突如現れたグラコスが兵士を巨大な津波に飲み込んだ。
デュランから手渡されたペンダントを持ったレイチェルは、
大粒の涙を流して座り込んでしまった
レ「だって……あなたは……あなたは人間です……。
あなたは絶対に……絶対に死なせません……必ず方法を探しますから……。」
レイチェルはふと、手元のペンダントを見た
ペンダントは汚れの無い彼女の涙に濡れていた
それを見た彼女の目に涙が浮かび、またペンダントを濡らす
レ「デュ……デュラン様!デュラン様ー!」
レイチェルは大声で叫ぶと、よろよろと立ち上がりデュランの気を感じる方へ走り出した
−その頃
ランディはルビカンテとデュランのいきなりの乱入、そしてその成り行きをじいっと見つめていた
ラ「(……まだか、あんな強くもないが、何か不思議なものを発している奴は。)」
そんな風に思案している時に、ルビカンテが再び立ち上がり臨戦体制へと入った
ラ「読みが外れたか。」
ランディが立て掛けて置いた槍に手を伸ばそうとした時、五階の窓から機忍が飛び出した
上空の存在から感じた感覚、ランディは逃さなかった
ラ「そう。」
突然飛んできた短刀を篭手で凪ぎ払い、その機忍の動きうる方向を全て読み槍を構える
ラ「射程圏内だ、逃がさんさ。柔の槍をお見せしようか、ルビカンテ「殿」。」
ランディはルビカンテの方に軽く合図し、機忍の迎撃への体勢を取った
ラ「(ルビカンテ殿、か。口だけの武人で無い事を祈るか。)」
急に目の前の機忍が全身から毒の霧をオーガスへと飛ばす
「痛っ!!なんじゃい!?」
その時、誰かがオーガスの剣をパクって逃げた。
オーガス「あ!しまった〜・・・でもたしか・・・あの剣は単なる飾りだったから、
威力も価値もたいした事なかったよな・・・じゃ、追わなくてもいいか」
引き続きオーガスは変な方向に首を倒している機忍に説教を続けた
「Gruuuuuuuuu……」
突然の白騎士ワーゲルの乱入にたじろぐデュラン。今の自分は理性をギリギリで保っている状態である。
そんな状態で少しでも力を使えば、意識の奥底…同化したベゼッセンが頑張って残りの魔力開放値をあげまいとしているのを無駄にしてしまう。
そして一度最高魔力開放値に達すれば、自我などたちまち吹き飛ぶだろう。そうなれば半径数十kmに渡ってこの一帯は魔力に汚染された焦土と化すだろう。
それだけは何としても避けなければならない事態である。
「Gruuuuuuu……」
そうと決まれば、足元に無様に転がっている時を止められたFALCONには悪いが、ワーゲルと戦う訳にはいかない。
背中の八枚の翼を広げてこの場から逃れようとする。
(デュランの一撃で崩れた城壁から急いで離れる)
え、偉い目にあった(;´д`)
(半ば崩れた兵舎からフレゼリアの騎士達が走り出てくる)
これは良い所に聖騎士ご一行(;´∀`)
(内心、ほっとしながらこの隙に物陰に隠れようとする)
おや、レイチェルさん。
(何事かと思う間も無く、レイチェルはデュランに語りかけ始める)
美しき騎士道精神(つД`)・゚・。
しかし…。
(異形のデュランを見上げたまま、数歩後退する)
今のあの方に、通じるものでしょうか。
(そこに馬の嘶きとともに、数人の騎士と彼らを率いるカイザーが姿を現す)
おや、カイザー卿(´∀`)
(慌てていい加減な会釈をしながら、経緯を説明しようとする)
城下の不審火で駆けつけたのですが、私がついた時にはデュランさんは…。
(更に力を強め、巨龍と化したデュランを見る)
とにかく、戦力を集めましょう。
これは邪教徒の陰謀に違いありません(´∀`)
ユメモチ上官なら魔物化した人の事もわかるかもしれまぶふa
(グラコスの津波が市街を水浸しにする)
危うく逝くとこだった━━━(´Д`)━━━━!
あ、火事が消えてる…
消火活動お疲れさんです(´∀`)
そこの方も逃げないと危ないですよー
(ワーゲルの姿を認めるが近眼の為、姿は良く見えないらしい)
>そこに馬の嘶きとともに、数人の騎士と彼らを率いるカイザーが姿を現す
「あらら…とんだ邪魔がはいったね」
残念といった顔をし、構えていた銀のサーベルを腰の鞘に戻す。
「この続きはまた今度ということにしようか……次こそは僕のものにしてみせるよ」
その言葉と共にワーゲルは白い霧になり、空中に四散した。FALCONに施されていたワーゲルの術式が解ける。
一瞬の隙をついた機忍が全PCの頭上に不意打ちで攻撃
ランドールから、今までの経緯を聞く。
「・・・そうか、やはりあの龍はデュランなのか。
どうにかしてやらないとな。あいつもあのままじゃ可哀想だ」
その時、全身が白い武具に囲まれた騎士を発見する。
「貴様、普通の兵じゃないな・・・何者だ!」
そう問いただすが、その白の騎士は幻のように空へと消えてしまった。
「あいつは一体何をするために来たんだ・・・?」
だが、その答えに一番近いデュランは今は会話すらできないであろう状態である。
ふと横を見ると、歯を食いしばって遠くを見つめているFALCONが立っていた
「何してんだFALCON。何か見えるのか?
もしかして寝てるのか。・・・仕方ない」
近くからバケツに水を汲み、その水をFALCONにぶっかける
その時、何かを感じ取った俺はとっさに後ろへと下がる。
すると、さっきまで俺がいた場所に、機忍が短剣を持って降ってきた。
「危なっ!どこから跳んで来たんだ!?
お前、凄いな・・・って、誉めてる場合じゃないよな。」
剣を鞘から抜き、戦闘の構えを取る。
どうやらまだまだ戦いは続きそうだ
ルビカンテはランディと機忍の戦いの結果を見抜いた
「あの忍は隙がない。だが、あの槍の前は恐らく…」
ルビカンテはそう呟きながら城一帯から不思議な気が消えるのを感じた
「あの方が言っていた戦士か。相変わらずの威圧感よ」
>792
「!!!!」
不意を突かれ、首の外骨格と外骨格の隙間を切り裂かれる。
「Gyaaaaaaaaaaaa!!!!!」
動脈を切られたようで、辺りには大量の血が雨のように降り注ぐ。しかし驚異的再生能力で瞬時に再生する。
だがこれがデュランを更なる高みへと昇化させるには充分なものだった。動脈を切られたショックで、再生に回した魔力が暴走をし始めた。
「Syhaaaaaaaaaaaaaaaaaaa!!!!!」
緑玉の瞳が漆黒に変り、頭部が血を吹き上げながら縦に裂けたかと思うと、双頭になり、体の各所は外骨格を砕きながら強化され始めた。
「SYAAAAAAAAAAAAAAAAA!!!!!!」
双頭の竜となったデュランには、もう理性は残されてはいなかった。それが証拠に双頭に魔力を収束させ、近くにいたカイザー目掛けて二つの口内から魔力を放った。
荒れ狂った漆黒の魔力弾が飛来する。
時を解放され惨めったらしく動き始め、白騎士が消え去った方を見つめ、悔しさの余りに震えながら立ち尽くす。
立ち尽くしていたところに心配したのか、カイザーが水をぶちまけるが、それでも立ち尽くし考え込んでいた…どうすればまた強くなれるかと。
突然、上から機械忍者がクナイで切りつけてきた、FALCONは反応できず肩を負傷してしまう。
「どどん波ーっ!!!」
しかし、どどん波は出ない…気の力も使えない…
そこに、デュランがカイザーに魔力弾を放ちその爆風で機械忍者は消滅し、FALCONは瀕死の重傷を負ってしまった。
「クソッ…俺は…強くなりたい…そのためにも…負けてたまるかーっ!!!」
瀕死の重傷ながらも立ち上がり、渾身の力でデュランに刀で斬りかかる…しかしその威力は子供が棒きれで叩くのと同じくらいの威力…デュランには効かないだろう。
797 :
名無しになりきれ:04/12/08 14:13:54
ぬ
る
ぽ
>渾身の力でデュランに刀で斬りかかる
体高が10メートル以上もある、漆黒の外骨格に覆われた双頭の竜となったデュランの足元にFALCONが刀で斬りかかって来る。
刀は外骨格に容易く弾かれ、パキっと中程から真っ二つに折れ、折れた刀身が宙を舞い地面に突き刺さる。
「SYAAAAAAAAAAAAAAAAAAA!!!!!!」
二又に分かれた尻尾を横に払い、FALCONを薙ぎ倒す。しかしそれは薙ぎ倒すというレベルでは無かった。
尻尾の太さは丸太以上であり、、強固な外骨格に覆われた尻尾の打撃はFALCONは木の葉のように空へと容易く吹き飛ばした。
「Gyuuuuuuuuuuuu………」
双頭に魔力を集中し、先程よりも収束率が高められ魔力が口内に充填され始める。そして放たれた。
「SYAAAAAAAAAAAAAAAAAAA!!!!!!」
双頭から放たれた魔力はレーザー状であり、それが二つの黒い光線となって城壁を貫通し、街を飛び越え遥か彼方へと伸びた…そして閃光。
遥か彼方から眩いばかりの閃光が巻き起こり、辺りを昼間のように明るく照らし出す。見れば彼方ではきのこ雲が闇夜を切り裂いて空へと伸びるのが、此処からでも見えた。
それはかつてデュランが一つの街を消し去った魔の光。レーザー状にまで収束された魔力が一気に解放されれば、その威力は核に匹敵し、放射能の代わりに
数千年に渡って害を及ぼす高純度の魔力汚染を引き起こす。そうなれば生物は生きられない。また一つ、大地が不毛になった。
「Gyuuuuuuuuuuuu………」
強力な一撃を放った為、首を覆う外骨格が順々に開放され、そこから熱を逃がして強制冷却を行う。外骨格の下のえらで外気を吸入している。
「Gyuuuuuuuuuuuu………」
冷却し終わり、騎士達に向き直る。血走った漆黒の瞳が威圧するように全員を睨みつけている。そして
「AAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAA!!!!!!!」
咆哮しながら突っ込んできた。双頭で噛み砕こうと騎士達に襲いかかる。
「Gyuuuuuuuuuuuu………」
↓
「ぎゅううううううううう・・・・・・」
>799
その泣き声ってなんだかゴマちゃんみたいだな…やべ、かわゆい。
刀を折られてしまったが、まだ戦意を喪失させず立ち向かおうとした瞬間、デュランの尾でなぎ払われ吹き飛ばされる。
正に今、命の火種が尽きそうになったときFALCONはある幻覚を見た…ある男と女がFALCONを見下すように見ている。
(やめろ…俺を…そんな風に見るな…それに…貴様らは…誰だ?)
しかし、幻覚は消えない…この幻覚の人物らはFALCONの両親…
自分の心の片隅にある両親の姿と自分自身への劣等感を感じこの幻覚を見ているのであろう…
「俺をそんな目で見るなーっ!!!」
FALCONは立ち上がり絶叫した、この雄叫びに近い絶叫は聞くもの全てを震わすだろう。
この絶叫と共に、修行で身につけた力も復活しスーパーサイヤ人に変身した。
しかし通常の変身ではない、髪の色がいつもの金髪よりさらに明るく、体も一回り大きくなっている。その姿は昔、南の銀河を破壊しつくした男にそっくりである。
変身が終わり辺りを見回すと、デュランが仲間を襲おうとしている、FALCONは緑色のオーラを発しながらデュランの前に立ちふさがった。
「俺の仲間を襲わせはしない…」
FALCONは手のひらに気を集め、デュランの双頭の内の一つを光弾で消し去った…直線上にあった月と共に…
こんどはFALCONがヤヴァイ強さになっちゃったよ。どうするの?オーガス?
FALCONよ…お前はブロリーか?
>デュランの双頭の内の一つを光弾で消し去った
「GYaaaaaaaaaaaaaaa!!!!!」
辺りには、身を震わさんばかりの人外の者の絶叫が響き渡る。片方の頭部を失ったデュランは、バランスを崩して城壁にぶつかった。
城壁がデュランの巨体により、轟音を立てて崩れる。もうもうと立ち込める土煙の中、頭を失った片方の首がのたうち、辺りに鮮血を雨のように撒き散らしている。
「GRuuuuuuuuuuuuuu………」
しかし失った頭部は直ぐに再生し、先程の強烈な魔力の一撃を口内に収束していた。
「SYAAAAAAAAAAAAAA!!!!!」
土煙を裂いて一条のレーザー状の魔力がFALCONに伸びる。
805 :
名無しになりきれ:04/12/08 15:31:03
最強の二文字に取り憑かれし男
その名は・・・F A L C O N
妄執の果てに得る物は一体・・・
FIN
>805
つまりFALCONがどうしても最強なわけなんだな…じゃあ、FALCON一人を敵陣に突っ込ませればいいじゃん。
大丈夫。デュランも最強。
>807
でも、なんだかんだ言ってもまだ仲間を一人も殺していないよな。
全て未遂に終わっているし。しかもレイチェルに対してなんか異様に固執しているような…
つまりはFALCONと竜化したデュランだけでこと足りるというわけか。
FALCONはなぁ、最強スレでのDBの沽券を復活させようとがんばってんだよぉ…
其処でスケルトン総書記ですよ。
>「SYAAAAAAAAAAAAAAAAA!!!!!!」
突如、デュランが叫び声をあげる。
その声は今まで以上の狂気に満ちていた。
力の集まりを感じたカイザーはデュランの方を向く。
「・・・・・・・っ!!!」
だが、カイザーが振り向いた時、
すでに激しい熱気と共に、暗黒の魔力弾が目の前に迫ってきていたのであった。
(やばい!このままじゃ・・・)
カイザーは避ける間もなく、その魔力弾に飲まれていくしかなかった。
攻撃が直撃した衝撃で、黒き爆風が巻き上がる。
周りの機忍達はその爆風に飲まれ消滅してゆく。
黒き煙が辺りを包む・・・
・・・だが、その時であった。
黒き煙から光が溢れ出す。
光が膨張し、ついには黒き煙を吹き飛ばす。
その中心部、そこには燃え盛る炎のような白銀のオーラを放つカイザーが立っていた。
カイザーの周りは激しい気のぶつかり合いがあったのを予測させるほどに土がえぐれていた。
「ふぅ・・・くそ、聖闘気を使ってなかったら死んでたぞ・・・!」
再び戦いの構えを取ろうとするカイザー
・・・が、足が付いてこない。思ったよりも気を使いすぎたようだ。
(他の仲間に任せるしかないみたいだな・・・)
カイザーは無念に思いながらも、安全な場所まで足を引きずりながら移動し、
その場所で、他の仲間の戦いを見届ける事しかできなかった
813 :
兵士:04/12/08 15:52:28
こらこら何を立ち話しとるか
大体なんでスーパーサイヤ人なんだ?
FALCONってサイヤ人?
>814
一応サイヤ人で鶴仙流の武術家
DB厨はイラネ。しかしFALCONには節度を守ってもらいたいものですなぁ…
スレの空気を呼んだのか、
カイザー選手、後退しましたぞ!
>812
カイザー!俺はお前を待っていたのにぃぃぃぃぃぃ!!!!!!
>816
つうか、FALCONは一度一般人以下になってサイヤ人棄ててやり直そうとしてんのに、デュランが最強厨化してたから、それに便乗して出しただけじゃん?
>819
でも、レイチェルになんか渡してたよな。それで恐らくデュランは死亡するとおもわれ。
>820
このスレで初めての死亡キャラとなるのか?
オリキャラハン初の試みか?
ここを雑談スレにしてるのは何かの嫌がらせか?
823 :
名無しになりきれ:04/12/08 16:36:45
じゃあ、避難所で雑談すか
>823
いくべいくべ。
死亡したら幽霊スレか。
幽霊スレくんな
>827
恐らくどちらも殺せないと思うぞ?
ま、デュランは放っておいても戦線を離脱しそうだが……
レ「え?」
レイチェルは突然現れた機忍になんとか気付いたが、
余りの速さに瞬時に判断する事が出来ず、無意識槍を上に翳した
だがそれで十分だった
機忍はいきなり向けられた槍に顔から貫かれた
レ「……。」
レイチェルはFALCONと戦っているデュランの方へ走り出した
持っていたペンダント、これに僅かな希望を託して……
レ「デュラン様……私の事を助けてくれたあなたに、
こんな賭をしなくちゃいけないなんて……正直嫌です。」
突進する彼女の目にまた涙が浮かぶ
レ「(お父さん、お母さん、私に力を!奇跡を起こす力を!)
デュラン様ー!元に戻って下さぁいっ!!」
ラ「甘い。」
ランディは真上から現れた機忍に鉄拳をお見舞いし吹っ飛ばし
目の前の機忍も顔面に鉄拳を叩き込み吹っ飛ばした
手甲しか着けては居なかったが、怪力故に威力は半端では無いだろう
ラ「ルビカンテ殿、あんたを武人と信じて言うが、勝負は一時お預けけだ。
俺は妹を助けに行く、不意打ちをしたければしろ。」
ランディは怪力を生かして地面を蹴り、デュランの方へと高くジャンプする
ラ「狙うのは胴体、動きの止まるあのツボを狙うしか無いな。
怪力と重力を生かして確実に貫き、槍を刺したまま離れ再生速度を減らす。」
ランディがデュランの真上から槍を翳して降ってきた
だがレイチェルはそんな事には気付かない
デュランのみを見つめてひたすら駆け、近づくのみだった
ランディがジャンプした後、ルビカンテはデュランの方へテレポートする
「面白い男だ…暫くは協力しよう」
走るレイチェルの目の前に現れたルビカンテはレイチェルを制した
「待て…
そのペンダントは魔性の物…我が癒しの光を集中すれば、この呪いを浄化出来るだろう…」
ルビカンテはまるで事情を知っているかの様に呟く
「とにかく今は君には危険な状況…私がそこの彼(FALCON)と協力して時間を稼ぐ
この光の効果を使うかは君に任せよう…」
ルビカンテは深紅のマント翻して、FALCONの隣に立った
*癒しの光
・有る範囲全体のHPMP全快+ステータス異常回復+戦闘不能回復
・自分には効果が無い
・その力を集中させれば呪いを打ち消せる?(デュランの同意も必要)
・使用回数期限は後一回
「あの気弾を喰らい…まだ…生きてるか…再生か…厄介なものだ…」
デュランの頭を吹き飛ばし、怯ませたがそれはデュランを怒らせただけ、怒りのデュランは核兵器クラスの魔力のレーザーを放ってきた。
「上等だっ!!!」
FALCONは手のひらに気を集中させていき城とほぼ同じくらいの気弾を作り上げていく。
しかしその気弾はどんどん小さくなっていき、最終的にはピンポン玉と同じくらいの大きさになってしまった。
「真・鶴仙流最終奥義…魔人消滅弾!!」
そのピンポン玉くらいの気弾をデュランのはなってきたレーザー直撃させる。
するとその気弾は瞬時に大きさが城くらいに戻り、デュランのレーザーとFALCONの気弾がぶつかり合い激しいスパークが巻き起こる。
833 :
名無しになりきれ:04/12/09 17:50:25
ルビカンテってFF4?
ageちまった・・・スマソ
遠くの尖塔の頂点に立ち、動向を見守る白騎士ワーゲル。
「おやおや。派手にやってるねぇ…仕方が無い、僕の銀竜を貸してあげるよ」
銀のサーベルを抜き、切っ先で空間に白い魔法陣を描き出す。
「流石にこれ以上一方的過ぎるのは見ている側としては面白くないのでね。
せいぜい黒騎士の彼には苦戦をしてもらわないと……」
銀色の鱗に全身を覆われた美しい一頭の巨大な竜が魔法陣から現れ、黒い竜と化したデュランに向かって羽ばたく。
「ツィーネルズィルバー、あの騎士達を助けておやり」
ツィーネルズィルバーと呼ばれた銀竜は、長い首をしならせて主を振り返り、美しい鳴き声で応えた。
城の遥か上空にまで高度を上げたツィーネルズィルバーにとって、そこからは戦場が一望できた。
「Kyuuuuuuuuuuu……」
気高い声音で吼えると、口内に魔力を集中させていく。
「AAAA!!!!」
白銀の光弾が遥か上空より飛来し、デュランにピンポイント爆撃を行う。