広辞苑だが何か知りたいことでも?

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1広辞苑 ◆Dic.T3.p46
何か知りたいことがあるのなら、YAHOO!よりもGoogleよりも広辞苑。
2名無しになりきれ:04/10/08 15:48:12
http://dictionary.goo.ne.jp/
> 英和ボタン … 「EXCEED 英和辞典」から検索します。
> 和英ボタン … 「EXCEED 和英辞典」から検索します。
> 国語ボタン … 「大辞林 第二版」および「デイリー 新語辞典」から検索します。
だそうで。
3名無しになりきれ:04/10/08 15:53:03
ほう、またしても簡単に立ってしまったな。
あれほど規制されていたのが嘘のようだ。

>>2
ふむ、goo 辞書かね。
小生はあまり利用しないのだが、
最近の人間には小生達辞典よりも利用しやすいのだろうな。
4名無しになりきれ:04/10/08 15:57:33
まんこって何?
5広辞苑 ◆Dic.T3.p46 :04/10/08 16:08:40
>>3に名前を入力し忘れてしまったな。
どうもこのところ失態続きである。改めて言っておくが>>3も小生である。

>>4
まんこかね?
小生の中にはそのような言葉はないな。

似たような語句に、慢語、漫語、満腔、万劫などがあるが、これらの間違いではないのかな?
6名無しになりきれ:04/10/08 17:10:52
辞書引くのめんどい
7広辞苑 ◆Dic.T3.p46 :04/10/08 17:26:38
>>6
そんなに小生を利用するのは面倒臭いかね。

しかし、君のような者でも、パソコンを使うことを苦にはしないだろう。
ならば>>2のように、
ttp://dictionary.goo.ne.jp/
や、
ttp://jiten.www.infoseek.co.jp/Jiten?sv=DC&pg=jiten_top.html
を利用してみてはどうかね?
8名無しになりきれ:04/10/08 17:48:55
ぐぐるの面倒だし俺の辞書には載ってないから聞くが
ゴネって何だ?
9名無しになりきれ:04/10/08 18:28:46
何故スカートの下にスパッツをはくのですか?
10広辞苑 ◆Dic.T3.p46 :04/10/08 18:33:01
>>8
ゴネかね?
それはいったいどういう文脈の中に出てきた言葉なのかな。
小生の中にもそのような言葉はないが。

しかし、聞かれた以上は答えねばなるまいな。
君の言うゴネとは、おそらく「ごねる」のことではないかと思うのだが。

ごねる
一.(「御涅槃(ごねはん)」を活用させた語かという)「死ぬ」の俗語。
二.(「こねる」の意からか。また「ごてる」の誤用ともいう)文句をつける。
  不平を並べる。つむじを曲げる。

一般には二の意味で使われることが多いのではないだろうか。
11広辞苑 ◆Dic.T3.p46 :04/10/08 18:42:09
>>9
なぜスカートの下にスパッツを履くのか? か。

スカート【skirt】
主に婦人洋服で、下半身を被う腰衣。
型にタイト・ギャザー・フレアー・プリーツなどがある。
ドレス・コートなどの、ウェストから下の部分を指すこともある。

スパッツ【spats】
短靴用のゲートル。足首・臑(すね)を保護し、ほこりをよけるのに用いる。

とあるが、昨今の御婦人方はこのような衣装を好むのかな?
小生は辞典ゆえに人間のファッションについての知識は持ち合わせてはおらん。
そういった疑問は専門の書籍を読むか、直接そういった服装をしている者に訪ねてみたらどうだ?
12名無しになりきれ:04/10/08 18:48:51
大人の事情というものについて詳しく教えてください
13名無しになりきれ:04/10/08 18:50:11
広辞苑をこねこね。
14名無しになりきれ:04/10/08 18:52:58
弟がケンカの時、あなたで殴ってきてとても痛いです。
15広辞苑 ◆Dic.T3.p46 :04/10/08 19:05:38
>>12
大人の事情かね?

大人【おとな】
一.充分に成長した人。(元服または裳着(もぎ)が済み)一人前になった人。成人。
二.考え方・態度が青くさくなく、老成を示しているさま。
三.女房などの頭(かしら)に立つ人。
など。

事情【じ-じょう】
事柄の有様。事の次第。

とあるな。
つまり、充分に成長した人が知っている事柄、ということになるかな。
ん? 違うかね?

>>13
広辞苑をこねこね?
それは小生を捏ねるということかね?
小生を捏ねても固まるようなことはないが……。
水に濡れては読みづらくなるだけだぞ。
16広辞苑 ◆Dic.T3.p46 :04/10/08 19:08:39
>>14
ずいぶんと乱暴な弟君だな。

しかし、小生を武器として使用するとは甚だ遺憾である。
小生はあくまで学問の道を志す者達の共として使用されたいものだ。
今後は小生を弟君の手の届かないところに保管してくれたまえ。
17前スレ33:04/10/08 19:14:11
建て直し乙彼。
あんたにぴったりのゲームが以前ナムコから出てたんだが、今度それがベスト版で発売されたんだ。
ttp://namco-ch.net/mojipittan/index.html
体験版もあるから、やってみるといいよ。
18名無しになりきれ:04/10/08 19:21:59
マグロって強い?
19名無しになりきれ:04/10/08 19:22:46
大根って魚?
20広辞苑 ◆Dic.T3.p46 :04/10/08 19:53:27
>>17
これはこれは前スレ33殿。
わざわざこちらのスレにまで来て頂けるとはありがたい。
この度は小生の不手際で大変な迷惑をかけてしまった。
まことに申し訳ない。

ふむ、与えられた文字を使って言葉を作っていくゲームか。
確かに今後小生の語彙を充実させるためにはうってつけのゲームかもしれん。
礼を言おう。

>>18
マグロとは鮪のことだな?

鮪【まぐろ】
一.サバ科の外洋性回遊魚。サバ型で肥り、体長三メートル、体重四〇〇キログラム以上に達する。
  背面青黒色、腹面灰白色。幼魚の体側には、腹背の方向に淡色の帯がある。
  肉は暗赤色で冬とくに美味。成長の度合いによりメジ・シビ・マグロなどと呼ぶ。
  幼魚は「かきのたね」ともいう。クロマグロ。ホンマグロ。
二.マグロ属の魚の総称。
  マグロ・メバチ・キワダ・インドマグロ・タイセイヨウマグロなどの類。

だが、このマグロが強いとは、いったいなにと比較しての話なのかな?
比較する対象がなく単にマグロという生物が強いかどうかと訊ねているのなら、
生きているものは皆すべからく強さを内包しているもの、とでも答えておこう。

>>19
大根【だい-こん】
(「大根(おおね)」の音読から)
一.アブラナ科の一、二年生根菜。原産地は諸説あり、未確定。
  古く中国大陸を経てわが国に伝わった。世界各地で、多くの品種が分化。
  根部は著しく肥大し、葉とともに食用。「すずしろ」ともいい、春の七草の一。
  おおね。<文明本節用集>
二.芸の下手な俳優をあざけっていう語。大根役者。
三.紋所の名。ちがい大根・ふたまた大根・わり大根の類。

一、二、三、いずれの場合で用いたとしても、大根は魚ではない。
21名無しになりきれ:04/10/08 20:46:45
はさみじゃがー?
22広辞苑 ◆Dic.T3.p46 :04/10/08 21:08:23
>>21
はさみじゃがー?
はさみとは鋏のことかな?

鋏・剪刀【はさみ】
一.二枚の刃ではさむようにして物を切る道具。
  切符などに穴をあけるパンチのこともいう。
  <和名抄 一五>
二.(「螯」「鉗」と書く)節足動物のうち、蟹(かに)・蠍(さそり)などの脚の鋏のような部分。
  これを持つ脚を特に鉗脚(かんきゃく)という。

鋏はこれでいいだろう。
問題はじゃがーだが、じゃがーとはなにを指すのかな?
動物のジャガーのことだろうか? それとも「〜じゃが」のように使い方をしているのかな?
いずれにしても、あまり意味をなす言葉とはいえないようだが。

それとも、ただ単純に小生がはさみじゃがーなる者ではないかと尋ねているのかな?
だとするなら、違うということになるな。
23名無しになりきれ:04/10/09 06:04:16
愛とは何ですか
24広辞苑 ◆Dic.T3.p46 :04/10/09 22:37:38
今日の客人は一人か。

>>23
愛とは何か? かね。
以前も同じようなことを聞いてきた者がいたな。
そのときの質問は確か、「愛と恋の違いは何か?」だったかな。

愛【あい】
一.親兄弟のいつくしみ合う心。広く、人間や生物への思いやり。
二.男女間の愛情。恋愛。
三.かわいがること。めでること。大切にすること。
など。

とあるが、これでわかるかな?

他者を慈しみ思いやる、か……。
こういった感情の有無に一喜一憂するのが人間ではあるが、
他者への感情に名前をつけて、それを重要視するなど人間だけだ。
小生にはとても理解できないことだな。
25広辞苑 ◆Dic.T3.p46 :04/10/09 23:32:34
一人だけではなんなので、小生が迂闊にも重複させてしまった前スレに書き込んでくれた者にも返答しよう。
ちなみに前スレは削除依頼を出してきたので、間違っても書き込まぬようにな。

>>前スレ39殿
あいにくと新村氏はお忙しい方でな。
小生ばかりに関わっているわけではない。
ここで語る御時間は取れぬだろう。

>>前スレ40殿
南京大虐殺かね。
あいにく小生の中には「南京事件」として簡単な解説が記載されているだけだ。
おそらく貴殿の広辞苑は小生よりも新しい版であろう。

しかし、小生の解説を誉めて頂けるとは、小生は幸せ物であるな。
これからも君たちの役に立てる辞典でありたいものだ。

>>前スレ41殿
岩波書店は反日左翼、か……。
あいにくと小生はこれといった主義や思想というものを持ち合わせてはおらぬゆえ、
小生の発行元をそう断じられても、いささかの動揺もないな。

そのような主義や思想の違いでお互いを相容れぬのも人間たちの特徴だな。
些細な行き違いから争いを引き起こす。
まったくもって人間とは不思議な生き物だ。
だからこそ、そんな人間たちの生み出す言葉というものは面白いのかもしれんがな。

本スレが旧スレよりも下がっているのはいささか不自然である。
一度上げさせてもらおう。
26名無しになりきれ:04/10/09 23:34:07
馬鹿と莫迦はどう違う
27新明解国語辞典:04/10/09 23:35:51
君の語釈は模範的だが、面白みが無いね。
28名無しになりきれ:04/10/09 23:36:08
イグナイトの意味を教えて
29言海:04/10/09 23:37:35
ほっほっほっ。
若い者が元気がいいのう。
30名無しになりきれ:04/10/09 23:41:41
ネフライトの意味を教えて。
31広辞苑 ◆Dic.T3.p46 :04/10/09 23:49:49
>>26
「馬鹿」と「莫迦」の違いか。
結論から言うと違いはないのだがな。

馬鹿・莫迦【ばか】
(梵語 moha(慕何)、すなわち痴の意、または mahallaka(摩訶羅)、すなわち無知の意からか。
 「馬鹿」は当て字)
一.おろかなこと。またその人。愚。愚人。あほう。<文明本節用集>
二.取るにたりないつまらないこと。無益なこと。またとんでもないこと。
三.馬鹿貝の略。
など。

つまり、元々は「莫迦」が始めにあり、「馬鹿」は後からわかりやすい字を当てたということだな。

>>27
これは新明解国語辞典殿。
よくぞおいでくだされた。

む、これは痛いところを……。
しかし、言葉の持つ意味を解説するのに、
無理に面白おかしくするのもどうかと小生は思うのだが……。
やはりこういった感覚はもはや昔のものなのだろうか。
32新明解国語辞典:04/10/09 23:53:02
>31
いや、そう謙虚にされると申し訳ない。
まあ、わたしがヒネているというのが本当だろう。
「動物園」がこの通りだからね。

どうぶつえん【動物園】
 生態を公衆に見せ、かたわら保護を加えるためと称し、捕らえて来た多くの鳥獣・魚虫などに対し、狭い空間での生活を余儀なくし、飼い殺しにする、人間中心の施設。 (第4版)
33名無しになりきれ:04/10/10 00:05:27
蘭留って何ですか?
34広辞苑 ◆Dic.T3.p46 :04/10/10 00:14:33
>>28
イグナイト……。
残念ながら小生の中にそのような記述はないな。

しかし、こういうときの為に世にはGoogleという便利なものがある。
ということで早速検索してみたのだが、出てきた結果の範囲があまりに多岐にわたるので、
ここにそのすべてを記すことが出来ん。

その中のいくつかを上げると、企業名や製品名だったりするわけだが、
あいにく一つに絞ることが出来なかった。
まことに面目ない……。

どなたか、この「イグナイト」の意味を知る者がいたら、ぜひご教授願いたい。

>>29
なんと!
まさか言海殿にこのようなところでお会いできるとは……。

小生、まだまだ若輩者ではありますが、
少しでも貴方に近づけるように日々精進していく所存であります。
ぜひ、今後とも温かく見守っていただきたい。

>>30
ネフライトかね。
これも先のイグナイトと同様に小生の中にはない言葉だな。

しかし、今回はGoogleの手を借りることによって無事に発見できましたぞ。

おそらく「ネフライト」とは、翡翠のことではないかな。
緑閃石という鉱物の繊維状結晶が密にあつまってできている宝石だな。
翡翠について知りたければ、宝石の専門書を読まれるがよい。
35広辞苑 ◆Dic.T3.p46 :04/10/10 00:26:40
>>32
なるほど。
どうやら貴君の編者は、物事を人間を中心とした見方をなさらぬようだな。

小生の中では、

動物園【どう-ぶつ-えん】
各種の動物を集め飼育して一般の観覧に供する施設。

とある。

言葉というものが人間によって生み出されたものならば、
人間が中心となるのも致し方ないのかもしれんがな。
こういった部分が、反日だとか左翼などと揶揄される原因なのかな。

>>33
蘭留か。
あいにく小生の中にはその言葉はない。
が、どうやら蘭留【らんる】とやらは地名のようだな。
どうしても知りたければ、北海道の上川郡あたりを調べてみるがよい。
36名無しになりきれ:04/10/10 08:24:37
我々は何処から来て何処へ行くのか?
37名無しになりきれ:04/10/10 10:47:23
昔の版には「朝鮮貴族」って載ってましたよね?
日本統治下で優遇されてた人たち。
なんで削除しちゃったんですか?
38名無しになりきれ:04/10/10 10:52:48
私の家のあなたの中では、ロシアがまだソビエトでドイツは二つです。
39名無しになりきれ:04/10/10 11:00:36
「広辞林」さんとは、どっちが年上なんですか?
40広辞苑 ◆Dic.T3.p46 :04/10/10 23:26:31
今宵も小生、博聞強記の精神で皆と共に学ぶ所存である。

さて、早速だが>>28殿。
あれから一晩熟考したが、イグナイトの意味というのは、
単に「ignite」の意味を問うているのかな?
だとするなら、小生よりもまず英和辞典を引いてみるべきではないかな?

とはいえ、一度訊かれた以上は答えねばならんかな。
「ignite」には、点火する、発火するという意味を持つ。

例えば、日常生活の中で「イグニッション」などという言葉を聞いたことはないかな?
……ところで唐突にこの言葉が出てきたとは思えんが、これは某アニメの主題歌によるものなのかな。

>>36
これはまた、ずいぶん哲学的な質問だな。
我々が何処から来て何処へ行くのか、か……。

まず、我々が完全な肉体と知と生命を有する一個の生物として見た場合、
その生物が生まれ出でたときから、死して無へと還るという一連の流れをもって、
その答えとするのはどうだろうか。

あるいは我々が現にここにあったという、その存在こそを我々自身とするなら、
その存在が記憶に、記録に残りつづけるかぎり、我々はそこにあるといえるのではないかな?

もしくはもっと大きな視点で我々を捉えたならば、それは永劫の時の流れの中、
途切れることなく続く生命の輪廻そのものが君の疑問への答えとなるかもしれないな。

小生はあくまで「国語+百科」辞典であるために、
人間が生み出す言葉以外の学問については深い造詣を持っておらぬ。
それゆえに随分と不完全な回答になってしまったな。
41広辞苑 ◆Dic.T3.p46 :04/10/10 23:31:41
>>37
朝鮮貴族かね?
確かにその言葉は小生の中にはないな。

ところで、小生の序において、小生が第三版として改訂されるにあたり、
第二版刊行後からの十余年間の諸科学の成果や、社会生活の変動を反映して、
旧版の面目を一新したとある。

つまりはそういうことだろう。

>>38
小生の中においても、ロシアはいまだソビエトであり、ドイツは二つである。

……時間は常に流れているし、歴史は常に動いている。
ドイツが統一された一九九〇年、ソ連が解体された一九九一年以降に改訂された小生の中では正しい歴史を紡いでいるはずだ。

>>39
広辞林殿か。
あの方もまた長い歴史を持つ辞典であるな。

さて、この場合君の言う広辞林が、「広辞林」という名を持つ「新版広辞林」を指すのか、
もしくは、その前身となった「辭林」を指しているのかによって答えは変わってくる。

もしも、「新版広辞林」を指しているのだとすれば、
その発行は一九五八年、昭和三十三年になる。
小生の初版発行が一九五五年五月二十五日だから、小生の方が若干年上ということになる。

また、「辭林」を指しているのだとすれば、
あの方が金沢庄三郎博士によって編集され発行に至ったのは、
一九〇七年、明治四十年のことになる。
この場合、小生のはるか先輩にあたるな。


それにしても、自己の発生、あるいはその終末の答えを辞典に求めるとは。
その行動の不可解さは実に興味深いものだ。
42名無しになりきれ:04/10/11 02:07:28
乳輪の意味を教えて!
43名無しになりきれ:04/10/11 08:17:31
あなたにはもう、「手塚治虫」って項目があるんですか?
44日本国語大辞典:04/10/11 08:23:54
なんで、誰も彼も「広辞苑によると〜」って言うんだろう?
わたしだって、ちょっとしたものなのに。(全13巻だぞ。)
45広辞苑 ◆Dic.T3.p46 :04/10/11 23:50:20
このスレを訪れてくれている者たちは、やはり言葉というものに興味があるのだろうか?

>>42
乳輪かね。
ふむ……、残念だが小生の中にはないな。
こういう場合は潔く己の力不足を認める勇気も必要だな。

さて、小生の友である大辞泉殿によれば、

乳輪【にゅう-りん】
乳首(ちくび)の周囲の褐色の部分。乳暈(にゅううん)。

ということらしい。わかってくれたかな。
しかし、人体というものは個体差があるわけだから、
単純に褐色と決め付けるのは早計であるように思うのだがな。

>>43
「手塚治虫」とは、漫画家の手塚治虫氏のことでいいかな?
違ったとしても結果は同じだが、答えはノーだ。

小生の編集方針として、わが国の人名については死没者に限っている。
小生、つまり「広辞苑 第三版」が出版されたのは、一九八三年十二月六日である。
対して手塚治虫氏が亡くなられたのは一九八九年のことなので、小生の中に氏に関する記述はない。
46広辞苑 ◆Dic.T3.p46 :04/10/11 23:58:02
>>44
日本国語大辞典殿、よくぞ参られた。

ふむ、なぜ人間たちが辞典の代名詞として小生を引き合いに出すのか、か。
確かに貴殿に限らず、世には小生よりも歴史を刻み、さらに小生よりも博学の辞典はある。

しかし、人間というものは意思決定の際に、常に己の見識だけを頼りにしているわけではないらしい。
誰かが言っていたから、誰かが使っていたからというだけの理由で選ぶ者も少なくないのだ。
特に自己の判断に自信を持てぬときなどは、この傾向が顕著になるようだ。

本来、本人だけの領域であるはず部分にまで他者を介入させて、
それでいて、その判断が適切ではなかったときには、その責任まで相手に求める。
人間とはまったく身勝手で傲慢な生き物だな。

また、これは少々老婆心ながら、辞典をして全十三巻というのは、
一般の家庭にとっては内容を詰め込みすぎている感があるというか……、
いや、これは忘れて下され。

小生、貴殿の言葉に対する情熱と努力には驚嘆の思いでありますぞ。


このスレで日々言葉を学んでいて感じることは、
言葉を学ぶということは、それを作り出した人間こそを学ぶ行為であるのかもしれんということだ。
小生の中だけでも二十万余りの語が収録されているが、
これほどの言葉を作り出す人間とはなんと興趣に満ちているものかな。
47名無しになりきれ:04/10/12 02:46:43
【馬】ってどういう風に説明されてます?
48名無しになりきれ:04/10/12 07:40:26
「ウマ並み」って言われました。
どういう意味ですか?
49広辞苑 ◆Dic.T3.p46 :04/10/12 16:19:24
さて、今日も皆と共に学ぶとしようか。

>>47
「馬」がどのように説明されているのか、かね?
馬について知りたいのか、それとも小生がどのように馬を説明するのかを知りたいのかな。
まあいい。

馬【うま】
(「馬」の字音による語という)
一.奇蹄(きてい)目ウマ科の家畜。アジア・ヨーロッパの原産。
  体は大きく、顔は長く、頭部に鬣(たてがみ)を有し、四肢が長く第三肢の蹄でよく走る。
  草食。人を乗せ、荷物を曳くなどに用いる。
  ヨーロッパ産の外来品種の数も多く、競馬用のサラブレットは最も有名。
  こま。むま。
二.四方に開いた支脚を有する台。脚立(きゃたつ)の類。
三.双六・将棋の駒。
など。

とある。
馬を知らぬわけではないだろうが、馬について知りたければ生物図鑑を見てみたらどうだ?

>>48
小生の中に「ウマ並み」という言葉はないが、おそらく「ウマ」と「並み」にわけられるだろう。
「ウマ」は「馬」のことだと思われるので、その意味は>>47に対する回答にすでに記している。
次に「並み」だが、

並【なみ】
一.ならぶこと。ならんだもの。ならび。つら。列。つづき。
二.たぐい。同類。
三.通性。
など。

とある。
「ウマ並み」という言葉から推測するに、
君の何かがウマのたぐい、ウマと同類ということなのではないかな。


今日は馬に関する質問ばかりだな。
小生の預かり知らぬところで馬が流行となっているのだろうか。
50名無しになりきれ:04/10/13 00:35:38
馬糞について教えてください。
色っぽく、教えてください。
51名無しになりきれ:04/10/13 11:24:51
生涯教育について教えて下さい。
52名無しになりきれ:04/10/13 13:02:30
大乗仏教ってなんですか?
53名無しになりきれ:04/10/13 13:26:50
西高東低ってなんですか?
54名無しになりきれ:04/10/13 14:16:29
広辞苑

なんで「苑」なのかおしえてくらさい
55ダイソー100円英和辞典:04/10/13 15:33:40
ハイ、ミンナゲンキデスカ?
ボクゲンキネ。キミ、ウレシイ?
Oh〜〜〜〜〜〜〜ゥ。サンキュウ。ヨカッタ。
>50
Bank-Foundネ。マテクダサイ。
Bankハ、“銀行”トカ“貯蔵”スルトコロテ意味ネ。
Foundハ“〜を創立する”ノ動詞ネ。
ツマリ“バ・フ〜ン”トハ“銀行を創立する”テコトネ。アンダスターン?
>51
Show-Guy-Choice-Fixネ。マテクダサイ。
“Show-guy”ハタブン“ショーを見せる男性”テコトネ。
“Choice”ト“Fix”ハソレゾレ“選択”トカ“決定”ネ。
キット“男娼を品定めする”ッテイミデ、マチガイナイネ!
>52
Die-Jew-Butch-Count
“Die”ハ“死ぬ”ノコト。“Jew=ユダヤ人”ネ。
“Butch”ハ“屠殺”デ、“Count”ハ“数える”カラ
“異教徒に虐殺されたユダヤ人の数”ノコトネ!shit!!
>53
オーケイ。Save-Cow-To-Saintネ。
“Save”ハ“守る”トカ“保護”スル。
“Cow”ハ“牛”ネ。
“to saint”デ“聖人の為に牛を保護する”ノコトヨ。
>54
ハハハハハ。
“Korea THE END”デ“韓国終了”ダカラニキマッテルネ。

オーウ!アナタタチダレデスカ!?
Help!!!!!!!
(どこへともなく連行される)
56広辞苑 ◆Dic.T3.p46 :04/10/13 16:45:51
おや、今日はいつにも増して客人が多いな。
君たちの知的探究心を充足させるために、小生もさらなる研鑚を積まねばならんな。

>>50
また馬関係の言葉かね。君たちはそんなに馬が好きなのか?
それにしても「色っぽく」か……。

色っぽい【いろっ-ぽ・い】
『形』色気がある。

色気【いろ-け】
一.色のぐあい。いろあい。
二.愛嬌(あいきょう)。おもむき。風情。
三.異性の気をひく性的魅力。
など。

とあるが、「色っぽく教える」とは、
君の気をひくような性的魅力を出しつつ解説しろ、
ということかな?

しかし、君の性別がわからぬ以上、異性というものを男女どちらに設定すべきかが問題だな。

……仕方ない。「色気」には、この他に「女っ気」という意味もあるらしい。
この場は女性という設定の元に試みることにしようか。

それじゃ早速だけど、私の中では「馬糞」は、

馬糞【ば-ふん】
馬の糞。まぐそ。

とあるわね。
つまり、お馬さんの肛門から排泄される排泄物のことね。
わかったくれたかしら?

……これでいいかね?
ふむ、特定の人間的な要素を含めて回答するというのは新しい試みだが、
特別に必要性があると思われる行為ではないな。
しかし、君たち人間には、このように人間を模した回答の方がよいのだろうか?
57広辞苑 ◆Dic.T3.p46 :04/10/13 16:47:25
>>51
生涯教育かね。
君は生涯教育に興味があるのかな。

生涯教育【しょう-がい-きょう-いく】
(lifelong education)
生涯を通じて教育の機会を保障すべきであるとする教育観にもとづいて行われる成人教育。
一九六〇年以降、各国に普及。

とあるな。
かなり以前からある考え方のようだが、君たちの場合には日本通信教育連盟による、
「生涯学習」のような言葉の方が馴染みがあるのではないかな。
いずれにしても、年を重ねても、常に学ぼうという意欲があるのはいいことだ。

>>52
今度は宗教か。
今日は実に幅広い分野の言葉を学ぶいい機会だな
さて、大乗仏教だったな。

大乗仏教【だい-じょう-ぶっ-きょう】
紀元前後頃からインドに起った改革派の仏教。
従来の部派仏教が出家者中心・自利中心であったのを小乗仏教として批判し、
それに対し、自分たちを菩薩と呼んで在家者中心・利他中心の立場をとった。
中国・日本・チベットなどの北方仏教はいずれも大乗仏教の流れを受けている。

とあるな。
君の信じる宗教がなにかは知らないが、自らが信じる対象を己以外の何物かに置く。
宗教を心の拠り所とするなど、こういった人間の最たるものだな。
58広辞苑 ◆Dic.T3.p46 :04/10/13 16:49:42
>>53
続いては気象に関する言葉だな。
西高東低か。そろそろ天気予報でよく聞かれるようになる頃かな。

西高東低【せいこう-とうてい】
日本付近に現われる地上天気図の典型的な冬の気圧配置。冬型ともいう。
西の大陸に高気圧、東の海上に低気圧が発達するもの。
北西季節風が強まり、日本海側が雪、太平洋側が乾燥した晴天となる。

ということだ。
君たち人間は、そろそろ冬に向けての準備を始めているころかもしれんな。
小生には関係ない事柄だが、君たちには重要な問題ではないのかな。

>>54
ふむ、小生の名前の由来か。
それは小生の編者である新村出先生に聞かねばならぬが……。

今は、小生の名に含まれる言葉の意味から推測していくしかないのではないかな。

広【こう】
一.ひろいこと。ひろいさま。
二.ひろげること。ひろめること。

辞【じ】
一.ことば。文章。
二.漢文の一体。騒・賦に似て押韻し、朗唱に適する。
三.やめること。しりぞくこと。
など。

園・苑【えん】
一.果樹・野菜・花などを植えた畑。
二.人工の庭。
三.人々が目的に応じて集まる場所、施設。

ということだが、「広い範囲の言葉が集まった場所(本)」というような意味で言葉を当てたのかもしれんな。
59広辞苑 ◆Dic.T3.p46 :04/10/13 16:51:18
>>55
おや、ダイソー100円英和辞典殿。どうされたのかな?
元気があるのはよろしいが、>>50以降の質問には英単語は含まれてはいないのだが。
まあ、なにはともあれ、よくお越し下された。

ん? あちらに見えるのは貴殿のお知り合いの方々かな?
ずいぶん仲の良い間柄のようですな。

おやおや、もう行ってしまわれるのか?
これはまたお早いお帰りですな。
また、お会いできる日をお待ちしておりますぞ。

……ずいぶん珍妙な、あ、いや、気さくな御仁であったな。


人が人である以上、言葉について知るということは生きていく上で必要不可欠なことであるといえよう。
君たちの中にも言葉に興味を持つ者が増えてきたことは、喜ばしいことであるな。
60名無しになりきれ:04/10/13 17:40:44
広辞苑第三版を持っているが性能はサーチエンジンに劣らん。
61名無しになりきれ:04/10/13 23:41:15
貴方の中に「鼻毛」で始まる言葉は幾つ収録されていますか?
本日テレビ番組で「鼻毛」には単に鼻腔中に生える毛の意だけでなく「愚か者」「女性に甘い」などの意があると紹介されていまして。
その際に貴方の仲間も登場していましたよ。
62名無しになりきれ:04/10/14 15:24:23
酣ってなんですか?
63名無しになりきれ:04/10/14 15:24:52
躑躅ってなんですか?
64広辞苑 ◆Dic.T3.p46 :04/10/14 16:18:33
そういえば、今年は例年以上に各地に台風の被害が出ているようだな。
小生たちのような書籍は、水害にはまったく無防備なのでな。
皆、保管には気をつけてもらいたい。

>>60
第三版といえば小生と同じであるが、そのように評価してくれるのは嬉しいことだ。
とはいえ、小生が生まれてからすでに約二十一年の月日が過ぎている。
昨今のカタカナ語の氾濫などを見るにつけ、小生、己の不甲斐なさを痛感している次第である。
もっとも、小生もいつまでもこのままでいるつもりはないがな。

>>61
ああ、あの番組か。
あれなら小生も視聴しているぞ。稀に小生にとって有益な情報があるのでな。

さて、「鼻毛」で始まる言葉かね。
小生の中には、

○鼻毛
○鼻毛通し   …刀の柄頭(つかがしら)の金物に穴のあるもの。
○鼻毛らしい  …『形』女に甘いさまである。
○鼻毛が長い  …女の色香におぼれ、うつつをぬかしているさまにいう。
○鼻毛を数える …「鼻毛を読む」に同じ。
○鼻毛を抜く   …出し抜く。たぶらかす。
○鼻毛を延ばす …女の色香に迷いおぼれる。
○鼻毛を読む  …女が、自分に迷っている男子を翻弄(ほんろう)する。

の以上八項目が存在する。

番組内でも紹介されていたが、小生の中では「鼻毛」とは、

鼻毛【はな-げ】
一.鼻腔中に生える毛。
二.愚者。
三.女に甘いこと。またその者。

とあるが、このように本来の意味の他に、思わぬ意味がある言葉というものがある。
例えば鼻毛以外にも「髭」にはうぬぼれや高慢な態度という意味があるということを知っているかな?
そういった言葉を探してみるのも面白いとは思わないかね?
65広辞苑 ◆Dic.T3.p46 :04/10/14 16:20:56
>>62
酣かね。

酣・闌【たけなわ】
一.物事の一番の盛り。まっさいちゅう。
二.少し盛りを過ぎたさま。

とあるが、君は「宴も酣」などという言葉を聞いたことはないかね?
それとも、宴会などとはいまだ無縁の年齢の子なのかな。

>>63
躑躅かね。
ふむ、先の酣に続いて難読の言葉について知りたいということかな。
それとも単なる植物好きなだけか……。

躑躅【つつじ】
一.ツツジ科ツツジ属の常緑または落葉低木の通称。
  山地に多く自生、また観賞用として栽培。小枝を多く分岐し、枝・葉には細毛がある。
  春から夏にかけ、赤・白・紫・橙色などの大形の合弁花を単立または散形花序に開く。
  種類が多い。ヤマツツジ・レンゲツツジ・サツキなど。
二.襲(かさね)の色目。表は蘇芳(すおう)、裏は萌葱(もえぎ)。
  または、表は白、裏は紅。

とある。

別に躑躅に限ったことではないが、
時には花を愛で、心落ち着ける時間を持つことは、
君たちに必要なことだと思うのだが、どうかね?


ところで、>>61の番組のタイトルにある「トリビア」とは、

トリビア【trivia】
つまらないこと。平凡なこと。

という意味がある。
言葉とは本来、人間にとって最も大切な物の一つだと思うのだが、
それをつまらないこととして一括りにしてしまうのはいかがなものかな。
……まあ、君たち人間にはあまり関心のないことかもしれんがね。
66名無しになりきれ:04/10/14 18:56:14
あなたについて教えてください
67名無しになりきれ:04/10/14 22:52:17
眠いっす。欠伸がでます‥。
68名無しになりきれ:04/10/15 07:42:01
ちんちんかもかも

どういう意味ですか
どういうとき使えばいいですか
69名無しになりきれ:04/10/15 15:43:33
ハッテン場について教えて
70広辞苑 ◆Dic.T3.p46 :04/10/15 18:02:06
今年は台風の他に、熊の被害が各地で出ているようだな。
やはり昨今の異常気象と関係があるのだろうか。

>>66
ふむ、小生についてかね。
そういえばここにきて一週間が過ぎようとしているのに、
小生について自己紹介をしていなかったな。
これは小生について知ってもらういい機会になるかもしれん。

まず小生は、その初版が一九五五(昭和三十)年五月二十五日に、
「国語+百科」辞典として岩波書店より刊行された。
以来改訂を続け、現在は第五版が最新版として発行されている。
発行部数は第四版までの累計で一千万部を超え、
現在は第五版、普通版が定価7,665円、机上版が定価12,600円で、
全国の書店で好評販売中である。

小生は国語辞典であるとともに、学術専門語ならびに百科万般にわたる事項・用語を
含む中辞典として中辞典として編集されており、第五版には二十三万余りの語が収録されている。
今回第五版を刊行するにあたり、旧版から改訂を重ね、
社会や生活の移り変わりを反映して、さらに一万語を新たに収録した。

編者は言語学者・国語学者として名を馳せ、京大教授も歴任された新村出先生である。
先生は小生の前身である「辞苑」を編集し、その後、一九六七年に逝去されるまで、
小生の改訂に携わっておられた。

小生の外見について少々語らせてもらうと、
小生に使われる特漉き紙は初版から一貫して、
本州製紙(現・王子製紙)江戸川工場の方々の手によって、開発・抄造されてきた。
最新の第五版においては、従来よりも軽く薄い紙が開発使用されている。

小生の製本は現在、牧製本印刷、松岳社青木製本所、三水舎の三社で製本されている。
そして小生の表紙クロスは、(株)ダイニックによる特製品であり、
第五版では抗菌加工も施されている。

ちなみに、小生の装丁は洋画家の安井曾太郎先生の手によるもので、
青いクロスの背の部分にある浮き出し模様もその一つである。
この模様については、「水辺に立つ鳥」、「池に睡蓮」など諸説あるが、
真相は今のところ不明である。

小生には、「広辞苑」の他に、「総革装広辞苑」、「逆引き広辞苑」、
さらにはCD-ROM版や電子ブック版、携帯用などの仲間がいる。
詳しいことは、以下の岩波書店の広辞苑のコーナーを見てくれたまえ。

ttp://www.iwanami.co.jp/hensyu/jiten/index.html

さて、少々長くなってしまったが、小生について簡単に説明させてもらった。
少しは小生についてわかっていただけたかな?

それからこれは余談だが、元々小生は「廣辭苑」として企画されたのだが、
出版されるときに「広辞苑」として出版されることになった。
小生の編者である新村出先生は、新字・新仮名遣いには反対の立場を取っており、
小生が「広辞苑」として出版されると決まったときにはたいそう悔しい思いをしたそうだ。
71広辞苑 ◆Dic.T3.p46 :04/10/15 18:03:46
>>67
眠ければ遠慮せずに眠るがいい。
効率のいい学習のためには充分な睡眠が必要不可欠だ。

また欠伸は、中枢神経の異常、あるいは疲労に伴って生じる。
充分に体を休め、明日への活力とするがよい。

>>68
「ちんちんかもかも」かね。

ちんちんかもかも
男女の仲のきわめて睦まじいこと。「ちんちんかも」とも。

とある。
仲のよい男女を見かけたら、「君たちちんちんかもかもだね」と言ってあげたまえ。

>>69
ハッテン場かね。
ふむ……残念だが小生の中にはそのような言葉はないな。
仕方がない。ここはGoogleで検索することにしよう。

さて検索の結果、ハッテン場とは、

恋人やセックスの相手を見つけるために、ゲイやバイセクシャルの男性等が集う場所の総称。

ということだが、君は衆道の気でもあるのかね?
恋愛を求めているのか、単に肉欲を求めているのかは知らないが、
自分の行動には責任を持ちたまえよ。

まあ、君たちの趣味・嗜好をとやかく言う気はないがね。


今日は小生について知ってもらういい機会になったな。
これで少しでも多くの者が小生を手にとってくれたなら、
大変ありがたいことだ。
72名無しの中学生:04/10/15 19:10:32
よくセンコーが
「字は綺麗に書かなくてもいい。丁寧に書くんだ!」
とかぬかしてるけど
実際一緒じゃねぇ?
広辞苑ではどうなってんの?
73名無しになりきれ:04/10/15 21:19:59
PC用語なんですが、ブラグってどういう意味ですか?
74名無しになりきれ:04/10/16 10:27:35
骨休め

って不思議な言葉ですよね?
75名無しになりきれ:04/10/17 20:50:30
ダイソー100円英和辞典さんについて教えてください。
76名無しになりきれ:04/10/17 23:54:11
片仮名を口汚く罵ってください。
77広辞苑 ◆Dic.T3.p46 :04/10/18 00:18:59
昨日は留守にしてしまい申し訳ない。
今日は昨日の分もしっかり答えていくので、どうかご容赦願いたい。

>>72
ふむ、つまり「綺麗」と「丁寧」の違いはなにか、ということでよいのかね。
それにしてもセンコーとは少し感心しないな。
師を敬う心を持ち、その教えを享受したまえ。
まだ幼い君には、正しく導いてくれる者が必要だ。

君の無礼も若さゆえといえばそれまでだがな。

少し話が脇に逸れたが、そろそろ本題に入ろう。
「綺麗」と「丁寧」の違いだったな。

綺麗・綺麗【き-れい】
(1)綺(あや)のように麗しいこと。
一.服装が派手で美しいこと。
二.(花やかに)美しいこと。
(2)嫌悪感を誘う濁り・汚れをとどめないさま。
一.澄んで清らかなさま。
二.いさぎよいさま。
三.さっぱりしているさま。清浄。清潔。
など。

丁寧・叮嚀【てい-ねい】
注意深く心がゆきとどくこと。
また、てあつく礼儀正しいこと。

とあるな。
しかし、その先生が言いたいことは小生に訊くまでもなく、
君にもわかっているのではないかね?

文字を美しく書くということは確かに大切だが、
それ以上に読み手のことを考えて一字一字丁寧に、読みやすい字を書くことを心掛ける。
そういった心構えが君には必要なのではないかな。
その気持ちがひいては他人のことを考えて、他人のために行動できる人間になるための
第一歩となるのではないかね。

文字というものは、相手に自分の言葉を伝えるための大切な道具だ。
それを疎かにするということは、自分の言葉を伝える努力を放棄するということに他ならない。
確かに現代においては自らの手で文字を書いて人に伝えるという機会は少ないのかもしれんが、
心を込めた文字というものは、心を込めた言葉と同じほどに人に伝わるものだ。

……と、小生は考えるのだが、君たちにはそれほど大袈裟な事でもないのかもしれんな。
少し勇みすぎたようだな。
78広辞苑 ◆Dic.T3.p46 :04/10/18 00:21:15
>>73
ふむ、「ブラグ」か。
しかし、PC関連だとわかっているのなら、小生よりもパソコン関連の書籍で調べてみたらどうかね?

残念だが小生の中にそのような言葉はない。
一応調べてみたのだが、「ブラグ」などという言葉は見当たらないのだが……。
もしかして、「ブログ」と間違えているということはないかな?
「ブログ」なら発見したのだが。

Webログ【Web log】
ある話題について、個人が自由にコメントを付けていくことで、
内容が頻繁に更新されるWebサイト。
個人の日記レベルのものから、社会問題に関する議論まで、幅広い形態が含まれる。
特定のメディアによって発言に手が加わることがないため、
個人の情報発信手段として注目されている。
これを実現する手段はいくつかあるが、さほど技術知識がなくても
簡単に内容を更新できることが前提となる。
blog(ブログ)とも呼ばれる。

技術評論社より発行されている「2005-'06 最新パソコン用語事典 第十六版」にはこう記されている。
君の言う「ブラグ」が「ブログ」であればこれでいいはずだが、
もし「ブラグ」という言葉があるのなら、現在の小生にはわからない、と言うしかないな。
「ブラグ」という言葉についてご存知の方がいれば、ぜひ小生にもご教授願いたい。

>>74
骨休め……。

骨休【ほね-やすめ】
休息。休憩。ほねやすみ。

だな。
これが不思議かね?
体の疲れを取るのに、骨を休めるというところに違和感を感じるということかな。

しかし、骨という漢字は、上部は胸骨より上の骨を、下部の「月(にくづき)」は肉を表わし、
単純に骨という意味以外にも、からだや中心、核心という意味もある。
骨を休めるという言葉の中に、体を休めるという意味も含まれていると考えることはできないかね?

ただ意味を知るだけでなく、もっと別の視点から見てみることで、
言葉の成り立ち、由来について知るということも、
言葉を学ぶという意味では大切なことであるな。
79広辞苑 ◆Dic.T3.p46 :04/10/18 00:22:37
>>75
ダイソー100円英和辞典殿かね。
……正直なところ彼については小生もよくわからないというのが本音だ。

どうしても彼について知りたければ、ダイソーに行って実際の彼を見てくるというのはどうだろう?
彼には、他に百円の国語辞典やことわざ辞典などの仲間もいるようだ。

小生は百円でどれほど精度の高い辞典ができるのか、甚だ疑問であるのだがね。

>>76
片仮名を口汚く罵る?
なぜそのようなことをしなければならないのかね?

昨今、カタカナ語が世間に氾濫している状況で、
片仮名を疎かにするなどとうてい考えられぬ行動だが。

それとも君は片仮名になにか強い恨みでもあるのかね?


そういえば、プロ野球の日本シリーズが始まったな。
プロ野球といえば、今年は色々と問題があったが、
君たち人間は普段、興味のない事柄でも、このような事態になれば関心を示すのだな。

例えば君たちの国語がいきなり英語になるという事態になれば、
少しは言葉、日本語というものについて関心が高まるのかな。
80名無しになりきれ:04/10/18 01:18:28
国語が英語になったらウザイと思うだけだな、きっと。
てか辞典のくせに例えがありえなさすぎw
81広辞苑 ◆Dic.T3.p46 :04/10/18 17:51:45
金木犀の花薫る季節になってきたな。
……小生にはどのような香りかわからないが。

>>80
ウザイだけ、か。
君も日常的に英語は使っているはずだがな。

しかし、言語統制などは植民地下における占領政策の例を持ち出すまでもなく、
以前から当然のように行われてきたことなのだがな。

そして、現在社会においては英語が話せることが、
ある種の必須技能のように考えられる世界もあるというのに、
ありえないと簡単に切って捨てるのは、少々浅はか過ぎないかね?

君にとっては必要ではないのかもしれんが、
ありえないこととして思考を停止させてしまうのは、
進歩、発展の可能性を自ら狭める行為であると思うのだがね。


最近、夜間などはめっきり冷え込んできた。
風邪など引かぬよう、十分に注意してくれたまえ。
82名無しになりきれ:04/10/18 23:13:27
なんだよ!じゃあお前を買うのやめて英語辞典を買うよ!ふん!
83広辞苑 ◆Dic.T3.p46 :04/10/19 16:26:14
またしても台風か……。
今年は本当に台風が多いな。

>>82
ふむ、君がそう決めたのなら止めはしない。
しっかりと内容を吟味して、日々の学習に有用な英語辞典を買うがいい。

また小生は少々持ち歩きには向かないからな。
小生には携帯用の広辞苑もある。
いつか小生が必要になったなら、試してみるといい。


今度の台風二十三号は前回よりも大型のものらしい。
皆、十分に警戒するようにな。
84名無しになりきれ:04/10/19 16:51:20
なんで「こけら落とし」に柿を使うのですか?

柿?
85名無しになりきれ:04/10/19 21:07:27
「美少女」が無い件について。
86広辞苑 ◆Dic.T3.p46 :04/10/20 14:57:14
雨が続くと小生の身体も痛む。
まったく困ったものだ。

>>84
ふむ、「柿落とし」かね。

柿落【こけら-おとし】
(新築工事の最後にこけらを払い落したところから)
新築劇場の初興行。

とあるな。

さて、なぜ柿落としに柿の字を用いるのかということだが、
柿落としの「柿」とは、本来は別の漢字があり、
材木の削り屑や、屋根を拭くのに用いる檜や槇などの材木を薄くはいだ皮を意味する。
小生の中にあるように、劇場の新築工事の最後にこれらの「こけら」を払い落したことから、
柿落としというようになった。

本来は歌舞伎の劇場の工事の際に使われた言葉が、
現在は新築施設の完成式などの行事を柿落としと呼ぶようになったのだな。

ちなみに元々の「こけら」の漢字は、現在のJIS漢字にはないのでこの場では表記できない。

しかし、この質問はどちらかといえば雑学の範囲に入るのではないかね?
だとすれば小生に訊くのは筋違いだと思うのだが。

……いや、その言葉の成り立ちについて学ぶということは、
言葉について深く理解するためには必要なことかもしれんな。
そもそも小生も「国語+百科」辞典である以上、雑学に関する知識も必要か。

>>85
「美少女」が無い件について? ついてなんだね?
確かに小生の中に「美少女」の項目はないが、そのことについてのコメントでも求めているのかね?
それとも、「美少女」がない理由を求めているのかね。
質問があるなら途中で止めないで、最後まで言い切りたまえ。

さて、「美少女」がないことについてだが、
本来「少年」という言葉は年の若い人を意味するのであって、
そこに男女の区別はない。
ならば、「美少年」という言葉に「美少女」も含むということになる。

……と岩波書店の中の人が仰っていた。

小生も「少女」があって「美少女」がないというのは、どうもおかしいとは思うのだがね。


最近の人間たちは言葉を省略して話すことが多いが、
親しい者同士での会話ならともかく、初対面の者に対するときにも
むやみやたらに省略するのはいただけないな。
これは言葉以前に礼儀の問題だからな。
87名無しになりきれ:04/10/21 20:48:11
ハロウィンについて教えて
88名無しになりきれ:04/10/21 23:01:44
握り飯は「おにぎり」と「おむすび」のどちらが正式名称か教えて(=゚ω゚)ノ
89名無しになりきれ:04/10/22 23:45:08
不可能という文字はありますか?
90広辞苑 ◆Dic.T3.p46 :04/10/23 23:33:20
少し間を空けてしまった。
皆、元気にしていただろうか。

>>87
「ハロウィン」か。
小生の中にはないが、西洋の祭のようだな。

少し詳しく調べてみると、以下のようなことがわかった。

ハロウィンとは、万聖節(十一月一日)の前夜祭にあたる行事のことで、十月三十一日に行われる。
これは元々は二千年以上前のケルト人の宗教的行事がキリスト教に取り入れられたらしい。
万聖節とは諸聖徒祭とも言われ、キリスト教で、この世を去った諸聖人を記念するための祝日である。
日本における盆のことと考えてもらっていい。
過去に亡くなった者たちが、この日に蘇ると考えられているようだ。

実際のハロウィンでは、夜に「ジャック・オ・ランタン」と呼ばれる、
カボチャに顔を彫った提灯に火を入れて、子供たちは、
「Trick or Treat!」
と近所の家々を巡ってお菓子を貰い歩く。
このとき、大人も子供も奇抜な仮装をして街を練り歩く。
子供たちに「Trick or Treat!」と言われたら、
「Happy Halloween!」
と応えてお菓子を渡すのが通例のようだ。

そろそろ今年もハロウィンが近づいてきているな。
君もハロウィンを楽しんでみようと考えているのかね?
君がキリスト教徒なら問題はないが、他宗派の、あるいは無宗教の人間がキリスト教の祝日を祝う。
日本人には珍しくない現象のようだが、そのようなことを気にする者もいる。
実に興味深いものだ。
91広辞苑 ◆Dic.T3.p46 :04/10/23 23:34:29
>>88
ふむ、握り飯の正式名称か。
君たちは握り飯を「おにぎり」と呼んだり「おむすび」と呼んだりするようだな。

小生の中ではどちらも握り飯を丁寧に言う言葉という表記しかないな。
しかし、それでも調べてみた範囲では、「おむすび」とは「御結び」と書き、
いわゆる女房詞というもののようだな。

女房詞とは室町時代初期ごろから、宮中で仕える女房が主に衣食に関して用いた隠語のことだ。
これがのちに将軍家に仕える女性や町家の女性にまで普及し、
現代の一般語にまでなったものもある。

さて、隠語として言葉が生まれるということは、それ以前に元になる言葉があるということだ。
とするのなら、「おむすび」よりも「おにぎり」が先にあったということになるのかもしれん。
が、どちらも握り飯の丁寧語であるということは確かなことであり、
どちらが正式名称かということになると、どちらも正しいと言わざるを得ないのではないかな。

ちなみに呼び方に関しては、東日本に「おむすび」、西日本に「おにぎり」が多いと言われている。
また、千葉県のように「大きく握るのがおむすび」、「小さく握るのがおにぎり」と、
使い分けられている地方もあるようだ。

単に握り飯の名称一つでも様々な名称、語源、由来などがある。
言葉とは実に奥深いものだと思わないかね。

>>89
当然ある。

不可能【ふ-かのう】
可能でないこと。できないこと。

とあるが、「不可能」という言葉がある以上、
小生の中にその言葉に関する表記があるのは当然のこと。
もしもその表記がなければ、小生は辞典として実に不完全な代物であるということになる。
勿論、小生はいまだ言葉の学問の道半ばであり、
完全でなどありえないということは言うまでもないことだが、
それでもこのような言葉を書き漏らすようなことは決してしないつもりだ。

……我輩の辞書に不可能という文字はない、とはナポレオンの言葉だったかな。
しかし、不可能を知るということは決してマイナスになることではない。
己の分をわきまえることは、己が進む道筋を定める上で必要なことだとは思わないかね。


学問で思い出したが、昨今の学生はサボるなどの言葉の由来を知っているのだろうか。
また、ドッペるのような言葉を使ったりするのかな。
92名無しになりきれ:04/10/24 00:07:18
サボタージュだよね。多分。何語かは不明・・
何語?英語なの?
93名無しになりきれ:04/10/24 08:28:55
地震の際
棚の上からあなたが落ちてくると凶器になりますね。

人間の狂気について教えてください。
94名無しになりきれ:04/10/24 19:22:20
>92
仏語じゃなかったけ?

昔学校で使おうとしてあまりの重さにあきらめました。
そのころは小さかったので無理でした。
95広辞苑 ◆Dic.T3.p46 :04/10/25 17:02:36
今回は大変な地震があったようだが、皆大丈夫だったかね。

>>92
その通り。
サボるとはサボタージュからきている。
そしてサボタージュとは、>>94殿の言うとおりフランス語である。

サボタージュ【sabotage】とは、意図的に仕事などを行わないことを意味する。
労働者が意図的に仕事をしながら仕事を停滞させ、
能率を落として企業主に損害を与えて紛争の解決を図ること、
ストライキに近いものがあるな。

>>93
ふむ、確かに小生が君たちの上から落ちてくれば、危険ではあるな。
しかし、そうならないように家具はきちんと固定して、
小生たちのような大きく重さのあるものは、できるだけ低い場所に収納するようにしたまえ。

人間の狂気か……。

狂気【きょう-き】
気がくるっていること。きちがいじみた心。

とあるな。
人間たちの狂った心か。

しかし、小生からすれば己の利己の為に同じ人間同士で殺し合い、奪い合う君たちの姿は、
実に自然な生物としての姿だと思うのだがね。

そもそも君たちのいう狂気とは、君たちが作りだした
規範や道徳といったものから外れたもののことだろう。
どのような世界でも、定められた範囲からはみ出したものは、
異端として迫害されるものだ。
しかし、君たち人間の場合はこうした者たちを排除しにかかるその姿が、
実に狂気に満ちているように見えて仕方がないな。

ところで、唐突に思える君の質問は、
まさか、凶器と狂気をかけているのではあるまいね?
96広辞苑 ◆Dic.T3.p46 :04/10/25 17:05:38
>>94
うむ、その通りだ。
確かにサボタージュはフランス語である。

ふむ、確かに子供にとって小生はいささか重過ぎるかもしれんな。
しかし、そのように幼少の頃より小生を使い、学ぼうとする君の姿勢は評価に値する。
これからも学習を怠ることなく、君の目指す道を歩みつづけてくれたまえ。


しかし、今回の地震では二十名以上の犠牲者が出たようだな。
昔の建築物、江戸城などのようなものには地震に対する備えとして、
地震雷の間や地震の間などのような避難所が設置されていたらしい。
地震の多い日本らしい備えであるな。

それらからすると、昨今の高層建築は実に脆く思えるが、
その内部では地震に対する備えもきちんとできている。
しかし、根本的な対策という点ではいまだ江戸時代から変わっていないな。
97名無しになりきれ:04/10/25 19:37:13
忠臣蔵ってどういう意味ですか?
98名無しになりきれ:04/10/26 00:06:09
2ちゃんねる用語辞典のテンたんをどう思いますか?
↓参考資料
http://www.media-k.co.jp/jiten/ten/index.html
99広辞苑 ◆Dic.T3.p46 :04/10/27 16:02:18
こう雨ばかりでは気が滅入るな
ここ数日めっきり冷え込んで、いよいよ冬の訪れといったところか。

>>97
「忠臣蔵」か。
そういえば、もうそんな時期だな。

忠臣蔵【ちゅうしんぐら】
一.赤穂四十七士の敵討を主題とする浄瑠璃・歌舞伎狂言の総称。
二.「仮名手本忠臣蔵」の略称。

とあるな。
この忠臣蔵とは実際に元禄十五年十二月十四日に起こった歴史上の史実を、
浄瑠璃作家・並木宗輔らによって「仮名手本忠臣蔵」として作られた。
この「仮名手本忠臣蔵」は討入りから四十五年後に大阪の竹本座で初演され、
以後、歌舞伎にも取り入れられ、現在でも人気の演目となっている。

ちなみに、この「仮名手本忠臣蔵」では、当時の幕府を考慮して、
時代を室町時代にしたり、浅野内匠頭を塩冶判事に置き換えたりといった工夫がなされている。
やがて時代が進み、映画が盛んに作られるようになってから、
現在のような史実をベースにした作品が作られるようになった。

日本では年末といえば忠臣蔵と紅白歌合戦と言ってもいいぐらい、
日本人にこの物語は浸透しているな。
ちょうど今はテレビドラマが放映されている。
ぜひ、見てみたまえ。
100広辞苑 ◆Dic.T3.p46 :04/10/27 16:04:05
>>98
テンたん、かね。
2典の販売促進を行い、普段は某コーヒーショップの店員をしているのか。
どう思う? とは、小生がこの娘をどう評価するのか? ということかね。

ふむ、ウェブ上の用語事典サイトとはいえ、
辞典と名のつくものの販売促進に従事する、
その姿勢は立派なものだ。
今後とも努力を欠かさず、世に2典Plusを広めてもらいたいものだ。

2典Plusは、2ちゃんねるに訪れる者たちの手によって、
その内容を改訂されていくという変わったタイプの辞典だな。
編者が増えればそれだけ個々の項目の密度が変わってくるが、
編者が多いということは、より多くの視点からより多くの言葉を見出すことができる。
なかなか面白い趣向だ。


冬が近づいてきたな。
新潟の被災者たちには、これからの寒さは厳しい状況に拍車を掛けることになるな。

ところで、君たちはこの「拍車を掛ける」の「拍車」とは、
いったいなんのことか知っているかな?
101名無しになりきれ:04/10/28 00:31:23
広辞苑さんに拍手ー
馬は得意ですぜ?だんな。

ところで
義「えん」金

難しい字っすよね、変換できねー
102広辞苑 ◆Dic.T3.p46 :04/10/29 12:59:53
先日、イラクに観光で入国した日本人が、アルカイダに捕らえられたらしい。
わざわざ危険だといわれている場所に自ら赴く。
そうしたスリルを楽しむ遊具もあるが、君たちはまったくおかしなことをするのだな。

>>101
小生に拍手?
いったいどういう意味の拍手かね?
しかし、君は拍車についてよくわかっているようだな。

ふむ、義「えん」金……義捐金か。

義捐金【ぎ-えん-きん】
義捐のために出す金。義金。

だな。
「捐」とはすてるという意味を持つ。
「義捐」とは、慈善や公益のために金品を寄付することだな。

「捐」はそんなに難しいかね?
たしかにこの文字単体では変換はできないが。
どうしてもこの文字を使いたければ、辞書登録でもしたまえ。


ちなみに「拍車を掛ける」の拍車とは、
馬に乗るとき靴のかかとに取り付ける金具のことだ。
一端に歯車があり、馬の腹部を刺激して馬を御するために用いる。
馬の走る速度を上げるときなどに、
馬の腹部を蹴っている場面がわかりやすいのではないだろうか。
103名無しになりきれ:04/10/31 14:24:30
「にっちもさっちもいかない」という言葉の語源はなんですか?
104名無しになりきれ:04/11/01 08:14:04
ブルドッグ!
105名無しになりきれ:04/11/01 13:01:53
女衒とはどういう意味ですか?
106広辞苑 ◆Dic.T3.p46 :04/11/01 17:14:46
どうやら、イラクでテロ組織に拘束された日本人は殺害されてしまったようだ。
危険を承知で現地に入ったのか、あるいは自分だけは被害に遭わないとでも盲信していたのか。
どちらにせよ愚かなことだ。

>>103
ふむ、「にっちもさっちもいかない」か。
「にっちもさっちもいかない」は、「二進も三進も行かない」と書く。
小生の中では、

二進も三進も【にっち-も-さっち-も】
(そろばんの用語から)
金銭の融通のきかないさま。また一般に、身動きのとれないさまにいう。
どう勘定しても。どうにもこうにも。

とある。

さて、この「二進も三進も」の語源だが、上記の通りそろばんの用語からきている。
二進とは2で割り切れること、三進とは3で割り切れることであり、
2でも3でも割り切れないことから転じて、
金銭の融通が利かない、身動きのとれない様子を「二進も三進も行かない」と言うようになった。

君も何事も二進も三進も行かなくなる前に、計画的に物事をすすめたまえ。
計画的であっても、決して利用してはいけないものもあるからな。
107広辞苑 ◆Dic.T3.p46 :04/11/01 17:16:02
>>104
ブルドッグ? 犬のブルドッグかね?

ブルドッグ【bulldog】
犬の一品種。イギリス原産。
頭は大きく、口は幅広くて上に向き、背は低く、四肢は筋骨たくましい。
外見は獰猛(どうもう)であるが、飼主には忠実。愛犬・愛玩用。

とあるな。
なかなか愛嬌のある犬だ。

君はブルドッグを飼っているのかな? それともこれから飼う予定なのか。
どちらにしても、生き物を飼育するということは、
その生き物の命を預かるということだ。
きちんと責任を持って飼育するのだぞ。

>>105
「女衒」か。

女衒【ぜ-げん】
(衒は売る意)
江戸時代に、女を遊女に売ることを業とした人。判人(はんにん)。

とある。

昔は人身売買は当たり前のように行われていたことだからな。
現代では昔のようにあからさまにこのようなことを生業とする者はいないのだろうが。
君が男女どちらなのかは知らないが、あまり関わり合いにならない方がいい人種だな。


自然災害にしろテロリストにしろ、君たち日本人は日頃から危機意識に欠けた行動が多すぎないかね。
自分の生命を守るのは、他ならぬ君たち自身なのだよ。

本当なら、年末が近づき商売はいよいよかきいれどきがくるという頃なのだろうにな。

さて、少々唐突だったが、今日は「かきいれどき」についてだ。
「かきいれ」とはなにを、あるいはなにに「かきいれ」るのだろう?
108名無しになりきれ:04/11/02 13:20:23
109名無しになりきれ:04/11/02 15:51:59
お金をかき集めるってことだと思っていました。

そういえば、閑古鳥って鳥は本当にいるんですか?
110広辞苑 ◆Dic.T3.p46 :04/11/04 00:32:48
早速だが、今日は「かきいれどき」の説明から入ろうか。
「かきいれどき」とは「書入時」と書く。
決して「掻き入れる」わけではないぞ。

ではいったいなにに書き入れるのかということだが、
これは商売をしていく上で必要な、帳簿への書き入れのことを指す。
つまり「書入時」とは、「帳簿の記入に忙しい時」という意味で、
営業で最も利益の上がるときのことをいう。

>>108
そういうわけなので、書入と柿は関係ない。
しかし、君は解答を誤ってはいるが、
自ら思考し答を導き出そうとするその姿勢は評価に値する。
思考し、創造するという行為は、君たち人間の最も優れた能力だ。

>>109
なるほど。
確かにそのような誤解が生じるのも無理はないかもしれん。
商売には金がついてまわるものだからな。

さて、閑古鳥か。
うむ、この鳥は実在する。

かんこ鳥【かんこ-どり】
(カッコウドリの訛か。「閑古鳥」と当て字)
カッコウ。

とあるが、つまり、閑古鳥とはカッコウのことだ。
カッコウの鳴き声が物淋しく聞こえることから、
商売などのはやらないさまを「閑古鳥が鳴く」というようになった。


アメリカの大統領選挙はいよいよ結果が出ようとしているな。
しかし、ここに来てまたしても集計に問題が出てくるとは、
何度同じことを繰り返せば気がすむのだろうな。
どうやら、ブッシュ氏に決まりそうな情勢ではあるようだが、
このような不手際があるとスッキリした決着とは言い難いな。
111名無しになりきれ:04/11/04 11:10:08
閑古鳥ってカラカラなくもんだと思っていたよ orz
112名無しになりきれ:04/11/04 12:53:06
何故人は争うのか教えてください。
113名無しになりきれ:04/11/05 01:21:08
十把ひとからげ(←なぜか変換できない)
114名無しになりきれ:04/11/05 18:14:55
さんげたん

ってなんですか?
115名無しになりきれ:04/11/07 00:58:42
腎虚(じんきょ)
ってどういう意味?
116広辞苑 ◆Dic.T3.p46 :04/11/08 13:18:27
久しぶりに規制を受けてしまった。
ようやく書き込めるようになったぞ。

>>111
ふむ、よくわからないものを想像する。
それは決して無意味なことではない。

しかしカラカラ、か。
商売のはやらない様子ということからすれば、
なかなかよく合っているという気はするな。

>>112
何故人が争うのか、か。
それは小生よりも君たち自身の方がよくわかっているのではないかね?

争いとは、なにも生死に関わるような戦闘のみではない。
君たち人間の生涯とは、すべて争いの連続だと思うが。
受験、恋愛、就職etc……、君たちにとってはすべて当たり前のことだろう。

他者と競い、勝利し、より良い人生を得る。
それはいかなる種類の闘争にもついてまわることだ。
人はその結果、他者との差別化を図り、自らの目的を達成し、周囲に知らしめる。
ならば、争いとは君たちにとってコミュニケーションの一手段と言えるのではないかな。

>>113
十把ひとからげ……十把一絡だな。
変換できないかね? 小生は「十把一絡げ」までは変換できたのだがね。
君が日本語入力にどんなツールを使用しているのかは知らないが、
どうしても必要ならすぐに辞書登録したまえ。

ちなみに十把一絡とは、

十把一絡【じっぱ-ひとからげ】
どれもこれもあまり価値のないものとして多数を一まとめに扱うこと。
また、何もかも一緒くたにして扱うこと。

とある。

君たちも人として十把一絡の扱いを受けぬように、
日々精進したまえよ。
117広辞苑 ◆Dic.T3.p46 :04/11/08 13:20:10
>>114
さんげたんか……あいにく小生の中にはこの言葉はない。
せめてどんな分脈の中で出てきた言葉なのか。
もしくはどんな漢字なのかだけでもわかれば、小生も調べやすいのだが。

とりあえず、「参鶏湯」が最も可能性が高いように思うのだがどうかね?

「参鶏湯」とは高価な栄養食の料理であり、免疫活性化の最大の健康食とある。
かつては朝鮮の宮廷料理だったともあるな。

若鶏、もち米、ニンニク、なつめ、生栗、朝鮮人参、銀杏を使う料理のようだな。
今はちょうど銀杏が旬の季節。
一度食してみてはどうかな。

>>115
腎虚かね。

腎虚【じん-きょ】
漢方の病名で、腎気(精力)欠乏に起因する病症の総称。
俗に房事過度のためにおこる衰弱症を指す。

とある。

一口に腎虚と言っても、その症状は耳鳴、下半身がだるい、
力がない、性機能減退、脱毛、歯のぐらつきなど、多岐に渡る。
君はなにか身に覚えがあるのかね?

ふむ、他者と争わずして得られる人生の目標としては、
「健康」は実に都合のよいものだな。


それにしても、規制とは厄介なものだ。
どこの誰かは知らないが、少々羽目を外しすぎた者がいるようだな。
自分だけが利用しているわけではないということをもう少し考えてほしいものだ。

ところで、「羽目」とはなんのことなのだろうな?
君たちにはあまり外す機会のないものなのかな。
118名無しになりきれ:04/11/08 13:31:29
広辞苑さん、おかえりなさい。

羽目を外す、の反対の言葉は何なんでしょうね。
羽目を合わせる?
119名無しになりきれ:04/11/08 14:21:14
夜、足の小指を広辞苑の角にぶつけたら
爪が割れました。

破瓜について詳しく教えテクなさい。
120113:04/11/09 18:06:03
ひとからげ、変換できないので音を間違えていたのかと思いこんでいました
ちなみに変換ソフトは「ドラえもん」は変換できるのに「滑舌」が変換できないIMEです
121名無しになりきれ:04/11/10 22:29:44
「ねこのひげ」は英語で何と言うのですか?
塾で芥川龍之介の「蜜柑」を読まされましたが、単語が全然理解できず、
何の話か分かりませんでした。江戸の次の時代の本なんか読むことに(
テストで点を取れないを除いて)何の意味があるのですか?
122広辞苑 ◆Dic.T3.p46 :04/11/11 15:25:38
またしても規制にあってしまった。
こんな短期間に続けてあうとは……。

>>118
間を空けてしまって申し訳ない。
できるだけ訪問する日を増やしたいとは思うのだがな……。

羽目を外すの反対の言葉か……。
そもそも羽目を外すとは、

羽目をはずす【は-め-を-はずす】
(「はめ」は「馬銜(はみ)」の意ともいう)
興に乗じて度をすごす。

とある。
調子に乗ってやりすぎるということだな。
とすると、羽目を外すの反対の言葉は「箍を締める」、
つまり気を引き締めるというような意味の言葉になるのではないかな。

さて、上にあるように、羽目を外すといった場合の羽目とは、
もともとは馬銜のことを指し、この馬銜を外して馬を自由にすることから、
馬銜を外す、羽目を外すと言うようになったようだ。

また羽目にもきちんと意味はある。
羽目とは建築用語で、板張の形のことだ。
下見のように羽重ねにせず、平らに板を張ったものをいう。
窮地に陥るさまを、「羽目に付く」「苦しい羽目に陥る」などと言うが、
この場合の羽目はこちらの羽目のことを指す。
123広辞苑 ◆Dic.T3.p46 :04/11/11 15:26:48
>>119
おや、それは災難だったな。
もう病院には行ったのかね? 早めに治療を受けることをお勧めする。
灯台下暗しと言うが、歩行時は足元にこそよく注意を払いたまえ。

さて、破瓜について詳しくかね。
いいだろう。まず、小生の中では、

破瓜【は-か】
(「瓜」の字を二分すると、二つの「八」の字の形となるからいう)
一.女子十六歳の称。思春期の年ごろ。
二.(八の八倍は六四であるからいう)男子六四歳の称。
三.女子の処女膜の破れること。

とある。

一と二は、上記にあるように瓜の字を縦に二分すると八の字が二つできることから、
足して女子の十六歳のことを、掛けて男子の六四歳のことを指す。
つまり、年齢の名称のことだ。

次に三についてだが、一般に女性が処女膜を性交によって損傷することを指す。
瓜を二つに割った形が女陰に似ていることから、処女を捧げることを破瓜と言うようになった。

また、破瓜、処女喪失のことを英語では「defloration(デフロレーション)」と言い、
これは神話の花と豊穣と春の女神であるフロラからきているようだ。

君たちには三の意味で使用されているのが一般的だろうな。

>>120
ふむ、君もIMEを使用しているのか。
小生もだが……いったいなにが違うのだろうな。

しかし、「ひとからげ」に限らず読みづらい文字というものはあるな。
二十六文字の組み合わせで言葉を形作る英語などにはない、
日本語ゆえの難しさとでもいうのかな。
日本語ゆえの面白さともいえるのかもしれんが。

小生も難しい言葉を使用する時には振り仮名もつけておいた方がいいのだろうか。
124広辞苑 ◆Dic.T3.p46 :04/11/11 15:30:47
>>121
「ねこのひげ」を英語でかね。
何度も言うが、そういう場合は和英辞典を利用すべきではないかね?

まあいい。猫や鼠の髭のことを英語では「whisker」という。
「whisker」には昆虫の触覚なども含まれ、
「by a whisker」の形でわずかの差でといった意味を持つ。
……が、ねこのひげなどいったいどんな場面で使うのかね?

芥川竜之介の「蜜柑」かね。
単語が理解できないというのは、君に理解しようという気がなかっただけではないのかね?
それほど難しいものではなかったが。

「蜜柑」は、主人公である「私」が横須賀発上り二等客車で乗り合わせた一人の娘。
初め、その娘に抱いた不快な感情が、その娘が自分を見送りにきた弟たちに蜜柑を与えて
その労をねぎらった姿を見たときに、一転して明るい感動へと変わったことを書いた作品である。

この作品は、作者である芥川竜之介が横須賀の海軍機関学校・教官時代、
鎌倉の下宿への帰路の際に横須賀線内でたまたま出会った出来事を題材にしている。

さて、昔の作品を読むことの意味か……。
君たち人間なら、文学的に評価されている作品を読むことによって、
自身の見識を深め、感性を豊かにすることができる、とでも言うのだろうな。

しかし、何度も言うが、言葉というものが君たち人間同士を繋ぐ
コミュニケーションの手段の一つであるとするなら、
これらの文学作品もまた、その作者が読者へと発した言葉のひとつの姿に過ぎない。
その言葉から読者がなにかを感じることができれば(それは感動であったり、
興奮であったり、感傷であったりするが)、それでいいのではないかな。

そうした刹那の感動、それこそが文学といわれるものの本質ではないかと思うのだがね。
少なくとも君たちが文学に対して求めるものは意味ではないような気がするがね。


ちなみに芥川竜之介の作品は、青空文庫(ttp://www.aozora.gr.jp/)で読むことができる。
興味がある者は一度読んでみるといいだろう。
ただし、文章に旧仮名も使われているため、振り仮名がなければ読むのに苦労するかもしれん。
また>>121殿のように意味のわからない言葉というものもあるだろう。
そのときは遠慮なく小生に訊きたまえ。

そういえば、振り仮名を振ることを「ルビをふる」というが、
このルビとはなんのことかご存知かな?
125名無しになりきれ:04/11/11 19:44:48
知ってますが何か?
とか言ってみるテスト。
126名無しになりきれ:04/11/11 21:16:08
ルビーの指輪
127名無しになりきれ:04/11/14 23:36:21
「付ける」ことを「ふる」ともいう不思議
128名無しになりきれ:04/11/16 09:59:14
おお、板の頭脳が休憩中ですかい

高橋留美子のマンガで見たけど
「畢竟」てかっこよく使うにはどうしたら?
129広辞苑 ◆Dic.T3.p46 :04/11/16 13:52:47
……何度も間を開けて申し訳ない。
一度暇を取るといかんな。もっと気を引き締めねば。

さて、「ルビ」に関しては皆よくわかっているようだな。
わざわざ言うまでもないだろうが、「ルビ」とは「ルビー」のことだ。

ルビ
振り仮名用活字。また振り仮名。
五号活字の振り仮名である七号活字がルビーとほぼ同大であるからいう。

とある。
が、このルビーとは確かに宝石のルビーのことなのだが、
単純に宝石のルビーがこの七号活字と同じ大きさだというわけではない。
英国の出版業界では七号活字と同じ大きさの活字のことを「ruby」と読んでいた。
ルビというよび方はここからきている。

活字のよび方については、この他に5ポイント活字を「pearl(真珠)」、
5.5ポイント活字を「agate(メノウ)」などとよぶ。

ちなみにルビーとはコランダムという鉱物の中で、赤色のものをよび、
それ以外の色のものはサファイアとよぶ。
つまり、ルビーとサファイアは色が違うだけで鉱物としては同じ物なのだ。

>>125
ふむ、知っていたかね。
しかし、それならその答までを解答したまえ。
小生がこの問題について、これ以上君に質問することなどないのだからね。

これは別にテストではないが、
このままではただの冷やかしと同じだぞ。
130広辞苑 ◆Dic.T3.p46 :04/11/16 13:54:24
>>126
ルビーの指輪……それはルビについての解答かね?
指輪は関係ないが、確かにルビーで正解である。

ルビーとは、元々ラテン語の「ruber(ルーベラ)」からきている。
これは赤を意味し、古代人にはこの宝石に超自然的な力が備わっていると信じられていた。

現在、ルビーの最大の供給国はビルマであり、モゴク谷産のビルマのルビーが最良といわれている。
しかし、最近では良質のものはなかなか産出せず、最高品質のものは「ピジョンブラッド」とよばれている。
ルビーの色に黒色や黄色、茶色が混じっていたり、輝きが悪いもの、透明度が落ちるもの、
色が濁っているもの、照りがないものなどは評価が落ちる。
心無い量販店ではベトナム産の色だけはいいが、
その以外の質が悪い粗悪品を「ピジョンブラッド」とよんで販売しているところもある。
ルビーを購入する際にはこのような粗悪品を掴まされないように注意したまえ。

そういえば、字こそ違うが、寺尾聡氏の「ルビーの指環」という名曲もあったな。
小生音楽を楽しむということはないが、君たちの文化を理解するためにも何度か聞いたことがある。
過去の名曲、例えばクラシック音楽などがいつまでも人の心に残るのは、
そのような曲になにか特別な力というものがあるからなのだろうか。

>>127
ふむ、「付ける」と「ふる」か。
確かに不思議といえば不思議かもしれんな。

ところで小生の中では、「振る」という言葉の意味として、

九.くばり当てる。割り当てる。また、ふり換える。

とある。
振り仮名とは読み難い漢字にその読みを割り当てる、
あるいは読み易くふり換えるというためのものだ。
そう考えればそれほどおかしくもないとは思うが……。

この振り仮名について歴史を遡れば、古くは平安時代、
漢文の訓点資料として用いられた傍訓にその源流がある。
傍訓とは漢文の訓読の際、訓のまぎらわしい漢字のわきに片仮名を添えたものをいう。

その後、院生期の漢字仮名交じり文、漢字平仮名交じり文に取り込まれ、
江戸時代の一般の読書を対象とした読み物、明治以後の新聞、雑誌などに使われるようになった。
このうち新聞や雑誌のように印刷されたもののことを特にルビという。
ルビについては前述の通りだ。

この振り仮名、読者にとっては便利なものなのだろうが、
これにばかり頼っていては漢字の読みという知識がなかなか蓄えられぬのではないかな。
131広辞苑 ◆Dic.T3.p46 :04/11/16 13:55:55
>>128
小生が頭脳か。
その評価はなるほど間違いではないが、決して正しいともいえないのではないかな。

頭脳というものは、外部から取り込んだ知識を判断、識別して蓄え、
必要な時には知り得た知識を用いて問題の解決にあたる。
そこには思考するという大切な要素が関わってくる。

しかし、小生が君たちに披露するのはあくまで知識としての言葉であり、
それは君たちの先人が作り上げてきた膨大なデータを出力しているに過ぎない。
つまり、小生は先人たちと君たちを繋ぐために介在しているだけであり、
そこになんら特別な意味を持たない。

正確な意味としての頭脳とは、君たち自身に他ならないのだよ。

さて、少々話が脇道に逸れた。
「畢竟」を格好良く使用するにはどうすればいいのか、か。

畢竟【ひっ-きょう】
(「畢」も「竟」も終る意)
つまるところ。つまり。所詮。結局。

とある。

この畢竟という言葉、歴史を辿れば嘉禎年間(一二三五年〜一二三八年)に成立した、
正法眼蔵随聞記(しょうぼうげんぞうずいもんき)などにも出てくる言葉であり、
現代の人間にはほとんど馴染みのない言葉だろう。

このような言葉を突然使っても、相手には上手く伝わらないのではないかな。
何度も言うが、言葉というものはあくまでコミュニケーションのための道具であり、
難解な語を使って相手との会話に不都合が生じてしまえば、それはまったく本末転倒というしかない。

言葉というものは時代の流れとともに変化するものだ。
その時代その時代の正しい言葉というものを学び、使用する。
畢竟、それこそが格好良い言葉の使い方と言えるのではないかな。


あまり間を空けないようにしよう、
ここを訪れるたびに何度も強く決意するのだが、
なかなか上手くいかないものだ。
皆もできれば温かく見守って頂きたいのだが……。

ところで、今回「冷やかし」という言葉が出てきたが、
始めに「冷やかし」をしだしたのはどんな職業の者たちだろうか?
そういえば最近はこの職業はあまり見かけないな。
132名無しになりきれ:04/11/16 17:43:02
年寄りの冷やかし
133名無しになりきれ:04/11/16 20:59:37
紙すきの人でしょ?確か。
134広辞苑 ◆Dic.T3.p46 :04/11/18 14:06:43
週末までに来なければな。
また無駄に間を空けてしまうことになる。

>>132
それを言うなら「年寄の冷水」だ。
言葉は正しく学び使えるようになりたまえ。

……それともその間違いはわざとかね。
誤った言葉をわざと使うのはあまり感心しないな。

>>133
ほう、知っていたか。
このようなスレにわざわざ来るだけあって、
来訪者にはなかなか博学な者が多いな。

君の言う通り、冷かしをしだしたのは、
江戸時代の浅間山谷の紙漉業者たちだ。

冷かし【ひやかし】
一.ひやかすこと。
二.張見世の遊女を見歩くだけで登楼しないこと。
  また、その人。素見。
三.買う気がないのに売物を見たり、その価を尋ねたりすること。
  また、その人。
など。

とあるが、この冷かしという言葉の由来は次の通りだ。

紙漉業者はまず紙料を水にひたして紙の繊維をほぐす。
この工程のことを「冷かす」と言う。
この「冷かす」という工程には二時間ほどかかり、
その間、暇を持て余した職人たちは、
吉原の遊郭へ行き、遊女たちを見てまわっていた。

職人たちには遊女を買って遊ぶだけの時間はなかったため、見物だけで終わっていた。
こうした男たちが冷かしている時間の暇つぶしをしていることから、
買う気もないのに覗くだけのことを「冷かし」と言うようになった。

店によっては冷かしなど迷惑なだけかもしれないが、
冷やかしも来ないようではいよいよ危ないということか。


さて、今日は君たちからいいお題を貰うことになったな。
「年寄の冷水」とは、老人が不釣合いなことをすることを言うが、
では、この「冷水」とはどこの水のことを言うのだろうか?
135名無しになりきれ:04/11/18 14:07:53
隅田川。
136名無しになりきれ:04/11/18 20:20:31
かんながわ
137名無しになりきれ:04/11/18 20:20:57
琵琶湖。
138名無しになりきれ:04/11/18 22:28:45
刀と剣の違いを教えて


そういえば秋葉原で手裏剣を持ってて逮捕された方がいますね
139名無しになりきれ:04/11/19 08:11:47
冷や麦とそうめんの違いは?
140広辞苑 ◆Dic.T3.p46 :04/11/19 15:07:00
今日は「年寄の冷水」からだな。

年寄の冷水【とし-より-の-ひや-みず】
老人に不似合な危ういことをするたとえ。
また、老人がさしでたふるまいをすることにいう。

とある。

さて、この冷水がどこの水かということだが、
これは>>135殿の言う通り、隅田川の水のことである。

この言葉の由来は江戸時代にまで遡るのだが、
当時、江戸の町の上水道は神田・玉川上水から水道を引き、
江戸城の外堀へと落としていた。

しかし、この水道は江戸の町すべてに行き渡っていたわけではなく、
水が十分に届かない地域の住人に対して、隅田川の水を汲み上げ、
それを冷水と称して売る者たちが現われた。

この冷水、もともとが隅田川の水なだけあり、決して衛生的とは言えず、
抵抗力のない老人などはこの水を飲んで体調崩すことがあった。
ここから老人が不似合いなことをすることを「年寄の冷水」とよぶようになった。

>>135
そういうわけなので、君の言う通り冷水とは隅田川の水である。
君はなかなか博識であるな。正しい知識は君たちを助ける友である。
これからも多くのことを学びつづけたまえ。

>>136
かんながわ?
かんながわとは群馬・埼玉県を流れる神流川のことかね?

神流川は利根川水系に属し、群馬県、上野村にある三国山に源流を発する。
河川としては中小河川に属し、その上流や支流には多くの優れた景勝地を有する。

神流川という名は、もともと神(カム)の川が神名へと転じたと言われている。
武蔵二十余郡の北の果て、「上」の国から流れる川の意から、古くはカミノ川と言われた。

さて、もうわかっているとは思うが、神流川ではないぞ。

>>137
琵琶湖かね。
琵琶湖とは、滋賀県中央部にある断層陥没湖のことだな。

面積は六七三平方キロメートルに及び、日本最大の湖として知られている。
風光明媚な湖であり、琵琶湖八景などは一見の価値がある。
滋賀県を訪れる機会があれば、ぜひ訪れてみてはどうかな。
141広辞苑 ◆Dic.T3.p46 :04/11/19 15:08:24
>>138
刀と剣の違いか。

刀【かた-な】
(ナは刃の古語。片方の刃の意)
一.刀身が短い片方の刃物。
二.太刀の小さいもの。こしがたな。佩刀。
三.小さい刃物。きれもの。
など。

剣【けん】
一.諸刃(もろは)の太刀。つるぎ。刃物。
二.剣を使う技。剣術。撃剣。
三.銃の先につける槍の穂のような兵器。銃剣。
など。

とある。
見てもらえばわかると思うが、小生の中で刀と剣の定義は、
片刃のものを「刀」、両刃のものを「剣」としているな。

手裏剣を所持して逮捕か……。
手裏剣といえども刀剣の類であるから、
君たちの法律でいう、銃刀法違反ということになるのかな。
銃砲刀剣類所持等取締法、つまり銃刀法では、

二 この法律において「刀剣類」とは、刃渡十五センチメートル以上の刀、
剣、やり及びなぎなた並びにあいくち及び
四十五度以上に自動的に開刃する装置を有する飛出しナイフ
(刃渡り五・五センチメートル以下の飛出しナイフで、
開刃した刃体をさやと直線に固定させる装置を有せず、
刃先が直線であってみねの先端部が丸みを帯び、かつ、
みねの上における切先から直線で一センチメートルの点と切先とを結ぶ線が
刃先の線に対して六十度以上の角度で交わるものを除く)をいう。

とある。
その者が持っていた手裏剣がどのような形状のものであったのかは知らないが、
定められたルールを守らぬ者が罰せられるのは、君たちの中では当然のことだろう。
自業自得というものだな。
142広辞苑 ◆Dic.T3.p46 :04/11/19 15:09:17
>>139
今度は冷麦とそうめんの違いか。
そろそろ時期を外れてきているな。

冷麦【ひや-むぎ】
細打ちにしたうどんを茹(ゆ)でて、冷水で冷やし、汁をつけて食べるもの。

索麺【そう-めん】
(サクメンの音便。「素麺」とも書く)
小麦粉に食塩水を加えてこね、これに植物油を塗って細く引き伸ばし、
日光にさらして乾かした食品。茹(ゆ)でまたは煮込んで食する。

とある。
冷麦とはうどんの一種、そうめんとは別物だな。
つまり「うどん」と「そうめん」の違いということになるな。

同じ小麦粉を原料にしているが、うどんには水分の多い生麺が多く、
逆にそうめんは乾麺が多いという区別で問題はないのではないかな。


ふむ、今回は外見上は似ているが、細かな区別がわからないという質問だったな。
うちわとせんす、わらじとぞうり、おはぎとぼたもち……。
日本語とは実に奥深いものだ。
143名無しになりきれ:04/11/19 16:47:22
日本の四季の行事(お盆とか)と、贈り物(お歳暮など)について詳しく教えてください。
144名無しになりきれ:04/11/21 22:06:12
あれ?今回は宿題無しですか?
145名無しになりきれ:04/11/22 23:24:06
漢字の部首の見分け方が全く分かりません。
例えば、蒸は草冠と、れんがが入ってますが、正解は草冠だそうです。
色々な部首が入っている漢字に困っています。見分け方を教えて下さい。
146名無しになりきれ:04/11/22 23:31:09
最近、再変換機能を知りました。便利ですねコレ。
147新明解国語辞典:04/11/23 08:23:00
本日、第6版発売です。
148名無しになりきれ:04/11/23 08:41:52
『燻製』を『薫製』と書くと、燻して作った味わいが感じられなくて味気ないです。
『溶岩』は『熔岩』と書いた方が、熱い岩の感じが出ると思います。
こういう常用外字を書き換える国語政策をどう思いますか?
149名無しになりきれ:04/11/25 00:19:51
新明解国語辞典さん広辞苑さんと「好人物」の意味の書かれ方で勝負してください。
150広辞苑 ◆Dic.T3.p46 :04/11/25 00:58:50
まいった……。まったくもって面目ない。
皆にはなんと言っていいのやら……。

とにかく今日も始めるとするか。

>>143
四季の行事と贈り物について、か……。
これは少々長くなりそうだな。

日本の年中行事というものは、古代中国の季節区分法である「二十四節気」が元になっている。
太陽が春分点を出て再び春分点に達するまでを周天三百六十度といい、
周天三百六十度を二十四等分したそれぞれの位置に節気を配置したものを「二十四節気」という。
各節気の期間は約十五日で、節気の呼び名は以下の通りである。

●節気の呼び名
立春(りっしゅん)、雨水(うすい)、啓蟄(けいちつ)、春分(しゅんぶん)、
清明(せいめい)、穀雨(こくう)、立夏(りっか)、小満(しょうまん)、
芒種(ぼうしゅ)、夏至(げし)、小暑(しょうしょ)、大暑(たいしょ)、
立秋(りっしゅう)、処暑(しょしょ)、白露(はくろ)、秋分(しゅうぶん)、
寒露(かんろ)、霜降(そうこう)、立冬(りっとう)、小雪(しょうせつ)、
大雪(たいせつ)、冬至(とうじ)、小寒(しょうかん)、大寒(だいかん)

さて、陰暦では以上の節気の他に一年間の季節の素質を識別するために、
補助的な役目の特別な暦日として、雑節というものがある。
この雑節というものは、主として生産生活や自然生活に則りつくられており、
特に農事と深い関連をもつ。
日本の年中行事は、これらの節気・雑節が古くから民族行事、年中行事として用いられている。

それでは、次に日本の年中行事を紹介していくが、
そのすべてを紹介すると、少々長くなりすぎる。
ここでは、その中でも君たちに馴染みの深いものを紹介していくことにしよう。
151広辞苑 ◆Dic.T3.p46 :04/11/25 00:59:33
一月
・元旦……一年の元始(はじめ)の旦(あさ)。「旦」は地平線から昇る太陽を表わす象形である。
     毎年、東京標準時で午前六時五十一分が日の出となる。
     その前の六時ごろから水平線は白みはじめてくるが、これを「暁」という。
・初詣……一年の始めのけじめとして神社にお詣りする。
・初日の出……一年の始めの日の出。
・鏡餅……正月の飾りの一つ。十二月二十八日から飾り「正月迎え」をする。
     三十一日から飾るのは、「一夜飾り」として忌むべきものとされている。
     飾り方には流儀があり、地方によって違いはあるものの、
     だいたいは重ね餅の上に「楪(ゆずりは)」を敷き、その上に「橙(だいだい)」を乗せる。
     それにより、「代々ゆずる幸せを祝う」とした。
・初夢……正月元旦の夜に見る夢。正月二日の朝に気付く。
・七日正月(七草粥の日)……春の七草「芹(せり)・なずな・御形・はこべら・すずな・すずしろ・仏の座」
     (すずなは蕪(かぶ)・すずしろは大根・御形は母子草の別称)。
・節分……一年を二十四節気に分けた区分の最後の日。立春の前日。
     本当の大晦日は節分の日ともいわれる。
     「鬼払い(おにやらい)」として「豆撒き」をする習慣がある。

二月
・立春……太陽暦での二・三・四月の季を春とし、立春は二月四日をだいたい基準として
     訪れる節気である。節分の翌日。
     旧正月元旦が立春にあたる場合、この日を「朔旦立春」といい、大吉日とされる。
     それゆえ、立春のことを「神の正月」ともよぶ。

三月
・雛祭(上巳の節句)……元来、雛祭は春の禊の祭であり、現在の「雛祭」は江戸後期からのものである。
     雛祭のことを上巳(じょうし)の節句とよぶが、これは旧暦の三月最初の巳(み)の日のことを
     上巳の日といい、この日の行事を「春禊(しゅんけい)」として、川で水を浴び禊を行った。

五月
・端午の節句(菖蒲の節句・鯉のぼり)……端午とは「牛月の始め」という意味で、牛月は新暦六月のこと。
     端午の節句につきものの「鯉のぼり」は、中国の「登竜門」という故事に由来する。
     中国黄河の上流に「龍門」というところがあり、
     そこの急流を鯉が登りきれば、龍になるといわれている。
     つまり、「鯉のぼり」とは我が子が龍門の瀧を登り、龍に出世してほしいと願う、
     出世祈願の呪術(まじない)として立てるのである。
     また、端午の節句には「菖蒲湯」に入って邪気を払う。
     これは「中国陰陽道」からくる「邪気払い」の作法として伝わった習慣である。
152広辞苑 ◆Dic.T3.p46 :04/11/25 01:00:38
六月
・夏至……六月二十二日ごろ、一年中で最も昼が長い日のことをいう。
     このとき太陽が赤道の真上を照射し、「北緯二三度」のラインを通る。

七月
・暑中見舞・残暑見舞……正月の「年賀状」に対する「暑中見舞」、つまり半年目のけじめ。
     また「お中元」というのは「歳暮」に対する半年目の贈り物である。
     本来、中元とは正月十五日を上元、七月十五日を中元、十月十五日を下元とするなかの
     中元である(これは旧暦のことである)。
     また、「暑中見舞」は「大暑」から「立秋」までとし、それ以後は「残暑見舞」となるが、
     一応「お盆」明けからを「残暑見舞」とするほうがよい。

八月
・お盆(夏の霊祭)……「お盆」とは「盂蘭盆会」のことである。
     「お盆」の由来は釈迦の十大弟子であるの一人、目蓮が行った「法会」がはじまりであり、
     元々は地獄に落ちた者の魂を救うためにあった。
     しかし、日本人の多くは仏教渡来以前からある夏の霊祭(たままつり)を踏襲して、
     「墓参」や「霊舎(みたまや)の祭」としている。

九月
・秋分の日(秋彼岸)……太陽が「秋分点」に達し、夜と昼が半々になり、
     太陽が真東から出て真西に入る日である。
     古代の仏教徒は「西方極楽浄土へ直行できる日」として、祖先を祀ったり、
     自分が「仏事」をして「帰依の心」を深める日とした。

十月
・紅葉狩り(紅葉の賀)……紅葉の盛りに還暦、喜寿、米寿、卒寿などを祝うのに、
     「賀の祝い」という。また、観世流の能に「紅葉狩り」がある。
・秋の七草……秋の七草とは「萩、尾花(芒(すすき)の穂・芦の穂など)、葛(くず)、
     撫子(なでしこ)、女郎花(おみなえし)、藤袴、朝顔(現在の桔梗)」が
     万葉のころからあげられる。
153広辞苑 ◆Dic.T3.p46 :04/11/25 01:01:45
十一月
・七五三詣(帯解(紐解け)、袴着、髪置)……十一月十五日に行う祝儀の日。
     女児七歳の祝いを「帯解」、男児五歳の祝いを「袴着」、
     子供が三歳になった祝いを「髪置」という。
     「帯解」、「袴着」は、それぞれ女児が帯を付けるようになる祝い、
     男児が初めて袴を履く儀式である。
     「髪置」は、その昔、三歳までの幼児は頭を剃っていたが、
     この日から「髪を置く」ことからこの名がある。
     七五三の元来の意味は、天然痘・風疹の災難を逃れたことの祝であるが、
     現在では天然痘は撲滅され、風疹はワクチンがあるため災難はなくなった。

十二月
・冬至……十二月二十二日ごろ、北半球で一年中で最も夜が長い日のことをいう。
     このとき太陽は南緯二三度五分のラインを照射する。
・お歳暮……「お歳暮」とは本来、一年の終わりのときを意味する。
     現在では一年の交誼と恩を謝して、恩人・先輩・知人・親戚に贈り物をすること、
     あるいは贈り物自体をお歳暮とよぶ。

以上、年中行事の中から君たちに馴染みの深いものをいくつか簡単に紹介させてもらったが、
日本にはこの他にも多くの行事がある。興味があるなら歳時記などを読んでみてはいかがかな?

>>144
宿題か。小生が時折出す問題のことだな。
あれらは君たちに少しでも言葉というものに興味を持ってもらいたいと思って
出していたのだが、要望があるというのは嬉しいものだな。

では、君にはいつもの問題とは別に特別に出題しよう。
今回は漢字に関する問題だが、漢字の「鳥」と「烏」はよく似ているが、
「烏」には一本横棒が足りない。さて、この足りない横棒はいったいなにを表わしているのだろうか?
154広辞苑 ◆Dic.T3.p46 :04/11/25 01:03:58
>>145
ふむ、漢字の部首についてか。

部首【ぶ-しゅ】
漢字の字書において、漢字を字画構成の上から分類・排列する場合、
その基準となる各部の共通な構成部分。
「流」「浄」などの字は、部首「水」に属する類。

とある。

そもそも部首とは、字典を作成、利用する際に膨大な数がある漢字を特定のグループごとに分類し、
よりわかりやすく、使いやすくするための記号に過ぎない。

初めて部首という考え方が使われたのは、西暦一〇〇年ごろ、後漢の許慎によって作成された、
「設文解字(せつもんかいじ)」という字典である。
この字典では、九三五三字もの漢字を五四〇の部首で分類している。

その後、部首の統合や廃止などが進められ、一七一六年に大学士張玉書・陳廷敬らの手による、
康煕(こうき)字典では二一四種にまとめられ、現在の多くの字典はこの方式に基づいている。

さて、本題の部首の見分け方についてだが、まずは意符と音符について注意して見てみるとよい。
意符とはその文字属性を表わす部分、音符とはその文字の読みを表わす部分である。

例えば「聞」という字は、「門」と「耳」に別けられる。
このとき、意符とは「耳」の部分を、音符とは「門」の部分を指す。
部首とは先に述べたように、その文字が属するグループを表わすものである。
つまり、「聞」という字は「耳」に関する文字であるから、「聞」の部首は「耳」となる。

ところで、ここまで読んでみて、もう気付いたのではないだろうか?
漢字というものは、その多くが意符と音符の組み合わせでできている。
ということは、部首とそれ以外の部分に別けた場合に、
そのどちらも単独で文字として読むことができるのである。

君の挙げた「蒸」の場合、「艸」と「烝」に別けることができる。
その逆では文字として意味をなさぬのだから、「蒸」の部首は「くさかんむり」となるのである。

このように部首の見分け方については、意符と音符という考え方を
元にするとわかりやすいのではないだろうか。

……もっとも、なにより大切なことは部首についてよく学ぶことであるのは言うまでもないがね。
155広辞苑 ◆Dic.T3.p46 :04/11/25 01:04:51
>>146
うむ、確かにあれは便利な機能だ。

なんのことかわからないという者は、読み方のわからない漢字を選択して反転させ、
その上で右クリックをしてみたまえ。

しかし、この機能に頼ってばかりではいかん。
言葉はパソコンの中にだけあるわけではないのだからな。

>>147
これはこれは、新明解国語辞典殿。
この度の第六版の発売、まことにめでたいことでありますな。

言葉というものは時代とともに常に変わりゆくもの。
小生たちも常に新たな知識を学び続けていかなくてはなりますまい。
これからも共に切磋琢磨して、より素晴らしい辞典を目指していきたいものですな。

>>148
常用外字、か……。

言葉は変化しつづけるものである。
しかし、古くからあるものを守りつづけること……。
それもまた大切なことかもしれんな。

確かに人間というものは、必要のないものを進んで学ぼうとする姿勢を持つ者は少ない。
このままでは、人間たちの生み出した最高の発明の一つといえる漢字も、
やがては消えてしまうのかもしれん。これほど美しい文字は、他のどの国にもないというのに。


さて、今日は漢字に関する質問が多かったな。
漢字は言葉の基本となる大切なものだ。
そこに興味を持つということはよいことであるといえるだろうな。

今回は部首に関する質問が出たことだし、
今日の問題はそこから出してみることにしよう。

部首の見分け方について話したが、それでも部首がわからない漢字というものがあるだろう。
例えば「年」という字は、いったいどんな部首に属しているのだろうか?
156名無しになりきれ:04/11/25 17:35:15
NEETってなんですか?
157名無しになりきれ:04/11/25 19:41:33
「烏」の字に一本足らぬ横棒は真っ黒な羽毛で見えぬ目の事だと聞く。
それと、「烏」の部首は「燕」と同じく「れんが」である。「鳥」ではない。
部首の見分け方というものはなかなかどうして厄介なものであるな。
「年」は「干」の部に属する。見ただけでは到底分からぬな。
これ以上の説明は広辞苑どののお株を奪う行為である故やめておく。
158名無しになりきれ:04/11/25 22:08:25
草冠のある「菓」ではなく、草冠の無い「果」がくだものを現わすのはなぜですか?
159名無しになりきれ:04/11/25 22:11:21
「○○の女」と書いて「○○のむすめ」と読ませるのはなぜですか?
160名無しになりきれ:04/11/25 22:42:31
「工場」
「こうじょう」と「こうば」の違いを教えてください。
161名無しになりきれ:04/11/25 22:45:44
「服」の「月」は、「つきへん」ですか?「にくづき」ですか?
162名無しになりきれ:04/11/25 22:51:21
次のものを和語では何というのですか?
「肉(にく)」
「絵(え)」
「本(ほん)」

163名無しになりきれ:04/11/27 08:21:05
「びんちょうタン」、「あふがにすタン」、「ビスケたん」のタン(たん)は何詞と言うんですか?
164名無しになりきれ:04/11/27 11:43:52
今何時?
165名無しになりきれ:04/11/27 19:57:13
確か、日本人は故人しか載せないんですよね?
オウムの教祖を死後に載せますか?
載せるとしたら、どんな説明を書きたいですか?
166名無しになりきれ:04/11/27 20:10:12
動物園について解説してください
ちなみに、新解さんの解説。
「生態を公衆に見せ、かたわら保護を加えるためと称し、捕らえてきた多くの鳥獣・魚虫などに対し、狭い空間での生活を余儀無くし、飼い殺しにする、人間中心の施設。」
167166:04/11/27 20:15:57
すみません。がいしゅつでしたね。
168名無しになりきれ:04/11/27 22:50:28
「人捜し」と「人探し」の意味の違いを説明してください。
169名無しになりきれ:04/11/28 23:54:35
「翼人」って何ですか?
170名無しになりきれ:04/11/29 00:47:55
「ことばずかい」と「ことばづかい」どっちが正しいですか?
昭和42年広辞苑では 両方可になっていますが電子辞書では
後者です。
171名無しになりきれ:04/11/29 08:14:21
「ひざまずく」と「ひざまづく」とどっちが正しいですか?
(「ひざまづく」だと「跪く」に変換しないですが。)
172名無しになりきれ:04/11/29 08:17:54
米を「メートル」と読むのは、音読みですか?訓読みですか?
173名無しになりきれ:04/11/29 08:19:27
恋をしたことはありますか?
174広辞苑 ◆Dic.T3.p46 :04/11/29 15:24:05
十一月ももうあと僅かだな。
年末が近づいて、君たちもいろいろと忙しくなるだろう。
今できることは早めに済ましておくようにしたまえ。

>>149
「好人物」の書かれ方で勝負?
なぜ小生が新明解国語辞典殿と勝負しなければならないのだね?

たしかに辞書が変われば、言葉の説明の仕方も変わるが……。
それによって一つの言葉に対して違った角度から見ることもできる。
知識というものは、そうして蓄えていくものだ。

好人物【こう-じんぶつ】
気だてのよい人。お人よし。結構人。

小生の中にはこのようにあるな。
ふむ、読んで字の如く、か。

新明解国語辞典殿の中でどのような表記がなされているのかは知らぬが、
これでどのように勝負するのかな?

>>156
NEETか。
小生の中にはこのような言葉はないな。

NEETとは、「Not in Employment, Education or Training」の頭文字をとった造語で、
職に就かず、学校機関にも属さず、さらに就労に向けての意欲も持たない若者のことだ。
この言葉は元々イギリスの労働政策の中に登場し、
日本語では「無業者」と訳される。

ニュースや新聞などで話題になったが、時代とともにこのような新しい言葉が生まれてくる。
いずれこのような言葉も小生の中に収録されることになるのだろうか。
175広辞苑 ◆Dic.T3.p46 :04/11/29 15:25:43
>>157
ほう、>>157殿はよくわかっているようだな。

うむ、確かに>>157殿の言う通り、「烏」の足りない棒線は目のことだ。
「烏」と「鳥」はともに元の動物の姿が変形して文字になった象形文字である。
それぞれの字の問題の部分は元々頭であった部分を表わしている。
烏は全身を黒い羽毛に包まれているため、目とそれ以外の部分の区別がつきづらい。
そのために「烏」の文字には目を表わす棒線が欠けているのだ。

次に「年」の部首についてだが、これもその通り、「干」が部首となる。
ちなみにこれは「セン」ではなく「カン」と読む。

元々の「年」の文字は「禾(いね)」と「千(センではなくジンと読む)」からなる。
禾が一年に一度実ることから転じて「とし」を意味するようになった。

>>158
ふむ、「果」という文字の成り立ちを知らねば、不思議に思うのも無理はないな。

「果」とは、元々木に実がなる形を表わす象形文字である。
それは「果」の部首が「木」であることからもわかると思うが、
この「果」という文字にくだもの以外の多くの意味が生じたため、
「果」に「くさかんむり」をつけて「菓」とし、くだものの意味を持たせた。

つまり「果」も「菓」もどちらもくだものの意味を持つということだ。

>>159
「女」と書いて「むすめ」と読むのはなぜか、かね。

元々「女」という文字にむすめという意味があるのだから、
それは問題ないのではないかな。

どのような文脈で出てきたのかはわからぬが、その文章を書いた者の意図があるのだろう。
176広辞苑 ◆Dic.T3.p46 :04/11/29 15:26:35
>>160
「こうじょう」と「こうば」の違いかね。

結論から言うと違いはない。

工場【こう-じょう】
機械などを使って多くの労働者が分業によって協力しながら
継続的に物品の製造や加工に従事する施設。こうば。

工場【こう-ば】
⇒こうじょう

小生の中にはこうある。
つまり同じ意味だ。
「ぼくじょう」と「まきば」と似たようなものだ。

>>161
「服」の「月」か。
これは「つきへん」と言いたいところだが、実際はもう少し複雑だ。

「服」の「月」は、元々は「舟」の形であり、これは「ふなづき」と言って、
「つきへん」とも「にくづき」とも成り立ちを異にする。

「服」は「月(舟)」と旁の部分に別けられる。
音符である旁の部分は、つける・従えるという意味を持ち、
「舟」はそのままふねを意味し、舟の両側につけるそえ板の意味を持つ。
ここから転じて身につけるという意味を表わすようになった。

とはいえ、この「ふなづき」は元々「月部」に含まれており、
一般の字典では「つきへん」に分類されているようだ。


ふむ、少し間を空けている間にずいぶんと客人が訪れていたようだな。
お待たせして申し訳ない。
さて、今回は少々質問の量が多いので、何回かにわけて答えさせて頂く。
……本当はこのようなことではいかんのだがな。

皆はこのように土壇場になるまで問題を溜め込まぬようにな。
というところで、この「土壇場」とは、いったいどのような場所のことを言うのだろうか?
177名無しになりきれ:04/11/29 20:33:05
>この「土壇場」とは、いったいどのような場所のことを言うのだろうか?

宿題ですか広辞苑先生!?
確か死刑場に掘られた穴の事で、ここに立たされ、斬られる前を比喩した
ものだって聞きましたが、あってますか先生?
178名無しになりきれ:04/12/02 21:38:20
ときどき、『偽善者ぶるな!』って言う人がいますけど、『偽善者』自体が『いい人ぶる』っていう意味だから、『偽善者ぶる』だと『実は偽善者ではない』という意味にとれると思うんですが、どう思いますか?
179名無しになりきれ:04/12/03 08:27:23
せわしい
せわしない

忙しいのはどっち?
180名無しになりきれ:04/12/03 09:51:54
広辞苑でも間違えることはありますか?
181広辞苑 ◆Dic.T3.p46 :04/12/03 17:30:59
さて、今年ももうすぐ終わりだな。
「師走」といえば、先生も走り回るほど忙しいとはよくいうが、
実際は「師走」は当て字であり、語源がここからきているというわけではないらしい。
本来の語源は不詳であり、いくつか説がある。
この話はその中のうちの一つだ。

年末というものはなにかと忙しいものだ。
皆も新年に向けて今年中に終らせなければいけないことは、
きっちり今年中に済ましておくようにな。

>>162
ふむ、和語か。

和語・倭語【わ-ご】
わが国のことば。日本語。国語。
特に、国語の中の漢語に対して日本本来のことば。

とあるな。
和語とは大和言葉ともいい、古来より日本で使われてきた、日本独自の言葉である。
主に日常生活に深く関わりを持つものが多く、現代の日本語の基幹を成す重要な言葉である。

漢字を用いた言葉の場合は、漢語とは読み方が異なり、
漢語として読む場合は音読みで読むのに対し、和語はすべて訓読みで読む。
また、訓読みする際に、漢語とはまた違った意味になる場合もある。

さて、問題の「肉」、「絵」、「本」だが、
それぞれ音読みと訓読みは以下のようになる。

「肉」…音:ニク、訓:しし
「絵」…音:カイ、訓:え
「本」…音:ホン、訓:もと

「肉(にく)」と「本(ほん)」は漢語、「絵(え)」は和語ということになるのではないかな。

……といいたいところだが、「肉」や「絵」が中国より伝わった言葉であるということ、
そして、日本にそれ以前にこれらの意味の言葉があったのかということを考えると、
当然、和語における「肉」「絵」「本」に相当する言葉があるということも考えられる。
これについては少々詳しく調べておこう。少し待ってはもらえないだろうか。
182広辞苑 ◆Dic.T3.p46 :04/12/03 17:31:58
>>163
タンの品詞についてかね。

まず、「びんちょうタン」とは「備長炭」のことだろう。
「タン」は「炭」、つまり名詞だな。

次に、「あふがにすタン」とは「アフガニスタン」のことではないかな。

これは国名である上に、仮に区切るのだとしたら、その場所が違う。
「アフガニスタン(Afghanistan)」という国名は、
「山の民」を意味する「アフガン(Afghan)」に、
ペルシャ語の地名接尾語である「-stan」をつけたものである、
という考え方が一般的だ。
「タン」のみを独立した言葉として扱うことはしない。

最後に、「ビスケたん」だが、

ttp://ketto.com/bs/

のキャラクターでよいのかな?

だとするのなら、このときの「たん」は、人物やキャラクターの名前の最後につけて、
親愛の情を示すためのものであると解釈してよいのではないかな。
つまり「接尾語」だ。

>>164
君の書き込みの投稿日を見てみたまえ。

>>165
うむ、小生の中では日本人については物故者であることが掲載の選考基準の一つとなっている。
しかし、この他に知名度・業績、その他様々な観点から判断して掲載するか否かを決定している。
その点からすれば、オウム真理教の教祖を掲載するというのは如何なものかな。

今後、日本の歴史を学ぶということにおいて必要と思われることがあるならあるいは……。
しかし、仮にこのままかの人物についての裁判が結審して刑が確定すれば、
ただの犯罪者であるからな。その可能性は低いのではないだろうか。

また、どんな説明かと問われても、小生は事実を書くだけだとしかいいようがないな。
もっとも、なにを書くかを決めるのは、彼の人生が終わり、彼についての詳細が確定してからの話だ。
現状ではなにもいえないな。
183広辞苑 ◆Dic.T3.p46 :04/12/03 17:33:48
>>166-167
動物園については、以前に>>35で説明した通りだ。
小生たち辞典も、その編集に携わる人間たちによって、説明の内容は異なる。
小生たちを読み比べることで、そのような人間たちの考え方、思想の違いが
如実に見えてくるのではないかな。

>>168
「人捜し」と「人探し」の違いかね。

ふむ、違いはないといいたいところだが、
小生の第五版には「さがす」という項目に、以下のような説明がある。

「探す」と「捜す」は、
欲しいものを見つけ出そうとする場合に「探」を、
見えなくなったものを見つけ出そうとする場合に「捜」の字を使うのが一般的である。

このことからすると、
新しくなにかを「探す」、失くしたなにかを「捜す」、
という意味の違いがあるのではないかな。

同じ読み、似通った意味を持ちながら、字の違いにより微妙な意味の違いが発生する。
漢字とは面白いものだな。

>>169
「翼人」か……。
残念だが小生の中にはそのような言葉はないな。

その字から想像される意味は、翼を持つ人間だが……。
それはあくまでファンタジーの世界の話になるな。

君たち人間が描くSFの世界、つまり小説、漫画、ゲームetc……。
その想像力というものには、小生、実に感服する次第である。
184広辞苑 ◆Dic.T3.p46 :04/12/03 17:35:35
>>170
「ことばずかい」と「ことばづかい」……かなづかいの問題だな。

ここでいわれているのは現代仮名遣いのことだが、
現代仮名遣いについては昭和六十一年七月一日に告示された内閣訓令に次のような表記がある。

五.次のような語は、「ぢ」「づ」を用いて書く。
 (1)同音の連呼によって生じた「ぢ」「づ」
 例 ちぢみ(縮)ちぢむ ちぢれる ちぢこまる
   つづみ(鼓)つづら つづく(続) つづめる(△約) つづる(*綴)

 〔注意〕「いちじく」「いちじるしい」は、この例にあたらない。

 (2)二語の連合によって生じた「ぢ」「づ」
 例 はなぢ(鼻血) そえぢ(添乳) もらいぢち そこぢから(底力) ひぢりめん
   いれぢえ(入知恵) ちゃのみぢゃわん まぢか(間近) こぢんまり
   ちかぢか(近々) ちりぢり みかづき(三日月) たけづつ(竹筒) たづな(手綱)
   ともづな にいづま(新妻) けづめ ひづめ ひげづら おこづかい(小遣)
   あいそづかし わしづかみ こころづくし(心尽) てづくり(手作) こづつみ(小包)
   ことづて はこづめ(箱詰) はたらきづめ みちづれ(道連) かたづく こづく(小突)
   どくづく もとづく うらづける ゆきづまる ねばりづよい つねづね(常々)
   つくづく つれづれ

 なお、次のような語については、現代語の意識では一般に二語に分解しにくいもの等として、
 それぞれ「じ」「ず」を用いて書くことを本則とし、「せかいぢゅう」「いなづま」のように
 「ぢ」「づ」を用いて書くこともできるものとする。
 例 せかいじゅう(世界中) いなずま(稲妻) かたず(固*唾)
   きずな(*絆) さかずき(杯) ときわず ほおずき
   みみずく うなずく おとずれる(訪) かしずく
   つまずく ぬかずく ひざまずく あせみずく
   くんずほぐれつ さしずめ でずっぱり なかんずく
   うでずく くろずくめ ひとりずつ ゆうずう(融通)

 〔注意〕次のような語の中の「じ」「ず」は、漢字の音読みでもともと濁っているものであって、
 上記(1)、(2)のいずれにもあたらず、「じ」「ず」を用いて書く。
 例 じめん(地面) ぬのじ(布地) ずが(図画) りゃくず(略図)

さて、問題の「言葉遣い」だが、これは上の五の(2)に当たる。
つまり、「ことば」と「つかい」の二語の連続によって生じた言葉だ。
「言葉遣い」が「ことばづかい」であるのは、このように国が定めている。

>>171
「ひざまずく」に関しても内閣訓令にその記述がある。
現代語の意識では一般に二語に分解しにくいもの、という分類だ。
基本的には「ひざまずく」と書くことが本則である。
185広辞苑 ◆Dic.T3.p46 :04/12/03 17:39:24
>>172
ふむ、単位の漢字表記についてか。

「米」とは、長さの単位である「メートル」のことだな。
このメートルは「メートル法」という、国際的に用いられている十進法的単位系で定められており、
十八世紀末、フランスで首唱された。

日本は、一八七五年にメートル法の普及を目的として締結された「メートル条約」に一八八六年に加盟。
一九六六年から条約の完全な実施の運びとなった。

従来、日本では度量衝(長さ・容積・重さ)の単位系として、尺貫法が用いられてきた。
しかし、メートル条約の締結、メートル法の普及により、単位系の移行が進められてきたわけだが、
その際に「米」や「立」や「瓦」などの漢字に新たな読み方を加えて、
メートルやリットルなどの単位の音訳とした。

つまり、「米」を「メートル」と読むことは音読みや訓読みという区別ではなく、
「米」自体に「メートル」という読み方があるということになる。

単位の漢字表記については、以下のようなものがある。

米→メートル(m)
立→リットル(l)
瓦→グラム(g)

>>173
恋か。

恋【こい】
一.一緒に生活できない人や亡くなった人に強くひかれて、切なく思うこと。
  また、そのこころ。特に、男女間の思慕の情。恋慕。恋愛。
二.植物や土地などに寄せる思慕の情。

とあるな。

さて、恋というからには、そこに感情の存在があるのだろう。
しかし、小生にはそのようなものはない。ゆえに恋などするはずもない。

……だが、ごく稀に君たちの中にも小生が好ましく思う者たちがいる。
これを小生の心の動き、感情の発露だとするのなら……。
いずれ小生にもそのような情動を感じることがあるのかもしれないな。
186広辞苑 ◆Dic.T3.p46 :04/12/03 17:40:59
>>177
ふむ、かなり惜しいところまできているな。

土壇場とは、江戸時代、斬首刑を行うときに土を六〇センチほど盛り上げたところに
罪人を横たわらせたのだが、この盛り土のことを「土壇場」といい、
ここから転じて「逃げることのできない絶体絶命の状態」のことを「土壇場」というようになった。

正確には穴ではなく盛り土のことだが、君は学ぼう、考えようという意欲を持っているようだな。
そうして一つずつ新たな言葉を学習することによって、いつか小生が必要なくなるときがくるだろう。
そのときまで小生はいつでも君の助けとなるぞ。

>>178
「偽善者ぶる」……「偽善者」……。

ふむ、確かにな。

偽善【ぎ-ぜん】
本心からでなく、みせかけにする善事。「−者」

振る【ぶ・る】
それらしい様子をする。そのふりをする。

とあるな。

「偽善者」は「みせかけの善事をする者」であり、
そのふりをするということは、その人間の本質はみせかけではない善であるか、
まったくの悪であるか、それともそのいずれでもない中庸ということか……、
いずれにしても偽善ではないということになるな。

しかし、その善意がみせかけであることがいったいどれほどの問題だというのだろうね。
187広辞苑 ◆Dic.T3.p46 :04/12/03 17:41:47
>>179
「せわしい」と「せわしない」か。

忙しい【せわし・い】
一.事が多くて暇がない。いそがしい。
二.ゆったりしていない。急である。はげしい。
三.余裕がない。せかせかしている。

忙しない【せわし-な・い】
(「なし」は甚だしいの意)
いそがしい。せわしい。

とあるな。
つまりどちらも忙しいということだ。
だが、あえてどちらが忙しいかと問われれば、甚だしく忙しい「忙しない」ではないかな。

>>180
ふむ、小生が間違えることかね。

小生に掲載される言葉と、その言葉の意味を定義しているのは、君たちと同じ人間である。
つまり君たちが間違えるのと同じぐらいに、
小生を編集する人間たちも間違える可能性というものはある。
とするなら、それは即ち小生が間違える可能性をはらんでいるということではないかな。

そのようなことはないようにしたいものだがな。


さて、今回は単位の漢字表記についての質問があったが、
単位とは君たちの生活に密接に関わる重要な要素。
これを学ばぬわけにはいかぬだろうな。

次の三つの漢字はいずれも単位を表わしている。
それぞれどの単位を表わしているのだろうか?
一、「糎」 二、「竏」 三、「瓲」
188名無しになりきれ:04/12/03 17:45:12
_b、`g、d
189名無しになりきれ:04/12/03 20:05:40
アッヒャッヒャ!ヽ(゚∀゚)ノ dj! dj!
190162:04/12/03 22:59:55
>181
>「肉」…音:ニク、訓:しし
>「絵」…音:カイ、訓:え
>「本」…音:ホン、訓:もと
どうもありがとうございます。
でも、「絵」の「え」は音読みではないですか?
「会」が音符。「一期一会」というときの「エ」だと思うんですけど。
もしかして、和語には該当する言葉がないのですかね?
「書き物」は一発変換されても、「描き物」は出ないみたいですし。
191162:04/12/03 23:04:36
>181
実は、163も自分の質問です。レスどうもです。
ちなみに、「びんちょうタン」「あふがにすタン」もキャラです、と一応マジレス。
ですから、「タン」は接尾辞ということですね。ありがとうございました。
192名無しになりきれ:04/12/07 20:45:22
新巻鮭の新巻とは?
193名無しになりきれ:04/12/07 22:27:54
なんで、速度の「ノット」を「節」って書くのか知ってたら教えてください。
194名無しになりきれ:04/12/07 23:07:41
愛と恋の違いは何ですか?

あと、虚勢で構わないので私を愛して下さい。
195名無しになりきれ:04/12/08 08:28:26
すかんぴん
196名無しになりきれ:04/12/08 23:42:14
スカポンタン
197広辞苑 ◆Dic.T3.p46 :04/12/09 16:21:48
さて、では前回の問題の答から説明しようか。

まず、一、「糎」は「センチメートル」である。
「糎」は、「米」が「メートル」を、「厘」が「センチ」を表わしている。

次に、二、「竏」は「キロリットル」である。
「竏」は、「立」が「リットル」を、「千」が「キロ」を表わしている。

最後に、三、「瓲」は「トン」である。
「瓲」は、「瓦」が「グラム」を、「屯」は読みを表わしている。

このように、単位を表わす漢字は、

「米」「立」「瓦」

のような単位そのものを表わす漢字に、

「毛」「厘」「分」「十」「百」「千」

のような量を表わす漢字が組み合わさってできている。

今ではなかなか目に付かないものだろうが、こうした言葉も覚えておくといいだろう。

>>188
惜しいな。
二と三に関しては正解だが、一の答は「ミリメートル」ではなく「センチメートル」である。
「ミリメートル」は「米」に「毛」、つまり「粍」となる。

>>189
どうしたのかね。
なにも飛んではいないぞ。
それともなにか妙な物でも見えるのかね?

>>190
「絵」についてだが、実は音読みでも訓読みでも「え」と読む読み方がある。
音読みでの「エ」のときは、五色の糸を合わせて縫い合わせる、刺繍するという意味があり、
訓読みでの「え」のときは、彩色するという意味がある。

「絵」の音符である「会」の旧字体である「會」には、
うまく集まるという意味があり、「繪」で糸を合わせる、という意味になる。
198広辞苑 ◆Dic.T3.p46 :04/12/09 16:23:28
>>191
おや、そうであったか。
これは小生の不勉強であった。

うむ、確かに「びんちょうタン」「あふがにすタン」というキャラクターも存在するな。

「びんちょうタン」
ttp://www.alchemist-net.co.jp/products/bf/
「あふがにすタン」
ttp://www.yukai.jp/~timaking/afgan/index-afgan.htm

でいいのかな。

本来生命のないものを擬人化して新たなキャラクターとして誕生させる。
君たちの想像力にはまったく驚かされる。

ところでこれらの「タン」は「接尾語」である。
「接尾辞」などという品詞はないので注意するように。

>>192
新巻鮭か。
鮭といえば秋が旬の魚だが、冬の味覚としての新巻鮭もなかなか美味なものだな。

おっと、いかんいかん。
「新巻」についてだったな。

荒巻・苞苴・新巻【あら-まき】
一.葦、竹の皮、わらなどで魚を巻いたもの。つと。すまき。
二.甘塩の鮭をわら縄で巻いたもの。北海道の産。
  今は臓腑をとって塩をつめて作る。新巻鮭。

とあるな。

新巻の語源としては、新しい鮭を藁づとで巻いたから、
あるいは荒縄で巻いたからなど、いろいろとある。

現在のように生物を冷凍して保存するという方法がつかえなかった時代、
当時の人々は内臓を取り除き塩をまぶすなどして、食品の保存に努めた。

人間たちの食に対する知恵というものが垣間見える言葉だな。
199広辞苑 ◆Dic.T3.p46 :04/12/09 16:27:20
>>193
ふむ、「ノット」を「節」で表わす理由かね。

そもそも「ノット」とは、船舶や航空機などの航海・航空の際の速度を表わす単位である。
1ノットは毎時1海里(毎時1.852キロメートル)であり、
1海里とは北緯四八度における子午線の一分の長さ、六〇八〇フィート(一八五二メートル)となる。

さて、次に「ノット」を「節」で表わす理由だが、これは十七世紀ごろ、船の速度を測る方法として、
一定の間隔で結び目をつけたロープを船尾から繰り出し、
この結び目が特定の時間の間(当時の砂時計の落下時間である二十八秒)に
いくつ流れたかを数えて測っていた。

このロープの結び目のことを英語で「KNOT(ノット)」といい、
これは「結び目」の他に「(木の)節」などの意味を持つ。
ここから「ノット」を「節」と表記するようになった。

>>194
「愛」と「恋」の違いか。
確か以前にも聞かれたな。このスレではないのだが。

愛【あい】
一.親兄弟のいつくしみ合う心。広く、人間や生物への思いやり。
二.男女間の愛情。恋愛。
三.かわいがること。めでること。大切にすること。
など。

恋【こい】
一.一緒に生活できない人や亡くなった人に強くひかれて、切なく思うこと。
  また、そのこころ。特に、男女間の思慕の情。恋慕。恋愛。
二.植物や土地などに寄せる思慕の情。

とあるな。

小生なりの解釈をいえば、「愛」と「恋」の違いは、
「愛」とは与えるもの、「恋」とは求めるもの、ということになるのではないかな。

虚勢で構わない、か。
虚勢の使い方を勘違いしてはいないかね?
虚勢とはうわべだけの威勢、からいばりのことだ。

この場合は、見せかけで構わない、でいいのではないかな。
……いや、今回はこれは問題ではないな。

しかし、君を愛する、か。
これはどんな問題よりも難しい要求だな。

そもそも小生にはなにかを愛するというような感情は存在しない。
存在しない、経験していないことは表現のしようがないな。
こんな時に君たち人間なら、愛情を示す言葉でもかけるのだろうか……。

申し訳ないが、これは小生にとって埒外の要求だ。
君の期待には応えられそうにない。
200広辞苑 ◆Dic.T3.p46 :04/12/09 16:28:43
>>195
すかんぴん? すかんぴんとは「素寒貧」のことかな?

素寒貧【す-かんぴん】
きわめて貧乏なこと。また、その人。

とある。

ん、もしや君が「素寒貧」ということなのかな?
ならばすぐにでも働きたまえ。
労働の対価としての金銭を得る。君たち人間の世界では当然のことなのだろう?

>>196
スカポンタンかね。
小生の中にはない言葉だな。

調べてみた限りでは、古いアニメであるタイムボカンシリーズの「ヤッターマン」の中で、
ドロンジョというキャラクターがボヤッキーに対して言う台詞、ということだが。
スカタンとアンポンタンが合成されたものだという話だが、
こうしたアニメや漫画などから新たな言葉が生まれるということもあるのだろうな。


今回は一週間も空けてしまった。
一度怠惰を覚えると、駄目な方へ駄目な方へと流れていく。
人間でもないのにこの有様ではいかんな。

ところで、この「駄目」という言葉。
元々はどの業界の言葉だったのだろうか。
201名無しになりきれ:04/12/09 16:44:33
大工だっけ?
202名無しになりきれ:04/12/11 09:35:59
国字である「腺」「鋲」「塀」「鮟鱇」の読み方は、「せん」「びょう」「へい」「あんこう」ですよね。
これらは、音読みですか?訓読みですか?

漢和辞典向きの質問だと思うので、分からなければ別にいいです。
203名無しになりきれ:04/12/11 09:37:24
昆布茶はお茶と言えますか?
204名無しになりきれ:04/12/11 10:06:20
鉛筆のどこが鉛の筆なんでしょう?
205名無しになりきれ:04/12/11 10:11:01
あなたが手元にないから確かめられないけど、「三菱」って項目は当然ありますよね。
「三菱鉛筆は三菱グループとは別」とちゃんと書いてありますか?
206名無しになりきれ:04/12/11 21:06:30
>205
えっ!そうだったの!?
207205:04/12/11 22:39:11
>206
だそーです。
【三菱鉛筆】
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%B8%89%E8%8F%B1%E9%89%9B%E7%AD%86
208名無しになりきれ:04/12/11 23:40:20
同じ穴の狢ってどういう意味?
209名無しになりきれ:04/12/12 00:21:10
パンツとパンティーとショーツの違いは何ですか?
210名無しになりきれ:04/12/12 05:15:14
>>202
駄目は囲碁用語だ。
211名無しになりきれ:04/12/12 05:17:08
>>200だった(汗)
すまん。
212名無しになりきれ:04/12/12 14:25:53
星新一氏は載りますか?
213名無しになりきれ:04/12/14 02:42:27
「散歩」という言葉は医学用語だと聞いた事があるのですが、本当ですか?
214名無しになりきれ:04/12/16 02:17:20
(メルラン)を流行らせたいのですが、どうですか?
215名無しになりきれ:04/12/16 02:26:58
いきなさい
216名無しになりきれ:04/12/16 10:11:38
『詩歌』を『しか』と読まずに『しいか』と読むのはなぜですか?
217名無しになりきれ:04/12/16 11:05:08
218名無しになりきれ:04/12/16 13:35:22
『トルコ風呂』って何ですか?
219名無しになりきれ:04/12/16 20:37:52
新旧両憲法において、『国務大臣の輔弼』と『内閣の助言と承認』、『帝国議会の協賛』と『国会の承認』は同等のものでしょうか?
220名無しになりきれ:04/12/16 20:39:23
円谷英二って載ってましたっけ?
221名無しになりきれ:04/12/16 21:06:42
sssssssssssssssss
222名無しになりきれ:04/12/17 10:21:11
広辞苑
流行性感冒ですか?
223大言海:04/12/18 00:27:43
しっかりせい!
224名無しになりきれ:04/12/19 04:13:46
久保 悪人
225名無しになりきれ:04/12/19 15:31:44
     ,へ、        /^i
     | \〉`ヽ-―ー--< 〈\ |
     7   , -- 、, --- 、  ヽ
    /  /__,,,,,.ノ  ヽ、,,,_ ヽ  ヽ   糞辞典逃げやがった。(プ
    |  (-=・=-  -=・=-  )  |  
    |    / ▼ ヽ  ミミ  | 
    |彡彡 (\__/)   ミミ(
    `<    \/    ミミミ\
      >       ___/   \
     /         7      \
     |        /
226名無しになりきれ:04/12/19 15:33:42
(´д`)ウワァァァン広辞苑タソが帰ってこないよ!

中の人って何ですか?
227広辞苑 ◆Dic.T3.p46 :04/12/21 13:14:48
ずいぶん長い間留守にしてすまない。
小生にもいろいろと予定が……。
少し早い冬休みというわけには……いくまいな。

>>201
残念だが違うな。
>>210殿の言う通り、「駄目」とは囲碁用語だ。

駄目【だ-め】
一.囲碁で、双方の境にあって、どちらの地にもならない空所。
二.しても効のないこと。むだ。無益。
三.してはいけないこと。不可。

とある。

囲碁とは、今から約四千年程前の中国で生まれ、
当初は古代中国の皇帝が子供の躾のために教えたという伝説や、
碁盤は宇宙、碁石は星の代わりでカレンダーや占いに使ったなどの説がある。

囲碁のルールについて簡単に説明しておくと、
19路×19路の碁盤の線と線の交点に黒と白の石を交互に置いて、
最終的に自分の陣地(これを地という)を多く取った方が勝ちとなる。

さて、ここで「駄目」についてだが、
一にあるように、この「駄目」とは陣取りゲームである囲碁において、
どちらの陣地にもならない、石を置いても意味のない場所のことを指す。

ちなみに、最後の一押しをすることを「駄目を押す」というが、
これは囲碁ですでに勝っているのに、相手の駄目を詰めていくことからこの言葉が生まれた。

>>202
国字の読み方についてか。
ちなみに国字とは、

国字【こく-じ】
一.その国の国語を表記するための文字。また、その国で公式に採用されている文字。
二.日本の文字。かな。
三.わが国で作られた漢字。

とあるが、今回は三の意味での国字だな。

国字とは日本で漢字にならって作られた文字のことで、平安初期からすでに実例がある。
国字のほとんどは「会意」とよばれるもので、
これは漢字六書のひとつである、象形・指事により作られた漢字を結合し、
その意味を合わせた複合文字である。

基本的には国字には訓があって音がないのが原則である。
ただし、中には字形の一部による音を持つものや、
形声、つまり音を意味する声符と意味範疇を示す義符とを結合したものもある。

問題の「腺」「鋲」「塀」「鮟鱇」などは、
形声とよばれる範疇の文字、つまり音読みだな。

ちなみに日本で作られた音読みする国字の中で、新しく作られた漢語が
中国に逆輸入されて使われているものがある(哲学、帰納、仮説など)。
本来の漢語と日本で作られたものを合わせて「字音語」という。
228広辞苑 ◆Dic.T3.p46 :04/12/21 13:16:20
>>203
昆布茶がお茶かどうか、かね。

そもそもお茶とはなんなのだろうね。
小生の中において茶とは、

茶【ちゃ】
一.ツバキ科の常緑低木。東南アジアの温・熱帯原産。
  高さ一メートル内外、葉は長楕円形で厚く、表面は光沢がある。
  一〇月頃葉腋に白花を開き、観賞用には紅花種もある。
  果実は扁円形で、開花の翌秋に成熟し、通常三個の種子を入れる。木の芽。
二.茶の嫩葉(わかば)を採取して製した飲料。
  嫩葉を蒸しこれを冷却してさらに焙(い)って製する。
  嫩葉採取の時期は五月頃に始まるが、その遅速によって一番茶・二番茶・三番茶の別がある。
  湯を注いで用いるのを煎茶といい、粉にして湯にまぜて用いるのを抹茶または碾(ひき)茶という。
三.抹茶を立てること。点茶。茶の湯。
など。

とある。

次に昆布茶だが、

昆布茶【こぶ-ちゃ】
こまかく刻んだ昆布(こんぶ)を熱湯に煎じた飲料。
粉末にしたものを用いる。

とある。

本来お茶が「茶」の嫩葉から製した飲料であるとするなら、
「茶」を用いない昆布茶はお茶とはいえないのではないかな。

お茶の定義上では、「麦茶」「杜仲茶」「ハーブティー」なども、
お茶からは外れるようだ。
だとすると、昆布茶もやはり厳密にはお茶ではないということではないかな。


さて、このところ少々慌しい日々を送っているので、
今日は少ないがこの辺で失礼させてもらおう。

ところで、君たちは小生に限らず辞典というものを読んだりするのだろうか。
小生たちは一見なんの違いもない、実に無機質な言葉の羅列に見えるかもしれないが、
その中身は、それぞれの出版社、編者によってその趣を異にする。
実に様々な顔を持っているのだ。

今回は小生たちについて実に面白い観点から分析した本を紹介しよう。

「裏読み深読み国語辞書」
「国語辞書事件簿」

以上の二冊はいずれも株式会社 草思社から出版されている。
作者の石山茂利夫(もりお)氏は、小生たち辞典について並々ならぬ興味を持って、
これらの本を書いておられる。
小生のルーツを探るなど、小生たちについてよく知るいい機会になるはずだ。
ぜひ一度読んでみてほしい。
229広辞苑 ◆Dic.T3.p46 :04/12/27 21:41:25
さて、新年を迎えるまでに君たちの質問に答えておかないとな。

>>204
ふむ、鉛筆はなぜ鉛の筆と書くのか、か。

君たちが「鉛筆」と聞いて思い浮かぶのは、
六角形や四角、三角形の木材の外面に、
黒鉛と粘土を混ぜて焼いた芯を持つ、筆記具のことだろう。

確かにこの鉛筆、その素材に鉛は使われてはいない。
黒鉛という名称から鉛を使っていると誤解してしまうかもしれないが、
黒鉛とは石墨、つまり炭素の同素体のことだ。

では、なぜ鉛筆と書くのかということになるが、
小生の中では次のように表記されている。

鉛筆【えん-ぴつ】
一.中国で、鉛粉を用いて書く筆。
二.(明治期 pencil の訳語に当てた)木鞘に、芯を入れた筆記具。
  黒鉛と粘土との粉末の混合物を高熱で焼いて芯を造り、木鞘にはめて造る。
  一五六五年、イギリスで考案。江戸初期にオランダ人から輸入。

とある。

つまり、鉛筆とは元々中国で使われていた言葉を、
新しい英語の訳として用いたということになるな。
230広辞苑 ◆Dic.T3.p46 :04/12/27 21:42:04
>>205>>207
なにが当然なのかは知らないが、小生の中には「三菱財閥」の項があるだけだな。

三菱財閥【みつびし-ざいばつ】
岩崎弥太郎によって築き上げられた財閥。
明治維新後、政府御用の海運業者として巨利を得、
日本郵船の海上運送における独占的地位を基礎として発展、
三菱合資会社を本拠として、海運・鉱山・造船・鉄道・銀行・商業・貿易など、
ほとんど全事業に及ぶ多角的な経営を行うに至った。
第二次世界大戦後、GHQの指令により解体。

とある。

さて、三菱財閥と三菱鉛筆の違いについてだが、当然そのようなことは表記されていない。

そもそも三菱財閥とは、創始者である岩崎弥太郎氏が興した日本屈指の企業集団のことだ。
三菱グループは、銀行・保険・商社から電気・自動車・造船まで、
日本のあらゆる業界に傘下のグループ企業、子会社を持つ日本四大財閥の一つである。

その歴史は、岩崎弥太郎氏が土佐藩の回漕業務を一任されたことに始まる。
一八七〇年(明治三年)に土佐藩が始めた九十九商会の監督を任ぜられた弥太郎氏は、
翌年の廃藩置県後、九十九商会を個人事業とした。
その後、県から土佐藩所有の船三隻を買い受け、一八七三年に「三菱商会」と改称し、
海運・商事を中心に事業を展開した。

三菱商会はその後も、「三菱汽船会社」「郵便汽船会社」と名を改め、
一八八五年に弥太郎氏が死去した後に、その弟の弥之助氏が後を継ぎ、
弥之助氏は「三菱社」と改名する。

さらに一八九三年に商法が施工されると、三菱社は「三菱合資会社」へと改組。
同時に弥太郎氏の長男である久弥氏が三代目の社長に就任することになる。
一九一六年(大正五年)には弥之助氏の長男である小弥太氏が四代目社長へと就任した。

この間、三菱は事業を拡大していき、一九一七年からは三菱造船、三菱製紙、
一九一八年には三菱商事、三菱鉱業、一九一九年に三菱銀行、一九二〇年に三菱内燃機製造、
一九二一年に三菱電機と次々に分割化を図ることになる。
その後、満州事変から第二次世界大戦の軍需の拡大を背景に、三菱は更なる発展を遂げる。

三菱財閥は、戦後の連合国による財閥解体により、一時は三菱本社、三菱商事は解散、
三菱重工業、三菱化成が三分割に追い込まれるなどしたが、
一九五四年に始められた三菱金曜会などを中心に再びグループ企業間の結束を強め、
戦後の高度成長期には重化学工業分野の企業を中心にして、グループ全体の発展を遂げることになる。

これが簡単な三菱グループの概略である。
231広辞苑 ◆Dic.T3.p46 :04/12/27 21:42:51
次に三菱鉛筆に関してだが、これはその創始者である眞崎仁六氏が一八八七年(明治二〇年)に
興した「眞崎鉛筆製造所」が「三菱鉛筆株式会社」の始まりとなっている。

この眞崎鉛筆製造所は、一九二五年(大正14年)に大和鉛筆(株)と合併し、
「眞崎大和鉛筆(株)」となり、その後、一九五二年(昭和二七年)に社名を
「三菱鉛筆(株)」へと改めることになる。

その後、鉛筆の他にボールペンや繰り出し式シャープペンシルなどを主力商品として、
業界で一、二を争うトップ企業へと成長することになる。
現在ではOA機器の分野にも展開し、欧米へも拠点を展開して更なる発展を遂げている。

このように、旧三菱財閥系と三菱鉛筆の間にはなんの関連もないのだ。
両社に共通するスリーダイヤのマークも、三菱グループは九十九商会が船旗号の
三角菱が原型となっており、これは岩崎家の家紋である「三階菱」と、
土佐山内家の家紋である「三ツ柏」の組み合わせに由来しているのに対し、
三菱鉛筆は眞崎家の家紋である(三鱗)と、一九〇一年(明治三四年)に逓信省(現在の郵政省)へ、
初めての国産鉛筆として納入された三本の鉛筆を象徴するものとされている。

しかし、君は企業について興味があるのかね?
ならば企業年鑑や会社四季報なども合わせて読んでみてはどうかね。

>>206
うむ、>>207殿も紹介しているが、三菱グループと三菱鉛筆はまったく別の企業である。
しかし、これほど有名な企業はともかく、
世界中に数ある企業の中にはこのようなケースもままあるのではないかな。

>>208
同じ穴の狢、かね。

同じ穴の貉【おなじあなのむじな】
一見別にみえても実は同類であること。同類の悪党。
「同じ穴の狐(狸)」とも。

とあるな。

先の三菱のように、一見同じに見えても実は別のもの、ということもあれば、
このように一見別のもののようでも実は同類ということもある。
物事は表ばかりを見ていては真実は見えてこないということだな。
232広辞苑 ◆Dic.T3.p46 :04/12/27 21:43:39
>>209
パンツとパンティーとショーツの違い、か。

パンツ【pants】
一.ズボンに同じ。
二.運動する時などにはく短いズボン。
三.ズボン風の下ばき。ズロース。

パンティー【panties】
婦人用の短い下ばき。ショーツ。

ショーツ【shorts】
一.丈の短いズボン。ショート-パンツ。
二.婦人用下ばき。パンティー。

とあるな。

基本的には下ばきということだな。
その時々の使い方によって言葉の意味は類推していくしかないだろうな。

>>210-211
うむ、確かに「駄目」は囲碁用語だ。
詳細は>>227に記述した通りなのでそちらを読んでもらいたい。


さて、いよいよ年末だな。
新年までには一区切りをつけたかったのだが。
諦めたわけではないぞ。諦めたわけではないのだが……。
いや、言い訳はしないでおこう。
今後もできる限りのことはしていくことにしよう。
233名無しになりきれ:04/12/30 01:05:06
味噌と糞の違いを教えてください。
234名無しになりきれ:05/01/01 10:41:43
しかし、色んなスレがあるもんだね。広辞苑とはまた…
235名無しになりきれ:05/01/01 15:45:26
『役不足』って言葉、誤用しか目にしたことがない。
「あんたじゃ役不足なんだよ!」
とか言って。
本来褒め言葉でしょ。
236名無しになりきれ:05/01/10 18:51:02
レスがたまるのを待っているのか、それとも単に逃亡したのか・・・・・・?
   刑務所の中から立ち上がる素晴らしい魂
      世間の炎に鍛え抜かれた
        伝説の国会議員
         殺意を糧に
       運命に従って・・・
        男の使命は復讐
         その男とは
        ムネオ・スズキ

   「俺、鈴木宗男が全部見せてやるよぉ!」
     「覚えとけよ!絶対許さねえ!」
     「このムネオ・スズキがよぉ!」

        〜MUNEO・SUZUKI〜
238名無しになりきれ:05/01/12 21:51:30
広辞苑さんは火にくべられて焼けてしまいました。
このスレは終了します。
239広辞苑 ◆Dic.T3.p46 :05/01/14 17:43:07
新年を迎えて二週間。大変お待たせした。
おっと、その前に新年の挨拶が先かな。

明けましておめでとう。
皆、今年もよろしく頼む。

>>212
星新一氏か。

星氏といえば、日本のSF小説界において小松左京氏、筒井康孝氏らと並んで、
非常に有名なSF作家であるな。
星氏の書いた作品にはショートショートとよばれる非常に短い物が多く、
星氏がデビューした一九五七年(昭和三二年)から、死去する一九九七年(平成九年)までに
発表された作品の数は千作以上にのぼる。

星氏の略歴を説明すると、
一九二六年(大正十五年)九月六日、東京・本郷に生まれた星氏は、
東京大学農学部農芸化学科を卒業後、同大学大学院に進むもこれを中退。
その後、父である星一氏が創業した星製薬に入社。
同社を退社後、一九五七年(昭和三二年)に日本最初のSF同人誌である、
「宇宙塵」に発表した「セキストラ」が江戸川乱歩編集の「宝石」に掲載され、
作家としてデビューすることになる。

一九六八年(昭和四三年)には「妄想銀行」で日本推理作家協会賞を受賞。
その後、数々の作品を世に送り出すが、一九九七年(平成九年)十二月三〇日午後六時二三分、
肺炎により死去。享年七十一歳であった。

さて、星氏を掲載するかどうかということだが、
それを決定するのは小生ではなく小生を作成する編者である。
彼らに訊いてみるしかないな。

>>213
「散歩」が医学用語かどうかかね。
ふむ、厳密には医学とは言い難いが……医学用語といえば医学用語なのかな。

散歩という言葉の語源は三〜四世紀頃の中国に遡る。
当時の中国では「五石散」という薬があり、これは虚弱体質を治す妙薬として使用されていた。
しかしこの「五石散」、その成分に硫黄・白石英などの鉱物を含み、
ある種、麻薬的な要素をもつ薬であった。

さて、この「五石散」を服用すると身体が温まってくるのだが、その状態を「散発」といった。
当時の人々には、この「散発」が起こらないと内臓が溶けて死んでしまうと信じられており、
「散発」を起こすためにこぞって歩きまわった。
ここから「散歩」という言葉が生まれたといわれている。

にわかには信じ難い話だろうが、医学とは数々の試行錯誤を繰り返して今日の発展を遂げている。
現代では医学的だと信じられていることが、いつの日か非科学的といわれることになるかもしれんな。
240広辞苑 ◆Dic.T3.p46 :05/01/14 17:44:26
>>214
メルラン、とはメール欄のことかな?
だとするなら君のメール欄にあるのは「sape」という言葉だが……。
この「sape」にはいったいどのような意味があるのかな?
小生にはなにか意味のある言葉だとは思えないのだが。
それゆえにどうかと聞かれても答えようがないな。

「sape」が流行るかどうか? と訊ねているのなら、
それは小生が決めることではないのではないかな。
流行というものは君たち人間が気に入り、取り入れるかどうかで
流行ったり廃れたりするものだと思うのだがね。

>>215
いきなさい?
どこへ行けというのかな?
今のところどこへも行く気はないのだが。

せめて目的地ぐらいは明記してほしいものだ。


さて、すっかり間を空けてしまった。
一つの質問に答えるのに一ヶ月以上かけてしまってはな……。
まったく情けないことだ。

質問にはこれから少しずつ答えていくことにしよう。
ゆっくり待っていてくれたまえ。
241名無しになりきれ:05/01/14 18:23:50
待ちます待ちます
242名無しになりきれ:05/01/23 21:59:34
ケジメなさい
243名無しになりきれ:05/01/24 16:20:15
けじらみ
244名無しになりきれ:05/01/25 21:54:07
イギリス連邦は連邦ですか?
245名無しになりきれ:05/01/25 21:56:32
なぜ妻君と書かずに細君と書くんですか?
246広辞苑 ◆Dic.T3.p46 :05/01/26 14:56:36
さて、またしても間を空けてしまったが……。
すまなかったな。

早速だが質問に答えていこうか。

>>216
ふむ、詩歌をなぜ「しいか」と読むのか、かね。
詩歌とは韻文の総称、主に漢詩と和歌を指すが、小生の中には次のようにある。

詩歌【しい-か】
(シカの慣用読)詩と歌。漢詩と和歌。

とあるな。

慣用読とは、本来の読み方ではないが、日常的に使われることによって、
その読み方が定着した読み方のことだ。

慣用読にはこの他に、齷齪(あくせく)=「あくさく」、
攪拌(かくはん)=「こうはん」などがある。
現在君たちが使う言葉の中にも慣用読による読み方をする言葉は数あるな。

>>217
このサイトがどうかしたのかな?
小生に関係があるとは思えないが……、もしかしてこれは宣伝のつもりなのかな。
ここを訪れる者たちにはあまり役に立つサイトではなさそうだな。
247広辞苑 ◆Dic.T3.p46 :05/01/26 14:57:54
>>218
トルコ風呂かね。

トルコ風呂【Turco-ぶろ】
蒸風呂の一種。ローマ風呂。

とあるな。

トルコではハマムとよばれるものだが、
蒸風呂とは四方を密閉して湯気で身体を蒸し温める風呂のことだ。
ハマムでは垢すりやマッサージのサービスも行われているようだな。

ハマムはイスラム圏内における公衆浴場と考えてもらえばよいだろう。
かつてこのような施設はトルコに限らず、
北アフリカの地中海沿岸から西アジアにかけて多数存在していた。

これらは小生の中にもローマ風呂とあるように、
古代ローマの優れた建築技術を利用したイスラム圏の都市での重要な施設といえるだろう。
君たちもトルコなどへ旅行する機会があれば、一度訪れてみてはいかがかな?


さて、今日もあまり進展はなかったが、この辺りで失礼しよう。

ところで>>218氏はトルコ風呂について本当に何も知らなかったのかな?
日本においてトルコ風呂とは……と聞かれれば、現在の風俗営業店、
いわゆるソープランドを想起する年代の者たちもいるかもしれないな。
むしろ知らないといってしまえば、カマトトぶっていると思われてしまうだろうか。

この場合のトルコ風呂という名称は、アメリカのターキッシュ・バス(Turkish bath)を、
トルコ風呂と直訳して持ち込んだものが始まりといわれている。

このトルコ風呂という名称、一九八四年(昭和五九年)に一人のトルコ人留学生、
N.サンジャクリ氏の訴えにより、横浜市内の業者団体が今後使用しないことを決定し、
以後ソープランドへと改称されるようになった。

トルコ風呂についてはこの辺りでいいだろう。
ところで、このようなことを知らないふりをして上品ぶることをカマトトというが、
このカマトトとはいったいどこからきた言葉なのだろうな。
カマとは、そしてトトとは何だろうか?
248名無しになりきれ:05/01/26 16:58:06
かまぼこはとと(お魚)からできてるの?(ぶりっこしながら)
249名無しになりきれ:05/01/26 21:57:33
広辞苑氏はトルコ風呂という名称にノスタルジーを感じる世代らしいでつね。
では、トルコ風呂でいうところの「潜望鏡」について説明してください。
250名無しになりきれ:05/01/26 21:58:28
やる気の感じられないスレだな。
251名無しになりきれ:05/01/26 22:58:02
馬鹿の語源を頼みます。
252名無しになりきれ:05/01/26 23:54:39
「まな板ショー」って何ですか?
253戦後補償を実現する会:05/01/27 22:14:04
日本はアジアを侵略して日本語と日の丸と君が代を押し付けました。
日本語と日の丸と君が代は日本軍国主義のシンボルです。
日本人は一刻も早く日本語と日の丸と君が代を捨てましょう。
故・安江良介岩波書店社長もきっとそれを望んでおられることでしょう。

広辞苑さんも一刻も早く朝鮮語辞典に生まれ変わってください。
254名無しになりきれ:05/01/27 22:14:51
肛痔炎はやばい!
255名無しになりきれ:05/01/29 09:34:17
ファシズムと全体主義は同義ですか?
256名無しになりきれ:05/01/29 09:34:49
王公家軌範について教えてください。
257名無しになりきれ:05/01/29 09:35:59
安江良介という反日左翼ですか?
258名無しになりきれ:05/01/29 09:38:10
×安江良介という反日左翼ですか?
○安江良介というのは反日左翼ですか?
259名無しになりきれ:05/01/30 02:01:11
完全に逃亡したな。
260名無しになりきれ:05/01/30 02:02:30
261名無しになりきれ:05/01/30 02:03:22
262名無しになりきれ:05/01/30 02:04:03
263名無しになりきれ:05/01/30 02:04:48
264名無しになりきれ:05/01/30 02:05:24
265名無しになりきれ:05/01/30 02:06:06
266名無しになりきれ:05/01/30 02:06:53
ちり紙交換に出したよ。
267名無しになりきれ:05/01/30 20:32:35
219以降の質問をブッチして逃亡した広辞苑に焼却の刑を与える。
268名無しになりきれ:05/01/30 20:33:51
広辞苑見てレスすれば問題ないから誰でも出来るヨこんな糞コテ。
269名無しになりきれ:05/01/30 20:36:54
>>268
ならば君がやってもらおうか。
270名無しになりきれ:05/01/30 20:38:22
うは、くわばらくわばら…そんな労力時間の無駄だよ!
271名無しになりきれ:05/01/30 21:50:44
いやいや、広辞苑だけでは説明しきれない詳しいレスでつよ。
なんか必死こいて情報集めてレスしてるですよ。広辞苑w
272名無しになりきれ:05/01/31 16:46:14
>>270
労力を惜しむ以前におつむも足りな(ry
273名無しになりきれ:05/01/31 16:47:03
>272
ほざいてろw
274名無しになりきれ:05/02/01 08:37:13
場外乱闘発生か…
275広辞苑 ◆Dic.T3.p46 :05/02/01 16:07:11
気がつけばもう二月……時が経つのは早いものだな。

さて、前回の問題の答えから説明しようか。
カマトトぶる、このカマトトという言葉、漢字では「蒲魚」と書く。

蒲魚【かま-とと】
(蒲鉾(かまぼこ)を、「これは魚(とと)か」ときくことからという)
わかっているくせにわからないふりをすること。
なにも知らないような顔をして上品ぶり、またおぼこらしくふるまうこと。また、その人。

とある。

つまり、カマトトの「カマ」は「蒲鉾」を、「トト」は「魚」を意味する。
>>248殿は見事正解である……もっとも、ぶりっこをしながらというわけではないがな。

>>219
新旧両憲法における条文の比較か。
君は法律について学んでいるのかな?
ふむ、「国務大臣の輔弼」と「内閣の助言と承認」、「帝国議会の協賛」と「国会の承認」か。

まず「国務大臣の輔弼」だが、明治憲法下において天皇の行為としてなされるべきことについて、
進言し、採納を奏請し、その全責任を負うこと、とあるな。
国務上の輔弼を行うのが国務大臣であり、宮務上の輔弼は宮内大臣および内大臣、
統帥上の輔弼は参謀総長・軍令部総長の職責であった。

次に「内閣の助言と承認」だが、天皇の国事に関わるすべての行為に対して、
内閣の助言と承認を必要とし、内閣はその責任を負う、とある。
先の「国務大臣の輔弼」と同じく天皇の行為に関して内閣が責任を負うとともに、
その行為を拘束する。

続いて「帝国議会の協賛」と「国会の承認」についてだが、
「帝国議会の協賛」とは、明治憲法下において帝国議会が、
法律案及び予算案を有効に成立させるために統治権者である天皇に対し必要な意思表示をすること、
とあるな。

次に「国会の承認」だが、日本国憲法下において、
内閣が条約を締結する際に、事前に、あるいは事後に国会の承認を必要とするとある。
さらに予算の予備費についても使途が決定した後に国会の承認が必要とされている。

さて、ここで新旧両憲法でこれらの比較をするのなら、
天皇という存在がその憲法内にてどういう定義をされているのか、
という問題になってくるのではないかな。

明治憲法において、統治権の総覧にこの憲法の条規に依って行うとある。
つまり、天皇が憲法に規定される存在である以上、憲法に縛られていると考えてもいいのではないかな。
だとするのなら、輔弼が内閣の責任の元に行われ、法的に天皇を拘束する以上、
日本国憲法における「内閣の助言と承認」と同等の意味を持つといえるだろう。

次に「帝国議会の協賛」と「国会の承認」だが、
明治憲法下において主権である天皇に対して帝国議会が行う「帝国議会の協賛」と、
日本国憲法下において主権たる国民により選出された、国会議員により構成される国会が、
内閣の活動に対して行う「国会の承認」とでは、その機能も対象も異なるということになる。

憲法というものは言葉として捉えるよりも、
一つの学問として全体を俯瞰して、あるいは一つの条文、言葉に着目して、
学術的に考察していく方が、より面白味があるのではないかな。
276広辞苑 ◆Dic.T3.p46 :05/02/01 16:07:51
>>220
円谷英二氏かね? 小生の中には氏の項目はないな。

円谷英二氏といえば、日本の特撮映画界において外すことのできない映画監督だな。
日本の映画界を支え続け、通称「日本特撮の神」とよばれている。本名は英一という。
君たちには「ゴジラ」、「ウルトラマン」を制作したことでよく知られているのではないかな。

円谷氏の略歴を簡単に説明すると、
一九〇一年(明治三四年)七月一〇日、福島県須賀川市に生まれた円谷氏は、
幼い頃よりパイロットを志し、航空学校に入学するために上京し、
日本初の空中撮影を成功させるも、学校自体が閉校となり夢を断念する。

その後、神田電気学校を経て撮影技師として映画界へと入り、
兵役を終えた後に衣笠貞之助、杉山公平らの衣笠映画連盟に所属。
「稚児の剣法」(監督:犬塚稔、主演:林長二郎)でカメラマンとしてデビューする。

東宝の前身であるJOに移籍した一九三五年(昭和一〇年)二月から八月にかけて乗艦した、
連合艦隊の練習艦「浅間」で、長編記録映画「赤道を越えて」を撮影。監督第一作となる。

一九三七年(昭和一二年)、JOが別会社と合併して東宝が設立されると、
東宝東京撮影所の特殊技術課課長として東京に移り、
日本が戦争に突入してからは、戦争映画を中心とした国策映画を撮影するようになる。

円谷氏を一躍有名にしたのは、一九五四年(昭和二九年)一一月三日に公開された「ゴジラ」だろう。
アメリカのSF映画を参考にして撮影された「ゴジラ」は、
日本の娯楽怪獣映画の先駆けとして、後の怪獣映画の製作にも大きな影響を与えた。
円谷氏はこの「ゴジラ」シリーズで特撮技術の監督をしており、
その後、一九六三年(昭和三八年)に設立された株式会社円谷特技プロダクションで制作された、
「ウルトラQ」、「ウルトラマン」などの好評により、「日本特撮の神」とよばれるまでになる。

一九七〇年(昭和四五年)一月二五日、狭心症のため享年六十八歳でこの世を去る。

円谷氏についてはこの辺りでいいだろう。
氏について知りたければ、なによりもまず氏の手掛けた作品を鑑賞してみるといいだろう。

>>221
ふむ、sが十七個並んでいるな。
この文字列には何か意味があるのかな?
あいにく小生には意味のある言葉のようには思えないのだが。
277広辞苑 ◆Dic.T3.p46 :05/02/01 16:08:37
>>222
流行性感冒……インフルエンザのことだな。

流行性感冒【りゅう-こう-せい-かんぼう】
インフルエンザ-ウイルスによって起る急性伝染病。
多くは高熱を発し、四肢疼痛・頭痛・全身倦怠・食欲不振などとなり、急性肺炎を起しやすい。
インフルエンザ。略称、流感。

とあるな。

しかし、心配には及ばないぞ。
小生は基本的に材質は紙でできている。
当然、インフルエンザなどにかかることはない。

……もっとも、それならばここへ訪れる頻度を増やすべきであるのだがな。

>>223
おお、これは大言海殿。
最近の小生の醜態はまことに面目ない。

これでは立派な先達に顔向けができないばかりか、後輩たちにも示しがつかぬ。
小生、時間はかかっても必ず皆の質問には答える決意を新たにした次第である。
必ずこのスレは完走してみせよう。

>>224
久保悪人? これは人名でよいのかな。
小生の中にはないのだが……。

どなたかご存知の方がおられたら、ぜひご教授願いたい。
278広辞苑 ◆Dic.T3.p46 :05/02/01 16:09:18
>>225
小生決して逃げたわけではないぞ。
アライグマごときに笑われたくはないからな。
……とはいえ現状の小生は糞辞典なる謗も甘んじて受けよう。

>>226
心配せずとも小生は必ず帰ってくる。
気長に待っていてくれたまえ。

さて、中の人とは何か、かね。
「中の人」とはその言葉からどこか、あるいは何かの内側にいる者のことを指すのではないかな。
それがどこの中なのか、何の中なのかはこの言葉を使用した者に聞いてみるしかないな。


今日はこの辺りで失礼させてもらおう。

さて、今日は一つ謎歌というものを紹介しよう。

二つ文字牛の角文字すぐな文字ゆがみ文字とぞ君はおぼゆる

これは「徒然草」の六十二段に登場する歌である。
後嵯峨上皇の皇女、延政門院が上皇御所へ参上する人に言伝てたものだが、
この歌にはいったいどんな気持ちが込められているのだろうか。
279名無しになりきれ:05/02/02 08:48:11
思慕

280名無しになりきれ:05/02/06 13:49:40
捕手
281名無しになりきれ:05/02/07 21:55:18
こうもレスが遅いと質問する気が失せる。
282広辞苑 ◆Dic.T3.p46 :05/02/14 18:54:32
二週間ぶりか……ずいぶん長く留守にしてしまったな。
すまない。

さて、早速だが前回の謎歌について解説しておこう。

二つ文字牛の角文字すぐな文字ゆがみ文字とぞ君をおぼゆる

この歌に込められた想い、それは「二つ文字〜ゆがみ文字」の部分に隠されている。
「二つ文字」はひらがなの「こ」を、「牛の角文字」は「い」、
「すぐな文字」は「し」、「ゆがみ文字」は「く」を意味している。
これらはそれぞれのひらがなの形を「二つ文字」などの言葉で説明しているのだ。

「二つ文字」、「牛の角文字」、「ゆがみ文字」は、それぞれのひらがなの形を見ればわかるだろう。
「すぐな文字」とは「直ぐな文字」、つまり真っ直ぐな文字ということだ。
ひらがなの「し」は草書体などでは真っ直ぐな棒のように見えることから、
幼い皇女は字の形から、このような歌を詠んだのだろう。

以上のことから、この謎歌とは皇女が上皇をこいしく思っている、
つまり上皇への思慕の情を詠んだものであるということがわかるだろう。
>>279殿の言う通りだ。

そういえば今日はバレンタイン・デーだな。
君たちにもこのように慕ってくれる者はいるのかな?

>>233
味噌と糞の違い、かね。

味噌【みそ】
(朝鮮語のmiso(蜜祖)から来た語)
一.調味料の一。大豆・米・麦などを蒸して搗(つ)き砕き、麹と塩とをまぜて桶に入れ、
  発酵させて製したもの。赤味噌・白味噌などの種類がある。
二.特色とする点。得意に思っている箇所。
三.蟹(かに)の殻中にある生殖巣など、形状が味噌(一)に似たもの。

糞・屎【くそ】
一.動物が消化器で消化した食物のかすが、肛門から排泄されるもの。大便。ふん。
二.あか。かす。
三.他の語につけて、卑しめ、ののしり、または強めて言うのに用いる語。

とあるな。

君たちが「味噌」と「糞」と聞いて、すぐに思い浮かぶのはともに一の意味だろう。
ならば「味噌」と「糞」の違いとは、食物と排泄物の違いとなるだろうな。
しかし、生物の体内で食物は排泄物へと姿を変える。
そう考えると、両者は非常に密接な関係にあるといえるのではないかな。
283広辞苑 ◆Dic.T3.p46 :05/02/14 18:56:00
>>234
2ちゃんねるは広い。
それはなりきりネタ板という、限定された場所の中であっても同じことが言えるだろう。

そうした数多あるスレッドの中で、小生のスレを訪問してくれた君には大変感謝している。
小生がこのスレを立ててから、多くの名も知らぬ者たちと出会い、その者たちの質問に答えてきた。
その行為に意味はなく、またそれが辞典としての小生の役目なのだろう。

だが、こうして君たちと出会い、言葉という君たち人間にも、
あるいは小生にとっても大切なものをともに学ぶことができた。
こうした出会いもまた2ちゃんねるゆえのことだろう。
小生はこうした機会を与えてくれた2ちゃんねるという場所にも、また感謝している。

>>235
「役不足」の誤用について、か。

そういえば以前新聞やニュースなどで話題になっていたな。
「役不足」「確信犯」など、正確な意味を理解していない者が多いのは確かだ。

役不足【やく-ぶそく】
一.俳優などが自分に割り当てられた役に対して不満を抱くこと。
二.その人の力量に比べて、役目が軽すぎること。

とあるな。

つまり、本来「役不足」という言葉はその人物に与えられた役目に対して使うべきであり、
人物に対して使うならば、「力不足」が正しい。

以前、慣用読みについて説明したが、読み方だけならともかく、
言葉の意味まで誤ったものが定着してしまうようなことは避けなければならないだろうな。
その為には小生たち辞典がもっと己の役目を果たさねばならないのだろうが……。
どうも小生たちは君たち人間にはあまり好まれない種類の書物らしいからな。
284広辞苑 ◆Dic.T3.p46 :05/02/14 18:59:18
>>236
申し訳ない。
できる限り間を空けないように、とは考えているのだが。
ただ、レスがたまるのを待っているわけでも逃亡したわけでもない。
それだけは言っておこう。

>>237
鈴木宗男氏……といえば、自由民主党の衆議院議員だった者だな。
政治資金規正法違反等の容疑で起訴されて、現在は公判中だったか。

しかし、この男が伝説の国会議員とはいささか言い過ぎではないかな。
もっとも、このレスは本人とはあまり関係ない者が書き込んでいるようだが。

国民の代表として選出された以上、「疑惑の総合商社」などと呼ばれるようでは問題があるだろう。

>>238
あいにくそのような事実はない。
小生はまだ焼けてはいないし、このスレも終わることはない。


さて、今回は意味が誤って広まってしまっている言葉が出たが、
「役不足」の他に話題になった「確信犯」という言葉。
同じく今回出てきた鈴木宗男氏について、この言葉は当てはまるのだろうか?
285名無しになりきれ:05/02/20 23:30:22
きき麒麟
286名無しになりきれ:05/02/27 09:50:54
焼きそばを焼き蕎麦と書くと違和感がある。
287名無しになりきれ:05/02/27 09:53:26
ビーフンは麺類か?

春雨は麺類か?

糸こんにゃく・しらたきは麺類か?

パスタは全部麺類か?

ワンタンは麺類か?
288名無しになりきれ:05/02/27 09:55:01
イカ素麺は麺類か?
289名無しになりきれ:05/02/27 09:56:28
ふぁいびっ茶はどこの特産物ですか
290名無しになりきれ:05/02/27 09:59:43
>さて、今回は意味が誤って広まってしまっている言葉が出たが、
>「役不足」の他に話題になった「確信犯」という言葉。
>同じく今回出てきた鈴木宗男氏について、この言葉は当てはまるのだろうか?

ロクに来ないくせに、なに問題出してんだ?
講釈を書き込む暇があるなら質問に答えろ。
291名無しになりきれ:05/02/27 10:01:28
『豚めし』『豚丼(ぶたどん)』『豚丼(とんどん)』。
どれが載ってる?
292名無しになりきれ:05/02/27 10:02:05
『月の砂漠』は月面の砂漠ですか?
293名無しになりきれ:05/02/27 10:03:08
日影が日光を意味するのはなぜですか?
294名無しになりきれ:05/02/27 10:06:06
ちんぽをまんこに挿入しなければ、セックスとは言わないですか?
295名無しになりきれ:05/02/27 10:07:23
>何か知りたいことがあるのなら、YAHOO!よりもGoogleよりも広辞苑。
遅レスがえらそうに。
296名無しになりきれ:05/02/27 10:09:29
このサイトの方が手っ取り早い。
【infoseekマルチ辞書】
http://jiten.www.infoseek.co.jp/Kokugo?pg=jiten_ktop.html&col=KO&svx=100302&svp=SEEK
297名無しになりきれ:05/02/27 10:10:56
東映映画『東京ふんどし芸者』について教えて。
298名無しになりきれ:05/02/27 10:11:35
いい加減にしろよ政莉w
299名無しになりきれ:05/02/27 11:39:47
なんでジラフを麒麟と呼ぶんですか?似てないと思うんだけど。
300名無しになりきれ:05/02/27 11:40:53
『砂漠』と『沙漠』は同義ですか?
301名無しになりきれ:05/02/27 11:42:22
暖帯の定義を教えて。
302名無しになりきれ:05/02/27 11:45:07
『痴女』は載せてるの?
303名無しになりきれ:05/02/27 11:46:15
安江良介は左翼ですか?
304名無しになりきれ:05/02/27 11:47:05
政莉はキライですか?
305名無しになりきれ:05/02/27 11:48:40
何時間もプレイしてHシーンがほんのわずかのゲームもエロゲーですか?
306名無しになりきれ:05/02/27 11:49:31
辞書に生まれたことを不満に思ったことは無いですか?
307名無しになりきれ:05/02/27 20:45:19
なんでこんなに進んでるんですか?
308名無しになりきれ:05/02/27 20:46:22
全員荒らし
309名無しになりきれ:05/02/27 20:53:06
一人で質爆でしょ
310名無しになりきれ:05/02/27 20:58:23
『夫』の『人』と書いて、なぜ妻を意味する?
311名無しになりきれ:05/02/27 22:01:40
ぶっちゃけ、もうやる気ないでしょ?
312名無しになりきれ:05/03/01 21:56:00
なんで、先端部分なのに『乳首』っていうんですか?『乳頭』は分かるけど。
313名無しになりきれ:05/03/05 09:50:46
うちの広辞苑がお待たせしてしまって申し訳ありません。
この際、広辞林に買い換えることにします。
広辞苑は焼き捨てました。
このスレは終わらせていただきます。皆様ありがとうございました。
314名無しになりきれ:05/03/05 13:25:02

   O  人
   o 人 人
   [広辞苑スレ]
   人 人 人 人    从    ゴオオオオオオオ…
  /| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|\  /:人:丶
   |  □□   |人(::( ):::ヽ人
   |  □□  丿::::::丿  レ、::::::)从       人
─卜|  □□ 从(:::人::(    ):::::::::::人:ヽ从   /:人:丶
  ヒ|   丿:::::::ノ      (ノ):/ 丿:::::::ヽ人(::( ):::ヽ人
    ̄|| 人_:::(            (::人_/Yヽ::::::丿(:::::::::::::::\;".

             , ── 
               /       ヽ                     , ── 、
            |        |                /       ヽ
            (\     /) ∩/)ヽ          |        |                  m
〜〜〜〜〜〜〜〜 ヽ、\へ/ノ/  /〜〜〜〜〜〜〜(ヽ      /、 m 〜〜〜〜〜  __∩   !
〜〜〜〜〜〜〜〜〜 l──l/\/〜/  ̄ ̄ ̄` \  / !\,へ/\) ノ 〜〜〜   /vv、  `ヽノ
             /  ̄ ̄ ヽ/   /            ヽ ∨_l二二l/ヽ/ 」\       /ヽ  |    i
           /ヽ|     |   i               | / |     | /  \  \   (⊃  ||)    |
         ⊂  /|  ─  |.   |              l/ヽ.|     |.      /\  \. |─┐ \__ !
          ///  |  ̄ ̄ ̄|   ヽ           /  /───ヽ  __o/ヽノ >   \ヽ、 _____|
              |___|  ◯ヽ         /◯/      \\_-´||)   / /⌒ヽ── ヽ
              |  | |  |   \ `━━━━━ /   ̄|. ̄| ̄| ̄   /   l 、/  /        |
             __|─| ヽ/\   |        |′   |   |  |  ∩  ̄/二二l  / \ /       |
            ( =|_|  ヽ/⌒ヽ  |      o    |   _|─||─| 三 | ̄ )   | /  /         |
             \_ )   | |─|   |    ┬   .|   (  |_||_|、  ̄ ̄Τ   |   /       |
                     ゙ー ′ (  ̄ ̄ )( ̄ ̄ )   \_ノ、_ノ

                                                            幺夂
                                                            小 ミ

315名無しになりきれ:05/03/06 10:47:45
漢和辞書のほうがすき
316広辞苑 ◆Dic.T3.p46 :05/03/09 13:31:42
ここを訪れるのも久しぶりだな。
皆、随分とお待たせしてしまった。

さて、早速だが前回の問題について解説しておこうか。
前回の問題は「確信犯」についてだったな。

確信犯【かく-しん-はん】
道徳的・宗教的もしくは政治的義務の確信を決定的な動機としてなされた犯罪。
思想犯・政治犯・国事犯などが含まれる。

とあるな。

つまり、本人がその犯罪に対して、自身に正当性があることを信じている犯罪のことだ。
この言葉を誤用している者は、確信犯を犯した者は自分に非があることを自覚している、
と考えている者が多いのではないかな。

では、今回の鈴木宗男氏にこの「確信犯」が当てはまるのかどうかということだが、
鈴木宗男氏の言動からも彼が自分の行ったことに対して罪の意識があったとは到底思えない。
むしろ、自分がやらなければならないことだと考えていた節がある。
そのことからも鈴木宗男氏の事例は「確信犯」とよんでもいいだろう。

しかし、自分たちの作ったルールを破っておきながら、
自身の信念の為ならその行為すら正当化してしまえる。
君たち人間はまったく不思議な生き物だな。

>>241
待たせてばかりですまないな。
君たちの学ぼうとするその姿勢に小生もしっかりと応えていかなくてはいかんのだが。
たとえ小生がここを訪れることが少なくなっても、その姿勢だけは忘れずにいてもらいたいものだ。

>>242
ケジメなさい……か。
これは「けじめをつける」などのケジメのことかな?
ふむ、そもそもけじめとは小生の中では以下のようにある。

けじめ
一.区別。わかち。わけめ。
二.へだて。しきり。

とあるな。

そもそも、一般にいわれる「けじめをつける」という言葉は小生の中にはないが、
以上のことから推察すると、>>242氏の言いたいことはやるべきことをしろということかな。
耳の痛い話だが、まったく君のいうとおりだ。
今後より一層の努力が必要ということだな。
317広辞苑 ◆Dic.T3.p46 :05/03/09 13:32:49
>>243
けじらみかね。

毛虱【け-じらみ】
ケジラミ科のシラミ。灰黄色で、形はカニに似て円く小さい。
体長一・五ミリメートル弱。陰部に寄生し、陰毛に産卵。
時に腋毛・鬚(ひげ)・眉毛などに移ることもある。カニジラミ。

とあるな。

君は毛虱について知りたかったのかな。
それとも毛虱に寄生されてしまったのかな。
後者なら事態の改善が必要だな。

毛虱の治療には、シャンプーやパウダーの使用、剃毛などがある。
いずれの方法を取るにしろ、治療にはコツがいる。注意したまえ。

>>244
イギリス連邦は連邦か、かね。

ふむ、「イギリス連邦」という名称がある以上、
「イギリス連邦」は「連邦」であるということになにも問題はないと思うのだが。

イギリス連邦【Inrlez(ポルトガル)・英吉利-れんぽう】
(The Commonwealth of Nations)
イギリス連合王国(英本国)と、かつて英帝国に属しその後独立したカナダ・オーストラリア・
ニュー-ジーランド・インド・スリ-ランカ・シンガポール・ナイジェリア・ガーナ・キプロス・
シエラ-レオネ・タンザニア・西サモア・ジャマイカ・トリニダード-トバゴ・ウガンダ・マレーシア・
ケニア・マラウイ・マルタ・トンガ・ナウル・フィジー・バルバドス・ザンビア・ガンビア・スワジランド・
ボツワナ・レソト・モーリシャス・バングラデシュ・ガイアナ・バハマ・グレナダ・パプア-ニュー-ギニア・
セーシェル・ソロモン諸島・トゥヴァル・ドミニカ・セント-ルシア・キリバス・
セント-ヴィンセントおよびグレナディーン諸島・ジンバブエ・ヴァヌアツ・ベリーズ・
アンチグア-バーブーダの四五の独立国(一九八一)及び直轄植民地・自治地域・保護領との総称。
アイルランド・南アフリカ共和国・パキスタンは連邦より離脱。
ビルマ・エジプトはもと英帝国支配化にあったが独立後連邦に属さず。英連邦。

連邦・聯邦【れん-ぽう】
連合国家に同じ。

連合国家【れん-ごう-こっか】
(Bundesstaat(ドイツ))
二つ以上の独立国が連合して共通の主権を有する国家を設定した国。
その各国家は主権国家の主権と抵触しない範囲においてのみ主権を有するが、外交権は有しない。
旧オーストリア-ハンガリーの類。連邦(れんぽう)。

とあるな。

本来、イギリス連邦とは一九三一年のウェストミンスター憲章によって、
「英国王に対する共通の忠誠によって結ばれた、それぞれが主権をもつ対等な独立国家の自由な連合体」
と定義され、イギリス・アイルランド・カナダ・オーストラリア・ニュージーランドおよび
南アフリカ連邦の六白人国家で発足した。
その際、一時British Commonwealth(of Nations)に改称されたため、
日本ではイギリス連邦と訳される所以となったのだろう。

その後、いくつかの国の連邦への加盟・脱退などを経て、一九七一年に、
「民族の共通の利益の中で、また国際的な理解と世界平和の促進の中で、協議し、
協力する自発的な独立の主権国の組織である(コモンウェルス原則の宣言前文)」
と再定義され、独立主権国家の連合となった。

さて、以上のことから君が疑問としていることは、解決するものと思うのだがどうだろう。
318広辞苑 ◆Dic.T3.p46 :05/03/09 13:33:50
>>245
なぜ「さいくん」を「妻君」と書かず「細君」と書くのか、かね。

細君【さい-くん】
(「細」は小の意。「妻君」と書くのは当て字)
一.他人に対して、自分の妻をいう語。
二.転じて、他人の妻をいう語。

とあるな。

本来「細」には貧しいや卑しいなどの意味もあるため、
「細君」と書くときには自分の妻のことを意味し、
「妻君」と書くときには同輩以下の他人の妻を意味するという説もある。

基本的に「細君」と書くのが正しいのではないかな。

>>249
トルコ風呂における潜望鏡について、かね。

ふむ、この意味での潜望鏡は小生の中にはないな。

調べてみたところでは、トルコ風呂で男性が浴槽の水面に男性器を浮上させ、
それを女性に口唇で愛撫させる行為ということらしいな。
勃起した男性器が水面から直立する様が、あたかも潜水艦の潜望鏡のように見えることから、
このようによぶらしい。

ところで、小生はこのような言葉にノスタルジー、郷愁を感じるようなことはないが、
小生の第二版と同じ年代の者にはそのような感情を覚えることもあるかもしれんな。

>>250
そうかね?
まあ、これだけレスの間隔を空けてしまえば、
君たちにはそう思えるのも仕方のないことだとは思うがね。
これからもこのスレは続けていくつもりだ。
長い付き合いになればいいのだが。

>>251
馬鹿の語源かね。
ふむ、これは以前に説明したはずだがね。
>>31を見てくれたまえ。


さて、これほど留守にしていてもこのスレを訪れてくれる者がいるのだな。
その動機はなんであれ、小生にとってこれほど嬉しいことはない。

これから手抜きにならない程度に徐々にスレを進めていくことにしよう。
ところでこの「手抜き」という言葉。どこからきた言葉だろうか?
319名無しになりきれ:05/03/09 14:26:43
こうちゃんおかえり
ゆっくりいこうぜ
320広辞苑 ◆Dic.T3.p46 :05/03/20 14:34:41
今日は早速前回の問題、「手抜き」の語源から説明しようか。

まず、小生の中では以下のように説明されている。

手抜【て-ぬき】
一.しなければならない手続・手数を省くこと。
二.手の休まること。ひまになること。
三.初めて産着(うぶぎ)を着せること。手通(てとおし)。

とある。
ではこの「手抜」の語源についてだが、この言葉、本来は囲碁の用語である。
「手抜」とは相手の着手に対して応手せず、関係ない、さらに効率のよい場所に打つことをいう。

このことからすると元々は悪い意味ではないのだが……。
言葉というものは時とともに変わるものだからな。

>>252
まな板ショーとは何か、かね。

ふむ、小生の中にはない言葉だな。
とりあえず小生が調べてみたところでは、
ストリップ劇場において、観客が特別料金を支払うことによって、
踊り子とステージ上で性行為を行うことを指すらしいな。

君もこのようなサービスに興味があるのかね?

>>253
ふむ、戦時下における言語統制などの侵略行為は日中戦争などの例を挙げるまでもなく、
過去の多くの戦争にその事実が確認されている。
そういった意味では、中国、韓国、朝鮮などの国の人々が日の丸や君が代に、
日本の軍国主義的要素を感じるのも仕方のないことかもしれないな。

しかし、だからといって、現在の日本人に日本語や日の丸などを捨てるように強要するのは、
戦時下における日本軍の行為となんら変わらないものだとは思わないかね?
ましてや故・安江良介氏がそのようなことを望んでいるとは到底思えんが。
氏の望みは日朝の国交正常化の実現、さらには日本人と朝鮮人が対等な立場で、
ともに理解しあうことではないだろうか?
決してどちらか一方のみが優位に立ち、他方を支配するような関係ではなかったと思うがね。

ところで、この問題と小生が朝鮮語辞典となることになんの関係があるのかな。
321広辞苑 ◆Dic.T3.p46 :05/03/20 14:38:04
>>254
肛痔炎? これはまた珍妙な……。
もちろん小生の中にはこのような語はないし、
調べてみたところでも具体的なことはまったくわからなかったのだが。

推測するに、単に小生の名前「広辞苑」に妙な当て字をしただけではないのかな?

ところで、この「肛痔炎」がやばいというのは小生がやばいということなのかな。
それとも「肛痔炎」という字から考えて、なにか肛門や痔に関係する病気のことなのかな。
後者なら確かに君たちにとってやばいというのも頷ける話だな。

>>255
ファシズムと全体主義は同義か否か、かね。

ファシズム【fascismo(イタリア)・fascism(イギリス)】
(ラテン語 fasces(古代ローマの儀式用の棒束、転じて団結の意)に由来する)
一.狭義では、イタリアのファシスト党の運動並びに同党が権力を握っていた時期の
  政治的理念及びその体制。
二.広義では、イタリア-ファシズムと共通の本質をもつ傾向・運動・支配体制。
  第一次大戦後、世界の資本主義体制が危機に陥ってから、
  多くの資本主義国の出現(イタリア・ドイツ・日本・スペイン・南米諸国・東欧諸国など)。
  全体主義的或いは権威主義的で、議会政治の否認、一党独裁、
  市民的・政治的自由の極限の抑圧、対外的には侵略政策をとることを特色とし、
  合理的な思想体系を持たず、専ら感情に訴えて国枠的思想を宣伝する。

全体主義【ぜん-たい-しゅ-ぎ】
(totalitarianism)
個人に対する全体(国家・民族)の絶対的優位の主張によって諸集団を全体の下に
一元的に組み替え、諸個人を全体の目標に総動員する思想および体制。
ファシズム・ナチスなどはその典型。

とあるな。

単純に見れば、ファシズムは全体主義に包括される。
つまり、君の質問にはファシズムと全体主義は同義である、といえるだろうね。
322広辞苑 ◆Dic.T3.p46 :05/03/20 14:39:15
>>256
王公家軌範とは何か、かね。

王公家軌範【おう-こう-け-き-はん】
王公族の身分・財産に関する法典。
一九二六年(大正十五)皇室令として公布。
日本国憲法施行と共に廃止。

とあるな。

ここでいう王公族とは、日韓併合後、旧韓国皇帝の一族とその子孫に与えられた称号を指す。

韓国併合の際、韓国併合条約の規定にそうべく二つの詔書が出されたのだが、
この詔書において韓国皇帝を昌徳宮李王に、皇太子を李王世子、太皇帝を李太王とし、
「待つに皇族の礼を以ってし、特に殿下の敬称を用いせしむ」
と定め、両李についてもこれを公となし、
「待つに皇族の礼を以ってし、殿下の敬称を用いせしむ」
と定めた。
しかし、王公家に関しては国法上の地位が不明確で、
王公家の婚嫁、誕生、命名などに関する規定を定めるとされていたにも関わらず、
その軌範は定められないままだった。
323広辞苑 ◆Dic.T3.p46 :05/03/20 14:40:08
さて、一九一六年(大正五年)に李王世子と梨本宮方子の婚約が行われるのだが、
皇室典範第三九条によれば、皇族の婚嫁は同族同士か、
または特に天皇の許しを得た華族に限られていた。
つまり、上記のように李王公家の地位が定められていない状況では、
李王公家一族が皇族であるか否かという問題が生じてくる。

仮に李王公家を皇族であるとするのなら、国内法上の問題はないものの、
皇族の中に異民族を含めることとなり、これにはきわめて強い反対が予想される。
また、皇族でないとするのなら、皇室典範の改正を要することになる上、
韓国併合時の詔書にもとり、朝鮮統治に悪影響を及ぼしかねない。

当時の帝室制度審議会は、王公族は国法上皇族に準ずるとして皇室典範第三九条に違反しないとし、
この考えに基づき、日本の皇族令をベースに王公家軌範を起草した。

しかし、同案は枢密院に諮詢されると枢密院の反対にあうことになる。
審査委員の一木喜徳郎は「王公族は皇族に準ずるものではない」と論じ、
枢密院の強い反対により王公家軌範案はいったん撤回されることとなる。

こうして王公家軌範の制定は見送られることとなったが、
李王世子と梨本宮方子の結婚は大正天皇の承認済みであったため、
結婚の合法化のためには皇室典範の改正が必要となってくる。

そのため、枢密院の意向に沿った形で典範改正案が起草され、
その案は皇族女王の王公族への嫁入りのみを認めるというものであった。
これに対し、典範の改正反対の立場を取ってきた帝室制度審議会委員である、
伊東、岡野、平沼らは辞表を提出し、大きな政治問題となる。

当時の宮内大臣である波多野敬直は伊東らの意見をもとに改正案を修正、
皇室典範増補とし、またその解釈も、その成文に「王公族は国法上皇族に準ずるものではない」との
枢密院側の主張は明記されておらず、この増補により「王公族は国法上皇族に準ずるものである」と
認定されたと宮内省は解しているとし、これにより伊東らも辞意を撤回した。

こうした過程を経て、王公族は皇族ではないとする枢密院の見解にしたがい、
王公族の権義について皇室令を以って定めることができるとする「王公族ノ権義ニ関スル法律」を
帝国議会で議決し、それを受けて皇室令で王公家軌範を制定するという手順をとって、
一九二六年(大正一五年)一二月に王公家軌範は成立することとなる。

さて、簡単にではあったが王公家軌範成立に至る過程を説明させてもらった。
単純に言葉としての王公家軌範の説明だけでは不十分だと思ってのことだったが、
いささか冗長であったかな……、本来ならもう少し詳しい説明が必要なところなのだが。
これ以上のことは君たち自身の手で調べてもらいたい。
324広辞苑 ◆Dic.T3.p46 :05/03/20 14:42:12
>>257-258
故・安江良介氏が反日左翼かどうか、かね。

君たち人間というものは、よくこのような主義・思想を持ち出して他者を論ずる傾向にあるな。
自らの思想や信念に反する思考をする者をこのような言葉で表し、
他者を排斥することで自己の優位性を保とうとする。
それもまた君たちにとって必要なことなのかもしれんな。

さて、「反日左翼」についてだが、「反日」については
その文字から容易に想像がつくのではないかな。
では「左翼」とは何かということだが、小生の中には以下のようにある。

左翼【さ-よく】
一.左の翼。
二.左方の部隊。また、その兵。
三.隊列の左方。
四.(フランス革命期、議会で左方の席を急進派ジャコバン党が占めたことから)
  急進派・社会主義・共産主義などの立場。左党。左派。
など。

とあるな。
今回の場合は四の意味で用いられている。
しかし、上記のように左翼の中にも様々な立場がある。
これを単純に定義することはできないだろう。

また、日本において右翼・左翼という場合、それは戦後の日本独特の思想が影響している。
主に、太平洋戦争や天皇制の是非がこれらの対立の軸となっていることが多い。
左翼とよばれる思想においては、これらの問題はそれを非とするものである。

さて、以上のことから故・安江氏が反日左翼かどうかだが、
君が氏に対してこのような印象を持ったのも、氏のこれまでの活動からなのかな。

しかし、本人が自らの姿勢を表明している場合を除いて、
このような他者の主義・思想については君たち自身のこれまでの学習・経験などから、
総合的に判断するべきではないかな。

>>259
あいにくとまだ逃亡してはいない。
間隔が空いてしまっているのは誠に申し訳ないことだが、
それでもこのスレを終了させる気はないので君たちにもまだお付き合い願いたい。

>>260-265
何度も言うが、小生はここより逃亡する気はない。
君たちを見ていて思うのだが、事を性急に構えすぎるのはいかがなものかと思うがね。
確かに小生がここを訪れる機会が大幅に減少していることも原因であることは否定しないが。

>>266
そうか。
君の家の広辞苑はちり紙交換に出してしまったか。
君にとって小生たちが必要ないのであればそれもまた仕方のないことではあるが……。

やはり少し寂しいものだな。
325広辞苑 ◆Dic.T3.p46 :05/03/20 14:44:35
>>267
なるほど、確かにこのようなスレにおいて質問に答えぬのは、
それぐらいの罰を受けるのも仕方のないことかもしれないな。
が、それは小生が完全にこのスレを逃げ出してからにしてもらおうか。

>>268>>270>>273
小生を見れば誰でもできる、か。
小生にそれほどの知識が備わっているなら、それも正しいのだろうが。
残念ながら小生にもわからぬ言葉というものはこの世の中にはいくらでも存在する。
君たちも小生に頼っていてはわからぬことが多々あるだろう。
それほど言葉、特に日本語というものは奥深いものだ。

>>269>>271>>272
あいにくだが、このスレにおいて君たち人間が小生たちの立場として出る幕はない。
君たちは、あくまで小生たち辞典から知識を引き出すことこそがこのスレでの役目である。
それゆえ君たちに小生たちのような知識は必要ではないし、
そのような知識を持つ者ならば、このようなスレを訪れる必要もない。

また、小生たち辞典もすべての知識を持ち合わせているわけではない。
日々進歩する言葉というものは、常に我々の先を行く存在である。
当然、小生たちが持たない知識はそれを補う努力が必要となる。
ならば小生以外の辞典、書物、インターネットなどを利用して、
新たな知識を得る必要が出てくることもまた必然ではないかな。

>>274
場外乱闘かね。
小生の預かり知らぬところで起こる諍い、という意味では確かに的を射た表現ではあるな。
しかし、君たちは同じ目的のためにここを訪れているのだろう。
無益な争いは程々にしておいた方がよいのではないかな。


さて、今回は>>270氏がちょうどいいお題を提示してくれたな。
くわばらくわばら……、君たち人間の中でも特に年配の者は、
よく恐ろしい目に合ったときなどこの言葉を口にするが、
この「くわばら」という言葉、
元はどのような災いを避けるための言葉だったのだろうか。
326名無しになりきれ:05/03/20 19:11:36
雷じゃなかったかな
327名無しになりきれ:2005/03/24(木) 23:02:32
>個人に対する全体(国家・民族)の絶対的優位の主張によって諸集団を全体の下に
>一元的に組み替え、諸個人を全体の目標に総動員する思想および体制。
>単純に見れば、ファシズムは全体主義に包括される。
>つまり、君の質問にはファシズムと全体主義は同義である、といえるだろうね
北朝鮮もファシズム?
328広辞苑 ◆Dic.T3.p46 :2005/04/04(月) 13:22:39
いよいよ四月、桜の季節だな。
君たち人間にとっては新年度を迎える者が多いだろう。
新たな志を抱いて次のステップへと進む時期だ。

さて、それでは前回出題した「くわばら」についてだが、小生の中には次のようにある。

桑原【くわ-ばら】
一.桑の樹を植えつけた畑。桑田。
二.(雷神があやまって農家の井戸に落ちた時、農夫は蓋をして天に帰らせなかった。
  雷神は、自分は桑樹を嫌うから、桑原桑原と唱えるならば再び落ちまいと答えたとの
  伝説に基づくという。また、死して雷となったと伝えられる菅公の領地桑原には
  古来落雷した例がないのに因むともいう)
  雷鳴の時、落雷を避ける呪文として用いる語。
  また、一般に忌まわしいことを避けるためにも言う。

とある。
>>326氏のいう通り、この「くわばら」という言葉、本来は雷を避けるためのものである。
雷のような避け難い自然現象ですら言葉一つで回避できると信じる。
鰯の頭も信心からとはよく言ったものだな。

>>280
捕手……かね。

捕手【ほ-しゅ】
野球のキャッチャー。

とあるな。
ところで捕手がどうかしたのかな?

そういえば日本のプロ野球はとうとう開幕したな。
今年は交流戦やアジア杯など新たな試みがなされる年だな。
君たちの中にも心待ちにしていた者もいるのではないかな。

>>281
ふむ、なるほどな。
たしかに質問に対して解答がなかなかこなければ訊く気も失せるというのもわかる。
それは小生の至らぬ部分だな。
これから改善するようにしよう。
329広辞苑 ◆Dic.T3.p46 :2005/04/04(月) 13:23:47
>>285
きき麒麟かね。
これは麒麟について尋ねているのかね?

麒麟【き-りん】
一.(牡を「麒」、牝を「麟」という)中国で聖人の出る前に現れると称する想像上の動物。
  形は鹿に似て大きく、尾は牛に、蹄は馬に似、背毛は五彩で毛は黄色。
  頭上に肉に包まれた角がある。生草を踏まず生物を食わないという。一角獣。
二.最も傑出した人物のたとえ。
三.偶蹄(ぐうてい)目の獣。頸と前脚は長く、現存の陸生動物中、丈は最高で、
  六メートル近くに及ぶ。アカシアの葉を食い、おとなしい。アフリカ産。ジラフ。

とあるな。
キリンといえば一般には三の意味か。
しかし、麒麟と書くなら一の意味でとることもできるな。
君がどちらの「麒麟」をさして質問しているのかは知らないが、
おそらくこれで「麒麟」ついてはわかったのではないかな。

>>286
焼きそば……焼き蕎麦。
ふむ、なるほどな。

焼蕎麦【やき-そば】
蒸した中華麺を肉・野菜などとともに油で炒め合わせた料理。
麺を揚げて別に炒めた具をかけたももいう。炒麺(チャオメン)。

とあるな。

次に「蕎麦」についてだが、小生の中には次のようにある。

蕎麦【そば】
一.(古名「そばむぎ」の略)
  タデ科の一年生作物。
  原産地は東アジア北部とされ、中国・朝鮮から日本に渡来。ソ連に栽培が多い。
  多くの品種があり夏ソバ・秋ソバに大別される。果実の胚乳で蕎麦粉を製する。
二.(「そばきり」の略)
  蕎麦粉・小麦粉にヤマイモ・卵白などを入れ、こねて細く線状に切った食品。
  ゆでて、つゆをかけ、またはつゆに浸して食う。

とあるな。

ところで、日本農林規格(JAS)では蕎麦について次のように定義している。

「三十パーセント以上の蕎麦粉を用いた麺を蕎麦という」

一方、焼蕎麦などに使用する麺は蕎麦粉ではなく小麦粉を使う。
この麺は地方によって、中華そば、支那そばなどとよばれているが、
上記の基準に照らしていえば、これらの麺は蕎麦ではなく、
この麺を使用した焼蕎麦は蕎麦ではないということになるな。

ちなみに現在日本で主流である、ソースを味付けに使う焼蕎麦は日本で考案されたものだ。
中国の焼蕎麦は「炒麺」とよぶが、その味付けには醤油、オイスターソース、塩などを使う。

「そば」を「蕎麦」と書いたときに、違和感を感じるのは、
「蕎麦」という文字から蕎麦粉を使用した「蕎麦」を連想するからではないかな。
「蕎麦」と書いて蕎麦粉を使用した蕎麦を連想するのは、君が日本人故ということなのだろう。
330名無しになりきれ:2005/04/04(月) 13:25:23
降臨記念上げ
331広辞苑 ◆Dic.T3.p46 :2005/04/04(月) 13:25:58
>>287
ビーフン、春雨、糸こんにゃく、しらたき、パスタ、ワンタンなどは麺類か否か、かね。

麺【めん】
一.小麦粉。うどん粉。
二.うどん・そうめんなどの総称。

とあるな。

さて、元々「麺」という文字は、中国では小麦粉のことをさす。
ここから中国では「麺」とは小麦粉製品全般をもさし、ワンタンや餃子なども麺と解釈される。
とするなら、同じく小麦粉を原材料とするパスタなども広義の意味で「麺」といえるのではないかな。

また、米粉を使用したビーフンや、緑豆を使用した春雨、蒟蒻芋を使用した糸蒟蒻や白滝は、
麺とはいえないという結論になるだろう。

>>288
イカ素麺は麺類か、かね。

ふむ、上で説明したように、麺とは小麦粉製品全般をさす。
ということは烏賊でできている烏賊素麺は厳密な意味では麺類ではない、
ということにならないかな。

>>289
ふぁいびっ茶がどこの特産品か、かね。

残念だが小生の中にはない言葉だな。
が、調べてみたところ、「ふぁいびっ茶」とは、
「B-DASH」というグループの「ハーコー」という曲の歌詞に登場する言葉のようだな。

彼らの曲は「純粋に音を楽しんでほしい」というコンセプトの元に、
歌詞をも音として捉えるために、英語でも日本語でもない言葉を曲にのせている。
つまり、この「ふぁいびっ茶」に特に意味はないようだ。
もちろんどこかの地域の特産品でもないな。

>>290
おや、これは失礼した。
たしかに解答がすぐに提示されないのに出題だけをするというのは問題ではあるな。
今後気を付けることにしよう。


では、今日はこのあたりで失礼することにしようか。
まだ質問は残っているが、これはまた次回に答えることにしよう。

春が訪れるとはいっても、この季節は花粉症などに悩まされる者もいるだろうな。
小生にはわからぬことだが……、そのような者にとっては憂鬱な季節ということになるのかな。
332 ◆NskLYVUp2s :2005/04/04(月) 17:53:38
凄いためになるなぁ
333名無しになりきれ:2005/04/08(金) 02:11:23
花魁
334広辞苑 ◆Dic.T3.p46 :2005/04/09(土) 12:42:18
すっかり春めいた陽気になってきたな。
学生の皆は新学年が始まって、新しいことに挑戦する良い機会だ。
若いうちに学ぶことは、すべてが君たちの人生の糧となる。
しっかりと勉学に励むといい。

>>291
あいにく小生の中にはどれも掲載されてはいない。

これらは皆、米国のBSE騒動により牛肉の輸入規制がなされた結果、
牛丼を販売できなくなった牛丼チェーン各社が、牛丼に代わるメニューとして新しく始めたものだな。

「豚めし」は「松屋」、「豚丼(ぶたどん)」は「吉野家」、
「豚丼(とんどん)」は「すき家」の商品名である。
この他、大手としては「なか卯」の「豚どんぶり」がある。

これらは名前こそ違うものの、その内容にはそれほどの差はないように思われる。
もっとも小生には味の違いなどはわからぬのだがな。

実際の商品は牛丼の牛肉の代わりに豚肉が入ったものを想像してもらえればよい。
……が、やはり皆は牛丼の復活が待ち遠しいのかな。

>>292
月の砂漠は月面の砂漠かどうか、かね。

君の言う「月の砂漠」とは、童謡の「月の沙漠」のことかな?
それとも、第五四回カンヌ国際映画祭コンペティション部門正式招待作品にもなった「月の砂漠」のことかな?
それとも、三島由紀夫賞受賞者である青山真治氏の小説「月の砂漠」のことかな?

一般の人間が「月の砂漠」と聞いて想起するのは、やはり童謡「月の沙漠」だろうな。
この童謡「月の沙漠」は、大正中期から昭和前期にかけて活躍した抒情家「加藤まさを」が、
一九二三年(大正一二年)に雑誌「少女倶楽部」の三月号に発表した詩に、
作曲家「佐々木すぐる」が曲を書き、一九三二年(昭和七年)にレコーディングされた。

さて、この「月の沙漠」の舞台はどこかということだが、
これは千葉県の御宿海岸がその舞台となっている。
決して月面の砂漠のことではないぞ。
335広辞苑 ◆Dic.T3.p46 :2005/04/09(土) 12:43:25
>>293
日影が日光を意味するのはなぜか、かね。

日影【ひ-かげ】
一.日の光。陽光。ひなた。
二.日脚(ひあし)。

とあるな。

日影が日光を意味するのは、「影」という漢字にもともと日や月や火の光の意味があるからだ。
「影」という漢字の「景」の部分、この「景」はさらに「日」と「京」にわけられるが、
「京」には高い丘の意味があり、「景」は高い丘での高まる日ざし、ひかり・けしきの意味を表す。

「影」に光の意味があるため、日影が日の光という意味を持つ。
君たちがイメージする「ひかげ」というときは「日陰」、「日蔭」などと書く。

>>294
ふむ、セックスの定義、ということだな。

セックス【sex】
一.性。性別。
二.性欲。性器。
三.性交。

とあるな。

次に「ちんぽ」と「まんこ」についてだが、

ちんぽ
(幼児語)陰茎。ちんこ。ちんぽこ。

「まんこ」については小生の中にその記述はない。
が、「セックス」と「挿入」という言葉から、まんこは膣のことではないかと推測できる。

さて、男性の陰茎を女性の膣に挿入しなければセックスといわないのか? ということだが、
小生の中に「性交」とは次のようにある。

性交【せい-こう】
男女の性的な交わり。交接。媾合。房事。

これからすると、男女の性的な交わりすべてが、広義の意味での性交、
いわゆるセックスといえるのかもしれないな。

>>295
ふむ、たしかにこうまで回答が遅れてはそのように感じるのも無理はない。
小生もまだまだ精進が足りないな。
336広辞苑 ◆Dic.T3.p46 :2005/04/09(土) 12:45:22
>>296
そうだな。
君たちのように日頃パソコン、インターネットなどに慣れ親しんだ者には、
このような形の辞書が使いやすいのかもしれんな。
infoseek マルチ辞書殿については、小生も>>7で紹介させてもらったが、
なかなか便利なものだ。

しかし、小生たちのような辞書もそれはそれで面白味があると思うのだがな。

>>297
東京ふんどし芸者について、かね。

この作品は、一九七五年一〇月一八日に公開された、東映制作のポルノ映画だな。
脚本を掛札昌裕、中島信昭両名が担当し、野田幸男監督のもと撮影された。

先祖代々芸者の血筋を引く家系に生まれた橋本和世(堀めぐみ)は、
母親の反対を押し切り憧れのOLとなるが、入社一日目の通勤電車で痴漢に遭遇する。
和世はこの痴漢を撃退するが、その痴漢が会社の社長である銭村(天津敏)であったためクビになり、
そのため心機一転母親の希望通り芸者となることを決意する。

和世の家にはお座敷に出るときに赤褌をつけるといい旦那にめぐり合えるというしきたりがあり、
家訓に従い赤褌をつけてお座敷に上がった和世は、最初の客である角井スーパー会長を昇天させる。
その後、そのスーパーが大繁盛し、このことで和世は売れっ妓になる。

そんなある日、丸亀堂の番頭をしていた和世の父・文造が現われ、
新漢方薬「曼陀羅華」の製法を完成させたという。
しかし、その原料となるカンタリスイソギンチャクの特許を銭村に売ってしまったことから、
大騒動が起こることになる。

というのが大体のあらすじだが……、まったく奇妙な作品だな。
今でもレンタルビデオなどで探せば見つかるのではないかな。
興味があるなら探してみたまえ。

>>298
政莉……政莉とはこのなりきり板にいるオリキャラのことなのかな?

http://etc3.2ch.net/test/read.cgi/charaneta2/1097760704/141

にはこのようにあるが。

政莉殿がいいかげんにしろ、とはどういうことかな。
337広辞苑 ◆Dic.T3.p46 :2005/04/09(土) 12:46:33
>>299
ジラフを麒麟とよぶのはなぜか、かね。

……ふむ、たしかに想像上の生物である麒麟はジラフ、つまりアフリカのキリンとは
似ても似つかない動物だな。

日本で最初にジラフをキリンとよんだのは、石川千代松という動物学者らしい。
が、麒麟という生物の発祥の地といえる中国では、古く明代のころからジラフが紹介され、
そのころから麒麟と姿形が似ていることからキリンとよばれるようになった、ということだ。

君たちの感覚では理解できないことなのだろうが、これは小生にも理解できないな。

>>300
「砂漠」と「沙漠」が同義か否か、かね。

砂漠・沙漠【さ-ばく】
乾燥気候のため、植物がほとんど生育せず、岩石や砂礫からなる広野。
ゴビ・サハラ・アラビアの砂漠の類。

小生の中には上記のように特別に区別はしていない。
日本では主に「砂漠」の方を用いるが、中国では「沙漠」と書くようだ。
また、砂地だけの場所を「砂漠」と書き、「沙漠」の場合は水が少なく
作物が育ちづらい荒地全般を意味する、という区別の仕方もある。

まあ、基本的に両者にこれといった明確な差異はなく、
同義であると考えても構わないのではないかな。


さて、ようやく300か……。
ちょうど良い区切りだ。今日はこの辺りにしておこう。

新学年を迎えた者たちは、今年一年の目標を立て、
それに向けて努力するというのもいいかもしれんな。

小生は……できるだけここを訪れる機会を増やすことから始めるべきか。
338名無しになりきれ:2005/04/09(土) 23:12:11
広辞苑頭いいな
339サンデー読者:2005/04/13(水) 23:01:41
『犬夜叉』というマンガに出てくる悪党はみんな笑い声が『くくく』です。
出るやつ出るやつほぼ全部『くくく』です。
いいかげん飽きました。
言葉に詳しい広辞苑さんに聞きたいのですが、もっと他に悪党らしい笑い声は無いでしょうか?
340名無しになりきれ:2005/04/13(水) 23:07:24
被爆宇宙人スペル星人が被爆者を傷つける、というならビキニをファッションの言葉にしている方がもっと失礼だと思うのですが。
人権バンザイの岩波書店の広辞苑さんとしてはどう思う?
341名無しになりきれ:2005/04/13(水) 23:10:14
釣りキチガイ三平
342名無しになりきれ:2005/04/16(土) 12:41:29
北朝鮮と国交を結ぶことを『正常化』と言う事がありますが、なんでですか?
国交を結ぶのが『正常』で、結んでないのは『異常』ですか?
それなら、台湾の中華民国と日本の関係も『異常』ということになりませんか?
343名無しになりきれ:2005/04/16(土) 12:45:46
内親王でない女性皇族を女王といいますが、外国の女性君主も女王です。
ヒラの皇族と外国の君主が同じ名称では、外国に失礼ではないでしょうか?
344名無しになりきれ:2005/04/16(土) 12:47:39
かかしを案山子と書くのはなぜでしょうか?知ってたら教えて。
345だおだお(;´Θ`) ◆DAO21gLvv2 :2005/04/21(木) 23:03:29
瓜そうめん食べたいお!
346名無しになりきれ:2005/04/23(土) 08:15:43
岩波書店は日本のマイナスイメージを与えるために意図的に翻訳書を歪曲しているようです。
広辞苑さんは、こういう出版社から出版されていることを恥ずかしく思いませんか?
ていうか、あなたの中の記述も意図的に歪曲されているのではないかと懸念を持ちませんか?
それとも、『記述するのは人間の責任だから、自分には関係ない』と考えますか?

ttp://iwaiwa.cocolog-nifty.com/blog/2005/04/post_ecb3.html

完訳 紫禁城の黄昏
 R.F.ジョンストン、中山理(訳)、渡部昇一(監修)「完訳 紫禁城の黄昏 上、下」(祥伝社)を読んだ。原書が発行されたのは1934年で、当時の状況を知る一級資料である。

 1989年に入江曜子、春名徹(訳)「紫禁城の黄昏」(岩波文庫)を読んだのは、1989年のことだ。映画「ラストエンペラー」が公開された時で、映画の原作本を読み、次にこの本を読んだのだ。最後まで読んだが正直言って退屈だった。
原書から半分近くの内容が欠落しているのを知ったのは数年前である。渡部昇一氏の著書(題名は忘れた)に書かれていた記憶がある。

 祥伝社の「完訳 紫禁城の黄昏」の上巻の1〜14章のうち、1〜10章と、下巻の16章が岩波版にはない。
これらの省略された章には主に、当時のシナ人が共和制を望んでおらず清朝を認めていたことや、満州が清朝の故郷であること、帝位を追われた皇帝(溥儀)が日本を頼り日本が助けたこと、皇帝が満州国皇帝になるのは自然なこと、などが書かれている。
国民が望まない辛亥革命で、余計に国内が混乱したことが非常によく理解できる。

 岩波版のあとがきには「本訳書では主観的な色彩の強い前史適部分である第1〜10章と、第16章『王政復古の希望と夢』を省き、また序章の一部を省略した」とある。
今回、祥伝社版を読み、省略には意図があるように感じた。皇帝は悪で、革命で成立した中華民国(と続く中華人民共和国)は善という図式を守りたかったのだろう。「主観的な色彩の強い」のは岩波版の翻訳であった。
 また、渡部昇一氏が祥伝社版のまえがきで書かれているが、岩波版には誤訳がある。
比較してみると全く逆の意味になっている。
He is the last person to do such a thing.という高校生レベルの構文を翻訳者が間違えるだろうか。
上記の省略をみると、わざとではないかと思う。

 「皇帝がだれかに庇護を求めるとすれば、世界中で一番最後に頼る人物が蒋介石と張学良であることは、あらためていうまでもない」。(岩波版、P.437)
 「言うまでもないことだが、どう転んでも、皇帝は蒋介石や張学良のような連中に避難所を求めるはずがない」。(祥伝社版、P.393)

 以上、ぜひじっくりと読んで欲しい本だ。満州帝国が日本の侵略とは単純に言えないことがわかる。
347名無しになりきれ:2005/04/23(土) 15:14:40
>>322-323
王公家軌範?ウソだろ!?
誇り高い韓民族の王族が、日本に膝を屈して皇族待遇に甘んじたわけは無い!
誇り高い韓民族の王族は、英雄的抗日戦争の先頭に立って戦ったはずだ。
ある者は戦陣に散り、ある者は捕らえられても節を曲げず従容として刑に服し、ことごとく誇り高い韓民族を大いに奮起させたに違いない!
王公家軌範など捏造に違いない!
広辞苑さん、あなたは韓日の平和のために貢献してきた日本最高の出版社・岩波書店の辞典でありながら、なぜこんなでっちあげを書いてるんですか?
これはアジア全民衆を傷つけるものです。謝罪してください。
348大沢木小鉄:2005/04/23(土) 15:18:01
なー、『ソープランド』ってなんだー?
なんか、楽しそうだよな。ソープランド。
きっとすっげえ乗り物とかアトラクションがあるんだろ?
学校図書館にあった小学国語辞典、めんどくさいけどひいてみたんだけど、出てなかったよ。
教えてくれよー。
349名無しになりきれ:2005/04/23(土) 15:52:45
人をけなしたり、馬鹿にしたりする言葉に“ノータリン”ってありますが、これは「脳味噌が足りない(脳足りん)」って意味ですか?
350名無しになりきれ:2005/04/23(土) 20:30:25
>347が噂のプロ市民ですか?
351名無しになりきれ:2005/04/23(土) 20:31:26
日本は台湾と国交を結べ。
352名無しになりきれ:2005/04/24(日) 05:58:03
確か、『台湾坊主』は日本人が台湾に言って悪い遊びをするから怒ったのだ、と朝日新聞の『フジ三太郎』というマンガに描かれていたが、そういうものなんですか?
353名無しになりきれ:2005/05/14(土) 22:28:42
うちの広辞苑がお待たせしてしまって申し訳ありません。
この際、広辞林に買い換えることにします。
広辞苑は焼き捨てました。
このスレは終わらせていただきます。皆様ありがとうございました。

   O  人
   o 人 人
   [広辞苑スレ]
   人 人 人 人    从    ゴオオオオオオオ…
  /| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|\  /:人:丶
   |  □□   |人(::( ):::ヽ人
   |  □□  丿::::::丿  レ、::::::)从       人
─卜|  □□ 从(:::人::(    ):::::::::::人:ヽ从   /:人:丶
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                     ゙ー ′ (  ̄ ̄ )( ̄ ̄ )   \_ノ、_ノ

                                                            幺夂
                                                            小 ミ




354支那政府:2005/05/14(土) 22:29:51
中国生まれの漢字を勝手に使うくせに靖国神社に参拝するとはふざけてるな。
355名無しになりきれ:2005/05/14(土) 22:32:00
裸の女王様の行列は街を堂々と進んでいきました。
『何にも来ていないや』と少年が言いました。
羞恥を覚えた女王様は股間から熱い汁を流し始めました。
そして坊やを呼び寄せると自分の股間に押し付けました。
356名無しになりきれ:2005/05/14(土) 22:32:51
×『何も来ていないや』
○『何も着ていないや』
357名無しになりきれ:2005/05/14(土) 22:47:20
このスレも廃れたね。
広辞苑さん、ご苦労様でした。
ゆっくり休んでください。
358名無しになりきれ:2005/06/13(月) 23:23:17
 
359高句麗 ◆OIZKOUKURI :2005/06/19(日) 04:13:43
麒麟はあの朱雀百個とかの4咆哮の誓従の真中を守護する交流と同等の能力を持つとされる誓十打
360名無しになりきれ:2005/07/11(月) 00:41:38
age
361小路・凛:2005/07/11(月) 17:01:41
広辞林なんですけど、ある朝急に人間の姿になっちゃいました。
人間の服ってなかなかめくれないんですね。
今まで毎日めくられまくったんでちょっと不満です。
362小路・凛:2005/07/11(月) 17:02:29
隅から隅まで見られるのが辞書の幸せなのに。
これじゃ、あんまり素肌が見れませんね。
363小路・凛:2005/07/11(月) 17:02:58
でも、人間はスカートをめくったらはしたないんですよね。
364小路・凛:2005/07/11(月) 17:04:04
でも、めくろうと思えばめくれるんですよね。
どうして、こんなめくれて困るものを女の子に穿かせるんでしょう?
365小路・凛:2005/07/11(月) 17:05:08
広辞苑さん、どこへ行ったんでしょうね。
やっぱり燃やされたのかな。
かわいそう。
366小路・凛:2005/07/11(月) 17:05:42
ふうん、女の子の胸って柔らかいものなんですね。
367名無しになりきれ:2005/08/05(金) 03:38:54
時代はグーグルなのか…
368名無しになりきれ:2005/08/24(水) 11:03:23
クラスのあの子は夏休み中に大人になっちゃうんでしょうか?
369名無しになりきれ
>>368
高校生?ならないよ。