わしが男塾塾長江田島平八である！！

【松尾　鯛雄】
お笑いメンバーと思われがちですが、「撲針愚」や「羅惧美偉」での
奮戦は記憶からはずしてはいけません。特に「撲針愚」においては一号生の中から
「日頃自慢のバカ力でアメリカ野郎のド肝抜いたれやーっ！！」と
声援が送られています。そう、一般的イメージで行けば「こりゃだめだな」などと
罵声が飛びそうなものですが、松尾には勝利の期待が寄せられていたのです。
松尾は男塾一号生の中でも桃・富樫に次ぐ実力者であった事が分かります。
（つまり、Ｊや虎丸がいなかったら、驚邏大四凶殺に出陣するのは
松雄だったと思われます。危ないところでした……。）
さて、その松尾がなぜ敗れたかといいますと……
やはり、不肖田沢の作戦が悪かったのでしょう。
勝利確率９９％、これがいけませんでした。富樫らの活躍を見れば分かる通り
「勝利確率９９％」というのはたいてい打ち破られ、「成功確率１％」などというのは
多くの場合成功するものなのです。おそらく、あのキース・ジャクソンなる
亜米利加人は「閃き」「必中」「魂」などを使っていたのでしょう。

……松尾、悪かった。