★挽肉・Ｏ十郎★

兄さんが消えてから、どれだけの時間がたっただろう・・・
そのわずかの間に、僕はこんなにも大きくなった・・・。
僕は考える・・・兄さんの事を。
兄さんが辿った運命は・・・再び僕に降りかかるのだろうか。
・・・正ちゃん、味はともかく長靴いっぱい食べたいや・・・。

兄さんって肉Ｑ？

>>2
兄さんが僕の傍にいた時、僕はものも考えられない挽肉だった・・・
時を経て整っていった挽肉の配列は僕に考える力を与えたけれど、
その時には兄さんはもういなかった・・・。兄さんの名は肉Ｑ・・・
姉さんの語る思い出の中の名前・・・・・・
正ちゃん・・・アルコール調達できる・・・？

弟さんですか、がんばれ

凄いセンス。うらやましいです

>>4
弟・・・、僕は兄さんの弟だ。・・・けれど兄さんとは違う・・・兄さんは
肉塊・・・僕は挽肉・・・そう、それだけ僕は兄さんより柔軟なんだ。
兄さんの思考は、結局ネガティブな方向にしか向かなかったけれど、
僕は違う・・・そう、柔軟で前向きなんだ・・・深く沈んだ沼地の泥のように・・・
正ちゃん、おつまみはサラミがいいな・・・

>>5
センス…感覚・・・すごいセンス、すごい感覚・・・。これは羨むような
ものなのだろうか・・・兄さんは結局、その感覚で自滅してしまった。
僕も兄さんと同じ道を歩むなら、同じように滅びてしまうのだろうか。
僕は滅びたくない、滅びたくないんだよ・・・。
正ちゃん・・・、つまようじ食べたいな・・・。

僕の投げ入れた石は､腐った心に波紋を作る．．．．｡
少しずつ輪を広げ､知らない誰かに僕が生まれる｡
濁った水をかき分けながら､仲間を探そう｡
泥の味に喉を潤しながら､溶け落ちた涙を集めよう｡
崩れた形は､もう戻らないけれど．．．それでも､僕は水面に手を遊ぶ｡
浮いている油は､閉じ込めた誰かの泣き声｡
決して交わる事は無いけれど､他の誰かの悲しみを知っているんだ｡
．．．．残った最後の種を､僕は見つめている｡
自分を重ねて．．．．誰かを求めて．．．．｡
それは､僕の残した僕だから｡
僕の落とした､汚い肉汁だから｡

>>7
昔、兄さんだった肉片が・・・それでも何かを伝えたくて、再び
僕の前に現れたの？人の形・・・人ってなんだろう？
決められた形をしていれば、それは人なのだろうか？
・・・それならば僕は人ではない。・・・だけど、僕は人になりたい。
正ちゃん・・・アイスが食べたいよ。

ハンバーグ作っていい？

卵、混ぜたい

>>9
真実の姿・・・、挽肉である僕はハンバーグになるべきなのだろうか・・・。
だけど、僕には「真実」がわからない。本当に真実事なんてあるの
だろうか。この僕の目に見える世界は、他の人に見えている世界と
同じなのだろうか、色は・・・、匂いは・・・。正ちゃん・・・はやくしてよ・・・。

>>10
他の者と混ざる…、なぜこの言葉が、僕をこれほど不安にさせるの
だろうか・・・。他人と混ざると汚れてしまうから・・・？
他人を僕が汚してしまうから・・・？わからない・・・。わからないんだ。
正ちゃん・・・、卵ご飯が食べたいな・・・。

100gおいくら？

>>12
今日もまた、僕の仲間だったモノが人間に消費されてゆく・・・。
人間はいつの時代も欲する事をやめない・・・。
やめることは止まることだから・・・、止まることは滅びる事だから・・・。
けれど、欲し続けるその先にあるのも破滅へと続く闇・・・。
正ちゃん・・・、小腹が空いたよ・・・・。

おなか空いてきました・・・

>>14
人間はモノを食べなければ存在し続けることはできない・・・。
食べられるモノは、食べられる事でその人間の一部になる・・・。
いったい、一人の人間が生きている間に吸収する、一生は
どれだけの数になるのだろう。木構造を葉から辿るがごとく
統一される一生達・・・。その頂点は何を見るのだろう・・・。
正ちゃん・・・ぐずぐずしないでよ・・・。

お前、来ないとか言ってなかったか？
俺の勘違いだったのかよ！
復活おめでとうございますだよ！
でも何で正ちゃんに対して偉そう何だよ！？

>>16
知らない・・・僕は君の事を知らないよ・・・僕には君の記憶がない。
けれど、君が言う、来ないと言った人は多分、僕の兄さんだと、
思うんだ・・・。僕は兄さんとは違うんだ。そうでなければ・・・僕は・・・
僕は・・・・・・。・・・・・・正ちゃん・・・焼き鳥が食べたいよ・・・。

>>17
知らないのかよ！？
…当たり前だよ！
旧姓はビオレッツエだよ！
久しぶり…いや、はじめましてだよ！
でも正ちゃん、もう大人じゃねーのかよ！？
まだ食事運びしてんのかよ！

炒めたい・・・

>>18
魂のレベルで違うんだ・・・そう、僕は兄さんじゃない。兄さんは多分、
（>>7）だと思うんだ・・・。あの時、あの場所に確かに僕はいたけれど
兄さんではないんだ・・・。あれから5ヶ月・・・正ちゃんは兄さんの
託した僕の世話をしてくれる・・・。・・・正ちゃん、僕達親友だよね・・・。

>>19
人間は火を使う・・・火は人間と獣を区別するものの１つ。
火を使う事で、人間は自分達の可能性を絨毯のように大きく広げた・・・。
けれど、大きく広げすぎた絨毯は、時として自分達の目の
届かないものになる・・・。持て余し焼かれた魂は己が罪・・・・・・。
正ちゃん・・・お水が欲しいな。

>>20
もしかしたらそうかとも思ったよ！
でもお前は兄に似てるよ！
文学板住人っぽいよ！

>>21
いつも聞く姉さんの言葉・・・僕は兄さんに似ている・・・。けれど
僕は僕と兄さんの不一致を見つけにきたんだ・・・。
生きていく事は自分を知る事。兄さんを知り、僕と兄さんの違いを
知る事は僕を知る事・・・。僕は僕を知らない・・・だから僕は僕を
知りにきた・・・。だから僕の存在は、この場所の存在そのもの・・・・。
正ちゃん・・・にんじんいらないよ・・・。

ピーマンに詰めたいよ・・・

>>23
昔、精肉工場にいた時にも、僕をつめようとした人がいたんだ。
怖かった・・・とても、怖かったんだ・・・。
だから僕は逆にその人を箱に詰めたんだ。・・・小さい箱だった。
けれど一生懸命僕は詰めたんだ・・・。
正ちゃん・・・なんだか眠いよ・・・　枕を・・・　正ちゃん・・・。

ところで、挽肉って何だよ！？

>>25
ひき肉……ミンチかと。

>>26
ぐちゃぐちゃかよ！

ミートボールとかどうよ？

>>25
挽肉・・・、細かく分断された肉粒・・・・・・僕の身体はその集合体・・・
一粒、一粒の・・腐肉のエネルギーが僕を形作っている・・・
正ちゃん・・・だいこんおろしは必要だって言ったじゃないか・・・

>>26
ミンチ・・・そう僕は・・・生まれたばかりの僕は、何度も、何度も
刻まれたんだ・・・　僕の身体は四散し、けれど何度も集められ
何度も・・・何度も・・・そして僕はこんな身体になったんだ・・・。
正ちゃん・・・　この醤油甘いよ・・・？

>>27
ぐちゃぐちゃ・・・　僕はその言葉が嫌いだ・・・。　僕がなんの
まとまりもない頃・・・外の世界で会った・・・はじめて会った人間が、
僕を指差しそう言ったんだ・・・。
その時、僕にはたいした知能はなかったけれど・・・本能・・・本能
だったんだ・・・。だから、君もそれ以上、その言葉を言わないで・・・
きっと僕は君を許せないから・・・。
正ちゃん・・・　小腹が空いたね・・・・・・。

>>28
ミートボール・・・　肉団子・・・　人間達は何故、食べ物を調理する
のだろうか・・・。始めは、なま物を腐らせない、なま物でお腹を
壊さないための生きる知恵だったのだろうか・・・。
延々脈脈と人間達に受け継がれたこの行動は、着々と地球を食らう・・・
正ちゃん・・・　なんだかさっぱりしたものが食べたくなったよ。

餃子につめるのはあり？

肉まんは？

>>32
どうして人間達は僕を詰めたがるのだろう・・・
自分が詰められるのはあんなに嫌がるというのに・・・
今もねっとりと耳に残る断末魔・・・　腐葉土のような手触り・・・
正ちゃん・・・　ビタミンAが足りないよ・・・

>>33
まんじゅう・・・　日ごろ、饅頭を食べている人は、それが人間の首の
変わりに用いられた哀れな生贄だという事を知っているのだろうか・・・
その硬い歯が、やわらかな表皮に突き刺さるとき・・・まんじゅうは
何を思うのだろうか・・・
正ちゃん・・・　たまには烏龍茶が飲みたいね。

小麦粉まぜるのはいいんだよね・・・

>>36
駄目なんだ・・・混ぜるのは駄目なんだ・・・・
白い粉・・・魅惑の白い粉・・・・そんなものと僕を混ぜるというのなら
僕はきっと君を許せないと思うんだ・・・
君が二度と元に戻らなくなっても・・・僕は知らないよ・・・知らないんだ・・・
・・・・・・正ちゃん、たまご焼きが食べたいな・・・。

お前は犬、苦手なのか…？

★肉のＱ太郎★
http://salad.2ch.net/test/read.cgi?bbs=ymag&key=985475088
http://salad.2ch.net/ymag/kako/985/985475088.dat

ﾄﾞﾛﾝﾊﾟハナニシテルノ？

>>38
奴らは僕らを捕食しようとする・・・　極上なワインを舌で転がすように、
僕が恐怖する様を楽しむ・・・・
奴らの爪は、僕を切り裂くために存在し・・・奴らの牙は僕につきたて
られるためのみに存在しているのかもしれない・・・怖い・・・怖いんだ・・・。
正ちゃん、はやくしてよ・・・。

>>39
兄さんのスレッド・・・、まだ、見れない・・・見れないんだ・・・。
かちゅ〜しゃというブラウザなら見れるかもしれない・・・兄さんの残した
唯一の形ある形・・・。
正ちゃん、もうカップラーメンでいいよ・・・。

>>40
ドロンパ・・・誰だろう？似たような名前の肉はいたかもしれない・・・
アメリカ肉だったろうか・・・。いけすかないアメリカ肉・・・
荒んでいた兄さんや僕等は、彼等をひどく叩いた・・・叩きつづけた。
ついに動かなくなった彼等を、兄さん達は冷凍庫へ隠して・・・それから後は
知らない・・・知らないんだ・・・。
正ちゃん、お水が欲しいな・・・。

ドロンパ、輸入食肉だったのか・・・

>>43
君の言うドロンパがアメリカ肉かどうかは僕にはわからないんだ・・・
アメリカ肉は無口・・・　僕等が彼等を叩いても・・・
彼らは何一つ喋る事はなかった・・・黙って・・・黙って叩かれていたんだ。
正ちゃん、たまねぎが食べたいな・・・。

age

というか、料理されろよー

将来の目標は？

>>45
age・・・下がりきったスレッドをあげる行為・・・。人の目につくように・・・
完全に消えてしまわないように・・・。このスレッドが消えてしまった時、
僕はこの世から消えてしまう・・・。ageこそが生きあがく行為そのもの・・・。
正ちゃん、たいやきが食べたいね・・・。

>>46
料理・・・僕は料理されるとどうなってしまうんだろうか・・・・。
火を・・・熱を通された時点で僕は死んでしまうのだろうか・・・。
それとも、人間達の口に通された時点で死んでしまうのだろうか。
それともずっと・・・人間達の中で僕は生き続けるのだろうか・・・。
正ちゃん、僕にそんなものを食べろと言うの・・・？

>>47
将来の目標・・・。将来ってなんなんだろう・・・。
そもそも、僕に将来なんてあるんだろうか・・・。人間達にはある。
将来は希望。なんの色にも染まっていない、魅惑の白。
けれど、しだいに白は色づかずにはいられない・・・・・・
退廃の灰へ・・・絶望の黒へ・・・。
正ちゃん、メロンをはやく買ってきてよ・・・。

挽肉になるまえって何だったの？

付け合わせは何がいい？

骨付き肉とどっちが強い？

夏は暑いねぇ。

>>50
前世・・・前世なんて本当にあるのだろうか。
僕が生まれる前に、僕がなんだったか、僕は知らない・・・。
違う人生を知る事は、今の自分を思い知る事、
今は届かない前世を知る事はきっと心に黒い影を落とす・・・。
正ちゃん、小腹が空いたよ・・・・。

>>52
骨付き肉・・・彼等はアメリカ肉よりも、いけすかない存在・・・
彼等は自分達が骨を内包していることを自慢し、僕等を見下していた・・・
だから頭にきた僕等は彼等を骨と肉とにひきちぎってしまったんだ。
バラバラになった彼等がどんな生き物になるか、僕等は楽しみに
していたのだけれど、彼等が動くことは２度と無かったんだ・・・・・・。
正ちゃん、コーラが欲しいよ・・・。

>>53
太陽の光が、温度を上げすぎたシャワーのように肌に突きさる夏・・・
けれど、僕が汗をかくことはない。僕は、薄汚れた肉だから・・・。
正ちゃん、アイスクリームが食べたいね・・・。

>>54
空欄・・・その空欄に意味はあるのだろうか？その空欄に込められた
真意はなんなのだろうか・・・。考えても、考えてもわからなかったら。
僕は君の元をきっと尋ねてしまうだろう。その時は真実を教えて欲しい、
君が動かなくなってしまう、その前に・・・・。
正ちゃん、つけものが食べたいな・・・。

お前、臭いんだよ

レバニラってどうよ？

つけあわせはどうよ？

>>58
匂い・・・人間は匂いに好き嫌いをもつ・・・嫌いな匂いは臭いという
レッテルを貼り付け、避け蔑み忌み嫌う・・・・・・。けれど、それは、
本能だから・・・。自分自身を危険から守るための本能だから・・・。
だから僕の匂いを君が嫌いになる事は当然なんだ。
正ちゃん、焼き魚が食べたいな・・・・。

>>59
レバーとニラ・・・この組み合わせは人間達に精力を与え、盛りをつける・・・。
盛りのついた人間は、そのエネルギーをどこへ向けるのだろうか・・・。
正ちゃん、レバーを生でいっしょに食べようか・・・。

>60
付け合わせ・・・、味や彩りを引き立たせるために料理に添えて出される存在・・・
付け合わせは、自分の生涯をどう捕らえているのだろうか・・・。
主賓を引き立たせるためだけに、硬く平らな斬首台に乗せられる付け合わせ・・・。
その生涯は幸せなのだろうか・・・。
正ちゃん、鯵が食べたいよ・・・。

つーか、いろいろ食べてる見たいだけど、排泄は？

>>63
僕が食べた、あの食べ物達はいったいどこへ行くのだろう・・・・・・
どんなにたくさんの量の食べ物を食べたとしても、僕の体重は、
ほんの少しも変わる事はない・・・。きっと、僕が食べたものは
天国へ行くんだと思う。そこで安らかに眠るんだ・・・ずっと・・・。
正ちゃん、キムチが食べたいね・・・。

キムチまざったら辛くなっちゃうよぉ

挽肉っていいとこの肉つかってないし・・

一緒に地獄へ落ちようよ。

もう、あきらめて食われちゃおうよ。腐るよ？

>65
人間は辛いものを食べると、その身体も辛くなるのだろうか・・・。
僕は、まだ人間を食べた事はないけれど・・・少し興味が沸いてきたよ・・・。
生きる事は挑戦する事・・・挑戦をやめた時、僕の人生は終わってしまう。
正ちゃん、小腹が空いたね・・・。

>66
僕の親はどんな肉だったのだろうか・・・
やはり兄さんのような肉なのだろうか・・・１つわかる事は、
僕の親は僕が生まれた時点で、粉々に砕かれているという事だけ・・・。
正ちゃん、ピーマンが食べたいね・・・。

>67
地獄ってなんだろう。罪を犯した人間は地獄へ落ちる・・・。
罪とは、他の生き物を人間を苦しめる事・・・。罰せられるべき罰。
けれど、他の生き物を苦しめる事が本当にいけない事なのだろうか。
正ちゃん、冷やし中華が食べたいよ・・・。

>68
僕はまだ食べられるわけにはいかない・・・。もし、君が僕を食べると
いうのなら。僕は、君を元に戻らないカタチにひしゃげなければならない。
僕はまだ生きたいから。まだまだ、考えていたいから・・・。
正ちゃん、ひじきが食べたいね・・・。

ちょっとぉ、セクハラはやめてよね！

>71
セクハラ・・・僕は女の人の身体には興味がない・・・。
僕は挽肉だから・・・、汚らしい挽肉だから・・・。
これ以上、僕にそんなレッテルは貼らないで・・・。
そうでないと、僕はきっと君が許せないから・・・。
正ちゃん、雑炊が食べたいよ・・・。

フライパン