してたらなんとっ!
素敵な突破ルートを発見!ヨガポーズをとって瞑想を始めた。
あやしい国教とかすごい数の脳内改竄がありますけど、
これ全部1人の方が管理しているんですか?すごすぎ
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ということで。(^-^)vじゃあね〜〜〜♪(⌒0⌒)h
913名無しになりきれ:2005/08/15(月) 01:22:44
>>909
それだと1000取り合戦で俺が取ったって証明できないじゃあないの
どうせアンセムも敵対するなら1000を奪えばいいと思われますね
914瀬戸遥:2005/08/15(月) 01:22:44
>899 私はマジだ(ry・・・ふふふ♪いいですよね、ごめんなさい(ペコ
    でもあなたは好きにはなれませんのでよろしくお願いします、だって私は嫌いなことは執念深く覚えているほうですから♪
915名無しになりきれ:2005/08/15(月) 01:24:41
>>914
そういうコテは大成しませんよ
覚えるのに神経使ってる暇があるなら早く埋めるための技術を習得したほうがいいですね
あと一人でも頑張ってネタで埋めれるぐらいじゃないと駄目ですよ
916瀬戸遥:2005/08/15(月) 01:26:05
>913
それもそうだな
俺はもう寝る!あとは遥と名無しで頑張って〜
917名無しになりきれ:2005/08/15(月) 01:26:46
>>916
918名無しになりきれ:2005/08/15(月) 01:27:04
>916
919瀬戸遥:2005/08/15(月) 01:28:14
>905 そっかー、一番やりやすかったからねー前世の前世の前世ー
    でもその先生で他のスレでやるとースレ違いになるしー、スレ移動したらキャラは変えないといけないんだなーこれが。
    次の遥一族が、あなたに好みなキャラになるように願いなさいー、というわけ誰か助けてよー。
920瀬戸遥:2005/08/15(月) 01:29:27
>909 うんうん!自演がしたいの!遥すげーってみんなに言われたいの!でもその前にこの東京から離れたいの! 
    うーあわわーん、東京なんていくんじゃあなかったぁー。
921瀬戸遥:2005/08/15(月) 01:32:48
なんだか物凄い容量オーバーまじかなんで、次のスレを言っておくよー。
次のスレでもよろしくー

私、ブラックレモナがお答えしますその2
http://etc3.2ch.net/test/read.cgi/charaneta2/1107005958/l50

>912
あぁああーー!!!!あなたのせいで3kぐらい急にドバって増えたじゃあないのさー!
何々!私に対する挑戦状ですか!それとも東京から早く救出してくれるかっこいい人ですか!
はあぁ・・・・・駄目だ・・・終わった・・・1000は取れなかったよー・・・ごめんね・・・。
922名無しになりきれ:2005/08/15(月) 01:33:46
>921
俺のハイリンを指摘しないみたいなので自主規制してみましたよ揺さん
923瀬戸遥:2005/08/15(月) 01:34:34
>913 って、あんたは1000トリ合戦に参加するんかい!?
    なんちゅー、人よ、過程から、すでに私に敗北して、もう仲直りするかと思ったら・・・
    奈落の底に突き落とされた気分よ・・・
924瀬戸遥:2005/08/15(月) 01:35:06
ドウモ〜〜〜ッおはハジメマシテ〜〜〜ッ
拙僧は26歳の教祖してるのぉ〜〜〜っ
うーんとー、修行を積まねばならぬ。清められねばならぬ。
道半ばでの死を探してたらなんとっ!
素敵な突破ルートを発見!ヨガポーズをとって瞑想を始めた。
あやしい国教とかすごい数の脳内改竄がありますけど、
これ全部1人の方が管理しているんですか?すごすぎ
てなわけで、アーバンの民よ!我は神の使徒にして神罰代行者サドゥ・カラリパヤッツである!
導き手に、なってくれるよねっ。
え?くれないのぉ〜?(;¬_¬)おお、なんと豪胆な!ガ━━━(゚ロ゚)━━━ン
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うーんとー、修行を積まねばならぬ。清められねばならぬ。
道半ばでの死を探してたらなんとっ!
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あやしい国教とかすごい数の脳内改竄がありますけど、
これ全部1人の方が管理しているんですか?すごすぎ
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導き手に、なってくれるよねっ。
え?くれないのぉ〜?(;¬_¬)おお、なんと豪胆な!ガ━━━(゚ロ゚)━━━ン
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うーんとー、修行を積まねばならぬ。清められねばならぬ。
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あやしい国教とかすごい数の脳内改竄がありますけど、
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てなわけで、アーバンの民よ!我は神の使徒にして神罰代行者サドゥ・カラリパヤッツである!
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え?くれないのぉ〜?(;¬_¬)おお、なんと豪胆な!ガ━━━(゚ロ゚)━━━ン
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925瀬戸遥:2005/08/15(月) 01:36:25
>915 別にコテとして大成したくありませんから♪いまが楽しければそれでいいんだー。
   でも今は全然楽しくなくて、絶望のふちに立たされてるけどー。東京って恐ろしいところだね・・・誰か助けてって・・・誰か・・・。
926名無しになりきれ:2005/08/15(月) 01:36:39
>923
俺だって1000が欲しいんですよ
だって1000ですよ1000
揺さんがリアル女で俺とSEXしてくれるんだったら喜んで1000取り合戦でもリアルでも踏まれたんですけどね
927名無しになりきれ:2005/08/15(月) 01:36:58
ドウモ〜〜〜ッおはハジメマシテ〜〜〜ッ
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うーんとー、修行を積まねばならぬ。清められねばならぬ。
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これ全部1人の方が管理しているんですか?すごすぎ
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え?くれないのぉ〜?(;¬_¬)おお、なんと豪胆な!ガ━━━(゚ロ゚)━━━ン
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なってくれなかったら、( `_)乂(_´ ) 勝負! \(^o^)/
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それでは、今から西門近隣区域も色々見てきまーすC= C= C= C=┌(^ .^)┘
ドウモ〜〜〜ッおはハジメマシテ〜〜〜ッ
拙僧は26歳の教祖してるのぉ〜〜〜っ
うーんとー、修行を積まねばならぬ。清められねばならぬ。
道半ばでの死を探してたらなんとっ!
素敵な突破ルートを発見!ヨガポーズをとって瞑想を始めた。
あやしい国教とかすごい数の脳内改竄がありますけど、
これ全部1人の方が管理しているんですか?すごすぎ
てなわけで、アーバンの民よ!我は神の使徒にして神罰代行者サドゥ・カラリパヤッツである!
導き手に、なってくれるよねっ。
え?くれないのぉ〜?(;¬_¬)おお、なんと豪胆な!ガ━━━(゚ロ゚)━━━ン
なってくれなかったら、( `_)乂(_´ ) 勝負! \(^o^)/
☆○(゜ο゜)oヤンヤンへの明らかなオーバーキル、☆(゜o(○=(゜ο゜)o バコ〜ン!!( ゚▽゚)=◯)`ν゚)・;'パーンチ
(>_<) いてっ!神罰覿面ンン!! ゛o(≧◇≦*)oo(*≧◇≦)o″ダメ!!
(☆o☆)きゃ〜〜(@_@;)やられた〜〜(o_ _)o 懐からきのこ ガ━━(゚Д゚;)━━ン!
(+_+) 【霊茸】。。。。・゚゚・o(iДi)o・゚゚・。うぇぇん <(゜ロ゜;)>バスケットボール大の念の球!! ??゚□゚;ハウッ!
なあんて(#⌒▽⌒#)こんな拙僧っ!σ(^_^)だけど、(///▽///)んんん!・・・ふはぁあああはっはぁ・・・!
カリ・ユンガのm(_ _)m名を称えよ♪('-'*)フフ ナマンステ━━━Σ(ll◎д◎ll)━━━━━ン
ということで。(^-^)vじゃあね〜〜〜♪(⌒0⌒)h
928瀬戸遥:2005/08/15(月) 01:38:19
>916 うんうん、私頑張っちゃう♪えへ♪・・・・笑えよべジータ。・・・・ごめんなさい。楽しくしようとしたら引いちゃったかもしれません。  
    あはは・・・楽しいねえ・・・
929名無しになりきれ:2005/08/15(月) 01:39:38
>>925
今のキャラすっげー萌えるんですけど

>>928
いや、すっげー萌えるんですけどそのキャラ
930名無しになりきれ:2005/08/15(月) 01:40:02
ドウモ〜〜〜ッおはハジメマシテ〜〜〜ッ
拙僧は26歳の教祖してるのぉ〜〜〜っ
うーんとー、修行を積まねばならぬ。清められねばならぬ。
道半ばでの死を探してたらなんとっ!
素敵な突破ルートを発見!ヨガポーズをとって瞑想を始めた。
あやしい国教とかすごい数の脳内改竄がありますけど、
これ全部1人の方が管理しているんですか?すごすぎ
てなわけで、アーバンの民よ!我は神の使徒にして神罰代行者サドゥ・カラリパヤッツである!
導き手に、なってくれるよねっ。
え?くれないのぉ〜?(;¬_¬)おお、なんと豪胆な!ガ━━━(゚ロ゚)━━━ン
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うーんとー、修行を積まねばならぬ。清められねばならぬ。
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これ全部1人の方が管理しているんですか?すごすぎ
てなわけで、アーバンの民よ!我は神の使徒にして神罰代行者サドゥ・カラリパヤッツである!
導き手に、なってくれるよねっ。
え?くれないのぉ〜?(;¬_¬)おお、なんと豪胆な!ガ━━━(゚ロ゚)━━━ン
なってくれなかったら、( `_)乂(_´ ) 勝負! \(^o^)/
☆○(゜ο゜)oヤンヤンへの明らかなオーバーキル、☆(゜o(○=(゜ο゜)o バコ〜ン!!( ゚▽゚)=◯)`ν゚)・;'パーンチ
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導き手に、なってくれるよねっ。
え?くれないのぉ〜?(;¬_¬)おお、なんと豪胆な!ガ━━━(゚ロ゚)━━━ン
なってくれなかったら、( `_)乂(_´ ) 勝負! \(^o^)/
☆○(゜ο゜)oヤンヤンへの明らかなオーバーキル、☆(゜o(○=(゜ο゜)o バコ〜ン!!( ゚▽゚)=◯)`ν゚)・;'パーンチ
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(☆o☆)きゃ〜〜(@_@;)やられた〜〜(o_ _)o 懐からきのこ ガ━━(゚Д゚;)━━ン!
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ということで。(^-^)vじゃあね〜〜〜♪(⌒0⌒)h
931瀬戸遥:2005/08/15(月) 01:40:59
>917 乙だねぇ、何が乙って私に対する乙ではなくて、どうでもいい瀬戸遥に対して乙って
    私、瀬戸遥じゃん!
932名無しになりきれ:2005/08/15(月) 01:41:47
ドウモ〜〜〜ッおはハジメマシテ〜〜〜ッ
拙僧は26歳の教祖してるのぉ〜〜〜っ
うーんとー、修行を積まねばならぬ。清められねばならぬ。
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導き手に、なってくれるよねっ。
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☆○(゜ο゜)oヤンヤンへの明らかなオーバーキル、☆(゜o(○=(゜ο゜)o バコ〜ン!!( ゚▽゚)=◯)`ν゚)・;'パーンチ
(>_<) いてっ!神罰覿面ンン!! ゛o(≧◇≦*)oo(*≧◇≦)o″ダメ!!
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導き手に、なってくれるよねっ。
え?くれないのぉ〜?(;¬_¬)おお、なんと豪胆な!ガ━━━(゚ロ゚)━━━ン
なってくれなかったら、( `_)乂(_´ ) 勝負! \(^o^)/
☆○(゜ο゜)oヤンヤンへの明らかなオーバーキル、☆(゜o(○=(゜ο゜)o バコ〜ン!!( ゚▽゚)=◯)`ν゚)・;'パーンチ
(>_<) いてっ!神罰覿面ンン!! ゛o(≧◇≦*)oo(*≧◇≦)o″ダメ!!
(☆o☆)きゃ〜〜(@_@;)やられた〜〜(o_ _)o 懐からきのこ ガ━━(゚Д゚;)━━ン!
(+_+) 【霊茸】。。。。・゚゚・o(iДi)o・゚゚・。うぇぇん <(゜ロ゜;)>バスケットボール大の念の球!! ??゚□゚;ハウッ!
なあんて(#⌒▽⌒#)こんな拙僧っ!σ(^_^)だけど、(///▽///)んんん!・・・ふはぁあああはっはぁ・・・!
カリ・ユンガのm(_ _)m名を称えよ♪('-'*)フフ ナマンステ━━━Σ(ll◎д◎ll)━━━━━ン
ということで。(^-^)vじゃあね〜〜〜♪(⌒0⌒)h
933名無しになりきれ:2005/08/15(月) 01:42:00
最後はもらった
934瀬戸遥:2005/08/15(月) 01:42:38
私が最後のレスよ!

東京万歳!


誰か助けてぇえ!!


どうして誰も助けてくれなかったのよおおおーーー!!!!



馬鹿ぁぁ・・・・馬鹿やろう・・・・



うう・・・ううう・・・・・しくしく。
935名無しになりきれ:2005/08/15(月) 01:42:58
私が最後のレスよ!

東京万歳!


誰か助けてぇえ!!


どうして誰も助けてくれなかったのよおおおーーー!!!!



馬鹿ぁぁ・・・・馬鹿やろう・・・・



うう・・・ううう・・・・・しくしく。
936瀬戸遥:2005/08/15(月) 01:43:14
やっぱり最後のレスは難しかった!!!
















そう思った東京の夏。
937名無しになりきれ:2005/08/15(月) 01:43:20
まだまだ容量残ってるっちゅうねん
938名無しになりきれ:2005/08/15(月) 01:43:55
はいはいおめすおめす
939瀬戸遥:2005/08/15(月) 01:44:04
駄目だねぇ。容量って足りるねえ。
まるで私が、ピエロじゃあないかぁー、ピエロって言うな。

ううう、どうせピエロだ私は。
940瀬戸遥
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これ全部1人の方が管理しているんですか?すごすぎ
てなわけで、アーバンの民よ!我は神の使徒にして神罰代行者サドゥ・カラリパヤッツである!
導き手に、なってくれるよねっ。
え?くれないのぉ〜?(;¬_¬)おお、なんと豪胆な!ガ━━━(゚ロ゚)━━━ン
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(+_+) 【霊茸】。。。。・゚゚・o(iДi)o・゚゚・。うぇぇん <(゜ロ゜;)>バスケットボール大の念の球!! ??゚□゚;ハウッ!
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