>>189 彼女の手をしっかりと握り、放さないでいてください。
それがあなたにできる唯一のことです。
>>196 まて、行ってはいけない!
男はあらん限りの力で女の手を握り締め、引き寄せる。
>わたし・・・あんたのこと・・・好きだったよ・・・
>・・・・・・サヨナラ。
彼女はそう告げ、生け贄の命を果たすべく、逆巻く渦の中へ身を投じた。
轟音を立て、海面に暴れる悪魔のごとき大渦は一瞬のうちに彼女の姿を消し去った―
静けさが戻った海面には悲壮にくれる男の姿と慟哭のみがあった。
― 完 ―
文芸部作品集第2弾、テーマの割り当てはファンタジー悲恋物語、
まだプロットの状態といって言い出来ですがこんなものでいかがでしょうか?
あまり自信はないのですが。
>>198 信じることが出来る人がいる、ということは素晴らしいことです。
たとえそれがただ一人でもね。
信じる人に対して報いることが出来るのはあなたもその人を信じることだけです。