清川望は夕御飯を食べながら、七時のニュースを見ていた。
すると、「伊集院施設軍隊、暴漢対策の訓練」という見出しが出ていた。
清川「ふ〜ん、そんなことやってたんだ。」
そこでは血糊を使った本格的な訓練と称されていた。
清川は食事を終えて、2階に上がった。
彼女はベットに横になった。
清川「でも、あのシコルスキーって何物なんだ?まあ、ネタだよな。」
その時、窓ガラスが割れる音がした。
清川はあわてて見ると、そこに一人の外国人が立っていた。
???「君は清川望サンだね。マア、俺ノ名前ハ分カッテイルネ?」
清川「まさか、あんたはシコルスキーだな。」
シコル「ソノ通リ。ソレニサッキにゅーすデ面白イ事ヤッテタダロウ?」
清川「伊集院君のうちの?でもあれは訓練だろ?ニュースでいってたぞ。」
シコル「確カニ、アンナ事ガ表ザタニナッタラマズイヨナ…。
本当ハ俺ガ潰シタンダ。俺ヲ拘束シヨウナンテナメタ事スルカラナ…。
ソレニアレハ血糊ナンカジャナク本物ノ血ダゼ…。何人死ンダカナ?」
清川は顔面蒼白になった。しかしすぐに取り戻して
清川「いいかげんな事を。これでも食らえ!!」
そういうと清川はある構えになった。
清川「水竜破!!!」
彼女はシコルに必殺技をぶつけた。
シコルの後ろの壁は丸々吹き飛んだ。
しばらくすると、煙が晴れてきた。
清川「どうだハァハァ、参ったかハァハァ。」
しかし、清川はその様子を見て愕然とした。
奴は何事も無かったようにそこに立っていたのだった。
シコル「ヤレヤレダナ。コンナ子供騙シデ俺ヲ倒ソウダナンテ…。
ジャア、予定通リ誘拐サセテモラウヨ。」
そういうと、奴は清川の腹を殴った。
清川は気絶した。
そして、シコルは清川を連れて行った……。