【幌馬車隊】荒野を駆ける馬車【擬似家族】

―――旅は道連れ世は情け、一期一会の出会いは大切に―――

俺の仇名はブロンディ。理由は単純明快、金髪碧眼だからさ。
本当の名前？知るかそんなもん。天涯孤独、親兄弟の顔も知らねえよ…

俺はイリノイからテキサスを目指して出発しようと思っているんだが、
正直言って一人じゃ心許ない。そこで、旅に付き合ってくれる仲間を募集中ってわけだ。
もちろん、出発後の道中での飛び入り参加も歓迎だ。
まあ最初はお互い他人同士かもしれねえが、ゆくゆくは家族みたいになれりゃいいな。

幌馬車隊の掟は以下の通りだ。

１．名無し・オリキャラハン問わず参加可能
２．無用な詮索や指摘を禁ず
３．喧嘩・口論　お断り

掟に従わない者は、砂漠のド真ん中であろうと荒野の果てであろうと
容赦なく置き去りの刑に処す。いいな？

それじゃ、俺はここで待ってるからよろしくな！

放置化決定スレ

>2
ははは！気の早い奴だな。
まあ俺は気長に待ってみることにするさ。

ああ…そうだ、オリキャラハンの参加者は自己紹介してくれるとありがたいな。

出典（該当者のみ）：
本名：
年齢：
性別：
職業：
性格：
特技：
趣味：
身長：
体重：
容姿の特徴：
装備品：
恋人の有無：
好きな異性のタイプ：
好きなもの：
嫌いなもの：
好きな食べ物：
最近気になること：
将来の夢：
仲間たちへ一言：

これだから西部劇ヲタクはｗ

>4
この光景にそこはかとなくデジャヴを感じる人も多いだろうが、
気のせいだよ　気　の　せ　い　！はっはっは！
俺はとにかく旅ができりゃいいんだ。よろしくな。

そうだ、自己紹介をしておこう。

仇名：ブロンディ
本名：不詳
年齢：26
性別：男
職業：ロック・アイランド鉄道で勤務していたが、現在は移住を目指しているため無職
性格：口は悪いが飄々としている
特技：ギターの弾き語り、正当防衛で銃殺する戦法
趣味：人と語らうこと、歌うこと
身長：185cm
体重：78kg
容姿の特徴：金髪碧眼
お気に入り：ステットソンのカウボーイ・ハット
装備品：ウィンチェスターM1866、コルトSAAキャバルリー、フィールドナイフ
恋人の有無：さあどうだろうな？
好きな異性のタイプ：俺は正直な男だから、美女には弱いな…
好きなもの：自然、美味い料理と酒、いい女
嫌いなもの：不味い料理と酒、余裕の無い女の金切り声
好きな食べ物：ビーフシチュー
最近気になること：昔から気になっていたことだが、やっぱり自分の本名と親のことかな。
将来の夢：そりゃあ、金持ちになりたいとか、いい嫁さん貰いたいとか…いろいろあるぜ。
参加者へ一言：旅は道連れ世は情け！旅の仲間は多い方が楽しいしな。よろしく。

兄ちゃん…アンタ、大物だぜ



アッチッチチチチチ！！！

特技の欄さ〜・・・ギター侍かよ！ｗ

カスターですよ！

>7
大物？そりゃどうも。自分じゃよく分かんねえけどな…
それよりあんた、火傷してねえか？

>8
ギター侍？ああ、この前会った東洋人の流れ者がそんな人の話をしてたっけな。
有名人を「残念ッ！！」とか言ってバッサリ斬る人だろう？
言っとくが、俺はそのギター侍じゃねえからな。

>9
はっ！我輩はブロンディであります！
本名は分かりません！

…それにしても、将軍ともあろうお方がこんな所でのんびりしてていいのかねぇ？
べつに俺は構わないんだけどな。

幌馬車強盗団め、逮捕する！

>12
おいおい変な言いがかりはよしてくれ。
しかも、強盗「団」ってなあ…まだ俺一人だぜ？
大体、白昼堂々こんな目立つ所に強盗団がいるかってんだ。まったく。

あー、ちょっとそこの本物の保安官、こっちに来てくれ！
保安官気取りの酔っ払い>12が絡んでくるんだ。どうにかしてくれよ。

本名： ピート・Ａ・進道
年齢： 31
性別： 男
職業： サムライ
性格： 豪快
特技： 野牛刀殺法
趣味： 昼寝
身長： 188�p
体重： 132�`
容姿の特徴：太っている　ブタっぽい　
装備品：鬼灯丸 小刀　
恋人の有無：無し
好きな異性のタイプ：やさしい人
好きなもの：美味いメシ　快眠できる場所
嫌いなもの：悪党　キザ男
好きな食べ物：寿司　はんばあがあ
最近気になること：太って腹がでたこと
将来の夢：最強のサムライ･･･とかじゃなくかわいい嫁サンをもらうこと
仲間たちへ一言：････ＺＺｚ　

あ〜腹減った！

ポークシチューｷﾀ――――――！！

>14
おっ…東洋の神秘、サムライだな！
あんたも美味いメシが好きで、将来はいい嫁さんをもらうのが夢なのか。
ちょいと気が合いそうだな。

だが、今回の旅は毎日美味いメシが食えて、毎日快眠できるという保証は無いぜ。
ある時は荒野、またある時は砂漠で過ごさなきゃならねえからな。
それでも良けりゃ一緒に来てくれ。

>15
…って、言ってるそばからあんたは…
出発までまだまだ時間があるから、メシならその辺の店で食ってくれ。
貴重な食料を無駄に使うわけにはいかねえんだ。

>16
あいにく俺はポークシチューよりもビーフシチューのほうが好物なんでね。

>16
悪！即！斬！

わしだってきにしておるのだ！

僕も一緒に旅したいんだけど、馬車に乗っていい？

>17
サムライたるもの死ぬ覚悟はできておる。
わしでよければついていくぞ。
･････でも一応大量水と食料は買い込んでおくか。

あいやすまぬ！腹が減ってはなんとやら･･･だからな！

>19
おう、歓迎するぜ！
まだ出発までには時間があるから、町で遊んでいたらどうだ？

>20
そうか！来てくれるか。
じゃあ、あらためてよろしくな、ピート！

あ…調味料各種に牛肉とベーコンはたくさん用意してあるから
それは買ってこなくていいからな。

>>21
よろしくでござるぶろんでぃ殿！

ではわし専用の食料を買ってくるのだ！

>22
おう、いってらっしゃい！
…ピートの専用食料って、やっぱり寿司とハンバーガーなんだろうか…

さて、いったん話をまとめて説明しておくか。
今回は、イリノイ州シカゴからテキサス州サン・アントニオまでの旅だ。
…と、一言で片付けると大したこと無さそうだが、目的地に辿り着くまでには
ミズーリ州、カンザス州、オクラホマ州も通らなきゃならねえんだ。
ま、広大な土地を南西に向かって旅すると思ってくれりゃいい。

〜現在地〜
イリノイ州シカゴ

〜現在のメンバー〜
ブロンディ
ピート・Ａ・進道
名も無き旅人>19

>23
さすがに寿司は売ってなかったでござる。
はんばあがあと干肉系と水を買い占めてきたぞ。

意外と長旅になりそうだな！

お腹がすいたのではんばあがあを食うでござる。

ﾓｸﾞﾓｸﾞウマー

ハウディ！
まだまだメンバー募集中だ！気軽に参加してくれ。
最終目的地まで一蓮托生の旅もよし、途中参加・途中離脱もよし!
越境不可だのなんだのうるせえこたぁ言わねえから、
流れ者もアウトローもジョージもメアリーもどんどん来いや！
今日はいろいろと準備しなきゃならねえから、出発は明日だ！

>24-25
そうだな、今回はかなりの長旅になりそうだ。
最初の目的地ミズーリ州のセント・ルイスまでは、これといって目ぼしい町は無いから
このシカゴで食料をたんまり買っておくのは正解だろうな。

…だがピートさんよ。買い占めは、ちとやりすぎじゃないのかい？
まあいいや、買ってきた食料をこっちの馬車に積んでくれ！俺も手伝うよ。

…って、おいこら！積んでるそばから食うんじゃねえ！

>26
だって腹が減ってるんでござるよ〜

そもそもこれはわし専用食料なのだ。
わしがしっかり管理するでござる！

ヘイ、カウボーイ
俺の上司もカウボーイなのさ
ホント　ホワイトハウスは地獄だぜ　フゥーハハハァー

オーケードーケー！
しぶとくメンバー募集中だ！気軽に参加してくれ。
最終目的地まで一蓮托生の旅もよし、途中参加・途中離脱もよし！
越境不可だの馴れ合いするなだのうるせえこたぁ言わねえから、
古今東西老若男女どんどん来いや！
出発は明日だ、よろしくな！

幌馬車隊の掟は>1
参加希望のオリキャラハン用の自己紹介テンプレは>3
旅のおおまかな説明は>23 のニ段落目

>27
わかったわかった。
ゆーっくりじーっくり食ってていいから、少し静かにしてくれないか？

>28
おいおい、俺はカウボーイじゃねえぞ。
>6の自己紹介にもある通り、元鉄道員で今は移住者というか開拓者というか何というか。
ホワイトハウスが地獄？だったらそんな所抜け出して一緒に旅に出ようぜ！

>29
すまんﾄﾘ付け忘れたでござる。

わしうるさかったかのう？
まあいい食うでござる！ﾊﾞｸﾊﾞｸ

人通りが少ない場所と時間帯にもかかわらずメンバー募集中だ！気軽に参加してくれ。
最終目的地まで一蓮托生の旅もよし、途中参加・途中離脱もよし！
越境不可だの馴れ合いするなだのうるせえこたぁ言わねえから、
奇人変人軍人凡人まとめてかかって来いや！
とりあえず行き当たりばったりで今日出発予定だ、よろしくな！

もちろん、出発後の道中での飛び入り参加も大歓迎だ。

幌馬車隊の掟は>1
参加希望のオリキャラハン用の自己紹介テンプレは>3
旅のおおまかな説明は>23 のニ段落目

>30
あのなあ…俺が言いたいのは、一日中俺の後を付け回さなくてもいいって事だよ。
一緒に旅してくれるのはありがたいが、さすがに四六時中側にいられちゃかなわねえ。
ほら、あんまりお前とばかり話していたから、他の人が俺に話しかけるのを
ためらっているでござるよ。

…はっ！ピートの語尾がうつっちまったぜ…参ったなぁ。

ひとまず、ここシカゴでのメンバー募集は終了だな。
今のところのメンバーは…

ブロンディ
ピート・Ａ・進道
名も無き旅人>19

うむ。急な旅の話に乗ってくれたのが2人もいりゃあ良い方だな。
そのうち道中でメンバーが増えるかもしれないし、増えないかもしれないがな！
まあ気長に旅をしてみようかね。
それじゃ、ピートと>19、よろしくな！

おっと…もうすぐ出発の時間だ。
さあ、乗った乗った！

よーし…出発だ！

〜現在地〜
イリノイ州（ミズーリ州セント・ルイスに向かい南西へ）

あ…そうだ。
この地図に、途中で立ち寄る町に印を付けておいたんだ。
参考程度に見といてくれ。
ttp://proxy.ymdb.yahoofs.jp/users/a59737ce/bc/__hr_map.jpg?bcjeJWCB1KK7DpCs

何だ、兄ちゃんはテキサスに行くのかい。
オレは一旦東海岸に帰る所さ。
人サマに話せるような方法じゃねぇが、たっぷり儲けさせて貰ったからな。
ヒッヒヒヒ…。

オゥ、そうだ。今日は気分がいいからよ、この銃をやろう。
バントラインとかいう野郎がコルト社に特注して何丁か作らせた
スペシャル・モデルらしくてな。
コイツは銃身を切り詰めてあるが、元々は長さ12インチもあったらしい。
風の噂じゃ、カンザスのマーシャルが元のままのサイズで愛用してるらしいがね。
何でも棍棒みたいにぶん殴って使ってるんだとさ。笑っちまうねぇ。



アッチッチチチチチチチチ！！

ブロンディは見てしまった･･･
ピートのケツから豚の尻尾が生えてるのを・・・

>34
おや？また会うとは奇遇だなぁ。俺たちとは逆方向に行くのか。
…ん？銃をくれるって？
どれどれ…ほーう、こりゃあなかなか面白い銃だな。ありがとう。

今度テキサスに行く用事でもできたら俺の馬車に乗っていけよ。
…また会えたらの話だけどな。
じゃあ、気をつけて帰れよ！グッドラック！

>35
おいおい、勝手にストーリーをでっち上げてもらっちゃ困るぜ。
ま、ピートが何者であろうと俺は構わねえよ。
野暮な詮索はしねえ。それが俺の中での掟なんでね。


さてと…ありがたいことに武器のストックができたな。

〜ストック分　アイテム〜
コルト社製のスペシャル・モデルの銃

いつのまにか出発してるでござる！

>35
なぜそれを･･･悪！即！斬！

よーし、この辺で馬車をとめて晩飯にするか！
今日のメニューはブロンディ特製の「サノバビッチ・シチュー」だ！

…名前はそこはかとなく下品だが、柔らかくてうまい仔牛の肉を
使いまくったコクのあるシチューだぜ！
カウボーイが牛追いの旅の途中によく食ってるやつだな。

>37
！！
お前、本当にブ…い、いや…何でもない。
まあ、間違ってもシチューの材料にはしねえから安心してくれよな。

>>38
うまそうでござる！！いただくでござるよ！

なにを言っておるのだぶろんでぃ殿？
わしがブタなわけないであろうが！ワッハッハ

そ…そうだよなピート、お前はブタじゃねえよな！あはははは！

あー食った食った！
よーし、景気付けにパーッと明るい唄を歌うぜ！


はやる荒馬を乗りこなす　手綱のさばきもあざやかに
走れ！　果てしない草原を　朝風ついてどこまでも

いつもあの丘に咲く花は　とても美しい花なんだ
だから　あの花の咲くそばで　馬を休ませ歌うのだ

白いマフラーをなびかせて　ひづめの響きも軽やかに
歌え！　若者よ　草原よ　馬もいななけ高らかに

>>40
･･････Ｚｚｚぐーぐー

ハッ！！すまんいつのまにか寝てたでござる

>41-42
はいはい、俺は名も無き旅人>19と歌っているんだ。
てめえは一生そこで寝てても構わねえからな。
…ったく、歌う楽しさも風情も分からん奴と旅する事になるとはなぁ。

で、やっぱりお前はブタだったんだなぁ？
そのうちポークシチューの材料にしてやろうかな…フフフ…

>>43
すまんワシは音痴なのだ･･･。許してくれい！

むっ！ワシのどこがブタなのだ！

>44
ああ、音痴だったのか…まさか、それが原因でふて寝をしてたんじゃないだろうな？
しかしあんな明るい曲を聴きながら寝られるとは、感心するというべきか
呆れるというべきか…まあいいや。

ま、お前がブ…だというのは見なかったことにしておくよ。
誰だって知られたくないことのひとつやふたつあるもんさ。なっ！

あ…そういや、会話する時は　>>　じゃなくて　>　を使ってくれ。
俺はよく知らねえが、なんか色々とあるみたいだからな。頼むよ。

>45
ああスマンなつい癖でやってしまうのだ。

実はそれが原因でふて寝してたでござる。＞音痴

かみんぐあうとすると拙者は雄豚でござる！
変な薬でこのようになったのだ。
なんでもその薬はその者にあった動物に変えるらしいのだ。

だからワシはワシをこのようにした奴を殺しにテキサスにいくのだ。
そして元に戻るためにな！！

中西部はまさに弱肉強食
お前たちも俺のような天才でなければこの先生きのこるのすら難しいぞ。

フッ、天才である俺はカリフォルニアトレイルの連中相手にネヴァダ砂漠で水を売った。
当初は一杯10ドルだったのが、250ドルまで値上がりしたな。

>46-47
な、なんだって！！
じゃあ、ピートは元は人間だった…ってことだよな？

なに…？復讐のためにテキサスに…
よし分かった！俺に出来る事があれば何でも協力するぜ！

>48
おや？こんばんは。旅人かい？

…ふーん、そうかい。忠告ありがとさん。
天才、ねぇ…自分で言うかよって感じだけどな…
ま、意外と俺みてえな人間の方がしぶとく生き残るような気もするけどな。
あんたもせいぜい頑張れよ、天才さん！

>48
む。ワシあまり頭よくないから気をつけねばな。

>49
かたじけないぶろんでぃ殿！ワシをこの姿に変えた
奴の名はブル！ＢＵＬＬという男じゃ！
ワシの目的はＫＩＬＬＢＵＬＬ！ただ１点じゃ！

　　　　　 _,,,......,,__
　　／_~　,,...:::＿::;; ~"'ヽ
　(,, '"ヾヽ　 i|i　//^''ヽ,,)
　 　^ :'⌒i　　　 i⌒"
　　　　　 | ( ﾟДﾟ)　　＜俺のような天才でなければ
　　　　　 |（ﾉ　　|）　　この先生きのこるのすら難しいぞ！
　　　　　 | 　　　|　
　　　　　 ヽ ＿ノ
　　　　　 　U"U

>50
よっしゃ！
KILLBULLを目標にテキサス目指してGO!GO!Hey,GO!だな！
オーケードーケー、任せときな！

>51
むっ…何者だ？
！！あ…あんたは噂の…

　き　の　こ　る　先　生　！？

>51
うまそうなきのこじゃ！いただくでござる！！

>52
むう。真にかたじけない。よろしく頼むでござる。

>53
おっ…おい、キノコはむやみやたらに食っちゃヤバイだろう！？
毒性を持つ「きのこる先生」だったらそれこそ一大事だぞ！

しかし、そんな見るからに怪しい「喋る人面キノコ」を食うとはたまげたな。
ピートの食欲恐るべし、だな…

>54
あいやスマヌ。食べ物を見ると止められないのだ。
もともと食欲はスゴかったがな。

―――メンバー募集中＠シカゴ〜セント・ルイス間―――

当幌馬車隊では旅の仲間となるメンバーを募集している。
最終目的地まで一蓮托生の旅もよし、道中での途中離脱もよし！
越境不可だの馴れ合い禁止だのうるせえこたぁ言わねえから、気軽に参加してくれ。

幌馬車隊の掟は>1
参加希望のオリキャラハン用の自己紹介テンプレは>3
旅のおおまかな説明は>23 のニ段落目
地図はttp://proxy.ymdb.yahoofs.jp/users/a59737ce/bc/__hr_map.jpg?bcjeJWCB1KK7DpC

〜現在地〜
イリノイ州（ミズーリ州セント・ルイスに向かい南西へ）

〜現在のメンバー〜
ブロンディ／ピート・Ａ・進道／名も無き旅人>19

〜ストック分　アイテム〜
コルト社製のスペシャル・モデルの銃

>55
そうかそうか。
ま、食欲旺盛なのは健康な証拠だよな！
でも頼むから毒性のある食い物にだけは気をつけてくれよ。
テキサスに辿り着く前にあの世に逝かれちゃ目も当てられねえからな…

おっと、すまない…
地図はこっちだ。
ttp://proxy.ymdb.yahoofs.jp/users/a59737ce/bc/__hr_map.jpg?bcjeJWCB1KK7DpCs

よっしゃー！景気付けに歌うぜー！

♪俺の馬車にゃ　だれーも乗れーぬ

　　命懸けーの　レーェーェス！！


…はっ！
そんなデンジャラスな馬車じゃ誰も乗ってくれなくなっちまうよなぁ…

>58
もっと明るい歌をうたえばいいでござる。
むう腹減ったのう。

そこに暴れ馬が突っ込んでキタ━━━━━━━━━━！！！！

>59
おう、そうだな。
それじゃあこの唄でも歌うか。

♪しっずかな湖畔の　森の影から


…ドドドドドッドドドドドドドッドドドド…



…なにィ！？
>60 暴れ馬がこっちに向かってくるじゃねえかぁぁーーーーっ！

…と思ったら北北西に進路をとって違う方に行っちまったな。
ふう、デンジャラスだぜまったく…

よーし、この辺で馬車をとめて晩飯にするか！
今日のメニューはブロンディ特製「煮込みハンバーグ」だぜ！

トマトをベースに、玉ねぎ、リンゴ、ブランデー、蜂蜜を入れて煮詰めた甘いソースを作り、
さらにそのソースでハンバーグをじっくりと煮込んだ一品だ。

おっ…そうだ。
ピート、お前はこのロールパンでも使ってハンバーガーを作るとグレートな感じだぜ。
ほらよ、ロールパンだ。

>60
何ィィー！！！と思ったら全然違うほうにいいたでござるな。
ビックリして尻尾もおったったでござる。

>62
メシ時でござるな！ぶろんでぃどのありがたい！
はんばあがあにするでござる。
バクバクッガツガツ！！！！！ウマー

>63
フフッ…お前みたいに思いっきり美味そうに食ってくれる奴がいると
メシの作りがいがあるってもんだぜ。
ほら、食後の一杯にコーヒーもあるぜ。飲みな。


よーし、パパ歌っちゃうぞー！
…まだパパじゃねえけどな。

　空は青く　緑の野辺　懐かしのわが窓
　悲しみも　憂いも無き　微笑みのわが家
　おお　ふるさと　耳に慣れし言葉
　群れ遊ぶ　羊の群れ　晴れ渡るこの空

…うおおーーっ！
俺の本当の故郷は　ど　こ　な　ん　だ　ぁ　ー　っ　！！

おうりゃあぁぁ！出発だ！
GO!GO!Hey,GO!
さあ！今日も歌いつつ張り切って逝く…いや、行くぜー！

ttp://mfile.akamai.com/6539/wm2/muze.download.akamai.com/2890/us/uswm2/824/225824_1_04.asx?obj=v11016

あーっ！暇だし、もう腹減りすぎて我慢できねえ！
よーし、この辺で馬車をとめて晩飯にするか！
今日のメニューはブロンディ特製「サノバガン・シチュー」だ！

…この前作った「サノバビッチ・シチュー」と何が違うんだ？
と疑問に思ったそこの君、なかなか鋭いな。
ぶっちゃけ、大した違いは無いんだ。

m6（^・Д・^）ｷﾞｬｯﾋﾟｰ

>67
こんばんは、旅の人。何だい？

…ああ、このシチューが食いたいのか。
残してもしょうがないし、よかったらお前さんも食っていきな。

⊂ ＼　　　　　　　／⊃
　　＼＼／⌒ヽ／／
（（ 　 ＼（　＾ω＾） 　　　））
　　　　／|　　　 ﾍ　　　　　 　メキシコ逝ってくる
　　／／（　ヽノ ＼＼
⊂／　　 ﾉ>ノ　 　 ＼⊃
　 　三　レﾚ 　　ｽｲｽｲｰ

>69
うおっ！？なんと柔軟な身のこなし…
あんた、ただ者じゃないな？
そうか、メキシコに行くのか。気を付けて行けよ。





…あれっ？メキシコ行くってんなら俺達と方向が一緒のような気が…ま、いっか。

―――メンバー募集中＠シカゴ〜セント・ルイス間―――

ハウディ！当幌馬車隊では旅の仲間となるメンバーを募集している。
最終目的地まで一蓮托生の旅もよし、道中での途中離脱もよし！
越境不可だの馴れ合い禁止だのうるせえこたぁ言わねえから、気軽に参加してくれ。

幌馬車隊の掟は>1
参加希望のオリキャラハン用の自己紹介テンプレは>3
旅のおおまかな説明は>23 のニ段落目
地図はttp://proxy.ymdb.yahoofs.jp/users/a59737ce/bc/__hr_map.jpg?bcjeJWCB1KK7DpCs

―現在地―
イリノイ州（ミズーリ州セント・ルイスに向かい南西へ）

―旅の愉快な仲間たち一覧―
ブロンディ／ピート・Ａ・進道／名も無き旅人>19

―ストック分　アイテム―
コルト社製のスペシャル・モデルの銃


よっしゃー！朝っぱらから歌うぜー！
ttp://www.toshiba-emi.co.jp/otoku/international/rm/tocp0240_14.ram

>>71
勝手に抜け出してすまないでござるぶろんでぃ殿！
ＢＵＬＬの手下と闘っていたでござる･･･
拙者少々つかれたでござる･･･(バタッ！

>72
む…ピートか？ピートなのか！？
名前が違…いや、漢たるもの細かいこたぁ気にしねえ！
とにかくこっちに来て休むんだ！

えーっと…傷薬と包帯は…おお、あったあった。
いま怪我の手当てをしてやるから待ってろ！

>>73
グフゥ！このミスはでかいでござる！

かたじけない！この脂肪のおかげで助かるとは･･･皮肉でござるな。

>74
お、おい…今度はトリップが違…ｹﾞﾌﾝｹﾞﾌﾝ
ええい！そんな事よりも怪我の手当ては完了だぜ！
お前はきっとノドが乾きすぎて妙な事を口走っているだけだ、
ほら、水を飲んで落ち着くんだ！

>>75
かたじけない！！
ングングッ！プハー！！
くっ！思ったよりもだめーじが大きかったようでござる。

残る標的は４人でござる！！

>76
オーケードーケー、あと4人だな？
奴らが現れたら俺も参戦するぜ！
フフッ、俺のコルトが出番を待ちわびてウズウズしてるぜ！

よーし、この辺で馬車をとめて晩飯にするか！
今日のメニューはブロンディ特製「ビーフステーキ・カウボーイ風」だぜ！

柔らかい牛肉に、玉ねぎの甘みとチリソースの辛味が程良くマッチしたステーキだ。
そして、カウボーイ経験が無い俺の作ったステーキがなぜ「カウボーイ風」なのかは秘密だ。
よっしゃー！いただきまーす！

………………………………………。




♪う〜む最高！言うこと無しだぜー！

本名： 黙秘
年齢： 28
性別： 男
職業： 呪術師
性格： 普段は温厚だが目的の為には手段を選ばない
特技： 呪術、法術
趣味： 剣術を少々
身長： 172cm
体重： 58kg
容姿の特徴：和服、痩せ型、少し長めの黒髪、つり目
装備品：無名の刀、巳弥磨ノ剣（儀式用の装飾剣）
恋人の有無：無し
好きな異性のタイプ：ツンデレ
好きなもの：山、静かな場所
嫌いなもの：漬物
好きな食べ物：らーめん、蕎麦、味噌汁
最近気になること：特に無し
将来の夢：気の強い娘を集め・・・ではなくて、特に無し
仲間たちへ一言：こんな俺だがどうかよろしく

>79
こんばんは、旅の人。
おっ？仲間になってくれるのか！嬉しいねぇ。
まあ、とりあえずこのステーキでも食いながら一緒に語ろうぜ！

…なに、はるばる東方からやって来たのか。
術師か…呪術に法術…この辺じゃ聞いた事の無い術だな。
さすがは東洋の神秘…
とにもかくにも、よろしくな！

あーっと…ところで、あんたの事は何と呼べばいいんだ？
「術師」と呼んでも構わねえか？

>80
ステーキか、これはありがたい。

こちらこそどうぞよろしく。
あ、呼び方は好きなように呼んでくれ。

>81
オーケードーケー！それじゃあ「術師」と呼ばせてもらうぜ。

ああ…それにしても、術師は本当に温厚な感じだねぇ。
…そういや、静かな所が好きなんだったよな？
それじゃあ、口が悪くて話し好きな俺と、食いしん坊で俺と同じくお喋りなピートの
勢いに時々引くかもしれねえなぁ！あはははは！

>>79
あらたな仲間でござるな！よろしく術師どの！
それにしても細いでござるな！わしの３文の１ぐらいかの？

>>82
ワシはお喋りではないでござるよ！････食いしん坊だけど

>83
おっと、いつの間にそこにいたんだ！？
話を聞かれちゃしょうがねえ、お喋りじゃないって事にしといてやるよ！

それよりも、ステーキは食わないのかー？
だったら俺が食っちまうぞー？ふっふっふ…

>82
静かな場所が好きと言っても、賑やかなのも嫌いじゃないんで。
楽しい旅になりそうだ。

>83
どうぞよろしく。
ピート殿は・・・、こう、貫禄がありますな。

↑は俺だ、スマン。いきなり失敗だ。

>>84
た、食べるでござるよ！ガツガツ！！

>>84
ワシもやったでござる。どんまいでござる。

>>85
まあ拙者ブタでござるからな！ブッヒッヒ！

またダブルアンカーにしてるでござる････
しかもアンカーミスまで！
かたじけない！

ははは…今日はそこはかとなくミスが目立つ一日だなぁ…
だがしかーし！漢たるもの細かい事を気にしていては務まらん！

よーし、今日の食後の一杯は「旅のレモネード・ブロンディスペシャル」だぜ！
ほら、お前らもこれ飲んで落ち着けや。

―――メンバー募集中＠シカゴ〜セント・ルイス間―――

ハウディ！当幌馬車隊では旅の仲間となるメンバーを募集している。
最終目的地まで一蓮托生の旅もよし、道中での途中離脱もよし！
越境不可だの馴れ合い禁止だのうるせえこたぁ言わねえから、気軽に参加してくれ。

幌馬車隊の掟は>1
参加希望のオリキャラハン用の自己紹介テンプレは>3
旅のおおまかな説明は>23 のニ段落目
地図はttp://proxy.ymdb.yahoofs.jp/users/a59737ce/bc/__hr_map.jpg?bcjeJWCB1KK7DpCs

―現在地―
イリノイ州（ミズーリ州セント・ルイスに向かい南西へ）

―旅の愉快な仲間たち―
ブロンディ／ピート・Ａ・進道／東方の術師
名も無き旅人>19

―ストック分　アイテム―
コルト社製のスペシャル・モデルの銃


セント・ルイスまではまだまだあるぜ！
よーし、今日の旅の道連れ曲はこれだ！
ttp://cinema-magazine.com/new_kantoku/kantoku_pic/morriconemusic/forafew.mov

>>1
いい男になれる素質はあるんだ、アンタにはね

>>91
はじめましてライラ殿

拙者はどうでござるか？

よーし、この辺で馬車をとめて晩飯にするか！
今日のメニューはブロンディ特製「チーズハンバーグ・デラックス」だぜ！

ふんわりと焼き上げた柔らかくてジューシーな牛肉100％のハンバーグの上に
たっぷりとチーズをとろけさせた一品だ。

>91
おや？こんばんは、旅の人。
あんたも出来たてのチーズハンバーグを食っていくかい？

うーん…「いい男になれる素質がある」ってことは、まだ今はいい男じゃねえってことか…
なんか微妙な感じだが、褒め言葉として素直に受け取っておこう。ありがとな。

>92
えーっと…返事はライラに任せるとして…
とりあえず、お前もメシ食え。
ロールパンもたくさんあるから、ハンバーガーも作れるぞ。

>91
はじめまして、ところであの、
俺はどうだろうか？

>93
おお、これは美味そうですな。

>>93
おお美味そうでござる！！いただくでござる！！！
ガツガツむしゃむしゃ！！！！

>>94
術師殿も遠慮なく食べるといいでござるよ

いい男になれる素質があるのかどうかが気になる今日この頃、
皆様いかがお過ごしでしょうか？

…って感じの状況だな。
ちっちっち…素質があるだけじゃあダメなんだぜ。
素質を生かさねえとな！






…ん？
ということはあれだ、俺は素質を生かしきれてねえって事だな！あはははは！

＿|￣|○ ＜クッ…見事なまでに自爆したぜ………ぐふっ！

―――メンバー募集中＠シカゴ〜セント・ルイス間―――

ハウディ！当幌馬車隊では旅の仲間となるメンバーを募集している。
最終目的地まで一蓮托生の旅もよし、道中での途中離脱もよし！
越境不可だの馴れ合い禁止だのうるせえこたぁ言わねえから、気軽に参加してくれ。

幌馬車隊の掟は>1
参加希望のオリキャラハン用の自己紹介テンプレは>3
旅のおおまかな説明は>23 のニ段落目
地図はttp://proxy.ymdb.yahoofs.jp/users/a59737ce/bc/__hr_map.jpg?bcjeJWCB1KK7DpCs

―現在地―
イリノイ州（ミズーリ州セント・ルイスに向かい南西へ）

―旅の愉快な仲間たち―
ブロンディ／ピート・Ａ・進道／東方の術師
名も無き旅人>19

―ストック分　アイテム―
コルト社製のスペシャル・モデルの銃


よーし、昨日の自爆のショックから立ち直ったぞー！
今日も張り切って行くぜ！

よーし、この辺で馬車をとめて晩飯にするか！
今日のメニューはブロンディ特製「スパゲッティ・ウエスタン」だぜ！
ちなみにこのメニュー、俺とは何の関係もねえからな。

クルマエビ、ハマグリ、ホタテをふんだんに使い、
トマトをベースに唐辛子でピリッとした辛味をきかせたソースをかけた
シーフード・スパゲッティだ。


…っていうか、今日はやけに静かだな。まあいいけどさ。

>98
こちらの大陸に来てから随分いろんな物を食べたが、
スパゲッティはまだ食べたことが無かったな。

おお、今まで食べてきたどの麺類とも違うが
中々美味しい。

>99
おう、そいつぁ良かったぜ！
飯作りってのはさ、「美味い」と言ってくれる人がいると張り合いがあるんだよな。

だが、せっかく作ったもんを不味そうに食われた日にゃもう
そいつの頭を銃でぶち抜きたくなるぜ！
術師もそう思わねえか？

ホーホーホホホゥ！！

>101
うわっ！？
な、なんだよいきなり…心臓に悪いなぁ…
さすがは気性の荒いアパッチ族だな。

ん？なんだって？…ああ、腹減ってるから暴れてたのか。
だったらこのスパゲッティ食っていけよ。な？

>100
確かに丹精込めて作ったものを不味そうに食べられたら
俺もかなりのショックは免れないな。
なんだかブロンディ殿は料理人に向いている気がしますな。

>101
アパッチ族？
なぜかどこかで聞いたような・・・？

>103
おう、料理人か。いいねえ。
たしか、カウボーイ達の牛追いの旅についていく料理人はそこそこ良い給料貰えたような…
カウボーイのボスが90〜100ドルで、料理人は60〜80ドルくらいだったかな？
ボス以外は30〜50ドルくらいだから、まあ悪くはねえ給料だよな。
次の仕事の候補にしよう。うん。

うっ…！とうとう俺も名無しのまま語っちまったぜ！
即刻白状する！
>104は俺だ！

＿|￣|○＜ ああ〜やっちまった…やっちまったよ旦那…

西部の掟により縛り首！

………今までのあなたは死にました
ですが、悔い改めた時からあなたの新しい人生が始まるのです
さあ、お行きなさい

ここは私が食い止めます！！今の内にッ！！

>106
くっ…やっちまったこたぁ潔く認めるさ。
だがな、俺はここで死ぬわけにはいかねえんだ！
なんとしてもテキサスに行かなきゃならねえ理由があるんだ！

>107
おお…神父様！？
このような荒野の真っ只中で死の宣告を受けたに等しいあわれな旅人に
救いの手を差し伸べてくださると…？
…この恩は一生忘れません！


つーわけで、あばよー>106とっつぁ〜ん♪

―――メンバー募集中＠シカゴ〜セント・ルイス間―――

ハウディ！当幌馬車隊では旅の仲間となるメンバーを募集している。
最終目的地まで一蓮托生の旅もよし、道中での途中離脱もよし！
越境不可だの馴れ合い禁止だのうるせえこたぁ言わねえから、気軽に参加してくれ。

幌馬車隊の掟は>1
参加希望のオリキャラハン用の自己紹介テンプレは>3
旅のおおまかな説明は>23 のニ段落目
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―現在地―
イリノイ州（ミズーリ州セント・ルイスに向かい南西へ）

―旅の愉快な仲間たち―
ブロンディ／ピート・Ａ・進道／東方の術師
名も無き旅人>19

―ストック分　アイテム―
コルト社製のスペシャル・モデルの銃


ふぅー、昨日は通りすがりの神父様のおかげで九死に一生を得たぜ！
よっしゃー！作戦変更だ！　　　→「いのちだいじに」
それじゃ、今日も元気に行くぞー！

かっこいいですぅ〜

よーし、この辺で馬車をとめて晩飯にするか！
今日のメニューはブロンディ特製「マカロニ・ウエスタン」だぜ！
…なんだよ、俺とは関係ねえって言ってるじゃねえか…

牛乳、塩、小麦粉、バターで作ったホワイトソースに溶かしたチーズを入れ、
その中に煮たマカロニを入れた一品だ。

>110
おう、そうかい？ありがとな！

はっ…！もしやこれは…
俺の中に眠る「いい男になれる素質」が開花しつつあるのか！
そして、ピートと術師と名も無き旅人に秘められた「いい男になれる素質」も共に…

　そ　し　て　伝　説　へ　・　・　・　

かっこいいおにいたん。コレあげう

>112
ん…？おお、ありがとな！
それじゃあ、君にはこの「キャンディセット・デラックス」をあげよう！
そうだ、ついでだから一緒にマカロニも食っていくかい？

…うーむ、「コレあげう」って小さな包みをもらったはいいが、
肝心の中身は何なんだろうか…謎だぜ。

えーチョコだお。えへへ、おにいたんこのアメおいちいねっｳﾏｳﾏにこにこ

>114
そうか、チョコレートか。
じゃあ後でこっそり食…ｹﾞﾌﾝｹﾞﾌﾝ、仲間のみんなと分け合って食うよ。

それにしても、こんな時間に子供が一人でうろついているたぁ
一体、親は何をしているんだろうなぁ…
腹減っただろ？あったかい飯食っていきな。

わーい、あのねあのね、ママおしごとだからってここでまってなさいってゆったの　もぐもぐ

>116
ほう、そうなのか…

…って、え゛っ！？
あ〜あ…ったく、しょうがねえママだなぁ…
よしよし、それじゃあ一緒にトランプでもして遊ぶか？それとも歌を歌おうか？
なにしろ旅の途中だから遊び道具に事欠いてんだよなぁ…

ん〜とね〜ん〜と、絵本よんで〜〜モニたん、あんぱんさんの絵本がいいお！

>118
よし分かった。俺のしゃがれ声でも良けりゃいくらでも読んでやるよ。
ふーん、この絵本か…どれどれ…

―――むかしむかし、あるところに「あんぱんさん」という
それはそれはおいしいあんぱんでできたおとこのこがいました。

「あんぱんさん」をつくったのは、「シャブおぢさん」という
たいへんマッドネスなパンこうじょうのぬしでした。


…え゛え゛っ！？
これって本当に子供向けの絵本なのか…？
…衝撃的だぜ…

おにいたん、つづきはやくはやく〜

>120
…ああ、分かったよ。じゃあ、気を取り直して…

―――シャブおぢさんはあんぱんさんがひとりぼっちではさみしかろうとおもい、
おともだちをつくってあげることにしました。
そのおともだちとは…

おいしいカレーをいっぱいつめたカレーパンをつかった「カレーパソマソ」と、
シンプルなしょくパンをつかった「しょくパソマソ」でした。

カレーパソマソとしょくパソマソは、あんぱんさんとおともだちになろうとしましたが、
あんぱんさんはそれをかたくなにこばみます。
ふたりのしつこさにブチきれたあんぱんさんは、とうとうなきさけんでしましました。

「どうじょうするのはやめてくれ！ぼくのともだちは『あい』と『ゆうき』だけなんだッ！！」

―完―


…おいおい、中途半端な上に壮絶な終わり方だなこの絵本…
子供の健全な成長を妨げる事このうえなしだな…

zzzZZ……ﾑﾆｬﾑﾆｬ……それ〜いけ〜ち〜ず〜……カバヲちね……ムニャムニャ

１「大変だ〜！アウトローの一味が来て女ガンマンを撃ち頃ちてしまったらしいぞ〜」
２「なんだと〜はやく保安官を呼ぶんだ」
３「それより知ってるか？女ガンマンて最近来た用心棒だろ？未亡人で小さい女の子いたよな？」
４「ああ、なんでも旦那の代わりにこの街の用心棒になったらしいんだよな」
５「かわいそう、残された子って身寄り無いんでしょ？どうするのかしら」
１「それにしても保安官おせーなー　アウトロー団逃げちゃうじゃねーか」

>122
ふぅ…寝ちまったか…
…なかなか残虐な寝言を言う子だなぁ。将来はかなりの大物になりそうだな！
さてと、この子の母親を探しにいかないと…

なんだぁ？やけに騒がしいな…

>123
おい！その未亡人の子供ってのはこの子のことか？

…なんだってぇ！？母親が殺されたばかりって…どうすんだよこの子…
ええい！保安官は鈍くせぇし、この俺がアウトロー団をとっ捕まえてくるぜ！
おいそこのあんた、ちょっとこの子を見ててくれ！

ワハハハハーーーーーおれたちゃ無敵のアウトッロ♪（へへいへい♪）
なんでもわるいの悪い子団アウトッロ♪（おおおうおぅ♪）
メンバー１「アニキアニキ！今夜もいっぱい悪さしたッスね〜」
ダンチョー「おうよ！おれたっちゃ無敵のアウトッロ♪だからな」
メンバー２「素敵っス！　でも女ガンマンは惜しいことしましたね　あんだけの上玉そうそういないっスよ」
ダンチョー「おれにさからうっからわるいんだっ♪」
メンバー３「へへへ……あの女が持ってたこの銃とペンダント高く売れそうですよ」
ダンチョー「おうよ！んんっじゃ、さっそく次の街の質屋にいくんだっっぜ♪」

一同「おっっおぅ♪」

>125
おっと…そうは問屋がおろさねえぜ？


パァァーーン！
ドンッ！カキン！

バン！バン！バンッ！
ドッカーーーン！ドスッ！


…ドサッ…





…ヒュゥゥゥゥゥゥ……





…ふっ…他愛もねえ…

おい保安官、遅かったじゃねえか。
まあいい、こいつらを引き取ってくれ。賞金はいくらだ？

あん？
そいつらにゃ賞金なんざ掛かってないぞ。
まぁそこいらのサボテンにでも縛り付けておくんだな。

>127
ふん…道理で弱い連中なわけだ…
まあしかし、この程度の連中に手を焼いてるようじゃ、ここの保安官もたいしたこたぁねえな。

おーい、町の皆さんがた！
こんな腑抜けでグズな保安官なんざ早い所降ろして、新しい保安官を立てたほうが
いいんじゃねえのかい？あははははは！

それじゃあ、俺は旅を続けるぜ。
もう少しでセント・ルイスに着くんだ。こうしちゃいられねえ！
あばよ！

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ハウディ！当幌馬車隊では旅の仲間となるメンバーを募集している。
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イリノイ州（ミズーリ州セント・ルイスに向かい南西へ）

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うヌヌヌ〜〜〜〜！！せっかくのワシの計画が台無しではないか
おい、あいつらは一体何者なのだ！？資料がないだと？
とっとと調べてこい！ったく、
よいかワシらのロストパラダイス計画の障害になるやつは全て叩き潰せ！

お？そういえば凄腕の用心棒先生が近くの町にいるらしいな？
たしか、ティンプなんとかっという・・・・その方を捜せ！
そしてやつらの息の根をとめるのじゃ！

>130
そこの旦那、ティンプ・シャローンとかいう用心棒をお探しかい？
その男とは旅の途中で会ったがな…俺達とは正反対の方向に行っちまったぜ…
なんでも、東海岸に帰るとか言ってたなあ…





…カチャリ…





おっと…あんたが下手に暴れると、このコルトも大暴れしちまうぜ？
そしたら、あんたの可愛がってる手下もみーんなまとめてあの世行きだなぁ…

…おい、みんな！こいつらを縄で縛り上げるんだ！


ふっ…良い子は大人しく言うことを聞くもんだぜ………よし…そうだ……そのまま歩きな。

てめえらの命だけは助けてやる。
その代わり、この町の保安官に身柄を引き渡す。いいな？
ちょっとでも抵抗する素振りを見せたら即、皆殺しだ！分かったな！！
ほら、さっさと歩け！！

>130
！？
計画？

>131
ブロンディ殿、よく状況が掴めないが、
俺が保安官を呼んでこよう。

>132
ああ、すまねえな…よろしく頼む。

…ったく、どこの町の保安官も口先ばっかりで行動が遅いッ！
こんなんだから悪党どもがはびこるんだ！

ほらよ、保安官！
こいつらの身柄をあんたの所に引き渡すから、ちゃんと始末つけろよ！

くくく・・・・たとえワシらが倒れようとも偉大なる帝王が復活した暁にはお前らなど・・・・
・・・・グ！グフッ　バタン！　　ガクッッ　サァァァァ〜〜〜（砂になって消える）

>134
！！
…砂と消えたか…

…偉大なる帝王だと？
ふん…何者だか知らねえが、俺はどんな勝負も受けて立つぜ…

>134
砂塵に帰ったか。
・・・帝王の復活？

>135
ブロンディ殿、この者が言っていた計画には
どうも西洋魔術が関わってる気がするのだが・・・。

>136
西洋魔術か…
俺は銃撃と剣術一筋で魔術には疎いから、その辺のこたぁよく分からねえが…
黒魔術か何かが関わっているのかもしれねえな。

…ともかく、ここで立ち往生してたって埒が明かねえ。
もう少しでセント・ルイスに着く。旅を続けようぜ。

パカランパカランパカランパカラン・・・・・・・馬が猛スピードで近づいてくる

ききき、きみたちどどどどきたまええええええ

>138
な、何だってぇ！？
うううううわわわわわわああああぁぁぁぁ…………！！

…ふぅ。間一髪、ギリギリで見事に避けたぞ。
我ながら惚れ惚れするドライビングテクニックだぜ。

―――ここは　セント・ルイスの街です―――

よっしゃー！やっと着いたぜ！
おーい、みんなー！セント・ルイスに到着だ！

…ほーう、さすがは人口31万の大都市だな。
とりあえず、馬車も泊められるでかい宿を探さねえとな…

おお、あの宿が良さそうだ。
ちょっと交渉に行ってくるからここで待っててくれ。



―――交渉中につきしばらくお待ち下さい―――



…よし、部屋は確保したぜ。
ああ！久々に他人様の作ったメシが食えるぜ！

―――メンバー募集中＠ミズーリ州セント・ルイス―――

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―現在地―
ミズーリ州セント・ルイス

―旅の愉快な仲間たち―
>6　 ブロンディ
>14　ピート・Ａ・進道
>79　東方の術師
>19　名も無き旅人

―ストック分　アイテム―
コルト社製のスペシャル・モデルの銃

人通りは少ないが、一応晒しageておくか。

今日はギャンブルで大儲けだぜぇ！
さーてと、夜の街に繰り出すとするか！

>143
ギャンブルは普段あまりやらないのだが、
今回は記念にやってみよう。
ブロンディ殿、手本を見せてくれないか？

>144
オーケードーケー、任せとけ！じゃあ、ちょっとこっち来な…

ギャンブルなんてのはな、ルールさえ分かりゃとりあえず誰にでもできるんだ。
俺が思うに、一番重要なのは「相手を選ぶ」ことだな。

…ほら、手前にいるじいさんは相当の手練れだ。俺でも勝負は五分五分ってとこだな。
あっちにいるのは…おそらくこの界隈の詐欺師だな。こいつも関わらねえほうが賢明だ。
…その奥にいる奴は確実に余所者だ。
西部から牛を追ってきた田舎者のカウボーイで、しかも若僧ときてらあ。
やけにいきがってるが、腕前は大したことねえ。

…話は長くなったが、これで大体分かっただろう？
ちょっと儲けたいだけなら、ああいう奴を狙えばいいんだ。
ただし、あんまり負かすとキレて銃を向けてくるかもしれねえから注意しろよ。

>145
なるほど、参考になりました。
では、早速・・・

思った程勝てない・・・
増えたり減ったりしても結局あんまり儲からないものか。
俺の腕が悪いのか。
ちょっと周りを見てこよう。

>146
うーむ、そうか…
俺は長いこと勘でやってきてるからなぁ。
これ以上は言葉で上手く説明できねえのが歯痒いんだが…

…なあ術師、お前の得意な呪術や法術で相手の出方を見抜いたりとかは
できねえのか？

周りを見てみると、結構勝ってる人もいるのか・・・。

>147
そうか、なるほどその手があったか！

・・・いやしかし、確かにできない事も無いが、
その手の術は正確さに欠けるし
何よりそこまでするのはさすがに気が引けるのだが・・・。
いや、でもものは試しと言うし・・・いや、しかし・・・。

>148

　迷　わ　ず　や　っ　ち　ま　え　よ　！

目的のためには手段を選ばねえ…それが幌馬車隊クオリティ。
…っていうか、お前の本性もまさに目的のためには何とやら、だろ？

さあ…物は試しに、あそこにいるいかにも弱そうな奴を狙って負かしてこいよ！
ふっふっふ…

>149
目的の為には・・・いや、確かにそうなのだが
俺はあまり金に執着が・・・いや、沢山持ってて困ることはないし・・・

よよよ、よし！こうなったらやってみるか！
先ずはあの弱そうな奴・・・いや、せっかくだから
あのいかにも裕福そうな奴に・・・（ﾄﾞｷﾄﾞｷ

フフフ・・・荒野の正義の味方も弱いものを狙うのか？いい心がけじゃ
それでこそ我等ワルモンコネクション前会長の忘れ形見よ・・・フフフ

ちきしょう…！
規制という名の事件に巻き込まれて大迷惑だぜまったくよぉ！
気を取り直して行くぜッ！

>150
ふっふっふ…その意気だ、術師！
よーし、ドーンと行ってこーい！


…で、結果はどうだった？

>151
おっと…誤解されちゃこまるなぁ。少なくとも俺は正義の味方ってわけじゃねえぜ。
以前は善良な鉄道員だったが、今となっちゃ流れのガンファイターみてえなもんよ。
俺の行く手を阻む奴は容赦しねえ、頂けるもんは頂く…それだけのことだ。
荒野で生き延びるためには手段なんざ選んじゃいられねえよ。

…それ以前に、何なんだよ「ワルモンコネクション」ってのはよ…

フフフ・・・これはこれはブロンディさま。アク禁規制の御勤めご苦労様でございました
さあ、出所祝いのパーティの席を設けましたのでぜひご出席くださいませ。
ワルモンコネクション・・・・世界各国の秘密結社・悪者組織の統一支配を目指して貴方様の御爺様が設立なされた組織の名前でございます。さあ、主賓は貴方様でございます
正義の味方などという戯言などもうおやめになられて我が組織の新しい指導者に・・・・・

>152
やはり正確性に欠ける術の為、それ程大儲けはできなかったのだが
まあ、そこそこは・・・ﾌﾌﾌ

>153
なんと！？
ブロンディ殿の御爺様が・・・！？

>153
…うるせえぞ、くそったれが！
俺は自由の国の流れ者だ、誰の指図も受けねえ！

だいたいなぁ、俺の親兄弟が分からねえのを逆手にとって
こんなことを企てるたぁ許せねえ！てめえらは人間のクズだ！
…てめえらのツラを見てるだけで反吐が出らあ…さっさと俺の前から失せろ！

>154
術師、あいつらと俺とは何の関係もねえんだ！
あいつらは俺が親兄弟を知らねえで育ったのを利用しようとしてるんだ…


…ちきしょう、どいつもこいつも俺が天涯孤独なのをバカにしやがって…！

>155
そ、そうであったか・・・。
なんと卑劣な・・・！

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ハウディ！当幌馬車隊では旅の仲間となるメンバーを募集している。
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―現在地―
ミズーリ州セント・ルイス

―旅の愉快な仲間たち―
>6　 ブロンディ
>14　ピート・Ａ・進道
>79　東方の術師
>19　名も無き旅人

―ストック分　アイテム―
コルト社製のスペシャル・モデルの銃


ちっ…昨日は壮大な規制事件に巻き込まれるわ変な連中に絡まれるわ
散々な目に遭っちまったぜ…

…っと、愚痴を言ってても始まらねえな。
これからセント・ルイスを出発してセダリアに向かうぜ！

―――メンバー募集中＠セント・ルイス〜セダリア間―――

ハウディ！当幌馬車隊では旅の仲間となるメンバーを募集している。
最終目的地まで一蓮托生の旅もよし、道中での途中離脱もよし！気軽に参加してくれ。
メンバー表修正の都合があるんで、途中離脱する際は一声かけてくれるとありがたい。

幌馬車隊の掟は>1
参加希望のオリキャラハン用の自己紹介テンプレは>3
旅のおおまかな説明は>23 のニ段落目
地図はttp://proxy.ymdb.yahoofs.jp/users/a59737ce/bc/__hr_map.jpg?bcjeJWCB1KK7DpCs

―現在地―
ミズーリ州（セダリアに向かい西へ）

―旅の愉快な仲間たち―
>6　 ブロンディ
>79　東方の術師
>19　名も無き旅人


うーむ…そういや、ピートがどっかに行ったきり帰ってこねえなぁ…

こういう場合に、メンバーとして名前が載りっぱなしというのを嫌がる奴もいるかもしれねえ。
とりあえず除名しておくか。
除名処分については、新しい掟を考えておこう。

おたくの馬車から失踪した豚男は
こちらでﾎﾟｰｸｼﾁｭｰの材料にさせていただきましたよ

>159
な、なんだってぇー！？
…てめえ！俺の大事な仲間になんてことをしてくれたんだッ！！

うっ…めまいが…
すまねえ…すまねえピート…俺が不甲斐ないばっかりに…

>159
なっ！？
ピート殿が！？

肉体が残っていれば反魂の秘術で
蘇生できたかも知れないが・・・。
なんと言うことだ・・・！

くっ…いろいろと事件が起きすぎて何が何だか…
…ええい！気を取り直して行くぜ！


ああ、そういや

「馬車が猛スピードで突っ走りすぎだ！」

っていう苦情がとうとう来ちまったんで、今後の方針・作戦についてちょいと考え直させてもらうぜ。

いつのまにか拙者食われてたのでござるか･････無念！

>163
はっ…その声は…！
ピートか？ピートなのか！？

…すまねえ、俺が不甲斐無いばっかりにこんなことになっちまって…
なあ…たとえ魂だけのお前でもいい、まだ旅を一緒に続けてくれるんなら来てくれ。
もう続ける気がないんなら無理に来いとは言わねえが…
どっちにせよ、一声かけてくれると嬉しいぜ…

そんなブｔ　　いや、ピートのために肉体を用意した。
軽くて空も飛べるようなそんな肉体をな。

飛ばない人はただの人だよね、ピート。

おお！なんと美しいこれがあのピートくんだというのかい？しかしこれではまるで・・・・・・

プップ〜！ちょっとちょっと！そこの幌馬車じゃまよ！　うちのパトリシアちゃんが通れないじゃない!
もっとはしっこに停めなさいよね!　ブツクサブツクサ

>165
そいつぁ画期的な肉体だなあ！
だがよ、空を飛べる肉体ってのは一体どういう仕組みなんだ？

…はっ！
まさか、プクーッと膨れ上がってふわふわ浮かぶ体とかじゃねえよな…

>166
「あのピートくん」ってことは、あんたはピートの知り合いなのか？
ところで、これではまるで…何だってんだい？
　き　れ　い　な　ピ　ー　ト　とでも言いてえのか？

>167
うわっ、出た出た…
俺の嫌いなもののひとつ、「余裕の無い女の金切り声」…

…えっ？
いやいや、何も言ってませんよ。どうぞお通り下さいませ貴婦人様！

今日は快晴！気分も快晴！
よーし、本日の旅の道連れ曲はこれだぁー！
ttp://cinema-magazine.com/new_kantoku/kantoku_pic/morriconemusic/fist.mov


■旅の記録■

―現在地―
ミズーリ州（セダリアに向かい西へ）

―旅の愉快な仲間たち―
>6　 ブロンディ
>79　東方の術師
>19　名も無き旅人

よー、にーちゃんたち旅人かい？
春タマネギ買っていってくれよ。生でも食えるくらい新鮮だぜ。

>170
おう、行商人か？荒野での営業ご苦労さん。

春タマネギねぇ…よし、いいぜ。買ってやるよ。
ただし、こっちもセント・ルイスで仕入れたばっかりだから大量には買えねえんだが、
それでも構わねえか？

―――買い物をしながら行商人と談笑しているブロンディ。
その時、一人の男が彼の肩を軽く叩いた。

振り返ったブロンディに対して、男は何か話すわけでもない。
だが、男は仕草で何かを伝えようとしている。

その仕草はどうやら、「何か書くものはあるか？」と訊いている様子だ―――

>172
…ん？何か用か？
えっ？あ…ああ、ノートとペンなら馬車の中にあるから、ちょっと待っててくれ。

…ほらよ、ノートとペンだ。

―――男はブロンディから渡されたノートに何かを書きはじめた。
しばらくすると、男はブロンディにノートとペンを返した。
ノートには以下の内容が書き込まれていた。

一緒に旅をしたい　仲間にしてくれ

本名： 明かすわけにはいかない
年齢： 22
性別： 男
職業： 殺し屋
性格： 自分でもよく分からない
特技： 早撃ち、読唇術
趣味： 絵を描くこと、木彫り細工
身長： 182ｃｍ
体重： 76ｋｇ
容姿の特徴： 緑色の瞳、茶色の髪、常に首が隠れる服装
装備品： モーゼルM1896
恋人の有無： 今はいない
好きな異性のタイプ： 好きになった人がタイプ
好きなもの： 動物、酒、煙草
嫌いなもの： 「口があるんだから喋れよ」「何とか言えよ」という類の言葉
好きな食べ物： ビーフステーキ、コーンスープ
最近気になること： 書きたくない
将来の夢： 平和に暮らしたい
仲間たちへ一言： 俺は口が利けない　文字の読み書きもあまり上手くない
　　　　　　　　　　　そのせいで迷惑をかけるかもしれないが　よろしく

>174
ん？どれどれ…
…そうか、一緒に旅をしたいのか。
オーケードーケー！旅は道連れ世は情けだ、一緒に行こうぜ！

…サイレンスは口が利けないのか。
こんなこと聞いていいもんか分からねえが、生まれつき声が出せなかったのか？

それにしても、殺し屋にしちゃあ随分若いんだなぁ。
それに、あんたが持ってるその銃…見たことねえシロモノだ…

―――ブロンディに「生まれつき声が出せなかったのか」と問われた男は、
首に巻いたマフラーを掴むとゆっくり下ろし、顎を上げた。

男の首には大きく深い傷跡があった。
どうやら、声帯まで切られているようだ………。

男は再びマフラーで首の傷跡を隠すと、少し寂しげに笑った。

>176
！！
そうか…すまねえ、余計なことを聞いちまったみてえだな…

…サイレンスも俺も、同じガンファイターか。
拳銃稼業やってると、色々と汚ねえことに巻き込まれがちだからな…

…とにかく、長い旅になるだろうが、よろしくな。
ちょいと遅くなっちまったが…ほら、あんたも手ぇ出しな。
握手、しようぜ。

そういえば知ってるか？遠い日本て国は明日　春一番が全国的に吹くらしいぜ？

>177
―――ブロンディの「余計なことを聞いちまったみてえだな」という言葉に対し、
サイレンスは穏やかな微笑を浮かべながらゆっくりと首を横に振った。

サイレンスは手袋を外し、ブロンディと固い握手を交わした。

>178
―――サイレンスはてきとうな村人の話を興味深そうに聞いている。
どこか遠くを見るような眼差しは、まだ見ぬ異国の風景を思い描いているようだ。

>178
へえ、そうなのかい？そいつぁ初耳だ。
しかし、俺にはその「春一番」ってのがよく分からねえんだよな…
全国的に吹くってことは、風か何かなのか？

>179
ん…そっか。許してくれるのか。

おお…あはは、けっこう力あるんだなぁ！

■旅の仲間となるメンバーを募集中■

性別／職業／種族／出身地等は一切問わず

旅は一期一会の出会いもあってこそ楽しいもの
通りすがりの人も幌馬車隊のメンバーにお気軽に声をかけてください


【旅の記録】

―現在地―
ミズーリ州（セダリアに向かい西へ）
【地図】ttp://proxy.ymdb.yahoofs.jp/users/a59737ce/bc/__hr_map.jpg?bcjeJWCB1KK7DpCs

―旅の愉快な仲間たち―
>6　　　ブロンディ
>79　 　東方の術師
>174　 サイレンス
>19　　 名も無き旅人

チューチュー

ブローンディーーーーーー！！
ここにいたのか〜
なー、俺たちは親友だろ？
あの20万ドルのありかを教えてくれよぉ〜

よーし、この辺で馬車をとめて晩飯にするか！
今日のメニューはブロンディ特製「コーンスープ・スペシャル」だぜ！

じっくりコトコト煮込んだコーンをとろりとしたスープにして、
ミルクやバター、クリームチーズで味を整え、玉ねぎを入れ再び煮込んで
完成させたスープだ。

サイレンス、お前はコーンスープが好物だっていうから早速作ってみたんだ。
このパンと一緒に食べるとグレートな感じだぜ。


>182
おや…？ネズミか。こんな荒野の真っ只中で生きているとは、なかなかたくましい奴だぜ。
野生のネズミのわりには随分人懐っこいなぁ！
おお、よしよし…

>183
げっ！　お、お前は…！
ちっ、こんなとこまで追ってくるとはしぶとい奴だぜ…
誰がお前となんか親友だってんだ、20万ドルのありかはてめえで探しな！あばよ！

>184
―――わざわざ自分の好物を作ってくれたブロンディに対し、満面の笑みで応えるサイレンス。
感謝の気持ちを込め「ありがとう」と言ってはみたものの、口が動くだけで声は出ない。
たった一言さえも上手く伝えられないもどかしさが、サイレンスの心を横切った。

>182
―――サイレンスの足元に立ち止まった小さなネズミは、そわそわと物欲しげな仕草をしている。
サイレンスは静かに笑うと、パンをちぎり、その上にコーンスープをかけたものを
ネズミの前にそっと置いた。

>183
―――ブロンディにすがるように20万ドルのありかを尋ねるテュコの必死な様子が
おかしいのか、サイレンスはふっと笑った。

サイレンスは思った。
「金に踊らされる者の姿は滑稽なものだ」と―――

やはり春一番は曲者じゃった！黄砂というやっかいなものをわれわれに・・・・・

■旅の仲間となるメンバーを募集中■

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【旅の記録】

―現在地―
ミズーリ州（セダリアに向かい西へ）
【地図】ttp://proxy.ymdb.yahoofs.jp/users/a59737ce/bc/__hr_map.jpg?bcjeJWCB1KK7DpCs

―旅の愉快な仲間たち―
>6　　　ブロンディ
>79　 　東方の術師
>174　 サイレンス
>19　　 名も無き旅人


>186
黄砂…？　そいつも聞いたことがねえなぁ。
「春一番は曲者」ってことは、風じゃなくて人間なのか？
えーっと…春一番って奴が、黄砂というものを…あんたらの所へ持ってきた？？？
ああーっ！ますます訳分かんなくなっちまったぜ！

じゃあいくぞー！いーち！にぃーい！さーん！ダァーーーーッ！！！




正直ｽﾏﾝｶｯﾀ
　 　　　 _ _　 ξ
　　　 (´ 　 ｀ヽ、　　 　 __
　　⊂,_と（　 　 ）⊃　 （__(）､;.o：。
　　　　　　　　　　　　　 　 　 ﾟ*･:.｡

よーし、この辺で馬車をとめて晩飯にするか！
今日のメニューはブロンディ特製「ホットケーキ・スペシャル」だぜ！

たかがホットケーキと侮るなかれ…普通のホットケーキに加え、なんと
ココア味、紅茶味、チョコレート味まで用意されているではないか！
バター、シロップ、蜂蜜、ジャム各種も揃えてあるから、好きなように食ってくれ。


>188
おお！「春一番」ってのは、そういう名前の人のことだったんだな！
謎が解けて嬉しくなったところで、俺もいくぞー！

いーち！にぃーい！さーん！ダァーーーーッ！！！

>186-187
―――通りすがりの人とブロンディのどこか噛み合っていない会話のやり取りに、
サイレンスは大きな笑顔を見せた。

>188-189
―――この新大陸にも春一番が到来したことに、サイレンスは驚きを隠せない様子だ。
しかし、春一番の本当の意味は、果たして人の名前のことであっただろうか？という疑問が
サイレンスの頭をよぎった。

あの…すごくイイ匂いがして…そのホットケーキに蜂蜜とバターを
たっぷり塗って、食べていい？もうお腹空いて死にそう………。
お礼に雑用でもなんでもするから。

アリの行列がホットケーキ目指して行進中ですよ！

>191
こんばんは、旅の人。
…なに、腹が減って死にそうだって！？そりゃあ大変だ！
今すぐホットケーキを焼いてやるからちょいと待ってな！

…ほら、ホットケーキとバターと蜂蜜だ。遠慮なく食いな。
それから、喉も渇いただろう？コーヒーも入れておいたぜ。

>192
なんだってぇ！？
うーむ…いくらなんでもこの火で燃やすわけにはいかねえし…

そうだ、ちょいと離れた地面に蜂蜜と砂糖をまいておけばそっちに行くだろう。

砂糖と蜂蜜、アリがとさん

>193
ごちそうさま。美味しかった。ブロンディっていうのね？ありがと！
何か私にできる事があったら遠慮せず言って。これでも恩義を忘れない女なんだから！
とりあえず車輪を綺麗に手入れしておいたわ。
しばらくは快適に砂漠や荒れ地も転がるハズ！
私の本名はマティーユ・レイズよ。マユでもマチュでもどっちでもいいわ。
工場育ちだからメンテナンスくらいはできるわよ。
しばらくの間、御飯をご馳走してくれたら、その間は私張り切って何でもするわね。
でも…エッチな事は無し！
なーんて、ソバカス赤毛の私なんて最初からそんな対象でもないわね。
女扱いは無用。どこでも寝れるし！だからちょっと付いていってもいい？

>191
―――サイレンスは、疲れ果てて今にも倒れそうなマユをひとまず馬車の側に座らせた。
ブロンディが用意したホットケーキをほおばるマユに、サイレンスは一枚の紙切れを渡した。
その紙切れにはこう書いてあった。

「無理せず　ゆっくり休んでいきなさい」

>192　>194
―――ブロンディが勢いあまってアリを燃やさないで良かったと安堵するサイレンスだった。

>195
―――アリが話しかけてきたことに驚いたサイレンスだったが、駄洒落まじりのお礼の挨拶に
思わず笑顔がこぼれた。

>196
―――先ほど「ゆっくり休んでいきなさい」と伝えたばかりにもかかわらず、食後にてきぱきと
幌馬車の手入れをこなし終わらせたマユを、感嘆の思いで見つめるサイレンスだった。

>195
うん？　今、アリが喋ったような気が…おお、お前か。
アリがアリがとさん…って、ダジャレか？
まあいいや。好きなだけ持っていきな。

>196
へえ…さすが工場育ちだな。なかなか良い手入れの仕方だ…
ここんとこ疾走してばっかで、ろくに手入れしてなかったから助かったぜ。
よし分かった、一緒に来てくれ！メシは俺に任せな！
まあ、俺は今のところ「御者兼ボディガード兼料理人」ってとこだな。よろしくな！

ところでマユ、工場育ちってことは東部の出身か？
それと、もしかして料理とか家事は苦手なのか…って、こりゃ聞いちゃマズイかな…

>197
挨拶が遅れてごめんなさい！サイレンスね？
さっそく優しい言葉をかけてくれてありがと！
人間にはそれぞれ得意分野があるわ。あのメンテナンスくらい訳ないわよ。
盗賊がきたらあなたがやっつけてね！…ブロンディもガンファイターだったわね。
頼もしい限りね。良かった！

>198
ありがと！じゃあ…少し連れていってくれる？
ええ、そう。イリノイ州シカゴの外れの出身よ。自力でここまできたけど
力尽きちゃって。西に行きたいわ。少しでも。…灰色の空の街はイヤ。
そう！もしかしなくても、私、料理・家事は全然ダ・メ！庖丁よりレンチの方が
手に馴染むもの。頼りにしてるわ、隊長！

>199
そうか、出身は俺と同じシカゴなのか。
女だてらにここまで一人でくるとは、なかなかやるなぁ！

灰色の空は嫌だって？　だったら最終目的地のサン・アントニオが一番おすすめだな。
青い空が広がるその下には緑豊かな大草原！
ま、そこまで行く気が無くても、次の目的地セダリアも「牛の町」って呼ばれているような町だから、
比較的「青い空」って感じの町だと思うけどな。

ああ…それから、>3にあるやつを使って自己紹介してくれるとありがたいぜ。
項目は好きなように増減してくれても構わねえからさ。

>189
ブロンディ殿、春一番は風・・・
いや、そっちの春一番だったのか！？

>197>199
新しい旅のメンバーですな。
どうぞよろしく。

>201
ぬわぁんだってぇ〜？
本当の「春一番」ってのは風のほうだったのか！？
…ちょっと待て、「そっちの春一番」ってことは、人間の春一番も有りってことなのか？
うっ…！　普段ろくに使わねえ頭を使ったから、なんだか頭痛が…

…ふう、頭痛もなんとかおさまったことだし、気を取り直して…
そうそう、新しいメンバーが二人も増えたんだぜ！
彼はサイレンス。訳あって口は利けねえが、優しい心の持ち主だ。
彼女はマユ。シカゴの工場育ちで、元気一杯の女の子だ。

よーし、この辺で馬車をとめて晩飯にするか！
今日のメニューはブロンディ特製「カウボーイ・ビーンズ」だぜ！

うずら豆と豚肉の薫製と玉ねぎを、トマトペーストとチリソースで
味付けしたスープでじっくり煮込んだ料理だ。
何で「カウボーイ・ビーンズ」って名前なのかと言うとだな、
カウボーイが牛追いの旅の途中でよく食っていた料理だからなんだな！


………たぶん。

>199　>201
―――サイレンスはノートとペンを馬車から取り出し何かを書くと、術師とマユにノートを見せた。
ノートにはこう書かれていた。

「挨拶が遅くなってしまったが　あらためてよろしく
　俺は口は利けないが　耳は聞こえるから普通に話しかけてくれ」

>203
―――サイレンスは辛味の効いたカウボーイ・ビーンズを食べながら、ブロンディの
料理に関する説明を聞いていた。

しかし、「………たぶん。」というブロンディの一言を聞いたサイレンスは、
やはりブロンディはどこか大ざっぱな男なのだなあ、と思ったのであった。

ブ、ブロンコさん！！あんたってわりとやんちゃなんだってね？
娼館の女たちがうわさしてるぜ？

>205
一体誰だよブロンコさんってのはよ！？
だいたいなぁ、俺はパーラー・ハウスもクリッブもご無沙汰…ｹﾞﾌﾝｹﾞﾌﾝ、いや、何でもねえ。

…真面目な話、大人気のフランス女はお高いらしいぜ。一晩の値段がな。
それとは対照的に、アジア系の女は人身売買で連れてこられた挙句に
安宿でこき使われてるんだとさ…かわいそうにな…

どっちにしても、精神を病んで自殺する娼婦が後を絶たないそうだ。
そういや、ガキの頃に出会ったヤク中の娼婦がこんな歌を歌ってたぜ…

　コカを吸って　ジンを飲めば
　悩みはすぐに吹っ飛ぶさ！
　でも　悩みの終わりはいつのことやら

「な、なぁあんた…」

ボーっとしているサイレンスと空のお椀を見て
少年はグゥ、と腹の虫を鳴らした

「できたら、その、食料をわけてくれないか？」

>207
よっぽど腹空かしてるんだな…よし、ちょいと待ってな。

…ほら、カウボーイ・ビーンズだ。
空きっ腹に辛いものはヤバそうだから、味を調整して甘口にしといたぜ。
それとレモネードも作ったから、よかったら飲みな。

>208
「あ、ありがてぇ！」

椀をひったくるようにして一気にカウボーイ・ビーンズ
を流し込んだ。さらにレモネードを一気に飲み干す

「…ふぅ、助かった…っとと、俺はリィ
　アンタはなんてーんだ？」

皆で火を囲んで食べるとやっぱり美味しいわねー！
って、何の話をしてるの？
男って〈純真な娼婦〉ってやつが永遠の理想像みたいだけど、馬　鹿　ね　！


あら？奇遇ね、ブロンディ。あなたもシカゴ出身なの？
あの街は私あんまり好きじゃない。あなたは？
>201
ハイ！よろしく。マユって変な愛称でしょ？
で、あなたは何て呼べばいいのかしら？術師でオッケー？エキゾチックね。

あなたたちテキサスへ行くなら、途中のアビリーヌで降ろしてくれる？
南に行かずにそのまま西を目指すわ。少しの道のりだけどよろしくね！
あら？私と同じく、食べ物の匂いにつられて誰か来たようね？
よろしく、ぼうや。

それじゃ、自己紹介ね。
本名： マティーユ・マリア・レイズ
年齢： 22
性別： 女
職業： 家の工場で働いてたけど、倒産して無職よ。
性格： サッパリして独立心旺盛。あまり女らしくないわね。
特技： 車輪で動くものなら大抵、修理出来るわ。
趣味： アクセサリーを作る事。
身長： 166cm
体重： 52kg
容姿の特徴： ソバカス・くるくるの長い赤毛をバンダナ海賊巻き・目は緑。
　　　　　　 結構がっちり系よ。残念ながら。
装備品：工具セット・ママの手鏡
恋人の有無： 別れたてのほやほやよ！
好きな異性のタイプ： ないわ。今どうでもいい。
好きなもの： 花火・工場（物が出来ていくのを見るのが好き）
嫌いなもの： 権力に溺れる人間
好きな食べ物： ピザ　ブラックオリーブは多めがいいわ。あとチェリーパイ
最近気になること： 世の中、悪い人間の方が大きな顔をしてること
将来の夢： 一獲千金
仲間たちへ一言： よろしく。女らしい事は期待しないで。
　　　　　　　　　でも世話になる以上、雑用でも何でもやらせてもらうわ。

>205-206
―――てきとうに村人の話を聞いたサイレンスはにやりとしながらブロンディの顔を見たが、
勢いあまって発せられたブロンディの一言に「ああ、やはり彼も男だな…」と思ったのであった。

>207　>209
―――お腹を空かせてふらついている少年、リィを馬車の側に座らせるサイレンス。
しかし、口が利けないのと、生まれつきの物憂げな顔立ちのせいなのか、
ボーッとしているように見られてしまったのが少し悲しかった。

>210
―――たしかに女には永遠に理解できない話だろう、と心の中で苦笑するサイレンスだった。

それと同時に、かつて殺しの依頼料を体で支払った貧しい女のことを思い出し、目を閉じた―――

「んー…ただ飯ってのはマズイよなぁ…っても俺孤児だし
　金になるようなモンも…
　そだ！　俺も旅に連れてってくれないか？
　前に世話になってた親父からライフルの使い方を学んだし料理も
　そこそこなら出来る！」

　リィは深く頭を下げた

「頼む！　足でまといなんかにゃなんねぇから
　俺も一緒に連れてってくれ！！」

　

>209
あはは、なかなか豪快な食いっぷりだな！
見ているこっちもスカッとするぜ！

…そうか、あんたはリィっていうのか。
俺はブロンディっていうんだ…といっても仇名だけどな。本名は分からねえんだ。

>210-211
なっ…なんだよ、別にいいだろ！
マユ、お前はそんなんだから男に振られ…ｺﾞﾎｯｺﾞﾎｯ

…だいたいなぁ、女だってやれ白馬の王子様だの私だけのダーリンだの、幾つになっても
くだらねえこと言ってる奴がいるじゃねえか！ありえねえっつーの！
お前は現実主義っぽいから、そんなうつつはぬかさねえだろうけどな！あはははは！

まあいいや、自己紹介はありがたく受け取っておくぜ。
…あんまり意地張るなよ？　ほら…せっかくの可愛い顔が台無しだぜ。

>213
！！
お前も実の親を知らずに育ったのか…
…そういう事情なら他人事じゃねえな。一緒に来いよ。

そうか、銃も撃てるし料理も出来るのか。だったらなおさら大歓迎だぜ！よろしくな！

あ、ありがてぇ！！　よろしくなっ！
っと、自己紹介しとくぜっ
本名：リィ（親父に名づけられた）
年齢：14
出身：町を転々としているので不明
性格：多分楽天家
特技：狙撃、石投げ、野菜のカツラ剥き
趣味：空を見る
身長：138cm
体重：28ｋｇ
容姿の特徴：栗色の髪、ライフルを折りたたんで隠せるジャケット
装備品：クラスター（親父の古いライフルで、そう呼んでいた）
恋人の有無：今はいない
好きな異性のタイプ：大人っぽい人
好きなもの：牛乳、星、面白い人
嫌いなもの：孤児をバカにする人、苦いもの
好きな食べ物：ポテトサラダ、パン
最近気になること：身長の低さ
将来の夢：わかんない
仲間たちへ一言：何ができるかなんてわかんねぇけど
　　　　　　　　とりあえずよろしくな！　　　　　　　　　　

>215
おう、自己紹介ありがとな！
ところで、リィの「親父」ってのは実の父親なのか？
俺はお前が実の親を知らずに育ったんだとばかり思い込んじまっていたが…

…俺も孤児をバカにする奴は大嫌いだぜ。
幸い、俺には優しい育ての親がいたけどな…もうあの世に行っちまったけど…

俺もガキの頃はよく悔しい思いをしたもんさ。
町の連中に根も葉もねえ噂を立てられて、散々陰口叩かれた。
「あいつは娼婦の息子に違いない、堕落した女から生まれた汚らわしい子供だ」ってな…

……クソっ、随分と場所がズレたみたいだな…
デロリアンのパンクは何とか直せそうだが……

すみませ〜ん。
あ…いやいや、僕は怪しい者じゃありませんよ。
名前ですか？　ええと……マーティ……じゃなくて、クリント・イーストウッド。
あの、それでですね、ちょっと聞きたいんですが…
今、何年でしたっけ。ええ、勿論西暦で。

>217
こんばんは、旅の人。
…へえ、あんたはクリント・イーストウッドっていうのか。
えっ？今、西暦何年かだって？　今は1873年だが…
ほら、ちょうど俺が持ってる「コルトSAAキャバルリー」が発売された年だぜ。

ここ数年の出来事だと…そうだなぁ…
俺が愛用している帽子のメーカー、「ステットソン」が一躍有名になったりとか、
アビリーンの町にテキサス牛の立入禁止令が敷かれたりとか、
「ファロー」っていう賭博が大流行したりとか…

そうそう…テキサスじゃ１頭につき３〜５ドルの牛が、北部だと10倍の値段で売れるとかで
あの辺の牧場主は大儲けしようと躍起になってるみてえだな。

>202
おそらく今回の「春一番」は風で合っていると思うのだが・・・。

やはり新しいメンバーが増えるのは嬉しいですな。

>204
こちらこそ挨拶が遅れてしまって・・・。
分かりました。あらためてよろしく。

>210
かわいい愛称だと思うが・・・。
俺の呼び方は好きなように呼んでくれ。
エキゾチック？
そう見えるのは今着ている祖国の着物のおかげだろうか。

>215
君も新しい旅のメンバーですな。
どうぞよろしく。

>216
「ああ、親父ってのは俺が10の時に俺を拾ってくれた命の恩人さ
　…12の時に盗賊に殺されちゃったんだがな…
　それとな、俺は物心ついたときから
　親なんていなかったから、親父に拾われるまでは
　家族はいなくて、ずっと一人だったんだ」

リィは答えてボォッと空を見上げる

「明日も晴れるかな？」

>219
「おう、俺はリィ。術師さんよろしくな！」

よーし、この辺で馬車をとめて晩飯にするか！
今日のメニューはブロンディ特製「サンドウィッチ・デラックス」だぜ！

ツナサンド、ハムサンド、ポテトサラダサンド、イチゴジャムサンド、ピーナッツバターサンド等々、
いろんなサンドウィッチが一堂に会したグレートなお祭りだぜ！

リィはポテトサラダとパンが好きだっていうから、ポテトサラダサンドは多めに作っておいたぜ。
今日はマユの好きなチェリーパイも焼いてあるから、あとで食ってくれ！

ぶろんでぃ殿･･･いい仲間にめぐり合えたようでござるな！
ワシもうれしいでござるよ

>214
ちょっと！ブロンディ、何言ってんの！？全く。…その通り振られたわよ！
ムカつく！何で見破られてるのよ…。まぁいいわ。
あなた、馬鹿っぽいけど勘はいいのかしらね？馬鹿故に勘がいいのかしら？
フフン。
>221
ごちそうさま。チェリーパイ美味しかったわよ！さっきまた夜食に食べちゃったわ。
でもまさかこんな所で食べられるなんて思いもしなかった…。ありがと！
さっき馬鹿なんて言ってごめんね。
「あんまり深く考えないタイプ」に訂正しておくわ。微妙？
会ったばっかりだからよく分からないけど。優しい男なのは間違いないみたいね。
今回はこのスパナで殴らずに済みそう。良かった。

>219
うーん…術師って言いにくいから先生って呼ぶわね。
あなたみたいな男って私、初めて見たわ。ミステリアスでもあるわねー。
（サイレンスも少し謎めいてるけど）
その服装、あなたの故郷じゃ男もスカートはくの？それガウン？
占いは出来る？

リィもなかなか大変ね。でも寝顔は普通の子供と一緒。可愛いモンね。
サイレンスは寝てる時も静か。一瞬死んでるのかと思って
枝でつっ突こうとしたけど止めたわ。だって殺し屋の反射神経って鋭そうじゃない？

あ、そうそうお肉が食べたいな。お・に・く！焼くくらいなら出来るけど…。

よーし、この辺で馬車をとめて晩飯にするか！
今日のメニューはブロンディ特製「トマトソース・パスタ」だぜ！

茹で上げたパスタの上にこんがりと焼いたジューシーな鶏肉を乗せ、
ちょいと濃いめのトマトソースをかけ、バジルを散らしたんだ。
マユのリクエストにお応えして、肉を使った料理だぜ！

>222
ああ、そうだな。ここんところ一気にメンバーが増えてさあ…
やっぱ仲間はたくさんいた方が賑やかで楽しいよ。
それにしても、天国から俺たちを見守ってくれてんのか…嬉しいぜ…
またいつでも声をかけてくれよな！

>223
ふっふっふ…この荒野で生きのびるためには、勘の鋭さが必要不可欠だってことさ。
ま、馬鹿なのは否定はしねえよ。
ガキの頃はあんまり学校に行ってなかったから、読み書き計算は得意じゃねえしな。

だがよ、俺だって何にも考えないわけじゃねえ。ただ、できる限り深く考えたくねえだけだ。
…いろいろ考えたり、思い出したりするのはあんまり好きじゃねえ。
そんな事したって、気が塞いで暗くなるだけさ…

…そんな事よりも、お前まさかそのスパナで男を殴って振られたんじゃないだろうなぁ！？

>215
―――サイレンスはノートとペンを取り出すと、何かを書いてリィに渡した。
ノートにはこう書かれていた。

「あらためて挨拶をしておこう　よろしく
　俺は　お前と同じ孤児だった
　俺にとっても　お前の境遇は他人事ではない」

>217
―――クリント・イーストウッドと名乗ったどことなく不思議な男を、サイレンスはじっと見ている。
それにしても、今は西暦何年かなどと訊いてくるとは、この男は健忘症なのか？と
ふと疑問に思ったサイレンスであった。

>224
―――サイレンスは再びノートとペンを取り出すと、何かを書いてマユに渡した。
ノートにはこう書かれていた。

「いくら冗談でも　寝ている俺に手を出すと　銃の餌食になるかもしれない
　やめておいたのは正解だ」

>225
―――トマトソース・パスタを黙々と食べるサイレンス。
バジルの香りと柔らかい鶏肉の旨味がたまらない、としみじみ思ったのであった。

>224
先生と呼ばれるのは初めてですな。

スカートでもガウンでもないのだが・・・。
これは袴と羽織といって祖国の男の多くはこれを着ている。
占い？
当たるかどうかは保障できないが、一応は出来るつもりだ。

そういえば祖国を旅立ってから何年も経つ、
知らぬ間に色々変わっているかもしれないな。

>225
これは、トマトソースとこの鶏肉がよく合って中々美味しい。

>222
（な、なんか今どっからか声が聞こえたような…
　気のせいだ、気のせい…）

>223
マユの手に握り締められたスパナを見て、

（間違えても、マユとケンカはしないでおこう）

と固く決心するリィなのだった。

>225
リィは目を輝かせながら自分の皿を受け取った。

「いっただきまーっす！！」

マナーなど何処吹く風と言った感じで食べ始めた。
よっぽど毎日ご飯を食べられるのが嬉しいのだろう。

>226
「おう！　サイレンス、こっちこそよろしくなっ！！」

口にべっとりとついたソースを拭き取ってない顔で屈託無く笑った。

気にしないで、血が出ただけだから・・

うわ〜…今夜は小洒落た料理ねー！人は見かけによらないって感じ。チキン大好きv

>222
あれって空耳じゃなかったんだ！きゃーーーー！幽霊？
ビートっていう旅の仲間だったのね？・・・ねぇ、もしかしてここって
仲間になるともれなく死んじゃう幌馬車隊じゃないでしょうね？ブルブル…。

>225
私だって学校じゃろくに勉強なんてしなかったわよ。
それに…もう馬鹿ね！いくら私だって恋人をスパナなんかで殴らないわよ！
ていうか「振られた振られた」って何度も…もう！次言ったら殴るわよ？
ま、女１人で旅するのも大変ってことね。

>226
やっぱりね！じゃ、起きてるうちに手を出しておくわ。
護身術でも教えて欲しいんだけど。歳も瞳の色も一緒のよしみでね。
それに反射神経には私も自信あるの。

>227
さすがに先生はその格好似合うけど、他のメンバーが着たら笑っちゃうわね。
占い出来るのね！？さっそくだけどコロラドにはいい話ありそう？
…先生も穏やかに見えるけど、自己鍛練系のマニアック…もといストイックな
強さがあるのかしら。刀って格好いいわ。

>228
あなた14にしては子供っぽいわね。ま、いいけど！
大丈夫、喧嘩した時は「お尻ペンペン」にしてあげるから。ふふん。

うーん、酔ったみたい。ちょっと！ブロンディ！ギター弾いてくれるー？
よしっ歌うわよ！

ヨット乗りの歌〜　あらヨットと♪
歯医者さんの歌〜　ハ〜どうした♪

あはははは……は？きゃっ！！ちょっと>229さん、どうしたの！？
大変。とにかく手当てするからもう大丈夫よ。横になっててね。

なかなかいい感じの一味の方々ですね！どうです？うちの特製のワインのお味はいかがですかな？

>227
そうだな、しばらく故郷を離れてるといろいろ変わってるかもな。
この辺だって２〜３年であっという間に変わるからなぁ。
新しい町ができちゃあ、栄え、廃れ…その繰り返しさ。

ところで、術師の好きならーめんとか蕎麦とか味噌汁ってやつを作ってみたいんだが、
なにせ異国の料理だから、必要な材料とか作り方がさっぱり分からねえんだよなぁ…

>228
あはははは！この俺よりマナーがなってねえとは大したもんだぜ！
ま、ヨーロッパの連中から見りゃ、俺らアメリカ人のテーブルマナーなんざ極悪非道だって話だからな。
…だがよ、美味いもんを好きなように食うのが一番いいと思わねえか？

>229
………！？
き、気にしないで、って…思ったよりも血が出てるじゃねえか！
すぐに手当てするからそこで待ってろよ！

…よし、これで大丈夫だ。
しばらくの間、傷口から血がにじんだりするかもしれねえから、なるべく安静を心がけてくれ。

>230-231
ああ…ピートは一番初期のメンバーだったんだが、途中で失踪しちまってな…
ずっと探していたんだが、謎の人物にポークシチューの材料にされて食われちまってたんだよ…
だが、間違ってもお前は誰かに食われちまうような心配はねえから安心しな！

おっ、久しぶりのギターの出番だぜ！
よしよし、今弾くから待ってな。

………なあ、どうでもいいけどその歌…まるでセンス無しだな…

>232
ほーう、ワインだって？
そういや、しばらくまともな酒を飲んでいなかったなぁ。
どれ、一口味見させてくれ。

…おお、こいつは美味いぜ！　飲むもよし、料理に使うもよしって感じだな。
なあ、このワインを何本か俺たちに分けてくれないか？
もちろんそれに見合う分の金は払うからさ。

―――ここは　セダリアの町です―――

よっしゃー！やっと着いたぜ！
おーい、みんなー！セダリアに到着だ！

だいぶ静かになったな、この町も…
ほんの数年前は「牛の町」として賑わっていたのになぁ。
ま、この辺はジェイホーカーの巣窟だし、武装農民の抵抗も激しいから、しょうがねえのかなぁ…

それじゃ、あのサルーンに部屋が空いてるかどうか聞いてくるから、待っててくれ。



―――交渉中につきしばらくお待ち下さい―――



…よし！部屋は確保したぜ。
ああ！久々にベッドで寝られるぜ！
風呂に入って着替えたら床屋にも行ってくるか。だいぶ髪も髭も伸びちまったしな…

>230
―――マユに「起きてるうちに手を出しておくわ」と言われ、一体どういう手出しをしてくる
つもりなのか密かに気になって仕方が無いサイレンスであった。

サイレンスはノートとペンを取り出し、何かを書くとマユに渡した。
ノートにはこう書いてあった。

「俺は自己流で殴り合いや銃撃をしているだけで　護身術の心得は無い
　喧嘩のやり方を教えるにしても　俺は口が利けないから　説明するのが難しい」

サイレンスは肩をすくめると、少し寂しげに笑った―――

>232
―――きままな村人の誘いに応じて、サイレンスはワインをご馳走になった。
豊潤な香りなのに、さっぱりとしたキレのいい喉ごしがとても良いと思ったサイレンスであった。

>235
―――ブロンディが「だいぶ髪も髭も伸びちまったしな…」と言ったのを聞き、そういえば自分も
髪と髭が伸び放題だった、と気付いたサイレンスであった。

サイレンスは思った。
「俺も風呂に入ったら真っ先に床屋に行こう」と―――

みんな、集合！ちょっとだけ作戦会議だ。

今までは俺もage進行で馬車を疾走させてきたが、ここ最近は嬉しい事に
だいぶメンバーも増えてきたんで、sage進行で行きたいんだ。
ほら、大人数を馬車に乗せて疾走したら馬もバテるし、車もぶっ壊れちまうからな！

そういうわけなんで、よろしく頼むぜ。
それじゃ、解散！　あとは各自、町の中で自由に行動してくれ。


>236
あはははは！そういや、お前も髪と髭が伸び放題だな！
いやあ…こうして見るとお互い、なかなかむさ苦しいもんだなぁ！
よーし、あとで一緒に床屋へ行こうぜ。
髪を切って、髭を剃って、きれいさっぱり！　なっ？

よかったじゃないか！じゃあもうワシがくる必要もなくなったな？
じゃあな！あばよ！ブロンコ！！

床屋ですよ！
どんな髪型をご希望ですか？

みんなさっぱりして男っぷりが上がったわね。
今夜は、大　好　き　な蝶々さんを追い回してる事でしょうね。全く…。

>232
おーいしーい！あら？さっそくブロンディが買ってくれたみたいね。
今夜部屋でゆっくり飲むから、私にも１本売ってね。

>234
ブロンディ…あなた「食われた」って恐ろしいコトを何さらっと言ってるのよ…。
まぁいいわ。そのくらいじゃなくちゃ、開拓もできないわね。
おあいにく様！私は食べられるより、食べちゃう方ね！あっはは！！
ま、いくらお腹空いてたって食べたくもないヤツもい・る・け・ど。
…歌？子供の頃、工場のみんなが飲んでああいう馬鹿な歌を歌ってたのを
聞いて育ったから…ふふっ、刷り込みって恐ろしいわね。

セダリアか…。次はカンザス・シティ？
また…そこまでお世話になるわ。よろしくね！隊長。

>236
（手はね、まずは右ストレートを出すわよ！ふふ…）
自己流の殴り合い？ナイスよ。説明なんていらないわ！実践あるのみ。
全くかないっこないのは分かってるから、勘を養うのよ。
何ごとも身体で覚えなきゃ。

自分より大きな相手には足払いと金的攻撃だ！って教わって
実際有効だったわね。えげつないから、その練習はブロンディ相手にするわ。

>237
ＯＫ.

>239
床屋さんかぁ…。私も髪切っちゃおうかしら。ん〜〜、やっぱり止めておこう。

「…ブロンディの話で聞いてはいたけど…
　ほんとに静かだなぁ」

深夜の街中を時々髪を触りながら歩くリィ。
髪はいつもナイフで適当に刈り込んでいるだけだったので
いつもと違った髪に違和感を覚える一方、やはり嬉しいのだろう。

「…しかし、こうしてるとなんか泥棒みたいだな」

みんなが寝静まったのを待ってこっそりと外に出たのである。
理由は単純で、星が見たいだけであった。
昼間少しは見かけた人はほぼ完全にいなくなり
外をうろついているのは保安官か、もしくは危険なヤツか
そのどちらかもわからないが、自分のものではない足音が複数聞こえる。

「…あーあ、ただ星を見たいだけだってのに…」

リィは深いため息をついた。
自然な動作でジャケットに隠してある部品を確認する。
ライフルを組み立てて広い所に出て、リィは不適に笑って振り向いた。

「来い」

―――全て片付くのに５分もかからなかった。
ただの荒くれ者の一味だったのだろう、弾を使うまでも無かった。
ほうっておけば翌朝にでも保安官が見つけてくれるだろう。
逃げられる心配はない、一人残らず、二月は立てない体にしてやった。

「…これで、静かになったな
　やっぱこういう夜は星がきれーだ…」

しばし、黙って星を見る。
やがてリィは立ち上がって大きく伸びをした。

「…そろそろ戻らないと、バレちゃうな」

リィは組み立てたライフルを解体してジャケットにしまい
そのまま何事も無かったかのように立ち去った。
その後リィは部屋に戻り何事もなかったようにグッスリ眠った

…長旅で疲労困憊、昨日は爆睡しちまったぜ。
さてと、今日はギャンブルでもやって、パーラー・ハウスでいい女と遊んでくるとするか！

>239
おう、そうだなぁ…いつも帽子を被ってて前髪ごと全部後ろに持って行ってるから、
前髪はそんなに切らねえでいいや。
首の後ろの髪が微妙な伸び加減で気持ち悪いから、こっちをサクッと切ってくれ。
髭剃りもよろしく頼むぜ。

>240
フフッ…俺だってちゃんと身なりを整えれば結構男前だろ？
マユ、お前は床屋じゃなくて髪結いの店に行ったらどうだ？
町にいる時くらい、女らしいおしゃれをするのも悪かねえだろう。

…で？　誰を相手に金的の練習をするだと！？
ったく、俺の自慢のコルトが再起不能になったらどうしてくれるんだよ…
ま、お前に金的かまされるほど弱かねえけどな、俺は！

>229
既に治療されてるから大丈夫と思うが、安静にしていた方がいいぞ。

>231
いい話？
では、纏めて全体運を占ってみよう。
・・・・・・・・・
良好、ただし油断は禁物と出ているから、
気を抜かなければいい話とやらも来るのではないだろうか。

まあ剣術は齧った程度なのでまだまだ未熟なのだがな。

>232
ワインか、・・・美味いな。
一本貰おう。

>233
らーめんに付いては外国から入ってきたものなので
俺も作り方は知らんのだ・・・。
味噌汁を作るには味噌が、蕎麦を作るには蕎麦粉というものが必要なのだが
どちらもこの地では手に入りそうもないし・・・。

>235
ふう、到着しましたな。

>237
承知しました。

>239
いや、止めておこう。
まだそんなに髪は伸びていないのでな。

・・・ん？
何か、風が変わったな・・・。

>237
―――ブロンディから作戦変更の知らせを受け、深く頷くサイレンスだった。

サイレンスは、あまりにもむさくるしい姿をブロンディと笑いあった。
陽気なブロンディの声に誘われて、床屋を目指し夜の町に出かけていった。
お互い、髪を切り髭を剃り小奇麗になったら、どんな姿になるのだろうと思いながら―――

>239
―――サイレンスはノートに何かを書くと、床屋に渡した。

「伸び放題でうっとうしいから　ばっさり切ってくれ
　前髪も　もみあげも　襟足も　すっきりさせたいんだ　それと髭も剃ってくれ」

>240
―――サイレンスはノートに何かを書くと、マユに渡した。

「わかった　それなら教えよう
　だが　俺相手でも　ブロンディ相手でも　金的だけはやめてくれ
　女にはその痛さが分からないから　気軽にやるのかもしれないが」

…今日は朝っぱらから武装農民が騒いでいたな。
大方、テキサス熱を持った南部の牛を通すなとか、そんなところだろうけどな…

>243
うーむ…そうか。残念だなぁ…
ほら、他のメンバーの好きな料理はもう作ったが、術師の好きな料理はまだ作ってねえからさ。
作りたいのはやまやまなんだが、材料が手に入らねえことには作りようもねえしなぁ…

>244
おう、サイレンス！　お前も髪の毛切り終わったのか。
どれどれ…おっ、ずいぶん短くしたんだなぁ！
だいぶ印象が違って見えるが、なかなか似合ってるぜ！

…ダンスハウスに純粋に踊りにくる男って皆無な訳？
ま、そりゃそうよね…。お祭りのダンスパーティーじゃないんだから…。

>242
はいはい、すっごく男前！
そうね、言われてちょっとおしゃれしてみたけど…良く考えたら
エスコートしてくれる素敵な殿方もいなかった訳よ。はぁ…。
あ、これカードでちょっと儲けたから、みんなでぱ〜っと使って。
あなたからってことで。ほら、女の驕りじゃ体裁が悪いかなと思って…。
みんなには内緒ね。
泡銭は持ち越さないっていうのはパパの教えなのよ。あはは！

>243
良好！？ナイスね！先生ありがと！その言葉が聞きたかったの。
先生の言葉を信じて頑張ろうっと。
…「風が変わった」って、猫が急に気配を感じたような顔をして…何？
怖いことじゃないわよね？怖いこと言うなら窒息する程、口を押さえるけど…。

>244
随分さっぱりしちゃって…感じが変わって同じ人物とは思えないわね〜。
サイレンスもありがと！駄目って言われたら襲撃するつもりだったのよ。
大丈夫よ、あなたにそんな酷いこと出来ないわ！…股間を蹴り上げてやった男の
あの地獄の呻き声ったら…。でもそうでもしなきゃ私が酷い目にあってたしね。

>245
―――少し髪を短くしすぎたかな、と思っていたが、ブロンディに「なかなか似合ってるぜ！」と言われ、
一安心したサイレンスであった。
しかし、そんなに印象が違うものなのか、自分ではよく分からないものである。

ブロンディはあまり髪を切っていないせいか、さほど印象は変わっていない。
だが、髭を綺麗に剃り落とし身なりを整えたその姿は、相当な男前に見えた。

>246
―――マユに「駄目って言われたら襲撃するつもりだったのよ」とさらりと言われ、
一体どんな襲撃をしてくる予定だったのかが激しく気になるサイレンスであった。

サイレンスはブロンディと同じようなことを考えていた。
「下手に襲撃されて俺のモーゼルが再起不能になったら嫌だなぁ…」と―――

その赤毛の女は貰っていくぜ！わははははは！

>246
おう、ありがとな！
あとでみんなで美味いもんでも食いに行こうな。

そうそう、健全なダンスハウスもあるぜ。
俺たちが泊まっているサルーンの１階にあるダンスホールなんかはまさにそれだろう。
大体、この国は男女比率がものすごく偏ってるから、一緒に踊ってくれる女がいるってだけで
野郎どもは大喜びだろうよ。
それに、野郎どもが本格的に手出しするのは夜の女だけだから大丈夫さ。
素人の女に手出ししたら裁判沙汰になるか、最悪、町の連中にリンチされて縛り首だよ…

>248
…って、言ってるそばから手出ししようとするバカが現れたか。
しょうがねえ酔っ払いだなあ。
おい！そこのエロジジイ、俺の連れに指一本でも触れたらただじゃ済まさねえからな！

…ほら、厄介事になる前にさっさと行こうぜ、マユ。

賑やかなパーラー・ハウスでひとり酒を飲むブロンディ。
グラスに注がれたバーボンを一気に飲み干すと、葉巻に火を点け、深く息を吸った。
そして、大きな溜息をつくかのように煙を吐き出した。

「あら…おひとりかしら？」
ひとりの女がブロンディに声をかけた。
パーラー・ハウスに勤める夜の女だろう。高級娼婦なだけあって、立ち居振る舞いは優雅だ。
しかし、ブロンディは女を横目でちらりと見ると、気だるそうに顔をしかめた。
そんなブロンディの態度に、女は少し不満げな様子だ。
「まあ、冷たいのね…」
女は艶かしく媚びるかのようにブロンディに寄り添った。

その時、ブロンディは突然立ち上がり女の手首を掴むと、奥にある扉に向かって歩き出した。
「きゃっ！ちょっと…乱暴にしないで…」
女の言葉には耳も貸さず、ブロンディは女とともに扉の向こうへと消えていった。

―――ブロンディはひとしきり女を抱いた後、すぐに服を着て一服しはじめた。
相変わらず気だるそうに煙を吐き出すと、女を睨みつけた。
「…お前、キャサリンだな？」
そう問いかけるブロンディの言葉に、女は狼狽した。
「い…いえ、人違いですわ。私は…」
女のあまりの慌てぶりに、ブロンディは思わず苦笑した。
「…いや、人違いなもんか。俺はよく覚えてるぜ、お前の事をな…」

ブロンディは続けた。
「…俺の事を忘れたとは言わさねえぞ。ガキの頃、お前も俺の事を散々けなしてくれたよなあ？
『娼婦の息子、汚れた子供！あんたが近寄ると私たちも汚れるからこっちに来ないで！』ってな…！」
激しい怒りとともに女を睨みつけ、テーブルを手のひらで叩きつけるブロンディ。
目の前にいる男がブロンディであると気付いた女は青ざめ、後ずさりした。

「ふん…俺を娼婦の息子だとバカにして石を投げつけていた女が、今や娼婦だとはなぁ…
　どうだい？汚れた娼婦の息子にめちゃくちゃに抱かれた気分は…？」
女を追い詰めるようにして、ブロンディはなおも続けて言った。
「…お前みてえな心の汚ねえ女には、汚れた商売がよくお似合いだぜ！」
懐からいくらかの金を取り出し女の顔に向けて投げつけると、ブロンディはパーラー・ハウスを後にした…

>251
昔のことを覚えてんのかお前？
てかちっちゃい男だな。昔の事をぐだぐだとよ？
相手は女だぜ？

>252
…あんたがどこから来たのか知らねえが、この国で「娼婦の息子」と言うのは最大の侮辱言葉だ。
その言葉を口にした者は憎まれ続け、男だろうが女だろうが容赦されねえ。

どこかの町じゃ娼婦の息子だと蔑まれていた男が凄腕のガンファイターとなって帰ってきて、
バカにしていた連中を老若男女関わりなく皆殺しにしたんだとよ。
そうなるくらいの怒りと憎しみを一生、相手に抱かせるような言葉なんだよ…

…娼婦の息子だと蔑まれた経験のねえ奴らが、俺をちいせぇ男だと思うのも無理はねえ。
同じ言葉を言われた者同士にしか分からねえ事ってのがあるしな…

よーし、カンザスに向かって出発だ！


【旅の記録】

―現在地―
ミズーリ州（カンザス州カンザス・シティに向かい西へ）
【地図】ttp://proxy.ymdb.yahoofs.jp/users/a59737ce/bc/__hr_map.jpg?bcjeJWCB1KK7DpCs

―旅の愉快な仲間たち―
>6　　　ブロンディ
>79　 　東方の術師
>174　 サイレンス
>211　　マユ
>215　　リィ

今さらながら、名無しの旅人をメンバー表に載せっぱなしというのも妙な感じなので
一応、除名させてもらった。

>>253
馬鹿かおめえは･････
オレが言われた事がないとでも思ってんのか？
オレは孤児院で育ったからそんなことは日常茶飯事だったぜ！
だがなあ！
アホらしくていつまでも根にもってられねえよ････！
そんなちんけな言葉ぐれえで人殺すようなヤツは死んだほうがいいぜ。

>254
―――出発の時を迎え、サイレンスは荷物をまとめて馬車にのせた。
そして、自分自身も乗り込んだ。
次の目的地、カンザス・シティは一体どのような街だろうと思いを馳せながら―――

>253　>255
―――喧嘩腰の男とブロンディのやりとりを聞いて、サイレンスは思った。
復讐心というものはそう簡単に拭えるものではない、と………

サイレンスの首に残された傷跡そのものが、少年時代からの永遠に拭い去れない
憎しみと復讐心をあらわす深い傷跡であり、証なのだ―――

>>256
お前さんが復讐心を抱くのはしかたない･･･が！
金髪野郎が抱いてる復讐心はちんけすぎるんだよ！
お前が受けた傷にくらべりゃクソみてえなもんだ！

>257
―――サイレンスはノートを取り出し何かを書くと、男に渡した。

「復讐心に優劣を付ける事自体　あまりにも愚かだ
　君が　ブロンディの何が気にくわなくて突っかかっているのか知らないが
　人それぞれ　育ってきた環境も　受けてきた心の傷も違う

　俺もそうだが　君も　ブロンディの心の傷の　ほんの表面しか見ていないんだ
　それだけを見て　彼の全てを知ったような気になって
　たいした事のない傷だと安易に決め付けるのは　間違っていると俺は思う

　それと　もう　この話題は終わりにしてくれ
　こんな事で言い争いをし続けても　何の意味もない」

>248
きゃ！何よ、触らないで。…もう！この私の華麗な右ストレートで……ん？
…あ、ありがと…ブロンディ。
あなたのおかげで助かったようね……
あのエロおやじが私のパンチを受けずにすんで！フフッ。
一応お礼を言っておくわ。仲間がいるっていうのもいいわねー！

>249
女ってだけで大喜びな男に、ちやほやされて嬉がるような私じゃないわよ。
全く、デリカシーのない男なんだから。

―――突然ですがサイレンスが一生懸命ノートに書いてる姿って可愛い、と
思ったマユでした！
でも言わないでおくわ。

…さーて！ま、いいわ。出発ね！さよなら…ふかふかベッド…。
ところで、リィはどうしたの？早くいらっしゃい。あの子何をしてたのかしら…。

よーし、この辺で馬車をとめて晩飯にするか！
今日のメニューはブロンディ特製「とろけるホワイトシチュー」だぜ！

よく炒めたジャガイモ、人参、玉ねぎ、豚肉を、コーンと一緒に煮込んだシチューだ。
濃厚なミルクをたっぷり使ってるから、まろやかでコクのある味わいだぜ。

>256
カンザス・シティってのはなぁ、その名の通りカンザス州にある街でさ、
人口3万人の比較的新しい街なんだぜ。
シカゴやセント・ルイスの30万人に比べりゃずいぶん少ない人口に思えるが、
それでも都市人口ランキングの38位にランクインしてるんだとよ。
ま、新しい街ってことは、新しい物もたくさんあって楽しいんじゃねえのかな？

>259
いやいや、お前がそんな女だと思って言ったんじゃないって！
この国は「男５人に対して女１人」みてえな比率だからさ、どうしたって野郎どもは
女がいるってだけで喜んじまうんだよ。
鉱山町なんか行ってみろ、男10人か20人に対して、女が１人いるかいねえかって比率だから
「女がいるぞー！」って一声で、野郎どもが一斉に飛び出てくるぜ！

>259
―――ノートに何かを書いている時に妙な視線を感じたのは、やはり気のせいではなかった、と
思ったサイレンスであった。

ノートとペンを手にしたサイレンスの隣りで、マユが含み笑いをしている………

>260
―――ブロンディが作ったホワイトシチューには大好物のコーンがたくさん入っていて
たまらないなぁ、と思うサイレンスであった。

サイレンスはカンザス・シティに関するブロンディの説明を聞きながら頷いている。
それにしても、都市人口ランキングの情報などを引っ張り出してきたブロンディは
やはりつかみどころのない男だなあ、と思ったサイレンスであった。

オレのダチを殺ったのはどいつだ！！！

>259
「ん、ああ…ごめんな
　ちょっと道に迷っちゃって…」
マユに苦笑いしつつ、馬車に飛び乗った
当然ながら荒くれ者を叩きのめしたことはふせておいた

>260
「うん、いつもながら美味い…」

頷きながら、お椀を空っぽにして
そしていつかブロンディに料理を習いたいと思うリィだった

>262
「な、なんだ…？」

突然現れた人間とその言葉に
リィは心臓が飛び出るほど驚いた
いざとなれば撃ちぬこうと思い
男の死角にさりげなく移動する

>262
うわっ！牛が喋った…

あんたがこの辺でうろついてるのは、牛追いの旅からはぐれたか、脱走したからだよな？
ダチが殺されたって事は、腹を空かせたカウボーイかインディアンに食われちまったって事か…
少なくとも、俺たちはあんたのダチを殺しちゃいねえ。

>263
リィ、大丈夫だ。その必要は無いぜ。
話し合いで解決できる奴が相手なら、うかつにまわり込んだりしねえ方が賢明だ。
相手に怪しまれたら逆効果だからな。

夜空の下、ブロンディは横になるとすぐに眠りについた。

…ふと気付くと、学校の中にいた。
一日の授業は全て終わり、皆それぞれ家に帰るところだ。
ブロンディも慌てて帰り支度をはじめ、荷物をまとめると学校を出た。

しかし、学校を出たところで複数の少年に取り囲まれた。
「おい、娼婦の息子。お前が学校に来るなんて生意気もいいところだよなぁ」
リーダー格とおぼしき少年がブロンディの胸倉を掴み、体ごと柱に叩き付けた。
「…俺は娼婦の息子という名前じゃない。ロイス・クーパーだ」
ブロンディは少年を睨みつけながら、静かな口調で抗議した。

「なに…？本当の名前じゃないくせに、よくそんな事が言えるな！」
少年はブロンディを柱から離すと、そのまま近くにある階段から突き落とした。
少年たちは地面に倒れたブロンディを取り囲み、一斉に蹴りはじめた。

しばらくすると、一人の少女が学校から出てきた。
「もうこんな事はやめて！」
暴力を振るう少年たちと、全身から血を滲ませ痣だらけになっているブロンディを見た少女は
リーダー格の少年の腕を引っ張り、やめるよう呼びかけた。
「ちっ…しょうがねえなぁ。おい、そろそろ行こうぜ」
少女に懇願された少年は、他の少年たちにそう呼びかけると大人しく立ち去っていった。

少女はブロンディを抱き起こし、怪我の具合を確かめた。
「こんなに血が出ている…大変だわ、すぐに手当てをしないと…」
しかし、誰かを呼びに行こうとする少女をブロンディは制止した。
「…いや、このくらい平気さ。いつもの事だから」
少女に心配させたくないという思いから、ブロンディは全身の痛みに耐えて立ち上がった。
そして、相変わらず不安そうに見つめる少女の肩をポンポンと軽く叩くと、
そのまま振り返らず家路についた…

今夜は村の人に分けて貰ったワインに、美味しいシチューで幸せな気分。
それに星が綺麗。ベッドはないけど…いい夜ね。

>260
私が目指してるのはコロラド…まさに鉱山の町な訳よね…。
何だか面倒くさそうだわ。やれやれ・・・。

>262
きゃ！今夜食べたのは豚肉だったし牛も殺してないわ。それよりあなたも
殺られないうちにどっか逃げた方が絶対いいわよ？いい値段付きそうな
体格っぷりだもの。…って牛にアドヴァイスしてるなんて…まともじゃないわね。

>263
ねぇ、リィ…>237のブロンディの言ってたこと、もう忘れちゃったの？
お子様はすぐ気が散るんだから。ふふっ！ところで牛相手に何をしてるの？
お互いどうかしてるみたいね…。あら？ブロンディも牛に語ってるわ…。私達大丈夫？

ブロンディったら…身体を丸くして苦しそうにしてるけど、
悪い夢でもみてるのかしら。長く続くようなら起こした方がいいかな…。
――あ、もう大丈夫そうね。…ていうか、さっそくいびきがうるさい！もう。あははっ。
…ここの男達って、傷を抱えて少し見てて痛々しいわ。
そんなものからは早く抜け出すべきよ…。女の切換えの早さを見習って…ね。

ま、先生はその辺が計りしれない気がするんだけど。ふふ。

>262
―――牛が話し掛けてきたことに驚きつつも、サイレンスはノートに何かを書くと牛に見せた。

「俺は　君の友達を殺したりはしていない
　もちろん　仲間達もだ」

…しかし、牛に文字が読めるのかどうか、いまいち不安なサイレンスであった。

>265-266　>268
―――苦しげな呻き声が聞こえ、何事かと思い飛び起きたサイレンス。
同じく起きたマユとともに、隣りで寝ているブロンディの様子を確かめた。

ブロンディは苦痛に耐えるかのように顔を歪め、低い声で呻き続けている。
いよいよ起こそうかと思ったその時、ぐったりとした表情に変わり、呻き声はおさまった。
サイレンスはブロンディの毛布をそっと掛け直すと、再び眠りについた―――

くっ…今日は目覚めが悪かったぜ…
ガキの頃の夢を見るなんざ、どうかしてるな…俺…
…いや、こうしちゃいられねえな！

よーし、この辺で馬車をとめて晩飯にするか！
今日のメニューはブロンディ特製「レッドビーン・パイ」だぜ！

うずら豆を煮てつぶしたものに砂糖、卵黄、牛乳、バニラ、ナツメグを混ぜ合わせ、
メレンゲを塗ったパイ生地にのせて焼いた一品だ。

>267
>269
あはははは！たしかに、牛と喋るなんざおかしい話だよなぁ。
でも見てみろよ、サイレンスなんか牛に文章を読ませようとしてるんだぜ！
…やっぱり俺たち、どっかおかしくなってきてるのかなあ？

おっ…そうだ、マユ。　コロラドのおもしろい話を聞かせてやるよ。

　ある日、コロラドの鉱夫が酔っ払い、ブーツを脱いでサルーンのベッドで一晩を明かした。
　翌朝、ブーツを履くため中に足を入れると、何か妙な感触がした。
　慌ててブーツを脱ぎ覗いてみると、中からガラガラ蛇が…！！

>245
何か代用できる材料が有ればいいのだが・・・。
俺ではちょっと思い付かないし、こればっかりは仕方ないか・・・。

>246
いや、風が変わったと言うのは別に大したことではないよ・・・・・。

>262
なっ！？
誰かの使い魔でもあるまいに、普通の牛が喋るなどと・・・！？
この大陸ではこんな事まで起きると言うのか！？
と、とにかく、俺達は無関係のはずだ。

>268
・・・俺もただの人間、割り切れないことなどいくらでもある。
この大陸にきてからも忘れえぬこともある。
やはり人は皆、多かれ少なかれ傷を背負って生きるものではないだろうか。

>270
やはりブロンディ殿の料理は中々美味しいですな。
ふと思ったのだが、旅を始める前と今とでは料理の腕も上がっているのではないだろうか。

>267
リィは顔を真っ赤にしながら

「わ、忘れてた…ごめんなさい」

と述べた

>270
（笑い話って言うよりは…怖い話じゃないのか…
　うう、想像したくない…）

リィはその酔っ払いの驚き様を想像して
なんとなく背筋が凍る思いをしながらパイを食べ続けたのだった

>271
うーん…ガキの頃から料理は好きだったけどなぁ。
まあ正直な所、幌馬車隊もここまで大所帯になるとは思ってもみなかったからさ、
旅の間の食事についてはもっと適当に考えていたんだよな。
だが、みんなの健康管理も兼ねて、本腰入れて料理をこしらえなきゃいけねえなぁと思ったわけだ。
もし腕が上がっているんなら、そんな思いから上達したんだろうな。きっと。

>272
なあ…お前、顔色悪くなってるぞ。大丈夫か？
それにしても、あのくらいの話でビビるこたぁねえだろうよ…
コロラドあたりじゃよくある事らしいぜ。

皆が寝静まった頃、ようやくブロンディは眠りについた。

…今日も日差しが厳しい。
そんな中、ブロンディは帽子も被らず、荷車を曳きながら街を歩いていた。

ブロンディの仕事は、町の掃除屋だ。
毎日、町の住民が出したゴミや汚物、汚水を回収して処分する。
誰もがやりたがらない仕事だが、必要な仕事。そのわりには蔑まれ、給料は僅かなものだ。
もっとも、育ての親を亡くし、町の住民から疎ましがられていたブロンディにはこの仕事しか
あてが無かった。

ブロンディはとある家の前にいる男に声をかけた。
「こんにちは。今日は回収するものはありますか？」
しかし、男はブロンディを一瞥すると、目をそらしながらこう言い放った。
「…ああ、裏口にあるからさっさと片付けてくれ。お前がいると、臭くて汚らしくてかなわんからな！」
男はそのまま家の中に入ると、ドアを思い切り閉めた。
ブロンディは溜息をつくと、裏口に回りゴミを片付け、早々に立ち去った。

どこの家に行っても、大抵は先程の男と同じような反応をされる。
それでもブロンディは不平不満を言わず、黙々と仕事を片付けていくのだった。

しかし、この町にも一人だけブロンディに優しく接する少女がいた。
町の有力者の娘、メアリーだ。
今日もメアリーの家に立ち寄るブロンディ。
もちろん、仕事で町に出ている時だけしかそのような事はできないのだが…

メアリーはブロンディが来た事に気付き、窓を開け、声をかけてきた。
「お疲れさま、ロイス」
メアリーの穏やかな微笑みに、ブロンディも思わず笑顔がこぼれた。
「今日もご機嫌なようで何よりです、メアリーお嬢様」
「もう！お嬢様っていうのはやめてって、この前言ったばかりでしょう？」
少し怒ったような表情を見せたメアリーだったが、すぐに笑顔に戻った。

楽しく談笑している二人に近付く男がいた。
その男はブロンディの前に立ち止まると、ブロンディの頬を力いっぱい殴った。
「貴様…メアリーと話してはならんと何度言えば分かるんだ！」

「やめて、お父様！」
驚いたメアリーは、窓枠から身を乗り出し叫んだ。
しかし、娘の言葉には耳も貸さず、男は再びブロンディを殴った。
「娘をたぶらかす汚らわしい畜生め、今日という今日は容赦せんぞ！」
男はそう叫ぶとブロンディを殴り続け、最後には柱に頭を叩きつけた。
ブロンディは頭から血を流し、そのまま意識を失った…

幌馬車１台か。鴨だ！！！！やっちまえ野郎共！！奪え！！！

>276
「なんだってんだよ！！」

僅かに見える敵に、ライフルで狙いをつける
引き金を引くと、パンッと乾いた音が響いた
少し遅れて、狙いをつけた敵が倒れる

（なんとか近づく前に数を減らさないとな
　…にしても結構多いんじゃないかっ！？）

狙いをつけて、また一人撃ちぬく
倒すにしても逃げるにしても敵の進行を遅らせることは出来る
少年の構えたライフルがまた火を吹いた

>276-277
…はっ！　今、銃の音が…
くっ…強盗団か…ちきしょう、ぶっ殺してやる！

リィ、お前一人であれだけの人数を相手にするのは無謀だ！
…行くぜ、サイレンス！援護射撃だ！

>270
―――ブロンディに指摘され、やはり牛に文章を読ませるのは無謀な試みだったか、と
思ったサイレンスであった。

>274-275
―――昨日と同じように、苦痛に満ちた表情で呻くブロンディに気付いたサイレンスは
ブロンディを起こそうと思い、肩を抱きかかえ体を揺すった。
しかし、ブロンディは一向に目を覚まさない。
くぐもった呻き声を上げたブロンディは、苦悶の表情のまま力尽きたかのようにぐったりとした。

>276-278
―――その時、強盗団が襲撃してきた。
サイレンスはモーゼルを手に取り、銃声で目を覚ましたブロンディと、強盗団を相手に
すでに銃撃戦を繰り広げているリィとともに銃を撃ち続けた。
銃弾の嵐の中、強盗達は次々に倒れていく。

強盗達を全て片付けると、サイレンスは近くの谷間に死体を放り込んだ。

>276
何時の間にか東方の術師はならず者達の後ろに立っていた。
ならず者達は皆驚いたが刀を持っている東方の術師を見て一斉に銃を撃つ。

パンッパスッパスパンッ

銃声が響く。
しかし、なぜか当たらない。
東方の術師は別に避けている訳じゃない。避けれる物でもない。
なのに、なぜか弾が当たらない。
ならず者達の顔にも焦りと恐怖が滲み出ていた。
この時、東方の術師の近くに居たならず者は
既に術を掛けられていたが気付く者はいないだろう。

ザシュッ

東方の術師はならず者を順番に斬り捨てていく。
「（くっ、しかしほんとに数が多い。術を掛けるにも限界がある。）」

>279
倒されたならず者を横目で見ながら東方の術師は思う。
「やはり殺傷力では銃が一番か・・・。」

みんな、昨日はいい戦いっぷりだったな！
それにしても、強盗団のまっただなかに斬り込んで行った術師には度肝を抜かれたぜ！
かすり傷ひとつ負わねえで戻ってきたんだから二度びっくりだよなあ。恐るべし、術の力！

よーし、この辺で馬車をとめて晩飯にするか！
今日のメニューはブロンディ特製「野菜たっぷりトマトスープ」だぜ！

飲みやすいあっさりめの味に仕上げたトマトスープに、キャベツ、玉ねぎ、人参、ジャガイモ、
ベーコンをたっぷりと入れて煮込んだスープだ。

>281
昨日の術師の戦いぶりには確かに驚かされた、と思ったサイレンスであった。

トマトスープを平らげて片付けを済ますと、サイレンスは切られた野菜の皮の中から
円形のものをいくつか取り出し、側にいたブロンディをつかまえて何かを始めた。
ブロンディはいぶかしげにサイレンスの行動を見ているが、当のサイレンスはお構いなしだ。

サイレンスは野菜の皮を高く放り投げると、モーゼルを素早く抜いて撃った。
地面に落ちた野菜の皮を取りに行くサイレンス。
ブロンディのもとに戻ってきたサイレンスが見せた野菜の皮は、中心が綺麗に撃ち抜かれていた。

サイレンスはブロンディの方を見ながら、物を高く放り投げる仕草をした。
どうやら、「ブロンディも撃ち抜きをやってみないか？」と言いたいようだ―――

>282
…ん？野菜の皮なんか取り出して何やってるんだ？
えっ、いいから見てろって？　ああ、分かったよ。

どれどれ…へえ、さすが殺し屋をやってるだけあって凄い腕前だな！
だがよ、俺も負けちゃいねえぜ！
ちょいとそこで見てな。


　……カチャッ…　　　　バン！　　…ドン！　パーン！


よっ…と。
…ほら、俺のも３つともちょうど真ん中に穴が開いてるだろ？

突然すさまじい疲労感に襲われたブロンディは、倒れるようにして横になるとそのまま眠りに落ちた。

…故郷の町を去ったブロンディは、ある男とともに各地を転々とする日々を送っていた。
ともに旅をしている男の名はキースと言った。
彼の名は、必殺の殺し屋として闇の世界では広く知られていた。

そんなキースも、ブロンディのことは実の息子のように可愛がった。
貧しい生活で銃どころか服を買うことさえままならなかったブロンディに対し、キースは
帽子からはじまり、服、ブーツ、銃、ナイフ、銃弾に至るまで、上等な物を買い与えた。
そして、酒も煙草もやった事がないというブロンディをサルーンに連れて行き、
いろいろな事を語り合いながら、酒と煙草の味を少しずつ覚えさせていった。

しかし、銃の師としての厳しさは生半可なものではなかった。
ブロンディの一番悪い癖として、銃を撃つ際に撃鉄を強く叩きすぎるというものがあったが、
その癖をキースは時に罵声や拳を交えながら徹底的に矯正させた。

またある時はブロンディにわざと大怪我を負わせる事もあった。
キースがそのような仕打ちをするのにも訳があった。
ブロンディがガンファイターとして独り立ちした時に、どんな重傷を負っても自分の怪我は
自分で手当てをし、耐え抜かなければならないという事を教え込むためである。

こうして半年が過ぎた頃、ブロンディはキースとともに仕事に向かった。
キースが殺しの依頼を受けたのである。

依頼主から指定された場所で、ブロンディとキースは標的となる者たちが現れるのを待つ。
「…お前はここから奴らを狙え。俺はあの家の影から狙う。
　俺が撃ったらお前も撃て。それまではじっとしてろ…いいな？」
キースはそう言うとブロンディをその場に残し、向かいの家の影に身を潜めた。

しばらくすると、スーツを着た男たちが数人現れた。
キースはその中の一人に狙いを定めると、引き金を引いた。
その瞬間、男は胸から血を噴出させ、異様な声でうめきながら倒れた。
慌てふためく男たちを次々と撃ち殺していくキース。
一瞬にして地獄絵図と化した光景にブロンディは恐怖を感じ、その場に凍りついた。

「初陣だ！殺れ！」
その時、キースの叫び声が聞こえた。
はっとしたブロンディは物陰から飛び出すと、逃げようとしている男たちを相次いで撃ち殺した。

初仕事を終えてからしばらくの間、血の海と断末魔の叫びの光景がブロンディを苦しめた…

銃撃戦じゃ出来る事もないし、馬車馬くんと一緒に見てるだけ…。
私って非力ね…あーあ…。…ってサイレンス、ヤツらを谷に捨てちゃって良かったの？
もしかしたら賞金首もいたかもよ？

>270
何よ…全然面白い話じゃないじゃない。馬鹿！
楽しそうな顔をして憎たらしいわね…。フフン、
私のブーツの中は金でいっぱいになるんだから、そんな話気にしないもーん。

>282-283
へぇ…大したもんね！サイレンスは仕事柄分かるけど、ブロンディまで…。
本当に元鉄道員？列車強盗で鉄道にお馴染んでたんじゃないの？んん？

>281
術師が切り込んでいったのは知っていたが
それよりもリィは震える手を押さえるのに必死だった
あの時は必死だったため気にならなかったが…
終わってみると罪悪感に襲われた

（…俺、人を殺したんだよな
　いくら悪人とはいえ…人を殴った時とはやっぱ違う…）

食欲も沸かず、結局一口も手をつけなかった

>282-283
モーゼルを抜いたサイレンスと
野菜の皮に的確に命中させたブロンディを見た
二人とも同じように相手を殺したハズなのにどこか楽しそうだ

（俺も…大人になったら感じなくなるのか…
　でも親父は俺よりも小さいころに人を殺したらしいし
　…もうちょっと非情になれってことなのかな…？）

などと思うのだった
リィは立ち上がり、一同よりも早く馬車に戻っていった
しかし底知れぬ恐怖感と震えがリィを襲い、結局一睡も出来なかった

結局眠れないリィは馬車を抜け出した
一同と同じように眠る馬の背中にいきなり飛び乗った

「な、起きてるか？」

無理矢理起こされた馬は暴れようとしたが
リィが首に手を回しなだめると静かになる

「悪い悪い、明日はニンジン多めにするから許してくれ
　…ちょっと聞いてくれないか…」

リィは星を見た

「今日、人を殺したんだもちろん望んでたわけじゃないし
　…ベックの親父から殺しと体術、銃の扱いは学んだけど…
　やっぱ好きじゃないんだよ…宝の持ち腐れってわけじゃないけど
　俺は殺人の技は使いたくないんだ…」

リィはしばらく馬に過去の事を話した
恩人べックの話、一人になった時の話…
リィが話し終わったのはもう夜明けのことだった

>286
―――サイレンスはノートに何かを書くと、マユに渡した。

「仮に賞金首がいたとしても　そいつをカンザス・シティまで運ぶ必要がある
　馬車に死体を積んで旅をするのは嫌だろう？」

>284-285
―――夜中に目を覚ましたサイレンスは、隣りで寝ているブロンディが大量の汗をかきながら
苦悶の表情で首を横に振っているのを目撃した。
ブロンディを起こそうと思い、体を揺すったり頬を軽く叩いてみたりしたが、やはり一向に起きない。
乱れた毛布をそっと掛け直し、サイレンスは再び横になった。

>288
―――サイレンスが横になったその時、外からリィの声が聞こえてきた。
どうやら過去の出来事を話しているようだ。

目がさえてなかなか眠りにつけなかったサイレンスはしばらくリィの話を聞いていたが、
まるで盗み聞きをしているかのような後ろめたい気分になり、目を閉じた―――

―――289はなぜか名前がおかしくなっているが俺だ、と
皆に知らせたサイレンスであった。

>286
…ああ、たしかに前職は鉄道員だ。
22歳から26歳までの4年間は、間違いなくロック・アイランド鉄道で働いていたぜ。
なんなら鉄道会社に問い合わせてみろよ。答えてくれるかどうかは知らねえけどな。

>287
ん…どうした？顔色悪いぞ？
…そうか。食欲がねえのか。
長旅の疲労が出たのかもしれねえなぁ…向こうで少し休みな。

>289
…さすがの俺も、馬車に賞金首の死体を積んでいくのは嫌だぜ。

よーし、この辺で馬車をとめて晩飯にするか！
今日のメニューはブロンディ特製「鶏肉とブロッコリーのワイン蒸し」だぜ！
オリーブオイルでよく炒めた鶏肉とブロッコリーを、白ワインで蒸し焼きにしたんだ。

おーい、みんなー！　メシができたから集まっ…て……く………れ…………


………！？
…ううっ……ぐっ……あ………っ！！


…い、いや…何でもねえ。
俺は食欲ねえから、あとはお前たちで好きなだけ食ってくれ…
………すまねえ、先に休ませてくれ………

>292
―――サイレンスは、突然苦しげな声を上げたブロンディのもとに駆け寄った。
ブロンディは体調がすぐれないのか、右手で顔を覆いうつむいている。
サイレンスはブロンディを支えながら馬車まで連れて行くと、ゆっくりと横たわらせ毛布を掛けた。

死んだか。短い一生だったな！ブロンディ

ここは寒いでつね

>293
いつもすまねえな、サイレンス…
…毛布まで…ありがとな…
…なあに、大丈夫さ。一晩寝れば元気になるって…

>294
…夢の中で、聞き覚えのある男の声が聞こえてきた。
しかし、ブロンディは朦朧とした意識の中でもはっきりとこう思った。

「まだだ…まだ死ぬわけにはいかねえ…」

力を振り絞って勢いよく起き上がると、そこは馬車の中だった。
外を見ると、今まさに太陽が昇らんとしていた…

>295
ああ、旅の人か。こんな朝早くからご苦労さん。
今日はたしかに冷え込んでるなぁ…
だが、この程度の寒さに耐えられねえようじゃ旅は続けられねえぜ。
お互い体調には気をつけていこうな。それじゃ、ごきげんよう。

凍て付くような寒い朝にはホットレモネード・・・

体が温まります・・・

つt[]~~

・・・どうぞ

突然ですが、今夜は私がブロンディに代わって晩ごはんを作るわね！
はいはいみんな嫌な顔しない！

ベタだけどブロンディの好きなビーフシチューにしてみました！
いつもみんなに作ってばかりだから、こういうのもいいでしょ？
あとねぇ…焼きリンゴと焼きポテトに――私がミルクを振りまくって作った
このフレッシュなバターを塗って食べると美味しすぎてチビるわよ。ふふ。
早く元気になってね。リィも今夜はちゃんと食べないとダメよ。
昨日のチキン美味しかったのに！

>287
ねぇ、リィ…あなた勇敢だったけど無茶しないで。
あとね、その腕は悪い事に使っちゃダメよ。
――リィをそっと抱きしめ、その身体の小ささにマユは心を痛めた。
…あ！逃げられちゃったわ。フフッ。

>289,291
うーん、そうね。確かに嫌かも。
あ、でも賞金の額にもよるかしら…って嘘よ。

>293
サイレンスってそこはかとなく優しいわよね。
私も毛布を掛けて欲しいなぁ。ママみたいに…。
あ、普通その役は私だって突っ込みはナシね。

>295
おまけに乾燥してるわよ。お肌に良くないわ。
このソバカスももう一生消えないわね。あーあ。

>297
優しい旅人さんね！レモンってお肌にも良かったはず！
ありがとう。
…女の直感ってやつだけど、あなた…あの男どもの中に好きなタイプでも
いたんじゃない？誰よ？ふふふ…。

>297
これはありがたい…早速飲ませてもらうよ。
ああ…すっきりしていて美味いし、何より体が温まる。なんだか気分も落ち着いてほっとしたぜ。

見ず知らずの俺たちに親切にしてくれてありがとう。
さようなら…君に幸があらん事を…

>298
ん…？めずらしいなぁ、マユが晩飯を作ってくれるなんてさ。
おお！俺の大好物、ビーフシチューじゃねえか！嬉しいなぁ…
それじゃあ早速、いただきます！

…うん、肉も柔らかいし味もちょうどいい。美味いぜ、マユ。
焼きポテトも、コクのあるバターとのハーモニーが絶妙でたまんねえなぁ…
リンゴもこの甘みと焼き加減がいい感じだぜ。

マユ…料理が苦手だって言ってたわりにはなかなかやるじゃねえか！

>295
「…そう言われれば確かに寒いなぁ…
　風邪にゃ気をつけよっと…」

>297
出してもらったレモネードを時間をかけて飲む
ふと、恩人べックの顔が浮かんだ
病気に倒れた時に出された思い出がよみがえる…

「………」

目頭が熱くなるのを堪えながら、カップを空にした

>298
「む、無茶なんかしてない！」
と叫ぼうとした時マユがいきなり抱きついてきた
抱きつかれるというものを体験したことの無いリィは顔が真っ赤になってしまった
そして、真っ白になった頭でとりあえず馬車に逃げ出してしまった

（なな、なんだったんだ…？）

ブロンディが何事かと見ていたが全く気にならず、毛布を頭からかぶった
一同が食べ始めてから少ししてリィが馬車から現れ、少し冷め気味の食事に遅れて手をつける
その日の夕食は久々に美味しく感じ、完食したのだった

>295
―――この辺りはかつて訪れた事のある雪深いユタ州よりは随分ましな気温だが、
まだ冬は明けていないから厳しい寒さも残ったままなのだろう、と思ったサイレンスであった。

>297
―――旅の途中で、レモネードを振舞ってくれるという旅人に出会った。
サイレンスは旅人からレモネードを受け取り、さっぱりとした飲みやすい味と温かさを
楽しむかのように少しずつ飲み始めた。
レモネードを飲み終わると、サイレンスはノートに何かを書き旅人に手渡した。

「おかげさまで身も心も温まった　ありがとう」

>298
―――以前、料理が苦手だと言っていたマユが自ら夕食を作ると言い出したことに
驚いたサイレンスだったが、マユが一生懸命に料理を作る姿を静かに見守った。

日が暮れ始めた頃、マユが完成した料理を運んできた。
ビーフシチューとバターの美味しそうな匂いが漂っている。
サイレンスはスプーンを手にすると、ビーフシチューから食べ始めた―――

>299
―――サイレンスは微笑むと、ノートに何かを書きマユに手渡した。

「俺は口が利けない分　何事も行動で示さなければならない
　人には優しくありたいと　日頃から思っているんだ」

サイレンスはノートを閉じ馬車の中に置くと、寝転がっているマユにそっと毛布を掛けた。

>300
―――昨日に比べると随分と食欲旺盛で、笑顔で明るく話すブロンディを見て一安心した
サイレンスであった。

>301
―――顔を真っ赤にしながら物凄い勢いで馬車に駆け込んでいったリィを見て、
一体何事かと思い目を丸くしたサイレンスであった。

―――ようこそ　カンザス・シティへ―――

よっしゃー！やっと着いたぜ！
おーい、みんなー！カンザス・シティに到着だ！

…さすがに新しい街なだけあって活気に満ち溢れているなぁ。
おお、あの宿がよさそうだ。交渉してくるから待っててくれ。


―――交渉中につきしばらくお待ち下さい―――


…オーケードーケー、部屋は確保したぜ。
宿の人に話を聞いたんだが、最近オープンしたばっかりなんだとよ。
新しいだけあってきれいな宿だったぜ。

さてと…髪は切ったばかりだからともかく、まずは風呂に入って髭を剃ってくるか。
そろそろ服やなんかも買い替え時だな…あーあ、帽子やブーツなんざ擦り切れまくってるぜ…

―――カンザス・シティに到着し、街を見渡すサイレンス。
建てたばかりと思われる店や家々が立ち並び、確かに新しい街といった雰囲気が漂っている。

今回、宿泊することになった宿もまた真新しい建物であった。
オープン後まもないせいか従業員の多くは初々しい感じであったり、どこかぎこちない
対応をしているが、そんな彼らの様子をサイレンスは微笑ましく思った。

宿の廊下を歩きながら、ブロンディはぼろぼろになった帽子やブーツのことを嘆き、ぼやいている。
そんなブロンディのぼやきを聞きながら、「そういえば、俺の服やブーツもだいぶ傷んできているなあ」
と思ったサイレンスであった。

そこの金髪のあんちゃん！
オーケードーケーよりオキドキって言ったほうがクールだぜ？

>297
・・・これは体が温まる。
なにかほっとする美味しさですな。
どうもありがとう。

>298
今日はマユ殿が料理を作ってくれるのか。

焼きリンゴと焼きポテトも中々美味しいが、
やはりこのビーフシチューが特に美味しい。
マユ殿には料理の才能もあるようですな。

>304
カンザス・シティに到着しましたな。

おお、オープンしたばかりとあってきれいな部屋ですな。

しかし、この袴と羽織も随分ぼろぼろになったが替えは無いし
思い切って新しい服を買ってみるべきだろうか。

>305
サイレンス、お前の服やブーツなんかもだいぶボロになってきてるじゃねえか。
よし、あとで一緒に買いに行こうぜ。

>306
ハウディ、ボーイ！
…ああ、坊やの住んでる所じゃオキドキって言うのか。
なんか地域によって微妙に発音が違うんだよなぁ、この言葉…
まあいいや、どっちでも意味は通じるだろう！

オキドキ！夜道は危ねえから気をつけて帰るんだぞ。じゃあな！

>307
術師の服もボロボロだな…
この際、思い切ってカウボーイ・スタイルできめてみたらどうだ？
モンタナやワイオミング、アイダホ、ユタ、コロラドあたりじゃ日本人のカウボーイも
いるくらいだし、ファッション的にもおかしいって事はねえから大丈夫さ。

それより何より、これから先は日差しの強い地域に向かっていくわけだから
帽子くらいは被った方がいいぜ？
というわけで、術師もあとで一緒に服を買いに行くの決定な。

美味しかった？ふふ…それは運が良かったわね！あっははは！
（……んもう、本当にみんな優しくて気がいいんだから…ホロリ。
ま、誰もお腹壊してないみたいだしオッケーね…）

>300
お世辞でも褒められると嬉しいものね。どうも！
モリモリ食べてくれて良かったわ。ブロンディのやかましい声も
聞こえないと何だか寂しい感じな訳よ。…で、本当にもう大丈夫なの？
あなたみたいなタイプは…油断大敵なんだから。気をつけて。

>301
リィもちゃんと食べてくれたわね！ふふ。
いっぱい食べて大きくならなきゃ。…できれば横じゃなく縦にね。
（ポンポン…と背中を叩いてさりげなーく肩を抱いてみたりして…
　子供には抱いてくれる腕が必要だと思うんだけど、嫌がられてる気も
　しないではないわね…ま、いっか）

>302-303
はっ！サイレンスに毛布掛けてもらっちゃった！？……ん？
あれ？…やっぱり夢だったみたいね…。
毛布があんなとこにあるし…残念。寝相悪いのね、私。

口が利けないのって…そうね、言いたい事をすぐに伝える事も困難だし
きっともどかしいわね。
そう、サイレンスの笑顔には、普通の人より色んな表情があるって知ってた？
…って、ちょっとクサかった？でも本当よ。

>307
先生にそう言われると照れるわね。ありがと。
そうそう、この前の先生の術っていうの見て…驚いた！占いは信じてたけど
正直、呪術…って怪しい気がしてたのね。でも本当に本物ね！凄いわ。
これからは師匠と呼ばせて貰おうかなぁ…。大先生とか…？


やったー！カンザス・シティね。となったら、やっぱり競馬よね！
宿も綺麗だし、いい気分で勝ちに行くわよ！！

>304
「ここがカンザス・シティか…」

民家も店も立ったばかりなのかあまり目立った汚れもない
今まで見た町も最初はこんなに綺麗だったのかとリィは思った
今日止まる宿も同じように出来たばかりで、とても綺麗だ

「とおっ！！」

ジャケットを置いてベッドに「ばふっ」とダイブする
そしてブロンディが服のことをブツブツ言っているのを聞き、自分の服を見てみた

（俺は金無いし、もう慣れてるから…まあガマンかな
　…大人って金持ってて羨ましいよ）

と、所々に継ぎ接ぎのある服を見ながらため息をついた

>307
「術師さんの服って…なんか不思議な感じだな
　汚れててもいいから着てみたいかも…」

しかし、自分と術師とでは身長差がものすごくあるのでリィは早々に諦めることにした
そしていつか自分も大きくなる！と静かに決心するリィなのだった

>308
ブロンディと術師のやり取りを聞き、リィは考えた

（日差しの強い地域か…そういや俺が育ったとこも暑かったよな…
　ま、シャツをバンダナ代わりにすればどうにかなるかなぁ）

決断してリィはベッドの上で自分の所持品を全部確認し始める
大まかな所持品はライフル、ナイフ、裁縫道具、今着ている服の四つだ
ライフルの点検は毎日しているし弾は予備も含めてかなりある
裁縫道具は針一本無くしていないし、ナイフには刃こぼれ一つ無い
が、服は一切買っていないので今着ている物だけだ

（糸はまだあるし、布はベッドなり民家なり適当に採取すればいい
　よしっ、今日は久々にがんばるか）

全員居なくなったの確認し上半身の服を脱いだ
ベッドに置き、脱いだシャツとジャケットのほつれた箇所を数え始めた
同年代の子供と比べ物にならないほど鍛えられており、傷も多少あったりする

>309
ああ…ちょいと長旅の疲れが出ただけさ。
なあに、もう大丈夫だ。

それにしても、俺がやかましいってなぁ…お前…
みんなの前じゃよく喋ってるけどな、こう見えても本来は無口な方なんだぜ。
まあ、あれだ。こうして喋ってるのは表向きの顔ってやつさ。
大体よぉ、仏頂面の野郎が「うん」とか「ああ」しか言わねえんじゃつまんねえだろ？

>311
そういや、リィの服もボロボロだよなぁ…よし、お前の分は俺が買ってやるよ。
セント・ルイスで稼いだ金がまだたんまり残っているんだ。
服から帽子からブーツから、何でも気に入った物を買っていいぜ。

あー…マユは競馬に行っちまったのか。
それじゃあ野郎ども、服を調達しに行くぞ！

…よーし、この店なら何でも揃うな。見てみよう。
リィ、遠慮しねえで上等な物を選んでいいからな。
安物なんざ買ったって、すぐ使い物にならなくなっちまうからさ。

今の流行はこれ、ステットソンの「平原のボス」っていう鍔が広めのカウボーイ・ハットに
リーバイスのジーンズ、それから刺繍や飾りの無いシンプルなロングブーツだ。
今年はブーツの中にジーンズの裾を入れるスタイルがイケてるぜ。

>310
―――マユに意外なことを言われ、サイレンスは驚いたような表情を見せたが、
それはすぐに穏やかな笑顔に変わった。

サイレンスは思った。
「この幌馬車隊のメンバーも、それぞれ個性的で表情豊かだ」と―――

>313
―――旅の途中でもしっかりと最新の流行をチェックしているブロンディに驚きつつも、
サイレンスは店内の商品を見てまわった。
数ある商品のなかでも、今流行の刺繍や飾りの無いロングブーツは実用的で良いなあ、と
思ったサイレンスであった。

金くれよ

>314
おう、サイレンスもそのブーツが気になってるのか。
こいつは機能重視なくせに、さりげなく脚を長く見せてくれる優れものなんだよなぁ。
ま、幸い俺は脚が長い方だから、その辺はあんまり気にしなくてもいいんだけどな。

>315
何言ってるんだ…金は自分の手で稼ぐもんだぜ。
あんたが物乞いか何かは知らねえが、ただ金をよこせと言うだけの奴に
はいそうですかと素直に金をくれてやるほど俺はお人よしじゃねえぜ…じゃあな。

>315
―――突然サイレンスの前に立ち塞がった見知らぬ男は、薄気味悪い笑顔を浮かべながら
まとわりつくような声で「金くれよ」と言うと、手のひらをこちらに向けた。
しかし、サイレンスは溜息をつきながらゆっくりと首を横に振ると、その場を立ち去った。

>316
―――元々長いブロンディの脚は、流行のロングブーツを履くとさらに長く見える。
サイレンスも脚は長い方だが、試しにブロンディが履いたブーツと同じデザインのものを履いてみた。

鏡に映った自分の姿を見て、あらためてブーツの脚長効果を実感したサイレンスであった。
履き心地の良さも気に入ったサイレンスは、他の商品とともにこのブーツを購入した。

他に購入したものは、首の傷を隠すためのグレーのマフラーと黒のネッカチーフ、
黒のベスト・コート・ジーンズ・帽子、グレーと白のシャツを数枚である。
柄物や派手な色を好まないサイレンスは、自然とモノトーンの服を選ぶ傾向があった―――

あら？みんな格好イイじゃない？素敵よ。

>312
はいはーい、ごめんなさい！イヤね、ブロンディの明るい話声は、私好きよ！
……その、何？無口？裏の顔？…まぁ、きっとそのうちイイ女とやらが優し〜く
付き合ってくれるんじゃない？
ま、リーダーは大変ってことね！……みんな分かってると思うわ。感謝してるし
あなたって……あ、何でもない。ブロンディを褒めようとすると、何だか
背中が痒ーい感じになるのよね。

>314
こんな穏やかに笑う人が殺し屋をやってるなんて……。
詮索する気はないけど…どうしてって思わずにいられないマユでした…と。

>315
こっちは競馬で負けてんのよ！そんな金あるわけないじゃない。
悪いけどあっちに行って。

はぁ…私もいい男でも探して憂さ晴らしでもしてくるか…。
食事やプレゼントとか、男にお金使わせるのはあまり好きじゃないけど、
今夜は人の金を使いたい気分なのよね…ああもう、競馬で負けて荒んでるわ…。
じゃ、ちょっと出かけてくる。今夜戻らなくても心配しないで。

うっ…上等な服ばっかり選んでたら余裕で200ドル突破しちまったぜ…

>317
おおっ…なんだか黒尽くめって感じだなぁ。
個人的には、もうちょっと色があってもいいんじゃねえかと思うが…
まあ、確かにサイレンスには派手な色は似合わねえっつーか、イメージに合わねえかもな。

>318
そうか…ありがとな。
その、何だ…俺もマユの明るいところとか、サバサバしてるところとか、結構気に入ってるんだぜ。
もちろん、他の仲間たちもそれぞれ個性的で好きだけどな。

…なんか柄にもねえ事言ってるな、俺…
ま…まあいいや。しばらく一人にさせてくれ…

ブロンディは葉巻を咥えながらサルーンに入った。
ひしめき合っている客を避けながらカウンターに向かい、バーテンダーに注文をした。
「この店自慢の一等上物のバーボンを一瓶くれ」

その時、カウンターにたむろしていた集団のひとりがブロンディに声をかけてきた。
「よお…誰かと思ったら、あばずれ娼婦の息子じゃねえか。ずいぶん伊達男になっちまってよぉ」
男はそう言うと、他の男たちとともに嘲笑しはじめた。

しかし、ブロンディは横目で男たちを睨みつけただけで、悠然と葉巻を吸い続けている。
そんな態度に男たちは業を煮やしたのか、さらに罵倒してきた。
「おい、てめえみてえな薄汚ねえ野郎がここにいて良いと思ってんのかよ！」
「お前は街の掃除でもしてかき集めた小便でも飲んでろ！」
「娼婦の息子に居座られると空気が汚れるんだよ！さっさと出て行け！」

ブロンディは男たちの罵倒をだるそうに聞きながら溜息混じりに煙を吐き出すと、
吸っていた葉巻を男たちが飲みかけている酒の注がれたグラスに放り込んだ。
男たちは静まり返ったが、その静寂を破り、ひとりの男がブロンディに掴みかかってきた。
「てめえ！何様のつもりだ！」

しかしブロンディは相も変わらず悠然とした態度で、自分の服を掴んでいる男の手首を掴み返し、
もう一方の手で拳を作ると男の顔面に命中させた。
男があまりの激痛に顔を手で覆いふらついたところを、さらに力いっぱい蹴り上げた。
ブロンディの足元に倒れた男は、そのまま気絶して動かなくなった。

「この野郎…！」
そう言うや否や、ひとりの男が銃を抜いた。
店内に銃声が響き渡る。
だが、倒れたのはブロンディではなく、先に銃を抜いた男だった。
ブロンディは銃をホルスターに収めると、不敵な笑みを浮かべてこう言い放った。
「…悪く思うなよ？これは正当防衛だ」

ブロンディの一言に怒り狂った男たちは次々と銃を抜いた。
再び銃声が轟く。
わずかな静寂の後、三人の男がその場に倒れた。
殺された男どもの血飛沫は川のように流れ、海となって広がった。

…この一件でブロンディは保安官事務所に一時身柄を拘束されたものの、その後の裁判に出廷した際、
事件当時に店内に居合わせた客や従業員の証言により正当防衛が認められ、即日釈放された…

>308
日差しの強い地域か・・・。
では、カウボーイ・ハットも買っておこう。

>313
俺は流行に疎いのでよく分からないのだが、それが今の流行なのか。

一通り見てみたが、やはり丈夫さを重視して選ぶべきだろうか・・・。
・・・・・ふぅむ。
では「平原のボス」というカウボーイ・ハットとこの黒のロングブーツ、
それと蒼のジーンズと茶色のロングコート、あとはシャツを購入するとしよう。

>315
・・・？
物乞い・・・か？
悪いがそんなに余分な金は持っていない。
金が欲しければ自分で稼いでくれ。

>318
―――マユに「なぜ殺し屋をやっているのか」と問われ、サイレンスは表情を曇らせた。
首に巻いたマフラーを少し下げると、声帯まで切られている大きく深い傷跡を見せ、指差した。
そして、マフラーを元の位置に戻すと、マユから視線を外し俯いた。

サイレンスの深く透き通ったエメラルドのような瞳が憂鬱げにゆらめいた。

>322
―――袴羽織姿からカウボーイスタイルになった術師を見て、服装ひとつでこんなにも
印象が変わるものなのか、と驚いたサイレンスであった。
ベルトに差してあるものが銃ではなく刀というのも、どこか斬新なファッションに見えてくる。

>320-321
―――サルーンで酒を飲んでいるとき、ブロンディがカウンターに向かっていく姿を見かけた。
しかし、声を掛けることもできず、かといって混雑している店内で客をかき分けながら歩き回るのも
気が引けたサイレンスは、仕方なくそのまま酒を飲み続けた。

数分が過ぎた頃、カウンターの方から何か言い争うような声が聞こえてきた。
声のした方に振り向いたサイレンスは、ブロンディが一人の男を蹴り飛ばし気絶させたのを目撃した。
その後、数人の男が一斉に銃を抜いたものの、ブロンディの早業の前になす術もなく倒れた。

文字通り血の海となった店内は騒然となったが、すぐに保安官が駆けつけ現場を確認すると、
事情聴取のためブロンディを保安官事務所まで連行した。

事件の一部始終を目撃していたサイレンスは、後日の裁判で証人として名乗りをあげた。
口が利けないサイレンスは書面にて事の詳細をありのままに証言し、提出した。

最終的に裁判所はブロンディの正当防衛を全面的に認める判決を下した。
閉廷後、即釈放となったブロンディに歩み寄り、穏やかな笑顔で肩に手を置くサイレンス。
ブロンディもまた笑顔で拳を握り親指を立てると、サイレンスとともに法廷を後にした―――

>312-313
「い、いや俺は、その…」

断ろうとしたがブロンディに引きずられ
気づいた時にはサイレンス、ブロンディの二人と共に大きな店の中にいた

「…じゃ、じゃあ…選ぼうかな」

しかし右も左も継ぎ接ぎもない品や見たことのないような服ばかりで、リィは混乱した
とりあえずブロンディのアドバイスの元、それほど高くなく、丈夫な品を手にしてゆく
茶色のジーンズ、少し大きいジャケット、『平原のボス』というカウボーイハット、白のシャツ3枚
最後に悩んだブーツは、店員に子供用は無いかと相談してサイレンスと同じロングブーツにした
とりあえず二人に深く頭を下げてお礼を言った

>314
「サイレンスも楽しそうだなぁ」

最初見たときは無表情のように見えたサイレンスも笑ったり怒ったり、とても優しそうに見えてきた
リィはサイレンスの横に立って手を引き

「なぁ！これとこれだったらどっちがいいかな？」

ジーンズを指差し、尋ねる
サイレンスはちょっと困ったような顔をしていたがリィは気にしなかった
やがて茶色のジーンズを指差したのを見てリィはそれを手に取った

「ありがとなっ、サイレンス！」

選んでもらった茶色のジーンズを手に、リィはサイレンスに感謝する

>315
「できたらこっちがほしいんだよなぁ…
　悪い、じゃあなー」

見知らぬ男にいきなり「金くれ」と言われて困惑したリィは
さっさと逃げることにした

はぁ…裁判なんざ何度も経験してるが、あの雰囲気だけはいつまでたっても好きになれねえ。
ま、それはともかく…昨日は証人になってくれてありがとな、サイレンス。
勝てる裁判だと分かりきってても、お前がいてくれたおかげで精神的にも随分助かったぜ。

よーし、次の目的地・アビリーンに向けて出発だ！
さあ、乗った乗った！


【旅の記録】

―現在地―
カンザス州（アビリーンに向かい西へ）
【地図】ttp://proxy.ymdb.yahoofs.jp/users/a59737ce/bc/__hr_map.jpg?bcjeJWCB1KK7DpCs

―旅の愉快な仲間たち―
>6　　　ブロンディ
>79　 　東方の術師
>174　 サイレンス
>211　　マユ
>215　　リィ

そこの馬車！ちょっと待ってぇ〜！

…はぁ…はぁ……なんとか引き止められたわ……
ねえ、そこの金髪のかっこいいお兄さん！
もしよかったら私も馬車に乗せていってもらえないかしら？
ちょっと事情があって…とにかく詳しい話は後でするわ。

旅は道連れ世は情け…でしょ？
ねっ、お願い！

>327
ん？今、誰かが呼んだような気がしたが…いったん止まるか。

ああ…さっき呼んでたのは君だったのか。
なに？馬車に乗せていってほしいって？
ははは、女性の頼みとありゃあ断るわけにはいかねえな…いいぜ、乗っていきな！

しかし、何だ…その、事情ってのがちょいと引っ掛かるが…まあいいや。

何だか大変だったみたいね！ちょっとした噂になってたわよ？
ま、ブロンディは悪くないから釈放は当然よね。

>322
うわ！全然イメージが違うわ…先生ったら！
思ってたよりすごくいい感じよ。それに帽子からひと束出てる黒髪が素敵ね。

>323
聞くつもりじゃなかったんだけど…口に出てたみたいね…。ごめんなさい。
ねぇサイレンス…俯かないで。あ、そうそうこれ見て…。
ほら…太腿からお腹にかけて…本当、ひっどい傷でしょ？あはは。
まぁ…不注意による事故だったんだけど、落着きないのは全然治らないわね…。
あなたの傷とは全く意味が違うけど、ちょっとお揃いじゃない？ふふ！
…ところで約束覚えてる！？――行くわよ！例によって華麗な右ストレートから！

>325
少し大きいジャケットが可愛いわ。うんうん。
早くジャストサイズになるといいわね！
茶のジーンズも髪の色と合ってて、いい感じ。

>326
いよいよアビリーンか…（私、最初…思わずおフランス訛りが出ちゃったけど）
…初めに言った通りそこでお別れね。少し寂しいけど、あと少し
お世話になるわ。またよろしくね！

>327
初めまして、ラクウェル。マティーユよ。良かったらマユって呼んで。
女の子の仲間が出来て嬉しいわ！…短い間だけどよろしくね！

>328
やったぁ〜！ありがとう、恩に着るわ。
…実はね、この前別れたばかりの男にしつこく付きまとわれてるのよ！
そう…ストーカーってやつよ……
で、その男が気味悪くてしょうがないから他の街に逃げようってわけなのよ。

私はスペイン名でラケル・ディアス・ハポンっていうの。
英語名だとラクウェル・ディアス・ジャパン。
だから「ラクウェル」って呼んでくれていいわ。
私の名字って珍しいでしょ？ご先祖様は日本のサムライなのよ。
その証拠にほら！ご先祖様のカタナを持っているわ！

…あらっ？この馬車にも東洋人がいるのね。
あなたは日本から来たの？

>329
あなたはマティーユっていうのね。
お言葉に甘えてマユって呼ぶことにするわ。こちらこそよろしくね！

うふふ、女の子がいるとなんだか安心するわ。
もちろん世の男性全てを疑いの目で見ているわけじゃないけど…
今は男につきまとわれて追われてる身だから、なんとなく…ね。

>330
新しく馬車にラクウェルという仲間が出来たのだが、リィは朝からグッスリと夜まで眠っていた
深夜に目を覚まし、ゆっくり外に飛び出す

（そ、そんなに寝てたのか…俺
　メシどうしよう…三食なにも食べてないぞ…）

とりあえず火を熾し、馬車から食料を少し持ち出した

「今日の晩ご飯はちょっと豪華です
　スープ、炒め物、サラダの組み合わせです
　スープはニンジン、玉ねぎなんかの野菜をほどよく煮込んだ物で、オニオンスープにしてみました
　炒め物はベーコンと豆を軽く炒めたっていう簡単な一品だけどこれが美味しいんだ
　サラダは何の変哲もないポテトサラダなんだけど、自信ありの作品です」

誰もいないがとりあえず説明をしておく
久方ぶりに料理はしたがその味はブロンディにも引けをとらない腕前だった
味もお腹も満足したリィはしばらく夜空を見上げた

>329
ああ…あのくらいの騒ぎなんざどうって事ねえさ。
あの手の裁判だったら、もう７、８回くらい経験してるしな。
しかし、いつも思うんだが、わざわざ結果の分かりきった裁判をするなんてバカげた話だよなあ…

そうそう、マユはアビリーンからコロラドを目指すって言ってたよな。
目標は「鉱山で一獲千金！」だったか？

>330-331
なに？ストーカーに追われてるだって？　そりゃまた大変だなぁ…
よし、早いところ馬車を疾走させてカンザス・シティから少しでも遠ざかろうぜ！

ラクウェルはスペインから来たのか？それともスペイン系のアメリカ人なのか？
それにしても、ご先祖様が日本人とは驚きだなぁ。
あ…そうだ、>>3のやつを使って自己紹介してくれねえか？よろしく頼むよ。

ところで、その言い様は…俺たちの事も内心疑っているのかい？
ま、そうは言っても、初対面の人間を頭から信用しろっていう方が無理だよな…
だが、これだけは約束するぜ。お前に悪さはしねえってな。

よっしゃー！今日も気合入れて晩飯作るぜ！

…あれ？　おかしいなぁ…
なんか微妙に食料が減っているような気がするんだが…
積んだ時に数え間違えたか…俺、計算苦手だしなぁ。

さてと…今日のメニューはブロンディ特製「チリコンカン」だぜ！
豆、ニンニク、ローリエを煮た鍋の中に、ピーマン、玉ねぎ、ニンニク、牛挽肉をチリパウダーで
炒めたものと、バジル、タイム、オレガノ、トマト、塩を入れてさらに煮込んだ一品だ。
トルティーリャと一緒に食えばグレートな感じだぜ。

>326
―――ブロンディの言葉にサイレンスは穏やかな笑顔で頷いた。
サイレンスはノートに何かを書くと、ブロンディに手渡した。

「俺は目撃者として当然のことをしたまでだ
　だが　それでお前の心も救われたのなら　俺は嬉しく思う」

>329
―――マユの太腿から腹部にかけて走る大きな傷を見たサイレンスは戸惑ったが、
その傷をも明るく笑い飛ばすマユにつられ、サイレンスもまた笑顔を見せた。

マユは突然真顔で「…ところで約束覚えてる！？」と訊いてきた。
約束とは何だったろうかと考え込むサイレンスに対し、マユは右ストレートを放った。
しかし、サイレンスは一歩下がると左手でマユの拳を受け止めた。

サイレンスは「まだまだ甘いな」とでも言いたげな表情をしながら首を横に振った。

>331
―――「全ての男を疑っているわけではない」と話したラクウェルだが、やはりまだ男が怖いのだろうか、
自然と馬車の中にいる男達を避けてマユの隣りに座っている。
サイレンスはラクウェルにどう接したら良いものか少し考え込んだが、ノートを取り出し何かを書くと彼女に手渡した。

「俺はサイレンスという　よろしく
　訳あって口は利けないが　耳は聞こえるから普通に話しかけてくれ

　この馬車にいる男達は　君を守ることはあっても　危害を加えることは決して無い
　もちろん　君の事情が事情だから　今すぐに信用しろとは言わない
　俺達が信用に値する男かどうかは　君の目で確かめてくれればいい」

>334
―――サイレンスはブロンディの勧めどおり、トルティーリャにチリコンカンを挟んで食べてみた。
トルティーリャのコーンの風味とチリコンカンの野菜の旨味、チリパウダーの辛味が良くマッチしていて
これはなかなかいける、と思ったサイレンスであった。

ふと気が付くと、早くも４枚分がサイレンスの胃袋に収まっていた。

>333
私はスペインのコリア・デル・リオっていう港町から来たのよ。
日本のサムライの子孫であることを私は誇りに思っているわ！

あの…これからお世話になるのにこんなことを言うのもなんだけど、
やっぱりまだ男の人を怖いと思うことはあるわ……
でもあなたたちのことは信頼したいの。だからあなたの言うことも信じるわ！

>334
わあ…ブロンディって料理が上手なのね。私なんかよりずっと上手かも……
うふふ、おいしそう！いただきま〜す！

んん〜っ！ピリッとした辛さがたまらないわ！

>336
あら？ノート……読んでほしいのね？分かったわ。

……ごめんなさい。
あなたたちにそんなひどいことをされると思って言ったわけじゃないの……
これから一緒に旅をするんですもの、もちろんあなたたちのことは信頼するわ。

サイレンスは話すことができないのね…
もしかして、あなたの名前の由来はそこから……？

あらためて自己紹介するわね！

本名： ラケル・ディアス・ハポン
年齢： 20歳
性別： 女
職業： ダンサー
性格： 天真爛漫、情熱的
特技： 魔力がかった歌声やダンスで相手を魅了すること
趣味： ダンス、歌
身長： 168cm
体重： 55kg
容姿の特徴： 長い黒髪、緑の瞳、小悪魔的な猫系の顔立ち、メリハリのある体つき
装備品： エスパーダ・デル・ソル（カタナ）、デリンジャー
恋人の有無： つい最近ヒモ男と縁を切ったばかりよ。私って意外と男運ないのよねぇ…はぁ…
好きな異性のタイプ： 平凡でも優しくて真面目に働く人がいいわね。
好きなもの： 太陽が燦々と降り注ぐ暖かい土地、バラの花
嫌いなもの： 馴れ馴れしく体に触れてくるスケベな男は大嫌い！
好きな食べ物： パエリア、カフェ・コン・レチェ
最近気になること： 男運がなさすぎることかしら…
将来の夢： ダンサーの仕事に理解を示してくれる良い男性と結婚したいわ。
仲間たちへ一言： しばらくお世話になるわ。よろしくね。

ククク････
活きのいい獲物がいっぱいいるようだな･････。
どいつから切り裂いてやろうか･･･クワｗ！

ターゲット発見。２人の若い女。
赤毛とブルネット。どっちも旨そうないい女だ。
いるとこにはいるじゃねえか・・・！！

>337
そうか、信じてくれるか。ありがとな！
俺は一度約束した事は絶対に忘れねえ性分なんでな。
だから、お前を裏切るような真似なんざ絶対にしねえよ…

>339-340
さてと、今日の分の記録をつけるとするか。
旅の進行状況は…メンバーの健康状態…それから、今日使った物資の数…
ああ…今日も一日、無事に終わったぜ！
よしよし、みんなぐっすり眠ってる…俺もそろそろ寝るとするか。

…ん？　なにか異様な気配が…



　………カチャリ………



　　　　　　……ズギューーーン！
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　…ドン！　　パァァーン！



…ちっ、また集団で来やがったか！
おい、みんな起きろ！　女狙いの人攫いどもと殺人鬼の御出ましだぜ！

あいたたた…サイレンスに稽古つけてもらったけど…強すぎよ。
でもまたよろしくね！勘が戻ってきたし…いい訓練になるわ。
ラスボスも控えてるし…あ、そこの金髪の人のことね、よろしく。

>331
男に追われる、かぁ…。私なんて……あ、何でもないわ！
あなたと私…何だか話し方が似てるわね。別れたばかりのところとかも
勝手ながら親近感を感じちゃうわ。まぁ…私はあなたと逆で
逃げられちゃったんだけど。
ここの男達ならみんな信用して大丈夫。私も最初はスパナ片手に
寝てたんだっけ…懐かしい感じ。でもラクウェルは私と違って色っぽいから
周りは大変かもね。あははっ！

>333-334
７、８回って…大変ね。ていうか呆れた……。裁判なんて…本当に
バカバカしいんだから……。あんな………ううん、そうね…
そのうちあなたに手を出す命知らずのバカもいなくなるんじゃない？フフッ。
…私？そうよ、お金を溜めてパパの工場を買い戻すのよ！ファイト−！

「チリコンカン」はかなり気合いの入った味だったわねー。
美味しかった！あなたの無罪放免を神に感謝するわ。アーメン…と。
…あーあ、ブロンディの料理を食べられるのもあと少しね…。

>339-340
きゃ！また？…結構、旅も危険がいっぱいね…。
――ラクウェル！…後ろに隠れて。
彼らがすぐに片付けてくれるから、大丈夫よ。

面白そうなスレ発見

>329
おお、そうか。
正直似合うか心配だったのだが、ホッとしたよ。

>330-331
俺は日本で呪術師をしていたが、とある理由があってこの大陸に渡って来た。
テキサスに向かって一人で旅をしていたのだが、途中でブロンディ殿達に出会って一緒に旅をしている。
どうぞよろしく。

ストーカーに追われているか・・・。
この馬車にいる者は皆信用できる人達だ。
俺も君に危害を加えるなどありえない。
しかし、別に今信用しろとは言わない。
一緒に旅をしていれば信用に値するか否か、おのずと答えが出るのではないだろうか。

>334
「チリコンカン」とは始めて聞く料理ですな。
おお、辛いが美味しい。
この辛さが癖になりそうだ。

>339-341
ブロンディ殿、俺も加勢しよう。

　　キィン・・・ザシャァッ

この程度の数なら術を使うまでもあるまい。

>337
―――「あなたたちのことは信頼するわ」と語ったラクウェルに対し、サイレンスは穏やかな笑顔で頷いた。
名前の由来について問われたサイレンスは、再びノートに何かを書くとラクウェルに手渡した。

「それもあるが　別の意味もある

　『あの男が通り過ぎた後　必ず死の沈黙が訪れる』

　そんな噂が流れてから　俺は人から『サイレンス』と呼ばれている」

>339-341
―――夜も更け、横になりうとうとし始めたサイレンス。
しかし、仲間ではない何者かが近くに潜んでいる気配を感じ、目を開いた。
その瞬間、銃声が連続して鳴り響いた。

勢いよく起き上がるとともにモーゼルを手にしたサイレンスは、襲撃者に向けて銃を撃ち続けた。
殺人鬼と人攫い達は一人、また一人と倒れていく。

全ての襲撃者が地に伏したとき、文字通り死の沈黙が訪れた―――

>339-341
銃声に驚いて飛び起きたラクウェルはあたりを見渡してさらに驚愕した。
「と…取り囲まれてる……」

ラクウェルは武器を手に取り立ち上がると、近くにいたマユと一緒に物陰に隠れた。
「ここなら相手の銃弾は届かないわね」
そう言うとラクウェルは甘い声で歌いはじめた。
こんな状況で歌いはじめたラクウェルをマユは不思議そうに見つめている。

やがて魔力のこもったその歌声は敵を魅了した。
うつろな目で茫然と立ち尽くす敵の前にカタナを抜き踊り出るラクウェル。

ラクウェルは華麗に舞い敵を魅了し続けながら次々に相手を斬り捨てていった。

>342
マユも最初の頃は不安だったのね。
…なーんて、じつは私もカタナやデリンジャーと一緒に寝ていたのよ。うふふ！
でも今日はそうしておいて正解だったわ。すぐにみんなと一緒に戦うことができたから。

色っぽい、かぁ……どんなにいい女だなんだってちやほやされても、寄ってくる男が
ダメ男ばかりじゃ疲れるだけよ。
ヒモ男に暴力男、浮気男に借金男…ありとあらゆるダメ男と付き合ったもの。

>344
そうね…一緒に過ごすうちにあなたたちのことも少しずつ分かってくるはず。
それに信頼って時間をかけて築くものよね。
私…あたりまえのことを忘れていたみたい。

そうだわ、あなたのことは何と呼べばいいかしら？
男性陣のように術師って呼ぶか、マユのように先生って呼ぶか…う〜ん。

>345
死の沈黙を呼ぶ殺し屋…その噂は私もどこかで聞いた記憶が……
それはあなたのことだったのね。
もっと怖そうな人を想像していたけど…思っていたよりもずっと穏やかで優しそう！

サイレンスさんはナルシストなんですか？

>339-345
（畜生…畜生！）

リィも応戦しようと銃に手を伸ばしたが、突然震え始めた
あの撃ち殺した時の手ごたえを思い出してしまった
リィは毛布を被って震えるしかなかった
外で一発撃つたびにビクッと反応してしまう

（俺は…俺は何やってんだよ…敵が来てんのに…！！）

やがて銃撃は止み、静かな時間が戻ってくる
ついに自分は参加しなかった

（…く、くそっ…情けねぇ…
　これじゃ…ただの子供と同じじゃないかよ…）

自分の行動の不甲斐なさに涙が頬を伝った
そして悟った

（震える原因は殺した後の感覚のせいじゃない…
　俺の技量と場数が無いせいだ…）

悟ったときには不思議と涙が止まっていた
やがて馬車の隅で小さな寝息が聞こえてくる

リィは馬車の屋根で遠くの鳥を狙っている
馬の進路と鳥の位置はぴったり合い、射程範囲にしっかり入っている

「…見えた、まずは右翼」

一発撃つ
馬が一瞬ビクッとしたが、やがて再び歩き始める
バランスを崩した鳥は螺旋を描きながら落ちる
素早く弾を詰め、再び狙いをつける

「左翼」

二発目、左翼を打ち抜いた

「胴」

三発目は胴体を打ち抜き

「ラストは…頭！」

四発目は頭を破壊した
完全な死骸となった鳥は無抵抗に地に落ちた
やがて馬車は両翼と胴が撃たれ、頭が無い鳥の側を通過した
銃を片付けると、先ほどの表情と殺気は消える

「んー…胴が急所を外しているか…」

死骸をじっと見たが、もう後ろめたさは無い
リィは尊い命を奪ったことを誤り、死骸に向かって十字をきる

（クラスターは…防衛にしか使わないから安心しろよ親父、教えは守るから
　ただ…この十字をきるのは何でなんだ?）

ふう…みんな無事だったみたいだな。
それにしても、ラクウェルの技には驚いたぜ！あれは、剣の舞…ってやつか？
…俺もうかつな事をして斬り捨てられねえように気をつけなきゃなぁ。

よーし、この辺で馬車をとめて晩飯にするか！
今日のメニューはブロンディ特製「パエリア・ウエスタン風」だぜ！
玉葱、ニンニク、トマトで作ったソースでご飯を炒め、
その上にクルマエビ、アサリ、ホタテ、ベーコン、ピーマンをのせたパエリアだ。

ラクウェル、お前はパエリアが好きだっていうから早速作ってみたぜ。
カフェ・コン・レチェ…カフェオレもあるから、じゃんじゃん飲んでくれ。

>351
「ブロンディってメシを作る人になれば絶対有名になれるって！
　しかしパエリアって初めて食べたけど、こんなに美味いものとはなぁ」

食べ方をしらないリィはかき混ぜて口に運ぶ
危うく火傷しそうになり口いっぱいにほおばるのはやめた
カフェオレをぐっと口に含んだリィは苦味に顔をゆがませた
苦笑したブロンディにミルクを混ぜてもらい、やっと飲めるようになった

>351
ご名答！あれは剣の舞よ。でもあの技にも欠点があるわ。
ダンスで魅了する技は男性にしか通用しないってこと。
相手が女性だと私の魔力をもってしても魅了できないのよ。

今日は私の大好きなパエリアなのね。嬉しい！
しかも新鮮な魚介類がたくさん…いっただきま〜す！

…んん〜っ、おいしいっ！
あら？カフェ・コン・レチェもたくさんあるのね。
それじゃお言葉に甘えてじゃんじゃん飲むわ！

>352
ブロンディってほんと料理が上手よね。
鉄道員になる前は料理人だったりしてね…うふふ！

まあ…カフェ・コン・レチェでもそんなに苦いかしら？
私も苦いコーヒーは好きじゃないけど……

>347
―――ラクウェルに「もっと怖そうな人を想像していた」と言われたサイレンスは一瞬目を丸くしたが、
「思っていたよりもずっと穏やかで優しそう」とも言われ、はにかんだような笑顔を見せた。

>348
―――サイレンスは見知らぬ子供に妙なことを訊かれ、少し困ったような表情を見せたが、
ノートを取り出し何かを書くと子供に手渡した。

「そんなつもりは全くない
　だが　俺は口が利けないから　他人から見ると物の考え方や性格は分かりづらいのだろう
　そのせいで誤解されてしまうのなら　それはそれで仕方がないと　俺は思っている」

>351
―――ブロンディが作ったパエリアを見ながら、「そういえば魚介類を食べるのは久し振りだなあ」と
ふと思ったサイレンス。
長旅の途中では、新鮮な魚介類を手に入れること自体が難しいのだろう。

数ヶ月振りに食べた魚介類はとても美味しいものだった。

やっぱりあんな奴ら、大した敵じゃなかったわね。
それにしてもラクウェルったら…不思議な力…びっくりしちゃった！
先生といい、刀使いはミステリアスね。
しかし…はぁ、結局私って何の役にも立たないわね。銃でも持つべき？
…別にカラミティ・ジェーンになりたいわけじゃないんだけど。

>347
ねぇ…ラケルって呼んでいい？私そっちの響きの方が好き。
それにしても…あなたも若いのになかなかキてる恋愛遍歴ね…。
ダメな男って一瞬魅力的だけど…やっぱりダメな男なのよね。うんうん。
昨日みたいなあの魔力で、いい男を捕まえられそうだけど…ダメなの？


私はカフェ・ソロでいただくわね。そしてウィスキーを入れて…と。
うん、美味しい。今夜は酔っぱらわないと死んじゃう…。
続きは荒野の友、Ｊ.Ｔ.Ｓブラウンとこれからゆっくり過ごすわ。おやすみ。

>350
氏ね！

>352
カフェオレくらいでそんなに苦そうな顔してるんじゃ、俺がいつも飲んでるブラックを
飲んだらあまりの苦さに驚いちまうだろうな。
しかし、お前もまだまだお子様だなぁ…ほら、ミルク入れてやるからグラスを貸しな。

>353
ほーう…男にしか通用しない、か。
まあ、女が女を魅了しちまったら、それはそれで何というかアレだよな。
それにしても、お前のダンスは最高にセクシーだったぜ。
俺もいつか魅了され…いや、何でもねえ。あはは…

>354
あえて今まで黙っていたが、俺もお前の噂を耳にした事があるぜ。
「死の沈黙を呼ぶ男」…闇の世界じゃ、お前の事を知らねえ奴はいねえな。
…もとは俺も同業者だ。まさか旅の途中で噂の男にお目にかかれるとは思ってもいなかったが…

>355
なあに、無理して銃なんざ持つ事はねえさ。

…いや、一生こんなもんは持たねえ方がいい。
俺に銃の扱い方を教えてくれた殺し屋の男が言ってた…「殺しは一度覚えるとやめられない」ってな。
その言葉の意味は俺を見れば分かるだろう？
銃で人を殺したら最後、俺みてえな人間になっちまうんだよ…

よーし、この辺で馬車をとめて晩飯にするか！
今日のメニューはブロンディ特製「ホワイトシチューのドリア」だぜ！

トマトソースで味付けしたご飯にホワイトシチューをかけ、その上にチーズをたっぷり乗せて
ほどよく焦げ目が付くまで焼きを入れたドリアだ。


【旅の記録】

―現在地―
カンザス州（アビリーンに向かい西へ）
【地図】ttp://proxy.ymdb.yahoofs.jp/users/a59737ce/bc/__hr_map.jpg?bcjeJWCB1KK7DpCs

―旅の愉快な仲間たち―
>6　　　 ブロンディ
>79　 　東方の術師
>174　 サイレンス
>211　　マユ
>215　　リィ
>338　　ラクウェル

>355
―――サイレンスはノートに何かを書くと、マユに手渡した。

「ブロンディの言うとおりだ　銃など持たぬ方が良い
　殺しは一度経験してしまうと　後には退けなくなる
　そして　自分より強い者に殺される時を待つばかりの一生となる」

>357
―――普段はあまり見せることのない険しい表情で元同業者であると打ち明けたブロンディ。
サイレンスもまた険しい表情で俯いた。
同じ道を歩む者同士にしか分からない心の葛藤が、その場の雰囲気を重くさせた。

>358
―――ホワイトシチューのドリアとは一体どのような味がするのかと不思議に思いながら
ドリアを食べ始めたサイレンス。

しかし、これがなかなかシチューとチーズの風味が程良くマッチしていて美味いなあ、と
思ったサイレンスであった。

―――サイレンスはノートに何かを書くと、皆に見せた。

「急な話だが　仕事の依頼が入った　皆とはここでお別れだ
　俺はこれから北西に向かい　ユタを目指す
　短い間だったが　世話になった　ありがとう」

サイレンスは別れを惜しむかのようにメンバーの一人一人と抱擁を交わすと、
どこか寂しげな表情を浮かべながら去っていった―――

>357
うん…分かったわ。でも自分のことそんな風に言わないで。
別に…人を殺すのが楽しい訳じゃないんでしょ？
こうして旅をしてるのも、何かを変えたかったからじゃないの？
そのうち優しくて美人の奥さんを捕まえて、案外いいパパになったり
しちゃうのよ。…以上マユの予感。当たるかしら？ふふっ。

そうそう、ラケルのダンス見てる時のブロンディの顔ったら…あのアホ面！
ま、ブロンディだけじゃないけど…。全く……

>358
これ最高〜！チーズとトマトとホワイトソースって神の組み合わせね！
毎日ありがとう。メニューに困ったら言って。
その…食べたいの言うダケだけど…。あはは…、じゃお皿でも片そうかな〜…

>359-360
サイレンスもブロンディと同じ様なことを…。
後になんかいつだって退いちゃえばいいのよ…。一緒に旅をした仲間が
そんな生き方を続けてると思うと…胸が苦しくなるわ…。
――とにかく気をつけてね。あなたは強いからきっと大丈夫。
さよなら…こんなに急に別れがくるなんて。この私のスカーフ持って行って。
オレンジ色だから全く趣味じゃないと思うけど…ふふっ…！元気の出る色なのよ。
だから…元気でね！私、忘れないわ…。

>355
もちろんラケルって呼んでくれてもいいわ！

そうね…いつもダメ男には惑わされてばかりだわ。
魔力で男を虜にするのは簡単よ。
でもそれ以前に男を見る目がないことが問題なのよね！

ねえマユ、ちょっとこっちに来て。ついでに耳も貸して…
……この馬車の中にはいい男っている？気になる人とか…うふふ！

>357-358
なぁに？魅了されたいのかしら…
そうねぇ…ブロンディって背が高くて結構ハンサムだし、お料理上手だし…
あなたが真面目に働く優しい人なら考えておくわ。

あら…今日はホワイトシチューのドリア？
ドリアは何度も食べたことがあるけどホワイトシチューのドリアってはじめて見たわ。
どんな味か楽しみだわ。いただきま〜す！

んん〜、トマト風味のご飯とホワトシチューが絶妙なハーモニーを奏でている！

>360
そんな…せっかく出会ったばかりなのに……でもお仕事じゃ仕方ないわね。

…サイレンスに抱きしめられているとなんだか暖かい…
ねえ、ちょっと頬に…いいかしら？

……ふふ、お別れのキスよ。
私の故郷では挨拶がわりに両頬にキスをするの。

さようなら、サイレンス……

明日は風が強い、気をつけなよ

>360
そうか…分かった。
ユタに向かうんだな…あそこは雪深い山や荒野が多いと聞く。気をつけて行けよ…
サイレンス…お前に捧ぐ歌だ！

　住み慣れしこの谷を　君は今去り行く
　疲れし身やすらうと　別れ行くか　君よ
　君が優しき言葉　待ち焦がれし幾日
　今は空しく消ゆる　我が心の望み

　しばし留まりたまえ　別れをば惜しまん
　忘るなよレッド・リバー・バレー
　君慕う　カウボーイを

　君が言葉待つ身に　応えは冷たくも
　身は君に捧げんと　我心に誓う
　谷に残る心の痛みを　君知らば
　旅はつれなからんを　君　思い出せよ

　しばし留まりたまえ　別れをば惜しまん
　忘るなよレッド・リバー・バレー
　君慕う　カウボーイを

…生きて再会できる日を心待ちにしているぜ。だから、さよならは言わねえ！元気でな！

>361
ああ、俺の夢はなぁ…いい嫁さんを貰って、子供をたくさん作って、賑やかで楽しい家庭を築くことなんだ。
男にしちゃあ、ちっぽけな夢だと思うだろう？
だがよ…俺自身捨てられた子供だったから、たくさんの子供を幸せにしてやりたいと思ってな。
それには拳銃稼業からきれいさっぱり足を洗わなきゃならねえ…だから殺し屋をやめたんだ。

金持ちになりたいのも、別に贅沢したいからってわけじゃねえ。
ゆくゆくは孤児院を運営したいと思ってな…

…人を殺すために生きるのはもう御免だ。
これからは人…とりわけ子供を幸せにしたいんだ…

>362
おっ、考えといてくれるのか！それじゃあ、真面目に働かねえとな。
仕事は何がいいか…やっぱ料理人かなぁ…

>363
こんばんは、旅人さん。
そうか、明日は風が強いのか…馬車の覆いが吹っ飛ばされないように気をつけねえとなぁ。
忠告ありがとな。それじゃ、あんたも気をつけて旅を続けてくれ。

>347
特に呼ばれたい呼び方もないし、
呼び方は好きなように呼んでくれ。

>350
・・・一連の行いを見ていて思ったことがあってな。
俺が口を出すことではないのは分かっているのだが、
鳥とはいえそういう殺し方は感心しない。
せめてもの情けとして、殺すなら最初から急所を狙い一発で仕留めてほしい。

>358
「ドリア」とはまた始めて聞く料理ですな。
トマトソースの味とホワイトシチュー、
そしてチーズがよく合ってこれもなかなか美味しい。

>360
急な話しだが、仕事か・・・。
俺はテキサスに向かっている。しかし、そこに留まる訳ではない。
生きていれば、またいつか何処かで会おう。
気の利いた言葉も贈れないが、・・・達者でな。

>363
・・・そうか。
そういえば、確かに風の流れが変わってきている。
わざわざ忠告してくれたのか。
ありがとう。

>362
ふふ、ありがと。ラケル！そう言ってくれると思ってたわ。
魔力があっても男を見る目が、か……なるほど！すごく納得しちゃった。
男運がないって、ちょっと不思議に思ってたから。ということは…
見る目が出来たら怖いものなし？ちょっと！それってずるいわ！あはは！

…ん？なぁに？…わ！女の子の会話っぽい！！久しぶりでちょっと感動かも。
いい男？まぁ…ご覧の通りね。それに私は最初から短距離切符しか持ってないの。
好きになってもすぐ別れるしかないから…好きにならないようにしてたけど…
ラケルも女の子なら分かるわよね？…上手く行かないわ。誰かは内緒よ。
あなたは旅を続けるんだから…自分の目で確かめてね。ちょっと羨ましいわ、もう！

>363
ありがとう！旅人さん。風が強いと、このクルクルの髪が絡まって酷いことに
なるから…今夜の内に編み込んでおくことにするわ。
旅人さんも気をつけてね！よかったらこの酒持っていって！

>365
オッケー！そうよ！そうこなくっちゃ。あなたが思った通りの男で良かった。
ま、私がお金持ちになったら少しは寄付してあげるわよ！あははっ！
みんながうまく…思うような人生を歩めたらいいわね。
（…ふふ…男の人が照れくさそうに真面目に夢を話すのって最高に素敵よ）
話を聞かせてくれてありがとう。…よし！じゃ、乾杯よ乾杯！こないだの荒野の友の
バーボンがまだあるから。…この前みたいに独り孤独に飲んでる場合じゃなかったわ。
１杯飲んで…また、いつも通り…楽しくいきましょ。
幸福の女神って笑い声が好きなのよ。乾杯！みんなに祝福がありますように…。

…そうそう、ねぇ…今思うと…あのシカゴの冷たくて強い風も悪くはなかったわよね？

>366
ちょっと…先生！たまには私に何気に話しかけてくれてもいいんじゃない？もう！
先生ったら最後まで謎めいた感じね。ま、それが先生の味とも言えるかしらね。ふふ。
欲をいえば、もう少し先生のことを知りたかったな…！
ま、とりあえず…この馬車馬くんの鞭と戦って貰おうかしら？行くわよ！
手加減無用！……嘘。ちょっと手加減して！あはは。

さて、と…燃料という名の動物くんの糞でも拾ってこようかな。
リィ、手伝ってくれる？

旅の行商人だが、何か入り用はあるかい？

>368
おっ、バーボンか！俺、大好きなんだよなぁ…それじゃあ、乾杯！
そうだ、今日は俺からも酒を…特別にカクテルを作ってやるよ。ちょいと待ってな。

…よし、できた！「ミリオンダラー」だ。
一獲千金を目指すお前にピッタリの名前のカクテルだろう？
お互い100万ドルを手にすることができますように…なっ？

そうだなぁ…シカゴの風も悪くはなかったな。
だが、俺はあの町に留まるわけにはいかなかった…

>369
おお、行商人か。ちょうどいいところに来てくれたな。
俺としたことが、うっかりコンソメとオニオンパウダーを切らしちまったんだよなぁ…
というわけなんで、その２つを頼むよ。できるだけたくさんな。

よーし、この辺で馬車をとめて晩飯にするか！
今日のメニューはブロンディ特製「ロールキャベツ」だぜ！

牛の挽肉と玉ねぎのみじん切りを炒め、蒸したキャベツで巻いてコンソメスープで煮込んだ
あっさりめの味付けのロールキャベツだ。


【旅の記録】

―現在地―
カンザス州（アビリーンに向かい西へ）
【地図】ttp://proxy.ymdb.yahoofs.jp/users/a59737ce/bc/__hr_map.jpg?bcjeJWCB1KK7DpCs

―旅の愉快な仲間たち―
>6　　　 ブロンディ
>79　 　東方の術師
>211　　マユ
>215　　リィ
>338　　ラクウェル

>360
「サイレンス…馬車を離れるのか？
　寂しくなるな…くれぐれも怪我なんてするなよ
　まぁ、俺に注意されるまでもないか」

サイレンスと抱擁を交わし、握手をした
去り行く仲間の背を見て、永遠の別れじゃないことを祈る

>363
「ありがとな旅人さん
　あんたも気をつけてなー」

>365
「それがきっと幸せなんだろうな…ブロンディなら大丈夫だよ」

（…自分の将来の夢か、俺は立派な大人にはなれないから…とりあえず長生きかな
　教養のない孤児の将来なんていい未来は無い、期待するだけバカなだけだ
　残された道は未来をどう生きるかだ）

俯いて顔を影に隠す
どんな表情をしていたのかは自分ですらも知らない

>366
「…ありがとな術師さん、自分がバカになる前に止めてくれて
　それと、もうやらないから…安心してな」

>368
「…了解だよ」

馬車から顔を出したリィは手と顔が所々黒っぽくなっていた
おそらく銃の整備をしていたのだろう
リィは整備作業を終えてマユの手伝いをする

>371
「ふう、働いたせいか知らないけどお腹すいた…いただきます
　…スープとロールキャベツの組み合わせが最高だな、これなら食べ飽きない…」

いつもよりゆっくりと味わい、存分に満足した

>363
まあ…そうなの？わざわざ教えてくれてありがとう。
馬車の覆いが飛ばされないようにとか、髪が大変なことになるとか
そういうのも気になるけど…なんと言っても砂ぼこりにまみれるのが嫌だわ……

>365
うふふ…そうね、ブロンディには料理人が向いていると思うわ。

そういえばスペインからこっちに来て思ったんだけど、レストランやサルーンの
お料理があまりおいしくないのよ！
お肉は適当に味付けして焼いてあるだけだし、パイの皮は生焼けのままだし…
もしブロンディがお店を開いたら毎日通いつめるわ！

>366
そう…分かったわ。
あなたのことは「術師」って呼ぶことにするわ。
私のことはラクウェルでもラケルでも好きなほうで呼んでね。

>367
そう！見る目さえあれば怖いものなしなんだけど…天は二物を与えないのよ…

マユの好きな人はきっと………ね！
でも、彼……恋人がいるかいないかはっきり明言していないのよね。
何気にテキサスでかわいい恋人が待っていたりして…うふふ！
…私も彼にだけは惚れないように気をつけるわ。

>369
う〜ん…あ、そうだわ！
そろそろ化粧水がなくなりそうだから、化粧水を買おうかしら？
しっとりタイプのものをお願いね。

>371
ああ…おいしそうないい匂い…いただきま〜す！

いつもはホワイトソースのロールキャベツを食べていたけど、コンソメスープの
ロールキャベツもさっぱりしていておいしいわ！

>369
…ラケルは化粧水を買うの？じゃあ、私も買おうかな。
そういうのあんまり詳しくなくて…ラケルならいい品選びそうだもんね！

>370
素敵すぎる名前のカクテルね。ナイスだわ！
それに何だか小洒落てるし……時々変に器用よね、ブロンディって。呆れるわ。
うん、レモン？パイン？美味しいわね！いい運向いて来そうー。ありがと！

>371
ロールキャベツ？せっかく作って貰って悪いけど…これ、まず−ー−い！！
…ふふっ！嘘よ。ホッペが落ちそうに美味しいわ。
賞賛の声も聞き飽きたかしら？と思ってね。本当にいつも美味しくて幸せ！

>372
あら？顔がヨゴヨゴしてるわね？ふふっ…私そういうの見るとホッとするわ。
家が工場だったからね！…銃を分解して掃除して……また組立てるのね。
ふ〜ん、そういう構造なんだ…。ふふ…リィも随分手慣れた感じね。
私も撃つんじゃなくて整備ならやってみたいけど…。終わった？じゃ行こう！

>374
わっ！…イヤね！冗談よ、冗談！……あ、でも確かに奴ったら何気に隠し玉
持っていそうよね。うんうん。
私…しばらく本当に男はもういいわ。んん〜でも今後、いざっていう時の為に
ラケルにダンスでも教えて貰おうかなー。セクシーなやつ！……ん、時間の無駄か。

>368
・・・あ、いや、すまない。
しかし、俺のことを知りたかったと言われても・・・。
特に秘密にするような事がある訳では・・・、いや、あるのだが・・・。
それはともかく、具体的に何が知りたいのか言ってほしかったのだが・・・。

分かった。
馬車馬の鞭との格闘に付き合おう。

>369
いや、今は特に無い。

>371
このロールキャベツも中々美味しい。
スープのあっさりした味が気に入った。

>373
分かった。
では、ラクウェル殿と呼ばせてもらおう。

>372
そうだ…本当の幸せってのはなぁ、人を幸せにする事さ。
自分だけが楽しく幸せなら他人の事はどうでもいいって奴は、人間のクズだ。
昔の自分がそうだったからこそ、なおさらそう思うぜ…

…ん？　どうした、暗い顔をして…

>373
そうなんだよな！
だいぶ前の話だがよ、牛肉でも豚肉でも鶏肉でもねえ得体の知れない肉が
味付けもそこそこに出された日にゃまいったぜ…
あれなら、俺の方がよっぽど美味い料理を作れると心底思ったぜ。

俺が店を開く…？　ま、悪かねえ話だな。
ラクウェルに通いつめられるんなら、思い切ってテキサスで店を開こうかなぁ…なんてな！

>375
器用で呆れるって、お前なぁ…
そうそう、俺の手を見てみろよ。案外、すらっとした綺麗な指してるだろ？
こういう手をした奴は器用な奴が多いんだとよ。

それにしても、悪い冗談はよしてくれよな…不味いなんてさぁ…
まあいいや、美味い料理は人を幸せな気分にさせるもんだぜ！

>376
術師の秘密…フフッ、一体何だろうなぁ…？
ま、俺も色々と秘密はあるからお互い様だな！
…男はちょいと謎めいているくらいが魅力的ってもんだよなぁ？

よーし、この辺で馬車をとめて晩飯にするか！
今日のメニューはブロンディ特製「サーモンパイ」だぜ！
サーモンとみじん切りにした玉ねぎをパイ生地の上に乗せて焼いたんだ。


おうおうおう、今日は何だか絶好調な気分だぜ！
俺の黄金の指がギターに炸裂！歌うぜ、カウボーイ・ソング！

　西部の荒野をねぐらにかえて
　喧嘩は重く　分別軽く
　牛も見張れば列車も襲う
　そいつの名前はカウボーイ

　命なんぞはお笑い種よ
　騒ぎが無ければ気が鎮まらぬ
　拳銃　ライフル　ナイフを取って
　戦う男はカウボーイ

　ダンスホールに弾丸吐き散らし
　酔って騒いで弾丸かっ喰らい
　誰かが脈見て「はいご臨終！」
　こうして死ぬのがカウボーイ

サイレンス…どうしてるかなぁ？彼の穏やかな笑顔が何だか恋しいわ。

>376
あははっ！もう…先生ったらおかしいわ！どうでもいいような会話でも
どんな人か結構分かるものなのよね。特に何ってこともないの。
女って大抵、話す事自体が好きなのよ。相手が嫌いでなければね。

う〜ん…先生の格闘スタイルって…掴みにくいわ！力を流される感じ…こんなの
初めて。でもお尻に鞭を当ててやったわ！あっはっは！
手加減してくれてたけど……そういう趣味？ふふ嘘よ、先生ありがと。

>377-378
ふーん…そうねぇ…うん、まぁ自慢するだけあっていい手をしてるわね。
この素敵な指……あそこの洗濯物もたたまれるのを待ってるような気がしない？
……しないって？うーん残念。そうそう、私も割と手先は器用なのよ。ふふん。

あっはははは！おかしな歌！「喧嘩は重く　分別軽く」っていきなり
馬っ鹿ねー！！ あはは、今夜も楽しくて最高。

…んー…ギターを弾いてる指ってセクシーだわ……。…はっ！
もう、ブロンディが指、指言うから…気になっちゃうじゃない。イヤね…。
よし！私も歌う！　♪馬車馬〜馬馬〜パッパカパカパカ〜　
んん？みんな倒れてるけど何？

鉛の弾を食べろ

>375
えっ、冗談だったの〜！？なぁんだ…

セクシーなダンス？いいわよ、教えるわ！
でも……その前にマユはどのくらいダンスができるの？
それによってはじめに教えるステップやなんかが違ってくるから…
もしマユが初心者だったら、いきなりセクシーなダンスから教えるわけにはいかないわ。
セクシーなダンスになればなるほど難しいのよ。

>376
術師の秘密っていったいなんなのかしら…？
そういえば術師の自己紹介にある「将来の夢」が妙にひっかかるのよね……

>377-379
ええ〜っ！
得体の知れない肉って…それを食べたブロンディもすごいけど……

ブロンディって本当に器用そうなきれいな手をしているのね。
マユの言うとおり、ギターを弾いてる指ってセクシーかも！
ブロンディの指は特に……うっとり……

はっ！私ったらなにを言っているのかしら……

>380
あら？私はそんなものを食べるのは嫌よ。
あなたが召し上がったらいかが？

>380
鉛の弾？…あっ……何？………やだわ…。撃たれちゃった…みたい…。
…不思議…あんまり痛くないわ…ね。……熱い感じ………。………。

>379
サイレンスの笑顔が恋しいって？
ははーん…さてはお前、サイレンスに気があったんじゃないのかぁ？

…うっ！！　マユ、お前は歌わなくていいって！
はぁー…甘い声のラクウェルに歌ってもらうか…
いや、それはそれで今度は魔力で魅了されちまうからなぁ…さて、どうしたもんか…

>380
ほーう…？
人に命令する前に、まずお前から食ってみろよ。なっ？
…なんなら俺がめいっぱい食わせてやるぜ。お前の好きな方法でな！

>381
あはは、ラクウェルも俺の指に見とれるとはなぁ！
お前はダンスや歌に魔力があるなら、俺は手指に魔力があるのかもしれねえな。
ほら、こうやって動かしていると…やっぱり魅了はできねえか。

>382
おい、マユ！しっかりしろ！
怪我は…致命傷じゃねえ。手当てをすれば大丈夫だ。
いま手当てをしてやるから、じっとしてろよ！

…銃弾を取り出して消毒をするからひどい痛みを感じるかもしれねえが、我慢してくれよ。
弾は…これか…よし、取り出したぜ。
あとは消毒をして、ガーゼを当てて、包帯を巻いて…これで大丈夫だ。
だが、いつものように動き回ったりしねえで安静にしてろよ。いいな？

マユは漏れがベッドで添い寝して直しておく

夜分失礼します…
あの、旅の方々ですよね…僕も入って構わないでしょうか
一人旅を4年余り続けてきましたが、少し寂しくなってしまいまして…
よろしくお願いします
あ、名前ですね……ルノ、とでも呼んでください


今の名前： ……ルノ
年齢： 自分でも判りません(汗)外見年齢は…15歳くらいかと
性別： 鬼子の一種らしいです…つまり男でもなく女でもなく(苦笑)
職業： …今は旅人です
性格： 温厚かな。けど時にはきつい事をハッキリ言います
特技： クイック・ドロウ(早撃ち)とナイフ使い
趣味： 料理に読書。あとはお裁縫…
身長： 152cm。うぅ、小さいですよ
体重： 測ったことないです、多分40kgくらい
容姿の特徴： 可愛い顔だそうです…黒髪に青色の目。ぱっと見華奢な体
装備品： レミントンﾆｭｰﾓﾃﾞﾙｱｰﾐｰ改(薬莢仕様)　ウィンチェスターM73　ナイフ少々…
恋人の有無： 居ませんね
好きな異性のタイプ： んー、優しくて心の強い人…
好きなもの： 満月とか色々
嫌いなもの： 痛い事とか…あと強盗
好きな食べ物： 薬草の御茶、コーンスープに…シチュー系
最近気になること： これと言ってなし
将来の夢： どこかでのんびりと暮らす事
仲間たちへ一言： えっと、新参者ですがよろしくお願いしますね

>383
えっ…手を見てみろって？いいわよ。

うーん…手を動かすだけで魅了するのは無理だわ。
ギターを弾いているときとか、何気ない仕草のときとか……
そういうときの手の動きがセクシーなのよ。

>384
はっ…怪しい男がいるわ！
ちょっとそこのあんた！マユに変なことをしたらこのカタナで斬り捨てるわよ！
まったく……ろくでもない男ね。

…マユ、もう大丈夫よ。
今日は私が側についてあなたを不届き者から守るわ！

>385
あら、こんばんは。あなたも旅人なのね？
お名前は…ルノっていうのね。分かったわ。

この幌馬車隊のリーダーはブロンディっていう男の人なんだけど……
今は忙しくて手が離せないみたいだから、お返事はちょっと待っていてもらえるかしら？

はい…判りましたお姉さん
それと、その良く切れそうな刀を僕に向けなくても大丈夫ですよ…
女の人に手を出すのは嫌いですからね…

すみません漏れ今からおっぱいリロードガンアクションウニメの最終回見るぜ！

俺もそのラブワゴンに乗せろ！

　　　　　　　　 　 　 ＿,.べヽ
　　　　　　　　　 '´ 　 　 ヽ ）〉 　 ／￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣
　　　　　　　　　i　ｉ」｣�亙Lj ´　∠　これは私のおごりです！
　　　　　　　　 〈yﾉi!ﾟ ヮﾟﾉi!　　/　＼＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
　　　　　　　　（y) {つ<!と 彡 ｼｭｯ
　　　 　 　 　 {><} ゞ／　　 /
　　　　 　 　　,バ／ 　 　 /
　　　　　　　　／　　　　/
　　　　　　 ／､/// 　 /
.　　　　 ／　 ´冂｀　 / だ
　　　／　　 ノ ﾟ｡ヽ､/　 ば
　 ／　　 （::. ﾟ 　 ::/jﾟ　　あ

>384
何だお前は？
マユに手出ししたら承知しねえぞ…って、ラクウェルの方が先に武器を構えてるし…
今日のところは、マユの事はラクウェルに任せておくか。

>385
やあ、こんばんは。
えーっと…ルノは仲間になってくれるんだな！よし、一緒に行こうぜ！

どれどれ…どっちかっていうと、のんびり屋さんって感じだなぁ。
男でも女でもない？　めずらしいなぁ…
ところで、鬼子…ってのは何なんだ？初めて聞いたからよく分からねえんだが…

>386
ああー…なるほどな。
そういや、女も何気ない仕草がセクシーな時ってあるよな！
俺もそういうのに目を奪われる時があるぜ。

それにしてもラクウェル、お前もなかなか強いなぁ…あはは…
…うっかり斬り捨てられねえように気を付けねえとな。

>389
何なんだよそのラブワゴンって奴はよ…
馬車に乗って一緒に旅をしたけりゃ、名を名乗って自己紹介してくれ。話はそれからだ。

―――ここは　アビリーンの町です―――

よっしゃー！着いたぜー！
おーい、みんなー！アビリーンに到着だ！

…「牛の町」としての名残はあるが、随分寂れたもんだなぁ。
テキサス牛通行禁止令が敷かれたんじゃ、しょうがねえけどな…
それじゃ、あのサルーンに宿の交渉に行ってくるぜ。


―――交渉中につきしばらくお待ち下さい―――


…よし、部屋は確保したぜ。
それにしても…マユは怪我をしてるから、医者に診せた方がいいだろうな。
この町でお別れとはいえ、仲間のことは最後まで責任をもって世話するのが俺のポリシーだ。
とりあえず、みんなは部屋に行ってゆっくりしていてくれ。

それじゃあマユ、医者のところに行こう。

>391
どうもです。えっと…鬼子っていうのは
体の変った子のことを言うんですよね
とりあえず男の子扱いしてくれたら良いですよ

んー、今まであってきた人にものんびり屋さんって言われましたよ
そこまでのんびりしてるのでしょうか…

アビリーンの町を見歩いてルノはこう思った
「元気だけど、どこか廃れちゃった町なんだ…」と

「…パソコン壊れた
　携帯で出来るか不安
　色々迷惑かけます
　ホントにすみません…」

「あー…なんかすっげぇ寝てた気がする
　マユは怪我してるし新しい人もいるし…あ、よろしくお願いします
　って、ここ馬車じゃなくて…もう町か！？」

突然飛び上がり混乱し壁に頭突きをし始めた
周囲の人からいろいろ言われた所で頭突きをやめたが笑われたり変に同情されて「ボク、お医者さんを呼びましょうか？」と言われたりもした。

「ああもう…いい恥さらしだ
　うー…恥ずかしい」

首まで真っ赤にしてすっかり力の抜けたリィは宿のベッドで寝ころび足をバタバタさせる

>395
始めまして…僕はルノ。宜しくだよ
ところで君、頭の傷大丈夫…？
なんなら診てあげるよ。こう見えても一人旅が長くってね
それと良いものを貰ったんだけど、飲む？
さっき街に出たときにお兄さんが売ってたんだ

そう言うとどこか良い匂いのする紅茶をリィへと勧めた

自分たちが泊まっている宿屋の屋根にのぼり
そこから満点の星空に浮かぶ月を、ルノは見上げた
「良い月夜だよね…美しくて、そしてどこか妖しい…そんな夜」
そう呟いた後、持っていた小さなハープを優しく奏でた

　　　　月夜に映る　旅人の影
　何処から来たの？　遠くの街さ
　　　ほほけた顔に　笑みを浮かべて
　　何故か寂しげに　優しく語る
　　　嗚呼なんて事　貴方に恋を
　　どうしてなのよ　お願いだから
　　　　神様聞いて　なんでこの恋は
　　　とても辛くて　美しいのです
　　あの人はついに　ここを離れる
　　　　最後に一つ　言わせてください
　　貴方を愛してる　何時もここで
　　　だからきっと　帰ってきてよ
　　　　月夜に映る　旅人の影
　　　その姿はもう　夜の向こう…

ん？てっきり死んじゃったかと思ったけど…生きてるわね…。
頑丈な身体で良かった（でも痛い。痛すぎ…。本当…これ痛いわ…ああ…）
アビリーンに着いたの…？あの有名なアラモ・サルーンに行ってみたいわ。
…じゃなくて医者ね。あはは…ありがと、ブロンディ。
最後まで世話をかけちゃってごめんなさい。


>383
……何だかたくさん…血が出てるけど…肩が…熱い感じ……。………。
…弾を取り出すの？ひどい…痛み？……それ…しないと…いけないの？…（怖）

（…もう終わった？大丈夫なの？ありがとう…。さすがに手慣れてるわね。
　器用って素敵。…でも、弾を取り出す時の痛さって本当に物凄かったー！
　我慢しすぎですごく疲れたわ。口も重くて開かないから頷いておこう…）

>384
（スヤスヤ……ん？ビリー？…ベッドに入る前に灯りを消して…ムニャムニャ）

>386
（…はっ！…ラケル！わぁ…刀を持って…格好いい…。きゃ！誰？あの男？）
　
あ…ありがとう…助けてくれたのね、ラケル。
…ん…喋ると苦しい…から…ごめんね。…あなたがいてくれて…私嬉しいわ。
（そういえば、セクシーダンスも教わりたかったのに…これじゃ無理ね。残念。
さよならセクシー…また身体に傷跡が増えちゃったし…イヤね…
…ん、何だか心地いい……ああ、ラケルが歌ってくれてるのね……ウトウト…）

>385
（誰か…知らない人の声がする…まだ子供みたい…。どうしたのかな？…）

>396ｰ397
「昨日は…あ、ありがとな
　怪我どころか飲み物までもらっちゃって」

深く頭を下げた
朝一から出かけたリィは眠そうに宿に戻ったところでルノと出くわした

「それと、ルノだっけか？
　あんたいい声してんな、昨日帰った時に聞いたぞ
　…これは昨日のお礼な、いらなかったら返していいけどよ」

と手袋を渡した
リィはブロンディに朝買ってきた食料を渡しに出かけた

>398
（お、マユ無事だったんだな
　…っとと、ブロンディどこいったんだ…？）

曲芸して

「別に良いよ…お互い様だからね。旅を共にする人との係わりは大切だしね」
そう言うと懐かしそうな目で窓を見た

夜のこと、のんびりと読書をしていると
大きな荷物をもったリィと出くわした
「恥ずかしいなぁ…（赤面）聞かれちゃってただなんて……けど、褒めてくれありがとうね
昔から歌は旅をしながら歌ってたんだ…僕、声が高いでしょう？
だから女の人みたいな……綺麗な歌声を出せるんだよ
手袋ありがとうね。大事に使わせてもらうよ」

そう言うと自分の部屋へと戻ろうとした時、何か思ったらしく振り向いてこう言った

「そうだ、今度一緒に歌ってみる？僕ハーモニカも持ってるんだよ」

>400
「えっと…曲芸？コレでいいかなぁ…」
ルノはカバンから細身の剣を出した。質素だが立派な剣だ
それを右手に持って舞いを舞った
滑らかに、時には素早く…何かへの贈り物のような舞いを舞った
「これはね、僕が暫く住んでいた所の剣の舞なんだよ」

>401
「いいのか？
　じゃ…お願いするよ」

片手を上げて答えた
ブロンディに荷物を渡して部屋に戻る途中あることに気がついた

「歌か…何年ぐらいやってないだろうなぁ
　…ちょっと不安だな」

今度発声練習でもやろうと思い、ライフルの整備を始めた

自分の持ち物を見て
ある物が使えなくなっている事に気づき、ルノは街へと出た
「研ぎ石とナイフがもう使えなくなってるなんてね…そんなに使ったっけ」

ナイフのほかにも色々と少し買いこみ、する事がなくなると
ルノは宿へと真っ直ぐに帰ろうとした
「なぁ、そこの僕。この射的やってみないかい？ただだからさ」
呼ばれたほうに向いてみるとそこは的屋だった
店主の言葉に甘えてルノは標的の前に立つ
「銃は？」　「自分のがあるから…」　「オーケー」
たった数秒くらいである、ルノはすぐに愛銃のレミントンを抜くと全てを命中させた

その後、コーヒーの豆を景品に貰ったルノは嬉しそうに改めて宿へと帰っていったとさ

>393
そうか…なんだか余計な事を聞いちまったみてえだな…
とりあえず男扱いすりゃあいいんだな？よし、分かったぜ。

まあ、のんびり屋だっていいじゃねえか。
人それぞれ、自分のペースってもんがあるからな。

>398
おいおい、酒飲む前に医者の所に行くのが先だろう？まったく…
ほら、このまま馬車に乗って行くぞ！

…よし、着いたぜ。
あー…マユ、まだ無理して動いちゃいけねえ。
俺が連れて行ってやるよ。お姫様抱っこでな！

…おい、こら！暴れるんじゃねえ！傷口が開くからおとなしくしてろ！！
この際、恥ずかしいとかなんとか言ってる場合じゃねえだろうが！！

>399
おう、今帰ってきたぜ。マユを医者の所に連れて行ってたんだ。
食料を買っといてくれたのか…？　ありがとな！

>400
曲芸か…銃を使う芸でいいんなら、この場でやってもいいぜ。
ああ、ちょうどいい。お前さんが今吸っている葉巻を撃ち落としてみようかな。

まずは２０メートルの距離から…

　　　カチャッ…　　　　パーーーン！

…この辺はまあ楽勝だな。次は４０メートルの距離から撃つぜ。


　　　　　　　　……カチャリ…　　　　　　……ドーーーーーーン！


…最後は６０メートルの距離からだ。




　　　　　　　　　　　　　……ﾁｬｷｯ………
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　………ｽﾞｷﾞｭｰｰｰｰｰｰﾝ！



…ざっとこんなもんかな？
お前さんの葉巻を１本無駄にしちまったけどな！あははははは！
…ほら、俺の葉巻を１本やるからこれで勘弁してくれ。じゃあな！

アビリーンの町をひとり歩くブロンディ。サルーンに入ってはみたものの、客はまばらだ。
それもそのはず、この町では「テキサス牛通行禁止令」が敷かれ、牛の町としては寂れつつあるのだ。

ブロンディは一人の初老の男に声をかけた。
「やあ…久しぶりだな、キース。元気にしてたかい？」
男は手にしたグラスをテーブルに置くと、顔を上げた。
「お前は…ブロンディか！まさかこんな所で再会するとはなぁ…まあ、そこに座れ。今日は俺のおごりだ」
ブロンディはキースに勧められるがままに椅子に座り、酒をご馳走になった。

酒が入り、話も弾んできた二人。
「ブロンディ、今は何をやってるんだ？」
「ああ…つい何ヶ月か前までは鉄道員をやってたが、今はテキサス目指して旅をしているところさ」
「へえ、テキサスにねぇ…そりゃまたご苦労なこった。移住でもするのかい？」
「ま、そんなところかな。キースの方こそ、今は何をやってるんだ？」

ブロンディに問われたキースは、おおげさに肩をすくめると笑いながらこう言った。
「俺か？俺はもう引退して悠々自適の生活よぉ」

静かに話を聞き続けるブロンディに対し、キースは過去の事を思い出しながら語った。
「…10年前、俺が40、お前が15、6の頃か…あん時のお前は臆病な羊みてえだったなぁ。
　街の連中にバカにされて、人が嫌がる汚ねえ仕事ばっかり押し付けられて、
　それでも文句ひとつ言わねえで一生懸命働いてよぉ…
　だが、俺はそんなお前の目を見てすぐに分かったんだ。
　本当はとてつもない怒りに満ちている…そして、いつか町の連中を見返してやろうと思っている事もな」

キースの言葉に、思わずはっとした表情になるブロンディ。
そんなブロンディを諭すように、キースは話し始めた。
「…人間、誰しも心にどす黒いものや薄汚ねえ部分を抱えているものだ。
　負の感情が一切ねえと言い切る奴は、ただの偽善者だ。
　俺はお前の負の感情に可能性を感じたからこそ、一から銃の扱い方を叩き込んだのさ。
　怒りや憎しみは、ときに何かを成し遂げる素晴らしい原動力にもなる。それはお前自身が証明した」

今まで口を閉ざしていたブロンディが、ぽつりぽつりと語り始めた。
「たしかに俺は、あんたに銃の扱い方を教わって早撃ちの名手と呼ばれるようになった。
　町の連中も俺を恐れて態度を一変させた。だが、それで俺はいい気になって取り返しのつかない事を…
　そして、いまだに同じ過ちを繰り返している。
　俺は気付いたんだ。長年染み付いた負の感情は、そう簡単に消えるもんじゃねえって事にさ…
　強くなればなるほど、その力を間違った方向に使っている事にも…」

キースはうつむき黙り込んでいたが、顔を上げるとゆっくり話し始めた。
「…それに気付いているのなら、あとは全てお前次第だ。
　狂い始めたお前の人生を正しい方向に直せるのはお前だけだ。
　人の心の奥深くにまでは、誰も救いの手なんざ差し伸べちゃくれねえんだからよ…」
キースの言葉に、ブロンディは深くうなずいた。

サルーンを出たキースは、店の前で休ませておいた馬に跨るとこう言った。
「俺だって50年も生きてりゃあ、忘れる事のできねえ恨みや憎しみの一つや二つあるさ。
　だが、それにこだわっていたらいつまで経っても前に進めねえ。
　負の感情をうまく押さえながら生きていくのが上等な人間ってもんさ。なあ」

穏やかな表情でうなずくブロンディの肩にしっかりと手を置くキース。
「それじゃあ、達者でな」
キースは別れの挨拶をすると大きく手を振り、馬を走らせ去っていった…

>409
サルーンから出てきたブロンディを見つけてルノは声をかけた
「ブロンディ、今帰ってる所なの？…邪魔じゃなかったら一緒に宿まで帰らないかな」
そこで何かを思い出したらしい
「マユって人。体は大丈夫かな…いや、大丈夫だろうね。戻ったら皆でコーヒーでも飲まない？」

>377
謎めいてるくらいが魅力的か・・・。
確かに、そういうものかも知れないな。

>379
そういうものなのか・・・？
・・・ふむ。

思ったよりもいい動きだ。
鞭を使う格闘術はよく分からないが、結構素質があるのではないだろうか。
・・・おっと、当たってしまったな。
いやいやいや、俺には断じてそんな趣味はない。

ふう、何か妙に疲れた気がするのだが・・・。

>380
鉛の弾を・・・！？
そういえば、ブロンディ殿の歌っていた歌にそんな一節があったな。
しかし、俺には無理だ。

>381
秘密にしておかなければならないのは、この大陸に来る理由となった事柄なのだがな。
他言無用としているのにはそれなりの訳がある故に・・・。

・・・・・？
・・・あっ、いや、あれは冗談を言うつもりだったのだが、
笑えないし、柄ではないので言い掛けて止めただけなんだが・・・。
・・・一応言っておくが、この大陸に来る理由となった事柄というのも別に疚しいことではないぞ。

>384
マユ殿の知り合いでもないようだし、誰だろうか？
とてつもなく怪しいのだが・・・。
・・・と、このことはラクウェル殿に任せた方がよさそうですな。

>385
新しい旅のメンバーですな。
どうぞよろしく。

>389
ラブワゴン？
意味が分からないのだが、この馬車のことだろうか？
何か勘違いされてる気がするのだが・・・。

>392
テキサス牛通行禁止令か・・・。
確かに寂れていると言うか、これまでに比べて少々落ち着いた雰囲気の町ですな。

>398
気が付いたか、マユ殿。
大丈夫とは思うがまだ安静にしていた方がいいだろう。

皆が寝静まった夜、東方の術師は町を少し離れた荒野に立っていた。
「・・・・・今日は何時もより、いっそう星が綺麗だ。」
東方の術師がそう呟いた時、何の気配も無く突然その者は現れた。
足音一つ立てず、元からそこにいたかのように。
フードを深く被った影のような者は立っていた。
「使い魔か・・・待っていたよ。そろそろ連絡があるころだと思っていた。」
東方の術師の声を聞き、その者も口を開いた。
その者は、とても小さくそしてどこか異質な声で東方の術師に話し始めた。
「・・・・・・・・・・」
「ああ、だから今テキサスに向かっている。別に心配は・・・」
東方の術師は返事をするが、その者は聞こえていないかのように相槌も打たずただ黙々と話し続ける。
「・・・何！？なるほど、その場所に先に行けと言うのか。・・・確かに、この場合は仕方あるまい。」
東方の術師がそう言った瞬間、その者はコクンと頷き風も無く消えた。
まるでその場所には元から何もいなかったかのように。
「楽しい旅だった。名残惜しいが・・・」
そう呟くと、東方の術師は手紙を書き始めた。

『急な用事ができてしまい、この馬車を降りなければならなくなってしまった。
　皆にちゃんと別れを言ってから去りたかったのだが、やはり別れが辛くなるし
　何より急な用事のため時間が無く、すまないがこのような形での別れとなってしまった。
　皆世話になったな、今まで楽しかった。ありがとう。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　東方の術師より』

「この調子でいけば、祖国日本に帰れる日も近いかも知れないな・・・。」
東方の術師がそう呟いた直後、突如荒野に一陣の風が吹いた。その風は砂埃を巻き上げ視界を遮る。
風が止んだ頃、そこには既に東方の術師の姿は無かった。

>413
「…忙しい人だったな、術師さん
　元気でやってたらいいけどよ」

>410
ルノじゃないか！　こんなところでばったり出くわすとは奇遇だなぁ。
よし、一緒に帰ろうか。

マユは…どうだろうなぁ。
命に別条はねえが、銃弾をもろにくらって重傷だからな…
あいつとはこの町でお別れっていう話なんだが、心配でしょうがねえよ。

>413
うーん…おかしいなぁ。術師の姿が見あたらねえが…
ん？これは…手紙か。なんだろうなぁ…

―――急な用事ができてしまい、この馬車を降りなければならなくなってしまった。
皆にちゃんと別れを言ってから去りたかったのだが………

術師…お前もこの町でお別れか…
長い間俺たちと旅をしてくれたのに、これといって大した事をしてやれなかったのが
一番の心残りだが…お前の事は絶対に忘れねえからな…

>387
えっ……カタナ？
ああっ！さっきの怪しい男を追い払ったときに使ったカタナを手に持ったままだったわ！
ごごごごめんなさい！

ああ〜…私って変なところでおっちょこちょいなのよね……

>392
やったぁ〜！アビリーンに到着ね！
…ブロンディの言うとおり、なんだか寂れた町ね。
でも賑やかだった頃の名残はあちこちに見られるわ。

ブロンディはマユをお医者さまのところに連れて行くのね？分かったわ。

>400
ええ〜っ！？曲芸はちょっと無理だわ……
ダンスならできるけれど…それでよければ披露するわ。

>402
あら？ルノも剣の舞を舞えるのね。私の踊り方とはまた違うけれど…

>406
わお！さすがは元殺し屋ね…
あの人の葉巻、見事に吹き飛ばされていたわよ。

>413
あら…？術師の手紙だわ。

…そんな……何も言わずにお別れだなんて……
術師らしいといえばらしいけれど…
せっかくご先祖様と同じ国の人と出会えたのに…残念だわ。

（………）

月夜の下、リィは座禅を組んでいた
呼吸数を冷静に数え、百を越えた所で足を延ばした

「…俺ってしょうもない人間なんだろうな
　世渡り下手だし、同じ孤児でもブロンディとは天と地の差だし…」

帆馬車に乗ってからいろいろな出会いがあって、世界の広さを知った
そして自分の見方が大きく変化を遂げた

「…こんな時は詩の一つでも言うんだけど…
　俺は、不器用だからな…」

このまま眠るのも悪くないと思ったが、流石にやめておいた
しかし、夜遅くまで夜空を見上げていた

>413
術士さん…本当に短い間しかご一緒できなかったのが残念ですね

>417
えぇ、僕も剣の舞を踊れます
僕が踊った舞は、安全を祈り、神へと願いを込める舞だったんですよ

>418
ひっそりと宿を出るルノ
彼にとって月や星を見ることは、大切なことなのだ
音を立てずにドアを開け、通りを見ると屋根に人の影が映っていた
「……(誰か居るのかな)」
しばらくそのまま静かに見を潜めていると
どうやら声からしてリィの様だった
「……リィにはもう、既に聞かれちゃってるもんね…」
聞こえないように呟くと、宿の出入り口に置かれている椅子に腰掛けた
「…旅の安全を願って…」

荒れた大地を　幌馬車が
カタコトと　音立てて
今日も行く　一筋の道
僅かな時の　町のふれあいに
心潤され　旅は続く
満月の下　星が笑うよ
明日もきっと　良い天気だと
風は語るよ　旅の御話を
時の中へと　つむがれた
喜怒哀楽の　美しい物語り
そして今日も　幌馬車は
カタコトと　音立てて
この大地を　旅するよ

何だか…私が馬鹿みたいに倒れてる間にいろいろあったみたいね。

…あ、挨拶が遅れてごめんなさい、ルノっていうのね？私はマティーユよ。
初めまして。でももうすぐお別れなの。短い間だけどよろしくね。
あら？何だかリィと気が合ってるみたいじゃない？
そういえばリィもアホ程寝てたらしいわねー？お子様ね…。

>405
…傷はね、応急処置が適切で後遺症もないって、先生が言ってたわ。
さっすが隊長ねー！！それよりあんな抱っこして…きゅ…急にそんなこと
されるとびっくりするじゃない…。イヤね！…馬鹿…。

>413
先生…ここで先生の術と私の運で（弾も当たったし、当たり運がついてる筈！）
一緒に賭博場で大儲けの予定だったのにー。
って最後までそんな下らない事言って、気を紛らわせてる場合じゃないわ…。
私、うるさくって先生を疲れさせちゃってたわね…反省してるから許して！ふふ
…もう！お別れも言えないなんて寂しいわ…。元気でね、忘れないから…。

>416
あ！ラケル！こないだはありがと！ふふ…大好きよ！愛してる！
…あら？もしかして私、あなたの歌に魅了されちゃったりしてるのかしら？
ん？意外とおっちょこちょいなのね…他人とは思えないわ。


……何か綺麗な歌声が聞こえるわね…。
さてと、ブロンディは……あっ！いたいた…。まだサルーンで飲んでたのね。
…１人になるとすぐ暗ーい顔するんだから。

ハイ！隊長！考え事終わった？…終わったら今夜は私に付き合って。
もう元気だから…一晩中私の馬鹿話を聞かせてやるわよ。あはは！

>416-417
あははは…お前、見た目はしっかりしてそうなのに意外とおっちょこちょいだなぁ。

…ん？あいつの葉巻が見事に吹っ飛ばされていたって？
そりゃそうさ。間違ってあいつの顔を吹っ飛ばしたらブタ箱行きになっちまうからな！

>418
なあ、リィ…
その…盗み聞きしてたわけじゃねえが、たまたまお前の独り言が聞こえてきたからさ…

…俺だって世渡り上手ってわけじゃねえよ。
もし世渡り上手なら、住み慣れた町を飛び出てまで旅なんかしてねえさ。
昔聴いた歌だが…こんな歌があるんだ…

　男の過去は誰も知らない
　運命に追われ　町から町へ

　男が泣くとき　皆は笑い
　男が笑うとき　皆は泣く

　魅惑的な女が男を誘う
　女が語る　月の無い暗い夜の物語
　男にとっては意味の無い物語

…俺もこの歌の中の「男」と同じようなもんさ。
さて、と…俺はそろそろ部屋に戻るぜ。　お前も早く寝ろよ…

>419
ん…？　どこからか綺麗な歌声が聞こえてくるなぁ…
この声は…ルノか。
ふふっ…俺のしゃがれた声とは正反対の透き通った歌声だな…

>420
なあ、ひょっとしてお姫様抱っこされたのは人生初だったのか？
お前ってぱっと見た目はがっちりしてるけどさ、抱きかかえてみたら結構軽かったぜ。
なんだかんだ言っても、やっぱり女の子なんだよなぁ！

よーし、それじゃあ一緒に飲もうぜ！
今日は俺のおごりだ、遠慮しねえでパーッと飲めよ！

…おっ、もう一本バーボンあけるのか？いい飲みっぷりだな！
やっぱりお前がいると明るい気分になっていいなぁ！あはははは！

女の胸の谷間に金貨を挟んでみな。
娼婦共はこれで大サービスだぜ？

>423
おいおい、そんなこたぁ胸のでかい女にしかできねえだろ？
それに金貨よりも札束の方が喜びそうだけどな…

あーっと、こうしちゃいられねえ！
俺はもうすぐこの町を出発するんだ。朝っぱらから娼婦と遊んじゃいられねえよ。
じゃあな！

よーし、そろそろ出発するぞー！
さあ、乗った乗った！

現在のメンバーは…術師とマユがこの町でお別れだから…
俺とリィ、ラクウェル、ルノの４人か。
一気に人数が増えたと思ったら、また一気に減っちまったなぁ。
ま、ちょいと寂しくはなるが、のんびりと旅を続けていこうか。

【旅の記録】

―現在地―
カンザス州アビリーン
【地図】ttp://proxy.ymdb.yahoofs.jp/users/a59737ce/bc/__hr_map.jpg?bcjeJWCB1KK7DpCs

―旅の愉快な仲間たち―
>6　　　 ブロンディ
>215　　リィ
>338　　ラクウェル
>385　　ルノ

叩きつけるような雨が降り始める
雷雨とともに

>419
――どこからか歌が聞こえる
近くだが、声の主の所に向かうことはしなかった
声も聞いたことがあったし、明日にでも感想を言えばいいだろう
ブロンディには『早く寝る』と答えたが、ついつい最後まで聞いてしまった
ふと、突然ブロンディが現れ少し話をしたことを思い出した

>421
「…別に気にしてないよ
　独り言なんて癖みたいなもんだ」

リィは静かに笑った
ブロンディは『自分が世渡り上手ではない、上手なら町を出なかった。』と言い、昔聞いたという歌を聞かせてもらった

「…ありがとなブロンディ
　…おやすみな」

>423
ははは…勘弁してくださいよ
この容姿のお陰で、男女見境なく買われそうになってしまったんですから……

>425
出会いと別れはいつか、来てしまうものですからね…
ならば別れていった人のためにも元気に旅を続けることが最大の礼儀でしょう
ブロンディ、次は何処に行くの…？

>426
うわぁ…なんて凄い雨。おまけに雷ですか
これじゃ何処かの河がはん濫してしまいますねぇ〜…

>422
あいたたた…調子に乗りすぎたわ……２日酔いで頭痛いー…
傷も痛い〜。大人しくベッドで休んでるのって退屈だったからつい…。

抱っこ？…私が始めて愛した男にしてもらったわよ。パパって名のね。
…と寒いアメリカンジョークはおいといて、と。
何か妙に引っ掛かる物言いねー！ま、いいわ。
そのしゃがれたアホ声ももう聞けないかと思うと、寂しいもんね…。

>423
何馬鹿なこと言ってるのよ…全く…。あそこは貯金箱じゃないんだから。
普通の女にそれやったら相当引かれるわよ。
…娼婦は仕事なんだから、サービスするに決まってるでしょ。
素敵な男ならタダでサービスして貰えるんじゃない？ま、頑張って。

さて…出発ね！お別れを言いに来たわ。
…さよなら。今まで本当にありがと！

ここまで乗せてくれて感謝してるわ、ブロンディ。あなた、いいリーダーで
おまけに……すっごくいい男よ！あはは…イヤね、やっぱり背中がかゆいわ。
旅の安全とこれからの成功を祈ってる。 ブロンディのこと、私…忘れられる
はずなんてないわ…。 最初の夜に食べたあのホットケーキの味も
チェリーパイもね。ふふっ…元気でね。チュv

リィも男の子なんだから前を向いて、いつも空を見てる時みたいに人生も
上の方を見てなくちゃ。…ん？少し背が伸びたんじゃない？ねぇ！ふふっ。
うるさくしてごめんね。私リィが心配だったから。悪い男になっちゃダメよ？
…これは餞別。いいの！お子様はお小遣いを何も考えずに受け取るものよ。

ラケルも元気でね。もっと色々話したかったな…残念だわ。
もう悪い男になんて引っ掛からないようにね！でもあなたみたいないい子が
何故か引っ掛かるのよねー…。いつかラケルのダンスがどこかで見られる
チャンスがあったら、私絶対観に行くから！

あの綺麗な歌声はルノ…あなただったのね。
さっぱりお話も出来なかったしすれ違いだったわね。そうね…元気で
旅を続けてね。ごきげんよう。

――みんなと次々に別れの抱擁を交わし、町から旅立って行った馬車に
手を振って見送るマユでした、と。（…あーあ、また１人になっちゃった。
みんな気をつけて！…ふふ…楽しかったな。ありがとう…バイバイ！）

>426
なんだか雲行きが怪しいなぁ…とりあえず覆いと防水着の用意をしておくか。

うわっ…こりゃひでえ雨だな…
まあ、この辺じゃよくあることだからどうってことはねえけどな。
どうせ馬車を停められる場所もねえし、このまま突っ走るぜ！

>428
おっといけねえ！行き先を言うのを忘れてたぜ…
次はここから南にある「ニュートン」っていう町に行くんだ。
またいわゆる「牛の町」ってやつだけどな…この辺は牛の取引をしている町がやたら多いんだよ。

>429-430
アホ声だと！？失礼な奴だな、まったく…

おっ…な、なんだよ、急に褒めたりしやがって…調子狂うぜ。
おまけに「ほっぺにチュv」かよ…まあいいけどさ。

…とにかく、だ！マユも体には気をつけて頑張るんだぞ！
お前はただでさえ怪我を負っている身なんだからさ…心配でしょうがねえよ…

>430
マユ、聞こえてたんだね僕の歌…
本当に短い間だったけど、何時かまた何処かで会えた時には宜しくね
傷が開かない様に気をつけてよ。ご機嫌様


>431
へぇ〜。牛の町なの
牛の牧場が多かったりするのかなぁ…あと毛皮の衣類とかも沢山売ってそうだね

>419
あの舞は神へと願いを込める舞だったのね。
私の剣の舞はただ戦うためだけのものだから、ちょっと羨ましいわ。

>420,430
私もマユのこと大好きよ！うふふ！
もっと一緒にいたかったけれど…マユはコロラドに行かなければならないのよね。
まだ怪我は完全に治っていないんだから気をつけてね。なんだか心配だわ……

>423
まあ……あきれた。
そんなことをされて喜んだように見せるのは商売だからよ。

…ちょっとどこ見てるのよ！私は娼婦じゃないんだからね！
もう、失礼しちゃうわ！

>425
いよいよ出発ね！
たしかにメンバーが減ってさみしいけれど…元気出して行きましょう！

>426,431
ああ…大雨だわ！
ブロンディ…私たちは馬車の中だから大丈夫だけど、あなたは外で馬車を
走らせているんだからあまり無理をしないでね。
風邪でもひいたら大変だから……

>432
いや…牧場が多いわけじゃなくて、肉牛の輸送中継地点だったりとか、
競りを行う市場だったりとか、そんな感じだな。
あくまでも牛の取引をするための町って言えばいいかな？

>433
おう、心配してくれてありがとな。
俺は頭は悪いが体は丈夫だから安心してくれ！あはははは！

それよりも、馬車の中に雨が入らねえように気をつけてくれよ。
お前たち３人揃って風邪をひかれたら、えらい事になっちまうからな…

>433
いやぁ…そんな事ないよ
この舞を舞う人は、村の民を守る義務も背負わなきゃ行けないから…
何だか辛気臭くなっちゃったねぇ今度、教えてあげるね。この舞の踊り方を
その時はラクウェルも一緒に舞おうよ。満月の下で舞ったら綺麗だよきっと…

>434
ふーん…牛を取引するための町、か
活気に溢れてると良いね

ブロンディの思いやりの言葉を聞いてルノは答えた
「大丈夫だよブロンディ、みんな濡れてないから…それよりブロンディも気をつけてよ」

>426
「…雨、か
　問題はねぇよな…」

>430
馬車の隅で餞別にともらった袋をじっと見ている
別れ際に言われたこと一つ一つを思い出す

「………」

――悪い道に進んではいけない。
あの時は「わかった」と答えたが馬車で一人で考えるとよくわからない
所詮、この後の人生で助けられる機会はこれだけで後は自力で生きていくかもしれない
自分以外の３人には強い信念があるが、自分はどうだろうか？
どしゃぶりの雨の音と共に夜は更けていく

>434
「…馬鹿は風邪引かないらしいから俺は平気だ
　ブロンディこそ、無理すんなよ」

ブロンディの心配に、リィは上の空だった
ふと目についた屋根の一部、雨が他の所より溜まっているような気がした
リィは昔、路地裏で同じものを見たことがある
あの時は布に水が溜まって、簡単な寝床が台無しになってしまった

（雨は初日に比べれば弱くなったから心配は無いし、丈夫だけど…
　一応見ておこうかな）

荷物袋から、自分の服をいくつか取り出して準備を始めた

狙いは幌馬車一つか…この雨風にまだ奴等は気づいちゃいねぇ！存分に暴れっぞ！！

>437
（あーもう…銃が使えないしよ…
　ナイフは下手じゃないけどなっ！！）

補強作業をしていたためリィは真っ先に気づいた
一同を起こし、自分はナイフ片手に飛び出す

「ちょうどいい…いろいろとムシャクシャしてたんだ…
　一人残らずぶっ殺してやる！！」

ナイフの腹を一舐めする
鈍器や刃物を構えて走ってきたならず者の喉笛を斬り裂いた
血しぶきを浴びても動揺せず、ただ敵を倒すだけだ

（もう震えがない…
　だったら負けない！）

>437-438
「助太刀、するよ…」
細身の剣を抜くと疾風の如く駆け寄り、悪党を真一文字に斬りさく
「真っ当な生き方をすれば良かったのにね……」
寂しそうに呟くと唸り声を上げて走ってくる男の懐へと狙いを定め
姿を消したかのような動きで移動した　　刹那、銃声…
ルノが相手の顎から脳天を撃ち抜いたのだ
「まだ死にたいのなら、相手になってあげるのよ…かかってらっしゃいな」
血潮を浴びた姿で、氷の様に冷たく……そして優しい目で喋った
さながら、慈悲深い魔女の如く

>437
また強盗団か…襲撃受けるのもいい加減うんざりしてきたぜ…
よし、このウィンチェスターでうるさい蠅どもを一匹ずつ片付けていくか！

いろいろと大変だな。

正当防衛つってもそんなに殺しまくって罪にはならんのか？

　　　　　　　　 　 　 ＿,.べヽ
　　　　　　　　　 '´ 　 　 ヽ ）〉 　 ／￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣
　　　　　　　　　i　ｉ」｣�亙Lj ´　∠　これは私のおごりです！
　　　　　　　　 〈yﾉi!ﾟ ヮﾟﾉi!　　/　＼＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
　　　　　　　　（y) {つ<!と 彡 ｼｭｯ
　　　 　 　 　 {><} ゞ／　　 /
　　　　 　 　　,バ／ 　 　 /
　　　　　　　　／　　　　/
　　　　　　 ／､/// 　 /
.　　　　 ／　 ´冂｀　 / だ
　　　／　　 ノ ﾟ｡ヽ､/　 ば
　 ／　　 （::. ﾟ 　 ::/jﾟ　　あ

　　　　　　 　　　／⌒ヽ
　　　⊂二二二（　＾ω＾）二⊃
　　　　　　　　|　　　 / 　　　　　　うるさい蠅ﾌﾞｰﾝ
　　　　 　　　 （　ヽノ
　　　　　　　　 ﾉ>ノ　
　　　　 三　　レﾚ

>443
ああ…本当、いろいろと大変だぜ。まったく…
だがよ、こういう事を乗り越えてこそ旅の醍醐味があるってもんさ。
お前さんもこの先つらい事があるかもしれんが、気を落とさずに頑張れよ。じゃあな！

>444
なに暢気な事言ってんだよ！
殺るか殺られるかって時にいちいちそんな事考えて行動できるかってんだ。

だいたいなぁ、最初に俺たちを殺す目的で撃ってきたのは向こうなんだから
それに反撃して相手を皆殺しにしたところで、こっちは罪に問われねえよ。
それがこの辺の掟ってもんさ。

ククッwwマユは俺様がハメまくってやったぜ！www
次はラクウェルをいただくzeeeeeeeeeee!!!マヂでェww

>443
本当だよ…まったく
貴方も旅人なら、この先気をつけて……

>444
ブロンディに同意だね……
法も何も無い荒野の真っ只中で、貴方がこんな出来事に出くわしたら
身を守ろうとするでしょう…？
生きるか死ぬかなのです……そんな事を軽く言わないで下さい

>448
どうやら気が狂ったようですね、貴方は…
それ以上汚い言葉を喋ったなら……首と胴体が泣き別れますよ？
僕の仲間を愚弄することは許しません

>435
うーん…神に舞を捧げるのも大変なことなのね。

そうね、今度一緒に踊りましょう！
ルノが神への舞を教えてくれるのなら、私からは戦いの場で使える
実戦的な舞を伝授するわ！

>437-442
また強盗団が来たの！？
でもこんな雨風の強い場所では私の歌も響かないし、剣の舞もうまく踊れないし…
悔しいけれど、この場はみんなに任せるしかなさそうね。
……せめて銃に弾を込めることくらいは手伝うわ。

>443
はぁ〜…もう大変よ！長旅ですもの……
でも一番大変な思いをしているのはリーダーであるブロンディなのよね…きっと。

>444
ブロンディの言うとおりよ。
命の危険にさらされた状況であなたみたいにのんきなことは考えていられないわ。
なんと言ってもここは無法地帯なんだから……

>450
ありがとう、ラクウェル…
かならず、だよ。
しかし…戦いの技術をそのまま奉納の舞に流用したこの舞、覚えてもらえるだろうか…

―――ようこそ　ニュートンへ―――

よっしゃー！着いたぜー！
おーい、みんなー！ニュートンに到着だ！

さてさて、またしても牛の町なんだが…この町はアビリーンよりはずっと活気があるな。
まあいいや、とりあえず宿の交渉に行ってくるぜ。


―――交渉中につきしばらくお待ち下さい―――


…よし、部屋は確保したぜ。
アビリーンを出発してからまだそんなに経ってねえから大して疲れてねえかもしれねえが、
取れる疲れは今のうちに取っておいた方がいいだろう。

>456
「ここがニュートンの町、か……結構活気に溢れてるんだね」
馬車から町の様子を眺めながらルノは喋った
宿屋に着くと荒野での戦いで血塗れになった服を洗濯し
ルノは自分の部屋へと歩いていきながらこう言った
「ふあぁ…。悪いけど寝させて貰うよ…おやすみぃ」
……どうやら洗濯に疲れたらしい。

…みんなに伝えておかなきゃならねえ事がある。

今日をもって俺は幌馬車隊のリーダーを降りようと思う。
俺自身、一人で生きていくのが性に合っている事にあらためて気付いたからだ。
ニュートンから先は、俺は一人で旅を続ける。

最後に、この幌馬車についてだが…希望する者がいれば、その人に譲りたいと思っている。
もちろん俺の物じゃなくなる以上、行き先はどこでも構わねえ。
新たな持ち主の行きたい所に行けばいい。

それじゃ、もうすぐ俺はウィチタに向かって出発するからな。
リィ、ラクウェル、ルノ…お前たちとはここでお別れだ。
お互い命ある限り、またどこかで再会しよう…今までありがとな！

>458
ブロンディ…よく考えての決断だとは思うけれど、ずいぶん急な話ね…
でもあなたが一人で生きていくことを選んだのなら、それはそれでいいと思うわ。
人それぞれ生き方は違うから……

ここから先はブロンディが進むルートとは別の街道からもテキサスに行けるはずだわ。
私は駅馬車でも拾ってその道からテキサスに向かうことにするわ！
ブロンディのせっかくの一人旅を邪魔したくないから…

テキサスに着いたらまた再会するかもしれないけれど、そのときはよろしくね！
ひとまずはここでお別れね…こちらこそ今までありがとう！
……さようなら！

>458
そっか…短い間だったけど
中々楽しかったよ、ブロンディ
急な話で驚いたけど、何時かまた何処かであったら、ね……
さーてまた独り旅かぁ〜。何処に行こうかな

新しい持ち主探すならageた方が良いね

>458
「そうか…了解したよ
　ブロンディ、俺はあんたにすっごい感謝してる
　あんたにメシを恵んでもらった恩は一生忘れないからな
　じゃあな…またどっかで会えたらいいな
　ってもまあ、俺はぶらーっと旅を続けるだけなんだけどな
　とりあえず、どっかで雇ってくれる人探さないとなぁ…」

ﾓﾂｶﾚー

１０００いく前に投げっぱなしジャーマンかましたな。

　

　

　

　

晒しhage

aga

すごいスレだな

だ、め、だ、こ、りゃ、

　　　☆ ﾁﾝ　　　　　ﾏﾁｸﾀﾋﾞﾚﾀ〜
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ﾏﾁｸﾀﾋﾞﾚﾀ〜
　　 　 　 ☆　ﾁﾝ　　〃　 ∧＿∧　　　／￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣
　 　 　 　　ヽ　＿＿_＼（＼・∀・）　＜　新しい幌馬車隊長まだ〜？
　 　 　 　 　 　 ＼＿／⊂　⊂＿ )　　 ＼＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
　 　 　 　 　 ／￣￣￣￣￣￣ ／|
　　　　　　　|￣￣￣￣￣￣￣|　 |
　　　　　　　|　　愛媛みかん　|／

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　V/　∧,,∧ ∬ 　〜（　　x） 　／ 　 　 　 /　　　,一-、(´ー｀)　　/:::::|::::::| (ΦдΦ)／~　　　＼棒＼
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　人 ﾐ ,,,　 ~,,,ﾉ　　.ｎ　　THANK YOU　2ｃｈ　■■-っ ┌───────┐　　＼ （ ﾟДﾟ　）∩゛
( ﾟーﾟ)と..ﾐ,,,/~),ヽ（凸）ﾉ~　　　　　and..　　　　 ´∀｀/.　｜ ●　　　 　 　 ●　| 　　　　ヽ 　　　ノ
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　|Y　　Y　　　　　　　＼　　またどこかで会おうね..　＼.　 └△△△△┘.　|　 J　　|）∧＿∧
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【春風は】 私立白百合女学院【恋の香り】
http://etc3.2ch.net/test/read.cgi/charaneta2/1111044964/

こんな夜更けに、闇と風の中に馬を走らせるのは誰だろう。
　それは父と子だ。父はおびえる子をひしと抱きかかえている。

父　　　「息子よ、なぜ顔を隠すのだ」
子　　　「お父さんにはvipperが見えないの。VIP板に住み、クソスレを立ててる・・・」
父　　　「あれはたなびく霧だ・・・」
魔王　「うはｗｗｗｗｗｗｗｗｗ坊やｗｗｗｗｗｗうぇうぇうぇｗｗｗｗｗｗｗ」
子　　「お父さん、お父さん！きこえないの。vipperがぼくになにかいうよｗ」
父　　「落ち着きなさい、枯葉が風にざわめいているだけだよｗ」
魔王　「いい子ｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗせｄｒｆｔｇｙふじこｌｐ」
子　「お父さんｗｗｗお父さんｗｗｗ見えないの、あの暗いところにクソコテが！」
父　「見えるよｗｗｗｗうぇうぇｗｗｗだが、あれは古いしだれ柳の幹だよｗｗｗｗ」
魔王「ﾃﾗﾜﾛｽｗｗｗｗｗｗｗｗ喪前の美しい姿がたまらんｗｗｗｗｗｗｗｗｗ」
子　「おとうさんｗｗｗｗvipperがぼくをつかまえるｗｗｗｗｗうぇうぇｗｗｗｗ」
父　「お前らテンション高すぎｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗ俺もなｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗ」

　父親は馬を全力で走らせたｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗ笑う子供を両腕に抱えｗｗｗｗ
　やっとの思いで館に着いたｗｗｗｗｗｗｗｗうぇうぇうぇうぇｗｗｗｗｗｗｗ
　腕に抱えられた子はすでに死んでいたｗｗｗｗｗｗｗｗｷﾞｶﾞﾜﾛｽｗｗｗｗｗｗｗｗｗ

シャーロック・ホームズがワトソン博士とキャンプに出かけた。
２人は星空の下、テントを張って眠りについた。
真夜中近く、ホームズがワトソンを起こした。
「ワトソン君、上を見て君の推理を聞かせてくれたまえ」。
ワトソンはちょっと考えてから答えた。「無数の星が見える。」
「そのことから何が分かるね、ワトソン君?」ホームズがまた尋ねた。
ワトソンは答えた。
「宇宙には何百万もの銀河とおそらくは、何十億もの惑星がある。
占星学的に言えば、土星は獅子座にある。
測時法で言えば、今はだいたい三時十五分だ。
神学的には、神は全能で、ぼくたちは小さく取るに足らない存在だ。
気象学的には、たぶん、明日はよい天気だろう。」

ホームズ：「馬鹿。僕たちのテントが盗まれたんだ」

14 名無しさん＠お腹いっぱい。04/08/11 13:58 ID:uSaUbmk4
ソバめし丼

とりあえず焼きそば作る（インスタントでも可）
↓
焼きそばをみじん切り。無心で刻め。ソースをしっかり絡めろ。
↓
あつあつごはんに盛る。盛大に盛る。
↓
玉子をかける。メシの熱で半熟になる。
↓
さらにソースやらマヨやらをかける
↓
（ﾟ�听)ｲﾗﾈ

15 名無しさん＠お腹いっぱい。sage 04/08/11 13:59 ID:uSaUbmk4
（ﾟ�听)ｲﾗﾈてなんだorz
(ﾟдﾟ)ｳﾏｰの間違いです

良スレ

吊るしage

500?

残念

　

＿|￣|○

　

>504
精進したまえ