魔王だ。貴様等全員死すべし

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117『元』魔王 ◆aA4QaT0JjA
>106
元来、言葉とは他者と意思疎通を図る為の物であるが、君達人間の世界にも文学というものが
あるだろう。 言葉というものは時代の流れに伴い絵画や彫刻、音楽に並び芸術的な側面をも
持つようになった。
我等悪魔は「言葉巧みに人間を惑わせる」存在故に、そういったものも心得ているのだ。
 
>107-109
では、私も>108を使って答えさせて貰おうか。

名前: Malus domestica
異名: 昔の話になるけれど……『満月の騎士』『御子達を導くもの』
年齢: もう、覚えていない。
身長: 185cm
体重: 68kg
スリーサイズ: 可変
種族: 生来の悪魔なので……強いて言えばDevilだろうか。
職業: 隠居、元魔王、元地方領主。
属性: 全対応。 ホーリーシンボルにも多少の抵抗力がある。
性別: 存在しないが、以前に妻を娶っていたので男性に近いのだろう。
     基本的にはその時の精神状態によって男性的にも、また女性的にもなる。
性格: 何分年寄りなので、口煩く感じるかも知れないな。
誕生日: 暦ができる前のことなので正確には解らないが、4月頃の筈だ。
血液型: 調べたことが無い。
利き手: 右
魔法: 色々……と言っておこう。
特技: 我流の剣技と体術、あと左目に「力」があったのだが……今は使えない。
得意な技: 戦闘用の技以外には、変身術がある。
長所: これまでの長き生にて得た様々な経験、だろう。
短所: そもそも「戦う意志」が存在しない。 故に、弱い。
戦法: 闘気を使った剣術(格闘)と呪文を併用しての近〜中距離戦。
装備品右手: 『天舞白龍之太刀(テンヲマウハクリュウノタチ)』
装備品左手: 無し
装備品鎧: 白を基調とし、黒と朱で文様をあしらった法衣。
装備品兜: 妻の物だった『珊瑚の髪飾り』
装備品アクセサリー: 首にルビーのネックレスを装着している。
所持品: 飲んだ者の肉体に生命力を与える水を生み出す『アムリタの聖杯』
瞳の色: 右目が深蒼、左目が金……だった。
髪の毛の色、長さ、髪型: 黒髪で、腰に届く程度の長さだ。
容姿の特徴・風貌: 肌は白みを帯びている。 事情があって左目の眼球に自ら石化の呪文を
          施してある為、左目は見えない。
その他特徴: 左目を隠していると、人ごみに紛れれば人間と区別がつかないようだ。
        勿論、悪魔や修行を積んだ聖職者・魔術師には判別されるが。
趣味: 読書と音楽鑑賞。
恋人の有無: かつて、妻がいた。
好きな異性のタイプ: 淑やかで思慮深く、魂から滲み出るかのような美しさを持つ者だな。
自分の恋愛観: 深く……力強く……時に、狂気を孕む。 かつての私は、そうだったよ。
好きなもの: 妻だ。
嫌いなもの: 自分より弱い者を嬲る事しかしない、下卑た輩はいけ好かないな。
好きな食べ物: チーズ、林檎(林檎酒)、葡萄酒
最近気になること: 自分の寿命。 私は、何時死神の手で黄泉の国に送られる?
一番苦手なもの: 近しい者が、何も告げずに自分の元を去っていくこと。
人生のモットー: 『正義は勝つ』のではない。 勝って生き残った者に歴史を綴るペンを持つ
          権利が与えられるが故に、後世に於いてその者が『正義』とされるのだ。
一番の決めゼリフ: 『死んでいないことと生きていることは、イコールではない……』
将来の夢(目標): かつての繁栄を取り戻すか……それが叶わぬのなら、忘れたい。
ここの住人として一言: まだ間借りして間もない場所だが……落ち着けるかな。
ここの仲間たちに一言: この通り堅苦しい年寄りだが、宜しく頼む。
ここの名無しに一言: 長い隠遁生活で会話に飢えているんだ……満喫しよう。
中の人より一言: 私は私だよ。 これまでに綴った言葉が、それだ。
118『元』魔王 ◆aA4QaT0JjA :04/12/13 17:53:22
続きだ。
 
簡単なキャラ解説:
魔界の辺境に生を受けるも物心がついた時には両親はなく、生きる為に戦う力を身につける。
幼少時に『魔界の王』に挑むも返り討ちに遭い、そのまま部下となる。
その際に左目に魔力を与えられ、左目は「全てを見通すルシファーの瞳」と化した。
これを使い惑星の動きの監視する任務を行っていた。(現在は左目は石化しているのでこの能力は
消失している)
『魔界の王』の元を離れた後は魔王として幾多の戦闘を勝ち残り領地と部下を抱え、力を高めるものの
幾つかの事件の末に妻、仲間、部下、領地、財産のほぼ全てを失い、絶望して隠者となる。
その後は独り魔界や、時には人間の世界を放浪していた。
 
>111
私は広くその名を知られる強大なる魔王たちやソロモンの72柱と違い、それ程知られていた訳では
ない為、召喚士に呼ばれることも人の世に関わりを持ったこともあまり無い訳だが……
折角なので、事件という訳ではないのだが一つ紹介しておこう。
 
昔、ある所にとても美しく、また聡明なる少女がいた。 しかしながら少女はその母親の死後、
継母とふたりの義姉に虐げられて日々を過ごしていた。
それを哀れに思った私は老女に化け、少女の母親の知人と偽り、彼女に僅かばかりの財産を与えた。
少女が近隣の城の舞踏会に出る時には白や淡い薔薇色のドレスにガラスの靴を貸し与えたものだ。
その後、少女はその城の王子と結ばれたそうだ。
……ああ、あと使い魔に命じて継母と二人の義姉の目を抉り出したりもしたな。
 
この件は、後にグリム兄弟が出版した童話集にも乗っているらしいので、ともすれば君たちも
耳にしたことがあるかも知れないな。
 
>112-113
この城を建てた初代の主はね……まあ、仕方なかろう。
年寄りの愚痴になるが、最近の若い魔王という者はいかんせん口煩いばかりで品性に欠ける。
若さ故に血気盛んなことも悪いとは言わないのだが……井の中の蛙、大海を知らぬとはこの事だろう。
魔界の王ルシファー、糞山の王ベルゼブブ、大公爵アスタロト、東方の絶対悪たるマーラ等、古の
強大にして荘厳たる者達を見習い給えよ、とな。