【感染】バイオハザード:LEVEL2【拡大】
――――培尾市。
都心より少し離れたところにある、活気と平穏が調和したこの街で、
その惨劇は突如幕を開けた――――。
ウィルス兵器による生体汚染、「バイオハザード」。
死者が動き出し、街の人々を襲ってゆく。
次々と喉を噛み裂かれ、内臓を抉られて倒れる人々。
その死体がまた起き上がり、悪夢のような汚染は留まる所を知らず拡大する。
病院も、学校も、住宅地も、商店街も、道を歩くのは動く死体ばかり。
……そして、瞬く間にゾンビに覆われた街は、文字通り死滅した。
わずか、一握りの生存者を残して……。
†† これまでの経緯 ††
米国に本社を持つ巨大組織『傘社』。
世界各国に支社を持ち、その活動は工業、食品業、医療など多岐にわたり、
誇張ではなく、全世界に影響力を持つ巨大企業である。
……「裏の顔」としての、兵器や違法技術の分野においても、同様に。
その一つである『生物研究所』、日本・培尾支部。
研究中だった細胞変異性の生物兵器が、所内の事故によって街に流出。
都市レベルのバイオハザードが発生した。
次々に襲ってくるゾンビや凶暴化した生物から何とか逃げ、あるいは倒し、
生還への道を探す生存者達。
彼らを助けるべく派遣された自衛隊。
証拠を隠蔽しようと目論む、傘社によって送り込まれた私兵団。
それぞれが交錯し、事態は混迷してゆく……。
†† キャラクター紹介・及び経緯詳細 ††
『笠倉美樹也』
21歳のフリーター。趣味は音関係のゲーム。
かなりいい加減な性格だが、受けた恩や友人に対しては、非常に義理堅い一面を持つ。
ホームセンターを改装工事中、通行人に同僚が襲われて感染。
搬入口から別館へ逃げ込んで隠れていたが、鍵を閉め忘れて再び逃走するハメに。
市内を迷走中、住宅街で桐島、紫月と出会い、同行して図書館に避難。
館内で川崎、河合、シノザキと出会い、地下鉄入り口までシノザキの車で移動。
シノザキと別れた後に西村、雪香、真琴と出会い、ゾンビの襲撃、
地下鉄崩落による西村の孤立など災難に見舞われながら、中央公園避難所へと
向かっていた。
途中で追跡者と遭遇し、皆を避難させて河合と共に残ると、重傷を負いながらも撃破。
再会したシノザキの手も借り、駅のホームで手当てを受ける。
変異体となった真琴を目にしてショックを受けるが、負傷の為に結局戦闘からは外され、
雪香達と共に避難所へ向かっている。
『霞ケンシロウ』
27歳。ご存知、一子相伝の拳法家。
偶発的な次元空間の歪みにより、バイオハザードの中の培尾市に出現。
ゾンビや怪物などを殲滅し、生存者を救助しながら街を探索。
怪我の治療の為に入った病院で、あすかと合流。
だが、治療中に襲ってきた蛭の生命体「リーチマン」との戦闘に思わぬ苦戦をし、
地下まで落下。
激戦の末に撃退し、その後あすか、北上、トミー、偵察人と合流する。
『河合一等陸尉』
救出部隊として派遣された、陸上自衛隊の一尉。
温厚ながら、冷静沈着な人物。
また日頃の訓練のたまものか、射撃、銃剣格闘などに水際立った動きを見せる。
恐らく、自衛隊の中でも優秀な人物であろう。
生存者を救出すべく他の隊員と共に図書館に向かったが、運悪く隊員の一人が
負傷して感染。錯乱して小銃を乱射し、他の全員が死亡してしまう。
その後図書館の警備室に隠れ、ハンターとの戦闘などを経て生存者たちと合流、
行動を共にする。
途中、地下鉄内で追跡者との戦闘に死を覚悟して単身挑むが、
笠倉を生存させる為に心境が変化。共に協力して戦闘し、手榴弾で撃破する。
……現在、シノザキ、川崎と共に「真琴」の迎撃に当たっている。
『川崎 裕次郎』
培尾市のマンションに伯父(出張中)と妹と暮らす24歳。
16歳で両親は死別、以後は伯父に育てられ18歳でアメリカに留学するも行方不明となり
22歳で発見されるが、22歳以前の記憶を失っていた。
写真と名前の入った謎のIDカードを所持していた為、身元が判明。
(※実は、デュランの直属だったが、2年前に壊滅した暗殺部隊のIDカード)
そして帰国後、ヘルパー2級の資格を取り働いてきた。
そして、いつもの様に仕事に行こうとしてバイオハザード発生。
妹と逃げている途中に妹がゾンビに噛まれ感染、そして発症・・・・・・・
発症寸前に「お兄ちゃん、私を殺して?そして生き延びて・・・・・・・」と言って発症・・・・・
泣きながら、ゾンビと化した妹を殺し、自衛官の死体から銃を奪い・・・・
(不思議なことに体が使い方を知っていた。)
図書館ニ隠れていたが、そこで笠倉達と出会い行動を共にする。
そして今は、かつての仲間…「マコト(ネメシス寄生体)」と地下鉄ホームで戦闘中である。
(妹と真琴がダブって、撃つのを躊躇っている)
『北上浩一』
市内の高校に通う17歳。剣道部所属、・・・はしていないが二段。
両親は四年前に事故で死亡。若干、歳の離れた兄がいる。
今は親戚だと名乗る人物の支援を受けながら一人暮らしをしていた。
事件発生当初から市内放送などを聞き逃していたため、
避難所などがわからず生存者を探していた。
病院で偵察人、トミー、山田と出会う。
『桐島 柚』
16歳の高校生。
猟友会の住宅から手に入れたのか猟銃を持っており、
「撃つ」行為を嫌いながらも、生存の為に意思を固め、正確な射撃をする。
自宅二階に隠れていたが、ラジオの放送によってさらなる惨劇の発生を知り、移動を決意。
住宅街で笠倉、紫月と出会い、以降行動を共にする。
途中、地下鉄の崩落によって西村と分断され、さらに追跡者からの逃走の為、
笠倉、河合とも別れる。
後に二人と再会するが、それも束の間、変異体となった真琴から逃走。
現在は皆と共に避難所へ向かっている。
『C.雪香』(クレセント・雪香)
害虫駆除屋の22歳。
病院でスズメバチ退治をしているところバイオハザード発生。
病院内で西村と合流、追跡者からなんとか逃げることに成功。
車で容赦無くゾンビやハンターや傘社私兵部隊を轢きつつ、
途中でゾンビの群に襲われた真琴を救出。
その後、一番安全そうだと思われる地下鉄に潜入。
途中出会った感染進行中の星野を射殺しようとするが、真琴がかばったことにより星野を見逃すことに。
その後笠倉・川崎・河合・桐島・紫月と合流。
だがそこでストーカ・・じゃなくて追跡者登場により笠倉・河合とは別れる。
点検通路から逃走中、真琴が感染、真琴がメンバーから外れる。
さらに真琴はネメシスに寄生され、モンスター化。
シノザキ・河合・川崎にその場を任せ、現在中央公園へ向かっている。
元米兵のため、銃器の扱いは慣れている。
『佐々木 真琴』
培尾市の大学に通う19歳。
通学時の地下鉄でバイオハザード発生。地震による地下の部分崩壊で地下鉄内に閉じ込められるが、
紆余曲折を果たし何とか地上に出る。
大量のゾンビに襲われているところを雪香・西村に助けられ、合流。
行動を共にするも、最も安全と思われる地下鉄に再び戻るコトに。
途中出会った感染者・星野を殺そうとする雪香から彼を庇うも、後に自分も同じ道を辿ることなってしまう。
笠倉・川崎・河合・桐島・紫月と合流するも、追跡者の登場により笠倉・河合とは別れる。
逃げている途中、蚊の変異体の体液が体内に侵入、発症する。自殺を図るも、実行に移せず
その上、笠倉・河合の倒した追跡者の中で生き続けていたネメシスに寄生され
かつての仲間…生存者を執拗に狙うモンスター「マコト(ネメシス寄生体)」へと変貌を遂げたのであった。
今は他の生存者を逃すために残ったシノザキ・河合・川崎と地下鉄ホームで戦闘中である。
『小学生R』
11歳の小学生……だが、実は傘社によって訓練教育を受けた、
エージェント候補生。
通っていた小学校は以前は傘社の研究施設であり、そこで6年間を過ごす。
何らかの事情により記憶を失っていた(忘れていた?)が、
校内で入手したCD-ROMのファイルを読み解いた後、記憶を取り戻した。
今は傘社によって(表向きの体裁を保つため?)派遣された救助部隊により、
被害に遭った小学生として脱出。
かつて、『先生』に出された宿題を成し遂げるという、決意を抱いて……。
『紫月 香澄』
12歳の中学生。
住宅街で笠倉、紫月と出会い、行動を共にする。
様々な不運に見舞われながらもどうにか生き延び、
現在は笠倉、雪香、桐島とともに避難所へ向かっている。
生存者を認めた瞬間泣き出してしまうなど、年齢相応の面もあるが、
これだけの災害の中を一人で逃げ延びてきた事を考えると、
芯の部分は強い少女なのかも知れない。
『シノザキ(志ノ崎)』
ジャーナリストを志す30歳。チーかま大好き。
ちなみに、「シノザキ」は仮名らしい。
生存者を求めて何気なく立ち寄った図書館で笠倉達と出会う。
初めは中央公園避難所へ行くつもりだったが、図書館内で
『傘製薬』の私兵部隊と遭遇したことにより事件の調査を決意。
その後移動した地下鉄の駅で笠倉達と別れ、傘製薬支社の調査へ向かう。
首尾良く事件の資料を入手するが、支社付近の駅から地下鉄内に侵入した際
何者かにそれを強奪される。直後に別れた仲間と合流を果たすが、
新たに一行に加わっていた佐々木真琴が発症、さらに寄生され、
それに追われる形で地上へ戻るものの、真琴によって再び地下へ落とされ、
地下鉄ホーム上で対峙することとなる。
『鈴木准尉』
自衛隊救助部隊の准尉……らしいが、他の隊員曰く「見慣れない顔」。
表向きは熱心な自衛官を演じている。
現在、生存者を救助する為に病院内に降下し、探索中。
傘社の他にも、何らかの勢力を警戒しているようだが……
『駄目サラリーマン?』
シノザキを襲い、彼が傘社から盗み出した、この一連の事件に関わる
資料を更に強奪した謎の男。
傘社の人物か、他の勢力の存在かは不明だが、「オホートニク」という
コードネームを用いている。
『偵察人(+猫)』
ある組織の人間、27歳
10歳の頃に両親を殺され、自分も殺されそうになるが逆に犯人をナイフで刺殺。
その時に殺しの才能が芽生え、ある組織に引き取られ訓練を受ける
16歳の時に初仕事を任され見事完遂、今回はある人物の依頼で倍尾市へ。
必要最低限の装備で地獄を移動している最中に桐島と笹倉に遭遇、
協力の要請を受けるが拒否し、単独で行動。
住宅街偵察中に発症前の感染者に遭遇し猫を託され、猫と行動を共にする。
その後、傘社の私兵を確認し回避、逃亡中に追跡者に発見され学校へ・・・
ケンシロウや小学生Rとすれ違いながらも学校内へ侵入、侵入後ゾンビ達と
追跡者に追われながらも、理科室にてそれらを爆殺。
爆発により飛んできたガラス片で怪我をし、その怪我を治すために病院へ移動
その後、山田、北上、トミーと遭遇、行動を共にしようと言われ考えた末、
共に行動をすることに。その後、山田が不可解な言葉を残し別行動。
山田の言動に疑問を感じ、追うような形で北口、トミーと共に地下へ。
地下への移動中に紫色の液体の入ったアンプルを拾うが2人に何も言わずにポケットへ。
山田と再会後、彼女のちょっとした異変に気づくが、
今はまだその異変の正体がなんなのかわからず。
現在、地下へ落ちた生き残りを助けようと会議中・・・・・・。
又吉じゃがー
『デュラン・スペンサー』
年齢28歳、183cm、71kg
傘の創始者の一人であるスペンサーの一族の末席に名を連ねる、ビジネス界ヤングエリートの
頂点に位置する男。そのクールな外見、柔らかい物腰、そして天性のカリスマ性から、
傘社を代表する一人としてマスコミに広く知られる存在。
実際の経歴は傘私設軍からの叩き上げであり、様々な非合法を行ってきた傘社の最も深い
闇の体現者の一人。スペンサー家とは血の繋がりはなく、戸籍上は養子の間柄である。
その出生に関する情報は謎に包まれており、傘社のトップシークレット扱いとなっている。
今回、培尾市で発生したバイオハザードに逸早く対処。
自身でも 夢 とまで言い切る程に壮大かつ無謀な ロストワールド・プロジェクト を立案、
実動にこぎつける。
現在、日本に更なる計画的バイオハザードを起こすべく画策中。
その真意を知る者は・・・まだ誰もいない。
ちなみに、フェンシング・サーベル・ヨーロッパチャンピオンのタイトルを持つ達人でもある。
『トミー・チャペス』
アメリカモントリオール出身。両親は共にアメリカ人だが、父親の仕事の関係で2歳の時に日本へ。
今では日本語の方が英語より喋れる。
中学校の体育教師を務めており、野球部の顧問でもある。
既婚者で、「智子」という妻がいる。
学校から車で帰宅中に事故に遭い、病院に入院。昏睡状態が続いていた。
目が覚め、一階ロビーにてゾンビ犬と遭遇。
傘社若しくは自衛隊関係者等の物と思われる拳銃で応戦。なんとか助かった。
今は他の三人と共に病院内を行動。しかし、気にかかる事があるらしい。。。
スニッカーズが好物。
『西村慎吾』
地元の高校を中退した18歳。
現在は商店街の中古ミリタリーショップでアルバイトをしていた。
性格はマイペースでいまいち危機感がない。
趣味は行く宛のない散歩。特技はサバイバル知識とミリタリー関係の知識。
格闘技はかじった程度だがそれなり。
地元民だが、実はそんなに街に詳しいわけではない。
地震による地下鉄内の崩落により負傷。他の生存者から孤立し、
さらに二度目の崩落で脱出経路も失ってしまう。
怪我の治療後、探索の末に見つけた作業用通路から、公園前駅ホームへと向かう。
『山田あすか』
総合病院に勤務する24歳の看護婦。
かなりのヘビースモーカー。田舎育ちな為、無駄に根性逞しい。
往診の帰りに事件に巻き込まれ、車で暴走&自転車で疾走を繰り広げつつ病院に辿り着く。
病院内ではストレッチャーでゾンビを撥ね飛ばしていたが、ゾンビに噛まれ
逃げ込んだ先の院長室で、自分が今回の事件の原因となっているウィルスの実験台にされていた事を知る。
(院長と傘社は裏で繋がっていたらしい)
自分の身体がウィルスを死滅させる事を知り、化け物でも人間でも無くなった己を知られる事を恐れている。
病院内でケンシロウと出会い、別れた後、偵察人、トミー、北上と行動を共にしつつ
自分のデータをことごとく破壊、破棄している。
†† ダイジェスト ††
「地下鉄、培尾公園駅にて」
悲痛な思いでその場から去る雪香、紫月、桐島、笠倉を送り出し、
かつての「真琴」を迎え撃つシノザキ、河合、川崎。
「は、ずいぶんと色白な別嬪さんだねぇ。悪ぃけど俺は小麦色の娘さんの方が好みなんだよ!」
情けを殺し、シノザキが銃を放つ。
しかし、変異体と化した真琴に、拳銃など通じる筈もない。
意に介さず振るわれた触手によって地面が崩れ、地下のホームへと再び戻される三人。
追ってきた真琴の腕にすかさず銃を撃ち込み、危険視していた銃を奪い取ったシノザキ。
攻撃を何とか避けて回り込んだ事で、扇形の挟撃陣形で取り囲む態勢になった。
(これで十字放火を浴びせてやれるな。…効かなそうだけど)
シノザキの思いは、恐らく他の二人も同じだろう。
銃は通じず、かといって格闘戦など論外だ。
この相手を、どうやって撃破するか………
………生還は、まだ遠い。
―――― 一方、路線内、作業通路にて。
孤立した慎吾は、傷の痛みに耐えながら同行者達の待つであろう駅を目指していた。
ようやく見つけた脱出経路。
狭い通路の中、彼は奇妙なものを目にする。
「糸………?」
「……蜘蛛の化け物、とかだったら洒落にならんな」
そう言って、無造作にその奇妙な糸を払い除けながら、狭い通路を進んでゆく。
………彼は知らない。
その先にいる、自分が口にしたその「化け物」の存在を……。
「病院にて」
あすか、トミー、北上、偵察人と猫。
奇妙な取り合わせの一行は、互いに秘密を抱きつつも、生存の為に同行し、協力する。
突如院内を震わせた轟音。
怪物が発したであろうその音に、霊安室に取り残された(はずの)ケンシロウの身を案じ、
その時、血の匂いを嗅ぎつけた一体のゾンビがあすかに襲いかかった。
「あたたたたぁ!」
―――瞬間、あらぬ音をたてて爆発するゾンビの頭部。
あすかを救ったのは、助けに向かおうとしていたケンシロウ、その人であった。
「無事だったか。とりあえず他にも生存者がいたようだな…
あのバケモノはどこかへ行った…。また来るかもしれんから気を付けたほうがいい…」
ケンシロウと合流を果たした一行。
そして、彼らを救助すべく病院内に入った「准尉」。
このまま無事に、脱出となるのだろうか……?
「傘社、プライベート・オフィス」
そして………全ての元凶、デュラン・スペンサー。
「こちらの準備は整った。問題は役者と舞台の選定だな・・・」
温度の感じられない怜悧な瞳を遠くに向け、彼は呟く。
自身を縛る監視の目など、もとより眼中にはない。
彼はただ、彼の必要とするものを待つだけだ。
遥か極東の島で起こっている、惨劇よりの生還者、エージェントの報告。
それは、彼がこれより行う最大の惨劇に欠かせぬもの。
そして、それ以上に……
「いや・・・私の・・・邪な好奇心だな。生きながら地獄に放り込まれた人間の心理を、行動を・・・
知らずに踏み出す気にはなれない」
そう言って、彼は静かに目を閉じ、物思いに耽る。
その姿はこれまでの……これからの死者に向けての、黙祷のようにも見えた。
BIO HAZARD / LEVEL:2 START...
†† 培尾市・略図 ††
| A .| B .| C | D .| E .| F .| G | H .| I .|
______.|______.|______.|______.|______.|______.|______.|______.|______.|______.|
|
1 | _,,,,, ,,,,,,, _,,,,,-'''"" ̄'Z,,,,_ ;;;;:::::;;北
| /'''''"''''"\,,._.,,-''""" "''" ""''"" i, ↑
______.| i, i 西←┼→東
| 'i,, 'I,,,, ; ;↓
2 | ''I,,, "''I 南
| 'I, \,,, ,,,,,
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| /' I× K LL× "''ヽ,,,
3 | i F× O△ \
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| / HHHHHH× /
4 | \ GGGGGGGG× C B× /'
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______.| ''\,, ,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,, ,,-,, "'ヽz
゛ \,,,/\,,,,/ヽ,,,,,,,,,,,/ヽ,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,ノヽ_,,,,.,ノ\/\,,,,,,,ノ\,,._.,,-''"""ヽ,,,,,,r
A:培尾市警察 東分署(壊滅)
B:県立総合病院(感染、廃墟)
C:「西村慎吾」が住んでいたアパート
D:培尾中央公園(自衛隊救援部隊、及び戦闘部隊待機中)
E:培尾市警察 中央本署(壊滅)
F:培尾市警察 中央分署(警察全撤退。陥落)
G:商店街(ガス爆発などにより、廃墟に)
H:「桐島 柚」の自宅のある住宅街(ほぼ全ての家宅が廃墟)
I:培尾市警察 西分署(壊滅)
J:国立図書館(ところどころ破壊)
K:県立培尾小学校(感染、廃墟)
L:オフィス街(感染、廃墟)
M:地下鉄『聖光台』入り口(地震により、崩落)
O:地下鉄『培尾公園前』入り口(真琴の攻撃により、大破)
†† 警告 ††
《!WARNING!》
・ここは日本国内であり、生存者の大半は日本人、日本国民です。
従ってあまりに強力な火器・武装の使用、携帯は控えてください。
(不自然でない入手経路、使用法ならば拳銃程度は問題ありません)
進行上やむを得ず使用する場合は、周囲の空気を良く理解した上で、
スレッドの雰囲気を破壊しないようにしてください。
・場の空気に異変を感じた場合、或いは緊急連絡などがある場合は、
こちらの地図に従って「避難所」に退避して下さい。 ↓↓↓
http://etc3.2ch.net/test/read.cgi/charaneta2/1097080953/ (『バイオハザード発生スレ』:避難所)
†† 新規参加者へ、テンプレート(ノーマル) ††
名前:
年齢:
性別:
所持品:
現在地・状況:
自分の状態:
※項目追加は自由です。
>23
誰かが巣に触れたのがわかる。鉄の棒か何かで巣の糸を払いながら通路内を進んでいるようだ。
…遠いな…それに扉の近く…下手に襲うと逃げられそうだ…
…少し泳がせて…このまま進めば…あそこの『狩り場』を通るな…ウシャシャシャ…
……待ち伏せだ!
音もなく天井を歩き、一足さきに『狩り場』へ移動する。
(僅かに踵を浮かせ、すぐに飛び退ける体勢で銃を構える)
「二人とも悪いねぇ、こんな考え無しに付き合せちまって」
まさかこんな化物だとは思わないもんなぁ。今度こそ死ぬかぁ…。
(マコトがゆっくりと触手を振る。壁や床が削れて煙が舞う。
3人とも一歩下がった。それを見てマコトが薄く笑う)
遊ばれてる、か。クソッ…!
「女王様気取りも大概にしとけよ!!」
(顔を狙って3回引き金を引く。吐き出された弾はすばやく振り戻された触手にすべて防がれた。
間髪入れずに触手が振りまわされ、それを避けるためにまた一歩下がることになる)
ああ、クソ、余計な手出しだったか…。ゾンビ相手にゃアレほど頼もしかったこの銃も豆鉄砲かよ。
「河合さんよぉ!自衛隊はビーム砲とかレールガンとか持ちこんでねぇのか!?」
勿論持ちこんでるわけがないな。あったところで間に合うかどうか。
どうすりゃ良いんだろうな…。
持ち物:ドラムバッグ
P90(残弾20、マガジン×2)、P-220(残弾6)
デジカメ、フィルム、9mmパラベラム弾(大量)
現在地:市営地下鉄中央公園駅ホーム
倍尾市七不思議
1…
街の北端、森林公園の奥、立ち入り禁止区域に入ると霊界に迷い込み、戻ってこられない。
2…
無人の図書館、地下から呻き声がする。
3…
下水道に巨大ワニが現れる。そのせいで下水処理場は廃墟になった。
4…
地下鉄の路線、大きな刀を持った守護神が出る。
5…
病院、地下霊安室に置いてある棺の内、一つは冥府への入り口。
6…
中央公園の慰霊碑。それはかつて街を襲った伝染病の死者への手向け。
7…
街に隠された三つの死者への納め物。
道を照らすランタン、霊界の地図、そして転生するための希望。
それが揃う時、地獄への門は開く。
>24
振り返ると、そこには変わり果てた『親友』がいた。
動く死体となった彼女の頭が次の瞬間、まるで水風船の様に弾け飛ぶ。
腐敗した肉や血液、脳が自分の汚れた白衣と顔にかかった。
崩れ落ちる彼女の背後から、ケンシロウの姿が現れる…。
>「無事だったか。とりあえず他にも生存者がいたようだな…
あのバケモノはどこかへ行った…。また来るかもしれんから気を付けたほうがいい…」
…この人、今一体何をしたの?
ゆっくりと視線を他の三人に向ける。
北上、トミー、偵察人…誰しもが動揺する事無く、ゾンビ―――親友を見ていた。
人が人であったモノを何の躊躇いも無く殺す。
その現実に今更気付いた。怖い、と。
生き延びる為には仕方が無いのは分かっている。自分だってそうしてきた。
「…あ」
一歩後ずさると、肩が軽く北上とぶつかった。
―――あたしも、殺されるかもしれない
肉片となった親友の様に、まるで虫でも殺すかの様に…。
もう一度足元の親友を見ると、自分とダブって見えた。
反射的に、北上とトミーを押しのけ、薄暗く冷たい地下の廊下を走っていく。
―――殺されたくない!
所持品:薬品(注射用のアンプル、麻酔、抗生剤、強心剤、鎮静剤がそれぞれ三本づつ)
空の注射器と針×9 リンゲル液 鎮痛剤×2 アルコール 滅菌綿 点滴用具 包帯
電子血圧計 聴診器 ライター 煙草1箱 メス テープ
意味不明のアンプル
食料(クラッカー、ミネラルウォーター)
現在地:解剖室前。他の四名から離れ、廊下を走って逃げている
状態:左肩を負傷。ぶつかった北上の衣服に自分の血が付いたらしい。
>34
おい!ちょっと!
どうする?あんた方、追うか?
俺は…追わない。
持ち物:グロッグ17(残12)スニッカーズ 手帳
病院にて
一瞬、何が起きたのかわからなかった。
前を先行しようとしていた俺は、考えるよりも早く音のしたほうに振り返る。
すると、辺りの床、壁に文字通りゾンビの肉片が散らばっていた。
そして俺達の前に突然現れた見知らぬ男の言葉で大体の事態を掴む。
この目の前にいる男こそ山田の言った、化け物と素手で渡り合った男なのだろう。
しかし…一体何を?
>34
『…あ』
すでに原型をとどめていないゾンビを見ていると、
後ずさりした山田の肩が触れた…かと思うと、突然山田が走りだす。
「おい、どこ行くんだっ!?」
まったく、どうしたっていうんだ…
ふと自分の山田とぶつかったところを触ってみる。
血が、ついている…。まさか!?
>35
「もしかしたら、あいつ怪我してるかもしれない…」
看護婦だから、自分で何らかの処置は出来るのだろう。
しかし、ここで追わなければ。一人で出来ないことだってある。
俺はとっさに走り出す。山田を見失う前に…。
持ち物:食料 分厚い雑誌 ライター 包丁 ナイフ スプレー
一歩、一歩、確実に歩を進める。
周りには誰もいない。
もちろん、化け物達もだ。
また、歩を進める。
辺りは嫌に静かだ。
静かに息を吐く。
「何でこんな事になってるんだ・・・」
疑問を言葉に出すが、意味が無い。
ふと、手に持っている物の重さに気付いた。
もう動く事も出来ないと判断して兵士から手に入れた銃。
運が良かったのか、この銃には弾は残っていた。
他のは全て弾が切れていた。
―――いっそ、このまま楽になるか?
ふとそんな考えが脳裏を過ぎる。
ハッと我に帰って頭を横に振る。
「そう簡単に死んでたまるか・・・」
声に出して、再び歩を進める。
一歩一歩、歩く。
この先に何があるのかは知らない。
だけど、生き残るために、歩く。
名前:神丘 悠夜
年齢:22歳
性別:男
所持品:ワルサーP99(死んでいる兵士から入手)マガジン×3
ライター 包帯 折り畳みナイフ
現在地・状況:住宅街
自分の状態:怪我は無し
(山田に噛みつこうとするゾンビに向けて銃を抜こうとするがそれより早くゾンビが破裂した
破裂したゾンビの後ろには学校で見た男が立っていた)
・・・・・・・・・。
(今、こいつは何をしたんだ?見たところ銃器は持ってはいないようだが、まあ、なにやら
面白い奴が増えたのは確かなようだな・・・)
>34
・・・・・・・・・精神がもたなかったか・・・。
ま、当然か、一般人で、しかも女、ここまでもったのが奇跡とでも言うもの。
(逃げていく山田の背を見送る)
しかし、あのままじゃ怪物やゾンビに殺されに行くようなものだな。
>35
・・・さて、どうするかねぇ・・・・・・。
正直彼女が何を隠しているのか知りたいような気もするしな・・・。
(顎に手を当て考えるしぐさをする)
>36
>「もしかしたら、あいつ怪我してるかもしれない…」
・・・・・・・・・怪我・・・?
(それを隠したかったのか?何故?俺達に心配させないため?いや・・・それは無い。
・・・?そもそも何で傷をおったんだ?・・・!噛まれたのか!?だとしたら納得がいく
自分がゾンビ噛まれたということがばれて殺されるのが怖くなって逃走、だとしたら辻褄が合う)
・・・!?
(いきなり走り出した北上の後姿を見て危険を教えようとするが北上の後姿は小さくなっていく)
はぁ・・・走り出すにしても考えてから走り出せよ・・・、第一、あいつは銃を持ってない・・・。
チッ!おい、俺は2人を追いかける、あんたらは・・・・・・自分達で考えろ!
(言葉が終わる前に偵察人は北上の後を追って走り出した)
・・・もし、あの看護婦が感染しているなら、躊躇無く殺す・・・それが俺のやり方だ!
置いていかれないようについて来いよ!
(いつの間にか並んで走っていた猫に向けて偵察人は叫んだ)
持ち物:ベレッタM92F(残弾3)+ベレッタのマガジン2つ+暗殺用の小型ナイフ+猫+緑色の植物+謎のアンプル
場所:病院
状況:山田と北上を追いかけて病院内を猫と疾走中
避難所に到着。
「すいません、変異体が出没していて、現在生存者と河合一等陸尉が応戦中です!装甲車と無反動砲や機関砲などの重火器類をこっちに回してもらえますか?あ、案内は私がします。」
色々と説明してなんとか話が通り、装甲車と重火器と兵力を借りました。(VSマコト戦に参戦したい自衛隊員さんはお早めに)
「・・みんな、ここにいてくれる?私は案内があるし・・」
>34
む…どうした?おい…危険だぞ!嫌…追う事は出来ないな…
今追っても彼女は俺に怯えてる、恐らくは追ったら帰って怯えさせてしまうな…
>35
嫌…俺は追うまい。どうやら俺は彼女を怯えさせてしまったようだ…。
俺がいると彼女も気が気であるまい。それにあの2人が追いかけてくれてるしな。
とりあえず…あんたにこれを渡しておく。
死体から調達した物だが…俺が持っていても仕方がない。あんたが使ってくれ。
(ファマス(18) ファマスのマガジン(60)×2をトニーに渡す)。
>38
(走っていく二人の背中を見送りながら)
すまぬ…彼女をよろしく頼むぞ…
俺はとりあえず病院の化け物から片付ける。先ほどの化け物も野放しに出来ん。
あんたは一人でも大丈夫だろう。 だが気を点けろ。蛭の塊のような化け物には
物理的な攻撃は効かんからな…。 油断をするなよ…。
(トニーに言うとケンシロウは暗闇に消えていった)
くそ!結局一人かよ!
嫌だよ…怖いよ…
なんでみんな…
このまま一人で進んだ所で生きて出られる可能性は少ないだろう。。。
…『あいつ』を探しにいくか。
(病院を出ようとする)
持ち物:グロッグ17(残12)スニッカーズ 手帳 ファマス(残18) ファマスのマガジン(60)×2
場所:病院玄関へ向かう
42 :
病院玄関・自動ドアのメモ:04/10/13 22:02:27
陸上自衛隊・救助部隊・鈴木准尉
このメモを見た方へ。
屋上には自衛隊のヘリが待機しています。
私はナースコールのあった部屋に向います。
(部屋は受付のPCを参照のこと。)
屋上へは非常階段を使った移動をお勧めします。
陸上自衛隊・救助部隊・鈴木准尉
43 :
病院玄関・自動ドアのメモ:04/10/13 22:16:52
かつてトミー・チャペスのいた部屋・・・203号室。
人が少し前までいたであろう以外、変わった点も見当たらない。
この場に留まっても何も変わらないだろう。
廊下に出ると、隣の部屋に向う。
202・・203・・・205・・・
成る程、4は死に繋がる。
それを避けるおまじないという訳か。
無事に帰れたら試してみる価値はあるかもしれない。
だが、203号室と205号室との間は不自然な長さの壁があった。
(・・・隠し部屋か?・・・もしかしたら、いるかもしれんな・・・)
205号室の扉は、ベッドとテレビ、そして古い水彩画「夕日の中で」が飾ってあるだけだった。
山に沈む太陽が軽やかなタッチで描かれている。
誰もが心の中に持つ山、太陽、草原、幸福な人生のイメージ。
しかし・・・空は吸い込まれそうな青空だ。
古い水彩画を外し、壁に指を這わせる。
壁でなく、水彩画の裏は?
やはり無い・・・が、微かに薬品の匂いがする。
病院独特の匂いとは別の・・・何かだ。
持ち物:フラッシュライト付89式小銃(残弾12発)、27発入り弾倉6本、通信機、DVD、カードキー
状況:病院、205号室。不自然な『隙間』を見つけ調査中。
自分を追う足音が聞こえる。
―――殺されたくない
複数聞こえる足音が近くなり、縺れそうになる足を必死に動かせ、何とか距離を離そうとする。
床に滴り落ちた自分の血液を舐めていたゾンビが腐り、溶けていくのを尻目に地下を走り続けた。
―――大丈夫、病院の構造はあたしが一番詳しい…。逃げ切れるはず…
「やば…。」
酷い眩暈に襲われ、視界が歪む。
応急処置がままならない上に、傷口からは出血が続いている。
貧血状態になるのは仕方が無い。
堪らずに壁に手を付いて、息を整えるが気を緩めれば意識が飛びそうになる。
このまま霊安室に逃げ込む?
いいえ、もしあの噂がデマで何も無かったら、逃げ場が無いわ。
自殺行為になる…じゃあ、上に逃げて巻けばいいわね…。
霊安室はその後でも平気…それに、手当てしたい…休みたい。
大きく息を吸い込むと、階段まで走り、重い足を叱咤しながら駆け上がる。
所持品:薬品(注射用のアンプル、麻酔、抗生剤、強心剤、鎮静剤がそれぞれ三本づつ)
空の注射器と針×9 リンゲル液 鎮痛剤×2 アルコール 滅菌綿 点滴用具 包帯
電子血圧計 聴診器 ライター 煙草1箱 メス テープ
意味不明のアンプル
食料(クラッカー、ミネラルウォーター)
現在地:階段を駆け上がり北上、偵察人から逃げている。
状態:左肩を負傷。
>31
「……………」
糸を払いながら進む西村。
すると開けた部屋に出た。
地図を開く。どうやら作業用の物品倉庫らしい。
ここの部屋を抜け、先の通路を進めば駅に出られるようだが……。
「糸が……」
その部屋は四方に糸が絡み付き、酷い有り様になっていた。
「………ありゃ?」
扉を開けようとする。だが開かない。
鍵がかかっているのか、ドアノブが壊れているのか……。
「うらっ、このっ!!」
行動:鉄パイプで扉を破壊しようとする。
振動と風圧に耐えながらウチは歯を食いしばる。
時速300kmの世界、そういえばコイツで最高速度出すんは初めてやったか。今更ながら怖いなぁホンマ・・・
培尾市へと続く幹線道路上、ウチはただ前を見つめ隼を走らせる。
「やっぱ、自衛隊が封鎖しとるかぁ、戦車なんぞ初めて見たわ」
こっちはフルスピードなんや。やることは初っから決まっとる!
「どけどけどけぇぇ!!轢ぃてまうどコラァァァ!!!」
速度を緩めず突破を試みるウチ、無茶なんは百も承知や。
命を救いに行くんやから・・・これくらいは当たり前やっちゅうねん!!
壁から少し顔を出し、化け物がいないかを確認する。
通りにはゾンビ達がいる。
「ふぅ・・・ここは通らない方がいいな」
そのまま、後ろに少しずつ後退していき、一気に駆け出す。
ゾンビ達の呻き声が遠ざかっていく。
所持品:ワルサーP99 マガジン×3 ライター 包帯 折り畳みナイフ
現在地:住宅街を北東に移動中
・・・レディース時代の走りを超えたなぁ、今・・・我ながら奇跡やでホンマ。
猛スピードの奇襲には、流石に対応できへんかったんやろ。自衛隊がアタフタしとる合間に
バリケードの狭っ1?・・・っちゅうくらい狭い隙間を抜けて、見事にバリケードを突破したウチ。
このまま市内に突入やぁー!
「・・・ん? カ、カウルに穴が・・・」
何かやっとるな〜、と思っとったらアイツら、そ〜かそ〜か撃ってきよったんか。
「あほぉおおおおおおおおおっ!!! 買うたばっかなんやぞおおお!!?」
このせつなさを爆発させ、ウチは行く。
死すらも生温い街へ・・・
見失った…ここは…霊安室?
どうやら山田に撒かれた挙句、道に迷ってしまったらしい。
ん?壁が壊れている。いや、壊されたのか。
山田は、霊安室の入り口は完全に塞がれていたと言っていたが…。
そこで後から偵察人が追いついてくる。
>38
「あんたも追ってきていたのか。悪いが完全に…ん?」
血が点々と、たれている。やっぱりあいつ…
しかしどうして俺達を避けるような行動を…それも二度目だ。
何かあの人なりの理由でも…追うのをやめた方がいいだろうか。
「この血の後を追っていけばあの看護婦さんのところに行けると思うが…
あの人は何で俺達をここまで避けていると思う?ウイルスにやられたとか?」
ウイルス…半分冗談で言ったつもりだが…まさかな。
現在地:病院・地下霊安室前
行動:偵察人に今後の方針を相談
>49
どうした?追わないのか・・・・・・って、その様子じゃ撒かれたようだな。
(北上が床に目を落としてるのに気づき偵察人も床に目を落とす)
>『この血の後を追っていけばあの看護婦さんのところに行けると思うが…』
その血・・・・・・あの看護婦のものとは限らない・・・。
それに病院内に限らずこの街じゃ血というものはそれほど珍しくはないみたいだしな。
(そう言うと偵察人は5秒ほど目を閉じ、そして再び目を開け、天井を見る)
上・・・か、どうやら看護婦は上にいるようだな。
>『あの人は何で俺達をここまで避けていると思う?ウイルスにやられたとか?』
・・・さあ?ただ、ウィルスにやられたというのなら、俺は彼女を撃ち殺すことになる。
頭がグチャグチャになった看護婦を見る羽目になるかもしれない、その覚悟があるならば、来ると良い。
行くぞ、猫。
(そう言うと偵察人はホルスターから銃を抜き猫と一緒に階段を駆け上がっていった)
持ち物:ベレッタM92F(残弾3)+ベレッタのマガジン2つ+暗殺用の小型ナイフ+猫+緑色の植物+謎のアンプル
場所:病院
状況:山田を追いかけて病院内を猫と疾走中
スピードを落とし、市内を走り回るウチ。TVでやっとった通りの凄惨な光景に胸がムカムカっとくるわ。
・・・アカン、ここも通れへんようになっとる。培尾市への爆撃まで、もう猶予はあらへんっちゅうのに・・・
焦ってもしゃあないか、遠回りや。
「中央公園か、確か避難所になっとるんやったな」
行き違いにでもなったら洒落にならへん。情報も仕入れとかんとな。
ウチは公園の脇に隼を停めて、避難所へと向う。
さっきより眩暈が酷くなってきた。
二階まで上った時に、何か人の気配と足音が聞こえた。
ゾンビや化け物とは違った、ちゃんとした足音…。
バッグに手を入れ、メスを握り締める。
>43
あの格好…自衛隊?
でも何で自衛隊がこんな所にいるの?
病室を調べている…一体何の為に…。
「あ…!」
205号室を調べていた自衛官と目が合ってしまう。
…まずい。この人が何者かまだ分からないのに…。
>50
足音と共に、自分に向けられる殺意を感じた。
どうしよう…今、こっちに向かってる人は自分を殺す気だ。
目の前の人は助けてくれるのかどうかさえも分からない…。
そうこうしている間にも足音は近くなってくる。
自衛官が何か言おうと口を開いたが、構わずに走り出した。
ここを曲がって…あそこを突き抜けて…あった。
滅菌室の中に入り、内側から鍵を閉める。
ゾンビや化け物の類はいない事を確認し、部屋の奥に行く。
滅菌処理したであろう医療器具が並ぶ中、点滴台を引っ張って来て
リンゲル液をぶら下げる。ついでに新品の包帯を失敬し、傷を負った肩に巻いていく。
包帯が巻き終わると、先程のリンゲル液に、鎮痛剤を注入し、点滴処置をする。
「やっと…落ち着ける…」
束の間の安堵にゆっくりと目を閉じ、休む事にした。
所持品:薬品(注射用のアンプル、麻酔、抗生剤、強心剤、鎮静剤がそれぞれ三本づつ)
空の注射器と針×8 アルコール 滅菌綿 点滴用具 包帯
電子血圧計 聴診器 ライター 煙草1箱 メス テープ
意味不明のアンプル
食料(クラッカー、ミネラルウォーター)
現在地:病院2階滅菌室。
状態:左肩を負傷。現在投薬中。
何やゴタゴタしとるなぁ・・・まあ、静かなんよりはマシか。
>39
また騒々しい連中がドヤドヤと・・・ほう、駅前にゴッツイ化けモンが出たんか。
そら難儀やなぁ。
「おい、嬢ちゃん!」
ウチは兵士に混じって銃火器をガチャガチャ用意しとる>39に声をかける。
「事情は聞いたで、ウチのバイクのケツに乗らへんか? ・・・急いどるんやろ?」
ビシッっと親指を隼に向けて、自分でいうのもなんやが豪快やと思う笑顔で笑いかけた。
・・・ま、義を見て背ざるは何とやらっちゅうこっちゃ。
持ち物 :金属バットx2、自家製火炎瓶x10、ライター、黒檀の木刀(隼に搭載)愛車GSX-1300R隼
避難所にてC・雪香に話しかける。
……レールガン…レールガン、か…。
(嘲るような調子で振られる触手をかわしながら、河合と川崎に声をかける)
「そっちに抜ける。援護頼む!」
(言うと同時に発砲する。ダメージがないと言うだけで、弾が当たった分の衝撃自体は殺しきれない。
動きを封じたところで脇を走り抜けた。触手は弾を防ぐのに手一杯のようだ)
「悪いけどしばらく二人だけで持たせてくれ!」
(走り抜けたままの勢いでホームを飛び降り、線路の奥へ向かう)
絶対逃げたって思われてるだろうなぁ…。
>39 雪香さん
>「・・みんな、ここにいてくれる?私は案内があるし・・」
………ん。俺、何も出来そうにないし……。
【力なく頷くと、デイバッグから真琴の携帯を取り出す】
…………。
【画面に表示されていたメールには、ウィルスに感染した事、笠倉達の無事を喜ぶ言葉、
一緒に生還できなかったことの謝罪。……そして最後に、家族へ宛てたメールを
自分の代わりに送って欲しい……と記されていた】
――――っ……! …っ、う……。
…何で、だよ…… 何でだよっ、畜生……!
【涙で霞む視界の中、真琴の家族―――母と、双子の弟にメールを送り終えると、
そのまま電源を切る。
……電話が掛かって来た時、返す言葉がなかったからだ】
………ごめん……俺……。
【肩に指が食い込むほど強く掴み、地面を睨んでいたが、
聞くともなく聞こえてきた物騒な音にふと顔を上げる】
.oO(……何だ……バイク…?)
>53 バイクの女の人
.oO(……さっきの、この人のか……)
>「事情は聞いたで、ウチのバイクのケツに乗らへんか? ・・・急いどるんやろ?」
【雪香に声を掛けているのを見て、自然と雪香や自衛隊員の手にしている、
物騒な武器に目が留まる】
.oO(……急いで……それで、殺すのかよ。……アレで、真琴さん撃つのかよ……)
【だんだんと、目に意思の光が戻り始め……意を決したように立ち上がると、
切った携帯の電源を再び入れ、先ほど送ったメールの相手へ、素早く一行だけ打ち込む】
「彼女の友人より。真琴さんは、必ず助けます」
……ざけんな。助かんねーなんて、んなコト勝手に決めてんじゃねぇ。
【呟くように言って再び電源を切ると、トイレに行くふりをして公園の外に回り、
脇に放置されていた車に乗り込む】
どっか、ヘンになってる部分とか、そこ撃てば助かるって。絶対……
……絶対、助けてやるから………!
【慌てて避難したのだろう、差しっ放しになっていたキーを回す。
イグニッション。ハンドブレーキを落として、ギアをDへ。発進。
右足に走る鈍い痛みを堪えながら、一気にアクセルを踏み込む】
>53
ありがと。ただし覚悟が必要よ。
それでもいいなら・・(携帯式無反動砲を背負い、乗る)
(玄関に到着)
>42
なんだこのメモは…
屋上…か。今は『あいつ』を探すほうが先だ。『あいつ』無しで逃げても意味ないさ…
(車を探す)
持ち物:グロッグ17(残12)スニッカーズ 手帳 ファマス(残18) ファマスのマガジン(60)×2
>58
「よっしゃ、ええ度胸や嬢ちゃん。ウチも腹ならとっくにくくっとるでぇ」
何や映画でシュワちゃんがぶっ放してそうな火器を持って、ケツに乗っかる嬢ちゃん。
勇ましいなぁ、女はこうあるべきやでホンマ。予備のがないんで自分のヘルメットを半ば
強引に被せたる。ノーヘルなんて慣れとるさかいな。
「せやせや、自己紹介がまだやったな。ウチの名前は、四天王院 薫や。こう見えても小学校
の先生なんやで」
喋りながら隼を発進させる。兵隊さん方を後方に置き去りにして、駅前へまっしぐらや。
「ウチの家、市外にあってなぁ。結構遠くからバイクで通うとったんやが、ついこの間、いきなりの
全面封鎖や。TVとかラジオやと、みんな避難したとか言うとるけど、どこに収容されたかも知らされ
てへんのやで。・・・っちゅうワケで、ウチもカキ共が心配でいてもたってもいられへんでなぁ。
ついさっき、検問ブチ破ってきたんや」
おお、我ながら早口でまくしたててしもた。まあ・・・緊張しとるんやろ。柄にもなくな。
「第三中隊応答せよ。こちら中央公園避難所」
「こちら第三中隊」
「こちら避難所。貴官らの活動地域付近に生存者発見の情報あり。
貴官らはこれより救助に迎え。目撃場所は地下鉄駅付近との事」
「こちら第三中隊。了解、これより救助に向かう」
(重装備の隊員が乗った輸送トラックや装甲車などが地下鉄方面に向かう)
>60
小学校の先生の割にはずいぶんと過激で(苦笑)
教え子のためなら火炎瓶その他もろもろ・・流石ね(笑)
(10レスくらいで到着ってことで)
中央公園避難所にて
「おい!装備が盗まれたぞ!急いでつかまえろ!」
「し、しかし司令殿・・・、この際見逃してもよろしいかと・・」
「何だと!何故そう思う?理由を話せ」
「まず、第一に盗まれた無反動砲ですが、装填されている弾薬は一発なのでそこまで重要ではありません。
第二に・・・・・我々が今ここを出ると、何部隊か撤退しましたから隊員が足りなくなります。
以上の理由から追いかけるのは適切では無いと思われます」
「そうか・・・・。しょうがない。警備任務を続けろ」
「はい、了解しました」
周りに気を使いながら前に進んでいると、不意に広い通りに出る。
不思議な事に化け物達の姿は・・・いや、ある。
用心しながら倒れているゾンビに少しずつ近づく。
ゾンビは頭や体を撃ち抜かれている。
「誰がやったんだ・・・」
もしかしたら、まだ近くに人がいるかもしれない。
そう、思ったら辺りを見回す事に夢中だった。
だから気が付かなかった。
後ろにいるゾンビ達に。
所持品:ワルサーP99 マガジン×3 ライター 包帯 折り畳みナイフ
現在地:住宅街
本名 :四天王院 薫(してんのういん かおる)
185cm 74kg 真紅のライダースーツ姿
出身地は大阪に程近い和歌山の田舎町、いい加減な関西弁を操る25歳。
元レディースで、その世界では様々な伝説を残すが、今ではしがない小学校教師である。
剣道五段、空手四段、柔道四段、合気道三級、大学時代は実戦派の剣術道場に通いつめた
という就職先を間違えたかもしれない喧嘩大好きスポーツ万能ウーマン。
培尾小学校五年三組の担任である彼女は、可愛い生徒達の安否を確かめるため、
爆撃間近、バイオハザード真っ只中の培尾市に単身突入したのである。
「いきなりな自己紹介でえらいすんまへんが、これからよろしゅう頼んます」
(瓦礫の影から小銃を撃ちながらシノザキの言葉に答える)
>自衛隊はビーム砲とかレールガンとか持ちこんでねぇのか!?
そうですねぇ。今の状況でそんな代物が使えたら助かりますよ。
まあ、そんなもの我が軍にはひとつたりともありませんがね。
(すこし自嘲気味に話す)
どんな不死身の怪物だろうとバラバラにしてしまえば戦闘能力は失われるはずです。
雪香さんが避難所に着いたならここに攻撃隊が来ますから、それまで持ちこたえましょう。
名前・河合一等陸尉
現在地・地下鉄 中央公園駅ホーム
武装・自動小銃(30発弾倉3個+8)、拳銃(9発弾倉1個+9)、銃剣
道具・認識証
地下鉄ホーム
シノザキが走り抜けていくのを尻目に、狙いは(装備が)最も貧弱に見える川崎
弾が当たった傷口から、触手が生え伸びてきている
スッと飛び上がると、落下の力を利用して川崎に襲い掛かる
両の手の平から1本ずつ生える触手で仕留めるつもりでいる
> 66
雪香さんが避難所に着いたならここに攻撃隊が来ますから、それまで持ちこたえましょう。ってやっぱり殺すしか無いのかな?
oO(……殺さずに……体から寄生体を剥がせれば、助かるか?……触手を燃やせば何とかなるかな……
そういえば、カバンの中にアレが3本、まだ有ったな・・・・)
アレを取り出した・・・・・
>67 さぁ!来いっ!
oO(触手を焼いて切断してやる・・・)
【手には、ガソリンの入った瓶とライターを持ち、グルガナイフを咥えて見据える・・・・・・】
持ち物:USP7発(12発弾倉8個)、S&W M649(通称ボディガード)5発 、コンバットナイフ、グルガナイフ、煙草、ライター
状態: 腕負傷、眼鏡装着 、カバンに黒猫・・・・・・・
>50
そうだろうか…この血は周りの血に比べて新しすぎるような…
いや、この人は俺よりも知識や経験があるはずだ。今までの言動や行動でわかる…
信じていいだろう。自衛隊か何かで訓練でも受けたのだろうか?
すると偵察人は目を閉じ何かに集中しはじめる。
>『上・・・か、どうやら看護婦は上にいるようだな』
足音でも聞き取った、とでも言うのか。俺には何も聞こえないが…。
>『その覚悟があるならば、来ると良い』
「わかってる…俺も行くぜ」
若干、偵察人に遅れてついて行っている猫のあとに続く。
場所:病院の一階に続く階段
行動:偵察人についていく
一瞬、女>52と目が合った。
手にした水彩画を落としそうになりながらも、なんとか堪える。
「あ、まっ、待ってください!私はっ!」
口を開くより早く、女は廊下に消える。
廊下を走る音の後、扉を閉める音が聞えた。
足を踏み出した瞬間、無線機から割れた声が響いた。
パイロット「おい!今どこだ!」
鈴木准尉「いいタイミングだ。今、女を一人見かけた。逃げられたが・・・
パイロット「それどころじゃない!乗せた住民がヒステリーを起こしてやがる!爆撃される前に市から逃げろって!
(爆撃・・・?初耳だな・・・何時だってデマを流す連中がいるんだ・・・)
鈴木准尉「霞ヶ関の官僚や総理大臣がゴーサインを出すと思うか?!
生物災害には、核を落としたって効果が無い!
感染したであろう対象を隔離、徹底的な検査、ワクチンの開発以外にどんな手がある?!
大体、救助だって完全に終わっちゃいないんだ!政治家が大虐殺の責任を取ると思うか?!
本部に確認を入れろ!オホートニクってコールサインでな!幕僚長までのホットラインだ!」
パイロット「あんた・・・一体・・・?
鈴木准尉「これ以上、犠牲を出したくないだけだ!一旦、帰還しても構わん!可能なら戻って来い!
廊下にも響くような大声で怒鳴ってしまう。
了解、一旦帰還すると安堵した声でパイロットが答えた。
(どいつもこいつも・・・まぁ、いい・・幕僚長・・・あんたも貰った分だけ働いてもらう・・・)
水彩画をベッドの上に載せると、残り12発となった弾倉を27発装填された弾倉を取り換える。
「落ち着いて下さい!救助にきた自衛隊員です!すぐに救助用のヘリが来ます!」
大声で、自衛隊員である事をアピールしながら廊下に出た。
滅菌室を目指しゆっくりと、慎重に、銃を構えながら廊下を歩く。
持ち物:フラッシュライト付89式小銃(残弾27発)、27発入り弾倉5本、通信機、DVD、カードキー
状況:病院、205室前の廊下を滅菌室を目指し呼びかけながら移動中。
テントの中は、パソコンのモニターから漏れる光に満たされている。
大急ぎで展開した割には、よく出来たと佐藤幕僚長は思ったものだ。
もっとも成功する見込みの少ない作戦だが・・・
オペレーター「避難地点7より緊急入電。未確認の目標と戦闘中。増援を求む、との事です。」
佐藤幕僚長「これ以上の増援は難しいな・・・補給が滞っている・・・うーむ。」
オペレーター「コールサイン『オホートニク』での連絡です。対盗聴通信に切り替えます。」
佐藤幕僚長「解かった。席を外してくれ。」
オペレーターが席を外すと、昔ながらの赤電話の受話器を取る。
佐藤幕僚長「私だ。首尾はどうだ・・・吉報か?」
オホートニク「こちら、対策本部付のヘリです。鈴木准尉からこのコールサインを使えと・・・」
佐藤幕僚長の頭に浮かんだのは、冷戦時代にソ連に情報を売り渡していた自衛官の最後だ。
今から逃げ出すのは可能だろうか?
すでに空港は封鎖されているはずだ。
金も貰った
だが・・・どこに逃げればいい?
項垂れた佐藤幕僚長の額に冷たい金属の感触が押し付けられる。
パイロット「幕僚長殿?幕僚長殿?!」
銃声に驚いたパイロットが何度も呼びかける。
オペレータ「佐藤幕僚長は、体調が悪い様です。私が変わりに交信します。」
返り血を拭う事も無く、オペレーターは淡々と交信を続ける。
(後ろからついてくる北上の足音を聞き呟く)
ついて来たか・・・意外と根性があるようでなにより。
(2階に到着し呼吸を整え、再び神経を集中させる)
看護婦の気配は・・・微妙だが、感じられる・・・が、あと1人・・・誰かいるな・・・。
まあ、誰でも良い、俺の邪魔さえしなければ・・・誰でもな。
さて・・・、看護婦を探すとしますか。
(後ろまで迫ってきていた北上に手で、静かにしろ、とサインを出し、前へ進む)
>70
(誰だ?自衛隊・・・?にしては雰囲気がどうも・・・)
・・・・・・・・・。
(気配を殺し、自衛隊員を観察する)
なにやら叫んでるようだが・・・。
オホートニク・・・?犠牲者・・・?幕僚長・・・?
・・・・・・やはり、普通の隊員じゃないようだな。
(そう言いながらも偵察人はニヤリと笑う)
>『落ち着いて下さい!救助にきた自衛隊員です!すぐに救助用のヘリが来ます!』
誰に向かって話し掛けているんだ?って、決まってるか・・・あの看護婦以外いない。
てことは、あいつの後をついていけばいい、ナルホド、シンプルだ。
じゃあ、行くとしますか。
持ち物:ベレッタM92F(残弾3)+ベレッタのマガジン2つ+暗殺用の小型ナイフ+猫+緑色の植物+謎のアンプル
場所:病院 二階
状況:山田を追いかけて病院内を猫と疾走中に怪しい自衛隊員を発見、その自衛隊員を追跡。
「はぁ、はぁ、ちくしょう!!」
近くにいたゾンビにワルサーを向け、発砲する。
だが、ゾンビは少し怯んだだけで死んではいない。
「クソッ!!これじゃ霧が無い!!」
もう一度、前方のゾンビに向け、撃つ。
怯んだ隙に横を通り抜ける。
そのまま全力疾走。
「畜生!!このままじゃ死んじまう!!」
もう周りに目を向けず、唯ひたすら走り続ける。
その時、音が、エンジン音が聞こえる。
(コレは・・・・・・車か?!)
助かった、と思った時は既に体が音のする方に走っていた。
「ここに生存者がいる!!助けてくれ!!」
所持品:ワルサーP99(残弾5) マガジン×3 ライター 包帯 折り畳みナイフ
状況:エンジン音を聞きつけ、そちらの方に移動
「どこや、何も居らへんで!?」
駅前は、そらもう酷い有様やったわ。だって中に入れへんし・・・
まったく誰や、こんな所で火遊びしたアホは。まるで映画のセットやんけ。
ウチらは隼から降りて、辺りを警戒する。背中から十文字に吊るした金属バットに自然と手が
伸びてまうわ。
>68
「そうか、地下で騒いどるんやな」
二人してアスファルトにできた穴ぼこを覗き込む。地下鉄のホームに居るんは、兵隊さんと
普通の兄ちゃん。そしてその間に・・・
「「ほー、あの真っ白い姉ちゃんがそうなんか。ウチよりデッカイやんけ」
む、真っ白姉ちゃんが普通兄ちゃんに今にも飛び掛りそうやないか。対する兄ちゃんの右手
にはライター、左手には瓶・・・何や親近感の湧く装備やが、そら無茶やでホンマ。
「そのバズーカ、こっからで当てられへん?」
嬢ちゃんに尋ねる。アカンかったら下に降りるしかないなぁ。
持ち物 :金属バットx2、自家製火炎瓶x10、ライター、GSX-1300R隼(黒檀の木刀)
【>57より、仮免許で習ったままの、滅茶苦茶な暴走運転で駅前へ】
ガリッ………!
「ッ!?」
【前輪がコンクリート塊に衝突したらしい。
慌ててブレーキを踏んだものの、大きく車体が横にブレて、駅ビルの入り口で止まる】
「っつ……左腕、使えりゃ………」
【毒づきながらも、急いでドアを開け、杖をつくのももどかしく駅の入り口へ急ぐ。
そこで、崩れた階段の脇、穴の開いた地面から下を覗いている二人が目に入った】
>74 バイクの女の人
>「そのバズーカ、こっからで当てられへん?」
「……撃つな。俺の友達だ」
【急ぎ足のために怪我をした箇所が痛むが、それを堪えて精一杯の声で凄むと、
脇を通り抜けて崩れた階段の方へ向かう】
(線路の奥を目指して走る。背後からは断続的な銃声と破砕音が響く)
銃声は一種類…。川崎君はやられたのか?クソッ!
(緩やかなカーブの先に地下鉄の車両が見えた。側に口の回りを真っ赤に染めたゾンビが居る)
「邪魔だぁっ!」
(叫びながら走ってきたままの勢いでソバットを放つ。数m吹っ飛んだゾンビの頭を銃で撃つ。
作業中に襲われるのは避けたかった。他にいないかとあたりを見まわす。
線路の脇の、食べ散らかされた『ご馳走』が目に入った)
研究員…?そういえばなんで私兵の連中はわざわざロゴ入りのジャケットなんか着てるんだろうなぁ。
…ほぉ、いいカメラじゃねぇか。それにいかにもなディスク。分捕られた物の埋め合わせになるかな?
(カメラとディスクをバッグに仕舞いこむと、非常口から運転席に乗り込んだ)
…こんなもんだろうな。戻るか。
(運転席から出る。片手に銃、空いた手にはビニールテープのロールを持っている)
足りれば問題無いんだけどな…。
(ロールをほどきながら、出来る限りの早さで戻る。銃声は相変わらず一つしか聞こえないが、
逆にいえば少なくとも河合はまだ生きているということだ)
間に合うか…!クソ、走れりゃ気は楽なんだけどな…。
(ようやくホームの端に辿りつく。ビニールテープは既に最後のロールをほぼ使い切っている。
ホームの上には3人の人影が見えた)
川崎君もいるか!何よりだ…何をしようとしてるんだ?構ってる暇はないか!
「二人とも下がれ!!後は俺がやる!!」
(叫ぶなり片手で銃を撃つ。距離が離れていることもあってほとんど当たらないが、
注意を引くことは出来たようだ)
「そうだ、こっちへ来いよ!!」
(マコトがこちらへ一歩踏み出した。手や背中が異様に冷たく感じる)
冷や汗、か。体って割と正直だなぁ…。
地下鉄ホーム
>76シノザキの銃撃に気を取られ、川崎への攻撃が逸れてしまった
川崎の目の前、約1mの所に着地するとシノザキを睨むように振り向く
体中から生える触手を振るいながら、シノザキの方へ近寄る
しかし川崎とシノザキの丁度中心辺りで立ち止まると、体を震わせ再変態を起こし始めた
両手に鋭い爪が生え、ネメシスと思われる部分(=皮膚に隠れている)が背中から盛り上がり
腕・足が太く長く、顔が肩まで沈む(尤も、肩がせり上がっているのだろうが)
変態中も攻撃を受けてはいたが余り効いた様子もなく、変態を終えると大きく咆哮を上げ、シノザキに突進する
素早さは以前に劣るものの、その攻撃力は計り知れない
>77
(変貌を遂げて行くマコトを呆然と見つめる。引き金から指を離すのを忘れていたため、
弾倉に僅かに残っていた弾もすべて撃ち尽くした。ふと我に帰り、
慌てて左手のビニールテープを引っ張る。飛びかかってきたマコトの爪を、
思いきり横様に飛んでかわした。テープがぷつりと切れる)
爪で斬られたのか?どっちだ…。
(マコトがすぐに振り向き、腕を大きく振りかぶって斬りかかる。
荷物とP90をホームの上に放り投げ、もう一度横っ飛びで逃げる)
さっきの触手よりかマシかもな…。大振りだし、足もさっきよりゃ遅いか?
(河合の援護射撃でそれた注意を、拳銃でこちらへ引き戻す。
何がなんでも線路上にいてもらわなくては困るのだ)
つってもここじゃ足場悪いし…足首もいい加減痛ぇし…。クソ、失敗かな…。
(線路の奥から風が吹き抜けた。音が耳に届く)
この音は……!よし、もう少しだ!
(なおも攻撃をかわす。大きな動きでかわし続けているので掌や顔は擦り傷だらけだ。
胸元をなぎ払うように振られた爪を大きくバックステップしてかわそうとする。
だが、靴の中で足が滑り、体勢が崩れた)
やべッ…!
(かわしきれずにホーム下の退避エリアへ吹き飛ばされる。
とっさに盾にした拳銃はひしゃげて使い物にならない。
マコトが爪を振り上げながらゆっくりと歩み寄ってくる。
ホームの上から銃撃を加えられているが意に介した様子もない。唇を歪ませて笑ったように見える。
こちらも鼻血を流しながら同じ様に笑う。電車がホームの端に差し掛かっていた)
「かハッ……!はぁ…はぁッ…逃げる手間が省けた、ありがとよ!!」
(拳銃を顔に投げ付ける。目元を抑えて大きくのけぞったところに電車が衝突する。
退避エリアの中で体を縮める。レール上で飛び散る火花しか見えない)
>74-75
ここからだと・・無理もあるし、
それに、これは最後の手段ね。
なんとかして寄生虫を潰せば・・
OK、支援する!(降りて支援銃撃)
>75
ん、何やあのボロボロな兄ちゃんは?・・・友達やから撃つなときよったか。しかもあの調子やと降り
れそうにもないし・・・難儀やなぁホンマ。
>79
「ちょい待ちぃや」
飛び降りた嬢ちゃんの襟首をグワシっと掴んで、地上へ引っ張りあげるウチ。まるで猫掴んどる
みたいやな〜。
「嬢ちゃんはウチらの引き上げを頼むわ。隼にチェーン積んどるさかい、ソレ使ってみんなを
引っ張り上げたってや」
強引にバズーカを取り上げ、愛車のキーを渡す。まあ、真っ直ぐ走らせるくらいはできるやろ。
地下鉄うろつくなんて真っ平御免やさかいなぁ。誰か一人は残って引き上げせなな。
「兄ちゃん、入り口は瓦礫の山やで、ネズミやあるまいし入られへんがな」
階段前でハァハァ言うとるボロ兄ちゃんの肩に手を置いて声をかける。・・・振り払われた。
えいくそ、聞く耳持ってないんかい。ウチは前へ回り込み、その目を見つめる。
「あの真っ白姉ちゃんのこと、友達や言うたな。・・・で、自分は何がしたいねん?」
兄ちゃんの面構えは真剣そのものやが、何や口の中でモゴモゴ言うとるだけ、わかるか〜い。
「・・・あああああああああああああ、もうじれったいわぁぁ!!!!」
ウチ問答無用で兄ちゃんを左肩に担ぐ、右肩にはバズーカや。ハハハ、軽い軽い。
そのまま穴へとダッシュや。
「ええか、アンタは何もできへんかもしれへんし、できるかもしれへん。
世の中にはどうしようもないことっちゅうんもあるんや」
言いながら穴の中へ飛び降りる。嬢ちゃんがこっち見て目ぇ丸くしとるんがオモロかったなぁ。
「でも・・・まあ、それでもやらずにはおれへんっちゅうか・・・最悪、見届けることくらいは
したいわなぁ」
何でこんなオセッカイなことしたんやろ。着地の衝撃を感じながら思う。
・・・ああ、そうか、ウチも似たような立場やからや。
>78
電車が激しく衝突し、跳ね飛ばされてしまった。なすすべも無く、衝撃に身を任せるようにふっ飛ぶマコト
飛び散る肉片、腕や足はちぎれ、マコトはただの肉塊のようにホームの上に倒れている
まだ生きてはいるようで、必死に起き上がろうと試みる。しかし、立つ程の力は残っておらず、また床に打ち伏す
「ブォ゙ォ゙ォ゙ォ゙ォ゙ォ゙ォ゙ォ゙ォ゙ォ゙ォ゙ォォォォ」
体中から触手を蔓延らせ、周りが共鳴を起こすほどの大声で叫ぶ。その叫び声はどこか寂しそうだ…
恐らくもぅその場からは動けまい。動けるとしたら、未だに活発な触手くらいだろう
>78
ホームに降りて最初に見たんが線路上で暴れる・・・もう人間の面影を失くした真っ白姉ちゃんと、
それから逃げようとするオッチャンの姿やった。とりあえずボロ兄ちゃんを放り出して、助けに
行こうとした矢先に電車が通過、激突や。重低音が耳を打つ。
・・・何回聞いても、慣れるモンやないな〜。この音は・・・
>81
「・・・しっかりと見届けたりや」
床に座りこんで呆然としとるボロ兄ちゃんにそう言うと、ウチはもがき苦しむ真っ白姉ちゃんに
近寄った。・・・惨い有様や、面識ない相手とはいえやってられへんでホンマ。
サイドバックから自家製の火炎瓶を取り出して点火、目の前の犠牲者に向かって叩きつける。
「成仏しぃや・・・」
「っ!?」
燃え盛る死体からいきなり何かが飛び出してきよった。ウチはとっさに身をかわし、ソイツに
ガンを飛ばす。
ウネウネと触手生やしたカブトガニみたいな生き物や。気持ち悪っ!?
・・・そうか、寄生されたとか何とか聞いとったけど、コイツのことやったんか。
再びウチに飛びかかって来たウネウネに対して、ウチは背中のバットを抜き打ちに振り下ろす。
グシャっ!
地べたで蠢くソイツを踏みつけ、見下ろす。本体だけやと大した力はないんやろう。
チタンで補強されたライダーブーツに触手はまったく歯が立たへん。
「・・・お前は、成仏せんでええ」
ウチはドスの利いた声で言う。気色悪いのも怒りで吹っ飛んでしもたわ。
動かへんなるまで踏みつける。ただソレだけや。
「気分悪いなぁホンマ・・・」
ウネウネを片付けて、ウチはため息をついた。来たばっかやっちゅうのにどっと疲れたで。
(チェーンセット)
やっぱりヒトって非力なのね・・
(先頭の装甲車が停車し、続いてトラックも停車する)
運転手「中隊長殿、あそこの地下鉄が生存者が目撃された場所であります」
中隊長「うむ。調査に向かうぞ。誰か避難所に無線連絡を入れろ」
(トラックから10人ほどの重装備の隊員が飛び出す)
隊員1「しかし酷いな・・・ここで爆弾でも爆発したのか?」
隊員2「そんなことはどうでもいい。調査をしなければ我々も帰還できん」
隊員1「そうだな。とりあえず調査を開始するか」
―――気を付けろ、殺されるぞ
あたしの中で別のあたしの声が怒鳴る…。
分かってる…分かってるわよ。
でも、逃げ場がない…ここに入るんじゃなかったわ。
>70
…隔離…検査…自衛官の怒鳴る声が微かに聞こえた。
検査なんてされたらバレてしまうかもしれない。
>「落ち着いて下さい!救助にきた自衛隊員です!すぐに救助用のヘリが来ます!」
ゆっくりとした足音がこちらに向かって来るのが聞こえた。
―――イヤ…来ないで。
あれだけ大声を出して呼ばれれば、他の人達にも自分の居場所が知られる…。
点滴を止め、針を抜きキャップをする。
バッグにそれを突っ込むと新しい注射器に鎮痛剤を入れ、静脈注射をした。
もう一本注射器を出すと、それには麻酔を入れる。
多少の時間稼ぎにはなるわね。
看護婦を舐めんじゃないわよ…。
麻酔を入れた注射器をカーディガンの袖口に隠し、再び目を閉じて滅菌室の床に横になる。
大丈夫。ちゃんと鍵もかけたわ。
もしかしたら、通り過ぎてくれるかもしれない。
(つぶれた「本体」に近付いてまた少しメモを取り、ポケットにしまう)
・・・・アレほど侵食され、変形した状態では助けるのは不可能でした。
「アレを殺す」というのはこの状況下では最善かつ真っ当な判断ですよ。
もしも殺さなければ逆に我々のほうが殺されていたでしょう。
(小銃の弾倉を取替え、預けていた認識証を返してもらう)
さて、そろそろ雪香さんに呼んでもらった部隊が着くころですが・・・・
名前・河合一等陸尉
現在地・地下鉄 中央公園駅ホーム
武装・自動小銃(30発弾倉2個+30)、拳銃(9発弾倉1個+9)、銃剣
道具・認識証 戦死した隊員の認識証
助かった、と思い走ってくる車を見る。
「アレは・・・・・・装甲車か!!」
こちらへと走ってくる装甲車を見て、安堵する。
「この際、装甲車でも何でもいい!!助けてくれ!!」
大声を出して、気付かせようとする。
ふと、異変に気付く。
装甲車はゾンビ達を引きながら走る。
それだけなら良い。
だが、装甲車は道端にある障害物をも引きながら走る。
「おいおい、まさか・・・」
嫌な予感に襲われ、その場から駆け出す。
その直後、激突音が辺りに響く。
「なんか凄く予想できそうな展開だ・・・」
激突した装甲車を見る。
そのまま少しずつ近づく。
装甲車のドアは開いており、中には・・・。
「アアァァアァァアァアァァ」
ゾンビが、三匹も乗っていた。
「想像通りで嬉しいな・・・そんな訳あるか!!」
三匹のゾンビは激突したせいか、体が有り得ない方を向いていたせいか、身動きができないみたいだった。
そんな間抜けなゾンビトリオに問答無用でゾンビの額を撃つ。
(ゾンビ達から逃げていた時、額に撃つと動かなくなる事に偶然気が付いた)
額を撃たれたゾンビはしばらくすると動かなくなる。
用心しながら中を調べる。
「へぇ〜装甲車の中ってこうなのか・・・」
装甲車の中を見渡す(ゾンビは既に外に棄てた)
その中で、ある物を見つける。
「これは・・・」
自衛隊の装甲車なだけあって武器が積まれていた
その内の一つを手に取る。
ズシリと重さが伝わる。
”ザ―――ザザッ――ち・・・鉄・・地下・・公園駅で・・に化け物・・”
「うおっ!!」
突然の事に必要以上に驚く。
だが、そんな事にかまわず無線は続く。
”ふた・・・生存・・・至急・・・い・・く・・ザ――ザ――――”
無線は再び、雑音のみを出し続ける。
少々煩いので、それを切る。
そのまま暫く呆ける。
「・・・・・・・・・行くか」
ポツリと呟くとそのまま装甲車のが動くかどうか調べる。
幸い、装甲車は動く事に問題は無かった。
「俺だけ助かるというのも情けないからな・・・」
ハンドルを握り、アクセルを踏む。
「ちょっと危険は冒険にでも行くか!!」
所持品:ワルサーP99(残弾5)+マガジン×3 ライター 包帯 折り畳みナイフ
ザウエルP220+マガジン×5 FNミニミ+マガジン×7
コンバットナイフ 手榴弾×3
状況:無線を聞き、駅前に向かう
>地下メンツ
このチェーンから上がって!
くれぐれも、「彼女」に注意してね。
(彼女が何とか成仏できるといいけどね・・)
首相官邸で爆発。小泉総理、行方不明。
本日午前2時、首相官邸内で大規模なガス爆発が起こり、死者が出ている模様。
現在周辺では機動隊が走り回り、報道管制がしかれている。
政府発表の情報によると官邸職員に死傷者が多数出ており、
死傷者の人数や身元は調査中とのこと。
また小泉総理が行方不明となっており、死亡は確認されていない。
先日起きた佐藤幕僚長の変死事件とはなんらかの関係があるようだ。
>86
「そか、兵隊さんが来るんやったら、みんな安全に避難所まで行けるかな。この兄ちゃんのこと、
よろしゅう頼むで」
ボロ兄ちゃんを顎で示して、河合何ちゃらの肩に手を置く。こっから、また単独行動や。
>88
「嬢ちゃん、怪我人から隼で引っ張り上げたってや」
そう言うて、線路に降りる。確かオッチャンが居ったはずやが・・・
お、退避スペースに張り付くようにして座っとるやんか。
「いやぁ無事でよかったわ。ナイスファイトやったでオッチャン。・・・ん、腰抜けたん?立てる?」
ウチは笑顔で>78に手を差し出した。
(>88を見つけて)
隊員1「ん?おい!人がいるぞ!」
隊員2「本当か?誰か中隊長殿に連絡しろ!」
(大型無線を背負った別の隊員が周波数を調整し無線機に何か話し出す)
隊員1「大丈夫ですか?避難所からの命令によりあなた方を救助に来ました。
今すぐここから退避するのでトラックに乗ってください」
(自分達が乗ってきたトラックを指差して)
足音のした廊下に面するドアを開け虱潰しに部屋を捜索する。
ベッドの下、カーテンの裏、銃を構え、安全な距離を守りながら。
どの病室も鍵はかかっていなかった。
滅菌室のドアノブに手を掛け、回す。
(当りか・・・しかし・・・なぜ逃げる・・・?)
「なぁ・・・いるんだろ?」
「俺は、あんたを助けにきたんだ・・・」
(ここに・・・いてくれれば・・・いいんだが・・・)
「俺はカードキーを持っている、ここのドアも開けられると思う。」
「でも、開けない。こいつを受け取ってくれ。信用して欲しい。」
ドアの横に開いている取っ手を掴み、小窓を開けカードキーを滑り込ませた。
多分、滅菌室を開放しないで中に物を入れる小窓だろう。
「何で逃げたんだ?事情を聞かせてくれ。」
「少し疲れたんで・・・座らせてもらうよ。」
ドアに背を預け、床に座り込む。
(全く・・・難儀な仕事だ・・・)
耳を澄まし、瞼をゆっくりと閉じる。
持ち物:フラッシュライト付89式小銃(残弾27発)、27発入り弾倉5本、通信機、DVD
状況:病院、滅菌室の扉の前に座り込んでいる。(カードキーは滅菌室の中に。)
「開けっつの開けっつの、ゴルァッ!!」
ガンガンガンガン、バギャーン!!
鉄パイプでドアをど突きまくり、とうとうぶち破った。
「………あー……傷が……」
無理をしたせいか、左腕の傷口から血が滲み出ている。
開いてしまったようだ。
「さて、と……」
通路を進み、路線へ出る。
「駅は………こっち、かな?」
行動:移動開始
(>90で回収作業中に>91に遭う)
ありがとうございます。とりあえず、彼らをここから引き上げさせなきゃいけないんで・・
(作業続行)
>81
(電車が通り過ぎ、随分と『小さく』なったマコトが後に残る。咆哮が構内に響いた)
まぁだ生きてるのかよ…。止めを…
(大柄な女性がホームから飛び降り、マコトに近づく。
歩きながら火炎瓶らしき物を取りだし、おもむろに叩き付けた)
おーおー、思いきりの良いねーちゃんだわ。
(燃える死体から突如何かが飛び出す。女性は初撃をかわし、追撃を背から抜いたバットで潰した。
地面に無残にたたきつけられたそれをブーツで執拗に踏みつける)
……こっちも女王様か。
>90
(女性がこちらに近づき、声をかけながら手を差し出した)
「ん、いや結構。自分で立てるよ。よっ…と」
(鼻血をぬぐうと、膝に手をついて一気に立ちあがる)
「良いところ持ってかれちまったなぁ。…ありがとさん」
(改札の向こうから雪香の声がする。地上への穴のところで待機しているようだ)
「悪い、先行ってて」
(他の仲間に声をかけ、線路の奥へ向かう。手足が吹き飛んでトルソのようになった真琴がいた。
腹部が大きく裂けている。そこからあの化物が出てきたのだろう。
上着を脱ぎ、それで火を叩いて消す。まだ表面がくすぶっているそれを上着に包んで持ち上げた)
懐かしい匂いだなぁ。呼び起こされるのは苦い思い出ばかりだが…。
「どけどけ!!退かないと轢き殺すぞ!!」
道の上にいるゾンビ達を轢き殺しながら装甲車を動かす。
そのせいか時々、グチャビチャなど赤い物が飛び散ってくる。
が、深く考えず(というか考えたくない)装甲車を駅前へと進ませる。
>91>94
そのまま装甲車を走らせ続けていると、一人の女性と数人の自衛隊員が見えた。
「あっ、やべ。俺がコレに乗ってるの拙いな・・・」
装甲車のスピードを緩め、どこか影になるところに隠す。
「ここなら、バレないだろう」
装甲車を無事に隠す事が出来て安堵の溜息と付く。
ふと、周りに動く物を見つける。
「何だ?」
動く物は少しずつ数を増しながら、彼女達に近づいてく。
ゾンビだ。
ゾンビが彼女達に少しずつゆっくりと近づいていく。
更に彼女達は何かしているのか気付いていない
「おいおい、アレは拙いのでは・・・」
気付くと自分の方にも2,3匹近づいている。
咄嗟に近くにあった軽機関銃FNミニミを撃つ。
弾が勢いよく飛び出し、ゾンビを吹き飛ばす。
「くっ、結構痺れるな・・・」
痛みと無視して他の武器を持ち、飛び出す。
彼女達の近くにまで来ているゾンビ達にFNミニミの弾丸を喰らわせる。
「おい!!全員で何してるか知らないけど、回りに見張りぐらい置けよ!!」
軽く叱責をすると、そのままゾンビ達に弾丸を喰らわせる。
所持品:ワルサーP99(残弾2)+マガジン×3 ライター 包帯 折り畳みナイフ
ザウエルP220+マガジン×5 FNミニミ+マガジン×7
コンバットナイフ 手榴弾×3
状況:作業をしている雪香達を発見、そのままゾンビ達と戦闘
待ちぼうけ…(´・ω・`) ショボーン
あれ?
…待ち伏せ場所間違えますた。
さ、帰ってメシでも喰うか…
(病院を出る)
車、車…
(パトカーを発見する)
ん…キーも刺さってるし。これにするか。
(乗り込み拳銃等を助手席に置く)
持ち物:グロッグ17(残12)スニッカーズ 手帳 ファマス(残18) ファマスのマガジン(60)×2
>96,中隊
ありがと!こっちの引き上げ作業が終わるまで支援頼める?
(近くに接近中のゾンビ数体にヘッドショットを食らわせ、回収続行)
ヨーロッパのとある場所に存在する研究施設、デュラン・スペンサーが所持するこの施設は、
その最新の設備と若く優秀なスタッフの数とは裏腹に、特に目立った成果を挙げているワケでは
なかった。表裏両面の世界において、である。
「あ、これはデュラン所長。わざわざこのような場所に来られずとも、ご連絡いただければ・・・」
「そんなに畏まることはないよ。私がこの目で直接見たいと思ったから来たんだ。それに、本社は
息が詰まってね・・・」
傘社の尾行は撒いた。監視衛星にも当たり障りのない画像を送り込んである。ここで行われている
ことだけは、まだ知られては困るからだ。
新型のハンターが眠っている培養カプセルに触れながら、デュランは研究資料に目を通す。
「・・・まだ、迷っているのかね?」
まるで夕食のメニューを尋ねるかのような軽い質問口調だ。
しかし、研究員達にとっては恐慌を起こしかねない程の効力を発揮する。彼の恐ろしさを骨身にしみて
理解しているからである。
「B.O.Wに自我を持たせるといっても、人間並みにしろなどと無茶を言うつもりはないよ。類人猿の知能
レベルで十分なんだ」
「それは承知しております。しかし、ハンター達ならまだしも、あの新型・・・クロノスとウラヌスにまで
意思を与えるというのは・・・」
「彼らにこそ必要なんだよ。電気信号によるコントロールでは、ウイルスの凶暴性を完璧に抑える
ことはできない。ウイルスに抗い敵味方を区別する。どんなに幼いものであれ、心がなくてはでき
はしないんだ」
偉業を成す者は、常に新しい可能性を求め努力惜しまない。労苦を厭わない。ただ、前に向かって
突き進むのみだ。
デュランは笑った。この夢を成就するにはまだまだ試練が待っていることだろう。
そう、その偉業が善であろうと、悪であろうと、とるべき姿勢は変わらないのだから・・・
>92
(滅菌室のドアに身をあずけ、床に座り込んだ自衛隊員?を柱の陰から見て呟く)
座り込んだか・・・。
となると下手にこっちは手が出せない・・・か。
ふぅ・・・。
(柱に寄りかかり少し気をぬく)
ククッ、俺もけっこう体力を消耗してたんだな。
まあ、後は滅菌室から看護婦が出てくればいい。
銃を向け、質問して・・・感染していたら撃ち、感染していなかったら撃たなければいい、それだけだ。
にしても、お前はなんでそんなに疲れてないのかねぇ?
(隣にいる猫を見て、偵察人は呟いた)
持ち物:ベレッタM92F(残弾3)+ベレッタのマガジン2つ+暗殺用の小型ナイフ+猫+緑色の植物+謎のアンプル
場所:病院 滅菌室
状況:柱にもたれかかり小休憩。
>92
やっぱり立ち去ってはくれなかった…。
ゆっくりと瞼を上げ、ドアを見詰める。
小窓からカードキーが投げ込まれた。
…へぇ…病院でも一部のお偉いさんくらいしか持ってないカードキーを
何で自衛官が持ってるのかしらね。
>「俺は、あんたを助けにきたんだ・・・」
「本当に?」
横たえていた身を起こし、ドアの前まで近付く。
「本当に、あなたはあたしを助けてくれるの?」
床に落ちているカードキーを手に取り、本物かどうか調べる。
本物だ…。
「ごめんなさい。まだここを開けられないわ。あなたの周りに誰か人がいないか調べてくれない?
それと、約束してくれる?あたしを殺さないって。」
カーディガンの袖口に隠した注射器を再度確認する。
所持品:薬品(注射用のアンプル、麻酔、抗生剤、強心剤、鎮静剤がそれぞれ三本づつ)
空の注射器と針×7(うち一本は麻酔入り) アルコール 滅菌綿 点滴用具 包帯
電子血圧計 聴診器 ライター 煙草1箱 メス テープ
意味不明のアンプル
食料(クラッカー、ミネラルウォーター)
現在地:病院2階滅菌室にて立てこもり中。
状態:左肩を負傷。自衛官に周囲の確認をさせようとしているが…
>「ごめんなさい。まだここを開けられないわ。あなたの周りに誰か人がいないか調べてくれない?
それと、約束してくれる?あたしを殺さないって。」
「ようやく返事をしてくれたな。ありがとう。」
安堵のような笑顔を浮かべながら鈴木准尉はゆっくりと立ち上がる。
「周囲に誰かいないか、調べてくるよ。」
(・・・人間が・・・いるのか?・・・だとしたら・・・何故逃げる・・・?)
「それと、救助のヘリが屋上に来ると思う。
内線電話か何かで君のいる部屋に連絡するつもりだ。」
89式小銃のコッキングレバーを軽く引き、初弾の装填を確認する。
「ああ、そうだ。約束するよ。君は絶対に殺さない。」
(全く、仕事の最中だってのに・・・そう言えば・・・名前も聞いてなかったな・・・)
苦笑すると、慎重に銃を構えながら>92の方向に向って歩き出す。
持ち物:フラッシュライト付89式小銃(残弾27発)、27発入り弾倉5本、通信機、DVD
状況:病院、>101の方向に移動中。(山田あすかとの会話から敵を警戒しているが、偵察人には気付いていない。)
>93
危機一髪のところで蜘蛛リッカーの難を逃れた西村慎吾。
しかし、血の匂いに誘われて、彼の前に新たな敵が立ちはだかる…
その敵とは…
>99、中隊
「クソッ、ゾンビは大人しく死んでろよ!!」
無我夢中でゾンビ達に弾丸の雨を浴びせる。
ゾンビ達は次々と倒れ、動かなくなる。
だが、ゾンビ達は少しずつ数を増やしていく。
>『ありがと!こっちの引き上げ作業が終わるまで支援頼める?』
「了解!!だけど余り時間かけるなよ!!ゾンビに囲まれると厄介だからな!!」
そのまま、手榴弾のピンを口で抜き、ゾンビ達に投げる。
激しく爆発し、ゾンビは吹き飛び爆音が響く。
「化け物に殺されてたまるかよ!!」
所持品:ワルサーP99(残弾2)+マガジン×3 ライター 包帯 折り畳みナイフ
ザウエルP220+マガジン×5 FNミニミ+マガジン×5
コンバットナイフ 手榴弾×2
状況:ゾンビ達と戦闘
(装甲車の機関砲や隊員の銃でゾンビを駆逐しながら)
隊員1「避難所より連絡。第一中隊完全撤退、残存は我々と避難所の部隊のみだそうだ」
隊員2「それは本当か?もしそうなら我々も早く撤退したいものだ」
隊員1「とりあえず生存者の救出を終わらせねば帰るに帰れんだろう」
隊員2「そうだな。早く終わらせよう」
(トラックに積んであった機関銃でゾンビを大量に射殺する)
隊員2「これでしばらくは安全だが、奴らもここまで数が少なくは無いだろう」
(機銃掃射を終えた隊員2から合図を受け、隊員1が地下に向かって叫ぶ)
隊員1「付近のゾンビを掃討しました。今のうちに上ってください!」
>95
・・・はよ、上にいこか・・・せや、その前に、
「みんな、避難所に行って脱出するんやったら、培尾小学校五年三組の子らが居らへんか探し
といてくれへん? ウチの可愛い生徒らなんや。何や情報があったら、ご一報頼んまっせ〜」
地下のメンツにウチは携帯の番号とメルアドを教え、明るく言う。
魂抜けたようになっとるボロ兄ちゃんは心配やったが、大人なんやさかい自分で立ち直るやろ。
>106
せっつく嬢ちゃんと兵隊さん方のお陰で、無事地上に出られたウチら。
えらい血生臭い光景やが、大怪我しとるモンも居らへんし、みんなはこれで安心やろな。
トラックに乗って退避してとか何とか言うとる兵隊さんにウチは生返事しながら、隼の
チェーンをはずす。エンジンもかかりっ放しや。
よし、行くでぇ相棒、地獄まで!
「みんな、短い付き合いやったが、これでお別れや! 縁があったらまた会おやないの!
ほな、さいならぁぁぁぁ!!」
何やゴチャゴチャ言うてくる一同を数秒で引き離し、心地ええ風を受けるウチ。
目指すは培尾小学校や。
「待っとれよぉガキ共! 今、薫先生が行くでぇぇ!!」
・・・ああ、わかっとる。唯一の脱出のチャンスを棒に振ったんや。あの子らもとっくに避難
しとるかもしれへんし、もう駄目かもしれへん。・・・せやけど、逃げ遅れて泣いとる子も
居るかもしれへんやんけっ!!
可能性を無視して自分を助ける程、ウチは賢くできてへんのやから・・・
>103
さて・・・どうしますかねぇ・・・。
(立ち上がってこっちに向かって来る自衛隊員?を見て考える)
一度引くか・・・?いや、引いてる時間などない。
では、こっちから先手を打つことにするか・・・?
向こうの武器は・・・厄介なマシンガン、しかしそれだけに、装備に頼り油断している。
しかも、向こうはこっちに気づいていない・・・、こっちのほうが全然有利だな。
(考え終えると偵察人はニヤリと笑い、北上と猫に言う)
おい、あんた等はここで待っていてくれ、奴がここまで来たら・・・俺が1人で方をつける。
なぁに、殺しはしないし、時間はかからんさ、20秒もあれば済む。
(言い終えると偵察人は銃をホルスターにしまい込み、自衛隊員?が近くに来るのを静かに待った)
持ち物:ベレッタM92F(残弾3)+ベレッタのマガジン2つ+暗殺用の小型ナイフ+猫+緑色の植物+謎のアンプル
場所:病院 滅菌室
状況:自衛隊員?を柱の陰で待ち伏せ中
(地上に上がり、走り去る>107を見送る)
・・・いや、この際呼び戻さずに逃げられるだけ逃げたほうがいいか。
皆さんは少しここで待っていてください。少し彼らに聴きたいことがありますから。
(第三中隊の隊員に近寄り、階級が自分より下だと確認してから話しかける)
自分は倍尾市派遣隊先遣部隊の河合一等陸尉だ。生存者の救出に当たっている。
現在状況確認のため、貴官らの指揮官にお会いしたい。
(中隊の隊員が敬礼をしながら中隊長の乗っているトラックを指差す。
こちらも敬礼し、中隊長から撤退開始などの情報を聞いてから戻ってくる)
皆さん、今このトラックに乗らなければここから逃げ出せる可能性は著しく低下します。
詳しい理由はお答えできません。しかし・・・あなた方には教えておいたほうがいいでしょうね。
実は培尾市全体から自衛隊の撤退が始まっているそうです。
これは自分の推測ですが、おそらく爆撃が開始されるのではないかと・・・・いえ、あくまで推測ですよ。
おお、何や頭が涼しいと思ったら、ヘルメット嬢ちゃんに貸したまんまやったわ。
まあ、こっちも危ないモン借りっ放しなんやが・・・
後部座席にチェーンで固定しとるバズーカ・・・コイツを使わなならんような怪物には会いたないなぁ
ホンマ・・・
ウチは廃墟になっとるオフィス街を突っ切って、一直線に小学校に向かうことにした。
所持品 :金属バットx2、自家製火炎瓶x9、ライター、GSX−1300R隼
黒檀の木刀&携帯型無反動砲&チェーン(隼に搭載)
行動 :小学校に向かう為、オフィス街を通過中
(xx>107で回収作業完了xx)
>>109 ・・多分ここを消しに来るわ。傘社の連中やこれ以上の拡大を恐れたお偉いさんが。
みんな、乗りましょう。(対ゾンビ用にM11。マガジン抜き)
>103
>「ああ、そうだ。約束するよ。君は絶対に殺さない。」
「ありがとう…」
―――例えそれが嘘だとしても…
バッグから聴診器を出し、ドアにくっ付けて自衛官の足音を聞く。
まさかこんな風に聴診器を使うなんて思ってもみなかったわ。
慎重な自衛官の足音を聞きながら、これからどうしたものかと思案する。
必ず、この階に彼らはいる…。
あわよくば撃ち合いになってくれれば…等と物騒な考えが頭によぎった。
さぁ、どうする?
所持品:薬品(注射用のアンプル、麻酔、抗生剤、強心剤、鎮静剤がそれぞれ三本づつ)
空の注射器と針×7(うち一本は麻酔入り) アルコール 滅菌綿 点滴用具 包帯
電子血圧計 聴診器 ライター 煙草1箱 メス テープ
意味不明のアンプル
食料(クラッカー、ミネラルウォーター)
現在地:病院2階滅菌室にて立てこもり中。
状態:左肩を負傷。現在外の状況を聴診器を使って確認中
東京にて
人通りが少ない夜道をを二人の男が歩いてくる。片方の男は薄汚れたスーツを着込んでおり、
もう片方は警察官のような制服を着込んでいる。
制服の男「そろそろ迎えが来る頃ですね」
スーツの男「そうだね。支持派の隊員に連絡は入れてあるから」
制服の男「しかし・・・本当にこんな計画を行うんですか?」
スーツの男「そうでもしないとこの国はどうなる?傘の計画を成功させるわけには行かないんだ」
制服の男「ここまでされてもなお国家を思う。さすがですね、『総理』」
小泉総理「やめてくれよ、その肩書きは官邸で捨てたんだ。君も今は警護官じゃ無いだろ」
警護官「そうでしたね。私は平警官、あなたはただのサラリーマンです」
小泉総理「そういうことだよ。おや、迎えはもう着いているようだな」
(少し離れたところに止まっている軍用車を見つける)
小泉総理「私はもう行くが、君はどうする?」
警護官「私はまだ残りますよ。証拠を消してこなければなりませんから」
小泉総理「そうか、では暫しのお別れだね」
(総理が運転手に話しかけ、軍用車が走り出す)
「………」
駅の近く……には来たらしい。
だが、辺りは滅茶苦茶になっていた。
どうやら何か戦闘があったらしい。
「……っつぅ」
傷が妙に痛む。
不審に思い血の滲んだ包帯を解き、傷を見る。
「………なっ!!?」
あろうことか、傷口を中心に肩から肘にかけてまでの部位が赤紫に変色していた。
「……!!」
血ではない、何か粘液質なモノが傷から滲み出ている。
「……か、感染……し、た?」
言うより早く、本能的に左腕の脇をキツく絞めるようにして包帯をまき直す。
それは感染がこれ以上腕から広がるのを抑えるためか。
あるいは感染してしまった左腕の血流を止めて「殺す」ためか。
「……はぁ、あ……ぅぐ……」
ショックか、パニックか、息を荒くしながら光が刺す場所……避難所近くの駅へ走る。
幸いにも、まだ正気を保っていた。
>106
自衛隊の兵士が機関砲や自分達の銃で駆逐している事に気付く。
流石のゾンビもこれだけの弾丸の雨を浴びせられてはなすすべもない。
ゾンビは確実に数を減らしてゆく。
>107
ゾンビもなんとか追い払い、彼女達の作業も終わったようで安堵の息をはく。
「はぁ〜死なずにすんでよかったよ〜・・・」
小さい声で安堵の声を出す。
と、どうやら地下にいた一人らしい女性がバイクに乗り、大声を上げながら去っていく。
自分と他の者は呆然と見送っていた。
>109>111
自衛隊員の話を聞き、呆然とする。
「爆撃だと?この街を見捨てるというのか・・・」
暫し呆然とするものの、そうなる事は理解できた。
確かにここまで被害が広がったのならそうするしかない。
冷静に判断するが、ある事に気付く。
「おい、あのバイクに乗っていった女性はどうするんだ?!」
必要以上に声を荒げてしまう。
>『・・多分ここを消しに来るわ。傘社の連中やこれ以上の拡大を恐れたお偉いさんが。
みんな、乗りましょう。』
先ほどの女性の言葉を聞き、迷わず先ほど止めた装甲車に走り出す。
「俺は、あの女性を連れてから避難所に向かう!!」
そう叫び、装甲車に向かって走る。
装甲車は先ほどと変わらぬままその場あった。
そのまま飛び乗り、エンジンをかける。
「自分だけ助かるというのも後味悪いしな!!」
そのまま女性が向かった方向に走り出す。
所持品:ワルサーP99(残弾2)+マガジン×3 ライター 包帯 折り畳みナイフ
ザウエルP220+マガジン×5 FNミニミ+マガジン×4
コンバットナイフ 手榴弾×2
状況:薫先生を追跡する
(嫌な・・・雰囲気だ・・・ゾンビがいない。屋上で見かけたきり・・・)
セレクターを3点バーストからフルオートに切り替えた。
床に目を落とす。思わず口元が緩む。
(素人か・・・疲れているプロなのか・・・どっちにしろ・・・)
反動に備え、銃をがっちりと構える。
「隠れる理由が何かあるんですかね、あなたも彼女も・・・陰がはみ出てますよ。」
最後まで言い終えるより早く、後方でガラスが派出に割れる音がした。
89式小銃の銃口を柱の陰に向けたまま、首だけで後ろを見る。
血に塗れた爪、爬虫類と遠人類という在りえない存在。
傘社のロングセラーが一匹、二匹・・・三匹。
(前門の狼・・・後門の虎・・・か?)
順序があっているかどうかなど、どうでも良い。
一番体格の良いハンターが甲高い叫び声を上げた。
それに合わせて残り二匹が叫び声を上げる。
「おい、銃があるなら援護しろ!じゃなきゃ逃げろ!」
持ち物:フラッシュライト付89式小銃(残弾27発)、27発入り弾倉5本、通信機、DVD
状況:病院、2階廊下。ハンター3匹と柱の陰に隠れた偵察人に挟まれている。
>107
くれぐれも、
「ゾンビの仲間入り」はしないでよ!
>115
分かったわ。あなたも、
ゾンビの仲間入りなんてハメにならないようにね。
(小学校へ向かう二人に敬礼)
(ホーム上に投げた自分の荷物をまとめ、穴へ向かう)
俺が最後か。よ…っと。
(片手でチェーンにつかまり、引き上げてもらう。地上に出ると東の空が紫色に染まっていた)
ドーン・オブ・ザ・デッド…か。
>107
最後まで元気の良いねーちゃんだなぁ。
情報は伝えられんと思うが…ま、無事くらいは祈っとくさ。
>109>111
「…爆撃!?何処の馬鹿がそんな決定を…って推測、ね」
推測が外れてることを切に願うよ…。
この街に爆撃なんてしたら、爆風で巻き上げられたウイルスが何処まで広がるか…。
>114
(荷物を脇に置き、今出てきたばかりの穴に首を突っ込む)
「足音が…聞こえるような、気がするんだが」
(もう少し穴の奥へ入りこもうとしたところで>115神丘が叫び、駆け出していく)
なんとも人の好い事で…。人の事ぁ言えねぇか。
(もう一度穴に顔を突っ込み声を張り上げて叫んだ)
「おーい、誰かいるのかぁー!!」
(車で住宅街へ進む)
しっかし…
本当に誰もいねぇな…
誰か人に会いたいものだ。
(アクセルを強く踏み住宅街へ)
>116
『隠れる理由が何かあるんですかね、あなたも彼女も・・・陰がはみ出てますよ。』
(自衛隊員のその言葉を聞き、偵察人は頭を押さえた)
はぁ、やっぱり疲れていたようだな、俺は・・・。
初歩的なミスを犯した、そして向こうはこっちを見つけた、ならばやることは?
決まっている、先手を打って奴を黙らせる!
(素早い動きで柱から飛び出し、自衛隊員?に銃を向けた瞬間、ガラスを割れる音が聞こえ、化け物が飛び出してきた)
・・・・・・・・・クソ化け物が・・・。
(忌々しそうに、呟き自衛隊員?に合わせていた照準を化け物に合わせ、3発、立て続けに弾を撃ちだす。
空になったマガジンを抜き、素早い動作で、新しいマガジンを装填する)
最高にムカツクよ、自分の間抜けさと、ここぞという時に邪魔をする貴様等がな。
死ねよ、クソ化け物!
(押し殺していた殺気を開放させるように、化け物の頭に銃を撃ち込み続ける、その化け物の動きが完全に止まるまで・・・)
持ち物:ベレッタM92F(残弾10)+ベレッタのマガジン1つ+暗殺用の小型ナイフ+猫+緑色の植物+謎のアンプル
場所:病院 滅菌室
状況:化け物と交戦中
飛び出してきた影からの放つ閃光に目を細める。
(・・・生きている・・・化け物を標的にしたか・・・)
素早いマガジンチェンジを見届けると、くるりと後ろを向き、ハンターに照準を合わせた。
閃光と反動、硝煙の匂い。
暴れるがガッチリと保持、>120の射線に入らない様、廊下の右側に身を寄せ、後ろ歩きで後退する。
引き金を引いては離し、引いては離す。きっちり3発ずつ叩き込む。
相手の正体が解かった以上、弾を無駄に使う必要は無い。
(少なくとも・・・素人では無いか・・・)
後退しながら引き金を引く。
(彼女が・・・驚かないと・・・いいんだが・・・)
飛び掛ろうとするハンターをフラッシュライトで怯ませ、後退する。
再装填すると、>120が素早く援護に回る。
すでに>120の隣りに移動している。
「ご協力感謝します!こいつらを倒したら一時休戦、といきませんか?!」
銃声に負けない様、ハンターに照準を合わせながら大声で話し掛ける。
持ち物:フラッシュライト付89式小銃(残弾12発)、27発入り弾倉4本、通信機、DVD
状況:病院、廊下、>120の隣りで化け物と交戦中。
(オフィス街を激走している>110薫先生を追いかける)
バイクに乗った女性を装甲車で追いかける。
だが、装甲車ではバイクに追いつくには無理があった。
「おい!!止まってくれ!!話を聞いてくれ!!」
必死に女性に叫ぶが、どうやら聞こえてないらしく女性はそのまま走り続ける。
「クソッ、いつ爆撃が来るか判らないっていうのに・・・」
焦燥が言葉となり、口から零れる。
だが、ここで逃げ出したら自分はただの卑怯者だ、必死にそう言い聞かせ女性を追う。
「それにしても運がいいのか悪いのか・・・」
猛スピードでオフィス街を通り抜ける。
自分は、この道は覚えがあった。
そう、恐らく彼女が向かうのは――――――。
「小学校だな・・・でも何でそんな所に・・・」
ほんの少しの疑問を持って、バイクに乗る女性を必死に追いかける。
所持品:ワルサーP99(残弾2)+マガジン×3 ライター 包帯 折り畳みナイフ
ザウエルP220+マガジン×5 FNミニミ+マガジン×4
コンバットナイフ 手榴弾×2
状況:薫先生を追跡中
123 :
砂虫:04/10/17 05:42:48
>110
突然、手前の地面が盛り上がり、爆発する!
猛スピードで走っていたバイクは吹き飛ばされ、乗っていた薫先生もノーヘル状態で地面に叩きつけられる。
爆発し、陥没した地中から何匹もの巨大なミミズが現れ、
薫先生に襲いかかる!
>119
前方に人影…
…遠くてよくは分からないが、どうもこちらに手を振っている様に見える。
>123
小学校が目の前に見えた。・・・と、思った瞬間、いきなり地面が盛り上がって爆発したんや。
「おおおおおっ!? こけたぁぁぁぁぁぁ!!!!」
空中に投げ出されたウチは、素早く背負うとるバットを抜いて、腕を頭の後ろで組んで体を丸め、
落下の衝撃に備える。
「ぐはっ!」
歯ぁ食いしばって耐えても、息が漏れてしまうんはしゃあないやろ。更に、慣性の法則で火花
を散らしながらギャリギャリと10メートル以上アスファルトを滑るウチと隼。
熱っ!? 背中あっつ!
ライダースーツのプロテクターがなかったら、大怪我しとったでまったく。
このまま大の字で寝ときたい所やが、そうもいかへんやろなぁ・・・
揺れを感じたウチは、そのままゴロゴロと転がり勢い良く起き上がる。
どぉぉんっ!!
地面から顔を出したんは、5メートルくらいやろか・・・ドラム缶くらいの太さの大ミミズやったわ。
何やケッタイな大口開けとるから違うかもしれへんけど、地虫の類であるんは間違いないやろ。
「しかも、一匹だけやないし!」
言いながら横に跳んでかわす。・・・少なくとも五匹は居るな。ええい、厄介な奴らやで!
ここはケツまくって逃げるんが一番やな。隼までは15メートル程か・・・どないしよかなぁ。
両手の金属バットが、やけに頼りなく感じた一時やったわホンマ。
>123
突然、バイクに乗った女性の前で爆発が起きた。
そのまま女性はバイクと一緒に空中に飛ばされて、地面に激突する。
「!!」
咄嗟に装甲車を止める。
そのまま装甲車から飛び出そうとして、爆発した場所からゾンビとは違う化け物が出てくる。
「なんだよ・・アレ・・・」
>125
化け物が出てきた場所をよく見ると、バイクに乗っていた女性が立っている事に気付く。
「無事・・だったのか・・・良かった」
女性が無事だった事に安堵するが、それも少しの間だった。
化け物が女性に襲い掛かり始める。
女性は化け物から必死で逃げるが、少しずつ追い詰められてく。
「あのままじゃ拙い!!」
呟くと同時に装甲車の中に乗り込む。
エンジンをかけアクセルを踏み、化け物達へと突進していく。
「おおおおおおっ!!」
今にも女性を喰らおうとしていた、化け物をぶっ飛ばす。
そのまま女性に声を掛ける。
「早く乗れ!!」
所持品:ワルサーP99(残弾2)+マガジン×3 ライター 包帯 折り畳みナイフ
ザウエルP220+マガジン×5 FNミニミ+マガジン×4
コンバットナイフ 手榴弾×2
状況:薫先生を助けようとしてる
>121
・・・・・・・・・こいつ、絶対に素人じゃないな。
(化け物にむかって発砲しながらも、気づかれないように自衛隊員?を観察する)
プロだ、しかもかなり鍛え抜かれた。
まったく、本当に・・・なんでこう次から次へと・・・。
(目の前まで迫ってきていた化け物の顔に発砲し、吹き飛ばす)
>『ご協力感謝します!こいつらを倒したら一時休戦、といきませんか?!』
・・・・・・・・・・・・・・・。
(その言葉を聞き、数秒は何も言わなかったが偵察人も銃を撃ちながら大きな声で叫び返した)
「アンタが、俺の邪魔をしないと約束できるならな!」
持ち物:ベレッタM92F(残弾6)+ベレッタのマガジン1つ+暗殺用の小型ナイフ+猫+緑色の植物+謎のアンプル
場所:病院 滅菌室
状況:自衛隊員と一時協力しながら化け物と交戦中
「オラァァツ!!」
避けると同時に、地面から出てきた大地虫に気合いと遠心力をタップリ込めたフルスイングを
くらわせる。
どふっ!
手応えありや。ええ音したし、地虫の体もくの字に曲がっとる・・・けど、あんまり効いてない
みたいやなぁ・・・ゴッツイ刃物があったらまとめて片付けたるんやが・・・
とか何とかやっとる内に地虫の数がどんどん増えてきよった。今やと、もう大小合わせて・・・
数える気にもならへんなぁ。
しかし、攻撃は単調そのものや。目のないコイツらは、地面からの振動を感じとって獲物の位置
を把握しとるみたいやな。その点を逆手にとったったら何とか逃げられそうなんやが・・・
>126
ウチの側面から襲い掛かってきた地虫を吹っ飛ばして、装甲車が目の前にやってきた。
おお、危ない危ない。やっぱ考えながら体動かすんは性に合わんへんなぁ。
聞き覚えのない声が、
「早く乗れ!!」
と、急かしてくる。冗談やないわ。隼で追いつかれたのに、そんな振動の固まりなんぞ走る
棺桶やでホンマ・・・ん、走る棺桶か・・・っしゃ、やることは決まったでぇ!
「ええか兄ちゃん、その車やとコイツらを振り切ることはできへんし、いつかひっくり返されて
まうがな!」
ウチが叫んどる間にも地虫は車の方に向かって行きやる。ああ、焦るなぁ・・・
「ターンしてアクセルを何かで固定するんや。兄ちゃんは飛び降りたらジッっとして
動くんやないで。コイツらは音に反応する。装甲車を囮にして引き離すんや!」
我ながら短い間にうまく伝えられたモンやわ。後は兄ちゃんの理解力と判断力に賭ける
しかないなぁ。人任せにするのは嫌いなんやがなぁウチ・・・
>128
声を掛けても女性は乗らず、それどころか何か思案するような顔つきになる。
再び女性に声を掛けようとするが自分より先に女性が喋りだした。
>『ええか兄ちゃん、その車やとコイツらを振り切ることはできへんし、いつかひっくり返されて
まうがな!』
確かに。
彼女の言うとおり、バイクに追いつけた化け物に装甲車が追いつけるわけも無い。
「だったらどうするんだよ?」
>『ターンしてアクセルを何かで固定するんや。兄ちゃんは飛び降りたらジッっとして
動くんやないで。コイツらは音に反応する。装甲車を囮にして引き離すんや!』
「なるほどね・・・了解した」
言われた通り装甲車をターンさせる。
そのまま、何か固定する物を探そうとするが―――――。
「拙い・・・化け物が・・・」
化け物が装甲車を目指してやってくる。
「仲間でも傷つけられ怒ったか?」
だが、これで探す時間は無い。
「畜生、本当についてないな・・・」
呟く、同時にFNミニミをアクセルに固定する。
「少し勿体無い気がするけど・・・死ぬよりマシだ!!」
固定し終わり、装甲車を発車させる。
動くと同時に、外に飛び降りる。
「うわっと!・・・っって〜〜・・・」
背中から落ち、少し打ち付けてしまった。
だが、その間にも装甲車は化け物をぶっ飛ばしながら進んでい。
そのまま動かずにいると、化け物は女性が言ったとおりに装甲車を追って行った。
「た、助かった・・・・・・・」
そのまま、ヘタリと地面に座り込んでしまった。
所持品:ワルサーP99(残弾2)+マガジン×3 ライター 包帯 折り畳みナイフ
ザウエルP220+マガジン×5 FNミニミのマガジン×4
コンバットナイフ 手榴弾×2
>129
ほう・・・あの餌は結構やるではないか・・・・
私の苦手な砂虫を追い払ってくれるとはな。
おかげで今日は久々に新鮮な肉が食えそうだ・・・
彼らには悪いが・・・私の胃袋に収まってもらうとするか。
>124
ん…?誰だ?手振ってるぞ…
ま、行ってみるか…。
(少し速度を落とし、助手席に置いてあるグロッグ17に手を添える)
用心に越した事はない…
車が近づくにつれ、手を振っているように見えたモノの正体がよく見える。
妙な角度に折れ曲がった首、ズタズタに引き裂かれた胴体、そして、半分千切れかけた腕が見えない糸につられて、あやつり人形のように、131に向かって手を振っていた…
…カサカサカサカサカサカサ…カサカサカサカサ………
>132
な、なんだありゃ!とりあえず、人間ではないようだな…
このまま引き返すのもなんだし、走りながら撃ってみるか…
(窓を開け、グロッグ17を132へ向ける)
昔の日本でこんなのがあったらしいな…
『武士』にでもなった気分だ。
次の瞬間、禍々しい咆哮が耳を貫いた。
「な…何!?」
―――化け物。
けたたましい銃声と明らかに人間とは違う啼き声が聞こえる。
「きゃぁあああああぁ!!」
声を発した瞬間、しまったと思った。
自分の居場所を知らせてしまったのだから。
座り込んで、ドアを見詰める。
だが、不思議と冷静な自分がいた。
>「ご協力感謝します!こいつらを倒したら一時休戦、といきませんか?!」
>「アンタが、俺の邪魔をしないと約束できるならな!」
このやりとりを聞き、どうしたものかと考えを巡らせる。
一つは自衛官の声、もう一つはあの偵察人の声…。
押し殺した様な呻き声は多分、北上だろう…。
「三人…か」
圧倒的に不利だわ。
不思議ね…ゾンビや化け物より、生きている人間の方が怖いだなんて…。
所持品:薬品(注射用のアンプル、麻酔、抗生剤、強心剤、鎮静剤がそれぞれ三本づつ)
空の注射器と針×7(うち一本は麻酔入り) アルコール 滅菌綿 点滴用具 包帯
電子血圧計 聴診器 ライター 煙草1箱 メス テープ
意味不明のアンプル
食料(クラッカー、ミネラルウォーター)
現在地:病院2階滅菌室にて立てこもり中。
状態:左肩を負傷。
>129
よっしゃ! ようやったで兄ちゃん。
地虫共が全部行ってしもたんを確かめて、ウチは愛車へと走る。
うう・・・えらい傷だらけになってもうて・・・いや、走れるだけ幸運やと思わなな。まだまだ
頑張ってもらうでぇ。
ウチは自慢の剛力で隼を起こして乗っかる。こういう時は、恵まれた体格に産んでくれた
お母ちゃんに感謝してまうで。
「おおきにやで兄ちゃん。ほれ、乗っかりぃ。バズーカで尻が痛いやろうが、男なんやさかい
気にしたらアカンで」
遠ざかっていく装甲車を見ながら声をかける。地虫のスピードはあの車と同じくらいなんか。
どうやら隼が追いつかれたんやなくて、待ち伏せに遭うたみたいやな。
ほな、逃げるんは簡単や。とっとと小学校まで行こか。
「ウチの名前は四天王院 薫や。まあ一応、小学校で先生やっとるねん」
乗ってきた兄ちゃんに自己紹介しながら、ウチは隼を発進させる。
・・・小学校に着いたら、この兄ちゃんとはお別れやな。生徒探しに付き合ってもらうワケには
いかへんし、機関銃持っとるさかい、ウチが居らんでも大丈夫やろ。
・・・と、培尾市に来た目的を語りながら、ウチは兄ちゃんに、サッサと逃げるように勧めたんや。
>135
暫く呆然としていると、女性がいつの間にかバイクを起こして、俺に声を掛けてきた。
>『おおきにやで兄ちゃん。ほれ、乗っかりぃ。バズーカで尻が痛いやろうが、男なんやさかい
気にしたらアカンで』
「はぁ・・・・」
なんとも気の抜けた返事をしてしまう。
そのまま言われた通り女性の乗っていたバイクに乗る。
「そうだ・・・俺は貴方に話があって、うおっ!!」
女性がバイクを発進させたせいで、最後まで喋る事が出来なかった。
「うわっ!!スピード出しすぎ!!頼むから安全運転してくれ!!」
自分でも情けない声を出すが、女性には聞こえてないらしい。
勘弁してくれ、と思った。
>『ウチの名前は四天王院 薫や。まあ一応、小学校で先生やっとるねん』
バイクを運転しながら女性は、いや、薫さんは自己紹介をしてくれた。
「俺は神丘 悠夜だ。薫さんと呼ばしてもらうよ宜しく。それにしても過激な教師だ・・・」
薫さんと同じように自分の紹介もする。
その後、薫さんは今ここにいる理由を教えてくれた。
「なるほど、生徒が気になってここに来たのか・・・」
(だから小学校の方に向かっていた訳だったのか・・・)
疑問が解けてすっきりした所で薫さんは、自分に逃げるように勧めてきた。
自分が返事をしなかったためか、沈黙の間が出来る。
「確かにこんな所からさっさと出たいけど・・・・・・・断る」
静かではあるけど、強い口調で俺は断った。
顔は見えないけど、多分薫さんは驚いた顔をしているのだろう。
「知り合ったばかりだけど、人を、しかも女性を見捨てたら恥だろ?」
そう、知り合ったばかりとはいえ、人を見捨てる事など出来ない。
自分はどうにも他人に甘い部分がある事は判っていた。
頭の中では関係無いと思いつつも、ついつい他人を助けてしまう。
(まったく、厄介な事で・・・)
自分の甘さに思わず苦笑してしまった。
「まっ、それに子供を置いて逃げる事は普通の人には出来ないって」
直ぐ近くにまで来た小学校を見ながら、はっきりと言った。
「生徒探し手伝うよ。どのみち俺は薫さんと一緒に避難所に行くつもりだからな」
所持品:ワルサーP99(残弾2)+マガジン×3 ライター 包帯 折り畳みナイフ
ザウエルP220+マガジン×5 FNミニミのマガジン×4
コンバットナイフ 手榴弾×2
>133
窓を開け、銃をかまえて腕を外に出した瞬間、その手に何か、見えない糸の様なものが絡まる。
ピアノ線のように丈夫で、簡単には切れそうもない…。
ストン、
車のボンネットに、人間と、ハエや蜘蛛やアリを掛け合わせた様な、不気味な化け物が乗り移る。
カサカサカサカサカサカサ…
辺りの住宅からもどんどん化け物が姿を現してくる。
どうやら、手を振った人影に見えたモノは、この化け物たちが人間を巣におびき寄せるために、人間の死体を使って仕掛けた罠だったようだ。
キョェ――――――――――――――――!!
化け物たちが一斉に襲いかかって来る!
>137
邪魔。邪魔なんだよ!
(手を一旦引っ込め、窓を閉め糸を切ろうとする。しかし切れない。糸は手首を徐々に締め付ける。片手で運転。)
くそ…。なんかいっぱい来たし…。
(もう一度窓を開け、身を乗り出す)
どけろ、化け物!
(ボンネット上の化け物に撃つ)
>136
こんガキャア、いっちょ前なことほざきおってからに・・・ウチに付いてきて死なれでもしたら、
メチャクチャ後味悪いやろが。
一瞬、ぶん殴って叩き帰したろかと思わんでもなかったんやが、人手が増えるんは正直な話し
有難いこっちゃ。
「ほな、せいぜい活躍してもらかねぇ」
ここまで来たんや。後は野となれ山となれやっちゅうねん。
小学校の敷地内に到着、しかしバイクでグランド走るんは初めてやなぁ。ゾンビもまばらにしか
居らへんし、校舎に入るんは・・・
「・・・って、何でこんなボロボロやねん!?」
理科室のあった辺りが吹っ飛んで剥き出しになっとる。煙も上がっとるさかい、
中はちょっとした火事になっとるんかな?
何にしろ酷い有様や。誰がこんなことしたんか知らんけど、もし見つけたら、
一発どついたらななぁ・・・
「ほな、手分けして探そか。ウチは三階の教室に行くさかい、兄ちゃんは
一階からしらみつぶしに探してってや」
上と下から探した方が早いやろしな。二人居って正解やったんかなぁ。
ウチは正面玄関の前に隼を停めて、威勢良くガラス戸を蹴り開けた。
所持品 :金属バットx2、自家製火炎瓶x9、ライター、GSX-1300R隼
黒檀の木刀&携帯型無反動砲&チェーン(隼に搭載)
行動 :校舎三階、五年三組教室へ向かう
>118
「………声……?」
遠くからシノザキの声が聞こえる。
「あぁ、ここだ!!生きてるよ!!」
左腕の傷口を押さえながら走る。
だが……。
「……」
この傷を見られたら何と言われるだろうか?
なにより、第三者に感染する可能性は……?
走る速度がいくらか落ちる。
まくっていたジャケットの袖を下ろし、傷口を隠す。
異臭がするが、ごまかせる範囲だろうか。
やがて、一筋の光が刺す場所へたどり着く。
光を見上げ、西村は少し躊躇った後、全力で叫ぶ。
「誰か、誰かいるか!?『ちょっと』怪我をしちまって這い上がれねぇ!!」
相変わらず痛む左腕に指を食い込ませ、さらに叫ぶ。
「誰かいたら返事をしてくれ!!俺はまだ生きてるっ!!」
行動:地下鉄、脱出地点へ。
>「アンタが、俺の邪魔をしないと約束できるならな!」
返事代わりにハンターに銃弾を浴びせる。
(弾も・・・節約したいしな・・・さて、後2匹・・・)
通常のハンターの1.5倍はあるリーダー格らしき1匹が器用に2匹を盾にしながら接近してくる。
(仲間意識は・・・無いか・・・だが、もう1匹の盾も・・・もうお終いだ・・・)
勝てる、と確信した時の事だった。
倒れたはずの1匹が飛び掛ってきた。
(・・・狸寝入り!?いや、投げた!)
払うには、重すぎる。判断するより早く伏せた。
頭部を掠め、60キロはを超えるハンターの死体が遥か後方まで飛んでいった。
顔を上げ、照準を合わせようとするが、巨体のハンターはいなかった。
周囲を警戒する、どこにも姿は見えなかった。
(・・・逃げた、か・・・さて・・・)
廊下は濃縮された硝煙の匂いと短期間に連続して爆発した火薬の熱に覆われている。
「最初に1つだけ言っておきます。彼女は私に任せてください。約束しましたからね、彼女と。」
薬室に1発銃弾を残したまま、弾倉を外した。
「次に、私の目的は救助活動だ。1人でも多くの人間を助ける。そして、最後に・・・あなたとの約束も守りたい。」
新しい弾倉を取り出し、ヘルメットで軽く叩き、装填する。
「あなた方の目的は何です?解からなければ、約束は守れない。」
持ち物:フラッシュライト付89式小銃(残弾27発)、27発入り弾倉3本、バラ弾15発、通信機、DVD
状況:病院、廊下、ハンター2匹を射殺するも1匹は逃げられた。現在、>127の返答を待っている。
>139
薫さんは眉を眉間によせ、怒りの表情になる。
(ヤバイな〜少し言い過ぎたかな・・・)
だけど、直ぐにその表情も消え、溜息などをついている。
そのまま、俺に顔を向ける。
>『ほな、せいぜい活躍してもらかねぇ』
「お、おう。最低限の期待に堪える」
小学校の敷地に到着する。
ゾンビもいるが、加数えるほどしかいない。
「こっちにはゾンビが少ないみたいだな・・・」
どちらにしろ俺と薫さんにとっては有難い事だ。
ゾンビと戦うなど、出来れば避けたい事だ。
>『・・・って、何でこんなボロボロやねん!?』
いきなり大声を上げた薫さんに驚き、咄嗟に同じ方向を見る。
三階にある一箇所が爆発でも起きたのか、穴が開いており、煙が出ている。
(誰かが爆発させたのか?という事は生存者がいるのか?)
>『ほな、手分けして探そか。ウチは三階の教室に行くさかい、兄ちゃんは
一階からしらみつぶしに探してってや』
「了解」
俺が返事をすると同時に薫さんはガラス戸を割り出した。
「あっ、薫さん。一応コレを渡しておく」
そのまま進もうとしてた薫さんにザウエルP220とマガジンを渡す。
所持品:ワルサーP99(残弾2)+マガジン×3 ライター 包帯 折り畳みナイフ
FNミニミのマガジン×4のみ コンバットナイフ 手榴弾×2
状況:学校に到着
>140
(穴に顔を突っ込んで聞き耳を立てる。
自分の声の反響が収まりきらないうちに応えがあった)
「おい、ロープよこせ!まだ人がいる!」
(自衛隊員の一人がトラックへ走り、ロープを持ち出してくる。
隊員が戻りきらないうちに、声の主が穴の下に着いた)
「今からロープを下ろす。つかまるのが無理そうだったら言えよ。
んじゃ自衛隊の方あとよろしく」
周囲にいる隊員たちに後を引き取ってもらい、
穴の脇に置いた荷物を取る。空になった弾倉を取り替え終わったところで
近くにいた隊員に声をかけた。
「避難所着いてすぐに街の外に出られるってわけじゃないだろ?
だったら着いたときに、燃料を分けてもらいたいんだが…」
持ち物:ドラムバッグ、
P90(残弾50、マガジン×1)、 デジカメ、フィルム、
カメラ、ディスク、9mmパラベラム弾(いっぱい)、真琴の遺体
>138
腹に銃弾を受け車の前に吹っ飛んだところを踏み潰され、体液を撒き散らしながら息絶える。
キキキキィ―――――――――――――!!
しかしキメラ達は一向にひるんだ様子もなく、次々に襲いかかる。
身を乗り出したところに別のキメラが飛びかかり、車から引きずり出そうとする。
他のキメラ達も次から次へと車に張り付いてくる。
ジュジュジュジュジュ……
(酸性の体液で前輪タイヤが少しずつ溶け始める)
>141
・・・・・・・・・・・・。
(偵察人は飛んできた化け物の死体を軽くかわし、逃げていった化け物の姿が完璧に消えたのを確認すると自衛隊員?の方を向いた)
なんなんだ、こいつは?
まず普通の自衛隊員じゃないのは確かだ、動きが慣れすぎている。
ということは、まさか・・・こいつは・・・。
(色々と考えていると自衛隊員?が声をかけてくる)
>『最初に1つだけ言っておきます。彼女は私に任せてください。約束しましたからね、彼女と。』
別にこいつとあの看護婦がなんの約束をしたかなんて知ったこっちゃない
俺はあの看護婦が感染していれば撃つだけだ。
>『次に、私の目的は救助活動だ。1人でも多くの人間を助ける。そして、最後に・・・あなたとの約束も守りたい。』
へぇ、救助活動ねぇ、助けるんじゃなくて・・・サンプルにするの間違いじゃないのか?
(偵察人は自衛隊員?の言葉にクスクスと笑う)
>『あなた方の目的は何です?解からなければ、約束は守れない。』
言うと思うか?
何ともわからない奴に自分の任務をそうペラペラと。
まぁ、いい、とりあえず看護婦が感染しているかいないか、それを確認するのが第一だ。
「俺の目的は言えない、が、まあ、とりあえず・・・看護婦がウィルスに感染しているか、いないか、それを調べるのが今の目的かな」
(そう言い終わる前に素早く自衛隊員?の横を通り抜け、滅菌室の扉の鍵部分に銃弾を打ち込み、扉を蹴破り、看護婦に銃を突きつける)
「さあ、鬼ごっこはもう終わりだ、質問に答えてもらう」
持ち物:ベレッタM92F(残弾5)+ベレッタのマガジン1つ+暗殺用の小型ナイフ+猫+緑色の植物+謎のアンプル
場所:病院 滅菌室
状況:滅菌室のドアを蹴破り中に侵入
>142
拳銃渡されてもなぁ・・・こんなモン使ったこともないがな。
ウチは差し出された拳銃やなく、悠夜の手首を握った。そして素早く足払いや。
手首を支点にグルっと半回転する悠夜。本来は頭から落とす技なんやが、そんなことしたら
大怪我やさかい、ガシっと右足首を持って支えたる。
逆さま宙ぶらりん状態になって目を白黒させとる悠夜に、ウチは言う。
「ええか、その銃は自分の命を守る為のモンや。良かれと思って渡したんやろけど、そのせいで
アンタに死なれたら、ウチは気分悪いし、アンタより強いウチに自分の武器を分けるっちゅうん
も失礼なことなんやで」
ゆっくりと背中から地面に下ろすと、ウチは振り向きもせず校舎の中に入る。
早速ゾンビ一匹、真っ向からの金属バット一撃で頭を叩き潰す。
「第一、そんなモンもらっても、ウチは絶対ロクに使えへんと思うで。弾の無駄遣いや」
そう言い残して、ウチは入ってすぐの階段を上った。
・・・若いモンは自分の心配だけしとったらええねん。自分を助けられへん奴が他人を
助けられるかいな。
おやおや、餌同士の仲間われかい?
>130
からずっと二人の後をつけてきたわけだが、どうやら狩りのチャンスがやってきたようだね…
強い方が校舎に入っていったのを見届けてから、呆然と立ち尽くす弱い方に向かって、鎌を振りかざしながら飛びかかった!
キシャー!!
>144
な…。ちょっ、どけ!
(とにかく撃つ。撃つ。身を乗り出し、前輪を見る)
溶けて、…るのか?くそ!まだ車に張り付いてるし…こうなったら…
イッショニシヌカ?
>141、145
「ぅわあああァァァ!!」
投げられた化け物の死体は丁度北上の前に落ちてきた。
…はァ、心臓に悪いぜ…。
突如始まった戦闘。ゾンビ以外の化け物との戦闘には初めて立ち会った。
恐怖で足はまともに動かず、唯一の武器と言える包丁を両手で握りしめ、
ただ遠くから見ていることしか出来なかった。
「終わった…のか?」
銃声は止み、二人の男の声と扉を叩き壊したような音が聞こえてきた。
現在地:滅菌室前
行動:偵察人の後につく
>146
薫さんに銃を差し出したが、薫さんはソレを受け取らず俺の手首と握る。
その直後、足を払われ自分の体勢が180度変わる。
気付けば、薫さんに右足を持たれ宙に逆さまの状態になっていた。
>『ええか、その銃は自分の命を守る為のモンや。良かれと思って渡したんやろけど、そのせいで
アンタに死なれたら、ウチは気分悪いし、アンタより強いウチに自分の武器を分けるっちゅうん
も失礼なことなんやで』
「いや、それでもさ・・・」
薫さんは俺の言葉も聞かず、優しく背中から落とすとさっさと校舎に入っていく。
「あっ、薫さん」
俺が再び声を掛けようと振り向いた時、薫さんがゾンビを金属バットで頭を叩き潰していた。
>『第一、そんなモンもらっても、ウチは絶対ロクに使えへんと思うで。弾の無駄遣いや』
そのまま、薫さんは階段を上っていってしまった。
>147
そのまま暫くその場に立ち尽くしてしまっていたが、突然俺の前に化け物が現れる。
「うおっ!!」
振り下ろしてきた鋭い刃を間一髪で避ける。
化け物は雄叫びを上げながら再び襲い掛かってくる。
「畜生、次から次へとうっとしいんだよ!!」
再び襲い来る刃を、コンバットナイフで受け止める。
そのまま薫さんに返してもらったザウエルP220にを顔に押し付け、撃つ。
薬莢が飛び出る。
化け物の顔に心臓部分に弾丸を喰らわせてやる。
「ギシャァァァアァアァアアァア!!」
化け物は叫び声を上げながら地面に倒れる。
「人間を甘く見るな。化け物」
最後に化け物を一瞥して自分も校舎へと入っていく。
「しかし・・・薫さんも酷いな。俺、そこまで弱くないよ・・・」
そう呟いた時、昔、自分に戦う術を教えてくれた祖父祖母を思い出す。
その瞬間、何故か化け物と会った時より悪寒を感じた。
「というかあんな化け物みたいな爺ちゃんと婆ちゃんに育てられたんだ・・・弱かったら今頃・・・」
それ以上思い出さないように、ザウエルP220を握り前に進む事にした。
所持品: ザウエルP220(残弾4)+マガジン×5 ワルサーP99(残弾2)+マガジン×3
ライター 包帯 折り畳みナイフ
FNミニミのマガジン×4のみ コンバットナイフ 手榴弾×2
状況:一階の捜索を始める
(>109に話しかけられて)
隊員1「自分らは陸上自衛隊培尾市派遣隊第三中隊であります。状況確認でありますか?
了解しました。我が中隊の中隊長はそこに停車中のトラックの車内であります。」
(河合一尉と隊員1が会話中に>143から生存者が居るといわれる)
隊員2「本当ですか!?今行きます」
(穴の中を確認した後ロープを持ってくる)
無線手「燃料ですか?避難所に行けばまだ車両用の予備燃料があると思います」
隊員2「しかし、二人ほどはぐれたが彼らも救助するのか?」
隊員1「いや、今いる者だけ助けるべきだろう。もう時間が無い」
右手のバットは肩の上、左手のバットは無造作に床へと向け、無駄な力を抜いた状態で、
ウチは階段を上がる。緊張しとっても、リラックスリラックスや。
三階、五年生の教室が連なる廊下は理科室とは丁度反対側や。爆発の影響は受けてへんと思うん
やが・・・ん、廊下にバリケードがあるがな。
「賢いガキ共やさかいな。簡単にやられるワケないんや・・・って」
しっかりと組み上げられとったハズの机と椅子が崩れとる。爆発のせいなんか。
アカン、この廊下は袋小路になっとるんや。中のガキ共は無事なんか!?
「ガキ共ぉ! 返事しぃや! 先生や、薫先生が助けにきたで!!」
返事を待たずにバリケードを乗り越える・・・やっぱり、ゾンビが中まで入ってきとる。
ウチは雄叫びをあげながら死体共を薙ぎ払い、自分の教室へと突き進んだ。
153 :
大蛇:04/10/18 21:46:26
(学校内)
廊下が埋まる程の大きさの蛇が蠢いていた。
さっきから人間の声がする・・・
それも、今まで逃げていたチビ共ではなく、大人のようだ・・・
小さい餌には飽きたからな・・・待ってろ、今そこに行って喰ってやる。
(ゆっくりと階段伝いに移動する)
>145
>「俺の目的は言えない、が、まあ、とりあえず・・・看護婦がウィルスに感染しているか、いないか、それを調べるのが今の目的かな」
言い終わるか終わらないかのうちに、銃声が響きドアが破られる。
入ってきた男はあたしの額に銃口を定めていた。
感染?
注意深く観察すると、余裕のある男の表情の中に、一種の怯えの様なものを感じた。
視線だけを自衛官にずらすと、彼も>145の言葉を聞いて一瞬、顔色を変えていた。
この人たち……怖いんだ、ウィルスが。
「ふざけないで。感染なんかしてないわ…」
嘘…感染してないんじゃなくて、感染しないのよ…。
いいえ、別の意味で感染しているのかもね。数週間前に…。
「感染なんかしてない…お願いだから撃たないで」
それだけを言うのが精一杯だった。
だって、可笑しくて仕方がなかったんですもの。
所持品:薬品(注射用のアンプル、麻酔、抗生剤、強心剤、鎮静剤がそれぞれ三本づつ)
空の注射器と針×7(うち一本は麻酔入り) アルコール 滅菌綿 点滴用具 包帯
電子血圧計 聴診器 ライター 煙草1箱 メス テープ
意味不明のアンプル
食料(クラッカー、ミネラルウォーター)
現在地:病院2階滅菌室。偵察人に銃を突きつけられ、絶体絶命。
状態:左肩を負傷。顔で泣いているが腹では哂っている。
ageておこう
>151
自衛隊が顔を覗かせ、ロープが垂れ下がってくる。
落ち着いてロープを握る。
………右手は大丈夫。だが、左腕は……。
動くことは動くが、すでに感覚がなかった。
ロープを腰に巻き、右手でしっかりと掴む。
「大丈夫だ、引き上げてくれ!!」
行動:ロープを身体に固定。
157 :
大蛇:04/10/19 17:19:43
三階に着き、>152に狙いを定める。
何だ、えらく慌ててるじゃないか・・・
そんなに俺が喰った奴等の事が心配なのか?
まあいいさ、そこから動かなければ一瞬で仲間の所へ
連れてってやるよ・・・
シャァァァァー!
(一気に襲い掛かる)
教室の中はガランとしとって、いつもより広く感じたんや。
・・・ああ、机と椅子がないさかいなぁ・・・
しかし、オカシイがな。ゾンビに襲われたんやったら最悪ガキ共の死体くらいは・・・
逸る心を抑えながら、ウチは教室の窓から下を覗く。まさか三階から飛び降りて逃げる
なんちゅう無茶は・・・
どおおぉぉぉんっ!!!
いきなりの轟音に振り返るウチ。廊下側の壁をぶち破って入って来たんは、
どうしようもなくデッカイ蛇やったわ。
太さも長さもさっきの地虫とは比べモンにもならへん。大の大人でも二、三人まとめて飲み込め
てしまうやろう。
・・・ん、飲み込む?
それ以上はウチも考えたなかった。せやけど、見覚えのある服の切れ端が大口開けた蛇の牙に
引っかかっとるんが見えてしもうたんや。
・・・もう頭ん中真っ白や。
「・・・ついて来いや」
大蛇にそう言い残し、ウチは窓から身を躍らせた。
・・・絶対、仇はとったるさかいな!
出所不明の不正規指令、小泉総理関与?
先日より続いている培尾市からの陸自部隊撤退令は
対策本部を通した正規の指令では無い不正規指令であることが分かった。
この撤退令以外にも数回繰り返された航空支援や装甲車増援なども
同じような不正規の指令であることが分かっている。
これに対して太田防衛長官は「私や防衛庁を通した指令ではなく、現場司令部に直接届いたようだ。
それ以上の情報は現在調査中だ」とコメントした。政府は自衛隊の暴走行為と見ているようだが、
現在行方不明の小泉総理が何らかの目的を持ち、自衛隊を指揮しているとの未確認情報もあり
未だに真相は明らかになっていない。
>154
>「感染なんかしてない…お願いだから撃たないで」
(狙いを頭部から外さずに話し掛ける)
「撃つか撃たないかは俺が決める、質問に答えろ」
・・・・・・正直、少し気味が悪い。
こいつは・・・顔は泣いているのに・・・・・・。
まあ、いい・・・まずは・・・確認が先、だな。
「1つめの質問、アンタ、どこか怪我をしているだろう?何にやられた傷だ?
2つめ、ウィルスに感染していないなら何故逃げた?納得できる理由を説明してもらおうか」
もし、二つ目の質問で・・・納得のいく説明が聞けなかった場合は・・・・・・容赦なく、躊躇なく、撃つ!
持ち物:ベレッタM92F(残弾5)+ベレッタのマガジン1つ+暗殺用の小型ナイフ+猫+緑色の植物+謎のアンプル
場所:病院 滅菌室
状況:滅菌室にて看護婦(山田)を尋問中
161 :
C.雪香 ◆wIDHCRRxns :04/10/19 20:37:07
>156
(回収完了)
大丈夫?
>自衛隊員
所で、避難所にネットに繋がったPCあります?
三階からの着地の衝撃を物ともせず、ウチは正面玄関へと走り出す。
今すぐにでも、あの大蛇をぶっ殺してやりたい所やが、狭い教室の中で、しかも金属バットと
火炎瓶では手も足も出ぇへんやろ。
・・・やっぱり、あのバズーカしかないかぁ。
流石のウチも銃火器ばかりは扱ったことがあらへん。何より、飛び道具って嫌いなんや。
初めて使う武器への不安はいなめへん。的がデカイとはいえ一発ハズしたら終わりっちゅうのも・・・
「・・・って、何やこりゃああぁぁ!?}
隼の横に、こらまた非常識なカマキリの死体があったんや。頭と胴体に風穴が開いとる。
悠夜の奴がやったんか。それにしても、ゴッツイ鎌やなぁ。刃渡りなんぞ1メートル近いで・・・
・・・ん、もしかして・・・使えるかもしれへんなぁ。
カマキリの腕を間接からパキっと折り取って、刃部分だけにする。
綺麗に取れたなぁホンマ。あつらえたようやわ。
しかし、コレだけやと使いづらい。ウチは更なる材料を求め、グランドを走った。
>154と>160のやりとりを見ている。
(全く、なんなんだ・・・こいつ等は・・・)
大した射撃をしたかと思えば簡単に背中を見せる。
さっきまで散々怯えていたのに、話し出す。
刺激せず様子を見るのが賢明だろう。
「取り合えず、話を聞くって事ですね。」
(全く・・・どいつもこいつも・・・なんで協力しようとしないんだ・・・)
「私も状況に興味があります。聞かせてもらいますよ。」
(・・・と、その前に・・・)
「・・・あそこのにいるのは貴方の友達、ですか?」
ライフルを肩に当て、すぐに撃てる様構えたまま>149を指差し
溜め息をつきながら呟いた。
持ち物:フラッシュライト付89式小銃(残弾27発)、27発入り弾倉3本、バラ弾15発、通信機、DVD
状況:病院、滅菌室。二人のやりとりを見ている。>149に気がついた。
一階のゆっくりと進む。
不可思議な事にゾンビは今の所一匹も会っていない。
ただ、廊下には何かが引きずった痕が所々にあった。
もちろん、血も辺りに飛ぶちっていてまさに地獄だ。
「おーーーい!!誰かいないか!!」
大声を出し呼びかけるが、返事は返ってこない。
近くの教室を慎重に覗く。
教室は机が散乱して、血などが残っている。
だが、そこにはゾンビも死体すらもない。
「畜生・・・なんで誰もいないんだ・・・」
そのまま教室を出る。
再び廊下を歩き出す。
と、その時突然轟音と振動が伝わってきた。
「な、なんだ!?」
所持品: ザウエルP220(残弾4)+マガジン×5 ワルサーP99(残弾2)+マガジン×3
ライター 包帯 折り畳みナイフ
FNミニミのマガジン×4のみ コンバットナイフ 手榴弾×2
状況:一階の捜索中、謎の轟音に驚く
>160
>「1つめの質問、アンタ、どこか怪我をしているだろう?何にやられた傷だ?
2つめ、ウィルスに感染していないなら何故逃げた?納得できる理由を説明してもらおうか」
………銃口はあたしの額を狙ったまま…。
「霊安室の瓦礫を退けようとしたんだけど…コンクリートが落ちてきてぶつけちゃったのよ。
まさか…そんな恥ずかしい怪我したなんて言えるわけないでしょう?…それに、
あなたたちに心配させたくなかった…」
涙で震える声でそう言う。
「…あなたたちは知らないでしょうね…。あのゾンビ…あたしの…」
口元を押さえて、震える声ながらも、懸命に絞り出す。
「あたしの…あたしの親友だったのよ!?それが…あんな……
しかも目の前で…」
そこまで言うと泣き崩れた。
「看護学校の頃からの、一番の親友だったのよ!!そんな彼女が…あの子が…」
目から大粒の涙がとめどなく零れ落ち、搾り出す様な悲痛な声で叫ぶ。
「あんな殺され方を見て…あなたたち、顔色すら変えなかった…だから、怖くなったのよ!!」
一つ目の質問は嘘。
二つ目の質問は本当。
>163
>「私も状況に興味があります。聞かせてもらいますよ。」
止めてはくれないの?
「助けてよ…何で…何で?あたしを助けてくれないの?嘘だったの?」
泣きながら、傍観する自衛官の目を見る。
さながら、彼を責めるかの様に…。
>「・・・あそこのにいるのは貴方の友達、ですか?」
「北上…さん?」
その時、廊下の通気口から、グロテスクな触手…薬品庫に出てきた蛭の化け物の
身体の一部が伸びてきているのをあたしは見てしまった。
幸い、彼らはあたしの言動に気を取られて気付いていない…。
いいわ…そのまま…そのまま…。
所持品:薬品(注射用のアンプル、麻酔、抗生剤、強心剤、鎮静剤がそれぞれ三本づつ)
空の注射器と針×7(うち一本は麻酔入り) アルコール 滅菌綿 点滴用具 包帯
電子血圧計 聴診器 ライター 煙草1箱 メス テープ
意味不明のアンプル
食料(クラッカー、ミネラルウォーター)
現在地:病院2階滅菌室にて偵察人に尋問されている。
状態:左肩を負傷。 やっぱり絶体絶命
>161
「あぁ………何故か生きてる」
辺りを見回す。
若干の人間。
………久しぶりに人間を見れたような気がする。
「すみません、なんか上着とナイフを貸してくれませんか?」
自衛隊の隊員をつかまえて声をかける。
上着は傷口を確実に隠すため。
ナイフは傷口の様子を見るためだ。
と、雪香に問い掛ける。
「……他の連中は?」
確か、地下鉄ではぐれる寸前、何人かの生存者を見た。
名前は知らないが、雪香が無事なら全員生きているはずだ。
「…………真琴は……?」
他の生存者のことも気になるが、行動を共にしただけあって、彼女の安否が気になった。
行動:自衛隊員に上着とナイフを要求。
>166
「死んだわ・・
感染してることに気づいて、別れた後・・
あの『ストーカー』に寄生されて、
結局最後は私達の手で引導を渡したの。」
(中隊の隊員に混ざって作業中)
>161
パソコンなら避難所の仮設司令部にあったと思いますが、
この状況でどこかに連絡でもするんですか?
>166
西村さん!無事でしたか。私です、河合ですよ。
顔色が悪いようですが大丈夫ですか?
もし具合が悪いなら中隊の医務官に話をつけてきますが。
上着・・・・これで代用して下さい。
(トラック内から取ってきた避難者用の毛布を渡す)
ナイフ?何に使うか知りませんが、妙な考えは起こさないでくださいよ。
(小銃から銃剣を取り外し血を十分に拭いてから渡す)
滅菌室に歩み寄っていくと、断片的に会話の内容が聞こえてくる。
どうやら山田はそこにいるようだ。
>163
近づいていくと銃を持った男の姿が目に入った。
「俺は見てのとおり普通の人間だ、撃たないでくれ」
反射的にそういいながら両手を上げると、
いまだに自分の右手に包丁が握られていることに気づく。
これではかえって威嚇しているようだ。
慌ててしまおうとするが手が滑ってしまった。
「あ…」
そのまま落下した包丁は静かな病院の廊下に大きな音を立てた。
現在位置:滅菌室前
行動:包丁が落下、一時的に廊下の方にみんなの注目が集まる
暫くすると轟音も振動も止み、静寂が訪れた。
「たくっ、何だったんだ・・・」
そのまま再び廊下を歩き出す。
「しかし、今の轟音は一体・・・」
そこで上の階にいる薫さんが心配になってきた。
「まさか、薫さんに何か・・・」
(いや、薫さんは大丈夫だろ・・・見掛け通り強かったし・・・)
だが、一度でも心配し始めると止まらなくなる。
薫さんの事が気になって周りの注意を欠けていた。
「ん?」
足の何か当った感触がしたので足元を見ると、一冊の本が落ちていた。
「本?何でこんな所に・・・・あっ」
ふと、本を手に取り、辺りを見るとそこに図書室が在った。
よく見ると、図書室も本が散乱しており、廊下にも何冊か落ちていた。
「お〜〜い、誰かいないか〜〜?」
やはり呼びかけても返事が無い。
「はぁ・・・もうとっくに避難したか・・・それとも・・・」
それ以上は口に出さない事にする。
「しかしこれは凄い散かりようだな・・・」
誰もいないと判っていても、図書室を捜索する。
もし後で、そこにいて危険な目にあったら小学校に来た意味が無い。
「それに薫さんに怒られるのヤダし・・・・・・」
その後、図書室の隅々まで探したが、やはり誰一人いなかった。
体に疲労を感じ、図書室の受付カウンターの椅子に座り体を癒す。
「はぁ・・・・・・なんでこんな事になったんだろうな・・・」
所持品: ザウエルP220(残弾4)+マガジン×5 ワルサーP99(残弾2)+マガジン×3
ライター 包帯 折り畳みナイフ
FNミニミのマガジン×4のみ コンバットナイフ 手榴弾×2
状況:一階の捜索中、まだ薫先生の窮地に気付いてない
目的地は体育館の女性教員用ロッカールームやがな。ついでにシャワーも浴びたいとこやが、
そんな暇はないやろなぁ。ウチはテーブルの上に置きっ放しにしとった細長い丈夫なレザー
を手に取ると、さっき折り取ったカマキリアームの間接部分にグルグルと巻いていく。
ボロなった金属バットのグリップ用に置いとったんやが、まさかこんなんに使うとはなぁ・・・
「っしゃ、カマキリソード完成や・・・名前がダサイか・・・」
作業は手馴れたモンや。レザーをきつく縛って接着剤で固定する。ホンマは鑢かけたりとか、
もっと弄りたいんやけども、そんなことは言うとれへんな。
・・・ちなみにレディース時代、木刀の柄に布を巻いた時から培われた熟練技なんやで。
・・・自慢にならへんけどな。
どぉぉぉおおおぉぉぉっん!!
またも轟音、今度は体育館の壁ぶち破ったようやな。
ウチは両手に持った即席の剣をブンブンと振り回しながら、講堂へと踏み入る。
・・・よう手に馴染むわ・・・ホンマ。
ウチは目の前の大蛇に凍てつくような視線を送った。
所持品:蟷螂の剣x2、金属バットx2、自家製火炎瓶x9、ライター
行動:即席の剣で大蛇に挑む
>167
「……そうか」
何か、妙な気分だ。
人が一人死んだと言うのに、何故か悲しい気持ちがわいてこない。
……この死ばかりが溢れる状況で麻痺してしまったのだろうか?
「……他は……無事なんだよな?」
それは問い掛けるというより、自分に言い聞かせるような口調だった。
>168
「ありがとう、河合さん」
銃剣と毛布を受け取り、瓦礫の一角に座り込む。
………ここは他の生存者たちからは死角になっている。
「………よし」
左の袖を捲る…赤黒く変色した左腕。相変わらず感覚はない。
ライターで銃剣をあぶってから、ゆっくりと銃剣を傷口に当てる。
先端が刺さる。しかし痛みは無し。
思い切って深く刺す。しかし銃剣が腕に入り込む感覚が伝わるだけ。
鳥肌が立ち、銃剣を引き抜く。
傷口からは紫がかった粘液が溢れだし、すぐに傷口を塞いだ。
………化け物だ。
脳裏に寄生されてしまった真琴の姿が浮かぶ。
……俺もそうなってしまうのか?
腕を切り落とせばいいのか、ワクチンを打てばいいのか。
どちらにしろ、左腕の回復は絶望的かもしれない。
>167>168
(雪香と河合の遣り取りを聞いて、地下鉄内で拾ったディスクのことを思い出す)
「ああ、河合さん、俺にもパソコン使わせてくれるか。
下で拾ったディスクの中身を見たいんだ」
(言いながらトラックの方に歩いて行く)
「他に生存者はいないようだし、とっとと移動しようや。やる事もまだまだあるしね」
鎌首をもたげてこちらを威嚇する大蛇に向かって、ウチは最高迫力のガンを飛ばす。
そのまま、一見無造作に見える足取りでゆっくりと間合いを詰める。
「おうコラ畜生。そんなデカイ図体ごときでウチがビビルとでも思っとるんか」
言い終わるやいなや、巨体らしからぬ速さで突っ込んできよった。
雑やっ!
巨大な顎を紙一重で避け、同時に両手の刃で切りつける。
「くぅおぉぉ!!」
手応えあり! 返り血がウチの頬を打つ。この剣、切れ味も重さも長さも申し分ないがな。
やれる・・・感想を抱く間もなく繰り出された尾の一振りを床スレスレの低さでかわしながら、
ウチは更に斬りつける斬りつける斬りつける・・・!!
講堂の床はどす黒い血に塗れ、ウチはその上を縦横無尽に走り回る。
「県立培尾小学校体育館で行われる、最後の催し物はぁぁぁ!!」
自分でもアホらしいことを叫びながら、壇上へ飛び上がる。見下ろせば、大蛇はまだまだ元気
みたいや。何しろこの大きさやさかいなぁ・・・タフやでホンマ。
「ギネス認定間違いなしの人食い大蛇VS地上最強の美人女教師やっっ!!」
美人の部分に力を込めて叫びたおす。しゃあないがな、こんな性格なんやし。
熱い鼓動の奏でるままに、ウチは憎むべきに怪物に斬りかかった。
175 :
へっぽこ丸:04/10/20 06:57:34
屁こいた
(叫び終わった看護婦を冷静に見つめ、考える)
・・・なるほど、筋は通ってるな。
少なくとも・・・発症はしていない。
だったら、今は撃つ必要もないか・・・。
(頭部に狙いをつけていた銃を下ろす)
「まあ、とりあえず・・・感染してるにしては頭はしっかりしているようだし・・・今は撃たない、
がアンタの感染疑惑が晴れたわけじゃないんだ、もう少しの間行動をともに・・・?」
(そこまで言った時、ふと看護婦の違和感に気づいた)
こいつ・・・何を見ているんだ?
看護婦の視線の先に俺は映ってない?
じゃあ、誰を・・・?
(そこまで考えた時に何か金属のような物が地面に落ちる音が響いた、視線だけを音のしたほうに向ける)
まったく、何をしてるん・・・・・・!
(包丁を落とした北上の後ろにソレはいた、人の形はしているが・・・人ではない。異形の化け物)
なんだ・・・?アレは?
(アレが何かはわからない、が・・・少なくとも、味方ではないことは確かだ)
どうする?叫んで知らせるか?いや、それだと化け物も反応するだろう・・・。
では、やることは?
決まっている、先手を取ること、これが第一だ!
(俺は下ろしていた銃を化け物に狙いをつけて引き鉄を引いた)
持ち物:ベレッタM92F(残弾4)+ベレッタのマガジン1つ+暗殺用の小型ナイフ+猫+緑色の植物+謎のアンプル
場所:病院 滅菌室
状況:滅菌室にて北上の後方にいる化け物に向かって発砲
>176
>「まあ、とりあえず・・・感染してるにしては頭はしっかりしているようだし・・・今は撃たない、
がアンタの感染疑惑が晴れたわけじゃないんだ、もう少しの間行動をともに・・・?」
(殺すって・・・選択肢は無くなった・・・か・・・)
>165
>「助けてよ…何で…何で?あたしを助けてくれないの?嘘だったの?」
泣きながら、傍観する自衛官の目を見る。
さながら、彼を責めるかの様に…。
(全く・・・女の扱いは・・・まぁ、いい・・・)
「もちろん、助けますよ。その為に私は来たんですから。」
(俺も含めて・・・どいつもこいつも身勝手すぎる・・・)
>160を睨みつけながら言う。
「こんな状況では、疑心が最大の敵です。共に行動するなら情報は共有した方が良い。」
彼女の責めるような目は変わらない。
>160は、警戒を解かない。
「あなたの・・・親友の事は残念でした。私は・・・元々誰かの家族や友達だったゾンビを殺しました。
生き延びるために。まだ、人間である人々を救うために。」
それだけじゃない。自分の未来の為に何を犠牲にしてきたんだ?
構うものか。泣き言は止めてプロに徹するんだ。
「私は鈴木准尉。災害対策本部から派遣されました。一緒に避難しましょう。」
甲高い金属音が響き、廊下に素早く銃を向ける。
>「北上…さん?」と呼ばれた男が両手を上げて歩いている。
(なんだ・・・包丁を・・・落とした・・・いや・・・あれは?)
「おい、君!伏せろっ!化け物だっ!」
しかし、叫び声は銃声に掻き消される。
(いきなり・・・撃った・・・なんだって言うんだ・・・?)
89式小銃をセミに切り替える。構えたまま、化け物に接近しようとする。
>169
「北上だったか?彼を助ける!援護してくれ!」
持ち物:フラッシュライト付89式小銃(残弾27発)、27発入り弾倉3本、バラ弾15発、通信機、DVD
状況:病院、2階廊下。>169を襲う化け物を倒すべく接近。
あっさり騙されるのね。
>「まあ、とりあえず・・・感染してるにしては頭はしっかりしているようだし・・・今は撃たない、
がアンタの感染疑惑が晴れたわけじゃないんだ、もう少しの間行動をともに・・・?」
ねぇ…あなたは自分が感染していないって果たして言い切れる?
あっさりと銃を下ろした>176に問いかけたくて仕方なかった。
それは>177の自衛官にも言える…。
>「あなたの・・・親友の事は残念でした。私は・・・元々誰かの家族や友達だったゾンビを殺しました。
生き延びるために。まだ、人間である人々を救うために。」
人間を救うために感染者を殺す…か。
でも、今あなたの目の前にいるのは人の形をしてるけど、
もう人間じゃないのに…
それを知ったらどんな顔をするんでしょうね。
必死に哂いを堪えていると、蛭の化け物に気付いたのか
銃声が響いていた。
あの化け物には銃はなかなか効かない…
生理的にそう思えた。
「きゃぁああああ!!」
悲鳴を上げて、その場を離れ、滅菌室の隅に逃げる。
悲鳴って結構喉を痛めるのね。
カーディガンの袖に隠した麻酔をバッグに放り込む。
ついでに自衛官が投げ入れたカードキーも。
かわりに新しい注射器を取ると、袖をまくりゴムチューブで腕を縛る。
この短期間に身をもって知った、化け物に対抗できる武器。
注射器に自分の血液を満たすと、そこで待つ事にした。
最悪、他の三名が化け物に殺されてもかまわない様に…。
所持品:薬品(注射用のアンプル、麻酔、抗生剤、強心剤、鎮静剤がそれぞれ三本づつ)
空の注射器と針×7(二本のうち一本は麻酔入り、もう一本か血液) アルコール 滅菌綿 点滴用具 包帯
電子血圧計 聴診器 ライター 煙草1箱 メス テープ
意味不明のアンプル
食料(クラッカー、ミネラルウォーター)
カードキー
現在地:病院2階滅菌室にて流れ弾に当たらない様に隠れてる。
状態:左肩を負傷。 注射器片手に何時でも攻撃できる用意
「さてと、まだまだ探す場所はあるんだ・・・」
机に手をのせ、椅子から立ち上がろうとした時、誤って本を一冊落としてしまう。
「おっと・・・」
すぐに落ちた本を手に取る。
落ちた拍子なのか、本が開かれていた。
中には、子供の悪戯書きがされている。
どうやら、図書委員の係りの子が書く日記帳らしい。
「やれやれ、いつの時代の子供もやる事は変わらない」
自分の幼い頃を思い出し、苦笑する。
そのまま図書室を出るその時、再び轟音が響く。
「な、なんだ!?」
図書室から駆け出す。
轟音の音源は図書館があるこちらの方からではなく、逆の方から聞こえた。
つまり、一度来た道を引き返さなくてはならなかった。
「二度もなるなんて尋常じゃない、やっぱり何かあったのか」
そのまま音源のする方へ向かう。
その途中、先ほど薫さんが上っていった階段の所まで行くと、そこに異変を見つける。
「ん?なんだ・・・この階段は?さっきは無かったはずだが・・・」
上へと上がる階段の脇に先ほどまでは無かった小さい下に行く階段を見つける。
恐らく一度目の轟音と振動で元々脆かった壁が壊れたらしい。
「そういえばこの小学校は元はある研究所だと聞いた事があるな・・・」
階段の下は薄暗く、今はもう使われていない事を示している。
だが、使われていなかったおかげかゾンビなどはこの下には恐らくいないだろう。
暫くそのまま階段の奥を睨むつけていたが――――――。
「薫さんには悪いかもしれないけど、行ってみるか・・・」
辺りに落ちていたノートを破り、拾った鉛筆で自分がこの下に向かった事を書く。
一応、謝罪の言葉も書いておいた。
「・・・・・・後で取りに来るからな」
折り畳み式のナイフで、その紙ごと壁に突き刺す。
「それじゃ、覚悟を決めていきますか」
ライターの小さな灯りを頼りに暗い階段を下へと向かっていった。
所持品: ザウエルP220(残弾4)+マガジン×5 ワルサーP99(残弾2)+マガジン×3
ライター 包帯
FNミニミのマガジン×4のみ コンバットナイフ 手榴弾×2
状況:体育館に向かう途中怪しい階段を発見、下へと降りる
もう10分近く斬りこんどるやろか。いい加減出血多量でくたばりそうなモンやが、
大蛇の攻撃は衰えることがない。
せやけど所詮は畜生や、ウチのスタミナが尽きへんことには当たるワケが・・・
ズルッ、
「滑ったぁぁぁ!?」
そう、講堂の床は一面血の海やったんや。やたら臭うし、ベタベタして滑るねん。
・・・もう、滑って転んだんやが。
ウチの痛恨のチョンボを見逃すことなく、大蛇は床を撫でるように尾の一撃をみまってきよった。
だぁぁぁぁ死ぬぅぅぅ!!
起き上がるのは間に合わへん。ウチは泡食いながらも、尾にゴロンと背中を向けて背の金属バット
とプロテクターでガードする。
ミシっ!
「ぬああっ!!」
何やらヤバイ音とともに、床の上を跳ね飛ばされ、血の海を泳ぐウチ。
まるで人間モップやがな。
何とか距離をおいて立ち上がれたのはええんやが、ちぃとばかし脳震盪気味やで。
全身血塗れでニヤリと笑うウチの姿は、傍から見たら随分な凄みがあるんやろなぁ・・・
>176
包丁を拾い、偵察人のほうに向き直ると銃口がこちらに向いていた。
「おい、冗談…」
言葉を待たずに一発の銃声が鳴り響く。
>177
>『おい、君!伏せろっ!化け物だっ!』
その言葉に振り返るが化け物の腕がすでに俺の体を捕まえている。
「うわぁッ」
化け物の口が大きく開き、圧倒的な力で体は簡単に持ち上がる。
一瞬の出来事だった。
>『北上だったか?彼を助ける!援護してくれ!』
その声は聞こえない。それどころじゃない。
こんなところで死にたくない…
そもそも何で…俺も…傘社のために死ぬってのかよ…
どうしようもない気持ちが苛立ちに変わってくる。
「…ッ、汚い口見せてんじゃねぇぇぇ!!」
右手に握られている包丁を、とっさに化け物の口の中に突き刺した。
するとさすがに化け物も怯んだようで手が離れたすきに脱出する。
そのまま銃撃の邪魔にならないように、接近してきた鈴木准尉の後方に回った。
現在地:2階廊下
行動:化け物から離れる
>176
・・・・・・当たった、のに・・・まったく怯む様子を見せない・・・か・・・。
また難儀な化け物が出てきたもんだ・・・。
「アンタと会ってから随分と襲撃されるな・・・、アンタ、化け物に好かれてんじゃないのか?」
(化け物にむかって銃を撃っている自衛隊員?に近づき笑いながら言い、化け物の頭部と心臓を目掛けて銃を撃つ
しかし、化け物は怯む様子を見せずに北上を持ち上げる)
さてさて、あいつをどうやって助けるか・・・。
>181
>『…ッ、汚い口見せてんじゃねぇぇぇ!!』
(そう叫びながら北上は包丁を化け物の口に突き刺す)
ほぉ、結構度胸あるんだな、見直した。
にしても、あの看護婦・・・あの時に化け物のことに気づいていた・・・。
にもかかわらず、教える素振りすら見せなかったのは・・・。
つまり・・・なるほどなるほど、ああ見えて、結構残酷なことを考える女じゃないか。
それとも、度重なるショックでそうならざるをえなかったのか・・・。
(俺は満足そうに笑うと、化け物にむかってまた銃を撃った、が、やはり化け物は怯まずに進んでくる)
やっぱり、銃は効かないようだな・・・。
(俺は空になったマガジンを素早く入れ替えるとすぐ近くにいる自衛隊員?と北上に問い掛けた)
「おい、あの化け物には銃は聞かないみたいだぞ、これ以上撃っても弾の無駄だ・・・どうする?」
持ち物:ベレッタM92F(残弾15)+暗殺用の小型ナイフ+猫+緑色の植物+謎のアンプル
場所:病院 滅菌室
状況:滅菌室前にて化け物と交戦中
ヤバイで、この状態では、さっきみたいな動きはできへんがな。
フラつきながら頭を働かせるウチ。しかし、脳震盪気味では考えがうまいことまとまらへん。
つまりは、アイツの動きを止めたらええんや。一分間ジーッとしてくれたら言うことない
んやがなぁ・・・
・・・しゃあない。一か八かでコレしかないか。
こちらを窺う大蛇に向けてウチは背中のバットを投げつける。もうひん曲がってしもたさかい、
惜しくもなんともないわ。
パクっとバットに食いつく大蛇。お前、卑しすぎやでホンマ。
しかし、移動の時間は稼げるがな。目当ての場所はすぐそこなんや。
もう一本のバットも投げる。・・・今度は避けたか、不味かったんかな?
ああくそ、数歩の距離がこんなにも長く感じられるとはなぁ・・・もどかしいわ。
せやけど、回復を待ってくれる相手やないんや。ウチは全力で足を動かした。
184 :
うんこ:04/10/21 18:22:13
「あ、おい踏むなよ〜」
一同は巨大なウンコを踏み足の裏がクソまみれになり滑りやすくなった
瓦礫の上に座り込み黒猫の頭を撫でていると>172の姿が見えた・・・・・・
「……何してんだろ・・・・」
.oO(…近づいてみるか…)
【猫をカバンに入れるとゆっくりと近づいてゆく】
持ち物:USP7発(12発弾倉8個)、S&W M49(通称ボディガード)5発 、コンバットナイフ、グルガナイフ、煙草、ライター
状態: 腕負傷、眼鏡装着 、カバンに黒猫・・・・・・・
>181
>そのまま銃撃の邪魔にならないように、接近してきた鈴木准尉の後方に回った。
(大した・・・根性の持ち主だな・・・)
「君はそのまま後退しろ!」
後ろに回りこんだ>181に話し掛ける。
自分も後退するつもりだ。
銃弾が効かない化け物相手に無駄弾を使う必要は無い。
>182
>「アンタと会ってから随分と襲撃されるな・・・、アンタ、化け物に好かれてんじゃないのか?」
この状況でよく冗談が言えるものだ、と苦笑する。
切羽詰っていないと判断するべきだろう。
冷静な判断を下せる人間がいるってのは、戦力になる。
>「おい、あの化け物には銃は聞かないみたいだぞ、これ以上撃っても弾の無駄だ・・・どうする?」
「逃げるに決まってるさ!勝てない戦争はするもんじゃない!」
(あれも生き物だ・・・殺す方法はあるはず・・・それよりも・・・)
「一旦、別れて移動しないか?10分後にロビーに集合だ。俺はそうする!」
>「きゃぁああああ!!」
悲鳴を上げて、その場を離れ、滅菌室の隅に逃げる。
女が最大の敵かもしれない。
行動を阻害する、最大の敵だ。認識を切り替えろ、と自分に言い聞かせる。
(・・・本当に・・・助かりたいのか・・・)
判断が下せないなら試すまでだ。
「一旦、ロビーに移動する!君も・・・」
(生きたいと・・・心底望むなら・・・約束は・・・守ってやる・・・いや・・・)
「君も死にたくないだろう!移動するぞ!」
振り返り滅菌室の隅にいる>178に近づく。腕ずくでも移動させる。
彼女に何か違和感を感じた。
震え、怯えた容貌?
違う。立ち向かう人間の目をしている。
握り締める手・・・何を?
(・・・薬品・・・か?・・・もしかしたら・・・俺だったら何を入れる?・・・薬品・・・毒だ!))
銃弾が効かないなら、毒だ。毒が効かなければ、消毒液で燃やせば良い。
退路と選択肢は、無い。
目の前に転がる可能性から試すしかない。
「お借りします!」
それだけ言うと看護婦の手から注射器をもぎ取り走り出す。
悲鳴に近い避難の声は無視し、滅菌室から廊下に移動する。
「俺に時間をくれ!それと・・・彼女を頼む!」
目の前でうねる不気味な化け物との距離は・・・近い。
(・・・約束なんて・・・するもんじゃないな・・・)
持ち物:フラッシュライト付89式小銃(残弾12発)、27発入り弾倉3本、バラ弾15発、通信機、DVD、注射器。
状況:病院、2階廊下。>178から、中身入りの注射器を奪い、化け物と対峙する。
県立培尾小学校校長室
少し前まで聞こえていた悲鳴も聞こえない。聞こえるのは奴らのうめき声だけ。
一応、自衛隊は生徒を何人かヘリで救助したようだ。
先日軍人口調の叫び声とヘリの羽音が聞こえた。しかし全員救助とはいかなかったらしい。
私が今やるべき事はかつての研究の機密データの入った書類の焼却である。
これは研究チーム解散後も研究を続けた「元所長」としての仕事。
元所長としての仕事を校長室の片隅で行い、煙を出しながら燃える書類を確認する。
その後、引き出しより古めかしい回転式拳銃を取り出す。所長時代に護身用に持ち歩いていたものだ。
もはやここには食料も無い。気力も無い。そして何より私自身がこの罪悪感に耐えれそうに無い。
銃を頭に当て、引き金を引く。これは生徒や職員を見殺しにした「校長」としての義務。
(校長室の火を火災報知器が感知。校内でスプリンクラー作動)
・・・ふう、やっと着いたわ。体育用具倉庫の前、ウチは搬入口シャッターの開閉スイッチを押す。
ゆっくりと上がり始めるシャッター。もっと早よ上がらんか〜い。
大蛇を牽制するために火炎瓶に火をつけ、投げる。ちなみに、剣は背中で十文字に吊るしとる
がな。ポスト金属バットやね。
鼻先で発生した炎に驚いて、足を――ないんやけど――止める大蛇。
駄目押しにもう二本、前方にぶちまける。勢いを増した火勢に、大蛇が甲高い威嚇の声を挙げる。
・・・っしゃ、時間稼ぎ完了や。
十分な高さにまで上がったシャッターを見て、ウチはライターを仕舞う。
・・・目分量で測っただけやが、まあいけるやろ。他にええ手も思い浮かばへんしな。
ウチは素早くシャッターをくぐり、体育用具倉庫に入ったんや。
>182
>「アンタと会ってから随分と襲撃されるな・・・、アンタ、化け物に好かれてんじゃないのか?」
煩いわね。
あたしは化け物なんかとお付き合いする気はさらさら無いわよ!
心の中でそう叫んでみた。
…まぁ、そうかもしれないわね。
あの化け物にとってみれば、あたしの身体なんて敵みたいなもんだし。
でも、それはあたしにだって言える。
>186
>「君も死にたくないだろう!移動するぞ!」
急にやってきた自衛官に腕を掴まれ、引っ張られる。
…痛いわよ。
無意識に睨んでしまった。
>「お借りします!」
「あっ…ちょっと!!」
あたしの手から無理矢理注射器を?ぎ取るとそのまま走り出した。
気付かれた?…いいえ、多分違う…。
ゆっくりと後を追いかけて彼らの後姿を眺めた。
自衛官がしくじらなければ、あの化け物は死ぬ。
腐臭を漂わせ、溶けていくであろう運命の化け物を冷ややかな目で見詰めた。
まずいわね…どうやって誤魔化そうかしら。
所持品:薬品(注射用のアンプル、麻酔、抗生剤、強心剤、鎮静剤がそれぞれ三本づつ)
空の注射器と針×6(一本は麻酔入り) アルコール 滅菌綿 点滴用具 包帯
電子血圧計 聴診器 ライター 煙草1箱 メス テープ
意味不明のアンプル
食料(クラッカー、ミネラルウォーター)
カードキー
現在地:病院2階滅菌室前の廊下
状態:左肩を負傷。 他三名と化け物を冷ややかに観察中
暗い暗い廊下を歩く。
暗い廊下を照らすのは自分が持つこのライターの灯りのみ。
何が出るか判らない恐怖のせいか銃を持つ手に自然に力が入る。
いくらゾンビがいないとはいえ、この暗い中を一人で歩くにはかなりキツイ。
それにここは元研究所だった場所だ。
何があっても不思議では無い。
「取り合えずどこか入ってみるか・・・」
ただ歩きまわるだけでは意味が無い。
俺は近くの扉を開け、中へと入る。
「へぇ・・・案外綺麗なんだな」
何かの研究室かは知らないが、中は綺麗に整理されている。
棚には様々な薬品がある。
「随分研究熱心な事で・・・・ん?」
そのまま部屋の中を歩き回ってると、ある資料を見つける。
「なんだこりゃ?」
資料を手に取り、目を通して見る。
「これは・・・・・」
状況:地下のある研究室で、怪しい資料を入手
と、死角から西村が顔を出す。
そして河合に声をかけた。
「なぁ、ウィルスのワクチンとかって見つかってないのか?」
借りた銃剣を返そうと刃を持って差し出す。
「あるいは、治療法とか……」
そして、言いずらそうに………。
「………なかったとしたら、感染者はどうなっちまうんだ………?」
>190
(ボロボロの白衣を着た研究員が10人ほど現れる)
ヴ・・うご・・くな・・・・・その書類を・・・返ぜぇ・・
じっげんのぉ・・・研究結果は・・・我々の物だ!
(先頭のメガネをかけた男が怒鳴りつける)
やづは・・・産業ズパイだぁ・・・我が傘社の技術を・・・奪いにきたのだ!
我々のぉ・・・研究けっガを取りもどぜえエェェ!!!
(全員が付近の棒状の物を手に取り神丘に殴りかかる)
まさに、名状しがたい化け物だ。
ウネウネと忌まわしい触手が蠢く。なまじ人の姿をしているだけ気味が悪い。
目の前で見て、初めて正体が解かった。
(・・・何匹もの・・・化け物ミミズの集合体か・・・)
一匹々々は、テラテラとした粘液に覆われ、内蔵に食い尽くされた人間の様。
土臭い・・・というか生臭いというか・・・兎に角吐気がする。
弾が聞かない訳だ。一匹を殺した所で意味は無い。
時折、蠢く群れの隙間から地に塗れた生地や干からびかけた、肉が見える。
(・・・人間に・・・寄生してやがる・・・)
子供の頃見た、車に轢かれた猫の体に湧く蛆を連想した。
逆手に持った注射器を思い切り振り下ろす。
肥え太った蛆虫の化け物を針が突き抜ける嫌な感触に顔をしかめ
プランジャーを親指で押す。
(読みが・・・当れば・・・いいんだが・・・)
じゃなきゃ死ぬだけだ。
ささった注射器もそのままに、転びそうになりながら滅菌室へと向う。
持ち物:フラッシュライト付89式小銃(残弾12発)、27発入り弾倉3本、バラ弾15発、通信機、DVD。
状況:病院、2階廊下。化け物の体に注射器の液体を注入。距離を取ろうとする。
言い訳の文句を思案しているうちに、自衛官が化け物にあたしの血液を注入していた。
……もうそろそろね。
まだ元気に動いているけど、その内身体が破壊されるのは時間の問題。
距離を離そうとする自衛官の足に、化け物の身体が絡まり自分の方へ引きずる。
ふと、鼻に付く、嫌な臭いが漂い始めた。
流石に気分が悪いわね。
みるみるうちに、化け物は腐り落ちていった。
廊下にはドロドロに溶けた化け物の残骸と空の注射器。
きっと注射器の中身を問いただされる。
上手く騙されてくれるだろうか…?
それとも、逆手に取ってみようかしら…。
所持品:薬品(注射用のアンプル、麻酔、抗生剤、強心剤、鎮静剤がそれぞれ三本づつ)
空の注射器と針×6(一本は麻酔入り) アルコール 滅菌綿 点滴用具 包帯
電子血圧計 聴診器 ライター 煙草1箱 メス テープ
意味不明のアンプル
食料(クラッカー、ミネラルウォーター)
カードキー
現在地:病院2階滅菌室前の廊下
状態:左肩を負傷。
ウィルスによって変異したヒル達は、過度に発達し、歪んだ本能から血を欲していた。
もっと多くの、もっと新鮮な血を欲する。
今、取り付いている獲物に残っている血は少ない。
少しずつ少しずつ犠牲者の血を啜る。節約しなければならない。
目の前の・・・といっても彼等に目は無い。
彼等が近くにいると感じる、新しい獲物ならたっぷり血を吸える。
しかも複数だ!
その時、奇跡が起こった。
人間なら、そう考えただろう。
少なくなった獲物の体に、微かだが・・・血が生まれた。
過度に発達した食欲が慎重さと生き残ろうとする知恵を失わせる。
彼等の中に、血は湧き出るものだと言う経験が刻み込まれたのだ。
我先にと血を啜る。
最初の1匹は、今までに感じた事の無い感覚に支配された。
体が言う事を聞かない。
欲する通りに動けない。
獲物の体に張り付かなければならない。
体は、動かない。
痛覚と罪悪感の無いヒル達に死が訪れる。
ボトボトと獲物の体から捕食者達が落ちていく。
最後まで生き残ったヒルが聞いたのは、今までに聞いたことの無い音だった。
その正体は、彼と共同生活を送ってきた仲間の溶け、腐る音だった。
残ったのは血を吸い取られ、干からびた死体だけだった。
(銃の弾薬を中隊の輸送隊より補給)
>173
分かりました。指揮官には自分が話をつけます。
避難所の指揮官は自分の同期ですからおそらく使わせてくれますよ。
>191
そうですね・・・第三中隊の中隊長殿に聞いた話なんですが、腕だけなどの部分感染の場合、
感染部分を切断すれば細胞変異は食い止められるそうですよ。
これは避難してきた市民が部分感染していた時に行っていた方法だそうです。
ワクチンはありませんが、一応政府から連絡が来ていたはずです。
(銃剣を受け取り、ポケットの中にある数枚の紙から一枚だけ取り出す)
ああ、あった。これが政府の通信記録です。
「我が日本政府は培尾市より救助を受けた元傘社科学研究員を拘束。
彼の情報を元に、現在治療薬等を開発中」
しかし、避難所には届いていませんし、そもそも完成すらしていません。
もしも今、誰かが発症した場合は・・・・即時射殺でしょうね。
名前・河合一等陸尉
現在地・地下鉄 中央公園駅入口付近
武装・自動小銃(30発弾倉4個+30)、拳銃(9発弾倉3個+9)、銃剣
道具・認識証
状況・第三中隊と合流、避難所に移動するため作業中
足が重い。
転びそうになったのは、足を滑らせた訳でもなく恐怖に縺れた訳でもない。
溶けかけた化け物の数匹が足にしがみ付く。
足を地面に叩きつけると、死にかけた化け物は簡単に落ちた。
厚く、硬い皮に覆われたブーツに守られた足は無事だったが・・・
(・・・こんどは・・・俺が疑われる番か・・・)
足早に、にこやかに>181に近づくと、ストックで顎を殴りつける。
不意を突かれた>181は、脳震盪を起したらしく床に勢いよく倒れた。
地面に落ちた拳銃を素早く拾い、彼のジーンズに手をかけ、ベルトを外した。
両手をベルトで素早く縛り上げる。
>194、181
「さて、血の気の多い方には眠ってもらいました。さっさと避難するとしましょう。」
(・・・この女・・・一体・・・)
持ち物:フラッシュライト付89式小銃(残弾12発)、27発入り弾倉3本、バラ弾15発、通信機、DVD。
状況:病院、2階滅菌室前の廊下。>181を気絶させた。
>192
突然、扉が開いと思ったら変な奴等が出てきた。
いや、違う。
人間だ。
しかも生きている。
ボロボロではあるが、白衣を着ている事からどうやらここの研究員らしい。
だが、そこで疑問も湧いてくる。
なぜ、生きた人間がこんな所にいる?
そもそも電気も通らないこんな所で?
「なぁ、何故アンタ等はこんな所で、っておいっ!!」
研究員達は血走った目をしながら棒状の物を各々手に取り、こちらに向かってくる。
「少しは話聞けよ!!つーか俺はスパイじゃねぇよ!!」
が、聞く耳を持たないのか雄叫びを上げながら棒状の物を振り下ろしてくる。
「そっちがその気なら、オラァ!!」
眼鏡を掛けた研究員が振り下ろしてきた物を避け、頬に銃の底で殴りつける。
研究員は呆気なく壁に叩きつけられ、気絶する。
「俺は別に争いに来たわけではない!!取り合えず話を聞け!!」
状況:地下のある研究室で、謎の研究員と遭遇
し・・主任!大丈・・・ぶ・・・でずか・・・
(前列の二人が眼鏡を拾い、気絶した主任を担ぎ上げる。
その後、後方から日本刀を持った白髪の男が現れる)
部下が無礼を働いてすまなかった。
私は本研究所の副所長。所長閣下は不在なので現在ここの最高管理者にあたる。
君は民間の人間かね?我々は傘社日本支部細菌研究チームだが、我々がなぜここにいるかだと?
研究所に研究員が居るのは当たり前じゃないか。我々は全員博士号を持っているし、学会では有名だったんだ。
君が殴り飛ばした男は我が研究チームの主任だ。彼は人望も厚いし、仕事も速いが、少し血の気が多くてね。
その書類は我々の研究結果だ。機密文書なので返してもらいたい。
それから少し聞きたいんだが、今は昭和何年の何月何日だ?カレンダーが切れたんだが、買いに行く暇がなくてね。
電気もつかなく、誰にも電話も繋がらない事に異変を感じた俺は、
少々の食料と水、携帯電話と懐中電灯を持ち、生存者を求め、家を出る決心をした。
外に出て、知らない内に荒れ果てた光景を見て唖然とした。
(一体何があったんだろうか・・・。)
懐中電灯で辺りを照らしながら進んでいくが、人の気配は全く無い。
(俺が寝てる間に地震か何かあって、避難でもしたんだろうか・・・。)
心配しながら歩いて行くと、電柱に俯いたまま腰を掛けてる見た事もない服装の人を発見。
「あの〜、すいません〜。」
懐中電灯で、その人を照らしながら近付いて行くと、突然横に倒れた。
残念ながら生存者では無かったようだ。
よく見てみると、背中に鋭い爪で引き裂かれたような跡があった。
「はっ!」
驚いたあまり一歩下がった。
(なんで人が死んでるんだ・・・というか殺されたのか・・・?)
そう思った途端、恐怖心に襲われ、何か自分を守る物は無いか その死体から探った。
銃をしまうベルトと小型銃を見つけた。
(うお!弾が入ってる!)
運が良いのか悪いのかわからないまま身に装着する。
(それにしても、ガキの頃ハマったエアガンと本物は、重さも構造も全然違うな・・・。」
苦笑を浮かべながらも、これからの行き先を考える。
(とりあえず、誰かがいそうなオフィス街に行ってみるとするかな。)
生存者を求め、オフィス街へと移動を開始する。
名前:丹野 進(たんの しん)
年齢: 19歳
性別: 男
所持品: 携帯電話、懐中電灯、ビスケット5袋(1袋2枚入り) 水2本 小型銃(弾×5発) マガジン×2
現在地・状況:住宅地
自分の状態:異常無し。
名前:丹野 進(たんの しん)
本名:知欠 糞渦(やぶき くそうず)
年齢: 19歳(童貞)
性別: 男
所持品: オナホール
現在地・状況:部屋(引き篭もり)
自分の状態:チンポに異常あり
>148
(それまでしていなかった、シートベルトをする)
いけ!
(速度をあげ、家に突っ込む)
うっ…
(ハンドルにもたれかかる。フロントが炎上。フロント・サイドガラスが割れ、頭部・右腕・右足から出血。シートベルトを外す)
こいつは…。なんとかなったか…
あとは、他の奴らをどうするか…
どうやら決着がついたようだ。
遠目から見ていたからよくわからないが、あの男が化け物に接触したかと思うと
化け物は徐々に力を失っていくように見えた。197に近づいて行くとだんだんと嫌な匂いが鼻をつく。
近くに来てわかったが化け物は腐っているようだった。
何をしたんだ?
この病院に来てから、なんだか普通の人に会ってないような気がする。
>197
197が偵察人に近づいたかと思うと、突然頭を殴り気絶させる。
>『さて、血の気の多い方には眠ってもらいました。さっさと避難するとしましょう。』
「……ああ」
確かに今はここで口論になるより非難が優先だと思った。
>194、197
「どこに行く?話はそれからだな…」
現在地:病院2階、滅菌室前
行動:二人に相談
>196
「………即時、射殺……」
受け取った書類を読みながら小さく呟く。
「………わかった。ありがとう」
そう言って、書類と一緒に毛布も返す。
「……とりあえず、これからどうするんだ?避難するにしてもだいたいの時間や場所を教えてくれないか?」
努めて平常を保つ。
有り難いことに、端から見ても西村は異常には見えなかった。
…………ただ、河合に返した毛布に、感染した左腕から付着した粘液に気付いていなかった。
行動:河合と会話。
返した毛布に感染した左腕の粘液付着。
>197
………。
偵察人を気絶させ、何事も無かったかの様に避難を促させる。
「…あなた、誰?」
敢えて感情を抑えた目と声で自衛官に声をかける。
自分でも冷ややか過ぎると思った言い方だった。
…普通なら、あの注射器の中身を知ろうと問い詰めるはずだ。
銃よりも効果があった物の正体を、知ろうとしないのは何故だろう?
答えは簡単だ。この人はただの自衛官じゃない…。
ひょっとすると、傘社の人間なのだろうか…。
>203
>「どこに行く?話はそれからだな…」
「この街から逃げる他は無いみたいね。また変なのが出てきたら嫌だし…」
そう、この街から逃げる…でも、本当に?
「でも、この街から逃げられたとしても、命の保証はないわ。」
そう言って思わせぶりに自衛官に笑い掛ける。
現在地:病院2階 滅菌室前廊下
行動:二名の返事待ち
・・・・続いてのニュースです。今日、防衛庁培尾市生物災害対策本部は
派遣されている陸上自衛隊の部隊に対し、正式に撤退令を発令しました。
対策本部が正式に撤退令を発令したのは今回が初めてで、先日までの撤退は
派遣隊内の独断行動、もしくは対策本部外の第三者による命令だと考えられています。
今回の撤退令で撤退するのは培尾市派遣部隊第三中隊、同第一中隊で、
これで培尾市内から陸上自衛隊の部隊が完全撤退することとなる。
現在、第三中隊は市内での救助任務、第一中隊は避難所の防衛任務に当たっています。
では続いて明日の天気予報です・・・・・・
眼鏡の研究員を倒した後、他の研究員が近づいて助け起こす。
その間に手に光る物を持った白髪の男が近寄ってくる。
「へぇ、アンタがここの管理者か・・・」
白髪の男が持つ光る物、いや恐らく刃物だろう。
それから逃れるように離れ、銃を向ける。
「その研究者なのは格好を見れば判る。だが何故こんな電気も無い所にいる?」
少しずつ少しずつ後方へと下がる。
「理由を教えてもらおうか?教えてもらえなければコレは返さないな」
資料を机の上に起き、ライターを近づける。
「そこから一歩でも動くなよ?動けばコレは燃やす。それから教えといてやる。今は昭和じゃない2004年だよ
所持品: ザウエルP220(残弾4)+マガジン×5 ワルサーP99(残弾2)+マガジン×3
ライター 包帯
FNミニミのマガジン×4のみ コンバットナイフ 手榴弾×2
状況:地下のある研究室で謎の研究員達と交渉中
体育用具倉庫に入ったウチは、搬入口横の壁の裏に素早く身を隠す。
シャッターの高さは大蛇の頭の大きさギリギリや。向こうも、隙間があるのにわざわざ壁壊す
ような真似はせぇへんやろ。
思ったとおり、倉庫の中に大蛇がヌゥ〜っと頭を入れてくる。警戒しとるんか、その動きは
ゆっくりとしたモンや。
今やっ!
ウチは倉庫内に設置されとるシャッター開閉スイッチを叩き押し、同時に背中の剣を無防備な
大蛇の右目に突き入れる。全体重を乗せた渾身の突きや!
どしゅっ!
嫌な音の余韻も残さず、大蛇の悲鳴が耳を打つ。急いで倉庫から頭を抜こうとするんやが、
下がり始めたシャッターがそれをさせてくれへん。
丁度、首根っこ押さえた格好やな。しかし、この巨大さと暴れっぷりではシャッターも
すぐに壊されてしまうやろ。現に機械がギシギシとうるさいし・・・
・・・もって二、三分っちゅうた所か。
充分すぎるがな。
ウチは根元まで刺さった剣から手を離し、残ったもう一本の剣で八双の――両手持ちにして
鍔元を口の横にもってくる――構えをとる。
「おぉ・・・・・・・・・ぁあっ!!!」
裂帛の気合とともに、ウチは刃を振り下ろした。
ラストスパートや!
(研究員達が棒状のものを構え、副所長が刀を鞘から抜く)
ほう、なかなか乱暴な客だね。まあ、質問には答えようか。まず、電力に関してだが実に簡単なことだ。
この研究所にも自家発電装置くらいあるさ。その発電機を使えば問題ない。
ここに残っていることに関してだが、いったい何の問題があるのか私には分からんね。
そうか、2004年ということは・・・・何?昭和じゃないだと?何を言っているんだ。
まあいい。さあ、質問には答えた。書類を返してもらおうか。
一応君に教えておく。我々は君が誰を殺そうが確実に君を殺せるんだが。
(全員が少しづつ前に出てくる)
つ【震度6の地震】
ヒャハハハハハハハハ―――――――――――!!
震度6ぐらいではビクともしないぜー!!
ジャンピング首狩りで210の首を跳ね飛ばす。
飛んでいった210の生首が>204西村慎吾の頭を直撃!!
はずみで河合に返そうとした毛布の粘液ドロリ付着した部分が河合の顔にべちゃ。
・・・どれだけ斬りまくったことやろか、頭部の三分の一程を失っても、大蛇はまだ暴れとる。
「・・・ハァハァハァ・・・はあっ!」
疲れきっとる所に>210の地震発生や。ウチはよろめいて近くの跳び箱にもたれかかる。
・・・ああああああああああもう、剣なんぞ振ってられるかぁぁい!
ブチ切れたウチは、七段重ねの跳び箱を持ち上げ、大蛇の口に投げ入れる。
間髪入れずにもう一つの跳び箱も投げ、大口を塞ぎにかかる。もっともっとやぁ!
丸めたマット、テニスラケット、石灰の袋、スコアボードにボールを満載した鉄籠。
「シュートシュートシュートシュート! くたばりゃあああああ!!」
十数個のサッカーボールを蹴り入れ終わった時には、大蛇の口は無数の体育用具で埋まり、
心なしかヒクヒクと痙攣までしとったんや。
・・・窒息しとるがな・・・カッコ悪っ!
まあ、なんにせよ動きが止まったんは有難いこっちゃ。
ウチは剣を大上段に構え、跳躍。あらん限りの膂力をを込めて最高威力の脳天唐竹割りを
くらわせる。
っぐっしゃぁぁ!!
鈍い音と確かな手応え、頭から気持悪い液体を噴出しながら大蛇は最後に大きく痙攣し、
その生命活動を停止する。
・・・つ、疲れた・・・ウチの人生でも五本の指に入る大激闘やったでホンマ・・・
『あぁ……』
葬儀の行われた3日前から、俺は自室に閉じ篭りっきりだ
食事も取っていない。家族や恋人との接触も全く無い
が、食欲も睡眠欲も何一つ沸かない。自分だけ時間が止まっている気分だ
死んだのは俺の親友だった…が、顔を覚えていない
何故か?そんな事は知るか、こっちが聞きたいぐらいだ・・・
『何で死んじまったんだ…いや、何で俺は思い出せない?アイツの顔を』
心で呟くも、実際は深く考えている訳ではないし、悲しみも無い
実感が沸かない…のもあるが、別の何か…いや、考えても分かるわけが無い
何も考えるな、何も… 再び俺は顔を埋めた
名前:橘 朔也(たちばな さくや)
年齢:25歳
性別:男
装備:喪服(服装)、携帯電話、カバン(中に財布と広辞苑)
場所:自宅の地下室
状態:精神不安定
『・・・あぁ』
特に理由は無いが、俺は無性に外の空間が恋しくなってきた
これでは親友ではなく自分が死んだ気分だ
カバンを取り、階段を上り、ドアを開け、外に飛び出す
『・・・あぁ・・・あ?』
明らかな異変。周囲の車からは煙が立ち昇り、人が人を押し倒している
しばらく呆気に取られていると、いきなり後ろから肩を捕まれる
尋常でない顔つきと狂気に満ちた目、そして腐臭…
反射的に手を振り払い、無我夢中で走り出す!!何処か…遠くへ!!!!
後ろからは何人もの人間の化け物が追いかけてくる
『うわ、何、何?!ハァア??!』
装備:喪服(服装)、携帯電話、カバン(中に財布と広辞苑)
場所:住宅地
状態:精神不安定
>203
>「…あなた、誰?」
当たり前の質問に、顔が緩む。出来は悪いが可愛い生徒に微笑する教師のような笑顔だ。
悪意やぎこちなさは、無い。
(・・・誰か、だって?・・・全く、好奇心は猫をもなんとやら・・・おまけにこんな状況だったのに・・・)
「救助活動をしている自衛官ですよ。あなた達を助けたい。それは本音だと思ってもらっていい。」
>205
>「どこに行く?話はそれからだな…」
>「この街から逃げる他は無いみたいね。また変なのが出てきたら嫌だし…」
「複数の選択肢があります。屋上で待機し、救助のヘリを待つ事。もしくは・・・」
「でも、この街から逃げられたとしても、命の保証はないわ。」
言葉を遮り、205は思わせぶりに笑い掛けてきた。
(・・・傘の連中に命を狙われる程、あれは重要なのか?)
「そうですね。外に出ても轢き逃げに会うかもしれない。通り魔に会うかもしれない。」
ちょっとした賭けだ。彼女が、生き延びたいと思うなら・・・何よりも命が大切なら・・・
偵察人と北上に聞かれないよう、耳元で呟いた。
「殺される前に死んだ事にする。映画でよくある話だ。しかし・・・私にそれが出来るかもしれない。」
(・・・気に入らない女だが・・・約束は守るさ・・・)
「取り合えず、無線機で本部と連絡を取ります。それと、彼も助けたい。」
気絶している処刑人を指差す。
「私が無線を使っている間に、貴方達で決めてください。」
後ろに下がり、2人と距離を取ると無線機のスイッチを入れ交信を始める。
持ち物:フラッシュライト付89式小銃(残弾12発)、27発入り弾倉3本、バラ弾15発
通信機、偵察人のベレッタ(15発入り)、DVD。
状況:病院2階 滅菌室前廊下。脱出プランを提示。偵察人の処置の判断を二人に任せた。
その場に座り込んで息を整えるウチ。一休みしたい所やが、そういうワケにはいかへん。
すぐに立ち上がって歩き出す。大蛇の右目に突き刺さった剣を回収して、背中に吊るす。
ゴッツイ死体の横をくぐって講堂内に戻り、ウチはこれからどないしよかと考えてみる。
・・・まさか、ガキ共全員コイツに食われたっちゅうことはないやろ。絶対に誰か生き残っとる
ハズや。それを確かめるには・・・
ウチはあることを思いつき、大蛇の死体を火炎瓶で燃やしにかかる。
・・・しばらくしたら燃え尽きるやろ。それまでシャワーでも浴びよかな。
このボケナスのせいで全身血塗れや。早よサッパリしたいわ。
ウチは、シャワーが備えつけられとる女性教員用ロッカールームに入った。
所持品:蟷螂の剣x2、自家製火炎瓶x5、ライター
行動:体育館内、女性教員用ロッカールームでこれからシャワーを浴びる。
「お〜い、誰かいないかー?」
何の気配も無く静寂で、荒れ果てたオフィス街を、ゆっくりと歩いて行く。
(おかしいな・・・いつもは賑やかなはずなのに、物音一つすらしない・・・何があったんだ?)
微かな恐怖心を背負いながら、歩いていると、突然一つ人の影が!
「ひ、人だ!おーい!」
数年振りに、自分以外の人と会えたような気持ちで走って、その人に近付いていった。
「ムシャムシャ グチュグシャ・・・」
(この人、一体何してるんだ・・・?)
「あの〜。」
不思議に思いながら声を掛けると
口のまわりに血が付いている真っ青な顔が、こっちを向いた。
こっちに近付いてくる。
「あの・・・何があったんですか?その傷・・・どうしたんですか?」
一歩ずつバックしながら声を掛けてみるが、反応が無い。
と、その時、突然襲い掛かってきた!
「な、何すんだよ!」
驚いたあまり、慌てて?んできた手を、力一杯振り払った!
第六感が警鐘を鳴らしている!
兵士の死体から拾った銃を手にとり、心臓を狙って発砲をした!
その怪物は地面に倒れた。
(やばい・・・勢いのあまり、人を撃ってしまった・・・。)
罪悪感が沸いてくる中、その怪物が起き上がってきた。
「なっ・・・!?」
もう一度、心臓を目掛けて発砲するが、少し怯むだけで死なない。
(心臓に当たったはず・・・もし『人間』なら即死するはず・・・。)
だんだん、ソイツが『人間』ではない事に気付き始めた。
辺りをみてみれば、じょじょに数を増し、その怪物達が俺の方に寄ってくる。
危険を感じた俺は、その怪物達から走って逃げて行く。
行き先など考えず、ただ逃げていた。
所持品:携帯電話、懐中電灯、グロック18(弾×3発)、マガジン×2 ビスケット5袋(1袋2枚入り) 水2本
現在地:オフィス街
行動:心臓を撃っても死なない『怪物』の存在に気付き、その怪物の群れから離れる。
自分の状態:怪我無し。
>209
「なるほどね・・・」
少しずつ近づいてくる研究員達。
一人一人なら恐らく勝てるだろうが、多数の相手なら話は別だ。
それよりも刃物を持ってる白髪の男。
(コイツとはやり合いたくない・・・)
自分の本能が煩いくらい警告を告げる。
(一応、手榴弾は切り札に取っとくか・・・)
「判ったよ、降参。この研究資料を返すからその物騒な物から手を離してくれ」
近づけていたライターを離し、代わりにライターを机に置き、資料を手に取る。
「だけどコレを返す前にもう少し聞きたい。何故アンタ等はこんな地上から隔離された所にいる?」
研究員達の動きを観察しつつ、自分の間合いに誰も入れないように気を配る。
「それに電気があるならつけてくれ。こう暗いと前が見えにくくてしょうがない」
その時、周りが少しずつ揺れ始め地震が起こる。
「な、なんだ?!」
咄嗟に机にしがみつく。
だが、それでも研究員達への警戒を弱める事は無かった。
所持品: ザウエルP220(残弾4)+マガジン×5 ワルサーP99(残弾2)+マガジン×3
ライター 包帯
FNミニミのマガジン×4のみ コンバットナイフ 手榴弾×2
状況:地下のある研究室で謎の研究員達と交渉中
・・・・・・・一体何をしたんだ?
「あいつは・・・」
(腐って溶けていく化け物を見ながら俺は小さく呟いた)
>197
その顔は知っている・・・何か嫌なことのある前触れだ・・・。
(にこやかに笑いながら近づいてくる自衛隊員?を見ながら俺は不安にかられた)
似てるな・・・あの時と・・・。
あのクソ野郎が、俺の・・・家族を・・・・・・。
(場違いな考えをした瞬間、自衛隊員?の一撃が俺の顎を捕らえた、視界が一瞬暗くなり気がつけば、俺は地面に沈み込んでいた)
>215
>『殺される前に・・・・・・・。・・・・くある話だ。しかし・・・・・・・・・来るかもしれない。』
>『取り合えず、無線機で・・・・・・・。それと、・・・・・けたい。』
・・・・・・?
俺は・・・気絶していた・・・のか・・・?
(断片的に聞こえてきた会話の内容を聞きながら俺は覚醒した)
・・・・・・時間にしたら、ほんの数秒か・・・。
クソ、油断した・・・まさかあんな堂々と顎をやられるなんて思ってもみなかった・・・。
顎を綺麗に殴られたせいかまだ頭がクラクラする・・・、おまけに気持ち悪い、最悪だ・・・。
その上、ご丁寧に腕まで縛られてるな、この分だと、銃も、か・・・。
とりあえず、頭が回復するまで、待つしかない・・・か、腕は外そうと思えばすぐに外せる。
回復させることが先決、OK、それでいこう。
持ち物:暗殺用の小型ナイフ+猫+緑色の植物+謎のアンプル
場所:病院 滅菌室前 廊下
状況:滅菌室前にてばれないように気絶のふりをして回復中
『何、な、な…何だっていうんだ…』
どれ程の時間走っただろうか。既に後方にゾンビの姿は見えず
不気味な静寂のみが自身を取り囲んでいる…
呼吸を整え、頭を抱え、再び歩き出す。冷静になれ、冷静に…だ
俺が閉じ篭っている間、街で何が起こった?一体、何が…
今になって家族への心配が込み上げて来る。自分の勝手さを呪いたい…
『・・・あれは?』
目の前に倒れている兵士に俺は目を向ける……肩が無い
恐ろしい出血だ…一瞬余りの凄惨な光景に体がフラついたが、また考えなければならない
何故、兵士がこんな場所に…?一体、何が…テロか?
俺は兵士の懐を弄ってみた。血への抵抗は無くなっていた
『これは…無線機か』
2つの無線機を手にすると同時に、兵士の仲間らしき別の兵士から通信が入った
「俺だ!至急、市民ホールに向かってくれ!!恐らく、最後の砦だ…」
市民ホール?確か…市の北西に位置しているあのホールか?
広さはさ程も無いが、階層が多く分けられており、幼少の頃に迷子になった記憶がある
『行ってみるか…いや、行くしかない』
今はとにかく普通の人間に会いたい。一人は・・・御免だ
装備:喪服(服装)、携帯電話、カバン(中に財布と広辞苑)、無線機×2
場所:住宅地から市民ホールへと移動中
状態:移動中
市民ホールへと向かう途中、視界の端を何かが掠める
…人だ。人が全速力で道を駆けていく…
あの化け物供とは明らかに違う生者の気を感じる、あぁ、人だ…
『おい、止まれ!!』
俺は
>>217の背中に向けて叫んだ。頼む、止まってくれ!!
…しまった。今の大声であの化け物達が集まってきた…
とにかく他の人間の情報が欲しい…俺は
>>217に向かって走り出す
『おい、待て!人間だ!俺は!普通の!』
装備:喪服、携帯電話、カバン(中に財布と広辞苑)、無線機×2
場所:オフィス街(外側)
状態:
>>217へと声を掛けて走り出す(ゾンビからの逃亡)
フックに掛けたシャワーからお湯を浴びつつ、ウチはブラシで剣をゴシゴシと磨く。
火炎瓶とライター以外の装備をシャワー室に持ち込み、まとわり着いた血液を洗い流す。
このまんまやと感染するかもしれへんし・・・しかし、シャワー浴びながらゴッツイ刃物洗う
女って、傍から見たら随分と危ない絵やろなぁ・・・
ライダースーツも綺麗にせなな。ウチは鼻歌を歌いながら洗物を続けた。
>204
準備が出来次第、避難所に移動し直接ヘリで脱出します。
市内より脱出後は一旦陸自の駐屯地で検査を受けてから病院に送られることになります。
そろそろ準備が終わりますし、移動開始命令が中隊長殿から来ると思うんですが・・・
(西村から毛布を受け取るが、ゾンビの生首が飛んでくる。生首をとばしたハンターを追いかけ、少し離れたところで射殺)
ふう、実験体がこんなところまで・・・・ん?何だ、この粘液は・・・・・まさか!
(顔面についている粘液を拭き取り、毛布の表面も確認した後、
中隊の医務官に毛布の粘液を見せて「感染症状」だと聞き、数人の隊員に話しかける)
いいか?彼はまだ人間だ。射殺は出来んし助けようと思えば助けることが出来る。
仮に避難所に戻るまで発症しなければ避難所で事情を話し、医務班が腕を切断する。
しかし移動中にトラック車内で発症した場合・・・・即時射殺もやむをえん。
(何事もなかったように生存者がいる辺りに戻ってくる)
皆さん、そろそろ避難所に移動を開始しますからトラックに乗ってください。
あ、向こうだけだと席が足りませんから西村さんは我々と一緒に乗ってもらいますよ。
名前・河合一等陸尉
現在地・地下鉄 中央公園駅入口付近
武装・自動小銃(30発弾倉4個+30)、拳銃(9発弾倉3個+4)、銃剣
道具・認識証
状況・西村を警戒しつつ避難所への移動を開始する。
>223の生存者が乗ったトラックにロケットランチャーを撃ち込む。
ウオォォォーーーーッ!!じゅーにーーーん!!
そして残った生存者と自衛隊員達に襲いかかる!!
>224
「ヒャハハハハハハハハ―――――――――――――!!」
隠れて様子を見ていた211の仲間十数匹のハンター達が、
鉤爪を振り回しながら生存者に飛びかかる。
生存者たちの体を切り裂き、首を跳ね飛ばし、殺戮を楽しみながらも
仲間を撃ち殺した223の姿をさがす。
(自衛隊員と西村が乗ったトラックが走り出そうとするが、運転手が>224を見つけて)
運転手「まずい!全員退避!」
(乗っている全員が荷台から飛び降りる)
中隊長「2号車は先行せよ!装甲車は我々の援護に当たれ!」
隊員「ち、中隊長殿!爬虫類型実験体が数匹現れました!」
中隊長「分かった。全軍撃退に当たれ!奴らを絶対に通すな!生存者を守りきれ!」
全員「了解しましたっ!」
(トラックの残骸の裏で中隊長が話し終わると、隊員が全員攻撃を開始する)
中隊長「西村さん・・・でしたね。なるべく物陰に隠れていてください」
(西村に話しかけながら機関拳銃で近付いてきたハンターの頭部を吹き飛ばす)
装甲車機銃手「避難所に連絡しろ!攻撃ヘリがまだ残っていたはずだ」
装甲車無線手「分かった。今すぐ通信する。こちら第三中隊・・・・」
(通信をしつつ追跡者の持っているロケットランチャーを機関砲で銃撃、破壊する)
医務官「負傷者は早くこっちにまわせ!」
隊員「おい!こいつの治療をなぜしない?」
医務官「そいつはもう助からん!それより他の奴を治療したほうが早いんだ!」
状況・中隊の隊員全員が小銃、軽機関銃、無反動砲などで戦闘開始
>205、215
>『この街から逃げる他は無いみたいね。また変なのが出てきたら嫌だし』
>『複数の選択肢があります。屋上で待機し、救助のヘリを待つ事。もしくは・・・』
>『でも、この街から逃げられたとしても、命の保証はないわ。』
命の保証はない…。それはこの街だけで事件が起きているとはかぎらない。
俺はそう受け取ることにした。
「そうだな…でもここにいてもしょうがないと思う」
>『取り合えず、無線機で本部と連絡を取ります。それと、彼も助けたい。』
無線機?そうか、この人自衛官って言ってたな。それとこの男…
偵察人のほうを見ると猫が相変わらずぴったりとくっついている。
この男は何者なんだ…明らかに普通じゃないと思う。
>『私が無線を使っている間に、貴方達で決めてください。』
「俺は基本的にはあんた達の方針ついていく。でも、救助がすぐに来ないなら早く移動したいと思う。」
現在地:病院2階、滅菌室前
休憩中に225「まずい!全員退避!」を聞いて即飛び降りる。
「まったく・・本日の営業は・・終了なのよッ!」
M11でハンターを射殺しつつ、周りを警戒する。
(トラックの荷台で座っていると突然>224が現れた)
「まずい!全員退避!」 (乗っている全員が荷台から飛び降りる)
俺も行くか、まだ戦えるし・・・・・・
飛び降りると、そこには>225が居た・・・・・
クソッ!
USPを構えつつハンターを射殺する・・・・・・
ん?・・・・自衛隊員の死体だ・・・・・・武器を借りとくか・・・・・・
持ち物:USP7発(12発弾倉8個)、S&W M49(通称ボディガード)5発 、89式小銃(残弾6発)、30発入り弾倉4本、9mm拳銃(9発+1)9発入り弾倉×2
コンバットナイフ、グルガナイフ、煙草、ライター
状態: 腕負傷、眼鏡装着 、カバンに黒猫・・・・・・・
ウチのロッカーには、替えの下着にジャージ、スニーカーが入っとる。
それに着替えてとりあえずサッパリ、湯上り美人の完成やがな。
・・・って、こんなカッコで探索なんぞできるか〜い。
ライダースーツの中にドライヤーを突っ込む。まあ、しばらくしたら乾くやろ。
ウチは剣一本だけで肩をポンポンと叩きながら、講堂の大蛇の死体を見に行ったんや。
(今、人の声がしたような・・・。)
まさか!という気持ちで振り返ってみると、
何かが、こっちに走って来る。
(あれは誰だ・・・?さっきの怪物か??生存者か?)
警戒しながら、約20m位の距離からこっちに走って来る
>>221に、銃口と懐中電灯を向けた。
>>221との距離が、あと約10m位になったところで
あの『人』は、怪物ではないと思った俺は、銃口を下げ
「おい、お前人間か?」
と、懐中電灯で
>>221照らしながら声を掛けた。
所持品:携帯電話、懐中電灯、グロック18(弾×3発)、マガジン×2 ビスケット5袋(1袋2枚入り) 水2本
場所:オフィス街(外側)
状態:生存者らしき人と合流。
>215
>「そうですね。外に出ても轢き逃げに会うかもしれない。通り魔に会うかもしれない。」
>「殺される前に死んだ事にする。映画でよくある話だ。しかし・・・私にそれが出来るかもしれない。」
なるほどね…流石にいい例えだけど…。
でも、死んだことになれるのかしら?
いいえ、本当に殺されたら洒落になんないわね。
例えこの人があたしを死んだ様に工作しても、きっと後で血眼になって探される…。
きっと避難先では多かれ少なかれ感染者がいるに違い無い。
自衛官が果たして何者なのか分からないけど、恐らく傘社も自衛隊も
あたしの細胞を利用したくなるに違いない…。
避難できたとしても検査されれば分かってしまう。
どの道利用されるなら……。
無線を使おうとしている自衛官に近付き囁く。
「あたしを死んだ事にすれば、困る事になるんじゃない?」
>219、>227
…脳震盪を起こしたみたいね。
「ねぇ…このままだとすぐ起きちゃうから、麻酔でも打っておこうかしら?」
暗い表情の北上に向かって、笑ながらさらりと言ってのける。
「ふふ、冗談よ。ねぇ〜」
偵察人にぴったりとくっついている猫を撫でる。
猫に言っても分かんないか…。
「この人も連れていきましょう…あたしを殺そうとしたのは腹立つけど…
ここで見捨てていったらこの子(猫)の主人がいなくなっちゃうじゃない…」
再度猫の頭を撫でる。気持ち良さそうに喉を鳴らす猫に笑いかけた。
所持品:薬品(注射用のアンプル、麻酔、抗生剤、強心剤、鎮静剤がそれぞれ三本づつ)
空の注射器と針×6(一本は麻酔入り) アルコール 滅菌綿 点滴用具 包帯
電子血圧計 聴診器 ライター 煙草1箱 メス テープ
意味不明のアンプル
食料(クラッカー、ミネラルウォーター)
カードキー
現在地:病院2階滅菌室前の廊下
状態:左肩を負傷。 呑気に猫と戯れている。
…どうやら気が付いてくれたようだ
手に握られている銃の存在に少々怯みながらも、俺は口を開く
『ぁ、あぁ、人間だ…失礼だろうから名乗っとく。俺の名前は…橘だ』
そんな悠長に名を名乗っている場合では無いのだろうが、
>>231は銃を握っている。正直、信用していいかは分からないし
気に触れる様な言動は謹んでおきたい…それに俺は彼を信用せざるを得ない
『一体此処で何が起こったんだ?途中で兵士の死体も見掛けたんだが…』
>226
「隠れてろったって……っ!?」
走ろうとした矢先、ハンターに襲われる。
反射的に鉄パイプを振り下ろす。
左腕が、まるで化け物ような力を出し、信じられないような速度でハンターの頭を叩き潰す。
「………え?」
行動:感染した左腕の腕力に呆然とする。
「おぉ、人間でしたか!あ、銃口なんて向けてすいません。」
左手に持っている拳銃を、腰にまいている銃ケースに しまった。
>『ぁ、あぁ、人間だ…失礼だろうから名乗っとく。俺の名前は…橘だ』
「あ、俺の名前は丹野 進っていいます、どうぞ宜しくお願いします。」
自分以外の生存者と会えたのが嬉しいのか ペコペコ挨拶をした。
>『一体此処で何が起こったんだ?途中で兵士の死体も見掛けたんだが…』
「俺も、見た事もない服装の兵士の死体を数人見かけたけど、この街で一体何が起こっているのかは全く知らないです。ただ、知っているのは、心臓を銃で撃っても死なない『怪物』の存在だけです。」
と、自分が体験した事を話した。
「それより、他の生存者の人達は何処にいるんですかね?何か心当たりありませんか?」
…驚くほどに好青年であった
警戒していた自分に嫌悪を感じながら俺は話を続ける。
>「それより、他の生存者の人達は何処にいるんですかね?何か心当たりありませんか?」
『いや、俺も余りにも突然の事で分からないな…すまない』
しかし生存者とは…可笑しな言い方かも知れないが今はむしろ、
生きている普通の人間の方が貴重であるようだ。
そしてあの化け物…一体何なんだ…明らかに人間では無い
『ところで市民ホールに何処かの兵隊さんが居るみたいなんだが…行くか?』
正直、今はその隊も生存しているのか分からないし、ホールが安全とも限らない
だがこうして外をうろつく事もまた、自殺行為だ。
悩んでも答えは見つかる訳は無い、今は可能性に賭けるしかないのだ
『あ、それとだな…これだ、これ』
俺はカバンにしまっていた無線機を差し出した
これでもし別行動を取ったとしても情報を交換出来る。今は協力が最重要だ
状況と敵を知らなくてはならない
>227
>「俺は基本的にはあんた達の方針ついていく。でも、救助がすぐに来ないなら早く移動したいと思う。」
「救助がすぐ来るとは限りません。連絡を取った上で逐次決めましょう。」
ゆっくり頷き、無線機の周波数を変えながら答えた。
>232
>無線を使おうとしている自衛官に近付き囁く。
「あたしを死んだ事にすれば、困る事になるんじゃない?」
(・・・この女・・・俺が誰の為に働いていると・・・)
自分自身、解かっていない。少なくとも、彼女を殺すのは仕事じゃない。
「避難先でなく、ここで死ぬって手がいい。この混乱なら証拠は残らない。
下手に避難すれば危険に晒される。知る人間は少ない方がいい。証拠が無いならもっといい。
だからもう一つのプランを用意してあるんだ。」
極力使いたくないプランだが仕方がない。
>「この人も連れていきましょう…あたしを殺そうとしたのは腹立つけど…
ここで見捨てていったらこの子(猫)の主人がいなくなっちゃうじゃない…」
再度猫の頭を撫でる。気持ち良さそうに喉を鳴らす猫に笑いかけた。
猫と戯れる彼女姿を見て、目が細くなる。
(・・・こんな状況じゃ・・・なければな・・・)
「解かりました。彼は連れて行く。麻酔は必要無いでしょう。
痛み止めも判断を鈍らす。足手まといになるだけだ。痛いのは我慢してもらいましょう。」
>219を見ながら言った。
「と、言う訳です。狸寝入りは止めて下さい。我々は避難する事に決めました。あなたはどうします?
我々と来ますか?来なくても、殺しはしませんよ。」
(それに・・・説明は・・・全部してやる・・・これ以上・・・死人は出したくないしな・・・)
「私はあなたと違うんでね。」
吐き捨てる様に呟いた。
持ち物:フラッシュライト付89式小銃(残弾12発)、27発入り弾倉3本、バラ弾15発
通信機、偵察人のベレッタ(15発入り)、DVD。
状況:病院2階 滅菌室前の廊下。偵察人に銃を向けている。
>『ところで市民ホールに何処かの兵隊さんが居るみたいなんだが…行くか?』
「んー、とりあえず、行く宛ても無いですし、そこに行きましょうか。」
>>『あ、それとだな…これだ、これ』
「ん・・・無線機?」
始めて無線機を触って、少し興奮気味になった。
今思えば、本物の銃を持ったのも、発砲したのも始めてだった。
「えっと、俺は市民ホールの場所知らないので、案内してもらえますか?」
俺は、市民ホールには一回も行った事は無い上、場所も知らないので
彼に付いて行く事にした。
辺りを見てみると、いつの間にか、あの怪物達が寄ってきていた。
「話をしている間に、オフィス街の外側にもあの怪物達が寄って来ているみたいです、早く行きましょう!」
>224
(先に発車しようとしたトラックから慌てて人が飛び出す。
いぶかしむ間もなくトラックが爆発、炎上した)
クソ、またこういうパターンか!
>225
(宙を舞う車体の破片が地面に落ちないうちにハンターの群れが襲いかかる。
不意をつかれた自衛官10人ほどが一撃で絶命させられるが、装甲車搭載の
重機関銃がハンターを一気になぎ払う。ついで追跡者のロケットランチャーを破壊した)
負けは無いかな。こっちのトラックは先に出るか…。
(走り出したトラックから荷物を全て置いたまま飛び降り、荷台の笠倉に声をかける)
「笠倉ぁ、預かっとけ!…万が一俺が戻らなかったら後頼むわ!」
(身を翻して自衛官の死体に駆け寄り、銃を拾い上げる)
MINIMか…FN製品に縁があるのかな。まぁ正確にはこれは住友か。
(その場で二脚を展開し、伏せ撃ちの姿勢でハンターを迎撃する)
デカブツはプロにまかせておきゃいいだろ。
持ち物:MINIMI(残弾170)、フィルム
>237
>「避難先でなく、ここで死ぬって手がいい。この混乱なら証拠は残らない。
下手に避難すれば危険に晒される。知る人間は少ない方がいい。証拠が無いならもっといい。
だからもう一つのプランを用意してあるんだ。」
へぇ…用意してあるなんて、準備いいじゃない。
「もう一つのプランって、何かしら?」
>「と、言う訳です。狸寝入りは止めて下さい。我々は避難する事に決めました。あなたはどうします?
我々と来ますか?来なくても、殺しはしませんよ。」
>「私はあなたと違うんでね。」
…起きてたの?良かった、悪戯で鼻にガーゼとか詰めなくて…。
でも、吐き捨てる様に呟いた自衛官の表情が気になる。
…………。
信用してもいいのだろうか?
これ以上逃げ回っても、本当に逃げ切れるのだろうか?
膝の上に乗せた猫があたしの顔を覗き込んだ。
………………………………………
……………………………………………………
…………………………………………………………………。
「そういえば、あなたに名前言ってなかったわね。
あたしは山田あすかよ。」
あたしの事を知っているなら、何らかの仕草があるはず。
自衛官の些細な変化を見逃さない様に彼を見詰めた。
所持品:薬品(注射用のアンプル、麻酔、抗生剤、強心剤、鎮静剤がそれぞれ三本づつ)
空の注射器と針×6(一本は麻酔入り) アルコール 滅菌綿 点滴用具 包帯
電子血圧計 聴診器 ライター 煙草1箱 メス テープ
意味不明のアンプル
食料(クラッカー、ミネラルウォーター)
カードキー
現在地:病院2階滅菌室前の廊下
状態:左肩を負傷。 猫と戯れつつ自衛官の変化を観察。
>232
>「ねぇ…このままだとすぐ起きちゃうから、麻酔でも打っておこうかしら?」
この女は・・・・・・。
本当に、強い女だ。一般人にしておくのが惜しいほどに、な・・・。
頭のクラクラも気持ち悪さもだいぶマシにはなったが・・・。
さてさて、どうするかな・・・。
>237
>「と、言う訳です。狸寝入りは止めて下さい。我々は避難する事に決めました。あなたはどうします?
我々と来ますか?来なくても、殺しはしませんよ。」
なんだ、バレてたのか・・・。
じゃあ、縛られてる理由はなしってことだ・・・。
「殺さないのか?ありがたいが、甘いな・・・俺のことを危険と認識しているのなら、
殺したほうが後の為だぞ、と」
(俺はそう言いながら手首の間接を外し、簡単にベルトを外した)
大抵の脱出術は学んでる、こんな物は外すのに時間はかからん。
(そんな俺を見て、自衛隊員?は吐き捨てるように呟いた)
>「私はあなたと違うんでね。」
随分と嫌われたもんだな・・・。
でも、果たして本当に俺とアンタは違うのかな?
違うと思っているのは・・・、案外、自分だけかもな。
(俺はそんなことを考えながら外れた間接を入れなおした)
持ち物:暗殺用の小型ナイフ+猫+緑色の植物+謎のアンプル
場所:病院 滅菌室前 廊下
状況:滅菌室前にて手首の間接を入れなおし中
大蛇の死体はウェルダンを通り越して、しっかりと炭になっとった。
何とも言えへん異臭がするけども、嫌がってられへんわなぁ。
燻り続ける死体に剣を突き入れ、崩しにかかる。
・・・あった。
大蛇の体内、炭にならずに残っとったのは名刺サイズの薄い金属板や。
培尾小学校全生徒と職員に支給されるネームプレートやね。
傘社の開発した新素材とかで作られとるコレは、個人情報&その他諸々の機能が詰まった
ICチップが内臓されとって、災害時の救助とか犯罪に巻き込まれた時に役立つ・・・とか何とか
いう触れ込みで着用が義務付けられとったんやが、まさか死亡確認に使うことになるとはなぁ・・・
大蛇の死体をバラバラにして、ネームプレートを拾い集める。全部で100枚近くあったわ。
煤で汚れたソレを洗う為に、ウチはシャワー室へと戻った。
・・・デッカイ不安と、僅かな望み、ウチの胸はそれで一杯やったがな。
だいぶ薄汚れてはいるが、機能に支障をきたすほどではない。
ひとつのトランシーバー(と言っても子供のおもちゃに毛が生えたようなもの)が
落ちている。
ガガガ・・ガ・・・ピー・・ザー・・れか・・ザー・・ないの?・・・
誰か・・ガー・ガガガ・・ピー・・・いない・・の・・・?
・・けて・・・たす・・・けて・・・助けて・・・!
ウチは泣いた。ガキ共を失った悲しみにくれて、それこそ子供のように大声で・・・
シャワーから落ちる冷水を浴びながら、ネームプレートを握り締める。
五年三組31名中25名、100枚近くあったプレートの中で25枚、ウチのクラスのガキ共の名前が
刻まれとった。
覚悟はしとった。しとったハズやのに・・・!
ウチは叫んだ。言葉にはならへん。せやけど、何か声に出さなどうにかなってしまいそう
やったんや。
涙が枯れ果てる程泣いて、ウチはシャワー室を出て着替える。びしょ濡れのジャージを脱ぎ、
真紅のライダースーツに。
装備を整え、ロッカールームを後にする。フラフラと力のない足取り、こんなこっちゃガキ共に
笑われてしまうがな・・・
・・・後、6人。頼むさかい生き残っといてくれ。絶対に先生が見つけたるさかいな。
>243
無力感に苛まれるウチの耳に微かな声が聞こえてきた。
・・・幻聴やないわな。講堂の中を見回す。この体育館は災害時の避難所に指定されとるんや。
荷物は所々に散らばっとるんやが、人の気配はまったくせぇへん。
てっきり、あの大蛇に食われたか、怪物に追われて逃げ出したんかと思ったんやが・・・
また声が聞こえる・・・何かのフィルター越しの声や。
必死に探して見つけたんは、玩具みたいなトランシーバーやった。これやと大した距離は
届かへんやろ。学校の敷地内に居るんか・・・?
「おい、誰や!? 学校の生徒なんか? ウチは薫先生やで!」
ウチは祈るような気持ちで、トランシーバーの向こうの相手に話しかけた。
>238
『・・・よし、案内する!こっちだ!!』
後ろからは重なり合った呻き声が迫ってくる…かなりの数だ
このまま奴等をくっ付けたままホールに避難しても意味が無い
何とかして逃げ切らねば!!丹野に「こっちだ」と合図すると、俺は全速力で走り出した
装備:喪服、携帯電話、カバン(中に財布と広辞苑)、無線機
場所:オフィス街(外側)
状態:ホールに向けて逃走中
>245
唐突の応答に、声はいったん止まる。そしてその間の後すぐに返ってきた声は
最初聞こえていた声とは違う、幼い女の子の声だった。
「薫せん・い!?助・て!みくだよ!・く!朝倉深紅!」
ノイズが混ざり多少聞き取りづらかったが、間違いなく“あさくらみく”と名乗った。
「深紅のせ・せいですか!?」
次いで、最初に聞こえていた声に代わる。
「私・ち、学校・隣の家の2・いにいます!・・けてください!・・・ガーッ・・・プツッ」
トランシーバーの電池が切れたようだ。
>218
(地震が収まった後、気絶して奥にいた主任が出てくる)
おい!いぞいで・・・・サンプルの状況を・・・確認じろぉ・・・・
今の地震で・・・・ざンプルが・・はがいされだかも知れん。
(主任の命令を受け数人の研究員が急いで奥のほうに向かう)
(副所長が持っていた日本刀を鞘に収める)
それで、我々がここに残っている理由だったかね?簡単な話だ。これは所長閣下の命令だよ。
「研究目的を達成するまで絶対に研究を続けろ」という命令が出ているんだ。
我々はこの研究を誇らしい物だと思っている。それをやめる、ましてや命令を無視するなんて出来るわけがない。
電気・・・・ああ、すまん。蛍光灯は電力が追いつかんのだよ。代わりといっては何だがこれで我慢してくれ。
(近くの壁にテープで固定されているスイッチを押すと、
天井からぶら下がっている工事現場にあるような薄暗い電球がいくつか点灯する)
我々はこれでも眩しい位なんだがね・・・
>248
やっと点いた明かりで研究員達の顔が見えるようになる。
思ったとおり、研究員達は痩せて、体が細い。
だが、刃物を持つ白髪の男は他の奴等と比べて体格が良い。
恐らくここに隔離されてからずっと鍛えていたのだろう。
「やっぱりアンタとはやり合わなくて正解だったな・・・」
誰に言う訳でもなく、一人ポツンと呟く。
「OK。アンタ等がここにいる理由は判った。なら今外で起きてる事知ってるか?」
ライターを手に取ってしまい込み、右手にザウエル、左手にワルサーを持つ。
「悪いけど、さっきの資料読んだんだ。・・・傘社の生物兵器に関する事柄・・・」
何人かの研究員を素通りして白髪の男の前まで歩き、止まる。
「もし、もしだけど・・・アンタがまだ良心を持ってるなら俺と・・・・一緒について来てくれ」
そのまま白髪の男を通り過ぎる。
「だけど、来ないのなら仕方ない。その時は証拠は無いが、俺がこの口で喋る・・・信じてもらえないけど、な」
そのまま、再び暗い廊下を歩いていく。
「本音を言えば・・・アンタ達の研究に興味は無いけど・・・悲しむ人達がいるしな・・・」
所持品: ザウエルP220(残弾4)+マガジン×5 ワルサーP99(残弾2)+マガジン×3
ライター 包帯
FNミニミのマガジン×4のみ コンバットナイフ 手榴弾×2
状況:地下のある研究室から離れる
俺は、>246の合図に従い全速力で走り出した。
・・・あれから約15分 あの怪物達の姿は見えなくなった。
とは言え、オフィス街の外にも、あの怪物達が移動をし始めている。
道路の真ん中を堂々と歩いて向かうのは危険だ。
どうしようか考えていると、目の前に数台の自衛隊の車が飛び込んできた。
だが、その内ほとんどが、目で見てわかるほどに壊れていた。
(何でこんなに自衛隊の車が・・・!?)
「何か使える物があるか調べてみましょう。」
疑問を抱えながらも、何か使えるものは無いか 一台一台車の中を調べた。
所持品:携帯電話、懐中電灯、無線機、グロック18(弾×3発)、マガジン×2 ビスケット5袋(1袋2枚入り) 水2本
現在地:オフィス街から数キロ離れた大通り。
状況:約10台ほどの自衛隊の車を発見し、何か車の中に使える物が無いか探索中。
>249
・・・・・・分かっているさ。ここにだってラジオくらいある。生物災害だろ?
ここを出ろ、だと?しかし命令が・・・・・
いや、資材も足らんし、そうだな。そろそろここを出る時期かも知れん。
(研究員の方を向き、その後目を血走らせて神丘を睨みつけている主任の方を向く)
いいか?私はこれから状況確認、物資調達のため、ここを出る。
研究班はここに残れ。それから主任、君には使用薬品の確認のため、付いてきて欲しい。
主任。副所長室の机の下に長細い木箱がある。それを取ってきてくれ。
(神丘のほうに向き直り)
ところで君、さっきここが閉鎖されていると言っていなかったか?そんなことは聞いていないぞ。
ほとんど外に出んから状況がわからんのだよ。出来れば地上の状況を教えてもらいたいのだが・・・・
ハンター、追跡者と生存者が戦闘中、突然左腕がうずき始める。
「ぅ───」
そして、激痛と共に突然暴れ始める。
「が、はぁっっ!!ぐああああああっ!!!!」
左腕は異様に膨れ上がり、ジャケットの袖を破り、手から営利な爪が生える。
そして、肩の下から皮膚を喰い破り、拳ほどある目玉が現れる。
「あ………ぁがあ、ぉあああああ!!」
二匹のハンターが西村に気付き飛びかかるが、左腕が勝手に動き、先に飛びかかったハンターを頭から真っ二つにする。
「……やめろ、やめろォォォォっ!!」
そして二匹目のハンターの頭を掴み、握りつぶす。
西村の意識とは関係なく、まるで自分の意志を持つかのように動く怪物と化した左腕。
「………頼む、やめろ……やめてくれ……」
右腕で左腕を掴み、動きを抑えようとするが全く効果はない。
左腕は尚もハンターの死体を切り刻み、挽き肉にすると残ったハンターを威嚇するかのように腕を伸ばし、大きく手を開いた。
「…………なんでだ。なんでなんだよ」
西村はその場に膝をつく。
「……いっそ、化け物にしてくれよ……なんで、俺の意識が残っちまってんだ!!」
唇を噛む。血が流れ出す。
「……ちまった………俺は、化け物になっちまった………」
状態:左腕発症。クリーチャー化。
(いきなり叫んだ西村の方を見る)
何だあれは!?まさか・・・くそっ、やはり先に切り落とすべきだったか・・・
おい、これを借りるぞ!
(医務官が治療中の負傷隊員の持っているMINIMI軽機関銃を持ち上げる)
まだ細胞変異までは時間がある。それなら・・・・・
感染部を破壊さえ出来れば・・・・まだ間に合うはずだ!
(腕に向かって銃撃を始める)
>253 河合一等陸尉 !
手伝います!
(腕に向かって単発にて銃撃を始める・・・)
持ち物:USP7発(12発弾倉8個)、S&W M49(通称ボディガード)5発 、89式小銃(残弾6発)、30発入り弾倉4本、9mm拳銃(9発+1)9発入り弾倉×2
コンバットナイフ、グルガナイフ、煙草、ライター
状態: 腕負傷、眼鏡装着 、カバンに黒猫・・・・・・・
>253
自衛隊員が俺に重機関銃を向ける。
「………は、はは………」
そりゃ、そうだ。化け物だもんな。
それが正しい。普通は、撃ち殺す。
銃撃が始まる。
「───っ!!」
思わず身を引く。銃撃は左腕に命中する。
だが、まるで効いていない。
発射されたライフル弾は左腕に命中はするが弾かれる、あるいは弾頭の先端がめり込む程度だった。
攻撃を受けた左腕が自衛隊員の方向を向く。
「……よ、よせぇ!!」
とっさに右手で左腕を押し付け、身体を倒す。
左腕からは高速で触手が伸び、自衛隊員のMINIMIを弾き飛ばす。
「ちくしょぉ……ちくしょおぉぉ!!」
立ち上がり、走る。
左腕がまだ暴れているが気にしない。
どの道、この左腕が誰かを殺してしまう。
……遠くへ、どこか、誰もいない場所へ……!!
行動:逃亡。左腕が触手で数人の自衛隊を攻撃。
>232
>『ふふ、冗談よ。ねぇ〜』
こんなときでも山田は笑顔で、明るい口調でそんなことを言いながら猫を撫でている。
余裕あるのな…。いや、むしろ俺のほうが辛気臭くなりすぎなのだろう。
今だからこそテンションを上げていかないとな…。
そんなことを考えていると話は進んでいたようで、偵察人は連れて行くことになったようだ。
>237、241
>『と、言う訳です。狸寝入りは止めて下さい。我々は避難する事に決めました。あなたはどうします?我々と来ますか?来なくても、殺しはしませんよ。』
…起きてたのかよ。本当に抜け目の無い奴だ。
>『殺さないのか?ありがたいが、甘いな・・・俺のことを危険と認識しているのなら、
殺したほうが後の為だぞ、と』
偵察人は縛っているベルトを簡単に外す。
連れて行くって言っても、何かあったら簡単に逃げられるな、これは。
>『私はあなたと違うんでね。』
鈴木准尉は吐き捨てるように言った。偵察人はこれに対し無言、表情が硬い。
「おいおい、こんなところで修羅場はごめんだぜ。」
俺は二人の間に入って言った。
現在地:病院2階、滅菌室前
「こちら攻撃ヘリ部隊。避難所応答せよ。第三中隊展開地域に到着。
攻撃準備完了。攻撃開始許可を願う」
「こちら避難所。了解、攻撃対象は傘社生物兵器ネメシス。
対象の外見は黒服を着込んだ大男、確認されたし」
「こちら攻撃ヘリ部隊。了解、対象外見を確認。これより攻撃を開始する」
(地上部隊に離れるように合図し、機関砲や対戦車ミサイルで攻撃する)
「こちら攻撃ヘリ部隊。対象の殺害を確認。しかし、もう一体未確認生物を発見」
「こちら避難所。状況を明らかにせよ」
「こちら攻撃ヘリ部隊。対象は遠方へ逃亡。詳細確認は不可能」
「こちら避難所。了解、これより帰還せよ。以上、通信終わり」
>247
朝倉深紅・・・出席番号二番、朝倉深紅!
ウチのクラスの生徒や。生きとってくれたか!?
ウチはその事実に喜びながら、必死な顔して全力疾走しとった。笑いか泣きか微妙な表情やがな。
近所の家の二階に立て篭もって、助けを待っとるらしい。何や切羽詰った感じやったわ。
急がな・・・学校の隣の家で二階建て・・・あそこか!
校門から飛び出し、目当ての場所に目を向ける。
グランドからの砂埃が酷くて、洗濯物やお掃除が大変やとか何とか言うとった人の家や。
・・・家の周りを20体以上のゾンビがうろついとる。ここで当たりか!
「深紅ぅっ! 薫先生が来たでぇ!! もう安心やっ!」
ウチは二階の部屋の窓に大声で呼びかけ、背中の剣を抜いた。
邪魔や、お前ら・・・!
所持品:蟷螂の剣x2、自家製火炎瓶x5、ライター、生徒達のネームプレートx97
行動:ゾンビに囲まれた民家に突入
>245
(顔に何か布を巻きつけた人影が現れる)
グ……ウ……
(ズルズルと重たげな足取りで近づく…が、ある程度の距離で止まる)
…ニ…げな…イ……デ…
(地面に蹲る。襲う気がないという意思表示らしい)
……フツう……の……ヒト…?
>
>256
バラバラバラバラ・・
一機のヘリが病院に近づいていた。
しかし、ヘリの操縦席には誰も乗っていない。
操縦桿が独りでにカタカタ動き、ヘリを病院に向かわせていた。
そして、病院の二階部分に近付くと、機関砲を乱射した。
>251
「知ってるのか・・・。判った地上の状況は、まぁ、見れば判るさ」
一度だけ振り返り白髪の男に話しかけるとそのまま歩き出す。
白髪の男と主任が後ろからついて来るのが判る。
廊下に迷わないために所々に傷をつけているから迷う事は無いだろう。
「なぁ?なんでアンタ達はこんな所に残ってまで研究なんかしてるんだ?」
暗い廊下を歩きながら白髪の男に話しかける。
「いくら命令だからって、何もここでする事ないだろ?」
壁の傷を見る。
出口が近い事を知らせる為に少しずつ大きく傷を掘ってある。
今の傷は大きかった。
「一体何故・・・・・おっ」
ある角を曲がると、光が差している。
出口だ。
「なっ・・・畜生・・・」
だが、先ほどの地震のせいか瓦礫で出口が塞がれていた。
「クソッ・・・まったく嫌な事ばかり起きる。少し下がっていてくれ」
二人が下がるのを確認した後、手榴弾を一つ取り出す。
「少し勿体無いが・・・ええい!!やらなきゃ出られないからな!!」
ピンを外し、ここに来るために使った階段に投げる。
爆音と爆発が辺りに響く。
「俺はこんな暗い所は居たくないんだよ!!」
所持品: ザウエルP220(残弾4)+マガジン×5 ワルサーP99(残弾2)+マガジン×3
ライター 包帯
FNミニミのマガジン×4のみ コンバットナイフ 手榴弾×1
状況:地下研究所から出ようとしている
>240
>「もう一つのプランって、何かしら?」
「非常に特殊な手段、ですよ。この病院にあるであろう通信機が必要不可欠だ。」
ミーティングの時に寝なくて正解だった。情報は多いほうがいい。
不確定要素が多いなら特に。
「輸血用の血液パックはありますか?謎解きに使うんで必要なんです。」
>241
>「殺さないのか?ありがたいが、甘いな・・・俺のことを危険と認識しているのなら、
殺したほうが後の為だぞ、と」
そう言って手首の間接をするりと外し、ベルトから手を外した。
(・・・言ってみるもんだな・・・狸寝入りじゃなければ・・・大恥だった・・・)
それにしても・・・言い方が気に入らない。
>256
「おいおい、こんなところで修羅場はごめんだぜ。」
俺は二人の間に入って言った。
(・・・いい・・・タイミングだな・・・)
ベルトに押し込んでおいた偵察人のベレッタを引っ張りだした。
「構いませんよ。状況は悪化している。困るのは彼方でしょう。ここは自衛隊に封鎖されている。
どうやって脱出する気なんです?これで突破しますか?完全武装の兵隊相手に独りで脱出
出来るのは映画の中だけでしょう?助けたいんですよ、顔見知りになった人間ぐらいね。」
笑顔を浮かべながらベレッタを偵察人に返す。上手く笑えただろうか?
「そういえば、あなたに名前言ってなかったわね。
あたしは山田あすかよ。」
猫と戯れていた彼女が唐突に言った。
(・・・ようやく・・・名前が聞けたな・・・)
「宜しくお願いします。あすかさん・・・じゃ少し馴れ馴れしいですかね。一つ聞きたいんですが・・・」
最後まで言い終えル前に、空気を切り裂く震動が前身を襲う。
超高速で吐き出される20ミリが窓ガラスを叩き割る。
叫ぶより早く、体が動いた。
北上と山田あすかを押し倒し、覆い被さる。
(・・・戦闘ヘリ・・・一体どこの連中だ・・・上手い具合に・・・風下から・・・音を消して・・・)
「退くぞ!コックピットのガラスは12,7ミリすら防ぐ!今の装備じゃ殺せない!あんたもプロだろ?!」
偵察人に向って叫んだ。
状況:状況:病院2階 滅菌室前の廊下。山田と北上に覆い被さり、戦闘ヘリの銃撃に晒されている。
ベレッタは偵察人に返却。
>252
「また!?」
>253-254を横で聞き、
「彼を・・なんとかしてくる!」
行動:西村を追跡。目的は感染部の破壊
M11 残数5 NO カートリッジ
89式-23発 カートリッジ5
火炎放射キット未だ所持
>250
<「何か使える物があるか調べてみましょう。」
『・・・うむ、だな』
俺は車内の塵の中に埋もれていた一丁の銃を手に取る…重い
銃が重いのは当然と言えば当然だが、余りに唐突に自分の世界が崩壊し
そして今は自分の日常には明らかに異質な銃を握り締めている
その違和感に、俺は呆然と銃を眺めていた…
……『COLT .45 M1911A1』だ
記憶によるとアメリカ軍の制式銃であり外観は気品に漂い、無骨。
が、黒い表面が胃が重くなる程の嫌な光沢を放っている。
薬莢が入っているか確認するが、残念ながら弾は無い
しかし後に必ず使う時が来る筈だ。今は取っておこう…
『おい、丹野君…そっちは何かあったか?なるべく早く行かなくては』
装備:喪服、COLT .45 M1911A1(弾数0)、広辞苑、携帯電話、無線機
場所:何処かの部隊の車内(走行不可)
状況:コルト銃の入手
(襲撃してきたハンターのほぼ全てが射殺され、僅かに生き残った数体が逃げ出す。
追跡者も装甲車に牽制され動けないところを、あっさりとヘリに潰された。
ゆっくり立ちあがって一息つくが、後方が騒がしいのに気がつく)>253-255
新手か…!?
(こちらへ走ってくる中隊長を捕まえ、状況を聞き出す)
さっきの兄ちゃんか…。負傷者でトラックは一杯になっちまうだろうし、
装甲車は追跡に出るだろうしなぁ。先に公園に行くのは無理か。
「追うだろ?人手が要るなら手伝うが」
(中隊長は苦い顔をしながら指揮車を指差す。乗れと言うことだろう)
「了解。あまり役には立てないと思うけど足は引っ張らんようにするよ」
しかし5,56mmが刺さりもしないか。9パラや45ACPじゃ撃つだけ無駄だろう。
(車体後部のM2機関銃に目をやる。口径12,7mm、世界各国で使われている傑作銃だ)
コイツでも厳しいかもな。さて、俺に何が出来るだろうか…。
【倍尾総合病院正面図、滅菌室の僅かな銃声を覗けば不気味な程静まり返っていた……が】
ほあたぁ!!! (ガシャ─────)
【4階に響く叫び声と、ガラスの割れる音が沈黙を破る!!そして病院4階の窓から、一匹のゾンビが窓ガラスを割り落下する】
ふぅ……化け物はかなり倒したな…病院の化け物は後どれくらい残っているのだ…
【手には病院で調達した鉄棒を持っているケンシロウ。付近には当然7匹のゾンビの破裂、撲殺死体がある】
しかし先ほどどこかで銃声が聞こえたが……おそらくは先ほどのが戦っているのか?
逃げたあの黒い化け物に遭遇してなければいいが…ん?ヘリコプター?それも2機も
【2機ともケンシロウの姿を捉えると、ケンシロウの居る4階の窓へ向かい、ケンシロウにライトを当てる】
ガレッキーやカーネルが使ってたのとは違うが……救助か?ん?2階の方にも一機向かっている……3機も何故?
(ダガガガガガガガガ……!)(ドパルルルルルル……!!)
【突如ヘリコプター2機はサーチライトを当てたケンシロウに向けて機関銃を撃つ!!】
ぬ…何!!ほあたた、あたたたたた…
【ケンシロウは鉄棒を自分の前で扇風機のように回し、弾を全て叩き落とし、跳ね返す!!
だが跳ね返した弾を食らってもヘリは殆どものともしていない】
あたあぁぁ──!!!!【そして銃弾と銃弾の間が空いた所で鉄棒をコックピットに投げつける……】
(ギィン──…) ぬぅ…!【が、コックピットの強化ガラスに弾かれてしまう!!】
>241
うっわ…間接なんか外しちゃって大丈夫なのかしら?
自衛官と偵察人の剣呑な雰囲気を見守りながら
猫を抱いている。
>256
>「おいおい、こんなところで修羅場はごめんだぜ。」
「賛成。撃ち合うのだけはやめてよね?」
まぁ関らない方がいいんだけど…。
>263
>「非常に特殊な手段、ですよ。この病院にあるであろう通信機が必要不可欠だ。」
>「輸血用の血液パックはありますか?謎解きに使うんで必要なんです。」
…?
一体何をするつもりなの?
「輸血用のパックなら一階の緊急外来の処置室にあったと思うけど…謎解きって、何に使うの?」
>「宜しくお願いします。あすかさん・・・じゃ少し馴れ馴れしいですかね。一つ聞きたいんですが・・・」
驚いた様子も、変化も無かった…。
「あすかさん、でいいわよ。患者さん達にもそう呼ばれてたし。
聞きたいことって…」
轟音と振動が襲う。
ガラスの割れる音が響き、自衛官に押し倒された。
とっさに猫を庇い無事を確認する。
腕の中で、猫は不思議そうな顔をしていた。
よかった…怪我が無くて…。
でも、この人…普通こんな状況で一般人は邪魔なはずなのに…。
ここに来る途中に出会った、自分を見捨てた警察官達を思い出す。
この人は違うのかもしれない…。
急に何の脈絡も無く、親友の最期が頭をよぎった。
自分は何故この仕事に就いたのだろう…。
そうだ、人を助けたかったから…彼女の様な人をもう出したくない…。
もう…逃げてばかりじゃいけないんだ…。
自分でも馬鹿だって思ってる。でも、信用してみよう。
所持品:薬品(注射用のアンプル、麻酔、抗生剤、強心剤、鎮静剤がそれぞれ三本づつ)
空の注射器と針×6(一本は麻酔入り) アルコール 滅菌綿 点滴用具 包帯
電子血圧計 聴診器 ライター 煙草1箱 メス テープ
意味不明のアンプル
食料(クラッカー、ミネラルウォーター)
カードキー
現在地:病院2階滅菌室前の廊下
状態:左肩を負傷。 ヘリの攻撃によりピンチ。
今後の身の振り方を決意した模様
澪「深紅、本当に学校の先生だったのよね?」
トランシーバーの通信が切れても、静寂に包まれることはなかった。
深「うん、絶対そうだよ!薫先生だった!助けにきてくれるよ!」
姉の問いに、深紅は希望に満ちた顔でそう答えた。
異変が起きてすぐ、この部屋に閉じこもった。両親は街の様子を見に行くために
外に出ていき、二人だけが取り残された。携帯が通じなかったので、おもちゃの
トランシーバーを連絡に使っていたが、両親との通信は2時間前を最後に途絶えた。
姉の朝倉澪(あさくらみお)は、少しの間をおき口を開いた。
澪「でも…深紅の先生、こんな怪物だらけのとこに来てくれるかな…?」
深「助けに来てくれるよ!先生なら、絶対!」
違う、澪が懸念しているのは、来てくれるかどうかではなく、薫の安否だ。
これだけの数のゾンビだ…。無傷でここまで来られるか…?
そんなことを考えていた。その時、部屋の扉が破られ、3体の歩く屍が入ってきた。
深「お姉ちゃん!お姉ちゃん!!」
澪「大丈夫!大丈夫だよ、深紅!」
名前:朝倉姉妹(澪・深紅)
年齢:澪17歳、深紅11歳
性別:女
所持品:ポテトチップス×3、チョコレート、水の入った500MLペットボトル×4
現在地・状況:自宅の二階にて身を隠す。ただ今絶体絶命。
自分の状態:二人とも健康
爆音が小さくなり辺りの煙も少しずつ晴れてくる。
「ゴホッ、ゴホッ。・・・たくっ・・・」
壁から顔を覗かせる。
手榴弾は瓦礫を吹き飛ばし、光が差す大穴を作り出していた。
が、少々破壊力があり過ぎる。
「ちっ、火薬の量間違えてんな。まぁ、いいや。取り合えず出られるんだし・・・」
瓦礫をよじ登り、邪魔な物は避け、前に進む。
やっとの思いで外に、いや、学校の中に戻ってこられた。
「ふぅ〜やれやれだぜ。で、アンタ等はどうするんだ?」
後ろに振り返り、白髪の男と主任に声を掛ける。
何やら、外に出るの躊躇っている。
まぁ、あんな暗い所にずっと居たせいで、目が光に弱くなっているのだろう。
「俺は体育館の方に行って、それから薫さんを探そうと思ってるんだが・・・ああ、薫さんの事言うの忘れてた」
薫さんで思い出した。
確かここにナイフを刺していったのだ。
「ええっと。おっ、あったあった」
壁に刺さったままのナイフを抜く。
「まぁ、薫さんの事は本人に会えば良い訳だし、取り合えずもう一度聞くけどアンタ等はどうする?」
所持品: ザウエルP220(残弾4)+マガジン×5 ワルサーP99(残弾2)+マガジン×3
ライター 包帯 折り畳みナイフ
FNミニミのマガジン×4のみ コンバットナイフ 手榴弾×1
状況:地下研究所から脱出
素早いサイドステップを繰り返し、ウチはゾンビの群れの突破にかかる。
コイツらの動きは鈍い。ときたま以外なスピードで襲い掛かってくることもあるけど、所詮は
素人、知能のない死人の動きやがな。ウチに触れることも叶わず、その手は空を掴むばかりや。
・・・玄関が破られとるな。
家の中に辿り着く。流石に狭い廊下に居るゾンビは避けられへん。ライダーブーツをくらわし、
両手の剣で首を刎ねながら進む。
>269
ん、深紅の悲鳴が聞こえた。間に合ってくれよ!
階段を駆け上がり、バリケードを飛び越え、たった今破られたであろうドアの向こうを見る。
深紅や! それと高校生くらいの嬢ちゃん。顔が似とるさかい、深紅の姉ちゃんやろ。
そして、その子らにウアウア言いながら、近づくゾンビ3匹!
「あほおおおおっ! ウチの生徒に何さらすんじゃボケぇっ!!」
両手の剣を振りかぶりゾンビ2匹の脳天を砕く。残りの1匹には腰に腕を回してからの
ジャーマンスープレックス! 頭を踏み砕いて止めを刺すのはもはや常識やで。
・・・ふう、背後からの奇襲やさかい楽なモンやったわ。
「深紅、大丈夫か? 怪我とかしてへんか? 先生が来たさかい、もう安心やで」
矢継ぎ早に言いながら、ウチは可愛い教え子に抱きつき、抱きしめた。
・・・おおきに。無事でいてくれて・・・ホンマおおきにやで・・・
>256
>「おいおい、こんなところで修羅場はごめんだぜ。」
確かに・・・ここで言い合ってても仕方ないか・・・。
にしても、場を収めることが上手いことで・・・。
>「構いませんよ。状況は悪化している。困るのは彼方でしょう。ここは自衛隊に封鎖されている。
どうやって脱出する気なんです?これで突破しますか?完全武装の兵隊相手に独りで脱出
出来るのは映画の中だけでしょう?助けたいんですよ、顔見知りになった人間ぐらいね。」
ま、確かに、そりゃそうか・・・。
2、3人までなら無傷でいけそうだが・・・、あとは殺されに行くようなもんだからな。
にしても、胡散臭い笑顔だこと。
(俺はかすかに口に笑みを浮かべて差し出された自分の銃を受け取った)
>261
・・・?
なんの音・・・ヘリ!?
(そこまで考えた瞬間、瞬間的に柱まで移動し、身を隠した、その瞬間、轟音が響き、割れたガラスと
銃弾の雨が偵察人のいた場所に降り注いだ)
クソッ、やってくれる・・・。
アレも傘社のものか?
ゾンビに化け物に私兵に・・・今度はヘリか?
まったく、やる時はとことん容赦しない・・・、それがあそこのやり方だもんな。
(そう思いながら苦笑した時、自衛隊員?の声が響く)
>「退くぞ!コックピットのガラスは12,7ミリすら防ぐ!今の装備じゃ殺せない!あんたもプロだろ?!」
「ああ、わかってるよ、俺も一応プロだからな」
さて、どうするか?
向こうは3人(+1匹)連れ、こっちは1人・・・か。
向こうが圧倒的に不利、こっちは1人で逃げようと思えば逃げられるが・・・。
それじゃあ・・・あまりにもかっこ悪いよなぁ・・・?
(俺は口をニヤリと歪めて柱の陰から飛び出し、銃を構えた)
一瞬でも、こちらに銃口が向いてくれればいい、そうすれば向こうに逃げるチャンスが出来る!
後はあの勘のいい自衛隊員?が気づいて逃げてくれること、だな・・・。
ああ、クソ!帰還したら『アイツ』に報酬を上乗せしてもらわなきゃ、割に合わないぜ・・・こんなこと。
(そんなことを考えながら、もうすでにこちらに銃口を向けているヘリに向かって銃を発砲した)
持ち物:ベレッタM92F(残弾15)+暗殺用の小型ナイフ+緑色の植物+謎のアンプル
場所:病院 滅菌室前 廊下
状況:囮になる為に1人でヘリに攻撃を仕掛ける、猫は山田の手へ
>265
>『おい、丹野君…そっちは何かあったか?なるべく早く行かなくては』
「こっちはナイフが見つかりました。それと・・・、この車 まだ動かせそうなんですよね 見てください。」
俺は手招きをして>265を呼ぶ。
「ほら、ガソリンも鍵もあるようですし、このまま堂々と歩いて向かうのは危険だと思うので、せっかくですからこれに乗って行きません?運転はまかせますので。」
いつの間にか、前からも後ろの方から、あの怪物の声が だんだん近付いて来ていた。
所持品:携帯電話、懐中電灯、無線機、サバイバルナイフ(ケース付き)グロック18(弾×3発)、マガジン×2 ビスケット5袋(1袋2枚入り) 水2本
現在地:オフィス街から数キロ離れた大通り。
状況:周囲から、あの怪物達の声が聴こえだしてる。
ヘリの攻撃で閉ざされていたエレベーターのゾンビ×6が解放。2階の生存者たちに襲いかかる。
>270
(主任がまぶしそうに目を細めながらも穴の中から出て、
それに続いて副所長も警戒しつつ出てくる)
・・・・どごだ?いったいどうなっでいるんだ?ごんな場所は見だこどがないぞ。
まさが・・・ほんどうに研究所は閉鎖じたのか?
(主任と副所長が周りを珍しそうに見回していると、
先ほどの爆発で半壊していた入り口が崩れ、驚いた副所長が主任に大声で命令する)
何だ!?おい、主任!手伝え!これは早くどかすんだ!
(二人で瓦礫をどかそうとするが、まったく動かず、主任が瓦礫に向かって叫ぶ)
おい、大丈夫が!?誰でも良い!はやぐ返事をじろ!ごれは主任命令だ!
(かすれた声で主任が叫ぶが返事は無い)
「何だ、これ…」
目の前には解体された大きな肉の塊。黒く焦げてはいるが、よく見れば見覚えがある。
いや、それが何なのか心当たりは一つしかない。
…クラスメートや学校の皆を一人、また一人と飲み込んでいったあの大きな蛇の成れの果てだ。
「これ、人がやったんだよな?」
正直自分の目が信じられないけれど、シャッターを動かした形跡や体育用具が妙な形で散乱している辺りの様子からそれらを利用して戦ったのだろう事が何となく分かる。
とても必死に戦ったのだろう…だからこそ、その必死さは間違いなく生きている人間のものだと感じた。
何分間か、何秒間か。しばらくの間呆然と辺りの様子を眺めながら立ち尽くしているうちに、僕はすでに諦めかけていた欲望が再び目覚め、体を突き動かそうとしているのを自覚した。
…もしかしたら助かるかもしれない
僕はこの大きな蛇を殺した「いきているにんげん」の姿を求めてその場を離れた。
277 :
学生:04/10/26 19:53:12
そりゃ、毎日退屈だったさ。なんかないかと思った事は多々ある。
けど、こりゃやり過ぎだ。悪夢じゃないかと疑いたくなる。
そこらじゅうには動かない死体か動く死体だけ。生きてる者なんかいるのか?
「だーれーかいませんかー。生きてる人ー…」
ガラガラと、地面を擦る金属パイプがやかましい音を立てている。
左手には包丁。背中に背負った学生カバンには雑貨店にあった食料品やらガラクタが少々。
…これが鳴神宗佑の全所持品だ。教科書?とっくの昔に焼き捨てたっての。
「……あれ?」
小学校近くの民家、そこで少々の変化を見つけた。
「死んでる死体・…しかも首無し?」
なにやら鋭利な刃物で切り飛ばされたような死体だった。何体も転がっている。
しかも、流れた血がやや新しい。もしかして…
「おーい。死んでない人、もしかしているー?」
とりあえず周囲の民家全体に聞こえるように声を上げる。
…なんかよからぬモノにも聞こえそうだが、仕方ねーわな。うんうん…
「おーい、生きててなおかつ普通な人、もしかして周囲にいるんでないー?」
一縷の願いを込めながら、声を上げつづけた…
>271
「せんせぇ…せんせぇ!!」
深紅は泣きながら、とても嬉しそうな笑顔で強く抱きついた。薫からすればなん
ともない、小さな力だったが深紅は力いっぱいで抱きついた。
「うっ…」
自分達以外の生きている人間に会えたことは嬉しかったが、目の前で起こったこ
とを直視し、澪は吐き気を覚えた。血やグロテスクなものが苦手で、外国の映画
は恋愛ものしか見たことがなかった。
しかし必死で堪え、平静を装った。―妹の前では、強くしてないと―
「…あの…なんにもわからないんです。この街に何があったか。他に生きてる人
はいるんですか?」
平静を装い、毅然と話す。「…トランシーバー…。トランシーバーを持っていったお父さんたちは…」
本当は泣きだしたかった。思いっきり泣いて、薫にすがりつきたかった。
(ガガガガガガガガ!!)
【ヘリの機関砲が火を噴き、ケンシロウに銃弾が向かっていく】
ぬぅ!!【銃弾が届く前に廊下を駆け抜けるが、すでに肩に弾が3発ほど
深くかすめ血が流れ出ている】
くそ…やはりガレッキーやカーネルの時とは違う………
【廊下を走るケンシロウに狙いを定めた一機はしつこくケンシロウを追い、撃つ。
ケンシロウの数十センチ後ではケンシロウの後を追うように壁が弾け、
窓ガラスが割れいく】
無事ではすまんかもしれんな……【肩をおさえながらケンシロウは廊下を駆ける】
>273
>「せっかくですからこれに乗って行きません?運転はまかせますので。」
『よし急ごう、乗ってくれ!』
まだ探索し切ってない車は何台もあるが、今は逃げるのが最優先だ
化け物と言っても姿形は人間、俺も撃つのは抵抗がある…いや、撃てない
先程から足の震えが止まらないのだ…クソッ、ビビッてるのか……
…10分が経過した。俺は呼吸を整え運転に集中し、ホールは後もうすぐで到着する
が、その時だった 『ぐ…!!』 激しい痛みに胸を押さえ俺は一瞬意識を飛ばした
車が大きく蛇行する、早く正常に戻らなくては、持病が悪化しは始めた様だ…
装備:喪服、COLT .45 M1911A1(弾数0)、広辞苑、携帯電話、無線機
場所:オフィス街〜市民ホールへ移動中
状態:???
>278
深紅の頭をクシャクシャと撫でながら、吐きそうで泣きそうな顔しとる姉ちゃん質問に答える。
「ああ・・・トランシーバーは体育館にあったわ。誰も居らへんみたいやったさかい、ご両親は
どっかに逃げたんやないかな? 中央公園の避難所とか・・・」
流石のウチも正直に言う気にはなれへん。とっさにバレバレの嘘をつく。そら死体を見たワケや
ないから断定はできへんけど、あの体育館の様子を見るに大蛇に襲撃されたんは間違いないがな。
・・・多分、もうその死も確認できへんやろ。
「・・・まあ、こんな所で心配しとっても何にもならへんがな。小学校に行くで。ツレを待たせ
とんねん」
強引に姉ちゃんを促し玄関へ向かう。できれば避難所に行ってほしいんやが、この二人だけ
では絶対に無理やろし、もう兵隊さん方も引き上げとる頃合のハズや。危険やが一緒に
連れてくしかあらへん。
・・・隼以外の乗り物がいるなぁ。ガキ共以外にそれも探さな・・・
>277
誰かの呼びかける声が聞こえた。朝倉姉妹を背後に匿いながら、剣を構えて家の外に出る。
・・・丁度、目が合ったがな。学生服に学生鞄に鉄パイプの兄ちゃんや。
ウチらは適当に挨拶を済まし、小学校へ向かうことを伝えたんや。
(戦闘が終わり、戦死者や負傷者の収容をはじめている)
隊員「中隊長殿、戦死者、負傷者のカウントが終了しました。
我が中隊の隊員は23名戦死、12名負傷であります」
(包帯を巻いた頭の上にヘルメットを被りなおして答える)
中隊長「分かった。生存隊員はここに集結するように伝えろ」
隊員「はっ、了解しました」
中隊長「ああ、そうだ。シノザキさん、我々についてくるのなら一応これくらいは貸与します」
(トラックの中にあった小銃とヘルメットを渡す)
無線手「避難所応答せよ。こちら第三中隊。これよりそちらへ負傷者を搬送する。
治療所へ医務官を待機されられたし。また、生物兵器追跡のため、ヘリ部隊の待機を願う」
>263
「うわぁッ!」
突然銃声が聞こえ、鈴木准尉が覆い被さってきた。
猫はしっかり山田に抱え込まれている。
>『退くぞ!コックピットのガラスは12,7ミリすら防ぐ!今の装備じゃ殺せない!あんたもプロだろ?!』
鈴木准尉は柱の影に隠れている偵察人に向かって叫んだ。
退くって…そうすることしか出来ないことはわかっているが今の俺達はとても動ける状態ではない。
>272
>『ああ、わかってるよ、俺も一応プロだからな』
鈴木准尉に答えた偵察人は何を思ったか柱から出てきてヘリに発砲した。
するとそれに応戦するかのようにヘリは偵察人に向かって激しい銃撃をした。
「あぶないッ!」
…しかし偵察人はまた柱に身を隠し銃弾をかわす。
偵察人を撃ち抜くことが出来なかった銃弾はそのままエレベーターに命中。
中から複数のゾンビが出てくる。
「おい、後ろからきてるぞ!!」
俺は偵察人に向かって叫んだ。
はぁ…一難去ってまた一難…違う、なんとかに蜂だ。
現在地:病院2階、滅菌室前
「…………」
どれぐらい歩いただろうか?
気が付けばフラフラと荒れ果てた通りを歩いていた。
巨大化した左腕は地面まで垂れ、鋭利に伸びた爪が引きずる度に嫌な音を立てて擦れる。
「…………」
もう、自衛隊員や他の生存者は逃げたのだろうか?
それとも、俺を仕留めに追ってくるのだろうか?
「……?」
ふと、道沿いに並ぶ店の内、ひとつの看板が目に入る。
「……工具店……」
ある考えが浮かぶ。
工具店なら……チェーンソーや電ノコ、その他諸々の危険な工具がある。
………なんとかして、この左腕を切断できれば………。
西村は、逃げ続けることをやめ、工具店の扉を蹴り開けた。
行動:腕を切断するために工具店内へ。
>281
出てきたのはライダースーツの女性に、2人組みの女の子だった。
片方は俺と同じくらい、もう片方は…小学生くらいか?
「おー、生きてる人いたんか。嬉しいねー」
…自分でもどうかと思えるほど緊張感がない声。
昔からどんな状況でも、口調に起伏がないらしいな。ダチがいうには…
「俺は鳴神 宗佑ッス。まぁ、学生なんだけど…よく生きてたなー」
なぜか馬鹿でかい剣みたいなものを見つめながら、素直に感想を述べる。
大体の事情を聞いた。これから傍の小学校に行くらしい。なんでもツレがいるとか。
「あー、俺もついてっていい?流石に一人はつっかれるぜぃ」
やれやれと肩をすくめてみせる。実際ゾンビはあんまり強くないけど、相手すると疲れるんだよな…
「まぁそれなりに頑張れるし、手伝いくらいはさせてもらいますよっと」
名前:鳴神 宗佑(なるかみ そうすけ)
年齢:17歳
性別:男子
所持品:包丁(使用中一本。カバン内に未使用三本)、鉄パイプ。携帯食料。ボトル飲料水500ml三本
学校の制服(ブレザー)。CDウォークマン。CD少々
状態:やや疲れ気味だが健康。傷無し
>275
「だから言っただろうが・・・」
かつて研究所だったこの場所が今は学校に変わってる事を認識出来てないのか主任が辺りと見回す。
主任と白髪の男に話しかけようとした時、半壊していた場所が崩れ、地下の入り口を塞ぐ。
「うわぁ!!クソッ!!やっぱり破壊しすぎた!!」
崩れるのが収まった後、白髪の男と主任が必死に瓦礫を退かそうとしている。
俺も取り合えず瓦礫を退かそうとするが、びくともしない。
「クソッ、まったく面倒な事だ。おい、多分地下の奴等は大丈夫なはずだ。崩れたのはここだけみたいだからな」
瓦礫を退かすのを止め、白髪の男に話しかける。
「おい、おっさん。俺は取り合えず体育館を調べた後、正面玄関の前に戻るつもりだけどアンタ等はどうする?」
所持品: ザウエルP220(残弾4)+マガジン×5 ワルサーP99(残弾2)+マガジン×3
ライター 包帯 折り畳みナイフ
FNミニミのマガジン×4のみ コンバットナイフ 手榴弾×1
状況:地下研究所から脱出し、一階に居る
>280
>『よし急ごう、乗ってくれ!』
「はい!」
俺は即座に助手席に座った。
「ふぅ、やっと一息付けましたね・・・あ。よかったら、この水いります?」
渡そうとした直後、急に>280が苦しみ始めると共に、車が凄い勢いで揺れだした。
「うわ!だ、大丈夫ですか!?」
俺は直ぐにハンドルを、彼の手の上から支えた。
揺れは抑えられたが、前方には道を塞いでるトラックが見える。
車に詳しくない俺には、どこをどうすれば良いかわからない。
「橘さん!ブレーキを踏んで下さい!」
トラックとの距離が、約10mほどになった。
「橘さん!ブレーキを!」
と、何度も何度も言い続けた。
もう駄目だ、衝突する!
「うわあああああ!」
ニヤリ、と笑って柱の陰から飛び出した偵察人に唖然とした。
正気じゃない、が彼もプロだ。一瞬だけ掃射が止まった。
その隙を見逃す訳には行かない。
「移動しましょう!絶対に頭を上げないで!」
声が轟音で掻き消されているかもしれない。
二人の手を引っ張り、移動しようとする。
ロケットランチャーを叩き込まれたら終わりだ。
所属部隊を表すマーキングは無い。
しかし・・・機体はコブラだ。
在日米軍か自衛隊か。
どちらにしろ、あれを退けなければ救助も期待できない。
制空権は航空自衛隊が確保しているはずだ。
時間の問題、か・・・
それまで生き残るしかない。
>283
>「おい、後ろからきてるぞ!!」
轟音の中、辛うじて聞えた声だった。
這ったまま、その場で方向転換する。
酷く間抜だが、頭に当るよりマシだ。
20ミリを腹に喰らえば上下生き別れになる。
下手をすれば胴体が粉々を通り越して、霧状になる。そして手足と頭だけが残るだろう。
ゾンビがフラフラと、だが恐れる事無く偵察人に向っていく。
伏せ撃ちの体勢を取り、ゆっくり息を吸い、肺の中半分まで吐く。
この距離なら外さない。一番の敵は、20ミリに対する恐怖だ。
引き金を絞ると薬莢が壁に叩きつけられ、一つが首筋に入り込こんだ。
皮膚が焼ける感触に眉をしかめる。頭から内容物を撒き散らし、一体が倒れた。
視線上で、コブラが上下運動をするのが見えた。コックピットの中に誰もいない事に気がついた。
(・・・無人・・・戦闘ヘリで無人化が出来るはずは・・・となると無線・・・)
だとしたら、手はあるが・・・血液パックを取りに行く時間もあるまい。
>283、286
「205号室に移動します!先に行ってください!」
もう一度、息を吸い吐く。引き金を絞る。
一発撃っては、後退し、同じ動作をする。
これで4体片付けた。
大丈夫、恐怖はコントロール出来ている。
・・・違う。今、本当に恐いのは約束を守れない事だ。
持ち物:フラッシュライト付89式小銃(残弾11発)、27発入り弾倉3本、バラ弾15発
通信機、DVD。
状況:病院2階 滅菌室前の廊下。偵察人に襲い掛かるゾンビを狙撃中。(4体は射殺済み)
講堂を出て僕はふと大事なことを思い出して立ち止まった。
…一体どこを探せばいいんだろう。
もしかするとあの蛇を殺した人はもう学校から出て行ったのかもしれない。でも、そう
じゃない可能性もある。
生き残るための第一歩を踏み出した僕はいきなり途方に暮れていた。
「でももうあの隠れ場所には戻れそうにないし」
僕が今まで隠れていた男性職員用ロッカールーム。
中から鍵をかけることが出来、いざとなれば椅子や横倒しになったロッカーを足場にし
て、天井近くに備え付けられた小窓から外へ逃げ出すことも可能な格好の立てこもり場
所だった。
僕は職員が置いていったのであろう中身入りのペットボトルから水分を補給しながらず
っとそこに隠れていた。
地震や大きな物音、学校全体を揺らすような騒ぎが起きていた時にはさすがに密室に一
人きりという状況に耐えかねて何度も外へ飛び出して行きたくはなっていたが。
騒ぎが収まってから少しして、それは来た。
耳が痛いほどの静けさの中廊下から聞こえる足音。それは隣の女性職員用ロッカールー
ムの前で立ち止まり、中に入って行った。
僕は気配を気づかれないように身を強張らせ、縮こまりながらも隣の部屋の様子に聞き
耳を立てた。
…水音。シャワーの音?
有り得ない。マトモな人間ならこの状況下でのんびりシャワーを使うことなど。
がさごそと何かしている物音も聞こえ、僕は確信した。
化け物がとうとうこの辺りの部屋まで漁りに来たのだと。
幸い廊下のほうからは他の化け物の気配は感じられない。
僕は隣の部屋にいる化け物に気づかれないよう移動する準備を整え、次の隠れ場所の当
てもないままロッカールームを脱出し学校内に彷徨い出て行ったのだった。
>286
(少し落ち着いてから副所長が話す。主任は出てくる時持ってきた木箱を持ち、周囲を見渡す)
そうか・・・そうだな。まさか地下までは埋もれていまい。
ところで今は・・・・学校か何かのようだが、部屋割りは変わっていない様だな。
そういえば所長閣下はどこだ?君、これが所長閣下なんだが・・・・
(白衣のポケットから古い白黒写真を取り出し、一番手前に座っている男を指差す)
もし君の言うとおり、この研究所が買い取られていても研究の流出防止のため、
所長閣下は残ったと思うんだ。だからここの教職員、それも高い地位に所長閣下がいるはずだ。
それで、これからどうするかだったね。出来れば所長室だった部屋を見に行きたいんだが、
この学校の詳しい地図はないのかね?
培尾市総合病院駐車場、横転した自動車が炎上するその場所に、一個の金属製カプセルがジェット
輸送機により投下された。
カプセル前面の蓋が開き、巨大な人影が姿を現す。
身長約2メートル半、ヘルメットの中の表情は定かではないが、そのヘラクレスの如き筋肉は、
全身を隈なく覆う装甲服の上からでも見てとることができた。
「・・・目覚めは心地よいものでしたか?」
頭部に内臓された通信機から、彼にとって神にも等しき存在の言葉が流れる。
「あえて君に名をつけるような真似はしません。自分のことは好きに定義してかまいませんよ」
彼は頷き、跪いた。そして自らに与えられた使命を承る。
目の前の建物、病院の周りを飛ぶ3機の戦闘ヘリ。
彼は迷うことなく、両肩の携行対空ミサイルの引き金を引いた。爆音とともに2機のヘリが沈む。
この高揚感をどのように表現すれば良いのか。
・・・ああ、そうか。
彼は笑った。その巨体に相応しい大音量の哄笑である。
カプセルには「PROTOーKRONOS01」と記されていた。
>290
「あ〜残念だけど知らない。それに俺はこの小学校は知らないんだ。こっちに来たのは高校生の時だから」
言うか言わないかは少し迷ったが、結局言う事にした。
白髪の男は残念そうに写真を仕舞う。
「だけど、薫さんなら知ってるかもよ?ここの教師みたいだからね」
白髪の男を励ますつもりで声を掛ける。
「まぁ、そういう事で、暫くは俺と共に行動してもらうけどいいだろ?どうせ街の事も知らないだろうし・・・」
そして、そこでふと気付く。
「そういや、おっさん名前はなんていうんだ?」
所持品: ザウエルP220(残弾4)+マガジン×5 ワルサーP99(残弾2)+マガジン×3
ライター 包帯 折り畳みナイフ
FNミニミのマガジン×4のみ コンバットナイフ 手榴弾×1
状況:地下研究所から脱出し、一階に居る
何が何だかわからなくなった。
火薬の臭いと銃声。
いっそのことコレが夢であって欲しいと思ったけど、
悲しいまでに現実なのよね。
>288
>「205号室に移動します!先に行ってください!」
先って、あなた達はどうするのよ!?
思わず叫びそうになったが、
ゾンビを射殺する自衛官と囮になっている偵察人の姿を見てその言葉を飲み込んだ。
あたしたちが居ちゃ、余計に邪魔になる…。
だったら…
「北上さん、行きましょう。」
急いでその場を離れようとした時、更に大きな爆音が耳を襲った。
「きゃぁあああ!!」
ヘリが爆発して墜落していく。
一体何が起こったの?
呆然としていると、急に寒気と嘔気がした。
―――気を付けろ。敵が来た。
本能的にそう察知する。何かは分からない、得体のしれない者が…。
所持品:薬品(注射用のアンプル、麻酔、抗生剤、強心剤、鎮静剤がそれぞれ三本づつ)
空の注射器と針×6(一本は麻酔入り) アルコール 滅菌綿 点滴用具 包帯
電子血圧計 聴診器 ライター 煙草1箱 メス テープ
意味不明のアンプル
食料(クラッカー、ミネラルウォーター)
カードキー 猫
現在地:病院2階滅菌室前の廊下
状態:左肩を負傷。 >291の存在に何となく気付く
>274 283 288
(何発かプロペラの根元に向けて銃弾を叩き込もうとするが弾かれたような音がして終わるだけだった)
ああ、クソ、やっぱり効かないか・・・、対武装ヘリ用の戦術なんて教わらなかったからなぁ・・・。
(そんなことを考えているうちに俺を捕らえ損ねた弾丸がエレベーターに当たり、扉が開いた)
・・・・・・・・・マジかよ?
こんな時にゾンビさんのご登場か、もしかして、化け物に好かれてるのは俺のほうなのか?
>『おい、後ろからきてるぞ!!』
(ヘリからの射撃音に紛れ、北上の声が響いた)
OKOK、そんなことは嫌だって言うほどわかってるよ。
さて、どうするか・・・、このままじゃ盾になっている柱もそう長くは持たない。
ゾンビ達の相手をしてたら、大量のミートソースの完成・・・それだけは避けたいな。
(場違いな上生々しいジョークを考えているうちに、近くまで来ていたゾンビの首が弾けた
北上と看護婦を逃がした自衛隊員?がゾンビに向かって銃を撃っている)
・・・なるほど、ありがたいな。
これでこっちはヘリに集中できる、感謝するぜ、自衛隊員?さんよ。
>291
(射撃音が切れたのを確認し再び銃をヘリに向けて発砲した、その瞬間、別の爆音とともに
ヘリは煙を吐いて地面に落ちていった)
・・・・・・・・・・・・俺、なわけねぇよなぁ?
(銃を構えた姿勢のまま、自衛隊員?の方を見る、向こうも落ちていったヘリを見てわけの
わからなそうな顔をしていた)
味方・・・か?
(警戒するのを忘れずに割れた窓から、下を覗く)
なんだ・・・?あれは・・・?
(ソレは巨人と呼ぶに相応しい生き物だった、ソレは笑っている、
病院内に響くような大音量の笑いだった、ソレの横には巨大なカプ
セルのような物が落ちていてソレが人間ではないのを一目でわからせた)
少なくとも・・・味方には見えないわな・・・。
アレも、傘社の化け物ってわけか・・・、本当に、つくづく、面白いほどにやってくれるよ。
「おい、どうやら新しいお客のご来店のようだぜ、どうする?追い返すか?それとも、ご丁寧に接客でもするか?」
(俺はニヤニヤ笑うと自衛隊員?に声をかけた)
持ち物:ベレッタM92F(残弾12)+暗殺用の小型ナイフ+緑色の植物+謎のアンプル
場所:病院 滅菌室前 廊下
状況:笑いながら自衛隊員?と化け物をどうするか検討中
(>282にゆっくりと近づき・・・・・)
中隊長 私も同行してよろしいでしょうか?
持ち物:USP6発(12発弾倉8個)、S&W M49(通称ボディガード)5発 、89式小銃(残弾30発)、30発入り弾倉3本、9mm拳銃(9発+1)9発入り弾倉×2
コンバットナイフ、グルガナイフ、煙草、ライター
状態: 眼鏡装着 、カバンに黒猫・・・・・・・(現在、中隊長の指示待ち・・・・・)
>>282 「どうも。これは返すよ」
(拾ったMINIMIを近くの隊員に押し付ける。受け取ったヘルメットをかぶり、
ベルトを調節した。小銃から弾を抜き、ボルトを引いたりセレクターを操作したりと、弄くり回す)
64式か…。5,56が7,62になったところで『アレ』にはさして意味もないだろうな。
ゾンビが相手ならありがたい銃だが…。あーあ、なんで手伝うなんて言っちまったんだろうなぁ。
>295
…全く持ってどいつもこいつもお人好しだよなぁ。
「とりあえず、猫は置いてきなよ」
(鞄から首を突き出した猫と目が合う。光沢のある黒い毛並みをした、器量の良い猫だ)
黒猫ねぇ。まさかな…。
持ち物:64式小銃(残弾20)、フィルム
両肩の兵器を投げ捨て、病院を見上げれば、4階の窓からこちらを見下ろす>294と目が合った。
・・・笑うことを中断する。
玄関から入る意味などない。彼は最短距離を行くことにした。
跳躍。その恐るべき身体能力は3階の窓を破っての侵入を容易なものとする。
階段を駆け上がり辿り着いたのは最上階、院長室、探すまでもなかった。すでに部屋は荒らされ、
目的の物は灰になってしまったようだ。
・・・ならば、もう一つの使命を遂行するだけだ。
漆黒の装甲服の巨体はエレベーターの扉を何の抵抗も感じさせずこじ開け、飛び降りる。
ドンっ!
3階で停止している箱の天井を突き破り、彼は降り立った。
目の前の廊下では、4人の生存者がこちらを振り向き、驚きの表情を浮かべている。
彼は低く笑いながら、両手を広げ、生存者達に向かってゆっくりと歩き出した。
とにかく僕が今やるべきことは…。
そう、まずは僕の存在を生きている人間に知ってもらうことだ。
僕は化け物に出くわさないよう慎重に気配を探りながらグラウンドに面した一階の廊下に移動した。
「無事なガラスは少ない、か」
先刻まで学校全体を揺るがすような騒ぎが続いたせいだろう。窓ガラスの多くは割れ、廊下に延々とその破片が散らばっていた。
しかし中にはひびが入った程度で済んだ窓や、無傷の窓もある。
僕はそれらの窓にロッカールームから持ち出してきたガムテープを使って、一文字ずつあるメッセージを残した。
た す け て
気づいてくれるかどうかは分からない。
でもその可能性を高くするためにも、僕は同じ作業をするために二階の渡り廊下へ向かって進んでいった。
>287
車は突如として目の前に飛び出してきた一体のゾンビは跳ね飛ばし、動きを止めた
まだ車として使えるのだろうが車体は大きく凹み、ガラスも割れて周囲に散らばっている
『すまない、今のは…』
俺はむっくりと体を起こすと、丹野君へと振り向く…話せばならない
10代の若者がこれから広げる翼を、自分が折るわけにはゆくまい
『聞いてくれ…此処から先は、付いて行けない』
辺りに沈黙が流れる…
『心臓病なんだよ…末期のな。また何時発作が起こるか分からない。
俺は君の足を引っ張りたくないんだ…悪いが、俺は此処までだ
だが、ホールはすぐそこだ、あの道を真っ直ぐ進めば2,3分で着く
俺も脱出口を探してみる…何かあったら無線機で連絡を頼むぞ
俺も一通り探索が終わったら後を追うつもりだ、今は少し休む…』
>287
「た、助かった・・・。」
顔中にいっぱい付いてる冷や汗を、パーカーの袖で拭いた。
>『聞いてくれ…此処から先は、付いて行けない』
>『心臓病なんだよ…末期のな。また何時発作が起こるか分からない。
俺は君の足を引っ張りたくないんだ…悪いが、俺は此処までだ
だが、ホールはすぐそこだ、あの道を真っ直ぐ進めば2,3分で着く
俺も脱出口を探してみる…何かあったら無線機で連絡を頼むぞ
俺も一通り探索が終わったら後を追うつもりだ、今は少し休む…』
「そ、そうなんですか・・・わかりました。じゃぁ、橘さんは車でゆっくり休んでください。 あ。それと、これどうぞ。 貴重な食料なので体と共に大事にしてください。」
俺は心配な気持ちでいっぱいだったが
彼に無理させるのは良くないと思い、車に食料半分と水のペットボトルを一つ置いて、車を降りた。
所持品:携帯電話、懐中電灯、無線機、サバイバルナイフ(ケース付き)グロック18(弾×3発)、マガジン×2 ビスケット2袋(1袋2枚入り) 水1本
現在地:大通り(北)
状況:橘 朔也と離れ、単独行動になる。
状態:怪我無し。
>202
(車から出る)
くそ…足が…。
こんな所で死ぬ訳には…
誰かー!誰かいないかあ?
>288、291、293、294
偵察人はヘリに射撃を繰り返しているが、致命傷は与えられない。
>『205号室に移動します!先に行ってください!』
鈴木准尉はそう言いながらゾンビを一体ずつ確実に仕留めていく。
何か俺がやれることは無いのか。
…いや、俺に何が出来る?
今はここから離れたほうがいい。二人の邪魔にならないように。
>『北上さん、行きましょう。』
そう山田に言われ、移動し始めようとした矢先のことだった。
>『きゃぁあああ!!』
突如ヘリが爆発を起こしそのまま墜落する。
やった…のか?ずいぶんあっさりだ。
ふと山田を見ると顔色が悪いような気がした。
どうしたんだ?
>『おい、どうやら新しいお客のご来店のようだぜ、どうする?追い返すか?それとも、ご丁寧に接客でもするか?』
今度はなんだ。これこそ一難去ってまた一難というのだろう。
俺はさっきまでヘリのいた方に目を向ける。
!?
何かが映った。いや、実際俺の目は鮮明にそれを捉えていたはずだった。
突然、静かになった病院にガラスの割れる音が響いた。
>297
ドンっ!
突然のことに驚き振りかえる。
その巨人は両手を広げ、笑いながら俺達のほうにゆっくりと近づいてきていた。
俺はそいつを見るなり今までにない恐怖を感じていた。足がガクガクに震えているのがわかる。
今までとは違う。殺される。逃げろ。今すぐに。
「…クソッ!」
俺は山田の手を引き、化け物とは逆の方向に走り出した。
現在地:病院2階、廊下
行動:山田を連れてその場からなるべく遠ざかろうとする。
303 :
名無しになりきれ:04/10/27 21:12:32
>281
澪「…よかった。深紅、お父さんとお母さん、生きてるよ、きっと。」
澪はそう言って深紅の頭をポン、と叩いた。もちろん、それは限りなくゼロに近
いことだと気付いていた。
小学校に行く。そう告げられ、足早に家を後にする。
と、そこで>277に出会う。正直、他にも生きている人間がいることに安堵した。
行動を共にしたいという申し入れだが、澪には決定権がないことは承知している
し、決める気もなかった。今は薫に頼るしかない。
深「先生?あの人…一緒に来たいって。」
>297
(自衛隊員?に話し掛け、改めて巨人のいる下を見る、笑っていた巨人は、ゆっくりと、しかし確実に、上を向いた)
嫌な目、あんな目をみたのは・・・久しぶりだ・・・。
「ヤバイ、目が合った・・・。」
(俺は小さく呟くと身を病院内に隠した、その瞬間、地面を蹴り、飛び上がる音と共に上からガラスの砕ける音が聞こえた)
もう少しスマートに入れないものかねぇ・・・、あのお客様は・・・。
なんてゆーか、入店を拒否したい気分だ。
(そうこう考えているうちにエレベーターの方向から轟音が響き、あの、クソ化け物が降りてきた。
口には笑みを浮かべ、両手を軽く広げている)
「帰ってくれと言って、帰ってくれる相手じゃないようだな」
どうせここで全員で逃げたところで・・・追いつかれるだけ。
だったら?決まっている、いつものとおり、先手を取るだけだ
(俺は銃を巨人に向け、戦闘態勢をとった)
持ち物:ベレッタM92F(残弾12)+暗殺用の小型ナイフ+緑色の植物+謎のアンプル
場所:病院 滅菌室前 廊下
状況:化け物と対峙中
>285&304
「そか、この状況やと一緒に行くしかないわなぁ。おう小僧、ここにか弱い女性が三人も居るんや。
もちろん自分のやることはわかっとるやろな?」
宗祐を見下ろし、言い聞かせる。ウチがか弱いっちゅうんは半ば冗談やが、後ろの二人には文字
通りの表現やがな。
ウチが先頭、朝倉姉妹を挟んで宗祐が最後尾の隊列で小学校の正面玄関、隼の横まで慎重に歩く。
・・・ん〜む、守るべき者が背後に居ると緊張するわホンマ・・・
この移動のペースで探索しとったら、絶対に空爆で死ぬなぁ・・・
>290&292
息の詰まる思いをして、正面玄関に到着。
中を覗くと階段の前辺りに三人の人間が居った。二人は見たことない顔やが、一人は悠夜や。
「お〜い悠夜、何しとんねん? その不景気な面構えのオッサンらは誰や?」
ウチは声をかけながら、ズカズカと三人に近づいた。
(川崎に話しかけられ)
中隊長「やれやれ・・・あなた方も物好きですね。今から作戦会議を行いますから、
他の隊員と同じように整列してください。確か先遣部隊の河合一尉と知り合いでしたね。
分からないことは彼に聞くといいでしょう」
(小銃とヘルメットを渡すと一人の隊員が近付いてきて中隊長に敬礼する)
隊員「中隊長殿、生存している全隊員の集結が確認されました」
中隊長「分かった。会議の準備をしてくれ」
状況・付近の建物から数人の隊員が机などを持ち出し、簡易会議の準備をしている
>291
ヘリのローターから火花が散る。
ただ闇雲に撃つのではなく、少しでも効果的な射撃を心がけている訳か。
(・・・全く・・・よく冷静に・・・)
関心と畏怖。二つの感情に支配されながら、光学センサーに狙いをつける。
引き金を絞り、軽い反動に心構えをする。そして・・・と、その時爆音を立てて、ヘリが落ちた。
(・・・まさか・・・な・・・奇跡の価値が・・・大暴落するぞ・・・)
>305
>「おい、どうやら新しいお客のご来店のようだぜ、どうする?追い返すか?それとも、ご丁寧に接客でもするか?」
何を言ってるのか訳が解からない。
エレベーターからサンドバックを10階建てのビルから落としたような音と金属のひしゃげる音が聞える。
漆黒の装甲服に身を包んだその姿は、異形の騎士を連想させる。
(・・・全く・・・奇跡だと思ったら・・・悪魔と契約したって事か・・・)
>「帰ってくれと言って、帰ってくれる相手じゃないようだな」
「同感ですね、しかし・・・この化け物も今の装備じゃ殺せないでしょう。」
素早くマガジンポーチを外し、89式小銃共々偵察人に投げ渡す。
「あなたのベレッタと交換しましょう。すいませんが・・・もう一度、囮を頼んでいいですか?
ちょっとした武器庫の当てがあるんです。」
偵察人の怪訝な顔を無視し、ベレッタをひったくった。
「1階に移動し、またこの階の205号室に戻ります。お願いできますか?」
>302
返事を聞くより早く、北上と山田の方に走り出す。
素早く追いつくと、二人の手を取り階段を走り降りる。
北上の手は、酷く震えている。
山田の手は、震えてすらいない。だが、顔色が悪い。
二人の手を強く握り締める。安心させる為に。
かつての父親が自分の手を力強く握ってくれた様に。
(・・・信じてるぞ・・・身勝手な頼みだが・・・あんたしか頼れないんでな・・・)
持ち物:ベレッタ(12発)、通信機、DVD
状況:北上と山田を引っ張る様に、病院の階段を下りている。
89式小銃と弾薬は偵察人に押し付けた。
ソレは低く笑った。見下す様な、嫌な笑みだった。
…今までの化け物とは違う…そう、明確な意志があるように見えた。
もしこれが傘社の差し金なら、あたしたち生存者を始末に来たか…あるいは…
あたしを『回収』しに来たのか…。
折角データを処分したのに無駄だったってわけね。
睨み付けると一瞬ソレと目が合った。
>302
>「…クソッ!」
北上の声が聞こえたと思ったら、腕を強く引っ張られる。
そうだ…今は逃げないと。
縺れそうになる足で必死に走った。
でも、何処に逃げるの?
>308
>「あなたのベレッタと交換しましょう。すいませんが・・・もう一度、囮を頼んでいいですか?
> ちょっとした武器庫の当てがあるんです。」
>「1階に移動し、またこの階の205号室に戻ります。お願いできますか?」
後方でそんなやりとりが聞こえた。
そんなの無茶じゃない…殺されるわよ?
慌てて振り返ると自衛官が追いついてきた。
「一階に武器庫なんて大層な物ないわよ!?」
薬品の大半は薬品庫にある。けど、その薬品庫はこの上だし床に穴が空いてるから使えない…。
じゃあ、一体どうするの?
所持品:薬品(注射用のアンプル、麻酔、抗生剤、強心剤、鎮静剤がそれぞれ三本づつ)
空の注射器と針×6(一本は麻酔入り) アルコール 滅菌綿 点滴用具 包帯
電子血圧計 聴診器 ライター 煙草1箱 メス テープ
意味不明のアンプル
食料(クラッカー、ミネラルウォーター)
カードキー 猫
現在地:自衛官に引っ張られ、階段を転げる様に下りている。
状態:左肩を負傷。
>292
とりあえず我々もその薫なる教員にあうことにするよ。
教員なら所長閣下のことを知っているかも知れん。
(名を尋ねられ)
ああ、まだ名乗っていなかったね。私は広川勇造、生物学の学者だよ。
教科書にも載っているから君も学生なら一度は名前を聞いたことがあると思うんだが。
まあ、広川よりも副所長と呼ばれるほうが多かったがね。
(主任も名前を名乗る)
わだしの名は・・・・斉藤栄一だ。専門は細菌学。
げんきゅう所に・・・・入る前は・・・だいがぐの教授をやっでいだ。
(自分の誇りである細菌学という言葉だけは他の言葉よりも力強く話す)
>306
おや、誰か来たようだが・・・・もしかしてあれが薫という教員かね?
(「不景気な面構え」と言われ少しばかり不機嫌そうにしながら二人とも自己紹介する)
ところで君はここの教員だと聞いたんだが、この写真の男を知らないか?
(白黒写真の所長を指差す)
おそらくここの校長だと思うんだが・・・・
何の脈絡も無く何故か壁には一枚の広告が……。
【熱い】熱闘オリキャラコロシアム【戦い】
http://etc3.2ch.net/test/read.cgi/charaneta2/1094395536/ 『熱闘!オリキャラコロシアム!』選手登録要項。
★参加ご希望の方は次の二つの書類を用意して申請して下さい。
1.簡単な能力を明記したテンプレート。
2.自分の能力に見合ったランクの選択。(1位〜40位まで選択可能)
*万一ランクが重複した場合は申請が早い方を優先いたします。
【テンプレート】
名前:
活動スレ(対象者のみ):
武器:
基本戦法:
必殺技:
得意な地形・相手のタイプ:
苦手な地形・相手のタイプ:
備考:
>308
(ニヤついている巨人の顔面に向かって引き鉄を引こうとした瞬間、自衛隊員?に武器一式を投げつけられた)
「・・・おい、なんのつも」
>「あなたのベレッタと交換しましょう。すいませんが・・・もう一度、囮を頼んでいいですか?
ちょっとした武器庫の当てがあるんです。」
(俺の言葉を遮り、俺の手にあったベレッタを無理矢理もぎ取る)
囮・・・?この化け物の・・・?マジで・・・?
ヘリなんかよりよっぽど生きた心地がしないぜ・・・。
>「1階に移動し、またこの階の205号室に戻ります。お願いできますか?」
(そう言うやいなや俺の返答も聞かずに自衛隊員?は走り出した)
お願いじゃねぇじゃんか・・・、ああ、クソ。
帰ってきたら一発殴ろう・・・。
まあ、殴る殴らないの前に、俺が生きていることが最低条件か・・・。
(そんなことを考えながらも俺の口は笑みで歪んでいた、目の前の巨人と同じように。
俺は息を大きく吸い込み、もう後ろで走っているかもわからない自衛隊員達に叫んだ)
「おい!出来れば俺が生きている間に戻って来いよ!あと、看護婦!猫を頼んだ!」
・・・・・・さあ、て、俺は果たして生き残れるのかな?
(未だにゆっくりと顔に笑みを浮かべている巨人に対して、小銃の引き鉄を容赦なく引いた)
持ち物:89式小銃(残弾11発)+弾倉3本+バラ弾15発+暗殺用の小型ナイフ+緑色の植物+謎のアンプル
場所:病院 滅菌室前 廊下
状況:自衛隊員?が戻ってくるまでの時間稼ぎ
彼の体、装甲服の表面で11発の銃弾が弾ける。そのほとんどが顔面に命中したが、漆黒の
フルフェイスヘルメットには傷一つつくことはなかった。
・・・そして、その歩みも、笑いも止まらない。
目の前の男一人が残り、他の三人は逃げ出した。
時間稼ぎの囮だな。
男が小銃のマガジン交換を行う僅かな隙を狙い、猛然とダッシュをかける。
世界一のアスリートを軽く超えるスタートダッシュ。一瞬で間合いを詰める。
男も油断はしていなかったようだ。訓練された動きで素早く距離をおいて身構える。
・・・バァ〜カ
男を無視し、彼は走り出した。狙いは勿論逃げた三人の方だ。
>310
・・・ふむ、つまりウチの職場の地下で、このオッサンらが汗水垂らして研究に励んどったと・・・
あんまりにもアホな話しを聞かされて、ウチの思考回路はショート寸前やがな。
それに科学者って、呂律の回ってない青瓢箪の方はともかく、白髪のオッサンなんぞ時代劇に
出てくる用心棒の先生にしか見えへんがな。何や刀みたいなの持っとるし・・・
後ろの三人と一緒にポカ〜ンとしとるウチの鼻先に古ぼけた写真が突きつけられる。
「おお、確かに校長センセやがな。髪の毛あるけど・・・間違いないで」
・・・しかし、あのハゲ校長が研究所の所長やったとはなぁ・・・ん〜む。
何か言いたいんやが、何も思い浮かばへんわ。
>304(朝倉ーず)
「…んー、そだな」
生返事を返す。正直この二人の両親が生きているとは考えづらい。多分姐さんも同じだろう。
けど、絶望は魂を壊し立ち上がる力を奪う。希望はなくてはならないはずだ。
「まぁ、俺みたいなのも生きてるしな。他にも結構生きてる人いるさー」
いつも通りの気楽な声で、そう言っておいた。
>306(薫の姐さん)
聞いたところによると、朝倉妹の先生らしい。……一瞬信じられなかったのは内緒だ。
「うぃー。まぁ捨て駒くらいにはなるんでないかと」
カンカンと、鉄パイプでそこらへんのガレキを叩いてみせる。
…実際のところ死ぬつもりもないし、ゾンビはサシでなら勝てる自信もある。
「まぁ、泥舟にでも乗った気持ちでいてくれぃ姐さん」
にやりと笑ってみせた。まぁ、空元気なんのかもしれないけどな…
俺と姐さんの間に朝倉ーずを挟みながら、小学校へ向かう。
…流石に緊張している。無理もない。マジもんの『非戦闘員』がいるしな。
「………?」
正門玄関へ入ろうとした時、ソレに気がついた。
>298
廊下のあたりだろうか。不自然に光が反射している。
…目を凝らす。ガムテープ上のもので、ガラス片が一つの形をかたどっていた。
「…姐さ〜ん。もう一人いそうな気…が…」
……いや、もう結構驚いたし驚く事もないかと思ったけどさ。
なんじゃこの地底人は?この街はいつからSFちっくになったんだ?
「あー…うん。ともかく生存者がいるのはいーこったねー」
…必要なのは脱出の手段とかだと思うんだけどな。
(えーと、この道を真っ直ぐだったね。)
俺は>299を心配しながらも、>299に言われた通りに進んで行った。
途中、無線機で状況を訊こうと無線機を取り出すが、
頻繁に状況を訊くのも迷惑だろうと思った俺は、静かに無線機をしまった。
そろそろ着くかな と思いながら歩いていると、前方にあの怪物が三体ほどウロウロしていた。
(う・・・この道は通れなさそうだな。)
この道を通るのは難しいだと判断した俺は、右に曲がって遠回りする事にした。
次に左に曲がろうとした時、あの数十体以上の怪物達の群れが路上をウロウロしていた。
(くそ・・・ここも通れないのか。)
仕方無く戻ろうと後ろを振り向いた直後、
さっきの怪物三体の群れが、こっちに近付いて来ていた。
(気付かれていたのか!)
俺は咄嗟に拳銃を取り出した。
勿論、心臓に撃っても死なない事は知っていたので
一番左の怪物の片足を撃ち、バランスを崩させ、
その隙に全速力で走り抜けた。
だが、その銃声に反応したのか、周りの怪物達が俺の方に寄って来た。
後ろには数え切れないほどの怪物達の大群が・・・いや、後ろなんて見てる暇は無い!
俺は、そのまま走り続け、市民ホールを探した。
(何処だ・・・この近くのはずだ・・・。)
疲労もたまり、倒れそうになった直後、目の前に大きな建物が見えた。
立て札に書いてある市民ホールという字を確認し、一目散に入っていった。
息切れをしながら、玄関の所の椅子に座りこみ、無線機を取り出した。
「はあ・・・はあ・・・こちら丹野です 今市民ホールに着きました。それと、ここらへんに あの怪物達がウロウロしているので、移動の際は用心深く行動してください。」
と>299に伝え、玄関の椅子に座り休憩をした。
所持品:携帯電話、懐中電灯、無線機、サバイバルナイフ(ケース付き)グロック18(弾×2発)、マガジン×2 ビスケット2袋(1袋2枚入り) 水1本
現在地:市民ホール(玄関)
状況:市民ホール 玄関の椅子で休憩中。
状態:疲労が、かなりたまり気味。
>316
丹野君からの情報によると、この辺りも化け物共が集まりだしているらしい…
今はともかく彼が無事にホールに辿り着けて何よりだ…
俺が長い溜息を漏らすと同時に、無線機が鳴った、丹野君では無い
「俺 ! だ 無事 か 今市民ホー よ かい! 4階だ! 至急おうえ たのむ !!」
雑音でしっかりと聞き取る事は出来なかったが、部隊は4階に居るらしい…が
どうも様子が変だ。あの化け物共に軍が苦戦している…のか?そうは考えられない
では、何が?ホールで、4階で今…何が起こっていると云うんだ?
俺は無線機を丹野君に繋ぐと、彼に注意を促した
『丹野君、今ホールだな?4階に軍隊が居るが、どうも様子が変だ…あの階には
あの化け物達以外の何かが居るとしか考えられないんだ…警戒してくれ
俺もすぐ追いかける!』
>317
『丹野君、今ホールだな?4階に軍隊が居るが、どうも様子が変だ…あの階には
あの化け物達以外の何かが居るとしか考えられないんだ…警戒してくれ
俺もすぐ追いかける!』
(あの化け物以外の何か・・・?一体何が・・・。)
ホラー映画の影響で、何か変な怪物がいるんじゃないのかと心配になりながらも
「わかりました。じゃぁ先に4階に行って様子を見てきます。橘さんも、体に気を付けてくださいね。」
と彼に伝え、よし行こう と思った瞬間、腹がグーと鳴った。
(そういや、腹減ったな〜・・・。)
ウェイストポーチから ビスケットと水を取り出し 少し食事をした。
食事が終わり、ジーパンのベルトをギュッと締め直し気合を入れ、玄関からすぐそこにある階段を上って行った。
所持品:携帯電話、懐中電灯、無線機、サバイバルナイフ(ケース付き)グロック18(弾×2発)、マガジン×2 ビスケット1袋(1袋2枚入り) 水のペットボトル(あと約半分)
現在地:市民ホール(階段)
状況:市民ホールの4階へと移動中。
(ガガガガガガガガガ…!!)
【今もなお、ヘリはケンシロウを付け狙い、ケンシロウは避ける為に廊下をかけている】
ククッ…どこまでも追いかけてくるつもりか…ぬ?何だあれは?
【ケンシロウはヘリの銃声の中の爆音と振動を聞き分け、走りながら窓から駐車場に目を向ける
そこには一見人のような巨大な陰があった。だがケンシロウにはすぐに分かった。
それが人では無い事が…。そしてその陰は両肩の兵器を置くと跳躍し、3階の窓へと消えていった】
あいつは…人間…ではないな…。どうやらこんな事をしている場合ではなさそうだ…。
【その時、ヘリの機関砲が止んだ】
ぬ?弾切れか? いや、まだなお追いかけて来る所を見るとそういう訳ではなさそうだな……
【その時、ヘリからケンシロウに向けて二つの何かが飛んでくるのが見えた】
な!!まさか…ミサイル!!
【ケンシロウはとっさにバックステップで離れるが…】
(ドガ────────ン!!!)ゲフッ!!
【爆音、爆炎と共にミサイルが弾け、
直撃は食らわなかったもののケンシロウの口と頭から、さらに左肩と腕の服が裂け、血が流れてくる】
まさかこんな物まで用意するとはな……
【再びヘリがケンシロウの真正面に付き、ケンシロウはヘリと向き合う】
いいだろう……今まで逃げてばかりだったが…
【さらに二発のミサイルがヘリからケンシロウにロックオンされる】
たとえ近代兵器であろうが……俺の前には…
【ヘリからミサイルが発射される】
北斗の前には鉄の塊である事を……教えてやる!!
【ケンシロウの居た地点を中心に爆発が起こる】
一階に行ってからまた戻る。武器庫の当てがある。
大体のことは後ろから聞こえた会話で理解した。
>308、309
>『一階に武器庫なんて大層な物ないわよ!?』
鈴木准尉が追いついてくるなり、山田がもっともな意見を言った。
まぁ…病院だしな。一階じゃなくてもそんなものは…
「そんなものがこの病院にあるのか?」
でも、あるのだろう。このようなときに気休めを言う人だとは思えない。薬品とか?
俺達が足早に階段を下り終え一階についたそのときに、上から小銃の連射音がしたのがわかった。
あの人一人で大丈夫なのだろうか。
あの人も強い、それはわかっている。しかし…
しかし、それに構わず走り続ける鈴木准尉に必死についていく。
現在地:病院1階、廊下
>320
ん、今何処かで爆発音が…いや気の性。気の性だ。
しかし食料まで貰ってしまった。結局お世話になってる俺って…
それよりも丹野君が心配だ、俺で力になれるかは分からないが
今はホールに向かうしかない気がする!
装備:喪服、COLT .45 M1911A1(弾数0)、広辞苑、携帯電話、無線機
ビスケット袋×2、水
場所:市民ホール周辺
状態:市民ホールへ向かう準備を始める
323 :
ヘリ:04/10/28 22:25:19
(ケンシロウの居た地点に更に残りのミサイル4発を全弾打ち込み、
ミサイルが尽きたら機関砲をケンシロウの居た地点に打ち込む)
>313
(顔に数十発の弾丸を受けてなお、巨人は歩みを止めずに笑っていた、まるで・・・心底可笑しいように)
化け物だ・・・今まで、この街に来て会った、どんな化け物よりも最悪な、化け物だ。
あの小学校で追いかけてきた奴よりもヤバイな、このデカブツは・・・。
(弾の切れた小銃の弾倉を素早く取り、新しい弾倉を入れる、だが、その一瞬の隙をついて
化け物は突進してきた)
予想以上に速い、か・・・
(見た目の予想を裏切る、そのスピード、しかし、弾込めの瞬間の隙をついてくる、という
動きは読めていた。俺は素早く後ろに下がり、再び巨人にその照準を合わせる、しかし、巨人は俺の横をスルリと通り過ぎた)
・・・眼中にないってか?この化け物め・・・。
見逃してくれるってのはありがたいが・・・。
(俺はすでに俺の後ろをもの凄いスピードで走っている化け物の足首に狙いを定め、発砲した、小銃から吐き出された無数の弾丸が
巨人の足に当たる、巨人は無数の弾丸が当たる衝撃に耐えられず、その場で大きく転倒した)
ダメージは無くとも、転ばせることぐらいは出来るってね・・・。
人間の作った武器を甘く見てんじゃねぇぞ、バ〜カ。
「おい、デカブツ、良い事を教えてやる。」
(俺は、倒れた状態からゆっくりと起き上がる巨人に向けて小銃を向け引き鉄を引く)
「もし、あいつ等に追いつきたいんなら先に俺を殺すことだな・・・、それがあいつ等の所にいける
最高の近道だぜ」
(俺は弾倉を入れ替えながら、巨人の前に立ち、小銃の照準を巨人に合わせた)
さあ、て・・・後どれくらい、この化け物とご一緒しなきゃいけないのかな・・・。
持ち物:89式小銃(残弾27発)+弾倉1本+バラ弾15発+暗殺用の小型ナイフ+緑色の植物+謎のアンプル
場所:病院 滅菌室前 廊下
状況:自衛隊員?が戻ってくるまでの時間稼ぎ
「 ! 」
二階に続く階段まで後もう少し。
次の角を曲がれば階段まで一直線というところで、不意に聞こえた物音に僕は身を強張らせた。
呻き声。それから、何かを引きずるような音。
こんな時、すぐにその場を離れたほうがいいことは分かっているつもりだった。
けれど実際には僕の頭は真っ白になってしまい、ただじっと廊下の先へと視線を向けることしか出来ず…
…這いずりながら向かってくる生きている死体と視線を合わせることになってしまった。
残骸はそこかしこでもう見慣れている。活動しているらしき影も見たことはある。
でも、これだけ近くで直接お互いの存在を認識し合うことは今までなかった。
冷静な判断力なんてどこかに行ってしまった僕は、大声で意味の分からない叫び声を上げながら来た道を駆け戻っていった。
この行動が、僕が今まで慎重に避けてきた更なる「望まない遭遇」を招きかねないものだということも忘れて。
>312
背後から聞えていた89式の連射音が止まる。
背中にチリチリと厭な空気が走った。
階段の踊り場で振り返り、ベレッタを構える。
後、数ミリ指を動かせば引き金が落ちる所まで引き金を引く。
あれだけの防弾装備だ。狙うはただ一つ。
軌道を予想する。足が見えた。火花と銃声。重なる甲高い跳弾の音。
派手に転ぶ姿が躍り場から見えた。コンクリートの壁に重たい金属の塊がぶつかる音。
(考える事は・・・一緒か・・・)
思わず苦笑した。超音速の足払い。シンプルな手だが極めて有効な手だ。
あれだけのスピードなら・・・もしかしたら金属の鎧が歪み、動きを阻害するかもしれない。
それにしても酷く間抜だ。誕生して間もないのならそうだろう。
こっちが唯一勝っているのは経験だけだ。
>309、321、
>「一階に武器庫なんて大層な物ないわよ!?」
>「そんなものがこの病院にあるのか?」
(全く・・・俺の・・・説明が・・・悪かったか・・・)
「武器の当てがあるのは2階です。203号室と205号室の間に不自然な空間があった。」
ミーティング通りなら・・・通信設備と非常用の設備があるはずだ。
(せめて・・・無線機が・・・二つあればな・・・)
そうだ!1階のナースセンターに館内放送用のマイクがあった。
(彼女なら・・・使い方を知っている・・・かもな・・・)
「館内放送用の、マイクの、使い方、解かりますか?!」
どちらにしろ2階には戻らなければない。どちらかが、囮にならなければならない。
ドアを蹴り開け、散らばるカルテを踏み潰しながら受付奥に二人を引っ張る。
「あすかさん、お願いします。さっき、私が使おうとした時は、だめだった。電源は、生きて、いるんですが。」
肩が上下し、肺が酸素を求める。熱い体をもっと熱くしようとする鞴のようだ。
ロビーのドアは、燃え盛るコブラで塞がれ、ロビーを赤々と照らしている。。
(脱出は・・・不可能か・・・室内の方が・・・機動力は・・・殺せるか・・・?)
「・・・3階に向うように・・・と伝えてください。私も、すぐ2階に戻ります。」
北上にベレッタを差し出す。
「ここの部分を・・・敵に、後ろのへこみに前の出っ張りを合わせて下さい。重なったら、ゆっくり引き金を引いてください。」
撃つ直前まで引き金に指をかけるな、と忠告する。
「一発一発狙って下さい。当らなくても、落ち着いて狙う事。」
今度は、山田あすかに質問する。
「メスかなにか・・・刃物はありますか?」
現在地:病院1階、受付室。館内放送用マイクの前。
所持品:DVD、通信機。
>薫先生&鳴神さん
もうなにがなんだかわからない。色んなことが起きすぎて、頭の中で整理できない。
研究?地下で?小学校の校長が?
高校生の澪にも理解できない状況を深紅が理解できるわけもなく、深紅に視線を
落とすと、朝礼での校長先生の長話を聞いているときのように興味のなさそうな
顔をしていた。(それでも校長の写真にはやはり反応した。)
とにかく、こんな状況だ。気を確かに持つのが大切。澪は深紅の手を、少し強く握り直した。
状況を理解しようと必死で会話に耳を傾ける。
>312、324
>「おい!出来れば俺が生きている間に戻って来いよ!あと、看護婦!猫を頼んだ!」
「分かってる!!」
そう大声で叫んで走るスピードを上げる。
やっぱりね…。アレはあたしを狙っているのかもしれない…。
振り返るとソレは偵察人をすり抜けてこちらに走ってきた。
意外と走るの早いのね。
でも、運良く偵察人の放った弾丸が足に当たって転んだらしい。
…出来ればあのゴツイ装備の一部でも壊れてくれたら…。
皮膚の露出部分が出来れば、何とか出来るかもしれない。
>326
>「武器の当てがあるのは2階です。203号室と205号室の間に不自然な空間があった。」
「ちょっと…武器って何で病院に…!」
あ…ウィルスといい地下のあの部屋といい…。
それくらいあっても不思議じゃないわね。全く、今度再就職する時は、至極まともな病院にしたいわ。
>「館内放送用の、マイクの、使い方、解かりますか?!」
>「あすかさん、お願いします。さっき、私が使おうとした時は、だめだった。電源は、生きて、いるんですが。」
「ああ、これね。ちょっと我儘な子なのよ。」
足元に猫を降ろし、マイクをいじる。
自衛官と北上が焦っているのが目に見えて分かった。
「大丈夫…。」
マイクの事なのか、二人の事なのかはあえて言わず、おもむろに…
マイクを殴った。だいぶん古いし、接触が悪いこれは、殴って言う事を聞かせるに限る。
この病院の…まぁ一部の看護婦の常識だったんだけど。
>「・・・3階に向うように・・・と伝えてください。私も、すぐ2階に戻ります。」
>「メスかなにか・・・刃物はありますか?」
「3階に行く様に放送すればいいのかしら?」
でもそんな事したら、アレにも気付かれてしまうのに…。
「…メスなら…」
バッグからメスを取り出し、自衛官に渡す。
「もしかして、それ一本で戦うとか言わないでよね?」
所持品:薬品(注射用のアンプル、麻酔、抗生剤、強心剤、鎮静剤がそれぞれ三本づつ)
空の注射器と針×6(一本は麻酔入り) アルコール 滅菌綿 点滴用具 包帯
電子血圧計 聴診器 ライター 煙草1箱 テープ
意味不明のアンプル
食料(クラッカー、ミネラルウォーター)
カードキー 猫
現在地:病院1階、受付。館内放送用マイクの前。
状態:左肩を負傷。
彼は銃弾を受けながらゆっくりと起き上がる。ダメージはないが・・・無様だ・・・油断していた
とはいえ、初めて出会った人間に転ばされるとは。
・・・しかし、それすらも経験となる。
彼は笑っていた。楽しみながら学んでいた。まるで幼き子供のように・・・
同じことをすれば、また転ばされる。弾切れを狙うのもいいが、それでは面白くない。
・・・そうだ。次はこうしてみよう。
彼は男に見せ付けるようにコンクリート塊を握り締め、砕き、投げつける。高速で放たれた細かい
飛礫を避けるには大きく動くしかない。
男は最小限の動きで回避する。一瞬、しかし充分すぎる一瞬、男は彼から視線を外す。
廊下の壁を突き破り、彼は姿を消す。追う立場の者が身を隠すのだ。追われる者の動揺はどれ程の
ものだろう?
・・・確か、隠れんぼとかいう遊びだったかな?
次々と壁を破壊し、相手に位置を悟られぬようにしながら、彼はあくまでも楽しんでいた。
ん、朝倉姉妹が不安そうにしとる。この地底人共め〜、ウチの可愛いガキにいらんこと
聞かしよってからに・・・
とか何とか考えとったら、宗祐が廊下の窓を指差して、何か言うてきよった。
>298を見ると、文字の形にガムテープが貼ってあるがな。
て け す た
・・・いや、もちろんワザとに決まっとるがな。
>325
ウチが小粋にボケとる間に奥の階段辺りから悲鳴が聞こえてきたがな。・・・ん、この声は・・・
弾けるようにウチは走り出した。
「深紅、放送室で生存者の呼び出しやって! オッサン二人はついてきぃや! 校長室の
方から悲鳴が聞こえたさかい、ついでに寄ってったるわ!」
「ええか男二人! 死んでも深紅は守るんやでぇぇぇぇ!!」
遠ざかりながら叫び、言い聞かす。我ながらえらい早口やなぁホンマ・・・
>329
クソ、本当にダメージ受けないのな・・・。
しかも笑ってるし・・・。
(巨人はおもむろに石の塊を握り砕くと、こっち向けて勢いよく投げてきた、それを俺は最小限の動きで交わす
巨人の投げた石の破片は俺の居た場所にもの凄い音を立てながら衝突した)
チッ、まるでショットガンだな・・・当たったら怪我どころじゃすまないぜ・・・。
(巨人の居た方向に首を向けると、壁に穴があいていた)
逃げられた?いや、あのデカブツが逃げる必要なんてどこにある?
ないな・・・、やはり狙いはあの3人のうちの誰か・・・か・・・。
(俺は壁の穴を覗き込むと、目をつぶり神経を集中させる)
チッ、だいぶ距離を離された・・・、が、壁を壊して進んでる分、スピードも遅い。
まだ、追いつける!
(巨人が壊していった壁の穴を全速力で駆け抜けた)
見つけた・・・。
二度目の転倒劇、拝ませてもらうぜ!
(今だ壁を殴り壊して進んでいる巨人の足に再び小銃の連撃を喰らわせる、今度はさっきの経験をいかしてか
膝をつく程度に押さえられている)
「・・・・・・頭がいいんだな、化け物のクセに・・・」
(こちらを向いて相変わらず笑っている巨人に顔に向けて再び小銃を放った、小銃を撃つ俺の顔も笑っていた
のかもしれない)
持ち物:89式小銃(残弾12発)+弾倉1本+バラ弾15発+暗殺用の小型ナイフ+緑色の植物+謎のアンプル
場所:病院 2階 ???
状況:自衛隊員達を追う巨人の足止め中
・・・すぐに追いつかれた・・・まあいい、この部屋はそう広くない。一気に決めてしまおう。
彼は傍にあった二つのベッドを掴み、放り投げる。男は避けたが、元から当てるつもりはない。
壁の穴を塞ぐための物だ。
投げざまに飛び上がる。天井を突き破って、上の階に・・・そこも似たような部屋だ。
・・・生まれて初めての全力だ。
間髪を入れず、彼は自らに備えられた唯一の兵装を発動させる。
ブゥゥゥゥゥゥゥゥゥン
不快な音とともに彼の両手が霞んで見える――と、同時に部屋の中央の床にその両掌を叩きつけた。
数秒で全壊する床、男にとっては天井、この攻撃を避けることは不可能だ。
両手の振動を止め、咄嗟に伏せた男の首根っこを掴み、持ち上げる。高らかに勝利の哄笑をあげる。
・・・合格だ。すぐには殺さないさ。
左手で足掻く男とともに階段へと向かう。ゆっくりとゆっくりと・・・
>307
(隊員に混じり、議場設営を手伝う。議場と言っても吹きっさらしに机と椅子が並ぶだけの物だ。
設営が終わり、西村追跡に参加する隊員が号令と共に着席する)
さて、どうなるかな…。
(ペンとメモを持ちたがる手を抑えつけ、中隊長が口を開くのを待つ)
全く…これで記事が書けりゃどこのメディアだって買ってくれるだろうになぁ。
(・・・やけに静かだな・・・本当に生きてる普通の人は、いるのだろうか。)
4階に着いた俺は、とりあえず一番近くのドアに入る事にした。
・・・ノブに手を掛け 回してドアを引いた。
何か横になってるようだが、暗くてよく見えない。
懐中電灯を取り出し、その横になってるものを照らした。
・・・死体だ 頭から大量に血が流れている。
この人って、前に橘さんが言ってた兵隊さんか?
頭を陶器か何かで殴られてるようだが・・・。
でも、陶器くらいじゃ ここまで酷くは、ならないはず・・・。
とりあえず、周りに何かないか見てみると、もう一つドアを見つけた。
隣の部屋に繋がってるのかな?と思い、
そのドアに近付こうとした瞬間、遠くから何か音がした。
(ん・・・何の音だ?) と耳を澄ました。
ジャラジャラ・・・
何やら、廊下の方から鎖を引き摺ってるような音がする。
左側からのようだ。
この鎖の音の元は何だ?と気になった俺は、左側の廊下を覗いた。
また何かいるようだ。
でも、今度は動いてるな・・・生き物か?
何やら、向こう側に移動してるようだ。
暗くては、よく見えないので、ソイツの姿を知る為、懐中電灯で照らした。
所持品:携帯電話、懐中電灯、無線機、サバイバルナイフ(ケース付き)グロック18(弾×2発)、マガジン×2 ビスケット1袋(1袋2枚入り) 水のペットボトル(あと約半分)
現在地:市民ホール4階 事務室
状況:左側の廊下にいる生き物らしきものを懐中電灯で照らした。
>314
ふむ・・・・なにやら信用していない様子だが、これは事実なんだよ。
所長閣下はここの校長を勤めていたんだな。
(後ろにいる>327朝倉姉妹と>315鳴神に気づいて苦笑しながら主任に話す)
主任、どうやら学者は子供に好かれない様だな。
しかし・・・そちらは学生のようだが私の名を知らんのかね?
(鳴神に教科書に載っている事を話していると叫び声が聞こえる)
おや、まだ校舎内に生徒が残っている様だが・・・・
(薫の呼ぶ声も聞こえる)
やれやれ、今の時代は国民全てが騒がしい時代なのかね?
(二人とも薫に続いて走り出す)
>326
>『ここの部分を・・・敵に、後ろのへこみに前の出っ張りを合わせて下さい。重なったら、ゆっくり引き金を引いてください。』
え…俺?
突然それが渡され手に重い感覚を感じる。
やはりそこらへんのおもちゃとは違う。これは人を殺すことが出来るもの。
近くの時計にサイトを合わせてみた。
でも…あの化け物を殺すことは出来ない。
そっと銃を下ろす。
>『一発一発狙って下さい。当らなくても、落ち着いて狙う事。』
「わかった…でもあんたはどうする?」
武器庫とやらにたどり着けるのだろうか。
>328
>『もしかして、それ一本で戦うとか言わないでよね?』
「なんならこれも持っていくか?」
鈴木准尉にナイフを差し出してみた。
邪魔になるかな?
現在地:病院一階、受付
持ち物:食料 分厚い雑誌 ライター ナイフ スプレー ベレッタ(12発)
急に大声を張り上げたせいもあって、息切れを起こしながらも僕はただひたすらに廊下を走っていた。
振り向けば襲われる。
そんな強迫観念に駆られながら、そのままの勢いで廊下を曲がった。
不意に視界が閉ざされ、その一瞬後に感じる、衝撃。
足をもつれさせた僕は肘や膝に擦り傷を作りながら転んでしまった。
くらくらする頭で何かにぶつかったことだけは理解し、顔を上げる。
まず見えたものはボロボロのズボンだった。
そして次に血の気の失せた、手。
更に視線を上げた僕は、自分の運の無さを呪った。
そこにあったものはひしゃげた元人間の頭部だったからだ。
いまだ起き上がることも出来ずにいた僕に、覆いかぶさるようにしてそいつは襲い掛かってきた。
胸元にかかる圧迫。
我に返った僕はそいつから離れようと必死で床を転がった。
胸のボタンとネームプレートを引きちぎられながらも何とか距離をとる。
そいつの動きが鈍いことが幸いして、再び襲い掛かられる前に近くの部屋に逃げ込むことが出来た。
中から鍵をかけ、へたり込む。
その部屋の扉には、「校長室」と書かれたプレートがかかっていた。
名前:岩倉 翔 (いわくら しょう)
年齢: 11
性別: 男性
所持品: リュック 清涼飲料水入りペットボトル カッターナイフ ガムテープ
現在地・状況:校長室に立てこもっている 扉の外から聞こえてくる呻き声はその数を増してきているようだ
自分の状態:軽いパニック状態 軽度の擦り傷が数箇所
(巨人は近くにあったベットを俺の方へ放り投げてくる、だが、狙いはあくまで俺ではない。
多分、俺の後ろにある壁の穴だろう・・・)
逃がさない、ってか・・・。
いよいよ危なくなってきた、ということか。
(俺が壁の方に気を取られた瞬間、巨人は大きく跳躍し、天井を破った)
な、上?
一体何を・・・、・・・!?
(そこまで考えた瞬間、天井が全体が砕け、俺の上へ降り注いできた、俺はとっさの反応で
床に伏せ、頭を守るが・・・ダメージをゼロには出来なかったようだ)
攻撃範囲は部屋全体か・・・。
やってくれるぜ、あのデカブツが・・・。
全身が痛い・・・、骨は折れてないようだが・・・。
クソッ、天井をぶっ壊すなんて反則だ・・・。
・・・・・・・・・!?
(巨人が俺の首の根元を掴み、引き上げた。口は笑みの形に歪み、目は、まるでこれから虫の
羽でも引き千切ろうとしている子供の様に残酷に輝いている)
ああ、そうか・・・痛めつけて殺すつもりか・・・。
・・・ふざけんなよ、このクソ化け物が!
(俺はその態勢から、巨人の腹部に蹴りを入れる、が・・・)
痛ぇ、まるで岩でも蹴ってるみたいだ・・・。
クソ、笑ってんじゃねぇよ・・・・・・。
「この・・・デカブツが・・・」
(俺はもがいた、巨人の足、腹部、腕、全てに蹴りを入れる、しかし、それでも巨人の足は止まらなかった)
持ち物:89式小銃(残弾12発)+弾倉1本+バラ弾15発+暗殺用の小型ナイフ+緑色の植物+謎のアンプル
場所:病院 2階 ???
状況:全身打撲、巨人に首を掴まれて(強制)移動中
>327 朝倉ーず
「………」
傍から見ててもこの二人混乱してるな…無理もない。実質俺だって現状よく分かってねーもん。
なにかしらあったのは事実だし、ここがソレに関係あると言うのは予想できるんだが。
「まぁ、分からない事が分かるだけ、嬉しい事だなー」
気楽に呟いた。この際道化師でもいいや。能天気な男でも演じとくとしとくか・・・
>335 地底人な研究員
「いや、信用してもいいんだろうけどさー…」
なんつーか、時代の差を激しく感じるわい…レトロは苦手なんだけどな。
>しかし・・・そちらは学生のようだが私の名を知らんのかね?
「あー、俺真面目な学生じゃないからねー。もしかしたら落書きとかして分からなくしちゃったかも」
…人生実地。これが俺のモットーだ。それゆえ学校より外での経験を重視している。
よって出席日数はかっきり必要な量だけしか出ない。大体はバイトで占められている。
そのせいで、隣町であるここでこんな目にあってるのかもしれんなぁ…
>330 薫姐さん
「いや、逆ですがなー」
ぺし、と突っ込んでおく。…ボケは俺のような気がしないでもないんだけどな…
と、どこか…階段からか?悲鳴が響いてきた。
動こうとした瞬間、即座に薫姐さんは駆け出していってしまった。
>「ええか男二人! 死んでも深紅は守るんやでぇぇぇぇ!!」
「アィマダム…全力でお守りいたしますぜー」
包丁持った方の手をパタパタと振って見送った。行きたいのは山々だが被害を広げるのは阿呆だろう。
第一俺は武器は鉄パイプと包丁しかない。無理しないに越した事はないだろう。
「けど、姐さんもきをつけてー。命を大事になー」
今は神丘 悠夜、朝倉ーずとともに放送室に向かうべきやな。
「えーと、放送室って何処にあるん?俺この辺のもんじゃないし」
とりあえず朝倉ーずの妹…深紅だっけか?聞いてみた。
あんまり遠くなければいいんだけど…あと、ゾンビ以上の化け物もいない方がいいなー。
>328、336
>「3階に行く様に放送すればいいのかしら?」
「肝心なのは、2階から移動させる事です。」
と、頭上で銃声と聞いたことの無い破壊音が聞えた。
(・・・まずいな・・・時間が・・・無さ過ぎる・・・)
「解かりました。ここに隠れていて下さい。何かあったら館内放送で伝えてください。」
>「もしかして、それ一本で戦うとか言わないでよね?」
「ありがとう、流石にこれで戦うつもりはありません。」
>「なんならこれも持っていくか?」
「こっちで戦うとしますよ。大丈夫でしょう。」
メスとナイフを受け取るとカーテンをひっぺがし、窓をぶち破って外に出た。
ロビーの出入り口が塞がれている以上、回り道をする他無い。
甲高い音を立てて、非常階段を昇る。銃声が聞えなくなってきた。
(・・・走りっぱなし・・だな・・・)
非常階段を駆け上る。倒れていたゾンビに躓きそうになる。
その体は、干乾びていた。
(・・・やはり・・・抗ウィルス剤か・・・あれが・・・あれば・・・しかし・・・ウィルスによって変化させられた者
・・・もうウィルスの必要の無い存在には・・・効くのか・・・)
屋上に到着すると、カーテンを引き裂き、手すりに巻きつける。何度か体重をかけて強度を確認する。
不思議な粉砕音だけが聞える。まだ生きているはずだ、多分。
(・・・流石に・・・引き付けるのにも・・・限界があるか・・・)
何度か勢いをつけて壁を蹴り、2階の窓に突っ込む。
紛争の犠牲になった、と言われても信じそうな惨状だ。
205号室は辛うじて破壊を間逃れていた。
水彩画も無事だ。顔をしかめながら腕にメスを突き立てる。
歪んだ傷口から血が流れ出す。
(・・・もっと・・・綺麗に切れると・・・思っていたんだが・・・)
ゆっくりと流れる血を水彩画にかける。
ほんの少しだったので、手で血を延ばした。
夕焼けの完成だ。
うっすらと、青く文字が浮かび上がる。
「右手と左足側のベッドの足を外す事、か」
呻き声とコンクリートが砕ける音を無視して、ベッドの足を外す。
重々しい音を立てて、壁が動き出した。
封印されていた部屋には、安物のスチール机と大掛かりな無線装置。そして一冊のファイルが転がっている。
拾い上げると、薄汚れた名刺が落ちた。ダニエル・バーズラーと読める。
ファイルに再び鋏み、ポケットに捻じ込む。時間が無い。
ロッカーの中には複数の銃が立掛けられている。弾も充分ある。
出来ればロケットランチャーか対戦車ライフルが欲しい所だ。
負い紐付なのがありがたい。持てるだけの銃を肩にかけると、慎重に周波数を合わせる。
「こちらオホートニク。状況は極めつけに悪い。回収を願う。そうだな・・・現在、使用されていない下水処理場で
ピックアップしてくれ。報酬も頼めるか?何、信用してない訳じゃないんだ。金は大事だからな。」
マイクを戻し、ロッカーに歩み寄る。
「・・・ベネリM4ショットガンにMP5、基本だな。40ミリグレネードまであるな・・・」
弾も充分にある、が装甲服を破れるだろうか?
「これは・・・流石に・・・解かってらっしゃる・・・」
ショットシェルのパッケージを見てニヤリと笑い、ショットガンに弾を込める。
>338
はやる気持ちを抑え、足音を消して、そっと隣の部屋に移動する。壁に空いた大穴から狙いを化け物の腕を狙う。肩を蹴り飛ばされるような衝撃が襲い、大量の硝煙が目に染みる。
(・・・流石だな・・・考えた奴は・・・大した奴だよ・・・)
大さじ一杯分の火薬で50口径の鉛球を超音速で叩きつける。
偵察人がどさりと音を立てて床に落ちる。装甲を突き抜けた銃創から反対側が覗ける気がした。
大さじ一杯大盛りの火薬で50口径の鉛球を発射する弾薬。
着弾の衝撃は2トンに達するまさに化け物退治に打って付けの弾薬だ。
「待たせましたね。貴方の分もありますよ。」
傷を付けられるってことは、殺せるという事だ。最初の一滴。それが一番重要だ。
どんなにパワーとスピードがあっても、2トンの衝撃に耐えられる筈が無い。
左足を集中的に狙う。咆哮を上げ、アスリートのようにクラウチングスタイルを取る化け物。
走り出そうとするが、着弾の衝撃で2度3度とよろめいた。
偵察人が体を引き摺りながらこちらに向ってくる。
(・・・早く・・・早く・・・再装填に・・・時間がかかるんだからな・・・)
所持品:ベネリM4ショットガン(3発)、予備の弾30発。MP5サブマシンガン(30発入り)、弾倉6本。
M79グレネードランチャー(7発)。M79は至近距離では安全装置が作動し、不発となるので使えない。
状況:病院2階。巨人に銃撃を加えている(特別仕様のスラッグ弾を使用)。
何やら、足に鎖のようなものを付けてる。
どうやらこれが音の元のようだ。
「・・・あの、兵隊さんですか?」
と、懐中電灯を向けながら声を掛けた。
ジャラジャラ━…
・・・ゆっくりと、こっちに体を向けて来た。
体を向けてくると同時に、こっちに向かって走り出して来た!
俺は咄嗟にドアを閉め鍵を掛けた。
(何なんだアイツ・・・。)
ドンッ!ドンッ!
驚いてる暇も無く、ドアを凄い勢いで叩いてきた。
ドンッ!ドンッ!ドガッ!ドンッ!
・・・このままでは、ドアを破られてしまう。
怖くなった俺は、さっき見つけた奥にあるドアを開け、
隣の部屋へと一目散に入って行き、再度ドアの鍵を閉めようとしたが、
・・・このドアには鍵が無い!
とりあえず、状況を知らせる為 俺は即座に無線機を取り出した。
「はあ・・・はあ・・・こちら丹野、4階の事務室に、頭部から大量に流血している兵隊らしき人物・・・それと、足で鎖を引き摺ってる変な奴に遭遇しました。今追われています!」
俺は無線機を持ったまま、何かドアを抑えられる物は無いか探した。しかし・・・
ドガァンッッ!!・・・ドアが破られたようだ。
所持品:携帯電話、懐中電灯、無線機、サバイバルナイフ(ケース付き)グロック18(弾×2発)、マガジン×2 ビスケット1袋(1袋2枚入り) 水のペットボトル(あと約半分)
現在地:市民ホール4階 応接室
状況:隣の部屋に逃げ、橘さんに無線機で状況を知らせた。&ドアが破られた。
>340
>「解かりました。ここに隠れていて下さい。何かあったら館内放送で伝えてください。」
「ええ、分かったわ…。」
…一体どうするつもりなのかしら?
上からは大きな音が聞こえる…。
大きく息を吸い込み、ゆっくりと吐き出すと、受付の奥に足を進めた。
丁度、北上から死角になる様に…。
そこで再び採血をする。…とりあえず三本くらいでいいわね。
血液を満たした注射器を二本バッグに入れ、一本は手に持ったままにしておく。
「北上さん、ちょっとこの子(猫)の側にいてあげてくれる?
あたし、お手洗いに行って来るから…。」
トイレに行くと嘘を吐いて2階へと階段を登る。
>341
鼓膜が破れそうな音が響いた。
「!!?」
物陰からこっそりと様子を伺うと、化け物の装甲の一部が破壊され、
大きな傷を負っていた。
………これなら…。
化け物の近くに偵察人がいる。あんなにゆっくり動いてたんじゃ、化け物に後ろから殺されるわよ?
「あなたが探してるのはあたしかしら?」
化け物の背後に回る形で声をかける。
ゆっくりとその化け物は振り返ってあたしを見据えた。
注射器を後ろ手に隠したまま、偵察人を見る。
早く、逃げて…。
廊下を軽く蹴ると、化け物に抱き付く様な形で接近して、肩の銃創に注射器を突き刺し中身を押し入れた。
振り上げられた腕を辛うじてすり抜けると、偵察人の方向に走り、腕を掴んで自衛官の所まで逃げる。
「早く撃って!壊死にはまだ時間がかかるわ。それまで時間稼ぎをして!」
所持品:薬品(注射用のアンプル、麻酔、抗生剤、強心剤、鎮静剤がそれぞれ三本づつ)
空の注射器と針×6(一本は麻酔入り) アルコール 滅菌綿 点滴用具 包帯
電子血圧計 聴診器 ライター 煙草1箱 テープ
意味不明のアンプル
食料(クラッカー、ミネラルウォーター)
カードキー (猫は北上に預けた)
現在地:病院2階。 化け物(巨人)に血液を注射済み。
状態:左肩を負傷。
左肩に衝撃、続いて鈍い痛み・・・装甲を貫通されたか。だが問題はない。
発砲してきた男に近づこうにも左足を狙われ、二度三度とバランスを崩されてしまう。
・・・巧みなことだ。だが・・・
・・・肩の銃創に名状しがたい痛みが走る。この女がやったのか・・・なるほど・・これが・・・
ターゲット発見だ。
先程の男に肩を貸し、重火器の男の方へと向かう女。
彼は哄笑をあげながら、右手を超振動させ、壊死の始まった左肩の肉を吹き飛ばす。
健康な部分まで吹き飛ばす激痛の中、二人が男と同じ部屋に足を踏み入れるのを確認する。
・・・俺の勝ちだ!
掌を相手に向ける形で両手首を顔の前で交差――三人のいる部屋へと跳躍する。
いや、跳躍ではなく飛び込みと表現すべきだろう。相手の目には、迫り来る彼の両肩より上の部分
しか見ることはできないからだ。
頭を狙って撃ちだされた銃弾を、超振動発動させた両掌が弾く・・・ダメージはない。
そのままの勢いをもって部屋に侵入、再び床に両掌を叩きつける!
全員を巻き込み、部屋の床が崩れ落ちる。
彼は笑った。今までで最高の気分だ。勝利の高揚とはこういうものか?
呻き声をあげる男二人は無視、意識を失った女を担ぎ、彼は走り出す。
目指すは地下、霊安室と呼ばれる場所だ。
>341
(俺の首の根元を掴んでいる巨人の手に、何かが着弾した。
巨人はその着弾が原因で俺の首を放す)
なん・・・だ・・・?
なにが・・・起きた?
(ふと何かが飛んできた方を見ると自衛隊員?が銃を構えていた)
あぁ、そうか・・・間に合ったか・・・。
にしても、随分待たせたじゃないか・・・。
>『待たせましたね。貴方の分もありますよ。』
ありがたいな、身体が思うように動けば、今すぐにでも行って、
あのデカブツに集中砲火してやりたいとこだぜ。
(俺は自衛隊員?の這いずりだした)
>343
>『あなたが探してるのはあたしかしら?』
(巨人の背後に立っている看護婦を見て、俺は目を疑った)
何を考えてるんだ?この女は?
(ふと看護婦と目があった)
なるほど、逃げろってか・・・。
本当に、もの凄い度胸の女だな、一般人にしておくには本当に、惜しすぎる・・・。
(俺は思うように力の入らない足で地面を這いずりだす)
クソ、あの馬鹿硬いデカブツに蹴りを入れすぎたせいで思うように足に力が・・・。
(と、その瞬間、何かに腕を掴まれ引きずられた)
・・・・・・・・・!?
この看護婦は・・・・。
まったく、本当に惜しいよ。
(自衛隊員?の元まで引きずられていた)
>344
(ふと嫌な悪感だ首筋に走り、後ろを振り向く)
嘘・・・、だろ?
(笑っていた、巨人は笑いながら己の左肩を吹き飛ばしていた)
痛みすらないのか?あの化け物は・・・。
クソ、本当に文字通りの化け物だぜ・・・。
(そんなことを考えていると看護婦が俺を引きずったまんま自衛隊員?の居る部屋に入った)
・・・部屋?
ヤバイ、部屋は・・・!
「おい、部屋に入る・・・!?」
(俺はそこまで言いかけるとすぐ後ろでもの凄い音が響いた、と同時に嫌な浮遊感に襲われる)
クソ、やられた・・・。
読みを、完全に間違えた・・・。
(俺は落ちた瞬間に受身を取ったが、やはり完全にダメージはゼロに出来なかったようだ)
・・・・・・クソ。
また、笑ってやがる、耳障りなんだよな・・・本当に・・・。
「調子にのるんじゃ・・・ねぇよ・・・、化け物め・・・」
(笑いながら看護婦を担いでいる巨人が霞んで見える、俺は片手に持った小銃を巨人の足元に向け、
銃を・・・弾丸を放った)
持ち物:89式小銃(残弾12発)+弾倉1本+バラ弾15発+暗殺用の小型ナイフ+緑色の植物+謎のアンプル
場所:病院 ???
状況:全身打撲+多少の出血
>337
校長室の前には数体のゾンビがアァアァ言いながら、扉をガンガンやっとった。
中に誰か居るんやな! ウチは早速、近くの死体の首を刎ねる。
ん、床にボタンとネームプレートが落ちとる・・・岩倉 翔・・・生きとったか!
死体がないさかい、校長室に立てこもっとるんは確実やろ。
「こらぁ、開けんかい翔! 薫先生が助けにきたでぇ!」
扉の前のゾンビを排除し、ドアに蹴りを入れる。我ながら乱暴なこっちゃ。
・・・後ろの二人はゾンビを見て、半ば呆然としとるみたいやな。
ウチを見て呆れとるワケやないやろ。多分・・・
やはりこの場所か・・・所長室のあった場所だよ。
それにしても、これが街で暴れている我が傘社の生物兵器かね?
(主任が少し調べた後副所長に話しかける)
ふぐしょぢょう殿・・・この症状・・・は・・・・
我々のづくっださいぎんと・・・・ほぼ同じ・・・でず・・・
(それに答えつつ薫を見て)
そうか、我々の研究も実用化されていたとは、うれしい限りだね。
しかしあの薫という教員・・・・暴力的というか・・・・何というか・・・
(軽く呆れつつもその素振を見せずに校長室に入り、校長の死体を発見)
!!し、所長殿!?大丈夫ですか!?私です、副所長の広川です!
・・・・くそっ!
(全員集まったのを確認して中隊長が話し出す)
中隊長「諸君、我が中隊はこれより新型生物兵器の破壊作戦を開始する。
参加隊員は第三中隊の残存隊員全員である。また、民間人が二名参加するが、
彼らの戦闘力は十分だ。よって優先救助などは必要ない。何か質問は?」
(一旦話すのをやめ見回した後、話を続ける)
中隊長「では、これより作戦概要の説明に移る。対象が逃げ込んだ区域には
感染者の大量発生が予想される。よって装甲車部隊は先行し感染者を駆逐せよ。
その後、対象の索敵に当たるわけだが、この際絶対に孤立しないように。何か質問は?」
隊員「中隊長殿、対象を発見した場合、どのように対処すべきでしょうか?
小銃は効果無しと聞いておりますが」
中隊長「うむ、小銃でも牽制程度にはなる。牽制射撃を加えつつ友軍に連絡を入れろ。
その後、数人で中距離より無反動砲や手榴弾で攻撃せよ。
他に質問がないようなら、進撃ルートの説明を始める。トラック、装甲車の乗員のみ残れ。
それ以外の隊員は作戦開始まで待機せよ。以上、解散」
(中隊長が敬礼すると全員が立ち上がって敬礼する)
>345の若干の抵抗など物ともせず、彼は霊安室に到着した。
壁のどこかにスイッチがあるハズだが、面倒なことはしていられない。棺の一つに近寄り、右手の
超振動で床ごと破壊する。
現れたのは、更に地下――下水道を利用した培尾市の傘関連施設を繋げる地下通路――へと続く
階段だった。
・・・おっと忘れる所だった。
彼は腰のポケットから一枚の紙を取り出し、階段の壁に貼り付けた。
それには街の北端、森林公園の地下に広がる傘の軍事施設への最短距離を示すマップ、
そこに備えられた脱出用の航空機がある地下格納庫、最下層の核シェルターの存在などが
記載されていた。
生き延びる為に必要な情報を残し、彼は地下へと姿を消す。
不敵な笑みを浮かべながら・・・
そう、紙の隅にはある人物のサインが記されてあった。
それは暗号化され、その人物をよく知る者にしか読み解くことはできない。
デュラン・スペンサー、そういう名前の男のサインだった。
>349
(小銃の連撃を受けながらも、巨人は走っていく。徐々にその姿は見えなくなっていった)
・・・フゥ。
真面目に・・・疲れた・・・。
(俺は弾切れに持っていた小銃を床に落とし、座り込む)
あ〜、クソッ、いくらなんでも反則すぎだろ・・・。
なんてもんを送り込んで来るんだか、傘社の連中は・・・。
全身打撲に切り傷、裂傷・・・ハハッ、こんな怪我を負ったのは初任務以来か・・・。
さて、あの化け物と看護婦の行方は・・・っと・・・。
(俺はいつものように目をつぶり神経を集中させる、あの巨人特有の破壊音が耳に聞こえた)
下・・・?地下・・・か・・・。
(俺は隣にいる自衛隊員?に向けて言う)
「おい、あの看護婦は連れていかれたぞ・・・場所は地下、どうする?行くか?」
まあ、こいつが行かんでも、俺は行くがな・・・。
とりあえず、あの化け物に一泡ふかせてやる。
持ち物:89式小銃(残弾0発)+弾倉1本+バラ弾15発+暗殺用の小型ナイフ+緑色の植物+謎のアンプル
場所:病院 ???
状況:全身打撲+多少の出血
「がぁぁっ!!大人しくしやがれ、この……!」
西村は暴れる左腕を工具店の作業台に鎖で縛り付け、なんとか切除を試みていた。
西村の周りには真っ二つに割れた鋸、刃がかけた鉈と手斧、ひしゃげた丸ノコ、
根元から曲がったハンドドリルやドライバー等、今まで使った工具が大量に転がっていた。
そして、今西村が右手に握っているのは……。
「……これで切れなかったら、生き物として疑うな」
刃渡り六十センチほどの小型チェーンソーだった。
唸りを上げて作動するチェーンソーに左腕が反応し、逃れようとさらに暴れだす。
……左腕が目に見える速度で成長していく。
このままでは俺自身が寄生されてしまうかもしれない。
だが、左腕本体には刃物どころか銃弾さえきかない。
……なら、「切れる」場所を。
後はない。やるしかない。
ミスったら、自分が死ぬ。
「あぁ……くそったれえぇぇぇぇっ!!!!」
西村は、叫びながらチェーンソーを振り下ろした。
まだ、侵食されてない肩の付け根に向かって。
鮮血と肉片が飛び散り、辺りには西村の断末魔とチェーンソーの唸りが響いた。
>339 鳴神さん
深「うん、知ってる!こっちだよ!」
深紅は澪と手を繋いだまま、小走りで放送室へと向かった。
澪「ちょっと…深紅!危ないからあんまり先に行かないの!」
そう言って深紅を一度立ち止まらせ、鳴神と共に再び放送室に向かう。
澪「えっと…鳴神さん、でしたよね?私は朝倉 澪です。よろしく。」
途中、澪は鳴神に話し掛ける。
>343
照準越しに、山田あすかの姿が見えた。
(・・・何を・・・しているっ!・・・)
看護婦が巨人に抱きつく。太い腕が一閃すると、難を逃れた看護婦が素早く偵察人に近づく。
肩を回し、こちらに向ってくる。
>「壊死にはまだ時間がかかるわ。それまで時間稼ぎをして!」
(・・・壊死・・・俺が見たゾンビは・・・干乾びていた・・・)
ゆっくりと間隔を置いて、ベネリの引き金を引く。
頭部を破壊すれば、多分殺せるだろう。
ゆっくりと、照準を頭部に合わせる。
>344
自らの肩を吹き飛ばす巨人。
また、看護婦があれを使ったらしい。そして巨人はあれの存在を知っていると言う事だ。
巨人は両手を交差させる。それで銃弾が防げると思っているのか?
弾道はずれるかもしれないが、ダメージは期待できる。
巨人は膝を曲げ、腰を落とし・・・跳躍する。
頭部と両手だけしか見えないまま壁をぶち破り、ブレーキが壊れたトラックの勢いで飛び込んでくる。
最後の一発を放つが、止める事は出来なかった。
ベネリのグリップを離し、MP5に持ち替える。狙うは着地の瞬間だ。
引き金を絞るその瞬間、宙に放り出された。
違う、床が無いんだ。空挺降下の着地の要領を思い出す。
勢いの大部分は殺せたが、粉砕されたコンクリートの欠片が体に突き刺さる。
(・・・骨は・・・いってない・・・付け焼き刃でも・・・いけるもんだ・・・クソ・・・誰が・・・笑ってるんだ・・・)
痛む体を無理矢理動かし、震える手で照準を合わせようとする。
手の震えは止まらず、看護婦に当るかもしれない恐怖のせいで指が動かせない。
見えたのは、山田あすかを担いで疾走する巨人の後ろ姿だけだ。
あんなものを実戦で使う事を考えたバカを殺してやりたい、純粋にそう思う。
ヘルメットを床に叩きつける音が響く。物に当るのは何年ぶりだろう?
>350
「おい、あの看護婦は連れていかれたぞ・・・場所は地下、どうする?行くか?」
床に座り込んだ偵察員が言った。酷い怪我だ。
あの化け物相手によくここまで生き延びたものだと思う。一体、何者なんだ?
「行きますよ。下水道に出られるなら丁度いいんですがね。迎えのヘリを呼んだんです。
現在使用されていない下水処理施設にね。」
不機嫌な表情でベネリに弾を込める。偵察人にM79と弾を渡す。
「北上さんにはMP5を渡します。それでいいですね?」
所持品:ベネリM4ショットガン(7発)、予備の弾23発。MP5サブマシンガン(30発入り)、弾倉6本。
通信機、DVD、ファイル。
状況:病院、謎の巨人が床を粉砕したため現在1階にいる。
状態:前身打撲。
嫌な笑い声が聞こえる。
振り返ると、その化け物は自分の肩を吹き飛ばしていた。
嘘…だったら吹き飛ばせない所…そう、首とか胸、顔を今度は狙えばいいのね。
機会はまた来るかもしれない。それを待つしか…。
部屋に入ろうとすると、偵察人の制止が聞こえた。
「…え?」
そこからの記憶はぷっつりと途絶えた。
……身体が痛い。重い。
何?この浮遊感…。それにここ…霊安室?2階にいたのに…何で?
視線が何時もより高い。担がれてる?
あたしは……。
そこで視界がぼやけ、再び意識を手放した。
所持品:無し(所持品は一階に。バッグから赤い液体の入った注射器が
転がっている。)
現在地:霊安室から地下へ
状態:左肩を負傷、全身打撲、気絶中。巨人に担がれ移動中。
校長室に逃げ込んで一難逃れたとはいえ、それはあくまでその場しのぎでしかない。
扉から聞こえる何かを叩きつけるような音に僕は慌てて立ち上がった。
部屋の様子を伺う…窓を見つけた。
しかし、大きな戸棚が窓を半ばふさぐようにして配置されている。
僕の力ではこれをどかすことは出来ないだろう…つまり、僕はこの部屋に追い詰められたということだ。
部屋の外から聞こえてくる物音は更にその激しさを増してきている。
僕は泣き出しそうになりながらも他に何かないか部屋の中を見回した。
火事でもあったのか、ところどころ煤けた部屋。
消化スプリンクラーの放水があったのだろう。水浸しになっている床に男性が倒れているのを発見した。
>346
不意に外から聞こえる物音の質が変化し、僕は扉を振り返った。
何か争うような音。それまでひっきりなしに聞こえていた扉への打撃音が途絶える。
その急な変化に頭がついていかず、ただ外の様子を伺う。
今までのものとは違う喚き声のようなものが聞こえた。そして扉に走る、単発ではあるが激しい衝撃。
…破られる。
そんな絶望感に崩れ落ちそうになる僕の眼に、床に倒れている男性の手に握られた金属の塊が写った。
>347
扉が破られた。
そして部屋に入ってくる二つの人影。
何かその口から音を発しているようだ…けれどパニック状態になっている僕の耳にはよく聞き取れなかった。
その人影が床に倒れている男性に群がってくるのを、僕はとっさに隠れた机の陰から見ていた。
今までこんなもの触ったことなんてない。使い方も良く分からない。
それでも僕は足掻くために。
僕は倒れている男性の手から取り上げた、湿った銃の銃口を物陰からそいつらに向けた。
>342
>「はあ・・・はあ・・・こちら丹野、4階の事務室に、頭部から大量に流血している兵隊らしき人物・・・
それと、足で鎖を引き摺ってる変な奴に遭遇しました。今追われています!」
俺はホールに向けて全力で駆け出している…マズイ状況だ。
丹野君に聞こえてるかどうかは分からないが、俺も無線機を取り出し叫んだ
『今からホールに行く!!何処かに身を隠していてくれ!!』
どういう事だ…明らかにホールにはゾンビ以外の何かが居る。
それも軍隊の力を凌駕するdでもない奴が、だ
丹野君の持つ銃の火力で勝てるとは到底考えられない…とにかく急がねば!!!!
装備:喪服、COLT .45 M1911A1(弾数0)、広辞苑、携帯電話、無線機
ビスケット袋×2、水
場所:市民ホール周辺
状態:市民ホールへ全力で走っている(無線機使用中)
橘さんから返事が来た。
だが、今の状況 こちらからは返事をする事が出来なかった。
橘さんの言う通りに、足音をたてないように、そっと机の横にしゃがんで隠れた。
ジャラジャラ…ジャラジャラ━…
ドガァァンッ!・・・応接室のドアも壊して入ってきたようだ。
アイツの足に付いてる鎖の音が部屋中に響き渡っている。その音は、ゆっくりと俺が隠れてる奥の机に近付いて来た。
少しだけ様子を見ようと、机の横から顔半分を出した。すると・・・
(あれ・・・アイツがいない・・・!?)
ジャラジャラ━…
その瞬間、すぐ真後ろから鎖の音がした。
ゆっくりと顔を後ろに向けた。
・・・アイツに見つかった!!
校長室では校長センセが水浸しの上、頭から血を流して死んどった。
猟奇殺人の犠牲者ばっか見てきたさかい、こういうんはまた新鮮な驚きやなぁ。
見た所自殺、しかし凶器はなし・・・はっ、ミステリー!?
んなワケあるか〜い。
ウチは机の影で震えとる翔らしき存在に気づき、なるべく優しく声をかけることにした。
「何パニクっとるんやコラァ!? 男やったら小便チビリながらでもええから、もっと冷静に
動かんかぁい!」
ガバっと机を持ち上げるウチ、机に上半身を預けとった校長の死体が弾かれ、丁度隠れとった
翔にもたれかかる。む、コイツ拳銃なんぞ持ちよってからに・・・
死体と密着して泡食っとる翔の首根っこ引っ掴んで持ち上げ、バシバシと往復ビンタをくらわせる。
「お〜い、目ぇ覚めたか? 薫先生やで」
メッチャ情けない顔しとる翔に、ウチは豪快に笑いかけた。
(机の影の銃口に気づき、副所長が刀を抜く)
動くんじゃない。この距離ならば君が撃つ前に私が斬りつける事が出来る。
もっとも、君が所長閣下を殺したのなら即座に殺害するがね。
(薫が机をどかした後ろに居る岩倉を見た主任があわてて止める)
副所長殿・・・・あれは・・・ごどもですよ・・・おちついで・・・・ぐださい・・・・
おぞらぐ・・・このがっごうの・・・生徒ではないかと・・・・
(副所長も岩倉を確認し、刀を鞘に収める)
何だ、子供か。いや、すまなかった。私も頭に血が上っていてね。
我々は君達が授業をしている下で研究をしていた研究員・・・・と言っても分からんか。
まあ、校長先生の古い友人だとでも思ってくれ。
ところで君の持っている銃は所長・・いや、校長先生の物のようだが、ここで拾ったのかね?
なんにせよ、そんな危険なものはこっちに渡すんだ。
>353
>「行きますよ。下水道に出られるなら丁度いいんですがね。迎えのヘリを呼んだんです。
現在使用されていない下水処理施設にね。」
「ハッ、随分と用意の良いことで・・・テテッ・・」
あ〜、痛い・・・、骨が折れてないのが唯一の救いか・・・。
(俺は笑いながら壁を掴み立ち上がる。立ちあがる最中にポケットに異変を感じポケットの中に手を入れた)
アンプル・・・割れてない、だと?
受身は取ったがあれほどの衝撃なら割れていてもおかしくは無いのだが・・・。
(ふと、考え、再びアンプルをポケットにしまいこんだ)
まあ、それだけ大切な薬品が入ってるって事か・・・。
(不機嫌そうな顔で弾を詰め込んでいた自衛隊員?がM79と弾を手渡してきた)
>「北上さんにはMP5を渡します。それでいいですね?」
って、北上も連れて行くつもりなのか?
まあ、根性あるから足手まといにはならないだろうが・・・。
(口に笑みを浮かべながらM79を受け取り、言った)
「まあ、構わんさ。じゃあ、とりあえず・・・北上を探しに行くか?」
持ち物:89式小銃(残弾27発)+バラ弾15発+暗殺用の小型ナイフ+緑色の植物+謎のアンプル+
M79(7発)
場所:病院 1階
状況:全身打撲+多少の出血、北上を探すことを提案
>358
>359
引き金に指をかける。
その時部屋に入ってきていた人影の片方が不意にこちらへ向けて銀光を閃かせた。
>動くんじゃない。この距離ならば君が撃つ前に私が斬りつける事が出来る。
もっとも、君が所長閣下を殺したのなら即座に殺害するがね。
こちらへ向けられた刀と投げかけられた言葉の冷たさに僕の体は硬直した。
目の前が暗くなる。現実感を失うこの状況に、僕は貧血にも似た眩暈に襲われた。
>「何パニクっとるんやコラァ!? 男やったら小便チビリながらでもええから、もっと冷静に動かんかぁい!」
そんな僕の耳にどこか聞き覚えのある大声が響いた。
そして突然視界が広がる。散乱し、宙を舞うほとんど焼け焦げた書類の吹雪。
隠れていた机がどかされたのだ。
そんな状況を把握する間もなく、覆いかぶさってきた男性の死体に再び目を回す僕。
いっそのこと気を失ってしまえれば楽だったのかもしれない。
しかし新たに入ってきた人影はそれも許さず僕を引きずり起こした。
頬に走る衝撃。口の中を切ったのだろう、血の味が広がる。
>「お〜い、目ぇ覚めたか? 薫先生やで」
>なんにせよ、そんな危険なものはこっちに渡すんだ。
未だに状況の分からない僕へお構い無しに投げかけられる二つの声。
ただ、今すぐに危険な目にあうことはなさそうだ、ということだけは理解できた。
緊張の糸が解け、未だ固まっている手に銃を握ったままへたり込んでしまう僕。
意識もおぼろげな中、言葉もなく呆然とこの闖入者達を見上げることしか出来なかった。
>353、360
「その必要は無いぜ。ずいぶんひどくやられたみたいだな。」
しかし二人は意外と元気そうだ。突然俺が現れたので驚いているようだが。
「こっちの方ですごい音がしたから来てみたんだ。」
そしたらこのひどい有り様だったと。よくこんな怪我ですんだな…。
俺の中ではこの二人はすでに常人ではない。
…少し前のこと
『やられた…』
山田はいつまでたっても帰ってこない。
逃げられた…いや、一人で逃げる必要は無いはずだ。じゃあ、どこに?
まさか…
受付から出ようとしたときに激しい物音がした。そして聞く者に不快感を与える笑い声。
駆け付けた時にはもう事は終わっていた。
…回想終わり。
で、看護婦さんはいないのか?っと、聞こうかと思ったがやめた。
出て行くタイミングを探していたので少し立ち聞きしていた。
大体、事態は掴める。
「で、動けるのかよ…化け物を追うんだろ?」
勿論、俺もついて行かせてもらう、と強い目で訴えた。
もう傘社の思い通りにはなりたくない。
現在地:病院一階
持ち物:食料 分厚い雑誌 ライター スプレー ベレッタ(12発)
>352 朝倉ーず
>深「うん、知ってる!こっちだよ!」
「おおぅ、元気やねー…うんうん。女の子はこーでなくちゃ」
正直、不安ではあった。子供というのはこういう状況に弱いと思ってたんだが。
…いや、とりあえずの空元気か?そうなら…あんまり無理して欲しくないかな。
「けど、あんまり走ると転ぶぞー?俺は年寄りなんだし、あんまり無理させるなやー」
軽く言っておいたが、先行して化け物に襲われたら事だ。可能な限りは俺が前に出るべきだろう。
「あ、ユーヤだっけ…ユーヤ、支援頼むわ。俺は銃とか多分苦手だしー」
改めて鉄パイプを握り締めながら、後ろのユーヤに言っておいた。
>澪「えっと…鳴神さん、でしたよね?私は朝倉 澪です。よろしく。」
「うぃ、改めて…鳴神 宗佑だ。苗字は偉そうだから名前でいーぞー」
軽く笑って言った。…やっぱり礼儀正しいな。俺が不真面目なだけかもしれないけど。
「お互い大変やねー。やれやれ…倉庫に閉じ込められたのは運が良かったのかー…」
俺は澪っちにそう言っておいた。バイト先の上司がやったことは在り難かったのやらどうやら…
「まぁ、お互い生きてるし澪っちには妹さんいるし…まだ最悪ではねーし、頑張ろうぜー」
…家族、か。無事だったらいいけど…期待しないほうがいいかなー…
「ん…ちょい待ちー。なんか…やばげ」
全員に待ったをかける。『放送室』のプレートが見える廊下。そこに…ゾンビが一体。
他には見えない。廊下は見通しがいいから、自信を持っていえる…筈。
「………ふむ、アレは排除すべきだねー」
一体だけ。しかも後ろからの支援があるのならばなんとかなるかな…
改めて、包丁と鉄パイプを握りなおす。
「ユーヤ、お嬢さんと後ろは任せた。なんとか…してみるさー」
所持品:包丁(使用中一本。カバン内に未使用三本)、鉄パイプ。携帯食料。ボトル飲料水500ml三本
学校の制服(ブレザー)。CDウォークマン。CD少々
場所:学校、放送室前の廊下
状況:ゾンビとサシで勝負する…?
>360
>「ハッ、随分と用意の良いことで・・・テテッ・・」
痛みの混じった笑い声につられて笑ってしまう。
「小説か映画だったらご都合主義って言われるでしょうね。でも、備え有れば憂いなし、ですよ。」
しかし・・・これだけの情報をどこから手に入れたのだろう?
働いている看護婦でも気がつかなかったのだ。
>「まあ、構わんさ。じゃあ、とりあえず・・・北上を探しに行くか?」
「そうですね、1階の受付内にいますよ。階段を下りる必要も無くなりましたね。あそこに・・・」
すっと黒い影が受付から出てくる。思わず銃口を向けそうになる。
>362
>「で、動けるのかよ…化け物を追うんだろ?」
どんな忠告をしても聞かない目だ。それにこんな状況に放り出す訳には行かない。
「動かないのは死人だけです。この街は例外ですがね。これとベレッタを交換してください。」
MP5のストックを延ばした状態で渡す。幸運な事に光学照準装置が着いている。
スイッチを入れて、電源を確認する。赤い光点がくっきりと浮かんだ。
「使い方を説明します。この部分がセレクター。連射、単射、それと3点バーストに切り替えできます。
無駄遣いを避けるため、3点バーストだけにして下さい。引き金を引くと3発だけ発射される。
弾は30発装填出来ます。予備の弾倉は5本渡します。残りの一本はベレッタに使わせてもらいますよ。
この赤い点を敵に合わせてください。そして引き金を引く。後は弾の装填の仕方と構え方を教えますから。」
簡単に構え方と弾倉の交換法を実演する。後は、パニックを起さない事を願うのみだ。
「行きましょうか。私は後方警戒でいいですね。どこから地下に行けるんですか?」
病院を離れる前に、一つだけ確認しなければならない事があった。
すっかり忘れていた。
「あなた達以外に、ここに人はいませんか?死んでしまったとか、行方が解からない人はいますか?」
所持品:ベネリM4ショットガン(7発)、予備の弾23発。ベレッタ(12発)。弾倉2本(MP5から出した弾から補充)
通信機、DVD、ファイル。
状況:病院、1階。 MP5サブマシンガン(30発)と弾倉5本は北上に渡した。
状態:前身打撲。
>362
(音が響いた方向に反射的に小銃を向けそうになるが、北上であることを確認し口に笑みを浮かべる)
どうやら、無事なようだな・・・。
どいつもこいつも、変に悪運の強いことだ。
・・・いや、あの看護婦は別か
うん、あいつは運が悪いな・・・。
>「で、動けるのかよ…化け物を追うんだろ?」
まったく、どこから話を聞いていたんだか・・・。
にしても、随分とまあ、立派な目をするようになったじゃないか・・・。
「あぁ、追うとも・・・まあ、その前にお前に1つ言っておく・・・・・・死なない程度に頑張れ」
(俺は北上の肩を軽く叩いた)
>364
懐かしい、俺も随分と前に無理矢理覚えさせられた・・・。
まあ、そのお陰で今は生き延びてんだけどな・・・。
(後ろで北上に銃のレクチャーをしている、自衛隊員?の方をなんとなく見る)
・・・昔のことを思い出すなんてな、俺らしくないか・・・・・・。
>「行きましょうか。私は後方警戒でいいですね。どこから地下に行けるんですか?」
お、いつの間にかレクチャーは終わったようだな。
奴が後方なら、俺は前方、北上は援護って事か・・・。
>「あなた達以外に、ここに人はいませんか?死んでしまったとか、行方が解からない人はいますか?」
・・・・・・・・・いた様な気がするが・・・。
・・・・・・・・・・・ああ、そういえば・・・。
「凄い筋肉の奴がいたな・・・、アイツがいればさっきのデカブツにも対抗できたんじゃないのか、なぁ?」
(俺はアイツの事を知っている北上に同意を求めた)
持ち物:89式小銃(残弾27発)+バラ弾15発+暗殺用の小型ナイフ+緑色の植物+謎のアンプル+
M79(7発)
場所:病院 1階
状況:全身打撲+多少の出血
丹野君からの返事は無いく、もはや一刻を争う事態だ…
通りを駆け抜けてゆくと前方に2体のゾンビの姿が窺える。拳銃に弾は無い。
俺は覚悟を決めるしか選択肢はなかった。
『っるぁあああああああ!!!!』
取り出した広辞苑を力の限りゾンビの顔面に叩き付ける
もはや迷いも恐怖も無い。よろめいた隙を付き、足を蹴飛ばす
バランスを崩しながら転がっていくゾンビを踏み進み、直進する
残ったゾンビは一体のみ…これなら戦わずに切り抜けられる!!
『ハァ、ハァ・・・あれは………』
もう一体のゾンビの姿を俺は擬視する…いや、間違いない…明らかな軍服姿である
やはり部隊は壊滅していたのだ。今、丹野君を助けられるのは俺だけらしい
俺は軍服のゾンビの横をすり抜けると、再びホールに突き進んだ!!
装備:喪服、COLT .45 M1911A1(弾数0)、広辞苑、携帯電話、無線機
ビスケット袋×2、水
場所:市民ホール周辺
状態:ゾンビと交戦〜ホールに移動
死なないように頑張れ…か。そういうことを言ってくれる人だとは思わなかったな。
>364
>『動かないのは死人だけです。この街は例外ですがね。これとベレッタを交換してください。』
「わかった。」
銃を渡し、新たにSMGと弾倉5本を受け取る。
>『使い方を説明します。この部分が…(省略)』
そして鈴木准尉の説明をよく聞いておく。いざという時にバカはやりたくないからな。
>365
>『凄い筋肉の奴がいたな・・・、アイツがいればさっきのデカブツにも対抗できたんじゃないのか、なぁ?』
偵察人がこちらに同意を求めるような視線を向けている。
「あいつは異常だ。何をどうすればゾンビが破裂するんだか…。そういえば何時の間にか消えてたな。」
あいつなら一人でも生きているだろう。
「急ぐなら放っておいても大丈夫そうなやつだがどうする?」
放っておくって言うのはさすがにまずい事を言ってるかもしれない、人として。
しかし例外はあると思った。
現在地:病院一階
持ち物:食料 分厚い雑誌 ライター スプレー MP5(30発)弾倉5本
「見失った・・ッ!」
>351の断末魔とチェーンソーの唸りを聞き、発信源である工具店へ向かう。
〜移動中@ゾンビ掃除もする〜
とりあえず到着。
「誰かいる!?」
・・・両手に嵌められてる四角い鉄の手錠を、ゆっくりと上にあげてきた。
(やばい・・・殺られる!)
危ないと判断した俺は、反射的に しゃがんだままの体勢で、そのまま思いっきり横に飛び出した。
それと同時に、上げられてたアイツ両手が勢い良くが振り下ろされた。
一瞬、部屋中に大きな音が響き渡った。
・・・ギリギリ避けれたようだ。
すぐに体勢を整え、拳銃を取り出し、アイツに銃口を向け、足を目掛けて発砲した。
衝撃で少しバランスを崩すが、まるで効き目が無い。
(コイツも化け物か・・・!?)
今度は、もう一つの人間の急所である頭を狙い、発砲した。
「アァァッッ!!」
気味の悪い奇声と共に、その場で頭を抑えながら怯んだ。
その隙に、俺は全速力で階段を目指して走って行った。
とりあえず、コイツからは出来るだけ離れよう と階段をどんどん上り続け、
7階まで来て、アイツが追って来てるか確認をした。
・・・どうやら追って来てないようだ。
俺は ハッ!と橘さんの事が気になり、無線機を取り出した。
「こちら丹野です、例の化け物は撒けました。今7階にいます。橘さんは今何処にいますか?」
所持品:携帯電話、懐中電灯、無線機、サバイバルナイフ(ケース付き)グロック18(弾×2発)、マガジン×2 ビスケット1袋(1袋2枚入り) 水のペットボトル(あと約半分)
現在地:市民ホール 7階
状況:例の怪物から離れ、7階の階段付近で、橘さんと会話中。
>361
翔の奴は相変わらずボ〜っとしとる。ええい、我が教え子ながら不甲斐ない。深紅はあんなに
元気やのになぁ。
オッサン二人は校長の死体を見て何やかんやと相談し、部屋を調べ始めたんやが、肝心な書類とかは
燃やされてしもたみたいやな。まあ、ウチには関係ないことやが。
「とりあえず、ウチは乗り物探してくるわ。一通り調べたら、正面玄関に集合してや」
みんなで脱出するには絶対にアシが必要や。大丈夫、心当たりはある。アレが無事やったら
全員で避難所まで行けるハズや。
・・・兵隊さんが引き上げとったら・・・そん時はそん時やがな。
ウチは翔を抱えたまま、学校の駐車場へと走り出した。
所持品:蟷螂の剣x2、自家製火炎瓶x5、ライター、ネームプレートx98
行動:翔を担いで、駐車場へと向かう。
>365、367
>「凄い筋肉の奴がいたな・・・、アイツがいればさっきのデカブツにも
対抗できたんじゃないのか、なぁ?」
同意を求めるように北上を見る偵察人。
>「急ぐなら放っておいても大丈夫そうなやつだがどうする?」
「・・・放って置きましょう。」
思わず疑惑の念が顔に出た。恐らく狂人を目の前にしたような表情になってしまっただろう。
(・・・こいつら・・・まさかこの状況のせいで・・・狂ったのか・・・何にしろ・・・回収目標ではないか・・・)
「このファイルによると霊安室から地下研究施設に移動出来るようですね。」
封印された部屋から手に入れたファイルを片手に呟く。
「さぁ、移動しましょうか。」
所持品:ベネリM4ショットガン(7発)、予備の弾23発。ベレッタ(12発)弾倉2本。
通信機、DVD、ファイル。
状況:病院、霊安室に移動中。
状態:前身打撲。 左腕に切り傷あり。出血は少量。
>371
まるで狂ったような人間でも見るような眼で俺を見るなよ・・・。
「本当にいたんだって、凄い筋肉の奴が・・・」
まあ、信じられないのも無理はないか・・・。
俺だって見てなかったら多分、信じてない・・・。
>「さぁ、移動しましょうか。」
(歩いて行く、自衛隊員?の背中を見て、ふと思い出す)
「・・・忘れてた」
(俺はそう言いながら、自衛隊員?の前に立ち、手を自衛隊員?の額の前に持っていき、
力の限りデコピンをした。あまりに急なことでモロにくらった自衛隊員?は痛そうな顔を
して額を押さえた)
「さっきの顎の一発といきなりの囮の分、それでちゃらにしてやるよ」
(笑いながら言い、前方に歩いて行く)
そういえば・・・今思い出したが、もう一人いたな・・・。
「さっき、思い出したんだがもう一人いた・・・、自分から動きにくい服を着ていたような奴だが・・・。
どうする?探すか?」
持ち物:89式小銃(残弾27発)+バラ弾15発+暗殺用の小型ナイフ+緑色の植物+謎のアンプル+
M79(7発)
場所:病院 1階
状況:全身打撲+多少の出血、地下に移動中
>372
偵察人が振り返るとすっと額の前まで手が上がった。
鋭い痛みが額に走る。
>「さっきの顎の一発といきなりの囮の分、それでちゃらにしてやるよ」
デコピンを食らわせると、笑いながら歩き始めた。
額を抑えながらこちらも笑ってしまった。
>「さっき、思い出したんだがもう一人いた・・・、自分から動きにくい服を着ていたような奴だが・・・。
どうする?探すか?」
「いや、やめておきましょう。放っておくのもなんですが、我々が探した所で見つかる可能性は低い。
それにこれだけの騒ぎです。病院から逃げ出したのかもしれません。一応、この病院にも救助部隊が
くると思います。」
少し考えてからの回答だった。回収目標とは違うが、出来る事なら助けたいが山田あすかを優先したい。
階段を降りると、ボロボロになった地階が見えてきた。
「・・・全部、あの化け物がやったんですかね。」
溜め息まじりに呟く。偵察人と北上は肩を竦めただけだった。
内側から破壊されたような霊安室に入っていく。
見上げた天井には大きな穴が空いている。
「この柩、ですね。と言ってもすでに破壊されてますが。」
恐らくあの化け物が空けたであろう大穴に目をやる。
風に乗って人々が消費した悪臭の匂いが漂う。
手にしたファイルを開き、パラパラとページを捲った。
「下水道に出た後は、巨大なプールに出るそうです。そこから・・・作業用のエレベーターを目指す、と。」
大穴を潜ろうとした時、猫の鳴き声が聞えた。
一匹の黒猫がちょこんと鞄の上に座っていた。
山田あすかの鞄だ。中には医薬品や食料が入っている。
「応急手当をしてから行きませんか?彼女の忘れ物だ。」
抗ウィルス剤と思しき赤い液体の入ったアンプルを素早くポケットに入れた。
所持品:ベネリM4ショットガン(7発)、予備の弾23発。ベレッタ(12発)弾倉2本。
通信機、DVD、ファイル、赤い液体の入った注射器用アンプル。
状況:病院、霊安室内。山田あすかの鞄を発見した。
状態:前身打撲。 左腕に切り傷あり。出血は少量。
>370
分かった。少し遅くなるかも知れんが、そのときは先に行ってくれ。
おっと、銃は渡してもらうよ。
(校長の銃を岩倉から取り上げ、薫がいなくなったのを確認し、
校長の机の引き出しからいくつか鍵を取り出す)
所長室の時からそのままならば・・・・監視用のモニターも残っているだろう。
(本棚の側面に貼ってあるポスターをはがし、その下にあった鍵穴に鍵をさす。
すると壁の肖像画が一つ外れ、その部分にモニターが現れる)
やはり残っていたか。地下研究所は生きているか?
崩壊が入り口だけならいいのだが・・・・・
(本棚の側面の装置をいじって画面を切り替えるが、モニターには
瓦礫だらけになった研究室だけが映り、そこには研究員の死体も見える。
二人とも画面を見て黙り込むが、少しして主任が話しかける)
副所長殿・・・・死んだ・・・ながまのだめにも・・・・・
このけんぎゅうを・・・発表じましょう。それが・・・最善の方法でずよ・・
(主任の言葉に少し驚きながらもそれに同意する)
そうか・・・そうだな。研究結果は我々全員のものだ。彼らの為にも世に出さなければ。
研究資料はその木箱に入っているし、どうにかなるな。よし、そうしよう。
(校長の死体に手を合わせた後、校長室を出て玄関に向かう)
>372
偵察人が言って気がついた。
「そういえばあいつも急にいなくなってたな。」
確かここに入院していてらしく山田も知っているようだったな。
チャぺス…とか言っていたような…。
>373
>『いや、やめておきましょう。放っておくのもなんですが、我々が探した所で見つかる可能性は低い。
それにこれだけの騒ぎです。病院から逃げ出したのかもしれません。一応、この病院にも救助部隊が
くると思います。』
救助隊も呼んであるのか。それなら少し安心だ…。
あのすごい筋肉な奴と一緒にいてくれればもっと安心な気もするが。
地下に着くとそこはすっかり荒れ果てている。
>『・・・全部、あの化け物がやったんですかね。』
鈴木准尉は溜め息まじりに呟いた。
まったくどこまで元気のいい奴なんだ。まぁ俺達もそんな奴を倒しに行こうとしているわけだが。
鈴木准尉について行くまま霊安室に入る。
やっぱりここには秘密があったんだな。ん?鳴き声…
よく見るとそこには鞄の上に乗っかっている猫がいた。
>『応急手当をしてから行きませんか?彼女の忘れ物だ。』
山田のか…。今あの化け物はどこまで進んだのだろう。
「手伝う。俺は怪我ないし。」
とりあえず偵察人の止血を始める。
現在地:病院地下、霊安室
持ち物:食料 分厚い雑誌 ライター スプレー MP5(30発)弾倉5本
>368
工具店の奥、大きな血だまりの中に左腕を失った西村が倒れていた。
発症した左腕は……見当たらない。
「………………」
西村はピクリとも動かない。
右手にはエンジンがかかったままのチェーンソーが握られている。
……奇妙なことに、西村の脇から何かが引きずったような血の跡が工具店の奥、倉庫の扉まで続いている。
西村:左腕切断、生死不明。
発症した左腕:消失。
>376
問答無用でチェーンソーの電源を落とす。
脈をチェックする。
生存していれば止血を試みる。
(・・あの左腕は?)
駐車場に辿り着いたウチ。目当ての乗り物はどうやら無事やったみたいやな。
低学年の生徒の為に用意された送迎用のスクールバスや。
車体には、象やらキリンやらが明るいタッチで描かれとる。血がこびりついとるんは・・・まあ、
ご愛嬌やね。
翔を適当な座席に着かせ、教員全員に支給されとったキーでバスを動かす。
横倒しになっとる車が邪魔やが、まあ何とかグランドまで乗ってけるやろ。
あの中にバスの運転できる奴居るかなぁ・・・隼置いて行くんは嫌やでホンマ。
>377
出血は激しいものの、弱くも確かに息をしていた。
ただ、非常に苦しそうな顔だ。
雪香がチェーンソーを停止させる。
すると、西村は微かに目を開いた。
「……………倉庫……奥…………」
絞り出すような、苦しみに満ちた掠れた声。
「……………………逃げ………やがった……アレ……は………」
そして、静かに目を閉じた。
「………アレ……は……生きて……る……成長して……る……」
ふっと、西村の力が抜ける。
「……アレ……の始末……頼む……無理なら、逃げ…ろ……アレは………化け物だ……」
西村:なんとか生存、出血多量。
左腕:逃走?
(作戦地域を探索中に工具店内で倒れている>376西村を発見)
隊員1「対象を発見した。工具屋の中だ!」
(声が聞こえた隊員が工具店の前に集まってくる)
隊員2「しかし・・・どうも様子がおかしい。動かないようだが・・・・」
隊員3「そんなことはどうでもいい。攻撃準備をするんだ。無反動砲、手榴弾準備しろ」
隊員2「待て。中にもう一人誰かいるぞ!あれは感染者ではないように見える。
もし市民だったら誤射、殺害で我々はマスコミの格好の的だぞ?」
隊員1「よし、俺が先に行って調べてくる」
(小銃を構えて工具店の裏口から店内に侵入。売場に回り西村の腕が無いことに気づく)
隊員1「誰か医務官を呼べ!感染部は完全に切除されている。西村氏自身は無事だ!」
(正面入り口から大声で叫ぶと、店外にいる無線手が連絡し、他の隊員がこちらに走ってくる)
隊員1「あなたは・・・感染者ではないですね。ここで何をしていたんですか?」
(>377雪香に話しかける)
>369
>「今7階にいます。橘さんは今何処にいますか?」
俺が市民ホール中央の扉を開け放つと同時に、無線機に連絡が掛かって来た
やはり此処はもう、避難所としては機能しない…
丹野君を連れて何処か別の安全な場所を確保しなければならない
『ああ、今到着した!!7階だな、すぐ行く!!』
無線機から一瞬顔を上げる…ちっ、奴等だ
丹野君を待たせるのも危険だ。早めに決着をつけなければ!!
『奴等が出て来やがった…悪いが少し遅れる。危なくなったら俺に構わず逃げてくれ!!』
丹野君の返事を聞かぬまま、俺はゾンビの斜め反対方向に走り出した
設置されている大きな鉢植を手に取り、半狂乱に振り回す、振り回す
ゾンビが一瞬の怯みを見せるのを確認すると、俺は思いっきり鉢植を投げ付けて再び走り出した…
恐らくホールにはまだまだ多くのゾンビが息を潜めている筈だ…
いちいち構っていても良い事は起こらない。必要なのは脱出のみだ
『5階、6階、7階…』
階段を登り終わり無線機を取り出す…と、その時である
後ろの階段から鎖の音と共に背丈の小さい人間らしき物が異常な速さで駆けて来る
手首には錠…服装も顔も明らかに他のゾンビとは違う…俺は恐怖を覚えた
『なんだコイツ?!』
俺が言うと同時にその「何か」は両手を振り上げていた
咄嗟に腕で頭を庇うも、激痛と同時に血飛沫が上がる…刃物?
いや違う別の…これは…触手?
3m程離れた階段の上に、たった今切断された左腕が転がっていた
装備:喪服、COLT .45 M1911A1(弾数0)、広辞苑、携帯電話、無線機
ビスケット袋×2、水
場所:市民ホール・7階
状態:謎の化け物と交戦〜左腕を失う
>379
「よかった・・」
止血を試みる。
「・・まさか、アレはひとりでに動いてるの!?」
>380
「彼を追いかけてね。
後、この店の倉庫の奥に傘社の兵器がいるみたいです。
・・ひょっとすると、『左腕』かもしれませ・・」
人ではない移動音に気づきその方向に銃撃。外したが、左腕は店の隅に追いやった
>310
「広川さんに斉藤さんか、じゃ、取り合えずよろしく」
二人の手を差し出し、握手をする。
この二人は見た目より善い人達なのかもしれない。
何故かそう思った。
>306
「あっ、薫さん」
声のする方に目を向けると薫さんと、女の子が二人に男が一人歩いてきた。
「薫さん、その子達は・・・」
話しかけようとした時、広川さんが既に薫さんと話していた。
「・・・・・まぁ、本人達に聞けばいいか・・・」
>330
どうやらこの三人は学生らしい。
薫さんが必要以上に機嫌がいいのはそれが理由だと思ったからだ。
その時、こんな所まで悲鳴が聞こえてきた。
「なんだ?!」
俺がそちらを向こうとした時既に薫さんと広川さんが走り出していた。
>『ええか男二人! 死んでも深紅は守るんやでぇぇぇぇ!!』
「りょ、了解!!」
>363
取り合えず、薫さんが連れてきた澪ちゃん、深紅ちゃん、鳴神君と放送室に向かう事になった。
途中、鳴神君に後方の支援を頼まれ、適当に頷いておいた。
今は、三人ともお互いの自己紹介など雑談をしながら放送室に向かっている。
「まったく・・・」
緊張が見られない事に苦笑してしまう。
だが、そうする理由も知っている。
だから止めない事にした。
と、その時鳴神君が指示を出した。
どうやらゾンビが出たらしい。
見たところ一匹のようだ。
「ふぅ・・・まったく」
>『ユーヤ、お嬢さんと後ろは任せた。なんとか…してみるさー』
そのままゾンビに戦いを挑もうとする鳴神君を止める。
「その必要は無いよ」
そのまま鳴神君を前に出る。
「この子達の日常をこれ以上壊さないでくれ・・・」
聞こえない程度に呟くと、銃の引き金を引いた。
ゾンビは頭を撃ち抜かれ、倒れた。
所持品: ザウエルP220(残弾3)+マガジン×5 ワルサーP99(残弾2)+マガジン×3
ライター 包帯 折り畳みナイフ
FNミニミのマガジン×4のみ コンバットナイフ 手榴弾×1
(>383雪香の話を聞いて)
隊員1「傘の生物兵器ですか。左腕?左腕とは・・・・」
(雪香が銃を撃った方向に小銃を向けるが、ひるんでいるのを見て、
商品棚を『左腕』の上に倒し、動きを封じる)
隊員1「ここは危険です!動きが止まっている間に早く逃げましょう」
(雪香に逃げるように言い、西村を背負って店から出る)
隊員2「うわぁ!う、腕が・・・・」
隊員1「これくらいで驚くな!それよりも医務官はどこだ?」
隊員3「そこのトラックだ。早く乗れ。司令部まで撤退するぞ」
(隊員1がトラックに西村を乗せてきてから雪香に話しかける)
隊員1「あなたも早く乗ってください!詳しい話は司令部のほうでします」
>385
「了解ッ!」
右腕を警戒しつつトラックに乗車
>373
ここまで荒れていると帰って清々しいな・・・。
(そんあ呑気なことを考えていると猫の声が響いた)
お、黒猫・・・。
こいつ・・・あの時のか・・・?
(黒猫の下には鞄がある)
あの・・・看護婦のか・・・。
(鞄に真っ先に近づいた自衛隊員?が何かを素早く抜き出し、ポケットにしまう)
なんだ?今のは?・・・赤い、何か・・・液体?
ま、いいか、とりあえず・・・俺には関係ない・・・。
>『応急手当をしてから行きませんか?彼女の忘れ物だ。』
「まあ、映画で言うところのラストバトル前ってとこか?」
(俺は笑いながらそう言った)
>375
>「手伝う。俺は怪我ないし。」
(そう言い北上は俺の怪我の止血を始める)
・・・・・・やってくれるのは、ありがたいんだが・・・。
包帯の巻き方がメチャクチャだ・・・。
「・・・おい、一生懸命やってくれているとこ悪いが・・・自分で止血ぐらいは出来る・・・」
(俺は北上から包帯を取り、消毒し、自分で素早く巻きつける)
これぐらいは朝飯前ってな。
(残った包帯を自衛隊員?に投げ渡す)
そういえば、あの看護婦・・・タバコ持ってたよな?
(看護婦の鞄の中からタバコを取りだし、同じく鞄の中にあったライターで火をつける)
・・・・・・、マズイ・・・。
いつも、吸うたびに思うけど不味いな、最高に不味い・・・。
(俺の近くで煙たそうに顔をしかめている北上に向けてタバコを差し出す)
「吸うか?気分は落ち着くらしいぞ・・・」
俺はタバコを吸って落ち着いたことは無いけどな・・・。
持ち物:89式小銃(残弾27発)+バラ弾15発+暗殺用の小型ナイフ+緑色の植物+謎のアンプル+
M79(残弾7発)
場所:病院 1階
状況:全身打撲+多少の出血、タバコを吸い休憩中
>348
(簡潔な作戦会議が終わる。隊員たちが一斉に敬礼をした。
周囲の隊員に寸分も遅れることなく、同じ様に敬礼をする。
ふと川崎を見る。指先までぴしりと決まった、これも見事な敬礼だ)
…素人にしちゃいやに綺麗だなぁ…。
(隊員たちが整然とトラックや装甲車へ乗り込んで行く。
こちらも通信士や隊長と共に指揮車へ乗車する。
すぐに全員が乗車し終え、先発の車両が隊列を組んで走り出した)
>380
(周囲の掃討があらかた終わり、探索に入ってすぐに指揮車に通信が入る。
現場へ駆け付けるとちょうど西村が運び出されているところだった。
数人の自衛官と共に、雪香も西村と同じトラックに乗る)
あっちはいったん下がるのかな…?
「俺達は…ここで『やる』のか?」
(中隊長へ声をかける。前方の建物から何者かが出てきそうな気配はない。)
>>382 俺は、心配をしながらも階段からちょっと離れた所にある案内地図を見ながら橘さんを待っていた。
コツコツコツ・・・
微かに階段の方から足跡がした。
(橘さんが来たのかな?)と思い、階段の方に向かって行った。すると・・・
アイツがいた! いや、もう一人倒れてる人がいる・・・橘さん!?
大量に出血をしている・・・左腕を怪我をしているようだ。
俺は、即座に拳銃を取り出し発砲しようとするが、弾が出ない!
マガジンを交換してる暇なんて無い!
アイツが、両手の手錠をあげて、 橘さんを殺そうとしている!
「・・・やめろおおおお!!」
俺はアイツに全力でタックルをした。
アイツは勢い良く吹っ飛び、ゴロゴロと階段を転げ落ちた。
俺は直ぐに橘さんの怪我を確認した。
・・・左腕が無い!?
凄い驚きながらも、上に着ているパーカーを急いで脱ぎ、出血してる部分に巻いた。
「橘さん!!大丈夫ですか!?」
>348
作戦会議が終わり、隊員たちが一斉に敬礼をした。
・・・・一応、敬礼しとくか・・・・・ん?・・・何故だろう、懐かしい感じがする・・・・・・
>380
(前方の建物を警戒しながらシノザキの斜め後ろに立ち、中隊長の
指示を待っている・・・・・・)
持ち物:USP7発(12発弾倉8個)、S&W M49(通称ボディガード)5発 、64式小銃(残弾20発)、9mm拳銃(9発+1)9発入り弾倉×2
コンバットナイフ、グルガナイフ、煙草、ライター
状態: 眼鏡装着 、ヘルメット装備、カバンに黒猫、(自分の過去を気にし始める)
広大な地下格納庫、戦闘ヘリからジェット輸送機までもが配備された空間の中央で彼は女を下ろす。
別に拘束するような真似はしない。ここが培尾市の中でもっとも安全、かつ脱出に一番近い場所
であることは誰の目にも明らかであろうからだ。
もはや逃げ出した所で避難は間に合わないだろう。ならば彼女が生き延びるには、彼が操縦する
機体に乗っての脱出しかない。それくらいは分かるはずだ。
「・・・ご苦労様でした。二時間後には培尾市への空爆が開始される予定です。脱出は90分後、
それまでは自由時間としましょう・・・好きになさい」
絶対者からの声に頷き、跪き、彼は歩き出す。
・・・さっきの奴らには地図を残して置いた。しばらくすれば来るだろう。
待つのは好きではない。彼は別の生存者を探すことにした。
(シノザキに話しかけられて)
中隊長「そうなります。あれは危険だ。生き残っていては絶対にこの街から出て行くでしょう。
それだけは国民の為にも我々が防がなければならないのです。全員攻撃準備!」
(周囲にいた隊員が持っている武器を構え、装甲車も機関砲を工具店に向ける)
中隊長「まだ撃つな。しっかり狙え。確実に当てるんだ。よし、撃てぇー!!」
(機関砲や小銃、機関銃などが工具店に向かい一斉に攻撃を開始)
中隊長「射撃やめ!無反動砲前へ!手榴弾構え!」
(中隊長の号令に合わせ、工具店に無反動砲が撃ち込まれる。
さらに爆発が収まってから他の隊員が手榴弾を投げ込む)
中隊長「ここまですれ・・・・・ん?くそっ!化け物が・・・・」
(崩れかけた工具店からずるずると這い出てくる腕を見て叫ぶ)
隊員「う、うわぁぁぁ!!!」
(一人の隊員が錯乱して小銃を撃ちながら突っ込んでいくが、
腕から伸びた触手に首をはねられる)
中隊長「畜生!撃て!絶対にここで食い止めろ!」
>380 >387
『左腕』はずるずると床を這うようにして自衛隊に接近する。
そして、その眼前で『立ち上がった』。
………それはすでに『左腕』としての原型を留めてはいなかった。
……いや、『身体』はまだ西村の左腕を模していた。
体長はゆうに2メートル。
巨大な爪を持つ『左腕』を本体に、不気味な触手が絡み合って『右腕』が出来ていた。
「…………化け物……が………」
自衛隊に運ばれていた西村が、ぼそりと呟いた。
放送室の前にいたゾンビを倒した後、俺が先頭で扉を開ける。
「うっ、これは酷い・・・」
放送室は血が辺りに飛び散り、腕やら足やらが転がっていた。
恐らくはゾンビに喰われたのだろう。
「鳴神君、少しの間朝倉姉妹と一緒にいてくれ」
そのまま扉を閉める。
機械の方へと近づき、マイクのスイッチを押す。
少し不安ではあったが、問題は無さそうだ。
深呼吸をし、マイクに喋り出す。
「この学校で生存者がいるなら出てきてくれ。もし出られない状況なら何か合図を出してくれ」
もしかしたら生きている者が居ないかもしれない。
だが、それでも小さな希望がある事を祈り、呼びかける。
「取り合えず、正面玄関の前を集合場所にする!!生存しているなら必ずそこに来てくれ!!」
喋り終りマイクのスイッチを切り、放送室を出る。
外で待ったいた三人に話しかける。
「取り合えず、一度この学校を全部見て回ろう。それから鳴神君にコレを渡す」
右手に持っていたザウエルを鳴神君に渡す。
所持品: ワルサーP99(残弾2)+マガジン×3
ライター 包帯 折り畳みナイフ
FNミニミのマガジン×4のみ コンバットナイフ 手榴弾×1
【機関砲の発射を止めるヘリ。ケンシロウの居た地点は煙に巻かれ粉々となり、
ケンシロウは陰も形も無い。ヘリはケンシロウの死体を確認する為煙が晴れるのを待つ。
だが………】
何度でも言おう、北斗の拳の前に近代兵器など無意味だ。
【ヘリの真上にはゾンビを両脇に抱え、いつの間にか移動した
ケンシロウが屋上のふちにいた。ゾンビはケンシロウに噛み付こうとする、しかし無駄】
協力してもらうぞ、せめて苦しまん事を祈れ。
【ケンシロウはそういい残すとゾンビを二匹ともヘリのプロペラ部分に落とした……そして…】
(グシャァァァァ──…!!)(ブショォォォォ──…!!!)
【真下で血粒が飛び散り、ゾンビの肉や服が絡まったローターはそのまま地面へと落下していった…
ケンシロウはそれを最後まで見ずに振り返る。】
貴様等外道に火葬はぜいたくすぎたな…。
【ケンシロウの背後で派手な爆発が起こった】
持ち物:ヌンチャク 水 保存食
場所:病院 屋上
状況:多少傷を負いながらも、戦闘ヘリを破壊
>387、375
>「まあ、映画で言うところのラストバトル前ってとこか?」
ニヤリと笑って自分の腕に消毒液を振り掛け、包帯を巻く。
北上が真剣な表情で偵察人の止血を初めていた。
「ラストバトルですか?そりゃ貴方だけじゃないんですか?
下手すりゃ救助活動を延々と続ける可能性だって出てくる。」
よくもまぁ・・・スラスラと嘘が言えるものだ、と自分に驚いた。
北上に差し出された煙草を引っ手繰った。火を素早くつけ、たっぷりと吸い込む。
24時間ぶりの煙草といったところか。クラクラと軽い眩暈を感じ、口の中がベタつく。
「中毒者だけです、落ち着くのは。毎朝起きて煙草を吸うたびに思いますよ。
なんでこんな不味い物を吸うんだろう。さっぱりいい気持ちで目が覚めるのに
1本吸えば口の中はベタベタになる。もう止めようと思う。でも止められない。
朝起きて1本吸ってしまえば・・・次の一本が恋しくなる。」
病気ですね、と呟いて笑う。
「さて、こちらの治療は終わりました。ボチボチ行きますか・・・」
止血の終わった偵察人と北上の目を見ながら言った。
偵察人を先頭に下水道に降り立つ。
下水は殆んど流れていない。微かに・・・血の混じった下水だが、誰も気がつかなかった。
研究施設のある方角を目指して歩き続ける。
所持品:ベネリM4ショットガン(7発)、予備の弾23発。ベレッタ(12発)弾倉2本。
通信機、DVD、ファイル、赤い液体の入った注射器用アンプル。
状況:病院を抜け、下水道を移動中。
状態:前身打撲。 左腕に切り傷あり。治療済み。
巨大な何か食い千切られたような死体が複数転がっている。
中には腕や足だけの物もある。
血に覆われた手帳と巨大な拳銃が落ちている。
10/28
数年前に起きたアメリカ研究所の事故以来ロクな事がない。
あの時は、後始末に追われて一時的に研究も中止されていた。
あのドサクサで辞めちまえば良かったんだ。
10/29
自衛用に50口径の拳銃だと?
完全武装のUSSの連中でも派遣してくれればいいんだ。
デュランのクソバカが出世しなけりゃこんなクソ任務にも着かないで
済んだんだろうが・・・
酷い匂いで鼻がもげそうだ。おまけに清掃作業員の服もサイズが合ってない。
さっさと帰ってシャワーを浴びたいもんだ。
10/30
状況は最悪だ。頭も上げられねぇ。
イーガンもチャンの奴も死んじまった。
ハンターを逃がしたバカな研究員は半殺しにしてやった。
ヘリは有るがパイロットもいねぇ。どうやって脱出しろってんだ?!
軍隊と喧嘩するヒマで自分の所の社員を助けろってんだ。
やっぱりデュランはクソバカだ。優先順位ってものを把握してねぇ。
だが、地上はもっと酷いらしい。救助が来るまで待つのが利口ってもんだ。
あのクソデュランがいるなら、地上だろうが月だろうが俺達とっちゃ地獄だぜ!
10/29
前言撤回。ここも酷い。50口径のマグナムでも殺せない化け物がいるってどういう事だ?
死体から武器を回収し様にも飲み込まれちゃどうしようもない。
ワクチンがあったのがせめてもの救いだ。
廃棄された下水処理施設に入るのにカードキーが必要だなんて聞いてねぇ。
10/30
あの化け物は見たことがある。
タ(血で読めない)ろう。
女を背負ってやがった。救助だとばっかり思ったんだが。
あのクソワニを素手で殺した時は、本当に助けだと思った。
畜生、腹を食い破られて長くねぇ。
ヨシダとキムを食い殺したあのクソワニを殺してくれた事にだけは感謝してやる。
プールに浮かんだあのクソの死体を見ながら死ぬ事にする。
神様が少しはマシな上司である事を祈る。
悪魔でも構いやしねぇ、あのクソバカよりマシ(ここで手記は途切れている)
>389
『大丈夫…じゃないが、がっ…逃げるぞ!今は…』
朦朧とする意識の中で、俺は身を起こすと階段の方を見つめていた
あの化け物が再び、唸り声と共に駆け上ってくる
時間が無い…時間が…無い 早く 逃げ ろ っ
航空自衛隊基地内
パイロット「さて、さっそく行くか。爆撃なんて上も何考えているか・・・・」
呟きつつ戦闘機の格納庫へ向かう。しかし何者かが背中に何かを突きつけ話しかけてくる。
彼にはそれが銃だと言う事が瞬時に分かった。
?「動くな。さっそくだが君に指令を出した者の名を言ってもらおうか」
パイロット「・・・・だれだ?」
?「質問しているのはこっちだ。何なら一発撃ってもいいんだぞ?」
パイロット「分かった。私に指令を出したのは対策本部の・・・・」
話している途中にパシュッという乾いた音とともに頭上の蛍光灯が一本破裂する。
?「嘘をつけ。私は君の正体を知っている。傘の私兵だろ?」
パイロット「そこまで知られちゃしょうがない。分かった、話す。
私は確かに傘社私兵部隊に所属している兵士だ。指揮官はデュランという男だ」
?「その男が・・・培尾市に細菌を撒いて私兵を派遣したのか?」
パイロット「ああそうだ。しかしあんたこそ何者だ?工作員か何かか?」
話しかけながら腰に下げていた拳銃を抜こうとした。
しかしそれよりも早く自分の頭に鉛弾が撃ち込まれる。奴が見えた。
スーツを着ていて白髪混じりの頭で、どこかで見た顔だ。誰だっただろう?
?「工作員ではないよ。私はただの政治家さ」
そうか、思い出した。どうやら官邸での作戦は失敗だったようだ。
?「爆撃だけは阻止させてもらうよ。まだ早すぎるんだ」
とても寒い…
「う……。」
重い瞼をゆっくり開けると、そこは病院ではなかった。
何かの機体の中にいるのは分かる。けれど、そこが何処なのか検討がつかなかった。
薄暗く、冷たい空気に身体を震わせる。
「寒い…。」
呟いてみたが何の気配も無い。
誰もいないのだろうか?起き上がろうとしても身体が動かない。
「風邪…ひいたらどうすんのよ…」
悪態をつくと、再び瞼を閉じる。
下手に動き回って体力を消耗するのは賢くない。
それに、これがあの自衛官の言っていた救助なんだろう…。
所持品:なし
現在地:地下格納庫内のジェット輸送機の中
状態:左肩負傷、全身打撲。プロト・クロノスに『回収』されたとは気付いてない。
>>398 >『大丈夫…じゃないが、がっ…逃げるぞ!今は…』
俺は黙々と、拳銃のマガジンを取り替えた。
「・・・橘さん、その体でアイツの足から逃げるのは無理です。なので、俺が時間を稼ぎ、アイツを引き付けます。その間に逃げてください。」
ムクッと起き上がって来たアイツに銃口を向けた。
「また運良く生きて再会出来るかわかりませんが、どうかご無事で・・・。」
と言いおわると同時に、アイツがこっちに走ってきた!
俺は直ぐに、アイツの足を目掛けて発砲した。
運良く当たり、バランスを崩したアイツは再度階段を転げ落ちた。
「は、早く行って下さい!」
グランドを走り、スクールバスを正面玄関まで持ってきたウチ。
カーラジオからは>206のような情報が延々と流されとる。間に合ってくれよホンマ。
ウチは盛大にクラクションを鳴らし、拡声器で呼びかけた。
「お〜し、みんなこのバスに乗るんや! 全員集合したら脱出するでぇ!・・・で、誰かウチ以外に
バスの運転できる人居らへん?」
まだ隼に未練があるウチ、だって買うたばっかなんやもん。
所持品:蟷螂の剣x2、自家製火炎瓶x5、ライター、ネームプレートx98
行動:学校正面玄関前、バスの拡声器で校舎のみんなに呼びかける。
>392
(銃口が次々に工具店へ向けられる。号令と共に一斉に射撃が開始された。
弾幕が収まった直後にカール・グスタフが撃ちこまれ、間を置かずに手榴弾が投込まれる。
店舗が半分ほど跡形もなく吹き飛び、残った半分も大分傾いでいる)
俺がガキの頃作った『秘密基地』の方がマシな感じだな。……まだ生きてやがる。
(埃の幕の向こうに影が見える。『ト』の字をひっくり返して歪めたようなシルエットだ。
錯乱したらしい隊員が這い出てきた『腕』に突っ込んでいくが、一撃で首を跳ね飛ばされる。
中隊長の号令のもと、再び銃撃が開始されるが、12,7mm以外の弾は全く通用していない。
その機銃弾ですら角度によっては弾かれているようだ。着弾の衝撃は止めきれないらしく、
地面に転がって起き上がれないでいる。のた打ち回りながらも変異を続けているようだ)
こりゃあいつの息の根止まる前に弾が切れそうだな。無反動砲は弾切れか?
対戦車用の弾を直撃させられれば、さすがに効くんだろうが…。
バラバラバラバラバラ・・・
凄まじい爆音を周囲に響かせながら、「US ARMY」の文字が
書かれた一機のヘリが小学校に近づいていく・・・
ヘリは10人程の兵士を降ろすと、すぐに飛び去ってしまった。
(薫の拡声器の声を聞いて)
主任、君はバスの運転はできるか?
私は大型車はほとんど運転してないからおそらく無理だ。
(主任が横に首を振る)
そうか、分かった。とりあえずバスのほうに向かおう。
しかし本当に騒がしい時代になったものだ。
(玄関に向かう途中、外にいる米軍ヘリを見つける)
自衛隊・・・いや、米軍のようだが救助か?
いや、ラジオじゃ救助隊に陸自以外の部隊が居るとは言っていなかったな。
そうすると・・・
(主任が抱えている木箱を見る)
どっちにせよ、あの軍人達は我々に友好的ではないようだな。
主任、急いでここから逃げるぞ。
>401
俺は出血部分を抑え、無我夢中で走り出した
後ろからは銃声と化け物の呻き声が聞こえる
痛みは感じない
『ハァ…ハァ…止血っしな…いと…』
俺は「管制室」と書かれたドアを勢い良く開けた
錯乱し、止血器具のあるような部屋には辿り着けなかった
その場に凭れ掛かると、まずは呼吸を落ち着かせる…
・・・当てもなく彷徨うのは非効率の極みだ。
手近なゾンビを殴り潰し、彼は廃墟と化した街中を歩く。
「・・・ふむ、培尾小学校に向かってみてください。すでに放棄された研究所なのですが、研究員の
ほとんどが行方不明となっています。・・・まあ、何かがあるとは保障できかねますが」
彼は頷き、走り出した。目指す場所は決まったのだ。
隊員1「Holy Shit!お前が人影を見たって言うから降りたんだぞ!」
隊員2「うるさい!さっき本当にバスから声が・・・」
隊員1「よし、それならそこに行こうじゃねえか!だが誰も居なかったら
腕立て60回だからな!」
隊員3「生存者を見つけたらさっさと連れて帰ろうぜ」
〜現在バスの方へ移動中〜
>鳴神くん&神丘さん
なにもわからない、なにもできない。
しかし、それを悔しいと思う余裕もない。
今は信用できる、生きている人間に頼るのが一番だ。
もちろん、深紅に危険が及び、自分にしか救えない場面に出くわせば
澪は身体を張って助けるつもりだ。
しかし、何度見ても慣れはしないはずだと思ってはいたが、
今思うと慣れたいとも思わない。
放送室前のゾンビを見つけ、鳴神が前にでようとしたのを神丘がとめ、
銃を構える。澪は何も言わずに深紅の頭を正面から抱きしめ、
自分の胸でその視界を覆う。
乾いた銃声が響き、何かが飛び散る音がする。
…次からは耳も塞がなきゃ…。
放送室の中には入らなかった。神丘さんの放送が終わると
外から薫の声が聞こえる。
澪「これって…薫先生の声…だよね?」
>408
おや、米兵さんや。ラジオでは来とるとは言うてなかったがなぁ・・・まあ、ええか。
「お〜い、オッサン二人! 何アタフタしとんねん。とりあえず、救助みたいやで」
>405にそう言うて、ウチは必要以上にニコニコしながら、バスから降りて米兵さん方に近づく。
「あ〜、ちょっと待ってくれへん? まだ校舎内に生存者が居るねん」
・・・日本に来とるんやさかい、日本語分かる奴くらい居るやろ。
何とか、無事に脱出だけはできそうやな。
・・・前言撤回、グランドの隅に黒くてゴッツイ人影>407が見えたわ。
体格からして人間には見えへん・・・何や、えらいヤバそうや・・・
緊張の連続から多少なりとも開放されたからだろうか。
…少し意識を失っていたようだ。
有り体に言えば眠ってしまっていたわけだが。
>404
耳に入る爆音。
さすがに目を覚ました僕の目に入ってきたのは何だか見覚えのあるような車内だった。
どうにも状況の変化についていけない。
「ここは…」
>410
窓から外を見る。
どうやら学校の正面玄関口に停まっている車の車内にいるようだ。
雑音交じりの人の声。カーラジオから聞こえてくるのだろうか。
そこまで頭が働いたとき、誰かが車から降りていくのが見えた。
見覚えのある後姿。
とりあえずその姿を良く確認しようと席を立ったとき、不意に窓に向けた視線が10名ほどのこちらに向かってくる人影を捉えた。
…軍人?
着ている服や持っている装備。それらからすぐに連想できた。
つくづく今の状況が良く分からない。
またしても成り行きをうかがうしか出来そうにない僕は、そのままこちらに近づいてくる人影をじっと観察していた。
徐々に近づいてくる人影。と、そこで視界の端に何か黒い影が映りこむ。
妙に不安感を煽るそれにすっ…と視線をずらしてみた。
>407
黒く大きな人影。まだ距離があるためそれ以上はよくわからない。
校門からグランドを横切って近づいてこようとするそれを視界に収めたとき、僕は何か息苦しさすら覚えた。
さらに悪いことに、それだけではなかった。
その大きな人影を追うようにして、大きく赤黒い、そしてどこかカタチの歪な犬が十数頭。
校門から群れをなして校内へ侵入してくるのが見えた。
下水道を抜けるのは呆気ないほど簡単だった。
流石にラグビーボールほどもあるネズミの姿を見た時は化け物だと思ったのだが。
赤く滑ったプールという名の廃棄施設があるだけだ。
傍にある死体は出来たてのものらしい。食い破られた臓器からまだ湯気が立っている。
偵察人は拳銃を、そして准尉は手帳(>397)を拾う。
(・・・不満の無い・・・上司なんぞ・・・どこにもいないってのに・・・)
50口径の拳銃でも死なない化け物?
プールの脇を通り過ぎた時、ゴボリ、と音を立ててプールが盛り上がった。
巨大な牙と顎を持った爬虫類だった。
そう、爬虫類だった死体。首で千切られたような死体。
巨大なワニの死体だ。大昔に見た映画を思い出す。
ハゲを気にする刑事だか探偵が巨大なワニと戦う話だ。
「ラストバトル・・・では無いみたいですね。死んだのはついさっきみたいだ。」
手帳に目を落とす。腹の中を探ればかなりの数の銃が見つかるだろう。
そして手足を失った死体も。
「彼女と巨人がここを通った時にはこの男も生きていたようだ・・・」
剥き出しになった内蔵に手を触れる。まだ、暖かい。
「さて、後はこの階段を下りるそうです。後は・・・手掛かり無し。」
所持品:ベネリM4ショットガン(7発)、予備の弾23発。ベレッタ(12発)弾倉2本。
通信機、DVD、ファイル、赤い液体の入った注射器用アンプル。
状況:プールサイド脇の階段を下りている。
状態:前身打撲。 左腕に切り傷あり。治療済み。
学校の敷地内に足を踏み入れる。グランドにはバスが停車しており、その周りには十人以上の人間の
姿があった。
・・・米軍? 一体何をしに来たんだ?
そんなことはどうでもいいか。人数は多い方が遊び甲斐がある。
校門から犬の死体の群れが雪崩込んできた。彼には目もくれず、まっすぐに生存者達へと向かう。
・・・面白くなってきた。誰が一番楽しませてくれるのかな?
品定めをするかのような、ゆったりとした足取りで、彼もまた生存者達へと近づいていった。
学校内を見回ろうとした時、薫さんの声が聞こえてきた。
朝倉姉妹の深紅ちゃんも薫さんと言ったので間違いないだろう。
「ちょうどいいや、このまま正面玄関に向かおう。俺、一応バスも運転できるし・・・」
その時どこからかヘリの音が聞こえてきた。
窓から顔を出し、空を見る。
「アレは・・・・・・米軍の・・ヘリ?・・・何故こんな所に・・」
疑問を口に出す前にヘリから十人程ヘリから降りる。
そのまま真っ直ぐにバスへと向かっていく。
「・・・変だ・・米軍がこんな危険な所に来るなんて・・・」
政府が応援を頼んだのかもしれない、だが何故か俺はそうとは思えなかった。
「とにかく早く薫さんと合流し・・!!」
そこまで言って、体に悪寒が走った。
三人は突然言葉を切った俺に訝しげな視線を送るが、俺はそれどころではなかった。
校門から来るーーー漆黒の巨人。
その存在を眼に焼き付けてしまったから。
「・・・・・・三人とも、今から走って薫さんと合流する。いいかい?米軍の兵士に構わずバスに乗るんだ」
そのまま窓から顔を出し、大声で叫ぶ。
「薫さん!!そこから離れるんだ!!早く!!米軍の兵士に構わず早く!!」
叫ぶと同時に三人にも叫んだ。
「走れ!!早く走るんだ!!」
所持品: ワルサーP99(残弾2)+マガジン×3
ライター 包帯 折り畳みナイフ
FNミニミのマガジン×4のみ コンバットナイフ 手榴弾×1
状況:正面玄関に朝倉姉妹と鳴神と一緒に向かう
>406
俺が大声を出した後 直ぐに橘さんは7階の廊下の闇へと消えていった。
また直ぐにアイツが起き上がり、こっちに向かって走って来た。
再度アイツの足に発砲するが、
今度は見切られたように両手の手錠で弾かれてしまった。
(そう何度も喰らってくれないか・・・。)
俺も逃げようと、階段を駆け上がって行った。・・・だが、
アイツは、橘さんが逃げて行った方に行こうとした!
俺は直ぐにアイツを追いかけて発砲をし、
「おい!この気持ち悪い鎖野郎!こっちに来い!」と挑発をした。
それに応えてくれたのか、こっちに走り出してきた。
標的が俺に移った事を確認した俺は、再度階段を駆け上がり、
8階の廊下を全速力で走った。
アイツとの距離がだんだん縮まり、いつの間にか追ってこなくなっていた。
(はあ・・・はあ・・・アイツ何処行きやがった・・・。あ、橘さん無事かな・・・。)
橘さんの事が心配になった俺は、無線機を取り出した。
「こちら丹野、またアイツがどっかに消えちゃいました・・・。あ、そういえば橘さん今何処ですか?」
>410
そうか、本当に救助だな?よし、今行く。
米軍の迎えはいつ来るのかね?
(話しながら主任に手で合図を送り、木箱をバスの座席の下に隠させる)
おや?何だあれは?・・・実験体と犬の化け物か。
(>407大男と犬を見つける)
傘はどうやら我々が逃げ出すのを快く思ってはいないようだな。
軍人さん、あんたらの装備でどうにかならんかね?
まあ、あの犬くらいならこいつでも十分だが。
(刀を抜き、群れから一匹だけで走ってきた犬を斬りつける)
>348(自衛隊作戦会議、そして出撃)
離れた場所のパイプ椅子に座り、表情のない目で
現場へ向かう一同の様子を眺めている。
様子を心配したのか、隊員の一人がこちらに近づいてきた。
「これより、我々は作戦行動に移ります。現場へ向かうより、こちらで待機して頂いた方が
安全と思われますので、帰還するまでこの場を離れないで下さい。
付近の掃討は完了しておりますが、万が一感染者が侵入してきた場合は…
……あちらの、緑の車に乗り込んで、中からロックして下さい。
移動用ではありますが、装甲車ですのでまず破られる心配はありません」
早口の説明に対して、視線を合わせないままかすかに頷いて返す。
こうした災害者の状態には慣れているのだろう。軽く肩を叩くと、隊員は部隊の方へ戻っていった。
.oO(…ゾンビ…もう、全部面倒だな……。なら、初めから隠れてよう………)
杖をつきながら、のろのろと装甲車の方へ移動を始める。
【装甲車内部】
「…………「必ず助けます」? ……馬っ鹿じゃねぇの、オマエ」
手には、電源の切れたままの携帯電話。
液晶画面に映った自分の顔に、感情のない声で毒づく。
もう一度「彼女」の家族の声を聞く勇気は、もうなかった。
.oO(……西村さんも、あんな風になんのかな………やっぱ、死ぬのかな)
「……………」
携帯電話をバッグに放り込むと、知らず車内を探るように顔を上げる。
相変わらず翳りのある表情だったが、目には少しだけ光が戻っていた。
「……あった」
おそらくは予備として使われなかったものだろう、後部座席に投げ出されるようにして
置かれていた拳銃とベルトを掴むと、無造作に体に巻きつけて、車を出る。
.oO(……様子だけ。助かるかも知れないし……それだけ、見に行ってみよう)
何の考えも無く、ただぼんやりと浮かんだその事だけを頭に、
出来る限りの早足で道路を歩き出した。
>412
「いやいや、なんとも凄まじい光景だねぇ・・・今夜のおかずはワニのステーキ?」
いや、ワニって食えたっけ?
(俺は拾った拳銃を弄くりまわしながら呟いた)
ワニを殺したのはあのデカブツか・・・。
なるほど、それほどに馬鹿げた力の持ち主だってか?
(俺が死んでいるワニのことを観察していると自衛隊員?の声が響く)
>「さて、後はこの階段を下りるそうです。後は・・・手掛かり無し。」
手掛かりは無し、か・・・。
でもなぁ・・・気配が無いんだよな・・・。
あのデカブツの気配が・・・。
持ち物:89式小銃(残弾27発)+バラ弾15発+暗殺用の小型ナイフ+緑色の植物+謎のアンプル+
M79(残弾7発)+デザートイーグル
場所:プールサイド脇の階段
状況:全身打撲、身体の傷は治療済み、考え事をしながら階段を下りる
(こちらに歩いてくる>413を見て)
隊員1「おいおい、なんかヤバそうなのが来たぞ・・・」
隊員2「あれはどう見ても生存者じゃ無いよな」
(>416に聞かれて)
隊員1「俺達は小火器しか持ってきてないから、おそらく無理だろう」
(話をしている間に何人かが発砲を始める)
>414
澪は深紅の手を引き、必死に走っていた。しかし、当然だが深紅のペースに合わ
せることになる。それが少しもどかしかったが、深紅と離れることなど考えつき
もしない澪には、現状が最前作だった。
澪「深紅、頑張れ!もう少しだから!」
深「お姉ちゃん…っ。な…何なの、あれ…!」
澪「いいから、早くっ!!」
時間が惜しかったのではなく(もちろんそれもあるが)、本当に答えがみつからな
かった。澪も混乱していたのだ。
生ける屍だけでなく、まさに『化け物』と呼ぶにふさわしい漆黒の巨人。あんな
ものまで、この街には存在している。澪は、恐怖に涙を流しながら走る。深紅に
涙を見せぬように。涙に気付かれないように。
階段を下り、廊下を走り正面玄関を目指す。
鳴神君はなんとかついてきているが、女の子、それも年下のだ。
やはり鍛えてもいない子では無理があるのだろう。
息も切れ、今にでも倒れそうだ。
出来る事なら、今すぐにでも休ませてあげたい。
だけど、時間が無い。
漆黒の巨人は、少しずつ薫さん達に近づいている。
広川さんが、化け物犬を刀で倒し、米兵があの巨人に発砲する。
「化け物犬はあまり問題ではない。問題なのは・・・・・巨人だ」
事実、米兵達の火気が効いてない。
音や火花が散っている事からどうやら装甲を身につけているらしい。
「畜生、まったく次から次へと嫌なくらい問題が起きるな!!」
正面玄関へ続く道の最後の角を曲がる。
そこで立ちどまり、三人の方へ振り返る。
「いいかい?君達はこのまま薫さんのバスへと走るんだ」
俺は瓦礫の中から鉄の棒を手に取り、巨人の方へと体を向ける。
「俺はこのまま、あの巨人を足止めする。・・・・・まぁ、よくて十分も保てればいいほうだろうな」
左手に持っていた銃を巨人に向ける
「じゃ、用意はいいかな?それじゃ・・・・・・・・行け!!」
合図を出すと同時に俺は巨人の方に発砲しながら走り出した。
所持品: ワルサーP99(残弾13)+マガジン×2
ライター 包帯 折り畳みナイフ
FNミニミのマガジン×4のみ コンバットナイフ 手榴弾×1
状況:巨人へと向かって行く
>420
>「いやいや、なんとも凄まじい光景だねぇ・・・今夜のおかずはワニのステーキ?」
「食べられるんじゃないですか?蛇と蛙なら食べた事ありますけど。」
>349
階段の途中に一枚のメモが貼り付けられているのに気がついた。
「新しい情報ですよ。地下格納庫には脱出用のヘリが、最下層には核シェルターがあるようだ。」
溜め息を吐きながら、隅に書かれたサインを見る。
(・・・このサイン・・・いや・・・暗号・・・か?)
階段を下りきった所で他の二人にも見せる事にした。
反応次第じゃ脱出後泳がせる対象として報告しなければならない。
巨大で分厚い扉が誘うように口を開いていた。
「入る前にお二人も見て下さい。」
所持品:ベネリM4ショットガン(7発)、予備の弾23発。ベレッタ(12発)弾倉2本。
通信機、DVD、ファイル、赤い液体の入った注射器用アンプル。
状況:プールサイド脇の階段を下り、傘社地下施設の扉の前にいる。
状態:前身打撲。 左腕に切り傷あり。治療済み。
>415
『ああ…今は2階の管制室だ。幸い生存している兵士に治療して
貰ったんだがまだ動けそうにない』
俺が無線機のスイッチを切ると、兵士は俺にある物を差し出した
銃弾だった…正直、救われたような思いに浸った
兵士は無言で管制室から立ち去る。他の仲間を助けるらしい。
しかしあの化け物は…一体何者だ?
ふと横に目をやると、小さな金庫が置いてある。
金庫と言っても手の平を広げた程度の大きさだ。
俺はそっと手を伸ばした。
>>425 『ああ…今は2階の管制室だ。幸い生存している兵士に治療して
貰ったんだがまだ動けそうにない』
「他にも生存者の方がいたんですか。わかりました。俺は他にも生きてる人がいるかどうか探してみます。橘さんは、しばらく安静にしててください。危なくなったらすぐに駆けつけますので無線機で知らせてください。」
8階の廊下をゆっくりと歩きながら、一つ一つの部屋を調べていった。
今のとこ、生存者は見当たらない。
ついに、8階の廊下の奥まで来た。
(この部屋が最後だな・・・。)
ドアのノブに手をかけた。・・・あれ、開かない?
どうやら内側から鍵を掛けられてるようだ。
(もしかしたら生存者の人が・・・?)
期待と恐怖を抱きながら、『第一会議室』と書かれている部屋をノックした。
「あの〜、すいません。誰かいますか?」
カチャ…
ドアの鍵が開けられたような音がした。
俺は唾を飲み、ゆっくりとドアのノブを引いた。
・・・その直後!細くて赤い線二本が俺の額を照らした!
所持品:携帯電話、懐中電灯、無線機、サバイバルナイフ(ケース付き)グロック18(弾×27発)、マガジン×1 ビスケット1袋(1袋2枚入り) 水のペットボトル(あと約半分)
現在地:市民ホール8階 第一会議室 入り口
状況:二人の兵士に拳銃を向けられている。
>423
先には正面玄関があり、外が見える。
「いいかい?君達はこのまま薫さんのバスへと走るんだ」
神丘さんの言葉に、頷く。すぐに神丘さんが巨人を足止めすると続け、それは危
険だと反論したかったが、したところで自分に何ができるか考え、何も言えずに
頷くしかなかった。
澪「深紅、もうちょっとだからね。」
深紅はすっかり息が上がってしまっていたが、しっかりとした表情で頷く。
澪「あ、あの…神丘さん…頑張って!」
こんな場面ではひどく滑稽というか、場違いな気がする『頑張って』だったが、
使い方はどうであれ『死』と言う言葉は使いたくなかった。それに、確かに言い
たいことは『頑張って』の一言に集約されていた。
中隊長「全員撤退!全員撤退!車両に乗るんだ!」
(ほとんどの隊員がトラックに乗り込み、中隊長と残りは指揮車に乗る)
無線手「中隊長殿、奴はどうするんですか?」
中隊長「本部にMLRSが配備されていたはずだ。そいつを避難所に回させろ。
奴でもあれを食らえばバラバラだ」
無線手「しかし、このまま撃ち込めば我々も・・・」
中隊長「分かっている。攻撃ヘリが待機していただろう。
あれのミサイルでビルを一つ崩してそれで足止めする」
無線手「了解しました。本部応答せよ。こちら第三中隊・・・・」
(機銃手の方を向く)
中隊長「おい!奴の触手をつぶせ!付け根を狙え!」
429 :
左腕:04/11/04 21:36:50
>428
トラックが走り出す。
『左腕』がトラックを掴むために触手を伸ばす。
自衛隊員の銃撃にいくつかの触手が吹き飛ぶが、走り出すトラックの後部に食いついた。絡みついた。
触手は………西村に向かっていた。
三人が無事に薫さんの所に辿り着ける事を祈りながら巨人に向かい、走る。
米兵の横を通り抜ける前に、ワルサーを腰に仕舞いこむ。
「貸してくれ!!」
そのまま米兵の銃を返事を聞く前に取りあげて、撃ちながら走る。
「おい!!巨人の化け物!!お前の相手ならここにいるぞ!!」
弾丸が尽きるまで撃ち続けるが、装甲に跳ね返され効果が無い。
だが、それでも疾走を続ける。
銃弾は少しずつ消えていき、遂に尽きる。
「クソッ!!本当に運が無いぜ!!ラァァァァァァァ!!」
弾丸の尽きた銃、いや鉄屑を巨人に向かい投げる。
そのまま鉄の棒で巨人目掛けて振るう。
だが、簡単に受け止められる。
「かかったな!!」
一瞬の隙を見逃さず、巨人の懐に潜り込み両手の手のひらを当てる。
「覇ッ!!」
発剄という技を巨人にお見舞いする。
人の形をしているのが幸いしたのか、はたまた生命ある者かは知らないが巨人は膝を地面につく。
「流石に内から痛めつければ効くだろう?、!!」
油断していた訳ではない、だが巨人はすぐさま起き上がって既に俺に拳を振り下ろそうとしていた。
所持品: ワルサーP99(残弾13)+マガジン×2 鉄の棒
ライター 包帯 折り畳みナイフ
FNミニミのマガジン×4のみ コンバットナイフ 手榴弾×1
状況:巨人へと向かって行く
>428
「まだッ!?相当私達のことが好きなストーカーさん達ね・・
傘社の人々はストーカーが多いのかしら?」
無駄口を叩きつつ、触手を銃で吹き飛ばす。
そこに>429の触手接近。
「このストーカーがッ!もういいかげんにしてくれる!?」
89式で西村に向かう触手を吹き飛ばす。
・・・眼下の男によくわからない攻撃をくらった・・・まあ、問題はない。少し途惑っただけだ。
すかさず拳を振り下ろす。受けた鉄棒ごと吹き飛ぶ男、もう眼中にはない。
先程から鬱陶しく撃ち続けてくる米軍兵士に向き直る。
僅かな助走の後に、跳躍。兵士達の真っ只中に着地する。
突然の接近に驚く兵士の顔面に拳、後ろにいた兵士の側頭部に振り向きざまの裏拳、少し離れた正面
の兵士の腹部へタックル、すかさず跳躍。
彼は笑った。空中で人間達を見下ろしながら、両手を広げ、漲る力に酔いしれる。
・・・コイツらと病院の連中とではと比べるまでもない。とっとと片付けるか・・・
着地点にで呆然としていた兵士を踏み潰し、哄笑をあげる。殴った奴らの生死など
一々確かめてはいないが、足元の男は完全に絶命したようだ。
まるで睥睨するかのように、その場の人間達に視線を送る。
彼は今、この瞬間を心から楽しんでいた。
>432
・・・こらアカンわ。あの真っ黒筋肉、銃弾バリバリ浴びてゲラゲラ笑っとる。
左肩の傷口にも被弾しとるようやが、まったく効いとらへんがな。
・・・また一人、巨人のお遊びパンチで米兵の頭の中身がグランドにばら撒かれる。
バスの中に居る子らに見せられるモンやないなぁホンマ・・・
・・・しゃあない、もう一踏ん張りや。
ウチは隼に跨り、何とか生きとる悠夜の横に停車、声をかける。
「アイツが米兵さん方の相手しとる内に、とっととバスを発進させるんや。ここは逃げの一手やで。
ウチも後から追いつくさかい、先に避難所行っといてや」
バスの前でアクセルを吹かしながら真っ黒筋肉を睨みつける。
・・・頼んだで悠夜、はよガキ共を連れてってや。
>424
気配が無いということは・・・もうあのデカブツはここにはいないのか?
・・・まあ、いい・・・。
焦ることは無い・・・。
>「新しい情報ですよ。地下格納庫には脱出用のヘリが、最下層には核シェルターがあるようだ。」
(考え事をしながら階段を下りていると自衛隊員?の声が響いた)
それはそれは、本当に準備がよろしいことで・・・。
爆撃が来てもそこにいれば問題は無し、ってことか・・・。
(階段を下り終わったところで自衛隊員?が紙を俺と北上に差し出してきた、
俺は紙を自衛隊員?の手から取ると、その内容を目に入れる)
なるほど、脱出経路か・・・。
本当に準備のよろしいこと・・・だ?
(全文を読み終えた俺の目に見覚えのあるサインが入ってくる。一瞬、ほんの一瞬、俺は目を開き、口に笑みを浮かべた)
デュラン・・・なるほど・・・・・・あのデカブツはアイツの差し金だったか・・・。
・・・・・・任務が終わったら覚えてやがれ、力の限りお前の額にデコピンを打ち込んでやる。
(紙を北上に渡し、自衛隊員?に目をやる)
「随分とまあ、ご丁寧な説明文だったな。最後のサインだか暗号だかはよく読めなかったが・・・
あれはさっきのデカブツの名前かな?」
(注意深く俺のことを見ていた自衛隊員?に向けて俺は笑って言ってやった)
持ち物:89式小銃(残弾27発)+バラ弾15発+暗殺用の小型ナイフ+緑色の植物+謎のアンプル+
M79(残弾7発)+デザートイーグル
場所:傘社地下施設の扉の前
状況:全身打撲、身体の傷は治療済み
>428
(撤退が指示され、隊員たちが射撃をしながらも後退を始める。ほとんどの隊員は
トラックや装輪装甲車に乗りこんだ。残った数名と中隊長、川崎と共に指揮車へ乗りこむ。
中隊長は矢継ぎ早に指示を出している)
MLRS…。えーと、確か多連装ロケット発射システム…だったよな。違ったかな?
とにかく大袈裟な代物であることにゃ変わりはないが。
(収容が終わり各車両が走り出した。揺れる車上からの射撃は、「腕」をほとんど捉えることが出来ず、
接近を許してしまう。が、近くなった分車内からの銃撃の正確性も増したようで、取り付いては
撃たれて離れるのを何度も繰り返している)
『枝』は本体に比べて弱いみたいだが…あれだけ近いとこっちからは下手に手出しできないか。
(トラックを緩やかに囲むように他の車両が走行しているが、『腕』が西村らの乗るトラックに
接近しすぎているせいで、腕が車体から離れたときに散発的に射撃を加えることしかできない)
向こうのトラックの連中の弾が切れたら…まずいな…。
>436
ハンターの着陸音に反応してターゲットをハンターに変える。
「誰か触手の方お願いッ!」
小隊長「もう無理だ!撤退するぞ!」
隊員1「了解!」
(生き残った兵士全員がバスへ向かって走る)
>432
咄嗟に鉄棒で巨人の拳を受ける。
とんでもない重さに驚愕する。
そのまま吹き飛ばされ、地面に無様に叩きつけられる。
「ガハァ!!!」
叩きつけられた衝撃か、それとも受け止めた時に骨が何本か折られたせいか、口から血が溢れる。
「ううっ・・・く・・がぁ・・・・」
暫く地面に転がってると何かが近づいて来た。
>433
「か、薫さん・・・」
近づいて来たのはバイクに乗った薫さんだった。
>『アイツが米兵さん方の相手しとる内に、とっととバスを発進させるんや。ここは逃げの一手やで。
ウチも後から追いつくさかい、先に避難所行っといてや』
薫さんは、俺にそう言い残すと、巨人の方へと体を向ける。
(まさか・・・薫さん・・・)
その時薫さんの目を見て確信する。
薫さんは巨人に戦いを挑む気だ。
(――――――させるか)
体が悲鳴を上げるのを無視して無理矢理起こす。
そのまま、薫さんの腹に殴りつける。
まさか俺に殴られるとは思ってなかった事だろう。
驚愕に目が大きく開いてる。
「薫さん、すまない。貴方は生き残らなくちゃならない。じゃないと誰があの子達の面倒を見るんだ」
早口で言うと、落ちていた鉄棒を取る。
多少、罅も入り曲がってるが、まだ使える。
すぐ近くにあった米兵の死体から機関銃と拳銃、そして予備の弾丸を取り出す。
「悪いけど、あの巨人の相手は俺がする。意外と負けず嫌いでね」
その言葉を最後に薫さんから離れ、今だ笑い続ける巨人の方へと近寄ってく。
「おい、巨人。何笑ってんだよ?お前の相手はまだここに生きてるぞ?」
所持品: ワルサーP99(残弾13)+マガジン×2 鉄の棒
ライター 包帯 折り畳みナイフ 米兵の機関銃と拳銃
コンバットナイフ 手榴弾×1
状態:骨が何本か折れている
状況:巨人へと再び向かう
彼に銃を向ける者はもういない。血に濡れた両手をブラブラとさせながら、>439のやりとりを
観察する。
・・・滑稽だな。とっとと向かってくればいいのに・・・
こちらに来る男は何やら決死の表情だ。後ろの女とバスを守るつもりらしい。
・・・それなら、こうした方が面白そうだ。
彼は跳躍した。男の頭上を飛び越え、そのままの勢いでバスに拳を突き出す。
割れる窓ガラス、小さな悲鳴、彼はその悲鳴の主へと顔を向ける。
・・・二人の女、どちらも小さいが片方は彼にしてみれば子猫のようなザイズだ。
完成体で生まれて来る彼らには、子供という概念がない。
急に湧き上がった好奇心からだろうか。彼は二人の女にゆっくりと手を伸ばした。
「う、撃たないで・・・!俺は人間です!」
と、俺に銃口を向けてくる二人の兵士に両手を上にあげながら言うと、
その兵士二人はスッと無言で銃口を下げ、椅子に座り込んだ。
良く見ると、一人横になってる方の兵士は、横腹から出血し、包帯を巻いてる。
大怪我をしているようだ。
「・・・あの、兵士さんですよね?此処で何してるんですか?」
>440
避難板に言い訳が書いてあるな。
(二人ともバスに乗り込む。主任は大男を見てメモを取っている)
我々の研究成果が実戦に配備されているとは、科学者として嬉しい限りだね。
(副所長がバスに乗り込んできた米兵に話しかける)
アメリカの軍人さんでもあれには勝てんのか。
手榴弾を体に巻いて突撃すればどうにかなるんじゃないか?
私の戦友もそうして死んだよ。ルソンで米軍相手にね。
(笑いながら話す)
まあ、ここにいてもどうにもなるまい。早く車を出そうじゃないか。
ふぅ……傷は受けたが大した事は無いな……。
この程度は放って置いても直る…。
この病院の化け物は粗方片付けたな…。さて、どうするか…。ん?
>413
【小学校に入っていくプロト・クロノスの姿を屋上から捉える】
あいつ…。あそこはさっきの学校か……。
とりあえず、見かけ通り悪党かは分からんが…とりあえずはあいつの所へいくか…。
【屋上から正面に飛び降りる】
【飛び降りた後、ふと病院を見喘げる】
……先ほどの人達は、得に彼女は大丈夫だろうか……せめて行く前に無事を確認に…。
いや、もうあの病院に人の気配は無い…。プロらしいの(偵察人)がいたから安全だとは
思うが……。せめて彼等とまた会える事を祈ろう…。
【ケンシロウは走って小学校方面の闇へ消える】
持ち物:ヌンチャク 水 保存食
場所:病院正面
状況:ヘリを撃破した後、学校のクロノスを発見し、急行中
>324
偵察人の顔が驚きと笑顔に変わる。
一瞬だが見逃さなかった。
>「随分とまあ、ご丁寧な説明文だったな。最後のサインだか暗号だかはよく読めなかったが・・・
あれはさっきのデカブツの名前かな?」
「中々面白いジョークですね?」
脱出経路も核シェルターにも興味は無い。無事に脱出する事だ。
時間が経てば経つほど自体は悪化する。
空爆の後だって掃討作戦はするだろうし、これだけの災害なら念入りに行うだろう。
決意を固め、ゆっくりと扉に近づく。
扉のロックは解除されたままだ。
中を覗き込むと、眩しい光が目を刺す。
清潔な床に下水に塗れた足跡が残っている。
「軍用ブーツにしちゃ規格外って所ですね。こんなブーツの持ち主は多くない。」
粘液質のそれは中々乾かないだろう。
「こいつを追いかけるとしましょう。多分、彼女の所に続いているはずだ。」
(・・・連れ去るからには・・・理由があるはずだ・・・希望的・・・観測かもしれないが・・・)
信じるしかない。信じたい。
だが、焦りは禁物だ。初弾の装填を再び確認する。
ゆっくりと歩き出す。真っ白な灯りの中の暗闇に。
所持品:ベネリM4ショットガン(7発)、予備の弾23発。ベレッタ(12発)弾倉2本。
通信機、DVD、ファイル、赤い液体の入った注射器用アンプル。
状況:プールサイド脇の階段を下り、傘社地下施設内に侵入。巨人の足跡を追っている。
状態:前身打撲。 左腕に切り傷あり。治療済み。
>436
(何か落下してきた物体が衝突したような音が車内に響く。
機銃手が呻き声を上げて車内に滑り落ちてきた。首筋から出血があるが、
すぐに命に関わるほどの怪我ではないようだ。上部のハッチからハンターが
中を覗きこみ、歯を剥いて威嚇してくる。その口の中に銃口を突っ込み、引き金を引いた)
「失せろ!!」
(引き金を引きながら下から思いきり突き上げ、死体を振り落とす。
小銃を自分の首筋に当て、すばやく銃座へ顔を出す。助手席の銃座にも
ハンターが取り付いていたが、自衛隊員が銃剣一本を犠牲に撃退した。
右手を走るトラックでは3体ほどのハンターが、幌を切り裂いて中へ侵入を試みている。
即座に小銃で射撃を加える。前部銃座の隊員も銃口を向けた。恐らく直撃弾は2〜3発だろうが、
車体からハンターを叩き落すには十分だった。車内に既に侵入した者もいるようだが、
そちらもすぐに片が付くだろう。しかし『腕』には相変わらず決定的な打撃を与えられていない)
後はどうしようもねーな。どうやったらあいつの足が止まるか…。
常識的に考えりゃ、伸ばしてる触手潰しまくっていきゃ
そのうち代謝に必要なエネルギーもなくなるんだろうが、さて…。
(>443の話を聞いて)
小隊長「しかし、外にはまだ生存者がいるんじゃないのか?」
隊員1「うわ!あいつ、あの化け物に突っ込んでくぞ!」
隊員2「お、おい止めないと殺されるぞ・・・」
(拡声器を使って>439に呼びかける)
隊員1「おい!馬鹿な真似はやめろ!死にたいのか!?」
隊員2「早くバスに乗れ!」
(他の何人かが早く戻れと叫ぶ)
(西村、雪香が乗っているトラック内にハンターが侵入)
医務官「二人とも、奥のほうで伏せていてください」
(話しながらハンターに向かい拳銃を撃ち、ひるんだ瞬間に触手とともに蹴り落とす)
中隊長「負傷者の治療を急げ!それから・・・・・」
無線手「ち、中隊長殿、あれを見てください!友軍のヘリ部隊です!」
中隊長「何!やっと到着したのか」
(無線手が何かを無線機につぶやくとヘリがミサイルを発射。
直撃したビルが『腕』の上に倒壊しつぶれる)
中隊長「一旦停車しろ。私が確認に向かう」
(近付いて見ると倒壊したビルの下で腕がもがいているのが分かる)
中隊長「対象の動きは完全に封じた。後はここを離れ、座標連絡を行えば
我が中隊は晴れてこの地獄から撤退することになる」
(周囲の隊員から歓声が上がる)
中隊長「これより帰還を開始する。全員車両に乗り込め」
(倒壊したビルから離れ、様子を見ていると大量のロケット弾が飛んできて
ビルの残骸ごと『腕』を吹き飛ばす)
中隊長「これで・・・・ここでの仕事も完全に終了だな」
…………。
足音?一人じゃない…誰?
それ以前にさっきと場所がかわってない…様に思える…
いいえ、思うんじゃなくてそのまま…。
近付いて来る足音に耳を澄ます。
一人…二人…三人……?
それが人間なのか化け物なのか分からない。
あ…荷物、落としてきたみたい…。
もし化け物だったら…。
所持品:なし
現在地:地下格納庫内のジェット輸送機の中
状態:左肩負傷、全身打撲。足音に目を覚まし、警戒中。
もう、ほとんどの人間はバスに乗り込んでしまったようだ。グランドにいるのはバイクの女と、
こちらに向かって歩いてくる男だけ・・・つまらない。
彼はクラウチングスタートの体勢をとり、男に全速力のショルダータックルをくらわせる。
・・・避けられた。しかし、狙いはコイツだけではない。そのままの勢いでバスの側面に激突する。
揺れる車体、割れるガラス、車内で起こる悲鳴、手を伸ばし、その悲鳴の主を掴み出す。
・・・小さな女だ。恐怖で気絶することもできず、彼の手の中で震えている。
「・・・格納庫に侵入者が来たようです。恐らく、ターゲットの奪還が目的でしょう。
予定変更です。速やかに帰還しなさい」
病院の連中が思ったより早く辿り着いたようだ。・・・もう少し遊びたかったが、仕方がない。
彼は猛然とした走りで来た道を引き返す。グランドを飛び出し、道路に穿った穴へと飛び込み、
地下施設を目指す。
・・・その脇には一人の少女が抱えられている。少女の名は朝倉 深紅といった。
バスの方から声が聞こえる。
だが、構ってる暇は無い。
こちらが少しでも隙を見せれば、やられる。
と、巨人がまるで体操選手のような体勢を取る。
(嫌な予感がある・・・)
思考と行動は速かった。
生命が持つ本能のおかげか、もしくは訓練をしていたせいか、どちらにしろ助かった。
巨人がすぐ横を通りぬけていった。
そして気付く。
「しまった!!狙いはそっちか!!」
振り向くと同時に激突音、そして悲鳴。
「てめぇぇぇ!!!」
こちらが駆け出すより、巨人の方が速かった。
バスから離れ、グランドを走り出した。
「なっ、どこに行く気・・・アレは!!」
ほんの少しだったが、巨人の脇に抱えられた少女が見えた。
「や、野朗!!」
米兵の死体から取ったM4カービンを撃つ。
だが、少女がいるせいかまともに狙えない。
「クソッ!!」
撃つのを止め、巨人の跡を追うため走り出す。
「薫さん!!俺は巨人を追う!!後の事、任せて悪いけど頼みます!!」
大声で叫び、返事を待たずに巨人の跡を追う。
そのまま巨人が入っていった穴へと飛び込む。
「畜生、俺のせいだ・・・。待っててくれ、今助けるからな」
所持品: ワルサーP99(残弾13)+マガジン×2 鉄の棒
ライター 包帯 折り畳みナイフ M4カービン(残弾16)+マガジン×2
コンバットナイフ 手榴弾×1 M92ベレッタ(残弾15)+マガジン×2
状態:骨が何本か折れている
状況:巨人の跡を追う
>445
>「こいつを追いかけるとしましょう。多分、彼女の所に続いているはずだ。」
なんかやけに焦ってるな・・・。
なんでそんなにあの看護婦との『約束』を守ることに必死なのかねぇ・・・。
「まあ、そんなに心配しなくても生きてるだろ、殺すことが目的なら連れ去ったりしないだろうし、
こんな短時間じゃ人体実験なんかも出来ないだろうからな、少しは冷静に・・・」
(そこまで言った時、首筋に何か嫌なものを感じた、俺は反射的に後ろを見るがそこには何もいない)
気のせいか・・・?
気のせいで済んでくれればいいんだが・・・。
「・・・・・・『お客様』が、『忘れ物』を取りにこなきゃいいけどな・・・」
(俺は頭を掻きながら呟いた)
持ち物:89式小銃(残弾27発)+バラ弾15発+暗殺用の小型ナイフ+緑色の植物+謎のアンプル+
M79(残弾7発)+デザートイーグル
場所:傘社地下施設を移動中
状況:全身打撲、身体の傷は治療済み
悠夜から不意のパンチを鳩尾に受けて、咳き込むウチ。
とか何とかやっとる間に真っ黒筋肉がバスにタックルかまして、中から誰かを掴み出しとるがな。
・・・アレは深紅やんけ。
こらぁぁ、なんちゅうことしてくれんねん!?
ウチの頭に血が上った直後、あの筋肉バカは何を思ったんか、走ってどっか行ってしもたんや。
>451
それを悠夜が追いかける。後は任せたとか何とか捨て台詞を残して・・・
・・・って、任せられるかボケェェェエェェェェェッ!?
「兵隊さん、このバスで避難所までみんなを送ったってや。頼んだで。
・・・姉ちゃん、えらいすまんなぁ・・・深紅に怖い思いさせてもうて、先生失格やわホンマ。
これ、ウチの携帯や。深紅助けたら、一番に連絡するさかい心配――すんなっちゅうんは無理か。
まあ、とにかく待っといてや。ほなな〜〜!」
姉ちゃんに携帯電話を渡し、隼を発進させる。
・・・あのアホンダラぁ、地獄の果てまで追いかけたるでぇ・・・!
無事にバスに乗り込んだ二人だったが、この街で安全な場所などなかった。
一瞬にしてバスの前に移動した巨人が、二人に向けて手を伸ばす。
澪「み、深紅!逃げて…!」
恐怖に震えながらも、なんとか深紅を庇おうとするが、その声は恐怖に歪み、擦
れてしまって消えてしまいそうなほど頼りなかった。
深「ダメ…お姉ちゃん…足が…」
怪我をしているわけではなかったが、この恐怖に脚が言うことを聞かない。
そして、巨人の手が深紅を掴んだ。
深「お姉ちゃん…!お姉ちゃん!」
澪「や、やめて!離して!!…離せっ!離してよ!!」
落ちていた掌位のガラスの破片を持ち、巨人の手に突き立てるが、何も効果はな
い。逆に澪の手には激痛が走り、血が流れだす。
そして、あっと言う間に巨人は消えていった。
ようやく、澪の口から大きな声が出た。絶望を感じさせる、泣き声だった。
>448
『左腕』が瓦礫と爆風の中に消える。
トラックの中が喝采に包まれる。
「………」
西村は複雑そうな顔で瓦礫を見続けていた。
「……これから、どうなるんだろうな」
失った左腕の肩口を押さえながらぼそりと呟いた。
誰にも聞こえないような声で、小さく。
「……帰る場所なんて、もうないっつーのに…………」
まぁ、いいか。
西村は気楽に考えることにした。
とりあえず、生きてる。
ふっと、身体の力を抜き、西村は眠りについた。
突然の衝撃。小隊長と他の兵士達はバスの床に叩き付けられた。
小隊長「Shit!何が起きて・・・」
(>450の光景を目の当たりにする)
隊員1「おい!その子を放せ!」
隊員2「die!die!!die!!!」
何人かの隊員が少女を救うべく、巨人の腕に発砲する。
だが、弾は全て弾き返され、巨人は走り出し、あっという間に
消えてしまった。
(>453から話を聞いて)
小隊長「・・・・了解した、彼等は我々が責任を持って避難所まで送り届ける」
隊員2「しかし小隊長、巨人を追いかけないのですか?」
小隊長「我々の任務は生存者の救出だ。それに、今追いかければ彼女等の行為が無駄になる」
(エンジンを掛け、バスを発車させる)
とりあえず真っ黒筋肉の走っていった方に隼を進めるウチ。少しすると道路の脇に結構デカイ穴が
あるんを見つけたんや。
下水道・・・地下に逃げたんか・・・えいくそ、どこまでも忌々しいやっちゃ。
「どうりゃっ!」
怒りに燃えたウチに常識は通用せぇへん。隼に乗ったまんま下水道に飛び降りる。
下水道っちゅうても通路はまあまあ幅があるし、思ったよりは清潔やがな。
・・・いやまあ、暗くてジメジメしとって臭いことには変わりはないんやがな・・・
迷うかな、とも思ったんやが、そんなに複雑にはなってないようや。
・・・っしゃ、片っ端から走り回ったるでぇ!
「どこやぁ!? 出て来んかいアホンダラぁ!」
下水道に隼の駆動音とウチの叫びが響き渡る。覚悟しときや真っ黒筋肉!
>456
「待って!…バスを停めてください。」
走りだしたバスの中、運転席に澪は向かう。
「私は…あの巨人を追いかけます。降ろしてください」
>458
小隊長「本気で言ってるのかい?行ったら殺されるかもしれないぞ」
他の兵士達も驚きを隠せない。
隊員「・・・隊長、行かせてやりましょう。連れ去られた子の事が心配なんですよ、恐らく」
小隊長「仕方ない、行っても良いぞ。ただし、これを持って行くんだ」
(>458に無線機を渡す)
穴を降りた場所は下水道だった。
だが、どうもおかしい。
普通の下水道とは違うみたいだ。
下水を流れる水にしては綺麗過ぎる。
「・・・そんな物はどうでもいいか」
立ち上がり、走り出そうとするが、不意に痛みを感じる。
「ッ!!・・・・・ちぃ、着地の時にでも痛めたか」
骨折している部分と、足に痛みを感じる。
足はただ痺れているだけだろう。
問題は骨折した所だ。
「ハハハ、情けないな・・・まったく・・・」
痛みを無視し、起き上がり駆け出す。
「どうやら巨人は余り頭が良くは無いそうだな・・・」
巨人の足音と思えるモノが聞こえる。
「まさか追ってくるとは思ってないんだろうな・・・」
そのまま巨人に気付かれないように追いかける。
その時、怒声と駆動音が聞こえる。
「・・・・やっぱり来ますか、貴方は」
呆れながらも、今の音で再び走り出した巨人を追いかける。
折れた骨が軋むが構わない。
「せめて追いかけるなら静かに追いかけて欲しいな〜・・・」
愚痴を零しながらも今は巨人の事を追うことだけに専念する。
所持品: ワルサーP99(残弾13)+マガジン×2 鉄の棒
ライター 包帯 折り畳みナイフ M4カービン(残弾16)+マガジン×2
コンバットナイフ 手榴弾×1 M92ベレッタ(残弾15)+マガジン×2
状態:骨が何本か折れている
状況:巨人の跡を追っている
>452
>「まあ、そんなに心配しなくても生きてるだろ、殺すことが目的なら連れ去ったりしないだろうし、
こんな短時間じゃ人体実験なんかも出来ないだろうからな、少しは冷静に・・・」
確かにそうだろう。
「相手の意表を突くのが奇襲の基本ですよ。相手が想定しない進撃速度を維持すれば迎え撃つ準備が出来ない。
今のところ、あの化け物の姿も見えない。我々は可能な限りの準備は出来ている。釈迦に説法ですかね。」
今の会社に入社する時に受けた心理テストでパラノイア並の強迫観念を
持っていると診断された事を思い出した。
(・・・いつだって・・・やり過ぎるんだ・・・俺は・・・)
施設の奥には、二つの扉があった。片方は恐らくシェルターだろう。
足跡はもう片方の扉の方だ。一度入り、一度出た。
そこで途切れている。
どこに行ったのか?
後方警戒を続ける必要がありそうだ。
奥には、輸送用ヘリや攻撃ヘリが並んでいる。輸送ヘリの一部は、有名な報道機関のペインティングをしている。
なるほど、これなら自衛隊や在日米軍も攻撃を考えるだろう。
何機かはすでに飛び立ったらしく、スペースが空いている。
「ちょっとした軍事基地ですね・・・ティルトロータまである。
米海兵隊のトライアルの結果は散々だったみたいですけど、超最新型だ。」
試験段階の航空機まで自家用機にするとは、想像以上に政治力のある組織のようだ。
足跡は一機のジェット機の前で止まっている。
だれが考えたのか知らないが、ジェット輸送機まである。
どうやって離陸させるつもりなんだ?
確かに広大な地下格納庫だが、滑走路はどうするつもりなのだろう?
「趣味も半分入ってますね、これは。」
空母での離陸は短距離だがカタパルトを利用して、それも輸送機と比べて比較的小柄な戦闘機だから
可能なのだが・・・
「・・・声をかけてみましょう。罠かもしれない。」
偵察人に目で合図する。
「あすかさん?いますか?いたら返事をして下さい。」
死体と面会するのはごめんだ。
巨人が飛び出してくるのはもっと嫌だが。
所持品:ベネリM4ショットガン(7発)、予備の弾23発。ベレッタ(12発)弾倉2本。
通信機、DVD、ファイル、赤い液体の入った注射器用アンプル。
状況:地下格納庫。山田あすかが閉じ込められていると思われるジェット機の前。
状態:前身打撲。 左腕に切り傷あり。治療済み。
>448
「ふう・・とりあえず危機は回避できたわけね・・」
「さて・・どうしたものか」
463 :
左腕:04/11/06 18:55:30
………瓦礫の中、一本の触手が這い出る。
それは、ゆっくりと数を増やし、たちまち大量の触手が這い出てくる。
多数の触手が瓦礫をはねのけ、そして『本体』が瓦礫の山から飛び出す。
……『それ』は、すでに『左腕』ではなかった。
『左腕』を中心として、大量の触手が『それ』を構成していた。
『左腕』にあった目玉が丁度中心となり、胸に左腕が癒着したような不気味な様相をしていた。
………『それ』は、すでに視界から消えたトラックの方角を見つめた。
『それ』は触手を寄り集めて作った足を使って歩き出す。
『種』を残さねばならない。
それが『それ』の唯一といえる目的だった。
『それ』はまだ完全体ではない。
完全体として機能するには左腕の本体である西村の身体が必要不可欠だ。
『それ』は歩行速度を速めることにした。
無線手「中隊長殿、避難所より連絡です。
撤退準備完了、急いで避難所に向かわれたし、との事であります」
(無線手に何かを言った後、シノザキに話しかける)
中隊長「陸自は我が第三中隊と避難所を護衛している第一中隊が残っていますが、
我々が避難所に着き次第、全部隊がここからの撤退を開始します。
その後、空自と米軍の航空隊が出撃し、この街に爆撃を開始するでしょう。
ここから脱出するのも残るのもあなた方の自由です。どうしますか?
避難所に着くまでに考えておいて下さい」
>464
(トラックの中でシノザキに話しかける)
シノザキさん、このカード何か解りませんかね?
(謎のIDカードを手渡す)
多分、私の過去に関係がある物なんですが・・・・・
持ち物:USP7発(12発弾倉8個)、S&W M49(通称ボディガード)5発 、64式小銃(残弾10発)、9mm拳銃(9発+1)9発入り弾倉×2
コンバットナイフ、グルガナイフ、煙草、ライター
状態: 眼鏡装着 、ヘルメット装備、カバンに黒猫、(自分の過去を気にし始める)
466 :
手記:04/11/06 22:42:06
下水道に、何かに体を貫かれたような死体が転がっている・・・
そして、その脇には、小さなメモ帳が落ちていた。
4月18日
最近、試作型のドロイドとかいうのが完成したって話で持ちきりだ。
しかし、その計画に関わった奴が全員行方不明になっている。
お偉いさんは何でもないと繰り返してるが、何かあるに決まってる。
まあ、俺には関係ないが。
4月28日
ここの所、ずっと忙しい。
日記を書く暇もくれないってのはどういう事だ?
俺達整備班はあのドロイドの整備と点検でてんてこ舞いだ。
幸いにも休みがもらえたが、いつまた呼ばれるか分からない。
今日はもう寝るとしよう。
5月3日
もう死にそうだ。何で暑苦しい作業室でドロイドと格闘しなきゃならないんだ?
交代するはずの奴が解雇されたらしい。クソッ!
どうも俺はツキがない。むしゃくしゃしてきた。
6月10日
なんてこった。ドロイドが脱走した。
自律性を持たせる為にAIを組み込んでいた時に、周りに居た連中をレーザーで
撃ち殺して逃げたらしい。今、警備員達が必死で探している。
俺達は守衛室に閉じこもることにした。ドアが頑丈だからだ。
6月12日
警備員がほとんど壊滅状態になった。やはり、奴のレーザーにやられたらしい。
命からがら逃げてきたのは4人だけ。外とも連絡が取れない。食料も少ない。
俺もここでおしまいなんだろうか。
6月15日
俺達は脱出する事になった。
2グループに分かれ、別々のルートを行く。
これで完璧だ。多分。
6月16日
誰かが見てくれるかどうかわからないが、ここに居るならはやくでたほうがいい。
やつは いどうするとき とこうげきす るとき によって
形 を 変え る いど うする ときは だん ご むし み たい に
まる く な て いどう ああ おれももう だめ(日記はここで終わっている)
>461
>「あすかさん?いますか?いたら返事をして下さい。」
足音が近付いてきたと思うと、呼びかける声が聞こえた。
「…誰?」
聞き覚えはあったが一応確認を取る。
痛む身体を無理矢理起こし、声のする方へ身を寄せた。
「ねぇ…どうしてあたしここにいるの?ここは何処なの?」
所持品:無し
現在地:地下格納庫内のジェット輸送機の中
状態:左肩負傷、全身打撲。
>467
>「ねぇ…どうしてあたしここにいるの?ここは何処なの?」
「あなたは化け物に捕まって、傘社の格納庫に連れて来られたんです。ここから下水道を
通って、下水処理施設に移動します。そこでヘリが待っています。
あの化け物の姿も見えませんしね。逃げるなら今のうちです。」
外部に貨物スペースへのドアは無い。
「すみませんが周囲を警戒して頂けますか?」
偵察人に頼むと航空機に乗り込み、貨物スペースを目指す。
ドアのロックは外側から簡単に開くものだった。
ドアを開けると、消耗しきった山田あすかの顔が見えた。
「さぁ、行きましょう。怪我はありませんか?」
彼女に手を差し出しながら言った。
所持品:ベネリM4ショットガン(7発)、予備の弾23発。ベレッタ(12発)弾倉2本。
通信機、DVD、ファイル、赤い液体の入った注射器用アンプル。
状況:地下格納庫。山田あすかをジェット機より救出。
状態:前身打撲。 左腕に切り傷あり。治療済み。
「ア゛〜〜〜〜〜〜〜〜」
(民家、ビル、墓地などから一斉に出てくる)
>467
>「ねぇ…どうしてあたしここにいるの?ここは何処なの?」
(看護婦の声があたりに響く、俺の隣の北上が大きく安堵の息を吐いた)
・・・やっぱり生きてたか・・・。
ま、死んでるとは思ってなかったからそう驚きはしないんだがな。
(俺は後ろを何度か確認しながら自衛隊員?の傍まで歩いていった)
>468
>「すみませんが周囲を警戒して頂けますか?」
(俺が近くまで行くと、自衛隊員?は言った)
「了解、感動の再会もほどほどに」
(俺は笑いながら言い、ジェット機の外に出る)
・・・・・・さっきから嫌な感じがずっと強くなってきてる。
勘だからなんとも言えんが・・・残念ながら嫌な勘だけは外れたことが無い・・・。
少し・・・焦った方がいいのかもしれないな・・・。
「おい、少し急いだ方がいい・・・もしかしたら『お客様』が戻ってくるかもしれないんでな」
(俺は看護婦と自衛隊員?に向けて声をかけた)
持ち物:89式小銃(残弾27発)+バラ弾15発+暗殺用の小型ナイフ+緑色の植物+謎のアンプル+
M79(残弾7発)+デザートイーグル
場所:傘社地下施設 地下格納庫
状況:全身打撲、身体の傷は治療済み、警戒中
(もちろん病院にも学校にも出てくる)
>448
たて続けの閃光、そして爆音。
「……終わったのかな、あれ。…無事だといいけど………」
感情のほとんど感じられない声で、呟くように言う。
轟々と上がる黒煙を、見るともなく見ていたその背中に――――
>469
『ア゛……ア゛ァァァー…!』
歓喜にも苦痛にも似た叫び声を上げて、死人の爪が振るわれた。
死人の腐った指は衝撃に耐え切れず、、半ば削げて落ちる。
が、引き換えにその怪力で、背中のデイバッグを引き裂いた。
「づっ―――!」
勢いで地面に転がされたが、体に損傷はない。杖もまだ離していない。
その上、幸いにしてゾンビはわずか一体だけ。
戦えない相手ではなかったが……
oO(この人も、巻き込まれて……家族とか、目の前で死んで。
……で、こうなったのかな…………)
『ア゛ァー………』
.oO(……なら、もう………)
もう。
もう、自分には戦えないと。意思を失った目で、ゾンビの緩慢な動作を見つめる。
ぼんやりした頭で「ああ、でも痛いのはイヤだな」と無意味に思った、その時―――
パキッ
ごく、軽い音がした。
デイバッグからこぼれ落ちた携帯電話を、腐ったむき出しの裸足が踏みつけ、
潰して壊した。
「……っ」
もう使う気もなかった、預かりものの携帯を壊されただけ。
それだけの事だったが、頭は一瞬にして沸騰した。
「の、野郎ーーーーッ!!」
バランスも何も関係なしにただ体を起こすと、ほとんど転ぶように左足を蹴り、
右腕の杖を思い切りゾンビの口元へ突き入れる。
腐った肉を貫き、ついで何かの砕けるような感覚。
顎から上が千切れかけたまま、ゾンビが道路に倒れる。
笠倉は暫く荒い息をついていたが、
やがて壊れた携帯電話を見つめると、小さな声で「……ごめんなさい」と口にする。
持ち主に言ったのか、それともその家族に言ったのかは分からない。
『ア゛〜〜〜〜』
遠くから、低く響く呻き声。……感傷に浸っている時間はないらしい。
もう使えなくなったデイバッグを投げ捨てると、もう一つの預かり物である
ドラムバッグを背中に背負い直し、壁に手をつきながら歩き始めた。
持ち物:シノザキのドラムバッグ
状況:ゾンビから逃走中
主な怪我:左腕の骨折、右足の捻挫
傘社地下施設への通路を、大きな影が移動している。
その姿はまさにカマキリそのものだが、大きさは10m程もある。
そして、地下施設へとどんどん進んで行く。
まるで、何かに引き寄せられるように・・・・・
【小学校へ一刻も早くと走るケンシロウ】
>471
ん? 何だ…。犬か…。
【ケルベロスが3匹ケンシロウの前に姿を現した
突如背後から迫っていた一匹がケンシロウの肩に噛み付く】
ぐぬ!!ほあたたぁ!!……………何っ!!
【正面から向かってくる一匹に拳を放つが即座に交され、頬に傷を付けられる
計7匹のケルベロスが4方からケンシロウを遅い、その素早さに困惑するケンシロウ】
フ…いいだろう狂犬!ついてこい! 【四方から飛び掛ってきた所を、ギリギリジャンプで交し、
数M離れた地点に地上に降り立ち、そのケンシロウに残りの3匹が睨み付ける】
狂犬、言っておくが貴様、俺より気にするべき物があるぞ。
【ケンシロウの言葉が合図だったかのように、ケンシロウに襲い掛かった4匹が
ケンを睨み付けた3匹に襲い掛かる】
脳腐を突いておいた。お前の仲間の狂犬は俺を襲う奴を敵と認識する。
悪いが構っている暇はない。【同士討ちするケルベロスを背後に小学校の校門に辿り着く】
(グシャ!!)
狂犬にようは無いと言っただろう……残念だがお前はもう死んでいる…。
【校門近くで襲い掛かってきたケルベロスを、正面から顔を潰し、破裂させる】
クッ…間に合わなかったか…!
ん、あそこに生存者が…。
【学校敷地内に入ると先ほどの巨人の姿は無く、バスから降りる人影の姿があった
ケンシロウはバスに駆け寄る】
突然ですまないが…。先ほどここに居た巨人はどこに…。
とりあえず状況を説明してくれないか…?
対人センサーがジェット機に乗った人間を感知する。
鈍い駆動音が響き、隔壁の一部が開く。
緩やかな傾斜のついた長大な滑走路が姿を表した。
>468
>「あなたは化け物に捕まって、傘社の格納庫に連れて来られたんです。ここから下水道を
通って、下水処理施設に移動します。そこでヘリが待っています。
あの化け物の姿も見えませんしね。逃げるなら今のうちです。」
やっぱり傘社はあたしの事を知っていたんだ…。
このままここに居る理由も無いし、この人の言う通り逃げた方がいいわね。
>「さぁ、行きましょう。怪我はありませんか?」
ドアが開かれ、自衛官の姿が見える。
「もうボロボロで最悪。」
軽くそう言うと、ゆっくりと足を動かせた。
>470
>「おい、少し急いだ方がいい・・・もしかしたら『お客様』が戻ってくるかもしれないんでな」
その『お客様』ってもしかして…。
有り得るわね…早くここから…。
その時、急に鈍い音が響いた。
「…何?」
所持品:無し
現在地:地下格納庫内のジェット輸送機の中
状態:左肩負傷、全身打撲。
>464
くそ、マジで空爆やる気か…。周辺地域にどれだけ汚染が広がるだろうなぁ。
今それを言ったところでおそらく中止は無いだろう。
………事態の拡大を望む者がいるみたいだしな。
「爆撃するなんて聞かされて、それでも残るなんて阿呆がいるかよ」
(幾分不機嫌そうに答え、トラックへ向かい歩き出す)
「そっちは狭っ苦しくてね」
(指揮車をあごで指しながら荷台へ飛び乗った)
>465
(同じくトラックに移った川崎が話しかけてきた)
いきなり過去、といわれてもな…。IDカードねぇ。
…番号と写真だけのIDってのはなんとも珍しいな。
普通は名前やら所属やら一緒に書いてあると思うんだが。
雰囲気としては…米軍基地への入講証がこんな感じだったかなぁ?
「んー、スマンが良くわからん」
(IDカードを川崎に返す。川崎はしばらくそれを眺め、ポケットへ突っ込んだ)
…そういえば会議の後の敬礼、微妙に自衛隊とは違った型だったような気もするな。
(トラックが急に速度を増した。慣性に置いて行かれないように足を踏ん張る。
幌の破れ目から外をのぞくと、ゾンビの大群が通りに彷徨い出ていた)
まったく、時間もないってのにしつけぇな。ま、このまま振り切れるだろ。
(思った矢先、今度はトラックが急停止する。今度は慣性に抗いきれず転んでしまった)
「コントやってんじゃねぇんだぞ、馬鹿野郎!一体なんだってんだよ!」
(運転していた隊員を怒鳴りつけ、視線を追う。ゾンビの集団の向こうに笠倉がいた。)
! 何でこんなとこに!?
(荷台にいた全員が飛び降り、ゾンビを掃討する。笠倉に肩を貸し、荷台へ放り込んだ。
そしてトラックが急発進する)
まったく、どいつもこいつもお人好しばかりだ……。
(トラックのほうに向かうシノザキの後姿を見ながら)
中隊長「やれやれ、どうも爆撃される事が不愉快なようだな。
・・・大体それ以外にこの状況をどうしろというのか。
そもそも航空戦力は我々の管轄外だというのに・・・まったく参ったな」
機銃手「中隊長殿!感染者の群れがこちらに向かっています」
中隊長「まったく・・・やっと撤退だというのに・・・・なぜ邪魔をする。
おい、その程度機銃で対処しろ。何ならひき殺してもかまわん」
機銃手「はっ!了解しました。無線手、装甲車部隊にも指令を伝えろ」
(無線手が何かを呟き、ほぼ同時に装甲車の機関砲攻撃で
車両の前方にいた大量のゾンビが吹き飛び、道路が開く)
(トラック内でのシノザキの言葉を内心不愉快に思いつつも表面には出さずに話す)
運転手「笠倉さん、あなた方はとても運がいい。
我々は今から避難所より撤退するのですが、それを最後に自衛隊は完全撤退します。
つまり、あなた方を助けたのは自衛隊が出来る最後の救助だったというわけです。
もちろんあなたが残りたいなら残ってもいいですが・・・まさかそんなことは無いですよね」
暗〜い下水道を走り回って・・・やっと見つけたわ>450! 随分と幅の広いまっすぐな通路。
どっかに繋がっとるんかな?
・・・まあ、どうでもええわ。
ウチはアクセルを全開にし、猛スピードで真っ黒筋肉に突進する。
真っ黒の後ろ、結構離れて悠夜が走っとった>460。お前、人間の足では追いつけへんでホンマ。
「どかんかいクソガキャア! 撥ねでまうどコラァ!?」
ウチを殴って、深紅をむざむざと持ってかれた悠夜の業績を忘れるワケがあらへんがな。
スピードを緩めず、優しい言葉をかけてそのまま隼で走り抜ける。
・・・何や、後ろでザッパ〜ンと下水に落ちたような音が聞こえた気がするけど、頭に血が昇っとる
ウチにはまったく気にならへんかったわ。
「こんのボケぇぇぇぇえ深紅かえさんかぁぁぁぁい!!」
叫びとともに全背筋力を使って前輪を持ち上げ、真っ黒の後ろドタマを狙う。
いくら何でも、これは避けられるやろ。さて、どないして深紅を助け出そかな・・・?
怪我をしてない方の兵士と話をした。
どうやら、此処(市民ホール)は兵士の第五基地として使っていて、
地下3階に現在の他の兵隊達の状況とまだ使える脱出ルートがわかるコンピューターがあるらしいが、
もう一人の方が大怪我してるので、移動中に例のアイツと遭遇したらまずいので
地下3階に行くのは難しいらしく此処で待機してるらしい。
(この大怪我してる人も、アイツにやられたのか・・・。)
「そうなんですか・・・。でもずっと此処で待機してるわけにもいきませんよね・・・。」
数分沈黙が流れる中、怪我をしてない方の兵士が、
怪我をしてる方の兵士にきこえないように、俺の耳元で口を開いた。
そ、そんな・・・。
兵士が言った作戦をきいて少し躊躇をするが
「わかりました・・・。」と応えた。
俺は作戦通り、大怪我をしてる方の兵士に肩を貸し、ゆっくりと階段へと歩いて行った。
所持品:携帯電話、懐中電灯、無線機、サバイバルナイフ(ケース付き)グロック18(弾×27発)、マガジン×1 ビスケット1袋(1袋2枚入り) 水のペットボトル(あと約半分)
現在地:市民ホール8階 廊下
状態:大怪我をしてる兵士に肩を貸しながら階段へと移動中。
>482
その怒声と駆動音に気づかないはずがない。素早く下水の流れを飛び越え、反対側の通路に着地する。
・・・この地下でバイクだと? なんて非常識な・・・女だ。
束の間、睨みあう。
・・・なんだこの女・・・ミクを返せ? この小さな女のことか。
左手の女を連れてきたのは・・・何でだろう? 理由は彼にもよくわからなかった。この儚い存在が
珍しかったのかもしれない。
・・・くだらない。彼は頭を振り、ふいに湧き上がった考えを中断する。
コイツにかまっている暇はない。今は一刻も早く格納庫へ行かなければ・・・
彼は走り出す。彼女もバイクを発進させる。並走する巨人と隼の女。
・・・見えた。先程彼が入った地下施設の入り口ではなく、吹き抜けになっている格納庫の上方、
連絡通路へと繋がるハッチだ。
スイッチを押して入るのは面倒だ。コンクリートで偽装されたソレを右手の超振動で突き壊す。
格納庫全体を見下ろせる通路上に出た彼が見たものは・・・
>479
・・・先を越されたか。だが致命的に遅れたワケではない。あの連中の武装は強力だが、
油断さえしなければ・・・
>478
隔壁が開き始める。センサーが反応したのか、滑走路が・・・何だアレは?
>475
滑走路上に巨大な昆虫がいる。体長10メートルを超えるソイツは、その体格に相応しい長大な
刃となった腕をたたみ、ゆっくりと格納庫に足を踏み入れてくる。
・・・面白い。
彼は飛び降り、病院の連中から十数メートル、巨大昆虫から30メートル以上の距離に着地する。
背後からは、追いついてきたバイクの女の視線を感じる。
彼は以外にも左手の少女を、傍らの輸送ヘリの陰にそっと下ろす。
・・・今は笑う時ではない。初めての緊張感がそれを理解させてくれる。
そして彼は向かった。
恐らく、この街で体験するであろう最後の戦いに・・・
ゆっくりと進んで行き、ようやく階段に辿り着いた。
その時、ハッ!と橘さんの事を思い出し、無線機を取り出した。
「こちら丹野です。今兵士さん二人と地下3階に向かっているので、そこで合流しましょう。もし無理そうでしたら知らせてください。」
と伝え終わると、ゆっくり一歩ずつ一歩ずつ大怪我をしてる兵士に肩を貸しながら おりて行った。
もう一人の兵士の方は、拳銃を構えながら警戒して前を歩いてくれた。
今のとこ気配は全くない。
このまま無事で地下3階に行かせてくれるのだろうか・・・。
所持品:携帯電話、懐中電灯、無線機、サバイバルナイフ(ケース付き)グロック18(弾×27発)、マガジン×1 ビスケット1袋(1袋2枚入り) 水のペットボトル(あと約半分)
現在地:市民ホール5階~4階の階段
状態:大怪我をしてる兵士に肩を貸しながら地下3階へ移動中。
>479、475
>「もうボロボロで最悪。」
ニヤリと笑って答える。
「文句が言えるなら大丈夫。さっさと行きましょう。」
格納庫の壁の一部が動き出す。滑走路が姿を現し始める。
(・・・流石に・・・趣味って訳じゃ・・・無かったか・・・)
完全に隔壁の上がった滑走路に目をやると、巨大な蟷螂が歩いている。
「・・・勘弁してもらいたいですね。」
顔が引き攣るのが解かる。
昆虫はとてつもない力を持っている。
アリですら自分より思い荷物を運ぶ事が可能だ。
あれだけ巨大な昆虫なら・・・人間なんて相手じゃない。
自動車だって軽く持ち上げられるだろう。
銃が通用するかどうかすら解からない。
外骨格は凄まじく頑丈な生き物だ。
>485
次は頭上から独特の破壊音が響いた。忘れる訳が無い。あいつだ。
病院でもハンターと銃を持った人間に囲まれた事はあったが、あれが最悪ならここは地獄だ。
「・・・勘弁してもらいたいですね、本当に。」
さて、どっちが勝つだろう。火事場泥棒よろしく逃げ出すのが一番だ。
しかし、巨人が輸送ヘリの陰に女の子を降ろすのを目撃してしまった。
「全く、助けられる人間の数には限界があるってのに・・・」
引き攣った顔が、獣じみた笑顔に変わる。自分の力と判断で切り抜けられる状況だと確信する。
抗ウィルス剤の入ったアンプルは2本。上手くやれば倒せる。
輸送ヘリが遮蔽物となり、巨人の機動力を削げるだろう。
しかし、蟷螂はどうか?不確定要素だが、それは巨人も解かっているらしい。
生き延びれば勝ちというシンプルなルール。
(・・・ヘリ搭載のミニガンを使えば・・・多分・・・勝てるだろうな・・・だが・・・あれは・・・電源が必要・・・)
ヘリのエンジンを動かさなければ使えない。
「・・・映画だったら何とかなるんだろうけどなぁ・・・」
この街に来て、初めて本心から言った言葉だった。
輸送機からゆっくり降りる。
偵察人が不機嫌そうな顔で状況を観察していた。
>山田あすかさん、偵察人さん、北上さん
「私が囮になります。下水処理施設に移動してください。地図はさっき見せた
物を渡しておきますから。」
睨み合う異形の化け物相手にどこまでやれるか。
女の子を抱えて、銃は撃てない。周囲を素早く見回し、幾つかの移動ルートを想定する。
所持品:ベネリM4ショットガン(7発)、予備の弾23発。ベレッタ(12発)弾倉2本。
通信機、DVD、赤い液体の入った注射器用アンプル。
状況:地下格納庫。プロト・クロノスと巨大な蟷螂から女の子をどう救うか考えている。
状態:前身打撲。 左腕に切り傷あり。治療済み。
>487
何か臭いと思って来てみれば、俺の縄張りで生存者らしい奴等が何かやっている。
人間は臭い。10キロ離れていてもすぐ解る。
そんな奴等が、ここで何をしてる?だが、小さな人間よりも、今は巨人の方が気になる・・・
まずは、小さい方を殺るか。幸いにもこっちを向いていない。よし、今だ。
(手近にあった小型ヘリ二機を輸送機と>487に投げつける)
>482
どうやら薫さんが追いついてきたらしい。
ふと、音が近くなっている気がして振り返る。
>『どかんかいクソガキャア! 撥ねでまうどコラァ!?』
「うわぁぁぁ!!」
咄嗟に下水の中に飛び込む。
そのまま薫さんは巨人へと向かっていく。
「あ、危ない・・・薫さん、やる事が過激すぎる・・・」
薫さんの行動を呆れながら呟く。
そのまま薫さんはバイクで巨人を攻撃するがあっさりと逃げられる。
「だから連れて来たくなかったんだよ・・・」
そのまま二人は走り出す。
「クッ、ゆっくりしてる暇は無いって事か!!」
急いで巨人の走る反対側の通路まで泳ぎ、上がる。
「コイツは邪魔だな」
手に持っていた鉄棒を棄て、再び走り出す。
骨折した骨が痛みを訴えている。
だが巨人と薫さんはどんどん先へと進んで、ついには見えなくなる。
「ハァ・・ハァ・・追いつけないか・・・」
壁に手をつき、息を整える。
「本当に・・・なんでこんな事に巻き込まれてるんだよ・・・俺は・・」
壁に背を預け、座り込んでしまう。
「本当に勘弁してくれ・・・」
このまま何もかも放り棄てて、ここで眠りたい気分だった。
そうすれば楽になれる。
だが、体は自分の意思とは逆に起き上がって、歩き出している。
(・・・ハハハ、滑稽だな・・・本当に滑稽だ)
体は既にボロボロだ。
だが、それでも動く理由は一つ。
「女の子が攫われた時は助けなくちゃな・・・」
ただ助けるという一心で、前に進む。
痛みを無視して歩く。
暫く歩くと、壁に大穴が空いている。
恐らくは巨人の仕業だろう。
大穴を潜ると、何か基地らしい通路に出る。
「うぉ、すげぇな・・・」
そこで見た物は、ヘリやら輸送機やら、どうやらここは本当の基地らしい。
取り合えず、ここからこの格納庫らしきとこを一望できる。
「な、なんだありゃ!?」
滑走路の方を見た時、思わず声を上げてしまう。
無理も無いと思う。
何故なら先ほどの巨人が謎のデカイ蟷螂と戦っている。
さらには人も見つけた。
「あのバイク乗っているのは薫さんで、他の人たちは・・・誰だ?」
取り合えず、他にも無事な人を見つかったのは喜ぶべき事だ。
だが、肝心の深紅ちゃんが見つかっていない。
よく目をこらし、探す。
見つけた。
「輸送ヘリの陰にいるか・・・う〜むまたしても厄介・・・」
動くにも動けない状況だ。
もし下手に動くとこっちの身が危険だ。
「仕方ない、何か役目が来るまでここにいるしかない・・・」
所持品: ワルサーP99(残弾13)+マガジン×2
ライター 包帯 折り畳みナイフ M4カービン(残弾16)+マガジン×2
コンバットナイフ 手榴弾×1 M92ベレッタ(残弾15)+マガジン×2
状態:骨が何本か折れている
嫌になる・・・本当に・・・最後の最後まで・・・。
大蟷螂VSデカブツ?
まったく・・・出来の悪いB級のモンスター映画だ。
あの化け物2匹が勝手に潰しあってる隙に逃げるか?
ここで読み違いは出来ない、冷静に・・・冷静にだ・・・、・・・ん?
あれは・・・・・・子供?
デカブツの子供?
んなわけない、か。
(俺は自分の馬鹿な考えに首をふった)
>487
>「私が囮になります。下水処理施設に移動してください。地図はさっき見せた
物を渡しておきますから。」
(自衛隊員?はそう言いながら俺に地図を差し出す)
・・・・・・囮・・・か。
あ〜あ〜あ〜あ〜・・・やだやだやだやだ・・・。
ここで後ろに引いたらまたカッコ悪い奴の出来上がりじゃないか・・・。
それに、俺はまだあのデカブツに借りを返していない。
先手必勝、やられたらやり返す、これが俺の『やり方』だ。
(俺は自衛隊員?の手から紙を受け取ると北上に無理矢理手渡し、言う)
「おい、任務だ。その看護婦と自分の身を守って移動しろ、戦場で銃を持ってんならお前はもう一人前の兵士だ」
(何か言いたそうにしている北上に背を向けて自衛隊員?の近くに行く)
「囮は多い方がいいだろ?拒否しても俺は勝手にやらせてもらう・・・それが俺のやり方だ」
おそらくコレがファイナルバトル・・・さてさて、俺は五体満足で帰るのかねぇ?
持ち物:89式小銃(残弾27発)+バラ弾15発+暗殺用の小型ナイフ+緑色の植物+謎のアンプル+
M79(残弾7発)+デザートイーグル
場所:傘社地下施設 地下格納庫
状況:全身打撲、身体の傷は治療済み、戦闘態勢
>484
真っ黒筋肉の右手が霞んで見えたかと思うと、壁をぶっ壊してそのまま奥へ行ってしまう。
削岩機か〜いお前はぁ!?
壁の向こうは・・・何や映画のセットみたいやなぁ・・・ヘリコプターやら何やらがズラ〜っと並んどって、
ケッタイな感じやわ。
アイツは下に降りたんか・・・見覚えのない顔が四人居るなぁ。
そして、極めつけは・・・ものゴッツイ蟷螂や。
あ〜〜コイツのお母ちゃんでっか? 背中の剣に触りながら思う。我ながらアホらしいなぁホンマ。
・・・深紅はあそこか。
「深紅ぅぅぅぅ女は度胸やでぇぇぇぇえ!!」
通路の柵がない所から隼ダイヴを決行するウチ。下にあったジェット機の上に着地して、
そのまま床に降りる。
・・・んむ、どないしよ・・・とにかく、深紅の傍に行かななぁ・・・いや、化け物二匹をなんとかせな
みんな無事ではいられへんやろ。
ウチは後部座席にくくりつけとったバズーカを手に取る。
いよいよ、コイツを使う時かいな〜・・・真っ黒はともかく、蟷螂には当てられるやろ。
所持品:蟷螂の剣x2、自家製火炎瓶x5、ライター、携帯式無反動砲、ネームプレートx98
GSXー1300R隼(黒檀の木刀、チェーン)
行動:バズーカを持って思案中
>488
巨大昆虫がジェット輸送機の周りにいた連中に小型ヘリを投げつける――というよりも、弾き
飛ばしたと表現するのが正しいだろうか。
・・・彼のことを警戒していたようだが、余所見してしまっては意味がない。数十メートルの距離を
助走と跳躍で埋め、昆虫の胸元に渾身の跳び蹴りをくらわせる。
ミシリ、と嫌な音とともに外骨格に皹が入り、昆虫の上半身が大きく揺らぐ――が、ダメージは
思いの外少ないようだ。
・・・ならば・・・大鎌の攻撃をかいくぐり懐に入る・・・これでどうだ!
両掌を密着させての超振動、形容しがたい破壊音、外骨格が目に見えて削り取られていく。
――が、
・・・コイツ、どれだけ面の皮が厚いんだ?
すり鉢状に削られた外骨格、その深さは彼の上腕の中程まできているのに、依然として貫通
できない。よって、ダメージはない。
生まれて初めての焦りの感情を浮かべる彼、それはすぐさま狼狽へと変わることになる。
右手から煙が吹き上がり、超振動が停止する・・・モーターがイカれたのか!?
たじろぐ彼の頭上へと強大な刃が振り下ろされる。
切断され宙を舞う機械仕掛けの右腕、衝撃で後方へ吹っ飛ぶ巨体、彼は――絶叫を上げていた。
>492
目の前で巨人が吹き飛んだ。当たり前だ。鎌が直撃して無事でいられるはずがない。
さあ、さっさと止めを刺して楽にさせてやろう。
ちょうどいい所に軍用トラックが止まっている・・・これを使うか。
彼はトラックを持ち上げると、絶叫を上げている巨人に投げつけた。
>488
緩い放物線の軌道で飛んでくるヘリに向かい走り出す。
宙に浮いているうちに潜り抜ける。偵察人の判断も同じだった。
背中で金属の拉げ、金属とコンクリートの摩擦音が響く。
過小評価のしすぎにも程があった。
>490
>「囮は多い方がいいだろ?拒否しても俺は勝手にやらせてもらう・・・それが俺のやり方だ」
「全く・・・これも貴方の任務ですか?」
どっちにしろ戦力が増えた事は事実だ。
「私は・・・あの女の子を助けてきます。またまた囮を押し付ける事になりますがね。」
今度も返事を聞かずに走り出した。
確実に任せられる戦友だと確信している。
>491、492
女の子がいるヘリに向い走り出す。
巨人が跳躍し、大蟷螂に格闘戦を挑む。
横目でその姿を追いながら、遮蔽物として利用できそうなヘリを探す。
(・・・あのヘリは・・・使えそ・・・ん?)
目に映ったのは馬鹿でかいバイクに乗った女だった。
我が目を疑う。2階に相当する高さの通路からジェット機の上、ジェット機の上から床に着地する。
>「深紅ぅぅぅぅ女は度胸やでぇぇぇぇえ!!」
その声にヘリの陰に隠れていた女の子が反応し、顔を上げた。
成る程、あの子の知り合いか。
バイクに括りつけられている無反動砲を取り出し、構える。
狙いは巨人とやりあう蟷螂の化け物か。
飛び蹴りを食らわせ、殴りつける。蟷螂はダメージを受けた様には見えない。
それどころか薙ぎ払われ、軍用トラックを投げ付けられている。
「おい!あんた!ここでは撃つなっ!航空燃料に引火するぞ!」
ライフル弾や散弾では軍用輸送機の装甲を貫通する事は出来ない。
しかし、装甲車と戦う為の無反動砲ではどうだろう?
航空機は装甲車よりも基本的に装甲が薄い。
「あの子は!俺が保護するっ!あんたはっ!逃げろっ!」
大声で叫びながら走るせいで肺が爆発しそうだった。
だが、女の子の隠れるヘリまでもう少しだ。
ヘッドスライディングの要領で、女の子に飛びつき、抱き締める。
「よーし、もう大丈夫だ。兵隊さんがあのお姉さんの所まで連れてってやる。
二人で逃げるんだ。いいな?」
所持品:ベネリM4ショットガン(7発)、予備の弾23発。ベレッタ(12発)弾倉2本。
DVD、赤い液体の入った注射器用アンプル。
状況:地下格納庫。ヘリの陰。女の子を救出。
状態:前身打撲。 左腕に切り傷あり。治療済み。
ヴァァァァ・・・・
(軍用トラックの部品がドアの南京錠を直撃、格納庫に数十体のゾンビがなだれ込む)
>488
(一瞬、大蟷螂が動いたと思うと大きな黒い塊がこちらを目掛けてすっ飛んできた)
なっ!?
(俺は驚きながらも反射的に横に飛びその大きな黒い塊を避ける)
力もスピードも化け物並、もしくはそれ以上・・・か・・・。
・・・まったく、俺もとんでもない任務を引き受けちまったようだ・・・。
>494、492、493
>「私は・・・あの女の子を助けてきます。またまた囮を押し付ける事になりますがね。」
(そこまで考えた時、自衛隊員?声が響いた)
OKOK、大体そんなとこだろうと予想はしてたさ
どうせ今回も返答を聞かないつもりだろ?
(そんなことを考えていると口に笑みを浮かべていると巨人が部屋を壊し
た時特有の音が聞こえた。巨人は大蟷螂の懐に潜り込みその両掌を打ち込
んでいる。耳障りな音が当たり一面に響くが、その音もすぐに止まり、巨
人が吹き飛ばされた。さらに絶叫を上げている巨人に駄目押しのトラックが放たれる)
あのデカブツが押されている?ていうか殺られた?
借りを返したかったんだが、ま、しょうがないか・・・。
さてさて、昆虫さんよ、今度の相手は俺だぜ。
(俺は子供の所へ移動しようとしている大蟷螂に小銃の連撃を浴びせた。その連撃で
昆虫はゆっくりとこっちを見て向きをかえて、構えをとる)
おそらく奴の身体には銃は効かない・・・。
考えろ、どうすれば奴にダメージを与えられるかを。
「さあ、始めようぜ、クソ昆虫。狩るか狩られるか、だ・・・」
持ち物:89式小銃(残弾21発)+バラ弾15発+暗殺用の小型ナイフ+緑色の植物+謎のアンプル+
M79(残弾7発)+デザートイーグル
場所:傘社地下施設 地下格納庫
状況:全身打撲、身体の傷は治療済み、大蟷螂と戦闘
正直この光景を見て俺は否定したかった。
大蟷螂と巨人の戦いは周りを巻き込むほど凄まじい戦いだった。
だが、少しずつ大蟷螂が優勢になり、ついには巨人が吹き飛ばされた。
「ハハハ、まるで映画みたいだ・・・」
その時女性の声、というか薫さんの声が響く。
そのまま視線をずらし、深紅ちゃんの方へ向ける。
丁度、自衛隊員の兵士が助けている所だった。
それを見て安堵の息を吐く。
「ハハハ、これで役目は終った・・・ん?」
偶然に大蟷螂の方へ視線を向けると銃を持った男が大蟷螂に戦いを挑んでいる。
その光景に唖然とする。
舌打ちをして、M4カービンを構える。
狙いは大蟷螂の目だ。
「どんな生物でも目だけは効果あるだろうしな・・・」
ライフルでもあれば簡単だったが無い物はは仕方ない。
取り合えず、あの男の人が下から狙うならこちらは上から狙おうではないか。
少しでも気を逸らす為、大蟷螂の目へと弾丸と放った。
所持品: ワルサーP99(残弾13)+マガジン×2
ライター 包帯 折り畳みナイフ M4カービン(残弾10)+マガジン×2
コンバットナイフ 手榴弾×1 M92ベレッタ(残弾15)+マガジン×2
状態:骨が何本か折れている
>493
爆発、炎上するトラックの下から這い出し、彼は肘から先が失われた右腕を押さえる。
・・・こんな・・ことで・・・だが、ダメージを受けすぎ・・・!?
よろめきながら立ち上がった彼の体が痙攣する。続いて腕の切断面から数本の触手が音をたてて
生え始めた。
彼は悲鳴を上げた。まるで子供が泣き叫ぶかのような・・・いや、実際泣いていたのだろう。
ウイルスが彼の意識を深い闇へと引きずり込もうとする。体の損傷を補う為に過剰な活動――暴走
を始めたのだ。
・・・嫌だ・・嫌だ・・・自我を失い安っぽい本能だけの生き物に成り下がるなん、て・・・誰か・・・
「落ち着きなさい。気をしっかりと持つのです。・・・強い意志があれば、ウイルスが促す衝動などに
は負けはしない」
頭の中に力強い声が響く。・・・だが、声だけだ・・・あの方はここにはいない。
生れ落ちて半日にも満たぬ彼の自我は、知識を備えただけの幼い子供に過ぎなかった。ウイルスの
侵食に耐えられるはずもない。
・・・彼には縋るものがない。守るべきものも大切なものも・・・こんな短時間で・・・見出せるはずがない。
泣き叫びながら、よろよろと歩き出す。振り回した腕が何かに当たったような気がするか、今の彼
には認識できようもはずもない。
>494
霞がかった視界に見覚えのある男の背中が映る。襟首を掴み、後方へ引きずるようにして
投げ飛ばす。・・・もう、自分で何をしているかも・・・
ふと見下ろせば、小さな女の姿があった。彼がここまで連れてきた少女だ。
・・・見上げる瞳は・・・もう、何・・・も見えな・・・
彼はその場で膝をつき、左手を差し上げた。
・・・まるで、救いを求める罪人のように・・・
>494
・・・兵隊さんに撃ったら引火する言われたがな。そしてウチが迷っとる間に真っ黒筋肉が腕を
斬り飛ばされ、さらにトラックまでぶつけられとる。
その衝撃でゾンビの群れがワラワラと・・・ああ、もう次から次へと出てくるなぁホンマ。
>498
爆発するトラック、燃え盛るその下から真っ黒が泣きながら這い出してきよった。
・・・様子がオカシイがな?
フラフラとゾンビを振り払いつつ深紅と兵隊さんに近づいて・・・兵隊さんを投げ飛ばしよった!?
こっちへ飛んでくる兵隊さんをバイクから降りたウチがキャッチする。・・・うう、えらい衝撃やで。
あの真っ黒が深紅に何するつもりかしらへんが、はよ駆けつけた方が良さそうなのは確かやな。
「兄ちゃん、良かったらコレ使ってや!」
ウチは蟷螂に銃ぶっ放しとる兄ちゃん>496にバズーカを放り投げ、深紅の元へとダッシュする。
途中にはゾンビが数十匹・・・ええい邪魔すんなお前ら!
ウチは背中の剣を抜いて突破にかかった。こら苦労しそうやでホンマ・・・
>499
・・・ああ、また間違えてしもた。人ん家のPCで書き込むもんやないなぁ・・・
とりあえず、ウチの行動やと思っといて・・・みんなえらいすんまへん。
>477
(突然ですまないが…。先ほどここに居た巨人はどこに…。
とりあえず状況を説明してくれないか…?)
バスを降りた澪に、男が話しかけた。あまりに体格が良すぎるその
姿に一瞬躊躇したが、この街で起こっていることに比べれば…。
「こっちのほうに…行きましたよ。」
巨人の向かった方向を指差し、軽く会釈して、今指差した方向に向かう。
薫と神丘がすでに向かっているので、深紅は大丈夫なはずだ。
大丈夫、大丈夫、と自分に言い聞かせるように呟きながら
巨人を(とはいえもはやその行方は検討もつかないが)追う。
>494
一人の自衛隊員が深紅の元にたどり着き、深紅を抱きしめる。
深紅は泣いてはいなかった。絶対的な恐怖に襲われながらも、
その幼い思考では、巨人と大蟷螂の大格闘など、現実としての
説得力に欠けてしまうのだ。
保護されたはいいが、現状ではその場を動くことすら危険なため
なかなかこの場所を動けずにいる二人の元に、格闘でボロボロに
なった巨人がやってくる。膝をつき、左手を差し上げ…
「…ごめんって…言ってるの…?」
そう言っているような気が、深紅にはした。
頭に浮かんだのは、大好きな少女向けのアニメのワンシーン。
主人公の女の子が魔法使いに変身して、悪者を倒すアニメ。
その物語の中で、主人公は許しを請う悪者に、決まってこう言った。
「…もうこんなことしないなら許してあげる。」
その言葉には、深紅自身ひどく共感していた。
深紅は、本当の意味での悪者はいないと思っている。
幼い少女の考えることだが、自分なりに考えてみた結果の答えだ。
「大丈夫、許してあげるよ?だけど、もうこんなことしないでね?」
>496、>497
こちらに向かって何かが飛んできた。恐らく小銃弾だろう。それはカキンという音と共に地面に落ちた。
弾の飛んできた方を振り向く。居た。銃を持った男だ。暫く睨み合っていたかったが、上から銃弾が来た。
咄嗟に近くにあったジープを跳ね上げ、目に当たっていた筈の銃弾を防いだ。援護のつもりだったかも
知れないが、こっちにとっては好都合だ・・・・・
彼は、盾に使ったジープを発砲音がした方へ投げつけた。
目の前はまさに修羅場。子供の様に啼く巨人と蟷螂の暴れる様…。
あたしは逃げる足を止めて、巨人と小さな女の子をただただ見ていた。
ウィルスによって意識を侵食されつつある巨人の状態が手に取る様に分かる。
きっとそれは、あたしも『彼』とウィルスによって変化を遂げたと言う点で同じだからかしら…。
力を得たあなたと、そのウィルスを死滅させるあたし。
きっとそこだけの違いで…。
巨人の目の前の少女が微かに微笑んでいる。
でも、まだ油断は…
>503
「きゃあ!!」
大きな音と何かの破片が飛んで来る。
…蟷螂って…厄介ね。
見上げた先で、蟷螂と目が合った…様な気がした。
結構頭がいいのかもしれない。虫の癖に。
蟷螂と睨み合うだなんて、笑えるわね。
もしかして蟷螂は気付いたのだろうか…?
あたしがあなたたちの…ウィルスを殺す『天敵』だって。
まさかね、虫にそんな事が分かるわけないか。
ゾンビが近付いてくる。グズグズしてたら、足を引っ張ってしまう。
「死んだりしないでよね!!」
それだけ叫ぶと、北上の腕を掴んであたしたちは格納庫から走り出した。
所持品:無し
現在地:地下格納庫から出て行く。
状態:左肩負傷、全身打撲。
(避難所に到着。公園内に全車両を停める)
中隊長「生存者の皆さん、降りてください。避難所に着きました」
隊員「中隊長殿、司令に隊員の戦死報告等をお願いします」
中隊長「分かった。彼らの案内を頼む」
(敬礼し、司令官と何か話した後、他の隊員と撤収作業を始める)
隊員「皆さんはこのままヘリで脱出してもらいますが、
その前に前に拳銃の類は回収させていただきます。それと・・・・」
(話している途中にヘリに乗っていた無線手が叫ぶ)
無線手「航空隊出撃だと!?どこに向かわせた?」
隊員「おかしい・・・攻撃予定は明日だといわれていたんですが・・・
おそらく何らかの理由で繰り上げられたのでしょう。急いでヘリに乗ってください」
(笠倉たちにヘリに乗るようにいった後、自分も別の隊員とともにヘリに乗り込む)
>505
小隊長「待ってくれ!俺達も乗せてくれ!」
米兵達はバスから飛び出すと避難所に入り、離陸しようとしている陸自ヘリに
駆け寄り、有無を言わさず飛び乗った。
>505
「了解。・・航空隊出撃?・・撃ち落されないといいんだけど。
・・大抵お決まりのパターンで出てくるかもね・・」
多少の不安を持ちつつ、搭乗。
銃器類を渡しておく。
>505
なんとも慌しい事だ。…結局ディスクの中身は見れず仕舞いだなぁ。
「まさか残ってる隊員が全員いっぺんにこのヘリで脱出できるわけじゃないだろ?」
そもそもまだ車両が何台も残っている。それに便乗して脱出することも可能だろう。
「悪いけど先行ってくれ。最後まで面倒くせぇこと言ってすまないね」
(銃とヘルメットを返し、撤収作業中の隊員を捕まえてガソリンとマッチを分けてもらう。
トラックの中で笠倉から返されたバッグを肩に引っ掛け、少し離れた開けた場所へ出る。
バッグから上着に包まれた真琴の遺体を取り出し、地面にそっと置いた。ガソリンを振りかけ、火をつける。
煙が立ち上り、風に吹き散らされて行く。それもすぐに終わり、後には煤けた骨だけが残った。
側に生えていた木の枝を折り取り、即席の箸にして骨を拾う)
……さすがにコンビニ袋に入れるのは気が咎めるな。まぁ野晒しよりはマシだろうけど。
(袋をバッグに入れ、部隊のほうへ戻る。近くにいた隊員にバッグ内に残っていた弾薬を渡す。
ただし半分だけだ。残り半分は各所に隠し持っている。)
何処に連れて行かれるか解らんが、多分次があるだろうしな。
(トラックに乗りこむ寸前、周囲の隊員たちを見まわす)
俺もこいつらも結局は振りまわされる身、か。
>503
やはりというか大蟷螂は弾丸をいとも簡単に防ぎ、尚且つ反撃までしてきた。
「ちぃぃ!!」
こちらに飛んで来るジープをそのその場から走り、避ける。
当たる事は回避出来たが、まだ安心できない。
少しでもジープから離れるため走る。
直後、爆発が起きる。
「ぐうっ!!」
爆発の勢いで飛んできた破片が肌を浅く切る。
が、それよりもジープが爆発した所を見る。
崩れているかと思ったが思いの外造りが頑丈なのか崩れてはいなかった。
「まったくやってくれるな蟷螂の化け物が・・・」
今だこちらを睨んでいる大蟷螂をこちらも睨み返す。
だが、状況はこちらが圧倒的不利だった。
足場が少なすぎるのだ。
コレでは行動が読まれてしまう。
「まぁ、それだけの知能があればの話だが・・・」
とにかく大蟷螂を倒さない限り脱出は難しい事は確かだ・・・。
「いや、無理に倒さなくても動けなく出来れば・・・」
とにかく今は足止めをするしかない。
俺は無駄とは知りつつもM4カービンの弾丸を大蟷螂へと撃ち続ける。
所持品: ワルサーP99(残弾13)+マガジン×2
ライター 包帯 折り畳みナイフ M4カービン(残弾26)+マガジン×1
コンバットナイフ 手榴弾×1 M92ベレッタ(残弾15)+マガジン×2
状態:骨が何本か折れている
>497、503
(上から聞こえた発砲音に反応し大蟷螂は目に追えないような速さで
近くにあったジープを跳ね上げ弾丸を防ぎ、さらに素早い動きで防御
に使ったジープを発砲音のした方向に投げつけた)
・・・・・・反射神経もスピードも力も耐久力も半端じゃない・・・。
ていうか、あそこにいる奴(497)は大丈夫なのか・・・?
さて・・・どうする?
ランチャーは確実に当てないとこっちまで自滅するし、接近戦では撃てない
かといって銃を撃てばあの硬い身体に弾かれる・・・。
眼もこの位置からは狙えない・・・。狙えたとしてもさっきのように弾かれるのがオチ、か。
まさしくボスに相応しいな・・・、でも、だからこそ、倒し甲斐があるってもんだぜ。
(俺は未だに497の方向を向いている大蟷螂を見て、笑みをこぼした)
>499 509
>「兄ちゃん、良かったらコレ使ってや!」
(大蟷螂の方を見ていた俺に向けていきなり何かが投げつけられた、
それは空中で回転しながら確実にこっちに飛んでくる)
・・・何だ、アレは?
なにか・・・?どっかで見たことが・・・、・・・ッ!?
バズーカ!?
(俺は飛んできた物体を目で確認すると急いでソレが
落ちようとしている場所に走り、受け止めた)
〜〜〜〜〜〜〜ッ!
バズーカを投げる奴がいるとは・・・。
落ちて暴発でもしたらどうするんだっつーの!
・・・・・・バズーカ?・・・バズーカねぇ・・・。
(俺は手元で鈍く輝くバズーカを見つめ、笑みを浮かべる)
・・・向こうが弾を防ぎ避けるなら、避けれないようにすればいいだけじゃないか・・・。
そうだ、簡単だ・・・確かに一歩間違えたら、というか一歩間違えなくても危ないかもしれない・・・。
が、それ以外に手が思いつかないからな、しょうがないか・・・。
(M79を床に置くとその弾を一個だけ抜き取り、手に持った)
とりあえずあの昆虫がこっちに興味を示さなきゃ意味がないな・・・。
(小銃の連撃を大蟷螂に放ち、言う)
「おい、お前の獲物はこっちだぜ・・・さっさとかかって来いよ、狩ってやるからよ」
さあて、いよいよ五体満足で帰れる自信が無くなってきたな・・・。
持ち物:89式小銃(残弾21発)+バラ弾15発+暗殺用の小型ナイフ+緑色の植物+謎のアンプル+
M79の弾一個+デザートイーグル+バズーカ
場所:傘社地下施設 地下格納庫
状況:全身打撲、身体の傷は治療済み、大蟷螂と戦闘中
.oO(……くそ、せっかくヒトが生きる気になったんだから、ほっとけっての…!)
追って来るゾンビの足取りは変わらず鈍い。普段なら、なんなく振り切って逃げられるだろう。
しかし、怪我をしている上、支えの杖を失っている者にしてみれば話は別だ。
必死で逃げ続けるものの、徐々に距離を詰められつつあった。
「……っく、ちっきしょ……ヤベェ…」
>480 シノザキさん達
.oO(! これ、トラック…!?)
音のした方を振り返ると、急停車したトラックや装甲車から、
バラバラと隊員が降りてくる所だった。その中には見知った顔もある。
.oO(……良かった、みんな大丈夫だったんだ………)
銃声がけたたましく響き、僅かの間でゾンビの群れが蹴散らされていく。
ゾンビの掃討が終わると、シノザキの手を借り、転がるように荷台へ放り込まれた。
「だっ……! す、すいません……助かりました」
したたかに頭をぶつけたらしく、顔をしかめながらも、表情には生気が戻っていた。
>505 自衛隊の人達
「あ……すいません。危なかったんで借りましたけど、弾撃ってないですから」
.oO(ふー……もう、あんなの二度と持ちたくないよなぁ…)
攻撃……、隊員の連絡の流れを聞いて、顔が引きつる。
「わ、分かりました……すぐ乗ります、今乗ります!」
>508 シノザキさん
「え……乗らないんすか? はぁ……分かりました。
それじゃ、シノザキさんもなるべく早く逃げて下さいね!」
乗り込みながら手を振り、ヘリの座席に着く。
.oO(……………助かった、よな)
今ひとつ実感の沸かない様子で、掌を握り締め、また開く。
何気なく外を眺めると、自然に拝むような仕草で右手を前に出した。
死に別れた生存者の、犠牲になった人々の、冥福を祈るように……。
>505
一気に脱出は無理だろう・・・・・
(シノザキを見つけると後をついて行く・・・・・)
(火葬されていく真琴の死体を見つめながら
ゆっくりとシノザキの斜め後ろで手を合わせる・・・・・)
ゆっくりと部隊のほうへ戻る。近くにいた隊員に64式小銃と9mm拳銃、予備の弾薬を渡した・・・・・
「隊員に武器はそれだけだ、と告げると黙ってトラックに乗りこむ・・・・・」
持ち物:カバン(黒猫と二重になった底の部分にUSP7発(12発弾倉8個)、S&W M49(通称ボディガード)5発 、コンバットナイフ、グルガナイフ、煙草、ライター )が入っている。
状態: 眼鏡装着
>502
彼の左手に何かが触れる。・・・柔らかい・・・暖かい・・・機械仕掛けの手にはそこまで繊細な感覚は
ないはずなのに、彼は確かにそう感じていた。
・・・何だろう、心が落ち着く。
彼はゆっくりと呼吸を整え、立ち上がる。右腕の切断面から伸びる触手に意識を集中させる。
――彼は咆哮をあげ、振り向いた。
見境なく暴れるだけだった触手は、もはや彼の意のままに動く。こちらに近づくゾンビの頭を
次々に貫き、吹き飛ばす。
・・・この女はもう安全だろう。
彼はすかさず跳躍し、ゾンビ達が出てきた扉の向こう、武器保管庫へと飛び込む。
人間が使う武器――といっても試作品――がほとんどだったが、ここは傘社の施設だ。
・・・あった。これだ。
タイラント用に試作された大型のガトリングガン。ジェット戦闘機に装備されている22ミリ
バルカン砲を人型の生物が撃てるように改造した・・・実に馬鹿げた代物である。
彼はそれを右手の触手で絡め。左手で支える。背中には巻貝を連想させる巨大な弾薬ケースを
背負い、更にそこから伸びる数十メートルにも及ぶ銃弾の帯を引きずる。
考えうる限りの最強の武装だ。
格納庫に戻り、その中央に仁王立ち、巨大昆虫を睨みつけ、銃口を向ける。
・・・引き金を引く。
おおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!!!
轟音、雄たけび、金属音、とてつもない反動だ。悪魔から授かった膂力を振り絞り、
踏みとどまり、撃ち続ける。
一秒間に120発、分厚い鉄板すら原型を留めることができないその理不尽な破壊力は、確実に
昆虫の外骨格を砕き、貫通し、体液を溢れ出させる。
・・・何故だろう? 何故こんなに力が湧いてくるのだろう?
悲鳴をあげて後退する昆虫の全身に銃弾を浴びせながらも、彼の頭からその疑問が消えること
はなかった。
>514
いきなり全身に銃弾を浴びた。それも、外骨格を砕くほどの威力だった。
今まで感じた事の無い痛みを受けた。やめろ、やめろ。
理性が失われていく。もう痛みなど感じない。嫌な音を響かせながら、外骨格が
変形していく。背中には棘まで生えてきた。頭も変形している。
もういい、狩りも縄張りもどうでもいい、全部ぶち壊してやる。
何時の間にか鎌が4本になっている。自分で見ても変な形だ。
彼は理屈では考えられない様なスピードで巨人に近付き、回転している銃身を
掴み、へし折った。さらに間髪を入れず、巨人の胸と頭に向かって鎌の連撃を
叩き込んだ。
(米兵に続いてバスから降りる)
あれは陸自のヘリか?よし、我々もあのヘリで逃げることにするか。
(副所長がヘリの方に向かうが主任があわてて止める)
米兵と・・ヘリに乗れば・・・研究げっかが・・・米軍に・・奪われまず・・・・
この結果は・・・・・発表まで・・みづがっては・・・いげません・・
(主任としばらく話してから自衛官に話しかける)
君らは救助に来た自衛隊だろ?我々もここから脱出させてくれ。
しかし我々もトラックに乗りたい。飛行機にはいい思い出が無いからな。
(自衛官に刀と校長の銃を渡しトラックに乗り込む)
おっと、先客がいたようだな。少しつめてくれ。
君の職業は何かね?我々は学者だ。
(研究資料を奥のほうに置き、シノザキたちに話しかける)
>516
小隊長「・・・・おい、あいつらは何故トラックに乗る?」
隊員「何か隠しているものと思いますが。」
小隊長「気になるな。おい、降りろ。俺達もトラックに乗るぞ」
隊員「しかし、全員が乗れませんよ」
小隊長「なら、あそこにあるジープに残りを乗せろ」
(言いながらすぐにトラックに乗る)
小隊長「やあ、奇遇だな。まさか同じ車両に乗るとはね。所で、我々は
この人物を探しているんだが、心当たりは無いかね?」
(そう言って川崎の写真をシノザキに見せる)
小隊長「こいつは重大な軍規違反をした奴でね、全米で指名手配されている」
(>508シノザキの言葉を聞いて)
隊員「しかしヘリのほうが速度も速いし安全です。トラックだと途中で奴らに遭遇しかねません。
まあ、あなたの決めた事なら口出しはしませんが・・・」
(トラックの方へ案内する。自分もトラックに乗ろうとしてバスを見つける)
隊員「おや?まだ生存者が・・・米軍だと!」
(すぐに中隊長に知らせる)
中隊長「貴官らはアメリカ軍人か?まったく、米軍はヘリの一つも出さんのか。
貴官らはそこのトラックか何かに乗るといい。ヘリには積む物があるんだよ」
(トラックを指差し、ヘリに機材を積み込み自分も乗リ込む)
(機材の積み込みが終わり、公園の中心にあった日の丸をおろす)
無線手「これより撤退を開始する。全機、離陸開始。
地上部隊は南部の検問に駐留している部隊と合流せよ。以上」
(無線連絡が終わると全てのヘリが飛び立ち、地上の車両も移動を開始する)
中隊長「やっと終わった。今から帰るぞ」
(ポケットから家族の写真を取り出し、ボソッと呟く)
>505
「…………」
無言でヘリに乗り込む。
思い残したことは山ほどあるが、どうせこの腕では足手まといになるだけ。
「………?」
ふと、避難する生存者たちが残した武器が目に入る。
自衛隊の目が外れた瞬間に素早く懐に忍ばせる。
………見つかって没収されるのが関の山だろう。
だが………。
「……俺は、避難します」
行動:保管されていたコルト・ガバメントを盗む。
ヘリに乗り込む。
>502、494
トラックの下敷きになった巨人に背を向け、少女の顔を見る。
顔が煤で汚れている。表情は放心状態だった。
外傷らしい外傷は無い。
安心すると同時に、重力から解放された。
滑走路のが上にある。つまり・・・投げ飛ばされた?!
>「大丈夫、許してあげるよ?だけど、もうこんなことしないでね?」
宙を飛びながら一瞬、自分の耳を疑った。
背中に衝撃を感じる。
体が言う事を聞かない。化け物が女の子の手を掴んだ。
一瞬、暗闇に包まれる。
次に見たのは、巨人と変形した大蟷螂の格闘戦だった。
巨人も善戦しているが、明らかに分が悪い。
内蔵を剥き出しにしながらも、変形し続ける大蟷螂と
装甲が剥がれ不気味な触手を絡み付ける巨人の姿。
2体の化け物の周りには、航空機も見えない。
弾き飛ばされたのだろう、航空機の殆んどが潰れている。
今なら、強力なグレネードだって誘爆を気にせずに撃ちこめるだろう。
偵察人はどこにいる?!
ヘリの陰から女の子が心配そうに闘いの行方を見守っている。
(全く・・・心配するなら・・・俺の心配をしてくれ・・・)
痛む頭を振り、ベネリを手に取る。
ポケットの注射器も無事だ。
お互いの動きを止めている今がチャンスだ。
確実に殺すためには、援護が必要だ。
しかし・・・偵察人の姿が見えない。
(複眼ってのは・・・厄介だが・・・片方潰れてやがるな・・・)
1人でもやれるか・・・いや、生きて変えるのも任務のうちだ。
どちらかが倒れた時に、抗ウィルス剤を使えばいい。
1本でも残るに越した事は無い。
所持品:ベネリM4ショットガン(7発)、予備の弾23発。ベレッタ(12発)弾倉2本。
DVD、赤い液体の入った注射器用アンプル。
状況:地下格納庫。偵察人の姿を探している。
状態:前身打撲。 左腕の切り傷は治療済み。
>520 515 514
(獣のような咆哮、その咆哮に続く爆音に近い射撃音があたり一帯に響く、俺は反射的に床に置いたM79を広い、大蟷螂の
傍からふっ飛ぶようにして離れ床に倒れこんだ、次の瞬間、俺のいた場所の床が砕け吹き飛び、大蟷螂は血だか体液だか得体
のわからない物を撒き散らしながら後退した)
ッ!?ヘリからの射撃?!
・・・いや、違う・・・・・・。
(俺は口に笑みを浮かべながら起き上がり格納庫の中央を見つめた)
あのデカブツ、生きてやがったか・・・。
にしても・・・とんでもない武器を装備したもんだなぁ、おい・・・。
で、あの昆虫は・・・?
・・・・・・・・・いない?
(瞬時に中央に視線を戻す、そこにいたのは形を変えてパワーアップした大蟷螂が巨人の頭と胸に連撃を叩き込んでいる姿だった)
・・・・・・目で追えなかった?
あの昆虫が・・・あのドデカイ昆虫が近づくが目で追えなかった、だと?
まったく・・・本当にB級のモンスター映画だ・・・。
二大怪獣大決戦?ハッ、笑えるね。
で、いい加減子供の救助は終わったのか?アイツは・・・。
(俺はあたりを見回し自衛隊員?の姿を探す)
・・・・・・チッ、砂煙やら壊れた機械が障害物になって探せやしない。
しょうがない・・・。
(腰に差し込んでいたデザートイーグルを抜くと天井に向かって弾が切れるまでぶっ放した)
持ち物:89式小銃(残弾21発)+バラ弾15発+暗殺用の小型ナイフ+緑色の植物+謎のアンプル+
M79の弾一個+デザートイーグル(弾切れ)+バズーカ
場所:傘社地下施設 地下格納庫
状況:全身打撲、身体の傷は治療済み、自衛隊員?に居場所を知らせるために連続射撃
>512>518-519
まさか火葬が終わるまで離陸しないと思わなかったからなぁ。
カッコ付けて先行っててくれなんて言っちまった以上、やっぱ乗せてとは言いづらいし
既に俺が乗るスペースも無さそうだし。
「ま、何処に行くか解らんがどうすぐに合流するだろうさ。じゃあな。」
(はためく日の丸を横目に見ながら、トラックへ乗りこんだ)
>516
随分と目に眩しい方々がいらっしゃったなぁ。
髪どころか肌まで真っ白、学者っつうか引き篭もり暦10年のほうがしっくり来るぜ。
こっちの体格の良い爺さんは…目が明らかに体育会系だな。
少なくともただ机にかじりついてる奴の目じゃねぇわ。怒らせないほうが良いかな。
「こりゃご丁寧に。俺は…まぁフリーターです」
実際年の半分はバイトに明け暮れてるんだから、
ジャーナリストの卵と言うよりは正直で良いだろう。
>517
(米兵がトラックへ乗りこみ、友好的だが強引な態度で会話を中断させた)
この押しつけがましいフランクさ、流石アメリカ人だな…!しかし俺は負けん!
まぁ日本語で話し掛けてきたことだけは評価してやろう。
全世界が英語を知ってて当然、みたいな奴たまにいるし。
(差し出された写真を見る。眼鏡をかけておらず、顔立ちも若干変わっているが間違いなく川崎だ。)
…随分目つきが悪いなぁ。つーかありていに言って人殺しの目だ。軍旗違反ってことは軍人か。
なら敬礼が綺麗なのは当然だな。しっかし目つき一つでこうまで人相変わるかね。
「悪いけど知らないねぇ。それより俺も連れも酷く疲れてるんだ。寝かせてもらうよ。」
(あくびを噛み殺し、腕組みをして目を閉じる。隣では川崎が腕を枕に狸寝入りをしている)
軍旗違反の内容も気にはなるんだけどな…。
(やがてローターが回る音が響き、その音がゆっくりと上昇していく。
残された車両部隊も次々に発進する。後には轍と、土の焼け焦げた跡だけが残った。
最初は狸寝入りだったが、いつしか本当に眠りに落ちていった)
>515
胸板を貫かれ、ヘルメットに亀裂が入り、鋭い痛みが全身を走る。
だが、それでも彼は冷静だった。
昆虫は異様な姿に変貌し、彼に向かって滅茶苦茶な動きで大鎌を振り下ろしてくる。
・・・醜い姿だ。
ウイルスによる肉体の変化にも限界がある。コイツはもう、長くはもたないだろう。
急激な変化を遂げ、自己崩壊を始めたその体。スピードはあっても、先程までの頑丈さは欠片もない。
大鎌の一本を左手の超振動が砕く。もう負ける気がしない。
背中の弾薬ケースを投げつける。命中、砕ける外骨格。もう防御する知恵も残ってないのか・・・
・・・楽にしてやろう。
昆虫の連続攻撃をかわし、彼は跳んだ。どんなにスピードがあっても、ここまで隙が生じるような大振り
では意味がない。やすやすと昆虫の目の前、頭上への跳躍を果たす。
消えろ・・・!!
その頭頂から胸元まで、破壊の為に造りだされた左手が縦一文字に砕き、斬る。
着地する彼、動きを止める巨大昆虫。
斬り砕かれた所から全身に亀裂が走り――この街最大の怪物は粉々に砕け散った。
長い息を吐き、格納庫内を見回す。酷い有様だ。使えそうな航空機は全滅状態だ。
・・・脱出は不可能・・・となれば、生き残る方法はただ一つ・・・か。
彼は振り返り、少女の方へと近づいていく。
そのヘルメットの中では会心の笑みが浮かんでいることだろう。任務には失敗してしまったのに、
不思議と彼の心は満たされていた。
>521
連続して発射される拳銃の音、それも強力なマグナム弾の音だ。
(生きていたか・・何を・・・撃っている・・・?)
周囲を見回すが障害物がいたる所に転がり、視界は良好では無い。
(考えろ・・・俺ならこの状況で・・・どう位置を教える・・)
音だけでは不完全だ。だとすると・・・そうか!
顔を上げると、天井の一部が砕けるのが見えた。
ベレッタを引っ張り出すと、自分の頭上に向けて全弾撃ち込んだ。
>523、515
内蔵を撒き散らしながら分解された大蟷螂に背を向け、ゆっくりと少女に近づく巨人。
弾の切れたベレッタをベルトに押し込み、尻を突いてベネリを構えた。
亀裂の入ったヘルメットの辺りを狙い、スラッグショットを連続して叩き込む。
頭部は霧状になり、完全に消滅していた。亀裂から見えた巨人の顔は、笑っていた様にも見えた。
出し抜かれ、投げられた事を思い出し左腕に銃弾を撃ちこむ。
「・・・念の為だ。感染体らしく腐って死ぬがいい。」
剥き出しになった首に注射器を打ち込む。
今度は吹っ飛ばせないはずだ。
「さて、真紅ちゃん・・・だったかな?兵隊さんと一緒に逃げるとしよう。化け物はもういない。」
返事も聞かずに持ち上げると、天井に空いた穴を目指し、歩き出す。
きっと合流できるはずだ。
所持品:ベネリM4ショットガン(2発)、予備の弾23発。ベレッタ(0発)弾倉2本。
DVD、赤い液体の入った注射器用アンプル。
状況:地下格納庫。女の子を抱え、偵察人の姿を探している。
状態:前身打撲。 左腕の切り傷は治療済み。
(米兵に気付き資料の上に白衣をかけて隠す)
おや、軍人さんもこっちに乗るのか?
その写真の男は・・・見たことが無いな。
だいたい軍規違反の犯罪者がこんなところに居るわけ無いじゃないか。
さて、私も少し仮眠をとらせてもらうよ。主任ももう寝ているようだしな。
(木箱をシノザキの後ろに隠して眠る)
どんなに弾を撃ち込んでもまるで効果が無い。
倒せないという焦りが募っていく。
弾もそろそろ尽きる頃だ。
「ぐっ、ヤバイな・・・」
その時、獣としか言えない叫び声が上がる。
慌ててそちらに目を向ける。
「な、なんだアレは・・・」
そこには巨大な砲身を持った巨人がいた。
巨人はその砲身を大蟷螂へと向け、撃つ。
とてつもない速さで放たれる弾は大蟷螂へと向かう。
大蟷螂は巨人から放たれる弾に撃ち抜かれていく。
その様子を見て、倒せると思ったがそれは甘い考えだった。
大蟷螂は体を変形させ、その場から消える。
いや、消えたのではない。
物凄い速さで移動したのだ。
巨人よりも倍のある体でだ。
巨人は大蟷螂の攻撃をあっさりと受ける。
だが、巨人はそのまま立ちどまらず大蟷螂の攻撃を避け、大蟷螂の顔へと手刀を叩き込む。
その後は、崩壊だった。
大蟷螂の体は崩れていき、粉々になった。
「終った・・・・・・」
安堵の溜息が出て、その場に座り込んでしまう。
体が疲労を訴えてくる。
巨人を見る。
体はボロボロで、腕も片方しかない。
この分だと当分は脅威は無いだろう。
「それより薫さんや他の人と合流しなくちゃ・・・」
体を起こし歩き出す。
何故か頭の中は先ほどの戦いが思い出される。
理由は判ってるが、あえて無視する。
そんな事より今はどう合流するかが問題だ。
所持品: ワルサーP99(残弾13)+マガジン×2
ライター 包帯 折り畳みナイフ M4カービン(残弾11)+マガジン×1
コンバットナイフ 手榴弾×1 M92ベレッタ(残弾15)+マガジン×2
状態:骨が何本か折れている。頬と左腕と右足に浅い切り傷が有る。
状況:どうやって合流するか考えてる
あ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜疲れた・・・誰もゾンビの相手してくれへんのやもん。
兵隊さんも兄ちゃんも、か弱い女二人のこと考えといてほしいわホンマ。
深紅に近づくゾンビ共を薙ぎ払った真っ黒筋肉が母ちゃん蟷螂を倒し、何やら満足気な足取りで
深紅の方に歩いて行く。
ん〜む、紆余曲折あったが最後は男らしかったで真っ黒筋肉!
>524
そんな感慨にふけっとるウチと深紅の目の前で、真っ黒の頭が吹っ飛ばされてしもた。
・・・おいこら待てや。
「何しとんねんこのバカチンがぁ!」
返事も聞かずに深紅を担いで外に出ようとする兵隊さんの背中にドロップキックをくらわす。
空中に放り出された深紅をキャッチし、その頭をナデナデしながら、兵隊さん――さんづけで
呼ぶんもアレやさかい【迷彩服】って呼ぶことにしよか――に言うたる。
「あのデカイのは、深紅を助ける為に戦ったし、実際にゾンビから助けてくれたんや。・・・まあ、色々
悪さもしとったが、最後にええことして死んだららみんな仏様や。人間らしく葬ったらんかい!
・・・大体、この子の目の前でアッサリ殺してまう神経が信じられへんわホンマ・・・」
早口でまくしたてて、足で外を示し、どっか行けと威嚇する。深紅もイ〜っと歯を剥いて威嚇しとる。
ホンマ可愛いやっちゃ。
「・・・まあ、せめて拝むくらいのことはしたっても、バチは当たらへんやろ」
真っ黒の死体に近づいて火炎瓶の中身を振りかけ、火をつける。仏さんを野ざらしは不味いやろ。
燃え盛る死体を前にして、ウチと深紅は手を合わせる。
今日は、人生で一番多く、死と向き合う日やったなぁ・・・
>527
燃え尽きた死体、焼け残ったのは装甲服に包まれた逞しい骨格と僅かな機械部品。
それと――
「そこの方、もしよろしければ、この箱を持って避難していただけませんか? 避難場所は
すぐそこ、この施設の地下シェルターです。空爆が終了次第、必ず我々が救助に向かいますので。
・・・もちろん、相応のお礼はさせていただきますよ」
一辺が約20cm程の立方体、素人目にもブラックボックスという単語を思わせるようなその機械から、
この場にそぐわぬ落ち着いた男の声が響く。
・・・それが、彼がこの世に残した全てだった。
(南部検問に向け移動中)
運転手「しかしあなた達も変わっていますね。
ヘリがあるのにわざわざ乗り心地の悪いトラックに乗るとは・・・」
(検問に到着し、降りて警備の隊員に話しかける)
隊員「所属部隊と任務を答えてもらいたい」
運転手「我々は陸自培尾派遣部隊第三中隊、生存者を救出し撤退中だ。
ここを通してくれ。それから予定変更があり、まもなく爆撃が・・・・」
(話している途中で頭上を航空隊が飛んでいく)
運転手「わかっただろう。貴官らもここにいては危険だ。すぐに撤退せよ」
隊員「り、了解した。全員撤退!爆撃が始まるぞ!繰り返す。全員撤退!」
(隊員が叫ぶと他の隊員があわてて停めてあった車両に乗り街の向こうへ
逃げ出す。第三中隊もそれに続き街から出て行く)
運転手「生存者の皆さんはこれから司令部の方へきて下さい。食料の配給などがありますから」
>522
小隊長「そうか、関係無い事で話しかけてしまった、すまん」
隊員1「中尉、彼はもう寝てますが」
>525
(苦笑いを浮かべて)
小隊長「おいおい、君達が寝たら、私の話し相手が居なくなるじゃないか」
隊員2「中尉殿、我々も仮眠を取りましょう」
隊員1「賛成・・・・ZZZzzzz・・・・」
小隊長「仕方ない、寝たい者は仮眠を取れ」
(そう言いつつ、自分も寝る)
何度も転びそうになりながらも、
北上と目的地…あの自衛官が言った場所に辿り着いた。
本当に走りっぱなしだったわね…。
足が痛い…。
ふと、あの格納庫に居たであろう人達を思い出した。
「先に逃げてきちゃったけど…きっと、大丈夫よね。」
半分は自分に言い聞かせる様に…。
もう直ぐ、ここから逃げられる…。
こんな最悪な街から…
所持品:無し
現在地:下水処理施設で待機中。
状態:左肩負傷、全身打撲
化け物同士の殺し合いが終わった・・・。
結果は二匹とも『さようなら。』
デカブツの方は生きていたようだが・・・どうせ自衛隊員?あたりが止めを刺したんだろ。
(俺は空になったデザートイーグルを地面に叩きつけ破壊して、自衛隊員?が撃ったと思われる
天井の下を目指して移動を始めた)
>527
>「何しとんねんこのバカチンがぁ!」
女というものは極限状態に立たされれば立たされるほど強くなるんだろうか?
だとしたら女というものの認識を改めなくちゃならないな・・・。
(自衛隊員?に向けてドロップキックを叩き込み、もの凄い剣幕で怒鳴っている女を見て俺は
そう思った)
「ドロップキックで蹴られるわ、救助した子供に嫌われるわで随分と損な役回りをしたじゃないか」
(痛そうな顔をして起き上がった、自衛隊員?に笑いながら言う)
>「・・・まあ、せめて拝むくらいのことはしたっても、バチは当たらへんやろ」
・・・火葬か。
てか装甲服を脱がしてから燃やせよ・・・有害物質が出たらどうするんだ・・・。
(的外れな考えをしつつも俺は女に近づき、バズーカを手渡した)
「あ〜、哀愁漂わせているところ邪魔して悪いんだが、コレは使わなかったからアンタに返しとく。
それと、コレは投げるもんじゃない、それを覚えておけ・・・あと、俺が蟷螂と殺りあってる最中に
援護してくれた奴がいたけど・・・アンタの知り合いか?」
>528
>「そこの方、もしよろしければ、この箱を持って避難していただけませんか? 避難場所は
すぐそこ、この施設の地下シェルターです。空爆が終了次第、必ず我々が救助に向かいますので。
・・・もちろん、相応のお礼はさせていただきますよ」
唐突に聞こえたその声は、俺のよく知っている声だった・・・。
デュラン・・・、本当に帰ったら覚えておけよ・・・。
報酬追加は絶対にもらいつつ貴様のその額にデコピンを打ち込んでやる。
(俺は顔を抑え、苦笑した)
持ち物:89式小銃(残弾18発)+バラ弾15発+暗殺用の小型ナイフ+緑色の植物+謎のアンプル+
M79(残弾7発)
場所:傘社地下施設 地下格納庫
状況:全身打撲、身体の傷は治療済み、自衛隊員?達と合流
>527
背中に衝撃を感じ、前のめりに倒れこむ。
「・・・ああ、あなたは無反動砲の・・・どこにいたんですか?」
立ち上がり、服の汚れを叩いて払う。
・・・こんな状況では何の意味も無い事だが、習慣がそうさせた。
>「あのデカイのは、深紅を助ける為に戦ったし、実際にゾンビから助けてくれたんや。・・・まあ、色々
悪さもしとったが、最後にええことして死んだららみんな仏様や。人間らしく葬ったらんかい!
・・・大体、この子の目の前でアッサリ殺してまう神経が信じられへんわホンマ・・・」
(・・・最後に良い事をして・・・だと・・・ふざけた・・・話だ・・・)
何とか感情を押さえ込む。
「・・・前後の事情が解からないんですよ。その子を保護して・・・情けない話ですが・・・投げ飛ばされましてね。
それで気絶してしまった。目が覚めた時には、あのばけも・・・いや、巨人と蟷螂が戦っているところでした。」
最後にいい事をすれば許されるなんて言葉は子供の前で使わないで欲しかった。
死んでしまった被害者は?
大切な人を失った家族の悲しみは?
そんな事態を避ける為に、子供には教えなくてはならない。
誰かを殺すというのは・・・本当に許されない事なのだ。
軽々しく・・・子供の前で言っていい言葉じゃない。
(・・・こんな事を言っても・・・・何にもならない・・・だろうな・・・)
安っぽいヒューマニズムを得意げに振りかざしてこの年齢になったのなら更正など絶望的だ。
いや、自分も同じだ。解かっているだけマシだ、と自己正当化してるだけなのだろう。
まぁ、いい。少なくとも自分は、最後に良い事をして自分を許そうとしない。
取り合えず火葬が終わったら、仕事だ。
客が増えすぎるのは問題だが、病院でヘリを待てばいいだろう。
なんだかんだと難癖つけて、最低限の人数だけでこちら側のヘリに乗ればいいだろう。
(無事には・・・帰してやるさ・・・任務の一環だからな・・・)
>530
>「ドロップキックで蹴られるわ、救助した子供に嫌われるわで随分と損な役回りをしたじゃないか」
男が笑いながら話し掛けてきた。
「全く難儀な仕事ですよ。ま、これも給料の内だと思っておきます。まだ、誰かいるんですか?」
ここまで人数が増えるとは予定外の状況だった。
>528
「そこの方、もしよろしければ、この箱を持って避難していただけませんか? 避難場所は
すぐそこ、この施設の地下シェルターです。空爆が終了次第、必ず我々が救助に向かいますので。
・・・もちろん、相応のお礼はさせていただきますよ」
残骸の中からこの場に相応しくない声が響く。
(・・・どこかで・・・どこかで・・・聞いた声だ・・・誰だ・・・)
いや、それよりも・・・空爆の方が一大事だ。
「・・・どこの馬鹿だ。空爆なんぞ考えやがったのは・・・」
本格的な焦りの表情が浮かぶ。最悪の事態だ。回避のしようが無い。
ここまで危機管理に疎い国だとは思わなかった。
「さて、どうします。我々と避難しますか?それとも・・・得体の知れない連中のシェルターとやらに移動しますか?」
所持品:ベネリM4ショットガン(2発)、予備の弾23発。ベレッタ(0発)弾倉2本。
DVD、赤い液体の入った注射器用アンプル。
状況:地下格納庫。偵察人、薫先生等と合流。 脱出方法に関する意見を確認中。
状態:前身打撲。 左腕の切り傷は治療済み。
>528
すっかり焼けてしもた真っ黒から、更に真っ黒い箱が出てきてウチらに話しかけてきよった。
・・・怪しすぎるでホンマ。
そもそもコイツはどっから来たんや? どっかのアホが作った生物兵器・・・?
脳みそから煙が出そうになっとるウチに>532の兄ちゃんがバズーカを返してくる。
まあ、確かに投げるモンやないわな。っちゅうても持って帰るワケにもいかへんやろし・・・
>533
ん〜、慇懃無礼なやっちゃ。何や涼しい顔して腹ん中でグチグチ文句たれとるタイプやなコイツは。
口にしたらスッキリするのになぁホンマ。相容れへん人種やね。
・・・さて、迷彩服について脱出するか、箱の兄ちゃんの言うとおりシェルターに避難するか・・・
ハッキリ言うて・・・どっちも信用できへんがな!
何やこの二択は!? 第三の選択肢はないんかい!
「あ〜〜〜・・・シェルターに行くわ。この箱持ってな。嫌いで信用できへん奴より、まだ嫌い
やなくて信用できへん奴を選ぶわ」
迷彩服が何か行動を起こす前に、ウチはバズーカをぶっ放す。
「た〜〜まや〜!!」
狙いは我が愛車、隼やがな。どうせオサラバになるんや。景気良く吹っ飛ばした方がスッキリ
別れられるがな。
「そうそうオッサン、何や言いたいことがあるみたいやさかい、まとめて答えといたるわ。
【そんなもん知らへんがな】や! 何事も諦めず、口にせな伝わらへんのやで。世の中。先に
言うたもんやったもん勝ちやがな。偽善も命懸けで実践すればホンマモンや!
以上、薫先生から汚れた大人への一方的な理屈でした! ほな、さいなら〜〜!!」
長い捨て台詞を早口で言い切り、ポカ〜ンとアホ面さらしとる二人を置いてダッシュする。
肩には深紅、小脇には箱、目指すはシェルターや!
突然の爆音が辺りに響き慌てて体を起こす。
「今度は何だよ・・・」
取り合えず爆音がした方へ顔を向ける。
目に付いたのは爆煙と正確には判らないが恐らく乗り物だった物。
取り合えず、敵が現れた事では無い事に感謝する事にした。
「ふぅ・・・一体何だったんだ・・・」
その時辺りに女性と思われる声が響く。
いや、その声は聞き覚えがあった。
>『そうそうオッサン、何や言いたいことがあるみたいやさかい、まとめて答えといたるわ。
【そんなもん知らへんがな】や! 何事も諦めず、口にせな伝わらへんのやで。世の中。先に
言うたもんやったもん勝ちやがな。偽善も命懸けで実践すればホンマモンや!
以上、薫先生から汚れた大人への一方的な理屈でした! ほな、さいなら〜〜!!』
「薫さん・・・ここまで聞こえてるよ・・・というかよくそこまで一気に喋れるね・・・」
どこかへと走っていく薫さんを目に止め、溜息を吐く。
まったく薫さんといると退屈しないというか呆れるというか。
「まったく危なっかしい人だな・・・・・おーーい!!薫さーーん!!」
ともかく彼女を一人にする事は危険だと思い大声で呼びかける。
あの二人も薫さんを止めてくれると有り難いのだが・・・。
所持品: ワルサーP99(残弾13)+マガジン×2
ライター 包帯 折り畳みナイフ M4カービン(残弾11)+マガジン×1
コンバットナイフ 手榴弾×1 M92ベレッタ(残弾15)+マガジン×2
状態:骨が何本か折れている。頬と左腕と右足に浅い切り傷が有る。
>534、532
>「以上、薫先生から汚れた大人への一方的な理屈でした! ほな、さいなら〜〜!!」
そう言いながら走り出す姿はまるでギャグ漫画だ。
(全く・・・女は・・・気楽だ・・・)
深い溜め息と共に、ある疑問が浮かんだ。
隣りでニヤニヤとこちらを見る男(偵察人)に話し掛けた。
「あの女性・・・シェルターに行くのは良いんですが・・・地図も無しで大丈夫ですかね?あのルートで行くと、病院方面に行っちゃいますし。」
地図を確認しながら、再び溜め息を吐く。
もう一つ、疑問があった。この男は何者なんだろう?
>535
>「まったく危なっかしい人だな・・・・・おーーい!!薫さーーん!!」
どうやら彼女の知り合いらしい若い男が大声で叫んでいる。
アサルトライフルに2丁拳銃という勇ましい姿だ。
これが隣の男(偵察人)が言っていた、援護してくれた男なんだろう。
「・・・あの女性の知り合いですか?彼女はシェルターに避難したいそうです。
あなたも行きたいなら地図を差上げます。
彼女、シェルターの場所も解からずに走り出してしまった。」
苦笑しながら目の前の青年に地図を差し出す。
「どうします?私としても早く逃げ出したいんでね。早めの選択をお願いします。」
所持品:ベネリM4ショットガン(2発)、予備の弾23発。ベレッタ(0発)弾倉2本。
DVD、赤い液体の入った注射器用アンプル。
状況:地下格納庫。偵察人と合流。 神丘遊夜を発見。
状態:前身打撲。 左腕の切り傷は治療済み。
なんだか騒がしいな…
(爆発音などに驚き、周りにいた化け物が退いていく)
よかった…。
(自分の家へ歩いていく)
持ち物:グロッグ17(残9)スニッカーズ 手帳 ファマス(残18) ファマスのマガジン(60)×2
状態:多数の怪我
ん〜、本当に元気のいいと言うかなんと言うか・・・。
(箱と子供を抱え走って行く女を見て、俺は頭を掻いた)
認識を変更だな・・・『女は強い』、と・・・。
>536
>「あの女性・・・シェルターに行くのは良いんですが・・・地図も無しで大丈夫ですかね?あのルートで行くと、病院方面に行っちゃいますし。」
「大丈夫だろ、ああいう女は強いと思うぞ。心配なら走って地図を渡しにでも行くか?」
(ニヤニヤと口に笑みを浮かべながら俺は言った)
>535
>「まったく危なっかしい人だな・・・・・おーーい!!薫さーーん!!」
(大きな叫び声に反応してその方向を向くと男がいた、さっき援護してくれた奴だ)
随分と怪我が多いな・・・。
見た目だけで随分とボロボロじゃないか・・・。
ま、それはおいといてとりあえず礼でも言っておくか。
「さっき援護をしてくれた奴だろう?あんまり効果はなかったようだが時間稼ぎにはなった。
援護、感謝する」
(俺は軽く頭を下げると口に笑みを浮かべた)
>「どうします?私としても早く逃げ出したいんでね。早めの選択をお願いします。」
(自衛隊員?が男に地図を渡し、問い掛けている)
追いかけるのは・・・無理だろう。
この怪我であの女レベルの走りができるとはとてもじゃないが思えない・・・。
「追うにしても無理があると思うけどな、切り傷に・・・骨も折れているだろう?途中でぶっ倒れるのがオチだと思うけどな」
(俺は相変わらず口に笑みを浮かべながら、男にそう言った)
持ち物:89式小銃(残弾18発)+バラ弾15発+暗殺用の小型ナイフ+緑色の植物+謎のアンプル+
M79(残弾7発)
場所:傘社地下施設 地下格納庫
状況:全身打撲、身体の傷は治療済み、自衛隊員?達と合流、援護してくれた男(神丘悠夜)を発見
(>537を見つけて)
拡声器「おい!何をしている!?もうすぐ空爆が始まるぞ!?市の外まで送る!
さっさと乗れ!」
拡声器の声が消えると同時に、ヘリは道路に着陸した。
【巨人の向かったと言う方向へ向かった澪を呼び止めるケンシロウ】
>501
危険だ…出来れば止めておいた方がいい…。
(それに化け物だけで無く…何かまもなくこの町が消えるような
事が起きそうな気がする…この予感あの時に感じたのと同じ…
だが一人行かせるのも危険だ…)
そっちが許してくれるなら俺も付いて行くが…。
どうする…?
薫さんに追いつくために走る。
多少、傷に響くが仕方ない。
「よっと・・・」
柵を乗り越え飛び降りる。
折れた骨が悲鳴を上げるが、仕方ないか。
俺はそのまま二人の男の元へ走っていった。
>536
>『・・・あの女性の知り合いですか?彼女はシェルターに避難したいそうです。
あなたも行きたいなら地図を差上げます。
彼女、シェルターの場所も解からずに走り出してしまった。』
迷彩服がボロボロの自衛員が話しかけてくる。
話を聞いて頭を抱える。
なんとなくではあるが、そうなりそうな気がしていた。
>『どうします?私としても早く逃げ出したいんでね。早めの選択をお願いします。』
いきなり早く決めてくれと言われてもこちらが困ってしまう。
いや、それよりこちらとしては協力してくれた方が助かるのだけど・・・。
>538
そのままどうするか悩んでいる俺に自衛隊員の横にいた男が話しかけてくる。
>『さっき援護をしてくれた奴だろう?あんまり効果はなかったようだが時間稼ぎにはなった。
援護、感謝する』
「あはは、それはどうも・・・」
お礼の言葉を言われたので取り合えずこちらも礼をしといた。
それにしても映画などでよくみる格好をしている人だ。
もしかしてどこかのスパイだったりするのかな?
>『追うにしても無理があると思うけどな、切り傷に・・・骨も折れているだろう?途中でぶっ倒れるのがオチだと思うけどな』
「・・・・・・・・」
少し驚いた。
まさか一目見ただけでこちらの状況を見抜くとは。
もしかしたら本当にスパイなのかもしれない。
(まぁ、取り合えず敵でも無さそうだし・・・いいか)
「ははは、まさにその通りで。確かに薫さんに追いつくのは無理そうだ・・・」
そうなるとこれはまた厄介だ。
あの薫さんの事だ。
何か問題でも起こすかもしれない。
(いや、絶対起きるぞ・・・)
「・・・あの〜すいませんが、いや本当にすいませんが・・・探すの手伝ってくれないですか?」
というか探すのを手伝ってくれなくてはこちらが困る。
それどころか体のあちこちが悲鳴を上げている。
(―――少々危険な状態だね)
この二人が探すのを手伝ってくれる事を祈る。
所持品: ワルサーP99(残弾13)+マガジン×2
ライター 包帯 折り畳みナイフ M4カービン(残弾11)+マガジン×1
コンバットナイフ 手榴弾×1 M92ベレッタ(残弾15)+マガジン×2
状態:骨が何本か折れている。頬と左腕と右足に浅い切り傷が有る。
>517
ふと小隊長に見覚えがあるような気が・・
...ooO(・・あ!)
「まさかこの街で隊長と遭うなんてなぁ・・」
過去を思い出しつつ、ヘリで離陸の刻を待つ。
>538
>「大丈夫だろ、ああいう女は強いと思うぞ。心配なら走って地図を渡しにでも行くか?」
「走って渡さなくても何とかなるでしょうね。」
あの女の理屈を聞いているとグダグダ考えるのが馬鹿らしくなった。
理屈にすらなっていない。まともな答えも用意しないで言い切る。
「全く・・・大した女ですよ。」
少しだけ、清々しい気分になった気がした。
>541
>「・・・あの〜すいませんが、いや本当にすいませんが・・・探すの手伝ってくれないですか?」
成る程、この男にはこの男の理由があるに違いない。
だが、答えは決まっていた。
「残念ですが無理です。下水処理施設で救助を待っている人達がいるんですよ」
しかし、ブラックボックスには興味があった。空爆を予言したあの男の声。
(・・・どこまで・・・信用できるか・・・解からないが・・・な・・・)
空爆の話はヘリのパイロットからも聞いた。
それに空爆後も残るシェルターの存在を知っている声の持ち主がブラックボックスから?
あまりにも不自然だ。
ある程度、というか明らかな証拠となる。
可能なのは・・・極めて強力な政治力の持ち主だけだ。
おまけに多分、正気じゃない。そんな理屈は関係無い。
(・・・それを・・・考えるのは・・・俺の・・・仕事じゃない・・・)
プロらしく行くとしよう。これ以上、任務に私情を持ち込んでどうする?
シェルターの位置が書かれたファイルを男に差し出す。
「これを使って下さい。私には・・・やらなきゃならない仕事が残っているんです。」
所持品:ベネリM4ショットガン(2発)、予備の弾23発。ベレッタ(0発)弾倉2本。
DVD、赤い液体の入った注射器用アンプル。
状況:地下格納庫。偵察人、 神丘遊夜と合流。下水処理施設に向う事を選択。
状態:前身打撲。 左腕の切り傷は治療済み。
>516
(君の職業は何かね?我々は学者だ。)
私は、ヘルパー・・・介護士をやっています。
それ以前のことは、解らないんです・・・・・
>517
(差し出された写真を見る。眼鏡をかけておらず、顔立ちも若干変わっているが間違いなく俺だった。)
これは、俺なのか?軍旗違反って一体、何のことだ?
(ゆっくりと腕を枕に狸寝入りを始める・・・・・・・)
見つかったら、ヤバイだろうな・・・いくら記憶が無くても・・・・。
(ゆっくりとカバンからS&WM49を取り出しポケットにしまう)
>530
(米兵達が仮眠を取リ始めたのを確認するとシノザキのポケットに手紙を入れた・・・・)
手紙にはこう書いておいた・・・・・・
シノザキさんへ
司令部の方へ行ってからお暇がありましたら、私の昔話に付き合ってください。
そして、ゆっくりと仮眠を取り始めた・・・・
持ち物:カバン(黒猫と二重になった底の部分にUSP7発(12発弾倉8個)、 、コンバットナイフ、グルガナイフ、煙草、ライター )が入っている。
状態: 眼鏡装着 、S&W M49をポケットに、仮眠中・・・・・・・
>543 541
>「・・・あの〜すいませんが、いや本当にすいませんが・・・探すの手伝ってくれないですか?」
(俺はその言葉を聞き、少し考えた)
手伝いねぇ・・・。
まあ、このこいつには借りがあるしな・・・。
あの援護がなければ、もしかしたら俺は死んでたかもしれないし・・・。
借りをつくったままさようなら、っていうのも気が引けるしな・・・。
>「これを使って下さい。私には・・・やらなきゃならない仕事が残っているんです。」
(そんなことを考えてるうちに自衛隊員?が男にファイルを差し出した)
ん〜・・・まあ、任務優先ならそれが妥当だわな・・・。
しかし、俺の場合は任務内容自体が曖昧だし・・・。
このままシェルターに行ってそのままデュランのところに連れて行ってもらう、ってのもありか・・・。
「・・・俺でよければ手伝う、アンタには『借り』があるからな」
(俺は男に笑って言うと、自衛隊員?の方を向いた)
「ま、そういうわけだ、あの2人と猫によろしく言っておいてくれ」
正直、この自衛隊員の正体に結構興味はあったんだが・・・まあ、いい。
もし次に会うことがあればまた観察させてもらうことにするか・・・。
持ち物:89式小銃(残弾18発)+バラ弾15発+暗殺用の小型ナイフ+緑色の植物+謎のアンプル+M79(残弾7発)
場所:傘社地下施設 地下格納庫
状況:全身打撲、身体の傷は治療済み、援護してくれた男(神丘悠夜)に協力することに
>「ま、そういうわけだ、あの2人と猫によろしく言っておいてくれ」
男はそう言って笑った。
「そうですね、少し残念な気もしますが。」
そう言って笑い返した。
男の特徴を可能な限り頭に叩き込んでおく。
ちょっとした保険だ。組織のルートは使わず、自力で調べるつもりではあったが。
ちょっとしたカードになるだろう。
「さて、無事に生き延びてください。」
それだけ言うと、下水処理場に向って走り出す。
下水道へのルートは頭に刻み込んである。
ひたすら走るだけだ。
二人の影が見える。油断なく、銃を構えながら接近する。
「無事だった様ですね、さぁ、行きましょう。上でヘリが待っています。」
病院で拾ったカードキーで下水道から施設への扉を開ける。
閉鎖された施設らしく、ゾンビの気配も無かった。
所持品:ベネリM4ショットガン(2発)、予備の弾23発。ベレッタ(0発)弾倉2本。
DVD、赤い液体の入った注射器用アンプル。
状況:下水処理施設内に侵入。北上と山田と合流した。
状態:前身打撲。 左腕の切り傷は治療済み。
足元の猫が鳴いた。
>「無事だった様ですね、さぁ、行きましょう。上でヘリが待っています。」
この子の主人はどうしたのだろう?
案内されるまま、ヘリの待つ場所へと移動する。
何故こんな所を彼が知っているのだろう…いいえ、もう深く考えるのは止めよう。
「避難所に着いたら、すぐあたしを…検…ウィルス…」
ヘリに乗る前に自衛官の耳元で囁く。視界がグラグラする…。
少し無理をし過ぎたみたい…そのままあたしの意識は眠りへと堕ちた。
>547
>「避難所に着いたら、すぐあたしを…検…ウィルス…」
そう言って倒れそうになった山田あすかを咄嗟に支える。
検査だって?
正直な所、予定外の事態だった。
ヘリは避難所を通らずある地方報道機関のヘリポートに向う予定だった。
彼女の望み通り、北上と一緒にそこで降ろすはずだった。
手を振り、ヘリの降下を促す。報道機関の名前の入ったヘリが地上に下りてくる。
「お前も・・・来るか?」
彼女の足元でにゃぁにゃぁ鳴く黒猫を拾い、ヘリへと乗り込む。
「北上さん、すいませんがワクチンを打たせてもらいます。彼女にもね。」
ヘリに乗り込んでいた女からアルコールの染み込んだ脱脂綿を受け取り
素早く二人の腕に塗った。有無を言わせぬ手付きで素早く針を刺す。
「ちょっと痛いかもしれませんがね。」
注射器の中身は即効性の麻酔薬だ。
北上が意識を失うのを確認すると山田あすかの腕に針を刺そうとした。
腕に、複数の針の跡があるのに気付く。
(・・・まさか・・・な・・・)
胸ポケットに入れた、抗ウィルス剤が酷く重く感じた。
「オホートニクだ。すまないが予定外の状況だ。自衛隊管轄の病院に押し込む必要がある。」
黒猫がにゃぁ、と鳴く。
女は無言。
「俺の恰好だと自衛隊管轄の病院に入れた方が・・・あんた達も安心できるんじゃないか?」
黒猫は無言。
女は微かに頷いた。
それは組織の監視と保護を意味する。傘社相手にどこまで通用するか解からないが。
「R目標を回収出来なかったのは残念です。戻ったら検査を受け、報告書を書く事。」
冷たい、事務的な声で女が言う。
ヘリの窓から、これから煉獄へと変わる街を眺める。
一つの仕事が終わった。それだけだ。
培尾市の陸自完全撤退、同時に空爆開始。空爆には空自、在日米軍の攻撃機を投入
昨日未明、培尾市に駐屯していた陸自の第一、第三中隊の完全撤退が確認され、
それと同時に空自、在日米軍による攻撃が開始された。
空爆により培尾市は完全に破壊され、細菌流出を防ぐため今後数年は
封鎖線付近に陸自の部隊が配置される。(市内での戦死隊員確認は12面)
また、傘社の広報部が今回の事件に関して
「日本で起きたことはとても申し訳ないと思う。我々としても解決に総力を上げる」
とコメントした。
原田財務相、総理就任
小泉総理の失踪後、総理代行を務めていた原田財務相が正式に総理大臣に就任した。
原田氏は就任後の会見で
「小泉総理は間違っていた。培尾市の事件は傘製薬本社が関与しているとは限らない。
実際関係が分からない今、私は傘社への早期謝罪を行うべきと考える」とコメントした。
傘社調査団来日、代表デュラン・スペンサー氏「被災者へ生活保障」
今回の生物災害事件を受け、傘社の災害調査団が来日した。
調査団は空爆が終了し、安全が確認され次第培尾市で調査を開始する予定。
来日後の会見で調査団代表デュラン・スペンサー氏が
「元はわが社の研究所のミスだ。責任として被災者への生活保障は行う」
とコメントしたが、会見中に何者かの投石により調査団の一人が軽い怪我を負った。
投石の犯人については現在調査中。
撤退ヘリの中で遠くなっていく培尾市を見つめる。
「・・車置きっ放しだわ・・
高くなくてよかった・・」
だがしかし車も高いものである
携帯電話を取り出し、ラジオ機能でMHKニュースを聞く。
「ん〜、もう大丈夫みたいやな。ほな、開けるで〜」
外の騒々しさが収まって数時間。ウチは後ろの男二人に声をかける。
後から追いついてきた悠夜と――名前教えてくれへんのやもん――怪しい兄ちゃんが頷く。
シェルターの中は結構広くて快適やったわ。ウチは入るなりライダースーツを脱ぎ捨て、下着姿の
まんまで非常食を腹一杯食い漁った後、深紅と一緒のベッドで爆睡してもうたんや。
疲れとったさかい、男共が何しとったかは知らへんがな。
目が覚めたらえらい筋肉痛やったわ。毎日の稽古はかかしてへんつもりやったんやが、流石に無理
しすぎたみたいやなぁ・・・こら一遍鍛え直さなアカンでホンマ・・・
・・・外は見渡す限り瓦礫の山やったわ。遠目から見たらどないなっとんのか知らへんけど、もう
培尾市は跡形も無くなってしもたんやなぁ・・・
ため息をつくウチの耳にヘリのプロペラ音が飛び込んできよった。
・・・とりあえず、助かったみたいやな。
ウチは深紅の頭を撫でながら、右手に持った箱を高々と頭上に掲げる。
色々あったけど、この子は助かってくれた。ウチが来たことは無駄やなかったんや。
・・・生死の確認ができてない生徒は後4人・・・先生は、まだまだ休むワケにはいかへんなぁ・・・
外から騒々しい爆撃音が響く中
俺は黒猫から受け取った緑色の植物と病院の地下室で拾った紫色の液体が入ったアンプルを眺めていた
「・・・コレが・・・効いたのかもな」
植物を眺め、口に笑みを浮かべる
そしてアンプル・・・。
あの戦闘の最中、どんな衝撃を受けても割れなかったアンプル・・・。
一体何の液体が入っているのか・・・。
まあ、今はアンプルについて考えるのはやめよう、身体を休めること。それが先決だ。
外から聞こえる爆撃音を子守唄にしながら俺はゆっくりと目を閉じた・・・。
目を覚ましてから数分、女がシェルターを開く
外は綺麗なほどに何もなかった、あるのは瓦礫の山ばかり。
少し歩いて空を見上げ、笑いながら呟く
「また、生き残っちまったな・・・」
その声に被さるように聞こえたプロペラ音、迎えのヘリのご到着か・・・。
徐々に近づいてくるヘリを見つめながら考えた
コレが終わっても俺の仕事は終わらない、まだまだやることが残っている。
でもまあ、とりあえず・・・・・・
「任務、完了・・・ってとこか」
無事に薫さんと合流し、シェルターへと辿りつく。
シェルターは中々快適な場所で、薫さんなど下着姿で辺りをウロウロした後、深紅ちゃんと寝てしまった。
俺をここまで運んでくれた人は何かを真剣に眺め思案しているようだった。
声を掛けようとも思ったが、邪魔するのも悪いと思いベットに寝転がる。
その後、爆弾でも落とされたのか激しい爆音が響く。
先ほど応急処置を施した骨折した場所に痛みが走る。
だけどそれを顔に出さず、体を休める。
しばらくして爆音も止み、薫さんが外に繋がる扉を開ける。
辺りは瓦礫ばかりだ。
かつて自分が住んでいた場所は何も無くなっていた。
不思議とこの現実を受け入れる事が出来た。
「・・・・・・?」
空を見るとヘリが近づいて来た。
ソレを見つめてようやく自分が生き残った事に気付く。
だけど何故か終ったとは思えなかった。
まだやるべき事があると思った。
「まだまだ、やらなきゃいけない事が有りそうだね・・・これは」
ついつい苦笑が顔に出てしまった。
ヘリの中、徐々に見えなくなっていく街を見ながら、失った腕を押さえる。
「………」
えーと、腕の他に何をなくしたんだっけ?
家族……実感がわかない。
自分の利き腕よりも付き合いが浅いからな。
友人はどうだろうか?
……浅い付き合いだったが……あぁ、これはちょっと。
……ちょっとばかりキツいな。
……あぁ、そうだ。
「……利き腕、左腕だったな」
……これは、保険利くのか?
アンブレラのオマケがつかないと義手生活はアレだ。
「……アンブレラ、か……」