「♪」
どこかの駅内、そこのベッドが大量にある部屋……。
着替えた私はたまたまその場にあったヌードルに湯を入れた。
「うふーむ…やはりこの3分が何とも北斗も…」
緊張感の無い状況に緊張感の無いギャグを飛ばす。
そう、確かに日本人の発明でヌードルは最高だ…
更にそれを空腹の時、普段なれない場所で取るなら更に格別である…。
そう…ただし…
私の周りにあるこの
い く つ も の 死 体 が 無 け れ ば の 話 だ が
「ったく……まだ出来ないのか…?」
その時、風も無いのにベッドの上の紙束が落ちた。
まるで私達に見てくれと言うように…。
達? 何故複数形なんだ…? まぁいい…。
現実逃避の手助けにはなるだろう…。
私は手に取りながらここまでを思い浮かべてみる…。
名前: 希望(のぞみ)
年齢:16
性別:男
所持品:ノートPC 鉄道雑誌 パズル雑誌 緑草×4
現在地・状況: どこかの駅内にて、FILE「スレのテンプレ」を入手
【激走】スタート
自分の状態: FINE
用語解説
傘社:製薬、食品などを中心に事業を展開する総合企業。
違法な生物実験や兵器開発などを行い、
政治への影響力もきわめて強い。事件の中心にある組織。
ウイルス:感染した生物を急速に変異させる力を持つ。
大体の感染者は俗に言う「ゾンビ」のような状態になるが、
稀により強靭な固体へ進化することもある。
また、ウイルスにより機能を調整された生物兵器も存在する。
真葉市:培尾市の西に位置する。読み方は「まこば」
椎名町:培尾市との境。大規模な総合運動施設があり、
現在は避難所として活用されている。
等訓市:培尾市の北方。読み方は「らくん」。
市郊外の暮伊山(くれいさん)はレベルを問わず登山客に人気がある。
岩城市:培尾市の東から東南にかけて広がる。刑務所が存在する。
狭戸市:培尾市の南側。読み方は「はざと」。湾内に浮かぶ客船改造レストラン
「星輝丸」は夜はライトアップされ、内外ともにデートスポットとして人気。
避難所:汚染、空爆により壊滅した培尾市住民の受入先。周辺の各都市に点在している。
参加者用テンプレート
名前:
年齢:
性別:
所持品:
現在地・状況:
自分の状態:
※項目追加は自由です。
名前K.I.(←イニシャル)
年齢13
性別男
所持品ガバメント×2、フルオートマチック2丁、マグナム2丁
現在地・状況自分でもわからん
自分の状態逃げてる、必死に
7 :
名無しになりきれ:05/01/23 11:54:49
傘社の中で絶対的な権力を握ったデュラン・スペンサー。
狂気の計画を阻止する為か・・・絶対的な権力を奪取する為か・・・
反抗勢力のエージェント達はそれぞれの任務に就く。
各国政府と接触する者、デュラン・Sへの盗聴任務に就く者、ウィルスの研究をする者。
沈みかけた豪華客船で、人を欺き、己を欺き、それでも良心を欺けない者・・・
「全く・・・変装してた時に会った二人に・・・出会うとは・・・な・・・」
生物災害の発生した賠尾市。
所属していた企業からの任務は二つ。
傘社のオフィス内の資料を奪う事、R目標を確保する事。
その時に出会ったシノザキとユダ。
敵・・・いや・・・今は考えまい。
「希望的観測だ・・・利用すれば・・・いい・・・」
所持品:シグP226(8)、弾倉(15×2)、手榴弾2個、無線機、煙草、100円ライター
マグライト、 レザーマンツール(10得ナイフ)、暗視ゴーグル、C4と電気信管。
現在地:狭戸市 星輝丸 3階と4階の階段。
状況:館内放送と報告の為に505号室への移動中。
健康状態:左腕に切創。治療済み。
>前519
案内を頼まれてもなぁ……という言葉はとりあえず心の中に閉まっておく。
俺だってそんなに内部を知ってるわけでもない。一回来ただけの場所の内部構造なんて、詳しく覚えてるやつがいたら尊敬する。
でもまあ……緊張で胃が痛くなり、保健室で受験して落ちたという苦い思い出があるため、保健室なら覚えてるんだけど。
「じゃあとりあえずは保健室に……」
と言いかけたところで、遠くに嫌なものが見えた。元人間×3。
動きは鈍いし、それは別にいい。問題は……
「何で玄関前にのさばってるかな……。」
うえ……さっき犬の頭を蹴り砕いた靴についたものが気になる……。っていうか、俺はもう感覚麻痺してるな。
あれを見ても、ただの見慣れた邪魔者にしか思えない。
「とりあえず窓ガラスを叩き割って、そこから侵入しましょう。
あんなのの相手は好き好んでするものじゃないです。」
とりあえず辺りを見回して、手近な窓に歩み寄る。さてとさっさと中に入って、保健室で村田さんの手当てだ。
嫌な予感のことはもう忘れていた。
名前:羽田 裕一
年齢: 19
性別: 男
所持品: 携帯電話 リュックサック 自作の鎌状武器 果物ナイフ 殺虫剤×3 チャッカマン 軍手 シャーペン×5 コンパス×2 のど飴×2 冷却シート
現在地: 等訓市内 等訓大学内
状況: 窓の前で武器を構えている
自分の身体状況:怪我無し
さっきガバメントで一人倒した。二丁もってても重たくて邪魔になった。
どうしよう。狭戸市の避難所に居るから、欲しい人にはあげるよ。
それと行く途中にショットガン拾ってきたんだけど・・
やっぱり重い。あげるから早く来て。
とりあえずFINE
>前スレ525
目の前に現れた物体に、俺は確かに動揺していた。
今まで見てきたような類のゾンビならば、奇しくももう慣れてしまっているのでこれほどまで動揺しなかったろう。
だが…今俺の眼前にいる「奴」は、明らかにそれとは違う。
本能的なものだろうか。今までとは違い、見ただけでこの命の危険を感じることになろうとは。
「…!」
フライパンを左手に持ち変え、銃を取り出す。弾数などにこだわってはいられない。やらなきゃやられる。
『ダン!ダン!ダン!』
三発。入っていた弾、すべてをぶっ放した。が、奴には何らダメージはない。
「嘘、だろ…?」
やはり所詮素人。当たるはずがないのだ。だがそのことすら信じられない。ただ滴り落ちる汗。
ずっと恐れ続けてきた「死」という概念が、今までで最もリアルに俺の脳裏をよぎる。
奴は少しずつ近づいてくる。だが足が竦んで動くことができない。
頭には別に何も浮かばない。走馬燈って嘘だったのかな──。
>前スレ551
半ば全てを諦めかけたその時、目の前の奴が突然視界から消えた。
何かが猛スピードで横切ったような…そんな気がして、ふと横を見ると、
はね飛ばされた奴と、バイクに乗った川崎さんがいた。
「はは、は…」
どうやらまだ生きていてもいいらしい。いやはや悪運が強いようだな。
「そうだ、エンジンをかけないと…」
よたよたとトラックに乗り込み、すぐに発車できるようにエンジンをかける。
だが、どうやらあの二人がどこかに行ってしまったらしい。
どこに行ったのかはわからないが、俺には心配をする暇すらない。
なぜなら今俺は、遅れてやってきた体の震えを止めている最中なのだから。
「臆病なのは変えようがないか…」
震える手で弾丸を詰め替えながら、一人、そっと呟く。
名前:後藤和也
年齢:17
性別:男
所持品:茶・水・パン・やや凹んだフライパン・トラックの鍵・
P220(弾数10発)・予備マガシン×1・胸ポケットに銃弾一発・無線機
現在地・状況:岩城市路上、トラック内
自分の状態:異常なし
最後まで一応目を通し、パタリとファイルを閉じた。自身がいったい何をされていたのかやっと理解できた。
「俺は実験動物だったわけ、か……」
可笑しくもないのに笑いがこみ上げる。胸は心が押し潰されてしまうほどの恐怖が渦巻いていた。
いや、可笑しくもないというのは間違いだったな……。
恐怖で抑えられているはずが、堪えきれない笑いの衝動が喉を突き上げてあふれ出す。
「ふ、ふふ……ははは…はははははは!」
ほら、こんなに可笑しい。何も知らずに人じゃないものへと変化していた、自分の滑稽さ。傑作だ。
「は、はははは……そう、傑作じゃないか……!こんなに馬鹿な男、笑い話にもなりゃしない!」
よく考えたら、毎日三食欠かさなかったというのにほとんど排泄しなかったこと自体異常だったのだ。
何故?ウイルスが身体をフル活動させ、人以外の生物に俺を作り替えていたからに決まってる。
栄養は全てウイルスの活動源になったのだから……
一通り笑い終えると、今度は身を焦がすかのような怒りが湧きあがる。
どうすればいい?この怒りとやるせなさはどこにぶつければいい?それも決まってる。
「……復讐してやる!俺をおもちゃにした奴らを、一人たりとも残さず血祭りにしてやる!」
炎の様な怒りは、氷の様な殺意と憎悪に変化した。そう、刻一刻と変化する自らの身体のように。
名前:坂口 義人
年齢: 24
性別: 男
所持品: 食糧がつまったデイパック
現在地: 椎名町 傘社所有支社ビル三階
状況: 資料室にて休息中
前スレ>553
空子の熱は一向に下がる気配がなく、全身から滝のような汗が流れ始めた。
全身の代謝機能が異常に活発化しているのだ。
宿主の遺伝子情報を永久に書き換え続ける悪魔の発明Gウイルス。それがもたらすものは、
終わりの無い成長と変異である。
彼女が持ち出した薬によって抑えられていたその活動が、今再開されようとしていた。
ワ・・たし・・・が自分・・・で・・んだ結果ダ・・・悔や・・・しナい。
血が出るほどに奥歯を噛み締め、掻き消えてしまいそうな自我に理性の火を灯す。
ぜっ・・・耐え・・テ、・・こん・・・・・・・なイ!!
それは、僅か11歳の少女には荷が重い地獄の苦しみであった。
名前:天城 空子 年齢:11歳 性別:女
所持品:お守り、巾着袋、手錠
現在地・状況:等訓市駅前通り、薫の腕の中で昏睡状態
状態:昏睡状態?
前スレ>549
俺がクソ重たい男を運んでいると、後ろのシノザキから
>「…思ったんだが、そいつは俺が背負った方がよさそうだ。
何かあった場合、あんたの得物の方が使いやすいだろうし」
なんて声がかかったから遠慮なく躊躇なくまったくの後悔なく、男をシノザキに渡した。
まあ、そっちが言ったんであって俺が強要したわけではない、まあ、せいぜい頑張ってくれ。
男を背負ったシノザキの顔が一瞬後悔に歪んだのを俺は見逃さなかった。
その顔を見て、思わず吹き出しそうになるのを必死に堪える。
・・・にしても、シノザキから渡されたバック見て、俺はつくづく思う・・・まったく、たいしたもんだ。
シノザキの説明だとこの中に入っている手榴弾は彼のお手製らしい。
・・・ん?これは・・・なんだ?
バックの中、他の装備品とは不釣合いな白いコンビニ袋・・・。
振ってみるとコンビニ袋の中身はカサカサと乾いた音をたてる。
・・・・・・・・・骨?
俺は首を捻り、骨(と思われる物)の入ったコンビニ袋を見せながら、後ろで男を背負っているシノザキに声をかけた。
「おい、これはアレか?骨だよな?なにか意味のある物なのか?」
所持品:ベレッタM92F(残弾2)+マガジン4つ+サバイバルナイフ+投げナイフ(3本)
携帯小型無線機(壊)+身分証+信号弾(5)+ワクチン(7回分)+グロッグ19(残弾7)+無線機 +シノザキのバック
現在地:狭戸市 星輝丸内 廊下
状況:腕に傷、治療済み。身体の各所に打ち身や擦り傷、行動するのに支障は無し。移動中
>前スレ549
甲板に移動する二人の後姿を確認し、ドアを閉める。
結局、シノザキが背負う事になったらしい。
ジェイクは酷く重い。
身長は170を下回り、痩せ型のオホートニクに比べればその差は語るまでも無い。
二人の背中を見送りながらシグのマガジンを交換する。
(・・・さて・・・こっちも・・・移動する・・・か)
二人に背を向け、階段に一歩踏み出す。
鈍い痛みと、心細さを締め出し次の仕事に向う。
所持品:シグP226(8)、弾倉(15×2)、手榴弾2個、無線機、煙草、100円ライター
マグライト、 レザーマンツール(10得ナイフ)、暗視ゴーグル、C4と電気信管。
現在地:狭戸市 星輝丸 3階と4階の階段。
状況:館内放送と報告の為に505号室への移動中。
健康状態:左腕に切創。治療済み。
等君大学付近・公園
公園には何人もの武装隊員がうろつき、何両もの車両が停まっている。
「中隊長殿!あの建物が目的地の等君大学であります」
一人の隊員が敬礼をしながら中隊長に言う。
中隊長は首から提げていた双眼鏡を覗き込んだ。
その向こうに見えるのは闇に沈んだ大学の建物。
「目標Xはあの建物の中か・・・・」
呟いた後、双眼鏡を下ろし、科学者達の方を見る。
「皆さんは車内に残っていてください。ここは危険です。
警備に何人か隊員を残しますから、指示があるまで絶対に動かないように」
そういって中隊長は科学者達から離れ、隊員に指示を与える。
中隊長の指示を受け、ほとんどの隊員と車両は大学へと向かった。
「馬鹿な…!!本当なのか?!」
スポーツセンター内にて待機していた同志達。
彼等の救助に向った挟戸市部隊からの連絡が途絶えた。
隊長が握り締める無線機が、力の余り音を立てる。
挟戸市には部隊を壊滅させる程の強力な敵は存在しない筈。
「一体…誰の仕業なんだ?!反デュラン派のエージェントか?!」
その直後、再び無線が息を吹き返す。
傘社からの通信であった。隊員の一人が素早くそれを掴み取る。
『傘社だ。挟戸市の件は君達も知っているだろう』
「ああ、彼等からの連絡が完全に途絶えた。恐らく壊滅…」
『ああ、だが挟戸市の部隊は既に椎名町に着いていた』
「そうなのか?!では何故通信を?!と、とにかく仲間の処置を頼む!」
『いいや、彼等は壊滅している。恐らく椎名町に到着した彼等は
無事にセンター内まで侵入しただろう。だが感染していた君等の仲間に一人残らず・・・』
「それは…どういう事なんだ?」
『君達の仲間も、ゾンビの仲間入りを果しただろうということだ』
「・・・つまり間に合わなかったと?」
『その通りだ。君達も助かりたくば任務を遂行しろ』
言い返そうと顔を近づける隊員の肩を、隊長が静かに叩く。
確かにこれ以上は無駄な口論だ。しかしもしあの時に
傘社が救援ヘリを出動させていれば助かったかも知れない命である。
当然、煮え切らない思いがある。
「・・・諦めるしかない。いくぞ、車を降りるんだ」
「ですが隊長!明らかにこれは傘社のミスです!!」
「そうだとしても、我々が楯突いて良い相手ではない」
「しかし・・・」
「今は任務のみを考えるべきだ・・・車を降りろ」
ケースを片手に5人が一斉に外のアスファルトを踏み揃える。
眼前に迫るのは重みを放ち、佇む、等訓大学であった。
装備:対B,O,W専用スナイパーライフル・ジュラルミンケース
場所:等訓大学周辺
状況:等訓大学へ到着。隊員5名生存。
助手席の子どもの寝息が聞える。
本当に相当疲れてたみたいね。
後ろの席の、犬と猫も寄り添って寝ている。なんだか微笑ましい。
そう…こんな事態じゃなきゃ、もっとこの様子を楽しめたかもしれないのに。
けど、こんな事になってるのに、国はどうして動かないんだろう?
前の事件の時は自衛隊とか警察の姿を見たのに、
今回は傘社の私兵とやらいう人だけ。しかもたった一人…
…おかしい。
ラジオでこの事について何か言ってないかしら?
片手をハンドルから離し、カーラジオを弄る。
ノイズの音の向こうに聞えてくるであろう音声を願って
あたしは等訓市へ通じる道へとあてもなく車を走らせた。
名前:山田あすか
年齢: 24
性別: 女
所持品: メス 空の注射器(4本)
現在地・状況:椎名町から等訓市へ向けて車で移動中
自分の状態:健康(ただし、瞳の色が変化)
来ない・・・・・・なんでだ?
前スレ>551
命の危機。今まで平然と暮らしていた生活が全くの虚像に見えるほど、その状況は特異なものだった。
逃げている途中、後ろから数発の銃声が響いた。ドキっとしながらも後ろを向くと、小さく川崎の姿が見える。
「(そっか…助かったんだ。)」安堵の表情を浮かべると、息荒く川崎の元へ走りよる。
今すぐにでもお礼の言葉を言いたかったが、状況はなんら変わってはいなかった。
後方に見えるトラックの更に奥には無数の犬の姿(前スレ>512)が確認できる。まだ完全に危機は去っていない。
犬がこちらに向かって走り出したと同時に我々3人もトラックに向かって走る。
正直今すぐ休みたかったが、そうも言っていられない。荒い息をどうにか抑えながら賢明に走る。
犬との競争の始まりだ。
名前:佐々木 真彌(マヤ) ♀
年齢:19
所持品:S&W M649(5発)
現在地・状況:岩城市・路上
状態:空腹・疲労
>8
「保健室か・・・・」
ちょうどいい、薬局よりも道具が揃っているだろうから治療も出来るだろう。
痛み止めもあればいい。さっきから頭痛が酷くなってきている。
ふと彼が歩くのを止める。双眼鏡で玄関前を見てからその理由が分かった。
人間だったであろうと思われる奴らがうろついていた。
「窓から入ろう」という彼の案内に従って、一番手近な窓まで近付く。
「少し下がっていてくれ。破片が当たるかも知れん」
俺は周囲に何もいないことを確認し、警棒で窓を叩き割った。
先に中に入り、周囲の安全を確かめる。
「大丈夫だ、ここに奴らはいない。さあ、あんたも早く中に入れ」
名前:村田洋一
年齢:39
性別:男
所持品:警棒、無線、拳銃(5発装弾、予備10発)散弾銃の弾18発、双眼鏡
現在地・状況:等訓市 等訓大学
(全身に打撲、切り傷などの怪我、頭痛症状)
505号室の中は荒れ果てていた。
壊れたデスクトップ、血に濡れた床、割れたアンプル。
(・・・通信関連も・・・全滅・・・か・・・)
悪くないオフィスだったが、国家レベルの非常事態のど真ん中だ。
床に落ちた血塗れのモニターを跨ぎ、赤い光が漏れる船内管理室に足を進める。
2階の廊下を歩くシノザキとユダを監視カメラが捕えていた。
>14
無線機を引っ張り出し、ユダの周波数に合わせる。
「あー、聞えますか?監視カメラでお二人の姿を確認しました。現在地は2階の廊下ですね。これから放送をかけますが、
ヘリが到着するまでの時間を教えてくだ・・・待って!」
視界の隅に何か違和感を感じた。
1階の甲板入り口周辺の監視カメラで何かが蠢いている。
テラテラと滑る皮膚は毒々しいまでの紅色をした何かが・・・
肥大化した頭部は巨大なタコのそれであり・・・そして四肢を供えた化け物だ。
バランスが悪いのか、時折、壁に頭をぶつけ、よろめき歩く。
ゾンビがその化け物に襲い掛かる。
が、タコの特徴を備えた頭から伸びた触手がゾンビの体に素早く巻きつき、締め上げ、四肢を切断した。
床にうずくまり、流れる血に頭部を・・・タコのそれを押し付ける。
「・・・気をつけて下さい。タコの頭をした化け物が待ち伏せしている。触手でゾンビを一瞬でバラバラにしました。」
所持品:シグP226(8)、弾倉(15×2)、手榴弾2個、無線機、煙草、100円ライター
マグライト、 レザーマンツール(10得ナイフ)、暗視ゴーグル、C4と電気信管。
現在地:狭戸市 星輝丸 505号室
状況:監視カメラでタコ頭の化け物を発見。無線機でユダに警告する。
健康状態:左腕に切創。治療済み。
前スレ>540、>551
女性に引かれるまま、トラックとは別の方向に走る。
(・・追いつかれてしまう。)
もう駄目かもしれないと思った時、
乾いた音が響いた。
「え・・・?」
振り返ると異形が崩れ落ちていた。
女性が銃を持った男性のもとへと走っていく。
取り残されまいと必死に追いかけた・・・が・・・。
もはや犬とは形容しがたい生物がこちらに向かって来るのが見えた。
放心している暇は無い。
促されるままトラックの方へと走り出すが、女性(>20)の疲労が見て取れた。
「トラックまでもう少しですから・・・。」
息を上げながら彼女の手をしっかりと握って足を早める。
男性の腕の血も気になる。
(怪我をしたのなら手当てをしなければ・・・。)
名前: 大沢 彩 (洗礼名 マリア)
年齢:21
性別: 女
所持品: 聖書 ロザリオ
現在地・状況: 岩城市路上
自分の状態:健康
「はあ・・・・」
思わずため息をついた。
なぜなら誰も来ない。
暗いし・・・・
ハア。
とりあえず避難所を出てみると・・
奴等がウジャウジャいた。
星輝丸まで必死に走って逃げた。
甲板にはタコが居た。ヤバイ。
逃げられなさそうだ・・・・・
逃げられなさそうでも逃げてやる!
僕はタコにガバメントを放った。
>21
そこには『奴ら=化け物』こそいなかったが、
よく見ると辺りには、何かで頭をつぶされた死体がいくつも転がっている。
とりあえず動き出すことはなさそうだが…
>14>22
(くそー、重てぇ。…随分楽しそうだな。いっそ声上げて笑えっつーの。
まぁ持ち上げちまえば後は楽だが…っと)
背中に負った男を大きくゆすり上げ位置を直し、歩き出した。
少し歩いたところでバッグの中身を検めていたユダに声をかけられる。
>「おい、これはアレか?骨だよな?なにか意味のある物なのか?」
「意味無く骨なんか持ち歩く奴がいるかよ。…非常食だ」
まさか信じるはずは無いと思っての発言だが、やはり全く信じた様子が無く、安心する。
「…まぁ、ちょっとしたいきさつがあってな。俺が殺した」
ほんの数秒間、沈黙が落ち、足音だけが辺りに響く。
スピーカー越しのざらついた声が、その状況を破った。
鈴木からの通信だ。先に待ちうける者がいるらしい。
「ま、ばれてる待ち伏せに意味は無いだろ。頼むぜ」
背負った男をゆすり上げながらユダに声をかけた。
所持品:フィルム
現在地:狭戸市 星輝丸 2階廊下
あれはどれ程の前の事だろう…数十分前? 数時間前?
時間はそれほど重要では無い…
私は走っていた…走りながら思う…。
神様…? イエス様か仏陀か、それともどれにも当たらないニュートンの
言う、地球の自転を始めさせた創造主かは分からんが…。
確かに私はテレビの芸能人を見てあんたに私もこんな風に追い掛け回されたいと
思った…もてたいと思った…? だがな…しかしな…?
「はぁ…はぁ……どこまで……追って…くる…!!」
こんな形でかなえるなよ…!!
いるかどうかも分からない何かに私は悪態を付く。
いつどこから、どんな理由で見つかったかはもはや忘却している…。
ただ重要なのは私が数十近い化け物にしつこく追い掛け回されているという事だ。
私は走った…走った…走り…
「ななっ!?」
私が辿り着いた所はふくろこじだった。
後を振り返れば化け物…前右左には扉も窓も無い高い壁…
終わりか…!! 私は化け物に体を向けたまま壁に張り付く。
現在地・状況:回想中 化け物に追い掛け回され追い詰められる
>18
突然横から象ゾンビの体当たりを受けて車ごとひっくり返る。
>13
おいおいおいおい、やばいんやないかこれは?
熱は上がる一方やし、汗もだくだく流れとる。
ウチは近くの文房具屋からガムテープとビニール袋、ナイロンの紐を持ち出して
バイクに駆け寄る。
燃料タンクの穴をビニール袋とガムテで塞いで、ナイロンの紐で空子の体を背中に
にガッチリ固定する。
おぶっとるような格好やね。
さて、どこに向かったらええのんか・・・病院か薬局かな・・・・ん?
空子が持っとった巾着の半開きになっとった口から、何かががポロっと落ちたような?
・・・中を覗くと薬が仰山や。何かの持病なんか? そんな話しは親御さんからもまったく聞いて
へんのやが・・・
ええい、薬が間に合うとるんやったら、とにかく休める場所に行かな!
ウチはバイクを発進させて、とりあえず落ち着ける場所に向かったんや。
名前:四天王院 薫 年齢:25歳 性別:女 185cm 78kg
所持品:メタルロッドx2、手榴弾x3、戦斧、傘製ライダースーツ、GSX-1400
現在地・状況:等訓市駅前、空子を背負い、バイクで当てもなく彷徨う
タコ頭はぶつ切りになった四肢をまとめて巨大な口の中へと押し込む。
血だけでは物足りないらしい。
大した食欲だ。
押し込まれた手足で頭部が変形する。人の体を備えているが構造は全く違うらしい。
「・・・足喰い・・・してたのか・・・」
短い触手が何本か生えてきたのが解像度の低いモニター越しにも解かった。
重い銃声と共にタコ頭がバランスを崩す。
そのまま倒れるかと思ったが、吸盤付きの触手を壁や天井に張り付かせバランスを取った。
「・・・壁を・・・引き剥がした・・・」
鉄の盾を装備した化け物の出来上がりだった。
>22、26
「今、発砲しましたか?」
ユダはまだ2階だという。
「・・・誰か甲板の上にいる。放送で逃げるように説明します。
勝ち目が無かったら彼方達も逃げてください。」
誰かが監視カメラの死角から発砲したらしい。
姿は・・・確認できない。
>24
「おい!あんた!今、甲板の上で銃を撃ったあんただ!どこから来た?!」
スピーカ越しに割れた声が響く。
「避難所か?!避難所から来たのか?!取り合えず逃げるんだ!」
どこが一番安全だろうか?
「隠れるスペースが
ttp://etc3.2ch.net/test/read.cgi/charaneta2/1106154181/にある!
一旦そこに行け!俺も後で良く!」
所持品:シグP226(15)、弾倉(15×1、8×1、)、手榴弾2個、無線機、煙草、100円ライター
マグライト、 レザーマンツール(10得ナイフ)、暗視ゴーグル、C4と電気信管。
現在地:狭戸市 星輝丸 505号室
状況:甲板で銃を撃った>24に落ち合う場所を連絡する。
健康状態:左腕に切創。治療済み。
「わかったー!!」
僕は逃げた。
化け物達は手をこちらに差し伸べながらじょじょに距離を詰めてくる…。
私は壁に全身を強く張り付ける。
…………ん?
その時、壁に金網が張られている箇所が、右足の部分にある事に気付いた。
金網は真っ暗だが確かに向こうへと続いており、人一人は入れそうだった。
そうだ…! ここを通ればこの危機からも…。 だがどこに続くか…
ウォォォ─── アァァァァァ…
「!!!」 化け物の声で我に返る。
「どっち道…このままあいつ等の夕飯になるよりは…」
私は壁に向き直り、金網を壊すために蹴りを加える。
状況:回想中 通風孔らしき所を通る為、塞いでいる金網を外しにかかる
>28
等訓市に入ってしばらくした頃だろうか…。
突然、横に何かが当たり車体が大きく揺れる。
「きゃあぁああぁぁぁあ!!」
咄嗟にハンドルをきったが、虚しく車は横転してしまった。
「……ッ」
頭がくらくらする。一体どうしたっていうの?
そういえばあの子は…?
助手席の子どもの様子は変わりないものだった。
目立った外傷は無い。呼吸も脈も正じょ…
「うっそ…。」
車を倒した原因を見て、あたしは頭の中が真っ白になった。
……象?
「マジヤバイッて!」
車から子どもを抱えて何とか逃げる。
動物は横転した際に開いたドアから先に逃げてたみたい。
「ちょっとぉ!何でこんな緊急事態なのに寝てられんのよ!!」
子どもを担ぎながら、再び自分の足で逃げる。
後ろでは象さんが車を潰す音が聞えた。
「…これでキリンさんとか出てきたら泣くわよ…あたし。」
遠くからバイクのエンジンらしき音(>29)が聞える…。
流石にゾンビがバイク乗ってるわけ…ないわよね?
もしかしたら、救助の人かもしれない。他の生存者かもしれない。
最悪、傘社のあんまりよろしくない人たちだったら…
まぁ、何とかなるわね。
名前:山田あすか
年齢: 24
性別: 女
所持品: メス 空の注射器(4本)
現在地・状況:等訓市駅前近くの路上。象ゾンビから逃げようと子ども(正虎)を担いで全力疾走中
自分の状態:健康(ただし、瞳の色が変化)
>26
>「…まぁ、ちょっとしたいきさつがあってな。俺が殺した」
俺が殺した・・・?
なんで殺したやつの骨なんかをいちいちこの地獄のような場所まで持ってくるんだ?
そんなのはどっかにばら撒くなり何なりすればいいだろう・・・。
ん〜、ダメだな・・・理解できん。
俺がそこまで考えたとき、雑音に混じった鈴木の声が聞こえた。
>22 30
>「・・・気をつけて下さい。タコの頭をした化け物が待ち伏せしている。
触手でゾンビを一瞬でバラバラにしました。」
タコ頭・・・?
タコじゃなくて?
これはまた、微妙に笑える化け物が出てきたようだ・・・。
海上テーマパーク星輝丸、本日最後を飾るイベントはタコ頭の化け物の襲撃で〜す、ってか?
笑える・・・もはやジョークだ、面白すぎ・・・・。
そんなふざけた事を考えていると再び鈴木から連絡が入る
どうやらタコ頭の化け物に銃を発砲したやつがいたそうだ・・・。
勇気があるというか無謀というか・・・・、ま、殺されなかっただけもうけもんだろう。
>26
>「ま、ばれてる待ち伏せに意味は無いだろ。頼むぜ」
後ろからシノザキのお気楽な声が聞こえる。
「ま、たしかにそーだわな」
俺は答えると腰に挿してあったグロッグ19をシノザキに渡す。
「残弾は7、そんな状態じゃあすばやい身動きは取れなくて危ないだろうが・・・。
こっちもいつでもそっちに手を回せるわけじゃない、危なくなったら出来るだけ自分の身体は自分で守れ」
言いながら俺もホルスターからベレッタを抜き、クルクル回して呟く。
「さてさて、タコ退治に行くとしますか・・・上手くいけば、今夜のご飯はタコ(の頭)の丸焼きだ」
もちろん、後半の台詞はジョークだが・・・。
所持品:ベレッタM92F(残弾2)+マガジン4つ+サバイバルナイフ+投げナイフ(3本)
携帯小型無線機(壊)+身分証+信号弾(5)+ワクチン(7回分)+無線機 +シノザキのバック
現在地:狭戸市 星輝丸内 廊下
状況:腕に傷、治療済み。身体の各所に打ち身や擦り傷、行動するのに支障は無し。移動中
憎しみと殺意で占められた頭の隅にふと違和感を感じた。
……右腕の痛みが消えている。視線を噛まれた傷に落とす。目を疑った。
傷はふさがっている。まあそれはいい。ウイルスにより新陳代謝が活発化しているという記述もあった。
だがなぜ、治癒した傷が黒く変色しているのか?考える。考える。考える。
……どうやらついに体そのものが変化し始めたということだろう、きっと。となると時間は少ない。
目的を達するためにすべきことは何か?
とりあえず知るべきことは、今の自分はどの程度の能力があるのかということだろう。
己を知り、相手を知れば百戦危うからずともいう。自分の能力を把握するのは大切なことだ。
それにレポートから読みとったところ、B.O.W.とやらをここでも何匹か管理していたらしい。
なら銃の一つや二つあってもおかしくない。素人の自分が使っても効果などしれたものだがないよりはマシ……
いや暴発したらまずいから、ない方がいいかも。
殺意は目標へ確実に辿り着くための方法を冷静に示してくれる。
とりあえずは傘の人間を探すことからだが、とりあえず移動する足を手に入れるべき。
自分の力はゆっくり確かめていけばいい。とりあえずは社員のロッカールームに行けば、車の鍵くらい保管してあるはずだ。
ロッカールームは確か二階と一階にあった。まずはそこを目指そう。
名前:坂口 義人
年齢: 24
性別: 男
所持品: 食糧がつまったデイパック
現在地: 椎名町 傘社所有支社ビル三階
状況:資料室から出て階段へ向かう
>21>25
村田さんに続いて大学の中へと滑り込む。あたりに見えるのは……頭が潰れた死体だった。
頭が潰れていれば動かないよな。ちょっと安心。だけど吐きそう……。
軍人さんが入ってくるのを待ちながら、なんとか嘔吐感を耐えていると妙なことに気がついた。
頭が潰れている以外にも、爪で裂かれたり噛みつかれたりしたような痕がある。ふと考え、口から言葉が紡ぎ出された。
「そういえば、等訓市には動物園ありましたよね。まさか犬みたいに元動物…に……」
深く考えずに紡いだ言葉に恐怖した。犬を相手にしたときでさえ、一歩間違えば食われていた。
あれがもし、ライオンや熊だったら……今俺はここにはいない。拳銃では力不足も甚だしいだろう。
小さな物音が聞こえた気がして後ろを振り返る。したとしたら曲がり角の向こうだ。かなり近い。
反射的に武器を構える。曲がり角の向こう側から現れたのは……何と言えばいいのだろう?
目がない、口はある、腕には長い爪が血に濡れて伸びている。
そして、脳が剥き出しになったかのような、異形だった。
名前:羽田 裕一
年齢: 19
性別: 男
所持品: 携帯電話 リュックサック 自作の鎌状武器 果物ナイフ 殺虫剤×3 チャッカマン 軍手 シャーペン×5 コンパス×2 のど飴×2 冷却シート
現在地: 等訓市内 等訓大学内
状況: リッカーに遭遇
自分の身体状況:怪我無し
>33
揺さぶられて、というよりは轟音と衝撃で目が覚めた。
薄目を開けると看護婦さんの胸元が見える。また抱きかかえられているらしい。
薫先生にはかなわないけど、中々グラマーだな〜・・・眠いし、もうしばらくこのままでも・・・
いいわけないじゃないか!
視線を移せば、逆さになった車を踏みつけている象が一頭、パオォ〜〜ンなんて言っちゃってるし・・・
象までゾンビになっちゃうのか。こんなのどうすればいいんだよ!?
ん、そうか。
「離して! 自分で走るから!」
そう言って看護婦さんの腕から抜け出し、僕はポケットからライターを取り出す。
後ろの座席に置きっ放しだったリュックの中身は諦めよう。どのみち僕らには機関銃なんか
使えないだろうし。
象の足元の車、それからこっちに流れてきているガソリンの小川にライターの火を近づける。
「走って! 爆発するよ!!」
車と象から背を向けて、一目散に僕らは走る。
「うわああぁぁぁぁぁ!! おっかないよぉぉ〜〜〜〜っ!!!」
爆音と象の雄たけび、爆風で盛大に転んだ僕にはそれだけしかわからなかった。
スペクタクルは映画の中だけでたくさんだ!
名前:高坂 正虎(こうさか まさとら)
年齢:11歳
性別:男
所持品:ライター、大型ハンマー
現在地・状況:等訓市駅前近くの道路、爆風で人生初の浮遊体験の後に転倒する。
状態:体の各所に軽い打撲と擦り傷、疲労している。
回想中だったが突然の轟音に続く轟音に現実に引き戻される。
その拍子に手に持っていたパズル雑誌が落ちてしまった。
あのFILEを読み終えたので変わりに暇を潰していたのだ。
「何なんださっきから…?」
象の雄たけびやら爆発音やら…外で何か起こっているのか…?
とりあえず…しばらくしたら外に出た方がよさそうだな…。
嫌な予感がするが…そして私は再び回想を開始する…
確か…そう、化け物から逃れようと金網を蹴る所だったな…。
ガシ! ガシ! ガシ! …
何度も何度も金網を置くに蹴る。だがさびているのに中々壊れない…。
「頼む…開いてくれ…」
後からはもう化け物達が寸前まで来ている。
「うう…うぬ!!!」
渾身の力を込めて最後に一発を放つ。 これで開いてくれなかったら…。
もう次に蹴る前に化け物につかまれ…DEAD ENDだ…
ガシャン!
よし! 開いた! だが喜んでいる暇は無い…。
緊張と異常なまでに立ち込める腐臭の圧迫感から
隊員達の士気は大きく上がっていた。あるいは仲間の死から
自らの生に対する執着心からのものなのであろうか。
いずれにせよ我々の作戦に、闘争心は多少なりとも必要だ。
無線機を手に、我々は等訓大学内へと忍び込む。押し寄せる異臭。
「傘社か、先程等訓市部隊と合流。全員で10名だ」
『了解、『肉塊』奪回には充分な人数だな』
「ああ、それと科学者を奪っていった自衛隊のことだが・・・」
『どうした?見当たらないのか?』
「車だけは発見出来たんだが中は完全に無人状態だった」
『・・・科学者も大学内に入っているとは考えにくいが』
確かに、無数の生物兵器蠢く屋内にいては危険は大きく増す。
自衛隊の連中が科学者を連れて行くとは考えにくい。
だが車の周りには護衛がおらず、死体もない。
やはり科学者達は大学内で生存しているのか?
「自衛隊もそれなりの人数だった。科学者を守る道を選ぶ筈だ」
『車をB,O,Wに襲撃されたにしても死体が無かった説明がつかないか』
「ああ、やはり科学者達は大学内に…」
『いや、自衛隊がそれを許す筈は無い。彼等と科学者では思惑が違うのかも知れん』
「・・・とにかく時間がない。これより『特殊兵器肉塊奪回作戦』を開始する」
装備:対B,O,W専用スナイパーライフル・ジュラルミンケース・無線機
場所:等訓大学1階・裏出入り口
状況:等訓大学へ侵入。隊員10名生存。
タコから逃げて、
後方甲板に来た。
「ふう。」
とりあえずあの声の主を待つ事にした。
装備:ガバメント一丁・武器入りバッグ
場所:星輝丸後方甲板
状態:FINE
監視カメラを確認する。
前部甲板、後部甲板共にタコ頭以外の姿は見えない。
『あー、船内の生存者の皆さん。後部甲板に向ってください。救助ヘリが来ます。
繰り返します。生存者の皆さんは後部甲板に向って下さい。前部甲板には化け物がいます。
気をつけて移動して下さい。』
>34
無線機で再びユダに連絡を取る。
「・・・ヘリを今すぐ呼んでくれますか?さっきの放送で後部甲板に生き残りが
移動を始めると思います。」
廊下の隅にある非常階段へと向う。ここなら後部甲板に降りられるはずだ。
「・・・勘弁・・・してくれ・・・」
死にたく無いが・・・時間が惜しい。
折れ曲がったパイプのオブジェにしがみ付き、ゆっくりと体重を預ける。
下を見ながらゆっくり、ゆっくり降りる。
2階と3階の間に差し掛かった頃、何かが軋む音が聞えた。
「・・・そろそろ・・・限界・・・か・・・大体・・・柄じゃ・・・無いんだ・・・」
非常階段の付け根を固定するビスが外れ始める。
後、1フロア分。それが限界だった。
・・・っ!
勢いを殺す為に着地と同時に後転する。
ほぼ同時にオブジェが悲鳴を上げ、崩れ落ちた。
(・・・生きてる・・・なんとか・・・生きてる・・・)
痛む背中を摩りながら、ヨロヨロと歩き出す。
バッグを肩に掛け、拳銃を持って座り込む>40の姿だけが後部甲板にあった。
「・・・おい、名前と年齢は?くそ・・・まだ子供じゃないか・・・」
所持品:シグP226(15)、弾倉(15×1、8×1、)、手榴弾2個、無線機、煙草、100円ライター
マグライト、 レザーマンツール(10得ナイフ)、暗視ゴーグル、C4と電気信管。
現在地:狭戸市 星輝丸 後部甲板
状況:甲板で>40の姿を発見する。
健康状態:左腕に切創(治療済み)。背中に打ち身。
>41
・・化物・・勘弁してくれ・・
・・まあ、行くしかないかな・・
とりあえずゾンビを斬首系に処しながら進行。
所持品: 即席の長巻・ブリーフケース(ノートPC・充電器・LANケーブル+電話回線用ケーブル+無線LANカード・4本包丁)
現在地・状況: 狭戸市 港内 星輝丸 船倉への廊下//後部甲板へ移動開始
自分の状態: 左腕を擦りむいた@治療
HDData:培尾関係スレのdat最新版+巻き込まれたスレ ノートPC:無線LANカード装備、スタンバイ
>36
その後ろからさらに数匹のリッカーが姿を現す。
36の声が聞こえた方にゆっくりと歩いてくる。
私は身をかがめて穴に入っていく…。 穴に半身が入った所で足首を捕まれるが
素早く靴下を脱ぎトカゲの尻尾のごとく逃れた。
ズリ…ズリ…ズリ… ゴン!
いて! せまい通路の中、私はホフクで進む途中、何度も頭をぶつける。
……暗い…暗すぎる…。 段々と不安になってきた…。
なにぶん文字通り視界0の中手探りで進むしかない以上、自分がどこにいるのか、
どこに行けばいいのか、どこから入ってきたかなど分かるはずも無い…。
後からは化け物は追ってきてないようだな…。
遠くで光が見えた。 出口だ! 私は出口を発見したのだ!!
ボロボロになった体に鞭打ち、光の方向へと這いずる。
そして光が目の前にせまり、手を差し伸べた……脱出成功……え?
床が…床がないいいい〜〜本日二度目のフリーフォールかよぉぉぉ
「どっぺれぱ!!」 私の顔面に青い椅子…ベンチの衝撃が顔に来た。
顔面から派手に着地した私は、そのまま顔面を軸に背中が地面に叩き付けられた。
いててててて……ここは…? 地下鉄か?
鼻を押さえながら、私の目の前にはいくつもの線路があった…。
>43
後ろからも何体か現れてこちらにゆっくりと近づいてくる異形。
ヤバい。ヤバいヤバいヤバい。一体なら接近して仕留めることもできたかもしれないが、数匹となると無理がある。
近いとはいえまだ距離はあるが、いつこちらに疾走してくることやら。
落ち着いて考えよう。とりあえず見た目には目があるとは思えない。
ということは蛇のように熱を感知しているか、はたまた音を感知しているかだ。
……よし、これを思いついてよかった。迎え撃つ策はある。
「すいません村田さん。今から転がす物が奴らの近くに行ったら狙撃してもらえますか?」
そうささやいて俺は極力音をたてずに殺虫剤を一缶取り出して転がした。
銃弾の着弾とともに発火性の物質に火がつき、奴らを覆ってくれることだろう。
火に包まれれば熱感知は不可能、音を感知しているにしても火につつまれれば怯むに違いない。
生物ならば普通はそうなる。そこをついて奴らの脳天を一撃で潰す。全てを仕留められずとも数は減らせる。
かなり素早いにしろ、かわせるとは思えない。
まあ万全をつくすなら米兵さんのライフルで狙うべきなのだろうが、そうなると奴らに通用しなかった場合の制圧射撃が不可能となる。
さて、吉と出るか凶と出るか……。
名前:羽田 裕一
年齢: 19
性別: 男
所持品: 携帯電話 リュックサック 自作の鎌状武器 果物ナイフ 殺虫剤×2 チャッカマン 軍手 シャーペン×5 コンパス×2 のど飴×2 冷却シート
現在地: 等訓市内 等訓大学内
状況: リッカーの群に向けて殺虫剤を転がす
自分の身体状況:怪我無し
>25
暗い足元をよく見れば足元に6人程度の死体が転がっている。
首から下はほとんど無事だが、頭部はつぶれて原型をとどめていない。
「ここには何がいるんだ・・・・?」
>36,>45
あのフリーターに続いて米兵も校内に続いて入ってくる。
「動物園?ああ、この街には確かにそんなものもあったな。
だが、ここからは十分離れている。心配する必要は・・・・・」
心配する必要は無い、と言おうとした。だが、彼の目線の先には「何か」がいる。
以前に図鑑で見た魚を思い出す。暗い深海で生活し、眼が退化した奴だ。
そいつも眼が無い。という事は聴力が何かが極端にいいのだろう。
フリーターが小声で「転がしたものを撃て」という。
「ああ、分かった。兵隊さんは援護を頼む」
小声でそう言うと、俺は転がされた缶に照準を合わせる。
缶はしばらく転がり、奴らの前に缶が止まる。
俺は拳銃の引き金を引いた。
軽い爆発音が響き、周囲が明るくなる。
名前:村田洋一
年齢:39
性別:男
所持品:警棒、無線、拳銃(4発装弾、予備10発)散弾銃の弾18発、双眼鏡
現在地・状況:等訓市 等訓大学内部
(全身に打撲、切り傷などの怪我、頭痛症状)
>>34 再び無線が鳴る。件の化物に発砲した人物がいるらしい。
(んー…余計な刺激を与えないでもらいたいんだがなぁ…)
ユダが腰に差していた拳銃を抜き、グリップがこちらを向くようにして突き出す。
背負った男から慎重に手を離し、しっかりと銃を握った。
(グロック19…えーと、9ミリパラベラムを最大15+1発装填…だったっけ)
受け取った銃をポケットに突っ込み、男を背負いなおす。
「ま、いざとなりゃこいつ置いて逃げるさ。出来る限りそうならないようにしたいんだがな」
ホルスターから抜いた銃を指先で回しながらユダが歩き出す。
やや前かがみになっているせいで、銃が腹に浅く食い込むのを感じながら
その後について歩き出した。
所持品:フィルム、グロック19(残弾7)
現在地:狭戸市 星輝丸 2階廊下
>>41 「僕の名前は伊田啓太。十三歳です。」
僕は名前と歳を言うと、
「すみません。これ・・・お礼に受け取ってください。」
バッグからマグナム一丁と、フルオート(グロック18Cを改造したものと思われる)
一丁と、ガバメント一丁を取り出し、
>>41さんにあげた。
「これ、自分の家の前から出た時に、ヘリが落としたんです。なぜかは分からないですけど・・・」
「ショットガンは拾ったんです。」
名前:伊田 啓太
年齢:13歳
性別:男
所持品:ガバメント、フルオートマチック、マグナム(コルト357)
現在地:狭戸市 星輝丸 後方甲板
49 :
タコ頭:05/01/30 11:36:24
ぬらぁ
啓太の背後にある甲板の淵の先、海しか無いはずの場所からタコ頭が顔を出した。
>>49 「ああ、それと行く途中にガソリンスタンドに行ったんです。そこで火炎瓶を作ったんです。
威力はこのくらいです。」
僕は誰もいないはずの後ろの海に火を付けた火炎瓶を投げた。
するとなぜか後ろに居たタコに火炎瓶が当たってしまった。
タコの頭が破壊された。
所持品:ガバメント、フルオートマチック、マグナム(コルト357) 火炎瓶残り5本
現在地:狭戸市 星輝丸 後方甲板
>45-46
パン!!という爆発音とともに炎が広がり、先頭にいた二匹が全身に軽い火傷を負う。
しかし…その音で、曲がり角の向こうの廊下にいた、
総勢十数匹のリッカーが一斉に音のした方に集まってくる。
…どうやらこの辺りはリッカーたちの『巣』…縄張りだったようだ。
スプレー缶の破裂の直撃を受けた数匹のリッカーも、聴覚は一時的に麻痺しているものの
最後に聞いた音、『銃声』の方に飛び掛かり、怒りの雄叫びを上げながらガムシャラに爪を振り回す!
>48-50
少年はバックから幾つか銃を取り出し、こちらに押し付ける。
話を聞けば、2丁づつ入っていたらしい。
やはり、と言うか傘のエンブレムが縫い付けてある。
このバッグに銃を詰めた奴は、現場のニーズが解かっていないのだろう。
「・・・ハンドガンばっかりだな。せめてライフルかSMGの類があれば少しは戦力の足しになるんだが。」
その言葉に反応するようにショットガンを引っ張り出す。
「ああ、別に君を責めてる訳じゃない。これは・・・狩猟用か。大方、猟友会の人間が持ち出したんだろう。」
銃身の付け根の辺りを操作すると、装填口が開きダブルオーバックの刻印が誇らしげに輝いていた。
次に少年が取り出したのは、新聞紙が差し込まれた瓶だった。
「・・・その瓶は?」
>「ああ、それと行く途中にガソリンスタンドに行ったんです。そこで火炎瓶を作ったんです。
威力はこのくらいです。」
止める間もなく、少年は火炎瓶を投げる。
それは、甲板に這い上がろうとしていたタコ頭に見事当り、爆ぜる。
(・・・1匹じゃ・・・無かったのか・・・)
力を示したくて仕方が無い年代なのだろうか?
触手を振り回しながら海中へと落ちていく化け物を見ながらそんな考えが浮かんだ。
そして・・・先生と名乗る女を思い出した。
「・・・威力はよく解かった。だがな、考えてみて欲しい。ここは船の上だ。 火事になったらどうする?」
運が良かったとしか言い様が無い。
「悪いが・・・君の持ってる銃は全部、預からせてもらう。火炎瓶もだ。」
啓太の手から銃を引き剥がし、安全装置をかけ、マグナムやグロックとバッグに押し込む。
シグをホルスターに戻すと、ショットガンを手に取った。
「・・・俺が言ったら銃をバッグから取り出してくれ。俺は射撃に専念する。君は・・・鞄の近くで伏せていてくれ。」
船に這い上がろうとしてたタコ頭ショットガンの引き金を引く。
「言い忘れていたが・・・極力耳を塞いどけ!歳を取ってから悪くなるらしい!」
もう一発撃つ。前部甲板にいる奴ほど大きくは無い。
「マグナムを寄越せ!」
ショットガンを投げ捨て、少年が差し出すマグナムを受け取った。
所持品:シグP226(15)、弾倉(15×1、8×1、)、手榴弾2個、無線機、煙草、100円ライター
マグライト、 レザーマンツール(10得ナイフ)、暗視ゴーグル、C4と電気信管。
現在地:狭戸市 星輝丸 後部甲板
状況:後部甲板に這い上がろうとする複数のタコ頭を迎え撃つ。足元に銃器多数。
健康状態:左腕に切創(治療済み)。背中に打ち身。
>46>51
とりあえず狙撃してもらったものの、イヤな予感がした。
例えるならば、そうケツの穴に氷柱を叩き込まれたというか……。
そして何体もの生き物がこちらへと向かってくる音も聞こえた。
もうダメだ。考えが浅かった。こりゃ九割方死んだわ。
とりあえず先程の数匹が飛びかかってくるが、お互いぶつかったりで大変そうだなぁ……。
ぼんやりと見ていたようだが実際には一秒もかかっていないだろう。意識が覚醒し、本能が叫ぶ。
逃げろ!!と。
とりあえず声は漏らさずに村田さんと軍人さんに手振りで逃げるように伝える。
逃げ出す方向は入り口がある方だが、ノロマ三体よりこっちの方がよほど怖い。
そしてぶつかり合って騒いでいるこいつらは、状況としてはさっきよりいいかもしれない。
こいつらが騒いでいる音響で足音はほとんど聞こえないはず。大丈夫、逃げきれる!
……たぶん。とりあえず先に行け、と手振りで伝え俺も続いて走り出した。
軍人さんのライフルなら道を塞ぐものは速やかに排除できる。
飛びかかってくる動物を射撃するのは至難だ。
落下するものに照準するのは難しい、とゴルゴ13で読んだことがある。
でもある程度拳法を習っていれば、軌道を読んで叩き落とすのは難しくない。
点の攻撃、線の攻撃の違いだ。
よって殿は俺。後ろに全神経を向けたまま走り出した。
名前:羽田 裕一
年齢: 19
性別: 男
所持品: 携帯電話 リュックサック 自作の鎌状武器 果物ナイフ 殺虫剤×2 チャッカマン 軍手 シャーペン×5 コンパス×2 のど飴×2 冷却シート
現在地: 等訓市内 等訓大学内
状況: リッカーの群から逃走開始
自分の身体状況:怪我無し
>52
「なぜか弾はかなり入ってましたから!はい!」
僕はマグナムを差し出し、
ショットガンを拾って弾を込める。
(なぜかこのバッグ拾ってから身体能力が上がったような・・・気のせいか。)
「彼等は創られた化けものではないので、さっきのように頭を狙えば確実です!火炎瓶使いますか!」
所持品:ガバメント、フルオートマチック、マグナム(コルト357) 火炎瓶残り5本
現在地:狭戸市 星輝丸 後方甲板
上空からどこからともなく、
わらわらとカラス達がやってきた。
「うむ…ここが5になると…ここは4で成り立たないな…だがスペードのAなら…うむ…!」
ふぅ……私はため息を付いてパタリとパズル雑誌を閉じる…。回想中に4分の1ほどやってしまった…。
あれから私は辺りに化け物もいない事を確認し、今は仮眠室らしき所に隠れていた…。
しかし…だ。 私は鏡を見る。 そこには灰色に近い長ズボン、白いシャツに
ネクタイ、その上に青い上着を羽織り、同じく青い帽子を被る自分の姿があった。
ボロボロになった学生服を着替えようと、辺りを探して見つけた服だ。
どうやら駅員の服だ…それは分かる。 だが問題は…。他の服はみんな黒で
統一されたシンプルなデザインだと言うのに何故一着だけこんな物があったのだ…?
そもそもこの辺りの駅はみんな黒い制服で統一されているはずだが…。
まるで私に着て貰う為存在していたとしか思えん…。兄貴の服と酷似…と言うかそのままだ…
私は帽子で肩をはたく…。
まぁ…こうしてみると我ながら…似合っているかもしれんな…。
駅員姿となった自分をみてそう思った…。 帽子を被りなおす…。
とりあえず…化け物が街に溢れるような世の中だ。 こんな事だってありうるだろう。
私は深く考えない事にした。
仮眠室に女子高の制服やメイド服があった事もついでに…。私の知らない世界もあるのだろう…。
あ、そうだラーメン…
>41
鈴木の船内放送が入ってから数分後、俺達は例のタコ頭と言われる生物と対峙していた。
タコ頭・・・?
・・・俺には『武装したタコ頭』にしか見えない・・・・・・。
タコ頭は自分の急所と思われる場所全てに鉄の盾(多分周りからはがしたと思われる壁)を装備している。
鉄の盾の間からウネウネした触手を出し、周りの様子をうかがっている様だ。
おいおい、勘弁してくれよ・・・・・・。
俺が頭を抑えて溜め息を吐いたところで再び鈴木から通信が入っていたのを思い出した。
確か・・・さっさとヘリを呼んでくれって言ってたっけ?
いい気なもんだな、まったく・・・。
俺は無線機を取り出すと鈴木に向かって連絡を入れた。
「・・・ヘリを今すぐ呼ぶのは悪いが不可能だ、鉄の盾で全身防御を施したイカシタタコ頭のせいで動くに動けん。」
そしてそこまで言うと一回無線を切り、断りも無くシノザキのズボンのポケットの中に信号弾を詰め込んだ。
「・・・俺があのイカシタタコ頭の注意を引くからその間に甲板に行ってヘリを呼べ、ヘリが来たら鈴木に言って俺の無線機に
連絡を入れろ、OK?」
シノザキの口から言葉が放たれる前に俺は銃弾をタコ頭に向けて放っていた。
所持品:ベレッタM92F(残弾2)+マガジン4つ+サバイバルナイフ+投げナイフ(3本)
携帯小型無線機(壊)+身分証+信号弾(4)+ワクチン(7回分)+無線機 +シノザキのバック
現在地:狭戸市 星輝丸内
状況:腕に傷、治療済み。身体の各所に打ち身や擦り傷、行動するのに支障は無し。タコ頭と戦闘中
>54−55
いつだって状況は悪化する。
船に這い上がろうとする化け物に頭上を飛び回るカラスの群れ。
おまけに差し出されたマグナムは、コルト製だ。
(・・・相変らず・・・使い難い・・・トリガーフィーリング・・・だな・・・弾が・・・あるのが救いか・・・)
>「彼等は創られた化けものではないので、さっきのように頭を狙えば確実です!火炎瓶使いますか!」
「この距離で頭を狙え?馬鹿を言うな!狙える物ならとっくにやってる!火炎瓶は使えんとさっき言ったろ!」
ちょっと体を動かせば、頭も動く。まず狙うなら胸だ。
胸に2,3発叩き込んで動きが止まった所で頭に1発。
「ショットガン!リボルバーはシリンダーが加熱するぞ!装填する時は火傷に気をつけろ!」
頭上に舞うカラス目掛けてダブルオーバックを叩き込む。
まとめて2発分。死を運ぶ熱風がカラスの群れに襲い掛かる。
落ちたのは数羽。焼け石に水だった。
「グロックだ!さっき、創られた化け物じゃないって・・・」
>「・・・ヘリを今すぐ呼ぶのは悪いが不可能だ、鉄の盾で全身防御を施したイカシタタコ頭のせいで
動くに動けん。」
ユダからの無線が言葉を遮る。
「何とかして下さい!タコ頭が船に登って来てる!おまけにカラスの群れが襲い掛かってきた!」
フルオートにセットしたグロックから9ミリパラベラムを空にばら撒く。
数が多いうちは9ミリをばら撒く事で対応できるだろう。しかし・・・カラスの数が少なくなった時の為に散弾は取っておくべきか・・・
「45オート!」
銃は差し出されない。
「ガバメントだ!コルトガバメント!」
ようやく、銃が差し出された。
タコ頭とカラスの襲撃は途切れる様子が無かった。
所持品:コルトガバメント、357マグナム、グロック18(セミ/フルオート切り替え式)
ダブルバレルショットガン、シグP226(15)、弾倉(15×1、8×1、)、手榴弾2個、無線機、煙草、100円ライター
マグライト、 レザーマンツール(10得ナイフ)、暗視ゴーグル、C4と電気信管。
現在地:狭戸市 星輝丸 後部甲板
状況:後部甲板に這い上がろうとする複数のタコ頭とカラスの群れを迎え撃つ。足元に銃器多数。
健康状態:左腕に切創(治療済み)。背中に打ち身。
>57
生存者へ向けた鈴木の放送から数分後、出口付近を占拠している化物と遭遇した。
(…タコ壷完備かよ。それほど厚さはないが…弾は通るかな)
蛸は体の回りに巡らせた鉄板の隙間から触手をくねらせているだけで、動こうとしない。
その背後からは切れ切れの銃声が風に乗って届いている。
ユダが無線を取りだし、通信を行う。それが済むと、こちらのポケットに筒を数本押し込む。
>「・・・俺があのイカシタタコ頭の注意を引くからその間に甲板に行ってヘリを呼べ、
>ヘリが来たら鈴木に言って俺の無線機に 連絡を入れろ、OK?」
言うだけ言うと、こちらが返事を返す間もなく銃撃を始める。
(簡単に言う…こんな大荷物背負ってあの脇抜けろってか…)
「ま、善処するよ。それより手榴弾返してもらうぜ。甲板のお客さんにも一杯振舞ってやりたいしな」
一度背負った男を下ろし、脇に立つユダが持っているバッグをまさぐる。
ペットボトルを二つ取りだし、腰に吊った。
「そんじゃ、エスコートよろしく!」
男を背負いなおし、蛸を大きく迂回するように、出来る限りの速度で走り出した。
所持品:フィルム、グロック19(残弾7)、手製手榴弾(2)
現在地:狭戸市 星輝丸 1階廊下
状態:軽度の疲労
>37
ん、何や爆発か?
向こうの道路から震動と爆音伝わってくる。煙まで上がっとるやないけ。
気になるなぁ・・・ちょっと見に行こか。
ウチは背中の空子に気を配りつつ、煙の下へと向かったんや。
そこはちょっとした惨状やったっわ。なんせ前足の無いボロボロの象が長い鼻振り回して
のたうち回っとったさかいなぁ。
車の残骸があるなぁ・・・多分、あれの爆発で吹っ飛んだんやろう。
しかし、象ゾンビとはケッタイやでホンマ。ラクダとか出てこぉへんやろな?
「お〜い、誰か居らへんのんか〜!?」
ウチは声を張り上げながら車と象にゆっくりと近づいていく。
・・・ん? 誰か倒れとるで!
所持品:メタルロッドx2、手榴弾x3、戦斧、傘製ライダースーツ、GSX-1400
現在地・状況:等訓師駅前近くの道路上、爆発した車付近の倒れた人影に近づく
状態:健康、空子を背負っている
「・・何あれ・・」
後部甲板に着いたものの・・そこには実にキモいタコ頭の怪物と客室の人とガキ。
さらに上空にカラスが多数。
「・・こういう場合、どうしたらいいすか!?」
所持品: 即席の長巻・ブリーフケース(ノートPC・充電器・LANケーブル+電話回線用ケーブル+無線LANカード・4本包丁)
現在地・状況: 狭戸市 港内 星輝丸 後部甲板//柏木とオホートニクと伊田と愉快なタコ頭&カラスの集団
自分の状態: 左腕を擦りむいた@治療
HDData:培尾関係スレのdat最新版+巻き込まれたスレ ノートPC:無線LANカード装備、スタンバイ
わ…私のヌードルが…毀れてる…あぁぁぁぁ〜〜
ガサゴソガソゴソ…
って…アレ? ラーメンの箱が…横に倒れた状態で動いてる…?
誰かの念力?MMRの如く超常現象?違う…! 何か…何かが中に入っている…!
私は本能的に後ずさる。 ガサゴソと動き回るラーメンの入れ物…。
中に何が入っているのか、私には予想が付いたからだ。
そう、この世で最もおぞましき呪われた生命体……
Gの怪物がラーメンの入れ物の中から這い出てきた。
「ククッ…」
恐らくGの怪物は食料を求めて私のラーメンを食らい尽くしたのだろう…
毀れた茶色いスープが辺り一面に広がっていた…。
タワシ程の大きさだがこの黒い色…嫌なツヤの有る表面…水分の感じられない足音…
間違い無い! こいつは……Gの怪物だ!
Gの怪物は私に俊敏な速度で近づいてきた…!私は叫ぶ
「うぉぁ〜!!誰かゴキブリほいほい〜!嫌、ゴキジェット〜〜!!」
現在地・状況:Gの怪物と遭遇
ショットガンの強力な反動が肩を蹴り飛ばす。
(・・・アザが・・・出来る・・・だろうな・・・)
集中力の限界が近づいていた。
指先と銃身は真っ黒に汚れている。目には硝煙が入り込みチクチクと痛む。
(・・・数は・・・減ってきた・・・みたいだな・・・)
だが、当らなくなってきた。
>「・・こういう場合、どうしたらいいすか!?」
シノザキと一緒にいた男が大声で叫んでいる。
・・・どうする?どうすればいいのだ?
選択肢その1:どこかに一度避難する。
・・・駄目だ。
甲板をカラスとタコ頭に塞がれたらどこにヘリを着陸させる?
選択肢その2:男に援護してもらう。
・・・銃の撃ち方を教える時間は無い。
選択肢その3:囮を使う。
・・・人手も増えたし、一番現実的な手段だろう。
「こっちだ!走ってこっちに来て下さい!」
大声で>61に叫ぶ・・・名前は・・・柏木だっただろうか?
頭上を飛び回るカラスの群れは警戒したのか中々降りてこない。
甲板に横たわるタコ頭の屍骸を貪欲に貪るカラスもいる。
現在地:狭戸市 星輝丸 後部甲板
状況:後部甲板に這い上がろうとする複数のタコ頭とカラスの群れを迎え撃つ。
足元に銃器多数。柏木に大声で呼びかける。
健康状態:左腕に切創(治療済み)。背中に打ち身。疲労あり(射撃の精度が落ちてきている。)
バラバラバラバラ………。
街の上空を一機の大型輸送ヘリコプターが飛んでいた。
「おい、もっと高度を下げろ。これじゃあ救助できねぇだろ」
「む、無理だっ!!これ以上は危険すぎるっ!!」
ヘリコプターと操縦士のジャケットには傘社のマーク。
そして、操縦士の横にはコルトM1911A1ガバメントを持った青年………西村が操縦士に銃を突きつけていた。
「……さっさとしねぇと頭を吹っ飛ばすぞ?」
グイッと、操縦士の頭にガバメントの銃口を押しつける。
「だ、駄目だ!!これ以上は本当に危険だ!!すでにこの空域も汚染地域、それに………」
「そうかぃ、わかった。わかりましたよ」
西村は諦めたように銃を下ろすと後部から赤十字が付いたバックパックとパラシュートを拾い上げる。
「け、拳銃一つで降下するつもりかっ!!?死ぬぞ!!それにウイルスだって………」
「気にすんな、これもお仕事お仕事。それに………」
そう言って西村は左手をヒラヒラと振り、ヘリコプターから飛び降りた。
「俺はもう、感染済みだよ」
名前:西村慎吾
年齢:19
所持品:ガバメント(ハンドガン、装弾数七発)
45ACP弾×21発
対B.O.W.用45口径弾×7発
医療パック(中身不明)
現在地、状況:市街に降下中
自分の状態:FINE
>59 58
シノザキがタコ頭の脇を走って抜けていく、しかしタコ頭もそれを黙ってみているわけではない。
物凄いスピードでタコ頭は触手を伸ばし、シノザキを捕まえようとしていた。
「・・・させるかよ」
俺は先ほどシノザキのカバンを漁ったときに見つけたクロスボウをタコ頭のほうに向け、矢を放った。
もちろん矢は一番効果のありそうな火薬付きだ。
これもあいつの手作りなのか?まったく・・・とんだ才能の持ち主だよ。
武器商人とかになれんじゃねーか?
シノザキに向かって伸びていた触手に火薬付きの矢が当たると、軽い爆発音が響き、触手が弾けとんだ。
その隙にシノザキはスピードを落とさずにタコ頭の脇を完全に走り抜けていく。
俺は素早くマガジンチェンジをし、タコ頭に向けてたて続けに3発発砲した。
金属の擦れあう音が辺りに響く、タコ頭にダメージは無い・・・か・・・。
やっぱり、盾の硬さが異常に高いな、簡単に銃弾を弾かれちまう・・・さてね、どうしたもんか?
その考えを遮る様に鈴木からの無線が入った。
>「何とかして下さい!タコ頭が船に登って来てる!おまけにカラスの群れが襲い掛かってきた!」
どうやら向こうは向こうでかなり切羽詰まった様子らしい、銃声に鈴木の叫び声やカラスの鳴き声が無線機から漏れ続けている。
「OK、たった今なんとかしたところだよ・・・、シノザキが信号弾を持ってそっちに向かってる、シノザキが着いたら連絡よこせ。
にしてもそっちは楽しそうで羨ましいな、おい。こっちはタコ頭とにらめっこ、沈黙続きだぜ・・・ッ!?」
そこまで言ったときタコ頭が物凄い勢いで触手をなぎ払った、驚きつつもバックステップでなんとかそれを避ける。
「・・・前言撤回、タコ頭に火がついちまった、かなりお怒りのご様子、こっちも楽しくなりそうだ」
それだけ言って無線を切ると、タコ頭との戦闘を開始した。
所持品:ベレッタM92F(残弾12)+マガジン3つ+サバイバルナイフ+投げナイフ(3本)
携帯小型無線機(壊)+身分証+信号弾(4)+ワクチン(7回分)+無線機 +シノザキのバック
現在地:狭戸市 星輝丸内
状況:腕に傷、治療済み。身体の各所に打ち身や擦り傷、行動するのに支障は無し。タコ頭と戦闘中
>63
「了解ッ!」
とりあえず『こっち』に移動。
所持品: 即席の長巻・ブリーフケース(ノートPC・充電器・LANケーブル+電話回線用ケーブル+無線LANカード・4本包丁)
現在地・状況: 狭戸市 港内 星輝丸 後部甲板//柏木とオホートニクと伊田と愉快なタコ頭&カラスの集団
自分の状態: 左腕を擦りむいた@治療
HDData:培尾関係スレのdat最新版+巻き込まれたスレ ノートPC:無線LANカード装備、スタンバイ
伊田の装填スピードは落ちてきている。
装填作業は重労働だ。強力なバネが銃弾を押し込む力を邪魔する。
・・・上空を飛び回るカラスの群れは、弾切れを待つかのようにゆっくりと旋回している。
>65
シノザキは無事に甲板に出る事が出来たらしい。問題はヘリが来るまでの時間だ。
・・・自分を除いてシノザキ、ユダ、柏木、ジェイク、伊田の5人。
他に、生存者がいたら?
>66
長巻のような武器を持って走るその姿は、戦国物の合戦のシーンでも違和感は無いだろう。
「頼みがあります。何匹か・・・タコ頭の死体があります。この瓶の中身を
ぶちまけて来て貰えますか?」
肩で息をする柏木に火炎瓶を数本、押し付ける。
顎が地面に落ちる位の大口を開けて、抗議だか不満だかを表現して見せる柏木に微笑みかける。
「大丈夫ですよ。私が援護しますから。何、25メートルも無いでしょう。」
伊田が、火事になると言ったのに・・・と不満そうな顔をこちらに向ける。
ショットガンを上空目掛けて発射する。
「必要な事なんです。お願いします!」
さっきの笑顔をうって変わって真面目な切羽詰った表情を浮かべでみせる。
「さぁ・・・走って!」
柏木は迷っている。
「早く!」
現在地:狭戸市 星輝丸 後部甲板
状況:後部甲板に這い上がろうとする複数のタコ頭とカラスの群れを迎え撃つ。
足元に銃器多数(弾薬は少なくなっている)。柏木を説得中。
健康状態:左腕に切創(治療済み)。背中に打ち身。疲労あり(射撃の精度が落ちてきている。)
>65>67
鉄の盾で武装した蛸の脇を大男を背負って走りぬける。
多分とてもシュールな光景なのだろうが、それを楽しむ余裕はない。
(流石にきついかッ…クソ、足が出ねぇ)
蛸の真横に差し掛かった辺りで、触手の動きが激しくなった。
地を這っていた触手が行く手を塞ぐように弧を描く。あっさり跨ぎ超えたところで、
腹の辺りの高さに槍のような鋭さで触手が伸びてくる。かわし切れるタイミングではない。
腹筋にあるだけの力をこめてせめてもの抵抗を試みる。が、触手は体に到達する前に
破裂音と共にちぎれ飛んだ。ユダが火薬付きの矢で狙撃したらしい。
(詰め物がこっちに飛んでこなかったのは幸運だな…。しかし、我ながら良い出来だわ)
そのまま速度を落とさず走りぬけ、蛸との距離を稼ぐ。
背後から立て続けに銃声が響き、行く手からの銃声と交じり合う。
少し速度を落として進み、下部甲板へ出た。あとは外を回っていけば後部甲板へ着く筈だ。
所持品:フィルム、グロック19(残弾7)、手製手榴弾(2)
現在地:狭戸市 星輝丸甲板
その頃、傘社ではデュランが写真を眺め、物思いに耽っていた。
そして、写真を仕舞おうとした時に手が滑って床に落ちてしまった。
そして、その写真には、デュランと川崎が写っていた・・・・・・・
>67
「OK、やるしかないな・・」
「反吐ぶちまけなッ!」タコ頭の死体に火炎瓶乱舞!
所持品: 即席の長巻・ブリーフケース(ノートPC・充電器・LANケーブル+電話回線用ケーブル+無線LANカード・4本包丁)
現在地・状況: 狭戸市 港内 星輝丸 後部甲板//火炎瓶パーティー開催!
自分の状態: 左腕を擦りむいた@治療
HDData:培尾関係スレのdat最新版+巻き込まれたスレ ノートPC:無線LANカード装備、スタンバイ
「………靴も…変えるか…」
あれから数分の後、私の足の裏には白い液体と腸や内臓、そして元Gの怪物だった
「物」があった…。 まだ足の裏に感触と耳にグビュッと言う音が残ってる…。
そうえば…上履きだったんだな…私…。なんか…他人がはいた靴は…
どうもあれだが…仕方が無い…。サイズが合うだけよしとしよう…。
ただでさえGは嫌いなのにあんなビッグサイズがいるとは…。
──────ガチャ!
私は扉を開けて辺りの様子を探る。
少し離れた所にGが居る…。一匹見かけたら30匹か…。
まぁ別に気にする事でも……ん!!?
そのGに何かが飛び掛る…ブレインヘッドだ…!
ぬぅ…Gを手で直接潰しやがった…。 白い体液が手についてるぞ…平気なのか?
平気なんだろうな…。 とりあえず…Gはどうでもいいがブレインヘッドには注意せんと…。む…?
ガサガサガサガサガサガサガサガサ……
な…なんだ…?この何かの大軍が這いずるような音は…ま…まさか…!
現在地・状況:一匹見かけたら三十匹ではなく、一匹みかけたら三万匹だと知る
バラバラバラ・・・
一機のヘリがカラスの群れを蹴散らしながら、星輝丸の上空に飛来した。
しかし、ヘリの操縦席には誰も乗っていない。
ヘリは機関砲の25_弾をタコ頭に浴びせ、カラスの掃討を開始した。
>70 72
柏木がガソリンをぶちまけたタコ頭にフルオートで9ミリを叩き込む。
屍骸を突いていたカラスを巻き込みながら盛大に燃え上がる。
カラスの駆除は随分進んだが、ショットシェルの残弾は少なくなっていた。
オホートニクは拳銃で飛び回るカラスを撃ち落せる技量も持ち合わせていなければ
必要だと思った事は無かった。
(・・・そう・・・だったら・・・生き残れた・・・かもしれない・・・)
火炎瓶を使いきった柏木が戻ってきた。
「助かりましたよ・・・連中、酷く警戒しているみたいで。」
柏木が、空の一点を指差す。
耳鳴りでローター音が聞えなかったがヘリの機影だった。
ヘリの前方が派手な閃光を上げ、後部甲板を掃射する。
標的は全て化け物だ。
(・・・救助ヘリ・・・か・・・にしては・・・随分・・・重武装だな・・・)
疲労感と安堵、そして・・・違和感を感じる。
柏木と啓太が両手をヘリに向って大きく振っている。
シノザキはまだ来ていないが、連絡を入れるのがいいだろう。
「あー、こちら鈴木です。銃武装のヘリが甲板にて掃射中。
なんとか無事、回収してもらえそうだ。」
床にへたり込んだまま、ユダに無線を入れた。
「さっさとタコ頭を料理してください。」
ヘリの中は、禁煙だろう。それまでに一服するのも悪くない。
現在地:狭戸市 星輝丸 後部甲板
状況:タコ頭とカラスが武装ヘリに掃射されるのを見ながら一服中。
足元に銃器多数(弾薬少)。
健康状態:左腕に切創(治療済み)。背中に打ち身。疲労あり(射撃の精度が落ちてきている。)
>73
・・どうやらなんとななりそうだ・・
まあ警戒を怠らないことにしておくか・・
所持品: 即席の長巻・ブリーフケース(ノートPC・充電器・LANケーブル+電話回線用ケーブル+無線LANカード・4本包丁)
現在地・状況: 狭戸市 港内 星輝丸 後部甲板//パーティーの途中ですが救助ヘリです
自分の状態: 左腕を擦りむいた@治療
HDData:培尾関係スレのdat最新版+巻き込まれたスレ ノートPC:無線LANカード装備、スタンバイ
タコ頭との戦闘ですでに俺の上着は原型を留めていなかった。
身体中もかすり傷だらけ・・・、なのに肝心のタコ頭には傷1つ無いときた・・・。
再びタコ頭の触手が俺目掛けて飛んでくる。
チッ、休む暇も無いってわけ・・・?
身体を反らし触手の突きを交わす、それと同時に腕に巻いていたタオルが吹き飛ばされ、新たな傷が身体に追加された。
どうする?接近戦でナイフ?・・・いや、近づく前に触手に捕まる。
なら触手の届かない中距離戦で銃で狙撃?・・・いや、あの鉄の盾に何発銃弾を叩き込もうと弾き返されるのがオチだ。
なら・・・、これしかないか・・・。俺はシノザキのバックからお手製手榴弾を2本取り出した。
シノザキのバックに入っていたのは4本、そして奴が持っていったのが2本、手元に残ってるのが2本・・・。
お遊びは許されないな・・・。
爆発がこない安全圏まで離れ、タコ頭に向けて一本目の手榴弾を放り投げる、残念ながら着火できる物が無い。
お手製の手榴弾は爆発することなくタコ頭の目の前で軽く跳ね、足元に転がった。
爆発しない、このままだと奴の触手に握りつぶされる、どうするか?・・・簡単だ。俺は素早く床にタコ頭の前に転がった手榴弾に狙いを定める。
触手が俺か手榴弾を掴む前に、手榴弾を銃で撃ち抜き、装甲を吹き飛ばす!
銃から放たれた弾丸は一寸の狂いも無く、手榴弾に吸い込まれていく。
あとは触手が早いか、弾が早いか、結果は・・・言うまでも無いだろ?
大きな爆発音が響き、衝撃でタコ頭が装甲ごと吹き飛ばされ、壁に叩きつけられた。
タコ頭の身体からは完全に装甲が剥がれ落ち、触手も見事に吹き飛ばされている。
すぐにタコ頭の場所を視認し、二本目の手榴弾を放り投げた。
「『さようなら』だ、お前の身体は海の魚達が喰ってくれるってよ、よかったな。安心して・・・死んでくれ」
それだけの言葉を吐くと、二本目の手榴弾に向けて容赦なく、弾丸を放つ・・・。
タコ頭の悲鳴とも奇声ともつかぬ叫び声が響き、それに被さる様に2回目の爆発音が船内に響き渡った。
>73
鈴木からの通信が入った、どうやら武装ヘリがタコやらカラスやらを掃除してくれたようだ。
良いことだ、とても良いこと、これでこの後で余計な仕事をしなくてすむ。
ただ、悪いことにもうひとつ仕事が増えそうな予感もする・・・。
「・・・1つ、悪い知らせだ、俺は普通のヘリで来た・・・武装ヘリなんかで来ちゃいないぜ」
所持品:ベレッタM92F(残弾5)+マガジン3つ+サバイバルナイフ+投げナイフ(3本)
携帯小型無線機(壊)+身分証+信号弾(4)+ワクチン(7回分)+無線機 +シノザキのバック
現在地:狭戸市 星輝丸内
状況:腕に傷、治療済み。身体の各所に打ち身や擦り傷、タコ頭との戦闘のせいでほとんど半裸に近い状態。
凄まじい水飛沫をあげながら、船の倍は大きなヤドカリが海中から姿を現した。
ヤドカリは間髪入れずにヘリを叩き落し、星輝丸に目を向ける。
巨大ヤドカリは、目をギラリと光らせ、後部甲板に向けて腕を振り下ろした。
トラックに辿り着くと2人を先に乗せ、自分も乗り込んだ・・・・・・
「等訓市にでも移動しようか・・・・・・・」
トラックはゆっくりと発進した・・・・・・・・・・
持ち物:USP(タクティカルライト付き)8発(12発弾倉7個)、(M649用予備弾薬20発)(M629は再装填済み)
MP5A5(警察仕様)0発(30発弾倉5個)、SIG P220 0発(1丁)、SIG-BLASER-R93-LRS2 5発(5発弾倉5個)、コンバットナイフ、グルガナイフ、煙草、ライター 、各種医薬品
バイクの鍵(Kawasaki BALIUS-II)、傘社への被験者送致FILE 、空マガジン6本
状態: タクティカルベスト着用、眼鏡装着 、十字架のネックレス(妹の形見)、謎のIDカード、カバンに黒猫と食料・・・・・・ 腕が犬の血で血塗れ・・・・
現在地:岩城市 路上 行動:> 等訓市に向かって移動開始
78 :
巨大鮫:05/02/04 23:05:58
巨大ヤドカリの攻撃を止める怪物が現れた。
巨大な鮫である。
鮫はヤドカリの振り下ろした腕を食いちぎり、
ヤドカリと戦い始めた。
>37
>「離して! 自分で走るから!」
目を覚ました男の子が腕から抜け出し、車から流れ出たガソリンに火を付けた。
…まさか…。
>「走って! 爆発するよ!!」
「マジ!?」
焦って子供の手をしっかりと握り、多分自己新記録並みに走る。
程なくして爆音と爆風に包まれた。
「きゃぁああ!!」
>60
…身体が痛い。
煙に咳き込んでしまう。流石にちょっときついわね…。
>「お〜い、誰か居らへんのんか〜!?」
煙の中、確かに人の声が聞えた。
「…いっ…いるわよ。」
子供を支えて立ち上がり、声のした方へ返事をする。
うっすらと人の影が見えてきた。
名前:山田あすか
年齢: 24
性別: 女
所持品: メス 空の注射器(4本)
現在地・状況:等訓市駅前近くの路上。
自分の状態:全身打撲
「うっわぁ〜」 先ほど潰したような巨大なGが四方八方よりブレインヘッドに迫る。
まるで芋虫に集る蟻だ……ゾワワ〜…私は背筋が寒くなった…。
一匹見かけたら三十匹どころじゃないな…一匹見かけたら…三万匹だ…!
ブレインヘッドは迫り来る黒い波の中心にいながら四方八方から迫る音に恐れている…
あっという間にブレインヘッドは黒い波に飲まれる。 まるで一つの黒い塊だ…。
あぁ〜ブレインヘッドが手で払おうとしているがその振り払おうと出した手にも
Gが寄り添って…振り払っても振り払っても後からやってきて…転がっても周りに
いるGを潰しては付近に居るGに寄り添われ…その場から逃げようにもGに動きを封じられ…。
やがてブレインヘッドの無駄な抵抗で飛び散ったGの白い体液だけでは無く、
あいつ自身の赤い血まで辺りに飛び散ってくる。 それだけでなく、肉片や脳みそもだ…。
食いちぎってやがる…その飛び散った血や肉片も黒い塊に揃って貪られ…
私はその凄惨な光景から目を反らした…かえって悲痛な悲鳴を上げるブレインヘッドが哀れに思えてきた…
ん…そういえば…ブレインヘッドは…Gを潰したら…Gの体液が付着してからあいつらに…すると…まさか!
ガサゴソガサゴソ… ギックッ!!!
>76 78
まったく、あんなクソタコ頭に苦戦するとは・・・予想外だ、まったくもって予想外・・・。
身体に負った傷をシノザキのバックから拝借した医薬品で治療しながら俺は愚痴る。
武装タコ頭を粉々に爆死させてからすぐに俺はある部屋に入った。
船員専用更衣室、半裸のまま動き回るのは得策じゃない、肌を露出している分、ダメージはでかいだろうし・・・。
なにより、俺が嫌だ、情けなすぎる・・・。
治療を終えると俺は適当にロッカーを開き、中を漁る。中から出てきたのは黒く長いロングコートだった。
俺の趣味じゃないんだが・・・身体の傷痕を隠せるのがこれしかないのならしょうがない・・・。
ロングコートを羽織り、装備をまとめる。
船員専用の更衣室から出た瞬間、物凄い衝撃と爆発音が船内を襲った。
転びこそしなかったものの、一瞬体勢を崩してしまう。
「・・・・・・なんだか外がいやに賑やかだな・・・」
俺は鈴木に向かって無線をいれる・・・。
「やけに外が賑やかだが・・・何かあったか?あぁ、悪いことが起こっている場合は言わなくていい、むしろ聞きたくない
良いことが起こってるんなら言ってくれ。・・・まあ、どうせ悪いことなんだろ?」
俺は無線に話し掛けながら通路を進む。
あ〜あ〜あ、願わくば外の光景が俺の想像を越えた現実的でない光景じゃないことを切に祈る・・・。
口に苦笑いを浮かべ、未だ返答の無い無線機を握り締めたまま、俺は下部甲板へ続く道を急いだ。
所持品:ベレッタM92F(残弾5)+マガジン3つ+サバイバルナイフ+投げナイフ(3本)
携帯小型無線機(壊)+身分証+信号弾(4)+ワクチン(7回分)+無線機 +シノザキのバック
現在地:狭戸市 星輝丸内 下部甲板へ続く通路
状況:身体各所の傷は全て治療済み。
>72>76>78
ことあるごとに背中からずり落ちそうになる男を背負って後部甲板へ向かう。
行く手の上空を見ると鳥が小さな雲のように固まって、甲板の上を旋回している。
そこに戦闘ヘリが飛来した。機首下の機関砲で鳥を一気になぎ払う。
(…6人も乗れそうなヘリにゃ見えねぇな)
次いで甲板の上にも射撃を加え始めた。が、突如現れた巨大な鋏に叩き潰される。
鋏の持ち主は船体に遮られて見えない。しかし、振り上げられたそれを見るに
少なくともこの船と同等以上の大きさを持っていることは予想できる。
(…どうすれば…とりあえず見とおしの良い場所まで……)
男を背負ったまま前進を再開する。数歩進んだところで船が大きく揺れた。
構造材が文字通り木っ端になって飛び散った。姿勢を低くして転倒を免れる。
ようやく後部甲板全体が見渡せる場所まで到達した。海側を見る。
巨大なヤドカリとそれに食らいつく巨大な鮫が見えた。
「………ンな馬鹿な」
所持品:フィルム、グロック19(残弾7)、手製手榴弾(2)
現在地:狭戸市 星輝丸後部甲板
ヤドカリは鮫のしつこい攻撃に耐え、一瞬の隙を衝いて首を切り落とす。
そして、ゆっくりと後部甲板の方を向き、鋏を先程以上の勢いで振り下ろした。
>76>78
「・・海の生体兵器は化物か!?」
ヤドカリに驚きそれに食らいつく鮫に驚きつつ。
「・・どうするかねぇ。。」
「あ」
鮫が一撃で屠られる。
「・・こりゃ、逃げるしかない?」
所持品: 即席の長巻・ブリーフケース(ノートPC・充電器・LANケーブル+電話回線用ケーブル+無線LANカード・4本包丁)
現在地・状況: 狭戸市 港内 星輝丸 後部甲板//鮫とヤドカリの宅急便
自分の状態: 左腕を擦りむいた@治療
HDData:培尾関係スレのdat最新版+巻き込まれたスレ ノートPC:無線LANカード装備、スタンバイ
85 :
ゾンビ:05/02/05 11:32:50
>79
おお、返事があったで。よう無事やったな〜ホンマ。
「大丈夫かいな・・・看護婦さん? こらまた目立つ格好やなぁ」
まあ、空子と大斧背負ったウチもかなりぶっ飛んだ格好なんやが、自分のことは棚に上げるのが
人間っちゅうもんやねん。
「・・・おや、看護婦さんどっかで会うたことある? 何や見覚えが・・・ああ! 正虎ああっ!!」
看護婦姉さんに支えられて立ち上がったのは、ウチの生徒の高坂 正虎やないけ!
「うははは無事やったんかコイツぅ! おお、ジロも相変わらずビックリするくらいデッカイなぁ」
もう限界ですと言わんばかりの様子の正虎を抱き上げ、一人胴上げを開始するウチ。
この短い間に二人も見つかるとは、ウチの日頃の行いのおかげやなコレは。
「ウチは薫で、背中でハァハァ言うとるのが空子や。この正虎のクラスメートと担任っちゅう関係やねん」
一息で自己紹介を済まして、バイクをゆるゆると歩かせる。四人乗りは無理やさかいなぁ。
とにかく休める場所に移動せなな。こんな象が吼え狂うとる所では、ゆっくり話しも
できへんわ。
「とにかく、どっかで休もやないか。そこらの人ん家にでも勝手に上がらせてもらって、風呂
なり飯なり失敬させてもらおやないの」
そうそう、看護婦さんに空子を診てもらわんとな。コスプレやなかったら簡単な診断くらいできるやろ。
ウチは正虎を座席に乗せると、バイクを引いて歩き始めたんや。
所持品:メタルロッドx2、手榴弾x3、戦斧、傘製ライダースーツ、GSX-1400カスタム
現在地・状況:等訓市駅前近くの道路上、落ち着ける民家を探して移動中
状態:健康、空子を背負っている
>83
船体が大きく揺れる。
無線機越しに喋るユダの声は耳に入らない。
目の前で繰り広げられる光景は、言葉を失わせる一大スペクトルだ。
巨大ヤドカリの鋏の一撃が作り出した甲板の亀裂にグロックやガバメントが吸い込まれていく。
>「・・こりゃ、逃げるしかない?」
「逃げる他・・・無いでしょう。」
柏木の言葉に相槌を打つと後方に目をやる。
脱出ルートを探さなければならない。
>82
ジェイクを担いだシノザキの姿が見えた。
「シノザキさん!信号弾を!早く!・・・いや、待って!」
あれだけの巨体を支える事が出来るのは海中だからだ、と考える。
だとしたら・・・
「一旦、船から下りましょう!そこでヘリを呼ぶんです!」
どちらにしろ、ここにはもう居られない。
バッグと啓太の手を取り、船のゲートを目指す。
ヘリを叩き落すような化け物の前でヘリに乗りたくなかった。
現在地:狭戸市 星輝丸 後部甲板
状況:シノザキ、と合流。柏木、伊田啓太と共にゲートを目指す。
健康状態:左腕に切創(治療済み)。背中に打ち身。疲労あり(射撃の精度が落ちてきている。)
>53
我々はB,O,Wと交戦中の民間人を発見した。
強力な複数のリッカーと張り合う彼等の姿からは
もはや人間を超越した何かを感じられた。
如何なる状況下であろうとそれに順応する。
それは人間の本能か?それとも変化への予兆なのか・・・
「彼等は我々には気付いていないようだが・・・今の内だ」
「ああ、奴等にゃ悪いがリッカーの餌役ぁ実に有難いねぇ!!」
「総員、デイライトを取り出せ。『肉塊』奪還に向う」
「「了解!」」
装備:対B,O,W専用ライフル(残弾数30)・デイライト銃(残弾数2)・無線機
場所:等訓大学1階保健室前廊下
状況:ジュラルミンケースからデイライト銃を取り出し、装備
→特殊生物兵器「肉塊」奪還の為、地下実験室へ
じきに現れるだろう者達に伝える為、ここに情報を記す。
1階廊下奥の学長室に置かれている古びた振り子時計。
既に時計としての役割を終え、針は微動だにしない。
が、時計は今も別の役割で機能している。隠し通路だ。
短針を「U」へ。長針を「\」へと合わせれば通路は開く。
しかしU(2)と\(9)で「肉」とは実に詰まらない。
別に私が連中のセンスに期待をしていた訳でもないが。
なんでも、地下に封印された生物兵器「肉塊」は、
傘社を裏切り追放された科学者達が反デュラン派の
内部の勢力と秘密に手を組んで開発された所謂、復讐の女神でもあるらしい。
私は決して彼等の生物兵器合戦には興味は無いのだが
この「肉塊」だけは別だ。連中が「肉塊」の餌として放り込んだのは
なんとあの「ニュクス」だったのだ。あの巨大なニュクスを
まるで赤子の手を握り潰す様に喰らう「肉塊」はまさに最強の兵器だ。
これだけの力があれば傘社を潰すことなど容易いだろう。
私も既に感染者だ。
どうせなら、「肉塊」と共に傘社の最後を見届けようかと思う。
揺れる船体の上・・・・上空からなんとハリアーが飛んできた。
ハリアーは巨大なヤドカリに向かって搭載したミサイルを発射した。
>87
船体が揺れ。
「・・とりあえず化物やゾンビに会わないことを祈りつつ行くしかないな・・!」
戦闘で時間ロスはなるべく避けたい。
>90
「ハリアー・・!?
ってかミサイル!?巻き添え食らう前に逃げろぉッ!」
所持品: 即席の長巻・ブリーフケース(ノートPC・充電器・LANケーブル+電話回線用ケーブル+無線LANカード・4本包丁)
現在地・状況: 狭戸市 港内 星輝丸 後部甲板//ヤドカリが船を揺らし生存者は逃げハリアーはミサイルを撃つ。
自分の状態: 左腕を擦りむいた@治療
HDData:培尾関係スレのdat最新版+巻き込まれたスレ ノートPC:無線LANカード装備、スタンバイ
>90
ヤドカリに向かい、ミサイルが飛来した。
だが、ヤドカリはそのミサイルを防御せずにまともに食らった。
「ギジャァァァァ」
ミサイルが爆発すると同時に、ヤドカリの口から黄色い液体が発射される。
それはハリアーに付着し、機体をほぼ一瞬で跡形も無く溶かした。
そうしてやっとヤドカリは死んだ
溶けたハリアーの後ろからハリアーが4機やって来た。
彼等は溶けたハリアーを見てヤドカリにミサイルを一斉に発射した。
「応答せよ!応答せよ!」
無線士が無線に叫び続ける。が、応答はまったく無い。
「中隊長殿!公園の科学者たちとの通信が途絶えました」
「何?それは・・・・・いや、今はこの任務に集中しよう」
大学内部には大量の感染者や進化体の存在もずいぶん前に確認できている。
早々に「X」回収任務を終わらせようと、そう中隊長は考えていた。
>89
ふと掲示板に目が止まる。血まみれの掲示物の中、一つだけ真新しいものがある。
「中隊長殿!これは目標「X」のことでは・・・・・」
「わかっている!一階学長室だ!急ぐぞ!」
そういわれて隊員たちは下階へと続く階段へと走った。
>94
Bravo1「全機、目標を前方のハリアー隊に設定、撃破せよ」
Bravo2「了解」
Bravo3「了解」
Bravo4「了解」
Bravo5「了解」
示し合わせたように、一斉にミサイルが放たれ、四機のハリアーを撃破した。
戦闘機はすぐに反転し、空域から離脱していった。
次の瞬間私はドアによじ登って、扉の上部にまたがって必死にしがみついた…。
私の推測によるとGが集団で襲う条件は…ぬ…何か…人影が廊下の向こうに…こっちに来る!!
>85
化け物!! こんな所にも居たのか!?く、お、おい揺らすな手を伸ばすな落ちる!
化け物たちはドアによりそって私に必死に手を伸ばしやがて掴みかかる…
ドアにまたがった状態の両足をそれぞれ別方向から下に思い切り引っ張られる…っていうか…痛い!
「いて…いたいいたい! ホント離せ! っていうかむしろ離しやがれ!」
誰か何とかしてくれ〜!! またさき状態だぁ〜死ぬ〜男としての寿命が終わる〜!
ガサゴソガソガソゴソゴソ……
それとは別の足音が近づいてくる…。 いかん! とうとう来た…!
おい、あんたらも死にたくなけりゃ逃げろ! せめて大人しくしろ…って無理か!
頼むからせめて私を巻き添えには…
ガサガサガサガサゴソゴソゴソゴソゴソ!!
ついに肉眼でも確認できた。黒い大群は凄い速度で廊下の両側から迫ってくる…!
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鮫とじゃれ合うヤドカリを尻目に後退を始める。が、化物どもが船体にぶつかる衝撃で
足元が覚束ない。体勢を保つのに躍起になっているうち、後ろから鈴木が追いついてきた。
>「一旦、船から下りましょう!そこでヘリを呼ぶんです!」
「その通りだな、つーかここにヘリ呼べとか口走ったらどうしようかと思ったよ!」
子供の手を引いて鈴木が前に出る。すぐに先ほど見た男が続いた。名前は柏木だったか。
こちらも後に続こうとしたところでひときわ大きく船が揺れる。振り返ると
甲板にヤドカリの鋏が振り下ろされていた。こびり付いている血は鮫の物だろうか。
高々と持ち上げられたもう片方の鋏が振り下ろされる直前、飛翔体がヤドカリを直撃する。
大きくのけぞって船から引き剥がされる格好になったヤドカリだが、口から液体を噴出させ、
ミサイルを発射したらしいハリアーを撃ち落した。しかし、同じ方向から新たに飛来したハリアー4機が、
一斉にミサイルを放つ。半ば海に沈みかけていたヤドカリがバラバラに吹き飛ぶ。
船の上を通りすぎ、緩やかに旋回するハリアーに数発のミサイルが追いすがる。
ハリアーはフレアをばら撒いて回避しようとしたが、センサーを誤魔化しきれず全機撃墜された。
ミサイルが飛んできた方向を見ると、5機の戦闘機が雲を引いて飛び去って行くのが見えた。
「………なんだってんだ、一体」
背中からずり落ちて行く男を支えることも忘れ、呆然と呟くしかなかった。
所持品:フィルム、グロック19(残弾7)、手製手榴弾(2)
現在地:狭戸市 星輝丸後部甲板
>92>94>96
「・・とんでもない溶解能力・・だな」
逃走しつつわけわからん戦場になってしまった後部甲板を離れる。
一言言いたい。
「ここはサーカスかよッ!」
所持品: 即席の長巻・ブリーフケース(ノートPC・充電器・LANケーブル+電話回線用ケーブル+無線LANカード・4本包丁)
現在地・状況: 狭戸市 港内 星輝丸 後部甲板//ダイコン妖精現る
自分の状態: 左腕を擦りむいた@治療
HDData:培尾関係スレのdat最新版+巻き込まれたスレ ノートPC:無線LANカード装備、スタンバイ
>53
「いや、先に行ってくれ」
後ろに聞こえるようにそう言う。どうせ俺は逃げられない。
さっきあの怪物に爪で両足をやられた。もう歩けない
「大丈夫だ。後からそっちに向かう」
二人が逃げた事を確認し、壁に寄りかかって怪物に照準を合わせる。
奴らは弱点と思われる脳が丸出し、そのうえこんな近距離だ。
この38口径弾で十分に吹き飛ばせるだろう。
先頭の二匹に続けて銃弾を撃ち込む。そいつらの頭から血が大量に飛ぶ。
すぐに予備弾を装填し、また射撃を始める。
彼らが逃げてからどれだけたっただろうか?もう予備弾は一発も無い。
装填されている一発が最後の銃弾だ。
震える手に握られた銃を自らの頭に突きつける。俺は怪物にはなりたくない
「仲間が欲しかったら他を当たってくれ。俺はもう疲れた」
奴らに言葉が理解できるかはわからないが、これが最後の言葉だ。
引き金に掛かっている指に力を入れる。
その瞬間に俺の人生は終わった。
名前:村田洋一
年齢:39
性別:男
所持品:警棒、無線、拳銃(0発装弾、予備0発)散弾銃の弾18発、双眼鏡
現在地・状況:等訓市 等訓大学内部
(拳銃自殺)