>>60 うむ、姫はファミスタで勝てば何でもさせてくれると言ったのでな、
我は密かに使いこんでいたナムコスターズをチョイスしたのだ。
初代ファミスタにおけるぴのは走力24で一度出塁すれば3塁までは進めるからのう。
またリリーフきゃらかのカーブシュートがともに14で切れ味抜群ということも
忘れてはならぬポイントよな。おお、せひうすのフォークボールも抑えておかねばなるまいて。
というのも彼奴のフォークボールは毎回落ちるのではなくたまに変化しないため、
フォークボールの音に反応して見逃した場合に1ストライクを稼げるからのう。
さて一方で姫はレールウェイズやフーズフーズといった連合チームではなく
ホイールズをチョイスしおった。我はこの時点で浮かれきっており
姫がホイールズを選んだ意味などはまったく理解しておらなんだ。
我の先攻で試合は始まった。姫の先発はかけはたである。このかけはたが手強くてのう。
というのも速球を投げずとも通常のボールでも速球並みの速度(130km)をはじき出すでな。
さらにカーブシュートの数値が8で、打ちにくいコースにビシビシ放りこんでくるのだ。
我もぴののバントヒットで対抗し、早速2盗を狙ったのだ。ところが何たるコトか姫は
十字キー下+A同時押しをマスターしておってな。かけはたごときならば画面が切り替わってから
走っても2盗できると思っていたぴのがタッチアウトされてしまったのだ。その後はぴのの前に
足の遅いランナーを出塁させる、というエグイ作戦を取られてしまい、ぴのの足が完全に殺されてしまったのである。
姫のバッティングがこれまた巧妙でな、我の配球を見抜いて的確にヒッティングしてくるのだ。
十字キー上+Aでの叩きつけ打法をあれほど上手く使いこなす兵(つわもの)は我が配下にもおらず、
ホイールズのスーパーカー打線にいいように弄ばれてしまったのだ。
せひうすのフォークボールは落ちないところを痛打されるわ、きゃらかは粘られてスタミナ切れに
なったところをこれまた痛打。ヒットエンドランまでも鮮やかに決められ、もはや我になすすべなし。0対6の完敗であった。
話を聞けば侍従の娘どもと毎晩のように対戦していたというではないか。さらに聞くと侍従の娘のほうが
姫より強いとのこと。我は驚愕し戦慄し、姫と致すことを諦めた次第である。
>>61 何であるか。