電車のモーターの方式
これまでの旧型電車では、モーターを台車枠と車軸とで支える、吊り掛け式が採用されていました。
吊り掛け式は国鉄クモハ42系電車、国鉄70系電車、東武鉄道5000系電車が有名です。
この方式では、モーターが直接振動を受けるため、傷みやすく、また、モーターを頑丈に作ると、
逆にレールが傷みやすくなります。
吊り掛け式は、走行時には、ウォオオオオオ〜〜〜〜ンといった感じの吊り掛け式特有の
激しいモーター音を発します。今は、カルダン式が主流で、吊り掛け式はだんだんに少なくなっています。
吊り掛け式は、カルダン式と比較して、構造が簡単で、理解しやすい構造です。